ウラジーミル・ナボコフ 第三章

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1吾輩は名無しである
Vladimir Nabokov:
http://en.wikipedia.org/wiki/Vladimir_Nabokov
http://www.answers.com/topic/vladimir-nabokov

《関連サイト》
Vladimir Nabokov Appreciation Society
(A fan presents quotes, thoughts and links)
http://www.fulmerford.com/waxwing/nabokov.html

Sites About Lolita
(Helpful page of links to online literary criticism of Nabokov's novel)
http://www.ipl.org.ar/cgi-bin/ref/litcrit/litcrit.out.pl?ti=lol-339

Vladimir Nabokov Centennial
(Biography and excerpts from his publishing house)
http://www.randomhouse.com/features/nabokov/biography.html

《過去のスレッド》
ナボコフ(ロリータ)
http://makimo.to/2ch/mentai_book/964/964678126.html

ナボコフについて
http://makimo.to/2ch/book_book/987/987780005.html

ナボコフ 2
http://makimo.to/2ch/book3_book/1024/1024407321.html
2吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 03:16:47
ようやく立ちましたか。>>1、お疲れ様。
3吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 03:19:42
重複スレッド
【Vladimir Nabokov◆V】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1133609517/l50
4吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 03:25:37
日本ナボコフ協会
http://vnjapan.org/main/
日本ナボコフ協会事務局
http://www10.plala.or.jp/transparentt/jimukyoku.html
5吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 03:28:28
やっと次スレ立ちましたか。
若島訳が出たばかりなのになかなか立たなくて困ってました。
>>1乙です
6吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 03:30:06
そこはかとなく自演の臭いが
7吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 03:35:57
>>2と前スレの終了は俺だよ。まぁせっかくの新スレ、いけず言うなや。
8吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 03:39:48
これでやっとナボコフの話ができるな。
9吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 04:37:20
我が肉のほむら
我が肉のほむら
我が肉のほむら
我が肉のほむら
我が肉のほむら
10吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 04:43:46
ふくらし粉入りの連中 ふくらし粉入りの連中 ふくらし粉入りの連中
ふくらし粉入りの連中 ふくらし粉入りの連中 ふくらし粉入りの連中
ふくらし粉入りの連中 ふくらし粉入りの連中 ふくらし粉入りの連中
ふくらし粉入りの連中 ふくらし粉入りの連中 ふくらし粉入りの連中
11吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 04:45:50
loinsは腰です。fire of my loins=我が腰の炎。
誰だ、「ふるえ」とかわけわからん訳語を持ち出すのは。
12吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 05:32:44
>>7
お疲れ。
もう、スレタイでのごたごたは
終わりだな。
本題に入るべ。
13吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 14:53:51
ロリータ新訳を読んだ方、何か感想はありますか?
訳についてだけじゃなくてロリータ自体についても。
14吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 14:56:31
ロリータ(;´Д`)ハァハァ
15吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 15:02:38
ヤギカル乙
16吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 16:26:28
353:リガー・モーティス

第一発目の書き込みがこれでは、いかにも縁起が悪いけど。

 ビアズレー校で、指導牧師をしているリガー(Rigger)に、女子生徒たちがつ
けた仇名がこの「リガー・モーティス」(Rigor Mortis)。rigor mortisとは
、つまり「死後硬直」のことですね。
 しかし、「リガー・モーティス」としたのでは、たぶんわかる人は少ないはず。
そこで考えた案が、「シゴール・コルチョック」。これは、名前としていちおう可
能な範囲にあるので、相当未練があったんですが、考えてみるとこれでは「リガー
」の名前を変えてしまっているため、彼が出てくるところをぜんぶ変えなくてはい
けないことになり、さすがにそこまでする勇気はなくて、結局ボツに。なんとなく
今でも心残りなので、ここで公開することにしました。

 そこでクイズを一つ。上の例のような言葉遊びで、一度しか出てこないからま
あいいかと思って、原作の名前を翻訳では変えてしまったキャラクター二人(そ
の二人でペア)が見開きのページにいます。さて、誰と誰のペアでしょう? わ
かった方は、乱読掲示板のほうに書き込んでください。
 ヒント。どういう言葉遊びかは、『ロリータ』の本文中に書いてあります




17吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 16:27:00
320:我が紫の上よ

「本当にすまない、我が恋人よ、我が紫の上よ」
これはハンバートの台詞ですが、現実の会話でこんなことを口にする人はいません。
「我が恋人よ、我が紫の上よ」というところは、原文では"my darling, my own
ultraviolet darling"です。つまり想像すると、ここで実際にハンバートがしゃ
べった言葉は、"my darling"だけだったのでしょう(それなら、訳としては「本当
にすまない」だけでいいかもしれません)。そこへ、今この手記を書いているハン
バートが、勝手に"my own ultraviolet darling"という部分を書き加えているのです。
 実は、この箇所だけではなく、ハンバートが書き手としてこのような加筆を行い
、およそ現実には発話できない台詞に変えてしまっているところが『ロリータ』の
あちこちにあります。自分の台詞を書き換えるだけではなくて、他人の台詞まで変
形している例もあります。これは『ロリータ』の文体の特徴としては大きな点なの
ですが、翻訳ではそれをわざと露骨な形で出しておきました。というわけで、この
小説の中に出てくる会話は、かなりへんてこなことになっています(翻訳が下手な
せいだと思われたかもしれませんが、実はそういう事情なんです、すみません)。
これは大きな問題なので、また場をあらためて書きたいと思っています。
先のハンバートの台詞に戻って、「紫の上」というのは、実は"ultraviolet"
のある意味では直訳のつもりです(つまり、「紫外線」というのは「紫の上」)
。それがたまたま、『源氏物語』の「紫の上」に通じ、彼女がいわば「ロリータ
」なので、おもしろいんじゃないかと遊んでみたわけ。
そこでまたクイズを。上の例のように、この翻訳には日本文学のキャラクター
を意図的に借用したのがもう一人紛れ込んでいます。さて誰でしょう? これはい
くらなんでもミエミエですけど。
18吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 16:27:44
68:歯の抜けた口

シャーロットの家に下宿人として住み込んでいたとき、ハンバートが朝に部屋
を出たら、その外に朝食のトレイが置いてあり、「早く部屋に持って入ってく
れと言わんばかりに、歯の抜けた口をあけてこちらをにらみつけている」とい
う描写。
実はこれ、今回翻訳していて、ハテナ?と立ちどまった箇所です。
朝食のトレイが「口をあけて」いるみたいに「こちらをにらみつけている」
のはわかるとしても、どうして「歯の抜けた」口なんでしょう?
こういう疑問がわいたとき、ナボコフの小説だと、必ずと言っていいほど答
えはちゃんと本文中に書いてあります。そこで、この近くを探してみたら、あ
ったあった、やはり答えが見つかりました。
 ハンバートがトレイを見つける前に、ロリータが部屋の外から声をかけて、
「お母さんに言わないでね、あなたのベーコンぜんぶ食べちゃった」と言っているのです。
 つまり、ベーコンが歯に見立てられていて、それがぜんぶなくなっているの
で、「歯の抜けた口」という比喩になっているわけです。
 この比喩、なるほどと唸りました。わたしにとって、ナボコフを読んでいて
よかったと思う理由の一つは、こういう発見の喜びです


19吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 20:51:21
ディフェンスの方が好きだな
20吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:36:34
>>18
こーゆーのって、歯の抜けた口→空間の出現→ベーコンが無くなったトレイ、
ってゆー、なんつーか、意味的な比喩探しでしょう?
たぶん、そーゆーのってネイティブなら、もっと直感的に、もっといっちゃうと
音楽的に感じとれる比喩なんじゃないかなあ・・・、べつに「発見」するよーな
ことじゃないってかんじで、ちと、くだらないとおもう。
21吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:38:14
俺英語が達者だから英語で書かれたこんな言い回しまで理解できちゃうんだよ
ナボコフみたいな特に言い回しが凝ってる作家まで、こんなに理解できちゃううう
みたいな、一昔前の田舎もんの洋行帰り的な恥ずかしさはあるね。

22吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:39:03
くどくど言い訳するくらいならそんな訳にしなきゃ良かったじゃん。
でもそういう訳にしておかないと、
せっかくの「発見」が気づかれにくくなっちゃうか。

しかしクイズとか出しちゃってるのもお寒いですな。
23吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:40:33
「発見翻訳」はくだらない。翻訳なんて見落としがなけりゃそれでいい。
あんまり、人のまわしで相撲を取るようなマネはして欲しくない。
しょせん翻訳家なんだからよ。
この人はナボコフの翻訳を通して、自己の文学的な才覚みたいなものまで
旺盛にアピールしようとしているフシが感じられて気に喰わない。

24吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:41:23
>>97みたいな比喩って外国だと面白がられるのかね。
俺は別に面白いとは思わないし、むしろわかりづらくなってて
単にナボコフのオナニーにしか見えないよ。
25吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:42:14
言葉遊びなんて普通の事だろ。
26吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:42:50
IDでないからやりたい放題だなwwww
27吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 00:24:05
でじゃびゅ
28吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 02:42:02
若島ロリータを読み始めたんだが、本当に註が少ないね。
別に解釈に踏み込む註はなくてもいいけど、語句説明ぐらいちゃんとつけてくれよって感じ。
不親切すぎないか? 高い金払ってるのに。

文庫本のほうはもっと註がついているのかね?
29吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 22:49:30
スレ3つ。
いよいよ綿矢りさをしのぐブレイクでつね。
30吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 02:07:15
ナボコフも泣いて喜んでいることだろう。
31吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 03:05:48
ナボコフヨーロッパ文学講義落札キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
32吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 03:13:09
手抜き翻訳の若島は最低だな
33吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 05:51:31
>32
怒るなよ
もっと優しくしてw
34吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 06:54:58
手抜きはしとらんだろ手抜きは
最高にぐわんばっとるだろ若島は

問題は下手くそなとこだけだろ
35吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 09:10:27
若島氏の欠陥は詩的感性に乏しいところ。
なんでも数学的に捉えればいいってもんでもないと思うのだが・・・
36吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 09:31:29
>>31
ヨ文(82年の箱入りのやつね)の装丁は美しいなあ。。。
あんなシックな本はなかなかないね。綴じや紙質も抜群だし。
新装版はなぜかレゲエ調の恐ろしく安っぽい本になってしまったね。
センスのギャップすごすぎるw
37吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 12:01:05
おはなさん、こんにちは。
当日は、場所が場所だけに、ややマニア向きの話になる予定です。しゃべる中身は、某誌に掲載後、加工してこちらの別館に移すつもりをしています。
『ロリータ』は、誰が何をしゃべろうが、ビクともしない小説ですから、何を耳にしたところで大丈夫。どうぞご安心を。
たしかに、『透明な対象』から入ったという(かなり珍しい)読者は、たぶんナボコフの何を読んだところでそんなに驚かないはずです。
当日には、ナボコフの翻訳者が何人か出席予定。北山克彦さん、加藤光也さん、沼野充義さん、中田晶子さんがいらっしゃいます
38吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 06:56:04
なんか直訳すぎて意味がとりにくい感じがするんだけど、新訳。
「私は、両目をつぶった70マイルから片目をつぶった50マイルに速度を
落とした。」って、何だよこれ。
39吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 07:50:09
既出だとは思うけど、『青白い炎』の翻訳が
アマゾン書評でボロクソにけなされまくってたね。
40吾輩は名無しである ::2005/12/09(金) 08:39:22
>38
ひどいとかまずいとかいうレベルを超越しとるな。
ナボコフ本人がこれを知ったら激怒して墓の下から
飛び出してくるだろうな
41吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 10:35:15
せめて原文読んでから批評しろよw
42吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 11:04:43
ナボコフの訳は厳密には不可能なのかな。
43吾輩は名無しである ::2005/12/09(金) 14:46:17
>41
ロリは正直読んでないけど、短編はけっこー原文で読んだよ。
だからナボコフ本来のテイストも多少わかってるつもりです。
個人的な印象だと、文に丸みがない感じは若島とナボコフに
共通してると思う(あいまいすぎ?)
でもそれだけだ。語彙力その他もろもろに天地の開きがある。
4438:2005/12/09(金) 15:18:02
ちなみに「両目をつぶった」は原文ではblindで、「片目をつぶった」はpurblindです。
英語でこう言われるのは理解できるんだが、日本語でいきなりこんな訳し方されると
何だこれ?って感じがする。
45吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 17:46:30
ナボコフを直訳することは決して悪くないと思うが
これは直訳でもないんだよなあ
4638:2005/12/09(金) 19:39:28
原書を買うことにした。詳註版。
不可解な訳が多いし。
結局高いものについちまった。
47吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 19:41:33
>>46
でも、表紙の絵で三回くらいはオナーニできそうじゃね?
4838:2005/12/09(金) 19:42:33
いやいやw
ロリコンじゃないしw
49吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 19:57:06
駄目じゃん
50吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 22:14:21
ナボコフが評価した、好きだった作家って、ロ文、ヨ文で掲げた大御所たちや
セルバンテスなんかを除いて、ほかにどんな人がいるんだろう?
51吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 12:49:54
>>50
ジョン・チーヴァーを好きだと言った、というのを聞いたことがあります。
52吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 15:28:05
アラン・ロブ・グリエ、メルビル。これは確実。
あと、どこかでグレアム・グリーンだったかイヴリン・ウォーだったか
を好きだといっていたのを聞いた覚えがあったような、なかったような・・・
うろ覚え。
53吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 15:50:36
「メルビル」って書かれると一瞬誰?と思っちまった。
54吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 16:58:10
「走れウサギ」の人

ナボコフが短編小説1位がチーバーで2位にアップダイクを選んだんだよね
55吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 18:42:34
逆にフォークナーは苦手だったみたいね。
ヘミングウェイをどう思っていたのか気になる。
56吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 20:35:56
ベルクソンは愛読していた。ヴィトゲンシュタインには影響を受けたらしい。
ディーネセンは大好きだった。
57吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 20:37:02
皆さん詳しいねえ。
58吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 20:42:59
もしナボコフが日本語を解したならば、吉田健一を激賞したはずだ。
59吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 20:51:35
>>58
激しく同意。いいですよね、吉田健一。読みたくなった。
60吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 21:23:34
もしナボコフが日本語を解したならば、鬼才Yoshiを激賞したはずだ。
61吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 21:33:09
>>58
ああ。。俺もそれは禿同。
62吾輩は名無しである:2005/12/10(土) 21:37:02
>>60
俺も同意。
63吾輩は名無しである ::2005/12/11(日) 13:27:59
内田百けんなんかも可じゃない?
64吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 14:56:40
ていうかそんな仮定のこと言ってても意味なくない?
65吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 19:30:02
意味?そんなものを文学に求めてるようじゃまだまだ青いw
66吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 21:11:28
エドマンド・ホワイトの処女作を激賞したって書いてあったような気が
します。
67吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 21:36:03
>>65
意味のない文学があるかよ。全く知らない外国語の文学でも読んでろ。
68吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 21:38:27
>>67
すんません、ナジャの読解オナイします。

自分の言葉で。
69吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 21:42:39
プルーストはどのくらい好きだったのかな、ナボたんは。
70吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 21:48:07
>>68
ていうかナジャは十分意味があるだろ。普通に読める小説だし。
レトリスムぐらい出して来いよ、意味のないって言うなら。
71吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 21:51:35
>>70
追える筋があるのと、意味があるのは違うと思うが。まぁいいや。
72吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 21:52:55
>>71
いや、よくない。ちゃんと説明しろ。
73吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 21:57:24
そもそも68はナジャを読んだことがあるのだろうか
7468:2005/12/11(日) 22:04:08
『私』で始まり、『だろう。』で終わる一定の長さを持った文章がみな
『文学』かい?

茶々に入れた茶々に入れた茶々に入れた茶々に、そうからむな。
75吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:06:32
>>『私』で始まり、『だろう。』で終わる一定の長さを持った文章がみな
>>『文学』かい?

え? 誰がそんなこと言ったんですかw
76吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:09:23
あのさあ、『ヨーロッパ文学講義』読み返そうよ。
77まり ◆d8n7WoOMQ. :2005/12/11(日) 22:09:30
みなさん「意味」の奴隷なんですね。
78吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:10:56
>>『私』で始まり、『だろう。』で終わる一定の長さを持った文章がみな
>>『文学』かい?

この発言も、意味不明だからおそらく文学なんだろう。
79吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:12:11
で、68さんは『ナジャ』を読んだことがあるんですか?
80吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:16:10
ナジャじゃなくて溶ける魚くらい挙げておけばよかったのに
8168:2005/12/11(日) 22:16:46
くどいね(笑
手持ちの「ナジャ」が

>私とは誰か?

で始まり、

>さもなくば存在しないだろう。

で終わってるの。
82吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:19:03
>>68
だから何ですか?
83吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:21:24
>>68ってよりも>>81といったほうがいいな。
そのことと「一定の長さを持った文章がみな 『文学』かい? 」がどう関係あるんだか
理解できません。一言でもそんなこと言いましたか?
84吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:22:46
>>『私』で始まり、『だろう。』で終わる一定の長さを持った文章がみな 『文学』かい?

そもそも日本語としておかしくないですか?
85吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:26:25
Que suis-je?   〜    La beaute sera convulsive ou ne sera pas.

ですけどね、原書だと。
86吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:29:00
La beaute sera convulsive ou ne sera pas. っていい表現だねえ。
ナジャはいい小説だな。
87吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:30:27
そういえば「ナジャ」って名前はロシア語から来てるんだな。
88吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:31:43
>>74は、>>73の問いに対する答えと>>70への茶々。
そもそも俺>>65じゃ無いんだけどな。
もう開放してよ。俺が悪いでいいから。
89吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:33:28
いや、駄目。ナジャについて一緒に語り合いましょう。
90吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:34:30
断る(にっこり
91吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:36:01
ジョイスの「フィネガン」をぼろ糞にいったのは有名だね
「ユリシーズ」は褒めていたが
「いんちきな民話の寄せ集めで・・・」ってぼろくそ
92吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:36:28
>>89
あんまりいじめるなよ。
まあいいじゃんか
93吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:41:16
最近読んだモラヴィアの『軽蔑』に
『ユリシーズ』が出てきて、ジョイスの解釈が見も蓋もないものとされてた。
もっともだと思ったが
94吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:43:13
若島には返金してほしいよ。だまされてあいつのロリータ買っちまったし。
95吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:44:34
>>あいつのロリータ買っちまったし。

ちょっと語弊のある言い方だった、時節柄。すまん。

でも返金しろ。
96吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:45:19
いやぁね。
97吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:47:40
>>95
あはは
98吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 00:21:27
たくさん女の子が殺されたのは、やっぱり若島の呪い?
99吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 00:32:43
いい加減トリップつけろよ粘着君
100吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 00:50:30
しゃあ無いな、獲ったるわ100ゲット
101吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 02:53:20
そうだね、若島信者にはトリップをつけてもらいたい。
102吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 11:07:10
話を若干戻すが、ヘミングウェイには肯定的。あとは、ウェルズ、グリーン、ジュネ(?)あたりも。



R(インタヴュアー):ジョイスとウェルズを高く評価なさっていますね。このふたりの作家の根本的な違いを簡単にご説明いただけますか。

N(ナボコフ):ジョイスは、ことに『ユリシーズ』は、現代文学のなかでは群を抜いている。
天賦の才という点ではいうまでもなく、作品の構成の目新しさという点でもね。
ウェルズはたしかにいい物書きだが、同程度の作家ならほかにも大勢いるだろう。
(『ユリイカ』1991年10月号より)


著名な作家の中にも彼に言わせればほとんど凶悪犯同然の天真爛漫さを持つ人間がいるという。
彼が大嫌いなのはゾラ、スタンダール、バルザックにトーマス・マンだ。
 ナボコフは、ヘミングウェイの『老人と海』における魚の描写や、
グレアム・グリーンの『燃えつきた地図』における密林を描いた一節や詳細な身体描写について、
熱をこめて語った。
「これまで読んでみたところでは、フランスの前衛小説はどうも芸術家としての食欲をそそらないね。ときどきいい箇所があるくらいだ。
それくらいなら、ショーにだってできる」。
ジュネはどうかとたずねてみた。
「かなりの敷地がある。おもしろいお伽の国だな」。
(『インタヴューズ』下巻より)
103吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 13:39:35
>>102

若島の翻訳だね
104まり ◆d8n7WoOMQ. :2005/12/12(月) 19:53:45
逆にナボコフ先生を激しく誉めていた同時代の人って誰かしら?
カポーティーが今のアメリカの作家はクズばかりで、って吼えていて
アップダイク、メーラー、フォークナー、へミングウエイなんかを情熱的かつ
丹念にこきおろした末に、じゃナボコフは?って聞かれて、ううぅ・・・
彼は別だ、彼は芸術家だったかもしれない・・・って答えてたのが
すごい印象的だった。
105吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 20:05:14
ピート・タウンゼント
106吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 22:15:39
>>102
>おもしろいお伽の国だな
って、そりゃナボコフの小説のほうじゃねぇのかwwwwwwwwww。

とジュネを一作しか読んだことのない俺が言ってみる。
107吾輩は名無しである:2005/12/13(火) 21:44:43
■[book]何かが空を飛んでいる 稲生平太郎 00:28
若島正氏推薦。若島氏と稲生=横山氏は古くからの友人で*1、前者が在学中は将
棋部に所属していたのに対して、後者はその近所の京大ピラミッド部に所属して
いたそうな。もちろんスキー部よろしく長期休暇にエジプトに旅立つ部活、とい
うわけではなさそうだ。

UFO(未確認飛行物体)マニアであるが、神秘主義者ではなく、宇宙人目撃例と
古くから伝わる妖精目撃談との類似を軸に、人間はそういう幻覚めいたものを見
るものだと主張する。それだけならただの反宇宙人存在説な人だが、この人はそ
のような幻覚・妄想を見てしまう人間にこそ神秘があると思っている人のようで
す。

「宇宙人信仰はレイシストに繋がる」というまともな意見も書いている。確か
に自己肯定の先はそれだよな。この本の一番の謎はこんなにまともな事ばかり
書いているのに、何故この人はUFOマニアであるのかという事だよな。

それにしてもこの感じの文体はどこかで見た事があるような・・・。罵倒し
ない山形浩生氏?(撞着語法) うーん、いしかわじゅん氏かなあ・・・。
とにかくそんな感じ。


108吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 03:21:11
俺の英語力が拙いのかもしれないけど、ロリータ原文を新訳参照しながら読んでるが
若島訳がことさらおかしいとは全然思わないよ。
ちょっとバカにしすぎじゃないの、みんな。
109吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 03:36:22
そりゃ全部がおかしいわけじゃないよ。
でも不可解なところが散見される。
注釈が少ないところも腹が立つ。高いのに。
110吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 11:50:40
>>108
みんなじゃなくて一人が騒いでるだけだろ。
111吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 14:11:37
むしろどうやったら若島のロリータ翻訳に満足できるのか知りたい
112吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 14:15:06
ティンポいぢりながらだったら満足だろ
113吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 14:21:03
ていうかそもそも新しい『ロリータ』をおまえら読んだのかと。
ほとんど感想のカキコがないし。
114吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 15:31:28
若島のトークショウで質問しなさい
115吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 19:05:54
56:小児麻痺
「マックーとこの女の子って? ジニー・マックーのこと? ああ、あの子って
キモいのよ。それにイジワルだし。それにビッコだし。小児麻痺で死にかけて」
ご記憶でしょうか。ロリータが初めて口にする台詞がこれです。
小説のヒロインが初登場するときの描写や、初めて口にする台詞は、彼女に対す
る読者の印象をかなり決定づけるだけに、小説家はおそらく細心の注意を払って
書くものでしょう。ところが、このロリータの台詞はとんでもなくショッキン
グで、今ならPCに抵触するかもしれないきわどい言葉なのに、それについて
あまり論じる人は見かけません。みんな忘れてるんでしょうか? それとも聞
かなかったふりをしてるんでしょうか?
実は、『ロリータ』でわからないこと、気になることが、わたしにもたくさん
あります。そして、ずっと前からいちばん気になっていたのが、この台詞なの
です。ハンバートも、おそらく無意識のうちにこの台詞をずっと気にしていま
した。その証拠に、小説の終わり近くになって、ロリータに再会したとき、ハ
ンバートは「ときどき思うんだがな、あのマックーさんとこの女の子はどうな
ったのかな? 良くなったんだろうか?」(394) と言いかけて、その言葉を呑
み込みます。そう、どうしてハンバートはそのときにジニー・マックーのこと
を思い出したんでしょうか?
ここでちょっと背景知識を。『ロリータ』が物語の主要な時間設定としているの
は、1947年から1952年にかけての間です。そして、ちょうどその期間は、小児麻
痺が全米で猛威をふるい、大きな社会問題になっていた時期でした。感染がピー
クに達したのは1952年のことで、患者数は全米で6万人以上にもなり、3千人以
116吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 19:06:50
が死亡したと言われています。ジョナス・ソークが大量生産に成功したポリオ
・ワクチンがようやく普及したのは1955年、すなわち『ロリータ』が出版された
年でした。つまり、そういう時期に、なぜナボコフはこの台詞をわざわざ口にさせたのか
、1958年に『ロリータ』を手にしたアメリカの読者がこの台詞を目にしてどういう反応
を示したのか、それが気になるのです。ただ単に、女の子が持つ残酷さを表すた
めだけのことだったのでしょうか? わたしには、何かそれ以上のものがあるような気がしてなりません。
もちろん、より広い視野で眺めれば、この問題は『ロリータ』におけるいわゆる
「差別」の問題へとつながる種子を秘めています。たとえば、人種の問題につい
て、ナボコフは『ロリータ』できわめてデリケートな書き方をしていますが、そ
れについて触れようと思うと、また稿を改めなくてはなりません。
わたしにとって、小説を読むという行為の意味の一つは、こういう気になる
ことをぼんやりと、しかしつねに念頭から捨て去ることなく、考えつづけることにあります。

117吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 19:08:51
395:新品の神
『ロリータ』には、「新品」(brand-new) という言葉がよく出てきます。数えて
みると、全篇で13回使われています。これだけ頻繁に使われているのは、おそら
くこの言葉が当時の宣伝広告によく出てきて、それをハンバートが揶揄的に(そ
して魅惑も感じながら)反復していることを表しています。一時期はやった言葉
で言うなら、「おニュー」という訳語も使えるかもしれませんが、ここではすべ
て「新品」で統一してみました。
その中で、最も普通に使われそうなのは、「新品の車」(298) でしょう。製品に
使う通常の例としては、他にも「新品の高価な鞄」(48)、「新品のスーツケース
」(222) があります。


118吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 19:10:37
 しかし、いくら製品とは言っても、「新品の車椅子」(68) にはなんとなく妙な
感じがあります。車椅子をこういう言葉で宣伝する図というのはなかなか想像で
きませんからね。

 ハンバートはさらに過激になります。つまり、この言葉を人間の形容として使
うのです。「新品のアメリカ市民であるこのハンバート・ハンバート」(147)、
「新品の若い義母」(322)、「新品の赤ん坊」(404) といった調子です。「新品
で実物大の妻を乗りこなしながら」(106) というのは、シャーロットを新車に見
立てた比喩であることはもうおわかりでしょう。
 とりわけ極めつけは、本項のタイトルに出したこの「新品の神」。これはハン
バートがロリータに向かって言う台詞の中に出てくる言葉ですが、いくらなんで
もこれはめちゃくちゃで、No.002で説明したような実際の発話としてはありえな
い言葉の一例です。ですから、ハンバートはすぐに「(記憶は曖昧。)」とカッ
コ書きで付け足すわけです。

 この「新品」(brand-new) という言葉は、アメリカニズムではありませんが
、それでもハンバートの目には、宣伝広告に毒されたアメリカを象徴する言葉と
して映っていたに違いありません。まさしく、ここは「新品の、狂おしいほどに
新しい夢の世界」(187) なのです。
119吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 19:41:22
何なんだ、いつもコピペしてる奴。うざすぎ。
例の若島コピペもこいつか?
120吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 13:49:09
前スレで話題に上がったいた、若島の『乱視読者の冒険』に収録されている大津栄一郎との論争を読んだよ。「新冒険」にはこの文章は収録されていないのね。
内容は「ナボコフに意訳は許されない」との論旨で、大津訳の『賜物』とケチョンケチョンにしている。で、これを書いておいて、大久保訳のロリータに「意訳でもOK」はないよな、とは思ったよ。

まあ、こんな論争しちゃうくらいだから、この本は若書きに溢れていて、最近の彼の書くものより、こっちの方が好きかもしれない。
それはそれで、この本の冒頭で若島がナボコフの発言として
「文学とは、科学の精密性プラス詩の官能性である」
と言及してるんだが、これって逆の「科学者の情熱と芸術家の正確さ」間違いじゃないの?
これに限らず、ナボコフの逸話について、いろんな人が発言してるんだが、けっこう微妙に違うんだが、そこら辺りどうなのよ、と。
例えば、ナボコフが、アメリカに入国した際の、税関でのボクシングの逸話。ナボコフの前でボクシングの真似事をしたのは、税関職員2人なの? それとも、税関職員と息子(ドミトリィ)なの?
一次資料を持ってる人いたら、確認を求む。

あと、>>102なんだが、グリーンに『燃えつきた地図』なんて作品あるんですか?
121吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 16:12:53
>>120

僕も「冒険」のほうが「新冒険」より好きですね
あとがきが恐ろしく感動的でね
「アーダ」をもってスイスに行ったら、フランス人編集者とあって
その人のかばんからも「アーダ」がでてくるあたりが凄いよね
大津栄一郎との論争を読めば若島の翻訳者としての凄さが分かるね
122吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 16:17:40
その翻訳者としての凄さをぜひ『ロリータ』でも見せてもらいたかったものだ
123吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 20:50:18
もしLotitaを谷崎潤一郎が訳したらどうなったであろうと想像する。
124:2005/12/15(木) 20:51:12
Lotita --> Lolita
125吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 04:07:29
>>122
何気にきついこと言いますねw
126吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 20:36:48
まあまあ、いいってことよ。
127吾輩は名無しである:2005/12/17(土) 17:07:36
Jarita, jest of my jinx, sire of my semen. My breath, my blood. Ja-ri-ta.
128吾輩は名無しである:2005/12/17(土) 17:19:50
>>120

たしか「英語青年」か何かに、「改訳したい名作」みたいなアンケートで
若島が「賜物」含め10冊ぐらい上げたら
大津栄一郎が怒って論争になったんだよね
129吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 04:18:44
大津はそれなりにひとかどの人物だとおもう。
若島みたいなオタクに馬鹿にされたら、そりゃだまってられないだろうよ。
なんとも気の毒なはなしだw
130吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 09:23:40
「ランス」を読みくらべてみると、『ナボコフの一ダース』の中西より、
そして『ナボコフ短篇全集』の若島より、
『20世紀アメリカ短篇選』の大津がいい仕事をしていることがわかるよ。
131吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 09:47:26
それにしても『賜物』の訳は酷いと思うが・・・。
132吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 11:09:13
翻訳観の違いだよね
若島の研究会で大津の翻訳を読んでいて
ここもおかしい、ここも
とメンバーから続々と誤訳を指摘されるとこは
面白かった
133吾輩は名無しである:2005/12/20(火) 14:31:19

<補足>
 言うまでもなく、『ロリータ』注釈本としては、Alfred Appel, Jr.が書いた
The Annotated Lolitaがすでにあります。スタンダードな注釈をお求めの方は、
そちらをまずお読みになることをおすすめします。ここの別館では、アッペルと
同じことをやっても無意味なので、その注釈本に書いてあるようなことはほとん
ど扱いません。どうぞあしからず。
 それから、「ネタバレ注意」とある項目は、必ず『ロリータ』を一度通読して
からお読みください。とはいえ、その項目には何らかの「正解」が明かされてい
るわけではありませんので、お間違えのないように。
134吾輩は名無しである:2005/12/20(火) 14:33:53
本日「ディフェンス」を12冊ほど買い占めてきますた。
135吾輩は名無しである:2005/12/20(火) 14:57:52
若島氏に期待せず普通にAlfred Appel, Jr.の注釈本を買ったほうがよさそうですね
136吾輩は名無しである:2005/12/20(火) 20:49:09
うぉ。もうディフェンス絶版かよ。早。
137吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 15:35:35
ナボコフ生誕100年記念刊行だったからじゃね?
もう5年以上経ったし・・・
138吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 20:36:34
「ディフェンス」ってちょっとめずらしい布張りチックなカバーだったよな?
最近のもあーなん?
139吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 21:13:16
ロリータって映画化すると糞だね。2作とも。
140吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 21:48:13
ロリータの最近のはちょっといいよ
映画の話
141吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 02:58:28
ドミニク・スウェインはビッグになれないね。
142吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 16:28:03
ライン版のロリータは
モリコーネの音楽がよかったなぁ。

で、新訳のロリータって、もう出てたのか。
143吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 02:19:34
モリコーネの音楽は異様にエロティックで倦怠感に満ちておりましたな。
音楽単体ではよかったと思うけど、原作とはまったくイメージ違うじゃん、とは思いましたよ。
個人的には、もっと煌びやかな音楽でいいと思うんだが。
そいや、『愛のエチュード』も変に重々しい雰囲気の映画になってたなぁ、と。
144まり ◆d8n7WoOMQ. :2005/12/23(金) 08:47:15
キューブリックとナボコフなんて、いかにも相性が良さそうですけど
期待したほどではなかったなぁ。
むやみにピーター・セラーズの印象ばかりが残る映画ってかんじ・・・
145吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 10:07:33
ナボコフが脚本までやることはなかったね
はっきりいって素人なんだよわるいけど
146吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 11:36:52
ラインの「ロリータ」は渋すぎ。
「ロリータ」のアメリカはもっとけばけばしく、安っぽい。
147吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 12:11:50
でもラインのロリータのDVD安くなったらほしいな
148吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 12:14:44
アマゾンで迂闊に「ロリータ」をチェックしたらやばいことになった。
「合法ロリータ中出しスペシャル」ってなんなんだよ。まったく。
149吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 14:25:56
さっそく「合法ロリータ中出しスペシャル」を購入しました!
150吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 15:51:54
合法ロリータ=ナボコフ
→ナボコフ中出しスペシャル
151吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 16:35:35
>>145
ベルリン時代に、舞台演劇の脚本書いてたから、まったくの素人ってこともないんじゃないかな。
152吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 21:18:00
>>151
ああ、それは失礼しました。そうでしたね。
でも最高の餅屋が最高の蕎麦を打てるかどうかという話なのでここはひとつ。
153吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 15:20:15
青白い炎をいま読んでいるのですが、すごく面白いですね。
ひさびさにすごい作品を読んでいるという感じがします。

でも翻訳がひどいのがねえ。もったいないと思います。
若島氏が訳文をチェックしたそうですが、まだいろいろ問題ありますね。
はやく訳し直してほしい。
154吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 16:18:32
若島アンチいい加減消えてくれ
155吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 18:14:00
なんでも若島アンチのせいにするのはやめてくれないかな。
むしろ訳文チェックだけじゃなくて若島氏に訳し直してほしいと思ってるんだが。
なんでもアンチのせいにする若島信者こそ不快。
156吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 19:52:29
間をとって若島が不快
157吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 23:46:33
間て
158吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 10:33:31
それを言うならアンだろ、ファンとアンチで。
ここはひとつ、若島に赤毛の...
159吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 10:47:58
Lolitaの朗読CDが出ているのですね。
しかも完全版で朗読はジェレミー・アイアンズ!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0739322060/ref=br_lf_fb_1/249-6217707-6189103

これを聞いた人はいますか?
それからデータに載っていないようなのですが何枚組みなのでしょうか?
160吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 17:27:23
ナボコフの短編評価が書かれたサイトってどこですか?
若島の本に出てたんですが
161吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 22:43:40
>>159
10枚組、11時間30分。
まだ聴いてない。
162吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 23:16:49
おお、欲しくなった。The Annotated Lolitaとセットでも五千円ちょっととはねえ。安い。
163吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 18:57:06
>>161
ありがとうございます。
破損商品で名高いamazonなんですけどケースになにか損傷はありませんでしたか?
164161:2005/12/29(木) 15:10:10
>>163
紙箱に、全く損傷なし。
ただし黒い紙なので、自分の指紋の汚れがついたら、そっちの方がむしろかなり目立つと思います。気にする性格の方はお気を付け下さい。
(自分はビニール包装を、箱の開け閉めの邪魔にならない程度に残してます)
ナボコフの影響でチェス始めました。やっぱり難しい・・・・・・
ルール自体は簡単だけど。でも面白いね。
ロリータ新版買ってきたよ〜。
正月はロリ三昧だ!
167 【ぴょん吉】 【1547円】 :2006/01/01(日) 03:01:37
このお年玉で買ってくる。↑
168 【大吉】 :2006/01/01(日) 04:48:17
>>166
通報しました
なあんで通報?
170 【だん吉】 【1622円】 :2006/01/01(日) 18:14:41
楽天が1851pt大盤振る舞い。
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>>170
あ、おれもそれでポイント貯めて本買った。
ANAやKCのやつなど踏まない方がいいという噂もあるので気をつけて。
朝日やAOLは全く問題ないと思う。
ANAはともかくKCは恐るるに足らず。
せんたくしー
>>165
俺なんか、ヤフーのチェス板でいまのところ無敗だぜ!


まだ、3試合してないけどな・・・
>>174
YAHOOですか。いずれ行こうと思ってますが、まだとても人と試合するレベルじゃないので・・・
今は本を読んだりコンピューター相手にやってます。
176名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 14:19:56
楽天にだまされた! ポイント削除された!
楽天氏ね。
おまえが氏ね
178名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 18:02:44
>>176
通報しとくね
179名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 19:59:31
勝手に通報しろ。別になにも悪いことはしてない。
以前からの楽天ユーザーだったのに。
180名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 21:07:43
>>179
ナボコフ読んで落ちつけ
ていうかナボコフ買うためにポイント使ったんだが。
まあ請求されても大した金額じゃないけど。
やっぱ氏ななくていい。
でもここに書かんでも。
そうだね。あはは
裏地見る、名凹不
わろかす。
ってか、取り消されたポイントが元に戻ったよ。何があったんだ。
187:2006/01/15(日) 02:20:05
「アーダ」ってどんな内容なのか、それなりに教えて
下さい。
188名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/16(月) 15:44:11
アーダ読みたい
SFみたいなんでしょ
アメリカ大陸とユーラシア大陸がいっしょになったりしてるんでしょ
『ロリータ、ロリータ、ロリータ』
 『ロリータ』論です。6月予定。
これは出版社どこだろう
アマゾン
パワーズはどうなったんだ〜
そんなことよりポイントを返せよ三木谷君。
複数IDでなければ、ポイントは300ポイント増しで返却されましたけど。
一つきりでも返ってこないぞ。
三木谷逮捕決定。
引っ張るネタかいw
カルヴィーノを買ったおれもポイント帰らん
ナボコフは小説のホームラン王だね
>>197のせいで、>>184の意味がやっと分かったw
ヴォネガットスレのもお前じゃないだろうな!
199名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 18:25:21
ナボコフの自伝がほしいが、高くてかえない・・・
自伝?
みすずの伝記じゃなくて?
『記憶よ、語れ』は2千円くらいじゃなかったっけ?
ブライアン・ボイドのナボコフ伝は上下で1万こえてるけど。
201199:2006/02/07(火) 18:37:39
>>200
そうそう、ナボコフ伝のほうです。
しかし、1万以上っていうのは高い!
202200:2006/02/07(火) 18:47:31
>>201
やっぱナボコフ伝のほうか。
おれも欲しいが
古書店でも上下で9000円だった。
いま金欠なのでちょっと手が出ないなあ。
203名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/08(水) 17:57:22
>>102
どうしてゾラ、スタンダール、バルザック、トーマス・マンが
そんなに嫌いだったの?
ゾラ――ナボコフは社会派が嫌い。
スタンダール――不明だが、嫌いだとは思う。
バルザック――ダサい。
トーマス・マン――団欒図1945を読まれたし。
新潮文庫ロリータのあとがきに作者自身の言葉が書いてある。
要約すると…
教訓的な小説なんて認めない。
文学作品は美的悦楽とでも呼ぶべきものを与えるためのみに存在する。
思想小説の大半は読むに値しない。
やがて時がくればバルザックもゴーリキーもマンも終わるよ。
みたいな感じ。

ナボコフクラスの作家でも顰蹙買ったろうねこれは。
しかしナボコフじゃなきゃ吐けない台詞だ。
スタンダールはナボコフ的に言うなら『幼稚』だからなんだろうな。
ゾラがだめじゃ、日本の自然主義なんか読ませたらブチ切れそうだね。
ゾラと日本の自然主義は全然違うからな。
「城の崎にて」とか、意外に絶賛しそう。
ジャン・フランコ・ゾラ
志賀、百閨A吉田健一・・・このへんは絶賛するでしょう。
人生相渉っぽいね
212吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 22:02:51
新しい話題は無いか?
213吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 10:22:40
週刊文春(2/16)の読書日記で池澤夏樹が若島訳『ロリータ』について書いてるよ。
214吾輩は名無しである:2006/02/21(火) 15:38:49
ウプーリ!ウプーリ!
215吾輩は名無しである:2006/02/28(火) 04:04:00
そして若島正による今度の改譯は、既譯二種とは對蹠的な見事な出來ばえで、
わたしはほとんど壓倒され、作者のためにもわれはれの文明のためにも大いに
喜んだ。ガルシア=マルケスの『百年の孤獨』と竝ぶ名作は、つひにその偉容に
ふさはしい名譯を得たと言つてもよからう。

これはひよつとすると近代日本の小説の翻譯のなかで有數のものかもしれないと思つた。
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/news/20060226ddm015070033000c.html
216吾輩は名無しである:2006/02/28(火) 05:35:06
笑わせるぜ、タコじじい。
217吾輩は名無しである:2006/03/01(水) 22:26:34
『ユリシーズ』翻訳でボロクソに言われてるひとがよく言うよ。
218吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 00:18:41
え、だれがボロクソに言ってるの? あれは名訳のほまれ高いんじゃないの?
219吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 16:13:19
柳瀬尚紀が批判してるし、柳瀬ではないが丸谷他訳『ユリシーズ』の誤訳を挙げ連ねた
趣味の悪い本まで出てる。
220吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 17:38:37
というか名訳って言われるのどちらかというと柳瀬のほうだよな
221吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 19:01:38
丸谷がそこまでアンポンタンだとは思はなむだ。
222吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 19:09:48
>>220

いやジョイスは誰が訳しても文句が出るんだよ
柳瀬の訳だって根本的に間違いだっていう人もいるぐらいだし
若島はジョイス論を書いてるほどジョイスにも精通してるが
「心から面白いとはいえない作家」と評価してるね
223吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 20:16:41
ていうか単純な誤訳だから
224吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 15:51:30
ナボコフの影響でチェスにはまったのだが、チェスにばかり熱中して
すっかり本を読まなくなってしまた。
225吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 16:29:31
>>223

柳瀬の誤訳を若島が指摘してたよ
226吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 16:32:01
>>223

柳瀬が天才として尊敬するのが若島
柳瀬=元数学志望の落ちこぼれ  若島=数学の天才
柳瀬=将棋が趣味  若島=柳瀬に稽古をつけてやってる
227吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 16:35:30
なんだ、このキチガイは
228吾輩は名無しである:2006/03/06(月) 22:39:19
若島ってそんなにすごいの?
229吾輩は名無しである:2006/03/09(木) 21:17:44
すごくないらしいよ、実際は。
230吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 11:27:17
原書(annotated lolitaのほう)読み始めたが敷居高いな。語彙とかは
文法もそうだがフランス語も。うまくいえんが、ユーモアやあらゆる技巧
含んで大作家が全力投球してる感じ・・・
231吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 20:14:09
ディフェンスを読んだ。面白かったよ。
232吾輩は名無しである:2006/03/20(月) 16:38:14
『記憶よ、語れ』の訳もやっぱり良くないんですか?
大津訳だし。
233吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 03:10:40
名訳だよ。
234吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 15:27:24
どこが名訳だよw
235吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 18:34:27
え? 名訳じゃないんですか?
大津訳買ってしまいました・・・
236吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 20:24:05
わしは原書を買いました!
237吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 20:32:06
>>235
心配するな。「記憶よ語れ」はたしかに名訳だよ。
この人の「賜物」のほうはちょっと・・・
翻訳ってものに対する考え方によって評価は分かれるかもしれんね。
238吾輩は名無しである:2006/03/21(火) 20:54:20
まあいい機会なので原書のほうも手に入れて読み比べてみます。
239吾輩は名無しである:2006/03/22(水) 20:29:28
すみません、「透明な対象」の語り手がお分かりの方はいらっしゃいますか?
何度も読み返したのですが全然わからなくて…
ttp://www.geocities.jp/hana3baba3/henai_nabokov_r_toumei.html
これを読むとR氏なのかなぁ、と思うのですが複数形だし、
過去ログを読むと遺稿を受け取った編集者という意見もあって…

よろしければ教えていただけるとうれしいです。
240吾輩は名無しである:2006/03/23(木) 00:59:17
普通に「遺稿を受け取った編集者」だったはず。
示唆する箇所が何箇所かあったはずだが・・・忘れた。スマソ。
241239:2006/03/23(木) 22:09:38
迅速にお返事していただいてありがとうございます!とても有り難いです〜
やはりそうなのでしょうか?
申し訳ないのですが、読解力が足りないせいで、示唆する箇所というのが全然わからなくて…
良かったら教えてください…!本当にすみません。

あと的外れかも知れないのですが、自分の推測を書いてみます〜
昨日この書き込みをしてからもう一度読み返してみて、
語り手(というか「私たち」)は「死後の世界のR氏」だ、と思ったのですが
やはり違うのでしょうか?
最初にパースンに対する呼びかけがあるのは、
→火事によって死亡した彼が死後の世界に行ったから
「私たち」と複数形なのは、
→どこかに「死者たちは混ざり合いやすい」みたいな記述があったから かなぁ…と
でもそれだとゲラの余白云々とか、p11にあったドアに挟まれたやつとかの描写に
うまく説明がつかないし…
それか、「死後の世界に行ったR氏の書いた作中作(トララティションズ?)」が
本作なのかなぁ…とか思ったのですけど

長々と申し訳ありませんでした!
242& ◆ziONBmtFqw :2006/03/24(金) 14:02:01
「記憶よ、語れ」はちっとも名訳ではありません。「赤頭巾ちゃん」も
知らない無知ぶりだし。マドモワゼルO を、「ナボコフの一ダース」
の訳と比較してみると、すれすれ及第点程度しかあげられない凡訳
でしかないのは明らか。
243& ◆ziONBmtFqw :2006/03/24(金) 14:04:18
>>242

>「語り手(というか「私たち」)は「死後の世界のR氏」だ、と思ったのですが」

いや、その解釈が普通に正解だと思います。 
244吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 13:34:53
>>242
若島よりはマシだがな。
245吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 18:03:46
>>244
たとえばどんなところですか? 具体例挙げてくれますか。
246239:2006/03/25(土) 19:02:47
>243
そうなのでしょうか…?だったら嬉しいです!

藪から棒に質問したにもかかわらずいろいろ答えていただいてありがとうございました〜
ナボコフを読む楽しみが広がりました!
247吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 19:55:22
>>245
普通に文章に魅力がない。パズル解きにいっちゃっててダメだね。
つか、もともと「魅力的」な日本語が書ける人じゃないから。
所詮、ナボコフは原書で読むしかないのよ。それも細部と主幹との拮抗が
かなでる不協和音の妙味みたいなところで味合わなければならない。

若島程度の美的センスでは、細部をどんなに穿り返したところで
作品の総合的な面白さや美を伝えることなどとてもできない。
ナボコフという作家の「ある部分」において忠実であろうとしているだけ。
大津訳あたりからはむしろその辺に対しての達観を感じるね。

とにかく原書、これにつきるといってしまえばそれまでだが。
すくなくともへんに恣意的な訳は読まないほーがいー。
248吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 21:17:49
でも大津訳って誤訳が多いと聞いたんですが。
249吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 01:46:13
「ランス」の訳では大津が一枚の二枚も上手だと思ったオレが来ましたよ。
250吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 01:46:50
×一枚の二枚も
○一枚も二枚も
251吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 03:35:49
>>247
原書ってロシア語?or英語?
252吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 09:35:50
>大津訳あたりからはむしろその辺に対しての達観を感じるね。

クスクス。要するに自分が原文を読めるというのを自慢したい
がために駄訳を持ち上げてみせる、と。鼻持ちならないスノッブ
だね。大して読めてるようには見えないけれど。

大津訳は、達観してるんじゃなくて、能力が不足してるだけだよ。
253吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 11:10:14
ナボコフ作品の不幸は、あるいは限界は、読解「度」を自慢し合う
読者ばかりにもてはやされるということなのかなあ
254吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 13:43:41
大津訳って意訳してるから良く見えるだけじゃないの?
255吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 20:21:54
でも若島訳はちょっと・・・翻訳というよりガイド本って感じだなありゃ。
256吾輩は名無しである:2006/03/26(日) 21:03:53
でも誤訳されるくらいなら無骨な若島訳のほうがましだな。
あと、若島はもっと注釈つけろ。いくらナボコフが注釈嫌がったと言っても、
文化圏も時代も違う読者が読むんだから。
257吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 16:51:46
ナボコフといえば、『ロシア文学講義』でのドストエフスキー罵倒が有名だが、
このスレにいる皆は、ドスト好き?
ちなみに俺は、大嫌い。
258吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 17:37:48
『ロシア文学講義』のドストエフスキー罵倒はもっともだが
それでもおれはドストエフスキーが好きだ。
259吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 17:40:03
ナボコフみたいな軟弱で女々しいやつに
ドストは理解できるはずができない
天才と凡人のはっきりした差がある
260吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 23:07:41
ナボコフ=天才
ドスト=凡人
261吾輩は名無しである:2006/03/31(金) 12:49:40
天才の作ったものはすばらしいんだけど
ある意味でつまらなかったりするんだよね。
262吾輩は名無しである:2006/03/31(金) 16:32:45
わかったようなことを(W
263239:2006/03/32(土) 11:05:38
ドストエフスキーいいと思うな。
ナボコフが嫌うのは頷けるけど。

ちなみに、ナボコフ好きで英文学全然しらないものなんだけど、
何かお勧めのってある?
264吾輩は名無しである:2006/03/32(土) 20:36:58
つシェイクスピア
265吾輩は名無しである:2006/04/06(木) 16:48:12
>>263
『ヨーロッパ文学講義』で取り上げている英文学作品は、
オースティン『マンスフィールド・パーク』
ディケンズ『荒涼館』
スティーブンソン『ジキル博士とハイド氏』
ジョイス『ユリシーズ』
266吾輩は名無しである:2006/04/06(木) 20:43:52
『マンスフィールド・パーク』はちょうど最近新訳が文庫で出たね。
ヨ文にはあと、プルーストとカフカも載ってなかったっけ。
267吾輩は名無しである:2006/04/06(木) 21:02:13
英文学だからでしょ
268吾輩は名無しである:2006/04/07(金) 20:11:41
名前欄消し忘れた…スマソ

>265
「ロミオとジュリエット」読んでみたよ
高尚すぎて私にはイマイチわからなかった…orz
せっかく教えてくれたのにごめん…

>265
おったくさんありがとう
「ヨーロッパ文学講義」読んでみたいんだけど、
うちの市の図書館にはナボコフの著作が全部で4冊しかなくて読めない
「ユリシーズ」とか前から興味あったから呼んでみる

>266
「マンスフィールド・パーク」も新訳興味あるな!買おう〜

本当にいろいろありがとう!
無知な人間のトンデモ質問だから笑い飛ばされるかと思ってドキドキしたよw
269名無しさん:2006/04/13(木) 23:38:56
盗撮の疑いで大津赤十字病院職員逮捕 JR大津駅のエスカレーター

滋賀県警鉄道警察隊と大津署は4月12日、県迷惑行為等防止条例違反(盗撮)の疑いで、
大津市下阪本、大津赤十字病院総務課長 辻 勝 容疑者(43)を現行犯逮捕した。
 調べでは、辻容疑者は同日午後9時15分ごろ、
大津市のJR大津駅のエスカレーターで、
大津市の高校3年の女子生徒(18)に後ろから近づき、
携帯電話のカメラでスカートの中を撮影した疑い。
大津署によると、辻容疑者の携帯電話には、犯行時の写真のほか、
他の人物のものと思われる写真が十数点保存されていたといい、
同署は余罪を追及する。
同容疑者は容疑を認めており、「仕事でストレスがたまっていた」と供述。
辻容疑者は大津赤十字病院に勤務し、総務課長。
270吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 04:27:44
>>268

amazonでの『ヨーロッパ文学講義』出品
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484921294/qid=1145214817/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-9779223-6385814
高!!!!!

「紫式部」での『ヨーロッパ文学講義』出品
ttp://www.newgenji.co.jp/cgi-bin/sieta.pl?rp=http%3A%2F%2Fsgenji.jp%2Findex.html&tf=on&tk=%83%88%81%5B%83%8D%83b%83p%95%B6%8Aw%8Du%8B%60&ak=&pk=&sk=&jm
=classic&pci=10&pmi=100&y1k=2006&m1k=1&d1k=1&t1k=after&y2k=2006&m2k=1&d2k=1&y3k=2006&m3k=1&d3k=1&dm=d3&d4k=1&t4k=after&rc=50&of=1&sm=p&CID=1&sm=p&CID=1
これまた、高!!!!!!!

「日本の古本屋」「bk1」では、いずれも出品なし。
俺は、ちょうど2年前に、「日本の古本屋」で6,000円で買えたのだが。
どうしても欲しいのなら、大金をはたくか、他の出品を待つしかないね。
271吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 06:02:37
ヨ文はハードカバーを持ってるんだが新装版が欲しくて、ここ一年すべての
ネット上の出品(オークション、古書店)をチェックしてるが、
数ヶ月前にハードカバーがヤフオクで12000円だかで落ちたのが最安です。
ネットではいつまで新しい出品を待っていても12000円以下で買うのは
不可能だと思われる。万が一出ても俺みたいなやつがたくさんいるだろうしね。

272吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 14:45:06
文庫化すべきだな
273吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 18:03:43
半藤一利氏の「ソ連が満州に侵攻した夏」によれば、

「ドイツでは、老女から四歳の子供にいたるまで、エルベ川の東方で暴行されずに
残ったものはほとんどいない、といわれている。あるロシア人将校は、一週間のうちに
少なくとも二百五十人に暴行されたドイツ人少女に出会いさすがに愕然とした、
という記録が残されている」

そりゃ、ロリコンの語源となった『ロリータ』の著者、ウラジーミル・ナボコフを
輩出した国だからな。あれこそロシア文学の真髄だ!


ロシア兵に強姦された日本女性の
当時の堕胎手術の様子である。 (NHKスペシャルより)
http://image.blog.livedoor.jp/gozonji/imgs/c/e/ce2763ec.jpg

ソ連軍が満州やドイツで行なった強姦、輪姦【5】
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1136346996/l50
274吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 21:57:06
ナボコフ全集を出してくれ。
275吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 11:20:45
青春を買った。
でもそのナボコフの棚には2,3冊の隙間が・・・
そこに何が売っていたのかすごく気になった。
店主には聞けなかった。
プニンとかアーダだったらちょっと悔しい。
ちなみにとなりには道化師をごらんが売ってた。
276吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 05:55:55
古本屋で1ダースを見つけたんだが、短篇全集を所有していていても買うべき?
277吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 00:25:41
中学生が妊娠させたり痴情のもつれで殺人したりと
ナボコフ御大もびっくりな世の中になってますねこの日本も
278吾輩は名無しである:2006/05/13(土) 23:33:20
今日、ブックオフで
平凡社ライブラリの『ニコライ・ゴーゴリ』を買った。
出版されて数年しかたってないのに品切れ中で
やっと買えたよ。
279吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 00:11:01
ナボコフは3流のオカマ
280吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 02:54:42
全集が不況の時代といっても
ナボコフくらいの作家は全集出すべきでしょ。
何で出さないのかわからん。
3つの文学講義や『アーダ』を
手に入れたいなあ.
281吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 04:48:57
ウラジーミル?
ウラジミール?
282吾輩は名無しである:2006/05/19(金) 05:23:22
ウラー!

全集は無理だろうな。
選集は可能かもしれない。

ロシア語の諸作の新訳は訳者の腕の見せどころ、詩は紹介者の鼻も高いだろう。
だが、チェスプロブレムやら蝶の論文やら、はたして作家のマニア以外に需要があるか?
だから選集の形でいいから上梓されることを願っているよ。

怖いもの見たさだけどね、名高きオネーギンが日本語に移殖されたらどうなるか興味津々だ。
目の黒いうちに拝みたいね。ところで「ウラー!」って、なんだっけ。

あとプニン。読んでみたいなー、新潮社さんよーウラー!
283吾輩は名無しである:2006/05/30(火) 22:02:09
ロ文、ドンキ衝動買い記念上げ
来月昼飯抜き確定 orz
284吾輩は名無しである:2006/05/30(火) 22:06:50
>>283
うお、うらやましい。
いくらで買ったの?
おれも欲しいが、古書店で出会ったことすらない。
285吾輩は名無しである:2006/05/30(火) 22:13:47
何の話をしているのだね?
286吾輩は名無しである:2006/05/31(水) 00:00:29
>>284
>>285
ロ文=ロシア文学講義新装版帯付8500(たぶん未読っぽい)
 ドンキ=ナボコフのドン・キホーテ講義帯無6000(こちらは未読か否か微妙)
値段でどこで買ったか分かる人も多いでしょう。orz
287吾輩は名無しである:2006/05/31(水) 06:28:34
ドンキホーテ講義を店頭に置いたままにしている書店を一軒知っているけれど、
まだ読む予定がないから未購入。読みたくって仕方がない人もいるだろうしさ。
帯付線引無1500円だよ。他人に買われても恨みごとなんか言わないよ。やっぱり
気になってきた。気になるから今日買ってくる。
288吾輩は名無しである:2006/05/31(水) 16:16:57
mixiのナボコフコミュ、若島派がものすごくしつこい。
289吾輩は名無しである:2006/05/31(水) 22:54:43
まあそれは2ちゃんでもそうだw
290吾輩は名無しである:2006/06/01(木) 00:28:45
翻訳を認めてない人の翻訳でごちゃごちゃもめるとはねえ
291吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 21:57:49
=286
ワーオ。くる時はくるもんだ。アーダゲット上げ。
でも今読んでるのはセバスチャン。
292吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 22:36:48
>>291
おめ。
詳しく経緯を報告しる!
293吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 22:49:59
>>292
昨晩OBMで久しぶりににナボコフで検索かけたら、いつもは
見かけない本屋さんがフワと目に付き、目録見たら6/1付け
で新規登録されてて7000でした。この値段だと5日たってる
ともうだめかもと思いつつダメモトで発注してみたらOKでし
た。
                    - That's all
294吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 15:18:05
短篇全集〈2〉 在庫切れしてるね。まだの人は見つけたら躊躇しないほうがいいかも。
「ディフェンス」の例もあるし。
295吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 21:58:59
うわぁ、全集くらいは、版は切れないものだと思っていたんだが。
296吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 22:13:03
やべ 俺1しか持ってない……アマゾンはもう無いみたいだな
297吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 22:55:37
おそろしいな。
ディフェンスも短編も
かっといてよかった。
持ってない人は大きい書店の店内在庫でいまのうちに
買ったほうがいい。
いまなら、よくおいてある。
298吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 23:16:06
ドンキホーテ講座もまだあるかな?
とりあえず今週末は三省堂とジュンク行ってみます
299吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 00:58:52
300吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 01:12:17
『ニコライ・ゴーゴリ』も絶版だったとはorz
301吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 03:03:14
短篇全集は店にはまだあるよ
アマゾンではしばらく前から品切れだけど
302吾輩は名無しである:2006/06/09(金) 18:45:58
こうして、本は絶版になっていくのね。
しかし、上下巻組の本は、下巻から絶版になることが多い気がするんだが、何か理由があるのだろうか。
303吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 00:15:00
>>302
刷る数が上巻より少ないからだと思う。
一般的に、上巻だけ買ってみて下巻は買わないという人がけっこういるから、
どうしても上巻のほうを多く刷る。
304吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 14:30:02
「もけ」って奴うざ杉
305吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 15:04:44
Steveての、ただのキチガイだな
306吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 15:14:57
すげーな、自分のことなんにもわかってねーんだな>Steve
307吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 16:09:32
304-306 < 日本語が不自然
308吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 16:15:45
mixiでやれよ
キモオタsteveと愉快な仲間ども
309吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 23:09:57
steveはキチガイなんだから、適当にあしらっときゃいいのにねー。
310吾輩は名無しである:2006/06/11(日) 05:09:26
それにしてもほんとにキチガイだな。
311吾輩は名無しである:2006/06/14(水) 15:02:01
ロシア語翻訳の鬼才と謳われたジェコフスキーを称え
翻訳者は作者の信奉者ではない、最良の競い手である
といったのはプーシキンだったか誰だったか・・・
それぐらい翻訳って大切なんですね。
そういえばナボコフ自身「不思議の国のアリス」を
ロシア語に訳してるそうで、露本ってどこで
手に入れるんだろうか、ぜひ読んでみたいなぼ
312吾輩は名無しである:2006/07/05(水) 08:08:11
後出しジャンケンで負ける若島?
313吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 16:35:06
書籍のデジタル化がもっと進めば
本の絶版なんてなくなるのに……
314吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 16:44:41
そもそもデジタルテキストは書籍じゃないからね。
315吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 03:12:45
テキストリーダーがもっと携帯化して、電池が100時間以上もつようになればね…。
316吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 00:54:11
mixiのナボコフコミュはなんであんなに下らないんだ!?
……と書き込もうと思ってたら、なーんだもう既に皆さん御存知か(苦笑)。
しかし、ホントひどいね。
317吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 01:49:34
大久保訳の意義と誤解について盛り上がってきたねw
これから粘着若島信者の「もけ」がどう出るか楽しみだ。

っつーか、そんな楽しみしかねえのかよまじ下らんな。
318吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 07:36:10
後出しジャンケンして負ける若島
Lolita(第2部16章) Your license number is on record here.

大久保訳 p315「あなたのお車番号はこちらに控えてございます」(正しい)
若島訳 p294「ナンバープレートはこちらでご記帳ください」(誤訳)
319吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 13:15:09
富士川訳のセバの生涯ははずれですか?
アマゾンでこの訳者の青白い炎叩かれてたんだが。
ついでにスレ結構落ちてるからageさせてもらうよ
320吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 13:50:18
いやー別にハズレじゃないと思うけどなぁ。
amazonの評なんざ気にするな。
己を信じろ!!
321吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 13:56:51
>>320
即レスthnX
買ってみるよ
322吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 14:12:43
>>319
ハズレであっても読まないよりは良いぞ。
俺は好きだ>生涯

mixiひでーな。
キチガイとメンヘルじゃまともな会話になんないもんな。
323吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 18:58:16
どうせ若島信者の溜まり場だろ?くだらねぇ。
324吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 19:02:28
グウ
325吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 19:02:59
no
326吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 19:04:22
何? 音?
327吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 19:05:38
でないでないw
328吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 19:06:29
意味がわかんね
329吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 19:11:46
富士川訳のセバの生涯は外れだと思うよ。訳はあまり良くない。
でも読まないよりマシというのは同意だが。
原書を参照しながら読むのもいいかも。
330吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 01:48:50
ttp://d.hatena.ne.jp/crosstalk/20050809
↑ココに『セバスチャン・ナイト』の新訳が11月に出ると書いてあるんだが、
詳しい情報、だれか教えてくれ。
331吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 02:06:37
>>330
文脈からして、その「別の翻訳」とは『ロリータ』の新訳を指しているように読めるのですが・・・
332吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 02:19:49
あ、そーゆーことでつか。
スンマセンでした。。。。。。。。。。。。。
333吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 04:25:19
やっぱりmixi経由の話題でつか。
334吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 06:07:09
>>333
kwsk
335吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 08:23:50
>>334
ごめん、そんなたいしたことではない。
330のURLがmixiのナボコミュでも出てたっていうだけ。

そのコミュがどうしようもないことになってんだわ。
語れる人間もけっこう居そうなかんじなんだけど。
336吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 00:58:37
mixiのナボコミュは本当に下らない。
くっだらない比喩をナボコフ的ですねとか褒めあう、
mixiのダメさが如実に現われていて最低。
遂には「ほかのトピックの方をあまり熱心に読んでいない(読みたくない)」
と書く、コミュを仲間うちの掲示板がわりに使い出す奴まで現われて……
おもしろいったらありゃしない(笑)
337吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 01:54:22
あそこまで完全にふたりのキャッチボールになると
コミュじゃなくてメッセージでやってくれって感じだよな。
他にも若島信者、自分の書き込みしかないトピ立てる奴、
なんか隔離コミュに思えてきたwww
338吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 10:25:27
ミクは知り合いでなれ合うわけだしね。
339吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 16:46:36
でも、mixiのナボコミュを眺めていていつも感じるのは、
俺はこんなアホどもと同じ本を読んでイイ!!と思ってるのかと云う軽い絶望感。
340吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 22:12:11
ぼくもけちゃんです。
341吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 23:17:29
mixiの愚痴はmixi内で言えよ腰抜け。
342吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 23:39:23
341がいいこと言った
343吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 00:43:37
ひどい自演を見た
344吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 01:12:37
言って治るレベルじゃないし、
他の誰かに嫌な奴と思われちゃうのも嫌だし。

そもそもそういうこと言うのなら
ここで実名書いて言ってみろよこの自演のクソ腰抜け>>341
345吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 01:18:52
            ∩_
           〈〈〈 ヽ
          〈⊃  }
   ∩___∩  |   |
   | ノ      ヽ !   !
  /  ●   ● |  /
  |    ( _●_)  ミ/ <こいつ最高にアホ
 彡、   |∪|  /
/ __  ヽノ /
(___)   /
346吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 01:19:33
 
ツマラン内ゲバはsageでやれよ。
 
347吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 01:57:03
確信犯だろコイツ
348吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 02:04:44
実は>>333から全部俺の自演
349吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 02:41:49
うそつくな、俺だぞ全部自演してたの。
350吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 03:25:30
            ∩_
           〈〈〈 ヽ
          〈⊃  }
   ∩___∩  |   |
   | ノ      ヽ !   !
351吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 13:47:12
誰からもmixiに招待されない孤独な人が嫉妬しているのはこのスレですか
352吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 15:18:59
mixiに招待されてないと見れないわけだが?
ひょっとして君招待された事無いのかな?wwwwwwwwwwww
KTKR!!孤独乙
353吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 15:35:00
まあまあ、ここでまでケンカはやめようぜ。

俺、自演だけど。
354吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 15:50:18
ナボコフ全集はなぜ出ない?
355吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 21:15:43
『アーダ』と3つの講義書を復刊すべし。
若島の新訳でも良いからさ。
356吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 21:39:18
まぁナボコフが現在に生きてたらSNSとか失笑するだろうけどな。
357351:2006/07/15(土) 23:07:37
>352
ほんと同情するよ
その読みのズレっぷり
毎日大変だろうな


    モニカ
358吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 23:09:56
要するにSFが嫌いなのだ
359吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 23:14:15
>>351
お前が大変なんじゃ真イカ?
360吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 00:17:52
mixiのナボコミュの愚痴を此処で云うのは、此処の連中には最低限の慎みが
あるからなんだな。諧謔と文句たれと慎みの三つが渾然一体となっている此処
こそが、ナボコフを語るのに相応しい場所であり、純真だかバカだかが幅を
きかせるmixiでは、ダメなんだよなぁ。。。。。。

mixiに入りたいなら、棄てアド晒せばあんなとこ入れたげるよ。
361吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 01:32:12
>360
まったくその通り。あそこには馬鹿しかいない。



  steve
362吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 01:57:33
そのようなことを言うのは決してナボコフ的ではないと思います。
必要なのは慈悲の光。


 マサコ
363吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 02:08:25
慈悲で代理入力させてんじゃねえよ。



  crosstalk
364吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 03:00:35
若島先生に間違いはないのですが、どう思いますか?(warai >Steve


 もけちゃん(warai
365吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 06:01:43
おまえらネクラだね。( 笑 )
366吾輩は名無しである:2006/07/16(日) 22:30:26
もしかするとあなたは饂飩が好きなんじゃないですか?
うどん、と読みます。

  sobazukid
367吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 17:04:16
何でモニカの書き込みが「もけ様」宛てになってんの?
複数ID? 単に流れが読めてないだけ?
わけわかんねぇよ
368吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 20:15:23
あのひとたちの実質は、謂わば、じぶん宛てにレスをつけてるだけだから、
宛名などどうでもいいのだ。
369吾輩は名無しである:2006/07/18(火) 18:26:44
しかもそれを本気でナボコフ的、とか言いそうだもんなー
370吾輩は名無しである:2006/07/18(火) 19:02:32
ナボコフが評価したのは
「変身」「失われた時を求めて」
「ユリシーズ」「ペテルブルグ」
だけど、教えたくねぇなあいつらに
371吾輩は名無しである:2006/07/18(火) 19:10:07
Steveはここ見てるみたいだから
話題になるんじゃね?
372吾輩は名無しである:2006/07/18(火) 22:29:33
「荒涼館」「ボヴァリー夫人」「ジキル博士とハイド氏」もね。
でも、あいつらには教えたくないな。
steveって、偽外国人だよね?
アイツはたぶんルサンチマンに塗れた日本人だ。
373吾輩は名無しである:2006/07/19(水) 02:31:14
ハーフじゃね?
むかし無茶苦茶にいじめられたことがある奴っぽい気配>steve
374吾輩は名無しである:2006/07/19(水) 04:08:19
絶対に若島訳が優れていると譲らない粘着
日本語に不自由なくせにコミュをのっとろうとしている奴
メンヘラー
メンヘラー
メンヘラー(の代理)

なんなんだあそこは絡む気にもならねえ
誰かもっとすっきりしたナボコフコミュ作ってくんねえかな
コミュ名をロシア文字にすればメンヘラー来ないだろ

誰も来ないか
375吾輩は名無しである:2006/07/19(水) 07:27:04
うん。誰も来ないw
376吾輩は名無しである:2006/07/19(水) 22:05:37
>>370 >>372
オースティンの『マンスフィールド荘園』もね。
377sage:2006/07/19(水) 22:12:57
mixiでは怖くて悪口が言えないチキンのあつまり
378吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 01:29:14
↑マトモにsageられないならROMってろクズwwwwwww
379吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 02:14:01
>>377
怖いって云うんじゃないなあ、単純に関わりたくないって云うだけ。
380吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 02:15:35
関わりたくないならここでああだこうだ言う必要もない。
381吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 02:34:48
他にまともな論議の場があればなっていうことでしょ。
382吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 13:21:18
そうそう。ただ立てても誰も来んわなってこと。
383吾輩は名無しである:2006/07/20(木) 22:36:44
ああいうトンチキな連中の駄弁り場になってしまってはねぇ、
まともな議論の場なんかには戻らないだろうしね、
そういう意味では、俺もあんな連中とは「関わりたくない」な。
384吾輩は名無しである:2006/07/26(水) 00:55:00
虫酸が走る。
385吾輩は名無しである:2006/07/26(水) 19:13:08
ね。
           crosstalk
386吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 00:59:48
『アーダ』と3つの講義書を復刊すべし
387吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 01:56:02
アーダはチーム若島が新訳作業に取り組んでいると聞いたことあるけど?
388sage:2006/07/30(日) 02:00:26
若島仕切りの新訳イラネsage
389吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 02:29:04
青山ブックセンターのセールでナボコフの本あるかねぇ
390吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 02:48:09
アーダ、カモン!
391吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 12:10:34
若島の不幸は二流の翻訳者・研究者にも関わらず、人材が払底している所為か、
一流の扱いを受けてしまい、困ったことに、じぶんでも俺は一流なんじゃないか
とすっかり錯誤してしまっているところにある。
392吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 23:36:56
>>391
いや、2chで悪口書くしかない三流以下の誰かさんの方が不幸だろう。
いろんなスレに若島コピペを貼る事が生きがいw
393吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 18:38:52
不幸なのはそんな若島の訳でナボコフを読まされる僕らだよ。
394吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 19:49:55
ディフェンスやガラテイア2.2の訳は好きだけどねぇ。
395吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 21:52:28
原書はかなり難解なのだろうか?<Lolita いや、難しいのは判ってるけど
ストーリーを追っかける程度としては。
396吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 12:55:56
難解というか、解釈に困るような文は基本的にナボコフは書かないと思う
俺は読んでて、スーッと頭に入ってくるような文が好きだからナボコフ好きだし
実際言葉の並びとか翻訳に活かしきれない部分も沢山あるから
食わず嫌いせずにとりあえず原書買ってみたらどうかな。
そんな高くないしね
397吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 13:12:17
語彙がめんどうなのよね。
でもその語彙の連なりが良いという面があって。
398吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 19:12:07
日本にナボコフみたいな作家がじきに現れるって噂立ってるけどマジ?
399吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 20:00:21
>>398
山田悠介のこと?
400吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 20:23:18
ナボコフなんて山田悠介の成長バージョンだろ?
401吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 00:52:40
どんな噂だよw
402吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 00:55:51
アーダ復刊しる
403吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 22:59:42
『アーダ』きやがれ、この野郎!
404吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 23:21:27
あーだこーだ言うでない
静かに待て
405吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 20:41:56
いまおれがいおうとおもったのにw
406吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 05:22:30
あーだめだ若島訳じゃ
407吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 02:38:30
『アーダ』きやがれ、この野郎!
408吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 16:47:14
白水社の『四重奏/目』を、古本屋で見つけたんだけど
この中の「目」という一篇は
作品社の前短篇T・Uに収められていないよね?
これはどういうわけでしょうか?
他で読めないなら買っておこうかとも思うのだが。
409吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 01:24:39
う、裏地見るナボコフ!!
410吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 02:08:21
"裏地見るナボコフ" の検索結果 1 件中 日本語 のページ 1 - 1 件目 (0.38 秒)
411裏地見る:2006/08/18(金) 21:20:03
>408
それはもし高くてもお薦め! 訳者がいいから。
和歌縞訳がいかにスカスカかよくわかるよ。
412吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 21:49:44
413408:2006/08/18(金) 22:38:07
>>411
レスサンクスです。
ハードカバーの方じゃなくて
旧版のソフトカバーのもので2100円でした。

>>412
はじめて見た。かっこいいね。
414吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 03:04:34
ハードカバーなんか買ってどうするの?
415吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 11:40:22
>>412
字幕がほしいな
416吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 12:13:46
アンチ若島がいい加減うっとおしい
417吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 16:30:28
実際訳は誰がいいの?
原文も読んでる人教えて。
418吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 17:36:07
富士川のセバスチャンは悪くないよ、原作全体の感じも出てるし
419吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 00:33:09
ロシア語なんかわからんと思って見てみたらフランス語だった
420吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 03:00:35
>>419
そうなんだ?
421吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 09:35:34
フランス語と英語がOKなのは知ってるんだけど、
ベルリンにいた頃、ドイツ語はどうしてたんだろう?
422吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 09:11:06
全部英語だと思ってた
セバの生涯で「めちゃくちゃな英語を書くでたらめな男」とかいう表現あったし
423吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 00:50:45
こんな本が出るね。

テヘランでロリータを読む
アーザル・ナフィーシー著/市川恵里訳
白水社9月中旬税込価格:2,310円ISBN:4560027544
革命下のイラン、弾圧のため職を失った女性教授は、教え子たちと
秘密の読書会をひらく。監視社会の恐怖と魂の自由を描く。
424吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 00:33:28
アーダはまだか?
425吾輩は名無しである:2006/09/04(月) 00:31:29
age
426吾輩は名無しである:2006/09/04(月) 01:03:34
>>424
まアーダだよ
427吾輩は名無しである:2006/09/06(水) 12:37:57
アーダは当分出ないよ。
若島氏が終生のライフワークっていってるくらいだから、すぐに出すつもりもないだろ。
出るとしても復刊だろう。復刊だと上下巻各4000円以上になりそうだから
どうしても読みたけりゃぼったくり価格にも思える古書を今すぐ買っても
じつはそんなに変らない。
俺は揃いで7000円出して買ったけど、いい買い物だったと思ってる。
安いの探してる時間がもったいないもの。
428吾輩は名無しである:2006/09/06(水) 19:47:51
アーダのボリュームなかなかだもんな。
もし文庫になるなら二冊ってことはないだろし。
つーか若島訳してるのか。
429吾輩は名無しである:2006/09/06(水) 22:32:06
それさえもわからん orz
430吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 03:05:00
今更だけどロリータの新訳なんかより、よっぽど復刊だね。
若島が『透明な対象』のあとがきに書いてたパワーズの翻訳はもうやめちったんかいのう。
431吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 08:21:09
あれから来日したパワーズ本人に会っていろいろ聞いた、って書いてたから進行はしてるみたいだ。
432吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 17:19:47
10月の新潮文庫新刊に新訳「ロリータ」入るみたい。
「冷血」と同じ運命になってしまった。
せっかく高いハードカバー買ったのに、たった1年で文庫化とは・・・(´・ω・`)
433吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 19:38:55
大久保訳のが絶版になるのか!?
434吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 21:01:17
何であんな糞訳のために多くぼやく絶版臭い込まれなきゃ行けない訳?
435吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 21:08:09
つい最近ナボコフを読み始めた俺は、大久保訳をまだ買ってなかった。
今のうちに確保しておかないと、ほんとに絶版になっちゃうかもしれんね。(´・ω・`)
436吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 21:13:11
多くぼやく
437吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 21:49:17
アーダ復刊せよ!!
438吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 22:03:14
文庫版に注釈付けたりしたら暴動しちゃうよ。
439吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 22:36:51
もともと大久保訳を文庫から追い出すための新訳だからな
440吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 23:31:09
『嵐が丘』の田中西二郎訳も消えてしまった。
大久保訳も消されるのだろう。
こうやって翻訳遺産は失われてゆく。
商業主義にブラボー。
441吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 01:05:28
サンクス、大久保訳のがすとこだた
買っとこう
442吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 01:14:24
>>434
> 何であんな糞訳のために多くぼやく絶版臭い込まれなきゃ行けない訳?

何で杏奈糞訳のために多くぼやく絶版に追い込まれなきゃいけないわけ?

君の変換辞書のほうがユーモアのセンスがあるね。
443吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 03:08:50
俺のパソコンもも「おおくぼやく」と打ち込んだら「多くぼやく」になった
444吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 04:56:11
ふっ。
445吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 05:51:20
『新訳は驚く程ナボコフ』
大江書店

見る人が見るとそうらしいよ
446吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 14:00:06
多くぼやく

ほんとだw
447吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 00:31:57
集英社世界の文学に収録された作品を読んだけど
スリルとサスペンスが欠けている気がした
「キング、クイーン、そしてジャック」なんかサスペンスをたっぷり
盛り込もうとすればできたはずなんだけど禁欲的だなあと思った
ドストエフスキーを二流の作家だと言っていたそうだけどどういう意味で
いっているのかなんとなくわかった
登場人物の動かし方が科学的な気がした
448吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 00:50:53
>>434
> 何であんな糞訳のために多くぼやく絶版臭い込まれなきゃ行けない訳?

何で杏奈くそ役野ために大久保訳絶版に追い込まれなきゃいけないわけ?
449吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 03:48:03
ナボコフに普通の意味でのスリルとサスペンスを求めないでください。
450吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 16:02:19
もしもスリルとサスペンスを芸術性のない三文小説の専売特許だと
考えているのなら浅はかだと思う。
スリルとサスペンスという言葉にこだわらなくても中毒性やら官能性やら
とにかく人間に快楽、興奮をもたらす性質があるから小説はここまで
生き延びてきたんですよ。だからスリルとサスペンスがない小説は
生命力のないむくろでしかないわけです。ナボコフがそうだとは思わないけど
。ナボコフが禁欲的だといってもスリルとサスペンス自体を否定している
とは考えられません。
451吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 23:46:42
>>450
「スリルとサスペンスを芸術性のない三文小説の専売特許」だなんて一言も言ってないが。
小説ではないが、おれはヒッチコック大好きだ。勝手に勘違いして怒ってる君が浅はかじゃないかな。
「普通の意味でのスリルとサスペンス」をナボコフに求めるのが間違いだと言ってるだけだ。
ナボコフに小説固有のスリルがあることは認めてるし、それがあるからナボコフを読むわけだし。
452吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 00:53:55
うろ覚えだけど
「プロットのサスペンスは取り除かれねばならない」ってナボコフ自信が語ってるだぜ。

昔、グレッグ・イーガンのスレで、
「小説には『セックス』『スピード』『スリル』の3Sが必要」って叫んで笑われてた奴がいたんだが、
もしかして同一人物なのか?
453吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 00:59:18
おいおい語尾がかわいいなだぜ
454吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 01:00:46
スリルはTで始まります。
455吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 01:01:05
だぜ。
456吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 02:17:56
ナボコフの小説にスリル(知的スリル)とサスペンス(作者にサスペンディング状態に追い込まれる)
以外の何があるというのかね?
むしろナボコフにスリルとサスペンス以外の何を求めろというのだ???
457吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 08:55:52
ロリータ文庫版、注釈100ページほど付くんだってさ。
458吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 13:05:49
そのようだね
459吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 14:46:43
ついこないだハードカバーで買わされた連中にとっては、もはや一種の詐欺だなw
460吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 16:33:30
あざとい商売だなぁ
461吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 17:14:54
若島訳まだ買ってない。
文庫になっても新刊では買わない。
ブックオフで105円で買うつもり。
462処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2006/09/15(金) 20:10:15
『ロリータ』を書かなかったら、もうちょっと評価が高かっただろうか。
463吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 20:12:02
>>457
「100ページ」じゃなくて「100枚」だね。
いずれにしろ数十ページは注釈がつくということだけどorz
464処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2006/09/15(金) 22:05:14
ふーん、フランスで出版されてバカ売れしたのか。

 ア メ リ カ で
465吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 22:29:44
  n /⌒ヽ
 (ヨ(^ω^ ) 新潮社グッジョブ!
  Y    つ
466吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 22:30:09
ヽ(`Д´)ノ
467吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 22:40:53
エロ
468吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 16:50:18
ツタヤにうってなかった
469吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 05:35:12
わけ分からん注釈読むくらいなら英語で読むよ
さすがにロシア語で読むのはしんどいが
470吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 18:25:27
ええ、文庫に注釈つくのかよ。最低だな。ハードカバーを買った読者を何だと思ってるんだ。
それに若島は注釈をつけない理由を散々ほざいてたくせに。節操がなさすぎる。
471吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 19:07:14
たぶん、新訳があんまり売れなかったんだろう。
売れなかった原因は価格が高かったからだと思うよ。
472若島の矛盾、無節操:2006/09/19(火) 19:57:48
 こんにちは。
 新訳をお読みいただき、ありがとうございます。ご質問にお答えします。
 注釈がない(あるいは少ない)のはどうしてか、ということですが、たしかに最小限にしてあります。
非常に簡単にお答えすると、「小説の翻訳では、できるかぎり割注を付けない」というのが個人的な
基本方針です。それでもやはり注がないと不親切だと判断される場合は、必要最小限にします。
ただ、『ロリータ』の場合は、何に注釈が必要か、あるいは不必要かの見極めがきわめてむつかしく、
しかもこまるのは、「いったん注釈を付けだすと、おそらく膨大なものになって、その作業が終わらない」からです。

(中略)

研究者向きならそれでもかまわないかもしれませんが、一般読者向きにはどうでしょうか。お金を払って
買う人は、はたして注釈を買うんでしょうか。わたしには判断がつきません。それに、注釈というのは、
読み方の方向性を注釈者の好みに限定してしまいますしね(アッペルの注釈本にもその傾向が濃厚にあります)。
あまりわたしは『青白い炎』のキンボートみたいにはなりたくありませんし。『透明な対象』のときは、共訳者の方に
巻末の注釈を作成してもらいましたが、あれはもともと本文がかなり短かったからです。

473吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 01:13:41
早めに文庫出して、フォローしたいということか。
474吾輩は名無しである:2006/09/21(木) 01:04:46
文庫版はぜひ、横書きで出してほしいね。
475吾輩は名無しである:2006/09/21(木) 06:36:52
横書きなんていらねえな
476吾輩は名無しである:2006/09/21(木) 17:55:37
横の方が原文と参照しやすいじゃん。
477吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 04:30:43
「賜物」いいなあ。誤訳が多いとかいわれてるけど、父親の伝記部分の日本語なんて
とても美しいですね。福武文庫上下で4千円は痛かったけど買って良かった。
こうなると別の人の翻訳も読んでみたくなる。正確さ重視の訳者のものと
読み比べてみたい。
478吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 19:37:00
賜物、価格が高騰してるんだよね。
おれはブックオフでかったけど。
479吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 21:24:49
やなやつ
480吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 22:13:57
賜物、価格が高騰してるんだよね。
おれは友達から貰ったけど。
481吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 22:57:33
賜物、価格が高騰してるんだよね。
おれは原書持ってるけど。
482吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 00:42:23
賜物に4千円w
483吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 04:01:50
改訳版「賜物」に4千円ならまあまあじゃない?
ネット古書で7千円、神田で5千円くらいが相場な感じ。
まあ、コンディションにもよるけどね。
万が一復刊しても、どーせ定価で3千円近くはするだろう。
484吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 06:05:23
福武文庫の上下で千円くらいだよ。
4kで、なにがまあまあだよ。
市場に出回った部数だって
ナボコフの小説としては少なくないし
見つかりやすい。
『プニン』や『アーダ』が高値になるのはまだわかるが。
485吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 10:38:56
>>484
おいおい、千円で売ってる店を教えてくれよw
ネット古書屋でもいいぞ。(もうちょっと高くてもいい) URLを貼ってみてくれ。
相場が千円だからなかには数百円の店とかもあるんだろな。
いやぁ驚いたw
486吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 11:14:44
>>485
484じゃないけど
6月 K浜T北T見 普D \500 (これは漏れがGetしちゃいました)
  9月 同S木町-xの出町界隈 t名失念 
            \600 (これはスルー。次行ったらもう無かった
               ここはゴーゴリも\500でしばらくあった)
  でもこの他では483みたいのしか見かけない。
K円寺-K祥寺辺りを毎週巡回すればそりゃーあるだろうけど交通費と時間
との相談。
487吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 11:38:32
『賜物』価格気になったので検索してみました。(9/23 11時半現在)

「日本の古本屋」最安値7000円、最高値9000円
「楽天フリマ」最安値7500円、最高値9000円
「スーパー源氏」最安値2500円(上巻のみ)、最高値10000円

高っ。つーか出品数が少ない・・・
488吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 11:39:49
>>485
ネットではぼったくりの値段がつけられてるけど
ブックオフを週に1・2度まわってれば
半年で上下巻2セットてにはいるよ。
俺がよく行くのは町田中央だけど
今年も何度か見たよ。
俺は105円で上下そろえた。
489吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 11:51:12
>>488
そういうのを言ったらどんな本でも安く手に入る可能性はあるけどな。
プニン1500円とかはネット古書でも結構あるな。
話題はあくまでも相場の話だろ?
490吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 12:00:54
福武の賜物は古本屋では
安価でちょくちょく見かける。
田舎の奴はともかく、
ある程度都会のやつはネットで買わないほうがいい。
491吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 12:08:49
賜物改訳すべし。
アーダ復刊すべし。
492吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 12:13:54
ロリータって来月?
注釈つくなら買うよ
493吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 12:15:56
一番たけーのってなんだろ?
やっぱ青春か?それとも道化師だろか??
494吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 14:38:18
>>493
たぶん
青春=プニン>道化師>ヨ文>アーダ>露文>賜物>絶望>ドンキ>>ほか
みたいな感じ。
そりゃー突発的プニン\1500とかもあるけど、あくまで相場の話。
だれか道化師譲って。20Kは出せん。
495吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 14:48:10
こうなったら全部再刊して古本の価格を崩壊させてほしい
496吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 15:10:02
ロリータの新訳が売れなかったから、復刊は難しいじゃなかろうか。
これも、新訳をバカ高い値段で出したからだろう。
497吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 15:51:13
急に盛り上がってるな。
新潮文庫のロリータ新訳、表紙だけ気になる
498吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 15:58:05
確かに表紙どんなのがいいだろう?
ドストエフスキーみたいな作者の顔?だすか?
499吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 17:36:57
だからロリータも若島が変な意地を捨てて注釈付きでハードカバー出せばよかったんだよ。
文庫には注釈付けるなんて馬鹿にしてるよ、それもこんなすぐ文庫だすなんて。
500吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 20:39:57
ロリータはペンギンのとヴィンテージのを見たが、ヴィンテージのシンプルでかつ濃厚な感じが好きなんだよな
まぁ文庫であそこまでやったらやりすぎかもしれんが
501吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 20:49:30
ロリータ新訳ハードカバーのあのふざけた値付けがいろんな意味で
読者にとってマイナス要因になりそうだな。
502吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:23:44
>>500
> ヴィンテージのシンプルでかつ濃厚な感じ

どういう意味?
それはペーパーバックでしょう?
503吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:28:16
>>502
うん
だから表紙のイラストがってことね
504吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:29:32
Vintageのロリータはこれでしょう?
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/0679723161/sr=1-1/qid=1159017956/ref=sr_1_1/503-6466087-1863148?ie=UTF8&s=english-books

ペーパーバックと言ったら安っぽいイメージしかないんだが。
ハードカバーはEveryman's Libraryから出ているようだけど
テキスト的にはヴィンテッジがDefinitiveといわれているんだよね。
505吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:29:37
test
506吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:30:31
>>503
イラストですか……。
紙質はやっぱり安っぽい?
507吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:37:51
Amazon.comのSearch Inside!(TM)でみると表紙のデザインが違うんだね。
ttp://www.amazon.com/Lolita-Vintage-International-Vladimir-Nabokov/dp/0679723161/ref=ed_oe_p/104-6863050-9119967?ie=UTF8

Amazonジャパンで買うとどっちなんだろう?
508吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:42:45
>>504
そうそれ。ただAmazonでも周りの本屋でも、Vintage、Penguin、Everyman's Libraryあたりが
値段的にもまぁ手ごろな感じで、他のペーパーバックはプレミアついてて高いし…
それでその中でどれか、ということになったとき、Penguinの安っぽい表紙はあまり気に入らなかったし、
Libraryはシンプルすぎるかな、と…。好みの問題だけどね。
>>506
紙質は安っぽいねー。ただ俺はその安っぽさが嫌いじゃない。
「向こうで普通に消費され愛されてる本」という感じが好ましいと思うんだよね、ペーパーバックの場合は。
気取ってないというか。それで唇ドアップの単純さもいいと思ったし、折角だからVintageにしようかと
509吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:46:18
唇ドアップと少女の脚ならどっちがいい?
510吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:47:50
少女の脚は確かCD版だったな。
でもあれってニンフェットというには若すぎないか?
511吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:50:28
>>510
確かにオーディオブックも同じ写真だった。
Vintage Internationalも同じ写真になったのかな。
512吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:52:45
読み捨てる大衆小説はペーパーバックでいいとしても
何度も読み返す文学作品は保存性の高いハードカバーがいいな。
僕の場合は。
513吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:53:26
あの女のこの顔が見てみたい。
514吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 22:56:01
>>511
今Search Inside見てみたが、表紙以外は一緒だった。Amazonがオーディオ版と混同したか、元々脚が唇になったか…
ただ今年の早い時期(細かくは覚えてない)に買ったVintage Int.は唇だったよ。
>>512
その気持も分かるんだよね…ペーパーバックってやっぱ少し経てばボロボロになるんかしら
微妙にスレ違ってきたからデザイン話はこの辺で。スマソ
515吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 23:02:19
>>514
裏表紙を見るとVintage Internationalだからあの表紙に変更されたんじゃないかな。

オーディオ版も素晴らしいね。ジェレミー・アイアンズのイギリス発音に聞き惚れてしまう。
516吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 23:06:08
分かった。Search Insideの裏表紙は$13.00で今の値段が$13.95だから
現行の版はきっと唇ドアップだ。残念。
517吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 23:24:37
注釈付きの文庫が出るんなら、一緒に原書も注文してみようと思う。
しかし、田舎モンにとっては便利な世の中になったもんだね。
一昔前は洋書が欲しいと丸善か紀伊国屋を目指して新幹線に乗ったもんだw

そういえば、もしナボコフが生きてたらインターネットや携帯をどう料理したのかね?
興味がある。
518ナボコフ:2006/09/24(日) 23:59:40
携帯電話。インターネット。
世の中はなぜこんなに歪なわびしいものになってしまったのだろう。
またなぜ人類はこんなに愚かに自分を失ってしまったのだろう。
それとも、昔ながらの「向光性」の衝動のため、近づくにつれて牢獄の窓の明かりに
ほかならぬことがだんだんはっきりしてくるにもかかわらず、なお信じきって、
前途の光に向かって進み続けるという致命的欠点が、欠点として自覚されなくなって
いるのだろうか。この奇妙な「進歩」への信頼はいつごろからはじまったのだろうか。
一九八〇年代からだろうか。あるいは九〇年代だろうか。そしていま「何をすべき」
なのだろう。私がいまなすべきことは未来へのあこがれを捨てることなのだ。
私は過去だけに生きよう。私の過去は、私の心のなかで私と一緒に存在する過去、
私の踵に海辺の白砂のようにくっついて離れない過去、私の目のなかに、
私の血のなかに生きている過去、人生のすべての希望の背景に深みと広がりとを
与えている過去・・・
519吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 02:15:26
本人キター!
520吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 08:03:43
本人反応早いwww

常駐してたんだなきっと。
521吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 17:01:43
読んでいないけど笑った。
522吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 19:53:11
ワロタw
523吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 19:56:53
524吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 22:26:09
映画(ライン版)を観て感動して大久保訳の小説を読んだ。
これまた別の面白さ(特にハンバートの独白)があって良かった。読みやすかったし。
で、若島訳のロリータを読んでみたけどなんか違う、と感じた。
特に、60年前の少女が現代的にしゃべるのには違和感がある。
新訳がでると旧訳って消えてしまうものなんだろうか?
聖書に旧約と新約があるように。旧約もぜひ残してほしい。
525吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 22:29:06
その聖書に対する認識は全然違うけどね
526吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 22:56:48
ちょい笑たw>聖書
527吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 00:51:12
旧約かw すごい例えだなw
528吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 01:39:47
漢字の綴りは合ってるからもう一歩考えればよかったのに
529吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 10:10:29
若島批判してる奴ってこんなレベルかよwww
530吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 11:14:07
>>524は釣りだろ
531吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 15:20:15
ていうかナボコフ好きなやつは真面目すぎだろw
マジレスするなよw
532吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 17:27:50
ふと思ったんだが、文庫に付く注釈って、若島が出す予定だった新書の流用じゃないかな。
その新書も発売されないところを見ると、本当に新訳売れなかったんだな。
533吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 17:35:20
改訳は誤訳の修正にとどめてもらいたい。
言い回しが古いのを現代風にするのは余計なお世話だ。
言い回しが古いのは作品が古いから当然のことだ。
534吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 17:51:28
え、ロリータ本って発売中止になったの?
535吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 18:00:14
つーか新書で注釈出しても普通の人は買わんだろ…
536吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 18:25:11
なんだよ、若島のHP見たらロリータ本発売中止になってないじゃん。
年内か年明けに出るって言ってるじゃねえか。
適当なことを言うなよ。
537吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 19:47:36
某掲示板におけるW氏の発言のようなんだが。

>この新訳は、とにかくクレイジーなギャグで笑ってもらうのも狙いの一つで、
>そういう箇所にはややきつめに色を塗ってあります。
>「マン法」ねえ、なんだかこんな話題ばっかり……。原文は"the Mann Act"で、
>これだと「男性の行為」という掛詞になるのですが、それをわざわざ注釈で
>説明するよりも、日本語だと「マン法」という言葉だけで勝手に別の「おぞましい洒落」
>を想像してしまうのではないかと思い、そのほうがおもしろかろうと考えたような次第です。

"the Mann Act"を「マン法」と訳すことが過激なギャグで、おもしろいと考えている
訳者のセンスを・・・というか、姿勢としてこういう翻訳ってどうなんだろう?
こういうのがすごいことなの??
538吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 01:23:25
まー正しい翻訳なんてないからなー。
ロリータは折角英語で書かれてるんだから翻訳者に頼らず原書読めばいいと思うけどね。
ロシア語時代のやつだって息子と協力して本人が英訳してくれてるんだし。
539吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 16:45:55
さしずめ大津氏あたりなら「男性特有の行為」程度に抑えるだろうな。
ちなみに大久保訳ではどうなってるんだろ?
540吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 18:21:15
>>533
そのとおり!若島に言ってやってくれ!
541吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 18:31:54
馬鹿島の住所を教えて。
542吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 19:32:12
増刷されたんだから十分売れてるよ
543吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 02:51:25
このスレ最近面白い
544吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 05:06:42
「めっちゃ」とか言ってるロリータなんて……orz
545吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 08:04:02
>>539
固有名詞なんだからだれがやろうと「マン法」になるに決まってるだろ。
勝手にはしょるのが得意な大津栄一郎なら、単に「法律」にしちゃうかも。

546吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 09:41:19
>>545
固有名詞? だれがやろうと「マン法」になる??
いったい君はなにを言ってるんだ?
翻訳うんぬんを語る前に日本語を勉強したほうがよさそうだぞw
547吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 11:44:29
>>539, 546 が哀れでならない件について。

ジェイムズ・マン議員が起草した法律だからマン法と呼ばれるんだけど...
だからだれが訳したって「マン法」以外になりようがない。
>>537は、そんなのをクレージーな訳とかいってしまう若島のセンスを心配
しているんだけどね。
548吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 14:34:08
若島ってそういう言葉遊び的なところにこだわりすぎるよな。
個人的には、ナボコフのそういう面には興味ないんだが。
大して面白いとも思わないし。あまり本質的だとは思わないねえ。
549吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 15:17:30
俺もそう思う。
そんなところで自己顕示されてもな、という。
550吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 15:18:04
そういえばmixiは今はどうなってんの?
Steveとかさw
551さげ:2006/09/28(木) 15:55:10
「だが一方で、そうした既存作品引用を発見する楽しみは、単なるうんちく
ひけらかしに即座に堕す。そしてことば遊びの多くは、電波な人がテレビや
広告から隠されたメッセージを読み取る行為と大差ないのだ。」

http://cruel.org/newwords/newwordslolita.html
552吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 15:57:34
あ、山形なんかと同ようなじこと言っちゃった。嫌だな。
まあ「テレビや 広告から隠されたメッセージを読み取る行為と大差ないのだ。」とは思わないが。
553吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 16:37:24
正直、過去の扱い方、視点の変化、構成のユニークさ、描写の巧みさ、人物造形・・・
こういうところに惹かれて読んでる。
言葉遊びの部分には興味ない。つまんねえし。
554吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 17:19:33
英語では面白いよ
それこそ言葉の本質だし
555吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 17:22:44
英語で読んだほうがおもしろかったのは事実だが、それほどのもんでもない。

556吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 17:32:23
>>553
おれもそんな感じだな。言葉遊びがそんなに面白いとは思わない。
557吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 17:54:14
言葉遊びを面白いと感じないならロリータの面白さは半分もわかるまい。
558吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:12:32
言葉遊びを面白いと思ってる奴こそロリータの面白さを分かってないと思うが。
559吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:15:52
まあ言葉遊び云々は小説読めない奴でも分かりやすいからな

理系出身の若島なんかがいかにも好みそうだ
560吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:16:50
I have only words to play with.
561吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:18:05
ここは是非>>558に『ロリータ』の真の面白さはどこにあるのか語っていただきたい。
562吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:26:28
>>553
君が挙げている点はすべて多かれ少なかれ言葉遊びの要素を含んでいるじゃないか。
ナボコフが書いた場合は特に。
563吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:30:24
ナボコフの文章は好きだが言葉遊びには興味は無いと言うのは
○○○○○○○○○が○○○○○○○○○て○○○○○○だ。
564吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:43:54
>>562
どういう意味だ、それ?
565吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:48:07
ていうか単純に言葉遊びの何が面白いのって聞きたい
566吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 18:57:56
それってもう趣味の問題なんじゃないかな
567吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 19:05:11
言葉遊びを言葉遊びと気づかない人達なんだろう。
568吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 19:36:56
the Mann Actみたいなのが面白い?
569吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 19:39:15
言葉あそびがおもしろいって言ってる連中はどうせ若島信者だろ
570吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 19:53:41
>>568
面白くないです。
571吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 21:02:19
>>568
ごめん、俺も全然面白くない。
「本質的」とかそういう言葉は使いたくないけど、
正直言葉遊びに付き合うほどの暇はない。
572吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 23:12:26
へえ、みんなダジャレや空耳をおもしろいと思わないの?
詩やラップのおもしろさや、ことばが韻をふむときの気持ち
よさがわからないの? 不自由な連中だ。

山形が指摘するようにつまらない深読みになっちゃうとしら
けるけれど、でもそういうおもしろさをナボコフから除いたら、
ぎくしゃくしたふしぜんな読みにくい小説でしかないんだけど。
記憶だって、ちょっとした語呂合わせの連想から記憶が開ける
のがナボコフの醍醐味なのに、言葉遊びの部分ぬきで「記憶」
とか言ってる人たちは単に通俗的なメロドラマを見てるだけだ。
そんなのなら韓流ドラマでも見てれば十分なのに。
573吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 23:13:51
言葉遊びがある程度まで作品の要素の一部なのはそうだと思うけど、
>単に通俗的なメロドラマを見てるだけだ
これはない。
574吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 01:19:48
過剰に比喩があるとうざい、ってのと同じだね。言葉遊びは。
575吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 02:25:42
例えば「the Mann Act」だって書かれた当時の書かれた場所ならその言葉の意味を
みんな知っていただろうし、さしずめ今なら通俗的なワイドショー的流行り言葉なわけで
ナボコフも書いた時点では、誰でもわかるってことを前提に書いてる。
でも、時代は過ぎて、いまやマン法なんてどーでもいい言葉知ってる人間の方が少ないだろう。
風俗うんちくゲーム好きでもない限りそんなもの面白くもなんともないんじゃないかな?
576吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 02:35:47
>>572
ダジャレや空耳、そんなものならナボコフよりマシなものはいくらでもあるけどな。
577吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 02:48:12
>>575
小説における「言葉遊び」の弱点はまさにそこですね。
時が経って注釈や解説が必要になってしまった時点で、
言葉としての本来の生命をあらかた失ってしまってます。
578吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 09:47:23
>>575

いや、マン法は1910年にできた法律だから、ロリータが書かれた当時だって
ワイドショー的なはやりことばなんかじゃないよ。でも一方で、売春禁止法
に近いものだからアメリカ人が思春期のどっかで耳にはする代物だし、しか
もそれがMann actという名になっているのがちょっと笑えるので、いまでも
そこそこ有名な法律なんだよ。日本の法律でいえば、わいせつ物陳列罪という
のがあるけれど、それがわいせつ物「チン」列罪でそれ自体ちょっとエッチな
連想を招いて少し笑える、みたいな。

まあマン法は予備知識がかなり必要だし(おれだってたまたまその手の法律を
調べたことがあるから知ってただけだ)、そんなに特筆すべきお遊びでもない
けど、頭韻で同じ音がたたみかけるようにくる気持ちよさや、ナボコフが一部
の小説でやる縦読みの楽しさは時代と無関係なんだし、言葉遊びがすべて
時事的だと思ってる 575 や 577 は視野がせますぎる。
579吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 11:53:44
>>578
>頭韻で同じ音がたたみかけるようにくる気持ちよさや、ナボコフが一部
>の小説でやる縦読みの楽しさは

だからナボコフのそれはたいしておもしろくないってとこで、話が進んできてるんじゃん?
580吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 13:17:39
頭韻的なこだわりや、いわゆる言葉遊びが、幸いにも散文を淀みのない流麗な流れから
遠ざけていると考えるべき。
一つの契機から文章は波及、分岐、拡散、または回帰していく。これが
ナボコフ文体のスリル、魅力。
文章を水の流れに例えるならば、言葉遊びは川面に突き出た杭や水面に波紋を広げる
投げ込まれた小石のようなもの。実はそれ自体はたいして面白くないんだよ。
頭韻の気持ちよさとか縦読みの楽しさなんて言っちゃうよりも文体の持つ構造に着目しよう。
581さげ:2006/09/29(金) 15:54:28
>>579
そんな偏向した無知で知ったかぶりだけ激しい2ちゃんねらー
数人だけで話を進められましてもねえ。

ロリータの冒頭部はおもしろくないの? アーダの題名はおもしろく
ないの? 名簿を見てロリータが薔薇にはさまれているといって喜ぶ
感覚はおもしろくないの? あるいはナボコフ以外でも「ゲーデル、
エッシャー、バッハ」の無限のGEBの変奏とそれが主題とからみあう
様子がおもしろいと思えないの?

まあできなくても生きていくのに支障はないし、そういう感性をまったく
持っていない人たちがいるのは知っているけれど、でもナボコフの価値が
そちらの方面にもかなりあることは否定できないと思う。でも、それが
わからなくても特に劣等感を持つ必要はないから。
582さげ:2006/09/29(金) 15:56:43
>>580

ナボコフの散文は、よどみはあるし、ことば遊びを優先するせいで
かなり流麗ではない違和感の多いもってまわった文体なのだ。それ
が理解できないで「文体の持つ構造」と言っても無意味だと思うよ。
583吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 17:29:49
>>582
文章読解力をもー少し付けてから書き込みするようにしよう
584吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 18:04:25
>>583
根拠を挙げずに批判するのは批判ではないんだよ。
議論ができないなら黙っていような。
585吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 19:16:32
>>584
>>582のレスが>>580の文章が読めていないという初歩的な指摘をしただけなんだがw
586さげ:2006/09/29(金) 19:54:55
>>583

あ、失礼。ご指摘の通り。急いでたんで読み違えていた。
587吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 21:06:09
こら、そこで屈するな。
588吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 21:47:56
文庫化の影響で盛り上がってんじゃん
589吾輩は名無しである:2006/09/30(土) 20:54:37
なんどでも言う
ぼくはロリータが好きだ
こう言うとロリコンといわれる、
ふざけんなよ、なめんなよ
590吾輩は名無しである:2006/09/30(土) 23:20:48
ナボコフに子供はいるの?
591吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 06:05:51
さげ=もけちゃん?
592吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 15:28:53
言葉遊びに興味がないと言っている人々は
英語で読んでいないだろ。
593吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 15:35:04
英語で読んでも大して言葉遊び面白くないって言ってる人がいるじゃん。
594吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 15:37:21
英語出来る人と出来ない人の差ということでFA
595吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 15:39:15
英語が読めないもんだからつまらないんだろ。
596吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 15:55:52
英検1級程度で英語が出来ると思っている連中なんだろ。
な、そうなんだろ。な。
597吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 16:14:11
え、Mann Act? 男の性行為って意味もあるじゃねえかよ! おもしれえええええええええええええええ!
言葉遊び面白すぎ!!!

とか思ってるんじゃねえのw
598吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 16:18:12
>>555みたいな奴もいるわけだし、すぐ英語できるできないの問題にするのはよくない。
そもそも原語で読むほうがいいのは当たり前の話だし。
599吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 16:22:32
555は間が抜けて見える。
600吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 19:33:39
キリ番ゲットって最近はやらないのかな...
601吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 20:49:24
はやらないね
602吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 21:47:23
ナボコフの言葉遊びそれ自体がおもしろいって話はあまり聞かないな。
欧米の研究者のなかでもそれがおもしろいって言ってる人はいないもんね。
詩人としての評価は低いですな。
ただし小説のなかでそういうことをやるアイデアとか行為はおもしろい試み、
みたいな言われ方はよくするよね。
あのギャグそのものを生真面目に吟味しようとしてるのは内外を通して
若島さんくらいじゃないかなあ? これマジで。
603吾輩は名無しである:2006/10/03(火) 00:41:11
Don't beat around the bush,
just admit it that you are a moron.
604吾輩は名無しである:2006/10/03(火) 16:45:16
英語って見た目がスッキリしてるよね。
日本語って見た目がぐちゃぐちゃ。漢字かなカタカナ、入り乱れで。
605吾輩は名無しである:2006/10/03(火) 18:51:06
Thank you for your naive comment.
606吾輩は名無しである:2006/10/03(火) 18:54:01
そういうことは谷崎読んでから言えと
607吾輩は名無しである:2006/10/03(火) 19:00:53
Your joke is falling flat.
608吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 07:21:43
>>596
英検一級なら読めるだろw
ユリシーズじゃないんだぜ?
「セバの真生」は日本語糞
609吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 10:04:24
英語云々は別として、セバスチャン・ナイトの訳がひどいのは確かだ。
富士川の訳はひどい。青白い炎も駄目。
610吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 11:47:29
I know you don't know.
611吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 13:12:21
富士川は酷いらしーなwww

人柱共乙
612吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 16:22:06
新潮文庫10月の新刊に『ロリータ』が入ってないんだけど、
もう1ヶ月待てということなのか?
613吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 16:29:18
テヘランでロリータを読むが出てまた追い風だな
614吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 17:43:23
Mud Wrestling Haze.
615吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 02:05:05
616吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 08:44:18
オーディオブックって家w
617吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 11:42:22
日本語版でないかなぁ。
618吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 17:00:08
日本語訳の朗読?
誰に読んで欲しいか。
619吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 17:01:33


挙動不審の若島さんに
620吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 17:17:28
ぎゃははははは!
621mixiナボコフコミュ:2006/10/19(木) 01:10:57
Steve、相変わらず超自分勝手。
622吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 01:41:25
>>590
いるよ。ナボコフのことは俺様がいちばん良く判ってる!!と
自負してる、ホモセクシュアルの息子さんがいるよ。
623吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 22:28:44
>>612
11/01 \900 注釈つき
624吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 16:08:58
大江の個人的解説がうざい、どうでもいい。
映画のことを愚鈍の一標本とか言いやがって糞が!
625吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 18:20:53
そんなことで怒る奴のほうが理解できない
626吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 12:16:58
新しい文庫のp.87にある、

「(女性作家の筆にとって何から何までニューイングランド)」って訳おかしくない?
意味不明なんだが。
627626:2006/10/31(火) 12:23:41
       ↑

あ、言うまでもなく『ロリータ』ね
628吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 18:59:10
なんであんな訳が文庫に入るんだろう?
629吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 20:56:24
馬鹿島のはもうウンコ化されたのか。
630吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 21:39:02
自演がいい加減うっとおしい
631626:2006/10/31(火) 21:59:15
原文は All New England for a lady-writer's pen! ね。

だれか分かるひといます?
632吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 22:31:37
ニューイングランドのすべての女流作家たちのペン?
いや違うなこれ。
633吾輩は名無しである:2006/11/01(水) 00:09:45
1.女にこの萌えはわかりっこないから書けない。
2.ロリータの服装がちょっとイギリスお嬢様風。
3.現在地であるニューイングランド。
の全部を引っかけて
「女流作家の筆には全くのニュー・イングランド」。

「新しい」にニューとルビ振ったらどうだろう。

634吾輩は名無しである:2006/11/01(水) 16:58:22
改めてロリータ読み直してるけどよく分からない表現が結構あるね。
おれの読解力のせいかもしれないが。

「(虎の鼓動二回のあいだに存在する、人間のごく狭い間隔)」(文庫p.198)って表現も
わけわからん。
635吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 01:46:22
>>626>>634の疑問に誰も答えられないということは君たち口ほどには英語できないんだなw
ナボコフは英語で読まないとどうのこうのと言ってるやつがいたのにw
636吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 03:27:59
正直ナボコフ自体、文章がへた
637吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 12:16:38
外国語で書いたからね
638吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 12:36:32
>>635
2ちゃんねらなんて口だけですから
639吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 02:47:42
うわあああぁぁ…ぁぁああああ!
若島訳の「ロリータ」文庫版、ホンマに出ているじゃねえかよぉう!
一年前に買ったハードカバー、積ん読のまま部屋の隅でホコリかぶったままだよぉぉ
幻冬舎みたいなこすからい商売してんじぇねえよ、珍潮社はよおぉ…
640吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 11:53:09
ほんと汚い商売のやり方だよな。
それも今度の文庫は注釈付きだぜ。
ハードカバーと読み比べてみるとどれだけ高いハードカバーのほうが不親切だったかよく分かるよ。
アナグラムになってる単語にもハードカバーでは注釈をつけてなかったりひどい。
翻訳だけでアナグラムかどうかなんて分かるかよ。

まあ文庫版の注釈だってほとんどはアッペルJr.の注釈そのままなわけだが。
641吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 12:10:46
そもそも若島はロリータに注釈をつけない理由をごたごた言ってたのにな。
642吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 12:25:25
どうせ若島はただ注釈つけるのが面倒だっただけだろ。
文庫にするにあたって編集者から「少しは注釈つけねえとわかんねえだろ!」とか
言われたんじゃないの?
643吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 13:25:04
付加価値をつけろとはいわれたろうね
644吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 14:42:12
みなさん、大久保訳を拾っておくなら今のうちですよ。
若島訳と一緒に揃えておきたいものですね。
本屋さんへGO!
645吾輩は名無しである:2006/11/04(土) 23:10:49
新潮文庫『ロリータ』読み始めた。
若島さん、気合入りまくり。
なかなかいいんじゃね?
646吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 00:28:41
誤訳らしきものを見つけましたw
647吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 02:45:46
>>646
くあしく
648吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 21:55:29
>>644
やっぱり絶版になるのかね
649吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 21:59:37
カポーティの「冷血」旧訳ももう全然見ないし、旧訳はホント今の内だと思うよ
650吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 13:38:26
大久保訳には今後「稀少価値」も加わるわけですね。
持ってるやつと今の、カバーのデザイン違うから、買っとこ。
若島訳は・・・いつでも買えるからいいやw
651吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 16:31:44
ロリータ売れてるな


Amazon.co.jp ランキング: 本で543位
652吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 08:38:56
じゃあ二つの文庫を比べながら読むかな
片方だけ読んでも分からなそうだし
653吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 12:58:17
一番読んで分からないのはハードカバーだよ。註もろくについてないし。
まあいまさら買う人も読む人もいないだろうが。
654吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 14:57:26
注釈ツキだから買わざるをえなくなった。
酷い商売だなマジえ
655吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 15:18:44
馬鹿島なんかになんで翻訳させたんだろ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
656吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 16:39:27
それも一年も経たないうちに文庫化だからな、ひどすぎる。
百年の孤独は絶対文庫化しないくせに、新潮。
657吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 01:10:54
>>656
何かんがえてんのかまったくわかんねぇよな。
コレラとかも一年以内に文庫化されたりしてな。
658吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 06:13:06
「透明な対象」で、パースンが車でキスしてるときに
興奮して炎の一滴を漏らしたって記述があるでしょ。
「炎の一滴」って所謂「ガマン汁」のこと?
エロイ人教えて!
659吾輩は名無しである:2006/11/17(金) 19:46:43
セバすの障害は墮訳なんか?
異常なほどつまらないんだが・・・
ナボコフ短編集の学生時代の作品よりつまらない
660吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 06:24:17
ロリータ新訳、アマゾンで酷いレビューが書かれていて笑った。
661吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 15:48:38
ただのキチガイじゃん。
mixiもそうだけど、
ああいうのに発言の場が与えられたというのが
ネットの最大の罪だなあ。
662吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 15:54:44
確かに若島訳って谷崎訳みたいな弱点があるんだけど
ああいう仕事そのものに敬意を払わない態度は嫌だね。
663吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 17:50:05
つーか、尼のは具体的なこと何も言えてないじゃん。
664吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 18:06:35
こんな時こそ松浦淳さんの出番でしょ。wwwwwww
665吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 18:53:59
まああれじゃただの中傷だわな。
批判は大いにやってほしいが、具体的にやってくれよ。
666吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 15:16:58
>>631
女性作家にかかれば全てニューイングランド

読んでないから前後の文脈がないとよくわからん。
667吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 20:04:18
新潮文庫『ロリータ』読み終えた。若島さんGood Job!

ただし「解説」は不要だね。ノーベル賞ゲットしたんだし
大江○三郎さん、もうお引取り願っていいんじゃないの?

668吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 20:08:43
残念ながら、
大江の解説が『ロリータ』文庫版のいちばんの見所。
若島の訳はいまいち。
669吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 20:14:39
両方いらね。
670吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 21:09:03
何がGood Job! だよ
671吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 21:42:10
何がって、若島さんの翻訳がGood Job!なんだよ。
読解力無いバカ?
672吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 21:50:48
その翻訳のどこがGood Job! って言ってるんだよ。
読解力無いバカ?
673吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 21:55:10
若島信者きもすぎだな
674吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 21:58:58
そもそも若島の翻訳がGood Job!と言うならハードカバー出したときに言えよw
いまさら文庫出してから来られてもねえw
675吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 22:08:08
>>667
あほか、おまえw
お前みたいなやつがいるから
くそ翻訳が世にはびこるんだよ、この禿が。
676吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 22:38:38
若島の粘着マジどうにかならんのか。
どうせ誉め殺しみたいなコピペ貼ってたクズだろ。
677吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 23:01:49
そういえば最近あの若島コピペ見ないな
あれだけ読むと本当に嫌な奴だよなw
678吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 23:31:05
もけちゃんってなにやってんだろ。
679吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 13:01:11
>>674
ハードカバーは高すぎて。
文庫でようやく買えました。
新潮社、貧乏人に優しいっスね。
680吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 13:35:29
せっかく高いハードカバーを無理して買ったのに
すぐ註釈付きの文庫が出たんでそれもまた買わざるを得なかった貧乏人だっているんだよ!
681吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 13:56:47
まあ、ハードカバー無理して買った奴より
文庫化喜んでる奴の方が多いだろうし、いいでない?
682吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 14:09:45
>>667-677 Good Job!!ww
683吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 14:11:31
むしろ貧乏人をコケにして商法だな、新潮社。
そもそもあのハードカバーはろくに注もついてないし欠陥商品だろ。
684吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 14:13:09
>>681
なんて言い草だよ
余計腹立ってきた
685吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 14:23:43
本当の貧乏人なら、単行本も文庫も、買わない
686吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 14:28:02
>>685
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
687吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 14:40:18
むしろ本を買うせいで貧乏になってるという話も・・・・
688吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 19:21:53
大人になって本読んでたら幸せになれないだろ…
常識的に考えて
689吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 01:04:23

   〃∩ ∧_∧
   ⊂⌒(  ・ω・)
     `ヽ_っ⌒/⌒c
        ⌒ ⌒
690吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 02:07:19
おかげで、本読まない人から幸せを奪われています
691吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 11:40:19
高校生にフェラさせながらの読書は最高。
692吾輩は名無しである:2006/12/06(水) 15:06:33
『透明な対象』を読んだんだけど、かなり奔放にナボコフ書いてるねえ。
ナボコフのひとつの極北って言ってもいいのかな。

あと既出だと思うが語り手は死んだR氏だよね?
黄泉の世界みたいなところで新入りの仲間か何かに語ってると解釈すればいいのな。
いろいろ説明してあげてるって感じだよね。例の「翳法師」と関係してるのかな。
693吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 08:03:44
かなり昔に刊行された『ロシアに届かなかった手紙』
1500円で売ってたんだけど、
この本に収められている内容って、
ナボコフ全短編にもすべて収まってるんですよね?
694 【小吉】 【1330円】 :2007/01/01(月) 01:53:28
t
695吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 17:45:04
ナボコフ・レザレクション!
696吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 16:44:54
週刊ブックレビューでロリータ取り上げるぞ
697吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 16:48:09
>>696
詳細頼む
698吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 17:06:11
新訳読んでるけど、粘着質でとても読み進められない…
旧訳でもこんなだったの?
699吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 21:50:10
■おすすめの一冊 様々なジャンルのゲスト3人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
書 名 ロリータ
著 者 ウラジミール・ナボコフ著 若島正訳
出版社 新潮文庫
書評する人 今村楯夫 (東京女子大学教授)
700吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 00:46:33
若島さんのエッセイは面白いと思うし、もぐりこんで聞いた若島さんの講義も小説を読む愉悦に溢れていたし、
若島さんのナボコフ研究は高いレベルなんだろうと思うんだけど、翻訳者としては、今ひとつなのが悲しい
細かい誤訳は、まあ翻訳につき物の避けられない業病みたいなものだからいいんだけど、日本語のセンスがねえ・・・

不実な美女より貞淑な醜女を選んだつもりなのかも知れないが、
ナボコフに心酔する余り、翻訳者としての自分の力量を超えたところにハードルを設定している気がする
誰か小説家と組んでやれば良かったんじゃないだろうか
701吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 18:07:19
若島は悪くないというか、ナボコフなんて翻訳が難しい作家を扱う場合仕方ないと思う。
小説家と組んでやればというのは同意です。もともと言葉の扱いに秀でた人でもないし。
702吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 06:41:07
627 :吾輩は名無しである :2006/06/23(金) 14:21:44
生涯で唯一の英語論文 つ Wakashima,Tadashi
Between Art and Life--The Case of Philip Roth′s My Life as a Man
The Albion p23〜42,1986/10(ISSN 0568921X) (京大英文学会)

英文学やってる日本人教授または翻訳家としては、ごくごく平凡な能力の人なんだが、
なぜ信者がついてるの? 信者は数人だけなの?

スペックを見れば、20年前に糞紀要に糞英語論文を1本書いただけの男。
今の若手では、これほど実力の無い男は助教授にもなれないだろう。

629 :吾輩は名無しである :2006/06/25(日) 22:38:43
そもそも土俵に上がってないから比べようがないw
安全な場所から「俺は天才だ」とか吠えてるだけ。
703吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 07:37:21
短編全集2ってもう手に入れにくい?
欲しいんだけど
704吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 05:01:44
近所の古本屋で「アーダ」上下が安く売ってたんで読んでみたんだが
とにかくルビがうぜえ!話もたいしておもしろくないし・・・
となれば言葉遊びの部分になるんだろうけどそーなると、こりゃ翻訳で読むもんじゃないね。
期待はずれでした・・・orz
705吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 07:15:09
いくらでかったの?
俺は読んでみたいわ。
706吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 09:23:46
上下で800円だった。読んでるとシャレとか暗喩の連発でイライラしてくるよ。健康に悪い。
原書で読めばおもしろいのかも。(俺には無理だが・・・)
707吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 10:05:45
いい値だね。
悲しいエピソードがこれでもかってくらい押しよせるから
目移りして集中できないという苦情もある程度は理解を示せるかな。
数衛訳には作中の講義に唸った。
借りてイッキ読みしたときはどこが仏語で露語か注意していなかったよ。
判別できる?
708吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 10:29:52
>どこが仏語で露語
そもそも、そんな余裕はなかった。言葉遊びの部分をあまり理解できないので
大事なことを読み落としてるような欠乏感を常に抱えた感じの読書。
もっともあの作品の日本語訳はああするしかないんだろうなって気はする。
709吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 10:48:12
そうだね。参考書のような気分になったことは覚えているよ。
その欠乏感に近いかもしれないね。
たしかどっかで「お前医学用語を使いたいだけだろうが」っていうツッコミがアーダから入っていた。
それが文法的に無傷で流麗な文章でも、それぞれの比喩から意を汲めないことはないとしても、
くどくって、気取っていて、鼻につくのは原文に当っても同じだろうと思うよ。(その意味でお似合い?)
近親姦(同性間)を聞き知るところで69の描写があったような気がするけれど、名をなした作家が
老いてあんなことを書かされるなんて「純文学」は酷だな〜と思った。
よかったら印象に残ったところを教えて。
710吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 12:07:44
「クリトリスを愛撫する」
こんなことを、あんなに華麗かつ遠まわしに書かなくても・・・w

初っ端の母親の狂死のエピソードで、ああ、これからさぞや陰惨な物語に
付き合うんだろうなって予感に包まれたよ。(的中)
711吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 12:33:49
貴族的おいらくに付き合わされるのも、贅沢っていやあ贅沢なんですが。
あちこちで喩えにまどわされながら、テラの概念を理解するのに四苦八苦して、
結局作品の入口をうろうろしただけに終ったかもなあ、っていう消化不良の感じが
訳書読了直後には残ったんですが、本を返した後は賛美一色なんですよ。
というか、あれでも読み易すぎるのかもしれませんね。

ヴァンいわく、音には色が、色には匂いが。
さてアーダ作中のあそこの色はどうだったか。匂いは?
活字が着色されてみえるとかいうのがナボコフのハッタリかどうかはともかく、
率直に申しまして手もとに置いている人が羨しいです。。
712吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 00:51:51
>>703
今それの新品探してるけどみつかんね

日本文化チャンネル桜は、平成十九年三月三十一日をもってスカイパーフェクTV!Ch.767における
24時間放送を休止し、同Ch.241「ハッピー241」の夜の時間帯で放送を続けることになりました。

※「ハッピー241」での放送時間(4月1日?)は、以下のとおりです。スカイパーフェクTV!
の受信環境があれば、どなたでも無料でご覧になれます。
       【月?金】18:30?21:30/23:00?24:00
       【土・日】21:00?24:00

http://www.ch-sakura.jp/index.html

714吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 14:06:01
積ん読していた「アーダ」を読みはじめたとこなんだが・・・
<スキマー>が出てきて、とりあえずぶっ飛んだw
ところでこの装丁は美しい部類に入ると思うのだけど、栞紐がなんでないのよ!
不便でしょうがない。とくにこの本には欲しい。
715吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 15:13:38
落ち着いた色調のカバー表紙でしたっけ? どんな装画だったか……
「カノレーオ」っていう架空の音楽再生機器が、すごく好きだったな。
架空なんだろうけれど、実在したんじゃないかと錯認を起こすくらい。
一冊に合本して色違いのリボンを二本綴じたらまるで聖書ですね。
716吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 20:03:10
>>715
ほとんど白に近い淡いベージュの表紙の上部に、灰色がかってくすんだ緑色の帯が入っていて
そこに HAYAKAWA LITERATURE とだけ入ってます。
その下の題字はロイヤルブルーというのには暗いし、濃紺というのには少々
明るい感じのちょっとエレガントな色が使われてます。
中央に、上部の帯と同じ色をバックに、赤みがかった茶色の線を用いて
版画風のタッチで描かれた一群の旧教徒風?な人たちのカットが据えられてます。
ベン・シャーンという人の手になるものだそうです。
紙はつるんとした質感ですが光沢がおさえられたものが使われてます。
全体的にシックな印象を与える良い装丁だと思います。
717吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 09:46:30
>>716
ありがとう。いずれ上等なデザインですね。
こういう作業も解説、書籍鑑賞の一端といっていいのかな。
帯が気にかかりますが、それは買ってこの目に収めることにします。
HAYAKAWA LITERATUREの文字は「帯文」ではないでしょう?
その色の帯は表紙カバーに印刷された帯形の帯で、ってあーややこしい!

タイポグラフィ、刷り色、紙の指定等をひっくるめてのブックデザインだ、
装丁もその内にあるっていう考え方が、どうもいまひとつしっくりこない。
装丁家とは読書家だろうか? 印刷−製本−取次−書店、その流通以前に。
「装丁」って英語ではgetupでいいんだっけか。
718吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 19:02:47
今日、古本屋で『ロシア文学講義』と『ヨーロッパ文学講義』を
見かけたが、露文8000円、ヨ文1万円で
手が出せなかった。無念。
719吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 20:25:29
ヨ文←なにこれヨハネ?
720吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 21:54:35
存在量化子
721吾輩は名無しである:2007/05/08(火) 18:47:02
当分先だが「賜物」が沼野新訳で出るようだね。2009年の話みたいだが。

http://www.kawade.co.jp/sekaibungaku/release1.jpg
722吾輩は名無しである:2007/05/08(火) 18:48:38
賜物新訳age
723吾輩は名無しである:2007/05/08(火) 19:29:15
賜物いいねえ。
池澤GJ!!!
724吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 00:02:54
アブサロムアブサロムは新訳して欲しかった。
ピンチョンは何でヴァインランドなんだ?
基本的に初訳、新訳は神
てスレ違いでスマソ。
725吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 00:15:36
灯台への新訳なんていらねえんだけどな、岩波があるし
726吾輩は名無しである:2007/05/09(水) 00:51:15
一応張っときますね
池澤編世界文学全集を予想するスレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1167934108/
727吾輩は名無しである:2007/05/10(木) 04:55:03
>>725
池澤自身の仕事して入れたいんじゃね?

しかしこれ思い切ったことするね。売れるのか?
728吾輩は名無しである:2007/05/10(木) 14:49:55
綿矢マネーがつぎ込まれるんじゃないか?
729吾輩は名無しである:2007/05/23(水) 22:30:11
池澤の談話が日経夕刊に載ってた。ナボコフには言及ナッシングだが
730吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 01:13:20
ロリータを読んでとても感銘を受けたんですが、
次は何を読んだら良いでしょうか?
731吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 02:21:51
セバスチャン・ナイトでも読んだらどうですか?
ただし翻訳は酷いですけど。
732吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 20:47:27
>>730
通りがかりのものであれだが、質問して答えてもらったんだから、最低でもなんかレスぐらいしろよ
聞くだけ聞いてそのままって失礼だろ
733730:2007/07/05(木) 21:51:28
すみません。
中間試験の勉強が忙しく、なかなかパソコンを見る暇がなくて放置したままでした。
質問したらすぐにお礼なりするのが普通ですよね。おまけにスレも止まるし。
本当に申し訳ありません。>>731さんありがとうございます。
>>732さんもご指摘ありがとうございます。

ついでといってはあれですが、
読後しばらくしてちょっと疑問が沸いてきたのでもう一つ質問させてください。
「ロリータ」におけるハンバートの口調というか、本文の文体についてです。
個人的な感想ですが、とても装飾過多な文というか、偏執狂的な文という印象を持ったのですが、
これはナボコフさん自身の文章のスタイルのようなものなんでしょうか?
それとも、ハンバートというある意味精神病的キャラクターを構築するにあたっての
単なる文章的テクニックなのでしょうか?
勿論こういう文体が悪いといっているわけではない(むしろ逆)のですが、
これからナボコフさんの小説を色々読むにあたって気になることだったので質問させていただきました。
長文駄文失礼しました。


734吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 01:00:55
>>732
ここは進行の遅い過疎な文学板なんだから、すぐにリアクションが無い位でそうカッカするなよ。
何か気に食わんことでも有ったのか?
735吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 01:27:20
ハンバートの文体はまあナボコフの中でも異様な羅列って感じだけど、
他の作品でもあえて分かりやすさから脱却した英語を使ってる
ような気がするな。ロシア出身ってのを逆手にとってるというか。
736吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 02:40:36
>>734
自分で質問したらなるべくスレチェックするのは当然だと思うし、過疎スレとか関係ないと思うよ
737吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 03:04:17
>>736
勝手なマイルールを押し付けないで下さい。
738733:2007/07/06(金) 10:27:57
>>735
やはりロシア出身者が外国語である英語を使って小説を書いているという点が
ポイントなのかもしれませんね。
その辺はナボコフをこれから読み進めるに当たって、自分で確認していきたいと思います。
739吾輩は名無しである:2007/07/07(土) 00:28:01
732みたいな自称良識派は最低だね。反吐が出るわ。
740吾輩は名無しである:2007/07/07(土) 00:50:26
>>738

> やはりロシア出身者が外国語である英語を使って小説を書いているという点が
> ポイントなのかもしれませんね。

難解語が多いというのが確かに特徴だが、
母語じゃないという理由とは関係ないんじゃないかと思う。

ナボコフの小説はたいてい本人がロシア語版も書いてるから
ロシア語を読める人が確認してくれたら有り難いけど。
741吾輩は名無しである:2007/07/10(火) 21:12:19
>>732
ゴミのような奴だな
742吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 16:17:57
生涯で唯一の英語論文 つ Wakashima,Tadashi
Between Art and Life--The Case of Philip Roth′s My Life as a Man
The Albion p23〜42,1986/10(ISSN 0568921X) (京大英文学会)

英文学やってる日本人教授または翻訳家としては、ごくごく平凡な能力の人なんだが、なぜ信者がついてるの? 信者は数人だけなの?

スペックを見れば、20年前に糞紀要に糞英語論文を1本書いただけの男。 今の若手では、これほど実力の無い男は助教授にもなれないだろう。

629 :吾輩は名無しである :2006/06/25(日) 22:38:43
そもそも土俵に上がってないから比べようがないw 安全な場所から「俺は天才だ」とか吠えてるだけ。


若島「どんな翻訳にも誤訳はありますから、ある部分を取り上げてここは間違っているじゃないか、
というのはあまり意味が無い。全体としてどのくらい見ているかが大事で、(……略……)
だからもし私の翻訳を読んで分からないと思われたら、
新潮文庫を参照していただければ(会場大笑)、どうなっているのかが分かると思います(笑)。」

### 能力のある人がそういう事言うと面白いが、若島が言っても不愉快なだけ。 自分こそアヤフヤな所は新潮文庫を参照して誤訳を防げ、馬鹿野郎。


若島「もちろんかつての訳をずっと横に置いて翻訳すると、訳語に引っ張られるというか、
すごく上手い訳があったりすると、じゃあこちらはどうしようかな、というのがあって(笑)、
あまり見ない方が賢明だとは思います。 それでも今回は翻訳にかかる前に、一応ざっと目を通しました。」

### 「一応ざっと目を通」す意味なんかないんだよ。 若島程度の実力で「Lolita」を読んだら解らない箇所だらけだから、その度に新潮文庫を参照して誤訳を防げ、馬鹿野郎。
743吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 11:58:25
744吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 12:20:10
745吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 01:37:17
アホ島
746吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 16:58:09
747吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 17:56:47
ナボコフの新作が読みたい。
748吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 18:23:27
>ナボコフの新作が読みたい。

死人はあまり小説を書かないからなあ。
749吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 18:26:41
全集出してくれればそれでいい。
河出、日夏全集並みの値段でもいいから出してくれ。
750吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 22:05:05
ホント、何故全集が出てないんだ。
英語版ではハードカバーで何冊かそれっぽいのがでてるけど。
751吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 23:09:56
途中まで書いてた遺作を出してくれないものかね。
752吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 00:35:01
>>750
どれ?
753吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 01:04:53
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1883011183/ref=ord_cart_shr/503-3598846-2945539
このシリーズ。表紙が美麗なので買おうか迷っているが如何せん高い
754吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 01:26:04
>>753
古本で9000円は冒険だね。
755吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 07:27:55
>>753
俺これもってるわ。
3、4年前に買ったんだけど、そのときは一冊3000円ちょっとだった。
756吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 15:23:10
>>755
紙の質とかスパインの耐久性とかどうですか?
757吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 21:06:31
>>756
久しぶりに奥の本棚から引っ張り出してきた。
カバーは少し安っぽい感じだけど、それ以外の部分は結構しっかりしている。
一冊にだいたい三作品収録されているが、9000円は高すぎると思う。
758吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 21:53:01
ハンバートハンバートって名前ありえるの?
759吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 01:13:52
>>753
このシリーズは待ってれば絶対再版されるハズなので気長に待ちませう。
日本でも国でもトヨタでも(メセナとして)この種の企画をやればいいのに。
フォークナー実質全集が2万なんてクラクラしちゃう。ディックまでライン
ナップに乗せてきたし。
760吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 01:55:15
第二巻はまだ在庫があるようだ。
761吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 21:21:37
復刊ドットコムによると、「アーダ」は若島氏の新訳で準備中とのこと。
発売は未定。

俺はあまり若島訳を信用してないので、微妙なところだ。
762吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 21:32:55
どこから出るかによって決まるな。
みすずだったら買ってもいい
763吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 00:40:40
早川
764吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 02:02:56
また若島かよ・・・
早川復刊してくれ
765吾輩は名無しである:2007/08/06(月) 16:25:49
発行元である早川書房にお問い合わせたしたところ、現在、若島正氏による新訳での復刊を目指して準備中、とのことです。
刊行時期は、今のところ未定。

期待の上、心してお待ちくださいませ。

766吾輩は名無しである:2007/08/06(月) 19:23:32
あんまりアーダこーだ言うなよな
767吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 19:52:04
768吾輩は名無しである:2007/08/12(日) 02:50:57
「アーダ」の若島訳なんかいらないよ、あれはもともと良い訳じゃん。
どーせ新訳したところで例の得意げな言葉遊びが幾つか増える程度だろう?
ロリータで懲りねえのかな?
若島がいつまでもふところで暖めてるせいで、名著の復刊の妨げになってる。
もう、アフォかと。
769吾輩は名無しである:2007/08/14(火) 18:48:57
すると一般書店で入手可能な作品がこう並ぶわけだ、(賜物、)
セバスチャン・ナイトの真実の生涯、ロリータ、青白い炎、アーダ、透明な対象
……(短編集はもはや入手困難?)ほとんど異常な気もする。
さっさと出版にまでこぎつけてくれればいいんだけど。
そういやプニンの未文庫化って、けっこう惜しいことしてるよね。
770吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 22:27:20
夏休みを利用してロシア文学講義を読んでみたいんですが、どんな本が取り上げられているんですか?
予めその本を読んでいないとさっぱり分からないものなんですか?
それと、出来たらヨーロッパ文学講義についても教えてほしいです。
771吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 03:29:53
>>769
ベンドシニスター
ナボコフ短篇全集〈1〉なんかも買えるよ
772吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 20:28:32
>>770
ドストエフスキーをくそみそテクニックに貶した本
773吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 20:58:32
>ヨ文
ユリシーズ読んだふりができる。
774吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 21:10:55
ドストに関していえば、テクニック云々ではなく、典型的精神病患者みたいなキャラ
ばかり使って「キャッチー」な小説書こうとするなよ! みたいな批判をしてる。
多くの人間の耳目を集めるには、多くの人間に受けるには、みたいな狙いで
書かれた物がナボは大嫌いなんだよ。
(その点で潔く開き直ってるミステリーとかポルノは嫌いじゃなかったらしいが)

現実として、良い物は(あるいは良い部分は)比較的少数の人間にしか
分からないものだという考えを強く持っていたとおもう。
それがエリーティズムなのか努力マンセー主義なのか・・・そのへんはわからんが。
どっちだろう?
775吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 23:05:01
一種の貴族的な文化感を持っていて、その良い部分を一般人にも伝えようと努力した人だろう。
ロ文やヨ文を読めば分かる。
文化としての貴族にはこだわった人だけど、階級としての貴族にはこだわらなかった人だな。
776吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 09:42:02
レス謝謝。よろしかったらもっと教えてください。
個人的には>>773みたいな効能を期待してるんですけどwジョイス意味不明なんでorz
777吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 12:32:17
>>774
>>775
そういえば佐藤亜紀とか言う作家が、その意見を継承した積りで文学とは本来少数派のものである、見たいな事いっていたね。
でもそれで開き直って、マイナーなものばっかり作りつづけている奴とは桁が違うのかなナボコフは。
778吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 12:37:39
>>777
少数派向け、玄人向けと言いながらオナニー小説書いてるやつらとは違うんだな。
少数でも圧倒的に惹きつける、カルトな作品を作れるのがナボコフ。
まあ、少数というのは言葉の綾で、全然マイナーな作家には成り下がってないけど。
779吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 13:13:06
そこで例えば「ロリータ」ですよ
あの一見、通俗の極みみたいな器の中には・・・
780吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 13:13:46
世界的大作家
781吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 13:30:34
>>780世界的(池田)大作か

草加乙。・・・ごめんしょうも無さ過ぎるな。
782吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 13:32:35
現代日本の作家だったら間違いなく
オナヌーマイナー作家と呼ばれていた。
アクタ川は無理。本屋さん大賞も無理。
「ロリータ」は売れ筋に媚びたと言われただろう。
783吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 18:51:05
>>782
佐藤厨お疲れw
784吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 18:55:48
>>782
『現代』にやるのとは意味が違う。
785吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 19:05:14
例えば、笙野とか佐藤とかマイナーな作品を作りつづけてる奴らのファンってなんか暑苦しいんだけど、
こう言うものを呼んでる自分はマニアックだとか、そういう下らない感情が働いている奴もほとんどなんじゃないの?
それじゃ駄目なんだろ文学は。
786吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 19:07:59
>>785
作者も読者もオナニー。集団オナニー、オナニー集団。アーッ!wwどうでもいいか。
787吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 23:31:48
メジャーとは何か。それがわからない。
ナボコフはカフカとならんでオレ的には愛すべきマイナー作家。
メジャー作家というのはたとえばアイン・ランドw とかだろう。
名前の後にw付けないと恥ずかしくてカキコできないような。
788吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 23:33:32
>>785
中原と阿部も入れておいてくれ。
789吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 01:33:37
そんなことどうでもよくなるくらい面白いからいいよ
790吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 10:33:09
>>787
メジャーだからどうとか、マイナーだからどうとかいう問題ではない。
それこそ>>785の言う下らない感情なんじゃないのか、と思う。
791吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 11:48:02
>>790
もしそうなら
マイナーだから駄目、メジャーだからよしという判断も
>>785がいうような下らない感情も存在しない。
もちろん存在しない方が正しい。

だいたいこのスレ、いつからそういう
ナボコフが毛嫌いしそうな価値観が入り込んだんだ?
792吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 15:43:25
そんなこと言い出したら文学自体マイナーなんだよ!
793吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 21:13:30
>>787
あら、奥様
こんなところでさりりげなくアイン・ランドなど出して
こきおろしていると、お里が知れますわよ
794吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 21:15:03
それと、今さらメジャーかマイナーかなんて、
前世紀の遺物みたいな価値判断じゃあ、ありませんこと!
795787:2007/08/18(土) 21:54:25
その通り!
796吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 04:59:40
なんだ 野球の話で盛り上がってるのかい?
797吾輩は名無しである:2007/09/16(日) 20:33:42
ナボコフ論として何か良いのありますか?
798吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 02:00:21
富士川のとか、まあ探せばいろいろあるだろうけど、
俺は沼野の『亡命文学論』のなかにちょこっとはいってるやつが
結構面白かった
799吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 06:37:01
『青白い炎』、もう品切れみたいなんだが・・・
油断したわ。
店内在庫で買うしかないかな。
800吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 09:27:04
『青白い炎』どうせなら新訳出してくれねえかな。ひどい訳だった。
801吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 10:56:50
全集出してくれないかな。なんでないの?
802吾輩は名無しである:2007/09/17(月) 15:14:51
>>798
参考になります
803吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 00:53:04
ここって大学の先生とかいるのかな?
804吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 01:29:42
約一名出現したのを見たが
ナボコフ研究者ではなかったな。
805吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 03:08:56
うちの先生見てないのかな・・・
806吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 12:13:04
807馬舎皇子:2007/10/13(土) 20:14:15
808吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 21:16:43
アーダまだかよ
809吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 21:17:42
あーだこーだ言うな!
810吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 11:19:07
わしゃあ
811吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 19:19:30
光文社古典新訳文庫に何か入らないかな・・・
光文社じゃ無理か・・・
8128:2007/10/15(月) 08:04:00
世界は絶望である
8139:2007/10/15(月) 08:21:50
女たちは砂漠に埋もれて砂となる
814吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 10:55:55
文学講義はやく文庫化してくれい
815吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 15:28:05
ドス=パソスの研究がしたい
816吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 15:44:43
ナボコフはもう文学ファンにも読まれなくなってきた
意外と早かったなw
817吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 15:48:32
だって小説が面白くないもん
ドストエフスキーの足下にも及ばない
818吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 15:58:39
自演乙
819吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 19:11:11
つかれた
820吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 11:00:02
ナボコフがドストエフスキーを斬っていたのを知っての狼藉か
821吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 22:53:44
若島正、生涯で唯一の英語論文:
Wakashima,Tadashi, Between Art and Life--The Case of Philip Roth′s My Life as a Man
The Albion p23〜42,1986/10(ISSN 0568921X) (京大英文学会)

驚いたことに、東大の英文学科も若島正レベルのクズ(英語の記事・論文が書けない)が揃っているようだ。

http://markwaterman.blogspot.com/2007/08/white-paper-on-faculty-of-letters.html
> 特に英文学科の教授の研究業績をみると、語学の教師ではあるかもしれないが本当に英文学者かと首を傾げたくなるほどだ。唯一、MITでPh.D.を取ってきた渡邉明准教授の業績は輝いている。

リンク先の http://www.gengo.l.u-tokyo.ac.jp/pdf/KN_1a.PDF を見て驚いた。
上記の言語学教授を例外として、東大英文学の教授、助教授に英語の論文・著作が一本も無い。
822吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 23:46:33
こいつmixiのsteveくさくね?

ナボコフファンはキチガイ率高いよね
823吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 02:14:50
まだmixiなんて見てるやついるのか
824吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 14:55:38
池澤編の世界文学全集に『賜物』が入るね。
825愛子:2007/10/22(月) 10:29:10
826吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 09:07:29
8274111:2007/10/24(水) 15:48:51
哲学は自然科学ではない
 
828吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 15:49:37
でもずっと死なないなんて最初から死んでいるのと同じだろ
829西田日日日:2007/10/26(金) 14:00:35
830吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 14:01:14
あきら
831女狙撃手の話:2007/10/30(火) 12:07:49
女狙撃手がいた。
「見えますか?」
隠遁者が聞いた。
「寝てたのに」
女狙撃手が答えた。
832南方巡礼:2007/10/30(火) 12:10:03
鋼の錬金術師と焔の錬金術師は死闘を演じていた。
「ねえかどちんの”ちん”って何なの?」
「・・・・・・」
「ねえ!かどちんったら!」
「無駄無駄無駄無駄ぁ!」
833吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 12:10:56
存在した?
834吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 12:12:11
存在した
835吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 17:28:56
本屋で発見して面白そうな内容だから読んでみようと思ったんだけど、訳が違うので二冊出てるんだね・・・
それぞれの特徴とかお勧めとか教えてください
836吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 10:41:09
なんだ、それ。どの本かぐらい書けよ。
837吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 20:37:49
「ロリータ」の最後の章の、「ふたりの死んだ女性を結びつける、いわば念入りなヘーゲル的ジンテーゼといったところか。」という文の意味が情けないことにさっぱり分かりません。
どなたか、哀れな迷えるわが脳みそにご教授ください。
838吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 22:22:06
アーダまだかよ
早くしろ
839吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 22:26:30
まアーダだぉ
840吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 22:43:21
アーダこーだ言うな!
841吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 01:03:13
837よ、
答は『ロリータ、ロリータ、ロリータ』に書かれているぞ。
842吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 18:38:03
>>841
毛の生えた心臓を持った図々しい俺に、該当部分の内容を教えてください。
843吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 03:00:53
副読本を読まなきゃ意味がわからん翻訳ってなんなんだよ・・・
調子に乗るのもたいがいにしてもらいたい。
844吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 10:31:08
むしろ「副読本を読まなきゃ意味がわからん馬鹿ってなんなんだよ・・・ 」だと思いますがw
845吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 12:11:50
復刊しろ。
俺は基本的には手持ちの本しか読まない。迷惑。馬鹿。死ね。
チョルブの帰還はよかった。
846吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 14:07:54
ジャスティーヌ
847846:2007/11/23(金) 14:08:54
砂蟹の巣
848吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 16:24:21
短編読んだら以外にボルヘス臭い印象を受けたんですが

>>263
>>820
俺個人としてはドストエフスキーを好きな奴の気持ちは分からんでもないが、俺は嫌いという感じ
むしろ俺はトルストイの方が好きだ
だからなのかナボコフの評価は結構気になる
お陰でベールイの『ペテルブルク』を講談社現代文庫で買ったw
849吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 18:44:48
文芸文庫な。それはともかく
ナボーコフが認めた四大小説よりも
俺はアレクサンダル・ヘモンが面白かった
850吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 18:57:29
へモン?
Nowhere Manの作者だっけ?
俺はいまいちだった。
851吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 02:03:37
ナボコフ好きがドストエフスキーを好きなわけないだろwww
852吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 03:03:38
おれはナボコフ好きだが、ドストも好きだよ。
853吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 03:38:35
>>852
その状態は、観念的なものをなかば馬鹿にして読んでるか、観念的な人間が
芸術的なものの皮相的な雰囲気に酔ってるだけ。
854吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 11:36:15
単純さ、というよりは酔っているんだろうな、そんな己に。
855吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 17:19:04
俺ナボコフは大好きだけど
ドストはそれほどのめりこめないかも
856吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 23:57:04
>>853
ドストエフスキーの観念とかは
格闘技マンガの必殺技合戦みたいなもので
真剣な哲学的検討にたえるものではない。
その点では馬鹿にするしかないが、
格闘技マンガのアホな必殺技が産み出すのと同種の
テクストとしての面白さを産み出してはいるな。

あと、ナボコフかドストかという設問は
モーツアルトが偉いかベートーベンが偉いかみたいなものだ。
どちらがいいか、などと言うのは耳が悪すぎるし、青すぎる。
どちらのテクストもそうあるだけの必然性を備えている。
成熟した読者なら両方の特徴を踏まえた上で楽しむものだ。
857吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 02:04:44
そもそも、だれもどっちが「偉い」なんて言ってなくね?
好き嫌いの話だったと思うが?
どっからそんな話になるんだろ??
858吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 02:28:01
芸術ってのは実質閉じていて、酷く排他的なものなのだから、
もっと恥じらいながら、それを愛せ。
859吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 02:48:32
>>856
「成熟した読者」とか言うけど、成熟した読者以上の一流作家が、あれは糞!とか
言ったりするんだから、どちらもそれぞれイイ!なんてのは
趣味レベルの読み方であって、もちろん趣味レベルの読み方が悪いとは言わんが、
少なくとも「成熟した」なんて言える代物じゃないと思うぞ。
860吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 11:00:16
一流作家の下に一般読者がいると思ってんの?
861吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 17:53:30
おまいら、議論が活発でけっこうだが
ドストエフスキーの作品はほとんど邦訳が手に入るのに
ナボコフの作品が絶版だらけなために
俺は、『アーダ』も『プニン』も読んだことがない。
近所の図書館にもない。
つまり、早く復刊しろってことよ。
862吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 18:32:13
863猛禽の巣:2007/11/27(火) 16:22:34
864木菟の巣:2007/11/27(火) 16:25:16
865吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 16:26:50
866D:2007/11/29(木) 14:10:33
一十三に何が分かる!一十三に何が分かる!一十三に何が分かる!一十三に!
867吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 14:11:15
868中上:2007/11/30(金) 12:36:07
枯木灘!枯木灘!枯木灘!枯木灘!
869吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 12:36:45
笑止
870中上:2007/11/30(金) 12:37:36
枯木灘!枯木灘!枯木灘!枯木灘!
871吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 12:38:26
瞬獄殺
872吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 10:36:53
ここで予言しておこう。
「賜物」新訳は、現行訳を総体としては超えられない。
873吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 23:03:44
>>861
他の図書館から取り寄せてもらえ
874吾輩は名無しである:2007/12/14(金) 10:13:50
875吾輩は名無しである:2007/12/14(金) 18:34:21
近所の図書館なんてヨーロッパ文学講義すら無いだろ
876吾輩は名無しである:2007/12/14(金) 18:57:40
自分の家にあるから無問題
877吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 23:16:44
文学講義ならヤフオク出てんじゃん。
878吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 23:08:16
 ハンモックと甘い蜜(honey)。八十年経ってもなお、
かつて感じた喜びの若々しく堪えがたい想いとともに、
彼はアーダとの恋を呼び戻すことができた。少年時代の
夜明けのハンモックのなかで、記憶は想像へと歩み寄る
のだった。九十四歳の彼は、浅い眠りと一日の最初の
錠剤とのあいだのささやかな灰色の時間のなかで、
あのはじめての恋に彩られた夏を、さめたばかりの夢として
ではなく、彼を支えつづける意識の再現として
追憶にふけることを楽しんだ。ねえ、少しのあいだ、
代わってくれないか?錠剤(pill)、枕(pillow)、大波(billow)、
数十億(billions)。ここからだよ、アーダ、頼むよ。
879吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 23:18:23
 (彼女)。数十億の少年たち。まずまずきっちりとした十年間を
とりあげてみましょう。統計学の雑草や腰の高さほどもある一般論によって、
報告書全体が息の根をとめられたりしないように、記録係によって管理され、
詳細にわたって記述されなければならないといった条件のもと、その十年の
あいだに、思い思いの場所で、十億人のビルたち、善良で、才能に恵まれ、
やさしくそして情熱的で、身体面においてのみならず精神面においても
価値のあるビルたちは、負けずおとらずやさしく、才能に輝く無数の
ジルたち(jillions)を裸にしている。例えば、人生という連続体のなかでおこる
空前絶後の出来事や、あるいは少なくとも芸術作品や批評家の評論のなかで
とりあげられるこのような出来事の主題的アンセミオンを、特別な喘ぎへと
つくりかえてしまうような、まったく驚くべき個々人の認識や若き天才といった
ささやかな事柄をもしも無視してしまうとすれば、もうそこにはなに一つ
残らないことになるでしょう。ガラスのような肌を透きとおるある地方特有の木の葉、
茶色の潤んだ瞳に映しだされる緑の陽光――そうしたはっきりとした、
あるいは陰影のついた詳細を、tout ceci(これらのすべてを)、
vsyo eto(これらのすべてを)、in tit and toto(なにからなにまで)、
考慮しなければならない。さあ、交代の準備をして、(いいや、アーダ、
つづけておくれ、ya zaslushalsya(私は喜んで聞いているよ)、
うっとりと魅了されているんだ、さあ、話しておくれ)
880吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 22:25:50
もし私たちが事実を、事実を、つまり空間的な時間
(その方が都合がいいから、こう呼ぶことを許して
ほしいんだけど)の一つの断片における数十億の
輝かしいカップルたちのなかで、あるカップルが
特殊な超皇帝的カップル(sverhimperatorskaya cheta)
であるという事実を伝えようと望むなら、その結果、
(調査され、描き上げられ、非難され、上演され、
もしその十年間がさそりのしっぽを秘めているのであれば、
結局のところ訊問と死で終わる)二人の長い人生と、
一握りの読者と、考える葦と、ペンと精神の絵筆に
影響を与える、彼らの実にユニークで特別な求愛方法の
詳細を考慮しなければならない。
881吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 22:33:23
まったく博物史そのもの!それとも反博物史なのかしら、
なぜって、正気と感覚の精密さは、不愉快なことに、
農民特有のものに見えるに違いないし、なにより細部こそが
すべてなんだから――墓場の糸杉から聞こえるトスカナの
ファイアクレストやシトカのキングレットのさえずり、
海岸の斜面に生えるサマー・サイヴァリやヤーバ・プエナの
かすかなミントの香り、ホリー・ブルーやエコー・アジャの
ひらひらと舞う踊り、それらがほかの鳥や、花や、蝶たちと
結びついて――死と燃えるような美の透過を通じて、聞き、
匂いをかぎ、見出されなければならないような、
そうした細部こそがすべてなんだから。そして何より
難しいのは――「そこ」での「そのとき」を通じて理解されるような
美それ自体なのよ。蛍の雄たち(さあ、こんどこそほんとうに
あなたの出番よ、ヴァン)。
882吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 10:19:53
 羽根のある昆虫というよりもさまよう星に似た、小さな
光り輝く甲虫、蛍の雄たちは、一匹また一匹と、アーディスの
最初の熱い闇夜に現れ、やがてぼんやりとしたおびただしい
群れとなり、ちょうど彼らの探求が自然に終焉へと向かって
ゆくのにあわせて、ふたたびいくつかの個体へと減少する。
子供の頃、ヴァンは、イタリアのホテルの庭園で紫に染まった
黄昏時に糸杉の細道へと迷いこみ、それらを黄金の屍食鬼
(golden ghouls)かあるいは移ろいゆく庭の幻想だと想像した
のであったが、ちょうどそのときの体験と同じように愉快な畏怖
の念を抱いて蛍を眺めた。
883吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 10:31:36
今、蛍の雄たちは、ヴァンの周囲の暗闇を、
まっすぐに進んだり、交差を繰り返したりし
ながら、やわらかに舞い、それぞれが
淡いレモン色の光を、五秒ごとに独自の
リズムで、点滅させて(アーダによれば、
ルガーノやルーガで、フォティヌス・ラドレンシス
とともに飛んでいる同種の蛍の信号とは
まったく異なるらしい)、草の住処で待つ雌に
シグナルを送り、雌は雄の発する光の暗号の
厳密な種類を確かめるためにしばし時間をおいた
あと、光の応答によって鼓動するのだった。
884吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 10:35:19
あのかぐわしい夜、過ぎ去りながら優美な光を
添える荘厳で小さな動物たちは、(おそらく
博物学者の直接的な知識にときどき刺激される
抽象学者の羨望せいだろうが)アーダの昆虫学
では滅多に引き起こされることがなかったほどの、
とらえがたい陽気さでヴァンを満たしたのだった。
885吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 13:19:12
886吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 13:20:07
887( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/01/01(火) 02:10:06
911 :( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2007/12/31(月) 17:24:54
ttp://d.hatena.ne.jp/qfwfq/20060528/
いやはや(笑)これは酷い。この方本当にナバコフを理解しているんでしょうかねぇ(笑)
いえ勿論↑の方ではなく、若島さんの事ですよ(笑)
若島訳「聞くところによれば、そこにはルロワ・スマイリングが描いた祖父の肖像画が掛かっているとのことで、手を広げながら語ってくれた曖昧な話に、私は正直言ってあまり耳を傾けなかった。」
ルロワ・スマイリング(笑)なんですかそれは(笑)
旧訳ではこうなっているようです(笑)
小笠原訳「なんでもルロワの筆になる彼の祖父の肖像画がそこにあると聞いたという。笑顔で、両手を拡げて彼はなんだか漠然とした事情を話してくれたが、実をいえば私はろくろく聞いてもいなかった。」
北山訳「そこにルロワ描くところの彼の祖父の肖像画がかかっていると聞かされたという。彼はにこやかに両手を拡げて、いささか曖昧な話をわたしに物語った。」


さてさて原文に対照する所は如何でしょう(笑)幸いな事に一緒に引用されております(笑)後、私は英語に関しては劣等生ということを断わって置きますねぇ(笑)
「he was told, a portrait of his grandfather by Leroy. Smiling and spreading out his hands」
御覧の通り、原文では単に「ルロワが描いた祖父の肖像」程度の意味と言うのに、若島さんはピリオドの位置を読み間違えてスマイリングなんぞと言う姓を持つ画家を勝手に作り出してしまっている訳です(笑)
これは別に駄洒落でも何でもなく、劣等生にでも分かる英語のミスでしょうねぇ(笑)
まぁ学生がこの程度の誤訳をやっていても仕方が無いでしょう。併し若島さんの世界は「ナバコフ色」に染まっておられるようです(笑)それなのにピリオドをずらして読み違え、訂正すらせずに本の形になっているのはいかがでしょう。幸いな事に絶版のようですけど(笑)
若島さんの言うナバコフ色という奴がどうも怪しいものだと思えてきませんかねぇ(笑)


一応此方にも転載をして置きますねぇ(笑)このような方が「ロリータ」を翻訳し「アーダ」を翻訳しようとしている訳です(笑)
他にも「博物館を訪いて」の冒頭部だけでも随分怪しい翻訳をしている様ですねぇ(笑)
888吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 07:26:01
若島ってのはいい加減だなw
889吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 08:01:49
http://d.hatena.ne.jp/qfwfq/20071104/p1

 若島正は近著『ロリータ、ロリータ、ロリータ』(作品社)の序文で、ナボコフの文学講義
についてふれている。ナボコフはトルストイの『アンナ・カレーニナ』の雪景色の描写にふ
れて、雪の重みで巻き毛のような枝をたらした白樺の老樹は、やがて(三頁ほど後で)キ
チイのマフの毛皮の上に祝福するような霜の針を落とすだろう、と指摘する。トルストイの
繊細な描写とそれを感受するナボコフの読者としての感性のこまやかさ、若島はふたり
の「こうした交感に、嫉妬心まじりでうっとりとみとれてしまう」と書く。若島はさらにヴァージ
ニア・ウルフの『灯台へ』の一場面――ラムジー夫人が夫の上着にパン屑がついていな
いかと気遣う場面にふれて、「なぜパン屑を拾い上げる行為が、言葉では言い表せない
愛のふるまいなのか、それを理解できる人間が良い読者なのだ」と語った批評家アーヴ
ィング・ハウの言葉を紹介する。「本そのものよりも、こうした瞬間、こうした余分な細部に

そ、わたしたちは記憶の指標として何度も立ち返ることになる」のだと。

 若島は、『ロリータ』の表面に付着する「霜の針」や「パン屑」をそっと拾い上げたいと
いう。それが『ロリータ』という小説に対する「最大の愛情の証」であると。上下二巻の長い
小説から看板とお絞りをそっと拾い上げた光浦靖子は、ナボコフやハウに匹敵する批評
的感性の持ち主である。脱帽した。
890吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 16:53:27
あーすっきりした
891吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 17:46:22
ナボコフは性根が腐ってる。
 
既に死んでいる作家に対してまで暴言を吐くという姿勢。これは相手に反論の余地を
与えられてないのでフェアーじゃない。
 
こういうことを平気でする作家は、信用しない。
892吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 18:41:11
あなたも既に死んでいる作家に対して暴言を吐いてますよ
893吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 18:45:30
わろかす
894吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 21:23:54
>>891>>892
ワロタ。

それから、アーダまだかよ。
895吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 21:25:48
まアーダだよ
896吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 21:48:29
ナボコフは良い奴だよ
897吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 01:35:42
今ロリータ読んでるのですが、キルティってどのあたりで出てました?
終盤になっていきなり出てきた感があるのですが…。
この人はいつハンバートやドロレスと関係してましたっけ??
898吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 01:40:40
 
899吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 23:01:00
ブールドスイフ
900吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 22:45:01
大江に与えた影響度合について
901吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 19:35:36
ロリータ高ええええ
http://booksthatmakeyoudumb.virgil.gr/
902吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 20:30:17
新潮文庫のロリータの新訳は評判はどうですか?
大江健三郎は絶賛してますが、実際に良いですか?
903吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 20:32:30
ロリータがヤバイとかキモイとかイケてるとか言うのを許容できるならそこそこなんじゃないか
904吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 22:34:03
>>902
Makes one strong as an ox or an ax.

これを飲めばスパルタクスやフェニックスみたいに丈夫になれる

と訳していても我慢ができるなら絶賛できるんじゃない。
905吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 00:26:55
そんな無理しなくてもなぁ
906吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 17:06:43
『ヨーロッパ文学講義』復刊しないかなー
できれば文庫で
907吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 07:20:59
> キルティってどのあたりで出てました?

キャンプからLolitaをつれて帰る途中のホテルにいた謎の男がCQ
908吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 16:47:53
ナボコフが亡くなる直前まで書いていたThe Original of Lauraという作品の草稿が
残っていて、ナボコフ本人は自分が死んだ場合焼却するよう指示していたのだが
息子のドミトリイはこれを実行せず草稿はスイスの貸し金庫に眠ったまま今に至る。
草稿に接したことのある幾人かの関係者によると断片的ながらナボコフの資質を
よく示したなかなか見事な文章が含まれているようだ。73歳のドミトリイは父親の
遺言を守るべきか今でも迷い続けいてるというお話。
http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/books/article3364183.ece
909吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 23:15:03
カフカかよw カフカみたいに後悔しちゃえよ。
910吾輩は名無しである:2008/02/23(土) 06:46:59
短編:ORACHEの英/仏文どっかで見れないかな?
書き取りの部分の文章が知りたい
911吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 06:48:58
この前光文社古典新訳文庫のサイトをみたときは、
ナボコフの何かの作品の若島訳が発売予定になっていたと思うのだが、
お蔵入りになったのか?
ナボコフって、ロリータ以外は全然需要ないわけ?
912吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 08:23:24
若島が何かの講演でいってたが
あるナボコフ研究者(アメリカ人)と話をしてたら「アーダ」の話になったが、
「私はアーダを最後まで読んだことがない」って言われてずっこけたそうだ

そういう話を聞くと
ロリータはまさに奇跡のような作品だと思うよ
あれだけ文学的に高度な小説が、あれだけベストセラーになったんだから
913吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 08:37:00
914吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 12:06:29
915吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 13:08:41
916( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/03/07(金) 14:05:22
>>911
さすが誤訳文庫だけあると言いたい所ですが、初耳ですねぇ(笑)本当の事でしょうかねぇ(笑)
917吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 15:09:53
ロリコン
918吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 00:12:20
ロリータはビデオでしか見たことないなー。
あのシチュエーションに勃起しまくったわ。
919吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 10:35:33
低レベルなレスが続くね
920吾輩は名無しである:2008/03/11(火) 12:25:05
The Annotated Lolitaって注釈にはどういうことが書いてあるんですか?
Amazonで最初のページは見れるようにはなっていますが、
難しくて全くの理解不能でした。

しかしなんとなく、邦訳本の注釈によくあるような隠された意味や背景を解説するようなものではないような気がしましたが。
921吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 11:26:45
>>919
お前がな
922吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 11:42:36
ロリータファンなのですが、
若島正のロリータorナボコフ考察はロリータ×3を買うだけで網羅できますか?
乱視読者シリーズの中でロリータやナボコフについて言及しているところがあるようなのですが、
それらの内容はロリータ×3にも書いてあるのでしょうか。
923吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 12:31:49
ロリータ×3?
924吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 12:34:24
『ロリータ、ロリータ、ロリータ』
925吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 15:41:01
あそうか笑
926吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 00:19:53
>872
普通に訳せばいとも簡単に超えられるわい。
927吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 11:34:20
フォークナーとナボコフってどっちが難解で奥が深いの?
928吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 12:43:02
それはフォークナーだろ。
929吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 13:20:20
>>927-928
ジョイススレで見たわこの流れw
930吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 13:22:48
まあナボコフは「奥が深い」ってタイプでもないわな
931吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 16:33:33
>>930
え、奥深いだろう?
冒頭の書き出しに実はポーの詩が暗示されているとか、そういうの典型だろ。

フォークナーはこれ以上に奥が深いの?
読んだことないのだが。
932吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 18:06:35
奥が深いって思想があるとかそういうのじゃないの
933吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 20:35:08
ポーの詩を暗示すれば奥深くなるのかよ。
934吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 20:44:51
ナボコフスレにて読者が謎本レベルを嘲笑う。

それはでもそれで、わりかし滑稽な図ではあるかもしれない。
935吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 21:41:18
そこらのゆとり世代にナボコフなんて無理でしょ
デュカスすら読めないのに
936吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 21:55:36
ナボコフの詩集やチェスプロブレム集が欲しいけど、
もう古本以外では入手できないのかな
937吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 22:20:23
若島とか真に受けちゃうと、「ポーを暗示してるぜ。奥深けえ!!!!!!!!!!」となるんだろう。
938吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 23:49:45
ナボコフの草稿研究ってあるのでしょうか?orどれくらい進んでいるのでしょうか??
939吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 18:23:22
>>937
どう考えても逆だろw
若島は、ロリータ新訳出したときの批評もどきの9割9分が
冒頭の数行と、ポーの引用と、ロリータの口語でできてるのを晒して笑ってる奴だぞ
940吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 03:16:23
英語青年という雑誌の4月号でロリータ特集やってるから買った。
内容薄いね。
941吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 04:35:28
ナボコフウィルソン書簡でナボコフ
フォークナーを無茶苦茶馬鹿にしていた。
942吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 08:15:40
>>941
詳しく
どういうところを馬鹿にしてたの?
943昭島人:2008/03/21(金) 21:35:02
古井由吉。
この内向の世代を代表する作家は不当に過小評価されている。
彼の作品を読んで再評価しよう。
しかし彼の作品のほとんどは絶版となっており入手が難しい状態にある。
もっとも手に入れやすい作品に新潮文庫の『楽天記』という作品がある。
手始めにこの作品から読んでいただきたい。
そうすれば彼の他に比類のない表現の豊かさ細やかさに触れることができるでしょう
944吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 22:46:19
>>943
どっかいけ、馬鹿が
945吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 01:03:58
>>942
手元に本がないんで記憶で書くけど。

1. 汗臭っ!
2. おれユゴーみたいなの苦手なんだよ。。。
3. 何でユゴーの仲間って汗臭いのかね

ということだったと思う。
946吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 11:26:16
ナボコフの和訳ってロリータ以外はすぐ絶版になっちゃうから図書館でしか読めないじゃん
所有してじっくり読みたいのに…
記憶よ語れの翻訳は評判いいの?
947吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 11:32:34
ナボコフの和訳で翻訳が良くて買う価値のあるものってどれですか?
948吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 17:30:37
>>946
買ったけど、まだ読んでないな。
ナボコフは、ほんとにすぐ絶版になるね。
筑摩文庫の『青白い炎』も、もう売ってないでしょ。
949吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 17:59:23
あれは酷い翻訳だから、絶版になっても構わないような・・・
950吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 19:11:50
>>949
じゃあどれが買う価値のある翻訳なんですか?
951吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 19:37:38
ナボコフってあんまり翻訳に恵まれてないよね。
富士川義之のもあんま良くないし。
いろいろ文句言う人もいるだろうけど、若島のがマシな方だろうね。
952吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 19:55:50
>>951
じゃあ結局、若島氏が翻訳にかかわった
ディフェンス、ロリータ、ナボコフ=ウィルソン、透明な対象、ナボコフ短編全集(これは若島氏の担当した短編だけ)
しか、買う価値のある翻訳はないんですね?
しかもそのうち今でも絶版になっていないのはロリータと透明な対象だけ、と
953吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 20:08:54
面倒くさいから原書で読めば?
英語の勉強にもなるし
954吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 21:21:37
1ダースは良訳だって誰かが言ってた
955吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 22:01:11
>>952
知らねえよ、自分で読んで確かめろよ。
956( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/03/22(土) 23:52:11
ここだけの話、佐藤さんの「ロリータ」の冒頭の翻訳は残念な出来でしたねぇ(笑)
957( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/03/22(土) 23:56:31
ロリータ、我が命中の明灯、我が腰ししむらの焔、我が反則、我が魂魄、舌の突端が三段口蓋へ旅して三段、歯の上を叩く、ロ、リー、タ。
ロ、簡潔にロ、朝、片足靴下で立つ四フィート十インチ。
スラックスの中ではローラ、学校ではドリー、点線の上ではドロレス、でも腕の中ではいつもロリータ。
先触はあった? あった、本当にあったのだ。
実を言えばロリータは丸ごと居なかったかも知れない、或る夏、疑いなく先触の少女を愛さなければ。
海辺の王子国にて。ああ、何時と聞くのか? ロリータの生まれるより相当昔、同じく僕の歳が夏だった頃。あなた方は、常に人殺しの魅惑な散文を期待できるだろう。
陪審員であらせられる紳士、淑女の方々よ、証拠物件第一号はかのセラビム、嘘に騙されやすく、高貴な翼を持つセラビムらの恨み妬みんだ代物で御座い。


私も若気の至りで冒頭を誤訳して見ましたが、お話にならないでしょう(笑)改行はお生憎様という事で(笑)
958吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 00:52:11
>>954
それはない
959吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 01:45:05
ディフェンスって、ロシア語で書かれた作品なのに、
若島正は本当に翻訳できたのだろうか?
960吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 02:36:44
え?ナボコフが英訳したのを翻訳したんだろ?
961吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 03:26:59
アーダまだかよ
962吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 03:29:14
小笠原訳『四重奏/目』はよい訳なので読んでおけば?
963911:2008/03/23(日) 10:13:14
そういえば、光文社古典新訳文庫の発売予定リストにあったのは、
若島正訳のアーダだったと思う。
当時はナボコフはロリータしか知らなかったし、それほど興味もなかったから、
ナボコフの聞いたこともない作品が出るのかくらいにしか思わなかったけど、
カタカナ3文字で最初は「ア」だったようにほのかに頭の中に残っている。
なぜ、予定から消えたのだろう。
964吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 13:31:41
長くて一巻に入らないからじゃないの?
965吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 14:10:37
なんで早川から出る予定の本の情報が光文社のサイトに載るんだよ
普通に考えて勘違いだと思うが
966911:2008/03/23(日) 17:46:46
>>965
若島正、ナボコフ、聞いたことのないタイトル、
これで確かに見たと思うのだが、これは夢だったのかなぁ・・・

ハヤカワからはハードカバーで出るの?
967吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 16:06:50
そんなことをいま知ってどうする? 結局は出るまで
待つ以外に何もできないくせに。
968吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 16:58:59
↑こいつ捻くれてるなぁ… 嫌われ者なんだろうなぁ

「なぜおまえは小説読んでるの?所詮は文字の羅列なのに」
969( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/03/25(火) 12:29:18
おやおや(笑)私のロリータの誤訳には誰も触れずですか(笑)コメントぐらいいただけても宜しいのですけれどねぇ(笑)
こうなると短篇を一つ訳さなければならないんでしょうかねぇ(笑)
970( ̄^ ̄):2008/03/25(火) 17:30:14
おやおや(笑)失禁老人のロリータ誤訳なぞ興味ないので賞に(笑)
そもそも原書すら読んでないで少子、少なくとも原文も添えるくらいの配慮はできないんで消化ねぇ(笑)
老人ともなるとお(笑)
971吾輩は名無しである:2008/03/26(水) 18:19:34
記憶よ語れ、読み始めた。
972吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 17:49:44
ナボコフの言葉遊びって具体的にどういうものなんですか?
ジョイスの言葉遊びは、複数の言語から言葉を足し合わせて新しい言葉を作ってしまうようなものらしいんですが
973吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 20:59:40
ロシア人のタクシー運転手をタクソビッチて言ってた
974吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 23:34:25
自分の名前のアナグラムをこっそり登場させる
975吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 03:29:11
Lolita の中にある CQ の言葉を HHが聞き間違える箇所
976吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 23:10:43
あと、Naboチャンは頭韻が大好き。
例:
Lolita ... light of my life, fire of my loins ・・・ の中の L
977吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 23:12:35
単なる駄洒落も多いよ
978吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 23:45:55
>>977
具体的には?
979吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 05:39:18
Lolita に出てくる Shirly Holmes
980吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 12:47:02
加藤光也という方の翻訳はどうなんでしょ
981吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 22:58:05
ナボコフはジョイスのことをどう評価しているんですか?
ユリシーズは褒めて、フィネガンはボロクソにいったとどこかで聞いたことがあるような。
他のジョイス作品についてはどうなんでしょ
982吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 23:05:59
ヨーロッパ文学講義よむといいよ。
ユリシーズについての章がある。
983吾輩は名無しである
>>> ユリシーズは褒めて、フィネガンはボロクソにいった

その通り。「Strong Opinions」