1 :
レシ・ノト :
2005/12/02(金) 23:36:05
やっぱヴォネガットの何かを使って新スレ乙とか書いたほうがいいのかな
乙。薔薇水だっけ?
sf板のスレに新スレ報告した奴乙。 ていうか伸びないな。即死しないか心配。
次スレと前スレが平行して伸びていく、落ちたスレも伸びていくのはこのスレ?
暇だからヴォネガットゴッコでもする? * やっぱりやめた〜
10年位前に買って放置していた猫のゆりかごの文庫を 今日読み終えました。記念レス。
13 :
吾輩は名無しである :2005/12/03(土) 23:28:36
XLしかないんだよねそのケツの穴Tシャツ アメリカサイズならSじゃないと着れない
15 :
吾輩は名無しである :2005/12/05(月) 03:47:24
ヴォネガット一族は大柄らしいからねぇ
16 :
吾輩は名無しである :2005/12/08(木) 02:38:08
自殺したら神なんだけどね
17 :
吾輩は名無しである :2005/12/08(木) 02:41:08
あの歳で自殺しても川端康成みたいに笑い者になるだけだ
オマイラ素敵なレスを有難う。
19 :
吾輩は名無しである :2005/12/13(火) 20:52:34
この作家が評価されるような、アメリカという国の寛容さが好き。 もし彼が日本の作家だったならば、絶対に評価されないだろうなぁ。
なんで?
日本人は基本的にブラックユーモアを解さないからでない? 自分は19じゃないですが・・・
22 :
吾輩は名無しである :2005/12/14(水) 11:31:45
age
>>19 ものすごく馬鹿馬鹿しいこと言ってることに気づいて
確かに
>>19 は馬鹿バカしいような気がするけど、具体的にはどこが馬鹿バカしいんだろう?
自分以外の日本人はヴォネガットを評価しない非寛容な人間だと宣言する、 「寛容」という言葉と相容れない態度。
26 :
吾輩は名無しである :2005/12/15(木) 23:31:57
27 :
吾輩は名無しである :2005/12/16(金) 11:25:51
正しくはヴォネガットっていうんだね いままでボンネットだと思ってたorz
ボンネットは間違い過ぎだろう。
カート・ボンネット、ってよく出来た間違いだな
30 :
吾輩は名無しである :2005/12/16(金) 23:43:04
ヴォネガットってドイツ系だけど、オランダ系も入っているんじゃないかな?
31 :
吾輩は名無しである :2005/12/17(土) 02:29:58
カーボンボンネットjr.
32 :
吾輩は名無しである :2005/12/23(金) 21:34:01
age
買うけど、何故か読む気にならない。
34 :
吾輩は名無しである :2005/12/24(土) 01:19:50
35 :
吾輩は名無しである :2005/12/24(土) 01:53:24
刑務所に入ったときにでも読むつもり。
36 :
吾輩は名無しである :2005/12/24(土) 01:54:56
ヴォガネットだと思っていた俺ガイル
>>33-35 は、本を買ってるのに読まない上に、
このスレにも出入りしてるのか?
いったい何のため……
38 :
33 :2005/12/26(月) 00:46:21
>>37 不快な思いをさせて申し訳ない。
>買うけど、何故か読む気にならない。
とは、端的に言えばヴォネガットが現代文学だから。
単純なエンターテインメントとは違い、軽い気持ちでサクッと読めるものでもないよね、
といった程度の意味です。一見軽いようでいて、実際はかなりヘビーだしね。
そのあたり、(たしか)はじめハヤカワの文庫本で多く出て、後にハードカバーでも出版
されるようになった、ヴォネガットの本の特殊性も念頭にあっての発言。でも評価は
しているから買う訳です。
ちなみに『プレイヤー・ピアノ』、『タイタンの妖女』、『スロータハウス5』、
『ヴォネガット、大いに語る』、『ローズウォーターさん、あなたの神のお恵みを』
等は読んでいて、
『デッドアイディック』、『ジェイルバード』、『チャンピオンたちの朝食』なんかを
積んでいます。
これを機会に、順に読んでいこうかな。
>>38 軽く読めるための工夫をあれこれしてくれているのだから、
まずは軽い気持ちで読んだとしても、別にかまわないと思うェ。
40 :
吾輩は名無しである :2005/12/26(月) 23:16:20
ヴォネガットなんて読んでる奴は、人間のクズ。
>>39 そうだね。
余談だが、『他人の顔』や、『砂の女』を読むまで安部も苦手だった。
『第四間氷期』もSFを謳ってるし。
期待しつつ避ける。
何なのだろう?
知るかよ
ジェイルバードとかローズウォーター読んで、ヴォネガットが 語る倫理感とか道義性についていけないって思った。
忘れてくれ
ヴォネガットって人気ないの? ハヤカワででてたからか?
日本ではただのSF作家って扱いでしょヴぉねがっと 文系サブカル青年の間で時々人気になるマイナー作家 本国では戦後を代表する作家の一人だろうけど
それを言ったら本国じゃブンガク自体が日本に比べて圧倒的にマイナーだけどな。
49 :
41 :2006/01/12(木) 07:19:31
>>43 まーそんな感じ。ついていけないとは言わないが、やっぱ重いよな。
つい最近までイリアムを実在の都市だと思ってた
市川たくじのせいで ジョンアーヴィングに小説の書き方を教えたSF作家のカートヴォネガット がヴォネガットの新しい肩書きになりました
オレもアーヴィングと言えばヴォネガットの弟子程度の認識だったから五分五分だな
先日、スローターハウス5を読みました。 トラルファマドール人には出来るだけ早く出会いたかったなぁ。 記念 プーティーウィッ
54 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/22(日) 21:50:13
ヴォネガットは第二次大戦に従軍しているから相当な歳だ。 ジェイルバード、スローターハウス5、青ひげ、デッド・アイ・ディック。 数えあげれば切りが無いほど、悲観的な作品ばかりだ。でも面白い。 愛読者には村上春樹、筒井康隆がいる。朝倉久志の翻訳も面白い。 表紙は決まって和田誠である。
うん。
>>55 /l、
(゚、 。`フ _
_」、 "∨ ハニャ〜ン
└じl_r' ,)
そんなもんだ
59 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/22(日) 23:41:36
「>>」これで色を付けて引用するのは、どうやるのですか? どうか教えて下さいませんか?
スローターハウス5 猫のゆりかご デッドアイディック ローズウォーターさん〜 ジェイルバード チャンピオン達の朝食 タイムクエイク を読んだ。次に読むのはどれがいいですか?
62 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/23(月) 13:36:33
「プレイヤー・ピアノ」でしょうね。大作だが暇があればすぐに読み終わる。 「母なる夜」は深刻な本だった。 「ヴォネガット、大いに語る」や「パームサンデー」が消えたのは残念。 早川文庫で読んだけどエッセイ。
>>62 「プレイヤー・ピアノ」ですか。
初期?の作品ということでちょっと避けていたんですが、
読んでみますです。
64 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/23(月) 16:45:05
>>63 「プレイヤー・ピアノ」は差別がこの世に多く、それはどうしようもない。
知能にしたって、生れた階級にしろ、どうにもならない、という感じがした。
ヴォネガットの言いたいことが書かれている、と思った。
敢えて、そういう差別に抵抗した主人公がそれを支配する社会を破壊する。
面白いけれども無常観が漂います。
67 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/25(水) 12:25:14
>>57 カート・ヴォネガットの肉声や映像を見せてくれて有難う。
本でしか知らなかったので。
昔、1983 年に日本でペンクラブが開かれた時、来たのはジョン・アービングでしたか?
ヴォネガットは来なかったかな?
ヴォーネガット ヴォネガット(フゥーフゥー) 夢のヴォネガット・タカタ〜♪ ヴォーネガット ヴォネガット(フゥーフゥー) 夢のヴォネガット・タカタ〜♪
だからそれやめろって
(・∀・)
>>68 ヴォネガット×大江の対談は、NHK教育テレビ(だと思った)で放送されたよ。
73 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/28(土) 12:10:05
>>72 俺もチラッと見た記憶があるのだが、当時は本は読んでいなかった。
Breakfast あたりから読んでないな。 読む価値もなくなった。
読んでないのに、どうして読む価値が無いってわかるの? たった二行で自家撞着起こすなよ
>>75 「あたりから」って書いてあるから、
最後に読んだのが「朝食」で、その後読まなくなったのかもしれないし、
その前までに読んだ本から判断して、「朝食」から読まなくなったのかもね。
>>74 の「読む価値もなくなった」という意見には同意しかねるけど
(正直に言うと、自分も愛読してるのは初期の作品ではあるが)、
レス自体は充分理解可能だと思う。
今「青ひげ」読んでるけどめちゃくちゃおもしろいよ。
本人もA-つけてるし、俺は青髭が一番好きだ。一番この作家の力量を感じさせる作品だと思う。 一番成熟しているよねこの頃が。でも、タイムクエイクみたいな思いっきりのよさも好き。
タイムクエイクは泣ける
「タイムクエイク」何処で泣けましたか? 私は「ジェイルバード」が好きでした。ショッピングバック・レディ(ホームレス) になった、かつての恋人に抱きつかれて困るシーンとか。 ヴォネガットの作品の面白さは悲惨な状況で起る喜劇なんだ。 「デッドアイ・ディック」とか。
つーか悲惨過ぎるよ。戯画化されているとはいえ、 というかむしろ戯画化されているから、なおさら その背後にある社会システムとか、個人が無力過ぎる世界観が ダイレクトに感じられて、読んだ当時やるせない気分がした。 若い時に読んだから、最初は面白かったけど数冊読んでいくうちに鬱になった。 今読んだらどうだろうな。正直俺の人生もそんな喜悲劇の色合いがましてきた。
俺もそうだよ。一番辛い時に読むと楽しい作品が多い。何度も繰り返し読んだ。
学生の頃読んだ時は、「アメリカは狂ってるな〜」「病んでるな〜」とか思ってたけど。 社会出ると病んでる人間なんて山ほどいるしな。 最初は見てて笑えたけど、だんだん笑顔も引き攣ってきたな。
84 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/10(金) 23:29:15
島田虎之介って漫画家の「ラスト・ワルツ」っていう漫画がヴォネガットっぽいよ。
>>83 世の中のキチガイの多さにびっくりするよな
自分が一番正常だと思ってるんだが
そう言う話をすると、おまえが一番おかしいとつっこまれるのであったorz
86 :
吾輩は名無しである :2006/02/23(木) 00:30:35
あげます
くれよ
>>83 「金がすべてを支配する現代アメリカ社会…」とか
もう対岸の火事でもないしなあ。
89 :
吾輩は名無しである :2006/02/24(金) 17:51:44
あげます
45万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾 『嫌韓流2』発売中 駄作か傑作かは、買って自分で確かめよう
>>90 立ち読みで済ましてはダメかね?
しかしかなんで、ヴォネガットのスレで…。
マルチが宣伝してる時点で読む気ゼロになった
93 :
吾輩は名無しである :2006/02/25(土) 18:04:49
つーか青ひげが絶版の悪寒
去年の今頃、ハヤカワ文庫のヴォネガットが何作か残してほとんど消えたよな
95 :
吾輩は名無しである :2006/02/28(火) 09:35:31
モンキーハウスとか、タイムクエイクとかな。 最近人気出始めてるんだから復刊すればいいのにね
98 :
吾輩は名無しである :2006/03/07(火) 11:36:49
昨日、タイタンの妖女読み終わりました。 なかなかおもしろかったです。 きっかけは〜爆問太田と村上春樹
99 :
吾輩は名無しである :2006/03/07(火) 12:39:20
ホーカスポーカス読了長編制覇あげ
100 :
吾輩は名無しである :2006/03/08(水) 19:06:26
101 :
吾輩は名無しである :2006/03/10(金) 19:00:16
せっかくのヴォネガットスレなのに「母なる夜」がほとんど語られていないのは何故? ヴォネガットはこれだけでいいよ
これだけでいいだなんてちっとも思わない すばらしい作品だけどね
すばらしいか?
すばらしいと思う人にはすばらしい作品ですよ。
「母なる夜」はいいよね。ややユーモアが無骨な印象だけど。 泣けた!
保守。 ついでに流れに乗ると橋本治も母なる夜が好きだとどっかで書いていたなあ。 俺は高校時代はタイタンの(ryがいっとう好きだったけどオッサンの今は母なる夜の方が好きになった。 レシ可哀想だよレシ。
太田がまたタイタンの幼女をテレビで紹介してたけど 何度も「主人公がタイムスリップする」って連呼するもんだから そんな場面あったかと思わず読み返しちゃったぜ ラムファードのことを言っていたんだろうか それともスローターハウスとごちゃ混ぜになっていたんだろうか
とりあえず、意図的かもしれんが「タイタンの【幼】女」という誤字はヤメロと…。 タイタン、ハアハア…。みたいなので、キンモーッ☆
今日の読売新聞夕刊のどっかの本屋の売り上げトップ10の10位にタイタンの妖女が まさか太田効果なのか・・・
間違いないだろうな 数年来のタイタンの売り上げの何割かは確実に太田効果だろう ハヤカワはそろそろ太田に感謝状を贈るべきだ
先日図書館で借りたデッドアイ・ディックを読んでたら、 100ページあたりから五枚ほどカッターで切り取られてた。 飛ばして読む気にはなれず返却しに行ったら休館中だった。 そういうものだ。
>>113 してきますた。でも表情ひとつ変えずに
「はい、有難うございましたー」と言われただけ。
そういうものか…。
So it goes.そういうものだ。
116 :
吾輩は名無しである :2006/04/13(木) 12:31:52
大学の生協にタイタンが山積みされてた…
>>110 タイタン以外の紹介した三作品も翌日は売り上げ急にあがってるしな
そんなゲンキンなものなのか?
うん。
もともとの売り上げが低いから、伸びがでかいんだな
いいことだ 現代の駄作・悪書より過去の名作は読まれるべき Yoshiとか山田とかよりね
おお、うぜえ
私は「スローターハウス5」を応援したい。「ジェイルバード」も良かった。
「スローターハウス5」の映画を子供の頃にテレビで放映されていたのですが、 ビデオにはなったけれども、それも昔の話で、どこかDVDにしてくれないかな。 CDではグレン・グールドがサウンドトラックを担当して出ているらしいが。
版画なんてやめて早く新作書いておくれよー
エッセイ集 God Bless You, Dr. Kevorkian 1999 A Man Without a Country 2005 の邦訳版出版してください
127 :
吾輩は名無しである :2006/06/02(金) 03:52:00
KVの最後の言葉はなんだろうな。 そして墓碑銘は・・・
>>127 最期の言葉「人生とは動物一匹、ネズミ一匹にすら役にたたないものである」
墓碑銘「Non」
おれの中ではね。
129 :
吾輩は名無しである :2006/06/02(金) 13:07:26
>>128 その最期の言葉は悲しすぎるんじゃねw
「Non」てセリーヌの墓碑銘だっけ?
森鴎外の最期の言葉
「ばかばかしい」
は少しヴォネガットっぽいな。
>>129 当人の台詞だけどね(数年前の講演の)。
「Non」はセリーヌの都市伝説。
実際はマストと名前が書かれてるそうだから、ヴォネガットは、と……
「痛くない」
Hi-Hoだろ、やっぱ
133 :
吾輩は名無しである :2006/06/03(土) 01:50:02
>>130 セリーヌ都市伝説なのか! 知らなかった・・
「夜の果ての旅」カバーに書いてあったのになあ
中公文庫の嘘つきめ。
134 :
130 :2006/06/03(土) 02:09:26
>>133 あれはたぶん生田耕作の洒落ですよ。
改版でも変えてないのはえらいと思った。
136 :
吾輩は名無しである :2006/06/03(土) 16:59:07
でもセリーヌとヴォネガットって、一見全然関係なさそうで 実はヴォネガットはセリーヌを讃えてるよね それ見たときは 伊坂幸○郎が佐藤哲也を讃えてるのを見つけたときと同じくらい驚いた
ヴォーネガット ヴォネガット(フゥフゥー) 夢の(ry
138 :
吾輩は名無しである :2006/06/04(日) 14:51:31
>>137 ちょwwwwおまwwwwせっかく忘れかけていたのにwwww
139 :
吾輩は名無しである :2006/06/08(木) 00:31:23
ヴォネガットを読んで感動したら少々問題があると(自戒を込めて)思ってる 俺は少数派かな。 何か、あのすねた感覚が気になる。世間に対してまともに対決することを放棄しているような。 あまり努力ということが似合わない小説というか。 やっぱり問題ないの?
So it goes.をあきらめの言葉としてとらえるなら、 その見解もありかと。
その者が見ている、ないしは見えている世間というものにもよるのでは。
>>139 まあ、表層の冷笑部分だけで共感するのは、問題あるだろうね。
でも、それでは感動しないと思うよ。
現実逃避、というか現実を否定するだけで肯定がない文学という側面は確かにある、と思う。 でも彼に限らずSFってそういうのが多いよ。ディックを山形浩生が批判していたように。 でも、でも、人間は弱いものだし、文学自体が現実逃避の行為そのものとも言えるじゃないか。 何を言いたいかというと、スローターハウス5、あの絶望の深さ、悲しみは希有のものだった。 あれは彼にしか書けなかった小説だと思う。私はあれを読んで泣いた。 あの1作だけでもヴォネガットは読まれるに価する。絶望せざるを得ない状況というのもあるんだ
ヴォネガットの中には滑稽さと、この世の悲しみがある気がしてならない。 全作品に共通しているのは小さな失敗がやがて大きな波紋を呼ぶ、というような。 「デッド・アイ・デイック」の主人公も空に向かって一発の銃弾を発射したら、 なんと妊婦に当って二人の人間を殺してしまうし。
シェークスピアのあれでしょ、あれ なんつったか忘れたけど
私はヴォネガットの初期の作品(スローターハウス5以前)しか読んでいないが、 むしろあの社民党的ヒューマニズム思想の方が問題だと思う。 今時、反戦平和!軍備反対!では話にならない。 まあ、彼の経験したことを考えれば同情の余地はあるけど。
148 :
吾輩は名無しである :2006/06/16(金) 22:23:41
>>147 「今時」だって? いったい「スロ5」が何年前に書かれた小説だ
と思ってるんだ????
政治だの言う前にもうちょっと歴史観ってものを身につけような(冷笑)
良いんだよ、職業軍人なんてみんな血反吐はいて、 のたうちまわって死んでいけば、一人残らず。
つか頃したい。
>>146 はベトナム戦争も知らないおこちゃま世代ですから許してあげて
ください。「沈黙の艦隊」とかで歴史を勉強したんですから。
お言葉ですが、ベトナム戦争くらいは知っています。 あの当時、素朴な反戦運動が一定の効果を挙げたこともあったのでしょう。 ただ、私は21世紀に生きる人間ですから、21世紀の価値観しか持ち得ないんです。 自分を偽って、過去は過去なりの・・・、と言えるほどの器用さはありません。 今の価値観に合わないものは正直に面白くない、としか言い得ません。狭量なんです。 例えて言うなら、現在ユーゴーを読んでどう思うか、ということです。 ユーゴーの代表作レ・ミゼラブルは確かにストーリーが面白いし、私も楽しんで読みました。 しかし、現在の価値観からみれば、無批判なフランス革命礼賛とか、きれい事の ヒューマニズムとかは鼻白む人もいるでしょう。あれが19世紀の思想だったのだ というのは理解できますが、21世紀の思想を叩き込まれてしまった我々に、作品(というか その内包する思想)を楽しめるかどうかは別の問題です。 ヴォネガットの思想にも古びてしまった所があるのではないか、ということなのです。 もう半世紀近く経っていますから仕方がないのではありますが。
153 :
吾輩は名無しである :2006/06/16(金) 23:31:50
21世紀の思想を叩き込まれてしまった我々 よく判ってるじゃない。 叩き込まれたというか、刷り込まれたんだよ、 自力で自身の考えを、真摯に培ってきたのでは無くね。 アタマ使え、己の尊厳を賭けて。
154 :
吾輩は名無しである :2006/06/16(金) 23:34:28
なんだよ、 >現在の価値観 てw あなたの価値観は何処に? あなたは何処に居るの? それ以前に、あなたは、在るの?
155 :
吾輩は名無しである :2006/06/16(金) 23:41:36
>21世紀の思想を叩き込まれてしまった その君の「思想」って、「ゴーマニズム宣言」とか?w
156 :
吾輩は名無しである :2006/06/16(金) 23:48:59
こういうガキ、最近多いよ。江川達也なんかも読んでいるんだろう。 「狭量なのは当たり前」という開き直ったところがいかにも21世紀 的だw。 テロでもやってろ。戦争行け。 馬鹿。
ここは文学板でしょうに。 私の考えが間違っているなら直接正してくれたら良いのです。 そういう風に言われても一言も心に届きませんよ。 私もヴォネガットを詳しく読めたわけではないので、勘違いしてる かもしれません。ただ、猫のゆりかご中の一節なんかで、彼が単純に 軍備反対論者かと思ってしまっただけです。 ただ、文学的な意見をここでは聞きたいですね。 私はこれでも、ヴォネガットの言い回しやユーモアなどは好きなんですよ。
>>157 振ったのは君w
それにそれがなんであれ(俺にとっては)そうだけど、
ましてやヴォネガットを語る上で倫理的な側面を無視しろって
云われたってなぁww
一つの価値観(自分(?)の価値観)しか認められないってとこが、青いなぁw この21世紀においても様々な価値観があって だからこそ、常に何らかの形の争いが絶えないわけで。 で、そういう「価値観の差異」を知るための手段の一つが読書だと思うんだ。 共感できる/できないは別にして 「これこれこういう考えがある」ということを知るのは とても重要なことだと思うんだけどなー。
160 :
吾輩は名無しである :2006/06/17(土) 01:16:43
すまん 「21世紀の思想」って何? それって周知事項?
>>147 ,152,157
ヴォネガットの文体が好きなんなら、それだけを楽しむって手もあると思うけど
敢えて一言だけ、君はお好きではないらしいヒューマニズムに関して
誰の言葉だったか忘れたけど、俺の好きな言葉
「ヒューマニズムは、それが十分に人間的でないという以外の理由で告発されるべきではない」
もし、ユーゴーのきれい事のヒューマニズムが、ヒューマニズムであると言うだけの理由で
鼻白まれるてるのだとしたら、そしてそれが君の言う21世紀の思想だというんなら
そんなもんは糞ったれだ
確かに「だけどもう、それだけじゃ足りないんだ」(SH5でのローズウォーターの台詞)
ということはあるのかもしれない。
素朴に反戦・軍縮を唱えるだけじゃ駄目だって事は、どんなバカな左翼だって理解してるし
「ヒューマニズムはそれ単独では世界を変革し得ない」という考えも、それほど突飛なものじゃない
けどそれを考えるのは、ヴォネガットを読み終わった我々読者の仕事だろう。
少なくとも、世界観(世界を観る道具)として捉えるなら
彼のヒューマニズムは余人に代え難い稀有なものだと思うよ、俺はね
>>152 まだお気付きでない方のために言うと、「我々」と言う言葉は、
かつて「アカ」と呼ばれた方々が最も好んだ言葉だった。
まだお気付きでない方のために言うと、「今の価値観」の前には、
「我々の」という言葉が省略されている。
つまりあなたは何ひとつ、自分をひとりにして、
考えることができていないのだ。
あなたが言う「反戦平和!軍備反対!」と、
「21世紀の価値観」とは見た目ほど差のあるものではない。
たとえば朝日新聞も産経新聞もつまるところ新聞であるように。
ちょうど三十数年前、安保反対が叫ばれていたように、
今テロとの戦いが叫ばれている(そして倦み飽きられつつある)。
ただそれだけだ。そういうものだ。
それで満足なのだろうか?
「叩き込まれてしまった」ことにかけらほども反発しないのだろうか、
「古びた」と「感じさせられている」ことに?
その上で諦念気味になっているなら、これはもう、驚くべき事に、
ヴォネガットの考えと大差ない(あなたがどう思っているかはさておき)。
しかし、何も寄る辺の無くなってしまった現代、
それを生きざるを得ないあなたにも「同情の余地」はあるだろう。
付言すれば、ヴォネガットは「単純な軍備反対論者」ではない。
彼ほど声高な正義、狭量からほど遠い作家はいないだろう。
ヴォネガットが古びればどれだけいいことだろう、とわたしは思う。
つまり人類から愚行が無くなれば。残念ながら、それはほど遠いことだ。
どうやら、まだ21世紀に入ったばかりだと思ってたら、すでに世間じゃ 「21世紀の価値観」なるものものが―10年も経たずに!―形成され、 20世紀の歴史など、古びて酸化した酸っぱいワインのようなものになっ ているらし…い。ハイホー!
む、
>>163 はもう少しいじればヴォネガット風になりそう。
2050年頃までは20世紀の価値観でじゅうぶん間に合う希ガス。 Hi-HO!
ナンカヨクワカンナイケド、HAGE-DO!
↑Hi-Ho!と2ちゃんねる用語の「禿同」を引っ掛けてみました。
わかってます
昔は「金がすべての現代アメリカ社会」と対岸の火事だったけど、 今や日本も「金がすべて」は同じグローバルスタンダードへ。 ヴォネガットの描いた世界がはじまっています。
170 :
吾輩は名無しである :2006/06/19(月) 03:11:49
そしてそれを支えているのがw
支えてるのが?
紅音ほたるちゃんの潮吹き。
お帰りください
紅音ほたるの潮ってなんであれあんなに出るんだろうね
誰それ、とか訊いちゃいけなさそうだねw
>>171 聡明で思慮深い我が同胞、日本国民の皆々様方。
176 :
吾輩は名無しである :2006/06/21(水) 00:16:53
タイタンの幼女ではトラルファマドール星人は絶滅しているはずだけど、 スローター5では生身の星人が出てくるのは納得がいかない。 アイスナインは実在するらしい。でもあんなヤバい物じゃないらしいけど。 ローズウォーターさんを読んで、ヴォネガットは社会主義者かと勘違いした。 "クリシュナ・ガールーという兵士は、ただひとり、二連散弾銃を手に全インドを攻撃した” なぜか受けた。
いやそこは笑うとこでいいんじゃないのか。
あややっちゃおうかな〜
雑誌のマザー3の記事に作中のキャプチャがあったんだけど なんか「天にいる誰かさん」がどーのこーの書いてあったんだが 糸井重里ってヴォネガットについてなんか言ったことあったっけ それとも天にいる誰かさんって結構使う言い回し?
糸井重里ぐらいの年代でサブカル的な素養がある人なら ヴォネガットはデフォルトで読んでるもんなんじゃないの ヴォネガットに言及する人たちの顔ぶれ見てたらそんな感じがする あと マザー3はやったはずだけど、そんな台詞記憶にないなあ
探したらあった。 ダスターがDCMCを抜けるとき、メンバーがうたう歌 ボンボヤージュ・アミーゴ これから 旅立つともだちに 天にいる 誰かさんよ どうぞ おくりものをやってくれ あいつと おれたちは 笑いながら ろくでもない時間を すごした だけど 天にいる 誰かさんよ その ろくでもない時間や どうしようもない笑顔が おれたちも あいつも 大好物だったのさ ボンボヤージュ・アミーゴ
僕はここにいるよ
ヴォネガットはかなり辛辣に大富豪やフォーブス誌なんかを否定してるけれど 彼にとって世界一の大富豪ビル・ゲイツはどう映ってるんだろうね? 資産の95%を慈善関係の団体に寄付するらしいけど
素晴らしいことだよな。 ビル・ゲイツは最貧層から搾取したわけじゃない。 それよりも上の層からたっぷり稼いだカネを最貧層に 還元するってんだろ?ブラボー!
それにしても搾取の仕方がひどいw
最貧層から搾取したわけじゃない、って言うのはその通りなんだろうけど それは最貧層の多くがそもそも搾取され得る最低限のものすら持っていないからだろう? だったら「彼らは市場的搾取-被搾取の関係にすら入り込めないような仕方で奪われている」 という理解の方が当を得てるんじゃないか? 大体、推定資産6兆円の残り5%ていったら3000億円じゃねーか そんなに金持ってて何に使うんだ俺にくれ
>>176 スロ5でトラルファマドル人が生身だなんて記述ありましたっけ?あまり気にならなかった。
アイス・ナインは実在するようです。私も良く分からないけど、氷は、当時は雪氷学者により
8つのタイプ(結晶の形のことではないですよ)に分類されていたようです。通常の気圧でできる
(普通の)氷がアイス・ワンで、以下、様々な圧力条件の下で様々な性質の氷ができます。当時は
9番目のタイプは未だ見つかっていませんでした。だから、アイス・ナイン。
でも、その後の研究の進展で、現在では氷は9つのタイプまで発見されているとか?
でも、常温常圧のもとで凍る氷なんてものは未だに見つかっていませんのでご安心を。
ヴォネガットは以外と科学に強いということで、 ハイホーw
アイス・ナインについてSF板のスレより
52 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:02/02/05 00:20
>>49 アイスナインは、ヴォネガットがゼネラル・エレクトリックの
サイエンス・ライターをしてたときに学者が話しているのを
聞いて(直接?立ち聞き?)ゲットしたアイデアですたしか。
446 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 メェル:sage 投稿日:2005/12/17(土) 08:45:00
アイスナイン
ttp://www.youtube.com/watch.php?v=ZKtLZNQXsPI その他にも
・映画『リクルート』に登場するコンピュータ・ウィルスの名前
・既につぶれたエロゲ会社の名前
がアイス・ナインらしい
財産の95%で慈善活動の、大富豪現世界チャンピオン=ビル・ゲイツ 財産で思いつくまま好き放題の、大富豪20世紀代表=ハワード・ヒューズ ヴォネガット読者の藻舞らはどちらを評価する?
ヴォネガット的な人生という点では圧倒的にヒューズだろ ビル・ゲイツは今後に期待だな
wikipediaでハワードヒューズの項読んだけど 確かにヴォネガットっぽいね 見知らぬ親切な青年に莫大な遺産残したり、神経症だったり 孤独な死だったりとか
192 :
吾輩は名無しである :2006/06/26(月) 14:25:50
194 :
吾輩は名無しである :2006/06/27(火) 01:29:47
同じ富豪でもスティーブ・ジョブスはドケチらしいな
195 :
吾輩は名無しである :2006/06/27(火) 16:08:10
あいつは給料$1だろ。
なんで富豪情報交換スレになってるんだ?
197 :
吾輩は名無しである :2006/06/27(火) 23:52:57
ヴォネガットって元々理系の科学者を目指していたそうだが。 本人がなんかのエッセイでそう言っていたような?
薬剤師じゃないっけ? 兄は有名な科学者というのは知ってる
>>197-198 本人は文筆業を志していたが、親に理系以外での進学は支援しないって言われちゃったんだよ
大恐慌直後でヴォネガット家も次男坊に虚学を学ばせる程の余裕はなかったらしい
詳しくは「大いに語る」か「パームサンデー」嫁
>>199 Oh,thks!
どうでもいいが虚学が虚業に見えた
最近の世の中のせいだろう・・
みすず書房「エデン特急」マーク・ヴォネガット著購入。探していたらあった。 早速汚れを落したい。普通、ブック・オフなんかでは、古本の汚れはどうやって落しているのですか? マークは躁鬱病かと思っていたが分裂病だったんだ。
側面の日焼けは削ってる カバーの汚れは知らん、買い取らないのかも
ブクオフは知らんが俺がバイトしてた古書店では ほこりをブラシで払い とれにくい汚れはナイフで削って 中性洗剤入りの水で固く絞った雑巾でカバー拭く
>>202 >>203 有難う。結局、台所洗剤を薄めて拭いてみた。古本でしか手に入らないので仕方ない。
表紙のみならず中の本体まで傷んでおり、仕方ないか。前の持ち主の熟読ぶりがうかがえる。
まだ、ハーバード大学の在学中に書かれた本のようである。
また、カート・ヴォネガットによれば親の援助もなく医学部を卒業したのはマークだけだったという。
パーム・サンデーに書いてある。
はじめましてこんばんわ、文学ド素人です。 今までヴォガネットの作品は読んだことがなく たまたま手にした「タイタンの妖女」が初の作品になりそうですが、 よ、よ、よ、読みづらい・・・ これを超えたところに桃源郷は広がっていますよね・・・?
人それぞれ。 ただ、タイタンはヴォネガットの小説の中では かなり分かりやすい部類に入る。
訳は最初のほうは読みにくいかもね でも慣れればすらすらよめると思うよ ヴォネガット初心者なら伊藤典夫訳よりも浅倉久志訳のほうが読みやすいと思う
たしかに「タイタンの妖女」の最初の方は派手な展開もないし読みづらい。 最初に読むなら「猫のゆりかご」か「スローターハウス5」がおすすめ。
読みやすさということで言うなら、 最初から最後までひとつの謎を中心に話が回る 青ひげが一番いいと思う。
>>206 興味をもってこれから読もうと思ってた所なんだけど、
どんな風に読みにくいのかな?
悪筆なのか展開が分かりづらいのか具体的にキボン
一番読みづらいのはプレイヤーピアノ あれを読んだあとなら後のやつはスラスラ読める
いや、読みにくくはないと思うぞ つまんないだけで
たしかしプレイヤーピアノだけ突出してつまらないな。 あとは素晴らしい作品ばかりなのに。
215 :
吾輩は名無しである :2006/07/15(土) 01:57:04
えっ 俺はプレイヤピアノは2番か3番くらいに好きだけどなぁ
最初に読んだのは「スローターハウス5」で、ひどく感動しました。 それからは全部読んだ。「プレイヤーピアノ」は会社の空気を思い出しながら読んだ。 読みやすかったのを覚えている。朝倉久志の大阪弁の翻訳は始めて読んだ。 「デッド・アイ・ディック」と「ジェイルバード」は感動して繰り返し読んだ。
217 :
吾輩は名無しである :2006/07/16(日) 03:49:57
プレイヤーピアノ普通におもしろいし。
登場人物いっぱい出てくる割には話にあんま絡まずに次々と退場していく感じ
219 :
吾輩は名無しである :2006/07/16(日) 17:11:13
>>1 …スレタイの後に
「おかげさまで稼がせてもらいますた、翻訳で」とか続ければ
ひじょーにおさまりがいいような・・・
?
翻訳だって仕事なんだから稼ぐの当たり前じゃん。 220みたいな考え方って翻訳業を馬鹿にしてんのか?
意味わからん ヴォネガットの小説訳して 誰かが儲かったとは思わんが・・・ 誤爆かな
224 :
220 :2006/07/16(日) 21:38:36
おまいら釣られすぎwwwwwwwwwwwww
225 :
吾輩は名無しである :2006/07/16(日) 21:45:34
釣れた ↓ 自分の当てずっぽうレスを大勢に突っ込まれ&馬鹿にされた時に厨房が 悔し紛れに言う単なる逃げ口上の最後っ屁。 なんだが、たった3レスで釣れたとか言うのもなぁ。
まさかマジで釣りじゃないよな こんなしょぼい釣りみたことないぞ
こ れ は テ ス ト だ よ !
せっかく
>>223 が助け舟出してくれてるんだから
「誤爆ですた」と書けばいいんだよ。
まあ最近はそれでも叩かれるんだけどねw
229 :
吾輩は名無しである :2006/07/17(月) 09:01:35
プレイヤーピアノの評価が分かれるのには 初期作品と後期作品の微妙な空気の違いに対する好みもあるんじゃないか? 俺はどちらかというと初期作品のが好きだ 後期ももちろん傑作ぞろいだけれど、若干老人臭みたいのが漂ってる感じ 初期はテクニカラー的にカラフルな感じがする
230 :
吾輩は名無しである :2006/07/17(月) 22:48:48
「タイタンの妖女」は時間等曲率漏斗群?が何のことやら分かりませんでした。 入ったら死ぬのか?死なないのか?このせいで火星へ行けないはずなのに、普通に行き来してるし? そして、以外とエンタテイメントしてるなっと。テーマはエンタメしてないけど、設定のおかげで テーマがストレートに伝わってこないような? 「猫のゆりかご」はカリブ海の人達から抗議が来ないのかちょっと心配だったり。あの島のこと、随分 な書きようですね。また、世界の滅亡ということが随分軽く扱われているなっと。人類なんて滅亡でき ないよ。あんな風に人は死んでいくことはできないと思うし、あんな風に滅亡を受け入れられるわけがないと思う。 ただ、お話としては面白いし、読みやすいけど。でもエンタメかなと思う所がある。 「スローターハウス5」これは文句なしの傑作だと思う。最初は時制が行ったり来たりするのに何の 意味があるんだと思ったけど。ラストは涙なしには読めないし、ズシンと心に響く。 これにもエンタメ要素が盛り込まれているはずなのに、全然気にならない。 というか、エンタメではありえない重さがある。出だしからしてシリアスそのものであることが分かる。 苦い、とにかく苦い。そして悲しい。魂に響く傑作。
>>230 プレイボーイのインタビュー「自己変革は可能か」に
「明らかに冗談めかしたSF部分は、(観客の)気分を明るくさせるために
(シェイクスピアが)しょっちゅう登場させる道化に相当するのです」
というくだりがある(「ローズウォーターさん」の解説からの孫引き)。
好みの問題だけど、エンタメをそう否定的に捉える必要はないのでは?
>230 エンタメエンタメって一体何なんだ 枠にとらわれずに読んだほうがいいと思うぞ
まったくだ。事あるごとに「ヤバイ」を連発したがるDQNと同列に見えるな。
なんというか、その、人類滅亡とかそういうものをすごく軽く扱ってるのが魅力的なんだ、僕には
おにぎりは?
>>230 サン・ロレンゾ島の物語は、ラテン・アメリカの歴史をそのままフィクションに
置き換えただけなので、全然問題ナッシング「!
あと、スローターハウス5の「時制」の仕掛けは、ヴォネガットの小説の
基幹に関わることなので、軽々しく否定してはダメだよー。ハイホー!
というか… 「カート・ヴォネガットって、面白いですねぇ。で、【ベトナム戦争】って何ですが?」 という新しい読者は多そうだなあ(漏れも、さすがにリアルタイムは知らんけどさ)
>「時制」の仕掛けは、ヴォネガットの小説の基幹に関わることなので そうかぁ? 仕掛け自体は読者飽きさせないためのもんじゃねえの?
>>236 それホント?「百年の孤独」みたいな?
>>238 時制とは直接関係ないかもだが
ヴォネガットの小説って、登場人物の回想って形を取ることが多いじゃん?
それは要するに、起こるべき事は全て起こった後に書き始められてるってことで
彼の小説に運命論的な感じを受ける人がいるのも、そのへんに仕掛けがあるんじゃない
>>239 ストーリーテリングの手法としてラストから書き始めること、というようなことを
本人がどっかで言ってた希ガス
短編小説についてだったか
でも彼の長編の多くもそのパターンかもね
冗談をすぐ真に受ける生真面目な人や、政治的プロパガンダが好きな人、 今はもう絶滅したと思うけど私小説至上主義者や、小説は絶対純文学、読者を 楽しませることは邪道と考える求道者なんかは、ヴォネガットには向いてない。 誰か他の人を読むことを勧める。
そういう人は小説自体が向いてないと思う。
むしろ最近は「フィクション」というものを受け入れない人が多いんじゃないかな? 「本当にあった」と称する胡散臭い物語にハマる香具師が多いような…。
>>243 それはまた層が違う気がする。
「本当にあった云々」シリーズを好むのって噂好きな主婦っぽい。
243はなんたらコードとかのことを言ってるのではないかと邪推
なんたらコードを事実だと思って読むようなやついんの?
247 :
吾輩は名無しである :2006/07/26(水) 21:59:21
素朴な疑問で、ヴォネガットって純文学扱いされてるんだろうか? いや、そんなことはどーだって良いことは分かってるけど、日本の一般的評価で。 日本の旧来の純文のイメージからはみ出してしまうものがヴォネガットには確かにあると思う。
タイタンが星雲賞を受賞してるから 少なくとも日本SF界では純SF扱いされてる模様。 あと憶測だけどスローターハウス5の内容から ドレスデンを描いた作家という印象が一部で強いのかも。 それとSF的な内容じゃなくても話の展開や匂いが どこか筒井康隆みたいな部分があるように私は感じるので、 特殊なカテゴライズをされがちなのでは、と推測。
ヴォネガッドが文明批評臭が強いのはアメリカ人だから仕方ないっす 心あるアメリカ人は多かれ少なかれみんなそうなるっす。 今のアメリカという国の空気、精神的な荒廃の気配がそこかしこに漂い、それでいてどっかバカバカしくておかしい感じを描いたらヴォネガッドじいさんの右に出るモノはいないっす。 ヴォネガッドのどこが古いのか? 母なる夜を半世紀も昔の話として読むことはとてもできないっす。 コイズミなんてヴォネガッドの作品のなかでお調子者のピエロ的な役回りででてきたらぴったりっす。
無理に変な口調使わなくてもいいですよ。
そういう奴って結構コンスタントにいるから、 249=230ってのはちょっと無理があるんじゃない
皮肉でしょ
カート・ヴォネガットは永遠に不滅です。最近、読む気が起きない。 読みたい作品(持っている)。「ホーカス・ポーカス」「タイムクエイク」 「バコンボの嗅ぎ煙草入れ」。後は全作品読んでいる。
255 :
243 :2006/07/27(木) 21:05:51
>>244 いや。ディープなんちゃらみたいなのw
ヴォネガットは、自作がSFに分類されるのがいやだったとか書いてたね。
SFという「引出し」が、しばしば批評家に「便器」と間違われるから…だとかw
>254 もうちょっと日本語っぽくお願いします。
村上春樹が大いにインスパイアされてんだから”純文学”でしょ。 えっ、村上春樹なんて純文学じゃない? そうですか・・・ (`` 純文学って何だろう?
(`` ←これむかつくんですけど
純文学はともかく、「文学」というものをヴォネガットがどう考えているかは、 『タイタンの妖女』の中にヒントがある。 アンクがボイラー室で手紙を読み終えたシーンを見てほしい。 ハヤカワ文庫版なら142ページだ。 「それは最高の意味での文学だった。 それはアンクを勇気付け、注意深くさせ、ひそかに彼を自由にしたからだ。 それは苦難の時期に、アンクを自己の意識による英雄にしたのである。」 これぞ文学!
へぇ、春樹ヴォネガット読むのか、俺春樹読んでないから知らなかった。 日本国内では、むしろ大江経由の人の方が多そうな気もするけど。
いや、大江より村上春樹、春樹より爆笑問題太田経由が多い
…なんかそれちょっとショック(笑
パラニュークスレで紹介されてたので来てみましたよ。 まだいっぱい読む本がたまってるんだけど、ヴォネガットに興味津々。
村上春樹ってル・グィンの翻訳まで手がけたからねぇ。 あの人は興味があればジャンル問わずでしょ
興味っていうか、マーケットが見込めそうならという気がしないでもない。 ジャズ本とかギャリコとか。
ゲド戦記のルグインだけど、2ch的には映画の入りが悪いってことくらいしか話題にならないが、 実はネラーの嫌いなフェミニスト、それも筋金入りなんだよねw ルグイン読んだ人も闇の左手 とかは読んでないんだろうな。もっとも、俺は、別にフェミニズム自体それほど嫌いじゃないし、 作者の思想とその作品とは極端な話が関係なく読むことが出来ると思っているけどね。
俺は世情には極めて疎い人間なので、今の今まで『ゲド戦記』がル=グィンの 作品だとはまじで知らんかったw 『所有せざる人々』等は読んでいるが、 あのひとの作風、妙な硬さがあって、どうも俺には好きになれなかったな。 上記の作品にダブルクラウン持ってかれた、ポール・アンダースンの『焦熱期』 なんかの方がよっぽど好き。別にアンチ・フェミニズムでも、ファンタジー嫌い でもないんだけど。 最近集中的に手持ちのSFを読み返してるんだが、この分野でヴォネガットに 少しでも通じるところがある作家を挙げるなら、例えば『火星人ゴーホーム』の フレドリック・ブラウンとか。
皆さん、ゲドとか言っていますが、ここはヴォネガットのスレなんですが。
ファミニストの話題もヴォネガット的でいいじゃない パイパンの幼女とか言うよりもいいじゃない このスレ自体がグランファルーンってことでいいじゃない 私も恥ずかしながら太田経由なんだけど、タイタンは物悲しい感じが素敵。 閉まるシャッター、うなだれるマラカイ人形、クロノ母子、わたしのワンワン。 やがてそれらの空しさが帰結したとき、人生に意味などなくてよいと思えたよ。 今は早く死にたいけどね、空を向いて開いた手の親指を鼻の頭に付けて。 ところで映画情報まだかな?
↑ゲドじゃなくて猫のゆりかごの話ね
映画化なんて話あるの?
映画化された名作「スローター・ハウス5」。何処かDVDにして欲しい。 値段に糸目はつけぬ。100万か200万か?買うぞ。買うぞ。
200万なら横で同時翻訳してやってもいいよ
同時翻訳参加してもいいよ。 誰か一人の役やるよ。 10万でいいよ。
春樹の新作のテーマは、日本のネオ・ファシズムらしいらしいですし…。
「らしい」が被ったけど、あくまで噂なので…。 まあ、「―カフカ」でも"都知事"をああいう風に描いてたしねぇ。 ハイホー!
春樹の話なんかどーでもいい
280 :
吾輩は名無しである :2006/07/31(月) 21:30:39
チリンガリーン、このくそったれ!
281 :
吾輩は名無しである :2006/07/31(月) 22:13:36
春樹の「やれやれ」とヴォガネットの「そういうものだ」は全然違う。 村上春樹の「やれやれ」はナルシズムと押し付けがましさがあって、 ヴォガネットの圧倒的な現実に対する諦念とは一緒にしたくない。 村上春樹は新しい都市型のセンシティブなナルシズムをなんとなく 示せたところが才能で、今やどうでもいいよ。
誰か同じものだとか言ってるのか。
目がまわる、目がまわる、目がまわる。 の原文が Busy, busy, busy. だと知ったときは愕然としたなあ・・・
純文学と認識されるための条件としては 1.格調ある文章 2.人物描写、心理描写、社会描写に関するリアリズムの追求 3.作品の持つテーマが哲学的、思索的なものを追求していること 4.話が途中で破綻したり、ご都合主義的な結末に逃げない 抽象的な物言いだけど、これらの条件を全て満たしていれば純文学と見なされて 来たと思う。一昔前までは。 自分の文学に対する考えで言うと、自らの現実に突き刺さる作品、他人事として 眺めていられない、頭をガンと殴られるような作品が純文学たるものと思う。 代表的なものを上げるなら阿Q正伝とか。 ヴォネガットに関しては、私にとってはローズウォーターさんがそうだったのです。 世界を救済したいと思うローズウォーターの何と愚かなことか。理想主義を掲げて 人を救いたいと思うとき、本当に救いたいのは他人なのか?それとも自分なのか? 昔の自分はそれが分かっていなかった。
>>284 お前の「現実」とかお前の「他人事」とかお前の「頭」なんて純文学とは
全然関係ないって。
>>284 口調を直しても、考え方に厨っぽさがにじみ出てるね。
>>284 後半部の主張をするために、純文学の定義付けは是非とも必要なものだったのか?
>>284 お前は私にとってのローズウォーターさんだ。
>284 何度いったら分かるんですか? だれもあなたのことなんかここから先も気にしてないんだよ。 この、この、この退屈で、くだらないノータリンめ。 あなたは自分の問題だけが重要だと思ってる! それを克服しなさい。 さもなければ、その気取ったおけつをさっさとよそへ持っていくがいい!
そういう痛いところが春樹スレと似ているなあ わざわざ読んでる俺も俺だけど
個人的には自己完結レスより粘着の方がずっとウザいけどな。
こ れ は テ ス ト だ よ !
自分に酔ってる糞ナルシストが現れる限り叩き続けてやる
太田が絶賛してたからこの本読んだんだけど・・・ 正直・・・つまらなくない? おれの頭が悪いのかなぁ・・・
俺も太田から入った
タイタンは太田の大絶賛からしたら少し期待はずれだった
ただいくつか惹きつけられるイメージがあったので、他作品にも手を出してみた
そしてスローターハウス5ですっかり嵌った
>>295 向き不向きってものもあるから、あんまり気に病まないことだ
太田はタイタンの妖女を絶賛するんだけど 「人間ってどうしようもないくらい愚かだけど、それでも生きていていいんだよ」とか なんか的外れな絶賛の仕方をするのでああいうのを見て読んだ人にはずれてるように感じると思う
そもそも太田は中二病だからあてにならない。
タイタンの妖女、と検索しようとして 「タイタンの幼女」と打ってしまった。 そりゃ出てこんわ。
>>298 中二病だと何故あてにならないのか、後学のために教えてくれや
>299 実際に「タイタンの幼女」ぐぐった上で言ってくれ。
>>300 中二病の人間は、必ずしも作品に感銘を受けたから
人に勧めるというのではなく、
「こんな文学読んでる俺ってカコイイ!」と、自分のインテリぶりをアピールする為に、
ちょっと毛色の変わった小説やサブカル趣味を持ってきてひけらかす事が多いから。
中には本当に感銘を受けているものもあるが、
自分の思い込みや妄想で内容をねじ曲げて紹介するから当てにならない事が多い。
思い起こせば、自分がヴォネガットとアービングを手にとって読んだのは中2だったが、 誰かに話してもまったく通じなくて自慢にもならなかった。
ペダントリーとはどう違うんだろう、教養の厚みかな?
僕は村上春樹からカート・ヴォネガットの小説に入った口なんだけど、 「風の歌を聴け」の中のTシャツなんか、まるで「チャンピオンたちの朝食」 のヘタうまの絵の影響かと思う。村上さんはペーパーバックで最初から読んだらしいから。 あと、J・アービングに相手にされなかったことがエッセイに書かれていますね。 それまで好きだったようだけど。
爆笑太田はアーヴィングと良い感じで対談してたな。激しくスレ違いだが。
アーヴィングってガープ書いた人か? ガープの世界は全然面白くなかったけどな。
>>308 んじゃオマエの面白かった小説って何よ?w
>>309 キングの「呪われた町」
ヴォネガットはタイタンの妖女を今ちょっと読み始めたとこ。
オ、オレは?
>タイタンの妖女は全然面白くなかった。 とか言われそう。1年後ぐらいに…。
IDが出ない板なんだから、名前欄にレス番入れて会話してくれ
そういや先日テレビで見た映画『フットルース』で、都会から越してきた青年が 『スローターハウス5』を読んだと口にしたとたん、周りからギョッとした目で 注視されるシーンがあって笑った。
317 :
315 :2006/08/07(月) 01:46:56
318 :
315 :2006/08/07(月) 14:53:53
「タイタンの妖女」は初期の作品で、「猫のゆりかご」に近い感じがする。 「デッドアイ・ディック」は好きさ。
320 :
315 :2006/08/07(月) 22:44:43
>>319 IDが出ない板なんだから、名前欄にレス番入れないとだれがだれだか分からないだろ?
誰だか分かる事がなにか意味あるのか
322 :
315 :2006/08/07(月) 22:52:21
誰だか分かる のか
323 :
315 :2006/08/07(月) 22:53:18
ここで全員が名前欄にこう書くとどうなるんだ?
スルーしるw
325 :
315 :2006/08/08(火) 00:55:16
326 :
吾輩は名無しである :2006/08/08(火) 02:20:22
うぜえよ夏厨ども
328 :
315 :2006/08/08(火) 05:36:44
ニートくんは一年中、夜ふかしできていいですね。
329 :
329 :2006/08/08(火) 23:03:17
「ローズウォーターさんあなたに神のお恵みを」はヴォネガットの 本の中で唯一引っかかる作品だ、俺にとっては。 博愛主義者のローズウォーターが話の後半では態度を豹変させ、 ローズウォーターさんに救われている貧しい人達も肯定的に書かれているとは 思えず、中盤では野性的な漁師も破産してしまう。全てが否定されている? 俺は、小説では何かを肯定して欲しい人間だが、何をテーマにした小説だったのか、 誰か俺に教えてくれ。
330 :
315 :2006/08/08(火) 23:11:24
そんなに否定して欲しかったら、太宰はんの小説でも読んどけ。
僕は「ローズウォーターさん」は面白く読みました。お人よしの金持ちのローズウォーターさんが、愉快だった。 また、自殺したがる元祖ローズウォーター家の貧しいお人は気の毒だったが、 青春期に読んだ時は感動した。また、本家ローズウォーターさんはヴォネガットの お母さんが投影されていると思った。
貧しい人にも様々な種類があって しかるべき理由で貧しい生活をおくらざるを得ない者もいる。 怠惰であったり、人格に欠陥があったり。 「貧者=弱者=狡いことをしない=善」ではない。 相手の欠点を正しく認識し、その上で愛を注ぐ。 それこそが真の「博愛主義」。
いてっ。
>>332 >「貧者=弱者=狡いことをしない=善」ではない。
もっともですね
でも「この子ブスだから心はきれいなはず」みたいな思い込みはしょうがないよね
336 :
吾輩は名無しである :2006/08/10(木) 23:05:41
ローズウォーターさんはアメリカ的自由主義への批判だと思って読んだ。 なぜなら、特権階級への批判がストレートに出ている文章があったからです。 でも、下層階級への批判も含まれているとは読めなかった。まだまだ甘いな、自分。 ところで、小説の最後の方で唐突にドレスデンの光景がフラッシュバックする。 作中人物のローズウォーターの過去にも関係がないし、何の伏線もない挿入だと思う。 ここだけ、妙に違和感がある。
ここはタイタンとかローズウォーターとか古い作品しか書き込みが無いけど、 最近の作品はどうよ。
ローズウォターさんが特権階級とか上流階級とかは、ヴォネガットにとってはどうでも良いことなんだ。 ヴォネガットの一族も裕福な階層の出身であり、その為に母親が自殺するようなこともあった。 その点に関しては「パーム・サンデー」に詳しいから読んでみてよ。
では将軍様、読んでみますから屏風から虎を出してくださいな
「パーム・サンデー」絶版だからかなぁ。無理かもしれない。
そんなもの古本でいくらでも・・・と思って調べてみたら、けっこう高いんだな。
そうですか?高かったですか?昔は山ほど売っていたんだけどねぇ。読者が少ないんじゃないの?
343 :
308 :2006/08/13(日) 11:04:25
「タイタンの妖女」読み終えた。 面白かったよ。他の作品も読んでみようと思う。
ああ、俺も「タイム・クエイク」「ホーカスポーカス」「バコンボ」読みたい。
>>289 の言い回しがツボにはまったんですがw
>さもなければ、その気取ったおけつをさっさとよそへ持っていくがいい!
が特にww
元ネタとかありますか?
>345 >元ネタとかありますか? 自分は289じゃないから想像なんだけど 『ホーカス・ポーカス』の 口汚い言葉は使わない っていうやつじゃない? (「排泄物がエアコンに飛び込んだ時」とか)
「パーム・サンデー」は図書館にあるよ
ヲイ。
「パーム・サンデー」はキミの心の中にあるよ
>>345 ドクターシャーデンフロイデ?
キルゴア・トラウトの短編
『タイム・クエイク』98ページにその一節が
351 :
345 :2006/08/18(金) 12:20:03
>>350 ありがとう!タイム・クエイクって面白そうですね。
ぜひ読んでみたい。
>>346 もありがとう。
「おまえはそれでいいんだよ、サンディ」 うろ覚えだがなぜか好きな台詞。
353 :
308 :2006/08/19(土) 19:07:59
ローズウォーターさんを読み終えた。 面白かった!痛快な小説だな!! 他のも読んでみる。
354 :
吾輩は名無しである :2006/08/25(金) 19:37:37
白水社から出てる「母なる夜」 「私は言った」 「彼は言った」 「彼女が言った」 がしつこすぎる。これは訳者が下手なのか?
そのとおり、すごく訳が下手なのです。 あれはド素人の仕事だね。 今は芥川賞の選考委員をやってる有名作家の息子の作家が訳してまーす。
356 :
354 :2006/08/25(金) 21:08:03
やっぱり… 「タイタンの妖女」や「ローズウォーターさん」はあんなに面白かったのに なんで「母なる夜」はこんなにも読みづらいのかと思ったよ。 どきっとさせられる台詞や文章はあるのにね。 もっと上手い人に訳してほしい。 池田真紀子とか。
357 :
355 :2006/08/25(金) 21:40:45
>>356 絶版になったらしいですが、早川文庫の浅倉久志訳があります。
是非さがして読んでみてください。俺はヴォネガットではこれが一番好きです。
358 :
354 :2006/08/25(金) 21:42:21
>>357 ありがとう。探し出して読んでみるつもり。
Amazonのはちょっと高いね。
359 :
355 :2006/08/25(金) 21:51:19
おっと間違い、飛田訳でした
浅倉は良いね。文章がどうというより、翻訳対象を選ぶセンスが好き。
361 :
吾輩は名無しである :2006/08/26(土) 23:07:12
>>360 朝倉久志はペンネームで、由来がアーサーシー・クラークだというのは知ってた?
朝ー・志ー・倉ー久か。なるほどな。
>>361 マジっすか(笑
ハインライン、P・K・ディック、ポール・アンダースン等、浅倉の翻訳
にはずいぶんとお世話になってるのに、今の今まで知らんかったww
余談だが彼の訳した『スポーツ・クラブ』(トマス・マッゲイン/角川文庫)
って面白いよ、思いっきりおおざっぱに分類すれば『墓に唾をかけろ』
みたいな話。――あと晩年のいっちゃってからのハインライン、『自由未来』
とかね、もうこの人が訳した本というだけでどれもこれもアヤシさ全開w、
読む前からウキウキ。
朝倉久志って評判いいんだな。 キングの訳を読んだよ。イカす良い文章だった。
「浅」倉だろ、と思ってググってみたら、 朝倉久志でも1万件以上もヒットするよ・・・ でも浅倉久志だよね?
366 :
364 :2006/08/27(日) 10:48:46
>>366 ジャック・フィニイの『夢の10セント銀貨』みたいなタイトルだね、おもしろそうだ。
…って余談続きでもあれなんでw話を戻すと、今手元に未読のヴォネガットが
『デッドアイ・ディック』、『チャンピオンたちの朝食』、『ジェイルバード』と
三冊あるんだが、ヴォネガットのリハビリwとしてはどれから読むのが良いかなあ?
薔薇水的な重さに躊躇しちゃって、気が付くともう何年も読んで無いんだわ、このスレ
には良く出入りしてるんだけどねw …そういやこの三冊も、見事にみんな浅倉訳だww
ちなみに余談wですが、浅倉の訳したポール・アンダースンは『タウ・ゼロ』、傑作です。
>>367 その三作は知らなかったけど、
私ならAmazonのレビューとか見て参考にするかな。>読む順
「タウ・ゼロ」はその内読んでみたいと思ってた小説。
浅倉が訳してるならますます読んでみたいw
>>367 チャンピオン読んだ後にジェイルがお勧めなんだがどこにデッドアイディックを持ってくるかだなぁ
いきなりチャンポンだと残りの2冊読む気を無くすと思うので
デッド→チャンポン→ジェイルかなぁ
あーでもチャンポン→デッド→ジェイルかなぁ
>>368 アマゾン、あそこで買い物しない人間にとってもすげー便利だよね。
その昔表計算ソフトに、ちまちま手持ちの本やCDのデータを打ち込んでた
(でも当然w半ばで挫折した)自分が馬鹿に思えるww
>>369 美味しいものを先に食うか、後に残すかって奴?(笑
チャンポンからいきまーすww
371 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 04:21:55
>>370 うん、書かれた順でいいんじゃね?
俺の場合は「屠殺場」が最初で、それ以降は「プレイヤーピアノ」から順に読んだよ
すげーしっくりきたw
372 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 21:03:32
>>369 と同じ趣味だ。俺もこの三作は傑作だとオモタ。
ヴォネガットおもしろい。 しっくり来る小説に出会えてよかったと思う。 こういう乾いた文章って好きなんだよね。
374 :
吾輩は名無しである :2006/08/28(月) 23:42:24
ガラパゴスの箱船はどうなんでしょ? 個人的に(理科の授業の)生物が好きなんで期待してるんですけど。
375 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 00:45:37
>>374 素敵な作品です。イルカ好きならたまらんてマジ
376 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 01:13:12
後期のヴォネガット作品で傑作はなに? 参考までに教えてください
377 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 17:31:22
だから後期とか分けない方が良いよ。 私は、悲しいのは「デッド・アイ・ディック」と「チャンピオンたちの朝食」ですよ。好きです。
間違った。アーサー・C・クラークでした。それが、朝倉久志になった訳です。
>>374 素敵な作品です。にこ毛好きならたまら(ry
処女作の「プレーヤー・ピアノ」には友人の社員が大阪弁で喋る場面がある。 浅倉久志は大阪出身だからだ。
「プレイヤー・ピアノ」ってこのスレでもAmazonでも評価がまっぷたつに分かれてるねw こうまで差が激しいと読んでみたくなるじゃないか。
385 :
吾輩は名無しである :2006/08/30(水) 23:20:22
プレーヤーピアノはヴォネガットの小説の中でも”最もSFらしい”作品と 言われているらしい。それなら評価が割れるのもうなづけそう。 俺も読んでみたいけど、絶版で手に入らない・・・。図書館でも見つからない・・・。 スローターと猫のゆりかごはどこでも見るのに。
プレイヤーピアノ絶版なのか? 何か寂しいな。
うちの近所の大手本屋二軒はプレイヤーピアノとタイタンだけはいつもあるんだが SFっぽさなら猫のゆりかごのがSFっぽくないか? それかガラパゴス あーどれもSFっぽくねーな
俺はプレイヤーピアノが大好きな自分自身を誇りに思ってるぞ
タイムクエイク絶版になるの早くないか。 ちくしょう。刷れ!
まじすか。買おうと思ってたのに>タイムクエイク
別の作者の「海外のコミカルな小説」ってやつを読んでみて 全然笑えなくて、こりゃ海外のだから感性が違うのかな、 仕方ないかなと思ってたけど、 ローズウォーターさんで初めてワロタw 消防用の電話にかけてきた女に怒鳴って、 すぐ後に普通の電話にかけなおしてきたその女に、丁寧な返事するとことかww 電話では優しく応対してたのに、実際に会うと完全に忘れてるとことかw
絶版やたら多いよね なにやってんだ早川書房
タイムクエイクの1998年版と2003年版って装丁がちがうの?
今新装版が出るとしたらアニメ絵表紙になるんだろうなあ
んなわきゃーない
ある意味昔のハヤカワ文庫の方がそれっぽかったよ、松本零士の表紙+口絵の 『大宇宙の魔女』(C・L・ムーア。ちょっちエロくてw雰囲気が好き)とか。
ヴォネガット翻訳本の表紙絵描くとしたら どの漫画家がふさわしいかなあ?
荒木飛呂彦とか? でもヴォネガットよりキングあたりの方が向いてるかな。
石原まこちん
漫画太郎とか
>>401 それは小説のイメージ自体変わりそうな危機をはらんでるw
山本直樹はヴォネガットファンを自称してるけど、どうかな
そういえばヴォネガットの小説はエロい部分がまったくないな
403 :
吾輩は名無しである :2006/09/03(日) 01:27:06
図書館でホーカスポーカスとデッドアイディック借りてきた 読むの楽しみ
404 :
吾輩は名無しである :2006/09/03(日) 08:34:03
>>402 タイタンの幼女にエロを感じる人も極希にいると思う。
拉致監禁
>>402 短編「モンキーハウスへようこそ」はセックス革命のお話だよ
全然エロくないけど
ボコマルえろい。
モンキーハウスに収録されてる短編のいくつかはプレイヤーピアノのかSFしてるよ 「バーンハウス 効果に関する報告書」なんか本当にヴォネガット?と思うほど普通なSF
この前買ったタイタンの妖女、難しくて読むのにやたら時間かかった。 他の本もやっぱり難しいですか?
タイタンの妖女が難しいのなら他のも難しいと思われる
えータイタンの幼女ってかなり読みやすかったと思うんだけど。
マジカヨ。どうやらわたくしは馬鹿のようです。
向いてないだけなんじゃないの。 気にせず他の本よめば。
ヴォネガットの小説で一番わかりやすいのは「青ひげ」だと思う
今スローターハウス5を読んでるけど 2ちゃんにおける処世訓にもなりそうな文章があるな。 「自分ではどうにもできない不快な事は無視するのが一番」みたいな事とか。 「華麗にスルー」と通じるものがある。
2ちゃんとヴォネガットならやっぱこれだろ ぬるぽ→ガッのやりとりをハーモニウムに見立てたやつ 200 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 メェル:sage 投稿日:03/06/30 21:58 ∧_∧ ( ´∀`)< ボクハココニイル、ココニイル 201 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 メェル:sage 投稿日:03/06/30 22:53 キミガソコニイテヨカッタ、ヨカッタ ( ・∀・) | | ガッ と ) | | Y /ノ 人 / ) < >__Λ∩ _/し' //. V`Д´)/ (_フ彡 / ←ハーモニウム
>>415 なんだそりゃw
ぶち当たったとこの菱形がハーモニウムに見えるなww
スローターハウス5はヴォネガットの作品の中では私小説ですよ。あの作品は。 一番売れた小説な訳で、割合、読まれていないかもね。村上春樹を読むと、春樹さんが どれだけ影響されたかが分かるよ。悲しい小説だよね。何度読んでも感動するしさ。良かったよ。
こないだスローターハウス5の映画観ました。 みなさんもうご覧になってるのかな。 ラスト以外は素晴らしいですね。 ビリー役の俳優の完全に受身で虚ろな演技が原作のビリーまんまで見事でした。 グールドの音楽もよかった。 特にオープニングの、彷徨うビリーに舞い落ちる雪のように冷たく悲しいピアノは絶品です。 CDないのかな。
>>418 確かサントラ出てるはず
サントラって言うか、グールドの作品? として出てるのかな?
俺は図書館で借りた記憶がある
>>419 どうもです。
早速ググってみたらグールド・アット・ザ・シネマってのに入ってるみたいですね。
クラシックは門外漢だが、どうやらバッハのゴールドベルグって曲?の一部みたい。
グールドは五年くらい前に浅田彰と坂本龍一の対談が載っていた河出のムックで知り、
買って聞いてみた。結果、分からなかった。坂本ファンの私ですら舌を巻く難しさ。
クラッシックの世界だね。そうそう、グールド・アット・シネマは中々地方では手に入らない。
注文すれば買えるんだけど。
>>418 が羨ましい。何せ餓鬼の頃にテレビで一度しか見ていなかったから。
今だったら原作も読んでいるし、愛読書なのでもっと深く観ることが出来る筈なのに残念。地方でも上映してくれないかな。
是非、観たい。アメリカでは観られるのだろうが。勿論、東京だって観られるだろうが。
DVD にしてくれないかなあ。何処か映画配給会社の人、活動してくださいよ。絶対に買うからさ。
> 坂本ファンの私ですら舌を巻く難しさ。 目がまわる、目がまわる、目がまわる
その程度のことで目をまわすようじゃ…… 精進が足りんと言わねばなるまい
なんかヴォネガットスレらしくないレスがまざってるな。
いや、グールドの話が出たからグールドを聴くに至った経緯を書いてしまった。いかんいかん。 スローターハウス5の映画化はジョージ・ロイ・ヒル監督によってされた。その際に音楽を担当したのが、 グレン・グールドであり、天才的ピアニストとして夙に有名である。この人はアスペルガー症候群の症状があり、 私が買ったムックの中では評論家によりスローターハウス5の映画音楽を聴くたびに涙が出るほど悲しい、と書かれていた。 それに関係して坂本龍一の名前もつい出てしまった。すまんすまん。
>>425 謝る位なら書き込みをやめればいいのに。
ついでだから全部書いてしまおう。ヴォネガットを知ったのは村上春樹経由です。 村上春樹の好きな小説としてカート・ヴォネガットを知った。まだ、「チャンピオンたちの朝食」が ハードカバーだった頃に読み始めた。それで、私はスローターハウス5から入ったのだけれど、面白いと思った。 流石、春樹さんて思った。春樹さん経由でレイモンド・チャンドラーの存在も知った。以上、余談。 初期の作品の中で感動した作品は数え切れない。全部、感動した。以来、カート・ヴォネガットの収集を始めた。 キルゴア・トラウトは好きなキャラクターですよ。レイモンド・チャンドラーがセンティメンタルな都会派小説だとしたら、 ヴォネガットはユーモアたっぷりの悲しい小説家なんですね。あと、ヴォネガットはジョン・アービングと師弟関係なんだそうだよ。
なんでこう春樹ヲタってのは…
>>425 俺が図書館で借りたCDのライナーだったと思うけど
グールドが「私は『スローターハウス5』という小説を全面的に賞賛することはできないが・・」
みたいなことを言ったと書かれていた気がする
要するにあんま好きじゃないってことだと思った
あとヴォネガットは映画版を評して
私の小説よりも感動的で素晴らしい、みたいなことを書いてた希ガス
皮肉かもしれないけどねw
タイタンの妖女つまらんくって 今度こそはと思ってスローターハウス読んだけど やっぱりつまらんかった・・・ おれはもうだめだ・・・早く死にたい・・・_| ̄|○
それはね。体質が合わないからなんだよ。フィリップ・K・ディックなんかが合うかもね。 あとはあーさー・C・クラークは読んでみた?SF作家は大勢いるからさ。 沢山読んでみて自分に合う小説家がいるはずだよ。僕はさヴォネガットが合ってただけで。 ヴォネガットは断筆しちゃったよ。もう書かないそうだ。
>>432 レスありがとう!!
次はローズウォーターさんを読もうと思います。
おもしろいことを祈って・・・
フィリップ・K・ディックもさがしてみます。
ちなみに好きな小説は ライ麦畑でつかまえてと人間失格です。 こんな僕におすすめのSF作品は無いですか?
そうだね。
>>434 みたいな人には
フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
なんていいんじゃないかな。ちゃんとSFだし、
ヴォネガットみたいに時系列があちこちに飛んだりしないし。
それにしても、おもしろくないのに無理して読んでるのは何故?
自分に合わないもの無理矢理読んだってつまらないだろう。
ステータスやかっこ付けの為に読みたいというなら、止めないが。
>>435 僕自身がニヒリストなんで、
心優しきニヒリストであるヴォネガットに惹かれたんです。
爆笑問題太田が絶賛してたのも影響して
きっとおもしろいに違いないと
がんばって読んでるんです。
ステータスやかっこ付けは全く無いよ。
437 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 07:12:56
自分で自分の事ニヒリストって言うか?普通。
>>434 エンダーのゲーム/オースン・スコット・カード
ただしなにより君に一読を薦めたいのは、空気w
うまいこと言っちゃって、これw まあスレが盛り上がるのは良いことだけれど……
440 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 19:28:20
ヴォネガットにつまづくのはむしろ、飛びまくりの時制とか、 目的地がはっきりしないまま展開しまくる構成とか、なにやら 分からんSFネタとかがネックになるんじゃないかと思う。 で、ヴォネガット入門としてお奨めしたいのは猫のゆりかご。とにかく 話がさくさく進むから。SFネタも一つ入っているけど分かりにくくはない。 また、ヴォネガットの出世作でもある。
神よ 願わくば私に変える事のできない物事を受け入れる落ち着きと、 変える事のできる物事を変える勇気と、 その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ。 私は宗教やらないけど、これは凄く良いと思った。
宗教関係あんのか。
444 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 23:41:43
>>441 それはラインホルト・ニーバーの誓いと言って、
アル中患者が必ず暗唱させられるやつ。ヴォネガットのオリジナルではない
ヴォネガット、しきりにアル中協会みたいなのをほめたたえてるが そんなにいいものなのか? もしそうなら俺も入りたいものだ(アル中じゃないけど)
アルコホーリック・アノニマスは日本にもちゃんと支部がありますよ。アルコール中毒者の会。 精神病院に行くと、ポスターがはってあります。アル中じゃない人には関係ないです。
ニーバーの祈りって吾妻ひでおのなんとか日記にも出てきたよね あと アルコホリックなんて碌なもんじゃない、好奇心だけなら止めとけ
みなさんこんにちは。にわかファンです。 ちょっと訊きたいんですけど、ヴォネガットらしい感じの作品ってどれですか?
だからさ。カート・ヴォネガットと言ったら「スローターハウス5」が穏当です。 誰もが一度は読む価値があるからさ。踏み絵みたいなもんよ。 これがつまらないなら読む必要は無いのさ。
読んだ事のない作家でどれを読むか迷う時、 私はとりあえずAmazonで「売れている順番」を見る。 で、タイタンの妖女から入って見事にハマッてしまった。
「これぞヴォネガット!」って感じのやつ?やっぱタイタンかな?
タイタンから入って猫のゆりかご読んで非常に面白かった。 スローターハウス5はドレスデン空爆遭遇の半自伝なので 入門書としてはいささか難があるかも。 踏み絵というか地雷というか木靴というか。
ヴォネガットはどれも一緒だよ。 プレイヤーピアノ以外。 作品によって軸がぶれたりはしない作家だからな。 饒舌さでは中期が最も充実してるとは思うが。
プレイヤーピアノは傑作ですよ。ヴォネガットの若い頃の新聞社体験のいかされている名作ですよ。 是非、読んでください。私も最初は難しそうだなと思っていましたが、読み始めたら、あっと言う間に読んだよ。 良い作品ですから、仲間外れにしないでね。半ば頃から急に面白くなるからさ。 読んでみてよ。絶対に面白いからさ。損はしないよ。
本当にプレイヤーピアノは好みが正反対に分かれるなw とりあえず「絶対に」を使うと説得力薄れるから止めた方がいいんじゃない?
プレイヤーピアノは、 SFとして読めば秀作だが ヴォネガット作品として読むと物足りない って感じか
言うほどSFしてないと思う
今、半導体関係の会社に勤めてるんだけど ちょうどプレイヤーピアノ読んでて、 会社で製品の販売状況をグラフにする仕事をしてた時に 上司がアナログアナログ言ってるからつい「真空管とか?」と言ったら ぶはッと吹き出されて、「いや…真空管はもう、やってないからwwww」 とめちゃくちゃウケてしまった。時代は変わったもんだw
笑いどころをバカの俺でもわかるように 詳しく説明してくれマンコ黒い人!!
461 :
吾輩は名無しである :2006/09/14(木) 21:39:46
マンコ黒いだなんて失礼ですね! それが人に聞く態度か!
(・∀・)
ピンク色でチャーミングなおぱんぽんの持ち主が解説 ↓
それ以前に女がいるのかこのスレに
ピンク色でチャーミングなちんこの俺ならいますよ
顔はインディアン戦士に似てますがよろしいですか?
この流れにクソワロタ
このスレで初めて「おぱんぽん」という女性器呼称を知った。 勉強になるなぁ。
新潟弁では「まんじょ」。
中学生時代、「まんこっこ」という呼称を広めようとするも女子からは白眼視
京都では饅頭の事を「おまん」と言います。
ぼ、ぼぼぼかぁ、こういうながれは、よよよくないと、おもいまっす!
飛び上がって、空のお月さんとファック!
476 :
315 :2006/09/17(日) 13:04:47
日本の裏側は、ほぼブラジル
シンデレラストーリーと現実の人生を黒板に折れ線グラフにして書いて話していたのには笑った。 やわな日本人作家にはヒンシュクだったろうなあ。 この講演、田中未知太郎も面白かったとどこかで書いてたような…
スラップスティック絶版なの? ボロボロだから買い直したいんだけど
あホントだ、しかも結構良い値段ついてるね。 俺も昔に図書館で借りたきりだよ。 にしても蒸し返す訳じゃないが、 誰も九州に突っ込んでくれなくて寂しい…。
僕は晶文社の作品以外は文庫と単行本で持っているけど。一度、読むと読まないよ。 中でも「スローターハウス5」と「ジェイルバード」、一番読み返したのが 「デッドアイ・ディック」だった。暗記するほど読んだよ。「青ひげ」も面白い。
>>481 >一度、読むと読まないよ。
>一番読み返した
色々と矛盾のある人ですね
>シンデレラストーリーと現実の人生を黒板に折れ線グラフにして書いて話していたのには笑った。 カフカの物語ので爆笑したなあ
僕は晶文社の作品以外は文庫と単行本で持っているけど。一度、読むと読まないよ。 (そんな)中でも「スローターハウス5」と「ジェイルバード」(は読み返してる。) 一番読み返したのが 「デッドアイ・ディック」だった。暗記するほど読んだよ。 「青ひげ」も面白い。 という意味かと思ったが、4冊も読み返してたら、 総論として、一度読むと読まない、とは言えないな。
文章直してくれて有難う。「チャンピオンたちの朝食」も名作ですね。
今は「タイムクエイク」を読もうとしているのですが、単行本と文庫を二冊持っているのだけれど、 浅倉久志さんのあとがきでは、大分変えてあるそうですね。読むのが楽しみなんだけど。 みんな、どうでした?
変えてあんの? ……ハードカバーしか持ってないんだが、今から入手できるもんかな。
新参のヴォネガットファンは手に入れるのさえ一苦労という事実…… 文庫版全巻復刊しろ、バカハヤカワ!
490 :
吾輩は名無しである :2006/09/23(土) 02:46:18
全部絶版で入手困難になったら少し嬉しいかも・・・
爆笑問題の太田にもっと宣伝してもらったら復刊するかもな。 俺は全部持ってるからどうでもいいけどね。
長いことかけてやっと「プレイヤー・ピアノ」を読み終えた。 確かに他のヴォネガット作品とは異質だね。
はい。それでね。早川書房が「タイタンの妖女」増刷したよ。今日、本屋で沢山並んでた。 このスレ、結構読んでいるんだな、と思った一日でした。金木犀の香る秋分の日でした。
読んでるならタイムクエイク刷ってくれ!!!!
>このスレ、結構読んでいるんだな、と思った 違うと思うぞ
スラップスティック刷ってくれ!
その前にジェイルバードを!
パームサンデー早く復刊しろ
ハッハッハッハ。私は全部持っている。欲しいだろ?でも売らないよ。
いいよ図書館で読むから。
実家の倉庫に97年以前に出版されたものは全部ある(はず) しかし親と絶縁してもう10年近くにもなるので取りにいけないw
>>501 いやいや、とうに月二回の廃品回収に出されてトイレットペーパーにでも…
>>290 中二病の春樹オタが春樹経由でここにくるからだと思うよ。
「ヴォネガット全作品が村上春樹先生の新訳にて登場!」 ・・・という悪夢のような場面を想像してしまったorz
ひとしきり笑ったあとで、その意味をしばし考え込んだww
>>507 を読んで早川が翻訳権独占しててよかったと初めて思った
なんで母なる夜はハヤカワじゃないとこから出てるんだろうなぁ 惜しいよまったく。
SF人気ないんだな 本屋や古本屋に行ったけど、なかった
この際翻訳に頼らず原文で読もうぜ。 ハイホー
読みたいという意欲があれば英語が読めるようになりますか?
515 :
513 :2006/09/25(月) 19:46:02
マジレスありがとう。 じつはMicrosoft Bookshelf Basic 2.0をもってるので 発音も自由自在に聴けちゃったりする。 ぼちぼちやってみるかな。
ふふふ、英次郎は単語数130万以上です
なんの、俺の頭の中にはエロ画像が200万オーバーですよ
私の脳内にはグロ画像が一千枚ほど
502-504
>>501 ですが、さらにとんでもないことに俺は一人っ子です。
孫が生まれたことも知らせてません。
あははは
>289
おっとワリィワリィ、あははは
あっはっはっは
わっはっはっはっ♪
ハイホ−!
笑いが止まらない。アッハッハッハ。 何だかヴォネガットの笑いには、ペシミズムがありますね。 お父さんとの関係を書いた「ジェイルバード」の冒頭とかさ。 ノコギリの刃を壊した話だとか。
確かにヴォネガットとかアーヴィングはナンセンスで笑える作品なのに、 絶望的なのは何でだろうとというか不思議に思ってた。
ヴォネガット家には精神疾患の患者が少ないと「パームサンデー」には書いてあるが、 そうではないようだ。ヴォネガット家には躁鬱病圏の人間が数多くみられるし、 お母さんだって自殺していて、大分、不幸な家族関係があるのだが。 あと、ジョン・アービングと村上春樹の関係は村上春樹の先入観が良すぎて、 実際にあって、同じようにランニングしながら話していたらシットとか、 春樹さんは暴言を吐かれて傷ついているのだが、さりげなく批判しているんだよね。 アービングの無神経さを。結局、春樹さんは嫌だ嫌だって書いているのが、 ちょっと不思議。あれだけ人の悪口を書かないと、宣言していたのにね。
ヴォネガット関係ないな。
また春樹ファンか
あんなホモっぽい顔の東洋人がランニング中に話しかけてきたらシットとも言いたくなるだろう
春樹ヲタきもちわるい なんでヴォネガットスレで春樹の話なんか延々してるの? 出てって。
532 :
315 :2006/10/07(土) 14:32:19
>>527 息子が精神疾患患ったけど寛解して医者になったみたいな話なかったっけ
コテハン記憶になってた カッコ悪いな
違いますよ。マーク・ヴォネガット著「エデン特急」です。先日、古本屋で買いました。 みすず書房刊。
その話題が出たのはヴォネガットの著書の中でなんでしたっけって話だろ
「エデン特急 ヒッピーと狂気の記録」マーク・ヴォネガット著 衣更着 信・ 笠原 嘉 訳。みすず書房刊。カバー裏の解説を引用すると。 本書は小説というべきか、記録というべきか、著者は著名な社会諷刺作家 カート・ヴォネガット・ジュニアを父として生れ、スワスモア大学に進み宗教学 を専攻。1969年、23歳で卒業。良心的反戦主義者として登録。既成社会への 参入をこばむ数人の若者とともに、カナダのブリティッシュ・コロンビアへ ヒッピー集落をつくるべく出発。そして成功。これがエデンの園である。しかし、 そこで狂気を体験する。分裂病。二度の入院がつづく……。 本書は二つの主題をもつ。一つは狂気についての回想部分。急性精神病の 混乱の世界をえがいてたくみである。今一つは狂気に先立つヒッピー生活に ついての回想部分。1970年前後のアメリカの学生層のヒッピー志向について、 これほど詳しくかつ見事に描写された文章はあまりない。ヒッピー的心情と 狂気とがあざなえる縄のごとくにからまって、狂気と正気との境目は頻繁に 判然とせぬ仕方で、あちらからこちらへ、また逆方向へと簡単に乗りこえ られる。しかしどこまでがクスリのせいか、どこからが真の狂気か、それを 問うことすら不可能なほどからまっている。まさに1970年代の狂気の記録 ともいうべきであろう。
540 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 02:05:45
爆笑おおたもアーヴィングと会って印象違ったと言ってたな
太田がどうかは知らないが、君にとっては判断の指標なんだろうが、自分の 物差しは必要なんだ。太田はあくまでお笑いだ。若い人には判断の基準というのが 往々にして必要なんだろうが、私は色々な人の発言を吟味してから、自分の頭で 判断していった。アービングがどうであろうと構わないんだ。作家は人格を問われる ことよりも、作品で評価される必要がある。
コピペ? 自分の物差しも何も、実際会えないだろ。
>>542 意味不明。
>コピペ?
>実際会えない?
何を言いたいのか考えてからだぜ。
酔っぱらいじみた千鳥足の論理展開とオヤジ臭い毒にも薬にもならん一般論、「お笑い」に対する職業差別
>>543 実際に会った印象についての話なんだから、
会ったことのない人間にとっては「自分の物差し」なんて持ちようがないってことだろ。
そして、「コピペ?」ってのは、
>>543 が、何かモデルがあるような薄っぺらくて、ちょっと外したレスだって皮肉じゃない?
太田の発言だけを基準にして作品を評価してるなんて、
>>541 だけの妄想で、だれも書いちゃいないんだが・・・
どうでも良いけども、カート・ヴォネガットの翻訳をした浅倉久志は僕の親なんだ。
ああ、神よ。罪深き子羊たちの発言を許したまえ。アーメン。ソーメン。
>547 本当? 本当だったら「どうでも良」くなんかないのだがw 浅倉氏の翻訳は 言葉のこなれ具合が素晴らしい……
550 :
540 :2006/10/12(木) 18:39:46
爆笑太田がヴォネガットをほめたらアーヴィングも「ヴォネガットはいい」と上機嫌。ヴォネガットのサインだったかを見せてきて自慢 サリンジャーに似てると言ったら、「あいつと一緒にするな。あいつなんてただのひきこもり。この前ライ麦畑読んだけど、やっぱりよくない」と怒って 浴衣とか日本のおみやげで機嫌を取り直したり大変だったみたい 英語がわからないのに俺の作品のよさがわかるのか、って思われてるんじゃないかなと言ってた
印象についてはともかく、事実関係がいい加減過ぎ 文庫版「爆笑問題のウルトラ7」にアーヴィングとのインタビュー収録されてるから読み返せ
タイムクエイク、単行本ならわりと安くAmazonで出てるね。 一冊買っちゃった。
553 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 00:14:27
>>551 読み返せって一回も読んだことないけど
ラジオを聴いたまま書いた
>>547 その話が本当なら、君のおとーさんにひとこと「ありがとう」と
伝えておいてください。
555 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 04:48:21
墓前でね
556 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 15:54:09
タイタン読んだんだけどこれってどうしようもないくらい何もかもがむなしい って感じを伝えたいの?
貴方が感じた通りに読めばいいんですよ。
父がこのスレを読んでいて詰まらないから、是非、見ておくようにと申しております。 どういう風に読めばこんなに愚かなスレッドが成立するのか、大学院で英文学を 学んでいる私に言っていました。最近のスレにはコクとキレが必要だからだそうです。
>>558 「暗いと不平をもらすより、進んで灯りをつけましょう」
とお父さんにお伝えください。
もう孤独じゃない、とお父上にお伝えください。
>>556 地球人類は宇宙人に操られているということを伝えたかったのです(断言!
雪降ってるのに窓開けて寝るな!ってことを伝えたかったんだと思います!
浅倉久志です。数日おきにこのスレッドを拝見しております。息子がこのスレッド を教えてくれたので読んでみた。カート・ヴォネガットと会うと何時もにこやかで元気 なんです。最近、日本にもペルメルがあるんだってね、と言いながらポール・モールを 吸っているんです。私は、煙草を吸わないから分からないのですけれど、読者の皆さん 断筆したカート・ヴォネガットの作品は何を読んでも楽しいものです。特にこれ、 という作品は無いのですが、全部読んでください。
本当に本人だと証明したいなら トリップつけてそれを自分のサイトで発表しなきゃ。 まぁ釣りなんだろうけど。
信じる心は力さー
チリンガ・リーン! チリンガ・リーン!
浅倉です。まあ、深いことは言いませんが、Welcome to Kurt Vonnrgut world.
僕が翻訳した作品の感想を送ってくれ給え。場所はここで宜しい。批判には 批判で対応する処置を考えているので、その辺のことは承知してくれ給え。 では、次の方どうぞ。是非、感動するようなレスを頼むよ。最近の事情には 暗いので、息子とも交代するかもしんない。
>>569 しつこい上に芸がない。
実在の人物を騙ってるだけのコスプレ野郎。
お前はただの嘘つき。
そうですか?そんなに嫌だったのか。じゃあ、君以外の人たちの感想はどうかな?
Get lost!
訳者に対する侮辱。
何を言う。私が私の批判をしてどうなると言うのだ。馬鹿なことを言わないように、ね。
あなたに敬意を表したいのでぜひハンドルネームをつけてください
はい、付けましたが、如何でしょうか?これで、良いかな。
これでこころおきなくあぼんできるな
ハンドルネームだけじゃなくてトリップ付けてほしいな。
トリップとは何だね。教えてくれ給え。検索してみたが専門用語を知らない私に 何を要求するのかね。問題は私の識別だろう。それなら、作品をじっくり読んで 欲しいものだ。今時の青年たちは言葉遊びばかりだな。きちんと、全作品を読んで くれ給え。それから、じっくり相手になろうじゃないか。それで良いだろう?
トリップとは名前の後ろに#○○○(○○○は何でもOK)とつけることで 本人にしかわからない暗号を設定できるシステム 私の名前蘭には「#test」と打ちましたがこのように全く関係のない文字列として掲示板に反映されます これによって悪意ある誰かに名前を騙られても本人かどうか判別できるようになります ハンドルネームをつける場合にはぜひとも設定すべき項目です
有難う。トリップの仕方が分かった。けど、私の文章なんて詰まらないでしょう。 わりーね。わりーね。わりーね。
カート・ヴォネガットの文庫が実に少ない。一時は全部、翻訳されていて売ってもいた。 私の略歴を書いておこう。昭和5年生、昭和25年大阪外国語大学卒、一応肩書きは 英米文学翻訳家であり、主訳書は「宇宙零年」「時の凱歌」ブリッシュ 「スラン」ヴォクト などなどである。私が翻訳で生活できたのは良い本に出会えたこととしか言えませんね。 それにしても、早川書房はどうなっておるのかね。ちゃんと訳した本は全部、出版して欲しい。 こういうことは、直接、早川に言わねばならないのだが。まあ、いいわい。
584 :
吾輩は名無しである :2006/10/21(土) 09:22:21
585 :
吾輩は名無しである :2006/10/21(土) 09:36:08
これはどうも真に本人???? もしご本人だったら…。 浅倉先生、お世話になりました。浅倉先生と伊藤典夫先生の翻訳のおかげで よい本にたくさん出会えました。 小学生のときに読んだ『アンドロメダ病原体』、中学ではディックの『アンドロイド は電気羊の夢を見るか?』 、高校に入ってからはヴォネガット。 心から感謝いたしております。 これからもご活躍ください。 敬具
自演乙
587 :
吾輩は名無しである :2006/10/21(土) 10:06:57
588 :
吾輩は名無しである :2006/10/22(日) 17:18:36
敬具って先に拝啓って書かないと使えないんじゃなかったけ?
それ以前に手紙でもないのに敬具って入れること自体まともじゃない。
所詮は2ちゃんに不慣れな初心者の自演ですから
>1-591に、愛のお恵みを!
私の翻訳した小説の中で大阪弁が出ている箇所が多いのは「プレイヤー・ピアノ」 なんですが、お気づきになりました?
トリップは同じものを使わないと意味がありませんよ
595 :
吾輩は名無しである :2006/10/23(月) 21:23:53
デッドアイディック80Pまで読んだが、これから面白くなるのか??
面白いかどうかは貴方が決めることですよ。
80Pも読んだらもう面白いだろ。
無論、既に面白いところです。これから、と言うのは既に良いところは始まっており、 面白くなければ、多分、ずっと面白くないですよ。この作品は私が最も好きな作品です。
タイムクエイクが単行本で安かったから買った。 面白かったよ。 「あなたはひどい病気だったがもうすっかり良くなって、これからやる仕事がある!」 は名言だな。
600 :
吾輩は名無しである :2006/10/29(日) 16:56:22
保守。
601 :
吾輩は名無しである :2006/10/29(日) 20:23:36
デッドアイディック200p越えたが、いいね。 フェリックスとジュヌヴィーヴの戯曲仕立てのあたりから無茶苦茶おもしろくなってきた ホーカスポーカスも借りてきたんで、こっちも楽しみだよ
602 :
吾輩は名無しである :2006/10/30(月) 21:32:45
タイムクエイクで、ヴォネガットは 「スティーブン・キングは万年筆で紙に小説を書いているが、 私はタイプライターだからそれより進んでる」 みたいな事書いてたけど、 キングがとっくにMac PowerBookで書いてる事を知らなかったのかな。 それとも知ってて皮肉ってるんだろうか?
つかキングパソコン使ってんのかよ なんかガッカリなんだが
604 :
吾輩は名無しである :2006/10/31(火) 05:09:01
なんでガッカリするのかまじでわかんねw
パソコンですがね。谷川俊太郎は使ってますよ。 ここでは禁句の村上某も使っていますし。まあ、大半は使ってますよ。
606 :
吾輩は名無しである :2006/10/31(火) 19:59:52
禁句って言いながらわざわざ言う人って感じ悪い。 そういう人って嫌い。
ウザッ
村上ヲタの粘着っぷりは救いようがないですね
609 :
吾輩は名無しである :2006/11/05(日) 00:31:34
スタンドバイミーのラストシーンで リチャード奴隷ファスがパソコンに向かってたし >キング
春樹オタがきもいから春樹読んだことないな
春樹なんか読む必要ないよ。 ヴォネガット好きには無用の作家。
読んどけば春樹の悪口も堂々と言えるぞw
これも勉強、と思って無理して読んだがキモくて吐いた>春樹
>>615 いやノルウェイの森
つーかいいかげん糞春樹の話はやめようぜ。
俺の好きなヴォネガット作品順
1 ローズウォーターさん
2 タイタンの妖女
3 母なる夜
1 デッドアイディック 2 青ひげ 3 タイムクエイク たぶん異端。
1 タイタンの妖女 2 猫のゆりかご 3 スローターハウス5 たぶんもっとも平凡。
1タイムクエイク 2青ひげ 3チャンピオンたちの朝食 つか、正直順位には無理があるかな。 気分次第では全然違う順位になりそうだ。
620 :
吾輩は名無しである :2006/11/07(火) 00:29:51
1タイタンの幼女 2プレイヤーピアノ 3バーンハウス効果に関する報告書(モンキーハウス収録) 4猫のゆりかご 5ガラパゴスの箱船 たくさんあるな
621 :
吾輩は名無しである :2006/11/07(火) 00:43:27
1 母なる夜 2 スローターハウス5 3 青ひげ 4 ぬこのゆりかご 5 チャンピオンたちの朝食
1パームサンデー 2宇宙の三日間通行券 3孤児
623 :
吾輩は名無しである :2006/11/07(火) 03:16:56
>>622 ひねくれ者って書こうと持ったら
もうすでに名前に書いてあるわw
「宇宙の三日間通行券」はある意味 「銀河ヒッチハイクガイド」を10年先取りしてる
625 :
吾輩は名無しである :2006/11/08(水) 22:08:12
「バーンハウス」は岩波のアメリカ短編傑作選にも入っていたよ。 一編だけ、かなり際立ってたけど。ヴォネガット最高。
1 スローターハウス5 2 猫のゆりかご 3 デッドアイディック
タイタンの幼女、スローターハウス5、母なる夜、プレイヤーピアノと読んできたけど 猫のゆりかごはまだ読んでない。おすすめかな?
おすすめしたい。 君もボコノン教に入信するのだ〜m9(・∀・)
630 :
吾輩は名無しである :2006/11/10(金) 06:59:28
631 :
吾輩は名無しである :2006/11/11(土) 00:49:22
>>625 岩波とヴォネガット・・・なんか違和感あるな。
キルゴアトラウトみたいな作家ってなんか現実にいそうだよね。
ノーベル医学賞を受賞するSF作家とか?
お誕生日おめでとうございます。84歳?
爺さん、新作はまだか?
636 :
吾輩は名無しである :2006/11/12(日) 22:40:27
タイムスリップで打ち止め
637 :
吾輩は名無しである :2006/11/13(月) 05:24:24
タイムクエイクでは?
___ / \ | ^ ^ | .| .>ノ(、_, )ヽ、.| ! ! -=ニ=- ノ! <けんかはやめようよ \`ニニ´/ _c―、_ __,l l、__ _,r―っ_ 三 ー )  ̄` ̄´⌒´ヽー ヽ / -ー^ヽ⌒ヽ´ ̄`´ ̄ ( ヽー 三  ̄  ̄`――、__ ヽ , ヽ ,/__,r---― ' ̄ ̄ ̄ `i^ ー '` ーイ ト-= ニ ニ -| ト- = ⌒ -| バッ
それ、シベリウスじゃねーか。
640 :
我輩は名無しである :2006/11/14(火) 11:26:36
カート・ヴォネガットをはじめて読む人は 何を読んだらいいでしょうか?
641 :
吾輩は名無しである :2006/11/14(火) 11:49:08
642 :
吾輩は名無しである :2006/11/14(火) 19:14:57
なんとなく「銀河の壺直し」を思い出しちゃったよ。
プーティーウィッ?ってなに?
コガネ・アメリカムシクイのさえずり、だったかな。
>>646 気になって探していたら、「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」
279ページに登場する小鳥が鳴いてました。「プーティーウィーッ?」。
651 :
吾輩は名無しである :2006/11/19(日) 00:35:23
猫のゆりかごを強力にプッシュ。章立てがすんごい細かいので飽きにくいし、読みやすい。 スローターハウスやタイタンの養女は、ある種の人には地雷だと思う。初心者にはお奨めできない
>>651 確かにスローターハウス5やタイタンの妖女は時間/空間が飛びまくりだから、
SFに慣れていないとつらいかも。
個人的には、猫のゆりかごはカリプソがきつかったけど・・・
>>649 「ローズウォーター〜」にもあったかもしれないけど、
有名なのは「スローターハウス5」のラストでは?
映画の『今、会いに行きます』を見ていたら、 主人公が『タイタンの妖女』を読んでいたよ! しょーじき、映画はあんまり面白くないんだけど、 タイタンの妖女を見つけた瞬間から、急に楽しくなった。
>>652 確かに「スローターハウス5」にも出ているね。
友人にガラパゴス貸したら、 いつ物語が始まるんだ?と読んでるうちに終わっちゃったよ、と言っていた。 その後チャンピオンたちの朝食貸したらえらい気に入ったみたいだけど。
656 :
吾輩は名無しである :2006/11/28(火) 01:07:57
保守しときます。
タイタンの妖女って、例えるならFFのワールドマップみたいな小説でいまいちだった。
FFのワールドマップというものがどういうものかは分かりませんが、 どうやら貴方にはヴォネガットが合わなかったようで、とても残念なことです。
スカスカって事。
>>659 いくらヴォネガットが合わないからって、
>>657 の頭がスカスカなんて、ちょっと言いすぎでは?
そーだそーだ
「ガラパゴスの箱舟」読んだだろ?
>>657 の人は
体内に脳髄の占める体積を縮減することで、新しい進化の方向を自ら示しているんだよ
猫のゆりかご読んだ。 途中まではだるかったけど、後半からどんどんひきこまれた。 アイスナインほしいな。
>>657 FFの方がマップ移動をなくした点で小説的なんだがな・・・
アイスナインなんて実はただの氷
666 :
吾輩は名無しである :2006/12/03(日) 02:32:02
そういえば、リクルートって映画にアイスナイン出てきてたよ。
>>665 猫のゆりかご読めば当たり前に分かる事をなんでわざわざ?
「ただの」かどうかはビミョーなところだが。
新潮社の雑誌「yom yom」創刊号、「キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを」 掲載。読みましたか? 18ページ。
最新号目次ってとこ見てくれ。
>>670 SF板で見て昨日買ってきた読んだとこ。
久しぶりに日本語で新作が読めたのは素直にうれしかったけど、
内容が内容だけに雑ぱくな感じは否めない。
それに、単行本にはならなさそうなボリュームなので、
抄訳じゃなくて全訳にして欲しかった。
yom yom 読んだ。確かに短かったな。 太田のヴォネガット礼賛はやっぱりうっとおしい。 ヴォネガットを出汁にして、自分のナルシズムを主張したいだけに見えるから。
途端に静まり返った所を見ると 太田が潜伏しているのかもしれない
このスレの90%は太田でできています
677 :
吾輩は名無しである :2006/12/13(水) 03:32:40
でも何となく太田の言いたいことも分かるんだよな。 オチも付いていたし、あのエッセイはあれで良かったような。 というか、あの雑誌、ヴォネガットの部分以外つまらんです。特に冒頭。
>>677 俺も太田のエッセイはかなりよかったと思う。
ただ、ヴォネガットのマネをした部分は文才の差がはっきり出てるけどね。
特にラストのオチ・・・
冒頭のは資生堂の販促文章だから。
太田さん見てるなら 絶版になったヴォネガット作品をプッシュしまくってください。 再版されるまで。
681 :
吾輩は名無しである :2006/12/13(水) 21:29:29
短編読みたいなあ。
>>681 フィリップ・ホセ・ファーマーみたいに、自分で書いてしまってはどうか
太田はレムとかは読まないんだろうか
知るか。
687 :
吾輩は名無しである :2007/01/31(水) 12:44:43
保守
688 :
吾輩は名無しである :2007/02/17(土) 00:47:44
学校の図書館に「吾が魂のイロニー」があったんで読んでみた。 挿絵とか人選とか、何というか、非常に時代を感じる編集だね。 これじゃ廃刊になって当然か。研究読本と銘打ってる割には内容薄いし。
誰もいないのか? ハイホー!
SF板の方が若干賑わってる
タイムクエイクで書いてたように 末娘が20になるまで(だっけ?)は元気でいてほしい できればもっとずっと
God grant me the serenity to accept the things I cannot change, courage to change the things I can, and wisdom always to tell the difference. これをネイティブの英語で聞けたらいいのにな。
693 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 13:03:14
逝去。享年84歳、11日夜マンハッタンで
ご冥福を 楽しませてもらったよ 朝日には「ボネガット氏逝去」って書いてあって誰のことかと思ったよ
ある意味で一番影響を受けた小説家でした。 御冥福をお祈りします。
ご冥福をお祈りいたします たくさんのすばらしい作品をありがとう
697 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 15:18:25
これで大手をふるって、春樹が訳すな
698 :
ハニロウ赤羽 ◆T61/rdmlFM :2007/04/12(木) 15:59:14
もう新作が出ないなんて……とても偉大な作家。 本当に凄い。 キルゴア・トラウトも涙涙。
699 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 16:05:25
遺産整理したらなんかでるだろ
700 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 16:07:30
またひとり偉大な作家を失った・・・
(´-人-`) …ボコノンボコノン
702 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 16:32:00
「単時間的な意味でさようなら」
703 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 17:09:07
今日のgoogleはガガーリンの宇宙飛行記念日らしいですが ヴォネガット先生がトラルファマドール星に行ってしまったことを 暗示しているかのような…
704 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 17:13:39
バースは健在?
今知った。ざんねんだあ。
706 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 18:31:21
As It Goes
707 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 18:37:10
ちょうど昨日、それまで唯一読み逃してた長編「母なる夜」を読み終わった所だった。 変な偶然。
708 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 18:46:48
>数週間前に倒れ、頭部を負傷していた。 ちょっと怪しくない?ブッシュ批判してたんでしょ?
もうそろそろお迎えかなあと思ってたらやっぱり。 スローターハウス5、ジョージ・ロイ・ヒルの映画も含めて最高だった。 ぬこもタイタンもローズウォーターも・・・ ご冥福をお祈りします。
ひと は いつか しぬ
みなさん、彼はいま天国におります。
マジか。読みます。
狼にもスレたってるな。
ハイホー!
715 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 21:38:30
ハイホー!!
716 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 21:38:53
まあ長生きだから、大往生ですかな。
グールドかけて、最後は拍手で終わろう。 「単時間的な意味でさようなら」(。・ω・ノノ゙☆゚・:*。
718 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 22:03:36
そういうものだ。
719 :
吾輩は名無しである :2007/04/12(木) 22:05:28
テント借りちゃった
好きだった作家が亡くなるのは二十歳の自分には初めての経験。結局、小説家として カムバックすることはなかったなあ。勝手にマイナーな人だと思ってたけれど、 2chには好きだった人がけっこういたんだね。タイタンの妖女からまた読み返してみようかな。
721 :
高橋源一郎誅伐評議会一番隊隊士・人斬り似蔵 :2007/04/12(木) 22:29:17
>>720 >二十歳の自分には
また始まったか、テメェは、コラ!
今日、警官を振り切ったぜ。
アイツら、大きな声を出すと「客商売」に変身するのサ。
非常に残念です。
724 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 00:18:39
725 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 00:26:10
今日くらいは追悼日にして読み返すかな。
726 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 00:33:41
87 名前:吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 00:30:48 ヴォネガット亡くなったんですね。合掌・・・
お風呂場で転んじゃったのかな 身内では不幸な亡くなり方が多かったらしいから まだ、ローレル&ハーディ好きの彼らしいと言うか… また、読ませてもらいます
神様、ヴォネガットさんを返してください。 この世界はまだ彼を必要としています。 代わりに、もりしうわなにを(ry
730 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 03:28:30
タイタソの幼女 (*´Д`)ハァハァ…
731 :
月光 :2007/04/13(金) 05:11:51
ヴォネガット氏が死んだとのこと。 もう十分生きたと思うが、やはり残念です。 私見では一番の傑作は『猫のゆりかご』ですが、『スローターハウス5』や 『母なる夜』も良かった。 村上春樹の『風の唄を聴け』は、全体の構成が『スローターハウス5』の パロディみたいになっているんだが、当時の批評家や純文学作家の多くは そのことに気づきませんでした。あの柄谷行人でさえ、『風の唄を聴け』 に出てくるデレク・ハートフィールドという架空の作家が、実在するかの ような時評を書いています。春樹さんに、騙されたんですね。デレク・ハー トフィールドは、ヴォネガットの主要登場人物の一人であるキルゴア・ト ラウトを元に創り出された人物と思われます。 日本の文芸業界では、SFは見下されているし、ヴォネガットはSF作家 の一人とみなされていました。きっと、彼の作品を読んだことがない人ば かりだったのでしょう。 ヴォネガットは、ユニークな文体を持った作家でした。彼の思想も、文体に 劣らずユニークでした。その思想を一言でいえば「愛は負けるが親切は勝つ」 というものです。もっとも、そのことに本人は思い至らず、あるときどこか の高校生に指摘されて、そうだったのかと納得したと、ヴォネガット自身が 書いています。 並みの作家は山ほどいるけれど、ヴォネガットのような作家はめったに出ま せんね。20世紀後半を代表する作家の一人だったと思います。 ご冥福を祈ります。
732 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 07:31:26
>>732 さっきまではグッバイブルーマンデーの絵だったが、ついに鳥篭から自由になったんだな
字が小さすぎて、小生には読めません。
736 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 12:21:22
>>731 >あの柄谷行人でさえ、『風の唄を聴け』
>に出てくるデレク・ハートフィールドという架空の作家が、実在するかの
>ような時評を書いています。
ソースは?
ご冥福をお祈り致します。 浅倉久志
カート・ヴォネガットさん、あなたに神のお恵みを
739 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 14:37:31
そういうものだ。
740 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 16:32:31
カート・ヴォネガットさん、あなたに神のお恵みを
ホピ関係のサイトから伝って来た・・・。
743 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 22:59:13
「愛は敗れても、親切は勝つ」
「ちょっぴり愛を少な目に ありふれた親切をちょっぴり多目に」だったかな。
745 :
吾輩は名無しである :2007/04/13(金) 23:32:02
チリンガリーン!
746 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 00:18:59
天国はつまんない所らしいから、きっとすぐに飽きて戻ってくるよ。
バッハのチェンバロ協奏曲第五番へ単調が聴きたくなるな。
748 :
月光 :2007/04/14(土) 01:11:13
736の質問への答え。時評ではなく評論集に入っていました。『終焉をめぐって』 文庫版、P.105を読むと分かります。 ただ、誤解のないように付け加えておきますが、だから柄谷はダメだと言ってい るのではありません。
>>720-721 ワロタ
>>731 とても良い追悼文でつ。日本にも熱心な読者はいますよね。
>その思想を一言でいえば「愛は負けるが親切は勝つ」 というものです。
>もっとも、そのことに本人は思い至らず、あるときどこか の高校生に指摘されて、
>そうだったのかと納得したと、ヴォネガット自身が書いています。
考えさせるフレーズ…
750 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 02:03:02
>>749 その言葉は
ヴォネガット作『ジェイルバード』(浅倉久志訳)の冒頭にある言葉です。
751 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 02:53:47
死んじまっちゃあな。。
9条は改憲してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。
Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
なぜなら、日本には9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
つまり日本に戦争を仕掛けても、命令をだした幹部の命や本国の資産は9条により絶対に安全なのです。
にも関わらず、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。
Q.日米安保も絶対ではないのでは?
A.いえ、絶対です。
知り合いの韓国人の評論家もそう言っていますし、私も同じ考えです。
そして日米安保が絶対なら、日本を攻める国はなく、改憲の必要はありません。
しかも9条があれば、米国を守る為に戦う必要がなく、一方的に守ってもらえるのです。
Q.9条が本当に平和憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか
A.これは、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
「敵国に攻撃が届く国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
(もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
さらに日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の信頼できる国ばかりです。
【憲法改正】野党反発「暴走内閣、暴走国会」
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176415787/l50 【改憲】国会は慎重審議をと、明大や龍谷大の法学者ら111人が要請…赤旗
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176384333/l50
753 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 02:57:59
『『吾が魂のイロニー −−カート・ヴォネガット・ジュニアの研究読本ー』北宋社 1984年 もし持っている人がいたら下記寄稿文をUPしてくれたら神! 「もうぼくはヴォネガットを読まない。」 高橋源一郎 「ヴォネガットについて何か書くことのつらさについて」 村上春樹
754 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 03:03:21
>>731 ちゃんと気付いていた作家もいた。
大江健三郎は村上春樹のデビュー時から
「海外作品をよく読んで勉強している」と評価し、
ヴォネガットの名も挙げていた。
755 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 03:06:12
>>731 風の歌は聴けは群像新人賞の選評で、
ヴォネガットの模倣の域を出ていないって感じに
大江健三郎に看破されてしまってるんだが?
何か?
756 :
755 :2007/04/14(土) 03:07:03
すごい時間にカブッタwwwwwwww
757 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 03:08:41
>>753 ユリイカあたりでたぶん特集するだろうから、
村上春樹にまた何か書いて欲しい。
あのエセーは結構好きだった。
それにしても「そういうものだ」というかなんというか・・・
>>749 それ、単なる知的敗退だとしか思えないけどな、ひとに考えることを促し
また強いるものから、フッと、目を逸らしただけにしか。
俺自身は格別他人のそういった、思想的怠惰が絶対に許せないタチなんだが。
そこから逃げるということは俺にとっては直ちに、今この瞬間にも不当な
目に遭っている数知れぬ者たちとのこころの繋がりを、一方的に切断する
行為だとしか思えないんだ、あの耐え切れなかった、薔薇水のワイフの様に。
誠実でありたいのなら、狂え!
759 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 03:46:47
>>754 その頃は日本では未だポピュラーでなかったKurt Vonnegut
大江氏は「クルト・ヴォネグット」と表記していたな。
761 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 04:06:31
「ギョエテとは、おれのことかとゲーテ言い」みたいなもんだな
762 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 11:01:56
亡くなったんですね…
レイボ・キャラベキアンとは、おれのことかとカラベキアン言い
>>754 >>755 大江と丸谷才一を勘違いしてると思う。
群像新人賞でヴォネガットとかのアメリカの現代小説を
よく勉強していると選評したのは、丸谷才一だよ。
で、大江は「ピンボール」を芥川賞の選評で
模倣にすぎないって指摘してたはず
765 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 12:44:49
アイスナインって、私のことかしらとアナイス・ニン言い。言うわけないか
今回の訃報を読むまで、ヴォガネットと思い込んでた。
今回の訃報を読むまで、ジャパネットと思い込んでた。
太田光がまたなんか書くぞ 大江の息子の光が作曲、太田が作詞で、ピカピカコンビで追悼ソングとか やればいいのに
>>770 ヴォネガットさんの声を初めて聴いたよ。
生きて動いてる彼も初めて見た。もう死んでるのにね。
ウプしてくれて本当にありがとう。
eiganimo 映画にも本人役でカメオ出演してるはず 「バックトゥザスクール」だっけな
毎日ネットで訃報を見る習慣がついたのは いつの頃だったかなあ。 もう、見る必要がなくなっちゃったよ。 さようなら、ヴォネガットさん。ハイホー。
774 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 22:18:13
>>770 UPトンクス, 猫のゆりかご
声も表情も親しみのある人だったんだね。
もう死んじゃったなんて・・・
775 :
吾輩は名無しである :2007/04/14(土) 22:29:15
YOUTUBEにも追悼みたいなやつあがってるんだな。
田中美知太郎の東京ペン大会を見てのエッセイで、 笑いながらイギリス作家の講演を見たとあるんだが、 アメリカ作家の間違いで、ヴォネガットの事じゃないの? と、以前から気になっている。 この人は、文体だよねえ、マロニエの根より曲がりくねってるけど。
777 :
吾輩は名無しである :2007/04/15(日) 00:40:31
>>776 そのエッセイの執筆時期による。
東京で国際ペン大会が開かれたのは
1回目は1957年9月川端康成会長の時で(田中美知太郎55歳)
Jスタインベック(米)スチーブン・スペンダー(英)
Aモラヴィア(伊)などが参加。
2回目は1984年3月井上靖会長の時で(田中美知太郎82歳翌年逝去)
A.ロブ=グリエ(仏)フランシス。キング(英)
ヴォネガット(米国) 巴金(中国)などが講演。
>>777 1984または、85年執筆だから、やっぱりヴォネガットみたい。
坑内のカナリヤについての文章も他にあるし。
編集者は何をしてたんだろう。
ありがとう。
779 :
吾輩は名無しである :2007/04/15(日) 07:14:47
>>770 ものすごく優しい表情をするんだね。
今更ながら、なんだか悲しくなってきた。
ご冥福をお祈りします
780 :
吾輩は名無しである :2007/04/15(日) 07:48:00
「プレイヤー・ピアノ」の頭の「野の百合はいかにして…(聖書からの抜粋)」を読むと、どうしても「デナムの歯磨き」と続けたくなるのは俺だけ?
781 :
吾輩は名無しである :2007/04/15(日) 09:12:48
愛は負けるが親切は勝つ
782 :
吾輩は名無しである :2007/04/15(日) 14:23:02
↑これ、英語の原文ではどう言ってるのかな。誰か英語版持ってる人、教えて ください
783 :
吾輩は名無しである :2007/04/15(日) 15:13:01
Love may fail but courtesy will prevail. 真ん中にカンマがあったかも。
遅ればせながら、さっき亡くなった事を知ったよ。 寂しいけれど、良い作品をどうもありがとう。
この人は、顔と作品が、なんとなく一致する。
786 :
おふざけ屋 :2007/04/15(日) 20:23:23
「彼はいま天国におります」 これでいいんだよね?
787 :
吾輩は名無しである :2007/04/15(日) 23:55:27
今ごろ天国にある門の落書きでも眺めているのだろうか。
788 :
吾輩は名無しである :2007/04/16(月) 00:12:16
「スローターハウス5」をビデオで観て感動。 その後本も読んだ。それくらいしか知らなかったけど この人の存在は強烈に焼きついている。
スローターハウス〜テレビでやったときの ビリー・ピルグリムの吹替えって森本レオだよな
社会の空気がどんどん淀んでいるから、それで目を回してぶっ倒れて 頭打って亡くなってしまったのかな? 御冥福をお祈りします。
792 :
吾輩は名無しである :2007/04/16(月) 21:03:55
A Man Without a Country 邦訳版まだー(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
794 :
吾輩は名無しである :2007/04/17(火) 00:26:54
795 :
吾輩は名無しである :2007/04/17(火) 03:00:03
so it goes
追悼の意を込めつつガラパゴス買ってきたが、まだ私が生きていた頃は〜とか書いてあって感慨深い。
797 :
吾輩は名無しである :2007/04/17(火) 21:56:04
>796 そんな一節があるとは。読んでみたくなる…
798 :
吾輩は名無しである :2007/04/17(火) 22:21:59
ご冥福をお祈りいたします。
799 :
吾輩は名無しである :2007/04/18(水) 04:28:48
長崎市長伊藤一長氏 死去。(午前2痔28分) ささいな恨みを持つアウトローを探して金で繰る…同じ闇のやり方。 ・政治資金疑惑を追っていた野党議員を射殺。 ・加藤紘一宅を放火 ・長崎平和市長を射殺… 背後にうごめく闇に言論界はどう対処するのか… 文学は 無力か?
800 :
吾輩は名無しである :2007/04/18(水) 08:49:26
>799 スレ違い。 だけど嫌な事件だな 市長選続行で22日投票だろ? 村上龍が出れば圧勝だろうな 市長じゃ出ないよな知事じゃないもん でも長崎市長だから世界的意味があるんだけどな
801 :
吾輩は名無しである :2007/04/19(木) 07:16:01
>>764 その大江は『同時代ゲーム』がガルシア=マルケスの模倣じゃないかと批判されたことがあるらしい。
802 :
吾輩は名無しである :2007/04/19(木) 12:22:37
その昔、ペンクラブ大会の講演を聞きに行き、 大柄でとても頑健そうな人という印象を受けた。 愛煙家だった割には長命かもしれないけど、やはり残念だ。
804 :
吾輩は名無しである :2007/04/21(土) 10:43:56
>>770 UP感謝。
当分は
喪に服する期間であろうな
いまや既成事実となってしまった民族浄化という病気に対して、善良な人びとにできることは、 生存者たちを助けることしかない。それとキリスト教徒を見張ることだ! カート・ヴォネガットでした。放送を終わります。
タイムクエイクが最後の本と言われてたけど 長編を執筆してた噂があったんだね。非常に残念。
タイムクエイクの重版予定はないのかに?
それよりタイムクエイク1の邦訳と出版をだな
追悼特集が組まれそうな雑誌はどれよ?
SFマガジンとか? 読んだ事ないけど
ユリイカとか YomYomも太田光のエッセイ載せたり小特集ぐらいやるかな
812 :
吾輩は名無しである :2007/04/30(月) 21:51:05
平沢進から追悼コメントがほしい
813 :
吾輩は名無しである :2007/05/01(火) 00:05:58
お亡くなりになったんですね…。 ご冥福をお祈りします。
814 :
吾輩は名無しである :2007/05/01(火) 11:14:07
プレイヤーピアノ読んだよ。 ラストがしょぼいが傑作だね。
815 :
吾輩は名無しである :2007/05/01(火) 16:04:48
復刊してよう。 多くの文庫が廃刊状態でっせ。
816 :
吾輩は名無しである :2007/05/01(火) 18:28:18
モンキーハウス2復刊きぼん
三省堂本店で小規模な追悼フェアやってた 「バゴンボ」なんかもあったよ で、「ローズウォーターさん」に市川拓司絶賛の帯が付いてたw
ヴォネガットのスレ発見!大昔、卒論のテーマに選んだ。 追悼カキコ。 村上春樹はなぜか昔から嫌いだったけど、へー…。
とりあえず今まで発売したことがある文庫は全部再刊してほしい。 なんだかんだで、結構半分ぐらいは絶版状態よ。
821 :
吾輩は名無しである :2007/05/02(水) 23:42:09
猫のゆりかごの映画化ってどうなったの?
822 :
吾輩は名無しである :2007/05/03(木) 23:11:28
モンキー2も貝殻の上もとにかく邦訳全部持ってる 只再読はしてない 楽しみが無くなる
「貝殻の上のヴィーナス」はファーマー作じゃなかったっけ
824 :
吾輩は名無しである :2007/05/04(金) 00:36:03
まで っってカキコ モンキー2の宇宙飛行士の親同士の往復書簡の話 一度読んだだけなのに何度も思い出す
825 :
吾輩は名無しである :2007/05/04(金) 00:52:23
>>821 現況。
★ Movie Adaptation <Cat's Cradle
The book was adapted into script form by Richard Kelly,
the writer and director of Donnie Darko. A film adaptation of
Cat's Cradle was expected to be made in 2007 but now
it appears unlikely to be produced.
The book has been picked up by Leonardo DiCaprio's production
company, Appian Way. Father and son team James and Jake Hart
have been linked to the developing script.
There is no word yet if DiCaprio will star in the film or not.
826 :
吾輩は名無しである :2007/05/04(金) 22:28:17
827 :
吾輩は名無しである :2007/05/05(土) 19:47:40
モンキーとモンキー2ぐらい、さっさと再刊しろっての。
828 :
吾輩は名無しである :2007/05/05(土) 22:13:33
なんか妙に鯖が重いんだが もしやヴォネガットさんの霊が憑りついて・・・
私である。ぼくである。
>>796 である。
語り手はヴォネガット自身ではなかった。念のため。
ヴォネガットは20世紀後半のアメリカ作家としては最も多く載った人物だそうですが、 彼の作品が教育現場でどのように使われていたのかが詳しくわかるサイトってありますか? 文献とか学生、教授の感想とかでもいいので、もし何か資料的なものを知ってたら教えてください。 卒論にヴォネガットは頼れる教授がいなくて大変です・・・。
831 :
吾輩は名無しである :2007/05/11(金) 23:26:30
現地アメリカに行って調べろ 墓参りもついでにして
>>830 アメリカのWebにあたれ
卒論、1999年には「カート・ヴォネガットと村上春樹」で
2000年には「カート・ヴォネガットについて」で卒業した学生がいた。早稲田一文
、
>830 いや、あの、何に最も多く載ったんですか?
834 :
吾輩は名無しである :2007/05/12(土) 02:16:48
察するにたぶん教科書だろう
835 :
吾輩は名無しである :2007/05/12(土) 11:13:46
だいぶ遅いが 仲間内で今夜追悼の酒を呑むんだ
もう1ヶ月経ったか
837 :
吾輩は名無しである :2007/05/15(火) 00:09:53
文庫版で今重版未定のやつだしてほしいなあ。 追悼祭りで出してくれればいいのにハヤカワさん。
猫のゆりかご読みましたが、 ボコノン教っていうのは無宗教のことをあえて名をつけてくくったものと 考るものでしょうか。
既存の宗教へのアンチテーゼではあるけどむしろ宗教というものの持つ 現実への有用な要素だけ抽出して創ってみた宗教なんじゃないかな? 無宗教は人々を救えないからね
よし。
最後の「グッドラック」に泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。
>>841 お 褒 め の 言 葉 を あ り が と う ご ざ い ま す 。
844 :
吾輩は名無しである :2007/05/24(木) 23:44:57
恐らく既出ではあるだろうけど一応… ウェアリーを看取ったのがダービーとラザーロの二人共で、 ダービーはその事を忘れていた。という事だと仮定しても… やっぱりP169のあの会話は不自然ですよね? ぶっちゃけ筋立てミスですよね?
そうだね。
しいて解釈すれば、 ウェアリーとラザーロはたまたま同じ貨車に乗り合わせただけで友達でも何でもなかった。 ラザーロは勝手にウェアリーを友達だと思いこみ、復讐を誓った(が、周りには分からない)。 ウェアリーもダービーもラザーロもお互いの名前を知らない。 ウェアリーとダービーはお互いの顔を覚えていない。 実際にはダービーがウェアリーの頭を抱え、死を看取ったのに ラザーロはウェアリーが自分の腕の中で死んだという妄想を作り出した。
847 :
吾輩は名無しである :2007/06/16(土) 15:57:53
wikipediaの無意味な爆笑太田の記述がおもしろかった。唐突にあるから。
おおおおおおおおおお
まだこの人の本どれも読んだことないんだけど 最初に読むなら何が良いかな?
スムーズに入りやすいのは「猫のゆりかご」かな?
853 :
吾輩は名無しである :2007/07/02(月) 18:20:54
文庫を一斉復刊させよ
なぜタイムクエイクがないんじゃ!!
855 :
吾輩は名無しである :2007/07/07(土) 13:51:19
>>851 ローズウォータさん、あなたに神のお恵みを
スローターハウス5
この二冊は絶対読んだほうがいい
856 :
吾輩は名無しである :2007/07/07(土) 13:53:57
あと母なる夜だね
あと猫のゆりかごね
あとタイタイの妖女も読まないとな
自分で書いておいてタイタイワロタ
猫のゆりかごとタイタンとプレイヤーピアノ読んで、 次にどれを読むか迷ってます。 上記三作の中では、ゆりかごが一番好きなんだけど、 テイストが一番近い作品はどれですか?
そういうあなたは、チャンピオンたちの朝食に挑戦。 うそ。ジェイルバードかスラップスティックあたりかな。 いやチャンピオンもいいんだけどね。
三つとも版元品切で書店には出てないんじゃないか?
図書館で良いじゃん。
白水Uブックスのスラップスティックこの間ジュンク堂で見かけて買おうと思ったんだけど 手持ちがなかったから後でいいやと思ってたらなくなってた・・・・
So,it goes.
>>860 スローターハウスとローズウィーターさんに一票。
>>861 さんはちょっとマニア向けな気が。もちろんすべて読むべき作品だけどw
猫のゆりかご好きならタイムクエイクなんてどうだろう 絶版だがな!
ローズウォーターさん今日読了したんだけど最後はどういう意味だったの?
意味の把握しづらいものも、自分なりにあれこれ考えたり想像したりする方が 面白いと思うんだけど。
おおおおお!26日は
>>848 だし
今月末はすごいぞおお!
楽しみだ
今日猫のゆりかごと母なる夜買ってきました。初ヴォネガット楽しみ♪
決してひとりでは読まないで下さい。
875 :
吾輩は名無しである :2007/07/24(火) 02:21:40
今日、あるオペラ歌手のHPを読んでいたんだけど 『魔笛』のタミーノ役を得意としてたその歌手はドレスデン出身。 ヴォネガットが参加していたドレスデン爆撃の時、 未来の大歌手はわずか10歳で、防空壕の中で震えていた。 『魔笛』を愛していたヴォネガットは、後年そのことを知っていたのかな。 考えるとなんだか切ない。
あ、下げ忘れた。ごめんよ=。
>ヴォネガットが参加していたドレスデン爆撃 参加なのか。
ヴォネガットのスレ一個なくなったような… 気のせい?
>>878 こことSF板以外にもヴォネガットスレあったの?
>>880 勘違いしたみたい
>>879 「参加」だとドレスデンを一緒に攻撃した―に聞こえる。
味方に攻撃されたのと大違いだ。
「ナイス・ナイス・ヴェリーナイス」が「いいねいいね」になってるのに笑った
Busy, busy, busyを「目がまわる、目がまわる、目がまわる」と訳したのは名訳だな。 英語のペーパーバックを読んで、原文があまりにもあっさりしてるんで、 ちょっとがっかりしたくらいだ。
884 :
875 :2007/07/31(火) 22:49:04
>>879 >>881 ごめん、私の間違いだ。
ヴォネガットも防空壕の中で震えていた。味方に攻撃されて。
ただ、ドレスデン市民にしたら、爆弾を落としたのがアメリカ軍でもイギリス軍でも
たいした変わりはなかっただろうけど。
タイタンのょぅι゛ょしか読んでないのにこの人の死が惜しくてたまらない。 ただいまホーカスポーカス読み中。
886 :
吾輩は名無しである :2007/08/19(日) 17:29:38
逝去のニュースを今知りました。 死んでから新刊が出るなんてひどいよ。
887 :
吾輩は名無しである :2007/08/23(木) 21:47:22
未来の世代に一言 ―どうか我々の謝罪を受け入れて欲しい。 ―K.V
888 :
吾輩は名無しである :2007/08/23(木) 23:35:06
俺が一回オナニーをするごとに何億匹もの精子たちが死んでいく。 そういうものだ。
889 :
吾輩は名無しである :2007/08/24(金) 01:29:16
そういうものだ。
890 :
吾輩は名無しである :2007/08/24(金) 01:47:51
「そういうものだ」って原文だとどうなってるの?
891 :
吾輩は名無しである :2007/08/24(金) 07:52:34
So it goes.
892 :
吾輩は名無しである :2007/08/24(金) 21:28:05
世間は狭い!
893 :
吾輩は名無しである :2007/08/24(金) 21:44:37
ぶらー、ぶらー、ぶらー。
894 :
吾輩は名無しである :2007/08/24(金) 23:36:15
プーティーウィッ?なんて鳴く鳥はいません
その他いろいろ。
鬱病になったら集中力・記憶力低下でまるで読めなくなった。 だから短い章立ての本を読もうと思って カートヴォネガットのスローターハウス5読んでたら、 コレはまさに俺のことだなと思った
_、_ ( ,_ノ` ) n  ̄ \ ( E) ナイス自分語り! フ /ヽ ヽ_//
その心理状態を活かして小説を書くんだ
スローターハウスの分裂的な時制は、 病的な人間の記憶のフラッシュバックそのもの。 ただ、小説にまとめるのは簡単ではないな
マイケル・ムーアの「SiCKO」のエンドロールに 「カート・ヴォネガットさん ありがとう!」 と出てきてちょっとびっくりした。
901 :
吾輩は名無しである :2007/08/29(水) 22:28:26
私もヴォネガットさんにありがとうと言いたい気持ちで一杯です。
902 :
吾輩は名無しである :2007/09/13(木) 19:24:01
カート・ヴォネガットさん ありがとう!
本日、某新聞の書評欄で「国のない男」が紹介されておりました 「カート・ヴォネガットさん、ありがとう。あなたに神のお恵みを!」 という結び文。評者このスレ覗いてんじゃないだろうかと思った
そんなんヴォネガット好きなら誰でも 思いつくフレーズだろう。 なんでもかんでも2ちゃんと結びつけるな、ヴォケ。
>>903 某新聞って、朝日新聞だろ。
とても書評とは呼べない客観性のないファン丸出しの文章に思いっきり引いた。
洗濯機を開けると4分の1になったデッドアイディックがー! ヴォネガットまみれの洗濯物を干すとき、なんだかせつない気持ちになりました。 なんだかヴォネガットらしくて。
907 :
吾輩は名無しである :2007/09/19(水) 09:42:23
萩原しね
>>906 その光景は、ヴォネガットというより
ブローティガンっぽい
カートはいま天国にいるお
未映子タンもヴォネガット好き
911 :
吾輩は名無しである :2007/09/23(日) 03:13:39
ヴォネガットが「小説より良い」と誉めていたロイヒルの映画「スローターハウス5」見た。 バレリー・ペリンとシャロン・ガンズがグッとくるね。泣ける
映画は観たこと無いな
新しい文庫が出てるね
>>911 911というところが偶然か?
小説より映画のほうがいいと俺は思うね。
916 :
吾輩は名無しである :2007/09/24(月) 23:27:41
>>915 何十軒回ってもホーカスポーカス、タイムクエイク、青ひげ、ガラパゴス、スラップスティック、チャンピオン、ジェイルバード
が置いてない。読みたい。
ホーカスポーカスは少し前まで見かけたけど、 他はもう一年以上前から見てないよ 俺も再販してほしい
絶版なんだから何百軒回ってもあるわけないわな。
大人しく図書館行けばいいのに。そこに書いてある奴全部-スラップスティック あったよ。
920 :
吾輩は名無しである :2007/09/25(火) 23:27:04
スラップスティックは1ヶ月くらいまえにジュンク堂で見たんだよ。でもそのときは金がなくて あとで買おうって思ってたらなくなってた。同じ白水uブックスの母なる夜は在庫補充してるのに。
古本屋でガラパゴスこーてきた。ピアノも
ヴォネガットを品切れにするなんて、 早川書房はけしからん。
爆笑問題のラジオにハガキ送って帯書くならついでに全部再版させてくんろって お願いしてみようかな。
関係ないとこに迷惑かけるなw
よくヴォネガットの話するんだよ。亡くなった時も話してたしね。
爆笑問題は出版社じゃねーぞ
出したところで番組スタッフに捨てられて終わりだろうけどな
半分スレ違いだが、太田光の所属事務所のタイタンは タイタンの妖女から拝借した名前で 事務所の社長は太田光代という奥さん。爆笑問題の太田の会社も同然だ。
930 :
吾輩は名無しである :2007/10/01(月) 21:55:56
何で『国のない男』はいきなりNHK出版なん?
早川が版権取らなかったから
翻訳権を死蔵するくらいなら、他の出版社に売ってあげれ。
933 :
吾輩は名無しである :2007/10/02(火) 20:30:51
あとサンリオ文庫の『ヴォネガット、大いに語る』もどっかで復刊して欲しい。
934 :
吾輩は名無しである :2007/10/03(水) 02:22:25
白水Uブックスのスラップスティックの新品ゲットおおおおおおお!! 宝物にします
白水Uブックスのスラップスティックなんてあるんだ。母なる夜じゃなくて。 『ヴォネガット、大いに語る』はハヤカワ文庫でも出てるから他の同様早川に頼むしかないよ。
936 :
吾輩は名無しである :2007/10/06(土) 19:41:17
SF板のスレで面白い話しとるな 知らんかった
あっちのスレ長持ちだな。
キルゴアトラウトとシオドアスタージョンってどの辺が似てるんだろう
名前
短編の名手
ナイス自分語り で、ぐぐったらここが最初に出てきたageない
短編集より長編の方がいい
ひょっとしてスローターハウス絶版になった?
昨日、スローターハウス、文庫ででているのをみかけましたよ。 どこの出版社だっけ。
945 :
吾輩は名無しである :2007/10/30(火) 13:30:27
アマゾンで検索したら、早川でかなり品切れになってるが、絶版になったの? 中古が異様に高いのあるし
バゴンボの帯にも載ってたし、たぶん単なる品切れだろうね。
948 :
吾輩は名無しである :2007/10/30(火) 22:18:29
そうか dd
949 :
吾輩は名無しである :2007/10/31(水) 00:12:39
国のない男って文庫化される可能性あるかな? 学生には1800円は高い。
図書館でかりなよ。 文庫化はされたとしても3年先だしそのころには単行本の古本も出回るだろう。
>>949 過去の例ではエッセイ集は単行本だけで消えていくから文庫化の可能性は低いと思う
952 :
吾輩は名無しである :2007/10/31(水) 01:15:09
>>950 立ち読みで一応読了はしたんだけど手元に残しておきたくて・・・。
>>951 そうか。じゃあ絶版になる前に確保しておくかな。
953 :
吾輩は名無しである :2007/10/31(水) 02:10:55
ティムオブライエンって春樹訳読んで文体がヴォネガットに似てると思ったんだけど、 これは単に春樹がヴォネガットっぽくしてるだけ?
立ち読みで読みきるってすげえな
短い本じゃん
まあ春樹の初期はヴォネガットの絶対的な影響下にあったらしいんで
幼稚園児が理解できるように難しい事柄を説明できないやつは山師だ みたいなことが書いているのって、何て小説だっけ?
958 :
吾輩は名無しである :2007/11/08(木) 00:03:15
ありがと
猫のゆりかごだな。15章の最後付近。 「ハニカーがよく言ってたことだがね、 自分の仕事を八つの子供にわかるように説明できない科学者は山師だとさ」
Love may fail, but courtesy will prevail. なのに、なぜ「たった十四字の電文」なんだろうか。
∩___∩ | | ノ\ ヽ | / ●゛ ● | | | ∪ ( _●_) ミ j 彡、 |∪| | J / ∩ノ ⊃ ヽ ( \ / _ノ | | .\ “ /__| | \ /___ /
一応マジレスしておくが、日本語訳の「アイハマケテモシンセツハカツ」で14文字 原文は A seven-word telegram
じぇいるばーど
>>964 なーるほど。
自分が馬鹿なだけでした。ありがとう。
猫のゆりかごでクロズビーが命を救われたという スルファチアゾールとは、いったい何の治療薬なんでしょうか? 知らないもんで(おそらく)笑う場面も笑えません。 性病か、重篤な副作用の残る薬なんかな〜と思って検索してみたのですが 農薬と動物治療用の抗菌剤のページばかり出て来てしまいます。 ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示下さい。
淋病の治療薬じゃなかったっけ
969 :
967 :2007/12/05(水) 00:52:52
>>968 なるほど!
ようやくあの部分のシャレがわかりました、
どうもありがとうございました。
亀レス 933> ハヤカワ文庫NFから復刊したのだが、ずーっと品切れになってる。
また太田か
974 :
吾輩は名無しである :2007/12/26(水) 22:25:55
すげえ私怨www
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