1 :
吾輩は名無しである:
中欧・東欧の作家について語るスレッドです。
亡命した連中はどうよ?
4 :
吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 20:55:36
クオ・ワディス!
クオ・ワディス!
クオ・ワディス!
5 :
吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 21:01:55
代表的な作家一覧をあげてくれ
追加・訂正お願いします。
[ポーランド]
スワヴォミール・ムロージェック、ブルーノ・シュルツ
[チェコ]
カレル・チャペック
[セルビア]
ミロラド・パヴィチ、ダニロ・キシュ
[ルーマニア]
ミルチャ・エリアーデ
7 :
吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 21:22:55
シュルツもうすぐ出るのかな?
9 :
吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 00:03:42
レムはここで語ってもOK?
>>9 OKです。文学板には、レムのスレはないですし。
>>3 亡命した作家もOKです。アイザック・バシェヴィス・シンガーや
イスマイル・カダレなど、語ってください。
13 :
吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 12:42:33
興味深いスレだけど、
>>6のリストで
読んだことことあるの、ポーランドの人だけだなあ。
どちらも面白かったけど。
チャペックってなんか聞いたことあるから、
読んでみよ。
>>8 こんなの出るの? ( ^(ェ)^ )ヤター
全集、高くて買えなかったからうれしい。
>>13 エリアーデもぜひぜひ。
『ムントゥリャサ通りで』なんか、鼻血が吹き出そうに
なるくらいおもしろいです。
16 :
吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 13:44:45
海外文学という英仏米しか読んだことのない俺にとって
は未知の世界。
文学の専門知識のまるでない、初心者の俺にお勧めを教えて。
ゴンブロビッチは読んだ。
よく分からないけど、変なエネルギーが拡散していて面白かった。
17 :
吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 18:49:12
(*´ω`)エリアーデ イイヨイイヨー
アーサー・ケストラーが心中したけど理由は?
漠然とした不安
20 :
吾輩は名無しである:2005/11/12(土) 19:38:23
『シュルツ全小説』、ゲット記念age
第一短篇集『肉桂色の店』、第二短篇集『砂時計サナトリウム』に
「秋」「夢の共和国」「彗星」「祖国」の4篇を収録。さらに訳者解説、
田中純の「巻末エッセイ―歪んだ創世記」と、充実の一冊です。
>>20 『シュルツ全小説』なんて出てるんだ。
早く買わなきゃ。
ヤセンスキーも読んでみたいよ−。
「戦間期ポーランド・アバンギャルドの三銃士」
〈反逆の狂人〉ゴンブローヴィチ
〈溺れた狂人〉シュルツ
〈絶望の狂人〉ヴィトカツィ
ヴィトカツィ(ヴィトキエヴィチ)の主要作『非充足』、訳書は出版準備中らしい。
24 :
吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 15:00:26
いいスレだと思うんだけど、この過疎りっぷりはなんだ…。
頑張れ、とりあえずageておくぞ。
特に話題がないので、俺はなんのレスもできが。
25 :
吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 22:21:40
『サラゴサ手稿』完訳版、マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
シュルツの感想まだぁ?
27 :
吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 23:14:10
ま、このあたりが今読んでると通、な作家だよね
そっちは、スラヴ限定みたいだから
こっちはこっちで幅広く扱っていけばいいんじゃないかな?
民族で切り取るか、地域で切り取るか、
いろんなアプローチがあっていいよね。
ただ、進まないことが問題ではあるが・・・
このスレ残してほしいです。
別に削除依頼だせとは言ってないから、
出すとしたら、むしろあっちだし。
ただ、あっちの方がレスのびてるけど。
33 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 20:53:53
34 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 23:44:50
アゲるぞ。
35 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 00:47:11
東欧文学の紹介者の層がうすいんだよ。
いまは沼野一人が頑張ってんじゃないの?
37 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 12:00:21
38 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 14:28:53
ゴンブロあげ
39 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 17:19:53
シュルツの作品に出てくるお父さんは凄いね。
40 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 00:04:54
工藤のおじいちゃんもチャペックを紹介した栗栖のおじいちゃんも
いかんせん年齢が。。。
41 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 00:53:43
>>36 工藤のおじいちゃんがここまでおじいちゃんだとは知らなかった。(´・ω・`)
42 :
吾輩は名無しである :2005/12/06(火) 01:07:37
ブロッキィのレスザワン未だに刊行されず......
みすず書房
木村のおじいちゃんや千野のおじいちゃんや深見のおじいちゃんは
すでにあぼーん・・・・(ノД`)
とりあえずシュルツを買ってきたぜ。
ゆっくり読もう
45 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 13:00:06
j
46 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 13:52:34
シュルツ買ったがまだ手をつけてない。
感想はまだ書けなそうだ。
47 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 13:56:53
シュニッツラーは中欧文学?それとも独文?
48 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 14:06:33
レムの『完全な真空』600円でゲット。
49 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 18:47:52
レムってソラリスの
シュニッツラーはオーストリアで独文ね>47
レムの文庫も復刊してほしいね。
51 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 19:44:47
ほしゅ
52 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 15:05:49
>>6 キシュは「俺はユーゴスラヴィヤ作家だ!」と、墓の下でぶつぶつ言っていそう
『そうはいっても飛ぶのはやさしい』という、
奇妙なタイトルの本を100円で入手。
不勉強なのでイヴァン・ヴィスコチルって、まるで知らない作家だけど、
無気味なカヴァーイラストに惹かれました。
よし、俺も休暇を利用してシュルツ読むか
55 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 20:58:27
56 :
吾輩は名無しである:2006/01/04(水) 21:47:40
,. -──-─-、
,/⌒[j : : : : : : : : : : : \
i: : : :}: : : :/ : : : : : : : : : i
. 从: :ノ: : :/,イ:ノ|:/ | |: : |: :|
fY´ {: :{ --‐|{ jノト|ノハ|
|.:.(`ゝ|-─- -‐-|/
}: :ハ | | | | |
ノィ: :: :\! !rー-ァ | ,イ
乂r{ ̄〈  ̄下 ̄j乂
/ \_ \-|_ノヽ
/ { ̄R ̄}|
| | └イ个ー{|
58 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 23:12:22
中沢新一が『哲学の東北』の中でエリアーデの小説について少し書いてました。
四次元がどうとか
よくわからんなw
60 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/20(金) 12:07:22
土の香りがした
61 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 23:56:47
シュルツはどうも駄目だったなあ。
ゴンブロの半分の面白さもない。
ヴィスコチルの3分の1にも満たない。
エリアーデの2割にも届かない。
あの父ちゃんは素敵だと思うがなw
63 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 11:57:59
お見事
父ちゃん保全
65 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/19(日) 11:42:00
影響力を持っている
66 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/06(月) 13:09:25
歯車
ハシェク保全
68 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/25(土) 12:34:21
派手さは無い
69 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 01:19:36
国書から出てる途中なのに…、合掌。
これはカナシス。・゚・(ノД`)・゚・。
ていうかレム追悼スレぐらいあると思ったらないのね。
いや、文学板にないのは寂しいと思ってね
国書刊行会のレム・コレクションはまだ半分。
次回配本で沼野or工藤の御大が追悼文を捧げられるのでしょうか。
沼野「実はあなたの追悼文を著すことになったのですが…」
レム「そうですが、それはお気の毒に!」
…不謹慎ですまん。『虚数』のこのネタ好きなもんで。
合掌。
76 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/11(火) 13:08:11
読んでたの
77 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/28(金) 13:45:16
異邦人
「すばる」6月号
沼野充義「スタニスワフ・レム追悼−境界を超えていく軽やかな遊びの精神」
80 :
無名草子さん:2006/05/14(日) 11:41:10
ドストエフスキー
81 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 22:24:51
エリアーデの「ムントゥリュサ通りで」読了。
警察国家での、重層的な物語の進行とオチがいい。
知的に楽しませてくれる。お薦め。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/31(水) 13:33:16
不適切
83 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 03:17:25
やっぱりシュルツの「クレプシドラ・サナトリウム」は最高傑作でしょ。
あれの不気味さとイメージの鮮烈さはなかなか書けないと思います。
あと「大鰐通り」はクエイン兄弟がこれを基に大変グロテスクなアニメを撮ってますので、これも必見。
84 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 06:51:30
[ポーランド]
スワヴォミール・ムロージェック、ブルーノ・シュルツ
スタニスワフ・レム、ヘンリク・シェンキエヴィッチ
[チェコ・スロバキア]
カレル・チャペック、ヨセフ・チャペック、フランツ・カフカ
ミラン・クンデラ
[スロベニア]
フランツェ・プレシェーレン
[セルビア・クロアチア]
ミロラド・パヴィチ、ダニロ・キシュ、リュデヴィト・ガイ
[ボスニア・ヘルツェゴビナ]
イヴォ・アンドリッチ
[ルーマニア]
ミルチャ・エリアーデ
ルーマニア以外、スラブ系か
86 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 07:24:43
ギリシャ、ハンガリー、バルト三国、フィンランドで、誰かいないのか?
88 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 09:12:30
ハンガリーにはアゴタ・クリストフが、フィンランドにはトーベ・ヤンソンがおりますがな。
90 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 10:39:52
ギリシャは思い当たらない…。映画ならアンゲロプロスがいるが…。
ギリシャ神話があるじゃない。
プラトン、アリストテレス、ソポクレス、アイスキュロス、エウリピデス、アリストパネスもいるじゃない。
ハンガリーだと、読んだことないけどエステルハージ・ペーテルとか。
ギリシャ・・・
翻訳の出てるカヴァフィスぐらいしか思い浮かばない。(´・ω・`)
ギリシアのものでは、他にもホメーロスやヘーシオドス、ヘーロドトス、
トゥーキュディデース、アイソーポス、サッポー、アナクレオーンあたりだって
以前から文庫に入ってるだろう。
ここ数年来、京大が精力的に日本語訳を出しているなかにも、
プルータルコス、アテーナイオス、セクストス・エンペイリコスみたいに
おもしろいのがたくさんあるじゃないか。
わたしはそのなかでは、アテーナイオスが珍談奇談に充ちているて特に気に入りだよ。
プルータルコスでは、たとえば『月の表面に見える顔について』が出色の出来だと思うな。
標題の顔とは、つまり月の海がつくる女の横顔のことで、日本だと兎が餅をついている。
月をめぐる当時のひとびとの考えがいろいろ紹介されていて素敵におもしろい。
月の海は地球の海が映ったという説や空気が凝集してるという説などから始まり、
後半では、人間の魂は月から来ており、死後には月の海で贖罪すると説かれている。
ほかにも彼の自然科学ものでは『陸生動物と水生動物のいずれが賢いか』は、
アリストテレース『動物誌』のような退屈さはもはやなく、軽快なエッセーとなっている。
95 :
90:2006/06/07(水) 13:38:20
>>91、93
ありがとう。でも、悪い、説明が足りなかった。俺が言ってるのは、近現代のギリシャ文学ね。古典はそれなりに読んだ。92の言っているカヴァフィスは知っている。
なんか近現代ものについて載せてあるページないかなあ。
96 :
吾輩は名無しである:2006/06/08(木) 00:24:52
ドリナの橋・・・人間は何で愚かしいことを何度も何度も繰り替えすんだろう?
ま、こんなこと言ってても現状は良くなりっこないが、人類の宿命というか
大きなテーマを主に扱うSFも読んでみたいと思う。
でも、レムの面白さが分からない俺は逝ってよしですか?
ソラリスの海・・・人類の想像を超える存在とは思えなかった。何であんなに大騒ぎしてるのか?
砂漠の惑星・・・うーん、何がテーマなのだろう?冒険小説とも言ってしまえるような
何か良い本ありますか?解説希望
レス数、少ないのになんだが、
どこまでこのスレの範囲か迷うな。
いちおう、ギリシャ悲劇なら、専用スレある。
>>96 怒らないで欲しいが、あんまりSF読んだことないんじゃないか?
あと、人の考えるものが人の想像を超えないのは当然だからな。
SFの基本的なところで、
クラークだの、アシモフだの、ハインラインだの、ディックだの、
エリスンだの、ギブスンだの読んでみれ。
それでおもしろくなかったんなら合わないんだと思うけど。
なんか変なことにこだわっていて、素直に読めてなかったりしないか?
101 :
吾輩は名無しである:2006/06/13(火) 13:06:46
>>97、98
暫くスレを見ていなかったので、返事が遅れて申し訳ありませんでした。
丁寧に色んなサイトについて書いていただき、本当にありがとうございます。
折に触れて活用するつもりです。
>>99 確かにギリシャは南欧だから、ややスレ違いですね。
南欧と言ってしまうと、ユーゴもそうなるような。
縦にスパっと切って、西欧とそれ以外くらいのくくりでもよさそうな。
>>
同意。過疎スレだし。そんな感じ(西欧とそれ以外)でいいじゃない?
105 :
吾輩は名無しである:2006/06/28(水) 19:25:58
アゴタ・クリストフの人、まだ〜?
スレはいらねえよ。
なんか話題出したかったんじゃなかったっけ?
108 :
吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 22:12:25
[ポーランド]
スワヴォミール・ムロージェック、ブルーノ・シュルツ、 スタニスワフ・レム、
ヘンリク・シェンキエヴィッチ、ヤン・ポトツキイ、ヴィトルド・ゴンブローヴィチ
スタニスワフ・ヴィトキェヴィチ(ヴィトカツィ)
[チェコ・スロバキア]
カレル・チャペック、ヨセフ・チャペック、フランツ・カフカ 、ミラン・クンデラ
[スロベニア]
フランツェ・プレシェーレン
[セルビア・クロアチア]
ミロラド・パヴィチ、ダニロ・キシュ、リュデヴィト・ガイ
[ボスニア・ヘルツェゴビナ]
イヴォ・アンドリッチ
109 :
吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 22:12:57
[ルーマニア]
ミルチャ・エリアーデ、エステルハージ・ペーテル
[ハンガリー]
アゴタ・クリストフ
[フィンランド]
トーベ・ヤンソン
[古代ギリシャ]
ホメロス、ヘシオドス、アポロドーロス、プラトン、アリストテレス、
アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス、アリストパネス、
ヘロドトス、トュキュディデス、アイソポス(イソップ)、その他
[現代ギリシャ]
カヴァフィス、エリティス、ガトソス、セフェリス
[ラテン]
オウィディウス、ウエルギリウス、アイリアノス、その他
*専用スレのあるものもあります。
ラテン適当だなw
というか、アイリアーノス(アエリアーヌス)はギリシア語で書いているから、
むしろ古代ギリシアのほうに入ると思うんだけれど。
112 :
吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 00:49:37
オシムは、旧ユーゴの人だね
113 :
吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 21:43:07
ディネーセンはどこの人?
114 :
吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 22:19:36
シュルツの「言葉の錬金術」にはまって全集を全部読みました。
工藤さんの翻訳、すばらしいです。「八月」の冒頭の描写が最高!
この人の小説はよく散文詩にたとえられるけど、こんな感じの詩を書く人って他にいるのかな。
誰か知りませんか?
保全
116 :
天皇:2006/10/01(日) 01:02:00
シュルツは読み通せなかったなあ。
キシュはもっと読みたいものだ。
キシュってどんな感じ?
118 :
吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 10:25:31
恒文社の「東欧の文学」シリーズによると,ブルガリアにはイヴァイロ・ペトロフ,
イワン・ヴァーゾフ,アントン・ドンチェフ,ディミートル・ディーモフらがいるね。
119 :
吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 15:47:19
カザンザキスの名前が出てないね。
120 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 01:35:14
松籟社 近刊情報
ttp://shoraisha.com/coming/coming.html 『砂時計』 ダニロ・キシュ 著、奥彩子 訳 2006年12月刊行予定 ジャンル:外国文学(セルビア)
※東ヨーロッパの小説シリーズ「東欧の想像力」第1回配本
旧ユーゴスラビアのユダヤ系作家、ダニロ・キシュ。その作品は世界20カ国語以上に翻訳され、
欧米での評価は極めて高い。その代表作『砂時計』日本語版を、まもなくお届けします。
『あまりにも騒がしい孤独』 ボフミル・フラバル 著、石川達夫 訳 2007年11月刊行予定 ジャンル:外国文学(チェコ)
※東ヨーロッパの小説シリーズ「東欧の想像力」第2回配本
ミラン・クンデラ、ヨゼフ・シュクヴォレツキーと並び、20世紀チェコ三大小説家と称されるボフミル・フラバル。
その代表作『あまりにも騒がしい孤独』日本語版の出版決定しました。
122 :
吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 14:11:58
123 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 20:06:52
松籟社は神の予感!第二回以降の詳細を知りたい。
124 :
吾輩は名無しである:2007/01/29(月) 00:39:19
レム出たみたいだけど誰か読んだ人いる?
125 :
吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 23:13:30
アンドリッチの詩は悪くない
126 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 11:44:27
キシュの「砂時計」読んだ人いない?
age
130 :
吾輩は名無しである:2007/08/25(土) 18:19:49
ハンガリーは、ノーベル賞を取ったケルテス・イムレ、恐らく彼と共に候補に
なったコンラード・ジェルジュ、エステルハージ・ペーテルなど多彩ですね。
ケルテスの「運命ではなく」はさすがに大傑作ですし、
コンラードの「ケースワーカー」も安部公房やポール・オースター、サラマーゴ
ばりの名作。
ハイドンが仕えたエステルハージ侯の子孫エステルハージは高橋源一郎ばりの
ポストモダン作家。
松籟社は良いね。
132 :
吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 19:00:49
キシュの「砂時計」良かったなあ
134 :
吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 01:50:30
PS3は勝ち目が無い
オプナー…
135 :
吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 15:24:40
松籟社はいつまでもつか心配
138 :
吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 02:19:39
>>130 コンラード何某読みたくなったけど、どこにも置いてないね。
139 :
吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 22:15:41
『あまりにも騒がしい孤独』巻末の広告に、
クラスナホルカイ・ラースロー『北は山、南は湖、西は道、東は川』
って作品がのってるけど、読んだ香具師いる?
ハンガリーの作家らしいが。
141 :
吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 01:43:10
「あまりにも騒がしい孤独」読んだ人いないの?
>>141 あれだけの傑作が読まれてないはずはないだろ、普通に考えて。
143 :
吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 21:55:59
非充足はついに日の目を見なかったか。
地道にポーランド語の勉強はじめてみようかな。合掌
147 :
吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 00:05:50
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080705-OYT1T00866.htm 東欧文学の紹介者、詩人の工藤幸雄さんが死去
ポーランド文学者で翻訳家、詩人の工藤幸雄(くどう・ゆきお)さんが5日、肺がんで死去した。
83歳。告別式は14日午前11時、東京都調布市布田2の34の6セレモニアル調布。
喪主は長男、堀切万比呂(まひろ)氏。
中国・大連生まれ。東大文学部卒。共同通信外信部記者を経て
1967年から7年間、ワルシャワ大講師。
帰国後、多摩美術大教授。ポーランドの労働組合「連帯」を支援し、
東欧文学の日本への紹介の第一人者として知られた。
「ブルーノ・シュルツ全集」の翻訳で99年、読売文学賞。
著書に「ぼくの翻訳人生」など、訳書に「シュルツ全小説」、
アダム・ミツキエヴィチ「パン・タデウシュ」、詩集に「不良少年」など。
(2008年7月5日23時28分 読売新聞)
ttp://lapidarium.jugem.jp/ 言葉の話
2008.03.10 Monday 17:29
@author:工藤幸雄
小生、永年に及ぶ喫煙の悪習の結果、肺気腫その他の診断を受け、明後12日に入院します。
しばらくというか、当分の間か、ブログは休みとなります。 ごあいさつまで。
入院中の用意に、初めてケータイを買いました。末尾の数字<4771>に気をよくしています。
では、みなさま、ごきげんよう
工藤 幸雄拝
「シュルツ全小説」のあとがきは、いかにも偏屈じいさんが書いたって感じで
笑ったことがあったけど、、、、合掌
なんか死にそうもない人だなーと思ってたんだが……
サラゴサ手稿も非充足も出版されぬうちに亡くなってしまうとは。
又しても巨星、墜つですねぇ(笑)
152 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 14:17:31
灰とダイヤモンド
チェスワフ・ミウォシュ、全然翻訳されてないのが残念。
156 :
吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 00:16:41
あげ
158 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 15:22:21
Mレールモントフ「現代の英雄」のDVD
ttp://shop.tsutaya.co.jp/dvd/product/4933672236209/ ↓
>この商品の説明
>反逆の詩人アシク・ケリブのレールモントフの代表作を
>イーゴリ・ペトレンコ主演で映画化した大河ドラマ。
>生きることに絶望している青年ペチョーリンが、
>次々に巻き起こる事件や騒動を明るい性格で乗り越えていく。
最後の一行笑ったww
ちなみに買って観てみたが中身は原作に沿って丁寧につくられていたし、
個人的に俳優がイメージ通りで凄く良かった。
159 :
吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 12:12:08
アナーキストを主人公にしたり、チャイルド44みたいな共産主義を舞台にした
作品がよみたいんだけど、英米とくらべて情報ないから調べようがないわ。
こういう題材の作品多そうなんだけどねぇ、ぜんぜん翻訳されてないんだろうな
160 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 16:40:35
刊行予告をしておりましたコジンスキー『異端の鳥』ですが、著作権上の問題が生じましたため、刊行をしばらく延期させていただきます。
たいへん申し訳ございません。
すでに訊いてる人いたのか。すまそ。
165 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 18:01:01
『憂鬱の抵抗』だっけ、あれ翻訳していただきたいものよ。
あげ
>>163 139で質問した者だが、けっきょく読んだ。
読んでから時間経ってるのでうろ覚えだが、光源氏の孫が庭のガイドブックに載ってた幻の庭園を探して、
頭痛でふらふらしながら現代の京都の荒れ寺をうろうろする話。
何を言ってるのかわからねーと思うがry
シュールで面白いよ。
フラバルの「あまりにも騒がしい孤独」を読んだ方いますか?
物語のラスト、私はメ欄(※ネタばれ注意!)だと思ったのですが
解説を読んだら、そうではないと書いてありました。
みなさんはあのラストをどう捉えたのか知りたいです。
173 :
吾輩は名無しである:2010/02/05(金) 23:53:05
やっと規制解除だわ。
>>172 ビールと三杯のラム酒の為せる業。
174 :
172:2010/02/09(火) 02:49:42
>>173 レスありがとうございます。
やはり172のメ欄ではないということですね。
私もそう言われてみると、そのラストの方が好きです。
フラバルの他の作品もどんどん日本で出版してほしいですね。
シュルツとムージルはときどきごっちゃになるよな