■■海外現代文学総合スレッド2■■

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223ixion ◆ySh2j8IPDg
いや、工作舎だよ>222さん

ttp://www.kousakusha.co.jp/DTL/mimi.html

キャリントンやバロは大好きなのだ(ちょうど渋谷で作品展やってますね
>首都圏在住の方)。


それよりなにより、今読んでるヴィトキェヴィチがすごいぞ。なんで
こんなすごい変人、じゃなくて芸術家が日本ではあまり紹介されて
ないんだ???(とりあえず、あまりに気に入ったから久々に自分のサイトに
長文を書いてしまった…)
ポーランド文学・美術専攻の人、もっとこの芸術家を翻訳・紹介してくれ!!
224吾輩は名無しである:03/08/30 16:44
>>223
レオノーラ・カリントン『耳らっぱ』は月刊ペン社から昔出てた。

ヴィトキェヴィチを読んでるなんていかしてるね。
その長文どこで読めるの?
225ixion ◆ySh2j8IPDg :03/08/30 17:43
へぇ、昔出てたんですね、『耳ラッパ』。しかも月刊ペン
(=妖精文庫、と俺は思ってた…恥)。
じゃあ、最近復刊された、ってことですね。

>ヴィトキェヴィチを読んでるなんていかしてるね。
>その長文どこで読めるの?
うーん、お目汚しになると嫌なんでここに貼りたくないっす^^;

だって、読んでる人はもうとっくの昔から読んでるん
でしょ、ヴィトカツィ。今更読み始めて盛り上がってる
俺って一体、みたいな…。

もしよろしければ、"jacob's mystic heart"で検索掛けて
みてください。ご批判やもっと専門的な話などありましたら
どうぞよろしく。

では。
226吾輩は名無しである:03/08/30 18:52
つーか、どこをどう辿ってヴィトカツィに流れ着いたのかが気になる
227ixion ◆ySh2j8IPDg :03/08/30 19:43
>つーか、どこをどう辿ってヴィトカツィに流れ着いたのかが気になる

1.ケルテース・イムレから辿って、ハンガリー文学をいろいろ読む。
コンラード・ジェルジュ、イエーシュ・ジュラ、そしてエステルハージ・
ペーテル(7月〜8月あたり)

2.ペーテルいいね、と思ってうっかり(ここが俺のバカなところ)
『世界文学のフロンティア3 夢のかけら』を買う。もちろん、
ペーテルの「ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし」は、すでに読んで
いた『黄金のブタペスト』に所収されていた。クソウ。

3.そこでわが敬愛する沼野充義先生の読者への案内
「蕩尽された未来の後に」を読む。そこでヴィトキェヴィチの名前を
知る。

4.そういえば、俺の大好きな「ライロニア国物語」を書いた哲学者
レシェク・コワコフスキや、俺の中好きな詩人チェスワフ・ミウォシュ
についての、なんかの英文読んだときにも出てきたぞ、この名前。
と思い出す。

5.アマゾンで注文、今日に至る。

…ていうか、知らないこと多すぎ>俺^^;
228224 ◆cSCk8wkcVM :03/08/30 20:48
>>225
イクシのWEB拝読。なかなかの力作。
今後時折寄らせてもらおうかな。
昔ヴィトカツィ読んだときはたまげた。
個人的にはゴンブロヴィッチより好き。
世界には未訳のスゴイのがあるなと。
東欧文学おそるべし。
「狂人と尼僧」は忘れがたい作品だね。
229ixion ◆ySh2j8IPDg :03/08/31 14:53
そういえば、ガタリが何か書いていたような気がして、
今日は部屋の大掃除<ヴィトカツィ

>未訳のスゴイの
英米圏ならいろいろあるのだが、東欧文学を集中して
読み始めたの最近だからなぁ。そういや、ミウォシュの詩
は前から読んでいたのだが、日本ではまだまとめて訳されて
ないね(まぁ、ミウォシュの詩は好き嫌い分かれるとは思うし、
実は彼の散文の方が優れていると俺個人は考えてる)。
エステルハージ・ペーテルも、もっと翻訳してくれ。『心の助動詞』
なんて、英訳も絶版なんだから…。

あとは…ロシア文学、アンドレイ・ビートフも訳して欲しい。

というわけで、ロシア・東欧文学に強い人、
いろいろ面白い作家教えてください!!
230吾輩は名無しである:03/08/31 20:00
面白いレスだからageとこうよ。
ロシア・東欧文学の情報こちらもキボーン
231吾輩は名無しである:03/08/31 23:54
この本は原語からの翻訳で、東欧文学や言語の各研究者が紹介したい作家を
集めたものとして少し話題になった。
 ttp://www.michitani.com/books/ISBN4-89642-008-X.html
そういう神様たちが降臨するといいね。

ポーランドの詩人って、19世紀人だけどショパンとの絡みでミツキェヴィチの
名前はたまに見る。『バラードとロマンス』がポーランド・ロマン主義の始ま
りという文脈で…。彼の代表作『パン・タデウシュ』はワイダ映画公開で邦訳
出たけど読んでいない。面白そう。

手元に『東欧の民族と文化』っていう本があり、たとえば次のような記述が
あるが、そういう名の作家たちがいるのか…とは思っても、何としてでも
読んでみたいというところには、なかなか行かないな。エリアーデ、カダレ、
あるいはチャペックあたりがまとまって訳されていることだけでも、すごい
ことだと思う。「東欧」という括りすら、その多用な民族・伝統・文化・
言語を考えれば強引なものだという気がする。

[ロマン主義から現代にいたるまで、多くの文学者によって、作品の素材と
して用いられてきたバラード「パニ・パナ・ザビワ(奥方が旦那を危なめた)」
――ワルシャワに始まり、ポーランド及び近隣の国々に広く知られていた
もので、アダム・ミツキェヴィチの「睡蓮(リリイエ)」ほか、レナルト
ヴィチ、カスプロヴィチ、ヴィスピヤンスキ、ガウチンスキらの作品があり
ます――との連関です。このバラードのテーマは妻の夫殺しで、モチーフや
状況はさまざまなのてすが、必ず<犯罪−そのいんめつ工作−証拠の露呈−
処罰>という単純な構成を保つものです]
「連帯」時代の流行歌の一節に触れた記述だが、ここ読んだだけで奥深そう。
232吾輩は名無しである:03/09/01 12:58
>>231
未知谷の東欧文学アンソロジーは私もチェックしました。
未知谷は国枝史郎といい、エライもの出しますよね。

チャペックは日本でも固定ファンが結構いそう。
エリアーデあたりは出版社は頑張ってると思うけど、
読者受容はこれからという気が。

「東欧」とひと括りするのは強引だけれど
専門でもなければしょうがないでしょうね。
西欧では日本も一般的にはアジア文学として括られるでしょうから‥。

>>229
アンドレイ・ビートフについて逆に教えてください。
233吾輩は名無しである:03/09/02 23:34
>ロシア・東欧

ぎゃ〜 全然話題について逝けない・・・ 
なんか凄いってんで、図書館で「ロマン」の下巻は見てみたけど・・・
あと、ミロラド・パヴィチとか・・・ (・ω・`)
234 ◆Hd6iVFPOKk :03/09/03 00:06
235 ◆Hd6iVFPOKk :03/09/03 00:13
>>233(上234ミス失礼)
パヴィチもいいね。「ハザール辞典」「風の裏側」は秀逸。
「紅茶で描かれた風景」とかいうやつは未訳かな?
>>232
エリアーデはいいよね。「ムントゥリャサ通り」ほか傑作多い!
チャペックは結構翻訳がそろってきたよね。
「ロボット」って言葉はチャペックの造語らしいね。
236 ◆Hd6iVFPOKk :03/09/03 01:09
東欧文学に関しては恒文社という出版社が地道に刊行してきてた。
名前の出たゴンブロヴィッチの「コスモス」も結構早く出してたしね。
カフカ「審判」をポーランド語に訳したシュルツとのカップリングだったかで。
ポーランドといえば、ヤン・ポトツキ「サラゴサ手稿」の全訳はどうなったんだろ?
確か工藤幸雄氏が‥。
カリンティ・フェレンツ「エペペ」(ハンガリー)や
ヤン・ヴァイス「迷宮1000」などもメジャー路線から少し外れるけれど
なかなかの幻想的秀作。そのほかムロージェックとかいろいろ。
ドイツでいえば、種村季弘が訳しそうな異色作家ってところかな。

>>231
エリアーデ、カダレ、チャペックの邦訳は確かに充実してる。
あと、ダニロ・キシュの「死者の百科事典」なんかも良かった。
アンソロジー「文学の贈り物」は貴重ですね。

>>229
だいぶ昔に白水社から東欧幻想文学の短篇集があったはず。
雑誌「幻想文学」が一度東欧文学の特集を組んでいた記憶が。
ヴィトキェヴィッチは1930年発刊?だったかの「充たされぬ者」
とかいう本がスゴイ傑作らしいと聞いているけれど、
誰か邦訳してくれないだろうか?
沼野充義氏にこれからも頑張っていただきたい。
237 ◆Hd6iVFPOKk :03/09/03 01:18
それから、これはフランス文学だけど
ジョルジュ・ペレック「さまざまな空間」が出たね。
デリダ「火ここになき灰」といい、
最近こういう縦長の判型が多いのは
狭い書架には困りものだけど‥。
238吾輩は名無しである:03/09/03 16:37
>236
『エペペ』は確かに、読書好きの人から面白いと上がってくる本ですね。
ヤン・ヴァイスという人は知らなかったな。

ノーベル賞がらみては、ヤロスラフ・サイフェルト(チェコ)…千野栄一氏
あたりが邦訳出している?
旧ユーゴのイボ・アンドリッチは代表作『ドリナの橋』恒文社がまだ大手
書店には並んでいたと思う。どちらもリアリズム系統。

同じくノーベル賞とったカネッティはブルガリア生まれたらしい。
「亡命」ってケースも多いですもんね。
ここではまだ名前が上がってきていないと思ったけど、ゴンクール賞取った
ロシアのアンドレイ・マキーヌ。水声社・作品社あたりが地味〜に出して
くれているけど、フランス語で書き始めた人。チェコ、スロバキア、ハン
ガリーあたりも、地理的なことがあるから多少ドイツ語が通じないでも
ないが、インテリはフランス語なんだよって言われたことがある。

スレに関係ないけど、「東欧」って、地理的には確かにその言葉通り
なんだけど、「西欧」と「旧ソ連」との区別、それも政治的含みで
使われてきた用語なので、民族のアイデンティティたる言語、文化を
語るときに、やや抵抗が…。スラブ文学とかマジャール文学とかなんだ
ろうな、現地の人にとっては…みたいな意識です。
「強引」という言葉を、やや乱暴に使ってしまったけど。
239吾輩は名無しである:03/09/03 20:39
チェコの作家でオタ・パヴェル忘れていた。
千野先生訳の『美しい鹿の死』って良い。
書店でよく見かける手に入りやすい本。

チェコって、大統領のヴァーツラフ(プラハの大通りの名と
同じ)・ハヴェルさんも劇作家だ。
来日したとき、記者会見に向かうところプレスセンター・ビルで
出くわし、ごついSPに「そこ、どいて、どいて」って突き飛ばされ
ムッとした思い出がある。かっこいい大統領に免じて許したw。
240吾輩は名無しである:03/09/04 07:57
「エペペ」復刊キボーン ヽ(´ー`)ノ
241吾輩は名無しである:03/09/04 08:31
チェコのサイフェルトは詩人で、訳は数冊出ていましたね(アセ
書店や図書館で題を見かけ素通りしていた本が…。
批判精神というのがノーベル賞受賞理由みたい。

だめだな。分かっている人に教えてもらわないと。
242吾輩は名無しである:03/09/04 11:36
スロバキアのあるフランシスコ会修道士がシュールレアリスム文学やってたらしいが、
これについて知ってる人いますか?
243吾輩は名無しである:03/09/04 14:26
>242
いっしょにさがそう。
ttp://www5b.biglobe.ne.jp/~tasai/dej00_hyousi.html
244吾輩は名無しである:03/09/04 19:02
>>242-243
チェコ(orスロバキア)の文学については参考になるかも
ttp://www.asahi-net.or.jp/~tt2w-aktk/tcheque/
>>241
ヤロスラフ・サイフェルト(1901-86)  *1984年チェコ初ノーベル文学賞受賞。
1. ヴィ-ナスの腕 詩集 / 桐原書店,1986
2. マミンカ : おかあさん / 恒文社,1989
3. この世の美しきものすべて / 恒文社,1998
4. 新編ヴィーナスの腕 : J・サイフェルト詩集 / 成文社,2000
こんなところで。
245吾輩は名無しである:03/09/06 09:59
>236に訂正(本を確認、ソーリー)
ヴィトキェヴィッチは1930年発刊の傑作のタイトル
「充たされぬ者」→「充たされえぬ心」
246吾輩は名無しである:03/09/06 20:21
これは↓もう、皆さんチェックお済みですよね。
 ttp://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=03043692 

ヴィトキェヴィッチを検索するとJacob'sのBBSがトップでヒットする
ようになった。
これも有名なサイトですが、一応貼っておきます。
 ttp://www.slavweb.com/jp/server-j-fr3.html
247吾輩は名無しである:03/09/06 20:29
ヴィトキェヴィッチでなく、ヴィトカツィの方だ<トップでヒット

248ixion ◆ySh2j8IPDg :03/09/07 21:06
げ…嫌だな<トップでヒット 

あの文章消そうかな^^;

ペレック、英訳にはなかった図版がちゃんと収められているから
嬉しかった。
249吾輩は名無しである:03/09/08 00:48
>>246
ttp://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=03043692

ミズテリマンガジンでの風間氏のレヴューによると
これ
http://www.tsogen.co.jp/library/suisen_0301.html
より落ちるけど、(・∀・)イイ!!とのこと・・・
250吾輩は名無しである:03/09/11 12:28
チェコの作家といえばまず「兵士シュヴェイク」のヤロスラフ・ハシェクなわけだが
最近だともうそうでもないのかな。
251ixion ◆ySh2j8IPDg :03/09/14 06:26
Witkiewitz, Insatiability買いました。
いつ読めるのかわかりませんが、読んだらまたなんか書きます。

キニャールはなかなかですね。
252吾輩は名無しである:03/09/14 21:10
先週の毎日書評は読みごたえあります。池内先生も時々見られる気のない
書評じゃないしw、若島先生もいつもながらに要領を押えたシャープな
エリアーデの解説。スタージョンもあるしね。
 ttp://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2003/0907/
でも、どーなんだろ?
『アウステルリッツ』って何が明らかになっていくのか、人種的なことに
ついては伏せておいてくれた方が親切なような気も…。自分はその情報が
ないまま読んだので印象深く幸いでした。

>ハシェク
そうですよね。243にある「チェコ文学史」のサイトで、第12章「チェコ
スロバキア共和国の社会主義的性格を〜」の第3節にも丁寧な解説あり
ますね。しかし、カウンター550程度とはもったいないサイトです。
米国のDalkey Archive Pressなみの来客数ですね(ここの100冊で500$
とかって売り方すごい。日本の顧客で買う人がいるとすれば……)。


253吾輩は名無しである:03/09/14 21:20
このスレの雰囲気で東欧で面白そうな本というと、沼野先生の書評など集めた
『スラブの真空』に出ていたんだろうな…と思って図書館で確認したら、
ビートフとか紹介されていましたね。でも、同書は古書市場にほとんど
出回っていないみたいで残念。
あと『サラゴサ手稿』などは、同氏の『東欧怪談集』あたりの情報なのかな?
こちらは文庫のくせに3000円の値がついていたから、そのうち図書館で取り
寄せることにする。

10年前の「リテレール」見てたら、沼野先生の現代東欧・ロシア文学
ベスト10が出ていて、結構翻訳が実現されたのだなと感心しました。
以下――
254吾輩は名無しである:03/09/14 21:41
記事の抜粋

(1)セルビア/パヴィッチ『ハザールの事典』(翻訳中)
(2)チェコ/クンデラ『可笑しな恋』(邦訳『微笑を誘う愛の物語』)
(3)ポーランド/レム『完全な真空』(国書)
(4)ポーランド/コワコフスキ『ライロニア国物語』(未訳)
(5)ロシア/オクジャワ『シーポフの冒険、あるいは今は昔のボードビル』(群像社)
(6)ロシア/ソロコフ『馬鹿のための学校』(未訳)未来と過去が交錯する感性の渦のような世界。
(7)ロシア/ドヴラートフ『わが家の人々』(未訳)
(8)ロシア/シニャフスキー『ちびすけツォレス』(未訳)小品ながら不思議な気品をたたえた痛切な幻想小説。
(9)ロシア/エロフェーエフ『モスクワからペトゥシュキへ』(未訳、一部「現代詩手帖」に訳)孤塁を守って
いる作家の壮絶な「アルコール幻想小説」
(10)ロシア/トルスタヤ『金色の玄関に坐って』(未訳)残酷な現実を描きながら、その現実を光の驟雨の中で
輝かすことのできる文体
番外編(小説以外)
(1)ロシア・アメリカ/ブロツキー『一以下』(未訳)
(2)ポーランド/ミウォシュ『故郷ヨーロッパ』(未訳)

未訳のものが少しずつ日本語で読めるようになっていますよね。
255漂泊者 ◆CRaxoB3keg :03/09/18 08:34
>>251
レポート期待してる。

>>254
サンクス。

P.S.
創元推理文庫から「東欧SF傑作集」が復刊。
256吾輩は名無しである:03/09/18 22:33
>>255
創元推理文庫から「ロシア・ソビエトSF傑作集」も復刊したね。
マイナーな作家が多いからあんまり部数は作ってないだろうね。
257吾輩は名無しである:03/09/19 19:02
『HOOT(ホー)』は水準の高い児童書だね。
真っ青な地に目玉の絵が印象的なカバーの本で、ずっと避けていたけど。

最後の1シーンがあんまり美しいので、原書も立ち読みしてきた。
最後の1行に泣ける本は久しぶりだった。


258吾輩は名無しである:03/09/21 01:14
「エドウィン・マルハウス」読了。
途中なんだかタルくって、とっとと読み終えたかったけど、ラストでやられた。
しばらく何も読めそうにないや。
259ixion ◆ySh2j8IPDg :03/09/21 10:33
板違いだけど、テッド・チャンが訳されたね(ハヤカワSF)。
まぁ、もしかしたらもう新作は書かない(書けない)のかもしれん
けど…(それは悲しい―久しぶりにSFの新作ハードカバーで
買ったのがチャンだから)。
「バビロンの塔」と「ゼロで割る」が好き。

ポール・パークの作品集も訳して欲しいなぁ。イーガンは確かに
すごいが、それ以外の新進SF作家も面白いんだから。
260ixion ◆ySh2j8IPDg :03/09/21 10:37
チャンのインタビュー(英語です):
ttp://www.sfsite.com/09b/tc136.htm

それとも、この「長編」を書くので忙しいのかな?

まぁ、いずれにしても新作が(ちゃんと出るとしたら)楽しみな
SF作家の1人。
261 ◆CRaxoB3keg :03/09/21 18:50
223-254あたりに名前の出た東欧諸国の作家について補足。
『理想の図書館』では《中部ヨーロッパ文学》という名称で扱われている。
その本の50選でこのスレで出た作家の名が結構入っている。

ちなみにベスト10は(順不同)
@『ボスニア物語』アンドリッチ
A『隕石』チャペック
B『禁断の森』エリアーデ
C『フェルディドゥルケ』ゴンブロヴィッチ
D『兵士シュベイクの冒険』ハシェク
E『囚われた思考』ミウッシュ
F『国境の学校』オトリク(これはどんな作家だろう?)
G『肉桂色の店』シュルツ
H『移住』ツルニャンスキ(この作家もわからないなあ?)
I『秋の別れ』ヴィトキェヴィッチ

>>257
『HOOT(ホー)』は面白そうだね。
>>259
テッド・チャンの情報サンクス。