1 :
吾輩は名無しである:
ナル樹って長編よりも短編のほうがよくない?
今新潮で連載してるやつも面白いよ
2 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 21:07:27
連載してるんだ。
買いに行こうっと。
>>1 短編の方がおもしろいと思う。
バーカしね
−−−終了−−−
うん、今の連載おもしろい。5月号で3回目。
・(腰をすえて)短編書くのはだいたい4年半ぶり
・全部で五本、もうすべて脱稿した
・「4年も書いていないと、やっぱり書きたいこと、書かなくてはいけない
ことが、知らず知らずのうちにたまっていたみたいです。短編という入れ物
にしか入れられないマテリアルというのも、けっこうあるんです」(村上)
<文学界四月号 村上春樹インタビューより>
※メインは『アフターダーク』についてだが、結構おもしろいこと
しゃべっておられます、未読の方は書店・図書館などでどうぞー
6 :
吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 18:59:48
象の消滅買ったか?
買った。他の本に入っていて、すでに持ってるものばかりだけど。
自分が春樹ベストみたいなの作るとしたら
ほぼこのラインナップだな、と思った。
ところでおまいらのお気に入りはなんだい?
俺は「午後の最後の芝生」かな。
【ファミリー・アフェア】
踊る小人
11 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 19:30:07
パン屋さん
12 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 19:48:22
もう春樹スレはいいよ(苦笑)
春樹のスレが立つたびに言いたくなる、「やれやれ・・」と。
14 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 19:42:03
やっぱ長編よりも短編だよな
15 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 21:59:52
新潮5月号の春樹読んだが・・・・
「はん、それで?」って感じだった。春樹好きはあのどこに
そんなに入れ込むのですか?
教えて下さい。
16 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 22:03:51
なんか2ちゃんのせいで
春樹に飽きてきたよ…語り合ってるうちに
うすっぺらい存在に感じるようになってきた…
せっかく本人は、クオリティコントロールして
読者に飢餓感与えてるのに、ネットのせいで妨害されてるね。
17 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 22:06:18
>>15 洗脳が解けてないのです。他の作品を沢山読む事で
だんだんと解けてくるのですが、
春樹しか読まない読者は、永遠に春樹に支配され続けます。
それくらいに中毒性があることはなんとなくわかります。
元中毒者だから。
18 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 07:29:31
>>17 ふ〜ん、そうなんですか。
恐るべし春樹・・・・。
19 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 20:15:55
20 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 20:01:46
村上春樹「日々移動する腎臓のかたちをした石」
(東京奇譚集4)
21 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 21:03:40
女子高生が『檸檬』を読んで参っちゃって、
梶井基次郎の写真を見てゲッとなる。
関係ないのにね。顔と文学は。
小説家は、なぜか顔が問題にされがちなんです。
スーパーマン願望かなあ
ファミリー・アフェア、面白いよねえ。
23 :
吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 23:36:19
小説家の顔を主人公に置き換えてしまう・・・。吉本ばななの小説
つらい・・。
でも綿矢りさは可愛いのになぜかあんまり可愛くない主人公を思い
浮かべてしまう・・不思議だ。ちなみに春樹の主人公はもてすぎだ
から春樹を思い浮かべると、??となる。
東京奇談集最新作「日々移動し続ける肝臓の形をした石」読みました。
すばらしかったです。
春樹節完全復活というところでしょうか。
これで連載は最終回。
書き下ろしを加え秋に単行本化される予定らしいです。
質問です。
・映画「森の向こう側」は短編「土の中の彼女の小さな犬」の事ですか?
・東京奇譚集3で「ソファ」が途中で「ベンチ」に変わるのはなぜ?
老人との会話の場面で「ベンチ」になってるのです。違う場所なのかな?
26 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 19:29:56
○奇譚
×奇談
28 :
吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 20:04:14
たった4話で連載終了かよ
物足りないな
29 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 01:15:03
パン屋再襲撃の意味があんまわかんなかった
(つд⊂)エーン
>>29 (パン屋襲撃)→村上・糸井『夢であいましょう』所収
パン屋再襲撃→村上『パン屋再襲撃』所収
だからどうという話ではないですが、村上はよくこういうことしますね
脈絡無くマックを襲う話を書いたわけじゃないよ、ってことで
31 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 11:20:24
「眠り」って作品の解説、誰かしてほしい。
ひねりを入れないでストレートな形で解釈すると、ラストシーンで、不眠症の
妻が、暴漢に「あっ殺される!」ってところで終わるんだろう?
なんか不気味すぎないかい?
誰かあの話の解説してちょ。
あの話、好きだ。
自分は「しあわせに見える家庭、しあわせに見える主婦。けれど暗闇はすぐそこにある。本人が気づこうとしないだけで。そしてその暗闇はある日唐突に姿を見せる」
こういう話だと思ってる。やみくろ、みたいなもん。
オウム、地震、そしてこのあいだの列車事故。そういうのはみんな同じことかなーと。
33 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 19:20:55
中国行きのスロウボードの意味があんまわかんなかった
(つд⊂)エーン
「ごく近くにいる、自分と表面上は見た目も変わらない人たち。
けれどふれあいたくてもふれられない人たち。埋まらない距離。お互いの孤独感」
みたいな話、かな。
わかんないのはわかんないまま、ほっといていーんじゃないかと思うよ。
自分が「スロウボート」読んだ時(もう20年も前?)も
「自分にはまだ早い」という感想しかなかった。
今読むと、それなりに「わかる」って思えるようになった。
少しお待ちなさい。20年くらいあっというまだ。
35 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 23:33:34
>>30 (・∀・)サンクス!!
今象さん大消滅読みました。
36 :
31:2005/05/11(水) 00:21:23
>>32 ありがとう。素敵な解説だ!
僕なりには、ラストシーンは、実は夢の最中で、まぁ「悪夢」を見てるの
かなー、との解釈をしてたんですが、貴方の解釈のほうがきっと筆者の意図
してるのに近いんじゃないかと思います。
もう一度、あの作品読んでみたくなりました。
37 :
31:2005/05/11(水) 00:29:35
中国行きのスローボートもいいね。
僕はあの話し、筆者が多少、中国及び中国人に対し、アコガレを込めて
書いたような雰囲気が、(好意的に見て)さわやかな感じがした。
遠い、僕らの祖先のような中国人に対して、「こちらから近づきたい!」
みたいな憧れを持ってして書いた作品。実は、私、よく中国に出張に行く
んだけど、この作品はそのままタイトルになって、分厚い本として、中国版
として書店でよく見かける。
タイトルは「到中国的小舟」。いいでしょー。
38 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 00:37:58
>>37 あれは、中国人の生まれながらの絶望感を描いた作品でしょ。
どうしようもなさ、やるせなさ、中国人の背後に漂う
大きな死の塊みたいなものが電車のシーンに象徴されてたね。
ああいう国に生まれると、人間を信用できなくなって
そのうちに自分も人間じゃなくなっていく。
どうせ裏切られるんだから、物質、金しか信用できない
過去も未来も当てにならないから、今しか見えなくなる。
中国人の絶望感を描いた作品だと思う。
39 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 00:42:24
スプートニクの恋人の観覧車のシーンは
まさに在日朝鮮人の真実を
これまた乗り物をつかって象徴的に抽象的に描かれている。
自分は観覧車に閉じ込められてて、
自分の部屋では、男とまぐわってる自分が…
実際に教わってきた歴史と日本人像が
現実は、逆転していて、むしろ、自分達が日本を搾取し、
日本人を騙し、日本人を陥れていきたという事実。。。
40 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 00:47:51
フランツ・カフカの短編『万里の長城』を読むと良いよ。
村上春樹の中国人を描くときの雰囲気のヒントになっていると
思う。
41 :
37:2005/05/11(水) 00:54:41
>>38 名解説だねー。パチパチ。
この作品も、細部の事はわすれたのでもう一度読んでみますよ。
小学時代の思い出として、中国人学校に行き、そこで先生の話を聞いた
シーンとか、大学時代の時、バイト仲間の中国籍女性を山手線に誤って
乗せて1周させた場面?などしか・・・。今浮かばないんでもう一度。
余談で、中国人って確かに金銭本意の面があるけど、中国人だからゆえの
深い絶望感って、僕、よくわかりません・・。現実主義って事でしょうか?
でも彼ら、凄くバイタリティあって前向きでタフで、よっぽど日本人の方が
普段ウエットな面を抱えてると思うんですけど・・・。
まぁ難しい話だし、僕も自信ないんでよしときます。はい。
「人を信じられなくなったら、この世はおしまいだ」
43 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 19:19:18
神の子どもたちはみな踊るの意味があんまわかんなかった
(つд⊂)エーン
44 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 21:16:00
ファミリーアフェア
なかなか面白かったずら
(`・ω・´)
45 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 21:26:34
かえるくんが最強なのはもう
きまっとんねん
46 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 21:44:51
めくらやなぎと眠る女、が好きだ
47 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 21:52:24
48 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 22:35:37
かえるくんよりも。
カンガルー日和は意外と印象薄いんだな
「4月のある晴れた朝に〜」が大抵支持を集めたもんだが
50 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 23:03:08
めくらやなぎと、眠る女
ってバージョンもあったよね。「、」つき。
ファミリーアフェアの主人公そっくりな男の人と付き合っていて
(あんなにやりまくりではないけど、まずいパスタは残す)
「そっくりだよ!反省して!」と読ませたことがある。
おまけに彼の名は「ワタナベトオル」でした。
52 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 13:44:42
渡辺昇ですが、何か?
つーか
日々移動する腎臓のかたちをした石
の話はないんですか。
これよかったですよ。
>53
さっき読んだ。うん、すごくよかった。
秋に単行本になるそうで、楽しみ。
ふと思ったんだけど、ストッキングという短編があるんだけどさ。
そこに福知山線の事が書いてあるんだよね・・・
「福知山線のことについては解りません」
村上春樹は未来の事って解るのかなとふと思った。
56 :
宣伝:2005/05/19(木) 00:37:38
57 :
吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 12:25:34
とある雑誌で村上さんの自宅写真写ってるの見た。
センス良いおうちだ。お金、めちゃ掛かってそうです。
下世話ですが。書庫とかいいな〜〜
「蜂蜜パイ」がすごく好き。
夜中に象の消滅の「緑色の獣」を読んだあと眠れなかった・・・。
>>57 雑誌名何? ISBNがダメならヒントだけでも
>59
57じゃないが、ぐぐってみると出るよ。
もしくはこのスレじゃなく、他の村上スレを探してみたらどうでしょ。
>58 緑色の獣、大好きだー。女の人ってどういうものかというのが
すごくあらわれてると思う。
61 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 09:28:37
緑色の獣の意味があんまわかんなかった
(つд⊂)エーン
62 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 14:47:52
63 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 19:45:18
アルネって雑誌だよ
村上春樹の短編を完全に理解するのは危険な作業だから止めたほうがいい
完全に理解って何だよ?
66 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 01:54:50
>66
新潮に連載されていた短編連作のうちのひとつだね。英訳されるの早いなあ。
蜂蜜パイの主人公と同じですよね、今月の。
淳平っすね
70 :
吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 22:01:10
あげ
短編集は9月頃出るらしいね
英語にした方がいいね、やっぱり。
73 :
吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 11:52:54
短編集だけど「回転木馬のデッドヒート」が好き
74 :
吾輩は名無しである:2005/06/11(土) 02:02:28
貧乏な叔母さん
かえるくんの出てくる奴は好きだなあ
76 :
吾輩は名無しである:2005/06/12(日) 01:48:36
中国で大流行作家
77 :
吾輩は名無しである:2005/06/12(日) 07:13:34
いいと思った作品がない
ひとつもない
まぁ人それぞれだしな。
79 :
吾輩は名無しである:2005/06/12(日) 19:19:02
最近の短編はどうよ
〜は言った。が多いけども
81 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 08:10:32
「納屋を焼く」ですが、
82 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 10:20:55
>>81 レイプ殺人犯の話だってわからずに読んでる人も多いよね
83 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 11:21:17
>>82 パントマイムの女の子を外車に乗った男が、ッてこと??
「納屋を焼く」というのは象徴的なことかと思ってた。
84 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 11:45:38
まんまユングだし
パン屋再襲撃に入っている作品は、悪くないな。
ファミリー・アフェアも悪くないが、タイトル作が一番好きだな。
87 :
吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 15:35:02
88 :
吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 16:10:23
ネタモトを詳細に暴露した告発サイトが人気だなw
出版は圧力で止められも
個人ブログは防ぎようがないな…w
あれ読んだら、春樹の薄っぺらさがわかっちゃって
多くの読者は幻滅するだろうなぁ…
つーか、こいつ自分がないんじゃねーの?
単なる編集者に見えてきた。
89 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 11:09:06
>>55村上春樹って、たいした事は書いてないけど、時々、シンクロニシティっぽい感じを受けます。
「海辺のカフカ」の登場人物が、まだ読んでない漱石の小説は「坑夫」と「虞美人草」の2冊、って言うシーンがあるけど、僕もそうなんだよね。
あと、村上朝日堂のエッセイのどこかで、バブル全盛の時のエッセイだけど、正確な表現は忘れたけど、「今みたいな熱に浮かれた時は近いうちに一回清算される」なんてサラッと書いてあった。
村上自身も自覚してないだろうけど、自分の書いたことが、将来の時間とかまったく関係ない他人とつながってくるような、そんな習性を持った作家なのかなあ、って思うことが時々あります。
村上朝日堂のエッセイのどこかで、バブル全盛の時のエッセイだけど、正確な表現は忘れたけど、
「僕たちはいつか投票所に選択するために行くのだろう 大波に立ち向かうサーファーのように。」なんてサラッと書いてあった。
そりゃいつだよ、オイ
そういうことは自分で考えろ、な?
92 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 21:29:15
>>90の人へ。89ですが、興味深いじゃないですか。首相公選制の予言かもよ。
先行きの見通しについて一般論、経験則に基づく見解をちりばめておくと後になって他人が当たったことを
拾いあげて誉めてくれるということはけっこうある。
だからといってそれは誰にでもできるんだということではなくって、やはり真っ当な物の見方といのが身に
ついてないとこういうふうにはいかないと思う。
94 :
吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 22:11:21
フランツ・カフカの短編『万里の長城』を読むと良いよ。
村上春樹の中国人を描くときの雰囲気のヒントになっていると
思う。
95 :
吾輩は名無しである:2005/08/16(火) 23:42:34
>>82 >>83 >>87 時期に遅れた感じもするがw
「納屋を焼く」のことです。
おれもあれはリッチマンの殺人のことだと思うよ。レイプは関係ないような気もするが。
納屋を焼くってのは、人殺しのメタファーかなぁと。
女が行方不明になることや、春樹が男と喫茶店で再会したときの外車の描写。
あと、春樹の近くの納屋を焼く、つまりあの女を殺すということかと。
96 :
吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 14:22:20
遅れ馳せながら、「日々移動する腎臓のかたちをした石」を読んだ。
妙に良かった。アフターダークは何だったんだという感じ。
97 :
吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 15:29:41
納屋はそのまんま女性器のメタファーなわけで
98 :
N:2005/09/03(土) 00:07:22
「ダンスダンスダンス」を読むと、「納屋を焼く」の男が、やっぱり女のこと
を殺しちゃったんだな、というのが推測というか確定できるよな。
「ダンス」の五反田クンとかいう色男が、次々と、ホテトル嬢を殺している。
春樹は同じレトリックを何回か使ってるから、そこが安っぽいんだな・・・。
99 :
吾輩は名無しである:2005/09/03(土) 00:35:15
『図書館綺譚』はいいと思う
100 :
吾輩は名無しである:2005/09/03(土) 00:55:26
いやっほーいッッ!100☆
101 :
吾輩は名無しである:2005/09/03(土) 05:00:34
納屋を焼くのどこが女性器のメタファーなんだ?
102 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:39:07
来週だっけ 短編集
なんかもうまるで読む気がしない。
最近の作品は村上春樹の絞りカスをさらに溶剤で無理やり溶かして抽出したポマスオイルのようだ。
104 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 05:18:14
TVピープルって呼んだけど、面白く無かったよ
全然盛り上がってないな
村上春樹にケチをつけることで自分を慰めてる哀しい人が集まるスレで
何をどう盛り上がればいいのかw
107 :
吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 00:42:03
回転木馬のデッドヒートの中の「あまやどり」って短編のラスト
セックスが山火事みたいに無料だったってどういう意味?
発売日に殆ど話題が無いという事は、あんまり読む価値ないのかしら。
109 :
吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 11:14:12
111 :
吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 20:27:38
やっぱり長編より短編のほうがいい
112 :
吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 02:46:32
>>107 自然発生的に、男女間にセックスというのが存在していた
時代だったんでしょうね。実際のところはしらないけれど。
おれは、こういう表現はいかにも春樹っぽくて結構好き。
春樹のレトリックっていうのは、ものすごくプライベート
な感じがあるよね。だから一度はまってしまうと、しばら
く他の作家の作品読めなくなっちゃうのよねー。
113 :
吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 16:08:17
「偶然の旅人」が一番良かったです。迷ったとき形のないものを選ぶのは
実際難しいですね。つい現実的な形あるものを選んでしまうような(選んで
きたような)気がします。
114 :
吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 16:14:28
天災は、大儀や怒りや憎しみとは無縁である(ハナレイ・ベイ)
大儀を口にしない事は出来そうだが、怒りや憎しみから解放され
るのは難しそうだな。
115 :
吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 20:50:22
「東京奇譚集」読み終えた。
春樹は面白いから大抵一日で読み終わるね。
偶然の旅人がなにげに好き。
トミー・フラナガンの名前も演奏も大体思い出せるが、あの2曲ってどんな曲かは分からない程度のジャズ・ファンだけど、ああいう偶然の一致って面白いねえ。
116 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 01:36:42
品川猿のあらすじ教えれ
「名前忘れちゃったあはん」
「ウキキー」
みたいな話。
118 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 12:08:23
村上さん
長生きしてくれー
119 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 17:33:44
この人の書くものって、
無理に解釈しようとしないほうが楽しめるんでない?
逆に全部を妄想で破綻しないように埋めてみるという暇潰しやってる奴もいるけどな。
それなりに解釈可能なところもあるけどな。
例えば春樹は証券会社や経済評論家やエンジニアなど、
数字を扱う人間を病的な役柄として扱う事が多い。
122 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 18:48:20
観念的な作品は観念的に解釈するのがベター。
ってそうするしかないんだろけど。
とぼくは思ふ
123 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 19:53:30
200ページそこそこで1400円かよ
アフターダークは300ページあったのに
品川猿、よくなかった。
連載していたものがよかっただけに、
最後の最後、書き下ろしに期待していたのに。
何もくるところがない、
単調で、凡庸な小説。
春樹の作品でここまでクオリティーの低いものはないと思う。
みなさんはどうでしたか?
125 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 20:06:56
品川猿が一番よかったと思うが
126 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 21:39:42
品川猿は突然カンガルー日和の様なファンタジーっぽい話になるから、賛否両論になるだろうね。
オレは他の作品から浮いている感じがして、余り評価出来ない。
127 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 21:43:57
>>114 ナチの砲弾で肉片にされるより、鮫に食われた方が自然な死に方だって事だろ。
128 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 00:39:55
「20日ぶんの記憶が消失」が強調されてるのは、
なにかそこに答えがあるからなのでしょうか?
誰か教えて下さい。。。
答えと言うか、最も重要な疑問だろ?
老人の話が解決の糸口になるからよく読んでみれ。
130 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 20:48:30
あんまり売れてないみたいだが
131 :
吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 21:34:36
宣伝あまり売ってないしね
いまさら聞くけど、短 編 小 説 っ て 何 ?
春樹の短編小説は、ただ長編小説の一部分を切り取っているだけに思える。
龍の短編小説は、堕落した長編小説にしか感じない。
短編小説って、短い小説というだけでその要件を満たしているのですか?
>>117 ワロス
個人的にはハナレイ・ベイが良かったです。
短編小説とは…短い小説のことじゃない?
134 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 08:20:59
135 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 22:38:47
村上龍は文学者だ。
村上春樹は哲学者だ。以上。
136 :
135:2005/09/21(水) 22:54:01
お前ら黙るな!
リアクション返せ!返せ!
137 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:06:59
リアクションのしようがない
やれやれ
139 :
吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 10:16:40
品川猿が好き
連載の四編だけだと空気重いし
「品川猿」いいね。
同じモチーフの焼きまわしのような感じもあるけど、自分としては
かなりリアルに読めた。
141 :
吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 01:24:10
単独で絵本にしても面白そうだね>品川猿
俺は周りにこき下ろしたけど
品川猿けっこう評判いいね。
143 :
吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 16:08:26
兵庫出身のくせに、東京のことを書くな。
144 :
吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 16:14:55
もしかして売れてない?
145 :
吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 02:05:13
奇譚
ていう漢語がマズかったかもね
小難しそうと思ったら女コドモの人は買いません
146 :
吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 02:06:39
ぶっちゃけ
タイトルも品川猿にするんだったね
今からでも遅くはないかもよ
147 :
吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 14:36:30
もう遅い。
手遅れ。
作者と出版社の趣味の悪さ丸出し。
148 :
吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 14:40:10
水で薄めてうんこを混ぜたヘミングウェイって感じかな。
149 :
吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 14:49:44
この本の最初に「人から聞いた本当の話」なんて前書きがあるけど、
これって昔の『回転木馬のデッドヒート』と同じスタイルだよね。
しかも『回転…』のほうは「本当の話」といいながら、結局はそう
じゃなかったんだよね。春樹にいっぱい食わされたわけだけど。と
なると『東京忌憚集』も同じじゃないの?前科があるだけにそう思
われても仕方がないよね。俺自身、そう思うとなんか萎えて読む気
が薄れたけど、まあ読んでみたら結構面白かった。
前書きに「誰も僕の話に興味を示さない」みたいな記述があって、
「僕が小説家だから、僕の話は全部作り話だと思われている」なん
てこと書かれてあるけど、本当と信じてもらえないのは「小説家」
だからじゃなくて、『回転…』の前科があるからだと、俺は思った。
150 :
吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 15:03:30
おまえら、バカ?
中国はアメリカの裏側だっつうの。
151 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 00:52:51
で?
152 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 01:22:06
品川猿とジャズの神様だけでいいや
153 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 11:27:08
紀伊国屋の売上げ3位か・・・。
露出が増えた分、まだ伸びるんじゃねえの。
154 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 12:37:19
このタイトルでは…。
「村上春樹」というブランドを過信している作家と出版社の怠慢な姿勢が見える。
小説の内容を見て、事実だと思う人はまずいない内容だろ。
登場人物の心理描写なんてフィクションでしか書けないし。
あと、最近の春樹小説は中毒性がない。かって一回しか読んでないよ。
156 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 19:29:33
何か、「海辺のカフカ」ショックが未だ続いている様な感じだな。
読者、作者とも。
自分は「腎臓」がいちばん好きだな。
どうでもいいんだけど「三十六歳」で「かたちの良い乳房」ってありうるのか?
>>157 ありうるんじゃない?
別に巨乳とはいってないわけだし。
まあファンタジーだし
ノルウェイの森でシワシワな40女を登場させた罪滅ぼしだよ。
161 :
157:2005/09/26(月) 23:18:14
温かなレスありがとう
女性読者へのサービスってことですね
162 :
吾輩は名無しである:2005/09/26(月) 23:46:42
オレの嫁さんは40歳だが初婚(最近オレと結婚した)の所為か、胸はピンピンだぞ。
163 :
吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 02:30:49
美乳…微乳…
でもさ、寝てる男の「脇腹に押しつけ」られるボリュームがあるんだよ。
>>162 素直に喜べる幸せ・・・おまえいい奴だな
166 :
吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 19:03:26
単純に、春樹の女性ファンの平均年齢が上がって来てるからじゃない。
167 :
吾輩は名無しである:2005/09/28(水) 12:10:35
>>149 >「人から聞いた本当の話」なんて前書き
よくあるスタイルだよ。他の作家も使うテク。
168 :
吾輩は名無しである:2005/09/28(水) 18:50:00
169 :
吾輩は名無しである:2005/09/28(水) 23:22:38
最新短編集読みました。すごく良かったすわ。
品川猿がよかったかなと。カウンセラーとの話はある部分から夢なんじゃ。
猿が女性と家族との関係を話す部分がいい。
話それるけど
ある夢って、実体験と同じくらいにその人に影響を与えるような気がする。
俺は夢の中で、人に殺されたり殺したりするようなある晩の夢をみてから、
「反戦」になったことある。
>>169 ああ、夢って自分の無意識からの通信という説が…。
個人の全体でいえば、意識は氷山のほんの先端に過ぎなくて
残りの大部分は意識下に潜んでいるとかいうじゃん。
その、普段は意識上には絶対にのぼってこないが本当は重要なもの
が、夢のカタチで現れるって、さ。重要なんだ…。
「反戦」になったって、なんか感動すた マジ
171 :
吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 07:26:33
ウィリアム・フォークナー「サンクチュアリ」の売春館の女主人ミス・リーバ
老女
肩から落ちそうなガウンを着ている
酒をしょっちゅう飲んでいる
長いコップで飲む
ぜいぜいあえぎながら苦しげに階段をのぼってくる
部屋に染み込んだ女の濃厚な薫りと時間の堆積 化粧台や瓶
人生で出会った男への遠い記憶
犬たちが階段をのぼり女使用人を追い掛けてついてくる
村上春樹「午後の最後の芝生」の家の女
50過ぎの眠そうなとろんとした眼の女
しょっちゅう酒を飲んでいる
細長いグラスで飲む
死んだ亭主の記憶
娘の部屋 ドレッサー、化粧品、ヘアブラシ、口紅
172 :
吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 07:48:17
>88 :吾輩は名無しである :2005/06/18(土) 16:10:23
ネタモトを詳細に暴露した告発サイトが人気だなw
出版は圧力で止められも
個人ブログは防ぎようがないな…w
あれ読んだら、春樹の薄っぺらさがわかっちゃって
多くの読者は幻滅するだろうなぁ…
つーか、こいつ自分がないんじゃねーの?
単なる編集者に見えてきた。
どこか教えて。パクリの巣窟だってことはごく初期のころからうすうす言われてきてたが。
173 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 01:30:47
「午後の最後の芝生」は
主人公が芝を刈りながら、ときたま勃起したりするところが一番重要なん
じゃないの?おばちゃんは関係ないでしょ。
おれ「納屋を焼く」が一番好き。
女の子がするする、と裸になって着替えるとこがいいですね。そして、女の子
に友達が誰もいないところがいいです。
174 :
家出猫近畿大学文芸文学:2005/10/01(土) 02:17:22
喫茶店のマスターにどきゅん女がマスター小説かいてよ
って感じの作品しかかけないね
このごみは
批判するのはいいけど、その言葉に知性が感じられないあなたはゴミ
176 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 19:22:51
次は長編らしいよ
177 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 20:00:19
村上、長編ぶちかませ!
178 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 07:02:54
村上春樹には知性が感じられない。
通俗的な常識があるだけである。
芸術的だとも思わない。
真似とかパクリがあまりに多い。
他の文学を知らない読者が多い。
掃除したりビール、サイドイッチを食べたり飲んだりして「ものを考えないようにする」ことは知性ではない。それはこの世での「生活の方法」である。
村上春樹はモダンな大衆に「生活の方法」を教えた。まるで「エル・デコ」誌のように。
だが果たしてそれは小説だったのか・・・・・
深読みすんの面倒くさー。品川猿なんて、ああ、猿が盗んだのか、とそのまま受け取ります。
なんで彼女が自殺したとか、なんで名札を渡しに来たとか……しらんがな。
180 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 12:00:08
名前を忘れるって鬱病に現れる症状だよな。
心病患者には春樹ファンが多いって河合ハヤオなんかも言ってたし、
品川猿は村上春樹がファンを意識して書いたように思うんだが。
でも羊男といい、かえるくんといい今回の猿も映像としてとても面白いよな。
181 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 18:49:59
村上春樹作品で、これだけは読んどけやっての教えてください
特に無し。「羊をめぐる冒険」は読みやすいし、これ読めばこの作者のことを好きか嫌いかわかるんじゃないか?
183 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 18:56:42
>>182 情報が足らなすぎでした
学校の教科書で「鏡」と「レキシントンの幽霊」を読み、とくに「鏡」が面白かったから他のも読んでみたいと思って…
自分の中では下の三国志状態。全然絞れてないなw
長編・短編・(過去の)大ヒット恋愛もので好きなの選べと。
ノルウェイの森は正直今読めるものなのか知らん。
・羊、世界の終わりとハードボイルドワンダーランド(、ねじまき鳥)
・パンや再襲撃、納屋を焼く、中国行きのスロウボート
・ノルウェイの森
今週の週刊新潮に福田和也がレビュー書いてたね。
なかなか好感触。
これはねじまき鳥から続く、
村上文学の挑戦の終わりを告げる作品か、
それとも振り回した読者へのほんのプレゼントか。
186 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 18:17:38
76点です
187 :
吾輩は名無しである :2005/10/10(月) 12:06:26
すいません、ちょっと質問してもよろしいでしょうか?
村上さんの短編、かえるくん東京を救う の中で、
かえるくんが「脱構築とかサンプリングとか、ややこしいものでは
ありません」みたいな事を言っていましたよね?
この中で、脱構築は分かるのですが、サンプリングが何の事なのか
分かりません。文学用語とかなんでしょうか?
分かる方がいましたらお願いします。
188 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 16:02:53
分からなくてもいいんだよ
シャッフリングだったら分かるんだけどな。
東京奇譚集、なかなか面白かった。
ふび
191 :
吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 20:19:57
売れてるじゃねえか
192 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 20:56:13
毎晩寝る前に、村上春樹の短編を一つ読んでいた。
特に村上春樹の小説が好きというわけでもなかったけれど
とにかくその行為は、僕にとって習慣のようなものになりつつあった。
しかし、今夜で村上春樹の短編は全て読み尽くしてしまうことになる。
死のうかな
>>192 きもっ。女子中高生なら(w)だが、おばちゃんならウェエエっおえっ
195 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 22:44:16
春樹って恥ずかしいね
何にもかんがえてないと思う
本質的なことをネ
自分で作品の説明しないね
「どうとってくれてもいい」って態度は
自分でも特別の意図はないってことだもん
>>195 って恥ずかしいね
何にもかんがえていないと思う
本質的なレスをNE
197 :
鼎:2005/10/16(日) 22:54:01
それはちょっと短絡的。物事を考えるということと、自分の考えを他人に押しつけることは別。たしかに春樹は自作の解釈をしない人だが、だからといって彼が何も考えていないとは言えないって、あたい、そう思うんだ。
198 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 23:03:51
でも好意的な解釈にやたらとはしゃぐんだよな
どうもあの態度は、「意味ありげ」だが本人にはいとはなく
他人が深読みしてくれたらラッキーって感じにみえる
>>197 かなえさんは春樹さん本人じゃ
ありませんよねw
200 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 19:40:02
200
初期の短編、特に蛍は好き。
ノルウェイの森よりも蛍のほうが好きだな。
203 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 01:22:06
短いからかな
204 :
鉄人:2005/10/22(土) 01:33:13
ちょっと訪ねていいですか?波に友達が連れて行かれる話の題名
覚えていますか?教えてください。
>204
七番目の男
207 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 16:45:05
いらない部分って、エロシーンか
208 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 17:38:50
>>199 春樹が2chに書き込みするわけねえだろがw
>>202 俺も『蛍』のほうが好きだね。
短いというのが理由ではなくて、短いからいろいろと余韻が残るという
か、その余韻がいいんですよね。あの短編は。
あの探偵の話って長編としていつの日か復活しそうな気がする。読んでてなぜかこれだけは長編になりそうな気がした。
210 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 00:53:44
友人が車ん中で練炭して、生と死が対極でないことを悟った作品なんですか?
今日現代文で解いて、おもろいからほかのも読もうとおもったんですが
短編、とは違うがここに書いていいかな?(ダメならスルーで>all)
一般的な評価などは知らないが、
『アンダーグラウンド』の重要性は、語り尽くせないと思う。
オウム事件の後、日本社会が抱えこんだまま
誰も触わることができないでいた大きな裂傷の中に、
時機を逃さず踏み込んでいったその仕事は、感動的だった。
あるいは一種の責任感に駆られたのかもしれないと推察するが、
創作の形に熟すまで待てない焦燥(?)が逆に新たな手法を生んだのか、
ノンフィクションの新しい地平を拓いたようにも見えた。
もしあれが無かったら、
我々が負った傷は膿んで、深く広く浸透し、多様な慄きの尾を
社会のあらゆる層に残したまま21世紀まで持ち越しただろう、と
いまも確信している。
引き続き出た『約束された場所で』と、林郁夫著『オウムと私』、
この三冊が、俺的にはオウム事件レジュメになっている。
212 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 07:57:57
213 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 14:08:23
211はただのバカだなw
214 :
22:2005/10/23(日) 14:33:06
215 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 17:44:58
アレ負でしょう
216 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 11:32:07
新しい短編集読んだ。
なんかジ〜ンとした。
「偶然の〜」と「日々〜」が良かった。
217 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 14:27:28
上、フォークナーetc) (5
6) 41: 誰か、本のストーリー考えてくれ
(35) 42: 隠れホモの作家といえば? (263) 43: 【
蜻蛉】内田百關謳カの第三阿房列車【眠る】 (229) 44: スタンダール バ
ルザック ディケンズ (354) 45: ゲーテ「ファウスト」を語るスレ (411) 46: ☆ 高野悦子 「二十歳の原点」Part5 ☆ (519) 47: 村上春樹★アフターダーク★4だ?┓´Д`)┏ (345) 48: 澁澤龍彦(
1928-1987) (776) 4
9: 【マンセー】愛の流刑地【オンリー】
(237) 50: 遠藤周作 (871) 51: 【卒論】文学を学問として考えよう【修論】 (8) 52: 牛の涎の如く雑談を垂れ流すが好い ∧_∧ 3
3 (948) 53: なんで文学って漫画みたいに面白くないの? (490) 54: 小説の黄金時代☆大江、クンデラ、ラシュディetc (370) 55: 作家の自殺 (339) 56:
218 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 14:31:28
俺も『蛍』のほうが好きだね。
短いというのが理由ではなくて、短いからいろいろと余韻が残るという
か、その余韻がいいんですよね。あの短編は。 209 名前:吾輩は名無しである :2005/10/22(土) 19:56:32
あの探偵の話って長編としていつの日か復活しそうな気がする。読んでてなぜかこれだけは長編になりそうな気がした。
10 名前:吾輩は名無しである :2005/10/23(日) 00:53:44
友人が車ん中で練炭して、生と死が対極でないことを悟った作品なんですか?
今日現代文で解いて、おもろいからほかのも読もうとおもったんですが
211 名前:吾輩は名無しである :2005/10/23(日) 01:42:08
短編、とは違うがここに書いていいかな?(ダメならスルーで>all)
一般的な評価などは知らないが、
『アンダーグラウンド』の重要性は、語り尽くせないと思う。
オウム事件の後、日本社会が抱えこんだまま
誰も触わることができないでいた大きな裂傷の中に、
時機を逃さず踏み込んでいったその仕事は、感動的だった。
あるいは一種の責任感に駆られたのかもしれないと推察するが
220 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 19:19:46
燃物ゴミ。
以上。
221 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 22:01:07
211 :吾輩は名無しである :2005/10/23(日) 01:42:08
短編、とは違うがここに書いていいかな?(ダメならスルーで>all)
一般的な評価などは知らないが、
『アンダーグラウンド』の重要性は、語り尽くせないと思う。
オウム事件の後、日本社会が抱えこんだまま
誰も触わることができないでいた大きな裂傷の中に、
時機を逃さず踏み込んでいったその仕事は、感動的だった。
あるいは一種の責任感に駆られたのかもしれないと推察するが、
創作の形に熟すまで待てない焦燥(?)が逆に新たな手法を生んだのか、
ノンフィクションの新しい地平を拓いたようにも見えた。
もしあれが無かったら、
我々が負った傷は膿んで、深く広く浸透し、多様な慄きの尾を
社会のあらゆる層に残したまま21世紀まで持ち越しただろう、と
いまも確信している。
引き続き出た『約束された場所で』と、林郁夫著『オウムと私』、
この三冊が、俺的にはオウム事件レジュメになっている。
223 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 19:25:29
224 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 19:27:28
何カップ
225 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 19:30:57
ひっこーし!ひっこーし!チベットへひっこーし!
226 :
家族殺し犯罪者としての英霊問題>222<218>223:2005/10/26(水) 22:37:42
227 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 23:30:29
なんだよそりゃあよしっかりしろ高橋
図書カードもらったから短編集買ったけどまだ読んでないや。
がっかりするよりはこのまま読まない方がいいような気がしてきた。
期待をするから失望が生じるのだ。
229 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 00:22:39
ダカーポの書評は何なんだ?
読んでて気分が悪くなったわ
誰が書いたんだよ、あの文章
東京奇譚だっけ?
読んだけれども偶然は単なる偶然だよボケ!と思いました。
結局オカルトなんだよ。スロッターの俺には唾棄すべき思考形態だと
思いました。
231 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 00:32:40
未読なんで、読んでから来ます。て、
出席だけとってもらう学生時代の癖だYO、スマソ。
232 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 01:53:36
僕は今の日本社会にこのスレみたいにバカばかり多いのを見て
本当は分かってるのに一儲けしてやれと思って小説を書いてます。
やれやれ、僕って美しいだろw?
>>232 それがトーシロの浅はかな考えなんだよ。ユーミンの歌聞いて
最低だな、糞だよと思う奴が1000万人いてもミリオンセラーの
ヒット曲つくれるのは数人なんだよ コンビニの店員でもやっとけ
ユーミンというたとえば古かったなw
235 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 02:26:17
ふ〜ん
ユーミンが何を変えたと?
もしくは何を変えようとしてたと?
別にどちらでなくて全くかまわないが、
こいつの場合「自分は知っている、しかしあえてなにもしない悲しい僕」
というポーズだけ愚鈍ににとり続けたところに問題がある。
それもそろそろ通用しなくなって「アンダーグラウンド」だからな
はやく誰か撲殺しないかなこいつ
ユーミンが何か変えるはずねーだろ、バカかこいつはw
ユーミンは現状からちょっとだけ浮いたようなイメージ切り売りして
アホ大衆に売りまくって濡れてで泡だったが、商売人としての才能は
物凄くあったというだけだよ。春樹も同じ。
237 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 02:36:15
週刊誌か何かで読んだけど「今はフリーターになれるからいい」だって
もう2000%わけわかってないなこいつwwwwwwwwwwww
238 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 02:39:09
だからおまえには商売人としての才能は恐らくないだろう
と言ってるんだよ確率的になあほかおまえは
240 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 02:44:56
春樹読者の一例↑
マジ意味わからん
つまり春樹の文学者としての評価は低くてもいいが、こと大衆に
売るという才能は図抜けていて、春樹を文学的に貶すのはよいが、
俺も真似したら売れるだろうというのは愚の骨頂ということだ。
わかった?
242 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 02:50:43
いや俺はここが春樹のスレだから春樹もすなるとかいう文学という
つもりで
>>232を書いただけだけど・・・まさか俺が小説家かなにかであって
本気で232を書いたととられるとは思わなかった。マジごめん
243 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 02:53:00
メタレベルで書けない、読めない。これが春樹とその読者の特徴であることが判明しました(笑)
春樹読者じゃないんですけど・・・
245 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 03:00:22
超短編がこの人の思考の方向性がわかって面白かった。
ユーモアに富んでる・・というか、ちょっと小走りなウィットで
楽しい。
246 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 03:01:12
あ、英語だからそう思ったのかな?あれ?英語だったかな・・
忘れたけど(汗
>>242 >>244 横レス
>>232を見れば、小説家でも春樹ファンでもないのは
誰でもわかることじゃん?
それが読み取れない方が問題だと思… あ、俺ケンカする気ないからオヤスミ
248 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 03:11:08
249 :
241:2005/11/06(日) 03:17:00
ちがうちがう、ヒマだから釣られただけ
ただ釣り方はあまりうまくないよな
釣り方がうまくないと釣られるほうもそうなるという典型だね
おやすみ
ハナレイベイのお気楽やせサーファーって神の子のアイロンに出てたアホのサーファーだねきっと
251 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 23:55:25
春樹も56。そろそろスタイル変えないとね。
オームでも失敗、スポーツ記者でも失敗。
252 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 00:24:11
アイロンのある風景は日本文学最高峰の短編
254 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 01:16:18
またニューヨーカーに短編が載ってたよ。
題名は「The Year of Spaghetti」
255 :
鼎:2005/11/18(金) 01:47:57
それって、若い男がお金がなくてパスタばっかり食べて、ラスト、イタリア人が実は孤独を輸出していたと知ったら仰天するだろうと結ばれる話でしたっけ。
『東京奇譚集』読了。
作者、ひょっとして病気or心身疲弊か?!とマジで心配になった<「品川猿」
マイナス感想だから、、、、書かない方がいいか、、、sage
病気でしょうね
東京はなんか出来合いの春樹小説生成システムを使って自動的に生成されたような感じ。
どうでもいいけど絶対音感て幼少期にきっちり訓練しないと身につかないんじゃないのか。
259 :
256:2005/11/20(日) 18:37:23
村上春樹のほぼ全作品を読んできた一人だが(翻訳や遊び本にまで付き合い)
初めてのことだった、読後のがっかり、唖然、危惧は、、。
単行本用に書き下ろして締め切りに追われでもしたのだろうか?<品川猿
「偶然の旅人」 折角の着想と端緒が…。浅田次郎的展開…
「ハナレイ・ベイ」 主題は団塊の世代か子を亡くした母親か。両方中途半端。
「どこであれそれが見つかりそうな場所で」連作世界に繋がって危うく救われた感。
「日々移動する腎臓のかたちをした石」 春樹的世界だがいかにもぬるいい。
「品川猿」 言語道断。「ちょっとした閃きのようなものがありまして」とは何だ。
全体、らしくないユルさで、『アフター・ダーク』の読後にチラと感じた危惧が
現実化したようで、愕然とした。一気に読ませる運び方はさすがに手慣れた筆さkだが、
肝心の冴えが、決定的に欠如している。作者の心身疲労かと気に懸かるところ。
現実生活の危機を逆手にとって創作のエナジィ化している大江のような例もあるが、
逆に平穏無事な生活が熟年期の落とし穴になる場合もある。作者、要休養期か?
村上春樹は治ってきたんじゃないの? そういう気が強くする。
あやういところでぎりぎりの文章を紡いでいたときは彼岸と此岸の振幅が
絶対的なエネルギーを放っていたけど、もしそんな振幅の必要な余地が
自分の中でなくなれば、追憶の中でそんな振りをするしかないだろう。個
人として幸せということと作家として幸せということは違うというジレンマに
彼も陥ってたりしてな。でもこれだけ物語を紡いで自分が癒されたのなら
驚くべき力わざとも思う。その航跡を追うだけでも読者の糧となるだろう。
261 :
吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 10:35:46
治ってきたってほんとに病気だったの?
262 :
吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 10:46:38
263 :
260:2005/11/21(月) 10:51:30
>>261 ほんとの病気というわけじゃないけど比喩的な意味でね。
病気って言うよりただ衰えただけだろ。
思いっきり手持ちの材料だけで惰性で書いてるな。
265 :
鼎:2005/11/21(月) 13:52:06
新作読んでないけど評判悪いなあ…。レス見るかぎりだと、「気の抜けた幻想文学都会小説仕込み」って感じなのかな?
普通に書いてるつもり
268 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 00:43:11
>>252 アイロンって神戸に残してきた奥さんの身代わりだろうか
それだったら何にも説明難しくないよねえ
そうでないとしたらアイロンが象徴している物はなんだ?
269 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 14:30:07
「義母かスケベで身が保たない」
270 :
256:2005/11/27(日) 06:34:49
>>260 違うと思う。危機はこれからだろう。老いを語るには早すぎる村上の年齢は、
一般的に人生において心身両面の揺れが最大になるとき。その文筆生活が
適度に遊び本も混ぜながら傍目にも順調に推移してきたようにみえるから、
逆にこの山を越すのはかなりの困難が伴うのではないか。
書くことで癒されているのは大江であって(本人の実感は薄くとも)、
村上は全く違う質のようだ。
『東京奇譚集』は、禍根を残す拙速出版だと思うが、それを阻止できなかった事実と、
なにより作品のポテンシャルの低さが、作者の心的疲弊を危惧させる所以。
病的疲弊の真に厄介な点は、本人の自覚が皆無であることで、
夏樹静子の事例のように
心→身症ならば身体的異変や痛苦の形で表面化し、むしろ対処しやすい。
(それでも病因が判明するまでの苦闘は自殺を考えるほど苛酷だった由)
より重大なのは心→心症の場合で、
当人も無自覚の内に心的エネルギーが低下するため、周囲も気づきにくい。
集中力欠如、不眠、常駐の不安、瑣末事への拘泥、判断力低下、躁と鬱の振幅拡大、
「俺は俺だ」という芯棒がブレて、無闇に他人の動向や自分への毀誉褒貶の一々が
気にかかる…etc,…の病症が表面化した場合は、専門家の適確な処方が不可欠となる。
当面酷評に晒される事態が予測されるし、無益な疲弊は避けるのが賢明だろう。
本来、ここで燃え尽きて終わるような作家ではないはずだから、
数多の読者の一人としては、
いずれ再生の日の充溢を期待しつつ、マタ〜リと、待ち続けたい。
つまんない短編集出したからって確たる根拠もなく病気呼ばわりは酷いな。
病気なら治る可能性もあるけど小説のつまんなさはこの先治る事はなさそうな気が。
272 :
吾輩は名無しである:2005/11/29(火) 19:01:02
次の長編の主人公は純平なん?
そしたら3人の女性との恋愛なん?
273 :
鼎:2005/11/29(火) 21:38:59
村上自身、河合隼雄との対談で、「自分は欠落を抱えている」的なことを言っているしね。ただ、強調しておきたいのは村上がその《病》に屈することなく立ち向かった点で、まさしくそれが彼の創作活動の原動力だったと思う。
274 :
鼎:2005/11/29(火) 21:48:25
その点で僕は260さんと見解を同じくするのですが、彼が治癒したという見方については僕は若干違う見方をしています。まず《病》というのは(実際のそれだろうと象徴としての病でも)《健全》の反措定だと思う。
275 :
鼎:2005/11/29(火) 21:55:16
換言すれば、健全な状態が確固として認められるからこそ、それに疎外される形で病というものが見出だされる。近代はこの二項対立が機能していたけれど、価値観の散乱する現代日本では機能不全に陥っているのでは。
276 :
鼎:2005/11/29(火) 22:05:28
先程村上の動機は自らの病としましたが、だとすると村上には(前提として)健全がどんなものかとらえられていたと思う。しかし時代は変わった。消えたのは村上の病だけではなく、正常と異常という価値基盤じゃないかと思う。長文ごめん。
277 :
吾輩は名無しである:2005/12/01(木) 14:14:55
僕はアイロンは地震だと思いました
278 :
256:2005/12/02(金) 23:24:48
>>271 べつに酷くはない、君でも私でも、明日にでもかかるかもしれない、
誰もが人生のどの時点かで陥る可能性のある、病気だ。
そのポピュラーさは、「心の風邪」とでも呼びたいくらいのもの。
敷衍して言えば、《意識しうる自分》が懸命に活動を続ける背後で、
意識上には決して浮上することのない疲労や澱が深層深部に蓄積してゆき、
時を経て醗酵し,滲出して《全体としての自分》を侵す。すると
心的エネルギーが低下し、自分で自分を制御しにくい情況が現出する。
身体的疾病に対しては、本人の治ろうとする意志や気力が有効に機能するが、
肝心のそれらが病むのが心的病弊で、対処を誤ってこじらせやすい理由でもある。
特に、創作という特殊な精神活動、及び作品が数多の読者の眼に晒され勝手に
読み解かれるという営為には、余人の窺い知れないストレスが伴うはずで、
長年の間に、予想もできないプロセスを経て
《何か》が何処かに沈殿していくだろうことは想像に難くない。なんらかの
契機に、思いがけない形で表出する確率も高いといえる。
死にそうなほどの腰痛の真因が、心の深層にあるなどとは、誰も、本人も
思いもつかないわけだが、心的病弊とはそういう質のものだ。
ネックは
本人に《病識》が無いことで、南木佳士のような医者でも、専門医を受診して
的確な診断と処方を受けるまでには、かなりの迷妄に苦しんだもよう。なお
専門医とは心療内科or神経科or精神科の医師であって、河合隼雄の類ではない。
279 :
256:2005/12/02(金) 23:26:01
心的病弊を疑った方がいい一般的兆候は、会社員なら日常業務、学生なら学業、
主婦ならば家事や家政など、それまで難なくこなしてきた事がどうもうまく運ばない、
理由なく支障をきたす、能率が低下し、周囲からは「疲れてるんじゃないか?」と
訝られたりする。
本人は不調は感じても「病気」とは思いもよらず、不振の原因を専ら自分の性情や
人生の来し方に求めて懊悩したりする。そのうち漠然とした無力感や徒労感が
募ってきて、
>>270に示したような各種症状が表出する。
それらは心の「悩み」ではなく歴然たる「病気」だから間違えてはいけない。
>>273-274 それは、文学的=《意識しうる自分》の圏内、の分析。
実際に病変が起こるのは、意識上には浮上しない深層でのこと。心的病弊は
いつの時代にもあり、正常と異常の境目は個々人で違う。生活や仕事上で
現実に支障をきたす事態になれば「病気」の範疇に入ったと考えていい。
《欠落》は多かれ少なかれ誰もが抱えているもので、それ自体が病ではない。
人は種々の欠落を抱えつつ、たまたま創作へ向かう才能があれば作家になるし、
さもなくば別の生きる手立てへと向かう。職業の別なく、心の病気には罹患する。
風邪と同じく、万人がかかりうるが、こじらせると重篤にもなる。長期間
不如意感が募り、いままでのパワーが取り戻せず自信が揺らいだら、誰でも
まずは心的病弊を疑ってみて損はない。必ず治癒するし、
心療内科や神経科の敷居を高く感じる必要もない。健康管理には心的側面も
顧慮し人間ドック並みの気軽さで受診する「時代」だと心得るべきだ。
280 :
256:2005/12/02(金) 23:28:00
以上は、あくまで一般論。漱石のみならず心の病は作家につきもので、現在も
危険域にある人々は多いはずだが、たまたまの読後感から
当スレで村上氏を例示してしまった、ファンの皆さんにはお詫びしたい。
>>271 村上の創作作品でつまらんレベルのものは記憶にない。今回、旧作に
比してのパワー低下ぶりが気にかかった、ということだ。
作家として大江&村上が当代の双璧であることは疑いないし、読者の中には
既に書かれた作品群で十分と思う向きもあるのだろうが、一方の大江もかつて
酷い心的病弊から再起した過去があり、その体験が、伊丹十三事件の致命的な
ダメージすら超克できる耐性をもたらす結果となっている。大江より若い村上が
生半可にポシャッていいわけはない。
「これが自分だ」と認識しえている自分など、ほんの表層に過ぎず、現実の
人間存在は摩訶不思議なものだ。自分では全く意識しえない深層に、病因も
再起の治癒力も、真の生きるエネルギーも、潜んでいる。
、 (趣旨違いの長文連書・陳謝)
おまいの脳がもう壊れていることだけはわかった
282 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 04:49:08
すごい!!わかりにくい!!
>>280 春樹語るのに大江を出しちゃダメだって!(ry
大江を目の仇にしているのは春樹。
285 :
吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 01:44:34
>>280 大江と春樹が当代の双璧だって?
どうみても春樹の一人勝ち状態じゃねえか
286 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 06:26:22
>>272 神の子で最初の一人との恋愛は描かれているね。
>>277 それはちょっとないんじゃないか。
287 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 16:49:07
>>286 僕はアイロンは神戸の築きあげてきたなんやかやを平らにしてしまった地震だと思います。
アイロンはシワをのばすけど、物を平らにはできない
289 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 10:46:26
フリクリでは平らにしてたよ。
290 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 22:11:26
アイロンってどっちかって言うと暴力的より家庭的、平和的イメージなんだけど
291 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 17:00:14
でもめっちゃ熱いよ
292 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 22:55:31
なぜアイロンなのかは冷蔵庫の夢にヒントがある
293 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 15:37:58
意味深乙
294 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 00:01:00
彡ミミミヽ ノ彡ミミ)
((彡ミミミミ))彡彡)))彡)
彡彡゙゙゙゙゙"゙゙""""""ヾ彡彡)
ミ彡゙ .._ _ ミミミ彡
((ミ彡 '´ ̄ヽ '´/ ̄ ` ,|ミミ))
ミ彡 ' ̄ ̄' 〈 ̄ ̄ .|ミミ彡
ミ彡| ) ) | | `( ( |ミ彡
((ミ彡| ( ( -し`) ) )|ミミミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゞ| ) ) 、,! 」( ( |ソ < このスレはよく頑張った。感動した! 終了!
ヽ( ( ̄ ̄ ̄' ) )/ \_______________
,.|\、) ' ( /|、
 ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
\ ~\,,/~ /
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■■■■■■■■■■惜しまれつつ終了■■■■■■■■■■
295 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 00:37:04
場赤
296 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 21:47:43
>>293 冷蔵庫は冷たいけどアイロンは熱いんだよ
297 :
吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 23:02:24
そうだそれだそうそうそれだ
298 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 04:33:52
299 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 15:24:21
>295
仕切り屋厨房、勝手な真似すんな、ボケ!
新作『東京奇譚集』は
はっきり言って面白くない。誉めるヤツがいたらツラを見たい。
300 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 15:55:51
俺は面白いと思ったが。
「絲山よ この本を読め」感想文です。
第一位「海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫
読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けて
いるが、このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、残
念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。
常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」
ということだった。テーマパークとしてはよくできていると思う。
それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。
せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だ
ったのかなあ、でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
302 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 16:56:59
なんなの、これは
303 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 15:14:05
絲山さんも春樹が嫌いなんだね
304 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 16:01:11
村上春樹の小説読んだことないや・・・
「そのうち読もう読もう」って、大分経っちゃたな
きっと、もう読まないや
305 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 23:13:43
「中国行きのスローボート」が好きです。全集のなかの短編集もってます。
以前文庫で読んだときより、だいぶ内容が変わっている気がしました。
大学のなかで女の子と話していた場面なかったっけ・・今手元に文庫ないし・・
作者が気に入らずに、削除したのかね。なんでだろう?
>>305その「女の子」って主人公がバイト先でしりあう中国人の女の子のこと?
大学で会話するシーンなんてありましたっけ?
307 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/03(火) 01:10:19
>>305 中国人小学校で模擬テスト受けたってエピソードあったよね
あのテストに僕と同じ大学に入った女の子も実は受けていたっていう
そんなエピソードがあったと思ったんだけど・・
そしてその子は「中国人の先生っていた?覚えてないわ」
っていってたと思うんだけど・・勘違いかな
だとしたらなんの作品と混同してんだろ・・そもそもそんな作品ないのか・・
308 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/03(火) 01:23:29
>>307 さらに思い出したことが・・
中国人小学校で模擬テスト受けたときに、
先生に反発したのか、机に落書きをしたっていうエピソード
そんなエピソードあったはずなんだけど、全集版読むとないんだよね
けっこう印象的だったから憶えていたんだけど・・これも勘違いなのか・・
ひょっとして、このスレも「こしょう」かしらぁ? 可笑しいわン
>>305 それは高校三年生のエピソード。
306と307のエピソードも高三の時の思い出として文庫にある。
>>310 なるほど、高校の時のエピソードか。そうかも。ありがと。
全集版とけっこう違ってると知ってたら、文庫手放さなかったのに・・
加筆はokだけど、大幅削除は困るな・・オリジナル完全版だと思ってた
ところで、ラストの「中国はあまりに遠い」なる独白ですが、みなさんどうとらえましたか。僕は以下のように考えています。
まず、生きるということは他人と付き合っていくということですよね。
そのとき、「相手を尊重し、思いやる」という態度と、
「相手を事務的に(或いは記号的に)処理する」態度があると思う。
あの作品の中で中国人は前者に属し、主人公は心ならずも後者に属す。
前者は後者によって傷つけられる。
とすると、あのラストの一文はどんな思いを乗せているのか。
「自分は誰かを傷つけた」という倫理的呵責及び「しかしそういう風にしか生きられない」という認識の表明が込められている(と僕は思う)。
別の解釈があれば(そりゃあるでしょうが)教えていただければ幸甚。長文多謝。
>>312-314 悪いけどその解釈は誤ってると思うよ。
少なくとも最初に出会う中国人の先生に対しては、「相手を尊重し、思いやる」態度を
持った人物としては描かれていないよね。
むしろ、小学生の「僕」に、中国人に対する偏見をもたらす人物として描かれてるよ。
「僕」は最初に出会った中国人によって傷つけられていて、それ以来、無意識に反発してる。
そのせいで、「僕」はずっと中国人に対して自然に関わることが出来なくなっているんだ。
この無意識に閉じ込めた「偏見と反発」が、
高校時代の中国人の友達に対する記憶を忘れさせ、また、
大学時代の中国人の女の子に対する過失行為へとつながるんだよ。
そして、それは無意識の願望なのだと言わせていて、実際そうなんだよね。
これはとてもやっかいな問題だと思うよ。
「僕」とすれば、本当は自分は悪くない。あの先生が悪いんだと言いたいだろうね。
だけど、もはや自分で問題を受け止めて、自分で克服しなければとも思っている。
でも、無意識の領域に踏み込むことだから、やっぱりむずかしい。
「友よ、中国はあまりに遠い」という言葉が出てくるのも頷けるでしょ。
317 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/07(土) 03:44:57
>>315-316 作者気取りで調子に乗って書いてしまったけれど、
これも単なる1つの解釈ということで・・
ただし、直接的には書いていないけれど、小学生の「僕」にとっては、
あの中国人の先生は「極悪人」なのだという事だけは読み取ってください。
あの出来事が、中国人に対しての偏見を「僕」に植え付けてしまったのです。
シドニーのグリーンストリートみたいな笑えるやつ大好きだからもっと書いてくれよ
319 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 21:56:36
短編は当分書かないみたいだよ
次はねじまき級の大長編
今度の作品は、結論のない長い小説風でしょ。これが彼のもとめる文学だからね
321 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 05:59:43
「沈黙」好きです。
322 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 13:38:01
「沈黙」こそ春樹の最高傑作
323 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 21:29:35
沈黙ってどんな話だっけ?
「絲山よ この本を読め」感想文です。
第一位「海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫
読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けているが、このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、残念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。
常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」ということだった。テーマパークとしてはよくできていると思う。
それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。
せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だったのかなあ、でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
>>315-317レス有難うございます。僕などには思いつかなかった解釈で、正直言って驚かされました。「そうだったんだー」と。
特に最初に出会った中国人の影響で、それ以降出会う中国人とは自然につきあえなくなった(続)
という指摘には驚かされました。(僕はあの三つの挿話の因果関係までには考えが至らなかったのです)
あなたのこの指摘はあの作品の核心に迫っていると思います。
実は先程「中国行きのスロウ・ボート」を読み返して思ったのですが、(続)
「僕」は「中国人小学校」の机に落書きをしたのかも知れませんね。(はっきりとは書かれていない)
「悪」とは(中国人教師の話がきっかけになったとはいえ)むしろ「僕」自身なのかもしれない。ちょっと恐い認識ですが。
328 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/11(水) 23:18:40
なるほど
>>325-327 サンクス!気を悪くするかと思ったけど良かった。
この作品の評論なんて読んだ事ないけど、あの解釈そこそこ自信あったんだよね!
だからパクリとかではないよ。
「外見が同じで日本語を話す。それなのに中国人だという不思議と違和感。」
補足すると、↑の感覚も作品を覆う重要な要素になってると思う。(考えると面白いよ)
この作品、「虐待の連鎖」という視点でも読めるね。「悪」の連鎖とも言える。
・子供のことを愛してるはずなのに、ついカッとなって虐待してしまう。
→・中国人の彼女のことを好きなはずなのに、ついうっかりヒドい事をしてしまう。
村上春樹が強く関心を持ってるところだと思う。
330 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 18:57:48
大学で一緒の女の子を、ずっと覗き続けた男の話があったと思うんですが、
何という作品でしたっけ?
331 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 21:00:59
回転木馬のデッドヒートに入ってたね
題名忘れたけど
332 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 21:43:41
確か野球場
>>329僕もあなたのような解釈は初めて見ました。
ていうか、そもそも「スロウボート」を主題にした評論って
見たことないです。でもこのスレでわかってきましたが
「スロウボート」はすごく重要な作品ですね。(続)
あなたの言うように「悪の連鎖」をどう断ち切るか、
というのは春樹の主要なテーマの一つだと思います。
(「悪の連鎖」というキーワードは、春樹作品理解の
助けになるかもしれません。例えば「羊」のラストなどに適用できるかも)
>悪の連鎖
ジェイも中国人だお
336 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 00:14:32
ニューヨーカーとかいう雑誌に村上の短編がよく掲載されてるらしいよ
>>335 そういえばそうですね。
「風〜」に、昔のいやな記憶を忘れられない女の子が
出てきますよね。(「みんないやな奴ばっかりよ」)
「僕」は、彼女に自分の体験を話す。(牛の胃袋に入っていた草を眺めて
「どうしてこんな不味そうなもの牛は何度も反芻するんだろう」と思ったってやつ)
あれも悪意の連鎖を断ち切る試みの一つと言えるかもしれないです。
ジェイはこの世は理由の無い悪意に取り囲まれてると言ってたな
340 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 02:44:02
春樹の短編って教科書にも載ってるの?
>>340 現代文にレキシントンの幽霊がのってたとか聞いた。定かじゃないが。
後、センターかセンター模試に国境の南が出たとか。
342 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 22:38:26
センターでナル樹の文章…
>>342 調べたらセンター模試だった。
解いてみたんだけど
問題としてはセンターは若者の心情多いし特におかしくは無い感じだった。
344 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 04:17:33
>>340 沈黙がテキストに使われてる
中学か高校かは忘れた
346 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 17:36:02
俺はゾンビが一番だとおもお
ゾンビの話はノルウェイの森がバカ売れして、悩んでいたときの作品ですね。
小説の形でベストセラー現象に対する怒りを吐き出している気がします。
348 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 20:52:07
保守
349 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/03(金) 01:08:07
納屋を焼く、いいね〜
350 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/03(金) 21:30:33
ニューヨーカーの常連作家なんだな、凄いよ
351 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/04(土) 11:13:30
本を読まない奴が読む本だな。村上春樹読んで悦に浸ってんだからw
バカ相手にモンキービジネスしてんだから、村上春樹も楽なもんだよ。
352 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 01:10:45
モンキービジネスって
そうだ!かわいまさおさんにきいてこよう
354 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 18:30:50
355 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 15:37:01
レキシントンの幽霊て実話みたいだけど、
春樹の偽善者振りが発揮されてるなw
留守番頼まれたのに深夜の侵入者を勝手に幽霊と決め付けて
自己肯定するなんて最悪だ。
幽霊のはずねえだろがw
結局自分の身が可愛くて仕方ねかったとはっきり言いやがれ
357 :
吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 19:07:42
順番からいえば次は長編なんだろうけど
やっぱり短編のほうがいいな
358 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 21:19:39
次の短編は5年後くらいかな
359 :
吾輩は名無しである:2006/02/27(月) 17:14:17
360 :
吾輩は名無しである:2006/03/01(水) 03:40:41
355
俺今からそのこと書こうとしてここ着たんだよw
シンクロですかねw
あの話はマジくそ。
幽霊とか自分で決め付けて自己正当化しやがって。
幽霊だと確信してるなら旅行から帰ってきた主人に言えよ。
あの短編集このタイトルの話以外は好きなのに、このタイトルの話しあるから総じてムカつく短編集に化してしまった。
シンクロじゃなくて自演。IP同じ
362 :
吾輩は名無しである:2006/03/01(水) 23:26:28
ちげーよマジでシンクロだよ
わざわざそんな自演とかしねえし。
363 :
吾輩は名無しである:2006/03/01(水) 23:40:48
ノアだけはガチ
364 :
吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 00:06:58
365 :
吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 01:13:59
368 :
吾輩は名無しである:2006/03/15(水) 23:56:18
中国行きのスロウボードの原稿も流出してるのかな
370 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 17:04:13
371 :
吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 07:57:39
吉本風にいえば、ただの翻訳家です。
372 :
吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 01:17:21
自サイトのコンテンツ用に短編小説を一つ書いてみようと思い、
別に文学賞に応募するわけでもなし、リスペクトという名の
都合のいいパクリでいいやと、春樹の短編を換骨奪胎しようとしたのだが…
まずは短編集を制覇だと、それなりに気合入れて読んだ最初の
「中国行きのスローボート」で早くも混乱というか、錯乱状態に
文脈を追うのはもちろんできるし、日本語的な意味も分かるのは当然だけど、
「深読み」や「解釈」となると、素人ゆえにもうなにがなんやら
なんかもう、国語のテストで0点とったような暗澹たる気持ちになってしまったorz
373 :
372:2006/04/15(土) 01:20:46
間違った
○スロウ・ボート
374 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 16:52:51
by 笑
久し振りに爽快なニュースだった
岡田が出てきたらブサイク清水直の友達が復讐してくれよ
また楽しめるからさ
出来たら連鎖してくれると最高なんだがw
376 :
吾輩は名無しである:2006/04/26(水) 23:25:15
面白かったよ
377 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 01:42:25
バースデイガール、いいね
378 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 23:37:13
蛍」読んで、ノルウェイの森未読なんだが
彼女は高校時代から実は主人公に好意を寄せてて、その時の彼氏が彼女の真意を知って自殺したって認識って間違ってる?
主人公の語りから、その事実に彼女も自殺した友人も読者もんな気がついているのに当の主人公のみが気がついていない
勝手にそう想像したんだけど「やられたー」ってなかんじで衝撃を受けた
彼氏はホモで彼女の思いを受け入れられず
かといってかなわぬ思いもうちあけられず
命を絶った
が有力
381 :
吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 22:33:29
あげ
作者の努力の量とはべつに
ぼくは彼の短編はわりかし、長編より優れものなんじゃないのかとしばしば思いますね。
非常にきれいにまとまってるでしょう。
いつも短編で実験した一部から長編のあいであが浮かぶみたいですし。
思い切った挑戦が功を奏してます。
ぼくは個人的には『ファミリーアフェア』と『神の子どもたちはみな踊る』がいいなあ。
>>5 これは読み逃してましたね。
いつアフターダークのいんたびゅーするんだろうとばかり考えてましたよ。
まだ図書館とかにあるかな……
研究者としてこれはいけない……
384 :
吾輩は名無しである:2006/06/02(金) 22:32:30
トニーは留置場で読んだな・・・
ほりえもんきたー!
386 :
吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 20:21:51
オッパイぷりんぷりん♪
レーダーホーゼン、嘔吐1979、TVピープルとか好きだなぁ。
あと昔のエッセイで、ラブホテルとアパートの名前のやつ好きです。
やっぱ「蛍」が良いなぁ。
「ノルウェイの森」も好きだけど、「蛍」の完成度は凄いと思う。
389 :
吾輩は名無しである:2006/06/28(水) 23:42:11
沈黙
誰がなんといおうと「カンガルー日和」が最高の短編集!!
391 :
吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 21:20:59
同意
ぼくは
『柿ぴー問題の根は深い』
が史上さいこー傑作だと悟ってるよ。
マジだよ
むらかみらぢおにある
あれは深いよ
ほとんど宇宙の真理だもん(涙
393 :
吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 12:51:58
やっぱ象でしょ
394 :
吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 14:20:17
一般的には短編と考えられてないようだが、
俺は短編とみなす。
よって、『ノルウェイの森』
395 :
吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 02:31:06
僕は短すぎるんだけど、「夜中の汽笛について、あるいは物語の効用について」が好きだな。村上春樹が小説家としてどうこうというより、僕もこんな風に言ってればよかった! と読み終わったあと思った。
あと同じ本に入ってる「うなぎ」と「激しい雨が降ろうとしている」なんかも好きな方かな。
396 :
吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 05:06:14
わたしはルージングブルーが心に残った。
あと、ハナレイベイのおばあちゃんすきだ。おばさんだったか?
納屋を焼く。スローボート。踊る小人。象の消滅。
あと、神の子供たちの善也がピッチャーマウンドでダンスするシーンは
すごい好きだ。
東京奇譚集面白かった。最初本人の実話とされる話をして、
世の中にはありえないことが起きるんだと力説しておいて、格話が進むにつれて
どんどん奇妙度が増してくる。最後にはとうとう猿が喋る。おれは完成度の高い一冊と感じた。
異なった話が集まってるけど裏に一本、筋が通ってる感じが。読了語の感覚は、
映画を一本観たような感じだった。
398 :
吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 22:17:17
まだ枯れてないようだな
うまいよね。
400 :
帝我都鮮民 ◆uF8XHRH2qs :2006/07/15(土) 09:55:30
400
402 :
吾輩は名無しである:2006/07/15(土) 21:58:49
我らの時代のフォークロアと蜂蜜パイがすごく好きだ。
403 :
吾輩は名無しである:2006/07/23(日) 05:21:56
ファミリーアフェアのどうしようもなさが好き
404 :
吾輩は名無しである:2006/07/23(日) 12:39:12
403さん。俺もファミリーアフェアは何度か読みました。
でも、俺も妹がいるんですけど、
生理がどうとかってとても言えません。(w
405 :
ナル樹:2006/07/26(水) 23:46:15
言ってみなよ
より親密になれるぜ
パン屋再襲撃!!
最近「文学界のデイヴィッド・リンチ」(Times評w)の
Blind Willow, Sleeping Womanを買ってちょとづつ読んでます。
イントロを読むとこの短編集では、
すでに英訳されている短編にも村上氏が修正を加えているようですね。
ところでBirthday Girlという短編は日本語でも出版されているんでしょうか?
408 :
吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 00:28:34
409 :
吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 00:06:07
あげ
410 :
吾輩は名無しである:2006/08/25(金) 21:29:05
>221
見れんかった。
春樹の父親は戦時中、軍医として中国に行く。
そしてなんらかのトラウマを負い息子(春樹)共々
中華料理が食えなくなったー
というのは知ってるが理由が知りたい。
食人現場でも見たかと俺は考えてるが。
411 :
吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 06:14:19
短篇になるのかな、連作だけど。
『東京奇譚集』の「品川猿」なのですが、
どうして「品川」なのか? ほかの場所じゃだめなのか?
という問いに、うまい解釈があたえられません。
レビューサイトなんかでは関心がないのかスルーされていて、
でもおまいらならきっと分かるとぼくは思っています。
品川は開発された高層マンションがたくさんあるから、
『コンクリートジャングル』のモデルにふさわしいですよね。
名前を盗む=固有名詞の匿名化 というのは、彼なりに何度も追求されたテーマです。
それは「大衆の喪失感」という点で、深いところで彼の全共闘の体験につながっています。
それらのモチーフは文学における urban pop=都市人気 の典型として、
ある普遍的次元にまで昇華されています。
東京奇譚集は都市化で失われていく何物かを通じて、
場所を普遍的な層=構造 へつなげる意志なのです。
最近はるきち殿は高層マンションに住んでいたらしいですから、
そのとき品川猿や階段で少女と話すやつを思いついたんじゃないでしょうか。
413 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 00:42:30
TVピープルって本のTVピープルのあらすじを教えて下さい。
414 :
411:2006/08/28(月) 06:24:09
>>412 丁寧なレスありがとうございます。
固有名の保障するアイディンティティと、それを保障する社会という、
これまでにも繰り返されたカフカ的なテーマを名前のモチーフには思いました。
しかしなぜ「品川」なのか?
「コンクリートジャングル」のモデルとしてであったら、「品川」ではなくてもよいわけです。
それとも「品川」でなく、どこであれいいのだろうか、と。
なぜ疑問になるのかというと、名前の代替(不)可能性が問題としてあるからで、
さらには猿以外ではならない猿の存在があるからです。
したがってそれらは同時に、「品川」という場の選択に注意を向けてしまう。
そのように考えて、解釈に困っているのですが。
415 :
411:2006/08/29(火) 02:01:13
アイディンティティて
416 :
吾輩は名無しである:2006/08/31(木) 01:44:55
>>414 たんに、JR山手線の品川駅があるからじゃね?
まずは品川へ行け!
失敗作を懸命に自演解説でごまかしてもなぁ どーもならんが…
解説はテクストです
>>418 どーすれば成功なんですか?
自演というのが、そもそもよくわからないが
421 :
吾輩は名無しである:2006/08/31(木) 18:52:03
俺がおもしろいと思ったら成功です
>>413 日常生活に於ける不満やら不安やらをTVピープルという架空の生命体の所為にして
なんやらかんやらめちゃくちゃにしてやる、っていう話。
もともと俺は納豆は後乗せ派、いやむしろ混ぜた納豆にパスタ乗っける派だったんだけど、
試しにニンニクやら唐辛子を入れてるフライパンに納豆を投入してみた。
そしたら何だこの匂いは!!
納豆大好き人間な俺でも困ってしまうぐらいの変な臭いが周囲に漂うw
424 :
吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 14:51:46
品川へ行け!品川へ
425 :
吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 16:35:40
underground
426 :
吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 23:30:15
「しんじゅく ざめ」をパロって
「しながわ ざる」
427 :
吾輩は名無しである:2006/09/03(日) 21:09:17
それだ!
品川のざるそば
おいしそう
天王洲アイルのいりぐちにある
429 :
吾輩は名無しである:2006/09/03(日) 21:45:51
「神の子供たちはみな踊る」がよかったな。
個人的には「かえるくん東京を救う」が一番良かった。
来月のノーベル文学賞が楽しみだね。もしかしたら・・・
430 :
吾輩は名無しである:2006/09/03(日) 22:02:00
エイミー・マン、いいよね。マグノリア。
去年来日してたんだってね。知らなかった(涙
431 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 19:59:53
432 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 21:34:04
>>429 焚き火が好きだな。タイトルは何と言ったかな
433 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 21:51:09
アイロンのある風景
434 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 23:46:46
435 :
吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 11:44:32
オコナー賞受賞記念あげ
めくらやなぎって、テレビのニュースとかで言えるのかね。
437 :
吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 13:30:59
おめ
438 :
吾輩は名無しである:2006/09/25(月) 20:46:39
てかフランク・オコナーって知らない。
フラナリー・オコナーかと思った。
カンガルー通信が好きな奴は一人もいないのか。
カンガルー、好きだ。
面白いとか面白くないじゃなくて、なんか好きだ。
442 :
吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 20:25:23
/ -‐‐‐‐‐‐‐--´´ ̄ ''''''''''''''''''''''''ー‐----、/
/ ノ ▲ ヽ  ̄ ̄
.i´ i´ ■ ∧ ヽ
i i ■ .i.●i ;::;:;:;:; ヽ
i i ■ ∨ノ ,-、 ;:;:;/ノヾヽ ;:;:i
i `、 ‐- ー ・ ;:;:;《 | | ) ;:;:;:;::i
i ´´ -‐ ‐ ・ ;:;:;:《 | | ) :;:;:;:;:;)
i i ■ ∧ヽ `‐´ ;:;丶ヽノノ :;:;:;::i
.i i .■ i.●i ;:;;:;:: ;:;:;i
i、 i ■ ∨ ノ
ヽ `ゞ .▼ / _
ヽ、 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐、____,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,----‐‐‐ヽ
「ねじまき鳥クロニクル」より「ねじまき鳥と火曜日の女たち」が好きなのは
間違ってますか?
444 :
吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 18:50:18
いいえ、私も同じ思いです
445 :
吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 01:30:22
TVピープルの解釈を教えてくれ。気が狂いそうだ。
446 :
吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 20:13:49
>>445 黙々と奇妙な行動をしている人間が非現実的にも、リアルにも見えるって話。
宗教とか戦争とか、実際バカげてるけど現実に起こってるってことがあるでしょ。
449 :
吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 20:27:10
450 :
吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 20:29:59
もう疲れた。死にたい。
451 :
吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 21:54:02
俺も疲れた。死にたいです。
452 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 17:13:48
出会いがない。いますぐ逢いたいです。
453 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 18:55:42
死にたい。殺してくれ。
454 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 19:00:06
455 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 20:18:04
死にたいってやつは、甘えてるんだ。
本当に死にたいほど苦しい人は、生きたいと思っている。
456 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 20:42:21
そんなことないよ。
日本はお前みたいなバカがいるから自殺者が絶えないんだよ。
本当に死ぬほど苦しい人は死んだほうがマシだと思ってるよ。
457 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 21:01:14
自殺するやつは甘えている。自殺するんだったら、その命を俺にくれ。
458 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 21:03:48
2個あっても仕方ないだろう
459 :
吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 21:19:21
死ぬな!
お願いだから生きてくれ!
460 :
吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 13:44:07
どうせ死ぬなら、しょうもない社会の害虫のような人間を
道ずれにしてから死んでくれ
道ずれって、股ずれの仲間かしら??
「道連」。
かつて昭和の昔には、「づれ」は「つれ」の濁音であるからというので
「みちづれ」でなければならないという誤った意見がまかり通っていた。
1999年に学会チームにより行われた標本数5000からなる音声解析の結果、
むしろ「す」の濁音に近いというデータが出たことは周知の事実であり、
現在では、言文一致の原則からむしろ「みちずれ」とするのが正しい。
464 :
吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 20:21:46
465 :
吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 21:40:47
466 :
吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 22:14:15
その心が理解できない。
468 :
吾輩は名無しである:2006/12/05(火) 15:06:12
あ〜、死にたひ。
469 :
吾輩は名無しである:2006/12/05(火) 21:19:46
470 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 08:39:21
加納クレタって一体何だったんでしょうか?
最後にのど笛切られて声が出なくて死んでいくとき、
ようやく水の音が聞こえるなんて・・・
れろっぷれろっぷりろっぷ
>>463 音声のデータで筆記の歴史が変わるって結果なら、やっぱり人はたくさんしゃべるべきってことか?
472 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 21:49:51
473 :
吾輩は名無しである:2007/01/10(水) 00:49:20
納屋を焼く、土の中の彼女の小さな犬、中国行きのスロウ・ボート、めくらやなぎと眠る女、
などが特に好きです
474 :
吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 18:28:42
おっぱいプリンプリン♪
>>473 俺、めくらやなぎと眠る女は自分が体験した事みたいに情景が浮かぶんだよ。
他の話じゃモヤがかかるんだけど。
みんなの好きな短編の本は?
↑レキシントンの幽霊
昨夜から貧乏なおばさんのことをずっと考えてる
自分も人生から逃げ惑いながら、暗い階段を知らず知らずに
下ってる気がする。
いかんな、おばさんを背負ってしまう
478 :
吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 00:18:54
「踊る小人」最高!
春樹と言えば不思議系が絶品
緑色の獣
実際に神戸に住んでたら「ここの事書いてるな」って解る所あるよね。
『青をなくす』っていいよね
ほんと喪失感深い人だな
482 :
吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 16:44:17
彼女の町と、彼女の緬羊
ただ静かなところがいい
483 :
吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 18:13:57
>>340亀レスだが『七番目の男』が載ってる。
授業で習ったけど、個人的にクルものがあって
授業中、自分の足場が崩れる様な感覚を覚えた。
真面目に授業を受けるタイプだったけど、
あの時は、ずっと、ぼーっとしてたなぁ。
街、その不確かな壁
短編初めて買うならどれを買ったほうが良い?
486 :
吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 04:14:28
>>483 ナ-カマ
同じ教科書かもね
他校の友達の教科書には、レキシントンが載ってる
>>485 つ『レキシントンの幽霊』
487 :
吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 04:53:18
「眠り」ってどの本に入ってるの?
初期短篇集に杯ってる きいろいやつ
俺のとこの教科書には『鏡』が載ってた。
けっこう載ってるんだね
491 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 18:30:52
とんがり焼きの意味は学生にはわからないだろう
あんなの教科書に載せるなよな
492 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 19:09:16
「村上春樹はダメ」と常々言っていた俺を読者に変えたのが、
「午後の最後の芝生」。
長編はほぼ全部読んだいたけど、三島由紀夫大江健三郎のほうがずっといいと思っていた。
ついでに春樹ファンは死んでと思ってた。
が、短編を読んで、ガラリとカワタ。長編に対する評価もカワタ。
とりあえず、おやすみ。
493 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 20:59:55
“午後の最後の芝生”って何に入ってる?
494 :
吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 21:52:12
>>493 そのくらいググれと言いたいが、「中国行きのスロウボート」
495 :
吾輩は名無しである:2007/03/12(月) 01:14:00
お前優しいじゃないか
心が洗われたよ
夜のくもざるみたいなしょーもない本また書いてくれないかな。
コロッケとか渡辺昇とか大好きなんだが。
フリオ・イグレシアスのくだりは吹いた
ありきたりっぽいけれど、
「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
とかも、好きだな。
ありきたりってことはないでしょ
俺は庭に犬埋めた女の人とリゾートホテルで会った話しが好き
風の歌を聴け→スローターハウス5
羊をめぐる冒険→長いお別れ
回転木馬のデッドヒートの一編(タイトル忘れた)→無頭の鷹
501 :
吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 01:11:58
とんがり焼き読んだ方、解説お願いします。
18歳の私には半分も内容が理解できてないキガスorz
小説ってやつぁ、理解するもんぢゃあない。
503 :
吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 01:34:46
感じるんだ……ですか?
感じるもんでもないな。
考えるぢゃないか。そうさ小説読んでさ。
505 :
吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 10:13:04
俺の場合、その小説が醸し出す空気感かな。
春樹の作品には、クリアーな空気感があると思う。(特に短編は)
506 :
吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 10:22:31
それが…澱んできたんではないのか
507 :
吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 10:30:51
澱んだっていうか、他のものを持ち始めたよね
508 :
吾輩は名無しである:2007/04/07(土) 12:03:35
確かに、「ねじまき鳥」あたりから
世俗的な登場人物が増えてきてるって感じはあるな。
意識的にやってるんだろうけど。
これが河合隼雄に会いに行くでいう、デタッチメントへの同調ってやつでしょ
510 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 03:44:09
あげ
511 :
吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 04:05:34
村上春樹はオナニー時の意識の流れで出来ている。
512 :
吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 23:51:07
↑
スレの流れを見事に止めた。
513 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 02:30:00
ふしぎな図書館読んだ方いますか?
514 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 03:56:39
羊男
515 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 05:39:07
>513
カンガルー日和読みますたが、なにか?
516 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 13:33:42
「鏡」ってどう解釈してる? なんでこれを教科書に載せたんだろう…
鏡って学校で警備員やってるやつ?
>>515 私も図書館奇譚読みました。
ふしぎな図書館を買おうと思うのですが、奇譚と内容が具体的にどう違うのかなぁと思って…
519 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 14:39:47
>>519 あれ教材になってるんだ、知らなかった
面白かったしプールの開き戸あたりの描写とか上手で好きだったけど
教材として何を学び取らせようとしてるんだろうね
521 :
吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 18:03:42
むらかみはるきちなんて アホ専用じゃんwワラックそのへんの5時まで族専用
とアホが申しております。
はるきちなんて言ってる奴は例のアホぐらいしかいないでしょ
524 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 02:24:55
あげ
>>516 昔学校で習ったときの「鏡」の解釈
主人公は鏡に映ったもう一人の自分
→自分の中の嫌な部分。見たくない自分。
そんな負な自分をもう見たくないため、鏡封印。
>>525 春樹はそんなつもりで書いてないって自分で言ってたね。
学校の授業で習ったという甥が「どういうつもりで書いたのか」と訊いてきて
困ったらしい。
春樹は比喩とか深く考えないで、ありのままを楽しんでほしいって
カフカのときとかも言ってたけど、春樹ファンは何かと細かく
意味を求めるよね。あれは何のメタファーだーとか。
>>527 なんでもメタファーに規定するのは間違いだと思うけど、
たしかにメタファー自体は存在するんだし、それもありのままってことでいいんじゃないの?
読後の認識をお互いに確認するのも楽しみのうちのひとつだろうし。
「読後の認識をお互いに確認する」のってある程度賢い者同士で行わない限り意味無いじゃん。
530 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 22:01:34
>>529 賢い必要はないでしょ。
本を読んだ後に感想さえもっていれば十分。
同じ意見である必要はないわけだしね。
531 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 22:37:36
>>530 同感。
そういう俺も、「羊をめぐる冒険」の
「羊」の存在意義について、必死に考えた時期があったっけ。
計5回読んで、結局はっきりとした答えは見つからなかったけど。
答えがないのが、春樹作品の良さだし
答えを求めて読むのも、もちろん有りだし
それは、個人の自由だー。(by 犬井ヒロシ
>>530 賢い者同士で行わないとひどく醜いじゃん。
それを平気でしてしまうような人間で良いって考えてるの?
理解できないな。
馬鹿が増えるだけ。
>>532 それは偏見かもね
学校で生徒の読書感想文を見たりすると、思わぬ生徒から意外な発見が
あったりしておもしろい。
534 :
まこと:2007/04/11(水) 23:58:54
差異の認識からはじまる朝がある。
535 :
愛:2007/04/12(木) 01:39:09
成田離婚のことか。
538 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 07:31:26
誤解の総体が真の理解である 村上春樹
539 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 18:36:03
540 :
ランデブー:2007/04/12(木) 18:58:15
インタブーでそう語ってたよ
平和憲法にYES 戦争憲法にNO
憲法9条は改憲してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。
Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
なぜなら、日本は9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
つまり、日本に戦争を仕掛けても、命令をだした幹部の命や本国の資産は絶対に安全なのです。
にも関わらず、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。
Q.日米安保も絶対ではないのでは?
A.いえ、絶対です。
知り合いの韓国人の評論家もそう言っていますし、私も同じ考えです。
そして日米安保が絶対なら、日本を攻める国はなく、改憲の必要はありません。
米国と戦争をしたい国はないからです。
Q.9条が本当に平和憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか
A.誤解を恐れずに言うなら、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
「敵国に反撃できる手段を持つ国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
(もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
さらに日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の安定した国ばかりです。
【改憲】ゼンガクレン老闘士、国民投票法案廃案訴え 国会前集結 「ゲバ棒が杖になっても」
ttp://news21.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1174412397/l50 【広島】憲法9条遵守を訴え 武器を持たない妖怪「ねずみ男」に扮した男が全国行脚
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1175835543/l50
542 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 10:56:31
543 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 17:23:20
学校の先生なんて馬鹿しかならないからな。
そんな馬鹿の感性を信じられるはずもない。
544 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/04/17(火) 17:32:28
ねーねー
(^○^){ねーね
はるきちってわかりすい言葉づかいだからいいよね
日本語ってそもそも難しいことをわかりやすく言うために向いてるよね。だから漢字とか読み下せるし
あざだあめ}(o・v・o){あさだあめ。わかりやすいって楽しくていーよね。
わざわざ難しいいいかたするのが大好き眩学フランス人の低衆度あわれw
ぴらにあくさっ
(ρ_―)o{あっ、いまぐっぴー食った。やばいやばんかなふーぞくかな
545 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 18:45:15
そうそう、春樹は難解なこともわかりやすく書けてしまうからすごいんだよね
546 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 23:28:26
547 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 23:29:21
「そうそう、春樹は難解なこともわかりやすく書けてしまうからすごいんだよね 」
笑える
548 :
吾輩は名無しである:2007/04/18(水) 01:16:30
>>544氏を釣ろうと思ったのだが、思いがけない稚魚が二匹食いついてきた(失笑)。
人間の意識って本当に簡単に操れるものだな。
またひとつ人間を馬鹿にしてしまいそうだ。
>>548 個人差はあると思う
俺はあからさまに釣りだと思ったし。
548
プッ
551 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 05:08:34
552 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 05:58:40
「眠り」のラストについてですが。
あの後どうなってしまうと想像していますか?
>>553 死体で発見。
ニュースで報道される。
あるいは夢と現実の境界線がなくなったのかもしれない。
でも、どの結末もありきたりで詰まらない。
眠りってラストの唐突さが妙におもしろいよな。
555 :
吾輩は名無しである:2007/05/15(火) 00:11:27
車を襲った男達にマワされる↓
ダンナ以外の男に久々につっ込まれて何か開眼↓
家庭を棄てて売春婦に成ることを決意↓
たぶん今年末ぐらいでる新作はその後の話で、ねじまき鳥の様な作品展開。
急に文学に目覚め、旦那の俗っぽさに嫌悪を抱き、違う世界が見えた
最後に自分自身が揺すぶられた 物語上は乗ってる車が揺すぶられている
外部が自分が信じていたものと違っていたことに気づき、次にでは自分はと自分の底に潜っていく
557 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/04(水) 19:09:00
レキシントンの幽霊 の短編集
読んだことある人いる?
558 :
吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 22:39:57
ノシ
やっぱり春樹作品は好きになれん。いろいろ納得できんとこと不快なとこがある。「あんまり僕のファンだと言わない方がいいですよ」と言ってた本人の弁は認める
560 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/10(火) 20:21:16
>>558 あれって以前見たことあるんだけど 本屋とかじゃ全然置いていないよね。
ファミリーアフェアは、普段の作品にはあんまり表れない
相手に対する嫌悪感とか、非常に年齢的な疲れとかが率直に書かれていて一番すき
つうか他は嫌いなんだ
562 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/13(金) 01:36:30
めくらやなぎと眠る女 ってノルウェイの森と関係ある?
めくらやなぎで描かれている場面て 主人公が直子のことを見舞いに行くような
回想シーンのような気がしたんだけど。
563 :
吾輩は名無しである:2007/07/13(金) 01:55:53
レキシントンの幽霊はブクオフでよく見かける。
>>562 今ごろそんなことを臆面も無く聞ける君には蛍を読んでみることをお勧めする
565 :
吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 23:18:19
かえ
566 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 02:40:17
読み直しにいい季節かもな。
567 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 20:33:05
今年のノーベル賞は
ドリス・レッシング(88歳)に決まったみたいだからさ。
村上春樹はその歳まであと30年あるしい
短編でも長篇でも翻訳でもルポルタージュでもいいから
がんばって書いてほしいよな
村上春樹の短編で仕事が出来てつんとした中国人女性が出てくる話ないっすか?
570 :
吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 23:16:20
「ビール」が好きです。
571 :
吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 11:13:23
79年風の歌を聴け186万
80年1973年のピンボール129万
82年羊をめぐる冒険257万
85年世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド162万
87年ノルウェイの森826万
88年ダンス・ダンス・ダンス240万
92年国境の南、太陽の西96万
94、95年ねじまき鳥クロニクル250万
572 :
吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 10:54:40
「人は老い、やがて間違いなく死んでいく。とすれば、七十二歳の老女が死ぬことに
不思議はないはずである。役所の統計に従って六十五歳以上を老人とすれば、日本に
は八百九十万人の老人がいることになる。その老女の死も、単なる八百九十万分の一
の死ということですべては片付くはずのものだった。」
これは村上春樹の「貧乏なおばさん」から採った文章ではない。その数年前に発表
された沢木耕太郎の「おばあさんが死んだ」(「人の砂漠」収録)の冒頭からの文章で
ある。
いかに村上春樹が他人のものの模倣の上に立っているかを示す無数の例のひとつに
すぎない。
----------
「わたしたちの社の大切な作家のひとりがここに住んでるんです。あなたも
読んだことがあるかもしれません。貼る機村並みです」
「貼る機ね」
「わかってます」彼は苦笑を浮かべた。「えせ哲学物の大衆向けエンターテ
イメントがおきらいなんでしょう。だが、ものすごく売れるんです」
「べつにきらいだというわけじゃないんです。彼の本を一度読んだことがあ
ります。くだらないと思いました。こんなことを言ってはいけませんか」
「いや、あなたに賛同する人間が大勢います。しかし、問題は枯れがベスト
セラー作家だということなんです。近頃のような情勢では、そういう作家を
二人は持っていないとやっていけないんです」
「くだらない。馬鹿馬鹿しい比喩だ。これが作家なのだ。なんでも他のもの
に比べてみる。くだらない稼業だ」
----------「短いお別れ」より
573 :
吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 14:25:25
セリーヌに賭けて、僕以外に「僕」なんて登録商標みたいに使うのは許さない
彼女の好きなエディット・ピアフに賭けてもいい
574 :
吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 14:46:24
村上陽子氏は沢木fan
575 :
吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 15:46:51
ふしぎな図書館ってめちゃめちゃツマラナイね!
パン屋再襲撃が好き
「蛍」を読んで、「アトランティスのハーツ」を思い出しました。
ちなみにノル(略)は10年くらい前に読みましたが、あまり印象が残ってない。
578 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 20:52:56
腹が痛い
579 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 04:17:44
ただ古川日出が春樹を称賛してた。
あの古川日出が。
580 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 01:01:58
パン屋の意味がわからない。
581 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 01:44:14
俺、村上春樹の顔見たことないんだけどイケメンなん?
582 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 03:32:17
品川猿で 自殺した彼女が物語とどうつながっているのか
よく分からないのですが・・・
どなたか読解力のない俺に解釈を
イケメンではないけど理知的ではあるな。
田舎の郵便局の窓口にいそうな感じだけどな
それお前の親父じゃん
588 :
sage:2008/04/27(日) 01:15:03
パン屋襲撃は貧乏、結果が無理に襲撃しないでおなかいっぱい、相棒いなくなる
パン屋再襲は新婚、結果が無理に襲撃しておなかいっぱい、相棒―――
かな?
チーズケーキが一番好き
589 :
sage:2008/04/27(日) 01:15:49
sageみすった
ちょっと練炭買ってくる
サンポールと入浴剤は、まぜちゃだめだお。
>>582 母親や姉に嫌われていたことと、姉に激しく嫉妬していたことを
大沢みずきが自覚して受け止めていたら、
松中優子は自殺していなかった可能性があったということかな
大沢みずきが松中優子に共感なり同情していたら
松中優子は死ななかったし友達になっていたかもしれない
松中優子の自殺に自分は無関係だと思っていたのに
実は松中優子の自殺に強く関わっていたという衝撃
文庫で読んだばかりだけど、こんな解釈してる
お猿さんのことはよく分からん
>>554 車ひっくり返されたからって死ぬもんなのか?
中には入ってこられないんだし
あと不眠症になったきっかけである、黒い服着たお婆さんは何なんだ?
足に水垂らす意味は?
>>593 TVピープル収録のやつは多分、意味なんてなにも考えてない
眠りなんて代表的な例だよ。途中で投げ出した感マックスだろ
どうせ後から
「これは何々のメタファーだから〜」
「これとあれが対比になってて〜」
とか評論家さんが言い出してくれるし
パン屋でよかったな。
本屋だったら、自粛かな。
ファミリーアフェアは最高傑作だと思うけどどう思う?
>>596 俺も一番好きだけど、最高ではないだろうね
一つの分岐点にたつ作品だけども。
春樹自身の「本音」が一番出てると思う。老いの自覚も含めて
>>569 これだけはいつも読み返したくなるんだよね
俺も主人公のキャラクターが他の作品よりも明確に現れてる気がするし、
そのキャラクターがアイロニックなところも気に入ってる。
あと、特に「物事の良い面」を見るって部分もどんなメタファーが含まれ
ているのか良く考えることがあるしね
長レススマソ(><
600 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 01:53:06
パン屋再襲撃など短編とか糸居重里と競作の夢で会いましょうは
とても面白く読めたんですがノルウェーは読みかけてそのまま
ねじまき鳥も途中でつまらなくなってしまったw
村上春樹の短編で、何日もつづいて止む気配のない雨の中、
旅館だかホテルだかにしぶしぶ連泊してる主人公が、
館内の図書館である一人の女性と出会う…
みたいな作品を探してるんですけど、どなたかタイトルご存知ですか?
ディテールはちょっと思い出せないんですが、とにかく
「雨が降っている」「なんらかの宿泊施設に泊まっている」「その宿泊施設には図書館がある」
「女性が出てくる」
この4つは確かだと思います。よろしくお願いします。
603 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 05:11:08
>>602 その短編読んだことあるけど、タイトルやどの本に収録されてたか思い出せない。
604 :
602:2008/09/15(月) 05:29:55
>>603 周りの春樹好きに聞いてもそうなんですよね…。「読んだことはあるけど、何に収録されてたかは思い出せない」っていう。
短編集ではあると思うんですけど。
>>602 俺もあの作品は好きだよ
処女短編集「中国行きのスロウ・ボート」に収められてる「土の中の彼女の小さな犬」だね
606 :
602:2008/09/15(月) 09:37:18
>>605 ありがとうございます!
面白かった記憶だけはあるのですが、タイトルや収録されている単行本がわからず、再読できずにいました。
早速買ってきてよんでみます^^
607 :
吾輩は名無しである:2008/12/04(木) 18:49:30
あげ
608 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 11:01:15
村上春樹が帰化人だと初めて知りました・・・
幻滅です・・・・・・
609 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 11:55:39
長編以外はほんとどうしようもない作品しかない作家さんですね、この方
ん?短編の方が断然いいよ。
少しでもものを書いたことがあればそれがわかる。
君がきわめて幼稚なんだろう。
マジレスでほんとに短編のほうがいいよね
長編でも少なくとも短めのものの方が優れてる
例外は、世界の終わり〜
あれだけは長くても凄かった
短編で何がすき?個別の作品じゃなくて本ね。
613 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 19:45:54
眠り
614 :
吾輩は名無しである:2008/12/31(水) 12:33:59
カンガルー通信って、なにがいいたいの?
615 :
吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 23:46:36
あけましておめでとう!
616 :
吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 23:52:32
やれやれ
やれやれやれやれ
やれ
僕は射精した
617 :
(。人。):2009/01/03(土) 00:12:51
>>616 やれやれ(∩)さん、あけましておめでたう。
618 :
吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 02:10:46
レキシントンの幽霊には思い入れあるなー。
あれが教科書に入っててグッと惹き付けられた。
619 :
吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 17:01:22
「駄目になった王国」って大江健三郎批判?
620 :
吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 21:32:51
東京奇譚集読了
最初の3篇は「陳腐なこと書きやがって・・・」って思ったけど
終わりの二編は面白かった
猿=文壇の暗喩? 猿が捕まってそのまま終わるかと思ったら
最後の最後でなんちゅーか、エヴァンゲリオンみたいな展開になってますた
621 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 16:49:03
パン屋で、なんであの女は、
ライフルと実弾を持ってたんだ?
誰か説明しろ!
622 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 16:52:35
そういう空気だったから
623 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 19:12:47
>>621 それに、新婚なのにセックスせずに寝てたのがおかしい。
セックスしまくってればお腹へらないでしょ。
だいいち、あの作品はなにがいいたかったの?
624 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 19:16:37
バイト行って芝生刈るのはなかなかよかった
625 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 20:35:09
>>624 その話は冬に読むのがいい感じだよね
初夏の陽気が思い出されて
「午後の最後の芝生」か
悪くはないけど春樹の短編ならもっといくらでもいいのあるだろっていう
あるいは隙間をつくことがイケてる!みたいな狙いで書き込んでる自己顕示欲の醜い顕れなのかな
627 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 21:01:32
628 :
吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 08:16:57
こいつの作品は、すべてなにが言いたいのか、わからん。
作者にも、わからんのだから仕方ないけど。
629 :
吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 12:08:33
じゃあ読まなくても
「彼女の中の小さな土」が好きだな。
631 :
吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 15:49:44
632 :
吾輩は名無しである:2009/01/06(火) 05:59:57
起承転結が書けない糞作家。
633 :
吾輩は名無しである:2009/01/06(火) 15:32:47
じゃあ読まなくてもw
634 :
吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 14:13:33
象と飼育員はなぜ消えたの?
635 :
吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 19:35:22
「重力ピエロ」読んだんだけど、「納屋を焼く」がレイプ殺人犯の話
ってのは結構一般的な解釈なの?
>>82 俺は全然思いつかなかった・・・
636 :
吾輩は名無しである:2009/01/08(木) 19:59:46
そんなの人それぞれだよ
殺人であってもレイプ絡むとは限らないし、
どんな解釈もありうる
637 :
吾輩は名無しである:2009/01/14(水) 19:20:39
レキシントンの幽霊読んだけどいろいろわからないので2つ質問
あの夜中にパーティーしている幽霊は誰なんだ
ケイシーとジェレミーは同性愛なのか
ところで夜中に幽霊がパーティーというと、キューブリックのシャイニング思い出すんだけど
村上さんもあの映画みて、あといろいろくっつけてこの一遍でっちあげたんじゃないか
というのが僕の感想です。
638 :
吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 19:23:40
手紙の添削、文通?のアルバイト
の話ってタイトル何でしたっけ?
>>638 『カンガルー日和』に入ってる「バート・バカラックはお好き?」だね。
海外で発売された短篇集の逆輸入版では「窓」というタイトルに変えられていました。
640 :
吾輩は名無しである:2009/01/15(木) 22:51:18
最初のタイトルのほうがよかったね
641 :
吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 12:00:21
>>639 おーそうでしたか。
ありがとうございます。
なぜか急に読み返したくなったので
探していました。
どうもー
642 :
吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 23:21:20
5555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555
NHK BS1「今日の世界」 別名偏向報道男性キャスターの巣
市ノ瀬は今夜もかつて自分がグァンタナモ収容所について
「テロの実態を調べ国際社会の安全を確保するために重要なもののひとつ」
とかしゃべったことも知らぬふりをして、
あるいはかつてオバマ候補についてニューヨークでのスーパーチューズディ
での取材時「オバマ候補ですが実際のところどう思います? (一時的なブーム
に終わり、やはり圧倒的な資金・実績・人脈をもつヒラリーが本命と見るの
が妥当でしょうか?)」としゃべったことも知らぬふりをして、
オバマ時期政権について語るのだった。。。
そして番組の最後ではEUでの美術品騒動を巡って「皮肉まじりに伝えて
いるのはロシアのテレビである」と皮肉混じりにしゃべった。。。
市ノ瀬のロシア嫌い・イスラーム嫌いは、おそらく視野・経験・教養と
いったものの欠如から来る。
よい目をもつための資質がないのである。人間的基礎をつけるべく、社会
部とかアジア料理コーナーでも担当すべきである。
5555555555555555555555555555555555555555555555555555555555555
643 :
吾輩は名無しである:2009/01/18(日) 08:09:00
ファンなんですが、
そろそろ全集を買った方がいいですか?
ノルウェイの森って
>>379みたいな、解釈で合ってるの?
だとしたら俗的すぎるだろ・・・もしそれが有力なら幻滅。
645 :
吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 18:27:18
>.379の想像力が俗なだけ
646 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 03:13:07
この人、短編が苦手なんでしょ?
この人、短編が得意なんでしょ?
648 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 12:42:07
>>608 お前な・・・、がっかりする前に、一回自分で確認しようという気にはならんのか
そんな虚弱な脳みそではいきていけんぞ。
649 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 22:31:21
おしんも受けたのか
650 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 09:15:58
春樹の短編集が好きなら当然、短編全集、買ってるよな?
なんで?そういう、自分=基準みたいな言い方やめてくれないかな?
652 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 15:04:19
当然だ!
653 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 16:39:14
短編全集はかなり改訂されている。
面白い。
654 :
吾輩は名無しである:2009/01/24(土) 19:20:46
全集の短編集を読んでないと、
春樹の短編集を読んでないのと同じ。
655 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 01:29:16
全集、たけえよ!
656 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 19:09:04
買え!キチガイ!
657 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 02:40:06
短編集の全集、たけえよアホ!
658 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 15:43:23
借金して買えアホ!
659 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 16:13:00
早く借金しろ、キチガイ!
俺も全集、欲しいけど高額だからね・・・
安部公房全集よりは安いけど。
最近全集買ったよ。
とりあえず1979−1989の。
ハードカバーに一冊ずつ違った切手がついていて洒落てます。
各巻に春樹の解説が付録してある。
ファンなら興味深い内容だと思います。
662 :
吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 13:03:09
晋作はまだかな?
663 :
吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 14:45:29
全集、たけえよ!
664 :
吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 19:38:20
借金して買え、アホ!
665 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/29(木) 21:30:06
町田康(町蔵)がまだ売れてない頃、村上春樹がバカ売れしてたので
町田康は村上春樹が嫌いだったらしいですが「蛍・納屋を焼く…」は
激烈に面白かったので十回以上読んだとか書いてました書評か何かで。
一冊挙げろと言われたら、俺も『蛍・納屋を焼く・その他の短編』を挙げる。
667 :
吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 21:47:54
沈黙
沈黙は少し頭の弱い奴が好きそうな話だな
669 :
吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 21:57:19
中国行きのスロウ・ボートもいいな
いいね
671 :
吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 22:59:43
ファミリーアフェアと、午後の最後の芝生が好きです。
いいねいいね
673 :
吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 14:48:15
全集、たけえよ、アホ!
674 :
吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 22:32:52
借金して買え、キチガイ!
675 :
吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 11:31:44
なんだ、こいつら?
676 :
吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 18:41:10
だから、全集、高けえよ、アホ!
だったら、買うな!
678 :
吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 06:11:35
借金して買え、キチガイ!
679 :
吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 10:12:38
短編全集、高けえよ、アホ!
680 :
吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 16:38:19
借金して買え、アホ!
681 :
ハルキスト:2009/02/01(日) 16:41:19
682 :
ハルキスト:2009/02/01(日) 16:42:11
まだ誰もスレ立ててないホカホカの情報だよー
683 :
吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 18:31:04
単行本、高けえよ、アホ!
684 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/01(日) 18:57:23
最初から文庫で出しやがれ!
685 :
吾輩は名無しである:2009/02/02(月) 01:58:11
短編全集、高けえよ、アホ!
686 :
吾輩は名無しである:2009/02/02(月) 21:31:38
借金して買え、キチガイ!
687 :
吾輩は名無しである:2009/02/02(月) 22:46:11
短編全集、高けえよ、アホ!
なんだ、こいつら?w
689 :
吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 12:19:47
借金して買え、キチガイ!
690 :
吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 15:16:27
短編全集、高けえよ、アホ!
七番目の男の七ってどういう事だろう
692 :
吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 20:17:11
借金して買え、キチガイ!
693 :
吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 01:15:29
短編全集、高けえよ、アホ!
694 :
吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 06:13:21
借金して買え、キチガイ!
695 :
吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 13:38:08
短編全集、高けえよ、アホ!
696 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/04(水) 15:24:17
読む必要ないじゃん
697 :
吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 16:27:50
借金して買え、キチガイ!
698 :
吾輩は名無しである:2009/02/04(水) 23:30:43
短編全集、高けえよ、アホ!
699 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 00:25:10
借金して買え、キチガイ!
700 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 00:31:11
低下する日本文学!80年代不良文学は糞。
701 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 03:38:40
短編全集、高けえよ、アホ!
702 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 15:01:13
短編の文庫は何冊ありますか?
短編全集はオススメですか?
703 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 15:06:26
つアマゾン
704 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 00:14:09
借金して買え、キチガイ!
705 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 04:28:37
短編全集、高けえよ、アホ!
706 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 09:57:39
借金して買え、キチガイ!
707 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 16:49:42
短編全集、高けえよ、アホ!
709 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 21:10:43
しかし一連の流れは、自演にしても、そうでないとしても。
異常だな・・・w
710 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 22:09:55
借金して買え、キチガイ!
711 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 23:34:28
短編全集、高けえよ、アホ!
712 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 02:37:35
借金して買え、キチガイ!
713 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 07:57:40
短編全集、高けえよ、アホ!
714 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 08:00:24
借金して買え、キチガイ!
715 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 08:26:31
短編全集、高けえよ、アホ!
716 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 13:45:56
借金して買え、キチガイ!
717 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/07(土) 13:53:13
短編全集、高けえよ、アホ!
718 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 16:16:06
短編全集、高けえよ、アホ!
719 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 16:23:36
借金して買え、キチガイ!
720 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 17:32:02
借金して買え、キチガイ!
721 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 17:47:02
短編全集、高けえよ、アホ!
722 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 17:53:55
借金して買え、キチガイ!
723 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 18:00:02
短編全集、高けえよ、アホ!
724 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 19:14:38
借金して買え、キチガイ!
なんだよ、ここ。
真性キチガイの巣か?
春樹の短編を舐めるなよ!
726 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 22:49:18
短編全集、高けえよ、アホ!
727 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 01:00:20
借金して買え、キチガイ!
728 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 02:08:31
短編全集、高けえよ、アホ!
729 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 07:16:47
借金して買え、キチガイ!
凄いな、ここw
731 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 13:31:47
多分始めた手前ひっこみつかなくなってるんだよw
飽きるまでやらしとけばw
732 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 13:53:06
短編全集、高けえよ、アホ!
まさかこんなアホが文学板にいるとは
734 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 14:43:05
借金して買え、キチガイ!
735 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 16:10:57
フェラチオ
736 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 18:08:29
短編全集、高けえよ、アホ!
737 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 18:31:03
フェラチオ
738 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 18:43:15
借金して買え、キチガイ!
739 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 07:14:51
短編全集、高けえよ、アホ!
740 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 07:22:39
異常事態だな・・・
741 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 09:45:43
借金して買え、キチガイ!
742 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 12:14:40
短編全集、高けえよ、アホ!
743 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 13:54:02
借金して買え、キチガイ!
なんでこんなんになったの?
745 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 22:22:13
飽きるまでやらせとけ
確かに短編全集は高価だけど、改訂されてるから読む価値はあると思う。
でも、おいらも金がないから買えない。
図書館においてあるの?ないよな・・・
747 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 22:35:19
短編全集、高けえよ、アホ!
748 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 22:35:44
なかったらリクエストしてよその図書館から取り寄せてもらえるよ
各巻の付録の作品についてのエッセイも必読
749 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/09(月) 22:46:25
借金してでも買えよ。
村上春樹の奥さんが投資の失敗で作った借金の返済のために。
750 :
吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 17:09:33
借金して買え、キチガイ!
751 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 12:11:29
短編全集、高けえよ、アホ!
昔の文学者はベ平連とかやってたもんだが、パレスチナやチベットの虐殺を
誰がとめてくれるんだ?
753 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 16:06:25
少なくとも村上春樹じゃないでしょう
754 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 16:33:56
借金して買え、キチガイ!
755 :
吾輩は名無しである:2009/02/13(金) 07:39:14
高いの?
756 :
吾輩は名無しである:2009/02/13(金) 23:44:30
短編全集、高けえよ、アホ!
757 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 08:33:38
758 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 22:46:15
借金して買え、キチガイ!
フェラチオや手コキも文学だね。
760 :
吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 00:10:53
海外では いくら純文学といっても、そういうシーンは かっとされてる
国がある。
そんなシーンがあれば ポルノ小説とミナされるから
761 :
吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 15:01:08
海外には純文学なんて括りはねえよ
762 :
吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 15:21:43
短編全集、高けえよ、アホ!
763 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 14:42:39
やれやれ┐(´ー`)┌
>>761 不純文学がないから、分ける必要ないもんな。
あげ
766 :
吾輩は名無しである:2009/02/28(土) 19:15:14
村上春樹から滲み出てくる純然たる気取りや自信が、往々にして他者からの賞賛や服従を誘い出すということは、驚くにあたらない。
さらには、村上春樹が自分の周囲にいる人々を品定めするのは当たり前のことであって、春樹を尊敬したいと思うような人物に速やかに仕立て上げる。
例えば、春樹はしばしば、丁重で気配り上手で媚びへつらう態度を示すことが予想されるような依存的な人物を読者に選ぶ。
そういう人物を選ぶのは、読者にすることの代わりに春樹が期待するのは、忠誠心の強さと確かさ以外の何ものでもないからである。
村上春樹の対人関係スタイルの中心にあるのは、好ましい運命が、自分の方からは何も差し出さずに自分の手に入るということである。
春樹は望むものを手に入れる権利が自分にはあると感じており、春樹に本来値しないような快適さを提供してくれるように他者の気持ちをうまく操っているので、村上春樹には、春樹の身についている図々しさや搾取的な振舞いを終わりにする理由が見当たらないのである。
768 :
吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 02:37:49
769 :
吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 03:26:52
借金して買え、キチガイ!
770 :
吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 08:40:43
短編全集、高けえよ、アホ!
レキシントンの幽霊と回転木馬のデッドヒート、ブックオフの100円コーナーで購入
今から読みます
772 :
吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 14:48:34
短編全集って名前失礼だろ。もう短編書かないって意味じゃん。
春樹が低迷してた頃の作品だからな
775 :
吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 18:02:22
村上春樹のノルウェーの森の中の、草原のクマがどうのこうのっていう比喩のくだりは、完全にブローティガンの比喩構造のパクリだからねえ。
パン屋再襲撃なんていう短編集の比喩構造もブローティガンの亜種。
Richard Brautigan が なぜ自殺したのか?
それを春樹はどう解釈しているのだろうか?
春樹の作品に自殺が多いことにも影響しているのか?
777 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/03/03(火) 21:17:35
単純に文体に影響を受けていた初期3作
そしてブローティガンがピストル自殺した1984年10月以降に執筆された作品とを比較してみるとよい
キーワードは1984年のその事件なんだな
春樹の作品に自殺が多いのは、バナナフィッシュ日和の影響かな
自殺=喪失って事なんでしょ、春樹ワールドでは
779 :
吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 21:27:24
サリンジャーの影響は少ないよ
780 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/03/03(火) 22:11:56
『ノルウェーの森』は完全にブローティガンの自殺の影響を受けてますね
781 :
吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 22:13:19
へえ
緑の自殺とかかな・・・・・・たしかに
783 :
吾輩は名無しである:2009/03/07(土) 00:54:02
子供のいない夫婦を家庭と呼んでいいのかどうか、僕にはよくわからない。
それはせんじつめていけば、ある前提をもった契約にすぎないのだ。
ハンティング・ナイフ
784 :
吾輩は名無しである:2009/03/07(土) 00:59:35
785 :
吾輩は名無しである:2009/03/07(土) 08:40:06
春樹が自殺を書くのは辞めて欲しい。
作家としてはずば抜けて上手いけど、絶対好きになれない。
この人が書くのは、苦悩なんて知らないイイ気な憂鬱。
786 :
吾輩は名無しである:2009/03/07(土) 09:00:15
>>782 直子だよwてかキズキも あとどっかの女も自殺
まあブローティガンの自殺を目の当たりにして感化されたんでしょ
自殺のモチーフ。
787 :
吾輩は名無しである:2009/03/07(土) 17:08:46
この人の作品中における「自殺という状況」はあくまで「メタファー」だから
あ、でもノルウェイの盛はリアリズムなんだっけ?
>>785
788 :
吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 12:07:30
1Q84
789 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 01:00:55
意味不明だけどピープルは面白いね。
791 :
吾輩は名無しである:2009/04/10(金) 02:12:26
スポーツ好きな作家なんて信用できない!
>>791 いや、彼は「スポーツ」が好きというわけではない。
自分と闘うトレーニングが好きなだけ。
但し、バカ系スポーツである野球が好きなことだけは理解出来ない。
世代だろ?野球も観戦が好きなだけで、実際にプレイするとなるとそこまで好きではないと思うが・・・
TVピープルって、なにがいいたいの?
それに、緑の化け物の話って、あれなに?
俺もそれらの作品は好きじゃないな。
796 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 00:51:29
ピープルは好きだよ。
どこが?と言われると困るけど。
春樹の作品は感性が合うか合わないかだと思う。
僕も好きじゃない作品はあるよ。
797 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 00:57:04
短編集、好きだな。
リチャードやカートの影響が見えるけど・・・
798 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 01:38:34
自分も短編好きだけど、
ヴォネガットやブローティガンの影響が見られるのは長編だけ(それも初期のみ)だと思う
799 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 05:26:01
そうですね。
デビュー作なんかモロだと、当時、批判があったぐらいです。
800 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 05:50:26
短編が好きなら、
短編全集買うといいよ。
改定されたり加筆されたりしてるから。
801 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 06:25:34
飛行機・・・が好きな人いる?
802 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 06:51:10
‘眠り’は短編にしては長いね。
803 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 10:02:26
「めくらやなぎと眠る女」が好き
あれアメリカで賞もらったの短縮したバージョンだけど、オリジナルのほうが全然いい。
805 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 11:05:21
幻の短編「放屁合戦に死す」って、どうして抹殺されたの?
短編全集にも載ってないです。
807 :
吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 17:32:50
オリジナルは、どこで読めるの?
後に短く改稿したバージョンは「レキシントンの幽霊」収録のもの
オリジナルは新潮文庫「蛍・納屋を焼く・その他の短編」で読めます
短編全集は買いですか?
810 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 00:32:06
加納クレタって意味がわかりません。
あのラストはどういう意味?
811 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 00:46:55
りろっぷ・・・
812 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 07:09:28
ゾンビ、って糞じゃん。
813 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 07:25:15
まあ、春樹の低迷期だからな
814 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 07:50:00
‘眠り’なんて、なにがいいたいんだ?
それ言い出しちゃうとさ、絵画や映画なんかでも「これ何を描出してーの?は?」みたいなのあるしさ、しゃあないっしょ。
俺は『眠り』は嫌いじゃないな。
816 :
吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 13:52:32
だいぶ読んだが
ファミリーアフェアしか覚えてないな
ファミリーアフェアは深み無いから誰にでもわかりやすいよね
818 :
吾輩は名無しである:2009/04/27(月) 00:17:29
氷男はガチ
川端康成賞落選したんだって?
820 :
吾輩は名無しである:2009/04/27(月) 23:02:06
日本の出版界は芥川すら村上に与えられなかったから
芥川賞史上最大の失策だといわれてる
芥川は最近毎年失策してるな
第35回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)は9日、青山七恵さん(26)の「かけら」
(「新潮」2008年11月号)に決まった。同賞では歴代最年少。賞金100万円。
授賞式は6月26日、東京・虎ノ門のホテルオークラで。
420 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2009/04/10(金) 14:35:42
>>418 すごいね
こないだ、村上春樹が落ちた賞なのに…
421 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2009/04/10(金) 21:24:53
春樹もまだ候補になるんだw
津村、青山は今勢いあるね
424 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 16:38:50
>>420 なんて作品が候補になってたの? 春樹の短編
425 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 18:27:31
>>424 東京奇譚集に入ってる「ハナレイ・ベイ」だったと思う。
ハナレイ・ベイは悪くなかったけどな
26歳が書いた「かけら」とかいうやつのほうが上なのか?
どうにも信じられないが一度読んでみるか
絶対がっかりするだけなんだろうけど
年齢は関係ないだろ。
カポーティとか大江とか天才が書いたならあれだけどね。
凡人の26歳っしょ。知れてるよ。
826 :
吾輩は名無しである:2009/04/29(水) 11:56:32
春樹さん今なに書いてんですか?
別に春樹の肩を持つわけじゃないが、安易にノミネート→落選というのも作り手に
対して結構失礼じゃないのかなあ
次のノーベル文学賞を受賞するかもしれない&キャリア十分の春樹を差し置いて
青山なんとかっていうのが受賞したことで、「あの村上春樹がノミネートされた中で
受賞した青山はすごい」的な箔付けに利用された、または「ノーベル賞候補かなん
だか知らないが、国内じゃ無名の作家と賞を競って負けるほどでたいして評価され
てないんだよ」的な貶め的なニュアンスを感じてしまうね
確かに、勝手にノミネートされて勝手に落選させられるってどんな気分なんだろうか。
知らない女「あなた、私の好みのタイプだし、彼氏候補に入れてもいいわよ♪」
知らない女「やっぱり最高に私と気が合う男を見つけたから、あなたは彼氏落選ね、悪いけど」
・・・これは不快極まりない。
人気商売ってそういうもの。
>>828 同じく2chの村上関連スレが全て本人にとっては不快極まりないだろう
そのような状況について
「肥溜めの蓋をわざわざ開けるようなことはしない」 と昔エッセイで言ってたけど
831 :
吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 21:12:43
「偶然の旅人」で前に雑誌のエッセイで同じようなことを書いたとかいうくだりがありますが、
何の雑誌に書いたかご存知の方いませんか?
832 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 07:35:42
短編を読むと創作意欲が増す!
「男流文学論」(ちくま文庫)より(上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子)
村上春樹「ノルウェイの森」について
小倉「この人は、いろんなことに関心がない、関心がないっていうのね。ところが、すぐ後の
ページで、本当はめちゃくちゃ関心があることが暴露されてしまう(笑)」
「このひと、他の人の言葉を借りて自分自身を褒めるのね。〈「この寮で少しでもまともな
のは俺とお前だけだぞ。あとはみんな紙屑みたいなもんだ」/「どうしてそんなことがわか
るんですか?」と僕はあきれて質問した。〉
嘘付け。あきれてないじゃない。自分もそうおもってるくせに、厚顔無恥。」
上野「自分についての描写をみんな他人の口から言わせてる。「あなたってこうみたいな人ね」
他人の口から言わせたことに対して、すべて肯定的なのよ。叙述の内容に責任をとらない
というスタンスをいつも取っている」
富岡「全部翻訳文体なんだね〈午後が深まり〉、午後が深まりなんていうのも、翻訳文体ですね」
上野「やれやれ」というのは、その事態に対する距離と同時に。その事態を自分から変更する
意思が何一つないことを示しています。村上の世界の恐るべき受動性を象徴しています。」
富岡「やたら人が死ぬ。簡単に。小説の書き手のほうからいうと、非常に安易なのね」
上野「失敗した私小説でしょう」
上野・小倉・富岡「つまらん」
「午後が深まり」は素敵な表現じゃん。
それが翻訳文体であるかどうかなんて問題じゃない。
要はそういう洒落た表現が浮くことなく文章の中に馴染んでればいい。
ほっといてやれ
好きも嫌いも自由だ
837 :
吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 00:30:46
女は基本的に文学レベルが、かなり低いので、
春樹の高度なメタファー系文学は理解できない。
相手にするだけ無駄。
女は、ただの肉便器だという事実を一生、噛みしめてりゃいい。
838 :
吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 01:23:47
熱いね・・・
春樹が人気があるっていったって、実際に支持されているのは
「ノルウェイの盛」、「国境の南〜」、「スプートニク〜」あたりだからな
羊やねじまき鳥、カフカ他一連の短編群は「よくわからない」でおわってるし
何を主張した書き込みなのか意味がわからない
そんなに春樹が人気あるのが悔しいんだ?
春樹の短編は最高だよ。
ところで、ブローティガンは読んだことないけど、似てるの?
>>840 勘違いで人気があることになってるのがうれしいんだ?
843 :
吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 11:10:26
>>841 ブローティガンには似てないと思う
ブローティガンぽいのは風の歌を聴けだけじゃないかな
村上春樹に文体が似ている日本人作家っていますか?
845 :
吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 11:26:34
>>844 ものすごくたくさんいる
春樹チルドレンで検索してみるが良し
>>845 最近の新人は少なくなったそうだ
漢字が多くなってきてる
平野啓一郎の文体の影響だそうな
なぜ、パン屋を襲撃したの?
>>842 何がそんなに悔しいの?
自分がしょうもない人生送っちゃってるから悔しいの?
哀れな奴だな
>>848 春樹ごときにすがりつくお前の人生でしょ
それは
パン屋を襲撃する話が好きだな・・・
一回目の襲撃がいいね
貧乏だった頃のがいい
852 :
吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 08:57:16
1Q84が阿Qに見えまんた
853 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 18:48:05
いまこそ眠りを語ろう!
854 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 21:49:35
納屋を読む。
失礼?
856 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 23:19:14
858 :
吾輩は名無しである:2009/05/22(金) 14:46:47
こういうとき、感じること=理解となる罠。
そろそろ、‘加納クレタ’について語る時期じゃないか?
860 :
吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 16:21:46
clitorisを語ってる短編があると聞きました。
どれですか?
861 :
吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 23:47:45
ホビョロン大佐がぼるがった話がありましたよね?
アメリカで発禁になったやつです。
862 :
吾輩は名無しである:2009/05/25(月) 15:45:11
>>834 いい大人が三人も面つき合わせて何してんのかと思えば単なる揚げ足取りかよw
863 :
吾輩は名無しである:2009/05/25(月) 20:38:44
>>862 もう止めて!相手のライフポイントは0よ!
864 :
弧高の鬼才:2009/05/25(月) 22:13:08
長編はつまらんね
10代の頃は長編の方が面白く感じたけど、大人になったら短編の良さがわかるようになった。
866 :
弧高の鬼才:2009/05/26(火) 00:05:26
ちなみに短編のいくつかは、カーヴァーやブローティガンっぽい。
ブローティガンの影響は「風の歌を聴け」だけじゃない。
あとは、サリンジャーとか
867 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 02:33:55
個人的に村上春樹のベストはめくらやなぎだと思ってる
うまく言えないけど凄く懐かしい気持ちになる
868 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 07:11:30
めくらやなぎは、素晴らしいね
最初の情景描写とかすごくいい・・・"美しすぎる"文章
賢治の情景描写といい勝負
869 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 10:16:07
いまどき情景描写なんか流行らないよ
そんなもんは20世紀でおわってる
870 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 11:27:33
>>866 あんまり海外の作家読んでないから、君が知ってるカーヴァーやブローティガンと結び付けてるだけじゃない?
871 :
ビタミン強化たいやき:2009/05/26(火) 11:37:11
>>869 >いまどき情景描写なんか流行らないよ
この人は妄言で世間をたぶらかす犬畜生です。
869については、ハヤカワミステリーあたりを浴びているものにとっては
店のおじさんとケンカして海に逃げ込んだたいやき君以下だということが分かります。
872 :
ビタミン強化うなぎ:2009/05/26(火) 11:45:37
>>869 情景描写しない高橋源一郎も一向に流行る兆しがねぇだろ。
873 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 13:17:54
ハヤカワミステリーwwwwwwwww
いい大人がミステリーかよ
874 :
弧高の鬼才:2009/05/26(火) 14:09:40
すると男が垣根越しに話かけてきた
退屈な海外文学など読んでいる時間などないですよ
それに師が応えて言うには
村上春樹コンプレックスだよ、と。
875 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 14:50:36
つまらん対話だな
876 :
ビタミン強化ほたるの墓:2009/05/26(火) 14:54:55
>>873 君は「ミステリー」をなんと訳する?
僕なら、さしずめ「社会」とするね。
枡野浩一
http://masuno-tanka.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_48cb.html 私はかつて、ある作家の文庫解説を依頼されて持てる力を振り絞って執筆しましたが、
その中に村上春樹批判が混じっていたため、それを理由に原稿が没になったことがあります。
スケジュール的な事情や、もうちょっと複雑な背景があったため(没になった当初、
私には別の理由が告げられていた)書き直しをすることができず、その文庫は解説なしで刊行されました。
今思いだしても悲しい気持ちになる出来事です。(作家のかたにご迷惑がかかるといけないので
これ以上の詳細は伏せますが、そのような事実があったという証拠は保管してあります)
村上春樹本人には責任がなく、編集部の「自主規制」だったのだとは思います。ただ、
そのような自主規制を生んでしまうほどの権威である村上春樹が、くだんの「文藝春秋」エッセイの中で、
自分は文壇(「業界」)には結びついていない、と表明しているのは、ある意味「天才的」であると私は感じました。
村上春樹自体がもはや文壇(「業界」)であると、コラムニストの中森明夫なら言うかもしれません。
*私が村上春樹を批判したのは今回が最初ではありません。拙著『日本ゴロン』(毎日新聞社)では、
村上春樹の回文本を批判しました。
879 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 23:43:18
今回のはまったく読む気がしないね。
長編って基本 薄いからね
内容/ページで考えると、圧倒的に短編が勝利だな
881 :
吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 02:44:04
さっき、‘納屋を焼く’を読んだ。
やっぱり、短編はいいね。
本人は苦手らしいが、短編はいい。
長編も嫌いじゃないが・・・
あいつ本当に燃やしたのか?
もう何年も悩んでるw
納屋を焼くって本当に焼いてるわけじゃなくてシリアルキラーの話でしょ?
本人が言ってるのは、短編が得意だってことでしょ
蜂蜜パイに書いてあるとおり
短編得意なの?
だから短編から派生した長編が多いのかな・・・
渡辺直己「メルトダウンする文学への9通の手紙」
村上春樹を徹底的に批判しつくした本として有名
小谷野敦「反=文芸評論」
ここでも村上春樹を批判しつくしている
「文芸時評―現状と本当は恐いその歴史」吉岡 栄一
これは村上批判派と擁護派を比較しなぜこれほど評価が異なるのか
その裏側、からくり、政治を書いた必読書
888 :
吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 18:12:35
納屋は本当に燃やしたのか!
若い読者のための短編小説案内読んでみる
890 :
吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 19:57:10
納屋だ!納屋!
納屋は本当に燃やしたのか、アホ!
891 :
吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 21:21:22
おまいがアホだろw
892 :
吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 21:44:09
納屋は燃やしたのか!
893 :
吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 23:13:55
納屋は拉致被害者!
894 :
吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 02:56:43
納屋=女だろ、
殺したんだよ
895 :
吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 03:41:09
納屋は女性器のメタフォーだよ
納屋を焼く、は最低でも100回は読まないとダメ。
納屋を焼く、って傑作だよ、ほんと。
何度読んでも飽きない。
898 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 22:27:26
納屋は彼女の心です。
899 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 22:49:34
新作立ち読みしたけど、なんか退屈 てか長すぎ
901 :
吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 15:15:04
納屋は発禁にしろ!
902 :
吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 17:36:38
モーニング娘を聴く中年男。
そんなに納屋よかったか?
捨てちゃったな。
ブックオフで買ってもう一度読んでみるよ。
904 :
吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 22:23:54
乙黒えり、って知ってる?
905 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 00:57:34
踊る小人、キモイし差別用語じゃんw
発禁にしろ!
906 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 08:58:38
納屋をヤクは 川端康成のてのひら小説のぱくり
あとはブローティガンの「芝生の復讐」からのぱくりが多い
このひとは短編をなめてるきらいがある。
売れるのは長編だけだしね。
短編は最悪。
907 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 10:18:44
遅まきながら品川猿読了。後味悪すぎww
どーして春樹は「親子」というものをここまで執拗に否定的に
描きたがるんだろーか?
908 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 13:25:58
春樹の短編集は芸術的。
志賀直哉を越えたね。
>>907 おまいはバカか?
あらゆる親子関係はひとつの傷痕なんだよ、どんな親子であろうと。
村上春樹はモノホンの作家だから
そういう人間の根の部分を感覚的に掴んでおり
小説を書く段になると否応なく洩れ出てくるのさ。そんな無意識からの涌出を
いかに制御しつつ、全体として瑕無くしかも読者にとって面白い読み物に仕立て上げるか、
そこが作家の才能であり力量の全てだよ。
910 :
吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 00:16:01
品川猿ってなに?
911 :
吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 05:55:03
納屋の彼女はどこ行ったの?
912 :
悪いザメンホフ:2009/06/02(火) 05:57:24
春樹といわず、中編を語る奴がいないのはどうして?
913 :
吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 07:20:20
鼠は初めから死んでた、という説があるけど、なんで?
914 :
吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 00:43:55
実は風・・・の中で自殺しています。
再読して下さい。
915 :
吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 20:25:58
新作がバカ売れしてる件。
916 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 03:20:31
なんか、東京奇譚を読んでたら、こんな時間になった・・・
917 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 08:56:36
出版社の笑いが止まらない程、売れてるけど、
面白いの?
918 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 09:47:12
つまんないよ。こんなもんに金払うくらいなら、エロ本買うべき。
>>917 新作のことか?
なんかノル森を越えるらしいね。
920 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 10:47:57
それはない
921 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 18:48:42
新作、面白い?
922 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 04:22:25
東京奇譚って、案外、面白いね。
春樹作の中ではつまらない方に位置づけされるだろうけど、それでも他の作家がクソすぎるんで相対的に面白いことになる。
924 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 16:36:28
消えた奴面白いね。
俺なら少女に悪戯するな・・・
>>920 2週間で106万部だぞ。
なにがないだ、アホ!
日本文学始まって以来の大ベストセラーだ。
まあ、当然だが。
確実に社会現象になる。
凄いよ、春樹は。
927 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 20:35:25
928 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 20:37:05
何文芸フェチって?
929 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 20:41:58
931 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 21:50:26
932 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 21:57:37
村上春樹は国語の教科書に載ってるから、
日本文学で無問題。
933 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 22:00:32
誰が三文文士やねん!
934 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 00:59:49
ノルウェーの森は超えられない
935 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 01:40:26
あーあ、中上健次が生きてたらなあ。
936 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 01:55:54
まぁ、翻訳された米文学に影響されてる訳だから、
1/8アメリカの血が入った混血児ってところか。
でもそれを言い出すと、海外文学に影響を受けたことない作家なんていない訳で
日本文学自体が・・・。
937 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 01:57:28
て訳で、やっぱり日本文学で正しいらしい。
938 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 01:58:42
>>935 ね。アメリカの自宅まで行って玄関で土下座させるだろうね。
939 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 02:14:44
>>938 それはないでしょう、中上は村上をずいぶん評価してたから…。
そういうんじゃなくて、日本の文学がもっともっと面白くなっていただろうな
あって気がするのよね。
やっぱり村上春樹だけじゃあバランスが悪いのよ。
他が雑魚すぎるんだよね。
小説分野自体が疲弊してる。
941 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 00:03:37
肝臓の石の話を読んだ。
いいね・・・
>>935 > あーあ、中上健次が生きてたらなあ。
丸山健二がまだいるじゃないか。
>>940 そのとおりだと思います。
村上春樹がすごいのではない。
他の作家たちがダメ。
原稿用紙100枚ぐらいが丁度いい。
946 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 16:55:44
東京奇譚って最高!
947 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 00:05:17
村上春樹の文章構成は最高!
948 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 00:56:39
緑色の獣、品川猿、沈黙、氷男、ハナレイ・ベイ、午後の最後の芝生、
レーダーホーゼン、眠り、蜂蜜パイ、それにゾンビ!
いい短編いっぱいあるなー
949 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 00:57:34
その死にあたり、母なる自然は自らも死ぬことを恐れた・・・
フランツ・カフカ賞の春樹を評する言葉だ・・・
自然は自らを完璧に描く作者がいなることを恐れているのだ・・・!
950 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 01:04:46
品川猿、途中ダルいところがあったけど、
概ね、面白がった。
さて、ダンスダンスを・・・
951 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 16:28:13
短編集は面白いね。
短編はほんと外れしらずだよな
駄目な短編集って無いんじゃないだろうか ちょっと思い浮かばない
953 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 20:57:31
肝臓石の話、好きです。
腎臓結石の話は、もっと面白かった。最高です。
955 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 23:18:52
> 腎臓結石の話
柳家喬太郎の新作落語。
957 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 19:43:36
村上春樹がカルト組織から終日嫌がらせを受けているそうです。
どうやら、書いてはいけないことを書いたようです。
ヤマギシですか?
959 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 12:08:42
エホバですか?
なにでなにを書いた
961 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 03:01:52
テレビピーポーって、面白いね!
この人は短編にこそ魅力があるのにね
963 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 11:09:01
「午後の最後の芝生」大好き。
誰か短編映画撮ってくれないかな。でも舞台は日本じゃダメだね。
アメリカびいきの春樹だけど、個人的にはイギリス映画が希望。
春樹はウディ・アレンなら無条件で映画化OKなんだってね。
意外とエリック・ロメールなんてハマリそうな気がするけど。
964 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 11:53:08
春樹をロメールで映画化はスノッブ臭強くなりすぎて×
1Q84は故人だけどペキンパーで
965 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 14:43:01
午後の最後の芝生は映画化するなら
女の子の部屋の雰囲気を出せるかどうかにかかってるな
そもそも映像で表現できるようなしろものかどうか
966 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 15:36:59
そうね。部屋の雰囲気と、役者のレベルにかかっている。
セリフはものすごく少ないしね。
役者も思いつかないね。
ノルウェイの森 読みました。
それは良かった。
969 :
吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 00:47:49
ワン
ツー
スリー
品川猿が好きだな
窓って短編がすごい好きだけど、最後の「僕は彼女と寝るべきだったのか」はいらないと思った。
窓いいよね。
973 :
吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 18:15:14
窓ってどれに入ってるんだっけ
974 :
吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 18:22:02
自己解決した
カンガルー日和に入ってた奴か
前の題の方が全然いいな
めくらやなぎと、眠る女、が好きです。
短編としてほとんど完璧に近い作品だと思います。
作者もたぶんお気に入りだと思います。
なぜかというと
976 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 00:41:58
失った事のない人間に説明はでき
>>976 > 失った事のない人間に説明はでき
デターーーーーー!
村上春樹好きの○○ちゃんw
なんか、「像の消滅」を読み直してて、一度
読んだことのあるやつだからストーリを思い出しながら、
次はこうなるって思いながら読んでて、その中の『眠り』って
話を読んでるときに、思い出したストーリーが、
”奥さんがアルチュ−になる話だな、旦那は浮気してて”
って思ったんだけど、作中にはそんなこと書いてないよね?
だれかがこんな解説してたのかな?
それか誰か別の人でそんな話があったのかな???
なんかアル中で酒臭くて周りに避けられたりとか、被害妄想とか、
最後も警官か誰かがきてるだけなんだって思ったんだけど。
979 :
吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 23:43:20
タクシーの中の男が好き
980 :
吾輩は名無しである:2009/08/19(水) 14:26:39
村上春樹 小学校卒業文集
真珠の国をたずねて
神