1 :
吾輩は名無しである :
05/02/03 19:20:43
2 :
吾輩は名無しである :05/02/03 19:23:15
3 :
吾輩は名無しである :05/02/03 19:24:11
フランス人の友達に今時バルトなんて読んでる日本人は馬鹿だって言われた。
4 :
吾輩は名無しである :05/02/03 19:24:43
えーん
5 :
吾輩は名無しである :05/02/03 19:30:00
「フランス人」の友人がそう言ったから駄目になるのか、そうかそうか。
7 :
吾輩は名無しである :05/02/03 19:32:26
>3 フランス人、本読まないからね。
売れてる日本人作家が吉本ばななだもんな
フランス人の友達に吉本ばなな読んでる日本人は最高だって言われた。
フランス人の友達に今時バナナなんて読んでる日本人は馬鹿だって言われた。
日本人の友達に、今時ばなななんて読んでるフランス人とイタリア人はばかだって言われた。
13 :
吾輩は名無しである :05/02/03 19:54:30
イタリア人の友達に、今時ばななを読む日本人は馬鹿だと言うフランス人は馬鹿だと言われた。
フランス人の友達に今時バナナなんて食べてる日本人はサルだって言われた。
16 :
吾輩は名無しである :05/02/03 20:01:23
でも日本でしか読まれてない作家っているよね。 ファーブルなんかも、ふつうのフランス人は誰も知らないらしい。
フランス人の友達に今時サルなんて食べる朝鮮人はバナナを食べろと言われた。
>16 すばらしいじゃない! 日本人で良かった!
セリーヌのパンフレットも、刊行されているのは日本だけ。
20 :
吾輩は名無しである :05/02/03 20:32:19
フランダースの犬も日本が一番知名度があるとか
何しろ現地で日本語のガイドブック売ってるからね。
22 :
吾輩は名無しである :05/02/03 20:41:18
逆もあるよな。新渡戸稲造がブラジルで読まれてたり。
みすずの著作集のもととなった新版全集、フランスでも読まれてるわけだが。
24 :
吾輩は名無しである :05/02/03 20:48:56
俺が何人であるかということと、バルトがフランスで読まれていることにどういう関係が?
読まれてるっていうか、出版されてるだけしょ
27 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:05:56
バルトがフランスで読まれていなくて、 日本でだけ読まれてるってことにしたい人がいるね。 でも君の思惑とは違って、 amazon.frでは1万位以内に複数タイトル入っている。 さて日本はどうだろう。
そもそも読まれなかったら出版されないわけだ。 ていうか、バルトがフランスで読まれてないとうるさい粘着は出て行ってくれ。
29 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:08:39
>27 誰に言ってんだ(微苦笑
30 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:09:51
フランスのバカが読んでるのかも。
フランス人の友達がとか、出版されてるだけでしょとか、 そういうのはみっともないからやめたほうがいいよ。
バルトがフランス人にどう思われてるかなんて、どうでも良いっす。
33 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:18:24
その通り、フランスなんてどうでもいい。 日本では時代錯誤の馬鹿にしか読まれてないという事実だけでいい。
フランス人が読んでようと読んでまいとどうでもいいので、 Laissez-nous!! ほっといてくれ!
>>33 じゃあ、時代錯誤じゃないおまえは何を読んでるんだ?
37 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:20:42
>34 おいおい、どうした。
39 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:22:52
40 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:24:03
そうか、パリ第8大学でバルト研究しているやつらは馬鹿なんだ。
42 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:25:01
43 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:25:46
44 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:26:49
>35 樫村晴香
45 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:27:26
46 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:27:33
47 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:28:28
48 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:28:35
49 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:29:09
50 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:30:58
池澤夏樹論、という授業もあるらしいしね。
僕のせいじゃない
53 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:39:16
>51 嘆いてないで軌道修正しろよ。
おいおい、新しいスレだな。 バルトはやっぱ『エッセ・クリティック』が最高じゃないかね? ちなみにS/Zは読んでない。
あー、なんかちんちん痒くなってきた 明日病院行こ
56 :
吾輩は名無しである :05/02/03 21:50:23
物語の構造分析とサラジーヌは続けて読んでー
みすずのバルト著作集ってなんか中途半端な気がする。 みすずから単行本で出てるやつは入ってないしね。 翻訳が悪いと評判のやつもあるわけなんだから改訳してほしいな。 あと、高すぎる。『記号の国』だけで3500円はないだろ。
58 :
吾輩は名無しである :05/02/04 04:03:44
59 :
吾輩は名無しである :05/02/04 14:04:35
>>57 同意。高くても二千円台にとどめて欲しかった。
60 :
吾輩は名無しである :05/02/04 14:15:39
貧乏人がカッコつけてバルトとか読まないで下さいよ、お願いだから
すぐ金持ちとか貧乏人とかしか言えない奴はガキ
62 :
吾輩は名無しである :05/02/04 21:54:38
バルトのスレでさえ荒れるんだ。 もうどこに行ったらいいのか分からない〜。
>>62 2ちゃんには来ないほうがよいかと。皆こんなもんですよ。
>>56 物語の構造分析とサラジーヌね。
理論と実践ってわけか。
「物語の構造分析」は読んだんだけどイマイチな感じ。
彼自身によるRB 恋愛のディスクール・断章 明るい部屋 このへんの後期はちょっとテイストが甘いね。
最後は小説に向かってたからね。 著作集10を読めば解るよ。
67 :
吾輩は名無しである :05/02/05 10:38:27
バルトのありえたかもしれない小説って どういう感じになったんだろうな。
意外に最高傑作はサド・フーリエ・ヨヲラだったり。
意外でもない。普通に最高だよ。
70 :
吾輩は名無しである :05/02/06 09:19:42
「サド・フーリエ・ロヨラ」なんだが。。。
ヨヲラ ワロタ
確かに「ヨヲラ」は意外だったよ・・・・・・
マジかネタか決定不可能なまでによくできた言い誤りだ
まあ、ロヨラなんて音の並びは日本語では有り得ないもんな。とフォロー。
廣松渉の最高傑作もエンゲルス論だしな
サド・フーリエ・ロヨラが最高傑作っていう話は、他の場所でも聞いたことあるな。 でも、それってつまり・・・。
つまり・・・他が最高傑作ではないということであり・・・なぜならば・・・
79 :
SXY ◆uyLlZvjSXY :05/02/08 23:48:48
>>71-74 「ヨヲラ」というこの3つの字の類似した字面における
日本語のエクリチュールのマテリアルな部分には
RBもとても興味をかきたてられたに違いないよ。
80 :
吾輩は名無しである :05/02/08 23:59:57
しかし何でフリーズするんだよね。 それからキットを汲むことをしたいんだよね。 それとツーリングも生きた印。あれなんでマオッタンダ。
ほす
83 :
吾輩は名無しである :05/02/22 15:18:16
地元の図書館では、収められていたバルトの著書が全て盗まれて、 新しく入った本は、別館のリファレンスルームに置かれてる。 すごい人気だな。DQNに。
84 :
吾輩は名無しである :05/02/22 15:28:18
旧修辞学―便覧が復刻されたけど、もう、かなり古本が出回ってるね。 1400円で買えた。
現代社会の神話 ロラン・バルト著作集 3 定価5200円(本体5460円) ISBN4-622-08113-X 2005.02.23 『零度のエクリチュール』で颯爽と登場したバルトは、モー リス・ナドーが創刊した月刊誌『レットル・ヌーヴェル』の 常連執筆者となった。1954年11月から1956年5月まで、 一回に数編のエッセイを「今月の小さな神話」と題して連載 した。「[日常生活のなかで]あたりまえのことが飾りたて られて示されているときの、そこに隠されていると思われる イデオロギーの濫用」を明らかにすること。この社会的な 「神話」は衣食住から文化一般、裁判、植民地、スポーツに いたるまで、プチブル大衆社会にひそむ意味作用である。取 捨選択、加筆して一本にまとめるにあたり、バルトは当時夢 中になっていたソシュールに学んで記号学的アプローチで神 話の全体を論じる(本書第二部)。これまで『神話作用』と いう題で抄訳しかなかった、初期バルトの主著。初めてその 全貌が伝えられる。
86 :
吾輩は名無しである :05/03/03 03:39:23
未訳とか、未完訳って他に何がある? 訳してみたいんだけど
残念ながらどんな小文も残らず現在刊行中の集成に収録予定。 訳されないとすれば、どこかで話した発言くらい。
88 :
吾輩は名無しである :05/03/20 00:45:36
89 :
吾輩は名無しである :2005/03/26(土) 02:41:12
みすずの新しいのの影響で、古本が値崩れしてらっさる。
90 :
吾輩は名無しである :2005/03/30(水) 01:02:09
放送大学テレビ 2005年4月番組ガイド ★テレビ特別講義ダイジェスト ■ロラン・バルトと現代〜テクストの快楽が意味するもの〜 担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家) 担当講師:小林 康夫(東京大学大学院教授) 担当講師:石田 英敬(東京大学大学院教授) <4月3日(日曜)20時 〜20時45分> 1960年代に「構造主義・四天王」の一人とされたロラン・バルトは, 死後22年を経て,その評価はいよいよ高くなっている。パリ・ポンピドゥー・ センターにおける『ロラン・バルト展』と国際シンポジウム,ならびに 『バルト・デッサン展』とバルト国際シンポジウムを素材に,ロラン・バルト評価の現在を問う。
91 :
吾輩は名無しである :2005/04/03(日) 18:33:06
どうだった?
93 :
吾輩は名無しである :2005/04/26(火) 13:32:41
どうだった?
94 :
吾輩は名無しである :2005/04/26(火) 14:18:32
>>90 >パリ・ポンピドゥー・センターにおける『ロラン・バルト展』
↑大人のための『託児所』みたいな空間でとっても楽しめたの覚えてる〜♪
日本語のメモも。
97 :
吾輩は名無しである :2005/05/16(月) 11:45:37
演劇のエクリチュール 1955-1957 ロラン・バルト著作集 2 ロラン・バルト 大野多加志 訳 石川美子 監修 A5変型・296頁 定価4410円(本体4200円) ISBN4-622-08112-1 2005.5.10 OEuvres Completes by Roland Barthes 第二作『ミシュレ』を刊行し、新進批評家としての位置を確立した バルト。学生時代に「ソルボンヌ古代演劇グループ」を創設したほ どの演劇好きだった彼は、『テアトル・ポピュレール(民衆演劇)』 誌の編集委員として、演劇批評に力をそそぐようになる。そして ブレヒトの「ベルリナー・アンサンブル」のパリ公演はバルトに 決定的な影響をあたえた。その軌跡を示す数多い演劇論のほか、 サルトルの戯曲『ネクラソフ』の擁護、『ペスト』をめぐるカミュ との論争など初訳論文52編を収める。1957年に『アナール』誌 に発表された「衣服の歴史と社会学」はソシュール言語学との遭遇、 社会記号学という新たな道に踏み入るバルトの姿を明かしている。 緊張と期待にみちた時期の批評集。
98 :
吾輩は名無しである :2005/07/13(水) 03:17:16
>>86 >>87 「ラシーヌ論」 Sur Racine って未邦訳でしょうか?
みすずの著作集の案内(同社サイト)にも載っていないのですが。
どなたかお詳しいかた、ご教示くだされば幸いです。
みすずから刊行予定。
またストップすると思うよ 渡辺守章にみんな遠慮しているから、 存命中は無理かもな
101 :
吾輩は名無しである :2005/07/14(木) 00:04:03
『ラシーヌ論』は、『現代思想』に部分訳。1980年6月号。 渡辺守章訳。この人の「解説」つき。「さわり」を訳したんだそうだ。ふーん。
渡辺は実力もある人なんだが、キャラが政治屋杉。 翻訳はやっていないだろう。
放送大学。
104 :
98 :2005/07/14(木) 00:59:14
>>99 >>100 >>101 みなさま、ご丁寧に教えてくださり、ありがとうございます。
Points版でそんなに分厚くないようなので、
現代思想の部分訳をたよりに、よんでみたいとおもいます。
105 :
吾輩は名無しである :2005/08/03(水) 02:53:12
翻訳で読んでも意味あんの?って気がしてなかなか読めねー 仏文の人らはみんな当然原書読んでるわけでしょ?
糞訳以外は翻訳で十分だよ
107 :
吾輩は名無しである :2005/08/03(水) 10:53:56
バルトの邦訳で読んじゃいけない糞訳はどれでつか?
ちくまの文庫はほぼ糞
109 :
吾輩は名無しである :2005/08/04(木) 04:37:27
たいして才能ないよこの人は。 でもいまの日本の風潮のなかでは持ち上げられてるねw
110 :
吾輩は名無しである :2005/08/05(金) 12:22:57
えっせいすとだよ
逆だろ 今の日本の風潮はこういう物書きを貶す方向。 むしろバルトのような明晰な書き手がもっと必要だと思う
112 :
吾輩は名無しである :2005/09/01(木) 01:00:08
映像の修辞学はどうですかい?
113 :
名無し物書き@推敲中? :2005/09/13(火) 12:55:22
0
114 :
吾輩は名無しである :2005/09/22(木) 00:52:08
「映像の修辞学」より「明るい部屋」のほうが良いね。
禿しく便意。
早く逝ってきなさい。
炒ってきたけど、僅かに尿意。
119 :
吾輩は名無しである :2005/11/13(日) 00:05:59
テクストの出口
ロラン・バルト
沢崎浩平 訳
四六判・258頁
定価3045円(本体2900円)
ISBN4-622-07155-X C1098
1987.10.15[初版]2005.07.01[新装版]
LE BRUISSEMENT DE LA LANGUE
Essais Critique IV
by Roland Barthes
「プルーストにとって、《人生の半ば》は、もちろん、母親の死でした……
遅まきながら、この悲しみは、私にとっても、私の人生の半ばとなるでしょう。
というのは、《人生の半ば》とは、おそらく、死は現実的なものであって、
もはや単に恐るべきものではないということを発見する瞬間以外のものでは
あり得ないからです」(ロラン・バルト)
本書は、作家論と《イメージの周辺》を扱った批評的エッセー18篇を収める。
母親の死を契機に自らをプルーストの体験に重ね合わせて語る興味深いプルー
スト論、バタイユ文学への深い理解に満ちた「テクストの出口」、惜しくも遺稿
となったスタンダール論をはじめ、大学制度批判としての「作家、知識人、
教師」「ゼミナールに」、またミシュレやブレヒトの再読、さらに無名のF・B
やサルドゥイ、ルノー・カミュなど、わが国に余り知られていない作家の選び方
も刺戟的である。執筆された時期、対象となった作家や思想の多様性のために
本書の18篇は、バルト自身の多様性と思考の流れ、さらには現代という時代の
多様性を知るのに恰好のエッセー集となっている。
http://www.msz.co.jp/titles/06000_07999/ISBN4-622-07155-X.html
120 :
吾輩は名無しである :2005/11/13(日) 09:57:40
ミハイル・バフチンマンセー!
121 :
吾輩は名無しである :2005/11/13(日) 23:20:50
age
「偶景」と「パリの夜」
123 :
吾輩は名無しである :2005/11/14(月) 05:13:34
あげ
124 :
吾輩は名無しである :2005/12/02(金) 14:45:24
バルトヲタの教授の授業のレポートコピペで組み上げて、 「本レポートは引用の織物である」って結んだら“可”がきた。 ただし、次やったら単位落とすうえに授業出禁だそうだ。
125 :
みほみほ ◆fXdBq/cRPI :2005/12/02(金) 14:57:23
>>124 声に出して、笑っちゃたよw。
テクストの快楽を実践したのです、
とか意味不明なこといって、逆ギレすればよかったのに。
126 :
吾輩は名無しである :2005/12/02(金) 15:07:08
127 :
吾輩は名無しである :2005/12/02(金) 15:15:10
次は、その先生の講議の構造分析をやって、 レポート提出してみれば。
128 :
吾輩は名無しである :2005/12/07(水) 06:45:42
バルトヲタ教授ってのは、鈴村和成あたりのことか?
129 :
吾輩は名無しである :2005/12/08(木) 00:12:55
1/下 ロラン・バルト講義集成(全3巻) 1回3巻 いかにしてともに生きるか ロラン・バルト著 野崎歓訳 筑摩からでるようです
山形浩生が例によって口汚い罵倒をアマゾンに書いているね
山形って馬鹿のくせに偉そうだよな。
自分の馬鹿に気づかない馬鹿ほど手に負えない馬鹿はないよ、まったく
山形の馬鹿はおいといて、ところで「文学界」でバルト特集やってたのに書き込みが なかなかないね。みんなまだ読んでないのかな?
そうだったのね!さっそくチェックしてきまつ
135 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/21(土) 00:37:54
結局はロラン・バルトって一体何者だったのか? なんかファジーな存在だなあ。
136 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/24(火) 17:52:08
バルトの美術批評面白い!!
137 :
吾輩は名無しである :2006/02/18(土) 19:26:28
age
138 :
吾輩は名無しである :2006/02/19(日) 00:00:49
自殺した同性愛者 バルト、メルロ=ポンティ、ドゥルーズなどなど
140 :
吾輩は名無しである :2006/02/19(日) 00:13:22
バルトとドゥルーズは同性愛者だお
バルトは自殺してないし、ドゥルーズはヘテロで娘がいる
バルトは間違いなくそうだろうけどね。ドゥルーズも実はそっちって話はちらほらと聞くけど…。
俺は違うんじゃないかと思うけどなぁ…。
まぁ
>>141 が言ってる事(結婚して子供がいる)は全くドゥルーズがヘテロであることの証明にはならないな。
ドゥルーズの書いたもののなかでチラッとでもそっち方面のことが感じられるような文章ってある?
フェリックス ガタリの立場は?
電波はどうでもいいんですよ電波は。
話の流れとは違いますけどジョアン・コプチェクが 「バルトの映画論とドゥルーズの映画論は似ている」みたいなこと書いてます。
146 :
吾輩は名無しである :2006/02/26(日) 09:26:43
すみません。「記号学の原理」読んだのですが、いまいちコノテーションの意味がつかめません。 記号論・言語学の入門書や「表徴の帝国」「神話作用」を呼んで、雰囲気としては解るのですが…。 コノテーションをある程度理論的に把握できる中級者向けの概論のようなものを教えて頂きたいのですが。
147 :
吾輩は名無しである :2006/02/26(日) 18:19:38
age
エミリー・ドゥルーズは映画作家だね。
>>146 理論的にってほどご大層なものじゃないと思うけれど?
「あいつはポルシェに乗ってる」というときのベンツは、どのメーカーの
車かを指す部分がデノテーションで、直接的でない部分で「金持ち」
というのを暗に示している部分の意味がコノテーション、というだけ
のことだけど。理論って何を知りたいの?
>>148 エミリーは本当に映画を作ってるのか??
寡聞にして知らぬのだが
>>150 そうだよ。おれは見たことないけど。日仏だかアテネではやったはずだが。
『新しい肌』って作品だね。
>>151 みてみたいなー。タイトルも悪くないね。関係ないけど「新しい肌」って、なんかバルトを想起させるような言葉だな。
…DVD化されることは絶対あり得ないだろうけど。ストローブ=ユイレ然り。
>>152 ちなみにストローブ=ユイレは最近何本かDVD化されてる。
amazonとかで探してみれば分かるよ。
>>153 ゴメソナサイ orz
んで、ぐぐってみたんだけど↓
>アニエスb.は映画が大好き パート2 5月1日(月)〜5月7日(日)会場:青山スパイラル・ホール
>新しい肌 PEAU NEUVE 1999年 96分
>テレビゲームのテスターをやってる男性が、日常に物足りないものを感じ、仕事を辞め、
>ブルドーザーの運転手になるための研修を受ける。研修は寮生活、その隙に妻は浮気し、
>彼自身は落ちこぼれの男性の同僚に心曳かれていく・・・。アニエスb.が製作に参加。
>監督 エミリー・ドゥルーズ
>1999年カンヌ映画祭映画批評家連盟賞受賞
>このイベントは、8月24〜25日 高知県立美術館、9月1〜12日 広島映像文化ライブラリーでも行われます。
誰か見た人いない?思いっきりスレ違いで恐縮なんだけども。
んで関係ないけどこの主人公の境遇って藻れの知り合いと似てるな。…
>>146 ER(ERC)とかは理解できたのか?
いずれにせよ記号学の原理では机上の空論、というかそもそも具体例を
分析した本じゃないから、バルトのコノテーションにかんするモデルの
実例という意味では『モードの体系』にあったってみれ。
156 :
吾輩は名無しである :2006/03/17(金) 21:15:27
筑摩書房『いかにしてともに生きるか』(だったかな)野崎歓・訳 本屋で見た。どうかな?
157 :
吾輩は名無しである :2006/03/18(土) 15:33:53
>>148 シニフィアンとシニフィエの関係にあてはめるだけでいいと思うんだけど
158 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 23:25:57
野崎歓の「ちくま」3月号に出てたエッセイもよかったな。 「何度も生まれ直すことのできる者こそ真の旅人だ」という言葉を知った。
159 :
吾輩は名無しである :2006/04/03(月) 22:45:06
ほとんど読むやついないの?
ふつーに面白いよね。
161 :
吾輩は名無しである :2006/04/04(火) 09:55:01
はあ? なにが?
162 :
吾輩は名無しである :2006/04/11(火) 20:00:48
『いかにしてともに生きるか』、どなたかよまれましたか?
163 :
吾輩は名無しである :2006/05/02(火) 22:25:48
いかにしてともに死のうか(練炭自殺者)
烏賊にして艫に生きるか(幻の巨大イカ探検隊)
165 :
吾輩は名無しである :2006/05/25(木) 04:57:07
カソ
ゲソだよ(幻の巨大イカ探検隊)
167 :
吾輩は名無しである :2006/06/24(土) 01:34:29
168 :
吾輩は名無しである :2006/07/12(水) 11:12:26
保守
169 :
吾輩は名無しである :2006/07/20(木) 20:23:34
フランスで読まれてない って馬鹿みたいに繰り返すあほは外国至上主義者? だいたい日本でもバルトってそんなに読まれてるのか? つか読まれてようがなかろうが、自分で読んでみてからじゃなきゃ うんぬんいえねえだろ?読んだ上で、フランスが〜とか いってるのは自分の頭でかんがえられねえのか?
170 :
吾輩は名無しである :2006/07/25(火) 12:59:54
宗左近のバルトの訳、ひどいらしいね。 松浦寿輝と野崎歓がユリイカのバルト特集で触れていた。 特に、松浦は、なんでこれしきの語学力で翻訳をやろうとするのか、 といわんばかりの怒りようだった。
171 :
吾輩は名無しである :2006/07/28(金) 15:19:29
hoge
>170 あれだけ怒るのも解る。 電波ゆんゆん宗左近は糞訳。 松浦が指摘していた冒頭はマジで糞。 宗に会いに行って文句言おうかと思ってたが死んだから そのうち墓にみすずの新訳を置いて来ようと思ってる。
173 :
吾輩は名無しである :2006/08/18(金) 20:39:24
「彼自身による ロラン・バルト」だから新装版はバルトの写真を表紙に使ったのか? ちょっと安直な気がしないでもない。 79年版はまことにに美しい装丁だった。バルト作のカラフルな絵画が 描かれたカバーをめくると本体表紙にも同じ絵が描かれていた。 みすずさん、おもいっきり手抜きした上に価格は大幅アップってどういうこと?
174 :
吾輩は名無しである :2006/09/12(火) 23:51:10
ファジー
175 :
みすず :2006/09/13(水) 00:10:41
176 :
みすず :2006/09/13(水) 00:14:05
>>173 おまーらが本買わねがら、おらが社さズッコケそうだがや
みすず書房の本けっぱって買え。わがったな!
177 :
みすず :2006/09/13(水) 00:20:10
最近よく読み返すのが小林秀雄とバルトなんだよ。体育会系的で 似非合理主義的プラグマティズムがはこびる現在だからこそ、 彼らのいい意味での曖昧さ、テクストにおける残余に対する姿勢、 言葉を全く信用しない絶対的言語主義者という存在がとても新鮮。
179 :
吾輩は名無しである :2006/10/15(日) 01:57:38
ずっと全訳がなかった『批評と真実』と『ラシーヌ論』が相次いで刊行されましたけど、 どうなんでしょう? この二冊は。まだ読んでません。 個人的には「著作集」の第5巻『批評をめぐる試み』の新訳、うれしいです。 『エッセ・クリティック』版の誤訳、きれいに直されてますね。 誤訳が見つからなかったんですが、誰か見つけられた方いますか? バルトの今までの訳が(ジュネットもそうですけど)ひどかったと皆さん言われるので、 ちょっと確認してみました。別に誤訳探しが趣味ではないです。念のため。 他の新訳では、誤訳がまだ何箇所かありましたけど、格段に正確になっていると思います。 これを機に、またバルトが読み直されるのでしょうか? 例えば作家とかに。 それとも大学のアカデミックな枠でのみ? バルトの可能性や、いかに? みなさんどうお考えでしょうか?
どうでもいいよ
181 :
吾輩は名無しである :2006/10/15(日) 11:40:19
よくないよ
182 :
吾輩は名無しである :2006/11/30(木) 19:14:15
さてさて。
183 :
吾輩は名無しである :2006/12/05(火) 00:52:48
保守age
184 :
吾輩は名無しである :2006/12/22(金) 21:31:26
保守age
185 :
吾輩は名無しである :2006/12/23(土) 01:08:01
ちと古びてきた批評家
批評家は批評家として古びてからのほうが 文章を味わえるものじゃないのかな。
バルトなどマジマジと読む方が馬鹿げてる だからこそバルトがかわいい
188 :
吾輩は名無しである :2006/12/23(土) 08:08:31
みすず、ぼったくりだよ、みすず。
189 :
吾輩は名無しである :2006/12/23(土) 11:14:55
もっと古びて、誰も読まなくなってから、 彼はひそかにバルトを読みふけるだろう。 日曜日の午後のテラスで。
>日曜日の午後のテラスで。 うすら寒いんだよ
191 :
吾輩は名無しである :2006/12/23(土) 14:30:09
やっぱかかった。うすら馬鹿がw
テラスは寒いっつーより直射日光で目に悪い。 それはともかく、読者はえてして「自分だけが読んでる」 って思うものだが、そう思える時点でもそういうことって ほぼないと思う。
193 :
吾輩は名無しである :2006/12/23(土) 18:27:29
>>189 の文章をもっと詳しく読解してみよう。
一見、ドグマティックかつナルシスティックに見えるが、
2行目の人称代名詞においてこの文章は第一印象を裏切る。
誰がひそかにバルトを読みふけるのかといえば、「彼」である。
なぜここで「私」ではなく「彼」という三人称が選ばれているのだろうか。
タイプミスは考えにくい。あえてこの言葉が選ばれているのだ。
「彼」とは一体誰なのか?
そしてなぜこのエクリヴァンは時間と場所を指定することまでしたのだろうか。
いつでもいいわけではなく、どこでもいいわけでもない。
バルトを読みふけるのは「日曜日の午後のテラス」でなければならないようだ。
194 :
193 :2006/12/23(土) 18:34:40
「日曜日の午後」にしか読書に時間を費やせないということは おそらく学生や主婦ではなく、勤め人であろう。 そして「テラス」のある家に住んでいることからすれば、 かなり経済的には豊かであることが推定できる。 しかし「彼」はなぜ屋内ではなく屋外を選んだのか。 192のいうとおり「直射日光で目に悪い」場所なのに、 なぜ書斎を選ぶことをしなかったのだろうか。 テラスがある以上、その家に書斎がないほうが不自然だ。
全然勉強不足ですが、彼は父ですね
196 :
193 :2006/12/23(土) 21:15:02
父かも知れない。あるいは兄、弟である可能性もあるだろう。 とにかくエクリヴァンは「彼」がするであろうことを推測し、 そうする権利があるほど、よく知っているわけだ。 しかしなぜ「屋外のテラス」なのか? 現在の日本の気候をあてはめる必然性は持たないとしても なぜ屋内を選ばなかったのか。屋外より暗いからか。 しかし、南に窓があって光が充分にある部屋もあるはずだ。 あの「明るい部屋」のように。 彼は明るい部屋を抜け出してテラスに出たと考えるべきであろうか。
197 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 01:42:02
ポストバルトの人間?
198 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 02:26:56
曇りがちの南国なら気温も光線も無問題
監禁状態から抜け出すと、光って普段より明るく感じるんすかねー?
200 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 13:26:08
そりゃそうだろう
201 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 16:27:15
イブに書き込むのもアレですが、彼は私ですよ。
202 :
吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 18:52:17
>王を射ったかどで、今、裁判にかけられている?引き職人ダルメスは 自分の政治思想を小冊子に書いている……。彼の文章に最もよく出て来る言葉は 貴族aristocratieである。彼はこれをharistaukrassieと書く。 こんな風に書かれると、この単語はかなり恐ろしい……。 なんで恐ろしいのか教えてください。
203 :
吾輩は名無しである :2006/12/25(月) 10:52:30
自分で調べればわかるとおもわれ。
204 :
吾輩は名無しである :2006/12/26(火) 00:23:48
彼とはデリダのことでe
ほんとうですか?
206 :
吾輩は名無しである :2006/12/26(火) 13:54:50
うそです
うそつかないって約束したじゃない!
208 :
吾輩は名無しである :2007/01/04(木) 07:07:45
保守age
209 :
吾輩は名無しである :2007/01/06(土) 01:31:38
210 :
吾輩は名無しである :2007/01/10(水) 00:33:17
最近翻訳ラッシュ
211 :
吾輩は名無しである :2007/01/10(水) 21:22:16
バルトって要するに何?
ムスコ
バルト海
214 :
吾輩は名無しである :2007/01/10(水) 21:27:26
官能の戯れ
言葉あそび
216 :
吾輩は名無しである :2007/01/11(木) 10:43:03
晩年はもはや記号学者じゃない
217 :
吾輩は名無しである :2007/01/11(木) 16:00:54
小説家にはなれなかつたとおもふ
218 :
吾輩は名無しである :2007/01/11(木) 16:19:50
ロマネスクへの誘惑
脱神。最後の神への皮肉。
脱糞。最後の紙への皮肉。
221 :
吾輩は名無しである :2007/01/12(金) 00:34:48
一番すぐれているのはモードの体系かと。
222 :
% :2007/01/12(金) 01:27:09
「彼自身によるロラン・バルト」以降 ロマネスクモードに入った観がありますが、 自伝的かつロマネスクな方向性は ヌーヴォーロマンの作家たちにも 影響を与えたんでしょうかね。
223 :
吾輩は名無しである :2007/01/12(金) 02:07:42
いわゆる「後期バルト」ね。
224 :
吾輩は名無しである :2007/01/13(土) 14:54:05
後期バルトは記号学者の背広を脱いだ快楽主義者
225 :
吾輩は名無しである :2007/01/13(土) 15:01:23
ちなみにその背広はアルマーニのものだった
バルトはアルマーニに背広を盗まれたイカ
それでもバルトはチェシャー猫の笑いを浮かべようと何度も試みている…笑
保守age
229 :
吾輩は名無しである :2007/01/13(土) 22:43:05
アルマーニに背広を盗んだのはクリステヴァ
このへんへ来るとちょっとほっとする。
保守age
バルトの「第三の意味」で卒論書きました。 彼の独特の文体には引き込まれますね。
233 :
吾輩は名無しである :2007/01/28(日) 03:08:56
保守age
234 :
吾輩は名無しである :2007/01/29(月) 23:21:51
明るい部屋はどうよ
235 :
吾輩は名無しである :2007/01/31(水) 18:00:16
薄暗いよ。この部屋。
ライト付けようか。カチッ
237 :
吾輩は名無しである :2007/01/31(水) 20:17:33
そこにはバルトにタチで挑む浅田彰の姿が...
バルト(いい眼鏡だな…)
いらん・ばると
240 :
吾輩は名無しである :2007/01/31(水) 23:07:03
浅田彰氏はデブ専ではありません。
241 :
吾輩は名無しである :2007/02/01(木) 01:18:21
浅田「ここはなぜかネタスレに傾斜しがちですね」 バルト「快楽はネタのエクリチュールのほうが大きいのだろう」
242 :
吾輩は名無しである :2007/02/01(木) 17:26:50
第58回読売文学賞研究・翻訳部門で 渡邉守章氏(ロラン・バルト『ラシーヌ論』)が受賞。
243 :
KEMANAI :2007/02/07(水) 00:37:06
『ラシーヌ論』はいつか読んでみたいと思いつつ積読なのを思い出したよ。
244 :
吾輩は名無しである :2007/02/23(金) 09:29:34
保守age
245 :
吾輩は名無しである :2007/02/23(金) 17:39:28
age
246 :
吾輩は名無しである :2007/02/23(金) 19:21:29
渡邊守章の著書と翻訳書を読むだけではなく、彼が演出する演劇を観ることが大事。
247 :
:「KEMANAI」@タコシェ :2007/02/24(土) 01:11:04
バルトにまとまったプルースト論がないのが不思議な気も。
248 :
吾輩は名無しである :2007/03/11(日) 15:25:04
保守age
249 :
吾輩は名無しである :2007/03/13(火) 07:46:32
松浦寿輝や丹生谷貴志にまとまったバルト論がないのが不思議な気…はしませんね、ハイ
250 :
吾輩は名無しである :2007/03/21(水) 22:05:26
保守age
251 :
吾輩は名無しである :2007/03/26(月) 10:37:14
保守age
252 :
:「KEMANAI」@タコシェ :2007/03/27(火) 00:58:29
文庫化はもうおしまいなのかな?
253 :
吾輩は名無しである :2007/04/10(火) 20:54:39
垂直の大騒ぎってどういう意味なの?
254 :
吾輩は名無しである :2007/06/19(火) 00:29:02
>>247 いつかはまとめようと準備していたらしいけど、その前に小説執筆の誘惑が来ちゃって
そうこうしてる間に死んじゃった。
批評集としてまとめられてるのではなしに 1冊まるごとの作家論として たしかにプルーストはあってもおかしくないし ARG論があってもいいと思うな。 ラシーヌとバルザックという19世紀までの古典だけじゃなく。
256 :
255 :2007/09/26(水) 01:15:51
そういや、ソレルス論があったんだっけ。
257 :
吾輩は名無しである :2007/09/27(木) 01:18:42
フーコー、ドゥルーズ、デリダらの哲学者はバルトの参照が少ないが、 ジュネット、ド・マンらの批評家にはやはり影響が大きいのかな?
258 :
吾輩は名無しである :
2007/09/27(木) 09:47:43 直木賞作家村松友視の「私、プロレスの味方です」は、 猪木、馬場、鶴田、藤波、シン、ブッチャー、ザ・ファンクスらが全盛期だった プロレス黄金時代に書かれた最も秀逸なプロレス論だが、その中の一つの章である 「ロラン・バルトよ、さようなら」は、バルトを論じるには欠かせない。