【我が心は】高橋和巳【石にあらず】

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1吾輩は名無しである
戦後文学を代表する作家、高橋和巳。
『悲の器』『邪宗門』『我が心は石にあらず』『堕落』等々、
数々の傑作を生み出してきた孤高天才について語りましょう。
2吾輩は名無しである:04/11/03 21:11:59
高橋克巳?中の人ワロタよ
3吾輩は名無しである:04/11/03 21:12:31
難解だし暗いし退屈。
さようなら。
4吾輩は名無しである:04/11/03 21:31:19
今ちょうどテレビでトリビア見てる
5吾輩は名無しである:04/11/03 21:37:38
会話が鼻につく
武田は好きだけど、高橋は受け付けない
6吾輩は名無しである:04/11/03 21:41:43
人気ないのか、和巳って。
邪宗門読んでめちゃめちゃすごいと思ったんだけど。
7吾輩は名無しである:04/11/03 21:54:33
何故か古漢板で孤塁を守る和巳スレ

高橋和己は漢学者だったか?
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1062691122/
8吾輩は名無しである:04/11/06 19:54:05
全共闘なら読んだろう。みんな。
どうなんだ。
9吾輩は名無しである:04/11/07 09:19:15
女をちゃんと描けないのが最大の欠点だな。
多分、女郎とたか子以外の女を知らなかったんだろうな。
10吾輩は名無しである:04/11/07 21:51:52
我が心は石にあらねば転ばすべからざるなり
我が心は席(むしろ)にあらねば巻くべからざるなり

五十歳を過ぎ、会社でも窓際、家族にも無視され
つくづくこの言葉の意味を噛み締める昨今だよ。
11吾輩は名無しである:04/11/14 13:18:27
我が心石にあらず、読了アゲ
12吾輩は名無しである:04/11/14 16:14:26
何でトリビアのスレが?
13吾輩は名無しである:04/11/14 16:22:53
今日、ブクオフの百円コーナーで、非の器と邪宗門 上・下を見かけ懐かしくて購入しました
14吾輩は名無しである:04/11/14 17:35:57
>>6
俺も「邪宗門」にはしびれたが、今の世の中では人気出ないだろうな。
15吾輩は名無しである:04/11/14 19:31:19
>>14
アニメ化されたらいいのにな、絶対そう思う。
16吾輩は名無しである:04/11/14 21:06:32
>>15
「邪宗門」、映画化してくれてもいいのになぁ。キャストは

千葉潔:豊川悦司
阿礼:米倉涼子

…なかなか難しい。誰かキャストを考えてくれ
17吾輩は名無しである:04/11/14 23:00:21
↑そのキャスト、随分と老けてないか?

千葉も阿礼も、20代前半だろ。
18難波:04/11/15 11:04:01
この人の小説はどうも「小説」という感じがしないんだよな。
職業くささが抜けない人だ。
19吾輩は名無しである:04/11/15 11:46:33
大学生の時にハマリました。現在28歳。
暗いストーリで読むとプチ鬱状態に・・
一番好きなのは「憂鬱なる党派」。今でも年に一度は読み返してます。
20吾輩は名無しである:04/11/15 14:22:19
30年前に随分読んだがいつの間にか印象がなくなってしまった。
高橋和己が果たして戦後文学を代表するのだろうか、何か真面目
な中国文学者が学生運動とともに逝ってしまったという感じがす
るが・・・・・




21吾輩は名無しである:04/11/15 15:56:45
日本の文学作品で、
ドストエフスキーの作品と肩を並べられるのは、
高橋和巳の「邪宗門」くらいじゃないか?
22吾輩は名無しである:04/11/15 16:47:36
「ぼくは高橋の中に、奇妙な上昇志向のあることを感じとっていた。
 左翼的言辞を弄しながら、そのウラ側に、
 俗物的な欲望が見え隠れしていた」

                            By 三浦浩

京大的エリート志向の権化であったことも確かなようだね
23吾輩は名無しである:04/11/15 20:42:22
>21
ドストエフスキーの文学と高橋和の書いた作品と本質な意味で違うという事が
理解できなければだめだと思う。
2416:04/11/15 21:07:08
>>17
そうなんだ。年齢も難しいところだ。
2人とも最期は30台と思われ、それを基準に選んだが
物語の始まりではまだ10台だからな。
25吾輩は名無しである:04/11/16 00:53:51
>>23
ドストエフスキーの文学と高橋和巳のそれとの本質的な相違を
簡潔に説明してくれ。
26吾輩は名無しである:04/11/16 03:48:52
高橋和己とドストエフスキーの本質的な差は、女性の描き方である。
結局、最後まで高橋和己は女性を描ききれなかった。
2725:04/11/16 23:14:22
>>26
それって、俺が>>9で言った事、そのまんまじゃねーかよw。
因みに俺は、>>21とは別人。
2825:04/11/16 23:25:48
>>26
女性の「描き方」というのは表層の問題であって、
その深奥に横たわる本質的な差異を説明してくれないと意味無いだろ。
つまり、端的に言えば、女性の捉え方の差異を説明してくれなきゃ、
本質的な差異を説明することにはならんだろ。
もっとも、ドストエフスキーと和巳の文学の本質的な差異が、
女性の捉え方などという瑣末ともいえる問題に収斂する筈も無いと思うのだが。
29吾輩は名無しである:04/11/16 23:49:18
小田嶋隆スレか
30吾輩は名無しである:04/11/17 01:35:47
>高橋和己とドストエフスキーの本質的な差は、女性の描き方である

ネタか?
思わず吹き出してしまいましたよ。
31吾輩は名無しである:04/11/17 18:07:31
26は逃げちゃったのか?
32吾輩は名無しである:04/11/17 21:10:03
26ですが逃げてはいない。30年も前にに読んで、今思い出し久し振り
書庫より取り出して改めて読んでいる。当時の話ですが、高橋和己の親友
であった、哲学者の梅原猛氏が、やはり高橋は女性を描けないと言って
いた。学生運動にのめりこみすぎ命をすり減らしてしまったとも言い彼の
才能を惜しんでいた。梅原氏もドストエフスキーの例を出し述べておられ
たのが今も印象の残っている。
33吾輩は名無しである:04/11/17 21:13:27
だからあ、和巳が女を描けないなんていうのは定説なんだよ。
そんな事、言われなくても誰でも分かってるんだよ。
早くドストエフスキーとの本質的な差異を説明してくれよ。
34吾輩は名無しである:04/11/17 21:27:09
大根とカンガルーの差異を説明するのは簡単じゃないだろうなあ。。
35吾輩は名無しである:04/11/17 21:43:43
>>33
これもまた、書庫の奥にあるので探しにいかなければならない。
もう少し待ってね。学生時代はもう思い出の世界になっているので記憶を
呼び覚ますのに大変だよ。

36吾輩は名無しである:04/11/17 21:57:17
お互い歳をとると苦労するな。
気長に待ってるからちゃんと説明してくれ。
37吾輩は名無しである:04/11/18 11:00:51
あんまり必死になると脳溢血起して逝っちまうから気をつけろ>35
38吾輩は名無しである:04/11/18 13:18:01
ところで、今日の作家で高橋和己のような作家は誰ですか。教えてください。今は作家というと何か軽い存在のような作家しか思い浮かばないです。
39吾輩は名無しである:04/11/18 13:43:14
>>29
我が心はICにあらず、ね。
40吾輩は名無しである:04/11/18 18:34:15
>>38

柴田翔 真継伸彦
どっちも作家としては殆ど死んでるが。
41吾輩は名無しである:04/11/19 01:03:47
35サン、ま〜だ?
42吾輩は名無しである:04/11/19 06:16:17
向こうの世界に和巳に会いに逝っちゃいますた
43吾輩は名無しである:04/11/19 09:57:30
ついでにドスにも逢って来てね。
44吾輩は名無しである:04/11/20 19:09:00
やっぱり逃げたか・・・・・。
45吾輩は名無しである:04/11/22 19:11:43
高橋たか子を指導したフランス人神父を知ってます。
たか子さん、すげー性格悪いそうな。
神父いわく「あんな人、奥さんんしたら、早死にするのは当たり前です。
ほんとに夫婦は殺し合いでございますよ」
46吾輩は名無しである:04/11/23 09:20:21
高橋たか子を指導した日本人編集者を知ってます。
たか子さん、すげー勝気で、旦那との競争心モリモリだったそうな。
編集者いわく「同じ家に優れた物書きが二人で同居してたら、二人
とも自滅ですわな。旦那が先に逝かれたからこそ、たか子さんは残
っていられると考えてます。
え、三浦・曽野夫婦ですか?まあ、あのお二人はご両人ともイマイ
チ、イマニのレベレですから何の問題も起こりようがないですけど
ね。」
47吾輩は名無しである:04/11/23 12:28:20
少なくとも、たか子と京大人文研のサロン的雰囲気は水と油だろうね。
酒呑みが毎日家に押しかけてきて、
彼らのために酒の肴を作るなんて言う生活には、絶対に向かんわな。
48吾輩は名無しである:04/11/24 13:33:33
ぶくおふで高橋和己全小説1間から10巻まで格105遠で
かいまつた
49吾輩は名無しである:04/11/24 14:44:29
>>48

文庫本になってるやつ?
5048:04/11/24 15:27:48
>>49
文庫より少しおおきいやつです。文庫かも?
河出書房のやつです。発工1975年
51吾輩は名無しである:04/11/24 19:19:34
高橋和巳コレクションってやつかな。
あれって「邪宗門」入ってたっけ?
52吾輩は名無しである:04/11/24 23:38:04
7〜8年前、文庫も出たよね
53吾輩は名無しである:04/11/24 23:38:45
あっと言う間に絶版になっちゃったけど。
54吾輩は名無しである:04/11/25 04:29:55
この人の本、めっちゃ疲れる。
村上春樹を百倍くらい濃い文体だな。
まあ、そこがいいんだけど。
55吾輩は名無しである:04/11/26 00:01:38
そんな餌に漏様が(ry
56吾輩は名無しである:04/11/28 00:41:14
>>35はやっぱり逃げたね。
不誠実は和巳の最も嫌うところだ。
57吾輩は名無しである:04/11/28 03:16:24
意外とゲームにはし易いかもしれない。
どなたか、作ってみませんか?
「邪宗門」でも「我が心は石にあらず」でも面白そう。
58吾輩は名無しである:04/11/29 15:57:47
まさしく時代を生きた作家だ。

時代が過ぎて、このまま忘れ去られるのは儚いなあ。
今の学生は、和巳とか読まないのか?
59吾輩は名無しである:04/11/29 18:17:36
時代の空気に対する適・不適は別にしても、今のアホ学生が読む訳無いよ。
先日の調査で、国立大学の学生でも5%は中学生並みの国語力だって出てただろ。
因みに私立大では20数%。
こんな貧困な国語力で和巳が読めると思う?
今の大学はマニュアル人間を育てるワンダーランド。
深く思索する人間など希有の存在。
ま、言い換えれば、アホばっかだから、操り易いんだけどね。
60吾輩は名無しである:04/11/29 23:39:24
↑この文章も微妙に国語力や論理的思考力の低さを感じさせる
61我輩も無一文である:04/11/30 01:31:15
我心は石には非ずと言えども弱き我身は心石に非ざればこの世に生するにあたわず。
いかになさば、心石にあらざりて、身を滅ぼさざるや。身を滅ぼすも心石に非ざれば尊きや。
貴きは、身を滅ぼさざることに非ずや。
なれど知る。心石となれば、そは生すると言えず。
されど我は、今日と明日を生きんがため心を石になさんとす。


62吾輩は名無しである:04/11/30 02:46:27
訳して。頼む。
63吾輩は名無しである:04/12/01 14:19:25
>>59
学生のときは読みこなせたが、今は読むのがきつい。

アタマが劣化してきたよ・・
6435:04/12/01 15:31:36
ドストエフスキー漸く「罪と罰」を読み直した。学生時代に読んだままだったので
30数年ぶりか、やはり登場する多彩な女性像は高橋和己とは違う。ソーニャのこ
とはよく語られている通りだと思う。しかし継母の大佐の娘カチエリーナの悲しい
境遇での生きざまやラスコーリ二コフの母親の長い手紙での息子への愛情表現、そ
して妹のドウーネチカと友人ラズミーヒンとの出会い等ロシア文学を代表する作品で
の中でしか出会えないものだろう。唯わたしが読んだのは河出書房新社の全集で
米川正夫氏訳のものだが大分時代とずれた訳となっていると思った。たとえば「花
柳病」とか・・・・・。学生時代みたいに読書に没頭できればよいのだがね。
ドストエフスキーの作品で女性を語るのなら「白痴」だと思うが会社の方が忙しいの
でまた機会があればね。しかし高橋和己ももっと生きていれば違ってきていただろう
ね残念だが「わが解体」で終わってしまった。
65吾輩は名無しである:04/12/01 18:14:41
「邪宗門」はドストの「悪霊」の影響を受けてるだろ。
66吾輩は名無しである:04/12/01 22:41:16
花柳病だろうが何だろうが、分かればいいんだよ。
本質に触れてないんだよ。
早く和巳との本質的な差異について説明してくれ。
67吾輩は名無しである:04/12/01 22:47:04
>>59
あなたの文章は難解ですね。特に後半が。中学生並の国語力で申し訳ありません。
6835:04/12/01 23:13:04
本質的な差は、高橋和己が何故「我が解体」で終わってしまったのかを
よく考えれば良いと思うが。
69:04/12/02 10:10:03
高橋の書いたエッセイには、誰だったか(同業の作家)から
「こんなウソ書くな。何も本質をわかっちゃいない」
とこき下ろされた事があったなあ。
70吾輩は名無しである:04/12/02 12:59:45
>>68
本質的な差を、ちゃんとアンタの言葉で説明してご覧よ。
ついでに、女性の描き方の差異が、
どうして和巳とドストの本質的な差異に繋がるのかも説明してね。
71吾輩は名無しである:04/12/02 15:36:39
本質本質うるせーやつが一人いるな。
72吾輩は名無しである:04/12/02 19:15:56
>>70
少し貴方の本質的な見解を提出されたらどうですかね。生産的なお話が出来ると
思いますが。もう30年も前に読んだだけなので準備は不足していますが、一通りは
読んだと思ってますので付き合えるところまでなんとか付き合いましょう。
ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無いのですが。
73吾輩は名無しである:04/12/02 22:30:18
>ビジネスの現場は プッ




74吾輩は名無しである:04/12/02 22:40:02
>>ビジネスの現場のオジ様へ
あんた痛杉

X:ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無いのですが
O:ビジネスの現場は忙しくて、そう暇が無いのですが
75吾輩は名無しである:04/12/02 22:54:45
だから団塊オヤジは・・・・




76吾輩は名無しである:04/12/02 23:31:03
団塊の世代ではないのですが、デスクに老眼鏡を忘れてきてキーを打ち間違
えた。失礼失礼
77吾輩は名無しである:04/12/03 00:04:33
ブラインドタッチも出来ない奴は、
早くビジネスの現場wから引退してくれ。
78吾輩は名無しである:04/12/03 00:23:27
>>76

キーの打ち間違い(タイプミス)じゃなくて文章力の問題だろ、明らかに。
カッコつけても恥の上塗りw。
79吾輩は名無しである:04/12/03 01:22:04
なんでこのスレこんなレベル低いの?
お互いムキになりすぎ。他でやれ
80吾輩は名無しである:04/12/03 01:27:02
> なんでこのスレこんなレベル低いの?
現役世代はもう誰も和巳読んでないから。。。
8170:04/12/04 04:07:41
ん?
>>70以降、俺は書き込んでないよ。

>少し貴方の本質的な見解を提出されたらどうですかね
おいおい、人に言える義理じゃないでしょ。
あなた自身が、俺の問いかけに何ら答えていないでしょ。
>>64は単なる感想に過ぎないよ。
何ら本質的な差異を説明していない。
俺に「本質的な見解」を提示しろという前に、
先ず自分がそうしなきゃね。

まあ、仕方がないから御要望に応えて簡単に。

ドストと和巳の本質的な差異は、先ずその世界観にあると思う。
一言で表現すれば、
ドストのそれは、あくまで西洋的。
対して和巳は東洋的乃至中国的。
つまり、ドストは虚無的でおぞましい絶望の中にあっても、
この世の内に一筋の光明を求め続けている。
たとえそれが無いと分かっていても、求め続ける姿勢がある。
それに対し和巳は、この世に生起する事どもに諦念を持って臨んでいる。
救済があるとしても、それは彼岸での事。
この二律背反する世界観の相違によって、
両者の文学は似て非なる物になっていると思うのだが如何?
決して、
>高橋和己とドストエフスキーの本質的な差は、女性の描き方である。
などと言う皮相的な問題では無いのだと思うよ。
82吾輩は名無しである:04/12/04 08:59:00
貴方が提起している本質的な差異とは、キリスト教を基底とする西洋的世界観と
仏教・儒教・道教・等を基底としている東洋的世界観を言っているのだが、それ
は西洋文学と東洋文学の総体的な差を言っているのであり、ドストエフスキーと
高橋和己作品における本質的差を言っているのではない。
また、ロシア文学を西洋的と言ってしまうには違和感を感じるが如何。
私はドストエフスキーと高橋和己の本質的な差は、実際、死の淵から生き延びた
という事を文学的創造力として生かしていったドストと全共闘運動を「我が解体」
として捉えそこから前へ進めなかった(死去してしまった)高橋との差だと思うが
如何。確かに女性を描けないという事実はあるが。
83通りすがり:04/12/04 15:31:45
おいおい、ドストエフスキーだって、
決して女性の描き方が上手いとは言えないぞ。
8470:04/12/04 16:49:52
回答ありがとう。
俺は、ロシアをも含むキリスト教社会の世界観と東洋的世界観の相違が
両者の作品に特異的に現れており、
それが両者の本質的な差異を形成していると言いたい訳。
日本人作家の作品が、全てあなたの言う「東洋文学」に含まれるとして、
果たしてどれだけの作家が、和巳のような「諦念」を包含した世界観でもって
作品を紡ぎ出しているというのか。
西洋の作家の中で、一体どれ程の人がドスト作品に匹敵する絶望と光明を
描き出しているというのか。
両者のこの際立った特質を、両者の本質的な差異と言わずして何と言うのかね。

ところで、あなたの議論は、いつもまどろっこしいね。
>私はドストエフスキーと高橋和己の本質的な差は、実際、死の淵から生き延びた
>という事を文学的創造力として生かしていったドストと全共闘運動を
>「我が解体」として捉えそこから前へ進めなかった(死去してしまった)
>高橋との差だと思うが

だから、そこからどのような差が生まれてきているんだい?
それを解明してくれなきゃ議論にはならないよ。
まあ、言いたい事は大体分かるんだけどね。

>>83
同意
85吾輩は名無しである:04/12/04 22:11:43
どっちが正しいとか、レス読む気もないのでよくわからんが、
悪い意味で負けず嫌い耐性の世代が読者層の作家なんだな。
86吾輩は名無しである:04/12/05 08:55:37
>>85
ワラタ
87吾輩は名無しである:04/12/05 17:15:37
>>82さん、またお仕事ですか?
「ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無い」のですかw。
88吾輩は名無しである:04/12/05 17:39:29
82じゃないけど、
そういう幼稚な煽りやめろよ。
くだらない。
89吾輩は名無しである:04/12/05 18:21:11
ひとり本質として必死な奴がいるな
90吾輩は名無しである:04/12/05 18:39:31
年末になると忙しくてね、強風のせいで大変だったよ。
さて高橋和己のことだが、高橋和己を持ち上げすぎではないのか。
東洋的世界観が特異的に現れ「諦念」を包含した世界観で作品を紡ぎだした
というが、そうだとは思えないが。
「我が解体」を読む限り、ペッシミストで生真面目でその上世間知らずな京大
助教授が学生の追及で自己の思想の立ち遅れに気づいたり。全共闘の学生達が
世間にでて地域のボスや労働組合のだら幹に真正面からそれを支えている大衆
ともぶつかり倒れてしまうことを心配したり。東洋的な「諦念」なんか余り
感じられないがね。むしろ痛々しさを感じてしまうが。
私は貴方の言う東洋的世界観「諦念」がどの様なことを差しているか分から
ないが、具体的にどの作品でどの様に表現されているのか示していただければ
良いと思う。
91吾輩は名無しである:04/12/05 20:56:40
和己→和巳
92吾輩は名無しである:04/12/05 23:42:23
>強風のせいで大変だったよ

ビジネスって、マンションの管理人かなんかだったのか>ペッシミストさん


93吾輩は名無しである:04/12/06 00:16:35
憂鬱なる党派の新潮文庫が、上下あわせて
40円だった。
そんなもんだ。
9470:04/12/06 02:27:16
おいおい、またかい。
先ず俺の問いかけに応えてくれよ。
でないと議論は噛み合わないよ。
95吾輩は名無しである:04/12/06 10:42:28
このスレの住人のかたがたはおいくつぐらいでつか?
96吾輩は名無しである:04/12/06 16:29:34
22歳です。
最近高橋和巳を読み始めました。
スレ立てたのも実は僕です。
97吾輩は名無しである:04/12/09 13:18:15
>>96
おれは28歳です。読み始めたのは大学のとき。
高橋和己を読むと鬱ッぽくなりませんか?
98吾輩は名無しである:04/12/11 05:39:23
>>90は逃げたの?
99吾輩は名無しである:04/12/11 23:58:43
ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無いらしいよ
100吾輩は名無しである:04/12/16 21:40:52
煽ってる香具師もいいかげんうざい。
お互い大人になれよ
101吾輩は名無しである:05/01/05 08:23:39
『邪宗門』さっき読み終わった。
面白いじゃんコレ。
一見難しそうな文章の割には,妙に頭の中で映像化できるのが不思議。
映像化キボンヌ
102吾輩は名無しである:05/01/08 06:48:30
高橋和巳ってマイナーだよな…_| ̄|○
103吾輩は名無しである:05/01/08 11:34:03
>>97
確かにw
世界観暗すぎ。
104吾輩は名無しである:05/01/08 16:35:31
>>101
昔、ATG(と言っても知らんだろが)で映画化した作品があったような気がするよ。
確か、「憂鬱なる党派」?
105吾輩は名無しである:05/01/08 18:34:27
暗いが、ギャルなみに明るい文学より手ごたえがある。
106吾輩は名無しである:05/01/08 19:00:50
単行本は古本屋で全部揃えたな……学生時代に。

今の時代に和巳を読む意味ってあるの?
107&rlo; ♪:05/01/08 19:23:51
108吾輩は名無しである:05/01/08 21:58:23
>>104
『日本の悪霊』ね。佐藤慶主演。
109吾輩は名無しである:05/01/08 22:17:16
>>106
今の時代だからこそ読む価値があるんじゃないのか?

少なくとも村上春樹なんか読むよりは。
110106:05/01/08 22:56:13
>>109
ああ、申し訳ない。別に高橋和巳を否定しているのではない。
自分は高橋和巳にシンパシーを感じることのできる世代なのだけど、
今の若い人たちが読む意味があるのかな、と思ったので。
オサーンの戯言です。

村上春樹も、デビュー当時は驚いたものだよ。
111吾輩は名無しである:05/01/09 01:01:55
意味の有る無し以前に、
知識人の苦悩なんて、今の脳天気な若者には分からないだろうね。
112吾輩は名無しである:05/01/09 01:03:00
>>108
ああ、そうだったね。
昔見たのにすっかり忘れてたよ。
記憶力の減退頻り。
113吾輩は名無しである:05/01/09 20:56:42
その前に、今の時代、
和巳の小説に出てくるような知識人もいないだろうな。

プライドもなにもなさそうだ。
114吾輩は名無しである:05/01/10 01:31:03
そもそも、「知識人」って言葉自体が死語になっちまったよ。
て言うか、「岩波知識人」、「朝日知識人」、「進歩的知識人」なんて概念自体が
虚妄だったんだな。
115吾輩は名無しである:05/01/10 01:45:05
和巳と三島が死んで、時代は終わったのか。
116吾輩は名無しである:05/01/10 02:36:15
ああ、丸山真男も埴谷雄高も、みんな死んじまったよ。
吉本は呆け老人だしな。
117吾輩は名無しである:05/01/10 16:03:36
いまはテレビに出てくる「識者」という言葉が残っているな。W
「識者」とは事情通くらいの意味なのかね。
118吾輩は名無しである:05/01/10 16:16:02
知識人幻想は廃れて良かったと思う。
119吾輩は名無しである:05/01/10 21:32:37
>>114
>>118
同意。これは戦後の論壇の貧弱さの所以だと思う。
個々の評論家には優れた人もいたけれど。
120吾輩は名無しである:05/01/11 02:09:10
知識人がどうなろうが知ったこっちゃないが、
知識人の消滅と共に戦後民主主義も危機に瀕してるんだよね。
まあ、戦後民主主義自体が虚妄といわれれば、その通りかもしれないが、
今の状況は余りに危険。
121吾輩は名無しである:05/01/11 04:18:20
高橋和巳は「邪宗門」の中で、
民主主義は闘って勝ち取るものだと、
戦後の与えられた民主主義を否定してたな。


122吾輩は名無しである:05/01/11 15:29:11
和巳はリベラルな民主主義者としての資質に乏しい人物。
京大エリート封建主義の権化だよ。
123吾輩は名無しである:05/01/11 15:36:12
戦後作家どもが皆政治に近づきすぎたんだよ…
それが現状の文壇の腐蝕に繋がってる。

とりあえず、孤立しろ。群れるな。それが大事。
124吾輩は名無しである:05/01/12 14:24:24
(個人的には大嫌いだけど)本多勝一が
「転向する前に逝ってしまった」というのは納得した。
健在していれば「反動的」知識人に成り果てていた気もする。

はるか昔にダカーポの
「生き方に影響を与えた小説」のような特集で
「ビーバップハイスクール」などの那須監督が高橋氏の小説を
挙げていた記憶ある。
125吾輩は名無しである:05/01/12 19:28:26
今の作家たちが政治から遠すぎるのが文学衰退の一因にもなっている。
孤立どころではなくて、無関与、無関心、空虚。

毒にも薬にもならない安全な文学なんぞ死滅してしまえ。
126吾輩は名無しである:05/01/12 23:03:47
>>125

同意。
ノンポリを気取った主人公が、
なんとなく人生に悩んでるふりをして、
実はスマートに生きている。
そんな小説つまらん。
もっとドロドロしたもん書け。
127吾輩は名無しである:05/01/12 23:05:35
ああ、白岩君とかナオコーラさんの作品ね。
128吾輩は名無しである:05/01/13 02:37:51
ttp://bungei-anima.jp/shiba-t2.htm

ここ読んだら、ちょっと泣けてきた。
129吾輩は名無しである:05/01/13 12:11:38
改めて読み直すと「黄昏の橋」は惜しいところで未完。
130吾輩は名無しである:05/01/13 23:49:27
>>128
>癌に蝕まれた高橋はついに回復することはなかった。
>その因がこの折りの強いストレスによるものであることは、
>まず間違いなかろう。

そんな事分かるもんか。
たまたま癌になっただけって可能性のほうが高いんじゃないのか?
そんな事いやあ、俺の親父だって借金抱えながら癌で逝っちまった。
あれは借金のストレスか?
悲劇の主人公に祭り上げるのも程ほどにしなくちゃな。
131吾輩は名無しである:05/01/14 15:38:31
>>130
39歳の若さという、志半ばで倒れた小説家が
悲劇じゃなかったら、なんなんだよ。
あ?
いってみろ。
おまえの親父の借金と一緒にすんな。
132吾輩は名無しである:05/01/14 16:02:26
39歳で年譜が終わる高橋の人生も、130の親父殿の人生も、優劣はないだろう。
高橋の人生だけが悲劇なわけじゃあるまい。
そもそも人生なんて悲劇でも喜劇でもないだろう。
いつの間にかはじまって、いろいろあって終わるだけで。

あーまた『邪宗門』読みたくなってきたなあ。
133吾輩は名無しである:05/01/14 23:16:07
>>131
和巳の上昇志向ギラギラの一生なんて巨視的に見れば滑稽なだけ。
お前の言い方を借りれば、誰でも悲劇の一生になってしまう。
和巳の一生も八百屋のオッサンの一生も、所詮同じだよ。
和巳の一生だけを悲劇的に見る理由は何もない。
134吾輩は名無しである:05/01/15 01:26:23
「憂鬱なる党派」読んでるよ。
いいね、この人の文体。

こういう誰が書いているのかわかるような、
個性的な文体は好きだ。
135吾輩は名無しである:05/01/15 19:44:50
西村にパンチラの日浦朝子タン 萌え
136吾輩は名無しである:05/01/15 23:26:11
>>131
作家って、何も特別な職業じゃねえよ。
妙な幻想抱くな。
137吾輩は名無しである:05/01/19 10:16:48
この人の作品は、政治抜きにしても、面白いと思う。
ドストエフスキーの作品が、キリスト教に無縁の人が
読んでも面白いように。
138吾輩は名無しである:05/01/25 23:15:17
高橋和巳、俺も好きなのだが、最近マルクスのドイデを読んでいて、どうも和巳はシュティルナーの立場に
どことなく似ているような気がする。かぶれるのはいいし、その心情・エートスは常に忘れてはならないの
だろうが、やはり和巳も乗り越えていかねばならないんだろうなあ、と思うこの頃。
139吾輩は名無しである:05/01/26 01:21:15
高橋和巳は、時代の流れに翻弄されつつ、取り残される主人公が多かった気がする。
その辺はロシア文学に通ずるものがあるのか。

読み返したい…。けど、いま読んだら中年の醜い涙を零してしまう。だから手に取れない。
そんな作家のひとり。
140吾輩は名無しである:05/01/30 23:26:28
ttp://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=321270

別冊ユリイカの矢川澄子特集に寄せた高橋たか子の「言いようもないことのうちの、一言」
で公になった話題。

変な話だが、この高橋たか子の文を読んで埴谷への認識を改めた。
(この件で矢川が相談に行ったのが埴谷だった)
141吾輩は名無しである:05/02/05 19:44:58
憂鬱なる党派読んで泣いた。
四回くらい泣いた。
24歳フリーター。
142吾輩は名無しである:05/02/06 21:25:53
「ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無い」というオヤジがコソーリ出入りしてるな。
143吾輩は名無しである:05/02/26 23:25:27
処女作の「捨て子物語」の初々しさ。
文学に自分の教養知識経験をすべてつぎ込もうとする凄まじさ。
彼が死んで時代背景も死んでから、彼の本当の文学資質、魅力が
浮き上がってくるのではないかな?
144吾輩は名無しである:05/03/12 06:35:01
ところで、箪笥区民センターだ。そこで話してる時に、突然、宮台さんが、
 「高橋和巳の『邪宗門』を最近、読み返したんですよ。いいですね」
 と言った。ビックリしたね。「今時、高橋和巳?」ということもあったが、
あの忙しい宮台さんが、あの長篇の『邪宗門』を読んだのか、と驚いた。
それで、私は勢いで、言っちゃった。
 「これからは、高橋和巳がブームになります! 特に『邪宗門』です!」と。
 まァ、こんなふうに断言することはよくある。「50年後、連合赤軍は新選組に
なる!」とか。当たるかどうかしらんが、断言してみせる。「…かもしらん」
「…そうあったらいいな」と不安げに言われるよりも、「なる!」と断言された方
が聞いてる方も心地よいだろう。そう思って時々、断言している。
145吾輩は名無しである:05/03/12 09:40:05
>>144
鈴木邦男かよ。
詰まらん与太飛ばすんじゃねえよ。
146:2005/03/23(水) 12:08:34
河内出版から、1972年頃に出た全集の評論編2冊、これだいぶ読んだな。
俺の座右の書の一つだった。
片方は文学編となっていて、太宰、三島など個別の文学論を始め、様々なテーマ
が鋭い切り口で語られてる。
この人も三島と同じで、小説よりもむしろ「評論」の名手だったな。と思う。
147吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 12:29:11
ジジイの回顧スレかよ。
しかも低レベル。
ちゃんと和巳を分かって読んでた奴なんて殆どいないじゃん。
148吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 19:11:38
言えてまっせ、147さん。
その通りだんな。
149吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 00:48:07
ほんまや、ほんまや。その通り
150吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 01:21:51
age
151吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 15:46:09
age
152吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 15:48:37
海外赴任中に取引先のデブに、ディナー奢ったお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、
まず肉が凄い。キロ単位で塊で買ってくる。手土産に持ってった肉をみて「それじゃ足りないよ、
貧乏人」という顔をする。エコノミックアニマルはいつまでも肉食には慣れないらしい、みたいな。
絶対、その肉4キロより、俺が買ってきた肉500gの方が高い。っつうか、それほぼ脂身じゃねえか。
で、デブが肉を切る。やたら切る。不良風のデブ娘とデブ息子もこのときばかりは親父を尊敬。
普段、目もあわせないらしいガキがダディクールとか言ってる。郷ひろみか? 畜生、氏ね。
鉄板も凄い、まず汚ねぇ。こげとかこびりついてる。 洗え。洗剤で洗え。つうか買い換えろ。
で、やたら焼く。焼いてデブ一家で食う。良い肉から食う。ゲストとかそんな概念一切ナシ。
ただただ、食う。デブが焼いて、デブがデブ家族に取り分ける。俺には回ってこない。畜生。
あらかた片付けた後、「どうした食ってないじゃないか?」などと、残った脂身を寄越す。畜生。
で、デブ一家、5キロくらい肉を食った後に、みんなでダイエットコークとカロリーカットのビールを飲む。
「今日は僕も飲んじゃう」とかデブ息子が言う。おまえ、酒どころか絶対薬やってるだろ?
デブ娘も「ああ、酔っちゃった、あなた素敵ね」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。
デブ妻が「太っちゃったわね」とか言って、デブ夫が「カロリーゼロだから大丈夫さ」とか言う。
アメリカンジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。

まあ、おまえら、アメリカ人にバーベキュー誘われたら、要注意ってこった。
153吾輩は名無しである:2005/06/02(木) 01:24:56
>>147
お前はどうなんだ。低レベルなカキコして。
154Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/08(水) 04:46:21
「黄昏の橋」ってどうですか?
155吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 22:39:31
いま読んでる>黄昏の橋
156吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 20:16:01
>>154
おもすろかった
157吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 02:00:12
和巳とか漱石とか読んでると、
迂闊に漢語を使えないな、と思い知らされる。

漢籍を自家薬籠中にしていた最後の作家だったのでは。

上で、和巳の上昇志向や俗物性を批判するレスが幾つかあるけど、
上昇志向や俗物性のなかった小説家がどれくらいいるのか名前を挙げて欲しい。

上昇志向や俗物性は決して作家にとってマイナス要素ではない。

長生きして、転向して、
すっかり保守論壇の大物になっていた和巳の姿、
というのも見てみたかった。
158吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 13:58:13
しかし、立命に行ってあれほどエリートぶらなくても良いんじゃないのか。
書くもののスケールは確かに大きいが、人間としてはスケールの小さい男だったんだね。
まあ、確かにそれが作家として欠点かと言われれば、何とも言えないけれど。
159吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 02:03:39
というか、じっさいエリートだし。
和巳は天才肌というより、そうとうな努力家だっだと思うよ。
三島とか大江とかと同じく、読書量、知識量は半端じゃないでしょう、この人。

ほんとうに、この時代の作家ってのは、勤勉家が多いよね。
そう考えると、いまの作家はほんとどうしようもないな。
160吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 12:17:14
学生時代、政治運動まがいなことをしていた俺は、高橋和巳の著作を読んだ。ノンポリという言葉すら知らない、政治に無興味な若者がほとんどの時代。10年程前のことだ。
その当時は、この時代に高橋和巳を読むということの特権意識から、優越感を覚えていた。恥ずかしい話だ。
しかし今なら言える。高橋和巳の著作は普遍的で、今だって普通に読まれてもいいはずだと。
戦後という時代と寝ることをしなかった三島が今なお読み続けられ、時代に翻弄され自分と学生たちとの関係に愚直なまでに苦悩した高橋が忘れ去られているという皮肉。
懐古趣味の中年がホコリをかぶった本を引っ張り出してきて若い頃を愛で今の時代を皮肉るためだけに読む。そんな高橋作品は哀れだ。
161吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 12:51:35
三島は珍品として読まれているんだよ。動物園でも珍種が人気があるだろ?
162吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 00:48:31
高橋を読んだのは20数年前のこと。
いまさら何をといった感じだが、若い人たちが興味を持つのもいいだろう。
数年前、k大学そばの古書店デラシネ書房で高橋の全集を売り払った。
処分するには遅すぎた感があった。
若い頃西村というペンネームを使っていた。
西村のように破滅もせずに高校教師を続けている。
破滅したのは内心。生業は食うためだけのもの。
西村のように完膚なきまでに破滅した方が幸せだったかも知れぬ。
青戸、古在、日浦・・・現実の人間たちと小説の人間たちの区別が曖昧になってきた。
記憶そのものも崩れてきた。
70年代末期から80年代にかけて、恨みがましい新左翼として生きた証が失われつつある。
記憶が引き出せないんだよ。瑣末な事はすべて忘却した。
記憶だけが私の財産であり、私の拠り所だったのだが。
佐世保にエンタープライズが再入港した時のことを覚えているやつはいるか?
松浦公園だったかな。
163吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 00:20:43
あげるか
164吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 05:48:16
和巳の作品を論ずる前に、その作品が世に問われた必然と、その時代そのものを
考えてみる必要がある。何故、当時の東大生が和巳を熱狂的に愛読したか。
あのどすぐろい怨念のゆらめくような小説が、当時の学生を捕らえて離さなかったのは何故か。
怨念の浄化こそが、当時の学生にとって焦眉の急であった。
純粋さを求めてさまよう若者たちが最後に行き着いたのが和巳の文学だったのだ。
165吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 12:14:36
あげ
166吾輩は名無しである:2005/07/19(火) 23:01:10
mage
167小田嶋隆も昔は結構イイ:2005/07/20(水) 09:41:49
>>164
言ってる事は分かる。しかし遅れてきた読者の自分からすれば、

怨念の浄化を希求し純粋さを求めてさまよっていた「当時の学生」は
その後どんなオトナになったんでしょうね(プゲラ

と感じる訳だが...。事後論断と言われれば返す言葉もないが
「当時の学生」共のその後の言行不一致には反吐が出る。
和巳自身はもし生きていれば「当時の学生」のその後を許しただろうけどね。
168吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 19:19:54
>>132
>>そもそも人生なんて悲劇でも喜劇でもないだろう。
>>いつの間にかはじまって、いろいろあって終わるだけで。

あやうく納得しそうになったが
そんなあっさりしたもんでもないだろ。
169吾輩は名無しである:2005/07/22(金) 06:43:53
>怨念の浄化を希求し純粋さを求めてさまよっていた「当時の学生」

まあ、物は言いようだな。
俺は高橋のいた大学の西部講堂のトイレの中で、
メットかぶりながら女とやりまくってたよ。
これも怨念の浄化と純粋さを希求する、止むに止まれぬ行動かもな。
「女性の解放とは」なんて、酒呑みながらいい加減な議論をぶちかますと、
跳ね上がり女、就中、周辺の女子大から集まってきてた馬鹿女は
ウットリしちまってすぐ股開くんだよな。
人O研サロンに見られるが如く、
あの大学の本質は女性蔑視(及び、東大とはまた別種の権力志向)。
決して高橋を貶める訳ではないが、
彼の著作や言動にもそれが透けて見えるだろ。
たか子が、あの体質を嫌ったのも良く分かるよ。
もっとも、たか子のカトリシズム的潔癖さも何とかして欲しいけどな。
170吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 02:10:05
「女性の解放」を話題にすると
なんで股開くのか全然分からない。
171吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 02:41:27
フェミニズムなんて女を口説くための方便だからね、実際は。
172ファロスマソ ◆FTa/HQEoL2 :2005/07/23(土) 04:53:35
君たち(失礼)!今からでも遅くない!
怨念の浄化を希求し純粋さを求めてさまよっていこう!
立ち上がれ!明日の世界がどうなるかは、君たちのその決断にかかっている!
173吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 06:16:56
>>169
あんた、俺と穴兄弟かもしれんな。
174吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 09:56:38
封鎖された学園で髪の長い同志とアンブラッセてか・・・
学生運動なんぞ女とやるための方便に過ぎないと自覚していた
人間ばかりだったのなら許せる。しかし女とやりたいだけなら
俺は喜んで革命のための捨て石になる覚悟だよ
とか言ってた恥ずかしい連中(多かったらしいね)は腹を切って(ry
175吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 11:20:05
学生運動やイデオロギーが女とやるための方便に過ぎない、というのを、
冷ややかに描いていたのが倉橋由美子の「パルタイ」かな。
176吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:46:23
そう考えれば、金さえ出せばいくらでも女とやれる現在、
学生運動やイデオロギーが瓦解している理由がよく説明できるな。
高橋もこのまま忘れられるしかないのかも。
177吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:47:05
IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
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180吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:49:57
IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
初めて聴くならウンコちゃんもおすすめだよ。ロ-クどころかポ-プスと既存ウンコちゃんの焼直しばかりで袋小路の刺激足らずな昨今ロークシッンの中で、ポリポリなロークが聴ける。
なんせスットンズ自体が過去のウンコを築き上げた立役者のウンコそのものだからね。
賞味期限ズレズレのウンコな音(核ウンコ)に耳を腐らせてみてはいかが?
IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
初めて聴くならウンコちゃんもおすすめだよ。ロ-クどころかポ-プスと既存ウンコちゃんの焼直しばかりで袋小路の刺激足らずな昨今ロークシッンの中で、ポリポリなロークが聴ける。
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賞味期限ズレズレのウンコな音(核ウンコ)に耳を腐らせてみてはいかが?
IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
初めて聴くならウンコちゃんもおすすめだよ。ロ-クどころかポ-プスと既存ウンコちゃんの焼直しばかりで袋小路の刺激足らずな昨今ロークシッンの中で、ポリポリなロークが聴ける。
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IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
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181吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:50:35
IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
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IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
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IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
初めて聴くならウンコちゃんもおすすめだよ。ロ-クどころかポ-プスと既存ウンコちゃんの焼直しばかりで袋小路の刺激足らずな昨今ロークシッンの中で、ポリポリなロークが聴ける。
なんせスットンズ自体が過去のウンコを築き上げた立役者のウンコそのものだからね。
賞味期限ズレズレのウンコな音(核ウンコ)に耳を腐らせてみてはいかが?
IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
初めて聴くならウンコちゃんもおすすめだよ。ロ-クどころかポ-プスと既存ウンコちゃんの焼直しばかりで袋小路の刺激足らずな昨今ロークシッンの中で、ポリポリなロークが聴ける。
なんせスットンズ自体が過去のウンコを築き上げた立役者のウンコそのものだからね。
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182吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 02:29:01
>>176
>そう考えれば、金さえ出せばいくらでも女とやれる現在、
>学生運動やイデオロギーが瓦解している理由がよく説明できるな。

あんた、いくらなんでも物事を単純化しすぎだよ。
183吾輩は名無しである:2005/07/29(金) 12:51:10
おっす。

邪宗門読んで卑美子姉さんや阿貴・阿礼萌えなんですが、こんな俺は他には何読んだらいいですか?
184吾輩は名無しである:2005/07/29(金) 20:45:53
人食いアゲ
185吾輩は名無しである:2005/07/31(日) 20:22:05
作者本人が意図していたかどうかは別として
「邪宗門」のひのもと教団は、革命組織というよりも
戦前の大日本帝国の縮小版にしか見えない。
教祖がいて、それを(内心は信心はないが)利用する権力的指導者がいて、
ひたすら盲信突撃する一般信者がいる。
教団が天皇制国家を呪詛したのは、近親憎悪というべきだろう。

「日本の悪霊」では、事件の真相が曖昧にされているが、
水死体で見つかった奴が実は警察の手先で、党派弾圧のためわざと事件を起こすように仕向け、
逮捕された村瀬に拘置所に一度だけ面会に来た謎の人物は、行方をくらましたリーダー・鬼頭ってことなのだろうか?

186吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 23:02:34
>>185
>作者本人が意図していたかどうかは別として
>「邪宗門」のひのもと教団は、革命組織というよりも
>戦前の大日本帝国の縮小版にしか見えない。

明らかに意図しているだろう
大日本帝国に弾圧され、戦後反抗に立ち上がった教団が
自ら大日本帝国のグロテスクなミニチュアになっていくという悲喜劇でもある
187吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 09:02:38
にゃしゅうみょんをこれから講義でとりあげるらしいにゃん。
188阿礼:2005/08/04(木) 18:09:31
あーれー
189吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 03:21:36
ひのもと救霊会はなんで弾圧の対象になったのかな?布教の方法論が間違っていた?
190吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 09:48:54
国家権力からすれば、内に閉ざされた黒いエネルギーが不気味だった訳だ。
分かるか?
191吾輩は名無しである:2005/08/12(金) 01:45:21
解った。心で理解出来た。ありがとう
192吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 14:15:09
高橋和巳はくくりとしては純文学でいいのかな?
若干俗っぽい印象を受けるんだが。
193吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 19:36:05
アンタねえ・・・・。
和巳が純文でなけりゃ、一体誰が純文なんだい。
194吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 19:47:32
和巳の凄いところは通俗小説としても十分面白いことである。
195吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 20:07:36
>>194
「邪宗門」「日本の悪霊」は通俗小説としても面白い
「憂鬱なる党派」はちょっとダメだな
196吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 22:26:59
『日本の悪霊』ってどんなん?『散華』『邪宗門』しか読んだことないずら
197吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 21:56:05
>>196
高橋和巳の小説の中では、かなり後の時期の作品。

終戦直後、革命党派(実名はあげてないが、共産党)の武装闘争路線で
殺人事件にかかわったあと、逃亡して流浪生活をおくり、微罪で逮捕された
男・村瀬。それを取り調べる特攻隊生き残りの刑事・落合は、村瀬の過去に
何かがあると感じ取り、探求するうちに、奇妙な共感を村瀬に覚えていく・・・。
そして、事件の裏には陰謀、裏切り、謎が・・・。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309420109/250-5917102-9558641
198吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 12:53:16
面白そうっすね。サンクスコ
199吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 23:01:36
>>198
もう少し重厚な物言いは出来んのか。
200吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 01:40:27
憂鬱なる党派は、全共闘をリアルタイムで体験した人にとっては
面白くないらしいけれど、(事実とのギャップが異なって)
、オイラはその世代じゃないから面白く読めた。
201吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 03:25:05
X:事実とのギャップが異なって
O:事実とのギャップがあって

お前の語学力じゃ和巳は無理だな。
そもそも、「憂鬱なる党派」の時代背景は全共闘の時代とは全く異なる訳だしな。
202吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 03:52:03
>>200は全く内容を理解せずに読んでたんじゃないの?
そうとしか思えないよ。
203吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 00:38:57
全共闘の時代は1960年代末期だろう

「憂鬱なる党派」の時代は1950年代だったか
1960年代初頭か?
というか、戦争直後の頃に学生時代を送った者の
その後という感じだろう。
204吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 02:01:59
当時の左翼の構図を理解せぬままに読めるほどヤワな本じゃないよな。
205吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 02:15:12
>>201
いや、実際和巳の読者は全共闘が多いのは事実。
あと時代が『全く』異なるってことはないだろ。
少なくとも和巳は全共闘の運動を支持してたわけだから。

http://tktotk.hp.infoseek.co.jp/kenkyu-shi.htm
206吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 05:03:20
>>205
>いや、実際和巳の読者は全共闘が多いのは事実
当たり前。
和巳、吉本、羽仁等の一連の著作は全共闘のバイブル。
和巳は丁度、全共闘華やかなりし頃に文壇の寵児になり、左翼受けする小説を書いてたんだから。
誰も和巳の読者に全共闘が少ないとは言ってない。
だが、だからと言って「憂鬱なる党派」の時代背景が全共闘の時代と同じ事には全くならない。

>あと時代が『全く』異なるってことはないだろ。
>少なくとも和巳は全共闘の運動を支持してたわけだから
意味不明。
和巳が全共闘を支持していたからと言って、
「憂鬱なる党派」の時代背景が全共闘の時代である事の証明には全くならない。
そもそも「憂鬱なる党派」は、新左翼を描いたものではないだろ。
日共(=旧左翼)の'50年分裂以後の徳球系の武装闘争が背景なのだから、
時代背景は全共闘(=新左翼)の時代とは全く隔絶している。

良く読んで、考えてから書込みして欲しい。

207吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 01:52:29
「日本の悪霊」も、日本共産党の武装闘争、山村工作などの時代が
モデルになっている
208吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 06:38:54
>>206
同意。
>>205のロジックは理解不能。
「憂鬱なる党派」も「日本の悪霊」も昭和30年代初頭の政治闘争をモチーフにしてる。
だから、全共闘の時代とは全く関係がない。
作品としては全共闘の時代に世に出たわけだから全共闘を含めて当時の学生が競って読んだのは事実だけどね。
209吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 23:24:33
古本屋で高橋ごそっと買ったら
親父さんにやたら感心された
若い人が高橋和己読むなんていいねェみたいな
一緒に買ったソルジェニーツィンも喜んでた

何世代か上には特別の作家らしいね
娯楽として読む俺はシラケもいいとこだけど
210吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 03:33:09
読むな、腐る
211吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 08:28:57
むしろ人を腐らせるくらいの作家ならいいじゃないか
212210:2005/09/20(火) 14:54:29
>>211
違うよ。
>>209のような奴が読んだら、作品が腐ってしまうって事。
213吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 17:53:43
いや、もしかしたら和巳を読むことで
考え方がガラッと変わるかもよ。
214209:2005/09/20(火) 18:34:17
俺が腐らせるってこと?
釣り?
読まれたら腐るような強度の作品なら
それは読み手でなく作家の責任だろ。

スレ読むと全共闘に読者が多かったそうだが
そいつらが腐らせたもん思い出すとセンズリこいちまうよ。
215吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 18:53:56
センズリなら柳美里でも読めw
216吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 19:21:42
>>214

豚に真珠って言葉を思い出したよw。


217吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 19:46:00
大量布石の攪乱煙幕の灰色の中で
ボクの頭上に自ずと開かれた白き偶然の扉
理解など要するまでもなく
218209:2005/09/20(火) 19:47:44
やたら絡まれてるな俺w

まあ真珠って程の作家なら、今も不変の輝きを保つ筈なんだけどねえ?w
219吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 19:58:59
>>216

洩れは便所豚に真珠って言葉を思い出したw
220吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 21:59:27
ここのスレはもう年の人ばっかみたい、言ってることが理解できないよ。
221吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 22:45:36
>>209
運動華やかなりし頃、大きな顔して口幅ったいことばかり偉そうに
ふかしまくっていた方達は、就職が決まった途端に髪を切り、もう
若くないさと君に言い訳をして(爆笑)以後はのうのうと生き残って
きたんだ。

そんな連中が、綺麗なまま死ぬことが出来た高橋を、ある種の嫉
妬を抱きつつも崇拝するのは当然のことだよ。許してやれwww
222吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 23:46:03
>>221
大口叩いているのはお前だ>アフォ
新聞記事をそのままカキコしたのか?w
223吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 01:43:46
>>221
俺はこの30年間、長髪のままだ。
文句あるか?
224吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 01:54:30
>>223
参りますた
225吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 20:05:22
>>223
50を過ぎた親父が、白髪の長髪で天辺が禿げてるのは情けないよね。
ご苦労様と言いたいけど・・・・・・
226吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 20:13:00
30の処女もどうかと思うけど・・・
227吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:00:31
扶桑社の歴史教科書に反対してる人が多そうだね。このスレ。
口を開けば「市民としての良識」とか「アジア各国との友好」とか
言ってるんだろうなぁ。キモッ
228吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:09:10
「市民としての良識」…オエッ
「アジア各国の友好」…オエッ オエッ
キモいというか、読んでるこっちが恥ずかしくなりますね。こういう歯の
浮くようなことを平気で口にする人間って、もう偽善者を通り越して、病
気なんでしょうね。

こういう類の連中は結局、自分自身が見えてないんですよ。自分がいかに
良識に反する行為をしているか、いかに他人に非友好的な対応をしている
か、それを全然自覚してないんですよ。

自分のこともわからない人間が、どうして他人と分かり合えるというのだ
ろう。
229吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:32:32
>>227
お前のカキコの方がキモい。市民としての良識?で一杯だな。w
230吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:55:15
このスレの俺的別称(蔑称)

   『左翼革命老残記』

マルクス読んでチェゲバラ拝んで寝てろジジイwwww
231吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:57:16
いや、しかし、
「市民としての良識」
という呪文がかなり謎めいた言葉であることはたしかだ。

いまどき、何の皮肉も感じないでこの言葉を使えるというのは、
少なくとも文学的素養のある人間だと思えない。

まあ、和巳とはあんまり関係ないかも知れないけど。
232吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 22:44:53
>>230
おまえは、最初の性交で梅毒にかかった青年のように臆病なチキン野郎だw
233吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 22:59:45
>>232
それも市民としての良識かねwww
234吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:00:35
>>233
この世に白夜の国があるように、
ネット上でいきがることしかできない君のような人間もいるのだろうな。
235吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:03:58
>>234
君のように日本語もわからん人間もな。
「市民としての良識」君をからかっているだがね。
236吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:05:33
>>235
>だがね。

なんで急に訛るの?
237209:2005/09/22(木) 18:49:19
俺が安易に報告したのが悪い

収めてくれ

238吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 21:27:45
猿がむくラッキョのように、何の意味もないカキコが続いているな。
239吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 00:13:16
>>237
了解。
オマエ、良い奴だな。
まだ見込みがある。
精進しろ。
240高橋和巳は、忘れ去られるには惜しい作家である:2005/09/25(日) 03:38:22
私は遠い西方の果てからこの〈地上の国〉へ、はるばると旅してきた。
もう二十余年も以前になる。私がこの国に到達するまでの遍歴には、
幾度か死を覚悟する拙い命運の嘆きをもったものだが、それゆえにこそ、
私がふとした偶然から幼少のころ聞いたこの国の風光の明媚、人情の
温順敦厚、そして清潔にして礼儀正しい民族性などは、私の内部では
ほとんど絶対化されていた。事実はどうあれ、たどりつくまでに費やした
労苦のかずかずをまったく無意味にしないためにも、
この国は無限に美しくなければならなかった。
241高橋和巳は、忘れ去られるには惜しい作家である:2005/09/25(日) 03:52:29
波止場には、あたかも私の目を目隠ししようとでもするような
激しい雨が降り注いでいた。いやあるいは人と人との争いに
傷ついた都市の廃墟をいやそうとする天の慈悲だったろうか。
燈台の光が回転しながら瞬時に照らすあかるみに、はやい流れ
のような雨脚がうつる。雨は風景全体を覆う矛盾の幕のように、
性急にこの〈地上の国〉の玄関口のたたずまいを確かめようと
する私の視線をさえぎり、したたり流れ、脚下に弾け、あるいは
波の音の響く暗黒へと吸いこまれる。
242高橋和巳は、忘れ去られるには惜しい作家である:2005/09/25(日) 03:55:06
 今から二十余年以前の夏、この国が戦い敗れてまだ間もない
頃のことである。

「引揚者の方ですか。引き揚げてこられたんですね」
243吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 21:50:15
age
244遙かなる美の国:2005/10/14(金) 22:39:44
私がこの国を訪れたはじめ、この国は飢饉に悩み、その主要都市の大部分は
敗戦の名残の瓦礫におおわれ、人々の衣装も襤褸に近かったが、私は必ずしも
この国には失望しなかった。(略)
 そして事実、目覚ましく、まことに奇跡のように、幻のように、
この国の栄花は、この国の民の勤勉さによって幻出したのだが、それにもかかわらず、
その復興の途次にふと芽生えた、我が心のうちなる疑惑の念は、
いつしか危惧へそして失望へ落胆へ、さらには絶望へと肥大するばかりだった。
245遙かなる美の国:2005/10/14(金) 22:44:00
この国の民は、我が期待と憧憬を裏切って、完膚なきまでに堕落した。
私はいま涙してそう主張せざるをえない。
黄金の時は過ぎ、青銅の時も過ぎ、鉄の時もまた瞬くまにすぎて
今はこの国は絢爛眼をおおう大暗室にすぎない。
246吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 23:01:51
「邪宗門」がなんとなく良質のファンタジーの書き方のようにも思える。
旅行範囲も広いしなぁ。
247遙かなる美の国:2005/10/14(金) 23:09:24
私が今こうした拙い文章をつづりはじめたのは、消失した憧憬への
怨みと、いまなお絶ち切ることのできぬ我が身への愛惜の念のためである。
私の経験した不運と流ぼうと、渇望と飢餓、憧憬と失意、
そして果さざりし夢を全き虚妄におわらせぬ手段は、いま失意の病床
にある私にとって、かつて懸命にならいおぼえたこの国の国語で
私の幻滅の課程を可能なかぎり厳密に記述することだけである。

 それにしても、しかし私はなぜかくも弱々しく、
涙もろくなり果てたのであろうか。
248吾輩は名無しである:2005/10/15(土) 20:11:43
だから?
249遙かなる美の国:2005/10/15(土) 22:18:59
原文を読みたまい。
250吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 04:03:59
読めよ、普通に日本語で書いてある
251吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 00:17:17
>>232 >>234 >>238は、高橋和巳の文中の比喩を使っているのだが、
誰も気づいていない件について
252吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 23:32:18
>251
誰も気づいてくれないから、しかたがなく自分でネタを
ばらした251を誰も相手にしない件について
253吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 20:58:53
「邪宗門」という小説は、半分は大本教という実在の宗派を描いた史実だよ。
京都の綾部に逝けば教団は現存してる。たしか、オウムの麻原が戦前に
弾圧を受けた大本教の出口鰐三郎を自分になぞらえてたね。
 上のほうに高橋は女性が描けないとかカキコしてあったけど、それは
たか子の口癖を評論家が焼き直したもので、「邪宗門」の教祖姉妹の描き方
をみれば、十分に描けてると思う。初期の短編では、女性視点の作品もあるしね。
 ついでに、ドストエフスキーの女性云々は「カラマーゾフの兄弟」の異端審問官の章を読めば明らか。
ドストエフスキーの場合は「女性の描き方」ではなく、中世以降の教会権力(審問官として描写)を
男性(家父長)権力として、原初のキリスト教を女性として描いたところに象徴性がある。これ、ロシア文学の常識。
 話は変わるが、70年の没後当時、高橋の葬儀には5000人の青年学生が参列したらしい。
三島の死(厳戒の中、川端康成が葬儀委員長)と対比されて、高橋の葬儀を「文壇を批判する若者たち」
と、評論家が論じてた。けど、72年の早稲田の川口君事件や連合赤軍事件で、イッキに冷めた。
高橋が生きていたら、連赤事件をどう評したのか。返す返すも残念・・・・。
 長文スマソ
254吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 21:51:31
出口王仁三郎だな。

確かに、阿礼と阿貴は和巳の描く女性としては、最もマシな部類だろうな。
それにしても生身の女性とは思えない生硬さ。
「我が心・・」の久米洋子に至っては論外。
やはり和巳は女を知らず、観念の中で語っていたとしか思えないよ。
255吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 23:35:31
いいんだよ。
高橋は師匠は埴谷で、谷崎ではないんだから。
256吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 00:04:57
そう言う問題かよ
257吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 01:11:45
自立したエリート女性としての久米洋子、わたしは好きだけどな。
高橋和巳の作品はインテリゲンチャの苦渋を描くのがテーマであって、生身の女性は必要ないとおもふ。
たとえば、女を描かせればピカ一という文芸評論家がマンセーする川端康成の描く女性なんて、
とても共感は持てないし、美を感じることも出来ません。高橋和巳が描く凛とした風情の女性像は好きです。
つまり、文学における描写や女性像なんて好き好きで、定まった評価は難しい。
むしろ、テーマに肉迫できているかどうか、掘り下げの深さを論評するだけなんじゃない?
258吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 14:35:04
「黄昏の橋」は未完なんだよね。誰か続編を書いてくれんかな。
259吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 14:46:01
和巳の主要テーマが女性を描く事でないのは承知の上での議論。
ただ、作家として女性を描けないのは、やはり大きな欠陥。
理念としてのあるべき女性の姿を論じているんじゃないんだよ。
和巳の描く女性が好きか、川端の描く女性が好きか、という問題では無いんだ。
どのような女性を描くにしても巧拙の問題はあるだろう。
つまり和巳は女性を描くのが下手だということだよ。

>たか子の口癖を評論家が焼き直したもので
これには異議あり。
和巳の女性描写の稚拙さは、VIKING時代からの定説。
260吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 17:05:23
けっきょく、女性の描き方が「巧い」か「下手」かも
基準のある評価じゃないんでしょ? 
たとえば三島由紀夫が好んで描く女性像、川端が好んで描く女性像
高橋和巳が描く女性像・・・・。それぞれテーマが違うってことなんじゃ?
259さんが「つまり和巳は女性を描くのが下手だということだよ。」
といくら力説しても、「私は巧いと思います」は覆らないわな。
ある個人にとって受け入れられない描き方も、別の個人には受け入れられるのが文学。
ある作家の稚拙さを批判するなら、そのテーマに則して具体的な文脈の中で批判しないと
何も言ってないのにひとしく、評者(読者)の好みの問題に帰着するはず。
261無名草紙さん:2005/11/02(水) 21:41:48
野間宏の「青年の環」読破したヤツおる?
262吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 22:11:15
おるよ、学生時代に全五巻読破したが、あまり覚えてない。orz
263吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 23:54:52
女性の描き方が上手い高橋和巳など、高橋和巳ではない。
264吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 01:23:08
わかったよ、もう。和巳は女性の描き方が下手なんだよ。もうわかったよ。
265吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 12:56:59
>>260
>けっきょく、女性の描き方が「巧い」か「下手」かも
>基準のある評価じゃないんでしょ? 
当たり前だろ。
文学に基準のある評価というのがあるのか?
文法的に出鱈目とかいうなら分からないではないが。

>たとえば三島由紀夫が好んで描く女性像、川端が好んで描く女性像
>高橋和巳が描く女性像・・・・。それぞれテーマが違うってことなんじゃ?
テーマと巧拙は、全く別の問題。

>評者(読者)の好みの問題に帰着するはず
そう言ってしまえば、文学批評で巧拙を論じることは不可能ということになってしまうが、それでもいいのか?
266吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 10:39:52
いんにゃ、よくねーべ、絶対にな。
今や風前の灯の吉本の自慰サンが
言ってるな、未まだ理解を得られ
ない「言語美」は好みや印象批評
の類の消滅を期して書かれたもの
だ、ってな。
267吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 17:54:29
なんか良く分からんが、好みの問題で済ましちゃいかんだろ
268吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 23:45:00
高橋の女性の描き方、とっても巧いと思うよ
描き方の巧拙を論じるなら、具体的に指摘してみ
「オレは下手だと思う」とか断定的に言われてもなぁ
269吾輩は名無しである:2005/11/07(月) 23:01:02
高橋の女性の描き方、とっても下手だ思うよ
描き方の巧拙を論じるなら、具体的に指摘してみ
「オレは巧いと思う」とか断定的に言われてもなぁ
270吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 00:29:37
「行政は最終的に論理の世界に解消されなければならない」
っていうような一節が高橋和巳の小説にあったような気がするのですが、
ご存じの方、タイトルを教えてもらえませんか。
271吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 23:25:32
分からんけど感じとしては、「我が心は・・・・」にあってもおかしくなさそうだね。
272吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 06:19:52
おかしいかも
273吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 09:58:21
なんで?
274吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 10:38:18
>>271
多分正解
275吾輩は名無しである:2005/11/20(日) 01:25:25
俺も高橋和巳といえば全共闘シンパ、今ならいわゆる「市民派」という
先入観があってずいぶん長い間食わず嫌いしていた。

たまたま『散華』を読んだらえらく良かった。
次に『悲の器』で(不遜ながら)本当に感心し、『憂鬱なる党派』読後は
これまで敬遠してきたのを激しく後悔。ひどくもったいないことをしてた。

これからいよいよ名高い『邪宗門』読むんだけど楽しみだ。
276吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 10:25:22
>高橋和巳といえば全共闘シンパ、今ならいわゆる「市民派」

小田実や大江健三郎だな、市民派なら。
高橋和巳は埴谷雄高の流れだから、第一次戦後派の末裔。
つまり転向文学と観念主義の継承者。
『散華』は感心しなかったが、『邪宗門』は耽読できるよ。
277吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 19:07:26
良識派とか市民派は、高橋和巳なんて読まないよ、
政治の悪魔性と人間の醜さに絶望した人種の読み物だから。
278吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 19:52:58
さよう、自らの偽善に気づかぬ者には、
ひたすら冗長で陰惨で退屈な小説だ。

他人を押しのけて出世した奴も読まないな。
279吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 22:07:47
イヤというほど絶望して、絶望の中に一縷の希望を見出そうとする。
人間の悪意と制度の陥穽、政治的悪魔・・・。それでも、人間に何かをもとめる・・・。
それが高橋和巳の文学だ。
280吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 23:57:48
絶望だけなら苦悩はしない。
一条の光明を見出したいが為に苦悩する訳だから。
281吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 00:32:00
三島よりもやっぱ和巳だなぁ。
282吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 02:00:24
短編、中編なら『堕落』が一番好きかな。
最後が泣ける。
283吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 19:19:42
我が心は石にあらねば、転ずべからざるなり。
我が心は席にあらねば、巻くべからざるなり。
              「詩経」

自分の心を大切にすれば一生、孤独で貧乏。
心を石ころのように転がして、
求めてくれる人に従えば安楽は約束される。
              「憂鬱なる党派」
284吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 19:28:00
糞転がしのような人生
285吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 19:44:12
戦前の左翼とその挫折と対比すると
学生運動が陳腐にみえてしょうがない
286吾輩は名無しである:2005/11/26(土) 19:47:02
>>285
陳腐なのはいつの学生運動かな?
287吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 05:35:47
自閉症の狂人だったんだろ
他人とのコミュニケーション障害があったらしいし
キチガイでも京大くらいは行けるし小説くらいは書ける
288吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 08:50:31
>>287
たか子さんご本人ですか?
289275:2005/11/29(火) 01:34:30
>>276
『邪宗門』、ようやく半分読んだ。
朝日文芸文庫の上巻まで。

感想は全部読んでから書くけど、現時点でもこれは
すごい傑作だと思う。『神聖喜劇』(の前半)を読んだとき
くらいのインパクトはある。

阿礼は今の言葉でいうとツンデレだな。

ちなみに、このスレの方々は高橋和巳以外にどんな
作家を好んで読んでるの? 
290吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 22:36:56
>>289(275)
そうか、『邪宗門』インパクトあったか。よかった。

みどもは高橋和巳の流れでいうと、
三島由紀夫の『豊饒の海』(歴史記述が邪宗門と好対比で読める)、安部公房の『他人の顔』
野間宏の『青年の環』、埴谷雄高の『死霊』、島尾敏夫の『死の棘』
武田泰淳『快楽』、大江健三郎は『叫び声』以前の作品まで。
本来なら柴田翔、井上光晴ときて然るべきなんだろうが、文体に肌が馴染まない。

最近のでは『大地の子』(山崎豊子)っきりだなぁ・・・。
291吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 00:19:37
>最近のでは『大地の子』(山崎豊子)っきりだなぁ・・・。

290の精神の堕落を如実に示しているな
292275:2005/12/03(土) 00:41:19
>>290
ちょうど今日の昼読了。本当に読んでよかった。
いろいろと考えさせられたけど、まずは小ネタから。

「阿礼」でぐぐると、中学生くらいの女の子が本名で
やってるサイトに行き着いた。「お父さんが高橋和巳という人
の小説に出てくる主人公からつけてくれました。難しい本みたい
なのでまだ読んでないです」みたいなことが書いてあった。

「なら潔じゃないの?」というのは置いといて、ルックスだけ似て、
運命は似ないことを心から祈ります。
293吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 03:40:25
阿礼の最期、潔く美しくも悲惨だからなぁ…。
妹のほうは河豚だし…。
294わからん…。:2005/12/05(月) 23:07:40
高橋和巳の描く
うちに情念を秘めた もの静かな女性達。
疲れてはいるけれど
十分に性的で しかも賢い。
滅多にない
美しい女性像として記憶している。

樟脳の匂いのついた封筒を差し出す
学校事務の彼女。

俺には たまらん魅力だが
皆はどうだったのだろう?
295吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 20:10:10
久し振りに日本へ帰ってきた。高橋和巳の軟弱な世界がまだ生きているのか。
この世界で生きている連中は、時代とそして次の時代をどう展望するのかを考
えられなくなっている化石の世界で生きているのではないか。
しょせん高橋はそれ以上でもなくそれ以下でもない。そんなに評価しなくても
いいと思うよ。
296吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 20:23:25
高橋和巳の未亡人って
どこかの修道院に入ったとか聞いた。宗教生活でっか?
297吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 20:41:17
高橋の未亡人の話なんて何の意味があるのか。
あのバカと和巳の作品はレベルが違いすぎる。高橋は全共闘運動の同伴者で
あって赤軍に同調したりままごと世界に生きた人だけど、少しは評価できる
だろう。
死と生、生と死その世界を書こうとしたことは間違いない。
298吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 20:49:59
『ノルウェイの森』に、周りの学生は大江健三郎と三島由紀夫と高橋和巳ばかり読んでいる、といった記述があったような…。
299吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:10:22
そんなオタクみたいな連中には文学なんて語る意味もないだろう。
大江・三島・高橋なんて本当にお宅の世界だよね。

300吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:19:49
唯一無二の作家だよ。
若いうちに読まなきゃ、和巳は。
301吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:40:10
>>300
狭隘な視野じゃないすか? 団塊世代のひとが言うよね、そのセリフ。
単なる郷愁かと・・
いやべつに文句言うつもりはないス
302吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 01:09:00
団塊世代じゃないけど、本当に凄い作家だと思うよ。
別にみんな和巳しか読まないで褒めてるわけじゃないので
狭隘ではないだろう。
303吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 20:55:04
読める読めない(文章と論理構成が難解・読み手に時代のリアリティがない)
というのはあるだろうな、高橋和巳に関しては。
304吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 04:01:33
漢籍のあった作家ってだけで、魅力的です
305吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 11:08:54
>>303
細部に関してリアリティがないのは当然だが、
だいたいのところは今でも読めるよ
『憂鬱なる党派』の岡屋敷の独白なんて、涙なしには読めん
306吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 21:50:18
>>305
禿げ銅!
おまえら帰るなと。すき焼きくらい食ってってやれと。
307名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 11:53:32
さすが高橋和巳スレだ
新年の浮かれ具合とは無縁だぜ
308名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 02:29:35
伝記映画をつくるとしたら吉岡秀隆。
顔立ちが結構似ている。「ボクはビフテキを食う」と言わせて見たい。
このスレの人たちは一番の代表作である悲の器はあんま好きじゃないのかな?
おいら的には法学徒だったので法学部ネタで面白いと思って読んで
このスレをみて他の作品も読んでから読み返してみたけどやはり面白かった
310名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/12(木) 02:31:27
>>309
>一番の代表作である悲の器

そんなこと誰が決めたんだ?
初期の代表作ではあるが、一番の代表作ではないだろ。
だから団塊の世代は嫌いなんだよな・・
悲の器って文芸賞とってるね。
昨今の最年少ラッシュとはずいぶん毛色の違うもん受賞させてたんだな。
313名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 16:57:08
面白そうだから読んで見る
314名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 19:26:10
悲の器は文庫でも最後まで残ってた気がする。
新潮文庫で今残ってるのは悲の器だけだね
316名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 23:23:38
ねえ何か面白いことないかな
貸し本屋の 軒下で 雨宿り
君は 難しい顔して 立ち読みしながら本を盗んだ
僕の自転車の後ろで 孤立無援の思想を読んだ

春になったら就職するかな
壁に向かって逆立ちして笑った
机の上の高橋和巳は 怒った顔して逆さに見える
どうして生きていいのか わからぬ二人がたたみの上にねそべっている
みんな夢でありました
318名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 00:12:19
森田童子と高橋和巳、時代だねぇ。
319名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 00:30:00
320名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 00:51:14
↑ 曽野綾子が気に喰わんな
321名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 19:07:31
再評価されていい
322名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 19:09:43


323名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 18:46:54
文庫で照る?
あまぞん擦れ
325名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 21:41:42
うわぁあああ!
気がついたら高橋和巳の享年越えてたぁあああ!
ずっと年長の「先生」だったのにぃぃいい!
10年ぐらいまえに一時的に文庫で復刊したときに買った
「孤立無援の思想」が入っている短編にいまごろになって
はまって通勤途中で繰り返し読んでいる。10年前は自分が
若くて、あの本の良さがよくわからなかった。
327吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 22:49:17
「日本の悪霊」「憂鬱なる党派」「散華」「邪宗門」など読んだけど
地の文に、作者自身による直接的説明みたいなのが多すぎ。
328吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 02:32:06
科学史家の中岡哲郎の『現代における思想と行動』(初版、1960年、三一新書)を読むと、『憂鬱なる党派』の背景がわかる。
中岡は小説に出て来る天皇事件の質問状を書いた人だけど、西村たちがやっていた研究会は、実は、
中岡たちがやっていた学園評論がかなり下敷きになっているのでは?

ちなみに、中岡は海軍兵学校から旧制高校・京大理学部へと進んだ人で、あの日、江田島から遠く、きのこ雲を目撃している。
高橋は、西村と藤堂を、この人から造形しているのだろう。

329吾輩は名無しである :2006/02/26(日) 20:01:54
自分は、今年卒論で高橋を題材にしたけど現状はやっぱり読まれていないよね。
330吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 20:11:46
中岡は、高橋のことを、後年、『ものの見えてくる過程』(朝日新聞社)で回想している。
京大での講演で、「いま、ここに来る途中、通った校内のどこそこに高橋がハンストで座り込んでいた」という話が出て来るのです。
ついでに、いうと、高橋本人もそうだけど、中岡も定時制高校の教諭経験あり。
331吾輩は名無しである:2006/02/27(月) 22:19:35
連荘で失礼します。中岡の本は、
『もののみえてくる過程 : 私の生きてきた時代と科学』です。版元品切れ絶版。
332吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 10:57:01
age
333吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 17:46:23
age
334吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 01:33:36
今、悲の器、読んでます。あと残り3分の1くらい。
僕はこの人の本を読むのは初めてです。
かっこいい文章、いっぱいあると思います。
僕はくそ真面目にかっこいい文章をパソコンで書き写しているが、
こんなに引用した作家は初めてです。ほぼ毎ページにいい文章ある。
数年前に古本屋(ブックオフではない)から買ってずっと読む気おきないでいたのに・・。
古本屋のおっさん、その時、「うちで高橋和巳売れたの初めてだ」と言った。
おれちょっと焦って、有名ですよね、とかアフォなこと言った。
おっさん、邪宗門も勧めた。
高橋以降の作家ってみんな、これと同じことやってもダメだ、って思ったと思う。
あと僕は、柄谷行人が好きなんですが、悲の器以外認めていない、っていう
批評があって、その批評もものすごく説得力あるのだが、
機会があったら古本屋で邪宗門とかもぱらぱらめくってみたいと思う。
良さそうなら買う。
335吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 11:15:55
>>334
他のも読むといいよ、柄谷さんは頭でしか批評しない人だからね。
「邪宗門」はダイナミズムのあつ闇の昭和史だし、理論だけで書かれた「非の器」よりも、
「わが心は石にあらず」は生身の人間が描かれていると思う。
336吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 12:19:55
最近「邪宗門」読了いたしました。
始めは寝ながらいつのまにかきちんと机に向かって…
で、既出かもしれませんが質問があります。
最後に千葉潔と行動を共にした五人(千葉潔を含めて)というのは誰と誰なんですか?
堀江民江と大川春夫と小早川勇と南米造でいーんでしょうか。
337吾輩は名無しである:2006/04/20(木) 23:11:00
阿礼ってツンデレで萌え。
338吾輩は名無しである :2006/04/25(火) 23:32:33
>334
自分は、柄谷は好きじゃないけどあの評論?には納得させられました。
ただ、もっと評価して良い作品もあるんじゃないかなとも思います。

「邪宗門」も「憂鬱なる党派」も好きです。
339吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 23:22:39
>>334
ちなみに、作家志望ですか?
340吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 04:45:54
高校時代の恩師がK君のモデルだったらしい…
そんなK先生に国語を教わり京大に。
高橋和巳は「わが解体」しか知らないが、
本格的に読むなら何から手をつけるべきか…やはり邪宗門?
341吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 06:59:09
悲の器からだろうね。
因みに小生の会社の先輩は青Oのモデル。
青Oの勤める業界を描いた作品もあるよ。
342吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 23:32:45
憂鬱なる党派はダメ?
343吾輩は名無しである:2006/05/16(火) 06:32:59
344吾輩は名無しである:2006/05/23(火) 02:33:11
だ〜れも答えちゃくれね〜んですね、「邪宗門」の問いには…
教えてGooにでも逝ってきます。
ごめんなすって。
345吾輩は名無しである:2006/05/23(火) 02:40:29
永の旅立ちごくろうさんにござんす
逝ってらっしゃいやす
346吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 11:01:27
子供背負ってるって千草だと思い込んでいた。
読み返して名前が出ているので驚いた。記憶っていい加減だなあ。
347吾輩は名無しである:2006/06/23(金) 14:28:42
生きてたら京大文学部長も歴任して中国文学の大ボス。
「大学紛争?ああそんなのもあったね」って威張り返ってるんだろうな。
元来、権威主義的な人だからね。
348吾輩は名無しである:2006/06/23(金) 14:37:53
わしも権威がほしい

やりたい
349吾輩は名無しである:2006/07/06(木) 20:54:31
今、高校生ですが、邪宗門を読んだのは二年前になります。
それまで、現代の作家ばかり読んでいたので消化しきれなかったとは思いますが、感動したのを覚えています。

偉大な作家だと思います。
ひのもと教団のモデルって天理教ですよね?
350吾輩は名無しである:2006/07/07(金) 00:22:19
大本教だよ
351吾輩は名無しである:2006/07/07(金) 01:47:33
オウム真理ky
352sage:2006/07/10(月) 18:16:06
>>350
何かの出版物で天理教と見た記憶がありまして・・・
大本教と天理教を調べてみたんですが、似ていますね。
開祖がだったり、戦前に官憲の迫害を受けたりと、、
353吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 03:57:12
大本教、天理教、金光教、みんな似てるね。
因みに、大本の開祖である出口なおは、元、金光の信者。
世界救世教(手かざし)開祖の岡田茂吉は元大本信者。
354吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 05:44:49
今月の日経「私の履歴書」は小松左京先生。
もうすぐ京大時代の高橋和巳との交友が語られるぞなもし。
小松左京マガジンでの「小松左京 高橋和巳を語る」より
過激ではないかもしれん(なんと彼は真性包茎だった)だがしかし必見。
355吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 01:20:47
支那文学の世界では、高橋先生は吉川先生の弟子であり、六朝文学の研究者。
その研究業績によって、今でも高く評価され、尊敬されている。
支那文学を学んでいる人たちは、高橋先生の小説には冷淡であるように見える。
356吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 19:01:03
>>354
たぶん明日あたり。
357吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 21:00:56
本当に明日の日経が楽しみだ。
高橋和巳との出会い、どんなふうに書かれるんだろう。
358吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 04:30:18
「苦悩教の教祖」は確か埴谷雄高が名付けた筈。
御大少々乱心なされたか…
しかし良い写真だ。知的エリート=大学生、の時代髣髴。
明日も続きそう。
359吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 13:32:13
埴谷雄高ではない
360吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 14:53:08
申し訳ありません。埴谷雄高は「苦悩教の始祖」でした。
でも小松左京先生の初期の回想録『「内部の友と」その死』では
「彼が、苦悩教の教祖という綽名をつけられたと聞いたとき云々」と
伝聞の形で書かれていたようにおもいます。
トリビアルなことですがご教示いただければハッピーです。
361吾輩は名無しである:2006/07/18(火) 02:27:33
age
362吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 23:30:18
高校の頃に、高橋たか子は高橋和巳のゴーストライターだったという噂を聞きました。
これって本当?エロい人教えて!
363吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 01:09:06
んな訳無い。
和巳の作品とたか子の作品を読み比べれば、一目瞭然。
原稿を読んで意見を言うくらいのことはあったかも知れんけど、
あの夫婦では、恐らくそれも無かったんじゃないか。
たか子が和巳の小説世界を好んでいたとは思われないから。
364吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 22:46:47
邪宗門などを代筆(和巳が喋るあるいは書き散らしたのを清書。口述筆記と言うのか)してたのは事実。
もしそれをゴーストと考えるならゴーストぞなもし。
365吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 23:00:44
文学板のアイプチ使用率および天然二重率を調査したい。
文学やってる奴には何故か二重が多いと聞く。
その答えを知る上での道しるべとなればいいと思ってね。
その壮大な問いかけランデブーに一緒に乗っかってくれる人を求む。
二重かアイプチか人目で分かるような書き方をしてくれ。
人を騙す奴は悪い奴だからね。
366吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 08:34:04
>>364
あのなあ、清書や口述筆記のことを代筆とかゴーストライターって言うのか。
アホとしか(ry。
367吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 23:48:33
age
368吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 00:07:10
難解
369吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 23:59:55
結構好き
370吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 12:25:04
っつか、本屋にあまり売ってない。
女のファンっているのかな?
371吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 16:32:02
あんまりというか聞いたことないね、女の人のファン
372吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 03:00:33
'60年〜'70年代は和巳好きの文学少女も沢山いたけどな。
小池真理子が高橋への思いを語ってたのを読んだことがある。
373吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 23:54:47
>372さん
それって今の女の子が綿谷とか読む感じと一緒ですかね。
時代というか…。やっぱり高橋は時代と作家像と共にしか語られないんですかね。
374吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 18:50:16
古い話しだが、大岡昇平と埴谷雄高との対談で
大岡が「高橋和巳は吉本隆明が指摘してるように
知識人向けの娯楽小説作家だし、一時代過ぎたら
忘れ去られるんでしょうね。」と語り、それを受けて
埴谷にしたらそれこそ可愛い可愛い和己チャンだもんだから、
そんなことはない、高橋の作品は時代を超えていると強弁して
引き下がらなかったけどね。
375吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 18:58:10
その前に埴谷も大岡も見事に忘れ去られていると思うのだがな。
376吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:06:40
でもけっこう萌え小説としての需要あるんじゃない?
昔のレスでも誰かがマンガゲーム化するべきだって言ってたけど。
なるほどと肯けるぐらいキャラ小説だと思うけど。
377吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:09:24
時代感覚が強い作家もの、
今現在の俺達は良くも悪くも「へぇ、こういう時代があったんだ」という読み方をせざるおえない。
378吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:20:18
その中でも高橋和巳の小説はあまりにも図式的なんだよね
構図が透けて見えるから萎えるわけで。
主人公は勝手に悩めるインテリ風味を演じていればよいと
けど埴輪の小説も酷いな
背景になっている思想も支離滅裂で、一貫性がない。
その思想も、完全に時代にとらわれたものだし
379吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 08:42:01
374氏の話だが、俺が聞いてるのは、
吉本の自慰サンが知識人向けの娯楽小説
と評したのは高橋の『悲の器』であって、
高橋の小説全てではない。

そいと、時代に捕われてない思想なんて無いし、
あったとしてらそいつはモンチッチだぜ。
380吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 09:05:37
吉本隆明は高橋和巳が亡くなった時、
高橋和巳は夏目漱石のような小説を
書くべきだった、と書いて、一連の
"知識人向けの娯楽小説"を全て否定
しちまったね。
それと、高橋和巳のカミサンが彼の
死後発表した高橋和巳への評価に対
してはメチャ憤慨してたね。
381吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 17:25:15
>>372
小池真理子の「恋」という小説を読んだら高橋を尊敬してるのが
うなずけた。
382吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 09:57:49
昨日、TBSの資料室で父親と『悲の器』を観てきた。
父親は原作を読んでたせいか、かなり不満らしかったが、
俺は結構楽しめた。正木典膳役の佐分利信が上手だった。
野際陽子ははっきり言ってぜんぜん上手くなかった。
383吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 19:35:22
ああ懐かしい、野際陽子か。
NHKからフリーになった頃だと思う。
「悲の器」とか「赤いダイヤ」など
一連のTBSドラマに出演してた。
384吾輩は名無しである :2006/10/29(日) 21:52:18
「恋」こんど読んでみます
385吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 18:16:26
小池真理子っていい訳?失楽園の作家をべた褒めしてたけど。
386吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 18:30:03
>>1
高橋和巳氏の未亡人は何処の修道院で修行しておられまつか?
387吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 20:23:43
保守
388吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 07:25:51
>>385
誰もズン先生には逆らえんだろ
389吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 14:34:33
ズン先生は偉大
390吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 20:39:52
『悲の器』ついさっき読み終わりました。
私が出会った本の中で何冊かある最高のものに挙げられる一冊だと思います。
こんな凄い小説家を今迄知らなかったのがほんとに惜しいです。
まあ現在高1なんですが…
391吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 20:43:17
>>390
男だろ?
392390:2006/12/11(月) 21:18:51
いや、女です…。
393吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 21:20:50
あれ?女の子で高橋とか読むんだ。じゃつぎは邪宗門だね。
「肉の餞」とかエロイ言葉が出てくるぞ!
394390:2006/12/11(月) 21:26:16
周りには高橋和巳なんか読むのは居ませんがね…
というか高橋はおろか近代文学を読んでる人さえ居ないというw
395吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 21:31:29
近代文学なんて、最近の小説より遥かに読みやすくて面白いって言うのにね〜。
396吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 01:35:51
マア、390はナリキリだらう。
高1が近代文学云々…
ありえん。

みんなわかってて蟲か
397吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 09:38:10
上でTBSの資料室で「悲の器」を見たというカキコが
あったんで、俺っちもコネを使って見させてもらった。
正木典全役の俳優は上手だね。
そいと、文庫でもあれだけの厚さの小説だもの、完全な
映像化なんぞ端から無理だわな。
398吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 20:51:25
>>396
えー、わたし高一ではないですけど、高一の時文学全集とか読んでた。
相当無理してましたが。
さすがに英語の原文で読むのは挫折しました。
バレー部でワァワァ言って、うちでは超暗いとゆう二面性にイヒッ、と自己満足してましたが。
高橋さんは家に全集がありまして、高二で読んだと思います。
399吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 20:52:18
英語の原文のは高橋ではない、当然ですが。
400吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 02:12:24
390です。
まあ実際高一なのですが、この歳で近代文学を読んでるのがありえない、と思われる様な時代になったというのが悲しいです。
別にありえない程の事でも無いと思いますがね…
401吾輩は名無しである:2007/01/03(水) 01:15:09
人は様々。
今の時代にあっても、
高一で近代文学に傾倒する者がいても全くおかしくは無いだろう。
能力的側面を考えても、高一なら読めても全くおかしくない。
現に昔の連中は、高一の頃、和巳を読んでたんだから。
402吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 00:14:24
でもばななが翻訳されるのに和巳はなぜされないのですか?
タケシの映画やディランの音楽のような「うそっぽい芸術」が高い評価をされるのはどうかと。
(本人たちは笑っているかも)
幼児の絵を芸術だと賞賛するようなものではないかと。
確かに和巳の文学は饒舌すぎて時に「劇画のような」とは言われるますが
ほとばしる意思を止めることができない和巳らしいとは思います。
小説はストーリーが第一義であり詩歌とは異質のものだと思いますが。
403吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 09:29:30
404吾輩は名無しである:2007/03/08(木) 02:56:55
官房長官、塩崎恭久閣下の一番影響を受けた本が
「憂鬱なる党派」だったとは…
というか青戸のように冷酷なインテリゲンチャンなんかな
405吾輩は名無しである:2007/03/08(木) 08:53:52
塩崎の左翼経験はみーんな流行に乗っただけよ。
406吾輩は名無しである:2007/03/09(金) 01:53:56
御教授ありがとうございます。ということは
「彼にとって思想とは前にきらびやかに並べられた観念の玩具であり、
また彼の才気煥発には、避けがたい流行追従性が伴っていた」
といわれる蒔田の類ですかね〜。
407吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 14:37:32
たか子の小説の方が好き。まあ今となってはもう遠い世界に逝ってしまわれたが…。

高橋たか子スレは誰か立てないのかね。まあ立ってもすぐ落ちるか。
408吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 16:46:50
>>400
おれは高二で読んでたよ
409吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 21:35:03
捨子物語はどうでしょうか。悲の器と二つ持ってて、どちらかというと捨子物語の方があらすじと解説で魅力を感じますが、
このスレではあまり話題になってないようですがどうですか?
410吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 02:07:03
411吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 15:08:28
たか子は和巳のゴースト
412吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 20:27:56
邪宗門読みました。高校生くらいの時。
政治的なことを抜きにして(こういう時代もあったんだなあ程度)、ただの読み物して読めばわりとおもしろかったです。
若干暗かったけど・・
ただ、最後の方のすべてを壊していくような展開が嫌でした。
ハッピーエンドの方が読み物としてはすっきりしたんだろうな・・と思いました。

よく読んでないでごめんなさい。
高橋和己の本自体に特別な感想は無かったけど、親の書庫にこの本があって、
仕事しか興味なさそうな親が昔こんなのを読んでたっていうのがちょっと驚きだった。
413吾輩は名無しである:2007/06/20(水) 03:50:47
高橋和己の今手に入る文庫で中国文学について語ったものはありますか?
414吾輩は名無しである:2007/07/15(日) 07:14:28
a
415吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 02:31:20
図書館で「詩人の運命」読んでごらん
416吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 22:46:15
小田実、死去。

ほな さいなら。
417吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 23:57:07
hoshu
418吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 07:57:53
>>413
文庫と云うにはひとまわり大きいけど、
創元社の『漢詩鑑賞入門』は、高橋もその共著者のひとり。
419吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 18:33:36

420吾輩は名無しである:2007/09/08(土) 23:35:01
わたくしは 彼の小説は読まない 読んだのは 李商隠と人間にとって のみ
前者は 一生の宝物 恩師の吉川先生の嫉妬さえ感じる
後者により 高橋の三島に対する不思議な親近感を知った
421吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 17:15:45
なぜ小説を読まぬ?
422吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 18:35:30
文字を読めないわけでないが 彼の文章は「冷たい雨の中 傘を差さずに
歩くようなつらさ あるいは 重たさ」を感じる  
むしろ エッセイや評論の方が「高橋の好さ」をみる
423吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 19:05:47
>冷たい雨の中 傘を差さずに 歩くようなつらさ あるいは 重たさ
だが、それがいい。
424吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 19:08:15
高橋…だれ?
425吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 20:11:29
カズには意気沮喪させられる
426吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 21:01:10
>>423 
    傘を差さない人の顔を見てごらん・・
    彼は泣いているのだ
427吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 03:30:01
保守
428吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 00:26:39
革新
429吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 07:32:10
思えば、和巳の立場は曖昧だったな。左翼なら左翼で徹していれば、
教壇を去ることも無かったろうに。
430吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 14:18:57
>>412
 阿貴には若干の希望は託しているがな
>>425
 当時から、落ち込み小説、の異名は在ったな
431吾輩は名無しである:2007/10/12(金) 22:48:37
落ち込み小説…
だがそれがいい
432吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 03:57:33
20歳の頃読んだ作品なんだけど、進駐軍に日本女性がレイプされるとか
でてくるのはどの小説だっけ?
おもしろかった記憶があるので読み返そうとしたら実家のオカンが
処分してやがった。
433昔のファン:2007/11/10(土) 04:32:45
高橋和巳はその作品から「世界をより良くしよう」という意志を感じ取ることが
きわめて難しい作家であった。
434吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 08:16:24
>>433
当たり前じゃん。文学は世直しの道具じゃないもん。
435吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 20:11:33
>>434
 ただ、和巳は>>433の様な世直しの意識を有する事こそ
寧ろ常識だった時代、「人民の中に」の思いに苛まれながら、
第一線に立たざるを得なかったのですよ。
436吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 00:44:50
age
437吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 03:36:57
高橋の生き様と彼の文学は切っても切れない物だ。
それは分からないではない。
しかし文学作品としての評価は、彼の生き様とは無関係に評価さるべき物だろう。
文学には文学の自律性があるのだから。
438吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 05:15:36
保守
439吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 02:11:52
高橋は頭で考え過ぎたからいかんです。だから余裕がない。徒に冗長である。
440吾輩は名無しである:2008/04/21(月) 13:01:19

441( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/04/21(月) 13:19:41
高橋は稚拙な段階とは言え技巧を意識しておりますよ(笑)般若などよりは優れた作家だったのでは無いで消化ねぇ(笑)
442吾輩は名無しである:2008/05/06(火) 23:10:17
定時制高校の教師の話の題名わかる人いますか?
443吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 19:55:01
私は、魯迅→高橋和巳 と好きになりました。
周りに同好の士がおりません。
444吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 18:48:23
私もいないなあ
大学の時に図書館にあった全集読破しておけばよかったな
445吾輩は名無しである:2008/06/02(月) 05:36:19
>>443-444
みんながそう思って言い出せないでいる可能性も…
ないか
446吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 21:24:36
オレ、高橋和巳好きなんッスよー
みたいな軽いノリでは語れないしな。

高橋の影響というわけではないが、工場で働いて二年目の俺。
『我れ関わり知らず』で描写されている以上の経験を、まだ得られないでいる。
447吾輩は名無しである:2008/06/26(木) 06:30:40
古本屋の親父さんに高橋の本買ったら
若いのに珍しいと言われた
一度ではなく二三度も
>>446
高橋和巳に関わらず作家の○○が好きとはいいずらいな。わたしは

「憂鬱なる党派」に描写されている体験ならあるかな>工場
448吾輩は名無しである:2008/06/26(木) 06:57:48
辛いなそれはw
449吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 21:56:06
小松左京自伝読んだ。
真性包茎については、治療するつもりはなかったとのこと。
ちゃんと射精も出来たそうです。
450吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 23:56:43
age
451吾輩は名無しである:2008/08/24(日) 17:34:17
age
452吾輩は名無しである:2008/09/14(日) 15:30:02
age
453吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 18:18:43
>1
源一郎のしんせきかなにか?
454吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 19:31:46
保守
455吾輩は名無しである:2008/11/21(金) 23:56:09
a
456吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 21:24:25
「邪宗門」ていうのもあったな。芥川ではないぞ。
457吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 22:18:10
机の上の高橋和巳は怒った顔して逆さにみえた
458吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 23:53:59
保守!
革新!
459吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 05:46:04
年齢アピールうぜえ
460吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 21:57:42
年齢アピール?
461吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 01:42:32
そして保守
462吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 13:29:24
今思うと本当にはまった小説家は高橋一巳だけだったな。
463吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 19:12:10
...なのに字を間違えるんですね? 一己(×)和己(○)
464吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 16:44:41
高橋和巳のエッセイはいまの時代に読んでも自然に受け入れられる
465吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 20:46:51
>>463
ほんとだorz
でもはまったのは本当だよ。

466吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 06:47:28
はまり方が浅かったんですね、分かりますw
467吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 08:36:30
>>463
あなたもね。和己(×)和巳(○)
468吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 00:16:02
457さん、時代ですねえ・・・^^
469吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 00:34:12
孤立無援の唄
 森田童子・作詞・作曲/千代正行・編曲

 ネエ何か おもしろいことないかなァ 貸本屋の のき下で雨やどり
 君は むずかしい顔して 立読みしながら 本を盗んだ
 ぼくの 自転車の うしろで 孤立無援の思想を読んだ

 春になったら 就職するかなァ 壁に向かって 逆立ちして 笑った
 机の上の 高橋和己は おこった顔して さかさに見える
 どうして いきていいのか わからぬ ふたりが 畳の上にねそべっている

 ネエ何か アルバイトないかなァ 君はモノクロ テレビのプロレス見てる
 ふたりは いつも負け役みたい でんぐり返って 地獄がためだネ
 窓ガラス あけると 無難にやれと 世の中が顔をしかめてる

 ネエどうにか やってゆけるかなァ タッグマッチの 君がいないから
 ぼくは 空を飛べない 年老いた スーパーマンみたい
 どうして 生きていいのか 解らぬぼくが 畳の上にねそべっている

    葉書き ありがとう
    君といた時間が 長すぎたのかもしれません
    ぼくは もう少し こうしていたい気持ちです
    新しい背広を着た 真面目な君を見るのは 少し恐い気もしてます
    でも 近いうちに 君に逢いたいと思います
470吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 20:32:41
大学受験の頃「なべつぐのあすなろ数学」という参考書のお世話になった。
その帯に書かれていたのが、受験は苦しい、けれど高橋和巳という作家は
死の床でペンを持ち書き続けた。力を入れすぎて、指の骨が折れたこともあ
ると言う。その苦しさに比べたら、受験の苦しさがどれほどのものだろうという
意味の言葉だった。
471吾輩は名無しである:2009/03/21(土) 08:24:39
力の入れ方が間違ってると思う
472吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 01:59:52
確かにw
何につけ不器用な人だったからな。
473吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 21:04:21
【出口王仁三郎】  大本15  【霊界物語】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/psy/1241665860/l50

9 :神も仏も名無しさん:2009/05/09(土) 20:26:24 ID:CqR38FQN
まあ「邪宗門」は表面上大本に似て見えるだけで
教義的にはまったく違う教団を描いてるんだけどね

一番違うところは、王仁三郎役と思われる登場人物が、真面目すぎることw
少しでも大本のことを調べたことがある人なら
この一点の違いがいかに重大な相違点であるか理解できると思う


10 :神も仏も名無しさん:2009/05/09(土) 20:33:34 ID:CqR38FQN
物凄く面白い小説だから、一読の価値があるのは確かだけど
書評などで「大本教を題材にしている」と書かれているのを見るたびに
「知ったかぶりでテキトーなこと書くな。作者本人も大本とはほぼ無関係だと書いてるだろ」
と思ってしまう。
474吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 21:14:06
俺の心はこんにゃくだぜ。
475吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 23:03:23
捨子物語の叙情性も捨てがたいがな。
476吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 21:53:38
http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2004_14446/slides/12/index_3.html

ここで福田和也が「邪宗門」の講義してるよ
ビデオでみれる
「邪宗門」は大江健三郎の宗教小説なんかより遥かに上だって授業してるよ
物が違うってね
よくわかってる
477吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 22:01:41
他人をダシにして評論するなんてくだらないよ
478吾輩は名無しである:2009/05/25(月) 22:38:58
福田に言われてもなw
479吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 20:13:14
「憂鬱なる党派」が一番いいとおもった
「邪宗門」と「非の器」(長い、つまらん)はよくない
480吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 10:57:27
俺が好きなのは我が心は石にあらずかな。
邪宗門は大河小説っぽかったし悲の器は50代の主人公ってのがイマイチ。
481吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 21:59:43
私は「邪宗門」の奔放さを愛す
西村寿行の「蒼茫の大地滅ぶ」と同様に
(なんかこの板の住人には怒られそうだな)
482吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 03:19:16
>私は「邪宗門」の奔放さを愛す

「奔放さ」というのを、もう少し詳しく。
483吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 05:58:33
性的にオープンだということだよ。要するにフリーセックスだな。
484吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 07:26:31
童貞は年上の女信徒が筆おろしをしてくれるんだったな。
485吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 22:09:29
いきなり国家やGHQを相手に戦争吹っかけるとこだよ
「蒼茫の大地滅ぶ」は東北独立戦争始めるしな
486吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 06:08:12
何が悲しゅうて、和巳と西村寿行を一緒に論じなならんのや
487吾輩は名無しである:2009/07/30(木) 20:45:57
オデは楽しいがの
「吉里吉里人」ならいいんかの?
488吾輩は名無しである:2009/07/31(金) 10:05:21
邪宗門、ようやく半分読んだ。
これから、下巻に。
489吾輩は名無しである:2009/08/03(月) 01:18:29
「我が心〜」を本日、読破。
30過ぎのおっさんだが、周りにこの読後感を伝える奴がいない。

今日はじめて、文学板の存在の有り難さを知ったw
490吾輩は名無しである:2009/08/04(火) 06:27:56
>>489
でも、ここでも何も伝えてないじゃないかw
491吾輩は名無しである:2009/08/04(火) 07:15:42
「わが解体」での、苦悩するインテリ像は初々しくて懐かしい。
癌でなくても、どっちみち70年代を乗り切れなかった人だろう。
それほど純粋な人だったと思う。
草間彌生の『ニューヨーク’69』は、日本人でいえば高橋和己の
ような人にも捧げられた作品だと思う。
492吾輩は名無しである:2009/08/06(木) 07:53:08
>>489
長文でおk
493名無し:2009/08/06(木) 08:56:24
 私はあまり賢くない。高校時代あれだけ貪り読んだ高橋和巳、最低でも5回以上は読んだはずの「邪宗門」も雰囲気・ムードといった感覚的なことしか思い出せない。
 これはなかなかお得だ(笑)。もう一度高橋和巳を初見のごとく味わえるのだ。
 関係図書含めて30冊ほど引っ張り出した。邪宗門がでてこなかったのは大変残念だ。
 まずは 作品集1「捨子物語」からはじめてみましょう。
 ・・・・活字が小さすぎる。じじい版の全集はでるはずも無いから、なんとかトライだな(笑)
494吾輩は名無しである:2009/08/06(木) 12:03:32
>>493
感覚的に読んでokだろう。
高橋和己はそんなに論理的な人ではない。
大衆と一緒に苦しみ、泣くところに高橋和己の真骨頂がある。
例え、単なる同伴者と言われようが。
他人のために泣く、というような文学があっても良いと思う。
草間彌生はベトナム反戦運動で疲れて死んで行った人達のために
いっぱい泣いた、それが『ニューヨーク’69』の裏。
495名無し:2009/08/06(木) 18:53:10
>>494 レスありがとうございます。

>他人のために泣く、というような文学があっても良いと思う。

ご明察です。私が何故、高橋和巳に惹かれるのかは

 「内に省みて恥ずるところなければ、百万人と言えども我ゆかん」という
有名な言葉が孟子にあるけれども、百万人が前に向かって歩きはじめている
ときにも、なおたった一人の者が顔を覆って泣くという状況もまた起こりう
る。最大多数の最大幸福を意志する政治は当然そうした脱落者を見すててい
く。(中略) (文学は)その出発点を個別者の感情においているゆえに、
たとえそれが老婆の愚痴や少女の感傷であっても、それが個別的な真実性を
持つ以上は、可能的な文学の考察対象となる。文学者は百万人の前の隊列の
後尾に、何の理由あってかうずくまって泣くもののためにもあえて立ちどま
るものなのである。  <孤立無援の思想より>

こうした観点の作家であるからだろうと思います。
496吾輩は名無しである:2009/08/06(木) 19:16:59
>>495
なるほど、高橋和己がそんなことを言っていたとはw
「自分で言うなよ」という気もしたw
30代前半の頃の柄谷が磯田や秋山、川村らとの座談会で
あっさりと高橋和己を批判したのも、60年代終わりに転
向した柄谷ならではのことだった。俺はその当時は高橋
和己を一冊も読んでなかったが。
497吾輩は名無しである:2009/08/08(土) 15:43:30
>大衆と一緒に苦しみ、泣くところに高橋和己の真骨頂がある。

実物の高橋は、他人を思い切り見下す類の奴だったけどな。
正木典膳そのものさ。
だからこそ、自己の欺瞞性を見詰め、ああした小説が書けたんだよ。
498名無し:2009/08/08(土) 17:01:15
>>497
>実物の高橋は、他人を思い切り見下す類の奴だったけどな。

存命中に高橋和巳と交流があったとは羨ましい限りです。
まさか、作品からそう感じたと言うお話ではないですよね。
499吾輩は名無しである:2009/08/08(土) 19:58:40
>>497
そういうことは高橋たかこなら書いてそうだねw
500吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 11:27:51
>>499
高橋たか子は和巳を生活無能者と言ってるな。
家を2、3日留守にして帰ったら
和巳は炊飯器から直接手づかみでご飯を食べていたらしい。
501498:2009/08/09(日) 13:00:52
>>497さん
なにかエピソードなど教えていただければ嬉しいのですが・・。
どちらかというと内省癖の塊のように見える高橋の他者を見下げる話
彼をより知るチャンスです。ぜひお願いします
502498:2009/08/09(日) 13:14:35
>>500さん

「高橋和巳の思い出」ですね。あまりに気持ちを逆撫でされて、
最初の方しか読めなかった。いまなら 読めるかな? 
以来 高橋たか子の名前や本を見かけるだけで 嫌悪感一杯だった(笑)
若かったですねぇ
503吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 19:45:30
>>500
生活無能者と女房から言われたとしても、高橋和己は全然、気にしなかった
ろうね。しかし面白い夫婦関係だよなw
俺だってマスカイタ手を洗わないままで飯を手づかみで食うこともあるよw
504498:2009/08/11(火) 04:14:07
>>497さんからエピソードの紹介がないのが大変に残念です。
私は高橋和巳を政治的な人間とは考えておりません。
政治性が荒れ狂う時代に遭遇して、まさしく文学的誠実さで対応をした人
と考えています。結果として政治的作風と誤認識されているものと感じます。
他者を見下す高橋和巳はまさしく、私の認識を変えるもののように思います。
ぜひ、実例のご紹介をいただきたいと思います。
勿論、2chの発言でそんな義務など発生しない事は承知しております。
また、私の我侭でスレッドを汚すつもりもないのですが、知的好奇心が
勝っています。あえて、挑戦的にパロします。お許しください。

実物の497は、他人を思い切り陥れる奴だったけどな。
だからこそ、自己の品性の劣悪さをもって、ああしたレスが書けたんだよ。

あまり出来が良くない。ご勘弁。引っ込めとのご意見があれば遠慮なくどうぞ。
私は姿を消しますので・・・・。
505吾輩は名無しである:2009/08/11(火) 06:40:54
高橋和己って、いま人気出てるのか?
506吾輩は名無しである:2009/08/11(火) 07:10:51
たか子のような悪妻がいたから、和己の文学は生まれたのかも知れないな。
家庭的幸福があれば、少しは作風が変わっていたろうと想像する。
ほんとひどい女だったらしいなw
507吾輩は名無しである:2009/08/11(火) 16:30:51
たか子がいなかったら
和巳は『捨子物語』を完成させることなく
延々と書き続けていただろう。
508吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 10:18:03
>>505
仇花つーか、狂い咲きだったんじゃねーの?
吉本隆明からこっ酷く批判された高橋たか子の
言葉を使えば、「お祭り好きの若者」だった
全共闘とかいう連中だけじゃん、主な読者って。
要は、機動隊とのチャンバラ好きな馬鹿学生が
一部で流行してた高橋和己の本を読んだって
だけでしょ?
509吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 13:22:00
今のゆとり世代には難かしすぎて、読めない、という面もあるでしょ?
510吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 16:35:08
>>509
>>今のゆとり世代には難かしすぎて、読めない、
たぶんその可能性あるよね。
だって、もう死語になっちまった言葉や概念なんかで修飾された本ばっかじゃん。
想像だけど、高橋サンって、たぶん、政治運動や社会運動を書くことが、
なんか意味あることだ、なんて錯覚してたんじゃない?
そんとこを、上のほうのカキコにもあったけど、吉本さんに「高橋和己は
夏目漱石みたいな作品を書くべきだった」って批評されたんだと思う。
僕、吉本さんって好きじゃないけど、この高橋さんへの批評だけは図星だと思った。


511吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 19:20:15
エッセイ集、「孤立無援の思想」の中にある「戦争論」を読んでから
やはり広島の平和公園にある石碑の文字列に違和感を覚えた。
512吾輩は名無しである:2009/08/17(月) 13:14:04
>>509
"難しすぎて、読めな"くとも、
高橋和巳が読む価値なり、需要なり、必要性がある作家なら
"今のゆとり世代"どもも"チャンバラ好きな馬鹿学生"のように
読むだろうし、利に聡い出版資本が読むように持っていくでしょう。
513吾輩は名無しである:2009/08/17(月) 20:04:50
>512
出版資本がいくら頑張ったって、
難しい本が読めない人に、読め、とは言えない。
だから、本は売れない。
だから、出版資本は売ろうとしない。
高橋和巳が売れないのは、彼自身の問題とは別の部分の気がする。
514吾輩は名無しである:2009/08/17(月) 20:10:00
今は糞みたいなケータイ小説が売れる時代だからね。
この中では筒井康隆の小説でさえ小難しく感じる。
515吾輩は名無しである:2009/08/19(水) 20:28:35
本日、「邪宗門」読了。
面白かった。
次は、「憂鬱なる党派」を読み始めています。
516吾輩は名無しである:2009/08/20(木) 09:55:00
>>515

吉本隆明との対談で
「『憂鬱なる党派』は知識人向けの娯楽小説に過ぎない」と
吉本隆明に批評されて、
高橋和巳は何て反駁したんだろうか?


517吾輩は名無しである:2009/08/20(木) 12:01:58
>>516
別に"反駁"なんぞしてねんじゃねーの。
無理に笑顔を作って
「たっ、たのしんでください」
ってなこと言ったとしたら、愉快だぜ。
見てくれとは違って、小心者って話じゃん。
518吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 04:12:39
高橋和巳の悲劇は学生運動盛んな時代との遭遇であったと思う。
無論 文学が人間を描く以上、人間を取り巻く政治性というものと切り離せないとは思う。
が、しかし、彼はプロレタリア文学の作家ではないのである。

彼が学生運動と関わるのは文学的誠実さゆえであって、
政治のために文学的な手段を用いたわけではないだろう。
政治的感性から、彼の小説を読むべきではないし、
できれば語って欲しくも無い。
495で書いたように、彼は政治性と文学性をはっきりと区別しているし、
文学の側に立っているのは確かなのだ。

>>515 のように読むべきものでると思うが、
>>497 や >>517 のような作り話まで用いて彼を貶めんとする
品性の下劣さはどこから来るのだろう? 恥ずかしくないのだろうか?

「たっ、たのしんでください」などの全く根拠の無い空想を楽しむのは
せいぜい中学生までにしておいて欲しいものである
519吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 11:27:40
>>518
おやおや、
>>学生運動と関わるのは文学的誠実さゆえであって
ですかいな。
ここまで買いかぶられたら、さしもの高橋はんもむず痒いんとちゃう。
学生運動と文学的誠実さは、何処で如何つながるんやろな?
学生運動はたんなる題材に過ぎまへんやろ。
"文学的誠実さ"なんぞとはな〜んも関係おまへんやろが。
もしも、もしもでっせ、高橋はんが"学生運動"を題材として
選択したことにやな、なんらかの意味を込めはっていたなら、
高橋はんのたいしたことおまへんな。
520吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 15:19:58
>>519
>学生運動と関わるのは文学的誠実さゆえであってですかいな。
>ここまで買いかぶられたら、さしもの高橋はんもむず痒いんとちゃう。
おや、どこかの文献に痒いと書いてましたか。まさか、また妄想的作り話?

>学生運動と文学的誠実さは、何処で如何つながるんやろな?
『我が解体』に書いてますよ。『孤立無援の思想』も少し。

>学生運動はたんなる題材に過ぎまへんやろ。
>"文学的誠実さ"なんぞとはな〜んも関係おまへんやろが。
はぁ?>>518の 7〜12行目の日本語は難しかったですか?
ちなみに、そんな小説あったかしら???まさか「日本の悪霊」のこと?(笑)
>>495に抜粋の一文がありますので、このくらいなら読めるでしょ?

>>もしも、もしもでっせ、高橋はんが"学生運動"を題材として
>>選択したことにやな、なんらかの意味を込めはっていたなら、
もしも。もしもね。空想だよね。大丈夫だよそんな小説なかったと思うよ。
学生運動を題材にした小説などないし(背景としての利用はあるかも)
したがって、それに意味を込めた事はきっと無いと思うよ。
もしもの話に、どの本の度の部分のこと?と訊いても意味無いよね?
どうして、そんな突飛な空想しちゃったんだろうね?
で、518の7から9行目は日本語として理解できなかったわけね?

>高橋はんのたいしたことおまへんな。
なんだ、一行で書けるんじゃない。下手な理屈をつけようとするから。読んでないこと
理解が出来ていないことがばれちゃうんですよwww

ちなみに [ある題材を小説にする=たいしたことがない]
文学界を揺るがす新しい見解ですね。本当だとすれば大反響間違いなし。
ぜひ論文をお書きなさい。
521497:2009/08/21(金) 18:06:03
>>518
作り話?
何を証拠に?
俺の話を作り話と言う、あんたの方こそ作り話さ。

「大衆と一緒に苦しみ、泣くところに高橋和己の真骨頂がある」と感じる人に
詳細に説明する空しさを思い、それ以上の説明をしなかっただけさ。
面倒だし、それほど暇じゃない。

しかし、ホラ話と言われちゃな。
高橋が立命講師時代、どんなに傲慢な態度だったか知ってるか?
「俺は吉川幸次郎の愛弟子、将来の京大中国文学を背負って立つ人間、
お前等とは違うんだ」って態度がありあり。 
有名な話だろ。
高橋が京大助教授の権威を傘に着て、アカデミズムの権化の如く外部の人間と話すのを、
俺自身も何度も聞いてるよ。

俺も高橋は文学的に誠実な人間であったと思う。
ただその誠実さは、彼自身が内面の矛盾を凝視した結果出て来た物だと言いたいのさ。
矛盾に敏感だったからこそ、「清官教授を駁す」との壁新聞にショックを受けたんだろうな。

時間が無いので、乱文失礼。
522吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 18:28:13
>>519
団塊世代が逝っちまえば、高橋なんぞ即忘れられちまうさ。
そんな程度の売文家だっての。
まぁ、何でもアリの2chだし、ウソもマジも取り混ぜて、
面白可笑しくカキコしようや。
勿論、でっち上げも大歓迎よ。
523吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 19:13:36
>>521 やっと釣られてくれたありがとう。本当の話なら、いつでも詫びるよ。
私は高橋和巳の真実が知りたいだけなのだ。そうも書いたでしょ?
ただ、説明不足を「面倒だしそれほど暇じゃない」と言うのならはじめから
書かなきゃ良かったのに。残念賞。書いた限りはそれなりの責任も取らなきゃね。

>高橋が立命講師時代、どんなに傲慢な態度だったか知ってるか?
だから、知らないんだってば、それでエピソードをリクエストしたことくらい読み取ってよ。

>「俺は吉川幸次郎の愛弟子、将来の京大中国文学を背負って立つ人間、
>お前等とは違うんだ」って態度がありあり。 
>有名な話だろ。
ほう。有名なんだ、私は聞いたことが無い。どこで有名なんだ?セクト内でか?
どんな事言ってたんだ?

>高橋が京大助教授の権威を傘に着て、アカデミズムの権化の如く外部の人間と話すのを、
>俺自身も何度も聞いてるよ。
うらやましい。聞いてたんだ。具体的に何を話してたんだ?

まさか。有名だろう。聞いてたんだよ。で説明がつくとは思ってないよね。

ワシも時間が無いけど、書いてしまったから、責任上いくらでも時間は作るから答えてね。
524吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 20:24:19
>>521
自信が無かったので、当該箇所を探し確認した。
わが解体55pから59pあたりまで、「清官教授を駁す」との大字報の話しが
出てくる。
この記述を持って高橋がショックを受けたと解するためには、この数ページ
だけをたまたま読んだか、読んでおらず人から聞いた(あるいは何かでこの話題
読んだ)としか考えられない。頭から読んでいれて、高橋がこの大字報で
ショックを受けたとしても、少なくても自己矛盾の自覚によるショック
ではないことはすぐに分かるだろう。
本当にわが解体は読んだのかね?読んでいれば壁新聞ではなく大字報、
若しくはビラと表記されるはずだけどね。
まぁ、忙しかったので確認されずに思い出し書きなのかもしれない。
読んだとしても、はじめから誤読の連続みたいだから、再読をお薦め。
忙しくても、事実確認してから話そうね。

まぁ、期待するのはより具体的なエピソードだ。
とっても、とってもお忙しいだろうけど、すまんけど頼むわ。

神様 521がただの嘘つきではなく、
真実を知っているものであろうことを切に願います。
525521:2009/08/21(金) 22:52:05
>書いた限りはそれなりの責任も取らなきゃね
何を馬鹿な。
俺の個人的体験以外は、様々な書籍或いはネットにも転がってる話。
あんたが不勉強なだけだろう。
己が勉強すれば良いだけの話だ。
何故俺が、あんたのために無料レクチャーしなきゃならんのだ。
俺の個人的経験については、ここでこれ以上説明する気は無い。
説明する義務も無い。

>本当にわが解体は読んだのかね?
俺は高橋自身から為書き入りの「わが解体」を貰ったんだよ。
それだけ言えば十分だろ。
高橋が「清官教授」とのレッテルにより自己矛盾に悩み苦しんだのは、紛れも無い事実。
検証したければ、自分で調べろよ。

>読んでいれば壁新聞ではなく大字報、若しくはビラと表記されるはずだけどね。
壁新聞=大字報
http://www.weblio.jp/content/%E5%A4%A7%E5%AD%97%E5%A0%B1
少しは調べてから他人を批判しろ。
京大内でも、一般的には壁新聞と言っていた。
一作品からの偏頗な知識だけでなく、普遍的な常識を持つべきだろう。


>まぁ、期待するのはより具体的なエピソードだ。
あんたにはいくらepisodeを提供しても、
現下のところ、正しく理解する力が無いだろう。
それに、揶揄を交えた書きぶりに親切に答える気は一切無いね。
知りたければ、三顧の礼を尽くして真O先生にでも聞いてみるんだな。

あんたに嘘吐きと言われようが痛くも痒くも無い。
俺は事実、現場に居合わせたんだから。
526吾輩は名無しである:2009/08/21(金) 23:43:46
おもろ、おもろ
何故俺が、あんたのために無料レクチャーしなきゃならんのだ。
俺の個人的経験については、ここでこれ以上説明する気は無い。
説明する義務も無い。
りょうかーい。つまり語れるようなことないんだろう。
ほうほう。説明の義務は無い。その通り。だから言い訳もしなくて良いんだよ。
エピソードだけは義務は無い。なるほど、そういう手口ね。だったら言った者がちだね。
勝利味はどうだい?

普遍的な常識を持つべきだろう はははおもしれー あんたが言う?常識語る。すばらしい

ありがとう私の能力を心配してエピソードは私のために書かないわけだ。
怒ってるのかと思えば優しいんだね。
ま、書かないは一貫してるね。だったら余計なことばかり書かなきゃ良いのに。
たくさん書いておいてエピソードだけはか、、、、あ、ゴメン私のためになんだねwww

痛くもかゆくもないだろう。ここは画面だよ、ためしに私を殴ってみれば?

高橋和巳から本貰ってよかったね。貰ったから読んだとは限らないわな。せっかくだから読めば??

全く 高橋和巳をじかに知っていると言うから、新しい情報が得られると思ったのに、これもんだ。
ま、2チャンネル
 
お宅も葉鹿か無い程度に頑張りな。  wwwエピソードだけなしwww
これで誤魔化せる精神構造が高橋にあったらなぁ・・・・
527吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 00:06:51
遂に狂ったかw>526

オマエ、元々ここに来るのが間違ってるんだわw

528吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 01:25:54
そうそう、そういうワンフレーズが揚げ足とられなくていいよ。

自己満足できたかな?良かったね。
529吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 04:22:23

521 がいい年したオッサンじゃないことを願う
530吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 04:53:24
>>529
521が立命館で高橋と出会っていた可能性が高いと思うが。
講師の高橋と新入生の521と想定した場合は62歳、
高橋と同じ講師レベルと考えると80歳前後と言うことになるね。

531吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 05:30:05
>>529
ちと追加
>高橋が立命講師時代、どんなに傲慢な態度だったか知ってるか?
この発言から、出会いは立命館。高橋が立命館にいたのは66年3月まで、
つまり65年4月18歳で出合った、と計算した場合で62歳と言う計算になる。
ところが、この人「わが解体」を直接高橋から送られているんだよね。
同書の出版は71年3月で、すでに京大を退官しているどころか、
5月には死んでるんだなぁ高橋は・・・。

>実物の高橋は、他人を思い切り見下す類の奴だったけどな。
>正木典膳そのものさ。
>だからこそ、自己の欺瞞性を見詰め、ああした小説が書けたんだよ。
とまで言って嫌っていた高橋と最低6年間以上も付き合って、
さらに病床の高橋から本を贈られるという関係を続けていたことになるなぁ・・・・・

やっぱり このオッサン・・・・・・????
532吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 07:51:33
>>522

団塊世代とアフォな全狂盗連中と一緒にすんな!
あんなアフォどもは団塊世代の一部に過ぎないぞ。

そんな一部のアフォにしか高橋和己は受けなかった。
文学史にも記載されることはない。
上のスレにある高橋たか子の高橋和巳評もいい得てるな。
533521:2009/08/22(土) 13:47:04
俺は立命時代の高橋は知らない。
ただ、当時の高橋の振舞いは、巷間、有名な話。
もっとも、白川静や梅原猛は、彼の才能を嘱望して、
彼を随分庇っていたらしいが。

ひょっとして俺の勘違いだったのかもしれないが、
君達は若い人なのか?
であれば、知らなくとも仕方が無いな。

俺は高橋が嫌いじゃない。
むしろ好きと言っても良い。
完全な人間なんていやしない。
彼は自己を凝視し、誠実に自己否定を行なったんだ。
呑めば談論風発。
好漢愛すべし。
埒外の連中を見下すのは、ある意味、京大文化人の常。
たか子さんは、そんなところが嫌だったんだろう。
534521:2009/08/22(土) 13:51:23
訂正等

「わが解体」に為書きは無かった。
出版社から直送だったかもしれない。
著作は何冊か貰ったから、記憶が不確か。
失礼した。

>>528
>>527を俺の書き込みだと思ってるのか?
そうした想像自体、品性下劣。
535吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 15:51:28
>実物の高橋は、他人を思い切り見下す類の奴だったけどな。 →
俺は高橋が嫌いじゃない。 むしろ好きと言っても良い。   あらら・・・・

>高橋が立命講師時代、どんなに傲慢な態度だったか知ってるか? →
>俺は立命時代の高橋は知らない。   ほぇ〜

病床の高橋から本を贈られるという関係を続けていたことになるなぁ・→
>「わが解体」に為書きは無かった。>出版社から直送だったかもしれない。
>著作は何冊か貰ったから、記憶が不確か。    ふ〜ん

>ひょっとして俺の勘違いだったのかもしれないが、 >君達は若い人なのか?
>>528
>>527を俺の書き込みだと思ってるのか?
>そうした想像自体、品性下劣。  下劣下劣下劣www おもしれぇ爺様だ

いいか、君たち私の様々な勘違いは仕方がないのだ。しかし・・528の勘違い
はイカン。良いか、君たち、想像は品性下劣だからな。想像しちゃいかん。
そうか、若いのか。 品性下劣はいかんぞ

人を陥れる奴だ、傲慢な態度だ。上から目線だけど、わしは彼が好きだ。
俺は高橋自身から為書き入りの「わが解体」を貰ったんだよ。
それだけ言えば十分だろ。→→→あれ出版社からだったかも。

と言う風に品性のある文章を書きなさい。

ははー。ありがたきお言葉。痛み入ります。
つまり、何を書こうが、ボロが出ようが平気でいろ、と言うことですね。
さすが年の功。62歳以上ですよね。重みがあるなぁ。
536吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 16:00:47
高橋は新宿ゴールデン街のママとできてたよね。
たか子の方は澁澤と。
537521:2009/08/22(土) 16:17:20
>>535
品性下劣、知性欠如。
縁無き衆生は度し難し。
所詮、貴様など俺とは無縁の人間。
高橋の文学を分かろう筈も無いだろう。
さらば。
538吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 22:27:18
サラバだってよ。これだけバレバレのウソつき通して。wwww
品性って何か知ってんのか?
>実物の高橋は、他人を思い切り見下す類の奴だったけどな。
>正木典膳そのものさ。
>だからこそ、自己の欺瞞性を見詰め、ああした小説が書けたんだよ。
これが爺の品性あふれる文章ね
知性欠如www
俺は高橋自身から為書き入りの「わが解体」を貰ったんだよ。
それだけ言えば十分だろ。→→→あれ出版社からだったかも。
なるほど痴性あふれとるは、さすがだ 爺
縁無き衆生は度し難し。 私も縁など持ちたくないけどね。
どちらが度し難いかは読んでる人が決めるから大丈夫だよ。
所詮、貴様など俺とは無縁の人間。  ああ、さっき縁無き衆生と言う言葉
使っちゃったから、二重表現だね。もちっと文章勉強しようね。爺にはもう時間が無いか。
高橋の文学を分かろう筈も無いだろう。 根拠根拠、おまえのかーちゃんでべそ
てきな捨てゼリフじゃ小学生並みでしょ?
さらば
わーい さようなら。 狼爺様 許してやるから、もう出てくんなよ

最後にエピソードは語れない集
521にて 面倒だし、それほど暇じゃない
525にて 何故俺が、あんたのために無料レクチャーしなきゃならんのだ。
    俺の個人的経験については、ここでこれ以上説明する気は無い。

まぁ、忙しい時間を割いて、エピソード以外は良く語ったね。
もう勘弁してやるから。狼爺さんは卒業しな。まぁ脳の一部に萎縮があるなら仕方ないけど。
539吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 23:49:47
バカが湧いてまつねw
540吾輩は名無しである:2009/08/23(日) 08:27:23
>>539
2ちゃんねるだぜ。暇つぶしの場所だぜ。バカさ加減が足りないぐらいだぜ。
541吾輩は名無しである:2009/08/23(日) 12:13:28
じゃあ538はもっとヴァカになっていいよw
542吾輩は名無しである:2009/08/23(日) 14:09:17
くやしいのぉ くやしいのぉ>538
543吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 04:02:09
>>516
私は高橋和巳を研究と言う立場で読んではいないので、あらゆるところで
無知が顔を出してしまいます。
516さんの書き込みをみて、吉本隆明との対談について一応調べたのですが
該当が見つかりませんでした。もしご存知なら、書名等お教えいただければ
嬉しいのですが・・。

ちなみに「生涯にわたる阿修羅として」の中の対談で近いものは見つけました。
 吉本 ぼくが仮に高度なインテリだとして、(邪宗門は)高度なインテリ
    向けの大衆小説じゃないかというような面白さなんです。

これは邪宗門に関してですし、必ずしももろ手を挙げての賛同ではありませんが、
高橋が反駁すべき内容にはなっていませんでしたので、きっと違う対談での
お話だろうと思いました。
同じ、インテリ、大衆小説というキーワードでなにか批判めいたものが有る
のだとすれば、それはそれで、興味深く是非読んでみたいものです。

もし516さん以外でも知っている方がおられましたらお教えいただけば
ありがたいです。
544吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 04:09:09
『邪宗門』良かったねぇ

いま日本でこんな作品書ける人いないし、そんな状況もないし
まず読み手もいないからねぇ
545吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 04:21:54
>>544
同感です。邪宗門は厚手のために繰り返しに耐えられず、全集版、文庫版
ともに本が傷んでしまって、今手元にありません。
どこからか手に入れて。再再再再再再読(このくらいは最低読んでます)
したいものです。
546吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 04:28:05
>>545
うれしいね〜

日本文学の長編で面白いと思ったのは『邪宗門』と
武田泰淳の『富士』『森と湖のまつり』『快楽』ぐらいだったなぁ
547吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 06:09:49
高橋たか子は 無条件に嫌いである。が、しかし・・

「学園紛争で主人が行動的であったということは、余白の部類に属することであり、
これを高橋和巳文学のポイントだと思い込んでいる読者があれば大変な間違いである。
そのことを私はしつこく何度でも言いたい。」(『高橋和巳の思い出』11P)
には勇気づけられる。

その昔高橋和巳を読んでいるという私に向けられた視線が思い出される。
「無論作者の思想が作品現れないことなどあり得ない。しかし、私は政治的
な何らかの知識が欲しいのではなく、彼が描き出す人間たちに出会うために
彼の作品を読むのだ」その都度私は言ったが、誰も理解してはくれなかった。
そういう時代でもあったのだ・・・・。

蛇足は重々承知でちょっとだけ。
3年位前になるか、NHKの番組に柳美里が出ていて。
「私の暗闇で誰かの暗闇を照らしたい」という言葉が紹介されていた。
そのわけの分からない言葉はなぜか皮膚から浸透するごとく私に入り込んだ。

それで、思い出した。私はそのようにして高橋和巳を読んでいた。
高橋の読者層としては若すぎる私は言葉の正しき意味以前に、
皮膚から高橋を取り込んでいた。

柳美里とは何の偶然か1時間ばかり話し込んだことがある。
しかし、それ以前も以後も必ずしも彼女にとって優良な読者とはならなかった。
本棚にあるのはフルハウス一冊のみである。
548吾輩は名無しである:2009/09/09(水) 11:58:52
中国文学者としての高橋和己にも注目したい。
唐代の詩人、李商隠のwikiの記事では以下のようになっている。

作家で中国文学者の高橋和巳は、「李商隠詩選」(初版は中国
詩人選集、岩波書店のち河出文庫)と未完の評伝「詩人の運命」
(高橋和巳作品集別巻、河出書房新社)を遺している。

高橋和己には転向の問題が切実に迫ってたんじゃないかな?
李商隠については、岩波文庫から川合庚三の「李商隠詩選」なんて
のが去年出てるが。この人は高橋和己を直に知ってるはず。
549吾輩は名無しである:2009/09/09(水) 12:29:14
548のレス中の訂正

川合庚三→川合康三
550吾輩は名無しである:2009/09/09(水) 19:05:31
>>548

>高橋和己には転向の問題が切実に迫ってたんじゃないかな?
この一文は前後との関係が良く理解できません。
李商隠と転向・・・。
ご指摘の二冊読んで見ますが、出来れば解説をお願いします。
申し訳ない・・・。
551吾輩は名無しである:2009/09/09(水) 19:39:21
>>550
>>ご指摘の二冊読んで見ますが、

結構、値の張る本だと思いますが。
wikiの李商隠の記事では、

翌839年、王茂元の働きかけにより文人官僚のスタートとして最も理想的
といわれる秘書省校書郎に任官されるも、牛僧孺派からは忘恩の徒として
激しい謗りを受けることになった。以後も李商隠は、処世のために牛李両
党間を渡り歩いたので変節奸と見なされ、厳しい批判を受けて官僚として
は一生不遇で終わることとなる。


所詮は私の推測に過ぎませんが、高橋和己は裏切り者の烙印を押される
ことを極度に恐れていたのではないかと思うのです。
川合康三と高橋和己の関係も注目されておかしくないと思います。ライ
バルですから。

552吾輩は名無しである:2009/09/09(水) 21:09:23
>>551
早速のレスありがとうございます。

>所詮は私の推測に過ぎませんが、高橋和己は裏切り者の烙印を押される
>ことを極度に恐れていたのではないかと思うのです。

なるほど、李商隠のおかれた状況に似たものが高橋和巳もある、
とういうような理解でよろしいでしょうか・・。

幸か不幸か2冊とも所有していますが、なにせ、ポイントが小さい。
焦らずゆっくり読むことにします。

ところで、高橋は1931年生まれ、川合さんという方は1948年生れのようです。
高橋が死んだのが71年ですから、川合さんは23歳位になります。
高橋が李商隠を岩波から出したのが1958年で川合さん10歳の時のようです。
ライバルというより、肯定的にせよ、否定的にせよ、先達 位の関係に思われます。

はなしがそれましたが、中国文学者としての高橋和巳について考えるには
ほとんど知識がなく、これからの学びになりますが、お話についていけるように
ゆっくりと読みはじめたいと思います。
553吾輩は名無しである:2009/09/10(木) 08:03:28
>>552
高橋和己は1960年代後半から1970年前後までの新左翼運動の謎を解く鍵と
なる人物ではないか、という気もします。新左翼運動の総括的な記事をネット
でよく目にしますが、それでも、ミステリーが多い。記事を読むと赤軍派が摘発されて行く過程では信
じ難いような凡ミスを赤軍派は犯しているような気がします。当局の捏造では
ないかと疑いたくなることも。

明治大学勤務時代には、後に赤軍派に入ることになる重信房子や遠山見枝子ら
と交流があった可能性もあるし、その明大時代を挟む京大時代の滝田修との関
わりなどへも、私の想像は広がらざるを得ません。
赤軍派は1969年の結成以来、大菩薩、よど号で弾けた。だけど、それより
もかなり前から、高橋和己自身がその予兆は感じ取っていたのではないでしょ
うか?赤軍派とは討論に参加すると言う形で、「世界革命戦争への飛翔」とい
う赤軍派との共著まで1971年には出ています。少なくとも、いわゆる知り過ぎ
た男としての苦悩はあったでしょう。
だが、高橋和己自身が赤軍派と一体化することはあり得なかったろうというの
が私の推測です。滝田修あたりは相当、高橋和己をアジったかもしれません。まったくの推測ですが。
恩師の吉川幸二郎が交流のあった作家石川淳の「普賢」という小説の最後
では、ジャンヌ・ダルクの伝記を書いたフランスの閨秀詩人の伝記を書こ
うとしている主人公の青年は左翼運動にのめり込んでいく友人の妹の中に、
敗色濃いフランス軍を奮い立たせる救世主ジャンヌ・ダルクの面影を見つけ、
狂おしい恋に目覚めます。そこで小説は終わりますが、この青年が高橋
和己を何故か、彷佛とさせる気が私にはするのです。普賢は戦後まもなく
書かれた作品ですが。

私は高橋たかことの夫婦仲がうまく行っていなかったのも、高橋和己の女性問
題がからんでいた可能性が高いと思うのです。それが誰であったのか。私は時
期的には明大時代に知り合った女性ではないかと想像しています。


554吾輩は名無しである:2009/09/10(木) 08:06:24
>>547
高橋たか子の「高橋和己という人」という悪口は、むしろ夫と政治運動
との関わりから世間の目をそらすという目的があって書かれたものでは
なかったかという気もします。
555吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 02:45:22
>>553>>554
想像や妄想ばかりじゃないか。
発言するなら、せめて少しはエビデンスを。
2ちゃんとは言え、ここは和己スレなんだから。
和己も実証主義的な学風だったことだしさ。
556吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 08:10:40
>>555
高橋和己が明大時代に当時、重信房子が在籍する明大夜間部文学研究部の顧
問を勤めていた可能性もある。これなら高橋と重信の交流の具体的証拠とし
て有力だが。高橋は大阪で夜間高校の教師をした経験から、夜間部の学生に
対してはある種の親しみを持っていた可能性がある。高橋はオルグの対象と
しては最高に魅力的であり、もし二人が男女の関係になっていたとすれば、
そのことで高橋和己は重信から一種の脅迫を受けていた可能性もある。また
また妄想で失礼w
高橋和己は一般的には全共闘との対話が有名だが、赤軍派との討論に参加し
たのは、それに至る深い因縁があったからではないかと推測する。それが重
信からの討論参加への強い要請だったのであり、ほとんど脅迫に近いもので
高橋和己は止むなく参加したのではなかったか?
妄想を連ねることで、調査の方向が見えて来ることもある。高橋和己は従来、
世間で受け取られている以上に、左翼運動に深く関わっていたのではないか?

55720代 学生:2009/09/11(金) 09:37:01
左翼って何?
558吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 10:33:47
>明大夜間部文学研究部の顧問を勤めていた可能性もある。

>夜間部の学生に対してはある種の親しみを持っていた可能性がある。

>高橋和己は重信から一種の脅迫を受けていた可能性もある。

>深い因縁があったからではないかと推測する。

>高橋和己は止むなく参加したのではなかったか?

これでは話にならないよ。
「556は男だ。
 しかも助平である。
 であるから、劣情を催し強姦や痴漢を働いた可能性がある」
と言うのと殆ど同レベル。
559吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 11:42:11
>>558
そういうのは名探偵コナンに図星をつかれた犯人が言う台詞と同じだw
突き詰めると「まったくの推測だ、でたらめだ」w
しかし、コナンの二の矢、三の矢に犯人は手も足も出なくなるw
560吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 13:37:29
あほらしw
561552:2009/09/11(金) 18:36:02
>>553
私が高橋和巳の小説とであったのは彼の死後で高校生の時でした。まず、その時点で
私は彼の名前や評価など全く知らないかったことを記したいと思います。
 私はただ単に文学世界への憧れを持っており、本屋でたまたま見つけた分厚い小説が、
『非の器』であったわけです。その小説は私には随分と難解でありながら、引き込む
ような雰囲気を持っており、その後、挑むように高橋和巳を読み続けたのでした。

 その後、高橋和巳と全共闘の関係は知識として入ってきましたが、私にとってはやはり
高橋和巳は文学者なのであって、そこからが出発点になります。私は政治性とは無関係に
高橋和巳に心酔しており、後に知識として入ってきた彼の政治との関わりに着いては
二の次三の次の話題でしかありません。

 それにしても彼に関して、全共闘運動と絡める評価。評論が如何に数多く存在するか
については驚きを禁じえません。それだけインパクトを持った活動だったのでしょう。
しかし、それらはすでに『わが解体』等に記されております。したがってそれらの著書
から引き出された論議には十分な意義を感じますが、その逆にはあまり興味は有りません。
政治性の側から何かしらの意味を持つかもしれない諸問題の考察は政治世界でやって
いただければ良いのであって、文学性の側から見れば、あくまで個人と政治の問題という
テ−マ以上のものではないと考えています。

 個人的には「遅れてきた政治少年」的な位置づけの私は新左翼の運動には必ずしも
否定的ではありません。しかしながら私はセクトに足を踏み入れることなく、文学の
世界に遊んでいました。それは明らかに高橋和巳の影響だと思われます。
そのあたりが、特定セクトから高橋和巳が忌み嫌われる理由かもしれませんね。

 私は、私は・・・で読み辛いとは思いますが、このまま、投稿いたします。
562吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 02:39:40
>>561
作品の評価と作家の私生活を切り離すという考え方には当てはまる作家と、
それが当てはまらない作家がいるのではないですか?
執筆以外の生活を社会に極力、見せなかった花田清輝や石川淳のような作家
なら、作品を読むだけで作家としての評価が可能だし、それが正当でしょう。
しかし、執筆活動以外でのパフォーマンスと言っては失礼かも知れませんが、
「作家は行動する」を標榜した三島由紀夫や高橋和巳の場合にはそれが通用
しないと思っています。
むしろ、高橋和巳はドストエフスキーの「悪霊」的世界を実体験していたか
もしれない作家として評価が高まるものであれ、下がるものではないとも私
は思います。
評論家としての花田清輝は、自分の私生活を見せないだけでなく、作家の私
生活を覗くことも自分に対して禁じていた。しかし、現代ではこれはまった
く通用しないと思う。現代の作家は三島や高橋のようなパフォーマンスもや
るだろうし、他の雑用も一杯こなすだろう。原稿料だけではとても食えない
というのも理由の一つだろうが。
563678:2009/09/12(土) 04:05:38
>>562 早速のレスありがとうございます。

花田清輝・石川淳 両氏の本を読んでいないので、彼らの事は分かりません。
また三島由紀夫についても詳しくは分かりませんが、三島氏と高橋和巳が
ある面同質であると考える理由はなんでしょう?
三島氏は自らの思想を現実に反映するために行為したものと思われますが、
高橋和巳の現実における諸行為にはそんなものは感じません。
『わが解体』のどこをどう読めば主体的に運動に身を投じたことになる
のか私には全く理解できません。
また三島の政治的パフォーマンスは有名ですが、高橋和巳は何をしたと
言うのでしょう。単に学生らと時に討論した程度ではありませんか。
もし、『悪霊』に表現されたような陰謀が高橋の背後にあって、
それならば評価に出来るとお考えでしたら、やはり見る角度が違う
としか思えません。
私は文学的視点から政治的行為と交わらざるを得なかった高橋和巳を
みていますし、562さんは政治的な行為のための文学として高橋和巳を
捕らえているのだと思います。
564吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 04:22:39
>>563
>>また三島の政治的パフォーマンスは有名ですが、高橋和巳は何をしたと
言うのでしょう。

赤軍派と討論した内容が赤軍派との共著として1971年に出版されてい
ます。

私としては、ここ数日の内いろんなブログとかを見ていて思ったのが高橋
和巳は相当に深く左翼運動に関わっていたのではないかという感想です。
作家の実像に迫るにはあらゆる資料を検討するべきだと思いますが。
高橋和巳の作品以外の話はしてくれるな、というのなら私は去ります。
ここはあなたのスレのようですから。
565678:2009/09/12(土) 06:58:55
>>564
ハラキリと共著が同じレベルの行為であるとは信じられません。
共著が同じ質の考え方を有していない例などいくらでもあると思いますが・・。

では同じ71年の『わが解体』の中の「私には共闘会議の学生たち、そして民青系
の学生たちの主張も、教授会内部の学生対策論議よりも論理的に質が高いと
感ぜられる」(13p)はどう捉えたら良いのでしょう。赤軍派と行動をともに
しようとするものが民青系の学生に対する賛意を表明することなど、政治的に
有りうるものなのでしょうか?
政治目的ではなく、その高邁なる精神の尊重に過ぎないのですよ。
確かに高橋和巳は全共闘運動に深い関わりを持っています。しかし、それは
政治的目標を同じくするためだったわけでは有りません。
高橋和巳が教授会に所属している際に学生からの糾弾を受けた。それに対して、
「(教授会の)他者の矛盾や不義を糾弾することによって、自己があたかもその悪から
免かれいるとみなす発想は文学には無い」
と彼は考えて、学生と接触したに過ぎないのです。
高橋たか子が言うように、学生運動とのかかわりは余白の部分であって、
高橋文学の中心的課題ではないと私は考えます。

何故高橋和巳と言う文学者の作品について触れずに、プロフィールばかりが
語られるのか、確かに私は激しくいらだっています。しかし、いつここが
私のスレだと主張しましたか?もし、退場されるのなら、それはご自分の意志
でなされるべきもので、私のスレだと揶揄されなければならない理由は
ないと思います。そうした点があれば素直にお詫びすることを躊躇しませんが、
あたかも、隠語のごとく批判しようとしたのだとすれば、卑怯は行為と考えます。
566吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 09:09:36
高橋が実は学生を嫌悪していたことは一部では有名
学生運動当時、吐き捨てるような調子で「暴徒が…」と語っていた話もある
567吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 11:07:18
>>538=>>564なの?
568吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 16:11:36
このスレなんでこんな重苦しいの?
569吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 19:11:47
なんか最近、頭の悪いのが約一匹住み付いてるよな
570名無し:2009/09/12(土) 19:27:51
>>567
すみません >>538>>563です
その節はお騒がせして申し訳ありませんでした。

571名無し:2009/09/12(土) 19:31:50
>>566
どこで、語られていたのですか?
どこかの紙面か噂話か?
もし、記録として残っているのならお教えください
572昔のファン:2009/09/13(日) 02:19:37
2007/11/10(土)に書き込みをしました「昔のファン」です。
約二年ぶりにこのサイトを見たら、高橋和巳の知己と思われる方の書き込みを契機として
書き込み内容の知的レベルが飛躍的に向上しているのを見て驚きました。
彼の作品についてcost-benefit analysis(費用便益分析)をしてみます。
私の見解の限界は、@近代以前の中国文学に無知である、A中国文化の知識がほとんどない
ということです。しかし、中国人の知人はたくさんいます。
benefit:彼の文章はスタイルが確立されており、多くの人々を惹きつける魅力がある。
cost:一流作品の多くは何らかの意味で現状破壊の効果を持っている。これは、真に新しいものを創造するためには、現状破壊が必要となる
からである。(クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』をご参照下さい)
一流の作品による現状破壊は、新しい時代の命を生み出す契機となる。しかしながら、私見ではあるが、高橋の作品における現状破壊からは、
新しい命が生まれてこなかったように思う。
結論:彼の文章は魅力的である。彼はオスカー・ワイルドのように、唯美主義的文学を
志向していたのかもしれない。だが、彼が作品において取り上げた対象は政治的性格を濃厚に帯びたものであった。
したがって、唯美主義的方向性と政治性との間にジレンマが生じたと推測される。
以上の見解について、多数のご批判をお願いいたします。
573吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 05:16:18
たしかにこのスレは重苦しい。無意味に重苦しい
これは高橋の作品の無駄な重苦しさと無縁ではないんだろう
「今のゆとり世代には難解すぎて読まれない」というアホな書き込みが上にあったが、難解な本は十分読まれているだろう。
(ラカンだとかドゥルーズだとかその他もろもろ。まあラカンは実際には読まれてないだろうが語られている)
大体高橋和巳が読まれなくなってどれだけ立つと思っているんだろう。ゆとり世代ってそんなに幅広いのか?w
戯言はさておき、読まれないのはそれだけの魅力がないからだろう
実際読んだら面白いのかもしれないが、読者の無駄な重苦しさを見る限りとても面白そうには思えないのが現状
574吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 06:25:53
>高橋和巳の知己と思われる方の書き込みを契機として
>書き込み内容の知的レベルが飛躍的に向上しているのを見て驚きました。
高橋の知己という人はそれなりのレベルだったが、
相手をしてる奴は屑だったな。

575吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 19:28:36
「憂鬱なる党派」を、今読んでます。面白いです。
ここで長い文章を書いている方に意見聞きたいです。
高橋の作品はほとんど絶版ですね。
今は携帯小説とか、そういう類しか出版してくれません。
今のこういう状況、どう思いますか?
576吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 20:42:17
>今は携帯小説とか、そういう類しか出版してくれません。

こういう認識ってどうなの?
「今のゆとり世代には難解すぎて読まれない」というアホな書き込みもあったけど、本屋に行ったことがないのか?
それとも地方在住でまともな書店が無いとか?
なんなんだろうね、こういう固定観念って

大体「携帯小説とかそういう類しか出版してくれない(誤った認識だけど)。どう思いますか?」って質問しても
んなもん「けしからん」「憂慮すべき事態だ」としか帰ってこんだろう
答えの分かり切った質問して何がしたいんだ?賛同意見求めたいだけだろ
頭悪いな
577名無し:2009/09/13(日) 20:53:21
>>575
時々長文を書きますので、私も含まれるかも。違っていたらごめんなさい。

正直に申しますと、最近本屋にはほとんど行きません。流行作家や各種受賞作
ばかりが目に付いて面白くないからです。
が、しかし。流行作家がいやだと言うわけではありません。ただ、お金を出す
のが惜しいと感じます。そういう本は図書館で借ります。
本屋には並ばない高橋等の作品は古本屋で見つけたら購入です。

出版社の有り方については、残念としか言いようがありませんが、彼らにも
売り上げノルマがあるのでしょうね。つまり、読者側にも責任の一端はあります。

でも、蟹工船のブームなども起こったわけですし、思うようにならない出版社
について考えるより、読者として質の高い本を求めていく姿勢を持ち続ける
以外に方法は無いと若干あきらめ気味です。
578吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 00:39:11
575ですが、生まれも育ちも現在も東京のどまんなかですし、
大きな書店もよくいきます。
576氏は・・・ 気の毒な方ですね。


577さんありがとうございました。
579吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 12:56:16
>>578
気の毒とは随分失礼だね
今の出版社は携帯小説のようなものしか出版しない、
なんて完全に間違ってるんだけど?
難解な本なんていくらでも出てるんだけどね。
ついでに言えば、難解だから良いというわけでもない。


>>577さんも肝心な問いはスルーみたいだけどね。
580吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 19:24:23
>難解な本なんていくらでも出てるんだけどね。
反論する訳ではないが、
名作・古典と言われる本がどんどん絶版になってる現状は、
嘆かわしいものがあるぜ。
581吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 20:11:17
>>580
反論どころか全く会話になってない
頭大丈夫?
582吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 00:23:09
>>581
良く読め。
多少行き違いはあるが会話は成立してると思われ。
583吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 18:46:03
>>582

お前こそ良く読めよ
「今の出版社は携帯小説のようなものばかりで難解な物は出版しない」

「難解な本なんていくらでも出てるだろ」

「名作・古典と言われる本がどんどん絶版になってる現状は、
嘆かわしいものがある」

どこが会話になってるんだ?
キチガイが独り言言ってるのと変わりない
584名無し:2009/09/15(火) 23:49:27
横入り失礼。

私は十分会話になったはずだと思いますけどねぇ。

携帯小説ばかりが出版されていない事は誰だった知ってますよ。
そういう傾向のことを言いたかっただけでしょう。

それを田舎者とか、気に入る答えを期待しての発言だとか言うから混乱する。

例えばこんな小説も難解なところはありますが以外に面白いですよ、と書けば
うまく治まるじゃないですか。

古典などの絶版も同じ趣旨の発言でしょう。
そのような傾向は確かにあるように思いますよ。

もし、会話が成立していないと言うのであれば、それはあなたの言葉が
マシン語だからじゃないですか?もっと人間らしく文意をくむ読み方をすれば
色々なはなしが出来るものと思います。

それにしても、田舎者 頭悪いな 頭大丈夫? キチガイが独り言。
まぜにこのような乱暴な言葉を交えないとならないのか理解できない。
585昔のファン:2009/09/16(水) 02:24:22
>高橋の作品はほとんど絶版ですね。
575の方のような若い方の疑問に、答えたいという気持ちが無名の大学人として私には強くあります。
高校時代(1974年〜1977年)に高橋にはまりました。
高橋の力量が私の力量より圧倒的に優位であったので、圧倒されてしまい、高橋の影響から独立した自分独自の価値観を確立するのに、10年以上かかったように思います。
日本では、1970年代後半から「暗い」、「重たい」ということに関する評価がどんどん否定的になっていきました。
今の実社会は、「明るい」、「ポジティブ・シンキング」、「軽い」といったことをある意味で脅迫的に要求しています。
その歪みは、健全に暗く、重たい人間の存在を不可能にし、暗く、重たくあろうとするとうつ病に追い込まれてしまうという現実
(うつ病患者の爆発的増大)に現れていると思います。
重いの対極が軽いであり、暗いの対極が明るいであり、両者のバランスが取れていることが健全な精神状態であると考えます。
私自身、暗い重たい人間です。暗く、重たくあることは深く思索する行為を日常とする人間にとってはほとんど不可避ではないかと考えます。
社会全体からみれば、高橋の価値は、脳みそをドライヤーで乾かしたみたいな人がどんどん増えていくことに対し、
「暗さ」、「重たさ」を読者に喚起することにより時代の精神のバランスを取るカウンター・ウェイトの役割にあると思います。
586吾輩は名無しである:2009/09/16(水) 02:36:16
暗く重たい人間はインターネットやりますかね?
587吾輩は名無しである:2009/09/16(水) 02:42:21
明るく軽い人間がインターネット「やり」ますかね
588彼女の夫だ:2009/09/16(水) 02:52:28
インターネットって軍事関連目的で構築された社会的インフラでしょ?
やるってなんだぃ。まぁやるんだろうけど。
589吾輩は名無しである:2009/09/16(水) 03:10:31
小生も横入り失礼。

>>584
同意。
583は、字面のみを見て文意を解さぬマニュアル人間。
行間を読まぬ者は文学とは無縁の存在。

>>585
あなたにも同意。
positive thinkingから深甚な思索は生まれ得ないでしょう。
明るく軽い前向き志向を強迫的に要求する現代は、
畢竟、人間を浅薄に定量評価しがちです。
弱肉強食の市場原理主義を思想的背景とし、
「頑張れば報われる」などとの空々しい虚言を弄して人を鞭打つ「成果主義」は、
その一例かと思います。
マニュアル的な自己啓発書の流行も、同じくその一例と言えましょう。

些かパラドキシカルな言い方になりますが、
人を結局は強欝に追い込む強躁の時代より、
人を弱欝に定位せしむ弱欝の時代の方が、
思索的であると同時に、遥かに生き易く生産的でさえあるのではないかと愚考します。
590吾輩は名無しである:2009/09/16(水) 05:06:34
インテリだな
591昔のファン:2009/09/16(水) 06:14:16
>今は携帯小説とか、そういう類しか出版してくれません。
携帯小説については、「表現力・創作力に欠ける」「語彙が少ない」といった問題点が、
現役の小説家などから指摘されているそうです。
しかし、表現する際の外部からの制限が強ければ強いほど、内容のレベルが高くなくても評価される。
これは読む側に表現に対する制限条件の重さに対する理解が存在し、
「この制限条件の中でよくこれほどのことができたな」という評価がされるからです。
具体的には、携帯電話を使って小説を書くことは、原稿用紙で小説を執筆することよりも難しい
という事実があると思います。
携帯小説というジャンルは変化の激しいIT社会の中で現在使われている携帯電話の存在を
前提条件としています。しかし、技術進歩によって携帯電話で文章を書くことが可能になったのは
1990年代中ごろからだと記憶しています。今後、イノベーションによって携帯電話に代わるものが登場すれば、
このジャンルは消滅する可能性が大きいでしょう。反対に、携帯電話の日本語変換ソフトの大幅な進歩などにより、
原稿用紙で小説を執筆する感覚で携帯電話による作品を書くことができるようになれば、
前述の「表現力・創作力に欠ける」「語彙が少ない」といった問題点が解消される可能性が高くなります。
難解なものを敬遠するのは、ある意味では民衆の健全な感覚だと思います。
人々をだますために、わざと難解な表現にするということはわりとよくあることだからです。
しかし、一方では、難解なものにも2つの面でそれなりの意義がある。
@難解な漢字を好んで学ぶ子供がいる。難解なこと自体に面白いと感じる人がいる。
A科学技術は内容がより複雑・難解になっていくことが不可避のように見える。
592名無し:2009/09/16(水) 13:54:27
ちょっと無関係な感想でレス汚し申し訳有りません。
昔のファンさんは素敵な方ですね。大学人といわれるからには教員若しくは職員
の方だと思われますが、さすがに学問の府に席を置かれている方と言う感じがします。

私は誰かとお話しするときに一番気にかかるのが場合わけのできる方かどうかです。
場合わけは私が勝手に使っている言葉で、直接口にはしません。心の中の言葉です。
簡単いうと、Aならばこうだが、Bならばこうなる と言う風に考えられる方かどうか
と言うことです。
多くの方が、勝手な前提と勝手な結論だけを持っていることが多いですね。
そういう方と話すのは大変に疲れます。

昔のファンさんはその点非常に魅力的で説得力のある話し方をされますね。
これまで、直接お声をかけなかったのは昔のファンさんの圧倒的な知識量に
とても及ばないと自粛しておりました。今後もそうするでしょうけれど、
勉強させていただきます。
593吾輩は名無しである:2009/09/16(水) 14:16:20
横。

wwww、判るからさ。だから。いつだって俺には見えてはいるんだが。
「めんどいw」よりも、馬鹿馬鹿しさが先にたつ。判るわけねーって。馬鹿共になぞ。
594吾輩は名無しである:2009/09/16(水) 22:31:13
>>593
オマエが一番馬鹿だから。
消えろよ。
595吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 21:34:15
このスレを読んで感じたこと。

やっぱり団塊の世代はうだうだ言ってるだけで役立たずだってこと。
596吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 20:34:31
60年代で時代が止まってしまった団塊が、
インテリと言われて顔真っ赤にして喜んでるスレ
597吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 00:50:40
>反対に、携帯電話の日本語変換ソフトの大幅な進歩などにより、
>原稿用紙で小説を執筆する感覚で携帯電話による作品を書くことができるようになれば、
>前述の「表現力・創作力に欠ける」「語彙が少ない」といった問題点が解消される可能性が高くなります。


ひょっとして、携帯小説は携帯で書いてると思ってるのか?w
携帯小説は携帯で読むから携帯小説であって、別に携帯で書いてるわけじゃないんじゃないの?w
ひらがな多いのは日本語変換ソフトの機能のせいだと思ってるみたいだし、
なんかズレた奴らが集まってるスレと思ってたが、ここまでヒドイとはww
598吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 17:26:34
ワロスww
599吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 21:16:28
ずれてるというか完全に時代に取り残されてる
600吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 13:25:54
高橋の読者はケータイ小説とか読まないものな
携帯を持っていない人もけっこういそう
601吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 17:30:40
年齢的には50代?〜60前後って感じか?
彼らの頭の中では「携帯小説=携帯電話で執筆したせいで語彙が少ない小説」ということなんだなw
602吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 17:41:22
>しかし、一方では、難解なものにも2つの面でそれなりの意義がある。
>@難解な漢字を好んで学ぶ子供がいる。難解なこと自体に面白いと感じる人がいる。
>A科学技術は内容がより複雑・難解になっていくことが不可避のように見える。

これも変だよねw
難解な本の存在意義→「難しい漢字が学べるから」てwww
603吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 19:14:06
>携帯小説については、「表現力・創作力に欠ける」「語彙が少ない」といった問題点が、
>現役の小説家などから指摘されているそうです。
>しかし、表現する際の外部からの制限が強ければ強いほど、内容のレベルが高くなくても評価される。
>これは読む側に表現に対する制限条件の重さに対する理解が存在し、
>「この制限条件の中でよくこれほどのことができたな」という評価がされるからです。
>具体的には、携帯電話を使って小説を書くことは、原稿用紙で小説を執筆することよりも難しい
>という事実があると思います。

これも変だなw
「携帯電話を使って小説書くのは原稿用紙で小説書くより難しい。なのに良くやった」と評価されてるのか?違うだろw
携帯電話を使って書いてるというのがそもそも間違ってるしw
604吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 19:17:05
大学教員というのはどう見てもウソだろ
せいぜい事務員だろうなw
605吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 13:59:57
40年くらい留年してる学生かもよ
全共闘世代みんなそうだが
606吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 16:04:24
たぶん京大文学部教授。
607吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 03:57:05
畜生、邪宗門がどこ行っても見つからぬ。図書館で読めるけど、せめてこれだけは手元に置いておきたい…
608吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 05:01:06
生前の高橋を知る人さん

もう出てきてくれないんですか?
高橋をナマで知っているだけでなくて、あなたの意見が一番深いと思います。
また出て来てください。
609吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 06:01:14
そうだね
また出てきて珍説披露してほしい
610吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 07:51:39
高橋は文学と政治、あるいはその他のごちゃごちゃの狭間で苦しんだ
人だ。それなのに、文学以外は捨象しろなんて無茶を言った人なら、
あんまりにも、どんくさいから俺は相手にしないことにしたよw
彼の考えが深いなんてとんでもないw俺は非常に不快だw

政治など、文学以外での高橋の活動は意外にも非常にしたたかなもの
だったとすれば、高橋和己の研究は活気づくかもしれない。大いにあ
り得ることだが。
高橋和己はたか子と結婚する時に、妻の執筆を固く禁じたに違いない。
マーラーがアルマと結婚した時に才能ある女流作曲家であるアルマの
作曲を禁じたのと似ている。そして、マーラーの性格は世間が知って
の通りだ。
自分と同じ分野で才能ある若妻の才能の芽を摘み取る男がひ弱なイン
テリであるはずがないのだ。
確かに写真で見る限り、高橋和己の顔色は青白かったろうがw
611吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 14:06:16
>文学以外は捨象しろなんて無茶を言った人なら
それは別人だろ。

>高橋和己はたか子と結婚する時に、妻の執筆を固く禁じたに違いない
証拠は?
単なる想像?
612吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 20:41:24
>>611
単なる想像ではないだろうw
妻の創作を封じない限り、作家同士の結婚生活は有り得ないよ。
そうでないと破たんする。カーソン・マッカラーズの結婚がそう。
女の方が才能があったから男は自殺した。
山村と西村京太郎の場合はどちらもさほど深刻じゃなかったから
うまくいったw
613吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 00:53:45
吉村昭と津村節子

与謝野鉄幹と与謝野晶子

藤田宜永と小池真理子

伊藤たかみと角田光代

614吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 00:59:25
>>613
彼等を問題外の雑魚と言っていいかな?
615吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 02:37:25
>>614
うん、いいよ
こいつらが雑魚であるとないとにかかわらず
>>610はただの妄想だけど
616吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 06:43:00
>>615
614に続ければ、
超の付く我がままでない者は雑魚である。
613のリストに上がったのは微温的などうでも良い作家達だ。

高橋和己と高橋たか子の結婚は夫婦和合とか、友だち夫婦とか、
夫婦で創作面で協力し合うとかなんてことは有り得ない。
彼等の結婚は戦争だ。殺し合いだよ。

あるいは、高橋和己はネチャーエフのような人物だったかもしれない。
617吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 07:41:31
おいおい
高橋和巳もどうでもいい作家だろw
618吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 07:48:22
>>617
>>おいおい
高橋和巳もどうでもいい作家だろw

そうでもないかもしれんぞ。
彼が事実上のというか、影の赤軍派創立者だったとしたらどうだ?
いわゆる裏番って奴。
その可能性は大いにあるぞw
619吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 07:49:30
>>618
アホか
作家としての評価とは関係ないだろ
620吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 07:56:23
>>619
どんくさいお前は相手にしないから、以後そのつもりで。

621吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 08:20:54
逃げたwwこの手の情けないの2ちゃんによくいるよねwww哀れな奴wwww
622吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 08:31:54
>>616
> 夫婦で創作面で協力し合うとかなんてことは有り得ない。
↑「有り得ない」かどうかは知らんが、少なくとも協力しあったという
  証拠はないから、まあいいんじゃね

> 彼等の結婚は戦争だ。殺し合いだよ。
↑ここへの飛躍が意味不明


> ネチャーエフのような人物だったかもしれない。

> 影の赤軍派創立者だったとしたらどうだ?
> その可能性は大いにあるぞw

実は女だったとか火星人だったとかいう可能性と同じくらいにはあるだろうね
「影の赤軍派創立者ではなかったという証拠が提示されない」ってのが
大いなる可能性といえるならばだけど
623吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 08:34:08
>>621
お前を無視して俺は言いたいことを言うだけ。ノーベル賞受賞者へルタ・ミュラー
の経歴において、彼女と当局との葛藤は大きな文学的要素。彼女を紹介するどの
記事もそのことに触れないものはない。マスコミ時代の作家としての評価とは
そういうことだ。

さて高橋和己が赤軍派の影の創立者だった可能性だが、元赤軍派関係者がここに
いたら、聞いてみたいものだがw
624吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 09:39:38
>>623
そうやってレスしてる時点で無視出来てないよなww
赤軍派の黒幕だというお前の妄想が作品の評価にどう関係があるのかな?w
どう関係あるか説明できないだろうがなwww無関係だからwwww
625吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 09:52:47
>>623
ここにいたら、聞いてみたいものだが
とか自分が主張し始めたのに、なんでそう他人事なんでしょうか
そしてその上から目線はなんなんでしょう
626吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:06:41
彼はノーベル文学賞候補だったかもしれない。
その可能性もある。
627吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:07:48
彼にはゴーストライターがいたかもしれない。
その可能性はある。
628吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:09:51
彼はたO子に毒殺されたのかもしれない。
その可能性もあるw
629吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:11:38
彼とたか子は最後まで相思相愛だったかもしれない。
その可能性もある。
630吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:13:06
たか子は史上最高の良妻だったかもしれない。
その可能性もある。
631吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 17:30:57
>>553
後に赤軍派に入ることになる重信房子や遠山見枝子らと交流があった可能性もある
滝田修との関わりなどへも、私の想像は広がらざるを得ません。
滝田修あたりは相当、高橋和己をアジったかもしれません。
高橋たかことの夫婦仲がうまく行っていなかったのも、高橋和己の女性問
題がからんでいた可能性が高いと思うのです。それが誰であったのか。
私は時期的には明大時代に知り合った女性ではないかと想像しています。

>>554
高橋たか子の「高橋和己という人」という悪口は、むしろ夫と政治運動
との関わりから世間の目をそらすという目的があって書かれたものでは
なかったかという気もします。

>>556
高橋和己が明大時代に当時、重信房子が在籍する明大夜間部文学研究部の顧
問を勤めていた可能性もある。もし二人が男女の関係になっていたとすれば、
そのことで高橋和己は重信から一種の脅迫を受けていた可能性もある。
赤軍派との討論に参加したのは、それに至る深い因縁があったからではないかと推測する。
それが重信からの討論参加への強い要請だったのであり、ほとんど脅迫に近いもので
高橋和己は止むなく参加したのではなかったか?

>>610
高橋和己はたか子と結婚する時に、妻の執筆を固く禁じたに違いない。

>>618
彼が事実上のというか、影の赤軍派創立者だったとしたらどうだ?
いわゆる裏番って奴。
その可能性は大いにあるぞw


全て同一人物=基地害の妄想です。
早く収容してやってください。
632吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 18:39:31
このスレには、キチガイと時代に取り残された団塊と「今の出版社は携帯小説しか出さない」という書物に無縁なゆとりしかいないんだなw
633吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 19:00:44
>>631
まさに基地害w
妄想全開w
634吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 19:21:31
精神病には妄想や幻覚幻聴がつきものだけど、
それは精神病の本質ではないらしいね。
逆に精神病でなくても、妄想や幻覚幻聴にとらわれることもあるらしい。
635吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 19:26:44
プラスに考えればそれが個人を良い方向に導く事もあるんだろうな。
636吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 19:44:14
>>625
言葉には裏というものがあるよ。

高橋和己と赤軍派の関係に関心を持ってる人は俺以外にもいるんだが。

637吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 20:00:50
>>636
まさかとは思いますが、その関係に興味を持っている人とは、
あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。
もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることに
ほぼ間違いないと思います。
638吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 20:17:03
>>637
君は統合失調症なのか?

高橋和己は赤軍派とべったりだったらしいがw
639吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 03:36:40
>>636=>>638=妄想全開

>高橋和己は赤軍派とべったりだったらしいがw
だからぁ、それを示すエビデンスの一つでも出してみろ。
「たら」「れば」「想像」「可能性」「気もする」「違いない」
要は基地害妄想の連続じゃないかw
640吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 06:21:09
>>639
取りあえず、お前は無視だw

高橋和己がとんでもない悪だったとすれば、高橋和己を読み直そうとしたり、
新たに読みたくなる人が出て来る訳だ。
日本版ネチャーエフともなれば、文学の好素材にもなる。
その有力候補が高橋和己なのだ。他にこんな人いないだろう。これほど影の
赤軍派創立者としての状況証拠がそろってる人はいない。明大在職中は重信
や遠山らとの接触の疑いや、その後の赤軍派との討論会といい。1971年以降
の赤軍派の混乱の原因は幹部連中の逮捕だけでなく、1971年の彼の死が関係
していた可能性がある。
確率は低くても、話題性が非常に大きければ、その可能性に飛びつくのがマ
スコミだろう。
641吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 06:49:25
>>640
>確率は低くても、話題性が非常に大きければ、その可能性に飛びつくのがマ
>スコミだろう。

そのマスコミが全く飛びつかないんだから、可能性皆無と言うことだろうなw
妄想 乙
642吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 06:54:42
自分の妄想体系をこんなに強固に信じてるなんて
本当に精神の病気なんじゃないのかこの人
643吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 07:12:40
>>641
阿呆のお前は無視。

既にマスコミは高橋和己と赤軍派の関係に感付き始めてる。

>>642
俺自身が信じるということは有り得ない。何事も俺は信じない。
しかも「強固に」だなんてw
信じるというのは君のようなおめでたい人にはあり得る事だろうがw
644吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 07:57:01
俺はハトポッポと小学校の時に友達だったから、陰の総理だなw
645吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 08:08:23
俺は尊師と同郷だから陰のオウム設立者w
646吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 08:29:53
>>644>>645
良いセンスだw
647吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 08:41:10
>>584
そういう傾向もなにも、難解な本なんていくらでもでてるだろ。何言ってんの?
『知の欺瞞』とか知らんのか?まあ知らないんだろうが。
まあ売れ線の本が積んである平台か、雑誌やマンガのコーナーしか知らずに
「今の出版社は」とかオトナの口真似してるだけの子供なんだろうが。

絶版になってるのは古典だけじゃない。古典以外の本もどんどん絶版になってる。
出版事情も知らず本も読まないくせにインテリぶるのは見苦しいからやめたほうがいいよ。
648吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 08:45:01
>>589
反論できなくなったら「行間読め」←何これ?(笑)
マニュアル人間とかいつの時代の言葉だよwww

今が強躁の時代?はぁ?
今ほどメンヘラが軽症うつがあふれてる時代ないだろうが
649吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 08:52:03
「痴の欺マン」とは、スケベなおっさんがオカマを女と信じ込み、
スマタで逝ってしまうことw
650吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 08:58:11
×今ほどメンヘラが軽症うつがあふれてる時代ないだろうが
○今ほどメンヘラや軽症うつがあふれてる時代ないだろうが


難解難解とか言ってるアホがいるが、高橋の場合内容が難解なのではなく表現が無駄に重苦しく、深刻ぶってるだけ
そういうのがバカらしいと皆が気付き、読まれなくなっただけの話
高橋が読まれなくなっても、蓮実重彦や柄谷行人が読まれてたわけだから、
別に難解な本が読まれなくなったわけではない
ひょっとして、蓮実も柄谷もその存在すら知らないのかもしれないが(信じられないが)、
>>572があげてるクリステンセンとか、ビジネスマン向けの本だろ?
知的な世界に無縁でサラリーマンやってた団塊組なんだろうな
そういう奴にとってのインテリの象徴が高橋和巳だったわけだ
悲しい話だ
651吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 17:27:40
また馬鹿が復活してきたのか。

>>647>>650
オマエはとうの昔に論破されている。
二度も恥をかきたいのか?
品性下劣な低脳発言をしたいなら、それに相応しい場所が別にあるだろう。
652昔のファン:2009/10/11(日) 18:28:55
>>572があげてるクリステンセンとか、ビジネスマン向けの本だろ?
適切なご指摘です。私は専門職大学院で「産業技術政策論」の授業を担当しており、
この授業のテキストとして取り上げているのが、クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」と
アッターバックの「イノベーションダイナミクス」です。ちなみに、クリステンセンは
ハーバード・ビジネス・スクール教授、アッターバックはマサチューセッツ工科大学ビジネス・スクール教授です。

>>647
『知の欺瞞』は物理学の研究者がポスト・モダンの思想家たちの著作の中に
「数学や物理学の用語の本当の意味を理解していないのに、平然とそれらの用語を使って見せることで、
人文科学のあいまいな言説に数学的な装いを混入し、作品の一節に”(擬似)科学的”な雰囲気を醸し出す」
部分が多いことを指摘した名著。「知的詐欺」を指摘された思想家は以下の通り。
ジャック・ラカン
ジュリア・クリステヴァ
リュス・イリガライ
ブルーノ・ラトゥール
ジャン・ボードリヤール
ジル・ドゥルーズ
フェリックス・ガタリ
ポール・ヴィリリオ

現代の難解な理論には怪しげなものが多くあります。たとえば、
アフォーダンス
Qualia(クオリア、茂木健一郎氏の持論)
自己秩序形成
自己組織化
オートポイエーシス
一般システム理論
653吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 18:43:50
>>652
「授業を担当している」じゃなくて授業受けてるだけだろ?w
ウソつくなよww携帯小説=携帯で書いた小説と勘違いしてたくせに

『知の欺瞞』についてググって調べたようだが、そんな物貼り付けて何がしたいの?ww
『知の欺瞞』という本が書かれるほど、難解な本が色々出てると言ってるんだが、自称大学教授(笑)のクセに会話もできんのか?w

>>651
レスがなくなったら「論破」(笑)ってww
論破したと言うなら>>647->>650に答えてみろよ
654吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 18:45:37
あといちいち意味なく「qualia」とか英語で書きたがるのも何なの?w
無駄に難解で深刻ぶってる高橋粕巳の影響なのかな?
インテリ風に見えると思ってんの?ww
655吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 18:53:56
「昔のファン」という奴が大学教授というのは明らかにウソだろう
書物に縁のなかった団塊オヤジなんだろうが、定年でもして暇ができたのかな

>ちなみに、クリステンセンはハーバード・ビジネス・スクール教授、アッターバックはマサチューセッツ工科大学ビジネス・スクール教授です。

こんなこといちいち書くあたり、相当肩書きに弱いんだろうな

まあ文学版には異質な存在だと思うが、おもしろいから頑張って続けてくれ
珍妙な社会分析(?)も、もっと読ませてくれ
656吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 20:16:30
クリステンセンは別にビジネスマンじゃなくても
読むべきだとは思うがね。
657吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 20:18:28
ちなみに高橋自身も理系の本を読むのが好きで、
相対性理論の理解は文学者の中では上の方と子供っぽい自慢もしていた。
658昔のファン:2009/10/11(日) 20:55:01
高橋和巳のファンだったせいか、ポストモダンの思想に対して若干の敵意を感じます。
ある意味では、ポストモダン思想の出現により、高橋の存在が薄れたと見ることができると思います。
『知の欺瞞』のような、ポストモダン思想に対する反撃は日本において1987年のいわゆる
「東大駒場騒動」の中に見ることができます。以下の話はおそらく、ほとんどマスコミで
報道されることはなかったと思いますので、この場を借りて記録にとどめさせていただきます。

当時、ポストモダンの旗手であった中沢新一の採用を決定する教授会で、(教授会では異議を唱えず、
採用を認可するのが教養学部創立以来の慣例となっていたのですが、)
天文学の世界的権威である杉本太一郎教授が「中沢氏の任用が議題になると聞いて、
事前に私は中沢氏の『チベットのモーツァルト』を読んだ。中沢氏はエントロピーの概念を誤解している。」
と採用に強く反対したことで、教授会において前例を破って初めて採用が否決されたそうです。

この話は、私が東大にいた頃までは綿々と駒場の一部で語り継がれていました。
ご参考まで
659吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 21:19:49
中沢新一が誤解を指摘されたのはエントロピーじゃなくてフラクタルだったと思うが、
エントロピーについても突っ込まれていたのかな
まあ、東大にいた人が、杉本大一郎の名前を間違えるなんて失礼をやらかすとは思えないし、
例によって適当な事言ってるのかこの人は
660吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 21:59:06
東大出の大学教授wどう見てもウソだろww
クリステンセンも、定年サラリーマンが精一杯頑張って持ち出した知的(笑)アイテムだろ
661昔のファン:2009/10/11(日) 22:47:43
>>659
>中沢新一が誤解を指摘されたのはエントロピーじゃなくてフラクタルだったと思うが
貴重なご指摘ありがとうございます。
先ほど私が記述しましたお話は、あくまで、「昔、こういうことがあった」というかたちで私が
ひとから聞いたお話ですので、ディテールについてのエビデンスは持っておりません。
ディテールについては伝聞の過程において変容している可能性はあります。
この点については教養学部教授会議事録や西部邁氏の証言によって、確認することができると思います。

662吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 23:02:55
>>661
名前の間違いについては?
663昔のファン:2009/10/11(日) 23:19:39
>>662
>名前の間違いについては?
失礼いたしました。
杉本太一郎ではなく、杉本大一郎ですね。
ここに、謹んで訂正させていただきます。
664吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 23:26:28
wwwww
665吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 23:33:41
なんでこんなほとんど読まれない作家のスレに
馬鹿と基地外が居つくんだろう・・・
666吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 01:36:05
>>665
むんじゃよ?w
667吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 05:53:14
>>652
本当に授業を担当してるなら
ちゃんと名前を明かせ

2ちゃんねるでならいくらでも言えるんだよ

なんなら俺もハーバード大学で教鞭を執ってる人間ってことにしておくれw
668昔のファン:2009/10/12(月) 22:54:31
>>667
>本当に授業を担当してるなら
>ちゃんと名前を明かせ
この方はいったい、どこでこのような言語表現の仕方を身につけたのでしょう。

大学人が高橋和巳に興味を持つのは自然なこと。
約30年ぶりに、『非の器』を手にとって見ました。
現在の印象としては、高校時代に感じたよりは、さほど難解さは感じず、
むしろ大江健三郎の作品の方が読みにくく思えます。
高橋和巳の文章にはいまだに、参考になるものがあるように思えます。たとえば、
「知識人の任務や性格にはいろいろなものがあるものなのだ。・・・・それはプロファエッショナルないしは
オポーテュニスト、それからインテレクテュアル、そしてインテリゲンチャに分けられる。
専門人、一般的教養人、変革志向者の三群に。」(『非の器』より)
現代では、自己の経済的利益最大化のみを自己の行動原理とする専門人しか存在せず、
一般的教養人、変革志向者は絶滅の危機に瀕しているようです。
669吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 06:59:25
「昔のファン」がどれだけ高橋和己をどう読んでるのか、とっくり見物といこうぜw
もう、既に哀れでみすぼらしい地金が顕われ始めてると俺には見えるが、それはさておきw
670吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 09:15:06
「本当に授業してるのか?」に対する答えが

>大学人が高橋和巳に興味を持つのは自然なこと。

やはり会話が全く噛み合っていない
「大学人が高橋和巳に興味を持つのは自然」→「自分は高橋和巳に興味を持ってる」→「故に自分は大学人だ」とでも言いたいのか?
論理的にメチャクチャなんだがww
671吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 09:19:32
「『知の欺瞞』が出版されるほど難解な本出てるだろ」に対しては
ググって貼り付けたような下の書き込み。全く答えになってないし、会話できないのか?


『知の欺瞞』は物理学の研究者がポスト・モダンの思想家たちの著作の中に
「数学や物理学の用語の本当の意味を理解していないのに、平然とそれらの用語を使って見せることで、
人文科学のあいまいな言説に数学的な装いを混入し、作品の一節に”(擬似)科学的”な雰囲気を醸し出す」
部分が多いことを指摘した名著。「知的詐欺」を指摘された思想家は以下の通り。
ジャック・ラカン
ジュリア・クリステヴァ
リュス・イリガライ
ブルーノ・ラトゥール
ジャン・ボードリヤール
ジル・ドゥルーズ
フェリックス・ガタリ
ポール・ヴィリリオ

現代の難解な理論には怪しげなものが多くあります。たとえば、
アフォーダンス
Qualia(クオリア、茂木健一郎氏の持論)
自己秩序形成
自己組織化
オートポイエーシス
一般システム理論
672吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 09:31:53
>高橋和巳の文章にはいまだに、参考になるものがあるように思えます。たとえば、
>「知識人の任務や性格にはいろいろなものがあるものなのだ。・・・・それはプロファエッショナルないしは
>オポーテュニスト、それからインテレクテュアル、そしてインテリゲンチャに分けられる。
>専門人、一般的教養人、変革志向者の三群に。」(『非の器』より)
>現代では、自己の経済的利益最大化のみを自己の行動原理とする専門人しか存在せず、
>一般的教養人、変革志向者は絶滅の危機に瀕しているようです。

これも、別に高橋独自の見解ではなく、よく言われる話
サルトルと構造主義の連中の対立も、大雑把に言えば「知識人」という立場をめぐるものでもあったし、
連合赤軍事件や文革、ソ連の崩壊の後で「一般的教養人が前衛として大衆を指導する」などと無邪気に言える人間はいないだろう

「専門人」が「自己の経済的利益最大化のみを自己の行動原理とする」というのも、どこからこんな考えが出てきたのか
わからないが、ネオリベ的な連中が依拠するアダム・スミス流の経済的合理人と混同してるんだろう
673吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 09:44:32
「昔のファン」とやらは、大学はおそらく出てるんだろうが三流大以下だろう。
団塊世代で、学生時代高橋和巳を読む程度の心情左翼だったが卒業後サラリーマンとなり「転向」。
知的な世界に触れたり知的な会話をする機会はなく、せいぜいビジネスマン向けのクリステンセンを読むぐらい。
ただし知的な世界へのあこがれは激しく、必要以上に自分を知的に見せたがる。

こんな感じか
大体さあ、高橋和巳にハマった「左翼」(?)が持ち出してくる「知的」アイテムが、ビジネスマン向けのクリステンセンだけってどういうことよww
674吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 09:54:24
そー言ってるオメーが一番、似非インテリだよw
675吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 09:58:11
>>674
俺は自分がインテリだなどと思ってないが?
反論できないから相手をひきずりおろすことしかできないんですね^^
676吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 10:15:13
ついでに言うと、中沢新一と杉本「太」一郎の話についても、

>この話は、私が東大にいた頃までは綿々と駒場の一部で語り継がれていました。

とあるが、「一部で語り継がれていた」のではなく蓮実重彦や西部萬も交えて大きな話題になったんだが。
東大にいながらその事を知らないとは不思議な話だね。

「大一郎」と「太一郎」を間違えると言うのも、変換ミスでも打ち間違いでもないよね?
「だいちろう」を打ち間違えても「たいちろう」にはならない。
どうして同じ東大にいた人間の名前を間違えるんだろうね?
677吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 10:16:30
訂正

×「だいちろう」を打ち間違えても「たいちろう」にはならない。
○「だいいちろう」を打ち間違えても「たいちろう」にはならない。
678吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 10:44:28
自称大学教授はこのスレの最初の方で暴れてたコイツだろ。「30年前」「ビジネスの現場」etc..


72 :吾輩は名無しである:04/12/02 19:15:56
>>70
少し貴方の本質的な見解を提出されたらどうですかね。生産的なお話が出来ると
思いますが。もう30年も前に読んだだけなので準備は不足していますが、一通りは
読んだと思ってますので付き合えるところまでなんとか付き合いましょう。
ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無いのですが。
679吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 10:48:38
「ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無い」というおかしな日本語突っ込まれてウソの言い訳。ネットで顔が見えないからとすぐにウソをつく習性があるから要注意


76 :吾輩は名無しである:04/12/02 23:31:03
団塊の世代ではないのですが、デスクに老眼鏡を忘れてきてキーを打ち間違
えた。失礼失礼

78 :吾輩は名無しである:04/12/03 00:23:27
>>76

キーの打ち間違い(タイプミス)じゃなくて文章力の問題だろ、明らかに。
カッコつけても恥の上塗りw。
680吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 12:08:42
あんな不自由な作家、いまどき読む人いるんだね。
681吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 12:33:44
ネトウヨだから読めないだけでねーの?オメーラ
682吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 15:51:20
どこにネトウヨがいるの?頭大丈夫?
683吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 17:35:27
自称大学教授は疑問に答えてほしいね
684吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 01:30:36
今の時代、大学教授なんて、別にエラくも無いし、
取り立てて知的エリートでも無いんだよ。
お前ら、「大学教授」に過剰反応し過ぎ。
なんかコンプレックスでもあるのか?
685吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 01:53:32
>>684
どう見ても大学教授に見えないから反応してるんだと思うが
本人か?w
686吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 08:33:09
>>685
だからぁ、大学教授を特別視するあんたの考えがおかしいんだよ。
このスレで「サラリーマンです」と名乗っても、誰もおかしいとは言わないだろ。
それと同じこと。
687吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 10:23:14
>>686
誰が大学教授を特別視してるんだ?
特別視してるのは、誰も聞いてもいないのに「教授だ」とか「東大にいた頃」とかアピールしてくる昔のファンとやらじゃないの?w
東大にいたのに、中沢と杉本太一郎の件が大きな話題になったことも知らなかったようだけどww
688吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 10:34:07
>>686
「大学教授です」と名乗ったからおかしいと言われてるのではない
本人の言い逃れじゃないとしたら相当頭悪いなお前ww
日本語読めるようになってから書き込もうな
689吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 11:58:41
>>686
だからぁ、「サラリーマンです」と名乗ったやつでも
普通に会社勤めしてる人間にはありえないような
トンチンカンなことをいったら突っ込みが入るだろ。
それと同じこと。
なのにそれを「大学教授」の部分に過剰反応しているに
違いないと思い込んでるお前の考えがおかしいんだよ。
大学教授を特別視してコンプレックス抱いてるのはお前じゃないの?
690吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 07:22:41
昔のファンさんどこにいっちゃったんですか?
荒らしは無視して戻ってきて下さい
691吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 08:34:40
東大教授だって馬鹿が一杯いるのにw
だから、どっちもリラックスリラックスでんがなw
692吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 16:23:13
>>691
誰も特別視してないのに「大学教授特別視するな!」(特別視してるのは自分w)
反論されたら「東大教授だって馬鹿が一杯いるのに」(「馬鹿」ではなく「ウソ」だと言われている)


苦しすぎですね^^
693吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 19:48:51
おい自称大学教授
早よ出てこいや
694吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 02:38:14
>>690
同意。
荒らしは無視。
695吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 12:55:35
同意だな
昔のファンさんは逃げる必要ない
逃げる=やっぱりウソだったということ?
あれだけ言ったからには出てきて釈明してほしいな
696吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 13:22:58
本当でもウソでもどっちでもいいんじゃね
ネット上でなりたい自分を演じるってよくあることだし
697吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 13:27:01
苦しすぎw

「大学教授特別視するな!」(特別視してるのは自分w)
「東大教授だって馬鹿が一杯いる!」(「馬鹿」ではなく「ウソ」だと言われている)

「本当でもウソでもどっちでもいいんじゃね
ネット上でなりたい自分を演じるってよくあることだし」←今ここ

「よくある」んですねww>>696さんはよくネットで演じるんですか?w
ひょっとして大学教授ご本人さんですか?ww
698吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 14:01:52
やっぱりただの荒らしかp
699吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 14:43:13
反論できなくなったら荒らし扱いですか
700吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 18:36:45
キリ番が好きなだけですよ〜
701吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 19:04:41
自称大学教授はウソがばれて逃げたのかなw
702吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 19:23:50
逃げたんだろ
もう現れないだろうしほっとけよ
703吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 21:49:28
晒しあげ^^
704昔のファン:2009/10/17(土) 22:57:00
例年9月、10月はご存知かとは思いますが学会のシーズンなので、今週は、いくつかの学会にでかけたり、多忙を極め、
このサイトを見る時間がありませんでした。
ところで、>>671の方ははたして『知の欺瞞』を読了した上で発言していらっしゃるのでしょうか。わたしはサイエンス・ウォーズが
発生した直後に、(科学社会学も私の研究領域の一部なので)本書は読んでおります。
さて、現在『非の器』を読んでいる途中で、先日指摘した箇所以外にまだ現在に活かせる部分についてコメントができる状態では
ありません。とりあえず、本書の中で、逆にもっとも問題があるのではないかと思える部分を引用します。
テキストおよび言及しているページ数は昭和42年第1刷の新潮文庫によっています。
「外には、従順と激怒が、そして、出てはいけないと呟く内側には、カントの「逞しい良心」ヘーゲルの「理性の巧智」が、
その本来意図するところとは異なって蹲っている。一枚のビラが土にまみれるたびに、もっとも肝要な契機が一つ一つ
失われてゆくように小刻みにふるえながら。神を信ぜずして、しかも「汝等、悪しきものには逆らうな」という戒めのうちに身を
融解させながら。」(『非の器』p.74より)
この部分は第1に、カントの「逞しい良心」というフレーズが私の知る限りカントのテキストの中に見当たりません。オーソドックスな
カントの解説書である岩崎の本にもこの用語は現れていません。
第2にヘーゲルの「理性の巧智」このフレーズは通常「理性の狡智」(List der Vernunft)と呼ばれているようです。
理性(神)は自ら歴史の過程に入りこまずに、個々人の行動を手段として神の意図を実現させる、ということのようです。
以上2点は一般の読者がすぐには理解できない用語を用いている点で若干表現が難解になり過ぎているということは認めざるを得ないでしょう。
さらに、「その本来意図するところとは異なって」とひねりを入れているので、さらに解釈が困難になります。

以上、取り急ぎコメントいたします。ご意見をよろしく。


705吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 23:12:57
>>704

・何故直接知ってるはずの杉本太一郎の名前を間違えたのか
・中沢達の件は週刊誌レベルの大きな話題になったのに、現場にいたはずのあなたが「一部で語り継がれていた」などと言ってるのはどういうことか

聞かれてるみたいよ?
706昔のファン:2009/10/17(土) 23:45:07
>>まあ、東大にいた人が、杉本大一郎の名前を間違えるなんて失礼をやらかすとは思えないし
>>何故直接知ってるはずの杉本太一郎の名前を間違えたのか
まず、第1に私は天文学にはまったく興味がなかったので杉本大一郎氏の授業をとっていません。
また、人名の読みを正確に記憶することを非常に苦手としております。たとえば政策科学や
計量経済学の分野で高名な(私の尊敬する)宮川公男(みやかわ ただお)氏のことを
「みやがわ きみお」と読むのだと長年思っておりました。
>>中沢達の件は週刊誌レベルの大きな話題になったのに、現場にいたはずのあなたが
「一部で語り継がれていた」などと言ってるのはどういうことか
東大駒場騒動は、1987年から1988年の出来事で、その間私は海外留学をしており、日本に帰国したのは1990年の春なのです。
それで、帰国後数年間はある意味では海外ボケの状態にあったと言えます。
当時の学内状況に対する私の認識はやや歪みがあるのかもしれません。
707吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 00:09:09
留学www新設定作るのはいいけど、もうちょっと想像力働かせろよwww
708昔のファン:2009/10/18(日) 00:29:44
>>673
>>知的な世界に触れたり知的な会話をする機会はなく、せいぜいビジネスマン向けのクリステンセンを読むぐらい。
この方はおそらく実社会の場で現在活動をしていらっしゃらないのではないでしょうか。
この方にとって「知的」というのは私にとっては衒学的ということのように思われます。
クリステンセンが「ビジネスマン向け」というのはとても知識の幅が狭い見方であると考えます。
この方には「実学」というものに関する知識が欠落している。
MOT(management of technology)という新しい学問領域の存在もご存じないのでしょう。

709吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 01:52:50
留学ww
710吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 12:26:13
まあ待て
どこへ留学して何をお勉強していたのか聞いてみるまで
新たな脳内設定とは……プツ…いえな……プププ
711吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 14:07:27
嘘を誤魔化すためにさらに嘘をつく
典型的な嘘つきスパイラルw
712昔のファン:2009/10/18(日) 14:58:42
>>「東大にいた頃」とかアピールしてくる昔のファンとやらじゃないの
これは、私はいわゆる「東大駒場騒動」における、外部にほとんど出ていない
情報だと考えていたことをお話しする際に文脈上「東大」という単語を
使う必要があったまで。また、おそらく東大出身者の少なくとも3割程度は
留学経験があるのでこれも特別のことではありません。念のため


713昔のファン:2009/10/18(日) 15:08:57
追加コメントをさせていただきます。
一般に、海外留学することに希少価値があったのは
1970年代までだと思います。1980年以降は
海外留学は特別なことではなくなったように
思われます。
714吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 15:17:41
>昔のファン

衒学的なのは、意味なくMOT(management of technology)とかcost-benefit analysis(費用便益分析)とか横文字使う自分じゃないの?w
誰も聞いてないのに

>クリステンセンはハーバード・ビジネス・スクール教授、アッターバックはマサチューセッツ工科大学ビジネス・スクール教授です。

とかさあw
715吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 15:25:49
昔のファンさんは、携帯小説が何か知らなかったんですか?
携帯小説=携帯電話で書いた小説と思ってたんですか?
716昔のファン:2009/10/18(日) 17:11:33
>>携帯小説=携帯電話で書いた小説と思ってたんですか?
以下の文章をご参照ください。
「女子中学生,女子高校生を中心とするアマチュア作家が自分の作品を
「魔法のi らんど」の「BOOK 機能」を使って簡単に連載小説を書くことが
できる。つまり毎日少しずつケータイで執筆することができるのである。
このように投稿された作品は「魔法の図書館」で公開されるのだが,すでにその数は
100 万タイトルを越え,書籍化された小説はこれまでに34 タイトル,累計発行部数850 万部を
突破しているという」(湯浅俊彦『日本における出版メディアのデジタル化の現状と読書の変容』p.56)
ケータイ小説が通常の方法で執筆されているというエビデンスをご提供頂ければ幸いです。
717吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 17:33:54
>>716
またネットで拾える情報貼り付けですか?
やはりあなたは携帯小説の現物は知らないようですね(笑)
今は、出版されてる携帯小説の話ですよね?
yoshi(笑)にしても『恋空』にしても、携帯で書いてはいないと思いますよ?
知らなかったようですが(笑)

718吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 18:20:52
自称教授が大学名と名前を明かさない限り疑いが解けることはなさそうだね
書けば書くほど怪しさが増してる
719チャーリー:2009/10/18(日) 18:25:35
ケータイで小説読む気しないな。
ケータイで小説書く気もしないけど。
つっても小説書いたことなんかないけどw
つーか書きたいとも思わないけどw
720昔のファン:2009/10/18(日) 18:59:06
昭和42年第1刷の新潮文庫『悲の器』pp.189〜193(長いので引用はいたしません)の刑法における客観主義と主観主義についての議論は、
近年未成年者による犯罪に対する刑をより重くするべきだとの意見が出ている現在において、一読の価値があると考えます。
客観主義は罪刑比例主義を主張します。それに対して、主観主義は犯罪の発生原因の一端は社会的土壌の中にあるとし、
社会的予防、社会的矯正を主張します。
これは、同性愛者や革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼ってしまう精神医学と、
彼らは障害者ではないとする社会学の主張の間の議論にもつながっていくと考えます。
721吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 19:04:34
>同性愛者や革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼ってしまう精神医学と、

精神医学ってそんなこと言ってるの?wナチスの時代の話か?ww
やっぱり絶対大学教授じゃないよなコイツ
722昔のファン:2009/10/18(日) 19:31:41
正確に言えば、同性愛者が一応、人格障害の分類からはずされるようになったのは1994年のことのようです。
ご参考まで
723吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 19:56:31
へー
じゃあいまだに「同性愛者や革命家を「反社会的人格障害」と分類し、
障害者のレッテルを貼ってしまう」精神医学者ってのはどこにいて
社会学者との議論にどう繋がっていくんだ

ああ、あと一応
>同性愛者が一応、人格障害の分類からはずされるようになったのは1994年
のエビデンスとやらも教えてといてくれ
724吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 20:16:55
ググったらこの文章すぐ出てきたぞw→http://www.shuppan.jp/happyo/happyo0810.pdf



「女子中学生,女子高校生を中心とするアマチュア作家が自分の作品を
「魔法のi らんど」の「BOOK 機能」を使って簡単に連載小説を書くことが
できる。つまり毎日少しずつケータイで執筆することができるのである。
このように投稿された作品は「魔法の図書館」で公開されるのだが,すでにその数は
100 万タイトルを越え,書籍化された小説はこれまでに34 タイトル,累計発行部数850 万部を
突破しているという」
725吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 20:24:20
DSM−U(アメリカ産の精神障害診断の手引き)から同性愛が外されたのは70年代頭の話
精神医学者の間では、94年まで同性愛は人格障害だったなんて情報どこで仕入れたんだろうね
あと革命家が人格障害?
こんなこと言ってる人間は絶対に大学教授ではないし、ロクな大学も出てないだろうね
726吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 20:39:26
昔のファンさんはどこへ留学して何をお勉強していたの?
727吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 20:51:26

「女子中学生,女子高校生を中心とするアマチュア作家が自分の作品を
「魔法のi らんど」の「BOOK 機能」を使って簡単に連載小説を書くことが
できる。つまり毎日少しずつケータイで執筆することができるのである。
このように投稿された作品は「魔法の図書館」で公開されるのだが,すでにその数は
100 万タイトルを越え,書籍化された小説はこれまでに34 タイトル,累計発行部数850 万部を
突破しているという」


教授の方を持つわけじゃないけど
この書き方だと、女子高生や女子高生が携帯で書いた携帯小説がどんどん書籍化されている、というように読めてしまうねw
女子高生は投稿してるけど、実際に書籍化されてるのは大人が書いたものなんだけどね
728吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 20:53:42
だから、おかしいのは教授(あ、自称かw)じゃなくてこの文章書いた人だね
ま、ネットで拾った情報鵜呑みにするのが悪いんだけどねww
729吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 20:54:22
つーか、東大駒場騒動は結構な事件だったんだから、
留学中でも、学内の知り合いと連絡とった折に話題にしたりして、話し合ったりしなかったんだろうか
そういうことをしてるなら、時差ボケとか言って記憶が曖昧になるなんて事はない気がするが

もしかして友達いないの?
730昔のファン:2009/10/18(日) 21:00:24
精神医学と社会学の違いについて追加コメントいたします。
ある人が社会に不満を感じたとしましょう。
精神医学では社会は全面的に肯定し、その人に問題があるとして、その人を変えよう、
「治療」しようとロボトミーや電気ショックなどあらゆることをします。
その人の脳の一部を切除して「治療」したと称することもありましたし、今も世界の一部ではそうでしょう。
それとは対照的に社会学ではその人の感じ方を尊重し、社会変革を志向します。
これは>>720で述べました刑法における客観主義が精神医学の立場に対応し、主観主義が社会学の立場に呼応しているように思われます。

トルーマン・カポーティが『冷血』で取り上げた事件や、最近の日本での事件でもわかるように、
何か犯罪を犯したとき、犯罪者の側に立つ弁護士は「かれは、精神異常である」と主張することが
過去50年以上の定石になっています。そこで、精神科医が犯罪者を診断することになるのですが、
この時点である意味では精神科医に犯罪者を裁く責任がまる投げされてしまっているのです。
それにもかかわらず、例えばある人を3人の精神科医が診断するとすると、3人の診断が異なることは珍しいことではありません。
そこで、もともと患者の内面的な要素を重視していた、診断基準が、法廷の場で客観的に提出できるエビデンスとしてどのようなものがあるか、
ということに重点を置いたものに近年移行しつつあるのです。
731昔のファン:2009/10/18(日) 21:06:37
>>725
>あと革命家が人格障害?
近年アメリカが声高に叫んでいる「テロとの戦い」に
おける、テロリストと革命家とを明確に区別することは可能でしょうか?

732吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:15:28
>>731
何言ってんの?話そらすな
「精神医学者は革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼っている」というエビデンスを早く出せよ
733吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:19:16
>>730
> 精神医学では社会は全面的に肯定し、その人に問題があるとして、その人を変えよう、
> 「治療」しようとロボトミーや電気ショックなどあらゆることをします。
> その人の脳の一部を切除して「治療」したと称することもありましたし、今も世界の一部ではそうでしょう。

だからいつの時代だよwww
734昔のファン:2009/10/18(日) 21:19:35
>>725
>DSM−U(アメリカ産の精神障害診断の手引き)から同性愛が外されたのは70年代頭の話
貴重なご指摘ありがとうございます。私は同性愛が外されたのはDSM−Wが公表されました
1994年のことと思い込んでおりました。ちなみにDSM−Uが公表されたのは1968年ですが、
公表後、70年代頭に改訂がなされたのでしょうか?
ご教示頂ければ幸いに存じます。

735吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:20:28
>精神医学では社会は全面的に肯定し、その人に問題があるとして、その人を変えよう、
>「治療」しようとロボトミーや電気ショックなどあらゆることをします。

ロボトミー?wwどこのマンガで得た知識だよwww

>何か犯罪を犯したとき、犯罪者の側に立つ弁護士は「かれは、精神異常である」と主張することが
>過去50年以上の定石になっています。

犯罪者が捕まったら、全員が精神異常だと主張してるのか?異常な犯罪犯した奴だけだろ


で、94年までは同性愛は人格障害と分類されていたエビデンスは?
全然関係ない長文書かれてもねえ
736吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:24:59
教授は女看守物のナチ映画とかで得た知識を現実と混同してるんじゃないのか?
『ナチ女収容所/悪魔の生体実験』みたいな
737昔のファン:2009/10/18(日) 21:27:34
>>「精神医学者は革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼っている」というエビデンスを
下記URLを参照して判断してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%80%A7%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E9%9A%9C%E5%AE%B3
738吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:28:13
>近年アメリカが声高に叫んでいる「テロとの戦い」における、テロリストと革命家とを明確に区別することは可能でしょうか?

テロリストは人格障害?テロの是非はさておき、高橋和巳読者とも思えない発言だね
739吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:30:22
>>737
どこにも「革命家は人格障害」なんて書いてないが?革命家という単語すら出てこない
頭大丈夫?
740吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:31:43
>昔のファン

>精神医学では社会は全面的に肯定し、その人に問題があるとして、その人を変えよう、
>「治療」しようとロボトミーや電気ショックなどあらゆることをします。

これのエビデンスは?またデタラメ書いちゃった?
741昔のファン:2009/10/18(日) 21:32:46
>>精神医学では社会は全面的に肯定し、その人に問題があるとして、その人を変えよう、
>>「治療」しようとロボトミーや電気ショックなどあらゆることをします。
上記の記述は「きわめて単純化すれば」という前置きをすべきでした。
近年は、精神医学も治療に際して「インフォームド・コンセント」を
前提としていることは言うまでもありません。
742吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:36:28
>>741
きわめて単純化して、

>>精神医学では社会は全面的に肯定し、その人に問題があるとして、その人を変えよう、
>>「治療」しようとロボトミーや電気ショックなどあらゆることをします。

と言えるエビデンスは?ロボトミー手術が行われている実例あげてみて?
743吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:37:56
>>741
>>737のどこに革命家という記述が?ウソばっか書いてんじゃねえよクソが
744昔のファン:2009/10/18(日) 21:42:22
>>739
>どこにも「革命家は人格障害」なんて書いてないが?革命家という単語すら出てこない
では、法を遵守するということを第一優先順位にもっていくとすれば、革命家が社会に
存在することは可能でしょうか?ご説明いただけますでしょうか。

745吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:42:42
ソースを要求されてWikipediaを持ってくる大学教授なんかいるわけねーだろwww
精神医学がどうとか言いながらロボトミー持ち出したり
同性愛が反社会的人格障害とされているとか言い出したり
認識が50年前で止まってるし物を知らないにもほどがあるだろ
一般常識の欠落ぶりは大学教授に匹敵するともいえるがな
746吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:49:24
>>744
意味不明
「革命家が社会に存在することは可能か?」という話などしていない
「精神医学者が革命家を障害者と分類している」エビデンスを示せと言っている
ちゃんと日本語読めるようになろうな
747昔のファン:2009/10/18(日) 21:50:08
>ロボトミー手術が行われている実例あげてみて?
下記URLをご参照下さい。少なくとも日本では1975年以降は行われていないようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E5%A4%96%E7%A7%91
748吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:52:32
またwikipediaっすか
749吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 21:54:09
>>747
またwikiかよww大学教授のくせしてちゃんとした論文とか貼れないの?www

思いっきり「現在は精神疾患に対してロボトミーを行うことは禁止されている」と書いてあるんだけど?wwwwwwwwww

なあ、お前大学教授じゃないだろ?本当のこと言っちゃえよ?ww楽になるぞ?www
750昔のファン:2009/10/18(日) 22:01:20
>>746
>「精神医学者が革命家を障害者と分類している」エビデンスを示せ
反社会性人格障害の定義が>>737のURLやアメリカ精神医学会による過去のDSMによれば
革命家を含むように解釈することが可能であるということです。エビデンスとは別次元の
議論です。「解釈」と「エビデンス」の違いについてよく考えて見ましょう。
751吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:01:44
自称教授の一般常識の欠如ぶりは大学教授ばりだということはわかった
752吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:08:35
>>750

>「解釈」と「エビデンス」の違いについてよく考えて見ましょう。

何言ってんの?お前がエビデンス出せないだけじゃんww

で、その「解釈」で革命家が人格障害と診断されてる実例あげてみろよ?w

逮捕されたら人格障害なんて言ったらネルソン・マンデーラさんも人格障害になっちゃうが?www

wikiなんかの情報で中途半端なこと言うから恥かいてるっていい加減気付けよ、自称大学教授さん
753吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:12:02
過去のDSMによれば革命家を含むように「解釈することが可能である」は
「精神医学者が革命家を障害者と分類している」ことにはならないな
「解釈」してるのは自称教授であって精神医学者ですらない

「精神医学者が革命家を障害者と分類している」と断言したんだから「解釈が可能」ではなく「事実分類している」というエビデンスを示せ

>昔のファン
754昔のファン:2009/10/18(日) 22:14:39
>>749
>現在は精神疾患に対してロボトミーを行うことは禁止されている
現在、精神疾患に対してロボトミーを行っているとは書いていません。
しかしながら、現在と読める日本語を書いたことに関しては不注意を認めます。
755昔のファン:2009/10/18(日) 22:19:04
>>753
>精神医学者が革命家を障害者と分類している
上記の記述は私のものではありません。よく注意して過去の書き込みを
ご覧下さい。
756吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:20:44
>>754

はあ?現在の話じゃなかったのか?ww苦しすぎだろwww
はっきり「今も」と書いてるしなwww


> 精神医学では社会は全面的に肯定し、その人に問題があるとして、その人を変えよう、
> 「治療」しようとロボトミーや電気ショックなどあらゆることをします。
> その人の脳の一部を切除して「治療」したと称することもありましたし、今も世界の一部ではそうでしょう。
757吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:22:29
>>755

ウソつくなクズが。↓お前の記述だ。良く嫁

>これは、同性愛者や革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼ってしまう精神医学と、
758昔のファン:2009/10/18(日) 22:26:59
>>「解釈」と「エビデンス」の違いについてよく考えて見ましょう。
では、私の考えを述べます。「エビデンス」とは、一元論的思想に基づくもので、
ひいては「yesかnoかはっきりしろ!」という西洋的二分法の発想につながります。
一方、「解釈」とは、多元論的思想に基づくもので、思想の多様性を許容するものです。
759吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:28:14
>>758
いいから早く「精神医学者が革命家を障害者と分類している」エビデンス出せよ
760吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:29:15
>>758
なんで自己レスしてるの?会話出来ない人?
761昔のファン:2009/10/18(日) 22:33:48
>>757
>これは、同性愛者や革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼ってしまう精神医学と
上記の文章は、としたほうがベターだったと考えます。ご指摘ありがとうございました。
これは、同性愛者や革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼ることを可能にする
危険性を孕む精神医学と
762昔のファン:2009/10/18(日) 22:40:32
>>759
>いいから早く「精神医学者が革命家を障害者と分類している」エビデンス出せよ
「エビデンス(evidence)を出せ」とアカの他人にいう脅迫観念に憑依されて
いらっしゃるのでしょうか?ネット上でも、このような人に対して命令する形で書き込みを
することは脅迫に該当するのではないか良くお考え下さい。
763吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:43:12
>>761
なんか日本語おかしいけどこわれてきちゃった?

意味が全然違うけど、ウソがばれたからそうやって訂正するの?大学教授もやっぱりウソだった?ww
誰も起こらないから本当の事白状しちゃいなよ?w
764吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:46:42
>>762
「証拠を出せ」は単なる「要求」
どこが脅迫?大学教授のくせに法律もわかんないの?
証拠が求められるような信憑性に欠ける事を書いたのはお前だしww
結局出せずに発言修正しちゃったけどね、ご苦労さんwwwバーカ、死ねよウソつきwwww
765昔のファン:2009/10/18(日) 22:47:43
>>763
>大学教授もやっぱりウソだった?
私が大学教授であるという記述をした箇所をご指摘頂ければ幸甚に存じます。
766吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:51:09



>私が大学教授であるという記述をした箇所をご指摘頂ければ幸甚に存じます。

やっぱりウソだったwwwwwwwww



767吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 23:00:07
www
768昔のファン:2009/10/18(日) 23:04:25
>>766
>やっぱりウソだったwwwwwwwww
私の書き込み内容において、私の個人情報について一部の人々の関心を煽るような
結果になってしまったことを反省しております。取り急ぎお詫びいたします。
769吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 23:08:46


ウソツキわろす^^^^^^


770吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 23:19:05
>>765
>>652
>私は専門職大学院で「産業技術政策論」の授業を担当しており
771昔のファン:2009/10/18(日) 23:37:21
>>770
>>私は専門職大学院で「産業技術政策論」の授業を担当しており
すばらしい!
さきほどお詫びをした直後にこのようなことを書くのは
申し訳ありませんが、専門職大学院授業を担当している
ということが、一般の方には大学教授という解釈に直結
する場合が多いのですね。もしかして私は「高学歴ワークングプア」が
非常勤講師をしているのかもしれませんよ。今日では大学はもはや
「斜陽産業」なのです。
とにかく、私の『悲の器』に関する記述につきましてご意見を頂ければ誠に幸甚に存じます。
高橋の作品が後世に少しでも貢献することを文章の形で支援できればと真に願っております。
772吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 23:47:57
大学教授を詐称しつづけるのは無理と判断したため
非常勤講師に一歩下がって立て直しを図りたいが
これも誤魔化しが利かなくなったときのため
「かもしれませんよ」で逃げ道を用意しておこう……
ってことね?
773吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 00:18:26
「かもしれませんよ」www
774吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 00:28:50
昭和42年第1刷の新潮文庫『悲の器』pp.189〜193(長いので引用はいたしません)の刑法における客観主義と主観主義についての議論は、
近年未成年者による犯罪に対する刑をより重くするべきだとの意見が出ている現在において、一読の価値があると考えます。
客観主義は罪刑比例主義を主張します。それに対して、主観主義は犯罪の発生原因の一端は社会的土壌の中にあるとし、
社会的予防、社会的矯正を主張します。
これは、同性愛者や革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼ってしまう精神医学と、
彼らは障害者ではないとする社会学の主張の間の議論にもつながっていくと考えます。



これか?
「罪には罰を」な立場と犯罪予防や矯正を主張する立場が対立してるのは誰でもしってると思うがそれがどうかしたのか?
それについて高橋がどんな意見を主張してるか書いてもないし、誰も意見の言いようがないと思うが?
そんなんだからお前は会話ができないと言われてるんじゃないの?
後半部分はキチガイの妄想と同レベル
まあ仮に、同性愛者や革命家は障害者だと主張する精神医学者とそうではないという社会学者が対立している、と仮定したとしても
前半部分の話とはつながらないし無関係だね
775吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 00:31:17
>同性愛者や革命家を「反社会的人格障害」と分類し、障害者のレッテルを貼ってしまう精神医学と、
>彼らは障害者ではないとする社会学の主張の間の議論

どこでそんな議論があるの?エビデンス希望
776吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 03:12:33
なにこのスレwww
777吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 05:51:10
自称大学教授改め自称非常勤講師には、精神医学者と社会学者の議論のエビデンス希望
778吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 05:52:27
【自称教授が】高橋和巳2【大暴れww】

次スレタイはこうかな
779吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 05:53:42
>>720=昔のファンさん
>昭和42年第1刷の新潮文庫『悲の器』pp.189〜193(長いので引用はいたしません)
>の刑法における客観主義と主観主義についての議論は、
>近年未成年者による犯罪に対する刑をより重くするべきだとの意見が出ている現在において、
>一読の価値があると考えます。

揶揄する訳ではないが、「非の器」はあくまで文学作品。
文学=芸術である以上、上記は枝葉末節。
文学作品は、文学的アプローチで読み解き評価すべきだと思います。
文学を読み解くのに最も大切なのは感性。
様々なツールは、文学の本質を把握するには、むしろ邪魔とさえ感じます。
780吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 12:42:44
別に文学的アプローチ以外で読み解いてもいいと思うが、教授の場合読解そのものがトンチンカンなのが問題

>文学を読み解くのに最も大切なのは感性。
>様々なツールは、文学の本質を把握するには、むしろ邪魔とさえ感じます。

まあこんな事書いてるから無知なお子様なんだろうけど
781吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 14:56:17
やはり教授はウソだったかw
782吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 16:49:21
www
783吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 00:50:49
教授はまたビジネスの現場がそう忙しくて暇がないのかな?w
784吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 16:38:11
age
785吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 09:19:41
ウソつきは逃げたか
786吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 12:46:48
あげ
787吾輩は名無しである:2009/10/28(水) 05:52:50
高橋和巳のスレがヒドイことになってるな。
一言言わせてくれ。

昔のファンさんのが誠実で人格的に優っているのは間違いない。
知識だけ積み上げた独善的かつ瑣末的な才子は見てて憐れだ。
本当に唾棄すべき陋劣な人格の持主だな、お前さんは。
お前さんがお利口さんなのはわかりましたから、もうここら辺で御退場なさって下さい。
見てて反吐が出る。
788吾輩は名無しである:2009/10/28(水) 07:29:52
>>787は自称教授本人かな?w
2ちゃんねるで教授のふりをしてネットで仕入れたあやふやな知識を振りかざしインテリぶる
どこが誠実なのかね?
憐れなのは自称教授とやらだよ
789吾輩は名無しである:2009/10/28(水) 19:17:57
教授本人に出てきてもらわないと…
790吾輩は名無しである:2009/10/31(土) 14:11:08
なんだかよく分からん小説家だったな。
791334:2009/11/07(土) 06:39:30
>>339
はい。
>>335 >>338
あ、まだ読んでないんです。古本屋でパラパラ
めくるたびに「字、小さっ」て思ってしまうんですが、
なんとなく頭のべつのところで、「(未読のままの作品を)まだ排除するな」
っていう囁きを察知する。
 実は、例の春樹さんのやつで、このスレ思い出したんです。
 検索してみたら、やはり言及している人多いですね。
 春樹さんのやつを読んでいる最中なので、
そういったウェブサイトは読みませんでしたが。ネタバレ避けたいから。
792吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 23:12:23
なんだかお笑いの展開になってますなw
実は私、半年前から「邪宗門」の神部こと綾部に単身赴任してきておるのですよ
某教団の施設なども見学しながら感慨深いものがありました
でも地元の人に「邪宗門よみました?」と聞けないでいる私ですw
793吾輩は名無しである:2010/02/03(水) 01:34:06
age
794吾輩は名無しである:2010/03/07(日) 16:54:14
邪宗門読了age
795吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 02:08:02
『憂鬱なる党派』の村瀬が熊野の山村の少女を愛したエピソードのが好き
796吾輩は名無しである:2010/08/20(金) 00:39:33
これしかないという表現を体でもって選ぼうとすればことばだね。最終的に、ことばか
身を投げることしかない。それはもっとつきつめれば焼身自殺だよ。このあいだ、
アメリカの国会議事堂で自殺した少年と同じだ。これはことばにかけると同じ重さを、
からだにかけた行為だと思う。これが表現なんで、それ以外の表現は嘘なんだ。


テロリズムといわれようとなんといわれようとかまわない、ことばを刻むように行為を
刻むべきだよ。彼ら(全学連)はことばを信じないから行為を刻めないじゃないか。


中国人はものを変えることが好きでね、人間を壷の中に入れて首だけ出して育ててみたり、
女の足を纏足(てんそく)にしてみたり、デフォルメーションの趣味があるんだよ。
これは伝統的なものだと思うんだ。中国というのが非常に西洋人に近いと思うのは、
自然にたいして人工というのを重んじるところね。中国人の人間主義というのは非常に
人工的なものを尊ぶ主義でしょう。作って、変えたという確信を持つことが権力意識の
獲得ですから。だから意識の変革というのをやりたくてしようがないんだよ。

三島由紀夫
高橋和巳との対談「大いなる過渡期の論理――」より
797吾輩は名無しである
彼の小説を左翼青年的な大衆小説と酷評する批評家もいる。その批評はまんざら
〜略〜彼の小説には「その夜、彼と彼女は性交した」という言葉が出てくる。
それは私にもひどすぎる様に思われる云々…とある、梅原猛の手による序文を
読んで、――んで、爆笑しまして(こころの中で。表面的には片頰を少し歪めて、
ニヒルなかんじでwwチョト)、だから買ってきましたよ、阿部出版版の短篇集。
ほんとは既に単行本で5〜6冊は積んでるんで(なおかつぜんぜん詠む気も
おきないし)、やめとこかなー思っていたのだがw すこうしだけ、その気に。