1 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :
2 :
吾輩は名無しである:04/06/01 09:06
タケシです…
この板じゃ2getしても誰も誉めてくれんとです
タケシです…
3 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/06/01 12:51
半年前に比べると、候補作の予想なども低調だと思う。
5 :
吾輩は名無しである:04/06/01 20:27
前のでなんか疲れてるうえに
いとやまで決まりとか言われてるからなあ
該当作なしでしょう。
私が途中で読むのを諦めた「介護入門」が取るかもしれないが。
7 :
吾輩は名無しである:04/06/01 21:29
介護入門で決まり。選考委員も時代の空気を読もう!
8 :
吾輩は名無しである:04/06/01 22:22
7=「文学界」関係者
9 :
吾輩は名無しである:04/06/01 22:33
「文学界」関係者 はイトヤマでしょ?
10 :
吾輩は名無しである:04/06/02 02:47
糸山とモブをセットで売る。
ペアの方が売り出しやすい。
11 :
罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/06/02 03:21
baka
13 :
吾輩は名無しである:04/06/02 06:47
時代とシンクロさせたインパクトを与えるなたば介護入門でしょう。
ださなやいけず。
15 :
モブ・ノリオ 「介護入門」 150枚 ◆T61/rdmlFM :04/06/02 10:00
俺は親が経営する会社を辞めた。そしてニューヨークに当てもなき旅に出た。だが婆ちゃんが血溜まりの中で頭蓋骨陥没しているのを知らされて慌てて日本に戻った。
婆ちゃんは全身不随の意識不明になった。俺は婆ちゃんに喋り掛けた。還暦間近な叔父さん叔母さん達は、病室にいても婆ちゃんそっちのけで喋っていた。
あいつらは馬鹿な子供だ。俺は婆ちゃんの目を見て話しかけていた。そしたら婆ちゃんの目が動いた。俺は毎日懸命に間接を曲げ伸ばしし続けた。
婆ちゃんは日に日によくなって、上半身なら僅かに動かせるようになった。俺と母ちゃんは強引に婆ちゃんを病院から自宅に連れ戻した。
母ちゃんが下の世話をした。ある日、下の世話をしに行った母ちゃんが腰痛のためうずくまって倒れていた。
介護ベッドを導入して、自分の腰より高い位置で婆ちゃんを持ち上げればとても軽かった。
昼間は介護ヘルパーの人が来る。つまらないワイドショーを見ながら、婆ちゃんをもののように扱って世話をする。
夜中は食事と下の世話を俺がする。俺は婆ちゃんに話しかけておしめを変えて温かいタオルで婆ちゃんの尻を拭く。
叔父さん叔母さんには殺したいほど腹が立つ。懇親の介護を続ける俺をごく潰し呼ばわりする。
そして婆ちゃんが泣いているのを発見したと吹聴する。お見舞いと介護は全く別のことだ。
婆ちゃんが俺と母ちゃんにしか見せない笑顔のことを俺は奴らに話して復讐する。
夜中は寝ることができずに、大麻をふかしながら婆ちゃんの世話をする。ヨー、ニガー、俺は婆ちゃんの世話をしてないときは死んでいる。
俺が手を抜いて世話をすると、婆ちゃんの復讐が妄想となって襲い掛かり俺は号泣してうずくまる。
よー、朋輩、俺の爺ちゃんや父ちゃんが死んだとき骨折させて無理矢理棺桶に入れようとした葬儀屋に
俺は怒鳴った。俺は音楽を作ることもできない。仕事も辞めた。介護があるだけだ。(了)
16 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/06/02 16:33
>>14 ゴクロウたんではなく、ハニロウたんとは!
おいらも努力したかいあったぜ。
介護入門をみんなが読めばそれだけ素敵な国になると思うんだ。
作者の資質は問わないでください。
前スレで上がったところを、芸もなく並べてみる。
佐川光晴「弔いのあと」
柴崎友香 「やさしさ」
平田俊子「二人乗り」
中村文則 「悪意の手記」
絲山秋子「勤労感謝の日」
モブ・ノリオ 「介護入門」
栗田有起「オテル・モル」「さぼりん」
安達千夏 「遠くからくる光」
小野正嗣 「古い皮の袋」
楠見朋彦「ラジオアクティブ・ラブ」
松井雪子 「日曜農園」
上原徹 「ひまわりの彼方へ」
18 :
吾輩は名無しである:04/06/02 18:13
そのリストから4作が選ばれ、あとリストに漏れてるのが
一作入るみたいだよ。
19 :
吾輩は名無しである:04/06/02 20:16
ハニロウたん、ビンビン
ハニロウたん、ウホッウホッ
20 :
吾輩は名無しである:04/06/02 22:01
舞城王太郎「パッキャラ魔道」
21 :
吾輩は名無しである:04/06/02 22:02
野性時代からは入らないかな?
22 :
吾輩は名無しである:04/06/02 22:49
野性時代から森健さんの作品が入るようですよ。
23 :
吾輩は名無しである:04/06/02 23:01
りおおは?「最後の教室」
24 :
吾輩は名無しである:04/06/02 23:17
綿矢みたいなマンガの原作者が芥川賞もらえるなら、今度はモリケンでもおかしくない。
25 :
吾輩は名無しである:04/06/03 01:28
りおおは野間新もろたから、もう打ち止めにしよ。
26 :
吾輩は名無しである:04/06/03 06:06
絲山秋子「勤労感謝の日」&モブノリオ「介護入門」
この組み合わせもスキャンダラスでええやないすか。
イトヤンのHPに殺到するマスコミ。
介護入門をテレビで取り上げる文化人タレント達。
文春さん、ええ読みでっせ!
27 :
吾輩は名無しである:04/06/03 12:42
コラっ!ですぞ
28 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/06/03 15:44
>>27 おいらのフレーズだあよ。
介護入門が受賞したら、話題の本になって介護意識や年金問題にまで
発展して世の中楽しみだあよ。
作者の資質は問わないでね。
30 :
吾輩は名無しである:04/06/03 19:40
31 :
吾輩は名無しである:04/06/03 23:30
モブ・ノリオ、介護入門・実践編、応用編を発表。
32 :
吾輩は名無しである:04/06/04 05:46
介護入門は第十章まで続いたそうな。
モブはそれだけで一生食えた。
33 :
吾輩は名無しである:04/06/04 06:43
最後には自分が介護される側になったモブ
34 :
吾輩は名無しである:04/06/04 19:27
あったかいタオルで肛門を拭くようになりました。
毎日新聞夕刊にモブの写真のってた。ほんとにお笑い系ですね。
36 :
吾輩は名無しである:04/06/05 00:04
>>35 うわっ、今度はどんな表情してるのかすっごい気になるw
明日図書館いってこよっと。
37 :
吾輩は名無しである:04/06/05 02:12
栗田有起「さぼりん」はないでしょ。
いい出来じゃなかった。
38 :
吾輩は名無しである:04/06/05 03:18
39 :
吾輩は名無しである:04/06/05 03:22
当選
勤労感謝の日
介護入門
落選
モグラホテル
悪意の手記
40 :
吾輩は名無しである:04/06/05 04:14
イトヤマ「勤労感謝の日」は無理なんじゃないの。
そもそもイトヤマは,今回ノミネートされない気がする。
41 :
吾輩は名無しである:04/06/05 18:18
ノミネートしたら、本人だけじゃなくて、いろんなとこにたいして「失礼」になるかも・・
川端賞のあとだからね。吉田修一のときの山本賞とは意味が違うような気がする
42 :
吾輩は名無しである:04/06/05 21:32
川端賞じゃ食えないからなあ。
権威は断然上だとしても。
だったら川端賞受賞作の単行本を出した際、直木賞候補にでもするか。
43 :
吾輩は名無しである:04/06/06 01:09
でも本人としちゃ,芥川賞が欲しくて欲しくてたまらないんだろうけどね。
川端賞よりも。
44 :
吾輩は名無しである:04/06/06 02:00
欲しい人より、その価値のある人にあげてほしいね
45 :
吾輩は名無しである:04/06/06 02:03
糸山には芥川賞のオーラがないな。
はったりでも良いからそういう空気は欲しい。
あの女おどおどし過ぎてるんだよ。
46 :
吾輩は名無しである:04/06/06 02:04
逆だろ?偉そう過ぎるんだろ?
47 :
吾輩は名無しである:04/06/06 02:32
いや、実際は偉そうに出来ない奴が偉そうなイメージの陰に隠れてるだけ。
いかにも出世したら扱いの面倒な種類の人間になりそうって感じだよ。
懐狭そうなんだ。
48 :
吾輩は名無しである:04/06/06 03:27
49 :
吾輩は名無しである:04/06/06 06:41
各候補に連絡が行ったようですよ。
ハニロウたんの正体はモブノリオ
51 :
吾輩は名無しである:04/06/06 19:44
いや、ハニロンたんの中の人は森健
52 :
吾輩は名無しである:04/06/07 04:38
介護入門はブームになるから是非芥川賞を。
候補にもならないなら
文春はちといけずだな。
53 :
吾輩は名無しである:04/06/07 07:41
介護入門がこれほど支持されるとはな。
創作板では静かな雨のほうが褒められてるのに。
かといって創作板はレベルがあがったという文学板住人もいるし。
なにが受賞するかわかるわけないさ。ああ、わからないさ。HAHA
創作文芸板の人間としては「介護」の話なんて、応募者によって
もううんざりしてるほど書かれているから、今更評価はできないんじゃないかな?
語り口を面白くしただけで、内容は祖母を想う孫って至って普通の話だし。
俺も昨年某文学賞に変わった切り口の介護作品を書いたら、最終まで
いったが、選評で「最近の応募者は介護や引きこもりを書いて、まるで
自分だけが社会的な大問題を取り上げているかのような部分がある」と叩かれた。
また、「介護、引きこもり、DVなどだけで応募数のかなりのパーセンテージを
占めていた」とも。
「静かな雨」はベタな話、ベタな文体だが、それでもしっかりと読ませるものが
あったから評価されてるんじゃない。
55 :
吾輩は名無しである:04/06/07 09:33
ところで少し前の話になるが
文學界に掲載された村上春樹の「街とその不確かな壁」が
芥川賞候補にならなかったのはどうしてだろう。
デビュー作と第一作が立て続けに芥川賞候補にされたから
三作目でしかも文學界だし絶対候補になると思ったのだが。
かなり前の話だな。
>>54 >もううんざりしてるほど書かれているから、今更評価はできないんじゃないかな?
文学界スレの話なら、そんな大層なものじゃない。
ばなな江國風の文章が好きな人が静かな雨を絶賛してるのと、
介護入門の読み難さに挫折した人が多いだけだよ。
「静かな雨」・・・読みやすくて雰囲気もあっていい!
「介護入門」・・・これしんどいよ、読めねぇよ!
って感じで。
58 :
ファロスマン ◆FTa/HQEoL2 :04/06/07 19:13
文学界月評の半期回顧みたけど、駄目だね、ぜんぜん駄目。
だいたい新人に、方法だの実験だの思想求めてどうするよ?
新人作品はおれも読んでるけど、まず下手すぎんだよみんな。
技術よりもっと前の、文章力、筆力の問題。
そこで俺様が、純粋に「書けるかどうか」だけで選んだベスト5。
↓
59 :
ファロスマン ◆FTa/HQEoL2 :04/06/07 19:37
青山真治「蜘蛛の家」新潮4月
最低でもこれぐらい書けない奴には新人賞出すな。
宮下奈津「静かな雨」文学界6月
言葉がぴたっとはまってる。糸糸山、吉村、長嶋、吉田あたりよりうまい。
なんでモブとか、あんな落書みたいのを賞にしたのか、文春の見識を問いたい。
佐藤友哉「大洪水の小さな家」新潮5月
こいつの文章は、かなりキテる。いずれすごいの書いて、舞城なんか軽く超えるぞ。
平田俊子「二人乗り」群像6月
言葉の商売やってりゃ、それだけのものはある。
佐川光晴「弔いのあと」文学界5月
「巨匠」としか言いようがない。神技。
お前はBARでおさむと遊んでるだけかと思った。
61 :
吾輩は名無しである:04/06/07 20:24
バスロマンってわざとそんなアホを演じているの?
そのベスト5になんの疑問も感じないの?突っ込まれる、ってことは範疇にない?
62 :
ファロスマン ◆FTa/HQEoL2 :04/06/07 20:39
>>60 能ある鷹は爪を隠すってやつだよ!
>>61 お前のようなザコとは審美眼のレベルがちげえんだよ!
63 :
ファロスマン ◆FTa/HQEoL2 :04/06/07 20:42
>>61 だったらお前が突っ込んでみろよ!
ろくな突っ込みも入れられねえ癖に偉そうにしてんじゃねえよ!
61はイトヤマかモブ
静かな雨と介護入門を比べて、そしてその上で静かな雨の方を良しとする人がいるんだな。
たしかに読みやすいし、わかりやすいし、綺麗にまとまってるし。
介護入門は最後まで読んだの? そいでその評価?
66 :
ファロスマン ◆FTa/HQEoL2 :04/06/07 21:18
さっきも言ったが、59の基準は「筆力、文章力」一本だ
介護入門は、作者があの文体を持て余して、息切れしてるようなとこが多かった
糸糸山みたいに、ボロが出そうなとこは削っちゃうよりは、潔くていいが
潔いだけでは小説は書けんよ
67 :
吾輩は名無しである:04/06/07 21:19
このスレにはハニロウたん以外のコテは不要。
今から3つ数えるうちにデテケ( ゚Д゚)
プププ 関係者必死
69 :
吾輩は名無しである:04/06/07 21:31
ハニロウちゃんと仕事しろ。アホ。
>>62 一応小説を読んでいることを評価しただけだ。
隠すほどの爪はない。
72 :
吾輩は名無しである:04/06/08 02:17
つまりは新しいポジションを獲得できるか否かではなかろうか。
プロの世界は厳しい。
既存の作家とキャラが被ってしまっては、到底新人作家は売れない。
純文学とはいえ作家需要が生まれるか否かは
これまでになかった新しいポジションが作れるかどうかにかかっている。
宮下の作品を読んで、選考委員たちは江国やばななで食い尽くされている
市場に食い込む余地なしと考えたのだろうし
モブの作風を新しいポジションとして受け取ったに違いない。
どんなに作品のクウォリティーが高くても
既存作家と被ってしまっているならば、新人としては致命的だ。
それが懸賞小説の世界である。
73 :
吾輩は名無しである:04/06/08 15:54
さてさて今回の候補はなかなか新顔が揃ったね。
毎回新顔が揃うのが当たり前だからね。
やはり二回、三回と候補になるのは難しいようだ。
前と同じレベルじゃダメだものね。
75 :
吾輩は名無しである:04/06/08 16:17
糸糸山は落ちてモブと十文字が入りましたとさ
芥川賞とってもさ、5年後の世間からはほとんど忘れられて
んだろうから、意味ないだろ、記録に残っても。
77 :
吾輩は名無しである:04/06/08 16:59
それは結果であるから。
無名の新人がチャンスを与えられるのだから、ありがたいもんだ。
売れた人にやる賞じゃないからね。
小説のためにもこうした賞が機能するべきだ。
すでに売れてる人に与える賞を受賞した人が売れ続けるのは当たり前。
候補になるだけでも盛り上がってええもんじゃ。
なんか寂しいなぁ、芥川賞。
ずいぶん地味な文学賞になっちまったね。
かといって、日本の文化全般にもまた、
ある種の哀愁は漂っているわけだが。
>>78 でも、前回みたいに花火が打ちあがると、それはそれで叩かれるしなぁ。
>>75 このスレで、十文字の名前が正式に出たのは初めてじゃないか?
読んだけどたいして印象に残らなかったけど。「狐嫁入乃虜」だっけ?
途中作者が話に介入するところはぶっ飛んだけど。
候補者全部知りたい。
81 :
吾輩は名無しである:04/06/09 12:53
芥川賞の選考委員で懸賞小説の選考も留任しているのは
山田詠美が小説現代をやっていて
高樹のぶ子が朝日をやっていて
宮本輝が北日本をやっているくらいか。
82 :
吾輩は名無しである:04/06/09 16:16
三島賞選評を読んできたよ。
どの作品が受賞してもおかしくないくらい、前年までと比べてハイレベルだったようだね。
鹿嶋田の四姉妹殺人事件があともうちょいで受賞できたようだ。
宮本輝が猛反対して二作受賞とはならなかったようだ。
嶽本については前回のエミリーの方が良かったとどいつも言ってる。
らららに関しては文句なしの全会一致でやんす、おめでとちゃん!
鹿島田のを読んで「この作品には内面しかない」なんて言うような人と
一緒に選考委員やってるのを、
福田や島田は恥ずかしいとは思ってないのだろうか。
84 :
吾輩は名無しである:04/06/09 18:16
恥ずかしいを通り越してシーラカンスが目の前にいると思ってる。
今週のSPA!の福田と坪内の対談も三島賞が話題だったよ。
それによると、らららの受賞に反対したのは島田だけ。
鹿島田のダブル受賞には、テルと高樹が強硬に反対。
筒井が文書での回答だったらしいから、
筒井がいたら受賞していたのかもしれないな。
86 :
吾輩は名無しである:04/06/09 21:44
筒井は文章回答か。
文章回答は意味をなさない。
鹿嶋田もしくじったな。
87 :
吾輩は名無しである:04/06/09 22:01
hhh
88 :
吾輩は名無しである :04/06/09 23:18
>>86 筒井のマネジャが悪いらしい。どっかの学校で講演だそう。
新潮45に書いてた。
89 :
吾輩は名無しである:04/06/09 23:39
90 :
吾輩は名無しである:04/06/10 14:30
筒井のように大いなる助走を執筆した作者が
選考会を営業で休むとは
話にならんわ。
筒井くらいは選考を真剣に行うだろうと思うじゃないか。
大いなる助走の作者がこの体たらくなのだから、どうしようもないな。
講演の方がずっと先にスケジュールに入ってたらしいぞ。
んで、わりと直前になって選考会の日が決まり、被ってしまったとか。
やっぱりマネージャーが悪かったのかな。よくわからんが。
今回、昔の友達が候補になる可能性があるんだけど、
候補がいつ発表されるとか正確な日にちって分かる。
発表自体は時事通信あたりが一番早いかな?
>>93 だから、昔の友達だって。文学板の人間が文盲かよ。
なんだその馬鹿丸出しのコテハンは。知らないなら口出すな。
95 :
吾輩は名無しである:04/06/10 18:43
候補者には連絡がすでに行っている。
選考委員にも作品が送られている。
候補の発表は一ヵ月後だが。
>>94 「昔の友達」なら今だって連絡の取りようはあるだろう。
あと、文盲っていうのは、そもそも文字が読めないことをいう。
むかついたので、芥川賞の候補発表の日なんて教えてやるもんか。
どうせ金原ひとみの「昔の友達」みたいに、金でもたかりに行くんだろう?
97 :
吾輩は名無しである :04/06/10 20:35
>>94 93くらいのレスでひどい怒りようだな。
怖い人だ。
98 :
パチプー文学おやじ ◆TJ9qoWuqvA :04/06/10 20:43
いよいよ芥川賞・直木賞選考会も来月にせまった。
パチも出たり出なかったりで前に進まない。
しかたがないので芥川賞全集選評を読む。
瀧井孝作のボケの入った評語には笑える。
中上健次「岬」への選評。
『中上健次氏の「岬」は紀州新宮あたりの土方一家の話らしいが、人物
がゴチャゴチャして、描写も何もない、わけのわからんものと私は見た』
こんな評を残しつつ後日、新世代の大型新人。選考会は全会一致の満票
で決した。などとコロリと評価を変える。(この時は岡松和夫とのダブル
受賞。)
文学といえども所詮ひとがやってること。こんなもんです。
>『中上健次氏の「岬」は紀州新宮あたりの土方一家の話らしいが、人物
>がゴチャゴチャして、描写も何もない、わけのわからんものと私は見た』
ここまでくると、すがすがしさすら感じるな。
輝みたいなポジションの人は、いつの時代にもいたのかも。
100 :
吾輩は名無しである:04/06/11 01:02
鹿島田は入らないかな?
文学界のベスト5で二人とも1位にしてたけど
101 :
吾輩は名無しである:04/06/11 03:08
>>98 ちょうど私も今日その箇所読んだところでした。
『岬』読みにくかったけど、私も力技にやられました。
芥川賞って、筆致の勢いが命だと改めて感じました。
鹿嶋田も惜しいところで三島賞受賞を逃したね。
芥川賞でも宮本輝がまた立ちはだかるわけだが
過半数が取れればいいのでありかな。
ただ三島賞を落選した作品をノミネートさせるのだろうか。
103 :
吾輩は名無しである:04/06/11 09:12
「蹴りたい背中」が野間文芸新人賞の落選作だから、
鹿嶋田にも可能性はあると思う。
104 :
吾輩は名無しである:04/06/11 09:19
鹿嶋田ノミネートか。たしかにあり得るかも。受賞はできないだろうけど。
105 :
パチプー文学おやじ ◆TJ9qoWuqvA :04/06/11 09:43
むかし芥川賞の受賞作品に対する感想を街頭インタビューした
ニュースで60代のジイさんの回答に、
『今の文学はわからんよ。「限りなく・・」なんだったか。今度
(宮本輝「蛍川」を指す)のはいいんじゃないの、批評なんか見ると
叙情的で。読まないけど』
読まない。と言う返事がジイさんらしい。これを見た時「わかってねーな」
と思ったが昨今の受賞作・候補作をみるとこの時のジイさんの談話が
痛切に身に沁みる。歳をとったか。
鹿島田が仮にノミネートされたとしても、
古井と池沢くらいしか票は入れないんじゃない?
きっと十月までに本になって野間新受賞だよ。
笙野も奥泉も川村も推してくれるだろうし。
107 :
吾輩は名無しである:04/06/11 14:17
文芸誌掲載で候補になって、単行本になってまた候補になる期間が延長するという仕組みだな。
星野のファンタジスタも砂の惑星が芥川賞候補になったのがずいぶん前だったから
かなりタイムロスがあった上で野間新だった。
絲山(文學界)
栗田(すばる)
鹿嶋田(新潮)
モブ(文學界)
文則(新潮)
あたりでっか?
鹿島田の四姉妹って、芥候補としては長すぎでは?
今年後半の野間新で手打ちなのではないかすら
ともかく、あの騒ぎのあとで芥とるのは辛かろうにな。比べられるし
109 :
吾輩は名無しである:04/06/11 19:51
250以内ならいいんでしょ?
鹿島田は何枚?
昔の選評読み直すと面白いね。
平野が高い評価を受けてたのは、まあ記憶に新しいところだけど
他にも、安部公房がけっこう微妙な評価だったりするし。
111 :
吾輩は名無しである:04/06/11 21:57
鹿島田はたしか200枚ぐらいじゃなかった?
そんなに長くなかったと思うけど…
400枚くらいだったのでは?思い違いだったらゴメソ
113 :
吾輩は名無しである:04/06/12 01:07
小谷真生子がペンネームで書いているね。有力
114 :
吾輩は名無しである:04/06/12 01:25
>>113 何ていうペンネームでどこに書いてるの?
115 :
吾輩は名無しである:04/06/12 01:47
鹿島田の、新潮の目次には220枚ってあるよ。
116 :
吾輩は名無しである:04/06/12 07:23
小谷真生子ってテレ東の夜ニュースやってるおばちゃん?
117 :
吾輩は名無しである:04/06/12 23:06
舞城にあげなきゃ!!!
このまま芥川は落ちぶれて終わりだよ
三島が権威ある賞に取って代わるよな
とう思う?
118 :
吾輩は名無しである:04/06/12 23:25
舞城は選考委員が受け入れるわけがない。
三島賞なんて文学板以外の奴、
ほとんど知らないだろ。
芥川賞を取っていない村上春樹や島田雅彦が
野間新を受賞したところで、全然知名度ないし。
119 :
吾輩は名無しである:04/06/12 23:35
野間新を受賞すると群像に一枚2000円で原稿を載せてもらえるらしいぞ!
120 :
吾輩は名無しである:04/06/12 23:36
舞城はいいね!!
同級生の首をきりたくなるような人間に
読んでもらいたい小説を
もっと文学愛好家以外の人にも知らせてあげられる賞が
必要だと思う
馬鹿女とか不細工男に、チラホラされる芥川よりも
チラホラ?
122 :
吾輩は名無しである:04/06/13 00:45
チンチラって犬の種類?
124 :
吾輩は名無しである:04/06/13 00:47
チラチラ?
カンテラで君の行く手を照らす
126 :
弧高の鬼才 ◆auSqARo302 :04/06/13 00:48
チンピラの間違いだろ
馬鹿女とか不細工男に、チ☆ン☆ピ☆ラされる芥川よりも
キンピラもおいしいね☆
128 :
弧高の鬼才 ◆auSqARo302 :04/06/13 00:58
パンチラはうれしいね!
129 :
吾輩は名無しである:04/06/13 01:05
古谷麻美?
コンピラにお参り
アッチラは王様
132 :
弧高の鬼才 ◆auSqARo302 :04/06/13 01:15
まあ結局は カンダタですよね。
134 :
弧高の鬼才 ◆auSqARo302 :04/06/13 01:27
>>133あ まじ?
馬鹿女とか不細工男に、チラホラされる芥川よりも
チラホラ⇒チヤホヤだろ!!
これでいいな。終了。
135 :
↑バカねー、頭悪そー:04/06/13 01:45
・・
チヱホフ?
すまん、俺が余計なことを言ったばかりにネタ大会になってる…orz
138 :
吾輩は名無しである:04/06/13 10:01
りさたんが野間新に落選したあと芥川賞をとったように
鹿嶋田も三島に落選したあと芥川賞をとる予感。
139 :
吾輩は名無しである:04/06/14 11:11
age
140 :
吾輩は名無しである:04/06/16 00:20
【6月12日(土)】
本格ミステリ大賞授賞パーティ@日本出版クラブ。
二次会三次会の話題は、第131回直木賞・芥川賞候補作、『空の境界』、佐世保の事件、少女マンガ、ジーコ・ジャパン、リレー小説、ユーロ2004など。
早くも業界関係者の間には候補作について
盛り上がっているんだな。
まったく羨ましい限りだ。誰かもらせや。
141 :
吾輩は名無しである:04/06/16 01:25
>誰かもらせや。
それらしいのは来てるけど・・本物かなあ
73 :吾輩は名無しである :04/06/08 15:54
さてさて今回の候補はなかなか新顔が揃ったね。
毎回新顔が揃うのが当たり前だからね。
やはり二回、三回と候補になるのは難しいようだ。
前と同じレベルじゃダメだものね。
78 :吾輩は名無しである :04/06/08 17:11
なんか寂しいなぁ、芥川賞。
ずいぶん地味な文学賞になっちまったね。
かといって、日本の文化全般にもまた、
ある種の哀愁は漂っているわけだが。
これによると、「地味」な「新顔」が揃ってる、と
とりあえずこれに乗っとくと・・消去法で・・
まず候補暦のある香具師は消去できる
糸糸山、佐川、中村文、栗田、安達
初候補だが派手な香具師も消去できる
舞城、佐藤友、モブ
って感じで消してくと、かなり絞られるな・・
>>141 「さてさて」って胡散臭いしゃべり方するヤツの発言をよくそこまで真に受けられるな
そんなに真に受けてないが、とりあえず乗ってみようか・・ってとこ
口調が同じだから73=78だと思うけど、
「さてさて」のほかに「なっちまった」とか「ある種の」とか
業界人のオサーンぽい雰囲気は、醸し出してる気がする・・
145 :
吾輩は名無しである:04/06/16 03:24
鹿嶋田でしょ。プラス栗田でしょ。
若い女と便秘持ちの中年女で決定。
146 :
吾輩は名無しである:04/06/16 04:31
前々回が文春ふたつ候補になってるし
糸糸山とモブ同時候補もありえると思う。
静かな雨を候補にして笑いを取るって可能性も否定できんが。
で、あとは栗田と中村と十文字かな
笑いっつーか嫌味っつーかw
148 :
吾輩は名無しである:04/06/16 12:14
最近、群像がぱっとしないねぇ……
十文字実香を受賞させる時点で、群像は未来を失った。
ハニロウが消えた
156 :
吾輩は名無しである:04/06/17 03:28
158 :
パチプー文学おやじ ◆TJ9qoWuqvA :04/06/18 00:30
むかし話をひとつ。
二十代の頃、愛知県に住んでいた。名古屋に本部がある同人雑誌「作家」例会
に参加したことがある。ここの例会は会場費を出せば誰でも当時は参加できた。
主催者は戦後第一回芥川賞受賞の小谷剛。(受賞作は「確証」)
この時はじめて小説家という人種をナマで見た。この作家というのは全国レベル
で五指にはいる超名門。小谷剛は同人誌のドンと呼べる人物。職業は産婦人科医。
ここで小谷大先生の逆鱗にふれる発言をポロリとやってしまったから、さーあ
大変。怖い物知らずでしたねぇあの頃は。
160 :
吾輩は名無しである:04/06/20 18:12
糞コテの馬鹿発言のせいでスレストか。
161 :
吾輩は名無しである:04/06/23 15:34
●●速報・第131回芥川賞候補決定●●
絲山秋子 「勤労感謝の日」 (文學界5月号)
鹿島田真希 「白バラ四姉妹殺人事件」 (新潮3月号)
栗田有起 「オテル・モル」 (すばる6月号)
西田宣子 「楽髪」 (文學界6月号)
モブ・ノリオ 「介護入門」 (文學界6月号)
選考委員会は7月15日(木)午後5時より築地・新喜楽で開催されます。
財団法人 日本文学振興会
うそつけ
163 :
吾輩は名無しである:04/06/23 17:55
早すぎw
でも、文學界の同人をいれるあたりが妙にリアルだ。
164 :
吾輩は名無しである:04/06/23 22:47
モブ以外は正直わからん
絲山秋子 「勤労感謝の日」 (文學界5月号)
モブ・ノリオ 「介護入門」 (文學界6月号)
政治的に言ってこの2つは確定
166 :
吾輩は名無しである:04/06/23 23:47
佐川光晴さんの『灰色の瞳』はどうでしょうか?
初出は去年ですが、単行本として発売されたのは今年ですし。
167 :
吾輩は名無しである :04/06/23 23:49
初出が去年ならだめー
>>161これ、本当なんじゃねーの?
昨日、書店に行ったら、普通に直木賞候補作がデカデカと貼ってあって、
平積みされてたぞ。
ランディーの「富士山」が入ってたのにはびっくりしたけど・・・
いや、芥川賞はしらんよ
169 :
吾輩は名無しである:04/06/24 08:31
佐川くるかもー?
佐川光晴も文學界6月号に書いてるから充分ありそうだあよ。
でもモグラホテルと四姉妹がともに200枚超えだから
合計五作候補くらいかなあ。
まあその二作が本当に候補になってるかわからないけど。
中村の悪意の手記も240枚か。これも候補になってるかどうか微妙だが。
中村、佐川も来るこれも確定
>>169 ん?俺のは嘘じゃないよ。
なおきが発表されてるなら、あくたがわも発表されてるのかなって
思っただけ。
らんでぃーって書いたから、嘘臭く感じたのかな・・・
嘘ついてるなら書店だが、ワンコーナーまで作って、買え!って感じ
だったぞ。
あれで嘘なら詐欺だろW
ちなみになお
東野 げんや
奥田 ぶらんこ
らん ふじさん
熊谷 かいこう
伊坂 ちるどれん
もう一人いたような、いなかったような・・・
忘れた、スマソ
もう一人いた気がするので、また時間がありそうなら、
確認にいってくるよ。
大阪の梅田なんだが、暇な人いたら場所教えるよ。
でかい書店まわれば、すぐに見つかるが・・・
175 :
吾輩は名無しである:04/06/24 21:38
俺は大手書店の社員だが、そんな情報きてないぞ。
どういうことだ?富士山も普通に置いてるだけだし。
候補作の正式な発表は選考会の1週間前だったはず。
178 :
吾輩は名無しである:04/06/24 23:20
関係者に近い人か
179 :
吾輩は名無しである:04/06/25 00:32
芥川賞ってやっぱり恋愛とか男女の色恋とか性を扱ってないとダメなの?
180 :
吾輩は名無しである :04/06/25 00:36
>>179 笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」を嫁
181 :
吾輩は名無しである:04/06/25 04:10
>>180 あればっかりは最悪だった。
でも芝浦埠頭には行ったよ。
社会の教科書に載っていたコンビナートを見ることができて感謝。
しかしちょいと前の芥川賞は一部の人を除いてマイナーだね。
この賞が落ち目になったのは、彼らのその後の精進が何もなかったこと、
ないも生み出してこなかったことを示しているのではないでしょうか。
審査員にも問題があったように思います
目取真俊、室井光弘、吉目木晴彦、藤原智美、
松村栄子、辺見庸、荻野アンナ、滝沢美恵子、大岡玲
新井満、三浦清宏
みなさん誰ですか?
辻と柳のW受賞くらいから、盛り返し始めたな。
184 :
吾輩は名無しである:04/06/27 22:43
182に出てる人たちより辻にあげたのが問題
奴のは小説の体を成した悪文
185 :
吾輩は名無しである:04/06/27 22:48
>>184 そんなお前は辻を読んだことはないだろw
186 :
吾輩は名無しである:04/06/27 22:51
>>182 辺見庸を知らないのは、さすがにお前の単純な無知だろ
他の作家はともかく、辺見は結構活躍してるよ
それと、芥川賞受賞者がその後活躍していないのは、作家個人の問題であって
選考委員の責任ではない
187 :
吾輩は名無しである:04/06/27 22:54
>>182 目取真を知らないのは、さすがにお前の単純な無知だろ
他の作家はともかく、目取真は結構活躍してるよ
今度作品が映画化されて、国際映画祭にも出品されるっつーのに。
そうは言っても、彼らを受賞させて春樹、詠美、島田が落ちてるわけだしなあ。
189 :
吾輩は名無しである:04/06/27 22:57
>>188 こういうこと言ってる奴は「芥川賞」を過大評価してるんだよ。
芥川賞なんて数ある賞の中の「ひとつの賞」に過ぎないのに・・・。
190 :
吾輩は名無しである:04/06/27 23:00
芥川賞は所詮は新人賞だからね
その後飛躍するかどうかは作家個人の問題だよな
レコード大賞新人賞受賞してその後消えた歌手なんてたくさんいるし、
新人賞受賞できなかったけど、レコード大賞受賞した歌手もたくさんいる。
辺見は作家としてよりも何かと発言する人として有名じゃないか?
「赤い橋の下のぬるい水」が映画化されたけど、
知名度の点では劣る、位の意味じゃないの?
>>182が言うのは。
192 :
吾輩は名無しである:04/06/27 23:06
だから知名度低くないって
むしろ知名度のある作家だよ
193 :
吾輩は名無しである:04/06/27 23:07
>>191 普段あまり本を読まないだろ
普通に本読んでる人間なら辺見庸を知らないなんてあり得ない
気合だぁぁぁぁぁぁぁ!!!
おい!おい!おい!おい!
おい!おい!おい!おい!
おい!おい!おい!おい!
おい!おい!おい!おい!
おい!おい!おい!おい!
>>193 だから俺は知ってるって。
辺見が「小説を書いてる場合じゃない」などと発言してるんだわ。
>>195 だから知名度が低いなんてこたぁないって言ってんだよ
低いだろ。一般市民にとっちゃ。この板にいる奴らの平均とったってしゃーねーだろ。
マニアなんだから。
う〜ん
たくさんのレスポンスありやとw
>>183 わしもそーおもう
>>186 >>192 変見よう 知ってるけどこんなおっさんにあげてどーする?って感じで入れた
>>187 御意。コレは俺の無知ね
>>188 胴衣
>>189 だよね。だけど…
>>190 たしかに
>>193 俺も知ってるってばw
>>195 俺もそう思う
182に書かなかった人はがんばってると思う。
荒いマンとか大岡とかオギノ式は俺に言わせればなんちゃって作家、詐欺師山師だぜってことをいいたかったんですわ。
後の人はただ知らないマイナーな人(スマソ
芥川賞失われた10年の戦犯。
では寝る おもろかった。作家志望者はがんばれよ
199 :
吾輩は名無しである:04/06/28 08:56
春樹や島田を落としてるとか逝ってるやつは豊崎のキモ文章でも読んでなさい
どうやら昔の友達は候補入りしたようです。
絲山最有力だろうけど頑張ってほしいな。
初候補じゃ難しいか
昔の友達……モブ?
と釣られてみる。
202 :
吾輩は名無しである:04/06/28 19:31
マンイチが受賞して一年か
早いな
友香が候補の内定を頂いたようです。
やっぱり秋山だろうね。
205 :
吾輩は名無しである:04/07/01 18:16
柴崎友香のことか?
それは充分ありえる話だな。
『きょうのできごとのつづきのできごと』って映画になった奴だっけ。
文藝掲載で、もう単行本化されてるよね。
これはただのマジ情報かな。
でもだったらバラしちゃ駄目だよ、おたんちん。
206 :
吾輩は名無しである:04/07/01 18:18
しっかし懸賞小説を経ないでデビューしてる人ってどうやってるんだべ。
謎だなあ。
内緒にしないで教えてくんろ、柴崎さん。
207 :
吾輩は名無しである :04/07/01 18:20
話題の映画の原作、ってまた話題作りか。
文春。けなげさに涙が出るよ。
208 :
吾輩は名無しである:04/07/01 18:47
>206
うろおぼえですが柴崎友香はたしか文芸賞の最終選考までは残ったことがあった。
鹿島田真希か濱田順子(この人まだ書いてるのかな)が受賞したときだったと思うけど
実際にバックナンバーをあたってみないとわからないな・・・。
209 :
吾輩は名無しである:04/07/01 18:52
>>208 サンクス。調べてみます(どうやって?)
210 :
吾輩は名無しである :04/07/01 18:53
だから文学賞に応募することは無駄じゃないんだな。
選考に漏れても、編集者に拾われることもある。源一郎もそうだった。
211 :
吾輩は名無しである:04/07/01 21:05
>>204の
>>92は偽者。俺がいうんだから間違いない。
たぶん
>>204は俺に叩かれた深田恭子とかなんとかいう糞コテ。
俺の友人はまったくの別人。モブでもない。
212 :
吾輩は名無しである:04/07/01 21:06
奥泉光もうそうだった。
×奥泉光もうそうだった。
○奥泉光もそうだった。
214 :
吾輩は名無しである:04/07/01 21:36
奥泉光は元々コネで最終選考にぶちこまれて、落ちたけど次の号には載った。
伊集院も同じ方式だわな。
源一郎は群像長編新人賞の優秀作を受賞してますがな。
7月に入ったのに、盛り上がりに欠けるね。
出来レースずらから
218 :
吾輩は名無しである:04/07/02 02:46
前回の今ごろ、誰が綿矢りさが芥川賞をとるなんておもっただろうか!
つーことで、今回は森健が芥川賞受賞となる。マチガイない。
もう候補者って決まったの?
候補作はとっくに決まってる。まだ公表されていないだけ。
221 :
吾輩は名無しである:04/07/02 13:32
>>215 この過疎スレで一時間以内にレスする時点で
認めてるのと同じ。しかも、これまでしばらくは
コテでカキコしてなかったのに。
別に怒らないから認めればどうだい?
223 :
吾輩は名無しである:04/07/02 16:28
>>222 たぶん色々わかっていない人だが、初々しくて可愛いぞ。
224 :
吾輩は名無しである:04/07/02 20:13
新球団はオリックスが八割、近鉄が二割の出資か。
これはもう殆んどオリックスではないか。
>>221 あのう・・・。
自分のトリップも忘れるぐらいの糞コテなんですが、
あなたのしょうもない書き込みには、
いちいち名無しで絡み続ける動機すら、私にはありません。
ただ、あなたの自意識過剰ぶりには、ちょっと「うぜー」とは思った。
あと、付け加えるならば、
お前のような馬鹿がはびこるから、この良スレも過疎化するんだよ。
>>227 コテだから叩かれたのではなくて、
名無しの書き込みに対して、勝手に「コテのしわざ」と
言いがかりをつけたおっさんがいただけの話。
(あの馬鹿と縁切っといてよかったよ…)
230 :
吾輩は名無しである:04/07/03 15:12
候補の発表っていつだったっけ
,-, ,、
│.|,,,、 |`゙,! r-、 |゙'┐ l''''i、
,,--" ゙ ,,フ | | 1'i、.l゙ .| ,| .〔,,-‐'''二ニ,,"'''i、 __少--'" _,,,,,,>
.'ヽ-i、 jニミ、 | .゙l,,、| | | .冖i、 l.,へ-‐''″ ││ .!ヽ,,,, ,r'゙|.,,"
,,.,r_、 .,〉 .r,、 .| .y,,ノ| .,,,,,ィ''" .i「` _,,-'"`゙,7 } l゙ ,,,7-," .,〃
|`〔-,!イ .l゙ l゙ ゙i、{ .| |丿 .| |,,,,、 ''ヽ-'リ l゙ l゙ / .'_.''「 ,i´
.| .''二i| .| ヽ .l゙ | .| ",,-'" ,,,,〃 ___,/,/ ./ / ,lンi、ヽ,、
l゙ l゙,,,,ノ .| ゙''゙ .,| | .゙''ヮ l゙ l゙`r'"゛ ゙''^ ,il'"ナ''|-,,゙''-、,、
.゙l,,,゙゙,,,,,i、.ミ,-i、,,、 | ゙l |、|,,,,,--i、,、 | .| ,、 ,,r",r‐" .,ア゙'-、,,,,,,,,i、
,,,--'',ン,r‐''¬―┘ l゙ | ir'"゙,ン-―---" ,! l゙ .l゙゙l、 ''″ `''I /
.l二-'" |丿 'ヮ-、、 l゙ l゙ `″ ヾ--、,,,,,,,,―" ゙l` _,,,,,,/┴――i、
,,l'" `-,,,,! `┘ `'ー--,,,,--ー''''′ \,,-‐'"゙゙''''''‐′
の自作自演が続いておりますw
皆様、どうか嘲笑って見てやってください。
とりあえず「包茎」とか書けばウケが取れると思ってるらしいあなたを嘲笑っておく。
候補作発表まであと一週間? そうしたら少しはこのスレも活性化するだろうか。
やあやあどもども、早稲田に講演会を聞きに行ってきたあよ。
群像の編集長も会社内では肩身が狭いそうで、
漫画や写真集もいいけど
文化事業も大事だと常に宣伝してまわっていないと群像が潰されそうになるとな。
芥川賞をとるとお偉いさんに褒めてもらえるそうな。
だからやっぱり芥川賞は取らないとやばいって。
234 :
吾輩は名無しである :04/07/04 00:25
今回は誰が取ってもつまらないったらありゃしないね。
235 :
吾輩は名無しである:04/07/04 00:26
そろそろ春樹が候補になるよな?
237 :
吾輩は名無しである:04/07/04 00:31
春樹の次回作あたり芥川候補で、、次に三島賞くんだろう。
春樹は風の歌とピンボールが候補になってたな。
三度目の候補がそろそろ回ってきてもおかしくないな。
いやいや、おれは春樹がブレイクするのは3年後とみてる。
240 :
吾輩は名無しである:04/07/04 00:34
これから再び春樹が芥川候補になるよ
必死に締め切りまでマックで書き直したハルキ[56]笑
しかも郵便局までダッシュ
242 :
吾輩は名無しである:04/07/04 00:38
春樹と島田雅彦が和解したらしい
243 :
吾輩は名無しである :04/07/04 00:58
朝日新聞の島田のアホコラムはなんとかならんのかね。
毎回ひどいぞ。
244 :
吾輩は名無しである :04/07/04 00:59
あ、文芸時評はまだいいとして、土曜日の快楽急行な。タイトルもアレだけどな。
245 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:01
島田って春樹に噛み付くけど、本当実力に差がありすぎ
島田は結構面白い作家だと思うけど、名前勝ちしてる点でちょっとおばか。
これで普通に芥川賞とっていて、大学教授でもなかったら
割と好感の持てる作家な気がする。
浅田彰氏は「村上春樹・島田雅彦が芥川賞を受賞できなかったことで、
芥川賞の歴史的意義はもうなくなった」という発言をしてます。
248 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:31
>>247 「綿矢りさが芥川賞を受賞したことで、芥川賞はもう一度歴史的意義をとりもどした」
by 俺。
249 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:34
「綿矢が受賞したことで当分ぬけるな」BY福田和也
250 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:36
三島だって受賞してないんだから、いいじゃんよう。
251 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:38
「本当はりさに受賞させたかったんだよ」(BY福田
252 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:40
いやいや、そういう意味ではなく
三島由紀夫が芥川賞を受賞していないということだ。
253 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:41
何回同じこと書かせりゃわかるのかね。
芥川賞・直木賞てのは文藝春秋とオール讀物の販促でやってんだから、
歴史的意義なんてのはどうでもいいの。
売れりゃいいの、カネになりゃいいの。
254 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:47
じゃあ次は木村拓也に受賞させ
255 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:52
news! 木村拓哉著「俺らの解放区」 芥川賞受賞決定!
news! ヨンサム著「夏のメガネ」 芥川賞受賞決定!
ベッカム著「自伝」 芥川賞受賞
257 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:56
星野にノーベル章
俺も何か作品書こうかと思った。
この賞の応募要綱とかの情報ソース希望
奥浩平「二十歳の墓標」 芥川賞候補決定!
260 :
吾輩は名無しである:04/07/04 13:49
>>258 この賞の要項は、短篇(40〜300)枚であることと、
どこかに作品を発表すればいい(新聞、文芸誌)という
二つの条件だけだよ。
だからどっかに発表しちゃえばそれでもうOK.
261 :
吾輩は名無しである:04/07/04 14:14
>>259 どこから持ち出したか、えらい懐かしい名前だな、奥浩平だなんて。
原口統三「二十歳のエチュード」とか高野悦子「二十歳の原点」
永山則夫「無知の涙」なんかよく読んだもんだ。
262 :
吾輩は名無しである:04/07/04 18:52
263 :
吾輩は名無しである:04/07/04 19:05
>>262 ノミネートは別に不思議なことじゃない。
ただ三島賞受賞者で芥川賞も受賞した人っているの?
>>263 大岡玲、笙野頼子、堀江敏幸
三島賞では評論だったけど松浦寿輝も
265 :
吾輩は名無しである:04/07/04 19:17
>>260親切に、どうもありがとう。400字×何枚で、計算すればいいのかな。
>267
原稿用紙に書くものなの。
ワードのデータとかじゃだめなの。
269 :
吾輩は名無しである:04/07/04 20:04
「ケムリズム」
http://maijyo.vis.ne.jp/によれば、『好き好き大好き超愛してる。』が講談社から今月末に単行本化されるとのこと。
「ファウスト」に載った傑作『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』も同時収録らしい。
そういえば、2004年上半期の芥川賞に、舞城の『好き好き大好き超愛してる。』がノミネートされているらしい。
『文学賞メッタ斬り!』を読むかぎり、あの選考委員では舞城の(とりわけこの作品の)受賞は難しそうだが、
裏情報で入ってきた候補作一覧を見る限り、作家としては舞城があたま一つ飛びぬけていると思う。
かつて村上春樹およびその後の一連の「ポスト・ムラカミ」作家に賞をあげるタイミングを逸したことで、
芥川賞のオーソリティそのものが著しく損なわれた過去を考えると、舞城のこの作品に賞をやる勇気があるかどうかで、
長期的な芥川賞の(そして「純文学」なるものの)行方が占われるという気もする。
このあたりについては、おそらく芥川賞の発表(上半期は7月半ば)と同時期ぐらいに刊行される
「ユリイカ」の「文学賞」特集に20枚ほどの文章を書いたので、そちらも参照のこと。
270 :
吾輩は名無しである :04/07/04 20:14
舞条にはやらないだろうね。
271 :
吾輩は名無しである:04/07/04 20:41
タイトルがW浅野の頃のトレンディードラマだな。
272 :
吾輩は名無しである:04/07/04 21:12
>>267 手書きは少ないから、ワードのデータでもいいよ
273感謝
275 :
吾輩は名無しである:04/07/04 21:53
そろそろなんだから。まず春樹は文學界に短編を書かなきゃね。
276 :
吾輩は名無しである:04/07/04 22:35
真面目な話し
春樹が直木賞って絶対あり得ないの?
今さらあげたら逆に春樹のほうの権威が下がるのは分かるけどさ
277 :
吾輩は名無しである:04/07/04 22:54
舞城は顔出しNGだから芥川賞にノミネートされても辞退するんじゃないか?
278 :
吾輩は名無しである:04/07/04 23:02
三島賞はもらってるのに?
279 :
吾輩は名無しである:04/07/04 23:14
>>278 舞城は三島賞史上初めて授賞式に出席しなかった。
でもさすがに芥川賞となるとこういうのは許されないだろうから、
顔出しするか芥川賞辞退するしかないと思う。
280 :
吾輩は名無しである:04/07/04 23:29
村上春樹は芥川賞候補になった時NHKから電話がかかってきて、
「芥川賞受賞したらTVに出て下さい」と言われて断ったとエッセイに書いてた。
結局受賞できなかったから問題はなかったんだけど。
281 :
吾輩は名無しである:04/07/04 23:40
舞城はお面を被ればいいのだよ。
ねじ式の旅館の奴に出てきた知恵遅れの旦那がしてる奴。
282 :
吾輩は名無しである:04/07/05 00:37
4日の産経新聞の文芸時評で、仏文学者・鹿島茂と言う人が、
「絲山秋子は、舞城王太郎と並んで、いま芥川賞の最短距離にいる。」
って書いてあった。
舞城の候補入りはガチ?
受賞するかどうかは別にしてこれだけ文壇でもてはやされてる舞城が
そろそろ候補にならないのはおかしいと思う。
284 :
吾輩は名無しである:04/07/05 02:19
ていうか,舞城がこれだけ文壇でもてはやされてること自体がおかしいと思う。
モブたんはノミネートされないの?
286 :
吾輩は名無しである:04/07/05 02:40
287 :
吾輩は名無しである:04/07/05 03:07
顔だしはしないわけだから、候補になっても落選
それで名を上げようという魂胆だな。みえみえ
288 :
吾輩は名無しである:04/07/05 03:13
芥川賞候補になっただけで、そんなに名が上がるかな?
前回は候補自体話題になったけど、普通は新聞に小さく載る程度だし。
やはり、芥川賞は取らないと意味がないような…
289 :
○○速報○○:04/07/05 03:16
290 :
吾輩は名無しである:04/07/05 03:23
>>277 辞退されないように事前に連絡が行ってるらしいから
芥川賞にノミネートされたってことは辞退はないと思うよ。
舞城が候補入りか。また輝の血管が切れることになるな。
この上鹿島田やモブまで入っていた日にゃあ、もうどうなることやら。
293 :
吾輩は名無しである :04/07/05 14:56
いや、俺は
>>262の方を読んで「ああ、候補入りしたのかあ」と思ったんだけど。
まあ、こちらもガセの可能性はないわけじゃないだろうけどさ。
だからネタなんだって
297 :
吾輩は名無しである:04/07/06 05:10
298 :
吾輩は名無しである:04/07/06 19:03
舞城はパッキャラ摩道のほうが候補になってる場合もあるんじゃないか?
299 :
吾輩は名無しである:04/07/06 19:07
40歳くらいの婆が海の家にいるような格好でふらふらするなんて
日本広しといえども
蒲田と尼崎くらいだ。
300 :
吾輩は名無しである:04/07/06 20:13
エンターテインメント作家の村上や、作家気取りの政治家の石原や
渡辺の愛人の山田や、層化の宮本なんかの選考じゃどうしようもないべ。
良いこと言い過ぎ
だから早いとこ春樹に芥川やって選考委員になってもらわなきゃ。
303 :
吾輩は名無しである:04/07/06 20:20
304 :
吾輩は名無しである:04/07/06 21:40
木曜日には新聞にも載って、文春HPにも載るわけだから
そろそろ
漏らしてくれや。いつものパターンで。もう二日前やしええやろ、旦那。
305 :
吾輩は名無しである:04/07/06 21:58
モブたん確実
306 :
吾輩は名無しである :04/07/06 22:23
二日くらい待たれい
307 :
吾輩は名無しである:04/07/06 22:39
てかモブ受賞でいいよもう、面倒だし
介護入門は近年の新人レベルでは結構な佳作だろ
308 :
吾輩は名無しである :04/07/06 22:49
309 :
吾輩は名無しである:04/07/06 23:27
310 :
吾輩は名無しである :04/07/06 23:53
311 :
吾輩は名無しである:04/07/07 00:03
村上春樹「海辺のカフカ」(いまさらかよ!
312 :
吾輩は名無しである:04/07/07 00:15
>>311 ばか。長すぎるよ。もっと短いの書かなきゃ春樹は。
313 :
吾輩は名無しである:04/07/07 15:54
というか309とか見てると
ほんと人材不足だな。。最近て。。
314 :
吾輩は名無しである:04/07/07 16:26
315 :
吾輩は名無しである:04/07/07 16:27
読めてない以前に読んでないんだ。。ごめんね
春樹ネタツマラン
317 :
吾輩は名無しである:04/07/07 18:01
318 :
吾輩は名無しである:04/07/07 18:29
次の芥川賞は「羅生門」で決定
カフカなんてネタにもならないよ。
面白くもなんともない。
だいたい、250枚以内の短編じゃなきゃ受賞できないのに。
320 :
吾輩は名無しである:04/07/07 18:45
朝日の夕刊に候補者全員載ってました。芥川も直木も。
>>309と同じだったよ。
マジ情報だったんだね。ソースがいい加減だけど(笑)
図書館がまだやってるので、
もし候補作の文芸誌があったら借りてこようと思います。それじゃ。
321 :
吾輩は名無しである:04/07/07 18:46
>>312 てゆーか、長短の問題じゃないだろ?
春樹は芥川にも直木にもノミネートされねえよ。
賞の趣旨知ってる?
322 :
吾輩は名無しである:04/07/07 18:47
とりあえずー
石原坊やは舞城のこと論外扱いするだろうね。
323 :
吾輩は名無しである:04/07/07 18:58
324 :
I KNOW ITS OVER:04/07/07 19:00
あ、テルも三島賞でわからんとかいってたしなぁ
325 :
吾輩は名無しである:04/07/07 19:02
モブで決まりっていう雰囲気だな
326 :
I KNOW ITS OVER:04/07/07 19:03
どーでもいいや。この際、浜崎とかにとらせてまた話題を・・
>>320 朝日新聞夕刊見たけどマジのってないっす
by都民
豊崎がテレビブロスのコラムで「舞城が芥川賞とらないかな」と近況欄に書いてた。
そんなにいいか、舞城。
329 :
吾輩は名無しである :04/07/07 23:02
文学賞滅多切りは面白いよ。芥川直木のとこしか読んでないけど。
330 :
吾輩は名無しである:04/07/07 23:09
>>327 馬鹿、北海道版だけにしか載ってないんだよ。
331 :
吾輩は名無しである:04/07/07 23:23
333 :
吾輩は名無しである:04/07/08 01:41
>>327 都民って言っても殆んど山梨県なとこだろ?
うるしゃー
335 :
吾輩は名無しである:04/07/08 05:42
都民と言っても、小田原や春日部や木更津よりも都心に遠いです。
とは言っても、
候補の公式発表が本日なので、
新聞夕刊や文春HPにて、日本全国時間差なく、本日お届けします。
336 :
吾輩は名無しである:04/07/08 05:53
337 :
吾輩は名無しである:04/07/08 06:59
ほんとに今日?
今日だっていうソースを見せてほしい
前回は8日だったけど前々回は10日だったし
それか曜日で決まってるんですか
338 :
吾輩は名無しである:04/07/08 07:01
てか誰も真面目に予想してないね
ネタスレと化してる・・
>>282 におうぞ
綿谷・金原の盛り上がりを続けるには舞城しかない罠
340 :
吾輩は名無しである:04/07/08 09:02
沖田総司は女だった、に続く第二弾。
舞城王太郎は女だった、好ご期待!
で発表はほんとに今日なのか?
342 :
吾輩は名無しである:04/07/08 09:13
今日だ(断言)
だが文春のHP更新は夕方くらいになるから、
もし話題性があれば前回みたいに正午の時点で
ヤフーに載ったりするけどなあ。
まあ夕方くらいに文春HPを見てくれ。
舞城行くんじゃねえか
覆面作家なんて話題性じゅうぶんだし
好き好き大好きとかタイトルもアピールするし
パッキャラ魔道です。
舞城は閃光委員が認めるわけないとかいうけどさ
今の閃光委員にそんな根性ねえよな
綿矢をやったんだからさ
346 :
吾輩は名無しである:04/07/08 10:10
綿矢、舞城となったら、その次はもっと大変だぞw
奴ら以上の色物はもういないだろ。
NEVADAは?
あ、hanaeがいる!
モブで地味に介護ブーム
350 :
吾輩は名無しである:04/07/08 10:38
今まで考えたこともなかったけど,
舞城,女であってほしい……。
候補発表で「覆面作家が入った」って禿しくリリースして
発表で女が記者会見したらすごいことになるだろな
352 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:16
▽栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号)
▽佐川光晴「弔いのあと」(文学界5月号)
▽舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号)
▽松井雪子「日曜農園」(群像5月号)
▽モブ・ノリオ「介護入門」(文学界6月号)
【直木賞】伊坂幸太郎「チルドレン」(講談社)
▽奥田英朗「空中ブランコ」(文芸春秋)
▽北村薫「語り女(め)たち」(新潮社)
▽熊谷達也「邂逅(かいこう)の森」(文芸春秋)
▽田口ランディ「富士山」(文芸春秋)
▽東野圭吾「幻夜」(集英社)(共同通信)
353 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 11:17
354 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 11:18
モブと舞城と栗田は予想通りだあよ。
絲山や柴崎は入ってないね。
佐川と松井は順当でしょう。
おいらも候補作を読んでみよう。
355 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 11:22
実はおいらは昨日図書館に行って、あたりをつけて文芸誌を借りてきたのだあよ。
10冊まで借りられるんだけど、候補作が全部あったよ。
舞城のパッキャラ目当てだった群像五月号に松井雪子の日曜農園もあるし
絲山目当ての文學界五月号に佐川光晴もあるんだあよ。
モブはもう読んだから、残り四作もさくさくっと読んでしまおう。
また梗概をUPしてみるのだあよ。
356 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:24
>>352 おいイトヤマも入ってるぞ
6作品だな・・・
357 :
芥川賞候補は6人:04/07/08 11:25
▽絲山秋子「勤労感謝の日」(文学界5月号)
▽栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号)
▽佐川光晴「弔いのあと」(文学界5月号)
▽舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号)
▽松井雪子「日曜農園」(群像5月号)
▽モブ・ノリオ「介護入門」(文学界6月号)
358 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 11:26
あっ、本当だ。絲山さん、ごめんなさい。
おいらが慌てていて、一番上をコピベしてなかったよ。
なんかどきどきしちゃった。
ごめんちゃい。
当然勤労感謝の日も手元にあるぞよ。
359 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:27
353のソースみたけど
「異色の覆面作家も・・」
ってリリースになってるから
舞城で行くんじゃないか?
まえも3人娘を強調したリリースだったし
360 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 11:29
うっかり絲山さんを忘れてしまったのだあよ。
これは絲山秋子の受賞となるのかな。
第131回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が8日、次の通り決まった。選考会は15日夕、東京・築地の「新喜楽」で開かれる。
芥川賞候補になった舞城王太郎さんは2001年のデビュー以来、公の場にまったく姿を現さず、顔写真も経歴も明かしていない“覆面作家”。
異色の存在で文壇の話題になっている。
【芥川賞】絲山秋子「勤労感謝の日」(文学界5月号)▽栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号)▽佐川光晴「弔いのあと」(文学界5月号)
▽舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号)▽松井雪子「日曜農園」(群像5月号)▽モブ・ノリオ「介護入門」(文学界6月号)
【直木賞】伊坂幸太郎「チルドレン」(講談社)▽奥田英朗「空中ブランコ」(文芸春秋)▽北村薫「語り女(め)たち」(新潮社)
▽熊谷達也「邂逅(かいこう)の森」(文芸春秋)▽田口ランディ「富士山」(文芸春秋)▽東野圭吾「幻夜」(集英社)(共同通信)
361 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:30
芥川、直木賞候補決まる 異色の覆面作家も
第131回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が8日、次の通り決まった。
選考会は15日夕、東京・築地の「新喜楽」で開かれる。
芥川賞候補になった舞城王太郎さんは2001年のデビュー以来、
公の場にまったく姿を現さず、顔写真も経歴も明かしていない“覆面作家”。
異色の存在で文壇の話題になっている。
【芥川賞】絲山秋子「勤労感謝の日」・・・・
この↑書き方だから、明らかに舞城にスポットが行くようにしてるよ!!
362 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:34
ともかが候補になるなんて言ってたのは完全に釣りだったな。
逆に直木のランディなんかは当たってる。
絲山と栗田と舞城とモブがよそうとおり、松井と佐川が意外なとこか。
でも初ノミネートじゃないから別にどうってことないな。
363 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:34
村上春樹って落選じゃなく、断ったんじゃなかったっけ?
364 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:35
松井雪子は松雪泰子を連想させてしまうが
全然美人じゃない可能性が高い。
舞城王太郎ってミステリ作家だよなあ
スゲー
366 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:36
松本清張以来のミステリー作家受賞(予定
367 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:36
>>363 いえ、落選してます。
ピンボールは吉行が推したけど、だめやった。
ぜんたいに「順当」ってかんじだけど
舞城がくさいな
369 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:46
友達の友香がノミネートしてますなんて大嘘じゃったわい。あほくさ。
旧友がんがれ。獲ったら顔はだせよ。
371 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:48
けっきょくイトヤマとモブになるんだろ
372 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:49
今回は候補者が全員三十代。
前回と狙いを大きく変えましたな。
小野正嗣や安達千夏なんかも作品を発表してるけど
なかなか二度目のノミネートも難しいのだね。
今回はどれが受賞してもなるほどなあって納得だ。
373 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:50
文学界から3だけど、今度ばかりは文句いえないなー
タマが揃ってたからね。小野正嗣も6月号にいたんだよな
374 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:55
第131回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が8日、次の通り決まった。
選考会は15日夕、東京・築地の「新喜楽」で開かれる。
芥川賞候補になった舞城王太郎さんは2001年のデビュー以来、
公の場にまったく姿を現さず、顔写真も経歴も明かしていない“覆面作家”。
異色の存在で文壇の話題になっている。
【芥川賞】絲山秋子「勤労感謝の日」(文学界5月号)▽栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号)
▽佐川光晴「弔いのあと」(文学界5月号)▽舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号)
▽松井雪子「日曜農園」(群像5月号)▽モブ・ノリオ「介護入門」(文学界6月号)
【直木賞】伊坂幸太郎「チルドレン」(講談社)▽奥田英朗「空中ブランコ」(文芸春秋)
▽北村薫「語り女(め)たち」(新潮社)▽熊谷達也「邂逅(かいこう)の森」(文芸春秋)
▽田口ランディ「富士山」(文芸春秋)▽東野圭吾「幻夜」(集英社)(共同通信)
[7月8日10時58分更新]
375 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 11:56
短いのから読もう。勤労感謝と弔いは短い。
でも栗田のは長いけどさくさく読めて、時間は上の二作よりかからないかもしれない。
376 :
吾輩は名無しである:04/07/08 11:59
絲山と舞城の組み合わせだと、話題性てんこ盛りだな。
逆に栗田と佐川だと、なんとも貧相な組み合わせだ。
だがこうしておいて、
直木賞の方で派手にランディと東野で盛り上げるのかもしれん。
世の中バランスが大事だからな。
東野の幻夜は白夜行の続編なの?
378 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:04
絲山も作品はしょぼいよ
379 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:04
380 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:08
>>375 漏れはいつも刃二浪のあらすじで知ったかしてるんで
よろしくたのむよ
381 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:26
イトヤマにはすでに川端賞が出ているから,
今回,慌てて芥川賞も出るだろう。
後追いなのがかっこわるいが。
文学界から3つ、群像から2つ、すばるから1つ。
さてさて、舞城はさいきん地味な群像の救世主となれるかどうか。
輝と慎太郎がぶち切れることは確定だから、問題は
それ以外の委員からどれだけの評価をもらえるかだな。
383 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:34
もまいは73の大嘘つきさてさて男だなw
384 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:35
「勤労感謝の日」なんかで芥川賞がとれるのか?
ショボい小説だったが。
>>383 あんなのと一緒にするなよー。
俺の「さてさて」のあとには「、」が入ってるじゃないかぁ。
386 :
吾輩は名無しである:04/07/08 12:43
さてさて、モブのダブル受賞なるかw
文学界新人賞からストレートで取ったのは今まで何人?誰?
覆面作家の存在って面白いな。
>>386 結構いるような気がしていたんだけど、調べてみると少ないもんだねえ。
慎太郎、丸山健二、東峰夫、瀧澤美恵子の4人しか見つからなかった。
>>174、当たってるな……。
マジ情報だったのかしらん。
390 :
吾輩は名無しである:04/07/08 13:40
柴崎が入ってない芥川賞選考に保坂が激怒!
なんてな
391 :
吾輩は名無しである:04/07/08 13:57
>>376 ランディで盛り上げるって盗作屋としてか?
392 :
吾輩は名無しである:04/07/08 14:26
舞城が受賞した場合→
輝は猛反対、石原は若者パワーを絶賛、龍はポップ性を称賛
マスコミはすこし盛り上がる。文芸関係誌はかなり祭りになる。
糸糸山の場合→
みんなが褒める、石原は衝撃が足りんと反対
マスコミは病歴で少し話題になる
モブの場合→
輝罵倒、石原モラルの持ち主として褒める。龍、文はイケてるが頭が堅いと否定。
マスコミデビュー作受賞でほんの少し盛り上がる。
393 :
吾輩は名無しである:04/07/08 14:40
輝はもうどっか行ってくれよ
394 :
吾輩は名無しである:04/07/08 14:45
しかし舞城なんかを候補にするところを見てると
文壇も相当追いつめられてる気がする
>>395 舞城は『今更・・・』という感が否めないが。
397 :
吾輩は名無しである:04/07/08 16:20
作品よりも作家の登竜門みたいなもんだからな
舞城は出所がイロモノだから文壇の認知に時間かかったけど
そろそろいいだろうって空気だったんじゃねえの
作品自体は別に新しくもないしアヴァンギャルドなわけでもないしさ
これだけもてはやされてるんだからそのうち獲るだろ
398 :
吾輩は名無しである:04/07/08 16:53
試しに舞城の「世界は密室〜」買ってんだけどさ、
酷い!酷すぎる!
こんなのミステリーとかトリックとか言っていいのか!?
399 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 17:05
>>174 本当だったのだあよ。疑ってごみん。やっぱり今回も神は梅田にいた。
JRは大阪駅なのに私鉄は梅田駅だし、みんな梅田に行くって言うあたりが
関西気質だあよ。
>>379 風とピンボールしかノミネートされてない。
>>380 嬉しいぞよ!
介護入門や勤労感謝はみんな知ってそうだから、佐川光晴あたりから攻めようか。
400 :
モブ・ノリオ「介護入門」100枚 ◆T61/rdmlFM :04/07/08 17:06
俺は親が経営する会社を辞めた。そしてニューヨークに当てもなき旅に出た。だが婆ちゃんが血溜まりの中で頭蓋骨陥没しているのを知らされて慌てて日本に戻った。
婆ちゃんは全身不随の意識不明になった。俺は婆ちゃんに喋り掛けた。還暦間近な叔父さん叔母さん達は、病室にいても婆ちゃんそっちのけで喋っていた。
あいつらは馬鹿な子供だ。俺は婆ちゃんの目を見て話しかけていた。そしたら婆ちゃんの目が動いた。俺は毎日懸命に間接を曲げ伸ばしし続けた。
婆ちゃんは日に日によくなって、上半身なら僅かに動かせるようになった。俺と母ちゃんは強引に婆ちゃんを病院から自宅に連れ戻した。
母ちゃんが下の世話をした。ある日、下の世話をしに行った母ちゃんが腰痛のためうずくまって倒れていた。
介護ベッドを導入して、自分の腰より高い位置で婆ちゃんを持ち上げればとても軽かった。
昼間は介護ヘルパーの人が来る。つまらないワイドショーを見ながら、婆ちゃんをもののように扱って世話をする。
夜中は食事と下の世話を俺がする。俺は婆ちゃんに話しかけておしめを変えて温かいタオルで婆ちゃんの尻を拭く。
叔父さん叔母さんには殺したいほど腹が立つ。懇親の介護を続ける俺をごく潰し呼ばわりする。
そして婆ちゃんが泣いているのを発見したと吹聴する。お見舞いと介護は全く別のことだ。
婆ちゃんが俺と母ちゃんにしか見せない笑顔のことを俺は奴らに話して復讐する。
夜中は寝ることができずに、大麻をふかしながら婆ちゃんの世話をする。ヨー、ニガー、俺は婆ちゃんの世話をしてないときは死んでいる。
俺が手を抜いて世話をすると、婆ちゃんの復讐が妄想となって襲い掛かり俺は号泣してうずくまる。
よー、朋輩、俺の爺ちゃんや父ちゃんが死んだとき骨折させて無理矢理棺桶に入れようとした葬儀屋に
俺は怒鳴った。俺は音楽を作ることもできない。仕事も辞めた。介護があるだけだ。(了)
文春のHPを見ると、モブは経歴に偽のラジオ番組制作をあげている。
俺も小学生の頃、友達とラジカセでよく作ったわ。
そんなことを堂々と経歴にしてしまえるモブはグレイト。
402 :
吾輩は名無しである:04/07/08 17:22
またつまんねえ作品ばっか集めたな
こりゃ舞城で決まりだな
舞城はなんで直木賞じゃないのか少し疑問。
「勤労感謝の日」「日曜農園」「介護入門」
この三つならべると、とても文学賞の表題とは思えんな。
教育テレビの番組覧を見ているようだ。
ワラタ
406 :
吾輩は名無しである:04/07/08 17:49
モブで決まりだろ
モブしか読んでないが
好き好き大好き超愛してる。
私は勤労感謝の日にお見合いをすることになった。
会社を辞めたのは、父の葬式のときセクハラしてきた上司をビール瓶で殴ったからだ。
実家で暮らし職安に通う日々を送る。
自転車で車に轢かれたとき助けてくれたコンビニオーナーが見合いの話を持ってきた。
婚期を逃した36歳の私は38歳の男と、コンビニの二階で見合いをした。
相手の男は仕事大好き人間と称し、現れるなり噛んでいたガムをポケットにしまったり
食べ方が汚かったり、不細工だったりで最悪だ。
私はお見合いの途中で逃げてしまい、昔の会社の後輩を電話で渋谷に呼び出した。
後輩も会社を辞めて、今は旅行ガイドをしている。
三十代後半の女が二人、呑みながら人生を語る。
後輩は美しいカイコから汚い蛾が生まれることにたとえて、美しかった若き時の自分達が
婚期を逃した醜いものになったと愚痴る。
私は自宅に帰るのが辛くて行きつけの飲み屋に寄った。開いててよかった、勤労感謝。
409 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 18:07
勤労感謝の日を読んだ。
文章はすらすらっとしていて、
現在進行形のお見合いに、思い出や経歴のインサートも滑らかである。
正直に女性のぐちを言っているところが良い所でもありバナールなテンでもある。
まあ可もなく不可もなくであって、
この作品が受賞と聴いたら、ああ川端賞もとったしなって感じだし
落ちたなら、そりゃあんまり作品として際立ってはいないものなってとこ。
でも絲山さん臭さが出てるのはさすがだね。
プロとしてやっていけるかどうかは、このなんともいえぬ
作者特有のにおいだよ。他との差別化。絲山はこれからもやっていけるのであった。
逆に舞城は作家像からして虚構で固めてるタイプだな。
近年の彼は演じ疲れてるようにしか見えなくて、ちょい不安。
411 :
吾輩は名無しである:04/07/08 19:00
モブが本命視されてる
412 :
吾輩は名無しである:04/07/08 19:07
そろそろ来るんじゃないか。受賞作なしってのが。
413 :
吾輩は名無しである:04/07/08 19:10
選考委員も文壇的立場からいって、川端賞作家を落選させるわけにいかんだろなw
文學界編集長の高笑いが聴こえてきそう。
はてな、2ちゃんなどは舞城が圧倒的。
yahoo・asahiも舞城を単独で取り上げてる。
415 :
吾輩は名無しである:04/07/08 19:12
まぁモグが糸だろうね。
>>412 書店側が賞そのものの話題で売りたいから今回もないだろ
特に店頭に哀れなほど積み上がった前回受賞作の山を見る
につけそう思うw
417 :
吾輩は名無しである:04/07/08 20:14
>>416 たしかに前回受賞作は売れ残っている。
刷りすぎ。
でしかし腸矢のは映画公開時に
上戸の写真入りの帯に替えて売ればいいから
まだマシだろう。
418 :
吾輩は名無しである:04/07/08 20:16
舞城でファイナルアンサー?
初の覆面芥川賞作家ってことで、また盛り上げようとしている。
間違いない!
419 :
吾輩は名無しである:04/07/08 20:26
個人的にはモブにとってほしいが…。
おそらく舞城・イトヤマW受賞でふたたび話題づくりだろう。
420 :
吾輩は名無しである:04/07/08 20:29
イトヤマは……これであげちゃったら、
今まで落とされたのは何だったんだ、って話にならんか?
422 :
吾輩は名無しである:04/07/08 20:30
しかし、芥川賞は釣りがうまいなぁ・・・
もう話題にさえしたくないのにOTL
佐川さんなら『灰色の瞳』にあげるべきだった
明日図書館行ってこよ。ハニロウサンクスコ。
まだ読んでないけど、舞城と絲山に一票。
425 :
吾輩は名無しである:04/07/08 21:16
三島賞とっても地元的には全く無名の舞城。
果たしてブレイクするや否や。
426 :
吾輩は名無しである:04/07/08 21:46
セカチューはどうして直木賞にノミネートされてないの?
427 :
吾輩は名無しである :04/07/08 21:54
日本的演歌的お涙頂戴感情失禁小説だから。
売れたからノミネートされるわけじゃない。
428 :
吾輩は名無しである:04/07/08 21:59
でも今年一番売れた小説なんだから直木賞じゃないの?
429 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:01
だよね。
430 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:01
>>413 そんなこと言ったら、芥川賞選考委員の黒井を
イトヤマとくらべて落とした川端賞だって、文壇的にはまずいだろ?
431 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:15
>>430 いや文壇的には川端賞>>>芥川賞>三島賞という位置づけだろ。
だったら黒井ごときが落ちてもいいが、絲山を落とすとなるとヤバいんじゃないか。
これじゃ川端賞も三島賞の二の舞になってしまがな。
そしたら川端賞受賞者のお歴々が黙っちゃ居ないぞな。
432 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:18
候補作見たけど知らない作品ばっかり
セカチューはこれだけ売れてるのに直木賞取れないのは変だよ
433 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:19
絲山は川端賞を受賞した後は、芥川賞を辞退すべきだった。
それが大人の常識的判断だろう。
434 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:31
435 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:35
みんな、yahooのトップニュースで
「芥川候補決定・異色の覆面作家」
とか騒がれてたぞ!こりゃもう話題づくりに舞城濃厚・・・
436 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:42
>>434 だから絲山は芥川の選考委員より格上なわけだから、落とされるわけがない。
437 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:53
てゆーか、黒井は意地になってイトヤマを落としにかかるだろうな
いい大人がそんな2ちゃん的な行動原理で動くとは考えたくない。
そんなことできないって・・
逆に反対できないだろ
反対したらかんぐられるから
440 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:55
>>436 いや。芥川賞はその権威を示すために敢えて糸山を落とすはず。
ここで受賞させたら川端賞に追随した形になってしまいかねないからね。
441 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:57
>>438 作家なんてみんな大人になりきれない人たちだろ?
だいの大人が作家なんて商売やってらんねえよ
442 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:59
黒井も芥川賞五回落選で取れずという島田につぐブービーな位置にいる。
ここは一つ絲山にも同じ目に会わせてやろうか。
443 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:00
何で森健の「種を蒔く人」入ってないの?
エロ爽やかで、無意味に文学的なとこがすごくよかったのに。
444 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:01
はたして選考委員は絲山をどのように扱うのか。興味のあるところだ。
前回みたいに殆どスルーされちゃったりしてなw
445 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:01
黒井って芥川賞取ってないの?
そんなんで選考委員やっていいの?
だったら春樹を芥川賞の選考委員にしてくれ!
>>443 あれは7月号だから期間外
なるなら次回
447 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:03
宮本輝がいる限り、舞城は受賞しないだろうな。
>>443 ほんのちょっとでも村上春樹的な色のついた作家は拒絶されるのさ。
449 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:04
今回はベットはやってないのか?
450 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:04
宮本輝がいる限り、層化しか受賞しないだろうな。
451 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:05
>>448 綿矢りさは拒絶されてへんよ
森もたんに期間外なだけやし作品自体たいしたことないやん
452 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:08
自分変な関西弁喋るなボケ
シバイタロか
453 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:09
どこが変かいうてみ!
いえへんやろ!どあほ!
このニセ関西人が!
454 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:10
>>450 そうかそうだわ
うれしいんだけど
かれ、舞城が候補になったことは
うれしいんだけどなぁー
ん・・・
この作品じゃ無理だろな
455 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:10
で、セカチューの話はどうなったの?
なんで直木賞ダメなの?別に芥川賞でもいいんだけど
456 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:12
>>453 すべてが変でんねん
言ってることわかってまっか?
457 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:12
それは
out of 眼中
458 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:14
舞城、糸山、モブに集中してるな
459 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:14
>>455 セカチューは期間対象外だろが。ヴぉけ。
460 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:17
>>459 期間って何ですか?
今年一番売れたから今年の直木賞なんじゃないんですか?
461 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/08 23:39
>>460 去年の12月から今年の5月までの半年間に発売された作品が
対象だあよ。
セカチューはポエムだしな
463 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:53
>>461 一応わかりました。
でも今回の候補作品は全然有名じゃないと思うんですけど、それでも直木賞なんですか?
465 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:56
だからこの人は世界の中心なんだよ
おまいらもまわってやれよ(w
そういや「窓際のトットちゃん」ってコルチャック賞以外の賞って
貰ってたっけ?
467 :
吾輩は名無しである :04/07/09 00:06
>>463 受賞したら有名になるの。
すでに有名な作品にやる必要はないの。
本を売りたい出版社のイヴェントであるからして。
468 :
吾輩は名無しである:04/07/09 00:23
盛り上がらないね
N速も止まっちゃってるし
舞城と乱Dくらいしか話題がない
直木賞は東野圭吾か北村薫だな。
芥川賞は舞城か乱Dが獲りそうで嫌だな…。
470 :
吾輩は名無しである:04/07/09 00:34
芥川は話題性で舞城だろ
つまんねえから野間新の予想でもしようぜ
>>469 それじゃ舞城が鉄板と言ってるようなもんだ
472 :
吾輩は名無しである:04/07/09 00:42
473 :
吾輩は名無しである:04/07/09 00:43
この面子だとイトヤマに票が集まりそうな気が
僕は医学部一年生であり、ボランティアで老人グループホームに住み込んでいる。
七人の婆さんが共同生活を送る。責任者は親戚の善男さんだ。善男さんは大学を中退して劇団を旗揚げするも失敗して老人の世話をすることになった。
婆さんの一人である和代さんが年末に亡くなった。
年末年始は火葬の予約が一杯で近所の中野区近辺では遺体を引き取ってもらえず
善男さんは秩父の火葬場をブッキングして、マイクロバスを借りて老婆六人と僕と遺体を載せて秩父へ向かった。
途中の黒磯で和代さんの唯一の親類である娘と対面する。
秩父に着くと、老人グループホームの経理をしてくれている有里さんが宿舎で待っていてくれた。
宴会をしたあと寝てしまい起き上がると、有里さんと善男さんが風呂でセックスをしていた。
新年になっても老人グループホームは暗いままだった。
花見の季節になって新宿御苑にみんなで出かけた。
僕の弁当を親無し異国姉妹に取られてしまい騒動が起きる。
善男さんは姉妹を引き取って老人グループホームで育てることにした。
今後は老人と親無し子供の両方を面倒見る施設に善男はするらしい。ホームに明るさが戻った。(了)
>>474 佐川は黒井の後継者だから浪人生活しないと無理
476 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 00:50
モブ・ノリオの介護入門が老人介護のリアルに迫ったのに対して、
佐川光晴の弔いのあとは全く逆で、老人介護をなるたけフィクションにしている。
設定からして嘘八百なことが多く、医学部一年生がなぜか医学に長けていて死亡診断をしたり
(医学生は六年間の学生生活を終えても実習ノルマと知識だけで全く何もできないはず)
老人達も健康に生きているか、ばったり死ぬかで、モブが描いたその間の苦痛を省略している。
でもまあ、遺体をマイクロバスに載せて遠くの火葬場を目指すのは、吉村のハリガネムシのような
ドライブ小説を思い出しまあまあ面白い。
ただ一番かけているのは、老婆たちの姿が全く浮かび上がってこない点だ。
しつこく六人の老婆がいると説明されるのだが、主人公の僕と善男さんの存在があるだけで
老人グループホームの老婆たちがちっとも見えてこない。
モブが体感から生まれてくる小説なら、こちらはインテリが頭を捻って作った脳内小説だ。
もしかしてモブと比較されることを想定して選ばれた、カモではないのか。
弔いのあとと比較して、介護入門はなんと素晴らしい作品でしょうと文春は持っていきたいのか。
授賞の画がないとダメだという理由で今回も
舞城と絲山のダブル受賞になりそうな気がする。
478 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:03
ダブルだと絵になるのか?
>>◆T61/rdmlFM
舞城は出てこない事になってるからね。
出てきてもあの風体じゃマイナスになるだけだし。
>>476 漏れの友達は医学部3年生だが
ちょっとしたことでもすごく詳しく「診察」してくれるぞ
>>476 モブは内容以前に公式の経歴がイロモノ狙い
483 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:08
>>480 ああ、そういうことか
てかあの風体って見たことあるのか
関係者orネ関係者uzeeeeeee
484 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:10
モブなんて理屈ばっかで全然介護をリアルに書いてないじゃん
485 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:11
>>484 介護リアルに書いたらそりゃ小説じゃねえだろ
486 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:12
>>485 じゃ、ハニロウは小説が読めてないってことだね
487 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:13
イトヤマと舞城のダブル受賞。
もしくは
イトヤマとモブのダブル受賞。
488 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:14
直木は東野かしらねやっぱ。伊坂がとったらやだな
芥は、佐川君にあげたら?
イトヤマイラネ
490 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:16
ハニロウってまさか、現実をリアルに写すのが小説だって思ってんじゃねえだろな
492 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 01:18
おいらが言いたいのは、老人グループホームの六人の婆が
リアルにちっとも描けていないってことだあよ。
それじゃなくて、モブはリアルだっていったじゃん
ぜんぜんリアルに描けてないじゃん
494 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:23
>>493 リアルに書くことがすべてでない
シュールに書くことも可能だ
まぁ読んでないから俺はわかんないが
495 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:24
絲山には来年の正月にあげるのが順当
そのころには単行本も3冊になってるんだし
496 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:26
>>494 禿同。ハニロウの批評は単純すぎなんだよ。
498 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 01:32
なかなか風辺りが強いのだあよ。
ナイナイのオールナイトでも聴くのだあよ。
>老人グループホームの六人の婆が
>リアルにちっとも描けていない
ひとり殺せよ
んでなにもできない自分を晒せば300万部
500 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:36
>>498 メタルスライムは逃げ出した。がさがさっ
501 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 01:38
>>499 七人の老婆がいて、そのうちの一人が死んだ話だあよ。
>>500 おいらがあの経験値たんまりのメタルスライム?
栄養豊富だあよ。
502 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:41
503 :
吾輩は名無しである:04/07/09 01:58
絲山なんかいいか?
技術だけで、全然内に響いてこない。毒もなければ薬にもならん。
川端賞もらったのは案外良かったが。勤労感謝の日は…。
悪いが金原・綿矢のガキコンビの方がまだましだった。
モブ_| ̄|○
506 :
吾輩は名無しである:04/07/09 03:14
佐川光晴「弔いのあと」(文學界5月号) 大森 豊崎
絲山秋子「勤労感謝の日」(文學界5月号) 大森○ 豊崎▲
モブ・ノリオ「介護入門」(文學界6月号) 大森◎ 豊崎◎
栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号) 大森 豊崎
舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号)大森 豊崎○
松井雪子「日曜農園」(群像5月号) 大森▲ 豊崎
大盛り、豊崎、バカ丸出しですな。
印付けてるやつしか読んでないとみた。
つうか候補って、誰が決めてんだか。
野球のオーナー会議より密室じゃん。
508 :
吾輩は名無しである:04/07/09 03:40
純粋に,候補作品の出来だけで見れば,「勤労感謝の日」なんてゴミ。
でも直前に川端賞とっちゃってるから,無視するわけにもいかず,
芥川賞贈呈。
タナボタなイトヤン。
509 :
吾輩は名無しである:04/07/09 03:43
>>507 候補は文學界編集部のひとが勝手に決めてます。
510 :
吾輩は名無しである:04/07/09 06:07
直木賞はオール読物のものだけど、芥川賞は文藝春秋編集部のものだ
文學界よりも力を持っている。
だから文學界新人賞受賞作が候補にならないというパラドックスが生まれる。
511 :
吾輩は名無しである:04/07/09 06:22
>>511 今回はなってるけど、これまでなってない場合が多いからなあ。
一般論として言っただけ。
>>512 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本気で言ってる?
>>514 ここ十年文学界から候補がでなかったことはないよ……
>>515 いやいや、文學界からはもちろん候補が出る。
俺が言ってるのは、文學界「新人賞」(←ここに注目)の受賞作がということです。
多分、そこの行き違いだな。
【智依子】僕の彼女である智依子の体は虫に犯されている。寄生したのはASMAという米粒大の小さな虫で智依子の内臓を食い荒らす。
医師はASMAを取り除こうとして、智依子の体を切開しまくるが、ASMAは体の中を自由に移動して逃げ捲くる。 そして繁殖する。
すでに智依子の体には数十個のASMAが這い回って、医師は手術を繰り返し、智依子の体はぼろぼろだ。 僕は病院に行く途中、
変な奴らに絡まれて喧嘩をしてしまう。そいつらを殺してしまう。彼らのねぐらには女の子がいた。僕は警察に捕まえられた。
だが殺した奴らが凶悪な犯罪者であったことがわかり、逆に褒められる。 保護された女の子は救急車の人たちを殺して逃げる。
彼女が親玉だったのだ。僕の夢の中に女の子が現れる。その後、智依子のASMAが蛍のように光るようになった。
【柿緒】僕の彼女だった柿緒は骨肉腫に苦しんだ挙句に死んだ。僕は小説家で新作を発表した。死んだ彼女には弟がいて、
弟は僕の新作が彼女の死を弄んでいると怒りに来る。
【佐々木妙子】僕は夢の修理屋に夢の中で出会った。夢というのは多くの場合、辻褄の合わない断片であるが世界中の人
たちが見ている夢の内容をつなぎ合わせると、実は一つの物語になっているのだ。
夢荒らしによって女の子が一人消えてしまった。僕の愛するあったこともないその女の子を修理屋とともに探しに行く。
夢の世界で蛇が現れたので懲らしめにいくと、現実の世界ではその蛇が学校に侵入した不審者で、教室の生徒達を刃物で切りつけた。
僕は消えた女の子を見つけられなかったが、その女の子は現実の世界で監禁されて殺されていた。
【柿緒U】僕の家に死んだ柿緒から誕生日祝いの手紙が届いた。彼女は生前に業者に頼んで、
死後も彼氏の僕のところに誕生日祝いの手紙を100年間送り続けるように仕組んでおいたのだ。それは永久の愛を誓った証だろうか。
【ニオモ】神との戦いが行われている。アダムである僕は、イヴであるニオモを操って神と戦う。
僕はすでに六人のイブを戦いで殺してきた。ニオモで七人目である。ニオモは彼女の肋骨を僕に渡す。
僕は肋骨を握ってニオモを操縦する。仲間のアダムはイヴが死ぬと自殺してしまった。アダムとイヴが恋愛関係に陥ることは危険だ。
ニオモがコンビ解消を僕に持ちかける。だがそれは死んだニオモに化けた神だった。僕は新しいミ気というイヴと八人目のコンビを組んだ。
【柿緒V】僕の新作小説にまた死んだ彼女の弟がクレームを付けに来た。僕は弟を怒鳴り返すが、あとで反省する。
僕が小説を書くのは、起こりえなかったことや起こるはずだったことを描きたいからで、それは柿緒が死んだことと結びつく。
柿緒は骨肉腫が進展して、片腕と片足を切断していたとき、僕は病院に泊り込み常に柿緒と一緒に生活していた。
それを柿緒の家族は嫌ったが、僕は彼女の隣で小説を書き続けた。柿緒が一人で一日外出すると言い出した。
彼女に服を着せて送り出す。僕は彼女がいない病室で一日中苦しんだ。あの日に柿緒が何をしてきたのかわからない。
彼女が死んだ今でもわからないし、僕は小説を書き続ける。好き好き大好き超愛してる。(了)
519 :
吾輩は名無しである:04/07/09 07:18
たしかに,文學界新人賞受賞作が
そのまま芥川賞候補になったのは,
最近じゃイトヤマとモブぐらいだよね。
吉田修一,長嶋有,ハリガネムシなんかは,
受賞作そのものは候補に選ばれなかった。
あ,まちがえたかも。
長嶋有の文學界新人賞受賞作は
芥川賞候補になったんだっけ?
「太陽の塔」はどちらにも選ばれず、か。
523 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 07:23
長くなってしまったから、二つに分けたよ。
200枚とそれほど長いわけじゃないのだけど、
章ごとに登場人物も違うし、うわべのストーリーも分断されているので
長々と書くほかなかったなあ。
524 :
吾輩は名無しである:04/07/09 07:24
526 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 07:32
527 :
吾輩は名無しである:04/07/09 08:51
>>519 吉田の「最後の息子」も候補になったよ
好き勝手に知らないことしゃべんなバカ
文学界新人賞なんていの一番、候補に挙げられてもおかしくないだろ、半期で芥川の直前なんだし
528 :
吾輩は名無しである:04/07/09 09:42
舞城祭りだな。
書店はこぞって舞城の作品を売るだろうが果たして万人に読ませていいモノなのだろうか
っていうか舞城って清涼院流水だと思ってた。
529 :
吾輩は名無しである:04/07/09 09:57
舞城の正体知ってるよ
聞いたらかなり驚くと思う
知りたい?
530 :
吾輩は名無しである:04/07/09 10:04
いらない。
531 :
吾輩は名無しである:04/07/09 10:05
532 :
吾輩は名無しである:04/07/09 10:13
そんなんいらない。
533 :
吾輩は名無しである:04/07/09 10:14
母の笑子と娘の萌は日曜日に農園に出かけた。そこは蒸発した父・隆が借りていた市の共同農場だった。
市からお宅の区画が荒れ果てていると警告されたのだ。
母の笑子はそれほど興味を示さなかったが、娘の萌は日曜日の度に農園に通い鋤や鍬を振るようになる。
女子高の友達からテニスを始めたのかと言われるほど、萌の腕はたくましくなった。
萌が農作業をしていると、周りの区画の人たちから、最近お父さんを見ないねえと言われ弁解に努める。
いつもお父さんはお姉ちゃんと来ていたね、でも妹さんの方がお父さんに似ているよと言われ、父の不倫に萌は驚く。
父のパソコンを開くと、父がやっていたHPがあり、父が無農薬農法の師匠として、多くの人達から支持されていた
ことを萌は知る。萌が父になりすまして、書き込んだりした。
農園で、父が宗教修行をする山に行きたがっていたことを萌は知らされる。
山のICから電話があり、父の財布が忘れられていたことを知らされ、
母と娘は車でその山に向かう。父の財布と衣服が忘れ物として保管されていた。
二人が頂上に上ると、そこはまさに自殺にうってつけの場所に思われて怖かった。
母の笑子は肉体改造をするようになり、筋肉をつけてついにフルマラソンに参加する。
これこそ父・隆が妻に望んでいたものだと笑子は萌に言う。
萌は父の服を使って案山子を作った。まるで父がいるようだ、ずっと近くにいるようだと萌は感じた。
○○○子だよ
536 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 10:16
なかなか良い話だったよ、日曜農園。日本脳炎みたいなタイトルだけど。
父親がいなくなって、父親がやっていた趣味や何やらを集めていくうちに
知らなかった父の姿が見えてくるっていう話だあよ。
イエローがずど〜んと暗いトーンだったけど、これは割と明るいタッチでほのぼの。
537 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 10:25
538 :
吾輩は名無しである:04/07/09 10:32
>>537 てゆーか、これだけネットに晒してしまって
この分の著作権料をあなたは払えるの?
他人事ながらそれが心配
539 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/09 10:37
>>538 がび〜ん!
お金かかるの?
もうだめぽ、死ぬ……
540 :
吾輩は名無しである:04/07/09 10:41
>539
さゆみちゃんに相談しなさい
541 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:32
直木賞は東野圭吾にええ加減くれてやれや、意地悪せんと。
もう五回目のノミネートですわ。
542 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:33
もっとだろ?
543 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:35
東野の場合、あれだけ何回もノミネートされているんだから
これまでの各作品を考慮してやれよ、って思うな。
あれはイジメと言われても仕方ないよな
544 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:37
東野が受賞したら確実に本の売上が選考委員全員を凌駕するだろうな
それも受賞させない理由のひとつだろうきっと
545 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:39
東野さんが稼いだお金でどの出版社も文学賞を営んでいるのだから皮肉なもんだ。
546 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:43
てゆーか、東野は十分作家として認知されているのだから
今さら直木賞やる必要ないだろ?
547 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:48
だって直木賞とらないとみんなが馬鹿にするんだもん!
548 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:58
東野って芸人の?
549 :
吾輩は名無しである:04/07/09 12:04
チリチリ チリチリ
って、違うだろおいっ!
550 :
吾輩は名無しである:04/07/09 12:08
いや,渡辺淳一が,
「俺の目の黒いうちは東野に直木賞はやらん」
って言ってるんじゃなかった?
551 :
吾輩は名無しである:04/07/09 12:08
552 :
吾輩は名無しである:04/07/09 12:49
553 :
吾輩は名無しである:04/07/09 12:51
東野はすぐに渡辺に手紙を書け
554 :
吾輩は名無しである:04/07/09 13:40
555 :
吾輩は名無しである:04/07/09 14:51
556 :
吾輩は名無しである:04/07/09 14:53
太宰治子かいっ!
佐藤襟子
558 :
吾輩は名無しである:04/07/09 19:02
舞城の正体=福田和也。
だから彼は褒めるんです舞城を。
そんくらい業界じゃ有名な話
すげえありえる話
560 :
吾輩は名無しである:04/07/09 19:17
>>558&559
ありえるじゃなくて業界ねたですから。真実よ。
しかも昔ゆうみりが「福田さん作家になるべきだ」といってたのをご存知?
彼はうまくかわしてたけど
ちょっとマジ信じたいんですけど。
面白杉る
わたし的に
かなり北って感じ
562 :
吾輩は名無しである:04/07/09 20:10
デビューの何年も前からメフィストというマイナー雑誌に
年令と住所を偽り応募を繰り返してパフォーマンスしてたわけか。
福田もごくろうなこった
564 :
吾輩は名無しである:04/07/09 20:13
対人恐怖症だから出たくても出れないんだよ、
責めるなよ、とマジレス。
565 :
吾輩は名無しである:04/07/09 20:16
>>564 福田って文章では強気だけど現実ではかなり引け腰だと。
ある批評家がいってた(本にもなってます
566 :
吾輩は名無しである:04/07/09 20:16
なんかすごいばかみたいなオチですね
単行本買ったお金返してほしい
567 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/07/09 20:20
舞城は三島賞受賞前に発表されていた『鼻クソご飯』(単行本未収録)を
読んで以来ずっと注目しているので、芥川賞もGETしちゃってほしいです。
568 :
吾輩は名無しである:04/07/09 20:22
工藤の見識をうたがう。どうかしている
569 :
吾輩は名無しである:04/07/09 20:25
というか名前からしてやばいお方ですね駆動さん
570 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/07/09 20:27
舞城の文体が気に入らなくて読めないという人は、
とりあえずということで現在発売中の『IKKI』綴じ込み付録の
『ピコーン』漫画版を読んでみては如何でしょうか?
ちなみに『ピコーン』は表題作が三島賞候補になった
単行本『熊の場所』所収の書き下ろし作品です。
571 :
吾輩は名無しである:04/07/09 20:28
>>570 わかったから風呂でも入ってこいよ(にこっ
572 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/07/09 20:33
舞城は女性だという説もあるようですね。ではまた。
573 :
吾輩は名無しである:04/07/09 20:35
まいじょうかんべん。
ただ芥川賞を獲ると後が続かないジンクスが痛い
575 :
吾輩は名無しである:04/07/09 21:18
覆面=福メンの告白?えええええええええええ。真実はどうなの。
野間文芸→皐月賞
芥川→日本ダービー
三島→菊花賞
今のところ三冠は笙野頼子しかとってない(んだったっけ?)
577 :
吾輩は疲れている:04/07/09 21:22
てるてるのふつうさも舞城のきもちわるさもあいせないあいせないあいせない。
気持ち悪くてメンゴーーーーーーーーーーーーーーーー@@@@@
介護入門をもう一度読み返してる。
もしかしたらモブが取るかもしれない。
579 :
吾輩は名無しである :04/07/09 21:39
モブっぽい気がするよ。読んでないけど。
ハニロウの概要の中では、「日曜農園」が一番面白いな。
作品に対する愛を感じるよ。
前回、ハニロウは「蛇ピ」を結構推していたような気がする。
まあ、作者は漫画家だから、ストーリー・テーラーとしての才能はあるんだろうね。
>>565 見た目が「アレ」だしな。
とりあえず髪型とメガネだけはなんとかしてほしい。
松雪さんは小説より漫画のほうが数段面白いというのが問題だ。
漫画家なんだからそれで良いでしょ
584 :
吾輩は名無しである:04/07/09 23:35
舞城=福田説は萌えるなあ。
沼正三は誰だ以来だな。
586 :
吾輩は名無しである:04/07/09 23:57
同一人物なら、三島賞では候補作家と選考委員が同じだったことになる。んなあほな。
587 :
吾輩は名無しである:04/07/10 00:06
588 :
吾輩は名無しである:04/07/10 00:06
>>580 言われて初めて気付いたよ。おいらは日曜農園を一番面白く読んだ。
構成自体は蒸発したり死んだ家族の遺物を懐かしんでるうちに
本当の家族の顔が見えてきて、余計に愛するようになるっていうパターン。
使い古されてはいるんだけど、でもとっても素敵な話だったなあ。
でも実は舞城さんの作品も同じくらい好き。あの作品は梗概かけないような支離滅裂なのだった。
前回は蛇ピじゃないかと思ってやっぱりそうだったけど、
まさか蹴りたい背中の意地悪センスを選考委員の爺婆が理解できると思わなかった。そっちに驚き。
590 :
吾輩は名無しである:04/07/10 00:48
舞城ってのがとったら覆面して授賞式にくるの?
グレートサスケのマスク被って会場に現れたら
オレは間違いなくファンになる。
舞城のヒューモアが本物かどうか見極めたいところだ。
舞城タンはそんなオサムイ事はしません。
593 :
吾輩は名無しである:04/07/10 01:23
言葉の選び方とか舞城は40代前後のおっさんに違いない。
なんか赤塚富士夫っぽいよね
595 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/07/10 02:48
覆面作家といえば『日本人とユダヤ人』のイザヤ・ベンダサンがいますよね。
正体は宗教歴史学者の山本七平で、『家畜人ヤプー』の解説なども書いています。
沼正三もこの人だったりはしないのでしょうか?
あとポストモダンの旗手・トマス・ピンチョンは人前に姿を現したことがなく、
外部の人間との接触はエージェントを通して行うそうです。
ネットで調べてみると顔写真がありましたが、本物なんでしょうか?
とにかく経歴に関しては生年月日と出身地のみ明かされているところが、
舞城と共通しています。しかもピンチョンは1937年生で、舞城は1973年生。
デビュー作がアメリカを舞台にしていたことや翻訳をこなすところからも察するに、
舞城が姿を隠しているのはピンチョンの影響ではないかと思われます。
596 :
吾輩は名無しである:04/07/10 02:49
受賞式で顔初公開で話題沸騰ってわけか
文春も二回続けてやり手だなw
落ちたら落ちたで待ってましたとばかりに評論家が騒ぎだすだろうし
私はホテルに勤めることになった。オテル・モルはビルとビルの間の路地を行った先に入り口があり、
地上部分はなく地下十三階建てのモグラホテルである。
お客は入会するのに審査もあり、真の睡眠を求めたリピーターばかりで占められている。
私はチェックインからチェックアウトまでフロントを預かる。
夜中にエントランスでロックをかけて踊っていたら、翌朝お客様が皆ほてった顔をしていた。
経営者の外山さんに叱られる。空調が建物内共通のため私の熱気がお客様の睡眠を邪魔してしまったのだ。
外山さんはたまにお客様と面談をして、見えていた夢を書き綴る。
お客様の大半は睡眠中に悪夢にうなされることが多く、オテル・モルの快適な睡眠を求めて非難してくるのだ。
私には双子の妹がいる。彼女は生まれつき体が弱く、入院ばかりしている。私は妹の娘と旦那と三人で奇妙な共同生活を送っている。
私がホテルに勤めだしたのは、妹の娘が小学校に入学したのを期に距離を置こうと思ったからだ。
妹が久し振りに病院から自宅に戻ってきた。妹は夜中に家を抜け出して、私の勤めているオテル・モルに泊まりにきた。
外山さんは渋い顔をしたが許してくれて、妹は床に就いた。
翌朝、オテル・モルに泊まった全てのお客様が寝坊をしてしまった。
妹は健やかな顔で最後に起きて、入院をやめて家に帰ることを私に告げた。
598 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/10 05:36
ページ数は多かったけど、短い時間でさくさくっと読めた。
前回候補のお縫い子テルミーが結局、お縫い子という職業を説明するだけに
文章を費やして中身がなかったんだけど、今回は250枚もあるから期待を寄せて読んだ。
でもちょっと?かな。
モグラホテルに期待して読んでいるのだけれど、あんまり深く作りこまれてないんだよね。
むしろ双子の妹が自分の彼氏を奪って妊娠してしまって
出産後もずっと入院生活を送ってしまい、自分と妹の旦那と娘の共同生活にページが割かれてしまっている。
その話は割りとチープでつまらない。
最後に妹がオテル・モルに泊まってハッピーエンドだとうなというオチも
最初から読めてしまった。
結局、お縫い子のときと同じでモグラホテル自体にドラマが殆んどなかったなあ、って残念だった。
私の仕事の話と家庭の話のちゃんぽんなんだよね。
最後に合体してめでたしめでたしなわけだが、おいらはモグラホテルの話をもっと読みたかったぞよ!
599 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/10 05:41
600 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/10 06:00
【選評】今回は非常にレベルが高かった。絲山秋子氏の勤労感謝の日は相変わらず作者特有の匂いがぷんぷん漂う作品だ。
婚期を逃してやさぐれている女性の本音をたんたんと語っている。だが特に際立った点がなく終わってしまう。純文学で
あるからドラマやストーリーがなくてもいいのだが、ただの身辺雑記で終わってしまっている。栗田有起氏のオテル・モルは
興味津々なモグラホテルについての作りこみが少なく、複雑な家庭環境の描写に枚数が費やされてつまらない。佐川光晴氏は
優秀な作家だが、なぜこのような駄作でノミネートされてしまったのか、おいらは悲しい。舞城王太郎氏の作品は一見して
愛を語っているようだが、実は作家がなぜ小説を書くのかという命題に正面から回答した批評文である。起こりえなかった、
起こるべきだった世界という情熱が読み手に伝わる。松井雪子氏の日曜農園は、蒸発した家族が残したものから知られざる
家族の一面を理解するという、これまで散々遣りつくされた手法であるが、感動した。モブ・ノリオ氏の介護入門は、介護され
る老婆に対する恋愛小説である。
【芥川賞予想】舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」
モブ・ノリオ「介護入門」
【ハニロウたん特別賞】松井雪子「日曜農園」
601 :
吾輩は名無しである:04/07/10 11:53
ねえ,ハニロウたん,
これは直木賞じゃなくて芥川賞なんだよ?
ストーリーのまとめやストーリーの評価に終始していて,
疑問を感じないの?
史ね!妄想土偶!
603 :
吾輩は名無しである:04/07/10 12:26
ハニロウ乙。でもできれば他の人の意見もききたい。
>>601 同意。
栗田と佐川の評価は、老人介護の苦しみとかホテルのドラマとかの
ストーリーが鮮やかじゃないからダメだって言ってるようだけど
それはストーリーと関係なさそうな細部もきちんと書き込んでいって
世界を作ってくからじゃないのか
>>591 覆面作家の舞城には是非九十九十九のコスプレで授賞式に出席してもらいましょう。
黒いサングラスしてれば素顔もよくわかんないだろうし。
606 :
吾輩は名無しである:04/07/10 13:22
>>596 朝日が1面に大きな記事だしてたね
舞城の顔の話ばっかだったけど
607 :
吾輩は名無しである:04/07/10 13:23
608 :
吾輩は名無しである:04/07/10 13:37
直木賞も含めて前回の受賞者って全部文春系じゃなかったよね確か。
今回舞城にあげたらまた文春から受賞者を出せないわけだが。
609 :
吾輩は名無しである:04/07/10 13:47
610 :
吾輩は名無しである:04/07/10 13:55
文学賞お得意の話題づくりプロレスやる気なら
覆面作家マイジョーに賞やるだろうけどなー。
611 :
吾輩は名無しである:04/07/10 14:39
決定いつ?
俺は舞城モブの色物コンビ受賞と見た。
613 :
吾輩は名無しである:04/07/10 15:18
介護入門は介護をする側の若い人達(65歳未満)が読むと感動するが
介護をされる側(65歳以上)が読むと相当へこむ。
リアルな介護生活が迫ってきて
世慣れした完全無欠の人生爺婆たちでも
この小説ばっかりはどんなホラーよりも怖い。
選考委員の年齢を考えると、受賞の過半数にはやや届かないのでは。
614 :
吾輩は名無しである:04/07/10 15:20
>>613 現選考委員で65歳以上は石原だけだっけ?
石原ならへこまされるくらいの表現力を持っているなら、
それを高く評価しそうだが。
届かない方が受賞確率高いんでは?
616 :
吾輩は名無しである:04/07/10 15:51
65歳以上 石原72、黒井72、河野78、古井67、三浦73
65歳未満 池澤59、龍52、詠美45、高樹58、宮本57
調べたよ。やっぱ年齢層高いね。
617 :
吾輩は名無しである:04/07/10 15:55
宮本輝が三番目に若いくらいだからな。
どんだけ老人の集りかってことだよ。
618 :
吾輩は名無しである:04/07/10 16:58
詠美って文春とよほどかかわりがあるのかな?
モブにはもうワンランク文章のリズムが良くなってから
介護入門を書いて欲しかった。
621 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :04/07/10 17:43
623 :
吾輩は名無しである:04/07/10 18:00
イトヤマ受賞の出来レースなんだけど
あきらかに
>>623 どう読んだか、もっと聞かせてくれ。
例えば、舞城がこれだけピックアップされている理由だとか。
625 :
吾輩は名無しである:04/07/10 20:56
絲山が文學界新人賞のイッツ・オンリー・トークが最高傑作だったように。
モブも文學界新人賞の介護入門が最高傑作だから、ぜひあげてほしい。
そうしないと毎回候補にはなるが、作品はどんどん貧弱になっていく
絲山みたいな生き恥をさらすことになる。
ハニロウは前回「海の仙人」も褒めていたが、
受賞には至らなかった・・・。
イッツ・オンリー・トーク。
どこで聞いてもその評価は高いけど、いまひとつわかんない。
むしろ勤労感謝の日の方が「上手い」と感じた俺はセンスないのか?
とちょっと落ち込む日々。
散々な言われようだもんな > 勤労感謝の日
ちなみに、候補作のなかだとMOF担かな。個人的に好きなのは。
舞嬢はあんまり好きでない。
糸山には、あんな小説で芥川賞を取って欲しくないんだろう。
舞城とイトヤマのW受賞というのが妥当な気がする。
どちらかが単独で獲ってもつまらなさすぎる。
ひとつも読んでないんだけど。
>>628 どんな作品でも満足しないだろ。
ウンコが拭き取れてないか心配で自分の尻みてるようなキャラだし。
前のめりに死ぬよりは後ろを振り返ってるうちに車にはねられる
ようなそんなタイプ。 >イトヤマ
632 :
吾輩は名無しである:04/07/11 00:08
イトヤンの次スレ立ってないぞ。
三度も芥川賞にノミネートされてる2ch発作家に対して、何て失礼な!
633 :
吾輩は名無しである:04/07/11 00:16
イト山が元2ちゃんねらーだってN速のスレで初めて知った。
メンヘル板のコテハンだったらしいけど、
作中に2ちゃんねるを思わせる描写とかは出てくるの?
634 :
吾輩は名無しである:04/07/11 00:23
舞城が取って、素顔さらしてくれるのを期待。
覆面作家のまま通せよ。
そういう人がいてもいい。
暴いたりするマスコミは残忍だ。
人間、謎があった方が断然面白いんだよ。
636 :
吾輩は名無しである:04/07/11 00:39
>>633 だめ板のコテハンじゃなかった?
MEXO-HANAXO
作品は読んでないから、2ch描写はわからん。
松井雪子「イエロー」は、2ch描写あった。
638 :
吾輩は名無しである:04/07/11 01:06
すべてのバランスとタイミングを考えて選考して欲しいなあ。
今後の出版業界のためにも。
モブたんがちょっと抜けてる感じだなぁ〜
イッツよりも 勤労感謝の日、良かったよ
>>640 イッツのがよかったな。
勤労感謝はちょっとイイ話っつーか。うまくまとまりすぎ。
642 :
吾輩は名無しである:04/07/11 01:44
てか,
イトヤマの書くものってどれもそこそこ。
小器用にまとめてあって,圧倒されないんだよね。
その点,モブはとりあえず読む者を圧倒する。
イトヤマは,書きたいことを持っていないんじゃないかと感じる時がある。
あるいは,いちばん書きたいことを隠しているか。
643 :
吾輩は名無しである:04/07/11 02:24
それだね。
いちばん書きたいことを隠してるよ。
絲山の削除された前の日記とか、介護入門以上に熱かった。
書きたいことを書かないのが絲山の作風
書くべきことの周囲をうろつくことに終始するのが舞城の作風
の、ようなきがする。
モブは言ってることが真っ当すぎて退屈
645 :
吾輩は名無しである:04/07/11 02:30
はっきりいってハニロウのとこはスルーしてます
646 :
吾輩は名無しである:04/07/11 02:31
イトヤマ作品は読み手に影響される部分が大きいと思う。
人によっては、かなりうっとくるような空気も出てる。
でも言いたいことを削り過ぎじゃないか?とも言いたくなるような部分も多い。
個人的には「住所不定無職」になる、なった?絶望感には泣ける。(日記から)
ただ、これを理解できる人がどれだけいるのかってのもあるから微妙だ。
647 :
吾輩は名無しである:04/07/11 02:56
小説は莫大な圧縮データであって、言葉の喚起力が命になる。
だがやはり各々の生活環境によって
どこまでがベタなのか、どこから説明が必要なのか、
果たして作者の意図は伝わっているのかというコソバユイところだ。
648 :
吾輩は名無しである:04/07/11 06:07
今日は参議院の半分の議員を入れ替える選挙だよ。
649 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 07:54
選考委員が入れ替わって、春樹がなったら面白いだろう。
(そういうことは99.99%…ありえないと分かっているが)
ジャーナリスチックにいえば、そっちのほうが事件だろう。
どんな作品を押すか、そんな選評を書くか、興味があるところだな。
650 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 08:43
なんと名無しで書き込むと、そうだ選挙に行こうと表示されるとは。
びっくりしたなあ、もう。
651 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 09:36
春樹オタウザイって
海辺のカフカみたいなクズしか書けなくなったのに
いまさら何を期待してるんだか
652 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 11:10
モブが芥川賞とって、色々マスコミ的な露出で盛り上がるのか。
あいつならお祭り騒ぎをしてくれそうだ。
何しろ奈良の田舎者だからな。
653 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 12:22
文春サイトのモブ氏の略歴読んだですが、すごい怖かった
いろんなことやってるのはわかるんだけど
もうちょっと削ってポイントまとめてほしい
はりきって伝説つくりにいってるみたいでいとわろし
新スレの立て方を教えてくれ
>>654 文学板の表紙の画面を出したら、一番下まで降りる。
そうすれば最下層に新スレ立てのボタンがあるから。
656 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 14:45
657 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 14:47
>>656 おめ!
モブについて言えば、経歴にあれを書いていいものだろうか。
プロミュージシャンだったわけでもなく
自主制作でCD作って、ちょっとしたライブに出てただけなのに。
ド素人やないか。
しかも内輪で架空のラジオ番組を作って遊ぶなんて小学生のすることだ。
ラジオ番組を持ってならともかく。あほらしなあ。
誰か…絲山スレ立ててよ。
659 :
吾輩は名無しである:04/07/11 21:45
>>657 そうなんだよ。
経歴になるはずのないものまで書いてるんだよ。ちょっと引くよ
660 :
吾輩は名無しである:04/07/11 21:58
ギャグじゃないのか?
綿矢りさ「蹴りたい背中」を読んで
誰でもぶつかる思春期最初の壁。相手の言うことが理解できない、依存したいが
子供の頃とは違い、共感できない、未知の生物に接する感覚。その中で主人公ハツは必死に
自分のアイデンティティー、潔癖さを固持しようと戦うのだが冒頭の記述でも象徴されているとおり
プリントをちぎるという程度でしか戦えない。
それに対してにな川は堂々と女性誌を広げて周囲に無頓着。自分の安心し依存できるもの
(モデルの幻想)に周りを気にせず全てを注いでいる。
けれどもその幻想も絶たれてしまいハツとともに孤独に直面する。
なんと言ってもラストが素晴らしい。周囲に不平をこぼしながらも大きな摩擦やダイレクトな
表現を避けて小さな部屋でクーラーを効かせて快適に寝ている主人公と、その熱風にさらされて
開放的なベランダで苦痛を感じながら眠れないにな川との対比。ハツはクーラー(馴れ合い)の
設定温度に寒さを感じ、クーラーを切るもののそれは快適さを求めていただけであり、
自ら不快な選択をしたにな川とは異なっている。
その対比は初めてにな川の内面が描かれる後半の場面でも象徴され、人間を選定するのは悪趣味だとハツを罵倒し同時に共感もしている。
相手と離れたい、近づきたいというハリネズミのジレンマを蹴りたい背中と言い切ってしまうセンス。
思春期誰もがぶつかる孤独の壁を端的に構造的にまとめあげた傑作。
終わった人の話はいらないってば
663 :
吾輩は名無しである:04/07/12 00:43
>>663 だよな。奈良の田吾作が受けようとしてるだけだもんなw
665 :
吾輩は名無しである:04/07/12 01:27
かいとか
田吾作使うやつが全員宮台の信者に見える
「水呑百姓の小倅」というと放送禁止だからね。
舞城が三島賞受賞時の輝の評価
舞城王太郎氏の「阿修羅ガール」の受賞に反対したのは私ひとりだった。
選考会は最初からそういう流れで蓋をあけてしまったので、
私は反論する意欲もほとんど失せて、他の四人の委員に、この小説の
どこがいいのかと教えを請うたが、どの意見にも納得することができなかった。
下品で不潔な文章と会話がだらだらつづき、ときおり大きな字体のページが
あらわれる。そうすることにいったい何の意味があるのか、
私にはさっぱりわからない。幼稚に暴れているパフォーマンス、
もしくは無邪気な媚としか思えないのである。どっちにしても、
面白くもなんともないただのこけおどしだ。この小説の試みに新しい文学の
流れ云々……という意見に、百歩譲って聞き耳を立ててみても、
で、それがどうしたと言い返すしかない。いったい何人のおとなが
「阿修羅ガール」を最後まで読めるだろうか。舞城氏のなかには、
何か形にならない大きなエネルギーがくんずほぐれつなままとぐろを
巻いている。しかしそれはいまのところ支離滅裂で、
氏自身が持て余しているといった印象を受ける。そのようなエネルギーは、
まだ人さまにお見せできるものではない、というのが私の意見である。
お子さま相手に小さなマーケティングを始めてしまったら、
せっかくの大きなエネルギーが泣くではないか。
>>670 舞城が「お子さま相手に小さなマーケティング」してるってのは
全く的外れというわけでもない気がする。
まあ、他の純文学はもっと小さなマーケティングしてるような
気もするけど。
>671
気がする、という言い方はずるい。
自分の意見を述べるのだから断言していいよ。
輝は「お子さま相手に小さなマーケティング」してる、のが
「新しい文学の流れ云々……」に転化されるのが鼻につくのだろうね。
673 :
吾輩は名無しである:04/07/12 10:07
まさか宮本が三番目に若いとはな。
選考会じゃ若手番長だ。
>>670 輝>幼稚に暴れているパフォーマンス、
輝>もしくは無邪気な媚としか思えないのである。
輝はいつも(読んでない|読めてない)とからかわれてるけど、
実際にはちゃんと読んでいることが判って安心した。
>>670 > 無邪気な媚
てるてる、ちょっと見直した。
ただより正確に言えば、あの「媚」は無邪気なものではなく計算し尽くされた
ものだからな。素性を隠すのも媚の一環なわけで、てるてるが思っているよりも
実はずっと性質が悪い。
5年後は
舞城を評価していた奴が大馬鹿扱いされるか、
舞城自身が大化けしているか
のどちらかだと思う。
かぶった・・・
すまん
677 :
吾輩は名無しである:04/07/12 13:44
平野と辻が選考委員をやったら確実に廃れると思う
すばるも辻を選考委員にするとは馬鹿なことをやったものだ
>>670 この選評とその前に「熊の場所」で候補になったときの選評を見ればわかるが、
意外にも宮本輝は舞城をそれなりに評価してるんだよな。
「熊の場所」のときには「器用な書き手」と書いてあって、
もしかして候補作以外も読んでるのか、と驚いた。
無論、編集者に聞いたままをそのまま使っているだけかもしれないが。
舞城信者の俺ですら、阿修羅ガールを読んだ時の感想は輝と同じだった。
15日の夕方に選考して、夜に発表だっけ?
>>678 「文学賞メッタ切り」で選評を一部引用しながらボロクソに言われてたけど、
選評全部読んだら、ちゃんと筋は通ってるな。
それとも単なるフォローなのか
682 :
吾輩は名無しである:04/07/12 16:54
選考会は木曜日の午後五時から築地新喜楽でスタート
大抵NHKの七時ニュースが第一報となる。
ハリガネムシのときはFM東京で六時から芥川賞直木賞特番がやっていてそこが早かった。
しょっぱいドライブのときはニッポン放送でりおお特番がやっていてそこが早かった。
玄侑のときは古井が清水博子をごり押ししていたために十時まで決まらなかった。
683 :
吾輩は名無しである:04/07/12 17:26
えっ、ゲンユウソウキュウのときはあっさり決まったよ
684 :
吾輩は名無しである:04/07/12 20:29
清水博子にとらせとけばよかったのに
舞城の今度の候補作って、阿修羅よりふざけ度低めなのかな?
はなくそごはんを掲載した群像だけに、信用しかねる…
今回はあまり楽しみじゃないな。
686 :
クサリムナゲ:04/07/12 22:09
>>684 最後は「パオパオパー」で終わる。
いい感じのオフザケだったはず
>>686 そりゃ「パッキャラ魔道」の方でないか?
688 :
クサリムナゲ:04/07/12 22:23
>>687 だっけ?
指摘ありがとうパオパオパー!!
ハニロウたんの概要を読む限りでは「日曜農園」あたりで無難に落ちつきそうだな。
もし、舞が受賞しても顔は出さないだろう。
担当編集者あたりが代理でコメントを出すだけだろう。
690 :
吾輩は名無しである:04/07/13 09:40
ハニロウの概要なんて信用するな
691 :
吾輩は名無しである:04/07/13 10:26
文学賞メッタ斬りでなんか勘違いしてる豊崎をどうにかしてほしい
692 :
吾輩は名無しである:04/07/13 11:32
松井雪子は女優の松雪泰子に名前が似ているが
受賞会見に笙野ヨリたんみたいな化け物が登場したら
みんなびっくりするわい。
芥川賞候補って、毎日新聞しか掲載されてなかった気がするけど、
どうして??
694 :
吾輩は名無しである:04/07/13 17:54
俺の知ってる限りじゃ朝日新聞には夕刊の一面で大きく報じられた。
うちの新聞にも載ってなかった、いまでも載る気配がない
聖教新聞なんか読んでるからです。
読売は??
前回みたいに明らかに文芸に興味のない奴らが
文学板に押し寄せられても、つまらんからなあ。
まあそういう人たちは芸ズポのほうで盛り上がってくればいいわ。
700 :
吾輩は名無しである:04/07/13 19:26
基本的に夕刊だったからね。掲載が。
夕刊を取ってない人、読まない人は知らず仕舞いかもね。
朝日なんて一面だもの。
>>262 >かつて村上春樹およびその後の一連の「ポスト・ムラカミ」作家に賞をあげるタイミングを逸したことで、
>芥川賞のオーソリティそのものが著しく損なわれた過去を考えると、舞城のこの作品に賞をやる勇気があるかどうかで、
>長期的な芥川賞の(そして「純文学」なるものの)行方が占われるという気もする。
三島賞も『熊の場所』を候補にして落としてる(その後『阿修羅ガール』で授賞)し、
野間新人賞も『山ん中の…』を落としてますが、仲俣氏が「賞の権威にかかかる」と
抗議したという話は聞かないですね。なんで芥川賞だけ、そんなに脅迫するのでしょうか。
だって芥川賞ですもの!
芥川賞に比べれば他の文学賞なんておてもやん。
だって仲俣ですもの。
落ちてもこういう手合いは、作品がだめだから落ちたとは考えないんでしょうね
既成文壇が舞城を拒否した!!!・・みたいに大騒ぎするんでしょうね。
705 :
平野啓一郎:04/07/13 21:19
僕は今、一部の批評家の言動に見えている、非常にくだらない幻想にうんざりしているんです。
それは、或る革命的な作品の登場が、
現在の文学の閉塞状況を一気に打開してくれるというような、
悪しきロマンティシズムに彩られたヴィジョンです。
そういう愚かな期待をしている人たちに限って、
外連観の強い作品が出てくると、コロッとやられて、持ち上げてみたりする。
僕ははっきりと断言しますが、そうした風潮は不毛だし、
そんな曖昧なイメイジに支配されている以上、
文学は百年経っても現状から一歩も前進することが出来ないでしょう。
とインタビューで言ってました。
これって舞城のことっぽいですね。
707 :
吾輩は名無しである:04/07/13 21:26
綿矢のことじゃないか。
綿矢のを革命的な作品だって言ってる批評家いますか?
革命的な作家だ。作品なんて読んだことないよ。
だしょ?平野は「作品」と言ってますから
舞城のことじゃないでしょうか?
あと外連観→外連味(けれんみ)ですね
綿矢の作品はそんなにケレン味はないですよね
712 :
吾輩は名無しである:04/07/13 21:47
綿矢のどこが革命やねん。
文壇アイドルが一名増員されただけやろ。
まー平野自身アイドルなんだが。
713 :
吾輩は名無しである:04/07/13 22:11
かつて島田雅彦が六連敗していた頃、芥川賞は該当作なしを連発していた。
ではその頃の新人作家たちが苦労したのかといえば答えは否。
現在のような出版不況ではなくバブルに乗っかっていた時代では
新人作家の誰もが単行本を出せたし、芥川賞候補になろうものなら
現在の芥川賞受賞以上の待遇を受けることができた。
あの頃の芥川賞を取り逃がした一連の作家たちは
出版景気に乗って非常にありがたい新人時代をすごした人たちである。
>>705 これ読んだとき、俺も舞城くんのことを言ってるんだなと思った。
そして実際、賛同したよ。舞城くんを持ち上げてる奴の「私は新しい文学が
わかるんですよー!」ってアピールにはいい加減うんざりなんで。
輝さんみたいに「私にはわからない」と言い切るのはある意味大変勇気が要
ることで尊敬する(ま、輝さん自体は嫌いなんだが)。
ただ「外連観の強い作品が出てくると、コロッとやられて、持ち上げてみた
りする」人間ってのが平野くんの周りにもたくさんいるような気がするのは
俺だけか?
715 :
吾輩は名無しである:04/07/13 22:34
で、平野君とセックスした女性編集者って誰よ?
下世話だな。
しかし…文春は経歴を細かく載せすぎじゃないのか
718 :
吾輩は名無しである:04/07/13 22:43
でも今回は現住所を割愛したね。
前回はりさたんは文京区に住んでるんだねって
みんな知ることができたのに。
719 :
吾輩は名無しである:04/07/13 23:15
>>705 そういう平野自身が擬古文という手法をとって
ある意味遡及的革命デビューしたのにな
今回は該当作なしでいいよ
モブはあれ一作でやるのには時期尚早っぽいし
720 :
吾輩は名無しである:04/07/13 23:17
阿部ちゃんになんで上げないの?
あれもあげ損ないでしょ?
平野はあれで王道を狙ったんだろう。
そうありたいという意思も感じる。
擬古文体で通俗性と一線を画する手法は、
「金色夜叉」の真似事だよなあ。
阿部にはいまさらあげられんだろ。
いまやったところで昔の審査員の失策を認めることにしかならない。
いまさら該当作なしで気取っても遅いってば
じゃあ松井だな。一番地力がありそうなのは彼女だ。
これからしばらく実力重視で行きたい。
↑
でもホームラン競争辞退しちゃったよ・・・。
>>713 ほんとだよね。持ち上げられてた人たちは、
あのころが忘れられないんだろうなあ
>>717 たしかに。むかしの職場の正式な名前なんかは、
どっちかというと知りたくない経歴なんだが…
みんなが思いっきり名前を出してるせいで、
業界名しか出してない人がどことなく胡散臭くみえるという…
>>723 阿部もだけど、赤坂真理なんかにも出し損ねてると思うな
映画化でもうけさせて手打ちなのかな?
728 :
吾輩は名無しである:04/07/13 23:32
阿部ちゃんは今でも芥川賞くれるの待ってるよ。
あげちゃいなよ。この際。
不景気にこそサラリーマン文学を!
んで絲山を推薦します。じゃないと呪いをかける。
730 :
吾輩は名無しである:04/07/13 23:51
カズシゲさんですよ
えっ!慎之介じゃなかったの!
ばか、定だよ。
734 :
吾輩は名無しである:04/07/14 00:38
千代じゃなくて?
候補者の話をしろよ、候補者の
736 :
吾輩は名無しである:04/07/14 01:08
阿部って最後に候補になったのって2001年でしょ?
伊籐整賞この前もらったしもうないのでは
だって知らねんだもん誰が誰だか
芥川賞
サラリーマン作家:絲山秋子
文芸系芸能人作家:舞城
お笑い系作家:モブ
直木賞
大御所作家:北村薫
大御所作家:東野圭吾
この争いなんだよ
739 :
吾輩は名無しである:04/07/14 06:36
宮部みゆきも6回目だったし、東野圭吾はあと一回くらい落選したら受賞だな。
作家の現住所が公開されないのは残念だ。
りさたんの住む文京区は聖地となったのに。
ふくらはぎもみもみ。
芥川賞は松井となるか、舞城やモブや絲山でもめて該当なしになるか。
松井に落ち着くのが安易かもしれない。
今回はレベルが高くて逆に該当なしになるかもね。
740 :
吾輩は名無しである:04/07/14 07:19
いよいよ明後日か。なんだか胸がときめいてきたよ!
票読みでもしますかね
選考委員の傾向を読み切れてないかもしれんので指摘よろ
・・・・・モブ・介護入門・・・・・
意外とキビしそう。山田・龍・池澤は、あの内容で拒否反応。
黒井・三浦・宮本・河野・高樹は、あのスタイルじゃ読めないから、内容までたどりつけない。
古井は読めそうだが、積極的に推す要素なし。推すなら石原ぐらいか。
文春サイドがよほど強力に根回しでもしてない限り受賞はないんじゃないか。
・・・・・絲山・勤労感謝の日・・・・・
海の仙人でこりて、消去法狙いで来た。当たり障りなしは強い。
黒井・池澤・山田は、素直に推せる。消極的支持が集中。反対はなさそう。
742 :
吾輩は名無しである:04/07/14 08:55
石原・宮本は断固舞城を否定。
つか舞城受け入れるのは詠美かそのくらいじゃあ・・・
・・・・・舞城・好き好き大好き超愛してる・・・・・
純愛だの小説家の宿命だの、意外とベタな感動狙い。
山田、石原は、パワーだのエネルギーだの言って推すかも。
前回の金原みたく、嫌いだが認めるだの宮本あたり言い出すかも。
古井はどうだろ。実験的なら何でも推すのかどうか。
・・・・・松井・日曜農園・・・・・
対策は完璧杉。シンプルなストーリー、簡潔明快な描写、ベタな感動。
最悪の駄作の条件を備えるが、芥川賞ではそれが最強という現実。
選考委員がバカだってことをよく理解して、バカでもわかる小説を書いてきた。
安直な自然賛美は池澤対策、ファザコンは石原対策か。古井以外は落とせそう。
・・・・・栗田・オテルモル、佐川・弔いのあと・・・・・
いい作品なのだが、対策の跡があまりないような気が。
・・・・・結論・・・・・
モブ、舞城らアクの強いのの中じゃ、絲山の無難さは目立つでしょう。
本命は絲山、対抗は松井、穴で舞城と予想する。
>>742 石原はパワーがあればいいんじゃ?
石原は作品を読まずに舞城を推すと予想。
746 :
吾輩は名無しである:04/07/14 11:10
>>740 明日だよね。
それともこれから寝るのか。
まあ明日の夕方五時から築地の料亭で決まるのか。
でも今回は実力派揃いだから、誰が選ばれても驚かない。
候補作品が駄目な佐川や栗田にしてもね。
吉村のハリガネムシのときはびっくりしたけど、
今回はそこまでの大穴が存在しない。
747 :
吾輩は名無しである:04/07/14 11:13
モブだよ。モブの単独か、モブと絲山、モブと松井。
もしくは大穴でモブと舞城。いずれもモブありき。
おじいちゃんやおばあちゃん達は孝行息子に感動して即受賞。
748 :
吾輩は名無しである:04/07/14 11:23
舞城のおっさんは厳しいのではないか?
749 :
吾輩は名無しである:04/07/14 11:41
舞城に関しては輝以外は予測不能でしょう。
あっと言わせてほしいね。
750 :
吾輩は名無しである:04/07/14 11:42
松井が六回になっても使ってもらえないのはホームラン競争を辞退したからだな。
↑かぶってる
725 :吾輩は名無しである :04/07/13 23:21
じゃあ松井だな。一番地力がありそうなのは彼女だ。
これからしばらく実力重視で行きたい。
726 :吾輩は名無しである :04/07/13 23:27
↑
でもホームラン競争辞退しちゃったよ・・・。
752 :
吾輩は名無しである:04/07/14 13:14
大リーグ中継が復活したと思ったら試合終了してた。
松井は一打席でしかも三振。
ホームラン競争を辞退するからだぞ、あほちんが。
そのあとスタジオパークに今、大黒摩季が出ているのだが
やはり金原ひとみにそっくりである。
区別がつかない。
753 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/07/14 14:04
>>705-714 100年前の文言一致による近代文学の誕生は海外文学の研究から始まりました。
その流れを受けて英文学者の漱石夏目金之助は『吾輩は猫である』において
エンタメ的要素をふんだんに取り入れた新しい文学の可能性を提示してみせたのです。
そして彼を師と仰ぎ文壇に颯爽と現れたのが芥川龍之介その人であったことを考えると、
芥川の名を冠した賞に新しさを感じさせる作品を認めない方向性があるのは奇妙に思えます。
>>722 というより佐藤亜紀の真似ですよね。
ちなみに平野啓一郎は鴎外を愛読しているようですが、
芥川は鴎外を学者として尊敬しつつも小説家としては余り評価していなかったようです。
舞城王太郎は20代後半の予備校教師という噂もあるようです。
『ピコーン』や『阿修羅ガール』の女性主観の文体が見事なので、
有り得なくもないかもしれません。
>>
松井雪子は綺麗な方ですよ。
754 :
吾輩は名無しである:04/07/14 14:07
佐藤亜紀と平野啓一郎について遣り始めたらこれは大変なことになりますぞ。
755 :
吾輩は名無しである:04/07/14 14:10
「鏡の影」絶版騒動の真相に迫る。
文壇の圧力、闇に葬り去られた作者の復活。
756 :
吾輩は名無しである:04/07/14 14:57
そしてりさたんの登場。お姫様!
757 :
吾輩は名無しである:04/07/14 15:09
でも佐藤亜紀があんなにドキュソじゃなかったらあそこまでにはならなかったろう(w
佐藤亜紀のエッセイを読んでいたから、暗暗裡にやばい奴だと思ったが、
さすがにあそこまでとは想像だにしなかった。
759 :
吾輩は名無しである:04/07/14 15:41
まさかりさたんがあそこまで可愛い女性だとは思わなかった。
760 :
吾輩は名無しである:04/07/14 15:42
綿矢りさも安部公房に並んだね。
とってもプリティーふくらはぎ。
761 :
吾輩は名無しである:04/07/14 15:43
りさたんのためなら文京区でえんやこら。
節税に大忙しのりさたんでした。
762 :
吾輩は名無しである:04/07/14 15:43
りさたんのおっぱいをほふほふ含んで幸せいっぱい
763 :
吾輩は名無しである:04/07/14 15:44
りさたんに敵う芥川賞作家などもはやいまい
やはりやまいはやはりやばい
妄想は心の中だけでしてね。誰の目にも触れないとこで。
765 :
吾輩は名無しである:04/07/14 16:21
話題にもならないけど佐川さんは、医科歯科大学では解剖は3年からだって確かめなかったのかよ・・・
それにくらべりゃ舞上は時々出てくる医学知識が正確なことが多い。ただ、なんか単に知ってることだけ書いてる印象が強い。
作家の宿命だのメタフィクションだのなんだのも。
批評で取り上げられるテーマに忠実に沿った作品の作り方は批評の対象になりやすい。
ただそれって新しいんだろか?
モブだの平野はそれわきまえた上で、図式化される物語から外れた小説らしきもの書いていると思いたい。
なんか舞城に芥川は違う・・・気がする
図式化された物語を用いて、図式化され得ないものを描こうとするのが舞城。
この作風自体は、ヤングアダルトの世界には既にあったものを
使い回ししているに過ぎない。ただし記号と戯れることに終始せず、
物語としっかり向き合っている点は強み。他の作家が持っていない部分だと思う。
よって、別に新しいわけではない。新しいと評価している人が時代遅れなだけ。
767 :
吾輩は名無しである:04/07/14 16:56
そもそも医科歯科大学は病院は都内にあるが、学生の校舎は千葉の市川にある。
1,2年は英語や化学、物理、生物などの教養科目のみ。
3年から解剖が入るが、解剖学とは体の名称を覚えるだけ。
顕微鏡での組織スケッチと献体をメスで肉眼解剖していき名称と機能を覚える。
四年に入ってから初めて、医学の講義が始まる。
内科学、外科学、眼科学、耳鼻咽喉科学、エトセトラ。
6年に入って漸く患者のいる大学病院内を見学してまわる。
6年間の医学部生活を(留年するともっと)終えて漸く
国家試験の受験資格が得られ、そして合格してから
3年間の研修医生活が始まる。
この3年間で医者の勉強を始めるのであって、
いくら教育熱心な医大でも、やはり卒業しないことには医者の実技は
学べない。佐川さんのはちょっとなあ。でも小説が現実に即している必要ないよな。
768 :
吾輩は名無しである:04/07/14 16:59
これこそ直木賞の半オチ騒動と同じことであって
小説として面白ければ事実に反していようが構わない。
医学部一年生がなぜか診察できても(卒業した研修医一年生でもあやふやなはず)
問題ない。でも小説がつまらんわ。
769 :
吾輩は名無しである:04/07/14 17:00
ところがどっこい佐川の弔いが大穴で受賞。
770 :
吾輩は名無しである:04/07/14 17:06
なにわともあれ舞城は苦戦だろーな。
輝と石原は絶対拒否るし。
古井や黒井にも舞城がわかるとも思えん。
>>683 あぁそうそうまさにそんな感じ。
たださ、ちっとばかりヤングアダルトの世界には既にあったってのに違和感あって。
実際のところは単に、そっちの世界に図式化作者記号の戯れなんつー文学に応用しやすい似たようなもんがあって、
それに意味付けする人達がいて、それからヤングアダルトの世界?が好きな人間が文学理論かじって、
似たような手法使ってもよいんだ新しいんだと思って。
で、出来た作品な気がする。
意味づけするのはそれはそれでありと思うけど、似てるは似てるとしても違うもんだと思うんだが。
日本は脱構築された社会であるみたいな、過程すっ飛ばした結論に立脚してるよーで単に好きになれん。
いや結論一緒なんだけどさ。
図式化された物語を使うのは、舞城にとってそれが当然だからだろ。
メタフィクションはいかにも後付けの香りがするけど。
773 :
吾輩は名無しである:04/07/14 17:29
結局文学的に「読める」かどうかをウダウダやってる文学ってこった
774 :
吾輩は名無しである:04/07/14 18:03
図形化とかメタフィクションとかさっぱりわかりません。
長嶋ジャパンがやるけど、きょうもまた途中でサッカーだな。
775 :
吾輩は名無しである:04/07/14 18:04
キューバの選手がみんな広島カープの帽子を被ってますわ。
776 :
吾輩は名無しである:04/07/14 18:05
天皇陛下は永遠だ!石が岩になって苔がつくまで。
777 :
吾輩は名無しである:04/07/14 18:05
777GET
>>776 岩石鉱物科学の見地から異議を申し上げます。
>>773 なるほど納得。無理やり春樹の系譜に接ぎ木しようとしてるとこがあるよな。
780 :
吾輩は名無しである:04/07/14 18:15
>>778 長らくそう言われていたのだが、その歌の通りの場合もあるらしい。
781 :
吾輩は名無しである:04/07/14 18:29
「超愛してる」って、いまどきオヤジくらいしか言わないんじゃないかw
痛すぎ。
オヤジギャグは舞城のブルース。
783 :
吾輩は名無しである:04/07/14 20:10
いやあ、曽ヶ端は最悪だな。
オーバーエイジで召集される必要なし。
アンナ簡単なキャッチもできんのか。
痛恨のミス。
784 :
吾輩は名無しである:04/07/14 20:11
鼻クソ御飯よりはまし。
785 :
吾輩は名無しである:04/07/14 20:19
舞城君のやってることはバナールじゃないのかな。
786 :
吾輩は名無しである:04/07/14 20:25
>>781 何年か前の吉田修一の「スタバ女」ほどの痛さはないかと。
あの言葉を見たとき、
田舎にスタバができて長蛇の列ができてたのを目撃したくらい恥ずかしかった。
最新作なんて、”おんにこにこLOVELOVEそわか”だぜ?
そりゃタイトルじゃないだろ。
それいうならフェラチオ・チンポ連呼の「ピコーン!」はどうなる。
789 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:06
>>476 >>765 >>767-768 作中、医学部1年生の「ぼく」は、「死亡診断」や「解剖」はしていないのでは?
「ぼく」が別に、医者の実技をぜんぶマスターしてるということではなく、
「おまえ医学部生だけどわかるか」と聞かれて、「死亡診断書は出せないけど、
死んでるかどうかくらいはわかる」、ということでちょっと見てみた、というふうになってます。
(そういう会話は普通にありえるでしょう。親戚の子が工学部生だと電気のことをきいたりするし、
その場合、聞かれたほうも知らないとは言えなかったりするし。)
で正式の「死亡診断」は、向かいの医院の節子がしたと書かれてますし。
あと、千葉に住んで東京に通う人、東京に住んで千葉に通う人も普通にいるでしょう。
医学部1年生の「ぼく」が平然なのはやはり不自然でしょう。
診断書どころか死体も扱ったことがない。
791 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :04/07/14 21:31
たいへんなんだねきみたち(w
792 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:36
>>476 >老人達も健康に生きているか、ばったり死ぬかで、
>モブが描いたその間の苦痛を省略している
この小説は、介護の苦痛の物語ではないと思いますが。タイトルもそうなってないし。
現実にも、老人がみんな病気で寝たきりというわけじゃないでしょう。
というより、そうじゃない老人のほうが数では多いのでは?
それに老人ホームだから、寝たきりじゃない人が集まるのは自然だし。
健康で生きてきて、ある日バッタリ死ぬというのも、よくあるし。
>ただ一番かけているのは、老婆たちの姿が全く浮かび上がってこない点だ。
>しつこく六人の老婆がいると説明されるのだが、主人公の僕と善男さんの存在があるだけで
>老人グループホームの老婆たちがちっとも見えてこない。
老婆の世話をする人の生き方を中心にする、という設定が、この作品の特徴だと思う。
それに、善男たちとのやりとりを通して、老婆の姿も見えてくるようになってる。
それから、六人の老婆がいると、しつこく説明されてはいないと思う。
>モブが体感から生まれてくる小説なら、こちらはインテリが頭を捻って作った脳内小説だ。
>もしかしてモブと比較されることを想定して選ばれた、カモではないのか。
>弔いのあとと比較して、介護入門はなんと素晴らしい作品でしょうと文春は持っていきたいのか。
これは逆も言えるでしょう。モブは「これがリアルだ」と観念的に説教してるだけだけど、
弔いのあとでは、直接の主張ではなく、リアルな描写を重ねて表現してる、とも言える。
793 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:41
>>790 「平然」の意味がわからない。
それに、「ぼく」は診断書は出してない(出してるのは医師の節子)し、
「ぼく」がふだん、死体を扱ってるとは書いてない。
善男にきかれたから、読んだ本を思い出して、ちょっと見てみた、というだけになってる。
だから正式の「死亡診断」は、改めて、医師の節子がしているわけです。
794 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:41
さすが芥川賞の最終候補に残っているだけあって、どの作品も魅力に溢れているのだなあ。
今回はどの作品が受賞しても驚かないよ。
むしろ一作を決められなくて該当なしになるのは残念。
795 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:43
佐川がセックスを書いたら驚くよ。
796 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:44
美香や工藤も半年に一度のお祭りだし戻ってこいや!
797 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:46
美香って誰、有名な作家さん?
798 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:47
発表までに1000行くかな?
799 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:49
さゆみ関連のあんぽんたん達が今はメジャーだが
一年前くらいまでは工藤と美香の二大コテハンで
創作板と文学板はもっていた。
800 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:49
もっと予想を理由つきで色んな人が書き込んでいったら
面白いと思うぞ。
801 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:50
さゆみ関連って刃二浪のほかに誰かいる?
802 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:51
>>799 この板にもそんなコテいるんだね。
でもゆくゆくはプロデビューして、去っていくのか。
803 :
吾輩は名無しである:04/07/14 21:58
>>800 塚、読んでる人少ししかいないっしょ?
ハニロウが日曜農園いちおしなのも
あのねらっぽい感じに釣られただけな希ガス
>>803 松井、日曜農園もにちゃんを匂わすが描写あるの?
805 :
吾輩は名無しである:04/07/14 22:24
今回の芥川賞は以下の2作品でほぼ内定しています。
松井雪子 「日曜農園」
モブ・ノリオ 「介護入門」
>>804 「も」ってほかにもあるの?
日曜農園は、お父さんがネットでは別人格だったという話。
2ちゃんじゃなくて、個人のサイトだが。
でも(爆 とか、そういうの出てくるし、
そのお父さんが「なんとかだぞい」っていうのて
ハニロウが「なんとかだあよ」っていうのみたいで
なーんかヲタ文化つーかネット文化つーかその匂いが強いんだよね
絲山も、今回「海の仙人」ならば受賞できたかもしれないのだが。
つくづくタイミングの悪い人だ。
今回受賞するよ>絲山
809 :
吾輩は名無しである:04/07/14 22:34
残念。しないよ。
候補入りしないしないって実はしてたし
とらないとらないって言って取るでしょ
ここで有力って言われると選考で外されるとか?
そんな影響力ある?ここ
福田和也はなにかコメント出したりしてないのかな?結構前に「福田が動くと
賞が動く」なんて書き込みがあったけど。
813 :
吾輩は名無しである:04/07/14 22:43
前回も最有力だったのに選考委員に完璧にスルーされてたじゃないか。絲山。
選考委員は同じ面子なんだから、今回もスルーするよ。
だって、精神障害年金受給者が、同じ芥川賞作家なんて、嫌だろ。
814 :
吾輩は名無しである:04/07/14 22:44
糸糸、モブ、舞城以外だった場合
2ちゃん的には盛り上がらないわけですね
同じ面子だが前々回はけっこう評価あったじゃん
だいたい作家って貧乏だし、精神が健全なほうが珍しいだろ
816 :
吾輩は名無しである:04/07/14 22:47
いや、本物の基○外といっしょにされたくないだろ。
>>814 そいつらでもたいして盛り上がらんよ
文学板の中だけならたいしたことないし
綿矢のが異常だった
>>806 前の候補作の「イエロー」は主人公の客が、メイク魂名無しさん(←化粧板のデフォ名無し)として、
某化粧品会社の悪口を匿名掲示板に書きまくってストレス解消する描写アリ。
820 :
吾輩は名無しである:04/07/14 22:57
絲山:三度目
栗田:二度目
佐川:初
舞城:初
松井:二度目
モブ:初
栄冠は誰の手に?!
美香帰ってこなくていいぞ
3年も騒いだんだから十分だろ
おさむも
823 :
吾輩は名無しである:04/07/14 23:26
平野の例もあるし、一発屋に芥川賞あげてその後、駄作を垂れ流し続けられるのもこまるっと。
>>820 佐川って前に最終候補になってなかったっけ?
なってる
しかも2回
827 :
吾輩は名無しである:04/07/14 23:51
佐川はゲンユウのとき「ジャムの空爆」とかそんなタイトルで候補入りしたな
>>1 落選作家のところに中嶋敦を入れろ!
その面子の中では図抜けている
佐川の勤務先を見て…
a
830 :
吾輩は名無しである:04/07/15 05:10
佐川の勤務先?
どういう意味で言ってるのかわからんけど、
純文的にはむしろ格好良いんじゃないの?
「むしろ」って言ってる俺の勘違いかも知らんが。
833 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :