なんだかんだいっても「ノルウェイの森」スレ

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1吾輩は名無しである
春樹の長編全部読んだけど、
これが一番よかった。
売れすぎたってことで敬遠する春樹マニアは多いけど。

ワタナベは結局、直子の世界・緑の世界、
どっちにも属することのできない存在だと思うんだよね。
だから最後、「ここはどこなんだ?」って。

みなさんはどう?
2吾輩は名無しである:04/04/09 03:45
2
3吾輩は名無しである:04/04/09 03:50
春樹の小説は男にとって
都合良過ぎ。

「あなたと一緒だったらな、と思ったの。」
「なんで?」
「好きだからに決まってんじゃない。」
「君には彼がいるじゃないか。」
みたいな...。
4吾輩は名無しである:04/04/09 03:53
ノルウェイの森の冒頭部分の「ボーイング・・」っていうやつを見て、
初めて風俗行ったときのこと思い出したよ。元気かなあ、チハル(19)。
5吾輩は名無しである:04/04/09 03:53
ワタナベは結局、緑と別れた。
「めくらやなぎと、眠る女」で
出てくるの、そうじゃない?
6吾輩は名無しである:04/04/09 03:54
ていうか「多くの祭り(フエト)のために」っていうのが全く意味わかんない
んだけど、俺がカスだからか?
7吾輩は名無しである:04/04/09 03:55
>4
頭がはりさけそうだったんか?
8吾輩は名無しである:04/04/09 03:57
>7
ボーイングなんたらっていうヘルスがあるんだよ。
9吾輩は名無しである:04/04/09 04:00
フエトって何だ?あの一行で小説がぶちこわしだと俺は思うが、どうだ?
10吾輩は名無しである:04/04/09 04:01
バイトさきの女の子に紹介したら、
「ワタナベって女々しくない?キライ!」
て言われた。

どーいうところがそう感じたのかまでは
キカナッカタ。

なんかショボーン。
11:04/04/09 04:02
>1
そこんとこどうなのよ
12吾輩は名無しである:04/04/09 04:03
>8
いや、なんか
「元気かなあ、チハル」とかあるから
なんかやっちゃたのかなあ、と。
13吾輩は名無しである:04/04/09 04:28
ワタナベは病んだ人々の聞き手
=カウンセラーなだけであって、神ではない。
誰も救えない。

生き続ける、と決めた時点で
直子的人種に属さないのは明確だが、
「本質的には自分のことにしか興味が持てない人間」な点で
簡単に緑的人種とくくるわけにもいかない気がする。
14吾輩は名無しである:04/04/09 05:07
>6、>9
ユリイカ臨時増刊号で、
「祭り(フエト)」=生きているものの歪み
と解説されてる方がおったよ。
15吾輩は名無しである:04/04/09 05:21
直子について質問。
1)初めから最後までワタナベを愛してなかったのか?
2)もしそうなら、なぜ「私のことを覚えていて」と願ったのか?
3)緑の存在は直子の病状の悪化、死に影響を与えているのか?

分かる人、いますか?
169:04/04/09 05:45
>14
サンキュー!でもますます意味わからなくなったぜぃ★
17吾輩は名無しである:04/04/09 05:55
>16
ハードカバー版の「ノルウェイ」で
春樹が珍しくあとがき書いてる。
「この小説は僕の、既に死んでしまった友人、
 まだ生きている友人の何人かに捧げる。」
みたいなこと言ってた。
「多くの祭り(フェト)のために」ってのは
そのことじゃないかな?
18寝書:04/04/09 06:30
私の周辺にいる人たちの間で「ノルウェイの森、良かったね」と
気持ちを共有できる人が皆無。なぜだろう、寂しい。
19吾輩は名無しである:04/04/09 07:09
>>17
ドストエフスキーのカーニバルのパクリだよ。
20吾輩は名無しである:04/04/09 07:29
>18
僕の周りにもいない。
春樹ファンのヤツですら嫌ってる。

ただ「ノルウェイ」はたしかに
春樹作品の中でも変わってる。
一番最初に読んだから良かったけど、
もし羊とかねじまき鳥から入ってたら
好きにならなかったかも。
21吾輩は名無しである:04/04/09 08:33
わたしもノルウェイの森から入った。
で、他のが読めなくなった。
ねじまき鳥とかも一応読んだが、長く感じてなぁ。
売れに売れた作品だけに、嫌われるっていうのは判るな。
まー、色々理屈は聞きますけど忘れました。
22吾輩は名無しである:04/04/09 16:31
村上春樹の小説は、
「異なるふたつの世界」ってのがテーマだと思うんだけど、
そういう意味ではノルウェイも、ねじまき鳥も、
世界の終わりも、同じだよね?
書かれ方はだいぶ違うけど。
23吾輩は名無しである:04/04/09 16:42
>>20
>>21
「ノルウェイの森」が嫌いな人は短編小説の
「蛍」も駄目なのでしょうか? 少し気になります。
ぼくも「ノルウェイの森」からスタートして、
次にタイトルがわくわくさせられるものだったので、
いきなり「羊をめぐる冒険」を読んで、文章のテイストや内容の
あまりのギャップにたじろいだ記憶があります。
「鼠って誰だ?」と思いながら。
「ノルウェイの森」は村上春樹唯一のリアリズム小説という
位置付けになるそうです。
24吾輩は名無しである:04/04/09 16:52
>>23
オレも「ノルウェイの森」の次、
「羊をめぐる冒険」に行ったけど、
それほど違和感はなかったな。

「ノルウェイの森」以外がダメな人は、
恋愛小説を求めてるのでは?
村上春樹で恋愛ものってノルウェイだけだしね、なにげに。

あとリアリズムってのも頷ける。
御伽噺的世界が登場しないって意味も含めて。
25吾輩は名無しである:04/04/09 17:10
どうやら「多くの祭り(フェト)のために」の真髄を掴んでいるのは俺だけのようだな。
別にノルウェイの森好きじゃないけどー。
26吾輩は名無しである:04/04/09 17:18
なんかイマイチピンとこなかったなぁ。
人それぞれの世界があって、それは分かり合えるものではない
みたいな側面を主に描いてると感じたけど
どこが評価されてんのかよくわからない。
27吾輩は名無しである:04/04/09 17:19
>>25
教えて!
(って言ってほしいんでしょ?)
28吾輩は名無しである:04/04/09 17:40
永沢さんは東大。
直子は津田塾大らしい。
ワタナベ、緑は何大?
突撃隊は?
29吾輩は名無しである:04/04/09 22:05
あー俺もノルウェイの森すごく気に入って、他のも読んでみたんだが・・・
気に入ったのはダンス3ぐらいだった。
あとは雰囲気が気持ち悪かった。ハードボイルドの太ったピンクとかヤミクロとか
カフカの主人公にナカタとか加納マルタ?だっけな。とか。
何か、気持ち悪い。生理的に受けつけないというのかな。
でも新作でたら気になって買ってしまうのかもしれない(´д`)

>>24
国境の南〜も恋愛だったような気がするがあまり印象にない。
30緑の松:04/04/09 22:28
>>29
オトナになった島本さんは、本当に存在しているのか?
幽霊なのか否か。そこらへんのところをわざとぼかして
書かれているので、ストレートな恋愛小説ではないと思います。
31吾輩は名無しである:04/04/09 23:37
子供のころの
島本さんのほうが
好きだ。
32吾輩は名無しである:04/04/10 01:11
「ノルウェイの森」から
入っちゃった人は、他の作品
受け入れにくいかもね。

私の周りは
「ねじまき鳥派」と
「ノルウェイの森派」に
すごく分かれてる。
33あぼーん:04/04/10 03:08
あぼーん
34緑の松:04/04/10 06:02
>>32
私のまわりでは圧倒的に「世界の終わり」派が多いです。
35吾輩は名無しである:04/04/10 12:15
>>34
春樹ファンにはわりとたくさん出会ったけど、
ノルウェイの森が一番って人には
ひとりしか会ったことないです。僕は。
36吾輩は名無しである:04/04/10 13:23
世界の終わりなんたらかんたらなんて。。。観念小説じゃない。

つまらないというか、手抜き小説ですね。
37吾輩は名無しである:04/04/10 13:29
村上春樹本人が、「自分なりのリアリズムの文体を作るために書いた」みたいなことを言ってるはず。
確かにノルウェイ以降、書き方が変わってる。漏れは筋書きとか人物像とかよりも、そっちを重視してこの作品を見てる。
38淳一  ◆8kTRz46uUU :04/04/10 15:45
オレは『羊をめぐる冒険』からはいったけど、彼の作品はどれも楽しめました。
ただ、『ノルウェイの森』を受け付けないという人の気持ちもわかる。
他の作品より、生理的にダメな人は多い作品だろうと思います。

>>22
前にも書いたけど、『ノルウェイの森』は国取物語を下地にした作品だよね。
療養所が黄泉であり、電話の外の世界が現世であるという。春樹はそういう作りこみが上手い。

それらは、『羊をめぐる冒険』『ダンス・ダンス・ダンス』『中国行きのスロウボート』他
にもみられるから、「異なる二つの世界」というのは、わりとあっているのかもしれないなあと。思います。
その場合、テーマじゃなく手法でしょうね。
39吾輩は名無しである:04/04/11 00:11
直子の療養所へ向かうシーン、
鼠の別荘へ向かうシーン、
クミコが存在するはずのホテルへと
つながる井戸のシーン、

春樹お得意の「向こうの世界」への移動シーンは
『シャイニング』のオーバールックホテルへの
移動シーンを思い起こさせる。

実際、春樹はスティーブン・キングの
熱心な読者で、「シャイニング」は特に
気に入ってたそうだ。
映画版もやはり観ているんだろうな。
40吾輩は名無しである:04/04/11 02:30
直子と緑、
どっちが萌える?
41吾輩は名無しである:04/04/11 02:58
そんなことより、ノルェイの森はそれなりにイイ作品な気がするけど
他のは安っぽい作品ばっかだな。
深みがないっていうか、読者に迎合しすぎ。
いいかげんあの気取った文章にアレルギー起こることない?
42吾輩は名無しである:04/04/11 03:31
気取った文章と波長が合う人が惹かれてんじゃないの
43緑の松:04/04/11 06:55
>>41
「神の子どもたちはみな踊る」あたりから、文体に変化が
生じてきています。脱村上春樹文体にシフトしつつあるようですよ。
「スプートニクの恋人」が村上春樹的文章の総決算で、
1行目からぶっ飛びつつ、いいなあ、と頬がゆるみます。
44吾輩は名無しである:04/04/11 18:09
スプートニクの恋人、合わなかった。。。。なんでだろう。頭が受け付けないんだよ。
けどノルウェーの森は、とても好き。エロ描写の部分、彼女に朗読してあげるくらいすき。
こんな女いねーよ、みたいなね。
45吾輩は名無しである:04/04/11 18:12
淳一こっちこいよ
46吾輩は名無しである:04/04/11 19:13
淳一?だれだそれ。ノルウェーの森再起ょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
47吾輩は名無しである:04/04/11 21:36
>>44
ノルウェイの森好きって女の子には
結構出会った。
彼女らはあの性描写を読んで
どう感じてるんだろう?
48吾輩は名無しである:04/04/12 04:31
春樹作品にはよく「井戸」がでてくるよね?
「向こうの世界」のメタファーとして。
ノルウェイの森の冒頭で出てくる直子の語る井戸は、
直子の世界そのものでしょう。
そして直子はその井戸にワタナベが落っこちることは
決してないと知っている。

そういうワタナベに対してどうして
「私のことを忘れないで」と直子は言ったのだろう?

いずれにせよ哀しい話です。
49吾輩は名無しである:04/04/12 11:02
>>40
緑だ!緑!直子は現実的に考えてきついは〜
50吾輩は名無しである:04/04/12 11:14
>>15
1)愛していなかった
2)キヅキとつながっていた人間だから
3)レイコさんが説明した通りに受け取ってよいのでは?
51吾輩は名無しである:04/04/12 14:01
>>40
マジレスするともし直子みたいなのが
恋人だったら男はつらいと思う。

直子みたいなのを好きになったらつらいと
言うべきか。

病の根が深いのなんの言っても結局、
ワタナベに対して本当には心を許してないわけだしね。
52吾輩は名無しである:04/04/12 23:39
直子、緑、ハツミさん、ユミヨシさん、レイコさん、
誰が一番萌え?
53氏名黙秘:04/04/13 01:22
最後の緑への電話は、いつの時間なの?
玲子を見送った後?ドイツへついた後?
54吾輩は名無しである:04/04/13 01:48
>>53
単純にレイコさんを見送った後でしょ。と
思ったが、なるほど、そういう見方もあるね。

春樹のインタビューによれば、
「あの話は60年代に限定しなければならなかった。
 だからワタナベと緑さんがあの後どうなったか、
 なんて考えてほしくないです。」
みたいなこと言ってるから、やっぱりレイコさんを
見送ったあとかな、と。
5553:04/04/13 05:37
俺が聞いたとこによると、直子は大学で自殺した知り合いがモデル(顔みしり程度みたいなもの)
で、緑が奥さんって聞いたことがあるんだよね。
>>54昔は俺も単純にそう思ってたけど読めば読むほどわからなくなってくる。
俺は頭がよくないからよくわからんが、
直子は死の世界の人間で、緑は生の世界の人間と捕らえてるけど。
わたなべは死の世界にも入れず生の世界にも入れず、ただ両者の間で存在している
人間と解釈してるけど。だから直子が死の世界=井戸にはまらないと言ったのではないの?
死の世界にはまるのは生の世界の人間=村人であって、わたなべはどちらにも属せない
(属さないかはわからないけど)から井戸にはまることはないんだと考えてるけど。
多くの祭り(フェト)は人の人生でしょう?祭りは、祭りはするために多くの犠牲や準備を払わねばならないし、
祭りがあり、祭りの後の全てが終わった静けさを死ととらえてるのではないのかな。
多くの祭りは春樹の周りの人や、作品の登場人物(永沢や緑のオヤジやもろもろ)をさしてると思うけど。
俺が印象的なのは死にゆく緑の親父に対するわたなべの態度なんだよね。
いつもは無口なのに親父にしゃべりまくったり。
親父=死の世界の人間が緑=生の世界にふれてるときは元気がなく(食欲もない)のに
わたなべ=どちらにも属さないからこそ、親父がわたなべといるときゅうりを食べたり食欲がでて
生の世界に引っ張られると思うんだよね。
直子=死の世界=玲子もわたなべと言う生の世界に属さない人間だからこそ、彼を通じて生の世界にいけるんだと。
頭わるくてうまくかけなくてごめんだけど、死の世界の人間は生の世界の人間とふれれないのか、拒絶してるのかは
わからないけど、コンタクトをとれないんだと。
わたなべは銀河鉄道999でいえば車掌みたいな人間なんだよね。
直子=メーテルで緑が鉄郎みたいな感じで。
5653:04/04/13 05:44
俺はハイデガーを読むんだけど、春樹って実存主義に影響うけてるよね。
死は生の中に・・・・で思い切りハイデガーの存在と時間が浮んだ。
57吾輩は名無しである:04/04/13 15:20
>>55
この物語は、直子やら緑やら永沢やらレイコやら
その他色々な人物が、ワタナベに対して何かを
「語る」ことによって進行してゆく(基本的には)。

ワタナベがどこの世界にも属せないのは、
彼が聞き手を引き受けているからでは?

そういう意味で緑の親父にしゃべりまくるところは
初めて話し手に変貌した重要なシーンだよね。
「自分は聞き手であって、デウス・エクス・マキナのように
 全てを解決することは出来ない」
と語ってるんじゃ?
5853:04/04/13 22:07
わたなべが聞き手って感じより、どこにも属せず取り残されてる気がするんよね。
わたなべってみんなが通れるフィルターな気がするんよ。
わたなべ自身もわたなでから距離を置いてて、わたなべというフィルターを
通ってしかコンタクトできないというか。うまくかけなくてすんません。
59吾輩は名無しである:04/04/13 22:43
大江は皮をふさいで
その中に発射するテクをもっていたらしい
僕も挑戦中だ
60吾輩は名無しである:04/04/13 22:58
直子がいいな。
恥ずかしがりやなのがいい。ハァハァ
61吾輩は名無しである:04/04/13 23:01
初期の頃はけっこう熱烈なファンだったんだが、
この作品を読みおわった瞬間、ファンやめますた。

ベストセラーで同じぐらい嫌いなのはマディソン郡。
ベストセラーでも好きなのは薔薇の名前。
て、おいらの趣味なんて禿しくどうでもいいですね、
ではごきげんよう
62吾輩は名無しである:04/04/13 23:40
>>58
わたなべってみんなが通れるフィルターな気がするんよ。
わたなべ自身もわたなでから距離を置いてて、わたなべというフィルターを
通ってしかコンタクトできないというか。うまくかけなくてすんません。

いや、すごくよく分かる。
そのワタナベというフィルターを通して
みんな世界とリンクしてるんだと思う。

問題なのはワタナベが通るべきフィルターが
どこにもない、ということ。
緑を選んで救われたように感じるけど、
それだと最後の「ここはどこなんだ?」
が説明できない。


6353:04/04/14 00:19
>>62
問題なのはワタナベが通るべきフィルターが
どこにもない、ということ。
緑を選んで救われたように感じるけど、
それだと最後の「ここはどこなんだ?」
が説明できない。

最後はわたなべというフィルターと、
距離をおいてるわたなべ自身が一致したんじゃないの?
それで自分自身と距離を置けなくなって自分の場所がわからなくなったのでは?
64吾輩は名無しである:04/04/14 01:34
>>63
う〜ん、
ワタナベが自分自身と距離をおいてる、
というのがいまいちよく理解できない。

ワタナベのどういうところが
そう感じさせたの?
65吾輩は名無しである:04/04/14 02:56
>>61
主張しといて、「どうでもいいですね」なんて言うな
最低だぞ
66吾輩は名無しである:04/04/14 04:38
ノルウェイの森を、
好きな人、嫌いなひと、
それぞれ理由を書きコしましょう。
67吾輩は名無しである:04/04/14 05:16
する意味がない
68吾輩は名無しである:04/04/14 05:18
私の正義はあまりにあまねきため、
というところがなんともいえず良い。
69吾輩は名無しである:04/04/14 09:43
ノルウェイの森 好き

なんかあっという間に読める。
自分が大学生の時によんだから
70吾輩は名無しである:04/04/14 09:55
>>65
「どうでもいいけど」とか書く奴ほど実は必死の法則
71吾輩は名無しである:04/04/14 12:53
 村上春樹自身が「河合隼雄に会いに行く」で、「セックスしか描かなかった」と
記述なさってるけど、もしそうなら奥の浅い作品とされても仕方が無いと思う。
72吾輩は名無しである:04/04/14 13:52
厨房の頃、30回ぐらい「ノルウェイの森」で抜きました
感謝してます
73吾輩は名無しである:04/04/14 14:52
>>71
君自身の意見を書くんだ〜!
74吾輩は名無しである:04/04/14 14:55
>>71
作者の意図なんて、作品を解釈する上では何の意味もない。
75吾輩は名無しである:04/04/14 15:42
「1+1=2になるのは数学の世界ですよ。
 文学では1+1が3にも4にもなるのです。
 つまり〜
 文学の答えはあなたたち自身が創りあげるものなのです!」
高校の恩師がおっしゃとった。
76ミラーマン:04/04/14 15:44
じゃあ書き手はいても意味ないな。俺ももうやめよ
77吾輩は名無しである:04/04/14 18:07
好きじゃない
男に都合の良すぎる感じ よく恥ずかしげも無く書けるなー


って思う
78吾輩は名無しである:04/04/14 22:14
本質が見えてないな
79吾輩は名無しである:04/04/14 22:33
>>77
確かに。
てゆーか村上作品は全部そう。
80吾輩は名無しである:04/04/15 02:05
「1973年のピンボール」の直子と
この作品の直子はイコールでいいの?
81吾輩は名無しである:04/04/15 04:37
直子とか鼠のモデルっているんだよね実際
82吾輩は名無しである:04/04/15 04:47
>>81
思わせぶりはいかんなぁ。
肝心なとこを書きコしないと。
83吾輩は名無しである:04/04/15 10:09
>>58
わたなべってみんなが通れるフィルターな気がするんよ。
わたなべ自身もわたなでから距離を置いてて、わたなべというフィルターを
通ってしかコンタクトできないというか。うまくかけなくてすんません。

あー、なんか腑に落ちる・納得納得!
そういえば、その後の「風の歌〜」からのシリーズでも、主人公の
「誰かが入ってきて去っていく・多くのものを失い・一人残される」
というような言葉があったなあ、と思った。
そっかー、フィルターかー。
うおお、ノルウェイの森、今すぐよみたい!
8453:04/04/15 12:27
>>64
すまん。言葉しにくいんだよ。そう感じたというしか。
「わたなべ」ってフィルターがあってそれを多くの人が通りぬけていってる
のを、わたなべはじっと見ていると感じ。で時々わたなべというフィルター
とわたなべ自身が一致すると混乱をしてって感じで。最後には緑という生き
る人間の側にいくことを自分自身ではっきりと選びとったから混乱したと思ったん
だよ。
 今まではわたなべというフィルターを客観視というか冷めた目というかで
見てたのに、一致することで客観視できなくなったというか。うまーく書け
ん。
「ハードボイルド・ワンダーランド」(昔読んだだけだから適切な例でなけ
ばごめん)の影?がフィルターの「わたなべ」で、女の子?と残ったのがわ
たなべという感じというか。
85吾輩は名無しである:04/04/16 00:56
>>84
その辺は、ワタナベが
「あらゆる物事と自分との間にしかるべき距離をおくこと」
と、決意したことに関係あるの?

まあ、いずれにせよ、緑を選んだ時点で
ワタナベが今まで自分の立っていた場所から
別の場所へ行ったのは確かみたいだね。
86吾輩は名無しである:04/04/16 03:53
キズキと鼠は似てる。
87吾輩は名無しである:04/04/16 05:53
じゃあオマエラは鮎川とひかるちゃんどっちを選ぶわけ?
88吾輩は名無しである:04/04/16 09:32
>>87
もちろん、ひかるちゃん。
89吾輩は名無しである:04/04/16 14:05
>>87-88
逝ってよし。
90吾輩は名無しである:04/04/16 23:06
ノルウェイの森にはいろいろな曲が出てきますが、
聴いたことない人にはよく分かりません。
あの固有名詞はなんのために出てくるんですか?
91吾輩は名無しである:04/04/16 23:13
渡辺は早稲田でしょ
92吾輩は名無しである:04/04/16 23:54
>>91
それは村上春樹が早大だからってこと?
文脈からはそう特定できなくない?
9391:04/04/16 23:59
たしか一般書籍板のスレで分析してたんだよなあ。誰かが。
上の方にもあったけど、直子は津田塾とも書いてあった。

確か文章の中で「あまり苦労しなくても入れるような大学」
みたいなのなかったけ?

当時は早稲田入るのあまりむずくなかったとか
94吾輩は名無しである:04/04/17 00:14
>>93
あ、そうなの?難しくなかったんだ、早稲田。
でも、文章のなかで「二流大学の文学部を卒業したって
将来の展望が〜」とかいうのあったと思うんだが、
いくらなんでも二流は謙遜しすぎな気が・・・。
95我輩は名無しである:04/04/17 00:35
>>94
一文卒業生だけど、校内の描写は間違いなく早稲田だよ。
96吾輩は名無しである:04/04/17 00:58
>>95
そうなんだ〜!?
じゃ、緑も早大生か。
突撃隊は国立大ってことしか分からんな。
97吾輩は名無しである:04/04/17 01:02
春樹は中卒馬鹿にしてるな
98吾輩は名無しである:04/04/17 01:03
なんだかんだでやっぱり
ノルウェイの森は人気あるね
99我輩は名無しである:04/04/17 01:05
>>96
突撃隊が住んでた寮のモデルは「和敬塾」ってとこで、
今も存在しているだけでなくHPまである。知ってるかもしれんけど。

ttp://www.wakei.org/
100吾輩は名無しである:04/04/17 01:09
>>97
んだんだ。おらも卒中だ。
「勉強せんでも入れそうな」とか
ノルウェイ以外に、国境やスープと肉でも
出てきあがる。
でも、読んじまってるわー。
101吾輩は名無しである:04/04/17 01:12
>>99
うん、それは知ってる。でもアリガト。

なにか「ノルウェイの森の舞台を歩く」
みたいな本やHPないかな?
102我輩は名無しである:04/04/17 01:18
>>101
「村上春樹の世界」とかいうフォト・ブックが出てるよ。
ただ、扱われている作品はノルウェイの森だけじゃないけどね。
103吾輩は名無しである:04/04/17 01:25
>>102
あ、ホントに!?
なんか前ちらっとそんな感じの本を
見かけた気がしたんだけど、買わなかったんだ。

今でも売ってるかな?明日本屋いこ。
104文学士:04/04/17 02:57
>>90
いくつか聴いてみると結構いいよ。

「Walts For Debby」Bill Evans
これはジャズ。ピアノトリオ不朽の名作。
直子の誕生日のシーンでかかってた。
105吾輩は名無しである:04/04/17 03:37
Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band/The Beatles

これも直子の誕生日でかかってるよ。
106吾輩は名無しである:04/04/17 03:40
やだやだ
そうやってオサレなジャズやらクラシックの曲(バックハウスよりグールドw)やら
周りの連中は三島とか大江読んでたけど僕は
フィッツジェラルドやらフォークナー読んでたとか
オサレアイテムちりばめられてるのがスゲー鼻につくあの小説

この小説読んだ後村上春樹の写真みて
「あんなにオサレなこと語ってるくせにスゲー不細工じゃん!(w」
と思って溜飲下げたルサンチマン丸出しの俺
107吾輩は名無しである:04/04/17 06:26
ある意味正しいよ君は
10853:04/04/17 08:25
>>85
そういうのも含めて。ノルウェイの森って7年ぶりに読んだ。
昔は村上作品の長編を読んで、その一連中から
ノルウェイの森をなんとなく思ってて、今回はノルウェイの森の作品自体
からの感想で書いてます。どっちからのアプローチがいいかわからんが。
まあ気楽によんでます。
ノルウェイの森からはわたなべの大学を特定できないでしょう?
村上春樹は早稲田だけど。緑が奥さんがモデルとも聞いたことあるし。
私生活は村上朝日堂の逆襲(新潮文庫)であるよ。
彼には子供いる。作品や私生活ではかいてないけど、
息子いるよ。慶応卒だけどね。息子本人が言ってたから。
ノルウェイの森と大学時代の村上春樹は全然ちがってるよ。
作品と現実はかなり違うもんだよ。
109吾輩は名無しである:04/04/17 08:36
『俺は、他の連中とは違う』
みんな、そう思ってるよね?

110吾輩は名無しである:04/04/17 09:41
春樹に息子いるの????
111吾輩は名無しである:04/04/17 10:05
>>108
子供いるの? 俺もびっくりした。
ソースを教えてくれ。ずっといないって言ってなかったっけ?
11253:04/04/17 10:32
いるよ。同じ学年だったし、本人も言ってた。
高校、大学と一緒。
本人がすごい虚言癖がなければね。慶応の法学部。
昭和51年生まれ。
113吾輩は名無しである:04/04/17 10:34
>>109

村上春樹の良さを判らんかった俺は
「俺は、他の連中とは違うのかも」

と思っていたが(w
114吾輩は名無しである:04/04/17 10:44
>>108
どうしても作者と主人公をダブらせて考えたく
なっちゃうんだよね。読者は。(私もそう)

でも現実と作品は違う。
たしか春樹って学生結婚して、
8年間大学にいたそうだし。
それにワタナベは現役合格だけど、
春樹は一浪して早稲田に入学したみたい。
11553:04/04/17 11:04
>>114
気持ちはわかるよ。

でも実際はかなりちがうよね。ノルウェイの森だとなんとなく
キレイでスマートって感じがするけど。
116吾輩は名無しである:04/04/17 11:22
春樹の時代の早稲田は誰でも入れたってやがて悲しきで言ってるから二流大舞台としては無きにしもあらずだよね? Sgtのアルバムにノルウェイの森は入ってないのに出てくるアルバムがなぜSgtなのかが謎。
117吾輩は名無しである:04/04/17 11:34
>>112
ごめん、君を疑うわけじゃないんだが、やっぱり子供いないんじゃね?
ネットでもまったく引っかからないし、あれだけ売れてる作家に
隠し子(?)がいたらマスコミが放っておかないだろうし。
118吾輩は名無しである:04/04/17 11:42
>>116
Sgtのアルバムにノルウェイの森は入ってないのに出てくるアルバムがなぜSgtなのかが謎。

残された4枚のうちのどれかがラバーソウル(ノルウェイの森収録)
なんだよ、きっと。
けど、これらの音楽は物語に積極的に意味を与えてるのかな?
119吾輩は名無しである:04/04/17 11:44
子供の話はたしかに興味深いけど、
もうやめようこれ以上は。
不毛だ。
120吾輩は名無しである:04/04/17 11:47
"I once had a girl, or should I say, she once had me."

この「ノルウェイの森」の出だしの歌詞は直子とトオルの関係とかぶるよね。
121吾輩は名無しである:04/04/17 12:05
>>120
うんうん、分かる。
「僕にはかつて恋人がいた。いや、彼女はかつて僕といた、
 というべきか。」

やっぱ意味ありそうだね。作品中に出てくる曲は。
122吾輩は名無しである:04/04/17 12:17
なんか今ちょっと発見したんだけど、
直子がノルウェイの森を聴いて
「この曲を聴くと、なんだか森の中で迷ってるみたいで
 哀しくなるの」
みたいなこと言うシーンがあるよね?

歌詞を当てはめて解釈すると、直子はやっぱり
ワタナベといると森の中で迷ってるような間違いを
犯している気になるんじゃ?

冒頭部分でも、ワタナベとずっと一緒にいればいいのに、
「それは正しくないことだからよ」とか言っちゃってるし。

ああ、なんか哀しい。
123吾輩は名無しである:04/04/17 13:12
この本読んでると、頭痛くなってくる。
おもろいけど
124吾輩は名無しである:04/04/17 13:38
この小説って何がおもしろいの?
ただだらだらとしていて人がやたらと死んで主人公が意味もなくモテて
特に後半の破綻は何?
結局この小説の主題は何なの?
125吾輩は名無しである:04/04/17 13:51
中出し
126吾輩は名無しである:04/04/17 14:30
おれも音楽とか小説とかの固有名詞がむかついた
国境の南もそうだが
127吾輩は名無しである:04/04/17 17:26
正常だとされている世界の異常さと
異常だとされている世界の真面目さの間をうろうろする物語
128吾輩は名無しである:04/04/17 20:13
そんくらいわからないで文学板来てるのか
129吾輩は名無しである:04/04/17 21:28
>>124
主題というのは自分が「こうだ」と思うものでいいんじゃない?
それが見つけられない作品は、つまり自分にあってないという事だと思う。
名作と呼ばれてるものでもそれはあるし。
130吾輩は名無しである:04/04/18 00:40
>>102
「村上春樹の世界」とかいうフォト・ブック、
売ってなかったです。
どんな本なの?持ってる人教えて!
131吾輩は名無しである:04/04/18 00:48
アマゾンで調べてみた。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791709926/qid=
1082216770/sr=1-4/ref=sr_1_10_4/250-1652705-9591435

他にも色々でてるみたいだね。
132吾輩は名無しである:04/04/18 01:24
>>131
どうもありがとう!

いやあ、作品読みきっちゃうとどうしても
研究本の類に手がむいてしまう・・・。
ユリイカの臨時増刊と村上春樹の音楽図鑑ってのは
持ってるんだけど。
133吾輩は名無しである:04/04/18 03:51
>>126
固有名詞の羅列はそれを知らない人にとっては
排他的な印象を与えると思う。

でもそれをやらないで
「○○な感じの音楽が流れてきて〜」
とかいう描写になられても
なんか味気ないんだよなあ。
134吾輩は名無しである:04/04/18 06:30
文学なんぞ所詮は虚学なんだから売れれば勝ちなんだよ
だがノルウェイの森はつまらん
135吾輩は名無しである:04/04/18 09:52
まあ、売れたらアンチがつくのもしょうがないよな。
マンセーがつくのも同じだけど。

過去の最低映画が「タイタニック」とか言われるのと同じだろう。
136吾輩は名無しである:04/04/18 10:15
当時。なぜあれほどのベストセラーとなったのだろうか。
口コミなのか。
137我輩は名無しである:04/04/18 14:33
>>132
ごめん、題名間違ってた。正しくは
「探訪村上春樹の世界」だった。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4916090977/qid=1082266226/sr=1-11/ref=sr_1_2_11/250-4803798-8681052

138吾輩は名無しである:04/04/18 14:48
>>137
わざわざどうもアリガト。
でもその本も確かなかった。
ま、気長に探してみます。

他の本を拾い読みしてみたんだけど、
なんか緑の通ってた高校もモデルが存在するとか。
139吾輩は名無しである:04/04/18 17:15
>>136
「当時」を知らないんですが、そんなに売れてたんですか?

ノルウェイの森は結構好きだし、文章も易しいので読みやすいと思うんだけど、
万人に受け入れられる作品とはどうしても思えない。
140吾輩は名無しである:04/04/18 17:20
学生時代に彼女に手コキされるような人生があればなああ
141吾輩は名無しである:04/04/18 18:12
>139
単行本のカバーデザインが、
ちょっとばかしお洒落だったもんだから、
時期が重なって「Xマスプレゼントに」という人もいたらしい。
純粋な恋愛小説だという宣伝だったが、
いざ読んでみると、「なにコレ?」という反応も、
すくなくなかったようだ。
関係ないけど、「ねじまき鳥」が出る前と後では、
フォロワーの態度が異なるね。
142吾輩は名無しである:04/04/18 18:47
>>139
すげー、売れていました。
当時、さまざまなランキングを発表するバラエティ番組(鼻禁
データランドとかいうたな)があって、結構視聴率も良かった。
そこで数ヶ月、一位の座にあったのを思いだす。
番組自体がマッチポンプ式に売上に貢献していたように思う。
143吾輩は名無しである:04/04/18 21:17
>>141-142
あ、そうなんですか!?
レスどうもありがとうございます!

141さんが言うようにクリスマスシーズンに
赤と緑の装丁で発売されたそうですね。
「100%の恋愛小説」と銘打って。
でも、村上春樹本人も認めている通り、この作品は
100%の恋愛小説ではありませんね。
コピーに誘われて買ってみて「なんじゃこりゃ?」と
感じる人の気持ちはなんとなく想像できます。

あるいはそれもアンチノルウェイ派を生み出す
ひとつの理由かもしれませんね。

いずれにせよ、当時の様子をリアルに想像させる
レスをどうもありがとう。
144吾輩は名無しである:04/04/18 21:49
【文芸】「世界の中心で、愛をさけぶ」2百万部 「ノルウェイの森」以来
http://news6.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1081844362/
145吾輩は名無しである:04/04/18 22:01
>>144
どっちも駄作。
ハードボイルドワンダーアンドやねじまき鳥と比べるべくもない。
146吾輩は名無しである:04/04/18 22:56
鼻金データランドひさしぶりいいいい

文鎮だったけ?司会
147吾輩は名無しである:04/04/19 02:00
>>145
そっかいけよ
148吾輩は名無しである:04/04/19 02:18
>>141
関係ないけど、「ねじまき鳥」が出る前と後では、
フォロワーの態度が異なるね。

え?
どういうことですか?
149吾輩は名無しである:04/04/19 04:42

     ,.-‐ """''''''- 、
   /          \
  /  ノりノレりノレノ\  i
  i  ノcニつ ⊂ニュ ミ |
 ノ  |  <@  ミ @ヽ. | |    アメマー アメマー
 イ   |    (o_o.    | |
 ノ   !   ノ u 丶.  ! ヽ
 彡  !    (つ     !  ミ モグモグ・・
 ノ   人   "    人  ヽ 
ー '''"   | '''ニ='〒   "'''ー''

150吾輩は名無しである:04/04/19 15:55
>>144
てゆーか「ノルウェイの森」ってそんなに売れてたのかぁ!?
そりゃアンチも出るわ。

オレはブームも過ぎ去って久しい6年ほど前になんの予備知識もなく
読んでみたけど、それで良かった。
「売れてる」「恋愛もの」とかそんな宣伝はいらないや。
151吾輩は名無しである:04/04/20 03:59
「突撃隊」がこの物語の中でどういう役目を
果たしているのかイマイチ分からない。

直子が東京から京都の療養所に行ってしまう時期と
彼が消えてしまう時期がほぼ一致してたり、
直子を象徴する「蛍」をくれたりと、
突撃隊の喪失は、直子とワタナベが東京で過ごした時間の
喪失を思わせるんだけど。

なんで突然消えちゃったんだろ?
152吾輩は名無しである:04/04/20 09:59
ああ、あの蛍が飛んでいって、その光に触れようとする
文は何回よんでもいいなああああああああ
153吾輩は名無しである:04/04/20 10:39
一人称の小説は登場人物がある出来事を正確にその場の具体を思い出しながら 
無意識のレベルまで言語に置き換えて書こうと思うのを、
同じ様な意識の元に作者が描写するものじゃないか

だから、修辞的な表現は自意識の過剰さを感じるし、感傷的なものは気持ち悪い
けれど、そうと思いながらもそれらを許容しているワタクシもいる
154吾輩は名無しである:04/04/20 23:25
>>151
「突撃隊の話をしている限り、世界は平和で笑いに
満ちて」いるよね?
155吾輩は名無しである:04/04/20 23:53
>>151
53にきけば〜?
156吾輩は名無しである:04/04/21 00:59
めでたいよな春樹オタって
何にでも役割だの象徴だの言い出してあたふたしてる(w
157吾輩は名無しである:04/04/21 01:48
>>156
消えろ!ヴォケ!!
158吾輩は名無しである:04/04/21 04:20
狂信春樹ヲタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


159吾輩は名無しである:04/04/21 17:38
正直緑みたいな女は苦手だ
160吾輩は名無しである:04/04/21 18:08
>>152
同じです、あのシーン良いですね。
161吾輩は名無しである:04/04/21 23:10
>>160
お、いいよね。あれ
162吾輩は名無しである:04/04/21 23:32
あんなあからさまなシーンに萌えるなんてレベル低いな春樹オタは
163吾輩は名無しである:04/04/22 00:40
>>151
単純にあの章が短編「蛍」のほぼそのままの
引用だからじゃないかな?
164吾輩は名無しである:04/04/22 00:49
それにしても、緑のお父さんがウルグアイに行った

っていう緑の嘘の意味がわからん。ノルウェイの森
ってなんかに連載か何かされてたの?で最初は
ウルグアイに行ってることになってたが途中で
話し変えるために嘘っていうことににしたのかな?
なんかあそこ不自然な気がする。

それから他のどっかのスレではこのすげえ嘘から
緑が、あのレイコさんを落としいれた大嘘つきピアノ美少女だと
推測していた人がいたなあ。
165吾輩は名無しである:04/04/22 01:03
>>164
あれはわざと嘘をついたと思う。

「あとはお父さんね。」「そう。」とわざわざ父のことを
最後に持ってきているあたり、緑がこの時点で自分の抱える
暗い影をワタナベに隠そうとしていることが分かる。

その後、「私のことをもっと知りたい?目をそむけたくなっても。」と
言ってワタナベが頷いて初めて、緑はもうすぐ死ぬ父のことを
話す決心をするわけだから。
166吾輩は名無しである:04/04/22 02:50
だからなんで最後に
ワタナベとおばさんがセックスしまくるんだ?!っての。
俺はそれが知りたいのよ
167吾輩は名無しである:04/04/22 06:07
死んだ者へのとむらいと生き残った者たちの新なる旅立ちへの儀式、かな。
168吾輩は名無しである:04/04/22 10:11
最後の遺書手紙みたいのは自分がワタナベだったら
凹むなああああああ

だってレイコさんに服あげます、しか書いてないんだから。
169吾輩は名無しである:04/04/22 10:29
>>151
>「突撃隊」がこの物語の中でどういう役目を
>果たしているのかイマイチ分からない。

別にそんなにむずかしく考える必要はないんじゃない?
ただ単に日常の1コマを描いただけだと…。
我々の日常におけるさまざまな出来事や人々がそうであるようにね。
小説だからといって何もかも特別な意味をもって設定されたものと
いう考えは、ある程度文学に精通した人間の悪い癖。もっと自由に、
もっと自然に、楽に小説を読んだらどうだろう。
170中川泰秀:04/04/22 10:35
 春樹さんの作品を英文で読めば、迫
力があるね。
 イ・ヨンジャさん(故人)の『ユヒ』
は、韓国語で読んだけど。
171コリン・タッジ:04/04/22 11:03
>>170
「海辺のカフカ」に登場するカーネル・サンダーズの
英訳はどうするのだろう、となんとなく気になります。
読まれたら、どのようになっていたか、教えて下さい。
ぼくは英検4級なので、長文読解苦手なので。
172吾輩は名無しである:04/04/22 17:23
>>165
なっとくすますた。
ありがとう
173吾輩は名無しである:04/04/22 17:51
友人に薦められて読みました。
はっきり言って、とても気持ち悪かったです。
作者の容姿や性に対するコンプレックスが
にじみ出ていたからです。
この人はよっぽどもてなかったのでしょう。
文面のいたるところでそれが目に付きました。
174吾輩は名無しである:04/04/22 18:45
なんて浅いセリフ
175吾輩は名無しである:04/04/22 18:54
↑否定的な批評されるとなにか
言い返せずにいられない典型的な春樹ヲタ
176吾輩は名無しである:04/04/22 23:25
>>168
「ワタナベ君はどうするの?」

「あの人のことは私ちゃんとするから。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・。
177吾輩は名無しである:04/04/23 00:09
>>176
・・・・・ボコッ(凹み音)
178吾輩は名無しである:04/04/23 10:03
直子は結局ワタナベのことをどう思ってたんだろう。
ワタナベに抱かれたいとか思ったとか、
腕をからめてきたり、手をつないできたり
1回目療養所に行った時は、キズキ君だけじゃなく
あなたの事も好きと言ってるし。
179吾輩は名無しである:04/04/23 19:41
>直子は結局ワタナベのことをどう思ってたんだろう。
便利やでしょう
>ワタナベに抱かれたいとか思ったとか、
好きでなくても抱けますが?
>腕をからめてきたり、手をつないできたり
女の子はそういうのが好きですが?
>1回目療養所に行った時は、キズキ君だけじゃなく
>あなたの事も好きと言ってるし。
僕も彼女に好きといいますよ。別の子にも好きと言いますよ。
あとオムライスにも好きと言いますが?

>>168
わたなべ君に服あげますも嫌だろう?
180吾輩は名無しである:04/04/23 23:16
>>178
直子はワタナベのことを「愛してはいない」と思う。
そのことは文脈上でかなりはっきり記されてる。

彼女の求めているのは僕の腕ではなく誰かの腕なのだ。(上P55)

「君と毎週のように会って、話をしていて、しかも君の心の中にあるのが
 キズキのことだけだってことがね。そう思うととても辛かったんだよ。」
(上P205)
「あなたは私と外の世界を結びつける唯一のリンクなのよ、今でも。
 そしてキズキ君があなたのことを好きだったように、私もあなたの
 ことが好きなのよ。」(上P236)

直子にとってワタナベは、自分を外界と結びつけるリンクのようなもので、
「好き」ではあっても「愛して」はいない存在だと分かる。
だからこそワタナベが誘っても一緒に暮らすことができないと分かっているし、
「私はただもう誰にも私の中に入ってほしくないだけなの」と、レイコに
打ち明け、外界と別れを告げるために死を選んだのだと思う。
181吾輩は名無しである:04/04/23 23:26
ワタナベが緑を選んじゃったって直子に話したんだっけ?
182吾輩は名無しである:04/04/24 00:14
>>181
話してないよ。
183吾輩は名無しである:04/04/24 15:37
ナオコって何であんなに病んでたの?
184吾輩は名無しである:04/04/24 15:43
なんでだろうね。
いろいろ考えてみると面白いよ。
でもこれは文学に、典型的に描かれる話だね。
アポロンとダフネみたいな。
185吾輩は名無しである:04/04/24 15:47
>>164 何気に凄い発見だと思う。
そうかもしれないね。
186吾輩は名無しである:04/04/24 16:26
海辺のカフカ ドイツで大人気だって。
読んだことねえ
187吾輩は名無しである:04/04/24 16:50
だからこういうのがキモイんだよ
緑がレズ女とかいってる奴アホじゃねえの
春樹オタのレベルが分かるよ
18853:04/04/24 22:22
久ぶりにきました。
村上春樹の作品と渡瀬せいぞうのハートカクテルって、
頭の中で同じようなイメージに感じてしまう・・・。
189吾輩は名無しである:04/04/24 22:37
レズでしょ。緑は
190吾輩は名無しである:04/04/24 23:27
>>189
どの辺がそう思わせる?
191吾輩は名無しである:04/04/25 11:32
>>187 は?
お前はよっぽど深い教養を持って鋭い洞察力で読書をしてるんだなぁ。。。
192吾輩は名無しである:04/04/25 12:21
春樹の小説読んでると70年代を生きたくなってくる
193吾輩は名無しである:04/04/25 13:47
ヒアカムザサン
194吾輩は名無しである:04/04/25 19:25
its alright
195吾輩は名無しである:04/04/25 22:10
上巻最初の方で、酔った永沢さんが女の子に意地悪して
それ以来心を許さんと決めたって書いてあるけど、
それってハツミのことかな?

システムなんてどうでもいいわよ! のところ
196吾輩は名無しである:04/04/25 23:02
結末が良く分からないんだけど、結局緑とはどーなったの?
197吾輩は名無しである:04/04/26 01:42
>>195
どうだろうね?
そのシーンで永沢がハツミに対して悪態をつき始めたとき、
「永沢さんは酒が入ると、意地悪くなることがあるのだ」と
断っているので、以前にも酔って女にあたったことはあるんだろうけど。

ただこの事件があって以来、ワタナベは永沢とともに女遊びをするのを
止めているので、たぶんハツミのことであってるんだと思う。
198吾輩は名無しである:04/04/26 10:46
心許さんとか行ってる割に色々お世話になってるよな。
199コリン・タッジ:04/04/26 11:26
みなさんは、すごく細かい部分までよくご存知ですね。
ぼくは2回読んだことがあるのですが、
2回目がすでに7年前ぐらいなので細部は
まるで思い出せません。
200村上秋樹:04/04/26 12:44
僕は就職先に電話をかけ、どうしても御社に入りたいんです。アピ
ールすることならいくらでもあります、取ってください、お願いし
ます、何だってします、と言った。
就職先は長い間電話の向こうで黙っていた。まるで昨日買ったばか
りのカツラが酸性雨に溶けてしまって、どうしようもなくなってし
まったみたいな。そんな、困っているような沈黙が続いた。僕はそ
の間、他の就職先をリクナビで探していた。
それからやがて就職先が口を開いた。「君、今どこにいるの?」と
就職先は静かな声で言った。
僕はどこにいるのだ?
僕は携帯を持ったままクリックし、リクナビから2ちゃんねるにジ
ャンプしてみた。
・・・・・・・・・
僕はどこにいるのだ?でもそこがどこなのか僕には分からなかった
。見当もつかなかった。いったいここはどこなんだ?僕の目に映る
のはいずこへともなく荒らしすぎていく無数の書き込みだけだった
。僕はどこでもない場所のまん中から内定を呼び続けていた。
201吾輩は名無しである:04/04/26 13:30
英語翻訳版のほうがおもろ
202吾輩は名無しである:04/04/26 23:05
>>198
確かに。
なんだかんだ言っても、一緒に女漁りしたわけだし、
緑の家に泊まるときにも永沢を利用している。

203吾輩は名無しである:04/04/26 23:19
>>56
遅いレスですみませんが、「死は生の〜」はトーマス・マンの「魔の山」にまったく同じ表現が出てきます。
ワタナベも読んでるなそういえば
204吾輩は名無しである:04/04/26 23:38
他にフォークナー『八月の光』
ヘッセ『車輪の下』とかでてくるよね

で、上巻最初の方でワタナベ直子で井戸の話するけど
あれっていつだ?
205吾輩は名無しである:04/04/27 01:28
>>204
その井戸の話をしたのがいつか、ということ?

あれは京都の療養所で、レイコがコーヒーハウスで休憩していて
直子とワタナベがふたりで散歩に行った時で間違いないと思う。
もっと正確には、直子が死んだ姉の話をする少し前じゃないかな。

「さっきも言ったようにときどき会いに来て、そして私のことを
 いつまでも覚えていて。」
と言ってることからも予想できる。
 
206吾輩は名無しである:04/04/27 16:11
ノルウェイの森は春樹作品の中では特殊だけど
なんだかんだ言って20回くらい読んだなあ…
207吾輩は名無しである:04/04/27 22:38
初めて読んだのは19歳のときだった。
その年齢で読んでおいて良かったなー、と思う。
なんていうか、とてもリアルに感じることができて。
208吾輩は名無しである:04/04/27 22:41
>>205
じゃあ、1回目に行った時かな?

ありがちょう
209吾輩は名無しである:04/04/28 11:23
>>205 >>208
「草原」という設定がら、直子と抱き合ったシーンと前後して
その井戸の話がされたんだろうと思うけど、ひとつ腑に落ちない点もある。

抱き合った直後(もしくは直前)なのに、
「どうしてあの時私と寝たりしたのよ?どうしてほっといて
 くれなかったのよ?」
と直子が言うのはちょっと変な気がする。

ただこの草原のシーンは「直子の世界=黄泉」を最も強く印象づけるシーンで、
メタファーとしての井戸が描かれていることも含めて現実の場所とはかけ離れて
いるから、なんとも言えないんだけど。
210吾輩は名無しである:04/04/28 19:59
これ読んだけどただのポルノにしか読めなかった。
不必要なエロシーン多すぎだし執筆者が
カッコウつけているところが非常にかっこ悪かった。
くだらなすぎ。
211吾輩は名無しである:04/04/28 20:42
>>210
女?
あの程度のエロさが気になるとは中学生か・・¥
212吾輩は名無しである:04/04/28 21:01
>>211
成人男性。
エロシーンがどっかのポルノ小説から借りてきたように下品で
くだらないと思ったんだよ。あと、作者が自意識過剰気味で
カッコ悪と思った。
213吾輩は名無しである:04/04/29 01:18
キズキはなぜ死んだ?
214吾輩は名無しである:04/04/29 01:47
自分はきれいで純粋なままでいたいなら愛し合おうと思うな
こんなキモイオナニー恋愛小説なんぞにいかれているお前らに言っても無駄かもしれんがな
215吾輩は名無しである:04/04/29 04:56
いかれてるキモイオナニー少年のお前が何言っても無駄かもしれんがな
216吾輩は名無しである:04/04/29 09:22
>>214=212
きれいで純粋なまま?
それはおまえが思ってることじゃないのか
文面からそう伝わるが
ピーターパン君
217吾輩は名無しである:04/04/29 12:46
そういえば俺は今年37歳でついこのあいだハンブルク空港で飛行機降りたな
 主人公といっしょじゃん 喪失感も糞もなかったけどな
218吾輩は名無しである:04/04/29 13:28
>>200
世界に中心で内定を叫ぶ、のか?
219吾輩は名無しである:04/04/29 15:45
こんなクソ小説を20回も読めるなんてさすが春樹オタ(w
でもとことん優しいよな春樹って
ノルウェイに限らず好意が確定されたうえでの喪失感だの絶望だの
お手軽甘ちゃん文学の最高峰だね(w
220吾輩は名無しである:04/04/29 19:12
はじめまして★
いつも楽しくロムしてますが、はじめてここに書き込みます。

なんだか荒れてますね。
アンチ春樹の人はもう少し言葉遣いに気をつけたらどうでしょうか。
自分を客観的に見つめ直してください。
品性のなさが垣間見えますよ。

童貞なのか処女なのか知りませんが、
脊髄反射で書くアンチ春樹の文章はみっともなくてカッコ悪いと思います。
ダッサダサの醜い姿にさっさと気づいてください。

以上、いつも楽しくロムしている者からの苦言でした。
221吾輩は名無しである:04/04/29 19:16
( ´,_ゝ`)プッ
222吾輩は名無しである:04/04/30 03:09
「ノルウェイの森」が好きな人へ

「めくらやなぎと、眠る女」も是非読んでみて。
ワタナベと思われる男のそれから
〜緑とはどうなった?直子を置き去りにした罪悪感〜
が、わずかながらにほのめかされてる。
223吾輩は名無しである :04/04/30 04:38
>>132
解説本なら「國文學」という文学雑誌(?)の村上春樹特集の
できがすごくいいよ。知っている限り2回特集されてる。
「ユリイカ」よりいい内容だと思う。村上春樹というワード
からいろいろほかの勉強にもなる。
自分は学生のとき生協で買ったけど。そこいらの本屋でこの
雑誌を見かけないので、大きな本屋さんにならあるかも。
もちろんバックナンバーになるから取り寄せだろうけどね。
その手間をかける価値はあるよ。
224コリン・タッジ:04/04/30 08:13
>>222
「めくらやなぎと、眠る女」は、
「レキシントンの幽霊」に収録されているバージョンですよね?
「めくらやなぎと眠る女」、どっちが良いですかね?
ぼくはこの短編小説を読むたびに、冒頭の数行で
クラクラしてしまいます。名作だと思います。
225吾輩は名無しである:04/04/30 11:12
>>224
内容が若干変わってるのでふたつを比べて読むと面白いです。

「レキシントンの幽霊」に収録されているほうは
ノルウェイの森の結末を意識しての加筆だと思われ、
興味深いです。
キズキ・直子と思われるふたりの会話にかなり大きな違いが
ある点、めくらやなぎがはびこるまま放ってきてしまったことへ
罪悪感を感じている点、などがオリジナルと異なり、
ノルウェイの森を理解する上でちょっとだけ役立ちます。

226コリン・タッジ:04/04/30 15:14
>>225
レキシントン版「めくらやなぎ」。
もう何年も前のことですが、神戸で村上春樹さんの
読書会がありました。
そのときのテクストがコレで、ぼくの中では
とても思いで深い一編となっております。
227吾輩は名無しである:04/04/30 17:03
「めくらやなぎ」を読むと「五月の海岸線」を想い出す。
228吾輩は名無しである:04/04/30 19:24
>>226

そのとき、
どんな顔して登場してきたの?
どんな顔して聴衆を見回したの?
どんな顔して朗読を始めたの?
229吾輩は名無しである:04/05/01 01:27
>>226
そうそう、その朗読会のために
オリジナル「めくらやなぎ」を短くし、さらに加筆したんだそうだ。

226さんはその朗読会を聞きにいってらしたんですね。
うらやましいな。
春樹はもちろん、聴衆の反応はどんなだったか
是非聞かせて頂きたいです。
230吾輩は名無しである:04/05/01 15:26
次は何ヵ月後に再読しようかな
231コリン・タッジ:04/05/01 17:48
>>228
>>229
安西水丸さんのイラストレーション通りの
外見でした。ノーネクタイにジャケット。
中はポロシャツで下はチノパンに編み上げの
茶色い革靴。
意外だったのは、
とても渋くてクールな声の持ち主であったことです。
・・・まあ、意外というか想像したことありませんが。
村上さんは関西出身ですが、口調は
100%標準語でした。
それで「よるのくもざる」の中から全篇関西弁で
書かれた話を朗読してくれました。
村上さんは照れくさそうに、そして関西圏ではない
人が使うような関西弁のイントネーションで本を読み、
ところどころプッと噴出しつつ、つまりながら、
参加者たちの拍手喝采と笑いの渦で読み終えられました。
東京から来られた方もいらっしゃったそうです。
読書会に参加するのは初めてだったのですが、
原作者本人が読むと、リズムだとか間の取りかただとかが、
とてもしっくりなじんでいたことを覚えています。
232吾輩は名無しである:04/05/01 19:40
オタは作者の声まで好意的に捉えてしまうのか
233吾輩は名無しである:04/05/01 22:15
ノルウェイの森はかなり売れた本だと思うんだがな
売れたものとなれば叩くってのが2ちゃんねらーの仕事だから仕方ないか
234吾輩は名無しである :04/05/02 04:43
>>206
ノルウェイが春樹作品の中で特殊っていうのよく分かるよ。
ほかの作品群とはおかれている場所が違うというか。
村上春樹の作品で1番好きなものではないけど、好きな作品
の順位付け(くだらないといわれそうだけど)をするとしても
ノルウェイはできない。ホント特殊だ。
235吾輩は名無しである:04/05/02 11:01
子供いるの?
236吾輩は名無しである:04/05/02 13:10
233はバカですか?
237吾輩は名無しである:04/05/03 00:45
>>231
そっか。そういえば春樹は関西出身なんだよね。
関西弁を使う村上春樹、ワタナベ、直子・・・、
う〜ん、想像できない。

聴衆はどちらかというと若い人が多かったのですか?
238コリン・タッジ:04/05/04 00:13
>>237
京都生まれ、神戸育ちですね。
聴衆は20代の男女が大半でした。
「少年カフカ」のメールを読んでいても、
上記のカテゴリーに入る人たちのものが
ダントツで多かったですからね。
239吾輩は名無しである:04/05/09 03:07
デビュー当時からの熱心なファンだったら
中年でもおかしくないんだがな。
240吾輩は名無しである:04/05/12 20:38
初めて読んだ、、、心がグラッと揺れた。
241吾輩は名無しである:04/05/12 22:37
よく考えたら、この本最後に解説ないね
242岩井俊二で撮って:04/05/13 00:58
ワタナベ=加瀬亮
緑=広末
直子=麻生クミコ
243吾輩は名無しである:04/05/13 02:09
>>241
春樹の小説で解説ついてるのみたことない。
てゆーか、日本の現代小説はほとんど解説ついてないと思うが。
244吾輩は名無しである:04/05/13 08:51
>>243
そうなのか。ありがとう。
そういえば、現代小説で持ってるの春樹作品だけだなあ
245吾輩は名無しである:04/05/21 00:26
>>242
いや、映画化してほしくない。
キャストも微妙だ。
246吾輩は名無しである:04/05/21 01:11
ビートルズはなあ・・・・
247吾輩は名無しである:04/05/21 02:03
>>1
ノルウェイの森は妄想物語。
現実度ゼロ。
あんな社会と関わろうとしてない気持ち悪いヤツに緑みたいなかわいい子が声をかけてくるはずがない。
この小説読んで、春樹気取りになると痛い目見るぞ。




俺がそうだった…
248吾輩は名無しである:04/05/21 04:20
>>247
・・・えらいリアルやな。
249吾輩は名無しである:04/05/21 04:58
最近、綿矢リサを読んだので同じ年頃でこっちは老けてるなぁと。
作者の年齢の違いなのだろうけど、綿矢の方が現実味があるというか、あれはあれでいいのかな。
250コリン・タッジ:04/05/21 12:09
>>249
それぞえ描かれている時代が異なりますからね。
どっちが「リアル」で、どっちが「非リアル」というのは
一概には決められないのではないか、と思います。
251吾輩は名無しである:04/05/21 13:58
久々に読み直そうかな
252吾輩は名無しである:04/05/21 14:24
>>247 >>249
「現実味」の定義にもよると思います。

「現実には起こり得ること」と定義するなら
春樹作品は相当現実離れしてるでしょう。
東京の地下迷路が存在したり、井戸がとあるホテルの一室に
つながっていたり・・・。
「ノルウェイの森」はそういった非現実的な場所が露骨に
描かれていないとはいえ、やはり直子の世界は現実離れしてますからね。

私は小説というものは基本的にフィクションであると思っているので
その虚構性を楽しみたいです。
253吾輩は名無しである:04/05/21 16:04
まあノンフィクション以外は全部フィクションだよな
254コリン・タッジ:04/05/21 21:59
>>252
確かに小説における
現実味あるいはリアルとは何か、
という共通認識がなければ、
話は平行線のままリンクすることは
なさそうですよね。


255吾輩は名無しである:04/05/22 00:15
小説的現実=真実
心の中でだけど。
256吾輩は名無しである:04/05/22 19:53
暗い作品ですね。
直子の姉、キズキがどうして自殺してしまったのかわけわからず、ただ不安ばかり。もっと書いてくれないと。
あとはセックスの話。いやになってしまう。
人っていうのはそう簡単には死なない。
257吾輩は名無しである:04/05/22 21:52
>256
余計なお世話かも知れないが、
どうしてあんなに死とセックスがばんばん出てくるのか、
自分なりに考えてみると良いと思うよ
258吾輩は名無しである:04/05/24 10:20
いやー金原ひとみのアッシュベイビー読んだあとに
ノルウェイの森読んだんだけど春樹は金原ほどギャグセン高くないな。
金原のは読んでてうけに受けた。
同じセックス小説だけど。
259エイチドット@喫煙中:04/05/24 13:07
金原ひとみの小説って笑えるの?
なら読もうかな・・・
260吾輩は名無しである:04/05/24 18:34
村上春樹の小説のどこが面白いの?
261吾輩は名無しである:04/05/26 04:17
読まないことにわからないので、どんなもんかと文庫1冊ずつ読んでいるが、やはり大衆小説?
262吾輩は名無しである:04/06/08 03:58
>>112

村上氏に子供なんかいねーよ。嘘つき
『どうだ村上さんに聞いてみよう』の中で数箇所言ってるよ

結婚してなかなか子供に恵まれない女性が、知人からしょっちゅう「子供はまだか」と言われて困っているのだがという質問に対して、
村上氏が自分も昔はいろいろ訊かれて面倒だったけど、今はさすがに聞かれることもなくなったとか、
「子供がいないことが小説に与えた影響は?」について、「これは個人的な問題ですので、どうして子供を作らなかったのかという質問にはお答えできません」と言ってるぞ

さらに、彼は80年代中盤から90年代中盤まで殆どヨーロッパ(『ノル森』、『ダンス』)と
アメリカ(『ねじまき』)で暮らしているけど、子供が51年(1976年生れ)だったら、
10歳から20歳近くまで海外だったのか?
いろんな本で海外生活のこと出てるけど、出てくるのは奥さんだけ。
隠すのには無理があるだろう。
さらに「高校と大学が一緒・・・」、おい、じゃあ、高校はアメリカか?
子供を誰かに預けて、気ままに夫婦そろって海外の放浪生活なんかできるか?

それと、「緑のモデルは奥さん」・・・・
おい、『村上朝日堂』でそんなこと言ってねーよ。
彼は、物語の登場人物が「モデルがいる」くらいのぼかした言い方はするけど、具体的に誰とは絶対言わないタイプだからな。


263吾輩は名無しである:04/06/14 23:28
>>262
確かに春樹自身が「緑のモデルは奥さん」と明言したことはないね。

何かの春樹特集でインタビュアーが「奥さんがモデルでは?」と
勝手に予想しているのはあった。
264吾輩は名無しである:04/06/16 04:24
>>261
大衆小説の定義ってなによ?
265吾輩は名無しである:04/06/16 05:20
村上春樹の小説は好きだよ、小説なんて自分が面白きゃいいって思ってる、
どんどんページが進むものは読んでて楽しいんだろうね!
俺にとっては村上春樹も森博嗣も一緒、小説読んで飯食ってるわけじゃ無
いんだから娯楽でしょ、という事は趣味なわけで、人それぞれに嗜好が違
うんだから、他人が好きなものを貶すっていうのは品が良くないよ。
皆のスレなんだから気持ちよくやろうよ!!
266吾輩は名無しである:04/06/16 12:21
この小説読んだけど作家が自意識過剰気味で恥ずかしかった。
かっこつけているところがかっこ悪い。
267吾輩は名無しである:04/06/17 22:56
比べるまでも無いと思うが「世界の中心で〜」と「ノルウェイ〜」は人の死をテーマとして扱ってるのは同じだけど
「世界の〜」方は全然リアリティーがない。まぁ「ノルウェイ〜」もリアリティがないのだけどw
エンターテイメントとしての小説としてなら「世界の〜」の方が上。
結局ノルウェイはどっちつかずってかんじだよなぁ・・・こっちの方が全然好きだけど。
268吾輩は名無しである:04/06/18 01:59
>>266
つうか自意識過剰な人間でなきゃ小説家などやってられないだろ
だいたい小説読んでるお前だってかなり自意識過剰だと思うけど
269吾輩は名無しである:04/06/18 02:17
ノルウェイの森を批判する奴は
文学というものに対して妙な先入観というか、偏見というか、思い込みというか、
とにかくそういうモノに囚われ過ぎていると思うよ
270吾輩は名無しである:04/06/18 03:04
自意識過剰
  ↑
どういうところがそう感じた?
知ってる者にしか分からない音楽や小説の固有名詞の羅列?
待っていても女が寄ってくる都合の良さ?
ワタナベの言葉遣い?

自分の意見を具体的に書かずに批判するだけなら簡単だよ。
私はノルウェイの森大好きだけど、
上記の点が鼻につくので春樹を一番好きな作家に挙げることができない。
271吾輩は名無しである:04/06/18 21:58
>>270
俺は266じゃないけど、
>知ってる者にしか分からない音楽や小説の固有名詞の羅列
に自意識過剰を感じるか?
作者はなんらかの意味を持たせてそれらを 羅列 したんだろ?
その意味は俺には分からんがw
それを自意識過剰だと感じるのは変だと思う。
272吾輩は名無しである:04/06/19 00:55
>>271
固有名詞の羅列にとくに意味は持たせてないと思うよ。
ノルウェイの森に限らず他の作品にも「羅列」はたくさん
出てくるけれど、ほとんど「雰囲気」や「気分」を文体の
中に織り交ぜてるだけと言っても過言ではないのでは。
(自意識過剰と感じるとしたらおかしい、というのは同意見です)

鼻につく部分がたくさんあるのは否めない。
でも、そういう部分をすっかり除いたとしてもこの人の作品には
物語が残ると思うから、ずっと読んでいられるのだけど。(自分は)
273吾輩は名無しである:04/06/19 01:54
固有名詞の羅列が自意識過剰と関係あるかは分からないけど、
排他的な印象を受ける人間もおそらくいるかと思います。

ねじまき鳥の綿谷ノボルじゃないけど、
「それを知らないなら知らないほうが悪いのだ」という雰囲気を
作り出していると思うのです。

僕は60年代の音楽とか結構好きで、
知っている固有名詞があったりすると嬉しくなってしまうのですが、それと同時に
「こういう音楽を聴いている自分ってなんてかっこいいんだろう」みたいな
雰囲気がどうしても感じられてしまうのです、村上作品は。
274吾輩は名無しである:04/06/19 02:24
僕には村上が書く固有名詞の羅列や、一人称バー経営者の描写に何故か「嫌味的なもの」が全く感じられません。
彼自身に無理している感じがないからでしょうか?
一方で田中知事の小説からは(確信犯であるとはいえ)暑苦しさを感じてしまいます。
関係ないですが、村上龍からはもっと暑苦しさを感じてしまいます。(本人が涼し気なものを身に纏おうとすれ
ばするほどに)

そんな風に感じるのは僕だけでしょうか?
275吾輩は名無しである:04/06/19 02:59
確信犯、か……。

http://dictionary.goo.ne.jp/
276吾輩は名無しである:04/06/19 19:58
クラシックの捉え方にいちいち文句をつけたくなるこの小説。
ストーリーはあんまり…セックス描写が特徴的だね。
少女漫画みたいな観念的なのと(直子)
解剖学的=AVみたいなの(少女と女の人←名前失念)
どっちもあまりリアルじゃない。基本的に人物が単純すぎると思う。
緑みたいなのわざとらしい。
都合よく女の人が死んでくのもすごい。

>>274
田中康夫はそういうの上手いと思う。
龍はセオリー通りすぎて勉強したんだなあという感じ(女性誌のグラビアっぽい)、
春樹は無理してないと思うけどお固いなあと感じる。(私はね)
それは自分のスタイルなるもの(些細なことでも)を
決めすぎてるところからきてると思ってる。別にいいんだけど…。

なんか春樹に対するとこういう大雑把な批判したくなっちゃう。
(いつもは違うんですが;)
好きな人たちは丁寧な文章なのがおもしろいね。
277吾輩は名無しである:04/06/22 03:24
村上春樹の小説を読んでいると、
「あー、なんてこの人は音楽との幸せな距離にいるんだろう」
って、ついその音楽を聴きたくなっちゃうし、
その音楽を聴いているとまた村上春樹の
小説を読み返したくなっちゃいます。
278吾輩は名無しである:04/06/23 05:24
この人は精神に何かありそうじゃない
279吾輩は名無しである:04/06/23 10:33
しかし車の運転中に主人公が「冬の旅」を聴くという記述にはマイッタ。
(なんの作品の記述だったかは忘れたが)。
280吾輩は名無しである:04/06/28 13:19
俺の彼女、緑ちゃんみたいになってくれねぇかなぁ。
281吾輩は名無しである:04/06/29 03:43
>>277
村上春樹の小説読んでて聴きたくなる音楽ってなあに?
やっぱジャズか?
282吾輩は名無しである:04/06/29 17:08
>>266
小説家なんてみんな自意識過剰だよ
それを批判するなら小説なんか読むなよw
283吾輩は名無しである:04/07/02 22:01
あー読みたくなってきた。ネタにできるからいいねぇ。
今度は英語版でよむか。
284kagi:04/07/02 22:34
ぼく、個人的にはこの小説いままで読んだものの中でいっちばん嫌いなんですよね。
エッチすぎるから。 悪い意味で。 
285吾輩は名無しである:04/07/03 15:29
いい意味でエッチだったらポルノにしかならないんだよね
286吾輩は名無しである:04/07/03 19:20

 村上春樹ファンサイトを尋ねると、癒されるとよく書き込んでる
 人がいるが、わたしは、汚い世界を見た気がして、気分が悪くなる。
 (http://6313.teacup.com/rushana/bbs)

「あめ」ハンドルで村上春樹関係のbbsメンバーだったのにご乱心かな。
287吾輩は名無しである:04/07/06 22:14
世界の中心で愛を叫ぶ
ってぇのがこのノルウェイの森ってぇもんの売り上げを超えて
当代きってのベストセラーになったらしい。
ってことで、今更ながらにノルウェイの森を読んだ。

結局は、時代は
「ここがどこだかわからない場所から緑の名前を叫ぶ」
から
「世界の中心で愛を叫ぶ」
ってことへと食指が動く物が代わったってことなんだよ。

精神病患者を幾人か登場させるなら、それはそれは不思議な世界観を醸し出すことが出来るが、
結局はその世界観を出すことだけに腐心してしまい、落ちが付かないんだ。
何しろ、精神病なんて解決しようのない深遠なる世界。
入り口は無限に広がれど、そこへと踏み込むなら二度とはこちら側へと戻れない世界。
精神病患者を幾人か登場させての物語は、それが上手く示せれば上出来なだけ。
その点で言えば、このノルウェイの森は及第点は与えても良いだろう。
変にまとめたり、救いを作り上げたりしなかった(作者自身の)破綻しすぎた精神状態そのもの
を書き殴った文章だからこそ、人々はこぞって読むしかなかった。
他人に伝聞できない類の内容なのだ。

しかし、今回の「世界の中心で愛を叫ぶ」の登場で、退避された文学作品としての簡単な寸評を得てしまったのだ。
まさに上記の簡潔な冗句のための長い長い駄文でしかなくなった。
288吾輩は名無しである:04/07/06 23:30
「自分に同情するな」につきる。
289吾輩は名無しである:04/07/07 02:45
「世界の中心で、愛を叫ぶ」って読んだことないんだけど
どんななの?

ノルウェイっぽいの?
ベストセラーってことで比較されてるにすぎないと思うんだが。
290吾輩は名無しである:04/07/07 08:09
>>288
禿胴
今となっては痛いほど実感した
営業マン11年目…
291吾輩は名無しである:04/07/07 12:04
永沢さんのようになりたいけど、むずかしい。
292吾輩は名無しである:04/07/07 14:12
永沢って村上春樹の分身だよ?
彼は大学時代に右翼に「なめくじ」いじめで飲まされたんだよ。
それをかっこよく書いただけ
293吾輩は名無しである:04/07/07 14:16
右翼も偉そうなこと言ってる割にはやることのスケールが小さいな
294吾輩は名無しである:04/07/07 15:30
それに苛められてた春たん
295吾輩は名無しである:04/07/07 20:32
>>292
ミミズじゃなかった??
296吾輩は名無しである:04/07/07 20:48
なめくじでつね。
で悔しいから永沢みたく偉そうに描いて復讐したんだ。
同期の評論家内じゃ有名な話
297吾輩は名無しである:04/07/08 06:54
>>289
彼女が白血病で死んじゃう話。
ノルウェイって感じじゃないけど。
強いて言えば、
{(村上春樹)+(ヘッセ)}÷2×0=(セカチュー)
って感じでしょうか。
読まなくていいと思いますよ。
298吾輩は名無しである:04/07/08 10:18
>>297
要するにセカチュー=ゼロなんだw
確かに読むほどのものじゃないかも…
自分は読んじゃったけどさ
299297:04/07/08 12:24
ゼロは言い杉たかも。スマソ
300吾輩は名無しである:04/07/08 17:28
読んでないけどさ
つかタイトルからして読むに耐えない。
エリスンは「叫ぶ獣」で科学的だけど
なんかねぇ・・・愛を叫ばれても。
ノルウェイの森より数段劣るのは事実でしょ?
301吾輩は名無しである:04/07/08 21:51
比較することが失礼
302298:04/07/08 23:45
>>299
いや全然言い過ぎてないよ
むしろ、こればっか売れて他の良い本が
売れないことを考えるとマイナスぐらいだ
303吾輩は名無しである:04/07/09 00:34
ベストセラーになった瞬間、映画化のオファーがかかって、
それを快諾し、監督が行○勲。

この商業主義さ加減が好きになれない。
304吾輩は名無しである:04/07/09 00:45
「世界を叫ぶ」教科書の文学史年表に掲載

はぁ・・・
305吾輩は名無しである:04/07/09 00:56
 セカチューはノルウェイの対極としてではなく、その一部として存在している。

 言葉にしてしまうと平凡だが、その時の僕はそれを言葉としてではなく、ひとつの空気のかたまりとして身の内に感じたのだ。
306吾輩は名無しである:04/07/09 01:19
>>305
よかったね
307吾輩は名無しである:04/07/09 01:25
>>304
そのうちセンター試験あたりの現代文でとりあげられるかもぽ。
308吾輩は名無しである:04/07/09 01:27
>>308
内容が「誰が叫んだか?」とかで
309吾輩は名無しである:04/07/09 01:30
>>308
Q.「世界の中心とはどこか?」もありそう。
310吾輩は名無しである:04/07/09 01:32
文部省いね!
つか元々の責任はシバサキコウの腰巻にある。
あの女に責任おわせてヌード写真集ださせろ
311吾輩は名無しである:04/07/12 20:07
柴崎コウってどういう層にどういう影響力があるのか
全く知らないけど、なんだかんだ言って自分も
「小西康陽氏絶賛」
あたりの腰巻きが付いていたとしたら、
頭の中で無理矢理いい作品に解釈しまくるホルモンが出て
絶賛し、映画も見に行ってしまうかも。

でも今適当に小西康陽なんて書いたけど、実際誰の推薦
腰巻きだったら買う?自分は今あんまりいないな。
村上春樹というのも違う感じがするし。
312吾輩は名無しである:04/07/12 23:48
>>311
推薦腰巻きなんていらないし、アテにしない。
313難波:04/07/13 00:48
簡単に女とやりすぎだな。
まるで食べ物口にするように。
なんで売れたのかわからん。
314吾輩は名無しである:04/07/13 02:23
>>313

ノルウェー売れたのは装丁の力。
発売時期がクリスマスとかぶってた。
そして装丁はクリスマスカラー。
しかもその時期のみ腰巻おびを金色にした。

これぢゃ本当にクリスマスブックだ。
女はファッション感覚で買った
315吾輩は名無しである:04/07/13 07:42
>>314
ああ、確かにそうだったね。懐かしいな。
中学生の俺はそういう本の売り方が嫌いで
村上春樹という作家の本は絶対買わないと誓った。

でも、いまになって読んでみたくなっているんだなあ。
不思議なもんだ。
316吾輩は名無しである:04/07/13 14:26
317吾輩は名無しである:04/07/13 14:58
ノルウェイの森聴いたことあるひといるの?どんな曲なんやろ?
318吾輩は名無しである:04/07/13 15:01
>>318
とりあえず悲しい曲ではないよ
インドの楽器使ってる牧歌的な曲。
319吾輩は名無しである:04/07/13 15:07
なんか俺のイメージでは出口のないような曲なんかと思ってた。
延々と同じフレーズが繰り返されるような。でも牧歌的ってのが逆に
気味悪いな。なんのアルバムにはいってるんかな。
320吾輩は名無しである:04/07/13 15:13
321吾輩は名無しである:04/07/13 15:18
ビートルズのラバーソウルだよ。
ビートルアルバムでは4、5位くらいのやつ
322吾輩は名無しである:04/07/13 19:29
323吾輩は名無しである:04/07/13 23:34
>>317
たぶん小説「ノルウェイの森」的イメージとは全く関係ない曲調だと思うな。

でも>>120-122あたりで言われてるような、
歌詞がワタナベ・直子の関係とかぶるってのはあるかも知れない。
324吾輩は名無しである:04/07/14 00:08
全然関係なくてすみませんが、
シェイクスピアの「マクベス」で、マクベス夫妻には子供がいましたっけ??
分かる方、教えてくださいませ。
325吾輩は名無しである:04/07/14 00:11
ノルウェーの森を聴いたことない奴っているのか?
名前聞いてピンとこなくても音楽聴けばすぐにわかると思うぞ。
326  俺  :04/07/14 00:11
>>323
「全く関係ない曲調」ではなく、「全く関係ない小説」だ

春樹がレノンの曲のタイトルをパクったのさ
327吾輩は名無しである:04/07/14 00:47
知ってると思うけど、ノルウェイの森というのは原題ではノルウェイの家具という
ような意味になるんだってね。歌詞の内容もノルウェイの家具に囲まれてる部屋が
描かれてる。
328吾輩は名無しである:04/07/14 01:00
「ラバーソウル」は初期から中期へと移り変わる時期のビートルズを
とらえた傑作だね。
「ノルウェイ」の他に、「ガール」や「インマイライフ」なんかが
入ってて個人的に大好きなアルバムです。
329吾輩は名無しである:04/07/14 02:18
お前の趣味は聞いてねーよ。
変な電波とばさないでください
330吾輩は名無しである:04/07/14 07:23
変な電波にあえて乗っちゃうけど「インマイライフ」はどうも弱すぎて。
いい曲だとは思うけど。まあ俺はオリジナル盤は一枚も聴いた事ないんだが。
331吾輩は名無しである:04/07/14 07:45
のーほえあまんが一番ラバーソウルではな
332吾輩は名無しである:04/07/14 08:15
nowhere manテープで持ってるから聴いてみるか。
同名異曲を日本のカレイドスコープというバンドが歌ってました(どうでも
いい知識)
333吾輩は名無しである:04/07/14 16:32
ノルウェ―――(OwO)―――イ!の森。
334吾輩は名無しである:04/07/14 18:20
ところでビートルズってやっぱ「サージェント・ペパーズ」が一番いいと思う?みなさん
335吾輩は名無しである:04/07/14 23:46
>>334
レノン色がちょっと薄いのであんまり...。
336吾輩は名無しである:04/07/14 23:48
>>335
レノンはやっぱ「ハードで伊豆ナイト」だよね♪
337吾輩は名無しである:04/07/15 17:36
>>336
「ハードで伊豆ナイト」ってなんかミケ(覚えてる人いる?)が出しそうなタイトル
だな。
nowhere man聴いたぜ。なるほどまあまあいい曲だったさ。ただそのあと聴いた曲
が記憶を消してしまってよく思いだせん。
338吾輩は名無しである:04/07/15 18:26
ビートルズ最高傑作は「ストロベリー・フィールズ」です
339吾輩は名無しである:04/07/15 19:20
アビ―ロードが一番
340吾輩は名無しである:04/07/16 22:59
直子に「洋服はレイコさんにあげます」とだけ書き残されて自殺されたワタナベ君って本当につくづく可哀相だ。
結局,直子との関係は相互のものではなくて直子はワタナベにキズキと過ごした時間を見ていただけ。
ワタナベだって直子の為にしてきた全ての行為が一人よがりのもので,それは多分に自己愛めいたものであったにしても
将来的には関係性に発展するだろうと期待していただろうに。。
「病気の女を思う自分」の物語性の甘美さ。それはヒロイックでもありストイックでもあり。。
そこには待つことを美学とする騎士道のような厳しさも感じられるのだけれど。
そういう凡人の努力の一切を踏みにじる直子の病気にはなにか傲慢さを感じる。
どこまで行っても自己完結しかないという結果が出ているのであれば,彼女はワタナベの人生に関わるべきでなかった。

341吾輩は名無しである:04/07/16 23:52
>>338



342吾輩は名無しである:04/07/17 02:19
なんで最初の男ってガレージで自殺したんだ?って聞いても
なぞにするのがこの小説の味噌なんだろうな。この小説が書かれてから
なんでも殺しちまえっていうフレームができちゃったかんじ。
343吾輩は名無しである:04/07/17 08:38
>>342
謎でもないだろ。
どうして自殺したかは文脈の中から推測できる。
特に直子がキズキと寝なかった理由について語ってるあたりで。
344吾輩は名無しである:04/07/17 12:56
ノルウェイの森はとても切ない。人生が一瞬のはかないものだとつくづく思いました
345吾輩は名無しである:04/07/17 16:21
>>344
お前の脳構造もとても切ないから安心しろ
346吾輩は名無しである:04/07/17 16:37
キズキはなんで自殺したんだ?
347吾輩は名無しである:04/07/17 16:39
俺だったら、そんないいネエちゃん一発やってから死ぬが。
いや、すっとヤリ続けるために死にはしないと思う、もったいない。
348吾輩は名無しである:04/07/17 16:41
ということで、キズキとかいう奴は馬鹿なインポヤロウってことに俺の中ではなってる。
349吾輩は名無しである:04/07/17 16:59
春樹は今夜も陽子とやるのか・・・
350吾輩は名無しである:04/07/17 17:06
>>346
近親相姦になっちまうからセックスしたくてもしなかったんだろが。

351吾輩は名無しである:04/07/17 17:42
>>350
マジ?そんな理由で死んだのか、ますますわからん。
352吾輩は名無しである:04/07/17 17:50
世の中にはセックスしたくてもできない障害者がいて
息子の処理のために母親が上にのっかるなんていうことをきくと
村上春樹らの文学者というのはなんてヤワな狭い世界しか描けないんだろうと
思って悲しくなる。
353吾輩は名無しである:04/07/17 18:46
>>352
そこまでキョーレツなのは書いてもまだ読者がついてきてくれないだろうよ。
354吾輩は名無しである:04/07/17 19:36
>>352
なんの話?
355吾輩は名無しである:04/07/17 20:04
>>352ー353
キョーレツな話でも、興味本位で語るべき話でもない。
多種多様な様態で生きる人間の、ごく普通の営みの一つだ。

既に欧米では様々な障害に対応するセックスカウンセラーやボランティアが
活躍している。日本でもそうした動きがやっと始まったところ。
現場の人々はみな、真剣かつ日常的に取り組んでいる。
356吾輩は名無しである:04/07/17 20:22
そういうのは豹ちゃんみたいな
なんて言ったらいいのか分からないけど
狭い層で深く支持されるに留まる気がする。
357吾輩は名無しである:04/07/17 21:01
村上春樹は平凡な人間の知的欲求を程よく刺激してくれるってこった。
358吾輩は名無しである:04/07/17 21:14
357=平凡
359吾輩は名無しである:04/07/18 13:33
村上春樹もたまには作品について解説してみればいいのにな(真面目に)
持論とかもたまには(真面目に)
360吾輩は名無しである:04/07/18 17:55
今更だけど小谷野敦のノルウェイ批判ワロタ
でもあれってドコまで本気でドコまで冗談か判断しかねる
361吾輩は名無しである:04/07/18 20:48
これが音楽だったら聴きかえしても胸つまる思いはあるかもしらんが、
文学の弱点なのだろうか、読み返しても特別なものはなかった。
362吾輩は名無しである:04/07/18 21:49
渡辺のルックスは春樹みたいだということですか?


363吾輩は名無しである:04/07/19 01:10
俺には何か、ピッタリ波長が合ったなこの本は。
羊をめぐる冒険とか世界の終わりとかも面白かったけど、この小説には一種の衝撃を受けた。

ビートルズファンでもあるんだけど、
これ読んでからノルウェーの森の聴き方が180度変わったよ。
364吾輩は名無しである:04/07/19 11:54
ビートルズよりストーンズきけよおめえら、春樹ファン!
365吾輩は名無しである:04/07/19 13:09
春樹ファンならドアーズとかビーチボーイズでしょう、むしろ。
どこのストーンズオタですか?
366吾輩は名無しである:04/07/19 13:51
ミック・ジャガーが3回火あぶりになってもおかしくないくらい
ストーンズもたくさん出てくるよ、春樹作品には。
367吾輩は名無しである:04/07/19 16:09
ジャンピングジャックフラッシュをかけてくれと女の子が言い、かけてやると
店の前で指をならしながら踊り、しばらくするとどこかへ行った。

でもやっぱアメリカンロック好きじゃない?
368吾輩は名無しである:04/07/19 18:44
比喩の天才ですね。
369吾輩は名無しである:04/07/19 22:00
CCRも外せないだろ。
レイコさんが口笛でふいてなかったっけ?
370吾輩は名無しである:04/07/20 11:02
CCRってなに?
371吾輩は名無しである:04/07/20 13:23
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
372渡部直巳(右翼):04/07/21 16:33
大学時代、春樹にナメクジ飲ませたのは私です。
373吾輩は名無しである:04/07/21 17:33
いや、おれだよ。
374吾輩は名無しである:04/07/21 17:38


         ,..-‐−- 、、
       ,ィ":::::::::::::::::::;;;;;:ii>;,、
        /:::::::::::::::;;;;;;;;iii彡" :ヤi、            見たまえ、人がゴミのようだ
       i::::::::::::;:"~ ̄     ::i||li
        |:::::::::j'_,.ィ^' ‐、 _,,. ::iii》               ゴミのようだ
      |:::i´`  `‐-‐"^{" `リ"
        ヾ;Y     ,.,li`~~i         ゴミのようだ
          `i、   ・=-_、, .:/
        | ヽ    ''  .:/
ー-- ,,__,,, |   ` ‐- 、、ノ                ゴミのようだ
;;;;;;;l;;;;;;;ヽ_ ̄``''‐- 、 , -‐}
;;;;;;l;;;;;;;;;;;ヽ ̄`''‐- 、l!//{`‐-、                      ゴミのようだ
l;;;;;;`''=‐- \‐-ッ'´ ', ' ,ヽ;;;;ヽ\_                       ゴミのようだ
;;;;;;;;;;;`'‐ 、;;;;;;;;;;;>'   ', ' ,ヽ<;;;;;; ̄`'‐、           メ / )`) )
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`'‐ /     ,   ' ヽ/;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ        メ ////ノ
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375吾輩は名無しである:04/07/22 19:54
なるほど。
376村上陽子:04/07/22 22:16
誰か私と不倫したい人いる?
377大森一樹:04/07/26 18:05
春樹さんに内緒でおねがいします
378吾輩は名無しである:04/07/28 20:46
西島秀俊だな。
直子:菅野美穂。
でもこれだとドールズになってしまうから
何年後かの宮崎あおい。
緑は室井祐月。
379吾輩は名無しである:04/07/28 20:48
ごめん誤爆だけど微妙に誤爆じゃなくなってる。
380吾輩は名無しである:04/07/30 23:01
彼女にこれすすめられて読んでみたんだけど
彼女は俺に何を求めてるの?俺にワタナベを見習えと?
381吾輩は名無しである:04/07/30 23:02

>>380

お前、女をしらなさすぎ
382吾輩は名無しである:04/07/31 00:13
村上作品ではフェラチオは頻出するがクンニは出てこない。
直子が濡れなかった原因はここにあり、それに気づいたキズキは自殺した。
380にはそれを伝えたかったんだろう。
383吾輩は名無しである:04/07/31 02:35
>>382
ワロタw
384吾輩は名無しである:04/07/31 07:43
前が駄目ならアナルを使えばよかったじゃん。俺ならそうした。
385吾輩は名無しである:04/07/31 18:20
>>382
出てきてたぞ。
ノルウェイの森の下巻の最初のほうで嘘吐き中学生がやってた。
386吾輩は名無しである:04/07/31 19:14

村上に男性的魅力がなかったので陽子たんは乾燥したままだった
387吾輩は名無しである:04/08/01 01:25
14歳の時に読みました。

くっだらねぇ小説と思いました。

村上春樹なんて糞じゃない?
388吾輩は名無しである:04/08/01 04:38
まったくそのとおりだと思います。

389童貞厨房:04/08/01 04:49
14歳の時に読みました。

くっだらねぇ小説と思いました。

村上春樹なんて糞じゃない?
390吾輩は名無しである:04/08/02 17:30
村上春樹と村上龍って似てない?
どっちかまぎらわしいから村上から改姓してほしい
391吾輩は名無しである:04/08/02 17:35
というか「春樹」と「ドラゴン」に一言でええw

村上は両方いらんn
392吾輩は名無しである:04/08/02 18:04
春樹はミスチル
393吾輩は名無しである:04/08/02 20:48
>>392
どゆこと?
394吾輩は名無しである:04/08/03 05:42
ミスチルなんて厨房御用達じゃん、プロにも誉められる春樹とは格が違う
395吾輩は名無しである:04/08/09 22:26
ま、ひとそれぞれの読み方次第かと
396吾輩は名無しである:04/08/10 14:25
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/musice/1084286630/
このスレで「ノルウェイの森」の話が出てる。
春樹って音楽詳しいと思ってたけど、結構単純なミスを犯すのね。
397吾輩は名無しである:04/08/10 21:38
「世界の中心・・・」がこれと決定的に違うところは、決して外人受けしないところ。
かわいそうな片山wwwwwwwwwwww
398過去スレコピペ:04/08/12 01:20
315 名前:無名草子さん 投稿日:02/04/04 16:02
キズキが死んだのは、直子と最後までできなかったからだと思ってた。
好きな女の子が、どうやっても濡れなくて、
でも自分はふぇらとか手で逝かせてもらってて。
私が濡れない女だからこう思うのかも。
すごく好きな人としたことがあるけど、まったく濡れなくて。
最後はふぇらしたけど、むこうはものすごく傷ついて離れていった。
キズキにとって直子は、離れられないくらい大事な人だったろうから
離れることもできず、自ら死ぬことを選んだんじゃないのだろうか。

私は直子みたいな女じゃなくて、ワタナベと一夜をともにしたあとに、
朝食を一緒にとろうとせがんで、「また会えるよね」と言う女なんだけど。
ノルウェイを読んでから、人と付き合うのが怖くなっちゃったよ。
私は鈍感すぎて、だめだ。そのことだけわかった。


374 名前: 投稿日:02/04/27 23:24
>>315
キズキが自殺したのは、ワタナベに対する禁断の愛を封印するためだよ。
直子はそれをわかってたんだよ。死ぬ前のビリヤードはその暗示。
初期三部作の鼠といい、ホモセクシャルの匂いを感じさせる。
夏目漱石の「こころ」もそうだよね。
399過去スレコピペ:04/08/12 01:21
378 名前:無名草子さん 投稿日:02/04/28 01:51
>374
私もキズキとワタナベ君の間にはホモセクシャルの匂いを感じた。
特にキズキはワタナベ君を好きだったような感じ。
逆にワタナベ君にはそういう気持ちは無かったんじゃないかと
(気づいてはいたかもしれないけど)
こういう解釈って一般的じゃないのかな?
友達にこのことを言ったら「えー?そういう解釈もあるんだー」って言われました。


379 名前:無名草子さん 投稿日:02/04/28 10:46
>>374
なるほど。説得力あるな。
キズキ→ワタナベ→ナオコ→キズキ。完璧な三角関係。

レイコさんのレズ少女の挿話の意義も出てくるなあ。

しかし、濡れなかったのはナオコの方だよなあ。
キズキは、自分の男性としての性欲を確かめるためにナオコとの性交にのぞむ。そこには真の愛欲はない。それに無意識に察してナオコは濡れずといったところか。
400過去スレコピペ:04/08/12 01:30
381 名前:無名草子さん 投稿日:02/04/28 21:58
>>379
うーーん深いな・・・
オスとして本気で愛してきたワタナベに対して直子は初めて濡れるんだよね・・・

前から思ってたんだけど、春樹さんって「バイセクシャル」なんじゃないかと。
彼のセックス描写って男の俺からするとなんか違和感あるっていうか、
例えば、女好きの小説家(村上龍とか吉行淳之介)のセックス描写って結構グッとくるんだけど、
春樹さんのそれは、どちらかというと女性的というかなんというか。そんな気がしませんか?

>>380 「こころ」も深いよね。



393 名前:無名草子さん 投稿日:02/05/02 00:08
>>379
文芸春秋のインタビューでも本人が
「ワタナベ・直子・緑」の三角関係ではなく、
むしろ本当に三角関係と呼べるのは、
「ワタナベ・キズキ・直子」
「ワタナベ・永沢・ハツミ」
「ワタナベ・レイコ・直子」
の3例だと語ってるらしいね。

この小説は反復というか、いろんなところで対になっている感じがする。

ところであっしは、永沢は精神的ホモセクシャル(バイセクシャル)と解釈しているのですが・・・
401吾輩は名無しである:04/08/12 05:35
>>398-400
( ゚д゚)ポカーン
402吾輩は名無しである:04/08/12 12:03
>396
釣られてやろう。そんなシーンどこにもないわ!
403吾輩は名無しである:04/08/12 18:31
>>398
この315のレスって、なにげに自分の性体験を告白してるな。
ちょっと想像して興奮してしまいますた。

キズキのホモ説は結構有名なのかな。
404吾輩は名無しである:04/08/13 13:46
>>402
ん?どういうこと?
意味わからないんだけど
405吾輩は名無しである:04/08/14 18:30
キズキホモなんて俺知らんかったよ。ところでなんでキズキなんて変な名前なん?
あと金原の蛇にピアスにキズキって名前出てきたけど、それはノルウエのキズキと
なんか関係あるん?
406吾輩は名無しである:04/08/15 01:03
人死にすぎ
これだから贅沢しか知らない世代は
407吾輩は名無しである:04/08/15 11:04
>>396 >>404
ローラ・ニーロの曲が出てくるシーンが「ノルウェイの森」にはない、という意味では。
408吾輩は名無しである:04/08/16 03:14
ん?最後のセクースの前の所だろ、思いっきりあるぞ。
409吾輩は名無しである:04/08/21 00:54
ローラ・ニーロはデヴュー盤が最高だ。
410吾輩は名無しである:04/08/21 06:39
レズプレイのところが萌えた
411吾輩は名無しである:04/08/21 08:04
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ii|iiii|iiii|iiii|iiii|iiii|iiii|iiii|l ○    ●        ∫∬∫∬        ●    ○ ii|iiii|iiii|iiii|iiii|iiii|iiii|iiii|li
               ○○  ●●      iiiii iii ii iiii       ●●  ○○
           [ ̄ ̄] [ ̄ ̄]   ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)    [ ̄ ̄] [ ̄ ̄]
                |_○_|  .|_○_|     |_____|     |_○_|  .|_○_|

    ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧  ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
    (    )(    )(,    )(,,    )    ,,)(    )(    )(,    )(^×^ ;)
   糞スレをたてたばっかりに……  ザワザワ そうだよな ザワザワ  ナムアミダブツ……
412吾輩は名無しである:04/08/21 21:45
村上春樹さんの作品をはじめて読みました。ノルウェイの森です。
いろいろなレビューで、現代人の孤独をスタイリッシュな文体で描いた、
のような批評がありますが私はラブストーリーにしか読めなかったのですがどのへんが現代人の孤独なんですか?
413キショ園:04/08/22 00:51
>>412
お前にゃこっちがお似合いだ↓
http://tmp4.2ch.net/kitchen/
414吾輩は名無しである:04/08/22 01:15
ひどいじゃないですか!
415吾輩は名無しである:04/08/22 04:37
>>412
登場人物のほとんどすべてがなんらかの形で「孤独」を抱えているよ。
「求めている人」に「求められていない」と言い換えてもいいかも知れない。
(もちろん、あてはまらない者もいるが)

ワタナベ=直子を求める(しかし直子はキズキのことしか眼中にない)
直子=キズキを求める(しかしキズキは自殺。しかも最期に会ったのはワタナベ)
緑=ワタナベを求める(しかし直子のことで頭が一杯。)
その他、ハツミと永沢も別々のものを追い掛けてる。

登場人物のほとんどが片思いという、異常な設定。
416吾輩は名無しである:04/08/22 05:46
洋書の春樹作品はえらく表紙がキレイだな
表紙だけで買っちゃいそうだ
レコードのジャケ買いみたいに
417吾輩は名無しである:04/08/22 12:10
『タッチ』のタツヤと南とカツヤの三角関係と、
ワタナベと直子とキズキの三角関係、
似てますね。
418吾輩は名無しである:04/08/22 16:00
霊界←ナオコ キスギ
幽界←ワタナベトオル


419吾輩は名無しである:04/08/22 16:24
村上春樹の子供の話をしていた人がいたけど
お子さんはいませんよ。
暴露サイトみたいなところでだいぶ前に病院関係者が暴露してたけど
不幸があったそうです。(流産)それは大学卒業前後のお話
1974〜1976?
結婚のきっかけは妊娠?

お子さんが生きていれば、今頃29歳?
村上春樹が小説家になった歳ですね。

アフターダークは相当気合いをいれて書いた長編だそうです。
420吾輩は名無しである:04/08/22 16:28
ヤミクロ=成りすまし
421吾輩は名無しである:04/08/22 16:29
村上春樹って極端にメディア登場回数が少ないよね。意図的なのか。
随分前に、雑誌の特集で表紙になってたの見たきりだ。
かなり探して、近況写真はこれしか出てこなかった。
それにしてもフケたもんだね。。。
http://homepage2.nifty.com/takahashi-clinic/sakusaku/org/Block_Image.7_1.3.jpg
422吾輩は名無しである:04/08/22 16:35
↑ 
 ブラクラ
423吾輩は名無しである:04/08/22 16:38
昔ヤフオクが自由だった頃、
春樹の生原稿が売りにだされてた。
なんていうか字が乙女チックだった。。。。
まぁ確かに読み取りやすい字ではあるのだけど
本人が言ってるようなイメージの文字ではなかったな。。。
424吾輩は名無しである:04/08/22 16:44
愛憎は表裏一体だよね。
愛するの反対は憎しみではなく「無関心」

ここで荒らしてる奴らは皆、強烈に村上春樹の作品に惹き付けられて
虜になっている。それが裏になったり表になったりして揺れている。

だからあまり熱心な信者さんも荒らしに敏感に反応しなくてもいいかと…
そのへんは村上春樹氏はよーく理解してる人だからね…
悪口とか妄言、虚言なんて対象に関心がなければ生み出すことはできない。

自分の今置かれてる状況によって
村上春樹の作品を心地よく読める時期もあれば、罵倒したくなる時期もある。
425吾輩は名無しである:04/08/22 16:44
>>421
おいしゅうございました。
426吾輩は名無しである:04/08/22 16:47
>>423
ま、実体はそんなもん
イメージの切り売りしてる商売人に
多くを期待するなかれ
427吾輩は名無しである:04/08/22 16:57
村上春樹と村上龍のホモアイコラを
見たことがある…HDのどこかにあるはず…
428吾輩は名無しである:04/08/22 16:59
──────────────────────────────────────
▼今週のベストセラー        ◇旭川冨貴堂本店(5月23日〜29日)調べ◇
----------------------------------------------------------------------------
1 桐山靖雄著『一九九九年七の月(ノストラダムス)よ、さらば!』(平河出版)
1,524円
2 乙武洋匡著『五体不満足』(講談社)1,600円
3 大川隆法著『繁栄の法』(幸福の科学出版)1,600円
4 大野晋著『日本語練習帳』(岩波書店)660円
5 天童荒太著『永遠の仔』上・下(幻冬舎)上1,800円・下1,900円
6 村上春樹著『スプートニクの恋人』(講談社)1,600円
7 三好武士著『丘の呼び声』(自費出版)1,238円
8 朝日新聞社編『草木花歳時記(冬の巻)』(朝日新聞社)3,800円
9 浅田次郎著『鉄道員(ぽっぽや)』(集英社)1,500円
10「少年A」の父母著『「少年A」この子を生んで…』(文藝春秋)1,333円
──────────────────────────────────────
429吾輩は名無しである:04/08/22 17:09
今この表層、地上レベルとは違う、オルタナティブがあるんだということは、
肉感的に感じさせたい―村上春樹

オルタナティブ 【alternative】


〔オルターナティブとも〕
(1)
二者択一。代替物。代案。
(2)
既存のものと取ってかわる新しいもの。
(3)
1990 年代のカウンター-カルチャー,音楽スタイルのこと。オルト-カルチャーとも。



430吾輩は名無しである:04/08/22 19:29
かきこめない?
431吾輩は名無しである:04/08/22 19:30
432吾輩は名無しである:04/08/22 19:31
433吾輩は名無しである:04/08/22 19:32
434吾輩は名無しである:04/08/22 20:31
ブラクラ?
435吾輩は名無しである:04/08/23 12:12
>>407
「ウェディングベル・ブルース」という曲が
バート・バカラックの作品であるとする記述がある。
でも実際の作者はローラ・ニーロ。
436吾輩は名無しである:04/08/24 03:24
みんないつごろなんのきっかけでよんだのさ?
俺はたぶん高3の時、あねの部屋に置いてあったから
437吾輩は名無しである:04/08/24 04:51
キウリ
438吾輩は名無しである:04/08/24 06:08
>>437
こら、おっさん。適当なレスつけてんじゃねーぞ!
てめえのケツ毛ぶっこ抜いて一本一本鼻の穴につめこんでやろうか?あ?
きれいになったら俺のをぶち込む!
突いて突いてかき混ぜてやる!
終いには直腸突き破ったる!
ケツ出せや!
439吾輩は名無しである:04/08/24 08:20
春樹の原稿見なきゃ良かった……なんか馬鹿っぽい
440吾輩は名無しである:04/08/24 09:34
ノルウェイの大森うたえもん
441吾輩は名無しである:04/08/24 13:50
作家なんてどことなく馬鹿なとこがある
442吾輩は名無しである:04/08/24 19:03
顔見たこと無かったけど、思ったより格好いいですね
私はわりとこういう顔の男の人タイプですw
体はもうちょっとムキムキしてるのかと思ってたけど…
鈴木光司みたいにw
443吾輩は名無しである:04/08/24 19:20
イギリス版ねじまき鳥クロニクルの著者近影は格好いいよ。
444吾輩は名無しである:04/08/25 00:17
春樹がかっこいいなんていう奴はじめて見たよ。
ファンともなると、恋愛といっしょで目が曇るんだな。
445吾輩は名無しである:04/08/25 01:06
春樹想像とだいぶ違った。
小説ん中で主人公がすぐセックスしちゃうからもっとかっこいいんだと思ってた。
何となく主人公≒春樹というイメージがあったんで。
446吾輩は名無しである:04/08/25 10:35
>>445
多分99パーセントがあなたみたいな人。
あなたは正しい。
447吾輩は名無しである:04/08/25 12:02
それは男だからでしょ
女の人ならわかると思うけどなぁ・・・
内面と外面の間くらいに位置するものが
異性には見えるんだよ。
この人はそこがセクシーなの。

そういうセクシーさがある人は歳をとってもセックスアピールが
あるからモテルと思うよ。50歳でも抱かれてもいいって思った。
20代半ばを過ぎると、激しいセックス、性器の摩擦より
魂の摩擦の方が気持ちが良くなってくるから。
それにこういうタイプの男性って
動画と写真じゃだいぶ印象が変わると思う。

448吾輩は名無しである:04/08/25 12:38
>>>444
心が曇ってる香具師発見!
不吉な番号だなw
449吾輩は名無しである:04/08/25 13:38
>>431-433
でもこの写真はヤヴァイダロW
http://www.zaghi.it/murakami/foto/murakami16.jpg
450吾輩は名無しである:04/08/25 14:08
写真と実物は、、、、
451吾輩は名無しである:04/08/25 14:23
てかマラソン始めるようになってから、やせたし、ひやけしたよね。だからかっこよくみえるんじゃないかな。
まあ普通だよね。
452吾輩は名無しである:04/08/25 14:23
ヘアスタイルをもっと研究した方がいいと思う。
前髪はあげて立てた方がいい。
ぺったんこすぎ。
まゆげももうちょこっと整えてあげたい。
453吾輩は名無しである:04/08/25 14:24
>>449
ワロタ
454吾輩は名無しである:04/08/25 14:25
>>452まゆげってどうやって整えるの?
455吾輩は名無しである:04/08/25 14:29
そういう変な写真は誰にだってあるでしょ?
あんまり春樹さんを辱めるのはやめようよ。。。

とりあえず、変なイメージは脳内から消去して
このへんの
http://www.zaghi.it/murakami/foto/murakami01.jpg
http://www.zaghi.it/murakami/foto/murakami02.jpg
写真のイメージに変換しといてもらえますか?
456吾輩は名無しである:04/08/25 14:33
>>454
コームとはさみと毛抜きで整えるんだよ。
彼女にやってもらいなさいよ、顔がだいぶ垢抜けて
びっくりするよ。男性も眉毛くらいいじってもいいと思うな。
あと洗顔後に化粧水くらいつけようよ。肌の老化が違ってくるよ。
457吾輩は名無しである:04/08/25 14:36
455いいじゃん。さすがプロのカメラマンはちがうねえ、、、笑
458吾輩は名無しである:04/08/25 14:38
まあでも、村上春樹は455の写真で限界だろ。


デビュー当時はひどかったもんなー、どっちかといえばブサイク系
459吾輩は名無しである:04/08/25 14:49
>>458
どっちか選ばなくても普通にブサイク
460吾輩は名無しである:04/08/25 14:52
http://www.impacdublinaward.ie/Authors/Murakami.jpg
ダンディーだな

こういう童顔系の顔の人は歳喰ってからの方が渋くなって
かっこいいな
461吾輩は名無しである:04/08/25 14:57
ハルキを虐めるな
ハルキもこれを見て自信もってな
ttp://athens.yahoo.co.jp/hl?c=athens_photo&d=20040824&a=20040824-02005629-jijp-spo.view-001
462吾輩は名無しである:04/08/25 22:10
>>460
おれはこの写真でも十分笑えるんだけどw
463吾輩は名無しである:04/08/25 22:48
うずまき猫のみつけかた
のハルキはナチュラルでかっこいいよ

猫とか誰かとしゃべってたりしている時のハルキは
良い顔してるね

なんでカメラ目線になると顔がひきつってしまうのかなこの人・・・
464吾輩は名無しである:04/08/25 23:28
この本読んで、カーテンって洗うのかと教えられた
でも未だにウチのアパートのカーテンは4年ほどそのままだ
465吾輩は名無しである:04/08/25 23:33
俺はフルマラソン走りたいと思った。

それにしても海外では別人のように外向的な人なんだよね、この人
英語で講演会とか
アメリカ人学生を前に講義したりしてるなんて考えられない・・・・
日本ではなんでやんないのかな?
466吾輩は名無しである:04/08/26 01:00
>465
文壇という春樹にとってすごく煩わしいものから
海外では解放されるんじゃない?
サイン会なんかも、一カ所でやると次々他からも
頼まれるから面倒くさいとか、どっかに書いてあったような。
467吾輩は名無しである:04/08/26 15:57
ハルキタンって自閉症で鬱病であがり症なのかとオモッテタヨ
仲間だとオモッテタノニナ…
468吾輩は名無しである:04/08/27 04:19
勝手に変な仲間意識持つな、同志
469吾輩は名無しである:04/08/27 09:45
春タンの本を外国語で読もうと思う。
とりあえず英語のを読むとして、そのあとは何語が面白そう?
トルコ語のノルウェイの森もあるんだにょ。
470吾輩は名無しである:04/08/27 10:00
カーテンはタバコ吸ってると黄ばむ
471吾輩は名無しである:04/08/27 12:00
中国でえらい人気だそうだから中国語のを読んでみてくれ
472吾輩は名無しである:04/08/27 13:53
中国人や韓国人の書いた書評を見て
「危険だなぁ」と思ったのは
河合隼雄先生もおっしゃってたけど、
村上文学に触れることによって
本当の意味での”エゴイスト”になってしまうこと。

日本と違って上の権力者に対する絶望感、不信感は
もう日本人では想像できない程に観念してるわけで、
村上文学はそれを癒しつつも、一種の自己陶酔を引き起こし
暴走させてしまう。

あくまでも日本人が読むからこそ成り立っている微妙な
モラリティーを踏み越えてしまうんだよね。
473吾輩は名無しである:04/08/27 14:00
村上さん自身は、欧米人よりアジア人の方が
日本人に近いとらえかたをしてくれる。
とか単純に数十年前の日本人のようなイメージで
どうもことアジア諸国の分析になると
寛容すぎるというか、この気の抜けようななんなのでしょうね?

最新のインタビューを読んだけど、韓国にも触れられていて
わたしは超村上春樹ファンで彼の書いたものは全て所有している
のですが、韓国に対する無批判(思考停止状態?)な姿勢は
ある意味、絶望してしまうくらい哀しいことです。

情報化社会というのは「嘘」による「不信」が「伝播」しやすい
社会であるとも言えます。

村上さん、お願いですから、今一度よく考えてみてください。
完璧な人間なんていないんだろうけど、
村上さんのやってきたことがこのままでは
根底から覆されてしまう悪寒がします。

474うずまき鳥 ◆TbjlUtTwCg :04/08/27 14:04
大江健三郎は、大震災とサリン事件直後にテロと暴力について
本で熱く語っていたが、将軍様の拉致事件謝罪以後、まったくもって沈黙しとるね

ハルキ、オマエモナ〜
475吾輩は名無しである:04/08/27 14:18
俺は大学(文学部)で村上春樹のモラリティーって
タイトルでレポートを書いたことがあるのだけれど、
確かにすこし恐ろしい部分も秘めてますよね

村上氏の無意識下の欲求(e s)が
人間の内側からの"モラルの崩壊"、"体制の崩壊"を強く求めてるのが
感じられる。

日本ではそれは有効に働いたけれども、諸外国ではその小説の中に
仕掛けられた"装置"がどう機能するのか?
もしかしたら大爆発を誘発することもあるかもしれない。
ノーベル賞を受賞した直後くらいにね…。
476難波:04/08/27 14:34
俺3年前に中国の駐在員してたが、村上春樹の本は結構翻訳されてた。
当時、「中国行きのスローボート」という奴の中国語訳のを新華書店(中国
国営)で買って読んでた、なぜか。まだ家に保存してあるはず。
題名が「到中国的小船」という。
477吾輩は名無しである:04/08/27 14:42
実質部数では、日本より中国の方が総売上は上だそうだ。
村上春樹って翻訳によって、天文学的売り上げを誇ってるんだよ。
日本で新作が100万部売れたとして、翻訳されれば
累計1000万部はかるく越える。凄まじい影響力だ。
478吾輩は名無しである:04/08/27 15:11
わたなべ君の顔は春樹の顔?
479ボケちゃったみたいね:04/08/27 15:12
>>474
勝谷誠彦の××な日々。2004/04/14 (水)
(略)
従ってことの輪郭をクリアにするためにも誹謗中傷のたぐいを垂れ流している阿呆は
日本国警察の威信にかけても捕まえよ。
あるいは私たちの間でもそうした屑を発見した時は徹底的な社会的制裁を加えることにしよう。
国論を二分する論議を低能の存在によって曖昧にすることは大いなる禍根を残すに違いない。
しかしまあでは立派な頭を持っているとされる方々が目の覚めるようなことを言っているかと言うと

朝日新聞昨日の朝刊を読んで私は頭を抱えてしまった。
大江健三郎大先生の「伝える言葉」なるコラムは「老人特有の症状がお進みになっている」
としか思えず(あー言っちゃった)誰か解説してください。早野透センセイ。何とかして。
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&start=11&log=200404&maxcount=35
http://www.diary.ne.jp/user/31174
480吾輩は名無しである:04/08/27 15:21
アテネ中国報道陣にBOOイング 取材マナー問題あり過ぎ!!

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/aug/o20040824_10.htm

突然、中国人記者が杜選手に走り寄り「写真を1枚」とおねだり。選手と
記者の「撮影会」が始まった。他国の記者はぼう然。「やってられねえよ」
と、欧米の記者らは席を立った。

正規に取材を許可された記者以外に、記者証を持たない「モグリ」の中国人
記者も大勢アテネ入りしているという。今回、80人に倍増した国営通信・
新華社の高殿民運動部主任は「わが社で少なくともモグリは200人はいる
」と言い放った。

中国メディアのマナーの悪さは、2年前のソルトレーク冬季五輪でも指摘さ
れていた。会場にあるフリードリンクを大量に持ち返ったり、選手とともに
大声で歓喜する記者らが目立った。

中国の抑圧された政治体制への反動なのかも知れない。

---------
反動するのはいいけど、反動の方向性に問題があるんだけどねぇ
国家エゴから抜けると完全な超エゴイストに変化してしまう中国人…
危険すぎますよ、絶対に…
481吾輩は名無しである:04/08/27 15:59
そもそも日本で言う処の道徳・モラル・社会規範に相当する物なんて、
大陸支那朝鮮には初めから存在していないと思われ。

一定の社会行動規範が、普遍的レベルにまで充満し共有されている共同体
では、敢えて道徳道徳などと五月蝿く言わないと思われ。

と言うか、そもそも「道徳」とかの類の単語が存在しないかもしれない。
必要無いから。
存在したとしても、滅多に使われる事も無く、死語化していると思われ。
結局、大陸支那朝鮮が口にする「道徳」やら何やらの言葉は、
自分への服従意志の確認を相手に要求する為の物であって、
自分と相手との上下関係を確定させ、維持する為の道具にしか過ぎないかと。
482吾輩は名無しである:04/08/27 16:00
中華料理が食べられないとか嘘ついてた春樹タン…
483吾輩は名無しである:04/08/29 02:02
セカチューに刺激されて、久しぶりにこれを読んだ。当時も読んだけど、全く意味が
分からなくて、すっかりストーリーも忘れていた。

セカチューは、最後の方で愛するものに対する死に対して、苦しむ悩みをどのように
解決しようか?という思想的なものが書いてあったのでまだ読んでいて分かりやいん
だけど、ノルウェイはどうも主題が(テーマ)良く分からない。

恐らく、精神病患者が多く出る事で、人の心の内面と、その心をお互いが理解し会え
ない世界というのを描いているんだろうとは思うのだが・・・それに対する解決する
ための方法や思想がないため、現実の人生に生きているものには救いようが無い本に
なっているように感じるけど、これも単なるお話と楽しめばいいのかな?
484吾輩は名無しである:04/08/29 02:48
>>483
便宜的な解決策(思想)が知りたいのなら
小説など読まずに、自己啓発本とか読めば?
485吾輩は名無しである:04/08/29 02:54
だいたいこの小説を本質的に理解できる人間って
かなり限られているだろ、、、
ベストセラーだった当時は小学2年生だったから
知らんし、最近読んでみて思ったけど
なんでこんなに売れたのか信じられない…

これって生まれつきの
選択のできない病に冒された
最初から大きな欠落(外側からは見えない)を抱えて生きなければ
ならない人間の物語でしょ?

対象外の人間がうわっつらのストーリーだけ追って見てたら
これほど散漫で意味不明な小説はないと思うなぁ

頭のいい人は、井戸をキーワードにして読み込むんだろうけど。
486吾輩は名無しである:04/08/29 02:54
>>484
イヤそうじゃなくて、小説を読む事によって人生の疑似体験みたいなものを
期待しているものです。思想や哲学、啓発類はそう言う関連でかなり読んで
いますので、小説という違う分野というか範囲での新しい感性や感覚で意味
あることを知りたいと思っているものです
487吾輩は名無しである:04/08/29 02:58
キスギ君がホモって時点でおわっとる

春樹ってバイセクシャルっぽいよね、思考が。
488吾輩は名無しである:04/08/29 03:01
>>485
その説明には納得させられるものがあるなあ・・・
俺も当時読んだときは全然わけ分からなかった。

ただ、生まれつきと言うよりも現代社会に生きている人の中で適応できない
人がと言う表現が適切かもしれないね。

で、本質的な理解はどのように思われますか?
489吾輩は名無しである:04/08/29 03:03
>>486
ホモの苦しみとか基地外の苦しみを
疑似体験なんてしてもあんまり意味ないよ
べつに視野も広がらないし感覚も鋭敏になるわけでもない

それよりも自分自信の内側に閉じこめてるものを
表にだして表現していくことにパワーを使う方が
自己治癒につながると思う。

村上春樹もそうやって自分のために自分の小説を書いて
癒され、いまでは立派な人生の遊び人と化した。

思うんだけど、「ねじまき鳥」を書き終えた時点で彼の中から
羊はでていってしまったって感じだよね。

今ではもう彼の書く小説には魂がこめられてない。
普通の幸せなおじさんになってしまった。
本人にとってはおめでたいことだけど…。
490吾輩は名無しである:04/08/29 03:07
>>488
>で、本質的な理解はどのように思われますか?

此の世には死ぬことでしか救われない人もいるんだ!!!!!!

ってことでそ?
491吾輩は名無しである:04/08/29 03:12
春樹か奥さんかどっちかが
不妊症かなんかで
種を遺せないっていう絶望感が
この小説を書かせたのではなかろうか?

もしかして春樹って山田太一とか読んでた?
492吾輩は名無しである:04/08/29 03:30
>>489
なるほどね。この小説は原作者の心の体験記みたいなものと
考えればいいのかな?

>>490
そんな単純な捉え方で言いの?
493吾輩は名無しである:04/08/29 07:14
死ぬことでしか救われないって本質的に
気がついちゃう人ってかなーり追いつめられた人で
かなーり努力もしてきた人だよね、、、そんな不幸な人って
あんまりいないと思うけど、「村上春樹、河合隼雄先生に会いに行く」
で河合センセがそういう人間はかなしいかな存在するって
いっておられますね。五反田君とか思い出すな。
494吾輩は名無しである:04/08/29 07:24
永沢の彼女ハツミさんについてですが彼女は何故自殺に追い込まれたのでしょうか。
彼女は「一見」ごく普通の女性であり、永沢さんが何故彼女を恋人に選んだのか
訝ったこともあった、というように書かれていたと記憶しています。
一見普通の女性が永沢のような男に継続して付き合おうと思わせ、かつ、
主人公も羨むようないい女になれたのは何故でしょうか。
外面が決して万能でないことは勿論承知ですが
ハツミさんが世にも魅力的な女性である根拠は小説からは直接的に読み取れませんでした。
ごく平和な家庭を築くことを望む女性が、女性関係の絶えない永沢との交際を通じて、
本来持った力以上のものを発揮してしまった故に非常に魅力的な女になれたが
(恋をすると女性が美しくなるという一般論とも通じるかもしれません)
それと同時に自滅(自殺、燃え尽き)に追い込まれてしまう何かを醸成してしまった
と考えることについてどう思われますか。卵が先か鶏が先かというような領域の問題になりますが。
なんらかの願望や目標の実現に真摯に、ストイックになりすぎ、その姿勢がある種の限界を超えてしまうと
その反動で精神を病んでしまわれる方がいると伺ったので
ハツミサンにもそのような面があったのではないかと気になっていたのです。
495吾輩は名無しである:04/08/29 07:50
村上春樹が億万長者であるのにケチな理由

ストイックな生活の中における小確幸

フルマラソンの後の一杯のビール
496吾輩は名無しである:04/08/29 11:46
ノルウエってけっこうながいじゃん。んでだ、最後に肝心なものをさらに向こうにポーンとほっぽり投げて、後は君ら勝手に探しにいけや---てな終わり方だよな。ここまでつき合わせてそらねーじゃん、て感じたな。
コントじゃあるまいし。ちょっと違うけど、評判の悪い、三島の「鏡子の家」の読後感に通じるもんがあるじゃん、つーのがわての感想。
鏡子の脇を犬が走りぬけ、風が何かをさらっていく。あんだけの紙幅を費やして語ったもののラシオネルがあとかたなく、彼方にもっていかれ、呆然と見送る読者。
よくにてるんちゃう?
497吾輩は名無しである:04/08/29 12:06
よーしパパいろんな解釈しちゃうぞ。
498吾輩は名無しである:04/08/29 13:11
>496
春樹のって終わり方全部こんな感じだよ
499吾輩は名無しである:04/08/29 17:35
物事を余り深く考えないように生きる哲学がそこにはわるのだよ

なにか大きなものに対する無力感というかあきらめが
彼の中にはあって
それに抗うのではなく、許容してその傷みをうけいれていこうって
姿勢が感じられる。

そして人間はデフォルトで病んでる存在であって
その傷みをみんなで共有していこうってスタンスだよね?
(どこかのプロ市民、人権団体が大喜びしそうな発言だけど…)
500吾輩は名無しである:04/08/29 17:39
まぁ、でも春樹がいうなら説得力はあるよね
彼だって最初に小説を書いた時に
自分による自分のための自分のこんなマニアックな小説が
いきなり賞をとっていつのまにやらベストセラー作家で
気がつけば日本の歴史史上、これだけコンスタントに長期間売れ続けて
いる作家は彼一人だし、これだけ世界中にリアルタイムに
読まれてる作家も彼一人、自分の病んだ世界をこれだけ多くの人間が
好んで読んでるという現実。みんな意外に病んでるんだよなぁ…

ていうか皆、日常の現実感が稀薄なんだろう
村上春樹の書く世界の方がリアルに感じる
501吾輩は名無しである:04/08/29 18:48
>>494
「由美ちゃんとユミヨシさん」
http://papativa.jp/archives/000202.html
デレク・ハートフィールド=庄司薫

キズキ君は「赤いN360」で自殺する。 「薫くん」は女の子とのデートの時に
「真っ赤なホンダN360」でドライブする。

「キズキ」は『ノルウェーの森』に出てくる「直子」の元彼氏だ。
ちなみに『ノルウェーの森』の「僕(ワタナベトオル)」は、直子と性交渉
する段になり、直子が処女であることを知る。つまり「キズキ」と「直子」
は性交渉を持っていなかったわけで、「キズキ─直子」の関係と、四部作を
通じて性交渉を持たない「薫くん─由美ちゃん」の関係は相似している。

キキ殺しの犯人、五反田君はマセラティを所有する。現実の庄司薫の
「ぼくの車は確かマセラーティのエンジンをつんでいてその気になれば相当
猛烈にはしるが」(『僕が猫語を話せるわけ』)


502吾輩は名無しである:04/08/29 19:01
英語話せるなんてすごいね、この人。まあ村上龍よりはましかな。知性で言ったら
日本で五本の指に入る作家。
503吾輩は名無しである:04/08/29 20:14
あとの四人は?
504吾輩は名無しである:04/08/29 20:34
金原ひとみ。
505吾輩は名無しである:04/08/29 22:30
>>500
正直きもい。どうしてこんな支離滅裂な作家に
傾倒できるの?信じらんない・・。
506吾輩は名無しである:04/08/29 22:50
うん。
はっきり言って、春樹程度で満足できる読書体験って貧しいと思う。
日本だけに限っても、もっと偉大な作家は沢山いるよ。
5本指に入る知性って冗談だろ?
煽りじゃなくてさ。
507吾輩は名無しである:04/08/29 22:53
あ、好きなのは否定しないよ。
それは個人の好みだから。

でも、大した作家じゃないよ。
ファンの多さと作家の偉大さは比例せず。
とりわけ現代作家の場合は反比例することが多い。
508吾輩は名無しである:04/08/29 22:53
本書を読んで私は愕然としてしまった。1990年代、いかに我々は中国に対し
て無防備であったか。反日の検索でネットサーフィンしている方には、1930
年代の南京事件や1940年代の東京裁判などは、既にありふれたテーマである
と思えるが、本書は1990年代の江沢民に焦点をしぼり、新たな視点から中国
の問題を検証している点で、画期的である。

著者はサッカーアジアカップでの中国人の蛮行など、本書で見事に予想して
いたし、このままのお人好し的日本人感覚を続けると、さらに重大な事件を引
き起こすと予言している。

中国国民が抱いている不満や怒りを日本人に対する恨みと反感に転化させ、
共産党が日本の侵略から中国を救うのだと中国人民を洗脳する事により成功
した1990年代の江沢民の政策は、21世紀の日本をトロイの木馬の犠牲者とす
る可能性を示唆している。しかし、不思議なのはどうして中国駐在の日本人
記者、大使たちがこんな状態を黙認していたかである。本書にはその原因と
失策が見事に示されている。

最終章では、それでは我々日本人はどうしたらいいかが示されていて、著
者の洞察力の鋭さを裏付けているが、こういった感情に陥っている中国人
に日本人ができる事は、あまりにも少ないと私は感じた。時代は21世紀とな
り、中国での言われなき反日感情に触発され、日本での反中感情が高まりを
見せる中、我々は片時も中国の暴挙から目を離してはならない事を痛感させ
られる。
509吾輩は名無しである:04/08/29 23:27
>>502
遠藤周作、開高健、大江健三郎とか読んだことある?
『世界の終わりとハード(ry』執筆当時に活躍していた人たちだよ。
510吾輩は名無しである:04/08/29 23:27
>>500へのレスでもある↑。
511吾輩は名無しである:04/08/29 23:54
>>506
まあ、そうカッカしなさんな。
夏休みなんだし、高校生までの年齢で言ってるんだったら
わからんでもない。

大学生以上の年齢で春樹マンセーしてるなら、
おれもオマエに同意だが。
512吾輩は名無しである:04/08/30 00:23
愛情の反対は憎しみである。
愛することと憎むことは表裏一体。

愛することの反対は、無関心である。

批判とは対象に対して愛を乞うてる証である。

批判が深くて強ければ強いほど、
同じだけ強い愛情も抱えてるということである。

辛辣な誹謗中傷は、それだけ深く対象に興味と関心と愛を
求めているとも言えるのだ。
513吾輩は名無しである:04/08/30 00:27
辛辣な批判ができるっていうのは
それだけ村上春樹のことを知っているとも言えるわけだね。
全作品読んだ上に雑誌のインタビューとかも漏れなく読んでそうだね…
514吾輩は名無しである:04/08/30 00:38
韓国→憎→日本
韓国 無関心 日本
韓国→憎憎憎憎憎→日本
韓国←嫌←日本
韓国→喜憎憎憎喜憎憎喜→日本
韓国←憎←日本
韓国→怒憎怒憎怒憎怒憎怒→日本
韓国←呆←日本
韓国→火病→日本
韓国←圧力正論←日本
韓国→火病火病火病→日本
515吾輩は名無しである:04/08/30 00:55
三島由紀夫を憎んでいる村上春樹
516吾輩は名無しである:04/08/30 13:23
日本文学嫌いなんだろだって
517吾輩は名無しである:04/08/30 14:46
作家まで西洋コンプレックスかよ。変な国。
518吾輩は名無しである:04/08/30 23:01
日本文学嫌いかどうかは別にして、純文学とそれ以外なんつー区別の存在する文壇にはまったく興味ないつーか、甚だしく距離をおいてるんだろうね。春樹の文体って、ひょとすると世界戦略かな?
つまり、全然陳腐で通俗以外の何ものでもない言葉の積み重ねじゃん。逆に、その辺にころがっているような表現ならどこの国にも似たような言い回しがあるから、割と簡単に訳出できるよな。
この通俗性を下らんとみるかが、ひとつの分かれ目で「春樹程度」ど断ずること、是か非かのまあ、ひとつの基準だろうね。
どうでもいいけど、この作品以外はいまいちだよ、おとっさん。
「風の歌を聴け」がかろうじてスタイリッシュなので許す。
さげ。
520吾輩は名無しである:04/08/30 23:25
結果、どう言うところがいいのか?良く分からないんだけど、ファンの人の
分析というか、多くの人が納得できる説明を希望します。

自分は特にけなすつもりなどさらさらありませんが、これだけ読まれるには何か
良いと言う理由があると思うんです。それが知りたい・・・
521吾輩は名無しである:04/08/30 23:57
文章が好きなんだよね。淡々とした調子というか。
ストーリーは2の次。
522吾輩は名無しである:04/08/31 00:21
1章の初めの方に「何日かつづいたやわらかな雨に夏のあいだのほこりをすっかり洗い流された山肌は深く鮮やかな青みをたたえ-----」て箇所があるけど、概ねこの小説の文体を代表しているように感じる。
つまり、(例えば)川端や三島がちりばめ、これぞ筆力の為せる業ってな、その人なりの表現、ぞくっとするようなのが無いんだな。
春樹は、そういった、永らく純文学を純文学たらしめた、根底的要素を意図して排除した---と理解するな。文学学校とかで勉強して、一生懸命表現を工夫してって作家いるじゃん。文学のコンテキストに無批判につかってんの。
んで結果として古の文豪の足元にもおよばない、けど小説って新聞、雑誌で消費されるものでもあるから作家として仕事はしてる----高樹のぶ子なんか悪いけど、そう感じる。そういう行き方と春樹は全然違うだろ。
ひょとすると何かを切り開いてるんじゃないか?って気にさせるものがあるのかな?ないのかな?
523吾輩は名無しである:04/08/31 00:35
春樹の一番すごいところは、現実的な世界と非現実的な世界(異界?)を、
まったく等価な存在として同じ空間に配置しているところだ。
普通なら絶対に同じ空間に存在する事のできないもの同士を、
一度本質的なものに還元した上で、
お互いを侵食し合わないよう微妙な調整を行う事によって共生させている。
このスレタイのノルウェイの森はこれに当てはまらないけど
524吾輩は名無しである:04/08/31 00:37
>>523

どこかで見たようなこと書きやがってw
525吾輩は名無しである:04/08/31 00:40
「電車男」に見る2ch文学の可能性
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001285.html

これどう思いますか???羊男のパクリでしょうか?

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html
【電車男感想書き込みに関するお願い】
電車男を始め本サイトに掲載しているストーリーのスレッドは、2ち
ゃんねるでは全て絶滅しています。一時期に多くの人が流入して混乱
し、本サイト閉鎖を検討した事があるため、 「俺の、私の感想をどこ
かにぶつけたい!」という気持ちが湧き上がってきたら、2ちゃんね
るに書き込まず、【こちら】の記帳所に心置きなく叩きつけて下さい
。【お知らせ】記帳所を大幅変更しました。
526吾輩は名無しである:04/08/31 00:46
端的にこの小説の登場人物やプロットって、まるでTVドラマ並に陳腐で、ある意味、まあ恥ずかしくなるくらい通俗的と言われてもしかたないと感じる。
ワタナベの周りに、全ての人物はまるでそこにいるのが当然のようにたたずむ。それはそうだ、その配置図はどこでも手に入る、巷にあふれている、昔からのものだ。
誰もがよく知っているものだ。ワタナベはその間をさまよう、たゆたう、まるで梶を失くした船のように。この小説を俯瞰すれば、案外緻密に計算された、伽藍----必然の間を、漂うワタナベの偶然の姿が見える----んではないかね?
でもまー「案外緻密に計算された、伽藍」てのがミソで、何もかも(ワタナベを除き、なんせこの人、4回もやっちゃったりするし)、当然のように感じさせるのも作者の筆力によるわけだから。
少なくとも破綻はないわけだし、書けるようで書けない春樹の文学ってのがキーでないかね。
527吾輩は名無しである:04/08/31 00:53
春樹は三島とか太宰とか過去の日本の作家を
を徹底して読み込んでるよ

否定してる物言いをわざとしてるだけ

ぶっちゃけ、いままで日本の文壇は世界的に見ても素晴らしい
ものを書いてきたけど、あの文体、スタイルだと
翻訳する際に大事な何かが損なわれてしまう
だからその良さが日本から外へ出て行かなかったんだよね。

村上春樹はこれまでの日本における文学のオイシイトコロを
すべて泥棒かささぎのように盗んで自分のスタイルで
メタ小説化しただけ。

ダンスダンスダンスは太宰、ねじまき鳥クロニクルは三島
をパクって最終的にはそれを破壊してる。

英語ができるって得だな。柴田とは最強泥棒タッグ。
これから小説家で儲けたかったらまず英語を勉強して
過去の日本の素晴らしい偉人たちの書いたものを
簡単に構築しなおして自分の作品として発表しそれを翻訳して
海外で売り出す。ニューヨーカーとかに売り込んでみてはど?

春樹が日本の文学界を破壊したとか言ってる人いるけど
春樹は世界を征服したいんだよ

彼は古典とかかなり詳しいよ
アメリカ文学なんてスタイル文体研究に読んでるだけ
深く読み込んでるのは日本の古典、歴史小説

自らのパクリ元を隠蔽するために
嘘とかハッタリで誤魔化してるわけだよ
528吾輩は名無しである:04/08/31 00:54
>>525

そんあこと言ったら安部こーぼーの箱男はどーなる?
なんとか男なんて昔からあったアイディア
529弧高の鬼才 ◆auSqARo302 :04/08/31 01:21
電車男なんてただの日記文。おはなしにならないんだもん、ほんと!
そのスレに参加してたやつらだけがカタルシスをおぼえる類のもの。
レスを集めただけでは商品価値なんかほとんど無いということにそろそろ気づいてほしいな。
530吾輩は名無しである:04/08/31 04:09
>>522
春樹の作品こそ、無批判な文学臭さふんぷんたるものじゃないの?
彼のセンチメンタリズムなんかまさにそう。
これからの文学はそんなものドブに捨てなくちゃいかんよ。

>>523
その程度のこと、日本文学の土壌においても
別に凄くもないし、春樹が初めてやったことじゃあない。
稲垣足穂とか内田百間とか読んだことある?
しかも、春樹の場合は失敗してることの方が多い。
はっきり言って、へたくそだよ。
531吾輩は名無しである:04/08/31 04:14
>>527
>春樹は世界を征服したいんだよ

おいおい、おまえら、世界の現代作家って本当に読んでるか?
アメリカ文学だけに限っても、
春樹はトマス・ピンチョンやジョン・バースの足元にも及ばないよ。
それは、本人だって自覚しているはず。
マジで日本文学の水準の低さに恥ずかしくなるよ。

というわけで、今日で夏休みも終わりだな。
「高校生のための文学講座」をこれにてお開きにします。
明日から、学校遅刻スンナよ。
532吾輩は名無しである:04/08/31 04:22
なんつーか、春樹ファンは文学板の中でも
1、2を争うドキュンだな。

おれは別にアンチでもマンセーでもないんだが、
正直、ここの住人の春樹への「超」過大評価は
ウンザリを通り越して呆れてる・・・・・・・・

井の中の蛙大海を知らず、だよ。

図書館でいいから、もっと沢山本を読みゃなイカンよ。
533吾輩は名無しである:04/08/31 08:06
村上のはトレンディー文学。
534吾輩は名無しである:04/08/31 11:06
>>531

時間的に相当な暇人と見ますが
535吾輩は名無しである:04/08/31 16:16
>>532
春樹ファンの読書量が少ないのは周知の事
わざわざ、そんな時間にそんなレスするやつの方が呆れる
専用スレなんだからマンセーくらい見逃せよ
536吾輩は名無しである:04/08/31 16:31
というかヲタ専スレまで来てアンチ活動を行う方がよほど愚かじゃないか?
537吾輩は名無しである:04/08/31 17:02
>>536

2チャンに活動も糞もあるか?俺はとくに意識しないで全てを罵倒してるが?

ストレス解消になるから
538吾輩は名無しである:04/08/31 17:30
可愛そうな奴…
539吾輩は名無しである:04/08/31 17:44
>>538

2チャン住人と確定
540吾輩は名無しである:04/08/31 17:47
>1
赤×緑の大胆な装丁と
腰巻の「恋愛小説」というキャッチコピーで
ミーハーまで取り込んで、純文学としては例外的に売れまくった作品。
一番の被害者?は作者自身??
541吾輩は名無しである:04/08/31 17:47

>>540

あれは春樹の計算だろ。
542吾輩は名無しである:04/08/31 19:11
>>532
俺もそう思うけど、村上春樹ってノーベル文学賞ゲットしちまうと思われ…
文学として云々以前に村上春樹は戦略家だからな。
ネゴシエーター大江健三郎と似ている。
543吾輩は名無しである:04/08/31 19:17
初期のファンは旅の途中で村上作品に出会った。

しかし最近の若者の多くは(10〜20代)
村上作品から読書をスタートさせてしまっているので
夏目とか太宰とか読むのが苦痛でしかたがないのではないのかな?

それくらい何か根本的、基本的な何かが異なる。
どちらが上か下かの問題ではなくね。
544吾輩は名無しである:04/08/31 21:30
>>543
おいおい、馬鹿にしないでくれよ。
夏休みの宿題で斜陽と人間失格読んだよ。
545吾輩は名無しである:04/08/31 21:59
自分で読みたいと思って
自分のお金ではじめて買って読んだのが
読書のスタートだぞ

学校で他人に読まされたものは違う
546吾輩は名無しである:04/08/31 22:05
>>542
痛いよ。
大江をろくに読んだことないくせに。
作品の質が違いすぎる。
村上は所詮、通俗作家だよ。
547吾輩は名無しである:04/08/31 22:10
>>546
大江健三郎「ドストエフスキーは連合赤軍・オウムを予見していた」
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/news/1093717107/
ニュー速に大江スレが立ってるぞw

売国サヨクちゃんがとうとう狂ってしまわれたようです…合掌pu
548吾輩は名無しである:04/08/31 22:11
ノーベル賞って回収できないの?www
549吾輩は名無しである:04/08/31 22:24
>>547

ドストが予見とかいう大江の発言に爆笑。
550吾輩は名無しである:04/08/31 22:54
勝谷誠彦の××な日々。2004/04/14 (水)
(略)
しかしまあでは立派な頭を持っているとされる方々が目の覚めるようなこと
を言っているかと言うと
朝日新聞昨日の朝刊を読んで私は頭を抱えてしまった。

大江健三郎大先生の「伝える言葉」なるコラムは「老人特有の症状がお進み
になっている」としか思えず(あー言っちゃった)誰か解説してください。
早野透センセイ。何とかして。
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&start=11&log=200404&maxcount=35
http://www.diary.ne.jp/user/31174
551吾輩は名無しである:04/08/31 23:06
春樹ファンって馬鹿ばっか。
552吾輩は名無しである:04/08/31 23:33
>>551

お前を筆頭に、な
553吾輩は名無しである:04/08/31 23:39
>>551
馬鹿なんかじゃない、みんな、、、みんな孤独なんだ!

ここはたき火なんだよ…
554吾輩は名無しである:04/08/31 23:43
>>553

お前を筆頭に孤独
555吾輩は名無しである:04/09/01 05:48
これまでの人生において、ずっと私は自分が何者であるかという問題に
悩んできました。

子供の頃は、私は混乱し、しばしば実際私自身に対して相反する
感情を持つように感じました。

育った環境の影響もあり、私は日本の伝統的な家族の一員として認めら
れるために一生懸命努力しました。そして私は結婚しました。
彼女の愛と人生への喜びはずっと私の力の源です。

556吾輩は名無しである:04/09/01 05:50
しかし、学校での若い頃から今日まで、ずっと、私はある感情、他者から
違うというある感覚がありました。

けれども、私は正しいことをしようと決意していました。
ですから、現実の社会でうけいれられ、日々の生活の中で繰り返し述べられる
典型的な青年や大人がすべき「正しいこと」をしようと自分に無理をさせたのです。

しかしよくよく考えてみると、霊的なレベルの話かもしれませんが、
人生のある時期において、受け入れられる現実が私にとっていかほどの意味
があろうかと疑問を持ち出したのです。

私自身にとって意味のある現実はあったのか?
私は何のために生きていこうとしているのか?

私は、神がただ苦しめるためだけに人を苦しめるとは思いません。
私は、神が、すべてのものはよりよき目的のために生きていけるようにして
くれている信じます。
55年目は恐らくこのことを議論するには遅すぎるでしょう。
しかし、今がそのときなのです。



557吾輩は名無しである:04/09/01 05:54
すべての人は、人生のある時期、魂の鏡を深くみつめ、自今真実の姿を知る
必要があります。その姿は、望む姿ではなく、ありのままの姿です。


私の真実は、私がゲイであるということです。
最愛の両親、妻、友人に私がもたらした苦痛および苦悩を考えると、
カミングアウトなどしたくはありません。

さらに、これはきわめて個人的な問題であり、公共の場で扱うような問題
ではありません。 しかし、それでも、しないわけにはいかないのです。

私が今日、こうしてここにいるのはもうひとつ理由があります。
恥ずかしいことですが、私はほかの男性と成人同士の合意に基づく不倫関係を持ちました。
これは婚姻の絆を壊すものです。間違っていました。愚かでした。弁解もできません。

このことについて、妻の許しを請いました。
彼女はこの苦難を受け入れてくれました。
私は彼女の愛および強さによって祝福されたのです。


558吾輩は名無しである:04/09/01 06:01
もしこの不倫と私のセクシュアリティについての事実を秘密にし続けたら、
私と、さらに最も重要なことに、噂や虚偽や脅迫に対して弱いものになる
ことがわかりました。

したがって、私は私のセクシュアリティのことを直接伝えることによって、
これらの脅威を取り除くのです。

はっきりいいます。私は、自分の行動に対するすべての責任をとります。
しかしながら、私が今すべきことは、行動の結果を正しいものにし、
私の愛する人たち、友達および私の家族に、および私自身に誠実になることです。

私がゲイであるということは小説家である上で、違いはほとんどありません。
実際、自分自身のアイデンティティに誠実に向き合うという能力は、
私が職務を果たす上で、より有用なものとなりうるでしょう。

しかし、不倫にまつわる状況と、家族および社会的活動にもたらす影響を
考慮し、私は、とるべき正しい行動は断筆であると判断しました。
責任ある職務移行が行えるように、私は今年の9月7日をもって断筆します。




559吾輩は名無しである:04/09/01 16:22

はいはい
560吾輩は名無しである:04/09/01 18:51
( ゚д゚)……なにこのスレ
561吾輩は名無しである:04/09/01 21:13
村上作品は時系列でずっと読んでるけど、
ノルウェイ、ダンスは全然ピンと来なかった。
ノルウェイは一本調子で胸焼けしたし、ダンスは散漫すぎ。
俺だけかと思ってたらそうでもないようなので、安心した。
562吾輩は名無しである:04/09/05 11:08
安心すんなw
怯えまくりまくりじゃねーかw
563吾輩は名無しである:04/09/05 22:27
>>555-558はアフターダークのあとがき。びっくりした
564吾輩は名無しである:04/09/06 11:10
>563
え、なに?春樹ってゲイなの?
565吾輩は名無しである:04/09/10 01:42
最後に、レイコさんへ直子がワタナベ君とのセックスについて話した理由って何でですかね?
566吾輩は名無しである:04/09/10 22:19:38
春樹の演出って見え透いてるよな。実生活じゃあんまモテナイのに
本でたくさんの女の子と付き合ってるように書く。
それは同時に春樹の奥さんを嫉妬させる作戦でもあるのだが
でもそんなのに引っかかるわけないし、あの顔が全てを物語ってるな
今の時代なら確実に「キモい」って女子高生に一蹴される顔だしな。
それにたいして春樹はエッセイで
「今まで僕のことを好きになってくれた女の子は僕の話し方や空気なんかが
 気に入ってくれたのだと思う」なんて微妙に言い訳してるし。
なんつーか・・・器が小さい
567吾輩は名無しである:04/09/10 22:43:09
>563
あとがきなんてないよ
568吾輩は名無しである:04/09/12 12:21:51
「もし片方の手か足があなたをつまずかせるなら、それを切って捨てて
しまいなさい。両手両足がそろったまま永遠の火に投げ込まれるよりは、
片手片足になっても命にあずかる方がよい。」
マタイによる福音書 18章−8

「結婚できないように生まれついた者、人から結婚できないようにされた者
もいるが、天の国のために結婚しない者もいる。これを受け入れることので
きる人は受け入れなさい。」
マタイによる福音書 19章−12

「子を産めない女、産んだことのない胎、乳を飲ませたことのない乳房は
幸いだ。」
ルカによる福音書 23章-29
http://www.enjoy.ne.jp/~asaasa6/sekkyo/bible/bible030413.htm

569吾輩は名無しである:04/09/13 22:51:09
マジック健在だな村上春樹。国民作家の責任を果たす上で、
ジャーナリスティックな視点で攻めてくるとはね!前作で
駄目出ししてた批評家どもが、春樹の新境地を開くこの傑
作を前にして黙り込む様子が目に見えるようだ。
570吾輩は名無しである:04/09/14 09:41:58
 
571吾輩は名無しである:04/09/14 09:43:01
 
572吾輩は名無しである:04/09/14 09:43:30
 
573吾輩は名無しである:04/09/14 09:44:02
              
574吾輩は名無しである:04/09/14 09:44:30































575吾輩は名無しである:04/09/14 09:46:18











576吾輩は名無しである:04/09/14 17:41:54






577吾輩は名無しである:04/09/14 21:33:03
今本が手元にないんですが
ワタナベが古い本ばかりを読む理由を語るフレーズを
誰か全文引用してもらえません?
578吾輩は名無しである:04/09/14 21:38:26
春樹はゲイじゃないでしょ
たぶん
隔絶された場所とか
どこにも属せない孤独感とかを演出するために
メタファーとして
利用してるんだと思うよ

もう古いけどね、ゲイのそういうイメージを利用した
小説とかって。古いといかメジャーになりすぎちゃって
あまり差し迫った印象を与えない。
風の歌の頃は効果的だったんだろけどね。
579吾輩は名無しである:04/09/14 21:41:11
村上作品は「固有名詞」を言わないことで
成功してきた。

正確な病名とか正確な名前とか正確な性別とか
正確な性指向とかそういうのを
曖昧にして中身だけ描写することで
作品の世界を無限大に押し広げてきた。

それがアフターダークでは
それらをたたき壊している。スガシカオだのコンビニだの
デニーズだの・・・
たぶんわざとなんだろうけど、、、
580吾輩は名無しである:04/09/14 21:46:15
そういえば、ちょっと前に
新宿の高層ホテルから全裸で飛び降り自殺した
若いドイツ人が二人いたでしょ?

村上春樹のファンだったらしいよ。
581吾輩は名無しである:04/09/15 01:38:56
春樹の作品って前々から固有名詞出まくりだったような気がするけど。
582吾輩は名無しである:04/09/15 01:55:05
>580
いたなあ。そうだったの?
自殺の原因と春樹文学は関連してるのかな?
してたら春樹も大したものなんだがな。
583吾輩は名無しである:04/09/15 02:38:49
「心臓を貫かれて」読んだ人います?
宅間のニュース見てたら思い出しました
584吾輩は名無しである:04/09/15 02:40:02
>>581
そう、五反田君と最後に会ったシェーキーズとか。
585吾輩は名無しである:04/09/15 09:55:11
>>582
春樹の小説を読んで
新宿の西口に来ちゃったアメリカ人を知ってるよ

ベンチどこだ?って本片手に出口のところで聞いて回ってたらしい。

>>584
固有名詞っていうか読者の解釈に委ねる部分が
多いんだよ。

例えば、彼女は分裂病である。彼女は境界例である。
彼はゲイである。の一行で済む話を病名には触れずに
1冊の小説にしてしまったりね。

でもそうすることによって共感できる人が限定されないから
いいよね。いろんな解釈ができる。

どんな人間もみんな病んでいて、どんな人間もみんなツナガッテイルってこと
がいいたいんだと思う。
586吾輩は名無しである:04/09/15 13:56:30
小5くらいのときに幼馴染といっしょに
これよみながら糞だなーとか想いながら
真似してセックスしちゃいましたw
587吾輩は名無しである:04/09/16 08:48:06
最終的にワタナベはこっち(緑の世界)に着地して
よろしくやってると思う。
588吾輩は名無しである:04/09/16 09:55:33
冒頭の「やれやれ、またドイツか」
の意味がいまだによくわからない。
589吾輩は名無しである:04/09/16 15:59:09
>>587
めくらやなぎと眠る女 だっけ?
あれに続きが書いてあるから読んだら?

よろしくやれなくて東京で広告代理店に入社したけど
自己都合で退職して、実家へ帰省して無職のひきこもりになってしまった
というあらすじだよ。
でも、東京に戻らないとって、ここにはいられないって
示唆して終わる。ラストシーンで14、5歳のいとこの少年に
腕をひっぱりあげられるシーンが印象的
590吾輩は名無しである:04/09/17 04:55:18
>>589
ほんと? 知らなかった。ありがとう。
こんど読んでみます。
591吾輩は名無しである:04/09/18 07:45:08
オーストラリアはシドニー大学の寄生虫学教授JohnWalker医師がこの度、
ナメクジを食べる事は非常に危険な行為であるという論文を発表した。
医師によれば、1971年以来、このような粘液性の腹足類動物(ナメクジ、カタツムリなど)を食べた事による
髄膜炎感染のケースが多数報告されているという。
月曜、オーストラリアの医学雑誌に掲載される予定の今回のレポートでは子供がカタツムリを食べた直後に死亡したケースや、
ナメクジの粘液で覆われたレタスを食べた人が髄膜炎にかかったケースなどが報告されているという。
医師によれば、最近あったケースでは、ある学生が庭で見つけた2匹のナメクジを$20をかけた度胸試しがてらに食べ、
髄膜炎に感染したという。そこでWalker氏は今回の研究に乗り出し、
ネズミの肺の中に見られる寄生虫をナメクジやカタツムリの幼虫が運び、それが人間の髄膜炎の原因と成る事を発見したのである。
またナメクジを飲み込んだ学生の脳が寄生虫によって肥大したため、Walker氏は患者の頭蓋骨内部から水を吸出して対処したという。
学生はその後17日間に渡って入院し、勉強を再開できるようになるまで5ヶ月を要したという。またWalker氏によれば、
同学生の友人らもその時一緒にナメクジを飲み込んだものの、すぐに吐き出していたとのこと。
592吾輩は名無しである:04/09/18 10:56:15
>591
ほんとに食べる香具師がいるのか
593吾輩は名無しである:04/09/19 13:49:21
>591
ソースは?
594吾輩は名無しである:04/09/21 22:20:58
永沢さんは塩水飲んだから、大丈夫。
595吾輩は名無しである:04/09/26 14:39:26
http://x51.org/x/03/10/2028.php

591じゃないけど検索したらでてきた。
596age:04/09/26 23:02:30
緑と、イラク人質三馬鹿の高遠妹が被ってしまう。
直子はモーニング娘。の道重さゆみ。
昨日初めて読んだ俺の中では。
597吾輩は名無しである:04/09/27 11:19:35
>596
逝ってよし
598吾輩は名無しである:04/09/27 12:12:59
緑は動
直子は静
二人とも魅力的。でも緑がタイプ・・・かな。
599吾輩は名無しである:04/09/27 15:09:26
おまえが緑のタイプじゃないよw
600吾輩は名無しである:04/09/27 15:33:29
>>599
その書き込みに意味は?
601吾輩は名無しである:04/09/27 16:03:59
>>600
その嫌味に意味は?
602吾輩は名無しである:04/09/27 17:07:35
598だけど、つっこみありがと。
きみたちの好きなタイプは?
603吾輩は名無しである:04/09/27 17:15:45
ハツミさん
604吾輩は名無しである :04/09/27 21:52:09
緑は芸能人で言うと?
605吾輩は名無しである:04/09/28 02:55:45
>>604
眞鍋かをり
606吾輩は名無しである:04/09/28 13:49:32
>605
もう一度緑の性格と外見描写の部分だけでもじっくり再読しろ
607吾輩は名無しである:04/09/28 14:23:49
>>606
は?
608吾輩は名無しである:04/09/29 02:24:10
緑の人物造型は、外見的にはジーン・セバーグあたりを意識してるんだろうけど、
緑はお洒落好きながら、根は庶民的で、家庭的ですらありますよね。

そういう、外見と内面のギャップも彼女の魅力かと。

現代の日本の芸能人というと、誰が近いのだろう?
609吾輩は名無しである:04/09/29 02:34:29
東京ラブストーリーの鈴木ほなみ
610吾輩は名無しである:04/09/29 03:20:56
>>609
もう15年前のドラマだよ。
611吾輩は名無しである:04/09/29 03:51:41
でも、『ノルウェイの森』のほうは、もう17年前の作品だよ。
612吾輩は名無しである:04/09/29 04:03:32
成る程。

じゃあ、17年前に旬だったハタチ前後の芸能人で、
緑のイメージに近いのは誰?

けど、ノルウェイの舞台は今から35年程前なんだよね。

となると、35年前に旬だった芸能人を挙げないと、
整合性に欠けるか?
613吾輩は名無しである:04/09/29 04:49:57
今井美樹
614吾輩は名無しである:04/09/29 04:50:27
それと
山口智子とか
615吾輩は名無しである:04/09/29 04:55:45
永沢さんには
 中居正広
616吾輩は名無しである:04/09/29 05:20:07
>>609
今、夕方に再放送やってるね
実況板は異常に盛り上がってる

この頃の鈴木保奈美の演技は神がかってる。
脚本家が村上春樹のファンであることは明らか。
だって著書で明らかに引用してる部分とかあったそうだし
あの頃の若手の脚本家とか物書きは
みんな春樹に影響うけてたよね。
森田よしみつ監督にしても映画ハルで
ヒロインの部屋の本棚のシーンで
春樹の小説がたくさんあったりしてね。
90年代の映画音楽を見てると
春樹の影響を受けた作品が沢山あるよ。
617吾輩は名無しである:04/09/29 13:11:12
オリラヴの「風の歌を聴け」なんてのもありましたね。
618吾輩は名無しである:04/09/29 14:29:42
>>615
永沢さんは佐々木蔵之介だろ
619吾輩は名無しである:04/09/29 14:36:31
>>618
ビンゴ!
620吾輩は名無しである:04/09/29 19:46:37
618=629
621618:04/09/29 23:56:51
>>620
619の間違いだろ
622吾輩は名無しである:04/10/03 17:50:06
若者たちの神々筑紫哲也との対談朝日ジャーナル 1984年5月25日 26巻 P43-47
623吾輩は名無しである:04/10/04 04:42:26
話の流れを止めるような感じですみません。
ノルウェイの森は、主題が生と死ということは皆様の中で
まとまってるようなんですが、
自分は、子供と大人が主題ではないかと思います。

直子の体を求めるキスギと濡れない直子や、逆に
それほど愛していない主人公に濡れてしまう直子。
緑の話で言うと、卵焼き機を買うためにブラを買わなかったり、
旅行中生理になるというくだりも、メタファーなのかなと思います。
うまく大人に適応できない人達が死という道を選び、
それがきっかけで人間にとっては印象的な生と死の問題
ということになるのかなと。まぁ、そうなるとレイコさんの存在が
意味不明になっちゃうんですけれど、ある意味、
子供の残酷さを持った大人の行為の被害者になるのかなと思います。
無理やりですけどね。

まぁ、村上春樹の小説は、自分みたいなめちゃくちゃな解釈も出来て、
そういう意味でも楽しいですよね。
624吾輩は名無しである:04/10/05 01:41:19
>623
なるほど。現実の世界(大人の倫理で動いている世界)に対する適応、不適応
ということですね。この人の小説の主人公って、現実とそりがあわないけど
なんとか適応している というタイプが多いですよね。 ノルウェイ〜では
適応できる人が(一応)生き、できないひとがバタバタ死んでいくという、
わりとハッキリとした結末が用意されていますよね。

あと、寮のルームメイト(地図好き 名前忘れた)がなんでいなくなったのか、
どうなったのか と未だに気になっています。この人のこと考えるとすごく
寂しい気分になります。

625吾輩は名無しである:04/10/05 21:57:32
直子は絶対、小雪
626吾輩は名無しである:04/10/05 23:50:41
>624
突撃隊でしたっけ?
627吾輩は名無しである:04/10/06 01:21:42
>626
そうそう、突撃隊。レスありがとう。なんでいなくなったんだろう。実家でなんか
あったんだろうか? いいキャラクターでしたよね。
628吾輩は名無しである:04/10/06 01:23:30
こんなやりちんこ、エイズでしねばよかったのにね。相手のばばあも、子宮筋腫で
629吾輩は名無しである:04/10/06 17:12:08
「ある種の精神の傷は、一定のポイントを超えてしまえば、人間にとって治癒不可能
なものになる。それはもはや傷として完結するしかないのだ。」
630吾輩は名無しである:04/10/06 20:52:06
大学入学で上京するまで
両親に甘やかされて育ったんだよ。
褒められて褒められて
神童とまで呼ばれた。自分でもそう思ってた。
同年代の子供が阿呆に見えた。

大学2年の夏、決定的に人を傷つけた。彼女は自殺した。
ぼくはカラッポになった。
631吾輩は名無しである:04/10/06 20:54:22
ぼくの中にあったとても大事なぶぶんを
彼女がもっていってしまったのだと思う。

欠落した部分を埋めるために
書き続けているのかもしれない。
632吾輩は名無しである:04/10/07 12:41:23
彼は世俗的なもので身を包んでいないと安心出来なかった。
それは、自分には何か大事なものが欠けているという強い不全感が
あったためと思われる。両親から行き過ぎた庇護を与えられているうちに、
彼はそれは自分に何か欠けているものがあるからだと感じるようになったのだ。

小学生だった頃に、彼は電車の中で、大人の乗客をにらみつけ相手が目を逸ら
すまで凝視を続けるという「自己訓練」を行っている。最初、相手はいぶかし
そうに彼を見返すが、やがてうるさくなって視線を逸らす。すると、少年は「勝った」と思うのだった。
633吾輩は名無しである:04/10/08 02:51:47
>>632
どゆこと?何の訓練になるの?
634吾輩は名無しである:04/10/08 22:29:18
>>632
なんで三島由紀夫?
635吾輩は名無しである:04/10/10 01:02:30
この本を読んで自殺した生涯でただ一人の親友を思い出し
一ヶ月ぐらい欝です。ちなみに私の彼女の名前は直子です。
リアルだ、リアルだ。
でも、こちらの直子は自殺しそうもないからよかた
636吾輩は名無しである:04/10/12 17:35:56
ワタナベの今(37歳)の仕事は何?なぜにドイツ行く?
637吾輩は名無しである:04/10/13 06:17:36
>>636
確か大学でドイツ語勉強していたよね。
ドイツ系外資企業か。
638sage:04/10/13 12:17:23
途中で、誰かにインタビューしたとか書いてなかったっけ?
インタビューするような職業って…
639吾輩は名無しである:04/10/13 21:55:18
まあ、名作とは言わなくても悪くない作品だと思う。
後は合うか合わないかだな。
640吾輩は名無しである:04/10/17 23:24:41
「全然濡れなかったのよ」と直子は小さな声で言った。
「開かなかったの、まるで。だからすごく痛くって。乾いてて、痛いの。いろんな風にためしてみたのよ、私たち。でも何やってもだめだったわ。
何かで湿らせてみてもやはり痛いの。だから私ずっとキズキ君のを指とか唇とかでやってあげてたの・・・・・わかるでしょ?」

「私、あの二十歳の誕生日の夕方、あなたに会った最初からずっと濡れてたの。そしてずっとあなたのに抱かれたいと思ってたの。
抱かれて、裸にされて、体を触られて、入れてほしいと思ってたの。そんなこと思ったのってはじめてよ。どうして?どうしてそんなことが起るの?
だって私、キズキ君のこと本当に愛してたのよ」
641吾輩は名無しである:04/10/19 15:31:32
ワタナベと永沢さんって中年になってからまた会ったのかな。
永沢さんの外務省での赴任地がドイツで、冒頭にワタナベが行くのもドイツ。
永沢さんは「二十年後ぐらいにまたお前とは会いそうな気がする」みたいなことを言ってたよね。
でもハツミさんが死んでからワタナベは二度と永沢さんに手紙を書かなかったことになってるんだよなあ。
642吾輩は名無しである:04/10/20 01:31:46
>>639
はぁ?文学史にも載って世界中で翻訳されてる名作だぞ
理解出来ない奴は知能指数が低いだけだ
643吾輩は名無しである:04/10/20 04:32:12
プッ
644吾輩は名無しである:04/10/20 22:12:40
>>642
煽りにしてはずいぶんのんびりしてるな
645吾輩は名無しである:04/10/22 14:10:17
さっき読み終わった。
ファンの人が感動しているあろうであろう要素については
まったく興味がもてなかった。
突撃隊とか永沢さんとかの描写はすごく面白かったけど。
直子もキズキも緑もレイコさんも出てこなければこの小説好きになれたかも。

次は「世界の終わりと〜」を読む予定。
普段エンターテイメント小説しか読まない友人が絶賛していたので楽しみ。
646吾輩は名無しである:04/10/27 18:04:30
>>645
陳腐だな。
647吾輩は名無しである:04/10/28 13:27:37

僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた。
648吾輩は名無しである:04/10/28 15:58:55
人が感動しているものを貶すことで優越感に浸りたがるタイプの人間ているよね。
649吾輩は名無しである:04/10/28 23:07:01
「東京ブルース」スレはここですか?
650吾輩は名無しである:04/10/29 10:29:33
"Tokyo Blues"でおま。
651吾輩は名無しである:04/11/15 19:22:33
齢(よはひ)三十七にて、我ボオイング七四七の座席にゐたり。其の巨大な飛行機は
雨雲をくぐり抜け、まさにハンブルグ空港に着陸せんとす。初冬の雨は冷ややかにて、
大地を打ち、整備士、旗、広告板などはフランドル派の絵画のごとし。
あはれ、我二たびドイツに来にけることよ。しかして我の中に一点の曇りあり。
652吾輩は名無しである:04/11/17 11:11:48
赤カバーと緑カバーの文庫でたね
古いの持ってるけど、ほしくなった
653吾輩は名無しである:04/11/18 11:32:59
文庫本読んだけどなんで、4人も自殺するのか理解に苦しむ!
654吾輩は名無しである:04/11/18 12:45:05
毎年3万人自殺してる国ですから。ええ。
655吾輩は名無しである:04/11/18 14:41:25
計算すると1時間に3〜4人自殺している。
656吾輩は名無しである:04/11/19 00:09:27
1-655
のうち2人は自殺してる
なんちゃって
657吾輩は名無しである:04/11/19 01:41:30
作品同様に高校をでた辺りで一度目のピークがくる
就職した位でいったん落ち着くなあ、忙しい時期は減る気がする

でも自殺で理解できることはないよな、普通の人からしたら、たいてい死に値しない

ほんとに決めちゃった人はSOSも発しないから、どうしょうもなかったて片付けられる。
日本がアメリカみたいに気安くカウンセラーに行ける雰囲気になればかわるかな、かわればいいな
658吾輩は名無しである:04/11/19 13:25:30
カウンセラーに頼るより一人の友人ですよ
あいつら職業でやってるから月並みなことしかいわねぇ
あとはエリザベス・キューブラーロスの本でも読めばいい。
659吾輩は名無しである:04/11/20 01:32:46
確かに日本のカウンセリングは明らかにレベルが低いですね、
しったかぶりのパターンが多いです。カナダを見習ってほしい

でも、実際に死んでいった人達の場合
友人・親友でも力になれなかった のがほとんどだと思います。
660吾輩は名無しである:04/11/20 01:37:17
友人でも助けれなくなる状態になる前で食い止めるには
友人の力は大きいですが
661吾輩は名無しである :04/11/20 21:12:19
自殺しちゃおうと思った時点で病気だよ…
普通なら立ち向かうかスルーか泣き寝入りだと思います
662吾輩は名無しである:04/11/26 16:55:54
>>661
普通に生きてても、時々ふとものすごく鬱になって自殺したくなる
ことはあるじゃん。まあ普通は思うだけで実行しないんだが。
663吾輩は名無しである :04/11/26 21:15:35
>>662
個人的に死ねば逃げられると思うことが屈辱なのでありません。
そう思う人がいるっていうのも嫌い。
でも気持ちはめちゃくちゃわかる。
664吾輩は名無しである:04/11/28 17:10:24
>>94
親戚で60年代の早稲田通っていた人いるんだけど、その人曰く、
その時代の早稲田は、どちらかというと二流の評価だったらしいよ。
よく分からんが、その時代はやはり国立と私立では、相当の評価の違いが
あったと思われ。


ちなみに既出かもしれんが、ノルウェイの森を研究?したサイトがあった、
http://www50.tok2.com/home/sada/index2.html
665吾輩は名無しである:04/11/28 17:18:19
>>192

俺も! 60年代・70年代の雰囲気が好きだな
666吾輩は名無しである:04/11/28 17:43:08
よくわからないな
667吾輩は名無しである:04/11/28 17:44:29

そんな何もかもをフランドル派の陰うつな絵の背景のように見せていた。
やれやれ、また糞スレか、と僕は思った。
668吾輩は名無しである:04/11/28 23:04:56
早稲田は今でも二流じゃん
669_:04/12/04 03:50:45
時々、自分で映画のキャスティングしてる人いるけど、
映画化の話って、出てこなかったんだろうか?
これだけ売れた本なんだから、制作会社からオファーがあって当然
という気もするが……
そのあたりの事情通の人、詳細キボンヌ。
670吾輩は名無しである:04/12/05 23:23:37
>>669
実写出来る器じゃねーでしょ
671吾輩は名無しである:04/12/07 09:49:32
緑が散々ワタナベと食事するのには何か意味があるんだろうか
672吾輩は名無しである:04/12/12 16:25:16
>>671

一緒にものを食べる=親密になる行為
じゃない?
673吾輩は名無しである:04/12/12 17:34:08
>1もそうだけど、おまえらバカすぎないか
674吾輩は名無しである:04/12/12 19:54:38
村上春樹の小説って今流行ってるライト・ノベルにそっくりだよな。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1101684919/l50
675吾輩は名無しである:04/12/12 22:11:32
>669
お前ほんまに春樹ファンなんか?昔「風の歌を聴け」を友達の大森一樹が撮って、やっぱり本人の考えてたモノと違う言うてそれから断ってんねんやろ?エッセイ読んで無いんか
676吾輩は名無しである:04/12/13 06:59:39
村上春樹なんか読んでると「オシ」に、なっちまうぞおお!
677吾輩は名無しである:04/12/13 16:29:59
龍だけでなく春樹もコネか。大森が出版社とコネがあったんだろ。
678吾輩は名無しである:04/12/13 16:34:59
なんで在日ってすぐに映画化したがるの?
そんで、原作を越えた!とか言って
作者を冒涜するんだよね
679吾輩は名無しである:04/12/13 16:37:52
オシって何?
680吾輩は名無しである:04/12/16 00:09:52
直子の病気って何ていう病気なのでしょうか??
本当にあんな病気があるんかな??
681吾輩は名無しである:04/12/16 00:33:47
みんな死んじゃうんだ!
682吾輩は名無しである:04/12/16 03:15:19
>>680
何らかの精神病じゃないのか。
683吾輩は名無しである:04/12/16 13:38:47
分裂症っぽい気がする。
684吾輩は名無しである:04/12/16 14:41:44
ポルノです、あれは。
小谷野敦も言ってたが、それより何より胡桃澤耕史のお墨付き。
胡桃沢はかつての清水正二郎先生ですから、彼に認められたなら本物のポルノです。
685吾輩は名無しである:04/12/18 23:26:16
こないだ久しぶりに「車輪の下」を読み返した。
いささか古臭いところはあるにせよ、悪く無い小説だった。
686吾輩は名無しである:04/12/18 23:39:15
小説を全部読んだにもかかわらず、その作者が何を言いたいか結局分からなかった
時ってどーすりゃいいんですかねえ?いろんな小説読みまくればだんだん分かって
くるもの? 村上春樹が一番よく分からんのです
687吾輩は名無しである:04/12/19 00:07:57
>>686
ただ単に合ってないだけじゃ?
文学に限らず、音楽や映画でも「名作」と呼ばれているものが
自分にとって全然面白く無いことがあると思うけど、
それと同じじゃないかね?
まー、村上春樹が必ずしも「名作」と言う気はないが。
688吾輩は名無しである:04/12/19 00:53:26
緑=現実世界と渡辺をつなぐ唯一の鍵

直子が死ぬ事によって虚構が終わる。
春樹のテーマは喪失と再生であり、
現実への回帰である。
689吾輩は名無しである:04/12/21 15:24:03
「オシ」の意味も知らんやつが文学板におるんか・・・・。
もっと本嫁。
690吾輩は名無しである:04/12/21 15:50:57
三人も普通死なないっつの!
691吾輩は名無しである:04/12/22 01:09:53
キズキ、ハツミ、直子、直子の姉

692吾輩は名無しである:04/12/22 03:28:05
あ、4人だ。
どちらにしても、死にすぎ。
だから売れた。
693吾輩は名無しである:04/12/22 09:22:12
たまにいい事言ってるけど曖昧なところが多くて
村上龍と比べてスタミナが足りないと思った。
あと会話がきもかった。
694吾輩は名無しである:04/12/22 16:34:54
なんで龍と比べるのかが意味不明。
威勢のいいことを言うのとスタミナは別問題。
695吾輩は名無しである:04/12/22 16:56:38
スタミナってなんか笑った
696吾輩は名無しである:04/12/24 02:43:08
春樹自身は「ワタナベ君と緑さんがどうなったかなんて
考えてほしくないです」みたいなこと言ってるけど、
読者としてはどうしても考えずにはいられない。

ワタナベはどうもあまり幸せにはなっていないようで
第一章や他の短編(めくらやなぎと、眠る女)でそのことがほのめかされてる。

特に第一章(この小説で一番新しい時間設定)では、
「その曲(ノルウェイの森)はいつもとは比べものにならないくらい激しく僕を混乱させた」とか
「起きて理解しろ。俺がまだここにいるその理由を」と京都の山奥を回想したりと、
直子に対する想いがいまだに忘れられないでいることを示す記述が見られる。

その中の「おまけに僕は恋をしていて....」以外に緑のことをほのめかす要素が
見当たらないというのも重要なポイントだけど、
「他のなにもかもが結局は消えてしまったように」から察するとやはり
彼女ともうまくいかなかったのではないか、と思ってしまう。

そういう意味でワタナベは直子、緑どちらの世界にも属せず
結局ひとりぼっちだった、という気がしてしまいます。
697吾輩は名無しである:05/01/01 17:13:18
あけましておめでとうございます。
698吾輩は名無しである:05/01/08 23:33:02
ぬるぽ♪
699吾輩は名無しである:05/01/15 17:16:48
>>698
ガッ!!
700吾輩は名無しである:05/01/16 00:56:20
月9で「ノルウェイの森」をやるなら

ワタナベ:妻夫木聡
直子:矢田亜希子
キズキ:窪塚洋介
長沢:岡田准一(V6)
リツコ:YOU
ハツミ:宮沢りえ
突撃隊:えなりかずき
701吾輩は名無しである:05/01/16 12:10:48
>直子:矢田亜希子

やめてくれ・・・。
702吾輩は名無しである:05/01/16 13:58:11
>700
リツコって誰?
釣りでつか?
703吾輩は名無しである:05/01/17 10:33:54
>>701
胴衣。妻武器もどうかと・・・

>>702
素でレイコと間違っているとオモワレw

>>700
ゲッ区はやめてくれって感じやな。
YOUは身体的特徴が合う合うw、声が・・・orz

永沢さんがもうひとひねり欲しいぞ。
しかし若い俳優に知的なヤツおらんなw
あえて言うなら若かりしころの風間杜夫かなぁ

あと、緑はどうなったんだ?
直子と緑のキャシティングは重要だぜ!
直子>石原さとみ
緑>松浦あや?

難しいな。

残った酒を恵んでもらう浮浪者役はきたろうに決定!
突撃隊はドランク鈴木。
704吾輩は名無しである:05/01/18 01:44:20
この作品をTVドラマだの映画だのにしなかったことは
極めて賢明な判断だったと思う。
705吾輩は名無しである:05/01/18 03:14:10
取り敢えずエロ描写多すぎるし映画はわからないけれど
変な余波で直子かぶれして女性の自殺が続出しても困るし
確かにドラマには向いてないと思う。

個人的には長沢さんと直子に接点があって
直子の存在によって長沢さんの別の一面も見れたら
もっと面白く発展したのではないかなぁ〜とは思った。
モラトリアム青年の追憶という印象が実に濃い作品でした。
というかそれがテーマだったのかな?この作品。
706吾輩は名無しである:05/01/18 04:06:41
↑の終わり5行は
作者の村上さんに対する批判中傷というのではなくて
読んでから10年くらい経って素朴にふとそう感じたという
至って率直な感想。
707吾輩は名無しである:05/01/18 04:41:58
緑の親父も死んでいる
708吾輩は名無しである:05/01/18 19:05:29
始めから登場人物の半分を死なせるつもりで
書かれた作品らしいですから。
709吾輩は名無しである:05/01/19 05:17:48
主人公はフィッツジェラルドの「偉大なギャツビー」は原文のままで読んでたの?
翻訳なのかな?
710吾輩は名無しである:05/01/19 05:35:13
test
711吾輩は名無しである:05/01/19 11:23:41
原文だろう。
712吾輩は名無しである:05/01/23 13:47:25
まず月9なんてありえないし、あややとかどっからでてくるんだろ…?
この本があわなかった人だな。(゚_゚)(。_。)(゚_゚)(。_。)
713吾輩は名無しである:05/01/25 18:33:31
緑とワタナベの会話の雰囲気が好きな私におすすめの他の春樹作品は?
714吾輩は名無しである:05/01/25 23:11:00
>>713
これがオススメ!って言ってあげたいけど、無いかもね。
強いて挙げるなら、「ねじ巻き鳥」の主人公と笠原メイの会話か。
屋上での火事見物時の会話の雰囲気だけで言えば
「風の歌を聴け」のシェービングクリームの缶がどうの、とかいう
あたりの会話とかが似てるかも。
ってかなり分かりにくい推薦だけど。
715吾輩は名無しである:05/02/05 23:29:49
ノルウェイの森読んでから大学は東京に行って1人暮らししようって決めたな。
なんとなく。
716吾輩は名無しである:05/02/06 20:51:59
外出かも知れないが、文庫のカバーがハードカバー版と一緒になってるの
ありますね。あれは中身は同じなの?
それとも、ハードカバーにしかついてなかった後書きが追加されてるとか?
717吾輩は名無しである:05/02/08 22:33:48
>>716
無い。文字がでかくなって読みやすくなってるだけっす。
718吾輩は名無しである:05/02/11 18:53:42
さっき読み終わった。次何読もう。
719吾輩は名無しである:05/02/12 19:12:30
永沢さんは春樹作品の中で一番いい味出してる
突撃隊も

ってか他の小説ってあんまサブキャラみたいの出てこない希ガス
720吾輩は名無しである:05/02/13 00:01:36
ワタナベは離人症だと思う
721吾輩は名無しである:05/02/13 16:12:43
>>690
ドラマスクールウォーズでは3人も死人がでているぞ。
722吾輩は名無しである:05/02/20 12:51:29
723吾輩は名無しである:05/02/20 17:12:27
>>722
なんだこりゃ?
724吾輩は名無しである:05/02/20 17:16:40
>>722
トリビュートって便利なコドバだよね
でも読む気がおこらない。ファンであればあるほど
村上春樹トリビュートなるものは読まないと思う。
春樹の作品、再読した方がいいもん。
こういうのを楽しく読んじゃう人は、春樹のことを
しらない人とかだと思う。
725吾輩は名無しである:05/02/20 17:19:11
ネタもとがわかってる上で
しかも、ネタもとより、文章がへたで
一体、どういう価値を見いだせというのか?

春樹もずいぶんと過去の文豪をぱくっているが
しっかりと自分のスタイルを確立し
別物として完成されてる。

最近のコピー文学は、作家そのものを蝕んでいる。
726吾輩は名無しである:05/02/20 17:52:15
こんなん、ドラマにしてもおもしろくねーよ。
これはモテモテ青年ワタナベ君が世間をメタな視点から「やれやれ」って見下ろす語りがおもしろいんじゃないか。
これをドラマにしたら、語りの部分が消えて、神経症の青年が
変なこと言ってる・・・で終わるよ。
727吾輩は名無しである:05/02/22 16:09:07
だからドラマ化してねーじゃん
728吾輩は名無しである:05/02/22 16:14:18
でも手コキシーンとか、見たいよ。
729吾輩は名無しである:05/02/22 19:37:59
サブキャラでは伊東が一番良い
730吾輩は名無しである:05/02/23 11:55:11
>>722
読むに耐えない文章とはこのことだな
731吾輩は名無しである:05/02/23 11:55:56
>>729
誰異等って?ダンスで車で死ぬ奴だっけ?
732吾輩は名無しである:05/02/24 15:50:10
キズキと直子って「海辺のカフカ」の佐伯さんと昔の彼氏みたいだ。
完全なる閉ざされた関係があって男が先に死んで女があとの人生を生きるというのは。。
海辺のカフカについて話したいけれどスレッドなさそうだね。
どこに書くのが一番適切だろうか?
733吾輩は名無しである:05/02/24 19:21:41
>>732
以前は専用スレがあった
今はわからん
734吾輩は名無しである:05/02/24 22:52:31
>>732
一般書籍
735吾輩は名無しである:05/02/25 14:48:18
>>731
ワタナベがバイト先で親しくなった美大生。
736吾輩は名無しである:05/02/26 16:26:19
>>735
ああ奴か。名前が平凡なのが多いから誰が誰だかわからん。

737吾輩は名無しである:05/02/26 19:35:04
ぺぺが一番よかった。
738吾輩は名無しである:05/02/28 14:18:25
>>737
そいつは絶対出てないだろ
739吾輩は名無しである:05/02/28 17:16:50
ワタナベがお気に入りの「グレート・ギャツビイ」読んだことある人いる?
740吾輩は名無しである:05/02/28 17:44:50
>>739
貴族の苦悩なんか読んでも
おもしろくない
退屈
741吾輩は名無しである:05/02/28 18:55:30
>>738
ぺぺ、登場するぜ。
742吾輩は名無しである:05/02/28 19:07:53
>>740
おまえ、読んでねぇだろ。
ノルウェイの森の3倍はおもしろいぜ。
743吾輩は名無しである:05/02/28 19:37:06
キャッチャーインザライのほうがおもしろい。
744吾輩は名無しである:05/03/01 09:44:25
>>742
俺自身そもそもノルウェイの森自体がおもしろいと
おもってないから、その3倍とかわけのわからない
たとえをされてもねぇw

貧乏人のお前がブルジョアを理解したつもりでいるのか?
むしろ、その考えのほうがおもしろいよw
ごちそうさま
745吾輩は名無しである:05/03/01 16:11:49
>>744
主人公は普通の人間だし、別にブルジョワかどうかなんて
どうでもいい話だと思うが・・・それは話の本筋とは関係ない。

もし、僕がグレートギャツビイを読む上でブルジョワを理解せねばならないと
いうのならば・・・
君は、ノルウェイ読むときは安保の頃の早稲田大学生を
理解したつもりで、キチガイの恋人と美人の後輩に手コキしてもらいつつ
手当たりしだい女を食う/食えるワタナベ君のやれやれな人生を
理解したつもりで読んでいるのか?

ちょっとキショいじゃん。

グレートギャツビイはおもしろいよ。読んだこと無いんでしょ。
746吾輩は名無しである:05/03/01 19:03:06
グレートギャッツビィなんて面白くもなんともない。

なんか小難しいのを読んで周りから凄いと思われたいと思っているとしか思えない。

ってか海外のは原文で読まないと行間とかが巧く理解できない希ガス。
747吾輩は名無しである:05/03/01 19:34:06
小難しくないじゃん。
どこが小難しいんだよ!
それは邦訳の問題だろ。
話の筋を考えてみ。
人間関係の複雑に入り組んだ様子や
個人間の微妙な思いや、その変化していく過程に
視点を据えてみ?おもしろいよー。
748吾輩は名無しである:05/03/01 19:38:53
ギャツビーが小難しい?
絶対読んだことないな。
読んでもないのに面白くないとは、とんでもない知障野郎だな。
749吾輩は名無しである:05/03/02 12:01:40
>>745
要するに、おもしろくないという意見の人は
読んだこと無いってことにしたいんだろ?
2回も同じこと言わなくていいから。
それから言ってることが支離滅裂w
考えが単純でおもしろい人ですね。
気に入ったよw

750吾輩は名無しである:05/03/02 12:27:04
>>749
>>744の指摘が的外れであることを批判しただけですが?
751吾輩は名無しである:05/03/02 19:25:09
輩は名無しである[] 投稿日:05/03/01 19:34:06
小難しくないじゃん。
どこが小難しいんだよ!
それは邦訳の問題だろ。
話の筋を考えてみ。
人間関係の複雑に入り組んだ様子や
個人間の微妙な思いや、その変化していく過程に
視点を据えてみ?おもしろいよー。


748 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:05/03/01 19:38:53
ギャツビーが小難しい?
絶対読んだことないな。
読んでもないのに面白くないとは、とんでもない知障野郎だな。


749 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:05/03/02 12:01:40
>>745
要するに、おもしろくないという意見の人は
読んだこと無いってことにしたいんだろ?
2回も同じこと言わなくていいから。
それから言ってることが支離滅裂w
考えが単純でおもしろい人ですね。
気に入ったよw

自作自演ご苦労さん
752吾輩は名無しである:05/03/02 20:09:40
どこが自作自演じゃ。ボケ。
753吾輩は名無しである:05/03/02 21:10:53
読んだけど、この作家自分に酔ってるな
幻想好きにはたまらないな
754吾輩は名無しである:05/03/03 04:43:47
まあそこがいいんだよ
755吾輩は名無しである:05/03/10 20:12:00
伊東は長崎から来た美大生なんだが
これって村上竜モデル?
756吾輩は名無しである:05/03/11 07:57:15
ドラゴンはモーツァルトの良さについて語れんだろ
757吾輩は名無しである:05/03/11 19:38:40
ラストがいいね
初期作品は抒情的に終わるけど
この終わり方には一種のおぞましさすら感じた
758吾輩は名無しである:05/03/12 16:51:13
映画になったら俳優は

ワタナベ タッキー
永沢さん 昔の大沢たかお
直子   柴崎コウ
緑     ロンバケんときの山口智子
突撃隊  おぎやはぎのどっちか
キズキ  昔の反町隆志 
永沢さんの彼女 ロンバケのときの松たかこ

こんな感じにして欲しい。
759吾輩は名無しである:05/03/12 17:23:59
他人に服従するなかれ

ってことを言いたかったわけでしょ。

誰のためでもない おまえの人生だろ!と。

女なんて自分のことしか考えない獣だからね
愛し方を間違えるとトンデモナイことになると。
760吾輩は名無しである:05/03/12 22:27:14
春樹の作品に、外へ向けたメッセージ性なんてないよ。
761吾輩は名無しである:05/03/13 15:40:26
レイコさんが「音楽は結局自分のためにやるものなのよ」
みたいなこと言って感動した覚えがある。
で、今ぱらぱら読み返したけどないORZ…
762吾輩は名無しである:05/03/13 21:48:07
Or卍 
763吾輩は名無しである:05/03/13 23:27:23
u
764吾輩は名無しである:05/03/14 13:17:01
春樹スレって、この板のなかでも飛びぬけてレベルが低いな〜(藁
765吾輩は名無しである:05/03/14 19:25:54
>>764
春樹を他のどの作家に変えても当てはまるね
766吾輩は名無しである:05/03/14 21:20:29
春樹スレの住人の話の中身のなさは感じるね!
でも、ブコウスキースレとかも同じようなもんだね。
結局春樹って、ただの不思議なエンタテイメントとして読んでる奴多いでしょ。
767吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 18:16:29
この人の小説はこれを読んだのが初めてでしたが面白かったので
約一日半で読み終えました。
精神的なことに悩んでいる自分には共感できるところとか多くて、
良かった。
でもワタナベ君はいい感じの人ですね。こんな人が実際にいたらいいな。
でもいろんな人にすごく重たい暗い話きかされてるのに、ふーん、そう。
みたいなサラッと流している所とか笑える。そして温かいようで冷たい
というか…。でも長ーい身の上話をうん、聞くよ。みたいなところはすごい
やっぱいいな。年齢の割りにすごい落ち着きようだ。でもこんな人あんまり
いないよね。
後、この話って60年代の終わりの話でしょ?時々読んでてえ?これって
80年代(この小説が発表された時代)の話じゃないよねって思う位描写が
古くないような気がした。世の中の様子とか、人物像とか。60年代生きてない
から知らないけどね。結構現代的だったのかな…。
768吾輩は名無しである:2005/03/27(日) 23:13:32
o
769吾輩は名無しである:2005/04/06(水) 21:37:01
age
770吾輩は名無しである :2005/04/08(金) 17:45:12
最近、また読み返していたら、直子=菅野美穂のイメージが浮かぶ。
たぶんドールズ見たせいだと思うけど。
でもこの小説を映像化しなかったのは、正しい選択だったとつくづく思う。
771吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 20:48:22
確かにこの小説、どうしても映画化したいっていうなら、
外人さんに作らして違和感をごまかすしかないな。
772吾輩は名無しである:2005/04/10(日) 20:28:59
そういえば、渡辺と直子は関西出身なのに
ふたりでいる時も、関西弁で会話しないね。
773吾輩は名無しである:2005/04/11(月) 00:57:37
>>772
そういや、そうだね。
雰囲気崩れるからか?
春樹自身、インタビューとかでも関西弁出ないな。
774吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 02:51:43
この作品って完全にエヴァのパクリだよ
直子=レイ 緑=アスカだもん馬鹿だな村上ってwww
775吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 06:25:33
なんでレイコさんとHするんですか?
776吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 16:44:42
攻略できない女キャラを出すと、エロゲオタから不満が出るからです。
777吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 00:01:06
「みどりぃいいいいいいいいいいい」



と昔、電話ボックスから出てくるなりいきなり叫んだ男がいた。
雨が降る夏の御茶ノ水での出来事だった。
778吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 21:49:13
>774
マジレスするとエヴァのが後だ 馬鹿だなおまえ
779吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 01:02:04
>>775
チョット謎…きもいし。
780吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 08:52:28
私はこの本を読んだことはないのですが
友人に、本に出てくるみどりという女性みたいって言われました…
あまり面識もないのに。
一体どういう女性なのですか?
しかも似ているという理由が、普段わたしが緑のモノを身につけているからだそうです…
781吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 11:07:10
>>780

2chでこのスレ探してる暇があったら
図書館で借りて読め
782吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 17:18:07
「なんでもおまんこ」

なんでもおまんこなんだよ
あっちに見えてるうぶ毛の生えた丘だってそうだよ
やれたらやりてえんだよ おれ空に背がとどくほどでっかくなれねえかな
すっぱだかの巨人だよ でもそうなったら空とやっちゃうかもしれねえな
空だって色っぽいよお 晴れてたって曇ってたってぞくぞくするぜ
空なんか抱いたらおれすぐいっちゃうよ
 どうにかしてくれよ そこに咲いてるその花とだってやりてえよ
形があれに似てるなんてそんなせこい話じゃねえよ
花ん中へ入っていきたくってしょうがねえよ あれだけ入れるんじゃねえよお
ちっこくなってからだごとぐりぐり入っていくんだよお
どこ行くと思う?
わかるはずねえだろそんなこと 蜂がうらやましいよお
ああたまんねえ 風が吹いてくるよお
風とはもうやってるも同然だよ 頼みもしないのにさわってくるんだ
そよそよそよそようまいんだよさわりかたが 女なんかめじゃねえよお
ああもう毛が立っちゃう どうしてくれるんだよお
おれのからだ おれの気持ち
溶けてなくなっちゃいそうだよ おれ地面掘るよ
土の匂いだよ 水もじゅくじゅく湧いてくるよ
おれに土かけてくれよお 草も葉っぱも虫もいっしょくたによお
でもこれじゃまるで死んだみたいだなあ 笑っちゃうよ
おれ死にてえのかなあ
783吾輩は名無しである:2005/05/01(日) 13:50:45

【誰も】大いなる川本真琴の地上最強スレ【勝てぬ】

http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1114431686/l50

784吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 01:47:01
随分昔、突撃隊のモデルになった男性が短い
インタビューに答えていたね。

今は地元に帰って教師をしている、確かに運河の
ポスターっを貼っていたけど特に意味はない。
本に書かれてるほど変じゃなかったし、どもって
もいなかったって。
最後に当時の村上の印象を聞かれて、覚えてない
って少し起こり気味だったのが笑ったよ。
785吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 03:21:01
>>784
それ俺も見たよ。
小説から得たイメージとはちょっと違ってたけど、
インタビューでもやっぱどもってて笑った。
786吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 03:24:31
ポ、ポ、ポスターの運河は特に、い、い、意味はないんだな。
む、む、村上君のことは、あ、あ、あまり覚えてないんだな。
ぼくは、ち、ち、地図の勉強をしに大学に入ったんだから。
787吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 11:25:48
中卒でも春樹より稼いでる奴はいる
788吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 00:49:26
突撃退らしき人物って「1973年のピンボール」にも登場するよね?
か、革命だ、とかどもってる人。
789吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 21:04:56
「『ノルウェイの森』を聴くと深い森の中で迷っているような気になる」
という直子のエピソードですが、表題にまでなってる割には
さらっとしか触れられていないと思いませんか。確かに歌詞の内容を
意識せずに聴いていると、「あ、これは迷ってるわ」という雰囲気
わかるんですけどね、なんでこれが題名になったんだろうね。
普通(かどうかわからんけど)もっと全編掴んだ題名の付け方しないかね。
誰か考えてよ。l
790吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 07:28:39
ノルウェイの森は昔「雨の中の森」というタイトルにしようとおもったとかって聞いたことある
791吾輩は名無しである:2005/05/06(金) 13:24:12
ブックオフで一冊百円だったから、上下とも買ってみた。今から読むぞ!楽しみ
792吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 06:17:54
>>789
ノルウェイの森♪の、あの煙に包まれたようなわけわかめな雰囲気の歌詞は、十分、
作品を示唆&まとめてる気がするんだけどな。歌詞中のSheとIの関係って、
結局、直子に最後まで翻弄されたワタナベとだぶる気がするし。

俺は小説より曲と先に出会ったわけだが、曲を聴いてた当初から
幻想的でちょっと切なく、かつ喪失感を醸す曲だなと思ってたよ。
793吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 03:16:18
>>789
ただ単に曲の名前を題名に使いたかっただけって気もしなくはない。
春樹そういうの多いでしょ。

「国境の南、太陽の西」
「ファミリー・アフェア」etc
794吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 15:05:32
昔読んだけど、全然!!面白くなかった。
人が死ぬことで物語つくるなんて初心者のやること。
(最近多いよね)
何であんなものが長いことベストセラーになってたのか
物凄く不可解で不快。
795吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 21:28:52
>>793


「国境の南」という曲はあるけど
「国境の南 太陽の西」はあとから出来たらしいよ、何かのエッセイでちょっと怒ってた気が…

>>794

わざわざ検索かけて来たんだ、おつです。
796吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 23:19:36
>>795
794ですが、検索などかけてませんが?
何の検索?意味不明だよ。
797795:2005/05/11(水) 10:06:05
>>794>>796


嫌いな小説のスレ検索して
わざわざようこそ、っつーことです。

あぁごめん釣られちゃったみたい。
798吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 18:06:03
>>794
(最近多いよね)←明治の昔からそうだろ、病死か自殺の違いだけだ。
なにより不可解で不快、と言ってしまうと「俺にはワカンネ」→「ワカンネーもんは気分悪い」と
聞こえてしまうじゃないか。ともすれば君の知性が疑われる、ここだけの話にしとけよ。
面白くなかった、には同意できないわけでもない。
799吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 21:22:09
【誰よりも】川本真琴の地上最愛のスレ【キュート】

http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1115985207/l50
800吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 03:02:00
>>794
ここは「世界の中心で、愛をさけぶ」スレではありません。
801吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 15:01:55
中学生のとき初めて読んで、余りに露骨な性描写にくらくらしつつ、村上独特の
端正な文章にすごく惹きつけられた。
ある程度大人になってから、一瞬一瞬が過去になる『生』と、そのなかで花火みたいに煌く『性』が、
実は限りなく『死』に近いものなんだと解るようになった。
そんな思い入れがあるから、嫌いになれない作品。
802吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 16:48:13
「世界の中心で、愛をさけぶ」と同等だと思う。
両方とも面白くない。
803吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 17:23:34
どうも「世界の中心〜」を引き合いに出して批判したくて仕方ない向きがいるようだが、
そういうのに限って「ベストセラー」の肩書きにしか目が行ってないように思う。
釣りだかなんだか知らんが、アタマの悪さを露呈するのがそんなに愉快か?
804吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 20:39:11
『世界の中心で〜』を語りたいなら『野菊の墓』でも読んでみりゃいいんじゃない?
それだけで終わるぞ。

ついでに。
「他人の口から言わせたことに対して、すべて結果として肯定的なのよ。叙述の内容に
対して自分の責任をとらないというスタンスをいつもとっているでしょう」by上野千鶴子
フェミな方面で有名な方の論評だが、こればっかりは正論だよな。
他者である女3人に語らさせておいて、主人公は回想するだけ、責任負わなくていいんだから。
805吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 07:37:29
徳富蘆花『不如帰』
伊藤左千夫『野菊の墓』
武者小路実篤『愛と死』
三島由紀夫『春の雪』
村上春樹『ノルウェイの森』
片山恭一『世界の中心で愛を叫ぶ』

これらの作品は、書かれた時代背景も異なるし、
小説としての質にかなりの差はあるものの、
センティメンタリズムを売り物にした「お涙頂戴」型の小説という点では、
共通している。
物語の設定や意匠は、安直で陳腐で紋切り型だが、それゆえに、
このパターンの小説は、いつの時代でも、人気がある。
単純で幼稚な読者ほど素直に感動してしまう。
806sage:2005/06/04(土) 08:10:18
レボリューションNo,3の山下と突撃隊がかぶる。
807806:2005/06/04(土) 08:12:10
僕は一体何をしてるんだ・・・。

Ageてしまいました・・・申し訳ない。
808吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 00:25:09
「レキシントンの幽霊」収録の「めくらやなぎと眠る女」は、
その後のワタナベくんの物語の考えてよいのでしょうか?
809吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 02:34:18
>>808
よろしい。
810受験生:2005/06/20(月) 03:28:25
セカチューを文学だとゎ思いません
811吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 05:03:24
>>809
だとしたらワタナベはなにやてるんだ。落ちこぼれちゃってるじゃないか。
812吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 08:36:34
>>810
文学であるか否かって、何によって区別してるわけ?
難解な仕掛けが装置してなければ文学じゃない、なんてのはおかしいでしょ。
セカチューはノルウェイの森とはタイプが違うだけで、どちらも文学でしょ。
話の流れは似たようなところがあるが、小説としてはまったく別もので
村上の主人公は当事者意識の薄い、外から現実眺めているような奴なので
セカチューのように真っ正直な恋はしないし「助けてください!」なんて絶対言わん。
なんで比較したがるのかわからないな。
似ているのは、ヒロインが死ぬ、ってことと、ヒロインの性格が緑と直子の中間な感じぐらいじゃないの?
813吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 13:54:11
文体が似てる希ガス
片山氏は村上春樹の影響受けてるよな
814吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 15:36:11
「ぼく」小説って、大体似通っちゃうんじゃない?
村上春樹みたいな、シニカルな感じはうけなかったけどなん。
815吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 15:46:15
( ゚д゚)・・・
816吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 07:33:24
>>811
ワタナベ君は永沢さんにも言われてた通り
本質的には他人と自分を切り離して考えることしかできない子なんだよ。

だから緑ちゃんとも結局うまくいかなかったんだよ。
817吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 15:40:30
ノルウェイの森と映画版フォレストガンプの類似性みたいなものこれはどっちがどっちを
パクった、というかオマージュを捧げたとでもいうか、真似たものなのかな。
それとも単なる偶然なのだろうか。
原作のフォレストガンプを読んだことないから知らないので、その辺りの事情が気になります

「人生はチョコレートの箱。開けてみるまでわからない」
「人生はビスケットの缶だと思えばいいのよ」

「死は、生の一部なのよ」
「死は生の対極ではなく、生の一部として存在している」

818吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 17:20:09
どーでもいいですね^^
819吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 18:16:30
「死と生が対極にない」なんてのは、昭和の大作家福永武彦先生ですら言ってることで
別段新しいことではなく、死や生について言及すれば
「人生とは〜みたいなものだ」と人生を何かにたとえるのも至って普通のパターンなりよ。

春樹ファンは過敏すぎ。
820吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 01:53:26
【ノルウェイの森】by 村上春樹 (1987)をやっと読んだ。

感想1. 五木寛之 「凍河」文春文庫(上・下) に分量や設定が似てる。
ちょっと優柔不断な主人公、 精神病患者の葉子・直子、 年上で魅力的な某女史・レイコ、 奔放なナツキ・緑・・・
http://www.ne.jp/asahi/shi/home/shifile/book1/book1-044.htm
http://www.ne.jp/asahi/shi/home/shifile/book1/book1-045.htm
> ★凍河/五木寛之……私はこれを先に読んでいたので、「ノルウェイの森」を読んで“似てるなー”と思ったのでした。
> 僕、直子、緑、レイコさん的な人物が出て来る、精神病院が舞台の小説です。久しぶりに読み直してみましたが、なかなか面白いよね…。村上春樹さんはこの本、読んでないのかなぁ…?

感想2. 40歳くらいの男が20歳くらいの時に恋愛したりセックスしたりを思い出す話なので、そういう経験のない小谷野敦だと読んでも解らないんだろうな。

感想3. 『グレート・ギャツビー』への言及がある。「Green Light」への言及も数行あり。『グレート・ギャツビー』の話が解ってない小谷野敦はここの部分が理解できなかっただろうな。

小谷野敦『もてない男』89ページ
>> 涙ぐましいのは、・・・フィツジェラルドの『グレート・ギャツビー』の主人公で、
>> 片思いの相手の気を引くため、大金持ちになって彼女の家の近くで毎夜
>> 夜会を開いている。しかし、いざ彼女が近寄ってくるとたちまち彼は幻滅してしまって……というお話。

大きなストーリーとしては、まるでそういう話(ギャツビーが幻滅する話)ではないんだが、そういう部分が2行ほどあるの?

小谷野は英語が得意でなさそうなので翻訳で読んだんだろう。(小谷野程度の英語力ではこの小説は読めない。) そういう誤訳があるのか?  無理して英語で読んだのか?

>> ギャッツビーはデイジーに幻滅するどころか最後まで庇い続けるんだよ、だから悲劇の結末なんだ。 再会して満足はしただろうが幻滅はしていない。
>> 小谷野は本当に恋愛小説の研究者なのか?  つーか日本語の読解力の問題か。重要な誤読だよ。
821吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 14:51:07
なんで童貞王 小谷野閣下を 卑下するのだ!
童貞文学研究の大家に向ってその言いようはなんだ!
恥を知れ!
822吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 21:53:02
小谷野 つまんねーんだよ
823吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 20:18:34
レイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」
824吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 01:40:02
この人の本って、直子が精神を病んでるのもそうだけど、
キズキとワタナベくんの関係とか、レイコさんとレズの美少女の話とか、
その他の作品にもホモシェクシャルとかレズビアンとか、
近親相姦を匂わす話が沢山出てくるよね。
もちろん自殺者も。
ホモセクシュアルもレズビアンも性同一性障害っていう精神の病気だし、
そもそも自殺する人って多くが精神を病んでる人だし。。
あまりにそういう登場人物が多くて、村上春樹本人はどうかわからないけど、
本人の周りの人にそういった人たちが結構いて、少なからず春樹本人もそれに影響されて、
こういった作品ができているんじゃないかと思いました。
そうでなければこんなにも精神的に欠陥を持った人たちが出てくるのは
不自然じゃないかな?
825吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 01:49:35
同性愛を性同一性障害と同一視するのは変だし、
そもそもそれを「病気」「欠陥」と断じるのはどうかとおもうが。
826吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 11:30:04
ビートルズ作「ノルウェイの森」の原題の意味は、
ノルウェイ家具だというのは既出なのだろうか……
827吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 12:33:51
>>825
レイコさん独白の描写がアレなので仕方のないことかと。
「死ぬまで」だの「穢れ」だの「精神病院」だの「同性愛」だのといった言葉を、
同じレイコさんの口から語らせてしまっている。
小説に選びとられた言葉の中に村上自身の主観(というかヘテロセクシズム)が
かいまみえているね。

まー村上自身がその責任を引き受けるだろうけどさ
過負荷でも似たようなことやってたし>同性愛関連
828吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 12:36:54
>>826
She showed me her room "isn't it good norwegian wood"
So i let it fire "isn't it good norwegian wood"
家具っていうか、「いい木を使ってるでしょ?」くらいなんだけどなぁ。

まぁ不思議な歌であることに変わりはないわな。
RUBBER SOULの中でも異色な曲だ。
829吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 13:54:34
>>826
当時の洋楽曲のトンデモ和訳っぷりを考えればまだマシな方かと
830吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 16:06:08
>>824です。
私が言いたいのは、なぜこんなにも(不自然なくらい)登場人物に自殺者や
精神を病んでいる人が多く出てこなければならないのかと言う事です。
直子にしてみても、精神病ではなく例えば白血病とか、
他の病でもいいわけで・・・

なんかそこらへんに作者のこだわりが見えて、
作者自身にもそういう関係で、何かがあったのかなあと思うのです。
831吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 18:10:47
>>824>>830
まずこれについて
>本人の周りの人にそういった人たちが結構いて、少なからず春樹本人もそれに影響されて、
>こういった作品ができているんじゃないかと思いました。
たとえ実際に「そういった人たち」が村上の周りにいたとしても、それが村上をしてこの小説を
書かしめた理由にはならないとおもいます。村上は自身の小説に対する態度(自身と物語の関係)を
よく言明する作家なので、興味があるのなら村上の諸作など参考にしてみてください。

あとここからは個人的な意見ですが、健常と異常とはそう大差ないものだとおもいますよ。
村上自身どっかで書いてます、「健全な体に黒々と宿る不完全な魂だってあるのだ」って。
832吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 21:44:41
>>830

あなたみたいに「精神異常者」を「病気」「欠陥」「不自然」と言い放つ
人間が嫌いだから、村上はそういう存在を文学に取り込んでるんだと思う。

まあ、それが成功してるかどうかは別の問題だが。
833吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 21:59:04
せーしんぶんれつびょー
834吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 22:04:44
嫌いだから好きだからじゃなく、普通に書きたいから書いてるんでしょ。
別に社会正義とかにはあんまし興味ないでしょ。村上君は。
835吾輩は名無しである:2005/07/10(日) 23:44:36
村上春樹って、普通の友人いるのかなあ?
作品と作者はべつだけど、あのセックス本
なんでうれたのか理解できない10代です。
みんな流されすぎ!!ブーム来なかったら
絶対駄作!!「若者の心を表現してる」って
いってた中国人みて「はぁ?」とおもった。
836吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 13:10:05
「ブームが来なかったから」と言うが、ブームは来たわけで、
何故ブームが起こるのか、という事を考えないとダメだよ。
837吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 18:35:25
ノルウェイの森読み終えました。なかなか面白かったです。
他の小説でノルウェイの森みたいに孤独?をテーマにした物ってないですか?
838吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 22:00:34
>>832
では>>832さんは「そういった人たち」と「自然」に
(例えば一緒に買い物に行く等)接する事ができますか??

私はできません。
私は「そういった人たち」に接した事がありますが、
普通の人(社会生活を送れてる人)からすれば、「そういった人たち」
はうまくコミュニケーションが取れなかったり、不自然な行動をしたり、
健常者から見ればやはり「欠陥」を持っていると感じてしまう行動をするのです。
もちろん彼等が時として健常者よりも綺麗で純粋な心を持っていることは感じるし、
彼等も苦悩しているのはわかります。そして彼等なりの世界があることも。

でもその世界は普通の人には理解し難い世界だし、そういう意味で、
私は彼等を「自然に」受け入れる事はできないと思います。



839吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 22:44:07
>>838
おっしゃることはよくわかりますが、
作品によって示すことのできるのは言葉の上での問題なのであって、
そこで提示された問題(ここでは精神的な病についてでよいでしょうか)を
そのまま現実世界で誰かに突きつけても、詮無きことではないでしょうか。
確かに私たちは言葉を生活のあらゆる場面で使っているため混同しがちですが、
言葉によって表現された世界と、現実に私たちが接している世界との間には、
たとえどれほど同じように見えたとしても、依然大きなへだたりがあるとおもいます。
今更このようなことを言っても野暮なことかもしれませんが。

もちろん言葉の世界で示唆された問題を現実世界においても考えようとすることには、
なんの異論もありません。
840吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 23:15:18
>>839
確かにそうですね。
ただ>>830さんが、まるで私が何もわからずにそういった人たちを「欠陥」だの「不自然」だのと差別
しているかのようにおっしゃるので抗議したかっただけなのです。
841吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 23:42:54
>>838

その考えは村上春樹論とは関係なく、間違ってると思う。
そもそも>>825の言うとおり、同性愛と性同一性障害は別、とか基本的な
所から間違っている。あやふやな理解でいい加減な事言うのはイクナイ

それに一方的に自分たちの側を自然、正常と決め付ける態度はよくない。
そうは言ってもついつい決め付けてしまうものやし、実際そういう人たちと
コミュニケーションとるのは難しいと言うのも分かる。しかしだからといって
「欠陥にしか見えないんだから欠陥って言ったっていいじゃん」というのは
やはり違うと思うぞ。

言葉の使い方は気をつけるべき。特に2chでは言葉しかないわけだから。
842吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 23:43:51
839です、ついでに。
832の文中で<「精神異常者」を「病気」「欠陥」「不自然」と言い放つ>
ということが出てきましたが、誤解をおそれずに書かせてもらうと、
これは実際に『ノルウェイの森』の中でも行われていることなんです。
村上自身に悪意はないとおもいますが(エッセイや対談などを読むにつけて)。
そのことを知っているからこそ、832はあえて厳しい調子になっているのでは。

率直に言わせてもらうと、現実の問題を考えようとするのにこの小説はふさわしくないかな、と。
差別の問題を提示しているように見えて、その実、差別が投影された文章になっているから。
こんなこと言ってると、そのうち何も書けなくなっちゃうかもしれないけどね。
843吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 23:48:05
まあそもそも「差別する側」のくせに「差別される側」に成り代わって書く
という行為自体が難しいのでね。代弁というのは難しい。だから言葉には
気をつけなければいけないわけだが。
844吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 18:42:58
当事者でないとわからないということもやっぱりあるんでしょうかね。
845吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 16:50:35
ageちゃいますよ。
846吾輩は名無しである:2005/09/02(金) 15:48:46
僕:窪塚洋介
直子:長澤まさみ
緑:蒼井優
レイコ:南野陽子
永沢:木村拓哉(友情出演)
ハツミ:真鍋かをり
突撃隊:向井修徳(ZAZENBOYS)

監督:犬童一心
847吾輩は名無しである:2005/09/03(土) 00:42:33
僕:近藤公園
直子:チェ・ジウ
緑:鈴木蘭々
レイコ:樋口可南子
永沢:袴田吉彦(友情出演)
ハツミ:黒沢宗子
突撃隊:鳥肌実

監督:ダンカン
848吾輩は名無しである:2005/09/03(土) 02:52:27
真面目に考えてみた
僕:妻夫木聡
直子:麻生久美子
緑:田中麗奈

あと誰か考えて
849吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 18:54:06
冒頭部分の最後に、
直子は自分を愛してさえいなかった
とありますがあれは結局どこから確信したのでしょうか?

個人的には
愛していた「僕」自分でさえいつかは忘れかけており、
相手を愛してなかった直子は「僕」がいつか忘れることをしっていた(そんな回想してる僕と同じ境地に到達してた)から?!
と感じたんですがあらかた間違ってないでしょうか?

再読なのですが、この冒頭の締めの一文でまたフィードバックしました。。。
850吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 20:22:46
窪塚はどうかなー。ちょっと、ラリパップしすぎてるよ>846
僕;大森南朋
永沢;安藤政信
突撃隊;稲垣五郎

p43 「ここはどこ?」と直子がふと気付いたように訊ねた。
あたりで、直子の中の僕の存在の程度がうっすら分かる気はするのですが
>849
851吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 00:29:05
稲垣メンバー
852吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 01:56:53
誰がキャスティングされてもダメ映画になりそうな希ガス
853850です:2005/09/06(火) 23:43:30
春樹って、自分の作品映画なりドラマにするの嫌がってるんですよね?
映像にしたら言いたい事が伝わらないという事なんでしょうか?
854吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 11:29:20
とりあえずプロダクションに言っといた。
作者がゴネたら恫喝してもらう
855吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 13:53:54
『風の歌を聴け』の映画があまりに駄作だったからでは。
856吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 23:16:17
「風の歌を聴け」映画、どう映像に持っていっているか一度映画観てみます。監督
と脚本誰がしたか分かりますか?良かったら教えてください
857無名草子さん:2005/09/27(火) 12:41:42
生理的にうけつけない
858吾輩は名無しである:2005/09/29(木) 22:21:52
ノルウェイの森って他人が書いたって説があったと思ったが...
おれもそう思っているんだけど。
汚い(貧乏くささ)を出さないそれまでの文体と全然ちがうから
859無名草子さん:2005/10/21(金) 13:15:10
何も怖くない
860吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:14:32
私は何度読んでも堀辰雄の奈穂子.楡の家を連想してしまう。
盗作とかそんなんじゃなくて、私はこの二冊はセットにして読んでます。
861吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 03:08:32
この本の何が面白いのか、教えてください。
「ライ麦」の方がよっぽど好きなんだけど・・
862ыacк ◆zDxz9OdTFw :2005/10/27(木) 14:23:10
オレは、ノルウエーの森が出る前から、村上春樹は読んでた。文体は新鮮だったし、ストーリーも実によく仕上がっていた。

あの頃(1980年代半ば〜1990年ぐらいまで)は、「1960年代的なものに対する、ノスタルジーを超えたシンパシー」が同世代(20代)間にあった。

ひとことで言ってしまうと、「なんで自分達は、ビートルズとリアルタイムに生きられた世代に生まれてこなかったんだろう」という強い思いがあった。

「ノルウェーの森」は、そんな世代をつかむのに実に計算された作品だったと思う。

作品の随所に散りばめられた、1960年代の終わりの時代の匂いに惹かれて、多くの人が読んだのだと思う。

ただ、一読者としての感想は、ビートルズのノルウェーの森の歌詞の深さに比べたら、村上春樹の「ノルウェーの森」は少女趣味だと感じる。

その後、村上春樹は「A DAY IN THE LIFE」という題名をつけて作品を出しているが、A DAY IN THE LIFEもビートルズの曲にある。

世界の終わり〜は、ドアーズの THIS IS THE ENDだと感じるし、村上春樹は、結局、「自分は1960年代の空気を肌で感じてきたのさ。においを

すこしわけてやるから、嗅ぎなよ」的な目線が、オレは嫌いだね。

それだったら、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」で、ドアーズのレコードをがんがんかけまくる描写のほうが、オレは好き。

村上春樹もドアーズのことに触れて書いている記事があって、「ドアーズ。あれだけはROCKじゃない。ROCKなんてものすら超えたもの。Light my fire でジムモリソンが挑発するように歌うと

肉が焼けていくような感じを受ける」と書いているが、根底に、村上龍にあるジェラシーを感じる。


村上龍は1960年代を地で行ってるのに対して、村上春樹は、そっと撫でてるような感じがある。1970年代当時、あそこまでドラッグをテーマに小説を書けたのは、村上龍だったし、中上健次ですら「灰色のコカコーラ(薬物を入れて色が変わったコーラ)」だったから。

863吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 21:53:32
>>826
>ビートルズ作「ノルウェイの森」の原題の意味は、
>ノルウェイ家具だというのは既出なのだろうか……

なぜ誰もつっこまないの?

864吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 18:36:40
age

865吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 11:55:13
ナオコの苗字、身長、体重と3wを教えてください。
866吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 15:18:13
>>865
たぶん、市川直子、156cm、41kg、B80W54H82
867吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 16:49:56
>>863
どこに突っ込むの?
868吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:14:08
>1
スレの立て方が・・・      みえ杉。ちった工夫してけれ
869吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 15:01:51
出鱈目を言うなよ、お前。なぜ市川だろうか、渡辺直子のはずじゃない。
俺からみれば直子の身長は少なくとも165センチ以上という印象。
でも、3wB80W54H82はいいなあ。
870名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/30(金) 19:07:45
誰とでも寝ちゃう女の子(羊をめぐるの冒頭にでてくるよね)っていう何語だかかの音が
ノルウェイの森っていう英語のゴロに似てるからそうした。っていう文章読んだ記憶があるんだけど
これって勘違いかなんかかな・・・。ビートルズとは関係ないタイトルだと思ったんだけど。
871名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/30(金) 19:28:36
渡辺直子
872名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 17:36:16
873名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 19:40:47
「ねえ、山崎渉さん。ところであなたの人生の行動規範っていったいどんなものなんですか?」と僕は訊いてみた。
「お前、きっと笑うよ」と彼は言った。
「笑いませんよ」と僕は言った。
「ぬるぽであることだ(^^)」
 僕は笑いはしなかったけれどあやうく椅子から転げ落ちそうになった。「ぬるぽってあのぬるぽ(^^)ですか?」
「そうだよ、あのぬるぽだよ(^^)」と彼は言った。
874名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/03(金) 13:33:13
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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          /:::::::::::;-' ̄     ̄    ̄ヘーァ:::::::::i
          i:::::::::彡              ミ:::::::::::ヘ
          |:::::::メ   ........        ......,   ヾ:::::::::::|
          |:::ノ   /   ヽ    /   ヽ ミ::::::::::|
          |::| /    _       _    ヾ::::::l
          |::|    イ(:::)ヽ     イ(:::)メ    |::::::|
          |ノ i    `ー'ノ i    ヽ`  ̄    イ::イ
          | j }     ̄ ̄  ノ;            い
          ゝ:.:.{: . : .    γ    ,、 )、      i丿 なにがノルウェイの森だよ! さっさと引っ越しちまいな!
          厶:.:.ヾ : .    ` ''`   ̄   ヽ     ノつ
          /i:.:.:.:. : .       ,_    i    /
        /  ヘ:.:.:. : .  i   ハニエ!-!‐ヽ |    ,イゝ、__
      /|     ヘ:.: .  │〈.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ ノ    /   \:;:- 、 _
    /:;:;:;:;ヽ     ヽ   ! ヾエエEァ´     /      i:;:;:;:;:;:;:;\
  /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ      \  ゝ、:::::::::::  '   ノ       |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヘ
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ      \        /       /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i
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875名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/03(金) 15:04:33
直子の名字は、橋本だと思う。手元にノルウェイの森の上巻がある人は、268Pを読んでみるといい。凝視すればみえるよ。
スリーサイズは不明だが、身長は163、体重は45くらいか。
876863:2006/02/04(土) 02:38:32
>>867
ちょっと遅いんだけど。。。ごめんね。
「ノルウェイの森」の意味は>>826にあるような
ノルウェイ家具とかノルウェイの木とは全く関係ない。
>>870が少し書いているようにただの語呂合わせ。
「Norwegian wood」とは「knowing she would」のこと。
意味は「彼女がそのつもり(やらせてくれる)なのは分かってる」
その解釈の方が歌詞全体の意味が通る。



877先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/02/04(土) 20:28:06
>>876
なるほど、これは知らなかった
878名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 16:23:51
ワタナベがマジむかつく。ただのナルシスト兼偽善者。
緑のお父さんが死に掛けてるのに、「この男」呼ばわりするし、
直子が死んで放浪してるときに若い漁師に助けられたくせに、「この男の首を締めてしまいたい」
とかわけわかめだし、何よりも純粋な振りしてやりまくるし。永沢さんに巻き込まれた振りして
実は永沢さんを盾にして自己正当化しやがって。
一番悪いのはワタナベだ。こいつが誰にでも良い奴ぶって誰のことも実は裏切ってるから皆傷つき死んだんだ。
879名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 16:26:15
「ノルウェー製の家具」
>>878
そういうクズが実際に増えてきてるからね。
881先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/02/12(日) 17:47:32
>>878
それが春樹の意図かもしれないよ
882名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 18:38:09
>>878
それは著者の意図でしょ。
別に善人として書かれてないし、そういうワタナベの
内面的なエゴもテーマだと思う。

主人公が善人のほうが感情移入しやすいだろうけど
それが裏切られたからって怒るのはどうなんだろう。
そもそも完全な善人やエゴの無い人間なんていない。
人は誰しも業を背負って生きてるし、その業の深さゆえに悩み・苦しむんじゃないだろうか。

それを自慰行為とか批判するんだろうけど、自慰行為じゃない文学なんてあるのか?

感じかたに違いがあったとしても、それは自慰の対象の違いにすぎないだろう。
883名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 18:49:54
ごめんまじ驚愕した。
この話の中で唯一「生」を象徴していると思われた緑が病的な虚言癖でレズビアンだったなんて・・・。
緑のワタナベにしてた話は対外嘘だったんだ。
父親のウルグアイのみならず、彼氏がいること(実物が話に登場しない)も、姉がいること(ワタナベの電話に出るが、それは「姉らしき人」と表記してあり、実物が登場していない。おそらく緑が姉のそぶりをしていたと推測できる)も嘘で、
登場シーンでいきなり坊主頭だったし(理由付けてたけどそれもでっち上げ)、そのとき「私なんかね、髪の長い下品な女の子二百五十人くらい知ってるわよ」と言っていて、その位の数の女を中高の女子高時代に食ったということか?
レイコさんが32の時に13の子にピアノ教えてたんだから、年の差18でワタナベと同じだし、そこにも女子高の子と記述があるし、何よりもこの話はすべての物事が循環的に関わるものだから、
その「レズビアンの子とレイコさんの行」が無意味なわけなく、実はそのまま緑という人物に、そしてワタナベという人物に繋がっていたのだ。
884名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 18:51:23
緑が虚言癖と決め付けて読み返すと、緑は父が関東大震災の時東京の真ん中にいたのに地震に気付かなかったと言っているが、そんなはずないし、「おばさんのくしゃみでタンポン抜けるか?」と思うし、
ポルノ映画で「でもあの妹のほうだけど、処女の女子高生にしちゃオッパイ黒ずんでると思わない?」というのは自分のことだし(処女だけどレズだから女とやっていて乳首が黒いと推測)、
ワタナベとペッティングしてる時、「そして私、あなたのそういうとこるが好きなの。本当に本当に好きなのよ。」と緑は言うが、「本当に本当に」という強調が不気味であり、
初めからワタナベを好きでもないくせに嵌めていたと推測できる。
そしてラストシーン、電話で緑を強く求めるワタナベに、「あなた、今どこにいるの?」と長い沈黙の後で静かに呟く緑。
「僕は今どこにいるのだ?」と、どこでもない場所から緑を呼び続けるワタナベ。
結局ワタナベと緑は結ばれなかったどころか、冒頭の「そう考えると僕はたまらなく哀しい。何故なら直子は僕のことを愛してさえいなかったのだから。」の「直子」を「緑」に当てはめることが可能になってしまう。
ワタナベは色々なものに振り回されて、そしてそれらはすべて消え去った。
僕は878を書いた者で、ワタナベこそ加害者だと思っていたが、やはりワタナベは被害者だった。
末恐ろしい小説だ。こう考えると、「これは純愛物語です。」という帯自体トリックで、サスペンス小説のような気がしてきた・・・。
885名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 19:12:18
u
886名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 19:19:33
面白すぎる…
あの女の子が緑だったの?全く気付かなかった…
887名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 19:52:12
最高
888名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/12(日) 20:02:37
要するに主な登場人物でまともだったのはワタナベだけで、
あとは皆どこかおかしかったという事だな。
また読みたくなってきたよ。
まさにスレタイ通りの小説なんだな、ノルウェイって。
890名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/13(月) 00:00:07
a
>>888
ワタナベ乙。お前が一番問題あり。
892吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 01:22:43
んーむ
893吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 07:22:31
ほー
894吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 08:05:20
緑レズビアン少女説ってやっぱり春樹がそういう風に読めるようにしかけたのかなあ・・・
それとも単なる偶然なのかな?
春樹関係の本でこのことに言及してる人いないよね。
本当のこと知ってる人教えて。
895吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 08:16:00
ポンコツ小説。
896吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 09:01:14
いや偶然ってことはないだろう。いろいろ企む人だし。
危険なところの全くない骨抜き軟弱女子供向け小説だと思って読んでた。
ちゃんと毒もあるんだなーと見直した。
897吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 09:07:34
他に面白い仕掛けはないのかな?
確か春樹が編集者に書き下ろし原稿を渡すとき
「なかなか面白いものになったと思う」とか思わせぶりなことを
言ってたんだよね確か。まあ春樹はいつも思わせぶりだけど。
哲学現代思想的解釈なんかよりはよっぽど面白いし、
そういう読み解き方する批評家がでてきてもいいと思うけどなあ
898吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 09:54:09
こういうやり方って絶対ドストエフスキーから影響うけてるよね。
しかし、ワタナベはどうして緑の本性を見抜けなかったのだろうか?
緑の病的性格、謎について誰か詳しく解説してちょ。
899吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 16:23:37
ちょっと深読みかなとも思うけど
たしかにウルグアイの嘘は不自然だよな。
もう一回、意識して読んでみようと思ったよ。
何百万部も売れていて、その可能性に気付いた人は
どれくらいいるのだろう?
900吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 17:07:45
話に別の意味を持たせるっていう手法はドストエフスキーの頃から
使い古されてるんだよな・・・
この辺が文学の限界なのかな・・・
誰もが思いつかなかったような新しい手法が開発されることはもうないのかな。
901吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 22:05:22
ko
902吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 22:30:55
この作品はさらりと読むと万人受けヒット商品に見えるが、
果たして村上春樹はそんなに生易しい作家かな?



「嘘よ、そんなの」と緑はけろりとした顔で言った。



緑レズ説が真実なら春樹神!
903吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 22:44:00
真実かどうかは分からないけど、そういう読み方ができるってことは事実だよね



まぁ俺が春樹なんだけどねw
904吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 23:33:22
春樹はどうしても好きになれないけど、この小説に限っては春樹の意図がどこにあろうが、騙されようが何でも構わないと思えてしまう。

自分は大学生活を送ったことがないからつまんない空白の記憶をこの小説で埋めてるくらいだ。

「憧れる生活」を書いてくれてる。
905吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 23:39:16
>憧れる生活

騙された人間、けっこういたんだろうなあ。
大学いったらこんな生活が送れるかもってw
「ノルウェイ」と「青が散る」は双璧だったな、かつては。
906吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 23:44:37
>>883->>884
まさかこんな刺激的な論に2ちゃんで出会えるとは…。
907吾輩は名無しである:2006/02/13(月) 23:45:36
あ、ミスった。
908吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 01:14:52
1000いくまでに誰かマジで論じて欲しいね。
伝統の煽りはいらない。
909吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 04:35:32
今読んでる小説読み終わったらもう一度読んでみるかなー。
910吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 04:43:11
この本の好き嫌いは読者の「死との距離感」がそのまま反映しちゃう
のかもね、しかも売れに売れたから、それはもう千差万別。逆に誰か
らも絶賛されれば逆に「コワイ」な。もちろんそれだけじゃないんだ
ろうけど。
911吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 16:19:00
ちょいと気を利かせたらネットで拾えるでしょ?>緑云々
90年代最も論じられた小説の一つなんだから…

再読してみると、自分の思い出だというのに周りの女の子たちの投げかけた言葉で
埋め尽くされてしまった「ワタナベくんの現在書く文章」それ自体が何より哀れだった。
フェミ文学の方々にその点を攻撃されたわけだけど、やはりそれはこの小説の欠点ではないように思う。
912吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 21:04:38
>910>911両方共感。
大学生の男ってもっと精力的で自分自身に興味がいく年頃。ワタナベは柔らかすぎる。
913吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 21:14:57
いやあ、男は元気ないよ。
元気あるのは女ばかり。
914吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 21:36:11
>>911
そこまで書いたなら気を利かせてくれ!
915911:2006/02/14(火) 22:33:45
>>914
手っ取り早いのが見つけられなかったので(啖呵を切っておいて申し訳ない)
http://www.bk1.co.jp/Sakuhin.asp?ProductID=1696069
本の目次ですが代表的な論者がだいたいそろっていると思います
あとは興味の具合によって図書館などをご利用ください
916吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 23:17:22
春樹の解説本って売れるのかなあ?
917吾輩は名無しである:2006/02/14(火) 23:18:51
緑・・・上野・・・キップ・・・タノム

の意味の解説頼む。
918吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 00:33:16
↑春樹の事だから意味は無いだろ。
あの人はフィーリングだけで文字動かすんだよ。緑がレズとかもない。

きゅん、て感覚を人に与える事には卓越な才を持ってる作家だ。
919吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 00:44:41
917
883,884書いたものだが、父がそういった意味はわからないが、
恐らく緑が
「上野駅・・・・」と言って緑は考えこんだ。
とあり、多分上野駅に付随する家出の話は緑の考えた嘘。
そのあとに関東大震災の話が来てそれも当然嘘。
レイコさんは上巻最後のほうで、
「人は何かのことで嘘をつくと、それにあわせていっぱい嘘をつかなきゃならなくなる」
といっていて、これはそれに該当する。
緑は嘘つくとき多弁になる。
ギタークラブのマルクスとおにぎりの話の時もそう。
まあ、僕がこんな発見(といっても観測でしかないしひとつの見方に過ぎないけど)
が出来たのはこのスレの264さんのおかげですけどね。。
920吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 00:48:36
なんで断言してんの?
まあ釣られてみただけだけどさ。
921吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 00:48:53
間違った164サンでした。
その説を体系的に証明しないと!
922920:2006/02/15(水) 00:50:09
↑は>>918へのレス
923吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 00:53:23
>>919
面白い。
文学板には珍しく有意義なスレになりつある。
924吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 00:53:36
今日の毎日新聞で世界の研究者を呼んで、
東大で春樹シンポジウムをやるそうな。
「世界で春樹はどう読まれているか」などが主題らしい。
これについては大体見通しはついているのだが・・・。
売れているらしいからなぁ。。。。
四方田犬彦、柴田元幸などが参加
あとは外人。
925吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:02:21
>918書いた者だけど。
確かに真相は、実はみたいな読み方はミステリーや軽い謎解きみたいで楽しいし、そう読める文学もある。
自分は体系的に説明は上手く出来んが春樹は「よく分からない」を多用する。その作家がそこまで現実的な(レズだの)の意味をつけて書くかな。結構いい加減を楽しんでる人じゃないかな?
926吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:05:16
883,884,919を書いたものですが、僕はネット云々全く使用していません。
そういったネットや研究所の類の既成概念、先入観大嫌いです。
でも今回は本当164さんのお陰ですなー。衝撃でしたよ。
927吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:05:46
925は何のことか「よく分からない」けど、
春樹は作品について「意図」はあるけど、
自分からは語りたくないって言ってるよ。
928吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:09:52
>927そう言うと一番かっこいいじゃんか、ミステリアスで。春樹はその読者の心理まで計算済みの発言をしてると自分は思う。作家としてすごい詐欺師だよ。

俺はノルウェイの森は大好きだよ。
929吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:10:51
いい加減な作家ではない、と思う。
俺は全面的に好きなわけじゃないけどね。
たぶん逆にパラノイアックな人だと思うよ。
自分の世界・価値観が厳密にありすぎて、
直接的に語れないことが多いんじゃないかなー
930吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:12:39
白熱してるな!
931吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:20:08
作者が謎解きをしちゃうとそれが「解答」として流通しちゃうから
それが嫌なんじゃないの?自己言及は必ず間違うものだ、とも言われるし。
たぶん春樹は、「他人と理解し合うのは不可能だ」と思ってるんだと思う。
ひとつの物語を共有して、それに対する解釈が人それぞれ違って然るべきだ、と。
個人主義っていうの?だからアメリカに惹かれるのか、アメリカに惹かれたからそうなったのか。
932吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:20:33
>929人それぞれ自由に読めるのが本のいいところだからね。
自分の厳密な世界を語り尽くせないならただの技量不足だ。春樹は語りつくしてるよ、ちゃんと。
あの人は器用だ。うん。
しっかしノルウェイの森懐かしいしやっぱいいな〜
933吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:23:01
たぶん>>928みたいな面がないって言ったら嘘になるだろう。
でも深読みしても何も出てこないようなウンコ作家ではないよ。
そういう意味で詐欺師ではない。
934吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:25:51
931と932は同時に同じ事を考えたね
935吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:29:15
それにしても>>924が気になる…
傍聴できるの?事後的に雑誌に掲載されたりはしないの?
936吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:32:17
これ以上書くと作家論スレになるからやめとく。
本当の詐欺師は素晴らしい置き土産をしていくもんだよ。
春樹はノルウェイで「倦怠」をくれたじゃんか!
商業性を優先させ自分の書きたい鬱憤をちゃんとせき止めてる。
937924:2006/02/15(水) 01:40:03
ハガキかメールで先着順らしい。毎日新聞のサイトで確認できると思うよ。
俺は今日の毎日新聞みた。
どのみち千円とられるようだがね。
938吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 01:58:05
>>937
ありがとう。見てみます。
939吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 06:16:38
韓国で売れてるって納得するね。
ワタナベ君(を書いた春樹)は韓国人気質。
周りの女の子から理由も無くモテて「カッコイイ」→ホルホル。
940吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 06:30:21
ホルホルって何?w
941吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 06:41:06
韓国人も春樹好きだけど、韓国人とワタナベの性格は全く正反対だろ。

緑がレズビアン少女だとすると、言及されてないだけで緑は絶世の美少女ということに
なるのか?

942吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 06:41:40
ビートルズのNorwegian woodの歌詞自体も、
かなり多面的に解釈できる内容なんだねー
本国でも争われてるらしい。知らなかった。

I once had a girl,
or should I say, she once had me...
She showed me her room,
isn't it good, norwegian wood?

She asked me to stay and she told me to sit anywhere,
So I looked around and I noticed there wasn't a chair.

I sat on a rug,
biding my time, drinking her wine.
We talked until two
and then she said, "It's time for bed"

She told me she worked in the morning and started to laugh.
I told her I didn't and crawled off to sleep in the bath

And when I awoke,
I was alone, this bird had flown
So I lit a fire,
isn't it good, norwegian wood.
943吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 06:45:51
外国では、

村上春樹の小説Norwegian woodもやっぱり
かなり多面的に解釈できる内容なんだねー
本国でも争われてるらしい。知らなかった。

とか言われてんのかな?
944吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 07:01:17
"knowing she would"→ "Norwegian wood"
「彼女もその気があるって知ってる」 はずだったのに、
そうじゃなかったから、「たまらなく悲しくなった」のかな?
945吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 07:24:43
たしかに、緑=レイコさんを陥れた女の子
じゃないかもしれないね。

緑の女子校は中学高校までだけど、
その女の子が通ってたのは大学まであるらしい。
パラパラ読んでみた会話文から想定するに。

まあ、「教師的存在」のレイコさんの話が
主人公の周囲の女の子の性質を言い当てた
ともとれるから、緑嘘つき説は健在だけど。
946吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 07:56:51
重要なのは、緑が虚言少女という読み方もできるし、
そうじゃないという読み方もできるということだと思う。

ラストページのレイコさんの台詞
「私、あなたに忠告できることは全部忠告しちゃったから、
 これ以上何も言えないのよ。幸せになりなさいとしか。」

直後にどこでもない場所のまん中から緑に電話する。
話したいことがいっぱいある。何もかもを君と二人で最初から始めたい。
947吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 07:58:26
話さなくちゃいけないことがいっぱいある、でした。
948吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 11:36:40
レイコさんの発言を全面的に信頼したレスが多いですね…
すでに誰かが指摘してると思うけど、レイコさんが実は
本当にどうしようもない虚言癖をかかえた人だったとしたらどうするんだろう?

嘘や虚言について仕掛けの多い本作品で、それでもレイコさんだけは
そうではないと言い切る理由は何度読んでも見つけられなかったですね
それがこの作品の魅力(?)の一つとも言えるけれど
949吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 13:48:50
a
950吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 14:02:05
883,884,919書いたものですが
レイコさんの生徒は確かに中、高、大の学校とあり、
緑は中、高のみで大学は別、ということですが、
元々頭が良かったために、(マルクスも読めてしまうほど)
早稲田に編入したのかもしれませんね。
946さんの言うように、重要なのはその曖昧さです。
文学の形式で、「曖昧主義(ambiguity)」というのもありますし、
春樹さんはあえてそういった手法をとったのでしょう。

ただ、「絶対」とは言い切れないし、「そうかもしれない」、「多分そうだ」
というぎりぎりのラインに緑レズ虚言説を設定する春樹さんの文章力は恐れ入りますね。
951吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 15:32:17
レイコさんが虚言癖である可能性…確かにワタナベは人が良すぎる。
逆側から見れば、レイコさんは「絶対悪みたいな人間がいる」と、
その女の子の話を通して自分の症状を語っているとも考えられる。
サイケデリックソングの曲名をタイトルにしたゆえに皆サイコ?
952吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 17:00:49
緑はマルクス読めなかったんじゃない?
953吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 19:14:00
自分では読めないといっていたけどそれも嘘で実は読めちゃうほど頭良かったのかもね
ということ
954吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 19:19:27
ああ、仮定法や数列なんかと並列させてたセリフあったねえ。
大学生なら仮定法や数列はわかるはずだからマルクスもわかってたのかもね。
皮肉じゃないですよw
955吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 01:40:20
つーか、マルクス読んだ=頭いい というのがどうなのよw
読んでいてもバカはたくさんいる。むしろ、専攻でもないのに
読んだと平気でいうやつは普通バカ(そうでない人ももちろんいる)。
956吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 01:41:16
っていうのが緑タイプの女の標準的判断だと思う。
957吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 02:05:19
どうも緑レズ説は次スレまで跨ぎそうだな。
何人かは今ごろ必死こいて読んでそう。
958吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 02:48:20
必死こいて読む奴は偉いじゃねーかよ。
959吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 02:58:47
957だが、もちろん958さんの言うように“偉い”のつもりのレスだったんだが。
言葉足らずでスマン。
960958:2006/02/16(木) 03:14:20
いえいえm(__)m
961吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 16:17:49
春樹ってナルシストだよなあ・・・
ブサイクなのに・・・
962吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 17:54:47
ホモだからね(笑)
963吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 18:02:46
誰か俺に「中国行きのスロウ・ボート」の解説してくれ。
964吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 18:09:24
「そうするしかなかった」
以上
965吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 23:54:33
今更ながら読み終わってこのスレ来たんだけど・・・
緑レズ説には失禁した
966吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 00:03:40
読み終わって鼻で笑ってから知るとけっこうビビるよね
もっと謙虚に読むべきだったのかもしれない…と
967吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 01:34:22
なんで緑がレズだと突然評価が上がるんだw
968吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 02:44:14
読み取るべき部分を読めてなかったことに気付くからだろ
969吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 03:00:28
発表されてから17,8年くらいたつと思うけど、いままでこのこと指摘した人、マジでいないの?
オレはこのスレではじめて知ったんだが、恥ずかしながら。
970紫帆:2006/02/17(金) 03:34:16
うちの彼氏に二年少し前この本貸したら、
「緑=レズ少女かな?」って言われた。
『コイツ馬鹿じゃねーの、読解力ねぇな』と思いながら
私は全力で彼を否定したのだった。彼氏ごめん。
このスレを読んでビックリ。反省しました。

彼みたいに、普通に「緑=彼の少女」と読んでいる人もいるのかも。
971吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 09:01:27
@「そうとも読める」という点をことさらに指摘してみてもそこで終わっちゃうから
A「緑=レズ少女」が成立するには、少なくともレイコさんの語りを全面的に信頼しないといけないから
「語りを全面的に信頼する」という行為は、言葉の次元でも現実の次元でもとっても危険です
972吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 10:08:51
前にも書いたが、緑=レズ少女ではないのではないかと思う。
しかし>>945という読み方の可能性は否定し難いものがある。
要するに気付いて無視するか端から気付かないかじゃ
雲泥の差なんだよ。ちなみに俺は気付きませんでした。
973吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 10:14:10
会ったこともない人に気づく訳がないだろ。
974吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 10:15:08
ど、どういう意味??
975吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 16:17:10
a
976先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/02/17(金) 18:15:06
おそらく緑=レズ少女は深読みだろうが、
しかし春樹が緑にレイコさんが語るレズ少女を意図的に投影している可能性はあるだろう
もっともこれは春樹自身にしか本当のことは分からないが、春樹ならやりそうなことだ
977吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 20:03:38
先生!僕もそう思います!!
978吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 22:40:14
だから一つの推測として十分に可能性があるっていうことで、
決して「深読み」ではないし、いけそうでいけない寸止め感のような
ギリギリのラインで文章を作ってる春樹は天才ということで良いでしょ。

自分としては緑がレズで嘘つきだった方が面白いけど、確実にそうは言い切れないし、
だからこそ面白い!!
979吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 01:11:32
そういう「面白いでしょ、深く読めるよほーらほら」が
あざとくて嫌いだ、というのが春樹嫌い。
980吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 13:38:00
ノルウェイの森で殺人がおきてるって思う人いないですか?
981吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 14:23:29


  糞 ス レ









982吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 20:56:01
fuck off
983吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 21:24:28
>>980
また新発見?
984吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 00:12:44
ko
985吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 00:29:31
つーか自殺者多すぎて今さら殺人?みたいな。
986吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 00:51:52
1です。
実に久しぶりにカキコします。

ここにきて急に議論が活発になったみたいで、間もなくこのスレッドも終わりそうです。

私がこの小説と出会ったのはもう8年ほど前のことです。
その時私は19歳で、もうじき20歳になろうとしていました。

直子やワタナベの姿に自らを重ね合わせ、通学途中の電車内や大学の講堂で読み進めたこの作品は
今でも折に触れて読み返してしまう数少ない私のお気に入りのひとつになりました。

この作品をもっと深く理解したいと思いスレッドを立てたのですが、
ある意味では市販されている多くの研究本より有意義な考察すらも投稿されていると感じます。


ここまで書き込んで下さった皆さん、どうも有難うございました。
987吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 14:19:47
緑=レズ少女とは思わんなー。上手く言えんが明らかに両者の持つ空気が違うというか。
それにレズ少女って絶世の美少女だったんだろ?ワタナベは緑見て「うわっすげー美人!」
と思ったわけでもないし
988吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 18:59:57
次スレ なんだかんだいっても「ノルウェイの森」スレ2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1140278712/l50
989吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 20:29:46
だからイコールじゃなくても仕掛けとしては成立してるって言われてるじゃん
続きは次スレで
990吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 21:14:27
;
991村上春樹「自作をかたる」より:2006/02/20(月) 00:18:15
(中略)僕がここで本当に描きたかったのは恋愛の姿ではなく、むしろそのカジュアルティーズの姿であり、
そのカジュアルティーズのあとに残って存続していかなくてはならない人々の、あるいは物事の姿である。
成長というのはまさにそういうことなのだ。それは人々が孤独に戦い、傷つき、失われ、失いそして
に も か か わ ら ず 生き延びていくことなのだ。
992吾輩は名無しである
lpo