1 :
吾輩は名無しである:
ダイアローグ=セックス>>>モノローグ=オナニー
臨場感あふれる対談集はやっぱ刺激的で面白いや!
作家や批評家たちの対談・鼎談・座談について
いろいろとダイアローグしてくれた前。
中村光夫と三島由紀夫の『対談・人間と文学』。
サイコーだった。こういうのが文庫で読めるとは。
3 :
吾輩は名無しである:04/03/22 23:21
平野啓一郎と金原ひとみ
cool
4 :
吾輩は名無しである:04/03/22 23:24
三島由紀夫と澁澤龍彦
鏡花や足穂について語った。
5 :
吾輩は名無しである:04/03/23 01:19
エッカーマン『ゲーテとの対話』岩波文庫。
6 :
吾輩は名無しである:04/03/23 01:23
柄谷行人の対談集『ダイアローグ』シリーズは
非常に刺激的、だった。
7 :
吾輩は名無しである:04/03/23 01:25
中上健次と黒木香
黒木「先生はおしっこを飲まれたことはございますか?」
中上「そりゃもちろんあるよ」
「無限の相のもとに」埴谷雄高・立花隆 平凡社
埴谷が「〜なんですよ、あなた!」と立花を質している
音声で聞きたいね
同じ対談でも吉本隆明とは全然噛み合っていないのとは対照的だ
9 :
吾輩は名無しである:04/03/23 03:15
10 :
鼻糞 欲次郎:04/03/23 04:17
対談できるような人間になれ。
頭が悪いやつがおもしろい対談を探す。
頭がいいやつがおもしろい対談をする。
クズよ、知識、情報を捨て行動せよ。
11 :
吾輩は名無しである:04/03/23 04:34
おまいの言うことはことどとくつまらないのはどういうこと?
このスレも美香が来て駄目にしそう
_,.. ---- .._
,. '" `丶、
/ ` 、
,..-‐/ ...: ,ィ ,.i .∧ , ヽ.
. ,:' .l .::;',. :::;/..://:: /,':/ ', l、 .i ヽ
. ,' ..::| .::;',' :;:','フ'7フ''7/ ',.ト',_|, , ',.',
,' .::::::!'''l/!:;'/ /'゙ / '! ゙;:|:、.|、| 'l
. ,'. .:::::::{ l'.l/ 、_ _,. 'l/',|.';|
l :::::::::::';、ヾ  ̄ `‐-‐'/! ';. '
. ! :::::::::::/ `‐、 ゝ |'゙ |
| ::::::::/ \ 、_, _.,.,_ ノ::: !
|::::/. _rl`': 、_ ///;ト,゙;:::::./ 良スレになりますように
.. `´ /\\ `i;┬:////゙l゙l ヾ/
,.:く::::::::`:、\ 〉l゙:l / !.|
8氏のにからめて埴谷雄高と大岡昇平の
「二つの同時代史(タイトルうろおぼえ)」も
めっちゃくっちゃ面白かったよ。
(吉本隆明って表現力がないんじゃないかと。。。>8)
15 :
吾輩は名無しである:04/03/25 22:15
>>6 ダイアローグU〜Wの80年代のやつが面白かった。
浅田彰とも結構やってたっけ。
蓮實とはやりにくかった感じがする。
17 :
吾輩は名無しである:04/03/25 23:45
>>16 気になるんならBARスレで聞いてこい。
文庫の対談集では
山田詠美と中沢新一の『ファンダメンタルなふたり』
浅田彰と島田雅彦の『天使が通る』
が軽いノリにしては結構よかった。
18 :
吾輩は名無しである:04/03/26 21:01
>>15 柄谷と蓮實なら『闘争のエチカ』が良いよ。たとえば、、、
柄谷:
浅田君がしゃべったあとで、彼は小児的資本主義について語り、
また外見上小児的にみえるけれども、僕よりも大人である、
というようなことをいったら、聴衆が笑ってましたけど、
冗談ではなくて本当なんですよ。
僕はいつも彼に庇護されているという気がする(笑)。
蓮實:
否定の対象に心情的な愛着を示してしまい、ときには
顕揚に近い態度が透けてみえてしまう。だから、
彼に対する批判というかイヤミとしては「黙れ、隠れユング!」
の一言でいいわけです。
(蓮實って2ちゃんねらー的煽り全開なんだなnnn。)
つかこうへい「現代文学の無視できない10人」
長島茂雄から中上まで
フランス料理のシェフもいた
思わぬ拾い物でした。最高。
美香が来ませんように
20 :
吾輩は名無しである:04/03/29 18:16
吉本・梅原・中沢の『日本人は思想したか』。
これは好みによって評価がわかれそうだけど。
で、内容はともかく面白かった点というのは、
吉本の言ったことを(一読して論旨がつかめなかった)
中沢が「…ということですよね」と翻訳して(よくわかった)
吉本が「ほぼその通りです」と相槌を打ってたこと。
同じ言語でも翻訳したほうがいい場合もあるんだと納得。
21 :
吾輩は名無しである:04/04/05 00:08
中沢シンイチといえば山田エイミとの対談集『ファンダメンタルなふたり』
17で既出だった。スマソ。。。鬱。
海外モノだといいのないっすか?
25 :
吾輩は名無しである:04/04/06 01:22
そういえば海外作家の対談集って寡聞にして聞かないですね。
26 :
吾輩は名無しである:04/04/06 02:32
対談集じゃないけど、ちょっと前にガリマールからでてた
限定版のジャンジュネがコクトーを語るってやつがおもしろかった。
対談集ではないが、いとうせいこうと奥泉光の文芸漫談を推す。
もっとメジャーな雑誌に掲載すればいいのに。
28 :
吾輩は名無しである:04/04/06 20:46
埴谷と吉本と後藤とあとひとりで
ドストエフスキーをめぐっての座談会があって
本になったのを昔読んだことがあったっけ。
29 :
吾輩は名無しである:04/04/10 15:02
対談集じゃなく公開往復書簡だけど
水村と辻の『手紙、栞をそえて』。
品がよすぎる?
30 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :04/04/10 15:14
>>28 「現代のドストエフスキー」のこと?
もう一人は障害児の父親のノーベル賞作家
32 :
吾輩は名無しである:04/04/12 21:25
>>31 そうそうそれだった。内容は読み返さないと思い出せないけど、
今にして思えば、なかなかすごいメンツでやったんだなあと。
それから、往復書簡だったら川端と三島のやつがすごいと思う。
33 :
吾輩は名無しである:04/04/15 23:45
埴谷,吉本,後藤,大江の座談会って迫力ありそうですね。
>>32 往復書簡でいうなら川端・三島は外せないよな。
>>33 大江がいじめられそうだな。
35 :
吾輩は名無しである:04/05/11 20:04
埴谷、吉本、後藤、大江の4氏の「現代のドストエフスキー」。
図書館で読みました。大江さんはいじめられてませんでしたよ。
三島、大江、安部公房の対談で
三島と大江の間で安部がおろおろする
と言うのがあるらしいんですが
誰か読んでませんか?
両者があんたの方がファシストだ、と褒めあうとか
37 :
吾輩は名無しである:04/06/18 21:24
川端と三島の往復書簡読んだんだが、個人的にはイマイチだったな。
若き日の三島の野心と意気込みにはまいったけどね。
36は知らないなあ。
38 :
吾輩は名無しである:04/07/13 09:00
シオラン対談集
「私が神か悪魔だったら、人類にはとっくにけりをつけていたと思いますよ。これはほとんど私の確信です。……世界を破壊する力があるなら、破壊するでしょうね」
「私は人間の友ではないし、人間であることなどこれっぽちも誇りに思っていない。人間を信頼するのは危険であり、人間を信じるのは愚の骨頂、狂気の沙汰です」
こんな刺激的なことが書いてある。
39 :
吾輩は名無しである:04/07/13 09:25
柄谷・中上VS中野孝次・秋山駿の座談会は結構面白い。
柄谷と中野の貶し合い・罵り合い。
五木寛之(自称対談の達人)
41 :
吾輩は名無しである:04/07/22 21:16
>>39 そんな中野さんも帰らぬ人となったわけだが
柄谷は何か言わんかね?
42 :
吾輩は名無しである:04/07/22 22:03
39って何に載ってる?
文芸しか何かかな、
もしかして単行本にはなってないのかな?
43 :
吾輩は名無しである:04/07/24 09:55
>>42 「文学界」で85年くらいに連載された戦後文学座談会シリーズ
単行本になってるかどうかは分からんなあ
44 :
吾輩は名無しである:04/07/24 19:32
深沢七郎野『滅亡対談』。
45 :
吾輩は名無しである:04/07/24 19:40
>42
大喧嘩になって途中中断するんだ。
揚げ足取りみたいな内容で、中身はたいしたことなかった。
だから何かの本に載ってるとは思えない。
単にお互い虫が好かなかっただけなんだろうな。
46 :
吾輩は名無しである:04/07/24 19:43
文学界。
島田雅彦が町田康をバカ呼ばわりして、切れた町田に
島田が必死になって弁解したのもあったな。
あれは対談じゃなくて鼎談だった。あと一人は若手の
女流だったな。
中上の対談は大概面白かったな。
亡くなったのが惜しい。
48 :
吾輩は名無しである:04/07/25 00:57
中上の対談はいいね。中上はかなり知的で戦略的。
島田と町田のけんかってしょぼそうなイメージ。
49 :
吾輩は名無しである:04/07/25 09:22
アゲ
西脇順三郎vs稲垣足穂。天然ボケ西脇とかなり悪意のある突っ込み稲垣との
掛け合いに爆笑!
51 :
吾輩は名無しである:04/07/26 00:33
早稲田文学の対談は結構アタリが多いような気がする。
52 :
吾輩は名無しである:04/07/26 22:18
鼎談だけど「男流文学論」
53 :
吾輩は名無しである:04/08/06 12:26
「男流文学論」は面白い? 読んでみようかな。
54 :
吾輩は名無しである:04/08/20 18:26
文芸誌の対談で単行本化されないのも多いんだろうな。
55 :
吾輩は名無しである:04/08/20 19:45
中上健次がよくあがるね。
最近出た彼のムック?に柄谷、中上、村上龍の対談がある。
柄谷「今日は彼のことは虐めないようにしようと二人で約束したんですw」
・・・
中上「なんか虐めてしまいそうだ」
・・・
柄谷「彼の本を読むと不愉快になるw」
中上「こいつのこと虐めないことになってる」
柄谷「虐めてないよ、ほめてんだよ」
・・・
村上「僕にはなんと言うかお二人の言うことがさっぱりでして・・・」
中上「いーんだよ、お前は分かんなくてw」
56 :
吾輩は名無しである:04/08/20 19:57
思想系の対談は大変なことになることが多いような気がする。
群像の竹田VS大澤は竹田が全く着いていけずに途中から
ひたすら自分の意見だけ述べてておもろかった。
57 :
吾輩は名無しである:04/08/20 20:58
>>51 ヌゥーボーロマン特集号の、浅田彰と野崎歓の対談もアタリだった
早稲田文学は編集長がいいんだろうな
58 :
吾輩は名無しである:04/08/21 00:48
対談読むと浅田のスゴサがわかるな。
決して深いわけじゃないんだが、
適切なフリ、的確なレジュメ、適当なメタファー、
うならされるね。
59 :
吾輩は名無しである:04/08/21 19:05
浅田は秀才で博識だしまとめるのもうまいが個性は感じないんだよな。
60 :
吾輩は名無しである:04/08/21 20:16
再び天使が通る、はどうだったんだろう。
まだ読んでないんで。
61 :
吾輩は名無しである:04/08/21 20:46
批評空間第二期のドゥルーズが死んだときの座談会。
面子は柄谷、浅田、蓮實、財津、前田だったかな。
柄谷が財津理にきれまくり。そこまでぶちきれなくていいのにって。
心なしか写真まで暗かった。
62 :
我輩は名無しである:04/08/21 22:39
世紀末新マンザイはおもしろかった。てか、福田和也のは大体面白い。
古井由吉のは面白くなかったな。残念。
63 :
吾輩は名無しである:04/08/21 23:04
>61
すごいメンツだが、柄谷は浮きそうな感じだ。今度読んでみよう。
64 :
吾輩は名無しである:04/08/22 22:51
65 :
吾輩は名無しである:04/08/23 00:11
野崎さんは実物に接して
文章の中での
あの人情味が擬態であることをしった。
66 :
吾輩は名無しである:04/08/23 11:03
67 :
吾輩は名無しである:04/08/24 13:24
「天使が通る」繰り返し繰り返し呼んだな。
柄谷の「ダイアローグ」シリーズ
蓮実の「饗宴」シリーズ
批評空間の対論
このころ面白い対談多かったな。
すごく勉強になっていた。
68 :
吾輩は名無しである:04/08/27 22:12
ハスミ、カラタニ、あともうひとり(誰だったか)の
『批評のトリアーデ』はイマイチか。
69 :
吾輩は名無しである:04/08/27 22:37
蓮實と柄谷と言えば
『闘争のエチカ』が必読でしょう。
70 :
吾輩は名無しである:04/09/03 04:36
>>68 あと中上健次だね。
この頃は渡部直己も糸圭秀美もひどくおちゃらけてたな
71 :
吾輩は名無しである:04/09/03 04:50
>>61 あれ萎えたよ。俺。
浅田は「よーし。パパ財津のドゥルーズ論否定してやる!」て感じ。
前田は財津に絡まない。まあこの二人はまだいいんだよ。
浅田は議論をよく纏めてくれるし。
しかしカラヤンは…酷すぎる。なんか酔っていたみたいだけど。
「俺がドゥルーズなら、「差異と反復のあとがき」のようなことを言われたら、ブチギレル」だの
絡むたびに、ブチ切れまくり。
なんか財津に恨みでもあんのかよって思った。
>>71 それはそうなんだが、
でも言われるがままの財津もショボいんだよな。
ドゥルーズの専門家で訳者なんだから、堂々と言い返せばいいのにさ。
73 :
吾輩は名無しである:04/09/03 05:20
アン時の柄谷はかなり酔って、ヤヴァかったらしい。
対談で「財津さん」て、なっているところは、実際は「このヴァカ(プゲラw」
といった2ちゃんなみの修羅場だったみたい・・・。
ひでえw
75 :
吾輩は名無しである:04/09/05 20:13
最近出た寺山の「思想への望郷」。
これなかなか面白い。
寺山ならば角川文庫に「四角いジャングル」というのがあったっけ。
もしや絶版かな?
77 :
メルキオールの翻訳者:04/09/06 00:41
財津はフランスに行ったら
「あなたのお父様は何をしてらっしゃるの?」
とガキ扱いされたって。それは本当にヨーロッパ人から
見れば日本人の顔が童顔だからという理由のみによるものなのか?
てかあの号の写真はワロタ >61
78 :
吾輩は名無しである:04/09/06 12:04
小林秀雄が江藤淳とやった「歴史について」は誰でも知ってる名対談
79 :
吾輩は名無しである:04/09/06 12:44
>>50 これはどこに出てるんですか?
興味ある人少なそうだけど
80 :
吾輩は名無しである:04/09/06 13:04
>>56 案の定大変なことに。前田塁が時評で竹田青嗣を徹底的にこき下ろしている。
批評には対象への敬意が必要だ。しかし今回、竹田青嗣氏の発言はその基準に該当しない。
だから〜氏と着けないで姓名のみを記した。だそうな。
82 :
吾輩は名無しである:04/09/07 21:31
座談会みたいなものももっと本にして欲しいな。
83 :
吾輩は名無しである:04/09/10 20:56:29
84 :
吾輩は名無しである:04/10/03 20:54:57
>>67 確かに。やはり蓮實、柄谷、浅田は凄い。
「ダイアローグ」と「饗宴」は図書館で読んだよ。
85 :
吾輩は名無しである:04/10/03 21:33:02
>>55 村上ドラゴンって柄谷には頭上がらない感じだよな。。。
しかし、中上は柄谷とはもちろんだけれども、
蓮實ともしっかり対話できるのはたいしたもんだね。
他の作家への罵倒も叱咤激励に読めてしまうのは、
ちょっと贔屓目かな?
87 :
吾輩は名無しである:04/10/06 13:04:02
大江は、蓮実、柄谷、中上、浅田あたりと対談したことある?
大江と蓮実はありえないはず。
蓮実の名前が載っている雑誌は読まずにゴミ箱に投げ捨てているという伝説があった。
蓮実は最高の小説家みたいな評価してるのにいかんせんあの口調で語るから。
今はどうか知らんけど。
大江と柄谷は文学賞とってすぐ対談している。
互いの持ち味引き出した中々面白い対談だった。他は知らん。
89 :
吾輩は名無しである:04/10/06 23:38:23
>88
それってどこで読めます?
柄谷は蓮実との対談で大江を結構けなしてたけど
どんな対談だったのかなあ。
90 :
吾輩は名無しである:04/10/07 04:02:39
講談社ムックの群像特別編集「大江健三郎」の冒頭30P位。
タイトルは『世界と日本と日本人』。
例えばボーヴォワール、ブレイク、クンデラ、カント、ニーチェ、ラブレー、セルバンテス等々、柄谷と語り合うが、
とにかく「愚鈍」なりに大江の読みっぷりが散りばめられてて読み応えある。
蓮實と柄谷は彼のことを誤読しまくる人と表しているが、これ読むとそれが貶めているのでないのがよく分かる。
実際、大江のフィルター通した上の解釈は魅力的だと思う。
91 :
吾輩は名無しである:04/10/07 08:10:13
>>68 >>70 もう一人江中直紀の名前があがってないじゃんよ!
ほとんど発言ないが、蓮實柄谷中上と対等、というか少しびびらせてた。
あの人実際コワイもんね。
92 :
吾輩は名無しである:04/10/07 09:37:26
太宰・安吾・織田作の鼎談「現代文学を語る」より
安吾「僕は北原(武夫)のスタイルは嫌いだ。なぜ嫌いか、あのスタイルは文学の言葉でなく現実の女を口説く言葉だからだ。われわれも小説で女を口説くけど、われわれのは永遠の女を口説いているから」
太宰「負け惜しみを言っているな」
安吾「あれは現実の女を口説いている。そういうところがあるね。それはやはり北原の俗物性だと思うな。僕が女を口説くときは小説なんか決してだしに使わない」
太宰「あなたなんか小説をだしに使っても無駄ですよ」
93 :
吾輩は名無しである:04/10/07 19:40:17
>>90 アリガト。
ハスミの場合は作家としての大江は高い評価で、
評論を書くな、小説だけにしろ、というニュアンスだったかな。
94 :
吾輩は名無しである:04/10/08 11:45:39
福田和也のスーパーダイアローグはおもしろい
95 :
吾輩は名無しである:04/10/08 19:17:54
フクヤンって面白い? どういうところが?
96 :
吾輩は名無しである:04/10/11 00:56:46
フックンのスーパーダイアローグにニュー土木の人がフューチャーされてた!!
98 :
吾輩は名無しである:04/11/07 23:32:17
99 :
吾輩は名無しである:04/11/12 00:09:19
思潮でやった「近代日本の批評」はちょっと蓮實は浮いてたけどね。
『近代日本の批評』では昭和に焦点をあわせているため、
「大正的なもの」からの切断が強調されているのはいいけれど、
敗戦というものにはあまり切断を見ていないのはどうなのか。
この座談会で(ここだけではないにしても)ちょっと気になったのは、
戦前を扱うときは「昭和何年代」と元号が用いられているのに対し、
戦後になると「60年代」とか「70年代」という西暦が用いられている。
彼らの言葉づかいの中に戦争による大きな切断が感じられたけれど。
101 :
吾輩は名無しである:04/11/13 01:57:26
「幸田文対話」での辻邦生とのやりとりが気に入ってるんだけど
102 :
吾輩は名無しである:04/11/13 17:34:38
幸田文といえば、
森茉莉とはきっと対談なんかしてないよね。
『近代日本の批評』では横光の話題は少ししか出ていなかったけれども
浅田や柄谷から多少の評価があったのは意外だったと記憶してる。
それから、蓮實が最後のほうで語ったイロニーとユーモアの話は
ドゥルーズのマゾッホ論をふまえているんだろうけれど、
自分はユーモアの人だ、という蓮實に対して、
蓮實のユーモアはイロニーに映ることもあるし、
柄谷のイロニーがユーモアに思えることもある、
というのは浅田らしい切り返しだった。
江中直紀さんって今は何をされてるの?
本棚を見回してみたら、この種の対談集がたくさんあって、自分は
こういうのが好きだなと思った。まだ出ていなくて、ちょっと古いものだと
「思想のドラマツルギー」林達夫、久野収 はこの手の古典ですか。
「ユートピア探し 物語探し」井上ひさし、大江健三郎、筒井康隆(岩波書店)
はこの組み合わせがその当時は新鮮(1988年)。でも、
「オリーブの森で語り合おう」ミヒャエル・エンデ、E.エプラー、H.テヒルの
方が読み応えがあったという記憶。
文学からちょっと離れると、
「現代社会と公害」(けいそう書房)の東大自主講座運動(70年前後)で、
晩年の荒畑寒村が宇井純相手に谷中村事件の思い出を語るという
貴重な記録がありました。
105さんはかなりの読書家のようですね。
思想家にしても対談集から入るととっつきやすいので、
(たとえば、デリダ『ポジシオン』やドゥルーズ『ドゥルーズの思想』)
今後も対談集はチェックしていきたいな、と。
思想系では
「現代日本の思想」久野収、鶴見俊輔、藤田省三(講談社文庫)が
古典的で(1958年に雑誌連載)、当時の右から左までが要領よく
まとめられていました。
「現代哲学の岐路」木田元、生松敬三(講談社学術文庫)も19世紀末から
20世紀半ばまでの主にドイツ哲学の見通しをよくする対談。
1966年にサルトルが来日したら、坂本・鶴見・加藤・平井・白井
などという人がシンポジウムを開いて、「サルトルとの対話」(人文書院)
をだしたり、
1979年頃にフーコーが来日したら吉本隆明と対談して「世界認識の
方法」(中公文庫)をだしたりしていましたが、
最近はそういう例があるのかしら。
最近の異色は「楽園考古学」篠遠喜彦、荒俣宏。こんな学問があるんだ
って面白さ。
「アインシュタインの天使」金子務、荒俣宏(哲学書房)も「落下」を
キーワードに、ダンテからアインシュタインまで語ろうという壮大な試み。
とりあえず105です。
>65
遅い上にスレ違いなんだけど、私も知りたい。
最近この人のトークイベントのようなものに参加して、ファンになり
つつあるのだけど(斎藤兆史さんとの対談本も面白かった)、擬態
と言われると凄く気になる。
>>107 その5冊のうち4冊は読んだことがないので、参考にさせてもらいますヨ。
フーコーと吉本隆明との対談は少し目を通したけれども
かみ合ってないところがもどかしかった記憶が。
吉本といえば、糸井重里との対談「悪人正機」が文庫に。
110 :
吾輩は名無しである:04/12/09 15:42:16
亀だが、近代日本の批評では、敗戦は全共闘と似たような扱いだったな。
確かに人材が「経験」して野に下る。けどその結果、それまでに積み重ねられてきた蓄積が価値の劣るものとして軽視される。
その結果、「経験」と対峙して出てきたものは実は何ら新しいところのない過去の焼き直しに過ぎない。
第一次世界大戦後のドイツでも同じような現象が起こっているよ。
111 :
吾輩は名無しである:04/12/09 23:12:59
20年近く前、NHK-ETV(当時は教育テレビ?)で、
大江健三郎・中沢新一の対談があったよ。
公開ものじゃなくで、真っ暗なスタジオ収録だった。
いま見てみたい。活字にはなってないと思う。
割とデビューしたての頃の村上春樹と中上の対談で、中上が村上をコテンパン
に「甘ちゃん」よばわりして、バカにしまくったというのがあるらしい。
村上も、そういうのがあって、文壇とか嫌いになり遠ざける要因になったのか
もしれん。その中上といえば、島田雅彦に
中上「風俗の経験はあんの?」
島田「・・・・・・・」
中上「言っちゃえよ。こういう所では」
島田「・・ええ。まあ、ロシアとか僕も行ってますから・・・・」
と、島田のこっ恥づかしさ、と歯切れの悪さ&赤面する秘密を糸も簡単に引き
出させてしまう無骨さがある。対談者泣かせだったと思う。
いい意味でバカな中上は「見てる側」としては面白かったな。
113 :
吾輩は名無しである:04/12/10 10:52:35
>>112 村上さん自身も中上さんにバカにされたことをエッセイで書いてましたね。
でも怒ってる風じゃなかったですけどね。
>>113 あ、そうなんだ。彼(春樹)は偽善者だからなあ。悪くは書かんだろ(笑
「シンポジウム」シリーズは、一番最初の思潮社から出たのが
個人的には一番面白かった。
森毅(浅田彰編集)の『森毅の学問のススメ』(ちくま文庫)も
巻頭の浅田彰との対談がとても面白い。
あと、三浦雅士が各界のゲストを呼んでやった本を巡る対談集
『この本がいい!』(講談社)も楽しい。
ところで、中沢新一ってどうして殆ど自分名義の対談「集」を出さないのか
不思議なんだけど。本はあんなハイペースで出すのに。。。
116 :
吾輩は名無しである:04/12/16 18:55:25
浅田彰にも自分名義の対談集ってあったっけ?
117 :
吾輩は名無しである:04/12/16 22:30:29
>116
一冊あるけど、少ないね。
『20世紀文化の臨界』浅田彰(青土社)
118 :
吾輩は名無しである:05/01/03 00:39:25
浅田彰は座談会なんかではどうしても進行役に回ってしまうからなあ。
119 :
吾輩は名無しである:05/01/03 09:37:35
>115
森のやつはいいね
浅田がしゃべってるの全部数学についてなんだが
浅田は当時世界最先端だった、佐藤幹夫の「無限次元グラスマン多様体とタウ関数の理論」
っていう論文も読んでたらしいからね
120 :
吾輩は名無しである:05/01/10 00:15:36
劇的言語だっけ? 中村と鈴木のやつ。あれ読んだ事ある人いるかい?
121 :
吾輩は名無しである:05/01/10 09:04:39
深沢七郎『滅亡対談』
>116
>117
『「歴史の終わり」を超えて』浅田彰(中公文庫)もあるよ
>122
ほんとだ、すっかり忘れてました。補完サンクス。
「自分名義の対談集」は浅田2冊、中沢ゼロでOKかな。
いわゆる「ニューアカ騒ぎ」って、リアルタイムでは知らないので、
個人的には当時の両名の対談なんかを集めた本を読んでみたい。
124 :
吾輩は名無しである:05/02/09 22:35:11
小説トリッパーの高橋と加藤の対談は
現在の日本文学の見取図として有効なのか。
125 :
吾輩は名無しである:05/02/24 21:32:25
最近面白い対談集がないような・・・
阿部和重の対談集が今春出るみたいだけどどーかな。
126 :
吾輩は名無しである:05/02/28 23:19:02
福田和也と柳美里の対談集よんだひとっている?
吉本隆明の対談選集が文芸文庫で出たね。
128 :
吾輩は名無しである:05/03/06 20:40:22
>>127 読んだ。今は時期が悪いと思った。
吉本の物言いが、どうしようもなく古く感じられるタイミング。
こういう時期を乗り越えて、読み継がれていくかどうかも未知数だね。
129 :
吾輩は名無しである:05/03/08 23:49:23
吉本隆明対談集はどうしても買う気がしないんだよなあ。
とりあえずフーコーとの対談には目を通したいと思うけれど。
130 :
吾輩は名無しである:05/03/09 01:16:34
村上龍と坂本龍一が、
吉本隆明、河合雅雄、浅田彰、柄谷行人、蓮実重彦、山口昌男を招いて語り合う、
ポストモダンの珍書『EV.Cafe 超進化論』
20年寝かせて今読むと、超笑える。
131 :
吾輩は名無しである:05/03/09 17:57:18
最近笑いに飢えてるんで『EV.Cafe』読んでみよっ。
笑いに飢えてる人に『阿修羅の辞典』との対話(?)をお薦めしたい。
133 :
吾輩は名無しである:05/03/09 18:41:56
>>126 読んだ。ユーミリが核心を突こうとすると福ちゃんがぐだぐだ言って逃げる。
方向性や信条はどうであれ、本気じゃない人間はみっともないと思った。
地味な雑誌だけど、新書館の『大航海』(現在54号)のバックナンバーには、
結構面白い面子の充実した対談が溜まってる。編集長の三浦雅士による
インタビューに近いものも多いけど。ざっと面子を挙げると、
今村仁司、三島憲一、野家啓一、丸谷才一、大岡信、浅田彰、樺山紘一、
見田宗介、萩尾望都、日高敏隆、渡辺保、渡辺守章、網野善彦、酒井直樹、
大澤真幸、宮台真司、東浩紀、中村桂子、中村雄二郎、西垣通、吉見俊哉、
岩井克人、村上陽一郎、宮崎哲弥、斉藤環、鷲田清一、北田暁大、木田元、
上野千鶴子、佐伯啓思、宗左近、辻井喬、竹中平蔵、筑紫哲他、山内昌之、
野谷文昭、沼野充義、水村美苗、リービ英雄、池内紀、山極寿一、新宮一成
早く単行本に纏めてもらいたいところ。あと『談』もいい対談が多いと思う。
岸田秀の対談はたいてい面白い。
福田和也と坪内祐三の『暴論・これでいいのだ!』
笑えます
137 :
吾輩は名無しである:05/03/15 14:28:41
売れそうもないけどな
138 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 21:48:09
丸谷と山崎の対談集の文庫を見かけた。
えっとタイトルなんだっけかな。。。
20世紀がなんたらかんたらというやつ。
誰か読んだ人いますか?
139 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 09:46:54
20世紀少年だな
140 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 10:52:35
『暴論・これでいいのだ!』のキャッチは
全編酒気帯びのトーキング・デスマッチ。
141 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 19:52:06
福田和也と柳美里の対談本は笑える? それとも・・・
142 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 12:37:46
普通にウンザリするけど
ウンザリするよな
144 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 18:08:44
えっ、まさか読んでみたの?>142、143
145 :
吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 19:59:19
俺なんか福田と柳の対談なんてまったく読む気がしない。
146 :
吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 22:18:17
丸谷才一と山崎正和の対談集はいろいろあるぞ。
「日本語の21世紀のために」
「日本史を読む」
「二十世紀を読む」
「半日の客一夜の友」
147 :
吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 03:47:38
>>123 浅田彰の対談本は、佐和孝光との共著だけど「富める貧者の国」もあるよ。
あの植草一秀との対談も載ってる。
あと、共著だったら、週刊ダイヤモンドでやってる田中康夫との憂国放談シリーズもあるね。
両方とも文学というより、政治経済の話題が主だけどね。
148 :
吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 06:03:10
蓮實と柄谷
蓮實「あなたはおしっこを飲まれたことはございますか?」
柄谷「そりゃもちろんあるよ」
149 :
吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 01:20:21
>>147 へーそんなのあるんだな。知らなかったよ。
中身うすそうだけど。
150 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 06:04:59
何年か前京大経済研究所の講演会を聞いたことがあって
浅田とあの植草が並んではなしてたな
151 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 08:49:43
浅田と植草
浅田「あなたはおしっこを飲まれたことはございますか?」
植草「そりゃもちろんあるよ」
152 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 11:59:14
浅田の独壇場だったよ
経済の話をしてたのが
客席の人間が浅田に貨幣論について論争を挑んで
他の人間を置き去りにして、浅田と客が論争してたな
153 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 20:24:17
最近ので面白いのってある?
154 :
吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 22:01:36
海外の対談集ってみないね
155 :
吾輩は名無しである:2005/07/21(木) 18:19:01
エリクソンとオースターの対談集とかつくらないかね
156 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 03:43:00
>>155 それ読みたいな。日本人が企画したっていいよな。柴田元幸が月下氷人で。
157 :
吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 13:32:23
>>133 福田が逃げてる?
どこが?
ユミリが福田崇拝しまくりで福田が困り果ててるだけじゃん
ユミリ曰く現在の文壇で町田と福田以外の文章は見るべきところはないとのこと
>>157 >ユミリ曰く現在の文壇で町田と福田以外の文章は見るべきところはないとのこと
眼低手低。
159 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 13:38:42
高橋睦郎と丸谷才一の対談が実現して欲しいと思うのはオレだけだろうか。
この二人は文学的ルーツこそ違うけど、王朝和歌や物語文学を現代文学的な
尖鋭な観点から捉えているところとか、それでいて折口・フレイザーの影響も
受けているところとか似ているところが結構あるし。
まあ高橋と大岡信の方が先だろうけど。
160 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 01:34:04
水村と多和田の対談、どっかでやっとくれ。
161 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 02:02:03
浅田と植草
浅田「あなたはおしっこを飲まれたことはございますか?」
植草「そりゃもちろんあるよ」
162 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 02:11:39
>>161 飲尿健康法ってのが流行った時期があるらしい。
いまの青汁とかヨーグルトみたく。マジ
164 :
平下流:2005/11/18(金) 21:13:53
165 :
吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 11:13:31
色んなところで会うなー。
詩(短歌・俳句も含む)関係でお勧めの対談とかない?
オレ的には『百人一首−恋する宮廷』内の著者高橋睦郎と
水原紫苑(女流歌人)の対談が刺激的で面白かったけど。
丸谷才一と俵万智の対談ってのもあるけど(『新々百人一首』文庫版下巻)
こっちはイマイチ。まあ俵の作風(と思考)が好みじゃないってのもあるが。
166 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 10:57:44
『疾走する女性歌人』って本で水原は俵をひそかにライバル視している
(で、俵の日常性重視の作風に対抗して非日常的な感覚を追求してる)
ってあったし、加えて丸谷と高橋は評論家として尖鋭な古典読み直しを
展開してる同士だから、この符合は偶然とは思えない。
まあ、いつも無視されてる異見なのだが...
167 :
平下流:2005/11/23(水) 09:21:36
>>165 どこでお会いしましたっけ?
詩の対談集でのお薦めは
西脇順三郎・山本健吉『詩のこころ』です。
入手し難いかもしれませんので、解説の最後の部分を少し。
「この両者のやりとりは時に高揚し、時に沈潜し、その思考と思索、感情の波動と抑揚は、
みごとな対話を形づくり、詩の本質はもちろん、ヨーロッパ詩と中国詩との比較、日本文学の古典、言語論、俳論に及び、詩の実体をめぐって十全に語りつくされたと思う。
それに話題が洋の東西に及び、これだけの大きなスケールで詩というものがとらえられたことも、
西脇順三郎、山本健吉という人を得たことで初めて可能なことであった。」 鍵谷幸信
168 :
165:2005/11/23(水) 09:44:56
山本健吉スレ&丸谷才一スレですよ。
169 :
平下流:2005/11/23(水) 10:05:37
170 :
165:2005/11/23(水) 10:07:10
中村スレは自分も書き込んでますよ。
植草スレはしてないけど(ってか、ジャズ評論しか知らん)。
171 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 15:19:36
やはり吉本vsボードリヤールの『世紀末を語る』でしょう。この二人の対談の前では今ある殆どの思想は無効化される。現代思想の臨界点を明らかに指示している。我々は二人の思想の前に態度決定を迫られるのだ。必読です(¥1'400と値段も安い!)
172 :
吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 05:50:21
デリダ・ルディネスコ 『来たるべき世界のために』
173 :
吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 20:17:47
浅田彰対談集「『歴史の終わり』と世紀末の世界」1994年初版
浅田VS サイード、ボードリヤール、ジジェク、フランシス・フクヤマ、柄谷行人…
古本屋で100円。
174 :
吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 20:21:12
>>173 すげえ
今日じつはブックオフで立ち読みしたとこだったんだ
面白いよ
175 :
吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 20:27:03
中上健次全発言
対談集。ハードコアっていう言葉は中上のためにあるんですね。
176 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 23:31:20
寺山修司の対談集は結構おもろいよ。
177 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 10:34:52
浅田彰のだったら、やっぱ『天使が通る』。
178 :
平下流:2005/12/06(火) 00:52:31
>>40 たしか表紙が銀色の対談集で、春樹や源一郎と対談してるね。
180 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 02:44:49
>>55 これは誰のことを虐めないって言ってるんですか?
知ってる人教えてください
181 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 05:48:39
村上龍だよ。55は原文とちょっと違うね。
182 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 07:00:24
村上龍は中上にとっては憎めない弟分だったんだ。舎弟ってところ。w
183 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 08:29:09
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これを見ると今年の受験に落ちます。
これを今から1時間以内に3回他スレにコピペすれば100%、受かります。
貼らないと
落 ち ま す
184 :
スレ主:2005/12/09(金) 10:18:37
中上健次は、春樹の白人ジャズ好きとか(中上はもちろん黒人ジャズ好き)
差別問題とかへの無知さを馬鹿にしてたのかな?
185 :
吾輩は名無しである:2005/12/09(金) 11:11:01
司馬遼太郎vs山崎正和の『日本人の内と外』。
博覧強記の関西人(関係ないか)同士の対談はさながら横綱同士の取り組み。
山崎vs丸谷対談とは別の面白さがある。
187 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 22:13:32
柳田と折口の対談集はないのだろうか。。。
188 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 23:26:33
30年くらい前の本だけど、「SF作家オモロ大放談」
とにかくバカバカしい。
小松左京・筒井康隆・星新一・大伴昌司・平井和正・矢野徹・石川喬司・豊田有恒
とあるが、ほとんど筒井、小松、星の三人でふざけまくっている。
189 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 23:31:47
モブ ノリオと漫才コンビ「笑い飯」が鼎談したことがあるそうだが、発案者は何を考えて両者を引き合わせたのだろうか。
両者とも奈良出身という以外には共通点がないではないか。
モブは介護入門だけ読んだが、全く面白くなかったし。
が、笑い飯は好きなので、読んでみたい。
なんという雑誌の何年何月号に載っているか、ご存知の方教えてください。
>>187 有名なのがある。今はちくま学芸文庫で読める。
>>189 ぐぐりなさい。
クイックジャパンのVol.56ですよ。
192 :
吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 17:05:38
古井と大江は対談したことあるんだろうか。
193 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 16:22:51
194 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 23:36:50
『小説家の帰還』おいらも読んでみたいと思ってたら絶版。
講談社文芸文庫に入れてくれないだろうか。
195 :
↑:2006/04/10(月) 02:29:33
大江は自分の話ばかりしてるよw 江藤淳との対談は面白かった
196 :
吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 19:10:01
阿部和重の対談集がここ何年かの中ではピカイチだった!
李登輝/司馬遼太郎
井筒俊彦/司馬遼太郎
198 :
吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 04:14:37
野坂昭如と中島らも
確か、アル中・バイアグラ・ドラッグ・酩酊とかばっかりで滅茶苦茶な内容だった
>>188 あの世代のSF作家は程度の差こそあれ、いくとこいっちゃってますからw
まあ、それが好きなんだけどなw
海外文学だと対談集は少ないね。
往復書簡だったら結構あるけど。
ジッド&ヴァレリーだとかベンヤミン&ショーレムだとか。
200 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 23:08:25
やはり中上健次と柄谷行人の対談が一番面白い。
201 :
吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 23:18:45
中上と柄谷は確かに面白いんだけど
内輪ネタがちょっと多いのが欠点かな。
まあ友人だからしょうがないとは思うけれど。
>>199 そういえばそうだな。
いや、単に邦訳されていないだけ?
誰か詳しい人教えて。
203 :
%:2006/05/14(日) 22:20:04
対談集ではなく往復書簡集なんですが、
古井由吉と佐伯一麦の『遠くからの声』を読みました。
佐伯の小説以外の文章に接したのは初めてでしたが、
なかなか知性を感じさせる文章だと思いましたよ。
葛西善蔵と嘉村礒多に対する意識など、結構古典派なんですね。
204 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 22:22:14
往復書簡じゃ瞬間的なリアリティが生まれない。
205 :
%:2006/05/14(日) 22:28:26
>>204 確かにそうですね。
内容の密度はともかく対談集の臨場感は往復書簡じゃ出ませんね。
最近読んだ『阿部和重対談集』は密度はそれほどでもないものの、
それでも「場の空気」みたいなものが伝わってきました。
206 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 22:35:42
おれも読んだよー面白かった。
有名な面子の間に昔の友人とやるのとか新しくていいね。
207 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 22:39:33
いや全く無名でもないか。
けっこう有名な漫画家だもんね名前忘れたけど。
面白いって言いたかったのは昔の仲間集めて
「鼎談」するってこと
208 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 22:44:53
その作家が無名時代にどういうような人達と過ごして
どういう感性を共有していたかなんとなくわかるじゃない。
俺が作品から想像した阿部和重とズレてなくて安心した。
209 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 22:47:25
俺は対談集出さない作家は信用しない。
村上春樹ははっきり言って逃げてるよね。
風の対話集/五木寛之にハルキとの対談あるよ。他は中沢、ゲンイチロー、
北方謙三、中上の計五人。五木のかつての流行作家ぶりがうかがえるな。
211 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 23:23:21
いやずっと昔に何度かやったのは知ってるよ。
でも出さないじゃない。概ね友好的な感じだし。
中上だけが例外で、それで対談の怖さに気付いて
それ以来ビビって引き込もっちゃったんでしょ
本当は全員馬鹿にしてるくせに対話は拒否する
そういう作家はあんまり好きじゃないんだよね。
212 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 23:29:25
そのくせ批評家を作品中で攻撃したりする。
すっげー意識してるくせに逃げる卑怯者だよ。
おまえ浅田彰と対談してみろって言いたいよ。
213 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 23:31:00
214 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 23:32:02
村上春樹が海外に住んでるのはそういう意味なんだよ。
215 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 23:39:52
村上春樹のケツの穴が小さいのは本当だよねw
器に至ってはオチョコ並みですw
216 :
吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 23:57:13
苛められるほうにも原因がありますからね…
217 :
吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 09:08:44
やれやれ
218 :
吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 13:00:27
鳥頭対談-群ようこ&西原理恵子 若くて綺麗だったコロの西原の生活と
意見が新鮮です