芥川龍之介 その6

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1 ◆.EDMOUBKE2

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             ヽ ヽ ー--  / /    \道徳を持たないものである。
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(過去スレ)
芥川龍之介
http://mentai.2ch.net/book/kako/967/967974475.html
芥川龍之介 その2
http://mentai.2ch.net/book/kako/1004/10049/1004904700.html
芥川龍之介 その3
http://mentai.2ch.net/book/kako/1018/10183/1018346700.html
☆□■◆芥川龍之介 その4◆■□☆
http://book.2ch.net/book/kako/1028/10283/1028377888.html
芥川龍之介 その5
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1038374006/


2 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/19 18:39
げ、名無しのつもりだったのに(滝汗
3 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/19 18:39
立て逃げしまつ・・・。
4 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/19 19:55
キマヅー
あー、せっかく1レス目、言い文句付けたのに勿体無い。
学生時代、「或阿呆の一生」の「火花」って章にビリっと
来てね。

 架空線は相変わらず鋭い火花を放っていた。彼は人生を
見渡しても、何も欲しいものはなかった。が、この紫色の
火花だけは命と取り換えてもつかまえたかった。
ざっと探したが、芥川の文章にランボーの名前は出て来ないな。
芥川の生まれたのは、ランボーの死んだ翌年、1892年。
俺が解脱したのは、ランボーの没後100年の頃だったわけだ。
覚えやすいな。
7◇.EDMOUBKE2:04/01/21 00:49
「ラムボオを嗤つたフランスは今日ではラムボオを敬礼し出した」
                    (『文芸的な余りに文芸的な』)
8吾輩は名無しである:04/01/21 12:36
新スレおめ。記念パピコ
9sage:04/01/21 20:11
いつのまにかこんなところに来てるじゃん!?
10吾輩は名無しである:04/01/21 20:13
間違えました・・・。
>>7
あ、俺それ知らない。
12吾輩は名無しである:04/01/23 16:46
このスレの方々に聞きたいのですが、
芥川氏が感じてた「限界」とはなんでしょうか?
私は「情」を伴わない形式主義の限界だと感じました。
13吾輩は名無しである:04/01/23 17:00
>>12
どの作品で書いてたものか教えて。
ちょっと読み返してみる。
14吾輩は名無しである:04/01/23 17:20
藪の中で龍之介が言いたかった事は俺は
権力批判だと個人的に思いました
忍者が死刑になったから。
みんなはどう思いますか?
結局何をこの作品で言いたかったんだと思いますか?
15吾輩は名無しである:04/01/23 17:43
>>14
事実というものの虚構性なんじゃないのかな?
事実に見えるものが、人間の言葉によっていかにnarattiveのかたちに
作られたかだと思うけれど。
歴史の虚構性にも繋がる大きなテーマだと思うが。
16吾輩は名無しである:04/01/23 19:56
もういいよ、高卒様は。
17吾輩は名無しである:04/01/23 21:56
もういいよ、黄門様は。
18吾輩は名無しである:04/01/24 10:49
芥川の名を冠する賞をめでたく二人の方が取りました。
何か?
19吾輩は名無しである:04/01/24 10:59
綿矢りさ賞
20吾輩は名無しである:04/01/24 11:45
http://hayamimi.net/~hayamimi/roudoku/topics_d.html

限界、というのか知らないが、後期の芥川が精神的に荒れ気味に
なったキッカケと言われてるね。多分、そうなんだろう。
2120:04/01/24 13:37
↑この一件がなかったら、芥川は「やや怪奇趣味の強い、夏目漱石門下の
才能のある戦前の小説家」以上の存在にはなれなかったかも、とも思うが。
22吾輩は名無しである:04/01/24 13:55
>>18
芥川も草葉の陰で泣いてるね
ぜひコメントが欲しい所だ

あいつが自殺したのはこれをみこしてじゃねーのか?
23吾輩は名無しである:04/01/24 14:17
その通りでつ。
「将来に対する漠然とした不安」が的中してしまったのでつ。
24吾輩は名無しである:04/01/24 15:56
>>20
見れん
2520:04/01/24 20:45
>>24
まぁ、見たくなければ見ないでも良いさ。しかし、これを知らないと、
例えば後期作品の『三つの窓』の書かれた意味も分からない、・・・とか
思う。
2624:04/01/24 23:25
>>25
見たいけど見れない。
27吾輩は名無しである:04/01/25 05:28
詫び状の件ですたよ>24
28吾輩は名無しである:04/01/31 16:07
あげよう。地味に「侏儒の言葉」が好き。
29吾輩は名無しである:04/02/01 19:29
地獄変が好き。
30吾輩は名無しである:04/02/01 22:56
「白」、本気で泣きそうになっちゃったよ。
白とナポレオンのやりとりとかさぁ、最後の最後とか。
時節柄、だれぞが絵本にして売り出したら
ブームになるんじゃない?
31吾輩は名無しである:04/02/03 17:31
「白」今青空文庫で読んできたよ。
なんか昔読んだトロッコとか杜子春を思い出したよ。
「秋山図」が好きだな。テーマも語り口も。
やっぱ、『河童』読んでゲラゲラ笑うのが(略
33吾輩は名無しである:04/02/04 01:27
「歯車」ってなんで名作って言われてんの?
地獄変とかはわかるの。
でも「歯車」はマジでわかんねえ。ただ病的。

「妖婆」と何が違うの?誰か教えて。
34吾輩は名無しである:04/02/04 13:36
「歯車」は猛毒。
滅入ってる時にうっかり読んだら死にます。

「妖婆」との違いは次の方に解説願います。
35吾輩は名無しである:04/02/04 17:04
トロッコイイ。
心理描写が、どこか懐かしく良かった。
ワシらの世代じゃ国語の時間に読まされたもんじゃがのぅ・・・
37吾輩は名無しである:04/02/04 23:01
歯車もわからない人には絶対わからないんだろうな
理屈で味わう作品ぢゃあなさそうだ

ところで全集読んでて上海遊記と江南遊記は飛ばしたい気に駆られた
が、気合入れて読んでみたらやっぱり面白かった
38吾輩は名無しである:04/02/05 00:43
で、結局歯車を理屈で理解してる香具師は誰もいないのか?
39吾輩は名無しである:04/02/05 03:01
理屈で理解しちゃ駄目だろ(笑
40吾輩は名無しである:04/02/05 11:25
>>39
理屈で理解できないんだろ(プゲラ
41吾輩は名無しである:04/02/05 17:13
みんな静かに!
>>40が「歯車」の世界を論理的に語ってくれるぞ!
42吾輩は名無しである:04/02/05 21:12
すいません>>33なんですが・・・
本当に理屈で分かる人はいらっしゃらないんでしょうか?
理屈で理解するものではないんでしょうか?
せめてどういうところが評価されているのかだけでも・・・
私にはもう何が何だか・・・
43吾輩は名無しである:04/02/05 22:21

           ,-― ゝ ̄ ̄ `―-、
           ミ   ヾヽ    :::;;;;;;;ヽ
          彡   r ─、    ::::::;;;;;;)
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           ヽ ヽ   |〉    / /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ヽ ヽ       / /  < 真相は藪の中。
             ヽ ヽ ー--  / /    \
             __\_   ̄/^`‐-'、     \________
            ゝ /   ̄|γ/ ,  ヽ
            ̄ \     ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
              \     ^ ヽ  |
>>42
単なる実体験なんだろ、あれ。
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/2328_13465.html

例えば、↑これ。最晩年の芥川ってこんな感じ。
46吾輩は名無しである:04/02/07 19:06
あの、芥川って自然主義の作家に私小説書けって言われて、
断ってたんだよね?
でも、晩年は自分のことを書くんだよね?
自分のことを小説に書き始めたのっていつのどの作品から?
47吾輩は名無しである:04/02/07 20:13
芥川は小品が多いからなぁ。
48吾輩は名無しである:04/02/08 03:46
「蜜柑」とかって「私小説」なの?
49吾輩は名無しである:04/02/08 10:07
っつか、主人公の一人称小説=私小説ってか。
50吾輩は名無しである:04/02/09 04:28
つっか、語り手の一人称小説=私小説ってか。
51吾輩は名無しである:04/02/10 18:37
つかっ、どこまでフィクションなんだってか。
52吾輩は名無しである:04/02/13 18:19
芥川の作品だと思うんだけど、神様に犬もらって
妖怪を退治するみたいな話ってあったっけ
53吾輩は名無しである:04/02/13 19:23
>>52
「犬と笛」。
54吾輩は名無しである:04/02/14 17:00
芥川が自分のことを小説に書き始めたの理由って、何かに書いてる?
55吾輩は名無しである:04/02/14 20:19
歯車にそれっぽいエピソードはあるね。
56吾輩は名無しである:04/02/14 23:43
どんなエピソードだっけ?
57吾輩は名無しである:04/02/15 11:48
最近の芥川賞って、本当に芥川読んだことあんのか、ゴルァって作家、
多い、かな?w
58吾輩は名無しである:04/02/15 13:34
国語教科書で読んでるんじゃない。
59吾輩は名無しである:04/02/15 17:21
国語の教科書なんてものは、文学に対する興味を無くさせる為の
もんだとか思わね?w CMにクラシックの名曲使うのと同じで。
60吾輩は名無しである:04/02/15 17:24
あ、でもこんなこと言ってると、アイドル・タレントみたいな作家ばかり
になるのか・・・。
61吾輩は名無しである:04/02/16 20:57
そんなことより問題は、芥川賞受賞に釣られて本を買う人達が
芥川の本を買って読んでないことじゃないかな。
芥川が作家の名だってことすら知らないかもよ。
62吾輩は名無しである:04/02/16 21:09
別に芥川賞受賞者が芥川を読んでいなくても
ぜんぜん問題はないと思います。
芥川を読んでいない作家がいても別にいいと
思います。
芥川が泣いてるよなぁ、文春、あ?
64吾輩は名無しである:04/02/16 22:54
いまの芥川賞受賞作品て芥川イズムみたいなのがないね
65C ◆7sqafLs07s :04/02/17 05:20
芥川の「物語」はちゃんと浸透してるでしょう。

映画、芝居、小説……それだけではなく
漫画やアニメやゲームやもろもろに、
芥川は生きているじゃないか。

後は一部の人々が時々、こう呟けばいいんだよ。

「それ、芥川」

『LOS CAPRICHOS』の中にある「幽霊」という戯曲にこんな箇所がある。

(以下、引用)

第一の幽霊 (さもがつかりしたやうに、朦朧と店さきへ姿を現す。)此処にも古本屋が一軒ある。
         存外かう云ふ所には、品物が揃つてゐるかも知れない。
         (熱心に棚の書物を検べる。)近松全集、万葉集略解、たけくらべ、アンナ・カレニナ、芭蕉句集、
         ――ない。ない。やつぱりない。ないと云ふ筈はないのだが……
第二の幽霊 (これもやはり大儀さうに、ふはりと店へはひつて来る。)おや、今晩は。
第一の幽霊 今晩は。どうだね、その後君の戯曲は?
第二の幽霊 駄目、駄目。何処の芝居でも御倉にしてゐる。
        やつてゐるのは不相変、黴の生えた旧劇ばかりさ。君の小説はどうなつたい?
第一の幽霊 これも御同様絶版と来てゐる。もう僕の小説なぞは、誰も読むものがなくなつたのだね。
第二の幽霊 (冷笑するやうに。)君の時代も過ぎ去つたかね。
第一の幽霊 (感傷的に。)我々の時代が過ぎ去つたのだよ。
        尤も僕等が往生したのは、もう五十年も前だからなあ。

(以上、引用)

少なくとも「もう五十年も前」と呼ばれる時期はとっくに過ぎ去って、
それでも芥川はまだ読まれているじゃないか。大丈夫。
66吾輩は名無しである:04/02/17 06:16
コイツの書き物自体には大した価値はないと思っている。
総合的な文化人としての芥川龍之介は評価するが。
67吾輩は名無しである:04/02/17 14:08
偉そうな物言いですね
内容を読むと都合が悪くなるとかw
69吾輩は名無しである:04/02/17 20:39
>>66
正直同意。なんか浅田彰とかとぶる。
ネーム・ヴァリューだけ利用したいの見え見えだな、屑どもめw
71C ◆7sqafLs07s :04/02/18 17:52
なんだか無根拠の偉そうな発言って中身がねえよな(笑)
72吾輩は名無しである:04/02/18 20:28
>>71
笑う前に、必死に書いた>>65をスルーされた自分の悲惨さについてよーく考えてみようww
73吾輩は名無しである:04/02/18 20:32
クイズヘキサンゴンage
74吾輩は名無しである:04/02/18 20:51
芥川がクイズかあ
青○文庫でコピペできるよ。
76C ◆7sqafLs07s :04/02/18 21:33
>>72
もっと笑えるな、君は。75が正解なのにな。何が必死だ。出所がばれてるぞ。底の浅い奴。
77吾輩は名無しである:04/02/18 22:23
クソコテが住み着いたスレは死ぬ。
78吾輩は名無しである:04/02/19 01:01
蜘蛛の糸ってカラマーゾフを参考にして作ったんですか?
カラマーゾフを読んでいてあまりにもそっくりな話があって驚いたんですが。
それとも他に元となった話があるんでしょうか?
79吾輩は名無しである:04/02/19 01:27
ドストエフスキーが芥川をパクったんだよ
80C ◆7sqafLs07s :04/02/19 01:43
>>78
カラマゾフは芥川の『歯車』に出てくる。
それに芥川は英文化されたテキストでドストエフスキーを
読んでいたらしい。

しかし、幾つかの研究によれば芥川の『蜘蛛の糸』は
別の小説に起因しているらしいよ。
確か『カルマ』とかいう小説。作者は忘れた。


81吾輩は名無しである:04/02/19 08:04
>>80
有難うございます。
「歯車」の方も納得しました。多分終盤のイワンのエピソードですよね。
82吾輩は名無しである:04/02/19 13:49
トルストイだと思うが。もともと仏教説話じゃないの?
83吾輩は名無しである:04/02/20 01:20
いままでこの人のこと興味もなくて訳も無くばかにしてたけど
青空で歯車読んだらなかなか面白かったな。

ただ、(以降ねたばれかも)
途中でなんだただの統合失調の典型じゃんと思ってしまってからは
ああはいはい解った解ったくどいよ、と飛ばし読み気味になっちまったが。
あとこれって、死ぬのを決めたあとで、死ぬのを決めたことに安心して
ようやく書けてるようなふしがあるのにもちょっと萎え。
84吾輩は名無しである:04/02/20 02:08
知ってるつもりか何かでやってたけど、
歯車が見えるのって、アレ目の病気らしいね。案外致命的な。
85渡邊照夫:04/02/20 02:12
ドッペルゲンゲルの話、高校生のとき読んで怖かったなー
「歯車」のラストの場面、怖くて好きだけどね。調子の良い時は、
「歯車が噛みあってる」って言うだろ。そういう深層心理の感覚が、
芥川だと幻視にまで出て来る。
87吾輩は名無しである:04/02/20 11:52
歯車についてC ◆7sqafLs07sの意見が読みたい私
88吾輩は名無しである:04/02/20 13:32
邪宗門の8項目前半の行に、
中御門のお姫様と同じくらい評判だった「虫好きのお姫様」の余談がありますが、
この虫好きのお姫様の物語って、実際の古典にあるものなのでしょうか?
それとも著者の創作なのでしょうか?
もし古典に記載されてるのなら是非読んでみたいのですが。
どなたかご存知でしたら、出典をお聞かせください。
89吾輩は名無しである:04/02/20 13:41
えーっと、「虫歯好きのお姫様」は知ってますが。たしか伝多留が出典かと。
90吾輩は名無しである:04/02/20 13:58
ドッペルゲンガーの話って、「二つの手紙」? それとも「影」?
91吾輩は名無しである:04/02/20 16:56
Kの昇天
92吾輩は名無しである:04/02/20 21:38
>>89
レスありがとう御座いました。
試しに伝多留をググッってみたところ、
それらしい文献が見つかり、こちらとしては大喜びです↓

http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/77/7752/775204.htm

神社の詔らしいので3日3晩、頑張って解読して行こうと思います。
当方、禊ぎ・祓いの類は初めてですので要訳できるかちょっとドキドキ。
・・・今さら冗談だなんて言いませんよね?

93吾輩は名無しである:04/02/21 00:16
袈裟と盛遠の心理描写は面白い。
暗いけど(^_^;
94吾輩は名無しである:04/02/21 03:14
>>87
自演乙
95吾輩は名無しである:04/02/21 14:56
家の中を散策していたら、じっちゃまが若い頃買った現代日本文学全集、芥川龍之介集をハケーンしました。
旧字体で読みづらいですが、歴史を感じます。
96吾輩は名無しである:04/02/21 16:30
旧字体マンセー
97吾輩は名無しである:04/02/21 17:05
>>94
87を見かけたときから自演かかと思ってたが、それにしてはレスが遅すぎるな。
自演しようとして忘れているだけかもしれんがw
9882:04/02/21 17:12
ん、トルストイの某作品には、禅典の『信心銘』に入ってるのと
同じ逸話が収録されてるらしいな。どういうルートで知ったんだ
ろう???
99吾輩は名無しである:04/02/21 19:32
ttp://www.coara.or.jp/~dost/2-3-9.htm

ん、当時のロシア人の東洋についての知識はこんなか。『わが懺悔』は1882年。
スレ違い。
100吾輩は名無しである:04/02/21 22:49
芥川の話題に限定する必要もないのかもしれんが・・・
全く無関係では困るよね。
芥川の名前だけ知ってる人が、芥川読まずにカキコしたり
してるんだろうか?

101吾輩は名無しである:04/02/21 22:51
四の五の言わずに100取らせい
102吾輩は名無しである:04/02/21 22:52
>>99
それほどスレ違いの話題はないと思うけどなぁ?
103吾輩は名無しである:04/02/27 23:52
年末に辞典が出たんだよね?
書店で見かけないんですけど。
104吾輩は名無しである:04/02/28 04:09
芥川の写真見てファンになり読み始めたって人は多そう。
105吾輩は名無しである:04/02/28 10:09
芥川が生きていた当時はそうだろうね。
現代ではそんな人滅多にいないだろうけど。
106吾輩は名無しである:04/02/29 20:49
>>103
その辺の事情については、
「日本の古本屋」のメールマガジン「その12・2月27日号」の
「なぜ、個性的な新刊書店は少ないのか」に書いてあるよ。
 ttp://www.kosho.ne.jp/melma/
107吾輩は名無しである:04/02/29 21:15
>>106
リンク先に「その12」はなかったよ…
釣りでなければ詳細きぼんぬ
108吾輩は名無しである:04/02/29 21:51
歯車いいね
あれ読み終わったとき鼓膜が震えてた
109吾輩は名無しである:04/02/29 23:42
>>107
リンク先はバックナンバー置き場。
「その12・2月27日号」は最新号なので、まだ読めないと思う。
転載はまずいんじゃないかと思うので、やめとくよ。
1ヶ月後くらいに見てみたら?
110吾輩は名無しである:04/02/29 23:58
>>108
太宰と違って、歯車を書くために産まれてきたとは思えないけど、
儂もいいと思う。末期的で、どこか憧れてしまう。
111吾輩は名無しである:04/03/01 11:45
『河童』を脱稿した時の日記に、「いささかの鬱積を解消す」とか言う
言葉あってね。
112吾輩は名無しである:04/03/03 14:54
「虱」は結構面白かったよ。
113吾輩は名無しである:04/03/03 14:59
虱つながりで「女体」もよろぴく。
114 :04/03/04 05:30
去年の暮れに出た『芥川龍之介の読書遍歴』(学芸図書・4800円)って
使えそうな本ですか?
115吾輩は名無しである:04/03/04 05:59
大した本じゃなさそだな。

http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~GAKUGEI/0376/a.htm
116吾輩は名無しである:04/03/04 10:55
>>114-115
筆者達は桃山学院大学(院)の教授かなにかで、同大学から助成費を受け
て出版してる、ってことは限りなく自費出版っぽい。
ってことは発行部数も少ないだろうから、買うなら買っとかないと後々入手が
困難になりそうな気も…。
芥川研究ではあまり名前を聞かない人達だけに、期待と不安が半々です。
117吾輩は名無しである:04/03/04 17:32
『お富の貞操』の伏字、本当はどうなってるのかおしえて〜(>_<)
118吾輩は名無しである:04/03/04 19:13
>>117
原文はあまりにも(*´д`*)ハァハァなので、ここではお教えできかねます。悪しからず。
119吾輩は名無しである:04/03/06 13:04
芥川龍之介の読書遍歴

けっこう興味ある。
120吾輩は名無しである:04/03/06 14:02
最近「c⌒っ*゚д゚)っ芥川龍之介の小説すげーつまらん」っていうアンチスレの方が
このスレより上のほうにあがってるな…まぁ、いいけど。

121吾輩は名無しである:04/03/07 13:04
読書遍歴感想求む。
>>121
オレ様に何か質問でも?
123吾輩は名無しである:04/03/13 12:08
無い!
さらさら無い。
124吾輩は名無しである:04/03/16 07:23
葉山修平『小説 芥川龍之介』(龍書房)は、買いですか?
125吾輩は名無しである:04/03/16 10:02
>>124
それ、最初は洋々社の雑誌『芥川龍之介』に連載してたけど、雑誌がなくなっちゃ
ったんで二回で終わっちゃったんだよね…。その後、雑誌を変えたのか、書き下
ろしたのか知らんけど、ご苦労さんでしたなぁ。
126吾輩は名無しである:04/03/16 10:03
芥川龍之介で卒論書こうと思ったら担当教授に
「やめておけ」みたいな説教くらった。
127124:04/03/16 22:50
>>125
なるほど。手元のを確認して気づきました。
第二回が載ってる3号が「カストリ」で終ったのが1994年ですから、
10年前ということになりますね。ご苦労さんでした。
洋々社の二回分を読む限り、『龍之介地獄変』といい勝負かも。
なんか、最近、この手の「実は女の存在が」みたいな小説が続きますね。
128吾輩は名無しである:04/03/16 23:31
>>124
その本、気になって検索したら、表紙の画像と「2003・12刊行」って情報は得られたんだ
けど、どこのネット書店見ても取り扱ってないよ…
129124:04/03/17 03:53
日本近代文學館が出している『日本近代文學館』(隔月刊)の
「広告」で見ました。「四六判 一五〇頁 定価一二〇〇円」だそうです。
上の方で話題になってる(?)『読書遍歴』同様、オンラインショップでは
販売されないかも知れませんね。
私としては、「小説」というので、買うのに躊躇してしまい、
読まれた方の印象が聞きたかったのでした。
130吾輩は名無しである:04/03/17 11:12
小説といえば、『すばる』が「芥川トリビュート」という特集組んでて、現代の作家が「鼻」
「芋粥」「藪の中」「河童」「歯車」「或阿呆の一生」をモチーフにした小説を発表してるね。
131吾輩は名無しである:04/03/17 17:24
>>126
担当教授はなんで「やめておけ」と言ったんだろう。説教の内容の詳細きぼん。
132吾輩は名無しである:04/03/18 00:24
>131
「技巧にばかり注目がいって人間の本質に届かないで終わるから」と言われました
133吾輩は名無しである:04/03/18 00:27
すばる…とりあえず、あれを読むために820円+税を払う必要はないとオモタ。
全部で48ページしかないし。

『小説 芥川龍之介』…内容は全然知らないけど、150頁というのは本として
はかなり薄いとオモタ。手許にある本をパラパラ見ても、150頁以下のは殆ど
ナカタ。

相変わらず芥川の本は色々と出るけど、ちゃんと売れてるのか?とオモタ。
134124:04/03/18 05:16
>>129
自己レスです。某「ア◯ゾ◯」で「龍書房」ではなく試しに「竜書房」で
検索して「最近の刊行順」でソートしてみたところ、2002年10月刊行の
教科書検定訴訟記録刊行委員会『家永・教科書裁判―裁かれる日本の歴史』
というのが最新の刊行書として浮上しました。
ですから、『小説 芥川龍之介』もそのうち、「◯マ◯ン」などの
オンラインショップに出るかも知れません。
ちなみに小沢章友『龍之介地獄変』はユーズドで半額以下になってますね。
135吾輩は名無しである:04/03/18 23:06
「ザ・龍之介」
136吾輩は名無しである:04/03/19 00:21
そういやぁ芥川の誕生日3月1日に記念カキコするの忘れてたな…と今更思ってみたり。
137吾輩は名無しである:04/03/19 20:43
かっこいいよね〜〜☆教科書の後の写真見て一目惚れした!!でもホモなんだよね…ショック・・・
138吾輩は名無しである:04/03/19 20:53
ホモって…「ヰタ・セクスアリス」(鴎外のじゃなくて)にその手の記述があるから?
それとも堀辰雄との関係のことを言ってるんじゃあ…

菊池寛は名うてのホモだけどね☆
139吾輩は名無しである:04/03/21 15:35
そうなの?
だから、芥川が死んだ時にあんな涙を誘う弔辞を・・・
140吾輩は名無しである:04/03/21 15:52
菊池はもっと体育会系というか、ゴツゴツした男が好みだったらしい。
マント事件の佐野文夫もたしか美少年系じゃなかった筈。
でも菊池は芥川の赤い唇にセクシーさを感じてたようだから、本当はほのかに恋心を…

きゃーーーー☆(≧∇≦)
141吾輩は名無しである:04/03/29 14:47
芥川龍之介に最近はまった俺。

孤独感・虚無感・絶望感・満たされない感・・・・・
142吾輩は名無しである:04/03/30 18:00
「偸盗」とか「妖婆」の映画版ってどうやったら見られるんだろ。
レンタルビデオ屋にもないし、DVDになりそうもないし。
143吾輩は名無しである:04/04/02 19:52
芥川って実は結構背が低いんでしょ。
息子が言ってた。
144吾輩は名無しである:04/04/02 19:58
うん、30cmないらしい。
145吾輩は名無しである:04/04/02 20:25
五尺二寸程度でしょ。
146吾輩は名無しである:04/04/04 04:29
蜘蛛の糸は、部屋の隅にあるコンバットナイフで切り裂くか、火炎弾で燃やす。
147吾輩は名無しである:04/04/09 23:31
極楽からの救いを断るってこと?
148吾輩は名無しである:04/04/10 00:28
歯車や或る阿呆の一生読む限り
芥川の親戚って無茶苦茶自殺者が多いような気がするんだが
(姉の夫と愛人の妹?)当時はあれが普通だったの?
149吾輩は名無しである:04/04/10 11:16
自殺が当時のトレンディー。
俺も恥ずかしながら若い頃には自殺したりしてた。
150吾輩は名無しである:04/04/10 15:54
>>149は幽霊
151吾輩は名無しである:04/04/11 09:25
芋粥の主人公への扱いとか、全然物語と関係ない
主人公へ割と好意を示している人の紹介とか、
現代にもああいうもの、ことが有りそうでびっくりした。
100年程度前と今でたいして変わらないんだなと思った。
152吾輩は名無しである:04/04/11 13:19
違いと言えば人や建物が白黒かカラーかってだけだね。
153吾輩は名無しである:04/04/12 22:21
芥川の字は茶川が正式なの?なんか知り合いにそう言ってる人がいて、
本にもそう書いてあるって言ってるんだけど。
154吾輩は名無しである:04/04/12 22:23
ぶんぶく茶川。
155吾輩は名無しである:04/04/12 22:25
>>153
お客さん、詳しいね。それ、一般の客には出さない裏メニューなんだけどね。
156153:04/04/12 22:26
>>155
ミスプリ(?)ってことかな?それとも芥川の文字が出せなかったってこと?
調べても詳しく分からなかったから詳しく知ってる人いたら教えてもらえれば光栄です。
157吾輩は名無しである:04/04/12 22:34
漫画「三丁目の夕日」に「茶」川龍之介という人物が登場するからなー
それと間違えてるんじゃないのけ?ご友人。
まぁ、茶の字使ってる本があるとすればミスプリケテーイ!
158153:04/04/12 22:46
>>157
そうなのかもしれません。一度友人に聞いてみます。
ありがとうございましたm(_ _)m
159吾輩は名無しである:04/04/13 16:36
大したことではないけれど。

菊池寛の随筆を芥川が校正 「新思潮」ゲラ刷りを発見
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040413-00000117-kyodo-ent
160菊池寛:04/04/13 21:44
芥川は生意気かつ失敬な奴だなぁ。
161芥川龍之介:04/04/14 21:43
僕は僕の思うところを書いたまでだ。
君が僕の書いたとおりで拙いと思ったなら、どこがどう拙かったのか
率直に言ってほしい。
162菊池寛:04/04/14 21:47
芥川を冒涜するオロカモノメ!

>>161
芥川が「思うところを書いたまで」
なわけないだろ。
アホ!
163芥川龍之介:04/04/16 22:24
度し難い奴だ・・・
164吾輩は名無しである:04/04/17 23:43
そういえば、芥川賞作家が自殺したでしょ?
たしか35歳だったんだけどさ、関係ないか?
165吾輩は名無しである:04/04/17 23:46
鷺沢萠は、四度芥川賞候補になってるけど結局受賞していない。
なんでかは知らんけど。
166吾輩は名無しである:04/04/21 22:32
受賞してなかったのか・・・
167吾輩は名無しである:04/04/24 15:50
本日開催
『21世紀の預言者・芥川龍之介展』神奈川近代文学館(〜6・6)
ttp://www.kanabun.or.jp/akutagawa04.htm
168吾輩は名無しである:04/04/28 00:34
私は芥川で卒論かいたけど…「或る阿呆の一生」は、彼の遺書
みたいに捉えてる人が意外に多くてびっくり。

あれは、あくまでも創作だからそのままうけとるのはとんでもない!と教授
も言ってました。(狂人の母、狂人の娘などの記述は特に)

本当の遺書は公に向けたもの一通とそれとは別に家族向けのごく短いものなど
何通かあって、岩波などの全集に所収されてます
169吾輩は名無しである:04/04/28 14:20
>>168
〓紗玉『芥川龍之介の遺書』みたいな本が、そうした誤解に拍車をかけるね。
170吾輩は名無しである:04/05/01 23:05
今日は、横浜の近代文学館に行ってきました。
作家の北村薫さんの講演も聞けたし、
展示も見ることができ、充実した一日ですた。
171吾輩は名無しである:04/05/01 23:12
講演はどんな内容でした?
北村薫って、芥川の作品に絡んだ作品を書いてるんだよね?
何て作品だっけ?
172吾輩は名無しである:04/05/01 23:16
>>171
『六の宮の姫君』
173吾輩は名無しである:04/05/02 00:02
170です。
・講演に呼ばれたわけ
・芥川との出会い(小学生の頃の紙芝居で見た『白』、中学生で読んだ文庫本について)
・チョコエッグの話
・義仲論について
・『六の宮の姫君』と自分の卒論の話
・『六の宮〜』の内記の上人について読者からの指摘と補足

といった感じの講演でした。
チケット1000円って安いのか高いのか分からないけど、まぁよかったな。
174吾輩は名無しである:04/05/02 00:09
チョコエッグの話ってなに?
175吾輩は名無しである:04/05/02 00:37
チョコエッグに一時期はまって集めていた、との事。

年代的に物を捨てれず、残し物をできない。ちいさいものは可愛い。
・・・ではまったらしい。
ちいさいものをなぜ可愛いと思うのか、それは人間が赤ん坊をかわいがれるように
インプットされているのでは?と仮説をたててましたよw
176吾輩は名無しである:04/05/02 16:33
>>175
芥川、関係ないやん!ギャフン
177吾輩は名無しである:04/05/03 00:13
質問です。
地獄変では、良秀の娘さんは殿様にナニされたんですよね?
で、殺されちまったのですよね?
178吾輩は名無しである:04/05/03 00:44
「藪の中」の真犯人=宇宙人説

「死骸のまわりの竹の落葉は、蘇芳に滲みたやうでございます」
                        =ミステリーサークル
「いえ、血はもう流れては居りません。傷口も乾いて居つたやうでございます」
                    =キャトルミューティレーション
179吾輩は名無しである:04/05/09 16:56
芥川は軍事教育などを辛辣に批評したため
軍部から睨まれていたのですか?
180吾輩は名無しである:04/05/09 20:03
>>179
「芥川は軍事教育などを辛辣に批評した」

例えば、どんな文章から分かりますか?
181179:04/05/11 23:29
>>180
「侏儒の言葉」の中で「兵卒」「軍事教育」などを
書いていました。
182吾輩は名無しである:04/05/12 21:36
質問させてください

芥川龍之介の
「もし正直になるとすれば、われわれはたちまち
なんぴとも正直になれぬことを見出すのである。」って

どういう意味が含まっているのですか?
意図がわかりません。おしえてください 
183Tango:04/05/12 21:48
果たして芥川は正直者なのか、それとも不正直者なのか・・それが問題だ。。
184吾輩は名無しである:04/05/12 21:51
>>183

( ´Д`)えっ?
すいません、ちょっとわかりません。
もうちょっとわかりやすく教えていただけないのでしょうか?
185Tango:04/05/12 21:58
ごめん、意味ナシ。
でもたぶん、人は普段自分が嘘吐きなのを忘れてるもんさ、
ってくらいのことなんじゃないかしら?
186吾輩は名無しである:04/05/13 00:56
>>182

つまり、それは、文明人の如何に屈折しているかを指すものでもある。
根本的に正直になるなら、本能に忠実に、食べたい時は誰の許可も得ず、食べ。
疲れれば、所構わず眠り、腹が立てば理由の如何に関わらず、相手を制し。
などなど、正直になれぬ事は自明なのであります。
187吾輩は名無しである:04/05/13 02:10
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ★ポイズン

って事だよな。要するに。
188吾輩は名無しである:04/05/13 04:34
>>182
正直に言うと俺って嘘つきなんだ。

さて、俺は嘘つきだろうか、それとも正直者だろうか?
189吾輩は名無しである:04/05/13 06:51
正者ですね。要するに嘘つきということですね。
190吾輩は名無しである:04/05/13 07:06
クレタ人のパラドクスって奴だな
191吾輩は名無しである:04/05/13 11:07
>>182
人間は嘘をつかないと
全うに生きていられないということだ。
100%正直なのは「阿呆と悪人」だけ
192純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :04/05/13 23:21
藪の中。
193吾輩は名無しである:04/05/14 00:56
一昨日のトリビアの見てて、芥川がお札にのってればなーてオモタ
かっこいいから使うのをためらってお金が貯まったり・・・なんて。
194吾輩は名無しである:04/05/14 23:31
芥川龍之介の
「もし正直になるとすれば、われわれはたちまち
なんぴとも正直になれぬことを見出すのである。」って

なんというタイトルに搭載されてますか?
195吾輩は名無しである:04/05/15 00:30
196吾輩は名無しである:04/05/19 13:16
137です。
聞いた話なんですが小姓と呼ばれる身の回りの世話をする人(男)と関係があった
と聞きました。身の回りの世話だけじゃなく性の相手までしていたとか・・・
あ〜やっぱショック・・・
197吾輩は名無しである:04/05/19 13:31
この人は、格好つけてか知らないが、難しく装飾をつけた文を書く。
素直に簡単に書けばいいんだよ。
198吾輩は名無しである:04/05/19 14:34
>>197
そう?何読んだの?
199吾輩は名無しである:04/05/19 21:22
>>197
むしろそういうところが芥川らしくていいと思うのだが。
200吾輩は名無しである:04/05/19 23:22
漱石先生の真似をしろってか。
201吾輩は名無しである:04/05/20 10:50
邪宗門を読みました。面白かった。
いよいよ若殿と摩利信乃法師が対決! というところで未完なんですよね。
一体あの後どうなるのか、皆さんどう思います?

にしても、横川の僧都……  (つд`)
202吾輩は名無しである:04/05/20 14:04
芥川の小説で「霧」が効果的に使われているものがあったら教えてください。
203吾輩は名無しである:04/05/20 14:29
芥川で、友人と外出中に父を見かけて恥ずかしくて声をかけなかった・・・って内容の
短編(すごく短かったと記憶)があったと思うんですが題名が分かりません。
高校時代に読んで今また読みたいんですが、どなたか教えて下さい。
204吾輩は名無しである:04/05/20 14:33
>>203
「父」
>>202
「河童」とか…
205202:04/05/20 16:13
>>204
ありがとうございます。
206吾輩は名無しである:04/05/20 16:46
漱石や芥川が好きなんですが、
こういう漏れが他に読んだほうがいい作家っていますか?
ぜんぜんベクトルがちがう作家って誰ですか?
207203:04/05/20 23:21
>>204
ありがとうございます!早速明日本屋に行ってみます
208204:04/05/20 23:33
>>207さん
ゴメン、「父」を読み返してみたら、結構デティールが違ってたYO…
でも今のところそれしか思い浮かばないので、とりあえずご確認願います
岩波でも筑摩でも、全集では大抵第1巻に入ってるかと思います
209吾輩は名無しである:04/05/21 05:49
>>206さん

芥川以外に、何度も読返したくなる作家は、自分の中では
トーベ=ヤンソン 特に 楽しいムーミン一家 と ムーミンパパの思いで
全然ベクトルが違うという点で、おすすめ。
彼女は偉大な作家だと思います。
210吾輩は名無しである:04/05/21 09:44
>>206
梶井基次郎 とか言ってみる。
211吾輩は名無しである:04/05/21 10:30
へこんだ気分の時に「歯車」読むとぐっとくるね。
あの独特のどんよりして情景がたまらない。
カタカナ使いとかも。
212吾輩は名無しである:04/05/22 00:24
>>210
206の言う「ベクトル」の意味もよく分からないが、
梶井の「檸檬」と芥川の「蜜柑」を比較した論文があった気がするぞ。
213吾輩は名無しである:04/05/22 00:26
隣の隣に「羅生門の下人と老婆の弁護!」っていうスレッドができてる。
214吾輩は名無しである:04/05/23 14:21
芥川作品の映画じゃなくて、芥川自身に関する映画(ビデオ)ってないですか?
今探してるんですが見つかりません。もし誰か知っていたら教えて下さい。
215吾輩は名無しである:04/05/24 17:24
芥川と宮沢賢治ってかかわりある?
216吾輩は名無しである:04/05/24 17:26
そんな、やぶから棒に。
217吾輩は名無しである:04/05/24 17:55
「ぼんやりとした不安」で死ねる芥川の繊細さに惚れます。
218吾輩は名無しである:04/05/25 00:08
>>214
「知ってるつもり?! 」の芥川龍之介の回がビデオになってて、図書館とかに
置いてある場合があるらしい
219吾輩は名無しである:04/05/26 13:54
>>212
門倉正二「『蜜柑』と『檸檬』」(1981)ってのがあるな。
220:04/05/26 17:08
藪の中の家っていう芥川の人生についての本、詳しくておもしろかった。
愛人がかなりいたらしくて芥川が死ぬ前、小穴君とかいう友人に妻子を
「おれが死んだらお前にやるよ」とか言ったらしい。あと妻子が出かけた
隙に愛人と駆け落ちしようとしたり、歯槽膿漏がひどかったり、子供におばけ
っていわれたり、三男が生まれたとき「また男か」と吐き捨てたりで意外にひどい。
んでとにかくエピソードが細かい。図書館で見つけた。
221吾輩は名無しである:04/05/28 17:10
他の写真で若い頃の芥川先生の写真を見たら一瞬宮藤官九郎に見えました。
222吾輩は名無しである:04/05/30 20:27
>>215
芥川と宮澤って正反対の人物かもな。芥川は常にマイナス思考の懐疑主義だけど、
宮澤は常にプラス思考と言うか、人のために尽くそうとしていた。
晩年だって、芥川は自殺という自己中心的な最後を遂げるけど、
宮澤は人を助けようと思ったら死んじゃったって感じだもの。
どっちが良いかまでは言えないけどな。
223吾輩は名無しである:04/05/30 20:56
そういえば以前、内田道雄教授が大学の授業で
「昔、学生たちとカラオケやってた時に歯車の幻覚を見た」って
言ってたの思い出した。
224吾輩は名無しである:04/05/31 22:52
目の病気の症状らしいよ>歯車
225吾輩は名無しである:04/05/31 23:17
そういや芥川って自我の崩壊を極度に恐れてたっていうよな。
確か母親が発狂したとか。
「血」が怖いんだろうなあ、やっぱり。
226吾輩は名無しである:04/06/02 20:01
>>222
215ですが、お互いの本を読んだり、会ったり、存在を知ってたりしたのかなと・
4歳しか違わないんですよね。本当に正反対の人種だし、宮澤がそんな性格なら芥川を
助けられたりしたかも。
でも確か宮澤は岩手?で、芥川は東京の人だから仲良くなるのは場所的にも
ありえないかも?
227吾輩は名無しである:04/06/02 23:07
ちょっと聞きたいことがあるんですが
芥川の小説で、『女との待ち合わせ場所が橋の下で、いつまでも待ち続けた為、
水かさが増し、溺死する』。という話をご存知の方。題名を教えてください。
228吾輩は名無しである:04/06/03 03:28
>>226
たしかに場所云々もあるけど。
芥川が東大出身の「インテリ」で「文壇作家」なのに対して、
賢治は、文壇には属さなかった作家。そういう意味でも対照的かもね。
「インテリ」で「文壇」にいたことが、
結果的に本人にとって良かったかどうかは分からないけど。
229吾輩は名無しである:04/06/05 10:08
>>227
遅レスだけど「尾生の信」
230227:04/06/05 10:21
>>229
アリガd
231吾輩は名無しである:04/06/05 15:37
そんで結局、芥川と宮澤は・・・友達?
232吾輩は名無しである:04/06/05 16:01
賢治は生前は2冊しか本を出してないぞ
敏感な芥川が無名作家の本を偶然見つけて
何らかの関係があったんじゃないか、ってこと?
なんだか突拍子もない考えだな
233吾輩は名無しである:04/06/05 18:30
芥川先生と太宰先生の生き様はどこか共通する部分があるように思えてしまいます...。
234吾輩は名無しである:04/06/06 00:13
>>233
とりあえず、福田恆存『芥川龍之介と太宰治』を読んでみたら?
235吾輩は名無しである:04/06/06 01:00
「歯車」を読んだ後、さくーしゃの人柄に強くうたれ、泣いてしまったわけだが
「人間失格」を半分読んだ後、さくーしゃの人柄が気に入らず
本をゴミ箱に投げ入れ、馬鹿な本を買った事に後悔してひとり泣きしてしまった。

数年後、結局古本屋で「人間失格」を買いなおした。 それから、冷静に読めるように
なった・・・・
236吾輩は名無しである:04/06/06 22:05
賢治は生前
は売れてなかったんですか?
あっ・・話が賢治の方へ・・
237吾輩は名無しである:04/06/06 22:43
>>236
全く売れておりません
238吾輩は名無しである:04/06/06 22:49
じゃあ芥川と樋口一葉はどうなのよ??
樋口さんて当時としては美人かも
239吾輩は名無しである:04/06/06 22:55
お富の貞操って読んだ人いる?
240吾輩は名無しである:04/06/06 22:57
うん
241吾輩は名無しである:04/06/07 22:15
>>238
一葉タンが死んだとき、龍之介キュンは4才ですた。
242吾輩は名無しである:04/06/14 16:05
絶望感の見える晩年の芥川作品が好きです
特に『或旧友に送る手記』のPSは感動しました。
ところで、『芋粥』ってゴーゴリの『外套』が出典なんですかね?
243吾輩は名無しである:04/06/15 08:55
>>242
『宇治拾遺物語』の中の「利仁、暑預粥の事」
ではないかと。
244吾輩は名無しである:04/06/15 18:03
そうなんですか。主人公のモチーフがそっくりだなあと。
245吾輩は名無しである:04/06/15 20:17
>>244
たしかに『外套』の影響も指摘されてるよ。
246うつ病病人:04/06/16 12:25
>>34
遅すぎレスですが(初めてここに来ました)はげどー。
「歯車」はマジ怖い…
全部まともに読む前に気分が悪くなって、
ヴェロナアルならぬイソミタアルを飲んで寝てしまいました。
(睡眠薬少なくとも4種類飲んでたみたいだけど、
ベロナール0.8gだけでもう飲み杉)
247吾輩は名無しである:04/06/16 15:55
『歯車』は素晴らしい作品と思われ。
が、入り込んで読むとね・・・(背景を知っていると特に)
私小説としてあまりに病的杉
248吾輩は名無しである:04/06/18 21:10
そんなことより、俺の右目の中で総勢300名のカンダタが一斉に綱のぼり
大会を始めたんだが…やばいかもしれない…
249吾輩は名無しである:04/06/19 10:56
一着はフランス代表のジョルジュ・カンダタですた。パチパチパチ。
250吾輩は名無しである:04/06/28 01:15
某研究会の会長(事務局?)、自殺したらしいけど、真相は?
251吾輩は名無しである:04/06/28 09:48
藪の中
252吾輩は名無しである:04/06/29 01:27
「死んでゐるのです。尤も生きてゐる中から、死んだやうなものでしたが。」
253吾輩は名無しである:04/06/30 16:29
そういや,12日の神戸大学でも見なかったな.
254吾輩は名無しである:04/06/30 20:37
ちょっと古い話だが北村薫が芥川龍之介について講演したらしい。
見に行きたかったなあ。
255吾輩は名無しである:04/06/30 22:02
上にかかれてる某研究会の掲示板に、北村薫が5月1日に「私と芥川龍之介」の
演題で講演した神奈川近代文学館の〈21世紀の預言者芥川龍之介展〉(4/24-6/6)について
質問が挙がっている。
256吾輩は名無しである:04/06/30 23:45
その掲示板には、その前にもいくつか別人による別の質問が書きこまれている。
しかし、誰も応えていない。
たしか、管理人は会長(事務局?)だったはず。
やはり...
257吾輩は名無しである:04/07/09 01:45
中学生の頃「地獄変」でものすごく感銘を受けて、大人になってから続編があることを知った。
聞いたこともないしどうせ失敗作なのでは、と思って読んだら、面白い!!
さあこれからどうなるんだと手に汗握ったところで、終わり…ガーン、未完だったのか。

「邪宗門」を漫画で読んでみたいのは私だけかな?
258吾輩は名無しである:04/07/10 10:21
>>1-257
杜子春を読まずに何が芥川だ。
259吾輩は名無しである:04/07/10 14:09
>>257
自分も「邪宗門」を漫画で読みたいと思ったYO。
または、もっとディティールを増やして伝奇ロマン小説としてリメイクしても
面白いかも。
260吾輩は名無しである:04/07/10 21:12
「邪宗門」いいね、見てみたい!
上手にリメイクしてくれそうな人といえば誰だろう。
そういえば未完に終わった漱石の「明暗」の続きを書いた人がいたよね。

芥川はキリスト教に関する作品が多いみたいだし(まだ読み始めたばかりなので何も語れませんけど)、
日本的世界とキリスト教の融合を目指すつもりだったのかな?
261吾輩は名無しである:04/07/10 21:40
「蜜柑」は実は未完なので完結して欲しい。
芥川の構想では、小娘の弟達の子孫による銀河連邦統一までを描く筈だった
らしい。
「蜜柑」は「未完」って だじゃれかよ!
そういえば芥川の発表作品に「未定稿」というのがあるけど、嘘でもいいから
別のタイトルをひねりだして欲しかったような…
『芥川龍之介全作品事典』(勉誠出版)で「未定稿」の項目を担当していた
某研究会の事務局員、先月亡くなってたんだね.....。
265吾輩は名無しである:04/07/14 15:34
天涯孤独だったから、発見されるまで2週間っていうのが、なんか哀れ。
266吾輩は名無しである:04/07/14 15:43
茶川龍之介のおすすめを教えて下さい
267吾輩は名無しである:04/07/14 20:17
「杜子春」とか有名なのはもう読みましたか?
268吾輩は名無しである:04/07/14 20:39
龍之介の「杜子春」はマジでつまらん!!
原作の「杜子春伝」のほうがよほど深いぞ!
269吾輩は名無しである:04/07/15 04:44
>>267

わが茶川先生に「杜子春」などという作品は無かったはずじゃが?
270吾輩は名無しである:04/07/15 23:53
三丁目の夕日
271吾輩は名無しである:04/07/16 01:26
芥川賞はわたしのもの
272吾輩は名無しである:04/07/16 01:29
>>271

俺もそう思うよ
273吾輩は名無しである:04/07/16 01:42
アンチスレでもここでどなんだか同じ作品ばっかり挙がってるけど、
文庫1、2冊くらいしか読んでない人が多いのかな?
有名な作品じゃなくてもおもしろいのはたくさんあるよ。
おれは高校〜大学時代に全集買って、小説から随筆から対談から書簡までなめるように全部読んだ。

文学の初心者向けの作家ってイメージが強くて実際底が浅いなぁと
読めば読むほど思ったりもするのだが、やっぱり好きだ。

274吾輩は名無しである:04/07/16 02:57
>>270
作家の茶川先生いたよね。

>>274
すごいな、全集まで買ったんでつか!
私はこないだ図書館で『ザ・芥川龍之介』(うろ覚え)を借りたのが一度にいろいろ読んだ最初だな。
あれで「教科書に載ってる偉い作家」のイメージからやっと抜け出してかなり好きになりました。
275吾輩は名無しである:04/07/16 12:53
おれ的には好きなんだけど。
なんで芥川って業界では評価低いの?
276吾輩は名無しである:04/07/16 12:57
芥川は中途で昇天した人間だから、まだやりたりない部分があるのよ。
で、業界全体では低くなる。だって書いた量が少ないんだもん。
でも才能は凄かった。
死後、周りが英雄にしてくれたので、今まで「英雄」を保てた幸運がある。
プロレスで言えば初代タイガーマスクみたいなもんだな。
277264以前で殺されてる者:04/07/16 22:38
「僕は是認しない。しかし憐憫は感ずるね。」
278吾輩は名無しである:04/07/17 10:08
そういえば、そろそろ河童忌ぢゃないか…。
279吾輩は名無しである :04/07/21 00:06
中学の時、芥川に似てるとやたら言われたな。それから作品を読むようになった。
今でも時々言われる。
280吾輩は名無しである:04/07/21 02:25
俺は内田百閧ェ好きなんだが、
芥川がモデルになってる「山高帽子」を知ってから読み出したな。
興味がなかった頃は太宰治とよくごっちゃになった。(俺だけ?)
読み出したら全然違ってた。
281吾輩は名無しである:04/07/21 14:43
>>279
ほんとに?芥川は私的にはめっちゃかっこいい
と思うんですけど・・見たいなあ!
282吾輩は名無しである:04/07/21 14:46
↑女癖かなり悪かったらしいけどね
283吾輩は名無しである:04/07/24 01:21
本当に悪かったのかな。
284吾輩は名無しである:04/07/24 06:06
そうでもないですよ
285吾輩は名無しである:04/07/24 06:18
河童忌カキコ
286吾輩は名無しである:04/07/24 09:11
女癖は悪くなくても、女の趣味は悪かった…といってみるテスト
287286:04/07/24 09:13
あ、今日は河童忌か!?
そんな日に変なこと書いて芥川さんごめんなさい…といってみるテスト
288吾輩は名無しである:04/07/24 12:06
河童忌だぜ、ageていこうぜ!
289吾輩は名無しである:04/07/24 13:04
では。

「うんと暑い時に死んで皆を困らせてやるつもりだ」と
「いつも通りいたずらっ児のような表情」で知人に語ったとのこと。

すみません、これどの本に載ってたかご存じの方いますか?

小穴隆一さんの「二つの絵」だったかな…
本、手放してしまった_| ̄|○
290吾輩は名無しである:04/07/24 14:27
愛人が何人もいたんだぞ
んでかけおちしようとしたり、芸者の足をみんなにバレないように
なででたとか。それで女癖悪くないって言えんのか
松岡氏んとこにデスマスクあったな。余り良いネタじゃないけど。
292吾輩は名無しである:04/07/24 15:49
文士で女癖が良い奴なんて殆どいないって。
売春が公認されてた時代の人間は、性的モラルも今と違うだろうし。
293吾輩は名無しである:04/07/24 15:50
売春って言うか買春というべきかな。
つーか、ageるような話題じゃなかったと反省sage。
294吾輩は名無しである:04/07/24 16:59
死ぬ前に長編をものにして欲しかったなぁ。
やっぱりいくら巧くても短編じゃ物足りんよ。残念。
295吾輩は名無しである:04/07/24 18:53
>>289
綿矢りさ「蹴りたい背中」
ジャジャーン・・・
297289:04/07/24 20:20
>295
ありがとう、探します。
298吾輩は名無しである:04/07/24 20:23
見つかるといいね。
299吾輩は名無しである:04/07/24 22:25
…で、河童忌の今日、慈眼寺に行った人はいなかったの?
300吾輩は名無しである:04/07/24 22:27
今だ!!!300get!!!
  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       (´´
     ∧∧      )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
301河童忌も過ぎて:04/08/01 02:48
さ あ 、 も り あ が っ
                  て
                     ま
                       い
                         り
                          ま
                           し
                           た
302吾輩は名無しである:04/08/01 04:06
もうすぐ朝だ。
俺の「闇中問答」も終わる。
303吾輩は名無しである:04/08/01 09:24
神奈川近代文学館の芥川展の図録は完売だそうだ。やっぱ人気あるな、芥川。
304吾輩は名無しである:04/08/01 12:33
後期の芥川作品は暗いな。
ヴォネガットの小説みてえだなw

僕はマッグの肩をたたき、「何を考えているのです?」と尋ねました。
「河童の生活というものをね。」
「河童の生活がどうなるのです?」
「我々河童はなんと言っても、河童の生活をまっとうするためには、……」
 マッグは多少はずかしそうにこう小声でつけ加えました。
「とにかく我々河童以外の何ものかの力を信ずることですね。」
カート・ヴォネガットの小説って、芥川の「河童」みたいだな。
307吾輩は名無しである:04/08/04 21:49
この人の顏見てみたいんだけど顔写真載ってるサイトないかしら
308吾輩は名無しである:04/08/05 03:08
ヴォネガットを知って2年目まで、ずっと「ヴォガネット」だと思ってたよ。
それはそうと、こないだ友達に芥川の話をしたら、
「あー、羅生門って面白いよね」と言われた。
笑ってしまいそうになった。無理して読んだふりすんなよ、と。
309吾輩は名無しである:04/08/05 03:43
「えー、羅生門って面白くないよね」
310吾輩は名無しである:04/08/05 22:25
>>308
友達に芥川の話をふる君も悪いぞ

「日本人なら漱石、龍之介、鴎外を読んでて当たり前」みたいな考えは好かんよ
311308:04/08/06 01:15
>>310
その友達って日本人じゃないんだけど
313310:04/08/06 19:25
>>308
己の愚を天下に広告するようなレスだな
相手が日本人じゃあないなら、尚更じゃん
314308:04/08/08 00:01
>>311
騙んなヴォケ。その友達は日本人だ。
ついでに言うと、彼が好きな作家は村山由佳と片山恭一だそうな…。
地獄的に趣味あわねー。
311が308なのか、314が308なのか、真相は「藪の中」
316吾輩は名無しである:04/08/09 01:42
>>271
はげどー
317吾輩は名無しである:04/08/09 19:55
芥川なんて苗字はイヤだ!
318吾輩は名無しである:04/08/09 20:00
芥川は稀代の天才にして馬鹿であるってのが漏れの見解
319吾輩は名無しである:04/08/09 21:41
↑そんでお前は稀代の馬鹿だなw
320吾輩は名無しである:04/08/09 21:56

阿呆はいつも他人のことを阿呆だと思っている
321吾輩は名無しである:04/08/10 16:34
フラッシュか何かの写真週刊誌に
「芥川は自殺しようとして蝿数十匹を飲み下そうとしたが
酷い下痢に終わった」
とあったんですが、これって本当なのですか?
322吾輩は名無しである:04/08/10 16:50
>>321
暗中問答だったかなんとか言う対話の形式をとったエッセーでそんな事言ってたよ
323吾輩は名無しである:04/08/10 16:51
病死に見せかけて死ぬために蝿を食べたらしい
クチで噛んだら汚い気がして手でちぎって食べたらしい
324吾輩は名無しである:04/08/10 17:35
気持ちわりいよ。阿呆の一生で「彼は花びらをさえ食べていたのである」って
書いてたけど、自分蝿食ってんじゃん。絵だけ見たらそっちのほうが狂人だよ。
325吾輩は名無しである:04/08/12 01:27
「鼻」が故、漱石に激賞されたのか分かりません。
「鼻」の凄さ、素晴らしさを教えて下さい。お願いします。
326吾輩は名無しである:04/08/12 04:39
test
327吾輩は名無しである:04/08/13 18:14
>>325
漱石自身、鼻がでかいことにコンプレックスを持っていたから。
そのため、主人公へのシンクロ率300超だったから。
そうでも考えないと、あの度を越した賛辞を理解することは不可能。
32817歳:04/08/13 18:35
将来芥川さんみたいな人と結婚したい☆憧れる・・・
文語体で書かれた日本の古典をきれいな現代文に訳したのって、
芥川以前に誰かいるのかな???
330吾輩は名無しである:04/08/14 17:41
>>329
とりあえず、与謝野晶子が『新訳源氏物語』(明45)で「源氏物語」の口語訳
に挑んでいるな。
331吾輩は名無しである:04/08/14 18:34
>>328
いねーよ
332吾輩は名無しである:04/08/14 19:47
芥川龍之介「みたいな人」ならいるかもしれんぞ?例えば…俺とかな。
333吾輩は名無しである:04/08/14 22:35
↑顔が似ているかが問題だな
334吾輩は名無しである:04/08/14 22:59
顔は菊池寛似ですが、それが何か?
335吾輩は名無しである:04/08/14 23:07
キモッ!!
336吾輩は名無しである:04/08/15 13:39
芥川龍之介が夢にでてきた・・
337吾輩は名無しである:04/08/15 13:54
皆さんにお願いが!今すぐ所ジョージの「トホホ人物伝」のHPに行って「芥川龍之介を取り上げて下さい」
みたいな事書いて送信してきてくれ!
338吾輩は名無しである:04/08/15 14:44
むしろ、綿矢りさタンのトホホなところが知りたいにゃ〜
339吾輩は名無しである:04/08/15 19:05
梶井基次郎の骨格。菊池寛の目鼻。松本清張の唇。加えて芥川(晩年)の貧弱な
肉体+太宰の甘えきった精神。

これが俺の理想の作家。
340吾輩は名無しである:04/08/15 20:28
>>338
イラネ
34117歳:04/08/15 21:19
芥川さんの肉声って残ってませんかね?声が聞きたい!かなりイイ声していらしたようみたいで・・
聞きたいけど残ってなさそうだなあ・・
342吾輩は名無しである:04/08/15 21:20
>>341
どうも肉声は残っていないようだよ。
34317歳:04/08/15 21:26
残念・・講演の時の声とか残ってればいいのに
344吾輩は名無しである:04/08/16 14:09
芥川は きんさんぎんさん と同い年
生の声聞いた事ある人もまだまだ存命中だよな?
345吾輩は名無しである:04/08/16 21:16
芥川瑠璃子ってゆう芥川龍之介の甥がまだ生きてる。と思う。
瑠璃子さんが小四の時に死んだらしい。しかも子供に女の子がいなかった
からけっこう可愛がられてたらしいYO!
346吾輩は名無しである:04/08/16 21:18
↑息子の比呂志と結婚した人・・・
347 ◆2mz0B09BwI :04/08/19 04:02
コピペ失礼

中3のときに読んだマイナーな短編!
3部構成で泥棒の話。恩返し系。6年も前の話だからアラスジうろ覚え。
情報求ム!
348うどん:04/08/19 15:11
いいのみつけた。



夏目漱石から芥川龍之介への手紙(大正五年二月二十九日、牛込区早稲田南町から田端へ)

 拝啓 新思潮のあなたのものと久米君のものと成瀬君のものを読んで見ました
あなたのものは大変面白いと思ひます 落着があって巫山戯てゐなくって自然そのまま
の可笑味がおつとり出てゐる所に上品な趣があります 夫から材料が非常に新しいのが
目につきます 文章が要領を得て能く整つてゐます 敬服しました。 あゝいふものを
是から二三十並べて御覧なさい 文壇で類のない作家になれます 然し「鼻」丈では恐
らく多数の人の眼に触れないでせう 触れてもみんなが黙過するでせう そんな事に頓
着しないでずんずん御進みなさい 群衆は眼中に置かない方が身体の薬です
 久米君のも面白かつたことに事実といふ話を聴いてゐたから猶の事興味がありました
然し書き方や其他の点になるとあなたの方が申分なく行つてゐると思ひます。成瀬君の
ものは失礼ながら三人の中で一番劣ります 是は当人も巻末で自白してゐるから蛇足で
すが感じた通りをそのままつけ加へておきます 以上

二月十九日 
芥川龍之介様    夏目金之助
349吾輩は名無しである:04/08/19 21:12
>>347
「報恩記」。新潮文庫だと『奉教人の死』に収録されてる。
350吾輩は名無しである:04/08/21 15:44
週刊新潮か何かで、有名人が新潮文庫の中でオススメの本をあげてるんだけど、
伊東四郎は芥川の本を挙げてた。ナイス、四郎。
351吾輩は名無しである:04/08/22 21:53
地獄変の現代語訳してあるHP知りませんか?
よく内容がわからなくて・・
352吾輩は名無しである:04/08/22 22:43
芥川写真集みっけた!
353吾輩は名無しである:04/08/23 21:16
>>352
あるのかよ!?Σ( ̄□ ̄;) 
354吾輩は名無しである:04/08/24 17:59
あるさ〜!かっこよいから買ったべ
355吾輩は名無しである:04/08/24 19:49
芥川って文章はうまいのかな?
356吾輩は名無しである:04/08/25 04:22
>>355
けっこう上手いよ。小説とかも書いてる。
357吾輩は名無しである:04/08/25 22:04
でも、漏れには及ばないがな
358吾輩は名無しである:04/08/29 21:40
真夏日には芥川の小説を読む気が起こらないのに、涼しくなると妙に読みたく
なる…不思議だなぁ。
359吾輩は名無しである:04/08/29 23:10
ていうかおまえらもうだまれ。

なんでこのスレはここまでレベルが低いだ?
360吾輩は名無しである:04/08/29 23:14
>>359
子供の喋り場だから。
そのぐらい気づけよ・・・
361純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :04/08/29 23:59
蜃気楼が好きやな。
362吾輩は名無しである :04/09/03 00:07
芥川の短編で、火山の爆発が出てくるやつありませんでしたか?
別荘の話で、少年がでてきたような。
363名前はいらない:04/09/03 22:44
>348
おもしろかったです。
最近、夏目漱石の自然さ、素朴な心の作りに惹かれています。
芥川と夏目の小説を読まないと。
『火山の爆発』明日中にさがしておきましょうか?
364吾輩は名無しである:04/09/03 23:05
>>362
それ、まさか宮澤賢治「グスコーブドリの伝記」かなんかじゃあるまいな?
365吾輩は名無しである:04/09/04 00:02
348です。
宮沢賢治じゃないことは確かです。
もっと、私小説風で、
なんだか、感情の高まりに、火山の景色が象徴されていたような…。
もし、探せる方がいたらお願いします。
366吾輩は名無しである:04/09/18 21:04:49
秋だから「秋」でも読もうぜ。
367吾輩は名無しである:04/09/19 01:33:20
鼻だから「鼻」でも読もうぜ。
368吾輩は名無しである:04/09/19 10:28:54
白だから「白」読もうぜ。
369吾輩は名無しである:04/09/20 15:16:02
それなら「凶」がいい。
370吾輩は名無しである:04/09/23 17:34:06
芥川の次はどんな作家を読めばいいんだ?
371吾輩は名無しである:04/09/23 21:59:49
>>370
太宰でいいんじゃない?
時代的にも系統的にも入りやすいと思う。
372俺の読書遍歴:04/09/23 22:10:51
芥川→太宰→三島…


…みんな自殺したナルシストばっかやんけ…_| ̄|○
373吾輩は名無しである:04/09/23 23:33:10
芥川の直系の子孫はいるの?
374ファルロス満々 ◆UkiMqWKfaw :04/09/23 23:37:17
>>372
自殺したのは事実だけど、ナルシストは必ずしも「自殺」にかからないよ。

>>373
「男子」って意味?
375吾輩は名無しである:04/09/23 23:41:11
ファルロス満々キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
376吾輩は名無しである:04/09/23 23:43:19
>>374 女子でも直系で血がつながっている人はいるの?
377ファルロス満々 ◆UkiMqWKfaw :04/09/23 23:45:56
いるよ
378吾輩は名無しである:04/09/23 23:46:44
ファルロス満々は素人じゃないから、ファルロスに聞くのは反則。
379吾輩は名無しである:04/09/24 00:49:33
やはり性質としては、神経質で几帳面だったのかな。
380吾輩は名無しである:04/09/25 00:36:58
なんだかんだで、日本文学の最高峰は芥川。
2番手は荷風だと思っているぼくは
馬鹿なのでしょうか?
381吾輩は名無しである:04/09/25 01:12:19
最高峰は芥川に間違いない。
芥川以上の作家はこれまでも出てかなかったし、これからも出ないだろう。
382吾輩は名無しである:04/09/25 10:29:31
>>380
どちらも顔が長いからな。
だがそれなら佐藤春夫の顔も長いな。
383吾輩は名無しである:04/09/25 10:49:29
おい、筑摩文庫版全集で、百閧フ写真帖はあるのに芥川写真帖がないのは
どういう了見だ?今からでも遅くはない、出せ。
384吾輩は名無しである:04/09/25 13:53:41
西洋風な小説(つまり本物の小説)を書かせたら最強だったんじゃない?
漱石も鴎外も西洋風な小説を書ける素養はあったけど、結局のところ
国内リーグのホームランバッターでいいや・・ってとこに安住した感がある。
でも、この人はイチローだね。日本球界なんて眼中になかったって感じ。

385吾輩は名無しである:04/09/25 16:32:26
日本風な小説を書かせて最強なのは誰だ?鏡花か?後期谷崎か?川端か?
386吾輩は名無しである:04/09/25 21:11:13
芥川龍之介は文章が上手い、だがそれだけだ!
387吾輩は名無しである:04/09/25 23:29:55
後期谷崎
388ベルクカッチェ ◆dto6OTb1IQ :04/09/25 23:49:32
>>385
「日本風な小説」の定義から







ちゃんとやれ!
389吾輩は名無しである:04/09/26 00:24:08
「日本風な小説」
・ゲイシャが出てくる。
・ニンジャが出てくる。
・ミフネという人物が出てくる。
・スシとテンプラが出てくる。
・ハラキリが出てくる。
390吾輩は名無しである:04/09/26 03:44:53
>>389
なるほど。では改めて。
日本風な小説を書かせて最強なのは誰だ?鏡花か?後期谷崎か?川端か?

>>386
畢竟が抜けてる
391吾輩は名無しである:04/09/26 08:23:30
>>389
フジヤマが抜けてる
392吾輩は名無しである:04/09/26 22:48:28
>>390
樋口一葉に決まってます。
393吾輩は名無しである:04/09/26 23:44:36
芥川は話が短いから×。
本物の作家は、みんな長編を書いている。
394吾輩は名無しである:04/09/26 23:48:08
短編書くのは作家じゃないとでも(驚愕)
あと、日本風な小説とはなんぞや。
395吾輩は名無しである:04/09/27 00:26:51
中華風の小説とはなんぞや。
396吾輩は名無しである:04/09/27 01:12:34
>>395
語尾がアルアルしている。

短篇作家が軽く見られるのはよくあるけど
「本物の作家は、みんな」とか、ギャグだよね。
397吾輩は名無しである:04/09/27 04:56:11
>>394
丸谷才一みたいなのじゃない?
398吾輩は名無しである:04/09/27 21:40:00
突然でスマンが、羅生門に出てくる下人の名前って分かる?
399吾輩は名無しである:04/09/27 21:42:06
399
400
401吾輩は名無しである:04/09/28 07:16:02
>>398
小説の中では無名。下書きには「交野(かたの)の平六」と書いてあった
らしい。同じ名前のキャラが「偸盗」に出てくるらしい。
402吾輩は名無しである:04/09/28 23:01:50
>>389
ちっとも今の日本を感じないぞ、おい!
今ならこうだ。

「日本風な小説」
・フィリピンパブが出てくる。
・ガンジャ(大麻)が出てくる。
・フリーターという人物が出てくる。
・ロリと援交が出てくる。
・出会い系サイトが出てくる。
403吾輩は名無しである:04/09/29 01:49:20
・作者が無理にキャラを作ってる
404吾輩は名無しである:04/09/29 05:03:21
・Evian(水)とかクールミントガムとか微妙な固有名詞が出てくる。
・人生を悟ったような女が出てくる。

そんなことより『舞踏会』何度読んでも将校さんのセリフが読解できない。
素直に受け取っていいものなんだろか…
405吾輩は名無しである:04/09/29 23:46:05
私は鼻毛のことを考えていたのです。
406吾輩は名無しである:04/09/30 01:33:14
我々の生(ヴィ)のような鼻毛のことを。

際限なく伸びていく鼻毛のさまを人間の生ととらえ、
放縦な人ばかりの世の中を歎いている。
…うむ。今回のレポートもばっちりだ。
407吾輩は名無しである:04/09/30 07:07:42
>>405-406
(*^ー゜)b グッジョブ!!
408吾輩は名無しである:04/10/03 14:17:51
今月、CSの時代劇チャンネルで映画版「地獄変」をやるわけだが。
409吾輩は名無しである:04/10/04 15:58:57
『河童』読みました。
精神を病んで自殺したトック君に芥川の姿が重なるね…
精神病患者の主人公を描写を客観的に描いてるシーンは怖い…
電話帳をトック君の全集だと思って読むところ。
410吾輩は名無しである:04/10/04 16:22:43
>>409
あなたが「河童」と思ってるその本も電話帳ですよ?
411吾輩は名無しである:04/10/05 03:12:51
河童ってマンガみたいだよね。
藤子F辺りがマンガ化してたらどうなってたんだろう。
412吾輩は名無しである:04/10/05 10:41:45
もう漫画化してますけどね
413吾輩は名無しである:04/10/05 11:13:56
自分が知ってるのは望月三起也版だけど、他に漫画化した人いる?>河童
414吾輩は名無しである:04/10/07 20:36:06
一昨年あたりまでの芥川関連本ブームの次に来るのはなんだ?
太宰か?小泉八雲も没後百年絡みで色々と出てるみたいだが。
415吾輩は名無しである:04/10/11 23:42:27
芥川も泊まった修善寺・新井旅館が台風22号の被害で臨時休業中だそうだ。
416吾輩は名無しである:04/10/12 09:17:38
睡眠薬自殺でしょ、この人。
睡眠薬で自殺はかなり難しいのが現実なのによくできたね。
それとも当時は強いの市販されてたの?
いなまなら、何百錠とか必要でしょ。
417吾輩は名無しである:04/10/12 09:37:18
表向きは睡眠薬自殺だけど、実際は青酸カリかなんかで死んだらしい。
『藪の中の家』という本に書いてあるらしい。
418吾輩は名無しである:04/10/14 00:05:35
「ヴェロナール」と「ジアール」という睡眠薬で、
ジアールの方が毒性の強い持続性睡眠薬、と本で読んだ。
両方の致死量をいっぺんに飲んで、その後寝室で奥さんに促されて
枕元の睡眠薬をまたさらに飲んだんじゃなかったかな。

419MJ ◆MJ/axTXDJk :04/10/17 00:40:04
『蜃気楼』ってすげーな。
いま読んでびびた。w
420吾輩は名無しである:04/10/17 17:51:04
邪宗門って未完だったのね、さあこれからってところでガックリですわ
421吾輩は名無しである:04/10/17 21:15:25
羅生門ってなにがいいんだ?
「下人の行方は誰も知らない」の辺りがいいの?
422吾輩は名無しである:04/10/17 22:12:29
下人がくさめをするところがセクシー。
423吾輩は名無しである:04/10/17 23:07:19
>>421
宿題は自分で考えようね
424吾輩は名無しである:04/10/18 03:22:59
ジアールの効き目に就いては、事前に菊池寛で人体実験して、
「いける」と見究めたらしい。
425吾輩は名無しである:04/10/18 03:30:21
芥川の「一人の無名作家」って、どんな話でしたっけ?
426吾輩は名無しである:04/10/19 16:33:05
>>425
同人雑誌の中にいい作品があったんだけど、作者は元気かなぁ…って感じの
随筆。
427吾輩は名無しである:04/10/19 16:47:16
>>426

その無名作家が、たしか誰か有名人の兄弟かなんかだった、
と何処かで読んだ気がするのだけど・・思い出せない。

何処で読んだんだったかなぁ…
428吾輩は名無しである:04/10/20 12:30:34
>>408
昔、レンタルビデオで見たことがある。
仲代達也が主人公の絵師で、内藤洋子がその娘、萬屋錦之介が大臣。

最後のほうで「人生は地獄よりも地獄的である」というテロップが出る。
ご存じ、「侏儒の言葉」に出てくる文句だが、俺は「意味がちがうだろ!」
と言いたくなった。
「人生は地獄よりも地獄的である」とは、
死後の地獄とちがって生きる苦しみには法則性がないから、予測がつかなくて恐ろしい、
ということなのだ。
「地獄変」の、どこにそんな思想が含まれているというの!?
429吾輩は名無しである:04/10/21 21:57:29
間違いなく日本史に残る天才だな。
430吾輩は名無しである:04/10/31 11:54:45
十日間書き込みがない文豪、芥川龍之介。
431吾輩は名無しである:04/10/31 12:12:39
俺は三島を読んで小説家になろうと決心した。
が、芥川を読んで俺にはとても及ばない職業と思い知らされた。
なかなかカキコできないのもそんなところがある。
432吾輩は名無しである:04/10/31 12:16:26
独特の思想だからなぁ・・最近の若い子には無理だよ、
文豪・芥川龍之介w
433吾輩は名無しである:04/10/31 12:46:28
文豪といえば、新潮文庫『文豪ナビ 芥川龍之介』というのが出たな。
タイトル通り、初心者向けの軽い読み物って感じだったけど。
434吾輩は名無しである:04/10/31 12:49:41
「文芸的な、あまりに文芸的な」はどこかで手軽に読めますか?
435吾輩は名無しである:04/10/31 12:53:35
>>434
「青空文庫」ならWEB上で読める
436吾輩は名無しである:04/11/01 20:01:03
>>435
カ・ン・ゲ・キ! その手がありましたね。
あなたに幸福が訪れますように。
437吾輩は名無しである:04/11/03 21:33:53
『百年の誤読』の芥川のトコだけ読んだ。酷評がウリの本らしいけど、芥川
に関してはベタ褒めだった。自分的にはOK。
438吾輩は名無しである:04/11/07 01:38:13
>>433
本当に軽い内容だったね。

そこそこ面白いけど、底は深くない内容。

400円分の内容としては悪くない。
439吾輩は名無しである:04/11/09 14:29:42
文豪ナビね、そうね、入門書としては悪くないかも。
これで芥川の文学に興味を持った人は、ダイソーの芥川小説集を買うとよい
でせう。
440吾輩は名無しである:04/11/10 02:30:10
「くじら」というバンドの歌に、「ヴェロナアル」とずばり「河童」
と言うタイトルの歌があった。作詞・ボーカルの杉林恭生が
好きだったんだろうな。今は廃盤で手に入りにくいかな。
441吾輩は名無しである:04/11/12 02:59:25
           ∩
                ( ⌒)      ∩_ _GJ!!
               /,. ノ      i .,,E)
              ./ /"      / /"
   _n GJ!!  ./ /_、_    / ノ'
  ( l    _、 _   / / ,_ノ` )/ /_、 _    GJ!!
   \ \ ( <_,` )(      /( ,_ノ` )      n
     ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ     |  ̄     \    ( E)
       /    /   \   ヽフ    / ヽ ヽ_//
442吾輩は名無しである:04/11/21 03:01:02
記念カキコ
443へら:04/11/23 02:03:29
龍之介って妻の親友と不倫してたとか
444うおのめ:04/11/23 18:32:06
まじなら最低
445吾輩は名無しである:04/11/23 18:33:11
不倫は作家のデフォルト
446吾輩は名無しである:04/11/28 11:43:03
不倫ダメとかそういう一般論にしばられた硬い頭では創作活動なんて出来ないってこった
447吾輩は名無しである:04/11/30 22:54:13
みなさんの「藪の中」の見解を聞かせてください。
あの作品を読んで以来喉に骨が詰まった時みたいな感覚がずっとあって・・・
お願いします!
448吾輩は名無しである:04/12/01 04:10:37
卒論だろ
449吾輩は名無しである:04/12/01 17:53:13
卒論…懐かしいな
450吾輩は名無しである:04/12/04 15:51:55
不倫相手より奥さんの方が、よっぽどイイと思うがな。
451吾輩は名無しである:04/12/06 20:55:23
芥川初恋の吉田弥生の若い頃の写真を見たけど、ハッキリいって文奥さん
の方がイケてると思う。でも芥川は実は文さんみたいなクッキリぽっちゃ
り型はタイプじゃなかったらしい。あの熱烈ラブレターは嘘だったのね。
452吾輩は名無しである:04/12/07 03:10:50
>>451
「文章」
453吾輩は名無しである:04/12/24 08:10:59
「メリイ・クリスマス」の日だね。
454吾輩は名無しである:04/12/26 09:13:08
 救援
455吾輩は名無しである:04/12/31 00:14:59
わんといいましょうか?
456吾輩は名無しである:04/12/31 16:31:41
年末の一日。
457吾輩は名無しである:05/01/02 15:44:51
芥川さんが亡くなったのって昭和2年の何月何日ですか?
458吾輩は名無しである:05/01/03 00:32:01
7月24日。
459吾輩は名無しである:05/01/05 09:50:26
芥川さんの祖先今もちゃんといるんですかね?
やっぱ頭いいのかな・・・
460吾輩は名無しである:05/01/05 13:53:03
子孫はいても祖先は生きてないだろ…さすがに。
461吾輩は名無しである:05/01/05 16:24:14
そっか間違えた。子孫ね
462吾輩は名無しである:05/01/05 16:51:21
芥川家が滅びてないか心配だ
463吾輩は名無しである:05/01/09 23:27:00
芥川は結婚後の一時を除けば、生涯を通じておば、養父母と離れて暮らしたことがないんだよな。
ある意味お坊ちゃまだと思う。
464吾輩は名無しである:05/01/11 04:51:55
>459
直系の男子がひとりいるらしい。
東大卒で、どこか海外の大学の物理学教授という由。
465吾輩は名無しである:05/01/12 01:55:19
3人の息子うち次男は戦死で、長男比呂志・三男也寸志ともに子供は娘で、
子息はいないから、芥川龍之介直系の「芥川家」は、かなり前に滅びてるな。
466吾輩は名無しである:05/01/12 20:39:14
長男比呂志が新劇女優に生ませた子あk@おgふぃぐあお
467吾輩は名無しである:05/01/12 21:49:34
>>466 詳しく
468吾輩は名無しである:05/01/12 22:37:25
>>466-467
私の出生についてあれこれ詮索するのはやめてください。
469吾輩は名無しである:05/01/13 12:25:53
こんにちは。
いまレポートで苦しんでいます。助けてください。
芥川と菊池寛との関係についてなんですが、はっきり言ってよく知りません!!!
作品は読んだことはありますが、文学部の生徒ではなく理系の学生なので作家同士のつながりが知りません。
二人に関するおもしろいエピソードがあれば教えてください。

470吾輩は名無しである:05/01/13 13:30:34
>>469
明治書院『芥川龍之介事典』・勉誠出版『芥川龍之介大事典』・翰林書
房『芥川龍之介新辞典』(のうちどれか)を図書館で探して、「菊池寛」
の項をチェックするのが手っ取り早いでしょう。芥川との関係について
必要な情報はそれで拾えると思います。
あとは、小島政ニ郎『眼中の人』や、村松梢風『芥川と菊池』なんかを
読むのも一興かと。
471吾輩は名無しである:05/01/14 00:24:00
さて今年の芥川賞について。
…いや、なんでもない。
472吾輩は名無しである:05/01/14 00:58:08
>>470
どうもありがとうございました!!!早速探してみます!
473吾輩は名無しである:05/01/15 21:07:29
芥川先生の血液型が何型か予想してみましょう!
474吾輩は名無しである:05/01/15 23:32:00
AB型っぽい。天才肌で裏表(あるいは躁鬱)がありそうだから。
475ばばばば:05/01/20 04:54:50
芥川龍之介の血液型知りたい!
知っている方、教えてください!!
色々探したのですが分からなくて...
476吾輩は名無しである:05/01/20 05:20:26
むかし読んだ「血液型占い本」にAB型と出てたよ。
真偽のほどは分からないけど、そう書いてあったのはよく覚えてる。
477吾輩は名無しである:05/01/22 19:08:33
芥川のTシャツ発見!  

SOSWIM(ソースイム)。パーカーもあり。
ttp://blog.livedoor.jp/renji777/

alternative(オルタナティブ)。他に太宰や中也柄もあり。
ttp://www.sonic-groove.com/alternative-2.cart.html
478吾輩は名無しである:05/01/22 20:49:28
ほんとにAB型だとしたら どこまでも確率の低い方をとる人だね。
まぁ自分では望まなかっただろうけど...

うお座でAB型か・・・
占いではいわゆる奇人・天才・冷静・二面性・ロマンチストなどと言われているね
あくまで占いだけど 当てはまってるとこはあるかも
479吾輩は名無しである:05/01/23 13:06:21
ageてもダメならsageてみな。
480sage:05/02/02 11:12:37
481名無し物書き@推敲中?::05/02/12 01:05:46
t
482濁川虎之助:05/02/13 00:23:11
三人の息子たちに親友の名前をつけたと聞くが、「ひろし」は菊池寛として、
あとの二人は誰でしょうか?
483吾輩は名無しである:05/02/13 00:52:53
>>482
多加志は小穴隆一の「隆」の訓読みから。
也寸志は恒藤恭の「恭」の訓読みから。
484吾輩は名無しである:05/02/19 15:18:19
芥川ファンサイトを幾つか回ったら、BBSが閉鎖されてたり更新が止まってたり
と散々な有様だったな…
485吾輩は名無しである:05/02/20 09:24:30
>>482
('A`)ヒロシです・・・
486吾輩は名無しである:05/02/21 11:20:17
ABが天才肌って血液型を広めた能見一人が勝手に言ってたのが広まっただけで
実際に天才肌な奴見たことないし
偉人も少ない
487吾輩は名無しである:05/02/21 12:26:55
俺はAB型だが、天才肌だし、偉人になる資質を十分備えている。
他の血液型の奴らが時々可哀想に見えてくることすらある。
488吾輩は名無しである:05/02/21 13:41:30
↑と河童の国の住人が発言しています
489吾輩は名無しである:05/02/21 23:01:33
河童の国へ行きてーよー
人間だったら特別保護住民指定を受けて働かなくてもいいんだろ?

明日、穂高へ逝って来ます
490吾輩は名無しである:05/02/22 13:16:10
そして大勢の女達に追いかけられ給へ
491吾輩は名無しである:05/02/22 16:55:29
 .          ┌┬┬┬┐
  .―――――┴┴┴┴┴―――、       ______________
 || ̄ ̄ ̄||  ̄||| ̄ ̄ ̄|| | ̄ ̄ヽ     /
 || アヒャヒャ| |  ||| アヒャ || |_∧  ヽ   /
 ||(・∀・)_| |・∀||(・∀・)|| |  )  [ ] <>>489を迎えに参りましたー
 ||_ ̄ ̄_|_|_/ | ̄ ̄ ̄.|| | ̄ ̄ ̄ ||  \_____________
  l O| ―-.|O゜| S精神病|.|院 ニニ .||
  |_  ̄口 ̄  l_l⌒l|____|.|l⌒l_||_|__|  ブロロ-‥‥
   `ー' ̄ ̄ ̄`ー'  `ー'   `ー'
492吾輩は名無しである:05/03/05 13:00:17
ug
493吾輩は名無しである:05/03/07 06:01:18
質問スレにも書き込みしてしまいましたが、こちらのほうが
答えをいただけそうなので再度書き込みます。

以前どこかで読んだ下記の内容の作品名を探しています。
著者は確か芥川龍之介だと記憶していますが、検索しても
それらしい作品が出てきません。よろしくお願いします。

---
主人公が病気療養か何かでどこかの宿に宿泊しているとき、
散歩中にいっぴきの蛙が川を渡ろうとしているところに出くわした。
その蛙は、川の流れの早い部分を渡ろうとして何度も失敗し、
そのたびに元の場所に押し戻されて川を渡れないでいる。
その川には、渡るのが容易だと思われる部分もあったのだが
、蛙はそのことに気づかないのか頑なに同じ箇所で挑戦を続けて
結局最後は力尽き、川に流されて主人公の前から消え去ってしまう。
主人公はこの蛙の格闘の一部始終を観察し、蛙と自分と重ね合わせ
深い感慨を抱く。
---
494吾輩は名無しである:05/03/07 10:47:15
>>493
それ、もしかして島木健作の「赤蛙」じゃないかなぁ?
少なくとも芥川作品じゃないと思うよ。
495吾輩は名無しである:05/03/07 22:11:50
>494
ありがとうございます。そのとおりでした。
芥川作品でないにもかかわらず教えていただきありがとうございました。
496吾輩は名無しである:05/03/08 19:57:07
           , -―――-、     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          /        `i    |
         /      ヽ   |    |  どうかNappaと発音して下さい
         |    , へ、 ii ,.、|   ∠
ー--、    ,べヽ  ⌒(_`_。ル。イ|    \________
 / /⌒/| 6; `i、  ,____;='」,ー、〉i⌒i´ ̄i ̄i ̄
/ |  i´i i  `ー'i  l iF≡=≡テi/ |  |   |   |
|  |  |   i  !、  i |二二コi/ |  |  |  |
|   |  |ー-、__ | |\  `ー―'/ |  |  |  |
|   |  |   `| |  \__/ |  |  |  |
497吾輩は名無しである:05/03/08 23:38:59

よろしかったら、一言下さい。

学歴板 【草のみどり】中央大学総合すれ【タマでお昼寝】

http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/joke/1107019095/l50

498吾輩は名無しである:05/03/12 18:51:34
棚機津女 彦星
499吾輩は名無しである:05/03/12 19:11:12
3月1日は芥川の誕生日なのに一件も書き込みがないとはけしからんなぁ
500吾輩は名無しである:05/03/12 19:11:44
500ゲッツ
501吾輩は名無しである :05/03/12 19:15:15
芥川龍之介の遺書に「ぼんやりとした不安」と書いてあるのか?
「漠然とした不安」と書いてあるのか?
どうも「或る旧友へ送る手記」では「ぼんやりとした不安」と
書いてあるのだが。
詳細をキボンヌ
502吾輩は名無しである:05/03/19 03:24:24
私の好きな作家は芥川龍之介と野坂昭如。
503吾輩は名無しである:05/03/19 08:50:59
芥川の命日って河童忌っていうのかな
504吾輩は名無しである:05/03/20 19:54:22
>>503
見たことある気がするが、どうなんだろう。おれも気になってきた。

詳しい方にお聞きしたいのですが、小穴さんの『二つの繪(?)』っていうやつに、芥川のチンコがでかいって書いてあったんですけど、この書自体を資料として見ていいんですかね?芥川のことあまりしらなくて…。
あと、この書に「□夫人」ってかいてあるひとに、猛烈に性的アプローチをうけたとかいてありました。そして、『侏儒の言葉』の「女の顔」では、

女は情熱に駆られると、不思議にも少女らしい顔をするものである。
尤もその情熱なるものはパラソルに対する情熱でも差支えない。

とかいてありました。このパラソルを、漠然と「傘」と捉えていたのですが、
チンコってとらえる解釈なんて変ですかね?
個人的な意見とかでもいいので、欲しいです。
505吾輩は名無しである:05/03/20 20:02:38
506吾輩は名無しである:05/03/20 20:35:03
507吾輩は名無しである:05/03/20 21:14:03
変。
508吾輩は名無しである:05/03/20 22:13:06
変?
509504:05/03/20 22:30:38
変ですか!?
ショック ひろみショック
510C ◆7sqafLs07s :2005/03/22(火) 23:51:31
面白いんじゃないですか?
芥川の他の文章の中にも似たようなイメージが見つかるかどうか探してみたらいいかもしれない。
511吾輩は名無しである:2005/03/28(月) 22:46:10
4月からのNHK「人間講座」
関口安義講師による「芥川龍之介」
http://www.nhk-book.co.jp/tv_r/study.html
NHKはこれで落ちた評判を取り戻せるのか?
512吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 01:49:16
>>501
「漠然」をあて字で「ぼんやり」と読む。
513吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 15:01:20
>>511
ラジオ放送かよ…orz
514吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 20:07:18 ID:
関口センセイでは(ry
515吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 20:08:55
お釈迦様が地獄を覗くと、そこには杜子春がいました。
516504:2005/03/31(木) 19:46:15
>>510
ほんとですか!
これからは意識して読んでいってみようと思います。
ありがとうございます!
517吾輩は名無しである:2005/04/06(水) 10:04:08
僕は河童の国から帰ってきた後、しばらくは我々人間の皮膚の匂いに閉口しました。
518吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 22:00:37
>>512
>501ですがレスありがとうございます!
前後に漏れの生き死にを決する国家資格試験の発表がありますたので、
チェックしとりませんですた
サンクス!!
519吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 22:13:26
歯車の病的な描写、相当まいっていたんだろうね。

思索の堂堂巡りから抜け出せなくなると悲惨だな。
520吾輩は名無しである:2005/04/11(月) 16:50:18
土曜日のラジオどうでした?
当方用事があって聞けませんでした。
521C ◆7sqafLs07s :2005/04/11(月) 23:04:50
歯車に出会ったとき、
芥川を一生読み続けるだろうなって漠然と思ったんだ。

蜜柑、の芥川も好きだけど。
522吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 02:26:59
こういう人を天才って言うんだろうなぁ。。。



芥川の才能・頭脳のほんの少しだけでも持っていたら。。。ハァ・・・
523吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 21:26:23
凡人でもいいから長生きした方がいいよ。
524吾輩は名無しである:2005/04/13(水) 21:14:07
下手に長生きすると生き地獄になります。
525吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 01:08:12
う〜ん、芥川って天才なのか?
漏れは全集で読んだけど、独断と偏見で言わせてもらえば、
佳作:駄作=3:7っていう感じがしたけどな。
しかも比喩や文体は初期も晩年も大して変わってないから、
さすがに全集の後半になると話の組み立てや表現やオチのつけ方に飽きてくる。
才能というよりはむしろ器質的なものが
作品に反映されてるんじゃないかと、マジレスする。
526吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 01:33:47
天才かどうかは置くとしても、文体は色々使い分けて変化に富んでる
ので、同趣向の小説を集めたアンソロジーならともかく全集を読んで
て「文体が一本調子で飽きる」ということはあまりない、ある意味で
稀有な作家だと思う。
また、「話の組み立て」や「オチ」も、晩年に近づくにしたがって頼
らなくなってくる(反面、捉えどころのない作品も増える)。
小説は意外に少ないので、割合としては良作(人口に膾炙してる作品)
の比率が高くなると思う…そりゃ駄作も多いけどね。

ただ、「天才」ということと「頭脳が明晰」というのは違うので、芥川
が頭脳明晰かつ文学的天才であったか、単に頭脳明晰な人であったのか、
そこらへんの意見は分かれると思う。
527吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 22:16:08
俺の女友達、顔がモロタイプだからと言う理由で読んでるそうだ。
言葉がなかったです。
528吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 22:41:51
いいんじゃないか
理由よりも結果だよ
529吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 23:47:10
作家を好く理由なんてそんなもんよ。
俺様が谷崎を好きなのは、脂ぎってぶよぶよした肉体がモロタイプだから。
530吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 03:25:19
読み始めた高校生の頃はおれもそうだったな。顔と名前に惹かれた。
持ってた芥川ムックみたいな本の表紙折り返しに「人生は一行のボオドレエルに如かない」。
文学青年を気取りたい年頃の心にはビンゴだった。
正直、苗字が新原だったら読んでなかったと思うw
531吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 08:48:42
外見や印象で読み始めたと聞いたら、芥川本人はきっと喜ぶよ。
なにしろ芥川はポーズの作家だったからね。
坂口安吾も言ってるでしょ、
「太宰は二日酔い的に死に、芥川は舞台上で死んだ」ってね。
532吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 09:39:41
 ,-― ゝ ̄ ̄ `―-、
           ミ   ヾヽ    :::;;;;;;;ヽ
          彡   r ─、    ::::::;;;;;;)
        彡   /     ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
         ヽ   |         :::::::;;;;}
         ヾ,,`イ           :::;;;;;;)
          〈   ´`‐-、,,  , -‐´`:;;;;;/
          `_   ,tェ- 、  ,tェ - :::::::;;;}
           ヽ ヽ         / /
           ヽ ヽ   |〉    / /   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ヽ ヽ       / /  < 有り難う。
             ヽ ヽ ー--  / /    \
             __\_   ̄/^`‐-'、     \________
            ゝ /   ̄|γ/ ,  ヽ
            ̄ \     ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
              \     ^ ヽ  |
533吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 21:19:08
梶井基次郎の文庫には、写真が載ったことが無い。
大岡昇平によれば、中原中也の写真は、目が大きく(少年のように)見えるべく
どんどん修正が重ねられている。
こうした「作者の意図」以外で作者の顔が読者にイメージづけられる経緯は、
もう30年以上前に指摘されている事。
芥川の写真も、↑この有名なポーズ以外に多数残されているが、
晩年の髪の薄くなり欠けた前歯が見えた間抜けた写真などは文庫類には
けっして使われることがない。
534吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 00:47:09
>>533
博識ですね。
535吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 00:52:17
芋粥って、どうよ?
536吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 08:38:23
どうよ、と言われても
537吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 10:16:14
「芋粥」は芥川作品の中でも多くの批判の矢面に立った作品の一つ。
漏れ個人としては漱石の言う品があるし、芥川独特の心理描写が好きなんだが、
当時は「話の筋がない」「作者の意図がわからない」などと中傷された。
「芋粥」が好きな人は「枯野抄」も読んでみたらいいと思う。
あ、ちなみに漏れは芥川オタでも研究者でもないれふ。あしからず。
538吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 20:19:28
>>537
>あ、ちなみに漏れは芥川オタでも研究者でもないれふ。あしからず。
その程度のコメントならだれもキミをオタとも研究者とも思わないよ、安心しろ。
539吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 20:23:35
心配なんぞはなからしてねーって。
540吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 21:43:32
>>537は「くものいと」でも読んでみたらいいと思う。
541吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 21:55:23
揖保の糸
542吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 22:06:52
はじめて芥川の本買って、はじめてちゃんと読んでみた。

河童、歯車、阿呆の一生、遺書、、、、いきなり面食らって
ブルーになっちまったよ、おい…

生活教の寺院で半身像になった文学者を解説するところが
印象に遺ったな。

遺書ってネットで調べてみたら、本にあるのって
ちょっと違うね。
本物の遺書の原稿がネットで全文掲載されてて、
そっちを見て、もっとブルーになったよ…。

なんていうか、やっぱり、いきつくところは、女陰ですかね?
太宰の遺書にしても、結局は、とどのつまり、女だし…

この二人は、女に、母性に抗おうとして
無惨に破れ果てた敗北者なのかもしれない。
543女圧勝!:2005/04/17(日) 22:09:49
544吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:13:15
「地玉子、オムレツ」
545吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:17:46
All right……All right…… All right, sir……All right……
546吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:18:24
「セエント・ヘレナ、小さい島」
547吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:19:23
ミイラに近い裸体の女が
548吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:20:06
彼女は遠目には美しかつた。
549吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:43:17
河童の国ってちょっと今の中国っぽい
550吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:45:42
イライラする、──tantalaizing─Tantalus─inferno…
551吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:53:38
qui
552吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 23:54:27
歯車ってノンフィクション?
553吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 09:08:41
完全なフィクション。
ちなみに原題は「東京の夜」だったが、
佐藤春夫に「気取りすぎ」と言われ「歯車」に変えさせられた。
554吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 10:51:36
「どうしたね? きょうはまた妙にふさいでいるじゃないか?」
555吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 17:17:03
>>549
さほど日本と変わらないんだよ。大正時代の日本だけど。
556吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 18:15:31
河童の女怖い、夢にでてきそう
くちばし腐った河童がかわいそうだったね
557吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 18:32:48
僕の母は強靭だった
558吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 20:02:32
龍之介の長男、次男にはそれぞれ男の子供はいたの?
もしいないんなら、”芥川”は誰が継いだんだろ?
559吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 20:10:54
>>558
芥川也寸志の息子で貴之志というのがいて、スタイリストだかエディター
だかをやってるらしい。クイズ番組「平成教育予備校」に出演したことも
あるらしい。
560吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 20:21:43
あと吉本芸人のマネージャーで芥川ってのがいる。
下の名前は知らん。
561吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 20:29:33
>>560
西川のりおのマネージャーが芥川という姓らしいけど、その人は芥川龍之介
と関係があるの?
562吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 23:33:48
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」
563吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 23:48:12
この人ってイケメンなの?
564吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 02:11:11
彼の創作ノートってあるの?
565吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 04:10:21
>>563
二十代まではね。
ちょっとガリってるように見えるけど
カラダも引き締まってたみたいだよ。

当時、女流作家の憧れの的でした。
文学青年はこぞって芥川ポーズで写真を撮っていた。
566吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 04:11:19
文化人には多い男色家にも激しく
アプローチされていたそうな。。。
567吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 23:21:56
自分もど真ん中ストライクで好きな顔。
文春文庫の羅生門ほかに載ってる、少し微笑んでいるように見える写真、
特に好き。
568吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 00:21:06
569吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 00:55:29
分子村の
記念館の
学芸員に
なるには
どうすりゃ
いいの?
570吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 01:04:43
漱石って両刀だったって本当?
571吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 02:36:14
文理のこと?
文武のこと?
572吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 06:02:34
和洋のこと?
573吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 07:18:06
akuta to
kankeinaijan
574吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 12:54:09
>>569
学芸員の資格を取れ。あとは知らん。
575吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 21:46:24
>>504
核の傘下、防衛、擁護、庇護への期待、経済的保護
奴隷根性、
576吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 16:43:38
アゴに手をやった例の写真、所ジョージにしか見えなかった時期もある。
577吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 18:03:20
顎に手をやった写真よりも、この表情の写真が一番好き。
http://www.pref.shimane.jp/section/bunka/shinkou/bungaku/ichiran/img/j_img_04.jpg
578吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 00:58:13
俺似てると言われるんだけど・・イケメンなのかな?
579吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 05:25:28
>>576
髪の毛があったころの竹中直人が真似してたな。
580吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 19:47:26
>>577
なんかヒロユキに似てる…。
581吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 20:12:54
            ノ∩
           ⊂ >>580
            /( 。A。 )っ
            U ∨ ∨   
          ・;;∴‥
   ∧ ∧ ∩  :: :.
  (_,''' ▽ '')/  :: ::
  (つ   /  :: :'
  人⌒l ノ  :: ::
  し(_)

582吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 20:57:28
583吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 11:35:33
七つのりゅうのすけの中にニセモノがいます。
正解した方にはもれなく芥川先生が夢枕に現れます。
584吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 13:01:21
585吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 15:48:40
>>583
6番目がダウト。これで芥川先生に膝枕してもらえる…うれしい。
586吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 19:22:18
>>585
おめでとう!今晩楽しみだね!
587吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 09:25:23
>584
似てますか???
私はあんまり思わないけど
588吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 16:04:36
>>582
6番目のりゅうのすけ偽者キモイ
589吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 18:31:57
6枚目の先生、漱石や太宰もやってるんだね・・ちょっとワロタ
590吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 23:00:33
「みっつのなぜ」

一 なぜ漱石は名前、芥川は苗字で呼ばれるのが一般的なのか。
591吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 01:28:59
なつめ そーせき

あくたがわ りゅ−のすけ

凡庸性の低い方を選んでるのかも

りゅーのすけってなんかそのへんにごろごろいそうだし
権威づけが難しい。

ナツメよりソウセキの方が権威がありそう。
592吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 01:32:23
>>582
http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/muto/hakusi/kinen1.jpg

スーツに地下足袋?様になってるのがすごいわ。
ていうかちょー美形っぷりを発揮していますわね、この龍之介ってば。
隣の菊池寛が巧い具合に引き立て役になっててグーです。
593菊池寛:2005/04/27(水) 09:43:29
わしは引き立て役か・・・・・・・
594吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 02:49:56
595吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 02:56:01
>>590
>>591
漱石は号だから。
龍之介は名前だから、単独では呼ばれにくい。
596Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/04/28(木) 05:08:16
誰かいる?
597吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 18:33:28
何か?
598吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 19:34:02
フヒヒ!どうした?
599菊池寛:2005/04/28(木) 23:40:04
わしはいるぞ。
600吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 23:41:30
600はト書きさんのもの♪
601Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/04/29(金) 02:34:22
何かって何が?
602吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 09:00:34
>>595
じゃあ、どうして、宮沢賢治は、号でもないのに宮沢じゃなくて「賢治」って
呼ばれるの?
603吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 09:09:18
>>602
ファンにDQNが多いから。
604吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 10:39:15
じゃあ坂口安吾のファンにもDQNが多いのか
605吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 12:07:07
太宰のファンもDQNが多いが「治」って呼んでるヤツはあまり見ないな。
ま、単に語呂とか語感で決まる問題なんだろうけど。
606吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 17:41:07
日本語ってのはその辺感覚ありきでなあなあなんだよ。だからつべこべ言うな。
607吾輩は名無しである :2005/04/30(土) 00:11:43
芥川って身長どのぐらいあったの?
608吾輩は名無しである:2005/04/30(土) 08:19:37
165くらい
609吾輩は名無しである:2005/04/30(土) 11:37:49
チビだ・・・
610吾輩は名無しである:2005/04/30(土) 13:51:05
ごめんほんとうは適当
印象としてはヒョロ長なんだが
実際のところは知らない
611吾輩は名無しである:2005/04/30(土) 23:10:48
太宰治が実家に疎開してた時に
実家を尋ねた芥川の子息(俳優)ってどこかに写真アル?
612吾輩は名無しである:2005/04/30(土) 23:54:09
1920年 大正9年 4月1日、長男芥川比呂志誕生。
(俳優で演出家、俳優、作家。昭和56年10・28死去。)
菊池寛が名付け親・・?「ヒロシ」をもらったとか
新劇の代表的な俳優。劇団四季の名付け親。

http://www5b.biglobe.ne.jp/〜s244f/akutagawa.jpg
出征中
http://www.shiki.gr.jp/closeup/column/001009/images/photo01.jpg
浅利慶太との対談

無法松の一生 (’58年製作)
出演者:三船敏郎  高峰秀子  芥川比呂志
ベネチア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)
613吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 00:13:06
おお〜やっぱ似てるなあ〜戦死した次男が一番似てたらしいね。
ないかも知れないけど次男の写真とか、もっと三人兄弟の写真あったら見せてください。
614吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 04:12:48
長男はあまり父親に似てないけど
父に劣らず才能に恵まれて、容姿も独特の貴族風の雰囲気があって
人気があった。演劇青年は皆あこあこがれてたんだってね。
でも酒癖に問題があったとかなかったとか…
ハシズメイサオ?とか弟子だったそうだよ。

次男も役者だったけど、そんなに有名じゃないみたいだね。

動いてる映像見ると、なんか芥川とだぶらせて見てしまう
身長は長男を見る限り、170センチ前後?だったのかな?
615吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 11:17:24
次男出演の映画を昔見たことあるが、
龍之介が出演してるのかと思うくらい似ていた。

顔も細身の体型もそっくりだった。
ただ父親よりは精悍な感じだったかなぁ。。。
616吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 13:34:37
>>614-615
次男の多加志さんは東京外語大(当時は東京外国語学校→東京外事専門学校)
在学中に出征して戦死してて、役者の経験はないよ。
兄弟の中で一番美男子だったのに…残念。
617吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 23:35:59
みんな詳しいね。
618吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 00:03:57
戦死したのは三男だろ。
619吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 00:09:59
ちがうし
620吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 00:59:40
長男 比呂志
次男 多加志
三男 也寸志

>>618
m9(^Д^)プギャーッ
621吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 04:46:28
五木 比呂志
細川 多加志
横山 也寸志
622吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 10:21:41
【芥川三兄弟と黒澤映画】
 芥川龍之介が37歳の若さで、自殺した時、長男の比呂志は8歳、
三男の也寸志はわずか3歳で、父の記憶は無い。
○芥川比呂志・・・俳優・演出家で、「劇団四季」の名付け親。
「どですかで ん」では、妻(お蝶)の不貞を許せない男:平さん役を台詞無しで熱演。
○芥川多加志・・・次男、徴兵され24歳で戦死する。
○芥川也寸志・・・佐藤勝、武満徹とともに、早坂文雄門下生となり、作曲
を学ぶ。日本の近代音楽として新しい分野を開拓。テレビ番組の司会など。

 私の所持するLP「早坂文雄管弦楽選集」(株フォンテックス)では、
新交響楽団を指揮し、「羅生門」から5曲、管弦楽のための変容、古代の舞曲。
 佐藤勝さんの「羅生門」が勇壮でダイナミックな指揮なら、こちらは精細
な華麗さを打ち出しているように思えます。父の小説題材が映画化され、
またその音楽が、恩師のものだけに、也寸志氏の指揮振りは丁寧で熱を込め
ているような印象を受けました。
 黒澤監督は文学者、作家のご子息を映画で使っていたというのは単なる
偶然ともまた違う気がします。文学を大切にする映像作家だったからでもあ
りましょう。例:有島武郎の長男、森雅之
623吾輩は名無しである :2005/05/04(水) 00:20:44
彼は妻以外に女は何人程いたんでですか?
624漱石:2005/05/04(水) 01:55:15
夏目漱石が芥川龍之介の鼻を激賞した理由はなんでしょう?
625Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/04(水) 02:02:16
626吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 03:58:25
>>624
鼻フェチだったから。
耳フェチなら耳を激賞していただろう。
627吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 14:03:01
谷崎なら足だな…
628吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 11:00:33
女ならうなじだな。
629吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 15:31:23
サンマなら目黒だな。
630吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 10:44:24
ところでラジオの「芥川龍之介 文学探訪」って聞いてる人いる?
これってどうよ?
631吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 17:51:46
>>624
悪つながりです。
632吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 13:02:56
ソウセキも奇麗な顔してんのね
ホモつながり?
633吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 15:11:08
>>465
芥川也寸志は3回結婚している。
確かに、最初の妻との間に生まれたのは娘。
その長女芥川麻実子は司会者でメディアコーディネーター、著書に
『芥川龍之介あれこれ思う孫娘より』(サンケイ出版、1977年)がある。
2度目の妻は女優草笛光子。子供はない。
そして、3度目の妻との間に息子芥川貴之志がいる。
彼には、東京芸術大学卒のスタイリストで、
『Blue RIBBONS』(ディー・ディー・ウェーブ、2005年)の著書がある。
だから、龍之介直系の「芥川家」は滅びていないし、男の孫がいるわけだ。
634吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 23:11:47
では、男なら麻実子嬢と、女なら貴之志氏とケコーンできれば、由緒ある芥川
ファミリーに連なれるということか!?狂喜せよ、全国の芥川ファン。
635吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 15:03:42
麻実子嬢は何歳?
636吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 20:12:40
愛は年齢を超越する。
637吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 21:39:32
>>636
超越する勇気が僕にはありません。
638Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/14(土) 03:34:49
彼の蔵書について論じてある本てあるの?

http://green.ap.teacup.com/hase11/
639吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 12:56:05
>>637
お金さえあれば年の差なんて
640吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 14:32:03
他人の権威にしなだれかかるなんて
あさましい…
しかも子孫の祖父の権威だよ…
権威なんて堕落しか生みださないのでは?
641吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 16:56:19
権力を得るための努力とそれを維持する努力を怠らなければ堕落はしない。
少なくとも俺にはその自信がある。
642吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 20:18:58
それより、今日という今日こそNHKラジオ2『芥川龍之介』を聞けー貴様らーっっ!

それでどんな内容だったか俺に教えて下さい。おながいします。
643吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 23:02:50
親の遺産で一生マターリできる状況で
わざわざ命かけて作品書いたり、命すりへらしたストレスに
堪えたりするかね?
っていうか自分を追いつめたくても、お金があったら
追いつめられないのでは?
むしろ、その目の前の金を全部焼き捨てるか寄付するか
くらいの”強い意志”がないなら、確実に程度の差こそあれ
堕落すると思う。人間はそんなに強くない。

だから宝くじの高額当選は、当たってもさして
生活が変わらないような金持ちに当選する。
貧乏人が当たらないようになってる。
努力する機会がなくなっちゃうからね。
644吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 01:13:04
芥川って風呂が大嫌いで異常に臭かったらしいね
岡本かのこだかが言ってた
645吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 01:20:33
あんまり洗わないから手が黒かったという話は聞いたような。
いや、顔だったか?…とにかく、あんまり綺麗好きじゃなかったようだ。
寮でも風呂に入らなかったらしい。今で言えば、修学旅行の時にパンツを
履いて風呂に入るタイプなのか。

そういえば森鴎外は生涯殆ど風呂に入らず、畳の上で体を水拭きしてたら
しい。芥川もこれくらいしてたかもしれないし、してなかったかもしれん。
646Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/15(日) 05:54:39
誰かいる?
647吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 06:25:20
596 名前:Corentin ◆bBm/UfuWG2 [] 投稿日:2005/04/28(木) 05:08:16
誰かいる?


646 名前:Corentin ◆bBm/UfuWG2 [] 投稿日:2005/05/15(日) 05:54:39
誰かいる?

病気ですか?
648Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/15(日) 08:35:25
誰かいる?
649吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 18:35:29
五木寛之もそうだね。
あと太宰治もそう。

なんで作家って風呂嫌いになるの?

風呂はいると集中力切れるのかなぁ。。。
650雪姫 ◆pnsj6r5ao. :2005/05/16(月) 18:36:58
作家は己の人生の垢を文字にする職業なのよ
651吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 17:18:50
「黒い垢すりの甲斐絹が何度となく上をこすつても、
脂気の抜けた、小皺の多い皮膚からは、垢と云ふ程の垢も出て来ない」
652吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 02:24:17
滝沢馬琴キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━ !!!!!
653吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 22:23:44
芥川龍之介の文庫本を読もうと思っているのですが、
出版社で違いってありますか?
各社から出ていて何が違うのかわからなくて困ってます。
654吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 22:23:56
芥川龍之介の文庫本を読もうと思っているのですが、
出版社で違いってありますか?
各社から出ていて何が違うのかわからなくて困ってます。
655吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 00:15:37
有名どころだけ読んどきたいのなら新潮文庫。
文庫型の全集を揃えたいのならちくま文庫。
安く読みたいのならダイソーの100円のやつ。
656吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 05:53:14
同じ作品でも出版社によって内容が異なる場合もあるから注意が必要です。
657吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 19:35:39
「蜘蛛の糸」のハッピーエンドバージョンとかなー
658吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 22:47:19
>655-656
どうもありがとうございます。参考になりました。
とりあえず新潮かちくまあたりを見比べてみます。

>657
そんなラストがあるとは知らなかったです...。
659吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 14:06:00
また一つ芥川関連サイト(芥川龍之介ファンページ)が逝ったな…合掌。
660吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 20:20:32
>>648
656と657を本気にしないでくださいw
661吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 20:21:18
↑ >>658 だった OTL
662吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 21:28:38
「鼻」は、初出では鼻が縮む代わりにちんぽが伸びちゃうんだよね。
確かにあのまんまじゃ単行本には入れられんわなぁ。
663吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 02:01:44
ヒソ(´・ω)(д・`)ヒソ
664吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 04:20:53
戯作三昧の主人公が漫☆画太郎になってるバージョンがあるらしいね
665underdog:2005/06/01(水) 15:03:40
「西郷隆盛」の先行研究例を探していますが、なかなか見つかりません。
僕の探し方が悪いのかもしれませんが、資料があれば、教えて下さい。よろしくお願いします。
666吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 15:09:12
>>659
デマはいかんな。ちゃんとあるぞ。
もしかして、ネット初心者?
試しに、前のURLの末尾に「home.html」って付けてごらん。
667659:2005/06/01(水) 23:59:58
デマというのは根も葉もないということだろ。
今まで表示されてたものが表示されなくなった。あぁ、たしかに俺はあんたと違
ってネット初心者で、表示させる努力もしなきゃ知識もなかったさ。
だが、あの状況は事実上逝ったようなもんじゃないのか?
URLの末尾にそんなもん付けなくちゃ見られない状況が「ちゃんとある」状況
と言えるのか?「閲覧可能」というのとサイトとして「生きている」というのは
違うぞ。ミイラが生きてると主張してた某新興宗教の教祖じゃあるまいし。
俺はネット初心者かもしれんが、そんなことで威張られる筋合いはないし、折角
のご教示だが「なるほど、立派に存続してるサイトを亡き者にして悪かった」と
は全く思わないな。
668吾輩は名無しである:2005/06/02(木) 00:42:59
>>667
ちゃんと薬飲んでる?面倒臭がっちゃ駄目だぞ。
669吾輩は名無しである:2005/06/02(木) 00:54:24
屁理屈を捏ねさせると天下一品ですなぁ。
勝手に決め付けるわ、筋合いはないとか言い出すし。
得手勝手教の教祖様に在らせられるようですよ。
670吾輩は名無しである:2005/06/02(木) 01:53:14
>>668-669
なんか、ひさびさに重症患者>>667の書き込みを見たなぁ。
マッグくんに診てもらった方がよさそうな「狂気」を感じるよ(´´ω``)
671Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/04(土) 07:25:12
ahoka
672吾輩は名無しである:2005/06/04(土) 08:25:20
>>671
お前は黙っていなさい。
673渡辺:2005/06/04(土) 10:16:53
阿呆は少なくとも自分以外の者を阿呆だと信じている。by河童
674Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/04(土) 14:45:18
kasuka
675Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/04(土) 17:28:59
doaho
676吾輩は名無しである:2005/06/04(土) 19:20:47
荒らしうぜぇ
677Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/04(土) 19:43:08
bakaka
678吾輩は名無しである:2005/06/04(土) 21:52:16
NGNAME
Corentin ◆bBm/UfuWG2
679Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/05(日) 18:07:17
bakaka
680吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 19:35:03
荒らしが煩わしいのですが。
681Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/05(日) 21:57:33
doaho
682吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 22:14:52
あ〜すっきり。アホをあぼーんにするとスッキリするね。
683吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 22:19:02
良かったね。あぼーんってよく分からないアホですけど・・
芥川は好きです。
684Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/05(日) 22:36:35
kasuka
685Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/06(月) 12:28:31
doaho
686渡辺:2005/06/06(月) 13:51:48
阿呆(レス乙です↑)は少なくとも自分以外の者が阿呆だと信じている
687吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 18:11:14
どうせ荒らすならもっと独創的なことを書き込めばいいのに。つまんねえ奴。
基地外の振りだとしても中途半端だ。どうしようもねえな。カス。
688渡辺:2005/06/06(月) 20:12:06
↑独創的なレスですねぇ
689Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/06(月) 20:43:01
bakaka
690吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 20:50:40
下手な荒らしだな。
691渡辺:2005/06/06(月) 23:59:09
いやいや荒らす前に荒れてるから(^o^)
692吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 09:36:03
>>691
お前はウザイ
693吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 14:15:46
ご迷惑をおかけしております。
わたくし Corentin の母でございます。
この度はうちの愚息が・・・
694吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 15:39:50
正直、「蜃気楼」のどこがいいのかわからにゃいぃぃ
695吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 19:39:45
全体に不気味な感じだにゃ。O君とK君が出てきたにゃ。
696吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 23:41:34
「海のほとり」から読むといぃぃ
697吾輩は名無しである:2005/06/08(水) 04:29:01
「悠々荘」もあわせて読むといい。
698Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/10(金) 06:13:10
doaho
699吾輩は名無しである:2005/06/10(金) 09:26:00
語彙の無い薄ら馬鹿は黙っててね。
700吾輩は名無しである:2005/06/10(金) 22:37:41
教えてちゃんでスマソ。
芥川龍之介氏の作品「舞踊会(真中の字変換出来ない。)」で
鹿鳴館での社交界デビュー
明子の踊り相手はどこの国の人。
よろしくお願いします。
701吾輩は名無しである:2005/06/10(金) 23:04:30
>>700
おフランスざんす。
702吾輩は名無しである:2005/06/10(金) 23:09:28
>>701
ありがとうございました。
703吾輩は名無しである:2005/06/12(日) 10:18:10
うちの場合は、

舞踏会、舞踏かい、舞踏界、ぶとうかい。
舞踏、ぶとう。

どうしたって「舞踊会」とは変換されないが(・_・?)
704吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 19:04:51
羅生門のレポートだれかアドバイスくれorz
705吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 19:14:07
本文より長いレポートは書くべきではない。
706吾輩は名無しである:2005/06/16(木) 01:32:39
>>704
オチが別パターンあるからそれに言及してみれ
707吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 02:03:06
>>705
なんだその法則はw
俳句を論じるには17文字以下で、ってかw
708吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 03:51:57
南京の基督、やっと捜して読んだ。んー期待はずれ。
映画のノベライズというトンでもないものも読んだ。こっちも論外。
梅毒は怖いよ、第一期と第二期の間は症状消えるからね、なんて中学の
保健体育の授業のようだ。(わりとそこに重点があるのが萎え)
はともかく、レオン・カーフェイは芥川に似てる気がしないでもない。
709吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 04:10:06
映画のノベライズか。俺は好きだけどね、藪の中。
710吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 13:25:44
とりあえず富田靖子は可愛いな。俺より年上だけど。
711吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 17:01:49
羅生門のレポートかぁ。
エゴイズム以外に目を向けてみたらいかが?
712Corentin ◆B1WJp3Uzus :2005/06/25(土) 07:03:20
bakaka
713吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 13:12:45
富田靖子の服を剥ぎ取る男の話
714吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 14:32:58
羅生門はエゴイズムばかりが強調されるが、死体の髪の毛とか婆ぁの着物
のリサイクルがテーマであり、地球に優しいエコイズムではないだろうか。
715吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 14:34:21
そして蛇も食用として使われた古きよき時代も紹介する。
716吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 14:38:02
俺もいま、芥川がマイブームだな。・・・ただ本がなかなか手にはいらぬ。
ちくま全集がたよりだが、最近はおおきな書店にいってもほとんど置いて
ないんじゃないか?
717吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 14:40:52
置いてなければ注文なさい。
718吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 14:45:55
それもそだね。
719亜美:2005/06/25(土) 22:15:15
>>714>>715
高校の国語の教師が言いそうな寒いオヤジギャグ(´´ω``)
720吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 23:01:17
薄ら馬鹿には分からんのだよ。
721吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 23:53:09
芥川が顎に手を置く有名なポーズ、あれは外国の作家のマネだとか聞いた
気がするんだけど、元ネタになった作家って誰?
722吾輩は名無しである:2005/06/27(月) 21:19:38
>>721
カージィ・モトジーロ(1861-1912)
723吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 00:24:30
今晩(7.2)BSの「名作平積み大作戦」を見た人いる?
Jホラー特集だったんだけど、芥川の「歯車」が扱われてた。粗筋をアニメみたい
ので紹介。「歯車」こそがJホラーの原点だ!という結論になってた(そこに到る
論理展開は怪しげだけど)。ついでに、晩年の「木に登る芥川」の映像も流れた。
…ということでageておく。
724大ちゃん:2005/07/03(日) 01:42:09
学校のレポートで羅生門の事について教えてほしいので、誰か教えて下さいっ★
1、初出
2、単行本所収について
3、草稿は残存しているのか。現在の所在場所、保管機関はどこか。それらの資料の出版はしているか。
4、本文の変化について。
5、その作品についての本課題についての先行論文あはあるか。
です。ほんとうにピンチなので宜しくお願い致します。
725吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 02:18:09
1、『帝国文学』大4・11
2、『羅生門』阿蘭陀書房、大6・5・23→『鼻』春陽堂、大7・6・8、他
3、山梨県立文学館所蔵。『芥川龍之介資料集』の他、「羅生門」草稿をまと
  めた冊子が同館から出てる。
4、初出では@老婆の台詞は間接話法でA下人が強盗をしに京都の町へ急ぐ
  ところで幕。それが『鼻』収録の際に@直接話法A「下人の行方は誰も
  知らない」に改められた。(他の細かい改訂点は割愛)
5、先行論文はやたらある。

書いちゃってから言うのもなんだけど、「羅生門」の情報はググるとかなり
拾えるぞ。
726大ちゃん:2005/07/03(日) 13:52:31
まじありがとうございました!!さっそくプラスでググるってみます★
727吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 16:56:51
>>725
ガキを甘やかすなよ……
728吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 03:19:44
>>727

 我鬼?
729吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 23:45:40
>>226
二人が出会っても正反対だから仲良くはならないのかな?
それとも衝突しあいながらも友情が生まれるのだろうか?
730Corentin ◆B1WJp3Uzus :2005/07/08(金) 17:33:16
bakaka
731吾輩は名無しである:2005/07/09(土) 19:52:03
愛人だったという美人作家?さんは
芥川自殺の後、どういう人生おくったのでしょうか?
732吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 08:56:24
>>731
秀しげ子のことか?
淫婦らしく人生を全うしたのでは。
文学史的には何にも聞かないな。
733吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 17:41:40
芥川で映画化された作品といえば「羅生門」(内容は「藪の中」)と
「南京の基督」が有名だが、「地獄変」もされている。
1969年東宝配給。豊田四郎監督。
ガイシュツだったらスマソ。

見たことないんで何とも批評できないのだが。
734吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 02:53:38
藤子F不二雄のエスパー魔美に地獄変へのオマージュみたいな作品があるね。
735吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 14:20:03
>>733
ずっと前に見た。良秀が仲代達矢、大殿は中村錦之助(→萬屋錦之介)だった。
音楽は龍之介の実子の也寸志(比呂志が出てたかどうかは忘れた)。
良秀が帰化人という設定で、その娘の恋人(良秀の弟子の絵師?)が登場。野党が
洛中を襲う「偸盗」みたいな場面も挿入されてたと思う。それ以外は原作に沿って
たと思うけど、ラストでは大殿が生きながらにして地獄に落ちる。
良秀の芸術家としての執念もさることながら、貴族社会のデカダンな空気が印象に
残る作品だった、気がする。
「偸盗」と「妖婆」も映画化されてるようなので、観てみたいもんだ。
736吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 14:46:24
見たまんましか描けない絵師っていうのもかなりダメだよねー
737吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 22:42:25
芥川龍之介とルナシーの河村隆一が似ている件について。
738吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 23:54:47
724みたいなゴミ学生ばっかりだよ、最近の文学部。

図書館行けば1時間で調べ終わる内容をわざわざこんな過疎スレで尋ねて…
739吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 23:59:45
月曜のラジオで芥川の事やってるな。でも仕事中だから全部は聞けない。
結構面白いよ。
740吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 00:05:28
芥川か…最近読んでねぇなぁ。
畦道で蛙を踏んづけたらその蛙が人間の言葉を喋って、それがどうも知り合
いの生まれ変わりらしくて…とかう短編を書いたのってこの人だっけ?
741吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 08:00:39
いや蛙が道端でもがいていて、
車に轢かれたら困ると思い道端の草むらにはじいてやる話なら書いている。
742吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 08:01:25
それと、蛙が「全世界は我々のもの、蛇も然り」としゃべる話。
743吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 17:03:14
芥川は河童だけじゃなく蛙も好きだったのか…
744吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 08:12:02
蜃気楼てキノコ食いながら書いたみたいだなw
745吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 13:43:46
意味がわからんけど藁た
746吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 23:19:51
MMでバッドトリップの果ての美しさ。これが蜃気楼。
747吾輩は名無しである:2005/07/17(日) 01:24:32
食べすぎると歯車が見えちゃうんで適量は守りましょう。>MM
河童が見え出したらアウトです。
748吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 00:07:00
歯車が見えるのは目の病気だったからって聞いたけど。
749吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 07:04:44
川村湊『物語の娘-宗瑛を探して』読んだ人いない?
750吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 07:17:20
751吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 21:57:41
芥川ってアスペルガーだろ?
ASの俺が「人間失格」読んでそうおもた

752吾輩は名無しである:2005/07/19(火) 00:02:47
>>751を、一般向けに専門用語・略号を使わずに書きなおしますた。

芥川って(太宰と)同一人物だろ?
(吹奏楽部で)アルトサックス担当の俺が「人間失格」読んでそうおもた
下人の行方は(アルトサックス担当の)俺も知らない



753吾輩は名無しである:2005/07/19(火) 00:53:09
芥川の場合はアスペルガーというよりドッペルゲンガー
754吾輩は名無しである:2005/07/19(火) 21:59:26
>>753
すまん、芥川と太宰間違って誤爆した。
755吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 20:01:09
河童忌age。
756吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 23:54:32
河童忌ですね…誰かお墓行かれました?今日行こうと思ってたのに行けませんでした↓
757吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 16:38:12
墓は巣鴨にあるのか。今知った。
758吾輩は名無しである:2005/07/27(水) 16:38:57
>>748
閃輝性暗点だあな
759吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 21:10:29
芥川めちゃおもしれー!!
760吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 21:28:56
梅毒最高
中国人最高
761吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 22:03:56
何でキリストは中華料理を食べないんだ?好き嫌い(・A・)イクナイ!!
762吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 06:03:42
宇治を読もうよ!
763吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 07:09:39
>756以前河童忌に行った時は、募前に花が溢れてたよ
764吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 14:05:12
芥川の小説つまんないと思ってたんだけど、
「歯車」読んだら、うおぉ!面白いじゃねーか!
最初の方、シャイニングかとオモタ
765吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 21:06:08
芥川と漱石って、なんか凄い仲むつまじい師弟のイメージあったけど、
実際接触あったのは漱石晩年の1年だけなんだよね。

芥川の作品を漱石に読ませたかった…あと10年長生きしてくれりゃあな。

766吾輩は名無しである:2005/08/22(月) 21:33:48
そして二人とも作家活動していた時期が結構短いね。
まぁ芥川は自殺なんだけど・・・。
767吾輩は名無しである:2005/08/22(月) 22:09:42
芥川とか漱石って海外の書店で余り見かけないんだよな。
面白いと思うのに・・・『三島由紀夫』『川端康成』『谷崎潤一郎』
『大江健三郎』あたりは見かけるけどね。あとは『Haiku』かな。
もっと芥川、漱石あたりを読んで欲しい。1000円札見せても誰も知らないし。
768吾輩は名無しである:2005/08/22(月) 23:25:04
芥川は読まれてると思うけどなぁ。短編だしさ。こないだ村上春樹の英訳やってるハーバードの先生が、芥川の新しい英訳出したそうだ。春樹の序文つきで。

漱石は…地味っつーか、三島・川端・谷崎とかと比べると淡白だしノーマルっぽいところが受け入れられない所以だろうか…w
おれはそこが好きなんだけどね。
769吾輩は名無しである:2005/08/22(月) 23:26:36
アメリカで一番有名な日本の文学者は芭蕉だってさ。
向こうから来てる文学の留学生がそう言ってたから多分間違いないと思う。
小学校の授業でも俳句作ったりしてるらしい。
770吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 00:22:06
文学に限らず、純日本的なものが海外では受けるのかとも思う。
『侍』『忍者』とか・・・そこへいくと、漱石のように
英国へ留学し、英文学の影響を受けている人には異国情緒
が余り感じられないのかなあ。
771吾輩は名無しである:2005/08/25(木) 00:10:21
漱石って日本語で読まないとかなりつまらなそうだな。

772吾輩は名無しである:2005/09/04(日) 14:22:24
ガキ靴。
773吾輩は名無しである:2005/09/04(日) 14:43:13
 
774吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 04:58:12
ドラゴン桜の芥山先生萌え〜
龍ちゃんにもあんな感じでに年取って欲しかったでつわ。
775吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 05:42:28
あの愛人だった秀しげ子て写真見たけどそんなに美人か?>>731
奥タンの方が綺麗だと思う。
776吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 07:02:59
芥川のタイプだったらしいよ>秀
初恋の人に似てたかなんかで。
777吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 08:59:52
でもこの人って欲求は強くて女遊びはするけど
本質的に女嫌いだった感じがする。
女性の精神構造に根本的な不信感や絶望感を持っている感じ。
「藪の中」や「袈裟と盛遠」を読むとそんな気がする。
「六条の姫君」を読んでもいわゆる白痴美に惹かれる人じゃないと分かるし。

自我を持った女性と付き合えばナルシシズムにウンザリさせられ
古風な女性と向き合えば物足りなさを感じる、という調子だったのでは。
778吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 10:05:37
〜〜の感じ、〜〜の感じの馬鹿馬鹿しいレスは結構だ。
779吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 12:37:45
断定口調よりはマシかと
780吾輩は名無しである:2005/09/07(水) 02:51:23
>>778は小林よしのりでも読んでなさい。
781吾輩は名無しである:2005/09/09(金) 11:30:35
芥川
782吾輩は名無しである:2005/09/09(金) 12:12:13
闇中問答の最後は何度讀んでも涙が出る。
783吾輩は名無しである:2005/09/09(金) 16:23:44
芥川の著作を歴史的仮名使いのまま読みたいのですが、
ちくま文庫の全集は歴史的仮名使いのままで出版されていますか?
784名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:45:13
>>783
いいえ。
785783:2005/09/10(土) 22:32:42
>>784
お返事、ありがとう。
買うのは止めます。
786名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 03:40:40
この人の作品の多くを、親父が持っていた昭和出版社というところの「芥川龍之介作品集(全4巻)」で読んだ。
これが旧かなだったので、いまだに芥川は旧かなじゃないと落ち着かない。
787名無しさん@そうだ選挙に行こか:2005/09/11(日) 18:06:09
現在、岩波書店・筑摩書房の『芥川龍之介全集』以外で、旧仮名となると、
全作品は網羅してないけど、双文社とかから出てる大学の国文科で使われる
テキスト類かな。使い終わった学生が売るんで、古本で買うという手もある。
788吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 22:00:49
どうせ古本で買うのなら、古い芥川全集(岩波・筑摩)を買えば?
うまく探せば1万円以下(ちくま文庫を新刊で揃えるのと同じくらいのお金)
で揃いが買えてしまうと思う。

全集は新しいやつのほうが収録作品は多いんだけど、基本的に増補は随筆類
・書簡・未定稿類なんで、純粋に小説だけを読みたいのなら、古い全集でも
問題ないと思うよ。
789吾輩は名無しである:2005/09/12(月) 22:39:42
>777
わがままだよな。奥さん良い人なのに。

ところで芥川が木に登った映像、見るにはどうしたらいいでしょうか??
790吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 03:41:37
岩波の全集は、今の24巻の1つ前の12巻の奴が古本で比較的安いけど、
「旧かな」はもちろん「旧漢字」でもある。漢字は「新漢字」じゃないとという
のであれば、筑摩類聚版全集を古本で探すのがいいかな。ただ、脚註は、出鱈目や
「未詳」が多いけどね。岩波に較べて誤植も多いし。
791吾輩は名無しである:2005/09/13(火) 21:07:21
岩波の12巻本は…デカすぎる
792789:2005/09/13(火) 22:43:22
ネットで探したら、木に登った映像、前に郡山文学館(?)で公開されてたようだ。
行く気になればいけた距離だったのに、そのころは別に興味なかったからな・・・。
またやってくれないだろうか。
793吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 16:46:59
Quax
794吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 14:38:36
河童の中で面白い場面ってどこよ。交霊会が好きって言ったら周りの反応薄かった
795吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 15:50:43
「僕」が失業した河童の肉を食ってゲロ吐く場面とか。
796吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 19:40:02
test
797吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 13:06:45
>>792
企画展示を探し回るしかないんじゃない?
自分は去年、神奈川県立近代文学館での「芥川龍之介展」で
動画を見たよ。
798吾輩は名無しである:2005/09/24(土) 06:18:57
>>792
『新潮文学倶楽部』(CDーROM版マルチメディア文学辞典)に映像(動画)が
収録されてる。大学のレファレンス室で見たことあるんだけど、画面は小さ
め(ブラウザの画面を広げても動画本体は小さいままだったような?)。
でも、もし機会があればご覧になっては?


神奈川近代文学館では木登り映像のほかに、芥川が作家仲間?とトランプを
やってる映像が流れてた。
799吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 01:29:24
「素戔鳴尊」の伏字部分を考えてみよう!

水を浴びている××××××黒い獣が動いているのを見た。
××××××××××××××××××××××××××××××。
800吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 09:06:19
>>799
 ∧_∧
( ;´∀`) ちんこ勃ってきた。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
801吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 20:11:11
なんでも鑑定団に芥川の落書きが出品され、120万円の評価額が付きました。
802吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 21:53:23
>>801
落書きで120万か。。。
マジすげー
803吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 21:28:23
なんでも鑑定団は見てなかったけど、
芥川って絵上手いよね。
804吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 22:34:06
>>801の「芥川龍之介の落書き」、「なんでも鑑定団」公式HPから見られる。
ttp://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/last_week/last_week050927/

本邦初公開のものではなくて『芥川龍之介遺墨』って本に載ってるらしい。
805吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 21:58:18
806吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 22:01:33
>>805
3500円か…>12巻本
俺は24巻本が出る何年か前に古本で買ったけど、一ケタ多かったよ…
807吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 22:05:15
24巻本も出たし、ちくまの文庫版全集も出ちゃったからねぇ。
808吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 14:37:29
芥川って人間至上主義の持ち主だったんですか?
俺にはどうもそうは思えないんですが、皆さんはどう思いますか?
809吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 16:33:31
いやぁ、たしか「マツサアジ至上主義者」だったはず。

ちなみに俺は性感マッサージ至上主義者だ、ゴルァァ〜
810吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 18:52:40
写真とか見ると
けっこうナルシストなんだなぁ、と思った
811吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 19:54:34
【文学トリビア】
「ナルシスト」という言葉を日本で初めて使ったのは芥川。
812吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 19:55:58



…というのは嘘
813吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 20:20:47
あの顔であの才能、ナルシストだったとしても誰も文句言わん。
814吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 20:28:41
今夜、太宰治のドラマをやるな
太宰とか漱石の伝記は時々ドラマになるのに芥川はやんないな
815吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 20:33:33
漱石のドラマってあった?見たことないや。
太宰みたいなわかりやすい人生のストーリーが無いからじゃない?ドラマ化されないのは。
まあ実際の太宰の人生がわかりやすいわけじゃないけど…

あと最後は自殺だしさ。
太宰の心中とはだいぶ印象違う。
816吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 22:03:12
漱石のは渋柿隊のもっくんが漱石役だった。
あんま面白くなかった記憶がある。
芥川もチョコっと出てきたが変なキャラだったな。

芥川の死が太宰に与えた影響は如何ほどのものか。
817吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 22:05:04
漱石のは渋柿隊のもっくんが漱石役だった。
あんま面白くなかった記憶がある。
芥川もチョコっと出てきたが変なキャラだったな。

芥川の死が太宰に与えた影響は如何ほどのものか。
818吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 23:41:32
読書感想文を書かないといけないんですけど、なんていうか自分の意見だけって書きづらくて
できたら参考になるような人の感想を探してるんですけどググってみてもヒットしなかったんです。
それで、誰か読書感想文が載ってるページ知りませんか?蜘蛛の糸か杜子春か或阿呆の一生か羅生門を読みました
どれで書くかは決めていません、お願いします。
急いでいるのでageます。ごめんなさい。
819吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 11:04:52
手巾読んだんだが、意味わかんないので諸先輩方の見解を教えてください
西山婦人の顏で笑って全身で泣いていたのをハンカチを持つ手の仕草で読み取った長谷川が、どーだこれが大和撫子、女の武士道だと喜んでいたところ
読みかけの西洋の演劇の演出本で安い演技の代表みたいに書かれていてなんだかなぁーガクーリで良いの?
820吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 13:39:03
大体そんな感じ。
821吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 18:32:41
わかっとらんくせにww
822吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 20:04:27
.     `{// , ,| ;|            彡ノ;i'三ニ{
        |,i{'l l | | . .:: .       . : ::彡ノ;li'三{
       |r`川| __,..,,,_     : :   三ニ;|リ'1
.       l __!|||    ¨ヾミュ  {, .,,,zr=三ニ;;i!';;;!
       }i";;:.  ,.ィエ`;;  lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{
.       !.__;:.           |lli;; ̄三彡ノ;!{;/
        ヾ、:;:,.       !|l;;  ;;彡ノ/-'
          }:;;; :     ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/
       ___|::; : __    .: '!l;:..:;彡;/    下人は、既に、雨を冒して、
      /川リ/l:.;.. "^ヾー-、,=三ュ!::ニ/ 京都の町へ強盗を働きに急ぎつゝあつた
     /〈川;|/  l;:.    ヾ二,シ´`ヾミ' _
    _/::.:.\シ    ヽ     l_,..==-─--=、  そんなふうにオチをつけた時期が
   / {::::::::..:.\    ヾ===/ , --───  !  俺にもありました
  /  |::::::..:.. \     . ::/ /  ,.--─‐  ノリ
_/    |'':;;;;:.:.:.  \    ::| / / _,,   彡//!\
'     :| '''':::.:..  :\ー-L_l / /川川!  彡//|  \
      |     . : :::\  ̄{/_ノ::::/`!川{  彡//|    \
      |    . : : : :.:::ヽ  /::::/  } ';  彡//|      \
823吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 22:34:00
一高2番卒業、東京帝大2番卒業ってマジすごい・・
824吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 22:55:14
でも東大の学生数が今とは桁違いに少なかったんでしょ、当時は。
まあ凄いけど。

つか1位は誰だったんだろ。
825吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 23:12:21
http://www.dff.jp/

http://www.kakaku.com/donation/

クリックで救える命がある。
おまいら音楽でも聴きながら一日一回クリックして下さい。
826吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 00:43:02
>>824
首席は豊田実(のちに青山学院大学学長)
827吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 10:16:51
今朝CSで比呂志見たよ。高峰秀子とカポーになる可愛い役柄(・∀・)
父親に負けず劣らず美男だけど、龍之介よりも大分顔が濃いね。
828吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 14:03:33
文さんが南国系の顔立ちだったからな
829吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 00:44:03
かなり顔が濃いそうだな
830吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 03:24:19
俺が聞いたのは、確か濃いらしいということ。顔が。
831吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 16:06:36
学生時代、漢文の力は抜群だったらしいね
832吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:29:41
「アグリの神」で亜米利加人が日米開戦の時期について訪ねてるんだけど
あれ書いた時期って15年戦争もまだやってないのに、あの時期から米国と日本は仲悪かったのか?
833吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 08:07:43
芥川は天才のあまり、文壇・批評家からは大絶賛だったけど、
あまりにも凝ったレトリックや前衛的な藝術性で、大衆にはあまり受けなかった。
んで、悔しいから大衆うけのする「河童」を書いたという噂があるんだけど、
その真相は如何ほど?
834吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 08:35:39
文学音痴
835吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 09:00:08
>>833
逆って気がする。
芥川にはコアな読者は沢山いたっぽいけど、私小説とかプロ文全盛の
時代の中で、文壇の芥川評価はそんなに高くなかったような。
色々あってキレて書いてしまったのが「河童」とか「歯車」だったと。
836吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 09:10:57
あの時代は、阿呆な作家多かったからな。今の文壇に似てる。
高尚な芥川が半ば嫌味で書いたのが河童や歯車。
837吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 09:19:31
>>833
どっちかっていうと逆。河童や阿呆の一生などは、自虐的と見せかけて
実は皮肉たっぷり。当時の文壇ではいささか毛嫌いされてたようだね。
芥川やそれ以降の日本の作家を考えると、時代の流れに沿っただけの流行作家は
ほとんど今読まれてない。
838吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 10:11:04
>>835
つまり芥川は天才ではなかったってことでよろしいか?
839吾輩は名無しである:2005/10/27(木) 12:39:35
秀才って感じじゃないの。
天才「的」と言える面があったにせよ、天才そのものじゃなかったような。
840吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 00:09:53
芥川をフィーチャーした角川夏の100冊のCM動画持ってる人いません?
あら良かった。。。
841吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 03:18:37
あの時代の阿呆な作家とは?
842吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 15:18:07
夏目漱石とか森鴎外とか芥川龍之介とか
843吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 17:37:05
芥川は天才。
ただ、鬱だったみたいな気がする。
俺が飲んでる薬みたなのが当時あれば明るい人になれただろう。残念
844吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 17:52:42
天才那湧けないだろ
凡才のいいとこの坊ちゃんで何もできない役立たずのやつが
勝手に天才にしただけのばか
845吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 17:55:06
>勝手に天才にしただけの

誰がしてん?
846吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 18:00:45
愚民大衆倫理学
847菊池寛:2005/10/28(金) 19:01:11
芥川。をプロヂュース
848吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 00:07:05
俺は天才だと思うけどね
849吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 01:36:55
俺のほうが天才だと思うけどね
850吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 08:28:56
菊池寛の直系の曾孫がミステリだかラノベでデビューしたらしいな。平積みになってた。
851吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 00:56:51
.     `{// , ,| ;|            彡ノ;i'三ニ{
        |,i{'l l | | . .:: .       . : ::彡ノ;li'三{
       |r`川| __,..,,,_     : :   三ニ;|リ'1
.       l __!|||    ¨ヾミュ  {, .,,,zr=三ニ;;i!';;;!
       }i";;:.  ,.ィエ`;;  lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{
.       !.__;:.           |lli;; ̄三彡ノ;!{;/
        ヾ、:;:,.       !|l;;  ;;彡ノ/-'
          }:;;; :     ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/
       ___|::; : __    .: '!l;:..:;彡;/  
      /川リ/l:.;.. "^ヾー-、,=三ュ!::ニ/
     /〈川;|/  l;:.    ヾ二,シ´`ヾミ' _    この定理が間違っていないかどうかより,重要かどうかを
    _/::.:.\シ    ヽ     l_,..==-─--=、 ガウスやヤコービに公に尋ねてほしい.そうすればいつか,
   / {::::::::..:.\    ヾ===/ , --───  !このわかりにくい文章を読解し利益を得る人も現れると思います.
  /  |::::::..:.. \     . ::/ /  ,.--─‐  ノリ さようなら.もうあまり時間がない.
_/    |'':;;;;:.:.:.  \    ::| / / _,,   彡//!\
'     :| '''':::.:..  :\ー-L_l / /川川!  彡//|  \
      |     . : :::\  ̄{/_ノ::::/`!川{  彡//|    \
      |    . : : : :.:::ヽ  /::::/  } ';  彡//|      \
852吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 01:05:05
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        ヾ、:;:,.       !|l;;  ;;彡ノ/-'
          }:;;; :     ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/
       ___|::; : __    .: '!l;:..:;彡;/    じゃあ僕は寝るから
      /川リ/l:.;.. "^ヾー-、,=三ュ!::ニ/
     /〈川;|/  l;:.    ヾ二,シ´`ヾミ' _
    _/::.:.\シ    ヽ     l_,..==-─--=、
   / {::::::::..:.\    ヾ===/ , --───  !
  /  |::::::..:.. \     . ::/ /  ,.--─‐  ノリ
_/    |'':;;;;:.:.:.  \    ::| / / _,,   彡//!\
'     :| '''':::.:..  :\ー-L_l / /川川!  彡//|  \
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853吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 18:11:35
「この頃は書き込みも不足していてね。」
彼の友だちはこう言っていた。すると彼はいつの間にか彼の答を用意していた。
─「己は書き込みに不足すれば、何の悪意もなしに自演をするがね。」
しかし勿論彼の答は心の中にあっただけだった。
854吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 19:51:13
芥川のような短編集一冊でいいから自費出版で出してから死にたい。
蜘蛛の糸
蜜柑
歯車
この三つに似たものは必ず入れたい。
855吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 19:22:41
>>853
ワロスw
元ネタは?

いま『枯野抄』を読んだんだが…薄い辞書には載ってない言葉がたくさんだったよ。
856吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 19:39:34
>>855
「或阿呆の一生」の「九 死体」だね。
857853:2005/11/05(土) 19:44:44
853は一応オリジナルです
芥川スレくらいしかわかる人いないと思い貼ったが今も反省していない
858吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 22:51:04
随分ヘヴィな所からもってきたなw
思わず原文読み返しました。
859吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 23:42:58
>>853
は芥川を知ってるね、ってマジ感心してました。
860吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 23:57:22
今日、妹の国語の教科書見てたら『蜜柑』が載ってたよ
こっそりトイレでウンコしながら読んでたら妹にバレてめちゃくちゃ怒られた
アイス思いっきり投げつけられて肘に当たってメチャ痛かった
861吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 11:54:19
>>860
うんこを投げつけた後、妹に蜜柑をぶつけろ
862吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 11:58:39
するとその瞬間である。トイレで下半身を出していた例の>>860が、
あの水脹れの手をつとのばして、勢よく左右に振ったと思うと、忽
ち心を躍らすばかり暖な日の色に染まっているウンコが凡そ五つ六
つ、アイスを見舞った妹の上へばらばらと空から降って来た。
863吾輩は名無しである:2005/11/09(水) 19:17:06
ワロタ
864吾輩は名無しである:2005/11/20(日) 22:26:18
芥川って晩年はプロレタリアっぽくなっていってないか?
河童とか読んだときにまさにそれだと思ったんだけどね
865吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 13:04:51
「歯車」は工業化社会に翻弄されるプロレタリアートの破滅的未来を寓意したもので横光の「機械」
の先駆作、などという心にもない珍説を開陳してみる。
866吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 22:46:26
>>865
歯車は題名だけみたらそんな感じの作品かと思った。
でも内実は…心情の吐露だけって印象?
およそ初期の芥川作品とは似ても似つかなかった。正直面白くなかった
「河童」は失業した河童が食料工場に送られて資本家の食料になるシーンを読んでプロレタリア的だと思ったんだけどなぁ
オレだけかな?
867吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 22:54:06
>>789
NHKの映像の世紀第1集にあるんだなこれがw
868吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 23:36:24
>>867
今確認したら間違ってたw
訂正:第1集ではなくて第3集でした
NHK映像の世紀第3集「それはマンハッタンから始まった」です
ちなみに1927年の撮影で芥川が自殺する年のものです
菊池寛も一緒に映ってます

ってオレしか書き込みしてないなw
869吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 17:52:10
氏の作品「孤独地獄」にこんな一節があります。
「一切の事が少しも永続した興味を与えない。
だから何時でも一つの境界から一つの境界を追って生きている。
勿論それでも地獄は逃れられない。
そうかと云って境界を変えずにいれば猶、苦しい思いをする。
そこでやはり転々としてその日その日の苦しみを忘れるような生活をしていく。
しかし、それもしまいには苦しくなるとすれば、死んでしまうよりも外はない。
昔は苦しみながも、死ぬのが嫌だった。今では・・・」
 そして芥川龍之介自身、最後にこう結んでいる。
「或る意味で自分もまた、孤独地獄に苦しめられている一人だからである」


これって鬱病でしょうか?
870吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 19:48:25
↑ 悪鬼につかれてゐるんだね。世紀末の悪鬼と云ふやつにねえ
871吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 10:46:37
CSの日本映画チャンネルで「偸盗」映画化作品の「美女と盗賊」を見た。
話はほぼ原作に忠実。ただ池沼は出てこない。太郎は原作ほど醜くなくて、
最後は太郎が沙金を殺害して終わり(原作だと伝聞風だったのを具体化)。
キャストは豪華だし、美術監督は安田靫彦。
それなり良作だと思うけど、スゴイ面白いというわけでもない。
だって、古い映画なのでモノクロ&音が悪いのは仕方がないとしても、暗い
場面が多くて何がなんだかようわからんやん…。
872吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 10:19:44
ν速憂国忌関連スレに芥川の名前も出ていて
概ね高評価なのが嬉しい。

>871池沼って阿濃?阿濃外しちゃ駄目でしょ。
873吾輩は名無しである:2005/11/29(火) 02:16:45
黒澤明の「羅生門」はなしだよな
そもそもメインのストーリーが「藪の中」なのになんで「羅生門」なのかと
それで極めつけはあのラスト
がっかりしたね…
アホくさ
874吾輩は名無しである:2005/11/29(火) 15:04:56
あのぅ、秀しげ子って何で狂人の娘って呼ばれたの?
875吾輩は名無しである:2005/11/29(火) 19:53:16
芥川的にしげ子が色情狂に見えたから。
876吾輩は名無しである:2005/11/29(火) 20:18:32
>>874
動物的本能を持ってるんだとよ
友達の奥さんだってことを知らずに芥川に近づいたらしい
中国いったのも彼女から逃げるためらしいね
877吾輩は名無しである:2005/11/29(火) 23:06:26
そうなんですかー!親が狂人なのかと思ってマシタ…
878吾輩は名無しである:2005/11/29(火) 23:11:51
>>877
ちなみに芥川の実母のフクは芥川を産んだあとに発狂してます
詳しくは『点鬼簿』で
879吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 23:54:12
卒論を芥川でかいたひといる?
880吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 00:34:43
蜘蛛の糸の蓮にはどういう意味が含まれているのか。
881吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 01:07:11
>>880
読んだの大分前だから詳しく覚えてないけど何か気になる描写ってあったっけ?
882吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 17:02:32
883吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 21:07:39
884吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 22:47:39
「鼻」と「芋粥」って、テーマというかメッセージとしてはよく似た作品だと思うのですが皆さんどうですか?
885吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 23:45:04
夢だからこそ、生きたいのです。
886吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 23:47:31
だから、英雄の器だつたのさ。
887吾輩は名無しである:2005/12/12(月) 00:04:35
坊やだからさ。
888吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 04:55:47
百円ショップで芥川の短篇集買いました。
鼻とか芋粥とかトロッコ、舞踏会、河童、とある中で一番良かったのは「蜜柑」でした。
次は何を読もうかなぁ。文学殆ど未読だから楽しみが多いです。
889吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 13:27:47
>>888
「蜜柑」は私も好き
「藪の中」もいいよ
個人的にすきな文章は「大川の水」
890吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 15:37:07
木曽義仲のファンなので「義仲論」が良かった。
891吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:00:48
芥川で卒論を書いた俺が来ましたよ。
892吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:09:16
>>891
詳しく語れ、評価してやらんでもない・・・・
ν速より。
【大阪】行き倒れなどで死亡した野宿生活者らの所持金着服。市職員を懲戒免職
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1135657475/

「リアル羅生門」のカキコ多し。
国語の教科書に採用されたしなあ。

と、年末の一日。
wikiで「文芸的な、あまりに文芸的な」の項目で
この論争の最中にも谷崎夫妻・佐藤春夫夫妻・芥川の5人で芝居に出かけたりしている。
とあるんですが、この事が記された出典ってわかりますか?
>>894
芥川の昭和2年3月1日芥川文宛書簡と、佐藤春夫「是亦生涯」(『芥川研究
資料集成』第4巻に収録されてる)にそういう記述がある。
でも「文芸的な〜」の連載開始は翌月からなので、「論争の最中」とは言えない
んじゃあるまいか。
実際論争してたつっても芥川と谷崎が仲悪かったわけじゃないだろ?
895補足、「小説の筋」論争の火種になった新潮合評会が1月8日だから、そこから
考えれば一応は論争の最中と言えなくもないのかな?う〜ん…
とにかく>>896氏が指摘してるように、両者が私生活上も犬猿の仲になったというん
でもなかったような。
ある意味、谷崎夫妻と佐藤夫妻の組み合わせのがもっとヤバイ。
何で?スワッピング?
>>898
「小田原事件」とか「細君譲渡事件」でググれば色々判ると思う
>>899
すげーな、これ
知らんかったわ
>>895
ありがとうございます
論文作成中なので大変助かりました
卒論とかなら今年発表されるやつで芥川で検索して読めば特定されるかもしれないのに
よくそんなことここに書けるね。
発表されたりするやつじゃないのかな
芥川の晩期は私小説っぽくなるって指摘があるけど、それよりもプロレタリアへ傾斜していく感じがする
うろ覚えで悪いんだけど河童の中で「労働者と資本家」とか「失業者は工場へ送られて食料になる」とかいう描写を読んだ記憶があって
ずっとそういう風に考えていたんだけど…どう思います?
彼の共産主義に対しての考えがわかるようなものないかな?
  ユウトピア

 完全なるユウトピアの生れない所以(ゆえん)は大体下の通りである。――人間性そのものを変えないとすれば、完全なるユウトピアの生まれる筈(はず)はない。人間性そのものを変えるとすれば、完全なるユウトピアと思ったものも忽(たちま)ち不完全に感ぜられてしまう。
905904:2006/01/07(土) 13:40:32
>>903
侏儒の言葉のこの一節はどうでせう?
>>905
ありがとう

確かに『河童』でもその世界を礼賛していたわけでもなかったような
ただ、その場面を読んで「芥川らしくないな」て思った印象が強かったのかも
一応時期的にも、共産主義の活動が活発になってくる時期だからそれもあわさってたのかも
そうすると、あの世界は共産世界に対するアイロニーとして書かれていたのかな
くだらないことで悪いんだけど
澄江堂って何て読むの?
ごめん自己解決
ちょうこうどう、ね
ちなみに雅号は
我鬼 と 寿陵余子もあるね
910名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 18:03:26
>>891
ほほぉ……
911名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 18:24:30
芥川についての研究書でいいものを紹介していただけませんか?
作家論でも作品論でもかまいません
よろしくお願いします
入門者にオススメは、「芥川龍之介論」(三好行雄・著)じゃないかね。
あとは、ググッてくれ。
ありがとうございます
三好氏ははなわ書房の「日本の近代文学」を読んだことがあるなぁ
現在の芥川研究の第一人者は関口氏なんでしょうか?
文豪ナビの芥川龍之介。これ最強。
916名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 23:27:45
正直、文豪ナビって良いイメージないけど、どんな感じ?
917名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 23:30:13
芥川は中高生の時好きだった。その後は読んでいない。しかし昨年昔の本で「羅生門」
と「鼻」を読んだ。近頃の無神経な文になれた目には、芥川の文章は高尚に見えるよ。
少し窮屈だけれどもね。芥川の高尚な文章は後の世に残るのではないか。
918まともじゃないレスホモロー君:2006/01/15(日) 00:12:52
芥川って本名津島だったわよね〜青森出身、末裔悲惨よ。
919まともじゃないレスホモロー君:2006/01/15(日) 00:14:07
間違えちゃった太宰だった、ごめんなさい。。。
NHKラジオのテキスト(カルチャーアワー 文学探訪)、安くて良いよ。
>>920
関口氏が書いてるやつだね
岩波新書の『芥川龍之介』と同じような内容じゃなかった?
関口氏の著書では、入門としてなら>>920-921で紹介されてる二冊が安くて読み
易いし、もっと本格的な評伝が読みたいのなら『芥川龍之介とその時代』かな。
基本的にどれも同じような内容だけどw。
923_:2006/01/15(日) 16:39:20
みなさん、芥川竜之介の(鼻)の傍観者の利己主義について教えてくれますか?
傍観者の利己主義の意味もお願いします。
924名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/16(月) 01:12:42
杜子春についてレポートを書きたいんですが、何を論点においたらよいか
アドバイスをもらえませんか??
原典との比較検討
>>903

そのものずばり「プロレタリア文学論」っていう文章がありますよ
青空にあったはず
>>926
おお!ありがとう。探して読んでみます
私は単なる趣味人ではっきりいって文学に関して何の専門的知識もないので思いつきで言ってるだけなんだけど
実際に芥川研究の中では彼のそういう面についてはの検討はされいていないんですかね?
芥川の晩年って一種の「共産主義ブーム」のようなものが社会全体の風潮としてあったと思うんですよ
明治期のキリスト教が一種の教養であったように、大正期の知識人であった人間は多かれ少なかれ共産主義に影響を受けていたんじゃないかって考えていて
芥川の文章でそれが反映されている箇所がみつかったらおもしろいなぁと思ってたんですけどね
先に私があげたような「河童」の社会や「歯車」という表題にはそれが如実に反映されているんではないかとも思っています
ちょっと突飛すぎるかな?w
>>927
社会主義との関係は芥川研究のテーマの一つになってる。
何しろ、芥川の自殺は社会主義(ないしはプロレタリア文学)に対する敗北の証だ
というのが一昔前の定説だったから。
実際、芥川は社会主義関係の文献を相当読み込んでたらしい。
最近では松澤信祐『新時代の芥川龍之介』という本が、芥川と社会主義との関わり
について論じてる。
929名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/16(月) 23:44:13
芥川龍之介と太宰治の作風研究に役立つHP、資料はありませんか?
「太宰と芥川」という書を読みましたが、文体が読みにくい上何故かインタビュー形式で綴られており、一体何だかわかりませんでした。
具体的に比較して論じられる太宰・芥川両者の作品、または両者の共通点、相違点をご存知でしたら教えてください。
よろしくお願いします。
930名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 01:36:43
地獄変のテーマって何
季節柄質問ばっかだな
自分でやれよ
932名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 05:04:58
地獄変って、自分の娘だと分かったとたん助けて、次回に繰り越せばよかったんでない?
933名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 05:25:04
楼上からものを言うな>>931
正直、レポートだとか宿題についてここで質問するのはどうかと俺も思う
それでもそこからおもしろい話につながればいいと思うよ
>>932
次回に繰り越すってどういう事?ちょっとユニークだなその考えかたw
>>930
地獄変のテーマ?芸術至上だろ。
良秀の死をどう読むかが難しいところだね。
猿の良秀が死んだからそれで人間性が吹っ飛んだってのは最低。
芥川賞潰せ!
芥川賞潰せ!
芥川賞潰せ!
芥川賞は芥川とは全く別もんだから荒らすな、ヴォケ
菊池寛が作ったこの賞をあの世の芥川はどうみてるのか
菊池寛はおそらく芥川の最高の理解者だったと思うけど
賞の創設は芥川の名前を残すってのよりも『文芸春秋』を売ることが目的だったみたいだからね
なんだかんだいわれてもその役割は今でも果たしてるしw

豪放磊落な菊池と理知的で繊細な芥川
この二人って実際どんな会話してたんだろね?
非常に興味深いところではある
940犬逃人:2006/01/20(金) 19:47:42
芥川の小説、杜子春で号泣。
こんな俺にお薦めを教えて。
心優しい>>940さんに萌えっ
942関場 ◆dhJAsyE57E :2006/01/20(金) 20:46:42
こんにちは
「日本文学の革命」という文学運動をやっている関場というものです
「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば一発で出てきますので、見てください

芥川龍之介には親近感がわきますね
なにしろ漱石の弟子だったんですから

だが残念ながら漱石の事業を継承することには失敗しました
あえなく途上で倒れてしまいましたね

それ以来漱石の道を継承していく者は現れていません

「この道や 行く人なしに秋の暮れ」
「豊胸人の死」
「包茎人の死」
>>940
う〜ん。じゃ、「蜜柑」を薦めよう。
946名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 11:02:22
芥川は結局のところ睡眠薬自殺だったのか、青酸カリだったのか、
どっちだったと思う?

俺はやはり青酸カリだったと思うのだが・・・
もちろんどちらにも断言しきれないだろうが皆の考えが聞きたい。
ここにいる奴等なら知識豊富だし、筋の通ったこと言ってくれると思ったんだが
どうだろう?
睡眠薬自殺と青酸カリ、両方服用してみたけど、青酸カリの方が死ねそうな感じだった。
というか、死んだ。
>>939
芥川の全集に誰かのコメントとして
「菊池は芥川の父であり母であった」というようなコメントがあった。

芥川は初期の作品からずっと
「自分の作品の意図は読者に理解されるのだろうか?」という不安と
「俺の作品の意図も分からんくせに批評なんてするな」という倣岸さの狭間で苦しんでいた。
自分の観察眼や観察したものをギュッと凝縮して表現する才能には自信があったけど、
それが他の人に分かってもらえないという不安が作品中に漂っている。
学生時代から自分の才能と抱える不安をずっと知ってくれていた菊池は芥川にとって精神安定剤だったんだろう。
949名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 09:53:03
先日芥川の「藪の中」を100円ショップで買ってきて、学生時代を思い出しながら懐かしく読んだ。
犯人探しをしても仕方がないが、それぞれの読み手の解釈を知る上でもおもしろそうだ。
どなたか、犯人(解釈)の統計を取った人とかいないのだろうか?

ちなみに、学生でもなんでもないので論文や何かのためではなく、
単純に知りたいと思った欲から聞いて見ました。
小学4年生だった私にこんな作家の短編集をプレゼントしてくれた両親を疑います。
その後全集を読み終え、一回りしてきて結局「蜜柑」が一番好き。
951名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/24(火) 20:36:23
こんな作家?
952犬逃人:2006/01/24(火) 21:59:19
蜜柑読んでみます。いろいろ薦めてくださって、ありがとう。
芥川の死に方って首吊りだったの?
954落涙酒:2006/01/25(水) 18:30:44
「トロッコ」て小説に、芥川龍之介の筆の走り過ぎがあるという噂は本当?
と、「モロッコ」で筆と玉をなくした954が言っています
956名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 09:03:51
>>953
服毒では?
「歯車」って遺作のようなんだが、あの内容は
芥川のことまんま?(姉の夫の死とかは別にして)
だとすると、もろ精神病患者だよな。
幻視とかさ。
957名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 18:52:16
芥川は普段からバルビツール系の強力な睡眠薬を服用していたから
睡眠薬での自殺はトレランスにより考えにくい、と誰かが言ってた。

確か、掛かりつけの医師(下島?)も、睡眠薬ではなかったと
考えられるようなことを書いてた希ガス。
958名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 10:39:28
あくたがは画伯、素晴らしいぃ!
959名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 12:05:24
「或る旧友へ送る手記」を書き、致死量のヴェロナールとジアールをのみ、
午前四時ごろ、聖書を持って階下の寝室へ下りてゆき、眠っている妻と
幼い子のそばに横たわった。(中略)やがて苦しみはじめた夫に夫人が気づいて
驚愕し、ふだんからかかりつけの下島医師を呼んで手当を加えたが、すでに及ばず
午後七時ごろ絶命した。下島医師が生前もらった「水洟や鼻の先だけ暮れ残る」という
短冊の句が彼の辞世となった。(山田風太郎・人間臨終図鑑・上巻から引用)
960名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 12:42:17
↑間違えた。午前七時。
青酸カリ自殺説については山崎光夫『藪の中の家』読むヨロシ。
962名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 20:56:48
「苦しみはじめた」ってことは青酸カリだよな?
『藪の中の家』でも山崎氏は断言してる。
963関場 ◆dhJAsyE57E :2006/01/29(日) 13:28:42
こんにちは
「日本文学の革命」をやっている関場です

ハッカーらしき人物が「日本文学の革命を成し遂げます!」スレッドに現れました

突然スレッドの停止を宣言するヘンな書き込みがあり
それからというものスレッドに書き込むことが全くできなくなったのです

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1133064714/l50


「革命」スレにも多くの人たちが集まるようになり、議論も盛んになってきたというのに、こういうことがあって残念です

以前にもこの手のハッカーが現れたことがあるんでしょうか?
またあるとしたらどういう対策を取ればいいんでしょぅか

また被害届を出すつもりですが、この場合どこに出したらいいでしょうか?
>>963
スレ違い。宣伝ヤメロ
迷惑だぞ
実際のところ、関場スレってなんでスレストかかっちゃったの?
芥川は英語ぺらぺらにしゃべれたのかね?
原文で当然読めたんだろうけど
「芥川龍之介の顔」松本哉著によると、以下
僕は日本語の本や雑誌なら三、四人と話をしながら読める。(中略)「時おり
親しいたれかれと話しながら、新刊ものや雑誌などを玩具のやうに、膝の上で
いぢくりまはしながら、その実、読んでいるらしい彼に気がつくようになると
同時に、またやっておるわい、ぐらいで、別に珍しいとも思わぬようになってしまいました。
そして「一体どのくらいの速度で本が読めるのかと聞いてみたところが、
普通の英文学書なら一日一千二三百頁は楽だといっていた。しかし一日といった
ところで、時間によるのだが、まあ仮に一日一千二百頁の十時間とすれば、
一時間百二十頁、一分間二頁ということになる」と下島勲氏の書いた「芥川君
と読書の速度」という一文で、昭和九年に全集の月報に掲載されたそうです。
話す方は書いてありませんが。
海軍機関学校時代に芥川から英語を教わった元学生が、芥川は流暢に英語を読んで
たようなことを書いてたような?
でも英文をスラスラ音読するのと英会話は別物だから、そこらへんはわかんない。
芥川って、ジョーンズとかいうイギリス人だかアメリカ人だかの友達いたよね。
「支那(なぜか変換できないw)遊記」にも、知人と一緒に外人と飯食って
その外人のオバサンが「日本人に愛という概念はわからない」とか言ってて
知人(この人も外人)が「彼女はnarrow-mindedだ」と言っていたという記述があった。
小卒が当たり前の時代の帝大卒だし、当然それなりに話せたのではないかと。
内供萌え
深夜アニメの「怪・四谷怪談」に何故か芥川龍之介が登場した。
そういえば「半分の月がのぼる空」の第1話のタイトルは「 亜希子さんと少女と
芥川龍之介」だった。最近のアニメ界は芥川ブーム?
今朝の新聞(朝日の文化欄)に面白い記事があった。芥川龍之介は芥川賞を受賞できなかった
だろう、という事だ。
>>972
「龍之介先生、残念ですが芥川賞は難しいと思います」というやつだよね。
うん、あれは面白かったw
>972
なぜですか??教えてくだされ!
芥川龍之介と来た日には大莫迦だわ!
976名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/08(水) 09:09:58
所詮、朝日
>>974
ロジャー・ハルパースが書いているのですが、引用しますと。
第一に、芥川賞に応募するには原稿用紙百枚ぐらいの長さが必要。芥川の
小説は短すぎる。
ロジャー氏の文章の趣旨は芥川の力不足を指摘することではなく、商業主義にまみれ
た現在の文学出版および文学賞のあり方を皮肉る内容。
仮に芥川が文学賞に応募したら、短編だからダメ、タイトルは難しい漢字を使うのを
辞めて(現在の読者受けの良い)カタカナタイトルに変えろというアドバイスを受け
てしまうだろう。
宮沢賢治の幻想性とか観念性も受け入れられないだろう…という例がユーモアを交え
て書かれてる。
979名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/08(水) 23:33:57
ロジャー・ハルパースなる人は芥川研究家なのわけ?
いや、ただのおっちゃん。
ロジャー・ハルパース
作家・劇作家
Roger Pulvers 1944 年ニューヨーク生まれ。東京工業大教授。
著書に「五行でわかる日本文学」(研究社)など。
↑ ハルバースの間違い。悪しからず。
うちのディスプレイだと、カタカナの濁音と半濁音の区別がつかない罠