佐川光晴

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86吾輩は名無しである:04/01/13 17:07
>>85 それは最初のだけじゃないのか?今もそうか?
87吾輩は名無しである:04/01/16 14:57
>>85-86

「地に足のついた生活感と、
 後藤明生を思わせる思弁の組み合わせが興味深く、
 とても面白く読めた。」(佐伯一麦)
  新潮新人賞、『生活の設計』選評。『新潮』2000.11

「『差別』や『弱者』を問題にするなら、
 なぜその語りが後藤明生じみていたりしなければならないのか。」(小谷野敦)
  『縮んだ愛』書評。『文学界』2002.10

88吾輩は名無しである:04/01/20 19:55
89【矢部】 ◆pIzFRdQNI. :04/01/25 19:35
だいたい書きたいことは書いたので、これで僕は終了します。時に人に意見を
書いてもらい、また考えるプロセスが、面白かったです。有難うございました。
9079(ロム者):04/01/26 17:26
>>89
え、ここも終了するの?ここはロムしかできなかったけど勉強になりましたよ。
もう少し矢部氏の読んでる本などを聞きたかったんだけど・・・。
また機会があったらどこかで会いましょう。
91吾輩は名無しである:04/02/04 04:23
ほす
92吾輩は名無しである:04/02/16 01:53
「灰色の瞳」は来月あたり出るそうだ。
礼子の側から読んでみると、また別の解釈ができそうだね。
93吾輩は名無しである:04/02/18 15:57
>>86-87
「サンディア!」が講演体なのも、後藤明生を意識したんじゃないかと思えるが
94吾輩は名無しである:04/02/22 11:31
でさあ、ここの連中は師匠格のこの人のこと、どう思ってるん?

http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1074941240/l50
95吾輩は名無しである:04/02/23 13:04
後藤スレより

299 :吾輩は名無しである :04/02/22 02:15
ここの連中は佐川光晴をどう思ってるんよ。
 http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1061735195/l50

300 :吾輩は名無しである :04/02/22 15:38
生活の設計とジャムの空瓶は読んだ。
最近のは読んでないっす。

305 :・・・ :04/02/22 23:52
>>299
『生活の設計』は読みましたよ。
後藤さんに似てるかよりも、個人的な印象は現代風「プロレタリア文学」でした。

306 :おさみ ◆pTvo7z/DwU :04/02/22 23:56
>>305
それは最後のあれだろ?
あれはシャレで言ってんじゃないのか?

307 :・・・ :04/02/23 00:10
ええ、あの最後の言葉はユーモアですよね。
「現代風」と書いたのはその意味でですが、紛らわしい言い回しでした。
御免なさいです。
96鳥 ◆c0RZqMDFxs :04/02/23 13:13
「生活の設計」のラスト、「万国の労働者よ、団結せよ!」は、「・・・だから私達は、
繰り返し言わねばならない」みたいな言葉のあとに出てくる。時代の空気からは外れて
いるけれど、あえてその言葉を使うことで、現実のある面に注意を喚起するというよう
な意味合いではないかと思うが・・・・この作品そのものが、そんな感じかも。
97鳥 ◆c0RZqMDFxs :04/02/23 13:25
佐川の小説では、登場人物が唐突に涙を流す。「生活の設計」では瀬川が、「縮
んだ愛」では牧野が、「青いけむり」では吉田が・・・・それは何故なのか?
98鳥 ◆c0RZqMDFxs :04/02/23 13:30
「生活の設計」では、小谷野敦が瀬川の涙を手がかりに、主人公の妻をめぐる
複雑な人間関係という、作品の表面には現れてこない主題を読み取ろうとした。
たしかに瀬川の涙は、そういう読み取りを許すような文脈に置かれていた。
99鳥 ◆c0RZqMDFxs :04/02/23 13:37
それに引き換え「縮んだ愛」では、牧野の涙は全く唐突で、その意味を探る
手がかりは、作品の中にはない。涙に意味をもたらす文脈が、意図的に消さ
れているようだ。牧野の涙は、小谷野が読みこんだような「深い意味」に収
斂されない、たんなる表面の「現象」として、あえて提示されてるようだ。
100鳥 ◆c0RZqMDFxs :04/02/23 13:49
「青いけむり」では、吉田の涙に、主人公はある解釈をあたえるが、吉
田の話は、その解釈とは全く違う方向に展開していく。ここでは、涙に
対する意味付けがはぐらかされる様子が、物語化されているかのようだ。
101吾輩は名無しである:04/02/23 14:19
>>97-100
佐川さんまだ生きてらっしゃるんだから、直接佐川さんに聞いてみたら?
102鳥 ◆c0RZqMDFxs :04/02/23 14:29
>>101

>まだ生きてる
老人みたいな言い方だなwww 三十台だぞたしか

>直接佐川さんに聞いてみたら?
作家が意図したものと、作品に実現されたものとは、ずれるのが普通だから
作家に聞いたとしても、それが「正解」とはいえないと思う。

103吾輩は名無しである:04/02/23 14:33
鳥さんって鳥インフルエンザさんですよね。
104吾輩は名無しである:04/02/26 17:08
>>99
「縮んだ愛」しかわかりませんが、「泣いた」とは書いてなかったのでは?
「泣きそうな表情をしたように見えた」か、そんな感じだったと記憶しています。
105吾輩は名無しである:04/03/08 15:42
>>102 作家の意図を全く無視するのもどうかと思うが
106吾輩は名無しである:04/03/13 12:16
>>96-100
鳥あえずイイネ!
>>103
そうです。

>>104
ですね。思い出したんだけど、
泣くようにしたとか、唐突にいうのは、宮沢賢治がよくやってた気がする。
「縮んだ愛」はそもそも、文体で泣くという感じで、それも賢治を思わせる。

>>105
そもそも聞けないじゃんw
でも「縮んだ愛」の意図を説明した、ユリイカのはいい文章だと思った。

>>106
意外とこういう細かいとこが、重要だったりするんじゃないかなと思って・・・
108吾輩は名無しである:04/03/31 18:25
やっと『灰色の瞳』出たね。今本屋で見ました。
講談社のサイトに本人のエッセイもあった。

http://shop.kodansha.jp/bc/books/hon/0404/sagawa.html
109吾輩は名無しである:04/03/31 18:41
http://d.hatena.ne.jp/surround/で見付けた文章

やったー! 佐川光晴『灰色の瞳』の単行本が三月刊となっている。
今出ている講談社のPR誌『本』に本人のエッセイが載っていた。
この小説は、去年文芸誌で読んだものの中で一番といっていいぐらい、
おもしろく読んだもの。古風な小説世界で、逆に新鮮だったという。

110吾輩は名無しである:04/04/05 20:51
あげ
111 :04/04/06 11:57
>夏目漱石の『明暗』と有島武郎の『或る女』を両睨みにするような場所にまで立ち戻って小説を書いてみたい。しかも現代の日本を舞台にして。
 
やっぱり漱石、有島だったね。でも大本はヘンリージェイムスらしい

112吾輩は名無しである:04/04/07 18:12
小谷野敦の『鳩の翼』論ってどんなのだったかな?思いだせない


113吾輩は名無しである:04/04/07 20:46
>>1
どうして君の書きこみは下にスペースがあくのかね?
どうでもいいことだが気になってしょうがない
114 :04/04/08 04:48
>113
あなた神経症だね

115吾輩は名無しである:04/04/08 05:02
文学界5月号に「弔いのあと」出たね
100枚くらいか?
116吾輩は名無しである:04/04/08 23:58
どう考えても、そんなに分量なさそうだったけど
117吾輩は名無しである:04/04/09 22:40
400字換算なら100はあるだろ
150くらいか
118吾輩は名無しである:04/04/14 23:01
じゃあ芥川賞
119吾輩は名無しである:04/05/05 10:23
ageとく
120吾輩は名無しである:04/05/05 10:30
文學界に載ったあれで芥川賞だろ。
ばればれだ。みんなわかってるって。
勤労感謝の日とダブル受賞だ。
121吾輩は名無しである:04/05/06 01:07
さて、どうだろうか?
122吾輩は名無しである:04/05/06 04:29
>>120-121
とか言って読んでねーだろお前ら
123さる:04/05/20 22:36
今「灰色の瞳」を単行本で読み終わりました。
癖のない文体で切れ味も良いぶん、ロジックに傾きがちで、
私が強く感情移入できた部分はラストシーンの千明の爆泣きくらいでしたが、
もともとヒロインは感情には流されない人物として描かれているため、
それも無理からぬことかとも思いました。
しかし、この強烈な印象のヒロインが何の痕跡も残さずに消えてしまった
ことは一介の読者にすぎない私にとってもつくづく寂しいことであり、
あんまり寂しいので「作者が「灰色の瞳・第2部」でも書いてくれない
ものかな」などとアホなことを思わず考えてしまいました。
それにしても...
千明はマヌケすぎた!
この結末はみんなおまえが悪いんじゃ!
と私は思いました。
124吾輩は名無しである:04/05/30 02:33
>>123
なるほどね。>>108のをみると
浮世離れしたヒロインってとこが古典的「ロマン」
情けなくて間抜けな男ってとこが「リアリズムの手法」
かな・・
125吾輩は名無しである:04/07/03 07:48
礼子って性格悪すぎない?
腹黒すぎ。

育ちの悪い女ってやだね。

千明には萌え。
126吾輩は名無しである:04/07/15 10:03
芥川賞受賞おめでとうございます
127吾輩は名無しである:04/10/08 22:23:47
128吾輩は名無しである:04/10/15 19:49:38
だおっはどこだ!?
129吾輩は名無しである:05/01/11 05:43:52
ほしゅしとく
130吾輩は名無しである:05/01/16 12:41:49
芥川には見放されたようだな
131吾輩は名無しである:05/02/07 21:06:56
長編発表でageておこう
132吾輩は名無しである:05/02/08 14:35:11
「永遠の誓い」一気読みした。
初めて読んだがおもろかった。

夫婦喧嘩のシーンがリアル。だが新婚男がオナニー二年してないとか俺には分からん。
133吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 21:37:27
佐川君からの手紙
134吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 02:35:08
年賀状北よ
135Corentin ◆bBm/UfuWG2
最近、名前見ないなぁ。

http://www31.ocn.ne.jp/~hase1/takashi.htm