1 :
吾輩は名無しである :
03/02/12 09:37 「日本近代文学の起源」は、もうクラシックではあるけれど、 自明なるものを「転倒」する試みはいつでも魅惑的です。
2 :
吾輩は名無しである :03/02/12 09:42
NAM消滅
3 :
吾輩は名無しである :03/02/12 09:45
柄谷行人の行きたい「場所」ってどこなんですか?
NAMも糞だったけど、このスレは更に糞。
5 :
吾輩は名無しである :03/02/12 11:00
ご本人がNAMで転倒してしまいました。
7 :
ガディワッツ2 :03/02/12 16:50
ダイアローグ、読んだ人いるかな? 文系を専攻した人間は、 大学1年くらいで、かならずこの本に触れると思うんだけど。 二巻の柄谷・ドラ・坂本龍一の対談は笑えますね。 ドラさんのエッセイで見せていたあの高圧的ですらある堂々とした態度は何処へやら、 なんであなたはそんなにへりくだる必要があるのって、可哀想なくらいで、 しかも二人がかりで馬鹿にされ、元気がなくなる始末。うーん。
8 :
吾輩は名無しである :03/02/12 17:00
>>1 「転倒」して、「自明なるもの」になるんじゃないの?
たとえば、「概念としての風景」が「風景」よりも優位にあるという人間の認識が、
転倒されたことで、「風景」が「自明なるもの」として見え出す、というふうに。
数年前に斜め読みしただけなんで、詳しい人、フォローしてください。
9 :
吾輩は名無しである :03/02/12 17:50
10 :
吾輩は名無しである :03/02/12 18:31
柄谷で面白いのは明治昭和並行説。
11 :
吾輩は名無しである :03/02/12 19:27
長い間「カリヤ」と読んでいた僕を馬鹿の仲間入りさせてください
カラタニコウジン
14 :
吾輩は名無しである :03/02/12 20:24
「やまと魂って言葉ケッコー好きなんです」って最近言ってたね。 今まで批判的に読んできたけれど、これは言って欲しくなかったな。
>>15 俺もいい言葉だと思ってるんだけどね。
ただ柄谷がそれを言っちゃうと今までの仕事が根こそぎ転んでしまうんでないの
と思うんだけど違うかな。日本精神とやまと魂を峻別した上で日本精神を退けてきた
のは今までもそうなんだけど、かと言ってやまと魂を肯定することはなかったと思う。
柄谷を批判的に読んできたからこそ、何だかこそばゆい感じがするんだな。
トシなのかな。
NAM失敗で何もかもどうでもよくなって日本回帰したんです。
18 :
吾輩は名無しである :03/02/12 23:48
20 :
吾輩は名無しである :03/02/13 00:22
>>17 やまと魂の評価は「日本精神分析」でだから、
南無崩壊以前だね。
21 :
吾輩は名無しである :03/02/13 05:53
>>8 「自明」なものを「転倒」するんじゃなくて、
「自明なるもの」を「転倒」する、ということ。
22 :
吾輩は名無しである :03/02/13 07:27
「自明」と「自明なるもの」の違いは?
23 :
吾輩は名無しである :03/02/13 08:08
「自明なるもの」とは、一見、「制度」などに「隠蔽」され、 「自明」であるかのように「錯覚」しかねぬもの。
24 :
吾輩は名無しである :03/02/13 09:10
それじゃ、「自明であるかのようなもの」 だね。ちょっと日本語おかしくない?
「」(かぎかっこ)自明だからじゃねーの?
26 :
吾輩は名無しである :03/02/13 15:02
誰か、柄谷行人の「隠喩」としての「文学」における、 90年代の批評活動を総括してください。
>>26 >誰か、柄谷行人の「隠喩」としての「文学」における、
>90年代の批評活動を総括してください。
自分で問題を設定したからには、自分で意見をまず出すべきじゃねえの?
そんな視点をとって、何をやらせたいんだかも判らないし。
>>21-24 言葉遊び風味だな……。
28 :
吾輩は名無しである :03/02/13 23:06
NAMに少々期待していたクチです・・・。何か起こるんじゃねーかなと。 正論だけれども弱々しいという左寄りの言説にあっては、彼の言っていることが一番ごっついなあと思っていたんですがね・・・。
29 :
吾輩は名無しである :03/02/13 23:13
「探求3」と「トランスクリティーク」を比較、分析、批判する奴が 現役批評家で誰かいてもいいんじゃない?
30 :
吾輩は名無しである :03/02/14 00:26
>>29 確か、『トランスクリティーク』の方は、
大杉重男や千葉一幹などが批判していたが、いずれも短文。
『探求』の方は、東浩紀が俯瞰図を示していたけど、批判というわけでもなかった。
31 :
吾輩は名無しである :03/02/14 00:35
>>29 柄谷本人が読まれることを拒絶しているからね。
お前らに理解できるわけねーだろ、と。
32 :
吾輩は名無しである :03/02/14 02:19
31 バーロ オマエには、理解できない というだけ・・・・
33 :
吾輩は名無しである :03/02/14 02:23
>>1 / / / /( ∧ ) ヘ ヘ
く // ( /| | V )ノ( ( ( ヘ\ お て
┘/^| \ ( | |ヘ| レ _ヘ|ヘ ) _ヘ し め
/| .| | )) )/⌒""〜⌒"" iii\ え |
.| α _ ヘ レレ "⌒""ヘ〜⌒" ||||> て
_∠_ イ | | /⌒ソi |/⌒ヘ < や に
_ (_ ) ヘ | ‖ () || || () || _\ ん は
/ ( ) ヘ |i,ヘゝ=彳 入ゝ=彳,i|\ ね
/ー ( / """/ ー"""" > |
_) | ヘ(||ii ii|||iiii_/iii)ノヘ|||iiiii< |||||
| ( ヘ|||||iiii∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; フ ""'
///// ヘ_/ ) ヘ|||""ヘ===二二二===7フ / ム/∧ ∧ ∧
///// ( | ii | |LL|_|_LLL// | )( ∨| ∨)
・・・・・ ) )| || | |||||||||||||||||||||||| | | ( ヘ | ヘ ) (
___ | | /| .| |||/⌒/⌒ヘ | | | iiiiヘ ( | ( | /
/ / (|.| | | | | | iii ) | ヘ )( )
( ( /..| | |_____/ | | iii ( )( // /
\ ) )..| |ヘL|_|_L/ / / ,,,,--(/Vヘ)(/
34 :
吾輩は名無しである :03/02/14 02:51
>>32 ほう、なら君は理解しているということだな。
35 :
吾輩は名無しである :03/02/14 02:53
柄谷は確かに「子犬たちへの応答」で 東ら新進の批評家には「トラクリ」を 批評することは出来ないと言っている。
36 :
吾輩は名無しである :03/02/14 02:57
言ってないよ。そんなこと
37 :
田口らんでぃ :03/02/14 03:44
こんなに読者いたんですね。柄谷。
38 :
田口らんでぃ :03/02/14 03:47
こういう奴の書き込みって、文庫本の後ろの解説をそのまま写したようなのが多くていやなんですけど、ここもそうみたいですね。
>>38 他人のテキストをそのまま写すよりはマシじゃない?w
40 :
田口らんでぃ :03/02/14 04:06
いやぁ。>39さん。ある程度は共通認識として必要だと思うんですがね、要約すると文庫本の解説そのままになってしまうようなスレッドはあまりにもね。
41 :
田口らんでぃ :03/02/14 04:08
中身は違えど、厨房のメスのお喋りと大差ないなぁ、とか思うのですよ。まぁこんなことをいうと、「荒らし」ということになるようですが。
>>40 あれだな。文庫本の後ろの解説を余りにも馬鹿にしすぎだな。
それと、柄谷行人にはそのようなスレが必要なのかもしれない。
柄谷に転移した、柄谷である「かのように」w語るスレは数あれども、
文庫本の解説レベルに解説したレスって見ないからな。
むしろ、そっちを見れるものなら見たいよ。
見れるものなら、ね。
43 :
吾輩は名無しである :03/02/14 06:25
>>37 因みに柄谷の「日本精神分析」は10万部売れた。
44 :
吾輩は名無しである :03/02/14 06:26
45 :
吾輩は名無しである :03/02/14 06:32
「かのように」w 鴎外w
46 :
吾輩は名無しである :03/02/14 06:48
「闘争のエチカ」おもろい。蓮実もイイこと言ってる。
47 :
吾輩は名無しである :03/02/14 07:02
柄谷と西部忠のケンカもおもろかったな。
48 :
田口らんでぃ :03/02/14 10:09
>>42 語る場所は肯定されるべきでしょうな。内容は後からついてくるかも知れないし。
49 :
田口らんでぃ :03/02/14 10:40
>>42 つまり、「かのように」というのは同一化で、このスレは一歩進んだわけですな。反抗期に期待しましょう。
50 :
吾輩は名無しである :03/02/14 11:12
俺は国文じゃないんで分からないんだけど 柄谷の批評って学会(日本近代文学会?)じゃどんな扱いなの? やっぱり完全無視? 国文の院生か教員の方教えてください
51 :
吾輩は名無しである :03/02/14 11:26
>>41 君自身が内容のある書きこみをしない限り限りなく荒らしに近い存在でしょうな。
まあ無理でしょうけど。
53 :
吾輩は名無しである :03/02/14 14:51
>>47 西部忠って『発言者』で西部邁とも喧嘩してたよ(w
54 :
吾輩は名無しである :03/02/14 15:19
柄谷と西部邁を並行して読んでる人いますか? 僕は数年この状態が続いています。
アンチニヒリストがこのスレで名無しカキコしてるに3Q
56 :
吾輩は名無しである :03/02/16 02:06
57 :
吾輩は名無しである :03/02/16 11:32
>>54 西部邁と柄谷って、よく比較されるけど思想傾向は似てるの?
詳しい解説キボン。
58 :
田口らんでぃ :03/02/17 02:30
探すのに大変苦労した。やはり、死んでしまったね。このスレ。
『日本近代文学の起源』の話ですけど、「構成力について」の中で 「遠近法的配置は文学的価値を決定し得ない」といってますが彼の 言う文学的価値って何なんですかね? 誰か教えてください。
60 :
吾輩は名無しである :03/02/17 03:19
構成力に対する批判から文学的価値を扱っていることも分からない>>59=あふぉ。
61 :
吾輩は名無しである :03/02/17 03:21
情況1971.9に 「<観念>の絶対性を越える<思想>とは何か」 田川建三と柄谷行人の対談があるんだけど、これってダイアローグに 入ってます?
62 :
吾輩は名無しである :03/02/17 03:36
>>57 現在の思想傾向は正反対だけど、西部は元全学連議長で
元左翼活動家なんですね。そういう意味でよく比較対象
になるのでしょう。双方に個人的付き合いもあるわけで、
対談とかもやっていますね。
[1] ちなみに、当時の柄谷行人の年長の友人だった西部邁は、経済学に おけるサドル・ポイント(たとえば f(x,y) が x について極大、y につ いて極小になる点)や社会学におけるパーソンズのAGIL図式のような四 極構造を設定し、その安定的な均衡ないし総合を目指すという戦略にお いて、現在にいたるまで一貫している。
64 :
吾輩は名無しである :03/02/17 03:46
>57 2人とも元ブントじゃなかったっけ
65 :
吾輩は名無しである :03/02/17 03:48
>>63 浅田彰さんに質問です。あなたにとってNAMはなんだったんですか?
小春日和のようなものでした。
活動しないという、ことに飽きていたのです。デタッチの確かな手ごたえをアタッチメントの反動として求めていたのかもしれません。痴呆老人の性欲について書かれた本を参照してください。つまりそういうことです。
68 :
吾輩は名無しである :03/02/17 04:50
69 :
吾輩は名無しである :03/02/17 05:23
柄谷とあんま関係無いけど 昔を知らないイマドキの若者な僕には 三浦雅士って浅田や柄谷と絡んでるようなイメージと なんかそのへんの普通のショボイ批評家的な現在の姿と二種類あるんですが(葬送を褒めてたりとか) 何で、そしていつ頃こんなに変わっちゃったんですか?
70 :
吾輩は名無しである :03/02/17 05:50
昔、講談社文芸文庫の柄谷作品に三浦が書いていた解説は 仲良いんだねえと思わされるものだったけどね。 そういえば最近絡んでないね。なんで?
71 :
吾輩は名無しである :03/02/17 06:42
>>69 「現代思想」「ユリイカ」の編集長を辞めてから
ダメになったのでしょう。
>>61 入っていません。田川健三の項が確認できるのはIIで、残念ながらこれは1980−84
のたいだんがまとめられたものでつ。
73 :
吾輩は名無しである :03/02/17 08:19
三浦はなんで辞めたの?>70,71
74 :
吾輩は名無しである :03/02/17 08:49
「大航海」「ダンスマガジン」のほうに移ったからでは?
75 :
白鑞金 ◆XQOqpD8gDY :03/02/17 16:16
>>62 >現在の思想傾向は正反対だけど、西部は元全学連議長で
>元左翼活動家なんですね。そういう意味でよく比較対象
>になるのでしょう。双方に個人的付き合いもあるわけで、
>対談とかもやっていますね。
西部は人望においてあまり評判がよくなかった。組織的にも磐石でなかった。
が、投票時のドサクサを上手く利用して投票用紙の名を「西部」に書きかえさ
せて乗り切り、かろうじて当選を果たした。加えて、「議長」ではなく「委員
長」。本来なら唐牛健太郎を山に据えておけば、あのような悲しい死はなかっ
たかもしれない。先に健ちゃんを逮捕してしまったのは、治安維持側のミスで
あったと考えざるをえない。ついでにちょっと面白い話もある。評論家の猪瀬
直樹。68年頃は信州大学全共闘議長だった。西部と猪瀬との議論で少しばか
りだけれども、決定的にニアミスを起こしている部分があるのを御存じか。「
赤軍派」登場をめぐっての各々ひとことづつ。猪瀬いわく「あの頃(赤軍派登
場まで)はもっと明るかったよ」。西部いわく「いや、大菩薩峠までは認める」
と。全共闘はまだ明るかった。いや、大菩薩峠までは含めて評価するべき。あ
とに続々と起っていった超悲劇的大誤爆の数々。なぜ西部は「赤軍派」といえ
ども大菩薩峠一勢検挙まではあえて現在の立場においても擁護するのか。柄谷
氏を含めて、その他、60年安保から関わった事情通はもう、さっさと言って
しまえ。肝心のところを黙りつづける評論家たち。そのあなたたちの権威が消
えて土に還ってしまう前に、すべてを吐いていただきたい。早く吐け。一刻も
早く。年少の者がいくら何を言おうが知っていようが、一般市民の耳には、あ
あ惜しいかな、大変に届きにくいのだ。わからないのか。あなたたちの後につ
づいた幾多の人達の中には、回復不可能な心の傷を抱えたまま、いわく云い難
い日々を送っているのだ。おい、柄谷、西部、猪瀬、その他、吐け吐け。内部
告発ばやりの昨今、あなたたちのだんまりの罪は地球よりも重くなりつつある。
で、実際問題何があったの?
>>72 thanks
まだいろいろありそうすね。
78 :
吾輩は名無しである :03/02/17 21:05
test
79 :
吾輩は名無しである :03/02/17 23:09
屁ヤングモグラ叩き / ̄ ̄~八\GAME S T A R T \\ /彡彡彡/ \\ //// \\\ |彡彡/へ へ\| //// \\ |彡/ | // <... |川リ ⌒ ⊃ ⌒ | > < ∧―∧ |川 ( __ ) | /) /) > < /)(M)⊃\ミ \/ / / ⌒ ヽ > < | |´∀`) ◯\__/◯ | ●。 ● | > < ( ||_|| ) \ / (〇 ∀ 〇 | > < /゜/>゜> |⌒I │ / ∩ | > < <__フ〈__フ (_) ノ | | > /______ レ _| ̄|___\\\\ / |____ | | ̄| / ̄| |_ __ | ___ / |\_/ /  ̄ / / | | /_ / |___| // \ / | ̄|/ / .| .|__| | \\\ / / \| \_/ |____| \\\
80 :
吾輩は名無しである :03/02/18 00:15
いま「反文学論」読んでんだけどすげーな、 25年前に、確かに「近代文学」が終わっていく狭間に、 柄谷の文芸時評が躍動してるな、と大げさに言ってみる。
81 :
吾輩は名無しである :03/02/18 00:54
>69>70 三浦さんは、腰ぎんちゃくしてる柄谷のあまりのワガママに耐えかね、 なおかつ、柄谷のパトロンでは文壇の出世はおろか、 何のメリットもないのに気付いて、 丸谷才一に乗り換えたのです。 おかげで、さまざまな文学賞をてにしますた。
82 :
田口らんでぃ :03/02/18 01:02
>>80さん。近代文学が終わったあとに始まった「文学」として象徴的だと思われるものが何かありますか?
83 :
吾輩は名無しである :03/02/18 02:14
柄谷って、そんなにワガママなのか?
84 :
吾輩は名無しである :03/02/18 02:59
age
NAMってなんなんですか? 空を基調とする思考と、神を基調とする思考があって、彼はそのうちの空の部分を壊そうとしていたの? NAM=南無? それとも、天皇の事でしょうか。 空を説いた般若心経には、 ガテェ ガテェ ヴェーラガテェってのがあるけど、修行するぞ! 修行してあっち側に渡るぞ!って 言ってたりする。 なんだか、60年ダイサンの人間からは煽動者の匂いを感じちゃうよ。 というわけで、さっぱり、理解できていません。とりあえず読んでおけって本を教えてくれると嬉しいでつ。
86 :
吾輩は名無しである :03/02/24 17:39
スレタイ秀逸だなぁ
87 :
吾輩は名無しである :03/03/06 01:06
「言文一致」によって新しい「エクリチュール」が創出されて、 それが「内的言語」化したときに、「風景」や「内面」が発見された、 とういのは柄谷のオリジナルですか?
88 :
吾輩は名無しである :03/03/06 02:20
福田和也と西部邁に対談で福田が役者から聞いた話で、酒場で保田与重郎の悪口を 言った考古学者の首を絞めたって読んだ後に酒場で中森明夫が柄谷行人に首を 絞められたって書いてるのを読んだことけど、小林ー柄谷という文壇の乱暴者の 系譜って感じですかね。 同時代に小林、柄谷がいたら、凄いことになってそう。
>>88 訂正
>酒場で保田与重郎の悪口を言った考古学者の首を絞めたって
酒場で小林が保田与重郎の悪口を言った考古学者の首を絞めたって
90 :
吾輩は名無しである :03/03/06 04:13
91 :
吾輩は名無しである :03/03/06 11:23
デリダでね〜の?
92 :
吾輩は名無しである :03/03/06 13:25
デリダ+フーコーだべ
93 :
吾輩は名無しである :03/03/06 13:32
デリダ+フーコー+フロイトかもしらんが、 フッサールを忘れちゃいけないゼ!
94 :
吾輩は名無しである :03/03/06 13:36
バーカバーカバーカ
95 :
吾輩は名無しである :03/03/06 14:12
柄谷先生、今年で62歳ですか、もうおじいちゃんですね。
96 :
吾輩は名無しである :03/03/06 14:17
だれも乗り越えられないうちは、 老人扱いできないのが クヤシイ!
97 :
吾輩は名無しである :03/03/06 14:42
98 :
吾輩は名無しである :03/03/07 02:18
バーカバーカバーカ
99 :
吾輩は名無しである :03/03/07 02:50
柄谷を姥捨て山に捨てておしまい。
101 :
吾輩は名無しである :03/03/08 21:16
102 :
吾輩は名無しである :03/03/08 21:59
それでも柄谷のいちばんいい時って、 80年代の終わりにかけての、 日本経済力がフル稼働してた頃だよなあ。 「闘争のエチカ」の序文の勇ましいこと。
103 :
キングゲイナー井荻凛 :03/03/08 22:12
柄谷は吉本隆明みたいに老醜を晒したくないから還暦過ぎたら引退するって昔 言ってたそうだね。 と、それから「闘争のエチカ」今、版切れで入手できないらしい。 出版社は怠慢だね。 若者がどんどんと無教養になっていく・・・ あの本は読み易いから今出版しても売れると思うんだけどなぁ。 大西巨人のことを、知らないうちにポストモダンしてる小説家って紹介してるのが 印象に残ってる。 引用癖のことを指してポストモダンだと。
104 :
吾輩は名無しである :03/03/09 08:27
>それでも柄谷のいちばんいい時って、80年代の終わり… そりゃ日本が「いちばんいい」ときだったから。 歴史的に考えろよ ← からたにw
105 :
吾輩は名無しである :03/03/09 08:38
文章が易しくなった。内容もなくなった。
106 :
吾輩は名無しである :03/03/10 10:19
内容がなくなった? そりゃ文章がむずかしくなったからだ。 チミの理解をこえてるってことだな。 つまり真の他者性を持ってるわけw
闘争のエチカって日本がガンガンイケイケの時だから どうしても80年代の子供達の俺には説得力ないんだけど おもしろいけどね。 対談、座談会文化っつーかの、あの時代によくあったの 批判多いけどおもしろいよね。わかりやすいし。固有名がいっぱいでてくるから 入門書代わりにはなる。
108 :
吾輩は名無しである :03/03/10 17:22
で、最近の著作を教えてたもれや
109 :
吾輩は名無しである :03/03/11 00:06
エロゲー批評空間
110 :
吾輩は名無しである :03/03/11 07:15
トランスクリティークじゃない? 出版社じたいが消えたけど
111 :
吾輩は名無しである :03/03/11 20:04
111
112 :
吾輩は名無しである :03/03/12 16:13
ただ、バブル後遺症(不良債権)の影が濃い との印象も受けるのだが… 没歴史的じゃないってことか?
113 :
吾輩は名無しである :03/03/12 19:44
>>106 自者性ばっかりなんだけどね。どこがチミの理解をこえてるの?
114 :
吾輩は名無しである :03/03/12 19:53
大変です!柄谷行人が交通事故に遭いました。
115 :
吾輩は名無しである :03/03/12 20:00
比較的最近作 『倫理21』 『日本精神分析』 つまんね〜本だけど、興味あり人は読んでみたら?
116 :
吾輩は名無しである :03/03/12 20:31
つまんねえか つまんねえっていうなら、つまんねえかもしれねえな つまんねえ世の中かもしれねえからな カラタニもつまんねえっていってるかもな 最高につまんねえ話だけどさw
117 :
吾輩は名無しである :03/03/12 21:22
119 :
吾輩は名無しである :03/03/13 13:41
柄谷って今何やってんの? 最近名前出てこないけど。
120 :
吾輩は名無しである :03/03/13 15:44
国際人文科学研究所の校長とかやってんじゃないの? 「交通空間」なる場所で頑張っておられるのだよ。
121 :
吾輩は名無しである :03/03/13 18:06
交通博物館って、どっかにあったっけ? 秋葉かなあ
122 :
吾輩は名無しである :03/03/13 18:19
柄谷の≪他者≫は、東の言うところの「否定神学」を免れているのか。
123 :
吾輩は名無しである :03/03/13 21:45
否定神学なんて知らないのが「他者」じゃないか
文学は社会を変えられないのに何時もウルサイんだね。 誰か「非知の知」を乗り越えた「他者」にはなれないのかな。
125 :
吾輩は名無しである :03/03/30 23:49
日本精神分析は切れ味が鈍かった。 彼は初期の作品が一番良かった。 後は無茶苦茶。 彼は今何のための批評をしているのかわからない。
他者という概念から混じり気あるものを消去していき純粋なる他者を 目指していこうという批評スタイルが画一した頃から彼の批評からは 切実さがなくなってきてから西洋近代思想家の著作のワンフレーズの曲解 が多くなってきた。そしてそれが時代の要請にこたえていたとも思え ない。彼は意味という病の段階でとどまり、あくまでもそのスタンス で批評活動をするべきだった。それができなかったという事に彼の 感受性、美的感覚の欠如が感じられる。
127 :
吾輩は名無しである :03/03/31 06:17
>西洋近代思想家の著作のワンフレーズの曲解が多くなってきた それは同意。特に「探究」以降、独断性が強まった。 小林秀雄的な批評スタイルを避けようと、過度に「交通的」であったために、 「美しいもの」を一つの「場所」から吟味する姿勢を放棄してしまったように思える。 しかしそれは同時に非常に原理的な「柄谷理論」の構築の完成過程を意味する。 反自然的な日本の土壌において、構築された理論を提示できる、という存在感は、 柄谷行人を「カリスマ」に仕立て上げてしまったようだ。 しかしカリスマ化は、非交通的である。
勢い込んで書いて間違いた・・。 反自然的⇒自然的(じねんてき)
日本には柄谷以外でいないしなあ ある一定のレベル以上の思想家みたいなの 実際は相田みつおと大差ねーんじゃねーの?みたいなのしか 昔はもっといたような気がするのだが 哲学の方で誰かいますか?
130 :
吾輩は名無しである :03/03/31 20:21
確かに福田和也程度にでかい面されるより柄谷の方がまし。
ここの板の連中はマルクスについて書いていた柄谷は 一切無視ですか?そうですか。
132 :
吾輩は名無しである :03/04/01 20:26
「売る」(命がけの飛躍)とか、価値形態(形式)論とか? あくまで文芸批評家としての柄谷行人にスポットあてるスレッドだろ、ここ。
133 :
吾輩は名無しである :03/04/01 20:35
俺は柄谷がマルクスをヒュ−モアと表現したところに 彼の独自性を感じた。 なにやらマルクスを英米文学上の流れの中に無理やり はめ込んでいるようで…
英米文学は英文学の誤り
135 :
吾輩は名無しである :03/04/01 20:47
浅田も『逃走論』でマルクスのヒューモアを盛んに褒めてなかったか。
小林秀雄が確か「考えるヒント」で江戸の儒学者達は 儒教というフレームをあくまで越えず世の様々な事を 表現しようとしていたのだっていうような話しを書い ていたような気がするが、柄谷もそういう感じではな いのかと読んだ当時は思った。
李恢成の「円の中の子供」かい?
138 :
吾輩は名無しである :03/04/04 20:49
>西洋近代思想家の著作のワンフレーズの曲解が多くなってきた そうともいえるね。 ただし、チミ自身の「正しい」読解を前提にすればw
誰にでも分かる新しい明瞭な問題提起が欲しい。 停滞だ!停滞だ!停滞だ!
140 :
吾輩は名無しである :03/04/04 23:15
去年出版された『日本精神分析』は、このスレでは評判悪いようだけど、 そうは思わなかったな。 「精神分析」であるからには、セラピストは患者の「治療」のために 明快な診断と実践可能な解決法を提示しなければならないという考えのもと、 柄谷行人はシンプルな回答を出していた。 回答はともかく、僕はこのコンセプト自体に好感を持った。 ここが気に食わないという意見もあるだろうけど。 それから、柄谷行人の「やまと魂」評価も意見の分かれる所だろう。 ただし、柄谷行人は「やまと魂」を一般的に流通しているイメージとは 違うものとして捉え、評価している。 「唐ごころ」が「建前」(例・祖国のために命を捨てる)だとすれば、 「やまと魂」は「本音」(例・でも、死ぬのは嫌だ!)。 この限りでの「やまと魂」を柄谷行人は評価している。 「やまと魂」は本来、とても「フェミニン」な概念らしい。 だから、柄谷行人の「やまと魂」評価を指して、「変節した」とか言うのは、 ちょっと違うと思う。
141 :
吾輩は名無しである :03/04/04 23:31
昨日はコテハンネタで盛り上がっていたが今日は平穏。 俺はむしろ谷崎の短編小説の批評に興味を持った。 彼はユートピア的地域通貨ではなく、泥臭い子供の繰り 広げる通貨が現実の通貨を駆逐していくという話しだった と思うが、その子供の作った通貨はあくまでも 所詮現実の通貨に両替できるという前提で成り立っている のではないかと思った。それは結局中国の人民元といっしょ じゃないのかと疑問が湧く。 柄谷が今やっているQの詳細はわからないが、既存の通貨と 違った通貨を造って何の意味があるのと思う。 もっとも俺は柄谷批判として書いたのではなく、(最近の柄谷の行動は 俺はしらないから)柄谷マニアに解説してもらいたい。
あと俺は日本精神分析で一番興味を持ったのは世界言語の話し。 大日本帝国における日本国内で通用する日本語としての日本語 と世界言語的な物の日本語の違いを感じたという時枝の話しに 興味を持った。確かにこういった事は日本語を勉強している アジアの人と接するとなんとなくわかるような気がする。 俺も柄谷と同じように主題から外れた部分に興味を持つタイプ なのかな?
143 :
吾輩は名無しである :03/04/05 02:27
>去年出版された『日本精神分析』
読んでないなあ。
どこの出版? いくら?w
>>139 なに騒いでんの?
シンボルの時代なんて、何十年も前に終ってるのにさ
停滞してるのは、チミの脳内活動だw
144 :
吾輩は名無しである :03/04/05 03:00
>去年出版された『日本精神分析』 文芸春秋社刊。1333円。
>>140 やっぱり「日本」なるものを人格レベルに仮構して分析食らわすってフォーム自体が、
柄谷自身がインチキよばわりした岸田秀まがいだって批判はあるだろうよ。
面白いお話かどうかは別にしてね。
146 :
吾輩は名無しである :03/04/06 01:40
おい、そろそろ柄谷から卒業しねえか このまま留年ってわけにもいかんだろうし って、代わる者がいないんだよなあ 野蛮な洩れの直感を除けば、だが 蓮見も、あいかわらず何だかわからん もういいや
147 :
吾輩は名無しである :03/04/06 21:04
蓮実って何か書いてるの? 柄谷は今、日本にいないんでしょ?
考える人に書いてるよ
149 :
中上健次の死と柄谷・浅田 :03/04/06 21:06
なんかこの文章見覚えが・・・って電波久福じゃねーかw
151 :
吾輩は名無しである :03/04/06 21:59
>>149 著者名は忘れていたけど、数年前に女性が書いた柄谷論が
出たということは覚えていた。
久本福子か…… それにしても、ひどいね。
>>150 さんが「見覚えが」って書いているけど、話題になっていたのかな。
僕は、HPをざっと読んでみて、大江健三郎の小説によく登場する、
やたらと主人公の作家に突っかかってくる女性(文学少女あがり)を想起した。
実際にそういう人間が存在していることに、妙に感心しているところ。
152 :
吾輩は名無しである :03/04/07 06:37
ー哲学板から 456 :考える名無しさん :03/03/29 01:06 NAMサイトがハングル語のエロサイトになっているのだが・・ 457 :考える名無しさん :03/03/29 01:13 >456 現実とは、かくも不思議なものか…。 461 :考える名無しさん :03/03/29 14:23 NAMサイトは閉鎖して、ドメインも放棄したはずですね。 柄谷行人は韓国でも人気があるそうだから利用されたのでしょう。 もう笑うしかないですね。
んー世も末だな 柄谷尊師に恨みのある元会員の仕業だったりして
155 :
吾輩は名無しである :03/04/07 08:02
>>152 わらた。しかしまじでいま柄谷どこで何やってんの?
「イラク戦争」に関する発言とかないのかな。
156 :
吾輩は名無しである :03/04/07 23:19
いいかげん教祖に頼るなよ
157 :
吾輩は名無しである :03/04/07 23:24
うんこ
>>140 >「やまと魂」は「本音」(例・でも、死ぬのは嫌だ!)。
かつては浅田も柄谷も、この文脈でやまと魂を批判してたけどね。
自然批判とかもそうでしょ。
この辺り、福田和也は自覚的にそっち方面のやまと魂だけど。
福田のあれは単なるポーズだからこそ、浅田も柄谷も
本音では認めていたわけだけど。
中沢新一なんかもそう。
やっぱり最近の柄谷は変わったと思う。
バブル期なら、絶対こうは言わなかった。
今なら柄谷も中沢を認めかねない。
159 :
吾輩は名無しである :03/04/08 00:38
普通、やまと魂という場合、例えば、神風特攻隊みたいに、 自分の命など何も惜しくもなく潔くそれを国に捧げるのがやまと魂だと 信じられていたが、柄谷は、やまと魂とは、むしろその逆だと、言いたかった んじゃないかな。その意味では、死ぬのは嫌だとして、兵役から逃げた 若き三島由紀夫こそやまと魂で(w、国民に玉砕を命じた国体及び、神道こそ、 やまと魂とは無縁の、漢意(からごころ)だとなる。 敢えて深読みすると、今後、徴兵制の復活とかがきっと議題にあがるだろうから、 その予防線として、「死ぬのは嫌だ」のやまと魂を柄谷は前駆的に強調した のではないか。徴兵制の復活をやまと魂の顕揚だと、いかに言おうとも、 それは漢意であって、やまと魂ではないと。
>>159 以前は漢意を立てていた。
多分それは、命をかけて帝国主義に
反対するって形。
転向批判なんかもそういう感じでしょ。
転向はやまと魂だから。
第三の新人なんかの、だらしなさみたいな
ものも批判してたし。
>その予防線として
なるほどねー。
日本がこれから帝国主義化するっつっても、
戦前みたいにはならないから、そっちの方向性で
批判した方が良いって事か。
>>159 柄谷やまと魂としては、そこは三島でなくて保田でしょう。
一貫してないってことで一貫している究極の厭戦主義とか評されてた。
それに比べると三島はからごころ。
かつてはドゥルーズをそのまんま日本に取り入れても、 天皇制に回収されるだけって言ってたけど、 その辺りも変わったのかもね。FAなんて、まんま ドゥルーズ=ガタリだし。 いまなら、あずまんとの和解もあり得るんじゃないの。
160=162ね
>>160 その予防線としての文化主義的やまとごころが
結果的に政治的に機能したっていう視点での柄谷の小林秀雄批判はどうだろう?
>>161 福田はそっちだよね。あれはプロレスなんだけど。
柄谷、かつては「象徴の帝国」批判してたけど、
今だったら認めるかな。
結局今は状況が変わったから、 やまと魂を立てるようになったけど、 かつてのものはかつてのもので やっぱり批判は取り下げないと思う。
>その予防線として これが真実としてね。
>166,167 だろうねー。 保田のなかに花田清輝的要素や安吾的要素を見ようとするから 福田とのプロレスもやめられないんだろうけどさ。
>>165 「その予防線として」の為の戦術立てるための前振り程度には認めてるでしょうね。
イロニーとしての昭和十年代の再現が小林=柄谷、保田=福田として実現してるなんて笑い話になっちゃうんですかね。 批評空間は文學界か? そんはヨタはともかくとして、「文学」という「政治」が機能してしまってる福田周辺との 馴れ合いを何とかしないとどうしようもないとは思うけどな。
なんかそれ、自覚してやってそうだなw カラヤンも福田も。
そりゃそうさ! ハスミンは中井正一だろうね!
機能してるの? 福田周辺チェックしてないからわかんないんですけど
ルプレザンタシオン=土曜日やって、学長=図書館の副館長やって…
>>173 文学村内では、ある意味古風な「文学」に依拠した作家(町田泡鳴とかw)集めて、
(フェイク)文壇作ろうとしてみたりする試みはある程度成功してるし、
保守論壇内発言では、ナイーブな文学を信奉しているよしりんファン的連中の
次のステップ的な受け皿として機能してるんじゃないかな。
176 :
吾輩は名無しである :03/04/08 02:34
一度目は悲劇として、二度目は笑劇として。
俺もそれ言いたかったよー。 とにかくそうした反復の構造を明示しようとしながら、 自分がその役にはまりこんでいるよね、完全に。 やっぱり自覚的に演技することはできないんだね!
180 :
吾輩は名無しである :03/04/09 08:07
あらゆる「情熱」がありえない時代。何もかも既視的(想起的)であり、 同一性の中にある時代。それはヘーゲルの後の時代です。 つまり、ヘーゲルによって歴史が終わってしまった後の時代。 現代はそれと同じものですね。「差異化」の時代などではないのです。 「水平化」の時代こそが、「差異化」の時代のごとき錯覚をもたらすのです。 ひとびとは、何か新しいことがないかと、探し求めている。 新しい作品はないか、新しい思想はないか、と。 そんなものは≪絶対に≫ないのです。 15年後の今日、この言葉をどう「解釈」したよいでしょうか。
何でこんなスレが標的にされる?
184 :
吾輩は名無しである :03/04/09 17:27
>>180 その出店は知らないけど…
しかし、個性化個性化と愉快に笑いながら銀座ルイビトンと環七沿いの
ラーメン屋にとぐろ巻き、週刊誌の表紙を煌びやかに飾るタイトル
『ハワイで外人とセックス体験!』に人知れず胸躍らせながら
「今年の夏こそ日本脱出ねっ!」と航空会社の広告と同じ熱い思いに
囚われていたマリコが棲む日本という場所への、誰もが口を閉ざしていたか
自らが批判される側で浮いていたかのために、誰もがいわなかった黙示録として
優れていたのではないのか。そして祭典の終焉とともに、確かにこの国にすべて
の創造性が消滅していることに気づきつつあるのが、この国の今ではないのか。
なにもない。なにも残ってやしない。
185 :
吾輩は名無しである :03/04/10 01:14
>>180 新しいものがないがゆえ、古典とされる、「マルクス」や「カント」を「反覆」しろと?
んーこれからの時代、思想や哲学ってなんじゃらほいて感じだなー 哲学徒は柄谷バカにする人多いし 実際ナムのあのバカバカしくも幼稚な崩壊も確かにそうだけど 哲学研究者に対しては正直どやねん、と思うし 通俗で(いい意味で)マヌケな分だけ、柄谷のほうがおもろい なんか生きてるっつー感じがするが。 おれは一般俗物庶民なんで高尚な世界のことは知りませんが そういやSPAで宮崎哲哉が「NYタイムズを読んでるようなインテリが・・・」と言ってたが どっかで柄谷が「NYタイムズを読んでるような大衆が・・・」と言ってた 記憶が曖昧なので「NYタイムズ」じゃないかもしらんが、こういう認識はどうかと
カラヤンに取っちゃ、新聞読むのは大衆。 ナショナリズムや言文一致と結びついて。 元ネタは、勿論ニーチェ。
>>184 「なにもない。なにも残ってやしない。」
って諦念が、過剰な情念として力の源泉になった時代すら終わりましたからね。
なんのモチベーションも持ち得ない状態で、
全ての言説が直ちに相対化されてしまう状況の中、
それがラマンチャの騎士的な行動でしかなくても
「でも、やるんだよ!」(根本敬)と始めたのがNAMなんですからねー。
それロマン主義ではないの?という問題が、
柄谷に「イロニー」に対する「ヒューモア」って形で回答を生んだのなら、
「NAMはいかなる意味でヒューモア足り得てるか?」
ってのも論になるよね。
やっぱ、何処かで転向したんでは。 NAM立ち上げの時には、 「結果はともかくとして、最近はハイデガーにも共感する」 みたいな事言ってたし。
やっぱ 「構造主義者の皮を被った実存主義者」 だーね。 人は何か解らんままにでも決断するしかないのです!
191 :
吾輩は名無しである :03/04/10 05:50
>>188 そういう見解をすべて承知の上で、「トランスクリティーク」まで書き上げて
実際にNAMとしての運動まではじめたわけだから、
それをロマン主義的とか、ヒューモア的、と括ってしまうのは安易ではないか。
いまさらヒューモアにすがるほどカラタニがナイーヴだとは思わないが、
しかしNAMの終焉は非常にナイーヴである・・。
>>191 いや、その通りなんだけどね。
別に「ロマン主義的だ!」って言うことが柄谷批判足り得てるとは思わないよ。
ロマン主義からは出れないってのは、どっかで柄谷本人も言ってたし。
しかし、かくもナイーブな文学的政治運動としてしか機能しえず、認知されなかったNAMを
幾らかでも救ってやるには「It's a gas」って言ってみるしかないかな、と。
そうした態度をこそ柄谷が最も批判して「実践」に出たのも承知の上ですが。
あ、この「承知の上」も怒られそう。
193 :
吾輩は名無しである :03/04/10 21:35
しかし、それほど資本制=ネーション=ステートは強固なのか。 「地域通貨」以外に方法はないの?たぶんないんだろうな。 とすると、あのNAMのあっけない終わり方は何を意味しているだろう。
194 :
吾輩は名無しである :03/04/10 23:00
NAMのあっけない終わり方は、単に生産を軽視した結果だと思うけどね。 流通にばっかり拘ってしまった結果。 だいたい、文系人間が多いわけじゃん?柄谷読者って。 鈴木健は理系だったけど。 文系人間って基本的に資本制企業に寄生しないと生きていけない奴が殆どなのに、 文系人間ばっかり集めて何すんのよ、つう感じ。
別に理系がなんか生産できるとは思わんけど・・・ つーかそりゃ関係無いでしょ。 鎌田が言ってたけど実社会でいまひとつだった奴がNAMでデカイ顔してたらしいので そっちでしょ 結局個々人の人間性の問題かと思うと情けないけど
namってなんで終わったの
コミューンみたいに円環的に閉じた別社会建てるでもない。 資本流通上の永久革命としてのマルチ商法的方法論でもない。 NAMはクーポンマガジン的消費社会に完全に負けたわけです。 あと上のレスだけど、生産のレベルを重視した消費者運動なら 生協になっちゃうんじゃない? そこらとの連帯の問題ってこと?
197だけど 、「生産うんぬん」は194の内容に対してのレスね。
それにしても鎌田の物言いもキツいよね。 「尼崎の老いた負け犬」はひどいね。 『重力』の実践性なんてあるのかよ、と言いたくもなるよ。あそこまで口汚いと。 吉本流なんですかね?
消された「柄谷批判論」(福田和也)
http://www.editor-shop.co.jp/syuppanbougai.htm 1993年12月14日、……3ヶ月ほど前に、激しい柄谷批判を『新潮』に
発表したばかりの福田氏
http://www.editor-shop.co.jp/karaasanohanzai.htm 以上から、福田和也が「新潮 1993年9月号」で「柄谷批判論」を展開したが、
現在の福田の著作からは、削除されているらしい。
前に、大学図書館で読んだけど、これが一番的確な批評だったけどね。
久本の陰謀説は、電波ッポイけど、海外著作の盗作疑惑の指摘は、
結構、的を得ているんだけど。
まあ、柄谷読む奴らは、原書(翻訳)読まないし(笑)
で、柄谷じゃないけど、経済学の分野で有名な盗作は、
中谷巌「入門マクロ経済学 第2版」の種本が、
ドーンブッシュ,フィッシャー「マクロ経済学(上・下)」であること。
中谷巌「入門マクロ経済学 第3版」の種本が、
N・グレゴリ―・マンキュー「マクロ経済学T・U」であること。
とまあ、バレないだろうって感じでパクるのはよくあるんですよ。
だから久本の主張も、陰謀説はともかく、盗作説は多分本当のこと。
201 :
吾輩は名無しである :03/04/11 02:04
こわ。 本屋でみかけて、うすうすはわかってたんだけど。 本気でこわ。
弱い犬ほどよく吠える 実戦になると勝ち目がないので精一杯牽制するんですね。 でもそれが逆に相手の気に障って痛い目にあうんです。 鎌田なんかも必死になって噛み付こうとしてますが、彼はすでに 放り出されてしまった哀れな子犬なので、誰からも相手に されなくなってしまったんですね。だから2chにまで やってきて必死に自作自演を繰り返しているのでしょう。
柄谷って、あれ見て福田のことを認めたんじゃないの?
204 :
吾輩は名無しである :03/04/11 03:57
鎌田は柄谷批判とか東批判とかの「批評の批評」を やめて、「作品の批評」を大人しくすればいいんだけどね。
205 :
吾輩は名無しである :03/04/11 04:37
盗作疑惑ってのもどうなんだろう。確かに柄谷の引用の仕方は アカデミズムの流儀には余り乗っ取っていない。 柄谷が本当にソシュールからの盗用をしているなら、丸山圭三郎学派 の連中から非難が出てくるだろうが、寡聞にして聞かない。 丸山学派の加賀野井秀一という言語学者が、柄谷はソシュールブーム の時、所謂「丸山詣で」をしていたくせに、ブームが過ぎると一転して 丸山批判をしやがって、というケチはつけていたがね。
則ってはいないが乗っ取ってはいる。
鎌田は「作品の批評」が出来ないから「批評の批評」をしているんだ。 別にいいじゃないか。誰も期待なんかしてないんだから。 あの言動をみればそれほどの器を持っているとは到底思えない。 今後は同人誌だか異人誌だかを一生懸命作って赤字出していればいいんだよ。
盗作疑惑ってのもどうなんだろう。確かに柄谷の引用の仕方は アカデミズムの流儀には余り則ってはいない。
>>200-201 ???普通に単行本に載ってなかった? 柄谷批判て
久本は電波すぎて話しにならんが
柄谷批判自体はそれまでも一定量あったけど、 それが柄谷の文壇内批評村のヘゲモニーを揺るがすまではいかなったじゃない。 ポストモダニズム破産の流れの中、福田が猫の首に鈴付ける役をした。 そこから柄谷の引きずり降ろしが本格的に進んだし。 加藤典洋なんかの役割なんかとは決定的に違うよね、福田は。 ただ福田の柄谷批判のトーン自体は弱まってきてるのは確か。 もう死に体だ、ぐらいに思ってんのかな。なめられたもんだよね。
>>211 そうなの?
レトリックでごまかすなや( ゚Д゚)ゴルァ!
程度にしか読めなかったけど・・・
関係無いが福田ってたまに自分から「俺は戦略でやっている」的なこと言うよね。
そのときなんか、ああ〜って思ったりしちゃう
加藤や竹田当たりとは違うというのは同感。 俺、雑誌掲載された頃見て、そのころは福田って「ただの右翼」みたく バカにされてたんだけど、 「ひょっとしたらこの人が柄谷の後継者になるかもしれない」 って思ったから。 ただ、あの人って元々柄谷が好きなんでしょ。 漏れも今まで感じてた柄谷の狡さが 整理されてると思ったけど、それで柄谷が 駄目だとは思わなかったし。
あと、柄谷に対して小林秀雄を立てたのは、 上手く行かなかったと思う。 柄谷と固有名って、小林の私小説論じゃ 掬えないって前提だから。
>柄谷と →柄谷の
>>212 確かに福田、宮台の「かのやうに」には、「あーあ…また出たか…」と思うよ。
柄谷には関係なくてスマン。
あ、スマ「ソ」にしてないのは戦略ね、戦略。インターテクスチュアリティーの中から生まれる選択に対して
伝統に基づいて倫理的に振る舞った結果としての「スマン」だから(福田式)。
つまらなかったですね…すいません
217 :
吾輩は名無しである :03/04/12 23:26
柄谷はあの恥かしい女房というのを はやくなんとかしたほうがいいね
>>213 柄谷の後継者って・・・
福田は江藤淳の後継者だろ
柄谷の後継者らしき人物は、鎌田とか東だろ。
>>218 いや、文壇村の王様という意味。
小林、吉本、江藤、柄谷。
これ、一応柄谷本人が自認してたから。
「自分は文壇の保守本流」
って。
当時は福田と東が争うと思ってますた。
スガちゃんはそういう柄じゃないと思ってたし。
あと、アメリカ行きの前の対談で、 柄谷は福田を後継者に指名してる。 「僕はアメリカに行くから、これからは 君がやるんだ」 みたいに。
>>220 ああ文壇村の村長さんの話か。
でも小林や江藤が村長経験者だとしても
柄谷や吉本が村長経験者なのかどうかは、よくわからない。
一時期若者に人気があったのはわかるけど。
それと福田も村長さんにはまだなってないだろな。
福田はせいぜい助役か収入役だな。
223 :
吾輩は名無しである :03/04/13 13:44
224 :
吾輩は名無しである :03/04/13 13:45
柄谷の後継者は、山城むつみ
225 :
吾輩は名無しである :03/04/13 13:50
柄谷の後継者は柄谷祐人
226 :
吾輩は名無しである :03/04/13 14:13
つーか文壇も文学ももう死んでるから村長のポストももうないよ。
それは完全に外部の人間がいうこっちゃw
>>227 確かに漏れは一応文学も好きだし(10数年前くらいまでの)柄谷のファン
だったけど今の日本の文学や文壇には何の期待もしてないからなあ。
過去の名作・古典を読むだけでも時間が足りないのだから文壇なんて
なくていいや。
229 :
吾輩は名無しである :03/04/13 20:02
そうねー、過去の名作・古典を読むだけでも大変なのは俺もそうだなー。 若いやつを教育する機能としては文壇的なものも必要と思うんだけど。 「文壇」じゃなくても構わんのだけども。 なんか、文学に興味もつような切っ掛けを与える何か、が必要だと思う。 そうじゃないと、日本から文学が消えてなくなる。
正直、このスレ住人さん達は、現代文学の中で小説等の文芸作品と、 批評文とならどういう割合で読んでるの?俺は批評の割合が六割を越える。 小説は読んでも現代の作品より昭和期以前のものが多いし。 とても現代の文学シーンに強い興味を持ってるとは言い難く、 あっても大半は批評〜思想ラインのものになる。 ある時期からこうした風潮が文学愛好家に顕著に見られると思うし、 昔柄谷も高橋源一郎との対談でそんな事言ってた気がする。 こうした読み手の作品と批評への興味のバランスって「文学」って制度自体には良くないんだろうと思うよ。
批評は読んでも、左翼のは読まないがw
>>230 小説は過去の作品中心だなあ。三島が生きていた頃までまでが下限。
批評は柄谷・蓮實が勢いがあった80年代前半くらいまで読める。
日本文学もクラシック音楽化しているのかもしれない。演奏会やCDで
辛うじて稼げるのはベートーヴェンやブラームスなど過去の名作の再
現=解釈だけ。同時代の創作になど誰も見向きもしない、というような。
綿谷りさは絶対、村治佳織を意識してデビューさせたのだと思う。
235 :
吾輩は名無しである :03/04/15 15:52
>>230 「文学」に「知的刺激」を求めるか、そうじゃないかの違いじゃない?
「小説」自体を楽しむ人は「批評」は読まないでしょ、春樹ファンみたいに。
>>232 それは音楽のみならず美術でもそうだよね。
まだ音楽はポップミュージックっていうサブカルチャーを持ってるけど、
文芸ってサブカルチャー枠でも縮小してる。
サブカル枠で福田が「文学」やろうとしてるけど…
文芸文化をサブカル枠で支えてる伝記、推理系ノベルズ読者には縁遠い存在だろうし。
文学以上に活字文化がショボくなってるからね。
>>234 読んでるよ。
ただ龍、春樹とかはライトノベルズとしての需要と文学村での受容の二面があるし。
上のサブカル話にもつながるんだけど。
>>235 なんていうのか、
「批評の読解の為に作品を読む」
って風潮を柄谷が助長してしまったってのはあるんじゃないかな、って話。
その祖はもちろん小林秀雄なんだけど。
「批評」が作品より面白い、みたいな事態とでも言うか。
まだ文壇が機能してた頃は、文学愛好者の中に両方への関心が統合されてて
それがある種の共同性を仮構してた。
良くも悪くも柄谷の批評文はそうした趣味の共同体としての文学愛好者内で
「分離・結合」を促進した訳。
柄谷が文学村村長って言われてもピンとこないのも、そうした事態後の村の管理者だから。
現代日本文学読むけどね・・・面白いのもけっこうあるけど
239 :
吾輩は名無しである :03/04/16 13:43
>>239 確かに蓮実はそれに意識的だったよね。
柄谷は文学村に外部性を持ち込もうとしたけど、何をやっても「文芸批評」であるという信念はあったんだろう。
ただそのインパクトは大きくて
>>237 で述べられた様な結果をもたらした。
柄谷・蓮実現象と言えばいいのか。
『探求』『批評とポストモダン』あたりからの「批評の優位」って言説は、
一般/特殊にまつわる問題系から固有名の問題へ、
っていう柄谷の問題意識の帰着点であるのと同時に、
柄谷・蓮実現象へ向けた態度表明として「文芸批評家」宣言でもあった訳だよね。
241 :
吾輩は名無しである :03/04/16 15:29
小浜逸郎さんの新書で、頭が悪い人の代表例として柄谷さん出てるよ。 どんなところで頭の悪さを露呈しているかも、柄谷さんの著作から具体例 を引用しながら解説してる。とっても的を射た話で面白かったよ。
242 :
吾輩は名無しである :03/04/16 15:33
小浜逸郎って誰?そんなに頭がいいの?
244 :
吾輩は名無しである :03/04/16 15:42
>>241 たとえばどんなところで頭の悪さを露呈しているの?
どうせ、女が男を立てるのは、そういう慣習で今まで上手く行ってきたのだから、 尊重するべきだとか、そういう物を無視する柄谷は馬鹿とか、 そういう話と似たような物じゃないの? これ、渡部直巳辺りにさえ、馬鹿にされてたけど。
246 :
吾輩は名無しである :03/04/16 15:51
「批評」(二次的)と「小説」(一次的)の位相を 柄谷はひっくりかえしたかったんだよな、要するに。 彼は権力意識(同様に劣等意識)を強く持ってる人だ。
>>246 普段の態度からは想像できないけど、
ちゃんと「小説家の方が偉い」
みたいなことは言ってるよ。
中上との対談とかで。
248 :
吾輩は名無しである :03/04/16 16:24
249 :
吾輩は名無しである :03/04/16 17:01
柄谷は結局、浅田の分類法でいえば、プレモダンの人。 それで、必死で、モダンのなろうと努めたが、最終的には プレモダン的な専制君主に先祖返りしちゃったな。
250 :
吾輩は名無しである :03/04/16 18:40
でも柄谷ってさ、批評の中で作家に対して抑圧的にふるまわないでしょ? これは蓮実と比べてるんだけど。
251 :
吾輩は名無しである :03/04/16 19:20
>抑患的 なにこれ
252 :
吾輩は名無しである :03/04/16 19:48
>>244 241じゃないけど、自分もその本読んだことある。
例えば「マルクスその可能性の中心」。
ソシュールの言語理論を出鱈目にマルクスの価値形態に転用している。
しかも用語の規定の間違いが多い。
更にはそれは柄谷独自の論ではなくてヨーロッパのポストモダン思想家の
二番煎じ。
こういった点を細かく論証してる。そしてバカだと・・
253 :
吾輩は名無しである :03/04/16 19:55
柄谷自身、「マルクスその可能性の中心」でごまかしを やったと自ら暴露していたりする
254 :
吾輩は名無しである :03/04/16 19:58
内省と○○ なんて読むの? ワープロで字が出ないんだけど・・
255 :
吾輩は名無しである :03/04/16 19:58
例えば「トランスクリティーク」。 他者についての定義が、「探求T」で主張したものと正反対の意味になって いる。他にもいろいろ。 この本を要約すると、カントとマルクスを素材に倫理道徳で味付けしたイン チキ料理だと。 語るに落ちた人だと。思想というものは、柄谷のように没論理が透けて見え るものではないと。
遡行 遡行 遡行 「さかのぼりいく」
257 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:02
小浜逸郎と言う名のパラノがスキゾの柄谷を やっつけているという構図かな。
258 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:06
さらに小浜氏は、「文芸誌あるいは文壇ジャーナリズムは、批評家の構成が 本当にそれに値するものかどうかを鑑定する眼力と意欲に欠ける。だから、 柄谷のような者がのさばるんだ。」 と申しております。
259 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:10
小浜氏ってじゃぁ誰認めてるの?
小浜のいいたいことは要は柄谷の地位は本来自分の ような者が占めるべきだった、ってことでしょ。
261 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:12
ただのルサンチマン?
263 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:19
>>255 「探究1」と「トラクリ」の「他者」って正反対じゃないだろ。
生きている他者を、死者と未来の他者に拡張しただけであって。
他者=「規則」を共有しない者、ってことは変ってないはず。
264 :
吾輩は名無しである :03/04/16 20:23
無理読み=可能性の中心。 だから都合良く読めればいいの、カラヤンは。
266 :
吾輩は名無しである :03/04/17 00:36
教祖age
267 :
吾輩は名無しである :03/04/17 00:46
吉本の子分が、柄谷にからんでるだけだって。 小浜の言説なぞ、流通するほどの魅力はないよ。
お浜ねえさんがおらんと、うちあかんねん… by 小浜
269 :
吾輩は名無しである :03/04/17 11:52
最近の小浜逸郎は吉本とは縁を切ってます。 さらに芹沢俊介とわけのわからない抗争中。
270 :
吾輩は名無しである :03/04/17 12:16
トランスクリティークで面白かったのは、 ゼロサムになったら貨幣のフェティシズムが止まるって話だけど。 これはなんとかして実現してもらいたい。
271 :
吾輩は名無しである :03/04/17 13:19
小浜の中の人も大変だな
272 :
吾輩は名無しである :03/04/17 16:05
小浜の本は立ち読みしたけどまあくだらない批判だった。 柄谷はとにかく中心化を拒否したい奴のくせに「可能性の中心」とはどういうことか、とかね。 「可能性の中心」とはあくまでネガティヴな差異のことだってことも分かってない。 批判するならちゃんと読めよ。竹田セージ以下。
273 :
吾輩は名無しである :03/04/17 16:07
>>272 そんな事いってるの、小浜(海原一門)。
目通しておこうかと思ったんだけど時間の無駄みたいだな。
なんか切れ味鈍い呉智英みたいな時論家って印象なんだけど、小浜って。
理論的精度もなければ、運動性もない、影響力ない、実践性ない、カラむ相手が元身内…
悪しきセクト主義の末路って感じ。
呉智英の方が遙かに良いでしょ。
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
277 :
吾輩は名無しである :03/04/21 15:24
ぬるぽ
278 :
吾輩は名無しである :03/04/22 03:49
本流がどうしたこうしたの話題で思ったが…。 漫画界はその手の話しやすいね。手塚が非常に大きい存在だからな。 大友克洋の軌跡と手塚の影なんて、本流意識抜きで語れない。
279 :
bloom :03/04/22 04:13
280 :
吾輩は名無しである :03/04/26 15:13
保守
281 :
吾輩は名無しである :03/04/26 19:27
小浜はオタク思想界における竹熊健太郎みたいで 好感が持てた。(大昔) 「頭はーー」って新書はかなりキテルね。 オヤジの野次だと思って聞き流すべき。 でも「難しいことを優れた比喩で語れる人間が 真に頭のいい奴」と定義してたのは同意。 言葉に絡め取られてる脳みそ粘土の学者より 位相を幾つももってる奴の方が凄い
「脳みそ粘土」って実に優れた比喩ですね。 自己批判的な位相も感じられる。 やっぱ真に頭のいい奴ってのは違うなあ。
ワラタ
284 :
吾輩は名無しである :03/05/04 19:54
NAM再結成あげ
285 :
吾輩は名無しである :03/05/07 05:39
『終焉にめぐって』に収録されている、「1970年=昭和四十五年」は、 実に刺激的な論考だ。久々に柄谷読んで、久々に興奮した。
286 :
シエ藤 潤 :03/05/07 15:44
1970年=昭和四十五年? 当たり前だけど。 それで合ってるの?
287 :
吾輩は名無しである :03/05/07 15:58
「脳みそ粘土の」どこが優れているのだ? まったく凡庸で比喩ですらないのだが、 ある対象を褒めることによって、 「これのよさがわかる自分」を誇らしげに語ってしまうことは ありえるが、 褒める対象を選び損なってしまっては 自己優位もひけらかせない。
288 :
吾輩は名無しである :03/05/07 16:11
皮肉が分からない人は脳みそ粘土
290 :
吾輩は名無しである :03/05/07 17:05
皮肉を臆面もなく云っちゃっうほうが粘土だなあ。
291 :
吾輩は名無しである :03/05/07 17:24
やっぱ真に頭のいい奴ってのは違うなあ。
292 :
吾輩は名無しである :03/05/07 20:45
江藤淳は華国峰であってケ小平ではない
293 :
吾輩は名無しである :03/05/07 21:06
柄谷のテレビ初出演は村上龍のリュウズバーの最終回?だったけど びっくりしたなぁあの時は リュウの相棒のフランス人?女性タレントが話しに入ろうとするのをシカト? して3分くらい睨みつけられた、ビリビリ緊張が走ってた。 あれはオレは東大出の現代日本最高の知性なんだからバカ女は黙ってろという 確信犯的シカトだったのかテレビ初出演で上がり気味で対応しそこなったのか 画面では判断できなかったな フォローせずそのまま押し通したのには狡さを感じさせて× しかしあの外タレ才女もひるまずニラミ続けたのは立派だった もともと彼女のファンだったけど激しく勃起しました。
294 :
Ryu's婆ファン :03/05/07 21:23
相棒てフランス人だったっけ? 探偵ナイトスクープの岡部まりちゃんの後釜?
森口瑶子じゃなくってフランス人だったの? 誰それ?
297 :
吾輩は名無しである :03/05/07 21:29
>>293 詳しい状況を知りたいな、リュウーズバーやってた頃って 80年代の終わり?小学生だったあの頃は柄谷なんてぜんぜん知らなかった。
>>293 いとうせいこうと一緒に出てたよね。
あれが最初なの?
ニュース23や、教育テレビにも出てたような気がするけど。
TVウォーには出てなかったの?
299 :
吾輩は名無しである :03/05/07 22:40
柄谷のテレビ初出演→本人が番組の中でそう言ってたので間違いない リュウ「あ、これが初めてですか。」 いとうせいこうと一緒に出てたよね→1人でした リュウの相棒のフランス人→名前が思い出せない顔見れば誰でも知ってるフランス人じゃないかも、超美人。 出演時期→『探究』の出た後くらい湾岸戦争の頃はよく出てたけどそれより前 話の内容→全然覚えてない、あわててビデオとったけど引越しでなくした、一体あのデカ頭と何話したのか
300 :
吾輩は名無しである :03/05/07 22:43
アガタ・モレシャン?
>教育テレビにも出てたような気がするけど。 中上健次特集のとき、出ていたと記憶する
302 :
吾輩は名無しである :03/05/07 22:48
テレビ初出演なら、「自意識過剰」な柄谷は相当「緊張」していたはずだ。
Ryu's BARかぁ… あれはお笑い番組だったからなぁ。
304 :
吾輩は名無しである :03/05/07 23:02
>>304 ほらね。確か、柄谷が「80年代は、こういう事(反戦署名)を言うのは馬鹿馬鹿しい、
自分が楽しく生きられれば良いみたいに考えていたけど、これからは違う」
みたいなことを言って、村上といとうが「僕もです」とかヨイショして、
最後に番組のお約束で「生まれ変わったら何になりたいか」というのがあったんだけど、
柄谷が「生まれ変わりなんて無いと考えて、一回きりの人生を精一杯生きるべきだ」
みたいなことをいって、いとうにも生まれ変わりについての話題が振られて
「柄谷さんがそういうんだったら、僕に何も言えるわけがない」
みたいな、終始柄谷ヨイショモードだった。
おかしいなぁ もう1回ビデオ探してみよう 柄谷は例によって終始半伏目でヤシは自分を2枚目だと思ってるよ
どこから「超美人のフランス人」というのが出てくるのやらw
308 :
吾輩は名無しである :03/05/08 19:08
テレビ出演といえば湾岸戦争の頃、小森とかいう東大の若僧と出てたね
NHK E-TVで小森相手に「…じゃないですか」と語りかけていたが、 対話の意志などは全く無く、原稿を棒読みするように滔々と話す柄谷。
310 :
吾輩は名無しである :03/05/09 20:07
アップデイト中の柄谷フォーラムの下の方に張ってある エロサイトのリンクは何なのだ??
ワラタ 柄谷エロすぎ
312 :
吾輩は名無しである :03/05/09 20:18
たしかに柄谷エロすぎw
313 :
吾輩は名無しである :03/05/09 20:21
レズ、アナル、変態って・・
314 :
bloom :03/05/09 20:21
NAMの旧サイトが一時エロサイトになっていたこともあるが・・・ 何なんでしょう、一体。
316 :
吾輩は名無しである :03/05/09 21:42
柄谷、ついに壊れる。
単純に金がないんだろう。
318 :
吾輩は名無しである :03/05/09 21:51
けっこう狙ってんじゃねえの、お茶目だから(藁
319 :
吾輩は名無しである :03/05/09 22:00
ジジェクでもここまではやらんだろう・・・
ジジェクのえげつなさを超えた柄谷
まぁ、こういうオヤジの存在自体が文学の魅力だとはいえるのだが。
322 :
吾輩は名無しである :03/05/10 04:43
>>322 そう、そう、そうです。
いや有難う。
彼女出ていたよね
そして柄谷を睨みつづけた、クリントンが宮沢喜一をにらんだような鋭い視線だった。
きっと柄谷は勃起していたに違いない。
一応、「反戦」だから嫌がらせされたんだろうな。 にしても放置かよw
325 :
吾輩は名無しである :03/05/12 01:46
けっこうキツい嫌がらせだよな 海外からもアクセスしてくる人多いわけじゃん? 爆笑してるやつ多数、と見た
326 :
吾輩は名無しである :03/05/12 03:30
なんで柄谷フォーラムにエロサイトなんだ(w あれは自分でリンク貼ってるんかね?
童貞
329 :
吾輩は名無しである :03/05/20 08:00
和巳を自閉症の狂人と書いた高橋たか子の『高橋和巳の思い出』評に 夫婦がライバルであることの悲劇と自らの未来を予見するように ぼそっとつぶやくように記していたが。
330 :
吾輩は名無しである :03/05/20 16:33
テトリスゲームは有害 - 岩田有美 (団体職員・神奈川) 『テトリス』と言う言葉の、「テ」は「手」であり、「トリス」はおそらく「クリトリス」。 つまり、『テトリス』は女性の自慰行為を表しています。 また、テトリスの生みの親、アレクセイ・パジトノフ氏の名前は、おそらく偽名で、 「アレクセイ」=「アレが臭い」という一種の冗談でつけた名前だと考えられます。 「■■■ さらに、ゲーム中使用されるブロックも、■ 」は男性器を横から見た図であり、 「■ 「 □□ ■■ □□ 」は、四つんばいの女性、 ■ 」は、性器を露出させている男性。 と、それぞれ性的な意味合いを持っています。 「■ ■■□□ それらのブロックが、■□□ 」 このように結合する様子は、性行為そのもので あると言えるでしょう。 「ブロックが隙間に挿入され、一列に並ぶと消える」、というルールも、オーガズムを 表現したものと考えることが出来ます。 ゲームに使用されるブロックは常に、「マワされ(= 輪姦)ながら、堕ちて」いき、無数 のブロックが積み重なり、オーガズムをむかえ、消えていく。まさに「乱交」と呼ぶにふ さわしい状態です。 ただ快楽のために生きる様は、本来人間のあるべき姿とは思えません。しかし、この ように、人間の三大欲求のひとつである「性欲」を、擬似的に満たしてくれるゲームで あった事が、『テトリス』のヒットに繋がったことは疑いようのない事実と言えます。
>>330 こういう読み替えを文学的と言うのだと思う。
(柄谷行人が熱狂的な阪神ファンであることは、よく知られている) カラタニ小噺 その 3 あるとき柄谷行人が言った。 「ニーチェの弟が野球選手だったの知ってるか?」 可能くんは訳がわからず言葉をつまらせていると、柄谷行人がにやりと 笑っていわく、「昔、巨人にいたんだよ。名前はサンチェ。」 あまりの下らなさに可能くんはこれまで持っていた畏敬の念を一気に喪失するのだった。
333 :
吾輩は名無しである :03/05/21 00:21
>>332 そういう吉本興業的ヒューモアこそ、
秋田実系マルクス主義者柄谷行人の
真骨頂だと思う。
確かにそこにイロニーの介在する余地はなさそうだ。 ここで我々に課せられているのは、安直にニーチェの「超人」と「巨人」を 近似的なものとして見いだす様な種の思考を拒否する事ではないだろうか。 そうした想像力と、ニーチェとサンチェの関係に現れた安吾的ノンセンス とでもいうものは切り離されるべきであろう。 唯物論的ともいえる言葉の物質的な暴力性をかいま見せた「サンチェ」。 それに対し、この場合の「巨人」は、教養主義的な意味の中に たちまち回収されてしまうものでしかない。
335 :
吾輩は名無しである :03/05/22 17:14
>334 「〜的」の言いまわしが多いと、薄っぺらいなあと思えてしまうのですが。
336 :
吾輩は名無しである :03/05/22 17:31
言葉の物質的な暴力性がみじんも感じられないということでつね
>>333 ウチはそこまで堕ちちゃっちゃーいませんゼ。TPOを心得たギャグ
これをウチの芸人には徹底させてます。
素人さんに下手に真似されたり、それをウチ的とかいうてもろたら
どもならんがな。
338 :
吾輩は名無しである :03/05/22 17:56
ストラニアメントがエストラニサールでオストラニェーニエ〜
赤い本
340 :
吾輩は名無しである :03/05/23 00:34
無人島 1969-1974 2003.6.26 ジル・ドゥルーズ 小泉義之監訳 杉村昌昭/松葉祥一/笹田恭史/鈴木創士/三脇康生訳 ドゥルーズの未刊行論文集成、ついに刊行。 スピノザ論、ガタリとの共同作業など、『アンチ・オイディプス』刊行後、もっとも現実にコミットした時期の全論考を収める。 ファン待望、本邦初紹介のテクストも多数。
341 :
吾輩は名無しである :03/05/23 08:31
学生の頃、耽読していたが、内容はサッパリ覚えていない。 多分、理解もできていなかったのだろうが、読むと元気が出る 稀少な批評だった。一方、蓮見は読むとウットリする。 でも、ウットリさ加減は金井美恵子の方が上かな。 まとまりのない文章ですまん。
342 :
吾輩は名無しである :03/05/25 08:24
「反文学論」。今必要なのは文学の理論ではなく、 文学に対抗する理論である。白眉。
343 :
吾輩は名無しである :03/05/27 18:29
70年代の終わりから80年代の前半にかけて、 「文学」を「テクノロジー」として解釈しながら、 中上を擁護し、春樹を許容しない身振りはどういうことだったのだろう。 要するに、「ポストモダニズム」であろうとしながら、 「モダニズム」からは逃れられはしなかった、ということかい?
344 :
吾輩は名無しである :03/05/27 19:08
>>343 柄谷がポストモダニストだというのは、
テクストが読めていない証拠だといってみるテスト。
345 :
吾輩は名無しである :03/05/27 19:17
346 :
吾輩は名無しである :03/05/27 20:34
「隠喩としての建築」なんてあくまでポーズなんだよ、 柄谷はあくまで「ポストモダニズム」の言説の中に浸かっていたんだよ。
347 :
吾輩は名無しである :03/05/27 20:46
浸かっていたというより、ちょっかいを出してたと言う方が ニュアンスとしては合ってないか。
348 :
吾輩は名無しである :03/05/27 20:47
349 :
吾輩は名無しである :03/05/27 20:52
恐らく「ポストモダニズム」の言説の中に身を置くことによって、 知的優位を自認していた部分がある。村上龍と坂本龍一との鼎談を さっき読んでいたら、そんなふうに思った。アンビバレントな柄やんだ。
350 :
吾輩は名無しである :03/05/27 23:45
EV-CAFEを読んだだけで、「ああ、ポストモダンね」と 分かった気になってる奴が多すぎる。 せめて、フーコーの「言葉と物」くらいは読んだ上で 語ってほしい。
フーコーなら『全体的なものと個的なもの』じゃない? 柄谷の場合、これと吉本の「マチウ書試論」、福田恒存「一匹と九十九匹と」 とかが結びついた訳だ。 そこから「単独者」とか「世界宗教」とかのモチーフを得たんでしょ。
352 :
吾輩は名無しである :03/05/28 00:55
柄谷の系譜は江藤淳だと、本人が言っていた。
353 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/28 07:16
どうせ三人ぐらいしかいないだろ? トリップつけていこうぜ。
>>350 >EV-CAFEを読んだだけで、「ああ、ポストモダンね」と
>分かった気になってる奴が多すぎる。
分かった気になれる脳天気さにポストモダン的なものを感じませんか?
能天気。たしかに美術作品からポストを見るとそう思えるかな
356 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/28 07:40
「脳」天気の方が感じ出てません?
357 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/28 07:44
ところで柄谷は何がしたかったんでしょうね? 何か書く上で参考になるかと思って読んでいたんですが、 いやらしい感じしか受けないんですよ。誰かも上の方で指摘しておられましたけど 作家に対する権力意識というか…。『反文学論』とか読んでるとね。
358 :
吾輩は名無しである :03/05/28 08:01
結局、「日本的ポストモダニズム」は90代のスカを 現していると思う。哲学の業績は、それらの潮流とは 無縁に積み上げられているわけだけども。
359 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/28 08:12
スカってなんですか? 東京スカパラダイスオーケストラのスカですか? パンクみたいにあれも意味をもってるんですか?
オヤジパンク行人
361 :
吾輩は名無しである :03/05/28 08:48
パンクかぁ?
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
>>351 です。トリップつけていきます。
東浩紀も指摘してるけど、柄谷って『近代日本の批評』において
自分を小林秀雄になぞらえてるふしがあるよね。
蓮実は小林の振る舞いを文壇に対する制覇意識だといって、
暗に柄谷を批判してる。
あの座談会は柄谷のフランス思想系文化人攻撃もすさまじくて、
三浦雅士のフォローなしにはやれなかっただろうなと思われ。
364 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/28 09:14
「山崎渉」、彼のメッセージは「(^^)」。 まず注目すべきは「山崎渉」というのが個人名に擬せられた匿名であるということだ。 これが意味するのは恐らく山崎渉たちが社会において匿名掲示板における山崎渉的な存在であるということである。 彼の自意識が生活と擦れ合う微かな軋みは彼らをして名乗らしむる。「山崎渉」と。 そして彼のメッセージ「(^^)」、この笑顔は実生活における彼の記号的な笑顔である。 生活にフラストレーションと呼べるものがあるわけでもない、 デフォルトの野心はもはや磨り減った。 ある日発見する何者でもない記号的な笑顔を浮かべた自分はまるで山崎渉だ。 そして人は記す。 「名前:山崎渉 投稿日:2003/05/28(水) 08:48 (^^) 」と。
365 :
吾輩は名無しである :03/05/28 09:21
読んだんだけど覚えてないな。 蓮実は蓮実で別のいやらしさを感じません? ニーチェで言うところ引き算の権力意識というか。
蓮実は終始いやらしく振る舞い続けましたよ、その座談会(w だからこそ自らを保田に例えられた時は猛然と反撃し始めた。 自らの振る舞いがいかなる政治性を帯びるかって事に敏感ですからね。 引き算的な言説が持つ政治性はあくまでもパッシブになければならない という判断なんでしょう。 それが本質主義的言説と一体化して、積極性を持ち出すと保田になる というのが蓮実の捉え方ですね。 そんなものとは無縁だと言い切ってるからね、蓮実は。
367 :
吾輩は名無しである :03/05/28 15:29
素直なだけ柄谷の方がましですね。
368 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/28 18:54
さっき始めて1000ゲットしました。 999 名前:洗濯 ◆d6uyvGJyJk 投稿日:2003/05/28(水) 18:53 ID:HCb+kRqu そして1000げっと 1000 名前:洗濯 ◆d6uyvGJyJk 投稿日:2003/05/28(水) 18:53 ID:HCb+kRqu 外した。あああ
>>368 おめでとう。
ただ、1000番のレス内容の「あああ」は曰く言い難い表現だね。
中野重治のむらぎもを思いだした。
370 :
吾輩は名無しである :03/05/28 21:31
今、ようやく『反文学論』を読み終わりました。
>>350 >EV-CAFEを読んだだけで
・・って、何を根拠に言ってんの?
フーコーは大好きだけど、しかしきみも短絡だね。
>>371 釣りなのではないの?
>>350 さんも、フーコーを絡めて柄谷とポストモダンを語るなら、
具体的にネタをつなげないとマズいんではないかな。
「言葉と物」が重要なのは当然なんだけど、「日本近代文学の起源」も
それだけじゃない訳だし。
上のレスは
>>371 (349さん)が釣りだと言ってる訳ではないのであしからず。
言葉足らずになってたので補足します。
374 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/29 01:54
>>349 あれ、高校生の頃に読みました。今思うと、吉本のところなんか魔女裁判的だけどね。
その後、坂本龍一はイルカマンセーに日和り、村上ドラゴンは言うべくもあらず。
なんだったんでしょうね。あのブームは。
当時、坂本好きだった私はあの本で浅田彰と柄谷行人を知りました。
375 :
吾輩は名無しである :03/05/29 07:32
>>371 何を根拠にって、私の周りの人間でそういう人達が多かったということ。
私は物事の判断は短絡的であるべきだと考えているので、
悪しからず。
376 :
吾輩は名無しである :03/05/29 18:58
>375 本当に柄谷を読んでんのかよ、狭い「共同体」に属しながらの 「独我論」じゃねえか。「短絡的」と「直感的」はぜんぜん違うんだけどね。
377 :
吾輩は名無しである :03/05/30 01:30
378 :
吾輩は名無しである :03/05/30 01:53
379 :
我輩は名無しである :03/05/30 02:57
大学時代、戸坂潤「日本イデオロギー論」の報告させられました。 さっぱり分からなかったので、カントの認識論と比較してお茶を濁したら、 大過なくやり過ごしました。 講義中にタバコを吸い、その場に捨てていたことだけが、印象的でした。
380 :
吾輩は名無しである :03/05/30 05:13
>>378 「共同体」と「独我論」というタームを
安直に使っている辺り。
382 :
吾輩は名無しである :03/05/30 06:47
>>379 彼の講義を受けたのですか?
うらまやすぃ。
上智か何処かで英語の講師をしているというのを何かで読んだことがあるのですが…
383 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/30 06:50
>>380 378については不毛なのでスルーで。用語に酔いたいお年頃だと思われます。
>382 90年代は、法政で語学と特講「近代の超克」をもってました。 (参考文献) 「近代の超克」富山房百科文庫 戸坂潤「日本イデオロギー論」岩波文庫 保田輿重郎「芭蕉」講談社学術文庫 西田幾多郎「場所・私と汝」 岡倉天心「東洋の理想」「茶の本」岩波文庫 花田清輝「復興期の精神」講談社学術文庫 ハイデッガー「存在と時間」岩波文庫 九鬼周造「いきの構造」岩波文庫 夏目漱石「漱石文芸論集」岩波文庫 時枝誠記「国語学言論」岩波書店 小林秀雄「本居宣長」新潮社 ファリウス「ハイデッガーとナチズム」名古屋大学出版会 柄谷行人編「近代日本の批評」福武書店 橋川文三「日本浪漫派批判序説」 戦前の京都学派の議論を、ポストモダニズムの文脈でみるということでした。 現代の議論は、すでに出し尽くされたものと言ってました。
「現代の議論は、すでに出し尽くされたもの」ですか。 らしくて良いですね。 さておきせっかく『隠喩としての文学』というスレタイがついてるから それについて論じませんか? まだ論じることが残っているようなふりをして。 最近の文学も「出尽くした」ものの組み合わせという気がします。 様々に意匠はあれど組み合わせでしかないというか、原子番号表はすでに出来上がっていて化合物を云々してる感じがあります。それもまた「文学」であるのでしょうが。これが隠喩であるのなら、何を意味しているのか。
386 :
吾輩は名無しである :03/05/30 16:59
>>380 「あえて」(カッコに入れて)使用している、ということを
考慮に入れぬのも青くないか?
>>385 文学は本格的に「テクノロジー」と化した、ということかな。
>>386 >文学は本格的に「テクノロジー」と化した、ということかな。
ここを柄谷文脈に絡めて少し解説していただきたいです。
388 :
吾輩は名無しである :03/05/31 00:12
文学=テクノロジーってロジックは、浅田彰の視点に近いね。 むしろ、柄谷は近親憎悪のような気持ちで 「反文学論」なり「日本近代文学の起源」なりを書いたと思う。 でなければ、親交があったという理由だけで、中上にこだわったり しないんじゃないかな。
意匠組み合わせの問題という話なら、小林秀雄の昔から言われ続けてますね。 そうした組み合わせ問題を語る事自体にはまだ意味がある と思われ続けていたのがポストモダンという事態の本質なのかもしれません。 モダンの制度性を語るというフーコー的振る舞いを含め。 しかし、それはポストであれ未だモダンの圏内にあり すでに現在はもうポストモダンの次の段階が来始めてるのではというのが東浩紀。 そういう意味では、柄谷は文学の制度性を暴く手つきの過剰さにおいて 明らかにモダンに過度の愛着を持つポストモダンの批評家と言えますね。
390 :
吾輩は名無しである :03/05/31 13:15
東はデビュー作の「ソルジェニーツィン試論」だけが良かった。 あとは駄作。
ソルジェニーツィン論は東の中では一番まとまった形の 「文芸批評的」スタイルでの作品ですね。 東はそこからの脱却をはかろうとした訳ですが、その時点で 柄谷との決裂は必然的だったのかもしれません。 ここが重要なポイントだと思うのですが、東は文芸批評の言葉が 「今生まれくるもの」の分析に対して有効性を持てないと考えている。 それに対し柄谷は「文芸批評的」であることを止めようとはしない。 東はそうした言葉で喚起できる現実は「近代文学的」範囲を越えない、とする。 この対立はかなり重要だと思うんですが、どうでしょう。
392 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/05/31 21:06
「今生まれてくるもの」の価値というのを考えたほうがいいでしょう。 東はこれに有効な分析をすることに意義を感じているのでしょうが、 柄谷はそれに意義を感じていないのでしょう。 柄谷がその意義を感じるようになるとすれば「近代文学的」なものを超える 何かが生まれたときであって、今はその時期ではないということです。
393 :
吾輩は名無しである :03/05/31 21:23
>>390 そうかな、オレは「存在論的、郵便的」大好きだけどね。
東の場合は批評というよりは分析で 対象の変化による自身のスタイル・ポジションの変化はない。 そういう意味では非常に安定した人だけどね。
>>392 確かにそうでしょう。柄谷はある意味哲学であれ何であれ
「文芸批評的」に読むことのみに意義を見いだしているように見える。
そこが特権的なポイントかはともかく、そうした形でしかアクチュアリティーは
生み出せないと考えてる。
そうした部分でデコンの流れとかみ合って柄谷言説は力を持ち得た。
しかしそれはある意味文芸批評の持つロマン主義批判の部分を
テコにする事で持ち得た力でもあった。
問題はそうした批判を受けうる内部的、構築的なロマン主義的内面を
人々が欲望しているのか、という点の現状認識だと思います。
396 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/06/01 02:33
>>問題はそうした批判を受けうる内部的、構築的なロマン主義的内面を >>人々が欲望しているのか 求めていないでしょうね。 柄谷に東が感じているいやらしさっていうのは柄谷のいわゆる「遠近法」の無い ものは「絵になってない」というくせに、それに則って描かれたものには「新味が無い」 というようなところですかね。 私も小説を書く人間なんですが、「じゃぁどうすればいいんだよ?」という気分になり ますね。しばしば。柄谷の切れ味は好きなんですが。
397 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/06/01 02:50
この時代の人間はすでに文学を内在しているんですよ。求めようが無いんです。
「精神分析が病気を作っている」とか「キリスト教が内面を作った」とか柄谷はよく
けど言いますけど、文学もxxを作っていると思うんですよ。そして文学によって作られた
xxが文学を再生産しているわけです。柄谷もそこには気づいているんでしょうがね。
隠喩としての文学はこの再生産の過程を意味するでしょうね。
xxは
>>398 が答えます。
398 :
吾輩は名無しである :03/06/01 03:25
>文学によって作られた xxが文学を再生産している xxって要するに「貨幣」のようなもの?
399 :
吾輩は名無しである :03/06/01 03:53
xx = 権力 ?
400 :
吾輩は名無しである :03/06/01 03:55
400
「作家」かな。循環論法っぽい答えで。
文学によって作られた(xдx)が文学を再生産している
>>401 読者であり、かつ作家としての人間と考えると良さそうですね。
文学する人。ホモ・リテラチャーという感じで。
>>398-402 考えてなかったんですよ。漠然とイメージはあったんですが、「人間」といってしまうと
余りにもあれなんで。
>>396-397 確かに柄谷の論は「どうすりゃいいんだよ」と言いたくなる所がありますね。
柄谷が強調する、非対照な交換の場としての外部と貨幣の問題に関しては、
歴史的産物としての視点からくる制度批判と、
「交通」自体をエッセンシャルなものとする視点とが入り組んでいます。
それを
>>397 の文脈上に当てはめて考えると、「キリスト教が内面を」といった式の
柄谷の論は、すでに内面を用意するものが人間に備わっているという所から始まってしまう。
そのエッセンシャリズム回避が超越論的審級という視座の設定になるのが柄谷の定石ですね。
405 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/06/01 22:16
柄谷がいつか示唆的なことを言ってました。 誰かの引用(ヴィドゲンシュタイン?)だったと思うのですが、 「問題は解決されることは無い、忘れ去られるだけだ。」 柄谷もこの袋小路を一人で体現しながら忘れ去られるでしょう。
406 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/06/01 22:17
体現できるのは柄谷だからこそかもしれません。
407 :
吾輩は名無しである :03/06/02 19:00
「どうすりゃいいんだよ」という問いには、 「無限転向のラディカリズム」を唱えるスガヒデミが 正鵠を射ているように思われます。
408 :
吾輩は名無しである :03/06/03 06:27
柄谷はいま「日本精神分析」みたいな仕事をやってんのかな。 柄谷フォーラムはアップデイト中だし、これからの動向が気になるのですが。 90才まで書きつづけたいと公言しているから、 これからどんな「場所」へ切り込んでいくのか楽しみではある。 確かに「批評」は「移動」なのだろうが、 「モダン」と「ポストモダン」の間のみの「移動」は、ウンザリかな。
>>407 「無限転向のラディカリズム」ですか。不勉強にて…。
>>404 柄谷を分けて考えてみるべきかもしれませんね。分けてみれば柄谷の「可能性の中心」
とやらも見えてくるかもしれない。
私が思うに…
実は私は柄谷のしょうもないギャグが結構好きだ
俺もあのこじゃれたつもりのだじゃれが たまらん
>>407 無限転向のラディカリズムの難しいところは、日本において転向するという事が
いかに可能で、いかなるものからの転向を意味しているかですよね。
そこで天皇制の問題にぶつかる。
無限転向のイメージとして戦中期の花田清輝が挙げられるものの、
柄谷的に言えばマルクス主義という「外部」体験を軸にしたあり方ゆえに
評価しやすいが、無限転向の例としては高山樗牛の様な形もあるわけです。
こうした形の無自覚な国家主義者を支える原理としての
「日本」との対決のレベルにおいて無限転向のラディカリズムは意味を持つ、と。
柄谷的に言えば、しかしそうした「外部」体験や「切断」は、
日本においては徹底したモダンとしてしか現れなかった、と。
そこで柄谷の日本におけるプレモダン=ポストモダン説が出てくる。
ゆえに柄谷はモダンにまつわる言説を吐き続ける訳ですね。
>>410 私もあのベタさ、ショボさが好きです。
阪神ネタ、ヤンキース松井ネタで復帰とのこと
415 :
吾輩は名無しである :03/06/04 00:23
「松井なんか知るか」
岩野泡鳴のあほうめい、とか。
417 :
吾輩は名無しである :03/06/04 05:24
誰か柄谷の顔画像貼ってくれ。 ハンサムと聞いて以来気になって仕方が無い。
418 :
吾輩は名無しである :03/06/04 05:26
グーグルで探せゃ、坂本龍一との対談がすぐに出るよ。
419 :
吾輩は名無しである :03/06/04 05:49
>>418 見てガッカリ。
ハンサムといわれる若い頃が見てー。
420 :
吾輩は名無しである :03/06/04 05:51
そうかな、2ページ目の写真なんて、 けっこうハンサムに写ってんじゃん。
421 :
吾輩は名無しである :03/06/04 06:29
>>419 中上との初の対談のときの写真は良いよ。
なぜ柄谷スレが朝五時に上がる・・・?
>>415 松井は柄谷的にはどういう位置づけなんだろう。
イチローと新庄については予想通りだったけど。
424 :
吾輩は名無しである :03/06/05 01:28
朝河蘭ふぁんの柄谷さんAGE
425 :
吾輩は名無しである :03/06/05 01:53
しかし相変わらず坂本龍一はルックスいいなあ
426 :
吾輩は名無しである :03/06/06 01:11
そうか?かなり中年太りしたと思うけど。
427 :
吾輩は名無しである :03/06/07 04:25
高橋源一郎の「ジェイムス・ジョイスを読んだ猫」 に載ってる行人はハンサムだが、 同本に載ってる中上は・・・ウケる
その中上ももういない・・・・・・
429 :
吾輩は名無しである :03/06/07 18:16
遠近法的倒錯を暴き立てること
禁煙はまだ続いているのか?
NAMの話題は文学板ではでないのかな?
432 :
吾輩は名無しである :03/06/08 02:30
NAMは晩節を汚した感が否めないな。
>>431 哲板でさんざやって終わったw
ここは駄目だ、哲学話題なんかまるで・・
434 :
吾輩は名無しである :03/06/08 07:51
柄谷さんて、死んじゃったらどうなるんだろうね。 門弟三千人のサトウハルオのときみたいに、 掌返して批判する奴らが出てくるんじゃない? 外部がどうのっていって、 バーでは完全に共同体の人になるのは何とかして。 鎌田さんも嘱望されたのに、食えてるんかなー 千葉さんの文学界の連載はつまらなかった― 東さんのは、講談社の新書でげんなりしたし、 まともに小説読める人おらんのか?
436 :
吾輩は名無しである :03/06/08 09:47
スガヒデミは?
437 :
洗濯 ◆.a.RzH3ppI :03/06/08 10:14
柄谷は巨大な墓標となるでしょう。
>>433 確かにあまり哲学談義は成立しにくいやもしれませんね。
文学板は文学板でいいんじゃないでしょうか。
もし文芸に関わる柄谷ネタで哲学談義をされたいなら、
なにかよいお題があれば出していただきたいです。
純然たる哲学談義なら哲板でされる方が広がりもあるでしょうから、
あえて文芸に関わる話にこだわられた方が文学板ではやりやすいのではないでしょうか。
今の哲板柄谷関連スレよりは、良いと思うけど。
>>436 スガちゃんには、小物っぷりを失って欲しくない。
それが故のフットワークの軽さを。
哲板柄谷スレもNAM絡みで混乱している所が見られましたね。
文学板は文学板の流儀で行ければいいですね。
スガに関しては、
>>412 ,413でも書きましたが、やはり日本的「自然」に対する
モダンのあり方にこだわり続ける限りにおいてその切れ味はシャープだと思います。
442 :
吾輩は名無しである :03/06/10 02:13
漱石の話題が出てないね。
443 :
吾輩は名無しである :03/06/10 02:55
漱石といえば漱石は神経が高ぶる前に顔が赤くなったそうだけど、 柄谷も最近、赤い顔しているときがあるから、なんだか、因縁を 感じたり、柄谷がなんだか心配。マジレスになってしまいました。
444 :
吾輩は名無しである :03/06/10 02:59
奈々氏である。
445 :
吾輩は名無しである :03/06/10 03:15
446 :
吾輩は名無しである :03/06/10 08:05
>>407 「無限転向のラディカリズム」(スガ秀美)って。そりゃあ言ってる事が
カメレオンみたいにコロコロ変わるという事だけだろうが。
いかにもという感じ。
いい加減にしてくれ。
447 :
吾輩は名無しである :03/06/10 08:27
転向とはある種、自分の中でのパラダイムシフトであって、 言ってることがコロコロ変わるといった態度とは 根本的に異なるわけだが。
448 :
吾輩は名無しである :03/06/10 10:17
だからスガの場合は「カメレオン」でしよう? と問う照るわけだ。 それはすべての転向が中味がないという事は意味しない。
まあ、スガさんって昔っからああいうスタンスなわけだから。 彼の言う「転向」っていうのは、べつに極端から極端へ移動すること じゃないわけよ あえて言えば本質的な負け犬が世の中を渡っていく時の 自嘲的な言い訳 or 裏返しの自己自賛。
450 :
吾輩は名無しである :03/06/10 10:34
顔が赤いというのは、最近露出したメディアとかでの感想。本人は 近畿大学の講座で私は最近みたよ。写真より若い、目に狂気のような ものが感じられて普通の人とはやはり違っていた。南京大虐殺の真偽 のほどをどうやら疑ってるような話ぶりだったよ。
452 :
吾輩は名無しである :03/06/10 10:45
うろ覚えだが、公式の論文では南京を肯定した文章を書いていたような 気がするので、左翼って大変と感じたんです。本音では疑っていても 良心的左翼の世界ではそんなこと言ったら世界的信用を失ってしまうの でしょう。役割を強いられているので、ストレスたまると思います・
相変わらずずうずうしいのが一人混じっているような気がするのだが…
454 :
吾輩は名無しである :03/06/10 10:53
455 :
吾輩は名無しである :03/06/11 00:03
>450 「目に狂気のようなものが感じられて普通の人とはやはり違っていた」って、 具体的にどんな感じ?生の柄谷を見たことないから、ちょっと個人的に興味あり。
456 :
吾輩は名無しである :03/06/11 01:24
私は今まで批評空間のシンポジウムでしか本人を見たことがなかった けど、遠くから見た感じは写真の印象とほぼ変わらなかったんです。 少し甘めのハンサムさんだし、ヌーボーととぼけた雰囲気。愛嬌も あって。その印象も決して間違いなのではないと今でも考えているが
457 :
吾輩は名無しである :03/06/11 01:33
近くで見た本人の険しい雰囲気の恐ろしいことといったら。目が普通 ではなかったです。一億いる日本人のなかで一番怖いかも。誰がみても 彼がなにかを極めた人であるのを理解できるでしょう。とにかく、 顔を見ているだけで深い印象と感動がありましたよ。
458 :
吾輩は名無しである :03/06/11 01:58
単なるアル中。
>>457 それは自分の思い入れのせい。無名の厨房だからと臆してびびったか?
人格が円かではないから雰囲気悪いが、ハッタリかますのが好きで
人前ではわざと突っ張ってみせるているだけ、普段はごく普通<柄谷
隠喩ですなぁ〜♪
461 :
吾輩は名無しである :03/06/11 02:15
459 私は東京在住だからかなり多くの有名人を遠くなり近くなりで見たこと があるけど、迫力の点では空谷が一番だったよ。ちなみに同じ近畿 大学の講座で浅田彰もみたけど、彼はキュートな感じの魅力です。
>>461 印象は個人の感受。自分がよほど空っぽだから〜♪
構ってくん、構ってちょー〜、アタシ淋しいの〜♪
464 :
吾輩は名無しである :03/06/11 02:24
もちろん、人間はいつも同じ態度や雰囲気をただよわせているわけでは ない。しかし、漱石の弟子達が鏡子夫人の発言ではじめて漱石のエキ セントリックな面を知ったのと同じで、赤の他人、家族、普通の友達 など立場の違いによって一人の人物に対する感想は異なってくる。
465 :
吾輩は名無しである :03/06/11 02:33
赤の他人だからかえって客観的に感じることもあるということだ。 それに、写真での印象がなんだかんだいって温厚な部類で、私小説 の登場人物のような感じと思っていたので、案外動物的で驚いた ということです。
466 :
吾輩は名無しである :03/06/11 02:36
釣られっぱなし
467 :
吾輩は名無しである :03/06/12 06:18
復帰はガセネタか??
468 :
吾輩は名無しである :03/06/13 11:12
柄谷の身長はいくつぐらいですか? ついでに浅田君も。
469 :
吾輩は名無しである :03/06/13 11:33
空谷は普通より大きいと思います。浅田彰はすごく小柄で痩せています。 あの小ささをカバーするには普段から服装に気をつけないといけない と思います。そうでないと貧相とみなす人もいると思います。
柄谷さんは、意外に普通より小さかったわよ。 でも赤黒さがワイルドだった。 刺青入れてるのには、ちょっと引いたけど。 浅田さんは、太いの。 「え?こんな太いの?大丈夫かしら・・」ってちょっと不安になるぐらいに。 小柄っていうか、縦には短かったわよ。 今となっては、いい思い出です。(遠い目
471 :
吾輩は名無しである :03/06/13 11:42
でも、浅田彰の場合、態度が自信満々で声音もエリート的ですから、しゃべり だしてしまえば、他を圧倒してしまいます。
そう、浅田さんは自身満々で声音もエリート的でしたわよ、あの時も。
473 :
吾輩は名無しである :03/06/13 19:47
474 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/06/13 20:42
>>473 つまんない。切れがなかった。
「精神分析を教育に応用するな」ってところくらいか?
475 :
吾輩は名無しである :03/06/15 08:52
死ぬ前に 「純粋理性批判」だけでも読破しよっと。
476 :
吾輩は名無しである :03/06/15 10:27
「トラクリ」第二部はまだー?
477 :
吾輩は名無しである :03/06/15 15:24
本人的には当分絶筆(しばらく書かない。書けない)するそうです
先の見えない世界情勢だから、守りに入ってる? 無防備にボケをかますところが、カラヤンの良さなのに。
479 :
吾輩は名無しである :03/06/16 16:51
柄谷先生age
480 :
吾輩は名無しである :03/06/16 16:55
481 :
吾輩は名無しである :03/06/17 01:43
浅田はゲイタンなんだが…。
482 :
吾輩は名無しである :03/06/17 20:30
柄谷先生は、NAMでも「天使」だったのか。 「人間」になることに失敗したのか。
483 :
吾輩は名無しである :03/06/17 23:21
not天使 実態 バカ殿
484 :
吾輩は名無しである :03/06/18 00:07
485 :
吾輩は名無しである :03/06/18 18:18
アイ〜ン! バカ殿=柄谷の名台詞である。 アイ〜ン=ein=ドイツ語不定冠詞「一つの〜」 男性もしくは中性名詞の前でのみ用いられる。 つまり、女性は排除されているのである。 NAM幹部として浅田彰という中性的バイセクシャルは迎え入れても、 女性幹部は迎え入れることが無かったNAMという組織の発案者に相応しい言辞=ギャグである。 NAMがフェミニズムと幸福に出会うことなど有り得ないとNAM創設以前から予料していた志村けん。 しかし、事前に物事を予料するなど、人間にできるだろうか? いや、できはしまい。 そのような能力のある存在は、「天使」と呼ばれる筈だ。 以上のことを以ってして「柄谷=バカ殿=志村けん=天使」という図式が成り立つ。
486 :
吾輩は名無しである :03/06/18 18:21
487 :
吾輩は名無しである :03/06/18 18:50
>しかし、事前に物事を予料するなど、人間にできるだろうか? >いや、できはしまい。 だから柄谷の予言は全部外れてるじゃないか
488 :
吾輩は名無しである :03/06/18 18:53
>NAMがフェミニズムと幸福に出会うことなど有り得ないとNAM創設以前から予料していた志村けん。 嘘つけw 全部嘘っぱちじゃんか 魑魅の話は しかしあのフジテレビの深夜帯にやってるキモチの悪い哲学解説番組に きみ調子はそっくりだね
489 :
吾輩は名無しである :03/06/21 23:09
柄谷に小説なんかわからんだろ
NHK・ETVの岩井克人との対談で番組の冒頭いきなり岩井が「今日は柄谷さん調子が悪そうなので・・・・」と誰に言うともなく弁明していた。観ている自分の精神状態も悪くなりそうだった。
492 :
吾輩は名無しである :03/06/22 11:20
柄谷の仕事を理解できるほど頭が良くないので、的外れかもしれんが、彼って 秋山駿の影響が大きいんじゃないかななどと思う今日この頃。具体的に語れないのが哀しいが。
>>492 鋭い指摘だと思う
柄谷ってマルクス主義者っていうよりはロマン主義者だと思う
秋山駿の影響が強いと思う
自作自演?
496 :
吾輩は名無しである :03/06/22 11:59
>>495 別人だよw
このスレ流して見てたんだけれど、秋山駿との関係はまだ誰も言って
なさそーだったから、とりあえずカキコしといて、反応を待ってたんだわさ
497 :
吾輩は名無しである :03/06/22 12:25
すが秀実が『革命的な、あまりに革命的な』で 若干触れてるね。
498 :
吾輩は名無しである :03/06/22 12:30
>>492 、494
具体的にはどういう交流があったんでしょーか?
499 :
吾輩は名無しである :03/06/22 12:32
また信長本出してるぞ、秋山。
それだけかよw
501 :
吾輩は名無しである :03/06/22 12:57
うん。
502 :
吾輩は名無しである :03/06/22 13:57
煙草を皮膚に押し付けても根性いれれば火傷しないと柄谷が 言ったら 秋山駿に皮膚の耐熱温度は何度で煙草の火の最高温度は何度だ 火傷しないと物理的に証明できるか。とすごい顔で迫られたなんて文章あったな そんなこと私にわかるわけないと言ったそうだ。 柄谷は今は少しは成熟したけど若い頃はハッタリ癖があって群像の侃々諤々だっけ 叩かれてたな。礼儀を知らんと。
503 :
吾輩は名無しである :03/06/22 14:27
柄谷『あ、そう。メーデー事件にこだわるわけね。』 秋山『こだわる。』 柄谷『なんで。』 秋山『なんで?見たからだ、バカッ。』
504 :
吾輩は名無しである :03/06/22 16:17
柄谷復帰の第一弾は今月27日発売の号に載ります ∧ ∧ (σ・∀・)σ >>ゲッツ!! \ \ / \ ∪ ̄ ̄ ̄\)
505 :
吾輩は名無しである :03/06/22 19:02
つーか柄谷自身なんかの対談か座談会でデビュー当時一番気にしていたのは秋山だと言っていたよ
506 :
画像ハケーン :03/06/22 19:14
507 :
吾輩は名無しである :03/06/22 19:28
柄谷復帰の第一弾は今月27日発売の号に載ります ↑ ガセネタ流しちゃいけない
いいから27日を見よ。。。。w ニビル星人が接近して隕石が激突します(マジで)
509 :
吾輩は名無しである :03/06/22 19:43
今月の27日に出るのって何がありうる?
510 :
洗濯 ◆d6uyvGJyJk :03/06/22 19:45
ところで、隠喩としての建築は文庫になってるのかねぇ?
511 :
吾輩は名無しである :03/06/22 19:49
ジジェクがトラクリの批評書く みたいな話はポシャったのか、結局? てか、トラクリの英語版はちゃんと出たの?
512 :
吾輩は名無しである :03/06/22 19:50
出てるよ。ジュンク堂で立ち読みした
513 :
吾輩は名無しである :03/06/22 19:51
ヒントでもいいから教えてくれっ
フフフフッ
515 :
吾輩は名無しである :03/06/23 02:56
ニビル星人は二匹いるらしい
516 :
吾輩は名無しである :03/06/23 05:28
>>509 エンタクシーは? 一応27日発売だけど。
518 :
吾輩は名無しである :03/06/23 11:19
柄谷復帰第一弾は「倫理21」文庫版のあとがきでした。 読んだので、あとがきの内容を知りたい人にはかいつまんで教えます。
519 :
吾輩は名無しである :03/06/23 11:26
柄谷復帰第二弾が、27日ってこと? エンタクシー以外で27日発売って何がある?
>518 かいつまんで教えてください。
521 :
吾輩は名無しである :03/06/23 17:32
自分が書いているものは何をやってもそれは文学なんだ、 という気持ちがあるだけですね。批評というのは文学ですから、 哲学者の書くものとは違うわけです。 柄谷行人
522 :
吾輩は名無しである :03/06/23 17:35
隠喩としての文学
523 :
吾輩は名無しである :03/06/23 20:14
KEYは福田和也だな。。。?
>>510 なってたけど絶版にして主要なものは「差異としての場所」に収録されてる
>>520 あとがきの大まかな内容。
イラク戦へのコメントがまずあり。その際、国連が機能しなかったのは、
国連がカント的理想主義に陥っていたからではなく、国連がまだ
国民国家の集合体にすぎず、カントの「世界共和国」の理念に程遠かった
からにすぎないとの見解が示されている。敵対こそが結果として世界共和国を
もたらすというカントの理念は二度に渡る世界的な帝国主義戦争の結果、
国連という形で不十分ながら実現されているのであって、カントを嘲笑する
ことは単にナイーブだという。
続いてフロイトの言葉が引用されるが、カントに執拗に反対したフロイトが
カント的認識の持ち主であることがそこで示され、たとえカントに反対しようとも、
結果としてそれを受け入れてしまうことが、このフロイトの言葉からも解る
という。
最後に、世界が過去の戦争からえた認識や倫理を忘れ、再度戦争に向かうだろうと
いうかつてから柄谷が抱いていた懸念が的中しつつあることが示されるが、
しかし、柄谷自身はそういう動向があろうとも、世界の行く末にも、日本の行く末
にも楽観的だという。今後悲惨な出来事が起こるだろうが、にもかかわらず、柄谷は
未来に対して楽観的だという。そして「倫理21」は「希望」の書である、という言葉で
あとがきは終わる。
「隠喩としての建築」(講談社学術文庫)って 絶版になってるの?そろそろ浅田あたりが全集を手がけた方が いいのではないか?
たしか柄谷自身が絶版にしたんだよ 米国出版第一弾のタイトルが「隠喩としての建築」(内容は日本版と違う) 紛らわしいってことで
529 :
吾輩は名無しである :03/06/25 08:03
でも、僕の中にいる君達は何? 希望なのよ。
復帰27日って『週間読書人』かな 何故か今日売っていて買った 小林敏明氏と対談 といっても小林氏が西田本刊行したのを機にって感じ
531 :
吾輩は名無しである :03/06/27 12:05
柄谷の対談がついに出ましたね 今、書店で雑誌をゲッツしてきました 柄谷の今回の結論です 「僕はね、あと四十年生きますから(笑)」
532 :
吾輩は名無しである :03/06/27 20:12
それでは柄谷・福田対談の微妙な綾について、さっそく。 柄谷は今年5月24日の日付の入ったこの対談において、 「1989年にコミュニズムという理念が最終的に崩壊してから、それ以来 人々は理念なんて一切信じなくなった。・・・・」 とあるのだが、彼が太田出版から「可能なるコミュニズム」の共著を出版してるのが 本当は1999年なのである。つまり、99年以降の彼の実験した組織の一連の成り行き (失敗?)を踏まえて(おそらく)、「コミュニズム」というものの考え方は、 実は89年に終焉していたんだと、改めてマニフェストしなおしているのではないか。 (この発言にはそのような疑いがもてるだろう) 同じく本年5月の日付の入った、先に出た倫理21新書版の後書きでも覗える事実とは 柄谷の言及の中心が、もはやカントに殆ど移行しているということ。 マルクスについてはこれからはどんどん言及しなくなるだろうと考えられる。 彼の関心の中心は、これからはカントと、そしてフロイトという処に焦点が 移動していくのだろう。
533 :
吾輩は名無しである :03/06/27 20:40
>>532 うーん、そうかなぁ。
でも、「理念」を信じるという態度は、この福田との対談でも一貫しているわけでしょ。
英語版トラクリを出したのも最近だし。
まだマルクスは捨ててないんじゃないかなぁ。
534 :
吾輩は名無しである :03/06/27 20:49
理念=マルクス、と考えるのならば、それは違う。誤読だと思うな。 「理念」とはあまりにも、カント的な観念です。フロイトとさえ違う。 せいぜい最後の理念主義者がヘーゲルであって、そしてヘーゲルは、 今回の対談でもそう触れられているけれども、世界史の終焉の体現者です。 マルクス自身は、あくまでもカント−ヘーゲル的な「純粋精神」といった 理念の純粋なる自己完結性に絶対的に反抗したひと。 コミュニズムを理念として発掘して再発明したのがマルクスだというのなら そのようなコミュニズムの理念自体が、もう粗だらけのボロボロで穴ぼこだらけの 粗雑品だったはず。マルクスというのは、理念化の絶対的な失敗例として、逆に 反面教師的な意味を持ちうる。
535 :
吾輩は名無しである :03/06/27 20:58
>「理念」とはあまりにも、カント的な観念 =それはあまりにもカント的な童貞的な観念 柄谷にしても、対人関係的な人格性の不健全から来る 知識人の想像的な観念主義としての、、、、理念。。。 それが「先験的原理論」という知識人的ガゼット(おもちゃ) の正体だと思う。
536 :
吾輩は名無しである :03/06/27 21:04
カントって生涯童貞だったんだっけ?
ちょっと糞栗便の香りがしませんこと?
538 :
吾輩は名無しである :03/06/27 21:24
卑糞屁嫌ん具の臭いなら今した おまえやっただろう? 脱糞してパトカーから逃走してまた捕まった馬鹿な奴w ここには絶対入ってくるなww
いや、ビックリするほどバカな意見が登場したんで 「これは、ピエッペじゃないだろうか?」と思い 餌をまいてみたのです。 やはりピエッペでしたね。安心して眠れます。
いきなり低レベルな会話に突入
http://bakushomondai.netfirms.com/ ノウンコ)〜〜 プゥ〜ンかまってかまってかまって
(;;;;;;;;;;;;;;;)〜〜〜〜 プゥ〜ンかまってかまってかまって
(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ〜〜〜〜 プゥ〜ンかまってかまってかまって
/:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 〜〜〜〜 プゥ〜ンかまってかまってかまって
人;;;;;;;;;;;;チンカス;;;;;;;;;;;;;;;)クサイ クサイ
。 川|川/珍∴米\ b〜 プゥ〜ン
。‖|‖.゚◎---◎゚|〜 ゚プゥ〜ン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川川‖∵∴゚。3∵゚ヽ〜。゚ 。 。 <俺は絶対ビッグになって、女の子にモテモテになるぞー
川川∴゚∵∴)д(∴)〜゚ 〆⌒\。 \______________
。川川∵∴゚∵馬鹿・%〜。 (c人゚∴3
川川‖o∴゚〜∵。/。 ゚|゜#。゚。゚b。カユイ カユイ←自フェラしていて感染
川川川川売国奴‰U d゚。o∵。|゚ プゥ〜ン (黴だらけ)
U 〆∵゚‥。 ゚o゚ o\_ 。(・∀・。)プゥ〜ン
。 / \゚。∵糞∴o∴つ (c‥∵゚)゚
o |∴\ '''''゚''''''''''''つ U d;∵|:∴|゚。←無職、童貞、DQN、ヒキコモリ、ヲタク
%。゚。。‰∴。∵゚∴o゚ o (::c(∴゚)。o。。
|o∵o。。| ̄ ̄
ピエがどうのこうのいう話はやめようよ。 カラタニと関係ないジャン。 哲学板は既にそういう無関係な話が占有するようになっちゃってるけど、 文学板までそうすることないんじゃないの。
チ(ク)ショウ!
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
mドピュッ
C|.| /⌒⌒⌒ヽ/~ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/⌒ヽ⌒ヽ___ | ∴ヽ 3 )
./ _ ゝ___)(9 (` ´) )
/ 丿ヽ___,.───|彡ヽ ―◎-◎-|
_/ ) ( Y ̄ ̄ ̄ ̄)
(__/ \____/
http://bakushomondai.netfirms.com/ とにかくあなたはここには来ないでくださいねw
544 :
吾輩は名無しである :03/06/27 21:59
>マルクス自身は、あくまでもカント−ヘーゲル的な「純粋精神」といった >理念の純粋なる自己完結性に絶対的に反抗したひと。 ドイツイデオロギーね
545 :
吾輩は名無しである :03/07/02 15:11
昨日は早稲田SABACOでイベントがあった模様だ
546 :
吾輩は名無しである :03/07/04 08:23
>>531 一説ではあと、4年で死ぬとも言われている。
547 :
吾輩は名無しである :03/07/04 12:12
60α+40=100?
福田との対談読んだけど、 なんかヤバイ感じになってるなあ・・・
549 :
吾輩は名無しである :03/07/06 01:23
550 :
吾輩は名無しである :03/07/06 19:59
551 :
吾輩は名無しである :03/07/06 20:11
>>548 西部の方が宗教的だと思っていたけど
柄谷の方が宗教的かも
552 :
吾輩は名無しである :03/07/07 04:52
きんさんぎんさんと戯れる柄谷よしお
553 :
吾輩は名無しである :03/07/07 05:13
>>551 最初から、おもいっきり、オカルト的なひと<柄谷
オカルト的な自己意識の持ち主
否定神学的に唯物論を媒介させながら最後はいつも
おもいきり逆説的なるオカルト的な着地を望むひと
肝心の元祖のマルクスもそのようなひとであったのかどうかは
微妙だけれども、まあさして大差もないだろうと思われ
しかし
それをいまだに知らなかったひとというのも、相当な無知だと思う
554 :
吾輩は名無しである :03/07/07 05:17
柄谷の最初の女房の冥王まさこというひとが まさにオカルト瞬時だったわけで 占術にも相当に通じていたツワモノだったという 柄谷よしお氏的な立場としては、それを「大槻教授」的に ひやかし、批判的に対峙する事で、世界観のバランスを取っていたのだろうて。
555 :
吾輩は名無しである :03/07/07 05:22
556 :
吾輩は名無しである :03/07/07 05:24
557 :
吾輩は名無しである :03/07/11 09:47
558 :
吾輩は名無しである :03/07/11 09:57
>>557 ここでKなる人物に曰く
内面化を否定しうるのは(乗り越えられるのは)、闘争を継続する事に
よってのみである。という事になっている。
しかし彼の言う(K)の闘争というのが、じゃあどのようなものであったのか?
とは改めて考えてしまわざるえない。
それはもしかしたら、単純に、本質とは、闘争主体と自己規定するものの
ナルシズムに過ぎないのでないか??と。
疑問を感じてしまった。
左翼というのは、あるいはマルクス主義やコミュニズムというのは「闘争」
なのである、と今まであんまりにも、ナイーブに我々はそう思い込まされて
きた気がする。
しかしそのように、インテリゲンチャを媒介した者の口から発せられる
闘争というのは、要するに、自己肯定のための闘争にすぎなかったのでえはないか?
要するに闘争とは、それが、世界史のためだとか、未来のためだとか
世界史的使命なのだと、普遍性があるのだと、色々に言い訳が積み重ねられてきたが
それは要するに、自己肯定のための、様々な言辞言い訳を通過させた
トリックなのではなかと思える。
要するにK氏は自己のサバイバル、自己肯定のために戦ってきたのであり
これからもまたそのような自分のために闘争を言い訳に盾にし続けるだろう。
そのような彼の元に結果的に残っている人たちの種類というのが、どういうものであるのかは
実態について、もう言うまでも、あるまい。。。。
560 :
吾輩は名無しである :03/07/11 11:19
しかし当人のナルシシズムを越え出た思想なるものが存在するかは疑わしい。
動機はどうでもいいんだが、その結果がアレではなー。 闘争するなら勝たなきゃいけないよ。
俺は逆に思ったな。他者の思想って、自分が間違ってるかもしれないっ てことだから、どんどん実践して失敗すればいいと昔から思ってた。 NAMの失敗も予想通り。予想外だったのは、QやNAMの理論が 意外としっかりしてて、これが柄谷と共倒れになってしまうのは、 もったいないと思った。
563 :
吾輩は名無しである :03/07/13 16:42
熊野大学なんかいいかげんやめちまえよお しかも柄谷とか。。。
564 :
吾輩は名無しである :03/07/13 16:52
たしかに熊野大学ってキモイ
565 :
我輩は名無しである :03/07/13 17:51
全体を公平にすることは人間には不可能なことは 中国、ソ連を見れば明らかだ。あくまでも思考の遊びでしかない 自由は失われ、人間を虚勢するなら話は別だが 人間は本来欲望を持っているものであり、欲望の無い人間は人間ではない 人間で無いものの共同体を作り上げることは意味が無い
566 :
我輩は名無しである :03/07/13 17:57
中央集権が上手く機能しないのは日本を見てもよく判る だからといって地方自治に変えたとしても地方同士での 優劣ができることはどうしようもない。 それを制御するのはまた中央集権に戻り、堂々めぐりだ
まさに、トランスクリティーク?
568 :
吾輩は名無しである :03/07/14 14:35
>それを制御するのはまた中央集権に戻り、堂々めぐりだ でも、長野県の田中なんかはちがうんじゃないの? むしろ、県知事の全国レベルでのあつまりや各市町村の全国レベルの連繋で のりこえようとしてない?
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
571 :
吾輩は名無しである :03/07/15 08:51
山崎来るなよw
572 :
吾輩は名無しである :03/07/15 11:42
自己肯定の無根拠性を見破るべし 同時に自己肯定には、別に外部も存在しない ただ人が他人を利用してしまうという形式(正確な意味での搾取・簒奪) のみがある。 それは資本主義も共産主義も社会主義もNAMも問わない。 同時に人は人を利用せざるえない。 存在の社会的な真実。
573 :
吾輩は名無しである :03/07/15 12:13
NAMというのも相当に他者・搾取・簒奪的な運動体だったと 思うんだけれども? それは何故だろう その原因って、原理的なメカニズムからいったら、いったい何処にあると 思う?
574 :
吾輩は名無しである :03/07/15 12:24
sugaちんが『重力』でアソシエーショニズムの滅私奉公について云々してたなぁ。 個体性とシンギュラリティがどうのこうの、とも言っとった。 この辺りにヒントがありそう。。な気がする。
575 :
吾輩は名無しである :03/07/15 12:27
それは滅私奉公について肯定的なの?否定的なの?どっちよ
>>575 sugaちんですからね、もちろん滅私奉公に対して否定的。
577 :
吾輩は名無しである :03/07/16 10:59
7月16日はAIR編のスタート日
全然関係なしw
579 :
吾輩は名無しである :03/07/22 03:16
近畿大であった市民通貨研究の発表会に行った人はいませんか? 柄谷親子が講師になって発表会が7・12にあったわけだが。
580 :
吾輩は名無しである :03/07/22 06:02
581 :
吾輩は名無しである :03/07/22 08:04
>>579 いいよ。ここには来なくって(藁
しかも579と580は自作自演と見たなw
「ニーチェ的」「カント的」のように人物に「的」をつけて話されると オラのような無知な人間にはさぱーりわからんのう。 排他的な感じ。だれか呆けにもわかりやすく説明してくれんもんかにょ。 起源を立ち読みしたけど 転倒って言葉がしっくりこない。
583 :
吾輩は名無しである :03/07/22 14:05
NAMどした?
584 :
吾輩は名無しである :03/07/22 14:14
586 :
吾輩は名無しである :03/07/22 14:50
そういえば柄谷このあいだ東京来てたよな
588 :
吾輩は名無しである :03/07/22 18:01
587 ここから排除してください
589 :
吾輩は名無しである :03/07/22 18:44
ニーチェ滴、カント滴に表記統一すればよろし。 なんとなくポエジーだろ?
なんとなくポエジー
591 :
吾輩は名無しである :03/07/22 19:26
意味不明 そして低レベルでまた白痴的だな ここには来ないで<
592 :
吾輩は名無しである :03/07/23 00:45
>>582 べつに排他的ではないんだよ。 ある意味、徹底的に「普遍的」なわけで。
593 :
吾輩は名無しである :03/07/23 03:08
柄谷はいつになったら小林秀雄を越えられるのかな・・・
そんなもん超える必要ないです
NAM原理 今から読んだら 大爆笑
「君は来ないでくれ」 柄谷に直々に言われたこの言葉を、他人に言ってみたい欲望。 無職 38歳。
597 :
吾輩は名無しである :03/07/24 02:22
>>596 どういう状況でそう言われたんですかい?
>>596 また、荒らしてほしいのか?
まあ、俺はあれに癒されるから良いんだけどさ。
599 :
吾輩は名無しである :03/07/30 13:33
600 遂にとった!!
誰か柄谷スレ案内作ってくれ ピエだのフマだの分け解らんわ
/ ̄ ̄ ̄v´`ヽ、 / //.// ハヽヾ ヽ\ i' ´// / ハ いヽ、ヾ、ヽi / | i'リ゛ヾ゛川ヽヽー、_!いノヾヽ /,((i iノ ヾ. 川川川リソ (川川丿 ヾ 卑 ..川川川川 ノ川川.|---、 川川川川 ノi i川川ィ'''・ヽ,ー / ̄川川川 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ川川リ `ー,イ ´ィ''・ヽ))川川川 卑ろあきの婆でごじゃる。聞いてオクレヨ 川川川 ノヽ `''´ノ川川川リ< ウチの糞嫁が白痴を二匹も産みよったのじゃ 川川川ヽ,,_ (,、_,、 )__,イ /川川川リ アラ石のタタリじゃ。世の中イビラナ損損w 川川川 ,,,,ノ ゞヽ /川川川川 │才色兼備のソフィアが憎いぃ〜 川川川 ⌒ニ´' /|川川川川 \ 川川川 `ヽ ~~ /|川川川川川 川川川 `ー-ー´ ||川川川川ソ
603 :
吾輩は名無しである :03/08/07 23:43
柄谷さんが1980年前後に生まれていたとしたら、批評家になっただろうか。
604 :
吾輩は名無しである :03/08/11 17:54
あげ
605 :
吾輩は名無しである :03/08/12 00:35
ゆきとさん。
「自明なるものを転倒する試み」は、適切な表現ではありません。 「転倒を暴きたてる試み」が魅惑的なのでした。
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
608 :
吾輩は名無しである :03/08/16 20:03
おれは浅田クンと穴兄弟。彼女の証言が真実ならば。 まあ10年近く前の話だが。
>>607 Λ_Λ
( ´Д` ) クルナッテ Λ_Λ
Λ_Λ / ,\ (´Д` ) イッテンダロ
( ´Д`) ナンドモ | l l | / ,\
/ \ | .;|;;:。;:,:、| ;| ..,. | l l |
| l l | ..,. ., ヽ '゚;_。:_;./ /;-゚;・,。:゚;:.゚|;;|. | ,|
| | | _|。.:_::゜。-.;.:゜;/_ン∩ソ/\;;:;.:.。: ヽ '゚;。_ / /
ヽ \_ .。'゚/ `。:、`;゜::;.:、,:゚;: .:..゜:: ゚。:..;: /_ン∩ソ/\
/\_ン∩ソ\ ゚ ;:゚..゜:: ゚。:.:.:゚; ゚ ;:゚..;゚; / /`ー'ー'\ \
. / /`ー'ー'\ \ ゚ ;:゚..゜:: ;。:.:.::゚。;:;.:ヽ < / /
〈 く / / ゚ ;:゚.。゜:;゚;゚.。.:`;:;.:.。 \ \ / /
. \ L ./ / .;.:.;.:゚.;.:;;.:゚.。.゜:: : .〉 ) ( .く,
〉 ) ( .く, ...;.:゚;゚.;(⌒V⌒).;.;:゚.;.:;;.......(_,ノ \.`)
(_,ノ .`ー' ;:。.( . ^ ^ . )<ウワァァン;
.⊂(_) (_)つ グチャァァ
610 :
吾輩は名無しである :03/08/17 00:14
>50 みんな影響うけてるくせに敬して遠ざけています。
柄谷自身が遠ざけてるから。 小森なんかとつきあっていた頃あったけど、その後露骨に批判。 「テクスト論は駄目だ」と。
612 :
吾輩は名無しである :03/09/07 14:05
NAMって結局どうなったの?
テクスト論って一度は通り過ぎないと駄目だと思うけど 通った後で批判すべきものだと思ふ
614 :
吾輩は名無しである :03/09/08 01:45
小森本当に嫌い。鈴木宗男と同じようなもの感じる。日本人の嫌なところ をたくさんもってるように見える。あんなやつを本気で相手にしている 世間の気がしれない。
615 :
吾輩は名無しである :03/09/08 04:00
今の「文学」ってのは、「新潮」にのってるものでいいの? あれが「文学」なの??(プ
616 :
吾輩は名無しである :03/09/08 04:16
>>615 「メフィスト」こそが本流だよな(プププ
617 :
吾輩は名無しである :03/09/10 11:51
618 :
吾輩は名無しである :03/09/10 23:57
新たなCritical Spaceに期待! もう、柄谷=NAM批判は聞き飽きました。 NAMは柄谷行人のすべてではない。 新しい動きを待ってます。
619 :
吾輩は名無しである :03/09/11 00:45
webに新しい論考が載るのか?
620 :
吾輩は名無しである :03/09/11 00:49
小森の顔ってぜったいおかしい 不細工とかじゃなくぜったいおかしい
621 :
吾輩は名無しである :03/09/11 00:53
今月の新潮に乗った「建築とアソシエーション」はおもしろかった。 フーコー、ドゥルーズ、ポストストラクチャリズムが、 あくまでソ連(マルクス主義)を前提してた、ってのは、 確かにそうですねと思ったわけよ
622 :
吾輩は名無しである :03/09/11 00:56
柄谷は批評空間を再開するんですか?
623 :
吾輩は名無しである :03/09/15 12:37
再開するってサイトには書いてあるけれど、本当なんだろうか?
渡部とスガと福田と加藤の中で一番優秀なのは福田ちゃん?
>>624 スガちゃんの方が福田よりも上と思う。微妙だけど。
この二人はその他とは大きな差があるんじゃない。
スガ=脂臭い蓮見重彦 加藤=転びやすい柄谷
>>626 スガちゃんは90年代以降柄谷よりでしょ。
どう見ても、美より倫理の人。
中上と柄谷も対談で、蓮實、渡部の「日本プロ野球浪漫派」を
批判しつつ、スガちゃんを「優秀だ」といってたし。
スガに語学力があれば最強だよ・・・ でも仏語や独語がばっちりなら日本の68年及びアングラ文化とか 日本の現代詩とかにあんなに興味もってないだろうけど そういう批評家他にいないし、やっぱり語学力なくていいや スガはアジっぽい批評を書くという点では蓮實に似てなくもない。 倫理より、面白けりゃなんでもいいや!えい、やー! というところもあるし。
実力があっても、小物感が漂うのがスガちゃんの味。
『「知」的放蕩論序説』の中で一番ヘタレ臭かったのがスガ。
631 :
吾輩は名無しである :03/09/15 20:54
「トランスクリティーク」ってどれくらい読まれてるんだろうか
>>621 ガタリと組んでからドゥルーズはそうではないよ。
ガタリの著書の序文ですでに、
問題は中央集権制と自然発生性(アナーキズム)の二者択一ではない、
ということをガタリは明らかにしている、
とはっきり記している。
無政府主義でもない中央集権制でもない第三の道を探るという
『トランスクリティーク』の問題を、
ガタリは五月革命以前から柄谷に先行して考えている。
その話ちょっと興味あるな。「アンチ・オイディプス」と「千のプラトー」からは、伺えなかったんだけど。 ガタリがニーチェ嫌いというのと、関係あるんだろうか。
一応、「千プラ」のオオカミ男の話とか読んで、個人でも共同体でもなく、 「群れ」が重要だという話は理解してるつもりだけど。これは、アナーキズムなんでしょ。
635 :
吾輩は名無しである :03/09/15 23:29
てつと
636 :
吾輩は名無しである :03/09/16 01:12
>>632 「第三の道」ってのは、米ソ二項対立内での「表象」なわけでしょ。
問題は資本制経済を揚棄することがトランスクリティークであって、
「第三の道」って言っちゃったら、それ以前に戻っちゃうってことじゃない?
>>633 「アンチ・オイディプス」で扱われている部分と全体の概念って
ヘーゲルのいう個別と普遍をマルクス経由で読み替えたものですよ。
つまり「法の哲学」の議論にさかのぼると、
部分を重視するとアナーキズムで、全体を重視すると中央集権制になります。
それでヘーゲルは中庸を選ぶんです。
だから「アンチ・オイディプス」を「資本論」や「法の哲学」や「国富論」と並べて
読むと一種の政治経済学の書物のように読めます
(その文脈で私は読解中なんですが)。
この問題はガタリからもたらされたものでしょう。
>>636 第三の道って表現は私です。スマソ。
つまり部分と全体の概念をヘーゲル的なものからどう逸脱して再生産するか、
ということだと思います。
第三の道っていうとハイデガーの近代以前のゲルマン共同体の存在(表象じゃないけど)みたいになるから、
ドゥルーズはその危険性はよくわかっているでしょう。
638 :
吾輩は名無しである :03/09/16 01:40
ちょっと話が古くなるけど、東の言ってた「郵便的脱構築」と 「トランスクリティーク」は、何が一緒で、何が違うのか。
639 :
黒のカマロ :03/09/16 03:04
>>638 東は、まず「郵便空間」ありきでそこから主体が生成するという、徹底的に
関係唯物論的な立場に立っていて、柄谷の著作では「探求T」に最も近い。
東は「トランスクリティーク」はあまり評価していないし、共通点はあまり
ないんじゃないかなあ。
640 :
吾輩は名無しである :03/09/16 03:22
>>639 まず郵便空間があって、その誤配可能性の中で、「単独性」が出てくるって
違いがあって、共通なのは、否定神学=資本制経済打破ではないか。
641 :
黒のカマロ :03/09/16 03:31
>>640 ん?「否定神学=資本制」というのがよくわからない。できたら解説プリーズ。
642 :
吾輩は名無しである :03/09/16 03:50
>>641 貨幣=超越論的シニフィアンとみなし、
両者の記号としての規定が「実定項なき差異」であることから、
否定神学との共通性をみる、という構えかな?
東はよく知らないけど。
643 :
黒のカマロ :03/09/16 04:15
昨日、ドゥルーズ=ガタリの『カフカ』を読み返して気付いたんですが、 建築の隠喩をポジティブに用いています。 このあたりも柄谷の定義とはずれるのではないでしょうか。
645 :
吾輩は名無しである :03/09/16 04:35
>>644 彼らは「構築」をポジティヴに使っているね
646 :
吾輩は名無しである :03/09/16 07:03
柄谷の構築=建築=形式化は、日本において意味のある隠喩に過ぎないわけでしょ
647 :
吾輩は名無しである :03/09/16 11:08
こいつソ連崩壊前に「私はマルクス主義者です」って言ってたのに、 今は「おれマルクス主義者だなどと言ったことない」だもんな。 漏れははっきり覚えてるぞ。 こいつが自分がマルクス主義者だと言った直後にソ連は崩壊したんだよ。 ごまかすなよ。
648 :
吾輩は名無しである :03/09/16 12:15
トランスクリティークが群像連載終了以後またーく柄谷氏の物読んでないんだけどさぁ 実はこの人レヴィナスとかハンナ・アーレントとか ユダヤ哲学との関係深い気がするんだよね デリタもレヴィナスの影響ある程度受けてる訳で…… その辺りどうなの?? 教えてエロイ人
>>647 んなこたーない。崩壊後も自分のことをマルクス主義者だと度々言っている。
日本共産党がそうだという意味では違うとはいってるが(それは「マルクスその可能性の中心」
のころから)。ドゥルーズが死ぬ直前に、自分のことをマルクス主義者といったのを引っ張ってきて、
自分もそうだといったことがあるし。
>>648 レヴィナスは「探究」でデカルトやスピノザをあつかったときに、何度か引用している。
651 :
吾輩は名無しである :03/09/16 14:35
レス、サンクスコ 嫁がユダヤ思想本、訳してるのね… レヴィナス、デリタ、柄谷の「倫理」って用語(概念?)の差異が 当時からすごーく気になってるんだよね〜 デリタは明らかにレヴィナスを意識してるのは分かるんだが…… つか哲学板向きな疑問(というより個人的な違和?)なのかも…… どーでもいいけど柄谷はほめるの上手い批評家だと思いまつ。
>>644 良く覚えてないんだけど、ドゥルーズ=ガタリの建築の概念て、凄く緩くない?
いろんな所に穴が開いてて、そのどれを出口にしても良いし、入り口にしても良いし、
窓にしても良いって感じで。たしか、「カフカ」の最初にそんな感じの文があったと思うんだけど。
654 :
吾輩は名無しである :03/09/17 20:50
>>647 何も知らないで言ってるでしょ。
資本主義を前提した「マルクス主義」が終わったいま、
彼は、自分は本来の意味でのマルクス主義者だと、名乗ってるよ。
655 :
吾輩は名無しである :03/09/17 22:17
トラクリ2いつ出んだー?
656 :
吾輩は名無しである :03/09/18 01:48
批評空間の第四期、新潮でやるんですか…
Kuriちゃんのデマでないの?
658 :
吾輩は名無しである :03/09/18 01:59
デマだといいけど、真相をどなたか知りませんか?
>>647 は釣りだったのでは……まったくの事実誤認だし。
批評空間が新潮でやるなら「後退」が決定付けられるね。
まあ批評空間は好きだけど、NAMにはあんまり興味ないから
浅田の優れた編集であればどこでだそうが個人的には別に
どうでもいいんだけど。
>>653 建築の隠喩を直裁に使用すると、
単なるモダニズムになってしまうからでしょう。
アリの巣とか、人間の住居で言えば横穴式とか、そんな感じ。 掘ったところが家になるし、掘り進めていくうちに別の巣穴に いつの間にか繋がっちゃうとか、そんな感じ(これもそのままのことが 書いてあったかも)。 巣穴とか巣窟みたいにいってたと思うので、「カフカ」の建築というやつとは違うかも。
662 :
吾輩は名無しである :03/09/19 01:51
ドゥルーズ=ガタリの『カフカ』の建築(構築物)の話でおもしろかったのは、 円周上に断片的に配置されたブロックとか直線状に配置された流動的なブロックとかが 互いに離れているにもかかわらず、隣接していて、 たとえばアルカイックな官僚組織と現代的な官僚組織とが 隣り合わせになっているというところ。 マルクスとか宇野弘蔵の封建的遺制の問題をこれは参照しているんじゃないでしょうか。 ガタリの初期の論文でもこの問題はたびたび顔を出しています。 それでガタリが柄谷行人と問題を共有しえたのは、 ふたりとも活動家だったということにあると思います。
宇野弘蔵も扱っているマルクスの封建的遺制の問題を参照している、です。 訂正。
>>662 ああ、なるほど。「城」の官僚についての所か。完全な勘違い。
>>664 はい。そうです。
それでカフカの『アメリカ』について言及しているところで思ったんですけれども、
ドゥルーズ=ガタリの「機械」の概念も建築の隠喩が奇形化したものではないでしょうか。
『アメリカ』を読むと機械もまた建築的なものだと感じられたので。
あれって肯定的な文脈だった? カフカの分析力については肯定的だけど。
少なくとも否定的な文脈ではないでしょう。 構築物は形態をどんどん変えていくという感じで、 静的なものとしては肯定していません。 流動的な構築物として肯定しているというか。
言葉に混乱があるね construction machine はよく出てくるけど、 architecture はそれほど重要概念ではない 建築畑? 細かい語義を区別した方がいいよ
たしかにさっきいったことには語義に混乱はあると思います。 ただ建築の隠喩は「タテの差異」に深く関わるものであって、 ドゥルーズ=ガタリも近年の柄谷同様、 「タテの差異」をモダニズムに陥ることなく思考しているのではないか、 ということです。
670 :
吾輩は名無しである :03/09/22 23:15
第四期批評空間は、ネットでのみ展開されるのか?
671 :
吾輩は名無しである :03/09/23 00:18
第四期批評空間マ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ダ????
近大の授業はどうだった?
>>672 面白かったよ。今度は大阪だろ?今から入会したら?
674 :
吾輩は名無しである :03/09/26 00:14
この人は売国サヨク? 左翼なだけならいいんだけど。
>674 頭弱そうな書き込みでいちいちageるなアホ
676 :
吾輩は名無しである :03/09/26 06:01
竹田でも読め。柄谷は糞
また、竹田アンチのマッチポンプか
678 :
吾輩は名無しである :03/09/26 23:00
で、こいつは売国サヨクなのか?
いや、天使の哲学者です
サイードが亡くなったことにコメントだすかな?
681 :
吾輩は名無しである :03/10/01 00:15
682 :
吾輩は名無しである :03/10/01 00:37
この巨乳好きめが
岩波……岩波ね まあゴダールもガリマールに行ったんだし みたいな
684 :
吾輩は名無しである :03/10/02 00:05
「カントとフロイト--トランスクリティークU」(文学界11月号) 新潮につづき文学界。
つーか阪神優勝についてトラキチ柄谷はなんか言ってないのかね?
686 :
吾輩は名無しである :03/10/05 20:04
柄谷行人講演予定 10月11日(土)近畿大学大阪コミュニティカレッジ(日本橋)で講義「日本近代文学の終焉2」 「近代文学の終焉」の1の方がどういう内容だったのか気になる。
687 :
吾輩は名無しである :03/10/05 20:20
なんか最近、カントに凝ってるみたいだな。 倫理21を読んだが、カントが効いているようには見えなかったんだが。
最近てかなり昔からだけど・・・
カントを本格的にやりだしたのは、 群像に連載していた『探求V』のころだから、 ここ五、六年くらいかな。
690 :
吾輩は名無しである :03/10/06 07:05
いや、カントに凝り出したのは90年頃じゃないかな。 今まで自分のやってきたことはカント的だった、みたいなこと、 その頃の浅田、蓮実、三浦の対談で言ってる気がする。 彼の今までやってきたマルクス―スピノザ的縦線と、 ウィトゲンシュタイン的な「他者」の横線を すべてカントの可能性の中心へぶち込んで、 冷戦以後の新たな実践的側面をさらに導出する、と。
691 :
吾輩は名無しである :03/10/06 07:22
その実践的側面でコケたのがNAMかもしれないが、 理論の部分ではぜんぜん死んでないと思う。 トランスクリティークは充分にビビッドだと思う。 「カントとフロイト--トランスクリティークU」 で、その理論的発展を期待する、と・・
692 :
吾輩は名無しである :03/10/06 07:31
文学界11月号は明日か。
カントを考え出したのは、 『内省と遡行』あたりでゲーテル問題に行き着いて、 そのあとオカルト的なものに柄谷ははまる。 そのとき、カントの『視霊者の夢』に出くわしてカントについて考えるようになった。 けれどもカントを中心に具体的に論じ始めたのは『探求V』。 マルクスはタテもヨコもあるひとじゃない。 ヴィトゲンシュタインを論じた『探求』でもよく参照されているから。 それで木村敏がタテの差異もヨコの差異も実は密接に関わりあってるんじゃないか (浅田彰がナナメの差異っていってたけど)、 とか言い出したのが、 柄谷より早かったりする。
694 :
吾輩は名無しである :03/10/06 14:05
>>693 93年の『「歴史の終わり」を超えて」』に収録されてるの浅田との対話で、
柄谷は統整的理念について言ってるよ。
まあタテとヨコはすでに「マルクスその可能性の中心」から
すでに問われてるプロブレマティックではあるけどね。
カントに懲り始めたのは、浅田のアドバイスからだって。 デカルト、ウィトとやったから、つぎの古典はカントが良いんじゃないかって 軽い気持ちでいったら、予想以上に填ってしまって、勧めたのを後悔している、 とか浅田がいったらしい。以前哲板の何処かのスレで読んだ。 俺様な性格の柄谷がそうでないテクストを扱ったからこそ良かったのに、 その性格と相性の良いカントを扱って台無しになった、みたいな話が出たときに。
696 :
吾輩は名無しである :03/10/06 14:25
確かにカントの可能性の中心を読み込みすぎな気も少しするけど、 それで彼のやってきたことが台無しになったとは思わないな。
697 :
吾輩は名無しである :03/10/06 15:38
698 :
吾輩は名無しである :03/10/06 20:53
「大きな物語」が失われ、ポスト・モダン社会が到来し、 「すでに大きな物語は失われたのだ」と指摘するポスト・モダニズム の世界観が新しい「大きな物語」として、狂気の癒し系として台頭した。 さてその次は? ポスト・モダニズムの言説さえクソでしかない現代 となると…?(柄谷さんは、もうすっかり思想界に御用済みじゃないか?)
700 :
吾輩は名無しである :03/10/07 09:00
>>698 まあ一応トラクリくらい読んでから発言しような。
というか、「批評とポストモダン」さえ読んでないでしょ。 柄谷は20年前からポストモダンを批判し続けていたのに。 最も、柄谷はポストモダンに惹かれつつ、忌避するって感じだろうけど。
702 :
吾輩は名無しである :03/10/07 12:13
だいたい「大きな物語」(意味)を「病」として 斥けたのが70年代前半の柄谷でしょ。 それからずーっとディコンストラクティブなことをやりながら、 その一方で「自然」に対しては「建築」をぶつける二役を、 冷戦崩壊あたりまでやってきたわけだ。
703 :
吾輩は名無しである :03/10/07 12:45
柄谷は近大の先生なんかやめて中学校の先生やったほうがいい。 ぶっちゃけ教育崩壊が一番深刻なのは中学校だろ。 柄谷なら授業中に弁当食うなとか下らんこと言わずに 淡々と対処できそうな気がする。 国文の大家だから子どもも自然と話を聴くようになるだろうしね。 大正大に逝った江藤淳なんかもそうだけど、 1流大の教授が定年後に3流大逝って教えるってのはつまらん気がする
704 :
吾輩は名無しである :03/10/07 13:35
>>703 柄谷行人が中学生を教えるのはまずムリだ(笑
彼はたぶん発狂するよ。
>>703 法政で英語の教師やってたとき、誰も奴の授業なんか聞いちゃいなかったそうだぞ。
「教える困難」を日々体験していたと自分でいってた。
>>703 あまり関係ないけど、マラルメは中学校の英語の先生だった。
でも世界的に認められていて、
彼のぼろアパートには世界中の知識人が訪れたんだよね。
幼稚園の保父さんどうよ?
708 :
DISCORD :03/10/09 01:19
最近、「内省と遡行」を読み直して思ったが、やっぱり今の柄谷の力はあの頃より 落ちてる。それに、どう読んでも「トラクリ」より東浩紀の「存在論的-郵便的」の ほうが素晴らしい本のような気がする。また少し経つと意見が変わるかも知れない が。
ヴィトゲンシュタインも小学校の教師やってたな,,,
711 :
吾輩は名無しである :03/10/09 01:58
>>705 まあ、馬鹿な大学生を相手にするよりは、
中学校の方が本人も張り合いあるんじゃない?
言うこと聞いてくれる香具師がいるだけ楽しいだろ。
今まで日本で誰もやったことないし、柄谷が前例作っちゃえばいいと思うけどね。
もちろん給料は近大の2、3倍にするっていう条件でさ。
無理かなあ?
柄谷は講義数をギリギリにして、なるべく勉強や執筆に時間を費やしてるんでしょ 書籍代意外に金をかけないから、汚い格好して。 大学じゃないとそういうのは無理だよ。
713 :
DISCORD :03/10/09 03:04
>>712 彼は普通に資産家でしょう。
服装は純粋にセンスの問題だと思われます。
>>713 可能性があったのに、自ら潰したからNAMはああなったという感じだけど。
上の方にレスしてある一人二役も含めて、柄谷はカントを扱う前から
そういう面があったと思う。これが多分、柄谷を単なる「自分がドゥルージアンであることを
知らないドゥルージアン」というものから、分かつものだと思う。
浅田にしろ、東にしろ、多分ドゥルーズにしろ、もっと単純だからね。
ポストモダンの肯定的側面、否定的側面とか、コード・超コードと脱コードや
領土と脱領土が互いに補い合うところとか、存在論や社会分析で相反するものが
並び立つみたいなものを出すところがあっても、それに対する自分の態度ってのは。
浅田なんか、完全にリゾームモデルに対する希望は捨てたみたいだし。
たしかに今の浅田彰はドゥルーズが嫌いなんじゃないかとすら思えるね。
宮台もそうなんだけど、社会に対する働きかけるやり方として、単純にポストモダン的なやり方で いくのが駄目だってなると、すぐ諦めちゃうでしょ。単にアナーキーで行くのが駄目だってのは 勿論なんだけど。今の浅田なんか、社民よりだからね。これ、「アンチ・オイディプス」で、アメリカの やり方ともソ連のやり方とも変わらないって批判されてるんだけど。 東はまだ踏み込んでないけど、やっぱり浅田や宮台と同じ道を辿りそう。
自分の本テキストにして大学で文学教えりゃよさそうなもんだが それはくだらなくて自分でもやる気しない。
マヂで死ぬ気で社会運動できるんかと 思想を現実で通すんならそうしれ。
死ぬ気なんていらない。フィクション。
お願い、余りこの板を下げないで下さい。
722 :
吾輩は名無しである :03/10/14 13:27
>>721 なぜ?
というか、文学板の住人は、今月の文学界の
「カントとフロイト」は読んだのかな?
オレはまだ時間がなくて読んでないのだが。
あと、漱石や中上健次の話題も出てないね。
携帯読みだしのため、余り下だと料金がかさみます。
>>723 ワラタ。同情しる!
>>722 中上にフォークナーを教えたのは俺だぜ!ってか?
もう古いよ、その話題は。それに、柄谷でなければ別の誰かが
必ずフォークナーとの類似を教示したはずだし、知れば中上の構えが
変わりその後の作品が変貌するのも当然の成り行き。単なるタイミングで、
知遇の妙とはいつの時代もそうしたもんだわな、結果論。
だが、
中上の仕事について語り継いでいく責務は、あるぞなもし<柄谷
725 :
吾輩は名無しである :03/10/15 18:31
どうして、「近大」なんだろう。 関西じゃあ、官官同率以下のばか大学だよ。 こんなとこの学生になに期待してんだろう? それとも、国際人文科学研究所は、また別なのか?
727 :
我輩は名無しである :03/10/16 12:27
柄谷が近大に居るのは一緒に群像新人賞の選考委員してた 後藤明生の呼びかけに乗ったから。後藤はこの大学の学長の お友達。で、柄谷は法政辞めて大阪へ。 それから後藤が渡部直己を、渡部がスガや島田、奥泉を呼ぶようになって 感感同率より偏差値低い、とかとは無関係に近大文芸学部は ある種の人たちには憧れのコミュニティを形成した。 学生には期待してないだろ。柄谷が居る大学院行くのは 就職不可能な社会的クズ連中ばかり。NAM。
>>727 あそこで行われる講演に行く奴には、見込みのある奴はちょっとはいたりするんじゃないの。
東も学生時代頻繁に通ってたみたいだし。
729 :
吾輩は名無しである :03/10/16 18:16
要するに、近大じゃなくて、 人文科学研究所ってとこが、ポイントなのか? 近大の学生に、文学だの何だのと、言われたくない気がするんだがなあ。 俺の同級生で近大文学部に行ったやつなんか、小説読んだことないぞ。
ドゥルーズが教えてた大学も、あんな感じだったらしいよ。アカデミズムにおける実験をするとか、そういうコンセプトだったらしい。
東京のカレッジは特にそんな感じ
学生の質なんて気にしてやってられっかってハナシでしょう。 仮にいまどきの灯台や京大だと学生の質はいいのか? 彼ら教える側にとってはその程度の差は誤差の範囲内でしかないでしょう。
学者を再生産するヤシ以外はそんなの気にする必要なし 文系最大のメリットだな
734 :
吾輩は名無しである :03/10/20 19:08
柄谷さんの本てやっぱり へーげる とか にーちぇ とか読んでおかないとだめなのかな? なんとか言ってる事はわかるかなというのは結構あると思うんだけど、、 柄谷さんの読者はむしろそういう人の方が(古典は読んでないっていう) 多かったりするのかな?
柄谷の本読みたいんだが、なにから入ればいい? 探究?トラクリ?
「言葉と悲劇」(講演集)が良いと思う。柄谷自身が自分について解説している感じだし、 ポストモダン的生成論批判から、「探究」で自分自身がそういう仕事をするようになる、 流れみたいなものも分かるし。あとは「批評とポストモダン」かな。 そこから「マルクス〜」「内省と〜」「探究」「トラクリ」といくのがよいかと。
>>736 すばやいレスありがとう。学校の帰りに買ってきます。
738 :
我輩は名無しである :03/10/23 16:07
カントとフロイトを読みました。非常に時世をうれいた政治的な評論と思われます。
739 :
吾輩は名無しである :03/10/23 19:42
カントに目覚めた柄谷行人。 そのうちデカルトに目覚めるだろう。そして・・略
741 :
吾輩は名無しである :03/10/25 21:48
柄谷行人は「カント」という神経症(反復強迫)から癒えることはないだろうし、 癒える気もないだろう。それが、彼にとってのエチカです。
742 :
吾輩は名無しである :03/10/25 23:04
カントという反復神経症との絶えざる戦いこそ柄谷行人の本質であって、 そこに倫理が生まれる。
744 :
吾輩は名無しである :03/10/26 00:26
含蓄深いお言葉をありがとう
745 :
吾輩は名無しである :03/10/26 01:35
柄谷行人は「ナントカカントカ」という神経症(ヨクワカラン)から癒えることはないだろうし、 癒える気もないだろう。それが、彼にとってのエチルです。
746 :
吾輩は名無しである :03/11/14 00:41
芥川がどうして「主知主義者」などであったろう。 彼は知性の「限界」につきあたってもいないし、懐疑もしていない。 他人に対する過敏な自意識は、真の内省とは異質である。 衰弱した<神経>のもたらす迷いや判断喪失は、真の懐疑とはまったく別である。 芥川には、「知性の限界」どころか、およそ知性上の問題は完全に欠落していると言うべきである。 たとえば、『藪の中』の人物らは自己自身について無知であり、作者芥川のみが、 <外側に立って>真実を見とおしている。芥川は得意気である。しかし、それは、 どの人物をも透明なものとしてみる視点にもとづいているにすぎない。 他者も私自身の行為もけっしてそのように透明ではありえない。 31歳の柄谷行人。
747 :
吾輩は名無しである :03/11/14 19:29
授業でこの人の本よんだんだけど全然わかんね
748 :
吾輩は名無しである :03/11/15 00:13
何読んだの? 柄谷の本は、文字通り読んでもすんなり頭に入りにくいところはある。 ある種の「直感」が必要。
日本近代文学の起源です。 教授が注釈入れつつ読んでいくんだけど 「お前思ってること伝える気持ちないだろ?あったとしても屈折してんだろ?」 ってな思いが湧いてきて頑張って読んだんだけど難しくてダメだった。 俺の結論としては「何かしらのゼンテイがあっての本能だぞ!」っていう まあつまらんもんしか導けなかった。残念。
↑何か頭悪そうだから、わからなくてもしょうがないです
で、NAMはどうなったの?
752 :
吾輩は名無しである :03/11/15 14:32
『日本近代文学の起源』は彼の伝えたいことが溢れてる書物なのだが・・
753 :
吾輩は名無しである :03/11/15 14:41
要約すれば、おまえらみんな「洗脳」されてんだよ、って話。 「遠近法的倒錯」がキーワードですね。
754 :
吾輩は名無しである :03/11/15 15:15
本名 からたに よしお
755 :
吾輩は名無しである :03/11/15 16:21
お前らただの市場じゃん(笑)
↑何か頭悪そうだから、わからなくてもしょうがないです
>>750 言われるだろうと思ってたけど実際言われるとカチンとくんなあ。
758 :
円周率3パーセント ◆Ngo8c3.14E :03/11/15 19:56
名古屋
柄谷さんてちょっと堅い あんまり頭の中に入れたくない
760 :
吾輩は名無しである :03/11/16 00:25
柄谷の本は人を選ぶ。 分からないやつは分からない。 苦手なやつは苦手。 好きなやつは好き。 それは普遍性からは遠いんだ。
762 :
吾輩は名無しである :03/11/16 00:43
763 :
吾輩は名無しである :03/11/16 09:17
そうかな?読めるよ。
764 :
吾輩は名無しである :03/11/16 10:31
>ある種の「直感」が必要 そこに売りと引けの隘路がある、と… 後世に残存できる思想家たるや?
>>762 なんか、聞いてみたい。
いかにも「難しいこと話してます」って感じで好きだから。
もちろん柄谷にケチをつけるツモリはない。
蓮實に比べれば人間的な親近感は感じるし信頼感もある。
しかしながら柄谷の思考スタイルを摂取してしまうと
かなり窮屈な感覚に見舞われてしまう。
もっと伸びやかになれないものかなと思ってしまうわけだ。
ただ
>>760 のいうようにそれは好みの問題なのだろう。
767 :
吾輩は名無しである :03/11/16 20:37
>>766 柄谷が伸びやかになってしまったら、柄谷じゃなくなる。
768 :
吾輩は名無しである :03/11/16 21:29
769 :
吾輩は名無しである :03/11/16 23:52
でも、柄谷の本は原理的だから、 それはやはり「普遍的」ということだ。 しかしそれは「他者」をすでに先取りして しまっているような「普遍性」です。 ただそれを免れることは、原理的に不可能。
770 :
吾輩は名無しである :03/11/22 18:09
「内面」とか「風景」とかカギ括弧つきで言われても いったい何のことか分からないよね。
772 :
吾輩は名無しである :03/11/22 20:59
柄谷と阿部和重は仲いいのか?
阿部高和のほうが仲いいよ
全集・・・ 買うべき?
775 :
吾輩は名無しである :03/11/30 22:03
買え!
買うな!
777 :
吾輩は名無しである :03/12/01 00:28
不買運動か?
778 :
吾輩は名無しである :03/12/05 09:37
779 :
吾輩は名無しである :03/12/09 23:40
何も言えません
780 :
吾輩は名無しである :03/12/12 19:10
柄谷最近人気ないね、寂しい。
781 :
吾輩は名無しである :04/01/06 17:42
age
俺は勿論買うよ
783 :
吾輩は名無しである :04/01/09 13:45
『隠喩としての建築』 1月27日発売
784 :
吾輩は名無しである :04/01/09 13:52
定本集2から出るってのが妙だな
785 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :04/01/09 20:19
786 :
吾輩は名無しである :04/01/09 21:38
いや、岩波からだよ。「柄谷行人集」。
787 :
1b™ ◆1bBtQE5sBo :04/01/10 07:38
>>786 文庫? 文庫だったら買うかも。
講談社学術文庫?から出ている『差異としての場所』に「隠喩としての建築」の要約的な
ものが入ってたと思う。
788 :
吾輩は名無しである :04/01/10 15:22
文庫じゃないよ、『隠喩としての建築』は2600円。 たぶん、全面的に改稿してる。
790 :
吾輩は名無しである :04/01/10 16:46
オレ、買っちゃいそう。
さすが岩波だな。今や、まともな物書きは、柄谷行人しかいないということがわかったのかな。
792 :
吾輩は名無しである :04/01/10 17:10
ちょっと胴衣
哲板じゃ去年から話題になってたのに… どんどん文学と関係ない人になっていってる
794 :
吾輩は名無しである :04/01/10 17:26
原点はあくまで文学なんだけどなあー
あのカラウェブの写真は微妙に若くないか?
796 :
吾輩は名無しである :04/01/12 02:27
柄谷氏の「可能性の中心」はどこだ?
797 :
吾輩は名無しである :04/01/12 04:15
統整的になら「中心」は想定してよい。 ただ、絶えざる「移動」とともにある柄谷行人を、 一点に貼りつけ、鑑賞しようとする試みは、 やはり倒錯でしかあるまい。そこでとらえられるものは、 この貪欲な批評家の「影」=「灰」でしかない。
798 :
吾輩は名無しである :04/01/12 10:21
そんなんじゃないんだなぁ〜
うえー。なにこれ。げろみたい。パロディ?
800 :
吾輩は名無しである :04/01/12 18:24
「抵抗」する者二匹ハケーンw
797はアホ。どっかに貼付けて鑑賞しないと批評は できないもんなんだよ。それが影なのは誰でも承知。それに 書くのは結局は自分のことなんだから素材なんか影で充分だ。 柄谷の著作だってそうだろうが。
802 :
吾輩は名無しである :04/01/13 02:35
>>801 だからそれが統整的に「中心」を想定するってことだろ。
803 :
吾輩は名無しである :04/01/13 02:41
「マルクスその可能性の中心」は、 べつにマルクスの影を素材としてるわけじゃない。 柄谷が勝手に「中心」を想定して読み込んでるだけだ。 それはやっぱり暴力的な試みなんだけど、 そこでとらえられてるマルクスはやっぱり「生きてる」と思うね。
一行ごとに既視感。
芥川賞に絶望。でも、柄谷が岩波から記念age。定期購読するぞ〜。
絶望するほど読みも期待もしてないくせに。(w
807 :
吾輩は名無しである :04/01/24 01:02
ところで定本版全集ってもう出たんとちゃうの?(東京地区は)
808 :
吾輩は名無しである :04/01/24 13:20
昨日は出てなかったよ。
809 :
吾輩は名無しである :04/01/31 14:11
a
810 :
吾輩は名無しである :04/01/31 14:23
『隠喩としての建築』の後書き、前に新潮に乗った「建築とアソシエーション」 そのままだったし、なんか、買うのやめちゃいますた。
今はしょぼくても、こういう出版は後々から効いてくる。
813 :
吾輩は名無しである :04/02/08 23:18
「帝国とネーション―序説」
地域通貨Lはどうなったの?
815 :
吾輩は名無しである :04/02/15 01:35
「内省と遡行」読了。むつかしかった。 自分から網をかぶって出ようと もがいてる柄谷のイメージがずっと頭にあった。 初期の頃から追いかけて読んでるけど、 やっぱり柄谷理論の集大成は「探究」ってことになるんかしら?
>>815 同意。ただし、
どうも本人が『探求』を抹殺しようとしていると感じる。
817 :
吾輩は名無しである :04/02/15 08:34
『探求』は集大成ではなくて、「転回」です。「『探求』を抹殺しようとしている」 のは盗作疑惑(秋山駿の?)があるから?集大成(というより要約)は『トラクリ』 の第1部でしょ。そして、−右翼も含む過去の革命理論を踏まえて−「単独者」の 「連帯」を模索しているとLETSとくじびきがみつかりました、というのが 第2部でしょ。
818 :
吾輩は名無しである :04/02/15 11:41
集大成と公式に言えるのは 結局いま刊行中の『柄谷行人集』ということになるんだと思う。 でも何といっても『マルクスその可能性の中心』が 柄谷の最高傑作だと思うけどね。 これなくしてはいまの柄谷はなかったであろう。
819 :
吾輩は名無しである :04/02/15 12:12
「『マルクスその可能性の中心』が柄谷の最高傑作」というのは、「文学」として みた場合でしょ。あれで新しい文体を確立したのだから。内容はどうなの? 宇野弘蔵と比べて何か新しいこと言ってる?やっぱり私小説作家も感心 (小島信夫『別れる理由』に書いてあった)したあの文章が良かったのでは?
820 :
吾輩は名無しである :04/02/15 12:20
盗作疑惑があるの?秋山駿から? 知ってる人教えて
821 :
吾輩は名無しである :04/02/15 12:25
昔のはどうでもいいから、さっさと帝国とネーションの感想書けよ。
822 :
吾輩は名無しである :04/02/15 14:15
帝国とネーション立ち読みしたけど 結局アソシエーションってことでしょう? だったら、なぜNAMが頓挫したかを 分析する必要があると思う。 そしてアソシエーションを建設するには どうすればいいのかを考える必要がある。
集大成っていい方はまずかったと反省。集大成ができたと思った時点で イデオロギーってことだし。トラクリですね。ありがとう。 スピノザを引用してる言説とそれ以外を比べたら説得力が えらい違うような気がした。けっこう柄谷のメルクマールになってると思った。
825 :
吾輩は名無しである :04/02/15 18:53
『探求U』のスピノザ論でしょ。あれがあるから同書のクリプキの話は面白かったし、 また、対馬斉『人間であるという運命』も理解できました。
826 :
吾輩は名無しである :04/02/15 20:05
柄谷って若いころの写真だと、芸人の板尾にそっくり
827 :
吾輩は名無しである :04/02/15 20:59
いや、岸田森か角川春樹だと私は思う。
>>824 スピノザ以後の柄谷のほうね。
「世界は無限でしかも閉じられてる」。この概念(観念?)を得てから、
憑きものが落ちたように生き生きとしてきたような気がする。
830 :
吾輩は名無しである :04/02/15 22:04
>>829 柄谷さんについては数冊しか読んでなくぜんぜん詳しくないのですが、
「世界は無限でしかも閉じられてる」っていうのは
エントロピーとエネルギーの関係にパラフレーズできる視点がありますか?
831 :
吾輩は名無しである :04/02/15 22:28
「世界は無限でしかも閉じられてる」ではなくていわば「世界は閉じられてるからこそ無限である」 と言ってたのでは?世界が無限なら有限/無限は問題にはならないと言っていたのでは? そこから−固有名をもつ−「無限としての他者」を論じていたはず。
832 :
吾輩は名無しである :04/02/15 22:39
文庫「内省と遡行」の「言語・数・貨幣」第三章「順序構造−分裂生成」の最後の ほうに、 「自己差異的な差異体系(自然成長性=リゾーム)は、つねにネガティヴにしか指示しえない」 って文章があって、これの意味をわかりたいのにわからない。なに読んだんだって いわれるかもしらんけどw どなたか「教えて」くれる人いますか? 「学び」ますんで。 「帝国とネーション」の話も聞きたいな。本屋にも図書館にもすでに文学界ないのだ。 NAMの頓挫は案外、柄谷の俺様な性格に原因があったりしてね。浅田がそんな こといってたの読んだ記憶ある。自分についてこない奴と協調しないとかいってた。あげよう。
833 :
吾輩は名無しである :04/02/15 22:58
「自己差異的な差異体系(自然成長性=リゾーム)」をポジティブに提示したら、 それはもう「ツリー」でしょ。福田和也に批判されてた「交通について」(確かそういう タイトルだったと思う)を読んでみたら?そこで書かれている「交通の恐ろしさ」がいわば 「自己差異的な差異体系(自然成長性=リゾーム)」でしょ。あと、『闘争のエチカ』には 地理的な空間ではない、「交通空間」のとしての「東京」について語っている。実体化した途端に つかまえそこねる「抽象空間」を。東浩紀の一冊目の本を読めばいいかも。
834 :
吾輩は名無しである :04/02/15 22:58
>>831 ああ、そうか。ごめん。私は頭がわるいので理解はおおざっぱです。
世界はとにかく閉じられているんだ。外部のことはもう考えてなくても
いいんだ。みんな一つの世界の中にいるんだ。だからその中で、一つ一つ(国、家、作品、人など)
はきちんと他者(他国家、他作品など)を前提として自律しなくちゃ
いけない。その一つ一つの単独性を保証するのはつまるところ固有名詞しかない。これが私の理解です。
835 :
吾輩は名無しである :04/02/15 23:05
>831さんの >−固有名をもつ−「無限としての他者」を論じていたはず というのを読むとレヴィナスを想起させられますが、 行人さんはレヴィナスについて何か言っているのでしょうか?
836 :
吾輩は名無しである :04/02/15 23:24
「共同体に対して、なぜ疑う(外部に立つ)のか? それはすでに 外部が在るから≠ナす。しかし、外部が在るのは、自分が共同体を 疑うから≠ナす。これは証明の問題ではなく、実存の問題であり、 倫理の問題です」(「闘争のエチカ」) 「実体化した途端につかまえそこねる『抽象空間』」っていうのは、 いわば「疑っている時に得られる場所(外部=あいだ)」みたいな ものなんかね?
837 :
吾輩は名無しである :04/02/15 23:44
>>835 『探求T・U』の何れかで言及しているはず。でもレヴィナスについてはほとんど印象に
残っていません。柄谷行人はけっこうレヴィナスを「好き」かも。でも、ごく普通の「他者」を
語りたいと思われる柄谷行人にレヴィナスは適当ではないのかもしれません。レヴィナスの本を
ちゃんと読んでないけれど、そこからはちょっと"アソシエーション"の発想は出てきにくいと
思うから。
838 :
吾輩は名無しである :04/02/15 23:59
>>836 そうだと思います。でも、この議論はもうやめた方がよいのでは。
そのうち、「間(あいだ)とは、保温的な場所ではなく、いわば突き放されること
が常時的であるところのわれわれの"ふるさと"である(切れば血が出るような)」
とか書く人があらわれるかも。
しれないので。
839 :
吾輩は名無しである :04/02/16 00:04
ああ、これかな。 「詩的創造は過去のテクストの誤読から生まれる。突然変異が 遺伝子というテクストの誤読から生じるのと同様に。無からの 創造などありはしない。交通≠ニいうこと(リゾーム)の 真の恐ろしさはそこにある」(差異としての場所、交通について) つまり、誤読、誤解=ネガティブってことだ。大上段にかまえて 小林秀雄みたいに正論吐いても自己差異性は生まれないってことだ。誤る勇気。 誤解をおそれるやつはバカだとニーチェもいってた。 (ぜんぜん違ってたりして……)
>>837 レスどうもありがとう。
レヴィナスの「無限」「他者」というのは「倫理」「実存」には結びつきますが
「アソシエーション」に結びつくにはかなり迂回路を経る必要がありますね。
ブランショやナンシーらの共同体論を参照した方がいいのかもとちょっと思ったり。
そこに「リゾーム」や「交通空間」というドゥルーズ=ガタリ的な概念が絡むとすれば、
と書いたところで行人さんを読み直してみようかと思いました。
841 :
吾輩は名無しである :04/02/16 23:02
>>840 その通りだとは思うけれど、「レヴィナスの『無限』『他者』」を経ずに
「アソシエーション」(『トラクリ』)が出てきても何の面白みもないのは確かだよね。
あと、「行人さん」はちょっと恥ずかしいかも。「Q」のHPに書いてあった、
息子に"行人"と名づけるようなNAM会員を想起しちゃう。
842 :
吾輩は名無しである :04/02/17 01:54
帝国とネーション。 「宗教(哲学)を実現するためには、宗教(哲学)を廃棄しなければならない」 これはスゴいんじゃないか? 新たなパースペクティブと言っていいのでは。
そう?あたりまえのこと言ってるだけみたいに聞こえる。 このレスだけで判断すると。
844 :
吾輩は名無しである :04/02/17 01:59
柄谷はこういうことまでは言って来なかったと思う。
いや柄谷がどうのじゃなくて、 これはよく言われる内容では?
だからどこで? たとえば誰?
俺
848 :
吾輩は名無しである :04/02/17 22:44
>>846 のように言うのはわかるけれど、柄谷行人については
>>845 のように実証抜きの
評言が出てきて当然なの。「よく言われる内容」というより、柄谷行人がかつて言ってた
内容(かその反対)そのものでしょ。柄谷行人の批評は「二項対立」のいずれかに重く
よりかかるものなのだから、何を読んでも既視感をもって当然だよ。どっちにつくかは、
その時々の状勢次第。柄谷行人自身、アルチュセールを引きつつ、曲がった棒を元に
戻すとかなんとか言ってるじゃん。曲がってる方向と逆方向の意見を言うのが柄谷行人の
「方法」なわけよ。唯一違った(と見えた)のはNAMぐらいだろう。ある人がその
組織形態と○価○会のそれとの相似性を指摘したのもNAMがスタートしてからでしょ。
そのくらいにNAMはちょっと予測不可能だったわけ。
柄谷も認めないわけにはいかない才能! 羽田圭介君17歳の『黒冷水』も買ってね!
850 :
吾輩は名無しである :04/02/17 22:48
創価学会と似てるってどのあたりが似てるの?
851 :
吾輩は名無しである :04/02/18 05:51
あのーつまらぬことを聞きたいのですが、ボロメオの環の環っかってのは 体積あるんですか?
>>848 845ですが、そうかもしれない。
確かに柄谷の著作全体から受けた既視感だったのかも。
でも845は柄谷行人本人のことを考えて言ったんじゃない。
842の文章って、これだけ読むと、
「福祉が実現されれば福祉という言葉は消える」とか
「平等が完全に実現されるのは平等という概念が無くなった時だ」
とかとの差がわからない。それを突然、すごい! 新しい!
と言われてもなあ。コアな読者間での内輪受けなら
仕方ないけど。まあ、ここはそういう場なのかもしれないけど、
何となく茶々を入れたい気持ちになった。
853 :
吾輩は名無しである :04/02/19 00:25
>>852 >柄谷の著作全体から受けた既視感
柄谷の本だいたい読んでる人なら、
ただ茶々を入れる前に、吟味というか、
驚きの姿勢もあってよいのでは?
や、驚くことはないよ。わざわざ。
855 :
吾輩は名無しである :04/02/19 21:02
文庫本『倫理21』のあとがきって、かつて柄谷行人が批判していた小林秀雄っぽく ない?つまり、「正しすぎる」よね。まあ、これからも柄谷行人は「間違う」ことを 覚悟でいろいろ書いていくのだろうけど、あのあとがきを読んじゃうと、今後は 「考えるヒント」としてしか彼の文章は読めないな。というよりもともと柄谷行人の 本って「考えるヒント」(ガイドブック)でしょ。柄谷行人によって、われわれは さまざまな「思想家」に興味をもてたのだから。柄谷行人の引用に満足しているだけではなく、 そのそれぞれの著作をちゃんと読まないと、福田和也の言うように、彼の"文体"に 魅了されているだけにすぎないよ。
856 :
吾輩は名無しである :04/02/19 21:08
>柄谷行人の引用に満足しているだけではなく、 >そのそれぞれの著作をちゃんと読まないと >彼の"文体"に 魅了されているだけにすぎないよ。 誰だってそんなこと分かってるよ。
「自由=倫理的であること」という図式に 勉強のあとが窺えるな
858 :
吾輩は名無しである :04/02/19 21:11
柄谷だけを読んでても新しいものは出てこないわな。 で、君は何を読んでるの?
じじぇくとばでぃう
860 :
吾輩は名無しである :04/02/19 22:23
ヘーゲルとハバーマスと廣松
861 :
吾輩は名無しである :04/02/19 22:26
独歩と春樹
862 :
吾輩は名無しである :04/02/19 22:29
へ〜 柄谷が取り上げてない(批判的)なものばかりだね。 そこがポイントか、流行ってないものをやれ、という。
863 :
吾輩は名無しである :04/02/19 22:57
というか、「あえて」(宮台)の戦略は常識でしょ
「あえて」とか予防線張るのは醜いよな。
宮台ってチラッと見ただけだけど、大東亜共栄圏とか言ってるんでしょ? ああいうのは国内では通じても国外では絶対に誤解されるよ。 宮台は嫌いじゃないけど(性の追求とか)、ああいう所が根本的に内輪向け って感じがするんだよなあ。
『必読書150』は読むべき?
>>866 どっちでもいいよ。
そんなことより君の自意識を矯正したほうがいいよ。
こればっかりは無理か・・・
>>855 >というよりもともと柄谷行人の
>本って「考えるヒント」(ガイドブック)でしょ。
例えば『探究T』は80年代のポストモダン的閉鎖状況で他者の問題を
考えたわけでしょう?で、『探究U』で固有名の問題を考えた。
世界的に平準化していく現在は『探究U』的な世界だと思う。
その場、その場で搾り出したものだと思うよ。そのスタンス、軌跡を
たどることが、今後ものを考えていく上で有益なんじゃないか。
ガイドブック的な読み方をしたいんなら、端的にガイドブックを
読めばいいと思う。
倫理21のあとがきってどんなだっけ?
869 :
吾輩は名無しである :04/02/21 07:24
まぁはっきり言って読むのは時間の無駄 唐谷読むよりセンズリかいたほうがいいよ
870 :
吾輩は名無しである :04/02/21 08:18
けっこう勇気ある発言だな
小林秀雄は一冊も読んでないけど柄谷・蓮實はぜんぶ読みました。
873 :
吾輩は名無しである :04/02/22 00:20
>>868 要するに、柄谷行人は着眼点が鋭い(批評だからそれでいいのだが)という
ことでしょ。「有益」であることは認めます。ただウィトゲンシュタインにしても
クリプキにしても、柄谷行人の"紹介"だけでわかった気になるのはよくないよね
(そんなことわかってはいるでしょうけれど)。『倫理21』の「あとがき」には
確かにあきれたけれど、あれは、"つぶやき"をやめるなというメタメッセージかも。
じゃあ、その本体を読めば分かった気になっていいかといえば、 そんなこともない。
ちょっとアホなこと言わせてもらうね。 最初オレは2ちゃんねるって嫌いだったんだけど、よくよく読むと人は(オレも) こういう「社交空間」を必要としてるんだなって。膨大な情報を持ち寄り、 頼まれもしないのにギャグをかまし。ちょっとNAM的なんじゃないかと。 もちろん今のままじゃ駄目だよ。でも、世界的に巨大な掲示板が出来、色んな 言語で瞬時に翻訳されて読めるとしたら。政治的に対立する国民同士が コミュニケイト出来れば。対抗運動もしやすくなると思う。さらに争いが深まる? でも、2、3年前より2ちゃんねるは良くなってると思う。というかこういう場での 振舞い方が分かってきたという感じ。2ちゃんNAM説、珍説だと思うけど・・・。
876 :
吾輩は名無しである :04/02/22 13:28
age
>>875 そういう考え方は、珍しくない。柄谷や浅田も以前、「インターネットはリゾーム的」
みたいなことを言ってたから。俺は逆に、NAMの失敗を見て、2ch的な
自由なコミュニケーションという奴に対する幻想がさめた。
878 :
助っ人求む :04/02/28 14:10
In today's English, `pig' refers to the animals with which farmers deal, while `pork' is the meat we consume. The class dimension is clear here: `pig' is the old Saxon word, since Saxons were the underprivileged farmers, while `pork' comes from the French porque, used by the privileged Norman conquerors who mostly consumed the pigs raised by farmers. This duality, signalling the gap that separates production from consumption, is a case of what, in his formidable Transcritique. On Kant and Marx, Kojin Karatani refers to as the `parallax' dimension. [1] Best known as the most striking Japanese literary critic of his generation-his Origins of Japanese Literature presented to the English-speaking world by Fredric Jameson-Karatani has moved from subsequent reflections on Architecture as Metaphor to one of the most original attempts to recast the philosophical and political bases of opposition to the empire of capital of the current period. [2] In its heterodox theoretical ambition and concern with alternative revolutionary traditions-here principally anarchist-Transcritique might be compared with Roberto Unger's trilogy Politics, a work out of Brazil. But Karatani's thought-world is closer to that of Marx, and behind him to the heritage of classical German philosophy.
880 :
吾輩は名無しである :04/02/29 16:00
>>867 じゃなくて、『必読書150』の150は読むべきか、ってこと。
881 :
吾輩は名無しである :04/02/29 20:30
別にあの150にとらわれる必要はないと思うけど。 でも良書であることは間違いないだろうね。
1863-94 マルクス『資本論』 1910 ヒルファーディング『金融資本論』 1913 ルクセンブルグ『資本蓄積論』 1917 レーニン『帝国主義』 1928 ルービン「マルクス価値論概要」 1950-52 宇野弘蔵『経済原論』 1965 置塩信雄『資本制経済の基礎理論』 1966 バラン・スウィージー『独占資本』 1969 エマニュエル『不等価交換』 1976 アグリエッタ『資本主義のレギュラシオン理論』 1981 Romer Analytical Foundations of Marxian Economic Theory 1983 ボールズ・ゴードン・ワイスコフ『アメリカ衰退の経済学』 2001 柄谷行人『トランスクリティーク─カントとマルクス』
柄谷はこうしてイデオロギーになった。 やっぱり蓮實のほうが一枚うわてだ。
柄谷死んだら、日本の文壇って、どうなるんだろ・・・
パソコンのサウンド機能修理して、 はじめて柄谷の生声聞いたのだが、 ずいぶん気のちっちゃい声してるな。 少しガカーリした。
886 :
吾輩は名無しである :04/03/09 00:34
吉本隆明のしゃべり初めて聞いた時も結構意外な感じした
吉本はどうなの? 彰は、想像以上に誠実そうな声してた。
888 :
吾輩は名無しである :04/03/09 00:43
金原も、想像以上に誠実そうな声してた。
阿部和重はどんな声してんのかな。 想像以上に貧弱な声してんのかな。
890 :
吾輩は名無しである :04/03/10 00:32
吉本は特徴的だよな 想像ではダミ声で「〜だぜ」みたいな感じだったのに 実際は妙に澄んで、軽い声で、ドモリみたいになんども行きつは戻りして話すのね
892 :
吾輩は名無しである :04/03/10 03:22
>>892 KAZUYAで大丈夫、か? ヲタあずまんとデヴKAZUYAの双璧が文学界の
双璧をなす明るい未来。
批評空間のあぼーんは痛かった、と10年後に皆後悔しそう。
双璧が --> 二人が, スマソ。ヤクザget. 記念にコテハンにしよう。 常駐してないけど。 昨日神田の三省堂逝ったら柄谷フェアやってたよ。岩波出版記念 だろうけど。10年ほど前カラタニアンだった自分にとっては感慨深い。
批評が死んでしまうと文学は生き残れない。 で、福田とあずまん以外に踏ん張ってくれそうな人は?
>>889 以前シンセミアのHPで聴けたけど、今は知らんが。
いい批評を書く人はいるけどジャーナリスティックに振舞える人といえば・・・小説家でいいんじゃないの?
源一郎とかその役割を必死にやろうとしてるみたいだし。
>>896 阿部ってどんな声してんの?
まあでも、阿部はずいぶん批評性のある作家だよね。
やっぱり、作家も柄谷とか批評家も読まなくちゃいけないね。
大江も、柄谷と浅田を「文化英雄」として「畏怖」してるもんね
898 :
吾輩は名無しである :04/03/11 12:13
>>10 10に柄谷で面白いのは明治昭和並行説とあるのだが
なんて本に書かれているの?
>>898 あれは電波だよ
元嫁に感化されていた病気
900 :
吾輩は名無しである :04/03/11 20:07
そうなんですか。 一応みてみたいので知っている人、題名教えてくれませんか。
901 :
吾輩は名無しである :04/03/13 13:54
age
「終焉をめぐって」に収録されてる。 あるいは、定本集のどれかに、改稿されて入るかもしんねえ。
903 :
吾輩は名無しである :04/03/13 21:34
感想は書くのに題名は教えてくれないし、こういうただの質問に柄谷ファンは 答えてくれないのか、と思ってしまったw ありがとう、今度みてみるよ。
904 :
吾輩は名無しである :04/03/15 21:58
「明治昭和並行説」って明治は45年までで、大正は15年までなので、 「60年周期」のものだと思われがちだけど(確か、蓮実重彦もそのように思って いたみたいで、浅田彰に訂正されてた)、実は「58年周期」。この計算でいくと 昭和16年=1999年になるので、「明治昭和並行説」は捨てた、と"昔"柄谷行人 は言ってた(昭和16年(パール・ハーバー)=1999年(ノストラダムス)が 不気味だった?)。でも、柄谷行人が「戦前の思考」から「戦後の思考」へと移行 したのが昭和20年=2003年の数年前だったことを思うと。今でも柄谷さんは。・・・ ところで、オレ、1月は『全集』を買わなかったけれど、3月は買うつもり。 週刊紙で読んだけど、今月出る『全集』(トラクリ)は、NAMの反省を踏まえて 加筆・修正がほどこされたものらしい。楽しみです。
905 :
吾輩は名無しである :04/03/16 00:45
やめとけよw 図書館で十分だろ 柄谷のオカルト妄想年代並行説を 愚直にもまだ追っているというだけで それだけでもう恥ずかしいのに 時代から取り残されすぎですねw
>>902 岩井との対談、「終わりなき世界」にも、確か入ってた。
一応根拠としては、世界の経済がそのサイクルで好況→不況→好況みたいな
感じになるかららしい。
907 :
吾輩は名無しである :04/03/16 03:03
実際はこう 60歳=自分は還暦=NAM革命実現(元年)w 21世紀はNAMの時代になるといってましたから・・・ 2001年はNAMの年であるとか、坂本サイトにもなんか 不気味な筆記の写真を載せていなかったっけか? 皆さんもよく覚えておいてね
908 :
吾輩は名無しである :04/03/16 03:08
コンドラチェフ波の景気循環が60年周期だからといって 柄谷が還暦になることとなんか関係あるのか???w ここまで自己中心的に世界を考えられる人も、哲学畑では珍しいというか 麻原や金正日の一歩手前だろう?
柄谷の「内省と遡行」に代数的構造、基礎論とかあるけど、ホントにわかってるのかよ・・・
>>908 嫌いな香具師をカルト扱いして貶すのも相当幼稚ですよ
柄谷はカルトではないよ。 カルトは死ぬまで信念を貫く事が多いけど、柄谷はNAM についてほとんど何も言わなくなった。周囲も同様。 だが、NAMへの助走段階であったはずの理論を、NAM 失敗後に切り離して再出版するのはどうかと思うが。
それゃ本人が最高傑作と胸張った作品だもの、そう簡単に棄てられないさ
913 :
吾輩は名無しである :04/03/16 23:00
いまや、NAMと「切り離して」は柄谷行人の全著作は読めない。もし、そのように 読んだなら柄谷行人の嫌う「遠近法的倒錯」になっちゃうものな。でも、今月出る 「トラクリ」については、いったんNAMを括弧に入れてみない?NAMと絡めて 柄谷行人を批判しても本人は痛くもかゆくもないはず。今回(今月)は「理論」にだけ 着目してみない? 10年後、20年後の「NAMを知らない子供達」の気持ちになって読んで みたいと思う。
俺は、この出版自体が「遠近法的倒錯」だと思うけどなあ・・・。 だから、柄谷は全集を出さないと思ってたんだが・・・。
俺はNAMについてよく知らん。漱石論とか好きなだけ。
柄谷がNAMにむけて滑走を始めたのはどの時期から? 漱石論とかは、NAMと関係ない気がするんだが。
直接的にNAMを明言したのは数年前(2000年前後)だが、 思想的にはずっと一直線だと思う。現に、1974年にはマル クス関係の連載していて、社会運動に関心を示している。
初版のトラクリは誤植だらけだったが,今回は大丈夫なのだろうか?
>>916 探究Vを放棄した頃からじゃない?
代わって書き始めたのがトラクリだったわけだし。
ジジェクはNAMの運動についてどれくらい知ってるんだろう。 ジェームソンとかソンタグなんかは、どう評しているわけ?
彰のアイクリ経由の知識だが、 ジジェクは「トラクリ」を絶賛してるんでしょ。
「探究」における「転回」が、萌芽だったんじゃないの。 他者の問題からアソシエーションが出てくるのはごく自然。 おれはむしろ、何時社会運動に関心を持ち出すかって 感じで見てた。
自称・元ブントだからね、柄谷さんは。
925 :
吾輩は名無しである :04/03/20 00:10
いや、柄谷行人がブントだったのは本当でしょ?ただ、柄谷行人が「社学同」を つくったのかどうかまではわからないけど。スガ秀美も詮索しないし。この点ついては、 吉田司が『トラクリ』が出た直後の「文学界」で、三上治のコメントを紹介してたように 記憶している。
> 吉田司が『トラクリ』が出た直後の「文学界」 あの吉田の紹介は誤記箇所が多かった記憶がある。 柄谷が社学同を作ったなんてのは時期的に合わない。 1941年生れでしょ。この人。 この話にこれ以上の深入りしないが、一言だけ記しておく。
927 :
吾輩は名無しである :04/03/20 01:40
えっ?じゃあ、「社青同」?ある党派の結成にかかわったって、柄谷行人は 笠井潔との対談(「ポストモダニズム批判」?)でいってなかったっけ?
西部との付き合いも、そこからじゃなかったっけ。 もっとも、自分が仕切っていたというのは、柄谷のハッタリだったというのを どこかで読んだけど。
西部って邁のほうね。
>>930 ありがと。他にもネグリ、アガンベンなんかもダウンロードできるね。
932 :
吾輩は名無しである :04/03/22 21:24
TraCriまだぁ〜?
age
定本の「トラクリ」528ページは分厚いな。 最初のより100ページくらい多い。 買おうかな・・
「虎栗」はNAMと結び付けないほうがいいの?
久しぶりに、柄谷さんと話し込んだ。「文学は終わったよ」 (と以前からおっしゃっているけど)という柄谷さんに、 ずっと聞きたかった「文学への愛はないんですか」という質問をする。 「ぼくが書いていた評論以上に『文学』であるものはなかった」ことが、 柄谷さんが「文学」から遠ざかる理由だったのだ、と(話を聞いて)思った。 それなら、納得できるような気がする。でも「家では、いろんな人に 申し訳ないことをしたと呟いているんですよ」と奥様が激白すると、 柄谷さんは、黙ったままで、否定しなかった。 3月27日の高橋源一郎の日記より。 これはどういうことでしょう、なかなか意味深な・・
柄谷、『こころ』の先生に自分をなぞらえて 自殺するなんてことまさかねえよなぁ。
938 :
吾輩は名無しである :04/04/03 22:40
面白すぎるよ。この日記
「申し訳ないことをした」ってのは、 直接的には誰を念頭に置いてるんだろう。
多過ぎて数えられないんじゃない?ww
しかし源一郎の文脈から推測するに、自身の「文学への愛の喪失」 「文学からの離縁」に絡んだことで、「いろんな人に申し訳ない」と感じてるわけだ。
942 :
吾輩は名無しである :04/04/04 12:00
高橋源一郎のスケジュールを見ると4月5日までは 「さよならギャング達」翻訳出版のプロモーションでアメリカに残ってるみたいだ。 (最後はロスだ) 源ちゃんにはもっとコアな突っ込みレポートをやってほしい
>>942 コアに突っ込んだが日記に書けないんだろうな。
これ、最近の源ちゃんの仕事では、最高傑作じゃないのw
945 :
吾輩は名無しである :04/04/04 21:15
少なくとも同時多発エロよりは圧倒的に良い仕事だな
946 :
吾輩は名無しである :
04/04/04 21:35