柄谷行人を<解体>するふぉ〜〜〜(4)!

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417考える名無しさん
市民通貨研究発表会
参加自由
テーマ : 市民通貨批判
講 師 : 柄谷行人 柄谷祐人

日時 : 7月12日午後4時開場
場所 : 大阪コミュニティカレッジ(近大会館)
近鉄日本橋下車3分

 市民通貨プロジェクトが構想するのは、これまでの地域通貨とは根本的に違っ
て、最初から通貨として流通し現実の経済に深く浸透するようなタイプの通貨で
ある。そこでこれまでの地域通貨と区別して、市民通貨と呼ぶ。その理論とプロ
グラムの基幹はすでに出来上がっているが、このプロジェクトでは、それをより
理論的に深化させることを目指している。のみならず、それを具体的に実践する
ことを目標としている。その討論会は2回にわたって非公開で行ってきたが、今
回は公開の形式で発表会を行う。
418考える名無しさん:03/07/17 07:56
昨日の土曜日、昼から近畿大学国際人文科学研究所大阪コミュニティカレッジ
に行ってきました。昨日から通い始めたところで、総合文化講座を受講します。
で、昨日の講師が柄谷行人でした。彼はまた、国際人文科学研究所の所長でもあ
ります。
 カント、ヘーゲル、マルクス、フロイトなどを引用しつつの1時間半の講座の
あと、質問を受け付けるということで数人の方の質問に慎重にときには冗談をま
じえつつ答えていました。2時から3時半までの講座の予定が、質問の時間が長
引いて4時半くらいに終わりました。
 柄谷の講義は先週と昨日の土曜日の2回にわたるものだったので、昨日から参
加したばかりのボクは議論の流れがはじめのうちは掴み難かったのだけど、途中
からたどることができるようになりました。印象的だったのは、世界を変えるに
は個人の力はあまりにも小さいと言って何かをあきらめてはいけない、というよ
うな意味のことを言っていたことでした。デモや署名などを日本人はもっとしな
ければならない、と。目の前の短期的なスパンでものを見て動くのではなく、も
っと長い目でものを見なければならない、と。けっこう勇気づけられました。
419考える名無しさん:03/07/17 07:57
 日本橋にある近大会館に教室があって、1階では柄谷の著作を何冊か売ってい
ました。『トランスクリティーク』は定価より少し安く買えるし、柄谷のサイン
ももらえるということだったのだけど、現金の持ち合わせがなくて買えなかった。
ボクにこのコミュニティカレッジのことを教えてくれたKさんは先週買ったらし
く、サインをもらっていました。帰りはKさんと堺筋本町まで歩いた。Kさんは
ボクと同じ会社で働いていて、つい最近解雇通達を受けたので、解雇撤回と未払
いの残業代の支払いを求めてこれから会社側と戦っていくところなのです。ぜひ
がんばってもらいたい。倒産するならしたで別に構わないとボクは思っているし。
その方が失業保険も出るし、良いってものでしょう。
 柄谷行人の外見的な印象は、ごく普通のおっさんだということでした。髪の毛
も整ってるのかいないのかわからない微妙な具合だったし、ズボンのポケットに
手を突っ込んで小銭をジャラジャラさせながらしゃべっていたし、眼鏡を外した
りかけたり、腕時計を外したかと思えばまたすぐはめたりと、たぶん本人は無意
識でやっているのだろうけど、けっこう落ち着きなくしていた。