1 :
フロベールサンバ:
どう思う?確かに教授がテレビに出ないし、役に立っているとはお世辞にも
いいづらいし、なんだか無駄なことやってる感じがするけど・・・
俺は心のオアシスとして必要だと思うけど。
2 :
吾輩は名無しである:02/07/15 23:50
オアシスじゃ学問としてダメだね
3 :
吾輩は名無しである:02/07/15 23:53
文学はオアシスどころのさわぎじゃない
夏厨ねえ・・・・・・(w
?
まあ、この御時世では文学や哲学の扱いも悪くなるさ。
必要か、不必要かなんて考えるまでもない。不必要なら学問としてなりたってないよ。
言いたいヤシには言わせておけばいいよ
たしかに1の言うようにオアシスとして文学に接してるやつが大半だろう。
文学はある種の個人技ってやつで他人を巻き込んで進んでいくものじゃないし
個人主体でGameを進ませていかなきゃならない。
文学なんて・・・って思ってるやつには「文学」相手に汗だくになってるのを
見ても理解不能だべ。結局「ドンキホーテ」にしか見えんのだから。
ま、「公開オナニー」と言われるのもわかる気はするが・・・(w
諸兄!
生は虚しい。死によってその一切は消え去るから。言葉に至っては、その
虚しい生にほんの一時、形を与えるだけの仮初めの道具です。虚しい生
を仮初めの道具で掴み取ろうとするのが文学なら、それは二重に虚しい
でしょう。そう分かっていながら、その虚しさの中に、目には見えなくても
虚しいだけでない何ものかを求めなければ、生の虚しさに耐えられないと
はっきり感じてしまう人が居ます。目に見えないものに形を与えようとする
だけなら、日常の中で行われています(受かると決まっている訳でもない
のに試験勉強するとか)。でもそれとは別に、飽くまで目に見えない中に
留まり続けるもの、或いは虚しいだけに留まり続けるものの中にさえ、そ
うでないものを求めなくて、一体私達は何を求め得るでしょう。なぜなら私
達は、目に見えていると思えるだけで死の前には影のように虚しい、有限
の生の中からしか、何一つ取り出せないからです。ただたとえその求め
ていたものが得られたとの確信を得られたとしても、それは掛け替えのな
い宝石などではなく、却ってその人は自らの虚しさを骨身に染み渡らせる
だけで、一層惨めな生に耐えるしかなくなるのかも知れません。しかし、
それを徒労であるからとやめたところで、言葉によって束の間の形を得た
虚しいだけの生の中に突き返され(つまり「私はxxだ」などという言葉にし
がみ付いて)、さも賢く虚しさに背を向けて終わりを待つだけです。でもそ
の方が実は、それ程惨めさに打ちひしがれずには済むかも知れない(賢
いとはそういう意味です)。ただ、たとえ愚かであるのを承知でも、そこに
踏み止まるだけで終わってしまうのを耐え難いとする感覚が、人の頭の
片隅に埋め込まれている限り、そして生が言葉によってしか形を与えら
れない限り(言葉の外にある生がどのようなものか思い浮かべてみて下
さい)、文学は不幸して不滅であるしかありません。
でも文学は宗教じゃない
頼むから改行して主観と客観をわけてくれ
10 :
吾輩は名無しである:02/07/17 03:12
魅惑ノわーどぱっどはどこかでも見たな。
11 :
吾輩は名無しである:02/07/17 03:23
学問としては歴史が浅いからね。
12 :
吾輩は名無しである:02/07/17 04:59
かつて文学という分野に集まっていた偉大な才能の多くが、今では漫画や映画など別の分野に流れ込んでしまった結果、文学そのものが生命力を失いつつあるように思われる。少なくとも文学の全盛期が既に終わっていることだけは間違いない。
13 :
吾輩は名無しである:02/07/17 05:07
言葉の使い方に対しての関心は、昨今高まって来てるとは思うんだけど・・・。
言葉の面白さとか、言い回しなどに以前(インターネットなどが普及する前の近代)より
高まっていませんか?
いまはお手軽な、例えば『声に出して読みたい日本語』のように、ハウツー本が売れてるけど、
この流れが、文学と呼べるような古典へと向かえば良いのですがね。。
そうすれば、文学に向ける目も変わってくるんじゃないかと、、。
あまりに女々しい文章失礼しました。
>>8
おい、ハナクソほじってオナニーして、うんちぶりぶり、すかしっぺもこいて、
チンカスの臭い嗅いだりしてんだろ!
ええかっこしいで、眉間にしわ寄せんな!
団扇ぱたぱたさせながら、ちんこいじってりゃいいんだよ。
どうせ、つぶやきシローみたいな顔してんだろ!深刻ぶりっこはやめんかい!
不必要さに耐えられないなら文学などやめろ
16 :
吾輩は名無しである:02/07/17 10:28
でも文学や哲学みたいにあからさまに世間から
「虚学」って認定されてるのであればわかりやすくて
いいじゃない。理論経済学みたいに虚学のくせに実学
ぶってるよりずっとまし。
17 :
吾輩は名無しである:02/07/17 11:32
まぁ実学じゃないね
>>8 ひとまずキミは二項対立から脱しなさい。美香スレで貴方の文章を拝見したが、
あれはまさしく一年前の俺の悩み。しかし、生は死の下に起きるものではない。
あすこでも言ったろ、ファルスに真理はない。このことをよっく弁えるように。
ちなみに俺は、その饒舌なる呻吟に対して嫌気がさすのには、そう時間を必要
としなかった。落ち着ける時間を少しでも用意して、ヘーゲルでも読んでみそ。
19 :
吾輩は名無しである:02/07/17 12:56
このスレゲロ以下や
,. -───-: 、
/::::::::::::::::::::::::::::::::\
/ '':::::::::::::::::::::::::::::::''''' ヽ
!::::::::::ィ::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::!
i::|:::i::/l/ i;::ト、:、:::i:::::::::::::::i
|::i/レ'-i'' 'ヽi-ヾ,ヽ!:::::::::::::l
|::ハ -‐- -─- i::::::::::::::l ゴホッ!! ゴホォ ゴボッ
|::::::l| | | | |::::::::::::::! ゴボゲボゲボゲボ
|::::::ヽ | r---、! l,.!::::::::::::::l ゴホッ ゲェッ
l::::::::::::`;'-'川川'r''i~!:::::::::::::::| ゲフッ ゴボボ…
!:::::::l、::r'"川。川 ' i::::::::iヽ:::l ゲッ ゲェェ
i:l、:::|./、_ 川川*__,l::::;l:/‐'ヽ!
川@川 ビチャ ビチャッ
20 :
吾輩は名無しである:02/07/17 13:18
良スレあげ
虚学、って宮沢章夫かと思った。
虚「楽」なら認める。
24 :
吾輩は名無しである:02/07/19 02:00
25 :
吾輩は名無しである:02/07/19 03:22
文学作品はオアシスだけど、見過ぎのために他人の心のオアシスを値踏みしたり
水質調査したりして金を動かしてる連中は充分「虚」の範疇だと思う。
26 :
吾輩は名無しである:02/07/23 18:22
hage
27 :
吾輩は名無しである:02/07/25 10:34
水質調査age
ボクは水と一体化したいんだ。
海に還りたい。
「波。それは絶えずやり直している」
29 :
吾輩は名無しである:02/07/25 10:37
つか、「役に立つ」とかどうでもいい。
うみもだいぶにごってきたね。
「あれ?あのころはきれいだったのに」
「あれ?これじゃ海水浴客は来てくれないよ」
「あれ?ぜんぜん綺麗にならない、あれ?」
「むかしはこんな感じだった、あれ?」
旅人を受け入れるオアシスまでは程遠い。
一回蒸留されて雨降らしてみそ。
31 :
フロベールサンバ:02/07/25 11:05
文学部でも、心理学、考古学、地理学などは役に立っているし、教授もテレビに
でるし実学っぽい。だが文学は・・・小説研究?なんじゃそりゃ?
趣味でやってればいいだけの話。法律は国を統制するが文学って何か意味あるのだろうか・・・
俺は小説は好きだし、ぶっちゃけ一流と呼ばれる大学の文学部卒です。銀行の面接のときに
「文学というのは・・・何をやるんですか?」と聞かれて答えられなかった。
詩の研究?・・・それって何?なんなの?・・・・まだ答えは出ない。
記憶がかなり曖昧だが、北村透谷と喧嘩した山路愛山って人が虚学がどうのこうのって論文書いてなかったっけ。
33 :
吾輩は名無しである:02/07/25 11:28
紙幣みたいなもんでしょ。
それ自体に価値があるわけじゃなくて、
「お金」として信用があり、流通していることによって、価値がある。
「文学」それ自体に価値があるわけじゃなくて、
「文学は大事なものだ、文化の担い手だ」っていう言説が
社会的に流通して、定着していたからこそ、「文学」の価値が生まれた。
共同幻想なのよ。
そのおかげで、大勢の小説家が飯を食え、
大学で文学研究が教育産業として成り立ってきた。
文学が「虚学」だなんてこと、普通に日常生活を送っている人にはごく当り前のことじゃない
いまさら文学が虚学だから、って悩まれてもねー こういうスレを建てる人の気が知れない
文学と関係のない生活をしている人にはそれが虚学だろうがなかろうが関係ないことだし、
もしそれにもかかわらず文学にしがみついている人の建てたスレなら、
こりゃビョーキだね。
35 :
吾輩は名無しである:02/07/25 11:58
文学が役に立つとすれば
名刺代わりになる、それ
くらいかもよ。エンタメ。
フィクションという言葉
もございますしね。
>31さんの疑問はやっぱり持ちました。
過去レス見ると、ixion氏も思ったみたいですね。
みんな一度はそう思うんでしょうか。答え,出ない。
というか、身も蓋もないのしか出ないんです。
後世では、一種の心理学サンプルになるかもしれない。
身も蓋もない事実を前にして、
返答できないのなら
問いを立てる資格すらないと思うのだが
心理的葛藤をそれこそ「文学的」だといって
珍重しているようじゃあ、文学の閉鎖的ショートサーキット
は宿命的だな
すでに返答することも含めて無駄だといわれています。
心理学サンプルというのはあくまでもPTSDとかの
個人的なものではなく,思想史とか歴史とか
そういったもの。この時代にどういう考えの人がいて
この本がどういった反響を起こしたか。そういった検証。
また、どうしてそういう人たちが出てきたのか。
反響があったが、どれだけの結果を残せたか、残せなかったか。
「沈黙の春」はこの例としてわかりやすいかも。
その方向で考えても「虚学」だといいたくなったので
誰か否定してくれないかなーと思ったんです。
あと、作品の価値や解釈の幅って、読解力にも拠る。
小説という体裁を取る限りは「虚学」だと思う。
そういわれたくなければ作者自身が構造分析するしかないかも。
38 :
吾輩は名無しである:02/07/25 17:07
>37
なんだか仰っていることがさっぱりわかりません。
『沈黙の春』って、レーチェル・カーソンの『沈黙の春』ですか?
昔小林秀雄が「考えるヒント」でコメントしていた?しかしアレは“文学作品”なんですか?
最初に「文学」をめぐって話が始まっているのに違う要素を出されてきても
反応しようがないし、その挙句「小説という体裁を取る限りは「虚学」だと思う」って、
それは単なる前言の繰り返し(確認)でしょ?議論として何も進んでない。
作者自身が「構造分析するしかない」とかおっしゃっているが、(゚Д゚) ハア?
作者は自分の作品を作るのであって「分析」などしませんよ。
ついでに作品の「構造分析」と上段で言われている「心理学サンプル」の話がどう結びつくのかもよくわかりません。
はっきり言って、言葉の使い方もそうですが、概念の運用もいい加減で崩れていますね。
まともに人に話す態度じゃないと思います。人を馬鹿にしているというか、韜晦してごまかすレトリックですね(というか"レトリック"とすら言えんでしょう)
こういう物言いをされるかぎり、相手にする気はありませんので。あなたの物言いは単なるごまかしのレトリックだよ。
39 :
吾輩は名無しである:02/07/25 17:16
文学研究の研究結果は何処に発表されてるの?
40 :
吾輩は名無しである:02/07/25 17:17
ボクにも37がさっぱり判らん。
37にきちんと応対している38がおそろしく見える、鴨。
43 :
吾輩は名無しである:02/07/25 17:28
>>38 メッチャ相手にしてんじゃん。誰よりも。
文学とは言語表現の可能性についての研究だ━━ !!
とか言う人この板によく居るけど、だったら言語学とか哲学と変わんないじゃん
と、思うよね。
たぶん間違ってないんだろうけど、でもなんかズレてるよね。
言語系の哲学は対象を可能な限り認識して且つ制御下に置くことを目的にしてる学問で、
文学は対象が同じでも可能な限りそれに肉薄して、それを前進させるためにやる学問だと、
言ってみる。
要は行為の先に目的があるか、行為そのものが目的かということだと。
虚學なのは哲学っぽくやってるヤシの方で、
普通の文学は美術とか音楽と一緒で良いんでない?
話ずれたかもだけど。
45 :
吾輩は名無しである:02/07/25 17:42
絵の批評とか、映画論とか、それと同じようなもんじゃないのかな。
権威がつきすぎな気がするよ。
46 :
吾輩は名無しである:02/07/25 18:00
大体なんで歴史関係の学科とか心理学科とか地理学科とかは文学部にあるのだ?
そこら辺からして問題なんだけど、
もともとはそうなるような意味合いのものが文学だったんだろうな。
や、違うか。文系の代表だから文学部に統一されちゃったのか。
関係ないけど歴史ももしかして虚学なのか?
僕は腎虚です
むむむ…
たしかに俺、物分かりよすぎかも。37のレスを丁寧に翻訳してしまった
ま、どうでもいいんだけどね、漏れにとってこの問題は
>言語系の哲学は対象を可能な限り認識して且つ制御下に置くことを目的にしてる学問で、
>文学は対象が同じでも可能な限りそれに肉薄して、それを前進させるためにやる学問だと、
>言ってみる。
いやおっしゃることはよく分かるんですけど、なんとなく眉唾もののような気も・・・
あー多分文学という言葉の二重性のせいでしょうね、言語芸術としての「文学」と
文学研究の「文学」ですね。言語芸術として文学は「学問」じゃないんだから
もちろん「虚学」なんかでもありませんよ。芸術はただそこに存在するだけでしょ?
哲学については知りません。ただ、「歴史」は第一義的にマテリアルな材料を
相手にしているという点で、「虚学」ではないような
49 :
吾輩は名無しである:02/07/25 19:55
>>31 まず銀行は詩の研究やってた学生など書類で落とすべきでは。銀行の面接なら、
「君が学んだ金融学は何の役に立つと思いますか」ぐらいの質問して欲しい。そんなんだから日本の銀行は外資に勝てないんだね。
もしボクがスレ主さんだったら、こう啖呵を切る。
「『自分とは何か』を究めるのが文学です。自分が何かが分からなければ、実学ばかり身に付けたところで、それで何をしたらいいか分からないでしょう。
ところで、金の回し方も知らないで自分を見失って不良債権積み上げた日本の銀行は何をするところですか。」
面接の結果がどうなるかは・・・(ただし面接官が昔大学で詩の研究をやってたら見込みはある?)
オモロイからでしょ
何書いてもいいし
それだけじゃないの?
他に学部があるので虚学っぽいのといえば演劇とかかな?
ところで普通文学に興味を持つと
専門的ではないにしろ、浅〜く広〜く
語学 政治 経済 歴史 哲学 心理学 言語学 音楽 美術 建築 服飾 サブカルとか
なんでもかんでも雑多なものに興味持つようになるでしょ
そういうのを面接で売りにすればいいのでは?
売りになんないか・・・銀行じゃ無理だね、他のトコでもそうかもね、絶望!
52 :
吾輩は名無しである:02/07/26 02:39
>>51 それは実質的な話であって大学でやったことそのものとは関係ないじゃん。
それだったら「趣味:文学」って言う人に負ける。
>>49 仕事する人間が何をしたら良いか判らなかったら最初から話にならないですよ。
その先がある人間を企業は求めるんです。
53 :
吾輩は名無しである:02/07/26 05:43
学問なんて言うからややこしくなるんじゃないか?
今の作品で考えるなら、漫画の方が文学してたりして笑える。
文学部漫画科なんてのは無いのかね?スヌーピーから始まってつげ義治、
松本零次、山本直樹で卒論書いてNTTに就職。
余談だけど、全然本を読まない友達が、太宰を読んでみたいって言うから
「燈篭」読ませてみたんだけど、ずっと「うわー、うえー」て言ってて
面白かったな。新鮮だったらしいよ。
54 :
吾輩は名無しである:02/07/26 08:31
>>53 "学問なんて言うから"、つうか
みんな学問としての文学の話をしてるんだと思うが。
そうじゃないなら議論が成り立たないだろうが。
あと「漫画の方が文学してる」という言葉は終わってると思う。
終わってると思う。終わってると思う。三回書いたった。
意味はわからないんですが「だから戦後は終わらないんだ!!」
と叫びたい気分です。
>それは実質的な話であって大学でやったことそのものとは関係ないじゃん。
真面目に論文を書こうと思ったら、歴史・経済についてもある程度の
知識が必要になることがあります。勿論,それを専門にやっている人
には遠く及ばないわけですが…。たとえばEMフォースターとか。。。
(この人の場合は経済学者でもあり、その影響が作品にもあったので。)
ただ、私自身はそこで文学研究の限界のようなものを感じてしまいました。
もちろん、能力不足が一番の原因なのですが。
>>52 ひょっとして人事課の人?
自分を見失い何をしたら良いか分からなくなって、日本経済に大迷惑を掛けた銀行に、
文学の有り難さでも教えてあげよう、という皮肉の積もりで書いたんですけどね。
57 :
吾輩は名無しである:02/07/26 13:18
銀行は
>自分を見失い何をしたら良いか分からなくなって、日本経済に大迷惑を掛けた
訳じゃないですよ。
その辺のサラリーマンじゃあるまいし。
>>49 「自分とは何か?」…、文学のみならず
人間が一生かかって探究せざるをえない謎だわな。
それを正面切って取り上げる学問が、「汝自身を知れ」を命題とする哲学。
文学は、様々な探究の試みとその足跡を、個の枠内にとどめずに
普遍化しようとする試行、それが人々に共有されうるほどの内実と質を
有した時に「芸術」と呼ばれる。
・・・・・・銀行マンだろうと閣僚だろうと高級官僚だろうと、
生きていればいつかは必ず老い衰えて、車椅子の上で独りしみじみと
問うことになる「俺って、何なんだ?」
文学は、あらゆる人間に共通する唯二のこと「生まれてきたこと」と
「必ず死ぬこと」を巡っての終わりなき思考であり、言葉による試行。
まず学問を定義しようということになる。
>>57 ???本人または御家族が銀行にお勤め? ほぼ日本国民の共通認識と思うけど?そうじゃないと言うなら、その辺のリーマンにも分かるように説明してチョ
>>58 個人レベルの話ですね
**
人文科学は一般に「人間とは何か」を問う。
それは当然「自分とは何か」でもある訳だが、その中で、あれやこれやの回り道をせず(ただテキストを読むという誰にでも出来る所から)、真っ先に「自分とは何か」に行き着くのが学問としての文学。つまり、、
文学作品=自分のありようを言葉によって記したもの(もちろん、その自分には何らかの普遍性が要求される)。
その作品を解読し注釈を加える事でそこに描かれた、かの自分を明らかにし、それをもって現在の自分に光を当て、自分を省み或いは新たに見出すための学問。。。
(「『自分とは何か』を究めるのが文学」とはそう言う意味で言っただす)。
で、その『自分とは何か』を究める学問がないがしろにされたら、何が起こるか。自分を問い直せずその場限りの誤った先入見に振り回される連中が、自分が何をしているのかも分からずに暴走する。
例)ヤクザと手を組んで株土地の価格吊り上げに狂奔した銀行。猛毒を大量製造散布した理工系出身カルト信者。等
よって文学は一部好事家の趣味や研究者の専有物に留まるものではなく、実学を学ぶ者が予め身に付けるべき基礎的教養であり、虚学どころか社会の根幹を支え、それを究める事は、重大な意義を有するのでR。
>>31 ↑どうです。一応、理論武装になってませんか。ただ昨今の実学重視の風潮の中では通じ難いかも。
万一面接に応用するにしても、嘲笑を浴びたりしないよう慎重なアレンジが求められそうだす。
でRは間違いなく嘲笑を浴びるな。
62 :
吾輩は名無しである:02/07/26 19:23
方策に行き詰ることと自分を見失うことは違うはず。
確信のない人間には何も出来ません。
文学も学問もビジネスも出来ません。せいぜい誰かのやったことをなぞるだけです。
意味わかりますか?
企業は使ってる人間の「自分」とかの為に資源を使わせてるわけじゃない。
与えた目的のために動く人間を必要としてるんです。
それ以上のつながりは採用される人間と企業という組織の間にはないですよ。
文学やってじゃあ あなたは何を会社のために提供できますか。
採用担当はそこが聞きたいんですよ。
自分ひとりの中で完結してる文学しか出来ない人間は要らないということです。
「文学は崇高です」と言って得てもいない答えにすがっている人間は
要らないと私は言うんですよ。
じゃあ、今回は御縁がなかったということで。
面接の正式な回答は後ほど文書でお伝えします。
本日はどうもご苦労様でした。
63 :
吾輩は名無しである:02/07/26 19:39
文学は政治的である、なんてのは当たり前のことで、少しでも文学理論なん
かをかじった人なら「文学が虚学である」なんて言わないと思うんだけど。
自分探しなんてとっくに終わってる
それを未だ文学なんて言ったら噴飯もの。
65 :
吾輩は名無しである:02/07/26 19:46
66 :
吾輩は名無しである:02/07/26 20:01
何気に文学板らしい議論が最も行われているスレ
67 :
吾輩は名無しである:02/07/26 20:01
「自分=個」というのは、生体に喩えれば「一つの細胞」くらいにしか
思ってないので、観念的になってるとき(たとえば本読んでるときとか)は
自分なぞに興味はないですね。
いまどき自分探しなんて香山リカでも跨いで通るよ。
68 :
吾輩は名無しである:02/07/26 21:06
「文学は自分探しだ」なんていまどきそんなこと・・・
こういうはなしするんなら、たのむからせめてイーグルトンくらい読んでくださいね。
69 :
吾輩は名無しである:02/07/26 21:35
まぁ「人間とは何か」みたいな話としても解釈は出来るんだろうけど、
それだけじゃちょっと狭いと思うよね。
まして「自分とは何か」とまで言われちゃうと……。
そんなの何学だって行き着く定義なんだから。
言い換えると文学ってそれだけかいって話になる。
70 :
吾輩は名無しである:02/07/26 21:39
俺は文学大好きだし素晴らしいものだと思うけど
それで就職できるわけじゃないし飯は食えないよね
でも単にそれだけのことでしょ?
なんかこのスレ文学とは何か、つー感じになってるけど
71 :
吾輩は名無しである:02/07/26 21:47
いいんだよ、巨額じゃない事を証明したいんだから
実学とはなんぞや、虚学とはなんぞや、っていうのはひとまず措くとしまして、、、
63さんが「少しでも文学理論をかじったことあるなら…」っておっしゃってますが、
僕はまさにその「かじった」というか、「垣間見た」程度でしか文学を学んで
いないんですが、やはり「文学は虚学ではない」と言えると考えてるんです。
文学ってのは程度の差こそあれ、“個人”なり“社会”を描くわけで、
個人や社会はもちろん、それは同時的に「生き方」なんてのも描くことになり、
結局、それらについて様々な側面から考えることになるんだと思います。
僕はこれだけで実学だと言っちゃっていいんじゃないの、と思うんですが、
これだけだとあまりに弱いのは事実なんで、もうちょっと駄文書かせて頂きやす。
問題になるのは、いわゆる「私小説」の分野においてなんですかね。
社会派小説とか、そういう分野の評論等(例えば大西巨人さんの
「ハンセン病問題」なんてものを想定してます)は、「実学」を「飯のタネ」
と限定せずに、広く「人の役に立つもの」として考えるなら、間違いなく
実学になると思います。去年解決したハンセン病問題は、大西巨人さんが
初めて社会問題として大きく取り上げたんですよね?(この辺の事情は例に
出しておきながら、あんまり知らないんです。不勉強でスイマセン。)
世のため人のために機能したということになると思います。
さて、では「私小説」です。(心境小説、とかも含むってことで。この辺の
定義・概念はあまり厳密に考えてないです。)
代表的な例として志賀なんかが挙げられるんですかね。
志賀の作品っつーのは(ほとんど読んでませんが)、「何か不愉快で」、
「何となーく気分で動いてて」、「論理ナシ!」というような、
「不愉快な『私』を詩的に表現…」みたいな特徴があるそうですね。
柄谷行人さん曰く、
「『気』が主語なんです。気分が主体である」
そうで。
そんで問題になるのは、ここでの主体である「私」がどういうふうに成立
しているかということです。以下引用です。
「この場合、志賀を内村との対立と関係づけてみると、彼の転倒がよくわかる
はずです。つまり、志賀は、主体性を、“I am subject to It”として
つかんだと言えるのです。志賀においては、そういう意味でのみ、主体が
ある。普通の意味では主体はないに等しいわけです。「不愉快だからこうだ」
とか「こういう気がするからこうする」というのは、ふつうの人にとっては、
気まぐれで恣意的な判断に見えるけれども、彼にとっては絶対的なのです。
何しろ、“It”に従属することによってのみ主体なんだから。」(柄谷後塵
「近代日本の批評U 明治・大正編」
この引用部分はけっこう広いことが問題になってますが(内村鑑三のこととか)、
要するに、ここでの「私」は「従属」によってのみ成立しているってことだけ
理解して頂ければいいです。
志賀はこの点で「突出」していたそうで、一般的な私小説の典型として考える
ことはあるいは誤ってるのかもしれないんですけど、ま、一例として考えたいと
思ってます。
で、これらのことを踏まえた上で、次の例を挙げてみたいんです。
それは、現代の若者の常識というか、わりと普遍的な現象だと思うんですけど、
「むかつく」、「うざい」――こういう思考の様式です。
この「ムカツク!」とか「ウザー!」というのは、「うざくさせられた」、「むかつか
された」ということですよね。
若者が何か事件引き起こしてしまったとき(いじめで殺してしまったとか、
オヤジを狩ったとかDVとか)や、そんな例外状況でなくても日常においても
「ムカツク」「ウザイ」はあちこちで聞かれる言葉だと思います。
この「受動性」っていうか、本質的に受け身な考え方っていうもの、
これって「志賀」そのものじゃないですか?
つまり僕たちは知らず知らずのうちに志賀を、文学を反復してしまってるわけ
なんです。しかも、志賀は「従属した上での主体」という自覚があったかも
しれませんが、ゆとり教育に毒された愚鈍たる僕たち現代の若者は「自分は主体的だ」、
「俺は俺の思うように生きているんだ」とか思ってそうじゃないですかね。僕自身は
そういったところがちょっと前までありました。今もそういうところがあるかもしれ
ませんが。
「歴史は繰り返す」という言葉とか、コンドラチェフの波とか、往々にして人間
って同じことをやっている、やってしまうものだと思います。文学においても
それは言えて、上の例は「知らずして文学が反復してしまった」例だと思うんです。
知らなくても反復しちゃうのに、それを知ろうとしないこと――無知――は罪だと
言っちゃってもよいんではないでしょーか。
そうすると、文学を学ぶことは、たとえそれが「私小説」であっても意義がある
んじゃないかと思います。文学を学ぶことはすなわち人を見つめること、社会に
目を向けることになると思うんです。そういう意味において、「文学は実学である」
…と言えないことはないんじゃないでしょーか。
76 :
受け売り馬鹿学生:02/07/27 02:34
以上、長々と書き込んでしまいましたが、ほぼ受け売りです。というか受け売りにさえ
なっていない恐れもありますが。間違って解釈してて。
大学で若手評論家の方の講義を受け、それを縮小再生産する形でここにカキコしました。
…っつーわけでみなさんの意見、批判等たまわりたくさりげなくage
77 :
吾輩は名無しである:02/07/27 06:56
上の4レスくらいに対して言うんだけど、
それがホントに「学」かと。
これだってフィクションと言われている歴史とか記録とか、
そういうものに比べたらはるかに「フィクション」なものを持ってきて、
社会です、人間です、なんて言えるのかというとそんな電波な話はないと思う。
そういうことを言う人は一度経済学とか社会学とかできれば理工系の学問まで
きちんと目を通すべきだよ。
どこで何を考えるにしても、そういう学問がいかに
思考することに「実益」をもたらしてくれるかということに驚くよ。
そういう明確な認識に比べたらとても文学が社会的に実學だなんて言えなくなる。
「このさい『文楽』でいいじゃん」と、漏れはいった。「人形劇のほうと
誤解されても、ま、気にせずに」
79 :
吾輩は名無しである:02/07/27 07:12
しょせん表現學なんだよ、文学は。
範囲が広すぎてそうとしか言えんだろ?
80 :
吾輩は名無しである:02/07/27 07:16
でもなあ。ブンガクとかのもたらす「想像力」、
その欠如がいかに重大な損害を生んでいるか、
と実感することは多いよ?
こんなこと言うと益々虚学呼ばわりされそうだけど
数字に出る「実益」だけでこの社会の危うい均衡が保たれてるとは思えない。
仮に文学という学問を無くしてしまえば、必然的に書き手も減るわけで、
そうなった世界が今より悪くならないとは思えない。
芸術の効能というのはなんかそういう「実益」追及の上で生まれる
歪みとか軋轢、そういうものの緩衝剤として、
あるいは矛盾を吸収するオルタネイティヴな世界として
意識下で大きな役割を果たしていると思うんだけど。
低い低すぎる
1〜77は知恵熱小学生か
くるくるぱ〜
簿記会計や法律事務のように実務と直結しないというだけだろ。
だから実業の世界では評価が低い。
ただそれだけ。
ただ、学問というのは世俗的功利性のみに還元できるものではない。
そこで実学/虚学といった曖昧な線引きが生じる。
83 :
フロベールサンバ:02/07/27 10:13
スレ立てておいて長いこと来なくてすいません。
俺自身は文学っていうのはそもそも学問の領域に達していないと思うんです。
だから虚学とか実学とかいう以前の問題として例えば文学って言っても、いろいろありますよね?
例えば普通の小説から、法の精神(De l`esprit des lois)とかまで。三権分立(separation des pouvoirs)は実際、活きていますよね?
モンテスキューは文学としてあれを記したわけではない。だけど文学部でモンテスキューの
研究をやっている。ルソーも社会契約論(Le contrat social)を書いていますがあれも同じでしょう?
つまりその人が意図したことと別のベクトルで研究しているんですよ。
それでは何も生み出さない。理科学や医学、法学はある一つのベクトルがあって多少逸脱するにせよ
同じ方向に向かってやっています。そこが違うところだと思うのです。どうでしょうか?
84 :
吾輩は名無しである:02/07/27 10:35
うーん、、、ちょっと思ったことがあって,83とは
別方向で話します、ご容赦。
文学は、他の文化を知るためではないのかな,と思います。
歴史や社会学でも他国は知れます。でも、その時代に、
他国(自国でも)の人たちがどういう思考をしていたかまでは
具体的に出ないわけで。また、歴史の大きな流れの中で消えていく
思考もあるわけで。そんななかで文学はどういう精神的土壌の上
に育っているのかを知るためのものとしても機能すると思います。
自己を理解するための学問というよりは、他者を理解するための
学問だといえます。
そしてその理解は、実学とされるものが取りこぼしていく情緒的
な理解、になるはず。。。はず。。。すくなくとも漱石は、
イギリスの力を自国に伝えるために英文学をやったはず。
85 :
フロベールサンバ:02/07/27 10:43
・・・>84さんへ
激しく納得しました。確かにそうですね・・・
86 :
吾輩は名無しである:02/07/27 10:56
おお、ありがとうございます。だから本当は,
実学(とされるもの)をやっている人たちからも文学について
一目置いてもらって、その主題を嗅ぎ取って欲しい。
その作業がより、簡単で明確になるようにお手伝いするのが
文学部の役目かと。司書的役割だと思うんです。
>>86 どんなジャンルでも、ある程度以上の人は必ず文学哲学踏まえておるわな。
基礎的教養。
すべての学問の基礎にある<言葉とそれに対する鋭い感覚を養うこと
それが文学。
88 :
吾輩は名無しである:02/07/27 11:13
>>83=1
ベクトルの比較の仕方を誤っている。文学者同士のベクトル
の内積は、科学者同士の内積と大差無い。モンテスキューと
文学者のベクトルと比較されるべきものは、科学者相互のベ
クトルでなく自然の意思と科学者のベクトルだ。
自然は科学に詮索されるために存在するのではない。それでは
何も生み出さない。
89 :
吾輩は名無しである:02/07/27 12:35
>84
それはイズムな思考だね。
文学は式であらわすことができるのか?
イズム(新歴史批評とか、云々)で考えるのは研究方法でしかない。
あ、批評論やってるなら構わないけどね。
>34の言うことの方が理解できる。言葉はひどいが(w
文学スレは何回も立つけど、結局は就職がらみなんだよな。
しみったれ〜
92 :
吾輩は名無しである:02/07/27 12:52
学問=研究では?
学問としての文学が虚学といわれている,という
話であって,文学そのものが虚学、という話では
なかったはず。言葉の2重性については38氏が
言っている通り。文学はフィクションですよ。
(でも、批評家や研究者のほうが作家よりも
えらい!などという気持ちは毛頭ありません。)
89さんの言っていることを勘違いしていたら
ごめんなさい。
>文学は式であらわすことができるのか?
この辺をもっと詳しく書いていただけると
うれしいです。
横レス失礼!
学問=体系では?
アリストテレスを別にしたら分類学が確立されたのはベーコン以降。
これによって学問の体系化及び棲み分けがはじまった。
儒教圏では清朝の考証学派以降。
これはフランス百科全書学派との関係が指摘されている。
ふが?ばかでごめんなさい。
そして指摘,ありがとうございます。
96 :
吾輩は名無しである:02/07/27 13:10
で?
だから?
ども、遙か昔の昨夜の事ですけど、あれこれレスもらっちゃって当惑しております。
うーん、自分探しなんて一言も言ってないけど、「自分」という文字を見ただけで、直ぐに「自ぃ分探し」という言葉を持ち込んで反応しちゃう君こそ、
「自分探しッ」に深〜い思い入れがあると睨んだだす。特に
>>68さんとか。誰それさんの本読んでやっと「自分ッ探し」から抜け出せたんだ。メデタシ
人文科学は一般に人間についての学問である。自分は人間である。よって人文科学は自分を知るための学問である。自分についての認識を誤れば様々災禍を招きかねないが故に人文科学・文学は有効であるって、
ほぼ当たり前の事を言ってるだけなのに。何でそれが「自分んー探し」までスッ飛ぶわけ。
>>58さんがデルポイ神殿の章句を引いた通り、「おのれ自らを知るべし」は古来より言い慣らされて来ており、西洋発・人文主義の原点であるのなど、当然ご承知の事とばかり、、
それを揃いも揃って「自分探しぃー」としか読み違いできないとは、皆さんの脳ミソには余程「自分探ぁしー」が染み通っている模様です。
>>67それをまたリカちゃんに分析されてもボクのせいにはしないでネ。
(*同じ言葉が何度も出てきて暑苦しいのでアクセント付けてみました)
(頑張って続きを書いちゃおう)
>>62さん(52.57と同じ方?)。忙しくしてないと息も出来ないキャリアウーマンの姿が髣髴としてしまいますが。。文学の社会的意義を説いただけで、何でそこまでヒステリックになれるかなぁ?
失礼だけど今の社会の不幸(=直ぐ役に立たないものは無に等しい)を一身に背負っていらっしゃるように見えてしまう。十年後の我が身を思い浮かべて、ぞおおおおおっとしません? まぁヒトの事も言えないけど・・・
方策に行き詰まったら確信を持って(何の確信か知らないけど)与えた目的のために動くだけの人間を企業は必要としているんですか。
へー、それでまた銀行は同じ過ちを犯さなきゃいいですけどね。だって普通、疑う人間こそ誰かのやった事をなぞらないんじゃないの。でも、あなたみたいな人ばかりじゃ見通しは暗。。
正式な回答を後ほど頂けるなら、「じゃあ今回は御縁がなかったということで」はイラナイノデハ
(そら、もう一息)
>>63うん、出来ればもうチョイ詳しく
>>69お花畑に色んな花が咲いてりゃいいってモンでもなかっぺ。それだけだからexcitingなんじゃない。自分に関係ないものとは何かなんて穴、幾ら掘っても詰まらんしょ。
ただし自分を、69さんの思い付く限り出来るだけ広く考えるのも楽しいかもね。何なら、地球は自分だ、でも良いよ♪
>>70さんにだけはこっそり打ち明けるけど、ボクとしては受かりそうにない面接で、無能な(=公的資金で高給食んでる)銀行員に
せめて一撃喰らわせたいだけなんだよ。だって
>>31読んでみな。言われっぱなしの、口モゴモゴだぜ。文学は日本の銀行なんかよりずっとマシだ!
>>65 >>71 ホッ。
ちなみに皆さん余程自分がお嫌いなようだけど、自分に何か怨念でもあるすか? 最後は自分だしその自分が正しく身を処し(以下ベタなので略)。自分を知るための学問じゃないなら、誰の何のためにするのでRか?
(長すぎ。。。でもARASIじゃないす)
ボクが消えた辺りから急に真面目な議論になってる(鬱
受け売り…さんは正しい事を仰ってると思うけど、わざわざそれを実学と主張するまでもなく虚学でござるで開き直っても、誰も困らない。。
と言うか、寧ろ虚学を名乗って黒尽くめの服とか着てた方が、何となく薄気味悪がられて凄みが出ちゃうかもよ。
>>80分かり易くて同意
悪くならないとは・×思えない→○限らない の誤り?
>>83やっと再会。
でも例えば、コペルニクスは、聖書の神の創った世界を正確に知りたかったのであって、その結果、教会の世界観と対立する事になって近代の天文学に道を開いちゃったらしい。
かなり行き違いの連続ですよね。コペルニクスって多分神父だった? でも今の天文学者は彼の信仰なんて引き継いでない。
ピタゴラス学派はかなり神懸かりだし、ニュートンは錬金術に凝ってたらしい←見たわけじゃないので詳しくは知らん。。寧ろ所謂実学の方がベクトルはめちゃくちゃで下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる状態では。大局的に見れば
>>84御用学問にならない? 司書かぁ 銀行員と戦うイメージは湧かないすね。
>>92創作としての文学って学がついてるから学みたいだけど、学じゃないでしょう。虚学実学なんて話と別次元。
ただ批評家が偉くなると文学者なんて呼ばれて小説家の真似事とかしたり、小説家が大学の先生だったり、ナンタラ理論で小説書こうってヒトが現れたりでヤヤコシイ。
(ヘトヘト・・・逝ってきます)
で、フーコー、テリー、マスレーなんかを読んだ上での議論なの?
ここでの議論は?
102 :
吾輩は名無しである:02/07/27 13:46
>>101 フーコー、テリー、マスレーを語ってちょ。
知ってるなら。
>1
文学は、すべての学問の底辺だと思ってます。
どんな学問にも本は存在するから。
104 :
62=69=71:02/07/27 13:56
>方策に行き詰まったら確信を持って(何の確信か知らないけど)与えた目的のために動くだけの人間を企業は必要としているんですか。
そういう意味じゃありません。自分を見失った訳でなくて方策を見失っただけで、自分がしたいことはわかっているのだという意味です。
「回答は後ほど文書でお伝えします。 」の意味は言われるその時になればわかります。
後ね、君の言ってることって自分探し以外の何物でもないよ。
誰だって自分探しをするんだよ、それについてどうこう言ってもしょうがない。
そこから抜け出そうとするようなものでもないと私は思ってる。
でもそれは他人と議論するようなものじゃないんじゃないの?それは学問なの?
人間が解かったって自分が何かなんて判んないものでしょ?
自分とは何か だっけ?
まずもってそれが文学だって言う話に納得できない。
そんなの誰かにとっては文学の目的であっても、
文学そのものじゃない。
>>103 あんたスッテキなHNやな。マジええわ!
レスもええな、元気溌剌としとる。
文学板へようこそ、歓迎やぞ!
106 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:05
文学をしながら人の考えが読めるようになる。
文学をしながら人生の先が見えるようになる。
実学!
ああ、横レスはいちゃった…。
>101 挙手します、読んでません。
>100 最初から銀行員と面接するつもりも
戦うつもりもないです。
さて、回線切って、首釣ってこよう。
このスレ面白いね!
学すなわち絶対なる知!
なんてこと云ってみよっかな!
109 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:17
>>108 そういう信仰を持ってやるしか今の時代
もう学者なんかやってらんないよ。
>>109 ボクはこのスレだと妄言三昧電波一杯間違いナシだから
ロムするだけで参戦を控えているのだけれど、
文学者は戦う、これマジで思ってる。
111 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:22
科学者とかと違って突然いなくなっても全然困らないけど
>111
文学者が個を主張せざるを
得ない所以なのかもね
113 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:24
居なくなって困られてもらえないのは、研究が何の役にも立ってないからだな。
音大・芸大はそれでも芸術家を教育してるのに。
文学部が何をしてる?
114 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:26
>>113 仙人(もしくは廃人という)
を養成している。
文学部が何してるのか知らないから
戦う、なんて軽はずみなことを
言ってのけちゃうんだあね。
ちうことでボクはロム組に
戻りまっす♪
116 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:30
117 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:34
どうもおかしい。
文学というのはliteratureの訳語としてできた言葉だけど
文学と「学」の文字がはいっても学問なんかじゃないです。
小説家は学者じゃないでしょ。詩人は学者じゃないでしょ。
大学には文学を研究する学部があります。
ここでは「文学」をやってるんではなく。文学を「研究」してるんです。
この「研究」は立派な学問です。
118 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:37
要は他人の褌で相撲をとっているわけだな
理系の暴走を防ぐために文系が必要なんだよ。
…真剣にドラえもん造ろうとしてるし。
ヒトゲノムでクローン作ろうとしているし。
しかもドリーちゃんかわいそうなことになってるし。
120 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:41
>>119 ドリーちゃんどうなったの?
崩れてきたとか?
ある程度年を取った羊が本体であるため、
生まれたドリーちゃんは若くして関節を
患っているそうです。スレ違いごめん。
122 :
吾輩は名無しである:02/07/27 14:56
>>118 あなたねえ、そういうけどねえ。
わたしは厭ですよ、他人の体温と湿気の残ったふんどしなんて
ぜったいダメです。
あっ倉木麻衣ちゃんのパンツだったら喜んではきますけど
ほかほかしたやつ歓迎!
ん?スレ違いか?
123 :
吾輩は名無しである:02/07/27 15:12
友達居ないよ。
>>117 文学史学と文学博物学と文学そのものをとりあえず分けてみるとか?
125 :
フロベールサンバ:02/07/27 22:26
>119
あなたいいこと言いますね。そのとうりだと思いました。
理系の暴走・・・確かに一理ありますね・・・
126 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:20
文系なんかに止められないよ。
暴走を止められるのは理系の中の良識ある人。
127 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:43
正直、文系の暴走は恐くない。
128 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:44
129 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:46
体育系の暴走の方が脳みそが無いだけに怖い
なにせ彼奴等脳味噌筋肉だかんね
131 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:51
それをコントロールするのが文系の仕事。
開発・研究は理系にまかせた
132 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:52
コントロールするなんて文系には無理
133 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:54
文学部以外にも文系はあるだろ
134 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:54
具体的に暴走って?
クローン造るのが暴走?ファシズムは暴走?
中世の魔女狩りは暴走?アカ狩りも暴走?
で、それを理系、文系に分けるの?
アホらしい。
135 :
吾輩は名無しである:02/07/27 23:57
>アホらしい。
んなことくらい、みんな承知していると思うが。
じゃあsageて
古いハナシで悪いが
理系:ダ・ヴィンチ
文系:マキャベリ
としてみたらどうよ。
戦車、炸裂段、あとあの敵の歩兵の足刈り機を妄想のみで組み立てるのと、
専制君主の理想像を「誰にも認められなくても構わずに」組み立てるのと。
ちっとムズいか?
なんだ、まだやってんのか…。
文学部に進学したら就職で苦労することくらい
高校の進学指導で分かっていることだろうが。
139 :
吾輩は名無しである:02/07/28 00:05
折れは実家に戻って親の会社に入るんだから文学部で充分なんだよ。
そんなさみしいこというなよ、、
141 :
吾輩は名無しである:02/07/28 00:16
>>137 マキャベリのほうがエライ。
なぜなら「君主論」は今でも
読まれているが、ダ・ヴィンチは
つまらん雑誌の名としても後世に
残っている。
例えヒドすぎるなあ。この世にマキャベリストがどれほど多いのか知らんのかコイツは。
三権分立や混合政体もマキャべりの発案だね。
それをモンテスキューやルソーがソフィスティケートした、と。
君主論を読もうっと
145 :
吾輩は名無しである:02/07/28 05:53
結論
まぁ、144書き込まれても
しょせんこの程度ってこった。
中身なんかありゃせん。
むしろ、レオナルドたん支持の意味で書いたのでつが…
ああメレシコーフスキイ…
>文学が虚学といわれてることについてどう思う?
アホが増えたな、と思う。そんだけ。
148 :
吾輩は名無しである:02/07/28 06:55
いわゆる負け惜しみというヤツですね?
まあ、無教養の謗りは免れ得ない。
↑死の苦しみ、か。。 44と共に外国人選手に振られる背番号だすな
>>104 62=69=71←何ですか、これ。マジ? ネタ? 攪乱戦法? それとも全く別人の仕業? ID再導入希望のスレ、立てた人の気持ち分かったわ〜
それに、
>>62を書いた非情な面接官が、「誰だって自分探しをするんだよ…そこから抜け出そうとするようなものでもないと私は思ってる…☆人間が解かったって自分が何かなんて判んないものでしょ?」
なんて文を何で直ぐ次の日に書けるの?(ただ三番目の言葉☆を吐くあなたがマジだったら、或る意味凄いかも)
そりゃ銀行員だって別の顔があって当然だろうけど、いきなりそんな裏表ひっくり返す意図は何じゃろ?どうして欲しいの?分からん人に向かっては書けまシェーン。って一体誰に書いてんだろ
それにそれに、デルポイの「汝自らを知れ」(凡そ人文科学を根本で衝き動かす命題。それを外せば重箱の隅をつつくだけ)と香山リカ流の自分探し(
>>97で指摘した通りかなり深く浸透してるらしい日本固有の殆ど病理)
の区別も出来ん人を更正させるテクニックなんて、残念ながら持ち合わせてないし。。
でもこれもどうだか?分かっててワザと分からん振りしてボクを弄んでるだけかも。なんて、こんな事書いてたらいよいよ電波って笑われそうだよ、、何か、疲れるわ〜、シゴトモ・ハカドランシ
まあでも、ボクとしては、大体書きたい事は書いたかな。そろそろ潮時かも。。
あと一言だけ。。このスレって元々スレ主さんが銀行員の問いに答えられなかった所から出発してる訳でしょ
>>31。それにしては、文学部同士で納得しあってそれで良しとするような雰囲気が気になるだす。
体系とか何とかの体裁ばっか整えて学だと主張したい人もいるようだけど、スコラ神学みたいになるだけじゃん。そんなのジリ貧間違いなし。
銀行に拘ったのも
>>49>>60、公的資金で高給食んで銭回してるだけの奴らにでも、身を乗り出させるような戦略(戦略=中身であるような)が大事で、それが抜けてしまえば社会にも文学にも不幸と思うからだす。
(一言にしては長かった)
151 :
吾輩は名無しである:02/07/28 14:13
T.S.エリオットは銀行員を辞めて大詩人に
なったんじゃなかったっけ。ガイシュツですか?
152 :
吾輩は名無しである:02/07/28 14:18
153 :
吾輩は名無しである:02/07/28 14:22
>>150 くだらんことを得々と語ってくださる。自己中という厭な性格。
154 :
吾輩は名無しである:02/07/28 14:32
155 :
吾輩は名無しである:02/07/28 14:35
大学で政治・経済学を学んでも、新聞・通信社の政治・経済部ではその知識は
ほとんど役に立たない。また文学部卒でもそのような部署で記事を書いている
記者なんて山のようにいる。
状況とか行動のリファレンスとして文学には価値があると思うが。
(150よ、とりあえず一人称は統一してくれ)
おいおい、ボクで統一されてるだろ。
ああ、こいつ美香スレにいた
ものすごーく
ものすごーく
痛いヤツか。>ボク
>>150 62=69=71でいいんですよ。
ついでに IDきぼん スレ立てたのはわたくしで御座います。
意外でしたか?
結局あなたは社会がわかってないのですよ。
奥行きのないイメージばかりで、その時向かうべき方向も考えていないから
私のことが理解できない。
世の中一般の人間はあなたが思うほど馬鹿ではない。
あなたはどう在るかということと、どうするかということを
明確に区別できていないから行動だけで物事の意味を判断するのです。
それは例えば文学についても、
それを学問の世界の一画としてすえる試みとしてその意義を考えているのだと
今現在の思考の目的をはっきりさせることができていれば、
あなたの言うことがどれだけ意味のないことかわかるというものではありませんか?
「己を知るため」なんてそんな言葉で文学の学問的座標を定めることなんて出来ないですよ。
まったく、やってられないですよ。
銀行は文学が何なのかなんてどうだって良いんです。
文学やってましたって言う人間がそういう言葉からどういうアピールを引き出して来れるか
そういうところをテストしてるだけですよ。
困るんですよ、狭い「自分」の中からしかモノを捉えられない人間は。
161 :
吾輩は名無しである:02/07/28 15:09
ぢいさまの遺言。
「銀行員と新聞記者だけにはなるなよ。」
>>159 ちぃーす!
どもこんにちは。
ボクはこのスレにちっとも
関わっていません。レスはちょと
だけ付けましたが、当該の議論(?)
には加わってまったく関わっておりません。
ボクがイタイタイのには異論を唱えるまでもありませんが(w
(横レス失礼)
163 :
吾輩は名無しである:02/07/28 15:41
165 :
フロベールサンバ:02/07/28 22:17
文学という名称自体がおかしいんじゃない?小説研究なんて実態ないことやってるんだし。
理論経済学も?
166 :
じっちゃん:02/07/29 10:54
いや、でも金田一は面白かったぞ!
>>60=97
>人文科学は一般に「人間とは何か」を問う。
>それは当然「自分とは何か」でもある訳だが、その中で、あれやこれやの>回り
>道をせず(ただテキストを読むという誰にでも出来る所から)、真っ先に「自分
>とは何か」に行き着くのが学問としての文学。つまり、、
>
>文学作品=自分のありようを言葉によって記したもの(もちろん、その自>分に
>は何らかの普遍性が要求される)。
「人間とは何か」って、とても近代的ね。すなわちプレ・モダン的、要するに戦
前的、つまりは全体主義的。当時、思想的選択肢といえばファシズムと共産主義
の二つしか無かったからね。「人間とは何か」が社会の底辺まで遍く行き渡った
のがプレ・モダン。
で、先の二つの大戦がモダンの到来を用意して個人主義時代がやって来ると、
「自分とは何か」とか「自分らしさ」なんてことが言われるようになりました。
もちろん、民衆レベルまで普及したという意味だけど、まあ、ここまではどっち
もどっちでしょう。自分探しにしても同じこと。ここまではね。
現在は一応ポスト・モダンの時代ということになっております。個人的にはキューバ
危機が一つの契機になったと思ってるんだけど、とりあえず冷戦以降ってことにして
おくとして、あのとき人類は核戦争の恐怖を経験しましたね。核によってあらゆる命が
奪われた死の世界、それを目前まで差し迫った生の恐怖として体験したはずです。
更に悪いことには人間だけはシェルターだの何だので生き残ってしまうかも知れな
い状況でもありました。すべて生命が死に絶えた死の世界にぽつねんと人間だけが
取り残されるという無常感は計り知れないものがあります。
さて、人はそんな状況におかれても「人間とは何か」と問うことができるでしょうか?
そりゃ、そんなんなってまで文学どうこう言ってられないだろうけど、あなたの唱える
「人間とは何か」は、そんな状況でも問われる可能性があることを想定していますか?
そして、そのとき「自分とは何か」と問うことはできるでしょうか? 虚しいですね。
というか無意味です。要するに、永久不滅だと思われていた「人間とは何か=自分と
は何か」という命題の普遍性は、ここに脆くも崩壊してしまうのです。
核の脅威は去っても、あのとき人類が覚悟した未曾有の恐怖はまだ去っていません。
自然環境は悪化の一途を辿ってます。そんなポスト・モダンを生きる人間に「自分とは
何か」と問うことに、果たしてどれだけの意味があるのか知ら?
って、やれやれ、ついマジレスしちゃったぜ。
168 :
吾輩は名無しである:02/07/29 22:42
あのさ、「虚学」ってのは「実学」に対するってことだよね
もし政治(交渉)の必要のない共同体なんてもの、まあそんなものは無いんだけど、もしあ
るとすれば政治学は「虚学」だよね
もし貨幣の無い世界、たとえば原始時代、ならそこでは経済学も「虚学」になる。
他の学問だって似たようなことは言えると思うんだよね。
じゃあ今この世界、まあ日本てことでいいけど、文学が「実学」か「虚学」かっていえば、
そりゃ前者でしょ。「文学板」にこんなに人が集まるのも、小説家や批評家やって飯食う
ひとが、多くは無いんだろうけど、いるのはその証拠。
文学やその批評があれば、誰かの、何かしらの利益にはなってるってことだろうからさ。
原始共産主義なんかが夢想するのは、常識的に言えば全然「政治的」ではない共同体なわけ
だけど、原始共産主義者は非常に「政治的」な活動をするわけさ。その意味で言えば、文学
を「人間とは何か」とかってことにして、それ以外の方法でもいいけど、文学を「虚学」だな
んていうのは、非常に文学的な「文学批判」じゃないかな。文学について語ってるわけだしね。
あと全然違う話だけどさ。ジェンダー批評、ポストコロニアル批評、アフリカ系アメリカ人
批評、マルクス主義批評、精神分析批評、ついでにカルチュアルスタディーズなんかは人類
にとって、とっても有益な批評戦略じゃないかな、なんてぼくは思うのさ。
とか言ってるそばから、自信が無くなってきたけど、いいのさ、文学について語る言葉は「文学」
なんだし。あれ?
169 :
ジョンソンエンドジョンコン:02/07/30 23:39
文学部の近年の隆盛を見ているとこの世で必要なのは法学、医学、文学、薬学、
だけなんじゃないかと思えてくる。
170 :
吾輩は名無しである:02/07/31 00:00
>>168 ジェンダー批評、ジェンダー批評、ポストコロニアル批評、アフリカ系アメリカ人
批評、マルクス主義批評、精神分析批評、ついでにカルチュアルスタディーズなんかは人類
にとって、とっても有益な批評戦略じゃないかな、なんてぼくは思うのさ。
すまぬ168。文学部卒だがあまり有益だと思えないのだよこれらの批評については。
ては。パターンが決まってるしなにより知的にブリリアントとはいえなくないか?
漏れもさしておつむは良くないがね。
>>170 文学にとっては大変有益ですが何か?
ばかばかしいのでsageますね。
実際の文学部の人間はみんな「有益とは思ってない」と苦笑いして言う
「役に立つ」と声を大きくしてあげく新興宗教の人殺しになる理系の人よりはマシ
なんて事を半分本気で言ってみる。
173 :
吾輩は名無しである:02/07/31 10:23
人を殺す替わりに自分が死んでりゃ世話ねーや
ははははははははははははははははははははははははははははは
社会的コストを費やしてまで、大学で文学を学ばせる必要があるの?
>社会的コスト
プ
まさか文学が歴史や政治と切り離されたものだなんて思ってる人はいないよね。
文学が虚学だなんて文学をきちんと勉強してから行ってくれ。
>>1 そもそも文学ヲタが集う場所でそんな投げかけしても
無意味だよ、ココはヲタばかりなんだら・・・
>177
クレタ人はうそつきだ、とクレタ人がいっている
179 :
トムクース:02/08/01 09:51
心理学、考古学などは新聞、テレビに教授が出る。これは社会から必要とされているから
番組なんかでも取材に行く。だが文学は全然でない。そもそも成果がない。
詩の研究、小説の研究とやってみたところでそれがなんなのか?甚だ疑問である。
だが私自身、好きな小説はあるし実際読む。それについて考えもする。
だがそれは個人の趣味の範疇なのではないだろうか?
個人の文学に接する態度をそのまま
大多数に敷衍させて普遍的事実のように
書くのはどうかと思います。
181 :
吾輩は名無しである:02/08/01 12:06
>179
だが私自身、好きな小説はあるし実際読む。それについて考えもする。
180のいうとおり。君が小説について考えることと、文学研究とは違うよ。テクスト
を社会に向けて開くのが、文学理論の仕事のひとつ。文学研究は趣味とは違う。
あとさ、マスコミは人々の興味に従うだけで、社会から必要とされているかなんて
考えてないだろ。政治化や政治評論家が頻繁にメディアに出るようになったのは
最近の話。社会学者が出るようになったのは、オウムとかサカキバラ以降だろ。
182 :
吾輩は名無しである:02/08/01 15:03
古来、西と東を問わず、文学は一部の特権階級のもの
であった。時と共に文学が中流階級、下層階級へと開放
されたことによって、文学が虚学であるとか役に立たない
とか寝言をいうDQNが増殖したのである。
183 :
吾輩は名無しである:02/08/01 15:16
うちのおとんは
「このごろの文学って腎虚だ…」とゆうとる。
最初の小説は書簡体小説「パメラ」。書いたのは手紙
の代筆屋。特権階級のものだったんでしょうか?
最初から大衆的という気がしなくもない。
でも、大衆化は印刷機の登場を待つよね。
。。。ごめん、うろ覚えだ。
>182 一部特権階級がどのような文学との接し方を
してきたのかも書いていただけると。。。ウレスィ。
185 :
吾輩は名無しである:02/08/01 15:51
テレビに出る教授の多くは研究者としては
終わってるという罠。
>185
それはなぁ、安い給料でこき使われ、本書いても印税は少なく、
年中ピーピー言っている大多数の教授らの、
ウレてる教授へのやっかみ&妬みを込めた揶揄、だという罠。
↑ 訂正。 だという罠→だともいう罠。
「も」があるとないとじゃ大違い…もがもが。
188 :
吾輩は名無しである:02/08/01 16:38
www.kafkaontheshore.com
189 :
吾輩は名無しである:02/08/01 18:46
>182
逆だよ。
文学は、上流階級の趣味で、そんなものを研究するのは、いっちょまえの男
のすることじゃないと思われてた。それを「国力」アップのために、中流階級
にも教養が必要だ、なんてアーノルドって人が言い出したのさ。だから文学部
が大学に出来たのもそのあたりで、つまり学問とみなされ出したのもそのあた
りってわけ。
190 :
吾輩は名無しである:02/08/01 19:39
>>189 国力がアップするのか。じゃあ
必要じゃないか。あんさんのは
カッコつきだが・・・。
191 :
吾輩は名無しである:02/08/01 23:45
今の時代、一応日本も含めた先進諸国には
いわゆる「国民文学」っていいうるものって
ないよね。なんでだろう?陳腐な例を挙げれば、
民族の流動化が進んで国家の言語が多言語化しつつ
あるから?
192 :
吾輩は名無しである:02/08/02 00:11
無いの?
193 :
吾輩は名無しである:02/08/02 00:14
>>192 無いんじゃない。生きている作家のものは。
国民文学てなに?人気作家とは違うの?
195 :
吾輩は名無しである:02/08/02 01:37
文学が大衆を啓蒙する時代は
終わったということなんだる
196 :
吾輩は名無しである:02/08/02 02:04
今の文学は国籍ではなく
使用言語でジャンルわけされるのが基本。
それぐらい知っとけよ!
いないな、使用目的で「実用文学」と「娯楽文学」と「純文学」にだな…
198 :
吾輩は名無しである:02/08/02 03:30
>>196 でもさ、例えば先進西洋諸外国と比べたら日本では圧倒的多数
の人間が日本語を使って生活しているよね。日本に住む
日本人で他言語で小説を書くやつなんてほとんどいないよね。
カズオ・イシグロや多和田葉子だっけ?は外国語で書いてるか
もしれんが、それぞれ英国・ドイツ在住じゃなかったけか。あと
リービ英雄が日本文学だってのはわかるけどさ。
んで、従来の日本の国民文学って言葉をやめて、日本語使用者を
代表する文学って言い換えたら、大江や春樹のってなんか違わない?
漱石の時代にだね、このような考えかたがあったとしても、漱石の
作品はきっと日本語使用者を代表する文学とみなされるだろ?
現存の作家でそんなやついるか?馬鹿だから教えテン。
なんだる。
気に入った。
春樹は去勢された国民を象徴していると思うけど。
文学を読む気概はないけど、文学っぽいもいもの
には触れたい。軽くてそんなにダサくもない描写
が連なっててその点で拒否されることはない。で、
思想活動はワンダーランドの中に溶け込んでいる。
(とは言っても春樹、画家のサインいりの本以外
は売っちゃって、今一冊しか持ってない。)
201 :
吾輩は名無しである:02/08/06 17:45
ホンの昔まで一部の所謂知識人が「文化」を作っている、という状況があって、
いまはだれもが「文化」に関われるという幻想(と言いきろう)にシフトしてるわけで、
そういう意味で国民文学というくくりをするなら平均化されて薄くなってるんだな、
とは思うーよ。
202 :
吾輩は名無しである:02/08/17 22:51
つまり、文学は最近の時流に合ってないという事だ。ロースクールが
設置され、MBAの取得に燃えるビジネスマンたちを尻目に意味のない文学研究とやらを
延々と続ける・・・こんなものに金は出せんよ。
金はいらぬから文学的w陶酔感をくれ。
文学が「役に立たない」というスタンスを守っている状況がベスト(全体主義への抵抗という意味で)。
文学がなくなったり、反対に文学ワッショイになったりするのは、いずれにせよかなりヤバイ状況。
205 :
吾輩は名無しである:02/08/20 08:56
文学が虚学?そんなの今更言わなくてもわかりきったことだよ!
リタレチャースクールつくるんだYO!医学、法学以外はいらないYO!
206 :
吾輩は名無しである:02/08/20 13:12
文芸を研究する学問が文学として、文芸と文学を分けてみてはいかがですか
言葉を編み、物語を生み、そこに情緒や趣きを与えるのが文芸
テーマによって、「自分とは何ぞや?」という深い問いにも応用できるだろうし、
単なる読者の暇つぶしにまで、文芸の果たす役割は幅広い。
要は一流、二流、三流ということ。
文芸の虚実は論じるのは難しい。果たして文芸に虚や実があるのか!?
人によって虚にも実にもなる、それも紙一重で!
優良銀行員だろうと浮浪者だろうと文芸に親しむのだ。
こう考えると、文芸を研究する学問としての文学は、
虚学と言い切ることはできないが、あまり盛んになってもらっても困る
私としては一人の作家に一つの優れた研究書で充分
無駄な事を楽しむ行為こそ、人間が知的生物である証のはず。
ま、要するに芸術関係は皆そんなもんだと思うがナ。
208 :
吾輩は名無しである:02/08/20 14:06
芸術の必要とされない世界?
犬にでも食わしとけ!
209 :
吾輩は名無しである:02/08/20 14:17
「無駄な事を楽しむ」とかいう表現もクソありきたりな言い方だな
211 :
吾輩は名無しである:02/08/20 15:13
学っちゅうもんはなんでも虚の部分がないだろうか。
でも専門学校で教えてるもんとかが学っていうのは
ないよね。役に立つのかもしれんが、学ではない。
役に立つことを覚えたいヤシは、専門学校にでもいけばいい。
212 :
吾輩は名無しである:02/08/20 16:03
_____ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |。 | |このままじゃオレたち…
(| (二) |。 | < おたくOrばかになっちまうぜ!!
|____|。 | \____________
. (___) ∧__厂 ̄ ̄ ̄|
|| ,く| o |__| |
||〃 | o || |
" | o ,〃 |
└i^iー―(⌒) ┘
| | | |
| | | |
l二二l l二二l
____ 、ミ川川川彡
/:::::::::::::::::::::::::""'''-ミ 彡
//, -‐―、:::::::::::::::::::::三 ギ そ 三
___ 巛/ \::::::::::::::::三. ャ れ 三
_-=三三三ミミ、.//! l、:::::::::::::三 グ は 三
==三= ̄ 《|ll|ニヽ l∠三,,`\\::三 で 三
/ |||"''》 ''"└┴‐` `ヽ三 言 ひ 三
! | / 三 っ ょ 三
|‐-、:::、∠三"` | ヽ= U 三. て っ 三
|"''》 ''"└┴` | ゝ―- 三 る と 三
| / ヽ "" ,. 三 の し 三
| ヽ= 、 U lヽ、___,,,...-‐''" 三 か て 三
. | ゝ―-'′ | |::::::::::::_,,,...-‐'"三 !? 三
ヽ "" ,. | | ̄ ̄ ̄ 彡 ミ
ヽ、___,,,...-‐''" ,,..-'''~ 彡川川川ミ
厂| 厂‐'''~ 〇
| ̄\| /
クロマティ高校か・・・あの漫画は面白い。
214 :
スマン長い:02/08/21 22:11
大袈裟にいえば唯物論vs観念論だとかいう構図に従うのかな。
何を「実」とし、何を「虚」とするのか。
この前提がなんの反省もなくデカルト的な世界観を
模したものである以上は、文学はいつでも虚学に甘んじると思う。
そもそも言語なんてものが恣意的で、人間世界が
恣意的にフィルタリングされて構築されてるなんて紋切型も
いわば言語=文哲学で組み上げられた対立構造に過ぎないわけだし、
その文脈では自家撞着的にしか文学の「実」性を保証することができない。
だから文学でない言葉で、前提=科学=唯物論=デカルトを
否定しなければ、文学は以後永久に虚学に終わる。
まあその方法論は脱構築そのものなんだけれども、形式性だけ
ならば虚学の閉鎖空間を超えて援用できるんじゃないかと。
例えばアインシュタインの相対論はユークリッド的な三次元空間と
それから独立した線的な時間軸なる概念を科学の言葉で
否定したけれども、イマイチ一般的な浸透度は薄く、
学者連中にしかパラダイム変化を起こしていない。
タイムマシンだとか完全に現実的な仮想空間なんかができると
常識が変化してアンチデカルトが一般に浸透するのかもしれないけど。
まあでも、虚学と言わせておけばいいんじゃないかとも思う。
実学としての文学なんて、魅力がない。
人間の呪われた部分は、肯定されないことによって昂揚するんだし。
215 :
吾輩は名無しである:02/08/21 22:17
初めに言葉ありき。
考えてみれば、
「実」と「虚」という対立構造自体がデカルト的なんじゃないのかという罠。
こりゃマイッタ。
217 :
吾輩は名無しである:02/09/05 05:04
ワナワナ
218 :
吾輩は名無しである:02/09/05 05:56
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おやじ、
>>1はお前のガキなんだってな
| ┌────────────
/|.∨| 近所に言いふらしてこのラーメン屋つぶすぞゴルァ!
/|| .| \_
| || .| ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∬∬∬
| ||/ ∧∧ / 〔〕/ / /| . ⊂二二⊃
|/ (,,゚Д゚)_∬__ ̄ ̄./ /! ̄ ̄! .|/... | |
∧_∧つ\_/ / / 彡 ⌒ ミ D |___|
(___´∀`)_∬__ |||/ / (`Д´ )/ 〔 ̄〕〕 从从从./
( ]つ\_/[__| ̄ | (--:-- ) .| ̄ ̄|`i゙i  ̄ ̄ ̄
⊆) / | |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |/ ̄ ̄ ̄
/ (__ |二二二二二二二| ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┻..| | / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | そ、それだけは・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \______
文学が虚学なら哲学は?
哲学も文学なりよ
221 :
吾輩は名無しである:02/09/12 22:28
虚学という言説は、「虚ろな学問がある」という思想を前提にしています。
「虚ろな学問がある」=「学問は虚を孕む」ということですが、この場合「虚」は学問
の「ファルマコン(毒=薬)」といえるわけですね。「虚」は一見不要でありながら、学
問はそれがなければ完成しない。つまり文学を虚学と呼ぶことは、文学が学問にとって
必要不可欠であると言っているに等しいわけです。
以上、ポール・ド・マン風に、1を脱構築してみましたが、つまり何が言いたいかと言いま
すと、「1は何も言ってないに等しい」と言うことです。
222 :
吾輩は名無しである:02/09/12 23:01
>>221 「 以上、ポール・ド・マン風に、」
だって、
おまえはほんと無能。
>222
君は何が言いたいのかな?
224 :
吾輩は名無しである:02/09/12 23:47
>>221 「 以上、ポール・ド・マン風に、」
だって、
おまえはほんと無能。
なるほどね
話になんねえや
おまえホントやな奴
226 :
吾輩は名無しである:02/09/13 01:39
>>221 あのさ、ポール・ド・マンがそうやって
何を消しさりたかったか、何と対峙していたか、わかるか?
ポール・ド・マンでも柄谷行人でもいいや、
やつらが魅力があるのは、その理論からどうしようもなく
見えかくれする心の矢印のようなものがあるからなんよ。
悲しいかな、なにをやっても「そういう理論」になってしまう
心の矢印なんよ。
「なんとか風」といったもんじゃないのさ。
文学もいっしょ。別に二元論だろうが、脱構築だろうが、
文学を把握しきれるもんなんかないさ。
作者の心の奥にある「嘘じゃないもの」に触れた時に、いいな、と感じる。
ただそれだけのことよ。
あんた、文学好きか?
226
ぼくはド・マン好きじゃないんだよね。文学は好きだけど。
脱構築ってのは二項対立崩しだけど、そこにあるのは常に中立の立場にありたい
という甘えた態度なの。でもたとえば「差別反対」を脱構築しようとすれば、そいつは
ただの差別主義者だろ?やろうと思えばどんな言説に対しても脱構築はできる。君の主張
なんて簡単に崩せるよ根本から。ま、お互い様だけど。
そもそも君は最初にド・マンを肯定しておきながら、最後に「嘘じゃないもの」が文
学に含まれていることを肯定している。つまりテクストには読み取るべきただ一つの
真実がはじめから含まれていると思っているわけだ。受容理論から始まる現代文学理論がまず
否定した思想だよ。脱構築は「嘘じゃないもの」のに触れようとしたんじゃない、多義性の中に留ま
ろうとしたんだよ。
ついでに言わせてもらうとぼくは「文学は虚学じゃない」と言いたかっただけで、「ド・マン風」
と書いたのは「ファルマコン」を使わせてもらったから。
それにしても「作者の心の奥にある・・」なんて書けてしまうのは、受容理論も脱構築も知らない
ってことなの?知った上でならその勇気には感服するけど。
>>221 肯定的にワロタ
個人的に理論だけで文学をくくると危ないと思う。
作品を通して作者だけでなく自分の中の
>「嘘じゃないもの」に触れた時
理論だけで表せるのかな?
それこそ虚学になってしまう気がするんだけど
横入りなのでSAGEます
229 :
吾輩は名無しである:02/09/16 12:19
dsdさxxfrtああさっさ
230 :
吾輩は名無しである:02/09/16 12:28
>「嘘じゃないもの」に触れた時
理論だけで表せるのかな?
それが表わせるのか、表わせるならその根拠は何か?
表わせないならばその根拠は何か?
ってことを考え、言語化し、それを共有してまた議論することが学問なのれす。
231 :
吾輩は名無しである:02/09/16 13:14
2項対立性の不毛さは理解しているのに何故あえてまた
使用するん?これはただ論じるに必要なだけで
言葉を表象してるだけ
>「嘘じゃないもの」に触れた時
はテクストを通じてアイデンティファイされた自分に
気づき、それをさらけ出した時。
この感覚がわからなければ文学は虚学と思っても
しょうがない。
232 :
吾輩は名無しである:02/09/16 13:15
だからその「感覚」とやらをいかに明示化するかって話でしょ?
お、早いね。悪いが今からプログラムを打つのでまた今度。
もっとスレが伸びるといいね。文学のためにもさ
234 :
吾輩は名無しである:02/09/16 13:21
形容詞的な思考はそろそろやめようね。「きもちいい」とか、「くるしい」
とか、「むずかしい」とか、ね。
235 :
女子中高生とHな出会い:02/09/16 13:24
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パロディを描いていた。
サリンジャー、川端康成、ポー、ジョン・レノン、なんかに
興味あるひとが読んでみると、絶対笑えるね。
>221
やっぱり馬鹿なんだな
更にsage
文学はまだまだ世界との接点を失っていない。というよりも、現代文学は世界との接点を取り戻そうとしているんだ。
読者と作者が世界とつながろうとしている限りにおいて文学は存在することを許されるんじゃないかと思う。
だからみんな文学作品が世界に開かれるような開かれた読み方を考えようよ。文学は虚学じゃない、と言えるように。
このスレはもう消えるけどさ。
sageでもスレの保守はできるんですよね、たしか。
241 :
吾輩は名無しである:02/10/25 01:57
や
>>1 ってゆうか実学であってどうするんだよ。ヴォケ。
243 :
吾輩は名無しである:02/10/25 02:46
>>221 いっとくけどな「ファルマコン」はド・マンじゃなくて、
ジャック・デリダの用語だろうが。
ついでにいうと、一義性の決定不可能性にとどまらず
「多義性のなかに留まる」ということがいかに不可能か
ということを「も」示したのが脱構築だ。
そのかぎりでオレは226のいうようなド・マンや柄谷の
「心の矢印のようなもの」に一定程度の説得力がある。
221の意気込みは買うが、その点をよく考えてみることだ。
×説得力がある。→ 説得力があると思う。
>>243 ×「説得力がある」→○「説得力があると思う」だろ?
_n
( l _、_
\ \ ( <_,` )
ヽ___ ̄ ̄ ) Good job!
/ /
247 :
吾輩は名無しである:02/10/25 10:48
文学がもし、どんどんこのまま縮小化していってしまうと、
最終的に落ち着く国家の形は、
北朝鮮だよ。あるいはラーゲリのロシアか。
批評性、風刺性、言論の自由、描写の自由、思想の自由、
期待を裏切るストーリー、社会現象の定型ではない放恣な解釈。
こういったものの曖昧かつダイナミックな営みの総体が、文学。
何らかの思想統制国家へ傾斜していく場合(チョムスキーに暗黙の圧力をかけるアメリカでもいい)、
そのときはマスメディアで相変わらずドラマは流しつづけられるだろうけど、
それは国家にそった形でのプロバガンダにすぎない。
消滅してから初めてわかる文学の「実用性」
訂正)w
247 文学がもし、どんどんこのまま縮小化していってしまうと
↓
思考実験として、もし文学の存在をどんどん縮小化してみたとすると、
2ちゃんにわれわれは勝手にカキコしているけれど、
こんなことができるのは(つまり、無名の市民が自分の見解をノーチェックで公表し、しかも意見のやりとりができるのは)
歴史の中でもかなり特殊な蓄積があってはじめて可能になっているわけよね。
明治以来の自由民権運動も、戦後の安保闘争やアメリカ民主主義も、みんな2ちゃんの中に流れ込んできている。
と同時に、明治文学の余計物の系譜(二葉亭や漱石の主人公、私小説作家、近代の詩人たち)はまさしく、
「国家に有用な人物像」とはまったく違った生のスタイルを、言葉の世界に刻み込むことによって、
日本の近代化、つまり個の確立、精神の自由や思想の自由に、逆説的に貢献している。
2ちゃんというメディアの潜在層にすら「文学」が構造化されているということを考えなければ、
(いわんや、他のメディア、ジャーナリズムにおいてや)
それは、文学が「虚」であるように見えてしまうでしょう。
250 :
吾輩は名無しである:02/10/25 11:54
美香は来てませんか〜。
美香は来てませんか〜。
251 :
吾輩は名無しである:02/10/26 06:44
age
252 :
吾輩は名無しである:02/10/27 01:01
ケイタイに勝てない限り消えてゆくのみ.
>>249の結論は「2ちゃんがあるから文学は滅びない」ということでいいですか?
そういうことで
腰が痛い。
只今、養生中。
回復しました?
メニエール症は10日やそこらじゃ治りません。
文学史は基調低音の如く世界を支配する。
259 :
ころにゃん ◆VAfyLa8LAA :02/11/23 00:44
目的が不明確だから仕方ない。
260 :
吾輩は名無しである:02/12/05 10:19
回復しました?
,_,_,,_
(??∀?? ) けろけろけろ
(∩∩)
263 :
吾輩は名無しである:03/01/03 12:06
あげましておめでとう
264 :
吾輩は名無しである:03/01/03 14:37
>>249 >2ちゃんというメディアの潜在層にすら「文学」が構造化されているということを考えなければ、
>(いわんや、他のメディア、ジャーナリズムにおいてや)
文学の中にもその構造化された何かがあるってだけじゃないの?
思考する思想的な蓄積なんて何かが支えなきゃ成立しないようなものじゃないと思うね。
そもそも必要なら既に文学以外のもので代用されてあるはず。
(^^)
266 :
吾輩は名無しである:03/02/17 20:31
あげとこ
267 :
吾輩は名無しである:03/03/20 03:34
アーゲ
268 :
吾輩は名無しである:03/04/19 22:10
まーだ
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
文学は実学である。文学を学ぶことによって「文化」と「思想」を知る事が出来る。
文学が虚学といわれているって単なる思いこみじゃねえの。
聴いたことないよ。文学は精神の幾何学だとか魂の乱数表だと
いうのは聞いたことあるけど。
過去ログ転落 救済上げ
マリ子板からの転送。
私は田舎者だし、結構貧乏な家庭。そのくせ引きこもり。顔もブサイク。友達もいない。
本屋で立ち読みしてマリ子ちゃんを見て、本当に綺麗な子がいるんだなと思った。
私とは全然違う世界に生きている人がいるんだなと、正直羨ましかった。でも不思議と妬みとかはなかった。
彼女は本当にやさしそうな顔をしていたからかな?わからないけど。
それから色々彼女の事を知り、普通にファンになっていった。
最近2ちゃんをやっていたら大学に入ったと知った。
私とは全然違う世界に住んでいる人だから、絶対に会う事はないだろうと思っていたけど、
遠くから見るくらいはできるかもしれない、とちょっと思った。
その日からアルバイトを捜し、何とか働いて少しばかりのお金ができた。
東京に行き、彼女の大学を散策した。
別に彼女を必死に捜したわけではない、
何となく彼女の大学の雰囲気とかがわかればそれでいいやという感じで。
キャンパスを歩いて、疲れてカフェテリアみたいな所で一人で座った。
周りの大学生が羨ましかった。私は馬鹿だったから、こんな一流大学なんて夢のまた夢の世界だ。
みんなきれいな格好をしていて、私だけがひどく浮いていた。
そんな風にカフェテリアに座っていると、
向こうから数人の女の子が歩いてきた。それをぼんやりと見たら、その中に一人、背が高い女の子がいた。
あっ、と思いながら見た。
マリ子ちゃんに似ている女の子だったかもしれない、私は座っていただけだから、真偽はわからない。
けれど一瞬目が合って、通り過ぎていった。その女の子と目が合った時、彼女は笑っていた。
本当に妖精みたいに笑っていた。
私はつい涙目になってしまった。
私はふわふわと雲に浮かんでいるような気持ちで田舎に帰りました。
長文失礼しました。
俺はそれらを愛するが、文学も哲学も政治学も虚学と認める。
科学こそ正しい、それが近代の始まりだ(暴力的に考えると)
では、その「科学」とやらが進歩するだけで、
人はユートピアを生きられるのかな?
勿論、科学は進歩せねばならず、近代化も不可避だ。
でも、ちょっと近代の歴史を振り返れば、
血の流れた物語があるんだよ。わかるだろ?わからない?
そんな中学生でもわかる理屈をわからない馬鹿は
科学なんてやっても何やっても無駄なんだ。
275 :
吾輩は名無しである:03/06/22 23:05
見えないし、触れないし、直接的に役に立つ事もまずない。
しかし、無いと色々困る。
276 :
吾輩は名無しである:03/06/23 12:11
文学は実学である。
文学こそ、もっとも役に立つ学問である。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
278 :
吾輩は名無しである:03/07/25 00:14
280 :
吾輩は名無しである:03/08/03 12:58
人間の生自体が虚。よって全ての学は虚学。
281 :
吾輩は名無しである:03/08/03 13:44
鹿島先生の新書を読んだら、
ナナをめぐるお金の流れと資本主義の関係について、
試算を踏まえた考察がありました。
ふ〜ん、あのファム・ファタールはキャピタリズムの女神だったのね。
最後は天然痘で死んじゃうけどねえ。
それにしても加島先生って、ナナの資産をするなんて
名無しさんなのかしら?
282 :
吾輩は名無しである:03/08/03 13:46
役に立つとか立たないとか、そういう問題だったのか、文学って。
283 :
吾輩は名無しである:03/08/11 22:19
文学部の教授、国語教師、「すばる」とかの文芸同人誌読んでるマスカキ猿は本当にキモイね!
お前らみたいなカスに啓蒙されたかねーよ、俺達大衆は。
284 :
吾輩は名無しである:03/08/11 22:32
わかるわ・・
マナブのに巨額のお金がかかるもの・・・
285 :
吾輩は名無しである:03/08/11 22:50
どうやら文学の学と経済学の学は異質のものらしいよ
>>284 お金ならいくらでもありまっせー、一晩百万ドルの高級娼婦を雇うくらいの余裕はね!
あんたしゃんみたいな文士様には一銭も払わないけどね!
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
289 :
吾輩は名無しである:03/08/15 23:17
290 :
吾輩は名無しである:03/09/12 00:25
291 :
吾輩は名無しである:03/09/25 22:20
虚がイヤなら鏡を見るな! と言ってやれ。
文学が世の中の役に立たないっていう見方をする奴はやっぱ浅いな
そういう奴はキャリアアップの本とかサルでもわかる何とかみたいな
本を一生読んでればいいんじゃない?
294 :
吾輩は名無しである:03/10/14 03:26
文学部卒だが文学という学問が役に立たないのはそのとおりだと思うぞ。
よく「心理学や考古学は役に立つからいい」とかいってるやつがいるけど文学部を知ってるやつの発言じゃないな。
まあおれはありとあらゆる学問は役に立たないと思ってるわけだが。
安吾の「Farceに就いて」を読んで救われました。
296 :
吾輩は名無しである:03/10/14 15:50
>>295 安吾は良いよね。時々読み返すと
ずいぶん救われる。
297 :
吾輩は名無しである:03/10/14 21:50
学問は学問だよ。それを利用する方法までは教えないのが普通だ。
何学だろうがそれは一緒だよ。知ることと利用することは全然別なシーンだから。
で、文学は利用価値も無いな。こりゃ屑だ、あはははははははは
298 :
吾輩は名無しである:03/11/02 16:48
299 :
吾輩は名無しである:03/11/02 16:55
文学に利用価値がないのではなくて、文学を利用できないお前がみたいなやつが屑なのです<2 9 7
300 :
吾輩は名無しである:03/11/03 01:09
とりあえず300ゲット。
で、文学の利用価値って、そんなの明らかにあるよ。
商業価値すらある。私的な利用価値については言うに及ばず。
297があまりに無教養なだけ。たぶん高卒だな。
301 :
吾輩は名無しである:03/11/03 02:23
297は利用価値を教えて貰わないとわからない子供なんですなぁ。
「知ることと利用することは全然別」と言って
「文学は利用価値もない」と言うのは
自分で文学の利用価値を考えることが出来ませんと
言ってるようなもんだぞ。
まあ、297はその通りな訳だが。
302 :
吾輩は名無しである:03/12/02 21:30
大阪大学だっけ?文学部不要論が出てるのって。学問は医学以外は役に立ってないんじゃないの?
303 :
吾輩は名無しである:03/12/02 21:31
ごめん、科学はいろいろ役に立ってるね。あとは法学かな?
海外では医学と法学はトリプルスペシャリンガー!!!
304 :
吾輩は名無しである:03/12/02 21:34
文学といってもいろいろある。哲学とか妄想学、統計学に沼南学など・・・
どれもこれも役にたたんし後半わけわからんのが並ぶ。
305 :
吾輩は名無しである:03/12/02 21:42
人文系は社会になくてはならない学問。
こういう無駄で馬鹿馬鹿しいことを本気で命かけて研究しないと、
世の中面白くなっていかない。
>>305 といいつつ、人文系の方が「面白いやつ」は少ない罠。
軽薄で馬鹿馬鹿しくて世の中を面白くする事は他の連中に任せてるし。
かくいう俺もつまらん文学部だが。
文化大革命時、紅衛兵が文学に共感できていたなら?
虚な物がは必ずしも役にたたんとは限らんでしょう。
考えることの目覚めをうながすことはできるよ。
308 :
吾輩は名無しである:03/12/03 10:53
>>305 「こういう無駄で馬鹿馬鹿しいこと」
言っちゃったよ!!
309 :
吾輩は名無しである:03/12/03 11:09
聖徳大学の人文学部に「現代ビジネス学科」ができます!
人文学部なのに、現代ビジネス学科です! なんと、文学でも、
実学志向たりえるということに果敢に挑戦する大学が存在するのです。
みなさん、もう心配はありません! 文学は虚学なのか?という疑問
もう、そんなものは必要ないのです!
310 :
吾輩は名無しである:03/12/03 14:02
そうです!人文学部がいよいよ実学に乗り出します!
もうクソの役にも立たないし、卒業後は無職から開放されるのです!
これからは経済学部を追い越し、法学部を倒し、帝王医学部ですら
戦っていきます!!
311 :
淳一 ◆8kTRz46uUU :03/12/03 15:16
312 :
吾輩は名無しである:03/12/04 01:31
↓人生を無駄に過ごす暇人の意見
313 :
吾輩は名無しである:03/12/04 02:14
本読んで楽しけりゃそれでいいべ
314 :
吾輩は名無しである:03/12/04 07:41
音楽の場合は
音楽は魂だ!
といえばみんな黙る。
文学も魂なのです。
文学に限らず、××学と名前がつくものは大抵、虚学。
実学というのは工学くらいのもの。
学問は実用を目的としたものではない。
だから、役にたたない。
役に立たないからこそ素晴らしい、ということもある。
絵画や彫刻なんかと同じでね。
316 :
吾輩は名無しである:03/12/04 19:46
317 :
吾輩は名無しである :03/12/04 21:36
日 本 の 文 学 研 究 がどうしようもない虚学なんだよ。
欧米では政治や社会を根元から考える学問として一目置かれている。
特に欧州ではルネッサンス以来文学と哲学と政治と社会の組立てとは深い関係にある。
例えばEUの機構改革の議論の場には文学系の研究者がよく参加して意見を述べている。
同じ役割は日本では明治以来、法学や政治学など社会科学系が引き受けているから
本当に文学には何も残っていない。
日本でカントをもっとも正確に読んでいるのは某大学の ド イ ツ 法 の教授だったりする。
日本でもヨーロッパでも虚学は虚学。
EUの機構改革に文学理論が大活躍したわけでもないでしょう?
文学畑で知性を磨いた人が活躍したわけで。
役に立つか立たないかで言ったら、文学はまるで役に立たない。
だが、役に立たないからダメだということは決してない。
むしろ不思議だ。
何故そんなに社会の役に立ちたいのか。
役に立っていると思いたいのか。
ま、文学研究をほんのちょこっと覗いてみて、
自分の理解なんざ先学の爪の垢ほどにも達していない事を知っている俺は
日本の文学研究の悪口を言う気にもなれない訳で。
>>317は日本の文学研究のレベルの低さを知っているなんてなんと羨ましい事か。
きっと天台教学なども知り尽くして乗り越えたんだろうな。そいつは凄えや。
さっさとヨーロッパで大活躍して文学の立場を高くし、日本の文学研究も大いに盛んにしてもらいたいね。
320 :
TUSEKO:03/12/05 01:49
ボキャブラリーのないオジサン連中の妬み。
321 :
吾輩は名無しである:03/12/07 00:12
腹いっぱいにならないしね。
「先生、俺腹減ってんのに米の作り方教わっても仕方ねえべ!」
日光猿軍団校長の名言。
323 :
吾輩は名無しである:03/12/07 01:40
コマーシャル
お笑い版で 我々の新しい星 で検索、今、すぐ
文学だろうが政治学だろうがインド哲学研究だろうが、
現代について意味のある(nearly equal売り物になる)
ことを言えれば良いのです。それをできない人が、
専攻の名前とか世相とかに責任転嫁するのは醜い。
儒教なんてどうでもいいことを研究していたのに、
力技で発言の場を開拓している小倉某を見習えっ
つー話ですよ。
325 :
吾輩は名無しである:03/12/07 03:07
せめては、巨根といわれたい
ブンガクじゃお腹はふくれないのさ
327 :
TUSEKO:03/12/08 01:51
おなかいっぱい食べる奴は
「モノが豊かならば気持ちも豊かになる」
と信じている。しかし、その張本人たちからして
意地悪、陰険、重箱の隅をつつくいじめは大得意だから
どうも信じられない。こんな奴等は害なので、たらふくなんか食わんでいい!!
自分はたらふく食えなくても気持ちは豊かだと言っていればいい。
329 :
吾輩は名無しである:03/12/08 09:36
うるさいよお前ら、文学は認められずに数年後には消滅するだぁ?
・・・・確かに・・・・
330 :
TUSEKO:03/12/09 00:52
「文学は認められずに・・・」
しかし、たらふく食べることばかり考えてる奴は、その時点で「秦でも認められない」
事決定!おめでとう!!
331 :
吾輩は名無しである:03/12/10 14:51
文学って学問じゃないし、そんなことわかりきっとる。
ヒトゲノム、DNAなどと比べたらそりゃあ虚学だろうよ!だがな覚えとけ!
文学はそのうち消える!!なんて思ったら大間違いだ!ざけんな!
332 :
吾輩は名無しである:03/12/10 14:54
こら早稲田!!文学部廃止への序曲奏ではじめやがって!
大阪大学で文学部廃止予定に続いて早大もか!!
・・・・・もう文学部はいらないんかーーーーー!!
333 :
吾輩は名無しである:03/12/10 15:27
文学部と文学は別物じゃないの。
キリスト教系大学の神学部が潰れたら神は死んだことになるんですか。
334 :
吾輩は名無しである:03/12/10 16:16
アメリカの創作コースでは現役の作家が積極的に教えてるみたいだけど日本はどうなの?
337 :
TUSEKO:03/12/12 05:03
文学部廃止はやめれ。それよりも理工系のDQNは生きてるだけで世の中の
公害みたいな奴(得に建設系)が多いから、そっちのほうを何とかすれ!!
338 :
吾輩は名無しである:03/12/31 12:39
ちょっと待て!!今見たらマジで早稲田のドイツとかフランス文廃止するのか!!
・・・・・・何があったんだろう?
339 :
吾輩は名無しである:04/01/01 03:58
とりあえず大学教育は研究中心から創作中心にシフトしろ
アメリカでは現役作家が直接教える創作コースが多いらしいね
341 :
吾輩は名無しである:04/01/01 13:36
まあね
342 :
吾輩は名無しである:04/01/01 18:11
ヤスケンはそれを見習ってリテレールと同時進行でセミナーをやろうとしてたが
日芸は芥川賞作家が創作を教えてるらしいが
文学部廃止して教養部をもう一回復活させるの!!!!
345 :
吾輩は名無しである:04/01/02 19:13
文学部なんてイラネ。
社会に何も実利をもたらさないし、血税を無駄に食ってるだけ。
医療や理工学に資金を投入したほうがどれだけマシか。
346 :
吾輩は名無しである:04/01/02 19:51
文学は虚学というか、言葉遊び。
347 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/02 23:00
文学部は廃止すべきだと思うよ。
俺は今まで一度たりとも文学の正規教育を受けたことはないが(一般教養
すらない)、一年間2ちゃんねる文学板のコテハンをはってこられた。
所詮文学はその程度の学問なんだよ。
だいたい東大なり京大出身の人間によしもとばななや村上龍の研究をやら
せるのは虚学どころか国家的損失だよ。
文学部は外国語学部に吸収させ、創作技法の指導の場として若干の芸術学
部だけ残したらいいんじゃないのかな。
348 :
吾輩は名無しである:04/01/02 23:03
文学部っつっても哲学科とか色々あるだろ
それから外国語学部って何だよ?
外国語大学なら知ってるけど。
>>347 よしもとばななや村上龍で論文許可する大学は少ない
>>348 俺の行ってた大学は外国語学部あったよ。
俺は経済学部だったけど。
コテハンを名乗るくらいで文学部をどうこう言ってもなァ……
阿呆がこんなところで何を言おうと残るモンは残るし消えるもんは消える。
今は金儲けの役に立たないモンは消えていく時代だからしょうがねぇ。
文学部での勉強って基本的に独りでやるもんだしな。
ま、文学を知りもしないで「その程度」なんて侮っている時点でそいつの底も知れるけどな。
よしもとばななだの、村上某を読むだけが文学部ではない。
悲しいけど、今じゃ大学の文学部に在籍していないと読めない本ってのが結構存在してしまうのさ。
アメリカに住んでいた頃、いろんな街のユースホステルに泊まった。
驚いたのは、特に裕福でもない、田舎出のぱっとしないオバハン
連中でも、カフカについて持論があったり、ゲーテについて一席
ぶったりすることだった。もちろんこっちが学生だったから話に
付き合ってくれただけと言えばそうなんだけど。
文学に限らず、音楽でも何でもそうなんだけど、例えばエリート層の
ビジネスマンの社交(含営業)に、芸術的素養よりも「週刊ポスト」
のエロネタが役に立つ社会って、世界中で日本だけだと思う。
人文学とか芸術の必要/不要って、こういう社会的インフラ抜きには
語れない問題な訳だが、簡単に文学部廃止とか言いたがる人たちって
日本をどういう社会にしたいんだろうか。
ドイツ人にとってのゲーテやカフカは日本人にとってのそれと
ちょっと意味が違う気もするが、基本的に同意。
「教養無いぜ」っていうことが、社会的にわりと上の方でも
売りになる社会は危ない。
ごめん、読み違えた。アメリカ人のおばちゃんか。すみません。
355 :
吾輩は名無しである:04/01/03 22:29
漢文とか、漢文調の立派な文が書けるんなら役に立つと思うんだがね。
石碑やなんかを建てる時とか。
あとは宴会とかで床の間にかかってる掛け軸のへんてこな字を
すらすら読んでみせてみんなを感心させるとか。
役に立つとしたらそのぐらいなもんでしょう。
356 :
吾輩は名無しである:04/01/03 23:39
>>355 大丈夫、その程度の知識と想像力しか無いお前にには絶対に漢文が必要になる機会はこないから。
>>347 僕は文学板を見始めてかなり経ちますが、
あなたのことを今日初めて知りました。
文学ってのは思考する事そのものですから、
これを完全に排斥してしまうと「足元」が崩れると思います。
即効性、実用性が切実に求められる時代に、危ういのはわかりますが・・・・・・・。
>>352 文学部での勉強って、多人数でやりませんか?
僕は、何人かでディベートして、お互いの意識を磨くところだと思ってます。
358 :
吾輩は名無しである:04/01/07 21:32
就職に役立つ(すぐにお金になる)スキルを実学とすれば
文学は虚学ということになるんでしょう。
でも実際、《何が就職に役立つのか》、その辺の価値観を
みんなで作り上げていく行為はとても文学的なんだろうと
おもうわけで、どうも役立ずってのとは違う気がするんです。
「文学的」なんていうとすごく曖昧ですけど!
359 :
吾輩は名無しである:04/01/10 00:19
文学って言うのは要は一番を決めない場なんだよね。だから企業からは敬遠されるし
廃止の方向に向かってる。だけど吸収合併の話が出ても少しは残ると思うよ。
今、業界再編の動きで文学部の先生達はクビの方向だけどそういった人たちの生活とか
考えずになんでも資本主義で行くのには警鐘を鳴らさざるを得ない。
早大、阪大に限らずこれからどんどん進む文学部廃止の動きはかなりまずい。
教養をおろそかにする社会に先はないと思うがそれでも人はまた歩き出す。
360 :
デ・ゼッサント:04/01/10 00:25
実学? そんなものは召使いに任せておけ!
361 :
吾輩は名無しである:04/01/12 12:13
>>360 でも文学やってたら召使いも雇えないばかりか貧乏になってしまうワナ。
362 :
吾輩は名無しである:04/01/13 10:00
どうしてそうやって否定するんだよ。文学だって立派な学問だ。
今の流れが実学志向になってるだけだ。(ビジネススクール、ロースクール、
その他社会科学系大学院など)
363 :
デ・ゼッサント:04/01/13 19:46
360で冗談半分に書いたものの、前スレ読むとちょっと考えさせられるなあ。。。
おれは楽観的すぎたか、、、
364 :
デ・ラ・マーサ:04/01/13 20:07
実学の素材を文学的に取り込めない人が多いのかも知れないし
逆に文学的な思考を実学に生かせない人が多いのかもしれない。
政治学も政治思想だけに終始すると同じことかも知れない。
365 :
吾輩は名無しである:04/01/13 23:58
こんなん盛り上がらせたらあかんで!
机上の空論
367 :
吾輩は名無しである:04/01/14 00:24
368 :
吾輩は名無しである:04/01/14 11:37
文学が虚学とか言ってるやつに限って文学のことわかってないやつが多すぎ。
文学っていうのは社会から馬鹿にされ、役に立たないといわれ、これから講師が最も多く失業していく
学部として大いに結構!!しかしやってる中身も知らないで虚学だなんだと言われたくない。
文学は虚学かもしれない。美香を見ている限りでは。
そういえや文学部で教えてる人って
これからどうなっていくのかね?
普通に失業?
371 :
吾輩は名無しである:04/01/14 18:07
実学か虚学かという問いは、まず根本からその問い自体を確認する必要がある。
つまり、ここでの実学とは何を表しているのか。それは、役に立つと言うことである。
では、何に役に立つということだろうか。個人にか、社会にか。無論両者にである。
結局、文学は人間にしか役に立たないのだろうか?それは違う。人間以外の動物にも役立つだろう。
しかし待て。何が役に立つか役に立たないかを決めるのは人間である。よって動物に役に立っているかどうかは、
それこそ、推測の域を出ないし、もし文学が自然界に役に立ったとされても、
自然は物理学的に考えて「役に立つ」のような価値観は内在していない。自然は超越である。
むしろ、役に立つなどという考えは、人間が考え出したに過ぎない。人間にとって有用ということである。
さて、功利主義的に考えても、プラグマティズムを持ち出しても、文学は個人にも社会にも役立っているのが言える。
ここで文学が実学であるのは自明である。しかし、果たして大学で研究することが重要なのかということである。
いや、それは文学は一般大衆のみでは難解すぎて、専門人に委ねられるのは必死であり、
文学がしっかりと地につくために必要である。しかし、問題は産業社会にとってということだろうか。
これも役に立っていると言える。なぜなら、修辞学なるもので文学を捉えれば、
まさに役立っているとしかいえないし、倫理的なところでも、明らかに産業に役立っている。
文学を失えば、産業社会は混乱するだろう。これに反論するものはいない。
であるから小賢しい具体例は使わないで抽象論のみで進めるが、
最も問題なのは、大学の文学部というところである。これが何の役に立つだろう。
おそらく、そこで文学を学んだ人たちに役立つだろう。これは確かである。
社会にも役立つだろうが、主に大学の文学部は個人に役立つのである。
そもそもにおいて、では社会に役立つのが実学という人は反論をひかえたい。
私の実学の定義とは「個人または社会に役立つ」ことである。
この帰結は、つまり社会は個人の集合であるからだということになるのだ。
372 :
吾輩は名無しである:04/01/14 18:28
で、この実学は、なぜいま人々に虚学だと思われてしまったのだろうか。
それは、一言で言えば、経済的なものが生活世界を支配してしまっているように見えるからである。
人々の行動の指針は、経済的なものによって縛られるような、ここは資本主義社会である。
このように考えれば、経済的なものが浸透することは、つまり功利主義的なものの浸透である。
だが、実は功利主義の際に役に立つ立たないを決めるのは、誰なのか。
役に立つ、立たないとは、その根拠が神や自然法に求められた時代は終わり、その根拠は科学にある。
しかし、究極的なところで科学も人間の創造物であることから、有用性の基準も人間に与えられているのである。
有用性の基準は主観的に決定され、普遍性を持たないと言える。
しかしながら社会的に考えてみれば、有用性とはすなわち、この社会において権力の持つものが決めることである。
では、有用性の基準を決定する権利を持つのは、民主主義の時代において最も権力を持つ存在。すなわち大衆である。
大衆が有用性を決定する権利を持つのであり、社会的な価値として、もし虚学とされれば、
つまり大衆が虚学と判断すれば、大衆にとって、役に立たないことであり、
社会的に非有用のものになる。本当にそうだろうか。いや、「意志」の面で考えるとそうなる。
しかし結果の面で考えると、大衆は自分に役に立つものが何であるか確実に知ることはないから、
つまり、役立たないと思っていて実は役立ってしまっていることもあるのだ。
つまり役立っているかどうかを純粋に考えたとき、それは大衆の「意志」が決定するのでないと考える。
「大衆」の、「結果」が、最終的に有用性の基準になりえるのであり、最終的に大衆自身に決定権はない。
このことから、有用性の基準を決定すること自体、それは偶然性に作用されるために究極的に不可能である。
373 :
吾輩は名無しである:04/01/14 18:33
で、果たして有用性を論じること自体、有用なのかどうかである。
有用性を論じることが有用であるかは、主観的にも客観的にも、判断がつきかねる。
なぜなら、結果がまだ分からないからである。よってここで、経験論的な立場を導入する必要がある。
経験的に演繹することで、結果を確率的に予測しようとすることはできる。
ここにおいて人間は始めて、ようやく有用性について関わることが出来るようになる。
そうして、実は、有用性を語ることは有用である、という結果が、
実に興味深いトートロジーとして、残るのである。
374 :
吾輩は名無しである:04/01/14 18:50
スレタイを見て、山形浩夫のことばを思い出した。
>
>だいたい文学ってなんだい。文学いますぐ逝ってよし。答を出す気がないなら「学」を名乗るんじゃねぇ。
375 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:00
>>371 社会は個人の集合じゃないぞ。社会に規定された個人の集合だ。
それに有用性の基準に関する考えには納得できない。
なんでかっていうと筋が通ってないから。
376 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:31
小説や詩を指すものとして、素直に「文芸」と呼んじゃダメなの?
漏れも「文学」って何か良く分からん。
377 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/14 22:40
文学は日本では決して虚学ではなかった。
専門主義の蔓延る日本のアカデミズムの中において、人間から社会、
哲学、政治、国際関係まで幅広く論じることのできるツールを持っ
ているのは小林秀雄以降の文芸批評の世界だった。
が、文芸批評である以上、まずはいやでも作家を批評し高い評価を
受けなければならないという関門があった。
俺はこの関門を作家の作品論だけでなく広く歴史上の人物なり宗教
家の評伝やノンフィクションにも広げるべきだと思う。
今重要なのは芥川賞や直木賞受賞者の質よりも、いかにすぐれた批
評家であるかを幅広い分野から選別するシステム(例えば大宅賞、
蓮如賞等があるだろう)を拡充していく必要がある。個人的には
小林秀雄賞は幅広い分野の新人の評論家に与える賞にすべきと思う。
378 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:01
でも逆に文学側にしてみてもですね、虚学の名前を
頂戴することで、わりかし競争社会から離れて自由に
研究できたりしてる、そういう実態もあると思いますね。
379 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:10
埴谷雄高の「虚体」と同等の意味で「虚学」でもいいか、
と今日の日記には書いておこう。
380 :
吾輩は名無しである:04/01/15 11:56
381 :
吾輩は名無しである:04/01/15 17:39
具体例はこざかしいから抽象論にするってのは笑った。
382 :
吾輩は名無しである:04/01/15 23:06
age
383 :
吾輩は名無しである:04/01/16 23:20
このスレを読んでて気付いたんだが、「文学」って別に何の定義も無いんだね。だったら「文学」についてどうとでも言えるねw
それについて、芥川賞スレにこんな書き込みがあった。
文学とは何か?そんなこと誰にもわからない。
そしてわからないからこそ、文学者は自分にとっての文学は何か、を考えるべきだ。
〜中略〜
現代文学においての問題は、文学についてそれぞれが哲学をもっておらず、
固定観念としての文学が確定してしまっている事だ。
385 :
吾輩は名無しである:04/01/17 22:27
文学とは、辞書的な意味では、全く実学とはいえない。
なぜならば、実学という語はそもそも、理論よりも実用性・技術を重んず
る学問一般をさしているからである。文学は実用性や技術を、多くの場合
問題にしてこなかった。それが注目される場合があるとしても、それはな
んらかの理論の実践としての「実用性」であり「技術」に過ぎなかった。
ここで注意しなければならないことがある。この実学と、その対義語とし
ての「虚学」との区別は、決してその実態のなかでは語られることができ
ないということである。というのも、それれらの違いは、それぞれの分野
が目指している姿勢や態度の差なのであり、それらが結果的にどのような
効果や印象を与えるのかとは無関係だからだ。
その点で、実学と「虚学」の関係を、単に「なにかの役に立つか」という
問題として考えるのは間違いだ。そのような有用性の枠内でこの問題を考
えていくと、最終的にはその社会の中で「どのように役立っているのか
(役立ってきたか)」を箇条書きにすることで終わってしまうだろう。
386 :
吾輩は名無しである:04/01/17 22:28
そこで振り返る必要があるのが、まさに
>>1の「問い」なのだ。
「文学が虚学とよばれることについて」の問いが発せられるとき、いつでも
その問いにはどこか不穏な空気が付きまとう。一つの終わることのない不服
従・抵抗・議論……を、私たちは予感しないわけにはいかない。辞書的な定
義の堂々巡りを乗り越えて、こういった一連の予感を準備する「虚学」とい
う語の持つ役割・性質に注目することが今重要なのではないだろうか。
一体「虚学」という語がこれまで築き上げてきたものは何だったのか?私は
次のように言えるのではないかと思う。これまで文学をめぐって様々な「虚
学」発言がなされてきているけれども、究極的には「文学は文学であるもの
とは違うのだ」ということを、差異を、強調するためのものではなかっただ
ろうか。ひとつの「文学的な」議論や思考をするための言語的な〈場〉を準
備するためのものだったのではないだろうか。
387 :
吾輩は名無しである:04/01/17 22:28
りさタン ハァハア
388 :
吾輩は名無しである:04/01/17 22:29
「文学とは何か」という問いに対して、簡単に答えることはできない。ま
た、簡単に答えられていい種類の問題でもない。いずれにせよ、それは実
に捕らえがたいものだった。そういう曖昧模糊とした「文学」に、「文学」
を好む人たちが正当な立場を与えたいと望んだのは当然だろう。その社会
的な立場を確かなものにする言葉として捏造されたのが、この「虚学」と
いう語なのではないだろうか。そしてその「虚学」という語は、諸々の社
会的なもの・経済的なもの・理性的なものに対する陰画として描き出され
ることになった。私たちが「文学が虚学とよばれることについて」という
問に触れたときに感じる、例の殺伐とした予感は、もしかしたらこのよう
な性質に由来するのかもしれない。
389 :
吾輩は名無しである:04/01/17 22:38
しかし戦後日本の保守政党を支えてきた知識人は経済学者でも法学者で
もなく文芸評論家だった。昔は文学は虚学どころかもっとも現実社会を
直視した学問だった。今は知らないけど。
390 :
吾輩は名無しである:04/01/17 22:48
りさタン ハァハア
391 :
吾輩は名無しである:04/01/17 22:50
「文学は文学でないものとは違うのだ」
392 :
吾輩は名無しである:04/01/17 22:59
393 :
吾輩は名無しである:04/01/17 23:00
りさタン ハァハア
394 :
吾輩は名無しである:04/01/18 07:45
まあ、10年後に決着つくんじゃない?
395 :
吾輩は名無しである:04/01/18 10:59
「文学のための文学」で構わないと思うよ
学問ってだいたいそういうもんだろう
文学が虚学といわれるゆえんは
その「文学のため」に役立ってるかどうかすら
怪しいからだろう
396 :
吾輩は名無しである:04/01/18 12:50
「文学と文学でないものの間にはなにがあるのか_?」
「では、文学でないものがいかなる要素によって文学たりえるのか_?」
「そもそも、普段語られている文学の要素ってなに_?」
などなど疑問がつきない・・・。
397 :
吾輩は名無しである:04/01/18 19:30
>>396 そんなこと言ってるから他学部から不要発言でてるんじゃん!!
もうやめなよ!!
398 :
吾輩は名無しである:04/01/18 20:00
人文学は人間の真実を解き明かそうとするものだと思う。
文学が哲学とは違うのは、哲学が直接的な言葉の中で思考しようとするのに対し、
文学は想像力というフィルターを通すことにあると思う。
人間の使う言語というものには限界があって、ある言葉を発するとき、人は必然的に
二項対立の中に組み込まれる。
例えば、「これは赤い」というとき、赤くないものが同時に想定されているように。
想像力というものはこういった二項対立の一瞬の破れ目に現れるもので、
そこでは一瞬すべてが調和し、二項対立のなかで現れるあらゆる差別がなくなる。
文学作品というのはそういうものであり、学者はそこから真実を読み解こうとする試みだと思う。
ただ、残念ながら、文学部のすべての人間がこういう試みができるとは思わない。
はっきり言って、社会に甘えた怠け者のほうが多い。
変に誇大妄想激しくて。(この点に関しては人のコトいえないけれど)
社会適応できなさそうな人とか・・日常会話も理解できない人が、読解力あるわけないじゃん・・
本当に文学読めているのかと問い詰めたい人が多く、文学自体はなくならなくてもいいけれど、
世の中のウンコちゃんの避難所を作らないために、規模縮小は当然。
401 :
吾輩は名無しである:04/01/18 21:00
実学だろうが虚学だろうが、学問として必要なのは「他社への還元」
研究をする主体はどうでもいい。これがないものは本来学問として成立し得ないはず。
>>1 自殺に駆り立てるような小説なんかはどうするんだ。
そういうものは低級な文学だとでもいうのか。
実学(=実際に役立つ学問)どころか、
有害ですらあるのが文学ではないのか。
403 :
吾輩は名無しである:04/01/18 21:31
>>402 いや、有害=文学の論理はないな。
触発されて、その後の自分の思考の結果なんじゃん?
しかも、そこで自殺に落ち着くような思い込みの激しさでは文学はできんよ。
どっちかというと、幻覚見えるようにならなきゃ。
404 :
吾輩は名無しである:04/01/19 22:22
>>399 それじゃうんこちゃんが
いろんなとこで大活躍しちゃわね?
文学部縮小しても減るとはおもえないし。
405 :
吾輩は名無しである:04/01/19 23:02
サルトル「文学とは何か」 既出?
406 :
吾輩は名無しである:04/01/20 00:44
文学は虚学という認識で一向構わない。
虚学ではダメだという香具師は、黙っていても実学
のほうへ進んでいく。これをとやかく言う必要はないし、言われる筋合いもない。
文学やるって香具師は、それを虚学だと知りつつ
やっているわけで、これもまたとやかく言う必要はないし、言われる筋合いもない。
ただし森毅流に言えば、無駄と知りつつやってみる、というのは、
それなりに優秀な資質を持った若者とも言えるわけだ。
また、ある吉田健一の祖父流(←名前忘れた…)に言えば、
30まで無駄と知りつつやってみせたりすることのできない香具師は
見込みがないし、30過ぎてまで無駄と知りつつやる香具師はやはり
見込みがない、とも言える。
407 :
吾輩は名無しである:04/01/20 02:31
iya 虚学じゃヤダなんて言ってないよ。
虚学と呼ばれちゃってる文学の今を考えたとに、
なにか発見できるものがあるんじゃないでしょうか
ってことだろ?
>>1
そりゃもちろん、
文学の領域に限ったことじゃないっすよ。
409 :
吾輩は名無しである:04/01/20 10:15
文でも法でも一緒なら何のために知的財産権やら不動産物権変動の第三者に対する対抗要件
なんてことの法的適用範囲までやってると思ってるんだよ!!お前らはマルクスすら知らないんだろw
俺の知り合いの立教大文のやつは男だけど上場に決まってたぞ。
そいつは政治やら経済やら詳しくて、今の社会情勢に興味あります!感がありまくりだった。
面接で熱意が伝わったんだろうな。法学部の俺からすれば基本的に文学部を認めない。
文学の授業にもぐったときに受けた衝撃を忘れない。詩の定型、メタファー、ポエティック、レトリック
なんだあれは?
410 :
吾輩は名無しである:04/01/21 20:26
まるくすはぶんがく
411 :
吾輩は名無しである:04/01/22 12:19
412 :
吾輩は名無しである:04/01/23 11:20
413 :
吾輩は名無しである:04/01/23 18:26
>>409 文学部でマトモな香具師なら、マルクスくらいはさすがに知ってる。
ただ、経由が違う罠。
文学部のマルクスは、サルトルだとかアルチュセール、柄谷行人、今村仁司を経由して接するパターン。
414 :
吾輩は名無しである:04/01/23 18:28
>>409 法学部の俺からすれば基本的に文学部を認めない。
↑
つか、法学部のレトリックそのものが、実は哲学や文学の
レトリックの巧妙な使用に基づいているわけだが。
>>409 そうかな?
おいらはイデオロギーっちゅー言葉の意味が分からなかったからマルクスいったね。
文学理論、マルクスが分からんかったら根本的に分からないのでは?
テリー・イーグルトンとか読めないよ;
とりあえず、「”文学学”はもういらねえ」とだけ言いたい。
417 :
吾輩は名無しである:04/01/23 18:58
”文学学”って何?批評理論のこと?
少なくとも、このスレのコンテクストでは、文学は文学作品を分析することを指すと思うが。
418 :
吾輩は名無しである:04/01/25 21:33
419 :
吾輩は名無しである:04/01/31 23:05
そもそも文学が学問だなんて誰が言った?誰も言ってないよ!
420 :
吾輩は名無しである:04/02/01 19:54
虚学じゃねえよ!!ざけんな!!
421 :
吾輩は名無しである:04/02/06 11:01
お前ら・・・いいかげんにしろよ
文学板が学問文系カテゴリーにあるのがいけない
423 :
吾輩は名無しである:04/02/07 09:08
そうだよな。文学はキョガクじゃないよ!!ふざけんな!!
424 :
吾輩は名無しである:04/02/08 13:55
うるさい!言うな!
425 :
淳一 ◆8kTRz46uUU :04/02/08 13:58
>>415 まあ、マルキシズムもレーニンマルクス主義も
絵に書いた餅の死んだ思想だからなあ。
でも「これはパイプではない」??
428 :
吾輩は名無しである:04/02/09 20:09
マルクスは実学じゃないの?
経済学なんだし。
429 :
吾輩は名無しである:04/02/10 12:41
早稲田ですが
430 :
吾輩は名無しである:04/02/14 22:36
早稲田がなんぼのもんじゃい!文学部消す布石敷きやがって!
431 :
吾輩は名無しである:04/02/17 11:03
早稲田が・・・・
432 :
吾輩は名無しである:04/02/17 12:27
845 :就職戦線異状名無しさん :04/01/20 10:11
>>834 文でも法でも一緒なら何のために知的財産権やら不動産物権変動の第三者に対する対抗要件
なんてことの法的適用範囲までやってると思ってるんだよ!!お前らはマルクスすら知らないんだろw
俺の知り合いの立教大文のやつは男だけど上場に決まってたぞ。
そいつは政治やら経済やら詳しくて、今の社会情勢に興味あります!感がありまくりだった。
面接で熱意が伝わったんだろうな。法学部の俺からすれば基本的に文学部を認めない。
文学の授業にもぐったときに受けた衝撃を忘れない。詩の定型、メタファー、ポエティック、レトリック
なんだあれは?
433 :
吾輩は名無しである:04/02/17 12:39
文学は学問ではなく、芸術なのです。
434 :
吾輩は名無しである:04/02/17 13:01
芸術とは学問の研究対象になる最初の出発点。
人間の創り出した未知の知であり財産です。
435 :
吾輩は名無しである:04/02/18 04:06
知的財産とは?
文学とは、人間に対する一考察に過ぎない
それを学問だと言い始めて、文学の在るべき姿は消え去った
437 :
吾輩は名無しである:04/02/20 19:37
魏の文帝がかつて言った。
『文学とは国家を治める大事業である。』
少なくとも文学が、俗に言う文学作品や小説を読み、研究するだけのもの。と考えている人にとっては
文学は虚学でしかないでしょう。
439 :
吾輩は名無しである:04/02/22 00:52
作家は何かを人に伝えるために小説や詩を書く。
それは多くは虚構で誇張されているけれども、
その人の見た(もしくは想像の中で見た)世界の一部をサンプリングしたものにほかならない。
それは創造や加工がほどこされているわけだから芸術表現であるわけだけれども一方で人間研究でもある。
人間の言葉で語られる限り100%虚構t
それらを研究すること虚学だというなら
440 :
吾輩は名無しである:04/02/22 01:28
439つづき
ミスった。めんご。間省いて要約しました。
人間が生き延びてきたのは他の動物にはないその過剰な生命力によってであり、
その脳内の過剰な生命力の発現が「芸術」であり、
文学は「芸術」であると同時にその生命力を研究対象にした「学問」でもある。
それを研究することが虚学だというなら、人類学もその他の社会科学も虚学だと言いたい。
科学技術は生活を豊かにするのに役立つ(電力・ガス・水道・etc・・・)かもしれないが、
生き方の指標は与えてくれない。 「何をするか」ということを考える時に役立つのが文学ではないか。
その時々の時代背景を反映した物である以上、書かれてある事をそのまま現実に当てはめることはできないが、
何かしらヒントは得られるはず。言わば生きる上での指南書を与えてくれる学問が文学ではないだろうか。
少なくとも、就職に有利だからといって他の学部に行って身に付かない勉強をしているような功利的な人間よりは
好きでその道に進んだ文学部の変人の方が人間的にまともではないだろうか。
442 :
吾輩は名無しである:04/02/22 02:34
>>441 生き方の指標を与えてくれる学問であるというところは同意見だけど
文学部の変人が人間的にまともかどうかは別だと思う。
大学の文学部でやってることは必要以上に保守的で一部の自由科目を除いたらほとんどただの語学と史学。
よそは知らないけど俺がいた独文科の先生は興味を持たせることも学生とコミュニケーションすることもあきらめていたけど
もっと役に立って興味もてることがしたくて移った社会学部には人間的にまともだと思える先生が多かった。
皮肉にも論文とか作文とか書く上では文学部よりも社会学部で学んだことのほうが役に立ってる。
文学部の勉強はあくまでその専門分野を出ないからね。「狭く深く」だかどうかは知らないけど、
少なくとも論文や作文書く上で「広く浅く(?)」の社会学部の方が役に立つんでしょう。
実(世界)に対する虚という意味なら
数学も余裕できょがく(←なぜか変換できない)だな。
要するに今の日本での文学のあり方に問題ありという事でしょうか?
だんだん文学が娯楽になってきて商業的な世界に商品として吸収されている。
もしくは狭い技術的な領域に入り込んでしまって、一種の知的ゲームのようなものになってしまっているか。
この両方の傾向は、どちらも『文学に頼らなければどうして人生の目的とか社会の目的とかについて語ることができるのか』
といった問いに答える事ができないと思います。
だから、文学のほうも変わる必要があるのかも知れません。
結局どうすればいいんだ
447 :
吾輩は名無しである:04/02/25 11:51
保守
448 :
吾輩は名無しである:04/02/25 14:25
>>445 だんだん文学が娯楽になってきて商業的な世界に商品として吸収されている。
↑
こういった考えは、すでに横光利一なんかが『純粋小説論』で述べているから
目を通しておくとイイとオモウ。
449 :
吾輩は名無しである:04/02/26 23:30
文学が方向転換を迫られてるのは分かる。
なんていうか、社会が必要とする。
または個人が生きていくうえで必要な考えを助けるような問題に踏み込んでいくべき。
大学も知識的な文学を教えるんじゃなくて、実践的な文学を教えるべきではないか。
「虚」学としての文学に陶酔してるのが文学板にいるコテみたいな連中だと思うな。
451 :
吾輩は名無しである:04/02/29 12:49
各大学内で不要とまではいかなくても縮小しようとする動きがあるのは事実みたいね。
まずなによりも文学は俺にとってはものすごく価値のあるものなので
それがなぜか、ということを考えてみようと思う。
……………わからん。おもろいから?
だったらエンタメ読むよ。それ以上の価値がある、俺のなかで宗教をはるかに超えてるが
じゃあなぜだ………わからん。
453 :
吾輩は名無しである:04/03/04 13:29
454 :
吾輩は名無しである:04/03/04 14:07
ブンガクって何でもありなのか?
455 :
吾輩は名無しである:04/03/05 20:34
>>452 それはわかる。何かを得られるものがある。だがそれは研究するものではない。
456 :
吾輩は名無しである:04/03/05 21:01
まだ商売として成り立たそうとする業界があるだけ幸せだよ。
美術なんてほんと食えねーぜー。印刷屋と純芸術の両極端に別れてて
ちゃんと自己表現しながら食えてる層が他の芸術ジャンルに比べて
異様に少ない。
今ここに、自殺を決心してる人間が1人いたとして、
経済学や情報工学にそいつを思いとどまらせる術は無い。
だが、文学にはそれができる
かもしれない。もしかしたら。
458 :
吾輩は名無しである:04/03/06 11:13
いまここに自殺を決心している中小企業の社長さんがいたとして
「金」があれば思いとどまらせることが出来る。世の中結局「金」なんだよな。
ミュージシャン、アーティスト、、エコノミスト、ロウヤー、ドクター、アサシン
・・・全て「金」がなくてはやっていけない。
金があれば生きていけるかも知れないけど、
生きる目的は見えて来ないでしょ。
460 :
吾輩は名無しである:04/03/07 00:06
文学で一億円儲けたら実学。
>>456 美大生などは、あんだけいてみんなどうなっていくわけですか?
文学部はまあ普通の文系就職(他学部より2ランクしたくらい?)だろうけど。
哲学じゃなくて良かった。
これはマジで思う。いやどっちも好きだよ。哲学は下手の横好き的な素人興味だけど
んでもちろんどっちが上下とかはないけど、哲学に嵌った友人もかなりヤヴァイ感じになってきてるし
文学好きの女はまあいるし。
【文学は何故衰退するのか本気で考えてみれ!】のスレの方が慢性的に荒れていますよね。
対岸の火事が燃え移る前にこのスレにはsage進行を推奨したいんですが、如何なもんでしょ?
虚学としての文学は
>>445に書いてあるようなやつの事なんだろうね。
『娯楽として商品になってしまった「文学」』・『狭い技術的なものの域を出ない「文学」』
前者が「私的な欲望の奴隷」だとすれば、後者は「私的な知的好奇心を充足させるためだけの道具」。
それでも 「金は稼げる」 or 「知的好奇心を充足する事で刹那の満足は得られる」
かもしれないんだけど。
果たしてそれが長期的な生き方をする時に役に立つかどうかは・・・。
最近ちょっとマンネリ入ってますね・・・
466 :
吾輩は名無しである:04/03/15 18:32
文学というのは学問というよりも「趣味」なのは間違いない。これには反論できない。
だが、たとえばあなたにも歌詞に共鳴したとか感動したとか言う経験があるはずや。
大事なのはそれなんや!
文学って芸術でしょ?
別にそれで問題ないと思うけど。
468 :
吾輩は名無しである:04/03/19 11:55
そう!!文学は芸術!だから絵画や音楽を虚学と言えるのかという議論と
同等だ!音楽、歌詞、絵画、文学、オブジェクト、全て無から作り上げるものだ!
だからすごい!!!びっくり!!
469 :
吾輩は名無しである:04/03/22 18:52
だから何度も言ってるじゃんか。
文学は娯楽
471 :
吾輩は名無しである:04/03/23 09:45
ここ文学版だから悪い事言いたくないけどそれでもあえて言いたい!!
文学部は各大学のお荷物になってしまっている!!
472 :
吾輩は名無しである:04/03/24 00:00
そういうことを言わないように。
473 :
吾輩は名無しである:04/03/24 00:05
江戸文学に回帰するのだ。
474 :
吾輩は名無しである:04/03/24 17:31
お前らどうでもいいがここは文学の話をするところだぞ!!
だから虚学だと思うならなぜか?その理由と根拠を示せ。
475 :
吾輩は名無しである:04/03/24 18:36
すべての文学が不毛と思わないけどさ、
正直、自分らとあんまり変わらないスケールの人間が
あーだこーだママゴトやってる姿を眺めるのが
そんなに楽しいのかね?そんなに「共感」したいかね?
活字に印刷されることで、どうにか
「生活には意味があるんだ」「これはレッキとした学問なんだ」
と無理やり自分を納得させてるだけじゃ?
カスはカスだよ。共感するだけならWEB日記読んでおけばいい。
>>474 社会性、政治性が強い文学はある種のエンターテイメント。
そうした社会的でないメッセージ、人間存在そのものから発展した物が文学だと思う。
そして、文学的な、つまり虚飾や虚構、事実に加えたフィクションによる文学作品は、
メッセージ性を強め、実学や直接的な言葉を語るよりも琴線に触れやすいものだと思う。
「彼女に触れた初めだった。その指に伝わるほのかな体温で、
少年は少女を裸で抱きしめたような温かさを感じた。
一生この写真を見る度に、彼女の体温を思い出すだろう。」
これは川端康成の雨傘の一部だけど、例えば「愛情」というテーマで語るとき、
こうした素晴らしい表現は、直接的に事実を述べるよりも強く心に残り、実になると思う。
だから人間は文学作品を作るし、求めるのだと思う。
そうして手に入れた形や言葉に出来ない何かは、感覚的に間接的に必ず役に立つ。
477 :
吾輩は名無しである:04/04/21 08:40
文学っていうのは自己満足だから大学じゃなくて個人でやったらいいと思う。
各大学もそう思ってきたからこそ廃止の方向に向かっているんじゃないの?
478 :
吾輩は名無しである:04/04/21 20:42
じゃあ逆に、これは絶対に虚学じゃないって言い切れるものは?
おばあちゃんの知恵袋
480 :
吾輩は名無しである:04/04/24 19:40
医学じゃないかな。それも先端医学は実学中の実学だが、無駄な動物実験
やってたりもして市民の猛反発受けたりもしてるからなんとも言えん!!
481 :
吾輩は名無しである:04/04/24 19:46
埴谷雄高を研究するなら「虚体学」。
あんまりにも文学だ芸術だとか言ってて
ロクに青春もなくてそのまま無職になってしまうと
これは本当に無駄だったと思う。
そう思うと村上龍だの深沢七郎だのあんまりそういうのに拘ってない野蛮な作家が偉いと思ってしまう。
あんまり文学だ芸術だとか言ってると
他人とコミュニケーションをとるときもどこか本質的なものを求めてしまう。
そんなもの無いのに。でよけいコミュニケーション不全みたいになってしまう。
そんなに文学的教養が無い人間でも、文学に愛されている人間はいる。
そっちの方が偉いと思えるようになった。
おれが金持ちで一流大学の大学院に行っててたくさんの文学仲間みたいのがいれば別かも知らんが。
483 :
吾輩は名無しである:04/04/24 22:26
>>480 人って助けなきゃいけないの?っていう見方もなきにしもあらず
>>482 >そんなもの無いのに
なるほど。。。
>そんなに文学的教養が無い人間でも、文学に愛されている人間はいる。
例えば?
484 :
吾輩は名無しである:04/04/25 09:31
文学だ、芸術だと言ってて無職は最悪。
485 :
吾輩は名無しである:04/04/25 21:33
>>484 俺、今フリーター(無職)だけど文学なんてやるんじゃなかった・・・
本質的であろうとするなら社会でなんて生きていけねー。
文学にかぶれて道踏み外すようなら、最初からそういう部分があったってこった。
俺は文学や芸術も追い求めるが、俗っぽいもんも大好きだぞ。
難しく考えすぎるアホになんだよ。バランスとれねー奴はそういう素養がねーだけだ。
素質じゃねーぞ。素養だ。俺なんて大した教養も素養もねーが、どこまで行っていいかは心得てるぞ。
キチガイは突っ走れ。先にあるのは栄光か絶望だ。
487 :
吾輩は名無しである:04/04/27 13:39
そうだな・・・栄光か絶望か・・・それもまた一興か。
488 :
吾輩は名無しである:04/04/27 17:26
>>485 文学部でなくっても無職ではなかったのかと小一時間
自分の至らなさを文学のせいにすな・・・
489 :
吾輩は名無しである:04/04/27 19:47
「文学は虚業か?」じゃなくて「文学部に行って就職はあるか?」だろ。
問いかけ自体が虚しいな。
490 :
吾輩は名無しである:04/04/27 21:24
全部人間がつくったもの
人間が作ったものが真理に近づけるかどうか
そもそも真理も人間が作っただけかも
宇宙も
491 :
吾輩は名無しである:04/04/27 21:32
漏れも昔は文学なんて役に立たない(価値が無いってことじゃないよ)と
思ってたけど、人間を理解するためには役に立たないこともないと思うよ。
492 :
吾輩は名無しである:04/04/29 01:06
なんだか話が文学部の就職の方向へ逸れて行っているが、文学は虚学と言われているのは
事実。それは認めないと。ほとんど社会の役に立ってないのも事実。だが、
優れた小説を読んだあとのあのなんともいえない気持ち・・・そういうのは大切にしたい。
493 :
吾輩は名無しである:04/04/29 01:13
文学部に入っていきなり言われた言葉『文学なんて役に立たない。それを否定する奴は文学なんかやる必要ない。しかし文学は生きるための学問だ。』 その教授にホレた)ポッ
494 :
吾輩は名無しである:04/05/01 22:21
教授も虚学だとわかってるのか・・・・
経済学部の友達より俺のほうが経済かなり詳しかったわけだが
その友達は就職できておれはできなかったわけだが
その友達はブラックに就職してたらしく結局ダブル無職です。
496 :
吾輩は名無しである:04/05/06 23:17
まてまて!今は文学の話だぞ!
497 :
吾輩は名無しである:04/05/06 23:30
じゃあその教授は、文学は実学であると言う保坂和志を認めないんだな。
498 :
吾輩は名無しである:04/05/07 08:57
だれそれ?
499 :
吾輩は名無しである:04/05/12 09:44
先生をしらんのか!!!!
慶應義塾大学法学部卒。東京大学大学院法律学研究科企業法専攻単位取得退学。
企業法務、ロー構想、裁判員制度などに関わる。弁護士。
ちがうよ。
村上春樹のそっくりさんで、日テレのヒロミと研ナオコ司会のものまね番組に
よく出てる人だよ。
でも、文学ってステキやん。
文学とは死ぬ事と見つけたり・・
503 :
吾輩は名無しである:04/05/15 03:46
ギリシャ史読んでて思ったんだが、文学というか文芸が発達していない言語は
それだけ表現能力が劣る言語だということだ。その話をさらに突っ込んで言えば
文芸を盛んにするということはその言語の表現能力や奥行きを発展させることに
なるわけで言ってみれば文学の研究は言語の性能向上を目指して進められるべき
とも言ってよくないか?
先史時代の言語に文字は無かったわけだが仮にあったとしても今ほど言葉に
表現力が無かったわけで、それが文明の発達とともに言葉も進歩してそれを使って
芸術を展開できるようになったわけだ。
それってこの手のスレでよく書かれてるような、文学は人間を知るための…云々
なんていう種類の話よりよほど説得力あると思うわけ。
一般的な学問では言葉っていうのは言おうとしてるものの機能を語るための
ものなわけじゃない?でも文学ではそれとは違ってその言葉が示してる話自体には
現実的な意味なんか無いから逆に言葉そのものの機能を表に出せるよね。
そういう理屈から言うと「文学だから面白く無くていい」って言うのはあながち間違っても
いなくて、むしろ読み物として面白い文芸はそれだけ現実とのつながりが濃い分だけ
言語としての機能を言語以前のものに頼って使ってる「文学的ではないもの」という
ことにもなるのかなと。こういう言葉と現実の境目を追うと哲学の話になっちゃいそうだけどね。
>>503 人間の言語能力は劣る一方だ、という考えの人もいるし、今なお
主流派を形成しているダーウィニズム的観点から見ても、その進歩
史観は素朴に過ぎるんじゃないかなあという気がしますです。
いえ、頭から否定してるんじゃなくて、ちょっと素朴かなあ、と。
ただまあ、言葉というものが物凄い勢いで変化しているのは、今も
昔も変わりないようで、共和制時代のローマ帝国でそれより二百年
ほど前に結ばれた他国との協定が問題になったとき、元老院の殆ど
の者がその協定書を読めなかったのだそうです、古めかし過ぎて。
505 :
吾輩は名無しである:04/05/15 11:29
進歩するものだなんて書いてないよ
そういうものじゃないからこそ文学だと言ってるのであってね
なるほど失礼。
そうですね、文学の話をしましょう。
507 :
吾輩は名無しである:04/05/15 14:44
文学は虚学で良いし、また虚学であればこその煌きも、そこにはある。
虚学を虚学と知りつつ、尚文学の中に分け入ろうとする姿こそ、
真の文学者というもんだ
俺は文学好きだったおかげで
今の職業に就けたという面もあるので、ちょっとは実学的でもあるよ。
何で文学が学問なのか理解できない。
文学無力説
510 :
吾輩は名無しである:04/05/16 23:10
文学部廃止されるなら大学院行っても意味無いじゃん!行こうと思ってたのに!
511 :
吾輩は名無しである:04/05/16 23:41
おまいらにとって実学とはなんぞや
512 :
吾輩は名無しである:04/05/25 10:33
就職が・・・きまらねえ・・・地方私大文学部哲学科・・・・
いくんじゃなかった・・・
へへ、おれみたいに無職になるかもね
文学が音楽や能楽といったのと同じ娯楽分野であることは誰でも知っている。
ただし音楽が世界的な娯楽に対して、文学は国語に依存せざるを得ない状況から
音楽よりも遙かに劣る。また、伝統を重んじる能楽と違い世間の風潮によって
質に変化が与えられる革新制のジャンルなので、文化としては定着しにくい。
以上のような文学の性質は、(1)国や土地におけるその地方独自の特徴を持つ、
(2)執筆された時代の情勢、心理的な物を考察するのに向いている、
よってそこには歴史的な価値が存在し、また、考古学の意味合いも強く含まれる。
そのため、文学は歴史研究を結果とした学問であるといえる。
515 :
吾輩は名無しである:04/05/27 18:30
さらに哲学めいたりするしな。
絵画的な小説、なんてのもある。視覚的な表現がやたらとあるやつ。
そう考えると、小説っていうのはあらゆる芸術を言葉で
あらわす(完璧にではないが)ことができるのかもな
文学は他の文化ありきで、学問としては最も基本的なもんですが。
517 :
36歳節約ママ ◆baeGuFHffI :04/05/27 20:29
文学は他の学問に比べて簡単だからバカにされるんだな。
518 :
吾輩は名無しである:04/05/28 01:48
>>507 禿同。「虚學」であることをむしろ誇るべきなんだろうな。
ところで、
>>503が「文学」と「文芸」を使いあぐねているようだが、
誰か、きちんと説明してくれ。
「文学は、学問で、文芸は芸術」なんてのは、なしだよ。
519 :
吾輩は名無しである:04/05/28 02:26
映像表現は見る側の食いつき具合はいいんだけど、
作る側からすると書き込める情報量が限られてしまうんだよな、逆に。
520 :
吾輩は名無しである:04/05/28 02:28
>>518 どこかの落語家が言ってたよ。
「聴くのは話芸、読むのは文芸」
なるほど、と思ってしまったんだが。
文学が芸術で文芸が学問。
522 :
吾輩は名無しである:04/05/28 02:55
>>520 なるほどね。文芸の「芸」は、「芸」なのだな。
てーと、作家って、要するに「芸者」ね。こんな理解でよろしいか?
>>521 なかなか深いね。てーと、文学者は、学者ではない。
文芸作家は、学者ということになるが、それでよろしいか?
虚学と言われる理由
1. 高木貞治の所為
2. 直截の応用分野がない
3. 特に研究とレポートに追われて毎日が飛ぶように過ぎ去ってゆく工学系の
奴らからすると文学部は殆ど遊んでいるようにしか見えない
こんなとこじゃないですか?
個人的には「工学って学問かあ?」って思うけどね。。
>>518 意識的に使い分けたつもりだったのに。
文芸は作品群としてとらえる時で、
文学はその読み説きとか研究を主眼にそれらを眺めるとき。
同じものを指してるんだけどフィールドが違うって感じ?
525 :
吾輩は名無しである:04/05/28 03:15
>>523 なかなか、緻密な論理構築であるとは思うが、じゃあ、「実学」が、価値あることかっていうと、実社会の中では、きわめて限定的としか考えられない。毎日、おびただしくはき出される、マスメディアからの情報は、
多かれ少なかれ、世論に影響を与えているわけだが、そうした情報をどう
開示するか、あるいはしないかは、最終的に「文学的」センスに寄るものが
大きいような気がする。俺、マスコミに努めているからかもしれないが、
ものの価値、情報の価値って、最後は、そこだ考える。幻想かもしれんがね。したがって、学問としては、虚学であろうと、実社会では、生きているな。
俺もそういう視点をもっと強く意識していいと思う。
なんか批評とか読んでるとほんとにあるのか無いのかわからない
偉大な作品を夢見ながら作品を漁ってる様に思える。
こんな時代なんだからもうちょっと醒めた目で楽に評価して良いんじゃないかなぁ
527 :
Tango:04/05/28 03:40
>>252 理工系の人たちもプレゼンテーション能力の重要性はよくわきまえて
いると思います。「書く」ことを日頃から訓練されている所為か、筆
達者なやつも多い。ただし、実社会に適応した結果でしかないので、
「限定的」というのはその通りでしょうね。
思うに文学って原始的なんですよね。そのことがあまり理解されてい
ないように見受けます。
528 :
Tango:04/05/28 03:41
529 :
518=522=525:04/05/28 03:53
「偉大な作品」というのは、もちろんあっていいわけだし、
果ては、ノーベル文学賞だって、認めないわけでしゃない。
でも、根本的に「ものを考える力」を養うのは、
「文学」の重要な辞め割りだな。
衰退っていわれるのは、確かに、エポックメーキングとされる「文学作品」
が社会に対する影響が、かつてに比べて少なくなっているからじゃないか。
トルストの「復活」が世に出たとき、ロシア中がひっくり返るような
大騒ぎになったと聞いている。そういう作品って、現代の日本では、
あり得ないよな。せいぜいマスコミで取り上げられて話題になる程度。
よく「○○現象」とか、「○○ブーム」とか。その時代を象徴する一つの
キーワードとしか機能していない。影響力の減衰は、やむを得ない。
あまりにも、他のメディアが跋扈しすぎているものな。相対的に、
活字の影響力は低下せざる得ない。
530 :
518=522=525:04/05/28 03:57
529誤記スマソ
認めないわけでしゃない。→認めないわけじゃない。
辞め割り→役割り
531 :
518=522=525:04/05/28 04:13
>>514 ちょっと聞いていい?
「文学は、国語に依存せざるを得ない状況から、音楽よりも遙かに劣る」って、本当にそうか?翻訳されて、海外で高い評価を受けている場合もあるけど…。確かに、世界的な活躍をしている「アナウンサー」はいないと思うけど。世界的に活躍している文学者はいるのではないか?
「影響力の低下」ってちょっと大衆迎合的じゃないですか?
本当に価値があると信じるなら、そんなことには脇目もふれず突き進めば
いいと思いますけど。「文学研究者よ、貴族的であれ」と言いたいですね。
でも一番現実的な話だと思うよ。
影響力無いから意味無いっていう話は。
それと本質的に虚かどうかの問題はまた別だけどね。
とにかく優先順位はどんどん下がってる。
>>531 沖縄民謡って、理論で言えば方言なんだよね。ヨナヌキ音階っつってさ。
そういう風に文化ごとの特色があるのは言語も音楽も同じでさ。
でも、音楽や言語学齧ってるひとなら分かるでしょ。相似する部分は多いって。
文学は国語に依存してんじゃなくて、文学が国語(言語)を作ったんじゃないのかな。
自分の中での優先順位だけが大事。
大体、いつから学問は大衆の下僕に成り下がったんでしょうか。嘆かわしい。
我らが跪くは、ただ、神の御業の前のみ。
そもそも文学とは人の歴史そのものであり、歴史とは神の御業そのものである。
それを解さぬは、どうせ辿るべき系図も持たない水飲み百姓の賤質に違いない。
微々たる納税を果たしたのを笠に着て、無産階級の分際が厚かましくもパトロン
気取りで学問の在り様に難詰を浴びせるとは笑止。
また、学徒ともあろう者が馬の骨の言に耳を傾け、尚かつ、反省を促されるとは
傍らいたし。
文学の起源は紀元前20世紀の中国まで遡る。
当時の学者であった「武 我句」は時の皇帝「巨牙 空」に命じられ、
文章を用いて中国全土の風景を説明することとなった。
しかし武は隅々まではよく知らず、時に空想を織り交ぜながら
中国全土を書いたと言われる。これが今文学と呼ばれるものの始まりである。
民明書房「学問の起源について(下)」より〜
537 :
518=522=525=531:04/05/29 17:08
>>Tangoさんて、とても知的で、教養に溢れている感じだ。
家柄も良く、お金もたくさんあるんだね。きっと。
「高踏遊民」なんていうと、失礼になってしまうのかな。
「大衆迎合」は、僕も嫌いだ。でも、「世の中」っていうのは、無視できないよね。芸術も文学も、貴族のサロンを、もう何世紀も前に抜け出したはずだけどな。
そもそも、大衆化された大学でしか
生存できないのが問題。
>>537 年甲斐もなく暴れてしまいました、オハズカシイ。。
私も馬の骨の口ですので知的な訳がないです。
そうそう。貴族のサロンは、所詮、ディレッタントかもですね。
そう思って流石に「貴族たれ」とは書けませんでした。
勝てば官軍と申しますが、ここ10〜20年、米国が成果主義を押し進めて、
今やそれがすっかりグローバルスタンダードということだそうです。
その波はアカデミアにも例外なく押し寄せたものと思われ、人文系でも
社会にコミットしたテーマを掲げなければ予算が取り難くい状況だと聞
きます。ニューアカとかカルスタなどはその流れで出てきた思潮なので
しょう。
などと基本のおさらいみたいなことを書いてますが、それらは成功した
のでしょうか? 私は浅学にしてそのへんの事情を知らないのだけど、
ちょっと総括&反省してみるといいかも、と思います。そして、多様性
を肯定する道が開けることを切に望みます。
多様性の肯定は、大賛成です。
カルチュアル・スタディーズについては、
まぁ自然の流れと思っているのですが、
成功したかどうかと問われると僕にもわかりません。
ただ旧来の学問のカテゴリーは、やはり時代とともに
変わっていくのが当然という気がします。
サイエンスは、もちろんのこと、人文系においても、
それが、健全な姿のような気がしますが……
もちろん「アメリカの成果主義」が跋扈するのは、嫌ですけど。
>>540 ビジネスの世界に限って言えば、成果主義は富を自分の陣営に集中する
ための基本原理で、原理自体に良いも悪いもないと思います。
成果に対する期待は投資という形で現れますが、問題は、学者の口を糊
する金がいつでも投資として受け取られなければならないなのか、って
ことなのですね、きっと。
原理自体に良いも悪いもないと言いましたが、「儲かれば何でもいいの
か」(ノーム・チョムスキー)みたいに言うことは勿論できます。で、
こういうことを言う人を、かの国では「左翼」と呼ぶらしいですね。
左翼は知識人(学者)に集中しているそうです。
カルスタについては、私には知力も時間も、あと財力(笑)もないので
奇特な人の登場きぼ〜んします。
542 :
吾輩は名無しである:04/05/29 23:26
それじゃどこに話を持って行きたいのかわかんないよ
「心のオアシス」を探究したところで、「儲け」は、確かに、たかがしれている。投資しても、それに足りうる見返りはない。
だから、不必要かといえば、そんなことは、ない。
「虚学のどこが、悪い」と胸を張って、開き直りたい気分だな。
545 :
吾輩は名無しである:04/05/30 02:46
前田愛の文学テクスト入門とか読めば何となくだが実学に思えてくる
546 :
吾輩は名無しである:04/05/30 04:17
つかよ、こいつら偉そうに講釈たれてるけど、語る以前に
単純に何が何の役に立つかイメージ出来てないだけじゃないのか?
脈絡の無い流れでレス垂れ流してるし。
547 :
吾輩は名無しである:04/05/30 04:28
>>547 どうせ2ちゃんだからという気軽さで聞き囓っただけのことを書き飛ばしました(笑
あとはもうただただ消息通の登場を願うばかり。。
にしても、2ちゃんというところはほんとにすばらしいね。
何か書いたら、たちまち批判が返ってくるんだから。
この辺が今の繁栄の一因になっているんだろうな。
>>546 何が何の役に立つのかイメージできることが何の役に立つのかイメージできたら尚良いね。
あ、そうそう忘れるとこだった。
>>536 あなた頭いいね。こんなに適切なレス返されたの生まれてはじめてだよ。
(^_-)bグッジョブ
549 :
吾輩は名無しである:04/06/03 14:45
コミッショナーがインセンティブを掲げるのは当然でしょ
ブンガクしてる人達への印象・・・
a)自分のココロの痛みには非常に敏感で、他者のそれに対してはいたって鈍感。
b)他者のココロの動きには敏感だけど、それは相手が自分をどう見ているか
という視点になぜか極限されてしまう。
c)誰にも聞かれもしないのに、自分がいっぱい文学書を読んでることを
アピールしたがる(私としてはこの点が特に不思議)
知性をアピールしたいのなら、学術書を中心にたくさん読む方がいいからね。
d)作家については、人格が疑わしいヒトが多い。
そのため、私小説っぽいテイストの作品では主人公の心情や行動パターンに
共感が全然持てなくなって、ページを繰るのが嫌になる場合があります。
e)
>>1 利用の仕方によって、虚にもなれば実にもなるね。
それはまた今度。ま、もういないよね
>>550 何があったか知らないが、
陰湿だな。
自分の人格を疑った方がいいと思うぜ。
552 :
吾輩は名無しである:04/06/03 18:32
>>551 何があったか知らないが、
陰湿だな。
自分の人格を疑った方がいいと思うぜ。w
↓はい 次の方
>>550 何があったか知らないが、
陰湿だな。
自分の人格を疑った方がいいと思うぜ。w
↓はい 次の方
554 :
吾輩は名無しである:04/06/03 18:35
>>552 何があったか知らないが、
陰湿だな。
自分の人格を疑った方がいいと思うぜ。w w
↓はい 次の方
>>553 何があったか知らないが、
陰湿だな。
自分の人格を疑った方がいいと思うぜ。w
↓はい 次の方
>>563 何があったか知らないが、
陰湿だな。
自分の人格を疑った方がいいと思うぜ。w
↓はい 次の方
557 :
吾輩は名無しである:04/06/05 08:52
最近の社会の風潮が、文学いらないとなっているのが問題。
このままだとマジで10年後くらいに廃止案が出かねない。
みんな立ち上がれ!
文学が廃れた国家はつねに没落への道をまっしぐら
アトランティス。
>>560 あ、アトランティスに文学あったんか! 見たんか!
イスカンダル
563 :
吾輩は名無しである:04/06/14 14:30
>>561 あったよ。文学っていうよりも存続の承継(文学好きならわかるはず)だけどね。
そもそも現在の文学は解離性が高いから一概に語ることはできない。
ま、貧乏人ってのはあたってるけどね。
実業と虚業、の違いと同じ
565 :
吾輩は名無しである:04/06/20 10:54
>>563 存続の継承性・・・よく知ってるな。現在の要素を見るとやはり途凝から生じる
解離性は高いと言うのはあると思うけど、だからといって文学部がいらないという
ことにはならない。虚学というのはわかっていることだし、大学側もそれをわかって
存続させているんだよ。心理学や考古学だけ別枠にしてあとは消滅がいいと思うけどね。
566 :
吾輩は名無しである:04/06/23 19:13
>>565 わけわからん・・・俺が馬鹿なだけなのか
567 :
吾輩は名無しである:04/06/25 22:27
文学の継承性についてはさんざん議論されてきたとは思うが一般承継性と
特別承継性がある。前者は教誨との乖離、後者は兇漢と善意との乖離についての
考察。いまさら感が強いが・・・文学が虚学というのは外部から見たらわけわからないこと
やってるふうに見えるんだろうね。解離性わからんとは泣けてくるね。
>>567 あの、よろしければもう少し噛み砕いて説明してください。
アトランティスの文学がどう継承されているんですか?
569 :
イギ− ◆od0qY8Ss/. :04/06/26 21:27
文章にした時点でそれはフィクション
人間の醜悪面の暴露、誇張、捏造に勤しむ汚穢屋
最も良い作家とは、文学者であることを恥ずかしく思っている人間だ。
byニーチェ
佐藤幹夫の言葉
朝起きた時に,きょうも一日数学をやるぞと思ってるようでは,
とてもものにならない。数学を考えながら,いつのまにか眠り,
朝,目が覚めたときは既に数学の世界に入っていなければならない。
どの位,数学に浸っているかが,勝負の分かれ目だ。
数学は自分の命を削ってやるようなものなのだ
俺の感想
学問に命かけてる文学者は他の分野と比べても少ない気がする。
まあ俺は数学に命までかけられなくてドロップアウトした者だが。
>解離性わからんとは泣けてくるね。
そういう態度が、虚学だと言われ、抹消されかねない状況になった原因じゃん。
もちろん難解なことは難解に語られるべきだけど、
それを知らん人が納得するように騙せなかったのは文学者の手落ちだな。
だから、あの、アトランティス…
573 :
吾輩は名無しである:04/07/04 22:14
>>571 今後10年以内に文学部淘汰が始まりそうな機運が高まってしまっているから
危機感を感じている。なぜ、ビジネス院やロー院ができてリタレチャー院が発展しないのか。
そこに原因がある。
574 :
吾輩は名無しである:04/07/04 22:20
アトランティスに文学があったかどうかについてだが無いという理由も証拠も無いが
あるという前同もない。力になれなくてすまない。こんなガイキチが応えたばっかりに・・・
すまない。
575 :
吾輩は名無しである:04/07/09 10:52
>>574 自分で俺らが思ってたこと言っちゃったよ!
576 :
吾輩は名無しである:04/07/09 11:04
アトランティス文学は盗作されほうだいってことですか?
前世の記憶がある人の良識が問われる
アトランティスには人間がおらず、外に対してもバリアーがはられた
ポセイドーンが支配する機械帝国のため人権にかかわる著作権は
事実上存在しないと思われる。
また、仮に人間がいたとしてもバギーによって滅亡したあと50年経過すれば
著作権はきれる。
578 :
吾輩は名無しである:04/07/09 22:46
>>573 税金泥棒だからに決まってんじゃん。
ユニバーシティーなんかに頼らずに個人でやれよ、個人で。
>>578 同意。個人でやってりゃいいと思うよ。
文学部ってかなりの数の大学に設置されてるもんな。今でも相当の税金つぎ込んでる
と思うよ。
文学部って理系の勉強から逃げてさらに法・経済に手が届かない受験生の駆込寺か、
お嬢さん向けの教養講座みたいなイメージしかないんだよな。
しかも、そんなのから
>>567「解離性もわかんないの?」なんてバカにされるんだろ。
税金払ってる方からすると潰して欲しいよ。
>>570 良い言葉だな。
数学だけに限らないし、理系だけに限らない。その道で何かを成す人間はたいてい
同じように命ごと没頭している。侵食を忘れるくらいそのことに夢中になれなければ
どんな分野でも中途半端で終わる。
581 :
吾輩は名無しである:04/07/10 21:57
>>579 俺たちと同じことを思っている法学部や経済学部の有力教授たちがわんさかいる。
だから10年以内に淘汰がとか言い出したんだろ。大学院だけ残って学部は潰そうっていうのが
各大学の思惑みたいだが。都立大と早大は露骨に来たな。
文学教授なんか生き埋めにしちまえ
583 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 17:14
いいわけ
584 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 19:52
アメリカの大学を見習いたいのなら
文学部のあり方もアメリカを見習って欲しい。
>>584 アメリカの大学の文学部ってどんなことやってるの?
586 :
吾輩は名無しである:04/07/12 13:09
うん、部は潰して文学は大学院に残す・・・でいいと思うけどね。
やっぱり文学の研究者は必要だと思うし。
>>579 私は人生で最も頭の良い時期に数学をやり、次に哲学をやり、最後に政治をやった。
法学部をでた法学者が何人いる。現代の大学なんて、内実はどこも同じレベルだ。
>>587 意味がわからん。法学部を出ていない法学者なんて日本にいるのか?
法学部を出て法学部を出た奴なんて、文学部を出て文学者になった奴くらい少ない。
よってどっちを卒業しても何も変わらない。変わるのは半端な功名心の満足度だけ。
ってことだろ。文学板がこれなんだから、そりゃ文学廃れるわな。
なに?文学部の人達は文学者になることがすごいって価値観なの?
さすがに法や経済や会計やらを勉強してるヤツラとは心構えが違うw
全員とはいわんけど法学者や経済学者なんて実務界じゃ相手にされないもの。
知識が極端に偏ってるし、特に最近動きが激しいからジジイ学者じゃついていけなくなってんだよ。
ほんとうに馬鹿なんだな。
どこ出たって、そいつらが欲しいのは「大学〜学部出」の資格だけってことだよ。
だからどこの大学でどこの学部でなんてのは意味が無い。
学んだことを活かさないんだから。ていうかそもそも学んでないから。
分かるか?何人文学部に駆け込もうがなんだろうが、
そういう人間は全部上澄のための沈殿でしかないんだよ。
それはどこの大学でも学部でも同じ。そんだけ。
そんなアタリマエのことを堂々と語られてもな・・・。
「上澄のための沈殿」って意味わかんないし。
まあ、生徒の数減ってんだから文学部は淘汰されるよ。
それでいんじゃないの?
文学は虚学だってことでさ。
593 :
吾輩は名無しである:04/07/24 12:44
>>592 「上澄のための沈殿」はロシア文学のリハイルスキーだね。
ってか、文学っていうのは必ずしもマイノリティである必要は無く、
かといってマジョリティに浸る必要も無い。
>>592 当たり前を言っているってことすら分からなかったお前は何なんだ。
わかったよw。ごめん、ごめん。
文学部の学生なのかな?
どうしても文学部って就職一つできないくせに能書きたれてるバカの集まりに思えてさ
(うちの大学がそうだったから)。
つっかかってみたくなっちゃって。悪かった。さよなら。
俺は一連の書き込みしてる奴じゃないぞ。勘違いしてるっぽいが。
ここは文学板なんだから、どう考えても場違いなのはお前。
馬鹿にしたかったんなら、それなりの勉強はしてこないと自分の馬鹿さを露呈するだけだよ。
597 :
吾輩は名無しである:04/07/27 22:17
能書きもたれられないよりマシじゃねーかなあ。
とか言うと、また能書きたれやがってって反感買うんだろうな。
600 :
吾輩は名無しである:04/08/01 20:13
みなさん自己愛が強すぎませんか?
解放されたいんでしょ。
>>698 いやいや能書き良し、脳無しが多いから。
602 :
吾輩は名無しである:04/08/06 12:41
ちょっとあげ
603 :
吾輩は名無しである:04/08/07 10:57
文学部を受験したいなぁと思っています。
私は難しいことはわからないんですが・・・
家庭教師の先生が国立大学の経済学部で、何度か大勢で遊んだことがあります。
先生も友達も村上春樹も読んだことないって言っててびっくりした。
作家の名前と作品名は一致するけれど読んだことがないっていう人が多かった。
家庭教師の先生が「貧乏人はいなくていい」「老人はいないほうがいい」
とはっきりと言う。読書しないから他人の気持ちがわからないんだなぁと
思いました。性格もあるかもしれないけれど、読書していれば少しは
人の気持ちってわかるんじゃないかなぁと思う。
生きていくのって他人と係わっていくものだし、それならば少しでもいい関係で係わって
いったほうがいいし、そのためには読書して、自分の考えや感じ方だけが
正しいわけじゃないとかって知ったほうがいいんじゃないかなぁと思いました。
文学って人にとって大切なものだとおもうんですが・・・
長くなってごめんなさい。
604 :
吾輩は名無しである:04/08/07 22:35
↑コピペ?
>家庭教師の先生が「貧乏人はいなくていい」「老人はいないほうがいい」
>はっきりと言う。読書しないから他人の気持ちがわからないんだなぁと
>思いました。
読書以前の問題。人として最悪。そんな人とよく遊んだりしてるね。
605 :
吾輩は名無しである:04/08/08 00:13
でもまさに今の日本社会だな。行き過ぎた資本主義のせいで
読書ばっかりしてるやつで金が稼げないのはいらないという風潮。
カネカネカネの企業たち。まあ、そんな俺も一流企業から内定もらって
これから文学淘汰側にまわる。そんなのは悲しい。
606 :
吾輩は名無しである:04/08/08 00:20
>>605 カネカネ文化の膨張だけでなく。
知的好奇心を満たす物が、多様化して。
本とは限らなくなったからね。
情報の取り方も、多様化するし。
本当にユビキタス文化が完成すれば、印刷物自体の存在が危ぶまれる。
>>603 人為的に貧乏人(フリーター)を作る事によって
人件費抑制及び企業収益率の向上が
達成されている事がわかっていませんね。
んね。俺らの住む家を建ててるのは低収入の土方兄さん達。
それはただそういうものなだけ。
>>605 行き過ぎたっつーかさ、戦後の発展には仕方なかったんだよ、効率主義。
無駄が許されない世界だったからね。そのまんま現代まで続いてるのは、ちょっと変だけどね。
常に不安定な社会である以上仕方無いのかもね。
俺なんかどうせいつかは死ぬんだし、死んだら全部一緒なんだからとか思ってしまうので
「貧乏人はいなくていい」とかよくそんなくだらんこと言えるな、と思うけどな。
一度しかない人生を、そんな腐った精神状態で過ごしたくない、なんかもったいないよ。
610 :
吾輩は名無しである:04/08/08 18:58
>>609 でも日本に住んでいる以上、金を稼げないと負け。
ただ単純作業みたいな仕事をやって合間に本読んで教養つけて低収入は最悪。
文学賞をとって年収億単位は勝ち組み。なんか悲しい社会だなぁ。
>>610 負けか?
「負け」とか言ってるやつがバカなだけだろ?
俺も稼ぎは少ないけど生活できてるし、
本買えて読めて映画見れて音楽聴けてるし幸せだけどね。
幸せかどうかも主観的な問題だよ。
だからなんも悪いことしてない犯罪者でもない人間を
貧乏というだけでバカにするような物言いはムカつくね。
612 :
オレンジ ◆4pvEs7ZFxY :04/08/08 19:12
日本の貧乏は楽しいけどな。
平和だし、飽食だし。
613 :
吾輩は名無しである:04/08/10 18:31
俺も今バイトで年収300万切ってるけど幸せ。
株のトレードでファイナンサーだし、カネには困ってない。
金を稼げないと負け?んなことないよ。真の負け組みっていうのは
30歳を過ぎて子どももできず、年収500万かそこらで、
何の知識もスキルもなく、ただ本を読み、理屈ばっかり達者な頭でっかち。
614 :
吾輩は名無しである:04/08/10 19:42
>>613 >30歳を過ぎて子どももできず、年収500万かそこらで、
>何の知識もスキルもなく、ただ本を読み、理屈ばっかり達者な頭でっかち。
これは全然問題ないのでは?
ちゃんと経済的に自立して、アタマのなかでも本人が幸せなら。
一体どこが負けなんだ。俺みたいに酷いフラれかたしてみろ!
そっちの方が不幸だバッキャローヽ(`Д´)ノウワァァン
って30過ぎて子供もできないのはいまどき当たり前だろ。
俺の親父も30の時子供いなかったぞ。もうすぐ還暦だが。
615 :
吾輩は名無しである:04/08/10 19:55
>>613 真の負け組みは、
「負け組み」を意識しないと自己を正当化できないこと。
真の勝ち組は生まれた時に決定済み。
617 :
吾輩は名無しである:04/08/10 20:18
言葉で人など救えない
作家なんてヒキコモリで自閉症で鬱病の
詐欺師じゃん
言葉で救われたがっている馬鹿発見。
言葉は自分をガシガシ攻撃してくる物だよ。それと闘えよ。
それができんなら読書なんてすんな。
619 :
吾輩は名無しである:04/08/10 22:27
俺は年収なんて800万程度ありゃ満足。
620 :
吾輩は名無しである:04/08/10 23:07
勝ち組=
クソ暑いこの夏に、クーラーを18度にして
布団かぶって、寒いと思いながら熟睡する奴。
621 :
吾輩は名無しである:04/08/11 17:16
>620
それただのバカじゃないの
おれ、独身主義なんだけどさ、最近思うんだよね。
あと50年たって、70過ぎて、親兄弟も親しい友人もみんな死んでて、遠縁の親戚しかいなくて、
マンションの一室を借りて、ひとり孤独に余生を過ごして、ある日ばったりと死ぬのって、
もしかしたらこの世で一番哀れなんじゃないかって。
想像すると恐ろしいんだよ。何もなく、平平凡凡な人生で、次世代すら残さず、
一体何のために生きてたのか後悔するんじゃないかって。
子供や孫っていうのは、きっとそのために残すんだよな。自分が死ぬことに安心できるんだ。
623 :
吾輩は名無しである:04/08/11 20:47
624 :
吾輩は名無しである:04/08/11 20:57
>622
ちょっと寂しい話だけど、考えてしまったな。きっとその通りだと思う。
何も残さなくとも安心できれば良いのにね。
何か残るほうが不安だな。
こういうネットでの書き込みも残るんだろうな。
考えただけで気味が悪い。
>>622 ホモ板でみつけた哀しい書き込み・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
609 :禁断の名無しさん :04/08/10 00:40 ID:O/yBLHCY
昔、いきつけのホモバーでママに聞かされた
社会とは隔絶された場所で孤独死していくゲイの老人たちの話を
思い出すたびに、全然知らない人たちの事なのに今でも
涙がボロボロでてくるんだよね。。。
なんでこんな悲惨な最期を迎えないといけないのかって…。
べつに犯罪者だったわけでも他人をひどく傷つけたわけでもないのに、、、
そのママがその常連さんの葬式に行った日に僕に泣きながら
人間はこんな風に死んじゃいけないのよって聞かせてくれた。
ちゃんと社会の中で責任と義務を背負いながら生きなきゃだめなのよ、
現実の中で地に足をつけて他人と繋がりを持つべきなのよって言ってた。
あたしは彼等を癒してるつもりだったのに、もしかしたら
彼等を実社会から現実逃避させてただけなのかもしれないって悩んでた。
610 :禁断の名無しさん :04/08/10 00:41 ID:O/yBLHCY
「俺はママに凄く癒されたし、救われてたよ」って慰めたんだけど
今思えば、ママ自身も自分の老後の事とか考えて悩んでたんだと思う。
当時は、今よりもゲイの偽装結婚は多くて
自殺者も多かった。(今のように情報が表に出ないだけで…
心を殺して生存するか、自ら命を絶つか)
独身でゲイとして強く生き抜いたママたちのようなゲイは割と少ない方で、
でも結局、自分たちで築いた妄想の中で自分たちを追いつめるかのごとく
たった一人で何も遺さずに誰にも悲しまれずに死んでいった。
(年寄りのホモなんて誰からも需要がないからね)
「ママが悪いんじゃなくて、社会がゲイを拒むんだからどうしようも
ない、俺たちのせいじゃないよ、ここ(2丁目)が無かったら
俺は息が詰まって死んでしまうよ」って
その時に言った様な気がする。
そのママは、その2,3年後にお店をたたんでどこかに行ってしまったけど
どこかでまだ生きてるのかな、、、
628 :
吾輩は名無しである:04/08/11 22:00
>>622 それ、超怖いな。なんとなくサラリーマン必死にやってるおっさんたちが
わかる気がした。子ども育てて子孫を繁栄させる意味か・・・
深いな。文学版にぴったりじゃん。
629 :
吾輩は名無しである:04/08/11 22:06
>>613 >30歳を過ぎて子どももできず、年収500万かそこらで、
これは今の日本人の大多数じゃん。 30代前半で未婚率50パー超だぞ。
日本人の平均年収は約500万。
>何の知識もスキルもなく、ただ本を読み、理屈ばっかり達者な頭でっかち。
これは同意。ビジネススキルがない30代ほど情けないものは無い。
音楽で年収1億、これも立派なスキル。なにもMBA(経営学修士)
だけがスキルではないけどね。お金を稼げないと負けなんじゃなくて
ただの使えないおっさんになってしまう。それが怖い。女は結婚という
選択肢があり、玉の輿という究極のフローがある。
>>624 死ぬ時に泣いてくれる人の数でその人の人生が分かるっていうけど、この頃よくそう思います。
残していくものって人によって違うと思うけど、人と人とのつながりが一番強いのかもしれない。
>>625 おれも、そういうニヒル地味たというのかな、考え方だったよ。
ほんとうは、今でもできるだけ自分の痕跡を残さないようにしてる。
でもさ、何も残さないのって不可能なんだよ。
おれらはさ、大きな流れの中の一経過点なんだよ。
過去があれば未来もあるんだ。そう考えるとさ、何をちっぽけな、って思うんだよね。
気にしてるほど何かを残すことなんてできなくて、でも思った以上に残してるもんなんだよ。
何かを残すことは、例えば子供を産むことは、子供に苦しさを背負わせることにしかならなくて、
もしかしたらおれらの自己満足なのかもしれないけど、だったらその責任を背負ってやるものなんじゃないかって。
次世代を想像できるほど想像力ないけど、そうして次世代に繋げるために足掻くんじゃないかな。
先人たちはこういう問題に立ち向かうために文学や哲学を求めたんじゃないかなあ。
それらを捨て去ろうとするのって、問題を解決したんじゃなくて目を背けてるだけなのかもしれない。
>>626 哀しいけど凄く良かったです。紹介してくれてありがとう。ママさんの台詞で泣きそうになった。
ゲイは子供を残せないけど、子供を残すくらいの結実を人生で得られればいいんだよね。
でもそれが難しいのは、やっぱりおれらの中で子供を残すっていうのは特別なことだからだと思う。
長文ごめん。
>>630 わたしの場合、諸般の事情で十一の夏に人生終わったと思ってて、
それ以来、自分の生きた痕跡もろともこの世から消え去りたい
ってのが唯一の希望だからね。
でもさ、希望ってのも結局は欲望じゃん。
厭なものです。
ちっぽけなのはちゃんと弁えてる。
この広い世界の中では砂漠の砂の一粒ほどの重さもないさ。
>文学や哲学を求めたんじゃないかなあ
「死を前にしてはニーチェもキルケゴールも役に立たなかった。」瀬田栄之助
ニーチェやキルケゴールでは克服しきれなかった。
逆に言えば、ニーチェやキルケゴールで克服しようとした、ということだな。
>>629 スキルスキルってエリートが言っておけば良いんだよ。
別に良いじゃん読書ばっかの頭でっかちでも。
俺はそっちの方が好きだな。
文学っていうのは結局、言葉の感受性に
関する訓練でしょ。それを共有する人達の
共同作業で、言葉を使う者達の遺産。
未来のある人がそれを受け取って自分のを
磨くのに役立ててくれればそれで成功だよ。
635 :
吾輩は名無しである:04/08/12 03:00
,、 ,、
( ( __) ) 糞スレ立てた
>>1を
/\ l\< 、_ ゝ 今、地獄の業火で焼いています。
/ /|ヽ\ | ヽ (io\ ル、/,)
| ヽ\ | c) フ 、, ヾ
| ヽ\ ゝ_ , ヽ ,_、_,ノ 、 、 、 、
| ヽ\ ヽ VwwwV ヽ / UUUU アツイヨ!
| / ⌒ ヽ_ノ ヽ\_ヽー''ノ ) (つ(;´Д`)ノ アァッ-!!
レ' / ヽ ーヽ | ヾ\/ (
>>1 )へ
\ ゝ ) | ノヽ イ ' > , '
ヽ 丿\ヽ ノ ) \_ノ 人 '人 , ゴオオオォォォーー
_____/|\ 、|ヽ ノ ) ' ( ( 人( ))
\\ ⌒ ̄ ̄~`へ ( 人( ))人 , チリ チリ
火にでも | \__ニ ヾ ) =从 从 ())=
あたってけや。 | >/ //// \ヽ\
636 :
吾輩は名無しである:04/08/12 04:53
文学や哲学なんていらないと思ってました。
仕事してその金で好きなことだけしてたら幸福だと思ってた。実際にそう言ってくれる偉い思想家もいた。
家庭もある。子供もいる。金もある。
でも、60を過ぎ定年間近になって、ふと不安を感じたんです。
今までの人生ってなんだったんだろうって。
そして、この後の人生はなんなんだろうって。何も変わらない。きっと家族に看取られて死ぬでしょう。だから?
気付いたんです。普通の人生を歩めと言ってる人は、たくさんの書物を読んだからこそそう言え、そう言える立場にいるんだと。
ネタか? それは刹那的に生きてきたくせに、中途半端に頭働かそうとするからですよ。
ありのままにあるがままに貴方の人生を全うするしかない。いまさらどうしようもない。
というかどうもしなくていい。それは絶望じゃない。それに60で隠居ならまだ本読めるでしょ。読めよ。
何もせずにぐだぐだ言ってる奴はそりゃ何も手に入れられないさ。自分の環境がどれだけ恵まれてるか知れよ。
なんかわかんねーけど、まず自分自身が文学が圧倒的に面白いと思ってしまうからなあ。
理屈は後付けだよね。
639 :
吾輩は名無しである:04/08/12 08:52
だから本が必要だって言ってるのです。
この虚無感は埋めようがない。自分の考えには限界がある。
何もしなかったら耐えられそうにない。なにか答えは見つけられそうにもないけれど
本がなにかを考えるきっかけになってくれる。
>>636 なるほど。本を読むのはヒマな年寄りの慰み事にもってこいってことだな。
641 :
吾輩は名無しである:04/08/12 11:30
>>640 そうじゃない。企業のトップも書物から何かを得たりする。
ブッシュも聖書からフレーズを引用した。
要は本ばかり読んでいて他には何もできないやつがどうしようもない
やつだと言いたいんじゃないの?
だから読書ばっかりで頭でっかちなだけで何もできない人も、
それはそれで格好良いと思うんだけど。
友達にはなりたくないけどね。
643 :
吾輩は名無しである:04/08/13 00:58
>>641 どうしようもないっていうかそれただのダメ人間じゃん
644 :
吾輩は名無しである:04/08/13 02:00
文学は虚学、そんなことはないだろう。文学とは虚構なのだ。ただし
事実に基づいた虚構でなければならない。しかし、虚構を構築してい
る文学の何と少ないことか。それは古事記からずっと流れている文学
共通の主題というものを知らないからなのである。
君たちに文学というもの、そして文学共通の主題に案内してあげよう。
先ず「古事記」という文字をよおく見てごらん。それで得た確信がひ
とつの思想となり、君ははるか高みにある文学共通の主題に近づける
はずである。
次いで、三島の著書から全文学解読の手引書を発見することだね。
645 :
吾輩は名無しである:04/08/14 09:09
>>644 >事実に基づいた虚構でなければならない
そんなことはない
>虚構を構築している文学の何と少ないことか
あるって
>ははるか高みにある文学共通の主題に近づけるはず
そんなものはない
>三島の著書から全文学解読の手引書
その手引書はあまり役に立たない
646 :
吾輩は名無しである:04/08/15 18:12
三島のスレで、僕は「すみとりがまわっている」ものを文学
と言った。それは三島の言葉であり、「文学」の字面から云
えばその通りだからである。
今日は三島自身は知ってはいたが、信じたくなかったある秘
密を語ろう。
三島文学の虚構が音を立てて崩れる秘密である。文学は「古
事記の」二番煎じであり、そして畢竟「古事記」のある一字
に戻るものであり、三島や古典の作者がどうあがいても世界
はそのたつた一文字に帰結し、すべての企ては無に帰する。
それにしても三島は凄いワ。
三島の全文学解読の著書を読んで、古事記を三島が完全に解
読したことを知った。古今東西その一文字の秘密を知ったも
のは古事記の作者と三島の二人だけである。勿論、僕以外に
である。
>646
をめーの文では文学が虚学にすらなってないな。プレ虚学。
648 :
吾輩は名無しである:04/08/16 09:55
>647
そのとおりだよ。君たちの文学は虚学でもなんでもいいだ
ろう。君たちの世界では生活が文学でいいじゃないか。
僕たちの文学は、古事記の要請する非・日常であり、命の
やりとりであり、全的破滅の攻防であり、この上ない知的
高みであり、美学の構築であり、それら全てを兼ね備えて
いなければならないのである。
例えば知的高みということでは、少なくとも文学の文章全
体が三重構造以上の多重構造でなければならないのだ。当
然、三つの物語が厳格な文法の基で同時進行で語られてい
なければならないし、読み手もまた三つの物語を同時に読
まなければならないのである。
然るに古典は原文を曲げられ、はなはだしいものは原本の
姿がひとつもない。君らの文学とはそういうものなのだよ。
現代文学に目を移すと、文学の欠片はひとつふたつ、そん
な中、三島文学はあらゆる古典をはるかに凌ぐ文学であっ
た。全てが兼ね備えられているばかりか、初めてほとんど
全てを現実化している。三島の本は御伽草紙が全部本当の
ことなのとは別の次元で、ほとんど全部の多重構造で、本
当のことが書かれているのだよ。
おっ、開き直ったかw
お似合いだよ。
650 :
吾輩は名無しである:04/08/17 00:14
教えてやろうにもなぁ・・・
651 :
吾輩は名無しである:04/08/18 13:51
文学万歳!!
652 :
吾輩は名無しである:04/08/18 14:26
だから文学は虚学で良いし、また虚学だからこそ素晴らしいんだってば。
このあたりの理屈が飲み込めん香具師はどうしたって文学を味わう資質に欠ける
んだし、別にそれはそれで構わないと本人も思ってるんだろうから、放っておくのがヨロシ。
>>652 いえいえ、技術者が学者ではないように、実学は学問ではないんですよ。
それだけのことなんです。
654 :
吾輩は名無しである:04/08/18 19:48
いえいえ、作家が学者ではないように、虚学は学問ではないんですよ。
だから文学部は税金泥棒の感があるんです。
655 :
吾輩は名無しである:04/08/18 22:44
文学部に行く事はあっても文学科にはいこうとは思わない。
批評家や研究者を目指すんじゃなければ、文学は趣味でいいじゃんか。
よく思うんだが、批評家ってどういう動機でなるんだろうか。
「わかった!」と思ったとき。
「なんでわからん…」と思ったとき。
「何言ってやがる、この馬鹿」と思ったとき。
658 :
吾輩は名無しである:04/08/19 12:03
この馬鹿ぁ・・・
659 :
吾輩は名無しである:04/08/20 11:25
まあ、文学部なんて淘汰されるっぽくね?
660 :
吾輩は名無しである:04/08/20 23:45
別に人が文学に興味を持つきっかけが「文学部」にほとんど関係ないんだったらいいよ。
俺自身は関係ないし。
ただ、もともと興味のあった人間が文学部に入って、
そこの教授なんかに影響受けてさらに深く、ということも多いと思うので
そういうのがなくなるなら悲しいなあ。
661 :
吾輩は名無しである:04/08/26 20:13
まあ、どっちにしてもリスパイリーとしての文学はマイスターでしょ。
662 :
吾輩は名無しである:04/09/02 08:44
プンプン!!
663 :
吾輩は名無しである:04/09/03 01:34
美しい一節の文章に出会ったとき、
切なくもなるし、なんとも満たされた気持ちになる。
664 :
吾輩は名無しである:04/09/03 02:07
665 :
吾輩は名無しである:04/09/03 08:22
文学系の大学院なんていっちゃったらそれこそ職なくなっちゃうよ。
文学部を馬鹿にするな
本当に清い心を持った人は、文学部からこそ生まれるのです
667 :
吾輩は名無しである:04/09/09 19:32
まあ、あれだ、喧嘩スンナ
668 :
吾輩は名無しである:04/09/12 19:13:36
虚学じゃねーよ!
669 :
吾輩は名無しである:04/09/13 05:04:02
虚学かもね。自分が研究しててそう思う。
どれだけやっても、個人の意見に意見を重ねた領域をでない。
至極あいまいなもの。
同じ人文系の研究でも、考古学や歴史のように行き着く場所に
唯一無二の真実がまっているわけでもないし。
とくに芸術論なんてもう。なんかむなしいわ。
670 :
吾輩は名無しである:04/09/13 13:42:19
それが本音なんだよ。そう、虚学なんてわかりきったこと。
だけどもう戻れない。人生は戻れないのだ。
671 :
吾輩は名無しである:04/09/13 15:36:52
21世紀は文学の時代になるであろう
ほんとですか!?
楽しみだなあ〜♪
673 :
吾輩は名無しである:04/09/13 16:35:40
文学は要るけど
文学部行った香具師等はかわいそう。
674 :
吾輩は名無しである:04/09/13 16:59:30
文学はscienceじゃなくてculture。literature= literary culture
畑から何か(じゃがいもとか)を生み出すのが農業であるように、文字から何かを生み出すのが文学で、
生み出されたものは薬、グルメ、ジャンクフード等いろんな形をとる。
当然研究するだけで何も栽培してみなければ文学としては何も生まれないが、
そのかわりレトリックやジャーナリズムなどといった肥料が出来上がる。
神様にありがとう
676 :
吾輩は名無しである:04/09/13 21:37:15
>>674 でも大半の一般人にとってレトリック?なんですかそれ?
で終わりなんだよなぁ。民法なんかは番組とかでみんな
関心もち始めてるのに。法学部と文学部なら後者はいらんで、
全社放蕩
677 :
吾輩は名無しである:04/09/13 21:41:16
番組で民法に関心を持ったとして民法学に興味を持つかい
あんた高校生だろ
>>676 「なんですかそれ?」で終わりかな。
それで終わりと見せかけつつちょいちょい覗いてみようかと
試みてんじゃないのか。
文学への信仰が厚いのは、あーたの言う「大半の一般人」。
その一般人である俺が言うのだから間違いない。
679 :
吾輩は名無しである:04/09/13 22:07:44
リベラルアーツなんて、そんなもん(虚)
つーのは、常識。
教養学部がなくなると、こーゆー常識がわかんない輩が
わんさか。
虚を虚として受け容れるなんて、
こんちの世の中なかなかできることじゃーないわな。
現代文学の困難。アハハ
仮に高校生だとしても民法勉強した方がいいよ。
でも、学生に本当の意味で民法がわかるとは思わないよ。
でも勉強しとけば後々本当の意味がわかるよ。
実は法律がレトリックだってことが。
(皮肉じゃないぞw。本当にそう思ってるよ)
682 :
吾輩は名無しである:04/09/13 22:26:02
>>680 特に日本はダメなんだと思うよ。
戦後、実学にばかり力を注いできているからね。
文学・美術を愛でるレベルが低いんだ。
>>682 どこの国と比べてるの?w
バカじゃないの?w
>>681 そうそう。極端に言うと条文なんてあってないようなもので
いくらでも捻じ曲げられる。(むろん、妥当さのために)
文学について話してるから、法律にプラスの評価を与えているものの、
「文学は虚学だ。そんなものやってなんの意味がある。」と言う人は、
別の局面では
「法律の言葉は分からない。もっと国民に分かりやすくしてくれ。」
と言いそうだ。
>>682 いつのことか忘れたが、APECかASEANの基調演説で外務大臣(?)が英語で
「ユーティライズ」という表現を連発していた。大きな外交の場でその動詞を多用するのはどうかと思ったし、この種の演説では「use」を使ったほうが?と神経質に考えたりもした。
それより気になったのは、その動詞を続けざまに聞いた外交官のなかには、日本の伝統的な景気策を連想して苦笑した感受性豊かな者も少なからずいたかもしれないこと。
686 :
吾輩は名無しである:04/09/13 23:10:10
>>683 欧米諸国。
大学進学率はほぼ一緒でも、卒業率が異常に高い日本は
理学に力を入れていないので、文学等理学への関心度が異常に低い。
687 :
吾輩は名無しである:04/09/13 23:29:01
>>685 だいたい、同じ単語をアホみたく繰り返し使うのは、
それだけで、ぺけじゃん。
>ぺけ
田舎の人はっけん
689 :
吾輩は名無しである:04/09/13 23:45:51
あはは、東京生まれの東京育ちの都民だけど、
おばさんなの、もう…
ごめんね。
691 :
吾輩は名無しである:04/09/14 11:33:34
高校生だということを見抜かれたことに驚愕です。
やっぱ文学は必須です。でも法学部に行きたい私はおばかさん?
そんなことはない
693 :
吾輩は名無しである:04/09/17 18:45:13
ほれほれ
694 :
吾輩は名無しである:04/09/17 18:58:19
文学は虚学だが、ほかの学問も虚学。
どちらも社会ではごくごく小さな局面でしか役立たない。
理系以外はね。経済学や社会学もしかりだ。
だから大学はバニティフェアだよ。
695 :
吾輩は名無しである:04/09/17 19:07:07
でも、心を支えるのに文学は必要かなと思います。自分の場合は。
696 :
吾輩は名無しである:04/09/17 19:12:02
なるほど。
しかし、心の支えだったら趣味や信仰みたいなもので、
学問にはならないんじゃないのかな?
信仰も学問じゃない。宗教学と信仰は別物。
697 :
吾輩は名無しである:04/09/17 19:15:26
言語の研究には必要
698 :
吾輩は名無しである:04/09/17 19:17:18
言語を研究するんだったら言語学だな。
699 :
吾輩は名無しである:04/09/17 19:20:09
文学を楽しみたいだけなら趣味でやればいい。
何も大学行ってまで勉強するこたないね。
サークル活動の範疇だな。
700 :
吾輩は名無しである:04/09/17 19:36:26
それを言っちゃお終い
言ってることが一挙に
文学少年少女レベルになったね
微笑ましいことです
702 :
吾輩は名無しである:04/09/17 20:57:27
本を読んだから洞察力がつくわけじゃない。結局おもしろいから本を
読むでいいと思う。
703 :
吾輩は名無しである:04/09/17 20:59:22
文学が同時代の人間の価値観に大きな影響を〜みたいな話ってガイシュツ?
704 :
吾輩は名無しである:04/09/17 21:10:22
本を読んで感動したからって人の価値観は変わらない。
涙を流して感動している自分に自己陶酔、そんな奴ばかり。
>>704 そんなことはないでしょう。
セカチュウで自己陶酔というならわかる(俺は読んでないけど想像で)
ナンシー読んで反対に「価値観は変わらないでいいだ」と感動したが
706 :
吾輩は名無しである:04/09/17 21:30:45
セカチューの影響でドナー登録者が増えたのは事実
707 :
吾輩は名無しである:04/09/17 21:53:53
↑そんなの単細胞のアホばかり。どうせいざとなったら逃げ出す。
やっぱりイヤダ。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ
人の性格、考えは本を読んだ位じゃ変わらない。
性格やもっといえば体質は本読んだ位では変わらないけど
考えや価値観は変わるような気がする。
。。
安部公房死ぬほどはまって
文学知りたいと思ったが
安部が医者だったんで俺も医者に。
文学部行ってたかと思うとゾッとする
711 :
吾輩は名無しである:04/09/17 22:24:11
712 :
吾輩は名無しである:04/09/17 22:32:58
どんな人間でもいい。
だが、ウソツキにだけはなりたくねえよな。
医者とか弁護士みたいな
実学のエリート出てくるとすぐネタネタ言うよな
それこそ文学が虚学っての認めてることになるんじゃねぇの?
714 :
吾輩は名無しである:04/09/17 22:45:23
どんなとこにもいろんな人はいるよ。
じゃあ体育会系がすばらしいのかというと…
715 :
吾輩は名無しである:04/09/17 23:18:03
教養として、必要。
716 :
吾輩は名無しである:04/09/17 23:19:16
すみません、虚がくってなんですか・・。
理学のこと?
福田在つねによると東大英文で20人で3、4人しか就職できなかったらしい。
辻邦夫はそれを覚悟で仏文、はいったんだそうだね。
718 :
吾輩は名無しである:04/09/17 23:27:11
就職に有利だから、って、学部選ぶだけじゃないもんね。
教師のさ、地位とかサラリーが低すぎるのよ。
だから頭良いやつは理系行くわけ。
文学部はスベリ止めでしかたなく、か、変わりモンのいくとこだろ。。
文学は変わりモンの為のもの
と福田在つねはいつてました。
721 :
吾輩は名無しである:04/09/17 23:53:45
文系、が教師…??
文学が虚構といわれていることについて
1 :フロベールサンバ :02/07/15 23:49
どう思う?確かに教授がテレビに出ないし、役に立っているとはお世辞にも
いいづらいし、なんだか無駄なことやってる感じがするけど・・・
俺は心のオアシスとして必要だと思うけど。
723 :
吾輩は名無しである:04/09/18 01:13:44
魔の山を読もうとすると
虚学に思えてくる。
724 :
吾輩は名無しである:04/09/18 01:19:27
きょがくってなにさ
725 :
吾輩は名無しである:04/09/18 01:34:25
虚学ってことば、あんの?
726 :
吾輩は名無しである:04/09/18 01:58:35
東大英文て20人しかいないの?そりゃ優秀なんだろうなあ。
727 :
吾輩は名無しである:04/09/18 02:00:53
東大発足時は、学生全員で300名程度。
有為の青年の学問自体が道楽と思われていた頃の時代だな。
文学好きなんて元々居なくて、昔だって流行で読んでただけ。
本を読め! と叫ぶ、本を読んだオトナたちが今の時代を作った。
という言い訳地味た、糞みたいなティーンエイジャーの言説がはびこって、
言い訳に使うか、戒めに使うか、現時点では前者が多いってこった。
浅羽が戦前は文学は不良のアクセサリーのひとつみたいなこといってたね。
731 :
吾輩は名無しである:04/09/18 18:45:06
現代に最もミスマッチした学部なのは間違いないな。
「要らない」のは文学系であって、考古学、心理学、地理学、
歴史系は残せ。
今のところ一番正鵠を得ているレスはどれですか?
733 :
吾輩は名無しである:04/09/18 18:50:36
でも2010年あたりには文学系はだいぶ淘汰されてそうじゃない?
734 :
吾輩は名無しである:04/09/18 18:52:27
>696
その違いはよく分かりません。ただ、現実を自分の中に取り込むときに
文学は必要なのかもしれないと思っています・
735 :
吾輩は名無しである:04/09/18 18:56:20
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
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鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
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鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
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鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱
736 :
吾輩は名無しである:04/09/18 18:56:34
737 :
吾輩は名無しである:04/09/18 18:59:43
>>732 早稲田大学は、第一文学部に19ある専修の再編を行い、そのうち
ここ数年、進級希望者が定員に達していないフランス文学、ドイツ
文学、ロシア語・ロシア文化(2002年度にロシア文学から改称)の3
専修を統合し、新たにヨーロッパ文化専修を設置することを検討し
ており、文学部教授会などの討議を経て、なるべき早い時期の発表
・実施を行いたいらしい。背景には、不人気専修の教員の削減など
で経費の削減を行いたい大学当局の思惑があると見られている。
文学ってのはただの一般教養になるんだろうな。
739 :
吾輩は名無しである:04/09/18 19:17:55
「就活」を必修科目にすればいい
740 :
吾輩は名無しである:04/09/18 20:35:09
一般教養が、とっても大切…
741 :
吾輩は名無しである:04/09/18 21:03:43
教員削減はこれから加速するだろうな。なんせローやビジネススクールみたいなのが
ガンガン作られてるからな。不人気の文学部の教員を真っ先に削減すると思われ。
でも考古学は残してくれ〜!この間見つかった七曜紋にはビビッと来た!
文学って一般教養なのかね?
面白いけど教養にはならないと思うけど。
慰みモノだよ。追体験させてくれるものっていうか。
それでいいと思うけど。推理小説でも経済小説でソレゾレ面白いものあるし。
みんな文学一本でメシを食うわけでもないだろうし。
学問扱いされなくなったときにまた新しく始まるんじゃないのかな?
オレは(イマのオレにとって)面白い作品読めればそれでいいな。
衰退しようがしまいが関係ないよ。なんでそんなこと気にするのかが
不思議だよ。
仮に衰退してるとすると映画とかその他のメディアに比べて「追体験」させてくれる
程度が低くなってるからだと思うけど。確かに賞取ってる作品でもツマンナイ作品多いものw。
743 :
吾輩は名無しである:04/09/18 22:17:48
教養の定義が、違っている様ですね…
フランスの哲学教科書を書いた、ポール・フルキエの教養論を引くと
なにかを「知る」事は「教養」と同じではない。単なる「知識」は、教養ではない。
そうではなくて、「知る」過程で身につけたもの、身につけた能力を本来的な意味での
教養というべき、
となります。
744 :
吾輩は名無しである:04/09/18 22:44:02
「無用の人は無用の道を行くがよろしい」
漱石はそういって国立大学教官を辞し、一市井になったわけだけど。
当時、何故国は優秀な人才を外国に留学させてまで文学の摂取を推し進めたのか。
それは国策としてあったわけで、文学はその役目は終えたのかもしれない。
でも、文学がほかの学問と比して上とか下とかではなくてイイ意味で多用であることは
間違いないと思うよ。作品から派生する様様な知的議題は言語学、哲学、政治学などと重なって
近代の中で無数の知的好奇心を満足させてくれたわけでしょ。
引用にしても誰でもいいけどフロイトだとかマルクスにしても
文学作品を論文に引用するわけだけれども、最近の学者はそんなことしない人
多いよね。文学が学問世界の中で幸福な時代を終えたというのも事実だろうね。
>>743 俺と同じ考え方だなあ、それ。もう先人が居たと思うとつまんね。
746 :
吾輩は名無しである:04/09/19 13:08:48
教養って、古臭いイメージで古典を学ぶうーーーーみないた感じがするけど
現代に必要とされる教養ってのがあって。
●日本人が知らない“在日韓国・朝鮮人の優遇制度”
“五箇条の御誓文”
簡単に言うと、在日朝鮮人で商売をしている人は自分達で作っている商工会で、
税金関係の問題を処理していいということであり経費の認定も自分達で勝手にできる。
国税庁ノータッチ。つまり脱税し放題。だからこそ商売人には金持ちが多く、
それを北に送金して貧乏な北朝鮮がミサイルを開発できたのである。
▲在日韓国朝鮮人の就業率と生活保護
日本に永住する在日韓国・朝鮮人の実に約64万人中、約46万人が無職である。
生活保護を受けているのはおよそ14万2千人。
5人に1人は生活保護受給者であり彼らの生活費は日本人の税金によって賄われている。
彼らは被差別者どころか日本人とは比べ物にならないほど恵まれた特権階級である。
帰化申請を嫌がるのは帰化してしまうと既得権(五箇条御誓文・生活保護等)を全て失うからである。
彼らが外国人参政権を求めているのは、
特権階級としての既得権を失わないまま日本に内政干渉することである。
http://www.geocities.com/hinomarukimigayo2004/
748 :
吾輩は名無しである:04/09/21 21:04:29
ワーカーホリックとしての文学は?
749 :
吾輩は名無しである:04/09/22 19:36:26
重要なテーマだけにどんどん議論しないとだめだ!
750 :
吾輩は名無しである:04/09/22 20:54:56
このスレも衰退スレとおなじで「虚人」ばっかいるな。
文学が虚学というか、全ての学問に向かう態度は本質的に虚しいと思うよ。
結果的に為政者や大衆のために役に立つということがあるに過ぎない。
でもエジソンを学者という人間はいない。
だから大昔の神学とか、いまでは虚学だが当時は実学。
いまの最先端の科学理論とか数学理論、経済理論とか実学とは思えない。
理論を生み出してる奴は自分の探究心を満足させることが第一で、
理論に世間がおいついて商品なりなんなりが開発されることを望んでるのだろうか。
最後は人によるんじゃなかろうか。
と、思ってたらこないだ東大の学者が企業に出資してもらって研究するとかなんとか。
進歩なんだろうけど、余裕がねぇ時代になるのかなぁと思った。
文学ほど幅広い学問を網羅しているものは他に無い。
心理学、哲学、社会学、歴史学、地理学、経済学等々、文学には
人類が把握しうる万象のエッセンスが存在する。
突き詰めていくと「人間学」なのだと思う。
たとえば「人が人を殺す時」はどんな時か。「人が狂う時」はどんな時か。
どんな育ち方をした人間が、どんなことに怒り、恨みを持ち
殺すまでにいたるのか。その時の心の状態はどうなっているのか。
どんな体験をした人間が、どんな気持ちになり、狂うのか。
違った時代背景・社会背景を絡ませて、様様な時代や国に生きる人間の
生身の姿を検証せしめるものだ。
であるから、「こんなことで人は人を殺さない」
「こんなことで人は狂いはしない」という感じてしまうものの殆どは
文学といえないものだ。
司馬遼太郎は読み物としては面白いし、時代考証もよくできているが
いかんせんロマンチック過ぎて、文学作品とはいえないように思う。
島崎藤村の「夜明け前」も、あんなことで人は狂いはしない。
聖書も文学ではない(イエスのように生きられないと悩むのは不毛だし
異端者を忌避するのも不毛である)のは勿論、「純粋な人間」「完璧な人間」を
賛美するもの、「絶対の悪」を非難するものは文学では無い。
人は純粋でも完璧でもなく、悪にもなりきれるものでもない。
753 :
752:04/09/25 17:12:19
生身の血の通った人間は、愚かでありながら狡猾で、しかしそればかり
ではなく、人生を掛けて何かをなそうとする者もあり、また小さな家庭を
すべてのよりどころとして、もがきながらも充実感を覚える者もいる。
すべての学問は「人間学」なのではないか。宇宙や物理さえもすべて
人間に通じているものだ。人間は自分たちが何ものであるのかが知りたい
のであるし、自分たちの祖先が生きた時代、子孫が生きる時代にも
思いをめぐらせ、古今東西の様様な人の視野から、人間について学び
過去を見て、現在の生き方を考え、未来のために、するべきことと
してはいけないことを考えるのである。
すなわち、文学はすべての学問の窓口として、「人間学」の先頭を走って
いるのであり、決して虚学などでは無いと言えるのだ。
「本を読めば人は他人の人生を生きることができる」石田衣良
754 :
吾輩は名無しである:04/09/25 19:18:17
↑ワロタ
755 :
吾輩は名無しである:04/09/25 20:01:30
756 :
吾輩は名無しである:04/09/25 21:05:18
いや、人はどんなときに狂うかとかは心理学や精神医学の領域
だと思うけど。この2つは人気あるよね?でも文学は
「つまんない」「役に立たない」「マスターベーション」と
3拍子揃ってる。そこが大問題であり消されそうな要因でもある。
文学おもろいよ。
英語できない奴が英語で書かれた本を楽しむことができない。
そして英文を読むのには努力と才能がいる。
小説を楽しむのにも、多少の知識と楽しむための才能がいる。
758 :
吾輩は名無しである:04/09/25 22:12:16
問題は、文学を役立てる方法が知られていないし、教え難いし、分かり難いことだ。
761 :
モノクローム ◆ZnBI2EKkq. :04/09/25 23:45:34
文学板のレス一覧が、全体的に他板と較べて『遅れている…』
つまり、蒼古的or「精神論的に…」に見えてしまうのは、
たぶん理系的or工学的な知がこの分野には少なすぎるんだと思う。
その辺が、僕にとってベタな准文学人種は苦手。新しいもの好きだから。
>>756 ラカンは、いくつかの重篤な精神疾患の症例報告それ自体を『狂気の文学』として
文学のジャンルに導入することに、なんの躊躇いも感じないよーとかたしか言ってたっけ。
762 :
吾輩は名無しである:04/09/25 23:47:35
やばい、開けちゃった。
763 :
吾輩は名無しである:04/09/26 02:29:43
メディア環境がこれだけ変われば、
文学も装いや意義、組織を新たにしないと
大半の既存レベルの文学では自然淘汰されるのは必定。
最低でもネットよりは面白くしないと。
というより、協調してもらおうよ。
とりあえず
経典として、哲学書として、教養として、なにより娯楽として
成立してた古典以外を残して殆ど消えちゃうんだろーな。
765 :
吾輩は名無しである:04/09/27 12:06:08
教員はどうするんだよ。講師なんか薄給でやってるのに職がなくなったら
やばいぞ!バイトでもするのか?
766 :
吾輩は名無しである:04/09/27 23:04:14
>>765 都立大が今後の人文学の一つのモデルだったんだけど
縮小されて教員が結構辞めていくようです。
方向性が示されましたので教員のかたがたにとっては苦しい展開が
待っていそうです。
普通にどうやって食っていくのかな?
500万くらいの奨学金抱えた人もいっぱいいるだろうに。
768 :
吾輩は名無しである:04/10/03 08:39:51
まあ、振り返らないことが大切だな。
主観に過ぎないことを偉そうに語る分野は消滅して当然
770 :
吾輩は名無しである:04/10/03 13:53:04
>>769 社会学じゃないんだから
そのマイナーな主観を語るのが文学なんじゃないの
でも大学で教えても余り意味ないみたいだね
771 :
吾輩は名無しである:04/10/03 15:04:37
文学って大学じゃなく個人か読書倶楽部でやるもんだろ?
772 :
吾輩は名無しである:04/10/03 17:09:08
>>756 >いや、人はどんなときに狂うかとかは
>心理学や精神医学の領域だと思うけど。
それを理論だけでなく、感覚的にうったえかけるのが文学です。
理論のみで知るのでなく、物語の殺人者や狂人や娼婦などに
いくらかの共感や憧憬をもって知るのが文学です。
(だから少なからず危険性もあるのですが・・・・・・。)
映画は外から内を撮るものですが、文学作品は内側から
外を見るものですから、作者の思考がダイレクトに受け手に
伝わる表現媒体です。
他の人の心の世界をのぞき見て、疑似体験を楽しみつつ
学びとっていくのが文学です。
その粘っこさが嫌いと言う人は文学には向かない人です。
文学作品を読んで、衝撃を受けて、人生が変わった人は
多いと思います。
その多くは共感能力の向上という形であらわれるでしょう。
文学作品を読んで、衝撃を受けて、その分野を本格的に
研究しようと考える人も多いでしょう。
また、たとえば苦境にいきる人の話を読んで、衝撃を受けて
矢も楯もたまらずボランティアを始める人もいるでしょう。
狂人の苦しみに衝撃を受けて、臨床心理士になることを
志す人もいるでしょう。
(しかし、物語の狂人や殺人者や娼婦に影響を受けすぎて
道を踏み外す人も、中にはいるでしょう
それでも全体的には、文学は人類の進歩に貢献し
続けていると私は思うのです。)
773 :
吾輩は名無しである:04/10/03 18:50:36
>771
確かに文学や哲学は戦前の様に一部の大学で教えれば良いね
一般教養でやれば良いんじゃないの?
775 :
770:04/10/03 20:57:46
いや文学などはマニアのモノなので普通の人には必要がないと思う
776 :
吾輩は名無しである:04/10/03 21:00:23
俺、文学部なんだけどまだ就職決まんねー!!
クソ学部だわこりゃー!!
777 :
吾輩は名無しである:04/10/03 21:00:48
いや、それは俺自身に問題があるんだよ
778 :
吾輩は名無しである:04/10/03 21:05:11
>717>718
779 :
名無し募集中。。。:04/10/04 16:44:10
エンタメだよ、エンタメ。
それでいいじゃん
780 :
吾輩は名無しである:04/10/04 23:57:03
>774
一般教養で教える人材は養成し続けなければならない。
781 :
吾輩は名無しである:04/10/05 01:42:33
つーか、各個人が読書すればそれで事足りる。
別に大学に置く必要はない。
女子大に多いけど、はっきしいっていらない。
栄養学とか福祉学・経営学に変えてもらった方が、よっぽどいい。
782 :
吾輩は名無しである:04/10/05 08:41:39
>781
そうなんだけど女子大なんかは実学より虚学の方がイメージお嬢様ぽく
人気があった。今はどうかしらん
783 :
吾輩は名無しである:04/10/05 13:43:17
無駄な学問
784 :
吾輩は名無しである:04/10/05 13:44:33
>781
文学体験と文学研究を混同していないか?
785 :
775:04/10/05 13:56:16
してるね
786 :
吾輩は名無しである:04/10/05 14:05:12
俺は最近、自分の本棚を見て思うんだよ。
こんなに本なんて読まなかったらもっとマシな人間になれたかもしれないって。
787 :
775:04/10/05 14:23:48
>786
なんの為に本を読んでんの?
俺は読もうが読むまいがマシな人間じゃないと自覚してるけど
788 :
吾輩は名無しである:04/10/05 14:40:25
789 :
吾輩は名無しである:04/10/06 03:55:57
お前らみたいな文学板のゾウリムシに言っとく
本読んでる間に
若さ、チャンス、金、時間が全部逃げていくぞ
ある程度の地位についてから本嫁
体裁なんてあとからどうとでもなるから
790 :
775:04/10/06 14:15:00
>>789 まあ 真っ当な意見だね
社会的に地位のある人でも元文学青年て結構いるからね
791 :
吾輩は名無しである:04/10/06 21:30:26
文学こそ学問の王道。なぜなら金なし、実務経験なし、社会からの
要請なしと、3拍子揃った最強の学問だからだ。
792 :
吾輩は名無しである:04/10/06 23:04:41
お前らみたいな文学板のゾウリムシに言っておく
インテリアとして
どの本が 女ウケが良いのか
それだけを考えるべき
793 :
吾輩は名無しである:04/10/06 23:06:52
最虚の学問ともいう。実ではない。
虚でなにが悪い!!!!!!!!!!!!
おまえの!が無駄に多いことは分かるぞ。
795 :
吾輩は名無しである:04/10/07 08:52:02
まずは早大と都立大で淘汰、その後日本中に広まっていくことでしょう。
文学という虚学の化けの皮がはがれはじめました。
心理学、考古学、地理学、歴史学などは残しましょう。
796 :
吾輩は名無しである:04/10/07 11:56:05
文学作品だけ読むのはつまんないよ!ま、近代文学から現代文学は大体読んでるけどね!
797 :
吾輩は名無しである:04/10/07 15:33:53
文化はみんな虚だよ。人間は食うことだけで生きられる。全学問廃止。
798 :
吾輩は名無しである:04/10/07 21:47:38
そして医学部だけが残った
なんていうか
社会の底辺の人種が
下手に内面や自己言及性を知っちゃうと
それだけで凄くつらいんじゃなかろうか。
とにかく貧乏な人は本読まないほうが良いと思う。
バカと貧乏人向けのつまらない本が売れない方が文学の為だと思うし。
古典研究のあれやこれやを見てると、文芸研究の不毛さを如実に感じられるよ。
801 :
吾輩は名無しである:04/10/08 18:48:45
大学院だってローとビジネスが2強じゃん。
802 :
吾輩は名無しである:04/10/11 10:04:57
>801
金になったり実学は人気があって当たり前
もうその手の話題は飽きた
803 :
吾輩は名無しである:04/10/12 08:45:51
来年、学習院大の文学部受けようと思っていましたが
法学部に変更します。
804 :
吾輩は名無しである:04/10/12 13:30:14
文学とはそもそも三国志から始まったのは有名(羅漢中が創始)
805 :
吾輩は名無しである:04/10/12 15:40:12
ギリシア神話の方が古いよ
806 :
吾輩は名無しである:04/10/13 09:25:06
807 :
吾輩は名無しである:04/10/13 11:32:20
808 :
吾輩は名無しである:04/10/14 12:48:20
>>807 院生?中国文学が文学の創始って言うのが現在の学界での中心的見解。
809 :
吾輩は名無しである:04/10/14 23:09:08
ここの住人って文学部ばっかなのか?
俺は工学部なのだが...
810 :
吾輩は名無しである:04/10/15 15:57:54
経済学部より意味あるとおもう
法学部よりは下だよな。
教育学部以下?
812 :
社会学部生:04/10/15 18:37:56
>>809 文学部ばっかりじゃないと思う。
多くのスレッドの書き込み内容から察すると、
籍は文学部においていたとしても、
文学部とはいえない人もいるわけで。
大学の文学部の人間でもおれより文学を知らない人間は多い。
813 :
吾輩は名無しである:04/10/16 09:35:43
>>808 確かにそうだけど、イギリス文学と言う見解もある。
814 :
吾輩は名無しである:04/10/17 20:27:08
文学部の話をしているのか、それとも文学科とか文学専攻の話をしているのか、はっきりしろ
815 :
吾輩は名無しである:04/10/17 20:45:43
文学ぶってどうして女子が多いの?
816 :
吾輩は名無しである:04/10/17 21:54:27
そりゃ文学なんてのはママゴトだからだろ。
あとやっぱり生物学的にもメスはオスより知能が
低いからな。英語では「人間(マン)=男(マン)」
なんだよ。
>>815 教養という意味でいいとこのお嬢さんが行くってことは今時まずないから、
女の方が物好きってことじゃないの。男の文学部生は最初から就職諦めてる奴多いよ。
ほんと理系でヨカタ・・・
文学すきだけど、娯楽でしょ。
古典〜近代の物しか価値見出せないし
その研究書だって主な物ほとんど出てるんじゃないの?
同期で文学部の奴いたけどそいつの話し聞いたら
大学入って、本読んで、論文つう名の読書感想文書くだけらしいじゃん
そいつ今まったく関係ない仕事してるし。
819 :
吾輩は名無しである:04/10/18 21:23:45
そもそも現状を鑑みるにあたって、文学の存在価値はあるのかないのか
820 :
吾輩は名無しである:04/10/18 21:25:13
821 :
吾輩は名無しである:04/10/18 21:26:55
>818
ある人にはある
だいたいの人には無い
だって文学は個人のための学問だもの。それでいながら個人を全体として扱うんだもの。
>>818 君にはその読書感想文すら書けないだろうね。
まあ取り合えず社会出て日本語書けないと話にならんわな
824 :
吾輩は名無しである:04/10/20 20:24:08
>818
> 文学すきだけど、娯楽でしょ。
数学好きだけど、娯楽でしょ。
物理好きだけど、娯楽でしょ。
生物好きだけど、娯楽でしょ。
専門以外なら、どのような分野でも娯楽となるので文学のみにあてはまらない。
> 古典〜近代の物しか価値見出せないし
この書き方では全時代に価値を見いだしているということになるのでは?
> その研究書だって主な物ほとんど出てるんじゃないの?
他の学問分野では、全くの白紙領域というものが存在するのだろうか?
> 同期で文学部の奴いたけどそいつの話し聞いたら
> 大学入って、本読んで、論文つう名の読書感想文書くだけらしいじゃん
どこの大学行ったの?
> そいつ今まったく関係ない仕事してるし。
上のような程度の卒論をかいてるからまったく関係ない仕事してるん
じゃないだろうか。
825 :
吾輩は名無しである:04/10/21 14:31:08
文学部を出たやつは全員文学者になればいいんじゃない?
>>824 ん〜でも、何よりも娯楽・大衆小説として位置ずけられてれる
作品の多さを見るにつけ、文学って娯楽だと思うんだけどなぁ
遺伝子解析のコード表や論文を嬉々として読むラボのおっさんはいても
趣味や娯楽で論文読む人そうそういないよ
文学研究は無駄、みたいなこと書いちゃったけど それは言いすぎだった。
でもほんとに優秀な人、医者でいう臨床と研究なら研究に行く人みたいに
選ばれた人だけ文学部いかないと不幸じゃないか?
高校時代にドストにやられてたりなんかして
大学で4年間本読んで、感想文書いて。
だったら理系学部いって、資格や博士号とってたほうがいくぶんかマシだと思うんだが・・
経済や法学でもいいし
俺、感想文以下の文学の論文しか書けないけど
文学部入ってたらまともな論文書いてる自信あるよ。
文学部関係の仕事ってどんなのがあるの?
位置ずける→位置づけるだな
寒いな俺
828 :
吾輩は名無しである:04/10/21 19:19:20
文学って学問なんか?
趣味の間違いじゃないの?
わざわざ文学部行く奴の気が知れない。
腹の足しにもならないこと学びに高い学費払って大学行って、親御さん泣いてないの?
829 :
吾輩は名無しである:04/10/21 21:09:23
文学は学という名がついているけど学問じゃなくて芸術だよ。
でも知らないうちにそこから学び取っていることは多い。
すべての芸術にいえることだけど。
830 :
吾輩は名無しである:04/10/21 22:04:18
>826
文学研究と文学作品それ自体、あるいは、それを享受することを
混同してませんか?
文学研究は、「娯楽」である(かどうかはしりませんが)
「文学」を対象として研究するのです。
文学研究で博士号はとれます。文学では取れません。
>>830 いやだから、文学は価値あるし、虚ろじゃないと思うよ
でもなんか、文学部で文学研究すんのは虚ろかなぁ、と。
社会に出て、資格使って楽に買えたでっかいプラズマテレビで
一昨日のNHKでハイビジョン版「ベニスに死す」を観たとき(トマスマン好きなんです)
あぁ、、マジで理系でヨカタな、、と思いました。
それだけです。すいませんでした。
君は正しすぎて
ただの嫌味な人間に見えます
もうここにこないでください
悲しいから
833 :
吾輩は名無しである:04/10/23 18:25:31
金を稼げるなら文学部でもOKなのよ。
海外では文学部のステータス高い地域もあるんだし。(欧州など)
日本では基本的に金にならないとNG。だから企業もそんな虚学
みたいなのやってきた人間採りたくない。その気持ちはわかるわ。
だから法学部とかいってフリータになってしまうのならば文学部
行って、教養身につけてフリーター(無職)が最強。
818は現実社会を根底に土台にして喋ってるから噛み合わないんだよ。
哲学も文学も最先端科学も目指してる地点は一緒。アプローチの仕方が違うだけ。それが学問っていうの。
>文学部入ってたらまともな論文書いてる自信あるよ。
はっきりいって、まともなおべんきょうなら誰にだってできるよ。
論文って言ったってね、卒論も修論も真っ当すぎて真っ当すぎるほど真っ当なの。
そんなもんは結婚前のお嬢さんが教養で身につけるレベルなの。学校のおべんきょう。
そして大多数はそこで終わるさ。
>>591が書いてるように。俺だってそのひとりだ。
理系学部でたって企業のエンジニア、社内システム構築、その他、その他、
そして文系学部を出て事務、営業、広報、マスコミ、その他、その他、
ある特殊な事例以外の人間は、これもまた社会へのアプローチの仕方が違うだけ。
おまえは社会に出てそんなことも分からないのか。
おまえの会社にだって事務や営業はいるだろうが。そいつらが居ないと仕事にならんだろうが。
向こうだって同じだ。突き詰めればどちらにでも換えは腐るほどいるんだ。ただそこにいるのがそいつだっただけだ。
しかしそこにいるのは現実にそいつなんだ。それは実のところ何よりも重要だったりするんだ。
長々と書いてきて俺が言いたいことは、818に理系学問の素養があったとしても、人文系学問の素養は絶望的に無いということだ。
>>834 おれは医師だから一般企業のことはよくわからんち
全ての学問の到達点が一緒の意味もよくわからんち
哲学的に、ってこと?「知」ってこと?
う〜むむ とにかく俺は理系でヨカタ
親も文学部はやめとけ、つってた意味がわかった。
精神は形而上の幸福求めても(これは文学や音楽その他で)
肉体は形而下で満たされていたいから
つかその人が欲する学問を
学べばいいんだよな
その人にとってそれは絶対に虚ろじゃないもんな
死体や出生をなんども見たり人知を超えた人体のメカニズムに触れたとき
おれは神を信じたYO
おなじく834も文学でイカしたフィーリングを得たのかな
それは何より大切なことなんだろうな
そういう大切な気持ちで金なんか無効にできればいいのにな
金稼げたらOKっつう833も正しいわ
837 :
吾輩は名無しである:04/10/24 09:53:42
>835
人それぞれ、興味がある分野や、おもしろいと思う事象は違うわけで、
普遍的におもしろい、とか普遍的に価値がある、というものはあまり
存在しないのでは。
医学の知識や技術は、社会に「役立つ」ものではありますが、
現代の医学ではどうしても治癒が困難な病気にかかったり、
なかなか治らない病気にかかったりすると、医者の意見よりも
超自然的な力を用いることのできる人の意見を優先したりする人も
いるのですから。
>おれは医師だから一般企業のことはよくわからんち
おまえ本当にアホだな。
>全ての学問の到達点が一緒の意味もよくわからんち
根源事象への到達ってことだろ。
最初っから馬鹿にしてんだろおまえ。意識して無くても。
自分は勝ち組ってのがぷんぷん臭ってくせえんだよ。
839 :
吾輩は名無しである:04/10/24 19:41:34
医師、法曹は勝ち組みってのはそうだろうな。
文学部の教授とか、学内でのポジションすごい低そうだけど
どうなの?
840 :
吾輩は名無しである:04/10/29 12:28:46
>839
学長にはならんわな。
841 :
吾輩は名無しである:04/10/29 12:57:24
最近、思ったんだけど、文学っていいよ。
特に修辞がいい。
論理的じゃないことが許される学問って他にあんまりないんじゃないかな。
しかも、論理的じゃないのに、独り善がりではなくて、他人に伝わるっていうね。
離れ業に見えるよ。
842 :
吾輩は名無しである:04/10/29 19:37:29
843 :
吾輩は名無しである:04/11/02 12:57:33
負け組臭きつすぎ・・・
844 :
吾輩は名無しである:04/11/02 20:44:22
>>841 論理的じゃないことが許されるって・・・・。
ますます文学がゴミクソだって思えてきた。
845 :
吾輩は名無しである:04/11/02 22:33:01
>844
だから〜、文学研究とそうでないのと分けて論じてよ。
846 :
吾輩は名無しである:04/11/02 22:39:43
私は法学部だけど、実学なんて所詮下品な似非学問だと思う。
学問は学問のためにするから奥深く魅力的なのだと思う。
うちが就職のことを考えなくていい位の金持ちだったら、絶対に文学部
に入っていたと思う。
847 :
吾輩は名無しである:04/11/03 12:00:47
やっぱり金持ちの道楽じゃねぇかw
w
道樂です。漱石もさう言ひました。
但し、金持ちには限らず。貧乏人でも道樂をします。
惨めだね。
851 :
吾輩は名無しである:04/11/03 14:19:56
そもそも文学ってなんなんだろう?
ただそこにある日本語が心を打つ。胸に染みる。
外人なんかは英語の演説を聞いていると感動するんだろうね。
日本人は逆だ。演説で感動したらおかしい
このスレって定期的にレベルが高低するな。
もうねー教科書も
北野武とか俵マチ載ってるらしーからねー
国も虚学って認めたんじゃないの?
漱石や安部と出会えてよかったにょ
854 :
吾輩は名無しである:04/11/04 10:02:31
>>853 国はどうやって文学部(特に文学系)を縮小しようかとやっきになって考えています
855 :
吾輩は名無しである:04/11/05 13:14:10
>847
学問は、本質的に道楽なんだよ。
これから文学が知的財産足りえることはないだろうね。
857 :
吾輩は名無しである:04/11/06 18:46:50
でも医学部と共に突出した学部だな
858 :
吾輩は名無しである:04/11/08 19:22:39
俺は大学入学前に文学に出会いその魅力に囚われたが、
やっぱり文学部逝った、つーのでより深く文学を、
そして批評や哲学、その他世間的にマイナーな芸術関係全般に興味を持った。
たぶん他学部だったらそういうことはなかったと思う。
文学部四年間って最高にモラトリアム四年間だとは思うが、
志があれば、いろんな物との出会いが多いと思う。
そういうのがなくなるのは寂しいなあ。
若者が、できれば社会に出てからも、
サブカルとハイカルを同時にたくさん吸収できる感じってもう無理なのかなあ。
知って、触れて、理解して、使えて稼げりゃいいけどね。
860 :
吾輩は名無しである:04/11/12 19:26:26
まあな
861 :
吾輩は名無しである:04/11/12 22:57:49
ああまた文学の、起源を論じれば粉砕
してしまうようなことばかり。
862 :
吾輩は名無しである:04/11/13 11:17:05
コーヒー飲んで暮らせればそれでいいや
863 :
吾輩は名無しである:04/11/13 11:25:44
現代作家と意識を共有したくなったとき、
時間と空間の旅をしたくなったとき、
歴史に残る知恵者から知恵を分けてもらいたいとき、
本を読む。
そして、一杯のにごり酒。
これこそ、人生の幸福。
このスレ読んでないけど、ひと言言わせて
音楽とか美術とかのほかの芸術関係の教育機関は
研究だけではなく、表現者を産み出そうと努力もしているわけですが、
文学部はどうなんでしょう?
文学というのは「文学研究」と「文芸」と明確に区別するべきだと思います
明確に分けてはダメだと思う。
そこは「純文学」の生命線だとすら思う。
ってもはや機能してないけど、せめてタテマエだけでも、と思う。
岡崎乾二郎が美術界は美術史的な意味合いとか、理論面とかではバカばっかで
そういうのがもてはやされてるみたいなことを言ってたが、
そういう意味合いで美術もレベル落ちてると言われてるのを、他にもよく目にする。
音楽もそういう面があると思う。
すると、純粋さとか<和>がどうとか、テキトーなことが基準になってしまう。
エンタメは知らん。
別々にしても、結局最後は交わっちゃうしねえ。読めない奴は書けないよ。
867 :
吾輩は名無しである:04/11/16 10:19:48
難しいな
868 :
吾輩は名無しである:04/11/16 13:42:31
>864
ほとんどの文学部は、表現者をうみだす教育などしてないだろ。
文学部は税金の無駄。
進学率6%の超エリートしか大学行けなかった時代の残骸。
バカは大学行かなくていいんだよ。
870 :
吾輩は名無しである:04/11/18 11:37:28
文学部出てフリーターとか院進学とかは馬鹿
871 :
吾輩は名無しである:04/11/18 21:31:06
>870
院に行って、学位までとってしまったわたしはどうなるの。。。
ま、フリーターよりいいんじゃない?
>>872 フリーターよりいいんじゃない?ってなにがいいんだ
>>871 おなごはええんやで
可愛いくて教養あったら最高やで
男はそれだけやとあかんけどな
875 :
吾輩は名無しである:04/11/29 09:12:23
国会議員>大企業役員>弁護士=医師>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
文学ドクター>>>>>>>>>フリーター
フリーターよりは何倍もマシです。
無職無労働の文学博士より、働くだけフリーターの方がマシ。
877 :
吾輩は名無しである:04/11/29 16:56:57
それだけやったらあかんやと・・・ッ!!
878 :
吾輩は名無しである:04/11/29 16:58:38
文学部でて出版社に勤めたりとか
図書館に勤めたりとか
あとあのなんだっけあれ・・・なんとかってやつ・・・あ、そうそう小説家になったり
そういう事する人多いの?
879 :
吾輩は名無しである:04/12/03 14:29:43
小説家(笑)
880 :
吾輩は名無しである:04/12/04 03:53:34
文学部出て、学位とって、フリーターな私はどうなるの?(自嘲
それも人生、いいじゃないか。
つぅか、人生って何?ってところで、ブンガク的なはず。
無駄に学位を取得せんで、最初からフリーターだったらもっと良かったのにね。
882 :
吾輩は名無しである:04/12/04 13:55:07
じっさいフリーターというだけでは生き甲斐にならないよな
884 :
吾輩は名無しである:04/12/04 18:22:59
>880
バイトは何をやってますか?
それにもよると思うよ!
なぁ・・・ちょっとまてよ
マジで大学出て学位までとって
フリーターしか仕事ないわけ!?
>>885 そんなことはない。
就職できるかどうかは、どの学部出たかよりも
どんだけ頑張って就職活動したかだ。
文学部だから就職できないとか云ってるやつは
おおかたたいした活動もせずに就職しようとして
うまくいかず、それを文学の所為にして自虐的に
開き直っている類いの甘えた奴でしかない。
>>886 なぁ・・・ちょっとまてよ
大学出て学位までとったはいいけど
就職にはそんなの関係ないってこと!?
関係ないよ。
使えりゃいいんだよ、使えりゃ。
文学部はプライド高いのに内向的で使えない、のが多い。
889 :
吾輩は名無しである:04/12/08 18:49:58
いよいよやばくなってきたな
マジで金持ちの道楽だと思う
貧乏人でニーチェにはまった奴とかもう酷い人生送ってると思う
891 :
吾輩は名無しである:04/12/13 23:39:03
本当のニーチェが好きな人だったら幸せだろ
892 :
吾輩は名無しである:04/12/14 04:50:41
>>890 俺のことですか?
まあニーチェじゃなかったけど。
思想・哲学にはマジハマリせずに、ハマったのが文学でかなりマシだった。
いまは超絶薄給介護職です。介護入門読むと腹立ちますが。
哲学関係にドップリハマった人で哲学科出身とかは大変だろーなあ
893 :
吾輩は名無しである:04/12/14 09:41:34
>>892 ご愁傷様。法学部や経済学部出て一般企業に就職していれば・・・
894 :
哲学かぶれ画家志望24歳:04/12/14 10:17:17
年収3千万のダンナを持つ34歳元モデルがパトロンになってくれてる
某画廊で声かけられた
週1の食事とホテル代は彼女が払ってくれるし、それとは別に月20万の小遣い貰ってる
彼女は30代とは思えないほど綺麗な体してるし包容力ある
なんか生活が楽すぎてまともな絵が描けない
大学時代は情念がどうこうって言われてたんですが
正直何か吸い取られてるような気分です
895 :
吾輩は名無しである:04/12/14 12:49:31
月20とババアのマンコで
芸術へのモチベーション無くなるんだ
ほんと悲惨だな
896 :
吾輩は名無しである:04/12/14 15:14:36
高岡早紀みたいな女なんだよ
897 :
吾輩は名無しである:04/12/14 22:14:10
898 :
吾輩は名無しである:04/12/22 22:46:44
虚学じゃねーから!
899 :
吾輩は名無しである:04/12/23 00:05:13
教育熱心なババア方が自分の子供にベストセラー本書かせて金持ちになって
やろうとか考えられるような次元までイッっちゃってる時点で文学の持つ意
味が金の生る木の育成でしかなくなっていくという悪循環。もはや真面目に
文学者とか作家になろうとしてるヒトは救われないだろね。
本を読むことには常に新しい発見があります。
時間とともに人間は成長、あるいは衰退し、そのときの
状態で作品に接します。共感や反発も、その個人に
とっては全く正しく、それがさらにその人の思考に
影響を及ぼし、変化させます。
大切なのは、何を読もうとそのひとの価値判断です。
これは作品の批評ではありません。自分自身への
批評です。読書を通じて自分を見つめなおすこと。
正視するもよし、やぶにらみもよし。
けれど、自分に生かそうとする意志があるかぎり、
読書は汲めども尽きぬ生命の泉となることでしょう。
だからー虚学なんて言ってねーで本を読め!
>>894もれも浦山氏ー。
901 :
吾輩は名無しである:04/12/23 01:06:52
902 :
吾輩は名無しである:04/12/23 08:05:38
なんつーか、実際に文学に関係ない仕事してたら
まったく役に立たないよね。当たり前か。
介護系の仕事してるけど、ぜんぜん関係ないし。
IT関連の専門学校出てドカタするようなもんだろうし。
家族が大事でも家庭を持つだけではメシは食えない、仕事しないと。
でも自分の人生にとっては家族が最も大事、何よりも大事。
とかと一緒かなあ。
903 :
吾輩は名無しである:04/12/25 08:32:12
文学とかの科って大学でやらなくていい学科ナンバーワンだよな。
医歯薬学>法経済社会科学>>>>体育>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>文学
本来の研究者養成の意味での大学であれば文学などの虚学こそ意味がある
が一流企業就職予備校としての大学では必要ない
エリートだけのもんでいい
905 :
吾輩は名無しである:04/12/25 21:34:53
>>904 その自称エリートが世間に認められてないのが問題だよね
>>865 >明確に分けてはダメだと思う。
>そこは「純文学」の生命線だとすら思う。
↑ これの理由がよく分からない。
文学と文学研究を分けて考えるのは当然だと思うんだが?
絵画と絵画の研究、音楽と音楽の研究・・・とかの区別と
同じだろ?
908 :
吾輩は名無しである:04/12/28 13:12:39
分けるべきかどうか良くわからんけど、
「研究」はともかく、
批評と小説や詩(音楽や美術や映画でもいいけど)が
拮抗してるというか、お互いガンガンいがみ合ってる感じはほしいよね。
小林秀雄の悪しき影響だな
と小谷野敦が言ってました
お知ってましたか
お互いもてないようで
912 :
吾輩は名無しである:04/12/30 00:16:37
ところで出版社志望にとって文学部は有利なんでしょうか?
有利であれば何学科でしょう?
913 :
荒川洋治:04/12/30 01:54:34
文学は実学だよ♪
文学が虚だとすると
コミュニケーションは無だな
915 :
吾輩は名無しである:04/12/30 19:58:19
>>912 有利でも不利でもない。むしろ学部関係ない。
出版社で多いのはやっぱり経済学部や法学部出身者。
早慶クラスになると法学部などは面接で話す内容が圧倒的に違う。
916 :
吾輩は名無しである:04/12/30 21:23:49
917 :
吾輩は名無しである:04/12/30 23:33:19
>>915 やはり一般企業のように経済学部や法学部出身が強いのか
昔は早稲田の文がマスコミに強いと聴いたが
918 :
吾輩は名無しである:04/12/31 21:38:29
>>915 出版社も今は利益重視なのは知っていますよね?
文学部出身者は経常利益?営業利益?何が違うの?
自己資本比率?なんやねんそれ?これじゃ高倍率の企業は無理。
919 :
吾輩は名無しである:05/01/02 19:04:47
>>918 文学部で経常利益、営業利益 自己資本比率など個人で勉強してればOK?
または文学部というだけで勉強していてもだめ?
920 :
吾輩は名無しである:05/01/02 19:22:13
>>919 個人的に勉強で大丈夫だよ。あとはその出版社に入って何がやりたいのか?
出版社は基本的に難関だからがんばって!私は上智文から
3大のどれかに決まりました。司法書士持ってます。これが大きかった。
何コイツ?おもしろそうなやつって思わせれば勝ちですよ。
921 :
吾輩は名無しである:05/01/02 21:19:02
出版社とか芸能事務所とか、比較的水物デタラメ度がが高い業界は
どこも高学歴志向になってるね。
それが良いのか悪いのか知らんけど。
作家、特に純文系は基本的に低学歴だし
やはり別もんなんだな。
出版も何とかインディー的にやれれば面白いことができるのではないか。
文学部とか関係ないけど。
922 :
吾輩は名無しである:05/01/14 08:56:57
いよいよ衰退だな!
923 :
吾輩は名無しである:05/01/14 09:10:10
出版社に入るのに文学部が有利に働かないなんて意味ないじゃん
924 :
吾輩は名無しである:05/01/16 23:04:48
ちょっとまってよ!!
925 :
吾輩は名無しである:05/01/18 09:16:16
でも、文学が果たす役割はすごかったんだよ。昔は。
今はクソだけどさ。
926 :
吾輩は名無しである:05/01/20 18:33:12
そうなんだ。昔はどういう感じだったん?文学って
927 :
サチ:05/01/20 19:40:26
虚学ってゆわれましてもってカンジだね…昨日読んだ評論では想像力は経験の表白だってゆってマシタo(^-^)o確かに昔の文学でも今の文学でも経験の深さとか全部じゃないけど読みとれる気がする〜最近のは浅いなぁって感じるコト多い
とりあえずおまえの文章はひどい。
何を言っても文学こそ学問の中で一番くだらない上に
世の中で役に立たないしありがたがられないと思う…まぁ何だかんだで漏れは文学が好きだけどね…
しかし文学という学問がなくなってはいけないと思うよ。
何故だかよくわからん
930 :
吾輩は名無しである:05/01/26 11:38:24
文学部廃止論って本当に出てるの?
>>930 出てるどころか実行された大学もある。
都立大は首都大になって文学部は廃止。
932 :
吾輩は名無しである:05/01/26 14:25:32
今はサブカルチャーのひとつという感じしかしない
933 :
吾輩は名無しである:05/01/26 21:43:39
文学は虚学、これは判りきった事だ。
こんな情報化社会でペンでものを食えるか、もしこう
問うたならば、文学板の諸君は返答に窮するであろう。
ただ、学問というものは、どうにもならぬ便所の落し蓋である事も
云わなければなるまい。便所の落し蓋の虚像、結構じゃないか。
其処に人間と云ふものがあれば。
934 :
933:05/01/26 21:47:28
書き忘れて了った。
そういった次第で、このスレを完結させるには、
まず「学問」というものに対する考えをおおよそ纏めねばならぬであらう。
935 :
吾輩は名無しである:05/01/27 01:41:41
虚学って割り切った方が飯は食えるだろ。
936 :
吾輩は名無しである:05/01/27 09:48:22
>>931 そうか・・・おそらく東京六大学や京大、阪大なんかも廃止の方向なのかなやっぱり。
一橋にはないしね。よし!!講師じゃなくて一気に駆け上がるぞ!
職を失うからな!
937 :
吾輩は名無しである:05/01/27 14:26:50
自分の国の歴史やルーツをしるためには
文学・・というより、文字テクストで書かれた書物は
絶対的に必要だと思う。
この流れが続いてなかったら、人は何かを失うと思うよ。
でも、吉本ばななとかハリー・ポッターみたいな文学を
研究する必要性は全く感じないな。
938 :
吾輩は名無しである:05/01/27 15:15:04
>>937 それなら、歴史書で十分でしょ。
小説は関係ないよ。
俺には、今時国文なんか行く奴の気が知れないね。
939 :
吾輩は名無しである:05/01/27 15:46:04
まあ文学部っていうのは「学問が人生」とか言ってる眠たい人たちによって、コスト無視で食い物にされて来たものだと思うね。
好きな事だけしたい人たちのシアワセ感維持のためにさ。
そういう衒学的な自己運動というのは許されていいのだろうか。
940 :
吾輩は名無しである:05/01/27 15:51:50
よしもとばななだって300年後には重要な文献になるかもよ
ばななは無理だね。
江国のかおりんならいけそう。
拝啓、
>>938へ
歴史書は、物体の動きだけ。
「200×年 ばなながハリポタ研究完成」
こんなのは、ばななという肉体がハリポタという紙を見ただけ、
そんなのは意味が無い。
>>937が云いたいのは、ようは「物語としての歴史」ではないか。
僕も
>>937に賛同。ただ、自分の国とは限定しない。
外国のものを見て、「文」化するものも、文化ではなかろうか。
943 :
吾輩は名無しである:05/01/27 17:40:52
そしてage
モダンタイムスとかエンデのモモを思い出させる流れだな。
アクセルにすらガタがあるだろう?
945 :
吾輩は名無しである:05/01/27 19:34:19
>>944 むしろ文学部廃止して、失職した教授を工場のラインで働かせりゃいい。
人が増えて工員の仕事は楽になる。
>>945 生産現場を知らない素人さんの意見。
使えない人が混ざってくると生産率はガタオチ。
ってことがいいたいのではなくてだな、...
947 :
945:05/01/27 21:27:52
>>946 生産率って労働生産性のことか?
確かに落ちるが一人当たりの作業量が減るからミスは少なくなるぞ。
>>944は何かの比喩か?
948 :
吾輩は名無しである:05/01/27 21:28:23
学問は、古典研究からはじまったのです。
「実学」など学問以前。
>>947 ^^;
>>948 学ぶことはただそれだけでも価値があると思いますけれど。
研究成果に血道をあげるのも経済効果とあまり変わらないんじゃないですか。
そういう主張をするとたいてい負けてしまいますよ。あなどるなかれ、経済効果!
文学は芸術でしょ、やっぱり。
それから、論理的な思考を鍛えるとか。
いい文学作品は情操教育に役立てようなんか。
あ、これは経済効果か。
効率の良い研究なんて糞食らえ!
>>980 ということは、古典の「文学」を効率よく汲み出すために
「学問」がうまれたのではなかろうか。
と思う。
951 :
吾輩は名無しである:05/01/29 09:02:49
夢は捨てない
たとえば「古代ギリシア文学史」の一節ですが、
...古代ギリシヤ人は、非常に限られた自然科学、数学、技術等の著述を除き、
あらゆる散文を文学と考えていたからである。このために哲学、歴史、演説
等も亦文学史の中に取り扱う必要があり、云々。
953 :
吾輩は名無しである:05/02/02 11:57:50
age
954 :
吾輩は名無しである:05/02/04 09:41:59
でも、文学は必要だと思うよ。京大や慶応では今後が微妙な感じだが。
「思うよ」で必要とされるのならカルト宗教と変わらん
956 :
吾輩は名無しである:05/02/06 22:44:41
基本的に違わない
見栄の張り合いはやめて給料晒そうよ
もういいよ。
じゃ、スレ終了ってことで!
バイバ〜イ
959 :
吾輩は名無しである:05/02/10 12:04:46
OK!
じゃあ、言葉の定義から
(1)文学
(2)虚学
(1)文学とはなにか、と大上段に構えずに考えて見ると現代では、
(1)−1.小説や詩などの言語を使った創作活動と、
(1)−2.創作された作品を論ずる作品論、作家論、文学史などの評論・批評
と大別されると思う。
(2)これも大げさに捉えないことにすると、実学、つまり、社会のお役に立つ、
つまりは、経済優先(実用的な科学技術も広い意味では経済活動と捉える
ことにする)の考え方で、要するにちょっと見飯の種になるものや、その基礎
となるものでないものを言っているような気がする。
学部存続も、昔はやった産学協同路線の延長上にないものは排除できないか
の検討と捉えられる。
もうひとつ、視点として
文学は芸術か、
というテーマがあると思う。
(1)−1.については、絵画や音楽と比べても芸術であるという意見は
異論もあるかもしれないが、まあ認めてもいいと思う人も多いのではないだろうか。
ところが(2)−2.はどうだろう。分析とか理論、言語学や哲学を援用すること
もあり、成果物として、一見、科学的なものでなければならない、とか、
こうあるべきだ、のようなべき論感情が反映されていないか?(1)−2.も、実は
というか、(1)−1.と同じ芸術の一つではないか、とも考えられると思う。
これに対して、所謂人間機械論のように、計算機科学がさらに発展すれば、
創作活動も機械化できる。データベースをうまく創れば、科学的な批評も夢ではない
(と、これは現段階ではいささか無謀に思えるのだが)とも考えられる。
存在価値として「役に立つ」ということなんだけれども、
これはどういうことか、考えて見るととても難しい。
南極や北極の氷山の存在は役に立っているだろうか。温暖化で溶け出して見ると
あれらの存在が非常に大切だと思うけれど、昔はそんなこと考えもしなかった。
一見無駄と思われるものでも、よく観察すると大切だと理解できるものもある。
だが、ほとんどは分からないほうが多いのじゃないだろうか。「風が吹くと桶屋が儲かる」
という話があるけれど、世界はあの手の因果関係の、しかも非常に線の細い、
どうにでもころんでしまうような因果関係で成り立っている気がする。
これは一種の賭けだ。ネットワークが進んで行く、狭くなる一方の世界のなかで、
はたして文学をどう処遇すればいいか。
今しっかり世間に認知されて、ガッポリ稼いでる小説って
宮部みゆきとかなんだろ?ほんともういいよ。
スレ終了。
以降「なぜ衰退するのかスレ」統合でいいでしょ
>>963 がきのねごとか?
文学なんぞやめちまえ!
965 :
吾輩は名無しである:05/02/16 11:29:33
まあまあ、落ち着いて
966 :
吾輩は名無しである:05/02/16 18:46:05
藝術と文藝はすこし違うと思う。
文藝は言葉だから。
>>966 ここでは当然、芸術性をもった文章表現を考えている。
絵画も目で見る記号の一種、音楽は耳で聞く音符と言う記号の一種
とも考えられるだろう?
絵画も音楽もそういう意味ではかなり違ったものを
ひとつの芸術と言う言葉で捉えているわけだ。
言葉というのは記号表現、音声表現を両方とも備えている。
音楽じゃなくて音符が記号なんじゃないの?
それはいいけど、文学の処遇は美大や音大と同じにするのがいいんじゃないか?
芸大の文学科とか文学大?とか。
そこで実技と今の文学科でやってるような研究をやるのが
一番いいと思う。
そしてage
文学部がやばくなったら
文化全般を研究する学部作って
そこに文学も逃げるしかないだろうね。
一生懸命読んできたけど、とりあえず皆さんの認識を要約すると
文学イコール道楽ですか。僕もそうです。
972 :
吾輩は名無しである:05/03/13 00:15:59
>970
いまやそんな学部ばかりです。。。
u
虚でもいいか、不要という結論ではないし。
道楽、ガタ、余裕...
975 :
吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 02:08:30
繰り返し
976 :
吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 21:31:40
文学とは、体系化されていない哲学である。
意味ありげな行動やセリフを単発で吐き散らし、
その相互の矛盾を体系の代わりに物語で誤魔化す。
ゆえに村上春樹の小説を「何かあるとみせかけている」と評するのは、
コギャルとおじいちゃんの会話なみにズレている。
他のどの文学に何かがあるというのか。もともと文学に何かもクソもない。
飲み屋のオヤジのような薄っぺらいマイ哲学を、
物語のエンタメ性の飾りにしてるだけ。
薄っぺらく体系がない故に、想像が入り込み解釈が分裂する。
文学厨はそれを「深み」などと呼ぶ。
しかし解釈が異なるのは「深み」ではなく「誤読」「バグ」である。
それを楽しむのは芸術に近づくことではなく、
単にクイズゲームを楽しんでいるだけだ。
ゆえに文学厨とはネトゲオタなみに下劣な存在である。
反論はもちろんないよね?
虚実皮膜論に反駁しきってから反論を切り捨てなさい。
>>976 稲垣足穂氏の言葉に「日本の哲学者は哲学学者だ」というのがあったのを思い出す
つまり哲学を体系化して本人達はそれを学問と思い高級な仕事をしていると
そう思っているわけだけれども、実際にその哲学を自身の人生として生きる覚悟が
あるのかというとその覚悟は無い
体系化され分析されて仕舞ったものが「生きる」と言う行為に如何に無力であるか
人間の不可思議で曖昧な、矛盾に満ちた真実の姿を目の当たりにした時にどれほど無力であるか
分厚い哲学書は恋愛に悩むの一人の青年も救えまい
では優れた体系を得たと思われる哲学者はその人生をどうして生きたのかと言えば
時に自身の理論を裏切り、また時には自身の立場は例外視し、また時には狂気に堕ちた
もちろんそうならなかった哲学者も居たが彼らがこの二つの両輪にまたがり
尚自身の人生を進めることが出たのは実は問題の最も本質的な箇所を放り出していた為である
逆説と聞こえるかもしれないが本当の哲学はその最深部にある神秘的経験・確信を据えているものである
森鴎外は『妄想』の中でこれを端的にこういってのける
「どのような見事な哲学も結局は一つの抒情詩に過ぎない」と
文学について書く間が無くなった
>分厚い哲学書は恋愛に悩むの一人の青年も救えまい
これは、賛成できんな。
「救う」という言葉の意味にもよるが、かつてはマルクスやキェルケゴールの
著作に救われた者も多かったのではないかな。
もっと言えば、数学の論文を読んで救われたり、天文学の本を読んで
楽に生きられるようになった人もいるだろう。
「救済」は別に文学の特権ではない。人間、何に救われてしまうか、
知れたもんじゃない。
むしろ「救済」を目的として書かれた文学って単にくさいだけの
ような気がする。
>>978 の趣旨からは外れたレスかも知れんがな。
980 :
978:
>>979 誤読されている
この場合の「救う」は勿論「解決」をもたらすという意味であって
恋愛という一事を持ち出していることによって推察して欲しかった
つまり哲学や、言うまでも無く文学においてもそれ自体に人生の或る事件への解決法が
示されているという訳ではないといっているのである
貴方の言うとおりマルクスやキェルケゴールの著作、或いは数学の論文を読んで
また或る絵画を見て、音楽を聴いたとして、人工物ではない自然に触れたとして
其処に自分の生き方への何かしらの端緒・確信を捕まえたという人は数知れず居るだろう
けれどもそれはそれらはその鑑賞者を何れかの方向に促したのであって解決法を示したのではない
実際の人生の問題へ対峙するやり方は各人各々に工夫するしかないのは言うまでも無いことと思う
>むしろ「救済」を目的として書かれた文学って単にくさいだけの
>ような気がする。
そのような文学は少なくとも名著と呼ばれるものの中にはない
そのように見られるものも作家がなにを著したかったかを思えば自明のことと思われるが
つまりそれら著作は其の作家(例えばゲーテ・トルストイを思われたい)の「人」と言うものへの
一つの信じ方なのであって、作品は救済を「目的」とした「手段」ではないのである
或る著作があって其処に作者が人類を代表しているかのような驕りを見るか
或いは単なる無私な一人間を見るかは鑑賞者の鑑賞眼に委ねられている
そういった眼を潜り抜けてきたものだけが名著として読み継がれてゆくのは歴史が証明するだろう
それが実は文学における文体(文章の姿と言ってもいい)の問題なのだけれど……
最後に979氏は978の書き込みが976の愚劣な意見に対しされたものである事を了承されたい