1 :
吾輩は名無しである:
文学板でアニメを語るスレッドです。
2 :
吾輩は名無しである:02/01/29 17:30
新世紀エヴァンゲリオン
3 :
吾輩は名無しである:02/01/29 17:33
>>2 最後のあたりのことかな…
文学性の強いアニメねぇ
4 :
吾輩は名無しである:02/01/29 17:35
哲学性は(強引に)感じることはできたけどね。
3丁目の夕日
殺し屋1
7 :
吾輩は名無しである:02/01/29 18:02
黒田硫黄とかは?
「文学性」という言葉がまったく意味不明ゆえ、
きちんと定義しないと議論がかみ合わないと思われ
9 :
吾輩は名無しである:02/01/29 18:17
「漫画っぽい小説」を漫画板で立てるようなもんだろ。いらんよ。
11 :
吾輩は名無しである:02/01/29 20:06
たかもちげん作『祝福王』
スウェーデンボルグ的?
12 :
《´・w・》≪…ガォ:02/01/29 20:25
さくらももこ
のマンガ
アニメはダメ。
マンガ。
13 :
吾輩は名無しである:02/01/29 20:56
文学性のあるマンガ?
『地雷震』でしょ。
『ジョジョの奇妙な・・』も面白い。
実は語ろうとすると一番厄介なのは、文学性の高い漫画でも、文学性の高い
音楽でもなく、文学性の高いノベルゲーと文学性の高いライトノベルのよう
な気がする今日この頃。
15 :
吾輩は名無しである:02/01/29 21:47
>>14 わたしはノベルゲーやライトノベルにくわしくないのですが、
「文学性の高い」と形容されるものは実際に存在するのでしょうか。
教えて下さい。
ファイナルファンタジーって映画的って
言うでしょ、アレ、ただ、ゲーム性が
欠けてるだけじゃん・・・
こういうのって、どっちとしても
つまらないアレなのが列挙されるだけ
なんじゃないの・・・
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
↑
文学性
アニオタがこの板にも・・
19 :
吾輩は名無しである:02/01/29 22:56
>>7 イイ!あなたの言わんとする文学性がなんとなくわかる!
>>15 麻生俊平「ザンヤルマの剣士」
秋山瑞人「猫の地球儀」
あたりじゃないの?
実験的という意味じゃ、田中哲哉の大久保町三部作とかあるけど。
21 :
吾輩は名無しである:02/01/30 17:13
1はテリー・イーグルトンの「文学とは何か」を
読むことをお勧めする。
最先端ではイーグルトンは古いのかな…
23 :
吾輩は名無しである:02/01/30 17:28
>>22 「教えてくん」で恐縮だけど、かいつまんでいうとどういう内容?
24 :
吾輩は名無しである:02/01/30 17:41
>>23 実をいうと内容のディテールは忘れてしまった(恥
古今の文学、あるいはその批評の歴史を分析し、
最終章で「結局文学とはなんでもない」という結論を導き出した書。
ただ、文学なまかじりの一般人が「文学なんてこんなもんさ」と
いってるのとは100万マイルの隔たりがあるとだけ言っておこう。
黒田硫黄にそれはない。
26 :
吾輩は名無しである:02/01/30 17:47
マージャン漫画の最高傑作といえば・・・
ほんま りう「四分の三」だ。
これは、無きの竜みたいな劇画ではなく
文学なんだよ。
絵も良かった。
>>24 ありがとう。恥カキついでだけど、それって「ポストモダン」っぽいですね
>>27 よくわからんが、イーグルトン以前の批評を統括して結論をだしたから、
彼は文学批評分野を0に戻したといえる。
イーグルトン以後の批評は、おそらく「ポストモダン」
であるべきなんだろうが、状況はそんなに開けていない。
というか、無限に開かれてしまったといってもいいかも(w
29 :
吾輩は名無しである:02/01/30 23:34
楳図かずお「漂流教室」に比べたら
現代小説なんて底が浅くて読めん
どらごそへっどはどうよ?
31 :
吾輩は名無しである:02/01/30 23:53
漫画って大体厨房向けだと思うが。
33 :
吾輩は名無しである:02/01/30 23:56
文学的かどうかはわからないけど、
「少女革命ウテナ」のカルトさにはビビった。
あれでアニメを見直した。
絵でなめてかかったら・・ハマりました。
34 :
吾輩は名無しである:02/01/31 00:00
>30
ドラゴンヘッドって結構「漂流教室」の
パクリって気がする上つまんない
35 :
吾輩は名無しである:02/01/31 00:03
俺はサイバラリエコを推したい。
「ぼくんち」。
つーより陳腐な独白をあほみたいに並べすぎ。
37 :
吾輩は名無しである:02/01/31 00:17
ジョージ秋山 アシュラ ラブリンモンロー
しりあがり寿「真夜中の弥次さん喜多さん」
あと、さくらももこ「コジコジ」
39 :
吾輩は名無しである:02/01/31 00:26
山田花子は?
漫画としてはツマランからダメか?
40 :
吾輩は名無しである:02/01/31 00:28
私小説かどうか知らんが山田花子の漫画は読んでると鬱になる。
42 :
吾輩は名無しである:02/01/31 01:07
明日のジョーでしょ。あのよど号ハイジャック事件の赤軍派のリーダー、田宮高麿が
『われわれは明日のジョーだ!』と犯行声明にしたためたぐらいの文学性。
ちなみに赤軍派の中には明日のジョーのファンが結構いたらしい。
>>43 あれは文学性じゃなくて時代性があったんでしょ。
45 :
撲殺ハンターン:02/01/31 14:34
ホントはエヴァと答えたいがジャンプ誌の巻末で連載中の『ピューと吹くジャガー』
全部が全部とはいわないが考えさせられ笑える・・・・・カモ
46 :
吾輩は名無しである:02/01/31 15:05
実はドラえもんも文学性が高い
47 :
吾輩は名無しである:02/01/31 15:49
岡崎京子『リバーズ・エッジ』
ベタだけど伝染るんですとか。
関係ないが手塚治虫の文学マンガはダメダメとおもた。
49 :
吾輩は名無しである:02/02/02 20:38
つげ義春とか・・
EDENとか。
51 :
吾輩は名無しである:02/02/02 20:46
無限の住人
52 :
吾輩は名無しである:02/02/02 21:18
「文学性が高い」? アフォか。「文学性の高い漫画」ってなんだ?
どうして漫画オタってこうも頭悪いんだろうね。
喜んで漫画のタイトルをカキコしているやつらに聞いてみたい、お前らの言っている
「文学性」って、なに? だいたい「文学性」なんて、そんなもんどこにもありゃせんよ。
「漫画性」とか、いうか?
53 :
吾輩は名無しである:02/02/02 21:26
>>52 言うんじゃねーの? フツーにマンガみたいって。
マンガみたいな小説とか、文学っぽいマンガとかあるじゃんか。
みんな、あいまいなトコを探り探り話してんだよ。
分かってないのは貴方だけですよ。
54 :
吾輩は名無しである:02/02/02 23:31
だめだ、こりゃ。
55 :
吾輩は名無しである:02/02/02 23:48
>>53 じゃあ、具体的にひとつの漫画をあげて、それがどう「文学っぽい」か語ってみてよ。
どんな漫画でもいいから。高踏な文学用語使わなくてもいい、ふつーの言葉で。
56 :
吾輩は名無しである:02/02/03 00:02
原作→漫画化はよくある。漫画→ノベライズは失敗の確率高い。書き手の実力もあ
るだろうけど。「BANANA FISH」とかは十分ノベライズにたえるクオリ
ティーをもっていると思うけど。プロットとかの作り込みかなぁ。でも吉田秋生
は書くほうもできる人だから例としてはよくないかも。内田善美とかは?
57 :
吾輩は名無しである:02/02/03 01:27
つげとかは一時期「純文学をマンガでやった」って言われて
わりともてはやされた。
58 :
吾輩は名無しである:02/02/03 03:07
文学性=芸術性ってこと?
でも芸術って定義自体むつかしいわけだし、
まぁ、つまりはこのスレは
終了━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ってことで。
59 :
吾輩は名無しである:02/02/03 03:23
闘将(ビクトリー)!!ラーメンマン
敵が、理由もなく生き返る
60 :
吾輩は名無しである:02/02/03 06:44
英語でも comic と graphic novel の使い分けはあるよ。
違いはあると思うけど、スレの進行とともにゆっくり考えていこうよ。
61 :
吾輩は名無しである:02/02/03 09:37
杉浦日菜子。
好きなんですよ。全集買っちゃったんですよ。
62 :
吾輩は名無しである:02/02/03 12:12
デビルマン
うん。デビルマンはドストエフスキーの『悪霊』だと思うよ。
ネチャーエフ事件ではなくて連合赤軍事件を持ってきてるけど。
64 :
吾輩は名無しである:02/02/03 12:59
文学性の強い漫画なら、
「漫画・源氏物語」だろ。
「深いこと」をあつかってりゃそれで文学性が高いとかって言えるの?
66 :
吾輩は名無しである:02/02/03 14:31
私は人間の「どうしようもなさ」を扱っているマンガに文学性を感じるよ。
67 :
吾輩は名無しである:02/02/03 14:54
文字が多いのが文学性を感じる
漫画に失礼だろ。
69 :
吾輩は名無しである:02/02/03 16:28
ゴルゴ13なんてセリフは全部
「……」だよ。
70 :
吾輩は名無しである:02/02/03 16:57
漫画=軽い 文学=重いとか、思ってない? おまいら。アフォ。
71 :
吾輩は名無しである:02/02/03 17:21
漫画に文学性云々いっているやつらは当の漫画さえまともに読めてないって
ことだね。つまりそいつらは漫画も文学も両方わかってないってことです。
だいたい
>>1なんか、「漫画」と「アニメ」を並列させている。ぜんぜん違う
のに。え? りょーほーとも絵だから、ですか?
まさか、「動く漫画=アニメ」って考えているわけじゃないよねえ。
72 :
吾輩は名無しである:02/02/03 17:38
こら!そんなに喧嘩売らないの!
まあ、こういうスレが立つと、文学は手段だと言い続けるだけのやつが
一人出るからねぇ。
とりあえず、小説に対して「あんなものは文学じゃない」という人間を
全員黙らせてからきてください。
74 :
吾輩は名無しである:02/02/03 19:09
「まんが日本昔話」
現国の先生が「マンガは哲学する」(永井均)を薦めてましたが…。
私はまだ読んでないのでsage。
76 :
吾輩は名無しである:02/02/04 02:53
じゃりんこチエ、最初の12巻あたりまでは激しく純文
77 :
吾輩は名無しである:02/02/05 01:33
>75
現国の先生が、かぁ…。
「マンガは哲学する」って、
あれは破天荒な世界や物語のひずみの中でふと顕わになるような哲学的(?)「問題」をとりあるのに都合がよいからマンガをとりあげているだけで、
マンガ論ではないし、「文学」ともカンケイないよねぇ。
当の永井均は何かの論文の脚注で「人生とは広義における「文学」の引用に過ぎない」ってなこと書いてたわね。
漫画語るならやっぱり夏目房の介とか読まなきゃいけねーの?
まァ、あのくらいの自覚はあった方が読むにも面白いとは思うけどさ。
78 :
吾輩は名無しである:02/02/05 01:43
2ちゃんねるってオンライン掲示板知ってる?
あそこって文学的だよねー
オタクの巣窟である2chでアニメやマンガを批判するのは自殺行為だ。
80 :
吾輩は名無しである:02/02/10 15:43
高校時代の国語の先生は、低俗な本の代表として「まず、漫画」と仰ってました。
自分が志賀直哉を呼んでいるのを発見したぐらいでそんなに大げさに驚かんでくれ。
そりゃ、普段はファンタジーかミステリーだよ、俺は。
81 :
吾輩は名無しである:02/02/10 15:55
多重人格探偵サイコ
82 :
吾輩は名無しである:02/02/10 15:57
高野文子・絶対安全剃刀
83 :
吾輩は名無しである:02/02/10 15:58
↑最近だれてるよな。
これ、おっもしれーってまんが最近ねえや。
日本で文学っつったら「自分の体験やら日々の勝手な思いやらをそれらしく書きちらす」ことだろ?
玉吉とか挙げればいいですカイ?
85 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:27
もともと文学にしろ、マンガにしろ批評からいかに逃げるか、批評をいかに
騙すかにその存在意義があると思ってる。
いわゆる厳然として存在する社会性に取り込まれないように書くことが必要
だったはず。
「その他」のものだったはずのものが表舞台に出るとあとは伝統になるしか
ないな。
86 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:29
文学性??といわれるとどうなんだろうとか思う。
マンガは漫画。けなしてるわけじゃ全然ない。
絵と文字を使って物語を表現するメディアだから。
「文学性」っていったらどうかなぁとかおもうから。
マンガで最近面白いっと思ったものなら
bulame!・monster・バガボンド・ワンピース・
「物語性」と「文学性」って、どうちがうの??
87 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:35
>>86 文学は「物語」が始まる前もそして終わってしまった後のことも
書くことができる。一方「漫画」はその構造上どうしても「物語る」こと
から逃れられない。キャラクターと物語と舞台が必要になる。
本来、これらの要素から自由なはずの「文学」がより物語の呪縛に捕らわれている
ところに「文学」の問題があると思う。
88 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:39
キャラクターと舞台と物語から解き放たれた自由な文学・・・
うーん。チョット思いつかない。
なんだろう。
それはいうなら「絵」では??
・・・ナントナク。
89 :
駆け出しサザエさん:02/02/10 17:09
>>87
すいませんが、教えてください。
その漫画に構造上必要となる「物語」とはいったいどんなものでしょう。
吉田戦車に「物語」があるのでしょうか?
4コマは、87さんの言及している漫画の範疇に入っていないとすれば
つげ作品などは、どうなのでしょうか。
90 :
吾輩は名無しである:02/02/10 17:13
>>1 鳥山明という幻の作家の『ドラゴンボール』という漫画がかつてありました
<反復>がテーマの作品です
作中の登場人物達は<反復>という物語の不可能性の中で苦悩する、という作品です
warata
92 :
考える名無しさん:02/02/10 17:29
ドラゴンボールのテーマは「近代批判」であり、キーワードは「インフレ」です。
93 :
吾輩は名無しである:02/02/10 17:37
技のインフレーションは格闘系の最大のテーマです。
94 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:09
それならドラゴンボールより「聖闘士星矢」だろ
>>88
「文学」には、これらの要素すべてが必要とは限らないと思うわけです。
もちろん、あってもいっこうに構わないのですが。そればかりだと消費される
ばかりでしょう。
>>89
たとえば登場人物の成長であったり、なにかを探す旅であったり。
物語の基本構造は基本的に「移動」であるということは、ご存知だと思うの
ですが、位置の移動、時間の経過などだと考えます。
これらが欠けた「お話」はおしなべて形態として「漫画」に見えるだけで
「文学」の領域ではないのかというのが私の考えです。
吉田戦車、高野文子などもそうでしょう。つげの場合はその作品の
扱われ方に対して自覚的かつ狡猾である点で作品群すべてをもって
「漫画」であると言いたいと思います。つげ作品が「つげ義春」という
ブランドネームを外した場所で論じられることがないという点で
この推測は外れてはいないと思います。
96 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:15
つげ義春・・・「李さん一家」はいいよ。余韻がなんともいえない。
彼が別に自分の立場を狡猾に扱っているとも思わないが。
それをいうなら「青林堂」じゃないのかなぁ。
97 :
吾輩は名無しである:02/02/11 00:12
やっぱり「ジョジョの奇妙な冒険」だよね。
それも第1部2部
98 :
吾輩は名無しである:02/02/11 00:54
ノックしてもしも〜しっ!
99 :
吾輩は名無しである:02/02/11 01:06
「ザ・ワールド・イズ・マイン」!
まさか読んでない人はいないよね?
吾妻ひでお、とり・みき、いしかわじゅん、しりあがり寿。
101 :
吾輩は名無しである:02/02/11 02:23
大島弓子なんかむさぼるように読んじゃう。
102 :
吾輩は名無しである:02/02/11 03:15
負け犬で何の甲斐性も無い男達
エゲツないほどのしたたかな女達
「じゃりン子チエ」は井原西鶴、織田作、町田康と続く
上方文学の正統でございます
103 :
吾輩は名無しである:02/02/11 04:12
104 :
吾輩は名無しである:02/02/11 11:03
じゃりん子チエに同意。
あの物語には引き込まれる。
105 :
吾輩は名無しである:02/02/11 11:37
>>99 新井英樹も言っていたが、挫折した元漫画家志望者の小説なんて
読みたかねーよな
106 :
吾輩は名無しである:02/02/11 11:42
・・誰を指していった言葉なんだろうか。
挫折したかどうかしらないけど山上たつひこは小説書いてますね。
107 :
吾輩は名無しである:02/02/11 12:59
カムイ伝
108 :
吾輩は名無しである:02/02/11 13:01
109 :
吾輩は名無しである:02/02/11 13:37
萩尾もとは出た?
110 :
吾輩は名無しである:02/02/11 13:40
おぼっちゃまくん
111 :
吾輩は名無しである:02/02/11 13:41
「美味しんぼ」の父子対立の構造は、
志賀直哉「和解」を思わせる。
112 :
吾輩は名無しである:02/02/11 15:57
文学界別冊、漫画文学界を発行してみよう。
113 :
吾輩は名無しである:02/02/11 16:08
スターレッドだろ
114 :
コ、コーヒー:02/02/11 16:24
風子のいる店
115 :
吾輩は名無しである:02/02/11 16:31
文学っぽい雰囲気つーんじゃなくて
例えばカイエ一派がホークスやヒッチコックを評価したように
漫画とかでも一見大衆向けの、しかし実はスゴイ、みたいなの方が個人的にはカッコイイ
116 :
吾輩は名無しである:02/02/12 09:26
>>105 吉本ばなな、夏目房之助かな?
漫画板の漫画家志望スレでは、「絵がうまくいかないから、小説に
転向しようかな〜」と言ってる奴をちらほら見かける。
ふさっちがいつ小説書いたよ
118 :
吾輩は名無しである:02/02/12 13:17
現在、週刊スピリッツで連載の
柏木ハルコ著「花園メリーゴーランド」を推す。
119 :
吾輩は名無しである:02/02/12 13:31
>>116 それはファンタジーノヴェルとか?
古井由吉の『仮往生伝試文』読んで出直してこい!と言うのは駄目か?
120 :
吾輩は名無しである:02/02/27 22:42
漫画だとやっぱり岡崎京子じゃない。
『リバーズエッジ』『PINK』。
この二冊を読んだときの衝撃は今も忘れることができない。
「世の中、みんなキレイぶってステキぶって楽しぶってるけど、ざけんじゃねえよ。いいかげんにしろ」。
「あたしにもないけど、あんたらにだって逃げ道ないんだ、ざまあみろ」。
衝撃でした。
121 :
吾輩は名無しである:02/02/27 22:49
(⌒Y⌒Y⌒)
/\__/
/ / \
/ / ⌒ ⌒ \
(⌒ / (・) (・) |
( (6 つ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( | ___ | < やっぱ
\ \_/ / \ サザエさんでしょ!!
\____/ \_________
/ \
/ /~\ \
/ / > )
/ ノ / /
/ / . / ./
/ ./ ( ヽ、
( _) \__つ
122 :
吾輩は名無しである:02/02/27 23:03
倉多江美
「うる星やつら」アニメ版。サブキャラが文学的。
124 :
吾輩は名無しである:02/03/01 00:34
天才バカボン。
「行け!稲中卓球部」
童貞オナニー厨房達の苦悩と青春。
126 :
吾輩は名無しである:02/03/01 01:29
三原順「ビリーの森ジョディの樹」
これは傑作だと思う。
途中で作者が亡くなったので、
後半は白っぽいページが多いが、
ストーリーもネームも印象深く味がある。
作者の死というアクシデントにも関わらず、
出版に踏み切った主婦と生活社に感謝。
>>126 てゆーか、オマエ、三原出したら
ほとんど全作品ぢゃねーか。(w
個人的には理性的に構築(されたように見える)
「Sons」をあえて推したい。
(児童文学として?)
文学とマンガを文学性で比べるのはナンセンスだってカキコがあったが、
まさにそのとおりだと思う。
そのへんの文学よりずっと面白い漫画ってならOKだが。
130 :
吾輩は名無しである:02/03/03 12:50
夜麻みゆき「刻(とき)の大地」
…駄目?
131 :
吾輩は名無しである:02/03/03 13:33
吉野朔実は文学畑の人間に愛読者が多い。
(本人も読書好きらしく、『本の雑誌』に連載を持っている)
代表作は
「少年は荒野をめざす」「ジュリエットの卵」「恋愛的瞬間」など。
体温低めで突き放した雰囲気を特徴とする。
彼女の漫画はまさに「文学的」の名にふさわしい作品といえよう。
132 :
吾輩は名無しである:02/03/03 13:36
>>131 >彼女の漫画はまさに「文学的」の名にふさわしい
だからそーゆーカキコはまったく彼女の作品を誉めていることにならないんだって。
わかる?
まったく「漫画オタ兼文学オタ」のアフォさは底知らずだね。
ただの漫画オタのほうがよっぽどまとも。
いきなりテレホ時間のときみたいな煽りカキコでごめんね。でもあんまり痛々しかった
もんだから。
133 :
吾輩は名無しである:02/03/03 13:45
>>132 いや、文学的な漫画もそうでないのも好きだ。
「文学的」なのがいい、そうでないのが悪いとは言ってないぞ。
自分は覚悟のススメとか、まったく文学的でない漫画も大好きだが。
134 :
吾輩は名無しである:02/03/03 14:17
うーん、だ、だ、だ、だからっ、「文学的な漫画」って、なに?
あー、まー、みー!!(自爆)
135 :
名無しさん:02/03/03 14:52
学校や塾などで出された課題を解いている時に
もし分からない問題にぶつかったらどうするべきか?
放って置くべきか?それとも分かるまでずっと
考え続けるべきか?前者は、そのまま放った状態に
すると、次に同じような問題が出された時にまた
答えられない事態が考えられるだろう。
後者は考えることは重要なことであるが,もし
長時間考えても分からなかった場合、それこそ
時間の無駄になってしまう。では何が一番良い
方法なのか?やはり専門家に質問することにより
分からない問題も解けるようになり、勉強の効率も
上がる。当塾ではこの質問解答サービスをメール
またはFAXで行っているので、ぜひご入塾を!
EMS・レスQ塾 〜英語・数学・理科メールで質問解答塾〜
http://www51.tok2.com/home/ejhems/
136 :
吾輩は名無しである:02/03/03 14:57
137 :
2ちゃんねるの一日1,600万PVを支える名無しさん:02/03/03 20:27
とりあえずはなにが文学なのかから。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/1011958728/ 参考になるかも
>歴史的な話でさ、
>主に、人間に関したり、世界に関する、深く鋭敏な表現ってのは
>ある種、文学っていう領域に限られてたと。
>それが様々な手法・表現のメディアが発達するにつれ、
>文学のみに特権的に許されていた「人間を、世界を描く強度」に、
>例えば、マンガだとか、ポップミュージックが漸近することになる。
>それをして、歴史的必然から「文学的」とよび、表現にあらわれる
>その性向を「文学性」と呼ぶに至ったのではないか?
138 :
吾輩は名無しである:02/03/03 20:38
元ネタが宮台っぽいんだけど
まいいんだけどもさ
ユリシーズを頭抱えながら読んでる時期に
キン肉マンで涙流したことがあったな……
べつに文学的とは思わんけど。
ああ、そうそう、あのシーンだけは良かった。
モンゴルマンへのバッファローマンからの手紙、
「機会が君のドアを二度ノックすると思うな……」
たしかこんな感じだったと記憶してる。
キ、キン肉マンって。
141 :
吾輩は名無しである:02/03/03 22:58
ふとした疑問だけどさ、漫画家にさ、「先生、今度の作品はめちゃ文学的
ですね〜」って言ったら喜ぶのかな。「うーん、君もわかるかね」とかさ。
たとえば喜びそうな作家って、誰でしょう?
142 :
吾輩は名無しである:02/03/03 23:08
猪木がスペアリブ食ってる場面しか覚えてないなあ
>>131 漏れは吉野朔実、かなり好きなんだが、
「文学的」、というより、「文学青年的」、というか、
そんな感じがしてるのだが、どうか?
145 :
吾輩は名無しである:02/03/09 00:16
>144
吉野朔実、けっこう深読みを要求する作品が多いような。
146 :
吾輩は名無しである:02/03/10 02:04
何故冬目景『羊のうた』の名が挙がっていないのだろう…。
147 :
吾輩は名無しである:02/03/10 02:08
ああ。なんかラジオドラマやってたね。羊の歌
林原めぐみが姉で、関さま捕物帖が弟
148 :
吾輩は名無しである:02/03/10 04:00
そもそも文学的ってなんだ。
お前らそこんとこちゃんと考えてものを言ってんのかと問いたい。問い詰めたい。
149 :
吾輩は名無しである:02/03/10 04:23
文学が主題として扱ってきた、もしくは扱うべきテーマ
はいからさんが行く
ヒストリカルフィクションとして
イケてると思う
151 :
吾輩は名無しである:02/03/10 07:16
>148
普通に社会生活すればニュアンスが理解できると思うよ
がんばってリハビリしてね
152 :
吾輩は名無しである:02/03/10 07:33
これは?
28 名前:吾輩は名無しである 投稿日:02/02/04 01:25
歴史的な話でさ、
主に、人間に関したり、世界に関する、深く鋭敏な表現ってのは
ある種、文学っていう領域に限られてたと。
それが様々な手法・表現のメディアが発達するにつれ、
文学のみに特権的に許されていた「人間を、世界を描く強度」に、
例えば、マンガだとか、ポップミュージックが漸近することになる。
それをして、歴史的必然から「文学的」とよび、表現にあらわれる
その性向を「文学性」と呼ぶに至ったのではないか?
153 :
吾輩は名無しである:02/03/10 14:28
>>151 1)聖書は文学的だ。
2)この漫画は文学的だ。
そこまで言うなら、この違いを説明してくろ。
154 :
吾輩は名無しである:02/03/10 15:32
男おいどん
155 :
吾輩は名無しである:02/03/10 16:02
>153
そんなとこだけ取り出したってだめなんだよ。
前後の文脈から判断するの。
ちゃんと相手の目を見て話すんだよ。がんばってね。
157 :
吾輩は名無しである:02/03/10 18:15
文面から察するに頭がいかれているのは
>>155の方だったようだ。
あぶねぇ、あぶねぇ。
だまされるところだったぜ。
158 :
吾輩は名無しである:02/03/10 19:59
男らしいってなんですか?
「文学性」って、要するに人生の価値や意味に深く(←こういう単純な言い方好きじゃないけど)つっこんでるってこと?
漫画を「文学性」なんて言う場合は、そういう意味だよね?
でもたとえば「文学的」っていう表現には、言語表現そのものについての評言としての使われかたもあるね。
その意味では、聖書は(そういうふうに読めば)「文学的」でもありうるね。
「文学性」という点では、聖書はむしろその礎なのかも。少なくともキリスト教圏では。
人生の意味や価値の、起源なんだから。
160 :
吾輩は名無しである:02/03/10 20:40
「劇画的」とか「音楽的」てな表現を文学に対してもするから別に適当で良いんじゃないかな?
何となくでね・・・
よく中上の文章が「音楽的」てな表現をされるけど別にそこに厳密さはないでしょう
「そもそも音楽というのはこうだろ!」とか言わないじゃん
その都度都合よく使えばよいのよ
161 :
吾輩は名無しである:02/03/10 20:48
160の前向きなイイ加減さが大好きだ。
162 :
吾輩は名無しである:02/03/10 20:51
>156
ごめん。聞こえないんですが
163 :
吾輩は名無しである:02/03/10 20:54
いや、適当でいいと言ってしまえば、それまでなのよね(笑
実際毎日適当に使ってるんだし…。
たとえば「中上の文章が「音楽的」」って評について、この場合それはどういう意味か突っ込んで考えてみれば、理解が深まるときはあるだろうわけで。
164 :
吾輩は名無しである:02/03/10 21:01
2chで理解を深めようとしてる人↑
いや、考えるのが楽しいんですよ。おれは。
上にそういう流れのレスがあったし…
166 :
吾輩は名無しである:02/03/10 21:48
『寄生獣』なんかいいんじゃないの?
ひとつの身体に複数的な主体
ヘンなエコロジー
結局寄生獣が何者かは解明されない
文学的だ!(あ、適当に、ですよ)
山本直樹
168 :
吾輩は名無しである:02/03/11 16:42
るろ剣読め、るろ剣。
文学性ね・・・。レベルEの見開きぶち抜きで文章だった回とか。
あと少女漫画で詩を多用するやつとか。
170 :
吾輩は名無しである:02/03/11 21:44
つげ義春。
萩尾望都。
吉野朔実。
新井英樹。「ザワールドイズマイン」
ここら辺でいいんじゃねぇの?
アニメは
機動戦士ガンダム、+逆襲のシャアってことで
171 :
吾輩は名無しである:02/03/11 21:48
『ワールド伊豆マイン』は結局面白いのかどうかよくわからん
最後の主人公二人の過去の話もいらん気がするし
何かろくに漫画も読んでないくせに偉そうな奴が多いですな。
文学的かどうかは知らないが『マスター・キートン』は
どんな文学作品よりも僕にとって意味がある読み物である。
・・・失礼しました。
174 :
吾輩は名無しである:02/03/11 22:31
『いとしのエリー』は泣けるよ
175 :
吾輩は名無しである:02/03/12 21:57
好きな作品あげてるんだけちゃうんかと。
176 :
吾輩は名無しである:02/03/12 22:05
スキな作品を挙げているだけにしろ、
その程度のモノなのかと言いたくなる
177 :
吾輩は名無しである:02/03/12 22:11
>>176 >その程度のモノなのか
そんなご大層なモノか・・・と言いたいのとも違うようだし、
ごめん、意味わからん。
178 :
吾輩は名無しである:02/03/12 22:12
もうちっとどこかどういうふうに文学的なのかってのをアゲてほしいって
ことじゃないの? たとえば。
179 :
吾輩は名無しである:02/03/12 22:14
ああ。了解。
>>170 >機動戦士ガンダム、+逆襲のシャアってことで
まあ、オナニー=ブンガクだとすれば、
逆シャアはまさにそれだ!
181 :
吾輩は名無しである:02/03/22 14:31
ぼくは「エヴァンゲリオン」に出会って、文学を知り、文学に目覚めました。
『いとしのエリー』は泣けるよ
183 :
吾輩は名無しである:02/03/22 15:08
184 :
吾輩は名無しである:02/03/22 15:15
山本直樹は?
エロいけど、いい線いってると思う。
185 :
吾輩は名無しである:02/03/22 15:20
曖昧な問題を扱ってるよなあ。
でも文学的なんて言うのは、ある意味、漫画やアニメに
対しても失礼だと思うよ。
186 :
吾輩は名無しである:02/03/22 19:49
手塚治虫のム−。
おもしろい。
187 :
吾輩は名無しである:02/03/22 20:10
沈黙の艦隊おすすめでっせ。
自衛隊、情報、政治、国家、システム、これらのキーワードが
一艦の潜水艦を通して緻密に描かれている。
188 :
吾輩は名無しである:02/03/22 20:21
>185
漫画やアニメに失礼
あなたの漫画に対する視野、見解の狭さをモロに晒し出してます。
189 :
吾輩は名無しである:02/03/22 20:23
解釈のお話は↑の方でいっぱいあるのでもういいよ
190 :
吾輩は名無しである:02/04/04 22:32
漫画の描写は現実ではあり得ない。
だから文学にはほど遠い
ただの娯楽にすぎない。
と、知り合いに言われ落ち込みました。
下手な小説より、よっぽど哲学的、叙情的な漫画はたくさんあると思うんですけど。
191 :
吾輩は名無しである:02/04/04 22:38
>>190 「漫画=娯楽」って図式が
「漫画を貶める」ってことにはならないと思うよ。
娯楽は偉大じゃないか!!落ち込むな!!
192 :
吾輩は名無しである:02/04/04 22:40
編集王っていう漫画で、
「漫画は小説に比べ作者のイメージが
直接伝わり危険なのかもしれない」とかいってたね。
ほうせんかの文学じいさんの話は感動した。
スレ違いゴメンヨ(・A・)
>>190 なぜ落ちこむのかよくわからないぞ?
文学の描写だって現実ではあり得ないだろうに?
ちなみに同じ意味で映画の描写も音楽の描写も絵画の描写も、
現実ではあり得ないぞ。
あり得ない、とは言いきれないだろう。
要するに「あり得る」わけだが、あり得るから
何だというのか?
195 :
吾輩は名無しである:02/04/19 20:38
なんか心の一番弱いところを突かれると、同意を他の人にも求めたくなるんだけど、それじゃ独り善がりだし…
と思った末に、そうだ、こう言うのを文学的って言うんじゃない!?と閃く。でも言っちまってから、なんか押し付けがましいかな、と思って一人でしょんぼり…
皆他人に厳しいのは自分にも同じとこがあるって自覚してるからなんだよね?(知ったかぶってんのは自分でもわかっちゃいるさ…
つか好きなのは「ベルセルク」ですっていうのを言いたかっただけっす。是非読んでみてね(ハート
>>47に一票。ただし
>>120については
>>128に同意。
やっぱりあの作品の核心はハルナにあるわけで、
>>120がどうとかいってるセリフは
ムルソーちっくなハルナを際だたせるための道具にすぎない。
197 :
吾輩は名無しである:02/04/20 02:44
ゼータはいいよ。ゼータは。
198 :
吾輩は名無しである:02/04/20 02:52
「オネアミスの翼〜王立宇宙軍〜」
前半。(後半は映像を除けば凡作だと思う。)
時代の空気を切りとっているというか、
あの無気力感の表現はなんともいえなかった。
あと、ヒロイン、リイクニの造型がすごすぎ。
最後まで変わらない。
こえぇ。(けど存在感ありまくり)
199 :
吾輩は名無しである:02/04/20 03:07
で、ゼータは?
0080
河を渡って木立をぬけて
201 :
吾輩は名無しである:02/04/20 03:12
ゼータは
202 :
吾輩は名無しである:02/04/20 03:20
ヒミズに一票
203 :
吾輩は名無しである:02/04/20 03:24
ゼー
204 :
吾輩は名無しである:02/04/20 03:27
「あしたのジョー」だろ。
あしたのだぞ。
タイトルだけでそうだろ。
205 :
吾輩は名無しである:02/04/20 03:29
ゼ
206 :
吾輩は名無しである:02/04/20 04:04
今やってんのだと「フィギュア17」がお勧め。
美しくハマリ逝く小学生日記。
漫画? アニメ?
「X-エックス-」「東京バビロン」「CLAMP学園」とかは駄目?
209 :
吾輩は名無しである:02/04/20 08:26
「自虐の詩」業田良家
タイトルがそれっぽーい(w
でも、いい作品。マジ泣きした。。。
210 :
吾輩は名無しである:02/04/20 08:43
「詩」と書いて「うた」と読ませるのを見ると
それだけで読む気がうせる。
>>210 それは、日本文学千年の歴史を否定する意見。
漫画板へお帰り。
212 :
吾輩は名無しである:02/04/20 17:05
風と木の詩もだめ?
ってあれはあんまり文学ではないか・・・
昼ドラって感じだ。
でも、泣いたけどね
213 :
吾輩は名無しである:02/04/20 19:22
はみだしっ子 はどうかね
214 :
吾輩は名無しである:02/04/20 22:54
最初に感じたこっぱハズカシさを忘れさせてくれるものはあるよ。
自虐の詩は好きだ!
215 :
吾輩は名無しである:02/04/21 00:16
>>213 文学というには、あまりに抑制が足りない。(趣味の問題)
三原の長篇であれば、むしろ「Sons」が重要かと。
良質の児童文学として語られる価値は充分にあると思う。
>>215 確かにアレは完成した物語としては失格かもね。
抑制の利いた作品としてはおっしゃるとおり。
でもなんだか忘れられないんだよねえ。趣味の問題だけど。
開けっぴろげの希望がウソ臭いとわかり始めた頃に読んだせいかもしれないな。
217 :
吾輩は名無しである:02/04/21 00:29
風間やんわり「食べれません。」
シティーハンター IN 三沢
218 :
吾輩は名無しである:02/04/21 00:55
>>216 当然漏れも忘れられない。・゚・(ノД`)・゚・
が、年を重ねるにつれ、後期作品の質の高さ、完成度が
ますます身に迫ってきたのだなあ・・・
>>218 わかるわかる。
もともと「はみだし…」ってのはお話になり得ないことがわかってて
描いたんだろうな、三原は。アイツらはいったいどこへ行ったんだろう?
220 :
吾輩は名無しである:02/04/21 02:21
山田詠美は元漫画家だったような覚えがあるんだが・・・間違ってるかな?
221 :
吾輩は名無しである:02/04/21 02:22
エーミは、風俗出身でSMの女王やってんたとちがう?
春菊が、親父からレイプされた漫画家やろ?
223 :
吾輩は名無しである:02/04/21 02:34
yamadaはマンガ家志望っていうか、そうだよ。
224 :
吾輩は名無しである:02/04/21 05:20
吉野朔実の「文芸性」は
辻仁生に通じるたぐいの素晴らしさだと思う(w
225 :
吾輩は名無しである:02/04/21 05:23
サザエさんは極めて文学性が高い。
226 :
吾輩は名無しである:02/04/21 05:29
【『わしズム』(小林よしのり責任編集長)4月25日(木)創刊 定価(本体667円+税)】
□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□■□□□□□□□□□
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□□□■□□□□■□□□■□□□■□□■□□□□□■□□□■□□□□□□■
□□□■□□□■□□□□□■■■□□■□□□□□□□■□□■■■■■■■■
>130(遅レススマソ)
文学的かどうかは解らないけれど、漫画から卒業した私が
唯一読み続けてる漫画だ・・・。
痛いヲタが多いけどさ。
228 :
吾輩は名無しである :02/04/23 00:36
>>山田双葉と言う名で漫画家してました。
229 :
吾輩は名無しである:02/04/23 00:44
大昔に東京三世社からでた山田章博の「BOMBOOHOUSE]
とか「人魚変生」とか、文学青年の漫画同人誌っぽくて良かった。
230 :
吾輩は名無しである:02/04/23 01:09
>>229 あれか。オレも買ったよ。ハードカバーの漫画買ったの初めてだった。
シノワズリーだっけ? 西洋の中国趣味をムリに真似た模造品。
偽物を真似た偽物は真贋を越えて別の存在感を獲得するんかなあ、なんて思った。
読んだ後、浅草、上野、本郷辺りを散歩したりしたな。
231 :
吾輩は名無しである:02/04/23 02:45
人狼。
アニメの方は途中挿入される50年代的風景が凄く良かった。ここは本当にイイ。
お話自体は全く一般受けしなかったようだけど。
232 :
吾輩は名無しである:02/04/24 02:41
>>231 風景はイイ。禿同。
お話は浪花節なので・・・
233 :
吾輩は名無しである:02/04/25 01:09
古谷実のぐり−ンヒルでしょ。
ギャグだけど、現代社会を強く上手く表現できているという所に、文学性が強いかと思われる。
234 :
吾輩は名無しである:02/04/25 01:24
やっぱり結局は小林よしのりが一番と思われ
社会問題等をうまく扱い思想性や情報性、さらには文学には
つきものの難解性も満たしているし現時点で最も高級な文学的漫画
と、いうと「あんなものは」文学じゃないと言い出す人が出
てくるんだよなぁ。
思想を盛り込むこと自体じゃなくて、盛り込まれた質そのも
のをもって文学とする人が。
>235
というか、どこが難解なん?
日野日出志「笑いころがし」
239 :
吾輩は名無しである:02/04/26 06:59
>230
漫画家で教養(趣味なんだろうけどさ)あるのって稀だよね。
引用だかパクリだかしらんけどセリフの元ネタが鏡花の戯曲だったり。
僕はこの人から内田百閧ノ入りました。
240 :
吾輩は名無しである:02/04/26 08:23
風の谷のナウシカ。
深い。
241 :
吾輩は名無しである:02/04/26 08:24
↑ちなみにアニメじゃなくて漫画の方ね。
242 :
吾輩は名無しである:02/04/27 12:13
「あずまんが大王」あずまきよひこ
第3巻になってから壊れてきてる。
「ちよちゃんのネコパパ」が言う台詞
ちよ「トマトは大好きだよー」
パパ「好きとか嫌いとかはいい。
……トマトを食べるんだ……」
壊れてるよ、アンタ……
243 :
吾輩は名無しである :02/04/27 13:43
古谷実は
つげ義春を超えています.
特にヒミズは最高でしょう.
↑全然ちがうじゃん。
むしろつげ義春を思わせるのは「しあわせ団地」。
これもギャグのはずなのに、正直まったく笑えねえぞ。
ダメすぎ、イタすぎ。
いつも冒頭にモノローグが入る。
245 :
吾輩は名無しである:02/05/01 17:17
じゃりんこチエ
246 :
吾輩は名無しである:02/05/01 17:31
古谷実に同意。
「僕といっしょ」も非現実的なようで現実的な人生の厳しさがある。
文学性ってこういうことでいいの?
僕といっしょは雰囲気だけだと思うんですけど
248 :
吾輩は名無しである:02/05/01 17:37
実存。精神と肉体。生と死。機械と肉体。
『ミラクル少女リミットちゃん』
249 :
吾輩は名無しである:02/05/01 17:41
安達哲のさくらの唄
岡崎京子のリバーズエッジ かな。
特にさくら〜以上の青春マンガってそうそうないような気がする。
250 :
吾輩は名無しである:02/05/02 00:29
なぜ、風景写真だと【綺麗】で
なぜ、コスプレだと【キモイ】なのか?
なぜ、印象派風のイラストは【素敵】で
なぜ、簡略化されたイラストは【マンガ】なのか?
なぜ、石膏の裸婦像は【高貴】で
なぜ、塩化ビニールの裸婦像は【卑猥】なのか?
なぜ、SF小説は【小説】で
なぜ、夏目漱石は【文学】なのか?
ならば銀座のギャラリーに飾ってある風景画が素人の撮った
コスプレスナップ写真と入れ替わっても【前衛】芸術になるんじゃないか?
芸術家気取りは自分の作り出すものは【芸術】だといってはばからない。
額に入れられ、一日数百万のギャラリーに展示されたその瞬間、
駄作は芸術という言葉の衣をまとい【作品】になってしまうのか。
それじゃあ、芸術作品ってなんなんだ。同人作家の書いたエロマンガと
どう違うというのだ。俺に教えろ。
【高貴】な芸術と【卑賤】な同人の差
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1020266143/
251 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:07
>>249 あー、2作ともかなりいいね。
さくらの唄は高校時代に読みたかったなぁ。
252 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:39
安達哲といへばやっぱ「キラキラ」っしょう。
253 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:48
>>252 同意。
正直、文学読みにとって「さくらの唄」は
芸術家像の勘違いがなじめんよ。
254 :
吾輩は名無しである:02/05/03 04:13
「わたしは慎吾」(漢字これでいいっけ?)
初めて読んだ時、ボー然としてもうたです。スゴイ。
255 :
吾輩は名無しである:02/05/03 04:31
スレ全部ざーっと読んできたけど「文学性」ってなんだかよくわからないな。
「哲学的」とかだとかなり分かり易くなるけど。
ただ、エヴァよりはカレカノの方が文学的だろ。と思ったりして。
独白が始まると、セリフと映像の二層になるけど、映像の方も結構文章っぽい。
エヴァはどっちかっていうと映像志向に感じるんだけど。
256 :
吾輩は名無しである:02/05/03 04:45
『羊のうた』と『ヒミズ』くらいしか今は思いつかない。
257 :
ゲームだけど:02/05/03 10:13
AIRは純文学
東京大学物語。
主人公が三島の・春の雪の松枝清顕にそっくり
259 :
アフタヌーン:02/05/07 15:34
黒田硫黄に一票。
リアルであってリアルでない。
現実的であって理想的<ファンタジー>。
これぞ・・・文学?
260 :
吾輩は名無しである:02/05/09 05:29
高野文子「黄色い本」
漫画表現の極北。
261 :
吾輩は名無しである:02/05/09 06:17
>>212 風と木の詩 いいよねぇー!!文学って感じするよ。
日出処の天子
も高いとおもう!!同性愛ものばかりになってしまったが・・・
オルフェウスの窓とかも文学としてよめそうだけどなぁー。かなり長くなりそうだけど。
誰か呼んだ?
263 :
吾輩は名無しである:02/05/09 20:15
谷口ジローがまだ出てないけど、微妙に趣が違うかな?
田亀源五郎が出てないけど、微妙に趣が違うかな?
265 :
吾輩は名無しである:02/05/12 15:18
榎本ナリコの『センチメントの季節』に一票。
正直、構成力があるとはお世辞にもいえない。
短編構成なのだが、中には素人並の作品さえ混じっている。
だけど、時々はっとさせるような感性を感じる事がある。
いい。
266 :
吾輩は名無しである:02/05/12 15:36
文学生が強いかどうかはともかくとして町田ひらくとかってその辺凄く意識してそうだよね。
かなりベタベタなんで文学板の人にはバカにされそうだが;
267 :
吾輩は名無しである:02/05/12 15:37
でもエロ漫画のなかではかなりレベル高いのは間違いないか。
268 :
吾輩は名無しである:02/05/12 15:41
センチメントは糞
路上詩人とかが好きな奴か勘違いヲタが喜びそうなもの
でもエロいのは俺も好き
アベノ橋魔法商店街がせいしゅんぶんがくになりそーなよかーん
270 :
縞栗鼠(シマリス)の親方:02/05/12 15:53
吉祥寺にある大検・大学受験予備校の中央高等学院
ここは、完全に狂ってる。
授業料は一年分一括前払いなので、
金が入れば、生徒は要らない
金を振り込んだら、何とかその生徒を辞めさせようと
講師どもが、あの手、この手でイヤガラセをしてきますね。
セクハラはもちろん、脈絡の無い罵倒は日常茶飯だね。
酒臭い講師もいるし・・・ 人生の最果て中央高等学院
学歴詐称、経歴詐称、合格実績詐称、デタラメ授業、
http://www.chuo-school.ac/ http://chs-f.com/index.html 中央高等学院福岡校
司法浪人の田中校長は ↑ また司法試験に落ちましたが
HP上では下らない見栄を張っています
271 :
吾輩は名無しである:02/05/13 23:34
やっぱりバカにされたか、センチメント・・・
言わなきゃ良かったものを。
272 :
吾輩は名無しである:02/05/13 23:50
劇場版もokなら、「蛍の墓」かな?
273 :
吾輩は名無しである:02/05/13 23:53
昨日見た明日香フローネ結構好き。
ちょっと宮崎駿っぽかった。
何でも良いけどああいう幻想系の雰囲気ってブンガクじゃないのかね。
黒田硫黄の「茄子」。
吉野朔実は純文学。黒田硫黄はかなり骨太。
エンターテイメント性が低くて、内面に訴えかけるタイプのものが
文学的と言えるかな。
276 :
吾輩は名無しである:02/05/14 13:31
茄子のテイストは自主映画だろ?
277 :
吾輩は名無しである:02/05/14 16:02
よしながふみの作品は純文学っぽい。
278 :
吾輩は名無しである:02/05/14 16:17
「Papa told me」
279 :
吾輩は名無しである:02/05/14 19:26
ヒミズ
竹宮惠子の「風と木の詩」が出るなら萩尾望都の「トーマの心臓」「ポーの一族」は
欠かせないだろう。あれに影響受けた作家や漫画家はたくさんいるはずだから。
あと吉田秋生の「河よりも長くゆるやかに」は山田詠美や村上龍の作品と妙にリンクして
思い起こされるよくできた話だ。青春文学っぽい。
281 :
吾輩は名無しである:02/05/15 01:34
「泣くな、十円」。これ最強。
282 :
吾輩は名無しである:02/05/18 00:38
大島弓子とかも文学的じゃない?
ただ、あれって大人になってしまったひとは読めないよね。
あと山本直樹の『フラグメンツ』
あの幻想的な感じが文学的な気がする。
あとエロマンガだけど町田ひらく。
283 :
吾輩は名無しである:02/05/18 01:55
「リバーズエッジ」と「さくらの唄」はもう出てるな・・・
「センチメントの季節」も好きなんだが酷評されてるな・・・(w
魚喃キリコ「Blue」。
284 :
吾輩は名無しである :02/05/18 01:59
松本大洋。以上。
285 :
吾輩は名無しである:02/05/18 02:31
吾妻ひでおを忘れちゃ困るってもんだぜ、おめえら。
286 :
吾輩は名無しである:02/05/18 02:41
>>283 たった今魚喃を酷評してやろう。
「Blue」は良いが、
あいつの「ハルチン」は高野「るきさん」の醜悪なパクリだ。
287 :
吾輩は名無しである:02/05/18 02:48
まだアレが出てないな。
いいさ、俺の胸だけにそっとしまっておこう。
288 :
吾輩は名無しである:02/05/18 03:08
松本大洋は奥さん(冬野さほ)の絵の影響が入りはじめて、
一段と進化しているね。
「ピンポン」久々に読んで、唸らされた。
「Go Go モンスター」最高。
あれ小説にしたら漫画の10倍のページ必要だと思う。
290 :
吾輩は名無しである:02/05/18 03:20
>>289 あれは、まさに冬野さほが入っているね。
ちょっと後半、「2001年宇宙の旅」が入っているなと思ったのだけど。
作画協力で名前はいってるくらいだからね。
あの黒いコマにはびびった。真っ黒じゃないし。
ちなみに女性ものだと冬野も好きだけど「Papa told me」が好き。
でもあれは小説にする必要なし。
日野日出志はでましたか?
293 :
吾輩は名無しである:02/05/18 05:32
スタジオジブリの最新作は「猫の恩返し」だそうです
スラムダンク
296 :
無名謙信さん:02/05/18 08:39
なんでベルセルクが入ってないの?
超文学的じゃないか?
正直はまった。
297 :
吾輩は名無しである:02/05/18 12:58
黒田硫黄は映画的だ
大島弓子に1票
298 :
吾輩は名無しである:02/05/18 15:04
誰のにしろ、ドラマのノベライズみたいにはなってほしくない。
>>286 醜悪は言いすぎだと思う。
「ハルチン」と「るきさん」は精神のかたちがちがうと思うよ。
パクリだってとこまでは頷けると思うが。
300 :
吾輩は名無しである:02/05/21 04:06
>>299 志が低すぎるよ。
その後あの作風が見られないのもヘタレ。
魚喃は初期だろ。
町田ひらくって、単行本持ってたりして・・・。
でも単なるロリエロマンガだと思ってた。
この人のマンガに限らないけど、どうしても真似事は真似事にしか読めない・・・。
山本直樹のマンガには、山本直樹自身のセカイっつうか、描きたいものがあるハナからあるように思える。
だから「作家」になれてる。
描きたいもののレヴェルが高くて、欲求が強いっつうか。。。
たとえ絵なんかが上手でも、そのレヴェルが低いと、あまり魅力感じない。
>300
まあ、そう言われては反論できないね。
私も初期のは好き。
もっとも、同時にハヅカシーとも思うのだが。
とはいえ、この自己中毒的な青臭ハヅカシー感覚が文学なんだろうとも思う。
あ、「ハルチン」にはそういうハヅカシー感覚をを対象化して
笑ってるような手触りがあって、そこが好きなんだけどね。
一連の単行本を並べたときにそこだけがぽっかりと。
303 :
吾輩は名無しである:02/05/21 07:06
てか、多田由美はどうよ?
まだ名前出てないよね?
自己中毒モード爆発。
文学っつーより映画といわれそうだけど。
言葉を信じてない(映像的)なあたり、文学的とは言い難いのか?
でもそういう意識性、反省意識の存在は文学的なのかもしれん。
304 :
吾輩は名無しである:02/05/21 07:10
>>303 多田由美は80年代の英米音楽シーン好きを直撃。
俺はSonic Youth好きだから、
Bad Moon Risingなんてタイトルだけでグッと来たよ。
でマジレスすると、
日本の文学ではそういう感受性を拾うのに時間がかかりすぎるのでは?
305 :
吾輩は名無しである:02/05/21 07:32
>>253 美大出身者の俺としては
勘違いした芸術家像ってのは
ひじょうにリアルに感じたし共感したところおおかったねえ。
万人が感動する内容だとは思わんけどね。
「キラキラ」は糞。
「ラブひな」とかわらん。
まあ、万人向けだけどね。
306 :
吾輩は名無しである:02/05/21 17:31
「フリクリ」って現代文学的じゃん。
世界を意味もなくひらべったくしようとする輩なんてさ。
307 :
吾輩は名無しである:02/05/21 17:45
>>306 頭からロボットが生えてくるというのがすごい。
308 :
吾輩は名無しである:02/05/21 18:09
スレタイ、今更だけど「文学好きに見せたいアニメ・マンガ」のほうが良かったんじゃないかと思う。
ノベル系エロゲーで「days innocent」っていうのがあって、俺はこれを同世代の小説好き達に読ませたい。
309 :
吾輩は名無しである:02/05/21 18:29
ノベル系エロゲー・・・蝦だね・・・
310 :
吾輩は名無しである:02/05/21 18:46
エビ?
>>139 ラーメンマンがブロッケンJr.に
「おまえはまだ若い。憎しみは捨てろ。そうすればおまえは強くなる」
と言ったときぞくぞくした。
あとロビンマスクがアトランティスに敗れて死んだ時泣いた。
俺もキン肉マン世代のオサーンなので。
あだち充の「みゆき」も泣いたな。
特に最後、H2Oの「思い出がいっぱい」の歌詞が出てくるし(w
313 :
吾輩は名無しである:02/05/21 19:38
漏れは「のらくろ」が大陸に逝くところで泣いた。
あと、「フクちゃん」のおじいさんが傘で刺されて殺されるところ。
314 :
吾輩は名無しである:02/05/21 21:01
あだち充って春樹っぽくない?
話の本流から関係無いことに行ったりとかするのが上手いし
でもいつの間にか本流に戻ってる
渡部直己が春樹について言ってるみたいに真に語るべきことを語らない黙殺法ってか
絵のレベルでもタッチのキスシーンで首から下しか描かなかったりとか
物語的にも重要なシーンは描かずにその周辺のエピソードだけでそれを浮かび上がらせるとか
>314
あだち充。
たしか加藤典洋が昔なにか書いてて、けっこう頷いて読んだ記憶あり。
速度がどうこうってやつ。
>>308 ノベル系エロゲなら、「終の空」でしょ。(藁
爆笑させてモラタよ。
哲学/現代思想系ってほうが正しいだろうけど、
文学系との相互乗り入れってことで。
性をテーマにしたもので、
榎本ナリコって文学的かもしれないけどなんか表面的というか浅い気がする。
山本直樹はうまく言えないけど深いと思う。
318 :
吾輩は名無しである:02/05/22 00:19
>>317 フィスト透視など、エロで新技法開発しまくってたのと
801にエロ構図を持ち込んだだけの奴の違いだな。
地力の差が後々まで響く。
似たパターンに楳図と伊藤潤二ってのもあるな。
>>317 ナリコは雰囲気だけ
山本はマイノリティーに向かってる分だけ文学っぽい
320 :
吾輩は名無しである:02/05/22 02:06
>>316 パッと見でそれっぽいものよりもさ、一見ただのオタゲーオタマンガだけどよく読むと
深い、みたいな。
怠惰な萌えオタどもに独占させておくのはもったいない、感受性や読解力の素養がある
人にこそ見てもらいたい作品ってのが結構あるんじゃないかと思うんだよ。
321 :
吾輩は名無しである:02/05/22 03:07
322 :
吾輩は名無しである:02/05/22 04:04
やっぱ二十四年組の少女マンガは100年後の日本文学史に残ると
思う。
323 :
吾輩は名無しである:02/05/22 06:31
>322
マンガ読みとしては抵抗がある
ジャンル特性が違うだろう
「文芸史」なら納得
324 :
吾輩は名無しである:02/05/22 08:23
早見純の「復活祭」なんてどうでしょう?
強姦暴行された少女が死ぬ間際に空を見上げた一瞬の思考を描いた短編ですが、
その辺に転がってる本よりも、段違いに重いものが詰まってます。
325 :
吾輩は名無しである:02/05/22 16:43
ラブレターフロム彼方
326 :
吾輩は名無しである:02/05/23 16:09
北斗のケン
「愛ゆえにひとはくるしまねばならぬ、
愛ゆえにひとはかなしまねばならぬ
愛ゆえにっ!!(サウザー)」
「光をぉー、もっと光をぉー」(えっとだれだったかな?)
327 :
吾輩は名無しである:02/05/23 16:16
阿多多々多々多々経った経った!
328 :
吾輩は名無しである:02/05/23 16:37
>>321 雫は「新興宗教オモイデ教」を映像化したもの、ってぐらいじゃん?
エロゲー界ではホワイトアルバムのシナリオ書いた原田宇陀児の文学酔い加減が凄い。
329 :
吾輩は名無しである:02/05/23 17:50
「オタク」っていったい何だ?
「オタ」とは?
誰か分かりやすく教えて。
330 :
吾輩は名無しである:02/05/23 18:50
だれか「ONE輝く季節」について講釈してくれ。
エロゲオタ多い?
331 :
吾輩は名無しである:02/05/23 18:54
>>326 「光をぉー、もっと光をぉー」はジャコウじゃないですかね。
332 :
吾輩は名無しである:02/05/23 19:06
大江健三郎の文体はRR。
∧_∧
< `ш´>
_¢___⊂)
/旦/三/./|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|異能者完結|/
333 :
吾輩は名無しである:02/05/23 20:47
さくらの唄かな・・・
逆になるがこれ原作にしたら、良い意味ですごく良質な漫画なるだろうなと
思うのが、桐野夏生『ファイアボール・ブルース』。
335 :
吾輩は名無しである:02/05/23 22:32
>>330 ONEは良かったな。個人的にはOVA版が酷評されているがすきだ。
あっちのほうが(良くも悪くも)文学的だと思う。
もっとも最近は、はじめてのおるすばん&おいしゃさんに嵌っているが。
336 :
吾輩は名無しである:02/05/23 22:52
そんなの余所で話せよ、おにいちゃん!
そんなの余所で話してください、ご主人様!
338 :
吾輩は名無しである:02/05/24 02:29
カフカの「変身」をしりあがり寿が書けば傑作になると思う。
339 :
吾輩は名無しである:02/05/24 04:23
高橋留美子『人魚の森』
生死を見つめて生きていく悲しさと、「生」に執着する人間のどうしようもなさ、
悲しさを描いてる。これを読んで、この人(作者)は凄いと思ったなぁ。
340 :
吾輩は名無しである:02/05/24 11:22
「ほしのこえ」ってどうよ
341 :
吾輩は名無しである:02/05/24 16:30
物語がどうこうっていうより、アニメ製作技術における技術革命みたいな意味で騒がれてるんでは。
アールヌーボーみたいなもん。>ほしのこえ
『ねじ式』の主人公が線路の上を歩くシーンから芥川龍之介の『トロッコ』を
連想する。そんだけ。
お前らみたいな奴らはどーせ何にでも感情移入するんだから論じるだけ非生産的。
大体342にもなって議論にもなってないし。
>>339 おれもそう思ったぜ。るみちゃんておそろしいところまで描き出せるんだね。
めぞん一刻もありきたりだけど普遍的な人の生き方みたいなものに感動した。
最後の一枚の絵に物語が収束していき人の心を明るく幸せにしてくれる作品、
だったけね。
このスレはいつ来ても「おまえら、”文学性”って一体なあに?」と
全員に聞いてみたくなるなぁ(笑)
347 :
吾輩は名無しである:02/05/31 15:06
さそうあきらの「犬・犬・犬」とかどうでしょう?
348 :
吾輩は名無しである:02/05/31 15:52
「チキタ★GUGU」
部分的に、だがな。
349 :
吾輩は名無しである:02/05/31 21:18
スレ違いで申し訳ない。
やまだ紫=山田詠美 ?
350 :
吾輩は名無しである:02/05/31 22:12
>>349 いえてるかもな。山田詠美って以外といいお母さんになりそう。
本人はいやがるかもしれんが、イヤになるほど常識的な考え方を
持っていそう。
351 :
吾輩は名無しである:02/06/01 02:40
>>328 遅レスすまん
もちろん雫はうだるを引き出す前座のつもりだったよ。
「ホワイトアルバム」
エロゲー界唯一の文芸者、原田宇陀児シナリオ。
これ以外に文学系エロゲーはないだろ?
>>347 「神童」が文春漫画大賞とかに選ばれていたよね。
353 :
吾輩は名無しである:02/06/01 14:23
>351
元長柾木とかは?
うだるはあの胡散くささが好きだ。
354 :
吾輩は名無しである:02/06/01 14:47
吉田秋生「カリフォルニア物語」
劣等感、他者への憧れ、ドロップアウト、逃避。
355 :
吾輩は名無しである:02/06/10 18:53
「プラネテス」なんてどうだ?
356 :
吾輩は名無しである:02/06/10 20:08
ジブリの最新作は「猫の恩返し」です。
宮崎駿の跡継ぎを必死で探しておりますw
357 :
吾輩は名無しである:02/06/10 20:47
妖怪人間ベラもいい。
ちょっと魅力の説明ができないんだけど、、
358 :
吾輩は名無しである:02/06/10 20:50
あ、妖怪人間ベム、か
359 :
吾輩は名無しである:02/06/10 21:47
岡崎京子とかくらもちふさことか興味あるのに
どうしても店員の視線が恥ずかしくて買えないよ・゚・(ノД`)・゚・
360 :
吾輩は名無しである:02/06/10 23:15
>>359 がんがれ。漏れも最初は抵抗あったが今ではもう・・・
361 :
吾輩は名無しである:02/06/10 23:24
カバチタレ!
362 :
吾輩は名無しである:02/06/11 00:13
おぼっちゃまくん
363 :
吾輩は名無しである:02/06/11 00:17
業田良家の自虐の詩。読んだ奴いる?
上下巻通して読むと結構くるよ。
364 :
吾輩は名無しである:02/06/14 13:27
私も「ベルセルク」に1票。
しかしなんで男の復讐はかっこいいの?!
365 :
七曲歯無しである:02/06/14 13:28
永井均(だったかな?)の「漫画は哲学する」
という本が面白かったよ。
その中には「自虐の詩」とか「ねじ式」等、
このスレに出てきた本も結構紹介されてますよ。
まあ、文学というか哲学性が高いんだけどね。
366 :
吾輩は名無しである:02/06/14 18:40
ナンデ『ゆんぼくん』ガデテコナイノカナゾ
トイッテミルてすと
367 :
吾輩は名無しである:02/06/20 18:43
ジョージ秋山
368 :
吾輩は名無しである:02/06/29 04:29
「The world is mine」は賛否両論だろうな。
ただ登場人物全員が重要に扱われていて文学好きには受けそう。
セリフの言い回しがベタなのが難点。
>>368 それ以前の作品は好きだったよ。
ちょっと暗くて変則的なストーリーテリングと
奇妙な構図にそこそこの面白さを感じたけど。
「The world is mine」で普通の漫画作家になった感じだね。
でも、新井は醜い日本人描かせりゃ、日本一だね。
370 :
吾輩は名無しである:02/07/02 15:08
初カキ子です。
あのぅ〜少女漫画なんですが 藤原薫作品だめでしょうか?
文学・・っぽくないけど、なにか感じるものがあるので
371 :
吾輩は名無しである:02/07/02 15:48
軍鶏だな。うん
だからバクネヤングしかないって
373 :
吾輩は名無しである:02/07/03 13:57
柴田昌弘とか。
大越孝太郎の「月喰ゥ蟲」とかはどうさ。
あと、丸尾末広とか。
375 :
吾輩は名無しである:02/07/03 16:27
丸尾は・・・
376 :
吾輩は名無しである:02/07/05 11:45
マンガでしか表現できない質の高さ、言葉の重みとかも
確かにあるよね。岡崎とか高野とか。
この人たちのマンガ怖いよ。絵があるから。
それに比べて新井は絵がうざくてやだ。
377 :
吾輩は名無しである:02/07/05 14:01
ラーゼフォンとかエヴァンゲリオンとかいうアニメは、今、凄いらしいね
ジャパニメーションとって世界市場で高く評価されているとか。
ま、文学板のお古い頭のヒッキーには理解できないだろうけど(プ
378 :
吾輩は名無しである :02/07/05 14:03
>>377 久しぶりに聞いたよジャパニメーション!
君はイケてるYO!
379 :
吾輩は名無しである:02/07/05 14:04
380 :
吾輩は名無しである:02/07/05 15:37
サブカルっぽかったら文学ですか。
381 :
吾輩は名無しである:02/07/05 15:48
>>380 あなたの言うサブカルっぽさ、て例えばどういうこと?
382 :
吾輩は名無しである:02/07/05 15:57
ワールド・イズ・マインは8巻とかそんぐらいの所からリアリティがどんどん無くなってった。
5巻までは最高にふるえたっす。
383 :
吾輩は名無しである:02/07/05 16:31
>>381 松本大洋とか井上三太とか。
つっても漏れは379じゃないですが。
384 :
吾輩は名無しである:02/07/05 16:47
>>383 松本大洋ってほんと最高なの。
得に『ストレート』講談社刊の著者ポートレートが最高なの。(Tシャツがカワイイの)
あの本を無かったことにしてる美意識が最高なの。
映画(ピンポン)のコンテを自分が書けると思って、
実際に書いちゃうあたりも最高なのなのなの。
ほんと、最高なのな。
ニシケイコ
386 :
吾輩は名無しである:02/07/05 18:39
MONSTERはどうよ?
朝日新聞の書評に取り上げられてたけど。初めてだよ、漫画が出てたの。
ベストセラー快読っていうやつで、香山リカが誉めてたよ。
それほど、すごいのか。MONSTERは。
空から降る一億の星っていうドラマも似たような話だったんだね。
387 :
吾輩は名無しである:02/07/05 18:41
今日、「ユリイカ 特集 高野文子」を買ったけど、まだ読んでないや。
388 :
加藤ティ〜:02/07/05 19:08
このスレに何故あがってないのか不思議なのが「巨人の星」。
389 :
吾輩は名無しである:02/07/05 19:11
この板って人少ないなァ・・・・
390 :
吾輩は名無しである:02/07/05 19:12
みんな、調子良い時の冨樫は天才的な絵を書くぞ
391 :
吾輩は名無しである:02/07/05 20:53
よく岡崎京子が柄谷とか中上を引用したり、浅田と対談したりとかあるらしいのですが
どうですか?僕は男なんですけどどうしても少女漫画を買うというのが恥ずかしくて
って今気付いたけどインターネットで買えばいいのか・・・
恥ずかしいなら読まなきゃいい
393 :
吾輩は名無しである:02/07/16 08:18
近親相姦ものおしえれ
394 :
吾輩は名無しである:02/07/16 08:40
エロ漫画にいっぱいあるはず
少女漫画にもいっぱいありそうなのは気のせいですか?
396 :
吾輩は名無しである:02/07/16 14:33
>391
岡崎京子の本はオクで買うのがよくね?店頭にあんまりないし。
397 :
吾輩は名無しである:02/07/17 04:26
398 :
吾輩は名無しである:02/07/17 11:17
文学性とは何か?って聞かれてもよくわからないけど、
このスレに限って言えば、「文学好きの人にも薦められるような漫画やアニメ」でいいんじゃないかな。
とくに普段、漫画やアニメを敬遠してるような人にね。
私的には、月並みだけど、高野文子やつげ義春は薦められると思うよ。
399 :
わたしの香水はゲラン:02/07/17 11:23
最初のころに何回かガイシュツしてたが、
さくらももこの『コジコジ』はいい。
ちびまるこなんか、比べものにならん。
あれは、他の絵で絵本かなんかになって
(さくらももこの絵でなくてもかまわん)
シリーズ化してくれれば、買ってもいい。
夏休みの昼間とかにたま〜に再放送するが、
あれは夜中とかに
酒でも片手に、こっそり見て楽しむようなアニメだと思う。
楳図先生の「漂流教室」はマジで凄すぎる。
俺も池垣くんみたいに死にたいと思ったよ。
池垣くんが死んでなお見つめていたのは、人間の崇高さだと思う。
岡崎二郎。『アフター0』完全版も発売されるし、読め。
402 :
吾輩は名無しである:02/07/17 23:33
なにげに日野日出志のマンガすごくてびびった
403 :
吾輩は名無しである:02/07/17 23:52
ヒミズはどうですか。
404 :
吾輩は名無しである:02/07/17 23:53
「フクちゃん」を忘れるな!
405 :
吾輩は名無しである:02/07/18 02:15
黒田硫黄
もうちょっと実験&進化してくれたら最高。
風の谷のナウシカ
407 :
吾輩は名無しである:02/07/18 02:26
楳図かずお
硫黄はもちっと絵を洗練させてくれ。
んで、少年誌でヒットの1本でも出してくれ。
409 :
吾輩は名無しである:02/07/18 03:44
真っ先に名前が挙がると思ってた。
「岩館真理子」
名前が出無いのが不思議です。
「清原なつの」
SFだったり、なんていったらいいのかわからないけど
少女と性みたいな話だったり、絵のタッチもイイ!
早川から文庫が出ています。
410 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/07/18 20:57
手塚治虫にかなう文学者がどれほどいるものか・・・
411 :
吾輩は名無しである:02/07/18 21:14
>>410 あれは絵付きだからあそこまでできたのであって
文学者の仕事とは根本的に違う。
そもそもそういう意味合いで文学者をこきおろして手塚マンセーするのって
ただの・・・・厨?
412 :
吾輩は名無しである:02/07/18 21:20
根本的に違うっていっても表現することについては同じだろ。
413 :
吾輩は名無しである:02/07/18 21:26
>>412 確かに「表現する」という一点においては同じだよね。
でも彼のように比較するのはフェアじゃない。それがいいたかっただけ。
表現する方法としてマンガの方がすぐれているとかそんなことはいわない。
ただマンガのように、直截的に訴えるということが表現として優れているとは思わないな。
414 :
吾輩は名無しである:02/07/18 21:45
吉田戦車
415 :
吾輩は名無しである:02/07/18 22:12
>>385 西ケイコいいよね。
三番町萩原屋の美人とか、一見ライトなのに、徹底的に突き抜けてる。
しかしいかんせん、掲載誌がマイナーすぎて認知度低そう…
416 :
吾輩は名無しである:02/07/18 22:18
さそうあきら
417 :
吾輩は名無しである:02/07/19 12:30
なんで押井守アニメの話が出てこないんだ?
418 :
吾輩は名無しである:02/07/20 03:56
名前だして、語らない感じのスレになってるのか
ま、文学版で漫画家名入れてすれ立てるわけにもいかないけど、
ここにでてるような漫画家のスレを漫画系板でみても
いまひとつ浅い感のが多く、
文学板のやつらと話してえなあっておもたのだがよ。
419 :
吾輩は名無しである:02/07/20 03:57
420 :
吾輩は名無しである:02/07/20 04:00
川上弘美が高野文子の作品をとにかく知り合いに読ませようとする
気持ちがよくわかる。私も昔やった・・・。
私は男だけどさぁ。
高野文子→松本大洋が王道だろうけど、いずれもピークを過ぎて、
その後がどうも続かんような気がする。準じる人は数多いけど。
黒田硫黄が良いな。・・・・人いなかったら違うのでもイイよ(弱気)
例えていうならダヴィンチに載るくらいの知名度の漫画家が妥当だとおもうんが。
取リ敢エズ、、硫黄は太宰より安吾好きらしい 登場人物に言わせて多
422 :
吾輩は名無しである:02/07/21 00:43
九十年代半ばくらいまでの売れた漫画は全部(・∀・)イイ!!と思ふ
楳図かずお
「私は真悟」
奇跡は誰にでも 一度おきる
だがおきたことには誰も気がつかない
― そしてアイだけが残った・・・
かっけえ
424 :
吾輩は名無しである:02/07/21 11:11
>>418 ダヴィンチはどうよ…
かえってあの雑誌で絶賛されると胡散臭く感じるのは自分だけ?
中途半端なマイノリティ信仰が紙面から充満してるよ
425 :
吾輩は名無しである:02/07/21 11:15
梅酢かずおいいよね。
微妙なバカっぽさが最高。
絵柄もなんかやたらかっこええ。
426 :
吾輩は名無しである:02/07/21 19:00
「まことちゃん」の最終回ってすごかったんでしょ?
427 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/07/21 20:09
手塚治虫の『奇子』はどこはかとなく『カラマーゾフの兄弟』の影響が・・・
428 :
吾輩は名無しである:02/07/21 21:18
近藤ようこは出てないの?
筑摩文庫の解説を松浦理英子がかいてたよね。
『カイジ』と言ってみる
文学性というものとは違おうが、人物の心理描写においてこれほど優れた作品はほかにない
既出だとは思うが
うる星やつら2 ビューティフルドリーマー
工房の時に見た・・・、戻れるものならあの頃に戻りたい。。。
431 :
421=笹目:02/07/21 22:59
>>424 中途半端なマイノリティ信仰・・・・まあそうだわな。
かといってクイックジャパンとか言うよりいいかなと思ったんだ。
>近藤ようこ ビックコミックで掲載するのは、まあクサイ感じのやつも
まじってるけど。怖いやつが特に面白い。
>カイジ あの絵で賞(講談社かなんかのデカイ奴)とっただけある。
話しおもろい。汗でてきそー
>「まことちゃん」最終回 どうすごいんだろう?
読んでないなあ。「いきなり最終回」とかみれば載ってたりする?
>「私は真悟」すごい良い〜!!
>岡崎二郎 空間を管理する女と・・・・って話好き。ビルペイントしたり。
今ビックで連載してる「サンちゃん」あれはつまんないけど。
つうわけで頑張って書いたけど・・・・
って詳しすぎ
433 :
吾輩は名無しである:02/07/21 23:27
lainはどう?
アニメ、ゲームともかなり心理をついた作品だと思うけど。
ぼくんち
435 :
吾輩は名無しである:02/07/22 03:43
中崎タツヤ「じみへん」
じんわりと現実を直視させられる作品だと思う
ヤングアニマルでやってた「ハネムーンサラダ」はどうよ。
小説なら村山由佳に感じが似てる気が。
437 :
吾輩は名無しである:02/08/01 01:04
あげー
438 :
吾輩は名無しである:02/08/01 02:40
>>410 マンガ夜話を観たからではないが、そりゃそうだという、手塚の凄さを
忘れていた。私がよく知っているのも後期の一部だけ。
この人、桁が違う。
マンガが広義の文学であれば、間違いなくわが国の最も偉大な文学者。
439 :
吾輩は名無しである:02/08/01 07:21
>430
現役工房だけど、同意。軽い話なんだけど、なんとも言えないSF的奥の深さも感じる。
440 :
吾輩は名無しである:02/08/01 08:05
夏目房之介って漱石の孫だったんだってね・・・今まで知らなかった
夏休みはBS漫画夜話が地上波であるから(・∀・)イイ!!
BS漫画夜話が嫌なのは
岡田が出てるからだ
442 :
吾輩は名無しである:02/08/02 00:36
寄生獣なんかどうでしょう?
240&406で出ていた『風の谷のナウシカ』(漫画)
何故誰も語らないの?
全7巻の7巻が最高。感動して泣いた。
宮崎駿はアニメだけが凄い訳では無い。
やはりあの深さが有ればこそ、あれだけのアニメが創れるんだと思った。
>>311
亀レスでスマン。
キン肉マンを語るなら、幻の第一話を言わねば片手落ちだ。
ウルトラの父が、飲み屋の女と浮気して生まれたのがキン肉マン。
ウルトラの母に引き取られ、ウルトラ兄弟全員にイジメられ、
まるで下男のように働かされながら育った。
ジャンプに載っていたのだが、あれは笑えた。
円谷プロからクレームが来て、結局幻になってしまった。
キン肉マンでは、あれが最高だと思う。
>>444 俺もその話聞いたことがあるよ。
真剣にスグル王子を愛そうかと現在
思案中、ああ十九歳の夏、てな感じかな。
446 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:16
今アヴァロン見たんだけどこれ面白くない?
押井守のやつ
447 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:18
実写としてははじめての成功かもね、アヴァロン
448 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:19
小説もいいよ、アヴァロン
449 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:22
小説あるんだ。
それも押井ですか?
450 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:23
押井や庵野の作品もガンダムがなければ生まれなかったわけだが
451 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:25
452 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:26
ガンダム半端でヤ。
かく言う俺もΖで育った口だけど。
453 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:27
昨日のWOWOWのガンダム見たかったよーヽ(`Д´)ノウワァァン!!
454 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:30
文学的かどうかはわからないが、それまでの勧善懲悪ものばかりだったアニメに思想性を持たせた最初のアニメはガンダムでしょ
455 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:34
最初かどうか知らんけど社会現象になったって言うのは
業界的にインパクトにはなったんでしょうね。
でもガンダムって放送自体は数字取れなくて途中で打ち切りになってるんだって。
そういうとこは土壌のない場所に出て行った証明かもしれない。
456 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:38
アヴァロンって内容ペラペラだと思うけど
ヴァーチャルリアリティーの話はもういいって感じ
457 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:40
>>455 打ち切りになったのは「X」だけでしょ?
458 :
吾輩は名無しである:02/08/04 01:11
そのXは知らないけど、最初のガンダムも途中打ち切りなんだって。
この間ケーブルTVで最後の方見たんだけど確かにすごい唐突に終わってる。
AVALONてヴァーチャルリアリティーの話だったの?
どっちかって言うとゲームとかフィクションの世界と、現実の間のなんかについての話だと思ったんだけど。
同じこと?
フィクションそのものについて考えさせようとしたのかなとか思って見たんだけど。
よくある「現実とは?」じゃなくてね。
ポーの一族
461 :
吾輩は名無しである:02/08/08 07:31
宮西計三の「バルザムとエーテル」なんかはどうでしょーか。
462 :
吾輩は名無しである:02/08/08 10:30
ブラックジャックは?
463 :
吾輩は名無しである:02/08/08 11:14
>>457 ガンダムは打ち切りになったよ。
つか、ガンダムは全国放送じゃなくて名古屋放送だったしな。
もう出尽くしたのか?
樹村みのりの名前は出たのかな?
24年組の一人なのに名前が出てきにくい作家のような気がするけど、
きちんと個性のある作家だと思う。
装甲騎兵ボトムズの次回予告がしぶーい。
人は、戦場に何を求める。
ある者は、ただその日の糧のため、引き金を引く。ある者は、理想のために己の手を
血潮に染める。また、ある者は、実りなき野心のために、硝煙と死臭にまみれる。雨は
汚れた大地をみそぎ、流れとなり、川となって常に大海をめざす。
次回「遡行」。
人は流れに逆らい、そして力尽きて流される。
467 :
吾輩は名無しである:02/08/27 21:37
ざわ… ざわ…
>>466 「手を血潮に染める」ってなんか変だな...
469 :
吾輩は名無しである:02/09/07 13:49
Zガンダムに一票。
470 :
吾輩は名無しである:02/09/07 13:57
アニメヲタの集うスレはここですか?
471 :
吾輩は名無しである:02/09/07 14:00
読んで自殺したくなるようなものが文学と思っていいイのでしょうか。
472 :
吾輩は名無しである:02/09/07 14:09
>>471 まあ、そう思ってくださってよいでしょう
473 :
吾輩は名無しである:02/09/07 14:10
シティオブグラスの漫画版は面白かったね。
シリーズかされてるらしいけど他のは出たのかな。
ということで最後の頼みは、レベルの高さで知られる2ちゃんねるの文学板!
ということで最後の頼みは、レベルの高さで知られる2ちゃんねるの文学板!
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ということで最後の頼みは、レベルの高さで知られる2ちゃんねるの文学板!
ということで最後の頼みは、レベルの高さで知られる2ちゃんねるの文学板!
466のは単に重苦しいだけだろ。
477は福本マンガの効果音か?
あれは面白い。
476 :
吾輩は名無しである:02/09/07 20:40
福本伸行氏本人を近代麻雀誌上で見たが、人の良さそうなおっちゃんだった。
「カイジ」に出てきた石田さんをちょっと若くした感じだった。
初期の作品からわかるように優しい人なんだと思う。
どどどどど
478 :
吾輩は名無しである:02/09/07 20:51
アニヲタ逝ってよし!
479 :
吾輩は名無しである:02/09/07 20:56
家のバカ兄貴があずまんが大王なんか読んでやがんの。もう見てらんない。
福本さんは、間違いなく優しい人だな。
いい人すぎて、人間のダークサイドを徹底的に
さらった上で、その奥から出てくるものを
描こうとしてる。そういう意味じゃ文学的と
いえるかもしれん。
まあ単にスリリングで面白いマンガともいえるが。
481 :
吾輩は名無しである:02/09/07 21:22
萩尾モト
>>475 引用どころが悪かったようですね。この文だけのイメージだと
つまんなそうに見えてもおかしくない…。
一応、内容は恋物語。アニメだと舐めてたらボディブローを食らった気分でした。
よしもとよしともは?
よしもと『Greatest Hits +3』(双葉社)なんか
もう大分前だ。
最近聞かないけど、なんか描いてる?
まさかコミケで同人ってことないよね。
485 :
吾輩は名無しである:02/09/11 21:22
もう、年だしな。よしとも
486 :
富良野3.7:02/09/11 21:59
激しくガイシュツだが、黒田硫黄。
『大王』『天狗党』しか出てなかった3年前、
これは平成の宮沢賢治!とか思ってた。
>>484,485
よしもとは、また、ここ2〜3年ぱっとしないよな。
キューの長編(まだ前編だけだが)、あ〜悩んでるな〜
ってのが分かりやすすぎて、読んでるこっちがつらくなった。
487 :
吾輩は名無しである:02/09/11 22:05
よしともは、大手から来た仕事をヤッツケでこなすからか
もしくは、最初から矢張りマスの読者層には受け入れられないのか
ブレイクの機会を外しまくったね。
漫画は勢いも重要だから、これから少し辛いかも。
488 :
吾輩は名無しである:02/09/11 23:38
いまさらながら、エヴァンゲリオン
489 :
吾輩は名無しである:02/09/11 23:44
カイジに文学性なんか微塵も感じないなぁ。
ジャンプの挌闘大会と何処がちがうんだろう
だから、単にスリリングなマンガともいえると言った。
しかしジャンプの格闘大会とは根本が違うよ。
491 :
吾輩は名無しである:02/09/15 16:42
日野日出志
492 :
吾輩は名無しである:02/09/20 23:09
ジョジョ第一部は一九世紀のヨーロッパ文学を読んでるような雰囲気がすると
思うのですが、いかがなモンでしょう?
第一部は個人的にも一番好きな部ですが、「レ・ミゼラブル」の設定をパクッてる
のには萎えました。
493 :
吾輩は名無しである:02/09/20 23:19
押井の人狼
494 :
吾輩は名無しである:02/09/22 19:50
abe
495 :
吾輩は名無しである:02/09/22 20:06
496 :
吾輩は名無しである:02/09/22 20:12
岡崎二郎
497 :
吾輩は名無しである:02/09/23 02:34
黒田硫黄は底が見えません。
単に文学的、とか評しちゃうのも違う気がするけど。
498 :
吾輩は名無しである:02/09/23 03:49
カードキャプターさくら
科学忍者隊ガッチャマン
藤子不二雄A
古泉智浩のジンバルロックはイイ!
松本の青い春なんかよりはるかにリアルで切ないと思うぞ。
502 :
吾輩は名無しである:02/09/30 00:31
陸上防衛隊まおちゃん
王家の紋章
すごすぎです。いろんな意味で。
猫の恩返し
505 :
吾輩は名無しである:02/09/30 03:24
千年女優
いま公開中の劇場アニメね
506 :
吾輩は名無しである:02/09/30 03:25
なに!千年女優もう公開されてんのかよ
観にいこーっと さんきゅー
508 :
吾輩は名無しである:02/09/30 03:27
なんだか眠くなってきたよ・・・パトラッシュ・・・
511 :
吾輩は名無しである:02/09/30 22:15
千年女王
マンガではなく、相原コージの存在そのものに文学性をかんじるなあ。
自身の落ち目をネタにしたり、
大家にならずにギャグを解体し続けようと試行錯誤してるさまは
「わかったよ、死に水は俺らがとってやるよ」っていう気にさせる。
513 :
吾輩は名無しである:02/10/06 11:55
関西のやつら、金曜からのガソダム三夜連続放送見てますか?
514 :
吾輩は名無しである:02/10/06 11:56
やはり、起動戦士ガンダムSEED
516 :
吾輩は名無しである:02/10/07 22:07
なぜジョジョ第一部を挙げるヤツがオレしかおらん?
>>516 なんつーか、「波紋の力は勇気の力」とか、作品世界が深いと言えば深いんだが、文学的なのか、と言われると……。
むしろ第四部・第五部のほうが文学としては色々と成り立つのではないかな、と。
まぁ、第一部も「神話」としての意味合いがあると言えるのかも知れないけど……。
>>517でも、ディオの描き方は圧巻だったろ?あと、ジョナサンも心理描写とか
見ててかなり共感できたし・・。
すいませーん、
>>1はもしかしてあたしの同級生ですか?
やっぱガンダムはすごくいい。いかにも青臭い、典型的青春物語な感じがいい。正直、後半のニュータイプ云々は萎え。
カイとミハルの件が最高。
522 :
吾輩は名無しである:02/10/10 02:19
シスタープリンセスは先鋭だな。
524 :
吾輩は名無しである:02/10/10 07:45
諸星大二郎は?「西遊妖猿伝」「諸怪志異」とかいいと思うんだけどね。
古いけど水木しげるの短編は何度も読み返したくなる味わいがある。
525 :
吾輩は名無しである:02/10/10 10:35
漫画→文学、文学←漫画と、互換が有効でない作品がそれぞれに優れてるんじゃない?
と個人的には思う。
つまり、漫画、文学それぞれ技法(手段)でしかえがけない作品世界を確立しており
他の手段に乗り換えた場合その本来的な良さが損なわれるてしまうようなもの・・・・
ああ、破綻しちゃった。
『アタゴオル』とかどう?
527 :
吾輩は名無しである:02/10/13 04:15
既出だが、エヴァは文句ない。
アニメ経験の浅い俺的には、(やはりこれまた既出の)手塚作品(ヒューマニズムは
言わずもがなのキーワード。)と、ジブリ作品(自然破壊などがテーマ?)が
一般的にみてそうかと…ああ、ベタベタだ。一手クル…。
PS.イク前に。「人間交差点」ってどう??浅いか。
人気な〜い。と言うより人気(ひとけ)なーい。
「それから生イカ大王は満月の光がドンブリのようにあふれ落ちる中
生ウニ頭巾のぬっちゃりとした頭をチュルチュルチュルチュル
うまそうに、うまそうに、うまそうに、食った」
アタゴオル 植物学博士・超天文学・野原文学博士
ホシノミヤ・スミレ著『生イカ大王の腹くらべ』より引用
エヴァってガンダムの焼き直しだろ。あの不条理なラスト以外は全部。
「えばんげりおん」は、せめて「イデオン」と言っておきましょう。
>527
正直、ネタですか?
と聞きたくなります。
532 :
吾輩は名無しである:02/10/13 18:38
アニメ・漫画がうかつに「深い」テーマに踏み込むと、
中途半端な精神世界ものに堕する。
手塚の「火の鳥」以来のスティグマだね
>>532 そりゃあ、文学も一緒でないのー?
田口ランディとかいるからな。
534 :
吾輩は名無しである:02/10/13 18:57
>>533 もちろん、田口ランディもその一員であるような、
エンタメ・ライトノベル系にもこの問題は付きまとっている。
中途半端に芸術コンプレックスがあると痛い。
535 :
吾輩は名無しである:02/10/14 23:42
漫画なら岡田史子の初期作品が(・∀・)イイ!
19世紀末〜大戦前の欧州文学ぽい象徴的かつ
どこか冷気がただよっている雰囲気を感じる。
536 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/10/14 23:45
>>527 >「人間交差点」ってどう??浅いか。
キター!って感じです。それわたしの愛読書。
「黄昏流星群」もですけど・・・
537 :
吾輩は名無しである:02/10/15 00:04
>>536 お前の通俗性にふさわしい。紫門ふみも好きだろ?
538 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/10/15 00:05
539 :
吾輩は名無しである:02/10/15 00:07
>>535 むしろ作品ごとにスタイルをガラリと変えるところがすごいと思う。
ただ、性というネタの扱いに失敗したような気がする。
540 :
吾輩は名無しである:02/10/15 00:08
>>538 紫門のように、誰か作家に私淑してケコーンしてしまえ。
ミステリ作家が特によい。これはマジアドバイス。
541 :
吾輩は名無しである:02/10/15 18:33
作家と結婚するには才能がとびぬけているか
容姿が飛び抜けているかしないと難しいだろうね。
美香ってすべてが中途半端な気がする。想像だけど。
542 :
吾輩は名無しである:02/10/15 18:34
ヒギャー ヒギャー
, - 、, - 、
, - 、i'゚∀゚ ヽ,゚∀,, - 、
ヒギャー ∀ ゚ ゝ - 、i゚∀゚ヽ゚∀ ヒギャー
ゝ i゚∀゚ ヽ、,,.-''´|
|`"''-,,_i ,,.-''´ |
| "'''i" ,,.-'"
`"''-,,_. | ,,.-''"
"'''--'''"
543 :
吾輩は名無しである:02/10/16 13:23
あずまんが大王の大阪=同時代ゲーム
544 :
吾輩は名無しである:02/10/17 05:09
関西。今日深夜に原作が喜国雅彦の漫画「月光の囁き」という映画があった。
諸々の谷崎潤一郎作品を踏襲しているようで良かった。
545 :
吾輩は名無しである:02/10/19 08:59
月光の囁きは映画より原作の方がだんぜんいいよ。
映画は原作のクライマックスの部分に行く前に終わっちゃうから。
西原理恵子のぼくんちってどう?
スレをぼーっと眺めると
なにーげに、日野日出志の名が繰り返し出ているのに
顔がほころびますた。w
「恐怖の詩」そのものですね。
水木しげるの田舎のお墓の絵は、
「日本の田舎のお墓の原像」を決定しますた!
ねずみ男は、ほとんどの小説の登場人物より、
人間の深層部からくみ出されていますね。
あと、「ナニワ金融道」は
絵の荒さにかかわらず、文学ですねえ。
作者はドストとマルクスにかぶれているしぃ…。
まあ、人としてはあんまり好きくないけどね。
547 :
吾輩は名無しである:02/10/19 19:22
大塚ナントカが『文学界』に書いてたサブカルチャー文学論で
赤坂真里とエヴァンゲリオンを比較してる回を読んだ。
「そういうわけで赤坂真理の小説はサブカルチャーの域にも達していない」
とかナントカ言われてた。アニメが何様だ。
それとも文学がそこまで落ちたか?
548 :
吾輩は名無しである:02/10/19 19:29
エヴァンゲリオンは
オウムの陰謀論と終末論のパクリでしょう。
552 :
吾輩は名無しである:02/10/20 00:09
つげ義春
奴は本気です。
ゲームになっちゃうけど、
トワイライトシンドローム(探索・究明)・夕闇通り探検隊
微妙にマイナーだが、文学臭はゲーム界随一だと思う。
554 :
吾輩は名無しである:02/10/23 22:22
アニメが多いね。漫画もあげていこうよ。
坂田靖子は男女問わずイケる。
「闇夜の本」から入っていくのがよろしい
555 :
吾輩は名無しである:02/10/23 22:48
ねずみ男最強だと思う。
いつもこころにねずみ男。
意外にも生きる勇気が湧いてくる。
なお、水木先生に色紙を頼むとサインのほかに、気が向いたときなら
「屁のような人生」というありがたいお言葉を書いていただけることがあるということだ。
冗談でなしに凄い言葉である。
「屁のような人生」
是非、座右銘にしたい。
墓に彫り込まれても、ちょっといーな。マジで。
ミッキーマウス=ねずみ男
あのー少女漫画系ってことで川原 泉出していい? 「架空の森」とか。
アニメだと前も誰か出していたけど「少女革命ウテナ」に一票入れたい。
山野一が出てない
559 :
赤城軍馬 ◆M9WDzWFhcg :02/11/03 02:30
『F』
∀
561 :
吾輩は名無しである:02/11/03 10:50
岡崎二郎は科学的漫画
563 :
吾輩は名無しである:02/11/04 12:54
>>557 しょおせつのきりばりみたいな作品が好きなんですね
川原泉とウテナの共通項=「小説のきりばりみたいな作品」
本気か?
天にましますわれらの父よ
天にとどまりたまえ
われらは地上にのこります
地上はときどきうつくしい
この世のすべてのすばらしさは
地上にあります
・・・・
あっさりと地上にあります・・・・
あげあげ
あきた。
昨日から常駐してるし俺なんてヒマ児だ・・・
帰ろう。ムナシイ。漫画知らんし
『めぞん一刻』がすきだ
松本恵出てるよ・・・ねるとん
カーラ先生に1票。
、、、しかし何故プレヴェール?
569 :
吾輩は名無しである:02/11/08 11:32
数年前に週刊誌の読みきりで読んだのだけど、高校が舞台で、おたくっぽい男子が
すごいかわいい女子生徒を監禁して、洗脳に成功したかに見えたんだけど、最後に
教室の二階から突き落とされる。誰か題名を知っている方がいましたら教えてください。
そんなの紙らん
>>569 奥浩哉っていう漫画家の
「黒」っていう短編集に載ってたような気憶がある
違うかも知らんけど
573 :
吾輩は名無しである:02/11/08 19:54
>>571 ありがとうございます。それでした。いやあ、こんなに早くわかるとは…
あまりに断片的で調べようもなかったので、だめもとで書きこみました。
さっそく明日書店へgoしてきます。
574 :
吾輩は名無しである:02/11/09 05:47
最終兵器彼女 なんかどうだろう
いちおうマジレスのつもり('A`)
575 :
吾輩は名無しである:02/11/09 05:50
>>574 コマ割り大きくしてページ稼ぎしていると感じるのは穿ちすぎ?
576 :
吾輩は名無しである:02/11/09 06:03
そこは一応、あの作者の表現方法なのだろうと
まあ認めて読んではみるが、いらん大コマは確かに多いな。
スピリッツで読んだときには、なんていうの? 余白の美?
日本のこころを感じたよ。パースのついた線に精神集中! みたいな。
11月6日放映の『ヒカルの碁』は、背筋がゾッときた。
TOYA名人が佐為に負けちゃう回ね。その前の回と併せ、
ビデオ撮っときゃよかったと大いに後悔。
あと、出たかな?
一ノ関圭のマンガ。また、描いてほしいな。
イコン画家山下りんの伝記でも。
579 :
あらいぐま ◆9klrrr3OOI :02/11/09 20:35
大前田りんの漫画いい。
以前雑誌で読んだ
「アイネクライネナゼニドーシテ」
は傑作だった。
コミックスになってないような気がする。
どうせなると思って、
引越のどさくさで雑誌を捨てたのが悔やまれる。
下北のヴィレッジで丸尾末広の絶版本ほか張り切って売っていた。
青林堂から直仕入れかな。初期のころのなんかあと数冊で、
思い切って一気に買おうかとも思ったが、ちょっとねえ…
着ぐるみ着て出直そうかという恥ずかしさだね、あれは、やはり。
文学性というより芸術性は高いと思うけれど、女性客には抵抗あり。
むかし友だちが貸してくれたときに、返さなきゃよかった。
581 :
吾輩は名無しである:02/11/22 08:22
abe
>>578 何だよマダムB、ヒカルの碁なんか見てんのかよ。
でもあの回の緊張感は尋常じゃあなかったよな。
高橋亮子。
人生いかに逝くべきか的な、前時代的文学観から見て。
「坂道のぼれ!」とかどうよ?
あのエンディングは、よかった...(感傷
584 :
あらいぐま ◆9klrrr3OOI :02/11/24 10:48
585 :
吾輩は名無しである:02/11/25 01:13
萩尾望都「トーマの心臓」
586 :
吾輩は名無しである:02/11/25 01:48
lain
587 :
吾輩は名無しである:02/11/25 05:06
永島慎二「若者たち」
>>584 仮定した前時代的文学観(いや化石的な文学観か?)が古いのか、
高橋亮子が古いのか。
どちらも禿しく当てはまってしまう
>>583なのでありますた・・・
保守
592 :
あらいぐま ◆9klrrr3OOI :02/12/02 18:09
>>590 ゴメ、
そのマンガ、親戚のねーちゃんちで読んだ覚えがあるんだ。
四半世紀くらい前でない?
だからどっちかというと、「高橋亮子古っ」。
でも本当は、俺の記憶の中の、ずっと古い地層の下に埋もれていたからです。
青木雄二「こまねずみ」
595 :
吾輩は名無しである:02/12/13 09:46
596 :
吾輩は名無しである:02/12/13 20:33
「めぞん一刻」の中で八神が教育実習にきてた五代に
詰め寄る際、漱石の「こころ」を引用してた。
「わたしは先生の「こころ」が知りたいのです」には
マジで受けたよ。
597 :
吾輩は名無しである:02/12/13 20:48
「めぞん一刻」は、文学でも勝てない名作だと思う。
598 :
吾輩は名無しである:02/12/14 18:50
同意。
599 :
吾輩は名無しである:02/12/18 22:22
小説で○○が好きな奴は漫画の○○が良いと思う、
とかあったら読みたくなるんですが…ありますでしょうかあ?
リチャード・ブローティガンが好きな奴は岡崎京子が好き。
なような気がする。
602 :
吾輩は名無しである:02/12/28 14:56
,. -──- 、
/:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::;:::::::::::::::::゙:,
,'::::;i:/レ' ヽiヽ:::::::::::::::::!
l::::|'r,:=; ,:=;、';i:::::::::::::!
.,r'‐;|.l !::::i i:::::i l |::::::::::::|
,'.三ミi 'ー'゙ 'ー'゙ |:::::::::::::| ……
| 'ri''ヾ:、 r‐┐ ,.|::::::::::::::|
l |i,__!:>'=''r‐''".i:::::r、:::::|
! l,|: |" ゙、'、 ;:/::;/ ヽ:|
l! |大" `''"/'"' ヽ
! | ヽ| 、i ,. イ'
! ' /! l,/ |
603 :
吾輩は名無しである:02/12/28 15:23
>>597 特にストーリー・テリングが絶妙だと思う。
そうそう太刀打ちできない
604 :
吾輩は名無しである:02/12/28 20:15
おしゃれ手帖どうよ?
605 :
吾輩は名無しである:02/12/29 05:19
俺っちも『少女革命ウテナ』に一票!
あそこまで「表現偏向主義」なくせに、かなりドラマティックで
問題意識を持って作られた作品って、なかなかないと思われ。
惣一郎さん=浜村龍造
説を唱えているのですが、ずっと
607 :
吾輩は名無しである:02/12/31 14:06
>>555 あーそうそうそう
ねずみ男だよね。人間はああいう風に生きていけばいいよね
608 :
吾輩は名無しである:02/12/31 14:07
609 :
吾輩は名無しである:02/12/31 16:02
2002年的にはアニメ業界というのは、どうだったのかな。
この世界は文学よりも需要が高いジャンルだと思うけど。
高橋しんってそれっぽくない?
ボボボーボ・ボーボボはメタですか?
612 :
吾輩は名無しである:03/01/01 00:39
少女革命ウテナ脚本集…文学だらけの私の文庫本用本棚に唯一置いてあります。
テラヤマシュウジはそんなに好きでないんだけどなー
>610
高橋しんは初期プロットを崩してしまうのが難点。
編集者に逆らって簡潔に纏める意志の力が欲しい。
>611
ボーボボより古賀亮一のパクマンの方が断然上手やな。
2002年のアニメ業界はキングゲイナーが全てでした。と、ほざいてみるテスト。
_,,,, ,,,,.---''''""<
>  ̄``'ヽ、 ,,,,.---‐‐‐----v---‐‐‐--.、 / 'ー‐--z
ヽ ,r' ヽ;: ヽ、/_
\__/ ,,,,,,,,,,,,,l ,,,,,,,,,,,,_ ヽ、)
(::;:) ,ッ''゙´ ハヽ `ヽ ヽ)
(::;:) / ノ丿 ) ヾ |
/ / ヽ |
| / ,,,,;;::'''''ヽ |ヽ, <~
| / ,,,,;;::::::::::::::: __ ヽ/ \i\,-一''
''--‐1/i /!人. | " __ :::: '"ゞ'-' |
/ノ ヽ | - '"-ゞ'-' ::::::.. ⊂つ|
ヽ i'⌒ヾ ,| ⊂つ ::::::: |
ヽ|.б,::`i ( ,-、 ,:‐、 |
ヽ、_, |
`i, __,-'ニニニヽ . |
`、 ヾニ二ン" /
ヽ /
l. `ー--::、_ ,,..'|ヽ.
:人 `ー――''''' / ヽ
ドロップをおはじきと見抜ける人でないと
(防空壕で暮らすのは)難しい
616 :
吾輩は名無しである:03/01/04 22:39
ううう
日野日出志の「笑いころがし」
618 :
吾輩は名無しである:03/01/05 01:07
少年少女
むしろ、漫画性の強い文学について語りたいんですが?
620 :
吾輩は名無しである:03/01/05 12:42
大和和紀「真由子の日記」
古いんだけど、当時の少フレ連載のなかできわだっていた。
絵もカット割りも斬新でモノローグが文学的。
621 :
吾輩は名無しである:03/01/05 14:59
えーと、内田善美
622 :
吾輩は名無しである:03/01/06 15:53
押井守の新作アニメ映画は、なんと、また甲殻機動隊なんだって
623 :
吾輩は名無しである:03/01/06 15:55
劇場作品「イノセンス GHOST IN THE SHELL(仮題)」
2004年春 東宝洋画系公開
肉体を持たずに人は人を愛せるのか.人と機械の境界が曖昧になった未来の男と女を押井守が描く!
624 :
吾輩は名無しである:03/01/18 21:11
>623
むうw
で、草薙モトコが人形使いと融合したあとの話しになるのかな?
それとも既存の甲殻起動隊の中での別話になるのかな?
…どっちでも興味さそわれないな…今までのは好きだったんだが。
岡崎京子は既出?
626 :
吾輩は名無しである:03/01/18 22:09
岡崎のどこが文学なんだ?
(^^)
628 :
吾輩は名無しである:03/01/24 09:20
ごく初期のますむらひろしのとかどう?
あと宮谷一彦なんかは、なぜに漫画?というくらい文学的。
とゆうか、芸術的。
>>628 アタゴオル?
ジャングルブギ?
ジャンピンジャックフラッシュ?
人魚伝説?
とかだっけか。
630 :
吾輩は名無しである:03/01/24 19:36
おまえら千と千尋みないの?
プラネテス3巻でたね
632 :
吾輩は名無しである:03/01/26 09:16
633 :
吾輩は名無しである:03/01/26 09:20
最近、『聖(セイント)☆高校生』がツボでした。
「ギャラクシーエンジェル」のCDを聞きながら
「ガンガン」読む私はもうアホかと・・・
636 :
吾輩は名無しである:03/01/30 12:18
4回ほどでてるが・・。
ヒ ミ ズ
文学とは関係ないけど、
絵がうますぎて、キモイ人がほんとにキモイ。
吐き気すらする。
小原慎二の「菫画報」
すごい好きだったけど知ってる人いないだろうな。
638 :
吾輩は名無しである:03/02/01 20:36
阿部和重。漫画性が強い小説家?IPには感動した。
>>638 公爵夫人低の午後のパーティーは、くらもちふさこのなんたらかんたらいうのが
元ネタだそうですよ
>>637 知ってる人は結構いると思いますよ。なつかしいですね。
北道正幸の「スカタン天国」の方が印象深いですが。
諏訪緑さんの「諸葛孔明〜時の地平線」なんかは
文学性と漫画としての娯楽性を両立してて上手くできてると思うなvv
642 :
吾輩は名無しである :03/03/04 20:28
伝説巨神イデオン
人間の手によって創られた、意思を持つ無限エネルギー「イデ」が、
人類が良き生命体か否かを、審判して滅亡させるストーリー。
643 :
吾輩は名無しである:03/03/05 00:11
元・伸たまきの『パーム』
644 :
吾輩は名無しである:03/03/05 14:23
羽央の漫画はいい。
小野塚カホリとかジョージ朝倉とか!
645 :
吾輩は名無しである:03/03/13 00:21
ヒミズすげえと思った。あの救いのなさはマジでヤバい。
ちょっと蠅の王とか思い出した。
小説の体裁で発表されてたら純文学作品で通ると思う。
『愛人』(田中ユタカ・白泉社刊)
少女ネム
648 :
吾輩は名無しである:03/03/20 02:12
>>626 日常に起こる細かいことへ対する観察力とか
感情のヒダを描写する巧みさとか、
アイロニカルな視点だとか、そういうところ。
>644
>羽央の漫画はいい。
>小野塚カホリとかジョージ朝倉とか!
おっどろいた…ほとんど私がつまらんと思う漫画だよ…
小野塚は「黄金的男女同伴」(うろ覚え)「愛い奴」「ゆびわのわものがたり」
とか良いと思ったが。えろいよね。
そんな私は、フィーヤンに載るような作家なら岡崎京子とかわかみじゅんこが良いと思う。
651 :
吾輩は名無しである:03/03/29 08:02
『ジョジョの奇妙な冒険』『寄生獣』
652 :
吾輩は名無しである:03/03/29 09:57
653 :
吾輩は名無しである:03/03/29 11:57
内田善美、藤原薫、名前出るだけ出てスルーされてるんですけどやっぱり知名度低いのでしょうか。
内田善美は星の時計の〜しか読んだことないですけど。
絵も、上手いというか繊細で。
あといわゆる24年組はやっぱり凄いなぁと。
さらに云うと吉田秋生はバナナよりもカリフォルニアが良いと思います。
654 :
吾輩は名無しである:03/03/29 12:39
殺し屋一
655 :
吾輩は名無しである:03/03/29 12:41
やっぱりつげ義春はいい。
文学性の強い漫画ってちょっと理屈っぽいところもあるんだよねv
今まで上がってる作品名みてもちょっとそういう作品が多いような気がするv
人によって好き嫌いが分かれるのもそういうところに原因あるのかなv
ってーか文学性って何よ?
俺節
演歌を読め
659 :
あらいぐま ◆9klrrr3OOI :03/04/01 12:28
萩尾望都の「メッシュ」とか「訪問者」とか。
660 :
吾輩は名無しである:03/04/01 12:31
萩尾もとはいいな。
萩尾は日本近代文学館の会員でもあるぞ。なぜか知らんがw
ノベルゲームだけど「加奈〜いもうと〜」がよかったよ。
16年間病室で過ごし死を受け入れて・・・
やばい、書きながらウルウル来てしまった
662 :
吾輩は名無しである:03/04/02 14:21
何故出ないのかしら?「グラン・ローヴァ物語」
・・・・あれはファンタジーか。
665 :
吾輩は名無しである:03/04/12 19:38
「船を建てる」
おいらはこれでリチャード・ブローティガンを知りました。
666ゲッツ!
やっぱ「無能の人」というか、ガイシュツだろうけど、つげ義春モノだね。
667 :
吾輩は名無しである:03/04/13 04:13
ナナナンキリコ
バスタ−ド
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
671 :
吾輩は名無しである:03/04/20 17:59
岡崎二郎のアフター0
板違い。
673 :
吾輩は名無しである:03/05/19 16:30
諸星大二郎かな・・・。
674 :
吾輩は名無しである:03/05/19 17:25
押井守監督作品
675 :
吾輩は名無しである:03/05/20 18:33
「灰羽連盟」(これって関東だともう放送終わったの?いま関西で放送中なんだけど)
自殺したやつらの死後の?ストーリーなのに、ほのぼのした宮崎アニメのような雰囲気がいい。
こないだ関西で放送された回、たぶん4話目か5話目、カラスを箒で追っ払っていたシーンがあったが、あれはカラス=死、つまりカラスを箒で追い払う=死にたくないのということのメタファーなのかな。
まあともかくなんとも言えぬ雰囲気がよいと思った。
「THEビッグオー」
あの最終回はメタフィクションっていうの?けっきょくこれはアニメの中のお話なんだよ〜、お前ら出演者のみなさんご苦労さまでした、ってことでいいの?
これは文学的とはいえん。製作者サイドの怠慢。
「宇宙のステルヴィア」
しーぽんの萌え具合は文学の境地に達している。
もし往年の詩人がしーぽんを見たら、石川啄木なら『働けど働けど/なおわが暮らし楽にならざり/しーぽんを見る』と歌っただろうし
武者小路実篤は『萌える事は美しき哉』と、種田山頭火は『分け入っても分け入ってもステルヴィア』とでも詠んだろう。
>>675 「灰羽連盟」は関東だと半年近く前におわりますた
>>675 それってコピペ?
それとも
>>675は物凄いデブで髪の毛アブラだらけフケだらけの
鼻がもげそうなくらい白靴下が臭いまくるアニメオタクさんですか?
まじでヤバいですよそのレス
>>675 啄木の短歌いいよ実際そういうやついそうだしな。貧乏で手をみる奴よりもアニメみる奴のほうが多そうだし
>分け入っても分け入ってもステルヴィア
ってなんだよw
狭い部屋で大量のアニメに囲まれた生活してるヲタを想像してワロタ
679 :
吾輩は名無しである:03/05/21 01:26
新井英樹ワールドイズマイン
連載中阿部和重がベタ誉め。完結後だったらまた違う評価になってたとは思うが
キングゲイナーはレーニン政権下のソ連をモチーフにしてるな
681 :
吾輩は名無しである:03/05/25 08:14
文学板的にはガンパレードマーチってどうなの?星雲賞受賞したらしいが。評価を聞かせて欲しい。
682 :
吾輩は名無しである:03/05/25 09:13
最近の前衛気取りのアニメはなんかやだな。
683 :
吾輩は名無しである:03/05/25 09:38
今やっている鉄腕アトム
いろんな意味でヤバイよ
684 :
吾輩は名無しである:03/05/25 11:18
『ウルティモスーパースター』
結構深いよね、あの漫画。掘り下げてます、人生を。うんうん
685 :
吾輩は名無しである:03/05/27 20:20
岩館真理子でしょう。
特にミステリータッチのものはどれも素晴らしい。
今のアトムは…なんつーか、ロックマンだな、あれ。
>>675の、灰羽連盟というか、この原作者関連レスは、長文が名物だったりする。
わたしは、灰羽連盟から直接ではないけれど、ショウペンハウエルを連想します。
688 :
吾輩は名無しである:03/06/07 03:05
だれも書いてないな。
銀河鉄道999
>>685 アトムって昔、学生運動を見て「喧嘩はだめですよぅ」って止めようとした
相当にDQNな経歴を持つアンドロイドだからな…
検索したけど、lain はサクッと無視されてるな(w
691 :
吾輩は名無しである:03/06/09 07:23
>>675 山頭火さんを心の師として仰ぐ俺から言わせて貰うが…
多分「しーぽんには性欲がある」くらい枯れた事言ってくれるだけだと思う…
ジョージ朝倉とかどうですか。
>>666 無能〜より、別離がよかった
あと、最近だと『羊のうた』かな
ラスト近くのあの引用分かる人いる?
文学性って何?
なんとなくニュアンスは分かるんだけど。
エアマスターの ED を見て………… 町田康を思い出した。
エアマスター、EDだけはいいな。
ビッグオーは実存主義文学。
とか書いてみるテスト
698 :
吾輩は名無しである:03/07/11 10:12
きりひと賛歌
文学っぽいもの、というか名作のオマージュ(部分的パクリ)みたいなもんなら結構あるけどな。
ドラゴンヘッドは「蝿の王」
プラテネスは「罪と罰」
それぞれそれなりに面白いし、これはこれでありだとは思うんだが。
やはり本体のほうが濃くて良いなあ。特に蝿の王。
漫画で罪と罰っぽいこと書いてるの、他にもあると思うんだが……思いだせん。
700 :
吾輩は名無しである:03/07/11 18:53
クレヨンしんちゃん
手塚治虫「鉄の腕」遺作「ルードウィヒB」 すごい。
702 :
吾輩は名無しである:03/07/11 19:29
既出かな?手塚治虫なら「奇子」もお勧め。
もう、そこら辺の小説が霞む。密度濃すぎ。
逆に「奇子」ぽっい小説ってないかな?
三島の「音楽」?違うか(w
>>701 訂正:鉄の腕の話だがタイトルは『鉄の旋律』だった。
>>702 手塚治虫は全集で揃えている。
『奇子』が特別ではない。手塚の作品は、ほとんどが純文学「的」。
三島が、ではなく、手塚が、常に三島をライバル視していたんだ。
>701
全集かぁ〜。やるねぇ。たぶん俺は3分の1も手塚作品読んでないしな。
けどね、俺にとって「奇子」は結構特別なんよ。
オチの付け方もエロの質も俺好みなんだわ。「火の鳥」みたいな拡がりが
全くない物語の構成も含めてね。
あと短編だと「空気の底」かな?「クレーター」はそうでもなかったかも。
ざっと見ていなそうなとこだと
いましろたかし 本秀康。
文学性って
放り投げられた感って気がしないでもない。
つげ義春は李さん一家とかいい。
ねじもいいけど。
つげ義春が文学的?
笑わせるなよw
おまえは何もわかってない。
呉智英も「つげ義春は 純文学の精神を唯一受け継いでいる漫画家」と評していたぞ
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
709 :
吾輩は名無しである:03/07/15 09:21
呉信者か…、
呉の漫画評論は基本的には素晴らしいけど、
たまにわけわからん電波なこと言い出すからな。
あと神罰で手塚パロディーには一切言及せずに局部くんだけを褒めちぎったりw
まあそういうオチャメなところもあるオジサマで個人的には好きだけど、
その発言は見当違いもいいところでないかね?
しかしつげの漫画に”深さ”を見出す奴ってのは何時の時代にも性懲りもなくいるもんだねえ。
確かにつげ漫画の読後感はカフカやボルヘスといった小説家の作品と通底する部分がある(同質なのではない)。
良質な小説を読んでいるのと同等の手応えがあり、その意味では”文学的”かもしれない。
だがつげの漫画に見出せるのは果たして”文学的”な”深さ”であろうか?
あるいはこのような問いを立てても良い、果たして僕たちがカフカに見出したものは”深さ”であったのだろうか?
カフカの作品はしばしば”迷宮”に喩えられる、その構造は複雑に折れ重なって入れ組んでおり、先は見通せない。
謎は謎のまま宙吊りにされていて解決などは期待できない。しかしだからといって『城』に”人生訓”を求めるものはいないだろう。
それでは『城』に深さを求めるものはいるだろうか?いたとしてもそれは間違ってると思う。
『城』は誰もがその気配を感じ取ることはできるが、その実態を確かめることができないものをめぐっての小説だ。
たとえば”死”について、僕たちはそのけはいを感じるが、経験はできない。だから『城』に”死”を重ね合わせて読むこともできる。
だが”死”は”深さ”ではない。もっと単純で簡単な穴ぼこである。しかしそれを経験することはできない。そこ不可思議さと恐ろしさが生じる。
710 :
吾輩は名無しである:03/07/15 09:22
『城』のメタファーに何を見出すかは読者の勝手だ、良質な作品はいつもそのように読者に開かれている、
だがそれは”深さ”を伴うものではない。むしろ単純に即物的でありながら、きっぱりと僕らの経験を拒絶するもの、たとえば”死”、を示すゆえに、
真に恐ろしく、そして魅力があるのではないだろか?
つげの作品は同様に、即物的で、しかも恐ろしい。それは”文学的”な”深さ”があるからではない。
逆に”深さ”を拒絶してるからこそ、恐ろしいのだ。”人生”に”意味”などないと、きっぱりと言い切っているところに、強靭な力がある。
そしてこのような”意味”の拒絶の方法は、実のところ天才ギャグ漫画家・赤塚不二夫によって漫画にもたらされたものだ。
つげ義春と赤塚に交友関係があったのも、その意味で象徴的である。赤塚のブレーンであった長谷邦夫が”ねじ式”のパロディーを描き、
「僕にとって赤塚漫画とねじ式は同格の面白さなんです。」と語ったのもまた、象徴的なことである。
漫画の力は”文学性”にあるのではない。その拒否にこそ可能性がある。
そしてそれは、優れた小説がなしてきたことと同じ方法なのだ。
711 :
吾輩は名無しである:03/07/15 09:25
なぜ植田まさし先生が上がらないのかな…。
「バーローバカテメ」
憎悪と諦観を描いた名作です。
712 :
吾輩は名無しである:03/07/15 10:18
赤塚富士夫とねじ式が似ているwwwwwwwwwwwwww
それ外で言わない方がいいよwwwwwwwwwwwwwww
713 :
吾輩は名無しである:03/07/15 11:05
>赤塚富士夫とねじ式が似ているwwwwwwwwwwwwww
おれ710じゃないけど、煽るんならちゃんと文面読んでからにした方が良いよ。
714 :
(`・ω・´)シャキーンさん:03/07/15 11:42
最近コンビニで火の鳥売ってるんで買って見てる。
子供のころテレビで見て、恐くなったイメージが残ってたのですが
読んでみると面白いですな。
未来と黎明から始まって、現代で締めくくるという構想もいいと思う。
そして火の鳥と、鼻の男を中心に歴史の中につながりをもたせていくって
いう手法が歴史好きの漏れには受けました。
コンビニでのを買ってるので実はまだ全体の半分も読んでませんが。
国民クイズとかどうよ?
>つげ義春と赤塚に交友関係があった
初めて知った
718 :
吾輩は名無しである:03/07/17 00:13
>>709-710 俺は同意。俺がカフカを最後まで読めなかった理由にもなってるかも。
やはり俺は「意味」のない恐怖や不条理は好きじゃない。
>>711 馬鹿か?
寝起きに書き込むな。ぼけ。
>>716 好き好き。再版された二巻組しか持ってないけど。
ただK井K一の国民クイズに出た動機が余りの安さにビビッたけども。
「度胸星」の過去ログ読んでたら716の名前よく出てたけど、本人かな?
俺も「度胸星」好きだったからさ。嗜好が似てるか?
お勧めある?教えてよ。俺からは「バクネヤング」
(酔ってるから煽りや誤字は許してくれ)
>ただK井K一の国民クイズに出た動機が余りの安さにビビッたけども。
あれは娘を騙すための嘘じゃないのかな。娘が「お父さんのバカァ」とか
言って走り去っていった後で、「これでいいんだ」とか呟いてなかった?
今ちょっと手元にないので確認できないけど。
>「度胸星」の過去ログ読んでたら716の名前よく出てたけど、本人かな?
度胸星好きだよ。たぶんそれ俺。
>お勧めある?教えてよ。俺からは「バクネヤング」
あー、バクネヤング好き好きl。その系統なら「狂四郎2030」とか
「THE WORLD IS MINE」なんかかねぇ、定番だけど。
あとはますむらひろし「アタゴオル」他、西原理恵子「ぼくんち」
諸星大二郎「妖怪ハンター」シリーズ、いしかわじゅん「至福の街」
岡崎二郎「アフター0」などなど。
主人公が悩む、日常の風景、ちょっとした出来事なんつーのは
ぜんぜん文学的とは思わんけど、一ノ関圭「ランプの下」とかは
好きだ。
まずは謝罪から。
>>711さん、すいませんでした。罵倒したいのは712のおまんこ野郎です。
酔っ払っていたとはいえ許されんことです。ごめんなさい。
「バーローバカテメ」とは俺のことかも・・・・・
>>719 丁寧なレス、サンキュー。新井や西原は好きよ俺も。
やっぱ嗜好が似てるのかもね。他は出会ってないね。いや信用してみるよ。
いしかわじゅん「至福の街」を読んでみるわ。うん。
あとは戯言。
手塚治や藤子F、うめづかずお(漢字が出てこねぇ〜)読んどると、
「20世紀で未来は、もしくは世紀末は書き尽くされた」なんて感じるわ。
もう既に21世紀に生きる俺らの世代(嫌いな表現だけど)には
こんな豊かなSF作品を書くことは難しんでないかと思う。
今、仮に30世紀の未来を想定とした物語を書こうとしても上の先人達の
高揚した想像力には敵わないと。
「未来は決して明るくはないし、世界が終わることなどない。」
これかな?あぁぁ〜上手く言えねぇ〜!
(確かに酔ってる。しかし上手く言えない理由は俺自身にある。)
721 :
吾輩は名無しである:03/07/20 01:20
もうやめてけれ!
エロアニメに哲学のような物をもちこむのはもうやめてけれ
正直途中で苗ちまいます。
>>721 通りすがりだが、なんでやめる? 哲学のようなもの、ではなく
哲学をベースに絵で表現しているレベルの漫画が存在する。
手塚しかり、つげしかり。植田まさしも、イイ。
>>720 たしかに。大抵のテーマは既に手塚が描いていたりする、それも見事に、
現実の科学がやっと追いついても、さらに先を逝っている。
>>719 思いがけず好みが合ったり…漫画の…w
一ノ関圭・・なんか懐かしい名だ
「風の木の詩」の話題をもう一度振ってみる
なるほど、昼メロ臭さは払拭できない
でもな…なんというのか、同性愛漫画の範疇を越えた魅力が有るな。
男である俺が読んでも、だ。
1ページにこめられた膨大な感情のバリエーションに、ただただ息を呑む。
過剰にアール・ヌーボーな装飾的描写が多いが
主人公二人の感情の機微に読み手を巻き込む力として、あそこまで完璧に機能している「装飾」を今まで漫画で見たことが無い。
瞬間的な思いつきで描いているような、不可思議な幻想のような絵も多いけれど
作り手が感情をかなりリアルに心に構築しながら描いているのがわかる
だから、伝わる。ビンビン伝わる!!
良い意味で、かなりおかしいぞ、この漫画!!
漫画という表現方法で文学を創ることは無理。と、きめつけてる人、頭が固いです。
725 :
吾輩は名無しである:03/07/29 23:30
華倫変を何年ぶりかに読みました。
「高速回線は光うさぎの夢を見るか?」を先に買い、
次に「カリクラ」を。
読んだ人なら分ると思うけど「切ない諦め」をここまで書ける人は
そうそう居ない。独特のユーモア感覚も素晴らしい。
華倫変は2chにも伝説を残したらしいが、今はこの世に居ない。
同世代の表現者が死んでしまうのには心が痛むが、作品は残る。
エログロの表現を嫌う人も居るだろうが、未読の人がいるなら読んでもらいたい。
とりあえず「カリクラ」から。
もし、この本を読んで心が揺れるような人は、友達になれる気がする。
(酒飲んでるんで感傷的になってんなw)
漫画という表現方法で文学を創る必要なんかないでしょ?
漫画で出来ることをすればいいのであって
漫画と文学は違うし(どっちが優れてるかの問題じゃなく)
727 :
吾輩は名無しである:03/07/30 00:12
文学的な独創性を漫画に求めたとして
絵が文学的な空間を作り出してる漫画と
ストーリーそのものが文学的なもの
キャラ自身の存在が文学的なもの
などイロイロあるけど、すべてが融合してるのは無いと思う
728 :
吾輩は名無しである:03/07/30 00:19
すべてが融合してるのは 強いてあげれば、つげ義春になるのかもしれない
つげの評価が高いのはその辺
手塚は普遍性はあるけど、独創性でおちる。ストーリーで中々すごいもの
も書いてるけど、小説でもこの程度の原作はゴロゴロあるわけだから
手塚の評価は開拓者としてのそれと、知識の膨大さに裏付けされたストーリーの
安定感でしょうか。
あと、そうだ、 漫画はいかにコマとコマの関連性において動きや劇的効果
をあげるという分野がある。どっちかというと映像の分野に近いかも
手塚はこっち方面の才能が抜きん出ていた。
そういう意味では大友克洋は手塚と同系列、
9.11のビル崩壊の時、その20年前に描かれた「アキラ」のビル崩壊シーンと
あまりにも同じ崩れ方をしたのには驚いた。
漫画ではビルはビルであり単なる風景だったのだが、大友はそう扱ってない
むしろ積極的に無機質なものや、その現象に惹かれているようだ。
ビルがどう崩れるかを、パソコンやインターネットもそう普及してない時代に
あそこまで執念を持って描いた漫画家が日本にいたんだなあ。
崩壊のシーンは単行本ではコマを置き換えたりして、さらに執念深く追求してる。
まるで物語などどうでもいいかのように。
730 :
吾輩は名無しである:03/07/30 00:40
文学性?
結局、文学性の高い漫画って、文学のパラダイムを借りてきたというだけ。
要は単なるパクり。
文学性高さは、決して漫画としての優劣に関わる事象ではない。
731 :
吾輩は名無しである:03/07/30 00:51
>>730 ごめん、もうちょっと平たく説明してくれるかい?
できれば具体的な例を挙げてくれると嬉しいかな。
(酔ってるからじゃない。元があほなんだ俺は)
結局、文学性の高い映画って、文学のパラダイムを借りてきたというだけ。
要は単なるパクり。
文学性高さは、決して映画としての優劣に関わる事象ではない。
>>732 おもろい。結局ってw
わかんねーけど、まぁいいやw
734 :
吾輩は名無しである:03/07/30 20:12
あのさ〜〜山本直樹。「世界最後の日々」なんて良かったと思うけど。「僕は正気だ、はじめて正気だ」ってな。
他は「YOUNG&FINE」。エロを絡ませた虚無感というか既視感というか・・・。ラストがいい
735 :
吾輩は名無しである:03/08/01 20:42
ブンガク的
tp://members.tripod.co.jp/toumyoujisourin/jiten-bungaku.htm
736 :
吾輩は名無しである:03/08/01 20:50
737 :
吾輩は名無しである:03/08/01 20:58
>>735 なんとなく参考になった。
このスレのテーマなんて、やっぱり軽薄なものだったんだねってことなのかねえ...
(^^)
>>9のスレ見ろよ。
元々こんなスレ下らないんだよ。
ただ何となく”高尚そうで意味ありげで思わせぶりで深そうな”漫画を列挙するだけの糞スレ。
文学という言葉にあるジャンルとしての優越性を未だに信じてて
「これは漫画だけど、”ブンガク”的で素晴らしいんだ!」とかねえ、
不毛で愚かなことをこのスレはやってるんだよ。
どこぞの批評家にありがちな不毛な境界意識。
このスレでも評価が高いブンガク的漫画家のつげ義春なんかはよく
「漫画作品『とは言っても』、つげ義春氏の作品は『一流の』、文学作品に『引けを取るものではない』。」
とか三流評論家に言われてますよねえw
漫画と文学の境界意識のありかたをしっかりと見つめること。
その現状をしっかり見据えた上で、崩すとか、克服するとか、
漫画を引き上げるとか、漫画に降りていくとか、
そんなことではなくて、表現の本質を見極めること。
そんな単純なことを言いたいだけだ。
お前らが”文学”と言っているものの正体は、”ブンガク”だ。
726は口では、もっともらしいこと言ってるけど
手塚治文学賞バカにしてるよな
手塚治虫文化賞ですよ、オバカさん。
742 :
吾輩は名無しである:03/08/13 11:57
手塚治虫のマンガ全部。
劇場版エヴァ。
大塚英志の「東京ミカエル」。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
昔のCLAMP
特に「東京バビロン」
消防だった頃、多大な影響を受けますた
今のCLAMPは目も当てられないが…
745 :
吾輩は名無しである:03/08/19 23:37
坂口尚は出た?
長編三部作の『石の花』『VERSION』『あっかんべぇ一休』
中編というか100ページくらいの『闇の箱』
それから無数の短編
どれも構成がしっかりしてて哲学的(特に『VER〜』と『〜一休』)
746 :
吾輩は名無しである:03/08/20 11:00
石の花は衝撃を受けたなぁ...
でも随分前のことだから、もう忘れちゃってる...
哀しい、人生はかないなぁ。
747 :
吾輩は名無しである:03/08/20 16:54
日渡早紀が全く出てない。『星はすばる』『無限軌道』の二つの短編,そしてなんと
いっても『ぼくの地球を守って』。中学の時に『ぼく地球』を読んで人格形成上大き
な影響を受けた。ほんとうに人を思いやるとはどういうことかについて考えさせられ
た。『人間失格』と同クラスの巧みな人間心理の追究,転換が行われていると思った。
748 :
吾輩は名無しである:03/08/20 17:30
たぶん既出だろうけど、つげ義春。
749 :
吾輩は名無しである:03/08/20 17:55
750 :
吾輩は名無しである:03/08/20 17:55
751 :
吾輩は名無しである:03/08/20 17:55
752 :
吾輩は名無しである:03/08/20 20:02
冨樫義博「ハンター×ハンター」はバフチンのポリフォニー理論の応用。
といってみるテスト。
754 :
吾輩は名無しである:03/08/24 08:22
そういや、明日のナージャはどうよ?今週はアニメにしてはディープな恋愛ものらしいが。
ディープとか以前に、今日の脚本あれでいいのか!?<ナージャ
756 :
吾輩は名無しである:03/08/31 20:44
先週の話。ixion ◆ySh2j8IPDgさんが、具体的にどの部分を指しているのかわかりませんが
脚本は、オチに関しては、アニメ板ではさんざんの不評でしたよ。
闘牛士ホセが生きる喜びを見出した後すぐ、交通事故で死ぬなんてって。
そこで、意見がわかれました。
多数派:安易。無駄死に。子供向けじゃない。糞。
少数派(一人かも?):スペインが舞台である以上、キリスト教的に考えると、ホセの死は天国にいける死だった。(もっとたくさん論拠を挙げて説明していましたが失念。スマソ)
中には、変わったレスを4回も繰り返した人もいました。
>太陽のように生きると誓ったはずのホセが
>太陽を遮るための「帽子」を拾いに行った為死んだ
>これがどういう意味か、わかる?
僕は、やや多数派寄りです。死んでも死ななくてもどっちでもいいと思いました。
今週は、ナージャを見たことがない方のために少々余計に説明させていただきます。
場所はギリシャ。
「貧民の貴族への憤り」がちょっぴり。
孤児院(かつて、主要キャラの貴族フランシスはここに大金を寄付した、優しい院長も(貧乏なので)さすがに目がくらんだ。
彼女は孤児院を捨てていったため廃墟のように寂れてしまった)に残った二人の少年がフランシスに恨みをぶつける。
逆恨みででしょうか。「こいつら貴族は金を出して満足を買ってる。偽善者」
雨の中、罪滅ぼしに煉瓦積みの肉体労働をするフランシス・・・金で解決すればいいのに、というレス多数。
それと、「男の嫉妬」。
自分よりも、双子の兄キース(怪盗黒薔薇)に、ナージャ、君は惚れているんだろう、と高潔なフランシスの憂鬱と怒り。
あと、フランシスと親しい貴族のお姉さんがラストで恐い目をナージャに向けてましたね。日曜の朝からドロドロした展開。
新ダンスは、個人的にはいいと思いました。
キモイ
ダンスがですか?
759 :
吾輩は名無しである:03/09/03 21:22
「銀河鉄道999」とかは?
日渡早紀なんて只のエンタテインメントだと思うけど。
(それが悪いっていうわけじゃないよ)
ほかにもいくつかあるけど、
漫画をほとんど読まないか、本をほとんど読まないのでは?と感じるレスがけっこう多い
761 :
吾輩は名無しである:03/09/16 04:27
「じゃりン子チエ」どうでしょうか?
762 :
林彪 ◆ZJMS.Joo8Q :03/09/16 19:23
おねがいティーチャー、おねがいツインズ
は文学的ではない。
湊谷夢吉『虹龍異聞』は出たかなー
と、伝家の宝刀を抜く気分で挙げてみる。
「昭和の鵺鳴闇に点在する妖しい扉がいま開かれる。
カルトな古代史の埒外に面妖に展開する捏造漫画。
空想か現実かあやかしかドグラ・マグラの分光器」
って本人文案らしい帯のコピー、これじゃあ何だかわからないね。
38歳夭折が惜しまれるけど、紫野高校卒って、ありゃ?
綿矢りさちゃんって、この高校出身?
むらさき野行き しめ野行き 野守は見ずや 君が袖振る
ごめん、文学性なんかないかもしんないけど
エンジェル・ハート、好きさ。8巻ラストの静脈瘤破裂でおざなりな
内容が引き締まってさぁ、「ひねってくれて有難う」って感じだった。
あと諸星大二郎の『暗黒神話』は結構俺的バイブルすな
山本直樹はスゲー。
「安住の地」とか。
文学的、音楽的、映画的でマンガを読んでいる感じはしなかった。
マンガ読んで久々にビビった。
766 :
吾輩は名無しである:03/09/20 00:43
遙か草原を 一掴みの雲が
あても無く 彷徨い 飛んでいく
山もなく 谷もなく 何も見えはしない
>>763 >むらさき野行き しめ野行き 野守は見ずや 君が袖振る
薄田泣菫。
『モンスター』はガイシュツ?
>767
???
額田王の「あかねさす〜」の「紫野」にひっかけたつもりで挙げたのですが。
万葉集は「大和」の地でしょうけど。
発言を1番から全て読んだが、何故西原理恵子がない?
>>768 モンスターはエンターテイメント性が強いと思うが
山野一だっぴゃ
バストフレモン
R.O.D-READ OR DIE- ってアニメ(OVA)。”文系スパイアクション ”と銘打ってあるが何のことはない、ただ主人公がすごい読書マニアってだけで、文学とは全然関係ないんですが。
でも主人公が神保町に住んでて、神保町の町並みを忠実に描写しているところなんかは東京の読書家には受けるんじゃないかと。
あとリード・オア・ダイ・って名前がイカしてるじゃないですか(ライトノベル原作なんですが)。
ブレンパワード
萩尾望都の「残酷な神が支配する」ものすごく深く考えさせられる。
短編では「半身」など。
大島弓子は文学というより詩に近い気がする。
伸たまきは映画かな。
考えさせるっていう意味では三原順も強烈につきつけてくるものがある。
>>776 私は、トーマの心臓で、ヘッセを思い出したよ。
萩尾望都はいいね。
竹宮恵子の『地球(テラ)へ』も結構面白かったな
安達哲「さくらの唄」
新井英樹「愛しのアイリーン」「宮本から君へ」
ひぐちアサ「ヤサシイワタシ」
高橋留美子「めぞん一刻」
松本零士「銀河鉄道999」
桜玉吉「幽玄漫玉日記」でしょ。
>709
『ねじ式』なんぞは、つげがみた夢をてきとーにかいたもの。
つげの神髄は『ヨシボーの犯罪』『蒸発』『やなぎや主人』などにあり。
人生の意味だの不条理等という枠をつきぬけた凄さ。
そこいらのポンチ作家では、足下にもおよびませんよ。
関係ないけど、アニメの京極夏彦巷説百物語おもろい。
京極夏彦読んだことないけど。
782 :
吾輩は名無しである:03/11/04 23:42
私も「銀河鉄道999」は文学性が高いと思う。数十年ぶりで原作読んだけど、
文章が心にしみてジーンとしてページがなかなか進まなかった程。
ついでに「クイーンエメラルダス」も好きです。コレも結構現実味ある
ような物語だよね。
783 :
吾輩は名無しである:03/11/04 23:46
784 :
吾輩は名無しである:03/11/04 23:55
>>783 漫画オタに難しい話をするのはやめたまえ、きみぃ。
785 :
吾輩は名無しである:03/11/05 01:05
ジャングル黒べえ
ちびくろサンボ
786 :
吾輩は名無しである:03/11/06 19:36
てずかおさむし
787 :
吾輩は名無しである:03/11/06 19:36
それについての関連の過去レス、コピペで貼っておきます。
>32 :吾輩は名無しである :03/09/04 11:08
>荒らし、煽りがいないと2chの面白さは10分の1に減るでしょ。
>荒らし、煽りへのレスが逸脱、横溢、横滑り、ワープ等を生む
>んだから。その時、モニターという表層に裂け目が現れる。
>
>34 :TeeDee ◆AftiVno5NM :03/09/04 11:56
>>31 >ありがとうございます。でも、
>
>
>>32 >仰せの通り。ということで時々は揚げで書き込みます。
>芸のある荒らし、煽りには、敬意を表してレス返したいです。
>例えば、単に「きもい」というより、「気持悪い展開になってきた」という言い回しは、
>俺は句点の省略と完了形言い切りに、ちょびっと詩的な余韻があるような、
>気がするよ。
>
>無視等で対処しなけりゃならない真性荒らしは別として。
という部分が一つと、あと、
788 :
吾輩は名無しである:03/11/06 20:02
おいおい。ベルセルク上げたの3人だけか。特に12巻の蝕は名言連発だぞ。
「それが神の創りし人の罰」たまらん。今すぐマンキツへ行こう。
あと諸星大二郎の「不安の立像」も必読の書。タイトルだけで手が出そうでしょ?
カフカ好きは是非。同作者の暗黒神話も良いな。
790 :
吾輩は名無しである:03/11/08 20:29
手塚っちの漫画が文学的じゃない、と言ってる奴は
「文学的」の意味を1とは違う意味で使っているか
もしくは手塚の漫画をほとんど読んでいないか、のどちらかだろう
ところで昔の漫画の方が、文学的な漫画が多かったよね?
791 :
吾輩は名無しである:03/11/08 20:31
1の言う文学的って衒学趣味で思わせぶりってことだろう
くまのプーさんは哲学的だよなぁ。アニメだけどイーヨが空を眺めて
絵を書いてる(想像してる)っていうのは結構感動だったな。
そういえばくまのプーさんを哲学してる本があったけど、題名失念。
>>512さんが、1年以上前に書き込んだっきりなんだけど、
相原コージは、あげていい漫画家の一人に思う。
『コージ苑』も今となっては、すっかりあの時代のもの、の気がするが、
あの時代、すなわち1980年代には、スピリッツ巻末ではなく、
現代詩手帖巻末でも、良かったんじゃないか、といったら、
言い過ぎかな。言い過ぎかも。
私見だが、相原に比べると、吉田戦車を除いて、他の4コマ漫画作家は、
中川いさみあたりですら、ちょっと、なんというか、甘い気がする。
その、文学性、ということを考えようとした時。
でも、中川いさみの『くまのプ〜太郎』は、1巻が、好き。
相原の存在がそう、という書きこみは、同意したい。
相原コージ『一齣漫画宣言』は、文庫本でまとめで読んだら、
意外に読めたのが不思議だった。連載中と単行本で、こうも印象が違うなんて、
高橋源一郎『官能小説家』みたいだ。吉田戦車が、ギャグ漫画の大家への、
道を歩んでいったのとは、対照的な、相原の立ち位置ですのう。
794 :
TeeDee ◆AftiVno5NM :03/11/08 22:54
浦沢直樹は、出てないようですが、みなさんどうですか。
ビックコミックオリジナルに連載が始まったばかりのもの、
なんとなく気にしています。
あとは、出てないあたりでは、小山ゆうとかかなあ。文学性というか、
エンタメ系物語、というか。でも、『あずみ』はそれなりに、力作なんじゃ
ないでしょうか。
純文学じゃない、ところで、文学性といったら、
矛盾かもしれないですが、『釣り吉三平』と、昔少年キングで、
連載してた『五五の龍』(表記曖昧)じゃないほうの、将棋漫画も、
(キングじゃないっけ、忘れた。小学生ぐらいの主人公が、
完全将棋を完成させて、名人に挑むというもの。)
あげておきたい。
ごめん、あともうすこし。
『はじめ人間ギャートルズ』。
恋愛をえがくなら、紫門ふみ、なんかより、よっぽど(俺的には)
かもいまさね『雲の上のキスケさん』。
山岸涼(本当はにすい)子もまだ、でてないようですが、
『テレプシコーラ』とか、どうですか。
あげとこ。
795 :
吾輩は名無しである:03/11/08 23:12
>>794 MONSTERは、文学的だと思う
20世紀〜は読んでないから知らん
プルートはどうなんだろうね 早く単行本出て欲しいです
そーいや、MONSTERとMWは似ていると言ったら言い過ぎ・・・だな
796 :
吾輩は名無しである:03/11/08 23:27
>>794 相原コージ『一齣漫画宣言』は好き好き。
つまらない悟りシリーズがいいなぁ。
「釣りキチ三平」は短編と一平じいちゃんが死ぬ話が秀逸。(もしくはトラウマ)
MONSTERが文学的って…
勘弁してくれ…
798 :
吾輩は名無しである:03/11/08 23:42
浦沢直樹で「Ctrl」+「F」したらひっかからなかったのですが、
モンスターは、既出でしたね、すみません。
余談ですが、自分の書き込みの、脈絡のない場面での、コピペが、
複数、ある、ことに気づいた。
気づいたからって、別にどうというわけでもないですが、
気づいた、ってことを、何処かに書きたかったので、
此処に書く。
スレ汚し、すまん。
800 :
吾輩は名無しである:03/11/09 00:19
あれ、「美味しんぼ」は?
文学性の定義に言及したスレがあんまないなぁ...。
概して古い漫画程文学性が高そ〜。
新しい漫画の多くが過去作品(文学・漫画)の焼き直し(パクリ)っていわれてそ〜。
新旧どうわけるのかって問題もあるが。
漏れにとっての文学性とは読んだ時の手触りっつうか感触・・・。
てぇか考えさせてもらっただけ有り難いか。
>>9でFAっぽいな・・・。
803 :
吾輩は名無しである:03/11/09 16:05
バガボンド。
灰羽
ガンダムシリーズ
結局言ってることは全部同じなような気がするが
(G以外)
同じテーマを焼き直し焼き直しする姿勢が既に文学
富野ガンダムの間違いだろ。
>>805 ガノタから見れば同じことばかりとは思わないがな。
おおまかに見れば同じと言っていいのかもしれないけど。
富野はイデオン発動篇で燃え尽き、その後はこの作品のテーマの焼き直し。
しかし、Vで復活を果たすとともに死に、∀で涅槃に到達したという印象。
イデオン以降V以前の全てを発動篇の焼き直しとするのは可成り無理があるかと。
善悪の相対化と家族(疑似家族含む)描写はトリトン以来ずっと一貫して共通するものではあるけれど。
810 :
吾輩は名無しである:03/12/27 11:26
釋英勝「ハッピーピープル」と
内田春菊「物陰から足拍子」
「ハッピー」はコンビニの廉価板で買って驚いた。
絵はグロいほどにリアルだけど人物の心情もリアル。
ありがちなシチュエーションから、狂気に陥る一般市民
を描かせたら一番だと思う。短編のみなのでどこからでも読めるし。
「物陰から」は内田作品で一番好き。女子高校生の行き場のなさが
よくでてると思う。あとがきにも「もうこんなのは書けない」
とあったから、ほんとにこの作品だけ好きだと思う。
関係ないけど旦那が仕事辞めると言ってきやがった。むきい。
811 :
吾輩は名無しである:03/12/27 11:29
その仕事辞める旦那一押しは、作者忘れた「銃夢」
そこそこおもしろいし、アイデンティティを探す
機械で出来た主人公の少女と、スラム街のような「ザレム」
という街、ザレムの天上にある夢のような理想都市「?(名前忘れた)」
という組み合わせは文学的でおもしろかったですよ。
マジレス
吉田秋生作品全般。
「河の流れより長くゆるやかに」
「夢見る頃を過ぎても」
「ラヴァーズ・キス」
あたりが特に
813 :
吾輩は名無しである:03/12/30 09:48
マジレス
前から気になっていたけど吉田秋生って男なの、それともおまんこちゃんなの?
男のわけないだろ・・・
男ならあんなにホモネタを仕込んだりはしないよ
つげと玉吉
816 :
吾輩は名無しである:03/12/30 17:58
密かに、『遊戯王』ってすごくない?
「記憶の巻き戻し」と「歴史事実」の問題が上手く帰着すれば、
歴史の虚構性に到達するのではないかと期待。
基本のところで、二重人格のテーマでもあるし、、
最近とても、マニ教的二項対立に陥っているようにも思えるけれど。。
あと、あの作品はポストコロニアル的な読み方もできるし。
817 :
吾輩は名無しである:03/12/30 20:56
鷺沢萌のデビュー作は『河よりも長くゆるやかに』の設定を
真似したと言われていたような…。
>>817 そうだね。それを山田詠美が指摘して他の作家に
「勉強不足」とか言ったんだよね……
作家が吉田秋生読んでるのかと思うと嬉しい。
819 :
吾輩は名無しである:04/01/03 07:06
820 :
吾輩は名無しである:04/01/06 18:36
手塚治虫。作品読むと、戯曲とか結構知ってるし。
火の鳥ヤバイ
つげ義春だろ
823 :
吾輩は名無しである:04/01/16 16:43
>>376 やばい位遅レスだけど、
>マンガでしか表現できない質の高さ、言葉の重みとかも確かにあるよね。
これこそ新井英樹にぴったりだと思うんだけど。特に表現。
824 :
吾輩は名無しである:04/01/16 20:03
漫画でできて小説でできない事っていっぱいあるけど、
漫画にできなくて、小説にできる事って何があるだろう。
アニメでできて漫画でできない事っていっぱいあるけど、
アニメにできなくて、漫画にできる事って何があるだろう。
826 :
吾輩は名無しである:04/01/16 20:11
新井英樹の近作はあんま読んでないからわからないけども、
「宮本から君へ」と「ワールドイズマイン」はまあそうかもね。
漫画が視覚に訴える直接的なメディアであるということを
かなり上手く利用してると思うよ。
前者はただのサラリーマンの営業とか恋愛の話しだから、
テキストだけならマジでつまらんだろうね。あの絵があるから
なんかよくわからんが凄い迫力があって説得力のある話しに
なるんだろうね。
>>824 小説は登場人物などの外観を自由にできるから
それだけでミステリー風のトリックは漫画より効果的に出来るかと。
都合の良いところは省けるのが小説の良い所。
絵になると全部明らかにしなきゃならない。
>>825 声と文字の違いだけでも色々あると思う。台詞のルビとか。
あとはコマ割りによって生まれる迫力とかテンポなんかは、漫画独特のものだるう。
828 :
吾輩は名無しである:04/01/17 11:09
山岸凉子の「天人唐草」は凄いよ。
829 :
吾輩は名無しである:04/01/18 05:20
楠本まき 『致死量ドーリス』
自己がいかに他者によって作られるかを扱った作品。
830 :
吾輩は名無しである:04/01/18 05:24
大友作品全般。
どっちかというとハヤカワだが。。。
831 :
吾輩は名無しである:04/01/18 05:29
松本大洋 『青い春』
832 :
吾輩は名無しである:04/01/18 16:53
おしゃべり階段とはみだしっ子かな・・・
大物で名前があがってないのは
白土三平や横山光輝とかだけどこの人たちはどう?
あとデビルマンもあんまり挙がってないね
>>833 白土はプロレタリアートか。
横山は文学っぽくないかも。
吉田基已『恋風』
アレな設定だけどむしろ文学的。
遠藤浩輝の短編集なんてどうだろう?
そこで中村明日美子なんてどうだろう
魔女の宅急便なんかどうよ。チェホフを感じるんだが。
839 :
吾輩は名無しである:04/02/06 18:29
文学の雰囲気が好きな女性は、内田善美のマンガ「空の色ににている」を是非一読すべし。
読後、あなたの魂に蒼く透き通った風が吹いてくることでしょう。
840 :
◆rpq.oztR3c :04/02/06 19:32
841 :
吾輩は名無しである:04/02/06 23:43
「蟲師」……作者忘れたけどそうではないかと。
ただ、「文学」と言うものを勘違いしていそうで怖い。
後は「湾岸MIDNIGHT」の親父たちのセリフに何かを感じるのは俺だけか?
842 :
吾輩は名無しである:04/02/07 00:27
『薔薇のために』…とかいかがか。大好きなんですが。
言葉の選び方が好きです。
>>841 作者は漆原友紀。文学を勘違いも何も、やろうとしてるのは単に日本昔話だろ。
今更だけど文学性って何だ?
説明してくれ。
845 :
吾輩は名無しである:04/02/08 14:08
「花園メリーゴーランド」。
エロくて奇怪な村に迷い込んだ主人公の悲恋がストーリー
>>844 一時の楽しみではなく、深く探求し味わうことができるもの、という風に俺は考えてるが。
847 :
吾輩は名無しである:04/02/10 10:45
灰羽連盟に一票
848 :
吾輩は名無しである:04/02/11 08:39
性悪猫 やまだ紫
あぼーん
またイタイのが乱入してきたもんだ・・・
851 :
吾輩は名無しである:04/02/11 20:08
生きるススメ
852 :
吾輩は名無しである:04/02/11 21:55
花園メリーゴーランド。
イイ!オススメです!一度読んで見てください!
853 :
吾輩は名無しである:04/02/14 00:26
業田良家「自虐の詩」
854 :
吾輩は名無しである:04/02/14 00:36
>>853 名作。初めの方はただの四コマなんだけど、進むにつれヘビーになっていくよね。
人は悲しいと笑うしかないなんておもうわ。妊娠以降は号泣。
>>853 ”幸せ”なんてどこにもない、そういうとこから始まっている物語。
神様、ちょっと黙って見ててもらえますか? 私の人生
856 :
吾輩は名無しである:04/02/14 01:23
業田さんは空気人形っていう作品も良いよ
滑稽な他人の人生と大して変わらない自分の生活に
ホッとしたり、ガッカリしたりしてるうちに消えて無くなる市井の人たち。
やっぱエヴァだろ。
始めてみたときびっくりしたもん。
859 :
吾輩は名無しである:04/02/21 18:56
エヴァのどこが文学的?
神話を追っているところ じゃないの
私小説以外の何者でも無いところが、だろ。
↑
私小説の意味わかってるんでしょうか?念のため・・・・
863 :
吾輩は名無しである:04/02/22 21:26
神話を追ってはいないと思うけど。準えた名称は付いてるけどね。
哲学的ではある。でも文学的と言われると首傾げるなぁ。
864 :
吾輩は名無しである:04/02/22 21:28
私小説って…ワロタw
865 :
吾輩は名無しである:04/02/22 21:55
漫画読みの中でも結構マニアックなんでこの板の人は殆ど知らないと思うが
高橋葉介という作家の作品は非常に文学的だ(最近の作風はちょっとあれだけど)。
機会があったら「夢幻紳士」シリーズや「腹話術」「ミルクがねじを回す時」
「腸詰工場の少女」あたり読んでみるといい。
エヴァは文学的っつーより、過剰にアニメ的で、小説に文学とエンタメがあるように
アニメでエンタメ以上の事をやってるところが、文学的と言われる所以なんじゃ
やってる事の是非(逃げちゃ駄目だとか僕はここに居てもいいんだとか)についてはノーコメント
でも、このスレであげられてるマンガの全てにあてはまるねこれ
いい歳してマンガを熱く語れるのはいいね。
でも人前ではするな。バカみたいだからな。忠告しておく。
>>862 まさか言葉の意味そのままに受け取っていないよね。念の為。
>>869 すいません僕頭悪くて
>>861のいみをそのままうけとっちゃいました・・・はずかしいです。
どんなふかいいみがあるのかおしえていただけませんか?
872 :
吾輩は名無しである:04/02/23 15:59
ここで言う文学的な〜とは関係ないかもだけど、柴田ヨクサルってすごいよな。
なんつーか、言葉に対する意識がそこら辺の漫画家と全然違うね。今日の変な日本語の使用も含めて天才だろ、あれは。
台詞回し凄いんだわ。同じ内容の言葉を他の漫画家に書かせても多分全然駄目。もうマジ凄い。
一応言っとくけど格闘漫画だけどな。もしかしたら、意識とか関係ないかも。もう、勢いだけで書いてるかも。でも天才的だわ。
874 :
吾輩は名無しである:04/02/23 20:11
エヴァ=ブンガク
875 :
吾輩は名無しである:04/02/23 22:41
腹話術がえがった。
877 :
吾輩は名無しである:04/02/23 23:27
のらくろ二等兵。
878 :
吾輩は名無しである:04/02/23 23:45
あまり挙がっていないが「寄生獣」がいいと思う。
物語のテーマ性や作者が伝えたい事がきちんと盛り込まれてるし。
『悪魔』というのを本で調べたが…
いちばんそれに近い生物は
やはり人間だと思うぞ… by ミギー
スヌーピーがいいね。
ベトナム戦争さなかのスヌーピーは先鋭すぎて今読むと背筋が寒くなる。
880 :
吾輩は名無しである:04/02/23 23:48
>>878 禿銅!漏れは田宮良子の台詞がよかった。
882 :
吾輩は名無しである:04/02/24 01:43
>>881 そうそう。最後のとこな。
「考えるのをやめてみるならそれもいい」とかうろだが、あれは不朽の名作だろう!
永野のりこの「電波オデッセイ」は?
884 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/24 12:34
『ベルサイユのばら』は
運命とか啓蒙思想とか様々な要素を含んだ名作。
各大学の講義でも取り上げられている。
885 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:21
うろ覚えだが(内容は合ってる)最後の、ミギー「暇があるなんて人間はすばらしいじゃないか」という台詞は人間というものを考える上での新たなヒントにさえなると思う。
それから「結局寄生獣が何であったかを明らかにしなかった」なんて批判はナンセンスだと思う。もう一回田宮良子の最後のシーンを読み返して欲しい。
886 :
吾輩は名無しである:04/02/24 13:26
ごめん885は「寄生獣」の話ね。
俺が思うに著者岩明均が言いたかったことの一つは「人間は悪魔でも天使でも何でもなくただ人間だ」と思うのだが。
『悪魔』というのを本で調べたが…
いちばんそれに近い生物は
やはり人間だと思うぞ… by ミギー
これは真に著者が言いたかったことではなく一過程に過ぎないと思うのだが。
887 :
吾輩は名無しである:04/02/24 15:30
寄生獣。結局寄生獣って言葉は一度しか出てこないんだよね。
全部寄生生物で通してるのだ。
>>886 >これは真に著者が言いたかったことではなく一過程に過ぎないと思うのだが。
それはわかってる。
個人的に好きな(考えさせられた)セリフだったので書いただけっす。
889 :
吾輩は名無しである:04/02/24 17:33
>>888 あ、ごめんなさい。早とちりしてしまいました。
そういえば「石の花」なんかも無茶苦茶マイナーながら名作だと思う。
あの漫画ってユーゴ内戦勃発前に描かれてたんだよな。それをふまえて読むと坂口尚の洞察の鋭さに驚かされる。
>>887 広川の台詞だっけ?
しかもその中では寄生生物=寄生獣じゃないんだよな。
彼曰く「地球に寄生する獣が人間」
891 :
吾輩は名無しである:04/02/24 17:39
どっかの市長の言ってた台詞「お前らこそ、〜〜の生物、いや、寄生獣か」
ってのと、一番最後の「皆、誰かに寄り添い生きた・・・」みたいなウロ
だけど、その辺が作者の言いたかったことじゃないかな?
だからこそ、他は全て寄生生物で通した。
悪くも善くもあり、何かに頼らなければ一人では生きられない生物ニンゲン。
問いを与えるには充分な作品だった。
892 :
吾輩は名無しである:04/02/24 17:58
イティハーサ
楠本まき「戀愛譚」(レンアイタン
いや、すでに漫画じゃないかも。
文章つきのイラスト集…とも違うけど。
894 :
吾輩は名無しである:04/02/25 11:21
「ほしのこえ」は?
「三丁目のタマ」 なんとなく
897 :
吾輩は名無しである:04/02/26 19:50
いくえみ綾とか
898 :
吾輩は名無しである:04/03/06 02:20
言葉に厳密な定義などありませんが
いや、ガン・スリンガー・ガールは文学してるよ。
901 :
◆FbJiTiKEY. :04/03/06 09:32
この板の住人は遊び心がないのね・・・
「〇〇性」ってのは、今や言葉遊びで多様される便利なツールだよ
マジでやりたいのなら「文学性とは何か?」というスレタイでスレ
立ててやってみれば?(ガイシュツかもしれんけど)
「風と木の詩」が出てたのはうれしいね
ナダでゲンコク強い奴には(昔の)少女漫画好きが多いっていう話もあったね
がんつはどうですかがんつ
ahwe
フリクリは漫画もよい。
大王漫画は町田康の小説と似た雰囲気を感じる。
言語感覚とかしっちゃかめっちゃかなところとか。
木村紺の『神戸在住』…軽すぎるかな…?
一人称の小説っぽいよ。
単行本にはまだ収録されてないけど、
主人公が尊敬していた人の死に直面した話がすごかった…。
既出のつげ義春
やっべー、今度書く作品のネタにしようとこのスレを
覗いたんだけど、ほとんど知らん漫画ばっかりや。
だいたいの作品は漫画喫茶とかいったら読める?
読めるんじゃない
何を書くのかは知らないけど
「今」に限定した作家って事で
古谷実、山本直樹、新井英樹あたりをオススメする
909 :
吾輩は名無しである:04/06/01 03:26
「文学的」って、作者が思い入れてるポイントが、
一般人に共感されにくい所にあるって事?
文学的でも技量があれば多くの人の共感を得る事は可能だろうが、
それは問題外として、そもそも作者の論点自体が
一般人には共感されにくい所にあると。
新奇、猟奇、エロ、グロ、ナンセンス、を文学的と言う事に反対します。
しかし、現在の傾向としては、そのような物に対して文学的というレッテルを
貼ることに抵抗はないようです。つまんない。つげの評価もそんなとこでしょ。
(しかし、私はつげを評価していないのではない。つげを表面的にそのように
解釈していることが多いと考えているだけだ。)
そして、私にとって文学性の強い作品とは「めぞん一刻」だ。文句あるか!!
911 :
吾輩は名無しである:04/06/01 11:10
さくらの唄 月光の囁き かな
912 :
吾輩は名無しである:04/06/01 17:07
イティハーサはラストがなんじゃこれ
文学性とは?そもそも何を持って「文学」なのでしょうか?
そこが難しくて解かりません。
文学に普遍的に備わっている要素は「文」だけですので、
アニメだったら台詞やナレーションが多ければ多いほど、
漫画ならネームが多ければ多いほど文学性が強いといえます。
915 :
吾輩は名無しである:04/06/01 20:05
デスノートじゃない?
916 :
吾輩は名無しである:04/06/01 21:37
ホムンクルスじゃない?
917 :
吾輩は名無しである:04/06/02 01:42
一條裕子
ラリパッパ合唱隊じゃない?
serial experiments lainは凄い。
ドラッギーなのに正気。
920 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 18:40
>>905 『神戸在住』はちょっと苦手。
日常の機微やら人間関係を上手く楽しめる、勝ち組向けという気がする。
震災の話は強烈だったが。
922 :
吾輩は名無しである:04/07/12 20:23
坊ちゃんの時代だろ?
923 :
吾輩は名無しである:04/07/12 20:50
片山愁『君がいた夏』が不思議な読後感でした。夏の切ない思い出と言った感じ。
絵柄もいい感じに古いし、台詞や小物を使っての遠まわしな表現がぐっとくる。
少女漫画なので少年少年してるところは差し引いて見てもらえれば。
後の方の短編は大正頃が舞台の怪談、こっちは文句なし殿方にもおすすめ。
出合ったのが中学頃、夏のシーンとした日に思い出してしまう漫画です。
>>914 そうかなー。行間を読ませるように
ストレートに描かれてない・書かれていない部分を読ませる漫画好きですよ。
なかなか出会えないけどね。
925 :
吾輩は名無しである:04/07/19 14:16
Vガンダムは富野アニメでは一番文学的。
見る価値あり。
町をバイク型の戦艦で轢き潰すとか
少女の幻想を完膚なきまでに破壊とか
ギロチンとか
>>925 同意。
俺はVは女の想念と、それに関わった男達を描いた文学だと思っている。
927 :
吾輩は名無しである:04/07/20 22:52
アニメもマンガも、メディアそのもののもつ性質として「物語を扱う」事が可能なのだから
文学的な作品が生まれる可能性は当然ある(現に文学的な作品は存在する)
只いかんせんアニメ・マンガという芸術ジャンルはまだ生まれて100年も経っていないので、
現在文学の名作として語り継がれているのと同レベルの作品を出せと言われても困難なのは分かり切った話
まあ過渡期の時代に生まれた事を誇りにして良い作品を読み継いでいきましょうってこった
>>925 カイラスギリーは男根のメタファーである
あれはメタファーどころの話じゃないな
930 :
吾輩は名無しである:04/07/21 21:35
ジョジョに決まってんだろ
>>930 ジョジョは文学というよりも、むしろアートという言葉がぴったしくる。
>>931 オルファンは凄かったね
富野の迸る狂気に中てられて俺も思わず勃起しちまったよ
Vガンの時に自殺してたら伝説になってたな、富野
935 :
吾輩は名無しである:04/07/30 20:12
出ていないみたいだけど『犬神』は?
要所要所に文学的問いかけが出てくるけど。
936 :
吾輩は名無しである:04/07/30 23:24
検索するのマンドクサいからしないけど、どうせ出てるだろな
松本大洋
やっぱ、羊のうただろ。
938 :
吾輩は名無しである:04/07/31 15:20
恋愛ものだけど、いちご100%とか、結構深め。
えろいって指摘うけるかも…
でも読むたびすごく感動させられる。
このスレって文学板住人以外の方が多い気がする
『新世紀エヴァンゲリオン』
>>938 嘘付け。ヲナニーにしか使ってないくせに。
「反町君には彼女がいない」
て漫画知ってる人いるか?
アレってなかなかいいよな。
春樹とか佐藤友哉に通ずるとこがあると思う。
あとひぐちあさの「ヤサシイワタシ」
アニメだと
押井守の「ビューティフルドリーマー」
富野ヨシユキの「イデオン」と「Vガンダム」
あしたのジョーと銀河鉄道999辺りを推奨したい。
エロゲーだと
「クロスチャンネル」w
基本的に梶原一騎関連の漫画は文学性高いと思う。
60年代から70年代にかけての学生闘争の時代背景とその終焉を
敗北の美学を追求した形で表出してる。
一番上手くいったのがあしたのジョー。
一番救いのないのがタイガーマスク
自分としては手塚の「アドルフに告ぐ」だな。
文学性なんてあったもんじゃないと思ったのは「ああ播磨灘」「テンテン君」
947 :
吾輩は名無しである:04/08/01 06:30
文学性が高い漫画ってどれも面白くなさそうなのばかりだね。
文学っていらないねw
↑読んだことないなら読めよクズが。
949 :
吾輩は名無しである:04/08/01 08:43
文学性って何でっか?
自分の思うところを五行以内にまとめて述べよ。
950 :
吾輩は名無しである:04/08/01 12:21
ノルシュテインやトルンカらのアニメーションはここで言うアニメの定義には入る?
951 :
吾輩は名無しである:04/08/01 12:49
サザエさん
serial experiments lainは現代の罪と罰といえよう
>>949 簡単に言うと芸術性の高い物語作品のことを文学的、て言うんだろ。
そもそも文学性てのは言語表現による芸術のことを指すからね。
じゃあ芸術とは何か、て言うのは美の表現を言うわけだが、
美とは何か、というのは性欲とか快楽とかそういったものに遠まわしに
意味性を与えてあげて高次なものに仕立て上げることを言う。
本当は意味性なんて必要ないのだけど意味性がなければ人は生きてる意味がない。
六行になってしまって申し訳ない
954 :
吾輩は名無しである:04/08/02 00:23
>>953 じゃあ漫☆画太郎なんかも文学的ということになっちゃうの?
画太郎は絵が(ある意味)芸術的なだけで、
ストーリーはとても文学的などとは呼べないものだけれど。
>>954 とりあえず文学板だから文学性ってだけだろ
956 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/08/02 02:00
羽生生純『恋の門』がお薦めです。
内容もさることながら苗字が「はにゅにゅう」なところが
いかんともしがたい文学性をそこはかとなく感じさせてくれます。
957 :
吾輩は名無しである:04/08/02 05:36
月下の棋士
958 :
吾輩は名無しである:04/08/02 05:37
硬派銀次郎
羽生生はワガランナァーまで
漫画では「羊のうた」
アニメだと「イデオン発動篇」
エロゲだと「Forest」「腐り姫」
>>960 Forestだけ同意しとく
エロゲなのにエロが蛇足になってる気もするけど
3/4を否定された960哀れ
イデオンは映画だけじゃ駄目だろ
964 :
吾輩は名無しである:04/08/15 15:38
『犬神』
965 :
吾輩は名無しである:04/08/25 01:31
林静一『赤色エレジー』
バロン吉元『柔侠伝』
萩尾望都『トーマの心臓』
松永豊和『バクネヤング』
安野モヨコ『ラブ・マスターX』
966 :
吾輩は名無しである:04/08/25 06:37
最近では、「プラネテス」はSFだけど割と文学的なテーマを扱ってるのと、
時雨沢恵一原作の「キノの旅」は、文学性の強いファンタジーだと思いました。
あとは斉藤孝氏がおすすめの「マスターキートン」とか。
三宅乱丈の「ペット」にはビビった
意見がね
970 :
吾輩は名無しである:04/08/25 18:17
ん? 罪と罰なら「ヒミズ」だろう
「ベルセルク」これを文学的といわずしてなんというか。
972 :
吾輩は名無しである:04/08/26 23:28
馬鹿ヤロウ!ゴルゴを思い出せ!
プリンセス・チュチュ
PS羅生門
975 :
吾輩は名無しである:04/08/27 18:12
悪魔くん
恐怖新聞
めぞん一刻
未来少年コナン
976 :
吾輩は名無しである:04/08/27 18:36
ジャンプとかしか読まないのう。
ナルトの作者は太宰治の小説から物語の構成とか話の展開を学びとったとかなんとか。
>>976 しょぼいラーメン屋でラーメンすすって、「だってばよ」と
言っている太宰――イメージぴったんこかも
漫画は人に見させる。文学は人に考えさせる。
漫画においての余韻は場面に対してだが、
文学は文章に読者の思いを反映させる。
ほほぅ
。
次スレどうしようか?建てなくてもいい様なきがするけど。