1 :
吾輩は名無しである:
「ハイスクール・ブッキッシュライフ」刊行記念上げ。
この人、真面目なんだかフザケてんだか・・・
漫画論・映画論などのサブカルから幻想文学・叙事詩やマハーバーラタまで。
知性的には日本でもトップ・クラスに入ると思うのだが、なぜ軽く思われる?
性格悪いという噂も。(あくまで噂)
同じくハスミ映画ゼミ出身で、盟友(?)だった松浦寿輝と比べると、
かたや東大助教授、芥川賞受賞作家であるのを考えれば
やはり本人は気にしているのだろうか・・・
学部ではわざわざ宗教学科へゆき、院では比較文学をやって韓国へ
行ってしまうような(松浦は仏文からフランスへ留学)、そんな
反骨精神の持ち主の四方ちゃんに僕は賛成!
「金持ち喧嘩せず」みたいな態度に嫌悪感を感じる、ってな
ことは言ってましたけど、特に性格が悪くて好戦的という感じ
ではないでしょう。私はけっこう好きです。
5 :
吾輩は名無しである:01/12/14 16:57
四方田
流行と関係ないところがいい
蓮実も批判できるし
昔の映画芸術面白かった。
『回避と拘泥』(あってるかなぁ?)は好き。
ポール・ボウルズを国内に流通させたことには感謝している。
『貴種と転生』も{ん?」って所も多いけど、立派な仕事だと思う。
だけど、赤、黄犬本とか読むと、イージーな仕事をしているなぁというか、
ぬるいというか、萎える。。。
8 :
吾輩は名無しである:01/12/14 21:23
昔の『映画批評』、柄谷“すら”映画評論を載せていたことみなさんご存知?
↑ 間違えた。『映画批評』ではなく、『映画芸術』ね。
「GS」みたいな雑誌は、今ではもう作れないだろうな・・・
11 :
吾輩は名無しである:01/12/14 21:32
>>8 まあ別に良いんでない?
昔の映画雑誌はそんなに知らんが
比較的新しい「カイエ・ジャポン」も死んでるし
「リュミエール」とかは良かったの?
四万田の著書は題名忘れたが現代日本映画を監督別に批評したヤツ良かった
12 :
吾輩は名無しである:01/12/14 21:48
あんまり知らんのだけど
ジャンル別じゃなくて特に専門的に扱ってる作家って
中上とかパゾリーニとかの他になんかあんの?
13 :
吾輩は名無しである:01/12/14 21:51
>>11 「カイエ・ジャポン」が死んでいるのは認める。
しかし小川徹が編集していた『映画芸術』は今や伝説的な雑誌だと思うのだが(私見)。
「リュミエール」はまあまあ。ところどころ蓮実の個人的な趣味が出過ぎていて
キモチ悪い部分も多々ある。それはのちの「ルプレザンタシオン」も同様では?
浅田彰、現タマビの伊藤俊治なども参加していた「GS」は、映画雑誌ではないが
知的に高度で、かつ遊び心に溢れた自由な雑誌だった。まあ「エピステーメー」同様、
当時のニューアカ・ブームに支えられたものだったのだが。
14 :
吾輩は名無しである:01/12/14 21:55
実は、けっこう好き。
15 :
吾輩は名無しである:01/12/14 22:17
たしかに四方田の功績でもっとも大きかったのは
ポール・ボウルズの紹介と流布だったのでは?
以前から知られていたとはいえ、
ベルトルッチと組んで、一時期非常に熱心に触れ回っていた。
パゾリーニに関しては、“何をいまさら”な感も無きにしもあらずだが、
要するに昔の自分の青春語りをしているような風もある。
パゾリーニなんて、「パゾリーニ・ルネッサンス」などと
銘打たなくても勝手に甦ってくるような作家だと思うが。'60年代には
ゴダールと並んで前衛映画の代表的存在と見做されて、
若者たちから大いに支持されていた。あんなに早く死ななければ
今ごろは“巨匠”の一人として神格化されていたことだろう。まあ、人の記憶などは
風前のともしびのようにまったく当てにならないものだが。
>四方田
この人の文章ときどき調子のよすぎるところがあるね。
そこが胡散臭い、というか信用ならないところかも。
17 :
吾輩は名無しである:01/12/14 22:48
擬似哲学っぽくないところが好き
スガも好きだがラカンラカンラカン・・・なので
18 :
吾輩は名無しである:01/12/14 23:33
「擬似哲学」って、なぁに?
スガは一流の「文芸批評家」だと思うのだが(殊に『帝国の文学』はヨイ)。
四方田も充分思想的だよ。古い著作だけど『映像の召喚』(だっけ?)は
なかなか哲学的だった。彼の場合、「哲学的」というよりも「批評的」と
言うべきだと思うが。
「人間」がどうの、「世界」がどうの、といったビッグ・ワーズを
弄ぶのは、「哲学的」ですらない、どこぞの青臭い若造にでもまかせておきなさい
19 :
吾輩は名無しである:01/12/14 23:39
変な帽子かぶってTVに出るから・・・
20 :
吾輩は名無しである:01/12/14 23:48
変なヒゲ生やして蓮実の教え子なんかやってたから・・・
映芸古本でかったよ
あのころは熱い時代だったんだね
対談が良かったよ
板坂剛さんていまなにしてるのかな
小川徹さんの大きな肉体と小さな精神
もセットで買ったけど観てない映画ばっか
りでよーわからん(汗汗汗
映芸サイコー!
小川さんもサイコー!!(でも癖のある、へんな文章)
23 :
名無しさん@Emacs:01/12/16 02:09
『食卓の上の小さな混沌』っていう食べ物の本と
『感情教育』ってエッセーが面白い。
本人はどーでもいい。ちょっとアカデミシャンぶりたいって
感じがみえみえなのがねー。
24 :
吾輩は名無しである:01/12/16 02:49
SPA!で連載してたエッセーのクソつまらなさには呆然とした。
こんな駄文、どうやれば人間に書けるんだとすら思った。
25 :
吾輩は名無しである:01/12/16 03:24
↑次は火だ!ね。人間としては、ヤな奴って、聞いたよ。某文芸批評家に。
明学生(卒の人も)の書き込みキボンヌ。
27 :
吾輩は名無しである:01/12/18 18:10
>27
このひと、のりが2ちゃんねらーみたいだね
メタローグから出てた2001年の文学を振り返るって内容の本読んだ?
堀江敏幸とか永江朗とか石川忠とかも書いてたやつ。
その本に四方田がページ左の別枠コラムで新人作家と金井美恵子を比較して、
「こういう新人作家が出てきたんだから、美恵子も用済みだよねぇ」みたいな
ことを書いてたんだけど、あれって当たってるの?俺、その新人作家の作品は
読んだ事ないから、はっきりした事は言えないんだけど、なんか、胡散臭いなぁ
って思った。
30 :
吾輩は名無しである:01/12/21 20:51
31 :
吾輩は名無しである:01/12/21 21:19
毛沢東の文革は非難するが、金日成の主体思想は黙認する。
こういった胡散臭さはありますね。
しかし、SPA誌上で繰広げられた田中康夫との論争は不毛だったなー。
32 :
吾輩は名無しである:01/12/22 12:53
知名度…松浦先生の方が上
批評家としての視線…松浦先生の方が上
年収…松浦先生の方が上
映画批評…もちろん松浦先生の方が上
ルックス…これだけは松浦先生と並ぶ
結論…松浦先生の勝ち
33 :
吾輩は名無しである:01/12/22 13:00
は、は、は、蓮実スクールめええ!!
まあ、四犬田にしろ松浦にしろ青山にしろ、
おれにはかなわないだろうけど(藁
>>30 「いち押しガイド2002」リテレール別冊Nって本。
p.9の「ひょっとしてバルザック系?」ってコラムで、
>ある人が登場したおかげでパラダイムが変わってしまい、それ以前の人の役割が
終わってしまうということは、よくあるよね。
赤坂真理が出てきたおかげで、松浦理英子の抱えている問題がすっかり古びて
しまったことは事実だし、田口ランディの後で金井美恵子の本をわざわざ手に
とろうとする人はまずいないだろう。
って書いてるのよ。
36 :
吾輩は名無しである:01/12/22 17:11
赤坂は「ヴァイブレータ」しか読んだこと無いしよく知らんが
田口ランディは一冊も読んだ事ないしなあ
似てるの?評判悪いけど
37 :
吾輩は名無しである:01/12/22 19:21
赤坂は田口ランディの『コンセント』のネタ元と噂されたこともあるし、
題材の選び方とかランディが後追いしたような部分はある。
赤坂とランディは永江の肝いりで対談したことがあるんだけど、
自傷系とかSMっぽいことをランディが書くようになったのは、それ以降。
まあ田口ランディの本のように日本語が破壊されているわ、
ホラーもどきの気持ち悪い雰囲気を醸し出しているわという代物を、
マジで喜んで手にとるような層は、金井美恵子の本を手にとる層と
ほとんど重ならないでしょう、そりゃ。
38 :
吾輩は名無しである:01/12/22 20:49
金井の層ってよく知らんが
柄谷蓮実系の批評好きが読んでるんじゃないの?
目白四部作なんかあそこに引用されてる固有名詞のツマラなさってのは
蓮実好きが喜んでるんじゃないの?
金井は80年代のメタフィクションとかポストモダンブームの中で
普通の風俗小説も書けるんだ、という事をしめしたかったらしいが
どこがやねん!て感じだけど
ってまあ四万田と関係ないけどね、蓮実つながりということで
39 :
吾輩は名無しである:01/12/22 22:09
確かに田口ランディの出してくる固有名詞は面白い。
1990年代以降の設定のはずの小説なのに、
流し台には「ママレモン」で、
恋敵の振り回すハンドバックは「キタムラ」で、
若い娘さんのはいているのは「スラックス」だ。
終わっているのって四万田じゃないか?
>>39 固有名詞を本来のものとは違う文字で39さんが表してるのは何故?
41 :
吾輩は名無しである:01/12/22 22:24
>1
どうでもいい存在だね。
42 :
吾輩は名無しである:01/12/22 22:32
>>35 つまり「身体性」とかいうのに弱いのか?<四方田
さすが永江の仲良しにはロクなのがいないな。
>>42 俺、田口も赤坂も未読だからなんとも言えないです。すまそ。
44 :
吾輩は名無しである:01/12/22 22:45
>>42 そりゃ永江みたいな三流提灯持ちライターになつかれるんじゃバカだ。
右向いてヨイショ、左向いてへつらい、弱そうなやつにはねちねち悪口。
やだねえ、まったく。
>>42 話が四方田からそれるけど、永江って馬鹿だよね。
不良の何たらって本を読んでそう思ったんだけど。
福田和也に対する評が、的外れだった。
福田が文壇論壇に揺さぶりをかけてるのは事実だけど、別に左翼じゃないでしょ。
日本の大衆を馬鹿にしてるから福田は右翼ではない、なんていう永江の論は馬鹿だ
と思った。
自国の大衆を馬鹿にすることが、右翼にとっての矛盾になるってもんでもないでしょ。
46 :
吾輩は名無しである:01/12/22 22:59
永江とは?批評家かなんか?
47 :
美人系不細工:01/12/22 23:05
永江とは批評家モドキの三流ライター。
永江朗がフルネーム。
西武セゾン系企業に勤務経験あり。たしか本屋で働いてたはず。
結構な歳のはずなのに書いてる内容はバカ。35歳過ぎてるはず。
48 :
吾輩は名無しである:01/12/22 23:06
ダビンチその他リクルート系メディアで仕事拾ってるゴミライター。
元はリブロか何かの店員だか社員だったはず。サヨク歴あり(w。
書評とかではあたりさわりないことしか書かないんで便利屋だな。
49 :
吾輩は名無しである:01/12/22 23:06
かぶったな(w。でも、認識ほぼ同じってことで。
50 :
吾輩は名無しである:01/12/22 23:07
歳は43歳くらいでなかったか。
51 :
吾輩は名無しである:01/12/23 10:30
>>40 それ、本当にランディの書いた盗作小説に
登場するんだよ。90年代、いやもう2000年に入ってるって
設定かな?
にもかかわらず、食器を洗うはママレモン、おサレな短大生がふりまわして男を
なぐるバッグはキタムラ、若い娘さんはスラックスをはいている、と。
自分ちの母親が書いた小説みたいで鬱ゥ。
52 :
吾輩は名無しである:01/12/23 10:33
あと、誤字脱字も面白いぞ。田口ランディは。
「箱根登山熱道」とか「蛇っぽや」とか「ム自覚的ショック」とか、
吐き気がこみあげるという意味で「嗚咽」とか(プ
>田口ランディの後で金井美恵子の本をわざわざ手に
>とろうとする人はまずいないだろう。
そうなの? うそ〜
ム自覚的ショックを受けちゃったよ(w
単なるディレッタントだろ、四方田なんて。
>>52 いや、四方田を「四万田」と表記してるのは何故ってこと。
55 :
吾輩は名無しである:01/12/23 21:11
>>54 なんとなくちょっとした駄洒落のつもりだったんだけど
ところで康夫との論争って何?
56 :
美人系不細工:01/12/23 21:22
康夫との論争は知らないけど、蓮実重彦に映画「カサブランカ」の件で突っ込み
入れられてたよね。「このド素人めがっ!」って感じで。
ちょっとでも本気で映画史を勉強した者であるならば、「カサブランカ」をプロバガンダ
映画とは言えない、って説教されてた。
「闘争のエチカ」って本で。
57 :
吾輩は名無しである:01/12/23 21:37
「闘争のエチカ」手に入らないんですけど
河出文庫だったかね?絶版?
蓮実は映画狂人シリーズのなんかのスガのインタビューで
スガが4方田の映画批評は大正教養主義的になってきてるとか言ってたが
蓮実はC方田はなかなか良いよ、でも勉強してないところが弱いね、て言ってた
>>57 版元は忘れた。
そのスガのインタビューって、いつ頃されたものなんでしょうか?
「闘争のエチカ」の初版って、確か80年代後半だったと思うけど。
「闘争のエチカ」出版後も四方田は勉強してないってことか?
一度だけ図書館のエレベーターで見たことが。。
60 :
名無しさん@Emacs:01/12/23 21:55
初めて担当した明学の授業受けたよ(ただし仏文だったけど)
ブニュエルでした。たいして面白くなかった。
D股猫彦
>>60 やっぱり松浦の勝ちだな。
松浦の授業おもしろいよ。中上の話が出たりして。
63 :
吾輩は名無しである:01/12/24 23:10
金井の話に戻るけどね、ママレモンとかは別に良いんだけどね
ゴダールだのなんだの、って言う蓮実ファンが喜びそうな固有名詞はね
書いててなんか意味あんのかな、と思うわけよお
福田の作家の値打ちはちょっと評価低すぎると思うけど
でも、作者が自分の趣味を期のきいたものと勘違いしてるってのは
結構当たってると思う
よく80年代当時蓮実の真似した若手の映画批評とかポストモダンぶってるヤツとか
馬鹿にしてたけど、それで風俗小説をあえて書いたとか言ってたけど
でも自分が一番そうじゃんと思っちまうわけよお
金井が書いてるのは「風俗」でも何でもやいと思うわけよお
64 :
吾輩は名無しである:01/12/24 23:50
とりあえず、ムージルの感想文をどこかに発表してよ。四方田サン。
ムージルし良品、ヨーロッパの数店舗を閉店す。不況の為。
66 :
吾輩は名無しである:01/12/26 20:48
67 :
美人系不細工:01/12/26 21:02
>>66 酷いね、田口。意図不明。ただの勘違いか。
68 :
吾輩は名無しである:01/12/26 21:15
>>66 >>67意図不明つうか極端に酷いね
そのへんの10代のイタイ文学少女と変わらん
小説読んだ事無いけど
ところで誰か四方田ネタ頼むよ!
69 :
美人系不細工:01/12/26 21:28
語学の天才ではある。
たしか批評空間誌上でイタリアの複数の言語を習ったって言ってた。
イタリアって複数の都市国家の寄せ集め国家じゃない?
だから系統の違う言語が地方毎に使われてるんだってさ。
70 :
吾輩は名無しである:01/12/26 21:28
単行本で読む気はしないもんな。
71 :
美人系不細工:01/12/26 21:32
彼の漫画論ってどうなの?
72 :
美人系不細工:01/12/26 21:49
押井守の「ご先祖様万々ざい」ってアニメに四方田ってキャラ出てくるね。
この作品、東浩紀が誉めてたけど、テンポが悪いから楽しめなかったな。
なんか、間延びした展開だったよ。
73 :
美人系不細工:01/12/26 22:05
次は火だ(週刊SPA!)は本当につまらなかった。
あるフランスの哲学者を日本では有名であるがフランスでは余り有名
ではない、ってことで大した事無い奴だよ、って論調で語ってた。
有名かどうかなんて、重要な事じゃないでしょうに。
とにかく
「痩せろ!!」
と言いたい。
むかしは美貌と服装のセンスの良さと立居振舞の優美さでも売った人なんだからさぁ。
75 :
吾輩は名無しである:01/12/27 00:09
76 :
名無しさん@Emacs:01/12/28 22:11
.
78 :
吾輩は名無しである:02/01/31 22:20
自分の書いた文章どんな雑文でもすべて文章におさめるところがなあ。
文庫版の「貴種と転生」解説がむずい。
79 :
吾輩は名無しである:02/02/08 21:04
平野の文庫版『日蝕』の解説・・・う〜ん・・・
『貴種と転生』の物語論の路線で結構誉めてるけど・・・
う〜ん・・・どうなのかな〜
そういえば『早稲文』に乗ってる熊野大学の中上の座談会で
中上の小説が平板なところを評価してたけど
あれを思い出しましたよ
80 :
吾輩は名無しである:02/02/16 18:44
今日の四方田は最悪。(六本木ABCにてゴダールに関する対談)
金返せや!
ヨモタって、すぐ誰かをコキおろしたがる。
自分に賛同するかどうかで敵味方を区別しないと落ち着かないんだろうな。
ガキみたいなやつ。
パゾリーニのシンポジウムでは、「日本でのパゾリーニ評価が低いのは蓮實のせい」と
パゾ作品そっちのけで蓮實こき下ろしに執念を見せてた。
1人で主張するならまだしも、浅田とか他の列席者にも同意を強要し、見苦しいったら。
小学生かよオメーは。
82 :
吾輩は名無しである:02/02/16 20:22
↑お前もな・・・・・
83 :
吾輩は名無しである:02/02/16 21:14
げらげら
>>81 四方田はお師匠さんの教えに忠実に生きてるんでしょ?
85 :
吾輩は名無しである:02/02/17 01:49
四方田はまあまあ好きなので平野評価が気に食わん
確かに『貴種と転生』の三島評価から考えればわかるけど
平野は大嫌いなんだもの!
86 :
吾輩は名無しである:02/02/18 01:40
こんなに評判が悪いとは意外です。
この人の文章は好きですよん。
『日蝕』の解説、無理に誉めているけれどやっぱきついよ。
88 :
吾輩は名無しである:02/02/18 14:00
age
89 :
吾輩は名無しである:02/02/18 14:53
文章にやたら「耽る」という言葉が頻出するのは何故か?
五月二〇日
「シネマグラ」のために「朝の鮮やかなる国から」という
エッセイを書き始める。この数週間に観た二十本ほどの
フィルムの印象記。ぼくが韓国に行くといったら露骨に
不愉快そうな顔をして、「きみはみんなといっしょに
パリに行ってくれるものだと思ってましたよ」といった
蓮実重彦のことを思い出す。
磯崎新の『建築の解体』を読み終わる。
『星とともに走る』より
三月四日
浅田彰が来る。東京は中沢新一を東大が
迎え入れるかという問題をめぐって侃々諤々の
議論が続いているらしい。少しも知らなかった。
「G.S」はもうお終いだという。そうだろう、
もうこうした現代思想の馬鹿騒ぎは流行が終わった
のだ。外国にいていいことは、日本で生じることの
すべてが対岸の火事のように見えることである。
ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩』の
ピーター・フォークはデリダに似ていると柄谷はいうが
浅田はむしろ某というサッカーのコーチに似ているという
印象をもっているようだ。メカスに電話。驚くほどに
ゆっくり話すひとだった。会いに行く日時を決める。
一一月三日
島田雅彦の長編『夢使い』をゲラで読んで
英会話の部分があまりに稚拙でひどいと
「新潮」の書評に書いたところ、それを担当編集者から
教えられた島田はさっそくコーネル大学の知人に連絡を
とり、英語部分のチェックをしてもらったらしい。
きまり悪そうに、こちらに挨拶の電話を入れてきた。
単行本の発売は、そのせいで少し延びるのだそうだ。
一一月八日
田中康夫がある雑誌でぼくのことを罵倒しているのを
苦笑しながら読む。きっとこの人には、信頼のできる
男の友だちがいないのだろうな。
四月二〇日 金沢
金沢から東京に帰る。
帰りしなに近江町市場で買ったものは
マイタケ、ナメコ、ハナワサビ、コゴメ、ヤマウド
タラ、能登の岩牡蠣、ウニ、甘エビ。車で二十分ほど
行くと一面の竹藪で、農家を改造した料理店で筍料理を
食べる。
七月一二日 トビリシ
昨年物故した映画監督セルゲイ・パラジャーノフが
住んでいた家を訪ねる。ベランダの壁に彼が遺した
シャガール風の夢幻的な壁画を見つけ、興奮する。
この絵にめぐりあうだけでもグルジアに来たかいがあった。
幸福感とはこれを指していう言葉だろうか。
一一月五日 月島
ちくま文庫が夢野久作の全集を出すという
ので、その解説を一気に十五枚書きあげる。
はじめてこの異常な文学者の存在を知った
のが十八歳のときだから、二十年がたったわけだ。
ある夏の日、『ドグラマグラ』を夕暮れごろから
読み始め、途中で止められなくなり、もしここで中断すれば
どんなに恐ろしい夢を見るだろうという思いにかられながら
結局夜明けまでかかって最後まで読み通したことがあった。
一一月三日 月島
松浦理英子が遊びに来たので、クスクスを
作る。『親指Pの修行時代』が完成したこともあって
ひっきりなしにインタビュウの申し込みが続き、
しばらくはロサンジェルスとパリに避難するという。
一一月五日
新大久保の「ハレルヤ」にて、サンパウロから
ちょっと寄り道して東京に戻ってきた細川周平と
豚足を齧る。八月に訪れたイスタンブールでは
すっかり彼の妹の直子さんにお世話になった。
周平はいまだにぼくのことを「おまえ」呼ばわり
してくれる貴重な友だちだ。
帰宅して、マイルス・デイヴィスが死の一ヶ月ほど
まえにモントリオールで吹き込んだというCDを聴く。
七月二日 ボローニャ
フェルトリネリ書店の前で自転車を止めよう
としていると、隣りにいる中年男がしきりに連れの
若い女のことを褒め上げている。ふとこちらを向いて
ほら、あんたも形がいいと思うだろ、といってくる。
えっ、なんの形さ。だからこの女の形さ、なっ、いいだろ
といい、ほらみろ、この日本人もいいっていってるじゃないか
と女に向かって話しかける。
はぁ、つかれた。
おっ、100ゲット
101 :
名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/02/28 00:35
101ゲットォ!!!
細川周平以外には、男友達いるのかな?
102 :
吾輩は名無しである:02/02/28 21:26
たいして「耽る」って書いてないやん
しかし交友ネットワークはすごそう
103 :
吾輩は名無しである:02/02/28 21:49
「中上健次と熊野」て空谷とやりあっている部分がおもろかた。
104 :
吾輩は名無しである:02/02/28 22:16
『貴種と転生』読み終わった
あんまり大した事無かった
もちろんあれが出版された時は画期的だったのかもしれないんだけど
物語が不可能がゆえに古代の物語を持ってくるつーのが逆じゃないの?と思った
つーか長すぎて忘れた
105 :
吾輩は名無しである:02/03/06 02:40
スガが4方田の映画批評は大正教養主義的になってきてるとか言ってたが
蓮実はC方田はなかなか良いよ、でも勉強してないところが弱いね、て言ってた
ハスミは最近勉強してるのか?
ヨモタの方がまし。
シネマグラ同人でいまもマジメに映画見てるのはヨモたぐらい。
ヒサキはどーでもいい芥川賞作家になりさがったし。
(『スローモーション』のころから優雅なハスミを模倣するだけの
傍目には残酷に映る文体を駆使していたが)。
そういえば三島の映画『憂国』を傑作だと書いてたな。
もう一度観たいと。どこかにフィルムないんだろうか?。
107 :
吾輩は名無しである:02/03/06 16:00
↑の日記ってどこから出版されてるの?
もう絶版?
申し訳ないことに小生、蓮実ファンなので
あるが、同時に四方田も読む。
確かに、元総長の勘は最近狂ってきてるわけで
ジャンルそのものが衰退しつつある映画の批評を
現代でもつづけていくのは、おそらく難しい。
その点、質の高低はあれ、四方田は
モロッコ旅行記やら、読書録やら横断的に
著作を連発(書き捨て?)する戦略に走ってる。
個人的には、ボウルズとパゾリーニの
紹介がウレシカタ
どうでもいいけど、「ハイスクール・ブッキッシュ〜」のランボーの章にあった
「心臓は死刑に」っていう詩、最初見覚えがなかったから
四方田自身が書いた詩かとオモーテタヨ。じっさいにあるのね。
109 :
吾輩は名無しである:02/03/08 00:20
堀潤之って浅田派?四方田派?
110 :
吾輩は名無しである:02/03/08 15:31
最近は新刊ないんかな。
新刊出してほしい。
>>106 演出担当した堂本正樹がフィルムを所有している。
112 :
吾輩は名無しである:02/03/08 22:26
age
113 :
吾輩は名無しである:02/03/14 21:32
あがってんの?さがってんの?
114 :
吾輩は名無しである:02/03/26 20:09
よも
1週間遅れで「批評空間」を手にとると、目次には蓮實重彦、
松浦寿輝、四方田犬彦の名が…。
これだけである種感動してしまいました。浅田さんありがと
う?!
116 :
吾輩は名無しである:02/03/27 00:34
四方田犬彦は消えずによく残った、感動した!
117 :
吾輩は名無しである:02/03/29 17:58
>115
シネマグラ同人とその神ってこと?
118 :
匿名希望さん:02/03/29 18:05
>>105 蓮實はそうやって四方田を鍛えているんじゃないかなあ。
119 :
吾輩は名無しである:02/03/29 18:15
ヨモタンで成る程なと、つい最近感動したのは、いつぞやの草野進の
野球批評本の中で、ヨモタンが「プロレスラーでは当たり前だけど、
どうして野球選手には覆面ピッチャーみたいなのがいないのか」
つー文章を寄稿していた。
それから10年以上の歳月が流れた今日、
『ミスター・ルーキー』っていう映画が封切られる。
ヨモタンには是非、その批評をして欲しい!
阪神もオープン戦では7年ぶりに優勝したしね。
120 :
吾輩は名無しである:02/04/05 20:06
ヨモタンって…。斬新な愛称ですね。与太者みたいで…。
といかにも凡庸な感想を私は抱いてしまいました。
121 :
吾輩は名無しである:02/04/05 22:53
最近新刊がないですね。
現在進行中の連載があったら教えてください。>誰か
堀じゅんじと、一緒に映画の本だしたよ。
123 :
吾輩は名無しである:02/04/06 11:43
>>91 >浅田はむしろ某というサッカーのコーチに似ているという
印象をもっているようだ。
・・・・浅田彰はむしろ米良美一に似ているという見解をわたしは持っている。
124 :
吾輩は名無しである:02/04/06 12:51
そんなことより俺の赤裸々な私生活を聞いてくれよ。
俺はまず朝は米良美一の舌をチョロチョロ使ったフェラで目覚める。
そして米良美一と米良美一に抱きかかえられて風呂へ入る。
そしてその二人と風呂に入り、そのまま激しいファック。ハァハァ。
当然ローションを使ったマットプレイ。バックと騎乗位でズコバコはめまくり。
メシは米良美一に作らせた中華。朝っぱらから油っこい中華。
で、メシのあとは朝っぱらから酒飲みながら2ch。
手は使わず米良美一と米良美一に両脇からムギュッと抱えられて
米良美一がポテトチップを口に運び、米良美一が上目づかいのフェラ。
そして米良美一が口移しで俺にヘネシーと越の寒梅を飲ませる。
昼頃にいったん2chをやめ、「よし、今日はソープでも逝くか」と言うと
米良美一、米良美一、米良美一、米良美一、米良美一、米良美一、米良美一が
泣きながら 「イヤイヤ、もっと私を抱いて!私の体を慰めて!」と引き止める。
「うっせーな、今日はソープな気分なんだよ!!」と家を出る。
高級リムジンが待っている。運転手は田代マーシー。
当然、朝からの性行為はすべて覗かせてやっている。それが給料。
車に備え付けのPCで最高級ソープを検索。 直行して5Pする。
帰りに焼き肉屋へ行ってタン塩とレバーと上カルビを死ぬほど食う。
そしてすし屋へ行ってトロとウニだけ食っている頃、女達が迎えに来る。
女達が泣いているので、今日のところは女体盛りは食わないで帰ることにする。
しかし女たちは朝のメンバーとは完全に入れ替わっている。
メンバーは米良美一、米良美一、米良美一、米良美一。
全裸で騎馬を組んで家まで帰る。ワショーイ!
帰ると焼酎で沸かした風呂に入る。入るメンバーは米良美一と米良美一と
米良美一と米良美一。アナルまで綺麗に舐めさせる。騎乗位で4発発射。
いっさい手をつかわずにさっぱりとして、風呂を出る。
風呂を出ると優香と鈴木杏に抱きかかえられてPC前に座る。
小一時間ほど米良美一を煽って遊ぶ。
遊んでいる最中は米良美一のバキューームフェラ。顔射。
で、米良美一と米良美一と米良美一と4Pして寝ると。
125 :
吾輩は名無しである:02/04/06 15:54
李香蘭についての本買ったけどたいしたこと書いてなかった。その割りに値段高すぎ。
この人の映画評って飲んでいる時に友人知人がおしゃべりしたことをそのままパクルことが
多いと業界人には不評です。
126 :
吾輩は名無しである:02/04/06 16:51
漫画言論の単行本版では小林よしのりを好意的に取り上げているが、その後に出た
文庫版では完全に抹消している。
これについてスパ!の連載では、あんな奴と関わりたくないと嫌悪感を剥き出しにしてた。
127 :
吾輩は名無しである:02/04/06 18:13
>>126 何?文庫本しか読んでないよ!
スパ連載でのよしりん嫌い発言てどんなの?
小林がいちゃもん付けてきたから文庫版に載せられなかったんじゃないの?
もし四方田が自分の意思で削除したんだったら学者の風上にも置けないけどね。
129 :
吾輩は名無しである:02/04/09 12:16
>>127 たまたま図書館にあったスパを手にとって読んだだけなので、内容はうろ覚え。
小林のいちゃもんではなく四方田の方から縁を切った、という印象だった。
130 :
吾輩は名無しである:02/04/09 12:37
>学者の風上
おれはエッセイストだと思ってるから、そんなのどうでもよいがなあ。
だってあの人って自分話が多いし、そういう自分語りしてる時
の文章の方が生き生きしてておもしろいし。
例えば「ハイスクール〜」でもそう。
つまり、ヨモタンは学者としては三流だけど、エッセイストとしては
一流だということですな。
132 :
吾輩は名無しである:02/04/22 01:50
age
133 :
吾輩は名無しである:02/04/23 12:15
>126
しっかし、半島マンセーのヨモタンと、よしりんでは、はなっから合うわけないよなあ
それに想像だけど、SPAに書き続けているヨモタンと、SPAと喧嘩して飛び出たよしりんでは
対極にいるわけだからねえ
134 :
吾輩は名無しである:02/04/23 12:18
学者としての彼の立場とか姿勢にこだわる気が
あんまり無いので、本をどんどん出してくれりゃ
いいです。
135 :
吾輩は名無しである:02/04/23 23:28
ヨモタン授業キビシイ。
136 :
吾輩は名無しである:02/04/24 00:55
この人犬食べるんですか?
137 :
吾輩は名無しである:02/04/24 01:26
あまりしらないけど
ユリイカで柳瀬尚紀と
「なぜか」ジョイス対談してたのが
ろくでもないと思った。
139 :
吾輩は名無しである:02/05/09 21:07
age
>>124で笑いすぎてパソにお茶こぼしちゃったよヾ(゚д゚)ノ゛
141 :
吾輩は名無しである:02/05/20 18:21
エッセイを読むと一生懸命演技している風に思えて疲れる。
し ゃ べ り 方 が お か ま っ ぽ い 。
以上。
144 :
吾輩は名無しである:02/05/22 18:10
>>138 それに収められたヨモタンの『映画史』論、「パッチョロ」と、
ユリイカ5月号ゴダールの世紀に掲載された
蓮實の『映画史』論を、誰も比較検討してないのは何故かなぁ。
やっぱりこういう話題は、該当リンク先でしたほうが盛り上がるのかな。
145 :
モレ(・∀・)カヨ!:02/05/28 22:26
*実は鵜飼哲と仲が悪い。*
146 :
吾輩は名無しである:02/05/29 22:41
↑ん?仲悪いって、お互い攻撃し合ってる文章なんて、あったっけ。
147 :
吾輩は名無しである:02/06/03 22:15
おい、おめーら!
本日23時からでNHK教育に、四方田先生出演する記念ageーーッ!!
『大好きな韓国』を大好きな四方田先生がお話されるなんて、最高!
絶対、見ろやゴルァ!
148 :
吾輩は名無しである:02/06/03 22:17
見るぜゴラァ!サンキューゴラァ!
149 :
吾輩は名無しである:02/06/03 22:21
オッケーゴルァ!目ん玉洗って金玉皺伸ばして見るんじゃゴルァ!
150 :
吾輩は名無しである:02/06/03 22:30
30分後に放映でっす!
151 :
吾輩は名無しである:02/06/03 22:39
テキスト買った?560円で販売中。数ある四方田本の中でも一番安い!w
152 :
吾輩は名無しである:02/06/03 23:00
NOW ON AIR !
四方田が喋り動くぞ!
153 :
吾輩は名無しである:02/06/03 23:04
インテリっぽい喋り方だねー
鼻の穴デカイねー
ちょっと仰向けに喋ってるねー
早口だねー
手の使い方が怪しいねー
ちょっと焦ってるんじゃないの?
もっとガツガツしてるのかと思ったよ…
154 :
吾輩は名無しである:02/06/03 23:09
斜めからのショットの時、一瞬カメラ目線になるね…
>インテリっぽい喋り方だねー インテリだからね
>鼻の穴デカイねー ピーナッツ一個分ぐらいだね
>ちょっと仰向けに喋ってるねー なんでだろうね
>早口だねー でも割と聞き取りやすいね
>手の使い方が怪しいねー 外人を相手にしているうちについた癖かもね
>ちょっと焦ってるんじゃないの? 何回かこの人の喋りを聞きにいったけどいつもこんな感じだよ
>もっとガツガツしてるのかと思ったよ… ガツガツかはわからないけど前のめりな感じだね
ちょっと仰向けなのに
156 :
吾輩は名無しである:02/06/03 23:13
なんかこの人の喋り方ってクセがある!
鼻濁音がスムーズでないってゆーか。
157 :
吾輩は名無しである:02/06/03 23:30
番組終了。
いやはや、30分間明治学院大学生を堪能した!
158 :
吾輩は名無しである:02/06/04 20:30
159 :
吾輩は名無しである:02/06/08 10:22
160 :
吾輩は名無しである:02/06/10 23:31
第二回目放送終了。再放送は明日午後三時半から。第三回放送は来週月曜。
意外と鼻にかかった喋り方すんのね。
変な帽子はかぶってなかったね。
162 :
吾輩は名無しである:02/06/11 01:14
四方田のKT評ってどっか載ってんの??
163 :
吾輩は名無しである:02/06/11 22:24
映画芸術の別冊、KT特集号に掲載してるよ。
164 :
吾輩は名無しである:02/06/11 23:24
今日の再放送、見逃しちゃったよ〜〜(泣!
165 :
吾輩は名無しである:02/06/17 22:51
第三回目、11時から放映です!テレビをつけて、刮目すべし!
166 :
吾輩は名無しである:02/06/17 22:53
二回目見逃したからなんか見る気しない・・・
167 :
吾輩は名無しである:02/06/17 23:05
オープニングサザエさんの波へいが被ってるような帽子の四方田キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
オープニング明けるとチマチョゴリ(だっけ?)四方田キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
168 :
吾輩は名無しである:02/06/17 23:06
…と、言いつつ四方田の朝鮮民族コスプレを見ている166であった…
169 :
吾輩は名無しである:02/06/17 23:12
はじめて観たけどこの番組結構あぶねーぞ・・・
言葉選びが四方田らしいが
在日のクレームきそうだよ。
170 :
吾輩は名無しである:02/06/17 23:23
あやしさと真摯さの微妙な混合。
彼の眼鏡はどこのだろう。ちと気になったんですが。
172 :
吾輩は名無しである:02/06/17 23:32
>>171 多分、多分だが、福田和也のと同じ所のモノだと思われ
テキストを一通り読んでみたんだけれど「大好きな韓国」という
タイトルの割には、嫌韓派2ちゃんねらが喜びそうなことばかり
書いてあったよ。
>>172 たぶんで良いので、福田のはどこなのかおしえて。
175 :
allegorie:02/06/18 01:10
いづれもParis-miki だらうねえ。つまるところ
福田和也の眼鏡は日本橋の村田眼鏡舗で作ったそうだ。
縁なし眼鏡と金縁眼鏡の二つで「軽く小型車を買える値段」だったそうだ。
>163
ありがとう。遅くなって御免。読みます。
179 :
吾輩は名無しである:02/06/24 22:03
本日11時より、第四回目放映あげ。
しかしこの板には四方田の教え子はおらんのだろうか?
四方田はこのワールドカップの韓国の審判の問題をどう思ってるんだろう
182 :
吾輩は名無しである:02/06/24 22:55
てなわけで間も無く放映あげ
183 :
吾輩は名無しである:02/06/25 00:14
名前の由来ってじつは
184 :
吾輩は名無しである:02/07/06 08:47
四方田って独身かオモタラ、妻がいたんだ。子供はいるの?
185 :
無名草子さん:02/07/07 03:12
>179
自分は元ゼミ生ですが。けっこうここ読んでる人はいるんじゃないかな〜
何か書いたら何年度のゼミ生なのか・誰なのか
バレちゃいそうなのが怖くて何も書いたことないです
ここに書いたら受けること間違いナシの
思い出話はいっぱいあるんですけど
差し障りなさそうな話をひとつだけ書いておきましょう。
先生は教室に入ってきて、カバンを机の上に置いている学生を見つけると、
「カバンは靴と同じものなのだから床におきなさい。」と
かなりマジで(こわいんだこれが)怒ります。
誰かこの理屈に共感できる人はいますか?
知らずに置いていて怒られた人はすごくかわいそうだったなあ・・・
ちなみに、4年間講義受けてたゼミ生だったけど先生の本は
「月島物語」しか読んだことありません。スイマセン。
四方田とかそういう批評家って鞄がどうとか全く気にしなさそうなイメージなんだけどなあ
>「カバンは靴と同じものなのだから床におきなさい。」
ヨモタンも若かりし日はそうやって蓮實に怒られていたのかなぁ
188 :
吾輩は名無しである:02/07/13 23:47
age
80年代の映画評を集めた本の冒頭の辞で、大学生の時に映画に誘っても一緒に見てくれなかった君(女子)にささげる、
みたいなこと書いてて笑った。
こんなつまらない人物の話題でこれだけ書き込まれるのが
2ちゃんねるの底深さなんだろな
191 :
吾輩は名無しである:02/07/29 18:13
最終回
200はもう目前!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧ ドドドドドド・・・・
(゚Д゚ ,,) (゚Д゚ ,,) ∧∧ (´´
⊂_⊂V⊂ ⊂ )⊂(゚Д゚ ,,)_/(´´
Y /⊃ | .L⊃∧∧∪ _⊃(´⌒(´
ドカ ∪∧∧J⊂(x _x⊂ノ(´⌒(´ (´´
ドカ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
ズザ・・・
193 :
吾輩は名無しである:02/07/29 22:03
泣いても藁っても一時間後に最終回放映あげ。
四方田の著書は普通に読んだけど、このスレのアイドル視つーか
特殊な空気が理解できない…。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ピュ.ー ( ・∀・)< とりあえず200目指したら?
=〔~∪ ̄ ̄〕 \________
= ◎――◎
196 :
吾輩は名無しである:02/08/03 23:36
大好きな韓国、面白かった。
「大好きな韓国」が終わってからめっきり書き込みが減ったね・・・
>>194 逆でしょう、俺は四方田がこんなにボロクソに言われている
ことに驚きましたよ。
198 :
吾輩は名無しである:02/08/24 01:37
『漫画原論』読んだ?
200 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/24 02:22
いぬは韓国人にびびってるだろ
201 :
吾輩は名無しである:02/08/31 01:17
最終回再放送中あげ!
これで見納めだよ……
202 :
吾輩は名無しである:02/08/31 01:44
ヨモタン、カムサハムニダー!
ヨモタンは根本敬と同じ視点で韓国を楽しんでいるっぽいよね。
204 :
吾輩は名無しである:02/09/04 06:56
>>185 >「カバンは靴と同じものなのだから床におきなさい。」
なんかキャラがあっていいなあ(w
学生はたまったもんじゃないだろーが
206 :
吾輩は名無しである:02/09/24 23:25
あげるねー
207 :
吾輩は名無しである:02/10/06 02:26
hosyu
209 :
吾輩は名無しである:02/10/27 15:29
あげ
210 :
吾輩は名無しである:02/10/28 15:25
学科は違うので見たことないんですが
友達の話によると夏休みの宿題の読書感想文の本のリストの中に
ドクラマグラや澁澤龍彦の本なんかが入ってたそうです。
(友人曰く、新潮夏の100冊みたいなのに入ってる本は少なかったそうな)
211 :
変な帽子防止策:02/11/12 18:26
>>210 澁澤龍彦とは意外な。
そんなカッコつけ夜郎がリストに。
それは、明治学院大学で宿題として出した、つうことね?
212 :
吾輩は名無しである:02/11/15 23:58
別冊現代思想執筆あげ
213 :
吾輩は名無しである:02/11/22 19:56
214 :
吾輩は名無しである:02/11/22 20:00
今、話題の朝鮮について語っております。
四方田犬彦の本領発揮です。
215 :
ニューアカ第三の男(w:02/11/28 11:57
>「カバンは靴と同じものなのだから床におきなさい。」
『黄犬本』か何かに書いてなかったっけ?
ほしゅ
217 :
吾輩は名無しである:02/12/13 02:36
>>214 それ読んだ。
あれは確かにヨモタンならではの論調だった。
218 :
吾輩は名無しである:02/12/20 19:36
四方田犬彦の今年のベスト本二種
単行本ベスト3
『孔雀荘の出来事』 相沢啓三
『映画の音楽』 ミシェル・シオン
『ヴィーナスを開く』 ユベルマン
文庫本ベスト2
『カルロス・カスタネダ』 島田裕巳
『原典訳 マハーバーラタ』 上村勝彦訳
以上、「ことし読む本 いち押しガイド2003」(リテレール別冊16)より。
220 :
吾輩は名無しである:02/12/21 12:19
単なるインチキ野郎。どっから見てもキショい。
湯浅学もしかり
221 :
吾輩は名無しである:02/12/21 12:31
つーか何で湯浅学と比較するのさw
223 :
吾輩は名無しである:02/12/21 16:33
よもたん、ペンネームの犬彦は澁澤の龍彦のマネ
と自分で言ってるが、本当は戌年ではない罠。
224 :
吾輩は名無しである:03/01/07 22:20
225 :
吾輩は名無しである:03/01/08 23:23
こんどヨモダを殴りましょう。
新橋駅集合。2時。
226 :
吾輩は名無しである:03/01/13 14:11
>>105 >蓮実はC方田はなかなか良いよ、でも勉強してないところが弱いね、て言ってた
遅レスだが、この書き方は誤解を招く。正確には、
「四方田犬彦氏は大変な勉強家ですよ。しいていうなら、勉強していない部分での
勝負に弱い」(映画芸術 1996秋号)と言った。
文脈的に、勉強してるんだけどなあ。でも、おベンキョしてもセンスが無いと・・・
と言ってるらしい(たぶん) ハスミンらしいイヤミだよね。
余談だが、このときのハスミンは、ピーター・B・ハーイの大著「帝国の銀幕」もボ
ロクソだった。いくら、膨大な資料を駆使し、労力を費やして書いても、肝心の映
画が見えてないということらしい。
228 :
吾輩は名無しである:03/01/13 14:43
四方田だって韓国に詳しい人?
229 :
吾輩は名無しである:03/01/13 14:48
(^^)
231 :
吾輩は名無しである:03/01/23 02:23
(^^)
232 :
吾輩は名無しである:03/02/03 17:20
朝日の夕刊に載ってたage
233 :
吾輩は名無しである:03/02/03 23:04
Asia is oneは中国語かベンガル語で、脱亜入欧は英語で記されるべきだった
これだけの内容。一行で書ける。
234 :
吾輩は名無しである:03/02/12 00:18
235 :
吾輩は名無しである:03/02/12 00:21
>>233 無駄にレトリカルなところが蓮実の直弟子らしいじゃん。
237 :
吾輩は名無しである:03/02/15 22:20
昨日から着ている小豆色のボーダー・セーターで、
今日のヘンリ・ダーガーのレクチャーへ出かけたら
四方多産も同じようなのを着て来て、まるでペアルックだった
238 :
名無しさん:03/02/16 00:10
241 :
吾輩は名無しである:03/03/28 22:26
The Story of the Late Chrysanthemumsって、残菊物語のこと?
ビデオになってる?
残菊は溝口ベストだな
近松もいいが、あれは溝口のちょっと本線とは別路線だと思うし
243 :
吾輩は名無しである:03/03/29 00:02
この前、朝日夕刊に載ってたへんな詩みたいなの、
つまんなかった。
この人いつまでたってもそういう厨房みたいなのが抜けないんだな・・・
調子のいい時のこの人はすごく明快で的を射たことを言うのに。
そういう所が憎めないところでもあるわけなんだが...でもやっぱり
山師っぽいところは軽々しくて嫌だなあ。
245 :
吾輩は名無しである:03/04/13 20:46
平野の日蝕を絶賛してたよね
246 :
吾輩は名無しである:03/04/13 20:50
>>245 マッジっでぇ?
どこの媒体で?
日蝕は、でも、奥泉光も好きだとか言ってたんだよねぇ。
>>246 日蝕の文庫本の解説を四方田が書いて絶賛してます
248 :
吾輩は名無しである:03/04/15 10:57
読んだよ 日蝕の解説。正直、失望しました。
250 :
吾輩は名無しである:03/04/15 22:52
>>218 >『映画の音楽』 ミシェル・シオン
ヨモタン、ありゃだめだよ。映画は見てるけど、音楽は知らないのが書いてるんだから。
251 :
吾輩は名無しである:03/04/16 13:42
『貴種と転生』っていい作品だと思う
でも、補遺だのあとがきだのが萎え
252 :
吾輩は名無しである:03/04/16 13:50
豚彦
ヴァロタ
254 :
川田 利明:03/04/17 00:16
国際交流基金でやってたインド映画「ラガーン・クリケット風雲録」観に
行ったら来てた。映画のあと、ロビ^にいる在日インド人たちに「イエイ!
ナンバーワン!」などと親指を突き出していた。
は、恥ずかしい
256 :
吾輩は名無しである:03/04/18 22:18
少なくとも日本古代史は詳しくないな。
別に良いではないかと言われそうだが、韓国を語るときは古代史の知識があったほうが良いのは確かなので気になるのだ。
現代思想別冊の日朝関係特集はヨモタンが良かったのか、他がひどかったのか、どっちだかなw。
一番北朝鮮を語る奴がヨモタンだった。他の奴は在日含め日本ばかり語っていた…。
>>256 どういう意味の発言なのかよー分からん。
第二次大戦後成立した「北朝鮮」という
国家を語るのに日本の古代史の知識が必要、
とはこれは如何に?
とはいえ、日朝関係を語るのに両国の古代史にまで
遡るのは学術的な分野ではごくフツーのことなのでは。
ヨモタ以外の書き手は、日朝関係の問題を
アクチュアルなものとして捉えていたんだろう
それもまた、現実にフィットした難しい問題だと思うが。
258 :
吾輩は名無しである:03/04/19 07:25
古代史が関係してくるのは北朝鮮じゃなくて韓国のほう。
説明足りなくてスマン。韓国の言説によく古代史の話題が出るのに、そのあたりをおざなりに書いてる気がして。
例の別冊の他の執筆陣はね…。アクチュアルなんて綺麗事で済ましていいのだろうか。
北朝鮮の民衆を語らず日本の責任を語る者ばかり。
いくらなんでもね…。
259 :
吾輩は名無しである:03/04/19 11:56
なんだ、他の書き手が気に入らなかったのは、
日本の戦争責任をことさら強調して、
そればかり語っていたからなのか
そりゃあんたのイデオロギーとの相違じゃん。
俺はある意味、彼等の方が良識的な意見だと思うし。
ヨモタはその中にあって、
日朝関係を古代史にまで振り返って、客観的な視点で見ていた、と。
そりゃあんたが最初に言っていたのとは
全然逆じゃないですか(>「ヨモタは・・・詳しくない」)
それに北朝鮮と韓国をわざとごっちゃにしているのは
あなたの方みたいだよ?
あんたの理屈がよじれてる。北の悪行を強調することで、
日本の戦争責任が軽微に薄れる、という理屈もありえないしな。
260 :
吾輩は名無しである:03/04/19 18:54
古代史云々というのは天皇のルーツのことじゃない?
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
新刊でたね。
263 :
吾輩は名無しである:03/05/10 20:45
出たね。でも広告ないし、言語文化研究所のHPは更新されない。
ポプラビーチでも触れず。たまたま池袋の本屋で見つけて買いました。
表象不可能性てのにまったく興味もてなくて買わなかった。
ヨモタさんにはやっぱり歴史をかたってほしいや。思弁じゃなく。
ところでポプラビーチってなあに?
「ポプラビーチ」&「四方田犬彦」で検索すると、嬉しい発見が
あると思いますよ。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
267 :
吾輩は名無しである:03/05/28 10:09
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ よもた
269 :
吾輩は名無しである:03/07/07 17:39
「ハイスクール1968」は、島田の小説より面白かった
aho
271 :
吾輩は名無しである:03/07/08 13:41
やっぱり「ヨモケン」って言われてるの?
272 :
吾輩は名無しである:03/07/08 22:32
本読むより恋愛の方が大事よ。
273 :
吾輩は名無しである:03/07/13 23:26
>>185 >先生は教室に入ってきて、カバンを机の上に置いている学生を見つけると、
>「カバンは靴と同じものなのだから床におきなさい。」と
>かなりマジで(こわいんだこれが)怒ります
「カバンもクツも同じ革製品だから汚らわしい」という理屈だと思われる。
つまり皮革産業に対する差別意識が裏側にあるわけで、四方田が部落差別主義者であることは疑問の余地がない。
部落解放同盟に通報して、四方田を糾弾させるべし。
四方田は中上健次関係で解同の新宮支部とコネあるよ。
>273
すっげえインネンの付け方もあるんだな、をいw
んじゃ、カバンが重すぎていつも蹴飛ばしているおいらは
差別主義者か・・・ふぅ〜〜〜ん
276 :
吾輩は名無しである:03/07/14 11:29
でも、本物の解同の思考法ってこんなものだよ。
解同が毎年「差別事例」を集めて「全国のあいつぐ差別事件」とかいう本を出版しているが、
それによると、冠婚葬祭の礼儀作法に関する本に「靴は贈り物として不適切」と書いてあっただけで
著者が糾弾会に呼びつけられ、「部落差別主義者」呼ばわりされたこともあるってさ。
277 :
吾輩は名無しである:03/07/14 11:31
>>274 それ本当? でも中上健次自身、解同の研究部門である部落解放研究所あたりからは
こっぴどく批判されている作家だからな…
「ハイスクール1968」いかった〜
やっぱしこの人文章うまいわ
白痴的感想でわりーけど
(^^)
281 :
吾輩は名無しである:03/08/05 23:35
今やってるハングル語講座に出るらしい
282 :
吾輩は名無しである:03/08/07 11:36
ヨモタンの本だと「人それを映画と呼ぶ」が好き。
フェリーニの新作でっち上げてたり、ゴダールの映画の題名造りなおしたり
日本最古のデビット・リンチ論のってたりといろいろと楽しい本でした。
284 :
吾輩は名無しである:03/08/10 17:57
新潮の連載「ハイスクール1968」面白いね。
高校時代のことを、ここまで引き摺ってるとは思わなかった。
285 :
吾輩は名無しである:03/08/10 21:05
押井守の「麿子」っていう作品の主人公が、よもたいぬまろ なんだが、
それとは関係ないの?
四方田が20代も後半になるまで
ゴダールを知らなかったって本当なのかなぁ・・・?
287 :
吾輩は名無しである:03/08/10 23:52
>>285 関係あるよ。
ご・せ・ん・ぞ・さまぁ
万々ザイ!
288 :
吾輩は名無しである:03/08/10 23:54
289 :
吾輩は名無しである:03/08/13 21:29
押井は四方田の本いろいろ参考にしてたはず。
対談もやってた。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
291 :
吾輩は名無しである:03/08/18 10:40
292 :
吾輩は名無しである:03/09/20 09:11
age
…ああ、そうだ。四方田犬彦は、『気狂いピエロ』をDVDでしか
見たことがないというウワサは本当なんでしょうか?
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
295 :
吾輩は名無しである:03/09/21 23:24
296 :
吾輩は名無しである:03/10/24 23:26
ポプラビーチのドロンパ(?だっけ)で、四方チャンは好き勝手なことを
書き捨てているけどこれって「狼が来た!」みたいに単行本になるんだろーか?
けど四方チャンのことだからやはり単行本になるんだろうか…?
(過去ログも保存されてないみたいだけど)
297 :
吾輩は名無しである:03/10/26 23:37
夢枕獏
四方田犬彦
ちくまの松田さん
↑この三人はどことなく似ている
298 :
吾輩は名無しである:03/12/17 12:05
ハイスクールなんとか本にならないカナ