遺伝子、ウイルス、免疫療法などの最新情報スレ

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1病弱名無しさん
 遺伝子療法、ウイルス療法、免疫療法など、未承認薬も含め、
 最新のガン治療方法についての、学会発表、治験、臨床試験など、
 患者や患者家族にとって具体的で、役にたつ情報のスレです。

 具体的な療法、薬剤については>>2以下

 関連スレ
 7【癌の】単純ヘルペスウイルスHF10【特効薬】7
 http://life8.2ch.net/test/read.cgi/body/1188717061/

 ☆ウイルス系遺伝子癌治療薬総合スレ-2☆
 http://life8.2ch.net/test/read.cgi/body/1168993156/

2病弱名無しさん:2007/10/04(木) 15:04:27 ID:BdaP+W3N0

 厚生労働省へのご意見、ご要望はこちらから

https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
3病弱名無しさん:2007/10/04(木) 15:37:00 ID:BdaP+W3N0
テロメライシン情報局
http://telomelysin.com/
http://telomelysin.com/category/2967409-1.html

2006年
マウスでの実験では、移植・増殖したヒト結腸癌細胞がテロメライシンの投与から15日後に壊死したことが確認されている。
それら前臨床試験を踏まえ、3月にFDAに治験実施のための申請を行い、8月25日に了承が得られた。
癌細胞を壊死させるウイルスであるテロメライシン(開発コード:OBP−301)の臨床試験を開始することになった。
既存の治療では効果がなかった癌患者を対象に米国でPIに着手、2007年末までに終える計画だ。

2006年10月
アメリカのベイラー大学病院・癌センターにあるメアリー・クロウリー治験センターで人への治験(第I相臨床試験)が行われた。

2006年10月20日
テロメライシン、国内特許成立。特許公報(特許第3867968号)が発行された。
テロメライシンは現在、欧州/米国/カナダ/他、7カ国においても同時に審査が行われている。

2007年1月
テレビ朝日の医療バラエティ「たけしの本当は怖い家庭の医学SP」にてテロメライシン特集が放映された。

2007年9月
「オンコリスバイオファーマ」が第5回日本バイオベンチャー大賞文部科学大臣賞を受賞。
http://www.business-i.jp/bio/about/index.html

2007年10月
日経ビジネス <P.158-160> 癌の診断薬に関する記事内に、テロメスキャンRに関する取材内容が掲載。
4病弱名無しさん:2007/10/05(金) 13:42:49 ID:8FX8be+d0
「日本で実施が承認されている遺伝子治療臨床研究(治験も含む)一覧」
http://www.nihs.go.jp/cgtp/cgtp/sec1/gt_prtcl/prtcl-j.html
5病弱名無しさん:2007/10/05(金) 14:22:05 ID:0ItvlWjG0
「日本で開発中の腫瘍溶解性ウイルスの例」
http://www.nihs.go.jp/cgtp/cgtp/sec1/oncltc_v/onclt-j.html
6病弱名無しさん:2007/10/05(金) 15:09:39 ID:Hk39Hp5w0
前立腺がん、遺伝子治療 北里大が開始
http://www.asahi.com/health/news/TKY200710040225.html

北里大病院の馬場志郎教授らは4日、前立腺がんの遺伝子治療を始めた。
手術後に再発する可能性が高いとみられる患者を対象に、
がん細胞の増殖を抑えて再発を防ぐ目的。
臨床研究の位置づけで、今後約2年間で最大25人に実施する予定。
対象は事前の検査で5年以内に35%以上の確率で再発するとされた患者。

前立腺がんの遺伝子治療は01年以降に岡山大と神戸大で実施されているが、
手術と組み合わせて根治を目指した前立腺がん遺伝子治療は、北里大が初めて。
7病弱名無しさん:2007/10/05(金) 15:40:22 ID:E8s4spyP0
ミトコンドリアとジクロロ酢酸

癌細胞ではミトコンドリアが酸素を使ってエネルギーを作っておらず、
解糖系といってブドウ糖で代謝を行っている、というのが現在のコンセンサスです。

PETという検査は、癌細胞のこの性質を利用し、放射性物質をまぶしたブドウ糖を
体内に入れて、ブドウ糖の集積具合で癌細胞があるかないかを判定する訳です。
なので、癌細胞の数が少なかったり、ブドウ糖の取込みが少なかったりすると
癌であっても判定できない訳です。

しかし、生命の生死を司るミトコンドリアというコンセンサスが発表されたのは
1998年のことで、ミトコンドリアの本格的な研究はまだ10年経つか経たないか
という短さです。

このミトコンドリアを賦活させると、本来の機能を取り戻し、癌細胞をアポトーシスに
導きます。そのための物質がジクロロ酢酸です。

代謝障害治療薬ジクロロ酢酸 (DCA)が腫瘍を縮小
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/1fc36c10d68cac192fc47ad22ee84ba6

DCAリサーチ情報(アルバータ大学)
http://www.depmed.ualberta.ca/dca/

ジクロロ酢酸を学ぶためのサイト(日本語)
http://cancernet.blog89.fc2.com/
8病弱名無しさん:2007/10/05(金) 23:46:41 ID:6rMhIjRfO
>>1
2ちゃんねる風に、
スレたて乙、です。
スレをたててやろうと言ってた人がたててくれたのか、それとも例によって、
こっちでやれという側が痺れを切らせてたてたのかわからないけど、
どちらにしてもいいことです。

上のジクロロ酢酸の解説は、専門知識がなくても、日本語としてついていける範囲だと思うけど、
たまに、医療従事者向けに書かれたと思われる文章をそのまま貼りつけられたりすることがあります。
貼りつける人は、当然理解して貼りつけていると思うので、わかりにくそうな時は、ぜひ、簡単な解説も
つけてほしいです。または、しばらくウォッチして聞く人がいれば、答えてあげるとか。

前に、レキシンGの投与量の質問に、いくらの何乗とか論文そのまま貼りつけた
のがいて、雰囲気それ以上突っ込めないことがありました。
自分もスルーしてしまったけど、(そのやりとりを読んだのが何日か後)、
今、12回でいくらとかいう話も出ているので、・・結局、量の把握も大事ですから。

レキシンGのことはともかく、
論文引用の場合の一般論としての話です。


東大研究所、中村教授のオーダーメードワクチン、投与者数は、倍で、
うち、3か月経過したのが、34人らしいですね。
募集が3ヶ月前で、比較的大規模、もう成果の発表だと、異常に迅速じゃないかな。
9病弱名無しさん:2007/10/06(土) 02:12:23 ID:jpBrZQRm0
がんワクチン・東大医科学研究所ヒトゲノム解析センター・中村祐輔教授
http://www.asahi.com/science/update/1005/TKY200710050196.html

進行した膵臓がんや食道がんなどを対象にしたがんワクチンの臨床研究で、
患者34人のうち22人に病状の悪化を防ぐ効果が確認されていることがわかった。

日本癌学会総会で、東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授が発表した。
目立った副作用は出ていないという。新薬として開発を進める方針だ。

がんワクチンは、がん細胞に狙いを絞って免疫反応を高め、がんをやっつけようという手法。
中村教授らが、正常細胞ではほとんど働かないのに、それぞれのがん細胞で特徴的に活発に
働いている遺伝子を特定。
その中から強い免疫反応を導くものを選び出し、複数のワクチンを作った。

膵臓、食道のほか、肺、肝臓、膀胱、大腸の各がんを対象に、
岩手医大や福島県立医大、山梨大、和歌山県立医大、九州大などが昨秋から順次、
臨床研究を始めた。

今はワクチン自体に毒性がないかどうかを確認している段階で、標準的な治療法がないと
判断された患者らに説明し、同意を得て研究に参加してもらっている。

9月末までに投与した患者は67人おり、このうち、計画通り投与し、
3カ月以上過ぎた34人について分析した。
がんが縮小したと評価された人は膵臓、膀胱、大腸の各がんだった5人。
がんが大きくならずに安定していた人が17人で、計22人で効果があったと判断した。

がんに対する免疫反応が高まっていることも確認され、特に比較的若い人で顕著だった。
また、投与の結果、半年以上、病状が安定している患者がいた一方、
効果のみられないケースもあった。
10病弱名無しさん:2007/10/06(土) 02:16:11 ID:jpBrZQRm0
グループが、がんワクチンに期待するのは、手術後の再発予防。
実用化にはさらに研究を重ねる必要があるが、新薬の承認申請を目指し、
臨床試験(治験)を担当する厚生労働省の関連組織と相談に入りたい考えだ。

・COE拠点探訪/21世紀COEプログラム ゲノム医科学の展開による先端医療開発拠点
拠点リーダー中村祐輔先生に訊く
http://www.u-tokyo.ac.jp/coe/coe02_tanbou15_j.html

・ポストゲノム時代の癌ワクチン療法の開発にむけて(ここからPDFファイルにアクセス)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003985457/en/

・関連情報「『がんワクチン』の臨床ネットワーク」
http://ikkikai.blog63.fc2.com/blog-entry-329.html

・過去報/2002年「大腸菌がんワクチン開発」
http://www.oishasan.co.jp/oisha/topics/rireki/02_10_21.html

・過去報/2007年2月「膀胱がんワクチンを開発 岩手医大の藤岡教授ら世界で初めて」
http://www.morioka-times.com/news/2007/0702/02/07020201.html

 岩手医科大学医学部泌尿器科学講座の藤岡知昭教授らの研究グループは、
膀胱がんの場合のみ体内に発現する新規腫瘍抗原遺伝子を発見し、
これを用いたワクチンの開発に成功した。
膀胱がんは長期では再発率が高く、これまでの抗がん剤やBCGの膀胱内注入よりも
抑制効果が高いという。この研究結果を同大の臨床現場に1日から導入開始した。

 この研究は藤岡教授、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授、
岩手医大付属病院薬剤部と共同で行われた。
11病弱名無しさん:2007/10/06(土) 10:29:02 ID:LUd59MA1O
おそらくイメージとしては、免疫機能にターゲットを覚え込ませる技術でしょう。
とは言え、頼りになる免疫細胞が活性化しないと駄目だから、からだが弱ってない、
なるべく早いうちの方が奏効しやすいのはあたりまえですね。
でも、学校の25メータープールにコップ一杯分ふやした免疫細胞をもどすような
ものだとも言われているリンパ活性が認可され、混合医療も認められるように
なったんですから、東大のワクチンも安全性さえきっちり認められたら、早く使える
ようにしてもらいたいものです。
「再発予防」で何年も経過見てから、だといつになるかわからない。
12病弱名無しさん:2007/10/06(土) 15:24:08 ID:2/6vQ76J0
奈良医大のビクニンです。
http://www.naramed-u.ac.jp/~gyne/menu17.html

1.ヒトの羊水、尿中および血中には「ビクニン」という物質が存在します

2.「ビクニン」は炎症を抑える働きがあります

3.「ビクニン」はがん転移を抑える作用があります

4.「ビクニン」は持田製薬から発売されているミラクリッドと同じ薬です

5.ミラクリッドはヒトの尿から精製した薬です

6.毎日、30万単位以上注射することにより卵巣がんの予後を改善しました

7.ミラクリッドには副作用が認められませんでした
13病弱名無しさん:2007/10/06(土) 15:39:47 ID:2/6vQ76J0
14病弱名無しさん:2007/10/06(土) 15:40:18 ID:2/6vQ76J0
15病弱名無しさん:2007/10/07(日) 14:15:00 ID:p6+oCK9jO
もとスレで埋もれちゃってたよ。このへんまでテンプレ扱いだね。

(はじかれまくりで改行など改変(削除)あり)204 2007/09/27(木) 14:03:00 追い風になるかな。
岡山大、がんワクチン成功!9人中7人の増殖が止まる。
「9人の末期がん患者のうち、7人で腫瘍の増殖が止まるなど効果がみられ、
一時的にがんが消失したケースもあった。目立った副作用はなく、
08年にも実用化を目指す新たな臨床試験に着手する。」
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/09/27/2007092709381444011.html
205 15:54:59 臨床試験と治験の違いは、臨床が治験以前ということですか?
このワクチンの来年からの臨床試験って、どれだけ受けやすいものなんでしょう?
(リンク切れ用メモ:岡山大 CHP-NY-ESO-1)
206 17:01:15 >>205 臨床試験は、臨床で行われる試験全般を指し、治験はその中でも承認申請に向けて
行われるものを指すようです。
http://www.chikennavi.net/faq/chiken.htm
治験や臨床試験等に関しては、薬事法や医師法の関係で、医療側からは
大声でアナウンスできないそうです。
治験参加の患者さんを集めることを患者リクルートなどと呼ぶらしいですが、
施行側にとって、これがとても難関だそうです。
なので、参加患者さんを求めているかどうかなど、参加希望者が積極的に問い合わせることが
必要だと思います。
案ずるより産むが易しでした。その治験に参加できるかどうかは別にして
(色々条件があります)、ちゃんと説明を聞いて納得した上で決定できるように
なっていましたよ。別の大学の治験でしたが。

207 18:19:23 >>206 ありがとうございます。
治験は臨床試験の中の申請に向けた形態というわけですね。
実用化に向けてとあるので、ある程度、受け入れ人数も多いんじゃないかと話してました。
その分、準備もかかるそうですが。
ただ、主治医との兼ね合いも大変です。
16病弱名無しさん:2007/10/07(日) 21:55:21 ID:AkEuvbEW0
東大医科学研究所ヒトゲノム解析センター・中村祐輔教授つながりの研究。

がん増殖抑制・マウス実験で成功・RNA干渉
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071003-OYT8T00182.htm

がんの固まりに、がん遺伝子の働きを抑え込む遺伝物質を注射し、
がんの増殖を抑えることに、東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの
中村祐輔教授らのチームが、動物実験で成功した。

正常な細胞にはほとんど影響しないため、副作用が少ないがん治療法の開発に向けた
研究として注目される。横浜市で開催中の日本癌(がん)学会で3日、発表された。

実験で使われた手法は「RNA干渉」と呼ばれ、
がん遺伝子の情報をがん細胞中で運ぶRNAという物質の働きを、
注入した別のRNAで止めてしまう。

特定の遺伝子の働きを抑えるこの技術は、がんや感染症治療などへの応用が試みられている。
中村教授らは、マウスの皮膚に人間の肺がん細胞を移植し、成長したがんの固まりに、
この遺伝子の働きだけを抑える人工的に作ったRNAを注射した。
その結果、RNAを注射したマウスでは、何もしなかったマウスに比べ、
がんの増殖を約半分に抑えることに成功したほか、
がん細胞の一部が死んでいることを確認した。
17支持療法:2007/10/08(月) 15:13:49 ID:Wnh0iDye0
癌治療は、その副作用が大きいことが問題です。
その副作用を軽減する研究も進んでほしいと切に願っています。

・全脳照射の認知障害に糖尿病薬pioglitazone (Actos)
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/cb060801c9d7f0a1906a7c8e029cdbef

・ピオグリタゾンの投与が放射線誘発性認知障害を防止する。
http://www.cancerit.jp/pubmed/diary.cgi?no=116

・クルクミンによる放射線被曝後の
乳腺腫瘍(癌)発生に対する抗イニシエーション作用
http://www.nirs.go.jp/report/nenj/h12/2/2-2-1-3.html

クルクミンは摂取方法に注意が必要なようです。
MDアンダーソンの研究などでは摂取の方法はどうなっているんでしょうね?
http://plaza.rakuten.co.jp/anticancer/
18遺伝子・ニュース:2007/10/08(月) 15:25:24 ID:Wnh0iDye0
がん細胞を「永眠」・英国マリーキュリー
続報ご存じの方、よろしくお願いします。。

★2005(H17)3,16(水)、TV朝日(CH10)、
英国の「マリーキュリー」研究所で癌遺伝子Tbx2の永眠方法を突き止めた
とのニュースが放送された。

ヒトの細胞を使用した実験で、「Tbx2」と呼ばれる遺伝子が、
悪性黒色腫の中では活発に活動していることを発見。
この遺伝子の活動を止めることにより、黒色腫の細胞は分裂することなく、
従ってガンの転移そのものも避けられるという。

ゴディング博士は、この発見がガンの元である悪性黒色腫だけでなく、
乳癌、前立腺癌、膵臓癌にも有効な治療薬の開発に役立つものとし、
こういった有効なガン治療薬があと10年後には一般に使用されるとみている。

マリーキュリーキャンサーケアのサイトはこちら
http://www.mariecurie.org.uk/

「Tbx2」
http://www.mariecurie.org.uk/aboutus/news/news_archive/news_archive_2005/scientists_put_cancer_cells_in_permanent_coma.htm
19病弱名無しさん:2007/10/08(月) 16:15:32 ID:CKlFnlKgO
なにか、意地になって、National Cancer Instituteの記事でも順番に翻訳にかけて
貼りつけ続けそうな勢いですね。
そういうのは、きりがないですよ。そのサイトならまだいいけど。
(そういう風にもっていくのが目的ではないと思うけど、ま、色々あったしね)

趣旨は以下の通り、患者や患者家族にとって具体的で、役にたつ情報のスレ、
なのでよろしく。
『 遺伝子療法、ウイルス療法、免疫療法など、未承認薬も含め、
 最新のガン治療方法についての、学会発表、治験、臨床試験など、
 患者や患者家族にとって具体的で、役にたつ情報のスレです。』

バクテリアに抗がん作用なんてのも以前記事で見たけど、いちいちそんな情報は必要なし。
実際に薬になって、フェーズ1か2のはずだけど、情報としては、3の後半ブラインド
はずしてからでいいと思う。常識的に。
支持療法なら、神経障害にマルチビタミン、カイトリルがききにくい時に
ある胃腸薬にもなる安定剤(名前忘れた)がきく場合がある、
というような情報が役にたつでしょう。何とか、具体的に手にはいる話です。
20病弱名無しさん:2007/10/08(月) 16:48:09 ID:7Mjq0SgX0
情報の取捨選択は難しいですよね。
「具体的に手に入る話」にしても、こちらから働きかけないとアクセスできない話もあり、
そういうのは一見単なるニュースにしか見えないから。

役に立つという視点に立つなら、薬剤の危険情報なども有益な情報ですか?
21病弱名無しさん:2007/10/08(月) 17:24:04 ID:CKlFnlKgO
>>20
たとえば、あんまり知られていないけど、サリドマイドの神経障害は
一過性ではないという話を聞いたことがあります。
(医師から聞いて、大げさに言ってるのかと思ってネットでみてみたら裏がとれました)
しかし、実際に重篤な副作用もなく、うまくコントロールしてる人もいるわけで、
こういう情報は、重要だけど頻度の問題だと思いますよ。
患者や家族は、いい加減「脅され」続けてるわけで、ネット見てまで免疫が
下がる話ばかりでは心許ない。
夢の薬から悪性を良性に変える薬に格下げになったハーセプチンでさえ死亡例があります。
投与前に本人に死ぬかもしれませんよと言うかどうかという問題にも通じますね。
具体的にと言えば、サリドマイドの処方、月30万という話もあれば
月5、 6万という話もあって錯綜している感じがします。
個人的には必要ないけど、費用や処方できるルートの話も出てくればいいですね。
22病弱名無しさん:2007/10/08(月) 17:57:03 ID:cqM+/R7z0
金沢大学付属病院消化器内科のAMT(オーロン・ミッシェル・セラピー)
1日2回朝夕の注射を外来で出来る方は地域が限られますが…。

北國新聞の記事です。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20070510103.htm
23病弱名無しさん:2007/10/08(月) 22:53:44 ID:CsfFYVZA0
>>21
サリドマイドの具体的な情報
http://www.igtc.jp/thalidomide/shiori.pdf
24病弱名無しさん:2007/10/09(火) 12:05:09 ID:IPvcYSaf0
「サリドマイド癌治療の方法」(羽田クリニック)
http://www.hadaclinic.com/tekiou.html
25病弱名無しさん:2007/10/09(火) 21:01:10 ID:e7rikVYi0
ノスカピン
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/b67f627f514f47efea6294a1bdb8b3e0

古くから日本をはじめ、多くの国で使用されている鎮咳剤ノスカピンに近年抗癌作用が発見されている。
ノスカピンは、非依存性のアヘン誘導体(ケシから作られる)である。
モルヒネと併用することで相乗効果を示し、しかもアヘンアルカロイドの主な副作用である便秘を
引き起こさないとされた。

1958年に米国NCIによってその細胞傷害性特質が実験により判明したが、
ノスカピンはすでにパテント取得が不能であったためにその後の研究には至らなかったもよう。
唯一の試験が1961年John's Hopkins大学で行われた。

再度癌治療薬としての再発見に至ったのは1997年。
微小管の集積を妨げ細胞分裂を止める、その主要な抗微小管物質がノスカピンであった。
当初の動物実験(1998年)では、ほとんど副作用なしにヒト乳癌の腫瘍量を3週間で80%縮小させた。

2000年の追加論文では多くの臓器に対するノスカピンの毒性はほぼ皆無であったとしている。
ノスカピンは、心臓や脳卒中を防ぎ、
また多くの癌の増殖因子であるとされるブラジキニン拮抗薬であり、
その効果はシスプラチンをはるかに凌ぐと示唆している。
Emory大、ミネソタ大、インドのデリ大、などで、さまざまな癌における研究がなされた。


■鎮咳薬(ノスカピン)が前立腺がんの治療に有効との報告
報告者は米Prostate Cancer Research and Educational FoundationのIsrael Barken。
http://www.cdn333.com/archives/news07/news0702b.html
26病弱名無しさん:2007/10/09(火) 21:03:13 ID:e7rikVYi0
【 ビタミンD 】様々な効果。

http://ime.nu/www.cancerit.jp/archive185VitaminD3.html

●予防に●ビタミンDが大腸癌と乳癌の予防に有効であることはすでに報告されている。
動物実験によると、VDは異常な細胞を抑え、血管新生を阻止する。

http://ime.nu/blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/faffa2f8222c4b73e197a787207c8480

●治療に●高用量ビタミンDホルモンは前立腺癌の治療効果を高める
今回の臨床試験では、カルシトリオールのドセタキセルへの併用による
有害作用の毒性増強は認められず、また、カルシトリオールの併用は死亡リスクの低減に関連した
(ドセタキセル単剤療法に比べておよそ3分の1の減少)。

http://ime.nu/www.cancerit.jp/reference/diary.cgi?no=97

●放射線に●ビタミンD化合物が癌細胞死滅に効果
「ビタミンD類似化合物を放射線療法に併用することにより、
放射線単独で治療するよりも癌細胞がより多く死滅することが実験で明らかになった。

ビタミンD化合物は癌細胞に対する放射線の増感剤となり、
そのことが殺傷率を持続的に増大させる効果につながるようだ。」

http://ime.nu/www.healthdayjapan.com/healthday/news/h20030423-1.html

●癌患者の血栓の低減に●
血栓または血塊は、進行癌における深刻な合併症で、癌患者全体の15−20%に影響を及ぼしている。
進行性前立腺癌を持つ患者250人を含む48施設における無作為化試験では、
高用量のカルシトリオール(DN-101) をドセタキセルと併用していた患者は、
プラセボとドセタキセルを服用していた患者に比べ、静脈および動脈血栓症が大幅に減少した。

http://ime.nu/www.cancerit.jp/reference/diary.cgi?no=10
27病弱名無しさん:2007/10/09(火) 21:06:48 ID:e7rikVYi0
高用量ビタミンC、臨床試験中
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/f7cac8bd8612271bf57c69b46e67904a

ビタミンC静脈投与が3人の癌患者で生存を改善、Medical Association Journal報告。
高用量IVビタミンC療法は再評価されるべきである、ロイター記事2006/4

1)癌の患者は健康な人よりもはるかに多量のVCが必要である。
2)静脈から投与される高用量VitCは化学療法に近く、しかも副作用がない。
私たちが最後に書いた論文はBritish Journal of Cancer誌に掲載された。

父やジョージが、以前のメイヨークリニックから出された否定的な報告を聞かなくてよかった。
それら2つの臨床試験の結果は、VitCは疾患に効果はないとされ、その時点でその概念は却下された。
Canadian Medical Association Journal誌に掲載された2つの記事によると、
メイヨーの研究は偽のデータで、科学者らは癌の「代替」療法の使用に対して偏見を持っていた。

著者の一人マックギル大学医学部教授ホファー(John Hoffer)医師は、こう語っている。
「1971年にはVitCが役に立つなどあまりに突飛なことで、科学者と医者との間では
話にもならなかった。
現在変わったことといえば、当局側が「癌の代替療法」の研究を認め始めたことである。」

メイヨークリニックの治療は期間があまりに短すぎ、VitCが経口投与であったとわかった。
経口では、吸収されにくく、腫瘍細胞を破壊する十分な血中濃度は得られないため、
癌患者に高用量のVitCをIV投与するべきだと合意した。

VitC投与は、抗癌作用だけでなく、ほかの化学療法による副作用を抑える効果もあった。
その効果によって、良好な身体状態が保たれ、免疫機能が向上し、
コラーゲン(接着剤の役割)が強くなることによって癌細胞が拡がるのを予防する。

注)経口摂取では、効果のある血中濃度は得られない。
28病弱名無しさん:2007/10/09(火) 21:38:50 ID:T3vCzYJhO
>>25-27 それくらいにしとけや。
>>19読んでるよな!
29病弱名無しさん:2007/10/10(水) 15:12:59 ID:uAdz/LrqO
金沢大学のAMTのハーブ抽出液って、イペ(タヒボ)ですかね?
市販されてるのは、販売員歩合50%の所か、何入れてるのか
わからない所ばっかりだけど。
30病弱名無しさん:2007/10/10(水) 19:15:40 ID:MLPtDve1O
業者が臨床として宣伝してるのは、
宮城がんセンター、金沢大、関西医科大、近大。
うち、タヒボジャパンは有効成分を京大で検出したと言ってる・・・?
31病弱名無しさん:2007/10/12(金) 17:35:12 ID:yW41gA8NO
>>30
特許成分とか言ってる会社なら、薬事法で摘発されたよ。
がん患者の適量なら月20万から30万以上になるハゲタカ商売。
健食はどれもそのあたりの値段にしてくるね。
製薬会社や医療機関がその対局にあるとも思えんが。
32病弱名無しさん:2007/10/13(土) 19:44:55 ID:2SCSs1rc0
がん免疫研究 中国病院でも タカラバイオ
10月10日12時9分配信 京都新聞


 タカラバイオは9日、中国の天津医科大天津市腫瘍病院と、同社独自のTリンパ球拡大培養法を利用したがん細胞免疫療法の臨床研究を共同実施する、と発表した。同免疫療法の共同研究は今回で三グループ目。
 タカラバイオは、組み換えタンパク質「レトロネクチン」を使い、免疫細胞のTリンパ球を従来より多く培養する方法を4年前に発見した。この方法を利用したがん細胞免疫療法は高い治療効果が期待できる、という。
 天津市腫瘍病院は、中国内におけるがん治療の拠点の一つ。臨床研究は約2年間で約20人分を行い、効果や安全性を確認する予定。
 これまでに三重大医学部など二グループと共同研究を進めているほか、韓国の製薬メーカー1社に技術供与している。
33病弱名無しさん:2007/10/13(土) 19:47:56 ID:2SCSs1rc0
新薬の承認期間を1年半に短縮=11年度までに−厚生労働相
10月13日18時1分配信 時事通信


 舛添要一厚生労働相は13日、全国障害者スポーツ大会出席のため訪れた秋田市内で記者団に対し、
「あらゆる新薬について承認期間を早めたい。
5カ年計画で1年半にする」と述べ、新薬の承認までにかかる期間を、
2011年度までに現在の4年から1年半に大幅に短縮する方針を明らかにした。
このため、審査官を3年以内に400人に倍増する。
34病弱名無しさん:2007/10/15(月) 08:46:39 ID:uS0pN1+20
>>33
新薬の承認期間を1年半に短縮=11年度までに−厚生労働相
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000050-jij-pol

ソースは、これですね。

2011年ですか(遠い目)。でも一歩前進にはかわりがないわけで、
舛添要一厚生労働相ほか、関係者の皆様GJです。
35病弱名無しさん:2007/10/22(月) 22:33:02 ID:I0U37wvc0
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000082-san-soci

【白血病の“親玉”特定 再発防ぐ新薬開発に光 九大病院など研究チーム】

10月22日8時0分配信 産経新聞


 血液がんの一種で治療が難しい急性骨髄性白血病は、「白血病幹細胞」というがん細胞の“親玉”が原因で再発することを理化学研究所、
九州大付属病院などの共同研究チームがマウスを使った実験で突き止めた。
幹細胞を死滅させる薬を開発すれば、再発を防ぐ根本的な治療法につながる可能性がある。
22日の米科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー」(電子版)に掲載された。

 急性骨髄性白血病は、骨髄系の細胞ががん化して増殖する病気。成人に多く、抗がん剤や骨髄移植などで治療するが、
症状がいったん収まっても、患者の多くは再発してしまうことが大きな課題になっている。

 白血病の細胞は急速に増殖する一般的なタイプと、これらを作り出すごくわずかな親玉の幹細胞に大別される。
研究チームはこの違いに着目し、免疫力を失わせたマウスにそれぞれの細胞を移植して反応を調べた。

 その結果、普通の白血病細胞を移植しても発症せず、幹細胞を移植したときだけ発症することが判明。
さらに抗がん剤を投与すると、普通の白血病細胞は死滅するが、幹細胞は生き残り、これが再発の原因と分かった。

 幹細胞の性質を詳しく調べたところ、増殖のスピードが普通の白血病細胞より遅く、正常な細胞とほぼ同じだった。
既存の抗がん剤は副作用を減らすため、増殖が速い細胞だけを攻撃する仕組みになっており、これでは幹細胞には効果がなく、再発を防げない理由も明らかになった。

 研究チームは「幹細胞の特徴を遺伝子レベルで調べ、ピンポイントで死滅させる新たな治療薬の開発につなげたい」と話している。

36病弱名無しさん:2007/10/24(水) 12:33:29 ID:QQ7ZiqF8O
「東洋漢方研究所」が摘発されたらしい。
HPの作り方、ネットの掲示板等でぼろかすに言われていたことで、
てっきり詐欺師だと思い込んでた。
金だけとって送ってこないとか、偽薬とか。
テレ朝のニュースを見る限り、そうではなくて、
がんにきくと宣伝して外国の抗がん剤を販売(適応あればきくだろう!あほかテレ朝)
した容疑らしい。
注射薬に薬鑑証明要らなければ、個人輸入で自己注射でも――何倍もぼったくられたり
米国で医者に週30万も余分に払うよりはるかにまし――
という話は実際に可能だったんだということに驚き!だ・・
本当に本物を「ちゃんと販売」していたのなら、今後注目だな。
37病弱名無しさん:2007/10/24(水) 13:50:35 ID:wUey3jlh0
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007102401000269.html
>同研究所はHPで「国内未承認の抗がん剤を全国で一番安く提供」などと宣伝。
>薬事法に抵触しない個人輸入を装っていたが、実際は中国から大量の漢方薬を仕入れて保管し、
>客の求めに応じ販売していたとみられる。

漢方薬の抗がん剤ってなんだろ?
38病弱名無しさん:2007/10/24(水) 14:36:36 ID:bou0IBZF0
>>37
ゲンディシンだと思う。
情報によると中国産の偽物販売してたらしいし
39病弱名無しさん:2007/10/24(水) 15:29:14 ID:ooeppIaN0
>>38
そうなの?
天仙液だと思ってた。

「漢方薬抗がん剤の飲み薬の中で最強と言われている。」
って宣伝なんだから、ゲンディシンじゃないんじゃないかな?
4036:2007/10/24(水) 20:49:39 ID:QQ7ZiqF8O
ゲンディシン載ってたね。
低温保存とかしなくていいのか、と思った記憶がある。
HP、すみずみまで見たことがあるが、一応アメリカのよく聞く未承認薬は
全部載ってたけどね・・
(注射(点滴)薬に薬鑑出した医師がからんでいれば、本物だが・・)

HPは手際よく消されてるけど、本人らが消したのか、厚労省が働いたのか、
どっちにしろはやいね。
41病弱名無しさん:2007/10/25(木) 19:48:10 ID:uiW1nOM3O
「一万人以上の人に販売」の一万人が、天仙液でもないマイナーな漢方薬指定なんて考えられない。
普通に考えて、FDA承認薬指定だろう。
報道では、効果のわからない抗がん漢方薬を宣伝した容疑になってるけど、
アメリカ承認薬はおとり広告で、それをわけのわからない漢方に強引にもっていく販売能力があったのか、
実際に法律ちょい越えで、リクエストにこたえて未承認薬を販売していたが、報道自粛してるのか、
あとで追加報道あるだろう。
後者の場合はひっそりと・・・日テレのZEROは一歩抜きん出たけど、ほかはまだ自粛対象みたいだから。
(たとえば、国民年金平均受給4万数千〜で生活保護よりずっと低いことの報道自粛がある事実は、
TBS系列の報道記者が認めている)
42病弱名無しさん:2007/10/30(火) 13:41:07 ID:pXGraTxp0
【ニュース】【薬食審医薬品第二部会】腎癌の分子標的薬「ネクサバール」を了承

薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は24日、腎細胞癌に対する初めての分子標的薬ネクサバール錠、
B細胞性非ホジキンリンパ腫などに対する3剤組み合わせ療法など4件を審議し、
承認して差し支えないとの結論に達した。ネクサバールは国際的にも高い評価を得ている抗癌剤。
また3剤組み合わせ療法では、3剤のうち2剤が12月に行われる薬事分科会でも審議される。

http://www.yakuji.co.jp/entry4781.html
43病弱名無しさん:2007/10/30(火) 15:13:06 ID:lLlf8l8M0
>>42
GJ !

保険適用はまだ先なんでしょうね?
44病弱名無しさん:2007/10/30(火) 15:39:00 ID:Ps35x9+hO
ここは温熱療法(ハイパーサミア)の話も大丈夫ですか?
45病弱名無しさん:2007/10/30(火) 15:58:16 ID:lLlf8l8M0
>>44
OK
46病弱名無しさん:2007/11/07(水) 14:11:50 ID:eyL7p/Sk0
【11月5日 AFP】肺ガンの原因とされる遺伝子異常を解析するプロジェクトで「遺伝子地図」が制作された結果、
疾患進行の主要因となる遺伝子が特定されたとする研究報告が、4日の英科学誌『ネイチャー(Nature)』の
インターネット版に掲載された。これにより今後、肺がん治療の進歩が期待できるという。

 同プロジェクトは国際的な「Tumor Sequencing Project、TSP(がん解析プロジェクト)」の一環として、世界各地の
研究機関が参加する合同研究チームにより進められているもの。

 ヒトがんの大半は細胞の遺伝子異変が原因だが、この遺伝子異変の性質や影響については、ほとんど解明
されていない。

 研究チームは、肺ガンの症例の3分の1を占める肺腺がんに焦点を当て、肺がん患者から採取した500以上の
腫瘍サンプルのDNA異常を調査。その結果、がん患者の細胞に多く見られる57種類の遺伝子変異が特定された。
このうち少なくとも40種類は、今回初めて肺腺がんとの関連が判明した。

 研究を主導している米ハーバード大学(Harvard University)およびマサチューセッツ工科大学(MIT)のMathew
Meyerson氏によると、肺がん遺伝子がこれほど幅広く大規模に研究されたプロジェクトはこれが初めてだという。
「今後の研究の重要な基礎となるプロジェクトだ。肺細胞の成長を制御する重要な遺伝子もすでに突き止めている」
と同氏は語っている。

 世界保健機関(World Health Organisation、WHO)によると、毎年130万人が肺がんで死亡しており、最も致死率
の高い病気とされている。
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2307431/2314959

Characterizing the cancer genome in lung adenocarcinoma
Nature advance online publication 4 November 2007 | doi:10.1038/nature06358
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature06358.html
47病弱名無しさん:2007/11/09(金) 14:38:22 ID:DyT/cI+wO
>>44
何か書くのかと思ったら・・・
一回、三千数百円で3ヵ月あたり8回まで保険がききますね。
この8回の根拠は微妙・・
48病弱名無しさん:2007/11/11(日) 18:09:12 ID:NKUWBGCEO
(話半分の話)
抗がん剤の感受性がよくなるということで、1クールあたり、2回、とか3回という計算らしい。
本来、週1回とか週2回でやるものだが、だから、そういうのとは計算が合わない。
(本当の話)
丸山ワクチンとおなじく、なぜか、意固地に否定する医師も多く、
専門病院では、まず併用は認められない。
だから、原則的に紹介状は不要である。
もしも、かたくなに紹介状を要求されたら、そのクリニックでは満杯状態なのか、
または、万が一にもほかにおぼえの悪くなることを極度におそれるクリニックである。
(伝聞)
保険で再診料等抜きで1回あたり1万円足らずしか認められていないので、
クリニックとしては元手を入れる割にうまみが少ない。
だから導入する病院も少ない。
患部の石灰化についてやマーカーの変遷などを電話できくと、先生に聞いてくると言った看護師から
「そんなに心配ならやめといたらどうか、と先生が言ってます」
と言われたりする。(東京某 区?クリニック)
大阪では、お試しのあとは、自由診療になるクリニックもあるので注意。
自由診療で1回2万とろうが10万とろうが自由らしい。
ただし、儲からない、こういうのを取り入れているクリニックには、
親身に相談できる医師もいることも事実である。
49病弱名無しさん:2007/11/15(木) 14:24:54 ID:qdn2+3LVO
大阪の方、
某クリニックというより、某センターと言った方が混乱はないと思います。
値段はむこうが公に決めているので、名前出すのは問題ないと思います。
50病弱名無しさん:2007/11/17(土) 12:11:17 ID:OeQnl3fFO
>>48
東京はいわれた人、殺意はおぼえなかったんかな。
最近、患者の暴力が急にテレビでやってるけど、
あれ絶対キャンペーンだな。
がん患者に関してはむごいハラスメント受けて、立場弱いので黙って耐えてることのほうが多い。
51病弱名無しさん:2007/11/17(土) 16:03:21 ID:S02RUclUO
確かに急に出てきたね。
混合診療問題とリンクした世論操作かも・・。

暴言も含めたら、患者の被害の方が多いのは常識だけど。
52病弱名無しさん:2007/11/18(日) 03:39:06 ID:ts6NbY3I0
確かにアレな患者も存在するけど、普通は患者はおとなしく耐えている。

産科のたらい回し問題での医療機関叩き、混合診療解禁、問題患者close-up
関連性は?
ってスレじゃないねごめん。
53病弱名無しさん:2007/11/18(日) 12:09:12 ID:C1S9O3F80
54病弱名無しさん:2007/11/18(日) 14:14:13 ID:ryM6YTH0O
がんセンターや大学病院の医師でも、温熱療法を否定してる人は少ないと思うよ。
治療成績のデータの条件がそろわないので嫌がるだけでしょう。
患者はハツカネズミじゃないんだけどね。
それから、癌細胞にダメージをあたえるまで出力を上げるのに2、3ヵ月位かけるので、
早めに時々でもしておかないと、そのつもりでいざという時は焦ることになるよ。
(温度の上げ方は、病院によって違うかも)
55病弱名無しさん:2007/11/19(月) 01:17:32 ID:BsFUtXoQO
スレタイに出てる治療がこれからの唯一の命綱ですぞ。何とかものにしてほしい
56病弱名無しさん:2007/11/19(月) 02:09:00 ID:2ONMzClHO
>>55
実際、温度を40度程度に押さえたら、スレタイの免疫療法になるよ。
ていうか、別に治療法の優劣を競うスレじゃなさそうだし。
57病弱名無しさん:2007/11/19(月) 19:10:50 ID:boJqaBYV0
何かありませんか?
まだ死にたくない。
58病弱名無しさん:2007/11/21(水) 11:19:13 ID:o1w8vwBD0
ヒト皮膚から万能細胞…拒絶反応なし、臨床応用に道

人間の皮膚細胞から、さまざまな臓器・組織の細胞に成長する能力を秘めた「万能細胞」を作ることに成功したと、
京都大学の山中伸弥教授(幹細胞生物学)らの研究チームが発表した。
 患者と遺伝情報が同じ細胞を作製でき、拒絶反応のない移植医療の実現に向け、大きな前進となる成果だ。
山中教授は「数年以内に臨床応用可能」との見通しを示している。米科学誌「セル」電子版に20日掲載される。

 山中教授らは、やはり万能細胞として知られる「胚(はい)性幹細胞(ES細胞)」の中で、重要な働きをしている4個の遺伝子に着目。
30歳代の白人女性の顔から採取した皮膚細胞(研究用市販品)にウイルスを使ってこれらの遺伝子を組み込み約1か月培養したところ、
ヒトES細胞と見かけが同じ細胞が出現した。
59病弱名無しさん:2007/11/23(金) 09:33:35 ID:UjllQeEbO
とりあえず山中グッジョブ
60病弱名無しさん:2007/11/23(金) 15:30:42 ID:fEkiBou/O
も少しスレッドに即して言えば、造血細胞の関係で白血病に適応期待されるらしい。
今は移植を待つ間に悪くすることもありそうだが、ジャストインタイムで移植できる。
それから、誰も言っていないが、たとえば膵臓臓器そのものがつくれるなら、
がん患者の膵臓を全摘出してから、移植、ということもできるのではないだろうか。
京大は四つの遺伝子のうちの一つがベクターに刺激されて何割かが
がん化するので、次はテロメライシンでも使われているアデノウイルスを使うそうだ。
並行してがん化する遺伝子を使わずにも成功しているが、こちらは赤ちゃんの皮膚で、
ハードル一つ前ということになるらしい。
61病弱名無しさん:2007/11/23(金) 17:17:14 ID:F/xrfyMx0
がん増殖抑制たんぱく「クリム197」、福岡大など臨床治験へ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07112303.htm

卵巣癌患者さんを対象に治験が開始されるもようです。
昨年八月に、マウスでの有効性が確認されたとのニュースがありました。
あれから一年ちょっと、猿での動物実験でも安全性が確認され、
この度の人での臨床試験、順調な進み具合のようです。

乳癌や胃癌でも細胞の増殖を抑制することが確認されているようです。
新薬として提供できるまでに、順調に進めば5年程度だそうです。
62病弱名無しさん:2007/11/23(金) 17:32:23 ID:U8l6QFKi0
5年はもたない。
63病弱名無しさん:2007/11/23(金) 17:47:11 ID:LgR81l3E0
>>58

つまりGVHDが起こらなくなるわけだよな?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%BB%E6%A4%8D%E7%89%87%E5%AF%BE%E5%AE%BF%E4%B8%BB%E7%97%85
64病弱名無しさん:2007/11/28(水) 17:27:21 ID:wOriGY8lO
現在、潰瘍性大腸炎治療中の者ですが今日免疫療法の病院で初診を受けたら直腸癌と診断されました。
金属類を外してジーっと観られただけなのですが・・・
自分もステロイドや免疫抑制剤は身体に良くないとは判ってました。
とにかく薬を止めてすぐここで治療(免疫療法)を受けるようにと言われました。orz
65病弱名無しさん:2007/11/28(水) 18:05:46 ID:wBVH86hG0
>>64
免疫療法と言うときな臭いから、一応他の病院でセカンドオピニオン受けてから治療したほうがいいよ。
残念ながら、免疫療法は高額な割には総効率、効果共に気休め程度に低い。
期待するなら宝くじを買うようなものに近い。
66病弱名無しさん:2007/11/29(木) 19:04:03 ID:7HJkMbV9O
免疫療法ってのは凄いな。検査もしないで患者を見ただけで病名が判るのかW
67病弱名無しさん:2007/11/29(木) 21:02:44 ID:BOCL+52lO
癌にアラビノキシランという物質が免疫療法であると聞きますが効果はありますか?
68病弱名無しさん:2007/12/01(土) 08:57:14 ID:NuUKFt1W0
がん細胞使わず皮膚から万能細胞、京大グループが成功
写真の拡大

 人間の皮膚細胞からさまざまな臓器や組織に成長する能力を秘めた「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」をつくった
京都大の山中伸弥教授(幹細胞生物学)らの研究グループが、
課題とされたがん遺伝子を使わずにiPS細胞をつくることに人間とマウスで成功した。
このiPS細胞は、がん化しにくいことも確認。臨床応用に向け、さらに一歩踏み出した。
11月30日付の米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー(電子版)に掲載される。
教授らは、ウイルスを運び役にして4個の遺伝子を大人の皮膚細胞に組み込んで、iPS細胞をつくった。
しかし、遺伝子の一つはがん遺伝子で、ウイルスも発がん性と関連しているなど、がん化の問題が最大の課題だった。
 そこで、マウスの皮膚細胞にがん遺伝子(c―Myc)を除いた3個の遺伝子を組み込み、
細胞を選別する時期を遅らせるなど、培養方法を工夫したところ、ごく少量だが、iPS細胞ができることを確かめた。
人間の皮膚細胞でも3個の遺伝子でiPS細胞ができた。
 さらに、がん遺伝子を使わずにつくったマウスのiPS細胞を、普通のマウスの胚(はい)に入れ、
細胞が混じり合ったキメラマウスを作製。26匹すべてが生後100日たってもがんを起こさずに生き残った。
一方、がん遺伝子を組み込んだiPS細胞でつくったキメラマウスは、37匹中6匹が、がんで死んだ。
 山中教授のグループと同時期に人間のiPS細胞をつくった米ウィスコンシン大のグループも、がん遺伝子を除いた4遺伝子で成功しているが、使った皮膚細胞は、胎児と新生児のもので、大人の皮膚細胞を使った山中教授らの方法の方がより臨床応用に近い。
 山中教授は「まだウイルスの安全性の問題が残っており、長期間の追跡実験が必要だ」と話している。
(2007年12月1日 読売新聞)
69病弱名無しさん:2007/12/01(土) 11:27:32 ID:iIXvFPS7O
保険外や未承認薬を使ってがん治療に積極的に取り組む病院や医者の情報も交換しませんか?公にはできないけどきっと全国にいいお医者さんがいると思いますががん専門病院の情報と異なり正確な情報が少ないと思います。
皆さん情報提供よろしくお願いします。スレ違いじゃないですよね。但し関係者の宣伝は止めてください
70病弱名無しさん:2007/12/02(日) 11:28:31 ID:vaP/ghMt0
>>69
青森県では無い。
71病弱名無しさん:2007/12/02(日) 12:20:58 ID:rMyOkxBl0
>>69

あんまりそういうの期待しないほうがいいよ。

>公にはできないけどきっと全国にいいお医者さんがいる

↑希少だと思う。
72病弱名無しさん:2007/12/19(水) 20:29:45 ID:fAaWZ60RO
保守
73病弱名無しさん:2007/12/22(土) 11:47:57 ID:KtXzGloHO
関西の大学病院の患者家族です。
色々調べて温熱療法を考えています。
上で書いてる詳しい人に聞きたいのですが、紹介状を
お願いしたら、やはりおこられそうでしょうか?
なるべく隠し事なくやりたいのですが・・・
もし駄目なら、こういう事は法律的には問題ないのでしょうか?
温熱療法も厚生労働省に認められた治療のはずですが・・・
74病弱名無しさん:2007/12/23(日) 00:18:15 ID:Iq2anNXO0
がん治療は日進月歩。

がんの薬物療法の中心である抗がん剤治療も
進化しています。

抗がん剤とは
http://senyaku.mizusasi.net/

75病弱名無しさん:2007/12/28(金) 17:11:26 ID:DuDqhFpHO
>>69
ぼったくられてもいいならネットで探せばそれらしいことを書いてる医療機関
はありますけどね。
未承認薬の相談お受けします、とか。
そのうちの1つに、アバスチン薬価月50万て書いてるところがありました。
体重1Kgあたり5mlで、月2回投与のやせ型男性や女性の投与分だと思いますが、
実質、倍ですね。
薬代以外の様々な費用の問題に加えて、薬代そのものの相場価格を知ることも大変です。
未承認薬を投与できる病院を有償で紹介する看護師の団体もあるようですが、
そんな連中に利権を与える医師がぼったくらない保証は全くありません。

情報は交換しましょう。
76病弱名無しさん:2007/12/28(金) 17:41:12 ID:DuDqhFpHO
>>73
言って駄目だと言われてやるより、淡々と、いいと思うことを進めればいいんじゃないですか。
何が目的なのかだけを考えましょう。
ちょっと、世間の常識と医療界の慣習は別に考えた方がいいですよ。
患者本人にまったく必要ないストレスがかかることもしばしばです。

抗癌剤を入れてるクール内に、別の抗癌剤を投与するなら、責任がもてないから
治療打ち切りも通るでしょうが、
アバスチン併用とか、ハイパー併用は、逆に治療を打ち切るだけの
危険なエビデンスはありません。
だからあとで医師はそんなことは絶対に言いません。
抗癌剤の奏効を見るために控えるようなことは言った、という話になると思います。
実際は、患者の前で絶対やるなと恫喝するのがデフォですけどね。
じゃあ、携帯録音で…というより、法律云々より、
何が目的なのかだけを考えましょう。
77病弱名無しさん:2007/12/28(金) 22:12:40 ID:uUbzKLTO0
>>75
>実質倍

これが自由診療の怖いところなんです。倍なら良心的な方です。
交通事故は保険診療にならないってんで、5倍10倍の医療機関なんてザラですよ。

混合診療が解禁にならなくて、本当に助かった、と胸をなで下ろしている再発癌患者です。
78病弱名無しさん:2007/12/31(月) 10:45:09 ID:63Ry5ixLO
アホか。
やるとこないから患者の足元見て取り放題なんやろ。
禁酒法時代のカポネと一緒。
それとそのクズ医者でさえ薬価はごまかしてない前提が崩れたいう話やろ。
何倍取りとは別の話。
よう読めよ。

79病弱名無しさん:2008/01/01(火) 16:02:18 ID:chnGAf420
未承認薬には日本での薬価がありません。
つまり医療側の言い値。

交通事故は、まだ元になる治療行為や薬価があるので、
その何倍か、という算定です。
80病弱名無しさん:2008/01/02(水) 00:27:03 ID:qQCSG+4cO
>>79
厚労省は人身事故申告時の医療費をけちっているが、保険点数以上の金を任意か否かに拘わらず、保険会社が払うことはない。
保険会社にバキュームカー乗り付ける噂の某団体以外はヤクザにも払わない。

81病弱名無しさん:2008/01/02(水) 00:35:07 ID:qQCSG+4cO
それから、日本での薬価はないて、何それ?
未承認薬の保険点数が決まってないだけで、価値に値する費用の基準はある。
個人輸入してみればわかる。
ぼったくりは、そういう風にだますわけか・・なるほど。



82病弱名無しさん:2008/01/02(水) 18:44:31 ID:0asQOV100
輸入。
どこの国から?ドル?ユーロ?
レートによって値段違ってくるよね?
83病弱名無しさん:2008/01/03(木) 20:30:15 ID:sKrsXKKDO
従兄弟スレにもなってる某先生が、未承認薬の価格、処方、副作用
などをまとめて出すという話が一昨年あったけど、あとないね。
医師向けの話だったかな。
特に薬カン要らない錠剤には役にたちそうだけどね。
84病弱名無しさん:2008/01/12(土) 20:04:56 ID:D2rqNy/D0
まぁ薬害肝炎団のおかげで新薬の承認は今以上に
慎重になるだろうね。

【薬害肝炎】謝罪なければ製薬企業に訴訟継続 原告・弁護団が方針
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1199706830/

これはさすがにやりすぎだ。
85病弱名無しさん:2008/01/16(水) 18:29:07 ID:zrBe7MS90
>>83
錠剤でも支持が必要なものもありますから、
本当は、かかりつけの個人の診療所の内科医の先生などと
相談しながらできればいいんですけどね。
血液検査などは日常頻繁にしているでしょうしね。
しかし、そういう先生の足かせになってるのは、やはり、混合禁止でしょう。
86病弱名無しさん:2008/01/24(木) 18:51:44 ID:NAjhRUno0
岩手大、東大・がんワクチンの効果確認
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080124_5

岩手医大と東京大医科学研究所の共同研究グループは23日、
ぼうこうがんのワクチン療法の臨床試験6例のうち、3例で
腫瘍が小さくなる効果が認められ、安全性が確認されたと発表した。
ワクチン療法確立のための第2段階として、来月から2年間で150例を行う。

ワクチンは、ぼうこうがんの細胞に高い確率で現れる遺伝子から開発。
投与することで患者自身のリンパ球の数を増やし免疫力を高め、
がん細胞だけを攻撃する治療法。

2007年2月からの、進行性ぼうこうがんの49〜79歳の男女6人での
臨床試験では、がん細胞以外の細胞を攻撃するなどの副作用はなく、
安全性が確認された。
6例中4例でリンパ球が増え、3例で腫瘍が小さくなる効果が確認された。

来月から始まる第2段階の臨床試験は、「患者の医療費はかからない」そうです。
87病弱名無しさん:2008/02/07(木) 02:34:32 ID:UYDUVJzjO
保守
88病弱名無しさん:2008/02/13(水) 23:54:34 ID:bVqCEXilO
【医学】免疫細胞を改造し拒絶反応抑制、理研がマウス実験で成功
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1192630287/

89病弱名無しさん:2008/02/21(木) 13:46:53 ID:TgbLG2Vv0
新しいタキサン系薬Ixabepiloneが日本でも使用可能になる
〜特に乳がん、卵巣がん、前立腺がん、胃がんへの投与を検討すべき
http://2nd-opinion.jp/index2.htm

待望の新しいタキサン系の薬が日本でも使用可能になりました。
(※ちなみにアブラキサンはタキソールのDDS製剤であり、
新しい薬ですが中身が新しいわけではありません。)
このIxabepiloneは、タキソール、タキソテールに耐性化を示した固形腫瘍
でも有効な例が見られ、効果が十分期待できます。

例えば乳がんではHer2、ER、PRの陽性の有無でタキサン系抗がん剤の
効果は大きく差が出ますが、Ixabepiloneはタキサン系(タキソール、タキソテール)
が奏効しにくいトリプルNegative(Her2、ER、PR全て陰性)乳がんにおいても期待できます。

但しHer2陽性乳がんの場合、現在ある治療法が耐性化してもIxabepiloneを
すぐに導入するのではなく、ハーセプチンに変えてターカイブに変更を行うべきでしょう。
その理由の1つにIxabepiloneの副作用が挙げられます。
特に問題なのはビリビリ感の感覚神経障害が高頻度に出現します。
減量して使用するにしてもガバペンで副作用軽減するにしても要注意です。

しかしそれらを考慮してもIxabepiloneは乳がん、卵巣がん、前立腺がん、
胃がんには十分効果が期待でき、使用を検討すべき薬でしょう。
またそれ以外にも軟部肉腫、食道がん、子宮体・頸がん、尿管がんなどにも期待できそうです。
尚、今のところIxabepiloneはできるだけ少量分割での投与を推奨します。
90病弱名無しさん:2008/03/24(月) 01:45:44 ID:GRwrGDlE0
>>89
タキサン系なら「phenoxodiol」というより有望な新薬が3rdフェーズ
で治験が行われています。

ところで、そのHPの新薬情報の一番新しい情報で、
抗サイトカイン療法で癌の悪液質を抑制し、QOLを高めるというのが
ありますね。
具体的には、IL-6、TNF-α等を血液検査ではかり、高値ならInfliximab
やEtanerceptで抑制するというものです。

ちょっと調べてみたら、IL-6は血小板減少を防ぎ、TNF-αは腫瘍壊死因子
として、逆に抗腫瘍のために役だてようという動きもあります。
http://ja-tec.com/F/F05/content22128.html

このへんはどう考えるか、迷います。
値段は、(患者が個人輸入する場合の値段として)調べてみると、
Infliximabが100mg13万、Etanerceptが4回注射分10万弱。
(Infliximabが月1回、Etanerceptは書かれてませんが、毎週自己注射?)
Infliximabの場合、リュウマチなら体重1キロあたり、3mg要るそうです
ので、60kgの人なら、180mg要ることになります。
抗サイトカイン療法としての必要量は書かれていないのでわかりません。
でも、安くはないですね。
それから、リュウマチの場合、抗体ができないようにmethotrexateという
ような薬を併用するようです。
これは、250点3000円迄で、週3回、月4万位の見当です。
ただ脳腫瘍の薬だそうで、関係ないのに問題はないのかが気になります。


91日々 ◆NKYI03xJc6 :2008/03/25(火) 10:31:57 ID:HQySq2stO
現在の段階では免疫療法はまだまだおまじないに毛が生えた程度。
ただ、研究の状況を見ながらやってみる価値は十分にある。
将来治療の一線にいる可能性も十分にある。
ただ、医学的に全く認められない怪しいものが含まれているから
きちんと主治医と相談するのが良いだろう。
92病弱名無しさん:2008/03/26(水) 17:31:34 ID:gZ3FijGc0
>>90
転載します。I医師のRexin−Gスレ。
93病弱名無しさん:2008/03/26(水) 17:48:36 ID:gZ3FijGc0
戻し転載、自己転載です。

979 :病弱名無しさん:2008/03/26(水) 17:45:25 ID:gZ3FijGc0
阪大のページを読むと、IL-6、TNF-αが過剰に発現すると
副作用になる=悪影響があるということでは?

だから全部なくしてしまう必要はないわけで、
I医師が抑制効果が弱いとしている丸ワクでも
QOLにはある程度定評があるので、
リュウマチに使うほどは要らないのかもしれない。
94病弱名無しさん:2008/04/06(日) 20:02:14 ID:gZBp7Mys0
95病弱名無しさん:2008/04/07(月) 17:44:10 ID:j0Fo0dIZ0
胸腺ってまだ解明できてないことが多いのですか?
96病弱名無しさん:2008/04/08(火) 02:15:08 ID:gMemJTnP0
Infliximab(レミケード)は、100mg月1回投与、とのこと。
少なめだし、医師経由ならも少し安くなるかも。
97病弱名無しさん:2008/04/10(木) 21:35:20 ID:rZ9On9gq0
薬剤のレジメや投与量を云々するよりも、こういう投与方法の研究が
検証されることを期待しています。

http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20080410hj001hj
98病弱名無しさん:2008/04/10(木) 23:43:12 ID:WCqlsfsr0
>>97
抗がん剤治療前の絶食というのは貴重な情報だが、
抗サイトカインのレジメや投与量も必要な人には重要な内容。
書き方には気をつけてくれよ。

(それからリンクは切れることがあるのであとから何のことか
さっぱりわからなくならないように抄訳入れた方がいいと思う)

99病弱名無しさん:2008/04/11(金) 00:00:38 ID:boBvN2vt0
100病弱名無しさん:2008/04/11(金) 13:58:49 ID:ma3tGZ1p0
100
101病弱名無しさん:2008/04/15(火) 22:20:31 ID:jkVk5FR10
wanちゃん
102病弱名無しさん:2008/04/22(火) 19:10:36 ID:zFewIUh30
主治医を通して阪大のWT1ワクチン応募しましたが、HLA不適合でした。
20%の「少数派」であることが判明し、残念です。
103病弱名無しさん:2008/04/22(火) 22:12:39 ID:PK7igl/c0
☆ウイルス系…のスレがdat落ちのため、こちらに投稿させていただきます。

Rexin-Gの第I/II相治験の中間解析結果が報道されました。
結果良好で、投与量増量での第2フェーズがスタートするそうです。
今ちょっと全文翻訳する時間がありません。すみません。
http://www.biospace.com/news_story.aspx?NewsEntityId=93410
104病弱名無しさん:2008/04/26(土) 20:34:06 ID:s7h0KlYV0
東京医科研で「がんワクチン」臨床試験拡大。5月から。
リンク等は「ジクロロ酢酸等の癌治療薬の可能性」スレに。
105病弱名無しさん:2008/05/02(金) 17:52:18 ID:SDcyYHbU0
がん細胞を標的 抑制遺伝子「REIC」臨床研究を申請・岡山大
http://www.okanichi.co.jp/20080502120053.html

 新規がん抑制遺伝子「REIC」を使った遺伝子治療の
安全性と有効性を検証するため、岡山大の公文裕巳
同大大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学分野教授が1日、
同大遺伝子治療臨床研究審査委員会(IRB)に
前立腺(せん)がんに対する臨床研究を申請した。
前立腺がんの遺伝子治療臨床研究は国内5件目で、
「魔法の遺伝子治療」(公文教授)の実用化にまた一歩近づいた。
106病弱名無しさん:2008/05/04(日) 23:14:26 ID:mS5ZQKGuO
タカラバイオについてどうでしょう。先日の発表ではレトロネクチン拡大培養療法で癌をかなり縮小させたとの実験の途中経過をだしてますが。わたしはかなりタカラバイオに期待してます。いつか難病の遺伝子治療を成功させてくれると信じてます。
107病弱名無しさん:2008/05/05(月) 02:55:09 ID:k9V5i6Fy0
タカラバイオねぇ、どうなんでしょう、なんせ
フコイダンで癌を縮小させた宣伝してる企業ですからねぇ。
レトロネクチン拡大培養療法もフコイダン並で無い事をきたいしましょうかねぇ。
108病弱名無しさん:2008/05/05(月) 11:09:45 ID:LqJiNjzzO
タカラバイオがレトロネクチンを供与してる米国立癌センターのローゼンバーグ博士は末期メラノーマで相当な成果をだしたと一昨年ニュースになったよな。レトロネクチンが素晴らしいものであることを期待してます。
109病弱名無しさん:2008/05/07(水) 20:50:56 ID:fQxCHt5T0
不二家ネクター飲みたくなった
110病弱名無しさん:2008/05/08(木) 12:51:16 ID:TwUKTv7U0
前立腺がん遺伝子治療:岡大医学部泌尿器科、臨床試験を学内申請
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080503ddlk33040539000c.html

岡山大医学部泌尿器科は1日、がん細胞だけを選択して細胞死に誘導し、
免疫を活性化する前立腺がんの遺伝子治療の臨床試験を学内審査委員会に申請。
同大が00年に発見したがん抑制遺伝子「REIC遺伝子」を用い、
アデノウイルスを“運搬役”に使う。

対象は21〜36人。4週間ごとに3回、患部に注射器で注入し、
効果と安全性を確認する。
同大発のバイオベンチャー企業「桃太郎源」が、アデノウイルスベクターの
製造と安全性を検証する。
111病弱名無しさん:2008/05/08(木) 17:54:57 ID:GnQ33omY0
112病弱名無しさん:2008/05/14(水) 20:44:36 ID:4Ctt9Iz60
免疫系が崩れても立て直し出来るのかな・・・
投薬無しで
113病弱名無しさん:2008/05/15(木) 16:22:42 ID:CMysMJzj0
>>110
いよいよ始まりましたね。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080513-OYT8T00772.htm

全身麻酔とはちょっと驚きましたが、局麻では対応できない部位だったんでしょうか。
114病弱名無しさん:2008/05/19(月) 18:07:40 ID:NBREtVdH0
おたふくキタコレ
死ぬほどアゴ痛いよorz
115病弱名無しさん:2008/05/23(金) 20:31:37 ID:xM9Z1I2B0
2008年のASCOで、進行中のRexin-G第I/II相治験について報告がされます。
アブストラクトはもう公開されています。
Phase I/II study of targeted gene delivery in vivo--intravenous infusions of Rexin-G--demonstrate significant biologic activity by FDG PET-CT without toxicity in patients with progressive chemo-resistant sarcoma, breast cancer and pancreatic cancer.
http://www.abstract.asco.org/AbstView_55_32179.html
いま、ちょっと翻訳する余裕がなくて、すみません。
116病弱名無しさん:2008/05/28(水) 01:42:43 ID:1cQfiXMe0
がんなど難病の治療も医学の進歩でさまざまな治療法が
開発されています。

民間保険がカバーする治療も増えています。

まずは情報収集が必要ですね。

高度先進医療
http://kodoi.tukura.com/

117病弱名無しさん:2008/05/28(水) 10:02:14 ID:hWVHB3bB0
Rexin-G + Reximmune-Cの第I相でもポジティブな結果が得られているようです。
Intravenous Infusions of Rexin-G Followed by Reximmune-C Induce Tumor Necrosis and Recruitment of Tumor Infiltrating Lymphocytes in Cancerous Lesions
http://www.biospace.com/news_story.aspx?NewsEntityId=97940
乳癌、大腸癌、非小細胞肺がん、膵癌、平滑筋肉腫を含む7名の患者で安全性を確認。
118病弱名無しさん:2008/05/30(金) 08:41:52 ID:yeDFDwJh0
Rexin-Gは肉腫の第I/II相でも有望な結果が出ているようです。
Phase I/II Study of Targeted Gene Delivery In Vivo
http://www.biospace.com/news_story.aspx?NewsEntityId=98227
6-7名に対する高容量の投与で、OS中央値6ヶ月以上(低容量時の3倍)。
もちろん安全性は問題なし。
119病弱名無しさん:2008/06/05(木) 20:09:40 ID:tMb2A0cR0
ASCO 2008年 年次大会抄録のメモを日本語で作成しました。
「In vivo(生体内)での標的化遺伝子デリバリー(Rexin-Gの静脈投与)の第I/II相試験が、進行性の化学療法耐性肉腫(sarcoma)、乳癌、および膵癌の患者において、毒性なく、FDG PET-CTによる有意な生物学的活性を示す」
http://meek935.blog.so-net.ne.jp/2008-06-05

Rexin-G + Reximmune-Cの抄録もあります。今しばらくお待ち下さい。
120病弱名無しさん:2008/06/09(月) 13:14:05 ID:q5/IS+hj0
Rexin-G + Reximmune-C第I相の抄録、なんとか訳してみました。
自信ありません。
どなたか免疫学がわかる方、修正等ご助言いただけると嬉しいです。
「逐次標的化遺伝子デリバリーの第I相試験:Rexin-Gに引き続くReximmune-Cの静注が腫瘍壊死を惹起し、腫瘍に浸透するリンパ球が腫瘍領域に漸増」
http://meek935.blog.so-net.ne.jp/2008-06-09
121病弱名無しさん:2008/06/21(土) 21:12:59 ID:iiO3RITM0
肺まで転移したガンが新治療で完治─免疫細胞のクローンを注入
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1213961180/


患者自身の免疫細胞を何十億も注入することによってガンを完全に治したというニュースがありました。
かなり進行した皮膚がんを治療した初めてのケースと発表しています。

英紙TelegraphやBBC NEWSによると、52歳のある男性はかなり進行した皮膚ガンを患っていましたが、
この治療をしてから8週間後に腫瘍が完全に消えたということです。

治療後2年経って全く再発していないそうで、一時はリンパ腺や肺まで移転していたとは思えないそうです。

病気などの抵抗力のある細胞の中から特にガンなどを攻撃する細胞(CD4+ T)を取り出しクローンして
50億個に増殖させたあと、その細胞を男性の体に注入させました。いわゆる減感作療法とか免疫療法
"immunotherapy"と呼ばれるものです。

これはガンの画期的な治療となることは間違いなく、イギリスだけで15万人もいる患者に希望をもたらす
としています。現在のところ治療費は莫大で、かつ、さらなる研究が必要だともしています。

過去には白血球をガンの治療に利用されたことはありましたが、今回のこの研究は初めて免疫細胞だけを
増やすという手法で行われたものです。通常、ガンと闘う細胞は患者の体内には非常に少ないのだそうです。

ソース
http://labaq.com/archives/51044079.html

英語ソース
Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/earth/main.jhtml?xml=/earth/2008/06/18/scicanc118.xml
BBC NEWS
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7460743.stm
122病弱名無しさん:2008/07/04(金) 21:11:30 ID:vaYZyVu20
大腸がん新薬は“効く患者”が遺伝子検査でわかる
http://gendai.net/?m=view&g=kenko&c=110&no=17205

セツキシマブ(アービタックス)は標準的化学療法と併用すると、生存期間が延びるなどの
“薬の上乗せ効果”が立証されています。
そのため日本でも今年夏に大腸がんの薬として承認される見通しです。
ところが、今回のASCOで、“がん遺伝子”と呼ばれるK―RAS遺伝子が変異すると、
薬の上乗せ効果がなくなることが報告され、話題になったのです。
 セツキシマブはK―RAS遺伝子が変異しない患者には向くが、
変異した患者には別の薬を勧めるべき、というのだ。

 セツキシマブはがん細胞の増殖にかかわる上皮性増殖因子受容体(EGFR)を
阻害する分子標的薬だ。転移性のがんは活動が活発でEGFRを多く発現する。
セツキシマブを投与すれば転移性大腸がんの増殖は抑えられると考えられていた。
「実際は違いました。セツキシマブでEGFRをブロックしても、K―RAS遺伝子が変異すると、
がん細胞を増やすよう働くK―RASタンパクが活性化して、がん細胞の増殖を促すようです」
 では、セツキシマブが大腸がんの薬として正式承認された後、
がん患者はどんなことに気をつければいいのか?
「ASCOの報告を受けて、日本でもセツキシマブを投与する前に、
K―RAS遺伝子の変異を調べる遺伝子検査が行われる可能性があります。
保険適応は未定ですが、検査会社に依頼する方法もあります。
いまのところセツキシマブを使うのにK―RAS遺伝子変異の測定は
条件にはなりそうもありませんが、必要な検査だと思います」

 いま、がん治療は科学に基づく個別化治療が力説されている。
標準治療の名の下に、同じ病名なら理屈なしで薬も量も一緒なんておかしいのだ。
123病弱名無しさん:2008/07/05(土) 22:59:36 ID:7bLE0yNBO
遺伝子の異常が治る可能性ってあるんでしょうか?
124病弱名無しさん:2008/07/05(土) 23:02:16 ID:rj5diWUB0
>>90
I医師のサイトでは、日本医事新報の「癌悪液質:がん患者の持つもう一つの病態」<於・内科懇話会>が推奨されています。
(癌の治療情報→その他→全てのがん患者に読んでほしい記事)

地元の公立医大図書館で複写しました。
文系素人の私にはかなり難解ですが、写真、グラフはインパクトがあります。

日本医事新報の記事が入手困難な方には、下記の論文がオンラインで購入可能です。
好みがあると思いますが、論文は日本医事新報掲載の講演録よりすっきりして、むしろ読みやすいかも知れません。
「癌悪液質とPTHrP: PTHrPの摂食に及ぼす影響」
https://www.iyaku-j.com/MDJOURNA/clin/doc/2008-04/071.htm

中外製薬さんには是非、「PTHrPの中和抗体」の製品化に向けて研究を進めていただきたいものです。
125病弱名無しさん:2008/07/06(日) 10:37:04 ID:iJbbjwb90
>>123

生活習慣の改善が癌(がん)遺伝子を変える
http://www.drakahige.com/NEWS/DAILY/2008/2008063002.shtml

生活改善はまず3日間の宿泊治療を行い、その後、毎週の電話相談、および
週1時間のグループサポート集会を実施。
被験者には脂肪由来のカロリーを10%含む植物性食品主体の食事を摂るよう指導したほか、
1日30分、週6日のウォーキング、1日60分のストレス管理を実施するよう指示。
さらに、大豆製品、魚油3g、ビタミンE100単位、セレン200mg、ビタミンC 2gを毎日摂取させた。

 3カ月後に採取した検体の遺伝子発現をベースライン(研究開始時)検体と比較した結果、
500を超える遺伝子に好ましい変化がみられることが判明。

「年齢が若く、疾患が軽度であるほど大きな改善がみられるようだが、
遵守(adherence)状況による影響に比べれば年齢や重症度の影響は小さかった」。
この知見から、健康のために生活習慣を改めるのに遅すぎることはないことが示されたといえる。
126病弱名無しさん:2008/07/06(日) 20:42:04 ID:+P4xyGTE0
転移性骨肉腫患者Chris WreeさんのRexin-G投与例。
感染症等により不幸な転帰を辿られたが、解剖結果から、腫瘍の壊死すなわちRexin-Gが奏功していたことが確認された。

2008年中に肉腫対象にFDAが上市承認の見込み、との情報も。
http://meek935.blog.so-net.ne.jp/2008-07-06-1
http://meek935.blog.so-net.ne.jp/2008-07-06
127病弱名無しさん:2008/07/10(木) 14:12:08 ID:WT9n9D8f0
Epeius社 軟部肉腫の治療としてRexin-GがFDA希少薬指定された
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=27956

FDA Grants Epeius Biotechnologies' Rexin-G A Third Orphan Drug Designation, This Time for the Treatment of Soft Tissue Sarcomas(英文)
http://www.send2press.com/newswire/2008-07-0708-006.shtml

Epeius Biotechnologies' Tumor-Targeted Rexin-G Receives FDA Orphan Drug Designation for The Treatment of Osteosarcoma(英文)
http://www.send2press.com/newswire/2008-07-0708-004.shtml

これで、Rexin-Gは膵臓癌、骨肉腫、軟部腫瘍(全て)の3つの治療薬として稀少薬指定されたことになります。
128病弱名無しさん:2008/07/17(木) 00:19:46 ID:AfxZT8880
癌ワクチン臨床研究、6割に効果 膵臓・大腸がんなど
http://www.asahi.com/science/update/0716/TKY200807160219.html

膵臓癌などを対象に、全国10カ所以上の大学病院で行われている、
癌ワクチン臨床研究の中間的な解析が明らかになった。
札幌市で開催中の日本消化器外科学会で17日、
東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授が発表。

対象は食道、膵臓、大腸、膀胱など10種以上で、国内過去最大規模。
従来の治療が効かなかった患者約80人の6割強で、がんの縮小や、
一定期間悪化しないなどの効果があった。  

 ワクチンを注射した82人について解析。
進行・再発で標準的な治療法が無効だった大腸癌で、
27人中15人にがんの縮小やそれ以上進行しない効果があった。

膀胱癌では6人中3人で癌の縮小が認められた。
膵臓では抗癌剤との併用で利用したが、
患者27人中18人で何らかの効果がみられた。

 82人の経過をみると50人で癌の縮小や、進行しない効果が認められた。
注射した部分が腫れたり硬くなったりする副作用はあったが、
重い副作用はなかったという。

 癌ワクチンは副作用が少なく通院治療ができるうえ、
最近の抗癌剤より費用が低いと期待されている。
開発は米国などが先行し、前立腺がんでは年内にも承認される見通し。
129病弱名無しさん:2008/07/25(金) 01:48:34 ID:MAZu+IoC0
岡山大、がん遺伝子治療の学内審査開始 
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080724ddlk33040405000c.html

岡山大医学部は23日、
がん細胞を選んで細胞死に導く「REIC遺伝子」を用いた
前立腺がん治療について、臨床試験の学内審査を始めた。

早ければ年内にも承認される見通し。
承認後は岡山大学病院長が国に臨床試験を申請する。

REIC遺伝子は00年に岡山大が発見。
運搬役のウイルスを使ってがんに直接注入する手法で、
同遺伝子を使った治療は世界でも例がないという。
130病弱名無しさん:2008/07/28(月) 19:46:29 ID:1qMidWxj0
前立腺癌ワクチン「GVAX」のフェーズ2で生存期間35カ月を達成
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200807/507369.html

米Cell Genesys社は、前立腺癌用「GVAX」ワクチンに関する
2件めのフェーズ2試験(G-0010)結果が、米癌学会誌Cancer誌電子版に
7月21日に報告された。高用量群の生存期間の中央値は35.0カ月になった。

「GVAX」は、免疫系に広範な腫瘍抗原を提示できるよう設計された全細胞ワクチンで、
前立腺癌細胞株2系統に顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)の遺伝子を導入、
放射線照射したものから成る。個々の患者に特異的なワクチンではない。
同社は、このワクチンをバイオリアクターで製造している。

 オープンラベルの多施設試験G-0010は、
転移性ホルモン療法抵抗性前立腺癌の患者80人(年齢の中央値は69歳)に、
3通りの用量投与し、安全性、免疫原性、全生存期間などを評価する方法で行われた。

 全体として忍容性は高く、この試験では最大耐用量を見いだせなかった。
最も多く見られた有害事象は、注射部位の浮腫だった。

 現在この種の患者の標準治療「タキソテール」とプレドニゾンの併用での生
存期間の中央値は18.9カ月と報告されており、「GVAX」への期待が高まった。
131病弱名無しさん:2008/07/28(月) 22:46:45 ID:VmhRDZq70
>>130
前立腺がんについて余り詳しくないが、生存期間35カ月って凄くないか
132病弱名無しさん:2008/08/01(金) 23:56:35 ID:8E/+NOnJ0
P53遺伝子治療Advexin、頭頸部癌で生存に貢献
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=190273&p=irol-newsArticle&ID=1178041&highlight

初の遺伝子治療となるワクチンAdvexinが、特定の遺伝子変化(Advexin有効)を有する
頭頸部癌患者においてメトトレキサートと比較して有意な全生存率の改善をもたらした
との先の第3相試験の結果がAACR(米国癌学会)
Centennial Conference on Translational Cancer Medicine 2008で報告された。

この試験は、再発性頭頸部癌患者にあらかじめバイオマーカーを用いてP53遺伝子変異を
陽性、陰性で判定し、Advexinまたはメトトレキサートを投与した。
陽性の患者では、メトトレキサートと比較して6か月時点および全生存率で有意な改善
および奏効率向上を認めた。
また、陰性と判定された患者ではメトトレキサート群で有意な生存率改善が見られた。
この結果により、主要および副次的評価項目が達成された。

 バイオマーカー陽性患者のうちAdvexin群67%、
メトトレキサート群39%が生存していた。統計的有意であった。

 Advexinの生存期間は陽性患者で7.2カ月、陰性2.7カ月( p<0.0001)であった。
陽性でメトトレキサート投与の患者では4.3か月。

 陰性患者のうち、メトトレキサート群の生存期間中央値は5.9か月、Advexin2.7か月

 Advexinにより奏効した患者の77%が陽性患者、MTXは52%。
Advexin群で陰性患者での奏効率は33%。統計的有意。

 Advexinの安全性はメトトレキサートに比べて優れていた。

2008年7月1日、FDAは、遺伝子治療薬Advexinを頭頸部癌に対して優先審査指定している。
これは後期ステージの頭頸部の扁平上皮癌患者における第2、3相試験の結果に基づくものである。
133病弱名無しさん:2008/08/07(木) 19:56:28 ID:mrknR9XT0
カリフォルニアでRexin-G治療中のKendraさんのブログです。
http://kendradione.blogspot.com/
2008年5月16日の投稿にはYouTubeの動画へのリンクもあります。

骨肉腫。
2008年5月に左肺転移(下葉)切除。
術前にRexin-G(4投2休、3クール?)。術後2クール予定。
右肺も手術歴有り(10年前)。

左肺の手術直前にマウイ島(ハワイ)への旅行を楽しまれたご様子。
とても前向きな勇気ある患者さんとお見受けしました。
Rexin-Gがよく効いているようですが、これからも奏功し続けることを祈ります。
134病弱名無しさん:2008/08/07(木) 20:14:50 ID:Wp+NvjFL0
よさげな研究結果は山ほどあれど
現場の医療はほとんど進展せず

135病弱名無しさん:2008/08/18(月) 22:37:17 ID:5qYPbs9D0
前立腺癌ワクチン「Provenge」のフェーズ2試験開始
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200808/507543.html

米Dendreon社は、進行前立腺癌に対する、前立腺癌ワクチン「Provenge」(sipuleucel-T)
の多施設フェーズ2試験を開始したと発表した。

 Provengeは前立腺酸性ホスファターゼ(PAP)を標的とする活性化免疫細胞製剤。
試験は「ProACT」(Prostate Active Cellular Therapy)と名づけられ、
転移性でアンドロゲン非依存性の前立腺癌患者120人の登録が予定されている。

 患者を3群に分け、それぞれ異なる濃度の抗原を投与する。
登録条件は、フェーズ3試験であるIMPACT試験(IMmunotherapy for
Prostate AdenoCarcinoma Treatment、D9902B)に則っているという。

 Dendreon社は、Provengeに関する生物製剤承認申請(BLA)FDAに提出しているが、
有効性を示す臨床データの追加提出を求められていた。

IMPACT試験は2007年10月に登録が完了されており、この試験によって有効性が確認されれば、
BLAを修正することが可能となる。

 また、同社では術前補助療法として40人を対象にした、別のフェーズ2試験
NeoACT(Neoadjuvant Active Cellular immuno Therapy)も今年7月に開始している。
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このDendreon社の Provenge については、FDAから不当な却下を受けた、と
WallStreetJournalで報道されたことがありました。
http://blog.goo.ne.jp/cancerit_tips/e/ad1d6ac9eec849c4eae2dabac78d7e3d

真夜中に引き戻されたかに思えたワクチン、今度こそ正当な評価がされますように。
136病弱名無しさん:2008/08/18(月) 22:47:07 ID:FA0QFeigO
脳が免疫不全です
137病弱名無しさん:2008/08/22(金) 16:09:21 ID:iYMwzjQJ0
138病弱名無しさん:2008/08/29(金) 02:14:08 ID:Q9jtyO+N0
武田薬品、前立腺癌ワクチン「GVAX」
VITAL−2試験を中止〜VITAL−1試験については継続実施〜
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=198274&lindID=4
139病弱名無しさん:2008/09/08(月) 13:16:53 ID:F+kuRLHd0
胸腺内で免疫司令塔のヘルパーT細胞へ分化する仕組みを解明
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=199127&lindID=5

◇ポイント◇ 
●ヘルパーT細胞への分化を促進するマスター転写因子Th−POKの発現制御機構を解明
●Th−POKタンパク質自身が遺伝子発現抑制を阻害するユニークな機構が存在
●再生医療や免疫療法への応用につながる、T細胞の人為的な分化に新たな道

 本研究成果は、米国の科学雑誌『Nature Immunology』
オンライン版(9月7日付け:日本時間9月8日)に掲載されます。
140病弱名無しさん
キラーT細胞の働き調節 東北大グループ、物質特定
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080909t15037.htm

東北大加齢医学研究所の高井俊行教授(免疫学)らの研究グループは、
樹状細胞という免疫細胞にある受容体タンパク「PIR(ピア)―B」が、
ウイルスやがん細胞を攻撃するリンパ球「キラーT細胞」の活性化を
阻害していることを突き止めた。
キラーT細胞は移植された臓器も異物として攻撃してしまうが、
PIR―Bの働きを活性化させれば、移植医療の成功率上昇が期待できる。
逆に働きを抑えれば、がん治療に有効という。

研究グループはPIR―Bをなくしたマウスに、
がん細胞の接種と皮膚移植を行い、キラーT細胞の働きを調べた。

PIR―Bのないマウスは活性化が強く、がん細胞の排除率は70%で、
正常マウスの40%を大きく上回った。
逆に、移植した皮膚の生着率は正常マウスの方が良かった。

高井教授は「現在の免疫抑制剤はすべての免疫機能を抑えてしまうが、
PIR―BのコントロールでキラーT細胞だけを制御できる。
移植患者にダメージの少ない免疫調節が可能だ」と話している。