【医学】免疫細胞を改造し拒絶反応抑制、理研がマウス実験で成功

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★

 理化学研究所は、マウスを使った実験で、免疫細胞を改造することにより、骨髄移植後の
重い拒絶反応やアレルギー性ぜんそくの抑制に成功したと17日発表した。

 両疾患の根本的な治療につながる成果で、米国の科学雑誌2誌の電子版に掲載された。

 拒絶反応やアレルギー性ぜんそくは、免疫機能が過剰に働いて起きる。

 理研の研究チームは、体に侵入した異物を見つけ、リンパ球に攻撃指令を出す「樹状細胞」
という免疫細胞に着目。そのおおもととなる細胞をマウスから取り出した。これに特殊な試薬を加え、
リンパ球の暴走を抑える機能を強化した樹状細胞に育て、培養して増やした。こうして改造した
樹状細胞を、アレルギー症状を持つマウスと、別のマウスの骨髄細胞を移植したマウスに3回ずつ注射した。

 すると、気道の炎症などぜんそく特有の症状が著しく軽減。骨髄移植マウスは通常の治療薬を
使っても90%に拒絶反応が起きたが、樹状細胞を注射したマウスは20%にしか起きず、
しかも症状は軽かった。

(2007年10月17日22時57分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071017i416.htm


理化学研究所プレスリリース
アレルギー性喘息を防ぐ新規治療法が大きく前進
- 制御性樹状細胞を用いてマウスのアレルギー喘息の治療に世界で初めて成功 -
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2007/071017/detail.html

造血幹細胞移植の拒絶反応を防ぐ新規治療法が大きく前進
- 制御性樹状細胞を用いてマウスの慢性移植片対宿主病の治療に世界で初めて成功 -
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2007/071017_2/detail.html
2名無しのひみつ:2007/10/17(水) 23:15:26 ID:V2pP2tyl
すげぇw
3名無しのひみつ:2007/10/17(水) 23:20:20 ID:l8sW8BYM
アレルギー反応を止めることも大事だが、なぜアレルギー体質になってしまうのかの知識の普及も大事ではないか。

アレルギー反応というのもいわば正常な免疫応答ゆえであるというほかないのだから。

生後の免疫システムの発達・確立に関する知識の普及がより望ましいと思う。
4名無しのひみつ:2007/10/17(水) 23:35:38 ID:HDIj3Lk0
改行うぜえw
5名無しのひみつ:2007/10/17(水) 23:38:07 ID:L948lEka
副作用は?
6名無しのひみつ:2007/10/18(木) 00:04:32 ID:in2t7lbd
>>3
そのとおり! 
7名無しのひみつ:2007/10/18(木) 00:14:17 ID:TtQE2dGz
だれか今までの免疫抑制剤との違いを判りやすく説明してくれんかな
8名無しのひみつ:2007/10/18(木) 01:00:42 ID:laJg2hbi
制御性樹状細胞
強力な免疫抑制能を示す樹状細胞。佐藤克明チームリーダーらが2003年に開発した。
ヒトやマウスの造血幹細胞・末梢血単球をもとに骨髄球系細胞増殖因子と
複数の免疫抑制性サイトカインを用いた培養により試験管内で作製される。
マウスではT細胞機能を調節して自己免疫病や移植拒絶反応を阻止する効果が示されている。

まあ、あれだ
このグループだけが作り出せる幻の細胞

ネシゾウくさい
9名無しのひみつ:2007/10/18(木) 01:16:12 ID:sgxfcN7V
これもゴッドハンドか
10名無しのひみつ:2007/10/18(木) 04:20:56 ID:FfXuEzqU
米国の科学雑誌『JOURNAL OF ALLERGY AND CLINICAL IMMUNOLOGY』
2006 年の Impact Factor 8.829 1990 年代は4点台の3流雑誌だったのが
いつのまにか J Immunol より上に。

参考  NAT IMMUNOL 27.596
    IMMUNITY  18.306
   BLOOD  10.37
   J IMMUNOL   6.293

制御性樹状細胞 しかし、うさんくさい。
11名無しのひみつ:2007/10/18(木) 04:43:15 ID:S9vuHG4H
マウスはいつも先進医療を受けていますねw
12名無しのひみつ:2007/10/18(木) 05:17:31 ID:p6mMA6QP
これはかなりすごい成果なんじゃないの?
13名無しのひみつ:2007/10/18(木) 05:52:50 ID:8Qvc7hfM
まあほとんどが捏造かあるいは勘違いで終わるんだけどね(´・ω・`)
14名無しのひみつ:2007/10/18(木) 05:59:02 ID:xNhZkt7G
ナチス巨大戦車で成功!ってのはいい加減にしてもらいたい。
豚だの実験動物ばかりじゃないか。
たまには研究員で成功!って発表してみろよ。
15名無しのひみつ:2007/10/18(木) 06:01:12 ID:p6mMA6QP
>>14
おまえが治験に名乗り出ろよ
16名無しのひみつ:2007/10/18(木) 06:02:50 ID:5IsOTEv8 BE:507018645-2BP(1010)
研究には金がいるからなあ。
嘘でも成果を挙げて金策するってのはあるんだろうけど。

しかし本当だったらすごいな・・・
17名無しのひみつ:2007/10/18(木) 06:40:15 ID:xNhZkt7G
>>15
やなこった。自分達の成果ぐらい自分達で証明して見せろ。
実験動物で予算確保してんじゃねえよ。
どうせ実用化する自信なんかないだろ?
18名無しのひみつ:2007/10/18(木) 07:19:20 ID:S80nSxE/
MRSA感染死、エイズ超えると 抗生物質多用に警鐘
2007.10.17 Web posted at: 21:16 JST- CNN/AP
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200710170027.html

シカゴ──薬剤耐性菌の代表ともいえるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による感染で、米国における死者が年間1万8000人以上に達するとの推計が明らかになった。
エイズによる死者数を超えており、専門家は薬物耐性菌を増やす原因になる、抗生物質の多用について警鐘を鳴らしている。

米疾病対策センター(CDC)などの研究者が16日、米医師会雑誌(JAMA)に発表した。

MRSAは、ヒトの皮膚表面などに存在する黄色ブドウ球菌が、抗生物質メチシリンに耐性を持った病原菌。抗生物質を多く使う医療機関で見つかることが多いが、
それ以外の場所でも感染が広がっており、米国だけではなく、日本でも問題となっている。

CDCの研究チームは、ジョージア州アトランタやコロラド州デンバーなど、米国を代表する9都市圏を対象に、2005年のMRSA感染を調査。その結果、皮膚上ではなく、
体内にMRSA感染が及んだ患者は5287人で、死者は988人だった。

この数字から導き出される感染率は、人口10万人あたり31.8人で、全米に換算すると9万4360人になる。また、体内感染者の死亡率は10万人あたり6.3人で、
年間で1万8650人がMRSA感染死していることになる。

米国では2005年、1万7011人がエイズで亡くなっており、今回の推計が正しければ、MRSA感染死者数はエイズ死者数を上回る。
研究者らは、MRSAがもはや医療機関に限った問題ではないと指摘。公衆衛生問題として、直ちに取り組まねばならない局面となっていると警告している。
19名無しのひみつ:2007/10/18(木) 07:28:20 ID:X8yuwJuJ
アレルギー反応は、意味があるから起きると思われる。
時々誤動作するからといって火災警報機を取り除いたら
どうなるか考えてみよう。
20名無しのひみつ:2007/10/18(木) 07:47:44 ID:8Qvc7hfM
どうなるの?
21名無しのひみつ:2007/10/18(木) 10:35:48 ID:c4XRoMPt
すげ〜
米国の科学雑誌『JOURNAL OF ALLERGY AND CLINICAL IMMUNOLOGY』
こんな三流誌の論文の内容が新聞記事になるなんてw
22名無しのひみつ:2007/10/18(木) 10:41:43 ID:8Qvc7hfM
俺の分野じゃあIP=6.293なら神扱いですが何か?
23名無しのひみつ:2007/10/18(木) 15:28:23 ID:ul/+J20Y
こういうのって実際治療開始出来るまでどのくらいの年数かかるんだろう・・・?
24名無しのひみつ:2007/10/18(木) 19:08:44 ID:30CUQoW6
手法がそのまま適用できれば10年から20年ぐらい?
たぶん何らかのブレイクスルーが必要だろうからその手だてが見つからなければ永遠に無理。
25名無しのひみつ:2007/10/19(金) 00:00:10 ID:NlCIcaUd
タダせんせ見たいに自分の背中でやってみれ
26名無しのひみつ:2007/10/22(月) 07:01:36 ID:CAE7A2AB
Bloodとか聞いたこともない雑誌を新聞に売り込むようになった理研はもう終わってるな。
あれだけ金使ってこれかいって感じ。
27名無しのひみつ:2007/10/22(月) 07:25:32 ID:Y/ja+eCe
単に免疫力低下させるだけなら、エイズが発症するのと同じじゃん。

ぜんそくとか移植臓器に選択的に免疫抑制しなきゃ、意味ない。
28名無しのひみつ:2007/10/22(月) 13:08:18 ID:W6uDbH9M
昔、嶋田久作の舞台演劇にこういうのがあったな。
29名無しのひみつ:2007/10/22(月) 14:29:35 ID:bXvU4W86
>>26
いちおうブラッドってIF10以上だよね
30名無しのひみつ:2007/10/22(月) 17:33:52 ID:r7D2M9g2
「パズルの生産力」(トマス・クーン)
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/s/%A5%D1%A5%BA%A5%EB
31名無しのひみつ:2007/10/23(火) 02:23:03 ID:88atjRff
免疫と炎症を両方抑えてしまうものと、
炎症のみを抑えるものとがあるけど
これは前者なんだろうな
32名無しのひみつ:2007/10/23(火) 21:59:04 ID:oS06J/yW
>>31
炎症のみを抑えるもの、ってどんな仕組みになってるんだ? 教えてくれ。
33名無しのひみつ:2008/01/31(木) 13:29:25 ID:XX+DQ1vG
ttp://search.yahoo.co.jp/search?p=%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%81%AE%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%82%92%E4%
BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%
99%E3%81%8C&search.x=1&fr=top_ga1&tid=top_ga1&ei=UTF-8

JTフーズ、事件発覚後に“お客様相談室”の項目から都合の悪い部分を消去していますね。
キャッシュにはしっかり残っていますが。

34名無しのひみつ:2008/01/31(木) 13:31:33 ID:XX+DQ1vG
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%81%AE%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%82%92%E4%BD%BF%
E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8C&search.x=1&fr=top_ga1&tid=top_ga1&ei=UTF-8

JTフーズ、事件発覚後に“お客様相談室”の項目から都合の悪い部分を消去していますね。
キャッシュにはしっかり残っていますが。
35名無しのひみつ:2008/01/31(木) 13:36:24 ID:XX+DQ1vG
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%81%AE%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE&ei=UTF-8&fr=top_ga1&x=wrt

JTフーズ、事件発覚後に“お客様相談室”の項目から都合の悪い部分を消去していますね。
キャッシュにはしっかり残っていますが。
36名無しのひみつ:2008/02/01(金) 20:02:15 ID:EpqmaM7b
【幹細胞】iPS細胞を用い脊髄損傷のマウスの症状を改善=慶応大
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1198591170/


37名無しのひみつ:2008/02/01(金) 22:17:47 ID:MYNhG48T
38名無しのひみつ:2008/02/14(木) 00:00:48 ID:f/aMMJJp
【再生医療】乳歯幹細胞研究バンクを設立=名古屋大
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1197128137/



39名無しのひみつ:2008/02/14(木) 00:23:13 ID:6H0wbftT
胸腺を培養して移植すれば、老人の免疫力も回復するのだろうか。
40名無しのひみつ
【医学】マウスES細胞から赤血球前駆細胞株の樹立に成功/理化学研究所
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1202947436/