【鉄鋼】「新日鉄住金」、株主総会で可決 執行役員も発表 [12/06/26]
日本の技術の流出
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/eco/1289725832/ 日本は諜報局を何故持たないのか?
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/war/1238005307/ 【鉄鋼】新日鉄対ポスコ 日本の技術流出を食い止めよ(5月10日付・読売社説)[05/10]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1336615431/ 【行政】技術流出、経産省が実態調査へ…製造、ITなど1万社対象[12/05/09]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1336521171/ 【裁判】韓国ポスコに1000億円請求=鋼板技術を「不正取得」−新日鉄
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1335341092/96,178,185,186,187-188,198,191,226,184,206,97-98,100-102,16 【日韓】新日鉄はなぜポスコを提訴したか? キッカケは韓国内の裁判「中国メーカーに流出した技術はポスコではなく新日鉄の技術」[05/23]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1337784256/ 【日韓】新日鉄がポスコを提訴…鉄の芸術品「方向性電磁鋼板」極秘技術はなぜ流出したのか[05/26]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1338124313/ 【新日鐵】韓国企業提訴、「協調関係は堅持」…社長表明[05/15]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1337020717/ 【知的財産】韓国・ポスコ“技術パクリ”疑惑で新日鉄との関係に亀裂も[12/06/01]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1338508285/ 【経済】新日鉄がポスコとの提携関係を解消するとの観測が浮上[06/01]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1338519452/ 【経済】新日鉄がポスコ相手取り特許訴訟 東京地裁に提訴[06/22]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1340378515/ 新日本製鉄が自社の特許が侵害されたとして、ポスコを相手取った訴訟を
東京地裁に起こしていたことが分かった。ポスコが22日に明らかにした。
ポスコによると、新日鉄は自社の秘密技術情報を用いてポスコが方向性
電磁鋼板を製造・販売していることについて提訴した。製造・販売の停止を
求めるとともに、総額約986億円の損害賠償のうち、約800億円はポスコに
連帯責任があると主張しているという。
ポスコは「原告の訴えが棄却されるよう積極的に対応する」とコメントした。
【新日鐵】韓国企業提訴、「協調関係は堅持」…社長表明[05/15]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1337020717/ 新日本製鉄の宗岡正二社長は14日、東京都内で記者会見し、韓国の鉄鋼大手、ポスコが
新日鉄の保有する高級鋼板の製造技術を不正に取得したとして、4月に提訴した問題について
「我々が何十年もかけて数百億円を投じて研究開発してきたものを、なぜあれだけ短期間で
ものにできたか疑問で、不正競争防止法に抵触する問題だと判断した」と理由を説明した。
一方で00年以来、戦略的提携関係にあるポスコとの今後の関係については、「競争すべき
ところはきちんと競争するが、基本的な協調関係は堅持していく」と表明。両社間でこうした方針
を確認していることも明らかにした。
新日鉄は技術をポスコ側に流したとして元社員も訴えているが、技術情報などを「物理的に
持ち出せない手立てはすでに実行している。今後も同じようなことが起きるとは思っていない」
と話した。
【知的財産】韓国・ポスコ“技術パクリ”疑惑で新日鉄との関係に亀裂も[12/06/01]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1338508285/ 新日本製鉄が、韓国の鉄鋼大手ポスコとの提携関係を解消するとの観測が浮上してきた。
新日鉄の宗岡正二社長は5月14日、記者団に対し
「秘密情報に関する会社の管理の問題、従業員のモラルの問題もある。
だが、それを使う会社(ポスコ)のモラルも問題だ」と憤りをみせながら提訴理由を語った。
実は、両社の関係は約40年にもわたる。新日鉄がポスコの前身である韓国国営
「浦項総合製鉄」立ち上げに関わり、2000年には包括提携して互いに株式を持ち合うほか、
一部材料の共同調達、基礎研究などを進めてきた。現在では互いに5%前後の株式を持ち合い、
今後は新興国での高炉建設などでも協力するとみられていた。
しかし、今回の訴訟で「ポスコが敗訴すれば、方向性電磁鋼板の市場から退場せざるを得ない」
(業界関係者)事態となり、経営に大きな打撃を受けるのは確実。そうなれば関係修復は
難しくなる。
そこで「そもそも新日鉄とポスコが提携を続けるメリットはないのでは」(アナリスト)との
指摘が出てきた。その理由はいくつもある。
両社は個別製品では完全に競争関係にある。
しかも、品質要求の低い建設向け鋼材では、日本国内の市場でもポスコをはじめ韓国や
中国メーカーが浸食し始めている。新日鉄など日本勢が得意とする自動車向けの高級鋼材でも
競争が激化している。
成長が続く新興国での一貫製鉄所建設など海外での拠点作りでは、リスク軽減の点から
両社の協調を期待する声もある。
しかし「海外事業では過半数以上の出資で主導権を握らないと、製造技術を持っていかれるだけ」
(業界関係者)で、新興国の成長を収益に結びつけることにはならないとの見方も強い。
新日鉄がポスコと資本提携を強化し持ち合い比率を高めたのも、06年ごろに買収攻勢を
仕掛けていた「アルセロール・ミタルへの防衛策として重要だった」(業界関係者)。
今年10月に予定されている新日鉄と住友金属工業との合併も、ミタルへの対抗策の一つとされる。
ただ、買収防衛としての株の持ち合いの意味も薄れている。
新日鉄はなぜポスコ(韓国)を提訴したか? ひょんなことから「証拠」押さえる
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news/1337725755/ 【日韓】新日鉄はなぜポスコを提訴したか? キッカケは韓国内の裁判「中国メーカーに流出した技術はポスコではなく新日鉄の技術」[05/23]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1337784256/ 問題の鋼板は「方向性電磁鋼板」。電気を各家庭に送るための変圧器に広く利用される特殊な鋼
板。高機能の電磁鋼板の生産規模は世界で年間約100万トン程度に上り、新日鉄はシェア約3割を
占めるトップメーカーだが、ポスコも2004〜05年ごろから急激に品質を向上させ、現在のシェアは約
2割に達するという。
通常、企業は新技術を開発したら特許を取得して守るが、製造ノウハウが極めて特殊な場合、特許
を取って技術内容を公開するより、徹底的に隠す方が実態として技術を守れる。今回の特殊な鋼板は、
まさにそうした「秘中の秘といえる技術」という。
新日鉄は、ポスコが新日鉄元開発担当者から不正に入手しない限り、簡単に製造できるはずが
ないとの疑惑を持ち続け、繰り返し警告してきたという。宗岡正二社長は5月14日の会見で、「基本的
な協調関係は堅持していく」と述べ、2000年以来続くポスコとの研究開発や原料調達などでの戦略的
提携関係は維持する考えを示す一方、「我々が何十年もかけて数百億円を投じて研究開発してきた
ものを、なぜあれだけ短期間でものにできたか疑問」と指摘した。
■韓国の裁判がきっかけに
新日鉄が提訴に踏み切る「証拠」をつかめたのは、韓国内の「事件」がきっかけ。2007年、ポスコ
から中国メーカーに、問題の鋼板の技術が流出させたとしてポスコ元社員が逮捕された。この元社
員は裁判の中で、「流出した技術はポスコのものでなく新日鉄の技術」と主張。裁判では今回の新日
鉄元社員の名前も登場したことから、新日鉄が証拠保全手続きで元社員の保有する資料を押さえ、
今回の提訴につながった。まさに「幸運のなせる技」(新日鉄関係者)だった。
日本企業の海外進出増加や世界的な人材の流動化、情報技術(IT)の進展などに伴い、鉄鋼以外
でも、電機メーカーなどで同様の問題は深刻とされる。政府は不正競争防止法の罰則を強化し、刑事
罰(営業秘密侵害罪)を導入したが、刑事裁判に持ち込める例はほとんどない。
実際に、企業は現在でも、退職者と秘密保持契約や、競業他社への転職を禁止する契約を結ぶ
などしている。新日鉄もこの元社員と秘密保持契約を結んでいた。しかし、「退職した社員の行動を
全て把握するのは無理」(鉄鋼業界筋)だし、職業選択の自由の観点から転職を制約するのは現実
には困難。契約上の「企業秘密」の定義もあいまいで、十分に機能していないという。
【国際】新日鉄の怒り 極秘技術「方向性電磁鋼板」が中国・韓国へ流出 籠絡される元社員達★4
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1338140238/ 【日韓】新日鉄がポスコを提訴…鉄の芸術品「方向性電磁鋼板」極秘技術はなぜ流出したのか[05/26]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1338124313/ 「やはりそうだったのか」
韓国内でポスコが起こした裁判での証言の一つから、ある新日鉄幹部は、それまでのポスコへの疑念
が、明確な不正だと確信。昨年末、証拠保全手続きを申し立て、裁判所が元社員の保有していた“動か
ぬ証拠”を押さえた。
新日鉄は、「時効の懸念もあり、早期に提訴が必要」(幹部)と判断。4月に不正競争防止法(営業秘密
の不正取得行為)違反で、ポスコなどを東京地裁に提訴した。日本企業が、不正な技術流出で外国企業
を訴える事例としては最大規模だ。
訴訟対象の「方向性電磁鋼板」は、新日鉄の八幡と広畑の両製鉄所だけで製造されている。工場勤務
の長かった幹部でも、「生産工程は見たことがない」という秘中の秘の技術だ。
変圧器などに用いられる特殊な鋼板で、電圧変更時のロスなど従来製品の課題をことごとく解消。
鉄の結晶がきれいに整列する様子から、業界では「鉄の芸術品」とも呼ばれている。
もともとは米国の技術だったが、昭和43年に新日鉄の開発チームが性能を飛躍的に高める製造技
術を確立。以降、同社は方向性磁性鋼板のトップメーカーとなり、多大な利益を得ている。
しかし、平成16年ごろからその地位を脅かすライバルが現れた。ポスコだ。ポスコは以前から類似の
鋼材を手がけていたが、「急激に品質がよくなった」(新日鉄幹部)。価格も安く、次々に顧客をつかんで
いった。シェア約3割の新日鉄に対し、ポスコも2割程度と一気に差を縮めた。
一方で、業界内にはある噂が広がった。「新日鉄の技術がポスコに流出したのではないか」−。
新日鉄はポスコ側に真偽を問い合わせたが、独自技術と言い張るばかり。「何十年もかけ、数百億
円を投じてきた技術が、なぜこんなに早く追いつかれたのか」(宗岡正二社長)。疑念は募っていった。
平成19年、ポスコが韓国で起こした裁判をきっかけに事態は急転した。ポスコは、同社の元社員が
方向性電磁鋼板の技術を中国の鉄鋼メーカーに売り渡したとして提訴。しかし、裁判で元社員は「渡し
たのは(ポスコの技術でなく)新日鉄の技術」と証言した。これを受け、新日鉄が調査を開始。同社元
社員の証拠差し押さえを経て今回の提訴に至った。
33 :
32:2012/07/17(火) 20:35:59.50 ID:YKmtPQMJ
事情を知る業界関係者は、「ポスコ側に情報を漏らしたのは1人ではなく、グループだ」と指摘する。
1990年代に新日鉄を退社した開発担当者を含む数人が関与したらしい。新日鉄が提訴したの
はグループのリーダー格とみられる。
新日鉄は、方向性電磁鋼板の製造方法は特許出願していない。秘中の秘の技術は表に出さず、
隠すのが通例。ただ、関連特許は数多く、元社員とは秘密保持契約を結んでいた。
元社員はどのように取り込まれたのか。ポスコに限らず、日本企業の退職者を積極的に雇用する
外資は多い。多額の報酬が提示されることもある。「エージェントを通じて慎重に接触し、籠(ろう)
絡(らく)する」(事情通)ケースもある。
技術を流した側と受け取った側の関係を立証するのは難しい。裁判は長期化が予想されるが、
新日鉄側は「明らかな形で情報が流出した証拠をつかんでいる」として勝訴に自信を見せる。
元社員はなぜ技術を漏らしたのか。「結局は金だろう」。新日鉄幹部らはそう吐き捨てる。
新日鉄が勝訴した場合、ポスコにとっては大打撃だ。韓国や中国の鉄鋼メーカーの成長はめざ
ましく、今年10月に予定される新日鉄と住友金属工業の合併の契機ともなったが、収益の柱は
品質要求の低い建設向けが中心。ポスコとしては企業ブランドを高める意味でも方向性電磁鋼板
は欠かせない領域だ。「この事業から撤退を余儀なくされれば、成長戦略に狂いが生じる」(業界
関係者)。
中・韓メーカーは、最終的に日本メーカーの牙城である自動車向けの薄板分野に手を広げよう
している。特許侵害も辞さない強引な手法が目立つが、新日鉄が勝訴すれば、「彼らも態度を変
えざるをえない」(同)。日本メーカーの巻き返しにつながる可能性もある。(高山豊司)
「技術流出」、特効薬なきジレンマ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120518/232279/?mlp&rt=nocnt この特殊鋼板は、鉄の結晶を一定方向に並べた「方向性電磁鋼板」で、通電ロスを極力減らす性質がある。
結晶の向きを精緻に制御する技術は、約40年もの長い年月と莫大な費用をかけて1990年代に確立。
「生産現場には社員でもほとんど入れない」(同社)。技術の完成度は高く、欧米の主要鉄鋼メーカーも
新日鉄からライセンス供与を受けて同製品を製造している。
世界需要は年間200万〜300万トンで、市場規模は年間数千億円と推定される。しかも、新興国の
電力インフラ整備が急ピッチに進み、市場が今後も伸びるのは間違いない。新日鉄の独壇場になるはずだったが、
10年足らずでポスコが独自製品として市場に投入した。中国鉄鋼大手の宝鋼集団も続き、現在、この2社の
合計シェアは3割前後に達する。
「こんな短期間で自社開発できるわけがない」と新日鉄社内では当初から、技術流出の疑念を持っていたが、
証拠がなかった。中韓2社のシェアが無視できない規模になりつつあった2007年、ポスコの元社員がこの電磁鋼板
の技術を宝鋼に売り渡したとして起訴された。そして、この社員は「渡したのはポスコの技術ではなく、新日鉄のもの」
と証言したのだ。
新日鉄は韓国での証拠資料などを基に、日本国内で裁判官の同行のうえで、ポスコへの技術流出に関与した
と見られる新日鉄元社員の自宅などで証拠保全を実施した。十分な証拠が揃ったと判断し、今回提訴に踏み切った
ようだ。
ポスコは真っ向から否定すると見られ、訴訟は長期化する可能性がある。さらに、もっと高いハードルとなりそう
なのが、冒頭の新日鉄関係者が指摘する通り、宝鋼への対応である。
宝鋼への技術の2次流出が明らかになったからこそポスコを提訴できた半面、被害はさらに広がった。
新日鉄は現在、「宝鋼への対応は未定」とするが、2次流出に対する法的措置に十分な証拠を集めるには、
中韓当局などの全面的な協力が不可欠と見られる。たとえ協力が得られても、その間に技術はさらに拡散する
可能性もある。
判例で理解するIT関連法律
第7回 競業避止義務
競合への転職を禁止する契約は有効か
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070822/280132/ ITエンジニアが企業を退職する際に「競合企業への就職を禁じる」という内容の「競業避止契約」を求められる
ことがある。しかし,職業選択の自由との兼ね合いから,この契約は無効の場合もある。
金属鋳造用の資材を製造・販売する有限会社フォセコ・ジャパン・リミテッドは,技術上の秘密を守るため
研究開発部門の従業員に対し「機密保持手当」を支給していた。1969年6月,研究開発部門に11年間勤務
していた従業員と,同部門に7年間所属した後4年間セールス・エンジニアとして勤務していた従業員の2人が
相次いで同社を退職し,間もなく設立された競合企業の取締役に就任した。
フォセコと2人の元社員は,「在職中も退職後も業務上知り得た秘密を他に漏らさず,退職後2年間は
競合企業に関与しない」という内容の「競業避止契約」を結んでいた。そこで,フォセコは「金属鋳造用資材
の製造・販売業務に従事することの禁止」を求めて,裁判所に提訴。これに対し訴えられた2人は,
そもそも競業避止契約自体が「職業選択の自由」と「営業の自由」を不当に制約するので公序良俗に反する,
として競業避止契約の無効を主張した。
裁判所は,「原則的に従業員が雇用中に得た一般的知識・技能を雇用終了後に活用することを禁止する
契約は職業選択の自由を不当に制限するから公序良俗に反する」と述べた後,「しかし営業秘密を知り得る
立場にある従業員が秘密保持契約を結んでいる場合は,競業避止義務を負わせることは適法」としたうえで,
「本件の競業避止契約期間は2年間と比較的短く,制限対象職種も金属鋳造用資材の製造・販売に限られている。
さらに在職中は機密保持手当が支給されていた。これらを総合的に考慮すると,競業避止契約が無効とは
言えない」と判断。2人に対し競業を禁止する判決を下した。(奈良地方裁判所1970年10月23日判決,
判例時報624号78頁)
――ことを総合的に判断して,裁判所は競業避止契約の合理性を認めた。
では,どんな場合に競業避止契約が有効になるのか。日本でその基準になっているのが,冒頭で紹介した
フォセコ事件だ。1970年といささか古いが,今も通用している重要な判例である。
フォセコ事件では,(1)元社員が元の勤務先で重要な営業秘密を職務上知り得る立場にあった,
(2)機密保持契約を結び機密保持手当を支給されていた,(3)「競業避止契約」の対象職種や期間が
明確になっていた――ことを総合的に判断して,裁判所は競業避止契約の合理性を認めた(図2)。
逆に言えば,こうした条件を満たしていない場合は原則として「競業避止契約」は無効となる。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070822/280132/zu01.jpg 図1●競業避止契約の例
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070822/280132/zu02.jpg 図2●競業避止義務が有効となる条件の例
技術侵害の追及に壁 不正取得の立証必要 流出情報、「秘密」に該当?
http://www.nikkei.com/access/article/g%3D96959996889DE6E3E4E3EAEBE2E2E3EBE2E7E0E2E3E0869198E2E2E2 新日本製鉄は4月、韓国鉄鋼大手ポスコなどを相手取り、高性能鋼板の製造技術を不正取得したとして、
不正競争防止法に基づく民事訴訟を東京地裁に起こした。退職者を通じた海外企業への技術流出に歯止めをかける
のが狙いだ。今後、日本企業による提訴は増えるのか。企業秘密の漏洩を防ぐうえでの法適用について課題は多い。
・・・
「幸運にも証拠が十分手に入ったので訴訟に踏み切れた」。新日鉄の佐久間総一郎・常務執行役員はこう話す。
不正競争防止法は民事・刑事の両面で相手の責任を追及できるが、訴訟には主に2つのハードルがある。
一つは技術の不正取得を立証しなければならない点だ。
・・・
一般に、企業が技術流出の疑いを感じても、決定的な証拠を押えなければ訴えにくい。
経済産業省によると、不正競争防止法の営業秘密侵害を争う民事訴訟件数は年間約20件と少ない。
実際の技術流出事例はもっと多いという。
もう一つは、その技術情報などが法律上の「営業秘密」に当てはまるかどうか。
・・・
新日鉄の場合は「社内でもトップレベルの難しい技術で、厳格な管理をしていた」(佐久間氏)。
新日鉄はこうした様々な条件を満たせたと判断し、提訴したようだ。
今回、新日鉄は元社員の技術者も訴えた。同社では社員の退職時に秘密保持契約を結んでいたというが、
それでも技術が漏洩した事実に強い危機感を抱いたためだ。
・・・
新日鉄は国内では不正競争防止法違反でポスコなどを訴えたが、米国では電磁鋼板に関する特許侵害で提訴した。
企業法務に詳しい浅見隆行弁護士は「日本と違って米国の制度では、特許侵害の有無について、訴えられた
ポスコ側の立証負担が重いからだろう」と見る。
・・・
ワンポイント
対策には守秘義務契約
営業秘密流出は企業のアジア展開の広がりで深刻化している。早期退職制度の導入で転職した技術者から
漏れるほか、工場進出や提携などがきっかけになることが多い。
対策として挙げられるのは、退職者に対して営業秘密の漏洩や競合他社への転職を禁じる契約を結ぶこと。・・・
競合への転職禁止については、憲法が保障する職業選択の自由に抵触するおそれがある。
経済産業省の調査のよると、社員と転職禁止契約を結んでいる企業は1割に満たないなどハードルが高そうだ。
ただ、割増退職金を提示し、期間を限定するなどの配慮をすれば有効との裁判例もある。
契約を破られない工夫も大事だ。米国では社員が違反した場合、付与したストップオプションを無効にする規定
を企業が設けることもある。
【企業】ポスコ、トヨタの部品供給業者団体「協豊会」に加入[06/29]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1340926849/ 韓国鉄鋼大手のポスコは、外国の鉄鋼メーカーとして初めて、トヨタ自動車に部品を納入する業者で
構成する任意団体「協豊会」に加盟した。
ポスコの日本法人、ポスコ・ジャパンは今年4月に開かれた協豊会の総会で日本企業2社とともに
新規加盟が認められた。協豊会はデンソーなどトヨタの1次下請け企業22社で構成されており、
鉄鋼業界では新日本製鉄、JFEスチール、住友金属工業などが加盟している。
ポスコは協豊会加盟により、トヨタという大口顧客を確保した。
トヨタはウォン安の恩恵を得ているポスコから鋼板を輸入し、生産コストを削減できる見通しだ。
ただし、ポスコに技術を不正使用されたとして、約1000億円の損害賠償訴訟を起こしている
新日鉄など日本の鉄鋼メーカーからのけん制が強まるのではないかとの見方もある。
【経済】サムスン・LG、技術を盗用した中国IT企業に対し「処罰しないで」との嘆願書を提出[05/07]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1336400835/ サムスン電子とLGエレクトロニクスが、ディスプレイ技術を盗用した中国IT企業に対し
「処罰しないでほしい」との嘆願書を検察に提出したことが明らかになった。
【技術流出】サムスン・LGの有機EL技術流出 「国家的損失」韓国で大騒ぎ[07/16]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1342507864/ 韓国メディアによると、サムスンは4年の期間と1兆1000億ウォン(約759億円)を
投じて同技術を開発したとされる。韓国では法律で「中核産業技術」に指定され、
「産業界の国宝級技術」(韓国司法当局幹部)と形容されるほどだ。韓国検察によると、
流出事件は、昨年11月から今年1月までの間に、サムスンとLGのパネル工場に検査機器の
点検を装って出入りしていたイスラエルの検査機器供給会社の韓国支社に勤務する韓国人社員らが、
設計回路図を撮影する手口で起きた。カード型USBメモリーなどに保存したデータを財布やベルト、
靴などに隠して持ち出したという。すでに逮捕者が出ており、捜査の過程で、盗み出された技術情報が
中国や台湾の企業に売却されてしまった可能性もあることが判明。サムスン、LGの経営陣に衝撃が走っている。
その中で起きた今回の事件とあって、両社は技術流出の損害を「天文学的」と指摘し、
「ディスプレー産業界の勢力図が塗り変わる恐れすらある」と指摘している。ただ、この技術を
めぐってはすでに、LG側がサムスン側から人材を引き抜いて情報を得た疑いが持ち上がり、
刑事事件にまで発展している。
今年4月、サムスンの子会社「サムスンモバイルディスプレー」でパネル開発にかかわった
40代の元研究員が、産業技術の流出防止および保護に関する法律違反などの容疑で逮捕された。
この元研究員は、サムスンの新型ディスプレー方式の開発を主導しておりLG側に1億9000万
ウォンの報酬で技術情報を引き渡したという。さらに、LG側が事前の約束に反して役員ポストの
提供を拒むと、今度は中国企業に接触して「技術の二重売り」(サムスン関係者)を図ったとされるから、
韓国企業間の「仁義なき戦い」ぶりもすさまじい。
【日韓】新日鉄がポスコを提訴…鉄の芸術品「方向性電磁鋼板」極秘技術はなぜ流出したのか[05/26]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1338124313/ > 元社員はなぜ技術を漏らしたのか。「結局は金だろう」。新日鉄幹部らはそう吐き捨てる。
【社会】韓国人女優の「性接待」事件、韓国の国家機関の不法介入と警察の隠ぺい疑惑
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1325814845/73,134,145 134 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/08(日) 20:40:41.30 ID:HRG5tJLT0
日本企業が韓国で現地企業と手を組み日本企業の担当者が韓国に行くと、
韓国企業はごく自然に性接待してくる。
断ると摩訶不思議な顔をする韓国企業の担当者。
これが当たり前のビジネス界の現実に、何かと言えば反日叫ぶ連中も知らないとは言わせない。
困った国民性だ!気持ち悪い関わって来ないでほしい。
金はすでにたくさんあげている。
145 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/09(月) 08:38:40.75 ID:Xk+sJwZS0
>>134 俺の友人も性接待されたっていってたな
泊まってるホテルの部屋に女が来たって
その時は売春婦だと思って断ったそうだが
マーティン・ヘーゲレ
(引用者註・日本が韓国と2002年ワールドカップを争っていた1995年のこと)
訪問した東京と広島で両手に余るほどのお土産(ボールペン、キーホルダー、ワッペン)を貰った。
品物にはすべて「World Cup 2002 in Japan」と印刷されていた。
一方で、同じ招待旅行でも韓国を訪れた記者は、日本とはまったく違う物をプレゼントされていた。
ボールペンやキーホルダーなんてものじゃない。
高価な品々はもとより、連日のパーティーと酒盛り、挙げ句の果てには女性まで用意されていたのだ。
すべては招致活動を指揮していた鄭夢準(チョン・モンジュン)氏の指示だった。
彼らはこうやって海外記者の歓心を買おうとしたのだった。
わたしはこういう汚い手段を徹底的に憎む。ジャーナリストに対する行為で、もっとも卑劣なものではないか。
アルコールで酩酊させ(女性提供の事実で)相手を脅迫する。
わたしが長年、アジア・サッカー界でもっとも権力を持つ人物を国際的メディアで批判し続けてきたのも、
ここに理由がある。
鄭夢準はこういうことがあって、わたしをソウルでのワールドカップ開会式とFIFA総会から閉め出そうとした。
彼はフランツ・ベッケンバウアーとDFB(ドイツ・サッカー連盟)会長に、わたしの取材を禁止するよう要請する
書簡を送った。
しかし、ベッケンバウアー氏もDFB会長もこれを一蹴。
逆に、鄭夢準に警告を送ったのだが、わたしとしては彼との対決はむしろ望むとことでも あった。出るところに出て
争えば、鄭夢準がいかなる手口でサッカー界の権力を握ってきたか、白日の下に晒すことができたからである。
(「正当理論」第110回「架け橋」より)
ttp://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200605/08/58/e0064858_23163959.jpg
40 :
39:2012/07/20(金) 02:25:11.78 ID:vocbZI+j
KARA騒動にみる韓国芸能界裏事情と性上納、ソウル行き前に韓流アイドルブーム復習
http://ameblo.jp/sadapple/entry-10774899501.html 7年前の「韓国日報」(2002年8月13日付)は、一部の芸能プロダクションが韓国の財閥2世や政界などの関係者に、
人気女性タレントや新人女性タレントらに性の接待をさせていた疑いがもたれ、売春を斡旋(あっせん)したとして
本格捜査を始めたと報じている。結局、ソウル地検は内偵捜査のみで、このときは立件を見送った。ハンナラ党の
洪準杓議員は当時、国政監査の場でこの問題を取り上げ、民主党(当時は与党)の3議員が性上納にかかわった
と追及。「芸能プロダクションが国会の関連常任委員会に対してロビー活動を行い、関係議員が放送局に圧力をかけ、
その結果、所属芸能人が頻繁にテレビに出演した」と明らかにした。しかも、「政界の関係者が検察に圧力をかけた
ため、捜査は打ち切られ、捜査を担当したソウル地検の部長は地方に左遷させられた」と糾弾している。
こうした韓国芸能界の「性上納」については、芸能記者が同年、出版した小説「スポンサー」に記されている。
著者は「ここに登場する人物はすべて架空の人物だが、大部分は実在の人物をモデルとしており、
ほぼノンフィクションに近い話といえる」とし、生々しい韓国芸能界の裏事情を明らかにしている。
著書には「タレントの売春はきのう今日のことではない。芸能人の売春は根が深い。80年代初めにいわゆる
秘密料亭事件があった。マンションに“秘密料亭”を準備し、タレントたちが金持ちの遊び人たちと宴席を設け、
セックスまで楽しんでいた」と描かれている。さらに「政治家とタレントのスキャンダルは今に始まったことではない。
その昔は大統領の夜の相手を務めることは芸能人として不可抗力なことだったが、今は芸能人たちが自発的に
権力者たちとのセックスコネクションを持っている。つまり彼らの力を借りて、芸能界で何か利益を得ようということだ」
と記されている。「セックスコネクションが構造化しているため、ドラマに主演しようと思ったら、プロデューサーに
身をささげるルールのようなものがあるということだ。もちろんプロデューサーのすべてがそうではないが、
そのような悪い関係者が存在す
ることは事実だ」とも。
自殺したチャンさんも、こうした韓国芸能界の悪習の犠牲者だったとみられる。チャンさんの同僚らの話では、
彼女はソウル市江南区内のルームサロンなどで酒の接待をしていたとされる。このことから、関係店が捜査を
受けている。とくに韓国社会に衝撃を与えたのが、チャンさんが残した「性上納リスト」。チャンさんが接待した
という10人の実名や顔写真が一時インターネット上に流れた。巷間(こうかん)に流出したリストの真偽は
定かでないが、そのリストを見ると、韓国の財界関係者やマスコミ関係者の名前が多数挙がっている。
【韓国】自殺女優の自筆文書公開 「31人に100回以上の酒接待、性接待」「接待を受けに来た男性は悪魔」「冥土から復讐してやる」[03/07]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1299472106/ 【韓国】自殺女優の「性接待」 “悪魔”の実名リスト流出[03/10]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1299796351/ 【韓国】韓国人女優の「性接待」事件に、捜査当局のねつ造と隠ぺい疑惑[01/06]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1325813045/
41 :
39:2012/07/20(金) 02:25:43.38 ID:vocbZI+j
42 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/20(金) 02:34:17.99 ID:gyz32Jt2
とりあえず鉄鋼会社は株価なんとかしる
43 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/20(金) 17:40:11.63 ID:8xXFkYSc
2000年 新日鉄と浦項が提携(独・ティッセン、中国・武漢製鉄にライセンス供与している方向性電磁鋼板は提携の対象外)
2002年 浦項が方向性電磁鋼板市場に参入
2005年 新日鉄にライセンス供与を断られた中国・宝鋼製鉄が、浦項で出世競争から脱落した
方向性電磁鋼板開発技術者を高額報酬でスカウトして技術スパイ。
2007年 浦項の方向性電磁鋼板技術が急激に上昇
2012年 浦項のシェアが新日鉄に並ぶ
浦項は新日鉄と提携した直後に、もう核心技術の産業スパイ行為を始めている。
最初からそういう目的で提携を求めてるんだろう。
これはソニーから技術者引っ張りまくった経緯と同じだ。
まず経営幹部レベルの人材交流を実現させ(退社後に顧問に獲得したりもして)、
技術部門の中枢人材へのアクセスを可能にする。
そして高額報酬で技術者をグループごとスカウトし、技術を盗み出すという戦略だ。
韓国企業は到底パートナーに選ぶような対象じゃない。
こちらが相互利益に結びつく提携を誠実に希求してる時に、
彼らが本心で考えてることは、そのチャンスを活かして、
いかに日本企業を踏み台にし、出し抜き、叩き潰すかということだ。
彼らはパートナーでもなければライバルでもない。敵である。
道徳心の欠落した、倫理観ゼロ、油断も隙もないドロボー民族だ。
このことをはっきり認識しておなきゃいけない。
過去、本田がそのことを思い知らされてる。
そして歴史的にも中国・清王朝はそのことをよく分かってる。
それが九叩三拝の儀式だ。
日本企業は清国の英知と経験に学ばなければならない。
上下関係でしか人間関係、社会関係を築けない朝鮮人は、
犬にしつけるように厳しく指導するべきである。
甘やかした結果、生じている現象は、
まさに飼い犬のしつけに失敗した権勢症候群である。
このウザイ長レスはなんなの
氏ねよ
45 :
名刺は切らしておりまして:2012/07/20(金) 23:34:53.52 ID:aNKhfdSC
住菌で思い出すのが、何年も前に2chで祭りになったwinny流出不倫妻の直美
あいつら未だに夫婦なんだろうか?
住金株1000株は新日鉄住金株735株になるけど
単元100株にしてもらわないと面倒だな
いよいよだな
ホントに年間1500億も統合効果出るんかいな?
次は三菱と日立か
【電池】日韓「電池」戦争 サムスン、LGの強さに学べ 進化が止まった日本企業 [12/05/11]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1336903284/ 日本のメーカーが韓国勢の強さの源泉を批評するときの内容はほぼ共通している。
(1)品質8割価格5割、(2)国策による支援(法人税、補助金、電気料金)、(3)ウォン安、
(4)日本からの技術者流出、(5)リバースエンジニアリング(既存の製品を分解・解析
してより良い製品を作る)だから研究開発費がかからない、(6)製造装置メーカーが
「フルターンキー(ボタンを押せばよい状態)」で、製造装置を販売してしまう。
背後にあるのは、技術では負けていないのに、外部的な要因によってコスト競争力を
付けた韓国勢にしてやられているという意識だろう。
たしかに、「同じ土俵で戦うことさえできれば……」という恨み節が出てくるのは致し
方ない側面がある。(2)の国策については、1990年代末のアジア通貨危機でIMF管理と
なり、産業別に大胆に企業を再編したこと。さらに、韓国政府が、20年までに官民合わせ
て15兆(1兆円強)の集中投資を通じて、中大型電池での世界シェア50%、素材の国産化率
75%の達成を掲げていることなどが挙げられる。このあたりは、個別産業政策をはるか
昔にやめてしまった経済産業省に頭を切り替えてもらわないといけない。
しかし、国策の差という側面を差し引いたとしても、技術力の差を過信するのは危険で
ある。「電池もモジュールになり、EV用ですらコモディティ化しつつある」(独立系電池
専業メーカー、エナックスの三枝雅貴社長)のなら、中大型電池においてもわずかな技術
力の差よりも、コスト競争力が優先される時代に入っているとみるべきではないか。
家庭用蓄電システムに使用するLiBに関してサムスンSDIと独占売買契約を結んだニチコン
(京都府京都市)の古矢勝彦執行役員は、「サムスンの技術力は10年前に比べると急速に
上がっている。何より、経営判断が素早く戦略的。長期的視点に立って、大規模な投資を
即断する。貪欲に吸収し学ぼうとする姿勢が素晴らしい」と語る。
たしかに、流出した日本人技術者や、日本の製造装置メーカーの機械を使い、リバース
エンジニアリング、いわば物まねの精神で、韓国企業が追撃してきたことは納得いかない
かもしれない。しかし、もう済んでしまったことだ。むしろ、経営力で差をつけられて
しまっていることを冷静に直視し、韓国企業の長所を学ぶという精神に立つべきではない
だろうか。
50 :
49:2012/07/23(月) 00:51:29.70 ID:8JzgjDrm
00年当時、日本勢のLiBの世界シェアは9割を超えていた。「市場が大きく拡大した時代
に、電池メーカーは忙しくなりすぎて、材料開発が素材メーカーに任せっきりになり、
製造ラインの改良などの生産技術も、装置メーカーに依存するようになった」(ある素材
メーカーの技術者)。
サムスンSDIで常務を務める佐藤登氏は、元ホンダの技術者だ。ホンダでは90年代初頭
から本格的に電池の開発が始まった。佐藤氏は、当初からLiBの研究開発に取り組んでいたが
、徐々に経営判断がキャパシタ(蓄電装置の一種、コンデンサ)に傾いていく。「キャパ
シタなら誰もやってないから、という発想自体は、チャレンジ精神のあるホンダらしかったが、
どう考えても原理的に自動車にはLiBのほうが有望だった」と佐藤氏は振り返る。
役員から「キャパシタをやってみないか?」と誘われたが佐藤氏は固辞した。結局、
LiBの開発チームからは予算も人も削られていき、佐藤氏と部下一人という状態にまで
なった。そんなとき、サムスンSDIから声がかかった。04年1月のことだ。サムスンSDIの
CEO自らがオファーに訪れるほど熱烈なラブコールだった。
佐藤氏が最初に取り組んだのは、日本の素材メーカーとの関係改善だった。サンプルに
対する結果のフィードバックがなかったことや、担当者変更の際に引継ぎがされていな
かったことなどに苦情が発生していた。佐藤氏は、役員を連れて直接日本の素材メーカー
を訪問して謝罪し、改善を約束した。
複数の素材メーカー関係者の声を総合すると、いまでは、韓国企業より日本企業のほう
が評判が悪くなっているとさえ言える。情報のフィードバックが不十分なのだ。ある素材
メーカーの技術者は「日本の電池メーカーは○か×かという結果だけで、細かい情報が
もらえないため、研究開発の効率が上がらない。トップのフットワークが軽く、情報を
出してくれる韓国メーカーのほうが協業しやすい」と語る。電池メーカーの技術者に
よれば、こうなってしまった理由のひとつは、情報流出の懸念だという。韓国勢にキャッチ
アップされていくなかで、どんどん余裕を失っているのだろう。
「最近では、日本の電池メーカーより先に先端技術の紹介をしてくれるようにまでなった
」(前出の佐藤氏)。
【韓国】現代自動車、日本で優秀人材の確保に乗り出す[05/15]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1337062855/ 【雇用/韓国】現代自動車、日本で優秀人材の確保に乗り出す (中央日報)[12/05/15]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1337060490/ 現代(ヒョンデ)自動車が日本地域で優秀人材確保に乗り出す。
現代自動車は来月15日に東京で
「第1回現代グローバルトップタレントフォーラムインジャパン」を開催し、
大会優秀発表者に限り入社資格を付えることにした。
フォーラムの主題は「エコカーと未来自動車の核心技術」で、
大きくエコカーと電子、制御、材料に区分される。
応募資格は修士課程1年目から修士・博士経歴社員までだ。
志願者のうち優秀発表者には現代自動車の最終合格につながる
「役員面接」への参加特典が与えられ、賞金100万円の褒賞と
2013年の東京モーターショー招待券が提供される。
現代自動車関係者は
「日本の大学の修士・博士の場合、基盤技術分野研究が優秀で、
体系的な産学プロジェクト経験など優れた実務能力を持つと判断し
今年初めて現地人材採用チャンネルを新設した」と話した。
【話題】 韓国政府も 「グル」・・・日本の先端技術が堂々と盗まれていく!
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1341185417/ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32878 日本の先端技術を狙って韓国企業が日本人技術者に食指を動かしている。
韓国の大手メーカーが、ついに日本国内での技術者採用に動き出した。
リチウムイオン電池を手掛けるLG化学は、パナソニックなどの日本企業を激しく追い上げるが、
電池内部に使われる特別な素材や部品の多くを日本企業から調達している。
その割合を減らし、自前で開発できる人材の確保を日本で行おうとしているというのだ。
LG化学に先立ち、韓国の大手自動車メーカー現代自動車は6月15日に横浜市内のホテルで
人材採用フォーラムを開催している。これまでも水面下での「引き抜き」はあったが、
日本国内でここまで堂々と韓国企業が採用面接をするのは初めてのことだ。
この10年間、韓国政府は特殊な素材や精密部品の国産化を進めて自国の産業を育成してきたが、
この試みは思ったほどに成果は出ていない。韓国企業製の液晶パネルや半導体メモリ製品も、
日本メーカーの素材や部品がなければ、今もなお製造不可能な状態にある。
焦った韓国は、政府ぐるみで日本の技術を狙い始めた。日本の経済産業省に相当する
韓国の知識経済部傘下の大韓貿易投資振興公社も、日本での人材採用を活発化させている。
5月30日には、日本人技術者向けに韓国企業採用セミナーを開催。求人を見ると化学や電機、プラント、
環境関連など多岐にわたっていて、年俸は400万〜1200万円と悪くはない。
裏を返せば、これまで以上に日本の技術流出のリスクが高まっているということだ。
最近では新日鉄の門外不出の電磁鋼板技術が、韓国鉄鋼大手のポスコに流出したことが明らかになった。
新日鉄の元社員から情報を不正に入手したとして、新日鉄はポスコを提訴している。
日本人技術者を大量に採用しようという動きは、日本企業を神経質にさせているが、韓国企業はそんな懸念もどこ吹く風だ。
「最先端の製品は、素材や部品メーカーの高度な技術力が必要です。
極端にいえば、その技術が日本にあって、韓国ではなかなか育たない。
彼らは、ようやくそこに気づいた。これからは、もっと露骨な日本人技術者の採用が増えると思います」(日系素材メーカー幹部)
利益のためならなりふり構わない韓国企業だが、その姿勢だけは日本企業も見習うべきかもしれない。
【家電】サムスン「封印された成長秘話」 ソニー、パナソニックも勝てない世界企業の秘密に迫る [10/03/20]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1269249490/1,2 しかし、出井氏はこれらの非難に耳を傾けるべきだった。S-LCDでは、ソニー側とサムスン
側の建物の間にファイアウォール(通信を制御する壁)が建てられ、テレビ技術は相互に漏れな
いよう管理されていると言われた。だが、あるソニーの元技術幹部は、こう証言する。
「ファイアウォールなんて、あってないようなものでした。そもそもパネルがあるからと
いってテレビができるわけではなく、やはり画作りの技術があって初めてテレビ画面ができま
す。画作りが弱いサムスンから聞かれれば教えるしかなく、ソニーの優れた技術がサムスン側
に流れたことは否めません。
また、サムスン側と一緒に働いていた優秀なエンジニアがヘッドハンティングされ、私が
知る限りで50人以上が引き抜かれました」
【家電】日本に仕掛ける「焦土作戦」 サムスン電子 [10/03/23]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1269435661/1,3,5,9,12 これまでも韓国は「スパイ防止法」などで国家の重要技術の流出を懸命に防いできた。
有名な事件としては数年前、サムスンのエンジニアが中国企業に携帯電話端末の技術情報を
漏洩したとして、逮捕、起訴された。エンジニアが利用したタクシーの運転手の通報によって
事態が明るみにでたということで、韓国の情報管理の凄まじさを物語る逸話である。
しかし、このような徹底した情報管理をもってしても、完全には技術を守れないことは、
彼ら自身が誰よりも知っている。
「隣国に技術が盗み放題の国(日本)がある限り、我々がいくら技術情報を防衛したところで
意味はない」(サムスン関係者)との皮肉も聞かれる。また中国勢台頭の背後には、最近、
技術提携が本格化している台湾企業の存在があることもサムスンの苦悩を深めている。台湾・
馬英九政権による通商政策の転換から、台湾企業の大陸進出が緩和されたこともあり、台湾か
ら中国への技術流出はもう止められない段階にきている。
(抜粋)
『選択』 2011年2月号
大型投資に勢いづくソニーに接近するサムスンの「刺客」
(前略)
ソニーの半導体センサーは「裏面照射型」と呼ばれるもの。まともに量産できる企業は世界でも
二、三社といわれ、中でも「製造技術は良品率の面からソニーがずば抜けている。一朝一夕には
真似できない」(半導体技術者)とされる。
これに目を付けているのがサムスン。サムスンの日本人技術者引き抜きは業界ならずとも有名
だが、このセンサー技術についても、業界通の日本人を新規採用し、「ソニーがどのように量産し
ているか、製造技術の肝を技術者や出入りの製造装置メーカーに聞き回っている」(事情通)との
情報が複数伝わっている。
(後略)
週刊ダイヤモンド 2011年2月12日号
特集2
SONYを去ったエース社員たちからの提言
ヤメソニーに訊け!!
ライバルのサムスンを指導する 海を渡った「ヤメソニー」たち
Column 韓国名に"改名"ヤメソニーが見たサムスンの内側
http://dw.diamond.ne.jp/ この記事によると、ソニーのエレキ部門の最大の稼ぎ頭で屋台骨になっている
イメージセンサー(半導体センサー)の主幹技師と主任技師の二人がサムスンに
引き抜かれて社内に大変な衝撃が走ったそうだ。
【コラム】SCEの技術がサムソンに流出の可能性--やまもといちろう [06/07]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1339043603/ 裏づけ資料つきでメルマガネタか、と思ったんですが、ちょっとE3対策と通風で
へろへろになっていますので、ヘッドライン的なところだけブログに書いてしまいます。
『Samsung enters gaming space backed by Gaikai』
http://www.gamesindustry.biz/articles/2012-06-05-samsung-enters-gaming-space-backed-by-gaikai 記事の裏も取れまして、まあやるのは事実なんでしょうが、
・ やればできた。一年前倒しにする。
・ クラウドゲーミングの技術はGaikaiが提供。
とかあるわけで、現存する技術でGaikaiのアレをクラウドゲーミングのサービスレベルにまで
マッシュアップできる技術はSCEしか持っておらず、さらに2月の時点でサムソンはクラウド
ゲーミングの投入時期については技術的な観点でハードルが高いため2014年年末商戦に投入
できるかどうかで鬩ぎ合いをしていたことを考えると、比較的近い時期にSCEの人員が移籍
して関連モジュールやソフトウェアを持ち込んだか、あるいは別の手段でサムソン側に技術が
流出した可能性が高いと言えます。開発ペース的にちょっと考えられないんですよね。
SCEはどこまでそれを把握しているの、ということで、某ジャーナリストの方にお話を聞いて
もらっている最中なんですが、まあ一大イベントの最中ですし、あまりきちんとしたお話は
聞けていないようです。
技術的に先行していたはずのOnliveがLGと結んで、いまなおサービスインの予定が立たない
ことを考えると、従前の投資金額や開発内容も含めてサムソンは相当技術獲得に動いた
(独自開発も頑張ってはいるだろうけど)んでしょうね。
そうなると、周回遅れ気味のハードウェア戦略を発表した某社などは一気に苦しくなるなあ
とぼんやり思ったりもしましたが、これは国の知財戦略として相応の対策を立ててエンバー
ゴーでも何でもしないと敵塩どころの騒ぎじゃないと思いますよ。クールジャパンとか
言ってる場合じゃ本当にないんですよね、これ。
【企業買収】ソニー、米ゲーム会社を300億円で買収 クラウド対応[12/07/02]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1341269525/ SCE、クラウドゲーム配信のGaikaiを買収 新サービス開始へ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/02/news069.html ソニー・コンピュータエンタテインメントは7月2日、ネット経由でゲームを配信する米Gaikaiを3億8000万ドル
で買収すると発表した。今後新たなクラウドサービスを立ち上げ、「革新的で没入感のある、インタラクティブな
エンタテインメント体験を提供していく」という。
両社は6月30日に買収契約を結んだ。SCEはGaikaiの全株式を取得し、3億8000万ドルを8月末までに支払う。
SCEはGaikaiの技術力とデータセンターを活用して新たなクラウドサービスをスタートし、ネットワーク関連事業
を拡大したい考え。
Gaikaiは2008年に設立。ネット経由でさまざまな端末にゲームを配信する「クラウドゲーミング」サービスを展開。
端末側はゲームソフトをダウンロードする必要がなく、サーバ側で処理して端末に配信する仕組みのため、
ゲーム専用機がなくてもネットに接続された家庭用テレビやタブレットなどでゲームを楽しめるのが特徴。
6月には、韓国Samsung ElectoronicsのスマートTVに標準搭載されることを明らかにしていた。
【愛知】中国籍のヤマザキマザック従業員逮捕 製品情報不正取得容疑[03/27]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1332858576/ 【川崎】中国企業に機密情報流出か 川崎、元社員ら2人逮捕[06/20]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1340206361/ 川崎市中原区の工作機械メーカーが企業機密として管理していたプレス機械の設計図を不正コピーし、
中国企業に渡したとして、神奈川県警は20日、不正競争防止法違反の疑いで、この会社の元社員
古谷政一容疑者(48)=川崎市高津区=と、関連会社の元社員井上文明容疑者(57)=同県
横須賀市=を逮捕した。2人はともに日本人。
逮捕容疑は古谷容疑者が2009年11月、会社貸与のパソコンから同社のサーバーにアクセスし、
プレス機械設計図の複数のデータを不正にコピーし、井上容疑者に渡した疑い。
井上容疑者は10年1月2回にわたり、中国企業に設計図のデータを郵送するなどした疑い。
【社会】また中国の産業スパイ 大手プレス機械メーカーの元社員が4200万円で企業機密渡す
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1340272319/ また中国の産業スパイか、2容疑者を逮捕
大手プレス機械メーカー「ヨシツカ精機」(川崎市中原区)が企業機密として管理していた
プレス機械の設計図を不正コピーし、中国企業に渡したとして、神奈川県警は20日、
不正競争防止法違反(企業秘密の不正開示)の疑いで、いずれも同社の元社員で
古谷政一容疑者(48)=川崎市=と、井上文明容疑者(57)=同県横須賀市=を逮捕した。
県警によると中国企業から井上容疑者の銀行口座に計約4200万円が振り込まれており、
産業スパイの可能性があるとみて調べる方針。うち約3800万円は、さらに古谷容疑者の
口座に移されていたとみられ、県警は井上容疑者が中国企業の窓口となり、受け取った金の
大半を古谷容疑者に渡していたとみて裏付け捜査を進めている。
県警によると、井上容疑者は「図面を取得したことも、中国企業に渡したこともない」と
否認しているが、古谷容疑者は容疑を認めている。
逮捕容疑は古谷容疑者が2009年11月、会社のサーバーにアクセスし、自動車用エンジン部品などを
つくるプレス機械の設計図に関する複数のデータを不正にコピーした疑い。井上容疑者は10年1月に
2回にわたって、このデータのCD―ROMを、中国江蘇省揚州の中国大手プレス製造企業に、
日本から郵送するなどした疑い。
県警によると、井上容疑者はヨシツカ精機に勤務後、独立。
図面を漏らした中国企業とは08年に技術提携契約を結んでいた。
日本企業の機密情報をめぐっては今年春、大手ヤマザキマザック(愛知県大口町)の製品情報を不正取得
していたとして中国籍の元社員が逮捕、起訴される事件が起きた。
【社会】独情報機関「独在住の中国人はみな潜在的スパイ!」 18日発表した国家安全リポートの中で
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1342749135/
技術はマネされてこそ一流、台湾の「模倣戦略」に学べ
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO42043240R30C12A5000000/ 日本には、どうにも違和感を抱く言葉があります。「技術流出」です。この言葉は、ある利用シーンにおいて
先行技術に対する盲信と、歴史の必然に対する無視を象徴しているのではないでしょうか。
マネによる技術移転は、歴史の必然です。金型や素形材製造の権威で、Foxconnの経営トップに対する
アドバイザーを務める中川威雄氏は、こう述べています。
「『中国企業がマネできない技術を開発した』と豪語する日本人に時々会いますが、なぜそんなことが言えるのか
理解できません。産業革命以来の歴史を見れば、産業と技術は、先進国から発展途上国へ移転するものである
ことは明らかです。特定の国・地域の人にしか獲得できない技術など存在しないのですから」
正当な「模倣=マネ」への対策としてよくいわれるものが、追い付かれないようにひたすら先行技術を開発する
ことです。ただこれは、日本企業にとって目新しい手法ではありませんし、なにより3G携帯電話機用ASSP最大手
の米クアルコムのように特許のライセンス料収入が潤沢でないと、投資がかさむ困難な道です。
それよりも私が現実的だと考える対策は、まず経営や商品開発に携わる人々が独創性を重んじる心を保ちながら、
これまで述べたことを基に、マネを不当に見下さないこと。その上で、企業としてマネをしやすい産業集積地に
設計拠点を移すことです。電子産業ならば台湾や中国の一部が現在、適した地域になっています。
産業集積の効果は、20世紀の初頭に経済学者のアルフレッド・マーシャル(Alfred Marshall)氏によって
明らかにされています。
(1)情報獲得や技術開発が容易になること。培われてきた秘訣やノウハウがその効力を失う。
(2)人材確保が容易になること。
(3)調達コストが減ること。部品などのサプライヤーが近くに集まっているため。
(4)生産コストが減ること。メーカー間の分業と大量生産が、一部の工程に特化した投資を実現するため。
小さな島国の日本企業はかつて、産業集積の四つの効果を意図せずに得られました。しかし電子産業、
中でも民生機器産業では、もはやそうした効果は期待できません。これらを再び享受するために思い切った
手を打つことが必要になっているのではないでしょうか。
大槻智洋(おおつき・ともひろ)