【エネルギー政策】経産省、仙台から3大都市圏を通り北九州までを結ぶ天然ガスパイプライン整備案--総額2兆円 [06/13]
163 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/16(土) 05:35:33.70 ID:618jwlWx
>>161 人間の腹が減って発電分より遥かに多くのエネルギーを消費します。
この前の大きな地震で、日本位置がずれてるから、戻そうとまた地震が
おこるってきいた。地震があった一週間もたたず聞いたが、まだ大きな地震がないから
それが起きて日本がきちんと元の場所にもどらないと
>>158天然ガスとロシアってNHKTVでちょっとみたけど、ロシアがヨーロッパ天然ガス
買占めに、凄いことにやってるっていや書くのも怖い。みた人いないの?経済省バカじゃないよ。
日本はすれすれがんばってるよ。
165 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/16(土) 12:18:12.52 ID:+Nv9s6S2
>>163 生活保護を受給している健常者は
7.5時間/日の自転車発電を義務付ける
>>164 NHKの番組は知らなかった。ロシアが欧州の川下(供給網)に参入していることかな。
ウクライナのガス抜き取り事件からの欧州の反応は様々で、ウクライナを経由しないバルト海経由の
海底パイプライン(ノルト・ストリーム)を建設する動き(すでに完成)や、ロシアに川下の権益を持たせて
利益共同体にしようという動きがある。
後者の例は、例えば西欧のパイプライン網や電力会社の株式を一部ロシアに売却するものがある。
「怖い」話に興味があるけれど、僕が知るかぎりはロシアが暗躍しているというよりも、西欧も
積極的にロシアを取り込もうとしている、と理解している。
NHKの番組だと、こういうのが見つかったけど、
ttp://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/450/119927.html 確かに、シベリアには未開発の水力発電がかなりあるだろうから、その電力を開発して
日本と結ぶというアイデアは魅力的だ。ガス・パイプラインとどちらを優先するかという問題はあるけれど、
将来的にはガスも電力も、ロシアと結ぶことになるだろうし、その日本へのメリットは大きい。
>>166の続き
ただし、ガス・パイプラインであれ電力であれ、ロシアと経済関係を強化する際にどうしてもネックになることは、
南サハリンの帰属が確定していないことだ。
実際には日本は南サハリンのロシア帰属を認めたようなものだが、北方領土問題が解決していない以上は、
ロシアとの平和条約締結も難しい。そして、南サハリン経由のガスも電力も、具体的に事業化する際に必ず
領土未確定の問題が出てくる。
もうひとつ疑問なのは、
>>1のような提案は本来ならば、ガス販売の自由化、ガス料金の引き下げ、ガス利用の拡大と電力使用の削減に繋がる。
つまり、電力会社が嫌がる提案だし、大部分のガス会社も淘汰されるおそれがある。
こういう提案が経産省から出てきたということの意味が疑問なのだ。
経産省内で電力利権と繋がらないグループが動いているのか?
それともこの提案は電力利権を太らせる作戦が内包されているのか?
といった背景も知りたいわけなんだが、そういうのはインサイダーでないとわからんわな。
>>168 エネルギー政策の見直しが迫られているから、経産省も重い腰を上げたんじゃない?
本当は、とっくに終えていないといけない事業だが、いままで原子力村に封じ込められていた。
>>170 なるほど。やっぱ聞いてみるもんだな。
>官僚組織としてどんな国策を命じられてもいいように並列で走っているだけ。
その説明はすごくしっくりくる。
というのも、このパイプライン計画にしても政策意図がいまいちはっきりしないし、全体的なビジョンが伝わってこないんだな。
将来的な電力とガス、石炭、再生可能エネルギーなどの住み分けや、自由化、発送電分離、さらに隣国のロシアや中国、韓国の
状況と政策の方向性などを踏まえないと、実効性のある個々のエネルギー政策は立案できないだろうし、
逆に、実効性のある政策ならばその背景にある全体像が見えてくるもんだと思うんだよね。
それがないんだよねw 伝わってこない。
>>171 ただ、経産省は2000年ころだったか、電力自由化案を進めた連中がパージされたという話もあって、
今残っている(上の?)連中は、利権に近い人間なんだと理解していたんだが。
まぁ、上の意図は別として、部署ごとに政権の動きなんかとあわせて予防的対応を取っているということなのかもね。
しっかしなー、全体像を把握できる政治家なんて滅多にいないし、官僚組織が組織の意図として政策の青写真を
描けないようじゃ、未来は見えてこないだろうなぁ。。。
>>171-172 2000年は自由化が“達成された”年なんだわ。
昨年の春先に活躍したIPPやPPSが認可されたのがその年。
地域独占の解除や発送電分離については異論があり
ヨーロッパでも揺り戻しが見られるので
そこまで行かなかったことを指しているのかと思う。
官僚はあくまで手足なので頭の代わりをしてはいけないというのが今の官僚の一般的な態度だね。
ただ、手足が「その動きは不可能です」と抵抗してくることはあるのだが、
その時手足に動く命令(全体で整合性のとれた政策)が出せる政治家がいるかと言うと……で
手足が惰性で動いている状態だね。
今のエネルギー問題は「これさえあれば一発解決」の銀の弾丸がないので
どんな政策にも副作用が伴う。ゆえにいかなる政策でも
政策意図を発表しただけで大ブーイングに遭う状態なので、
身動き取れない状態になってるね。
天下りが云々という意見もあるけど
天下り先はいくらでも“作ることができる”ので
そういうのが原因で政策が滞ることは少ない。
まあそれはそれで別の問題があるわけだが。
>>173 IPPはPPSよりも5年前だよね。
そして、自由化が達成というのはどうかな。部分自由化だと思うが。
発送電分離については異論があるのはわかるが、政策の方向性は示すべきだろうな。
官僚が手先だというのはわかるが、頭の代わりをしてはいけないというのは責任の放棄だね。
少なくとも意思決定者に対して政策=頭の提案をすべき。どの国の官僚だってやっていることだ。
で、責任は意思決定者がとるべきなんだが、特に民主党の姿勢は「官僚がー」といって提案者に責任を取らせるから、
そういう無責任状態に陥る。
>>174 >別の問題
を知りたいものだがw
>>175 > そして、自由化が達成というのはどうかな。部分自由化だと思うが。
同意。
送電の委託料が高すぎて、とても自由化したとはいえない。
>>176 発送電分離と自由化して託送料が安くなるという保証もないけどね。
集中する系統だと送電を断られたりしてさ。
>>177 分離したのに委託料が変わらない場合、大元の電力会社の電気料金が安くなる。
送電維持費が電気料金から外れるから。
将来的には、採算のとtれない地方の送電網は廃止され、自家発電に切り替わるだろうね。
それには、発送電分離では足りなくて、発送配電分離が必要。
送配電を安くするインセンティブが全くないのに
発送配電分離して送電の委託料が安くなるわけないでしょ
発送配電分離しろ+送電の委託料下げろ→送電線をだれも建てない!困った!
が欧州の最近の事情だし。
>>179 総括原価方式から送電関連が抜けるんだから、「電力会社の」電気料金は、安くなるに決まっているじゃん。
最終的な受益者負担とは、まったく別の話。
>>180 > 送電の委託料が高すぎて、とても自由化したとはいえない。
制度をどういじっても
送電の委託料が安くなる見込みはないだろうという話。
>>182 その値下げは現制度内の話だと思うけど。
特に家庭用と長距離がインセンティブが低すぎて
地域独占が一番その部分のコスト引き下げに役立っているのが現状では。
>>183 > 特に家庭用と長距離がインセンティブが低すぎて
> 地域独占が一番その部分のコスト引き下げに役立っているのが現状では。
>>178後半に、発送電分離後のことは書いてある。
補足すると、電力の地産地消で重要になるのは、送電網より、パイプライン。
よって、1の動きに賛成。
> その値下げは現制度内の話だと思うけど。
現行制度では、自由化が名ばかりだということに異論はない?
>>176までの流れは、現行制度の自由化の有無について話されていた。
>>177が発送電分離を持ちだした。
だから発送電分離の話もしただけ。
>>184 私の意見としては「発送(配)電分離は自由化に逆行する」という意見だなあ。
送電線を共有しようとするかぎり品質が共有されるので
低価格低品質vs高価格高品質といった対立が成り立たない。
結果として電力の品質維持の責任を
送電線を共有する他業者になすりつけあう競争が始まり、
消費者のためにコストを落として品質を上げるという
自由化本来の目的が果たせなくなる。
これは単なる可能性の議論ではなく、
2000年代序盤のドイツにおける予備力低下問題や、
昨冬ヨーロッパで話題になったドイツの停電危機(緊急再起動問題)
といった具体的な問題として表れているし、
日本でもPPSが「品質は電力会社が保証してくれます」
というパンフレットを出していたりして実際そうなる感じ
あとパイブラインは好きにしたらいいと思うけど。
>>185 > 日本でもPPSが「品質は電力会社が保証してくれます」
> というパンフレットを出していたりして実際そうなる感じ
現状では発送電分離していないんだから、電力会社が保証するのが当然では。
割高な託送料を払わされているんだし。
割高という根拠は
>>182 これを参入障壁として利用してきた歴史があるから、自由化されていたとはいえない。
確認なんだけれど、発送電分離と、電力自由化を、混同していないよね?
>>187 分離したらPPSが責任持ってくれるの?
今でさえ電力会社におんぶに抱っこなのに。
自由化が”達成”されたのか、それとも途上なのかの一つの目安はIPP/PPSの参入が進んでいるかで図れるんじゃないかな。
PPSのシェアが3%程度というのは、やはり改善の余地があるのではと思うね。
また、現在の託送料の妥当性を議論するためには、事実の認識・共有が不可欠だと思う。
つまり、発送配電の各部門の収支やコストを公表すべきだ。電力会社が個別に公表するのがベストだが、
事業情報の機密性を理由に抵抗するならば、経産省が一括して10電力全体の数値を公表してもいい。ないよりはマシだから。
俺は発送配電分離については、法人格を分けるべきかどうかはまだ確たる意見はないが、
少なくとも会計分離はすべきだと考えている。その上で、自由化の程度や方策を議論するべきだ。
そして、電気料金引き下げの経路はなにも託送料引き下げだけじゃない。
発送配電分離が、どういう形であれ実現すれば、託送料が変わらなくとも発電コストの見直しが進む可能性はある。
発送配電それぞれの分野で効率化が進む可能性はあると思う。もちろん、セーフティー・ネットは必要だけど。
>>188 分離したら、「品質は電力会社が保証してくれます」って一文は削除されるだろうね。
少なくとも、この一文が
>>185前半の根拠にはならないな。
>>190 そして送電コストは安くならないまま国費投入が行われ、
家庭用電力は一向に安くならず、
やはり大規模事業者が9割以上の契約で
PPSはもっぱら工場向けのみで家庭用は高い。
「品質は電力会社が保証してくれます」って一文は削除されても
品質維持のなすりつけあいは昨冬までずっと行われている。
それがドイツの現実だろう。
それは、君が望んだものなのか?
なんのために自由化をするのか?
もはや手段が目的化しているようにしか見えないが。
>>187 もう一度確認しておくと自分の立場としては
送電線分離なら自由参入が認められる現状は
十分な自由化だと考えているんだが。
送電コストだけを競争で安くすることはなかなか難しく、
ユニバーサルサービス性の放棄などが必要になってくる。
電話会社のように自分で線を引っ張ればいいのさ。
自由化は達成されているだろう?
194 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/17(日) 20:13:41.97 ID:q4+QnuRC
>>178 国内の自家発電はもう増えないと思うよ。
規制が多い日本でわざわざやる必要性がなくなっている。
それに気がついて改革してももう手遅れになっているね。
仙台−いわき間のパイプラインは完成したんでしょうか
>>193 おお、そうなのか。失礼しました。
結構、詳細な報告が出ているな。
ありがとう
>>196 全電力会社出してるはずだし
経産省に情報開示を申請すればもっと詳しい数字もあると思うよ
まあ公務員体質による人件費の高さはあるんで
事故で首切り出来たことによる引き下げ要因もあるとは思う
>>197 >まあ公務員体質による人件費の高さはあるんで
その点は確実にあるね。
有報ベースだと、電力会社の給与は同じ公益企業である鉄道よりも2〜300万円高いし、
系列建設会社(関電工とか)も大手ゼネコンよりも高い。
さらに、余剰人員も結構いるだろう。
単価(給与)と人員の両面で削減すれば、人件費は4〜5割は引き下げられると思う。
まぁ、それでも人件費は売上の10%程度だから、電気料金の引き下げは4〜5%程度だろうけど。
厚労省が発表している14業種別の平均給与でも電力・ガス・水道は突出して高い。
ww.nta.go.jp/kohyo/press/press/2011/minkan/index.htm
インフラ系の企業がこれほど給与が高いのは異常だし、競争が不足していることの現れだろう。
セイフティネットの確保のために、予備的に設備を保有するコストは理解できるが、給与が高すぎるのは是正されるべき
>>198 競争がないと言うより、倒産しないというのが正解。
労働法の基本規定で営業が続けられる限り首切れないから
営業が続けられる組織=公務員や電力は
団塊の大量採用が年功序列で高賃金になってそれが平均を押し上げてる
まあJRなんかの場合だと今の30代をほとんど採用しなかったので
企業内の人口ピラミッドが著しく歪んでるけどね。
人件費の問題はデフレと密接にかかわっているから
簡単に下げろとはあまり言いたくないかなあ。
まあ競争自体は否定しないけど、
健全な競争をやるためには条件作りが必要と言うのが自分の考え。
今の発送電分離の議論では、競争が健全なものにならなそうなので
あまり賛成はしていない。
>>199-200 もちろん、人件費がデフレと深く関連していることはわかる。
上で言った「削減、引き下げ」というのはあくまで相対的なもので、デフレを脱却して数年かけて
他業種との行き過ぎた格差を是正できれば、それが望ましい。
しかし、多くの業種ではデフレ期に賃金の引き下げを行ったのに、電力・ガスは引き下げなかったから
これほどの格差が生まれていることも忘れてはならない。
他業種と比較して、相対的に競争が不足しているため、賃金を引き下げなくても済んだわけだ。
倒産しないのは、適切な競争がないからだろう。
俺は発送電分離に拘るつもりは全くないが、自由化と競争の促進は進めるべきだと考える。
>>201 電力は自由化済だろ
で、PPS企業は電力をこれ以上売る事が出来ないくらい売っているのに次の投資をしない。
基本儲からないんだよ。
205 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/22(金) 14:01:06.09 ID:u33BRYZx
206 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/22(金) 14:09:39.56 ID:8Y7DDIAX
たけえ
もんじゅ並かよ
207 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/25(月) 20:46:22.76 ID:IPGEZkK+
>>1 >岩盤の地層などに含まれる安価な天然ガス「シェールガス」を米国から輸入し、
>各地に届けることなども視野に入れている。
ガスが欲しけりゃTPP!TPP!TPP!
208 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/25(月) 21:17:04.33 ID:9GKD5ddc
どこから採れたガスを流すか?という問題はとりあえず置いておくとして
パイプラインの敷設自体は有意義なんじゃね?
狭い日本で、いちいち液化して船や車で運ぶのはぶっちゃけ輸送費の
ムダでしょう。
どうせ海外から運んでくるならパイプライン意味無いだろ。
そのまま船でもってこいよ
210 :
名刺は切らしておりまして:2012/06/28(木) 17:09:33.64 ID:k9IA1rom
あ
>>209 仙台市のガス局が新潟からのパイプライン建設していたのは、
東南アジアから船で太平洋側まで運搬するより低コストだから
共同溝でパイプラインを供給すれば良くないか?
共同溝にガスと直流送電、光ファイバを集積すれば、それなりに使えそう。