【雇用】非正規労働の失業、9カ月間で19.2万人 内定取り消し1845人[09/03/31]

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1やるっきゃ騎士φ ★
厚生労働省は31日朝、昨年10月から6月までの間に失業したり、失業する見通しの派遣社員などの
非正規労働者が全国で19万2061人に上ると発表した。
2月27日発表の前回調査では3月までの半年間で15万7806人としていた。
今回の調査では同じ半年間の失業者数は18万4347人と2万6541人増えた。

調査時点は3月19日。全国の労働局と職業安定所が聞き取りなどで調べた。
6月までの9カ月間の就業形態別の内訳は派遣労働者が12万5339人で全体の65.3%を占めた。
期間工など契約は3万9195人(20.4%)、請負は1万5556人(8.1%)。
前回と比べると派遣の比率が若干低下、契約の比率が上がった。派遣失業者のうち約半数が期間途中での
契約解除である状況は変わらない。

同省は併せて、全国のハローワークを通じた調査で3月に卒業予定の学生の採用内定取り消し者数が
23日時点で1845人になったと発表した。前回調査では1574人だった。
産業別では製造業が387人(前回は332人)、不動産業が304人(同293人)。
取り消しの理由別では「経営の悪化」が1249人、「企業倒産」は576人。

ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090331AT3L3006D30032009.html
厚労省のサイトから、2009年3月31日 新規学校卒業者の採用内定取消し状況について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/03/h0331-6.html
関連スレは
【調査】2月の有効求人倍率0.59倍、6年ぶり低水準 失業率4.4%に悪化[09/03/31]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1238457501/l50
【雇用/調査】派遣先解除、「常用型」派遣労働者82%が失職し非正規は15万人に上る…厚労省公表[2/27]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1235994915/l50
等々。
2名刺は切らしておりまして:2009/03/31(火) 10:39:43 ID:8+oyYJv5
一方、正社員は助成金で国から保護された。

雇用助成金、申請100倍…11月8800人→1月88万人

 減産などで余剰人員を抱えた企業に対し、解雇ではなく休業などで雇用維持を図ってもらおうと、
国が休業手当などを助成する「雇用調整助成金」の利用申請が急増している。

 厚生労働省の27日の発表では、先月1か月だけで1万2640事業所から申請があり、対象従業員は
87万9614人に上った。国が景気対策で昨年12月に助成要件を緩和したためで、人数ベースでは
12月の約6倍、11月の約100倍となっている。

 都道府県別では、愛知県が1991事業所(10万978人)と最も多く、静岡県の897事業所(6万6005人)が
続く。中小企業からの申請が目立つ。

 昨年12月は1783事業所から13万8549人、11月は199事業所から8873人の申請があった。

 企業は従業員を休業扱いにした場合には、休業手当を払う必要がある。厚労省は昨年12月、助成要件を
緩和したほか、中小企業への休業手当の助成率を3分の2から5分の4に引き上げていた。


▽ソース:読売新聞 (2009/02/27 23:11)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090227-OYT1T01142.htm
3名刺は切らしておりまして:2009/04/01(水) 02:08:35 ID:6lFx6k6A


失業日系人に帰国旅費30万円支給、再入国はできず  厚労省 [03/31]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1238493664/
4名刺は切らしておりまして
【雇用悪化】非正規労働者の失職19万人に (1-2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090331/biz0903310847003-n1.htm
 「雇い止め」や「派遣切り」による非正規労働者の失職が昨年10月から今年6月にかけて19万2061人に達する見通しであることが
31日、厚生労働省の調査で分かった。前回2月の調査よりも3万4255人増えた。今回は調査対象期間を3カ月拡大したが、今年3月
末時点でも約2万6541人増加した。ただ、4月以降の失職見込み人数は大幅に減少しており、企業の雇用調整は一段落しつつあるが、
雇用情勢は依然として予断を許さない状況だ。
 3月19日時点に厚労省が非正規労働者の契約解除や解雇などを把握した事業所数は2968事業所で、前回調査よりも652事業所
増加した。
 月別の失職者数をみると、3月は前回調査よりも1万7222人多い3万6844人。「年越し派遣村」が社会問題化した12月の
4万8111人に次いで多く、企業が年度末に向けて企業が雇用調整を急いでいる実態が浮き彫りになった。一方で、4月以降の雇い止め
や解雇は急減。4月は4290人となったほか、5、6月は1000人を割り込んだ。厚労省は「雇用調整助成金などの政府の安定化策が
効果を上げてきた」と分析。政府の支援などを受けて、かろうじて雇用を維持している状況だ。
 就業形態別の失職者数をみると、派遣が12万5339人と全体の約65%を占めた。次いで期間工などの契約が3万9195人、請負
が1万5556人となっている。
 一方、派遣会社に対し、中途解除された派遣労働者の雇用状況を聞いた調査では、3万535人のうち、派遣先関連会社に移ったり、
新たな派遣先の紹介を受けたりして、雇用が継続できたのは3210人と全体の10・5%にとどまった。非正規労働者の雇用調整を実施
した事業所の57%は「当面、労働力の補充はしない」としているほか、32%は「現行の従業員で対応する」という方針で、非正規労働者
の雇用環境は依然として厳しいままだ。
 企業から採用を取り消された今春卒業予定の大学生、高校生の人数が1845人になった。前回2月の調査に比べて271人増えた。
内定取り消しを実施した企業は404事業所に上った。