【建築】規格外生コンで調整会議/大臣認定前に工事再開要請へ[08/09/05]

　生コン製造販売会社「六会コンクリート」（藤沢市亀井野）が砂の代わりに溶融スラグを混ぜ
たＪＩＳ規格外の生コンを出荷していた問題で、県や関係市による二回目の連絡調整会議が
五日、横浜市中区で開かれた。国土交通省はこの生コンを大臣認定し適法化する方針を明
らかにしているが、認定までには時間がかかるため、工事中の物件については認定前に工
事を再開できるよう国に要請する方針を決めた。

　国交省は物件ごとに安全性を確認した上で大臣認定するとしている。だが認定までには数
カ月かかる見込みで、認定要件もまとまっていない。

　このため同会議では国交省に対し、認定要件の早急な設定を求めるとともに、工事を中断
している物件については、完了検査までに大臣認定を取得することを条件に、認定要件に準
じた調査を行った上で市と協議すれば工事を再開できるよう要請するという。

　また来週中にも建設業関係団体に向けて、生コンの配合報告書の内容を製造業者に確認
するよう要請文を送り、再発防止を図るという。

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ソース：カナロコ（神奈川新聞社）
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiisep0809166/

関連（dat落ち）
【建築】六会コンクリート、生コンで原料偽装＝2棟で法違反、300カ所で使用 [7/8]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1215651111/l50
【建築】「六会コンクリート」の偽装生コン、新たに4棟のマンションで使用判明［08/07/10］
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1215657888/l50
【建築】藤沢の「六会コンクリート」違法生コン、市が調査開始　国交省リスト、使用の疑い1万件以上 (毎日jp)［08/07/10］
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1215742331/l50
【不動産】マンション業界にさらなる打撃！生コン偽装で相次ぐ販売休止[08/07/31]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1217520786/l50

麻生セメントが怯えております。

やっちまったんだもん　そのまま行くぜ

こちらご依頼いただきました
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1220448487/137

これってありなの？
未承認医薬品を使うようなもんでは？？

安全性を確認した上で大臣認定するとしているのなら、｢再発防止を図るという。｣って意味ないだろｗ
これこそダブルスタンダードだし

こんなマンション、完成させたところで買い手つくの？ｗ

初物と聞いて

ガイバー生コンというわけですね

シャブコンよりマシじゃん

いっそ、空缶コンクリートを空気量調整で検討したら？
二酸化炭素詰めてきゃ防災にもなるのでは？

>>7
大手のディベロッパーや住宅・建設会社の物件が多いから、
見事に日本のマスメディアはダンマリでしょ。
だから、少し安めに売り出せば馬鹿が飛びついて買うよ。

セメント→モルタル→コンクリート

強化モルタルってことにしておけ

日付は戻るが、神奈川新聞社の社説
生コン適法化
* 2008/09/01
小手先でない防止対策を
　藤沢市の生コン製造販売会社「六会コンクリート」が溶融スラグを混ぜたＪＩＳ規格外の生コンを出
荷し、主要構造部に使った違法物件が続出している問題で、国土交通省はこの生コンを大臣認定
し、これらの物件を適法化する方針を固めた。外壁にひびが入ったり、はがれ落ちたりするポップア
ウト現象が起きているにもかかわらず、建築基準法を拡大解釈して品質基準に適合する建築材料と
認め、違法物件に”免罪符”を与えようとするものである。
　同省はこれまでも「是正措置に従えば違法物件ではなくなる可能性もある」と、適法化することを示
唆していた。行政法学上、違法から適法への変更は「瑕疵（かし）の治癒」に当たるという法学者の見
解もあるが、法秩序の根幹を揺るがしかねないほどの不合理な判断というほかない。
　同省は今後、同じようにポップアウト現象を引き起こす可能性のある溶融スラグ入りの生コンを大
臣認定しないとしており、今回の六会の生コンに限って特例で認定するというのも、法運用上、著しく
公平性を欠くものだろう。
　これまで藤沢、横浜、鎌倉市などの特定行政庁が明らかにした違法物件は六十九件。違反の可
能性のある物件はまだ藤沢市に百四十四件ある。大規模造営のマンションなどの違法物件は工事
や販売を中止しなければならない。主要構造部のコンクリートを入れ替えて適法化しようとしても、作
業が困難さを極め、解体を余儀なくされる物件も多いと予測される。
　建築基準法を順守させる立場にある同省が適法化方針を示したのは、経済的な損失が拡大しない
よう異例ともいえる法解釈で現実的な対応をしたとみられる。
　違反物件には入居済みマンションもある。国が適法物件のお墨付きを与えても、将来にわたり耐久
性が確保された建物かどうか入居者の不安は消えず、「安全よりも業者の救済を重視した措置では
ないか」との声が上がっている。
　入居者の疑念は無理もない。十分な検証をした上で適法化判断をするならまだしも、安全性の確
たる根拠を示す前に「結果ありき」の判断をしたのだから。
　安全性や耐久性などを調査する国交省の検討委の中間報告は「耐久性などに支障を及ぼす可能
性は少ない」との見解を示す一方、ポップアウト現象の終了時期は「短期間の検証だけで結論付け
られない」とし、剥落（はくらく）防止対策や同現象の経過観察を求めた。
　この問題は法の想定外の出来事で、誰に責任があるか不問にされたまま、国交省は大臣裁量で
粗悪建築材を適合品にするに等しい。混乱の原因者は六会コンクリートだが、法の不備が混乱をい
たずらに大きくしている。同省は法整備を含め小手先ではない再発防止策を打ち出さなければなら
ない。

14のリンク
ttp://www.kanaloco.jp/editorial/entry/entryxiiiaug080830/

中学校校舎も再開か
東京直下や東海地震で屍の山が築かれるのか