【秋葉原事件】「派遣労働制度の転換の時期にきている」 舛添厚生労働相 [08/06/10]

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146名刺は切らしておりまして
>>143 続き
【派遣会社が低賃金・不安定雇用の元凶ではない】
 そもそも派遣会社が低賃金不安定雇用の元凶ではない。
 GATTのウルグアイラウンド以降、雇用全体が流動化しているのが原因。
 この先ホワイトカラーもオフショアリングの対象になるのだから、ますます低賃金労働者の割合が増えていくのは当たり前。
 これから先日本人の中に、アメリカの大企業正社員と同じ給料を貰う人と、中国の底辺労働者と同じ給料を貰う人が出来ていく。
 『この流れは派遣業を潰しても変らない。』
 そういう事にまで考えが至らないのだろうか? →だからこそ『WEを施行し、労働分配を変える必要がある』

【日本企業全体で付加価値総額の8割前後が、ヒトへの支払いに充てられている】
■労働分配率が高い割に、非正規の賃金水準が高くないように思えるのは、『高給与の一部の正社員が非正規雇用者の分を搾取しているから。』
 「会社が派遣の犠牲無しには成り立たない」のではなく、『非効率おじさんの高給を支えるために非正規が必要』とされているのだ。
 勤労意欲の低下スパイラルに陥っている。
 日本企業では、労働生産制の低い一部の高給労働者による搾取が大きな社会問題となっている。金銭解雇法案もこの解決のため。
 →だからこそ『WEを施行し、労働分配を変える必要がある』

【フランスはWE導入済】
■フランスはパートの労働環境改善が普及している
 『パートと正規の違いは「給与…約70% 週3〜4日就業」という事で、他の事、「仕事の役割(プロジェクト参加などの仕事のやりがい)は同じ」で、「会社からの各種福利厚生や保険も同じ」』
(フランス国民はサルコジに、これを変えろとは言っていない。パートでも十分だから)。
 子供2人の夫婦でも、共働きパートなら充分生活できる。
■エリートは何時間残業しても構わない。そもそもグランゼコールや大学の経済学部を出ると、入社一年目で管理職。
 ところが一般の平社員はホワイトカラーとは看做されないし、残業も制限されているから残業しない。
■『エリートがいくら頑張ったって、商品が売れるわけではないし、製品の納期が守れるわけでもない…。
 一般社員がなんとか頑張って目標を達成するようにしないと。』
 『納期が先にありきでなく、従業員の労働時間から逆算して納期を決めている。』
147名刺は切らしておりまして:2008/06/10(火) 15:49:07 ID:+eIjdMVE
>>146 続き
◆社会保障負担の解決策 http://money6.2ch.net/test/read.cgi/eco/1156827352/513-515
 日本企業の「法人税+社会保障費」の負担割合は欧米と同じ。法人税が高過ぎて、事業主は社会保障負担を増やせない
 →「法人税↓、税収穴埋めに消費税↑ + WEと金銭解雇を可能に」
 →代わりに「事業主の社会保障負担分↑ + パートや派遣の分も事業主負担に + パートや派遣も厚生年金に切替え + 労働災害の補償責任は派遣先に」
 →これで「政府は限られた財源を正社員保護ではなく、低所得者と高齢者の保護に重点的にまわせる」
◆ふふーん、消費税3〜5%分の削減?可能だよ、ほいっ!これで消費税を8〜10%にしなくてもいいよ。 http://money6.2ch.net/test/read.cgi/eco/1156827352/430-432
◆本当に小泉改革の継承というなら次は… ベーシック・インカム・レボリューションをしよう! http://money6.2ch.net/test/read.cgi/eco/1156827352/409-411
◆郵政の見えない国民負担〜改革の理由〜 http://money6.2ch.net/test/read.cgi/eco/1156827352/431
◆「民がどちらを“道”と思い、どちらを“非道”と思うか」
■日本はそろそろ底辺労働者保護の財源のあり方の選択を国民に迫るべき時期。
「日本は“限られた財源”を、底辺労働者の保護に使うべきか?企業の代わりに正社員の保護に使うべきか?」と。
 どちらが道かはわかるだろう。
 『正社員保護という“仮初めの平和への囁き”に惑わされることなく、繰り返し心に聞こえてくる“底辺労働者の名誉”のために…。』
■『労働分配率の問題を改善しない限り、貧困・ワーキングプアの問題は改善されない。今の賃金体系を維持しかつワーキングプアの問題を改善することなんて無理だ。』
 この視点で問題を考えていかない限り、改善されることは難しいのは間違いない。
 『経営者・正社員の年収を下げ、そのぶん正社員雇用を増やす』 こうした議論ができるか?こうしたことを実現できるか?
 40代・50台の年功序列型の高給取りの人達が本当に仕事・能力に見合っているのか?