1 :
ホワイトアルバムさん :
2006/03/30(木) 15:22:51 ID:OxsY+nUg ただのRock'n'Rollでも6thやら9thやらを上手く使うBeatles。 今はTAB譜やスコアがありますが、昔は何度も繰り返しカセットを聴いてコピーしたものです。 このコードしぶい!と思われるのを、是非書き込んでみて下さい。
゙'. ,ト `i、 `i、 .、″ | .,.:/"" ゙‐,. ` / ` .,-''ヽ"` ヽ,,,、 ! 、,、‐'゙l‐、 .丿 : ':、 、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''` .,"-、 ,r"ツぃ丶 `````` ../ `i、 ,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、−´ .l゙`-、 _,,l゙-:ヽ,;、、 、、丶 ゙i、,,、 ,<_ l_ヽ冫`'`-、;,,,、、、、.............,,,,、.-`": │ `i、 、、::|、、、ヽ,、、. ```: : : ``` 、.、'` .|丶、 .l","ヽ、,"、,"'、ぃ、、,、、、、.、、、.、、、_、.,,.ヽ´ l゙ ゙).._ ,、':゙l:、、`:ヽ、`:、 : `"```¬――'''"`゙^` : ..、丶 .l゙ `ヽ ,i´.、ヽ".、".、"'ヽヽ;,:、........、 、、...,,,、−‘` 、‐ |゙゙:‐, ,.-l,i´.、".`ヽ,,,.".` `゙゙'"`'-ー"``"``r-ー`'": _.‐′ 丿 ,! j".、'ヽ,".、".、"`''`ー、._、、、 、._,、..-‐:'''′ .、,:" 丿 ゙l,"`"`''ヽヽ"`"` ```゙'''"ヽ∠、、、、ぃ-`''''": ` 、._./` ._/` `'i`ヽヽヽ`''ーi、、、: : 、.,-‐'` 、/` ``ヽン'`"` : `~``―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,.ー'``^ ,、‐'"` `"'゙―-、,,,,..、、 : ..,、ー'"'` : `‘"`―---------‐ヽ``"''''''""
3和音のメジャーやマイナーを使ってないからシブいというのは早合点。 自分がどう感じるかが重要で、 このコードだからどうというのは頭でっかちになる。
5 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/04(火) 16:01:34 ID:BOoUQu6d
It Won't Be Longはおしゃれなコード進行の宝庫だね。
. ,ト `i、 `i、 .、″ | .,.:/"" ゙‐,. ` / ` .,-''ヽ"` ヽ,,,、 ! 、,、‐'゙l‐、 .丿 : ':、 、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''` .,"-、 ,r"ツぃ丶 `````` ../ `i、 ,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、−´ .l゙`-、 _,,l゙-:ヽ,;、、 、、丶 ゙i、,,、 ,<_ l_ヽ冫`'`-、;,,,、、、、.............,,,,、.-`": │ `i、 、、::|、、、ヽ,、、. ```: : : ``` 、.、'` .|丶、 .l","ヽ、,"、,"'、ぃ、、,、、、、.、、、.、、、_、.,,.ヽ´ l゙ ゙).._ ,、':゙l:、、`:ヽ、`:、 : `"```¬――'''"`゙^` : ..、丶 .l゙ `ヽ ,i´.、ヽ".、".、"'ヽヽ;,:、........、 、、...,,,、−‘` 、‐ |゙゙:‐, ,.-l,i´.、".`ヽ,,,.".` `゙゙'"`'-ー"``"``r-ー`'": _.‐′ 丿 ,! j".、'ヽ,".、".、"`''`ー、._、、、 、._,、..-‐:'''′ .、,:" 丿 ゙l,"`"`''ヽヽ"`"` ```゙'''"ヽ∠、、、、ぃ-`''''": ` 、._./` ._/` `'i`ヽヽヽ`''ーi、、、: : 、.,-‐'` 、/` ``ヽン'`"` : `~``―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,.ー'``^ ,、‐'"` `"'゙―-、,,,,..、、 : ..,、ー'"'` : `‘"`―---------‐ヽ``"''''''""
7 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/05(水) 10:16:11 ID:QLZgXAvX
>>5 確かに!
今までコピーしたことなかったけど、改めて追ってみると
カッチョイイ曲ですね!
It won't 〜のコードは レスリーゴーアの涙のバースデーパーティ にも登場しているよ。
一曲に数カ所は「おお!」と思うところがあるよなあ すげえよ
>>3 ,6
楽器演奏できなくて理解できないからって荒らすなよな。
Please Please Meのサビのところ、最初のキーから4度上に転調しているように聞こえる。 使っているコードはすべて最初のキーのダイアトニックコードであるにも関わらず。 そしてそのあと何の違和感もなく自然に元のキーに戻っている。 特にJohnはこういう転調しているようなしていないような、曲のキーが何であるかをぼやかしてしまうような、 不思議なトリックが実にうまい。 Help!、Because、解散後のLove etc..
12 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/07(金) 15:38:14 ID:89/CKPb5
カバーの曲になるけど、Till there was youを聞いて それをコピーした頃(高校2年の頃) Augや9thを実際に弾いてみて感動した!!
Michelleのコードも変わってるよね。 歌に入ってから、普通のマイナーキーでの流れなら、 Fm - (F7) - Bbm といくところを、いきなりメジャーから始めて、 F - Bb7+9 って行って、トニック、サブドミ共にマイナーコードを使ってないんだよね。 一見甘ったるいバラードだけど、なんともいえない苦みがあるように聞こえるのは、 この辺のコードの工夫にも由来してると思う。 ちなみに+9thのコードは前出のTill There Was Youでもジョージがソロの終わりの方で C7の裏コードとして使ってるね(Gb7+9)。ビートルズでは頻度の低いコードだけど。
14 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/08(土) 11:29:38 ID:kPTKfI6p
厨房のときに先輩からコードを教わってて、 「これが普通のGで、こっちがビートルズのG」 って2弦3フレットを押さえるGのフォームを教わった。 コードブックとかには載ってなかったので感心した。 後になって、特に洋楽のアーティストが多用していることに 気がついた。 カントリーチックなドライな響きがするので好まれるんだろうな。
ビートルズの G というと 一弦解放でG6ってイメージかな
16 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/08(土) 14:05:36 ID:RF3e7yeH
>>15 TAB譜で320033のことじゃないかな?
14さん、そうですよね?
この場合、6弦→中指、5弦→人差指、2弦→薬指、1弦→小指で
押さえるんですか?
17 :
14 :2006/04/08(土) 15:08:54 ID:kPTKfI6p
>>16 そう!まさしくその押さえ方です。
実際には5弦の2フレットの長3度の音は6弦押さえてる中指にミュートされちゃって
あんま鳴ってないっていうか、あえて鳴らさないことも多いと思うんだけど。
知り合いで1弦、2弦の3フレットを小指セーハで押さえてる奴もいたな。
3度の音が希薄になるから、明るくなり過ぎないという特徴がありますね。
Gは二間の開放がどうしてもピックを強く拾ってしまって音がでかくなっちゃうけど 三フレ押えとけばバランスよくなるね
19 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/08(土) 22:01:50 ID:RF3e7yeH
EaglesのTake it easyもこのGを使っているのかな? 14さんの言う「カントリーチックなドライな響き」って言うのが 非常によくわかります。
20 :
14 :2006/04/08(土) 22:42:36 ID:kPTKfI6p
>>19 そうそう。Take It Easyもこれですね。
ビートルズの3人ともGはこれを多用してるね。
挙げて行くとキリがないけど。
あのYesterdayのイントロもチューニング全音下げでこのフォームだし。
でも使い分ける場合もあるようで、Two Of Usなんかは、Johnはこの形だけど、
Paulは2弦は解放弦にしてる。
セブンスに行きたい時ちょっと面倒かな。 まあ慣れちゃえばどってことないきもす。
23 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/17(月) 01:38:20 ID:6GMHIGjZ
>>22 どうしてもこのスレをこの板から追い出したい連中がいる事は確かだな。
>>23 それが、oneとかkuma
どうも自分達の独断と偏見の板にしたいらしいよ
削除依頼スレみてみろや
まあ、それに流されるものいいかもしれんがw
まあそれまでガンガレ
>>24 糞スレ立て生きがいのオマエが、がんばれと言う資格ないよw
分かったかい?加齢厨房君
まあ要するにコード理論の触りも分からない無能にとってはスレ違いに思えるってことか。
コード理論が分からないと音楽語ってはいけないと思ってる人は、スレ違い以前の問題です。
スレの主旨も分からないで書き込んでいる人は小学二年生以前の知能です。
まあでも、誰が見たってスレ違いなものはともかく、判断つけにくいもの、 人によって捉え方が違うものは残しておいていいんじゃねえの? 荒らし防止っていう意見もあるみたいだけど、このスレを見る限りでは、 荒らそうとしてるのってスレ違いだって言ってる連中だけじゃん。
自治厨が荒らしてるってのが皮肉なもんだな。
板違いなんだから、住民と仲良くヤレ それが削除されない秘訣ってもんだ 自治厨と暴れる奴ほど迷惑なものは無いよ
音楽要素の一つを語って板違いってのもすごいことだな。 ビー板らしいっちゃらしいが。他の音楽板じゃありえん。
正しい議論で自治房にお願いした方がいいんじゃねえか?
36 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/20(木) 11:04:40 ID:eem7isKf
初期のLIVEを見てるとスタジオ版では見れないコードを使っていておもしろい。
37 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/21(金) 08:45:19 ID:XiF0IrHI
「she loves you」の「with a love like that you know you should be」のとこなんだが、 売ってるスコアを見るとCmにD7てことになってるが、正確にはC6とDaugだろ。 そうじゃないとジョンの低音パートのメロディーが出てくるはずがないと思うが。
>>37 正確にはそうだね。(C6はCm6の勘違いだと思うが)
でも楽器パートはCmとD7しか弾いてないので、コピー譜なんかだとそう書かれてるんだろうね。
”Well, I saw her yesterday"のところも正確にはBm、D6だけど、楽器はD7しか弾いていない。
最初にCmが出てくる”Yes, she loves you〜”のところも正確にはCm6だね。
曲作りの段階でコード弾きながらメロディを載せていって、フィーリングでハモってたらそういう音が
出てきちゃったんだろう。メンバー自身も「あ、よく考えたらオーギュメントだなあ」ぐらいの
感覚じゃないかと思う。
いずれにしてもこのシックスとオーギュメントの響きはビートルズの曲中ですごく重要な要素だよね。
「すてきなダンス」で一瞬augが入るところなんか、いかにもJohnぽくってすてき!
39 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/21(金) 21:17:49 ID:XiF0IrHI
なるほど、Cm6ね・・・納得した。 って、俺的には押さえ方はx3121xということでだが、 それでいいのかな? あとD6はまったく気づかなかった。
>>39 うん。それでOKだね。
でも実際弾いちゃうとビートルズがやってる感じとはかけ離れちゃうね。
演奏する場合は素直にCm弾いてコーラスパートで6thを出した方が正解ジャマイカ。
m6ってギターでは押さえにくいコードの一つだよね。
メジャーの6thと同じく、理論的には4notesコードなので、Cm6の場合だと、C、Eb、G、A、の4つの音
が鳴ってればよい。場合によって5th(G)、ルート(C)は省略可。
このスレおもしろくなりそうですね。続けてください。
うん、こういうのあっていいよな
「Drive My Car」のコード進行はまさに芸術だな。 リズムの騙しのようなイントロに続いて、ポールがsus4をキープし続ける、調性感の不鮮明な 異様なハーモニー。続くドミナントでb13thを伴いギター、ベースのフレーズ感で強力なトニック への求心力を臭わせたかと思うと、それを見事に裏切り強烈なコーラスとともになんと平行調のBmへ! 「ベイビー、俺の車を運転してもいいぜ!」 G7でcoolなブルース感を漂わせ、II7-V7-Iと収束に向かったかと思いきや、その後のドミナントで +9th、ルート、7thと非常に近接する危険な和声でのあの、「Beep Beep〜!」のコーラス! それにより打ちのめされた後に訪れるカタルシス。。。 これを20世紀の音楽芸術の奇跡と言わずして何と言おう。
んで、「Drive My Car」は恐らく、意識的かどうかわからんが、作風的に「Ticket To Ride」の 延長線上にあると思うのだけど、「Drive〜」のサビとよく似た進行の”She's got a ticket to ride" の部分で、ブレイクするところで、GM7(+11)なんていう恐らく他に使われた曲のないコードを 使ってる。なんかこの箇所で異様に切なくなるんだよね。 隠し味的だけど場面に合わせて見事なぐらい効果的に使われてる。 で、こういうテンションコードも決してジャジーに響かないんだな。明らかにジャジーなタッチを 狙った曲は別だが。
DriveMyCarを我流でやるとどうしても平板になっちゃって困ってたことがあったなあ そんなことになっておったのか。
46 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/22(土) 03:27:09 ID:CnoHT8zh
イヤー、すげーマニアックになってますねー! Drive My Car、ドミナントでb13thってことは自分なりに 5x566xっていう押さえ方と理解しましたが・・・ このコードはソウルなんかでよく使うヤツです。(S・ワンダー「迷信」とか) Ticket To RideのGM7(+11)ですが、ずっとGM7だと思ってましたが、 1弦開放を混ぜて3x4430にすればいいのだろうと思いますが。 こういうの、ジョンはよくやる。 「I'll Cry Instead」のD7、1弦開放の音が混じってる。
>>46 Drive〜の-13thのところは実際は楽器類はただのAもしくはA7しか弾いてないんだけど、
コーラスパートでテンションを作ってる訳ですな。
正確にはA7+9-13。
Johnが+9th、Georgeが-13th、Paulが7thだと思う。
Ticket〜のあの場所は、ギターパートなんかはそのやり方でいいよね。
Vo.パートの”Ride〜”の最後の音がC#になってるからトータルの意味でのコード
としてはGM7(+11)ということになるでしょ。
(開放の6thまで入れると書いてて嫌になりそうだから割愛するw)
このスレ、はっきり言ってみんな何言ってんだかわからないけど 久しぶりに子供のような好奇心で、熟読してしまう自分にびっくり! ビートルズってなんなんだ??! 彼らは、音を理論ではなくて、自分のイメージの音を作っていると思っていたので、 もしそうだとすると、ありえないほどすごいね。
すばらしい! ここまで細かい音の作りを解説してくれるのはうれしい。 しかし、解析すればするほど細かい音のちょっとした小技があらゆる場所で曲全体の動きを作っていることをまざまざと知らされるね。 このスレ、ものすごく期待します。
>>48 、49
そうだよね。理論、感性のどちらかだけでは作り上げられないものがビートルズにはあるように思えるよ。
ひとつひとつの工夫がそれだけ突出して際立ってしまうことも無く、全体像の中でとても意味あるポジション
をとっていることが感じとれる。
その要因としてG.Martinの存在がやはり大きいんだろう。
B4の斬新な発想、奔放な音楽観に加えて、Martinの裏付けされた理論、構築力があってこそ、あのビートルズ
サウンドは出来上がってるんだと思う。
楽器はノーマルなMやm、7thなどのコードで、Vo.とのコンビネーションで全体のコードを 作っている他の例として、 「Help!」のサビの頭、「You Can't Do That」の”〜told you before, oh, you can't〜」の部分などもあるね。 前者はVo.のみsus4、後者は+9thからsus4。 変哲が無いように見えて、実は独特の響きになっている。 後者のsus4の部分なんて、普通の7thコードの上にsus4が乗ってる訳だから、理論的にはとてもおかしい ことになってるんだけどね。でも全然不自然じゃない。
52 :
ホワイトアルバムさん :2006/04/22(土) 21:34:33 ID:A/DyDe60
このスレ見る時、側にギターなどの楽器をおいて 確認しながら見ている人はきっと私だけではないはず。 大変、勉強になります。
誘導厨は楽器・作曲関連スレがビー板にあると プロ野球総合板みたいに荒れるとか言ってる基地外なのでスルーで。
じゃあ勉強ついでに、おこがましいがクイズをひとつ。
>>39 の人が示してくれたx3123xというCm6の押さえ方だが、
よく見るとほかの何かのコードに似ていることにお気づきだろうか。
そう、これにFをルートとして加えるとF7になるんだよね。
こういう訳で構成音が非常に似ているので、メジャーキーのトニック(G)の全音下の
7thコード(F7)は、サブドミナントマイナー(Cm、Cm6)の代理として使うことができる。
この使い方、ビートルズは非常に少ないんだけど、いくつかの曲でやってるよ。
探してみて。
↑ごめん。x3121xだった。
>55 すみません。教えてください。 アイルビーバックという曲で、 「下降するコード」がジョンのお気に入りと スコアに書かれているのですが、「下降するコード」とは どういうものなのでしょうか?
>>57 歌に入ってからの、Am-G6-FM7-E7の部分のことでしょう。
コードのルート音がA(ラ)-G(ソ)-F(ファ)-E(ミ)という風に下がっていってるから、
という意味でしょうね。
この考え方でいくならば、Help!のイントロとサビ、(Bm-Bm/A-G-G/F#-E)
It Won't Be Longの”Since you left me, I'm so alone〜”の部分、(E-D#aug-D6-C#7)
Anytime At Allの”If you need somebody to love〜”(D-F#m/C#-Bm-Gm/Bb)
などがJohnの曲では「下降するコード」ということになりましょうか。
反対に「上昇するコード」ということであれば、Paulの作品、Here There And EverywhereのA部分
(G-Am-Bm-C)などががそれと言えるかもしれません。
でもこういう考え方は本来おかしい。なぜならコードというのは複数の音から成り立っているので、
ある音からある音をみれば下がっているけれども、違う音同士を比較すれば逆に上がっているという
ことになる。
それにコードの構成音は例えば鍵盤上のこの位置の音でなければならないと定義されるものではないので、
例えば4度上という音程関係(ド-ファ)はひっくり返せば5度下ということになる。
だから異なる二つのコード同士を比較した場合、どちらが上でどちらが下というのは本来定義できない
はずなのです。
コード進行において「下降する進行」と一般的に言われるものは、Michelleのイントロのような、
コードの中の特定の音だけが下がっていくという進行、クリシェと呼ばれるやつですね。
こういうものをさすのが普通です。
でも実際に演奏する側のイメージとしては「このコードからどんどん下がっていって。。」みたいなのは普段
感じていることだと思います。ギターや鍵盤などのコードを演奏する楽器に共通して言える認識でしょう。
当然Johnにもそういう認識はあったはずで、そういう意味で「下降しているように見える」進行が
Johnのお気に入りだったというのはあるかもしれませんね。
良スレ化 パッハベルのカノンもいわゆる下降かな? 青い影とか A DAY IN THE LIFEとか
>>59 この手はその名を採って「カノン進行」とよく言われてるね。
A Day〜もその応用。
Let It Beもベース音を入れ替えて長さを変えればこれになる。
聞いてて安心感、安定感のある進行だからよく使われるんだろう。
難しくなってきたが、何とかついていくぜ
うーん勉強になるなあ コードの深みに触れた気がする よろしくたのみますぜ
逆に最もひねりのない曲ってどれかな。 Act Naturallyとかかな
エヴァリーブラザーズとか先達がどこまでやってたのかも気になるな。
65 :
57 :2006/04/25(火) 02:59:25 ID:???
>58 なるほど・・ 丁寧に教えていただき、ありがとうございました。 とてもわかりやすかったです。
ビートルズがほとんど使わなかったコードとして上げられるのが、まずm7(-5)。 ハーフディミニッシュとも呼ばれるやつだけど、まともに使ったのは最後期になってから。 Paulが「You Never Give Me Your Money」で、Johnが「Because」で使用。 それまでは、「Penny Lane」の”All the people that come and go"の部分などのようなクリシェの 経過としての使い方を除いては全く使用されていない。 マイナーキーではダイアトニックコードの中で2度にあたり、非常に重要な存在なのだが、 もともとビートルズには、どマイナーの曲が少ないということもあり、使用の機会が少なかった。 もしくは使い方をよく知らなかったのかもしれないね。 「Yesterday」の2つ目のコード、「Here There And Everywhere」の”〜wave of her hand”のところ のコードも順当に行けばVIIm7(-5)のはずだけど、あえてVIIm7を使ってるね。 まあ、Yesterdayの場合VIIm7(-5)にしてしまうと、あのメロディーはあてはまらなくなってしまうの だけど。(メロディックマイナースケールの2度のコードとして順当) おかげで両者ともVIIm7(-5)を使うよりなんとなくクールな感じに仕上がってる。 それ以降ポップスでは、I-VIIm7-III7-VImというパターンは定番の一つになってる。厳密にビートルズの 影響なのか、ビートルズも他のミュージシャンに影響されてのことなのかは検証したことが無いけど。 m7(-5)はそれ以降、Paulの名曲「My Love」の”My love does it good"の部分で非常に印象的な 使われ方をしてる。
近年のポールのライブで、「You Never Give Me Your Money」をやってるけど、 オリジナルでBm7(-5)のところをDmに変えてやってるね。 わざとなのか、忘れちゃったのか、録った後やっぱりDmにしとけばよかったと後悔していたのか。。 同じくライブでやる「Carry That Weight」の途中ではしっかりBm7(-5)でやっているので、 忘れたということはなさそうだけど。 いずれにしてもBm7(-5)も、ポールの中では、Dm/B、という認識の方が強そうだ(同じ音になる)。 「My Love」も同様か。
ジョージの「マイスウィートドウド」 2カポ・・・・|Em→A|Em→A|D→Bm|D→Bm| 渡し・・・・・|D→D|D7→D7|B→B|E→Fdim| キー上がり・|F#m→B|F#m→B|E→C#m|E→C#m|エンド。繰返しは省略。 |
|D→D#dim|一行目最後ぬけていた
マイ スウィート 「ロ」ウド w
で、まあ、「drive my car」に勝手に戻りますが、 D7のときのポールの高音パートがsus4、つまりファですが、 これはつぎのG7のルート、Gなわけで、ポールが先走っているわけです。 次のA7は、コーラスパートを正確にコードにすると 前に出たA7+9−13というコードになりますが、 全部G7の構成音と考えるとG7/Aという風にも いえると思います。まあ、無理やりですが・・・ そう考えると、A7ではポールが今度はベースで先走っているわけです。 その後、バンドがポールに追いつかずにそのままBm7にいってしまう。 よくソウルなどで使うのが、トニックがDmai7の場合、 ドミナントはG/Aというのがありますよね。 ビートルズはこの曲でD7とG7/Aに置き換えたとも考えられます。 強引に言うと、この曲はビートルズ風モータウン というふうにも言えないでしょうか?
>>71 ひさびさのレスだね。
とても面白い解釈だと思うよ。
でも残念ながらA7+9-13は、Gをルートにして考えた場合はG7sus4になっちゃうね。
+9thはCナチュラルの音だからね。
それにサブドミの7thをドミナントの上にのせるという解釈はサウンド的にかなり無理がある
んじゃないかと思う。サブドミmaj7をドミナントの上に、というのは普通にやることだけど。
ポールの歌ってるGの音はとにかくこのドミナントまで、フェイク的な上り下がりはあるものの、
sus4、ルート、7thとコードの中での役割を変えながらずっとステイしてるんだよね。
発想的には同じ音でずっと通せないか、みたいな感じのような気がする。
まあ、これも多分にMartinの仕業の可能性が高いと思うけど。
でも彼らの発想力っていうのはとんでもなさそうだから、71さんの解釈も否定は出来ないよね。
あなたの発想力にも恐れ入った。
ポールが高音を一定の音程でハモルのはバグパイプの奏法の影響だとかテレビで見た、オーボーイ。
>>73 おー、なるほど!
確かにイギリスのバンドってこの手法使うことが多い気がする。
ビートルズのあまり使わなかったコード、次にあげられるのがmaj7 「ちょっと待て。Till There Was YouやIt Won't Be Longの最後のコード、There's a Place、I'll Be Back、 No Replyと、初期の頃からたくさん使われてるじゃん。」といった声が聞こえてきそうだけど、そういう 意味ではない。 要所要所で効果的に、また前後の流れの関係で使うことはあっても、ビートルズは「maj7を中心とした コード進行」はほとんど使わなかった、という意味だ。 maj7はコードのカテゴリーとしては4notesコードであり、今では様々なジャンルにおいて4notesコードを 中心としたコード進行はすっかりお馴染みになっている。我々の耳にもきわめて自然な心地よさを持って響く。 maj7、4notesコードで成り立つ音楽というのは、AOR、現在のR&B、フュージョン、といったジャンルで 多用される、幾分複雑で都会的な響きをもつ音楽である。 ジャズではモダンジャズ以降、またボサノバなどでは古くからばんばん使われているのだが、ポップスおいて それが当たり前のように多用されるようになるには、70年代のウエストコースト、AORといった音楽の登場 まで待たなければならない。 先程例の挙がったモータウンなどにおいて、60年代からのブラックミュージックでは既に多用されており、 白人がその要素を自分らの音楽にとり入れた、というのが実情であろう。 具体的には、キーがCであればトニックはCM7、サブドミはFM7、IIm、IIImではDm7、Em7を使い、ドミナントに おいてはGやG7がそのまま使われることは少なく、Dm7/G、F/G、G7(13)、またその他のオルタードテンション コードなどが使われることが非常に多い。 ドミナント以外のコードにおいてもテンションノートを効果的に加えるなどの工夫がなされるのが普通である。
周知の通りビートルズは多種多様な音楽の要素を自分らの楽曲へ取り入れるのに非常に貪欲であり、ジョンの ボブ・ディランなどのフォークムーヴメントからの影響、ジョージのインド音楽への傾倒、中期〜後期にかけて ホワイトブルースやハードロックムーブメントの吸収など、枚挙に暇がない。 当然モータウンやソウルといったジャンルにも関心を寄せていたことは確実であるはずなのに、彼らはコード進行 においてはこの種の音楽の要素を取り入れることは非常に少なかったといえる。 確かにリバプールサウンドが原点である彼らの音楽の周辺においては、時代的にまだそういうコード進行のもたらす 響きが斬新すぎたと言えるであろうが、彼らの音楽的な姿勢を考えるとこの事はむしろ非常に不思議にも思える。 彼らがコード進行の中心に据えていたコードは、3notesから成り立つ、いわゆるトライアードである。 キーがCであればトニックはC、サブドミはF、IIm、IIImではDm、Em、ドミナントではじめてG7を使い4notes になるといった具合だ。 その響きは単純で明快、安定感や力強さが前面に出る、と言えるだろう。 もう一つは彼らの音楽的なルーツである、R&RやR&Bの要素である、ブルースのコードや進行である。 ビートルズは様々な音楽の要素を取り入れながらも、コード進行においてはこのシンプルなトライアードの世界に 強くこだわり続けたのだろう。彼らの音楽が洗練されて行きながらも、ある種の泥臭さや親しみやすさを失わな かったのはこの事が大きく影響しているように思う。 ポールはビートルズ解散後の活動において4notesコードを中心としたコード進行を数多く使用している。 「Listen To What The Man Said」、「Silly Love Songs」、「Ebony And Ivory」などのヒット曲がその代表だ。 それらの名曲の数々は非常に洗練され爽やかで心地よい響きをもたらす。しかしビートルズにおける荘厳とも言える トライアードの美学とは完全に異質なものだ。 長くなりました。
それ一発でふわっとしちゃうんだよね。Maj7は。 耳あたりはやわらかいけど、支配的な響きになってしまい その響きから抜け出せない。ビーらしい遊び心と噛み合わせが悪い希ガス オクターブは違えど「ど」と「し」が一緒に鳴る茫漠とした響きだから やっぱビーっぽくないんだよな。内省的になると言うか。 ジャズ界はビーに対して一定の敬意というか、 いろんな事情はあるにせよ、結構取り上げたりするけど ビーの連中はジャズは聴いてたのかな。
>>77 Johnはインタビューでジャズが嫌いだと言ってたね。
PaulやRingoは好きそうな気がする。
アルバムYellow Submarineの後半を聴くとわかるが、G.Martinはクラシックからジャズに至る広範な音楽知識を 持った正当なコンポーザー、アレンジャー。 彼がレコーディング時、特にSgt.〜などを録っていたような時間がいくらでもあるスタジオ入りの際などに、 B4に彼らのよく知らない様々なコードパターンを提示してみせた事は容易に想像できる。 しかしJohnならこう言ったかもしれない。「ヘイ!ジョージ。そんなのはビートルのサウンドじゃないぜ。俺らの サウンドはこうだ!」おもむろにギターでGのコードをかきならすJohn。 それにしてもYellowの後半のオケの演奏、へたくそだな。。
>>72 間違った解釈に対し、正しくフォローしていただきありがとうございます。
やパリ「drive〜」のそこの部分、ざっくりいうとミラクルってことでしょうか。
バグパイプっていうと思い浮かぶのがウィングス「幸せのノック」。
ベースがずっとBフラット(フラット記号ってどうやって出すんだ?)
これもmaj7ですね。ギターコードは
x1323x
x1303x
x1324x
でしょうか。コード名はわからんwww
こういう2ちゃんのようなところでコードの押さえ方なんか書いていいのか?
その辺、もしわかれば教えてもらいたいです。
maj7系の曲、日本だといわゆるシティーポップスに洗脳されてきているせいか、
あまり良い印象ないですが、ウィングスの「JET]とか聞くとそんなに違和感ない、
ということは使い方しだいなのかなーとか思いますね。
♭=フラットで変換できるな MSIME97
>>80 「幸せのノック」コード名をつけるなら、
BbM7、Bb6、F7/Bb、F9/Bb、
といったところで。
/Bbの部分はいわゆる「ペダルポイント」というやつ。
オンコードなわけだけど、パイプオルガンの演奏でよく使われる手法だからその呼び名がついた。
コードが変わっても足鍵盤が同じ音を維持するということ。
足で鍵盤を踏む訳だから、あまり激しい動きが出来ない。という理由で多用されたんだね。
この場合はドミナント7thをトニックのペダルの上に乗せてる訳だけども、このやり方はクラシックで
ベートーベン等の古典派の時代に頻繁に使われた手法。ロックやポップスでは比較的珍しいね。
7thが入らないやり方はよくあるのだけど。
例:C - F/C - G/C - F/C - C
ちなみにフラットは普通に日本語で「ふらっと」と打って変換すれば「♭」が出てくるし、
英小文字の「b」でも可だよ。
83 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/13(土) 23:06:54 ID:seD9o1nR
こんな有意義なスレッド、下がってるのはもったいないのでageとく。
>>83 同意だが、上げすぎるとウンコ張られたりするからなー
困るよなー
>>80 >こういう2ちゃんのようなところでコードの押さえ方なんか書いていいのか?
>その辺、もしわかれば教えてもらいたいです。
もし著作権に関することを言ってるなら、コードの押さえ方自体は著作物ではないので問題ない。
ただしコード進行を一曲丸ごととか、スコアに近い形で掲示してるとJASRACあたりが文句を言ってくる
可能性がある。実際それで閉鎖に追い込まれた音楽研究のプログもあるくらい。
ただしまだ確定的な規定や判例はないのが実情。
この件に関しては程々にという事で。あまり物議をかもして問題になって折角のスレの意義が失われても
もったいないので、ひっそりと楽しみましょうや。
現実2chの作曲関連のスレ等で、その点で目を付けられそうなところは他に山ほどあるので安心汁。
俺はジョンレノンアコースティックに入ってるリアルラブのC9がすごく好きです
フラットの入力で♭がでるとは・・・ ゆうびん以来の驚きでした。あとBの小文字か。
>>87 シャープも出るでよ。♯
でもナチュラルは出ない。
ま、それはシフト+3でも良いじゃんと思ったが # ♯ 微妙に違った。
>>90 そうか、シャープも出るか・・・
で、55だが
7度の7度(セブンス)が、4度(サブドミナント)の短3度(m)と同じ音なので、
サブドミナントのマイナーコードは7度のセブンスに置き換えられる、
という話だと思う。
ビートルズはあまりこれを使ってない、ということかなー。
作曲のテクニックとして応用できると思う。
ビートルズの他の曲で、となると・・・
ちょっと思いつきません。
>>86 「リアル・ラヴ」はイマジンのサントラでしか知らなかったので、
つまりジョンレノンアコースティックのほうでは1音キーが高いということなのだろうか。
C9にはセブンスの音が入っているので、
これもまたサブドミナントのマイナーコードに置き換えられるという話だと思うが・・・
93 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/15(月) 07:58:14 ID:4F/AzP22
今まで出でできてないと思うが、これぞ渋いコードというのが 7(#9)というやつ。 ブルースロックなどで頻繁に使われるが、 maj7と同じく、ビートルズはあまり使わない。 思いつくところでは 「you can't do that」の「ビコザトジュビフォ・・オー」の「オー」んとこ。 「drive my car」の「ビピヴビピヴイエー」のとこ。 「taxman」のD7のつぎのD7(#9)。 「maybe i'm amazed」の盛り上がりどころの中間あたり。 他にあるでしょうか。
>>94 すいません。「オー」んとこじゃなくで「トジュビフォ」んとこでした。
>>91 >ビートルズの他の曲で、となると・・・
>ちょっと思いつきません。
ヒント:アルバム「Magical Mystery Tour」
>>94 既出だけど、
>>13 のように意外なとこでも使われてる。
他、「みんないい娘」「パーティーはそのままに」「愛の言葉」etc.
念のため、 +9と#9は同じ意味ね。 -5と♭5も。
>>94 コードとボーカルでカムトゥギャザーの最初の部分がその音使ってるような…
俺そこまで詳しくないから自信ないですがどうですかね?
↑ジョンの歌いだしの部分ってことです
>>99 それも正解ですね。
ブルース調の曲の場合、バッキングが7thコードで歌メロは短3度の音(もしくはそれに限りなく近いブルーノート)
になる頻度は高いので、トータルのコードとしては+9thになってることは多い。
「のっぽのサリー」などもしかり。
102 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/15(月) 10:38:00 ID:3KmJRwr2
うおー!コード勉強するぞー!!
うほ、パーティーはどこだろ? 自力解析ではワカラナス 7+9というとジミヘンというイメージですね
>>103 "I would hate my disappointment to show"のあとのD7でジョージが
「みんないい娘」で使ってるのによく似たフレーズで弾いてるよ。
9thや+9thより、それこそ頻度の低さでいえば-9thの方がほとんど使っていない。 もともとロックやポップスではあんまり使わんけどね。 初出は「I Want To Tell You」かな。ピアノのフレーズあってのものだけど。 あと「I Want You」ぐらい?
よくコード進行が素晴らしいといわれる「You're Going To Lose That Girl」だが、ちょっくら分析してみる。 意外性の中にも、実に計算尽くされた進行がとられていることがわかる。 まず最初の歌いだし。イントロ的な部分だが、テーマと言える。キーはEメジャー。 I-VIm-IIm-V7 何の変哲もないいわゆるイチロクニーゴー「黄金進行」。聞き手を非常に安心させる。 IImはサブドミIVの代理のようなもの。 「ダイアナ」「Stand By Me」なども同じと言っていいだろう。「This Boy」などでも使われてる。 Johnのソロ「Woman」のサビなど。挙げていくときりがない。 歌に入ってからはいきなり意外性の極致。 I-III7-IIm7-V7 変哲もないコードが並んでるが、これと同じ進行の曲は他にほとんど聞いた事がない。 よくあるパターンは、 I-III7-VIm I-III7-IV-V7 I-IIIm7-IIm7-V7 などで、この曲ので進行はそれだけをとると若干不自然に響く。III7は一般的にはVImに行くためのドッペルドミナント (セカンダリドミナント)。この曲では7thの音を弾いていないようだが、一般的な進行に慣れている我々の耳はどうしても ここでVImへのベクトルを感じてしまうので、便宜上III7ととらえてよいだろう。 III7からIImへ行くなどというのは、いわゆる思わせぶりでスカされたようなもの。ちょっと緊張させておいて予想とは 反対方向にもっていかれ、いきなり力を抜かれるような感じ。 その後最初のテーマがやってきて一度リピートする。
リピート時のテーマの最後で、IImからbVIIへ行く。このトニックの全音下のメジャーコードというのはロック的な進行。 これがそのまま次の転調へのドミナントになるという意外性を見せる。そしてGへ転調。 サブドミとの行ったり来たりを繰り返し、またまたbVIIへ。そこから半音下に下がり最初のキー、Eの戻る。bVIIであるFを、 F7と見立てると最初のキー、Eのドミナント、B7のフラットファイブの代理ととらえる事も出来る。これな若干強引な解釈か。 いずれにしても最初の転調で行った進行を戻る際にも用いるという、整然としたテクニックだ。 エンディング、また転調の際に用いたbVIIが登場し、転調を想起させる。ところがその後サブドミを経てあっさりとトニック へ戻って「あれ?」といううちに曲が終わる。またまたスカされた訳だ。bVII-IV-Iという進行もロック、ポップスでの黄金 パターンなので聞き手は何の違和感も感じない。ところが展開的には相当スカされてるわけだ。 一筋縄では行かないJohnの性格がよく現れている上、すべてが有機的に繋がっているという、これまた奇跡のような進行だ。
一日一曲スレと連動すると面白いかな?
III7は今のコード進行の解説本とかだとI の特殊な代理扱いだったりするね。 同一キーのマイナーのダイアトニックのメジャー系コードの使用がロック的とされるけど、 やっぱギターで曲作ろうとするとハイポジションのスライドだけでこなせる類いを 有効に使ってるんだな。 ここらへんはやっぱビートルズ前史が気になるな。
>>109 約1名だと思うが、あんた凄いよ。
音楽大学出てるんですか?
ほんとに連動したらいいと思う。
見ている方としても作曲のヒントになるし勉強になるから、見るならこっちだ。
タダ、俺としては頭鈍いんで咀嚼するのに時間が・・・
前に話題に上ったTicket To Rideの例の止まる場所、GM7(+11)の部分だけど、 ジョージが弾いてるパートの正しい押さえ方は、 xx5432 xx5430 xx542x 最後の音で2弦2フレットのC#の音、つまり+11を確かに弾いてる事がわかるね。 このコードもかっこいいけど、その後のリンゴのフィルインがまた素晴らしい。 哀愁から引き戻すようなうなりをあげるタムロール(ドロロロロ) マシンガンのようなスネア(ダダダダ) まるでバケツをたたいたような鮮烈な一発(タ!) その度に新鮮な印象を受けて正気に引き戻される感じがする。 コードや曲調、歌詞との有機的な絡み合い。 こういうのをアレンジっていうんだよね。
>>94 ライブでは「Can't Buy Me Love」なんかで+9thのコードをジョージが弾いてたりする。
何気に気に入ってたんだろうね。
ギタリストなら一度は取り憑かれるコードかも知れない。
>>111 漏れは
>>108 の博士さんとは別人だおw
一日スレでコード理論はちょっと空気固くなる気がしたんで
こっちで当該曲のツボを語らえたら面白いかと。
You Gonnaはあまり弾いてみたことなかったんだけど
楽しいね〜〜〜、これ。
なんかそこらの解説本より全然レベル高くね?
「If I Fell」のイントロの歌部分のキーは何? 考えてみた事ある? Ebm - D - Db -Bbm Ebm - D - Db - Em7 -A7 -D 当板にもこれ一曲のスレがたっているほど、Johnの天才性が現れているといわれる進行だけど、 一体どうなってるの?と思う事も多いはず。 出だしはEbmだけど、これがキーではなく、3番目のコードDbがイントロのキーだととらえるのが 妥当だろう。 そう考えると、最初のコードはIIm。次のDはV7であるAb7の代理、D7の7th抜きになる。 そしてトニックI、VImへと続き、繰り返す。 DのところでJohnはかなり転調感の強い、場合によっては歌いにくいメロディを歌っているが、 これはAb7のオールタード7thスケールの音に相当する。 一度試しにこのDをAb7に置き換えて弾きながら歌ってみるといい。オリジナルのメロディを 歌う事は今度は当然非常に難しくなるが、コードに合わせて自然に違うメロディが出てくると思う。 どうだろう。Dbがトニックだという感覚がより鮮明になった分、何の変哲もない曲になってしまった のではないだろうか。 JohnはこのDbのキーから主部のキー、Dへの半音の転調を何の違和感も感じさせず行うという離れ業を やってのける。 転調前のEm7 -A7はツーファイブモーションで、このモーションは頻度が高いだけでなく、転調する際、 これを使えば結構どんなキーへもいけるという便利なものでもある。転調したいキーのIIm、V7に見立てる 訳だ。
上で試しに置き換えたEbm - Ab7からこのEm7 -A7を経てDへと転調してみてほしい。 転調できる事は出来るが、相当不自然になるのが分かると思う。半音上という無理な転調をしているのだから 当然だ。 普通半音上への転調を行う場合、トニックへ戻って完結した状態から次のキーのドミナントを経て、もしくは そのプロセスなしに行う。その場合、あたかも曲の場面がパッと変わったような印象を受ける。逆にこれが 効果的な訳だが、この曲の転調ではその変化がほとんど感じられない。何故か。 実はAb7の代理的だったDのコードはこの時点ですでに次のDのキーのトニックそのものの役割も兼ねている訳だ。 聞く側にはドミナントの代理としても、次のトニックとしても響く、つまり両方の中間的な役割を果たしている ため、あのような一見無理な転調が至極自然に響いてしまうのだ。 恐らくこれはJohnの場合、何の理論的な整合性もなしに思いついていると思う。 まさしく天賦の才といえる。 曲の終わりの方でDのサブドミナントマイナー、Gmが登場する。試しにこれを例のC9に置き換えて同じメロディーを 歌ってみてほしい。C9がGmの代理になっている感覚がよくわかると思う。 ちなみに私は音大出ではありませんよ。だから理論もたぶん穴だらけw
If I Fellでは「Ebm - D」のDがどメジャーなのがなんかすごくイイんだよなあ 「これが俺様の進行だ! 文句あっかーーーー!」って感じがしてすげえ好き。 Em7→E♭M7→DM7→Bm7みたいなのは自分でもよく使う。
×転調できる事は出来るが、相当不自然になるのが分かると思う。 ○転調できる事は出来るが、転調感が強く出てしまうのが分かると思う。 ×トニックへ戻って完結した状態から次のキーのドミナントを経て、 ○トニックへ戻って完結した状態、もしくはドミナントから次のキーのドミナントを経て、
>>119 そうそう!
どメジャーだからこそ色んな融通が利いて、どっちにも転べるというのもあるよね。
「If I Fell」が収められたアルバム『A Hard Day's Night』、他にも曲中で転調する曲が多い。 それ以前に発表されたビートルズのシングル曲、アルバム曲総じて、どのくらいの 転調曲があったかを見ていくと、実に少ない事が分かる。 それどころか、続くアルバム、『Beatles For Sale』にさえ、「No Reply」の微妙な一時転調を除けば 一曲もないのだ。その後の『Help!』では再び転調が数曲登場するが。 シングル「From Me To You」や「I Want To Hold Your Hand」ではVm7-I7を経てIVへとつながる 一時転調を使用しており、また「Do You Want To Know a Secret」や「Please Please Me」などの 奇妙な転調(感)のあるものもある。これらはいずれも主キーの下属キー(サブドミナント)への 転調(感)であり、ほとんど同じテクニックだと言える。 いずれもアルバム『A Hard Day's Night』での転調とは趣が違う。
つまりこの時期、ビートルズは転調に凝っていたとも言える。 データによれば初録音日はそれぞれ、 「And I Love Her」1964/02/25 「If I Fell」1964/02/27 「I'll Be Back」1964/06/01 であるが、「And I Love Her」での転調は、曲のアレンジが煮詰まるにつれて後から加えられた形跡があり、 「If I Fell」がそれまでとは違う転調のテクニックを用いた最初の曲と言えるだろう。 「実は最近転調も始めました」とも言えるようなバンドの、最初の転調曲があれである。 驚くばかりだ。 ちなみに「Things We Said Today」も、ミドル8でそれまでのAmからAメジャーへ転調していると 思っている人が多いが、これは間違いである。 A - D - B - E7 となるので、すっかりメジャーコードばかりで、てっきりAに転調していると思いがちだが、 最初のAはサブドミへ行くための一時ドミナント(A7)であり、マイナーキーでは頻繁に使われる進行 である。サブドミナントマイナーのDmがDになっているのは、ドリアンモード的な進行であり、 BはドミナントE7へのドッペルドミナントである。 ポールの歌うメロディーも、A(7)の箇所でさえ、ブルーノートっぽいCナチュラルに近い音を歌っていることが わかる。キーはAmのままなのだ。 とはいえ、これとて一筋縄ではない斬新な響きの進行であることは確かだ。
124 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/20(土) 01:37:28 ID:miWSyE10
>>123 難しいけど楽しくて大変ためになります
どうかこれからもいろんな曲を分析していってほしいです
↑本当すいません 間違ってageちゃいました 荒らされないといいんですが…
>>124 そう言ってくださる方がいて嬉しいです。
気が向いたときには遠慮なく書かせていただきます。
すごいねこのスレッド 詳しい理論までは分からなかったが、If I Fell のコードの並びには 驚いたことがある ところで、And Your Bird Can Sing あたりの進行も相当すごい、という 印象をもっているのだが、どんなもんでしょ?
ニール・セダカとかブリルビルディング系も昔、コード採ろうとして 調性崩す進行が多くてメチャクチャ苦労した曲がけっこうあったんだよなあ。 ちょっと前史的なものをいくつかピックアップして調べてみよっかな。 以前もそう思ってめんどいからほっぽいといたんだけど このスレ見てちょっとまた意欲がわいてきたw
129 :
123他 :2006/05/20(土) 05:13:23 ID:???
>>128 その辺自分はあまり明るくないので、ビーとの関連性等とかでも面白そうなネタあったら解説してほしいっス。
ところで「Laughter In The Rain」、めちゃ好きな曲です。
>>127 「And Your Bird Can Sing」ですか。
この曲もJohnお得意の転調してるのかしてないのかよくわからんカメレオン転調が決め手ですね。
トニックEからIIImのG#mへ行ってクリシェ半音下降というわけですが、
ふつうマイナーコードでのクリシェはVImかIImでやる場合がほとんどで、IIImでやることは
あまりない。なのでここで転調感が醸し出されてる。もしこのクリシェがなければただのIIImで
終わるとこだろうと思うけど。
クリシェの流れでVI7へと行き、普通だったら次はIImだが、いきなりトニックへもどってからIImへと。
やはり常人には思いつかない進行でしょうね。
自分的にはこのコード進行も面白いけど、やはり主役はあの独特のギターサウンドかなと。
クリシェ部分のコードに沿ったオブリもいい。
あのサウンド、マジで再現できた事ある人いますか?
音の傾向から行って、2台のアンプに2台のギターでは再現できませんね。むしろ1台のアンプに2台のギター。
実際はどういうやり方なのか知らないけど。
そうやってFender系のアンプで大音量にして歪ませると近くなるが、それでもああいうドライブ感はなかなか。。
ところで123で「今日の誓い」ミドル8について書いたけど、あとで考えて、メロがブルーノートっぽく行ってる
からこそ、転調してるとも言えるかな〜と。
ま、してるとしてもはっきりメジャーではなく、ブルースだが。
つまりこれもマイナーのままなのか、ブルースに変わってるのか、よくわからんカメレオン転調だということかな。
ジョンものと言うと「俺は寝てるだけ」も結構来るなあ この頃から小節的にも変な感じのものが出てくる
>>130 同意。
あの曲にも巧妙なトリックが仕組まれてるね。
一度また分析してみよう。
ところで55の答えは何なの? ワカランヽ(`Д´)ノ
133 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/20(土) 17:24:41 ID:MttAPvhO
ジョージはライヴでは、7+9を多用している。日本公演のRock and Roll MusicやハリウッドボウルのCan't buy me loveとか、 一般にジミヘン・コードと呼ばれているが、すでにその随分前にThe Beatlesが活用している。 それと13も印象的、All my loveing のテーマの終わりはギターはB7だが、ポールの唄うメロディーがG#でBから見ると6度又は13度で、コードとしてはB13だろう。 これは、Tell me whyのアウトロで、Bm, Bb, A7sus4/A13, D6と一瞬使われる。 殆どの楽譜はこんな細かいことは書いていないし、採譜者にも聞こえていない。 それと、どなたかも書いている通り、Till there was youの間奏の最後は、C13の裏コードでF#7+9-5です。 なんかThe Beatlesって、ジャズのバンドみたいだなぁ。 そしてどなたかも書いている通り、m7-5は殆ど出てこない。知らなかったのか?代用してしまったのか、、 ポールのソロのMy love はBm7-5だが、 コピーバンドでもこう言うエクステンションコードをキチンと押さえて、グレッチか何かで弾くと「おっ、`60年代」て感じがするよ。
でもビーにはほとんどジャズ臭はしないんだよね まあ、ビーバップ以前の古い歌曲が上品なコード進行を持っていて それを吸収しまくった結果がビートルズってことなのかな
>>132 ひとつは
>>90 の方が指摘してる通り、「Real Love」です。
もうひとつは「Hello Goodbye」。
B部分の終わりで、トニックに戻る前のBb7(9)というコードがそれですね。
キーがCで、その全音下の7thコードというわけです。
9thコードはadd9と違い、必ず7thが伴います。7thコードの一種です。
反対にadd9はあくまでトライアードのおまけ。M9というやつは今度は7thではなくmaj7が伴う4notesコードの
テンションです。
「Hello Goodbye」でのビーお得意のサブドミマイナーの代理としての使い方、サブドミマイナー
そのものより、もっと切なさというか哀愁感が強くなる感じがしますね。
その後トニックに戻った時にその切なさが浄化される感じがするので、このように最後のトニックに戻る前に
使ったりすると、ドラマチックで効果的になります。
今パッと思いつく限りでは、ポールのソロ「Wonderful Christmas Time」でも使われてます。(A7(9))
あと有名どころではE.Claptonの「Layla」、エンディングのピアノだけの部分で最後のトニックに戻る前に
使われてますね。(Bb7(9))
コードというものは、それぞれがその相対関係の中で、役割、色、雰囲気、臭い、というものを持っており、 それらを一曲の中でどう組み合わせてドラマを作っていくか、というのも立派な芸術表現の一つ。 コード進行が素晴らしい、独自性がある、と言われるビートルズナンバーは、その面からだけでもその 芸術性の高さを証明している。
すごく面白いです。ギター弾けないのでよくわかりませんが、熟読してしまいます。 素朴な疑問です。 曲によって「メロディが先に出来て、コードは後から」 または「ギターを弾いててコードが先に出来た。後でメロディをのせた」のではないか? と思わせるような曲ってありますか? またそれに関してジョンとポールでは傾向が違うのでしょうか? どんな風に作曲してたのか少しでも知ってみたくて。
>>137 彼らがどういうプロセスで曲を作っていたかという資料はあまり知りません。その辺、詳しい方はまたお願いします。
レコーディングが完成する前の彼らのデモは、メロディやコードがかなり決まった形での演奏によるものが多く、
そのもっと前段階からの過程を完全に類推する事は難しいと思います。しかし、ほとんどの作曲の熟練者がそうである
ように、彼らの場合もそれらが同時進行であっただろうと思います。
残された彼らのテープでは、コードや伴奏のみというものはありますが、メロディのみというものはほとんど存在
しないでしょう。
これによってすべてを判断する材料にはなりませんが、どちらかといえばコード進行が先に、という場合も多かった
のかもしれません。
達者なギタリストである彼らにとって、ギターという楽器は身体の一部のようなものと言っていいでしょう。
曲を作る場合も、ほとんどギターやピアノ等何らかの楽器を伴っていたと考えるのが妥当だと思います。
ある程度頭の中だけで曲が出来上がる場合もあったようです。汽車の中で作ったと言われる「From Me To You」、
Rolling Stonesの出演する楽屋で作ってしまったと言われる「I Wanna Be Your Man」等のエピソードから、ある程度
イメージのみで全体像を作ってしまう事も出来たようです。ただしその場合においても、大抵の場合はメロディー、
コードがセットになってイメージされる事がほとんどだと思います。
モーツァルトという人は、曲をその編曲の細部に至るまで、頭の中だけで形作る事が出来たと言われます。 ローマ・システィネ教会の秘曲中の秘曲と言われた「ミゼレーレ」を、一度聞いただけで、楽譜に移し替えてしまった という彼ですが、こういう純音楽的な感覚に優れた天才は別にして、大抵の作曲者は楽器を伴い、音を実際に確認 しながらの作業となる事が多いはずです。 よく作曲の初心者の場合、「メロディーは浮かぶんだけどコードが、、」という声を耳にします。これはコード進行 等の知識、抽象性がまだ未熟な状態の特徴です。実際はメロディが浮かんだ時点で、無意識にある程度のコード付け がなされている場合が多く、そのサウンドのイメージをコードネームなどの記号に置き換える作業が出来ないという だけのことなのです。二つが完全に分化した状態というのはあまりないと思います。 子供の頃から一緒に曲作りをしていたJohnとPaulですから、彼らの作曲方法に大きな違いはなかったと思います。 またGeorgeにしても、作曲に手を染めたのは遅かったようですが、二人の曲を作る作業をずっと目にしている彼の こと、そのプロセス、方法は二人に準えたような感じだったんではないでしょうか。
面白いスレッドですね 大変勉強になります。 すみませんがちょっと教えてください。John とPaulの コード進行の特徴の違いというのを知りたいのです ボクもちょっとだけギターやキーを弾きますが、Paul曲は 市販のスコアどおりに弾いてもそれなりの音がでるのですが John曲は一筋縄ではあの音が出せない物が多いのです。 何か秘密があるのかな?と興味を持っています。
>>140 例えばどの曲で、感じが出ないように思うんでしょうか?
進行じゃなくてポジションの話ジャマイカ?
>>140 ポールのは理知的。ジョンのは感覚的。。とでも言うかな。
137、140は巧妙な吊りの可能性もあるので程々に相手するように。
>>137 が吊りだったとしても、ここまで答えられたらぐうの音も出ない罠www
146 :
137 :2006/05/21(日) 11:50:44 ID:???
つりなんてとんでもない。 ご丁寧にありがとうございました。 ビートルズはストーンズとかと違いギターリフで聴かせる曲ではないので、 ギターのコードだけから作る事はないな、とは思っていました。 それと自分の勝手なイメージだと、ポールは圧縮した固まりとして一瞬で曲ができてしまうモーツァルト型、 ジョンは一つのモチーフを寝かせたり変形させたり叩き壊したりするベートーヴェン型とイメージしてました。 すごく短絡的で極端な物言いですが。 またアホな質問するかもしれませんがよろしくお願いします。 次はどの曲がくるか楽しみにしています。
>>135 なるほど!
Hello、一瞬なので全然それと思ってなかった。
繰り返しの一回目と二回目でコードも違うんですね。
よくそんな隅々までコード覚えてるもんですね〜。すごいです。
>>146 ギター弾けないのでよくわからない、ということでしたが、ご発言からかなり音楽的に精通されてることが
伺えますね。
JohnとPaulをモーツァルトとベートーヴェンになぞらえて比較することは、よく論じられることで、自分も
よく考えたりします。
Paulはどちらかといえば、既成の音楽から自分の知識をコツコツと積み上げ、そこから良いところを絶妙な形で
取り入れて、作り上げていくタイプだと思います。
一方Johnは、それこそ前例のないようなことを常に模索し、突拍子もないところからすごいアイデアを思いつく
ようなタイプに思えます。
どちらがモーツァルト的で、どちらがベートーヴェン的かは迷うところですが、自分の感覚ではどちらかというと
Johnの方がモーツァルト的かな、という気がしています。
いずれにしても、音楽芸術家の価値や力量とは、単純に音楽的な深さ云々だけでなく、世の中のどれだけの人の心を
動かし、影響を与えたか、ということによって量られるとも思いますので、JohnとPaulもあの歴史的な神童や楽聖に
決して引けを取らないどころか、彼らを凌駕しているといっても過言ではない天才だと思います。
だから彼らもやっぱり途轍もないOnly Oneなんですよ。
149 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/21(日) 22:36:10 ID:r4h6oMrV
>>117 うわっ、133を書いたものですが、、、「恋に落ちたら」の解説有難う御座います。
これ読まなかったら勘違いしたまま墓に入るところだった。
そうかイントロのキーはDbですね。
そしてDはX7のAb7の代理のD7の7th抜きなんですね。
Dbとすると、D以外のコードが全部ダイアトニックからの登場だから全く説明が滑らかですね。
そしてEm7とA7がDへの転調の取っ掛かりになるわけですね。
Dの代わりでAb7で弾くと本当に良く判るし、Dbからの転調で使われるEm7でサッと世界が変わりますね。
何故ジョンがAb7の代わりにDを使ったか?チョッと思い当たることがあるので117さん程コード理論に詳しくないのですが私論を披瀝させて下さい。
先頭のEbm7を並行調のトニックのF#にしてもそんなに違和感がないと言うか、F#6とEbm7は一緒の構成音ですよね?
F#とDと言う並びは、増五度と言う関係でドミナントマイナーの代理のだと思うんだけど、It won't be longのE→Cとか、PS. I love you のD→Bbとか、キリッとした雰囲気が出るコードですよね。
BBCライヴ等で聴かれるデビュー前のカヴァー曲で"Take good care of baby"邦題「さよならベイビー」ってのがあるけど、ココで最後の転調前に、Ab→Eと言う進行があり、ジョンのカラカラしたギターの音が情感タップリにこのフレーズを弾いている。
実際、歌っているのは若干19歳のジョージです。
こんなところでジョンは増五度の雰囲気を覚えていたのではないか?と思います。
いやー、今日は本当に勉強になった。117さん、有難う。
しかし、The Beatlesに取って和音とかコードと言うのはどういうものだったのだろうか?
教会のオルガンや石造りの建物の反響の中で、アイリッシュやケルト民族の唄う聖歌や、バグパイプの奏でるペダルトーンや、そしてリバプールに持ち込まれる新鮮なアメリカのポップスや、
ドイツのクラブでのスタンダード曲の伴奏で培ったジャズ的要素や、船乗り達から伝わったラテンのリズムやハーモニー、それらがFAB4の中でケミストリー的な変化を遂げて作られたのがThe Beatlesの楽曲の数々ではないか?
当の本人達にそんな認識はないが、人類の音楽史上で二度と起こらない奇跡の組み合わせの様な気がする。
そしてB4と同じ時代を生きた20から21世紀の我々は、25世紀や30世紀の人々も羨む素晴らしい体験をしているのだ。
>>149 なるほど面白い!
確かにそういうサウンド感覚はあるかもしれませんね。自分もそう思いながら演奏してみたらニュアンスが理解できました。
つまりこの場合最初のEbmをIImではなくVImに見立て、Gb(F#)のキーのbVI(#V)に相当するDが次に出てくる訳ですね。
確かにそういう匂いも醸し出されてますよね。
詳しく解説していただいて、こちらこそありがとうございます。
色んな解釈があった方が面白いし、多角的に理解していくのは楽しいですよね。
極論かも知れませんが、ちょっと上の方でそういう見方をされている方がいらっしゃるようですが、たとえ動機が煽りや吊り、
ちょっと困らせてやろう、と言うようなものであったとしても、それによってもっと突っ込んで考えさせられたり、新たな結論が
出て来るようになれば結果OKだとも思います。明らかにスレの流れを妨害するようなものは勿論困りものですが。そういうものは無視
すればいいと思いますし。
時に自分の専門分野において、全くそういう方面に精通していない方からの意見でハッとさせられる事ってありますよね。
一つの事に執心しているが故の頭でっかちに陥ってしまう危険性って常にあります。
スレッドはまだまだ先の余裕がありますし、こんな些細な事言ったり訊いたりして顰蹙買わないだろうか、なんていう気遣いも
必要ないんじゃないでしょうか。色んな方が忌憚のないご意見を述べられるのがいいですよね。ツッコミ合いも面白いですよ。
自分にしても気が向いたときにしか書きませんしw
それから
>>149 さん、理論の表記的な注意点というか、気づいた点を少し。僭越ですが。
たとえばC - Abという音程関係は、増5度ではなく短6度ととらえた方がよろしいかと思います。
それからEbmの平行調はF#ではなくGbです。F#の平行調はD#mになります。
いずれも異名同音というやつで、音的に全く問題はないのですが、譜面や音符の表記をした時など、困る局面が出てくるかも
しれません。
Ab - E という進行の例も挙げられていますが、この音程関係で厳密に表記すればAb - Fb、となります。まあ、これはEと書く場合
が多かったりしますが。
偉そうな事いってすみません。参考になさってください。
152 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/22(月) 08:12:54 ID:ags31ipf
>>150 有難う!!
異名同音の指摘も、短六度を試して雰囲気を確認してくれて、
実は「さよならベイビー」は、とても好きな曲で、、と言うかデビュー前のジョージの曲はとても好きです。
「忘れじの人」とか「逢ったとたんに一目惚れ」とか秀逸な邦題の付いた名曲が多いですね。
そして、この辺の曲の不思議なコードは、後のFAB4の曲に深い影響を与えているなぁと思うのです。
又、色々教えて下さい。
念のために補足しておきますが、「Take Good Care of My Baby」での進行は、転調する前の次のキーへのドミナントです。
これも半音上への転調で、'50sのナンバーにはよくあるやつですね。
サウンド的にはもちろん前のキーのbVIへ行くのと同じになります。
>>118 で書いた、「トニックへ戻って完結した状態から次のキーのドミナントを経て、」というのがこれにあたります。
>>151 宣伝乙
開いてる箇所は「When I'm 64」だな。
155 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/23(火) 23:22:29 ID:c+ZTx8Vl
ミッシェルは、短調とも長調とも言えない変な曲ですね。そして最新号のギターマガジンには、キチンとBb7+9を押さえると記載されています、 ああ良かった。と言うのは全然馬鹿にする積りは無いけど、チャック近藤さんと言う方が「コードはBbm7なのにBbメジャーのコーラスでDが鳴っている。ビートルズマジックだぁ」と大々的に書いているのです。 まあ、普通の人でこれがBb7+9と聞こえる人は中仲居ないだろうし、ましてこんなブルースみたいなコードがバラードに突然出てくるとは思わないもんね。 Bbm7だとしてもコーラスでDを唄っていれば、ギターと人声の併せ業でBb7+9と考えればいいのに、 アンサンブルのアレンジでは、コードの構成音を他の楽器に頼るなんて良くあることで全然マジックではないと思うけど、 多分、このことと短調か長調かと言うことは既に論議されて結論が出ているのでしょうが、The Beatlesのギタリスト達は卓越した和音感覚を持っていたとしか言いようが無いと思います。
>>155 よくスーパーやレストランなんかで聴くMichelleのカバーバージョン、あそこを+9thで演奏してるのは聴いた事ないですよね。
ちょっと耳にしただけではBbmに聞こえてしまう。ギターの音もあまりハッキリしてないのでしょうがないでしょう。
一度目のギターソロのところでリードギターのDbの音とコーラスのDの音が半音でモロにぶつかって、かなりの不協感が出てる
ところがあります。こういうのをあまり気にしてないというのも彼らの特徴かな。意外とラフに構えてるようで、ミステイクを
平気でOKテイクにしてたりしますからね。
チャック近藤氏に(知り合いなんですがw)、あそこは+9thととらえたほうがいいんじゃないかと訊いたところ、
「うん!そうとも言う」って言ってましたw
かく言う自分も、James Paul McCartneyのテレビ番組を見るまでは、気がついていませんでした。Paulが弾き語りでMichelleを
歌い、キーはオリジナルと違いますが、サブドミではっきり+9thを鳴らしてるところが見て取れます。
>>13 でもちょっと書きましたが、最初のFはサブドミへの一時ドミナント、F7の7th抜きと見なしていいでしょう。
マイナーキーでサブドミを+9thにするというのはたまに使われる手法ですね。今パッと思いつく限りではw、Deep Purpleの
「Strange Kind of Woman」の歌に入ってから2つ目のコードがこれになってます。
最初の2つともメジャーコードですが、トーナリティとしてはやはりマイナーキーですね。
彼らのすごいのは、こういう一見まやかしのようなものが、奇を衒うだけの結果になるのではなく、ちゃんと曲の中で絶大な
効果を発揮しているところなんですよね。言われてるように和声感覚が普通じゃないんだと思います。
157 :
PRS Custom22 :2006/05/24(水) 01:12:34 ID:udR544Ow
すすす、すみません。133と149と155を書いた者ですが、と言うより名乗ったほうが良いのですね。 自分のギターの名前で許してください。 チャックさんを批難する積りは全然御座いませんので、どうか宜しく配慮下さい。 さて、「Fはサブドミへの一時ドミナント、F7の7th」ってことはキーはFではなくBbかCなのでしょうか? もしくは5カポのカポタストをナットポジションで仰っての押さえ方のF(つまりBb)と言ってらっしゃるのでしょうか? のいずれにせよ、歌の2小節目がBb7+9ってジミヘンコードと確認できて良かったです。 多分、コードと言うより6本の弦のそれぞれに必要な音を割り振って鳴らしているって感じの弾き方だったのではないでしょうか? そんなことでミッシェルは大体理解できました。 次は、「抱きしめたい」のG, D, Em, B7の処ですが、カラオケとか若い方のコピバンではG, D, Em, Bm7で演奏されていてこけてしまう。 って話題を振って宜しいでしょうか。
>>157 いやいや、全然お気になさらないでくださいっw。
あなたは彼の論旨を批判しただけであって、彼本人を批判した訳ではないですから。
それに最近会ってないから全〜然大丈夫ですよw
それにしてもいいギターをお持ちですね!
キーはあくまでFmです。サブドミのBb(m)にいくために、一時的にトニックが7thになることがマイナーキーではよくあります。
例えばBesame Mucho。キーがGmの時、9小節目でG7が出てきますが、この場合はサブドミCmにいくための一時ドミナント
です。この7th抜きという訳です。ふつうはFm - F7 -Bbm と、あくまでトニックマイナーから始まる訳ですが、Michelleでは
それが省略されてるという解釈です。
そうですね。「抱きしめたい」、そうやって演奏してしまう事が多いですね。
まあ、Johnのギターもほとんど4、5、6弦の音しか聞こえませんので、判別しにくいですから。でもやっぱりBやB7でやったほうが
あのスリリングな感じが出ていいですよね。
やはりこのIII(7)の響きはJohnのお気に入りで、それもただでは使わない、っていうところがJohnらしい!
んn、漏れの持ってた割としっかりしてそうなスコアでもBmだったなあ… パワーコードで書いてあっただけかもしれないけど ミセルのB♭7+9って 1-2-1-0-1-x でしょうか? お、おさえにくいなあw
>>159 6弦から、686799 でビートルズは押さえているようです。5フレットカポのようですが。
4弦6フレットの7th(Ab)の音は鳴らさなくてミュートした方が押さえやすいでしょう。
7thは2弦で鳴ってるのでもう必要ありません。自分も4弦をミュートしないと押さえられません。
手の大きい人は6弦を親指で押さえ、5弦をミュート、結果 6x8799 と押さえる事もあります。
Jimi Hendrixはこの押さえ方をよく使います。
この押さえ方をそのまま2フレットから始まるところに持っていくと、「Till There Was You」のソロの
最後の方の例のコードになります。
よく使うのが「ロックンロールミュージック」のイントロのE7. x7675x 隣の6弦がベースの5度なので、 7x675x このふたつを「ボン、ジャッ、ボン、ジャッ」 と繰り返すといい感じになります。 あくまでギター弾き語りの豆知識として。 「キャントバイミーラブ」「ワンアフター909」「ハニーパイ」なんかを ひとりで弾いている孤独な俺。
俺は「ロックンロール〜」のイントロ、E7を057650でやってるよ。 ジョンも多分そうじゃない? E7は007670でも良い響きがする。何より簡単に押さえられるのがグー。
今日初めて来たんですが、すごく有意義なスレですね。「If I Fell」のあの感じは進行や転調における半音の動きがポイントだったんですね。 で減六度の話題が出てて、思い出したんですがバディ・ホリーの「ペギー・スー」にも出てきますよね?この動き。 (ジョンが好きだった、ということもジョンのカバーももちろん聞いてたのですが)本人の演奏映像を見る機会があって、そこでようやく気づきました。 それにしてもこうした動きをAメロとかに平然と入れてしまうジョンはやっぱすごいですよね。 それで、渋いかどうかは微妙ですが自分が挙げるコード進行は「Cry baby cry」です。ここの♭Yなんですが、 既出のとおりロックでは王道コードということでいろんな曲で使われてるわけですが、メロディーとの関係もあるかもしれないですが、 すごくぴったりはまってませんか?ほかのバンドだとけっこう浮いて聞こえてくるですが、この曲はものすごく自然な流れで♭Yが出てくるように思います。 自分が勉強不足かもしれませんが、今のところこの曲ほどに自然に♭Yが使われてる曲を知らないです。でジョンのように♭Yをうまく使えてる人も知らないです。長くてすみません。
びーは5カポでミシェル弾いてたのか これだとDdimのポジが分かんねー ミシェルが人生初のディミニッシュって人は多い希ガス
>>163 すごくわかるなあ〜。
でもそれって♭VIじゃなくて♭VIIじゃないのかな?
166 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/05/24(水) 19:06:35 ID:mM5B/yc2
>>165 そうです、♭Zです。
ものすごく恥ずかしい間違いをしてしまいましたね、失礼しました。
>>165 そうです、♭Zです。
ものすごく恥ずかしい間違いをしてしまいましたね、失礼しました。
>>167 連投すいません、しかもageてしまいましたわ。
>>164 ベースがD→Bといくので
x56767 と 7x676x のふたつあるように聞こえる。
さらに、最後の歌のない部分では
xx676x このままスライドアップして
xx9109x
x56767
xx9109x
というふうに聞こえる。
>>166-168 いや、いいんですよ。このスレはほのぼのとしてるんで、そんな事責める人はいません。
ジョンがレット・イット・ビーのアルバムで使ってた5弦オープンのA→D→Aはホワイトでポールが初公開してたんだな。 同時期作のジャンクでも使われているが、あれは確かに生ギターの弾き語りから来た発想ぽい。 ポールは生ギター一本で楽曲をまとめ上げるアレンジが巧いよね。
172 :
マーサはE :2006/05/25(木) 01:34:59 ID:???
ポールがモーツアルトなら、「マーサマイディア」を取り上げないわけにはいかないでしょう。 この曲、やたらコードが面倒で、みんな避けているんじゃないのかというくらい コード進行についての考察めいたものを見た事がないです。 ので、ここではっきりさせておきたいわけです。 はじめも終わりもDなので、キーはDで間違いなさそうですが、 DだといきなりD6からD♭sus4・・・以下わけわからず、 ということになりそうなので、無理やりキーはEにしてみる。 と、 ♭Z6 で1小節 Ysus4、Yで1拍(これが混乱のもと) X7、X6、X、X7で1小節 T あと、さびの部分のコード進行もキーがDより説明しやすくなる。 あくまでこれは勝手な暴論ですが、いろんな指摘があって 理解が深まることを狙っているわけです。 最大の疑問は 本来の曲のキーを見せない作曲法、 のようなものがあるのかどうかということです。 ↓以下、大激論を期待。
>>172 いや、そもそもキーはE♭なんですけど。。。
174 :
マーサはF :2006/05/25(木) 03:23:09 ID:???
>>173 ァ、そうでした。恥ずかしー。
じゃ、Fで解析、お願いします。
あー俺もマーサって言おうと思ってたw 最初E♭でやや明快にスタート、その後コロコロいいながらA♭maj9だかのストロークでトットットットッと軽くスタッカートを刻む所が最高。 進行だけでなくリズムも含めてポールの一つの頂点といいたい。
176 :
マーサはF :2006/05/25(木) 14:35:21 ID:???
>>172 またまたすいません。
X7、X6、X、X7で1小節 のとこ
Um、Tsus4、T、X7で1小節
に変えてください。言いたいことは変わりません。
Marthaは捉え方が難しいのでもっと後の方で言及しようかと思ってた。 お気づきのようにジョンお得意のカメレオン転調をポールが踏襲したかのような、トリックだらけの曲。 ある意味ジョン以上のトリックが仕掛けられてると言っていい。3段トリックだから。 こういう作品は実はポールにしては珍しいが、ビー時代には似たテクニックを使った曲がもう一曲ある。 「Hey Jude」だ。しかしこの曲の方がよっぽどたちが悪いw 「Maybe I'm Amazed」も近いテクニックと言っても良いかもしれない。 この「Martha My Dear」、「Hey Jude」の発表された1968年という年は、言及されているのかは知らないが、 ポールの中での音楽的な第2のターニングポイントとなった年だと自分は思う。 ポール自身の中で、名実共にジョン・レノンという存在を追い越した確信を得たのじゃないかと。
178 :
PRS Custom22 :2006/05/25(木) 19:34:40 ID:NUoVCtWP
Hey Judeは、Bb, BbM7, Gm, Gm7, C7のあたりまでキーがBbになるんですよね。 転調していると知らなくても演奏できるし、歌い回しによっては臨時記号も出てこない。 多分、多くの方は気がつかないですよ。 そして、「ラストダンスは私に」とコード進行が同じってのも、ネタでどうでしょうか? 大滝詠一氏の発見まで誰も気がつかなかったのだろうか?
>>178 コード進行だけじゃなく、この2曲はメロディも酷似してますね。
「ラストダンスはヘイ・ジュード」でしたっけ?w
あそこはかなりありきたりと言えばありきたりなトニック、ドミナント、サブドミの
組み合わせなので、あまり気にも留めないですが。
どうなんでしょう。ポールはその事を認めてるんでしょうかね。
実はこの「Hey Jude」でポールが使ったテクニック、元々はジョンが「Please Please Me」
なんかでやっていたのと同じ手法なんですね。
ポールにしたらジョンへの当て付けだったのかもしれない。歌の内容も本当はジョンに当てての
ものですし。
そしてこの「Hey Jude」のテクを、今度はジョンが盗んでしまうんですね〜。
当て付けのお返しと言うか。
「Imagine」がそれです。
ってすべて私の妄想ですが。
うわああ、そうだったのか… 確かにC7のところでなんかちょっとゾクゾクすると思ってたんだなあ あそこはIIメジャーでもあるわけですね(You WontSeeMeだ) Cmになるところを7にしてるからフックがかかるわけですな うわああ、すげえよーーー
>>180 その通りです。
聞く側には「キー=F」という記憶がまだ生々しいので、C7が出てきてもその時点でII7というよりは、Fの
ドミナントとして響くんですね。だから転調してるのかどうか分からなくなる。トリックです。
このことはMarthaを解析する上でも大きなヒントになるはずです。
「Please Please Me」ですが、サビ部分、ジョージのギターフレーズに続いて、サブドミのAへ行きます。 A - F#m - C#m - A と行き、すべてEのダイアトニックコード(VI - IIm - VIm - VI)ですが、進行から聞く側はAに転調している ような印象を持つ訳です。 キーがAであればこれらのコードは、I - VIm - IIIm -I となる訳ですね。メロディやコーラスも2つのキーを判別する音(D及びD#) が出てこないので、完全な転調感は醸し出されていない。思わせぶりですね。 そしてEへ戻り、まるで、「ずっとサブドミでしたが何か?」と言わんばかりに何事もなく進むという訳です。 基本的には「Hey Jude」等もこの昔から使っているのと同じ彼らのやり口です。といっても「Hey Jude」と「Please Please Me」には 実際には5、6年の開きしかない訳ですからね。「いつものやつやるかあ。。」てな具合でしょうか。
「Please Please Me」「Hey Jude」「Imagine」と、 どれも転調しているようには思えないのですが・・・ 転調しているのとしていないので、どこが違うのか、 どの時点で転調したと思えるのか、 そのポイントみたいなものがありましたら もうちょっと詳しく説明いただけるとありがたいです。
184 :
PRS Custom22 :2006/05/26(金) 07:39:39 ID:RooTl0MV
>>179 あのこんなこと書いちゃいけないのかも知れませんが、非正規版のCDで"Save the last dance for me"と"Don't let me down"をメドレーで演奏している音源がありますね。
ラストダンスは多分ハンブルグでの演奏リストに入っていて馴染んでいたのでは?と思います。
そして、数年後、ジュリアンに語りかける歌として作られる際にモチーフになったのでは?と思うのです。
「ラストダンスは私に」って「大事なものは、、最終的に本来の所有者に帰属」って意味でしょう?
ジュリアンのパパが日本人と恋をしてもキミのママはいつまでもキミのものだよって主題があったのでは?ってポールの思いやりだと思いたいんだけど
>>183 転調と言っても下属調(サブドミナント)という近親調への転調なので、転調していないように聞こえてもしかたないくらいなのです。
それが狙いでもある訳です。
ttp://www.animato-jp.net/~se/kinshin.html 彼らの意地悪なのはこれらの曲での転調で、転調前と転調後のキーを決定する音を全く使っていないところです。
例えばCとFという2つのキーで、スケール(音階)上違う音というのは、BとBbだけです。FとBbならばEとEb、EとAではDとD#です。
これらの音が出てこないので、聞く側はどちらのキーなのか判断がつけにくい。むしろその事によって転調感がありながらも
きわめてスムーズに元のキーにほとんど気づかれる事なく戻れるという訳です。
ではなぜ転調していると言えるのかというと、コード進行やフレーズの流れが、転調前のキーよりは転調後のキーとしてとらえた
方が自然に感じるものになっているからです。例えば「Hey Jude」の転調後の進行は、トニックからIIIm/VII - VIm - VIm7/Vという、
A Day In The Lifeで使われているカノン進行になっています。この極めて頻度が高く自然な進行により、聞く側の耳は下属を主調
としたキーに引っ張られてしまう訳です。数人の音楽を生業とする友人にたしかめたところ、その誰もが同じ感覚を感じるという
意見でした。このスレの中では少なくともPRS Custom22さんは私と同じように感じているようです。もしかしたら音楽経験の深さ
による我々の錯覚なのかもしれませんが、183さんが楽器などを弾く方であれば、以下の事をお試しになってください。
「Please Please Me」で、ジョンが歌うメロディにわざと違う音をまぜて歌ってみる。DもしくはD#の音
「Hey Jude」で、Bb - Am - Gm - Gm7 というコードに変えて歌ってみる。
「Imagine」で、F - Em -Dm -Dm7 というコードに変えて歌ってみる。
「Please Please Me」でDよりもD#の音の方が自然に感じたとすれば、また他の2曲で置き換えた進行に何の違和感も感じなければ、
あなたはこの彼らのトリックにだまされていないという事になります。もしD#よりもDの音の方が自然に感じたり、置き換えた進行に
若干の違和感を感じたなら、あなたもやっぱり転調しているように聞こえているという事になるでしょう。
どう聞こえたでしょうか。他の方の意見も聞きたいです。
>>179 そうやって考えていくと素敵ですね。歌詞だけでなく、メロディやコード進行にもメッセージが込められているという。
彼らにしたらおなじみのナンバーですから曲調からそういうメッセージ性を自然に感じて使ったのかもしれませんね。
ポールはFROM ME TO YOUでGmへの転調を 大発見と自画自賛してるけど これ以前はなかったのかなぁ〜
>>187 正しくはFに転調しています。GmはFのIImです。Gm - C7 - F 。
いわゆるツーファイブモーションで、何もあの曲が初出ではありません。
サブドミへ行くときに転調感を醸し出してから行くやりかたです。
ジャズやスタンダード曲では以前からいくらでもある進行で、
ドミナントモーション I7 - VI (C7 - F) の応用です。一時転調と言われます。
ただそれまで彼らが親しんできた範疇の音楽ではあまり使われていなかったかも
知れませんね。もしくは「ああ、あのサウンドはこういうやり方をしてたのか」と
あらためて発見した、といったところでしょう。
>>188 ポールは大雑把に言っているが、正確に言うとそうなる、ということですよね?
そこはなんとなくですがわかります。
「Hey Jude」「Imagine」はサブドミナントからのカノン(この意味もいまいちなんですが、
単にベースがドシラソと下がっていくのでなんとなく)があるから転調といわれるとそうかな、
ぐらいにはわかります。
例えば山下達郎「クリスマスイブ」はAからDに転調していることになるのでしょうか?
「Hey Jude」との違いがいまいちです。
理論のわかる人というのは、例えば飲み屋なんかにいて、
有線でかかる曲を聴いて、「あ、転調した」とか「やったな?(にやり)」
ということがあるのでしょうか?つまんない質問ですいません。
「Please Please Me」に関しては正直、さっぱりです。
それを言ってしまうと全部転調になるような気さえします。
あと、「アンドアイラブハー」のサビは
EからドミナントのBに転調したといえるでしょうか?
あとづけ。どっちでも。
>>189 コテハン及びトリップつけました。以下この名前で行かせていただきます。
「クリスマス・イヴ」ですが、カノンが進んでいって、サブドミのDまで行ってから先の事をおっしゃっているのでしょうか?
あそこからでしたらその先は、DM7 - C#m7 - Bm7 - Bm7/E と続き、すべてAのダイアトニックの通常の進行ですし、
「Hey Jude」とは違い、Aのキーを決定づけるG#の音が、C#m7のコードトーンに含まれています。転調しているとは誰にも
聞こえないでしょう。
「Hey Jude」ではキーがFで、サブドミに行く前のF7でこれがドミナントという風にに見せかけ、
Bb - Dm/A - Gm - Gm7/F(正確にはDm/F)と、いかにもキーがBbであるかのような流れを作り、しかもどちらかのキーかを
決定づける、E及びEbの音をその時点まで避け、どっちなのかわからないような雰囲気に聴かせてるという解釈です。
念のために確認しておきますが、「Hey Jude」のキーはFであるが、サブドミBbを「トニック」にしたようなカノン進行が使われている
という事です。「クリスマス・イヴ」の場合はずっと元々のトニックAからの普通のカノンです。
もしかしてこの辺で勘違いなさってらっしゃらないでしょうか。そうでなければ失礼なことを言ってすみません。
2つ目の質問ですが、楽器を伴わなくとも耳で聞いてコードの流れは、よほど目まぐるしく転調するものでなければほとんどわかります。 よく使われる転調のパターンもそれと聴けばだいたい分かりますし。 個人的に私の場合、絶対音感がほとんどないので、曲のキーまでは完全には分かりませんが、例えばキーがFだとしたら、みたいに基準を 設ければ、多くの場合コードネームはすべて答えられます。 コード楽器を専門にやり、耳コピーや理論的な学習を積み重ねた人の場合、ほとんどがそんな感じだと思います。 「Please Please Me」ですが、メロディの音を変えるというのはお試しになりましたか? 例えばジョンのパートの”Come on〜”のところ、日本語で言った場合、「カ」の音をDの音で歌い「モン」をC#の音で歌った場合と、 「カ」の音をD#の音で歌い「モン」をC#の音で歌った場合と、どちらが自然に聞こえるでしょうか。試してみてください。 前者の方が自然に聞こえれば、やはりあなたの場合もキーAに転調してるように聞こえていると言えますが。 最後の「And I Love Her」に関する質問は、”A love like ours〜”の部分の事でしょうか? 確かにBのキーでも成り立つコード、 トーナリティにはなっていますが、キーがBだと思わせるような誘いの要素が全くないので、これも誰にもキーがBには聞こえないでしょう。 確かに、そんな事言ってたら世の中転調だらけ、と疑問に思ってらっしゃる意味は分かります。前述したような曲では、その手の誘いの要素 がうまくちりばめられているために、そう聞こえても仕方がない、というくらいのものなんです。しかし私の場合、周りの多くの人が そういう聞こえ方をするという意見でしたので、共通的な現象だろうと判断したんです。 そうは全く聞こえない、という声を耳にするとちょっと自信がなくなってきましたね。
ちょっと関係ないけど 昔PPMをコピーしてると気に「カモン」のところで Aから入ってAで終わってるのになんか帰って来た感がなくて 凄くドラマチックなのは不思議だなって思ってた これは単にメロディがそうだというだけかもしれんけど
「Hey Jude」でも、原曲のコード進行、 Bb - Dm/A - Gm - Dm/F - C7 - F - F7 を、一カ所、C7をCm7にして、 Bb - Dm/A - Gm - Dm/F - Cm7 - F - F7 に変えて、全く同じ原曲のメロディを歌ってみてください。 C7がCmになっただけで、今度は完全にBbがキーになったような、原曲の感じとは違う不思議な聞こえ方に変わって しまうのがわかるでしょうか。 たった一つの音が半音変わってしまうだけで、このかなりの長さの箇所全部のキーがあっさりと完全に変わってしまうんです。 元々の音の流れが、いかにFとBbの中途半端なポジションにあったか、というのが実感できるかもしれません。
195 :
PRS Custom22 :2006/05/27(土) 06:28:05 ID:YBcxHZHx
>>183 Hey Judeのようにキーを判別する音程のひとつ、Fのままと仮定すると7度、Eの音が出てこないので、「転調していない」と仰っても私には覆すことは出来ません。
Kream9さんが186で仰る方法で試してみると良く判ります。
もうひとつ、183の対策として、もし、相対音感があれば、この方法が滅茶苦茶有効です。
And any time you feel the pain, Hey Jude, you doのあたりを下記の二つの階名で歌ってください。
ドドララソファソラー、ドラードファー、ドラーソファソー、ラソーファミーレドー
ソソミミレドレミー、ソミーソドー、ソミーレドレー、ミレードーシーラソー
一つ目が転調していないとの想定で、旋律の階名を移動ドで記したものです。このドはCの高さと言うよりT度と言う意味です。
二つ目は転調したと想定し、新しい調(四度上に転調)での旋律の階名を振ったものです。
ココから先は、個人個人の音感とメロディ感の問題なのですが、多くの人は二つ目を自然に感じます。
従って、転調していると考えるのが自然です。
186で書かれているようにメロディに出てこない音程を唄ってみると言うのはとても良い方法ですが、
もし楽器をやるのなら、その転調区間でアドリブをやってみてください。
絶対と言って良いほど、「転調している」部分ではそのキーで弾いたほうがフレーズが自然に沢山出てきます。
但し、192でも言われている様に「そう聞こえない。」と言う意見も尊重したいと思います。
何故なら、音階とか調性感はその人の心の問題だからです。
私もギタリストとして今まで何百人と言う方とセッションをしたり、演奏を拝見しましたが、中には「この人にはこう聴こえるんだぁ」と驚くような解釈をする人がいらっしゃいます。
経験上、その様に聴こえるのを矯正するのは不可能です。
では、私の提案する方法をお試し下さい。
Kream9さんとは、どこかでお会いしているかもしれません。
私もコピバン歴長いものですから、、、ハハハ
>>195 補足していただきありがとうございます。
メロディを階名でとらえると自分がどっちで感じてる傾向が強いか、はっきりわかりますね。
相対音感の個人差があると思いますので、分かりにくいという方もいらっしゃると思いますが、PRS Custom22が書かれている、
1つ目の階名の音でとらえると、やはり自分には相当不自然というか、もうあり得ないというくらいの変なメロディと感じて
しまいます。音をとっているうちに、主音の位置がドではなくファに移動してしまい、固定ドでFのキーの譜読みやソルフェージョを
やっているような感覚にどうしても変わってしまいます。
念のために補足ですが、書かれている2つのメロディの最初の音、ドドとソソはそれぞれ両方とも1オクターブの開きがある音です。
最初が低く、後が高い音です。
字数もたくさんとってしまい、ちょっと読むのが嫌になって来た方もいらっしゃると思います。この話題は自分は一旦ここで置いておき
たいと思います。もちろんまだご質問があればお答えします。出来るだけ簡潔にしますので。
読んでいらっしゃる方各々で色んな方法を試してみてください。
PRS Custom22さん、そうなんですか。私ももうずいぶん昔ですが、ビーのコピバンはやったことがあります。お会いしてる可能性はありますねw
本題の「Martha My Dear」の解析ですが、私も色んなご意見が出る事を期待します。この曲も人によって音の取り方がめまぐるしく変わっている
可能性はありますね。
>>195 これ判りやすい。
今まで今ひとつピンと来なかったけど、これでよくわかりました。
ありがとう。
すばらしいスレッドね ずっと読んでいますよ 応援しています
199 :
PRS Custom22 :2006/05/27(土) 08:47:27 ID:YBcxHZHx
Martha My Dearは、ポールがピアノを弾いている曲ですよね。 多分、、、20年くらい聴いていません。たしかMaj9か-9か、とても複雑なコードを使っている曲だったと思います。 ジム・マック・ジャズバンドの倅の面目躍如と言う曲だと思います。 これから、ホワイトアルバムを聴くことにします。では「マーサで逢いましょう」 Kream9さんへ 私もチャックさんを観客として拝見したことはあります。私自身キャバーンで演奏したこともあります。 東京勤務時代は東京に無数にあるJazzのクラブでセッションに参加していました。 縁が御座いましたら、色々ご教授下さい。
>>199 こちらこそ色々とご教授ください。
Jazzにお詳しい方なら、ジャズメンたちがどういったアナライズやリハモでビーの曲をやっているかなど
書かれてみたら面白いかもしれませんね。
分かりやすくご説明いただいて、実感できたという方がいらっしゃってホッとしました。
ビートルズのコード進行には自身があったつもりでした がすっかりくじけました。 修業するぞ、修業するぞ、修業するぞ・・・
203 :
PRS Custom22 :2006/05/27(土) 20:49:24 ID:YBcxHZHx
21世紀の今、映像や画像や良い音源の体系だった整頓が出来てきて、又彼らへのインタビューを通じて色々なことが判ったのです。 今なら皆が知っているビートルズマジックの多く、例 ビートルGとか、三拍目の裏から始まる「抱きしめたい」とか、And I love herでベースが複音を弾いているとか、一人ぼっちのあいつのリードギターはストラトキャスターだとか は1970年代は殆ど知られていませんでした。諸先輩を馬鹿にするわけではないけど、「東京ビートルズ」の復刻CDなどを聞くと、ビートルズの解釈とコピーが如何に難しいものか判ります。 例えば、このスレッドのHey Judeの転調も最近まで話題にする人は居りませんでした。 Kream9さんも小生もFAB4の残した素晴らしい和音とコーラスとリズムと旋律の荘厳な宮殿の入り口あたりをウロウロしているような物です。 まだまだ奥が深い玄妙な世界なのです。 Roll up for the Mgical Mstery Tour!
漏れはスリーコードフォークからギターを始めたんで ビーにはびっくりさせられっぱなしだよ C→F→Gじゃなんだかコピーできねえなあってw 簡易版ソングブックでもかなりお勉強になったのに それでさえ不完全で、さらに奥の院があるとは…
>>204 漏れもそうだったよ
松山千春ポロンとひいてた厨房時代に
ビートルズ知って驚いた。
「Hey Jude」、転調、しかも転調と気付かせない巧みな転調がなされている事は、もう読んでいる多くの皆さんが実感できたのではないかと 思います。 厳密に言うと、 Bb - Dm/A - Gm - Dm/F - C7 - F - F7 の中で、Dm/Fまでの2小節、4つのコードがBbへの完全な転調感のある部分です。次のC7は前述のように、元々のキーFの、それまでの 耳の記憶があるために、BbのキーのII7よりは、FのドミナントV7と聞こえてる方が多いと思います。そのため次のFでトニックにまた戻った ように聞こえるでしょう。このC7がCmやCm7でしたら、この4小節は完全にBbのトーナリティとなり、大きく違う聞こえ方をするはず です。このC7へ行ったときに、CmではなくC7であることをより鮮明にするために、ベースがわざわざEの音を最初に弾いて強調しています。 ジョージナイス!と言いたいところですが、別の「例の曲」でも全く同じ手法を使っていることから、明らかにポールの指示でしょう。 3コードの話題が少し上っていますが、様々なコードも結局はこの3コードのバリエーションとも言えるものなのです。 3コードのトニック、サブドミナント、ドミナントの3つのコードはそれぞれが独自のカラーをもっています。 例えて言うならば、トニックが本来の自分の家、サブドミナントは遊び場、ドミナントは帰宅への願望、と言えるかもしれません。 また違う言い方をすれば、トニックが本宅、サブドミが愛人宅、ドミナントは本妻からの帰れコール、と言ってもいい。 渡邉健一著「音楽の正体」で、この3つを「夫」「愛人」「妻」に例えています。なるほど!と思いました。 ドミナントのコードはその性質上、トニックへの強い引力のようなものをもっています。なぜそういう力があるかというのは、文章では 説明が煩雑になり分かりにくそうなので、理論書やそういったウェブサイトなどをご覧になってご確認ください。そのドミナントからの 帰れコールを無視して、あえてサブドミに行ってしまう事もなかなか素敵なのですが。これを俗にブルースといいます。わははw
つまりトニックが「安定」のようなものを表すとすれば、サブドミは「迷い」「不安」のようなものを表していると言ってもいい。
「Hey Jude」のミドル部分はサブドミへの不完全な転調というところからも、そういう事を表現していると言えるとも思うのです。
曲中の主役はこのサブドミで迷い、徘徊する。不安定な感覚に陥るのですが、そういう迷いに対して、ポールはその後ちゃんと救いの手を
差し伸べます。2周りのこの迷いの後、再び2小節にわたる本来のドミナントC7によって、完全なる「自分の家」への帰還を促しています。
実は私はこの「Hey Jude」と「A Day In The Life」がビートルズの中では最も好きな曲なのですが、私はここのC7の瞬間が一番ゾクっと
きます。まるで「安心してお前の場所へ戻っておいで」と呼びかけているようです。PRS Custom22が
>>184 で書かれた内容がこの事と
深くつながってくると思うのです。私は今までこの自分の中の不思議な感覚をうまく言葉に変換する事が出来ませんでしたが、
PRS Custom22さんのおかげで、自分の中ではっきりとした確信を持つ事が出来ました。PRS Custom22さん、本当にありがとう!
本来の「自分の家」へと導かれた後、トニックのまま絶頂に到達し、この曲は華々しいフィナーレを迎えます。Na、na、na。。。
あ、読み直したらまた呼び捨てにしちゃってますねw PRS Custom22さん、失礼しました。
書き忘れ
>>207 で言った最後のC7の所ですが、それに行く前に戻ったトニックのFから「na, na, na,〜」のフレーズと相まって、F7へ行き、
再びBbへと行きかけてしまいます。その強い求心力を2拍ですぐに否定するかのように、次のC7は現れます。「もう迷うんじゃないよ」と。
この2/4拍子にもそういう意味があるんだと勝手に思ってます。
このスレは読んでいてとてもためになりますし毎日楽しみにしてます。 2chで語るのがもったいないくらいのお話だと思います。 自分もチャック近藤さんの本を持ってますがこのスレのkream9さん達にビートルズサウンズ大研究Aを出版してほしいくらいです (^_^)
アルバム全体を見つめ直してみて新たに気付いた事がある。 『Rubber Soul』におけるポールの+9thのコードへのこだわりだ。 それまでジョージのちょっとした小技程度にしか使われていなかった+9thのコードだが、このアルバムではにわかに脚光を浴びる。 「Drive My Car」「The Word」「Michelle」といった曲で使われ、しかも曲中でかなり重要なファクターとして存在している。 このスレッドでも何度か話題になり、よくご存知であろうが、メジャーコード(7thコード)でありながら短3度(理論的には増2度) の音をもつという、不思議な響きのコードで、ジミヘンコードとも呼ばれる。 ちなみに昔はこれを-10th(フラットテンス)と呼んでいた。短3度の1オクターブ上のテンションという訳だ。今でも年配の ミュージシャンで-10thと言う人が時々いる。 このアルバムあたりでビートルズも時々使うようになった、ぐらいの認識しかなかったのだが、よく考えてみると上に挙げた3曲では、 それぞれ使い方が違っているのだ。 「Drive My Car」ではドミナントでの使用、「The Word」ではトニックでの使用、「Michelle」ではサブドミナントでの使用である。 モータウンやソウルからの影響により、ポールはこの+9thの響きにかなり魅せられていたのではないかと思うが、メジャーでありながら マイナーの響きをもつコード、この不思議な二つの融合に彼は新たな可能性を見いだしたのではなかろうか。
「The Word」でポールは、メジャーキーでマイナーコードの響きを出すという事に挑戦する。対して「Michelle」では、マイナーキー でありながらメジャーの響きを使う、という正反対の事をやっており、ここにも関連性が見い出せる。 「Drive My Car」においてはドミナントのみでの使用であり、トニックにおいては全く使用していない。この手の曲調であれば、 トニックにおいて短3度の音を使用するというのは至極自然な発想であるはずなのに、かたくなにポールはsus4をキープし続ける。 同じ音をキープし続けるのが目的であるならば、キーDの短3度の音、Fの方がそれこそ便利なくらいだ。サブドミGにおいては7th の音になるから、ジョンの歌うBの音と共に、よりトーナリティを強く打ち出せるはずなのだ。ドミナントのA7+9-13においても、 ポールがそのままのFの音にステイすれば、-13thになるから、ジョージに7thを行かせれば「ずっと同じ音」は完成する。 ポールはこの曲では意図的にトニックにおける+9thの使用を避けたのではないかと思える。つまり3曲中でそれぞれ違う使い方に あえて挑戦したのではなかろうか。 上記3曲で+9thをうまく使う事に成功したポールであるが、ただ一曲、「The Word」だけはあまり満足していなかったのではないか と思う。一般的にこの曲はあまり人気がない。ビートルズにしては曲調と歌詞の内容があまりマッチしていないというのが大きな原因では ないかと思うが、そういう世評を敏感に感じ取るのに長けたポールの事である。自己満足に甘んじていた訳ではあるまい。 その仇討ちのような事をポールは続くアルバムで、しかもいきなり一曲目で行う。「TAXMAN」、ジョージの曲ではあるが、リードギター がジョージの曲でポールというのはこれ一曲だけであり、ベースの大活躍などから察するに、かなりポールが楽曲上関わったというのは 間違いないだろう。「The Word」を発展させたようなアレンジで、同じトニックにおいての+9thの使用だ。アルバム一曲目を堂々と 華々しく飾っている事からも、この曲は大成功と言っていい。 かくして、ポールの+9th大作戦は完了するのである。 最近Kream9は妄想癖がひどくなったとか言わないで。。
+9thは「甘さ」がないよね。 苦味とかそういう感じで、 音楽的にもボーイミーツガールなものから抜け出そうとしているビーには (ポールには)心地よく響いたのかな。 なんにせよ、ラバーソールは大好きです。 一日スレではあんま評判よくないけど すごく近い場所にビーがいるような気がするから好きなんだな
相変わらずの充実ぶりで楽しく見させてもらってます。 でもまだジョージの曲って取り扱われてませんよね? ジョージじゃ力不足なんですかね ・・・Kream9 さん。 (で古茶靴のコード進行を厨のときに買った青盤の バンスコを久々に見つけたので、ちょっと確認してみたら C7-Dm7ってなってたんすけどC7-D7ですよね?セブンスコードが全音上にずれるのが この曲のひとつの肝のはずで、しちゃいけないミスだと思うんですが、やっぱバンスコだめなんですね。)
>>213 一日一曲スレは楽しいので自分もよく見てますし、書き込んでもいます。
あっちの98を書き込んだのは自分なんですが、それを書き込んでから、他の方の書き込みを見ているときにフッと
>>211 .212を
思いつきました。
>>214 そうですね。ジョージの曲もそのうち。今のところコード進行においてはジョージの曲には意外性や天才性が自分には多くは見いだせて
ないというのは確かにあります。でもよくよく研究してみたら新たな発見がたくさんあるかもしれません。色んな角度で見て行きましょう。
う〜ん、、残念ながら「Old Brown Shoe」のそこはDm7で正しいと思います。ピアノの音でFの音がはっきり聴こえますので。
214さんじゃないけど ずーっと、C7-D7で弾いてました・・・orz
>>215 214です。書き込む前にちゃんと聞いて確認すれば・・・orz
これからも度々恥ずかしい質問するかもしれませんが、その都度ご指南いただければありがたいです。
たしかにジョージには性格の表れか、レノマカのようなひねくれた感じ、というか
枠をはみ出すみたいなのはないかもしれません。優等生的?
曲数も絶対的に少ないですが、ソロにも範囲を広げれば(反則かもしれないですが)
その二人が与えた影響とかにも言及しつつ、けっこう語れるのではないかなぁと勝手に思ってます。
最近ようやく聞いた「ALL THINGS 〜」に彼のがんばりを感じたもので。
でそれはともかくメジャーとマイナーをふらふら?する曲の話題が盛り上がってるようですが、
これも勝手に思ってることですが、ある意味ではビートルズはストーンズよりも黒人音楽を消化していたのかなぁ とか思ってます。
これからもKream9 さんのお話を楽しみにしてますんで頑張ってください。今度からはこういう間違いをしないように気をつけます ・・・orz
>>216 ビートルズですからI-IIの時はII7が多いですからね。勘違いしやすいし、D7で弾いてもメロははまるし、
あまり「違う」という感じもしませんからね。
「いつもの俺らならD7だけど、今度はちょっと違うぜ」と、意表をついたのかも。
>>217 いやいや、何を恐縮なさってるんでしょう。
そんな勘違いを気にしてちゃあいけませんぜw
私もしょっちゅうですww
ありがとう。これからも頑張ります。どんどんみんなで書き込みましょう。
220 :
PRS Custom22 :2006/05/30(火) 07:07:39 ID:90KX1Kb/
Kream9とPRS Custom22(助手)の生ギターによるコードクリニックなんて、どこかの楽器店かライヴハウスで出来ると良いですね。 以前、チャックさんの「ビートルズ大学」と言うのを拝見しましたが、あんな感じの生演奏をいつかはやってみたいと思っています。 ネタは沢山あります。
そんなのがあったら絶対いきます。 ほとんどのお客さんがギター持ち込んだりしてね。 それで最後に全員で合奏。
うははw 確かにそういうのできたら面白いかもしれませんが。
あんまり持ち上げないでくださいよww
お客さん何人来るんでしょうねw
そういうのもいいですが、私は何より、こういう匿名の掲示板ならではの長所と言うか、意義のようなものをすごく感じてます。
自分自身このスレのいくつかの書き込みは、皆さんからのご意見、また他のスレッドでの意見などなくしては決して出てこなかった
ものです。形として開かれた場において不特定多数が文章として残る形で意見を出しながら、さらに深い新たな結論に至る。
討論などの形でもなかなか起きる事のない現象だと思えます。
2chをこれほど有意義に感じたのは初めての事です。掲示板ってすごいものなんだなと感じているところです。
さて、「Martha My Dear」のアナライズですが、どなたかお書きになってみてはいかがでしょうか。
>>172 ,174,176さんのご意見
に始まりましたが、その後の話の流れから異なった解析は出てきてませんか?
私自身の解析のヒントは
>>177 でも書きました、3段トリックと、「Hey Jude」のコード進行です。すでにお気づきの方もおられる
と思いますが、この2曲は曲調は全然違いますが、コード進行的に深い関連性があるのです。
久しぶりに聞きました「Martha My Dear」、中学のときになんかはまって聞きまくってた時期もあったなぁ。 でアナライズ挑戦してみようかなとギターをいじりつつ聞いてみたんですが、これを全部まとめるのはやろうとするのは 大変だなぁ思い、とりあえず本当にさわりの部分に関して自分が受けた印象を今ちょっと書いてみたいと思います。穴だらけですが、そこらへんはご勘弁を。 とりあえずキーについては置いておきます。で今聞いた聞いた感じではE♭-D-Gm--(ここら辺微妙でした。)--F-(B♭-A♭)×2と聞こえました。 それでE♭-D-Gmのとこで思い浮かんだのはロックの王道パターンのW-V(7)-Yの進行です。Kream9 さんの「Hey Jude」との関連性、という言葉からヒントを得て(というよりは誤解?) 第一のトリックは共通音の多い下属調を利用したものかな、と考えました。つまり最初に出てきてさもトニック面しているE♭は実はサブドミだったかも、というものです。 前のほうでマーサのキーについて話題がでてますが、実際キーはEフラかもしれませんが自分の意見としてはここはBフラと捉えたほうが説明しやすいのかなと思います。 頭になるので聞く者はE♭をトニックとして認識するとして、そのすぐあとのDによってメロディーに聞く者にとっての増四度(A音)がでてくるのになんかそんな外れてもなく (B♭-A♭)はE♭ではX-Wなわけなのに少しへんな響きに聞こえるのは(B♭と捉えるならばここはおなじみのT-Z♭)この仕掛けによるものかなと考えたわけです。 説明不足ですが、今のところの自分はこの考えですが、この考えに対してなにかご意見いただけたらありがたいです。もしB♭と捉えるのが正しいならば やはりビートルズはT-Z♭のパターンを最もうまく使えるバンドとますます強く思ってしまいます。ともかくビートルズすげぇ!(すいません、眠くて文章荒れてます・・・orz )
224 :
マーサのマ :2006/05/31(水) 16:32:15 ID:???
>>172 のところをもう一回。
今日暇だったので楽器屋でスコア見てきたが、
3−2−4−4(拍)と4−5−4(拍)のふたつあった。
ビートルズのスコア自体、あんまりないんですよ、田舎だから。
で、もう勝手に解釈していいと判断し、また暴論ですが、
keyがFから今度は、keyはE♭-G-Fの3段階にします。
sus4で転調、sus4で転調、というかんじで
@E♭ で4拍 keyE♭
ADsus4,D,Gm で2拍 keyG
BFsus4,F,C,C7/Eで3拍 keyF
CF で4拍 keyF
C7/EはC7ですが、雰囲気的に「ヘイジュード」にもありましたよね。
そう考えると次のB♭-A♭add9(?)の繰り返しはT-♭Zに思えるが、
最後のB♭は明らかにXというかんじでkeyがE♭になっている。
ここまででまだイントロwww次回はモアベターwwwで
↓以下、更なる議論を期待!
225 :
マーサのマ :2006/05/31(水) 16:37:41 ID:???
>>224 あ、E♭のとこ、E♭6でした。
それと、上に書いたことはすべて「マーサマイディア」のイントロに関する考察です。
おお!皆さんいい感じですね。
>>223 さん、(ここら辺微妙でした。)のところ、もう少し聞き込んで詰めて考えてみては?
マーサのマさん、
>>224 で?Aのところはkey in Gではなく、Gmということですよね。
あ、文字化けしちゃいましたか。 化けてるところは(2)です。
228 :
マーサのー :2006/06/01(木) 01:59:16 ID:???
>>226 あ、Gmでした。すいません。
結局、Kream9さんの言う「トリプル」「ヘイジュード」というキーワードを
僕なりに解釈するとこうなったわけです。
「夫(T)、愛人(W)、妻(X)」理論でいくと
X/Z→T→Wの展開は、「妻の振りして愛人が夫を引っ張り込む」
で、その後は愛人が主導権握る(こわ)ということだから、
B♭はTになり、その後はフー「マイジェネレイション」のようになる。
でも最後のB♭は明らかにE♭keyのドミナントになっている。
結局この部分はどちらとも取れるように出来ているんじゃないか。
それよりkeyFからkeyE♭に移行するためのブリッジの役割と
考えればいいんじゃないのかなーと。
でサビですが、ふたつあって、多分どっちもkeyはDmだと思う。
E♭からDmに転調・・・・ちょっと苦しいがこう考える以外にない。
ただ、ふたつめのサビの最後のほうにBmaj7が出てくる。
これはDmの代理で、なんとなく接触はありそうだが・・・
ちなみにティム・ライリー「ビートルズ全曲解説」ではkeyは単に
E♭。これだと説明できないことが多すぎると思う。
229 :
マーサのサ :2006/06/01(木) 02:26:27 ID:???
>>228 Bmaj7のとこ、B♭maj7でした。またかよ〜
ついでなんで・・・最初のとこ、転調多すぎとも思えるので引き続き考えていきたい。
ただ、E♭、G(m)、Fは全音の関係にある。
ジミヘン「紫の煙」のギターソロ(コード進行はE→F♯→D)
「クライベイビークライ」のコード進行(G→A→F)
「グッドデイサンシャイン」のkeyB→A
あと、フー、キンクスの使うT→♭Z
この辺をポールなりに消化した結果の「マーサ」なんじゃないか、とも思える。
230 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/06/01(木) 16:19:19 ID:ptgp5Pdp
223ですが、マーサのマさんのを読んだりしつつ改めて考えてみたんですが、マーサさんの言うように頭のE♭はE♭keyのトニックとして鳴っていると考え直しました。(B♭keyのサブドミとか言ったのは忘れてください・・・orz ) ただ自分はC7-F7らへんの動きはB♭へのダブルドミナントとしてとらえていて、キーの動きはE♭key- B♭key-E♭keyかなと思います。(B♭前のFでの最後のメロディはFですが なんかFkeyならもっと主音として終止感あってもいいかなと。すいません、主観ですね・・・orz ) B♭-A♭はやっぱT-Z♭だと思います。ここに入る前の「remember me 〜」のとこのメロディーはB♭-A-G-F〜だし、で次のA♭コードでこのAがA♭に半音下がったみたいに聞こえるので。(また主観ですね・・・orz ) 最後のB♭がE♭のドミナントになっている、というのに自分も賛成です。何回かB♭-A♭の動きを繰り返すことで、トニックでありながらもE♭のドミナントとしての可能性を示唆しつつ(ここで心の準備をさせる?) 最後のミクソなフレーズがドミナントとしての比重を高め、聞く者の視点をよりはっきりとE♭へと向けさせているのかなと思います。 サビに関しては自分もDmへの転調でいいんだと思います。 この転調の根拠として『B♭7-Dmの間からE♭が省略されていて、これがDmのドミナントであるA7の裏コードであるE♭7の7♭thが省略された形であると解釈できるから』と妄想してみたんですが、どうなんですかね? (以前どこかで、ビートルズサウンドを特徴付けるもののひとつは、転調の際に踏むべき手順をバッサリと省いてしまう点にある、というようなことをどこかで読んだ気がしたので。)
すいません、ageちゃいました・・・orz
私もほとんどお二方のご意見に同意です。 マーサの・・さんの、「妻の振りして愛人が夫を引っ張り込む」 というのはすごくウケました。うまいこと言いますね。 PRS Custom22さんが提案してくださった、メロディを階名でとらえるという方法ですが、マーサのようにキーが目まぐるしく 変わっているように感じる曲の場合は、なかなかどれが自分のとらえている階名なのか、完全に判別がつきにくいと思います。 そこで、それに近い方法を少し提案してみます。 ・メロディを固定ドの音階でとらえ、譜面に起こすなどして、どのキーのスケールに一番当てはまっているかを探す。 ・メロディにハーモニーをつけ、どのスケールの音で自然にハモるかを探る。 結構使える方法ではないかと思います。 それから7thコードは何もドミナント(やダブルドミナント)ばかりで使われるのではありませんよね。 それこそ、愛人が妻のような態度をとることもあります。 あと平行調という概念とか。 イントロと歌バース部分はほとんどベースラインとメロディだけで和声ができあがっています。間奏の部分で、ギターなども コードを弾いていますので、ポールのとらえている正確なコードが何なのかは、それを聴いてみても参考になりますね。
233 :
マ :2006/06/02(金) 06:02:28 ID:???
ウケましたかww「音楽の正体」読みました。あれはためになりますね。 「マーサマイディア」のサビふたつ、今んとこkeyはDmということで一致ですね。 メロディーもDmの音階に一致しますね。 問題はイントロ、というかそこがわかれば全部、ということですね。 まさかAチャンでこんなに考えさせられるとは思っても見なかったが、 「1日1曲」のほうとかでも、スルーしてた曲をもう一度聞き直したり、 なかなか勉強になってますよ。「マーサ」に関してはもう疲れたが・・・ ぶっちゃけこの曲はバッハでしょう。「ブラックバード」もそうだし。 ただこっちはピアノもないし音楽教育もないのでバッハといわれてもなー、 近所にそういう知り合いもないし、安いフォークギターしかもってないし、 ポールリードスミス、うらやまスィ〜。愚痴ばっかですいません。 激論を期待、って書いたけど、まあのんびりやりましょう。 もっと書き込みが増えればいいんだが・・・
234 :
マサ :2006/06/02(金) 06:36:55 ID:???
「マーサマイディア」のサビ以外のkeyはGm→F→E♭に変えました。 まずE♭6→Dsus4→D→Gmという、なんだか古臭いコード展開が 気になるわけです。ギターがあったらやってみてください。 xx55xx E♭6 x55xxx Dsus4、Gm 55xxxx D その後は xx33xx Fsus4 x33xxx F 33xxxx C7 5フレット領域はGm、3フレット領域をFと考えたわけです。 もちろんこれだけでkeyが変わっているとはいえないのですが。 「リーメンバーミー〜」のkeyはFなんで「ドシラソ〜」 B♭keyに移るので最後の「ド」は「ソ」になる。 でもその後のメロディー「マーサマイラーブ、ドンフォゲッミー、マーサマイディアー」 はすべてE♭の音階。よって先の「ソ」は「レ」。 ピアノによる「マイジェネレイション」のようなB♭→A♭add9は T→♭Zではなく、E♭keyにおけるX→Wで、ここの部分の keyがE♭、というのが今のところの解釈です。 あー疲れた
なんか煮詰まってきた感もあるので、新たなヒント、というかキーワードを、 「循環コード」「ターンバック」
ビートルズってなにげにビッグバンド時代の曲を参考にしてる。 We can work it outの3拍子に変わるところなんか、 ビートルズがはじめてやったみたいに書いてる本もあったけど、 ずっと前にグレンミラー楽団がやってるしね。 タイトル忘れたけどデイ・トリッパーにそっくりなリフの曲も聞いたことあるし。 C69で曲が終わるのなんて当たり前なんだよ。
>>236 そうですね。彼らはそういう自分たちのジャンルとは少し離れたところの既存の音楽のテクニックをかなり踏襲し、
尚かつそれに工夫を加えながら独自のサウンドを作っています。
拍子やテンポのチェンジも、ある規則性に基づいて行っているものがほとんどです。少し、コードの話とは離れますが、
以下のような曲で、リズムが変わる前と後のテンポの関係性を確かめてみるのも面白いです。
「We Can Work It Out」
「Lucy In The Sky With Diamonds」
「Magical Mystery Tour」
「Yer Blues」
「I Me Mine」
「I Want You」
>>236 ○○を >参考にしてる。 と未確認な事を断定した書き方はよくない。
第一ビートルズ自身は初めてやったなんて言ってないのだから。
試行錯誤してるときメンバー同士でここはこうやったらどうだというアイデアで
その曲は3拍子になったらしい。
ビートルズが初めてやったこともあれば、偶然なものもある。
ロックバンドで初めてやったという意味で書かれてることもある。
あえて書いて見ると古いメソッドに通じた 隠れライターがいても不思議じゃない
>>239 そう思われるほど素人あんちゃん達が作ってきた楽曲とは思えないほど
素晴らしいと言うことだねw
ジョン・レノンの親父はグレン・ミラーファンだったから、 よく聞いてたんだろ。
ビーのメンバーは音楽教育はを専門に学んできた訳じゃないけど それだけに過去の沢山のレコード、自分たちが知らないコードを求めて遠くにまで 聞きに行き、マーティンの持ってる音楽知識を熱心に受け入れ、新たなジャンルも熱心に 研究し、音楽理論も勉強したことあるとも読んだことがある。 最高な音楽を作る上でかなり独学の努力家だったのは確かだ。
>>242 ただ一つルールは知らなかったとジョンは申しておりましたw
復帰前のジョンが女房とお茶してると寄ってくる奴がいるんだって。 ジョンのコード進行がいかに革新的で奇跡的かをロジカルに語るんだと。 そいつが立ち去ったあとジョンは言ったんだとさ。 「僕にはあのコード理論てものがさっぱりわからないんだよね」と。
>>244 別に書き込んだあなたに反論を仕掛ける訳ではないですが、こういう発言があったとしても額面通りには受け止められないですよね。
いかにもジョンが言いそうなことですけど。
ジョンほど聡明な人間が、コード理論程度のものを全く理解できないはずがありません。
この手のジョンの発言の裏には以下のことが考えられると思います。
・学者連中の唱える理論という、うさん臭いものが信用できない。
・自分なりの理論を持ってはいるが、それを体系的に言葉で説明できない。またそんなことする気もない。
・理論をことさら標榜するような人間は面白みがない。
・自分の作った作品に対して、さも理解しきったように偉そうに語る人間が鼻持ちならない。
ジョンの作る音楽を、感性のみで片付けてしまうには相当な無理が生じると思います。
どちらかと言えばジョンは当時のポップミュージシャンとしては理論的な工夫が数多く見られるタイプでしょう。
ただその手の定石を大きく飛び越えたことをあっさりやってのけるところが彼の天才性だろうと思います。
まあ、音楽理論を語り始めるジョンなんて、クールじゃないし、彼の魅力からはかけ離れてますよね。
理論を知らないから出来たってことさ
理論を知らないからこそ出来たって、、、それはジョンに対してあまりにも失礼な発言。 無知ゆえの偶然によってこそあの素晴らしい音楽を生み出すことが出来たとでも? たとえ理論を体系的に勉強していようがいまいが、そんなことでジョンの音楽の本質は左右されるほど脆弱なものではなかったはず。 ジョンは彼独自の理論の上であの天才性を発揮しているのでしょう。 世間で言われるジョンのイメージなどに左右されることなく、彼の音楽に真剣に耳を傾けてくださいね。 あまり引っ張っても荒れるだけなので以後スルーします。 さて、ある方からのご指摘で、Michelleの歌頭のコードはF7の7th抜きではなく、あくまでFmajだという認識に変わってきました。 最初から7thというのはやはりブルースになっちゃいますからね。 自分でもあのコードでアドリブすればきっとFmajで弾くでしょうし、 7thがあったとしてもあくまで3拍目以降でしょう。 というわけであの曲もう一度考え直してみます。
2ばんめのB♭の9thも ローポジで弾くとB♭mに吸収されない? ここを7thのみで弾くとかなり違和感あり
>>248 (9thではなく、+9th(#9th)ですよね。)
7thのみだとボイシングや音の出し方によってはコードとメロディーも完全なぶつかり感があって気持ち悪いですし、
ポジション、つまりどういう音の積み方にするかを考えないと、やもすると不協和音としか聴こえなくなりますね。
+9thはボイシングが難しい、というか限定されてくるんです。ピアノなんかで弾いてみるとよくわかります。
カポ無しで弾く場合は F7→B♭m7が自然かなあと思いますね 自分の慣れもありますけど。
厨房の頃はCAPOつけてたっすね確か でもやっぱ完コピならナシでしょ 循環といえばあんま典型的なイチロクヨンゴーだけの曲ってなくないっすか 「蛸の庭」ぐらいなもんでしょw それとちょっと流れ見て思うんすけど レノマカは転調には意識的だったかもしんないけど それはあくまでコードフォームの組み合わせ上での パターン探しみたいなもんに過ぎないんじゃないかと 例えば小節単位で今何調かって本人らが自覚してたかというと怪しい気がすんですよ ポールは後年けっこう強くなったみたいだけど ジョンの楽典の明るさなんて インタビュー・ブート・原稿を参照してもなっかなか見えてこないっすよね レノマカの凄さを紐解くのにコードは絶対外せないとは思うんすけど (なんせあくまで元はほぼ弾き語りやリハでのヘッドアレンジなんすから) 検証というよりは解析そのものが目的化されたスレにならないことを願うっすよ
251さんのおっしゃる事は正しいと思いますよ。 ただ、流れの中であっち行ったりこっち行ったりしながら、有意義に盛り上がろうという趣に溢れた良スレですから。 特にマーサは機能和声の解析込みでないと、このスレの趣旨の部分を語れない所が沢山あると思います。 一時的に濃くなったりするのも、ある意味仕方がないのかも。 思うのだけれど、例えば「Michelle」の歌頭の2小節って結局、 (F, Fmaj7, F7, Fm, Fm7)→(B♭m7, B♭7#9)のどれを採用しても音楽的には間違いではないのです。 もちろん、完コピで演奏する場合はこういう考え方自体が成り立たない訳ですが。 重要なのは、ビートルズという感性がチョイスしたのは F→ B♭7#9 だったということで。 メジャーに転調しながらフランス風情をより演出するなら、まず十中八九 Fmaj7→B♭m7 という感覚を選ぶと思います。 しかし、彼らにはその進行は甘ったるいイージーリスニング風というか、とにかく B♭m7に行くのもありきたりで面白くなかったのでしょう。 男はやっぱり F→ B♭7#9! という辛口好みな感覚がロックンローラーの気風を饒舌に語っていると思います。 彼らの精神がこういう所にも垣間見えるので、コード進行の多角的考察やトーナリティの解析と共に、 「何故?」みたいな恐れ多い事も少々語れたら面白いかと。 まあ、非常に観念的な領域なので難しいですが、根拠のない雑談になったとしてもそれもまた楽しいのでは?
>>251 ,252
お二方とも、ご助言本当にありがとうございます。
ビートルズの曲って、場合によってはあのアレンジ以外で演奏すると途端につまらなくなったり、曲の良さが全然出なかったり
と、不思議な現象が起こりますよね。
我々の耳の慣れや先入観の部分も大きいとは思いますが、結果的にそれだけ形態込みでのトータルな芸術、スタンダード曲的ではない
彼らによるフォームを大前提とした芸術とも言えると思うのです。
他のアレンジや演奏方法を全く考慮していないのであれば、当然トーナリティの細部の把握などは必要ありませんから、コードフォームと
メロディのみが意識にある、という場合が非常に多いだろうと言えます。
単純な例を挙げると、間奏でアドリブソロをしないのであれば、いったいそこのコードがどうなってるかなんて考える必要性はありません。
「Michelle」のキーが何か、なんてことも、彼らは考えたことすらないかもしれませんよね。
しかし分析、研究をするというスタンスにおいては(いつからそうなったんだw)、その出所や意図を探っていく上で、一度取り留めない
くらいバラバラにして解析するということもそれなりの重要性があるのではないかと思うのです。
251さんのおっしゃるように、解析のみに終始するような議論は非常につまらないと自分も思いますが、それが思いもよらなかった新しい発見 に繋がらないとも言えなくはありません。例えばジョンに一般的な楽典や理論の知識はなかった、とするのが大方の見方ではありますが、 ひょっとしたら楽曲を解析していく過程で、そういう知識を利用したとしか思えないような痕跡が発見できるかもしれません。 ですから一般に言われている彼らの曲作りの方法という前提から、一度離れて考えてみても面白いんじゃないかと思うのです。 そういう過程が、252さんもおっしゃっているように、結果的に彼らはどうしてこういう作り方をしたのか、というところにまで話が発展すれば、 本当に面白い議論になると思います。 なんか大層な言い方になってしまいましたがw、自由に色々な見方であーでもない、こーでもないと意見を出し合うのがいいかと思います。 お二方とも、是非是非また書き込みしてください。って別に私がスレ主でもないんですがww。 それからつまらないことかも知れませんが、251さん、「完コピならカポなし」ということですが、その心は? 私は単純に完コピならカポあり、 と思ってしまうのですが。ポールがベースにまで5カポをしてレコーディングしたという説もあるようですが。 循環コードについては、あくまでマーサを解析する上でのヒントになればと提示した次第です。
「Martha My Dear」 ポールがこの曲で設定しているキーは3つ。Eb、Bb、F、である。 この3つは近親調の関係になっている。Fから見た場合、Bbが下属調、Ebがそのまた下属調だ。 逆にEbから見ると、Bbはその属調、Fがそのまた属調となる。 途中のDmに転調しているように解釈できる部分は、その平行調であるFのVImと見なしていいだろう。 イントロ部分でポールが意図している正確な一つ一つのコードは、この部分がストリングスが加わってからもほとんど ベースとメロディの音だけで成り立っており、完全には推測しづらい。しかし間奏で同じセクションが使われており、 ギター等もコードを弾いている。しかもストリングスとブラス以外のパートはすべてポールの演奏によるものなので、 彼の意図したコードがつかみやすい。実際に耳で私がコピーした所によると、 Eb - D7(sus4) - Gm - Gm7 - C7 - F - Bb - AbM7 - Bb7 - AbM7 - Bb7 - AbM7 - Bb7 となっているようだ。 F(Dm)へと転調するまでの間、つまりイントロからそれまでの部分でのメロディの音は、スケールとしてどのキーに 当てはまっているかを見てみると、メジャーであれば唯一Bbのメジャースケールに当てはまっている。 ということはつまりポールの意図したキーはBbなのであろうか? まず人間(というより西洋音楽に親しんだ現代人)の耳が前触れもなく出されたコードを、何度ととらえる かという事になると、メジャーであれマイナーであれ、まずトニックととらえるのが自然である。 しかしその後の流れが、例えばそれをサブドミナントとしたコードやメロディの流れとなっていれば、人間の記憶の 中ではそれは完全にサブドミナントと変化し記憶される。トニックから始まらない曲が山ほどあり、そのいずれも、 その後がダイアトニック上での流れであれば、転調感を感じないという事からもお分かりいただけると思う。
イントロ部分のコード進行を見ると、 D7(sus4) の箇所はメジャーかマイナーかを特定する3度の音がこの部分では 含まれていない事で、Dm7(sus4)ととらえる事も出来る。そう考えると、最初のコードがBbかEbかの違いがあるだけで、 それ以降、Fまでの流れは完全に「Hey Jude」のミドル部分の進行と同じである。 「Hey Jude」において実験したように、C7をCmに置き換えて演奏してみよう。そうするとここまでの部分は完全に Bbのトーナリティとなり、最初のEbもサブドミナントとして記憶されるはずだ。このC7があるために、この部分は、 最初のEbより後は、FとBbの中間的なトーナリティとして把握される。Fでトニックになって止まったようにも感じられる のもそのためだ。中身は「Hey Jude」と全く同じ手法だという事がおわかりいただけると思う。 FとBb、どちらにキーかはっきりしないまま止まり、聞く側は、その後BbになったところでFはやはりBbのドミナントF7 であったかのように感じる。ここまでは「Hey Jude」と同じだ。ところがその後、それまでの流れとは異質なAbM7が登場し、 一旦なんだか訳が分からなくなる。bVIIの様相だったAbM7はすぐにBbへと戻るのだが、戻ったときにはBb7へと変化している。 そして何度か繰り返されるうちに、このM7そして2度上の7thコードの繰り返しはサブドミ、ドミナントの関係に他ならない事に 気がつく。そして違和感なく最初のEbに戻れるという訳だ。 なんだか催眠術にでもかけられているような進行だが、言い換えれば、Fに見せかけたBbの振りをしたやっぱりEb、という事が 出来ると思う。「Hey Jude」よりももう1段階、仕掛けがなされているという事だ。 Ebを中心にポールが考えていることは、曲の最後が結局Ebで終わっている事からもまず間違いないだろう。
さてこういう奇術のような進行を、ポールは何のヒントもなく、天から降って来たように思いついたのであろうか。
恐らく違うと思う。
インタビューによるとポールはずっと以前からピアノ等のレッスンを受け続けており、しかもあまり教師とソリが合わなかったりで、
何度も教師を変えているようだ。主な理由としては、指のトレーニングのような事ばかり教えられたり、苦手な楽譜を読んで弾くよう
なレッスンに飽きてしまったのではないかと思われる。下記HP参照。
ttp://www2.neweb.ne.jp/wd/there/Be_M (15).htm
ttp://www2.neweb.ne.jp/wd/there/Be_E (05).htm
機械的なレッスンに辟易したポールが、その後自分の本業である軽音楽に精通している教師を選んでいった事は想像に難くない。
「Martha My Dear」はピアノのレッスンから生まれたとポールは言っているが、ポップスやジャズに精通した教師から、弾き方の
テクニックと同時にポールが教わった知識のひとつに、恐らく「ターンバック」「循環進行」といったものがあったと思う。
2つの言葉の詳しい意味はお調べになっていただきたい。
「Martha My Dear」の最初のコード、Ebから半音下のDへと降り、D7とみなしてそのままドミナントモーションを繰り返してほしい。
Eb - D7 - G7 - C7 - F7 - Bb7 - Eb
「Martha My Dear」のここまでの進行の根幹になっている流れだという事がおわかりいただけるだろうか。中心となっているのは
この4度進行なのだ。
恐らくこのターンバックなどをヒントに、ポールは「Martha My Dear」の進行を創作したのではないかと思う。
取り入れた知識を単純にそのままの形で使うのではなく、アレンジを加え絶妙な形で使用するという、ポールの天才性はこういう形で
発揮されている。
その後、間奏までの間、Fへと転調するのであるが、この時の転調の仕方としては、Bb7をドミナントではなく、サブドミの7thとした 進行になっている。ここで少しブルース的な香りがするのはそのためだ。キーを移調して演奏してみるとよりわかりやすいが、それまでと 比べ、ここだけ少し転調感が強く出ている。コードのルート音だけをとってみると、Bb - D と2全音の距離になっている。この距離がまた 重要なのだ。その後このFのキーでずっと続く2つのセクションの最後でGm7(9)で止まり、Ebが少し押し付けがましく登場し、最初のキーに 戻る。ルートのGとEbは転調する際に用いた2全音になっているため、転調の動きとしての統一感が出ているわけだ。 一見複雑だが、計算され尽くした見事な統一感のある進行は、芸術的とも言える。お見事というほかはないが、果たしてこの曲、ポップス という領域において完全な成功だと言えるのであろうか? 誰が聞いても聞き心地がよい良質なポップスとして傑作だと言えるが、この曲はシングルカットがされていない。 するつもりがなかったと言うよりは、結局出せなかったという理由が大きいであろう。この辺がビートルズの戦略的な巧さでもあるのだが、 出してもヒットしない事は目に見えていたと思う。ポールにとっては自分一人で作業を完了させた、渾身の一作であるにもかかわらず。 そのコード進行によるところが大きいと思うが、この曲はやはり聴いていて安定感に欠ける。大衆は気持ちよさに加えて、響きの中に安心して 身を委ねられる安定を求めるのだ。 「Hey Jude」は似たテクニックを程よく用い、しかもそれが曲想と完全にマッチした世紀のポップ芸術だと思う。しかし「Martha My Dear」 は、そういうポールの実験的な試みが見事に結実したにもかかわらず、ポップスという領域での芸術という観点においては、完全な成功には 至らなかったのだと思う。この曲はやはりビートルズにしてはちょっとやり過ぎたのだ。 以上が私の分析です。またまた長くてごめんなさい。
259 :
PRS Custom22 :2006/06/10(土) 20:47:19 ID:58tCy7Vb
久しぶりに書き込みをします。 Martha My Dearは、そんなに真面目に聞き込んでいなかったので手が出せませんでした。 Hey Judeはある友人の結婚式の二次会で偶々置いてあったピアノで弾いている内に、アノ辺りで臨時記号が出てこないのだけど 絶対ありえない階名の並び方になったことに、気持ち悪いほどの違和感を覚えて、後日「アレは転調に違いない」とコッソリ墓場へ持って行く積りだったのです。 Martha My Dearは、Kream9さんの言われる様に近親調を行き来することで、違和感ないままメロディに圧倒的な膨らみを持たせていますね。 他に転調を多用する人と言うと大瀧詠一氏(シンガーは大滝詠一)が思いつきますが、大瀧氏のモノは転調時の違和感と言うか色か変わった感じを強調しているのに対し Paulのこの曲は自然な展開に転調が付いてくる感じです。 オーケストラのバックが付いているので、多分キチンとした解釈の上で編曲もなされ楽譜もあるのでしょう。 やはり、Big Georgeは凄い方です。
260 :
PRS Custom22 :2006/06/10(土) 20:48:26 ID:58tCy7Vb
ところで、このスレタイはコード進行と言うよりコードですよね。 私は、実はBeatlesの他にJ-POPのバックもやっていたのですが、作曲者によって多用するコード進行やコードそのものが個性としてあり、 The Betalesの場合やはり、7+9と13が多いですね。だから、エレキ持たせて曲芸の様に弾く若い子を捕まえて「Bm, Bb7, A7sus4, A13, B6」なんて Tell me whyのアウトロや、「D7+9, C9, G7」なんてYou can't do thatのキメを弾かせようとすると全く弾けない人が多い。 The Beatlesのコピーバンドからベースとして引っ張られた清水氏が加入したオフコースは、とにかく F6onG(ハ長調の場合よ)が多い。G7の代用と言うほど使っている。 あ、脱線しました。The Beatlesだと、13とジミヘンとAugとDimを勉強できますね。 特にデビュー前のものは凄いコード満載です。 理論を知らないとか譜面が書けないとかは、後の人が話しを面白くする為に「FAB4は楽譜を読めない」と言っているだけで、そりゃモーニング娘。読めなかろう。 そして、コードだって、エクステンションを積んでいって13度を半音下げて、メロディとぶつかる感じが良いぜなんてJAZZの人みたいなことを言っていないだけで、 「理論で説明できない」と言うだけで、和音の使い方・作り方は勿論世界一流レベルのものがあるよ。 皆も流暢に間違いなく日本語を読み書きするだろうが、日本語の文法(理論)で会話の一つ一つの語彙を説明できないでしょう? ちょっと、流れから外れたら御免なさい。 本当に最近のコピーバンドの皆さんや楽譜がFAB4の複雑なコードを再現し始めたので嬉しいです。
ミッシェルの2番目のコードがB♭7#9だと!そんなバカな! と思って聞き直したら、確かにそうでした。おみそれいたしました。 しかし、#9の「C#」の音はすぐに聞き取れるが、3度の「D」の音なんて 教えられてもなかなか聞き取れないぞ。よく聞き分けるなあ。 てなとこで、話題提供。 これも最近人に言われて気づいたんですが、 「tell me why]のイントロ、楽譜ではEm7/A7の繰り返しで、私もそう思ってたんですな。 そこへ「あれはE7/A7じゃないか?」という人が現れ、綿密に聞きなおしたところ、 どうやら ジョンは (779797)/(575685)のE7/A7 ジョージは(779787)/(575655)のEm7/A7 で弾いているようなんですな。 これ、E7#9じゃなくてE7#2と表記すべきなんでしょうかね? 理屈はよくわからんですが、とにかく半音で音をぶっつけています。 (ちなみにイントロ以外にもこのパターンは繰り返し出てきますが だいたい同じようではあります。また、歌の中で楽譜ではEm7とされている部分は E7の響きの方が優勢であります。ただ、大サビの裏声の後のコードだけがEm7。) この「半音でぶっつける」てのはジャズ・ブルースピアノではよく使う手だとは思いますが、 2台のギターでこれをやってるのは、他では聞いたことないなあ。気づいてないだけかもしれないが。 なにはともあれ、「tell me why]ってドラムの音色とか、全体の響き具合が 微妙にJAZZYじゃないっすか。こういうとこにその秘密があったのかなあ・・・と思った。
>>261 正直いまだにあれがEm7かE7かは判断出来ていません。
自分には3度の音がほとんど聞こえて来ないのです。
それだけ聞き取れるとは261さんこそ素晴らしい耳をお持ちです。
イントロの初っ端の音だけ、E7っぽく聞こえるのですが、以降はどちらか
あまりはっきりしていないように自分には思えます。
なんかミストーンっぽい音もところどころ聞こえますしね。
おっしゃるように半音で3度の音がぶつかっているのであれば、表記的には
やはりE7♯9でいいと思いますよ。彼らがそう意図していたかどうかは別ですが。
263 :
PRS Custom22 :2006/06/17(土) 01:17:07 ID:K+p/TS3c
>>261 Tell me why もジョンとジョージのポリコードでEm7+9だと思います。ポジションはともかく仰る響きに私も聞こえます。
同じく、SGT.ペパーのリプライズの前奏も、F7と弾いているギターとアクセントでFm7を弾いているものが聞こえてF7+9に聞こえます。
「知っとくべきだった=恋する二人」は、ジョンがギターでD7を弾きハーモニカでDmを吹いています。
She loves you のブリッジではジョンのGの上でジョージが何と言うか、、、Gmのようなフレーズを弾いています。
Can't Buy me loveでは、ジョンがC7を弾きポールがCmのメロディを唄っています。
と言う3度のぶつかりは沢山あって、実はビートルズっぽさの一つの特徴の様な気がします。
Till there was youの間奏の終わりは、F#7+9-5でC13の裏コードとしての位置付けでは?と思います。
彼らのアイオニアンスケールの三度は、結構幅があったのではないでしょうか?
264 :
PRS Custom22 :2006/06/17(土) 01:34:46 ID:jPUwGl4g
すみません。上のTell me whyはE7+9です。 260に書いた同曲の終わりは、Bm, Bb7, A7sus4/A13, D6です。
>>263 この辺の彼らの音のとらえ方の基本にあるものはやはりブルースでしょうね。
彼らにブルースらしさが感じられないとはよく言われる事ですが、R&Rに深く傾倒していた
彼らですから、音使いがブルースになるのは至極当然と言えます。
ブルースからの直接の影響というよりは、R&Rというワンクッションを通してからの影響と
言ってもいいかもしれません。
彼らの音楽がブルースになりきらないのは、曲の途中で急にブルースを忘れ去ったかのような
展開になる事が多いからでしょう。
例えば「Can't Buy Me Love」で一転してC Majのトーナリティの音の動きになったり、
「I Saw Her Standing There」でE Majの展開になったりするところで、曲調にカラフルな
雰囲気が加味されています。その交錯を彼らは楽しんでいるかのようです。
「恋する二人」にしても、コードや歌は完全にG Majの展開ですが、ハーモニカのみ、Gのブルース
を奏でているという折衷を行っています。
ちなみにここでジョンが吹いているのはキーがCのハープで、Gのキーに乗せて吹くと、ブルース
(Gのミクソリディアンスケール)になるという、セカンドポジションと呼ばれる使い方ですね。
266 :
261 :2006/06/17(土) 16:31:08 ID:Sc19rDoE
>>262 >自分には3度の音がほとんど聞こえて来ないのです。
ステレオ盤をお持ちでしたら、ピアノの聞こえる方だけ(右チャンネルだっけかな?)
を聞いてみてください。3度(G#)の音が聞き取れます。
これが聞こえてしまうと逆に短3度(G)の音が聞き取りにくくなってしまいますが。
お二人がおっしゃる通り3度を半音でぶっつけるのはよくやることですが。
ギター2台で、どちらもコードストロークで、しかもほとんど同じポジションで
これをやるってのが、いささか特殊かなと思って報告したわけです。
あのコードがE7+9/A7であるとわかって、じゃあ、1台のギターでそのジミヘンコードで
弾いても、原曲とは似ても似つかない響きになってしまうもんで。
段々耳能力が要求されてきたなあ
268 :
PRS Custom22 :2006/06/17(土) 20:44:18 ID:jPUwGl4g
>>265 Gのコードの上で、Cスケールのメロディを載せると、7度が半音下がりのミクソリディアンに聞こえますよね。
これをヴォーカルでやったのか、Paperback Writerでしょうか?
原曲の高さを再現する為、メロディ譜をハ長調で書いてしまうって暴挙もありかなぁ。
さて、Tell me whyは、二人で別のコードを弾いているかな?と感じましたが、ステレオ盤を持っていないのでそれ程深くは解析できていません。
269 :
PRS Custom22 :2006/06/18(日) 10:43:51 ID:ifAG6loi
「マックスウェルズの銀の槌」の二小節目の四拍目だけ、一瞬、B7-9と言う実に気持ち良いコードが鳴っているように聞こえます。 実際はB7のまま、歌がCなのでポリコード的にB7-9かな?と思います。 弾き語りの時は、テンションでCを加えるとグッと格好良い響きが演出出来ますので是非お勧めします。
>>266 「For Sale」までのビートルズのステレオ版のCDって出ているんでしょうか?
(この辺のことあまり知らなくてお恥ずかしいです)
261さんのおっしゃるように、ピアノや2本のギターが違うコードを弾いているのであれば、
これはもう意図的にやった可能性が非常に高いですよね。
ジョンかジョージのどちらかがたまたまコードを間違えて弾いて、そのサウンドに逆に
面白さを見いだして、そのまま使ったのかもしれませんね。
II度のメジャー(7th)とマイナーを間違えるミスは、彼らにはちょくちょくあるようです。
「Mr. Moonlight」のII度のところで、おそらくG#7のところをG#mで弾いてしまっていますし、
「What You're Doing」でもII度のところでE7なのかEmなのかよくわからない弾き方になって
しまっています。
I - II(7)という進行はビートルズのサウンドで非常に特徴的な要素ですが、II度のコードに何か
サウンドのとらえ方の癖のようなものがあり、それがこういうミスにつながる、というのは考え過ぎ
でしょうかw
「Tell Me Why」の場合はマーティンも参加していますし、何度も繰り返し出てくるセクションですから、
ずっとミスを続けたというのは考えにくいので、意識的にやっている確率が高そうですね。
そうだとしたら、こういう彼らの発想も本当に常識はずれです。
一曲ソロのナンバーにちょっと目を向けてみたいと思う。 というのは、ビートルズ時代の曲との関係性が見いだせるからだ。 ジョンのビートルズ解散後の初ソロアルバム、『ジョンの魂』に収められている、珠玉の名曲「Love」。 シンプルでありながらとても深い意味を感じさせる歌詞もさることながら、この曲はコード進行やメロディに おいても高い芸術性や革新性を見いだす事が出来る。 最初F#mのトニックで始まったはずの曲が、いつの間にかDのキーに転調して終わっている。いつものように、 特にこれと言った転調感を感じさせる事もなく。 F#m - C#7 - F#m - D - G - A7sus4・A7 - D - F#m - Em7 - A7sus4・A7 -D Aメロ部分だが、最初の3つのコードの部分まではどう聞いてもF#mのトーナリティだ。次にDが登場するが、 この時点ではこのコードは転調後のトニックと言うよりは、最初のキーのbVIと捉えられる。次のbIIのG〜bIII7 のA7の動きでDへの転調を促す。Dから見ればIV - V7の動きになり、この時点で聞く側は完全にDへと転調 させられ、その後のF#mは今度はトニックではなく、IIImになっている。その後の動きはキーDのツーファイブ モーションとなり解決する。 マイナーで始まりメジャーへの常識的な転調の曲であれば、つまり一番安直に思いつくコード進行は、この曲 のような流れであれば以下のような感じだろう。 F#m - C#7 - F#m - F#m7 - D - E7 - A 単なる平行調メジャーへの転調である、ごく普通の進行だ。
「Love」の場合、5小節目に出てくるGが、その後に登場するEm7であったなら、つまりこの時点でキーDでの ツーファイブモーションになっていたら、あれほどのスムーズな転調にはならない。Gはこの時点でF#mのbIIと、 Dのサブドミの両方の役割を兼ねているので、全く知らないうちに転調させられている感じがする。ジョンならでは のテクニックだ。 F#m、D、それぞれのキーの時点で、逆にD、F#mと、転調後、転調前のコードも登場するが、それらのコードは その時点では機能が異なっており、同じコードが一つの進行の中で違うカラーに変わるという、まるでテーマの 「愛」が様々な形に変容するという表現をコード進行においても行っているようにも思える。 F#mの時点での悲しみが、時を経るにつれて、愛や喜びの一つの形態にすぎなかった、と変容していく様の表現かも 知れない。 この「Love」においては、トニックとして始まったF#mが、その後IIImへと変わっていくという進行であるが、 逆のパターンがビートルズ時代の曲に見つけられる。「And Your Bird Can Sing」だ。 すでに前述だが、キーEで始まり、IIImのクリシェを使い、あたかもそのキーに転調したかのように聞かせている。 その後の進行をよく見てみると、「Love」のDへの転調の仕方によく似ているということが分かる。
このミドル8はポールのインタビューによると、二人で共同で作ったらしい。そういう記憶がある、という言い方 なので定かではないが、ポールも同アルバムで「Got To Get You Into My Life」において、このIIImのクリシェを 使用しており、二人がこの同じ知識を共有していた事は間違いなさそうだ。 彼らはこういった転調の工夫をお互いで切磋琢磨しながら、次々と研究していったように思える。彼らの転調における テーマは、いかに自然に、元のキーのトーナリティを維持しながら、サウンドのカラーを変えていく、といったもの だったのだろう。 あからさまに転調する曲はそれまでにも星の数ほどあるが、ポップミュージックという領域において、またあくまで R&Rを基本に据えたバンドという形態において、一曲の中で一つの流れを崩さない自然な転調に彼らはこだわってい たように思える。 そして一度使ったテクニックに応用を加え、そこから全く新しいサウンドを構築するという、一貫した姿勢も、あのような 濃厚な音楽を生み出し続けるという彼らの活動につながっているのだと思う。
昔、渋谷の交差点に「LOVE」を日本語で歌う女の人がいたことを思い出してしまった。 あの閉塞感は何だったんだろうと、今にして思う。
275 :
PRS Custom22 :2006/06/18(日) 21:22:57 ID:0oerwC/g
loveは、なんと言うか転調の美しさを知ってて使った、、って感じの曲です。どっちかと言うと大瀧詠一っぽい転調に聞こえます。 彼らにとっては、転調とか変拍子とか表に聞こえる裏とか、私達が40年も経って気が付くことを20歳そこそこでマスターしていたのですね。 繰り返し言いますが、是非、東京ビートルズの「抱きしめたい」聴いてもらいたいです。 裏も表も、ベースの複音奏法も面白い様に引っ掛かっている。当時のプロのアレンジャーが採譜してもあんなものなのかなぁって感じです。
一応読んだけどこのスレみてる人ってアマチュアの人いるの?
楽器があまりお得意じゃない素人が一生懸命書いてるのはわかるんだけどさ
276と277が消えてるのは何で? まあ、大した内容じゃないだろうから次行こう↓
>>278 ・プロしかみてないんじゃないの?
・下手な奴が一生懸命書いてる
下手は下手なりに一生懸命やってるんですよ。
あ、私だけの事ですけどね。
このスレには楽器の上手い方はたくさんいらっしゃいますよ。
ご指摘どうも恐れ入ります。
>>275 PRS Custom22さん。
もう随分前ですけど、東京ビートルズを初めて聞いたときはすごいショックでしたねw
日本語の歌詞がまたものすごかったw
当時の人たちにはこんな感じに聞こえてたのかなあ、と思いを巡らせてしまいましたが。
でも逆に日本人の当時のサウンドらしい、初々しくて朴訥な感じがとても面白かったです。
今のコピーバンドの人たちはかなり忠実に再現していますよね。東京ビートルズのような
個性溢れるサウンドにはなり得ないと思います。そこが逆に少し残念な気もしますがw
東京ビートルズの場合はコピーという考え方すらなかったのではないかと思います。
「俺たちもビートルズをやるんだ!」というエネルギーだけでやってたんじゃないでしょうか。
現在のコピーバンドというのとは根本的に違ってたんでしょうね。
281 :
PRS Custom22 :2006/06/20(火) 00:13:47 ID:0V08w775
私は、下手は下手なりに聞き込んで、素人知識で何とか解析しようとしております。
お目触りでしょうがどうぞ御容赦下さい。所詮素人のカキコです。見逃してやってください。
>>280 東京ビートルズは大瀧詠一の解説が秀逸ですね。
Tell me whyのイントロは、こんな風には聞こえませんか?これは全く根拠のない思いつきです。
先ずE7 Aと仮定します。(Emも鳴っている感じもしますが)
そして、キーはAです。サブドミナントとトニックの繰り返しで、歌に入るところから、四度のDに転調って、、
実は、昨年暮れにあるコピーバンドの方と初めてセッションをして、その後近所のレストランで話をした際に、John役の方から同様の質問を受けて初めて披露した持論なのです。
なんと、そのJohnは年が明けたらまもなく脳幹出血で急逝してしまい続きを話せないままになってしまいました。
I want to hold your handやFrom me to youやPlease please me(仮性)で四度の転調をモノにしている当時のFAB4なら「イントロだけ違うキーってCoolじゃんか」ってやらなかったかなあと思うのです。
後年、for you blueでもイントロAで歌がDと言う転調をしています。
ま、コレは、根拠も自信も理論的裏づけもありませんが、E7 Aのところで何かメロディでも乗っていればねぇと思うのです。
>>281 今はもう聞き慣れてしまった曲なのでそうは聞こえませんが、
確かに初めて聞いた時なんかは、イントロからキーが変わったようにも、
曖昧なようにも聞こえていた記憶があります。言われてみて思い出しました。
考えてみたらビートルズにしたら珍しいイントロですよね。
全く同じキメのようなものを4回もしつこくやっちゃってるんですから。
「抱きしめたい」でさえ3回です。
アウトロは同じパターンを今度は違うコードで行ってる。
相当にぎやかな事をやってるにも関わらず、なんとなく翳りのようなものも
感じます。 不思議な曲ですね。
そのジョン・レノン役の方は本当に残念な事でしたね。ご冥府をお祈りします。
「Rain」 これまた大好きな曲です。 演奏面でも、ギター、ベース、ドラムス、どれをとっても名演ですよね。 この曲のギターのチューニングどうなってるか分かる方いたら教えてください。
オープンGだそうです。
>>284 いわゆるオープンGではないですよね。
エンディングでのアルペジオですごく低いGの音、Dの音も出てきてますから。
回転数を上げて録音したらしいですから、実際に演奏したキーよりは低くなっていることも
確かなんですが。
どういうチューニングで、どれぐらい回転数によって下がったとすればすべてのつじつまが
合うんだろう。。。
ラブミードゥをアコギ1本で弾いてるんですがコード進行は分かるけどどんな風にピックを叩けばいいんでしょうか?リズムのつけ方良ければ教えて下さいお願いします。
>>286 主に2小節のパターンになってるので、そう思いながらよく聴いてみるとわかりやすいと思いますよ。
1小節目は4分音符を4つ、2小節目は「ジャン・ジャッカ・ーッカ・ーッカ」みたいな感じです。
これを跳ねたリズムで。
フィーリングで色々遊びを入れてもいいでしょう。ただ遊びすぎるとまとまりがなくなってくると
思います。
>>286 1小節目の4分音符4つにしても、棒弾きにならないように、ドラムのベードラとスネアのような
感じを出すのと、「ジャッカ・ジャッカ・・」と言った場合の、「カ」の部分が弾いてなくても
聴こえてくるような感じになるとさらによいと思います。
通説、レインはオープンGだそうですが、 たしかエンディングでふつうのオープンGじゃでない低いGがでてるようですね。 低いDの音はいわゆるオープンG(DGDGBD)で6弦ででますが、低いGは無理ですな。 キーの処理はなんとでもなったでしょうが、いちばん低いGはそもそも ふつうのギターじゃだせませんね。 レインのPV(口パク!)をみてもギター弾いてるところはほとんどうつってませんし どうやらこのときはレギュラーチューニングっぽいです。JもGも。
Rainのチューニングですが、なかなか面白いパズルのようなものだと思うので、このスレで謎を 解き明かしてみませんか? 色んな意見お待ちしています。
291 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/06/23(金) 09:42:38 ID:mVnEWa6a
287.288.←ありがとうございました。街の何処かでハモニカ無しの下手クソなラブミドゥが聴こえてたらそれはおそらく僕でしょう
ポールが去年、アビーロードスタジオでやったライブの映像、やっと見ました。
Strawberry Fieldsの最初のメロトロンも、もともとキーC(G→C)で弾いてたんですね。
ポールが弾いてるキーがそうでした。
確かにその方が弾き方も簡単ですし、あれも含めて丸ごと回転数を下げてキーA(E→A)
になってるわけですね。
途中でやっているMellotron Jam、同じ音ネタのサンプリングがあったので、再現して
作ってみました。
http://www.yonosuke.net/u/6b/6b-3838.mp3
293 :
PRS Custom22 :2006/06/27(火) 08:05:10 ID:hTmPp66l
>>286 御承知と思いますが、GはビートルGですから、330023の押さえ方です。
コレで弾くとグッと似てきますよ。
初めて聴いた時Loveはシンプルだから転調が読みやすいし 真似てる曲が多いこともあって厨房の俺にも耳コピできたけど Out The Blueはわけ分かんないとともに感心したもんだなぁ
295 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/06/30(金) 00:50:22 ID:U425uUNT
(/・ω・)/
296 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/07/10(月) 00:46:02 ID:4X+9kWU3
hoshu
age
一通り言いたいことは言ってしまったのかな?
自演スレ。
FREE AS A BIRDのポールとジョージがリードVOとるところ なんのコードかわかんない。
>>298 >>299 このスレを傍観している者だけど、一言。
”おまえにはアンサンブルという概念や喜びは一生理解出来ない”
>>300 ポールの歌の部分でしたら、
F - D7/F# - G - A - A/G -
F - D7/F# - G - Esus4 - E
ですよ。ジョージのところはこれの縮小版ですね。
>>298 ,299
おやおや。何かの憂さ晴らしでしょうかね? こんなところで。
まあでもコードに限ったスレなので、話題に詰まったときは閑散としちゃうのは確かですね〜。
303 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/07/11(火) 03:34:46 ID:W3JehA9B
二小節目ディミニッシュじゃないんだぁ〜
304 :
PRS Custom22 :2006/07/11(火) 07:48:21 ID:zGfxHqyL
ハハハ、Rainで何かを書こうと思って、、ずーーっと聞く時間がなくて黙っていました。 お題に答えられない時は他の話題を書いても良いですか?
またとばっちり(´・ω・`)
>>304 私の書き込みなんかに気を使わないでくださいねw
なんかお題を出したみたいな書き方になってましたよね・・・すみませんw
たくさん書き込みがあったようで 良かった良かった。
保守
ビー板・規制導入のお知らせ
現在ビートルズ板においてスレッドの立て方に色々な問題があるとの
意見が自治スレで提起されています。
そのため、今回は期間を限定したうえでスレッドの立て易さを半分に
する処置を試験的に導入する事となりました。
これによりどのスレッドも立てにくくなりますが、
反対意見のある方は自治スレッドの方までお願いします。
事前の告知をしていますので、規制後に文句を言っても無効です。
意見は今のうちにどうぞ。
またこのお知らせを見た方は、まだ貼られていないスレッドへの
コピペをお願いします。
ビートルズ・オールディーズ板自治スレッド 6
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1153406475/l50
おお、風前の灯ですな。。
312 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/08/29(火) 23:52:23 ID:Ei7er9SV
けすわけにゃいかない
はやっw
じゃあ、お約束で ハードデイズナイトの頭の「じゃーーーん」 は?
>>314 自分には厳密にはよくわかりません。
とにかく鳴っている音を単音で全部挙げると、C、D、F、G、A、ですが。
ギターだとD7sus4をGの上に乗せると感じが出ますね。
D7sus4とG7sus4を同時に鳴らしたりとかも雰囲気近いです。
そういえばギター始めた頃は全部の弦の開放を鳴らして、「うん、これこれ」とか言ってましたねw
┌-3- ├-1- ├-2- ├-0- ├-0- └-3- こうですかいな。5元はどうしてもミュートかかっちゃうな
319 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/09/09(土) 20:03:05 ID:vjuNAdGg
ティムライリーって人の本今日初めて見ました。ビートルズの中で 一番ポールが好きなだけに、この本でかなりソロが貶されててショック受けました ジョージも結構言われてますね、アルバムまるごと解説せずに駄作っぽく 言われたり。音楽ってほんとうに感じ方が人それぞれだと痛感しました あと質問なんですけど、カム・トゥギャザーってジョンがチャックベリーの 曲から詞を引用したって書いてあったんですけど、メロディーも序盤の 方が酷似してるきがするんですけど、理論的に説明出来ますか?
321 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/09/09(土) 20:30:58 ID:eJsYkXTK
というか、詳しくコードの話とか専門的な話 が聞きたいんですけど、、、
面白い皮肉を思い付いたとでも思って書き込まずにいられなかったんだろう。ほっとけ。
微妙に面倒くさいことになりそうなんで説明したくない
324 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/10/06(金) 08:54:18 ID:zNyBOP7n
>>281 俺Tell Me WhyてずっとEm→A7で弾いていたorz
Em7->A7じゃないの? キーはDだけど別に転調というほどの進行じゃないね Um→X7→Tだし
ビーとは関係ないけど 久し振りに第二期ジェフベックグループを聴いたんだわ 懐かしくなって昔買ったスコアを見たんだわ そしたら分数コードバリバリでワケワカラン Em7/Aとかビックリだ R&B界隈では普通なのかな
それは6弦以外全解放でイイジャナイカ
ベースがAを弾けばいいじゃない
>>326 むしろビートルズがこのIIm7をVのベースの上にのせるドミナントをあまり使ってないことのほうが、
その種のコードを意識的に避けているようにも思えます。
知っているくせに使わない、っていう感じでしょうか。
「Don't Let Me Down」とか「You Won't See Me」とか、数えるぐらいしかありません。
あまりにR&Bっぽい響きになるのを嫌ってたのかも知れませんね。
今となってはごく普通に使うコードですが。
330 :
PRS Custom22 :2006/10/27(金) 08:03:28 ID:E8DSd34f
ちょっと、寄り道 サンタナの「哀愁のヨーロッパ」って、Fm7 on Bbで始まりますよね。なんともいえない響きだ。 FAB4には、Um7 on X はありましたっけ?
332 :
PRS Custom22 :2006/10/28(土) 00:10:55 ID:XA+g9yjd
あああ、久しぶりに書いたんで、ボケてました。すまん じゃあ、The long and winding roadの一発目のA on Bは、まあ、F#m on Bと解釈すれば これらの親戚だが、初めてピアノの楽譜を見た時はたまげた。 高中正義のReady to FlyのイントロもAmaj7 on Bだから親戚筋だろうか。
333 :
PRS Custom22 :2006/10/31(火) 23:29:15 ID:2UnftoF4
あ、思い出した。 All My Lovingの間奏の6小節めが、F#m on Bですね。 B7と言いたいけどあんなにはっきりとジョージにF#mを弾かれちゃあね。
334 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/11/01(水) 13:26:22 ID:yQXZJF3k
>>333 F#m on Bとは、音的にはB9に近いのでしょうか?
TABでいただけるとありがたいです。
--9-------9- ------10---- --11------11- ------11---- ------------ ------------
ただし今のポールのバンドでは ↓のようにB9に修正して弾いてるよ -9-------9--- -----10------ -8-------8--- ------9------ ------------- ------------- おれはジョージのミスコードだと思うが
337 :
PRS Custom22 :2006/11/02(木) 23:29:49 ID:PtaHg78i
うーん、よく聴くとジョンもF#mのままB7に行っていないみたいだし、 それにジョージのはコードというよりコード分解の間奏、、、で、ミスと云うより そうアレンジをしたのでは?と思う。 エド・サリバン・ショーや他のライブでもF#mのフレーズだし、、、 あの時代に、F#m on Bとは凄いとは思うが、 ミッシェルの2小節目がBb7+9と言うことも考えれば、FAB4は変態コードはお手の物だったのでは?
F#m7/BやA/Bなら分数コード的ですが、ジョージが弾いてるのはあくまでF#mなので、 この場合ならB6のような感じではないでしょうか。 ジョンは押さえ方としてはローコードのB7を弾いてるように聴こえるのですが。 全部の弦をちゃんと鳴らしてないですけど。開放のBの音が聴こえますし。 だから厳密に言うとB7(13)かな。
失礼。 ボケてました。B6やB7(13)ではなく、B7(9)ですね。
340 :
PRS Custom22 :2006/11/06(月) 23:52:23 ID:FsNB5VdS
わたしゃ、Kream9さんに会わんといかん気がしてきた。 案外、キャバーンとかケントスとかで会ってるのかもしれないが、、
メッチャメチャスレ違いなんですがバディホリーのガールオンマイマインド(ナッシュビルセッションていうアルバムに入ってます)ついう曲のコード教えて下さい、お願いします。
つ視聴できるサイト
「All My Loving」でのあれを変態コードと呼ぶのはちょっと・・・ 同じアルバムになる「Money」のイントロから炸裂するB7の方が、よほど立派に変態という響きがする。 ブルーノート主体のリフとは言え、ディスコード感が強いから普通はあそこで平行移動させたくなる。 しかし、あれで押し切ったからこそ何とも言えずクールな一品に。 アカデミックな和声理論を修めた筈の、ジョージ・マーティンが嬉々として(多分)弾いているというのも何だか微笑ましい。 で、「All My Loving」の間奏はジョージのミスでも何でも無くて、彼らのチョイスだと思う。 D#音が入った明るくて軽い響きを嫌ったのでは? ドミナントの際に、ブロックコードによるハーモニーを下支えする現実的な処理法として かなり以前から、ゴスペルではF#m/Bのように?�m/?」をよく使う。 内声に3rdが来ようがsus4が来ようが気にせず対応出来る為であって、?」7や?�m7/?」では内声を意識せざるを得ない。 彼らもコーラスを積む上での経験則として、m7の音(sus4)を含まない?�mは?」7の上に積んでもOK! とかは、Tips的に充分理解していたと思う。 しかし[F#m/B7]=B9となるあの部分は、分数コードという概念やTipsでは演ってなくて(恐らく) パッセージとして「クールでカッコイイじゃん!」だったと思う。
失礼。 化けてるヤツ、上から 2.5. 5.2.5. 2.5. です。
ブルドッグのB→F#m(多分)の響きが最近好きだわ
---7---5---4---2--- ------------------- ---9---8---4---2--- ------------------- ------------------- ------------------- これはall my lovingの間奏の4小節目 ジョージはこうひいている。 しかし
---7---5---4---2--- ------------------- ---9---6---4---2--- ------------------- ------------------- ------------------- なぜこう弾かなかったのだろう?
しかもジョージの音使いなら ---7---5---4---2--- ---5---4----------- -----------4---2--- ------------------- ------------------- このポジションのほうが弾きやすいはずなのだが
アクロスのイントロも ---2---10-- ----------- ---2---10-- ----------- ----------- ----------- で Dm の響きを混ぜてるよね (ソングブックではこうなってた)
3弦は11フレットだとおもっていたよ。Jet!
351 :
PRS Custom22 :2006/11/11(土) 17:47:21 ID:/t2sIdyv
そうですね。 All My Lovingのあそこ、、間奏の最後は、まあ、Um/Xの伴奏のところを Umで弾ききっても、X9程度のコードというかそのテンションを弾いているジョージと 解釈すればOKですよね。 ちょっと脱線するけど「恋に落ちたら」のDon't hurt my pride like herのところは D9だが、ポールが9度を歌いジョンが7度を歌い、ジョージとジョンのギターが1,3,5度で バンドとしてD9となってるよね。 色々なアレンジで、斬新な響きを聞かせてくれるFAB4に感謝です。
352 :
PRS Custom22 :2006/11/14(火) 19:26:53 ID:iwGjO76v
Help!のサビ、Help me if you can I am feeling downのメロディはEの連打だが、コードはBmです。 これは、なんと言うか、、、Bm sus4みたいなものですかねぇ。 ポールはBを連打しているから、分数と言うわけでもないし
>>352 よくあることだ。 ウィングスのブルーバードもそうだし
JUNKのサビのところもそう。
354 :
PRS Custom22 :2006/11/28(火) 21:49:11 ID:sicN51ex
アラビアの酋長のコードを教えてください。DimとかAugとか多用しているみたいだけど 安易な書き込みでごめんなさい。
355 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/11/29(水) 01:03:38 ID:dxSEqdDg
Long and winding roadのCmの次のコードのベース音がわかりません。 G#なのか、B♭なのか…
>>355 決めのジャッジャージャッジャーの所のコードはB♭分のA♭(G♯)
だからベースはB♭を弾こう。
intro Am Am E7 Am C Cdim Dm7 Dm7 D7 G7 C C C Cdim Dm7 Dm7 Dm7 G7 C G C Cdim Dm7 Dm7 Dm7 G E7 E7 A7 A7 D7 D7 D7 G7+13 Am G C Cdim Dm7 Dm7 D7 G7 C C C Cdim Dm7 Dm7 Dm7 G7 C G C Cdim Dm7 Dm7 Dm7 G E7 E7 A7 A7 D7 D7 D7 G7+13 Am A7 D7 G7+13 Am A7 D7 G7+13 C C
ベースラインを聴くと CdimはE♭dimと解釈した方がいいですね
>>356 ありがとうございます。
ビートルズってこのコードのように和音にない音をベース音に使う曲って
他にあまりないんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか?
的外れだったらすいません
360 :
PRS Custom22 :2006/11/29(水) 22:10:05 ID:SqFTgUHc
>>355 332でオイラがかいておりますが、4度メジャーon 5度と言うのは、この後オフコースなんかで多用されてます。
「愛を止めないで」なんてFonGのオンパレードです。
最近では、松田聖子の去年の大ヒット、「青い珊瑚礁」のイントロの終わりが、DonEで同じ響きです。
因みに「青い珊瑚礁」とは一昨年の高中正義のBlue Lagoonのヒットから頂いた日本語タイトルです。
すみません。最後の2行は嘘と言うか冗談です。
それとアラビアの酋長のコード有難う御座いました。では、Not Arfの発音をどうやるのかも教えてくれますか?
361 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/11/29(水) 23:08:18 ID:X0fYX6mt
コードに無い音をベースで乗っけてしまうといえば、ブライアン・ウィルソン。 そのルートに収まらないトリッキーでメロディアスなベース奏法に ポールはかなり影響受けたらしいね。 そしてモータウンのベーシスト、ジェームス・ジェマーソンにも。 あと、ドビュッシーのベース・ラインにも大分耳を傾けていたようだ。
362 :
PRS Custom22 :2006/11/29(水) 23:26:48 ID:SqFTgUHc
ブライアン・ウィルソンのペットサウンズには大部やられたと言ってたね。ポールも 子供に聞かせるレコードはビートルズじゃなくてコッチだと `70年代半ばからクロスオーバーとかフュージョンでこんなアレンジが増えてきたけど、 ビートルズの中でも、「恋をするなら」のGonAとか、While my guitar gently weepsのAm on Gとか、F#m on Aとか ベースとコードが異なるものは結構出てきているよね。
ポールはもっと前にミッシェルで少しやったと自分で言ってたけどね。 ブライアン・ウィルソンのを聴いて確信したんだろう。
>>363 ポールはミッシェルでベースの楽しさを感じたとも言ってた。
>>360 なるほど。ありがとうございます。
ちなみにFonGはハローグッバイでも使われているようですね。
質問です。恋のアドバイスのIf you don't take her out tonight〜の out tonightの部分はG#のマイナーでしょうかメジャーでしょうか? スコアにはG#mとなってますがコピバンの人たちはメジャーで やってるみたいです。主旋律には短3度の音は無いしベースにも 無い。おまけにコードを鳴らしているであろうリズムギターは 聞こえにくいと来てるw。どっちが正解?
>>366 G#mになっている譜面が多いがG#が正解。
間違っている市販譜面は多々あるので鵜呑みにしない事だ。
なんで?
>>361 コードに無い音を弾くベース奏者はジャズでは
故ジャコ・パストリアス(ビートルズファン)が有名だった。
一時は一世を風靡して彼を追従する奏者は後を絶たなかった。
しかし余りにも過激?すぎて、その後はオーソドックスな形に戻った。
外っしぱなしはペケで、要所ではルートを弾くべきという事なんだろうね。
つまりセンスが大事という事。
Vのコードにメジャーを使うのはジョンらしいところですよね ポールならG#mにしたと思います
YES IT ISのサビの部分 I could be happy with you by my side If I could forger her, but's it's my pride メロディーだけ与えられてコードを付けろと問題だされたら 95%の人は↓のコードを付けるだろう F#m B7 E C#m F#m B7 C#m C#m7 F#7 B7 ところがジョンが振ったコードはなんと! Bm E7 A F#m Bm E7 C#m C#m7 F#7 B7 天才なのか無知なのか ジョン以外ではこんなコード考えられない ジョンは自分の感性、調性感だけを信じてたんだろうね 実際「コード理論てものがさっぱりわからない」っていってるし
>>372 確かに殆どの人がF#mからのコードの方を選択すると思う。
ジョンの発想としてはサビでAに転調する事が先に頭にあったと考えれば
案外簡単に納得出来ると思うが・・・。
それをさりげなく自然にEに戻す所はいつも感心する。
うわー。ここにもそれがあたのか… このテクってそれまでの古曲(?)なポップスにもあるようなもんなの?
Eのまま転調してないのだが
>>375 勿論譜面上はEのままだし、転調してないと捉えても良いし、Aに転調して
いると考えても良い。つまりその人の捉え方の問題だ。
Yes It Isのサビのコード進行だが、実はこの手法はI Want Hold Your Hand
でも使われているんだよね。
メロディのスケールをチェックしてみましょう
>>372 ジョンとポールの天才はもちろん肯定するけど。
もっと色んな音楽を聴いてみなよ。的はずれで大げさ。
373さんは優しい人だね。しかも正論なのに慎み深い。
>>370 >>375 苦笑で済ますレベルの知ったかでは無いな。
>>377 376です。
私が言いたかったのは、例えどんなメロ(スケール)であれ
前後がどんなコードであれ Bm E7 A というコード進行が出てきたら
その部分のキーをAとする考えの事です。
勿論曲全体から見れば、間違いのケースはあります。
>>379 377は375に対しての発言だと思うが?
ジョンはE7なのにmaj7の音を歌ってるね。 もはやキーが何かなんて考えてないんだろうな。
>>380 377だけど、スケールだけとってみればキーはEのままだよ。
そうか? Dが出てくるのでは この曲だったかは忘れたけど なんかEでコピーし始めたら 佐備が終わって戻ってきたらいつのまにかAになっててアレレ? てな経験があるなあ。
>>383 DならキーAにはっきり転調してることになるけど、DじゃなくてD#になってる
with、byのところ
あ、ごめんでてこねえや。Bmにひきづられてた。
381さんは気づいたんですね ジョンがE7のコードでD#の音をうたってるのを
387 :
383 :2006/11/30(木) 17:35:00 ID:???
う〜ん。弾いてるうちにワケわかんなくなってきた。 Bmで「転調した!」って思わせときつつメロディは 転調前のスケールで進んでて 仮にキーが A になってたとしてもD#が出てきてるので 「変だ!」となるはずが全然変じゃない。 つまり何食わぬ顔で背景だけが入れ替わってまた戻っているって感じ?
わけわかんなくなったのはリスナーばかりでなかったようで、 ジョージもそこの途中で思い切りコード間違えてる。
シンコーのスコアではWithの所はDナチュラルになってますね。 理論に忠実に書いたという事ですかね。 でも聴く限りではD♯ですよね。
Aに転調と考えたくなるのはサビ前のコードがE7な事も大きい。 キーがEでサビ前にE7と来ればサビでAに転調は言わば常識だしね。 それを逆手にとったのか・・・。
Yes It Isのサビ、面白いですね! 気づきませんでした。 興味深いと思ったのは、「From Me To You」との対比です。 サビ頭のVmに行く前にI7に行ってるのも同じですし、「by my side」という歌詞まで同じですねw そこのメロディの動きも似ています。 ところが「From Me To You」ではキーCからメロディも含めてはっきり下属のFに転調している一方、「Yes It Is」では メロディがキーEのままです。D#ではなくDに変えてもおかしくはないメロディなのに、なぜジョンはこんな事をしたのでしょうか。 もしかしたら、Dにしてしまうと既出の「From Me To You」に似てしまうので、あえてそれを避けたというのも可能性とあるかも。。 その辺、創作の段階で頭の中とかでどういうプロセスをたどっていたのかも気になるところです。 果たして何も考えていないのか、結構工夫していたのか。。 まだまだ色々発見がありますね〜。
395 :
PRS Custom22 :2006/12/01(金) 01:02:05 ID:HDKLe4hH
恋のアドバイスのアソコはG#7と思う。G#mでも良いのだろうが、3度マイナーで良い所をメジャーにするのはジョンの好みだろう。 ただし、間奏で一寸音が合わないと言うかディスコードっぽくなるなぁ。 抱きしめたいもそうだ。G D Em B7だ。これを大抵の楽譜はBmとしているが、、、
日本人らしいスレですね。
この曲のサビのように、メロディ上は一度もスケールノートを外れていないけど、しかし… というようなケース、実はポップスでもクラシックでも普通に良くある事で、メロディだけで語れば転調していないと言い切って良いと思うのですが、 和音込みで考えると少しややこしい事になります。 サビ直前の7thは単なる装飾ですが、サビの1小節目の和音は明らかに拡がり感を演出する為の転調であることを意識しています。 しかしD♯音を経て2小節目に突入すると、繰り返されるD♯音の張力で大枠では転調していないとも感じられるのです。 厳密に言うと、1小節毎の部分転調を繰り返したまま最後のゲッペルドミナント→ドミナントへと向かっているということなのですが、 この部分転調を以て転調と定義してしまうのも、ある種せせこましくてナンセンスではあります。 が、一切転調していないと言い切るのも少し乱暴な耳だと思います。 「KeyEの曲」なのはガチですが、頭が切れて退屈を嫌うJohnが確信犯的にやったことかと…まことに楽典的な語り口で申し訳ないです。 ただ、このスレでも数々証明されているように、JohnもPaulもAntonio Carlos Jobimばりな4度転調への嗜好を強く感じます。 で、余談ですが新作「Love」で、本来トーナリティーが異なるBeatlesの演奏素材を上手くレイヤーし、 その曲のスケールノートに乗っけるという、この曲のサビをも思わせる何とも贅沢なRemix遊びもちらほらと…Martin先生楽しみ杉w。
ビーの連中(特にジョン)はもともと理論的なものは知らなかったわけだから 想像するに楽器の響き(コードヴォイシング)を優先したんじゃないかなと。
ジョンも細かな計算なんかしてないだろう クイーンみたいな小細工は大嫌いだと思うよ
おー!君のその曲はこういうことで、おもろいことなんだよ。 とか知恵入れられる機会は多かっただろうな。 そういういい意味での解説屋さんが近くに一人でもいると 元から経験則として形があるから、すぐに頭に知識として入って応用速度が格段に早くなる。
ソウダネ
うんうん、だからなんとなく
>>396 の意見に同感
>>396 はどういった意味で言ったかしらんけど
まぁ論点も興味深いし良スレだと思うけどね
403 :
372 :2006/12/02(土) 10:06:39 ID:???
重箱の隅をつついてああだこうだ騒いでる感じがしたんだろうね 頭でっかちにならずに純粋に楽しめばいいのにって 時々自分自身にもそう言い聞かせているよ 自戒を込めてね
>>純粋に楽しめばいいのにって
そんなん皆解ってるって。
誰かが振ったネタに色んな意見が出てああだこうだ騒ぐから面白いやん。
そら重箱の隅も頭でっかちも勘違いも出るわな。
そのことさえも純粋に楽しんでる人って結構多いと思うんやけど。
>>396 のような斜に構えた一言をあんまり持ち上げん方がええんちゃう?
このスレの流れやったら、ネタや音楽についての意見を出す方が建設的やと思うわ。
何にしても面白げなのを振った
>>372 GJ!という感じやね。
乙。
406 :
PRS Custom22 :2006/12/03(日) 19:31:19 ID:XpPKN1cL
重箱の隅をつついてああだこうだ言うのが、このスレッドの目的だと思うので、 私もひとつ。 Yes it is はこんなことになっているって全然知りませんでした。そこで、 「悲しみをぶっ飛ばせ」のG D F Gの部分は、G A7 C Gでも良いかなぁと思うのです。 ボールは"Eight days a week"とか"You won't see me"とか、トニック→2度メジャーを 多様しているので、ポールの曲だったらG A7と行ったような気もする。 って、40年も前のポップス曲のコードの話をほじくり返すのはとても楽しいです。
407 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/12/03(日) 20:34:07 ID:HjPRA7Gk
耳コピで「アイ・アム・ザ・ウォウラス」のコード進行弾いた時、 その微妙で奇妙な味わいに感動したの、よく覚えてる。 奇妙キテレツだけど、カッコイイ。 アバンギャルドな曲ほど、ジョンの手になるもの多いよね。 独特なコード感持っていたんだろうね。 しかもボーカルにあれだけの表現力あったからこそ、 どんな奇妙な曲でもキチンと形になった、って部分大きいと思う。 「俺のやる事に文句あっか?」って感じ。
>>406 ジョージだったらYou've Got To Hide Your Love AwayのG D F G の所の
コードをどうふったか想像してみました。
G Adim Fm7 G というのはどうですかね?
暗すぎますかね〜・・・
>>408 ジョージだったら・・・
とりあえず最初の2小節を考えてみました。
|G Adim Fm7 Em7 | A7 A7 Am7 D7 |
ビートルズ・オールディーズ板の自治に関して、ご意見を募集しています。
(論点が多数あります。A・Bいずれに関するご意見か明記してください)
A.以下の理由により、スレ立て規制強化を申請しようと言う意見があります。
・板違いスレ・重複スレが立てられる数が多い
・削除が遅い
・圧縮前に保守する荒らしがいるのでそれらのスレがdat落ちしない
・板違いでなくても、安易にスレが立てられるために茶化しや貶めのスレが横行している
・自治で出来るのは削除依頼と板設定の変更のみ
申請案
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1164026250/155 賛成・反対どちらでもいいので、理由を添えて自治スレにてご意見をお願いします。
ビートルズ・オールディーズ板自治スレッド 9
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1164026250/ この件に関する意見は2006/12/20 23:59:59まで募集しています。
B.また、今後の板の方針として、以下の意見があります。
こちらにも賛成・反対の理由を添えて自治スレまでご意見をお願いします。
・音楽を語る板「ビートルズ・オールディーズ板」としていく。
・「ビートルズファン板」でも「ビートルズネタ板」でもない。
・とにかくスレが立ちすぎる。しかも板違いや不快なスレも多い。
・よって、スレ立て規制でスレを立て難くしていく。
(更にLRでスレの削除をサポートして行く。)
age
412 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2006/12/09(土) 23:25:28 ID:g2z2Bx0E
ルーシーのコード進行をだれか教えてください
413 :
PRS Custom22 :2006/12/10(日) 00:21:10 ID:xad5rT9b
ジョンの持ち味のA A7 D Dmだと思います。直ぐに思い出せませんが、 ジョンにはT T7 W Wmと言うのが他にも数曲あったと思います。
この時期定番のジョンのハピクリも結構仕掛けがあるね
ハッピー・クリスマス、ギターは A → Aadd9 → Asus4 → A x02220 → x02200 → x02230 → x02220 だが、コーラスは A → E/A → E7/A → A なので、それっぽく弾くとなると x02220 → x02100 → x02430 → x02220 ってなんでねーの?
聞きなおしてみたけど やっぱりいろいろ転調してるよね?
>転調 A→D→G→Aだね。Aに戻すところはちょっと強引だけどw
>>417 G へは行ってませんぜ〜旦那。ありゃサブドミですぜ。
誰の声かは知らんが、サビの女声が主張し過ぎるから間違いなすったね?
誰の声かは知らんが
あの声が聞こえると集中力が乱れるんですよね。 誰の声かは知りませんけど。
420 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2007/01/07(日) 23:32:02 ID:8XpxxfgH
ヨーコちゃんでしょ?。 やだなぁ、みんなもったいぶっちゃって
いや、名前は知らんのだが、とあるバンドのドキュメンタリー映画の著作権に関わりがあるらしい。 VHS、LD、DVDでも発売されない映画らしい。 何故かは知らんが。 世界遺産を個人のとあるプライドで葬っている輩らしい。 ささやかな怒りからのスレ違いスマソ。
人間、誰しも年齢を経れば角が取れて諦観や開き直りが出てくるんじゃないでしょうか。 そのうち発売されますよ、きっと。 ハテ、、誰の話でしたっけ?
以前「I Want To Tell You」で話したのは確かこのスレだと思ったんじゃが、 違ったかのうヨーコさん・・・いや、リンダさんかの?
424 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2007/01/29(月) 14:36:15 ID:UE0B7eu+
ヨーコ! ジョン!
G7を ┌-x- ├-3-中 ├-4-薬 ├-3-人 ├-7-小 └-5-親 って押さえてるのまでは分かった
まちがえた
┌-x-
├-3-中
├-4-薬
├-3-人
├-5-小
└-3-親
だ。
>>426 が押さえられたらヴァイもビックリだ
「−
サンクス >426 が1拍目と考えると2拍目のG6は −3ー人 −5ー小 −4ー中 −5−薬 −M −3−親 かも知れない。これはオーソドックスな押さえ方。 しかし3拍目(ハイポジションに上がる)4拍目(ミドル) が分からない。
2〜4弦だけ弾いてるんじゃないの?
Don't Bother Ne のメロ頭のコードが譜面によって違い悩んでいます。 |B7|A7|G7|Em|の物と|Bm|Am|G|Em|と二種類あります。 あるいは単純にプレーンの|B|A|G|Em|なのかも知れません。 この3パターンのどれを弾いてみても当てはまるような気がして迷います。 皆さんはどう思われるでしょうか?。
B7→A7→G7→E7 なんじゃないかなー
ジョージが弦を親指で押さえるか?
たまにやるよ
Bm|A A7|G G7|E7| に聴こえるが
B7 Bm|A A7|G G7|E7 Em7| こんなんな気もしてきた
Bm - A - G - Em だと思います。 最初のBmは歌メロがDナチュラルの音に行ってますし、次のAは3コーラス目でバッキングのギターが 確かにそう弾いているように聴こえます。 ギターソロでジョージがD#の音を弾いているのはミストーンだとも解釈できますね。 でもはっきりしないのは確かですね。コードを決定する音が明確には聴こえていないのですから。 別バージョンやライブの音源などが存在すればどういうコードを意図していたかが分かりやすいのですが。 ここはあえてメジャーかマイナーかを曖昧にしているような気がします。ほとんど低音弦でのリフのみを バッキングとして意識しているような感じじゃないでしょうか。後のハードロックにおけるコード感覚の 先駆でしょうか。。
438 :
ホワイトアルバムさん@自治議論中 :2007/02/14(水) 01:14:44 ID:2i0f3jys0
セイウチage
435.6ですが、歌メロのラインから考えれば 確かにそれが一番妥当だと思うんだけど 全体でB7(♯9)を奏でてると考えれば、 別に頭のコードがB7でも間違いではないよね。 なんにしてもリフ的な演奏でハッキリ聴こえんし 楽曲自体が融通のきく構造になってるってことなのかな
>>437 (別バージョン)
私は聴いていませんがジョージが一人で演奏しているデモ音源があるので
それを聴けば分かるかも知れませんね。
なんでも風邪をひいていて咳き込みながら歌っているそうです。
おーあれね。聞いてみるかな。聞いても俺にはわからないかもしれないけどwwwwwwww
メロ頭のコードがBmだとすると 間奏のD♯は単なるミストーンなのだろうか?。 それとも意図的な音なのだろうか?。 いずれにしろこのD♯が実にイイ味出してるんですよね〜。
ギターも弾いてるよ。
確かに常識的(日本人的発想)に考えれば
>>437 の
Bm-A-G-Emが一番妥当かも知れない。
もしくはジョンのバックリフが7thの音を弾いているので
Bm7-A7-G7-Emと書いた方が正確か?。
表記上の問題なのでどちらでも良いと思うが・・・。
しかしB7-A7-G7-Em 説も捨てがたい。
何故ならこの進行の方がジョンのバックリフを思いつきやすいし
しっくりくる。
またジョージの曲は風変わり(?)なコード進行が多いし
なにより間奏のD#の説明がつくからだ。
もう少し考えてみよう。
セブンスコードの上にブルーノートスケールを乗っける感覚でメロを作ってるのとちがう? その上でリフのドライブ感を求めるスタイルで作っていったのだと思う。 明確にマイナーコードを想定している部分とが交互にやって来る所もリバプールサウンドというヤツか。 前半でD♯をかまして後半ではマイナーペンタで演る対比、実はアレこそジョージの「俺のセンスってどうよ?」 という無言の主張かと。案外作り手としては、あそこが一番の肝だと思っているマニアックなフシも感じる。 パワーコード的なのを踏まえた上でセブンスのコードを表記する、という感じが近いかも。 最後に >>日本人的発想 のように、何かを卑下したような物言いは荒れる元になるので止めましょう。
>>445 とりあえず ”欧米か!”とツッコミを入れておこう
すっかり忘れてたけどジョージのデモ聞いてみよう。
>>425 スレ違いだが、
森進一の「おふくろさん」がNGなら、
リトル・リチャード、および、ビートルズの「カンサス・シティ〜ヘイ・ヘイ・ヘイ」もダメってことかよ?
カスラックさん
逆に考えるとスポークンの曲を新たに作って それとのメドレーにすればOKってことか。 どっちにしろ耳毛次第ってことになるのかも知れんが。
age
452 :
ホワイトアルバムさん :2007/04/23(月) 19:48:28 ID:wejdiJkW0
お願いです the brand new heavies の you are the universe この曲のコード進行を教えてください 本当に、切実にお願いします。
そういうスレではないです 楽器・作曲板あたりにそういうのあると思います
454 :
PRS Custom22 :2007/05/04(金) 00:34:39 ID:6eYjDg5S0
Don't bother meの間奏は、、、ミストーンかどうか判りかねます。 コードは、、聞こえませんがB7+9ではないでしょうか? ここ20年ばかりミッシェルの二小節目がアレと判って、何でもアレを疑って掛かる様になりました。 どなたかも仰るようにFAB4は本当にブルースが根底にあるのでしょうねぇ。 ノー天気なI should have know better=新邦題「二人は熱々」みたいな歌も、ハーモニカがブルースですものね。
455 :
ホワイトアルバムさん :2007/05/04(金) 00:52:49 ID:Wy7yTDAFO
ここは唯一「ためになる」スレですね。面白いです。
456 :
PRS Custom22 :2007/05/05(土) 22:48:15 ID:CRnxYHIA0
言い換えると、FAB4の歌の伴奏の多くには、短調と長調の厳密な区別がなく、双方を行き来することで一種のスリル感を出しているのだと考えても良いのではないか?と思う。 まあ、これがブルースなのだろうか?断定した言い方は良くないが、どう考えても既成の調性で説明のつかない曲が多い。 それと、コード進行上、通常3度マイナーとするところを3度セブンスとする曲も多い。 例、抱きしめたい。恋のアドバイス等 だから3度と7度は半音下がりを容認・予想して、5度は半音上がりを考慮する必要が或るってのがFAB4のコード感ではないか? これは3人のギタリストに見られることで誰か特定の個人ではないから、当時のリバプールでは一般的な感覚だったのか? またはハンブルグのミュージックシーンがそうだったのか? リバプール時代は「B7を教えてもらう為にバスに乗って会いに行った」と言う程情報に飢えていたのに、1964年には、P.S. I love youでG→C#7→Dの様な代理コードの活用や Till there was youのアレ、、C13で間奏だけ裏コードのF#7+9-5みたいなことを普通にやっている。 Tell me whyの終わり方なんてBm, Bb7, A7sus4/A13, B6のごとく、今のヘビメタ・サーカスギタリストなんて手も足も出ないコード進行を使いこなしている。 いや、気付かない程本当に使いこなしている。
457 :
PRS Custom22 :2007/05/05(土) 22:53:11 ID:CRnxYHIA0
ヘビメタ諸氏を纏めて評価する気は勿論ないが、私の周囲に居る方々はそうだった。 たとえば、最近「ランディ・ローズが大好き」と言う上手なギタリストとアコギでセッションをする機会があって、紙にコードを書いて「このコードでジャムをやりましょう 」と渡したのが高中正義氏の30年前のヒット曲 Ready to Flyなんだけど Emaj7, Bm7, Amaj7, D9, G#m7, C#7, F#m7, Am7, B7と書かれているコードのなか、一つか二つしか押 さえられない。 決して下手ではなく、ランディ・ローズのフレーズを指板狭しと弾きまくる。それは見事なものだ。 FAB4の時代と言うのはソロイストよりもコード感の優れたギタリストが優遇されたのかもしれない。 と言うか強烈なソロイストが出る前だからギターで強力なソロを取れると言うのはチャーリー・クリスチャンが可能性を示し、レス・ポール(人だよ)がそのフォーマットを提 示し終わった頃だ。 チェット・アトキンスはクラッシックとカントリーとラグタイム・ピアノみたいな独自のスタイルでちょっと違うなぁ。 とにかく、FAB4はユニークだ。そしてその音感を醸成した1961〜63年頃の交流をもっと調査・解析する必要があると思う。 何を食べて何を聴いていたのか。。。ね。
やっぱりいいスレだ(涙
確かにその視点は必要な気はするね。 天才を突然変異とすれば簡単なんだけど、 天才の組成が少しでも分かれば、とも思う。思うだけで手付かずのとこだけどw 適当にネットで目ぼしい先行ミュージシャンのコード拾って済まそうかとも考えるんだけど、 なぞってみただけでも正確でないのは分かるから自分で何とかせなあかんし。 限りなく有益だけど遥かなる旅ですな。いつかはその旅に出たいもんだと思いつつ。
クラシックギターとかフォークとかの影響はないのかな 半音進行なんかはクラシックだとバンバン出てくるが
ジョンはこのスレを理解できるのかな
理解しないだろ
463 :
PRS Custom22 :2007/05/06(日) 18:38:53 ID:SEQI0gpx0
Tell me whyの最後は、B6ではなくてD6でした。すみません。 ハンブルグ時代は、ジョージ・シアリングのバンドにと交流が有ったらしいし、他のグループからコードやハーモニーやスケールを吸収する良い機会があったのではないか? と一人考えています。。 勿論、こっそりクラシックのシンフォニーやら、ゼゴビアやらも聴いていたのだろう。 メジャーになってからは「誰を目標にしていた」とか「誰のコードを参考にしていた」との発言はMBE(エッピー)に止められていたのではないか? アレだけ大好きなプレスリーだって公式なレコードにはカバーを残していないし、滞米中の面会したエルビスとの写真も一枚もない。。 とにかく、なぞの多いバンドです。
464 :
ホワイトアルバムさん :2007/05/06(日) 20:48:07 ID:uUXLnkEGO
コードブックも教則本無かった時代にコードを探るにはピアノが役立っただろうな。 ビートルズのコードって普通にギター弾いてたら思い付かない様なコードが多いのは そのせい?
Dont't Bother Meのコードは
>>437 のBm-A-G-Em(Bm7-A7-G7-Em)
が一番シックリきますね。特にギター一本で弾いた時にそう感じます。
間奏のD♯はミスではなく意図的な音と思います。
得意げに自信たっぷりに弾いている感じが伝わってくるし・・・。
チャック近藤さんも同様な考えですね。
ジョージの単独発想とも考えにくいので、何かの曲で同様なパターン
があって、それに刺激されたのでは?というのが私の推理です。
>>464 ジョージマーチンの影響だよ。
彼には一応JAZZPIANOの基礎があるからね。
ASK ME WHY の E → EAUG とか
ノーりぷらいのエンディングのC69。IT WO'NT BE LONGのエンディングなんてJAZZの慣用句的コード進行でっせ。
ベルト・ケンプフェルトとかはどこまで関与したのかってのもあるな。 ビーにとってはあんまいい思い出無さそうなインタビューは見るけど。 どちらにしろ、カヴァー曲から逆算してビーはロックンロールの突然変異と見るよりは 素直にジャズやイージーリスニングから眺めた方が繋がったときには分かりやすそうだな。 イージーリスニングって言葉は聞こえは悪いけど、 クラやらジャズのクロスオーバー的な部分もあるし。
コードに関してはハンブルグ時代の蓄積もあったんじゃない? 1日何時間も演奏するに当たってはストレートなR&Rだけじゃ 間が持たないだろうし酔客の目を向けさせるのにはいろんな ジャンルの曲やんなきゃだっただろうから必死になってコピー なりやったんだろうなと思う。当時はコードネームはよくわかんなくても 聞こえた通りに音を探して結果的にテンションもおぼえたんだろう。 割と知られたエピソードでSHE LOVES YOUのエンディングのG6の ハモリもジョンが得意げに「すごいコード見つけた!」みたいな事を ジョージマーチンに言ったというのがあったしね。 デビューしてからは音楽的にアドバイスができるジョージマーチン がいてさらに磨きがかかったんじゃない?
スタジオ内でギターとピアノを前にあーでもないこーでもないとコードを探しているジョン・ポール・ジョージ。 模範解答はわかっているけど、彼らが結論を出すまで黙って見守るマーティン。 紅茶を飲んで退屈そうなリンゴ。 こんな光景だったのかな。リンゴ萌。
テクニックはともかく簡潔だけど決して通り一遍でないリズムパターンは 誰かの関与があった可能性もあるけど、かなりのもんだと思う。 後のパンクなみにうるさいシンバル、ハイハットは 作曲組のコードセンスなみに当時の周りのロックには無い特徴。 当時は映画音楽やラテン、それらを吸収したイージーリスニングも 普通にポップスとしてチャートに入ってたしな。 ポップスの動向だけを気にかけてても吸収できるもんはかなりあったと思う。
471 :
PRS Custom22 :2007/05/15(火) 22:53:16 ID:47B1kjLU0
いや。自分で言うのもなんだが、とても良いスレッドだ。 そう、アイリッシュのなんと言うかあのハーモニー感(なんか知ったかぶりしてていやだな) ポールが高音で続ける歌い方とかね。 イギリスのリバプールと言う比較的海の向こうの音楽、南米やアメリカの、、が入り易い土地柄。 ポールのお父さんジム・マッカートニーのJAZZのセンス ハンブルグで覚えたイージーリスニングとか、JAZZとかスタンダード曲の洒落たコード 等々がエッセンスとして、 あの時代の若者が狂気したスキッフルとかロカビリーとかがベースとなって、名匠ジョージ・マーティン卿の統率よくFAB4の音楽として開花したのでは? と考えるのが自然かなと思う。 ポールは研究家で色々教わって「あっ、コレ使えるぜ」ってノウハウを蓄えたみたいだけど、 これはアンソロジーにも時々出てくる話だ。ピアノも正式に習っていたって言うし。。 不思議なのはそんなアカデミック振りからはかなり離れたジョンだ。 勢いと情熱と才能だけでは、あのコードや進行は出てこない、と思う。 どなたかが書かれていたIf I fellのイントロだって、代理コードの知恵がなかったら、、 そして、than just holding handsのところで嬰ハ長調からニ長調に転調するのも 意図的に「この技法で感動させたれ」って感じがするのだけど、、、どうだろうか? 雑に見えるけど結構細やかな芸術家なのかも知れない。 日本語を勉強していたノートなんて見ると、挿絵入りで表現をローマ字で書いているし、
「今日の誓い」もジャズっぽいリズムで弾きながら歌ったらカッコイイですよね。途中でアップテンポ(通常のリズム)に切り替えて終わる
音楽理論的には良くわかりませんが TaxmanのD7(#9) I call your name のA→Am が好みです
474 :
PRS Custom22 :2007/06/13(水) 23:24:41 ID:at1gacit0
>473 うわー、久しぶりの書き込み有難う御座います。 TaxmanのD7(#9) は、何故か後の時代のジミヘンの名を冠してジミヘン・コードなんて言われておりますが、 FAB4の方が遥かに以前からレコードやステージで多用してます。 マイナーとメジャーの3度が同居するなんとも良い響きのコードですね。 レコードでは聞こえませんが、Can't buy me love や Rock and roll musicのライヴではジョージが弾いています。
475 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/13(水) 23:58:06 ID:2C5GzktW0
D7(#9)使っている曲は、Taxman以外にあるんですか? Can't Buy Me Love ではどこで? Helter Skelter ? You can't do that ?は違いますか。
カム・トゥゲザー
477 :
473 :2007/06/14(木) 10:01:07 ID:???0
>>424 これがジミヘン・コードだったのですね、恥ずかしながら知りませんでしたサンクスです。
478 :
473 :2007/06/14(木) 10:03:04 ID:???0
Come TogetherでジミヘンDを弾いている部分はあるか? コードとしてはD7+9だろうが、ギターは弾いてないだろ。
あまり話題に上がらないジミヘンコード I Don't Want To spoil The Party(パーティーはそのままに) の間奏(ジョージのギターソロ)8小節目。 ジョージはオブリでも少し弾いている。
481 :
PRS Custom22 :2007/06/15(金) 00:02:40 ID:C/G8Oxmq0
>>475 Can't buy me loveは`64年頃のライヴでAメロのC7のところを2拍目の表と3〜4拍の裏辺りをC7+9で弾いています。
日本公演のRock and roll musicのE7もE7+9で弾いています。
You can't do thatは、I told you beforeのところがD7+9です。
アチコチで弾いていますから、是非よく聴いてみてください。
でも圧巻はブルースではない、、、MichelleのBb7+9ですね。
チャック近藤さんが「コードとコーラスの調が違う」と著作で指摘して知られる処となりましたが、マニアの間では20年位前から有名でした。
Till there was youの間奏の終わりは、F#7+9-5です。C13-5とも言えますが、
482 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/15(金) 00:15:45 ID:thb9jDBg0
>>481 なるほど!勉強になります。
ところで、僕にはCry Baby Cryも聞くとそんなニュアンスが聞こえるんですが、
一部つかっていませんか?
あの独特なコード感、実はまだ私耳コピーできていません(泣)
かなり前にジョンとポールのコードの違いを聞いてる人がいたので答えてみよう。 ジョンといったらサブドミマイナー(Wmファラ♭ド)だよねやっぱ。ポールはほとんど使ってない ポールといったら・・・まあZm(シレファ#)かなあ あとソロになってからは、トライアドのジョン、テンションのポールという印象が強くなる。 だれか、追加又は反論求む
Cry Baby Cryは Em 022000 ? 021000 Em7 020000 Em6 042000 C7 x3231x G 3x000x だと思う
485 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/15(金) 05:33:47 ID:JyWFe9zU0
その昔ギター始めた頃、ビートルズの曲って、どうしても雰囲気が 出せなかった。発売されてる譜面にも結構載ってないこととかあって・・・ それこそ5フレでのE7を使うって知ったときは驚いた。E7+9知ったときなんて これだ!って飛び上がったよ。それ以来しばらくは他のジャンルでも6や9や 使いまくってたけど最近やっと病気が治りました。シンプルなドミソの響き が大事な時もありますね。 僕もIT WON`T BE LONGが大好きです。だいたいEのキーでCが出てくるとは 思えなかった。どんなに曲作ってもありふれるか変ったものものにしようと したらあんな綺麗メロのながれにはなりません。 ビートルズにはそれがある。演奏して初めてしる驚きと感動が!
分かるなあ。
俺は
>>483 の言ってるサブドミナントマイナー病にかかった。
あの微妙な脱力感で発熱するんだよなあw
曲作っててサブドミナント行くときにはどうにかマイナーにしようと企んでた。
ポールじゃないけどジョージはコードとしてはディミニッシュよく使うよね。 ジョンはオーギュメントが好きみたいだし。サブドミナントマイナーと言えば ビーはリリースしてないけど愛なき世界もそうだよね。やっぱあれも ジョン主導で作ったんだっけか?
488 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/15(金) 15:53:26 ID:JyWFe9zU0
本ではポールの曲になってたけど、どうなのかな? あの曲も最高に好きだなあ たしかにサブドミのマイナーって何とも言えない 青っぽさがいいですなあ。愛なき世界はある意味どの曲よりもマージーサウンド ってこれって言うイメージが自分の中にある。ビーが演奏したらどんなだったかなと 思う。でもどのアルバムにも合わないかな? 以前、頭の固い自称理論派って人とバンドした。 コードの事でよくもめたよ。その人に言わせるとサブドミのマイナーは理論的に おかしいとか訳のわからない事を言ってた。(Uの7thもその人はm7だと言って 聞かなかった)
でもなジミヘンコードだけど、まあだれが最初とかよく知らんが 目立たないようにするのと目立たせるのは全然違うだろ
490 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/16(土) 08:55:45 ID:TMfjZlkv0
俺も記念にこのスレになんか書いてみよ。 レベルが高くて、場違いなところに来てしまったようだな。 運動靴でパーティー会場に来てしまったような。
491 :
PRS Custom22 :2007/06/16(土) 22:11:35 ID:9T/RXtBB0
>>488 二度メジャーや四度マイナーは臨時記号が出てきてしまうから、その調のメロディにそう言う成分がない限り、存在してはいけないと考えているのだろう。
それで行くと臨時記号ないメロディの曲は、例えばハ長調なら
Cmaj7, Dm7, Em7, Fmaj7, G7, Am7, Bm7-5しか使えなくなる。
これを説明すると長くなるので割愛するが、「その人」の言うコトを聞くこたぁないし、それで行くとFAB4の曲は成立しない。
492 :
PRS Custom22 :2007/06/16(土) 22:38:11 ID:9T/RXtBB0
さて、ここには、FAB4のコードの多彩な響きに魅せられた諸氏がいらっしゃる。
こんな面白いスレッドは他にないのだが、何故か初期には糞スレッドの烙印を押されとる。
多分、コードの面白さを知らない阿呆が「なんだ?aug, dimって」と思ったのだろう。ギターが弾けずともTill there was you のコードや間奏を生ギターで弾いて聞かせるとBマニアの殆どは「クリソツ」って喜ぶもんだ。
さて、一寸話題を変えて、FAB4ではないが、お許しください。こんなのどうだろう。
山下達郎のクリスマスイヴのサビ前の小節の三拍目の裏で一瞬なんとも奇妙なコードが鳴るのだが、これがなんだか、判りますか?
ttp://youtube.com/watch?v=RejXivHvgqY これの1分9秒のところです。
たった一拍半しか使われないこのコードは。。。とても印象深い響きで判りやすい下降進行のポップスをロマンの香り溢れる稀代の名曲し立ててしまい、
若干15歳の深津絵里のCMを昭和の最後の思い出と共に長く記憶に留める原動力となったのだ。
このヤマタツがFAB4に影響を受け過ぎない様、距離をおいているとのコトだ。でもスゴイ。。
たっちゃんは地のところも結構複雑なので ほとんど正確なところはわからないけど シュガーベイブ時代にもこんな感じの箇所はあるね ダウンタウンの おりて〜きて〜かぜは〜♪ のところにも何か挟んでる気がする R&B界隈のクリシェではないかと思うけども コード名とかは分かりません
494 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/17(日) 02:31:04 ID:OgennBAY0
PRS Custom22さんの言うとおりだね。あとちょっとスレ違いだけど 俺はリアルタイムじゃないけどリアルタイムの人が後追い世代にはリアル世代 が味わった感覚は絶対に解りっこない。あの興奮は絶対に味わえないって断言 してる人多いよね。本でもそうだし、実際近くにもいる。 訳がわからない。じゃあ俺がどんだけ興奮したかあなたにわかるのかな?って思う。 とにかくコードの話にしても自分の考えしか認めない人は困る。 出来ればこのスレみたいな話をしたいよね。まず人の意見を聞いてから考えたいね。
495 :
PRS Custom22 :2007/06/17(日) 12:20:47 ID:qI3Bg9U80
最初にお詫び、、FAB4でないのですみません。場所をお借りします。 クリスマスイヴのアレは、多分、、、一弦から、 1 F 2 C# 0 G 1 Eb 0 A 1 F 親指で、、押さえられずばミュートで良い。 だと思います。ギターで弾く場合、、キーボードの方は下から 左手Eb, A, 右手G, C#, F って感じで良いと思います。色々なコードの呼び方が出来る、、、 A-13-5 on Eb Eb9-5 F9+5 on Eb になるんだろうが、ヤマタツの頭の中ではあの和音が必要なのだろう。あの一瞬 では、今年のクリスマスではクリスマスイヴを演奏する時に、是非、弾いて下さい。 ちなみに次のコードはDmaj7で、その次は、EonD/Dmaj7だ。 これをやるだけで、君も`80年代のヒーローさ。。(ああ、時代錯誤親父) もう一度お詫びとお断り ちなみに私はプロでも何でもないので「〜と思います」と言うレベルで断言は出来ません。 もっと聴感のすごい方もいらっしゃいますし、専門の訓練を積んでいる人も多数おいでですから、意見は拝聴したいと思います。
496 :
PRS Custom22 :2007/06/17(日) 12:25:52 ID:qI3Bg9U80
で、FAB4のAll I've got to doのイントロはどうだろうか? AmMaj13ではないかと思っているのだが、、
497 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/17(日) 17:41:28 ID:tesvWy/H0
音は確かにそうなんだけども、 ジョンの意識では単純に、Eaugぽいもの、でしかなかったと思う。 ちょっと違うみたいだけどこれでいいや、くらいなもんだった気がする。 愛用の7FのE7と非常に近い感覚の握りであるし。
498 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/17(日) 17:53:37 ID:tesvWy/H0
あと上のは音源持ってないから確かめられないけど 記憶をたどって今ギター持ってみると今キーはAだったような気がするのでAで言うと サビ頭D△7直前にE♭7♯11を経過させるパターンの アレンジだった気がする。このパターン、一時期は歌謡曲でも よく聞かれた気がするんだけど何だっけかな、南野陽子の なんとかって曲とか..ちょっと思い出せない。
499 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/17(日) 17:54:57 ID:CFwpZkwp0
ようはA7の代理。よくあるやつ。俺も好きだけど、あの流れ。 あなたがよく言ってるTill There Was Youのソロ中のコードと同じようなやり方でしょ。
501 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/17(日) 21:53:13 ID:RTrrHsxN0
>>496 1弦から、5-7-5-6-7-5
で、どうだろう?
意見求む。
502 :
PRS Custom22 :2007/06/17(日) 23:04:11 ID:qI3Bg9U80
クリスマスイヴは、、、ははぁ そうてすね。Dに行く前一瞬Dの半音上がりから、、Dと言うよりA7の代理だなこりゃ GとAとC#がはいっとる。JAZZなら立派に代理コードだ。。ハハハ、と言うかトホホ 有難う御座います。又、賢くなったよ。。 なぜ、Ebで代理と気付かなかったかと言うと、今日までベースがEbと気付かなかったのでA7の派生で考えていたのです。 A-13-5とかね。 「2ちゃんに集うFAB4コード研究会オフミ」でもやりたいですねぇ。
コードってのは多分に解釈の問題なんで、 あんまり決めつけないほうがいいよ。
どなたか良かったら、Nowhere Manのコード進行について詳しく教えて頂けませんか?
>>501 基本的にはそれでいいと思うけど6弦は弾かないんじゃない?
>>504 Aメロ
E→B→A→E→F#m→Am→E
ブリッジ部
G#m→A→G#m→A→G#m→F#m→B7
だったかな?
506 :
PRS Custom22 :2007/06/18(月) 22:24:38 ID:xm3uuCWs0
>>501 私もそう思います。AmMaj13と言うか、、オーギュメントの響きも中3本にはありますね。
ま、決め付けず、コードネームはなんでも良いです。
507 :
PRS Custom22 :2007/06/19(火) 22:24:57 ID:ZIkJYUwX0
>>504 Nowhere manのコードは505さんの言うとおりです。
サビは、G#mからF#mに下りてくる。ライヴの映像を見て初めて判ったよ。Aだと思っていたから、、
むかしA6になってる楽譜があったから、ずっとA6で弾いてた
何か錯綜してるけど、 G#m→A→G#m→A→G#m→F#m→F#m→B7で桶。
武道館は5フレットセーハでA6と解釈してた
511 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/20(水) 18:40:07 ID:3geVde8G0
かなり上の方、ざっと読みましたが.... こういうのは人それぞれの解釈で、書かれた方に文句もないですが、 hey judeの中間部を、転調している、という解釈は、 反論されないままでいいのだろうか..と。譜面の上でなら Fキーのまま流されるのは当然ですが、ポールの意識としても 全く転調した気などないと想像しますが、構造上IVから始まって 下降するこのブロックを、多くの人が気付かないが転調であると言って しまうと、近い構造の(時期も近い)I WILLみたいな曲までそのように解釈 しなければならなくなってしまうのは無理があると思うし、例えば ミニーリパートンのLOVIN' YOUみたいにIVからIへの下降だけでできている 曲も、最初のコードをトニックと捉えなければならなくなるが、そう聞こえる 人はほとんどいないと思う。 逆に、Things We Said Todayで転調だと思う人が多いが転調ではない、と されているのも、どうか。もちろん譜面上はさらっと流す程度の部分だけど ポールとしたらまさに転調したという意識ではなかったかなと(これは想像 にすぎませんが)。 何もドメジャーのAに転調したわけじゃなくあくまで一般にAmじゃなくAのキー として捉えられているA7をトニックとしたブルース進行の変型パターンに 移行しているのでメロディーの音列としてはAmのものとほとんど変らないが (実際には歌い手は3度を微妙にするパターン)、 だからといってこれを転調していないというのも無理があると思う。 人それぞれですから良いのですけど、私的にはかなり違和感のある 解釈であったので、すみません。
Vで下降するから転調だといってるのではないと思うが?
513 :
512 :2007/06/20(水) 20:10:32 ID:???0
あ、ごめんIVだ
>>511 さて、この曲のサビからあなたがオブリを入れる事になりました。
当然、歌メロをたっぷり聴きながらプレイします。
サビの1小節前からサビの2小節までの3小節間
E音とE♭音のどちらを使う方が気持ち良いと感じますか?
どうやらあなたはここでE音を使う方が絶対に気持ち良いという感性を持っている様子です。
それを主張したいだけなら、それも有りだと思います。
しかし、ミニー・リパートンの件まで持ち出すと、強引で論理が破綻してしまいます。
誰も、サブドミは転調とみなすとかそんな事は言っていません。
調性音楽の大地であるトニック、ドやラは常に磁力やの重力やのを発揮します。
人それぞれで済ますには、あまりに大きすぎる物理運動だと思いますが。
たしかに新入りのアルバイトみたいに 「店長、店長」と騒ぎすぎだ ショパンのノクターンでも弾いてみるがいい
なるべくまったりいいやり取り見たいね。両者がんがれ。
ロックにジャズ的な分析はなじまないと思う。 作者本人が意識していなかったことまで忖度する危険を常に孕むよ。
別にいいじゃん?
ビートルズに理論なんか いらない
>>519 満足したかい?
じゃあ次はこんなスレ見るのをやめるよね?
みんな妙に〜怒りっぽいみた〜い♪ A G D/F# E
522 :
PRS Custom22 :2007/06/22(金) 06:59:55 ID:fCTscVLG0
>>511 ご意見有難う御座います。私もHey Judeのところでいみじくも言っていますように、
〜の様に聞こえる方は、、との条件付で転調は語っております。
一人一人の聞こえ方を尊重してこその解釈だと思います。ポールが「いや、転調してないよ」と言えばしていないのでしょう。
1.強引〜グ・マイ・ウェイ店長 例:どん まっけんじ-の「花のサンフランシスコ」 #1個のG調なのだが、サビでF空うち。 強引というより、むしろ、これから転調しますよと教えてくれる親切な 店長さんかも。 ビ−に関しては、調べたことない。 2.親子店長 例:「禁じられた遊び」とか「ドナウ川のさざなみ」。 よ-するに、Eメジャ−⇔Eマイナ−の型。 ビ−に関しては、調べたことない。 3.兄弟・いとこ店長 Cメージャ−からCマイナ−系をより拡大解釈して、E♭やA♭、はたまた、 Fに注目して(Fm経由または省略)して B♭m系にいくパタ−ン。 ビ−に関しては、調べたことない。
4.無能店長 万能薬のdimをつかって、目先をかえようする。 万能薬だけあって、副作用つよく、多用するとどれもこれも、舌が馬鹿に なって見分けがつかなくなる。 ジョン・ポ−ルに早く追いつこう、新味をだそうと一時期多用のジョ−ジ。 代表作「ブル−・ジェイ・ウェイ」 5.ちょっとだけよの7-11店長 もしかしたら、ビ−が好んで使う手法かも。 7.9.11(13も?)つかって、ちょこっと転調。 多分「ヘイ ジュ−ド」のわさび漬け。 6.カリスマ店長 今日の命題。 なんですごいのさ、あんだ〜いぶハァ〜 Am調(#もフラットも使わない)で説明 ら・し・ど・「ふぁ#」・み・そ(Am-Em) なんで「ふぁ#」くるんだよ〜! 説明できる人、逆におせ-て。強引店長使わずにさ。 ほかにわからんの。 文字どうり、マジカル、とサ−ジャント。ただ単にリズムだけいじくって いるだけなのか? 僕はなく(I’m cry instead) つっこまないでね。 感覚派で、理論派でもないし、楽理なんてぜんぜ〜ん。 反論されれば、はい、あなたのおっしゃるとうり。 むしろ、みなさんに、誤りをみつけてもらって、教えていただきたい のがホンネで無謀な分類(もっと正確な分類あるでしょうが)してみ ました。
525 :
511 :2007/06/22(金) 10:49:21 ID:Jlu8O07+0
私もここは、転調感を感じさせるトリックを使っている、とは 思いますので、514さんのおっしゃる音の選択の話も理解します。 ただ自分が弾くならここはどちらも避けるか、クロマチックに通り過ぎたい (あえて逃げたい)感じですが...(B♭という調をはっきりと提示するのが 自分にはあまり気持よくない/ただD音のコブシとしての瞬間的なE♭音はアリだとも 思う)。 下降するから云々は、別の方の質問にそのような事を 書かれていたのを結論のように読んでしまったようで失礼いたしました。
526 :
511 :2007/06/22(金) 10:50:13 ID:Jlu8O07+0
PRS Custom22さん、「いや、転調してないよ」と言う認識でこういう テクニックを使うのがまさにポールというかビートルズ、とも勝手に思って いましたが、初期にはVm7-I7からIVへの転調などは自分等の発明かという程意識しても いたようですから、(とんでもない天才の)素人らしい素直さで、意外と細かい 所まで自分が使ったトリックを意識していたのかも知れないとも思います。 それをマイナーでやった「I'm only sleeping」なんかジョンは自分では どう捉えてたんだろう? 個人的には、仮に「〜upon your shoulder」で曲が終わるのだとしたときに もう一度トニックだからとB♭に戻してもI度で終止した感じがあまり自分は しない、また前ブロック最後のFから長々と続くF(7)にわざわざF-E-E♭の ラインまで入れてもったいつけた大袈裟な導入で「まるで転調みたいに聞か せるトリック」だと思っていたのですが、「それを転調と言うのだよ」と 言われたら、私の用語の捉え方が違うという事かも知れませんね。 とくにHey Judeの場合、どう聞こえても「その音」が鳴っていない以上...と いう感覚がありましたので。 逆に「Sexy Sadie」なんかは「what have you done〜」とほんの一瞬の事 ですが、(調号まで変えるのはナンセンスですが演奏者の頭の中では) はっきりとした転調だと捉えるべき箇所ではないのかなとずっと 思っていました。ジョンのあれは得意技ですが、これの発展形のような 「out the blue」なんかになると、は2つの調を振回される感じが 「だまし舟」的で初めて聴いた時おこがましいけど「うまくやったもん だなあ」と思ってしまいました。 何にしてもお二人とも、返答ありがとうございます。
527 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/22(金) 12:50:15 ID:5jJv0IvfO
いいなぁ音感のいい人は… 言葉では理解出来ても聞こえくる音と一致しない… うらやましいよ…
528 :
PRS Custom22 :2007/06/23(土) 00:24:06 ID:AEl3yVvG0
>>526 4度の調に行き、その2度マイナーから始めるというのは、
I want to hold your hand Aメロ ト長調、サビ ハ長調、2度マイナー Dm
From me to you Aメロ ハ長調、サビ ヘ長調、2度マイナー Gm
で使っているなぁ。
Hey Judeもこれに近い、2度マイナーの親戚で4度メジャーで、いわゆる「転調と聞こえる人も居る部分」になるのだが、、
そして、ハイ、 アンソロジーか何かの映像でポールが「From me to you のGmを見つけて、、うわっ、これだと思ったよ」と、理論と言うかテクニックと言うか、
その効果を知っていたのは認めている。と言うか隠しているわけじゃないだろうけど、、
案外、ジョンも中々の策士で五線譜なんかに転調の検討の経緯なんか残していると、これは21世紀のまたとない話題(または暇つぶし)になるのだが、、
529 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/25(月) 12:14:45 ID:r9L7zSbP0
>>528 ジョンってかビートルズの連中は五線譜なんか使ってないんじゃない?
タブ譜で考えたりはするかもな。 メモ化したりはしてても至極当然だとは思う。 何にしろ、ミュータントと考える方が無理があるんだよなあ。 別にミュータントに無理矢理仕立てて神話性を付加しなくても天才性は損われないし。
ミュータントはタートルズだろ。
上手いこと言った
533 :
PRS Custom22 :2007/06/26(火) 07:21:17 ID:jghg4r2W0
>>529 勿論、五線譜なんか残していないと思います。
と言うか、書いてもいないし、使っていもいないですよね。
Johnが転調をアカデミックに考えて恣意的にやったと言う仮定のもとに、有り得ない話として「だったら面白いなぁ」という、、仮定の話です。
すみません。混乱させまして、、トホホ
そんな知識も素養もないわな
ビコーズとかコーラスのボイシングなんかを譜面にすると 和声学の知識はまったく感じられないね けれども自然に聞こえるから不思議だ
536 :
ホワイトアルバムさん :2007/06/26(火) 14:40:03 ID:UlIogn9M0
和声学やがどうのこうのよりも 聞いて変じゃなけりゃ、OKって感じなんだろうな。 イエスタディの一小節少ないとか、言われなきゃわからん。 とにかくセンスが良い集団だったんだろうなぁ。
それは和声の組み立て方を分かってなきゃできないこと。 道具の使い方を分かってるのと、ルールを遵守するかどうかは別。 それにその「センス」は先人たちが歴史を経て重ねてきたもの。 もちろんビートルズもその系譜に入れるべきだと思うが。
( ・ω・)?
539 :
PRS Custom22 :2007/06/26(火) 22:02:21 ID:jghg4r2W0
>>536 Can't buy me love の間奏の前も一小節多いと思ったが、
単身赴任先でCDがないので何とも言えませんが、
続きが読みたい…
(?_?)
542 :
PRS Custom22 :2007/08/09(木) 04:11:02 ID:5c/p6bNx0
最近停滞気味なので新ネタを振ります。 あの、「素敵なダンス」で披露するジョンのコードは如何でしょうか? 未だ聞き込んでいませんが、一寸聴くだけで13thやdimっぽい響きが満載です。 また、邦題もイカしてる。。
ギターはBaug止まりじゃないかね。
544 :
ホワイトアルバムさん :2007/09/10(月) 11:37:02 ID:vTYQwKYTO
あげ
保守
546 :
ホワイトアルバムさん :2007/10/04(木) 17:14:58 ID:0dXQF+6y0
あげ
i'll be back の Bsus4 A
ブートでジョンのホームパーティーで オールディーズとかがなってるヤツ聴いたけど いろいろ手持ちのネタが多いよね そういうことの積み重ねの上にビートルズがあったのだなと 改めて思った
549 :
PRS Custom22 :2007/11/03(土) 07:02:13 ID:P8nZUU1f0
やっと、単身赴任解除で自宅に戻りました。これから又書き込みをします。 そしてFAB4の「聴こえて変でなければOK」「Coolならそのまま録音」と言ったテクニックの一部は、 「斬新なコード」と言う評価から、普通のロックの手法と言う評価に変りつつ、その実、大衆化とともに、 音楽の拡張性を普遍化している大きな功績を録音後40年経っても引き起こし続けているのです。 閑話休題 昔のギター関係の本を見ると、誠に「特殊奏法」が多いけど、今、、、特殊と言われるものはなくなっちゃいましたから、 この意味で言うと、リードと言う概念を確立したチャーリー・クリスチャン以降の色々な革新はこの21世紀に普遍的なモノに深化・進化して、 皆を楽しませてくれている。
550 :
ホワイトアルバムさん :2007/11/03(土) 10:54:48 ID:fayrxR/30
この前友だちとみんなで旅行に行ったとき、 車の中で倖田來未やEXILEかけまくって盛り上がってたんだけど、 何か一人がビートルズの青い2枚組のやつ持ってきてて 「何これ?かけてみよう」ってことになった。 で、かけてみて、みんなで大笑い。 「やめろ〜!テンション下がる〜!」 「消せよ!吐き気する!オヤジくせ〜!」 「まあ、おもしれーからかけておこうぜ」ってずっとかけてたんだけど とにかく次の曲が出てくるたび、あまりのヘボさにみんな大爆笑。 そのビートルズの青いの持って来てたやつは一人 居心地悪そうにひきつった笑いしてた。 で、ようやく次に湘南乃風かけたんだけど、もう最高に盛り上がった。 やっぱこれだよな〜って思ったな。 帰りに、半分冗談でビートルズの青いやつ持って 「これ、窓から捨てていい?」って言ってまた大爆笑。 可哀想だからやめといたけど。
551 :
ホワイトアルバムさん :2007/11/03(土) 11:43:53 ID:jUYySmNc0
前にも見たコピペだが、あえて言う。 倖田來未やEXILE、またそいつらのスタッフがこれまで何を聴いてきたか? それがわかれば、そんなおバカな発言は出ないだろう。 まぁそんな人たちは今後も、 その時々の流行に乗って消費されるだけの音楽を聴く耳しか持たないだろう。 それはそれでいいのかも知れない。
552 :
PRS Custom22 :2007/11/04(日) 09:46:13 ID:fBsJiEG90
>>550 いや、皮肉でもいやみでも哀れみでもなく、、、本当に面白い意見だ。
江戸時代の日本人は、当時最高の楽団の西洋音楽を聴いたら、可笑しくて笑ったそうだ。
幕府の派遣団の日記にそうある。
案外、FAB4は、懐メロ化して行くのかも知れない。
洋楽の入り口が、The Beatlesなんて70年代までの幻影かも?
倖田來未と吉永小百合のどちらが良いか?なんて比べようがないものなぁ。
閑話休題
Please please meのスタジオライヴみたいなビデオが残っていて、これは演奏が生テイクなんだが、、
最後のコードでE6を弾いてるなぁ。それと謎が多い、JohnとPaulのパートがそれ程溶け合わず聞こえるよ。
PCとネットのお陰で色んなものが見つかるからとても嬉しい、、、
>>550 友達と海って..
彼女とまで言わない。友達いるの?
悲しい妄想はよそう。卑屈になってはいけないよ。とにかく外へ出よう。親が何かしてくれるのは高校生までだよ。
アイソーハーのエンデング
no replyの最後もいいね
557 :
a-29 :2007/11/08(木) 01:50:17 ID:N4bQWozJ0
生まれて初めて2ちゃんねるに書き込みます。 271でLOVEのコード進行が取り上げられていましたね。 F#m - C#7 - F#m の次はD7ですよね。 で、このD7がどーにもこーにもジョンだって感じがします。 もう、どーにもこーにもジョンだなと。 このD7が大好きです。
Tell Me WhyのD7もいいですよね。 弾いてて楽しいです。
559 :
a-29 :2007/11/08(木) 15:56:58 ID:N4bQWozJ0
サビ2へ行く直前のD7ですかね。G(7)へいくぜってっていうドミナント モーションめいた動きですか。 LOVEのD7は「ええー! ♭7! どーしてー?」ってD7ですよね。 答えは「おれがジョン・レノンだから。」って感じです。 まいる。
560 :
a-29 :2007/11/08(木) 16:08:25 ID:N4bQWozJ0
ジョージのWah Wahもなんかいいですよ。 EとF♯7の間にG♯7が挿んであるのがなんともしぶい。 それからD7へ転調(?)してD7♭5だかD7♯11へもって くところ。かっこいい。
>>554 自分の事言われてるみたいで傷ついたか。
562 :
PRS Custom22 :2007/11/16(金) 01:52:11 ID:Jf3QotN50
1976当時、既にFAB4は古いと言う連中は居たよ。 ギターソロがすごくない曲は歌謡曲と言うそうだ。 そして、彼らはロックは歌謡曲より優れていると無意識に信じ主張していた。
563 :
PRS Custom22 :2007/11/18(日) 08:15:34 ID:wdZAy2us0
素敵なダンスを書こうと言って、引越し中の為CDが聴けず、、、一寸ネタを変えます。 I need youの最後のF#mでフワッフワッとのあと、DMaj7でフワッと鳴るところが格好良いよね。
ビートルズのGは確かにカッコイイ音がでるけど押さえるの難しいですよね?
初心者の俺は、普通のGより押さえやすいと思った
I Need Youといえばもはや定番ですけど、
ミドルエイトの4小節目、D-E-A-Aときて
もう一回Dに行く直前にAaugを挟むあたりが渋いですよね。
まさにここのスレタイ通りで。
>>563 で言及されているDM7といいイントロのパターンといい
ヴァイオリン奏法がそういう音遣いにある種のニュアンスを加えていてgoodです。
567 :
PRS Custom22 :2007/12/07(金) 22:53:38 ID:FShr9RUP0
>>566 そうですね。AとDの間に、1弦のEからF#の経過音の様な感じでFを挟むとAaugになると言う解釈かなぁ。
ま、解釈なんて余計なものでそのまま聞けば良い。。。
この逆では、「恋に落ちたら」のD Em F#m Emと行くF#m Emの間に、ジョンとポールのハーモニーでは
Ddimになる一拍があるんだけど、楽器では一切触れられないで、F#mのままなんだね。
でも、これをオルガンとかで弾く時に一瞬だけどDdimを入れるとこの世のものとは思えない綺麗な響きが聞こえるよ。
ヴォーカルの音程もコードの一部と考えれば、F#mMaj7sus4+5みたいなことになるけど、、
天才とかセンスが良いとかナントカではなく、歴史と思って聴くしかない。と言う気持ちです。
568 :
ホワイトアルバムさん :2007/12/08(土) 01:15:00 ID:JEzeZq6j0
>>567 レスありがとうございます。
たしかにコードで展開したというよりはむしろ半音の流れを作って、
そのパッセージを和音で解釈したらそうなったみたいな感はありますね。
If I Fellはご指摘の部分(JがAbでPがB、ベースがFを打ってDdim or Fdim)にしても
サビ頭の7th&9thハーモニーにしてもギターの和音は簡素なのに
バンド単位で結果的にそういうハーモニーを表現してる、と分析できるわけですね。
あくまで分析すれば、の話ですが。
スレ的には余談ですけどジョンの半音で動くどっしりしたパートがすばらしい。
ところで上の方でヘイジュードやPPMでだいぶ話題になってた擬似転調の件、
A Hard Day's Nightのミドルは皆さんどう聴こえてるんでしょう?
僕はBm|Em|Bm|Bmの四小節は意図としては転調していて、
二度目のウェナァイホ〜でGにいくあたりがグレーゾーンに思えるのですが。
同じアルバムでミドルでBmに展開するI'll Cry Insteadがはっきりした形で
転調→元キーへの回帰を示してるのに対して、この曲もあいまいなだけに
人によっては意見が分かれてもおかしくないかもしれませんね。
569 :
PRS Custom22 :2007/12/08(土) 08:37:46 ID:xPQmVReo0
If I fellのサビのギターは狙っていると思います。 ジョンが7th、ポールが9thで、その瞬間転調感を際立たせるため、わざとギターコードはブレインで テンションはヴォーカルでって、これは、JAZZとかでよくあるアレンジなので、マーティン卿の知恵だと思います。 同じことを、And I love herのジョンとジョージのギターでやってますよね。 イントロのジョンがブレインのEでジョージがC#の単音であわせてE6とか、、 同じく、All my loving のA, B7, EのB7もヴォーカルは6thなのでバンドとしては13thとか、、、 ピアノとか、クラッシックギターで、FAB4の曲を一人で弾こうとすると色々な新しい発見があります。 是非、、、やってみてくださいませ。
たしかに連中の曲ってバンドアンサンブルではシームレスにコピー・演奏してしまうけど 独奏とかでアレンジ考えてると、新たな発見がありますね。
571 :
ホワイトアルバムさん :2007/12/13(木) 01:49:44 ID:KLl6D3up0
なぜか自然とですます口調になってしまうこのスレw ドミナントのコードをaugにしてクセをつけてるのを見ると「あぁジョンだな」と感じるものの From me to youのG-Gaugのようにプレーンから変形するパターンではなく そのものずばりドミナントの位置でaugを当てはめて鳴らしてる曲って、 今ぱっと思いつくのが、すてきなダンス、Bad to me、Real love(boys and girls)みたいな ビーのジョン曲と呼ぶにはちょっと渋い存在の曲ばかりなんですよね。 なにか重要な曲を見落としてるのかなぁ… あっ、It won't be longのサビ二小節目もそうだったか。 でもあれはBaugというよりD#augで見てるみたいだし、やっぱ違うか。 トッドのミート・ザ・ユートピアに「ヤァヤァヤァ」な曲が収録されていて、 そこでこの手法が使われてるのを聴いたときには我が意を得たりと思ったのですが。 上に挙げたあたりの曲の印象でこれをジョンのトレードマークと感じたのか 我ながらちょっと不思議です。
ギター初心者の俺には非常に有意義なスレだ ビートルズの曲を分析するのは楽しいもんですね
573 :
ホワイトアルバムさん :2008/02/12(火) 17:31:42 ID:aEREXAuHO
あ
い
こ
で
577 :
ホワイトアルバムさん :2008/02/14(木) 09:23:15 ID:30D6YJ2Z0
セクシーセディのコード進行ありえなくない? だれか先例はあるのかね
先例はわからないけど、ありそうで無い進行だよね。 コピーしてると「今どこ??」ってなっちゃう。
一回一回ちょっとずつ違うからね、確かに今どこ?って迷う 形としてはありがちな進行だけど、キー的にはありえない横暴さw このSadieとI'm So Tired、ソロになってのOut The Blueといったあたりで 「あ、ジョンだ」って一発でわかるトレードマークになったか
580 :
ホワイトアルバムさん :2008/02/14(木) 23:54:37 ID:30D6YJ2Z0
なるほどね〜 なんだかセディはレディヘを連想させるような気がしてきた
わかるよ レディへは「何でも途中にCを挟んどきゃいいってもんじぇね−だろ」と思ってたが たどってみればこの辺の意外性に端を発してるのかなと思ったり ちょっとUkやオルタナに影響ありか? ともあれセディはやっぱ一種のイコンでしょ すごくカリカチュアされてしかるべき一曲だと思う
582 :
ホワイトアルバムさん :2008/02/16(土) 22:21:24 ID:87894Kc0O
CAN'T BUY ME LOVEの歌いだしってC7であってる? なんかしっくりこない
歌い出しならEmでは buy you〜 のところをいってるんならそう
Can't Buy Me LoveはCのブルース進行・12小節のメロに Emではじまるキャッチーなサビが挟まってるあたりが ハイブリッドで実にビーっぽいですね ジョン作のYou Can't Do Thatと同じシングルの両面で 似たようなモチーフで競作風に並び立ってるあたりも面白い その後もカントリータッチで↑と同じスタイルのI Feel Fine/She's A Woman、 ほぼG一発に近い作風のPapperback Writer/Rainのカップリングというように Penny Lane/Strawberry Fields Forever以降の中・後期みたいな シングルの面をはさんでジョンとポールがせめぎ合う様子が見て取れるのは この曲あたりからかもしれませんね
585 :
PRS Custom22 :2008/04/12(土) 07:21:16 ID:ClWGd6ZD0
セクシーセディは、もう、何と言うか。。コード進行というより、クラッシック曲に近い作り方だと思います。 別に狙って革新的なことをしているわけではなく、これがJohnなのでしょう。 後年も小節の長さを歌詞に合わせて変えたり、、、
>585 ジョン一流の小節数変化はアデイインザライフでも出てきてるね あれにくらべたらまだセディのが枠組みに収まってるような気すらしてくる ヘンテコには違いないけど
515 名前:ドレミファ名無シド[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 15:28:47 ID:7iKXoIP5
>>511 > ここの人がビー板のコードスレに喧嘩売るとすごいことになりそうw
みてきたよw 笑ったw 知ったか厨同士で馴れ合ってるところに水を差すのは悪いからここに書くが
>この逆では、「恋に落ちたら」のD Em F#m Emと行くF#m Emの間に、ジョンとポールのハーモニーでは
>Ddimになる一拍があるんだけど、楽器では一切触れられないで、F#mのままなんだね。
>この世のものとは思えない綺麗な響きが聞こえるよ。歴史と思って聴くしかない。と言う気持ちです。
パッシングディミニッシュを知らず、こんなに大騒ぎww 「この世の物とは思えない」「歴史」www
あーマジ面白いw
ちょっと知ってる奴ならこのチェンジを見た瞬間、放っておいてもパッシングディミニッシュやセカンダリドミナントは
勝手に入れるし(上にでてきたヘイジュードのC-Gm7/C-C7-F-C-G7とかな)
多くの場合パッシングコード一拍の表記なんて端折るのに、無知な彼はF#mに無理矢理それを組み入れて
「F#mMaj7sus4+5」とか言い出してるw
>ジョンが7th、ポールが9thで、その瞬間転調感を際立たせるため、わざとギターコードはブレインで
>テンションはヴォーカルでって
>イントロのジョンがブレインのEでジョージがC#の単音であわせてE6とか、、
>同じく、All my loving のA, B7, EのB7もヴォーカルは6thなのでバンドとしては13thとか、、、
ってか転調とテンション関係ないだろw
1930年代からあるやり方をビートルズが考えたみたいに思い込んでいるのだろうかw
文明を知らない未開人が都会にワープしてきてしまったような状態だなw
演奏する流れの上での転調感の話と表記上の話がごっちゃになってるな 他スレのビー至上主義の雰囲気ともごっちゃになってるから敵意で文章の解釈間違ってるような
元スレ自体がその対立軸で荒れてんのねw
一週間前にこのスレを発見した新参者です。 非常におもしろく有意義なスレなのでじっくり読んではギターをかかえて試したりで 最後まで読むのに1週間かかりました。 私が挙げたいのは、渋いコードの正反対の単純コードの曲です。 それはA〜Gの7文字だけでコード進行が書けるI am the Walrusです。 (つまりmも♭も♯もない。厳密にはセブンスはあるが省略可能って事で) もちろん単純というのは見た目の事で、音階的には結構複雑なコード進行と思いますが 素人がコードを見ればすごく簡単な曲に見えるでしょう。 そして最後のコード進行はB→A→G→F→E→D→Cの7小節の繰り返しという 小学生が作ったようなコード進行。 こんなふざけたコード進行で曲が成り立つか!と思ってしまうが 聞いていると違和感ないから凄い。
>>590 マイナーをはさまずメジャーのみで構成されてるのはインパクト大。
おかげで弾いてるときに次の展開どれだっけ!?で迷うこともよくあるw
エンディングの7小節ループはまさに冗談のようでうまく回る…
これはどれくらい効果や面白さを意識してつくったんだろうか。
天然とかジョン一流の言葉で片付けるにはもったいない。
マイナーを使わないかわりに7thとかA/GやD/F#のオンコードとか
あと一瞬のaugや6thでちょっとした変化をつけてるのを見る限り
メジャーのみへのこだわりはあったろうね。
記譜したときアルファベット大文字だけになる面白さまでは怪しいものだが。
セイウチはsus4あるだろ
593 :
ホワイトアルバムさん :2008/07/22(火) 19:28:17 ID:qm5POAFA0
マイ・スイート・ロード カントリロード〜♪ カントリロード〜♪ って部分がディミニッシュ
594 :
ホワイトアルバムさん :2008/07/22(火) 19:34:13 ID:qm5POAFA0
理論や斬新性なんて後付けの理由なんだからさ 気持ち良い響き、渋い響きがたまたまそうなったってだけだろ
595 :
ホワイトアルバムさん :2008/07/22(火) 19:38:18 ID:qm5POAFA0
8 :ホワイトアルバムさん:2006/04/05(水) 11:13:12 ID:??? It won't 〜のコードは レスリーゴーアの涙のバースデーパーティ にも登場しているよ。 ↑よくわかってるじゃん!お前
596 :
ホワイトアルバムさん :2008/07/22(火) 19:47:59 ID:qm5POAFA0
>>75 >>76 お前は聞きかじりの薀蓄だけ語ってろやw
中身が何も無い内容だな
>>594 こういうことしか言えないやつって定期的に現れるんだけど、
・理論なんて後付け
・気持ちよけりゃ何でもいいのさ
自分がいかにステレオタイプかまるで自覚のないアウトロー気取りってやつだな。
もうちっと気の利いたこと言えないのか?
とはいえ 「車輪の再発明」の多いスレではある
まあ、それでいいんじゃね 誰先発見録もいいけど、 ビーを題材にしてパッチワーク的なコードの眺めを楽しめばいいだけで
600 :
ホワイトアルバムさん :2008/07/28(月) 05:46:49 ID:4ll//ssh0
>>587 は、こりゃ又、底抜け脱線系な珍妙な批判だ。奇天烈大百科のなんとかなりーと言う奴かも?
または。エノケンの演じた三尺三五兵衛みたいな変人なのだろう。
Ddimを端折っているなんて、誰もに大昔から知られていることで
ココでの大発見でもないが、D9の部分とあわせて、アンサンブルとして和音を聞かせている
洒落た手法を「イイナァ」と賞賛しているだけで、昔からあるものを賞賛したらイカンなんて
587の珍妙な高邁チキは、FAB4のスレには全然合わない。。。。
601 :
PRS Custom22 :2008/08/21(木) 07:53:33 ID:fxe+u/xR0
久しぶりです。 今更ながら、A Hard Day's NightのイントロはD7sus4だと思いますが、(Fの音も聞こえるのでDm7sus4か? sus4の時3度の音は残すのでしたっけ?) 結構、沢山の資料や薀蓄映像でG7sus4 on Dと語られているのは何故でしょうか?
要はCry For A Shadowのイントロとおんなじだろ
603 :
ホワイトアルバムさん :2008/08/27(水) 21:13:56 ID:xdbdoV7c0
G7sus4何本か弾いて重ねたものに ベースがDを打っているからじゃないでしょうか… いろいろと修行時代とかリハで印象的な音を試していたんでしょうね わたしゃADAY〜LIFEの最終コードが気になる 単なるEメジャーじゃないですよね
604 :
ホワイトアルバムさん :2008/10/16(木) 11:27:19 ID:SvDPzhMS0
注意して聴くとonコードとかバリバリ使っててなんかすげーな。
605 :
ホワイトアルバムさん :2008/10/17(金) 22:28:52 ID:rZEPAcm40
誰か You Cant Do Thatの Because I told you before のところのコードを教えてください
606 :
ホワイトアルバムさん :2008/10/17(金) 23:10:34 ID:PpJo8YK+0
>>605 D7+9 (D F# A C F)
ギタータブだと
× ○○○○○○○○○○○○
6 ○○○○○●○○○○○○
5 ○○○○●○○○○○○○
4 ○○○●○○○○○○○○
5 ○○○○●○○○○○○○
× ○○○○○○○○○○○○
あそこはコードもかっこいいけど、リズムもドラムが裏打ちで斬新な感じですね。
じみへんだね
608 :
ホワイトアルバムさん :2008/10/19(日) 19:29:19 ID:FvFm/6Dh0
>>605 この亀スレで40分後にレスつけるのなんて奇跡的と思ったが、反応ないね。
609 :
ホワイトアルバムさん :2008/10/19(日) 23:50:17 ID:h6nq2JbY0
Drive My Car ってイントロのギターとドラム入るの難しくね? ・・・ってスレ違いだったかな(^^ゞ
610 :
ホワイトアルバムさん :2008/10/20(月) 00:35:52 ID:rAnb40y70
>>606 お礼が遅くなりました。
ありがとうございました。
>>601 私の聞いたところでは、12弦ギターはG7sus4.
ピアノがG,B,D,F,A,C、の和音で、
これはGからはじめて2音ずつ上がって行く音で構成された和音になっている。
(鍵盤で試してみれば、この構成音は、こういう並びになるのが自然だと思える。)
なので基音はGという解釈になる。
(あと、アナログのステレオ盤の右チャンネルだけを聞くと、
Dm7sus4には含まれないBの音が聞こえるのです。
これはモノラルでは聞き取れないかもです。)
初期のLIVEを見てるとスタジオ版では見れないコードを使っていておもしろい。
613 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/03(月) 22:50:42 ID:xqNgIKmIO
ルーシーインザスカイのイントロのギターの アルペジオは印象的に聞こえるだが、 あれはコード的にはどうなんだ? 割と普通なのか?
614 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/04(火) 00:37:59 ID:k3qY/Keq0
>>613 コードはA。ベース音がA>G>F#>Fと変化する。
ジョンがギターで作ったとしたら、最初は単なるAでやってたと思うよ。
あるいは5カポでディアープルーデンスと同じ押さえ方で弾けば感じが出る。
>>609 俺はドラムはやらないが、超A級のテクだという事ぐらいはわかる。神業だね。
この曲のドラミングは、イギリスの音楽学校の教科書に載っていると本で読んだ事がある。
616 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/04(火) 19:58:29 ID:gXzhvUzO0
いやいや、ギターのフレーズ、8分音符1個アウフタクトですんなりだが。。 頭に聴き間違えるとややこしいことになるだけだろ?(俺も最初は聴き間違えてたが) 難しくも何ともないよ。
618 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/04(火) 22:13:38 ID:gXzhvUzO0
>>617 その時ドラマーは、自分のリズム(カウント)を聞くの?
それともカウントしながらギターのフレーズを聞くの?
620 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/05(水) 01:22:52 ID:akN+TR2t0
おいらの頭の中では、依然としてギターはオモテから入ってるように聞いているが、
(裏で入ってるように聞くと、途中のベースがシンコペーションになるのが、なんか気持ち悪い)
2小節目を8分の9で数える(というより8分の8で最後の半拍をフッと1拍にすしてつじつまをあわせる)
というのにいつの間にか慣れたよ。
でも
>>616 の音源を聞くと、ギターは裏から入るのが正解みたいだね。(これをアウフタクトって言うの?)
621 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/05(水) 08:25:08 ID:nYY7Q05E0
ドライブマイカーのイントロも小節感がつかめないけど、 レッドツェッペリンの「Blackdog」のサビ手前のギターリフ部分と ELTの「FOREVER YOURS」ギターソロ部分も何度聞いても小節感がつかめない。
Savoy Truffleも
オクトパス・ガーデンも
624 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/06(木) 23:24:47 ID:RqgQRK9D0
天国の階段の間奏前のフレーズも。
627 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/09(日) 02:23:24 ID:8VwHhVGK0
>>626 アナログのステレオ盤を聞けば、ピアノが入っていることは明白で、
それを「解明」したと言ってるということは、モノラルのCDを解析したんだろうな。
ピアノの右手はこの1オクターブ下だと思うが。
ジョージの12弦は1弦と6弦を鳴らしていないという分析は、今弾いてみた感じでは、当たっているかもしれないと思った。
(このコードフォームには、極力開放弦を使って、響きを綺麗にしようという合理的な意図を感じる。
今まで自分でコピーしたときは、6(12)弦全部弾いているという固定観念があって、こういう発想がなかった)
ジョンの方は・・・1弦だけ・・・これは完全に間違い。これもステレオ版を聞けば明白にわかること、
モノラル音源を解析しせいで、ギターとピアノ音を完全に分離できていないようだ。
そう考えるとピアノの解析結果に合点がいく。あの右手の音程は、ギターが出している音のようだ。
(最先端の技術が人間の耳より優秀とは限らない。それぞれ得手・不得手があるし、解析する元のデータが良くなければ解析結果の誤差は大きくなる)
あと、記事には「専門家が同曲のこのパートでは多重録音は行なわれていないと断定」とあるが、
始めて聞いた話だが、何を根拠に断定しているのか?当時のエンジニアの証言かな?
完全解明には至ってないが、大いに参考になった。そのうち頭を切りかえてコピーしなおしてみよう。
age
そうは見えんが
ゲルマン斡旋ブローカー
632 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/21(金) 21:16:08 ID:Gv/AWG810
ジョンのギターが1弦の8フレットの一音しか弾いていないという一点を見るだけで 自分でコピーしてみるまでもなく、この解析がおかしいことはすぐにわかるよ。 こんなもん誰かがきちんと批判しなきゃだめじゃん。 「数学」だの「大学教授」だの、権威に弱く、自分で考えることもできない馬鹿の多いこと。
馬鹿な頭で考えて間違ったことを言いふらすよりは、たしかな権威にすがってる方がマシだよ。 「数学」だからって権威だとかんがえずに、ひとつの方法と見なせばいいんだよ。それだけ 論理の構築のための公理が違うから拒絶反応起こす、そういうのを馬鹿というんだ。 それに批判してる奴だっているだろ。 それよかこんなん知らない奴と興味奴無いが大半かもしれないけど。 きみの言ってるジョンが一音だけ鳴らすってのも可能性としてあり得ることだ。 「それはちがうと思いますぅ」なんていう自分で考えた"ご感想"を言うのも結構だけどね。 うさんくさい科学はたしかにたくさんあるけど、批判者が正しいとは限らない。 要するに反権威を標榜しただけの中身のない批判は、共産主義者が金持ちはすべて悪だと嘯いてるのと同じってこと。 あるいは不良少年がよく言う「大人はなんにもわかってねーよ!」っていうアレですね。
635 :
632 :2008/11/22(土) 00:37:43 ID:K5mNtma10
>>634 あなたの言うとおりだ。
俺にとってはあまりにあからさまだったので証明できないことを断言してしまったよ。
意見、感想として言い直す。
>>629 に対してだが、このスレに来るくらいの興味を持っている人間なら、
ジョンが1音しか出していないという解析結果を見て
「可能性はあるかもしれないが、なんか変だな」くらいは思ってほしものだ。
ギター持ってて、あのイントロで1音しか弾かなかったら、、 人間として不自然。
1音だけしか弾いてなかったらバカか天才。 ジョンは天才 ∴ジョンは1音しか弾いていない とかいう理屈をいうやつが出そうだな
まあ、そもそもの論拠が理系マンセー数学マンセーだから。 音楽に関するこのテの解析はトンデモがちょくちょくあるよ。 現前のデータと、それを処理する議題の設定の仕方や作曲の知識上の問題があるんだろうな。 もうCD出現してから10年以上は経った頃の有名全国一般紙に 某クラシック好き有名数学者さんの「CDでは半音の違いを聞き分けられない」とかいう文章が載ってた。 俺はどうやって耳コピしてるんだとw
大学教授が言うんだから間違いないな。
俺も大学教授だが、間違ってると思うな。
そういや最近はさすがに見ないが、 「レコードと違ってCDではいい音が出ない」って言ってるのけっこういたよな。 MP3では音のあたたかみが違うってのはたくさんいるけど。 これはミュージシャンや音楽ファンの話だが。
最良の状態に調整されたシステムで聴くアナログレコードに やっと匹敵するのがSACDだっていう意見は結構見かける。
>>642 いや、レコードの方が音が良いというのは、ある部分定説。
人によってはわかきったことになってるので、今は話題にならない。
もちろん異論は認める。
645 :
ホワイトアルバムさん :2008/11/25(火) 17:23:59 ID:uPR6rwNQ0
ギターの単音弾きの例としてTicket to ride を思い出した。 Aメロで「ゴーン、ゴーン」と低音のAだけ鳴らしてるやつ。誰のパートかはわからないが。 これなんか普通だったらパワーコードで3音くらい鳴らしたくなるもんだが、 ストイックに1音だけ、てなところにビートルズらしいセンスを感じる。 この例にならえばa hard day's night のイントロで単音弾きするなんてのも 「やつらならやりかねない」とも思えるが、 実際はステレオの右チャンネルから、左チャンネルの12弦とは別のギターの「和音」というか、 コードストロークぽいアタック音が聞こえるよ。
646 :
ホワイトアルバムさん :2008/12/11(木) 23:38:24 ID:rRbTlIqKO
I willのlove you forever〜のコードですが、 Bb→A7? Bb→Am? どちらでしょうか?
Am
じゃあおいらも I will つながりで・・・ Step insideって D Am G#7#9 G Gm F#7#9 Fって感じでおk?
650 :
PRS Customn22 :2009/02/13(金) 22:27:58 ID:/2Zvgody0
A hard day's nightの解析はわくわくして読んだけどJohnが1本だけってなんか???だなあ。 ギター2本、ベース、ピアノとかその辺の楽器全部パワーコードで弾く所なんじゃないか? また今年も楽しく薀蓄しましょう。
A Hard Day's Night は情報弱者が多くてビックリだよな ジョージ本人がFadd9だって言ってるのに 未だにGsus4とか言い張る奴は何なんだ?
ジョージは間違えて演奏した
>>651 通してコピーすると一目瞭然なのにな。
イントロとアウトロが対応してると考えたらFadd9だよな。
わざわざアルペジオにしてくれるてるのにw
654 :
PRS Customn22 :2009/02/14(土) 19:27:47 ID:B6AUB76U0
>>653 その通りで御座います。謎と言っても曲の中にヒントがハッキリ書かれているものもありますよね。
ジョージのリッケンバッカー360-12WB(ボディが330に近いやつね)のアルペジオまアウトロがイントロと同じコードだろう。
割と昔から知られているけど、アウトロのアルペジオの一拍目にAdd9のGをハッキリ弾いている。
謎、というより、何かの本でG7sus4と広まってしまったのが未だ蔓延していると見たほうが良い。
何故、G7sus4かと言うとキーがGだから「なるほど」と思いやすいのだろう。
Fadd9onDと言う事で私達のバンドは演奏してるけど結構似てるよ。
G7sus4だとラの音が足りないので寂しいなぁ。
このカキコ楽しんで読んでいるので、間違いの指摘とかも居丈高にしないでね。お願いします。
655 :
ホワイトアルバムさん :2009/02/16(月) 01:37:17 ID:BoVT8N/A0
>>651 そういうことは知った上で、そのコード名では説明できない音が鳴ってるんで、あれこれ議論が続いてるんだがね。
たぶん元のコードはFadd9onDで、そこからさらに音を足していったような和音になってるんで、ジョージはそう答えたんでしょう。
いったん先入観を捨てて聞き直してみた。
ステレオ盤の右チャンネルでは、ギターとピアノが混ざってるのでわかりにくいが
こちらのギターはおそらくFadd9を弾いていて、2弦のCがプリングオフでBに変化してるように聞こえる。
(変だがとにかくそう聞こえる。ピアノの和音にBが含まれていてそう聞こえているのかもしれない)
左チャンネルは12弦ギター一本だけで、これは数学者の解析がかなり近く
6(11,12)弦ミュート、2(3,4)弦1フレット押弦、
つまり、低い方からA,D,G,C,Eという和音になっているようだ。
(このAとEの音が、以前は先入観のせいか鳴っていることに気づかず、こちらのギターはGsus4だと解釈していた
聞こえたと言っても、ミュートが不完全で鳴ってしまったというような感じもする弱い音)
というわけで聞こえる音をならべると、ABCDEFG全部という結果になった。
今回はヘッドフォンで聞いたんで、スピーカーで聞き直すとまた変わるかもしれない。
この和音の分析結果は、自分でも何回も更新しているし、
ピアノとギターの音の分離も出来ていないのでこれが最終とも思えないw
656 :
PRS Customn22 :2009/02/16(月) 08:15:43 ID:pvQdwKFK0
上のほうを読むとBが鳴っていると言う方もいらっしゃる。まだまだ結論は出ないのかも
657 :
655 :2009/02/16(月) 09:41:10 ID:BoVT8N/A0
上で書いた「先入観」とは、このコードがGsus4であろうというものです。 CD化される以前はステレオ盤のほうが一般的で、これで12弦が入っている左チャンネルを聞くと すぐに聞こえるのがCとG、次にDが聞こえ、ほぼ全員がこれはGsus4だと結論したと思います。 右チャンネルはピアノの音が混ざってわかりにくいが、セブンスのFが加わってるのはすぐにわかる。 これが長らくこのコードがG7sus4onDとされてきた理由です。 >>上のほうを読むとBが鳴っていると言う方 それはたぶん私です。
誰もいない… ぬるぽ…
660 :
ホワイトアルバムさん :2009/05/27(水) 00:59:25 ID:qMOotQP20
>>655 >たぶん元のコードはFadd9onDで・・・・
ジョージ本人がFadd9と言ってるのに何でonDがつくの?
ポールのベース音Dをひっくるめて言ってるならわかるけど。
>12弦ギター一本だけで、これは数学者の解析がかなり近く・・・
数学者の解析ではジョージのギター(12弦)でFは鳴らしてないことに
なってるよ。
コード解釈は勝手だけど、鳴らした本人の言明さえ前提としないならば
議論なんて不毛だよ。
( ´_ゝ`)フーン
お前はAって言ってるけど俺が思うにはAだな というのは頭に血が昇った人の典型的な展開
663 :
ホワイトアルバムさん :2009/05/27(水) 05:58:11 ID:taIms/lkO
sus4はフーのコード、6thはビートルズのコードと呼んでいた。
664 :
ホワイトアルバムさん :2009/05/27(水) 08:51:23 ID:FC1c2oem0
初めて見たけど凄いスレですね。まだ触れられてないようなんで書きますが Yesterdayとおなじで、I willとHey Judeのギターも1音下げチューニングで Gで弾いてます。 ノルウェーの森は2カポのDで弾いてる・・・なんて皆さん知ってますよね?
みんな知ってるから得意気にあちこち書き回らなくていいですよ
666 :
ホワイトアルバムさん :2009/05/27(水) 16:49:28 ID:FC1c2oem0
なんだ、みんな知ってるのか。
>>660 このスレでは文章の解析じゃなくて、音の解析をしてもらいたいもんだけどねえ。
文章もちゃんと読めてないし。
>>ポールのベース音Dをひっくるめて言ってる
その通りだよ。ジョージがポールの出した音まで含めて解説してくれるとは思えないんでね。
てゆうか、この部分はそもそもジョージの言をなぞって書いたわけじゃない。
ジョージの発言を知ったのはここ数年内のことだが、こんなことは20年以上前からわかっていた。
Fadd9はジョンがよく使ってるコードだから、これが元になっているであろうことは、
自分でコピーしてればすぐに見当がつく。
(これは右chの話で、左chの12弦の和音はGsus4と言った方が早い構成なので、話がややこしくなってる。
聞こえる音を全部合わせると、最終的にどう呼んでいいのかわからない和音になってるので「元のコードは」と書いた)
>数学者の解析ではジョージのギター(12弦)でFは鳴らしてないことに
>なってるよ。
ジョージの12弦(左ch)がFの音を出してるなんて、どこにも書いてないぞ。
Fが聞こえるのは右チャンネルで、どの楽器が出している音かは不明だ。
ステレオバージョンを聞いてないから、書いてあることがよくわからず、とんちんかんなレスつけてるんじゃないか?
「1」でステレオバージョンは聞けるんだから、それを聞いて、自分なりに解析してからレスつけてくれ。
668 :
ホワイトアルバムさん :2009/05/27(水) 20:24:30 ID:pdQg7/Jv0
>>664 ノルウェーの森以外は初耳ですよ。ノルウェーの森の2カポは知れ渡ってると思うが
カポなしのEでもそれなりに出来てしまうんで(実際それでライブやってる人がいた)案外知らない人もいるかも。
このスレに出ていない話は、どんどん書いてもらいたいですね。
ちょうどFadd9の話も出てるんで、他スレでのレスをこっちに持ってきます。(一部変更)
315 :313:2009/05/26(火) 23:45:54 ID:VT545YiW0
ヘイジュードの出だしは G-Dといくと、Dの響きがレコード(CD)と同じに
なります。
サビでベース音が下がるのもCからだとカンタンです。
でも1番すごいのはエンディングの転調が F-E♭-B♭-F が
G-F-C-G になってすごく楽に弾けることです。
316 :ホワイトアルバムさん:2009/05/27(水) 00:18:26 ID:???0
>>315 いいね。ビートルズらしい響きになるね。
F(原keyE♭の部分)をFadd9にしても良い感じ。
(Gのkeyの曲でよくやる、1弦3フレを押さえっぱなしの、ジョンお得意のフォーム)
(実際そうしてるかも。そうでなくともこの方が曲に合う)
プロモ映像では、ジョンは普通にFでやってるが、
レコードの音は1音下げチューニングでやってるぽいね。
なによりもこっちの方が響きが良い。
669 :
ホワイトアルバムさん :2009/05/27(水) 20:52:36 ID:pdQg7/Jv0
>>664 2カポ説が出てるのは他に、Nowhereman Day tripper のサイドgがありますね。
2カポで特に弾きやすくなるとか、響きが良くなるとも思えないんで、あまり実用的ではない情報ですが。
Day tripperの間奏のリフは2カポ(あるいは7カポ)でやるのが合理的ですが。
もうひとつ、これは私が発見しましたが、If I fellのアコギも2カポでやるとレコードと同じ響きになります。
(ローコードが使えるコードはローコードでやります)これも、あんまり実用的情報じゃないですけどね。
670 :
ホワイトアルバムさん :2009/05/27(水) 21:05:59 ID:taIms/lkO
addなんて、山下達郎のスパークル聴くまで知らなかった。適当にジャーンで大満足。水森亜土は知ってたけど。
671 :
660 :2009/05/28(木) 01:01:44 ID:zdTeKBYa0
>>667 君はジョージの12弦がADGCEと解析してるよね。
Fが入ってないのは数学者の結論と一緒だねって言ったんだよ。
20年前から知ってたFadd9(FACG)が聞き取れないみたいね。
「1」じゃなくてアウトテイクのピアノ抜きをじっくり聞いてみて。
>>671 左チャンネルの12弦にはFの音は入っていないように聞こえるけどね。
最初はアウトテイクのようにFadd9を弾いていたのを、音を整理して響きを良くした結果がADGC(E)だと思うよ。
ところで左チャンネルにも右チャンネルとは違う12弦の音が混ざってるように聞こえる。
これがFadd9の響きなんだよ。きちんと分離して聞き分けてるわけじゃないから書かなかったけどね。
以下、聞き取った音からの推理。
ジョンもジョージも同じFadd9で一発録音した後
12弦の音をきれいにするために整理(整理の思考過程も推理する。まず開放弦を極力多くして音色をきれいに。
Gと近すぎて音を濁らす原因になるFははずす。1弦のGも3弦の副弦と同じ音程が三つも重なるのでこれもなくす。
1弦のEはミュートが不完全で鳴ってしまった。)
スネアと共に左チャンネルを差し替え。
右チャンネルには一回目の「かぶり」が残った。
>>671 あと「そういうことは知った上で、そのコード名では説明できない音が鳴ってるんで、あれこれ議論が続いてる」
と最初に書いてあるんでちゃんと読んでくれ。
実際「Fadd9」の一言で説明できるような単純な問題だったら、
それこそ40年以上前に誰かが完全解明してるよ。
ここの和音が「Fadd9」が元になっていることがわかった時点で
やっと解明のスタートラインに立ったにすぎない。
追加・訂正
最終的にどう呼んでいいかわからないコードと書いたが、
Eはミストーンだという解釈で、Dがベース音以外にも追加されていることを加味すると
Fadd6,9onDてな感じになるんだろうか。これが正しいコード表記のしかたなのかは知らない
ジョージも最終的にこの和音をどう呼ぶべきかなんて考えてもいないだろうから
聞かれたらFadd9と答えるだろう。
674 :
673 :2009/05/28(木) 21:05:38 ID:???0
「Fadd6,9onD」じゃBが抜けてるな・・・。 やっぱり表記不能かな。
675 :
671 :2009/05/28(木) 22:37:24 ID:zdTeKBYa0
>>673 毎度レスありがと。
全アンサンブルのコード解釈というより、誰が何でどの音を出したのかを
推論、整理しないとトンチンカンになる。
ジョージハリスンの12弦にまず限定するけど、
君の解析では下記のポジションになるでしょ。
△1 -| | | ▲ |EorG?
2 -| ● | | |C
3 -| | | |G
4 -| | | |D
5 -| | | |A
6 -| | | |
これはFadd9ではないでしょ。このポジションで「・・・F with a G on the top・・・」
というギタリストはいないよ。
>ジョンもジョージも同じFadd9で一発録音した後
ってほんと言ってることが理解できないよ。
>12弦の音をきれいにするために整理・・・
GとFは不協和音でないし。そもそも当時、特定周波数をはずすとかなくすとかってできたのかなあ。
676 :
671 :2009/05/28(木) 22:39:10 ID:zdTeKBYa0
つづき 昔からエンディングのアルペジオから推して12弦ではFadd9だと言ってた奴はいた。 何とかsus4って言うのが大勢だったけど。 そしてジョージ本人の言明で12弦についてはFadd9が確かとなった。 そのポジションはこれでしょう。 1 -| | | ● |G 2 -| ● | | |C 3 -| | ● | |A 4 -| | | ● |F ×5 -| | | | △6 -| ▲ | | |F? Dは鳴らしてないよ。G開放もないよ。このあたりは推測になるが、聞き取りやすいアウトテイクや ライブの音とジョージ本人の言からして間違いないでしょう。 まずジョージハリスンの12弦ギターの音だけは前提合意として、 ほかの音を推論しようよ。
噛み合ってないなw
678 :
ホワイトアルバムさん :2009/05/29(金) 18:59:16 ID:IsybXaAwO
ここ難しくて、サッパリ分かりません。アンソロジ−でボールが言ってたB7thのレベルにしてください。 augなんて本当に自分で弾いたことあんの、お化けが出そうだよ。プロでも目指すなら別。
679 :
655 :2009/06/03(水) 00:33:46 ID:???0
a hard days night イントロ解析の訂正です。 (左ch) ジョージの360−12 (低い方から)×ADACG (アップストローク) (右ch) ジョンのJ−160E生音と、おそらく左chとは別テイクの360−12又はJ−160Eのアンプ通しの音がまざった音 (低い方から)×AFACG (あるいは ×AFADG エンディングはこっちぽい。このあたりはジョンの「手癖」から推理するしかない) ピアノ GDGCF(A) 前回1弦の解放Eが聞こえたと報告したが、これは音の干渉で鳴らしていない音程が発生していることが判明。 調べたら「差音」という現象らしい。6弦ギターでもこのフォームで同じ音の発生が観察できた。 「実際は鳴らしていない音程が聞こえる。そういうこともあるだろうな」と以前から思ってはいたが、こんなに簡単に聞こえるものだとは思ってなかった。 という訳で、以前に聞こえた右chのBの音も、同じ「差音」現象ではないかと、アタリをつけて探ってみたら 上記のピアノの音の並びでBの音が聞こえた。(下のGDGだけでも聞こえる。CF(A)はその上に重なって聞こえる音程) また、この並びが和音として心地良い。
680 :
655 :2009/06/03(水) 00:34:42 ID:???0
続き 今回「差音」のことを知って考慮に入れたことで、一気に2歩も3歩も進めた気がする。 右chの完全解析は無理だと思う。今回も半分くらいは推理。 左chの360−12はこのフォームに違いないと確信している。こっちは1音1音耳で拾った結果で、推理ではない。 ジョンとジョージのフォームの違いは4弦だけ。ジョンはいつもの3フレFを押さえているが、ジョージは解放のDにフォームを変化させている。 (これはステレオバージョンの解析だが、モノラルやBBC、アンソロジーでは二人のギターの音が混ざってFとD両方が聞こえる。 モノラルで二つのギターの音を分離しての解析は無理) 興味がある人は、ステレオバージョンで検証してみてください。 この和音の大元は、ジョンがよく使っているFadd9(6)で違いなかろうが、 ポールがベースをDにした理由がよくわからないですね。 (元になったエンディングとか、自分ならベースはどの音にするだろうかと考えてみたら、CかFにしたくなった。) 単に感覚なのか、理論的裏付け(マーティンのアドバイス)があるのか?
ここさ、六本木法蔵院の日観様だよ。無意味な殺生は止めれ
世界中で「ジャーン!」の解析できる人は日観様しかいないのよ。 六本木は外国人多いのよ。
?
だいたい、音楽を細分化して語ること自体が××音楽板1本 その時見て参加できれば参加 リアルタイム参加 遡ってみろなんて発想は×× 自由参加で音楽のサークルがわかる 教養がなければ勉強してから参加 こちらのが面白いと思う
?
>音楽を細分化して語ること自体が×× そういう奴がなにしにこのスレに来てるんだ?
687 :
ホワイトアルバムさん :2009/06/10(水) 09:16:45 ID:+PybYalO0
>>688 携帯いじくる前にやることがあるんじゃないのw>所持金32円
dimとaugなんですが、パーフリをギターでコピーするまで知りませんでした 恋とマシンガン、この曲で覚えました パーフリ、コード多くて知らないのばかりで、流石に小沢君は東大卒だと感心しました
691 :
PRS改めローズテレ :2009/08/02(日) 04:15:15 ID:PzbPIXoY0
コードではないけど、ジョンとジョージって余り音量を変えてないようね。 ジョンがコードからソロになる、のっぽのサリーやYou can't do that、 ポールのリードがそのままリズムギターになっている胡椒軍曹の傷心楽団なんてね
それはトラックダウン時の処理の問題で、 演奏者のボリュームコントロールとは次元が違う話だと思う俺がいる。
ライブではジョージはこまめにボリュームをいじってるが、ジョンはあまり変えていないようだね。
694 :
ホワイトアルバムさん :2009/08/13(木) 20:05:59 ID:znd6kGlF0
ホワイトアルバムのジョンの曲って 音楽理論では説明できないコード進行が多いね。 それでいて違和感ないのだからすごい。
>>694 それはジョンが秀才ではなく天才だという証拠だね。
696 :
ホワイトアルバムさん :2009/08/13(木) 21:57:41 ID:soByz+enO
音楽理論なんてわかってない癖にw
ask me why とか there's a place とか do you want to know a secret とか it won't be long とか 案外、最初期の曲のコード進行が凝っていたりする。あんなのとても思いつかん。 (理論知ってれば、どってことない普通なコード進行なのか?)
理論は知らなかったが、過去の曲での使用例は知っていたってこと。
60年代初頭は(てゆうかビートルズがブレイクする前は)
まだ作曲は、ちゃんとした音楽教育を受けた作曲家がやるもんだったから
そういう曲から自然に学んだんだろうね。
あと、その頃のクラブはジャズから民族音楽(ジャマイカやラテン系)まで
雑多なのがごっちゃで出てたろうから、そういうミュージシャンからもいろんな物を吸収したんだと思う。
ビートルズ以降「しろうと作曲家」が台頭すると、とたんにコードが単純な曲が多くなる。
それに比べると、she loves you でさえけっこう凝ったコード進行だ。
ビートルズも中後期は「妙なコード進行」は増えるが、
>>697 にあげたような
少し複雑で凝ってはいるが、こなれた感じなコード進行は少なくなっていったような気がする。
700 :
ホワイトアルバムさん :2009/09/05(土) 18:49:12 ID:iTVbGvZsO
良いスレだなあ
もうすぐリマスター盤でコピーしなおしだ!新発見あるかなあ。
>>680 >ポールがベースをDにした理由がよくわからないですね
ジョンの手癖から生まれたコードフォームだとしたら、
作った本人も、何がルートのコードなのか考えてもいなかったのかも。
ジョンのフォームを見て、ジョージはFがルートだと解釈し、ポールはDだと解釈したのかもしれない。
(「パーティーはそのままに」ではイントロと歌中で同じようなフォームが出てくるが、
イントロのはD、歌中のはFと解釈するのがしっくりくる)
GACGACGACGACGACGACGACGACAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA GACGACGACGACGACGACGACGACEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE GACGACGACGACGACGACGACGACAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
^^
706 :
ホワイトアルバムさん :2009/12/11(金) 21:27:28 ID:hALWl2cS0
707 :
ホワイトアルバムさん :2009/12/12(土) 15:00:36 ID:Qje6ti2w0
708 :
ホワイトアルバムさん :2010/01/24(日) 16:50:32 ID:GmNIMX0q0
やあ!
709 :
ホワイトアルバムさん :2010/01/25(月) 10:26:10 ID:sLY+y1A/0
コード進行なんてものは、幼稚で智恵遅れのポールオタがやるもんだ。 ジョンはサージェント発表後に 「ポールは自分の曲が揃ったら『レコーディング始めるぞ』と せっかちに言ってスタジオにメンバー集めたが、 僕はヨーコといろんな活動をしていたので1曲も用意していなかった。 それでもアデイやルーシーなどを急いで書いたよ。」 と言っていたが、 「アワ・ワールド」の曲づくりを依頼され、 2人が別々に同じ条件でスタートした 「愛こそはすべて」と「ユア・マザー・シュッド・ノウ」で、 2人の実力差は歴然だ。 間に合わせで慌てて書いても結果は サージェントの中心曲は全てジョンの曲。 ジョンの天才性は恐るべしだな。 クリス・バーバーみたいな英国トラッド・ジャズは「ハニーパイ」 「ホウェン・アイム・64」「マックスウェルズ・シルバーハンマー」 「ユア・マザー・シュッド・ノウ」等の低級ポール音楽の雛型であり、 先進的なジョンファンは唾を吐きかける低レベルの音楽である。 ジョン・ファンはこんな音楽など永遠に聴かない!
あいやー!
711 :
ホワイトアルバムさん :2010/01/30(土) 01:47:14 ID:byfQHa/LO
I want to tell you dimの所は歌の譜割りもヒネてて渋い TNKやガッチュゲッチュに隠れがちだが、これもまた憎いほどセンスが光っとる
712 :
超良スレ :2010/01/30(土) 13:59:49 ID:???O
ビートルズは奥が深いねぇ〜ジョンなんか最初5弦のバンジョーコードしか知らず‥ギター持ってもしばらくの間、1〜5はバンジョーチューニング。 6弦は音知らないので弛んだまま‥弾くたびにヘナヘナ揺れて笑われたとか。 シーズアウーマンでもリハテイクは不思議謎爆発3コード進行部分で妙な押さえのコードカッティング!! 多分どの響きがカッコイイか試してたのでしょう‥渋い深いカッコイイ
713 :
ホワイトアルバムさん :2010/01/31(日) 00:55:02 ID:wCjyf34Q0
バンジョーチューニングってどんなん?
714 :
ホワイトアルバムさん :2010/03/29(月) 19:36:39 ID:v8SbEwjo0
バンジョーチューニングは調べればわかるよ。 ビーは総合力で手本ではないですか。
715 :
ホワイトアルバムさん :2010/04/18(日) 17:06:44 ID:qhTlMD4w0
コード理論とかわからないけど、 somethingを弾いた時は感動した。 なんかいいなあ!って感じで。
716 :
ホワイトアルバムさん :2010/04/19(月) 14:00:49 ID:YPjVJAGZO
オブラディ・オブラダのコード進行教えてください!
717 :
ホワイトアルバムさん :2010/05/01(土) 11:21:07 ID:i5K9EvpH0
Bb F7 F7 Bb Bb Eb Bb/F7 Bb Bb Bb DmonF/Gm Bb F7 Bb Eb Eb Bb Bb7 Eb Eb F7 F7
Hey Judeは、Bb, BbM7, Gm, Gm7, C7のあたりまでキーがBbになるんですよね。
転調していると知らなくても演奏できるし、歌い回しによっては臨時記号も出てこない。
多分、多くの方は気がつかないですよ。
そして、「ラストダンスは私に」とコード進行が同じってのも、ネタでどうでしょうか?
大滝詠一氏の発見まで誰も気がつかなかったのだろうか?
コード進行だけじゃなく、この2曲はメロディも酷似してますね。
「ラストダンスはヘイ・ジュード」でしたっけ?w
あそこはかなりありきたりと言えばありきたりなトニック、ドミナント、サブドミの
組み合わせなので、あまり気にも留めないですが。
どうなんでしょう。ポールはその事を認めてるんでしょうかね。
実はこの「Hey Jude」でポールが使ったテクニック、元々はジョンが「Please Please Me」
なんかでやっていたのと同じ手法なんですね。
ラストダンスはヘイジュード(キングトーンズ)
http://www.youtube.com/watch?v=ffAye-rLOAo
だよな、ハゲニートのパラノイア。 お前は俺がディミニッシュをパンのことだと思っていたことを 皆にばらした。決して許さない。
おーい!!誰かぁ!!レノン理解先生が寂しいってさ。 相手してやってくれよw
721 :
ホワイトアルバムさん :2010/05/08(土) 23:56:17 ID:sNNpZ9De0
「ラストダンスは私に」とDon't let me downを続けて歌っているテイクがあるので、この名曲はいつもポールの頭で鳴っていた?と 思うけど、 そして実際、スタークラブでのレパートリーだった訳だし、、「夕日に赤い帆」「蜜の味」「忘れじの人」「逢ったとたんに一目惚れ」 とか、ムード歌謡ラテンバンドぽい時代もあり、後年、色んな曲のモチーフとして顔を出してる。 Lonesome tears eyeなんて、そのまま「ジョンと洋子のバラード」って感じかなぁ。。 怪僧ラスプーチンと私の16歳。。。とか、
>大滝詠一氏の発見まで誰も気がつかなかったのだろうか? >どうなんでしょう。ポールはその事を認めてるんでしょうかね。 大滝の発見じゃなくてポールがそう言ってるのを読んで それをそのまま曲にしたんだよ。ソースは大滝
723 :
紫檀電像俳優 :2010/07/13(火) 22:29:27 ID:DyDT/eu+0
もと、PRS Custom 22です。ギターを換えたのでハンドルも換えて、紫檀電像俳優でカキコ再開します。 大瀧詠一は、「ラストダンスはヘイジュード」の他に「イエローサブマリン音頭」を金沢明子で唄わせたり、 東京ビートルズの音源を復刻したり、ビートルズに対しては偏愛とも言える執着振りですが、 自作では、やはり、そのルーツたる、バディ・ホリー、プレスリー、ビーチボーイズなどの オマージュが多いですね。 デビュー前のシャネルズを起用した「禁煙音頭」とか、ピンクレディ解散の日に発表された「ピンクレディ讃歌」とか、「河原の石川五右衛門」とか 秀作が多いです。 ああ、脱線してしまいました。さて、A hard day's nightのイントロのコードを 私は、Fadd9onDまたはDm7sus4と主張しましたが、Fadd9は、"Cry for a shadow"と言うデビュー前のインスト曲にも多用されているので まあ、彼らのなじみのコードだったのでしょう。
724 :
ホワイトアルバムさん :2010/07/18(日) 14:32:07 ID:H9DQ8t0H0
>>723 あれをコードネームでどう表現するかという話はとっくの昔に終わっていまして、
今は、誰がどの楽器でどういうポジションで弾いているのかが議論になっております。
はいアケパン
「ジョン、そのコードはなんて言うコードだ?」 「Hだよ,hard day’s のHだ!」 「FにGを加えたやつだろ」 「知るかよ!とにかくこの音だ!お前らはこれに合った音を出せばいいんだよ。 ジョージ!同じフォームで弾けと誰が言った!これに合っててもっと膨らませる音を出すんだ!考えろよ」 「OK、OK、ジョージ(マーティン)に相談してみる」 「早くしろ!」
良スレ保守
ぽい
アゲ ヘルプ!
http://imageshack.us/f/708/18841432.jpg/ 処女で腐女子レイヤーの小ローリー ◆FfZ2kXmjp2煽り厨オバサンのような
処女で腐女子レイヤーの煽り厨オバサンどもが愛好してる
BL等のえげつないエロ画像を違法にダウンロードして… コスプレ画像含む個人情報を流出w
処女で腐女子レイヤーの小ローリー ◆FfZ2kXmjp2煽り厨オバサンは
のちにID変更し忘れて、複数回線で自演してたことや
けいおん関連スレにコテなしで常駐してることまで発覚したが未だに見苦しい言い訳で否定で失笑されてるw
処女で腐女子レイヤーの小ローリー ◆FfZ2kXmjp2煽り厨オバサンが
日本と国産品に恨み節を放ち反論され図星だと即発狂で信者、ネトウヨと口走るのは在日の関西人であるがゆえw
この様に容姿以上に乏しい知能と要領の悪さを嘲笑され癇癪起こしてとっくの昔にクビになった
障害者雇用の工場勤務を装い17時以降からコテつけて嫌日家としてアスペルガー独特の執着心を発揮
2ちゃんで日課のフジゲンに誹謗中傷と懲りずにBL同人画像蒐集に没頭する姿にはただただ呆れて露骨なスルー対応の日々www
処女で腐女子レイヤーの小ローリー ◆FfZ2kXmjp2煽り厨オバサンなる無職の在日醜熟女と会話するのは
処女で腐女子レイヤーの小ローリー ◆FfZ2kXmjp2煽り厨オバサン自身の自演か同類のキチガイのみとなっている★
731 :
紫檀電像俳優 :2011/09/29(木) 20:35:29.22 ID:WPmd9wyr0
FAB4は、GとかDとかCを開放弦の少ない押さえ方をしている。独特の響きだなぁ 。 Tell me why の終わりでジョージが、A13なんて使ってるが、1964年当時、JAZZ以外でA13なんて知ってる人はいたんだろうか? 日本の楽譜ではA6とかで書かれてるが、ジョージの努力を大事にしてA13と広めたいです。
732 :
紫檀電像俳優 :2011/09/29(木) 20:42:41.42 ID:WPmd9wyr0
コードではなくコード進行ということで、、ちょっと、、 HELPのサビはニ長調に転調してるなぁと思います。四度の転調というのは彼らの得意技?? 抱きしめたい、From me to you (駆け巡る青春)、Hey Judeにも出てくる定番ですな。
ほんとに、特にJohnはどうしてあんなコード進行を思いつくんでしょうか。不思議でならない。 「Help!」「Strawberry Fields Forever」「I Am The Walrus」 この曲ってキーは何?って聴かれて、「え〜っと…」と考えてしまうような曲ばかりですが、どれにも曲中で転調感があまり ありません。 もうすでに「キーは何」ということはまるで考えずに作ってるようにも思えますけど、普通そういう作り方すると転調感は生じるし、 不自然に感じる部分も出て来がちなんですが。 「Help!」のサビで明らかにBマイナー(Dメジャー)に転調はしてますけど、それまでのキーAのダイアトニックにはないGが出て来た時、 違和感、転調感がないのも、AメロでD/G/Aという動きをすでに聴かせてるからなのかな?と思います。サビが曲頭というのも理由の 一つかもしれないですね。 本当に計算され尽くしてる感がありますが、Johnなら全然考えずにやってる気もします。 「Help!」のサビはメロディの始まりの音がEですが、この音はコードに対しては11th、6(13)th、ルート、となって行き、あのスリリング な雰囲気から徐々に安定して行く感じを出す重要な要素になっていますね。これまた果たして意図的なのかどうか…。
>>731 コードネームで書くと難しそうに見えるけど、
ギターでのコードフォーム自体は簡単で、理屈やコードネームなど知らなくとも
なんとなくやっているうちに偶然できそうなコード。
ジャズ・ブルース・ロックがまだ渾然とした部分があった時代だから
コードネームも知らずに使っていたギタリストとかいくらでもいたと思うよ。
735 :
734 :2011/10/01(土) 00:43:08.04 ID:???0
かく言う俺も「A13?どんなんだっけ?8、9.10、11・・なんだこれか」と、 コードネームも知らずに、気分でてきとうに使っていたクチ。
You've got to hide your love away とかコードネームで語るとえらいことになるよ。 コードフォームを見ればなんてことないんだが。 気持ち良い音を探っていたら、たまたまああなったってだけでさ、 あんまり理屈で考えすぎると、音楽の本質から離れちゃうよ。 俺も曲を作ったりアレンジした時は、どうにも自分でも説明つかない音を使ってしまうことは普通にある。
リバプールのア・ハード・デイズ・ナイトホテルのマークは 頭のコードのダイヤグラムになってるんだな。 それによると GAFGCG という並び。 なるほどこういうフォームもあったかと思ったが、Dが含まれていないなあ。 すくなくとも12弦の方のフォームは違うと思う。Dははっきり聞こえるんで。 これを参考に久しぶりにフォームを探ってみたら FADGCG の並びでアップストロークしたら一番近い感じ。 これやると毎回答えが少し違うんだよなあ。 (前回の答えは×ADGCGで12弦の方ではFは入っていないことにしたが 今聞くとやっぱりなんとなくFの響きを感じる)
またそれか…
739 :
ホワイトアルバムさん :2011/12/15(木) 09:13:15.39 ID:/eF7AYVW0
保守age
★ 社会から孤立した在日大阪人 自称ズーム君こと甘くてショッパイ塩キャラメルおばさんのウダウダした粘着水掛け論がキモチわるい
★大阪住之江区の低所得者が入居する実家のボロ団地で無職のニート生活を送り社会と他人を妬み恨むズーム真理教を組織する
スーザン・ボイル似で自称ラムダ・ズーム君こと甘くてショッパイ♀イカの塩キャラメルおばさん煽り厨は
未婚と閉経でストレス下にあり人間関係が不得手で権力を求める傾向にあり注目を浴び興奮を得る為か世の中の為と思ってか
妄想による架空の人物・ブル厨船橋を連呼する程、千葉を愛するおばさん
★図星の指摘には自己紹介乙、お前の方がと改変オウム返しになりがちなのも更年期障害で頭と心が弱っているため
★自称ズーム君こと甘くてショッパイ塩キャラメルおばさん煽り厨は⇒実家の貧乏団地生活を激白、自演失敗で自らを罵倒⇒無茶な脳内統合
Get Backすら理解不能な低脳低学歴と墓穴の神が降臨中で全部裏目で現実逃避w
★自称ズーム君こと甘くてショッパイ塩キャラメルおばさん煽り厨本人による墓穴や物忘れの記録
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1309594457/9-11 ▼
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/classic/1309955076/15-16 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1309594457/14-15 ▼
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1319336351/6-14st ★ズーム真理教は自称ズーム君こと甘くてショッパイ塩キャラメルおばさん同様の低脳低学歴の煽り厨おばさんが信者の特徴で
アンカーなしで煽り最後は必ず共通認識の奇妙な呼び名を喚き相槌する別の老婆と意気投合と自演が鉄板w
★おばさん煽り厨の発作的語彙は生・塩キャラメル,イカ,自演,発狂,脱糞,露出,死ね,馬鹿,阿呆,サザエ,昭和,車イス,ドン引き…からの
マジキチ,ジャズ珍,不惑,あの人,シゲッチ,中曽,ジジイ,爺さん,スカトロ,私怨の個人名,ブル厨を連呼で被害妄想認定と一目瞭然w
★80年代に定員割れの女子短大に不合格した実績を持つ極貧育ちの低脳低学歴で頑固な自称ズーム君こと塩キャラメルおばさんは処女
★ズーム君など甘くてショッパイ塩キャラメルおばさんのコテ(=ホーリー・ネーム)が複数あるのは多くの偽名を使った福田和子おばさんへのオマージュと
塩キャラメルおばさんとバレない為の偽装目的が 塩キャラメル 連呼のAAで正体発覚。現在はひたすら(〜笑)で攪乱・陽動・火消しの日々w
741 :
マリオ :2011/12/30(金) 10:09:20.71 ID:uGQT83g/0
もとPRSのマリオです。She loves youのwith the love like thatのあとはD augかなぁと 長年考えていますが、皆さんはどうでしょう?
スレッドの趣旨すらわからん馬鹿にコードなんか理解できるわけが無い
743 :
紫檀電像俳優 :2012/04/29(日) 09:05:27.27 ID:dhCqbSju0
もと、マリオまたはPRSです。 If I fell 奇跡の名曲ですが、中々ハモってくれる人が少ない。。下を歌うと一緒に歌われちまいます。 ジョンはハンブルグ時代に結構ジャズの勉強をしていたのかなあ。 Ebm7 → Ab7 → Ddmaj7 → Bbm7の2516のコードの二小節目を代理コードに置き換え7thをなくすとると あら不思議、
ジョンのITWON’TBEWRONGの E D#aug D6 C#7 なんて思いつくのかね なんとなく思いついたメロディーに対してポールに コードを充ててもらった 説を採りたい
745 :
ホワイトアルバムさん :2012/05/04(金) 16:14:07.11 ID:HZbf8lpU0
>>744 特に説に反対するわけではないが、あんたのそれ、難しい事はジョンには分からないから全部ポール、
みたいな思い込み短絡思考に見えてしかたないわ
あのコード進行はなんかの曲のパクリだって昔読んだぜ
>>746 ソースがないと、あんたの記憶違いかどうかもわからん
>>744 Not a Second Time といい、初期のジョンはポールよりずっと奇異なコード
当ててたよ
749 :
ホワイトアルバムさん :2012/05/04(金) 22:37:13.98 ID:Hs9n340O0
E-B-Bm7-C#7と捉えたら、そんなに奇異な骨格の進行ではないし ↑のE-D#-D-C#と半音で下がるラインを主音にとって その3度上で平行してG#-G-F#-F(=E#)と半音下がりするラインをつくれば 結果的にE-D#aug-D6-C#7と呼ばれるものになっても不思議はない なんとなく思いついたコーラス隊のメロディーにコードを充てたという説には異論なし
が、ポールは関係ない
751 :
ホワイトアルバムさん :2012/05/04(金) 23:32:17.94 ID:Hs9n340O0
当てはめた結果としてのコード表記が難解に見えるわけであって
ありがちな「ジョンならではの天才的なひらめき説」というのも
それまた短絡思考ぽく思えてまた鼻白む
が、テーマの終りやエンディングの'til I belong to youを歌うくだりなど
曲全体として半音の動きが多い作品であり、
>>744 の内包するラインには作曲の意図を窺うことができる気がする
>>751 意味わかんね
別のコードでも代用できたのにワザワザっていう意味?
確かに興味深い素材ではあるな。 下降するベースラインの長3度上のコーラスライン、Bの音を中心にしたステイっぽいメロディラインとの組み合わせで あのコードになってるわけだが。 ギター自体も同じコードを押さえているので、コードネームをしっかり意識しているのは間違いないだろう。 進行自体は結構王道で、ドンピシャなやつがちょっと思いつかないが、プリンセスプリンセスのダイヤモンドなんかもこれに近い。 ただある程度コード進行の勉強めいたことをしていないと、何もなしに思いつくような進行ではない。 当時のビートルズの他の曲でのコードの付け方と比べると、ちょっと異質な感がある。 元ネタがあるのかないのか、あるとすればそれからどの程度ひねられてるのか、そのままなのか。 元ネタがなければどういうプロセスで出来上がったのか。
>>753 なんかうにうに言ってるだけで何も言ってない?
プリプリのダイヤモンドてw
>進行自体は結構王道で って言うなら、ビー以前の例ださなきゃw 数十年後ありふれてるってことは逆に 革命的なトレンドを産み出したってことになっちゃう
It Won't Be Long はいじりところ多いね 他にもAadd#9が出るけど (002320)かな こんなコード他の曲にみたことない 本来はF#7(242322)(xx4656) かBbdim(xx2323)を 充ててしまうと思うのですがね まあ何が正解という訳でもないですし 不自然じゃなければOKでやっていったのでしょうが E→C→E なんて装飾的でもないのに堂々と C(VIb)使うのもあまり知らないです
フットの後ろのA→B7→F#m7→B7と B7が2つも出るのは変といえば変 最初のB7はBaug とかBdimとかに変えると いいような気がしないでもない です メロディとコーラスが変っちゃうか ラストはG→F#7→FM7→EM7ですか (x5x477)(xx4656)(xx3555)(xx2444)と勘であたりを つけてしまいましたが FM7がF#dim(xx4545) F#m7b5(xx4555)でも違和感ない気がします が当のオジルナルはどうなんでしょう
>>756 002320はAadd♭9だね
あくまで基本はシンプルなA→Eの展開で、
そこに半音の動きをぶちこんだ結果のテンションだろう
あとV♭は有名どころではペギー・スーがある
誤 V♭ 正 VI♭
本当の正解は「♭VI」な
It Won't Be Wrong
762 :
紫檀電像俳優 :2012/06/03(日) 20:27:26.77 ID:xqE2M6UB0
She loves youのWith love like that you know you should be gladのCmの次は、Daugか、素のD7か? どちらに聞こえますか? 結構、Augの好きなFAB4ですから、、
最上級の褒め言葉
>>762 押さえてるのは普通のD7じゃない?
Daugにしちゃうと、3、4拍目で半音でメロディーとぶつかっちゃうし。
ルバートになるとこもフェルマータで思い切りぶつかりが出ちゃうでしょ。
補足 x5453xのD7なら、5度の音含まれていないので、メロディが増5の音いっても半音でぶつからない。
768 :
紫檀電像俳優 :2012/06/05(火) 22:52:12.07 ID:zfbL7bf20
最近、年取ったので再放送でしたら御免なさい。I need youのサビでチラッと顔出すA7augもカッコイイですな。 FAB4はm7-5が出てこない代わりに、aug, dim, 7+9th, 13thの類は良く出てくるのでJAZZっぽいと言うか、、独特の雰囲気を持ってますね。
おいらはコードのことはちんぷんかんぷん。何言っているかわからねーよ。どうしたらいい?
>>769 分かるようになりたければ勉強するしかないんじゃない?
驚異の勉強方とかあるのかもしれないけど、そういうのなしで育ったんで知らない。
>>768 あんた自分の言いたい事だけ言ってないで、答えてくれてる人にレスしたら?
772 :
紫檀電像俳優 :2012/06/07(木) 04:19:23.36 ID:b9NywHD10
すまんこったす。She loves you, D7の前がCm6と言う所で早くも蒙を啓かれてしまい、挫折してました。 結論は、Cm D7ではないか???と思います。ちょっとしたブルーノートはメジャーで乗り切る。 そもそも歌の入りの奇妙なフレーズはGドリアンですものね。
>>772 >ちょっとしたブルーノートはメジャーで乗り切る。そもそも歌の入りの奇妙なフレーズはGドリアンですものね。
???
なんか色々誤解なさってる気もしますが…
>>772 自分で質問しといてわけわからなくなったからってスルー?
その割に新しい書き込みしたり、結論とか言っちゃってるし…
あと年寄りでもログぐらい読めるよな?
語句検索も。
775 :
ホワイトアルバムさん :2012/07/12(木) 22:14:48.90 ID:CoQf7mqI0
ほうら、あらしが出て来たから品位が下がってしまった。言葉遣い知らない阿呆は書込み禁止
776 :
ホワイトアルバムさん :2012/07/21(土) 23:24:17.06 ID:oIK7Q5FD0
コード進行とは違うのですが、どうしてもリズムがとれません。 それはドライヴ・マイ・カーのイントロです。 頭で半拍余るとわかっていても違和感が抜けなくてアタマがとれません。 克服するよい方法はありませんでしょうか?
777 :
ホワイトアルバムさん :2012/07/22(日) 01:25:04.18 ID:OoDTN+juO
そもそもアマ時代、彼らはヘッシーズという楽器店の店員からコードを教えてもらっていたそうで、ジャズギタリストの彼のおかげで色々なコード進行を考えついたらしい
>>776 本物だけ聴いてリズムとろうとしてるから、刷り込みから逃れられないんでは?
まずリズムだけを自分で分かるように音符にしてみる。1拍ずつ「・」、1小節ずつ「|」で区切ってみた。
ター|タータラ・ターター・ターー・ターター|アーター・ターター・ターー・ターー|
8分音符「ター」、4分「ターー」として書いてみた。小節またがったタイがあるので注意。
これを「1、2、3、4ター」とカウント&アウフタクトに注意して口で何度も繰り返し唱える。
徐々に音程を付けて行くとだんだんと正しいフレーズが把握出来るようになる。
十分慣れたところで本物を聴いてみる。でもまだ刷り込みが強いかもしれないので、最初の8分音符をアウフタクトとして聴けるように
注意しながら何度か繰り返し聴く。ダメならこのプロセスを繰り返す。
779 :
ホワイトアルバムさん :2012/07/22(日) 20:25:46.18 ID:IV7ia6FY0
>>778 アドバイスありがとうございます。
出だしがアウフタクトに聞こえないんですよね。
よしんばそこをクリアしたとしても、更に厄介なのが2小節目に入る直前のアウフタクト「ターアー」
この「ター」がどうやってもアタマにしか聞こえません。
ホントにこの人達は芸が細かすぎる・・・
>>779 安心しな。
最初の8分がアウフタクト(4拍目ウラ)に聴こえさえすりゃ、次の小節の4拍目ウラがオモテに聴こえるはずがないから。
781 :
ホワイトアルバムちん :2012/07/23(月) 10:01:42.11 ID:kk0ONjTm0
こういうのは思考や感覚の柔軟性が問われるな
782 :
ホワイトアルバムちん :2012/07/23(月) 10:04:35.91 ID:kk0ONjTm0
>>779 >ホントにこの人達は芸が細かすぎる・・・
それに関しては、奴らの芸が細かいんじゃなくてあんたの思い込みが激しすぎるんだと思うが…
>>776 表裏じゃなくて、変拍子として覚えるのはどう?
ほとんどは知っているコードの種類が歌いたいメロに追いついてないだけ。「なんかいいじゃんこれ」のアマチュアリズムこそが彼等の最強秘密兵器。
785 :
ホワイトアルバムちん :2012/07/31(火) 10:39:23.23 ID:qTdWFMK+0
787 :
ホワイトアルバムさん :2012/08/30(木) 06:36:15.97 ID:Lxex4XaU0
>>786 大変面白かったです。全編一気に見ました。このシリーズ他の作品もこれから見ます。
いい情報ありがとうございました。
我らがブライアン・ウィルソン 如何にも音楽教育を受けたサウンド・プロダクション でアマチュア精神と意気込みで押し切っているB4の連中より 明らかに洗練されている B4もそれがいいんだといえばいいんだけど Girls On The Beach,Surf's Up,'Til I Dieなんかのコードの使い方と進行は 凄いもんだよね
>>788 カリフォルニアのサーフィン兄ちゃんたちww
ビートルズは荒くれ港町の不良なんだよ。
軟弱波乗り野郎といっしょにするな。
その実態は、カリフォルニアの引き篭もり薬厨
Tell Me Whyのイントロって、Em7とA7の繰り返し? それとも、E7とA7? 曲中の展開を考えるとEm7だと思うんだけど、なんかEm7がE7にも聞こえます 定説はどうなのですかね?
791 パカな人発見
>>793 以前その話題はあったと思うのだが、別スレだったかな?
イントロでは
ジョージはEm(7)>A(7) (カッコ内は完全には聞き取れてなくて、いまひとつあいまいなので、こう書きました)
ジョンはE7>A7
で、GとG#の音を半音でぶっつけています。
あと、歌中も(おそらく)ジョンは、大サビ以外ではE7を弾いているように聞こえます。
このコードをE7−10とする意見もありましたが、
この和音は、3度のオクターブ上、10度のG#を半音下げているのではなく
あくまで3度のG#に半音下げたGをぶつけているので、この表記には違和感があります。
(なによりも、E7−10のいわゆるジミヘンコードで弾いてみると、まったく違う和音に聞こえます
正式なコード表記のやり方は知りませんが、無理矢理この和音を表記するならE7add-3でしょうか?)
定説もなにも、私の知る限りでは、知り合いのバンド関係者との間で一度話題になっただけで
(その時に耳コピして上に書いたことを聞き取った)
文献などには全く触れられていないと思います。
まあ定説があったとしても「定説はまず疑ってかかれ」がモットーです。
>>795 なるほど。
ジョンとジョージで違うコードを弾いているとはなかなか面白い。
代理コードを弾いているのとは意味が違いますものね。
だから、Em7にもE7にも、どちらにも聞き取れるということになるのですね。
797 :
795 :2012/11/12(月) 00:50:52.14 ID:???0
>>796 久しぶりに聞き直してみました。
ジョージは(左チャンネル)
(779)787のEm7
(575)655のA
でした。1〜3弦の音しか聞き取れなかったので4〜6弦は括弧に入れました
1〜3弦だけ見たら G、Aのコードになっている。
ジョンの方は(右チャンネル)
779797のE7
575685のA7
こちらも全部の弦の音が聞こえているわけではないですが
おそらくこのコードフォームだと思います。
エンディングでジョージが細かくコードを変化させていることから想像するに
これもちょっとジャズっぽい響きになるように狙ってやっていると思えますね。
798 :
ホワイトアルバムさん :2012/11/12(月) 08:29:21.68 ID:29n+6OUS0
>>797 ジョンがE7をそんな押さえ方するとは思えない。ええ、ただの勘ですけど。
ビートルズ以外にも同時期に自作を出してきたバンドは 他にもあるよな 米のビーチボーイズはじめ ペースメイカーズ、DC5などもいろいろ議論解析の余地はある
funya
804 :
ホワイトアルバムさん :2014/04/08(火) 22:31:56.14 ID:vbQ+pSAR0
くだらねえ
晒しage
珍スレ
ビートルズが何より恐ろしいのは、既存の音楽理論に当てはまらないことをやっているのに、言われなきゃ気付かないくらい自然な曲を作ったところだと思う
ビートルズ「だけ」が特別素晴らしい楽曲を作った という認識だと相当間違った世界に行っちゃうよな 狂信的な思考を持った奴にこういうのが多い
こんなスレあったのか 良スレ
>>808 既存の音楽理論に当てはまらない、は言い過ぎ
811 :
ホワイトアルバムさん :2014/07/15(火) 12:06:42.59 ID:f0GB67Af0
ここが一番良さそうなので質問させて下さい Yesterdayをテキサンで1音下げて弾いてます ど頭のGフォームで6弦3フレットのF音だけどCDのあの感じが出せません CDだともっとテンションが低い感じがします アドバイスお願いします
>>CDだともっとテンションが低い感じがします 意味不明 弦を変えてみては?アコならへビィゲージ寄りのほうが 硬質なしゃきっとした感じになる ライト寄りなら当然柔らかい感じに
>弦を変えてみては?アコならへビィゲージ寄りのほうが 硬質なしゃきっとした感じになるライト寄りなら当然柔らかい感じに 意味不明
弦を変えろってことだよバーーーカ そもそも何妙に細けえことこだわってっるんだ マニアづらかよ 経営難になったメーカーは経営者が変われば方針も変わる 製品も別物になる 今のテキサンが当時のテキサンであるわけがねえよ
>>811 弦の太さは関係ないのでキチガイの回答はスルーして下さい
当時ポールはナットだけを替えて弦を張り替えています
サドルはそのままでしたのでその関係でCDのような軽い感じ?のベース音が生まれたんだと憶測します
またミュート気味にするのもポイントです
生半可な知識だけど良かれと思って丁寧に答える ↓ もう少しだけ知識のあるヤツが意地悪くつっこむ ↓ 態度豹変 ↓ gdgd
かなり死んでしまった弦でスラップ気味に弾くとああいう感じになると思うけど スラップって言ってもベースのサムのやり方ではなく、むしろプル。上に引っ張る感じ 弦高が低めなのも条件かな
そもそもスレチだしな
自分の知識が及ばないことはスレチ扱いw
もうこの板煽りたい馬鹿しかいないのか
821 :
ホワイトアルバムさん :2014/07/20(日) 02:05:15.58 ID:iterbSTB0
>>811 弦を下げる
弦を低く調整したギターを、1音下げてるため
ネックが逆反りぎみになって、さらに弦が下がり、
弦がフレットに当たって
プツンプツンとミュートされた感じになっている
読んでいて2、3でも理解出来るのがあるとビートルズの凄さはもちろん、自分が賢くなった気がするからここは大好き。
ヒアゼアのC→F#mはBmに向かう前のタメ的な理解ができるけど、 セクシーセディのF#7→Cはよくわからんとです。