ビートルズのギター・プレーを、一曲、一曲「現象学」的に (専門用語なので知らない方いたらごめんなさい)記述する作業してるんだけど、 一文の金にもなりません。一例↓ 「A HARD DAYS NIGHT(1964)」 VERSE1 リッケンバッカー325、12弦リッケンバッカー、 更にアコースティック・ギターを重ねて、「ジュリジュリーン」 とGSUS4というコードを一気にかきならす。 「its been a〜」という歌いだしの次に、「チャチャカチャカチャカ」 という3連譜のリズムでG〜C〜Gとカッティングする。 この時トニックのGに対し、Cはサブドミナント(一時安定)のWである。 更に、4小節目でFコードが出てくるが、これは不安定感をあらわすXの コード、Gに解決する。「But when I〜」からはサブドミナントであるC、 ドミナントXそしてGに解決する。この間、シンコペーションで一拍目を 遅らせ、「チャッ・チャッ・チャカチャカ」のリズムをキープする。 「Will make me feel alright〜」ではG〜C7〜Gと途中でサブドミナントW7 が入る。
残念ながら同じチューニングでは無いよ。 そりゃ中には全部同じって人もいるかもしれないが、 ジョージの場合、1,2,3弦がユニゾン?で4,5,6は1オクターブ高いセットだよ。 そうじゃなきゃ他の12弦使用の曲(例えば I should have known betterやI call your name)なんかも いちいちオクターブ上のダビングしてる事になっちまう。 あなたの話だとそうなるよね。 別にケンカ売ってる訳では無いのであなたがそう思ってるのならそれでいいけど。 機会があったらこのセッティングの12弦ギターを弾いてみるといいよ。