【bayFM】ビートルズから始まる【小林克也】

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2005年12月25日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(12月25日)
　・1964／1965年
　　　〜ロンドンでクリスマスショー開催
　・1965年
　　　〜イギリスの海賊放送／ラジオ・キャロラインのために、クリスマス用のメッセージを送る
　　　　BBCテレビ「Top of the Pops」で「I feel fine」他4曲を演奏

□ジョン・レノン　生前最後のインタビュー
　・俺は、ポールやリンゴのことについて話をするけど
　　ジョージの話はしない
　　それはなぜかというと、ジョージが出した本「I Me Mine」に、とても傷ついたんだ
　　その本で彼は、ジョン・レノンについて全然触れていない
　　彼が出会って影響を受けたミュージシャン
　　どうでもいいような、サックス。プレイヤーの話は出てくるのに
　　俺は、全然出てこない

　　俺のことを、家族を捨てた父親のように思ってるんだろう
　　うぬぼれじゃないけど、出会った頃、彼は俺の弟子みたいな存在だった
　　学校の後輩で、俺はもう性体験を済ませていたけど、彼はまだだった
　　ジョージはガキんちょで、俺と結婚したシンシアのあとをくっついてあるいていた
　　ちょうどいま、ダコタの前にいる若者みたいにね
　　シンシアが聞くんだよ「あの男は誰？」って
　　その後、ジョージはだんだん感じが悪くなるんだ
　　俺が思っていたような人間じゃなかったからだろう
　　それで、俺に対する評価が変わって
　　俺をそんなに慕わなくなるんだ

　　〜George Harrison「My Sweet Lord」

　・本には、彼の書いた曲が誰に影響を受けたとかについて書いてるんだけど
　　俺の名前は全然出てこない
　　編集者の意図とかではなく、間違いなく彼の意図でそうなってるんだ
　　
　　彼の作品「タックスマン」の歌詞を一部考えてやったんだよ
　　ちょっと気が進まなかった
　　でもジョージのことを大好きだったから
　　その日の午後、ジョージから手伝って売れないかと電話が掛かってきた時に
　　いいよと返事をしてやった

　　最初の頃のジョージとリンゴが歌ってる曲は
　　彼らが歌いやすいようにと、俺が選んだものだ

　　ジョージがマイ・スイート・ロードで訴えられた
　　彼は、分かってたはずだ
　　俺も昔は、誰かの曲が頭の中にあって
　　何小節か自分のものに変えて作ったものだよ
　　意識して自分のものに書き換えるんだ
　　そうしないと訴えられてしまうからね
　　でも、彼はそのまま使ってしまった

　　ハッキリさせておく
　　誤解しないでくれ、彼のことは大好きなんだ
　　ビートルズは終わったけど、彼らとの関係は続いている
　　俺は、彼らのことが好きなんだ
　　本に腹を立てたからといって、彼のことが嫌いになったわけではない
　　俺と彼らとの関係は複雑だ
　　つまらないことにこだわりたくはないし
　　波風を立てるなんて馬鹿げてるからな

　　〜The Beatles「Taxman」

□リクエスト
　・予備校生だった頃、当時付きあっていた人が
　　クリスマスプレゼントに、歌なら歌えるよと言って「オブラディ・オブラダ」を歌ってくれました
　　何年経っても、彼のようにうまくは歌えません(住所不詳／女性)
　　〜The Beatles「Ob-La-Di, Ob-La-Da」

　・先日テレビで、1980年に来日したポールの映像が流れていました
　　この映像を見て真っ先に思い出したものをリクエストします
　　音楽じゃないので難しいかな？
　　若者よ、大麻なんか吸ったらダメだぞ！(市原市／男性)
　　〜スネークマン・ショー「はい、菊地です」
　　　(小林)菊地をやっていたのは伊武雅刀
　　　　　　ポールをやっていたのが僕です
　　　　　　初めて聞いた人はショックを受けてしまうかもしれませんね

　・先輩の影響でビートルズにはまりました(土浦市／男性)
　　〜The Beatles「Strawberry Fields Forever」

　・毎週欠かさず、仕事中に聞いています
　　妻も聞いています　二人ともビートルズが大好きです(つくば市／男性)
　　〜Paul McCartney「Hope Of Deliverance (明日への誓い)」

　・少年時代「ベストヒットUSA」を聞いていました(松戸市／男性)
　　〜Earth, Wind & Fire「Got to Get You into My Life」
　　　(小林)ジョージ・デュークの曲がないので…
　　　　　　この曲がビートルズのカバーとしては、一番格好いいなと思います

　・アイム・ルーザーって、どんな曲でしたっけ？(住所不詳／性別不詳)
　　〜The Beatles「I'm a Loser」

　・CDが売れなくなる時代と聞きますが
　　少し前は、100万枚単位で売れてたんですよね
　　そう考えると、ビートルズは安定してますね(上尾市／男性)
　　〜The Beatles「Norwegian Wood」

(小林)
　ベイビーフェースに、インタビューしたんですけど
彼もビートルズを聴いてるんです。

俺のことが書かれていない…って

じゃあ、リンゴやポールのことは書かれているのか？

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年1月1日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月1日)
　・1962年
　　　〜嵐のような天気の中、デッカレコードのオーディションを受けるため
　　　　リバプールから自分たちで運転してロンドンへ
　　　　遅刻してきた担当者マイク・スミスの前で15曲を演奏
　　　　トレメローズのライブがあるからということで、マイクはディック・ロウに仕事を引き継ぐ
　　　　その、ディックからエプスタインへの電話
　　　　「もう、ギターのグループは時代遅れです」
　　　　人の良いジョージは「ローリング・ストーンズというすごいグループがいるよ」と
　　　　後にデッカレコードに勧める

□ジョン・レノン　生前最後のインタビュー
　・僕のことを「一生夢を見て過ごす怠け者」みたいなイメージがあるけど
　　僕の通知票を見たいと思うかい？
　　通知票はずっととってあるんだけど
　　ジョンは本当に怠け者ですって、ほんとうに書かれているんだ
　　でも、僕は怠け者じゃないんだ
　　僕はそんなに怠けてはいない
　　普通の人が10回の人生でやることをやって来たんだ
　　ビートルズの10年間だけでも、すごいことをやって来た

　　真夜中に電話が掛かってきて、ペルーを救えなんて言ってくる
　　僕は政治家じゃないし、人が抱いている僕のイメージに合わせるつもりはない
　　僕は、いつも全部のことが分かっている人間じゃないんだよ
　　色んなことを失っては取り戻し、失っては取り戻してきた
　　人と違うのは、僕はそれを丁寧にやる人間なんだ

　　〜John Lennon「Watching The Wheels」

　・ロンドンに住んでいると、いまだに僕は歩き回ることが出来ない
　　でも、ニューヨークなら大丈夫だ
　　ここに、ロンドンのボールルームのライブのレコードがあるんだけど
　　あればすごかったよ
　　ジョンとヨーコは前衛的になりすぎたのかな
　　半分ぐらいが帰ってしまった
　　こうしたことが僕らのエネルギーになるのかな
　　昔は僕らの言うことに誰も耳を貸さなかった

　　僕は注文を受けて曲を書くことも出来る
　　僕の職人的な部分だ
　　僕には、そういう才能がある
　　僕は、どんな音楽でも書ける
　　もし、セクシーな音楽が欲しいと言われればそれも書ける
　　ただし、それは楽しい仕事じゃないけど
　　ヨーコとの仕事では、僕の限られたプレイの中から彼女が選ぶとか、自由に書いてきた
　　
　　〜B-52's「Rock Lobster」（「ジョン＆ヨーコの影響を受けている」とジョンが発言）

□リクエスト
　・2006年のビートルズに関する夢を考えてみました
　　1位：Let it Be ... NakedのDVD発売
　　2位：ポールのライブにリンゴが飛び入り
　　3位：ジョージのライブDVD発売(調布市／男性)
　　〜The Beatles「I Want to Hold Your Hand」
　　　(小林)DVDの件ですが、そんなに映像残ってないんじゃないかな…

　・盆とか正月とか日本的なイベントがある度に
　　ジョンもこういうことをやっていたのかなと思ってしまいます(住所失念／男性)
　　〜John Lennon「Jealous Guy」
　　　(小林)半分ぐらいは好きで、半分ぐらいは嫌いだったみたいです
　　　　　　本当に好きだったら、日本語だって勉強していたはずなのに
　　　　　　それほどしゃべれないとか…

　・我が家には、ジャニーズ好き母のものと僕のビートルズで
　　CDが二枚しかありません
　　そんな、ビートルズしか知らない僕が、邦楽の中で唯一
　　良いなと思った曲です(土浦市／男性／中2)
　　〜ORANGE RANGE「キズナ」
　　　(小林)ORANGE RANGEも、すごく良いグループになってしまいましたね

　・年末年始でまったりしていますが、就職活動で私は大変です
　　北方領土に土地を持っていて、返還されたら就職なんて…と豪語している奴がいるのですが
　　そいつに現実を教えてやりたいです(流山市／男性／大学生)
　　〜The Beatles「Back in The U.S.S.R」
　　　(小林)ポールの作品です
　　　　　　U.S.S.Rってのは、昔のロシアですよ

　・私は正月が嫌いです(茨城県／男性)
　　〜The Beatles「Revolution」

　・成人式ですね、実は私は新成人です
　　親戚や親などが振り袖をくれるので、当日は三着ぐらい着れそう
　　可愛くて良かった〜(調布市／女性)
　　〜The Beatles「I Feel Fine」
　　　(小林)コラコラ
　　　　　　あなたもビートルズのように成長してくださいね

(小林)99年4月から始まったこの番組は、もうすぐ8年目です
　　　12回目となる公開録音も、2月7日にクラブ・イクスピリアで行われます
　　　この番組は、ある人にとっては「そんなの知ってるよ」だったり
　　　あたある人にとっては「知らなかった」ことだったりで
　　　7年やってますが、それこそ70年やるかもしれません
　　　 ── そんなにやらないか

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年1月8日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月8日)
　・1966年（来日の年）
　　　ミック・ジャガーの新年パーティーに、ジョンとジョージ、リンゴが招待される
　　　ポールはリヴァプールの実家へ
　・1969年
　　〜ポール、ジョージに対して
　　　「お前は楽器もろくに演奏できないし、良い曲も作らないし」と皮肉る
　　　さらに、ジョージはジョンともゲット・バック・セッションで大げんかし、リヴァプールに帰る
　　　ジョージが帰った後、ヨーコがジョージが座っていたところに座り
　　　ヨーコの「あ〜あ〜あ〜あ〜」という声を、残りの3人がバックアップした

□ジョン・レノン　生前最後のインタビュー
　・それは突然、歌として僕の中に蘇ってきたんだ
　　数年の間、子育てを中心にずっと歌から遠ざかっていたのに、急に歌が出てきたんだよ
　　本当にインスピレーションで書いた曲ばかりが、僕のアルバムには入っている
　　苦心してひねり出した曲なんか、1曲もないんだよ
　　これまでは、インスピレーションがなくなったとか、ひらめきがなくなったことは
　　何回もあるよ、毎度ひらめきがなくなったんだよ
　　例えば、ヨーコのアルバムでも、僕はヨーコよりも精神的に混沌としていたと思う
　　Walls & Bridgesのアルバムを聴けば分かるけど、そこにいるのは鬱状態のジョン・レノンだ
　　国外追放だ、なんだかんだといった問題と何年も闘っていたせいだと言えるかもしれないけど
　　とにかく、サウンドは鬱だね、暗いね
　　机の作り方だけは知っていても、作った机に魂がこもっていないのと同じだね

　　僕は、アルバムをけなしているわけじゃない
　　ただ、あのアルバムには、僕がどういう状態だったかが現れている
　　あのころを繁栄しているんだよ
　　まったく、あのころの僕は、最後の息を使い切るような鬱の状態だ
　　でもあれは、紛れもなく僕の息づかいだったけど
　　なんだって、続けるよりも辞める方が難しいんだよ

　　僕は、両方やった
　　辞めて、そして、続けた
　　1962年から73年まで、要求されたとおり、スケジュールされたとおりにやり続けた
　　だから、辞めるのは辛かったんだよ
　　例え、男が65歳で突然、もう存在すら認められなくなって、会社から追い出される時の気持ちは
　　こういうもんだと思ったな、僕は考えたんだ
　　本当に辞めて良いのか？　会社へ行くとか、何かしなくて良いのか？
　　何かを作らなくて良いのか？　自分の名前が新聞にもヒットチャートにも載らない
　　レコードも出さない、いつものクラブにも姿を見せないとしたら
　　僕は「存在していない」ということだ
　　だから、会社勤めの人が65歳になって、誰かがやってきて
　　長いオーク材のテーブルをきっちり3回叩いて
　　「どうも今までありがとう、ご苦労様
　　これからはゴルフでもやってください」
　　と言われるようなものだったんだよ
　　だから、その時はとてもすごい精神的な決心がいったね
　〜John Lennon「Dear Yoko」(Double Fantasy / 1980)

　・Dear Yokoっていう曲は、なんていうか、何年も一緒にいる僕たちなのに
　　君がいないと僕は寂しい、まあ、この歌詞の通りなんだよ
　　これ、良い曲だよ
　　僕のカミさんのことを歌ってるわけだ
　　他の歌詞だったら、実際の女かどうかは別として
　　「愛するサンドラ」とか他の名前にしたんだろうけど
　　僕は自分のカミさんのことを書いた
　　それから、Every man has a woman who loves him ── これは
　　愛についての曲だね、人は直感的に何かを察した時に
　　そこから逃れようとしたり、隠れようとしたりする傾向がある
　　決して、ストレートに感情を表現することが出来ないんだよ
　　自分の曲でとてもうまく自分を表現してると言える

　　Dear Yokoでもそうだった、綺麗な曲だし、素直な言葉ですべてが表現されている
　　曲の内容は本当だよ、お母さんは君を愛してるだろ？
　　世界中に一人はいるんだよ、愛してくれる人が
　　それが分かるという、慰めにもなるね
　　人は逃げようとするから、チャンスを逃してしまう
　　直面しなきゃ、心を開かなきゃダメなんだよ

　　それから、Hard times are over ── 辛い時期は終わったという曲だけど
　　それについては、この曲は祈りなんだよ
　　あまり良くない状況で、ヨーコが書いた
　　精神的にではなくて、ヨーコがいた環境に問題があった
　　彼女はまったく一人で、孤独ではなかったけど、とにかく一人だった
　　世界に逆らっているみたいな、そんな状況
　　で、この曲が確かな祈りとなったわけだ
　　インスピレーションになったのはヨーコと俺が車でサンフランシスコから
　　ニューヨークまで大陸を横断していた時のことなんだ
　　その時、ガソリンを入れるか何かで、名もない街に車を停めたんだ
　　その時のことを思い出してひらめいた
　　運転手がガソリンを入れている間、ヨーコと僕は通りの角に立って
　　お互いを見つめ合っていた、街の名前すら知らなかった
　　お互いの目を見つめ合っていれば、どこにいようと構わない、そんな感じだった

　　これが、Double Fantasyのアルバムだ
　　だけど、タイトルは変わるかもしれないな
　　Double Fantasyって、ヨーコが変えるかもしれないからな
　　神の啓示を受けて、このアルバムを作ったんだものね、ヨーコが
　　僕は、確かめた方が良いって言うのは、ヨーコが変えるかもしれない、変更はあり得る
　　今、僕は新しいスタジオにいるけど、次の瞬間には海のまっただ中にいるかもしれない
　　先のことなんて、誰にも分からないんだよ

　　(小林)先のことなんて誰にもわからないんだよ ──
　　　　　これが、ジョンが最後に残したインタビューの言葉でした

　〜Yoko Ono 「Every Man Has A Woman Who Loves Him」 (Double Fantasy)
　〜Yoko Ono 「Hard Times Are Over」 (Double Fantasy)

□リクエスト
　・家にいる時に、CDかラジオが流れているという生活でした
　　ラジオはチャンネルを変えるのが面倒だったので、ずっとbayfmのままでした
　　結婚を機に、またラジオを聞くようになり、この番組を知りましたが
　　もう7年も放送していると聞いてがっかりです
　　10年来のビートルズファンなのに、
　　最初の頃から聞けていれば、どんなに良かったことか(厚木市／女性)
　　〜The Beatles「Savoy Truffle」(The Beatles)

　・僕の周りの友達はビートルズを聞いていなく
　　僕のことをおかしいと言います(佐倉市／男性／15歳)
　　〜The Beatles「Free As A Bird」(Anthology 1 / 1995)
　　　(小林)人間、二種類いて
　　　　　　「人と同じようになりたい」っていうのと
　　　　　　「人とは同じになりたくない」というのとありますからね

　・正月はきっと、ストリートで歌っています
　　地元では、有名人になりつつあります
　　しかし、もともとベースをやっていたのに
　　ドラムの打ち込みをがんばりすぎたせいで
　　メンバーから「お前はベースが下手だからボーカルをやれ」と言われてしまいました
　　今年は、ベーシストになるのがの目標です(東京都／男性)
　　〜Paul McCartney & Wings 「Mull of Kintyre」(1977)
　　　(小林)ボーカルといえば、グループの顔なのに贅沢な悩みだね

　・今年は僕にとって勝負の年です。
　　もうすぐ大学受験でかなり焦っています
　　この2年間は地獄で、楽しみはラジオだけでした(柏市／男性／18歳)
　　〜The Strokes「Juicebox 」(First Impressions of Earth / 2005)

　・僕の友達に、日本一のビートルズおたくを自認するやつがいますが
　　デビュー曲は？と聞くと、そいつは「そんな当たり前の質問には答えられない」と言って
　　逃げています。そういうそいつは、「今年は戌年だからと“ヘイ・ブルドッグ”がよくかかる
　　だろうと予測しています(茂原市／男性)
　　〜The Beatles「A Hard Day's Night」 (A Hard Day's Night / 1964)
　　　(小林)英語では「犬」ってあまりイメージが良くないんだよ
　　　　　　この曲でも「犬みたいに働いてさ…」と歌われてます
　　　　　　日本では「戌年だから」と犬に関する曲がかかったりしますが
　　　　　　英語が使われている国ではイメージが悪いので、そういうことはありません

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年1月15日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月15日)
　・1964年（全米No.1獲得）
　　　フランスの劇場での仕事のためにパリへ
　　　この日だけで、12000人がファンクラブへの入会を希望してきた

□ジェリー・マースデン（ジェリー＆ペースメイカーズ）　インタビュー

　・はじめてビートルズに会ったのは
　　彼らがまだ、クォーリーメンと名乗ってた頃だ
　　僕が14か15の頃に、一緒にショーにも出た

　　ピート・ベストがやめたのは
　　ジョージ・マーティンが、リンゴの方がよいと言ったからじゃないのかな
　　僕には良く分からないけど
　　リンゴの方が合っていたとは、思えない

　　ジョンは、すごく良い友達で
　　みんなが言うほど、攻撃的な人間じゃない
　　いつだって、ケンカにはのってこない人間だった
　　一言多いかもしれないけど
　　悲しいのは、ジョンが殺されてしまった時
　　彼は人生で最高の時を迎えてたんじゃないかなってことなんだ

　　ジョージは、あのグループにピッタリはまっていた
　　年なんて関係ない
　　才能が有れば認めてもらえたんだ

　〜The Beatles「Eight Days A Week」

　・僕たちは1950年代の終わり、一日に7時間も演奏を続けていた
　　ビートルズもそんな仕事をやってたんじゃないかな

　　ハンブルグは、やばいところだと思われてるかもしれないけど
　　そんなことはない
　　僕に言わせれば、ハンブルグが僕たちを育ててくれた
　　ひどい暴力沙汰なんて、なかった
　　受け入れられる程度のものだ
　　ナイフを持ち出されることもなかった

　　スチュ・サトクリフは素晴らしいと思うよ
　　ビートルズにとっても、素晴らしいベーシストだと思う
　　ポールは、何か言ったらしいけど
　　スチュの恋人が撮った写真には、素晴らしいものがある

　　ビートルズについて、みんなひどい話ばかり書きたがる

　　ビートルズのサイケデリック的なアイデアは好きじゃなかった
　　プリーズ・プリーズ・ミーとかのあたりが好きだった

　　殺された頃、ジョンはあの頃に戻ろうとしていたんだ
　　だから、ジョンがルーツに戻ろうとした時に殺されたのは本当に残念だと思う

　〜The Beatles「Good Day Sunshine」

□リクエスト
　・以前は、ジョンに関する話の本ばかり読んでいたのですが
　　最近は、ポールやジョージの本を読んで、ヨーコが如何にかんに障る存在
　　だったかが分かるようになりました (町田市／男性)
　　〜The Beatles「I Me Mine」

　・最近、ジャコ・パストリアスに凝っています
ベースを有名にしたという点で
ポールに通じるものがあると思います (千葉市稲毛区／男性)
　　〜The Beatles「Helter Skelter」
　　　(小林)ポールのベースがすごいね〜
　　　　　　この曲は時々かけるけど
　　　　　　聴き方を変えると、また違って聞こえますね
　　　　　　ジャコ・パストリアスは、ジャズ系の人だけど
　　　　　　ベースに興味がある人は、レッド・ホット・チリペッパーズも
　　　　　　聞いてみると良いでしょう

　・サザエさん症候群ってあるけど
　　この番組は、あまりブルーにならなくて良いです (船橋市／男性)
　　〜The Beatles「Oh! Darling」

　・仕事の合間に聞いています
　　学生だった頃、同じクラスに好きだった子がいましたたんですが
　　その子が、別の男の子を好きだという話を好きだと聞いたことがあって
　　この歌にダブりました (八千代市／男性)
　　〜The Beatles「She Loves You」

　・ヨーコの雄叫びに似たセッションが好きではありませんが
　　一曲だけ、好きな曲があります
　　たしか、「ビコーズ」かな… (土浦市／男性)
　　〜The Beatles「Because」
　　　(小林)一応、「ビコーズ」をかけますが
　　　　　　違う曲ではないでしょうか？

　・去年の秋、父が定年になりました
　　やることがないんじゃないかなと思っていましたが
　　父は、見事に裏切ってくれました
　　クリスマスイブに出かけたかと思うと
　　高級ステレオコンポとギターを買ってきたのです
　　まったく音楽に興味がなさそうだった父だったのに
　　ずっと好きなことを我慢していたんだなと思うと泣けてきました
　　さらに、翌朝ギターを弾き出したのですが
　　最初は、パンクバンドのコピーかと思いました
　　いまだに、ギターの腕は上達していません (船橋市／女性)
　　〜The Beatles「From Me To You」

　・大掃除していたら、押入から大量のレコードが出てきました
　　リクエストが採用されたら、ビートルズを残して後は捨てます (上尾市／女性)
　　〜Deep Purple「Highway Star」
　　 (小林)珍しい曲が、かかったね
　　　　　 ビートルズは、これより古いからね

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年1月22日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月22日)
　・1969年
　　　〜ジョージが出て行ってから３日目
　　　　アップル地下スタジオで、Get Backセッション収録の初日
　　　　Dig a Ponyなどを演奏
　　　　ビリー・プレストン参加

□ポール・マッカートニー物語
　　・1942年6月18日、イギリス首相チャーチルが訪米し
　　　ルーズベルトとドイツ戦について会談 ── この日
　　　綿の販売人ジム・マッカートニーの家に初めての男の子が生まれ
　　　ジェームス・ポール・マッカートニーと名付けられる
　　　「生まれたときは、赤みの肉のかたまりのようだった」父親は後にそう話した
　　　ポールは、かわいい男の子となり、マッカートニー家のだれもが
　　　誇りを持つような人間に育っていった
　　　ボーイスカウトにも入って、女性にも親切だった
　　　後にビートルズのメンバーとなる彼らとポールが初めて会ったのは10代だったが
　　　両親達はそれを快く思っていなかった

　　　〜Don Gibson「I Can't Stop Loving You」(1958)

　　・ポールの家は、みんな勤勉だった
　　　一方、スターキー家やハリソン家は貧しく
　　　彼らが家計にしわ寄せを受け、経済的にも苦しかった
　　　ジョンは周囲にうんざりし、年に似合わない青年だった
　　　家族の意志や考えについて確固たるものを持っていたマッカートニー家は
　　　そういう彼らとつきあうことをよしとしなかった
　　　ポールは、父さんと母さんに友達はいなかったと回想している
　　　自分の背景を形作るものを打ち破ろうとしていたジョンも
　　　実は中級階級の出だった

　　　リバプールの住民達は、気の利いたジョークで知られている
　　　が、それは、経済面の厳しい面から逃避するためだった
　　　経済の反映がピークを迎えた頃は、ここよりリッチな町はないだろうと言われていた
　　　ポールの父は扱っていた綿花は、その象徴だった
　　　1915年には、当時としては破格の収入である、週5ポンドの収入を得た
　　　だが、綿はその後廃れ、リバプールは貧困の街となった
　　　
　 　〜Nat King Cole「Stardust」(1957)

　　・マッカートニー家の家計は苦しくなり、妻のメアリーも仕事に復帰する
　　　彼女は助産婦の仕事に就き、ペースは遅かったが
　　　少しずつマッカートニー家は、潤っていった
　　　テレビがカラーになったのも、街では一番最初だった
　　　「自分から何でもするようにと望んでいたのは母さんだった」とポールは回想する
　　　「ふさわしい言葉遣いをするように」とも、彼は言われていた
　　　叱られたときに母親の口調を真似して皮肉ったら、泣き出されてしまったこともあった
　　　1955年 ── マッカートニー家は、リバプール郊外のアラートンにある家に移り住んだ
　　　マッカートニー家にとって、初めてのトイレ付きの家だった

　　〜Sonny James「You're My Sunshine」
　　　(小林)当時の家には、外にトイレがあったのです
　　　　　　言葉遣いを直されたってのは、ポールのお母さんとかは上の方を向いてたから
　　　　　　日本で言うところの「ざあます言葉」なんかを使ってたんだろうね
　　　　　　で、ポールにも「そういうしゃべり方をしなさい」なんてことを言ってたんだったりして

(小林)今日はポールの少年時代をお送りしました
　　　後にお母さんは確か乳ガンでなくなって
　　　ポールがだんだんグレていくところが描かれますと思います

□リクエスト
　・学校の授業で初めて知った曲です (浦安市／女性／18歳)
　　〜The Beatles「When I'm Sixty-Four」(1967)
　　　(小林)ポールが高校時代に作った曲だと言われています
　　　　　　これは全然ロックじゃないけど、そうかと思うとものすごいハードな曲があったりして
　　　　　　ビートルズって、本当に幅広いよね

　・ビートルズとの出会いは、小学生の時カセットを父からもらって聴いたのが最初です
　　子供が成長したらこのカセットをあげようと思います (住所失念／性別不詳)
　　〜The Beatles「While My Guitar Gently Weeps」(1968)
　　　(小林)カセットは伸びたりするからだめじゃない〜？

　・アマチュアバンドがビートルズを演奏していました
　　「サムシング」などでしたが、ベーシストが選曲したのではないでしょうか？ (越谷市／男性)
　　〜George Harrison「What is Life」(1970)

　・公開録音にも何度か行きましたが、場所が変わってから行ってません (千葉市中央区／男性)
　　〜Paul McCartney「Listen to What The Man Said」(1975)
　　　(小林)「あの娘におせっかい」なんて邦題がついてますが
　　　　　　ちょっと余計かな
　　　　　　あの男のいうことを良く聞いて ── という意味です

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■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年1月29日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月29日)
　・1964年
　　　〜パリのオランピア劇場でライブ
　　　　「I Wanna Hold Your Hands」をドイツ語で録音

□ポール・マッカートニー物語 #2
　　・転居の繰り返しは、弟のマイケルにとっては苦痛だったが
　　　ポールはそれをものともせず、学校でも良い成績を収める

　　　〜Doris Day「Sentimental Journey」

　　・「お父さんはジムという平凡な人間にすぎない
　　　　でも、常識をわきまえることを教えてくれた（ポール）」
　　　慣用と節度が大切なんだと、ジムは子供たちに教えた
　　　さらにジムは、ポールが小さい頃から音楽を教えていた

　　　〜Lui Armstrong「Saint James Infirmary」

　　・「僕が小さな頃、床に寝転がっていたら、父がピアノを弾いていた（ポール）」
　　　ジムは鼓膜を破ってはいたが、自分のダンスバンドを持っており
　　　それが縁で、メアリーと結婚する
　　　
　　　〜Patti Page「Tennessee Waltz」

□リクエスト
　・11歳と9歳の娘がいます
　　7年前にはイエローサブマリンのビデオをプレゼントし
　　この年にしてビートルズのファンになりました (千葉市美浜区／男性)
　　〜The Beatles「Nowhere Man」
　　　(小林)「ひとりぼっちのあいつ」という邦題は
　　　　　　ちょっとそぐわないように思います

　・ビートルズは、僕の人生を変えてくれた神様です (市川市／男性)
　　 家の近くにビデオレンタル店があるのですが
　　 閉店時の曲が「蛍の光」から「Let it Be」に変わりました（浦安市／男性）
　　〜The Beatles「Let it Be」
　　　(小林)曲の中に「メリー（聖母マリアのこと）」が出てきますが
　　　　　　これって、ポールのお母さんと同じ名前なんだよね
　　　　　　ポールは歌いながら、きっとお母さんのことを思ってたんだろうね
　　　　　 　── と、さっきの話をやって、初めて気がつきました

　・僕の周りは、僕もそろえて洋楽とパソコンが大好きです (住所不詳／男性)
　　〜Led Zeppelin「Stairway to Heaven」

　　　(小林) ジミー・ペイジがインタビューで
　　　　　　 「ビートルズにはリンゴ・スターという穴があったけど
　　　　　　　 俺たち四人は、皆完璧だ」と語ってました

(小林) ポールがロックに走るのは、お母さんを亡くしてからなんですよね
　　　 そのあたりの話は、また──

リクエスト採用時にもらえる石井食品詰め合わせセットって
いつ届くのかなぁ。
もう1ヶ月近く経つけど何も送られてこない・・・

今週の記録はありません

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年2月12日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也
　　〜クラブ・イクスピアリからの公開録音

■ゲストによる演奏
　押尾コータロー
　　♪翼〜you are the HERO〜
　　♪ビートルズメドレー
　　♪イマジン（小林克也との共演）
　鈴木重子
　　♪Fool on the Hill
　　♪In My Life
　　♪True Colors
　　♪Hey Jude

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年2月19日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(2月19日)
　　・1963年
　　　〜キャバーンクラブに出演（二日前から列ができた）
　　　　ピート・ベスト最後のステージ
　　　　翌日は、ロンドンでBBCテレビ最初の生出演

□ポール・マッカートニー物語 #4
　　・ジョンのバンド「クォーリーメン」に、ポールが飛び入り演奏した
　　　だが、ジョンはポールの加入に対し、慎重な態度を取る
　　　「考えてみたんだーーポールを入れたらどうなるだろうって。
　　　まず、頭の中に浮かんだのは、彼には控えめにしてもらわなければならないってことだった。（ジョン）」
　　　しかし、結論は出た「ポールを入れよう」
　　　だって誰にも、1957年のポールが飛び入りした
　　　あの夏の日をよみがえらせることはできないからーー

　　　ポールとジョン、この二人に共通点は無かった
　　　ポールは、年上の人に対し、敬意を抱いて接するタイプ
　　　一方のジョンは攻撃的で反抗的で、眼鏡をかけることさえ拒否した
　　　
　　　〜The Beatles「Lend Me Your Comb」 (1962 Live at the Star Club in Hamburg）

　　・ジョンとポールがやってきたことは、ロックンロールへの欲望を満たすことだった
　　　平和な世の中が、この二人を生んだのである
　　　彼らの音楽は、彼らの顔と共に世界に広がっていった

　　　飛び入りしたときに演奏した「I love my little girl」は
　　　ポールが初めて書いた曲だった

　　　「最初のものは、あんまりまずくないように思う
　　　　すくなくとも、これが始まりだった
　　　　ジョンとくんでから、新しくすばらしいものが出来上がっていったように思う（ポール）」

　　　〜The Beatles「Little Sheila」 (1962 Live at the Star Club in Hamburg）

□リクエスト
　　・小学校で流れるBGMで接したのが最初でした
　　　ぼくも歌手を目指しています(市川市／男性／25歳)
　　　〜The Beatles「Yellow Submarine」
　　　(小林)ポールやジョンのような声が出せたら合格だね
　　　　　　ジョージみたいならまあまあで、リンゴだったら歌手になれません

　　・去年12月から番組を録音しています
　　　ずっと前から、夢に向かって進んでいる
　　　中学の同級生Mさんにささげます(市原市／男性)
　　　〜Paul McCartney & Wings「Michelle」 (USライブ)

　　・「真夜中を突っ走れ」と「ピンボール・ウィザード」が
　　　似てると思うのは、ぼくだけでしょうか？(八千代市／男性)
　　　〜The Who「Pinball Wizard」

　　・今まで、ビートルズばかり聞いていました
　　　しかし、日本のもよく聴くといい曲があります(千葉市美浜区／男性)
　　　〜レミオロメン「粉雪」

　　・メンバーの命日や誕生日、ビートルズファンにとって大切な
　　　ビートルズカレンダーを作っています(横浜市／男性)
　　　〜George Harrison「Cloud Nine」
　　　(小林)９という数字には意味が合って
　　　　　　最高に良い気分にいることを「クラウド・ナイン」というんです
　　　　　　サーフィンでも９つ目の波は最高だとか
　　　　　　ジョンが歌った「ナンバーナイン、ナンバーナイン…」とか…

　　・私が初めて聞いた洋楽の曲です
　　　最近悲惨な事件が多いので、この曲を聴くといろいろ考えさせられます(千葉市花見川区／男性)
　　　〜John Lennon「Imagine」
　　　(小林)ビートルズは昔、反逆的な音楽だったのに
　　　　　　今では、学校で流れたりして、面白いですよね
　　　　　　昔はビートルズを無視した人も、「ああ、すごかったんだなぁ」と思ったりして…

(小林)ビートルズを聴いている中学生とか高校生とかがたくさんいるそうで
　　　うれしいです。でも、ビートルズは元々反骨精神の固まりだった訳で
　　　そういう意味では、ビートルズばかり聴くんじゃなくて、ほかの音楽も聴いてほしいんですよ
　　　アーキテック・モンキーズ、フランツ・フェルディナンドなんかもね

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年2月26日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(2月26日)
　　・1970年
　　　〜アメリカで「ヘイ・ジュード」アルバム発売

□ポール・マッカートニー物語 #5
　　・53歳で、ポールの父、ジム・マッカートニーは妻を失う
　　　ジムは混乱し、どんな親になればいいか悩む
　　　しかし、ポールは、家のことを手伝おうとはしなかった
　　　学業はおろそかになり、せっかくジムが稼いで手に入れた
　　　食料を悪ガキどもと一緒に食い荒らす始末だった
　　　〜Paul McCartney & Wings「My Love」

　　・母のメリーが亡くなってから、ポールは不良化し始める
　　　髪の毛をリーゼントにし、ナイフを持ち歩くようになる
　　　父親の心配をよそに、ポールはどんどんエスカレート
　　　まずは普通のズボンを見せて「お父さん、これでいいね？」と了解をもらい
　　　その後、仕立て屋に持っていって細くしてもらう
　　　何か言われたら「お父さんに許可もらったけど？」と言う始末
　　　「卑怯なやり方だったよね（ポール）」
　　　「お父さんは、じっと我慢していた（マイケル・マッカートニー）」
　　　〜Paul McCartney & Wings「Silly Love Song」

　　・おばのミミに育ててもらっていたジョンは
　　　頭が良くて感受性が強い子供だった
　　　しかし、ジョンは勉強することに興味が無かった
　　　成績表には、「望みなし」とまで書かれた
　　　怠け者で先導的だった
　　　ただ一つ、興味があったのはロックンロールだった
　　　そんな中、出会ったのがポールだったのである
　　　〜Jean Vincent「Be Bap A Lula」
　　　〜Cliff Richard「Lucille」
　　　〜Elvis Presley「Don't Be Cruel／冷たくしないで」

□リクエスト
　　・以前はLPでコレクションしてましたがCDに買い替えてしまいました
　　　もったいなかったな(千葉市稲毛区／男性／53歳)
　　　〜The Beatles「I Call Your Name」

　　・家族と一緒に聴いています(千葉市稲毛区／男性)
　　　〜Simon & Garfunkel「April Come She Will／四月になれば彼女は」

　　・パープルやツェッペリンなど
　　　ビートルズ以外でも名曲のリクエストに答えてくれるのはうれしいです
　　　後半の演奏が長いですが切らないでくださいね(佐倉市／男性)
　　　〜Derek & The Dominos 「Layla」
　　　(小林)デュアン・オールマンがいたから、この曲は成り立ってるんだよね
　　　　　　後半の部分は、クラプトンに完全に勝っているよ
　　　　　　
　　・「噛み付きたい」という「抱きしめたい」のパロディの曲をお願いしたいのですが
　　　なかったらこの曲を(住所不詳／性別不詳)
　　　〜Paul McCartney & Wings「Jet」

(小林)ポールのお母さんが亡くなったからビートルズは出来たのかなという気がしますね
　　　亡くなってなかったら出来てなかったかもしれない

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年3月5日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(3月5日)
　　・1970年
　　　〜妊娠中のヨーコ、ロンドンで入院
　　　　ソロ製作中のリンゴ、36人のオーケストラと共にモーガン・サウンドスタジオで録音
　　　　BBC、「レット・イット・ビー」放送

□ポール・マッカートニー物語 #6
　　・ジョンは、高校のときから長く会ってなかった母と会うようになった
　　　母のユーモアのセンスに驚くジョン
　　　バンジョーを弾くことが出来た母は、ジョンにコードを教える
　　　しかし、母とジョンの再会は長く続かなかった
　　　ポールと会ってから１年後、非番の警官の運転する車に轢かれ
　　　母は死んでしまう
　　　そのことで、ジョンとポールの絆は深まっていく
　　　二人の間に、ヨーコが入ってくるまでの間

　　　ジョンのおば＝ミミは、ポールが家に入ってくることを許さなかった
　　　ポールの父も、ジョンを快く思わなかったが
　　　二人の仲を許し、家に入ることを禁止するほどではなかった
　　　たびたび、学校をさぼったジョンとポールは、墓地で墓石を椅子にしてくつろぐ
　　　〜The Beatles「Love Me Do」

　　・ポールは、自分の家にジョンを入れたものの、部屋にまでは入れなかった
　　　しかし、食べ物は与え、二人はギターの練習を続ける
　　　左利きのポールは、うまくリズムが取れなかったが
　　　ギターをひっくり返せば良いことに気づき、上達し始める
　　　二人は、クリフ・リチャードが嫌いだった
　　　嫌いだったのに、彼の曲を二人は練習する
　　　レパートリーは、どんどん増えていき、その中には「Love Me Do」「When I'm 64」もあった
　　　自分たちのグループの名前を「ジョニー＆ザ・ムーンドッグス」に変えた彼らだったが
　　　ドラムの担当は、まだいなかった
　　　〜The Beatles「When I'm 64」
　　　〜The Beatles「Long Tall Sally」（ハンブルグ／スタークラブでのライブ）

いつも放送が終わってからあがるんで聞きそびれる

□リクエスト
　　・19歳の息子が中学生の頃聞いていたのが
　　　きっかけで番組を聞くようになりました
　　　2002年のポール来日時にも一緒に行きました(練馬区／女性)
　　　〜Paul McCartney「Hello Goodbye」 (Back in The US)

　　・CDショップで、たまたま見たビデオでハマりました(埼玉県児玉郡／男性)
　　　〜The Strokes「Juicebox」

　　・どうしてもこの番組を聞くとビールを飲んでしまいます
　　　ポールが「やすしきよし」のきよしに思えてしまいます
　　　相方は破天荒で早く死んでしまうし(住所不詳／性別不詳／42歳)
　　　〜Paul McCartney & Wings「Listen to What The Man Said」
　　　　　　
　　・あるバンドの曲を前に聞いたときは「なんだこれは？」と思ってましたが
　　　店で何気なく耳に入ってから、好きになりました
　　　実は、ビートルズの「トゥモロー・ネバー・ノーズ」もそのパターンでした(住所不詳／性別不詳)
　　　〜Radiohead「Karma Police」
　　　(小林)構えて聞いちゃうとダメなんだよね
　　　自然体で聞いた時に好きになったってのは
　　　それがあなた自身ってことなんじゃないかな

　　・２月はジョージの誕生日と聞いて、この曲を思い出しました（茨城県／性別不詳）
　　　〜George Harrison「Love Comes to Everyone」

(小林)今日は、ストロークスやレディオヘッドもかけましたが、
ビートルズが合ったからこそ、40年経って彼らが出てきたんだなって思いますね
「ビートルズから始まる」なんて、ウマいタイトルだって思いましたね
そういえば、この前国立競技場で「スポーツから始まる」なんて、垂れ幕が下がってました
「“スポーツから始まる”？　なんか似てるな？」なんて思ったりして

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年3月12日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(3月12日)
　　・1969年
　　　〜リンダ＆ポール結婚
　　　　ジョージ&パティは遅刻（ピルチャー警部＝後に賄賂で有罪判決が家宅捜査をしたため）
　　　　ジョンは出席せず

□ポール・マッカートニー物語 #7
　　・ビートルズと呼ばれる前、ポールとジョンがいたグループは
　　　メンバーの変更が多かった
　　　人事担当は、ポールの役目
　　　ポールの望みは、リードギターを弾くことだった
　　　次々とメンバーがやめていく中、ずっと残っていたのは
　　　14歳の頃、３ポンドでギターを買った、ジョージ・ハリソンだった
　　　〜The Beatles「Taxman」

　　・母親の愛情もあって、ジョージはギターが少しウマくなる
　　　しかし、ジョンの印象はあまり良くなかった
　　　明らかに「下の階級」の人間であるジョージに
　　　ミミおばさんもあまりいい印象を抱かなかった
　　　それを苦ともせず、黙々と仕事に就いて回るジョージ
　　　気がつけば、グループ固定メンバーの座を得ていた
　　　ジョージは音楽で生計を立てる決心をし、16歳で学校を中退する
　　　ポールは、高校１年の時、ラテン語で90点を取るほど頭の良い生徒だった
　　　にもかかわらず、留年をしてしまう
　　　〜Paul McCartney & Wings「Let Me Roll It」

□リクエスト
　　・この曲ではポールのことを痛烈に批判していますが
　　　ポール派の僕もかっこよさにしびれてしまいます
　　　克也さんは誰派ですか？(横浜市／男性)
　　　〜John Lennon「How Do You Sleep?」
　　　(小林)最初はポール派、ちょっと前まではジョン派
　　　　　　最近は誰派でもありません

　　・親父にビートルズを勧められてからハマりました
　　　一番好きだけどあまり聴かない曲です(竜ヶ崎市／男性／15歳)
　　　〜The Beatles「Let It Be」

　　・3月で卒業します
　　　この3年間でいろんなものを手に入れられたと思います
　　　ビートルズの映画の最後の方でも使われているこの曲をお願いします(鴨川市／男性／高校生)
　　　〜The Beatles「It's All Too Much」
　　　(小林)ビートルズの曲はタイトルにすべてが現れてます
　　　この曲は「もう十分だ！ 嫌だ！」って言ってますよ

　　・この番組で、ビートルズ内の複雑な人間を知りました(松戸市／女性)
　　　〜Stevie Wonder「I Just Call To Say I Love You」
　　　(小林)ビートルズは今、活動してなくても年間何百万円というお金を生み出しています
　　　いろんな人間が絡んでますから、そういう風に思えてしまうでしょうけど
　　　実際はたったの4人ですからね、そんなに複雑ではないんですよ

　　・歌詞の始めにメンバーの名前が出てきてビックリしました(八千代市／男性)
　　　〜KUWATA BAND「スキップ・ビート」

懐かしいなぁ、まだやってるんだ。この番組。
高校時代は(2000〜01)千葉に住んでいたので、よく聞いていたけど、
最近は忙しかったり、洋楽熱が冷めたのと、
電波が届きづらいという理由で聞いていなかったけど、
今度はラジオのチューニングを合わせてみようかな。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年3月19日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(3月19日)
　　・1964年
　　　〜ビートルズ、芸能パーソナリティー賞受賞
　　　　昼食会の後、映画「ア・ハード・ディズ・ナイト」の撮影
　　　　タイトルは、リンゴの「今日も疲れたなあ」という発言から

□ポール・マッカートニー物語 #8
　　〜ジョンの義理の妹ベアード・レノンによる、ポールへのインタビュー

　　・ジョンとの出会いについて
　　　　ジョンと僕が始めたばかりの頃書いた曲は、ノートに記録してあるんだ
　　　　そのノートから、いろんな曲が生まれた
　　　　昔の曲で、どこにも発表してない曲が一杯あるんだ
　　　　ジョンと初めて作ったのは、「Just Fun」っていう曲だったかな
　　　　よく出来てるとは思うけど、ひどい曲もあったかもしれない
　　　　でも、うまく出来た曲も未熟な曲も僕は誇りに思っている

　　　　サージャント…が発表されてから今年で20年なんだけど
　　　　あの頃のことをちゃんとまとめておかなければって、思ってるんだ
　　　　だって、ジョンのことは僕が一番知ってるはずなんだから

　　　　ジョンと僕はね、ロマンチックな罪のない曲を書こうとしていたんだ　　　　
　
　　　〜Paul McCartney「The Long And Winding Road」

　　・ジョージをグループに入れることを
　　　ポールがいやがったという噂について
　　　　それは、嘘だよ
　　　　ぼくがそんな冷たいことをする訳が無い
　　　　彼は、僕の弟分だったんだよ
　　　　ジョージと僕は同じ本を見てギターを練習していた
　　　　実際、彼をグループに入れるように言ったのは、僕なんだよ
　　　　僕が、しっくり行かなかったのは、スチュアート・サトクリフだ
　　　　彼が死んでしまったから、あまりいいたくはないけど
　　　　なぜかというと、彼はベースが全く弾けなかったんだ
　　　　ステージに立つ時、僕は彼に後ろを向いてるように言ったんだ
　　　　なぜって、彼の指を写されたら、みんなと別の位置を押さえてることが
　　　　分かってしまうからね
　　　　スチュ自身は良いやつで、画家としては最高だったけど
　　　　意見が合わなくて、しょっちゅうけんかしていた
　　　　やがて、スチュはアストリットと恋に落ちて、ハンブルグに残りたいと言い出した
　　　　それで僕が、ベースをやることになったんだ
　　　　演奏中に、けんかしたこともあったな
　　　　30分ぐらい延々とやっていて、誰かが俺たちに水をぶっかけて終わりになった
　　　　良い思い出だよ

　　　〜George Harrison「Give Me Love」

□リクエスト
　　・先月、ウクレレを買いました
　　　ポールが、サムシングをウクレレを弾いたという話を聞きましたが
　　　もう一度聴きたいので、リクエストします(千葉市若葉区／女性)
　　　〜Paul McCartney「Something」
　　　(小林)ジョージからもらったというウクレレで弾いています

　　・小学校2年生の時からファンなのですが、憂鬱なことがあります
　　　ビートルズのファンだというと、みんながみんな
　　　ジョンとポールのどっちが好きと聞いてくるからです
　　　私はジョージの大ファンです(住所性別不詳／17歳)
　　　〜George Harrison「Be Here Now」

　　・有線放送で、夕方イエスタデイが流れていました(山武郡／男性)
　　　〜The Beatles「Yesterday」

　　・有線放送で、夕方イエスタデイが流れていました(山武郡／男性)
　　　〜The Beatles「Yesterday」

　　・この二人が並んでピアノを弾いている映像を見たことがあります(千葉市／中学生)
　　　〜Paul McCartney and Stevie Wonder「Ebony and Ivory」

　　・「お母さん的にビートルズって何？」と娘から聞かれ、答えに困りました
　　　ちなみに彼女は「ハード・デイズ・ナイト」でした
　　　まだまだ青いな(江戸川区／女性)
　　　〜The Beatles「A Day In The Life」
　　　(小林)そういうこと言ったらダメですよ〜

(小林)19年ぐらい前のインタビューをお送りしましたが
　　　ジョンの義理の妹ということで、ポールが優しく答えていたのが印象的でした

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年3月26日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(3月26日)
　　・1968年
　　　〜この日、ポールと恋人ジェーン・アッシャー、インドから帰国

□ポール・マッカートニー物語 #9
　　〜ジュリア・ベアード（ジョンの義理の妹）のインタビューから#2
　　　　ミミおばさんは、ハッキリ物を言ったね
　　　　この頃は、僕の人生の最悪の時なんだけど、ミミおばさんのしゃべり方が面白くてからかったことがあるんだ
　　　　上流ぶったしゃべりが聞こえて、今のはどういう意味なんだろう？と思って
　　　　ミミおばさんの方を向くと、目がキラキラしていて、本当は僕のことを好きなんだなと思ったね
　　　　夏はよく、ジョンの家の庭で遊んだ
　　　　楽しかったよ
　　　〜Wings「Let 'Em In」

　　〜フレドリック・シーマンがカナダのTVに出演した時のインタビュー
　　　　日本へ行く時、ポールは、ダコタハウスに電話をかけている
　　　　ジョンとヨーコがいつも泊まる部屋を取ると聞いて、ヨーコは困惑した
　　　　自分たちがいつも利用するホテルを取られたら、そこが汚れてしまうんじゃないか
　　　　そう考えたヨーコは、翌日に心霊師のところに行き、そしてポールは逮捕された
　　　　実際にやったのは、日本に電話をかけて、税関にしゃべったことだけだ
　　　　税関はもともと知っていたし、大物だから逮捕したくなかったんだけど
　　　　ポールが生意気な態度で荷物を調べないといけなくなり
　　　　それで、マリファナが見つかってしまって、結局ポールは監獄に入ることになった
　　　　騒動全体がジョンには面白かったらしいが、ポールは不安だった
　　　　8年間ぐらい出れなくなるという危惧もあった
　　　　実際、シャワーも使えなかったらしく、トイレで顔を洗ったそうだ
　　　　看守に、一人で風呂に入るか、みんなで入るかと聞かれ
　　　　ポールが「みんなと入る」と答えて服を脱ぐと
　　　　そこにいた囚人も含めて、みんながポールのことを見つめる訳だ
　　　　エンターテインメント性あふれるポールは、そこで歌を歌いだした
　　　　何を歌ったかというと「夢の旅人」を歌ったんだ
　　　　そしてみんなで、日本語で一緒に歌ったらしい
　　　〜Wings「Mull of Kintyre」

□リクエスト
　　・ビートルズカレンダーの元ネタと思われる本を片手に番組を聞いています(船橋市／男性)
　　　〜The Beatles「Don't Let Me Down」
　　　(小林)それと内容が微妙に違ったでしょう？
　　　　　　一つの本だけじゃないのでよろしく〜

　　・ビートルズカレンダーやインタビューなど、よくネタがつきないなと思います(越谷市／男性)
　　　〜Ringo Starr「Photograph」(ライブ)
　　　(小林)ハミルトン、ジョー・フランク＆レイノルズの「恋のかけひき」が
　　　　　　リクエストだったのですが、なかったので僕が代わりに歌います

　　・九十九里の浜辺に座って、死ぬまでに一度で良いから、ここで「マイ・ボニー」を聞きたい
　　　と思いました(松戸市／男性)
　　　〜The Beatles「My Bonnie」 (アンソロジー)
　　　(小林)なんで「長万部の兄貴／小林克也様」なんですか？

　　・とても良いと思った曲です(千葉市稲毛区／男性)
　　　〜The Beatles「Twist and Shout」
　　　(小林)評論家が「イギリスのハードロック第一号」と称した曲です

　　・(住所不詳／男性)
　　　〜The Beatles「Ob-La-Di Ob-La-Da」
　　　(小林)石井食品からすばらしい物が送られますので
　　　　　　住所はきちんと書きましょう

キロックトニーさん、いつも乙

しかし、リクエスストする香具師は、住所と名前かけよ！

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年4月2日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(4月2日)
　　・1969年
　　　〜アラン・クラインと共に、ノーザン・ソングスの株を29.3%買い増すものの
　　　　ライバル社は更に35%買い増し、ビートルズの楽曲権利は他人の手に渡ってしまう

□ポール・マッカートニー物語 #10
　　・1957年夏、ジョン＆ポールの出会いからほどなくして、
　　　ポールの父は、ポールと弟のマイケルをサマーキャンプに連れて行く
　　　ポールはそこで、タレントコンテスト（司会はマイク・レビン＝ポールの親戚）に出演
　　　「バイバイ・ラブ」、「ロング・トール・サリー」を歌う
　　・高校では、普通科レベルの試験になんとか合格
　　　本当は辞めようと思っていたが留まり、ポールは義務感からやっとの思いで勉強を続ける
　　　「あの頃、もう少し勉強していれば『マジカル・ミステリー・ツアー』や『ノー・モア・ロンリーナイト』
　　　のような駄作を作ることもなかっただろう（高校の時の先生談）」
　　　〜Everly Brothers / Bye Bye Love
　　　〜Little Richard / Long Tall Sally

　　・ジョンが同級生のシンシアと付き合い始めた頃、彼とポールは、ピート・ベストと出会う
　　　ピートの母は、息子たちのために自宅の一部をコーヒーバーに改装し、そこで演奏させる
　　　そして、アートカレッジの学生で、いつもサングラスをかけ、学校のアイドル的存在だった
　　　スチュワート・サトクリフと出会ったのもこの頃だった
　　・スチュの考え方にめちゃくちゃ共感し、彼自身に夢中になったジョンは
　　　サトクリフをバンドに入れようとしたが、それは彼の一生をめちゃくちゃにしてしまう第一歩でもあった
　　・ジョンは言葉巧みに彼を誘い、事業もやっていてお金持ちのサトクリフにバンドの投資を頼もうととした
　　　しかし、父親の月給の2倍のレッスン料を払いながら、スチュの楽器の腕が上がらないことに
　　　ポールは腹を立てていた
　　　〜Paul McCartney / No More Lonely Nights

□リクエスト
　　・最近、親戚のおじさんの車に乗り、ビートルズを知りました
　　　プレスリーも教えてもらいました
　　　今では、ビートルズとプレスリーしか聞きません(江東区／男性／23歳)
　　・金沢明子が「イエローサブマリン音頭」でカバーしましたが
　　　メンバーが聞いたら、どう思うでしょう？(埼玉県／男性)
　　　〜The Beatles / Yellow Submarine
　　　(小林)ビートルズとプレスリーしか聞かないなんて、大瀧詠一みたいですね
　　　　　　メンバ−が聞いたら喜ぶと思いますよ、よくぞ自分たちのものにしてくれたって

　　・先日、ローリング・ストーンズのライブに行ってきました
　　　もし、ジョンが生きていたら、対抗して張り切っていたと思います(船橋市／男性／19歳)
　　　〜The Rolling Stones / Happy
　　　(小林)ミック・ジャガーはステージで動きまくるけど
　　　　　　ビートルズはグループとしての動きを最小限に抑えていたんですよね
　　　　　　ロンドンでストーンズのライブを見たことがあるんだけど
　　　　　　この歌をステージでキースが歌うと、それまでミックが歌ってて一流のバンドだったのが
　　　　　　二流のバンドみたいになってしまうんだよね　それはキースが悪いってわけじゃなくて
　　　　　　ミックのボーカルってのは、キースのギターがあってこそ生きるものなんだよ（その逆も）
　　　　　　今までミックは、ソロアルバムなんかかで、キースよりももっとテクのあるギタリストを
　　　　　　使ってたりしたけど、パッとしなかったしね

　　・先日、ローリング・ストーンズのライブに行ってきました
　　　もしかしたら、ビートルズも東京ドームでやることもあったのかなと思ってしまいました
　　　そしたら、この曲をやってほしいです(横浜市港南区／男性)
　　　〜The Beatles / Sgt. Peppers Lonely Hearts Club Band

　　・サラリーマンでいうと定年の年になったそうですが、これからもがんばってください(住所失念／男性)
　　　〜The Beatles / While My Guitar Gently Weeps
　　　(小林)この前、杉並区の区役所から介護保険証をもらいました

(小林)今日のエピソードで面白かったのは、キャンプで弟と一緒に歌って
　　　弟の方を好きになったがいて、その娘がラブレターを書いたのに、ポールはそれを隠してしまったとか
　　　 ジョンがスチュのことを好きなのが気に入らなかったりとかで
　　　きっと、ポールは嫉妬深かったんじゃないかな

＞キロックトニー
いつも乙です。
来週からのなんとかいう音楽評論家の人、少し楽しみです。読まれました？

何て人だっけ？＜音楽評論家（夏に本が出るとか言ってたかな？）

最近は、コーナーがほとんどなくなって
マンネリ化してたから、わしも少し楽しみ

補足
イエローサブマリン音頭を発売する前に金沢明子さんは、ハワイで直接
リンゴ本人に聴いて貰ったら、
「なかなか良く出来てる」とリンゴに言ってもらえたそうだ。

来週から出る音楽評論家は佐藤よしあきさん。

過去２回、石井食品の詰め合わせもらいました。

>>378
どんなものが入ってるの？

■ASAHI SUPER DRY Presents「SUPER BEAT STADIUM」bayfm 78.0MHz
　2006年4月9日(日)17:00〜18:00放送内容　DJ：ALAN J

□ビートルズ／キャピタル盤特集
♪I Want to Hold Your Hand
♪She Loves You
♪You Can't Do That
♪And I Love Her
♪I Feel Fine
♪Love Me Do
♪P.S. I Love You
♪Please Please Me
♪Ask Me Why
♪Twist and Shout
♪Chains
♪Boys
♪Do You Want To Know a Secret?

来週も引き続き「キャピタル盤特集 」

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年4月9日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(4月9日)
　　・1963年
　　　〜パリ・スタジオで演奏後
　　　　チュ−ズディ・ランデブーで口パクで演奏

□音楽評論家／東京大学教授・佐藤よしあきさんを迎えて

小：「ビートルズとは何だったか？」これは高校生向けの本なんですが
　　佐藤さんの切り口はちょっと独特です
　　ビートルズを取り上げようと思ったきっかけは？

佐：大学で中に閉じこもっちゃいけないと思い
　　高校生を集めて、「世界史の中でのビートルズ」という話をしたんですよ

小：音楽の世界で、それが歴史とともにどこにいるのかを考えるという
　　試みは今までなされてましたか？

佐：今まではなかったですね
　　ポピュラー音楽というものは、あぶくのように考えられてました

小：その周りの空気がどうだったかって、すごく重要だったと思うんです
　　どんな政治家がいたかとか、車はとか...

佐：何が好きで何が嫌いかということが
　　人々が共有した時に新しい歴史が出来ていったということなんですよ

小：僕は佐藤さんよりも年上なんですが好きなのはプレスリーなんですよ
　　でも、それをどう伝えるかに苦労するんですけど
　　この本では、入口がSMAPになってますね？

佐：ビートルズって可愛いんですよ
　　で、SMAPも割と似たようなところがあって
　　SMAPはおじいちゃんから子供まで好かれてるけど
　　でもビートルズは親たちの世代からは嫌われてたりして
　　その辺の時代背景の違いを比べていくととても面白いなあと
　　SMAPというのは日本独特の文化ですけど、ビートルズは若者だけがそれを理解して
　　分かる人と分からない人にくっきり分かれた
　　そして世界中、言葉さえ覚えれば、好みを共有することが出来ていきました

　　SMAPというのは、お茶の間家族を楽しませて定着していき
　　均一な大きな視聴者の層が出来ました
　　今、彼らは下の世代に道を譲ることが出来なくなっています
　　で、ジョン・レノンも雲上の神様になっちゃったなあと
　　僕は、ビートルズのヤバさみたいなものを表現したかった
　　そして、大学の教授という地位を利用して
　　ヤバさの構造を説明しようとしたんです

　　〜 The Beatles / Bad Boy

小：僕なりのSMAP論というのがありまして...、彼らには
　　「俺たちはいつでも辞められるんだ」っていうアティチュードがあると思うんです
　　ビートたけしにしろ、あの頃出てきた人たちの共通のものがあると
　　それが、人たちの共感を得たんだと思うんです
　　なんだか、ビートルズがアイドルから脱皮していく過程と共通するものがあると思うんですよ

佐：ビートルズは、自分たちがやった音楽というのは如何わしいところじゃないと
　　やってないようなものだったと思うんです

小：ハンブルグの時はヤクザみたいな経営者のいるクラブだったりしましたからね

佐：ところがメジャーに出る時は衣をかぶらないといけなかった
　　で、こういう格好をしたら売れるからというアドバイスに従っていったら
　　爆発的な人気になったわけです

小：一つのパターンを作ったんですよね
　　最初は人のまねをして、売れたら好きなことをする

佐：本にも書いたんですけど
　　ラブ・ミー・ドゥーは黒人のブルースを単調にやった曲なんだけど
　　それはあんまり売れなくて、その次のプリーズ・プリーズ・ミー、
　　学校で聴くようなメロディーの音楽が売れていったんです

小：ビートルズの音楽で凝ってるのは、後半じゃないですか
　　で、後半が好きだって人は多いんだけど、
　　時間が経ってから「ああ、やっぱりすごい」ってのが分かるのは
　　最初の方なんですってね

佐：そうなんですよ
　　例えば（歌いながら）ハード・ディズ・ナイトは
　　出だしはブルースなんだけど、それがどんどん変化していくんです
　　明るいところと暗いところが有って、それが一曲の中で
　　だんだんと混ざっていくんですよ
　　
　　〜 The Beatles / A Hard Day's Night

小：1964年にビートルズは大ブレイクする訳ですが
　　50年代の終わりはプレスリーという存在がいて…

佐：僕は子供だったんですけど、ちゃんと耳に残ってますよ

小：ポールやジョンも同じ体験をしてるんですよ
　　で、彼らが偉かったのはプレスリーのカバーを絶対やらなかったってことなんですよ
　　クリフ・リチャードが失敗したのを見てましたからね

佐：50年代になってから、アメリカの若者たちが危険なものをかっこいいと思う風潮が生まれてきて
　　その頃のロックは不良丸出しで、親たちはそれを押さえ込もうと思ったんだけど
　　結局押さえ込めなかった
　　ビートルズは、それで何をやったかというと、より過激なリトル・リチャードとかそういう人たちの
　　音楽をカバーしていくんです

小：ハンブルグでビートルズがリトル・リチャードと同じ日に共演したことがあって
　　ポールはずっと彼について話を聞いたそうです

佐：ジミ・ヘンドリックスなんかも、リトル・リチャードのお付きみたいなことをやってたそうですね

　〜 Little Richard / Long Tall Sally

□リクエスト
　　・曲の中である国の地名が出てきて、ビートルズ好きなんだなと思った曲です(八千代市／男性)
　　　〜RCサクセション / トランジスター・ラジオ

　　・学校が分かれたビートルマニアの友達と「学校の垣根を越えてビートルズを広めていこう」
　　　という約束が有ります(千葉市／男性／15歳)
　　　〜The Beatles / Come Together

「ビートルズとは何だったか？」ではなく
「ビートルズとは何だったのか？」でした

>>379
最初にもらったのはかなり前で、「野菜がおいしくなる」シリーズ等のソースの詰め合わせだったと思います。
2回目は、小さいハンバーグやミートボール等おかずの「こわけちゃん」シリーズだったと思います。
これも2〜3年ぐらい前だったかな？　それぞれ20パック近く入っていたような。
一人暮らしなので、重宝しました。



きのうの放送はちょっと、東大の先生のインタビューが長いような気がしたけど。次週以降もそうなのかな？

小林さんは入院されましたが、明日の放送はどうなるのだろう？
入院前に録音が済んでいれば、問題ないが。
長期入院になったら果たしてどうなるのだろう。

杉真理／サエキけんぞう／東大のせんせい
が交代で担当

伊藤銀次という手もある。島村幸男だったらいやだな。
克也さんの無事の帰還を祈ります。

■ASAHI SUPER DRY Presents「SUPER BEAT STADIUM」bayfm 78.0MHz
　2006年4月16日(日)17:00〜17:53放送内容　DJ：ALAN J

□ビートルズ／キャピタル盤特集
♪Eight Days a Week
♪Cansas City / Hey Hey Hey Hey!
♪Dizzy Miss Lizzy
♪What You're Doing?
♪Tell Me What You See
♪I Need You
♪Help!
♪The Night Before
♪You're Going to Lose That Girl
♪Ticket to Ride
♪You Won't See Me
♪Norwegian Wood
♪Michelle
♪Girl
♪In My Life
♪I'm Looking Through You

この後は

ビートルズから始まる

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年4月16日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(4月16日)
　　・1964年 (有名になった年)
　　　〜アビーロードスタジオで、A Hard Days Night録音

□音楽評論家／東京大学教授・佐藤よしあきさんを迎えて

小：東大の教授という肩書きはどうですか？

佐：そういうもんなんだろうなと思いますが、今は違和感ないですね

小：ビートルズはいろんなものを変えたとか、音楽以外にとか…

佐：４人は、イギリスってのは階級社会で、表情見るだけで分かったりするんですが
　　かつては今以上に激しかったです
　　ビートルズの生まれた家をツアーする企画が有りますけど、それで見ると
　　リンゴの家はかなり貧乏で、ジョージも同じく
　　ジョンはお父さんがどうしようもない人で、もらわれていって
　　ポールのもありふれた集合住宅なんです
　　それまでだったら、絶対に浮かんで来れない人たちだったんです
　　彼らはリバプールで、ロンドンから比べるとかなり田舎です
　　日本で言えば、金沢ぐらいから
　　ピーター・バラカンさんが言ってましたけど、「あの訛りがおかしかった」そうですね
　　アメリカが圧倒的な当時に、彼らはサエない中高生をやってたんです
　　で、自分たちの好きな音楽をやってたら、世界的な存在になっちゃったという革命なんです
　　それを僕はこの本の中で、「タイタニック」で
　　船の上の方では貴族たちがパーティをやってるけど、船底の方では移民の人たちが
　　鼻歌を歌っててる様子に例えました
　　そういう音楽がビートルズの元になるわけですけど
　　ここで一曲かけてよいですか？

　　〜(曲名不明) / タイタニック・サントラ

小：アイルランドの音楽ですよね？

佐：（歌いながら）僕が高校生の時に、ビートルズがインドのシタールみたいな楽器使って
　　ノルウェーの森とかがありましたよね？　古風なメロディだけど、これがアイルランド的っていう感じの
　　メロディですよね　で、どうしてこうなったのかなというのが、アメリカの古い音楽を探っていくうちに
　　見つかったんです
　　（歌いながら）ゲット・バックなんかはロックなんだけど、♪マイムマイムと同じようなところが有るんです

小：面白いですね〜
　　ゲット・バックって２コードだし、スゴい単純ですよね
　　ビートルズは、自分たちの血の流れてる音楽をやっていたということですかね

佐：で、自分たちの歴史の音楽と、アメリカの音楽を混ぜると、アイルランドの音楽になるという
　　方程式を僕は立てたんです
　　まあ、ひらめきなんですけど、難しい勉強をする前に、自分たちにしみ込んでいたという説を立ててます

　　〜The Beatles / Get Back

佐藤先生の歌、
フレディの♪れろれろれーろ
を彷彿とさせる。

小：他に変わったようなところ有りますか？

佐：ポールなんですけど、ハード・ディズ・ナイトなんかでR&Bがウケても
　　そこで止まらないんですよ
　　イエスタディでは、クラシックな感覚を使って、これがまた
　　バッハ以前のヨーロッパ音楽を思い起こさせます
　　例えば、イエスタディって、変なんですよ
　　（歌いながら）♪レドド〜って聞く人も入れば、♪ドレレ〜って聞く人もいる
　　イエスタディといえば、20世紀後半を代表する音楽なのに
　　それまでのどんな公式にも当てはまらないところがすごいんですよ

小：それに、強引ですよね

佐：そうなんです　売れちゃってるから、誰にも文句言わせません

小：ポールに言わせると、イエスタディは夢の中で生まれたそうです
　　最初は、♪スクランブルエ〜ッグだったそうですが

佐：ものの本によると、コードはFなんだけど、それだとうまく弾けなくて
　　Gのチューニングを一つ落として弾くと良いそうですね
　　だから、俺は弾けなかったのかな

　　〜The Beatles / Yesterday

小：タイタニックで、アイルランドの人たちのパーティの音楽を聴きましたが
　　音楽ってのは階層でも全然聞くものが違いましたよね
　　それが、歴史的に近づいていくのは、ヨーロッパでは何世紀ぐらいですか？

佐：質問をはぐらかしてしまうかもしれないんですが
　　日本での話に振ってしまいますと、私が小さい時はラジオが有って
　　そこで浪花節なんかをやっていて、母親が嫌いだからと言って消すと
　　隣の家から聞こえてきたりする
　　大学に行くような人たちは、歌声喫茶なんかでフォークブームを起こしてきたわけですが
　　それ以外の村田英雄とかは大学に行かない人たちが支持層だったりしますよね
　　それ以前の、ラジオもない時代では、音楽というのは祭りとかの時にやる民謡しかなかったりして
　　そういうことでもない限り、特に楽しむものではなかったわけですが
　　それが第二次大戦後、音楽のマーケットっていうのが飛躍的に大きくなる
　　それまで、国の経済になるものってのは、織物だったり鉄鋼だったりだったわけですけど
　　ビートルズの音楽は、イギリスの外交で一番お金を稼ぐものになったんです

　　〜 The Beatles / Revolution

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□リクエスト
　　・ビートルズも含めてあの時代の歌って独特な邦題がついてますよね？
　　　「ベートーベンをぶっ飛ばせ」は、ベートーベンも草葉の陰で泣いてるぜと
　　　先生が熱弁してました(千葉市／男性)
　　　〜The Beatles / I am the Walrus
　　　(小林)「ベートーベンをぶっ飛ばせ」は、ある程度正しいんですけどね
　　　　　　ベートーベンも墓の中で寝返りを打ってしまうという意味なんです

　　・小四の娘から「ヘイ・ブルドッグ」をリクエストするよう言われてしまいました
　　　彼女の一番のお気に入りだそうです(千葉市／男性)
　　　〜The Beatles / Hey Bulldog
　　　(小林)きっと、イエロー・サブマリンの映画も好きなんでしょうね

(小林)ハード・ディズ・ナイトは、文法的に誤りだという話をしましたが
　　　ジョンの曲で、トモロー・ネバー・ノウズも文法的には間違いなんです

トモロー・ネバー・ノウズは前にも言ってたと思うけど、どう間違っているのでしょう？

「Tomorrow Never Knows は文法的に間違っている」という表現はチトおかしい。
「文法的には間違っていないが、ネイティブはこの様な言い回しはしない」とするべき。
Tomorrow never comes というコトワザが有り、これをひねったのだと思う。
謂わば「渡る世間は鬼ばかり」みたいなもんだ。このタイトルは諺の「渡る世間に鬼は無い」を捩っている。
でもTVが有名になりすぎて、国語のテストで「渡る世間に」の後の空欄に「鬼ばかり」と平気で入れそうな御時世だ。
ですので英語のテストでTomorrow never の後の空欄にknows と入れてバツになった時に、ビートルズの曲名に有るとか言って先生を困らせてはいけません。

あーそうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060420-00000008-ykf-ent

Tomorrow never comes. 《諺》 あすは決して来ない《今日すべきことは今日せよ》

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年4月23日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(4月23日)
　　・1966年 (来日の年)
　　　〜ジョンの家でジョンとポールが打ち合わせ
　　　　ビートルズの今後について話し合う

□音楽評論家／東京大学教授・佐藤よしあきさんを迎えて
　・子供の頃の話
　・1950年生まれの世代について
　・当時のビートルズのような洗礼を今の時代で受けることは可能か
　・授業でビートルズをどう使ってるか
　などなど
　　〜 The Beatles / Getting Better
　　〜 The Beatles / Lucy in The Sky with Diamonds
　　〜 The Beatles / Let it Be
　「♪あぉ〜、ココココッ」と歌った以外
特にこれと言って面白い話は無し

□リクエスト
　　・新参者ですがよろしくお願いします
　　　佐藤先生やポールの話も良いけど、やっぱりジョンの話が気になります
　　　現役時代のヤバい話を聞くと、目から鱗が落ちる思いです
　　　克也さんの知っている、ジョンのヤバい話を教えてください(千葉市／男性)
　　　〜John Lennon / God
　　　(小林)ラジオには新参者もベテランもありません、みんな同じところにいますから
　　　　　　どれも人から人に伝わったりとかで、本当のことかは分からないけど
　　　　　　ゴールドマンという人が書いた本の中にあったことで
　　　　　　売れる前、ハンブルグのクラブに出演してた頃
　　　　　　給料を十分もらえなくて金に困っていたポールとジョンは
　　　　　　酔っぱらって歩いてる水兵さんを狙ってカツアゲみたいなことを
　　　　　　やっていたそうです
　　　　　　で、ある日それをやったら、相手が強そうなヤツで
　　　　　　マズいってんで、ポールはそのまますぐに逃げたんだけど
　　　　　　ジョンは徹底的にやっつけてから逃げたそうです
　　　　　　後でジョンはひょっとしたら死んでしまったかもしれないと
　　　　　　スゴく気にして新聞の記事とかを必死に読んでたそうですが

　　・春になって、隣に引っ越してきた大学生が
　　　壁が薄いのに音楽を爆音で聞いているのですが、よくよく聞いてみたらビートルズでした
　　　しかも、日曜の夜６時にはこの番組の音まで聞こえてきます
　　　でも、近所の評判が悪いみたいで同じビートルズファンとして
　　　ヘッドフォンを買えというメッセージを送りたいと思います(さいたま市／男性)
　　　〜The Beatles / Eight Days a Week

　　・息子の影響で番組を聞き始めました
　　　子供の頃はクラシックの世界の人間で、彼らの音楽をほとんど聞かずに
　　　大人になってしまいました(茨城県／女性)
　　　〜The Beatles / Yesterday

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060429-00000075-sph-ent

小林克也　胃がんだった！自身ＨＰで明かす

　都内の病院に緊急入院していた人気ディスクジョッキーの小林克也（６５）が、胃がんのため胃の半分を切除していたことが２８日、分かった。
　
　この日、都内スタジオでＦＭ　ＮＡＣＫ５「ＦＵＮＫＹ　ＦＲＩＤＡＹ」生放送に復帰し、冒頭で「胃袋を半分切っちゃった」と報告。

　自身のホームページ（ＨＰ）でも初期の胃がんで手術したことを明かしている。

　これまで詳しい病状や入院時期を明かさなかった小林。

　ＨＰでは手術を行った１４日を「人生で一番まじめになった日」と記し、不安な気持ちも隠さず告白。手術翌日の１５日から「回廊を２周もまわってしまった」などとつづっている。

　２７日に、テレビ朝日系「ベストヒットＵＳＡ」の収録で仕事復帰した小林。「軽いもんだと思っていたらとんでもない。やっぱ仕事って、気力と体力を使うんだなとヘンに感心してしまった」としている。

　だが、この日も９時間にわたる長丁場となる「ＦＵＮＫＹ−」を無事にこなし、独特の渋い声も以前と変わらず。

　収録後は、スタッフに見送られ、花束を手に笑顔でスタジオを後にしたが、やつれた様子はなかった。２９日にはニッポン放送「青春ベストヒットリクエスト」にも生出演する。
（スポーツ報知） - 4月29日11時10分更新

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年4月30日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(4月30日)
　　・1969年
　　　〜イギリスの４つの主要新聞の1/4を使い
　　　　「ビートルズは、ビートルズとして曲を書き続ける
　　　　ノーザンソングスの経営には手を出さない」という声明を出す

□音楽評論家／東京大学教授・佐藤よしあきさんを迎えて（終）
　・一番好きなのはジョン
　・Loveの歌詞について
　　　…YouもLoveもMeも、みんなイコールだと歌っている
　　　　Loveがなくなってしまうと、私たちもなくなってしまう
　　〜 John Lennon / Love
　・I saw her standing thereに代表される初期の歌について
　・ジョンのキリスト発言について
　　　…60年代、キリストに代わって何が神聖な存在になったのか
　　〜 The Beatles / I Saw Her Standing There
　・ジョンのリズムギターは天下一品
　　〜John Lennon / Give Peace a Chance
　・ビートルズはパンクだった？
　　　…時代によって、反体制の内容は変わる
　　〜John Lennon / Imagine

これは1度にまとめて録音したんだろうなあ。
佐藤先生乙
このあと、克也さん、入院したのかな？


ポール・キロックトニーさんも乙

□リクエスト
　　・ビートルズも最初はアイドルだったんですよね(児玉郡／女性)
　　　〜The Beatles / Help!

　　・ビートルズの曲が商店街でかかっているのですが
　　　スピーカが電柱の陰にあってカリカリします
　　　名曲である本来の姿が聞きたいです(江東区／男性)
　　　〜The Beatles / Ob-La-Di Ob-La-Da
　　　　(小林)曲をかけると本当は著作料取られるんだよ、大丈夫かな？

きっと翌週は何もなかったかのように
普通に放送がありそうな気がする

>>418
そうでしょうね。
さもなきゃひと言くらい、「ちょっと入院してまして」とかあるかな？

この放送は、いつも聞きそびれてしまうなぁ

毎週土曜日にニッポン放送朝８：４０ごろに小林氏のビートルズ物語やってるけど
そっちの方が、忘れること少ないな

>>420
石井食品のごちそうの詰め合わせがもらえるから、リクエストすることおすすめする

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年5月7日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(5月7日)
　　・1967年
　　　〜アップルスタジオそばのサビル・シアターで
　　　　リンゴがジミ・ヘンドリックスを見た
　　　　(小林)だからどうしたって思うかもしれませんが
　　　　　　　当時は、ライフ誌に
　　　　　　　「マリファナは禁止されるべきではない
　　　　　　　コントロールされるべきだ」
　　　　　　　という意見広告が載るぐらいの時代だったわけで
　　　　　　　それを考慮すると意味のあることだったのではないかと

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ジョンの友達サトクリフのバンド加入はポールにとって心地よいものはなかったが
　　　バンドの実質的リーダーであるジョンに文句を言える雰囲気ではなかった
　　　実際、サトクリフにはある種のカリスマ性があった
　　・バンドの名前は、サトクリフのアイデアで「The Beatles（ビートを備えたカブトムシ）」になる
　　　　〜 Buddy Holly / That'll Be The Day
　　　　〜 The Beatles / One After 909 (アンソロジー)

　　・当時は「（バンドリーダー）＆グループ名」という名前が主流だったため
　　　このバンド名は最初評判が良くなかった
　　　そのため、「シルバー・ビートルズ」として、ギグに出場することになる
　　　　〜 The Beatles / That's All Right, Mama (BBCセッション)
　　　　〜 Paul McCartney / Twenty Flight Rock (バック・イン・ザ・USSR)

　　・クラブのオーナーが、ムーアというドラマーを見つけてくれる
　　　そんな中、譜面の読めないサトクリフを脱退させることを条件に
　　　バンドと契約したいという人物が表れるが、ジョンはバンドに内緒で
　　　断ってしまう
　　　　〜 The Beatles / I've Got A Feeling

□リクエスト
　　・学校の先生はビートルズの大ファンです
　　　だけどその先生は、僕も大ファンだということを知りません
　　　あいつのことなんか大嫌いだ、クソ食らえ！(住所氏名不詳／男性／高校生)
　　　〜Sex Pistols / Anarchy in The UK

　　・佐藤教授の話おもしろく聞かせていただきました
　　　「Love」の歌詞の切り口が面白いという話をしてましたが
　　　この歌では「僕＝愛」なんです(柏市／女性／17歳)
　　　〜ポルノグラフィティ / 愛が呼ぶほうへ
　　　　(小林)ビートルズの番組の中でポルノを聞くのっていいねえ
　　　　　　　風格があります

　　・息を吸う音が「生きてる」って感じがします(江戸川区／女性)
　　　〜 The Beatles / Girl
　　　　(小林)ジョンは「お、お、女！」って感じで息を吸ってるんですが
　　　　　　　それが音楽になると、また違って聞こえてくるから良いですね

　　・「ビートルズから始まる」に対抗し、新番組「ストーンズは続く」！
　　　ストーンズのライブですが、克也さんが言ってたように「これは仕事だなぁ」って思う時があります
　　　でも、あまりのプロ根性ぶりに脱帽し、お仕事見え見えの彼らに感動する私です
　　　また、ストーンズのレポートをしてください！
　　　キースが歌うと二流バンドになるという克也さんの指摘は当たっています
　　　でも、個人的に言わせてもらえば、武道館でのビートルズは
　　　あまりにもプロ意識がありませんでした(四街道市／男性)
　　　〜The Rolling Stones / Driving Too Fast
　　　　(小林)だよねぇ、投げやりって感じだったものね

　　・今年はビートルズ40周年だそうですが
　　　当時の思い出を聞かせてください(調布市／男性)
　　　〜 The Beatles / Rock'n Roll Music
　　　　(小林)その当時の一曲目がこの曲だったわけね

(小林)この番組はビートルズを知らない人も
　　　知ってる人も平等の番組です


── 自身が入院していたということには一切触れられませんでした

　　／⌒⌒γ⌒　、
　　/　　　　　 γ 　　ヽ
　 l　　　　　　　γ　　　ヽ
　l　　 i"´ ￣｀＾´￣｀゛i　|
　|　　 |　　　　　　　　 |　|
　ヽ　 /　,へ　 　 ,へ　ヽ./
　　!、/　　 一　　　一　V
　　|6|　　　　　　| 　 　 .|
　　ヽl　　　／( 、, )＼ 　）　 ／￣￣￣￣￣￣
　　　| 　　ヽ ヽ二フ ） /　＜　 こいつ英語へたや
　　　丶　 　　　　 　.ノ　　　 ＼
　　　 |　＼ ヽ、＿,ノ 　　　　　　　　
　 　.　|　 　　ー-イ

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年5月14日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(5月14日)
　　・1960年
　　　〜シルバー・ビ−トルズ、リバプ−ルで演奏

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ジョニー・ジェントルのバックバンドとして、スコットランドで演奏するという
　　　仕事が、ゲイとしても有名なラリー・バーンズから持ち込まれる
　　　　〜 The Beatles / Michelle

　　　　〜 The Beatles / Till There was You
　　　　(小林)ポールはまだ学生です
　　　　　　　ジョニー・ジェントルという名前がいかにもハンサムで優男って感じですね

　　・それぞれ気に入った芸名を考え、はりきっていたメンバーだったが
　　　まだ学生だったポールを父親のジムが許してくれるかという懸念があった
　　　だが、いつものポールのいいわけがあっさり信用され、めでたくスコットランドへ
　　　　〜 Paul McCartney / Mull of Kintyre

　　　　〜 Paul McCartney / We Can Work it Out

　　・これから有名になると意気込んでいたメンバーだったが、現実は厳しかった
　　　ホテルの設備も寂しく、お湯のシャワーも出ず、食事もスープだけだったり
　　　仲が良かったジョンとサトクリフまでもが喧嘩をし始める有様
　　　おまけにジョニーが事故で入院してしまったが
　　　むりやり引っ張りだしてステージに立たせるなんてこともあった
　　　　〜 The Beatles / I Want You

□リクエスト
　　・退院おめでとうございます
　　　今なおCMに使われてたりして「古い」という感じがしない曲です(八千代市／男性)
　　　〜George Harrison / Got My Mind Set on You
　　　　(小林)この番組で、何回かかったことでしょう
　　　　　　　好きなんだよねコレ

　　・ジョンやポールよりもジョージが好きです(住所氏名不詳／男性)
　　　〜The Beatles / Something
　　　　(小林)ジョージがまだ病気で療養してる時、人気投票では
　　　　　　　ビートルズの曲の中でコレが一番だったんだよね

　　・ポールが今度日本に来たら、「シーラー・ラブソング」をやって欲しいです(八千代市／男性)
　　　(小林)きっとこの曲のことだと思います
　　　〜 Paul McCartney & Wings / Silly Love Songs

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年5月21日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(5月21日)
　　・1964年
　　　〜ドイツ語版「She Loves You」、「 I Wanna Hold Your Hands」発売
　　　　メンバーは最初乗り気でなかったが、エプスタインになだめられしぶしぶ録音したもの
　　　　〜 The Beatles / Sie Liebt Dich

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・スコットランド・ツアーは、散々な結果に終わり
　　　ラリー・バーンズは、これ以降仕事をくれることはなかった
　　　学校に戻ったポールは試験を受けるものの、合格したのは一科目だけに終わる
　　　　〜 The Beatles / Kansas City
　　　　〜 The Beatles / She's a Woman

　　・低空飛行を続けるシルバー・ビートルズだったが
　　　バイタリティあふれるアラン・ウィリアムスがマネジャーに名乗り出る
　　　　〜 Gerry and The Pacemakers / How Do You Do It
　　　　〜 The Beatles / Hippy Hippy Shake

　　・地方都市に過ぎないリバプールで、アランは苦悩しながらもビジネスを進めていった
　　　しかし、ジャニスというストリッパーのバックバンドとしての仕事を得たりするものの
　　　演奏する曲は、ロックとは程遠いものばかりだった
　　　　〜 The Beatles / Roll Over Beethoven
　　　　〜 The Beatles / Oh! Darling
　　　　(小林)「Oh! Darling」は、ポールが高校時代に既に作っていたと言われています
　　　　　　　以前、このあたりの話をお伝えしたときは、ジャニスやアランのキャラクターが
　　　　　　　微妙に違っていました
　　　　　　　ビートルズの本を書いた人によるものなので、要注意です

□リクエスト
　　・仕事で千葉に来て、初めてこの番組を聞きました
　　　知らない話もあって、カルチャーショックでした(愛知県稲沢市／男性)
　　　〜 Paul McCartney & Wings / Band on The Run
　　　　(小林)久しぶりに聞きましたけど、良い出来になってますよね
　　　　　　　「Band on The Run」は、マジカル・ミステリー・ツアーにコンセプトが似てます

　　・毎週楽しく聞かせていただいてます
　　　入院したと聞いて、とても心配しました。
　　　退院されたとのことですが、どうかお体には気をつけて、これからも番組を続けてください
　　　杉並区からもらった介護保険証を使ったんでしょうか？
　　　ずっと聞いていますが、ビートルズに関する話がいろいろ聞けて飽きることがありません
　　　ところで、この番組のWebサイトはないのでしょうか？
　　　これだけの情報を提供してくださっているのに
　　　それが放送だけで終わってしまうのはあまりにももったいないです
　　　もし、作る予定もないのでしたら、私が作りたいぐらいです(松戸市／男性)
　　　〜 The Beatles / Dr. Robert
　　　　(小林)介護保険証は使いませんでした
　　　　　　　詳しくはラジオ馬鹿.comで...

　　・ウグイスの鳴き声が風流ですね(葛飾区／男性／40歳)
　　　〜 The Beatles / Blackbird

　　・午後のティータイムにぴったりなこの曲をお願いします(松戸市／男性)
　　　〜 The Monkeys / Daydream Believer

　　・ビートルズを聴き始めた中学生の時、ジョンが亡くなりました(土浦市／男性)
　　　この番組を聞くたび、別れた彼女を思い出します(住所失念／男性)
　　　〜 The Beatles / Let it Be

(小林)60年代〜70年代の初めは、ストリッパーもバンドを従えて踊っていたんです
　　　これで、ビートルズも一人前といったところでしょうか

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年5月28日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(5月28日)
　　・1969年
　　　〜オリンピック・スタジオで「Let it Be」のトラックダウン
　　　　アルバム「Get Back」の曲順決め、マスタリングなど
　　　　この日、スタジオにきたのは、ジョージ・ハリソンとジョージ・マーティンだけ

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ストリップ小屋で、ロックンロールとは程遠い仕事を続けるシルバー・ビートルズ
　　　父親ほど年の離れたドラマー、トミー・ムーアはバンドを離れる
　　　当時のバーの柄の悪さはひどいもので、けんかは当たり前
　　　ギャングたちの縄張り争いなど、父親ジムは、ポールが巻き込まれるのではと気が気ではなかった
　　　だが、それは杞憂に終わった
　　　もともと、そういうギャングとは家柄の違うマッカートニー家
　　　ポールが愚連隊に入ることはなかった
　　　　〜 Elvis Presley / Jailhouse Rock
　　　　〜 Paul McCartney / Be-Bop-A-Lula

　　・品行方正なポール、それはジョンも同じだった
　　　だが、リチャード・スターキーは、自分の身を守るためにギャングスターの一員となっていた
　　　　〜 The Beatles / I Wanna Be Your Man
　　　　〜 The Beatles / Bad Boy

　　・ギャングたちの派閥争いはダンスフロアにまで持ち込まれ、時には殺人事件にまで発展する
　　　そんな中、事件は起きた
　　　女の子がシルバー・ビートルズのメンバーに色目を使ったとか
　　　そういう、理由の分からない争いごとで、恨みを持ったギャングたちは
　　　演奏が終わった彼らが、駐車場に現れるのを待っていた
　　　メンバーは素早く逃げ出したが、スチュアート・サトクリフだけが逃げ遅れ、袋だたきに遭ってしまう
　　　戻った親友のジョンが、なんとか救い出すが、この日の出来事は後の悲劇につながることになる
　　　　〜 The Beatles / Happiness is a Warm Gun
　　　　〜 The Beatles / Strawberry Fields Forever

□リクエスト
　　・今日は母の日ですね　照れくさいですが
　　　母親にレッチリの曲を送りたいです(土浦市／男性／31歳)
　　　　〜 Red Hot Chili Peppers / By The Way
　　　　　(小林)レッチリとビートルズは共通点があって
　　　　　　　　どっちもネガティブな曲がないんだよね

　　・5月5日誕生日を迎えました、そんな自分にイエスタデーを贈ってください
　　　中学の時にバンドを組んで、ベース担当の自分が最初に弾いたのがこの曲でした(ひたちなか市／男性／43歳)
　　　　〜 The Beatles / Yesterday
　　　　　(小林)最初にこの曲ってのは結構つらいよね

　　・今日は母の日ですね　9歳の息子が花を贈ってくれました
　　　いつしか歌われる側になってしまいました
　　　メンバーのお母さんはどんな人だったのでしょうか？(千葉市緑区／女性)
　　　　〜 John Lennon / Mother
　　　　　(小林)ジョージのお母さんは、とても優しくてギターを贈り
　　　　　　　　リンゴのお母さんは、働いていて大変だったと思います
　　　　　　　　この曲は、母の日だからといってかけるようなものではありませんが
　　　　　　　　リクエストなのでかけます

　　・頭がシャキッとする曲をリクエストします(横須賀市／男性／中学生)
　　　　〜 The High-Lows / パンダのこころ

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年6月4日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(6月4日)
　　・1967年
　　　〜ポール＆ジェーン・アッシャー、ジョージ＆パティ、ジョージ・マーティンと共に
　　　　ジミ・ヘンドリックスのライブを見に行く
　　　　当日は、デニー・レイン・グループ、シフォンズ、プロコル・ハルムも登場
　　　　ジミ・ヘンドリックスは、3日前に発売されたばかりの「サージャント・ペパーズ〜」を演奏

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・アラン・ウィリアムスは、スポンサーと共にハンブルグ行きの飛行機をチャーターする
　　　　〜 The Beatles / Back in The U.S.S.R.
　　　　〜 The Beatles / Penny Lane

　　・持って行ったテープには何も録音されておらず、プロモーションには失敗するが
　　　その後たまたまロンドンに滞在していた彼は、ハンブルグのプロモーターと出会い
　　　チャンスをつかむことになる
　　　　〜 The Beatles / Devil in Her Heart
　　　　〜 The Beatles / Ticket to Ride

　　・ハンブルグに自分の息のかかったバンドを送ることになったアラン
　　　しかし、なかなかそのバンドが見つからない
　　　そして、アラン自身はそんなに買ってなかった、シルバー・ビートルズに白羽の矢が立つ
　　　　〜 The Beatles / Nowhere Man
　　　　〜 The Beatles / You Never Give Me Your Money

□リクエスト
　　・ビートルズの話ができる十代なんていないと思っていたら
　　　リスナーに高校生とかいるんですね(袖ヶ浦市／女性／19歳)
　　　　〜 The Beatles / Day Tripper

　　(小林)今年は来日してから40周年なんですが
　　　　　いろんなところが騒いでますね
　　　　　bayfmも騒ぐと良いんだけどね

　　・私はポールが一番好きです(柏市／男性／51歳)
　　　　〜 The Beatles / Lady Madonna
　　　　　(小林)ポールのボーカルがすごいんですよね、この頃

　　・ビートルズは永遠です(世田谷区／男性)
　　　　〜 The Beatles / You Can't Do That

　　・DVDで「マジカル・ミステリー・ツアー」を見ました(東村山市／性別失念)
　　　　〜 The Beatles / Fool on The Hill

　　(小林)最近の話題といえば、ポールが離婚したってことですが
　　　　　「やっぱりあのカミさんは金目当てですよ〜」って言う人が多いんですよ
　　　　　でも、自身のサイトでそれを否定するっていうところがポールらしいね

キロックトニーさん、いつも乙

いまＪの克也さんの番組でマンスリースペシャルでビートル特集やってる。
＞いろんなところが騒いでますね
これ、Ｊ含んでるね。


いまもリンゴと電話で話したっていうネタをやってる。

おう、いま「イエスタディ」流れてるなw
来週も特集すると。

マンスリーでやるんだよ。

6月25日(日)午前9:40／WOWOW
リンゴ・スター＆ヒズ・オール・スター・バンドライブ2003
　〜ジョン・ウェイト(b)、コリン・ヘイ(g)、ポール・キャラック(key)、シーラＥ(ds)

6月25日(日)午後1:55／WOWOW
ザ・ビートルズ　フロム・リバプール・トゥ・サンフランシスコ
　〜1966年8月29日、キャンドルスティック・パークでの公演をもってライブ活動を休止するまでのドキュメント

6月25日(日)午後0:30／WOWOW
ジョン・レノン　イマジン
　〜ロング・バージョン、デジタルリマスター版

6月25日(日)午後3:00／WOWOW
ザ・ビートルズ　ライブ・イン・ワシントンD.C. 1964
　〜1964年2月11日、ワシントン・コロシアム

6月25日(日)午後3:45／WOWOW
映画「ハード・ディズ・ナイト」
　〜デジタルリマスター版

6月25日(日)午後5:25／WOWOW
ジョージ／ハリソン＆フレンズ　コンサート・フォー・バングラデシュ
　〜1971年8月1日、MSGでのチャリティー・コンサート
　　世界初・ハイビジョン＆5.1chサラウンド放送

6月25日(日)午後11:20／WOWOW
ポール・マッカートニー　Live at Abbey Road
　〜2005年7月、ポールがアビー・ロード・スタジオで50人ほどの観客を招いて行なったスペシャルライブ

7月2日(日) 午後7:30〜午後10:00／NHK-BS2　
8月24日(木) 午後11:00〜翌午前2:00／NHK-BShi

来日40周年記念スペシャル
　〜ビートルズ・トリビュート・ナイト

★ビートルズを聴き直そう！弾き直そう！
NHK衛星放送では、1966（昭和41）年のビートルズ来日からちょうど40年目にあたる今年の
夏、2時間半にわたるスペシャル番組を放送します。
武道館公演の最終回が行われた同じ日、同じ時間帯に、ビートルズに影響を受けた多彩なゲスト
ミュージシャンやコピーバンドのテクニシャンたちによる生演奏＆トークに加えて、新たに発掘
したお宝映像の公開など、盛りだくさんの内容です。老若男女の幅広い世代を今も惹きつけて止
まないビートルズ――その魅力を“再発見”する番組です。

■ビートルズ来日ゆかりの地から生中継
進行役は自らもビートルズマニアの松本和也アナウンサー。ビートルズを敬愛するミュージシャ
ン達をゲストに迎えて、40年前の来日時に４人が宿泊した都心のホテルから生中継でお送りしま
す。4人の音楽の足跡をたどるとともに、当日、ホテルの大広間で開催されるビートルズファンの
アマチュア”親父”バンドフェスティバルの模様もご紹介します。
さらに、ビートルズのコピーバンドにも登場してもらい、楽譜や教則本だけではわかりにくい演
奏テクニックや、ビートルズに寄せる熱い想いをお届けします。

■新たに発見されたビートルズ“お宝”映像
映画やライブ映像、プロモーションフィルムなど、ビートルズはデビューから解散まで実に多く
の映像で記録され続けました。番組ではこの機会に、日本でほとんど放送されていない“お宝映
像”の数々を、彼らが訪れた世界各国の放送局やプロダクションなどで発掘中。本国イギリスの
バラエティー番組への出演映像や、オランダ訪問時のニュース映像などをご紹介する予定です。
ご期待ください。

6/30(金)，7/1(土)　22:00〜22:30／Music Air
来日記念番組　ビートルズがやってきた！

日本のロック、ポップス史をぬりかえた歴史的大事件、ザ・ビートルズの武道館公演が行われた
40年前のこの日を振り返り、司会に音楽評論家・萩原健太、そしてザ・ビートルズの影響を受け
たゲストを迎えてお送りするスペシャル番組を２夜連続でお送りする。ザ・ビートルズが音楽界
にもたらした様々な革新を、音楽家の視点を交えながら、またファンとしての熱いメッセージも
織り込みながら“ザ・ビートルズ来日40周年”を祝う、全ての音楽ファン必見のスペシャル番
組！尾藤イサオが！松崎しげるが！水森亜土が！杉真理が！ビートルズを語る！！司会：萩原健太

6/2(金)22:00〜23:30／Music Air
リンゴ・スター＆ヒズ・オール・スター・バンドの軌跡

ビートルズへの加入は一番最後だったが、一番の年長者。彼がいなければ解散はさらに早まった
だろうとも言われている。同時代を過ごしたミュージシャンとの交流は幅広く、1980年代の終わ
りから彼にとってビートルズ以来の本格的な世界ツアー、「リンゴ・スター＆ヒズ・オール・ス
ター・バンド」の足跡を追ったドキュメンタリーをお送りする。1978年に映画で『Sgt.ペパーズ〜』を再現したピーター・プランプトンをはじめ、トッド・ラングレン、ジョー・ウォルシュ、ジャック・ブルースらが出演。

6/16(金)22:00〜23:30／Music Air
ポール・マッカートニー他／Rock for カンボジア　ユニセフ救済コンサート

6/23(金)22:00〜23:30／Music Air
ジョン・レノン＆ヨーコ・オノ／イヤー・オブ・ピース

6/9(金)22:00〜23:00／Music Air
カール・パーキンス＆フレンズ
　〜エリック・クラプトン、リー・ロッカー、デイヴ・エドモンズ、ロザンヌ・キャッシュ、ジョージ・ハリソン他

6/9(金)23:00〜23:45／Music Air
ジョージ・ハリスン＆ラビ・シャンカール／オール・シングス・マスト・パス

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年6月11日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(6月11日)
　　・1964年
　　　〜シドニーに向かってる途中、給油のためダーウィンに立ち寄り
　　　　深夜にもかかわらず400人ものファンが集まる

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・繁栄を続けるハンブルグに
　　　自分の息のかかるバンドを契約したいと考えるアラン・ウィリアムス
　　　しかし、シルバー・ビートルズには、パーマネントなドラマーがいなかった
　　　あわててドラマーを募集するも、まだまだ人気のないバンドに
　　　ドラマーが殺到するわけもない
　　　そんな中、ひょんなことからドラマーが見つかる
　　　口数が少なく、痛々しいほどにシャイなこの男は
　　　後に「ビートルズになれなかった男」と呼ばれるようになる
　　　ピート・ベストだった
　　　　〜 The Beatles / Rock'n Roll Music
　　　　〜 The Beatles / Baby's in Black
　　　　　(小林)この二曲は、来日時に演奏された曲です

　　・多感な時期に互いに母親を亡くしているジョンとポールにとって
　　　グループはファミリーだった
　　　ハンブルグという土地に行くことで、その絆は高まっていく
　　　旅の途中、バンドの名前からシルバーを外し、「ビートルズ」としてスタートした彼らは
　　　インドラ・クラブで、初ライブを行う
　　　　〜 The Beatles / This Boy
　　　　〜 The Beatles / Paperback Writer

　　・アランの壊れそうなバンで、ハンブルグに到着したビートルズ
　　　ステージがボロいこともさることながら、宿泊施設のひどさは相当なものだった
　　　部屋はポルノ映画館の奥にあり、トイレはその映画館のもの
　　　与えられた部屋が「他の目的」で使われる場合は、トイレにベッドを持ち込んで寝なければならない
　　　ギャラは、一人あたま30ドイツマルク
　　　もちろん、いろんなところでピンハネされたものだ
　　　彼らの演奏を見るのは、酔っぱらいや客と寝たばかりの売春婦など
　　　しかし、本当の苦労は、まだ先のことだった
　　　　〜 The Beatles / Money
　　　　〜 The Beatles / Revolution

□リクエスト
　　・家族団欒を放棄して聞いています(八千代市／男性)
　　　　〜 キャロル / ルイジアナ・ママ
　　　　　(小林)このバンドのリーダーの人はビートルズの初期の歌、全部歌えるんですよ
　　　　　　　　ただ、曲のタイトルを知らないんだけどね

　　・イギリス三大ロックバンドといわれても、当時の日本でのレコード売り上げは
　　　ビートルズの三分の一がストーンズで、フーはその十分の一だったというのは本当でしょうか？
　　　克也さん、おすすめのフーの曲をお願いします(四街道市／男性)
　　　　〜 The Who / Summertime Blues
　　　　　(小林)本当だったと思いますよ
　　　　　　　　フーは、やっぱりこれだよね

　　・ビートルズが来日したその日、私は親戚のお兄さんの家で
　　　ハモニカで始まる変な曲を聴いていました
　　　何回も連続して聴き、三回目のハモニカが鳴ったその時、「うるさい！」と
　　　障子が開いて、おじさんが怒鳴り込んできました
　　　「おまえもビートルなんか聞いてるとバカになっちまうぞ！」と言われた私は
　　　10年後、ビートルズバカになってしまいました(三鷹市／男性)
　　　　〜 The Beatles / I Should Have Known Better

　　・イエスタディとミッシェルが初めて覚えた曲でした(松戸市／女性)
　　　　〜 The Beatles / Michelle

キロックトニーさん、いつも乙
きょうのは、ふすまが開いて親父に怒られたっていうおたよりにﾜﾗﾀ



いまJ-WAVEの克也さんのビートルズ特集聞いています。
克也さん、ジョンより1つした、ポールより1つ上なので、同じような音楽体験をしてきたとのこと。
ブルーコメッツのためのビートルズナンバーの翻訳の話

ビートルズの詩から、そのすごさに気づいた。
歳が同じだけに気がつくのが遅かった。

♪サージェントペッパー

>>450-452の告知はこっちでもやってるんでよろしく。
【地上波】Beatles関連TV番組News速報【BS CS】
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1147874395/

今日はポールの誕生日なので
最初のカレンダーは、そのことを伝えて
その後で「Birthday」がかかるであろう


たぶん

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年6月18日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(6月18日)
　　・1968年
　　　〜ジョンの本「In his own write」が舞台化され、上演される
　　　　初日、ジョンはヨーコと共に、白いジャガーで劇場に現れる
　　　　(当時はまだ、シンシアと結婚していた)

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・1960年の夏、ビートルズの面々はハンブルグにいた
　　　週に七日、一日八時間の演奏だった
　　　ジョン「一日八時間ぶっつづけだから、毎回違ったことをやらないと
　　　客に振り向いてもらえない。あの頃の経験が、後に生きている。」
　　　近所からの苦情で、インドラ・クラブは閉鎖に追い込まれる
　　　やがて、ビートルズは、別のクラブ「カイゼル・キラー」に移動となる
　　　だが、ここに来る客はヤク中だったり、拳銃を持っていたりと
　　　インドラ・クラブよりも、さらに劣悪な場所だった
　　　　〜 The Beatles / I Saw Her Standing There
　　　　〜 The Beatles / Long Tall Sally
　　　　　(小林)改めて聞くと、ビートルズの力はスゴイね〜

　　・この頃のビートルズは、5人のグループだったが
　　　まだ、その力を発揮してるとはいえない状態だった
　　　ハンブルグに残っていたアラン・ウィリアムスも、そんなに期待はしていなかったが
　　　そのアランの叱咤激励に、いち早く反応したのが、ジョン・レノンだった
　　　ジョンのパフォーマンスには、変化が現れた
　　　時に、体を激しくけいれんさせ、日に日に彼のステージでの激しさは増していった
　　　そしてある日、彼は右手を高く上げ、ステージ上でヒットラーの真似をして見せ
　　　しかも、観客に向かって「ナチス！」と叫んだのである
　　　これには、クラブの客も大受けだった　
　　　　〜 The Beatles / Komm, Gib Mir Deine Hand (I Wanna Hold Your Handドイツ語版)
　　　　〜 The Beatles / The Ballad of John and Yoko
　　　　　(小林)1969年にジョンの結婚式の模様を、そのままポールと二人で歌にしちゃった曲です
　　　　　　　　だから、このドラムは、ポールが叩いてるんですよ
　　　　　　　　この頃の二人の状況を考えると、いろいろ複雑だったろうね

　　・ジョンのステージ・アクションで、ハンブルグの荒くれどもの心をつかみかけたビートルズ
　　　ポール「酔っぱらいが一杯いるパブでお客さんを乗せることができて
　　　　　　　はじめてバンドは一人前ってところかな」
　　　こうして、異国の地ハンブルグで、ビートルズは成長していった　
　　　　〜 The Beatles / Hey, Bulldog
　　　　〜 The Beatles / The Long and Winding Load (Naked version)
　　　　　(小林)オルガンを弾いていたビリー・プレストンは、6月6日腎不全で亡くなりました

□リクエスト
　　・チューリップは、確実にビートルズの影響を受けていると思います
　　　ぜひ、財津和夫さんを番組に呼んでください(佐倉市／男性)
　　　　〜 チューリップ / 心の旅
　　　　　(小林)財津和夫さんは、過去にこの番組にきてくれました
　　　　　　　　40年前の来日当時、ものすごい台風で
　　　　　　　　ひょっとしたら九州に上陸するかもしれないと大騒ぎだったそうです
　　　　　　　　ビートルズがいなかったら、確実に自分たちはいなかったとも語っていました
　　　　　　　　リクエストの「銀の指輪」がなかったので
　　　　　　　　もっとビートルズっぽい、この曲で我慢してください

　　・ストーンズですが、いいですか？
　　　愛娘の「あんじゅ」と一緒に聞いてます
　　　「アンジー」と呼びたくて、この名前をつけました(茨城県／女性)
　　　　〜 The Rolling Stones / Angie
　　　　　(小林)その子供はどうするんだろうね？

　　・ノリノリのこの曲をお願いします(土浦市／男性)
　　　　〜 Richie Valens / La Bamba
　　　　　(小林)ビートルズとは関係ないようですが
　　　　　　　　コードはツイスト・アンド・シャウトだし、まぁいいか

　　・ビートルズにあこがれて、イギリスに留学します(高校二年生)
　　　　〜 The Beatles / Let it Be

(小林)ハンブルグ修業時代の話ってのは、本当におもしろいんですよね
　　　ジョンの凶暴さ、ポールの器用さが出ています
　　　今日はお話ししませんでしたが、ジョンは便座をクラブの便所から持ってきて
　　　それをレイのように首にかけて演奏したっていう話もあります

ポールの誕生日の話は全然出てこなかったね
克也さん、忘れてたのかな

「ストーンズですが、いいですか？ 」ってのに笑えた
克也さんがストーンズ嫌いなのをよく分かってるわ

>>466
えっ、克也さんってストーンズ嫌いなんですか？

優れたミュージシャンとして尊敬はしてるけど好きではないということ

番組でも、アメリカで二日続けて見て
一日目は感動したけど
二日目は「あ〜『仕事』やってるなぁ〜」と感じてしまったという
話をしてたし
ラジオ馬鹿のページでも、ストーンズがらみの話を
克也さんが書いてるよ

Jはいまビートルズのキャンペーンみたいのやってるけど、
それがらみか、数秒のビートルズがらみのステッカー（？）克也さんがやってる。
ビートル特集の番宣、「最終回」とか言ってる。たった3回だったな。

今日はwowowでビートルズ特集するけど、「ビートルズから始まる」他は、

ラジオ午前１０時〜11時TokyoFMの番組で「ビートルズの武道館ライブの裏側」。

ラジオ午後１０時〜11時FM J-Waveの小林克也の番組で「ビートルズ」。

やる。

小林克也ってビートルズの良く事詳しくないくせにいい加減なことばかり喋るんだろう。

↑
ビートルズの→ビートルズを

>>471
凄まじい日本語ですなｗ

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年6月25日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(6月25日)
　　・1967年
　　　〜EMIアビーロードスタジオから、BBC「アワー・ワールド」の一環として
　　　　世界6億人にむけて生放送が行われる
　　　　キース・ムーン、パティ・ハリソン、ジェーン・アッシャー、ゲーリー・ウォーカー
　　　　などが参加
　　　　ボーカルだけ生で、他はあらかじめ録音されていたもの
　　　〜 The Beatles / All You Need is Love

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・1960年のハンブルグ ── 当時まだ5人で活動していたビートルズは
　　　1日8時間、週7日間の演奏を毎日続けていた
　　　荒くれどもを前に、演奏は日に日にしっかりしたものになっていく
　　　当時のドラマー、ピート・ベストは語っている
　　　「しまいには、俺たちはあらゆる制約なしで演奏するようになっていた
　　　　どんな音楽でも選ぶのは自由で、演奏したいもの
　　　　自分たちの感じたままのあるべき形で演奏していた」

　　　どんなにステージで受けるようになっても、ビートルズはドイツ人とは距離を置いていた
　　　特に人見知りの激しいのが、ジョンであった
　　　ドイツ語は、片言でしかしゃべれなかったし、しゃべろうともしなかった
　　　そんなジョンを励まそうと後に結婚し妻となるシンシアが陣中見舞いに訪ねてきた
　　　こともあるぐらいだった
　　　リバプールから一緒に仕事に来ていたグループ「デニー＆シニアーズ」も国に帰り
　　　代わりにリバプール一の人気バンド「ロリー・ストーム・アンド・ザ・ハリケーンズ」がやってきた
　　　ここのドラマーがなかなか愉快なやつで、人なつっこくもあった
　　　ハンブルグにくるやいなや、ちょっとはこのあたりの地理に詳しいビートルズとつるむようになっていった
　　　当てもなくハンブルグの町を徘徊するのである
　　　共に、リバプールからの流れ者としてファミリーになっていった
　　　その男こそ、リチャード・スターキー
　　　後に、リンゴ・スターと名乗る男だった

　　　　〜 The Beatles / Boys
　　　　〜 The Beatles / I Feel Fine

　　・ハンブルグでの修業時代を過ごしていたビートルズであったが
　　　もう、大人になりかかった5人である
　　　争いごとやケンカはしょっちゅうだった
　　　特にポールはメンバーとおかしな関係になりがちで
　　　ジョージと口論したり、ジョンとはリーダーシップを巡って衝突した
　　　そんな中でも一番ポールともめたのが芸術家肌のベースマン、スチュアート・サトクリフ
　　　ポールが急に虫の居所が悪くなると、その矛先は決まってサトクリフに向けられた
　　　ステージ上でケンカにまで発展することもしばしばだった
　　　ジョン「ポールはいつも、サトクリフをいじめていたのさ」

　　　そんなサトクリフは、他のメンバーと違って、外国人に対し距離を置くことはなかった
　　　ほどなくして、ガールフレンドもできたのである
　　　サトクリフがつきあいだしたのは、写真家を目指していたアシュリッド・キューシー
　　　個性的な娘で、ベッドルームを大好きなフランスの芸術家ジャン・コクトーにならって
　　　黒く塗りつぶしていたり、当時アメリカで流行していたビート・ジェネレーションに傾倒していたり
　　　その色々なところに、サトクリフは惹かれていくようになったのである
　　　ただし、そのほとんどの趣味は、他のビートルたちにとってはチンプンカンプン
　　　宇宙人が言ってるようなものだった
　　　特に、ポールはそんなアシュリッドの趣味、そしてそんな女とつきあうサトクリフを
　　　毛嫌いするようになっていくのである

　　　　〜 The Beatles / She's a Woman
　　　　〜 The Beatles / If I Fell

　　・ハンブルグ時代のビートルズの中で、もっとも芸術家的だった男、サトクリフ
　　　このサトクリフと愛し合うようになった女性、アシュリッド・キューシーは
　　　ビートルズとの出会いの思い出を、こう語っている
　　　「ある日、友達に連れられて、カイゼル・クラー・クラブのドアを開けた
　　　　そこで聞こえてきたのは、けたたましくてギンギンのロックの音
　　　　彼らが着ていたものも、風変わりなテディ・ボーイという感じで
　　　　私はもう目を離すことができなくなった
　　　　あっけにとられて、口を開けたままで、座ったままだったわ」

　　　その日からアシュリッドは、文字通りビートルズのとりこになった
　　　それに彼女は正真正銘、中産階級の生まれ育ちだったので
　　　ワイルドな夜のクラブでの生活にスリルを感じていたのも事実である
　　　荒くれた町ハンブルグで前髪を下ろして、コクトーや実存主義、ビートニクの書物を読みあさる
　　　アシュリッドや、その友達
　　　クラウス・フォアマンなどは、ジョンやサトクリフにとって
　　　ものすごく知的で刺激的な存在になっていった
　　　彼らの人生について、意味深い言葉を交わし、お互いのグループで一緒に酒を飲むながら
　　　朝まで語り合うようになっていった
　　　そしてサトクリフは、クラブにアシュリッドがやってくると、決まって
　　　エルビス・プレスリーのバラードを歌って歓迎したのである

　　　　〜 Elvis Presley / Love Me Tender
　　　　〜 The Beatles / When I'm Sixty-Four

　　　　　(小林)なぜ、ポールはサトクリフをいじめていたかというと
　　　　　　　　絵の才能がすごくて、すごい賞を取るんですよ
　　　　　　　　当時のお金で10万円ぐらいの賞金が出ます
　　　　　　　　で、ジョンが、親友のサトクリフに「ベースを買えよ」と言って
　　　　　　　　ベースを買って、そしてベースを弾かせて、ビートルズに入れてしまうわけです
　　　　　　　　だから、ハンブルグにきた頃は、ベースの習い始めみたいな感じで
　　　　　　　　下手だから、ポールは憎たらしくて仕方がなかったわけです

□リクエスト
　　(小林)リクエストのコーナーですが、一曲目はビリー・プレストン追悼として
　　　　　この曲をおかけします　キーボードに耳を傾けてください
　　　　〜 The Beatles / Don't Let Me Down

　　・僕は、小学校5年までポップスを知りませんでした
　　　人生を変えたと言っても過言ではないこの曲をリクエストします(上尾市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Help

　　・最近は携帯電話で録音して、仕事中に聞いたりします(幕張町／男性)
　　　　〜 The Beatles / Revolution

　　・高校時代、テニス部のキャプテンにあこがれていた頃
　　　偶然を装って待ち伏せ、ビートルズの話をするのが楽しかったです(山武郡／女性)
　　　　〜 The Beatles / Michelle

キロックトニーさん、乙




あしたはＪわう゛ぇでワンデイだね。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年7月2日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(7月2日)
　　・1966年
　　　〜日本公演最終日
　　　〜 The Beatles / Rock'n Roll Music (第一曲目)

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・サトクリフの恋人アシュリッドは、他のビートルたちにも影響していく
　　　だが、ジャズを演奏してみたら？という誘いには
　　　「ジャズが若者にどれだけの影響があるというんだ？
　　　　俺たちはロックなんだ」と断られる
　　　　〜 The Beatles / Dizzy Miss Lizzy
　　　　〜 The Beatles / Get Back

　　・夜通し12時間演奏し、腕は日に日に上達するものの、試練は続いていく
　　　それでも、ポールは前向きで、常に上昇志向
　　　決して、陽気さを失うことはなかった
　　　ファンも徐々に増えてきた
　　　アシュリッド「ステージの上のポールは、いつも司会を務め
　　　　　　　　　　サインにも気軽に答えていた
　　　　　　　　　　バンドのスポークスマンの役割も果たしていたわ」
　　　しかし、ハンブルグの過酷な環境で、ビートルズの面々は
　　　女にハマり、ドラッグに手を出すことになる
　　　　〜 The Beatles / Drive My Car
　　　　〜 The Beatles / Lucy in the Sky with Diamond

　　・1960年のハンブルグ ── 人々は彼らを認めるようになり
　　　時には差入れも有ったりで、ビートルズは人気者になって行った
　　　そして、それと共に、メンバーのアルコール量は増えていく
　　　特に、まだ17歳だったジョージは、客に無理矢理飲まされ
　　　宿に帰ったとたんに、嘔吐することもしばしばだった
　　　演奏に支障を来さないようにという思いから、メンバーはドラッグにも手を染めていく
　　　最初は軽かったものが、だんだんとエスカレートし、どんどん強いものに手を出す始末だった
　　　ジョン「夜通し演奏するためには、これしかなかったんだ」
　　　　〜 The Beatles / I'm Only Sleeping
　　　　〜 The Beatles / Your Mother Should Know

□リクエスト
　　(小林)リクエストのコーナーですが、本日は日本公演で前座に出た方たちの曲をお送りします
　　　　〜 ジャッキー吉川とブルー・コメッツ / ブルー・シャトー (翌年の大ヒット)

　　(小林)この人たちは前座ではありません
　　　　　前座の誘いは有ったのですが「手品のタネを明かすようなものだから」
　　　　　と断っています
　　　　〜 スパイダーズ / ノー・ノー・ボーイ

　　・家ではbayfmの入りが悪いので、駐車場に止めてある車のカーラジオで聞いています
　　　6月18日ポールの64歳の誕生日の日、番組を聞いていたら
　　　チューリップの曲がかかっている時に、とてもキレイな虹が２本も出ていました
　　　番組のおかげです(川口市／女性)
　　　　〜 The Beatles / Nowhere Man

　　・6月4日は僕の誕生日でした
　　　なので、イエロー・サブマリンをお願いします
　　　聞いてるととても楽しくなります(千葉市若葉区／男性／8歳／父親代筆)
　　　　〜 The Beatles / Yellow Submarine

■あなたのビートルズ　オリジナルの選曲＆曲順■
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1151855971/

８０分のCD-R またはMDで作りたいのですが、ビートルズ１とか青盤、赤盤などの選曲（初期〜後期の順ではなく、みなさんの選曲順を参考にしたいのですが、
1曲目から「レボリューション」（ホワイトアルバム）からはじまるとか、
取り合えず、意見頂きたい。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年7月9日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(7月9日)
　　・1969年
　　　〜アビー・ロードの制作に入る
　　　　　マックスウェル・シルバーハンマーを録音
　　　　　数日前に事故を起こしたジョンもスタジオ入りするが
　　　　怪我をしたヨーコも連れてきて、スタジオ内のベッドにわざわざ寝かせる

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・アルコールの摂取量に加え、薬も増えていったビートルズ
　　　それは、彼らがドラッグとともに過ごす人生の始まりでもあった
　　　ステージを降りてからもフラフラで
　　　特にジョンは、薬を買う金がつきると、酔っぱらった船乗りから金を巻き上げたり
　　　便座を首にかけてステージに登場したり
　　　尼さんめがけ、二階の窓から自分の小便をかけたりと、ひどいものだった
　　　　〜 The Beatles / No Reply
　　　　〜 The Beatles / Come Together

　　・アルコールと薬 ── 典型的なロッカー人生を送るハンブルグ時代のビートルズ
　　　スペンサー・メイソン(当時のマネージャー)は語る
　　　「薬を飲むと、疲れないんだよ。飯を食わなくても、生きて行けるんだからね。
　　　　でも、それに伴う副作用はひどいもので、特にジョンはひどかった。
　　　　彼はある日、突然マーケットに行って、豚を買ってきたんだ。
　　　　何かと思ったら、その豚に首輪を着けて、街を散歩してるんだよ。
　　　　そして、ホテル・フェニックスに入り、最上階から豚を放り投げたんだ。
　　　　『空飛ぶ豚ちゃんだ〜』ってね。
　　　　もちろん、豚は死んだよ。短い付き合いだったね。
　　　　とにかく、ジョンはヤバかった。」
　　　　〜 The Beatles / Being For The Benefit of Mr. Kite
　　　　〜 The Beatles / Here, There and Everywhere

　　・1960年、ビートルズはハンブルグにいた
　　　週7日、毎日夜通しの演奏 ── 下積みの真っ最中
　　　彼らが、酒、薬の次に突入したのは、色気の方だった
　　　品行方正だった、ポールまでもが、簡単に言えばやりまくっていた
　　　ストリッパー、年増女 ── 誰とでもメイクラブしていたのである
　　　楽屋、出入り口など、場所も選ばず、まるで盛りのついた犬と同じ
　　　そんな彼らは、当然のことながら、性病の洗礼を受けることになる
　　　病名は「梅毒」
　　　やがて、小便の色で梅毒かどうか分かるようになったマネージャーのアランは
　　　梅毒先生のニックネームで呼ばれるようになってしまう
　　　そして、小便をする時に痛みを感じるようになると、闇の医者に連れて行ってペニシリンを打ってもらう
　　　その繰り返しで、それは彼らがドイツの空港を発つまで続くことになる
　　　　〜 The Beatles / Girl
　　　　〜 The Beatles / Across The Universe
　　　　　(小林)８歳の子供たちも聞いているのに、FMでこんなことをと思ってる方も
　　　　　　　　いらっしゃるかと思いますが、これが現実です
　　　　　　　　お子さんたちが聞いてきたら、こういう時は親の腕の見せ所ですよ

□リクエスト
　　・28年前、僕は中二の少年でした
　　　その春に初めての彼女が出来、洋楽のレコード
　　　ポール・マッカートニーの「ロンドン・タウン」を初めて買いました
　　　ラジオから流れるのは、自分のCDをかけるのとは違って聞こえます(江戸川区／男性)
　　　　〜 Paul McCartney / With a Little Luck

　　・リクエストに多少の不満が有ります
　　　ビ−トルズの曲が聞きたいのに
　　　ソロの曲だったり、誰でも知ってるような曲だったりで
　　　ちょっと乙女チックな曲になりますが、よろしくお願いします(船橋市／女性)
　　　　〜 The Beatles / Every Little Thing

　　・ビートルズオンリーの番組なので、大好きな曲をリクエストします(住所不詳／男性)
　　　　〜 The Beatles / All You Need is Love

　　・この曲を聴くと勇気がわいてきます(柏市／男性／50台)
　　　　〜 The Beatles / The Long and Winding Road

(小林)ビートルズの物語は、ポールについての本からアレンジして話しています
　　　今日は特にワイドショーみたいな感じでしたけど
　　　「そんなこと有りっこない！」と思いながら聞いてる方もいれば
　　　「いやいや、有って当然だよ。よけいに好きになったよ」と思ってる方もいらっしゃるでしょうね

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年7月16日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(7月16日)
　　・1968年
　　　〜ホワイトアルバム「Cry Baby Cry」録音中

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・血気盛んなビートルズに対し、マネージャーである、アランの監視する目は厳しくなっていた
　　　そんなある日、ビアハウスにアランが表れると、そこではメンバーが
　　　もうひとりのマネージャー、スペンサー・メイソンと飲んでいた
　　　やがて、派手な格好をした売春婦が現れる
　　　ポールは彼女とすぐに仲良くなったが、アランは良しとしない
　　　病気も心配だった
　　　アランの忠告にポールはあきらめたが、
　　　「だったら、キミが彼女と遊びなよ」という優しい一言をポールからもらう
　　　一時間後、アランは真っ赤な顔でビアハウスに戻ってきた
　　　「ちきしょうポールめ、あの女…、オカマじゃねえか！」
　　　　〜 The Beatles / A Hard Day's Night
　　　　〜 The Beatles / Two of Us

　　・連日12時間の演奏 ── ハンブルグでの毎日は、修行の日であった
　　　それでも、ポールは作曲に精を出す
　　　一番早い時間にバーに来て、ピアノにも向かった
　　　正式にレッスンを受けたわけではなかったが
　　　彼は、レコードの音を耳で聞いたまま、弾くことが出来たのである
　　　曲だって、高校生の時から作っていた
　　　後にレコード化される「I'll Follow The Sun」は、この時に作った曲だ
　　　メンバーたちに聞かせ、まあまあのものはステージで演奏された
　　　しかし、どんなにがんばってオリジナルを演奏しても、客がリクエストするのは
　　　チェック・ベリーやエルビス・プレスリーなどのヒット曲だった
　　　　〜 The Beatles / Long Tall Sally
　　　　〜 The Beatles / I'll Follow The Sun

　　・レパトリーを次々と増やしていったビートルズ
　　　数は少なかったが、それでも、堂々と演奏する迫力は身につけたし
　　　みんな、一皮むけた気分になっていた
　　　ビザが切れる4ヶ月前 ── 10月になって、ビートルズが演奏していた
　　　カイゼル・キラーの商売敵であるトップテン・クラブが
　　　あからさまな嫌がらせに出てきた
　　　ビートルズの先輩格にあたるバンドを引き抜き
　　　しかも、そのサポートバンドとして、彼らにも声をかけてきたのである
　　　商売敵に身を売ったことに、カイゼル・キラーのオーナーは腹を立て
　　　これ以降、決してカイゼル・キラーの息のかかったところでの演奏を許さなかった
　　　　〜 The Beatles / Helter Skelter (アンソロジー3・バージョン)
　　　　〜 The Beatles / I'm The Walrus

□リクエスト
　　・今年から英語の授業が始まったのですが、あまり得意ではありません
　　　父親からは「もっとビートルズを聴いてみたら？」と言われました
　　　(千葉市美浜区／男性／12歳)
　　　　〜 The Beatles / She Loves You
　　　　　(小林)12歳か〜、イギリスのファンクラブが日本でのアルバム人気投票をやったんですが
　　　　　　　　第一位が「アビー・ロード」だったそうです
　　　　　　　　で、そこで票を決めたのは、10台の男の子だったそうです
　　　　　　　　ちゃんと、若い世代に受け継がれてるということで ──
　　　　　　　　すいません、脱線しました

　　・来日する2〜3年前に、テレビ番組欄に「これがビールズだ」というのが載ってました
　　　ビールズ（ウイルス）に興味を持っていたので、番組を見たのですが
　　　放送されたのは、ビートルズでした
　　　このとき初めてビートルズを見たような気がします(千葉市稲毛区／男性)
　　　　〜 The Beatles / Hey Bulldog
　　　　　(小林)この曲はリクエストが多いね

　　・克也さんは、来日公演は見に行ったのですか？(江戸川区／男性)
　　　　〜 The Beatles / Nowhere Man
　　　　　(小林)僕は行っていません
　　　　　　　　僕が最初にロックの洗礼を受けたのはプレスリーで
　　　　　　　　来日した頃は、本当のロックとは違うなぁ〜と思ってたんです
　　　　　　　　でも、なんか変わって行くな〜とは思ってました

　　・おいらが通っていた中学校の下校時に流れていた曲です
　　　ある日、学校からの帰りに寄り道して親友の家にいると
　　　親がやってきて、「何してるの！」と怒るので
　　　「♪家出したで〜、いえでしたで〜」と歌いました(八千代市／男性／37歳)
　　　　〜 The Beatles / Yesterday
　　　　　(小林)あなたも37歳、ついにダジャレ世代に突入ですか

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年7月23日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(7月23日)
　　・1967年
　　　〜ジョン、ギリシャ沖の島を買いにいくが
　　　　天候が悪く、アテネ観光をする
　　　　仲介したのは、マジック・アレックス

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・クラブシーン ── 水商売の権力抗争に巻き込まれたビートルズ
　　　そんな中、まだ17歳だったジョージに警察の手が入り、イギリスへ強制送還される
　　　メンバーは、４人で活動を継続
　　　トップテンへ活動の場を移す計画を立てていたところに
　　　カイゼル・キラーのオーナーが忠告してきた
　　　「もし、俺を裏切ったら、ドイツでは二度と演奏できないようにしてやる」
　　　　〜 The Beatles / Old Brown Shoe
　　　　〜 The Beatles / Here Comes The Sun

　　・ハンブルグ界隈で、勢力を伸ばしていたトップテン・クラブのオーナー、ピーター・エッグホン
　　　ピーターは、カイゼル・キラーのオーナーから守ることを約束し、ビートルズを移籍させる
　　　夜逃げも同然だった
　　　ある日、ポールとピート・ベストが荷物をとりに元の部屋に行くと
　　　部屋の明かりがつかないことに気がついた
　　　じゃあ、コンドームにでも火をつけるかと冗談を言うピートに対して
　　　「コンドームならいつでも持ち歩いてる」とポールが火をつけた
　　　二人は、荷物を運び出すことに成功したが
　　　カイゼル・キラーのオーナーは、映画館に放火の罪でポールたちを告発する
　　　実際には、コンドームに火をつけただけで、映画館に放火したわけではないのだが
　　　数時間の間に二人は逮捕され、イギリスへ強制送還となった
　　　メンバーが３人もいなくなっては演奏することもできず
　　　ジョンとスチュアートもイギリスへ帰ることになる
　　　　〜 The Beatles / Word
　　　　〜 The Beatles / Fool on The Hill

　　・ドイツから放り出されたビートルズ
　　　特に、惨めだったのがポールで、ドラッグの影響で
　　　まるで栄養失調の子供みたいになっていた
　　　４ヶ月ぶりに会った兄に、「このやせ衰えた男が兄さん？」と
　　　弟のマイケルもビックリしてしまう
　　　肝油などを与えて、なんとかポールの体を元通りにしたが
　　　精神的なダメージは、なかなか戻らなかった
　　　それは、他のメンバーも同じで
　　　お互い連絡を取り合うようになるには、数週間の時間が必要だった
　　　　〜 The Beatles / Long Long Long
　　　　〜 The Beatles / All Together Now

□リクエスト
　　・兄の影響で、小４の頃から番組を聞いています
　　　ジョージのファンです(習志野市／男性／中１)
　　　　〜 The Beatles / I Want To Tell You

　　・7月9日の放送で、リクエストがソロの曲だったり有名な曲ばかり
　　　でかたよっているというお便りがありましたが
　　　私のビートルズデビューは、ポールのソロ「あの娘におせっかい」でした
　　　ベースを弾いていた私にとって、ポールの弾くベースラインはとても魅力的でした
　　　リクエストは梅雨の季節にぴったりのレインをお願いします(千葉市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Rain
　　　　　(小林)ん？梅雨の季節？まあ、いいか
　　　　　　　　最近は、気象庁も梅雨が明けたのをはっきり言わないんだよね

　　・これからの季節は高校野球です
　　　弟も野球部員ですが、あまりうまくはなく
　　　やっと正式メンバーになれたそうです
　　　弟が一番に好きなのは「Nowhere Man」ですが、このまえかかったので
　　　二番目に好きな曲をお願いします(柏市／女性／大学生)
　　　　〜 The Beatles / And Your Bird Can Sing

　　・アンソロジーをベスト盤だと勘違いして買ってきて以来
　　　ずっと勉強中です
　　　まだ、好きなミスチルを超えることができません
　　　ニュアンスだけで聞いていてよいのでしょうか(練馬区／女性)
　　　　〜 ミスター・チルドレン / イノセントワールド
　　　　　(小林)よいと思いますよ
　　　　　　　　ミスチルもビートルズの影響を受けてるからね

　　・基礎はビートルズでした
　　　今はハードロックやヘビーメタル中心ですが
　　　時々、ビートルズも聴きます(神奈川県／男性)
　　　　〜 The Beatles / In My Life

いつも乙ですー。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年7月30日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(7月30日)
　　・1965年
　　　〜ツアーのリハーサル後
　　　　ジョン＆ポール＆ジョージ、ブラック・プールへ
　　　　リンゴとブライアン・エプスタインは、後から追いかける

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ジョージがまだ17歳だったこと、ぬれぎぬでは有るが
　　　ポールとピートの放火容疑で、強制送還されたビートルズ
　　　しばらくたってから、ポールは父親の紹介で職に就いた
　　　電気工場で、ポールは仲間からマントバーニーと呼ばれるようになる
　　　勤めていた「マッセー＆コリンズ」の上司は、ポールのことをかわいがり
　　　このまま真面目に働けば、管理職にもすぐなれると絶賛だった
　　　だが、父親はポールの本心を見抜いていた
　　　　〜 The Beatles / Ob-La-Di, Ob-La-Da
　　　　〜 The Beatles / Things We Said

　　・２ヶ月後には、ロックンロールの世界に戻ってきたビートルズ
　　　久々に見るビートルズに、リバプールのファンは熱狂した
　　　ポールが「ロング・トール・サリー」を歌いだすと
　　　興奮した観客が、ステージに押し寄せてきた
　　　ポール「あの夜がターニングポイントだったんだ」
　　　一方、バディ・ホリーやエディ・コクランが相次いで他界
　　　兵役から戻ったプレスリーもバラードを歌うようになり
　　　ロックンロールは停滞期に入った
　　　ジョン「エルビスは、アメリカそのものに殺されたんだ」
　　　　〜 The Beatles / Long Tall Sally (ライヴ!!アット・ザ・BBC)
　　　　〜 The Beatles / I Saw Her Standing There (ライヴ!!アット・ザ・BBC)
　　　　　(小林)この頃は、ロックンロールが飽きられていた時期で
　　　　　　　　ビートルズにとってはチャンスだったわけです

909ｷﾀｺﾚ

　　・1960年 ── 、ロックンロールが停滞したアメリカとは関係なく
　　　ヘビーで熱い演奏を続けていたビートルズ
　　　そんな彼らを応援していたのが、夫が興行主でもある
　　　ピート・ベストの母親、モナだった
　　　彼女は、強引にビートルズのスケジュールを管理し
　　　自宅の地下に「カスバ・クラブ」という演奏の場を設け
　　　更には、リバプール中のクラブに売り込むようになる
　　　そして、野菜倉庫をリニューアルしたクラブでの契約を取り付ける
　　　クラブの名前は「キャバーン」であった
　　　　〜 The Beatles / One After 909 (Let it Be)
　　　　〜 The Beatles / Don't Let Me Down (Let it Be - Naked)

□リクエスト
　　・ジョンのシニカルなところがとても好きです
　　　62〜62年の脂の乗っている時期が好きです(八千代市／男性)
　　　　〜 The Beatles / I'm Happy Just To Dance with You
　　　　　(小林)ビートルズが売れだしてから
　　　　　　　　ジョンはつまらなくなっていくんですよ
　　　　　　　　それをこの人はちゃんとかいでるんですね

　　・この曲で蒸し暑い天気を吹き飛ばしてください(葛飾区／男性／40歳)
　　　　〜 The Beatles / You Can't Do That

　　・高校でやったヘイ・ジュードをお願いします(千葉市美浜区／男性／高2)
　　　　〜 The Beatles / Hey Jude
　　　　　(小林)学校でやったのは前半だけじゃないかな
　　　　　　　　後半はずっと繰り返しで、ポールは叫びだしたりしちゃうからね
　　　　　　　　最後まで行くよ〜！

　　(小林)この間、Coldplayが日本でコンサートをやって
　　　　　クリス・マーチンの奥さんもステージの袖で見ていたそうですが
　　　　　オープニングが「Tomorrow Never Knows」
　　　　　最後には、この曲でお客さんを送り出したそうです
　　　　　ジョンに傾倒しているということがよく分かりますね
　　　　〜 The Beatles / Good Night

　　 (小林)この番組は40年ぐらい前のことを話してるんだけど
　　　　　個人的には僕は、30年前はディスコでレコードを回してたりしてね
　　　　　70年代の初めのディスコは面白かったよ
　　　　　いろんな曲がかかってたんだけど
　　　　　最後は「Good Night」で閉めるんですよ
　　　　　そういう個人的なことを思い出しました

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年8月6日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(8月6日)
　　・1966年
　　　〜エプスタイン、ジョンのキリスト発言をなんとかおさめようとアメリカへ
　　　　ポール＆ジョン、作曲の共同作業などについてインタビューを受ける
　　　　(小林)ジョンのキリスト発言は
　　　　　　　イギリスでは、ほとんど問題にならなかったんだけど
　　　　　　　アメリカでは大問題になりました
　　　　　　　これは、アメリカ(特に南部)が、宗教に根ざしてる部分が大きいためなんです

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ピート・ベストの母モナの働きで、キャバーンクラブに出演することになったビートルズ
　　　初めてのギャラは、わずか15ポンドだったが
　　　２年後までに、274回のステージをこなし
　　　300ポンドにまで跳ね上がる
　　　野菜倉庫を突貫工事で改装したキャバーンは
　　　行儀の良い作りとは言えず、くるのも不良たちとその取り巻きの女の子ばかり
　　　湿気と汗と酒臭い、一言で言えば、「汚らしい場所」だった
　　　こんなキャバーンがビートルズにとっては最高の場所だった
　　　　〜 The Beatles / Birthday
　　　　〜 The Beatles / YouReally Got a Hold on Me
　　　　　(小林)二曲とも超有名じゃないけど有名な曲です
　　　　　　　　歌うと気持ちがよいですね
　　　　　　　　キャバーンは、最初はジャズクラブで人が集まらなかったんだけど
　　　　　　　　ビートルズが出るようになってから、多くの人が来るようになりました
　　　　　　　　さっき、説明を一つ忘れていたんだけど
　　　　　　　　湿気と汗と酒、それに「小便臭った」んですよ

　　・ハンブルグで修行し、常にクールでリラックスし
　　　客の反応にも臨機応変に対応出来るようになっていたビートルズ
　　　　「ジョンは以前と変わらなかった
　　　　　でも、ポールはどこか違っていた
　　　　　決して、プライベートをさらそうとしなかった
　　　　　孤高の人間って感じだったな
　　　　　でも、常に勉強しようとする姿勢はさすがだったし
　　　　　生まれながらのスーパースターだったんだね、ポールは
　　　　　（バンド仲間のリック・ヒューズ）」
　　　人気は抜群でも、身分はまだ、デビュー前のローカル芸人だった
　　　演奏が終わった後、女の子たちが片付けをするメンバーを待っていることがあっても
　　　たいていは、客としてきていた他の男たちについていくのが常だった
　　　　〜 The Beatles / A Taste of Honey
　　　　〜 The Beatles / Fixing Hole
　　　　　(小林)演奏が終わった後は、女の子が座っていた椅子がびしょぬれになっていたそうです

　　・世間的にも認められるようになったビートルズ
　　　メンバーは５人
　　　世間的な評価は少しずつあがっていたが、ポールの父親ジムはそうではなかった
　　　「音楽で食べていく」ということが信用出来なかった
　　　ジムは、ちょくちょくランチタイムに顔を出し
　　　演奏を見学、あるいは監視した後、サンドイッチやソーセージを差し入れた
　　　“こんな汚いところで演奏して
　　　　ポールに何かあったら、労災はおりるんだろうか？”
　　　そんな考えがジムを支配した
　　　弟のマイケルはとりこになっていたのに、父親はそれを理解出来なかった
　　　そんな父親をよそに、ポールはどんどんのめり込んでいった
　　　なぜ、こんなに没頭するのか、自分でも分からないぐらいだった
　　　ただ、電気工事をやっていた頃よりは、百万倍も生き甲斐を感じていた
　　　　〜 The Beatles / Got to Get You into My Life
　　　　〜 The Beatles / Eight Days a Week
　　　　　(小林)五月みどりの歌は、これからいただいてますね

□リクエスト
　　・ビートルズとの出会いは、小学校５年の時だったと思います
　　　なんていい曲なんだろうと興奮したのを覚えています(草加市／男性)
　　　　〜 The Beatles / I'll be Back

　　・「みんなのうた」でフォーリーブスが歌っていたという理由だけで
　　　「Ob-La-Di, Ob-La-Da」の入っているホワイトアルバムを買ってくると
　　　解説には、ジョンの発言として、この曲がポールの傑作だと書かれていました(板橋区／男性)
　　　　〜 The Beatles / Why Don't We Do it in The Road?
　　　　　(小林)いかにも、ジョンが好きなタイプの曲だったじゃないでしょうか？

　　・いつも、釣りの帰りに聞いています
　　　父がビートルズを大好きで
　　　小松未歩のこの曲は「In My Life」そっくりだと言ってました(市川市／男性)
　　　　〜 小松未歩 / 錆び付いたマシンガンで今を撃ち抜こう

　　・三大ギタリストが参加していたヤードバーズというグループが
　　　ビートルズと同時期に活躍していたことをインターネットで知りました(越谷市／男性／20歳)
　　　　〜 Yardbirds / For Your Love

　　・「Help!」を聞いて以来、ビートルズのファンになりました(千葉市／男性／14歳)
　　　　〜 The Beatles / Yellow Submarine
　　　　　(小林)リンゴは曲を作らないので
　　　　　　　　ジョンがリーダーの計らいでリンゴにも歌わせようと
　　　　　　　　曲を作るわけですが
　　　　　　　　この頃のリンゴは字があまり読めなったので
　　　　　　　　みんなにいろいろ聞いて覚えていたそうです

(小林)40年前の出来事なんだけど、40年前のものでこんなに新しいものってあったっけ？
　　　といつも思っています。

乙です♪

8/6分聞きそびれてしまったんですけど、聞く方法なんて無いですよね(泣）

>>519
さてはリクエストの人？

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年8月13日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(8月13日)
　　・1965年
　　　〜14:00頃、三度目のアメリカツアーのため、JFK空港に到着
　　　　ファンが一杯いたので、滑走路から直接ホテルへ
　　　〜アルバム「Help!」発売
　　　　(小林)アルバム「Help!」には２枚ありまして、片方は現在CDでも発売されているもの
　　　　　　　もう１枚は映画「Help!」のサウンドトラックで、
　　　　　　　半分はジョージ・マーティン・オーケストラのインストゥルメンタルでした
　　　　　　　現在は発売されていません
　　　　〜 The Beatles / Help!

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1961年、キャバーン・クラブで最も人気のあるバンドになっていたビートルズ
　　　ステージでのポールの振る舞いは、プロのバンドマンそのものであった
　　　やがて彼らは、時々バラードも披露するようになっていく
　　　「今思えば、お父さんにも認められるようにとの思いから
　　　　やっていたんじゃないのかな（ポールの弟、マイケル）」
　　　ある時、男５人のビートルズでは表現に限界があると
　　　女性のコーラスたちもステージに上げ、ミュージカルもやるようになった
　　　ロックンロール一辺倒のジョンには、そんなポールが耐えられなかった
　　　　〜 The Beatles / Till There was You
　　　　〜 The Beatles / Maxwell's Silver Hammer
　　　　　(小林)「ロックではない」２曲をお送りしました

　　・ポールは、マネージャー的役割も発揮していた
　　　「ポールは、自分たちをPRすることもやってきたわ
　　　　でも、それをやりすぎるとジョンがキレてしまうこともわかっていた
　　　　２つ年下だっていうのに、ポールの方がずっと大人だったわ（ジョンの恋人、シンシア）」
　　　そうはいっても、ジョンはポールを一番の頼りにしていた
　　　良きライバルだと思っていた
　　　自分よりたくさんのコードを知っている
　　　自分より高い声が出る
　　　そしてポールも、ジョンのことを尊敬していた
　　　スタイルは荒削りだけど、自分にはないものがある
　　　ステージで一声叫べば、女の子が皆夢中になる
　　　神から授かった才能
　　　天才と秀才、ビートルズにはそれが共存していた
　　　　〜 The Beatles / I'm a Loser
　　　　〜 The Beatles / I've Just Seen a Face

　　・ジョンとポール、２つの大きな個性がぶつかり合い成長していったビートルズ
　　　しかし、まだデビュー前のローカルバンドだった
　　　ジョンとポールの才能が表立ってくると
　　　バンドに対し、不満も出てきた
　　　二人が不満を持ったのは、ドラマー、ピートの才能であった
　　　しかし、契約交渉を結んでくるのはピートの母モナであり
　　　彼女には頭が上がらなかった
　　　ドイツ国外退去の命令をなんとか取り消してもらい
　　　渡航費も折り合いがついたことで
　　　ビートルズは、ふたたびハンブルグの地に舞い戻った
　　　 ── 1961年3月27日のことであった
　　　　〜 The Beatles / It won't be Long
　　　　〜 The Beatles / She's Leaving Home

□リクエスト
　　・酔っぱらうと無性に歌いたくなるこの歌をお願いします
　　　克也さんの周りにもそういう人はいませんか(土浦市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Here Comes The Sun
　　　　　(小林)日本語の替え歌にして歌ったりしてね
　　　　　　　　♪ヘル〜　減るもんじゃない〜
　　　　　　　　とか…

　　・毎週食卓を囲んで聞いています(八千代市／男性)
　　　　〜 aiko / カブトムシ
　　　　　(小林)彼女の中では、一番いい曲だよね

　　・僕はビ−トルズをアナログレコードで聞いています
　　　レコードはいちいち針をおろしたり、雑音が出たりと
　　　CDと比べて面倒なのですが
　　　暖ったかみのある音で聴くビートルズは最高です(横浜市港南区／男性／18歳)
　　　　〜 The Beatles / Yes, it is.
　　　　　(小林)ビートルズに関しては、CDでもアナログと同じような音が
　　　　　　　　出るので、最近はアナログ聞いてませんね
　　　　　　　　CDでかけますよぉ〜！

　　・実家でポールのライブビデオを見た時のこと
　　　茶碗を洗っていた母がそれを聞きながら
　　　「全然レット・イット・ビーに聞こえないね！」と言っていました
　　　いくらポールが心を込めて歌っても、この曲はビートルズ以外の何ものでもなかったのです
　　　数日後、実家から空港に向かう母の車の中で
　　　またこの曲が流れてきました
　　　それは、チャリティーのライブで、クラプトンがギターを弾くバージョンだったのですが
　　　「録音しとけば良かったね！」と母も言うほどで
　　　初めてレット・イット・ビーをビートルズの亡霊なしで聞けた瞬間でした
　　　放送してくださったら、録音して北海道のおふくろに送ってあげます(四街道市／男性)
　　　　〜 Paul McCartney / Let it Be (The Concert for New York City)

(小林)石井食品から最近出ているパンが僕は大好きです！

>>526
その話受けたっす。



いまJ聴いてるけど、InterもbayもJも話が被りまくりだよ、克也さん

>>527
石井食品ってパンなんか出してるの？
見たことないけど


ベストヒットUSAでも被りまくりですな

>>521
克也さん、ぼけないでよー！最近出たじゃないですかあ！

>>529
克也さんはあまりビートルズに興味ないから、最近のCDのことまで
知らないのですよ。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年8月20日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(8月20日)
　　・1964年
　　　〜本格的な初のアメリカツアーへ
　　　　ラスベガスのホテルに、2,000人ぐらいのファンが押し掛ける
　　　　サウンドチェックに間に合わなくなるため、警察を呼ぶが
　　　　対応が乱暴で、車で引いたり、警棒で怪我をさせたりしてしまう
　　　　〜 The Beatles / A Hard Day's Night

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・1961年3月27日、ハンブルグに戻ってきたビートルズ
　　　ギャラは35マルクで、以前と状況は変わっていない
　　　しかし、この頃のビートルズはライブに生き甲斐を感じていた
　　　これを含め、ビートルズは、合計8回のハンブルグツアーを行い
　　　合計998時間の演奏をしている
　　　そしてそれは、本物のバンドマンに成長する上での通過儀礼だった
　　　また、少年から大人に向かう時期でもあり、人格的にも成長していた
　　　ベースのスチュワートは、ハンブルグの恋人アストリットと何ヶ月ぶりに再会した
　　　彼女は、スチュにバンドとしての服装を選んであげ
　　　メンバーたち、そしてポールもそれに従うようになった
　　　　〜 The Beatles / Drive My Car
　　　　〜 The Beatles / Baby's in Black

　　・アストリットの提案で、プロのバンドマンらしくなってきたビートルズ
　　　次に取りかかったのは、ヘアスタイルだった
　　　実存主義に影響されていたアストリットは
　　　フランスにおおいに興味を持っていた
　　　ロックンロールスタイルは、もう古いと感じていた彼女は
　　　ある日試しにスチュの前髪を、フランスっぽくおろしてみた
　　　ジョージもやってみると、まんざらではない
　　　ポールはイマイチで、すぐにリーゼントに戻してしまった
　　　ジョンは、どっちつかず
　　　次に彼女は、襟なしスーツを着てみたらとすすめてきたが
　　　これは、おばちゃんみたいだと、メンバーからは不評だった
　　　一方、スチュのベースは下手なまま
　　　芸術の方の興味が大きかった彼は、ハンブルグの美術大学に入学してしまった
　　　　〜 The Beatles / The Long and Winding Road
　　　　〜 The Beatles / Ticket to Ride
　　　　　(小林)ビートルズは大学行かなかったけど
　　　　　　　　ハンブルグが大学みたいなものだったんだね

　　・ビートルズから離れてしまったスチュワート
　　　その頃、たまたまエジンバラのオバさんから40ポンドをもらっていたジョンは
　　　親友がグループから脱退した傷を癒そうと
　　　ポールと一緒にパリへの旅行に出かける
　　　そこで出会った実存主義の男
　　　「おろした前髪と襟なしスーツ、いいじゃないか、これこそ君たちのスタイルだ」
　　　リバプールに帰る途中、ファッションの面でも故郷の街よりは
　　　はるかに進んでいたロンドンに立ち寄った彼らは
　　　服装に似合う靴がないか、靴屋でいろんなブーツを試していた
　　　そして、キューバンブーツと呼ばれる、先の細い靴を見つけたのである
　　　　〜 The Beatles / Day Tripper
　　　　〜 The Beatles / Lovely Rita
　　　　　(小林)メンバーの服を選んだのは諸説有りまして
　　　　　　　　ホモセクシャルのマネージャー、エプスタインが
　　　　　　　　彼らと契約する時に、ピエール・カルダンの服を着させたという説も有ります

□リクエスト
　　・富士スピードウェイに、KISSのライブを見に行きました
　　　ビートルズとKISS、両方が好きなの？といわれそうですが
　　　私の中では、両方とも同じビートルズ世代なので...
　　　会場では、私の年45歳よりも上の世代もたくさんいて
　　　自分もまだまだガキだなと思ってしまいました(足立区／男性／45歳)
　　　　〜 The Beatles / Two of Us
　　　　　(小林)いいじゃないですか〜
　　　　　　　　自分勝手にやってください

　　・偉大な男による
　　　偉大なジョンレノンのカバーをかけてください(市川市／男性)
　　　　〜 RCサクセション / イマジン
　　　　　(小林)訳が面白いよね

　　・この番組のリスナーは、幅が広いですね
　　　もうすぐ、ジョンのアメリカ永住権獲得などを描いた映画が公開されるそうです(調布市／男性／43歳)
　　　　〜 John Lennon & Yoko Ono / Give Piece a Chance

　　　　　(小林)今だったら、こういう平和の歌って歌わないよね
　　　　　　　　こういう時代だからこその、副産物だね

(小林)80年代はビートルズが古いと思われていて、ラジオでもほとんどかからなかったんだけど
　　　90年代に入ってから、また見直されてかかるようになったってのも面白いね

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年8月27日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(8月27日)
　　・1967年
　　　〜ブライアン・エプスタイン、自宅アパートで死んでいるのが発見される
　　　　睡眠薬の取り過ぎによるものと発表される
　　　　この頃、ビートルズはライブをやめることを発表しているが
　　　　エプスタインとしては続けて欲しいと思っていて、落ち込んでいた

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・1961年 ── 二度目のハンブルグ遠征時に、スチュアート・サトクリフは
　　　ビートルズからの脱退を決意する
　　　代わりに、すべての楽器をこなせるポールがベースを担当することになった
　　　これで、演奏が安定すると完璧主義者のポールは安心した
　　　そんなビートルズに、初レコーディングの仕事が舞い込む
　　　もっとも、メインとしてではなく
　　　トニー・シェルダンのサポートバンドとしてのものではあったが
　　　ちゃんと、エンジニアなどもそろっていて
　　　ジョン、ポール、ジョージ、ピートは興奮した
　　　そんなメンバーを、スチュアートはスタジオの片隅で見守っていた
　　　　〜 The Beatles & Tony Sheridan / Ain't She Sweet
　　　　〜 The Beatles & Tony Sheridan / My Bonnie

　　・ベルト・ケンプフェルトのプロデュースで
　　　ビートルズよりも一足早く売れていたトニー・シェルダンのサポートとして
　　　レコーディングをすることになったビートルズ
　　　既に、サトクリフはメンバーではなくなっていた
　　　当初、計画されていたのは
　　　「マイ・ボニー」「聖者の行進」「ホワイ」の３曲だけだったが
　　　順調にレコーディングも進み、もっとやってみようということになって
　　　「Ain't She Sweet」「Cry for a Shadow」も録音されるが
　　　今ひとつしっくりこなかった
　　　それでも、メンバーは一人頭ギャラ300ドイツマルクを受け取ることになる
　　　もっとも、それは印税ではなく、いわゆる「買い取り契約」だったが
　　　そんなことは、気にもならなかった
　　　また、ビートルズという単語が、ドイツ語でペニスを意味する言葉に
　　　発音が似ているということで、グループ名は「ビート・ブラザース」に変更され、
　　　トニー・シェルダン＆ビート・ブラザースとして初のレコードが発売された
　　　　〜 The Beatles / Anytime at All
　　　　〜 The Beatles / Dig a Pony (Let it Be ... Naked)

　　・シングル「マイ・ボニー／聖者の行進」のカップリングは
　　　ドイツではヒットしたが、印税契約をしていないビ−トルズにとって
　　　たいした見返りはなかった
　　　さらに言えば、この曲がヒットしたのはハンブルグとリバプールだけで
　　　ヨーロッパ全体では、話題にもなっていない
　　　もっともこの時代は、プレスリーでさえ、ヨーロッパでお金を稼ぐようにはなっておらず
　　　ロックンロールは、クラブの中で聞くもので
　　　業界も成熟していなかった
　　　自分の才能を信じていたポールも、この先どうなることかと心配になり
　　　ジョンもサトクリフにあてて、今にすごいことが起きるとは思うけど
　　　今はまだその時ではないと手紙を書いている
　　　11月9日 ── マイ・ボニーを聞いて気に入ったという、ひとりの男が表れた
　　　その男の名は、ブライアン・エプスタインだった
　　　　〜 The Beatles / I Feel Fine
　　　　〜 The Beatles / Strawberry Fields Forever
　　　　　(小林)ブライアン・エプスタインが、マイ・ボニーに本当に興味を持ったのかという点について
　　　　　　　　彼がレコード店をやっていて、あるティーン・エイジャーが
　　　　　　　　「ビートルズのマイ・ボニーをください」と言ってきたので
　　　　　　　　興味を持ったという話もありますが、実はその
　　　　　　　　ティーン・エイジャーの存在はウソなんじゃないかという話もあります

□リクエスト
　　・今年は、来日40周年で大変でした
　　　なぜかというと、主人が近所迷惑を顧みず毎日大きな声で歌うんです
　　　ギターも爆音で、ポールの曲の時には「左利きじゃなくてゴメン」と言いながら
　　　ベースに持ち替え、ジョージの曲の時には12弦ギターをかかえ
　　　さすがに、アパート住まいなので、ドラムを叩くわけにはいきませんでしたが
　　　リンゴのときは、スティックで空中を叩きながら
　　　へたくそな歌を来日最後の日まで歌っていました
　　　それでもやっぱりビートルズ、曲が良いからなんとか聴けてしまうのが救いです(世田谷区／女性)
　　　　〜 The Beatles / Nowhere Man
　　　　　(小林)良いじゃないですか、明るくて
　　　　　　　　こんなことをやってくれるヒトはどこにもいないですよ

　　・アルバムごとに曲のジャンルが違い
　　　それがそれぞれインパクトが高いのがすごいです(住所不詳)
　　　　〜 Radiohead / I will

　　・克也さんの若い子にこびない姿勢が素敵です(江戸川区／女性)
　　　　〜 The Beatles / Here Comes The Sun

　　・夏休みの課題をがんばりながら聞いています
　　　イントロから好きな曲です(住所不詳)
　　　　〜 The Beatles / Blackbird

　　・学生が遊んでいるのがうらやましいです
　　　去年捕まえたクラゲを今年は育てるのが目標です(千葉市／男性)
　　　　〜 サザン・オールスターズ / DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜

(小林)この頃、ビートルズは世界的に売れるなんて一つも思っていなかったんです
　　　グループの存続が危ぶまれるんですが、ジョンとポールの団結は滅茶苦茶固いんです
　　　どうなっても、俺たち二人で曲を作り続けようと決意するわけですが
　　　それも当然で、イギリスのグループが世界でヒットするなんて当時はあり得ませんでした
　　　これが、後二年もするとガラッと変わるんです

キロックトニー
いつも乙です。


きょうは旦那が家で来日公演の再現をするという妻のお頼りにﾜﾗﾀ

それよか、おたより出す奴は、本名と住所書くようにな。いつも克也さん困ってるじゃねえか。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年9月3日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(9月3日)
　　・1964年
　　　〜初めての本格的なアメリカツアー、フィラデルフィアでコンサート
　　　　演奏前の記者会見で
　　　　Q．あなたは、反宗教主義者ですか？
　　　　ポール「僕は、宗教は信じないし、かと言って無心論者でもない。ぼくは、無価値論者だ」
　　　　Q．誰にも気がつかれずに歩いてみたいですか？
　　　　ジョン「金がない頃は、誰にも気がつかれなかった。だからそんな質問は無意味だ。」

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1961年11月9日、キャバーンクラブにユダヤ系のちょっと変わった雰囲気の男が表れた
　　　後に、５人目のビートルズと言われることになる、ブライアン・エプスタインであった
　　　父親ハリーは家具店を経営し、割と裕福な家庭に育つブライアンは
　　　後にホモセクシュアルであることをカミングアウトすることになるが
　　　７つの学校に通い、なんども退学を言い渡されていた
　　　1952年12月徴兵されるも、同性愛者であることが判明したため、除隊させられる
　　　1956年、俳優を志し、演劇学校に入学するがこれも挫折
　　　父親の経営するレコード販売店の店長になる
　　　仕事に不満はなかったが、なにか満たされないスキマのようなものが
　　　胸にはあったのである
　　　　〜 The Beatles / Please Mr. Postman
　　　　〜 The Beatles / She Said She Said

　　・リバプールでNEMSストアというレコードの経営を任されたブライアンは
　　　その才能を大いに発揮させた
　　　最初は二人でスタートさせた店だったが、やがて30人もの店員を雇うまでに成長した
　　　その中には、ピーター・ブラウンという男もいた
　　　後に、アップル・コーポレーションの重役となる男である
　　　流通システムを改善し、レコードが品切れになる前に再注文を可能とし
　　　リバプールでは、一番の成功をおさめていた
　　　だが、夜の彼は相変わらずであった
　　　当時、彼のようなホモ行為は法律で禁止されており
　　　性的には、あくまでも日陰の生活であった
　　　彼は、アルコールと男に走り
　　　気に入った男性を見つければ、トイレでその行為に及んだ
　　　時には、誘った相手がギャング仲間でボコボコにされたこともあった
　　　成功していた昼間とは、全く逆の姿だったのである
　　　ある日、NEMSストアにレイモンド・ジョーンズという男がきた
　　　ブライアンのお気に入りで、接客も彼自らが行っていた
　　　「『マイ・ボニー』おいてない？」
　　　「誰が演奏してるのかな？」
　　　「ビートルズだよ。」
　　　このとき、ブライアンはビートルズを知らなかった
　　　　〜 The Beatles / You Know My Name
　　　　〜 The Beatles / Revolution No.1
　　　　　(小林)ジョンの政治的な歌の第一作なんだけど
　　　　　　　　革命やるなら、俺を仲間に入れないでくれという彼独特のスタンスです
　　　　　　　　タイトなジーンズと皮ジャンでキメた、レイモンド・ジョーンズという10代の
　　　　　　　　子が現れたというこということになってますが
　　　　　　　　これは、ブライアンが創作した話だとも言われています

　　・ブライアンの経営するNEMSストアでは、「マイ・ボニー」が話題になっていた
　　　店員の誰も聞いたことのない曲なのに、何人もの人間が買いにきていたのである
　　　ブライアンたちは、さっそく調査を開始した
　　　その結果、そのレコードは、ハンブルグでトニー・シェルダンとそのサポートバンドによって
　　　録音されたことが判明した
　　　しかも、そのレコ−ドは、ブライアンの店から200ヤードしか離れていない
　　　キャバーンクラブのジュークボックスでかけられていたのである
　　　「俺としたことがうかつだった」
　　　キャバーン・クラブにつながる階段を下りたブライアンが目にしたのは
　　　200人ばかりのティーン・エイジャーに向かって
　　　しわがれ声で乱暴な言葉を吐くジョン・レノンの姿だった
　　　　〜 The Beatles / Money
　　　　〜 The Beatles / A Day in The Life
　　　　　(小林)面白い曲だよね
　　　　　　　　前半がジョンの曲、後半がポールの曲で、それを合体させています
　　　　　　　　クラシックではよく使われるそうですが、ビートルズはそれをロックの世界でやった
　　　　　　　　ということです
　　　　　　　　ブライアンの創作じゃないかという話ですが
　　　　　　　　ホモだったので、ジョンに一目惚れをしていて
　　　　　　　　そのために、ビートルズに近づいたのではないか
　　　　　　　　それを隠すために、こういうカッコいい話を創作したのではないか
　　　　　　　　という説が有ります

□スペシャル・パーティのお知らせ
　秋川雅史、井手麻理子を迎え、ビートルズナンバーやオリジナルを楽しんでいただきます
　9月26日火曜日、場所は千葉県浦安市のクラブ・イクスピアリ
　75組／150名様を招待します
　応募は、 http://www.bayfm.co.jp/info/index.html#beatles から

□リクエスト
　　・この季節にぴったりな、背筋が続々するような曲は見つかりませんでしたが
　　　昔、映画「悪霊島」のテーマに「レット・イット・ビー」が使われていたことを
　　　思い出しましたのでお願いします。
　　　どうして、金田一耕助にこの曲が使われたのでしょう？(千葉市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Let it Be
　　　　　(小林)分かりませんよ
　　　　　　　　たまたま雰囲気が良いから使ったんじゃないでしょうか？
　　　　　　　　この曲は、この番組で一体何回かかったことでしょう

　　・暑くてたまらないので、妻とよくカラオケに行きます
　　　とにかくシャウトしまくりたいので、この曲を歌っています(古河市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Helter Skelter
　　　　　(小林)この(リクエストした)人は、ダジャレが好きな人なんだよね

　　・オアシスが好きなんですが、彼らのルーツはビ−トルズでした
　　　また、好きで買ったジミヘンのアルバムにも
　　　ディ・トリッパーのコピーが入っていました(住所氏名不詳)
　　　　〜 The Beatles / The Long and Winding Road

(小林)ビートルズの話なんですが
　　　本によって色々内容が異なっています
　　　だからこそ、「本当なのかな？」と疑ってかかることは大切だと思います

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年9月10日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(9月10日)
　　・1969年
　　　〜ビリー・プレストン「That's the Way God Planned It (神の掟)」アメリカで発売
　　　　プロデュースは、ジョージ・ハリソン
　　・1968年
　　　〜メリー・ホプキンのデビュー・シングル、アメリカで発売
　　　　〜 Mary Hopkin / Those Were the Days

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ブライアン・エプスタインが、ビ−トルズを初めて見たのは
　　　1961年のことだった
　　　スーツ姿で、後ろの方から眺めている男を
　　　ジョージは不思議そうな目で見ていた
　　　それまでブライアンは、ロック音楽を騒々しいものとして見ていた
　　　これまで、ライブを見たことがある音楽と言えば
　　　リバプール管弦楽団のみ
　　　それが、彼らが繰り出すリトル・ロチャードやプレスリーの
　　　ロックン・ロールに打ちのめされてしまった
　　　ホモ・セクシュアルだった彼は、特にジョンから強烈なインパクトを受けた
　　　この日から、キャバーンクラブに足を運ぶようになったブライアンだったが
　　　当時のマネージャー、アラン／ウィリアムスはあまり良く思っていなかった
　　　　〜 The Beatles / Anna
　　　　〜 The Beatles / For No One

　　・ほどなくブライアンは、メンバーたちを真似て、前髪をおろすようになった
　　　全身黒尽くめで歩いたりもしたが、さすがに若い連中に笑われてしまう
　　　NEMSストアのスタッフ全員にもビートルズの良さを説明してあげたり
　　　ドラッグまで真似をした
　　　時には、運転手を申し出もした
　　　そんな彼は、ビートルズ側のスタッフに取っては
　　　あまり良い印象ではなかった
　　　「所詮ヤツは、レコード屋の店長だから」
　　　だが、ブライアンは全く引き下がろうとはしなかった
　　　「僕は彼らに引きつけられていた
　　　　カッコいいとは言えないかもしれないけど
　　　　どこを取っても様になっていた
　　　　とにかく、魅力的だった
　　　　特に、ジョン・レノンという男が（ブライアン）」
　　　「彼は、ジョンにのぼせ上がっていた
　　　　ジョンにだけ興味を示していたのである（ピーター・ブラウン）」
　　　　〜 The Beatles / Come Together
　　　　〜 The Beatles / You've Got To Hide Your Love Away
　　　　　(小林)ボブ・ディランに影響を受けていたと言われる曲です

　　・ ── 1961年11月、突如ビートルズの前に現れた、ブライアン・エプスタイン
　　　ジョンには、特別な興味をもったが
　　　ポールには、まったく１ミリも触手を伸ばさなかった
　　　そんな彼を、ポールはいやがっていた
　　　男だろうが女だろうが、自分に興味を持たないヤツは、ポールはとことん嫌う性質だった
　　　ジョンも女好きではあったが、面白がって彼に対して、挑発的な台詞をはくようになった
　　　根っからの冒険家とも言える、彼だからこそだろう
　　　こういうジョンの個性が、ブライアンを引きつけたのかもしれない
　　　「僕は、お金と車とレコードショップを持っている
　　　　何かの足しにしても良いよ（ブライアン）」
　　　ビートルズにとって、ブライアンの財力には魅力があった
　　　　〜 The Beatles / Kansas City
　　　　〜 The Beatles / I've Got a Feeling
　　　　　(小林)ポールの歌い方は器用ですね

東京豊島区で聞こえない。電波よわすぎ

□第１期ブリティッシュ・インヴェイジョン特集
　　(小林)ビートルズがきっかけになって
　　　　　ローリング・ストーンズなど、イギリスの新しい音楽が
　　　　　アメリカでもヒットし始めました
　　　　　〜 Animals / House of the Rising Sun
　　　　　　　(小林)エリック・バードンの歌い方って、パワーあるでしょう？

　　(小林)50年代の終わりにロックンロールが話題になるんだけど
　　　　　子供のものだって、飽きられてしまうんです
　　　　　それで、大人の音楽が出始めるんですが、力がないんです
　　　　　そんな時に、ビートルズの音楽はすごかった
　　　　　ビートルズに続いて売れたのが、このグループです
　　　　　〜 The Rolling Stones / Satisfaction
　　　　　〜 Tom Jones / It's Not Unusual
　　　　　　　(小林)とにかく、イギリス勢が攻めてきました
　　　　　　　　　　音楽だけではなく、ツィッギーのファッションや007の映画でも

キロックトニーさんが来ないのでageてみる

UDO MUSIC FESTIVAL見てます

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年9月17日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(9月17日)
　　・1968年
　　　〜「I will」スタジオで録音
　　　　プロデュースは、クリス・トーマス
　　　　67テイクとって、65テイク目が採用された
　　　　〜 The Beatles / I will

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ブライアン・エプスタインの登場が、ビートルズに何をもたらすかは
　　　まだ誰にも分からなかった
　　　毎日毎晩、熱狂的な若者の前で演奏するのは
　　　エキサイティングなことであったが、皆目的を失いかけていた
　　　そんな時に登場した彼の、豊かな財力は魅力だった
　　　彼が、ホモ・セクシュアルであったことは二の次だった
　　　このままでは、またハンブルグのような生活に逆戻りなってしまう
　　　それは、ポールに取っては耐えられないことだった
　　　もっと違う環境で、自らの溢れんばかりの才能を発揮したかった
　　　　〜 The Beatles / Your Mother Should Know
　　　　〜 The Beatles / She's a Woman

　　・キャバーンクラブに通い続ける熱意が認められ、１ヶ月後の12月
　　　ビートルズとブライアンのマネージメント契約が結ばれることになった
　　　ジョン、ポール、ジョージ、ピートの４人、そして
　　　キャバーンクラブのDJで、メンバ−の面倒を見ていた
　　　ボブ・ウーラーも呼ばれたが、彼は約束の時間を１時間も過ぎてから現れた
　　　「恥ずかしくないのか！」と、ブライアンはたしなめたが
　　　ポールは、それから更に遅れてやってきた
　　　しかし、その頃にはブライアンの腹の虫も治まっていて
　　　無事契約が結ばれた
　　　契約書は、いついつまでに何を実行するということが明記されており
　　　その時代としては、しっかりとしたものだった
　　　ただし、ポールの父親ジムは、疑ってかかった
　　　ブライアンは、ポールの家に出向き、彼を説得した
　　　ジョンのおばさん、ミミも同様だったが
　　　やはり、家まで行って、説得した
　　　「他のメンバーはともかく、僕はずっと彼を支え続けます」
　　　　〜 The Beatles / Lucy in the Sky with Diamond
　　　　〜 The Beatles / Yes, it is.

　　・ ── 1961年12月のある日
　　　ブライアン・エプスタインとビートルズは、マネージメント契約を結んだ
　　　まずは、ピートの母親モナが経営するクラブで、演奏する契約を取り付けた
　　　これは、ポールとジョージがまだ未成年であったためでもある
　　　あわてていたため、ブライアンは契約書に自分の名前を書き忘れもしたが
　　　当時のリバプールは、田舎扱いそのもので、なめられており
　　　そこで、しっかりとした契約が結ばれたのである
　　　ブライアンは、やる気満々だった
　　　ビートルズとしての収入をまず２倍にし
　　　レコーディング契約をとってくると宣言した
　　　ギャラの25％にすることを主張した
　　　当時のマネージメントは、20％が相場であり
　　　メンバーたちは不平を訴えたが
　　　ブライアンは、がんとして譲らなかった
　　　「宣伝にお金がいる」
　　　その発想は正しかったと言える
　　　当時は、宣伝にお金を使うといった発想は、まだ一般的ではなかった
　　　「近い将来、ビートルズは、エルビス・プレスリーよりもビッグになる」
　　　それが実現するのに、そう時間はかからなかった
　　　　〜 The Beatles / Taxman
　　　　〜 The Beatles / Norwegian Wood

□リクエスト
　　・ジョージに一番親近感があります、クラプトンも好きです
　　　ジョージにブルージーさはありませんが、何か共通するものがあると思います
　　　ジョージが、パティを取り返そうとして作った歌をお願いします(四街道市／女性)
　　　　〜 George Harrison / Give Me Love

　　・こんな番組があるの、知らなかったです(目黒区／男性)
　　・ジョンジョンに興味がわいてきたので、おすすめの曲を教えてほしいです(八千代市／男性)
　　　(小林)ジョンジョンというのは、「だんだん」とジョン・レノンをかけてるわけで
　　　　　　説明するのもばかばかしいけど
　　　　　　赤盤青盤や「1」を聞いて、自分で探してみてはどうでしょう
　　　　　　自分で確かめるのが大切ですよ、大人なんだから
　　　　　　「手を取り足を取り」じゃ、ダメなんじゃないかな

　　・「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」を見てきました
　　　彼が、他殺だったのか事故死なのかを扱った映画で、
　　　その中では、他殺説を取っていました
　　　本当であれば、ジョン以前にすばらしい才能を奪われたことになります
　　　映画の中で、効果的に使われていたこの曲をお願いします(台東区／男性)
　　　　〜 The Rolling Stone / Not Fade Away

　　・先輩が、ビートルズならこれといってました(霞ヶ浦市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Come Together
　　　　　(小林)何回かかったことでしょう
　　　　　　　　ストーンズの曲の後でかかると、また新鮮だね

　　・詞を紹介してから曲をかけるコーナーはもうやらないのでしょうか？
　　　ソロの曲も紹介していて、新鮮でした
　　　この曲は、「ビートルズなんか信じない」という歌詞が衝撃的でした(住所失念／男性)
　　　　〜 John Lennon / God
　　　　　(小林)やらなくなったのは、ほぼ全曲やってしまったからです
　　　　　　　　もし、今度やるとしたら、自分の小林克也訳でやることを考えてます

いつも乙です。
ほんとにありがとうございます。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年9月24日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(9月24日)
　　・1964年
　　　〜リンゴ、建設会社をスタート

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・熱烈なアプローチで、ビートルズのマネージャーとなった、ブライアン・エプスタイン
　　　息子の一途なやる気を見た父親は、いらだちを感じていた
　　　「彼らの人気はリバプールだけのもの、どうせ外れる」
　　　そのためブライアンは、父親にはこの仕事は一時的なものであると思い込ませた
　　　「いずれは、NEMSに戻るから」
　　　しかし、実はすべてを彼らに捧げていた
　　　ピートの母、モナから興行権を譲り受け
　　　人前での行いをきちんとするよう、ビートルズを手なずけていった
　　　「ステージでものを食べるな」
　　　「きちんと決めた曲を演奏すること」
　　　こうして、ビートルズは日に日にクリーンなイメージに変わっていった
　　　　〜 The Beatles / Everybody's Trying to Be My Baby
　　　　〜 The Beatles / Something
　　　　　(小林)随分前に、イギリスの人気投票ではこの曲が一位になってましたね
　　　　　　　　これまでのビートルズは、ステージ上でサンドイッチを食べながら
　　　　　　　　「お前、昨日の女はどうだった？」とか話すようなグループで
　　　　　　　　その様子が人気があったそうですが、それが変わっていきます

　　・ ── 1961年12月、正式にマネージャーとなったブライアンは
　　　ビートルズのクリーンなイメージを押し進めていった
　　　翌年3月24日、女学院での演奏を前にブライアンは
　　　真新しい衣装を彼らに渡した
　　　襟の幅の狭いスーツに、上品なネクタイ、そしてキューバンブーツ
　　　ジョンは、それが気に入らなかった
　　　同じ頃には、ローリング・ストーンズが登場
　　　彼らは、好きな格好をして、やりたい放題に振る舞い
　　　ビ−トルズと同じぐらいの成功をおさめていた
　　　ジョンは、うらやましかった
　　　同じ衣装に同じ靴で演奏する自分たちが女々しく感じた
　　　一方、ポールは肯定的だった
　　　彼は、マネージャーとしてのプロの意見を取り入れようとした
　　　メンバーが渋ると、説得する側に回った
　　　上品な家庭に育ったポールに取っては、むしろ自然なことであったのだ
　　　ブライアンは、ジョンとポール、この二人にとってあまりにも違う存在だった
　　　　〜 The Beatles / Ticket to Ride
　　　　〜 The Beatles / Michelle
　　　　　(小林)フランス語で遊んでる感じがエキゾチックな味わいになっています

　　・ブライアンによる改造計画は着々と進んでいた
　　　ポールの説得により、ジョンも納得するようになった
　　　彼には、豊富なアイデアとひらめき、想像力があった
　　　ジョンは、ビッグになりたかった
　　　「所詮ホモ・セクシャルで、俺に惚れてる男
　　　　いざとなったら、俺の言うことは何でも聞いてくれる」
　　　そう思って、納得していた
　　　ブライアンには自負があった
　　　最大規模のレコード店を経営し、自分のカンは当たるという確かな自信があった
　　　しかし、なかなかそうはうまくいかない
　　　ブライアンは、メンバーを売り込むため
　　　デッカのオーディションを受けさせることにした
　　　 ── 1961年の大晦日、ニール・アスピノールの運転する車で、
　　　彼らは、はるばるロンドンまで向かったが
　　　途中で道に迷い、散々な目に遭いながら
　　　やっと、デッカのスタジオにたどり着いた
　　　そこで、また長い時間待たされた
　　　「こんなヒドい扱いを受けるなんて、これじゃハンブルグのクラブと同じじゃないか」
　　　　〜 The Beatles / Yer Blues
　　　　〜 The Beatles / All I've Got To Do
　　　　　(小林)当時の流行歌みたいな曲調ですね
　　　　　　　　イギリスには、今でも階級というものがあります
　　　　　　　　ブライアン・フェリーも労働者階級出で、ピーター・ガブリエルは貴族の出だったりします

□リクエスト
　　(小林)リクエスト採用者には、石井食品から素敵なプレゼントがあります
　　　　　スポンサーは、結構ファンを甘やかしてるよね

　　・ビートルズに一番似合う季節は秋だと思います(香取市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Get Back

　　・影響を受けた人はたくさんいると思いますが
　　　矢沢永吉さんもその一人なんですね(ひたちなか市／男性)
　　　　〜 キャロル / ファンキー・モンキー・ベイビー
　　　(小林)矢沢永吉は、初期の曲はほとんど覚えてるみたいね
　　　　　　面白いのは、曲名と結びついてないんだけど
　　　　　　キャロルの頃は、ビートルズの

　　・克也先輩、こんにちは
　　　先日、「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」を見てきました
　　　帰りにパンフレットを読んで、ストーンズ以外でも功績を残しているのに感心しました
　　　もし、生きていたら、ジョンやジミへンと組んですごいことをやっていたかもしれません(船橋市／男性)
　　　　〜 The Beatles / You Know My Name

　　・やっと、メリー・ホプキンのCDを手に入れました(稲毛区／男性)
　　　　〜 Mary Hopkin / Que´ Sera´ Sera´

(小林)お便りお待ちしています
　　　お便りって最近はなくなっちゃった
　　　九十何パーセントがメールになっちゃったね
　　　来週は公開録音の模様をお伝えします

　　　今回、当たった人はラッキーですよ
　　　考えてることがありまして
　　　前枠や後枠、つまり、ビートルズカレンダーとか、ちょっと一言を公開録音の中でやろうと思っています

良スレ乙

ここで石井食品からのお知らせです。

公開録音のスペシャル・パーティ行ってきました。
なかなか良かったですよ。でも来場者は料理のほうに興味があったみたい。

現在ここbay FMでジョージ特集中。

■ASAHI SUPER DRY SUPER BEAT STADIUM
　2006年10月1日(日)17:00〜18:00放送内容　DJ：ALAN J

□George Harrison特集

◇ミニストーリーなど
　　・解散後、All Things Must Passが大ヒット
　　　「ラジオからうんざりするほど、ジョージの曲が流れてきた（ジョン）」
　　　「僕が１回レコーディングする間に、ポールの曲を59回レコーディング
　　　しなければならなかった（ジョージ）」
　　・71年、人脈を生かし、バングラディシュ難民救済コンサートを開催
　　　ジョンとポールは不参加
　　♪What is Life
　　♪Here Comes the Sun
　　♪Something [The Concert for Bangladesh]

◇Living in the Material World (リマスター) から
　　♪Give Me Love (Give Me Peace on Earth)
　　♪Lord Loves the One (That Loves the Lord)
　　♪Living in the Material World
　　♪Sue Me, Sue You Blues
　　♪Don't Let Me Wait Too Long
　　　　(ALAN)2ndシングルとして候補に挙がっていたそうです
　　♪That is All

おー、キロックトニーさんいつも乙です。
アランＪから聴いてましたか。


公録、楽しそうだなあ。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年10月1日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也
　　〜クラブ・イクスピアリからの公開録音

　（小林）イエー！（大拍手）
　　　　このまま一分行く？
　　　　ホントにありがたいですよ
　　　　ちょっと！ 拍手のやみ方が寂しすぎる
　　　　10代の方！（ぱらぱら）
　　　　20代！ 30代！ 40代！ 50代！ (だんだん拍手が大きくなる）
　　　　60代！ 70代！ （拍手なし）
　　　　秋川さんの応援団！ 井手麻理子の応援団！（拍手）
　　　　石井食品のアレだけが食べたくてきた！（大拍手）

◇秋川雅史
　♪(曲名失念)　ミカンターレ？？
　（秋川）みなさん、こんばんは
　　　　　いきなりこんなパワフルな曲で、驚かれたと思います
　　　　　クラシック音楽に耳なじみのない方も多いと思いますが
　　　　　人間の体を楽器にしていきますので、楽しんでください
　　　　　私も38歳、来月で39歳になりますが
　　　　　あ、「若い！」という声が聞こえてきて嬉しいです
　　　　　今日は「ビートルズから始まる」ということで
　　　　　ビートルズの曲を頼まれているんですが
　　　　　歌うのは始めてです
　　　　　テノールでどうなるか、聞いてください
　♪Yesterday
　（秋川）今年、色々歌ってきましたが
　　　　　この曲が一番プレッシャー高かったかな（客席笑）
　　　　　次が最後の曲となりましたけど、
　　　　　この曲に出会えて、人生変わった、そういう曲です
　　　　　「千の風になって」という歌なんですけど
　　　　　この曲はもともと英語の曲で、誰が作詞したかも分からないんですけど
　　　　　古くから歌い継がれてきたものに、新井満さんが詞を付けました
　　　　　亡くなった人に歌いかける ── そういう歌です
　♪千の風になって

　（小林）どうもありがとうございます！
　　　　　ピアノの方も紹介してください
　（秋川）伴奏ピアニストの小島さやかさんです
　（小林）声楽の方なんかは、毎日鍛えてると聞きますが
　（秋川）毎日２時間ぐらいはトレーニングをやっています
　　　　　１時間半はひたすら音階練習をやって、30分間は歌を歌います
　　　　　肺活量を鍛えるため、ジムでのトレーニングもやります
　（小林）で、遊ぶ時はパァー！と？
　（秋川）ええ、誰かとしゃべったりします
　　　　　じっとしてるのがイヤですね
　（小林）秋川さんは、涙もろいの？
　（秋川）涙もろいです
　　　　　ドラマとか映画とか、家族ものは辛いですね
　　　　　あえて、泣いている自分もいるのかなと思います
　（小林）今の曲なんかは、歌ってる間に涙出てくることあるのでは？
　（秋川）いや、それはぐっとガマンしています
　　　　　流したら負けだと思ってますから、お客さんに泣いてもらうのは良いけど
　　　　　自分が泣いてはダメだと

◇井手麻理子
　（小林）今日は実力派二人ですが、井出さんが登場します
　　　　　３回髪を切ったそうです、井出真理子さんです、どうぞ！
　（井出）「ビートルズから始まる」に出演するのは、実は二度目なんですよ
　　　　　今回、それでビートルズの曲を聞き直したんですが、やっぱ良いですよね
　　　　　改めて思ったのが、すごくシンプルでよけいなものがない感じです
　　　　　自分がやると、あれもやろうこれもやろうで
　　　　　５分とか６分とかになってしまうことが多いんですけど
　　　　　ビートルズはたったの３分ぐらいで、それでいてすごくメッセージ性が
　　　　　あって、印象に残ったりします
　　　　　その中でも自分が好きなこの曲を…
　♪Don't Let Me Down
　（井出）次の曲は、今レコーディングをかなりやってるんですが
　　　　　3月一杯にはというアバウトな感じでやってまして
　　　　　その中でカバー曲で皆さんよく御存知の「君の瞳に恋してる」という曲なんですが
　　　　　こんなにストレートなラブソングってないんじゃないのかなって
　　　　　今だったらちょっと照れくさかったり思ったりとか
　　　　　そんな時にストレートにダイレクトに伝える、そういう曲を歌いたいと思います
　♪Can't Take My Eyes Off You

　（井出）ありがとうございました！
　（小林）もっと、歌っていただきたいんですが
　　　　　この後、ディナーがあるんですよ
　　　　　秋川さんは一日２時間練習してるそうですが
　（秋川）２時間ですか！
　　　　　そのぐらいないと、あの声はね...
　　　　　２時間は......何もなかったら１時間は発声はしますけど....
　　　　　そんなにたくさんは...
　（小林）お酒は好きですか？
　（秋川）好きなんですよ
　（小林）アルバムは順調ですか？
　　　　　君の瞳に恋してるは、今通りのアレンジ？
　（井出）もっと、ラテン色が強いかな
　（小林）何曲、録音終わりました？
　（井出）これ一曲だけです
　　　　　ばっちり良いのを作りますので、応援よろしくお願いします

◇秋川雅史＆井手麻理子
　（小林）それでは、秋川さんにも登場していただいて...
　（井出）最後のコーラスのところは、みなさんも一緒に歌ってください
　（秋川）またプレッシャーのかかる曲ですが、聞いてください
　♪Hey Jude
　　（小林）も〜っと、も〜っともっと歌って！
　　　　　　井出真理子！ 秋川雅史！ お客！

　（小林）みなさん、十分楽しみましたか？（大拍手）
　　　　　誰が良かった？　食事が良かった？　おいしかった？
　　　　　来週からは、レギュラーに戻ってビートルズ物語とかリクエストなどをお送りします
　　　　　この番組は、石井食品の提供でお送りしました

はい、乙でした。

この番組聴くのに部屋の中じゃ電波届かないんだよね
外で携帯ラジオでもノイズ入りまくり

懐かしいなｗ
石井のCMにやけにムカついたｗ

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年10月7日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(10月8日)
　　・1964年
　　　〜リンゴ、車の免許の試験を受ける
　　　　マスコミの目をさけるため、ロンドンから20kmも離れた場所で受験し
　　　　見事合格

　　　　車の運転がうまかったのは、ジョージとポール
　　　　ジョンは最悪

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1962年元日のロンドン
　　　ビートルズの面々は、デッカのオーディションを受けに
　　　はるばるロンドンまでやってきた
　　　前日の大晦日から、何時間もかけてきたのに
　　　さらに、スタジオでも長時間待たされた
　　　全員、特にポールは緊張しまくっていた
　　　演奏されたのは、ベサメ・ムーチョなどの15曲
　　　すべてブライアンが選んだもので
　　　メンバーはあまり気に入ってなかった
　　　レノン・マッカートニーの作品は、たったの３曲だけだった
　　　ポールは、緊張のあまりまともに歌えていなかった
　　　「ポールは、すっかりうわずってしまってたよ
　　　　（当日、車を運転したニール・アスピノール）」
　　　結局、彼らは不採用となり、代わりに
　　　ブライアン・プールとトレメローズが採用された
　　　　〜 The Beatles / (曲名失念 - Decca Tapeから)
　　　　〜 The Beatles / Old Brown Shoe

　　・「エルビスよりビッグになるよ」大口を叩いたブライアンだったが
　　　デッカからは、つまみだされる羽目となった
　　　フィリップス、コロンビアなど
　　　他のレコード会社のオーディションも受けたものの
　　　やはり結果は同じ
　　　メンバーは、次第にブライアンに幻滅していった
　　　消沈した彼は、父親の会社の事業に戻ろうかとさえ一時は思ったが
　　　彼らに対する情熱は消えることがなかった
　　　それは、彼らを売り出したいという情熱もさることながら
　　　大好きなジョンに、気に入ってもらいたい一心からなるものだった
　　　ジョンを思う気持ちは、日に日に強いものとなっていった
　　　ジョンのルックス、ジョーク、時折見せる残酷さ
　　　彼は、相談相手の女性にこう打ち明けている
　　　「いつか、ジョンと最高の関係になりたい」
　　　　〜 The Beatles / Ask Me Why
　　　　〜 The Beatles / Goodday Sunshine
　　　　　(小林)後にメンバーたちはローリング・ストーンズと知り合います
　　　　　　　　ビートルズを落とした男ですが
　　　　　　　　音楽番組の審査員として一緒になる機会があり
　　　　　　　　その時、隣に座ったジョージが
　　　　　　　　ストーンズを勧めたそうです

　　・何度もオーディションに落ちたことで
　　　彼らは、次第に自分たちを客観的に見れるようになった
　　　そして訪れた、３度目のハンブルグで待っていたのは
　　　スチュが死んだという知らせだった
　　　死因は、外傷性陥没から誘発された腫瘍によるものだだった
　　　ジョンは、すぐさま思い出した
　　　（きっと、あの暴行事件で俺が見捨てたせいだ）
　　　彼は、自分を情けなく思った
　　　メンバーたちが悲しみに沈む中、ブライアンはロンドンに戻り
　　　レコード会社回りを続けた
　　　持ち込むのもオープンリールのテープからアセテートのサンプル盤に変えた
　　　その中でも、ポールの作曲能力は最大の武器だった
　　　実際、彼らを売り込むというよりも
　　　曲が売れてくれさえすればという思いもあった
　　　それが、EMIのパーラフォン制作部長、ジョージ・マーティンの目に止まった
　　　しかし、パーラフォンは当時のEMIでは御荷物レーベルで
　　　消滅寸前だったのである
　　　　〜 The Beatles / Like Dreamers Do
　　　　〜 The Beatles / Oh! Darling

□リクエスト
　　・メンバーたちは、どのようにして
　　　曲にハーモニーを入れるようになったり
　　　オリジナルを書くようになったのでしょうか(松戸市／男性)
　　　　〜 John Lennon / Cold Turkey

　　・中学生の頃
　　　英語の先生が和訳してくれたのが始まりです(足立区／男性)
　　　　〜 The Beatles / Help

　　・原点はビートルズです
　　　特にジョージが好きで、最近クラプトンもカバーしたこの曲をお願いします(江戸川区／男性)
　　　　〜 George Harrison / Love Comes to Everyone

　　・ジョンの「ゴッド」がかかってますが
　　　「スローバラード」にイントロが似ている気がします(江戸川区／女性)
　　　　〜 RCサクセション / ヒッピーに捧ぐ

□ビートルズカレンダー(10月15日)
　　・1965年
　　　〜ポール＆ジェーン・アッシャー、
　　　　ロンドンのクラブ「スコッチ」に、ベニー・E・キングのショーを見に行く
　　　〜John Lennon / Stand By Me

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1962年春、運はついに回ってきた
　　　ブライアン・エプスタインは、以前に世話になったエンジニアの紹介で、
　　　EMIの子会社、パーラフォンの制作部長ジョージ・マーティンに
　　　会うチャンスを得たのである
　　　もう後がないビ−トルズ
　　　しかし、それはパーラフォンも同じだった
　　　当時のパーラフォンは、EMIのお荷物的な部署で閉鎖寸前
　　　出すレコードもコメディタッチのものばかりで
　　　まさに、冗談で存在しているようなものだった
　　　EMIもガマンの限界で、パーラフォンとしてはとにかくヒット曲が欲しかった
　　　そこに、絶妙のタイミングでやってきた彼らは、大きな期待で迎えられた
　　　　〜 The Beatles / Taste of Honey
　　　　〜 The Beatles / From Me to You

　　・ブライアン・エプスタインとジョージ・マーティンは
　　　紹介された翌日に顔をあわせた
　　　そして、出来上がったばかりのサンプル盤をきいたマーティンの感想は
　　　芳しいものではなかった
　　　「ハッキリ言ってヒドい出来だった。いろんなところで不採用になった理由がよく分かったような気がした
　　　　しかし、その時の私には、選択の余地がなかった
　　　　確信はなかったが、賭けてみる価値はあると思ったんだ」
　　　採用の知らせを受けたブライアンは、その足でマージービートとビートルズの面々
　　　あてに、６月６日にセッションをやることになった旨の電報を打ちにいった
　　　もっとも、６月６日のセッションは正式にきまったものではなく
　　　勇み足ではあった。
　　　　〜 The Beatles / No Reply
　　　　〜 The Beatles / You're Going to Lose That Girl

　　・ビートルズは、６月２日にハンブルグからリバプールに帰り
　　　６月４日にロンドンに移動、パーラフォンとの契約書にサインをした
　　　契約書は、１年間で４曲のレコーディングをする ── といった簡単なものだった
　　　もちろん、ジョージ・マーティンが作ったもので、当時の例にそって
　　　レコード会社側に圧倒的に有利な内容となっていた
　　　印税も、５年間で25％ずつ増えていくと書かれていたものの　
　　　それは、裏を返せば５年間もの契約を結ばされたということであり
　　　ギャラの額もホンのわずか
　　　しかも、ジョージ・マーティンから説明を受けても
　　　数学がまるでダメなブライアンは、チンプンカンプンだった
　　　そんなブライアンは、ポールにとっては反面教師だった
　　　少なくとも、印税や契約に関しては
　　　自分がしっかり管理していかなければならないと思っていた
　　　　〜 The Beatles / You Never Give Me Your Money
　　　　〜 The Beatles / Baby You're a Rich Man

□リクエスト
　　・ロカビリー、特にエディ・コクランが大好きです
　　　この曲は、自分のバンドのオープニングで使っていました(土浦市／男性)
　　　　〜 Eddie Cochran / C'mon Everybody
　　　　　(小林)この人、ビートルズが原点だそうですが
　　　　　　　　エディ・コクランは、それよりもっと古いわけで
　　　　　　　　厳密に言うとビートルズが原点じゃないように思うんですが
　　　　　　　　まあ、そんなことはいいか

　　・ジョンがとても影響を受けていたという話を聞いてから
　　　ボブ・ディランにハマっています(横浜市港南区／男性)
　　　　〜 Bob Dylan / Like a Rolling Stone

　　・ビートルズやストーンズも好きですが
　　　トム・ウェイツも大好きです
　　　引退されたらしいですが、ご健在なんでしょうか？(江戸川区／男性)
　　　　〜 Tom Waits / Earth Died Screaming
　　　　　(小林)まだ引退してないですよ
　　　　　　　　この人は、役者としても活躍していてるんですが
　　　　　　　　リクエストは「ダウンタウン・トレイン」だったんですけど
　　　　　　　　それがなかったので、「地球が叫びながら死んじゃったよ」という
　　　　　　　　スゴい歌をお送りします

　　・＜リクエスト文面の紹介なし＞(八千代市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Two of Us
　　　　　(小林)＜最後の口笛のところで音量下げて＞
　　　　　　　　ここはDJにシャベってくれ、っていうような感じだね
　　　　　　　　さっきかけたトム・ウェイツだけど
　　　　　　　　なんじゃこりゃって思う人もいるかもしれませんが
　　　　　　　　過去にも一度かけたんだよね
　　　　　　　　トム・ウェイツ、この名前を良く覚えておいてください

(小林)トム・ウェイツですが
　　　最近の車のコマーシャルで彼の声が使われています
　　　ボリュームがフルになってないので、気がつく人しか分からないと思いますけど

乙です！

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年10月22日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(10月22日)
　　・1966年
　　　〜ジョージ＆パティ、インドから帰国
　　　　インドに入ることで、ジョージ自身が精神的な深みを得ることができ
　　　　いろんな世界がインドに向くようになった

　　・ポールをフロントマンにするという
　　　ジョージ・マーティンのアイデアは通らなかった
　　　メンバー全員が反対したのだ
　　　ポール「ジョンが納得しないことは分かっていた」
　　　結局、全員がボーカルを取るというスタイルに落ち着いた
　　　しかし、スタジオでは、ジョージ・マーティンの意見に従った
　　　何曲かレコーディングをしたものの、マーティンは不満足だった
　　　９月に入り、レコーディングしたオリジナル曲に満足してなかった
　　　マーティンは、ミッチ・マレーの作品「How Do You Do it」を
　　　メンバーの前に提示した
　　　　〜 The Beatles / How Do You Do it
　　　　〜 The Beatles / Anna

※598と入れ替え

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 62年6月、ビートルズはパーラフォンと契約を結ぶ
　　　契約内容はあまり良いものではなかったが、とにかく
　　　レコーディング契約を結ぶことが重要だった
　　　ジョージ・マーティン「当時、私はコメディレコードを作っていたので分かったが
　　　彼らにはユーモアのセンスがあった」
　　　ジョージ・マーティンは、彼らのイメージづくりに悩んだ
　　　ルックスもよく、歌もうまいポールを全面に押そうと考えたが
　　　それでは、もう一人の主役、ジョンが収まらなかった
　　　　〜 The Beatles / You Won't See Me
　　　　〜 The Beatles / Here, There and Everywhere

　　・他人の曲をやってみたらというマーティンと
　　　ビートルズのメンバーは、真っ向から対立した
　　　ポール「一言で言うとイヤだった
　　　　　　　他人の曲はイヤだった
　　　　　　　ロンドンに出てきたからって
　　　　　　　急に自分たちのスタイルを変えることはない
　　　　　　　平凡なグループになることはイヤだった
　　　　　　　ジョージは、気に入ってたみたいだったけど
　　　　　　　ジョンと僕にとっては、ガマンならないことだった
　　　　　　　自分たちの曲をやらなければ意味がないと思っていた」
　　　このとき、ポールは20歳になって、まだ３ヶ月ぐらいだった
　　　　〜 The Beatles / Love Me Do (アンソロジー1)
　　　　〜 The Beatles / She's Leaving Home

□リクエスト
　　・中２の頃にビートルズの虜になり
　　　気づけばベースを手にしていました
　　　大学受験の身ですが、あの娘のハートも
　　　手に入れたいのでリクエストをお願いします(香取市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Long Tall Sally

　　・歌詞が、茂木健一郎の「生きて死ぬ私」に引用されています(川口市／女性)
　　　　〜 The Beatles / In My Life

　　・オアシスのビートルズナンバーをお願いします
　　　あまりうまいとは言えませんが、彼らならではの
　　　太いグルーブ感が出てると思います(横浜市／男性)
　　　　〜 Oasis / I am The Warlus
　　　　　(小林)井上陽水がビートルズの中で一番好きな曲なんですよ

　　・主人は、この時間になると、隣の部屋でこそこそと、この番組を聞いています
　　　この曲は、歌詞にビートルズの曲名が出てきます(八千代市／女性)
　　　　〜 サザン・オールスターズ / DIRTY OLD MAN 〜さらば夏よ〜

(小林)今日は、オアシスの「I am The Warlus」をかけましたが
　　　カバーバージョンって、スゴく難しいんですよ
　　　僕が、このオアシスのバージョンを好きなのは
　　　自分たちらしくやってるからなんだよね
　　　人によっては、へたくそだと思ってしまうんだろうけど
　　　オリジナルよりうまくやったって、価値は生まれないんですよ
　　　よく、とっても演奏とかがうまいバンドがカバーをやったりするけど
　　　なんかそういうのを聞くと、うまいバンドだけに心が寂しくなるんですよ

ビートルズ・オールディーズ板のスレ立て規制に関して、投票による採決を行います。
各自自治スレ及び自治スレ過去ログをよくお読みの上でご参加ください。
現在の自治スレ：ビートルズ・オールディーズ板自治スレッド 8
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1160229979/l50

日時
11月4日（土）0:00:00〜23:59:59

投票所
http://etc4.2ch.net/vote/　の該当スレ

選択肢
32（従来の設定値）
64（試験期間中の設定値）
128（64よりスレが立ちにくい）
256（128よりさらにスレが立ちにくい）
方法

・選択肢の中から一つだけ選択して、その数値を記入 　
・一人1票のみ

備考
・fusianasan必須、そうでない投票は無効
　（名前欄にfusianasanと入れること）
・投票総数の多寡に関わらず(例え2、3票であっても)投票は有効とします。
・人口およびレス数に関する参考資料
　懐メロ洋楽板
　発言数http://sabo2.kakiko.com/bbspost/sboard.cgi?bbs=natsumeloe
　グラフhttp://sabo2.kakiko.com/bbspost/autoimg.cgi?bbs=natsumeloe
　ビー板
　発言数http://sabo2.kakiko.com/bbspost/sboard.cgi?bbs=beatles
　グラフhttp://sabo2.kakiko.com/bbspost/autoimg.cgi?bbs=beatles

・争点

☆規制値強化が必要です。
板違いスレが数多く立つことによる弊害があるため、その解決手段としてスレ立て規制値を強化する必要があります。
板違いスレ・駄スレが多く立つ板の場合はスレ立て規制値をあげるのが運営側も推奨する手段です。
また、この件に関しては本年8月より規制値64にて試験実施を行い、効果性が数値として証明されています。
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1160229979/38-40参照。

☆規制値は現行設定値で充分です。
ビー板では誰もが気軽にスレを立てられ自由にビートルズやオールディーズを語れる場所です。
しかしながら、人口の過疎傾向の感は否めず、今必要なのは住人一人ひとりがスレを
盛り上げる努力です。色々なスレが立つ中で本当の良スレは発生します。
規制値の強化は良スレの発生をも抑制する愚策です。
今以上に住人流出を防ぐためにも規制値強化は必要ありません。
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1160229979/335参照。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年10月29日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(10月29日)
　　・1963年
　　　〜スウェーデン・ツアー中
　　　　アビーロードスタジオでは、ジョージ・マーティンが「マネー」の上に
　　　　ピアノの音をかぶせる作業

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1962年夏、パーラフォンと契約したビートルズ
　　　プロデューサーのジョージ・マーティンは、何が何でもヒット曲を出したかった
　　　オリジナルだろうが、他人の曲かは関係なかった
　　　それに対し、メンバーはオリジナルにこだわった
　　　「レノン・マッカートニー」というクレジットで、レコードを出したかったのだ
　　　ジョージ・マーティン「ジョンとポールは、本当に才能を持ち合わせていた
　　　　　　　　　　　　　　今から曲を書けと言えば、５分後には書き上げるぐらいだった」
　　　　〜 The Beatles / All My Loving
　　　　〜 The Beatles / Maxwell's Silver Hammer
　　　　　(小林)こういう曲は100％ポールだね

　　・ライバル同士だったジョンとポールの二人は、曲を作り続けた
　　　しかし、ビートルズには何かが足りなかった
　　　プロとしての演奏力が足りなかった
　　　ライブなら、ノリでそこにいる客をのせることは出来る
　　　だが、レコーディングとなると話は違う
　　　ラジオでかかり、なんども聞き込まれてもアラが出ないようにしなければならない
　　　そのためには、屋台骨となるドラマーが重要となるが
　　　ポールやジョージ・マーティンも、ピート・ベストの演奏力をかっていなかった
　　　さらに言えば、後から加入したピートは、髪型も一人だけオールバックで
　　　ビートルズにとけ込んでいなかった
　　　ピートの母、モナの問題もあった
　　　演奏の場を貸していたモナは、ブライアンと契約してからも
　　　ビートルズを自分のものと考えていたが、ジョンは彼女にうんざりしていた
　　　後がまには、ジョージと仲の良いリンゴ・スターが候補に挙がった
　　　そして、ブライアンはついに決断した
　　　「ピート、悪い知らせがあるんだ
　　　　他のメンバーが、君を外して、リンゴ・スターを加入させようとしている」
　　　　〜 The Beatles / Anytime at All
　　　　〜 The Beatles / Honey Don't
　　　　　(小林)珍しくリンゴが歌ってますが、ビートルズじゃないような感じがしますね

　　・ピート・ベストをクビにし、リンゴ・スターを加入させたビートルズ
　　　ファンたちは怒り、ブライアンの車は壊され、リンゴはリンチにされた
　　　女の子に人気があったピートに対し、背も低くてあまり美男子とは言えないリンゴ
　　　それでも、ドラムの腕は良かったのだが
　　　リンゴは、相当参っていた
　　　本当にビートルズに入ってよかったのだろうか？
　　　その答えが出るのに、長い時間は必要なかった　　　
　　　　〜 The Beatles / With a Little Help from My Friend
　　　　〜 The Beatles / Ob-La-Di, Ob-La-Da
　　　　　(小林)イエロー・サブマリンよりも、リンゴに合っている曲ですね
　　　　　　　　「もし、僕が音を外しても許してくれるかい？」という内容です

□リクエスト
　　・お月見をしながら、こういう曲はいかがですか？
　　　この曲のリクエストは多いですか？(千葉市緑区／男性)
　　　　〜 The Beatles / Mr. Moonlight
　　　　　(小林)いえ、あなた一人です！

　　・ビートルズから始まるは、私の青春そのものです(住所不詳／男性／63歳)
　　　　〜 The Beatles / Rock'n Roll Music

　　・クラプトンと言えば、ジョージの親友でしたが
　　　91年一緒に来日したの時の様子を教えてください(横浜市／男性／18歳)
　　　　〜 Cream / Badge
　　　　　(小林)ジョージと言えば、ツアーで稼げなかった人ですよね
　　　　　　　　ソロでコンサートをやったんだけど、ボロクソにけなされたりして
　　　　　　　　そんな時に、親友のエリックに励まされて、一緒に来日もしたわけです
　　　　　　　　そうか、この二人はカミさんまで分かち合ったんだよね

　　・公開録音の時の中華風固焼きそばなどの味がよみがえってきます(山武郡／男性)
　　　　〜 The Beatles / Hey, Jude

　　・この番組と出会ってから１年
　　　それは、お産のための分娩室から始まりました
　　　いざ、分娩台に上がったものの、陣痛のピークが過ぎてしまったのか休憩を取ることになりました
　　　助産婦さんは「五時までの勤務だから」と帰ってしまうし
　　　しばらくしてから、交代の助産婦さんがきて、落ち着くようにとラジオをつけてくれました
　　　そこで聞こえてきたのが、克也さんとジョンの声でした
　　　ビートルズと出会ったのは二十数年前ですが、この番組と出会えたことを本当に嬉しく思います
　　　その後、無事に出産できたのは言うまでもありません(柏市／女性)
　　　　〜 John Lennon / Starting Over

(小林)ジョンのスターティング・オーバーは、何度もかかった曲だけど
　　　かかるたびに違うように聞こえるよね
　　　これがラジオの良いところですよ
　　　まして、感動的な話の後だと、ジョンの歌がまた違って聞こえてきます
　　　何が言いたいかっていうと
　　　同じ曲でも遠慮しないでリクエストしてください

>>609
アク禁の巻き添え食ってたの？

んだ

http://www.ishiifood.co.jp/company/songs/007.mp3

ここで交通情報をお送りします！

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年11月5日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(11月5日)
　　・1963年
　　　〜ロンドン・スラウ地区／アデルフィ劇場でライブ
　　　　30人の警官が警備にあたる
　　　　「The Beatles and Beatle Mania」という番組の企画で
　　　　テレビの取材陣がその日一日を車で着いて回った
　　　　〜 The Beatles / She Loves You

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1962年8月、ビートルズのドラマーはピート・ベストからリンゴ・スターに変わった
　　　ピートのファンは暴動状態となり
　　　ブライアン・エプスタインの車に火をつけ、ジョージはファンに殴られる始末
　　　リンゴは、明らかに歓迎されていなかった
　　　そしてさらに、リンゴを落ち込ませる出来事があった
　　　シングル「Love Me Do」のセッションで、プロデューサ−のジョージ・マーティンが
　　　セッションドラマーのアラン・ホワイトを連れてきたのだ
　　　リンゴのドラムは曲に合わないと判断され、結局タンバリンを担当させられた
　　　「これでオシマイだ、俺はピート・ベストと同じ目に合うんだ」
　　　　〜 The Beatles / Bad Boy
　　　　〜 The Beatles / Nowhere Man

　　・すっかり落ち込んだリンゴだが
　　　レコーディングは、どんどん進む
　　　レコードを出して、有名になるという夢のために
　　　４人の若者は次々と曲を録音していった
　　　最初のレコーディングはパッとしなかった「Love Me Do」も
　　　ジョンがヒースロー空港に行く途中に万引きした
　　　ハーモニカを加えて良い出来となり、「Please Please Me」も
　　　ロックンロールナンバーになった
　　　特に、ポールののめり込みはスゴいものになっていた
　　　ジョージ・マーティンは、そんなポールの才能を見抜き
　　　ポールを演奏ブースに入らせず、ディレクター卓に座らせた
　　　若干20歳の青年が、エンジニアに指示を出したりしたのである
　　　　当時のレーディング技師／ノーマン・ストーン
　　　　　「最初の頃は、ポールはすっかりミュージック・ディレクターだった
　　　　　　当然のことだと思ったよ
　　　　　　彼は、生まれながらのミュージシャンで、生まれながらのプロデューサーだったんだ」
　　　　〜 The Beatles / Martha My Dear
　　　　〜 The Beatles / And I Love Her
　　　　　(小林)ちょっとしゃれた曲だよね

　　・ ── 1962年10月5日、
　　　スチュワート・サトクリフがなくなって６ヶ月
　　　ジョンがシンシアと結婚して５週間のこの日
　　　ビートルズのデビュー・シングル「Love Me Do」が発売された
　　　チャート15位にまで上がるが、これには仕掛けがあった
　　　ブライアンが、数千枚予約していたのだ
　　　　ポール「それまでもライブでは客をわかせていたけど
　　　　　　　　成功にたどり着いたと気づいたのは、Love Me Doチャートに入った時だった」
　　　そして、1963年1月11日、第二弾シングル「Please Please Me」が発売され
　　　イギリスのチャートでNo.1となる
　　　　〜 The Beatles / Please Please Me
　　　　〜 The Beatles / Don't Pass Me By
　　　　　(小林)リンゴが歌うと、ビートルズの曲も親しみがわくね
　　　　　　　　ビートルズは1964年に爆発的な人気を得るわけだけど
　　　　　　　　その一年前にイギリスで大人気を獲得していたと覚えてください

□リクエスト
　　・秋になっても天気がよくならない
　　　そんなむなしい日に思わず口ずさんでしまうこの曲をお願いします(台東区／男性)
　　　　〜 Wings / London Town

　　・小５の時にジョージの曲を聞いて以来、ずっとビートルズを追いかけています
　　　この曲を聞くと、後ろに下がる必要はないんだ(江東区／男性／15歳)
　　　　〜 Paul McCartney / This One

　　・松坂屋でビートルズ展があったとき、プレイヤーも持っていないのに
　　　レコ−ドをたくさん買ってしまいました(足立区／男性)
　　・CMにリンゴが出て不評だったそうですが(氏名不詳／高一)
　　　　〜 The Beatles / A Hard Days Night

　　・「パパの好きなビートルズが教科書に載ってたよぉ〜」と
　　　娘が叫んでいました(土浦市／女性)
　　　　〜 The Beatles / Yellow Submarine

　　・来日40周年ですが、盛り上がってるのはこの番組だけと
　　　いう感じがするのは私だけでしょうか？(土浦市／男性)
　　　　〜 John Lennon / Imagine

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年11月12日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(11月12日)
　　・1966年
　　　〜ポール、ローディのマル・エヴァンスと共に
　　　　自ら運転するアストン・マーティンで
　　　　フランスのボルドーからスペインまで
　　　　「ぼくの戦争」を撮影中のジョンに陣中見舞いに行くが
　　　　撮影が早めに終わってしまい、会えなかった
　　　　ちなみに、この3日前、ジョンがヨーコに初めて会う

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1962年10月「Love Me Do」英チャート17位
　　　そして、1963年始めに発売された「Please Please Me」は１位を記録する
　　　このときの公式宣伝パンフレットにおける
　　　ポールの願望は「たくさんのお金を儲けること」だった

　　　続く「From Me to You」も１位となり
　　　さらに「She Loves You」では、ものすごい記録を打ち立てた
　　　最初は「She Loves Me」だったものをポールのアイデアで
　　　「She Loves You」としたこのシングルは
　　　予約だけで60万枚を記録したのである
　　　アルバムもミリオンセラーとなり
　　　1963年11月発売された「I Wanna Hold Your Hand」も１位となった
　　　ビートルズはまさに、飛ぶ鳥を落とす勢いだった

　　　　〜 The Beatles / I Wanna Hold Your Hand
　　　　〜 The Beatles / Across The Universe
　　　　　(小林) I Wanna Hold Your Handは
　　　　　　　　イギリス５枚目のシングル、アメリカで初のヒットです

　　・ビートルズのチャート１位独走は続いた
　　　EPも25万枚のセールスとなり
　　　デビューアルバムのPlease Please Meも、29週間１位に居座った
　　　次のアルバム「With The Beatles」は、予約だけで27万枚を記録した
　　　これは、当時の世界記録で、エルビス・プレスリーをも超えた
　　　ビートルズの収入は、625万ポンドを超え
　　　EMIの収益は80％の増益となった
　　　まさに、ビートルズ様々だった
　　　しかし、マネージャーのブライアン・エプスタインは
　　　相変わらずどんぶり勘定で
　　　ギャラの紙幣は紙袋に入れっぱなしの有様
　　　彼には、節税の常識が欠落していた
　　　印税をもらって、そのまま馬鹿正直に税務署に申告するだけで
　　　あっという間に高額納税者ランキング入りし
　　　所得税として、83％の課税をかけられた
　　　ポールはそんなブライアンを、反面教師として見ていた

　　　　〜 The Beatles / Taxman
　　　　〜 The Beatles / Lucy in The Sky with The Diamond
　　　　　(小林)625万ポンドは、当時のお金で約25億円です
　　　　　　　　イギリスは本当にヒドくて
　　　　　　　　コンサートだと90%以上、税金で持っていかれてました

　　・印税が入れば入るほど税金として持っていかれ
　　　ビートルズは、お金の工面に苦労していた
　　　そこでブライアンは、劇場の支配人たちと闇取り引きを行い
　　　出演料と称して高額の紙幣を要求した
　　　これらは当然、税金の対象とならない不当な上がりであり
　　　ここから自分のマネージメント料25%を差し引き
　　　残りをメンバ−４人できっちり分けた
　　　ポール「初めて、お金を稼いだってことを実感したね」
　　　ブライアンがちゃんと商標登録をしていなかったおかげで
　　　ビートルズに入ってくるはずのお金が１ペンスも入ってこなかった
　　　ビートルズかつら、スーツ、ブーツなど
　　　ありとあらゆる便乗商品が作られた
　　　裕福な家庭に育ったブライアンは、こういう取引が苦手だった

　　　　〜 The Beatles / Money
　　　　〜 The Beatles / Helter Skelter
　　　　　(小林)あらためて聞くとヘビーなノリをしていたということがよく分かります
　　　　　　　　前にも番組で特集したことが有りますが
　　　　　　　　ストッキング、消しゴムなど、本当にありとあらゆる便乗商品が出てました

□リクエスト
　　・中学時代にイエローサブマリンのサントラを聴いてファンになりました
　　　私も行ったリバプールで行われたイエローサブマリンのイベントでは
　　　最後にこの歌の大合唱になっていました(調布市／男性／43歳)
　　　　〜 The Beatles / All Together Now

　　・この間の番組で「歌詞にも目を向けたい」という話が有りましたが
　　　克也さんは「甲本ヒロトは言葉が分かってるよね」とおっしゃってましたね(住所氏名不詳)
　　　　〜 ザ・クロマニヨンズ / タリホー
　　　　　(小林)井上陽水や忌野清志郎もそうなんですが
　　　　　　　　歌詞が自分の言葉になって出てくる人ってなかなか出てこないんですよ

　　・何度もかかってるでしょうがお願いします(住所氏名不詳)
　　　　〜 The Beatles / If I Fell

　　・10代の頃にこの曲を初めて聞いたのですが
　　　歌詞に胸がくすぐられました(目黒区／男性)
　　　　〜 吉田拓郎 / ビートルズが教えてくれた

(小林)昔の話をうまく伝えるのは難しいです
　　　これはぼくの体験なんですが、当時アメリカ人 ── ハワイの人なんですが
　　　と知り合って、「メシ食いにいこう」という話になって
　　　ぼくは昼間会ったのと同じ服装をしていったんですが
　　　相手は着替えてて、しかもカツラを着けたんです
　　　それがビートルズかつらだったんですよ
　　　夜のオシャレとして、ビートルズかつらをつけてたんですが信じられますか？

乙です！

この番組さぁ
うちだとラジオがはいらないから聴けない

そとにポケットラジオを持ち出してもジージー言ってる

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年11月19日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(11月19日)
　　・1968年
　　　〜リンゴ、サニーハイツからブルックフィールズへ引っ越し
　　　　息子のザック・スターキーは、当時４歳

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1963年、Please Please Meから始まる４曲のヒットで
　　　イギリス中に大旋風を起こしたビートルズだったが
　　　経済的には逼迫していた
　　　原因は、マネージャーであるブライアン・エプスタインの金銭感覚
　　　もっとも、リンゴは、美容院のチェーンを買って経営出来れば良いと思っていたし
　　　急にスターになってしまった彼らには、金持ちになったという感覚がなかった
　　　ブライアンは、本当にお金に関してはダメだった
　　　デビュ−曲「Love Me Do」の売上を上げるために自分で買った
　　　１万枚のレコードの代金も支払いの期日が迫っていた
　　　そんな中、ブライアンはジョージ・マーティンが紹介してくれた
　　　ディック・ジェイムスという男と会う
　　　彼は、かつてはビッグバンドのシンガーとしてならした男だった
　　　　〜 The Beatles / It Won't be Long
　　　　〜 The Beatles / Baby You're a Rich Man
　　　　　(小林) ブライアンがレコードを買い占めてしまったという件ですが
　　　　　　　　どういうことかというと、当時はチャートを発表するのに
　　　　　　　　レコード店を全部調べるということはせずに
　　　　　　　　一部の店だけを調べて作っていたんです
　　　　　　　　で、その対象の店でレコードを買い占めていたというわけです
　　　　　　　　こういうチャートの操作もやっていたのに、お金の管理には疎かったということです

　　・ビートルズのヒットは続くが、相変わらずお金は儲からない
　　　そしてブライアンは、楽曲管理のプロであるディック・ジェイムスの事務所をノックする
　　　この業界で長かった彼は、すぐにビートルズは金になると判断し
　　　自分に任せるなら、権利50％とビートルズ総収入の10％を要求すると切り出した
　　　完全に彼に有利な条件で、普通だったらフザケルな！となるところだが
　　　ブライアンは妙に安心しきってしまい、丸め込まれてしまう
　　　結局、曲を作っていたジョンとポールは15％ずつ、リンゴとジョージは1.5％を
　　　取られることとなり、ディック・ジェイムスは、たった18ヶ月の間に億万長者となった
　　　このとき作られた会社ノーザンソング ── ビートルズが北国出身だったことから名付けられた
　　　と、この後何年にも渡って法廷で争うことになるとは誰も気づいていなかった
　　　　〜 The Beatles / I'm Only Sleeping
　　　　〜 The Beatles / Sexy Sadie

　　・ブライアンの金銭感覚のなさで、窮地に陥っていたビートルズだが
　　　起きたことの重大さが分かるまでに、多くの時間がかかった
　　　彼らは忙しすぎたのだ
　　　曲を出せばトップに輝き、1963年の終わりまでには
　　　イギリスのありとあらゆる地域で人気者となっていた
　　　ブライアンは、もう失敗は許されないと判断し、金の管理に精を出す
　　　　〜 The Beatles / Not a Second Time
　　　　〜 The Beatles / You've Got to Hide Your Love Away
　　　　　(小林)半分を他人が持っていく滅茶苦茶な条件ですが
　　　　　　　　違う見方をすると、ブライアンはユダヤ系で
　　　　　　　　ディック・ジェイムスもユダヤ系なんです
　　　　　　　　世界に売り出したのもユダヤ系で
　　　　　　　　搾取したのもユダヤ系だという、そういう見方も出来ます

久しぶりに千葉に帰省して、チューニングを78にあわせて聞いています！！

□リクエスト
　　・競馬場からの帰り、オケラになりながら聞いています
　　　普段だったら、１パックを家族四人で分けるのですが
　　　いちご狩りということでたらふく食べました
　　　いちごと言えばこの曲ということでお願いします(八千代市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Strawberry Forever (Love version)
　　　　　(小林)オノ・ヨーコが保管していたデモ・バージョンをくっつけたものです

　　・チャンネル権を押さえ、なんとか聞いています(千葉市美浜区／男性)
　　　　〜 キャロル / You Really Got a Hold on Me (日比谷野音ライブ)
　　　　　(小林)矢沢永吉って、やっぱりビートルズウマいですよね

　　・兄にこの番組の録音を頼まれて以来、聞いています(佐倉市・男性)
　　　　〜 Sheryl Crow / Mother Nature's Sun
　　　　　(小林)アメリカの田舎

　　・当時、異色を放っていたバンド、ドアーズのジ・エンドをお願いします
　　　出来れば、地獄の黙示録バージョンでお願いします(霞ヶ浦市／男性)
　　　　〜 The Doors / The End
　　　　　(小林)今日は、ドアーズの映画バージョンでお送りします
　　　　　　　　11分以上あるんですが、どこまでかかるか、今日のラストです

(小林)もう何年も前の話だけど、ビートルズが利用されてたというのは悔しいですよね
　　　ドアーズの曲は長い曲だけど、こういう曲もかかりますからリクエストしてください

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年11月26日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(11月26日)
　　・1969年
　　　〜ジョン、ビートルズ時代最後となるスタジオ入り
　　　　「ザ・プラスティック・オノ・バンド」の名前で
　　　　「What's The New Mary Jane」「You Know My Name」ダビング作業
　　　　〜 The Beatles / What's The New Mary Jane

(小林)先日、ヨーコ・オノにインタビューしました
　　　音楽活動について聞いてみたら、
　　　「自分の中にあるものを出すだけだったからこんな楽なことはなかった」と
　　　語ってました

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1963年、No.1ヒットを連発したおかげで
　　　音楽評論家たちは、ビートルズを評価し始めた
　　　しかし、そんなことはどうでもいいことで
　　　初めてのライブをやる客の前で、どうやったら度肝を抜くかに
　　　彼らは躍起になっていた
　　　「曲の途中で同じマイクに駆け寄って、頭を振りながらウゥーとやってみたらどうだろう」
　　　これで、彼らのライブのスタイルが完成した
　　　客席は歓声で一杯となり、演奏の音が聞こえなくなるほど
　　　それまで使っていたVOX社のAC-30というアンプは
　　　二倍の出力を持つAC-60に交換されたが気休めにしかならなかった
　　　曲の出だしの「1、2、3、4」というかけ声でさえも危うかった
　　　もし、彼らが関係のない他人の曲をステージ上で演奏したとしても
　　　誰も気づかなかっただろう
　　　　〜 The Beatles / I Saw Her Standing There (ストックホルムでのライブ)
　　　　　 The Beatles / From Me to You (ストックホルムでのライブ)
　　　　　(小林)最初はジョンとポールだけだったんですが
　　　　　　　　後にジョージも加わり、頭を振る練習を重点的にやったそうです

　　・彼らの人気は、「Love Me Do」でデビューした頃はそれほどでもなかった
　　　田舎に行けば行くほど、反応は少なく、いっしょに出演した歌手の方が歓声が大きかった
　　　自分たちを使ってくれと、プロモータ−にアピールすることは困難を極めた
　　　それなら、自分たちで仕切れば良いと考えたブライアンは
　　　NEMSエンタープライズという、ビートルズの宣伝を行う有限会社を設立した
　　　最初のブッキングでは１ポンドの収益しか得られなかったが
　　　次第に功を奏し、1962年11月に開いたコンサートは大盛況となった
　　　　〜 The Beatles / I Got a Woman (BBCライブ)
　　　　〜 The Beatles / Day Tripper

　　・タワーボールルームでは11組のシンガーがステージに上がった
　　　その中には、ビートルズをクビになったピート・ベストもいたが
　　　軽く挨拶を交わし、なるべく目を合わさないようにしたことで、事なきを得る
　　　そして、リトル・リチャードがメインのステージに上がった
　　　ポール「考えても見なかったよ
　　　　　　　あんな大スターといっしょのステージに上がれるなんて
　　　　　　　夢のような出来事だった」
　　　興奮していたのは、リトル・リチャードも同じだった
　　　ポールは、彼に取ってまさにストライク・ゾーンだった
　　　その日のリトル・リチャードは、マニキュアをし、口紅を塗っていた
　　　ブライアンと同じ、ハードなゲイだったのだ
　　　　〜 The Beatles / I'm Down
　　　　〜 The Beatles / P.S. I Love You
　　　　　(小林)B面の２曲をお送りしました
　　　　　　　　I'm Downのポールの歌い方は、まさにリトル・リチャードを意識したものですね

□リクエスト
　　・武道館へ、ジョン・レノン・スーパーライブに行きました
　　　その中で格が違うなと思ったのが、「Come Together」１曲を
　　　歌っただけでしたが、佐野元春さんでした(葛飾区／女性)
　　　　〜 佐野元春 / 彼女はデリケート
　　　　　(小林)このライブは、今年やっと黒字になったそうで
　　　　　　　　毎年やるようにするそうです

　　・100回FAXを送って、２回読まれました
　　　運が良い人は、冬に生まれた人が多いそうです(八街市／男性)
　　　　〜 Queen / Killer Queen

　　・最近、キャロル・キングを良く聞いています(川崎市・男性)
　　　　〜 Carole King / There's A New Kid In Town

(小林)この番組を聞いて、ビートルズに興味を持ったら
　　　ビートルズに関する本が一杯出てるからそれを読んだら良いです
　　　ただ、それが全部、本当じゃないという事は、頭の中においておいた方が良いと思いますよ

いつも乙です！！
これからも読ませて頂きます。

同じく　新年もよろしく

ニッポン放送　土曜日朝８：３０から９；００の間に
小林克也の番組でザビートルズ物語をやってますけど
そっちのスレはないんですか？

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年12月3日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(12月3日)
　　・1964年
　　　〜リンゴ、持病の扁桃腺を取り除く手術のため
　　　　大学病院に入院中（12月2日から）
　　　　リンゴは病気が多く、小学時代もほとんど休んでいたため、字が読めなかった

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・イギリスに大旋風を起こす前、1962年の12月
　　　ブライアンの設立したNEMSエンタープライズは
　　　パッケージショーを開催した
　　　そこにメインとした出場したリトル・リチャードだが
　　　様子がちょっとおかしかった
　　　イメージとは違っていたのだ
　　　カールした髪にマニキュア、そして口紅
　　　ポールはすぐに察した「狙われている！」
　　　まだ20歳だったが、兄貴分だったジョンの影響もあり、ある程度のことは知ってはいた
　　　今回の一件には、ブライアンもかかわっていた
　　　同じ「仲間」であるリチャードとは気があったが
　　　マネージャーのドン・アーデンとはぶつかった
　　　自分たちのようなホモセクシュアルのきもちを分かってくれない ── そういう
　　　人間とは付き合えないということを、ブライアンは確信した
　　　　〜 The Beatles / Happiness is a Warm Gun
　　　　　 The Beatles / If I Needed Someone

　　・ブライアンがゲイであるということは
　　　ビートルズがデビューする前から有名だった
　　　特に、ジョンに入れ込んでいることも周知の事実だった
　　　実際、彼は幾度となく、ジョンを旅行に誘っているが、断られている
　　　しかし、翌年の春、ジョンはついに折れて、バルセロナへの旅行に応じることにした
　　　人間関係に疲れ、骨休めしたいという単純な理由でOKしてしまったのだ
　　　結婚したばかりのジョンの妻、シンシアは大反対した
　　　ジョンが結婚していることは隠すようにブライアンに言われ
　　　普段の生活では、無関心を装っていた
　　　初めての子供、ジュリアンが生まれたのも、ジョンが留守の間だった
　　　ブライアンとジョンは、旅先のバルセロナでいつも一緒だった
　　　ブライアンは、嬉しくてたまらなかった
　　　これが後々まで、ブライアンとジョンとの間を噂される発端となったのだ
　　　　〜 The Beatles / Revolution 1
　　　　〜 The Beatles / Paperback Writer

　　・ブライアンとジョンのあらぬ噂が話題となっていた1963年6月
　　　ポールの誕生パーティがジミーおばさんの家で開かれた
　　　ここで、ある男が言ってはいけないことを言ってしまった
　　　「どうだいジョン、スペインへの旅行は楽しかったかい？」
　　　キャバーン・クラブのDJで、ビートルズを最も愛した男として知られるボブ・ウーラーだった
　　　この時、ジョンは完全にキレてしまい、ボブに殴り掛かった
　　　ボブは肋骨を３本折ってしまい、ジョンを告訴するが
　　　ブライアンが間に入り、200ポンドでの示談となる
　　　この結果として、リバプールとの間にヒビが入ってしまった
　　　ビジネスとしては、ロンドンにいた方が都合がいいのだが
　　　ビートルズは故郷リバプールを愛していた
　　　しかし、昔からの友達は離れて行き
　　　決断を迫られていた彼らは、リバプールを後にする
　　　　〜 The Beatles / There's a Place
　　　　〜 The Beatles / A Day in The Life
　　　　　(小林)ビ−トルズの曲ってのは、ポールの曲だったりジョンの曲だったり
　　　　　　　　あるいはジョージの曲だったりと、個人のものであることがほとんどなんだけど
　　　　　　　　このA Day in The Lifeは、ジョンとポールの曲が合体していて
　　　　　　　　しかも、オーケストラの部分はジョージ・マーティンが関わっています
　　　　　　　　その前のThere's a Placeでは、プレスリーのハートブレイクホテルと
　　　　　　　　まったく同じような内容が歌われています
　　　　　　　　彼らは、プレスリーが大好きなんだけど、カバーはしませんでした
　　　　　　　　でも、この曲で同じ一節を歌ってたりして...

□リクエスト
　　・原宿の古着屋でビートルズのTシャツを買いました
　　　でも、リンゴのRが一つ足りませんでした！
　　　リクエストは、レディオヘッドのピラミッド・ソングをお願いします
　　　ビートルズと同じぐらい多彩なバンドだと思います(住所不詳／女性)
　　　　〜 Radiohead / Pyramid Song
　　　　　(小林)まあ、ビートルズと比べても良いですし...
　　　　　　　　どうなんでしょう？

　　・前回のリクエストから、ほとぼりが冷めたと思うのでまたリクエストします
　　　この間は、UDOミュージックフェスティバルに
　　　KISSを見に行っていたため、聞くことができませんでした(平塚市／男性)
　　　　〜 Motley Crue / Helter Skelter

　　・加藤和彦さんとビートルズの大ファンです
　　　ビートルズという共通の憧れがあるせいか、親しみがあります(江東区／男性)
　　　　〜 サディスティック・ミカ・バンド／サディスティック・ツイスト

　　・もうすぐ、ジョージの命日ですね（少し前にいただいたお便りです）
　　　夕方、仕事をしていた先輩がネットで情報を見つけ
　　　私の携帯に連絡をくれました(千葉市美浜区／男性)
　　　　〜 George Harrison / You

(小林)ビートルズがデビューの頃は、回りの音楽がつまらなかったという状況がありました
　　　反対に解散する頃は、回りの音楽の状況が無茶苦茶面白かったんです

いつも乙です！

ビートルズ・オールディーズ板の自治に関して、ご意見を募集しています。
（論点が多数あります。A・Bいずれに関するご意見か明記してください）

A.以下の理由により、スレ立て規制強化を申請しようと言う意見があります。

　・板違いスレ・重複スレが立てられる数が多い
　・削除が遅い
　・圧縮前に保守する荒らしがいるのでそれらのスレがdat落ちしない
　・板違いでなくても、安易にスレが立てられるために茶化しや貶めのスレが横行している
　・自治で出来るのは削除依頼と板設定の変更のみ

　申請案
　http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1164026250/155

　賛成・反対どちらでもいいので、理由を添えて自治スレにてご意見をお願いします。
　ビートルズ・オールディーズ板自治スレッド 9
　http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1164026250/

　この件に関する意見は2006/12/20 23:59:59まで募集しています。


B.また、今後の板の方針として、以下の意見があります。
　こちらにも賛成・反対の理由を添えて自治スレまでご意見をお願いします。

　・音楽を語る板「ビートルズ・オールディーズ板」としていく。
　・「ビートルズファン板」でも「ビートルズネタ板」でもない。
　・とにかくスレが立ちすぎる。しかも板違いや不快なスレも多い。
　・よって、スレ立て規制でスレを立て難くしていく。
　（更にＬＲでスレの削除をサポートして行く。）

VIPが占領しますたVIPが占領しますたVIPが占領しますたVIPが占領しますた
（ ＾ω＾ ）（ ＾ω＾ ）（ ＾ω＾ ）（ ＾ω＾ ）（ ＾ω＾ ）（ ＾ω＾ ）（
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■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年12月10日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(12月10日)
　　・1968年
　　　〜ジョン＆ヨーコ、ローリング・ストーンズ主催のクリスマス特番
　　　　「ROCK AND ROLL CIRCUS」のリハーサルに参加（ウェンブリー・スタジオ）
　　　　翌日から本番を収録したが、ミックは気に入らず、お蔵入りとなる
　　　　〜 Dirty Mac / Yer Blues

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1963年、地元リバプールでのいさかいもあり
　　　既にイギリスのスターとなっていたビートルズは
　　　ロンドンへ拠点を移した
　　　ジョン「言いたくはなかったけど、もうリバプールへは戻りたくなかった
　　　　　　　ツアー出ることが唯一の救いだった
　　　　　　　飽き飽きしていたし、せせこましくて仕方なかったんだ」
　　　先に、ロンドンへ出たのはブライアンで
　　　彼は父親を説得し、NEMSエンタープライズに専念することとし
　　　事務所ごとロンドンに移転し、黒人の部下を雇い、ロールスロイスを用意する
　　　４人も後を追い、妻帯者のジョンは妻のシンシアとジュリアンと共に
　　　ジョージとリンゴは共同でアパートを借りる
　　　なぜか、ポールは一人で、みんなとは離れたロンドンの中心部に居を構える
　　　用意された場所は質素なところだった
　　　金遣いの荒いブライアンは、会計士に財布を握られていたのだ
　　　　〜 The Beatles / We can work it out
　　　　　 The Beatles / Lucy in the Sky With Diamonds (From "Love")
　　　　　(小林)どうですかね？ 評価は、まっぷたつに分かれてますが
　　　　　　　　どちらかというと、父親のジョージ・マーティンよりも
　　　　　　　　息子の力が大きいような気がします

　　・シングル盤 Please Please Me、From me to youでヒットを飛ばしてきた
　　　ポールに、出会いが訪れた
　　　ロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートの打ち上げで
　　　出会った、ジェーン・アッシャーだ
　　　彼女は、女優として活躍し
　　　父親は精神科医、母親も音楽教授
　　　しかも、ジョージ・マーティンの恩師でもあった
　　　文句の着けようのない、品行方正なお嬢様でもあるジェーンは
　　　５歳で映画に出演し、ディズニーの「放浪の王子」では主演をも務めた
　　　ポールにとっても、弟のマイケルにとっても
　　　映画館で見る、あこがれの女の子だった
　　　10代なのに洗練され、浮世離れしたところも見せる
　　　彼女は、まるでBBCのキャスターのような口調で話した
　　　今は亡き、母親もきっと気に入るタイプだった
　　　成り上がりもののロッカー集団にない、そんな性質を持った
　　　17歳のジェーンは、当然のことながら、まだバージンだった
　　　　〜 The Beatles / I saw her standing there (She was just seventeen...で始まる)
　　　　〜 The Beatles / While My Guitar Gentley Weeps (from "Love")
　　　　　(小林)デモにストリングスを加えた、ジョージの良さが出ているバージョンです

　　・1963年春に、出会った二人
　　　ポール20歳、ジェーン17歳
　　　都合がつくとデートを重ねるようになった二人は
　　　ジェーンの母親から、アッシャー家の屋敷に引っ越してくるよう誘われた
　　　ポールは悩んだ ── 自分はうまくやっていけるのか？
　　　しかし、アッシャー家の一員となることを決心し、ポールは引っ越して行った
　　　アッシュー家も喜んだ
　　　アッシャー家ではクラシックを聴かされ
　　　優雅な夕食では、有意義な話を何時間もした
　　　短時間でかっ込み、遊びに出かけていた、それまでの生活とは正反対だった
　　　何もかもが、新たな経験だった
　　　ポールは、日に日に変わって行った ── いや、変わろうとしていた
　　　彼は、演劇やバレエに出かけるようになった
　　　そんな二人を見て、一般大衆までもが結婚するんだと話題にした
　　　ただ、どうしてもそうはいかない事情もあった
　　　ビートルズは大人気だったし、女の子は言わなくても寄ってくる
　　　その上、ポールは元々女癖が悪い
　　　彼の心は、天使と悪魔の間で揺れ動いていた
　　　　〜 The Beatles / Martha My Dear
　　　　〜 The Beatles / Something/Blue Jay Way (Transition) (from "Love")
　　　　　(小林)ロンドンで家を借りたとき、Blue Jay Wayの側だったそうです

□リクエスト
　　・放送禁止でなければ、お願いします(千葉市／性別不詳)
　　　　〜 Wings / Give Ireland Back To The Irish
　　　　　(小林)放送禁止というのはイギリスでのことで、日本では関係ありません！

　　・おいらはバンドを組みましたが、音痴だったので、リードギターをやってました
　　　初コピーナンバーの曲をお願いします(長野県上田市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Let it Be

　　・この間、吉田拓郎がかかりましたが
　　　おじは、はっぴいえんどを聴けとしつこく言ってきます(江東区／男性)
　　　　〜 はっぴいえんど / さよならアメリカ さよならニッポン

(小林)はっぴいえんども、日本の音楽の歴史で重要な位置にいるんですよね
　　　彼らも日本の音楽シーンにおいて
　　　ものすごく戦ったグループなんですよ、覚えておいてくださいね

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年12月17日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(12月17日)
　　・1967年
　　　〜ジョン＆ジョージ、ロンドン／ハノーヴァー・バンケッティング・ルームスで
　　　　映画「マジカル・ミステリー・ツアー」の特別試写パーティーに
　　　　ファンクラブ会員と共に参加
　　　　シェイ・スタジアムのライブの模様も放映
　　　　リンゴは、初出演映画の撮影を終え、休息中
　　　　ポール＆ジェーン・アッシャー、スコットランドの農場へ行く準備

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・17歳のジェーンと家族公認の仲になったポール
　　　結婚こそ、まだ早いとは言え
　　　婚約はしても良さそうな雰囲気になっていたが
　　　ポールはのらりくらりと逃げていた
　　　一人の女性にしぼることはできなかった
　　　ポールにとって、女性の涙は勲章であり、トレードマークでもあった
　　　なにしろ、ポールの女ったらしぶりは有名で
　　　病的と言っても良いぐらいだった
　　　一方、ジェーンはポールより大人だった
　　　自分の女優としてのキャリアも積んでるところだった
　　　彼女は、イギリスよりもアメリカで過ごした時間が長く
　　　ポールにとって、自分を初めて寂しがらせた女となっていた
　　　　〜 The Beatles / Nowhere Man
　　　　　 The Beatles / Mother Nature's Son
　　　　　(小林)この頃のポールには独特の打算があったとも伝えられています

　　・人気女優であるジェーンは、初めてポールをとりこにした女性だった
　　　それまで、秘密主義者だったポールは、逆に彼女といっしょにいるところを
　　　見つけられたり、写真を撮られることに、誇りを持つようになった
　　　自慢したいという気持ちで一杯だったのだ
　　　そんな彼女を故郷に連れて帰る時の気持ちもひとしおだった
　　　ポールは、弟のマイケルに電話をした
　　　「今度、新しい彼女を連れて帰るよ
　　　　ほら、お前の良く知っている女優だよ
　　　　ジェーン・アッシャーだ」
　　　「あの、絶世の美少女？」
　　　もちろんそれは、綿花を積んで売っている北国の人間も同じだった
　　　本当に、ジェーン・アッシャーは、リヴァプールの街にやってきた
　　　高値の華の存在なのに、ちゃんと回りの空気を読むこともできる
　　　賢い女性だった
　　　しかし、北国の田舎の皆さんとは、なかなかうまくいかなかったが
　　　彼女は、ポールの家族や親戚にも、実に感じよく振る舞った
　　　ポールが連れてきた女性で、最初に歓迎されたのがジェーンだったのである
　　　　〜 The Beatles / Good Day Sunshine
　　　　〜 The Beatles / Lady Madonna (From "Love")
　　　　　(小林)Loveの評価はまっ二つに分かれていますが
　　　　　　　　よけいなことを考えないで、いろんな人に知れ渡ることを考えたら良いんじゃないかと

　　・リヴァプ−ルを後にして、ロンドンを拠点としたビートルズ
　　　ポールが彼女を連れてリヴァプールに帰るなんてことは、本当に珍しいことだった
　　　そして、1963年 ── 人気が出ていた彼らは
　　　半年先まで出演契約が決まっているほどになっていた
　　　ヘレン・シャピロとのツアーが終わると
　　　バディ・ホリースタイルで有名になっていたトミー・ローとツアーを行い
　　　さらに、クリス･モンテスとも回った。
　　　ビートルズが先に登場すると、客席はものすごい大歓声に包まれた
　　　それを見たプロモーターは、次の公演で彼らの出演をクリスの後にした
　　　アメリカの大物、ロイ・オービソンとの時も同じことが起きた
　　　しかし、この世界はギャングと同じで、古くからのしきたりがあった
　　　そこで、彼らはブライアンと共に、ロイの控え室に挨拶に行った
　　　彼は言った
　　　「もちろん、いいよ　君たちはきっと売れるだろう
　　　　ただし、ギャラは計画通り、きっちりいただくからね
　　　　そういうことでよろしく」
　　　　〜 Roy Orbison / Oh, Pretty Woman
　　　　〜 The Beatles / Oh! Darling
　　　　　(小林)この頃のコンサートは、５〜６つのバンドがいっしょにやるんですよ
　　　　　　　　で、アメリカのグループがトリを飾るのが常なんですけど
　　　　　　　　ビートルズは初めてイギリスでトリを飾ったアーティストなわけです

□リクエスト
　　・先日、授業でカトリックの話になり
　　　先生が、Let it Beに出てくるMaryは聖母マリアのことだとか
　　　Strawberry Fields Foreverのことについてなど話してくれました
　　　ただ、先生が教えてくれた歌詞が、本当のものと微妙に違っていましたが
　　　違うと叫ぶのをぐっとこらえてました(千葉市緑区／女性／17歳)
　　　　〜 The Beatles / Strawberry Fields Forever (From "Love")
　　　　　(小林)そこで、違うと指摘すると先生のプライドが傷つくかもしれないし
　　　　　　　　まあ、歌詞なんて書いた本人も良く覚えてなかったりしてますから
　　　　　　　　あまり気にしないで良いのではないかと
　　　　　　　　リクエストは、今日はLoveバージョンの方をおかけします

　　・家族で聞いています
　　　番組では、ちょくちょくプロデューサーのジョージ・マーティンが登場しますが
　　　音楽の世界で、作曲家でもない彼がこれだけ有名になるのは
　　　スゴいことだと思います
　　　リクエストは、彼が色んなアーティストを集めてビートルズナンバーを
　　　歌わせた「In My Life」の中から、フィル・コリンズのアビー・ロード・メドレーをお願いします
　　　ビートルズから始まるが、長寿番組になることを祈っています(江東区／男性)
　　　　〜 Phil Collins / Golden Slumbers - Carry That Wait - The End
　　　　　 http://www.amazon.co.jp/dp/B00000APQS/

　　・日曜の夕方には、必ず聞いています
　　　僕にとってはもはや、笑点を超える存在です
　　　ヘタクソですがバンドをやってるので、イメージをふくらませながら聞いています
　　　ところで、ビートルズがアビーロード・スタジオをいつでも使えていたというのは
　　　本当でしょうか？
　　　ピンク・フロイドも、スタジオを空けないといけないことがあったと
　　　語っていましたが(船橋市／男性)
　　　　〜 Pink Floyd / Money
　　　　　(小林)本当だったみたいですね
　　　　　　　　それだけ、力があったということでしょう

(小林)この番組のリクエストは本当に幅が広いんだけど
　　　上は60代から下は10代まで、その共通項がビートルズというわけで
　　　それぞれの関わり方が面白いね
　　　どっぷり浸かってる人、すれ違いの人とか
　　　そういうのを見てると、いろいろ興味がわくわけです　　

いつも乙です！

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年12月24日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(12月24日)
　　・1964年
　　　〜ロンドン／ハマースミス・オデオンで
　　　　Another Beatles Christmas Show開催（1月18日まで）
　　　　クリスマスの歌だけでなく、動物の着ぐるみなどを着て
　　　　コントも行う

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・Please Please Me以来、ナンバーワン・ヒットを続け
　　　絶好調のビートルズ
　　　ブライアンの会社「NEMSエンタープライズ」も軌道に乗り始めた
　　　ロイ・オービソンや、リトル・リチャードといった
　　　アメリカのミュージシャンに頼らずとも、トリを務めるようになった
　　　しかし、それを面白がらない連中もいた
　　　プレイド・ファミリーだ
　　　ここの兄弟は、ブライアンにとって目の上のたんこぶだった
　　　テレビ局をも手中に持つ彼らは、一儲けしようと近寄ってきた
　　　しかし、ブライアンの不安は杞憂に終わった
　　　1963年の10月、テレビ番組「Sunday Night at The London Palladium」
　　　に出演したビートルズは、イギリス全人口の３分の１が視聴するという
　　　大記録を打ち立てたのだ
　　　彼らも、ビートルズには降参だった
　　　　〜 The Beatles / Rock'n Roll Music
　　　　　 The Beatles / Drive My Car

　　・テレビ番組を国内全人口の３分の１が視聴したことは
　　　人気と成功をねたんだりしていた連中をも、味方に引き込むことになった
　　　そして、10月23日から１週間
　　　スウェーデンへのツアーに出かけたビートルズは
　　　2000ポンドを稼ぎだした
　　　彼らは、大混乱のうちに歓迎された
　　　空港についた途端、ファンたちの絶叫の嵐が迎える
　　　彼らが触れたものは、すべて金になるとまで言われた
　　　楽屋で破廉恥なことをやっていたりしたことは、一文字も活字にはならなかった
　　　彼らは、既に伝説になっていた
　　　ジョンは、この頃から自分たちに疑問を持つようになった
　　　これじゃまるで、バービー人形じゃないか
　　　しかし、ポールは人気を維持しようと考えた
　　　「自分たちの才能と運を信じるんだ
　　　　昔の自分に戻るのはまっぴらだ
　　　　ボクはもう、あの時のポールじゃない
　　　　ビートルズのポール・マッカートニーなんだ」
　　　　〜 The Beatles / Got To Get You into My Life
　　　　〜 The Beatles / Strawberry Fields Forever

　　・そして、11月4日
　　　ついにビートルズは、王室を前に、ロイヤル・コマンド・パフォーマンスを行う。
　　　場所は、プリンス・オヴ・ウェールズ・シアター
　　　ジョンは、「ステージで何をしゃべったら良いのだろうか？」とトイレで頭を悩ます
　　　いかにもアドリブでしゃべったっぽく、やらなくては
　　　彼は、楽屋に戻ってメンバーに伝えた
　　　「『くだらない宝石を、じゃらじゃら鳴らせよ』と言うよ」
　　　すると、ブライアンが言った
　　　「ここは、リバプールじゃないんだ
　　　　もっと、優雅でウィットに飛んだものが必要だ」
　　　そして、ジョンはステージでこう言った
　　　「この曲では、皆さんに参加してほしいんです
　　　　奥の方の席の人たちは手拍子をしてください
　　　　前の方に座ってる皆さん、宝石なんかを鳴らしてもらえると嬉しいな」
　　　これは、良い席に座っている貴族たちへのジョン独特の皮肉だった
　　　　〜 The Beatles / Twist and Shout
　　　　〜 The Beatles / She's Woman
　　　　　(小林)Twist and Shoutは、ハードロックの第１号とも言われています

□リクエスト
　　・３年ぐらい前に聞いて以来、ずっと番組のとりこです
　　　他にもイギリスのミュージシャンで、好きなのがスティングです
　　　ポール目当てでライブ８のDVDを買い
　　　一番グッときたのが、スーツ姿で淡々と歌うスティングでした
　　　この曲を聞くと、アメリカで外人扱いされ、荒んだ思いをしている
　　　彼を思い浮かべてしまいます、勝手な想像でしょうか？(千葉市若葉区／男性)
　　　　〜 Sting / English Man in New York
　　　　　(小林)勝手な想像ですね

　　・最近は寒くなってきたので、家族で鍋を囲むことが多くなりました
　　　三歳の娘が「She Loves You」に反応するようになっています
　　　この季節になると、ジョンの「Happy Christmas」を聞くことが多いですが
　　　ぼくはポール派なので、こちらをお願いします(江戸川区／男性)
　　　　〜 Paul McCartney / Wonderful Christmas Time

　　・そろそろ年末です
　　　この季節になると、ジョンの歌が良く聴けるので嬉しいです
　　　ベスト盤も良く出ますね
　　　リクエストは、最近出たオアシスのベストからお願いします(千葉市／男性)
　　　　〜 Oasis / Lyla
　　　　　(小林)ベスト盤は、レコード会社の策略だったり
　　　　　　　　会社を変わったりで、出ることが多いんだよね

　　・こんな寒い日は、鍋がおいしいです(茨城県結城郡／女性)
　　　　〜 Wham! / Last Christmas
　　　　　(小林)今日は、いろんなところでこの曲がかかっていたかもしれません

(小林)王室のコンサートで、ジョンが「前の方の席の人は...」という発言をしますが
　　　これによって、本当はそうじゃないんだけど、
　　　彼は、「ワーキング・クラス・ヒーロー」に祭り上げられるんです
　　　ポールは、実はその反対なんです
　　　自分はワーキング・クラスなんだけど、のしあがっていこうという姿勢を見せるんです

早く６時にならないだろうか？

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2006年12月31日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(12月31日)
　　・1969年
　　　〜独立系テレビ局ATVで「The Man of The Dacade ~ Dedicated to John」放送
　　　　ジョンは、NMEのインタビューでは、「自分の気持ちはビートルズを離れている」と語る
　　　　ジョージも内心、辞めることを考えていたが
　　　　いざ、年が明けると、ポールが脱退宣言をしていまい
　　　　ジョンとジョージは怒り心頭

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・ ── 1964年2月7日、パンナム101便の飛行機に、ビートルズの４人はいた
　　　ポールは、ナーバスになっていた
　　　大きな疑問を持っていた
　　　（アメリカにはすべてがある、なのになぜ、僕たちを求めるんだ？）
　　　実際、テレビを通じて、ビートルズのことは、アメリカへも
　　　コンピュータウイルスのように拡大していた
　　　しかしながら、人気絶頂の彼らを自信喪失に陥らせる出来事が待っていた
　　　午後1時35分、ニューヨークの空港に飛行機は到着した
　　　彼らは確かに歓迎された
　　　この日、５番目にタラップを降りたハリー・ベンソンは語る
　　　「空港で待っていたのは、カメラマン、空港関係者、数人の警官たち ──
　　　　これで、すべてだった
　　　　降りた場所にファンは、いなかったんだ」
　　　この日の写真で、笑顔を振りまく彼らには、寂しさを訴えるようなところがあった」
　　　　〜 The Beatles / Across The Universe
　　　　　 The Beatles / Anna
　　　　　(小林)1963年のカバーですが、女の子を他の男に譲ってる歌です

　　・初めてアメリカの地を踏んだビートルズ
　　　それまで、イギリスのアーティストがアメリカで成功を収めたことはなかった
　　　でも、ポールにとっては大事なことだった
　　　成功することが大事だったのだ
　　　クリフ・リチャードがヒット曲を出したことはあったものの
　　　すでに、アメリカでの人気はぐらつき、忘れられていた
　　　本当に成功するのか
　　　クリフのような扱いを受けてしまうのか ──
　　　それは、彼らに忠誠心を抱いているエプスタインに
　　　とってもまったく分からず、気がかりだった
　　　現にEMIのアメリカ部門であるキャピタル・レコードは
　　　「アメリカで売れるはずがない」と発売を拒否していた
　　　やっと、受け入れてくれるようになったのは、まさに渡米直前のことだった
　　　そのためにブライアンは、出演料も値引きした
　　　安売りすることは不本意だったが、背に腹は代えられなかった
　　　誰も彼を攻められなかった
　　　あの冬の朝、JFK空港に集まった誰もが、数ヶ月前になくなった元大統領に
　　　対し、喪に服していた国を大熱狂の渦に巻き込むとは、予想できるはずもなかった
　　　　〜 The Beatles / All My Loving
　　　　〜 The Beatles / Getting Better

　　・まだ、渡米が契約途中だった頃
　　　ビートルズをめざとくみつけ、行動を起こした人間がいた
　　　その中の一人が、CBSのニュースキャスター、ウォルター・クロンカイトだ
　　　そして、アメリカの芸能界で最も影響力のあるとして知られている
　　　エド・サリヴァンもビートルズ旋風を予言していた
　　　彼は、エルビスを始め、新しい才能を紹介したことで知られていた
　　　ウォルター・クロンカイトは語る
　　　「ある日、エドが連絡してきたんだ
　　　　『あの若者たちは、どこの誰なんだい？』って
　　　　そこで私は、彼らがビートルズであることを知らせてあげました
　　　　彼らがアメリカに連れてこられたのは、
　　　　彼の直感が始まりだったんです」
　　　強力なシンパも登場したことで、アメリカ行きは現実を帯びてくる
　　　どんな日程で、どんな都市を回れば良いのか
　　　どんな宣伝をすれば良いのか？　
　　　ブライアンは、混乱していた
　　　　〜 The Beatles / Don't Bother Me
　　　　〜 The Beatles / Hey, Bulldog

□リクエスト
　　・アンテナを建てて聞いてます
　　　ビートルズについて無知な世代にも親切に説明してくれ
　　　本当に小林さんのおかげです
　　　歌詞の中に「Merry Christmas and Happy New Year」とありますので
　　　大晦日限定でこのリクエストをお願いします(世田谷区／男性)
　　　　〜 John Lennon & Yoko Ono / Happy Christmas
　　　　　(小林)石井のハンバーグセットをお送りします
　　　　　　　　焼き鳥屋さんをなさってますが、プロの味で味わってください

　　・私にとって、ビートルズと並ぶヒーローが永ちゃんです
　　　みんなも、世界一の成り上がり野郎、永ちゃんを聞こうぜ！(住所失念／男性)
　　　　〜 矢沢永吉 / アイ・ラブ・ユー・OK
　　　　　(小林)前も言ったけど、彼は特に初期のファンで
　　　　　　　　曲のタイトルは知らないのに、歌いだしとかコード進行とか
　　　　　　　　ちゃんと知ってて、「ああ〜、あの曲....」ってなるんだよね

　　・ジョンが死んだ時は、あまりにも突然で、ニュースを聞いた時は呆然としてしまいました
　　　昨日のように良く覚えています(茨城県竜ヶ崎市／男性)
　　　　〜 John Lennon / Out of Blue
　　　　　(小林)渋いところ、きましたね

　　・このバンドのリーダー、甲本ヒロトさんはビートルズやザ・フーに影響されています
　　　この曲の歌詞もビートルズに関係しているはずですのでお願いします(習志野市／男性)
　　　　〜 THE HIGH-LOWS / ニューヨーク
　　　　　(小林)ビートルズに関係しているからかけてるわけじゃないんですけどね
　　　　　　　　でも、真似しかやってないアーティストはダメですよね
　　　　　　　　ビートルズも、一番好きなアーティストはプレスリーだけど
　　　　　　　　彼らの曲にプレスリーらしさは無いじゃないですか
　　　　　　　　ビートルズの真似だけしてる人はダメですよ
　　　　　　　　精神をいただいて、自分の音楽をやってる人が素晴らしい

(小林)リクエストですが、男どもが多い！
　　　女性が語る音楽も欲しいのでリクエストをお願いします

　　　1964年ってのはすごいんだよね
　　　この頃の話は、本とかも一杯出てるけど
　　　なるべく面白く伝えようとしてます

　　　リクエストお待ちしています
　　　採用された方には、石井のハンバーグセットをお送りしています
　　　ビートルズの真似してる人はダメ！　そういうのはやらないから！

王様のビートルズカバーをかけなかったのは
そのせいか.....

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2007年1月7日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月7日)
　　・1964年
　　　〜BBCラジオ「Saturday Club」収録に入る
　　　　午後4時から1時間半の間
　　　　ロンドンのザ・プレイハウス・シアターにて
　　　　BBCのラジオ番組には、宣伝のため
　　　　1962年〜1965年の間に52回出演
　　　　〜 The Beatles / Jonnie B. Good (From "Live at the BBC")
　　　　　(小林)この頃は、リーダーがジョンだから
　　　　　　　　ジョンがリード・ボーカルをとる曲が多いよね

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・アメリカの三大ネットワーク、CBSのニュースキャスターの
　　　ウォルター・クロンカイト、自らの番組を持つエド・サリヴァン
　　　彼らに続いて、ビートルズで一儲けしようと企む３人目の人間が現れた
　　　シド・バーンスタインである
　　　ビートルズをアメリカに呼ぼうとひらめいた彼は
　　　レコードを聴く前にマネージャーのブライアン・エプスタインと
　　　コンタクトをとったが、ブライアンは気乗りしなかった
　　　これに対し、バーンスタインは自分の熱意を説明し
　　　１年以内にカーネギーホールでコンサートを行うという契約をとった
　　　そして、エド・サリヴァンも「エド・サリヴァン・ショー」に
　　　出演させる契約をとりつける
　　　この時点で、シド・バーンスタインもエド・サリヴァンも
　　　ビートルズの曲を知らなかった
　　　　〜 The Beatles / I Feel Fine
　　　　　 The Beatles / I Want To Tell You
　　　　　(小林)カーネギー・ホールで演るってのは
　　　　　　　　この頃のミュージシャンにとって夢だったんだよね

　　・エド・サリヴァンは、最初ビートルズを
　　　キワモノとしてとらえていた
　　　それでも、ビートルズ側は大歓迎
　　　アメリカに行くのなら
　　　誰もが知っている、エド・サリヴァン・ショーに出演したかったし
　　　うってつけだった
　　　だが、ブライアンにとって、ビートルズを安く見られたくはなかった
　　　交渉の結果、ビートルズはポスターの一番目立つ場所に印刷された
　　　しかも、日曜日に二週続けての収録で、まさに特別扱いだった
　　　エドには打算があった
　　　これで、彼らなりのスタイルで自分の番組に出演してくれれば
　　　きっと、アメリカ国民を魅了する
　　　成功すれば、自分の手柄だし
　　　失敗したとしても、くだらないバンドがお払い箱になるだけ
　　　最初、レコード発売を渋っていたキャピトルも
　　　I Want To Hold Your Handを発売することを決定した
　　　しかし、ワシントンのDJ キャロル・ベーカーが
　　　発売前にそのシングルを放送したのをきっかけに
　　　問い合わせが殺到
　　　結果としてキャピトルは
　　　２週間以上前倒しでこのシングルを発売する
　　　　〜 The Beatles / I Want To Hold Your Hand
　　　　〜 The Beatles / Paperback Writer
　　　　　(小林)彼らのイメージは、今はビートルズなんて古いなって思うかもしれないけど
　　　　　　　　この頃は新しかった
　　　　　　　　こんなイメージのものは、今までになかったわけですよ
　　　　　　　　イギリス英語は上品な感じがして、その若者が「手を握りたい」と歌ってる
　　　　　　　　それを想像してください

　　・1963年12月26日、I Want To Hold Your Handがアメリカで発売になった
　　　ウォルター・クロンカイトの番組で紹介されると
　　　すぐさま、マスコミ攻勢が始まった
　　　Times、AP通信、ワシントンポスト紙など、あらゆるマスコミで特集が始まった
　　　当のビートルズは、年が明けた1月14日からパリへのツアーにでかけた
　　　人気がイマイチだったフランスをなんとかしようという、ブライアンの計画だった
　　　フランスの娘たちは、ビートルズにあまり魅力を感じないらしく
　　　集まってくるもファン男性の方が目立った
　　　そして、彼らが泊まっていたジョージ５世ホテルに
　　　ものすごいニュースが伝わってきた
　　　「ビートルズの『I Want To Hold Your Hand』
　　　　アメリカのキャッシュボックス誌のチャートで堂々１位を獲得！」
　　　喜んだ彼らは、滅茶苦茶に騒ぎまくった
　　　発売からたっての３週間しかかかっておらず、快挙だった
　　　この後、ジョージの部屋では枕投げ大会が始まり
　　　好きなルームサービスを頼みながら、騒ぎは朝まで続いた
　　　　〜 The Beatles / Long Tall Sally
　　　　〜 The Beatles / This Boy
　　　　　(小林)ジョンが自分のことを歌っているわけですが
　　　　　　　　これが、I Want To Hold Your HandのB面ですよ
　　　　　　　　それと、ポールの勢いがものすごい、Long Tall Sallyをお送りしました

キロックトニーさん、いつも乙です。

さっきの佐々木さんとかのおたよりは長かったから、起こすのやりがいがあるでしょう？

□リクエスト
　　・僕は中学2年生ですが、洋楽が大好きです
　　　ボウイ、レッド・ツェッペリン、スチュアート、そしてもちろんビートルズの大ファンです
　　　教科書には、スチュアートがカヴァーしたセイリングが載っていました
　　　リクエストは、ビートルズではありませんが、この曲をお願いします(花見川区／男性／14歳)
　　　　〜 David Bowie / Space Oddity
　　　　　(小林)彼の影響力はビートルズより大きいかもしれません

　　・この番組を知って以来、ビートルズを改めて聞いています
　　　彼らのファンになって40年、10代はポールのファン、20代はマイケルのファン
　　　30代でこの番組を知ってジョンのファン、最近はまたポールのファンです(我孫子市／男性)
　　　　〜 The Beatles / We Can Work it Out

　　・当時、クラスのみんなはベイ・シティ・ローラーズなどに夢中で、ビートルズは懐メロ扱いでした
　　　この番組を聞いての感想は、リクエストに若い人が多いということです
　　　今でも、新しいファンが生まれてくるというのは素晴らしいことだと思います
　　　当時、動くビートルズの映像は、ほとんど見ることができませんでした
　　　たまに、テレビで放送があると、大脳に植え付けるようにして見たものです
　　　例えて言うならば、天文ファンが何年に一度しか来ない水星を観察するような心理状況です
　　　フィルム・コンサートにも良く行きました
　　　現在は、ビデオやDVDが安い値段で買うことができるし、好きな時に大画面で見ることができるなんて
　　　まさに夢のようです
　　　去年は色んなことがありました、IT企業の社長が逮捕され、連日その人のテーマソングのように
　　　自分の中で流れていた曲をお願いします(横浜市／男性)
　　　　〜 The Beatles / Money
　　　　　(小林)欲しいのは金だ！という曲でした

　　・おすすめのカバーアルバムがあったら教えてください(東京理工大学／男性)
　　　　〜 Nancy Wilson / The Long and Winding Road
　　　　　(小林)イエスタデーなどもカバーしています、この人のスタイルはスゴく有名です
　　　　　　　　マイクの握り方は、女性がみんな真似していたね

(小林)物語は、とうとうアメリカでNo.1になって
　　　フランスで大喜びをしたという話をお届けしました
　　　リクエストは...女性が少ないな
　　　前も言ったけど、女性からのリクエストも待っています

この番組、外に出ないとラジオ聴けないんだよね
今、寒くて外に出られないんだよね

>>686
外に出て走りながら聴きなさい。

キロックトニーさん明けましておめでとうございます！
今年もよろしくです(｡ゝ∀･)ゞﾖﾛｼｸｩ♪

なんか2ちゃんが終了するみたいですね。
キロックトニーさん、乙でした。

475 ：ひろゆき＠どうやら管理人 ★ ：2007/01/12(金) 19:01:53 ID:???0 ?S★

2ちゃんねる閉鎖なしの方向で。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2007年1月14日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月14日)
　　・1964年 (世界で
　　　〜パリでの3週間のツアーのため
　　　　ロンドンを旅立つ
　　　　ジョン＆ポール＆ジョージ、60人余りのファンとマスコミに迎えられる
　　　　リンゴは別行動
　　　　　(小林)やっぱり、フランスは地味だったわけだね

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・1964年1月17日の夜、フランスツアー中のビートルズに
　　　「キャッシュボックス社チャートで1位獲得」というビッグニュースが舞い込んできた
　　　喜んだビートルズとブライアン・エプスタインは
　　　明け方５時までどんちゃん騒ぎを行い
　　　修学旅行の生徒みたいに、枕なげまでやらかした
　　　この模様は、カメラマンのハリー・ベンソンによって、フィルムにも収められた
　　　笑っている姿がわざとらしすぎるという評価が出たが
　　　ポールは気にしなかった
　　　自分たちが無邪気に写ってることの方が重要だった
　　　ポールはいつでも、合理的に行動していた
　　　そして、2月7日 ── ビートルズはアメリカの土を踏むことになる
　　　この日の彼らは、元気一杯ではなかった
　　　既に、アメリカで、曲は評価されている
　　　今度は、ビートルズそのものが評価される番だった
　　　不安を口に出すリンゴに対し
　　　すかさず、ポールが言った
　　　「完全な自信を持った人間なんていないよ」
　　　静かな空港に、不安を隠せないビートルズ
　　　しかし、その不安も長くは続かなかった
　　　やがて彼らは、ものすごい光景に出くわすことになったのだ
　　　　〜 The Beatles / A Hard Day's Night
　　　　　 The Beatles / Ticket To Ride
　　　　　(小林)英語的にはおかしい表現だけど
　　　　　　　　リンゴが口走ったことからタイトルになったという曲です

　　・JFK空港に降り立った瞬間の静寂ぶり
　　　それは、ニューヨーク市警が彼らに対し、気を使ったのものだった
　　　やがて、ターミナルに足を踏み入れると
　　　ものすごい絶叫が聞こえてきた
　　　それは、1万人のファンから起こった歓声だった
　　　中には、警官たちの列に突進するものまでいた
　　　一節には、７割が男性だったとも言われている
　　　しかし、女の子も興奮状態だった
　　　中には、３階からぶら下がって
　　　「ポール！ わたしはここ！ 愛してる！」と叫ぶ娘もいた
　　　キャピトルレコードは、緊急宣伝計画の一環として
　　　ポスターやステッカーを500万枚も無料配布していた
　　　地元のラジオ曲も、特番をかけっぱなしにした
　　　WMCAでは、「今日の気温は32ビートルズ音です」とまで放送していた
　　　実は、訪米に当たって、空港に押し寄せるよう
　　　地元の高校生を大勢雇っていたのだが、実際にはそれを上回る数のファンが
　　　やってきていたのだ
　　　NY市警は、この日きたファンの人数を25万人と発表した
　　　これは仕掛けでも何でもなかった
　　　　〜 The Beatles / Slow Down
　　　　〜 The Beatles / Come Together/Dear Prudence/Cry Baby Cry (From "Love")
　　　　　(小林)これは、なかなか面白いね
　　　　　　　　その前は、ちょっと早き行き過ぎるよというカバーソングでした

　　・ビートルズは、アメリカに大旋風を巻き起こした
　　　アメリカの若者たちは新しい何かを待ち望んでいた
　　　４年前に人気DJが起こした、賄賂をもらって曲をかけるという収賄事件で
　　　アメリカの音楽シーンはしらけてきっていた
　　　衰弱の一途をたどっていたのだ
　　　そして、気がつけば音楽シーンは10代向けのアイドルで占められ
　　　それ以外は、ビーチボーイズだけだった
　　　そこへ現れたビートルズに対し
　　　出来るだけ葬り去ろうとするマスコミ連中もいた
　　　彼らがやろうとしていたのは、まさにあら探しだった
　　　あるDJは、「I Want Hold Your Hand」の冒頭部分を少しだけかけ
　　　「彼らは、皆さんの手を握りたいと歌ってますが、
　　　　我々は、彼らの鼻をつまんでやりたいと思ってるんですよ」
　　　そんな皮肉や中傷も、ビートルズには全く効果のないことであった
　　　　〜 The Beatles / Please Mr. Postman
　　　　〜 The Beatles / Revolution No.1
　　　　　(小林)ジョンのレボリューション
　　　　　　　　そしてその前は、マーベレッツのカバーソングでした

□リクエスト
　　・ビートルズは、母から親子３代に渡るファンです
　　　母は、学校をずる休みして来日公演に行ったというほどのファンです
　　　「赤信号だって、良く気をつけて渡れば良い」という人で
　　　色んなことを教えられました
　　　世の中、よけいなことがあふれ帰ってますし
　　　きちんとした知識を得ることが大切だと思います
　　　そんなわけで、面食いな私たちが大好きなこの曲をお願いします(杉並区／女性)
　　　　〜 George Harrison / All Things Must Pass
　　　　　(小林)そんなわけでって、全然つながってないじゃん

　　・夫婦揃ってコンサートに行くのがスキです
　　　しかし、夫も疲れ易くなり、なかなか連れて行ってもらえなくなりました
　　　ここ10年で、心に残っているのはサンタナです
　　　予想以上に素敵でした(稲毛区／女性)
　　　　〜 Santana / Black Magic Woman
　　　　　(小林)二時間弱ぐらい立ちっぱなしだから辛いんでしょうか？

　　・プレスリーは織田信長で、ビートルズは徳川家康だと思います
　　　克也さんは、戦国大名で誰が好きですか？(木更津市／男性)
　　　　〜 The Rolling Stones / It's Only Rock'n Roll
　　　　　(小林)ボクはどちらかというと、家康はストーンズだと思います
　　　　　　　　長く続いてるし、以外と彼らは策略家なんですよ

(小林)この頃、アメリカではビートルズは
　　　政治や経済にまで影響を与えていたんですよ

ときに、キロックトニーさんは、石井食品のプレゼントもらったことある？
俺は2回もらったよ。

あるよ

http://up.nm78.com/old/data/up123310.jpg
こんなものが届いた

すげｗ
さすがだな。

この番組、途中から聞き始めた。
長寿番組とか・・・

初回から聞きたかったなあ・・・
ネットの音楽配信で過去のラジオ番組がダウンロード
できるようになるといいなあ。
著作権問題とかで難しいんだろうけど。

ビートルズの楽曲の著作権料はめちゃめちゃ高いらしい。
だからテレビで使われてるビートルズの曲は大抵カヴァー

そういえばI Am Samもサントラは全曲カバーだったな
でもあれはあれでよかった

今日も聴けないけど、よろしくおねがいしまーす。

■石井食品Presents「ビートルズから始まる」bayfm 78.0MHz
　2007年1月21日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月21日)
　　・1966年 (来日の年)
　　　〜ジョージ＆パティ・ボイド(21歳)
　　　　エッシャー・レジスター・オフィスに、結婚を届け出
　　　　二人は1977年に正式に離婚
　　　　パティは、エリック・クラプトンと再婚する

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・1964年、NYに降り立ったビートルズは
　　　アメリカで大旋風を起こしていた
　　　もちろん、それに対して反対勢力もあったが
　　　どんなキツい扱いもビートルズはユーモアで切り返した
　　　イギリス人特有のウイットである
　　　ある日、記者の「ビートルズを排斥するというデトロイトの動きがありますが？」という問いに
　　　ポールは答えた
　　　「うん、でも僕たちの方にもデトロイトを排斥しようという動きがあるよ」
　　　そういうユーモアは、それまでのポップスターにはなかったものだった
　　　特に、リンゴの存在がアメリカではウケた
　　　ポールからしてみれば、あまり教養を備えていないリンゴを
　　　ちょっと馬鹿にしていたところがあったが
　　　いかにも栄養が行き届いてなさそうで、一件浮浪者にも見える独特な風貌にも人気が集まった
　　　そのリンゴは、これからのビートルズの節目節目で重要な役割を担うことになる
　　　　〜 The Beatles / Octopus Garden
　　　　　 The Beatles / I am the Walrus (From "Love")
　　　　　(小林)話題のアルバム「Love」からです
　　　　　　　　微妙に違うでしょう？
　　　　　　　　イギリスではポールが人気だったんですが
　　　　　　　　アメリカでは断然リンゴだったんです
　　　　　　　　リンゴはいつも仏頂面をしていて
　　　　　　　　そのポーカーフェイスがウケたとも言われています

ポール・キロックトニーさん毎回どうもありがとうございます。
私が住んでいる地方では聴くことが出来ないのでポール・キロックトニーさんが書き込んでくださってすごく助かります

　　・マスコミの攻撃はやむことがなかった
　　　次の日、記者からは「あなたがたは、４人のエルビス・プレスリーの偽物だという
　　　意見がありますが」という質問が投げかけられた
　　　あまりもの内容に、ジョンは激怒
　　　一番マイクに近いところにいたポールは当惑しているように見えた
　　　だが、リンゴがすかさず前に出て
　　　「そうだよ、まったくその通り、君の言う通りだ」と言い
　　　プレスリーの真似をして、腰を揺すってみせた
　　　すかさず、他の３人も真似して、腰を揺すった
　　　それは、滑稽な光景だった、ビートルズはいつものユーモアセンスで切り抜けたのだ
　　　窮地を救ったのは、リンゴだった
　　　ユーモアこそが最高の防御 ── それは、ギャングの巣窟ディングル通りで育った
　　　リンゴが、自然に身につけた技だった
　　　率先してピエロを演じるリンゴに対し、ポールはそのピエロを扱う座長の役を務めようとした
　　　ビートルズが売れるためには、どんな宣伝をして、どんな風に振る舞えば良いか
　　　それをわきまえていた
　　　写真撮影にしても、ポールが率先してポーズをとり
　　　他のものはそれに従うしかなかった
　　　そんなポールは、偽善的と言われることもあった
　　　ポールは、撮影のライトが消えると、わがままで自分勝手になってしまう若者だった
　　　芸人にありがちな「裏表のある性格」、それがポールだった
　　　そして、彼ら４人はテレビ界にも進出する
　　　　〜 The Beatles / She Loves You
　　　　〜 The Beatles / Penny Lane

　　・人前では、機嫌良く振る舞うポール
　　　それは、ショーに向けてリハーサルを行う、エド・サリヴァンの前でも同じだった
　　　エドは、ビートルズに魅せられていた
　　　もちろん、金のなる木としての気持ちもあったが
　　　彼らの人気を確信していた
　　　４人が泊まっていたプラザホテルは、ファンたちに取り囲まれていた
　　　最初に曲をかけたラジオ局WMCAが火付け役となり
　　　ビートルズ旋風はとどまるところをしらなかった
　　　自らを５人目のビートルズと言う、人気DJカーフマンは
　　　彼らが泊まるスイートルームからの生放送にこぎつけた
　　　そして、エド・サリヴァンショーでも、とんでもないことが起きようとしていた
　　　座席700席に対し、50000もの申し込みがあったのだ
　　　（たかが、イギリスからきた小僧じゃないか）
　　　そんな思いに、エドは１からビートルズを勉強した
　　　そして、２月９日、予備知識を詰め込んだエドの司会は
　　　素晴らしい出来となり
　　　番組の視聴率は、72％を獲得
　　　この日のNY市の、青少年犯罪件数はゼロとなり
　　　二つの大記録を打ち立てたのである
　　　　〜 The Beatles / I Want To Hold Your Hand
　　　　〜 The Beatles / A Day in the Life (From "Love")
　　　　　(小林)あら？ あら？ また、音が違うね〜
　　　　　　　　これも、「Love」からです

□リクエスト
　　・イギリスから妹夫婦がやってきました
　　　旦那がイギリス人で、いつもならサッカーの話となるのですが
　　　この日はビートルズのニューアルバム「Love」が共通の話題でした
　　　義理の弟も、「Love」の出来には満足とのことで
　　　ビートルズを扱った番組が毎週あると話すと「ぜひ聞いてみたい」と言われ
　　　2006年最後の放送は３人で聞いてます
　　　リクエストは、「Love」にクレジットされていないこの曲をお願いします(千葉市若葉区／男性)
　　　　〜 The Beatles / Ob-La-Di Ob-La-Da
　　　　　(小林)分かりました〜

　　・ポールの恋愛話に刺激されましたのでリクエストします
　　　36歳になっても、まだ独身です
　　　仲間が家庭をもち、子供の進学がどうのという話を聞くと
　　　早くなんとかしたいという気持ちがわき上がります(江戸川区／男性／36歳)
　　　　〜 ウルフルズ / ガッツだぜ!!
　　　　　(小林)めずらしい曲がかかりましたね
　　　　　　　　まあ、縁ですから

　　・ガンズン・ローゼズのニューアルバムが年末に出るという話がありましたが
　　　やっぱり発売されませんでした
　　　3月6日に出るという話もありますが、既に狼少年となっている
　　　アクセルを信じることができません(横浜市／男性)
　　　　〜 Guns N' Roses / Live and Let Die

　　・ようやく、４人の見分けがつくようになりました
　　　前半の彼らは難易度が高いです
　　　ビートルズの次に好きなレッチリをリクエストします(千葉市／男性)
　　　　〜 Red Hot Chili Peppers / Give it Away
　　　　　(小林)フリーが強烈に引っ張ってるね
　　　　　　　　昔のポールみたいにも思えるね　

(小林)なんか、レッチリやガンズもかかったりして
　　　ビートルズから始まって、いろんなアーチストの
　　　それぞれの名曲がリクエストされるようになったんだ！って感じです

■石井食品Presents「ビートルズから始まる。」bayfm 78.0MHz
　2007年1月28日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(1月28日)
　　・1964年 (世界的に売れた年)
　　　〜ジョージ、フィル・スペクターと
　　　　彼の手がけたグループ「ザ・ロネッツ」と初対面
　　　　夕食を共にする
　　　　フィル・スペクターは、70年代にジョンやジョージの
　　　　アルバムをプロデュースする

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・1964年2月9日8時、アメリカの放送局CBSでは
　　　ビートルズがアメリカで最初の演奏を行おうとしていた
　　　番組名は「エド・サリヴァン・ショウ」
　　　700しかない座席に、50000通を超える申し込みがあり
　　　エドは、万全の態勢で臨んだ
　　　まず最初に、エルビス・プレスリーからの祝電を紹介
　　　そして、絶妙な調子で声のトーンをあげ
　　　「アメリカの皆さん、これから起きることを自分の目でよく確かめてください」
　　　と言った
　　　推定7300万人が All my loving、She loves you、I saw her standing there
　　　I wanna hold your handを待ち構えていた
　　　公式発表で視聴率は 72.7％、そしてこの日のニューヨーク市の青少年犯罪件数はゼロ
　　　アメリカ国民は「テレビで本当に歌っている、確かに動いている」ことに驚き
　　　若者は、衝撃と喜びを感じていた
　　　　〜 The Beatles / I Saw Her Standing There
　　　　　 The Beatles / Till There was You
　　　　　(小林)エド・サリヴァンでやった
　　　　　　　　絵とか音源はCDやDVDにはなってませんね
　　　　　　　　実はこの頃、エルビスは落ち目になっていて
　　　　　　　　プロデューサーが頼み込んで祝電が実現したということですが
　　　　　　　　実際はいらなかったんだよね

>>712

> 　　　　　(小林)エド・サリヴァンでやった
> 　　　　　　　　絵とか音源はCDやDVDにはなってませんね

そうだっけ？
詳しい人おしえて

　　・1964年2月、ビートルズの最初のパフォーマンスは「エド・サリヴァン・ショウ」だった
　　　曲目は、すべてビートルズが決めたもの
　　　マネージャーのブライアンは、音楽には口を出さなかった
　　　彼が自分の考えを述べるのは、ビジネスの面からだけだった
　　　それでも、最終的に決断をするのは、メンバーの４人だった
　　　すでにこの頃、彼らは百戦錬磨のミュージシャンだったのだ
　　　アメリカでの反応は、圧倒的な賞賛だった
　　　フランク・シナトラは語る「彼らは、アメリカを最終的な死に場所に選んだのだと思った」
　　　ロックが登場するまで、アメリカの音楽シーン最高峰に位置していたシナトラをして
　　　ここまで言わしめた彼らの人気は、頂点に迫るものだった
　　　　〜 The Beatles / I Call Your Name
　　　　〜 The Beatles / Come Together/Dear Prudence/Cry Baby Cry (Transition) (From "Love")
　　　　　(小林)面白いエンディングになっています
　　　　　　　　賛否両論、いまだにあるみたいです

>>713
たしか、ファースト・ヴィジットなんちゃらっていう
DVD(LD?)で見れたと思うけど

>>713
ビートルズ＠エド・サリバンショーって感じでＤＶＤになってるよ
自分それ持ってる

　　・続く、２度目のエド・サリバン・ショウ出演の模様は
　　　１週間後にフロリダから放送された
　　　結果、１度目を超える視聴率をはじき出し
　　　エドの博打は、予想をはるかに超える収益を得た
　　　しかし、エドとビートルズ、そしてブライアンの関係は友好的とは言えなかった
　　　番組作りに独裁的な体勢をひいていたエドに対し
　　　「ビートルズが登場するときの正確な言い回しを確認させていただきたいのですが」
　　　と切り出したブライアンに対し、エドはこう答えた
　　　「あなたには、どこかに消えてもらいたいですな」
　　　番組に関し、エド自身は一銭も身銭を払っていない
　　　PANAMによるタイアップで実現したのだ
　　　そんなビートルズが、二回の出演で得たギャラは、一人あたま3500ドルだった
　　　後に、エドの娘婿はこう語った
　　　「あの金額は、どんな無名なアーティストにも払っていた金額だ」
　　　ビートルズとブライアンは、エドにまんまとやられたのである
　　　　〜 The Beatles / Money
　　　　〜 The Beatles / Michelle
　　　　　(小林)ブライアンという人がお人好しってのはあったんですけど
　　　　　　　　売れれば、コンサートで稼げるという古い考えがあったみたいです
　　　　　　　　ちょっとアバウトな計算ですけど
　　　　　　　　その頃のレコードがアメリカで1800円ぐらい
　　　　　　　　で、その内、アーチストが150円ぐらいとってたんですが
　　　　　　　　ビートルズは20円しか取ってなかったという最悪な契約だったそうです
　　　　　　　　それでも、売れればいいやと考えてたそうで
　　　　　　　　なんかちょっとかわいいよね

>>715
>>716
そうだよね

コバちゃん誤報か

http://www.amazon.co.jp/dp/B000AHQFCU/
http://www.amazon.co.jp/dp/B0001FX9BQ/

□リクエスト
　　・もう少しでセンター試験があります
　　　英語の勉強は５割ぐらいはビートルズを聴くことで成り立っています(香取市／男性)
　　　　〜 John Lennon / To Know Her Is To Love Her
　　　　　(小林)勉強的には分からないけど人生には役に立つよ

　　・ラジオであまりかからない曲ですが、よろしくお願いします(千葉市若葉区／男性)
　　　　〜 T. Rex / Zip Gun Boogie
　　　　　(小林)歴史的なグループなんですけど
　　　　　　　　ビートルズが解散してから２年で、こういう音がはやるわけですが
　　　　　　　　ビートルズと音がつながっても、ちがう雰囲気に聞こえないね
　　　　　　　　やっぱり、ビートルズからつながっているのかな

　　・公開録音の時、初めて出会った秋川雅史さんの曲をお願いします(八千代市／女性)
　　　　〜 秋川雅史 / 千の風になって
　　　　　(小林)あの後オリコン一位になって、紅白に出たからね
　　　　　　　　もうちょっと後に呼んだら、とんでもないギャラになってるよ〜

　　・娘が「パワー・パフ・ガールズ」を見ていたので、一緒に見ていたら
　　　ブルー・ミーニーにそっくりなキャラクターが出て
　　　ビートルズの話のパロディをやっていました
　　　子供が見て分かるわけがなく、きっと一緒に見てる親に楽しんでもらおう
　　　という考えだと思います(住所不詳／男性)
　　　　〜 Todd Rundgren / Strawberry Fields Forever
　　　　　(小林)どっかちがうなと思ったと思いますが、トッド・ラングレンという天才的な
　　　　　　　　アーチストが演ったストロベリー〜のパロディです

(小林)ストーリーは1964年の話ですけど、この頃が一番面白いんですよ
　　　この頃の背景については、一杯本が出ています
　　　全部を読むことは出来ないけど、中にはとても面白いものがあります

　　　リクエストお願いします
　　　まあ、ビートルズの真似をしている人もいますけど
　　　別にビートルズの精神にはこだわりませんから

■石井食品Presents「ビートルズから始まる。」bayfm 78.0MHz
　2007年2月4日(日)18:00〜19:00放送内容　DJ：小林克也

□ビートルズカレンダー(2月4日)
　　・1969年 (バラバラの年)
　　　〜ポール、婚約していたリンダ・マッカートニーの父と兄、両イーストマンと会い
　　　　ビートルズのマネジメントは見送り
　　　　アラン・クラインするか、静観すると話す
　　　　この頃、ポールもジョンも実は金に困っていた

□ポールの目から見たビートルズ史？
　　・1964年2月、エド・サリヴァン・ショウへの出演を成功させたビートルズ
　　　推定、１億５千万人もの視聴者が見た計算となり
　　　華々しいアメリカデビューを飾った
　　　しかし、アメリカ側は収益を上げていたものの
　　　ビートルズ側は3万ポンドの赤字だった
　　　これまでに見たこともないような莫大な額の借金だった
　　　このように、マネージャーのブライアンは金銭問題はダメだったが
　　　マネージメントは素晴らしかった
　　　ビートルズと同じぐらい格のあったジェリー＆ザ・ペースメーカーズや
　　　かつて、キャバーンクラブの受付嬢だったプリシラ・ホワイトを
　　　シラ・ブラックと改名させデビューさせる
　　　　〜 Cilla Black / You're My World
　　　　〜 Billy J Kramer / Do You Want to Know a Secret?

　　・事務所NEMSも上り調子
　　　ブライアンは、次々とヒット曲を送り出した
　　　その中には、ポールの恋人ジェーン・アッシャーの兄がいる
　　　ピーター＆ゴードンもいた
　　　ブライアンは、ビートルズ人気に便乗しようと、彼らにジョンとポールが書いた曲を歌わせた
　　　その結果、ビートルズマニアはこれらの曲を買うことになり
　　　ヒット曲がどんどん生まれていった
　　　しかし、これらの成功も、ブライアンの金銭感覚の欠如に足を引っ張られた
　　　いくらヒットが出ても、事務所には金が貯まらない
　　　表向きには成功でも、儲かるのはエドを始めとするアメリカ側の人間だけ
　　　ブライアンには、金を儲ける方法論が全くなかった
　　　本来なら、ビートルズは数日で億万長者になっていたはずだったのだが
　　　そうならなかった理由は、1969年になるまで分からなかった
　　　　〜 Perter Gordon / A World Without Love
　　　　〜 The Beatles / Taxman

　　・EMIパーラフォンとの契約も、エド・サリヴァンとの契約も
　　　内容はさんざんだった
　　　それもこれも、ブライアンのまずい経済観念からきたものだった
　　　1964年2月からさかのぼること4ヶ月
　　　ユナイテッド・アーチストから派遣された者がブライアンのもとを訪ねた
　　　みるからに業界人で強者そうに見えた彼らに
　　　ブライアンは硬直し、飲まれてしまった
　　　彼らは、ギャラとして25000ポンド＋印税を提示した後
　　　「映画の印税はどれぐらいをお考えですか？」と切り出した
　　　ブライアンは答えた
　　　「僕らとしては、7.5％以下だとお受けすることは出来ません」
　　　この答えに、ユナイテッド・アーチストの人間は、心の中でガッツポーズをとった
　　　当時は、印税と言えば25％が相場だったのだ
　　　彼らはすぐさま、契約書にサインさせ、サウンドトラックを出す権利まで手に入れた
　　　　〜 The Beatles / A Hard Day's Night
　　　　〜 The Beatles / Ticket to Ride
　　　　　(小林)映画の契約もするんだけど、サントラまで取られちゃって間抜けだね
　　　　　　　　なんだか、こっちまで悔しくなってしまうけど

□リクエスト
　　・リンゴは歌がうまくないとか、おまけだとかひどいことを言う人がいますが
　　　私は、彼のほのぼのな世界が大好きです
　　　いかにも「どうだ、俺うまいだろ」というのは苦手で
　　　ひっそりと自分の世界で歌うリンゴのファンなんです(市川市／女性)
　　　　〜 Ringo Starr / Photograph
　　　　　(小林)どうだ、うまいだろ！という人は嫌われるんですよね
　　　　　　　　彼は、キャラで勝負しているし
　　　　　　　　リンゴにはリンゴの味があるという感じじゃないでしょうか
　　　　　　　　一番、アメリカ人の女の子に人気があったのはリンゴなんですよ
　　　　　　　　最初、リンゴは字も読めなかったそうですが
　　　　　　　　ジョンやポールがわざわざ曲を作ってあげたりしたそうです

　　・娘とテレビを見ていたら寺尾聡がCMで歌っていました
　　　思わず「ルビーの指環だ！」と言ったら、娘は「何それ？」と無反応でした(浦安市／男性)
　　　　〜 寺尾聡 / ルビーの指環
　　　　　(小林)「なんだ、このお経みたいなのは？」との声に
　　　　　　　　石原裕次郎が「まあまあいいじゃないか」と答えてレコードが出て
　　　　　　　　東芝のビルが建ったそうです

　　・克也さん、こんばんは
　　　この番組の好きなところは、曲をちゃんとイントロからかけてくれるところです
　　　最近のFM番組は曲をかけながらしゃべるスタイルばかりになってしまいました
　　　イントロの秒数に合わせ、ちょうどしゃべりが終わる時に
　　　歌が始まるようにするのは、ある意味すごい技術だとは思いますが
　　　そればっかりだと、イントロをまともに聴くことが出来ません
　　　克也さんは、そういうスタイルのDJについて、どう思われますか？
　　　ビートルズに関係ない話だったので
　　　せめてリクエストはビートルズにしたいと思います(松戸市／男性)
　　　　〜 The Beatles / You Really Got a Hold on Me
　　　　　(小林)イントロでしゃべるというのは
　　　　　　　　70年代のアメリカから始まったんだよね
　　　　　　　　どちらかというと、ポップスのスタイルで、ロックではやらないんですよ
　　　　　　　　ギターとか、演奏が大事だからね
　　　　　　　　今は、日本独自の文化みたいになっちゃってるね
　　　　　　　　アメリカでは、曲の紹介じゃなくて、曲が生きるジョークとかをしゃべってたんだけど
　　　　　　　　日本の場合は、わざわざ分かってることを解説しちゃったりして
　　　　　　　　例えば、僕が「じゃあ、ビートルズのイエスタデーです」とか言って
　　　　　　　　ポールが「♪イエスタデー」なんて言ったら馬鹿みたいでしょう？

　　・この曲を知ったとき、すでにビートルズのことを知っていたのに
　　　人から言われるまでビートルズのことを歌ってると気づきませんでした(川口市／女性)
　　　　〜 竹内まりや / マージービートで歌わせて
　　　　　(小林)ビートルズ節になってないところがよかったね

(小林)音楽的なちょっとしたこだわりとか
　　　うんちくを書いていただけるとありがたいですよね
　　　ビートルズ以外の音楽がかかると
　　　ビートルズの音楽が引き立って良く聞こえたりします

　　　リクエスト...メールアドレスはビートルズあっとベイFMcojp
　　　ビートルズのスペルは分かりますよね？