2 :
あるケミストさん :2008/02/20(水) 08:26:24
>>2 その手の価格はあまり詳しくないが、少なくとも希少な試薬類になると
ミリグラムでン万とか普通にあるからなあ。
それに合成しにくいとかよりも、そういううさんくさいサプリとかは
ある程度希少価値があるように見せないと売れないというのもある。
200ドル/gの原料を一粒1mg含有のサプリにして一ヶ月分30粒を
50ドルぐらいで売るわけさ。
なるほど。ありがトン リンク先の「細胞の劣化防止」なんてのは 非専門家の不安をあおって売りつけるサプリメント商法で 相当あやしいと思うけど、 マダイ養殖とかシロザケ養殖とかでは、「色揚げ」といって、 体色を元々の赤色からさらに美しく明瞭な赤色にする目的で 餌にアスタキサンチンを混ぜて与えるのだ。 ふつう、養殖で一番コストがかかるのは餌代なので、 アスタキサンチンの価格はとっても重大。
>>2 一時期専門的にやってたよ
それは試薬の値段だね。
合成は難しくはないが、めんどくさい。
生成物の立体配置が混合物になる。
生成物は劣化しやすい。
現在は混合物オイルとして入手可能。
これは天然藻類を養殖して、超臨界抽出している。
それでも油脂の混じった混合物としてしか得られない。
これを精製するには大きなカラムが必要だ。
/\ /:::::::::::ヽ /:::::::::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::::::::::::::ヽ ./::/:::. ̄ ̄ ̄`丶、 /:/::::: ヽ /:( ● ● ) |::/ 、 人_,、,、ハ:. ヽ / )-、 |::! ーr ' -==┴==ヽ;;ノ ///, '-, |::ヽ ! `ニ二二ニ''' / / / //// ∧::::\ 、_ , ト、 i! /.:/ / ヽ:::::\ 、_ , !:: i!`| | ! /ヽ:. \:::::\ ヽ__ノ:: | ! .ノ.: ヽ ' , \::.. \::::` ─ '´ レ' .:∧::
>>3 合成物は医薬や食品には使用しないでください。
(目的物の含量が問題なくても、不純物の悪影響が懸念されるので)
>>4 天然物の方は、混合物ではあるものの、有害な物質が見当たらなければ
食品添加物として認められやすい。
必要以上に精製する必要は無いよね。
だから試薬に比べれは、有効成分あたりの価格もかなり安く済む。
アスタキサンチンは鮭や海老などに含まれるので
これらを細かく砕いてえさに混ぜれば色付きを良くすることくらいは可能。
サプリなどの酸化防止効果を得るには、色がつく程度の濃度じゃ足りないけどね。
α水素を持つカルボニル化合物に塩基を反応させた場合、どうしてカルボニル炭素への攻撃ではなくα水素の引き抜きがおこるのですか?
10 :
8 :2008/02/20(水) 23:05:19
>9 返答ありがとうございます。えと、塩基の立体障害とかってことですか?
12 :
あるケミストさん :2008/02/21(木) 08:18:25
大気に放出された揮発性有機化合物が生分解されるメカニズムを教えてください。
>揮発性有機化合物 大雑把スギだろ もうちょい限定してくれよ
14 :
あるケミストさん :2008/02/21(木) 12:23:28
セロアセです。
15 :
あるケミストさん :2008/02/21(木) 13:12:34
前スレの終わりの方で質問してた人だね 質問スレにもポストしてあったけど
16 :
あるケミストさん :2008/02/21(木) 15:09:57
お察しのとおりです。自分の勤める会社でもISO14001の取得に乗り出しまして、 大気汚染防止法がらみで調べておりました。
17 :
あるケミストさん :2008/02/21(木) 17:28:57
情報を持っていないのでお役に立てないけど、MSDSの 参考文献からたぐってみるのはどうでしょうか
18 :
あるケミストさん :2008/02/21(木) 17:32:39
ありがとうございます。早速調べてみます。
19 :
あるケミストさん :2008/02/23(土) 10:00:47
立体障害の大きなケトン(1位を保護した1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-4-オンみたいなもの)と オルト位が置換されたアニリンで還元的アミノ化反応を進行させたいんですが NaBH(OAc)3やNaBH3CNでは全く進行せず、トルエン沸騰でもイミンができず、 四塩化チタン使ってようやくイミンが少しだけ(10%程度)とれてきました。 このケトンとアニリンは比較的作りやすいため、 なんとか還元的アミノ化反応をいかせたい(せめて収率50%くらいは欲しい)のですが 何か他におすすめの条件とかありませんか? とっとと別のルート探したほうがいいですかね。
20 :
あるケミストさん :2008/02/24(日) 05:48:12
stilleカップリング用にトリブチルスズクロリドから有機スズ誘導体作ったんですが、 後処理しても原料のスズクロライドがずっとついて回るんですよね。 抽出・水洗、カラム処理だけでは分けられないもんですか? あと、文献ではよく精製せずに済ませてたり、蒸留したりであんまりカラム精製してないみたいなんですが、 やっぱりシリカの酸とかで壊れるくらい脆いんですかね?
stille反応後にaq.KFで分液ふればSnのカスは全て除去できるんじゃなかったっけ?
聞くだけ聞いといて礼も一つも無い
>>20 有機鈴化合物は特殊な条件以外ではむちゃくちゃ安定ですぞ。
脂溶性が高いのにシリカに吸着しやすいので、カラム分離しにくい
展開溶媒にアミン加えればシリカカラムで綺麗になる
てか、鈴木カップリング使え。。。
>>19 ルイス酸使えるなら(他に配位するところがないのなら)四塩化チタン+@の条件検討で何とかなりそうだが・・・
アニリンの求核性の低さは塩基性?立体障害?そこ考えて合成ルート見直してみな?
質問に来たんだった。。。 ベンゼン環上の反応が詳しくまとまってるいい本って何かないですか? OS,ORはだいたい持ってますんで、もっとマニアックな反応が載ってる本がほしいのですが。
25 :
20 :2008/03/01(土) 18:15:16
久しぶりに見ました。レス遅れて申し訳ないです。
>>21 ありがとうございます。
ちょっと気になったので、調べてみました。
KFとかで回して、F塩にすると不溶化してセライト濾過等で除けるみたいですね。
>>23 ありがとうございます。
確かに、カラムは吸着ロスが多かったです。
Et3Nとか入れてるのは、シリカを塩基性に持ってくるためだと思ってたんですが、
テーリング防止的な意味があったんですね。
アミン足してやってみます。
stilleなのは鈴木だとどうしても収率が上がらないもので。。。
みなさんお世話になりました。
26 :
あるケミストさん :2008/03/02(日) 13:24:09
今理学部化学科にいる一年ですが、薬学系の大学院に行きたいと思ってます。 生物化学などの科目を自主勉した方が良いのでしょうか? あと薬学系を目指すならやはり有機合成の研究室がよいでしょうか どう調べたらよいかわからないので教えてください
スレ違い
>>26 すれ違い。
まだ1年なんだったら、大学自体受け直してもいいし編入もある。
そのまま行くなら4年次は有機やっておいて損はないが。
29 :
あるケミストさん :2008/03/02(日) 20:56:03
>>26 目的とする大学院に必要な勉強をするだけ
勉強と研究室が近い内容なら多少お得程度。
研究室と院試は関係ない。
30 :
あるケミストさん :2008/03/10(月) 22:03:41
マルチするつもりはなかったんですが、 こちらのスレの方が合っていると思ったので貼ります。。 お願いいたします。 核酸とたんぱく質を簡単につなげる方法はありますか??? 当方生物屋なので、難しい方法は無理です。 核酸に何か仕込んでおいてfusionする方法があればと思っているのですが、 詳しい方お願いいたします。
>>30 つなげる、を詳しく。
FRETとかじゃだめなんだよね?
転写因子とmRNAとかだと普通にFRETとかでじゅうぶんなんだが。
33 :
30 :2008/03/11(火) 04:04:34
答えていただける方がいてうれしいです RNAの末端にタンパク質をダイレクトに付けてある組織に特異的に取り込まれるような実験計画を立てています 化学合成したRNAになりますが核酸自体は普通のAGCUになります 生物屋なのでこの辺りには詳しくないのですが 簡単にタンパク質とRNAをリンカーを通じてクロスリンクさせるような方法があれば教えていただきたいです 携帯からなので説明がつたい部分があります また明日詳しく説明いたします
34 :
あるケミストさん :2008/03/11(火) 04:06:08
>>32 フレットではなく共有結合で本当につなぎたいです
>>33 どのような設備があるのか
技術はどれくらいあるのか
高い試薬も使えるのか
辺りも含めてくれると答えやすいとオモ
タンパクのどこでもいいのでフリーのシステインにSS結合で、なら簡単。ジアゾ化合物からカルベン作って・・・も同じ。 でも何個つくかわからないし、タンパクの機能が保持されるかまでは保障できない。傾向標識とかならこれで十分なんだけど。 ま、考えられる事としてはたんぱく質とRNAの機能保持できる箇所にリンカー解してアセチレンとアジドを導入しての Huisgen反応かな?たんぱく質が手合成できる大きさであることが前提になるなぁ・・・ 出来上がったたんぱく質に特異的な修飾しろっていうのは酵素でも使わんと思いつかん・・・ 勉強不足かな??wエキソペプチターゼで末端アミノ酸の変換とか・・・無理かwww
>>35 多分合成するのは委託になるんじゃないかな??
知識ない人にそこまで求めてもむりっしょw
今年から有機合成の勉強を始めようと思うんですけど まずは総論的な教科書で勉強してその後各論に入っていくのがいいんでしょうか?
>>38 年齢にもよると思うけど・・・
オレは高校のとき実習で、呈色反応とかころころ色が変わったり、
物性の違いで化合物分離できたりするのがたのしくて自分で勉強始めたなぁ。
完全に視覚から入りました。無機も有機も。
理論を実際に目で見て確認できるのが化学の一番の特徴だと思うので、理論ばっかりするのもアレだと思う。
エタノールは水と水素結合するのですべての割合で水になじむ。とかいわれるより、薬局でエタノール買ってきて水に溶かすほうがわかりやすいw
メタノールとエタノールの区別の仕方?とかこの年になっても感動したw
大学レベルなら・・・ざーっとながめてまず構造式に慣れろ。DNAてなに?でも有機ELてなに?とか毒ってどんなの?でもw
俺は天然物の構造→全合成→生合成経路→生化学・・・てな順だったかな?反応、理論は気づいたら覚えてたw
40 :
33の質問者 :2008/03/12(水) 20:20:41
>>37 化学の委託って高い???
どこオススメ??
ちなみに化学関係の道具はほとんどありませんが
お金持ちのラボですので総計20万位なら検討に検討を重ねれば比較的容易に買えます
無駄なものや博打はしませんが
>>40 20万じゃ基本的な道具しか揃わんなぁ。
委託は数ステップの合成、一ヶ月案件とかでざくっと100万+必要経費ってところか?
もちろん条件検討から委託となるとそれなりの値段になるかと。
>>40 委託はかなり高いよ
業界でも高めと言われてるウチの会社なら一ヶ月案件として160
条件検討で+100〜200と思われ
これに諸経費で+20〜30ってところか
でも、自分でやるとするなら
エバポ買って終わりだよ。20万じゃ
>>40 カタログ見る努力ぐらいしられwww
広告いっぱいでてるだろ??
ペプチド(タンパク質)だと1残基、3000円ほど
DNAだと1塩基、50円ほど
DNAって安いんだなぁ。。。手間は変わらんと思うけど・・・
企業じゃないなら、委託になると思うけど??
企業ならたいてい合成装置ぐらいあるので、作らされるけどなwww
>>40 先生の知り合いか同じ大学の合成屋に頼むのも有り。
論文出すときは名前を載せなきゃいけないことになるけど
(最低でも教授+実験担当者で2名追加)。
>>40 1日7万でやってやるよ。
本当は10万なんだけどね
ちなみに俺の取り分は1万円ね
(あとは会社 orz)
>>40 詳しいことは知らないけど、in vitro virus系で何か使えそうな論文が出てそうな気がするんだけどなぁ
使えそうで使えないのかな。
47 :
40 :2008/03/13(木) 11:19:22
みんな熱いコメントありがとう
本当に価値あるものなら買えない額ではないけど博打すぎるのでやめておきます!汗
>>46 自分もIVVには興味があるのですがもろもろのdsRNA結合タンパクの邪魔をしないか等の理由で今検討しているところです
共同研究もありだと思いますが教授の性格上無理です
ペプチドもRNAも合成は安いですが繋げる方法が不明で,,,
>>47 繋げる方法によって結果が変わってくるなら、合成屋の腕の見せ所になって共同研究になるかも知れんが 適当につなげたもの欲しいだけなら、学内の固層合成出来るところにたのべば、謝辞に入れる程度だろ?? そんなのに研究価値があると思えんし・・・ で、質問。 ラセミ体の分取光学分割って、1g程度頼むとしたらどれくらいの値段かかります?? 条件検討めんどくさいんだよなぁ。値段によっちゃ、上司に相談するwww
49 :
38 :2008/03/14(金) 00:28:22
>>39 ありがとうございます。
僕も高校のときに噴火の実験とか見せてもらって面白かったし、
元素の組み合わせでぜんぜん違う物質になるのがすげ〜
と思って化学に惹かれました。
でも、有機化学は軌道でつまずいてややこしそうで避けてしまってたんですけど、
やっぱり面白そうだからきちんと勉強することにしました。
アドバイスありがとうございました!
50 :
あるケミストさん :2008/03/14(金) 23:30:41
ジアジリン化合物を作る方法って どれくらいあるの? 唐突でスマソ
>>47 漏れは非天然DNAの合成が研究テーマだったから
RNAにも同じ手法が使えるかもしれない
(DNA以上に気を使わないといけないだろうけど)
一番手っ取早いのは、WSCでの脱水縮合だと思う
ペプチドはN末を保護のままにしておき、RNAにはアミノ基を導入しておく
こいつをリン酸バッファに溶かしてWSCとNHSをぶち込む
あとはHPLCで分取精製
タンパクは委託したことないから知らんが
RNAは北海道システムサイエンスでアミノ基導入をやってくれる
実験手法の詳細は昔読んだペーパーが参考になるかもしれん
Abd-Elgawad Radi, et al. J. AM. CHEM. SOC. 2006, 128, 117-124
漏れの経験はDNAによるものなんで、RNAでうまくいくかどうかは分からん
52 :
あるケミストさん :2008/03/23(日) 00:23:56
hosyu
53 :
あるケミストさん :2008/03/23(日) 02:08:13
49の言ってる噴火の実験ってなんだろ…テルミット?
54 :
あるケミストさん :2008/03/25(火) 21:52:03
質問があります。 カルボニル基と共役したアルケンを 塩基で異性化させることができるのは どうしてですか?
>>54 カルボニルはケト−エノールの互変異性ってあるよね。
これが隣のアルケンを巻き込んで共役するから。
TBDMSによるアルコールの保護ってn-BuNFなんかで簡単に外れますが、 酸で外そうとするとどれくらいの条件になりますか? 同一分子内の保護してないアルコールを脱水するにはきついですか?
>>56 PG巻末見られ
脂肪族アルコールで2M塩酸ぐらい。後処理エバポだけだから楽だよ。
フェノールならかなり弱い。さらに塩基にも弱いので注意。
アルコール脱水なんて方法いろいろあるからほかのがいいんじゃね?
>>57 温度忘れた。もち室温、1-2時間ぐらい。
59 :
あるケミストさん :2008/03/28(金) 01:03:54
3位にアルキル基のついたピロールを合成するのに一番つかわれている反応ってどんなのですか?
>>57 dクス
まだ配属されたばかりでPGの読み方がいまいちわかりません。
巻末のLとかHとかMってどういう意味なんですか?
>>60 脱保護の速度がHigh, Middle, Low
イタリックになっているのは基質によってそうでないものがあるという意味。
R(Reactive)はその条件で別の官能基への変換が起こるという意味。
62 :
56 :2008/03/28(金) 23:43:15
>>61 レスありがとうございます
それぞれ室温で反応をまわしたときに
H=1日以上、M=3〜6時間 L=3時間以下
くらいと理解して問題ないでしょうか?
試薬の値段等はむししていいからカップリングの最適条件まとめてくれんかなぁ。 操作性、反応性、汎用性含めてみんな何使ってる?? テンプレ:(触媒、リガンド、添加剤、塩基、溶媒) C−C suzuki-miyaura negishi Heck sonogashira C-N C-O 最近リガンド増えすぎでどれつかえばいいかわからないんだよ!!
64 :
あるケミストさん :2008/03/29(土) 11:58:42
論文を読んで勉強しようって気にはならんのか?
65 :
あるケミストさん :2008/03/29(土) 17:54:38
もちリガンドフリーで
合成洗剤を作りたいのですがどのような文献を見れば良いですか?
どの学科にいっていいかわからないんですが、 有機合成っぽいことをするには、応用化学と化学工学と工業化学と・・・・ どれにいけばいいかわかりません。。 (毒であったり、薬になったりする自然界の有機化合物を探究する。 自然界に存在する複雑な化合物を、簡単な化合物から合成したり、 糠の形を自在に変化させたりする研究も行う。) みたいな事がしたいです。。 どの学科、詳しい方はどの大学がいいか、もおねがいします。。
68 :
あるケミストさん :2008/03/30(日) 17:52:33
>>66 水に超なじみ易い構造と、油に超なじみ易い構造を分子中に作りこめば潜在になるんじゃねぇかい?
僕ぁそれでい〜と〜もうんだ。ポリオきしエチレンと水産器のついてる油とのエーテルを作るとか高級アミンでプロパン去るトンを煮るとか…。
(...ごめん、文献知りません。)
70 :
あるケミストさん :2008/03/30(日) 21:54:43
>>67 天然物の合成がやりたいみたいだね。
それなら薬学、農学、工学部なら応用化学科を選ぶのがベターかと思ふ。
宮廷の薬学なら天然物の全合成やってる研究室が確実に一個はあると思うよぉーん。
ありがとうございます。。 ついでにもうひとつ質問いいですか?? グロイの苦手なんですけど、薬学って基本的に解剖だらけ なんでしょうか?? ちょっとアレルギーというかフラッシュバックが起こるもんで…
72 :
あるケミストさん :2008/03/30(日) 22:37:25
俺理学部化学科だけど必修の実験でマウスの解剖あったぞ。
工学部の応用化学だけどうちもマウスの解剖あったなあ なんの授業だったか忘れたけど
>>71 国立薬学だけど解剖はあるよ。
まあしかしマウスとかラットを数回解剖した程度。
あとの実習は理学とかと大差ないよ。
75 :
あるケミストさん :2008/03/30(日) 23:45:51
全合成なら就職まで考えると薬学が一番いいと思う。
76 :
あるケミストさん :2008/03/30(日) 23:48:35
>>67 応用化学でいいと思う。(物質工になっているところもある。学部によって呼び名はまちまち)
もしくは薬学部で"合成をしている"研究室のあるところか。
具体的には、と言われればまずは東工大の鈴木研などをあげてみる
みなさんレスありがとうございます。。
>>71 です。。
どのみち解剖ってあるんですね・・・
死ぬ気でがんばって乗り切ることにします。。
学部はとりあえず旧帝薬学(難しいんだよね)をめざしつつ
ダメなら落とすって感じにしようとおもいます。。
>>76 偶然にもこの前まで東工大志望でした^^
みんな防護メガネどんなの使ってる?
>>78 通常の合成実験時は一眼型のスポーツグラス形状の軽いやつ。
上部とサイドは顔に密着する。
強アルカリとか大量のメタノールとか扱うときには別途ゴーグル型の
目の周囲を完全に覆うタイプのを使ってる。
))77 旧帝だけど付属病院での人体解剖見学があったよ。 必修でカエル、専門でラットやらマウスやらにひどい事をいろいろと。 殺すとことかまずオトコにまわってくる。 薬剤師研修の一環で人体解剖の見学。4年制の時代だけど。 ゆうつべとかで見た目ぐらいはならしといたほうがいい。 薬剤師の資格がほしいんじゃなければ薬学になんてこないほうがいい。 生物、物理、化学で週5実習の生活だからな。
>>65 リガンドはPPh3が最強だと思うんですが??
使っちゃダメ??
とりあえずBuchwaldとアルドリッチは詐欺というのには同意
>>78 ゴーグル
やばいもの扱うときだけだけどね
普段は裸眼
83 :
あるケミストさん :2008/04/01(火) 23:55:21
>>81 dppfやカルベンがいいよ。
>>78 普段も眼鏡の人は眼鏡の上からかけれるタイプが手間無くてよい。
アミンや酸クロなどのベーパーが出る時はゴーグルでもだめ。
送気マスク使いなさい。
>>80 そうですか・・・ありがとうございます。。
薬剤師の免許はまるで興味がないので、どうしようかな・・・
人体解剖は本当にショック死しそうです。。
カエルとか殺して、動物愛護団体とかに訴えられないのですか??
85 :
78 :2008/04/02(水) 03:43:27
今のゴーグルものすごい曇るから買い換えようと思って。どうも。
>>84 残念ながら、非哺乳類には冷たいんだな。動物愛後団体は。
あと、家畜にも。
>>81 とあるメーカーのPd(PtBu3)2がすごくよかった。何でも反応する、何も腐食倍されないって感じ。
メーカー違うとだめなんだよね。問い合わせても当社のノウハウなので・・・とのこと。
もちろん、PtBu3+Pd(dba)2 とかとは比較にならない。スケうpどうしよwww
ペプチド合成やってて、N末端のアミンに蛍光プローブくっつけようと思ってるんだが 溶媒何使えはいい?プローブはFITCで 合成法はFmocなんだが。
88 :
あるケミストさん :2008/04/02(水) 20:23:04
P(o-tolyl)3+Pd(dba)2とかガチ。
スレ違いの質問申し訳ありません どこで聞いたらよいか分からなかったので、ここで質問させてください 4月から有機化合物(ベンジン等)を扱う工場に研究開発として就職したのですが、工場内のあまりの刺激臭に驚いてしまいました マスクをしているとはいえ、こんな臭いを嗅いでいて体に悪影響はないのでしょうか? 音楽関係の活動もしているため、喉への負担も不安です 今更何いってんだよという意見はごもっともです しかしまだ配属前ですので場合によっては総務への変更も考えています よろしければアドバイスお願いします
>>89 古い体質のところだと「化学工場は臭って当たり前」みたいな風潮もあるけど
そのまま慣れて臭いを感じなくなったら化学屋としては終わりだね。
もちろん体に影響がないと会社側が主張してるから仕事場として成り立ってるんだろうけど。
音楽関係の活動ってのがどの程度のものかわからんし、その臭気の程度もわからんから
アドバイスしてくれというのも困った話ではあるのだが。
くさいと感じるのは基本的には体の拒否反応だから体にいいわけないけど
じゃあ総務に行って365日空調のガンガンに効いたオフィスでパソコンと格闘してるのが
研究開発を目指した人間が進む道なのかと言われるとね・・・。
つーか研究開発で入社して即、総務に異動が認められるほど最近の
新入社員は優遇されてるんか・・・時代を感じるな。
91 :
あるケミストさん :2008/04/03(木) 00:01:41
>>90 アドバイス有難うございます
元々生物人間であり製薬会社にひっかかる事ができなかったものですので、化学の知識をあまり持たず開発者としての自信が無いという面も引っ掛かる理由としてあるかもしれません
間違えて他の板にも書き込んでしまい、マルチになって申し訳ありません
有機ガス用の簡易マスクぐらいは許されるだろ。 現実的には、、、3ヶ月ほどがまんできれば、労働組合に加入できるだろうし、 組合vs会社で労働環境の改善をすすめるのが一番ベスト。組合員は組合経由で訴えるべし。 組合なら新入社員のクセに何ぬかしとんじゃー!ってなことは言ってこないだろ。 会社となーなーになってる労組ならあきらめて 厚生労働省に連絡すればすぐに役人がキター!って監査しに飛んでくるよ。 社長に状況をメールしてしまうとかもある。 その会社じゃ、他の人は刺激臭をあきらめている状況だろうから、 誰かが言わねば何も変わらん。
93 :
あるケミストさん :2008/04/03(木) 12:47:27
新規酵素の有機合成ってできる?
>>91 普段有機溶媒使い慣れてない人にとってはやたらと敏感に匂うだろうけど、
有機の研究やるつもりならある程度は溶剤臭は割り切らないとあかんよ
会社の規模にもよるけど有機溶剤扱う以上は、根本から改善するのは難しいと思うし
95 :
石油屋 :2008/04/07(月) 15:42:05
水を簡単にアルコール化するにはどうしたら良い? 出来たら酵素の名前と分解させるタンパク質に名前が知りたいです。 もひとつ出来たら市販されている物が良いのです。
>>95 そんな簡単にできてたら既にどっかが商品化してる気が。
二行目は日本語で言ってくれ。
97 :
あるケミストさん :2008/04/18(金) 00:31:10
age
水からアルコールって、www もしできるなら、是非これを実現してくれ。 3H2O + 2CO2 → CH3CH2OH +2O2
水からアルコールできた。 H2O + CO2 → H2CO3 CH3CH2ONa + H2CO3 → CH3CH2OH
100 :
あるケミストさん :2008/04/24(木) 11:48:35
質問です 大学で液晶分子の合成という実験をやったのですが、コレステロールと無水酢酸でコレステリルアセタートを合成するときの化学反応式がわかりません。 コレステリルアセタートの他にもうひとつ物質が生成するはずなのですが、その物質名もわかりません。 教えてくださいm(_ _:)m
101 :
あるケミストさん :2008/04/24(木) 21:44:21
>>100 とても内容が分かりやすい質問だな。
でもこれが分からないほどのバカも初めて見たwww
102 :
あるケミストさん :2008/04/24(木) 23:29:44
過マンガン酸カリウムによる酸化の質問なんですが 芳香族のメチル基を直接、酸化しカルボン酸にしようとすると開裂 が起こってしまうために、一旦アルコールにしてから酸化するようなのですが いったいどのようにアルコールへ酸化するのでしょうか?
103 :
あるケミストさん :2008/04/24(木) 23:36:47
>>102 はーろーげぇん!
そして苛性ソーダで処理
104 :
あるケミストさん :2008/04/24(木) 23:56:57
光でハロゲンに置換し、水酸化基で求核置換ですか・・・ ありがとうございました 水素からハロゲンの置換って簡単に起こります?
105 :
あるケミストさん :2008/04/25(金) 00:23:48
>>101 高校で化学サボって、今大学で苦労してる状態です・・・
全然わからんので、教えてください
106 :
あるケミストさん :2008/04/25(金) 00:28:54
>>105 ヒント:エルテル化
ヒント2:無水酢酸は(ある意味)2量体
107 :
あるケミストさん :2008/04/25(金) 00:40:26
>>106 ヒントありがとうございますm(_ _)m
でもごめんなさい。その2つが何を意味してるのかすら分かんないんです・・・
もう無理 諦めろ
窒素の保護基を検討しています シリル系やBocなどかなり多くの種類がありますが、切れる条件以外に何か理由があって使い分けてるのでしょうか? 基質と保護基の相性ってありますか?
>>109 Bocは切り分けが難しいが結晶性のよい化合物になりやすいので、合成前半に使いやすい。
アルキル系の保護基(ベンジル、アリルなど)は塩化で精製することができる。
いずれもカラム精製をせずに大量に原料合成する時には便利だ。
111 :
あるケミストさん :2008/04/25(金) 18:47:02
>>109 ベンジルは還元で落とせる
p-メトキシベンジルはCANで落とせる
シリル系はフッ化物で落とせる
還元に耐えられない基質にベンジルは向いていないし
酸化に弱い基質にp-メトキシベンジルは向いていない。
立体の込み合っている基質にTBSやトリチル基は向いていない。
酸に弱い基質に酸で外す保護基は向いていない。
全部当たり前のことだけど、実験者の得手不得手や使ったことのある保護基が選ばれることは多い。
>>100 =101,107
まずは大学の有機化学の教科書を開いて
「カルボン酸」に関する場所をハジからハジまで熟読するんだ。
恐らくその中に「酸無水物」の反応について書かれている項目があるはず。
そこに反応式も副生成物についても書いてあるはずだぜ。がんばれよ。
>>109 ちょっと質問の意図とはズレるかもしれないけど
やっぱり保護から脱保護まで含めての価格も思慮にはいるよね。
うちは攪拌機ついたでかいオートクレーブがあるから
水添で外れるBzlが大好きだぜ。
>>109 芳香環持ってる保護基だと、母核がUV吸収持ってないときに便利。
メタンがなぜsp3混成軌道なのかを説明する際に、電子軌道・エネルギー準位という単語を入れたいんですが、どういった感じで入れれば良いのか解りません。 どなたか教えてください。 ヒントだけでも良いので…
>>115 ここは有機「合成」スレなんだぜ。
宿題丸投げとか総合質問スレいったほうがいいぜ。
>>116 よく見てませんでした…
すみません^^;
118 :
あるケミストさん :2008/04/27(日) 16:27:27
金属触媒例えばパラジウムとか使う反応の時はなんで何等量加えるじゃなくて何mol%加えるという表記なんですか? 等量とmol%の違いを教えてください。
はい次
120 :
あるケミストさん :2008/04/27(日) 17:07:53
煽られて涙目www
122 :
あるケミストさん :2008/04/27(日) 18:56:59
質問してやってるんだから答えろよ。使えねーな。それともわかんねーのか? 糞だな。
うわあ・・・
124 :
あるケミストさん :2008/04/27(日) 20:05:28
あたまわるい質問しすぎ。
125 :
あるケミストさん :2008/04/27(日) 21:45:18
なんでリポDはタウリン1000mgなのか。っていう話?
126 :
あるケミストさん :2008/04/27(日) 22:09:19
変な質問していたら済みませんm(_ _)m カルボニル基が関係する反応でα水素とカルボニル炭素はどちらも 塩基に求核的な攻撃を受けると思うんですけど、 どの様な条件で塩基がα水素を攻撃するかカルボニル炭素に 攻撃するかが決まるんですか?
塩基性と求核性は違う
128 :
126 :2008/04/27(日) 22:19:04
ありがとうございますm(_ _)m 塩基性と求核性の違いを理解していなかったようです。 調べてみます。
129 :
あるケミストさん :2008/04/28(月) 00:17:37
>>127 全然ちげえよwしたり顔で何いってやがる。
131 :
あるケミストさん :2008/04/28(月) 02:26:19
132 :
あるケミストさん :2008/04/28(月) 02:52:45
それでもおかしいけどな。
>>126 のどこがしたり顔なんだよ?
いい質問だと思うよ。LDAについて調べてみるといい。
てかおまえら基本質問に答える気ないのなw
>>126 簡単に言えば、塩基性はプロトン引き抜くとき
求核性は炭素に結合しに行くときの性質。
本題の方は、α水素よりもカルボニル炭素の方が
立体的に込み入ってるから嵩高い塩基はα水素を引き抜きやすい。
もうひとつはHSAB則から。あと、金属錯イオンの安定性。
金属が配位できる場所が件のカルボニル以外にもあるときなんかは特に。
135 :
あるケミストさん :2008/04/28(月) 22:41:23
RCH3+RCOH→RCH:CHR+H2O という縮合なのですが、反応機構や触媒 反応名を教えていただきけませんか
136 :
あるケミストさん :2008/04/29(火) 00:15:15
RCH3のRってなによ?? いったいなんなのよ??? やっぱメチル?
138 :
126 :2008/04/29(火) 12:48:45
>>127 ,132,134
ありがとうございました(´・ω・)φメモメモ
勉強になりました。
>>136 教科書なんかで単に"R"だけ書いてあったらアルキル基なら何でも良いということを
指す事が多い。
論文やら特許では大抵但し書きで"R=Et,iPr,tBu"とか"ただしRは炭素数3から5の
直鎖飽和炭化水素を示す"などと書いてあるはず。
140 :
あるケミストさん :2008/04/29(火) 17:44:28
>>139 今はそういういみじゃないと思います。それじゃあ135は不活性な炭化水素が反応することになる。違う。
>>140 せめてArとかにしようよって話しかな。
アルゴンは反応しないよクズwww
ボケてるのか真剣なのか微妙・・・
まあ質問者が日本語が苦手で回答者に失礼な人間だということですね。わかります。
145 :
あるケミストさん :2008/04/30(水) 00:14:51
136でつ。
>>140 通訳どうもです。回答するにあたり、質問者のレベルとか探り入れたくてとりあえずああ書いてみました。
>>141 せめて、そうでなきゃ反応しないでしょうねぇ。あと、Acとかならもっと進みやすいでしょうけど。
>>144 質問者側が構造を細かく指定しなければそもそも答え様が無い………。
こういうケースにメゲて一年くらい質問は無視〜また忘れて質問に答えてみるの繰り返しです。
とりあえずメゲました。でも137氏が十分な答えを出してくれましたね。(^^)
偉そう・・・
質問に答える側が偉そうなのは別に問題ないだろ? 偉そう、とか言ってるのはどこのアホだ?
今北。145がねちっこくて偉そうでイヤミで日本語が苦手で
自分にレスしてくれるのが嬉しくてたまらない変態さんってことはわかった。
てっきり
>>136 は単発質問だと思ったぜ。
わざわざメゲたり意味もなくレス増やすぐらいなら来なくていいよ。ほんとに。
149 :
あるケミストさん :2008/04/30(水) 18:53:13
150 :
あるケミストさん :2008/04/30(水) 21:18:09
>>136 >>140 すみません、二つともRはアルキル基ではなくPhでした、ベンズアルデヒドです。
151 :
あるケミストさん :2008/04/30(水) 21:40:10
>>150 Perkin反応で適当にググってみて下さい。ご所望のものが出てくるかも。
作りたいものは具体的になんでしょうか。シンナム酸とか?
152 :
あるケミストさん :2008/05/01(木) 01:11:04
このスレには関係ないんだが、ウチの研究室のB4の奴がマジうぜぇ。自分(M2)が溶媒で考え込んでたらそいつがやってきて、『ん〜、自分なら○○使いますかね〜』だって。
お前が一番ウザそうだな
154 :
あるケミストさん :2008/05/04(日) 21:25:50
155 :
あるケミストさん :2008/05/04(日) 22:21:01
この業界、合成の知識はすごいが、人間性が悪いやつは多いな。 知識がある分、タチが悪い。
琥珀酸ナトリウムとLawesson Reagentの反応でチオフェン作る反応って 収率と条件どんなもんだかご存知のかたおりますか
157 :
あるケミストさん :2008/05/06(火) 10:52:24
この業界って、合成の知識なくても(知識も無いくせに)おかしい奴多い。知識がある奴って、その中でも言っていることだけはまともなんじゃないかい?
158 :
あるケミストさん :2008/05/06(火) 19:55:56
>>151 ありがとうございます、調べてみたいと思います。
具体的にはキノリン誘導体で名前は定かでは
ありませんが 6にCH3 3にCOOH が付加した化合物です。
例の脱水縮合後に二重結合を過マンガン酸カリウムで酸化し
開裂しやすい窒素環のカルボン酸を得る反応でした。
6位のメチル基をカルボン酸に変えたいだけならそのまま酸化すりゃ・・・
>156 本の知識だけですが・・・ 手元の本だと、P4S10で、250℃、56%ですね。 LRは参考文献だけしか載ってないなー。 synthesis (1982) 1061, tetrahedron (1997) 11529 もっと楽な方法あるかもよ?
SciFinderってあまり普及して無いんですね
批判だけの書込なんてゴミ以下だとおもいません?? 触ってみないとワカラナイことだっていっぱいあるよ? あなたにはどうして156がその条件を知りたいか想像もつくまいwww せいぜい情報の渦に埋もれて一生負け組みなのに気づかず生きていきなw
なるほど まともな解答貰えなくて涙目なんだなwww
>>161 うちはSTN自体使うけど、SciFinderはあまり使わない。
165 :
あるケミストさん :2008/05/08(木) 22:45:11
>>158 どうしても二重結合を形成したいのでしたら、McMurry反応、Wittig反応あたりを当たって見るのも良いかもしれませんね。
そこから誘導するには若干手がかかりますが。
てっきり高校の文化祭のネタ等かと思いPerkin反応なんて言ってしまいましたが忘れてください…
…多分、材木の酢漬けに杏仁豆腐を混ぜたような匂いが出来て終わります…………。
160さんありがとうございますm(_ _)m
貧乏人乙www
高いよ
170 :
あるケミストさん :2008/05/11(日) 14:08:32
分子酸素によって金属触媒が再生される反応ってありますか?
>>170 Wackerとか?
塩化銅が間に入っているけど。
172 :
あるケミストさん :2008/05/11(日) 23:22:21
アルデヒド部位の反応性をあげる試薬ってありませんか?
173 :
あるケミストさん :2008/05/12(月) 01:24:18
何の反応をさせるのか知らんが、三級アミンやルイス酸が一般的だろうよ。
174 :
あるケミストさん :2008/05/12(月) 21:19:30
無水コハク酸の骨格をチオフェンに持っていきたいのですがいい案ありませんか
>>170 最近はやりのCH活性化とか?
有機物が間に入ったりしてますけど( ・ω・)
銅系の反応って酸素で2価もどすこと多いですね。。。
>>163 Sci Finderあるからって言う人ほど
文献とかノーチェックで、ろくに反応知らん事多いのは明らかな事実。
院生には使わせない研究室も多いよ? 特に全合成系部屋は。
何しろ応用きかない反応の山だしな。
>>176 お前さん、ランクングスレで暴れていたやつだろう?w
178 :
あるケミストさん :2008/05/14(水) 18:08:10
DMSO中に錯体を溶かしてしまいましたが、抽出する方法があれば教えて下さい。 錯体は水にも溶けます。
スレチだけど四月から研究室に配属されて毎日合成の実験しているけど、 ほとんど成功したことない・・・(´・ω・`) あまりの自分の出来なさに、もう化学は諦めて今から就活しようと思ってます。 はあ・・・・こんなに化学って難しいものだとは・・・・(ノД`)・゜・。
182 :
あるケミストさん :2008/05/14(水) 22:23:32
8-キノリノールを精製する方法があれば教えて下さい。 合成方法は、 酸化剤と酸触媒をかねて濃硫酸、ニトロベンゼンと発煙硫酸の反応混合物を用いて オルトアミノフェノールとグリセリンを反応させて作るのですが、 黒いタール状の副製生物が大量にできて分離出来ないです。 分液、減圧濾過ともに不可能でした。
183 :
あるケミストさん :2008/05/14(水) 22:51:51
>>181 たまにはO.S.をやってみるんだ!
たいてい収率が足りなくて凹むが orz
184 :
あるケミストさん :2008/05/14(水) 22:55:03
>>181 なにを合成しているんだ?
俺なんか学生時代を含め10年以上有機合成に携わっているが
いまだに失敗することはあるぞwwwww
タール状のものは濾材を目詰まりさせるから減圧濾過やカラムは不可。 目的物が溶ける比率のヘキサン/酢エチを使って加熱攪拌→冷却で 比重の重いタール状のものはフラスコ底面に沈んでこないか? 上澄みだけ回収してエバポれば、タール状物が減ってるので再結晶など精製しやすくなる。 それか塩酸かアルカリ水溶液で振ったら水層側で回収できないの?
187 :
あるケミストさん :2008/05/15(木) 17:30:48
タキソールの誘導体合成の論文を読んでいるのですが、 アセチル基で保護した10位のOH基をヒドラジンで脱保護しています。 この反応機構が分かりません。どこを探しても載っていません。 ヒドラジンを加えるとアセチル基のカルボニル基とウォルフキシュナー反応を起こして、 -OCOCH3 → -OCH2CH3 になってしまうと思うのですが。。。 なぜアセチル基が剥がれるのですか?
188 :
あるケミストさん :2008/05/15(木) 18:37:09
四面体中間体からアルコールが抜けるんじゃないの?なぜヒドラゾンができるの?
>>181 実験として正しい方法でやってるなら「できなかった」という立派なデータ。
しっかりやってれば学部は卒業できるさ。
>>182 反応条件をもうすこしマイルドにできないものか。
生成物を適当な溶媒(非プロトン性)に溶解して活性炭かなんかを
数Wt%入れて一晩攪拌放置してみるのも手かもしれん。
>>182 キノリンの8位は酸化で来たと思うけど・・・
その方法でないとダメなのか?
精製は普通水蒸気蒸留じゃない??
あとは金属キレート法とか。
スレチだったらすみません。 酪酸+1-ブタノール カプロン酸+1-ペンタノール がエステル結合すると何の果実の香りになるんですか? あと構造式もお願いします!
>>191 >>1 宿題は自分でやれ。
教科書に書いてある通りにカルボン酸とアルコールから一分子の水を抜いて
結合させれば構造式できるだろ。命名則も教科書に書いてある。
あとは出来上がった名前でググれ。
193 :
182 :2008/05/17(土) 15:17:28
中和後に加熱してからフィルターにかけて、固体と濾液と乾燥させて
それらを昇華精製することで8ーキノリノールの精製が出来ました。
>>184 ,186,189,190さん、ありがとうございました。
ただ、フィルター等に回収しきれないモノが付着していて収率が低そうです(´・ω・`)
収率をあげるために今度やるときは、反応後に中和しないですぐに昇華させてみようと思います。
>>193 うまくいってなにより。
中和、しかもpH7付近に中和しないと塩になっちまうんじゃないのか?
ちょっと調べてみたけど、活性炭吸着による方法は多いみたいね。
特許にもOSにも似た様な事例がいくつかあるよ。
文献より、 5−メチルインダンのブロモかは6位に、 6−メチルー1,2,3,4−テトラヒドロナフタレンのブロモかは5位に優先的に入るみたいです。 6−5環か6−6環かの違いだけなんですが、選択性の違う理由が全くわかりません。 誰か、つД`) タスケレ !!
>>194 確かに中和しないと塩になりそうですね。
でも中和すると水を除かないと昇華出来ないので
できればしたくないんですが・・・。
あと直接NaOH等の塩基を加えるのも気が引ける
んで活性炭吸着について調べてみて大丈夫そうなら一度試してみます。
197 :
あるケミストさん :2008/05/19(月) 17:53:03 BE:554694236-2BP(0)
合成後のTLCについてなんですが、 スポットの確認にヨウ素を使うのは、 ヨウ素が二重結合に反応するからでしょうか? エッセンシャル化学辞典で調べると、 C=Cに反応することは書いてあるのですが、 それによって茶色に呈色するとは書いていないので、 確信にいたりません…
198 :
あるケミストさん :2008/05/19(月) 18:17:01
バニリンの合成方法について経由する化合物を教えてください
>>197 ヨウ素の発色は吸着。サンプルスポットの表面にヨウ素の蒸気が
吸着して色がついてみえるだけ。
だから外に出して暫くすると色は消えるはず。
オレフィン(C=C)に反応するというのは、反応の話して呈色試薬とは話が別。
201 :
あるケミストさん :2008/05/19(月) 20:40:51
>>199 別モノだったのですか!
ありがとうございます!
202 :
あるケミストさん :2008/05/19(月) 22:17:10
CH2Cl2中で、オキシムをMeOTf及び2,6-ジ-t-ブチル-ピリジンと反応させると、ケトンに変わります。 どのような反応機構なのでしょうか?水は加えていません。
N上がメチル化されて+チャージ帯びて、後処理で水加えて、MeNHOHが抜けるとかじゃないのかな 間違ってらごめんね
204 :
あるケミストさん :2008/05/19(月) 23:24:47
>>203 オキシムのOHはMeOTfでメチル化されませんか?
205 :
203 :2008/05/20(火) 00:21:29
知りません
馬鹿なら答えるなよ
208 :
あるケミストさん :2008/05/24(土) 17:11:42
ジョーンズ試薬に関してですが 四価から6価になると青緑色になるそうなんですが 三級アルコール(tーブチルアルコール)は、実験では反応せず黄色になりました。 この黄色は三価の色だと思うんですが… ジョーンズ試薬による酸化は四価から反応しますよね?それとも三価から反応していき 未反応の三価の色が表れたということでしょうか?
209 :
あるケミストさん :2008/05/24(土) 22:39:59
>>165 返事遅れて申し訳ありません
調べてみたいと思います、ありがとうございました。
ベンズアルデヒドの匂いですね・・・
>>208 もう一回クロムの色と価数の関係を調べなおせ。
あとJones reagentはCrO3の硫酸溶液だから+VI価だ。
211 :
あるケミストさん :2008/05/25(日) 00:51:01
導電性高分子を作りたいのですが アクセプターで塩基なドーパントを教えてください
212 :
あるケミストさん :2008/05/25(日) 14:27:34
>>210 色違ってましたね。6価が黄色で、三価が緑ということですね?
213 :
あるケミストさん :2008/05/25(日) 17:34:53
キノリン合成などに使うPPAって何の略ですか。
ビタミンC(アスコルビン酸)の体内での働くときの化学反応式ってどうなりますか?
デヒドロアスコルビン酸になるんだろ。wikiぐらい読もうねw
test
218 :
あるケミストさん :2008/05/29(木) 16:58:59
お尋ねします。実験でセルロースアセテートを調製しました。しかし、置換度が低くなってしまい困っています。 原因としては、強アルカリ下にしてしまったことで、エステルが加水分解した。触媒の濃硫酸が多すぎて結合が切れた?という2点しか考え付きません。しかも、この2点が確実かどうかも分かりません。合っているか・間違っているか教えてください。よろしくおねがいします。
>>218 学生実験レポートの考察かい?
もしそうなら今は正解を導くよりも考えることが大事。
2つ挙がったのなら、それに対する対処とかも考えて記述するとよろし。
220 :
dekada :2008/05/31(土) 22:10:52
ケミカルライトの発光維持時間を長くするにはどうしたらいいですか? 電気とかながしたら再利用とかできるんですかね?
221 :
あるケミストさん :2008/05/31(土) 22:12:57
222 :
あるケミストさん :2008/06/01(日) 16:23:31
バニリンの合成ってどうすればいいのでしょうか?
223 :
あるケミストさん :2008/06/01(日) 18:27:18
牛の糞から抽出しる
224 :
あるケミストさん :2008/06/04(水) 16:11:47
a solution of sodium(0.084 atg) in absolute ethanol(50ml) ↑この「atg」とはどういう意味ですか?
gram はい、次。
圧力の単位やろ。 それはatmちゅーねん。 寒むー コート着ていいですか?
アセトアニリドの工業的合成法ってなんでしょうか?
ベンゼン ニトロベンゼン アニリン アセトアニリド
>>224 グラム原子の略のような感じがするけど、atgなんて略し方をするかなぁ。
231 :
あるケミストさん :2008/06/05(木) 09:18:19
酸無水物をカルボン酸に戻すいい方法はありませんか? 化合物の構造上、50℃以上の熱はかけられず、 あまり酸・塩基にも強くは振れないんです。 弱めのリン酸に落とすと良いと言われましたがホント・・・?
232 :
あるケミストさん :2008/06/05(木) 14:07:53
光延反応の後処理ってどうやってる? 効率よくホスフィンオキシド取り除ける方法教えてください。。。
>>232 いま手元の文献ちょろちょろっと見たけどDead使った後処理はどれもカラムだな。
光延やったことないから細かいテクニックはわからないけど
ホスフィンオキシド除くだけだったらドライショートカラムでよくね?
高校の時覚えさせられた有機反応マップの大学版って無いですか? かなり大きなマップになってしまうんで作るのが無理なんです
236 :
あるケミストさん :2008/06/06(金) 00:44:39
237 :
あるケミストさん :2008/06/07(土) 06:25:31
有機合成を主にやっている者ですが、 「ルイス酸の種類及び強度一覧」、のようなまとめがある、サイトもしくは 書籍を知っていましたら教えてください。 立体障害の大きな合成を行っているため、できるだけ強い酸を探しています。 また、「酸強度を上げる」以外に、立体障害の大きな有機物合成のコツが有りましたら あわせて、教えて頂けるとありがたいです。 ポルフィリンがいつまでたっても巻けない・・・ orz
マルチはスルー
239 :
あるケミストさん :2008/06/07(土) 09:59:46
検索して情報も得たがマルチは気にくわないのでスルー 勉強の機会を与えて下さり誠にありがとうございました^^
240 :
あるケミストさん :2008/06/07(土) 12:11:49
アントラセンと無水マレイン酸のDielsーAlder反応をやりました。 生成物はアントラセンの真ん中のベンゼン間にマレイン酸がくっつくんですけどなんで真ん中のベンゼン環なんですか? この時アントラセンは何π系として考えたらいいんでしょうか??
241 :
あるケミストさん :2008/06/07(土) 18:35:13
N-メチルモルホリンがアミノ酸のラセミ化を防ぐ機構について記述されているサイトなどを教えて下さい。
>>240 単純な有機電子論じゃなくて、量子化学の立場からHOMO-LUMO軌道で考えてみろ。
簡単なMOPAC計算で答えは導かれるはず。
243 :
あるケミストさん :2008/06/08(日) 11:44:05
有機"合成"専用スレらしくない、質問ばっかりでうんざり。 レポート対策みたいな質問とかすんな! おまけにマルチとか論外だし。
244 :
あるケミストさん :2008/06/08(日) 13:44:39
板違いかもしれませんが、 尿からウロキナーゼを精製するときに、尿を中性にしてからセライトで濾過(自然落下のカラム)したんですけど、 セライトが何を吸着してくれてるのかわかりません。 セライトの性質として不要物を取り除いてくれるっていうのはわかるんですけど。。。 本を調べても、よくわかりません。お願いします。
偏差値53レベルの私立大学の化学系に入学した者です。 まったく化学がわかりません。。。。 今からでも高校化学を勉強しても追い付けると思いますか・・・?? ういでに今習っている範囲はわかります。 だけど、高校生がわかるようなことはほとんどわかりません。。。。
本当に
>>244 本を調べたなら書いてあるはず
>>245 スレタイも読めないんだから学校やめた方が良いよ
247 :
あるケミストさん :2008/06/08(日) 16:56:38
フェノールを過酸化水素で酸化してヒドロキノンになる反応の反応機構を教えてください。
>>247 スレタイも読めないんだから学校辞めた方がいいよ
249 :
あるケミストさん :2008/06/08(日) 19:29:38
>>244 , 245, 247
質問スレ行けよ、馬鹿共・・・。
250 :
あるケミストさん :2008/06/08(日) 19:31:26
>>249 ここじゃないのか?w
↓
◆◆◆有機合成専用 質問スレッド8◆◆◆
>>250 スレタイも読めないんだから祖国に帰った方がいいよ
252 :
あるケミストさん :2008/06/08(日) 23:56:41
253 :
あるケミストさん :2008/06/09(月) 00:14:45
>>251 単にお前さんが低能過ぎて、答えられないだけだろう?w
有機合成の質問はここで問題ない。
マルチはかまわないが、 せっかく質問に答えたのに礼を言わない馬鹿の方がむかつく。 どういう教育されてきたんだ? ゆとり乙だなw
トリブチルチンのうまい除去方法ってありますか? 普通のシリカカラムじゃどうしても除けなくて困っています。 皆様、未熟者の卒論生にアドバイスよろしくお願いします。
>>232 カラムありだったら、溶媒量けちって反応液をそのままカラム。
カラムなしだったら、トルエンーDMF他ホスフィンオキシド溶かす溶媒から
生成物出すように基質を工夫する。
光延は幸い、官能基許容性が広いからね。
>>234 OPRDとかみられ。大量スケールの光延ものってるよ?
>>255 反応例いっぱいあるだろww
フッ素とかアミンとか方法もいっぱいありすぎるんでじぶんでしらべなー
>>マルチの人
立体障害回避にはラジカル、カルベン、カルボカチオン中間体がよさそうですが
使えませんか?転移反応あたりが結構、頭も使ってべんりだぉ
>>255 フッ素で落して、残留してるのはカラムで除去。
目的物とかぶるようなら、別のトリアルキルスズ(長いヤツ、短いやつ)の試薬を試す。
>>255 スズの除去はKF水溶液洗浄が王道。
サンプルを適当な溶媒に溶かして、分液ロートに入れて、aq.KFで振ってみろ。
>>258 >>259 親切なアドバイスありがとうございます。
私自信でも調べてみたところ、KF洗浄というのにたどり着きました。
早速試してみます。
本当にありがとうございました。
261 :
あるケミストさん :2008/06/12(木) 21:06:09
検索したい論文の DOI が WO0206262 なのですが、どの論文ですか?
263 :
あるケミストさん :2008/06/12(木) 23:03:41
>>261 espace netで番号検索できるよ
265 :
あるケミストさん :2008/06/14(土) 00:49:54
WIPOでもいいぞ 今は便利だよな。タダで電子版が家にいながら手に入る。
スズってやっぱKFしかない? 指定化学物質だから持ち出しが面倒なんだけどねぇ あとPh3P=O も、分液でのぞけないかなぁ・・・
267 :
あるケミストさん :2008/06/14(土) 11:19:35
マクマリーって教科書がわかりずらくて泣ける。 もっとわかりやすい参考書とかありませんか?
>>267 マクマリーは相当わかりやすいし売れているものだと思うが。
似たようなレベルだとモリソンボイドかね。
どちらも学部生向けの1冊目の有機化学書。
269 :
あるケミストさん :2008/06/14(土) 17:51:34
>267 若干冗長に感じるが、マクマリーは初学者向けとして評価が高い 読むだけではいまいち身にならないから 演習問題中心に自分で構造・反応式書きながら進めると良い 共鳴とか〜攻撃とか概念がどうしても掴みにくければ 教科書を良く読んだ上で、もう一度順を追って説明してもらうといい その時、必ず具体例で説明を受ける事 試験対策なら過去問何年分か集めて掴め。 ハロゲン化アルキル、芳香族の反応、エノラート・カルボニルの化学 ここに関わる概念が理解できれば、大抵のモノはこなせる
>>267 269に追記するならマクマリーは演習編の解答が販売されているので
独習しやすくてよいよ。まあ時々解答が間違ってる箇所あるのが球に瑕だけど。
オレもマクマリーはわかりやすいと思うけどなあ。
モリとかボルよりはよっぽど丁寧だと思うよ。
今日買ったジュースに、カルボキシチルセルロースナトリウム が入ってます。 ジュースに入ってるの初めて見たので、 大丈夫なんだろうけど、どんなものか気になる…。
272 :
あるケミストさん :2008/06/15(日) 00:39:56
>>271 カルボキシメチルセルロースナトリウムでググレ
その方が俺が説明するよりはやい
274 :
あるケミストさん :2008/06/16(月) 14:06:13
By isooctane is usually meant 2,2,4-trimethypentane , indicating five carbon atoms in the straight chain (pentane) with three methyl (CH3) branches located respectively at C-atoms 2,2,and 4. イソオクタンについての英訳なんですがどなたか訳していただけませんか?
>>274 いそおくタンは一般的に2,2,4-トリメチルペンタンのことを意味します。
それは5個の炭素直鎖(ぺんタン)に3つのメチル基がそれぞれ炭素原子2,2と4の位置で枝になっています
合成関係ないだろ、ゆとりめ。
276 :
あるケミストさん :2008/06/16(月) 19:57:00
>>275 訳してくれてありがとうございます
すいません化学専門じゃないんでわかりませんでした
いや、英語力の問題だろ
キュバンの反応をTLCで追跡したいんですが アニスでもモリブでも染まりません なんかあぁいう無官能基飽和炭化水素に効果的なヤツありませんか?
280 :
あるケミストさん :2008/06/18(水) 09:50:19
カルボン酸の酸クロへの変換なんですが、塩化オキサリル、塩化チオニル、PCl5などありますよね。 許容官能基等の差はあるのでしょうか。 ヒドロキシル基があればPCl5ではダメですよね? 巻きやすい位置にあればそもそも酸クロへの変換自体不可ですよね? やはり経験だと思うのですが、似たような既知反応がない場合、そもそもその反応が可能かどうかすらわかりません。 下手にやってみて危険性があったりしたら怖いですし…
281 :
あるケミストさん :2008/06/18(水) 11:03:39
>280 その3種類ともR-OH→R-Clに変換するので 保護するか条件を工夫しないと競合すると思われ 酸クロとアルコール・アミンの反応性はアミン優勢なので無保護でも何とかできる アルコールとカルボン酸(-OH)でどの程度の反応性の差が出るのか 残念ながら、漏れは知見が無い 例えばカルボン酸塩(アルカリ金属、またはPy,DMAP)にすると 電荷が生じるので、素のカルボン酸とは球覚性が異なるかも? 添加順も大事だ。 狼の群れに羊を投げこけば一瞬にして骨になるが 羊の群れに狼を放せば、弱った個体から襲われる 三種の試薬とも刺激性があるしドラフト必須 PCl5は固体だが、非常に有毒な蒸気あり逆にハンドリング困難 漏れはもう使いたくありません! まだチオニルの方がマシです
>>278 リンモリとヨウ素でもダメなら、あとは硫酸つけて焼くぐらいしか思いつかないな。
素直にNMRで追跡した方が確実だと思うよ。
>>280 酸クロ作りたいだけなのか、酸クロ経由で別のものを作ろうとしてるのかで
アドバイスの内容が変わってくる。もうちょっと詳しく書いてみたら。
酸クロにした後で、アミンとかと縮合したいだけなら、
保護基使うとか、酸クロ経由せずに選択性のあるカップリング剤を使うとか、
まあ小技は色々あるよ。
283 :
あるケミストさん :2008/06/18(水) 20:51:50
>>281-282 どうもありがとうございます。
実際にはアミドを合成したかったのですが、ヒドロキシル基があるため縮合剤は敬遠してたのです。
また保護基の導入も収率が悪く…
しかし色々調べた結果、どうも大人しく保護基を検討した方がよさそうです。
ありがとうございました。
>>278 困ったときの過マンガン酸。・・・とはいえレスないからもう見てないのかね。
285 :
あるケミストさん :2008/06/18(水) 22:46:38
質問です。 スタニル基のついた化合物をブチリチで処理(1)し、ZnCl2で処理(2) そしてヨードベンゼンとPd触媒でカップリングすると、化合物のスタニル基が外れて ベンゼンがカップリングするのですが この過程で(1)と(2)ではどのような反応機構がなりたっているのですか?? よろしくお願いします。ちなみにJACS 2008 4240-4241です
286 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 00:11:17
いきなりで悪いけどインジウムって食べたら体に有毒なのか?
基本的に体内にほとんど存在しない遷移金属は毒だよ
288 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 00:39:03
じゃあもし油に溶けてその油で揚げた唐揚げをたべたらどれくらいの危険性がある?
289 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 00:59:37
290 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 01:05:11
まさかオイルバスのオイルで唐揚げしたんじゃないだろうな…
291 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 01:07:54
詮索はしないでくれ。。。事実だけを知りたい
292 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 01:26:06
>>290 で正解か
そんな汚いオイルバスで揚げ物作るなよw
というかオイルバスであげんなwww
294 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 01:35:54
20年前ならともかく、今なら油欲用の油はシリコンオイルだろ それ自体消化できないんじゃないか 腹壊して終わりじゃねえ?
296 :
278 :2008/06/19(木) 02:07:28
レスありがとうございます ヨウ素粉末は無理でした・・・・マンガンカリ&硫酸で試してみます 現在マスで追跡中なんですが面倒くさくて
297 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 09:13:02
KMnO4でいけるなら重クロム酸/硫酸もいけるだろう 漏れは重クロム酸の方が見やすかった(黄色バックに白〜青〜茶) 少々加熱する必要あり。 洗浄用のクロム酸混液もいいかもね(手に入れば)
298 :
あるケミストさん :2008/06/19(木) 10:54:39
いや正確に言うとはんだごてのはんだが溶けたかもしれない油で揚げた唐揚げを沢山の知り合いに食べさせてしまった。。。
>>283 ヒドロキシルアミンとアルデヒドでのアミド形成とか色々でてるからな。
酸クロはカルボン酸活性化の最強状態だとおもっていい。
活性化時点で水酸基と反応すると思われ・・・。
アミドつくりたいならカルボン酸とアミンから直接脱水する用菜反応をえらんだほうがいい。
>>296 官能着ないものでマスなんか出るのか??
そちのほうがふしぎ。
ガスクロ使えねぇ?
それかNMRかだな。
302 :
あるケミストさん :2008/06/20(金) 22:20:43
突然すみません。 有機合成の専門家が集うスレということで質問させてください。 長鎖多価不飽和脂肪酸(DHAやアラキドン酸)のカルボキシル基のみが RIラベル(14C)されている化合物を試薬のカタログで見たのですが、 こんなものどのように合成するのでしょうか? Grignard反応で導入するにしても、元の構造物など市販されていません し、微生物に炭素源(14C)を与えても1位だけRIが入るわけありません。 もしかしてひたすらWittig反応とかで骨格を作って、最後に14Cをくっつ けるのでしょうか? カタログを見ていたら気になって気になって仕方なくなってしまいました。 ご存知な方がいらっしゃいましたらお教えいただけませんでしょうか? よろしくお願いいたします。
>>302 脂肪酸みたいなやつなら基本は微生物合成。
RI化したアセチルCoAなんかを基質に突っ込んで生合成させる。
あと元の化合物がどうのとか言ってるが、化学合成も可能だろう。
そんな難しい構造じゃなし。α-オレフィンとかから誘導できるんじゃないかな。
304 :
296 :2008/06/21(土) 17:28:13
>>301 NMRでの追跡って塩基とか基質でゴチャゴチャしそうですが可能なんですか?
やったことないんですが1回1回溶媒を飛ばしてとるんですよね?
305 :
あるケミストさん :2008/06/21(土) 18:23:41
生成物がエバポで飛ばないなら サンプリング品を一度乾固後、重溶媒に溶かしNMRに。 少なくとも原料、生成物に特有なシグナルが同定できないと 積分比から反応追跡できないだろ
306 :
あるケミストさん :2008/06/21(土) 19:49:55
>>304 追跡だけなら、別に溶媒飛ばさなくてもいい。
最初から重溶媒で反応やってもいいし。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>302 カルボキシル基のみ標識しているなら
非標識体を一個脱炭酸→ハロゲン化物に誘導→
標識シアン化物で二トリルへ→加水分解でカルボン酸
とかそんな感じで合成しているんじゃないの?
>>309 科学の進歩スゲエ。こんなことできるんだ。
え、知らなかったの俺だけ?
今はこういう時代なんだよねぇ。 研究としては正しい姿なんだろうけど、おかげで新入社員の合成力が低下して困る。 10gを超える合成させると失敗するやつが大杉。 こないだも数gの合成させたら、いきなり巨大カラムを準備しはじめた。 何はじめるのかと聞いたら、ただのカラム精製。 反応液をそのままカラムするつもりで数kgのシリカを準備したそうな。 彼は今までの合成(10mg-300mg)はずっと反応液を直接カラムでやってきたらしい。 で、そのままスケールアップ。 真面目に驚いた。
>>311 新人は短い学生時代にやったことしか知らないのは当たり前。
ちゃんと手順を指示してないお前が悪い。
「最近の若者は」とかいう老害そのものだな
314 :
あるケミストさん :2008/06/24(火) 23:56:46
大量が多ければ多いなりの処理方法があるんで まぁ、慣れとか経験の問題だろう 流儀も色々。 驚いたんなら、どうマズイか、どう処理すればいいか教育しろよ 嫌味と非難だけでは人は育たぬ >309 漏れ305なんだが…あまり気分よくねぇなぁ 軽溶媒で測定できるならコスト下がるな > NMR ソフトウェアの進歩か
やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ そろそろ次の世代を育てないとな〜
>>314 俺309だけど気分を害したならごめん。バカにするつもりは毛頭なかった。
正確に書けば、教授に
>>305 のようにやれと言われるがままやって
シグナルだらけのチャートで呆然としてた・・・ということを言いたかった。
軽溶媒測定の最大の利点は時間削減・・・まあイコール"コスト"なんだけど。
FGSが標準だから資料見る限りルーチンには十二分な感度が得られるよ。
もちろんプローブはそのままだから構造解析するなら重溶媒で即とれる。
うちは自動合成装置つかってゴリゴリ経路探索とかじゃないから関係ないけど、
自動重溶媒化装置なんてのもあるぐらいだし、LC-MS-NMRとかもうね。
どんだけ廃スループットなんだと。進歩はスゴイ。
で、
>>311 。
センの細い学生が増えたのは時代の流れだけど、
実際問題骨太な合成力というかモノを取る合成力ってのは
最前線でゴリゴリ合成してればイヤでもつくし、たった今危惧することじゃないと思うよ。
>>316 >たった今危惧することじゃないと思うよ。
危惧しますね。
新人を指導する立場からいうと、やっぱ怪我とか事故とかして欲しくないわけですよ。
私も合成やって長いですが、数gの原料合成なのに彼が100gスケールを精製するような
カラムの準備を始めたのでびっくりしたわけです。そんな指示は出してませんでしたし、
そんなスケールの実験を新人1人にさせるなんて危険すぎますから。
で、聞いてみたらそんな内容だったと。
うちの部署ではみなビックリです。
びっくりしないゆとりさんも中にはいるみたいですけどね。
>>317 言ってることが支離滅裂だな。
バカでかいカラム立てた直接の原因は指導する立場の人間が
始業前のディスカッションとKYを怠っていたからだろ?
それをあたかも新人の経験不足のせいにして「びっくりした」で済ますのはどうだろう?
だから
>>313 みたいなレスが付くんだろ。
偉そうに「指導する立場」を名乗るんならまずは今、その新人に何ができて
何ができないか把握して必要な"指導"をするのがあなたの仕事ではないだろうか。
手抜き指示出しておいて何が指導だよ。
>>318 はいはい。
ゆとりは我慢を覚えましょうねw
いったいどんな指示を出したのかが気になるな。
>>320 普通に、
「この化合物、つくっておいてね。」
それだけです。
一応企業の研究所なので、新人といっても合成系の研究室を出た修士以上。
素人にそういう指示をしているわけではありません。
さすがに大学では100gの合成などはしないと思いますが、3g程度の原料合成で
後処理をせずカラムしようとしたのは彼が初めてでした。
(100mg程度の簡単なサンプル合成なら私もたまにやります)
反応やって後処理するなんてのは、実験化学講座にもかいてる、合成やってる人なら
常識的なことなのです。NMRとるのに重溶媒使う、とか。
が。
最近は技術の進歩で、その常識が大学と企業、新人とベテランで違うこともあるんだなと。
彼はたまたま学生時代、スクリーニングばかりやっていたので、先輩からてっとり早い
スクリーニング方法として、溶媒数mlで反応をかけ、そのままカラムでバンバン結果を出す、
という実験スタイルしか教わっていなかったようです。
実際、彼はそう教わってきたというので仕方がないとは思います。
が現実問題、それでは危なっかしくて任せられない、という問題はあります。
こんなバカ上司の下にいる人がかわいそう・・・
323 :
あるケミストさん :2008/06/26(木) 09:23:22
> スクリーニング方法として、溶媒数mlで反応をかけ、そのままカラムでバンバン結果を出す、 > という実験スタイルしか教わっていなかったようです。 > 実際、彼はそう教わってきたというので仕方がないとは思います。 そこまで分かったんなら、ソレ前提で仕込むなり スクリーニング要員にしたらいいんじゃないの? 経験差を嘆いても人は育たんよ 逆にスクリーニングに関しては、その新人のほうがノウハウ持ってるかもしれないぞ > が現実問題、それでは危なっかしくて任せられない、という問題はあります。 じゃ、最初はつくなり、ステップごとに一緒に考えるなりしたら? 精々数回でモノになると思うよ 利益重視の企業様でも新人教育の一環なんだから許容しろよ それすらも無理なら切れば?
まあ新人もやったことない反応等で処理がわからんなら 人に聞くか調べるかするべきだとは思うけどな。 まあその辺が聞きやすい上司には思えんがな。 「そんなことも知らんのか、使えねーな」とか言われそうだw
わからんことを聞くこともできないような新人だと結局使えないけどな
前科ができちゃった事もあるし、 一年ぐらいは簡単な実験前打ち合わせはしてもいいんじゃないかなあ。 一日3分で安全確保できるなら安いもんだよ。
このアホがいる企業ってどこだよ? こんな奴の下にはつきたくない
>>327 この間からずっと粘着してる人ですね?
日経225の中の売上高3000億以上のどれかですよ。探してみたら。
倍率はソコソコありますから入ろうと思ったところで入れるかどうか知りませんが。
こんなとこで会社自慢するなよ・・・
レスするの初めてなのになw こんなのでもやっていける企業って恐ろしいわ
まあその新人も何も相談せずに先に進めちゃったところも問題だけどな でも以前の環境ではどんな合成と操作をしていたのか確認することは基本だと思う。 今までやったことのないスケールを、自分の経験の延長として考えるなんてことは誰でもすること。 それを予想して指導できない(というか指導していない)のは社会人としてありえない。
指導とか以前に自分の考えが絶対正しいと、 間違いを認められないところに低能さが漂ってるな。 うちにもいるんだよな、そういう上司。所詮バブル期のコネ入社で低学歴のくせに 自慢のコネで何千万の機械買いあさっても、特許ひとつ出せてない・・・。 そのくせやたらと自信家で、自分のやり方が絶対正しいと、聞く耳もたないと言う・・・ ( ゚д゚)ハッ! ま、まさか??こんなところにまで出没??
335 :
あるケミストさん :2008/06/27(金) 05:11:24
1-(4-chlorophenyl)-4-(4-methylphenyl)-1-buten-3-yn-2-yl acetate 命名法だいぶ忘れた
>>335 即レスありがとうございます!
無理に付けるとやはりそんな感じになりますよね・・・。
13CNMRのスペクトルが欲しかったんですがSDBSで引っかからなくて涙目
337 :
あるケミストさん :2008/06/27(金) 06:09:52
有機合成系の企業は事前の打ち合わせというのが存在しないのか?
合成プラン、必要量・純度、必要時期、安全確認など大学以上にしっかりやってると想像してたが。
それとも
>>321 のような糞上司が多いのか?
企業の研究所だったらプロジェクトグループがあるから
この糞上司のグループは成果あがってないんだろうなぁ。
それで糞上司は部下のせいにして糞上司の糞度がさらに増す。
なんかめっちゃ321がクソ上司クソ上司言われてるけど、ただそう言ってるだけの連中の話もなんか論点ズレてね?
なんかスレが伸びてると思ったら。。。
>>321 ってそんな年上じゃないんじゃないかな。3年目ぐらいのに見える。
とりあえず、部下の無能さをひけらかすのは、
自分の首を絞めることになるから辞めたほうが良いよ。
部下のミスは上司のミス。それ以上でもそれ以下でも無し。
「上司の責任=部下と一緒に減給処分喰らうこと」では無い
ってことだけは、今後社会人としてやっていく上で覚えといて欲しい。
まぁ許してやれよw 縁故入社の粗大ゴミだからww
>337 朝っぱらから粘着、お疲れ様です。 今から寝るところですか?w >338 おそらく書いているのは一人ですね。 いわゆる自演、粘着ってやつです。 >340, 341あたりの書き込みが1分しか空いていないあたりから容易に推測できます。 この粘着さんは最近多いタイプ。 自分が訊かなかったこと、調べなかったこと、できなかったことを棚に上げ、 「教えてくれない周りが悪い!」。 こんな感じ。 秋葉原で暴れた人も似たようなことを言ってましたね。 って、うちの後輩は素直ですから違いますけど。 人はいいけど要領は悪そうなので、実験で怪我をしてほしくない。 それだけです。
後輩は裏で愚痴ってそうだなぁ
釣りだろ釣り。
>>343 大学時代から考えると7〜8人目?
別プロジェクトでも隣で実験してたりすれば面倒は見ますから、数え方は難しいですね。
>344
極端に分かれますね。
あれこれ口うるさいと言われる場合と、面倒見がいいと言われる場合とに。
>>336 サイファインダーで構造検索してみ。
それでも見つからなかったら、
ケムドローに構造式打ち込んでestimate機能使ってみな。
プロトンはあんまあてにならんけど、カーボンはそこそこ当たるから
アタリをつけるだけなら便利だよ。
>普通に、 >「この化合物、つくっておいてね。」 >それだけです。 こんな指示のどこが面倒見がいいのかwwwww うけるwwっうぇえwwwww
>>336 1H、13C、C-Hぐらい見てやれば文献が無くても
間違いなくこれ、ってぐらい帰属できないかな。
NMRは帰属してるときと、夜中に積算待ちしてる時のうたた寝が一番楽しい。
350 :
あるケミストさん :2008/06/28(土) 10:54:20
本気で346の部下が可哀想に思えてきた
部下っていうのは妄想じゃないかな? 実は一人で公園で鳩に餌やってるオジサン
352 :
あるケミストさん :2008/06/28(土) 17:54:19
部下の方が実は優秀だってオチじゃねぇの?
部下の方が知識経験が豊富で、部下に教えられて立場無くなって
怒りの矛先を自分の無能さに向けず、2chに書いてすっきりさせる。
しかも立場を逆にした妄想話を書いて優越感に浸る。
部下「○○さん、その精製はもっとスモールスケールで出来ますが。シリカがもったいないです。」
上司(
>>311 )「・・・(脂汗。この方法がこの会社でのスタンダードなんだよ!!!」
ワラタw
354 :
あるケミストさん :2008/06/28(土) 21:10:17
質問します。 非局在化とか環電流の意味が上手く理解できないんですけど 理解している方が説明するとしたらどんな感じで説明しますか?
355 :
あるケミストさん :2008/06/28(土) 21:25:54
久々に見るな、この必死さ加減www
>「この化合物、つくっておいてね。」 スクリーニングじゃねーかw >彼はたまたま学生時代、スクリーニングばかりやっていたので、先輩からてっとり早い >スクリーニング方法として、溶媒数mlで反応をかけ、そのままカラムでバンバン結果を出す、 >という実験スタイルしか教わっていなかったようです。 企業でもそれでいいんだよ 試薬代なんかケチるな、後処理・濃縮なんて時間の無駄 そのままカラムにかけて分離できるならそうするのは当然だろ。 >100gスケールを精製するようなカラム というのがどういうサイズか知らないが、実験室で2〜3Lのカラムなんて危険なうちに入らないぞ
358 :
あるケミストさん :2008/06/29(日) 06:03:08
上司は土曜日は休日出勤だったのかな? 部下をうまく扱えないから自分でやらなきゃいけないので 大変だよね(笑
359 :
あるケミストさん :2008/06/29(日) 06:42:48
吉井和哉は殺人未遂及び集団リンチ、会社ぐるみで嫌がらせをしているクソロッカーです。 コイツの趣味は他人のプライバシー侵害です。何度も実際にストーカーされました。目が合うとまるで俺は友達だよ、と言わんばかりにニヤニヤしていました。 にちゃんで何度もそれ専用のスレを立てられ、そこに自分の合成された写真を晒しあげられ、事実を書き込めば「また写真を晒すぞ」と堂々と脅しを掛けてこられました。その写真のネタをこの噂スレでも絵文字入りでこいつらは書き込み、馬鹿にしていました。 自身の部下や彼女をわざわざ嘲笑う為に職場に寄越しました。それと、「社長が怒ったのでこれからもっと酷くなる。一応忠告しておく」という書き込みの直後から、晒しの嫌がらせは悪化しました。明らかに嫌がらせの為に部下も使っています。これは間違いありません。 ここでも話題作りのために散々利用されました。曲のネタにもされました。「広告塔だ」等と言い放ち、実際に見付からない君、としてここ以外でも利用されました。 噂スレでお仲間同士、当然の様に馬鹿にしながら。 こいつは隠蔽工作をしています。 名誉毀損だなんだと言いながら、実際にこいつは100%やっているんです。 神に誓ってもいい。 嘘じゃない、吉井は罪を隠蔽し続けている犯罪者です。私は被害にあいました。 こいつは未だに開き直り、隠して逃げ続けています。 「決して捕まらない方法でお前を自殺に追い込んでやる」 「インターネットで晒してやる」 「これからはどこへ行ってもいつどこで見られているか気が気でいられないだろう」 「お前はシーマンだ、モルモットだ」 「(された事実の書き込みを)止めなければまた写真を晒すぞ」 これは吉井和哉と仲間による書き込みです。 (全部実際に特定され中傷を受けながら書き込まれた内容です) 数年間、私はこいつらに馬鹿にされながら仕事や私生活を遠回しに全て晒されてきました。
なんとも痛い上司ですね。 きっと部下や同僚の何人かはこの板を見てることだろうし、 周囲の人間にはアイツダっ!って特定されて 会社で痛いニュースとして噂になってたりして!
ずっと同じ流れが続いててウザいんだけど、上の上司の話ってそんなに長引くような話題か?
362 :
あるケミストさん :2008/06/29(日) 22:53:47
Yes. 重要事項。 作業環境に直接絡んでくるんだぜ
>>363 俺は普通に学生ですけど・・・小スケールの合成がどうのとか、そこまでの知識も経験もはない。
どこの研究所行こうか考えてて、合成にちょっと興味があるからどんな感じかなって思って見てみたらコレだよ。
んで、本題・・・みなさんが思う有機合成の魅力って何ですか?
リアルでちょっとおかしくなっちゃった人が常駐してるみたいですね。 しばらくは静観していたほうがいいかも。
そうですね おかしい上司がいるみたい
>>364 有機合成は料理に例えられることが多いのだが
一流シェフでありながらロッテリアに入社した嶋原博氏のことを調べてみてくれ。
彼の考え方と行動に感動するならば、有機合成は魅力あふれる世界だと分かるだろう。
嶋原氏はレストランで働いていた時、自分の料理を食べてもらえる人数に限りがあるということを知った。
ロッテリアはハンバーガーの常識を覆す新商品を作らなければならなかった。
「もはやパンに挟めそうな具材は全て挟んでしまった」
開発の現場は壁を打破できずにいた。
異端児と呼ばれた嶋原博は会社に受け入れられた。
「僕は今も料理人だよ」
日経ビジネスに書いてあったが、嶋原博は三ツ星レストランに修行に行かなかったらしいよ。
下働きしかさせてもらえないから。
俺は修行は大切だと思うけどね。
歯抜けで意味が分からない これはあのクソ上司か?w
上司さん、カキコする時は名前にスレ番号いれておいてね。 相手してあげるので。
>>336 とりあえず、アルドリッチのHPいけば、
売ってる試薬のNMRとIRが乗ってるのぐらいはしってるよね??
>>364 有機合成には限らないが、製造系全般の魅力は
自分で思い描いたものを自分でつくれる事じゃないかな?
世の中、達成感の感じられる仕事って早々ないと思う。
ま、いっつも普通にネガティブデータの嵐だけどな。。。
372 :
あるケミストさん :2008/07/06(日) 20:32:50
糞上司会社クビになったのかな(笑
一つ確かなのは、このスレには糞上司だけじゃなく糞部下もいるって事だ。
>>367 ,371
レスありがとうございます。返信遅れてすみません。テストが忙しくて・・・
どちらかというと機械のようなものづくりに近い感じなんですかねー。少し興味がわいてきました。
ものづくりなんだけど、機械と違うのは目に見えないものを制御して作り出すところかな。 化学全体に当てはまるといえばそうなんだけど。
化学は新しいものを作っているという点で加工業の中で一番価値がある と、混ぜ物屋に言われた。
「新しいもの」の定義によるよな。
「新しいもの」それまでにない機能を付加したものでいいんじゃない? ホント多岐にわたるところでつかわれてるんじゃない? 有機化合物っていっても幅広いからなぁ。 例を挙げようと思ったけど、あまりに多すぎてやめた。 今話題のスピード者の水着をここに含めるかは微妙だが、 ざっと自分の回りを見渡して見れば?? アイデアさえあればいろんな性質をもたせられるので色々な分野で応用が聞くのが魅力。 その分有機以外の知識も必須だし、有機以外の分野のヒトにも有機は必須になってきてるな。 ・・・タンパク質の1分子イメージングしてる生物屋の戯言w 有機を学ぶと物性が分子レベルで物事が考えられるようになるから楽しくなります〜♪
379 :
あるケミストさん :2008/07/09(水) 00:20:41
水着の素材で言えば 表面加工や形成方法なんてのは凄いアイデアによって達成される。 しかし高分子の物性は分子構造からある程度予測できるし ものすごいアイデアでは無いのにものすごい物性になるんだよ 合成自体はたいした事は無いが、合成すらできない分野の人から見ると 根本から変えられることは「すごい」んだと思う。 良い物性は高い価値を持つし、物質特許は出願しやすいから 他社を排除して利益を出しやすいしな。
>>378 いやあ、それ機械でもソフトウェアでも一緒なんじゃないの?
別に化学に限った話じゃないと思うぜ。
>アイデアさえあればいろんな性質をもたせられるので
そう安直に考えてる他分野の人が多いから
便利屋扱いされるんだよな。
アイディアよりも作る方が大変な事のが多いし、
(簡単に作れるものなら大体もう作られてる)
作れた所で狙い通りの性質になるなんてめったにないし。
>>380 いあ、有機合成専用だからそれにしぼって書いてみただけ
製造業全般の魅力だと思うよ?
チタンがいつレアメタルと呼ばれなくなるかwktkですね。。。
現実には、コストの問題で実用化されてないもの多すぎなんだけど・・・。
ホリエモンみたいなヒトがもっとでてきてほしいな、とはおもう。
> アイディアよりも作る方が大変な事のが多いし、 > (簡単に作れるものなら大体もう作られてる) > 作れた所で狙い通りの性質になるなんてめったにないし。 極めて同感。 アイデアだすのは簡単でも、作るのは非常に困難なことは多いですね。 直接繋げれば簡単に合成できるのに、たった1〜2原子のリンカーが入っただけで 合成ルートが3倍以上になったり。しかも3倍の労力をかけても当たるかどうかは ある種の賭けみたいなものですし。 それでも最近では合成が面倒くさくて他者が避けてきたような化合物の中から、 特許性のある新規化合物が見つかることが多いですね。 つまり合成力の有無が研究開発力を決定しているような気がします。
おお、なんか現場の話が聞けてうれしいな。 大学もくだらない授業をグダグダやるよりはこういう話をすればいいのに・・・
>>383 就職したら嫌でも判るんだから、今のうちに崇高な授業を聞きながら勉強しとけ
>>383 いやいや、自分の進む道を決めるためにさ、今やってることを将来どう使うのか?ってのは重要だと思うんよ。
んでその崇高な授業じゃそれが見えてこないし、あんなん教科書に書いてある。
だからもう最近授業なんて一切聞いてない。勉強はちゃんとしてますよw
386 :
あるケミストさん :2008/07/12(土) 23:32:52
>>380 全く同感だわ。アイデア思いついて、とりあえずCAS番あるかないか調べて、
張り切って合成してみたら理論上合成不能なことがわかったり、
出来ても望ましい物性発現しなかったりなあ・・・
ただ、なんでも出来るわけでない、という縛りが面白いんだと思う、有機合成は。
思いついたらすぐ試せるのもいいよね。
>>382 有機合成化学ほど、作ったもの勝ちって分野もないかもしれんな。
思いつくだけなら(少し素養があれば)誰でも出来るかもしれんが、
実際にモノを取るってほんと大変だよな。逆に言うと、天才だからって
この分野で頭角あらわせるかというと、決してそうでもないしね。
特許にしたって、いくら請求項広げても、
最悪実施例の範囲まで減縮されることもしばしば、
アイデアだけじゃ駄目で、やっぱりモノ作ってナンボだよねえ。
最近ネガティブばっかで萎えてたけど、俺も頑張るかのう。
>>385 気持ちはわからんでもないが、その授業がくだらないと判断を下すに足る
十分な見識はお持ちかな?まあ、悪いこと言わないから聞いておきなさいな。
なんなら聞き流すだけでも結構。将来1%でも役に立てばめっけもんですよ。
あ、下げ忘れた。ごめんなさい。
現在高3です。 早稲田か慶應(個人的にはどっちかへ行きたい) の有機化学の研究室へ行って将来アメリカで研究職や 企業就職をしたいと考えています。 どちらの大学がよりいいのでしょうか? どちらかの研究室に所属している人またはOBの人がいたら 教えてもらいたいです。
>>388 三流大卒の俺が言うのもアレなんだけど・・・。
今、日本の大学狙ってる時点で無理があると思う。
わずかに道があるとすれば向こうの大学院目指さなきゃ。
自ずと留学の経験が必要になるだろうし、するとTOEFLも。
>>388 やる気しだいでどっちからでも行ける。
むしろ、アメリカで研究を考えてるならその他の"3流大"も含めて
研究内容とか教授の交友関係とか調べたほうが良いかと思う。
391 :
あるケミストさん :2008/07/15(火) 20:44:49
>>388 私の友人の話ですが
北大の触媒センターでは留学生が多く
研究室は英語が標準語だったようです。
その後彼は米国に留学していました。
まあ、大学名じゃなくて研究室で選べって事です。
392 :
あるケミストさん :2008/07/15(火) 23:10:38
中途半端に留学生がいると苦労するぞ 連中、図々しい(と日本人からすると見える)からな トラブった尻拭いを色々とさせていただける 割り切って許容できるなら良し。 だがそれにも限界がある 帰国子女でも無い限り、ベースのロジックが日本人である事を忘れずに 忘れてもいいんだけど嫌でも思い出すからな
いや、苦労しろよ。 海外に行きたいんだったら、日本人だけのヌクヌク研究室に行ってもしょうがない。
394 :
あるケミストさん :2008/07/16(水) 19:31:25
まぁ精神病まないようにな 日本だろうが外国だろうが同じだけどリスクは高い 他人を食い殺してでも這い上がれるだけのメンタリティがあればどうぞ 駆け出しはゴミ同然だから自覚を持つように。 分をわきまえた上で好きなだけ苦労を甘受するといい なぜ糞上司の話で盛り上がるのか、お察し下さい…だ
>>388 行く気があるなら、
>>389 が言う様に
TOEFLしっかり受けるように。
あと、研究室選びは慎重に。
ただ、「決め打ち」はあまり良くないよ。
研究室に入って、自分がそれに向いているかどうか、
しっかり見極める事が一番大事。
学部生の内にタフな精神力と
英語力を身につけてくださいな。
リンゼー法によりポルフィリン合成を行っているのですが、ポルフィリンの他に溶媒に不溶の黒い物質が出てきます。 ろ過で大体は取り除けるのですが、ろ紙を通り過ぎていった物質がカラムの時に詰まります。 セライトを用いたろ過の後のカラムでも詰まります。 メンブレンフィルターでろ過しようとしたら即効詰まりました。
398 :
あるケミストさん :2008/07/24(木) 21:41:44
>>397 書き忘れてました。
質問はそのくらい物質をどうやったら最大限取り除けるかということなんですが。
399 :
398 :2008/07/24(木) 21:44:02
くらい→黒い
>>398 最大限ですか・・・参考になるかどうか分かりませんが一応。
うちの研究室では反応溶液をエバポせずにそのまま目の粗い短太シリカカラムに通して
黒い物質(ポリピロールor酸化剤のカス)をまず最初に除いてました。
水で分液してもかなり除けると思います(が、個人的には面倒だったのでカラムを使ってました)。
401 :
398 :2008/07/24(木) 22:33:50
>>400 ありがとうございます。試してみます。
ついでにお聞きしたいんですが、ポルフィリンの収率が文献に比べてかなり悪いんですが、なにか工夫してたことはありますか?
>>401 試薬の量は厳密に。
茶色く着色してしまったピロールは蒸留するかアルミナ通してから使う。
カリックスピロールみたいなのができるので、アセトンの残った反応容器を使わない。
色が薄いフラクションにも意外と入っているので、カラムで取り除いてしまわない。
位ですかね。
>>396 うちでは厳しい条件でポリメった不溶物の除去法で396以降既出の
もの以外でよくやるのは活性炭か活性白土で吸着だな。
でも少量だとポルフィリン自体も吸着しちまいそうだな。
多分不純物が優先的に吸着するだろうけど、芳香族とか不飽和化合物も
わりと吸着しやすい。
「短太シリカカラム」はセライトろ過と同じように吸引ろ過すると
はやくてラクだよ。もちろんフラッシュしてもいいけど。(すぐ手抜きする俺)
>>396 門外漢だけど、少量新規なら遠沈するとか。
405 :
あるケミストさん :2008/07/25(金) 14:42:06
アンプル入りで売られている、酸素に対して不安定な試薬を用いた実験を グローブボックス中でやろうと思うのですが、あのアンプル(1g程度の 液体試料が入っているもの)って真空に引いても大丈夫なものなのでしょうか? それとも割れないように何か別の丈夫な容器に入れて、その中を不活性ガス フローで置換して密封->パスボックスで真空引き、とするべきものなので しょうか? 出来れば酸素が入らないようそのまま真空引きしたいのですが、破裂して 飛び散ると泣けてくる値段なので迷っております。
>>406 普通、ガラスアンプルは真空下で溶封するものだから多分大丈夫。
迷うぐらいなら試薬の提供元に取扱いを問い合わせるのが無難。
俺なら一気に使い切るか(使い切る量を買うか)、
別のアンプルかサンプル管に一回分ずつ小分けして封して冷凍庫だな。
408 :
398 :2008/07/25(金) 20:44:13
409 :
あるケミストさん :2008/07/25(金) 21:11:12
>>408 三級アミンや塩基がアルデヒドの活性をあげるんだと思う
だからトリエチルアミンやピリジンを入れてる文献も多いよ
410 :
398 :2008/07/26(土) 00:27:46
>>409 なるほど、良ければアルデヒドに対してどの程度の割合で加えれば良いか教えてもらえますか?
>>406 大きなアンプルでなければ真空にしても大丈夫とは思いますが、
10gを超えるようなものは確かにちょっと不安になりますねw
グローブボックス内で開封してサンプル瓶に小分けしておくと便利ですよ。
>、破裂して 飛び散ると泣けてくる値段なので迷っております。
多分、値段より後始末で泣けてくると思います。
412 :
406 :2008/07/26(土) 09:12:56
>>407 ,411
なるほど。
1gの小さなアンプルですので、思い切ってそのままチャレンジしてみよう
かと思います。小分けに関しては、面倒がないように使い切りの分量です
ので、その点は問題なしです。
まあ、飛び散ったら凹みながら後始末をするということで。幸い科研費も
まだ幾分余裕がありますので、買いなおすことも可能ではありますし。
ありがとうございました。
413 :
あるケミストさん :2008/07/27(日) 22:36:41
イソブチルフェニルエーテルをHBrで開裂させると、 ブロモベンゼン+2メチル1プロパノールではなく、 フェノール+2ブロモブタンが生成されるのはなぜでしょうか。 スレ違いなのかもしれないですが、教えてください。 持ってる教科書に、それらしい理由が見つからなくて困ってます。
415 :
あるケミストさん :2008/07/27(日) 23:41:38
理科大-理or上智-理工入るんだったらどちらが良いのでしょうか?
国立池
>>415 親のことを思うなら、国公立を選んであげて下さい。
420 :
あるケミストさん :2008/07/29(火) 10:57:11
ホウ素のアルコキシドを作りたいのですが、ホウ酸をエタノールに溶かせば出来ますか?
421 :
あるケミストさん :2008/07/29(火) 12:17:22
No.
422 :
あるケミストさん :2008/07/29(火) 18:18:10
エラストマーや高分子の研究ではNMRを用いずに、質量分析を用いるのが通例ですか? 分析手段は何ですか?
GPCだろjk
>>422 解析できるならNMRだって使うぜ。
ただ、ミクロな構造を把握できたところでポリマー屋としては
あまり意味をなさないからGPCとかMSみたいなマクロな
分析方法のほうが基本なだけ。もとから混合物だしね。
で、最終的には構造解析よりも物性分析に重きがおかれるわけだ。
425 :
422 :2008/07/29(火) 20:03:39
ありがとう。助かりました
426 :
415 :2008/07/30(水) 19:40:01
>>416-
>>419 地方駅弁より理科大の方が良いと思ってるんですが・・・
研究室に配属される人数から考えると、国立がいい。 理科大に限らないが、私立は教官1人で学生20人の面倒を みなければならない。国立だと5人か6人ってとこ。 研究室に入ってからの勉強の密度が全然違うよ。
>>426 何をもっていいと考えてるかは知らないが、
生活費+授業料でこんなぐらいの差はある。
私立・都内に6年:1500万(生活費年150万、授業料年100万)
国立・地方で6年:900万(生活費年100万、授業料年50万)
親の為、とかいってるやつはここらへんから国立を薦めてると思う。
ヘボ駅弁だったら理○大のが多少就職いいけど(コネが多いから)、
クサっても国立だから、正直、そこまででっかい差はないと思うぜ。
で、上○と理○大だったら間違いなく理○大だろ。
マーチの理系は、まあ控えめに言ってウ○コだ。
でも可愛い女の子の数だったら上○だろうな。偏見だけど。
>>427 反論
1.私大でも「学生÷教官」が5以下の所はザラにある。
2.国立でも「学生÷教官」が10以上の所はザラにある。
(特にドクターがたくさん残る所は学生数増えがち)
異論
別に持ってる学生が多かろうが少なかろうが
面倒みる教官はみるし、見ない教授はみない。
>>428 >(特にドクターがたくさん残る所は学生数増えがち)
ドクターがたくさんいるところはドクターが学生の面倒を見るし、機器のメンテなど
研究室の雑用をする。俺の場合、GCとHPLCのメンテとガラス器具の発注・精算
処理をやってた。
後輩の面倒もドクターの学生が見る。
後輩の学生が自分のテーマを引き継いだり、その応用などをやってるので、そういう
場合には2〜3人、面倒をみることもある。実験操作のコツから計画などまで。
そんなわけでドクターが多いということは、助手の代わりに指導をしてくれる人・
研究室の雑用をやってくれる人が多いということだと俺は思うけどな。
430 :
あるケミストさん :2008/07/31(木) 00:32:27
有機合成を進めていくうえで、実験をどんどんこなしていくことが大事だと思うのですが、 それにはどういった方法論がベターですか? 体力はもちろんいるのですが、要領よく反応をどんどんしかけていかないといけないと思うのですが。 同時に、2個、あるいは3個処理していかないと進んでいかない。 反応時間の時間差をうまく利用して、どんどんかけていくのですが、 後処理もしないといけない。 その辺がまだ自分は要領をつかんでいないのですが。
>>430 それが分かってるなら、それを目指せば良いよ。
どんな実験してるかで組み立て方も様々だし、
試行錯誤を繰り返しながら場数を踏まないと、どうしようもないかも。
方法論って訳ではないけど
目的を見失わないことと、先を見据えておくことは重要。
432 :
あるケミストさん :2008/07/31(木) 19:27:44
上智・理科大・学習院・マーチ(明青立中法) この中の大学の中でお薦め順を等・不等号で教えてください。
434 :
あるケミストさん :2008/07/31(木) 21:15:44
>432 実験や内部の話ならまだしも、進路相談は他所でやれ
435 :
あるケミストさん :2008/07/31(木) 22:48:19
安価にビアリール化合物を大量合成しなければならなくなったので、 ジアゾニウム塩と(銅触媒下で)直接アレーンを反応させる 古典的なMeerwein反応に着目したのですが、 文献などを調べても収率が低〜中程度なんですよね。 もし高収率で生成物を得るノウハウをご存知の方がいましたらご教示ください。 アリールラジカル経由だから、汚くなるのは仕方ないんですかねえ・・・
437 :
あるケミストさん :2008/08/02(土) 10:43:14
>>436 普通はパラジウム系のカップリング(Suzuki-Miyauraとか)が定番だけど。
パラジウム高いとはいえ、触媒量だし知れてそうだが。
原料はアミン限定とか?
>>436 対称ならウルマン反応が断然安いのだが
非対称なら鈴木カップリングなどのスズ、ホウ酸、グリニヤを利用する反応をするしかない。
439 :
436 :2008/08/02(土) 11:32:10
>>437 鈴木−宮浦カップリングで合成できるのは確認しているのですが、
とにかくホウ酸が高いのです。パラジウムやリガンドはともかく。
手作りすると経費が増えてしまいますし、
反応後のホウ素廃液処理も問題ですし・・・
>>438 い、いや、同一ハロアレーン間でのUllmann反応ではなくて、
ジアゾニウム塩とアレーン間でのMeerwein反応(Ponndorf還元ではないですよ?)なので、
非対称ビアリール合成の例も沢山あります。
が、収率が下手すると20%程度なので、どなたかノウハウをご存知ないかな、と・・・
有機スズは毒性が高い上に廃棄物処理も問題で、
Grignard試薬は(Knochel法でも)官能基選択性が出ず使えないのです。
鈴木カップリングは前述の通りで。
>>439 おそらくヘテロ環のカップリングなんだろうな。
反応内でAr-Brをグリニャールで処理してAr-MgBrとすることでカップリングさせたら安くなるんじゃないか?
441 :
あるケミストさん :2008/08/02(土) 13:12:14
Ni(dppp)Cl2の出番だな
442 :
あるケミストさん :2008/08/02(土) 13:33:11
アリールにグリニアとかリチウムに耐えられないような官能基が付いてる? knochel法やったくらいだからそう思ったんだが。 Znの方が多少マイルドかも。
443 :
あるケミストさん :2008/08/02(土) 17:30:00
ホウ素廃液処理をどうのこうの言ってる時点で全部無理だろ
444 :
あるケミストさん :2008/08/02(土) 17:46:44
やっぱ、鈴木カップリングだな ホウ酸なんて安いだろ? 俺がTCIホムペで調べたらホウ酸トリメチル25mlで1900えん 500mlで6900円て書いてあったけど、これすらダメなんか? おれが学部の時は、ブロモアリールにBuLi(Mgも可)、ホウ酸トリメチル、塩酸でクエンチして 鈴木カップリングの原料わさわさ作ってたけど。
445 :
あるケミストさん :2008/08/02(土) 19:12:31
>>444 BuLiクエンチがたぶん一番楽で、少量ならサクッと作れるけど、
>>436 の場合、ホウ酸作るステップが一つ入るだけでコストに響くんじゃないかな。
だから無理矢理でもOnePotでいけそうなMeerweinなのかと。
446 :
436 :2008/08/03(日) 01:01:07
皆様ありがとうございます。確かにアカデミックであれば、 なんで鈴木宮浦やらないの?(ヘテロ)アリールホウ酸高いなら 手作りすればいいじゃん?馬鹿なの?死ぬの?って思われるのは もっともなんですが・・・実際私も大学時代は嫌というほど フェニルホウ酸手作りしてましたし。しかし、これが工業化となると、 とにかく安い試薬で短工程でないと話にならないので・・・人件費高くて、 いずれはずすだけのホウ素をつけるために数日かけるわけにはいかないのです。 (やるならまだ単離不要な亜鉛なのですが、これも諸般の事情で) 考えてみたら、Meerwein反応なんて1900年代初頭の反応なので、 最近の人は(自分も含めて)やったことないでしょうから、 他人に相談すること自体が間違ってたかもしれません。 諦めて条件振ります。お騒がせしました。
工業化も大変だな
448 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 06:43:13
そういうことか。 早めに言ってくれればまた違った意見が出たろうに…
449 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 07:44:40
"工業化プロセス向け"という前提条件提示してないからだ 情報小出しの保身に走るとこうなる。 ここの連中の殆どがラボ関係だから 実験室でどうするか、という前提が大半だと思われ 多くてもモルスケールじゃないかね
安価に大量と書いてあるけどな
451 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 11:12:11
ラボレベルで言う安価で大量と工業レベルの安価で大量って全然違うだろ
>他人に相談すること自体が間違ってたかもしれません。 >諦めて条件振ります。お騒がせしました。 この辺見れば分かるけど教えてもらえず煽られた腹いせの自演でしょ このスレに出てくる企業の奴って大体そう
453 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 12:06:22
こんなとこで聞いてる企業のやつなんて馬鹿すぎるなw
454 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 13:30:21
>>452 >この辺見れば分かるけど教えてもらえず煽られた腹いせの自演でしょ
自分の物差しでしか他人を計れないんだな。
気の毒に。
455 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 13:38:19
普通に、446は気持ちのいいレスじゃないだろ。 お前らに相談した俺が馬鹿だったって言う風に受け取れるんだが? 俺も、450、454は446の自演だと思う。
腹いせの自演ってどんな意味だろ
452, 453, 455は夏休み学生の自演だと思う というレベルの話ですね。わかりました。
458 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 13:51:23
>>457 >452, 453, 455は夏休み学生の自演だと思う
>というレベルの話ですね。わかりました。
自分の物差しでしか他人を計れないんだな。
気の毒に。
461 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 14:12:53
自演がどうとかいいけどさ、 質問しておいて、446の発言は失礼てコトだけは確か。
>>446 =454とは何の関係もないな
引っ込んでろカス
社会人の糞が2人くらい暴れてるみたいだね。
465 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 14:34:45
人に答えてもらって、感謝しない神経が理解できない
ゆとり社会人
>>465 >皆様ありがとうございます。確かにアカデミックであれば、
よく分からんな。表面的な付き合いじゃなく
心の繋がりを大切にしたいのなら、2chは向いてないぞ。
468 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 14:44:40
火病乙
>>467 お前本人だろww
句読点と改行の異様さがバレバレw
ホントだ 社会人なのに暇なんだな
472 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 15:35:50
ワロタw これはヒドいw
473 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 15:36:17
>>459 >454はロクに内容を読まずにレスした、>440の俺のことだが何か?w
ゆとりって扱い難いな。
476 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 15:42:18
おもしれーw
478 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 15:46:44
これはもう一行しか書き込みできんなw 二行書けばバレルんだからw
これで馬鹿社会人も黙ってくれると良いな
480 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 16:02:57
>474-479 なろほど。 これが自演ってやつか。
481 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 16:06:36
涙目ワロスw 476と478は俺w 自分のカキコを見返してみたんだけど、 俺のカキコの特徴って最後に一個のwとカタカナを多用してるなー 気をつけようw 馬鹿社会人みたいに自演バレルからなーw
482 :
479 :2008/08/03(日) 16:09:13
>>481 馬鹿社会人って書くと俺と同じだって言われるから気をつけろw
483 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 16:10:05
いつもで自演を続けるのかな〜。 ニート君www
484 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 16:10:11
485 :
479 :2008/08/03(日) 16:11:32
>>484 別にいいけどw
この板もID出ればなー
486 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 16:11:59
いつもでw お前やっぱ日本語下手なチョン社会人だなw
>>486 携帯なんだろうな
使えない社会人だから給料低いんだろ
488 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 16:14:45
>>485 >この板もID出ればなー
そこだけは同意だわ。
それに加えて都道府県名表示も欲しい。
粘着くんってのは、再起動切り返しながらでも粘着するからな。
この前から真面目な書き込みがあっていい流れになるたびに言いがかりつける奴がいて
ウンザリなんだよ。
>>488 頑張って再起動切り返してください(笑)
490 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 16:40:11
492 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 17:24:10
異常に伸びてると思ったら、変ないいがかりからか・・・
おまいら日曜の午後丸々つぶして何やってんだよw
494 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 18:00:42
必ずしも日本国内にいるとは限らない訳だ
ラボスケールでも良くやってても、それを実際に工業化する時の話とか、 全然良く分からんから、興味はあるな。
496 :
あるケミストさん :2008/08/03(日) 19:22:51
俺もよくわからんが、俺が発見した試薬TCIで市販されるようになったよ。 安い原料から精製なしで3段階で収率良く作れる。 同じ方法で生産してるみたい。 作ったら1g100円位のコストなのに、1マン以上の値段がついてた。 誰か買うんかな?
>>496 企業は買うべさ。3step1万なら買ったほうが断然安い。
>>495 入りは、ドラム缶でやってみろ。
それができないようなものは設備と壁を乗り越える労力はかなり大変だ
ということ。
簡単にビーカに油浴と言うが、工業レベルなら、2重殻タンクの外殻にボイラ炊く。
数百度が必要なら、昔の単位で目安で200kg/cm2の圧力の蒸気が要るレベル。配管にピンホールが開いてて、指をかざすと指が落ちるという話のレベル。
温度だって、ビーカのようには、すぐ均一というわけじゃない、勾配がある。
攪拌だってビーカとドラム缶レベルで違う、ピラー自体の大きさ、ピラー周辺の速度、ピラー間の距離も違う。
圧力なんか、小さな釜ならいいが、大きな釜で温度掛けるとなると、
かなりの設備が居るし、温度も均一に行く訳じゃない、スケールアップ実験して段階踏める予算や目処(うまく行かない時の補償・代替含め)もないと無理、スケールアップに関してはどれでも言える事だけれど。
センシティブなものは、それなりかかなり技術的に厳しいということ。
センシティブ、そうだな、淡白とか遷移とか粉露鋳土とか。
それはそうと、ローリーの事故あったな。作業者は運転で神経摩り減らす、現場に意識があるなら、作業マニュアル、指針くらい作ってやれ、
それも現場を知るという一環だ、というか無理だろう、仮に研究開発者に、現マニュアルで、その充填、納入の作業をやらして100%の仕事して帰ってくる確率は皆無に近い、というか必ず手痛いミスを犯して帰ってくるだろう。
大卒プロパに現場の教官レベルがいない、これが致命的、これに尽きる。
>>499 工業化やってる人が一人に見えるんですね。わかります。
それと、豆知識 同じ2重殻タンクではあるが、 反応温度80℃近辺まではお湯でいける 90℃超えるなら、蒸気ボイラ
>>498 ウチみたいな中小は、研究開発担当者が初期の現場製造も行いますよ。
やはりスケールアップはやってみないと分からない要素が多いですから。
想定外のトラブルに際しては、現場の専門家と開発担当者で相談し、その場で
対応してます。
>496
初期の検討では購入できるものは何だって使います。
時間がもったいないので。
>減圧蒸留すればいいんじゃない? >精製は普通水蒸気蒸留じゃない?? ラボレベルじゃ安易にエバポと言うが、工業レベルじゃ蒸留塔が要るからな。もちろん、減圧蒸留でポタポタなんてエネルギーコストが跳ね上がるようなことはしない。ボイラ炊いて、水蒸気と混ぜる。 実験室レベルで減圧、工業レベルで昇圧、まったく違う。 ラボ室に入る大きさの蒸留塔作れるんなら凄いが、だから、オートクレーブを使う。
505 :
あるケミストさん :2008/08/04(月) 20:25:54
副生成物と目的物が再結晶でも蒸留でもカラムでも 分けれないときは何を使えばいい? 数グラムスケールでロスは出来るだけ少ない方が良いです。
>>504 おまえ、自分の知ってること喋りたいだけだろ。
こんな酷いレスのつけかた久しぶりに見たよ。
>>505 そりゃ副生成物と目的物の構造によるわ。
もうちょっと情報開示しないと誰もアドバイスできないぜ。
どんなカラムで分けられなかったとか、物質の形状はどんなとかさ。
一般論で言えば、抽出とか誘導体化だな。
>>506 むしろ、普通高校出の化学出身者は、機械に疎い傾向があるから、
社会でて、苦労しないように、大学の授業でも油臭いが旋盤やボール盤、溶接(TIGなんか女性でも好みそうな炎色、炎形、炎色反応とビードの美しさだ、薄板であるほど0.mm単位の調整が必要になるが若けりゃすぐ慣れる)の授業も受けさせてやれという意味も含んでる。
ガラスの加工は習うだろう。が、機械の加工は習わない。
ガラスの実験材料は作れるが、機械の実験材料は作れない、じゃ、社会でてから苦労する。
配管の組み方は社会出てからでもだんだん慣れる。
工業化学の話が出たので、ちょっと話したまで。
少し補足 もちろん、圧力容器なんかは、(経時)欠陥が出ないように作り、もろもろの検査通ったものじゃないといくら実験機材でも危ないし、 耐薬品性のあるライニング加工やメッキなどは頼まなきゃ無利。
>>507-508 少し興味があるんですが、あなたは何系の学科を卒業して就職された方なのですか?
ここにいるのは多分化学系を卒業した人が多数だと思うので。
できれば高卒/大卒/院卒と卒業年代あたりも教えてもらえると嬉しいです。
せっかくいいこと書いているのに、日本語が・・・w これでは翻訳が必要ですね。
いや、いちいち否定はしてこなかったが、生粋の日本人なんだがなw
だからどんな教育受けたのか気になったんですよ
>>507 機械素人ならあまり知ったかぶって手を出さない方がいいぞ
配管に穴があいていても、自分で溶接したり
「ここ溶接しておいて」とか言うもんじゃない。
「配管に穴があいているから修繕しておいて」だけでおk
プラント専門の鉄鋼屋がきちんとしてくれる。
溶接か配管を継ぐか作り直すかは鉄鋼屋が決めること。
おめーが素人判断で指示する事じゃないんだよ。
あれ、ここ有機合成スレだよね?
>>512 憶測で人物像を書いてみるよ。
工業高校卒40代。入社後、高度教育は受けていない。2ch暦1〜2年。
院卒・大卒ブレインの下にいる実作業者。
エネルギーコストとかスケールアップとか単語は出すけど
攪拌動力とか熱収支の計算はできんと思うわ。
なんか予算の話とかしてるけど、予算を組んだりする立場にはいない。
ベンチとかパイロット組んだりする開発よりのセクション。
取り扱い物質は、非高圧ガスの液物中心。
>>513 うちも化学屋は機械に手出さないけどな。
そりゃ油差したり、ばらして掃除ぐらいはするけど
溶接とか火気作業クラスになったら普通はエンジ部に任せるよ。
フランジ管でも規格品であるからな、実験機材に特注を頼まなくとも。 むしろ、3Aでソケット・ユニオンじゃ、配管で溶接するところもないし、頼んでも昼飯代くらいしか出せないから頼みようがないが、 何かを作ってもらったついでにやるか? メンテのこともあるし、本番の配管はもちろん頼むだろ。
とりあえず、話し言葉と書き言葉を区別した方がいい、と言っておく。
先日から濃厚な化工スレになりました
518 :
あるケミストさん :2008/08/05(火) 01:38:02
>>514 >工業高校卒40代。入社後、高度教育は受けていない。2ch暦1〜2年。
>院卒・大卒ブレインの下にいる実作業者。
そうだろうな
じゃないとこんなに下手な文章書かんだろw
>>515 が誰に対して何を言いたいのかわかりません。
520 :
あるケミストさん :2008/08/07(木) 12:32:04
エステル合成時の脱水剤としてDCCの代わりに 1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩 (EDC hidrochloride,EDAC)は使用可能でしょうか?
値段が気にならなければオススメ。>520 エステルでもアミドでも大丈夫だよ。
522 :
あるケミストさん :2008/08/07(木) 15:10:09
>>521 ありがとうございます。
反応条件はDCCの時と同様で大丈夫でしょうか?
そのくらいは自分で調べろ
>>522 後処理考えなければ適当にやっても大丈夫
HOBtとWSCを使う事例でも検索しなさいってこった。
ありがとうございました。 今日やってみようと思います。
526 :
あるケミストさん :2008/08/11(月) 17:07:03
シクロペンタノンにた物性の溶剤知りませんか? ご存知の方いたら教えてください。
>>526 似た物性で違う溶剤?
なんでシクロペンタノンじゃダメで、どう改善したいとかないと
じゃあシクロペンタノンでいいじゃんって回答になる。
528 :
sage :2008/08/11(月) 18:31:10
>>527 すんません。言葉足らずでした。
シクロペンタノン高いので代わりの溶剤ないかなーと思いまして。
価格は調べるので、似た溶剤ありましたらお教えください
劇的に値段が違って反応性にてるのはないだろうよ シクロヘキサノンぐらい?
530 :
to:sage :2008/08/11(月) 19:00:12
>>529 了解です。
ほかにも思いついたら、御教授ください
531 :
あるケミストさん :2008/08/11(月) 23:06:40
アセトン様とかMEKはどうよ? ケトン系で安いぞ。 価格が一番だろうが 何の物性を近似したいのかよく分からん 誘電率か反応性か沸点か…その他???? 物性って沢山あるんだYO!
532 :
あるケミストさん :2008/08/12(火) 01:25:33
そういう知識がないからココで漠然と質問するんだろうよ
533 :
あるケミストさん :2008/08/12(火) 03:14:19
カルボン酸からアシルクロライド経由アミド合成 をやろうとしてるんだけど、進まないんだよね。 1. 反応条件は、無水メチクロreflux中でチオニルクロライド 2h後にエバポで飛ばす。 2. NH4Clの無水メチクロ液へ-20度で滴下その後rtへ なんだけど。 何が問題か分かる人居る?原料しか回収されないんだけど。 チオニルクロライドってやっぱ蒸留しないと駄目なの?
534 :
あるケミストさん :2008/08/12(火) 11:01:31
時間以前にTLCで酸の消失を必ずチェックする 改良するなら ・チオニルを溶媒兼反応剤に(増量)+DMF数滴 ・DMFを溶媒(少量)にチオニル滴下 ・更に塩化亜鉛を触媒量添加(1mol%程度) ・温度はrt→reflux(様子を見て判断) 塩化亜鉛は中間体の分解を促進(固体中間体が析出する場合に特に有効)
>>533 534氏のアドバイスでほぼ出尽くしたと思うが一応。
問題の切り分けは出来ているだろうか。
酸クロにならないのか、なってるけどその後の反応がうまくいかないのか。
複雑な化合物じゃない限り、酸クロにならないなんてことはまずないと思うが、酸クロが出来たと思った時点で
ちょっと取ってみてメタノールの中に突っ込んでエステルが出来ているのをHPLCで確認したりはしているだろうか。
なければTLCでもなんとかなる。
あとは塩チオの代わりにオキシ塩化リン使うか、溶媒をDMFのみorトルエン+DMF(少量)にして常温から昇温して
様子を見るか。
536 :
あるケミストさん :2008/08/12(火) 17:37:03
オキザリルクロライドは駄目なんか? あと、俺のケースだと反応の前にカルボン酸原料を無水トルエンに溶かしてから、 エバポ真空ポンプで乾燥させると、収率が2倍近く上がった。
珍しく合成らしい質問がでたとおもったら解答済みでへこんだ
>>533 十中八九酸クロになってないんだろうね。
古いチオニルで真っ黒けでもわりと反応自体はするもんだよ。
ただし1当量が確実に1当量仕事することはないし、
モノができればいいんなら大過剰に使ってしまうのも手。どうせ飛ばせばいいし。
スケールにもよるけど、チオニルぐらいなら市販溶剤そのまんまでも
大して問題ないし、むしろ534の1番目の条件がファーストチョイスかな。
原料の疎水性が高いなら2ステップ目は安水に0℃滴下オススメ。
面倒な温度管理いらないし含ハロ廃液でないし後処理ラクだし。
538 :
あるケミストさん :2008/08/13(水) 01:42:26
>>535-536 サンクス。
やっぱアシルクロライドができてないんだろうな。
エバポがあんまりよくなくて飛びきったどうかがわからんし
5当量くらいのチオニルクロライドにDMF滴下、無水トルエン
でやってみるわ。
温度は一般的にはどのくらいが適当なのかな?
色々本見たんだけど常温から100度くらいまで幅広すぎるんだけど。
>>537 安水ってのはconc. NH4OHってことだよね?
539 :
536 :2008/08/13(水) 02:00:24
>>538 いや多分誤解してる
俺が言いたかったのは、原料のカルボン酸が水分を含んでる可能性があるってことね
俺の化合物は、水分を含みやすかったから無水トルエンで水分を取り除いてやったってことです。
540 :
あるケミストさん :2008/08/13(水) 02:07:23
>>539 最初カルボン酸を無水トルエンに溶かしてからエバポで乾燥し、
トルエン残ったままやったってこと?
541 :
536 :2008/08/13(水) 02:42:07
いや、トルエンも全部飛ばすよ 原料分子に含まれてる水分をトルエンで供沸させてやるってこと もしかしてこれってマイナー?
542 :
あるケミストさん :2008/08/13(水) 02:47:04
横からスマンけど、別に含水してても大量に酸クロ使ったら いいだけじゃね?
543 :
536 :2008/08/13(水) 02:58:06
>>542 そのとおりだなw
すまんw
勘違いしてた
544 :
537 :2008/08/13(水) 18:54:22
>>538 安水=市販の濃アンモニア水でOK。参考↓
ttp://www.orgsyn.org/orgsyn/prep.asp?prep=cv3p0490 特にスケールでかいほどこのほうがラクチン。
DMFは滴下じゃなくて触媒量の添加でいいんだぜ?
ラボスケールなら数滴入れれば充分。
フラスコにチオニルとDMF数滴いれといて、原料を滴下な。
反応温度は散々挙がったけどTLCなりで確認しながら
徐々にあげてくしかない。一般には原料が壊れない限りRefluxまで
もっていってしまって問題ない。
トルエン使うなら反応完結後にト字管つけてトルエンごと
チオニルを飛ばしてしまうとさらにラクチン。
545 :
あるケミストさん :2008/08/14(木) 13:12:05
個人的に今アツい反応、試薬って何?
546 :
あるケミストさん :2008/08/14(木) 13:44:25
550 :
あるケミストさん :2008/08/14(木) 22:46:48
>>544 一応やってみたんだけど、少し質問がある。
0度滴下でその後常温まで放置した後に、メチクロ抽出
したんだけど物がほとんど取れてこないのよ。
SMはchlorobutyric acidなんだけど何か簡単なワークアップ法ある?
普通に考えてアミドならメチクロ抽出で取れるはずなんだけどね。
551 :
あるケミストさん :2008/08/14(木) 22:58:39
アミド、塩メチに来にくいよ。 酢エチで抽出しなさい。 あるいは濃縮して、ショートカラムをじゅじゅっと通すかだな。
552 :
あるケミストさん :2008/08/14(木) 23:02:00
>>551 なるほどメチクロに来にくいのか...
けど液層捨てちゃったし、もう一回やります。
濃縮ってNH4OH溶液なんだけどアンモニア出るよね?
エバポひどいことになるんじゃないの?
553 :
あるケミストさん :2008/08/14(木) 23:14:57
パイロット合成なんだからTLCで完全に押さえろよ じゃないと問題の切り分けできないぞ アミド合成? 場合によっては塩析してから抽出する必要があるかもな アミン側の情報が無いから何とも言えんが… 一級網戸なら塩析必要だろう
554 :
あるケミストさん :2008/08/14(木) 23:33:43
>>553 いやアンモニアぶち込みたいだけだから。
アルキルはなしで。
>>550 何度も言うけどまず酸クロできてるの?確認した?
あと、その分子量だと酸クロの沸点がトルエンと大差ないかもしれん。
ちゃんとできてるならばアミドにしたあと酢エチで再結晶できると思うけど。
つーか実験がぜんぶ終わって何がどれだけ取れたか確認がとれるまで
抽出液の類はすべてとっておくのが基本だと思うんだが?
533が言うようにいきなりやるんじゃなくて問題点を切り分けてから
次の検討にはいったほうがいいぜ。
556 :
あるケミストさん :2008/08/15(金) 01:36:42
>>555 その通りです、すいません。
TLCを切らしてたので面倒で3h refluxでできたと思ってましたがおそらく
酸クロができてないんだと思います。
TLC貰ってきたんで上の文献の条件と同じくとりあえず80度30minの後に
TLCで展開しKMnO4で見てみようかと思います。
557 :
あるケミストさん :2008/08/15(金) 01:55:19
558 :
あるケミストさん :2008/08/15(金) 06:50:06
>>556 TLCもらってきたとか、かなり厳しい環境のようだな
本当に研究がしたいなら他へ移ることを勧める
TLCで、原点にしかスポットがないんですけどとか言うなよ
559 :
あるケミストさん :2008/08/15(金) 09:26:25
TLC ・KMnO4よりもK2Cr2O7/H2SO4の方が見易いかも?(易酸化性物質) ・汎用ならリンモリブデン酸/EtOH or アニスアルデヒド ・活性ハロゲン見たいなら硝酸銀もいいぞ。浸漬→ドライヤ加熱。定性用にも良い >TLCで、原点にしかスポットがないんですけど warota 生成物 or カルボン酸塩の可能性。 カルボン酸塩はサンプリング液を酸性後チェキすれば排除できる >533ではエバボでチオニル飛ばすそうだから ・残渣を原料酸と平行してTLCを打つ ・ダメ押しに硝酸銀で活性ハロゲンの存在を押さえる で押さえる 遊びで塩化アセチル+硝酸銀水溶液を試してみろ。 痕跡のチオニルに反応してるだけなのか、本命なのか区別がつく 硝酸銀はBn-X, Allyl-Xなら迅速。酸ハライドも迅速 R-Cl陰性。R-Brかなり遅い
560 :
あるケミストさん :2008/08/15(金) 11:44:33
生成物を見るならニンヒドリンな
561 :
あるケミストさん :2008/08/15(金) 12:51:46
Ald.のカタログによると 4-chlorobutyric acid: bp 196/22mm 4-chlorobutyryl chloride: bp 173-174 夏で水の蒸気圧も高いからアスピレータの減圧度も低い 生成物の沸点はDMFと同程度だから、通常のエバポ作業程度なら(ほとんど)飛ばない よって生成物プギャーは無いだろう
562 :
あるケミストさん :2008/08/15(金) 14:34:59
え?あすぴれーたー? あすぴれーたとか、何年使ってないだろw
アスピレーターってどこの田舎だよwww
都会の皆さんは何をお使いですかw
>>559 補足。酸クロをTLCで確認するときはサンプリング液を
ダイレクトにメタノール溶液にすべし。
メチルエステルになって原料カルボン酸と大きく極性がかわる。
>>564 ダイヤフラムポンプじゃね?
まあ排水処理設備がキチンとしてればアスピでも充分なんだが。
ダイヤフラムポンプでもアスピレーターとか呼ばれてるからなあ
>>562 と
>>563 は揚げ足取りすぎだろ
企業だが水槽アスピだよ。 ダイアフラムは排ガス処理装置が付いていないと健康に悪い。 スケールアップ検討はジェットスクラバーだ。
568 :
562 :2008/08/15(金) 22:44:10
上げ足とってたわけじゃなく、本当にダイヤフラムをアスピレーターって呼ぶ人がいるの初めて知った おれの研究室10年ほど前に、アスピレーターは有機溶媒が吸うから全面禁止された それからうちんとこは全部ダイアフラム。 エチレングリコールの冷却システム2重にして、排ガスはドラフトへ引っ張ってたよ 556んとこはアスピレーター使ってそうw
ダイヤフラムをアスピレーターなんて呼ぶわけないだろw 釣りか時代遅れの老害
今すぐEYELAのカタログで確認するんだ 誤用だが実際に使用されてる
まあ「アスピレータ」なんだから引っ張れればそれでいいんじゃねえ? 「水流アスピレータ」と「ダイヤフラム式アスピレータ」だろ?
572 :
570 :2008/08/15(金) 23:54:00
俺が学生のころ、初めてダイヤフラムが研究室に入ったな。 もう10年も昔の話だが。 当時、アスピレーターと呼んでいたような気がする。 水流アスピレーターと機械式アスピレーターとかナントカ。 それにしても、今でもあの水流式のアスピレーターを使っているところがあるとは 信じられないな。 値段の問題ではなく、今は排水への有機溶媒の混入が昔とは比べ物にならないほど 厳しいから。今使ったら、実験停止措置をくらうんじゃなかろうか。
574 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 01:09:19
アセトニトリルのニトリル基はどのような求核剤で脱離するのでしょうか 脱離反応で求核剤は脱離基のどのような性質(の数値)で決めるのでしょうか どうかよろしくお願いします
575 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 01:16:47
>>574 まず脱離しない。
アセトニトリルのLUMOはσ*ではなく、π*だから。
>>575 質問者じゃないけどよくパッとその解答出てくるね
やっぱり普段からそういうこと考えてないとダメなのかな?
>>576 LUMOの軌道がどこにあるかは反応の基本だから
当然だと思うのだが、あなたはどう思うのか。
まさか官能基別に反応の種別を全て覚えて
反応の種類別に官能基の列順を覚えるのだろうか。
>>577 恥ずかしながらその通りでした・・・
俺がだめな理由がよく分かった
579 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 01:43:34
>>575 ありがとうございます
なるほどそういうものなのですね
高校生で有機独学しているのですがよく分らず・・・
580 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 02:26:46
アセニトをシアンソースに使ったシアノ化があったと思うのでその話かと思った
ただ、求核反応じゃなかったと思うが。
うろ覚えだが確かラジカル
>>578 なかーまw
581 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 08:18:42
>>575 の人気に嫉妬。
でもいい答えだね。こうありたい。
582 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 11:05:23
話を戻してすみません>< アドバイスありがとうございます、一応の報告です。 チオニルクロライド大過剰にDMF一滴、80度で反応を掛けました。 30 min、2.5 hにそれぞれ溶液をメタノールに取りTLCで見たのですが 原料のカルボン酸が残っていたため次に10 hで打ったのですが2.5 hと 変わらず原料が残りました。 クエンチするとメチルエステルになるはずだと思ったのですが、 メチルエステルの標品(カルボン酸合成時の原料です)とより少し ばかりRf値が低かったので重ね打ちをしたところ、違う物みたいです。 原料が残っているのはメタノール中に水が含まれていたと考えること もできますが、メチルエステルができてないのはまったく理由が思いつき ません。 原料のカルボン酸は13Cと1Hでチェックしており問題ないと思うので まったく理由が思いつきません。 とりあえずオキサリルクロライドがあったのでDMF一滴、でTLCで 追いつつ昇温して様子を見ようと思います。
>>582 原料以外の何かができてるなら
メタノールにつっこんだやつを
適当に処理して
NMRなりMSでもみてみたら?
584 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 11:21:47
>>583 それは少量しかなくてNMRの使用時間的に難しいと思うので、
とりあえずやってみたNH4Cl滴下、酢エチ抽出した物をNMRで
見てみます。
TLCには4 spotありますが。
MSは壊れていて当分使えないと言われました。
585 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 13:02:43
・DMF一滴では少ないかも ・安息香酸あたりのUV官能性のもので一応のプロトコルを確立する (確認が簡単だから) ・カルボン酸は1スポットか? ・4-Clがおかしくなっていないか? 加水分解時に4-OHになっていないか ・チオニル蒸留 副反応がでるような構造じゃないし、原料が根本的におかしいのでは カルボン酸をAldの標準スペクトルと比較してみる 原料に一切の問題が無いなら生成物の構造をNMRで見るしかない
586 :
あるケミストさん :2008/08/16(土) 13:37:34
なぁ、その作り方しなきゃなんねーの? 再ファインダーで調べたら、エチルエステル体からトリメチルアルミと塩化アンモで作ってるぞ シンコミュの1982、989 このエステル体は、ガンマブチロラクトンから作ってる もしかしたら、クロル抜けてラクトン撒きやすいんかもね
>>582 あんままじめにスレ追ってないから適当アドバイスだけど。
話の感じ、NMRで確認したとのことだが、
原料がちゃんとカルボン酸なのかが怪しい。
なんか合成初心者っぽいから、
ちゃんと経験ある人に原料のNMR見せてみて
確実に目的物(カルボン酸)であることを確認してもらった方がいいと思うぜ。
どうせ重水使った解離性プロトンの確認とかもやってないだろ。
>>586 このレベルの人物にトリアルキルアルミなど危険ではないかと
589 :
あるケミストさん :2008/08/18(月) 00:19:12
>>586-588 原料のカルボン酸はメチルエステルからconc. HCl reflux, 6 hで
合成してきていたのですが、その際にどうやら環を巻いてクロライド
が落ちていたようです。
昨日他の研究室のMSを借りて確認しました。
よく考えれば当たり前の可能性だったのですが、気づけませんでした。
アミドが作りたいので、
メチルエステルを原料として、カルボン酸、アシルクロライド、アミド
と作っていくつもりでしたが他の可能性を考えてみます。
今まで丁寧に解説してくださった方々本当に申し訳ありませんでした。
>>589 まあいい勉強になったんでない?
次からは1Stepごとに確実に大事にがんばれよ。
591 :
あるケミストさん :2008/08/18(月) 00:26:55
>>590 はい、ありがとうございます。
毎回の化合物の確認と反応における問題の切り分け、
TLCでの確認など基本的なことを意識してやります。
592 :
あるケミストさん :2008/08/18(月) 01:08:20
>>589 よくわかんけど、アミド作りたいならエステルに直接
アンモニアぶち込んだらいいんじゃねーの?
593 :
あるケミストさん :2008/08/18(月) 02:53:11
たぶんダメなんじゃないかな? クロルが抜けて巻くと思う
594 :
あるケミストさん :2008/08/18(月) 03:01:20
>>593 ちょっと調べてみた。
JOC_1988_5507の化合物11見てみ?
Brで巻かないんだからいけんじゃね?
595 :
あるケミストさん :2008/08/18(月) 07:39:47
どうせその原料で複素環作って、細胞毒性見るようなクソ研究なんだろ。 研究室にアドバイスできるようなまともなスタッフもいないみたいだし。 この夏は実験はそこそこにして、ロンダのための勉強をしなさい。
596 :
あるケミストさん :2008/08/18(月) 08:36:34
>>594 だめだろ
ヨコのエポキシでアンチの立体配置に固定できてるから、巻いてないだけだと思う
化合物22なんかはエポキシ開いてから環化してるんだろ
594は修士の院生くらいか?
もともとクロロブチリルだから アミドにしたとたん環を巻いて終了なんだがな。
598 :
あるケミストさん :2008/08/18(月) 18:34:56
ちょっと温度かけたり塩基性にしたらラクタム化するかも 可能であれば基質変えるのが一番かもな。
599 :
あるケミストさん :2008/08/21(木) 21:36:25
ピリジン溶媒でDMAPを加えて加熱しようと思うんだけど、DMAPは高温はNGですか?
>>599 別にピリジンの沸点程度なら問題ないと思うが
まずはやってみれば?
>>600 ありがとう。
高温でDMAPを加えている文献が無かったから不安になったしまった
>>601 それはおそらくDMAPを添加する目的が条件をマイルドに
することが第一だからじゃないか?w
603 :
あるケミストさん :2008/08/22(金) 20:16:56
>599 男は度胸! 何でも試してみるのさ 問題無いと思うよ
フェノールとホルムアルデヒドを重合するとき、 どうやったら分子量(重合)をコントロールできるんでしょうか?
606 :
hygfk :2008/08/25(月) 01:37:16
エーテル層には、何が入って、水槽には、何が入るんですか? いちよう、自分でも考えてみたんですが、(エーテル層にはベンゼン環をもち塩ではない、水槽はベンゼン環をもち塩であるものとベンゼン環をもたないもの。)この考え方でいいんですか?
607 :
あるケミストさん :2008/08/25(月) 15:42:10
何言ってんの?
>>606 日本語でおk
レポートは自分でやれ
混合物に何が含まれてるかわからないと答えようがない
609 :
あるケミストさん :2008/08/25(月) 19:53:39
606は誤爆だろ常識的に考えて…
610 :
あるケミストさん :2008/08/25(月) 20:12:49
プラスチックは、自然界では分解されにくいが、熱分解や触媒、 溶媒を用いて化学的に分解することができる。 このプラスチックリサイクル方は他のリサイクル方法と区別して呼ぶそうですが、 これの名称はなんでしょうか。 気になるこれ…
611 :
あるケミストさん :2008/08/25(月) 20:30:27
,.-─ ─-、─-、 , イ)ィ -─ ──- 、ミヽ ノ /,.-‐'"´ `ヾj ii / Λ ,イ// ^ヽj(二フ'"´ ̄`ヾ、ノイ{ ノ/,/ミ三ニヲ´ ゙、ノi! {V /ミ三二,イ , -─ Yソ レ'/三二彡イ .:ィこラ ;:こラ j{ V;;;::. ;ヲヾ!V ー '′ i ー ' ソ Vニミ( 入 、 r j ,′ ヾミ、`ゝ ` ー--‐'ゞニ<‐-イ ヽ ヽ -''ニニ‐ / | `、 ⌒ ,/ | > ---- r‐'´ ヽ_ | ヽ _ _ 」 ググレカス [ gugurecus ] (西暦一世紀前半〜没年不明)
夏休みも残り少ないからなぁ
613 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 00:27:13
物性系の博士持ちですが、ポスドク先で有機合成もちょっとやることになりました。 熟読すれば有用な合成ができるようなお勧めの参考書って存在するのでしょうか? ちなみに学部での教科書はストライトウィーザーを使ってました。 この教科書を読み直すには心が折れます(涙
>>613 プログラム学習「有機合成化学」
基本的反応、逆合成が学べるのでオヌヌメ
メカニズムは教科書嫁
テクニックは
「研究室で役立つ有機実験のナビゲーター」と赤本青本
615 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 00:59:35
>>614 ありがとうございます。
早速明日本屋で探ってみます。
616 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 01:46:54
人名反応に学ぶ有機合成戦略 (大型本)がいいと思う 実践的な本として、 プロテクティンググループの青い本 コンプリヘンシブ
617 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 02:08:38
>>613 おすすめは
「化学者のための基礎講座シリーズ9 有機人名反応」
これはメカニズムも書いてあるから便利。
後は基本的な操作の説明としての青本な。
「化学者のための基礎講座シリーズ6 化学ラボガイド」
も少し被るがあると実験に便利。
その三冊で5000円もあれば足りるだろ。
マーチはどこの研究室に行ってもあるから買わなくていい。
後は反応を直接SciFinderに掛けて調べるのとOrganic Synthesis
の実験の説明を読めば、まず基本的な反応に関しては問題ない。
これだけあれば物は作れるはず。
618 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 03:01:14
見事にバラバラw
619 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 03:20:48
>>617 だが、
>>614 が薦めてるのは真面目に基本から勉強し直す場合な。
半年から一年はかかるだろ。
>>616 は、
高いから買うの止めとけ。
保護基の本は誰か持ってるはず。ラボに一冊あればいい。
人名反応のやつってコーリー、ニコラウ推薦の奴だろ。
あれは時間が掛かりすぎる。
>>617 で俺が書いたのは手っ取り早く物を作るにはどうしたらいいか
って奴だからな。
ちゃんと勉強したいなら
>>614 でもいいがWarren読め。
一番丁寧だし、あまりに難しすぎない。
620 :
616 :2008/08/26(火) 04:08:50
613がどれくらい本気で有機合成を学びたいかが問題だな
>>熟読すれば有用な合成ができるようなお勧めの参考書
て書いてあるがむずかしいな
>>616 は
有機合成のポスドクの俺が今でも使う本をあげた
プロテクティブの本は誰かが持ってればいいけど、絶対に必要な本だ
>>619 人名反応のヤツは、最初から最後まで読めば時間かかるけど、必要なとこだけ読めばいいんじゃね?
コンプリヘンシブのように、例えばアジドからアミンへの変換とかで検索することも出来る
リファもついてるし、応用例も出てるから辞書代わりに使えるしかなりいいと思うんだけどな
ポスドク先で教科書として使われてるし
売れ行きもいいらしい
まぁ、高いのは確か
ここでも見てみたら?
http://www.chem-station.com/
621 :
617 :2008/08/26(火) 04:18:10
>>620 まあ613がどう思ってるかわからんからな。
俺は613の逆ルートのポスドクだが、物性系のやつは
混ぜ混ぜできたらいいくらいだから分厚い人名反応はいらんだろ。
どうせエーテル合成とかペプチド合成とかだろうしな。
保護基の本も多分いらんと思う。
選択性出すこともないだろうし。
まあでかい本は邪魔にもなるだろうし、別に買わなくていいと思うが。
622 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 17:23:16
反応条件を記した合成経路を示せ、っていう問題文がありまして、この場合、中間体を書く必要ありますかね? 複数の反応を行う場合、反応式の矢印部分に1)2)3)4)・・として試薬を箇条書きのように書くのが一般的なのでしょうか?
623 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 17:46:59
>>622 スレ違い。
ここは合成における質問などを書く物で学生の宿題や勉強
などは自分でやれ。
624 :
あるケミストさん :2008/08/26(火) 17:57:45
ごめんなさいでしたー てっきり有機合成に関する質問はOKかと思ってました。
625 :
あるケミストさん :2008/08/29(金) 21:14:12
エナミンの窒素原子をフタルイミド保護した化合物があるんですが、ヒドラジン分解をすると壊れてしまい、脱保護ができません。。。 いい方法はありますか? ちなみに分子内には OH基もあります。
626 :
あるケミストさん :2008/08/30(土) 10:43:10
>>625 そりゃまー、壊れるだろ。
一体何がしたいのやら。
627 :
あるケミストさん :2008/09/09(火) 23:06:32
クロスカップリングでハロゲンのついたヘテロ環化合物を扱っているのですが、反応がいきません 使ってる触媒はパラジウムです 改善点はどこにあるのでしょうか?
628 :
あるケミストさん :2008/09/09(火) 23:13:44
>>627 可能性がありすぎて説明は無理。
そもそもカップリングでは
ハロゲン、溶媒、金属、触媒、反応時間、反応の種類
の選択の組み合わせで決まる。
特にヘテロ環では詳細な構造がないと何も言えないので
それを出せない限りアドバイスは無理。
629 :
627 :2008/09/09(火) 23:53:22
情報が少な過ぎるということでもう少し細かく スズキカップリングで、ヘテロ環はピロールの3位にブロモがついて1位は保護してあるものです 溶媒はトルエンで一日還流させてます
630 :
あるケミストさん :2008/09/09(火) 23:58:52
>>629 TLCではどうなっているのか?
金属触媒は何か?
baseは何か?
トルエンは無水なのか?
カップリングパートナーは何か?
保護基も含めてすべての情報がないと無理。
>>629 リガンド書けよ。
まずリガンドと溶媒を変えろ。
パラジウムは死んでないか他の反応で試せ
632 :
527 :2008/09/10(水) 00:19:08
>>531 リガンドは最初(PPh3)4で試したがうまくいかなかったので別のに変えた(名前は失念)
溶媒変える理由は?
633 :
あるケミストさん :2008/09/10(水) 00:39:44
>>627 ちゃんと情報出さないのならこいつにアドバイスは無理だから
もう無視で行こうぜ。
634 :
あるケミストさん :2008/09/10(水) 00:44:28
>>632 名前は失念って、あなた大丈夫?
同じリガンド二度三度試すかもよ
635 :
あるケミストさん :2008/09/10(水) 16:01:47
629は4回生かな?
Pd(PPh3)4は自分で調整、溶媒の脱気は必須
>>630 トルエン無水じゃないとまずいんか?
一般的な鈴木カップリングは水使ってたと思うが
636 :
あるケミストさん :2008/09/10(水) 17:54:56
無水よりちょっとくらい含水の方がいいから聞いたんじゃないか?
637 :
あるケミストさん :2008/09/10(水) 19:54:11
何でもかんでも無水というのは、バカの一つ覚え。 Pd(PPh3)4は自分で作らなきゃダメというのは、星野ジャパンな発想だ。 反応が行かなければ、問題点を切り分けることからはじめろ。 パラジウムが死んでいるのかどうか、モデルをヤレ。 モデルが失敗したら、条件が悪いのか試薬が悪いのか確認汁。 大丈夫だったら、基質やカップリングパートナーの分解物がなんだか調べろ。 触媒の活性が低いんだとジャッジしたら、初めてリガンドや条件を変えるんだな。 その努力を怠って2chで聞くのは、根本的に何かが間違っている。
638 :
627 :2008/09/10(水) 23:08:13
いろいろとご指摘ありがとうございます 新しい触媒は(A-taPhos)2PdCl2でした 触媒が死んでるかどうかの確認はしてないですが カップリングパートナーのC-B結合がきれてる可能性が高いです
>>638 >カップリングパートナーのC-B結合がきれてる可能性が高いです
なるほど。で、どうしろと。
640 :
あるケミストさん :2008/09/10(水) 23:24:42
-COOHから-CONH2にするにはSOCl2を使うしかありませんか? もう少し安全な方法があれば教えてください よろしくお願いします
641 :
あるケミストさん :2008/09/11(木) 00:00:04
>>638 なんともこうつっこみどころ満載なんだけど・・・
鈴木−宮浦カップリング反応の総説は山ほどあるので調べて読んでみたら?
複素環の例も沢山あるしねえ。叩かれるのもわからんでもないわ、正直・・・
テトラキスはいささかクラシックだなあ。ちゃんと黄色だった?茶色になってなかった?
PdCl2(taPhos)2系だと、基本的に含水溶媒系が使われていた気がするんだが。
最近の鈴木だったら、BuchwaldのS-Phos系や、OrganのPEPSSI系を調べて試したらどうかね。
PEPSSIもそうだけど、ホスフィン配位子よりNHC配位子が有効な系もあるので、
Nolanの一連の文献も一読を薦めます。
>>638 たぶん学生なんだろうと思うけど先輩なり教授なりにもう少し基礎を教えてもらえよ
正直まだ2chで聞く段階じゃないだろう
643 :
あるケミストさん :2008/09/11(木) 01:54:54
>>637 >Pd(PPh3)4は自分で作らなきゃダメというのは、星野ジャパンな発想だ。
まぁ、市販の茶色がかったのでも反応行くと思うけどさ、学会なんかでPd使った反応で収率低かったら
絶対にフレッシュな触媒か溶媒を脱気したか聞かれるぜ
Pddbaから系中で調整するか、PdCl2から作るべきだと思うぞ
>>641 の言うとおりフレッシュなPdPPh3は鮮やかな黄色
>>642 ちょw
ここってそんなにレベル高いとこなのか?w
お前らなにもんだよ
俺は海外PDだけどさ
644 :
あるケミストさん :2008/09/11(木) 03:24:08
>>640 COOH + DPPA → CON3 → CONH2 とかどうですか?
安全とは言えないけどwww
645 :
あるケミストさん :2008/09/11(木) 03:51:41
>>643 地帝任期付き助教。
ここは俺のような奴らが調べもんが面倒な時に聞くところだ。
勘違いするなw
646 :
あるケミストさん :2008/09/11(木) 04:43:03
647 :
あるケミストさん :2008/09/11(木) 04:52:06
648 :
あるケミストさん :2008/09/11(木) 07:55:01
フィラデルフィアであったACS meeting? 8月20くらいまでだったよな 永いこと滞在してるんだな
ハイハイ馴れ合いはそこまで
>>644 確かにそっちの方が安全ですよね
検討してみます
ありがとうございました
651 :
あるケミストさん :2008/09/12(金) 07:50:00
>>650 え〜い!イラつく!!
エステルにしてから、アンモニア/メタノールで処理せい。
最近はこういう基礎的な反応がわかるやつが本当に減った。特に若手教員クラス。
652 :
あるケミストさん :2008/09/12(金) 15:41:04
644はヒドい手法だと思う
そもそもエンカチオニルッてそんな危険か?
>>651 どうやってエステル化すんの?
塩化チオニルも嫌ってるくらいだぞ
653 :
あるケミストさん :2008/09/12(金) 16:46:33
A.オルト蟻酸メチル+塩酸メタノール(無水)
B.メタノール/硫酸orBF3でNMR的に酸が消失するまで
何度も還流・留去・メタノール再追加
気の済むまでどうぞ。副反応が無い基質向け
エステル交換の場合3-4サイクルもやればtraceまでもっていける
なお
>>533 の再質問だったら基質に問題あり。
簡単に目的物は得られないから保護なり特性を逆手に取る必要が有る
>652
チオニル鬱陶しいけど、ドラフトあれば問題ないけどな
クエンチも火を吹く事なく氷水で十分だし。
五塩化リンの方が余程キケーン。蒸気で昏倒しそうになった
654 :
あるケミストさん :2008/09/12(金) 16:47:49
>どうやってエステル化すんの? アホか。それとも釣りか? 酸触媒入れてメタノール中で放置するとか、ヨウ化メチルかMeerweinでアルキル化するとか、 ジアゾメタンかTMSジアゾメタンで処理するとか、いくらでもあるだろうが。
655 :
あるケミストさん :2008/09/12(金) 17:19:55
>>654 塩化チオニルより安全じゃないと駄目なんだぞ
分かってるか?
メタノール中酸触媒てほとんどの気質で反応しない
塩化チオニル駄目なんだから、ヨウ化メチルMeerweinも駄目だろ
ジアゾメタンなんか論外
TMSジアゾメタンが一番ましか
656 :
あるケミストさん :2008/09/12(金) 18:40:19
>>655 そんなのやってみなくちゃ、わかんねぇじゃんか。
オルトギ酸トリメチルちょい混ぜのメタノール・酸触媒なんて、結構反応性悪いやつでも
いけるぞ。
可能ならCNを酸加水分解するのが手っ取り早いんだけどな
縮合剤で一発ですよ
659 :
あるケミストさん :2008/09/13(土) 03:02:50
求核アシル置換反応は反応後にアシル基が残るから 求核“アシル”置換反応なんですか?
660 :
あるケミストさん :2008/09/13(土) 03:43:41
>>656 論文に出てくる頻度見たらわかるだろ
あんま使えないことくらい
論文読まんのか?
だいたいチオニルクロライドくらいで文句言うなといいたい
>>651-660 様々な回答ありがとうございます
エステル経由は試してみます
>>660 >>656 は通常は酸塩化物が簡便であることを踏まえた上でSOCl2を避けたいという我儘な質問に対する回答だと思います
(質問者としては
>>656 等の回答の方が有難いです…)
やや荒らしてしまい申し訳ないです
しかし問題は解決できました
また何かあれば質問に来ます
ありがとうございました
662 :
あるケミストさん :2008/09/13(土) 11:29:01
1,6-diynylpyreneとアセチレン末端をブロモ化したpropargyl chloride をCadiot-Chodkiewicz Couplingしたいけどうまくいかない。
664 :
あるケミストさん :2008/09/13(土) 15:53:18
>662 報告乙
665 :
あるケミストさん :2008/09/13(土) 16:35:21
なぜいかないんだろう
スレの趣旨に合ってるかどうかわからないけれど・・・ 逆合成を考える際に、皆さん試薬を覚えたと思うのですが、どういうことを意識して勉強していました? 反応機構を考えるときは求核性などを考えてるんですが、ただ試薬覚えるときってどうすれば・・・普通に覚えるだけでしょうか
>>667 目的別に覚えるだろ。
嵩高い保護基と言えば…
酸と塩基に強い保護基と言えば…
求核性の低い塩基は…
脱離能の良い基は…
669 :
あるケミストさん :2008/09/15(月) 03:40:27
>>667 668の言う通り。
全合成の論文の試薬を隠して、埋める練習してみたら?
うちの学校はそういう勉強もしてたよ
>>668 ,669
ありがとうございます。まだ学部2年なんであまり論文に触れる機会はないのですが、
有機系の研究室に入りたいと思っているのでそれらのことを意識して勉強していこうと思います。
671 :
あるケミストさん :2008/09/15(月) 08:05:50
>>668 そうそう。目的別に反応は覚える。
そうすれば、世の中に反応なんてそんなに種類がないことがわかる。
あとは選択性を覚えればいい。
最近の学生は、細かい条件や選択性ばっかり調べて、基本的な反応を知らないやつが
増えている。直前のカルボン酸からアミドへの変換に関する議論なんて、その典型。
672 :
あるケミストさん :2008/09/15(月) 14:05:39
>663 いかない理由が分からない
そうですか
しつこすぎ、きんもー☆
ビピリジンの酸クロにカサ高い2級アミンをくっつけようとしています。 しかし、原料も目的物も非常に難溶性でDMSOにかろうじて溶けるレベルです。 クロロホルムやMeOHやDMFや水にもほとんど溶けません。 精製するにはDMSOに溶かして、ゲルろ過しなければならないのでしょうか? 他に良い方法があれば教えて下さい。お願いします。
677 :
あるケミストさん :2008/09/18(木) 22:12:11
DMSOに溶かしてゲル濾過できるってわかってんだったら、それやりゃいいじゃんか。 ちなみにピリジンには溶けんのか?あと、TFEは?
678 :
あるケミストさん :2008/09/19(金) 01:04:21
おれなら676の言うとおり、反応後水かブライン加えて濾過 水でリンス 必要ならエーテルくらいでリンスかな?
それだと原料やバイプロ除けなそうだな。 可溶化保護基とか入れられないの?
680 :
あるケミストさん :2008/09/19(金) 03:37:40
ビピリジンの酸クロにカサ高い2級アミンをくっつけた物って そんなに解けにくいのか 塩酸塩じゃなくて、カルボン酸残ってなかったらサクエチくらいで溶けそうに思ったが、 意外と溶けないんだな
681 :
675 :2008/09/19(金) 15:26:11
>>676-680 ありがとうございました。
昨日エーテルで洗うと綺麗になっていました。
おそらく、原料をほぼ完全に消費したため原料と目的物を分離する必要はないようです。
しかし、次に4つのアミノ基に付いたZ基を4つ外す必要があります。
Pd/C還元をしようとしましたが、このビピリジンはMeOHにほぼ解けない(ガンガン析出してくる)ため断念しました。
構造は分子内にアミド結合が10個あります。
今日はTFA中で(CF3COO)3Bと反応させてZ基を外そうと試みています。
みなさんのアドバイスには本当に感謝しています。ありがとうございました。
682 :
あるケミストさん :2008/10/09(木) 22:53:13
4,7-Dichloroquinolineとアミンを求核置換反応させると、4位に置換が起こりやすい理由は何ですか?
683 :
あるケミストさん :2008/10/10(金) 01:44:07
>>682 それは言えない
なんで理由を知りたいの?
>>679 進研模試の偏差値でいうと2ちゃんねるのニュース速報がおよそ45、民放地上波の報道ステーションが約40、
ニュース速報+は35程度の読者を想定しています。
恥ずかしい誤爆だなおい
デンプン(C6H10O5)nが、理論上、5×10-5(mol)のKMnO4により酸化される重量を算出 (C→CO2,H→H2Oとして算出する)しろ。 ↑どうすればいいか分かりません。デンプンとKMnO4の酸化還元反応式を立てればいいの でしょうか?どんな反応式になるか分かりません。教えてください。
687 :
686 :2008/10/16(木) 17:45:59
このレスは無視して結構です。
688 :
あるケミストさん :2008/10/16(木) 19:24:50
質問です -CONH2と-SO3Hの脱水で-CONHSO2-を作りたいのですが 良い方法があればご教授願います 加熱や油浴してもpHの問題からスルホ基が電離してしまい脱水は難しいですよね 硫酸エステルを作れると楽なんでしょうか? 宜しくお願いします
689 :
あるケミストさん :2008/10/16(木) 22:44:39
スルホンアミドにしておいてから、活性エステルと反応させたら?
>>689 ありがとうございます
遠回りなのは分かっているんですがPCl5やSOCl2は避けられる方法は無いでしょうか?
691 :
あるケミストさん :2008/10/17(金) 07:46:12
除草剤にスルホニルウレア系の一群の化合物がある。その合成法を調べなさい。
パラジウム炭素を使った水填でTBSが切れるのは仕様ですか?
693 :
あるケミストさん :2008/10/18(土) 21:59:45
>>692 タマにある。TIPSでも起こることがある。
694 :
あるケミストさん :2008/10/19(日) 12:19:46
論文で研究を行った人の欄で質問です。 論文には、研究を行った人の名前がかかれます。 一番最後は、研究の代表者、つまり教授がきますよね。 その一つ前に、教授の仕事を補佐している准教授か講師、助教がくるんですかね? では、一番最初にくるのは誰なんでしょうか? 実験をした学生?それか、その研究を考えた講師なり、准教授の名前がくるのでしょうか? 論文の名前の欄で、一番最初にくるって、けっこう大事なことなんですか>?
>>694 教授の名前が最後にかかれるパターンも良くある。
1stは一番重要なポジションなので、その研究プロジェクトのリーダーの名前かな
書いた人が違うというのも良くあること。
その理由として報告書を書く訓練のために
1stではない人に書かせる(チェックはリーダー、1st)こともある。
単に楽したいからという例も…
697 :
694 :2008/10/19(日) 14:48:34
レスありがとうございました。 有機合成系の研究室なのですが、修士から入ったところで、 まだ自分ひとりでは、テーマを設定できる力はありません。 ひとまず、入学したときに、与えられたテーマで実験をやっているのですが、 そこそこいいようです。 しかし、そのテーマを考えたのは先生だから、どうなるのかなって思って質問しました。 今は、研究の進め方を学んでいる段階だから、仕方ないかも知れません。 ちなみに、博士までいこうとおもっております。
>>697 過去に自分の研究室で出た論文のオーサーみればおk
699 :
あるケミストさん :2008/10/20(月) 03:32:42
俺は今まで有機合成系の4か所の研究室に所属したけど、基本的に 論文書いた人、合成に関する貢献度の高い順…、担当の教員(助教准教授とか)、研究室の教授って順だな アメリカの研究室なら、自分が書いた論文を教授にチェックしてもらってうまく書けてたら自分が1st ダメなら、教授が書き直して教授が1stってパターン 日本なら、その学生の状況(アカポス狙いとか卒業に必要とか)に応じて、教授が書いても1stをくれることもある 俺が所属した日本の研究室2か所とアメリカ2か所の傾向でした
700 :
あるケミストさん :2008/10/22(水) 22:40:54
トルエンを濃硫酸でスルホン化する際に長く加熱すると液が無色→黄色→褐色と変化するのですがこれはどんな反応が起こっていると考えられますか?
701 :
あるケミストさん :2008/10/22(水) 22:46:10
トルエンが求電子的にオリゴマー化するんじゃない?
703 :
700 :2008/10/23(木) 00:19:24
熱濃硫酸が酸化剤になって共役系が伸びるということですか?
704 :
あるケミストさん :2008/10/23(木) 00:19:55
エステルをLAH還元するときって、一般的にリフラックスをしながら行いますか?
705 :
あるケミストさん :2008/10/23(木) 06:09:07
>>704 物による。
単純な反応だけど、出来たOHがアルミニウムにくっついて
粘土が上がりまくることがあるからrefluxとかで無理矢理
やってるんだと思う。
ちなみにアルミにくっつくために収率がぶれることも多い。
706 :
あるケミストさん :2008/10/23(木) 08:35:17
ちょっとスレ違いかもしれませんが、ゾルゲル法に詳しい人いますか? シリコンアルコキシドとアルカリ金属アルコキシドでガラスを作成したいのですが、ナトリウムアルコキシドなどは分解してしまいます。 うまくネットワークに取り込むことは出来ないでしょうか
707 :
あるケミストさん :2008/10/23(木) 14:48:13
>>704 一般的かどうかは分からないが、エーテルリフラックスをよく見るし、よくやる
708 :
704 :2008/10/24(金) 01:11:08
>705,707 レスありがとうです。 研究室の過去の人で、マロン酸ジエチルのような簡単なエステルをLAHで還元を行うときとか、 常温で、やったこともあれば、エーテル中でリフラックスをしながら行っているときもある。 収率は同じくらいなのですが、リフラックスをやった意味はなんなんでしょうか? 逆に言えば、リフラックスって、熱を加えて、反応速度をあげて、反応を進行しやすくするんでしょうか? 初歩的なことで、すみません。 ちなみに、LAHで十分攪拌したのちの後処理は、塩基をいれて、 これまたリフラックスで10時間くらいやって、LAHを完全に潰すようにしています。 じゃないと、アルミにくっついて、粘土があがって、モノをうまくタンリできないですね。 LAHが完全につぶれたら、白色になりますね。
>>708 単に収率を悪かったから温度かけてみよう、ていう発想じゃないかな。
ジエステルなので反応が進行しにくいと考えてのことだと思う。
沈殿物はセライトとかで濾過するといいよ。
蛇足だけど塩基で処理するよりも、酒石酸塩の水溶液の方が
沈殿が溶解するから分液だけ済んで楽だよ。
710 :
あるケミストさん :2008/10/24(金) 08:11:40
LAH還元で、生成物の極性が高く 水に非常に良く溶け分液での回収率に難あり困っています こういう時の処方、皆様どう対処されていますか?
711 :
あるケミストさん :2008/10/24(金) 11:17:52
硫酸ナトリウム十水塩で潰して(結構時間かかる、注意)、ショートカラム。
712 :
あるケミストさん :2008/10/24(金) 18:35:52
>>710 それこそ708で書いてあるように、少量のKOH水溶液でクエンチして硫マグ入れてセライト濾過でいいんじゃないの?
LAHといったらロッシェル塩
俺はn,n,3n。
俺は芒硝の後セライトろ過だな。 ちなみに完璧につぶしきる前にさっさとろ過する。 反応溶媒はTHF。どうも流れ的にはエーテルのほうが多いみたいだけど、 特引は管理が面倒だしな。行かなきゃ温度上げられるし。
717 :
704 :2008/10/25(土) 00:49:52
みなさんありがとうです。 ちなみに、処理のときにNaOHとかの塩基を入れすぎると、 カルボキシル基がナトリウム塩になって、タンリできないときとかもあるんですかね。 塩基の量とかきをつけないといけないですね。
>>717 俺716だけど・・・
入れすぎるとアルミがドロドロになって回収率が下がる。
つーかカルボキシルは還元されてヒドロキシルになってるはずだぞ。
719 :
あるケミストさん :2008/10/25(土) 09:31:58
一見単純な反応なのにワークアップが大事っていう 典型だな、結構むずい。 こういう反応に限って、文献がレターしかなくて困る。
720 :
あるケミストさん :2008/10/27(月) 10:04:35
ちょっと前まで、研究室なりのコツみたいなものが伝授されてて、後処理方法なんかの ちょっとしたテクニックは先輩が教えてくれたもんだけどね。 よくも悪くもそれが、一門の個性を作っていたと思うよ。 今は反応が進歩して、合成経路や保護基に工夫の余地が少なくなってしまった。 その影響は実験技術にも及んでいて、テクニックの低下が心配されるほどになってしまった。 嘆かわしいことだと思う。 アルミの後処理は、ハウスの教科書に割に詳しく出ている。 研究室に海賊本か、とうの昔に絶版になった廣川書店の和訳があったら探してみるといい。
721 :
あるケミストさん :2008/10/27(月) 22:18:23
現在、金属錯体触媒による不斉合成反応についての文献調査(2007~2008年に発表された論文に限る) を卒業研究としてやっているんですが、教授に提出する報告書に 「2007~2008年の反応と、数年前の反応ではどこが進歩したか」を書け、と言われました。 主にロジウム錯体触媒による反応を調べており、現在のものと数年前の論文を 見比べてはみましたが、正直何が進歩しているのか分かりませんでした。 個人的見解では末端アルキンを使った反応が昔に比べて増えている気がしますが・・・ そこで聞きたいのですが、数年前の不斉合成と現在のものでは何が進歩してきているのでしょうか? 類似の反応でも収率やeeが向上しているとか、反応時間が短くなったとか そういうことなのでしょうか?回答よろしくお願いします。
マルチはスルー
723 :
あるケミストさん :2008/10/28(火) 07:38:07
>>721 レポートを2chで聞くやつはいるが、卒論まで聞く時代になったか。
ってか、そんな調査が卒論になるんか?!
>>721 letterのrefernceを読んだか?
文献をきちんと調査したら重要な文献が見つかるもんだが
あとはreviewを探せ。
研究室での文献紹介に毛の生えたレベルだな。
726 :
あるケミストさん :2008/10/28(火) 09:28:24
イントロ部にそのまま何が新しいか書いてあるだろうに…
727 :
あるケミストさん :2008/10/28(火) 18:16:16
まじで卒論かよ!しかし範囲広いな
まあ配属されてから半年遊んで教授に見放されて 実験させてもらえないわけか。
729 :
あるケミストさん :2008/10/28(火) 21:20:33
stilleカップリングでビニルアントラセンを合成したのですが 不純物(XSnBu3?)が分離できなくて困っています。 とりあえずカラムと再結晶を試みましたが上手くいきません。 またフッ化物の水溶液を加えると沈殿が生じて分離できる という文献を見つけたので、 フッ化セシウムの水溶液で分液を試みましたが 得に変化はありませんでした。 なにか上手い方法ご存じの方いたらご教授願います。
730 :
あるケミストさん :2008/10/28(火) 22:00:45
フッ化カリウムの水溶液と撹拌すれ。この処理には時間がかかるんだよ。 数時間(できれば一晩)回せ。
>>730 分かりました、やってみます。
フッ化カリウムの濃度は濃い方が良いですか?
シリカゲルに10%のKFを混ぜて、それでシリカゲルカラムやってみな。 シリカゲル10gならKFを1gな。 TLCで原点から伸びるBu3SnXの嫌〜なスポットが真っ先に出てくるから。 モノがなかなか出てこないような展開溶媒で暫く流してみなされ。
当たり前だけど、フラッシュでやるならあんまりガンガン押したら モノも一緒に出てくるから。 押すなら最初は優し〜くね。
734 :
あるケミストさん :2008/10/29(水) 01:28:17
意外と知らないんだなスズの除去に10%KFシリカカラム JOCかなんかに論文出てたな
735 :
あるケミストさん :2008/10/29(水) 06:41:10
>>733 質問者ではないけど、フラッシュカラムするときいつもマウント終わったら
2連球でガンガン押して溶媒流してたわ・・・・
早ければ早いほどいいと思ってたけどそうでもないのか・・・・
736 :
730(=720) :2008/10/29(水) 07:47:30
>意外と知らないんだなスズの除去に10%KFシリカカラム
そうだね。ちなみに私もこの処理は知らなかった。
>>735 クロメタだったら、最初に流速を上げたらまったく分かれないよ。
ヘキサクではそうでもないけどね。
737 :
734 :2008/10/29(水) 08:11:48
全然JOCじゃなかったわw 知らない人も結構居るようなので、 KF–Silica as a stationary phase for the chromatographic removal of tin residues from organic compounds Chem. Commun., 2004, 1968 - 1969 参考にしてください
738 :
あるケミストさん :2008/10/29(水) 16:06:36
739 :
732 :2008/10/30(木) 00:02:32
意外とみんな知らないんだね、KFシリカゲルカラム。
Sn使ったラジカル環化反応なら、
反応終了→そのまま溶媒エバポで飛ばす→KFカラム
でお手軽に瞬殺さ〜。
で、昨日書き忘れたけど、KFは乳鉢で細か〜くすり潰してから使うといいよ。
>>735 >>736 氏の言うとおり。
クロメタだったら押しちゃだめ。オープンでやりましょう。
Hex:AcOEtでも押しすぎると分離能が落ちます。でも二連球程度なら関係ないかと。
740 :
730 :2008/10/30(木) 09:27:57
>>738 フラッシュクロマトの原報をもってくるとは、またマニアックな・・・
あんた、結構いい年だね。俺もだけどな。
W.C. Stillなんて、今時の若いもんは知らねーだろうな
いや別に普通の学生だけど。 発想が老害レベルだね。
試薬庫に余ってる化合物をテキトーに混ぜて、 グイグイ押すのと、ゆっくり押すので分離してみりゃ違いがわかるよ。 まじめに精製するわけじゃないから半日ありゃ試せるだろ。 温故は大事だが、古い文献を鵜呑みにするのは危険だぜ。
よくジクロロメタンで圧かけてカラム流してるけど分れなかったことないよ コイツらが下手なんだろうな
>>743 そんな楽な化合物を扱ってるなんて羨ましい限り
どっちもどっち 状況に応じて使い分けるのが理系だろ 流速が早すぎても遅すぎても分離能が落ちることだけは事実
746 :
あるケミストさん :2008/10/31(金) 01:19:10
正直、化合物、シリカによる だいたい、なんでジクロロカラム? 滅多に使わないけどな 有機金属か? オープンカラムするくらいなら、フラッシュカラムを二回する それのほうがよっぽど効率がいい いまどきオープンカラムとかFラン大だろ
747 :
あるケミストさん :2008/10/31(金) 01:57:53
糖ってカラムかけても出てくるものなのか。
749 :
あるケミストさん :2008/10/31(金) 07:35:39
>いまどきオープンカラムとかFラン大だろ この決めつけこそ、バカの証拠。
750 :
あるケミストさん :2008/10/31(金) 15:23:28
>>749 いまどきオープンカラムとかFラン大だろ
751 :
あるケミストさん :2008/10/31(金) 16:44:32
さすがにFランでもやってないよ(笑)
オープンとフラッシュって、そんな顕著な差あるか?
>>748 逆相カラムか、糖の誘導体だろ。
フラッシュってことはフラコレとかついてるんだろ。 俺はたまにしかカラムかけないからオープンで充分だわ。 カラムのオペレータになんかなりたくない
オープンとかどんだけ時間かかるんだよ。 フラッシュなら大体流す時間だけなら10-20分でさくっと終わる。
フラッシュ用シリカは高いので、基本的にオープン 精製検討してる暇ない時はフラッシュで強引に分けるけどね
貧乏研究室(笑)
>>756 は、独り暮らしで友達もいないのにワゴン車を買っちゃうタイプ
カラムの歴史も長いんだし、もっと進歩しても良いよな(分析じゃなくて単離の方)。 ただの精製なのに、金も時間もかかりすぎ
759 :
あるケミストさん :2008/11/01(土) 17:15:59
>>746 いまどきフラッシュカラムとかFラン大だろ
>>754 それほんとにシリカ通してるだけのだろ。
フラッシュでもまじめにフラクションわけたら
2〜3時間かかるわ。
かかんねーよw 大体当たりを付けてやるもんだろw
勘(笑)
フラッシュで2時間って よほどフラクション細かくとってんのか いちいちとめてTLCうってんのか、 超低極性(TLCで原点から動かないレベル)から流してるのか。
764 :
あるケミストさん :2008/11/02(日) 03:21:56
ある有名M山件出身のどくたーでた大手化学メーカーのひとが言ってましたが本当ですか ・オープンカラムで溶媒検討すれば光学異性体もベースセパレーションで別れる ・スルホン酸はシリカで精製する ・東大にいたN良坂は怒鳴り散らす(怒鳴り散らされたと毎日いってました) なおそれを言ってた方は廃プラからアンモニア作る会社の技術本部にいる方です。 有機合成のテーマ選定の仕方云々と先日講演されたようです。
765 :
あるケミストさん :2008/11/02(日) 08:38:36
>・オープンカラムで溶媒検討すれば光学異性体もベースセパレーションで別れる その通り。 >・スルホン酸はシリカで精製する やったことないから、わかんない。 >・東大にいたN良坂は怒鳴り散らす(怒鳴り散らされたと毎日いってました) ありそうな話だ。N良坂、東大教授の器じゃないし。
>>761 よっぽどルーチンでやってる反応ならともかく、
普通だったらバイプロも分取しないか。
あたりつけてやるってことは目的物とその近辺以外は
全部流し捨てる(クルードのまんま)ってことだろ。
まあ、時間の無駄っちゃ時間の無駄だから
研究室やら個人の思想によってはやらんだろうけど。
>>763 上の理由と一緒で、余程関係ない所以外は全部TLC打つよ。
まあ、途中で止めたりはしないけど。(流しきってから後追いで確認)
その為に横に20スポットぐらい打てるTLCも切ってるしな。
オープンカラム厨はクソってことはわかった
768 :
あるケミストさん :2008/11/02(日) 23:32:22
俺はHPLC使いだZE!!1!
769 :
あるケミストさん :2008/11/04(火) 13:05:43
>>766 自分が普通と思ってたら馬鹿みるぞw
クルードのNMRとってバイプロの量が多かったらバイプロもカラムで集めるけど、
基本的に集めないな
クルード1gくらいのフラッシュカラムだったら、濃縮まで含めて1時間半くらいだと思うけどな
TLCなんか4スポット分のTLCプレート4,5枚でいつも終わるけどな
761が言う通りだけどな
反応条件、原料、予測生成物、類似の化合物のRfからだいたいTLCのどこに出るか予想できるだろ
770 :
あるケミストさん :2008/11/04(火) 15:30:14
>自分が普通と思ってたら馬鹿みるぞw その言葉、そのまま返すぞ。 バイプロや原料の回収は、もちろん反応の性質によっても事情は異なる。 バイプロこそに反応のヒントがころがっていることもある。そうでないことの方が多いが。 ただ、モノへ対する執着心が強い人ほど、一般的には実験は上手い。 Rfに限らず結果を予想して、その通りに行ったからと言って喜んでいる奴は、まだまだ初心者w
ここまでで
>>769 は
NMR見ただけでバイプロ比率がわかり、
かつ、20フラクション程度で分けられるようなもんしか
作ったことがない上に、
TLCで重複スポットに出くわしたことがないことぐらいはわかった。
よくわかんないから眺めてたけどオープンカラム派の方が必死できもい
話題はもうフラクション回収の話に移ってるんだぜ
反応屋と合成屋で事情が違いすぎて話にならんな。 俺は同じような基質で延々とやり続けてるような反応屋だから バイプロの有無やら比率なんかはほぼ予想できちゃうからなあ。 TLCもいくら多くても溶媒系ふってりゃどっかでわかれるのがほとんどだし。 バイプロの構造決めるならカラムしなくても PTLCで取ってきてプロトンNMRとMSとればいいやってことが多い。 全合成屋は大変なんだろうなあ。
バイプロにこだわるのはむしろ反応屋の方でしょ。 収率にこだわらないなら合成屋はモノが手早く取れればそれでおk
>>775 反応屋が大変なのは極たまに妙なことが起きたときと、
解析がうまくできてないはじめのときくらい。
一回目的物やらなにやらがきまっちゃうとしばらくはルーチン。
てかカラムもやんなくなるなw
777 :
あるケミストさん :2008/11/05(水) 10:24:17
774の言う通り合成と反応の違いだろ
合成屋とくに天然物合成でバイプロがいっぱい取れるような反応は致命傷
スピード命だからな
>>770 なんかは反応屋なんだろうな
まるですべての反応が勝負みたいな書き方だわ
>>771 天然物やってる人なら誰でも知ってるような複雑な化合物をやってるけど?
世界の有名研でも50ステップくらいかかってる奴
合成屋なんて、毎回分ける必要なんてないからな
分けるの難しかったら次の反応やってから分けたらいいだろ
778 :
あるケミストさん :2008/11/05(水) 16:27:01
っていうか、まだ手作業で反応やってんのかよ(爆笑
779 :
あるケミストさん :2008/11/05(水) 18:31:55
(爆笑)とか書いてる奴まだいると思わなかったw 40歳過ぎとかなんかな?
780 :
あるケミストさん :2008/11/05(水) 19:28:06
781 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 03:02:47
>>780 違うとだけ言っておくが、特定されるのでこれ以上言わない
でも、まぁアザジラクチンよりは少なくとも難しいと思うわ
782 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 03:12:37
アザジラクチンは窒素入ってないから俺のターゲットより簡単と思ったけど、 難しいみたいだなw アザジラクチンより少なくとも難しいて言うのは取り消すわ
N含んでないのにazaとはいかに?
酸クロライドが入っている有機相を分液すると 必ずエマるんだけど、エマらなくするにはどうすればいいの?
785 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 05:10:46
>>784 そんな経験ないわw
なんで分液しないといけないんだ?
てか、酸クロは目的生成物なのか、それとも原料ってこと?
塩基性水溶液で、ジクロロ、ベンゼンなんかを使うとエマるな
あと、金属が入ってるとちゃんと二層にならないことが多いな
エマった時の俺の対処法は、塩を入れる、酸性にする、メタノールを少し入れる、
濾過するなどケースバイケースだな
合成屋じゃないのに横からアレだが 超遠心かけるって手もあるぞw
787 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 09:50:57
遠心かけてもいいが、超はいらん。
>>785 アホか。酸クロが目的物だったら、分液するバカいない。
ま、待て。 有機相-有機相の分液かもしれないじゃないか・・・
789 :
785 :2008/11/06(木) 10:42:40
>>787 おれも788のつもりで聞いたんだけど、
バカには有機層同士の抽出なんて思いつかなかったんだなw
790 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 10:51:44
少し抽出溶媒を重層して静置する エマルジョンの平衡が崩れて上手く分離することあるよ
791 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 11:00:33
>塩基性水溶液で、ジクロロ、ベンゼンなんかを使うとエマるな ふーん。 負け惜しみって、かっこ悪いわぁ
792 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 11:22:54
なんか醜いやつがいるなw
793 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 12:58:17
酸クロが入っているなら、分液前にクエンチしとけよ。 加水分解で生じる塩化水素でえらいことになるぞ、と流れを読まずにマジレス。
794 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 13:10:15
>酸クロライドが入っている有機相を分液 なんだから、水は加えてないんじゃないのか? 水なんか入れたら酸クロつぶれるだろ この表現なら、酸クロが存在できる有機層同士の抽出を普通想像するだろ?
795 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 13:26:17
長年有機化学をやっておりますが、有機層有機層の分液はやったことがございません。 文献的にもフルオラス溶媒以外は見たことがございません。 後学のために、どういう溶媒で、どういう目的でやるんだか、教えていただけないでしょうか。
796 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 13:54:32
>>795 おれは、酸クロ作るのに使ったDMFなんかと、溶解性の高い酸クロなんかを
ジクロロヘキサンで分けたいのかと思ったんだけど?
797 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 13:55:58
あ、あんた、酸クロ作る溶媒にDMF使うんか?
触媒として1,2滴ぐらい入れたりするよね。DMFは。 溶媒として使う奴はいないと思うが。
799 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 14:21:17
>>797 難容性の化合物の場合は使うよ
論文読めよw
俺は、溶媒に使ったことないけどな
それでも、普通に溶媒飛ばしてもDMFは残る
だから無水トルエンなんかと供沸させる
まぁ、天然物合成なんかは小スケールでやるから、1滴のDMFも気になるんだわ
まだ文句あるか?
800 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 14:27:32
DMFがトルエンと共沸すると思っているバカ発見!
801 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 14:31:21
>>800 なんならその実験項さらそうか?
なんも知らないのはお前だわw
802 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 14:49:19
論文鵜呑みにしているおまえは無知。
803 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 14:51:38
>>802 おk わかったw
世の中に出回ってる論文も教科書も信じちゃだめだよなw
お前がすべてだよなw
お前を信じるよw
出来れば、DMFがトルエンと共沸しない理由を科学的根拠で教えてくれないか?
804 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 15:22:02
根拠はない。但し実験的事実はある。 DMFはトルエンと共沸混合物を作らない。メタノールと水が作らないが如し。 ACSのAzeotropic Data IIも知らねーやつが増えたな。 ってか、「共沸しない科学的根拠」ってのを求められるとは思わなかったw
805 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 15:50:46
共沸現象って化学工学の基礎中の基礎だから、気液相図っていうのは一般溶媒では ほとんどありとあり得る組み合わせについて調べられている。 そのデータを一覧にしたのがAzeotropic Data IIという本だ。これはACSのシンポジア シリーズの一冊で、今調べたら1962年の出版だが、何度も改版されているロングセラーだ。 2004年には別のデータブックが出ているみたいだけどね。 またオンラインでデータベースもあるようだから、調べてみるといい。 しかし、それ以前にDMFが共沸混合物を作らない(作りにくい)事は、常識である。 たまにキシレンで共沸した、という論文があるが、正確に言うとこれは共沸現象を利用した ものではない。共沸はしないから、高沸点の溶媒と一緒に少しずつなくなるということも あり得るが、トルエンではその効果も望み薄だ。 私は803みたいなリアクションをする合成屋がいるのを見ると、悲しくなる。 つまらないことで居直り、先人の知恵であるデータを集め、自然現象である反応から学ぶことを やめれば、その化学者は何を喜びに生きるのだろう。ちょっと考えすぎだがね。
>>783 インドセンダンの学名由来。
で、学名の語源はペルシア語での自由の木Azad Dirakhtという名前かららしいので
窒素とは無関係。
807 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 16:20:50
ニームの木
808 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 16:27:31
>>805 DMFをトルエンで共沸して除去できた俺の実験結果をどう説明してくれるだ?
ごく普通にエバポレーターで2回共沸しただけだぞ。
809 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 16:47:49
DMFに限らないけど飛ばしにくい物って、
無水トルエンに溶かして濃縮したら、早く飛ぶよな
>>805 802 名前:あるケミストさん :2008/11/06(木) 14:49:19
論文鵜呑みにしているおまえは無知。
こんな時間に2chで化学を語ってる働かない化学者を見ると、悲しくなる。
810 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 16:50:49
>>808 気液相図の読み方を知ってるかな。
共沸しない溶媒を入れて濃縮(気化)することと、共沸現象を利用して留去することでは
本質的に違うんだよ。割り算と引き算ぐらい違う。
811 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 16:57:26
>810 教科書通りの説明しか出来ない阿呆がいるようだが DMFはトルエン加えて蒸発させれば早く飛ぶと なぜ言えないんだろう? 教科書通りの研究をするといい発見はできませんよ? この時間に書き込んでるんだからNEETか学部生 かもしれませんが。またはJACSすら載せれない 無能君かな?
812 :
あるケミストさん :2008/11/06(木) 17:03:58
>>811 元々810は、有機層同士の抽出も知らない、
酸クロ作るのにDMFを使うことも知らない奴なんで無能なのは確かだと思う
この時間の大量カキコを見ても働いてないのが分かるw
せっかく話をすり替えたのになw
>>806 thx!!
横槍だけど、親水性のない酸クロなら結構org-aq抽出できるみたいだね。
後輩がOL(うろ覚え)の実験項見ながら分液してたよ。
あと、T.P.Lohが確か水中で酸クロのアリル化反応報告してなかったっけ?
DMFとトルエンが共沸するとか言うバカがいると聞いてやってきました!
>>795 アセトニトリルとクロロベンゼンで分液したことある。
先輩にはTHF-水やアセトニトリル-水どころか
アセトン-水やメタノール-水で分液する人もいるぞw
>>794 酸クロって水に対して安定なことが多いぞ
ショッテン・バウマンの反応条件は知ってるよな?
THF-水は意外と使えるよね。 アセトン-水はありえねえ。
スマン、THF-水分液の時点で話に付いていけないんだが・・・。 そこにさらに水と混和しない有機溶媒を加えたり、水層に塩を加えたりして層分離させるってこと?
822 :
あるケミストさん :2008/11/07(金) 09:47:30
このスレには、本当に屁理屈をこねる奴が多いな。
元々の質問では、酸クロでアシル化したあとに水でクエンチして分液したんだろ。
アルカリで振れば、カルボン酸のナトリウム塩(すなわち石鹸)ができるから、
エマるのは当たり前。その対策は
>>785 にもあるようにケースバイケース。
>>817 の言うように酸クロって水には意外と安定だから、分解が不完全だと
分液操作の間でじわじわ分解して操作を妨害する。
何が有機層同士の分配とかDMFの共沸なんだか。
823 :
あるケミストさん :2008/11/07(金) 10:06:15
否定とかじゃなくて、素直に疑問なんだけど
そんなに酸クロて安定なのか?
基本不安定で、化合物によっては安定なのもたまにあるレベルなのか?
>>817 その反応条件だと、酸クロの安定性はわからないんじゃね?
いくらなんでもTHF−水は無理だろ。 ただ、THF+酢エチと水ならもちろん可能で、酢エチだけだと抽出できなかったものが抽出できたことがある。 レアケースだろうけどね。
825 :
あるケミストさん :2008/11/07(金) 10:16:03
>>824 THFと水は完全に混ざらないだろ
たぶん、THFが保有できる水は3割程度だったと思う
ゆえに、可能だと思う
どんだけ優れてるかは知らん
THFと水は完全混和だが、水側に少しの塩が溶けていたりする程度で かなり容易に分離する。 クエンチで塩化アンモニウム水とか重曹水を使えば大抵綺麗に 分離するので抽出に使うことも可能。
827 :
あるケミストさん :2008/11/07(金) 11:10:34
とりあえず溶媒のTHFはエバポで飛ばしてから 酢エチ/水あたりで分液するのが確実かつ簡単では?
828 :
あるケミストさん :2008/11/07(金) 11:17:51
過剰の酸クロをアンモニア水で潰して、エーテルで振る。
830 :
LEMONeeed :2008/11/10(月) 00:51:49
★質問させて下さい。 A〜Dは何か? 化合物A〜Dは炭素、水素、酸素のみからなるベンゼン環を1つ持つ。 A〜Cは一置換体、Dは二置換体。 BはC8H10、CはC7H8O、DはC8H82である。 A,C,Dは水にわずかに溶けるが、Bは溶けない。 AとDはNaOHaqに溶け、Dは炭酸Naaqにも溶解する。 Aは塩化鉄(V)水溶液と混合すると、呈色した。 また、A,C,Dは金属Naと反応し水素発生。
831 :
カラム :2008/11/10(月) 01:10:37
ワークアップの操作が有機合成では、一番手間がかかると思います。 反応かけるときは、試薬や溶媒をまぜるだけ、 まあ、脱水させたり、脱気条件でしたり整えたり、 試薬が空気に触れないように注意したりもしますが、結局は混ぜるだけ。 だけど、ワークアップは操作がいろいろいります。 中和したり、分液したり、中でもカラムが一番手間がかかります。 カラムを早く終わらせる方法、技術ってどんなのがありますか? まずは、展開溶媒を決めることだと思いますが。 得られたものをTLCで展開溶媒にする溶媒や比率を変えて試してみる。 副生成物があると、あまり極性はあげられないし。 極性をあげると、結局不純物まで一緒に出てくることが多々あります。 次に、試験管でとるかどうか。基本は試験管でとりますが、モノが出始めてきたら、 思い切って、ビーカーなどで受けたほうがいいのかなって。その際に、TLCでモノがでつづけているかTLCであげないで、そのままチェック。 あと、うちは、モノをカラムにかける前にシリカに吸着させて、サラサラにして、 カラム菅にいれておこないます。 だから、カラムの太さも太いほうが層があつくならずにいい。 だいたいではじめの初めは、ごみがでてきますが、一応それもまとめてとっておき、モノがではじめたら、 集めて、どんどんエバポにかけますが。 なんか留意点とかありますかね。 みなさんどうやっていますか。
>>831 ここは釣り堀ではありませんので、速やかにお帰り下さい
833 :
あるケミストさん :2008/11/10(月) 07:19:15
チョト前のレス見ろよ まずはフラッシュか、オープンで話は変わる
>>831 ちゃんとTLCで条件を詰めれば
どのフラクションに目的物が出るかは計算できる
835 :
あるケミストさん :2008/11/10(月) 12:50:48
TLCの予想通りにモノが出るなんて幸せな化合物ですね。
837 :
あるケミストさん :2008/11/10(月) 18:08:04
>>836 予想もできないのにカラムかけるなんて、能力なさすぎですねw
やめたら?
時間の無駄だわ
839 :
あるケミストさん :2008/11/12(水) 00:34:32
△Rf≦0.1で、普通のフラッシュクロマトだとだいたい何やっても分取できなかったから中圧試そうと思ってるんだけど… 一応最適流速とフラクションサイズは過去のデータで分かったんだけど、モノの最適Rf値ってどれくらいだろう。 もしくはテクニック面の教科書的な書籍ないかなー。
>>839 どういう条件かわからんからなんともいえないけど、
分かれないものは分かれないと思う。
「だいたい何やっても」ということは溶媒の検討も済としたら
中圧にいくよりもシリカを変えたらどうだろう。
金さえあるなら逆相という手もあるしな。
841 :
あるケミストさん :2008/11/12(水) 19:07:13
そういうもんは、ゲル濾過で精製しろ。
>>839 フラッシュでダメなら中圧もダメ
どちらもモードがシリカゲルの順相ならほとんど違いが無い。
Rfは0.3未満が一般的。
Rfの逆数がカラム容積(Column volume)に対する溶媒量になる。
Rf0.33ならCV3流せばモノが出てくる。
チャージする量は不純物との分離度合いによる。
不純物が離れていれば溶ける限りたくさんチャージできる。
多段階合成ならココで分けなくても次工程のほうが簡単に別れることもある
(最終工程に近い場合はどこまでに精製しなければいけないか考えておく)
>>842 俺840だけど
>>839 は「ΔRf」って言ってるから
目的物とバイプロのRfの差が0.1以下で困ってる話じゃまいか?
ΔRf=0.1なら無理じゃないけどそれ未満だと他の方法考えたほうが
建設的だよね?
844 :
あるケミストさん :2008/11/13(木) 01:15:23
839です。みんなありがとー。
>>840-842 逆相かー。その発想はなかった。少量で試してみるかなあ。
順相で分かれないやつが逆相で分かれることってあるの?それとも何か変える的な意味?
理屈があるんだったら個人的な興味でぜひ知りたいです。
先端は3stepくらい先に行ってるがむしろ1spotになってしまった。
でもNMRにはちゃんと2つとも写ってるんだよなー。
ともかく、いろいろありがとうございます。
逆相はやりすぎるとブツブツ文句言われるから、とりあえずもちっと細かいメッシュのやつ探してみる。
845 :
あるケミストさん :2008/11/13(木) 03:25:39
分取用TLCで分けたらダメなんか?
>>841 は逆相ではなくsize exclusion chromatographyのことを言ってるんじゃないのか?
ただ、UVで確認できるなら俺も分取TLCで十分だと思う。
844のレスから察するところ、分取にはあまり詳しくないようだが…
>>844 順相と逆相では分離原理が異なるから
単純に逆の関係とならない場合も多い
とりあえず、LC-MSを取ってみることを勧める
敢えてGPC
ゲルろ過もいいね、たとえばセファデックス。 シリカなどの吸着とは全く異なる分離モード。 錯体やイオンペアの違いでも分けることが出来る。 GPCとも違うモードだから比較的低分子でも分離可能。 クロロホルムやメタノールも使える(LH-20)。 再生も可能だが、保管が面倒(でも使い捨てに出来る価格じゃない) そうそう、シリカゲルはメッシュじゃなくて細孔径の違うものか酸性度の違うやつを試せよ。 細孔径が違うとサイズ排除モードが効いて来るので分離できることがある。 最終的にはアフィニティクロマト。これ最強だが素人にはオススメしない。
研究室でフラッシュカラム用って書いてあるシリカを見つけたんですが、粒径分布40-100μmとあります。 これってフラッシュに使うにはちょっと分離能悪すぎて使えない? 4, 50μm前後であんまり分布がないのがフラッシュ用というイメージだったんですが。
>>850 古い規格の製品にはそんぐらいのはよくあるんじゃね。
そりゃ粒径分布が狭くて球形でロット差がなくて・・ってのが理想だけど
コストとか時間とかとトレードオフだしまあ。
500gのビンで出てきたぐらいならさっさと捨てて新しいの買ったほうが
いいとは思うけどな。ペール缶で出てきたならすこし考えるが。
852 :
あるケミストさん :2008/11/14(金) 23:52:40
★質問があります。 どなたか教えて下さい。お願いします。 ベンゼンに(-CH2OH)が付いたものを酸化すると化合物Aが得られる。 Aはアンモニア性硝酸銀水溶液を還元する。 さらに、Aを酸化するとBが得られる。 AとBは何?
また宿題か
命名法くらい勉強しろ フェニルメタノールくらいすぐ出てこないようじゃ 研究室言ったときに苦労するぞ
ベンジルアルコールっていわね
>>855 君には宿題丸投げスレの方が合ってるんじゃね
857 :
あるケミストさん :2008/11/15(土) 01:01:17
アルコール→酸化→アルデヒド→酸化→カルボン酸
858 :
あるケミストさん :2008/11/16(日) 00:42:19
844です。結局中圧でゲル長くして圧あげてごり押しで分離はできました。 2つのモノはいわゆるエナンチオマー?だったんだけどアフィニティカラムで分けられるの!? TLCの板分けはモノにUV吸収がないので1Step挟んで何か付けるか考えてた。その1Stepで様子が変わってたかもしれないが。 ゲル濾過はモードが違うとTLCと同じような分離が見られるか不安だったので避けました。 逆相もTLCでしか見てないですが、これも1Spotに… ともかく、これまでTLCで分かれてるのにフラッシュで分けられないものなんてなかったので、単離の知識については相当勉強不足だったと実感しました。 皆さんありがとうございます。
エナンチオマーじゃなくてジアステレオマーだよな?
860 :
あるケミストさん :2008/11/19(水) 16:06:16
いろいろと駄目だろこいつw
861 :
あるケミストさん :2008/11/20(木) 12:24:52
HMDS+NaH→ で,HMDS-Naは、出来る?
862 :
あるケミストさん :2008/11/21(金) 21:18:42
2-メトキシトロポン誘導体を2-アミノにしようと思ってアンモニア-エタノールで120℃で加熱したんだけど、多成分になって分離ができなかった 温度が高すぎたのかそれとも、エタノールよりもメタノールの方がよかった? 他の部位に反応するとはあんまり考えられないんだけど カルボニルへ電子をかなり押し込んでいるような状態です
863 :
あるケミストさん :2008/11/22(土) 00:21:09
864 :
あるケミストさん :2008/11/24(月) 20:41:03
質問です。 アミノ酸部位をもったCOOH基と芳香族アミンのNH2基とをカップリングさせ ようとしているのですが、縮合剤はEDCとHOBtで大丈夫でしょうか?
866 :
あるケミストさん :2008/11/24(月) 21:26:40
>>865 何でもかんでもSciFinderで調べればいいと思ったら、大間違いだ。
SciFinderはある程度調べてから、ツメるために使ったほうがいい。
まずはその辺の教科書を見て、近い実験例を探せ。
でも俺は親切だから教えちゃう。
EDC 1.0 eq, HOBt 2.0 eq, DIEA 1.0 eq(EDCが塩酸塩だったら2 eq), 溶媒は溶ければ塩メチ、駄目ならDMF
室温30分でTLC見れ。途中で反応が止まったら、DIEAを1 eq足せ。
俺はとりあえずモノが作りたいならSciFinderで調べちゃうなあ。 あんまよくないのかね。
企業だとscifinderめちゃくちゃ高いから自由に使うのは無理
>>868 うちの会社だと一回検索すると数万とかざらにかかる。
でも、従量制でない大学等の研究機関なら、どんどん使わないとむしろ損だな。
870 :
あるケミストさん :2008/11/24(月) 23:20:59
もちろん、既知物かもしれないものを作るんだったら、SciFinderを引く。 だけど、反応を探すときにはSciFinderに頼りすぎるのは、どんなもんですかねー
Org.syn開けよ
定期的にScifinderの話題出るなw 毎回釣られすぎ。 大学と企業の温度差が・・・
873 :
あるケミストさん :2008/11/25(火) 07:28:44
会社じゃ、なんでもSciFinder世代の若手に、それだけ困っているということだろう。
874 :
あるケミストさん :2008/11/25(火) 09:05:04
pyrrolidineと3-cyclohexene-1-oneでエナミンを作った後、何か努力をしたら芳香環ができたりしますか? 水素2つを抜くのは大変ですよね?
875 :
あるケミストさん :2008/11/25(火) 09:40:23
その辺に放置しとけば、空気酸化されんじゃね? それか、二酸化マンガンで処理するとか。
876 :
あるケミストさん :2008/11/25(火) 18:41:53
素人の解答厳禁
プロって何だよw 教授レベルじゃなきゃダメなのか?
878 :
あるケミストさん :2008/11/25(火) 22:33:52
>874 講談社のへテロ環化合物の本を読め あるいはOSをブラウズ。 芳香環化するなら濃硝酸とかだろうな
879 :
875 :2008/11/25(火) 22:46:10
880 :
874 :2008/11/26(水) 03:48:07
>>875 ,878
ありがとうございます。
私は有機合成化学の素人で、大学院試験レベルの有機化学しか知りません。
目標としてはエナミンを経由してベンゼン環にピロリジンがくっついたものが作りたいのです。
しかも比較的簡単な条件で(強烈な塩基を使いたくない)。
さらに芳香族系の有機溶媒を使いたいです。
やはりこの条件だとベンゼン環を作るのは無理ですよね?
881 :
あるケミストさん :2008/11/26(水) 05:59:19
50mgだとか10mgだとか小さいスケールで反応をかけるとうまく再現性がだせません・・・。 上手く再現性を出すには、 ・試薬の量を正確に測る ・試薬を入れるとき壁につかないようにする ほかに気をつけることってありますか?
>>881 小さいスケールのときだけ?
容器の水分、窒素置換
883 :
あるケミストさん :2008/11/26(水) 17:40:45
標準状態で5.6Lのアンモニアを水に溶かし250mlにしたとき、この水溶液の10mlを中和するのに必要な0.10mol/Lの塩酸は何mlか? 解説もできればよろしくお願いします。
884 :
あるケミストさん :2008/11/26(水) 18:59:41
【解説】放尿プレイ対吐瀉物プレイで、吐瀉物プレイの勝ち。
885 :
881 :2008/11/26(水) 23:58:33
>>882 まだ実験始めたばかりなので、大スケールではやったことがなく、
同じ反応を50mgでかけたり、100mgでかけたりしています。
ソジウムハイドライドを使ってベンジル化をする反応なのですが、
収率が55〜80とかなり幅が出てしまいます。
>>885 問題はどこにあるかだ。
TLC、NMRで原料は残ってるか、
原料の構造によるが、バイプロはできてないか。
できればもうちょい詳しい条件かいたほうがいいかな。
試薬の等量とか。
887 :
あるケミストさん :2008/11/27(木) 00:43:35
自分で炭酸飲料つくって飲んでみたい コーラとか
888 :
あるケミストさん :2008/11/27(木) 01:15:08
NaHは使用前に洗ってんのか?
889 :
あるケミストさん :2008/11/27(木) 04:41:41
反応後クルードでNMRとってみてはどうでしょうか? 結構積分値からだいたいの収率が出せる。 反応数回試してみてクルードNMRを比べて、値がばらばらであれば、 反応自体を見直さなきゃ行けないけど、ほぼ同じなら反応後の単離などの 操作が下手くそだってこと。 めんどいかもだけどクルードNMRから得られる情報って意外に役に立ちますよね・・・
890 :
あるケミストさん :2008/11/27(木) 07:40:02
>>886 ,888,889
こういう風に自分のやっている実験のどこに問題があるのか、考える学生が
最近めっきり減った・・・
すぐに新しい試薬を買いたがる。その試薬がまた、反応性がいいもんだから
粗雑な条件でも行くんだよな。
こういう場合だったら、ベンジルをすぐに諦める。それですぐにシリルに変える。
ここで教えている人は意外にいい年だろ。そんな気がする。
残念ながらM1です
892 :
881 :2008/11/27(木) 08:00:31
みなさんありがとうございます。
>>886 NaHは1.3等量、ブロマイドも1.3等量使っています。反応が終わるまで
8時間かかります。NMRはクルードではとらずにカラムを終えてしまったの
ですが、反応収量時のTLCでは原料は消失、バイプロが1割程度複数ありました。
反応部位が結構込み合っている基質を使っているのですが、そういう構造が
バイプロの生成に関係してくるのでしょうか?
>>888 NaHはヘキサンで洗ってます。ただ、回収の時にNaHもすってしまうのが
嫌なのでヘキサンは結構残しています。
>>889 ありがとうございます。次からクルードのNMRもとってみることにします。
>>890 シリルについてもよく検討してみることにします。
893 :
888 :2008/11/27(木) 08:31:31
>>890 30前のポスドクです
>>892 ヘキサン残してたら正確に当量量れないだろ
TBAIを添加してみたら上手く行ったり行かなかったり
IS入れてクルードNMRとるべし 単離の腕を知るのにも丁度いい。
NaHである必要あるのかな 他の塩基試してみ。 50%も得られるなら嵩高さは関係ないよ。 きっちりアニオン発生させれば収率も安定するはず そうすれば過剰な試薬も減らしてバイプロなくなるかも
896 :
881 :2008/11/27(木) 23:52:10
>>893 すみません忘れていましたが、TBAIは0.1当量いれました。
ヘキサンを残すと当量が計れないというのはどういうことでしょうか?
NaHのオイルを剥がすことができれば、系中に残っていても反応には影響ないと考えたのですが……
>>894 クルードも見てみることにします。ISとは何でしょうか?
>>895 塩基については何も考えてませんでした・・・・。
アルコールのベンジル化なので、NaHが常套手段だろうと思ったのですが、
もっと反応性の低い塩基の方が良いのでしょうか?
和光のNaHって純度表記ざっくりしすぎだよな?50-60%だっけ? それとも皆別のメーカーの使ってる?
うちはNacalaiだったな
今北。
>>881 氏
ISは多分内標準のことを言いたいんだろうと思われ。
Internal Standardね。
塩基は例えば炭カリでもいけるぜ多分。
NaHは強力だしなんでも行くけど結構あらぬところを引き抜いてたりする。
てか、正確に当量で仕込まなくちゃならないとか仕込みが1molとかならまだしも
mgスケールでカラム処理が前提ならNaH洗う必要なくね?
まさかとは思うけどそのスケールで洗ビンからHexaneだしてないよな?
900 :
あるケミストさん :2008/11/28(金) 01:18:20
>>896 市販の50−60%で計算してるわけだな?
それでヘキサンで洗って反応に加えてると…
不均一なんでかなり誤差があると思う
俺が言いたいのは、ヘキサンでオイルを取り除いてから完全に乾燥させる
それから重さを測って反応に加えるということ
>>899 収率がばらつくということなんで、ちゃんと当量切れば?って思ったわけ
俺も普段は洗わない
まぁ他の塩基使うのも手だわな
901 :
あるケミストさん :2008/11/28(金) 01:19:43
エステルをDIBALで還元して、アルデヒドにしたいのですが、 このとき、反応温度は、かなり注意を要しますかね? アルデヒド自体が不安定なので、0度から 室温でやっても壊れてしまって、できない。 ただ、文献ではー78度で5時間くらい攪拌とあるのですが、 うちは恒温層がー30℃までしかならずできない。 だから、ヘキサンに液窒を加えて、−80度くらいを保つ。 それをずっとみるしかないのでしょうか。 DIBALを2当量以上入れてしまうと、アルコールになってしまいますし。 反応系は炭素鎖が4つのアルキル差の末端に、エステルとブロモがついたものです。
>>901 普通にドライアイスアセトンで冷やせばよくね。
5時間だと保つの面倒かもしれんがちゃんとドライアイス足せば問題ない。
もしくはアルコールまで還元してからPDCとかで酸化するとかは?
ああその原料だとアルコールにすると巻いちゃうのか。
904 :
あるケミストさん :2008/11/28(金) 07:48:58
NaH、私は基本的に洗うな。後処理しようとして油滴が見えたりすると、鬱になる。 それから、和光だから純度が甘い、という訳じゃないぜ。あんなもん、本当の製造元は 限られてて、試薬会社は瓶詰めして検査しているだけ。どこのメーカーでも純度範囲は そんなもんで、幅を書くか書かないかにポリシーがあるだけ。 基本的には60%ぐらいあるはず。 DIBAL、ー30度でやりたかったら、1時間ぐらいかけて滴下してみるんだな。
-78oCはドライアイス3kgで12時間は維持出来る。不安だったら4,5kg買っとけば良い。-80oCまで下げる恒温槽もあるが、ドライアイスアセトンは基本だから経験しといた方が良い。 アルデヒドの合成はオゾン分解とかSwernとかの選択肢も頭に入れておいた方がよい。
>>901 懐かしいな。俺も昔よくやったよ。5時間も回したことはないけど。
基質によってはどんなに注意深くやってもうまくいかないよ。
温度は当然-78℃な。
ちなみにこんな文献があったのを思い出した。俺は試したことないけど面白いかも?
doi:10.1016/j.tetlet.2007.05.091
907 :
あるケミストさん :2008/11/29(土) 11:59:13
>906 こういdoiってあるのはどうやって探すのですかね? doiってそもそも意味は何なんですか?
激しくDOI
910 :
あるケミストさん :2008/11/29(土) 13:12:26
まったくDOIつもコイツも
そして忘れ去られるJOIであった・・・
無駄無駄いってんじゃねぇよ
913 :
881 :2008/11/29(土) 23:52:35
>>900 ,899,904 とても参考になりました。
どうもありがとうございました。
>>901 DIBALは何溶液?あと反応溶媒は?塩化メチレン中でヘキサン溶液っていうのとトルエン中トルエン溶液っていう組み合わせがあるけど、基本的には後者のほうがアルデヒドで止めやすいよ。俺はこれでもダメなときはDIBAL還元諦めることが多いなぁ。
915 :
あるケミストさん :2008/12/02(火) 01:30:18
>914 DIBALはトルエン溶液中で、トルエンです。 ヘキサンを使うときとトルエンを使うときで、そんなに変わるものなんですか。 ヘキサンで試してみようかなっておもっていたところなのですがね。 ちなみに、論文にはー78℃とあって、ヘキサンに液窒でー70〜ー90の間を維持して、 (厳密に78℃付近を維持するのはむずかしく、すぐ温度が上がります。) 液窒を過剰に入れると、溶媒が凍って反応時間がよけいにかかりますし。 アルデヒドもできているのですが、原料もみられて、完全にアルデヒドにはならないですね。 アルデヒドの不安定さを考慮して、定量的に反応をさせたいのですが。 ドライアイスでアセトンがいいですかね。 恒温槽でー40℃で試したら、全く反応していなかったですね。 ドライアイスでやってみます。
-78で液チって・・・
-40で反応いかないの?
>>915 塩化メチレンとトルエンだとキレーションの強さが違うからね。上手くいきやすい基質ならどっちの条件でも問題ないんだけどね。
基本的な還元のやり方としては、−60℃以下でDIBALを1〜1eqよりちょっと多い量をゆっくり滴下すればいいんだけど、今回の基質は難しいのかもしれないね。ちなみにヘキサンを冷媒に使うと温度が直ぐに上がるから、アセトン使ったほうがいいよ。
>>915 −40℃でいかないっておかしいよね?反応の追跡はTLC?アルデヒドのスポット見間違えてないよね?
920 :
915 :2008/12/02(火) 13:18:05
反応気質は4−ブロモー酪酸エチルです。 アルデヒドのピークは特徴的だから、わかりますが。 できていなかったですね。NMRで確認。 ヘキサンでも、トルエンでも。 >919 キレーションとは?
>>920 ナイスツッコミだね。
キレーションって言うのは、多座配位することだから、用語の使い方を間違っている。
>>921 さん
「酸素原子(ローンペア)のアルミニウムへの配位」と言い換えればOK?
学術用語は正確に使わないといけませんね。
ちなみにキレーションという言葉を使ったのは、Weinrebアミドのイメージがあったからです。ご指摘ありがとうございます。
いやもうお前が素人だって分かったからw
>>921 、923
メカニズムとしてはヒドリド還元の後に、エステルの二つの酸素にアルミが配位して安定化するわけだからキレーションで正しいんじゃないの?
違うんだったら、教えてエロい人
>>920 いやそれは反応がいきすぎてアルコールになってんじゃないの?
それとも原料がほぼ全量回収できてたりすんの?
スケールにもよるけど内温はかってるよな・・・?
とりあえず−78℃でアルコールになるのは確認できてるから、酸化するのがいいのでは?2工程になってもその方が収量良い場合も多いからね。
928 :
あるケミストさん :2008/12/04(木) 10:34:36
アミンの塩酸塩をほぼ完全に除去したいんだけど、目的物が水で分解するから振れないです。どんな方法がある?
>>928 化合物とか試薬系、溶媒系の情報書いてないからなぁ。今言えるのはトルエンとかの非極性溶媒で希釈して、析出した塩をろ過すればいいんじゃないの?
930 :
928 :2008/12/04(木) 11:45:28
>>929 ありがトン、情報書けなくてスマン。
目的物自体は極性がある液体で、希釈は設備の関係で二倍が限界。そこまではやりました。
別の強アルカリでHClをトラップしてアミンを遊離させるなんてのは、水系じゃないとできないのでしょうか?
実験操作の中でカルボン酸をクロライド化してるんですが、そのときDMFを触媒にしてます。 んで、このDMFの働きがイマイチ解らんのです。 DMFの働き(触媒効果ってのはわかるんだが・・)について、解る人居たら助けて下さい。 ジメチルクロロホルムイミニウムという単語がキーになってるというのは解ったんですが・・・
「ジメチルクロロホルムイミニウム」(Vilsmeier反応の活性種でもある)と カルボン酸が反応して、アシルイミニウム塩ができる。 この活性エステルは非常に反応性が高く、塩素イオンの求核反応を受けて 酸クロになり、一方でDMFが再生される。
糞や屁の中に含まれる硫化水素が、体の中で完全燃焼し、亜硫酸ガスになることはありますか? 解る人いたら、教えてください!! お願いします!!
>>930 塩酸塩の交換を行うなら、陰イオン交換樹脂を使うのが良いかと思います。水系じゃなくても出来ますからね。
化学メーカーの方かと思われますが(勝手に思っただけです)、イオン交換樹脂は探すと安いのもありますよ。ただし熱耐性などが弱いですが。
935 :
928 :2008/12/04(木) 19:10:04
>>934 ありがとう(^^)
ほとんど知らないのですが、塩酸塩で陰イオン交換ということは、塩化物イオンをが水酸化物イオンに交換するイメージですか?
936 :
931 :2008/12/04(木) 19:59:20
>>932 ありがとうございます。
Vilsmeier反応でググッて電子の動きを追ってみたら
ちゃんとDMFが再生されました。
ありがとうございました。
>>935 いろんな種類がありますが、樹脂に塩基がくっついてる感じのものです。樹脂上の塩基とトリエチルアミンが置き換わった塩酸塩ができるというイメージですね。残ったトリエチルアミンは遊離します。ベストなイオン交換樹脂は検討する必要があると思います。
>>935 早とちりしました。アミンとしか書いてないですね。トリエチルアミン→アミンと読み替えてください。
どの程度加水分解しやすいのか知らないけど シリカパッド通すのも無理だよね?
アルミナじゃ駄目なん?
941 :
あるケミストさん :2008/12/07(日) 02:58:26
すいません、あげていいのかどうなのか解りませんが質問させてください。 同程度の分子量の、カルボン酸、アミド、それからエステル、 これらの沸点はどのような順番になるのでしょうか。 自分の予想では、水素結合の仕方の差で アミド>カルボン酸>エステル化合物 だと考えたのですが、答えを何とかググろうとしても少し難しいです。 お願いします。
>>941 芳香族性の有無、多重結合の有無で全く異なる
1.沸点や融点の物性はモノによる。傾向がわかったところで、実際のモノの物性が 実験的にわからなければ何の意味もない。 2.何でもググれば答えが得られると思ったら、大間違いである。考えて答えが得られる ような問題に対しては、Googleはほぼ無力である。 3.宿題は自分でやれ。
事故怪傑しますた
>>944 ずっと思ってたんだが、こういうのって構造式の書き方次第で
何とでもなるんじゃないか
>>944 これ意図的にこういう書き方してんのかなw
なんかニヤッとしてしまったw
なんでもありなんてただの空想はつまらない 本物だから面白いんジャマイカ Synthesis of Anthropomorphic Molecules: The NanoPutians Stephanie H. Chanteau and James M. Tour J. Org. Chem., 2003, 68 (23), pp 8750?8766 Abstract Described here are the synthetic details en route to an array of 2-nm-tall anthropomorphic molecules in monomeric, dimeric, and polymeric form. These anthropomorphic figures are called, as a class, NanoPutians. Using tools of chemical synthesis, the ultimate in designed miniaturization can be attained while preparing the most widely recognized structures: those that resemble humans.
『ナノテクノロジーの世界を子供たちに知ってもらうための化学教育プロジェクトの一環』 だって。
950 :
あるケミストさん :2008/12/07(日) 23:45:38
またずいぶん過去の話題をもってくるなぁ ちなみにナノプシャンを構造最適化すると、とんでもない事になります
この人たち、今はナノカーを作ってたっけ。 金属基盤を移動?する分子
バンジーとかダイビングの直前にも見えるね
957 :
あるケミストさん :2008/12/08(月) 19:49:28
フェニルアセトンをつくるにはどうしたらよいでしょうか。 クロロアセトンとベンゼンのFriedel-Crafts反応ではあまり良い収率でできそうにないので。
958 :
あるケミストさん :2008/12/08(月) 19:57:48
>>957 覚醒剤を作ろうとしてるんだろ?
氏ね。
959 :
あるケミストさん :2008/12/09(火) 14:31:17
>>959 んなことはないんだけどな。
既知の化合物つくっても面白くないですし
960 :
あるケミストさん :2008/12/09(火) 14:34:15
じゃあなんでフェニルアセトン合成したいの?w
961 :
あるケミストさん :2008/12/09(火) 15:32:21
もしくはベンジルアセトンでもいいんだけど。 目的は、他の化合物との縮合反応です。 どうやら、覚醒剤の原料とかで販売が規制されてるから売ってないのかな?
作るのも規制されてたような気が
>>962 そっか。ありがとう。
必要なら教授に頼んで買ってもらうとします(できればの話ですが)。
964 :
あるケミストさん :2008/12/10(水) 01:08:08
トリエチレングリコールと2ブロモプロパンの合成を 進ませたいのですが、SN2反応のためか進みません。 なにか、いい案はありませんか。 教えてください。よろしくお願いします。
966 :
あるケミストさん :2008/12/10(水) 01:39:12
『命名法がよくわからんです‥> <』 ベンゼンと無水琥珀酸のアシル化反応で βーベンゾイルプロピオン酸の合成と調べてわかったんですが、 実験でトルエンと無水琥珀のアシル化反応をやって、構造はわかたんですが、なんというものかがわかりません>< pーメチルベンゾイルプロピオン酸‥合ってないですよね??orz
967 :
あるケミストさん :2008/12/10(水) 07:32:05
>964 エーテル合成なんだろ? 両末端置換なら比較的簡単だと思う。モノアルキル化は面倒 1)溶媒をアセニト、DMF、DMSOあたりを試す 2)ハライドの反応性を上げる為にNaIを加える。またはTBAI 3)手に入るならヨードプロパンにする 4)ハライドの沸点が低く、反応後の除去が容易なので大過剰に加える 5)反応温度を上げる 6)後処理・単離が容易な方法論を見つけ、中程度の収率でも単離できれば良しとする 7)塩基はNaHを試す
968 :
あるケミストさん :2008/12/10(水) 09:30:11
俺ならNaHを塩基に用いて基質とTHF中でrefluxさせたあと、 ハライド加えてシールドチューブで100度くらい撹拌させてみる
969 :
あるケミストさん :2008/12/10(水) 16:30:48
>>964 俺ならつながりで、ハライド1.5当量の無溶媒Refluxで行かなかったら
オートクレーブでやるわ俺。
971 :
あるケミストさん :2008/12/10(水) 19:48:59
>>964 俺も970氏のやり方でやるわ。とりあえず目的化合物作って最適化して大量合成。
もう知ってるとは思うが、2-ブロモプロパンは生殖毒性が強いので注意しろよ。
MSDSは読んでるよな?
JACSとかOLのASAPが新しくなってから重いのだがみんなどう? サムネイル表示遅すぎ・・・
印刷するのが面倒になった。カバーグラフいらね
974 :
970 :2008/12/10(水) 23:29:28
971氏は、なんか俺と似たような釜の飯を食ってそうだな。 モノとらなきゃいけない仕事だといかにラクしてズルして 作るか考えるよな・・・。 溶媒なんぞ使わないで済むならそれに越したことないしなー。
975 :
あるケミストさん :2008/12/11(木) 22:49:49
>>963 有機化学やってる人間なら類似化合物から簡単に合成できることを知っているはず。
売られていないが、必要なときはそうやって合成してきた。
976 :
あるケミストさん :2008/12/13(土) 15:53:47
エタノールと金属アルコキシドの混合溶液に3mol/l位の硝酸を混合しても大丈夫ですか?
>>976 違法薬物・爆発物などの合成は、自宅ではできません。
978 :
976 :2008/12/13(土) 16:23:35
>>978 つまり、混ぜると危ないって事でしょうか?
979 :
あるケミストさん :2008/12/14(日) 09:38:49
第 1 級水酸基を Appel 反応で臭素化してるんですが, さっぱり進んでる気配がありません. PPh3/NBS でもダメでした. PPh3 って再結晶しなきゃダメでしょうか? ボスには必要ないって言われたんですが...
とりあえず気になるなら NMRでもとって汚ければ再結晶しとけ。 まあ収率どうこうでなく反応が全くいかないなら その基質じゃいかないんじゃね。
981 :
あるケミストさん :2008/12/14(日) 11:30:32
脱離基として利用するならTosの方がカンタンに作れるよ またはアルコールから光延反応してしまうか Brであることが必要ならスマン。
982 :
あるケミストさん :2008/12/14(日) 12:21:19
アミンのプロトン脱離を行いたいけど, NaH,金属アルコキシド以外で良い無機塩基はないでしょうか?
984 :
979 :2008/12/14(日) 16:15:15
みんなレスサンクス.
>>980 原料合成で既知の物質つくってるので,たぶん俺の腕が悪いせい('A`)
NMR は明日測ってみます.
300 MHz のが 1 台しかないとか致命的すぎるorz
>>981 今まではトシル経由でやってました.
ただ,臭素化だと無保護でも位置選択的に行くよーっていう論文があったもので...
>>983 NBS は再結晶してます.
鹿の NBS はなんだか黄色いけど,どこもあんな感じなのか...
お金無い学科で有機合成化学やると辛そうだね。 まぁ高度な装置は猫に小判だが。
>>984 既知論文の反応でも上手くいかないのは良くあること。
個人的な感想だが、『無保護でも〜』っていう所が気になります。Appel反応をやる時にもフリーの水酸基(アミン?)等があると読めるんだけど、そこらへんが阻害してるのでは?
987 :
あるケミストさん :2008/12/15(月) 00:06:28
かさ高い塩基って、どんなのがありますか?>
そんな漠然と何がやりたいかわからない質問じゃ答えようがない。 宿題なら宿題スレいけ。
>>987 トリ-(トリ-(トリ-(トリ-(トリ-(t-ブチル)-メチル)-メチル)-メチル)-メチル)-メチルアミン
990 :
あるケミストさん :2008/12/15(月) 05:07:13
991 :
あるケミストさん :2008/12/15(月) 21:03:19
26-ルチジン
LTMP
DIPEA
CPME
995 :
あるケミストさん :2008/12/16(火) 13:39:47
ちょっと質問なんだけど実際のところNaHをヘキサンで洗う意味って なんなの? 別にオイルが残ってても反応にはあまり関係ないんだし、相当当量に 注意しないといけない物以外はどうでもいい気がするけど。
996 :
あるケミストさん :2008/12/16(火) 14:25:52
>>995 あまり関係ないってことは少し関係あるってことだ
簡単な反応の場合は洗わないってのでいいと思う
そう思ったら、洗わなきゃいいじゃん。 おいらは後処理が楽になるから、洗う派だけど。もしかしたら目的物が結晶で精製できるかも しれないという下心もあるし。
998 :
あるケミストさん :2008/12/16(火) 14:43:20
俺は反応性変わると思う 実際に洗った奴と未洗浄のNaHじゃ目に見えて洗った方が激しく反応してる
DMFみたいな極性溶媒にミネラルオイルが素早く混和するわけないじゃんか。 結果として懸濁するのに時間がかかり、反応性は落ちる。当たり前。
有機は万能。でも俺は奴隷の1000get
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