>>951 どっかで回答したんだが、エタノールには税金(酒税)がかかるから
消毒用や溶剤用のエタノールには、飲用できない物質を混入させている。飲用不可にすると無税になるから
(ちなみに、99%のエタノールだと、税金のあるなしで値段が5倍くらいになってしまう)
溶剤用だとメタノール(毒性高い)、その他にはデナトニウム(最強の苦味物質)を加えたりして、飲用に適さないようにしたり
消毒用だとイソプロパノールが混入させている場合が多い。毒性はややエタノールよりかはあるけど
イソプロパノール自体にも消毒活性があるから
無水アルコールの方は、おそらく試薬扱いで不純物が入ってないから「飲用不可」と書いてないのかも
まあ、無水エタノールなんて、安いホワイトリカーのエタノール高濃度版、みたいなものだから
決しておいしくはないと思う
消毒用は・・・まあやめとけ。イソプロパノールだけでなく、他の殺菌剤が添加されているかもしれんし
953 :
あるケミストさん:2008/06/27(金) 01:48:01
工業用の無水エタノールは
ベンゼンとのアゼオトロープで水を抜いてる筈だから飲めない
飲むのは勝手だけど有毒。被毒という。
自己責任でお楽しみ下さい
>例えば、エタノールの場合はベンゼンを追加すると、水はベンゼンと共沸するが、
>ベンゼン-エタノールは共沸しないため、分留が可能となる(純度95%w/w以上
>のエタノールは上記の方法で分留される。ただし、微量成分として発ガン性のあ
>るベンゼンを含むので、飲用することはできない。飲用可能な高純度エタノール
>を得るためには、水にヘキサンを追加して共沸を起こさせるなどする必要がある)。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%B8%E7%95%99
逆に、ある研究者が、HPLCでとある成分の分離を試みたんだが、どんな溶媒の組み合わせを試してみても
どうしても分離させることができなくて
自暴自棄になったのかわからんけど、溶媒にいつも飲んでたお酒を加えたら、分離分析できるようになった、という
面白い話もあるw
あと、免税アルコール(申請を出して、使用目的をはっきりとさせたら購入できるエタノール。添加剤なし)を
飲むのは脱法行為だからやめとけ
薬局とかで買える無水エタノールには、ちゃんと税金がかかっているから、飲んでも違法にはならんと思う
>>953 工業用無水エタノールと、試薬用無水エタノールでは、精製方法が違ったり、不純物(ベンゼン等)の含有量が違うかもしれん
ベンゼンのLD50値や、急性毒性が出てくる濃度とかわからないけど
わざわざベンゼンを含むものを飲む必要性は全くないな。急性毒性にならなくても、発ガン性物質だからな
ちなみに、食品とか飲料では、ppbオーダーのベンゼンが検出されただけでも、商品回収になるくらいだからなぁ
まあ、素直に発泡酒でも飲んでろってこった
956 :
あるケミストさん:2008/06/27(金) 05:42:55
質問させてください。
学校で酸化還元反応を勉強していてふと疑問に思いました。
小学生の頃に、過酸化水素水に二酸化マンガンを入れると酸素が発生するが、二酸化マンガンは触媒なので反応後も変化しない、と習いました。
しかし半反応式を眺めていて思ったのですが、過酸化水素水から酸素がでるということは、過酸化水素が還元剤になっているのでしょうが、それならば二酸化マンガンは酸化剤として反応してもいいと思うのです。
ところが実際は二酸化マンガンはMn2+にはならない、というのがとても不思議に思えます。
酸化剤として働く過酸化水素と還元剤として働く過酸化水素がぶつかりあって酸素が発生すると考えるべきなのでしょうか?その際、二酸化マンガンが酸化剤として働く余地がないのはなぜなのでしょうか?
よろしくお願いします。
酸化還元反応なんですか?
私もすべてを知っているわけではないのですが、
「触媒」ってのは「反応の前後で変化しない物質」というふうに定義されていると思いますが、
「反応を起こしている最中」については何も言っていません。
反応の最中に二酸化マンガンは、過酸化水素と何らかの反応を起こして他の形の物質に変化し
(たとえば過酸化水素によっていったん酸化されて酸化数が+4より大きくなり)、
そしてその物質がまた別の過酸化水素と反応して、元の二酸化マンガンに戻っている
(たとえば別の過酸化水素分子を酸化させて酸素を発生させ、自身の酸化数は+4に戻る)、
ということも考えていいんです。
ちなみにマンガンは、+7までどの酸化数も安定に取ることができる、
いわば酸化還元に対して非常に柔軟な原子です。
>>957 酸化還元反応かといわれれば、間違いなく酸化還元反応だといえます。
2H2O2→2H2O+O2で、左辺にある4つのO原子のうち、
2つの酸化数は-1から-2へ、もう2つの酸化数は-1から0になっています。
つまり結果だけを見れば、ある過酸化水素分子が酸化剤、別の過酸化水素分子が還元剤になっています。
浸透圧のところで質問です。どなたかお願いします。
グルコース3.6mgを含む水溶液100mLの浸透圧を30℃で測定した。
水溶液および水銀の密度をそれぞれ1.0g/cm^3、13.6g/cm^3とする。
水溶液の浸透圧を5.0×10^2paとするとするとき、液柱の高さhはいくらか。
333m
961 :
923:2008/06/27(金) 11:40:30
962 :
あるケミストさん:2008/06/27(金) 11:49:34
963 :
あるケミストさん:2008/06/27(金) 14:13:00
このスレの書き込み数が1000を超えているのはなぜですか?
964 :
あるケミストさん:2008/06/27(金) 14:13:29
高分子系の論文でregioreguralityというものが出てきたのですが
これってどうやって測定するのでしょうか?
965 :
初心者:2008/06/27(金) 17:46:36
どうしようもない初心者です。質問させてください。
色の変化を調べなければいけなくなりました。
身近にあるもので、取り扱いが簡単で、過酸化水素とよく反応し、漂白され、
自然には分解(漂白)されないものってなんですか?
966 :
初心者:2008/06/27(金) 18:52:37
おねがいします
血液。自分の限定だけど
968 :
初心者:2008/06/27(金) 19:24:37
>>967 ありがとうございます。でも痛くない、不潔にならないものがいいのです
970 :
あるケミストさん:2008/06/27(金) 21:08:45
原子殻にある電子はどのような運動をするのですか??円運動ですか??
971 :
956:2008/06/27(金) 23:41:09
>>958 そうだったんですか!驚きました。ありがとうございます!
触媒ってとても不思議ですね。
化学って反応前と反応後については分かり易いんですが、反応中にどういうメカニズムがあるのかは、よく分からないな、と思うことが多いです。
混合塩基の中和滴定や、二段階中和も、結局は酸のだしたH+と塩基のだしたOH−のモル数が等しいという公式を使うだけで、実際の反応中に電離度がどう変化して、どの塩基から中和されて、平衡がどう移動するのかってことはいまいちイメージしにくいというか・・・。
物理に比べて時間の流れが見えにくくて、いつも消化不良な感じがあります。
私の勉強不足ですが。がんばります。ありがとうございました!
>>970 電子の粒子性と波動性について調べてこい
話はそれからだ
973 :
初心者:2008/06/28(土) 00:28:52
>>969 色紙とかだめでしょうか?
髪の毛は絶対反応いいと思いますが、小さすぎるし、比較が難しいのです。
すみません。
>>973 簡単に漂白できてしまうような物質を、色素として商品に使うことはないからなぁ
色紙じゃ目に見える速度では漂白されないと思う
ちなみに、過酸化水素ってのは30%を使うのか?それともオキシドール(3%)?
975 :
あるケミストさん:2008/06/28(土) 00:45:29
>939
返事ありがとうございました。
昨日、図書館で小島和夫先生の熱力学の本を拝見しました。
とてもわかりやすく説明がしてあり、勉強になりました。
ありがとうございました。
>>973 植物体の色素(葉緑素や花弁や果実の色素)とかなら
色の変化がわかりやすいんじゃないかな?
>>952-955 御親切にありがとうございました。
購入した無水エタノールについてメーカーに聞いてみました。
99.5%のものです。
酒税がかかっている。
飲もうと思ったら飲める。
毒性があるもの等の付加はない。
純粋なエタノールと言う話でした。
この質問は飲みたい。とは聞いていません。
978 :
初心者:2008/06/28(土) 01:39:56
>>974 ありがとうございます。
過酸化水素ってのは35、27、3%の予定です。
しょうゆで染色した布とか、ニンジンとか、どうでしょう?
にんじんは反応よさそうですが、カロチンや酵素で活性酸素が消えて、色が変わらない、とかあるでしょうか?
高校化学の問題集で、
酢酸+水ナ水で作った緩衝液の問題中、
酢酸の電離を無視して平衡の式を立てている回答があったのですが、
無視せずに計算して比べたら15%も誤差がありました。
許容範囲なのでしょうか?
980 :
あるケミストさん:2008/06/28(土) 03:24:02
>>979 >>許容範囲なのでしょうか?
高校生の問題(学習指導要領)としての答えが知りたいなら、学校で聞くしかない。
ついでに、合わせて質問した方がいいと思う。
>>871 通常は塩基性で未反応物を分液しております。
通常の実験では反応が終わった後塩酸で酸性にして水層を取り出し
塩基性にして未反応物を取り出し、
最後に中性にして分液するという方法で行っています。
何が大変かといえば中性にしたときに分液を50回やらないと収率が向上しない点です。
4mmolで10回THF抽出で収率30%
6mmolで50回THF抽出で収率94%
ちなみにorg synとJOCでは200mmolで行い収率90〜95%
実際に以前レスした内容を試してみたのですが
反応を止めた後の中和がとにかく手間がかかってしまいました。
反応をとめる段階で水槽に目的物の移動が見られ
中性に戻してもなかなか油層に戻らないのも問題です。
もう一度試してみてだめなら諦めます。
教授には生成の方法としてピナコールエステルの方法を進められました。
org synとJOCでは81%の収率
エチレングリコールかピナコールをやってみたらと先輩からすすめられたのと
エステル化するとNMR測定もしやすくなるので今後やってみようかと思います。
3量体が多い場合いっそエステル化したほうがいいのかもしれません・
ボロンのソースはorg synを参考にしてトリイソプロピルボレートです。
982 :
あるケミストさん:2008/06/28(土) 07:21:04
871
おはよう。まだ帰れないんだが。
情報ありがとう。漏れも参考にさせてもらう
生成物の抽出する時に塩析したかよ?
かなり変わるぞ
あと力技で連続抽出器使うか
話には聞いてたけど、やはりある程度三量化するんだな
983 :
あるケミストさん:2008/06/28(土) 12:19:30
Pb−Pbの結合エネルギーは何キロジュールパーモルですか??
986 :
1122:2008/06/28(土) 14:36:29
何卒よろしくお願い致します。
988 :
あるケミストさん:2008/06/28(土) 15:12:51
モルちゃんがんがってんな
990 :
あるケミストさん:2008/06/29(日) 02:37:30
>>1122 あなたのPCだけの番号です。only1です。
他の人のものと違います。
対策は、
キャッシュを一度全部削除してください。
または、使用しているエディタを変えて下さい。
正しい答えが見えます。
991 :
あるケミストさん:2008/06/29(日) 02:57:32
亜麻仁油の構成脂肪酸がわかる方がいたら教えてください
>>991 ☆ よ い こ の お や く そ く
Google(ぐーぐる)やYahoo(やふー)等(など)の検索(けんさく)で出(で)るような質問(しつもん)は
できるだけ検索してから質問するように
レスの無駄(むだ)になるし、回答者(かいとうしゃ)をわずらわせないように
Wikipedia(うぃきぺでぃあ)も検索してね。専門性(せんもんせい)の高(たか)い質問なら
英語版(えいごばん)のWikipediaも検索してね。英語の方(ほう)が、情報(じょうほう)は多(おお)いから
http://ja.wikipedia.org/wiki/ http://en.wikipedia.org/wiki/ 宿題(しゅくだい)の丸投げ(まるなげ)はやめようね。自分(じぶん)でやらないきゃ宿題の意味(いみ)がないから
回答してもらったら、回答者にお礼(れい)はちゃんと言(い)おうね。最低限(さいていげん)のマナーだよ
検索したら1発で出てきたぞカス
993 :
あるケミストさん:2008/06/29(日) 06:53:53
希硫酸或いは希塩酸を加熱すると濃度は上がりますか?
下がりますか?
994 :
あるケミストさん:2008/06/29(日) 08:32:57
agaる
希塩酸を加熱・蒸発させると塩化水素(塩酸ではない)の蒸気が出るか注意。
>>994 揮発性酸の塩酸を加熱したら、気体HClが逃げていくから、濃度は下がるんじゃね?
グリシン滴定曲線の変化と、グリシンの化学構造の関係を教えて下さい。
質問よろしいですか?
1-ペンテンを水和させると主に2-ペンタノールが生成するのは
どうしてなんですか?1-ペンタノールはできにくいんでしょうか?
お願いします
998 :
あるケミストさん:2008/06/29(日) 13:31:11
分子間の万有引力とファンデルワールス力は区別しますか??
1001 :
1001:
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