一乙 二ゲト
ホルミル安息香酸のCOOHをエステル化しようとして、EtOH中、 濃硫酸を触媒にリフラックスしました。 しかしアルコール中酸触媒下ではCHOのアセタール化が起こると知り、 一晩後に反応を止めてNMR及びMSを取ってみたのですが、 アセタールは生成せず、目的のエチルエステルができていました。 この条件ではアセタール化は起こらないのでしょうか?
アセタールは水と酸が存在するとあっという間に分解する エステル化は平衡反応だから大丈夫
>>4 なるほど!
水/クロホで分液したのでその時に加水分解されたんですかね。
ちなみにCOOHとCOOEtの比が1:1だったのですが、分液くらいで
半分も加水分解してしまうでしょうか?反応時間は一晩もあれば
十分だと思うのですが・・・。
>>5 エステル化で水が出るだろ?
エステル化は平衡反応だと言ったろ?
>>6 溶媒にEtOHを大量に用いてるので平衡的にはかなりCOOEt側に
偏ると思ったのですが、やはりちゃんと水を除去しないと
ダメでしょうか。
>EtOHを大量に用いてる その分水も多く入るよな。
>>8 脱水溶媒使わないとイカンのですね。
かなり敏感なんですねー。ありがとうございました。
混ぜただけで反応して共有結合でつなげるような反応性の高い 置換基の組み合わせって何かありますか?
無水酢酸などのアセチル化剤は、どういった箇所を選択的にアセチル化できるんですか? またアセチル化でアミノ基を保護するとはどういった仕組みなんでしょうか? 立体障害が大きくなるんかな…………
>>11 無水酢酸は選択性ほとんど出ない。
よほど立体が混んでいることが無いとO-アセチルもN-アセチルもできる
N-アセチルになると窒素の電子がカルボニルの方に吸い取られ
(アミドになったので)窒素の求核性が大幅に低下する。
つまりアミノ基としての反応性を示さなくなったので保護成功、と。
(どうやって脱保護するかはシラネ)
>>12 回答ありがとうございます
では、一般に、ある箇所に選択的に基をつける手法はどういったものがありますか?
14 :
あるケミストさん :2007/03/18(日) 22:30:59
>>13 どんな場所にどんな官能基(保護基)を付けるのかによるので
もっと具体的に書いたほうが良い。それだけで一冊どころじゃなく本が書ける罠。
とりあえず「Protective Groups in Organic Synthesis 」とか読みな。
>>13 糖化学の本を読むといろいろ書いてある。
活性な水酸基がだいたい6個あって、それを選択的に保護、脱保護していく手法が開発されている。
基本は嵩高い置換基から順番に入れて、それを選択的に外せる方法を用意する。
還元的、酸化的、弱酸性、塩基性、酸化後に加水分解など。
選択的に外した後に、選択性は無いが外し方に特徴のある別の保護基を入れることもある。
選択性は無くても、他の酸素原子がすべて保護されていれば問題ないからね。
セルロースからエタノールを製造するという記事を読んで興味を持ったんですが、どのような本を読めばいいんでしょうか? 化学科3年で、有機はマクマリー下までやり、無機は初歩的なとこまでやりました
17 :
あるケミストさん :2007/03/23(金) 01:42:05
すみません。総合質問スレから飛んできました。 質問というか疑問というか、以下はコピペしましたが悪意のあるマルチではありません。 勤務先でソリューション・ウォーターなるものを 導入し、まあ加湿器みたいな使い方なのですが。 次亜塩素酸を主成分としている、と。 上司は「ソリューション・ウォーターを導入してから前年に比べて、従業員の風邪やインフルエンザが減った」 と言っていますが、中途入社なので実際の効果のほどは分かりません。
判定結果 加湿器は風邪予防に有効です。 溶液水の効果なんぞシラネ。 そんな事より、この壷買えば貴方の人生は・・・ マルチ帰れ!
次亜塩素酸って揮発性あるのかな。 次亜塩素酸水溶液を蒸発させてるだけなら、純水が飛ぶだけだから 次亜塩素酸は加湿器にたまっていくだけなんじゃ? あやすぃ
ま、どんな物質でも揮発性はあるし、次亜塩素酸にも当然ある。 加湿器みたいにエネルギー与えて飛ばせば、そりゃ飛ぶ。 ・・・が、還元水がいいといったり、酸素浴がいいといったり、マイナスイオンが・・・。 化学でもなけりゃ民間療法でもない、ただの都市伝説だぞ? 効果も害も一切確かめられていない。 大手家電メーカーの技術者どもが、科学者としての良心をすてて 営業ワードに屈しただけの代物だ。
21 :
あるケミストさん :2007/03/29(木) 22:08:50
>>16 そのケミストリーはかなり複雑だと思われる。
論文(レビュー)を探すのが良いかと。
といっても三年生でいきなり長文の論文を読むのはかなりきついと思うけれど。
ニトロ基を導入すると極性って上がりますか?下がりますか? イメージ的には上がりそうな気がするんですが。
23 :
あるケミストさん :2007/03/29(木) 23:48:17
基本的には上がる。aci-ニトロ互変異性とかの影響で。
ありがとうございます。 やはりニトロ化したらクロホにとけなくなりました。
>21 論文は研究室配属される前でも読ませてもらえるものなんでしょうか?
>26 ありがとうございます
28 :
あるケミストさん :2007/04/01(日) 10:28:07
当方、研究開発で油脂関係の有機合成をしているのですが合成を始めた頃から ここ3ヶ月咳が止まりません。使っている薬品は無水酢酸でアセチル化のみな のですが反応の際、140度を越えることが何度もあり無酢の蒸気を吸い込ん でから症状が出たように思われます。保護具として活性炭マスクずっとしていまし たがドラフト内での試験ではありませんでした。 そこで質問なのですが無水酢酸の毒性でこのような症状が出た場合、医師はどの ような処置を行うのでしょうか?また皆さんはこのような経験はありますでしょうか? 出来たばかりの研究所で産業医はおりません。 当方、埼玉在住でいくつか病院を回ったのですがわからないとの事でした。 スレ違いかもしれませんが有機合成の薬害についてのスレがなかったので質問 させて頂きました。ご指摘頂けたら幸いです。
29 :
あるケミストさん :2007/04/01(日) 11:07:28
>>28 ドラフト内ではないのはともかく、開放系ですか?
冷却管と窒素風船くらい付けられてはどうですか?
症状は分かりませんが、刺激性が強いので
嗅覚などにも障害が出るかもしれません。
>>28 呼吸器系への薬傷ってほとんど手の出しようがないという
話じゃなかったかな。つまり自然治癒にまかせるしかない。
行き着くところ、職場の環境を変えるか、あるいは28が職場を
変えるかという話になりそうだが。
31 :
あるケミストさん :2007/04/01(日) 18:33:37
>>29 レス有難う御座います。
開放系というか研究室内の一実験台の上での作業です。
なので匂いがしたら窓を開けるようにしている程度です。
冷却管は1ヶ月前から取り付けました。
始め風邪だと思ってしまっていたので気付かず対処が遅れてしまいました。
窒素風船試してみます。
有難う御座います。
>>30 レス有難う御座います。
やはり自然治癒ですか。
年配者が多くなかなか理解してもらえないかもしれませんが職場の環境を
変えてもらう様に強く直訴したいと思います。
有難う御座います。
芳香族アルデヒドを酸化してカルボキシル基にしたいんですが、 1当量で反応してくれる酸化剤って何かありますか? 二つのCHOの一方だけを酸化したくて・・・
33 :
あるケミストさん :2007/04/04(水) 22:05:59
過酸化水素とかどうだろう。mCPBAとかだと、生成物を単離するのが難しそうだし
34 :
あるケミストさん :2007/04/05(木) 00:05:44
>>32 OHC-C6H4-CHOってこと?
Ru/Al2O3(cat.) + O2はどうだろうか。
あるいは酢酸マンガン(cat.) + O2とか
片方で止めるのは結構難しそうな気がするけれど。
>>33 ,34
ベンゼン環ではなくナフタレン環です。
お二人の方法、調べてみたいと思います。ありがとうございました。
>>33 それってBaeyer-Villigerが起きるんじゃね?
↑ その通り。んで、目的物が得られるからいいじゃん。
38 :
あるケミストさん :2007/04/09(月) 03:10:06
脂肪族のシッフ塩基をN-オキシドにしたいのですが、シッフ塩基が分解してしまい、 できません。どなたかご存じの方がいらっしゃいましたらご教授ねがえませんでしょうか?
脂肪族のシフ塩基って、水があったら加水分解する なかなかに扱いにくい化合物だったような気がするんだけど。 どうしても脂肪族じゃないとダメなの?
アルデヒドの保護基ってアセタール以外になにがありますか?
42 :
あるケミストさん :2007/04/14(土) 10:28:16
沸点の違う2種類の混合溶媒系で還流反応させる時に内温が低沸点溶媒の沸点以上になるのって常識? 薗頭反応をトルエン/トリエチルアミン系で還流させてたんだが、てっきり内温はTEAのbp90℃かと思ったら110℃になってた。 かといって、オイルバスが100℃ぐらいじゃ還流しないし。どーゆーこと?
それは共沸しているからです。
>>42 共沸混合物の沸点がそれぞれの単独物質の沸点以下になることもあるよ
なるほど。共沸か。dクス その単語、昔の授業で聞いたことあるな。 混合溶媒を還流させるときって、内温を予測するのは難しそだね。
42&45です。 ちなみに共沸って物理化学の分野? ムーアはどうやっても頭に入らなかったのだが。。。
>>45 共沸混合物の沸点を示した文献がある。
沸点の他に共沸混合物の比も分かる。
それをみればオッケーW
>>46 じゃないんかな?
俺は蒸留工学で勉強したよ。
42&45&46です。 皆様dクス
50 :
あるケミストさん :2007/04/14(土) 12:30:51
有機層を塩化カルシウムで脱水するとき注意する事ってありますか??
>>50 硫酸マグネシウムとか硫酸ナトリウムとかじゃねえの?
有機層を目で見た時に明らかに水が混ざっているようだったら
脱水剤を入れても無駄だからしばらく静置して抽出しなおす。
ハロゲン系など比重の思い溶媒で抽出した時は有機層を間違えるので注意。
>>42 それは共沸でなくても沸点が上がるのでは?
トルエンで希釈される分活量が落ちて蒸気圧も下がるかと。
混合比によるけれど。
>>50 塩化カルシウムのルイス酸性にやられるものでないかどうか。
高校の実験室で合成できるようなもので、 おもしろい特徴のある化合物ってありませんか?? それと、それの合成方法もよろしくお願いします。
いろいろな本などを見ても芳香族ニトロ化合物の反応性というものが 見当たらないのですが、こういう条件にしてしまうとこういう反応が 起こってしまうという注意すべきことなどはありますか? 混酸でニトロ化した化合物を塩基性にしたら おかしなものができてしまって・・・
>>55 おまえさぁ、そういう漠然とした質問は質問板でやってくれよな。
ここは有機合成専門板なので、質問するならもっと具体的な内容に城。
ニトロ化合物の反応性って言っても、反応にも色々あるんで答えようがない。
ポルフィリン作ってるやついる? ピロールって空気下ですぐダメになるけど、ジピロメタンもすぐ 死ぬの?つくりおきしときたいんだけど、みんなその都度合成してんの?
>>58 良くも悪くも基本的にピロールです。Ar置換して冷凍庫に放り込んでおけばある程度持つよ。
新鮮なのに越したことはないけど。
>>59 サンクス!やっぱ死んじゃうのねー。
めんどいのー。
ちなみにジピロメタンから合成した5,15フリーのポルフィリンも TPPとかに比べると安定性は悪い?
光に当てなきゃ大丈夫だよ。
フリーのとこが攻撃されやすいから、TPPに比べると安定性は下がる
この前、試薬室で「固体状硫化水素」と書いてある古い試薬瓶を目にしました。 これって何ものか知っている人いますか? 本来ガスであるH2Sを何かで担持あるいは吸着させたもの? できれば使用法なども教えていただけるとありがたいです。
ポルフィリンの質問に便乗させてください。 フリーベースポルフィリンは大体紫の溶液になると思うのですが、 自分で合成したポルフィリンは茶色でした。UVをとっても普通の ポルフィリンのスペクトルの形をしており、NMRでも不純物は見当たり ません。溶液が茶色ってこと、ありますか?
>65 どうやって精製したのか知りませんが。。。 NMRでは検出できないくらい微量の不純物によって 着色しているのかもしれませんよ。 HPLCやGCのほうが感度良く不純物を検出できると思いますよ。
還流初体験しました。 なんか面白いっすね。 なんかすりあわせ器具でなく、ゴム栓連結でした・・・
ゴム栓で還流はやめとけ。 普通のゴム栓には、可塑剤が山ほど入ってるから、 きれいに抽出されて変なものが取れちゃうぞ。 フタル酸エステルとか。
まだまだ初心者なもので、練習ということで古い蛇管?を使わされました。 可塑剤はシリコンゴムを使ってもout?それとゴムそのものも出てきたりしますか?? そうゆうのが混ざってしまったら、濃縮とかしたときにドロドロになったりするんすか??
あ〜シリコンゴムなら、まだマシかもね。 それでも低分子量のシリコーンが出てくる可能性もあるんで、 やっぱりお勧めはしないねぇ… 濃縮してドロドロってことはないだろうけれど、 生成物の中に変な不純物が紛れ込むことがあるから。
>>70 ふとおもったが、温度計ホルダーとかのO-リングって還流反応では使わない方がいいの?
あの黒いのってアセトンに浸しといたらボロボロになるよね。
>>71 そういうときのためにシリコンゴムのパッキンも用意しておくのが
化学者のたしなみ
なにか還流操作を使う合成実験ってありませんか??
なにかって言われても、いろいろあるよ、としか…
あ、なるべく新しい試薬を買わなくてすむようなのがいいッス。 高校レベルの試薬なら一応そろってるはず。。。 よろしくです。
76 :
あるケミストさん :2007/04/26(木) 18:17:55
すみません あげさせてもらいます。
還流ならなんでもいいっていう神経がわからない。 目的のモノがあるなら別だが、反応条件がわかってる実験をやる意味ってあるの? 還流なんて、条件検討をしてて反応性が悪いときに仕方なくやるもんだ。
>>73 なんだか研究室の不正会計処理みたいだな。
帳簿上は学生のバイト代名目で・・・ ry)
>75 高校レベルの試薬って、どんなのですか? 高校有機化学って、理屈もろくに分からないまま とにかく頭に詰め込んだっていう記憶しかなくって。。。
高校でならった反応 フィッシャーエステル化 エタノールからジエチルエーテル、エチレン ニトロ化、スルホン化 ベンゼン→フェノールの変換 芳香族での官能基の変換(ニトロ→アミノ、アルキル→カルボキシ、アミノ→ジアゾニウム) ジアゾカップリング 他になんかあったっけ? 高校だとC-C結合を作る反応ってないんだよなあ。
81 :
あるケミストさん :2007/04/30(月) 00:45:21
C=C結合のハロゲン化 トリグリセリドのけん化 糖(アルデヒド)による還元反応 酢酸ナトリウム→メタン 酢酸カルシウム→アセトン (唯一のC-C形成?)
82 :
あるケミストさん :2007/04/30(月) 11:35:09
つい先日アセチルサリチル酸(アスピリン)生成の実験をしました。 析出後、析出したアスピリンと思われる結晶とサリチル酸をそれぞれ試験管に取り、 エタノールを数滴加え、よく振り混ぜ、塩化鉄(V)試薬を数滴加え着色の度合いを比較する と言う確認試験を行ったのですが どちらも紫を呈色しました。 これは塩化鉄Vが-OH基と反応しているためですよね? 確認試験ならエタノールを加える必要はないのではないかと思ったのですが 何故わざわざエタノールを加えたのでしょうか? もし、加えるとしてもアスピリンと思われる結晶にそのまま塩化鉄Vを入れ 着色しないのを確認した後、エタノールを入れ、着色を見るという形で確認する方がわかりやすいのではないのでしょうか? エタノールをわざわざ入れた意図がわかりません よければご教授のほどよろしくお願いします。
塩化鉄(V)試薬って水溶液だったりするんじゃないの? 「アスピリンと思われる結晶とサリチル酸」って水に溶けるの?
84 :
あるケミストさん :2007/04/30(月) 12:56:42
>>83 はい。確かに塩化鉄(V)試薬は水溶液でした。
なるほど。アスピリンと思われる結晶とサリチル酸はベンゼン環を持っているので水には溶けない。
だから溶媒としてエタノールを用いたということでしょうか?
ですが、エタノールも-OH基を持っていて塩化鉄(V)とは当然反応しますよね?
だとしたら確認試験の意味がないと思うのですが。
現に、アスピリンと思われる結晶の場合ではアスピリンであれば-OH基を持たないので
塩化鉄(V)とは反応せず無色のはずなのにサリチル酸と同じく呈色反応を示しています。
それとも、溶媒のエタノールは塩化鉄(V)とは反応していないということでしょうか?
引き続きご教授のほどよろしくお願い致します。
塩化鉄はフェノール性水酸基(芳香環に直接結合してるOH) の呈色試薬でエタノールじゃ抵触しなかったはず。 もう高校でならった呈色とか記憶が曖昧だからあやしいなあ。
86 :
あるケミストさん :2007/04/30(月) 20:56:04
>>84 エタノールは有機物も無機物も比較的溶かしやすいから混ぜて用いる。
エタノールとFe3+は呈色反応をしない。
アセチルサリチル酸で反応してしまうとしたら
不純物もしくは加水分解物のフェノール性水酸基がFe3+と反応したと考えるのが妥当。
87 :
あるケミストさん :2007/05/01(火) 21:52:06
ベンゼン環にどういう置換基が付いていると混酸でなくて濃硝酸だけでもニトロ化が起こるのでしょうか?
89 :
あるケミストさん :2007/05/02(水) 01:42:12
ありがとうございます
エステルのけん化ってアンモニアでも起こりますか? NaOHであれば -COOR + NaOH -> -COONa + ROH になると思いますが、アンモニアだと -COOR + NH3 -> -COO(NH3R) にならないといけないですよね。
90はRとNaが直接交換していると考えているように見受けられますが、 水酸化ナトリウム由来の酸素と水素をそれぞれO',H'とすると、 -COOR + NaO'H' > -COO'H' + NaOR > -COO'Na + ROH' です。アンモニアの場合は窒素Nが上記NaO'H'のO'に相当するので、 -COO(NH3R)とはなりませんな。
つか、アンモニアって普通、水溶液じゃない? NaOHの代わりに、NH4OHで考えてみればどうかな。
<<91,92 なるほど。確かに水溶液ですね。 ということは-COO(NH4) + ROHということで、やはりけん化が 起こる、ということでしょうか。
同じ化合物中にNH2基とCOOR(もしくはCOOH)が同時に存在すると、 塩基性もしくは酸性などでアミドの生成か、何か他の反応が 起こってしまうでしょうか? 本などでは、アミドは普通酸クロリドなどから合成した方が収率が 高いので、COORやCOOHはあまり用いない、と書いてあったのですが、 具体的にどの程度の条件でNH2基とCOOR基からアミドが できるのか書いてあるものが見つからなくて・・・。
>>94 教科書的にはアミンと酸ハライドでアミドを作るわけだが
実際に合成やるとアミン塩が生じて上手くいかなかったりする
そのあたりはノウハウがあるんだ
エステルとアミンからアミドができるけど
カルボン酸とアミンから直接アミドはできない(非常にできにくい)
これは脱離能というか反応性の問題
>>95 COOHとNH2からはアミドはできないんですか。
まずNO2とCOORを持つ化合物をSnCl2/HClaq中でNO2をNH2に還元している
んですが、その時点でCOORはCOOHに変換されている可能性がありますよね?
中和したりいろいろしている間に何か起こったらしくNMRがよくわからない
ことになりまして・・・。
うまく後処理を考えないといけないですよね。
97 :
あるケミストさん :2007/05/04(金) 03:14:23
>>94 〜96
-COOHとH2N-、工業的には無理やり高温で反応させていますよ。
エスエル−アミド交換反応も工業的にはよく使っています。
(これも比較的高温で処理していますよ)
まだ議論が続いてますね。 高温高圧条件でエステル-COORとアンモニア水NH3 aq. を反応させたとき、主生成物がアミド-CONH2で、 副生成物がカルボン酸-COOHではないかと思います。 高温高圧の理由は、高温にしないと反応が進行しないし、 高圧にしないとアンモニアが反応系中から出て行ってしまうから。 アミドとカルボン酸の生成比はアンモニア水の濃度によるでしょうが、 アミンと水の反応性は1000倍くらい違うと聞いたことがあります。 (どれくらい信じてよいのか分かりませんが。。。)
>>98 -COOH + NH3 → -COONH4
-COONH4 → -CONH2 + H2O
-CONH2 → -CN + H2O
200〜300℃
均一系 H3PO4触媒
アミノ基を持つ化合物を酸性条件下、DMFを溶媒に用いた場合、 DMFのCHOとアミノ基が反応してイミンできちゃいますかね?
質問です。 一価のアルコールAに酢酸と少量の濃硫酸を加えて加熱したところ、分子量がAより42だけ大きく、Aの1.7倍の化合物Bが得られた。Aね至性式についつ考えられるものをすべて記せ。
>>100 アミドのCHOは反応性高くないから、そう簡単にはイミンにはならないと思われ。
>>101 そりゃ、質問じゃなくて、宿題だろ?w
103 :
あるケミストさん :2007/05/12(土) 19:12:45
105 :
あるケミストさん :2007/05/12(土) 20:11:04
二重結合とアミド結合を有する化合物のアミド部分を還元する試薬は何かないですか?
106 :
あるケミストさん :2007/05/12(土) 21:28:40
107 :
あるケミストさん :2007/05/13(日) 08:29:10
>105 LAHがいいんじゃね?
108 :
105 :2007/05/15(火) 21:01:41
>>107 ご返答ありがとうございます。
しかし、LAHだと2重結合が還元されたりしませんか?
もう一つ質問します。
Q
2-2'-ビピリジンの2つの窒素原子のpKa1とpKa2は分かりませんか?
どこか良いデータベースサイトがあれば教えていただけませんか?
109 :
あるケミストさん :2007/05/16(水) 10:41:46
>>108 ならBH3使え。爆発する事があるので温度に気をつけろ。
110 :
105 :2007/05/16(水) 15:23:46
>>109 2重結合がある化合物にBH3を使うと、ヒドロホウ素化されませんか?
二重結合っていうのがアミドのカルボニル基と共役しているなら LAHで1,4-付加が起こって二重結合も還元されるっていうのは ありうるけど、それ以外ならまずLAHで二重結合が還元されることは ないだろう。 で、二重結合がカルボニル基と共役しているなら電子不足二重結合 だから、ヒドロホウ素化はかなり遅いはず。
112 :
105 :2007/05/18(金) 17:37:34
>>111 ふむふむ。なるほど。
どうもありがとうございました。
113 :
あるケミストさん :2007/05/20(日) 00:21:16
質問スレとのマルチで申し訳ありません。 ガラスチューブオーブンの使用方法を教えてください。
114 :
あるケミストさん :2007/05/20(日) 00:26:05
>>107 アミドのLAH還元って場合によっては進まないんじゃなかったっけ?
ペニシリン(βラクタム)が酸で壊れる反応機構がよくわからないんですが…、教えてもらえますか?
高校生ですが、有機合成の操作の練習になるような合成実験って何かありませんか??
118 :
あるケミストさん :2007/05/24(木) 21:52:51
エンドサイトーシスで分子量の大きな分子も細胞内に取り込まれるのに、 タンパク-タンパク相互作用を阻害するような分子設計の薬があまり存在しないのは何故ですか?
119 :
あるケミストさん :2007/05/24(木) 22:25:06
>115 酸触媒による、付加脱離反応だろうね。溶媒が何かわからないけど、 普通は加溶媒分解する。 >118 それだけ、タンパク質間の水素結合が強いのだろう。 取り込んだ方が安定になるような分子をレセプタの構造から設計 できたら、イケると思うけど、簡単じゃないんだよなぁ。レセプタも 取り込む前後では構造が大きく変わることがあるから、設計は一筋縄では いかない
120 :
あるケミストさん :2007/05/25(金) 15:31:25
プロピレンが塩酸と付加反応してできる物質は、2-クロロプロパンとあるのですが、1-クロロプロパンにはならないのですか?どなたかお返事お願いします(つω・`)
水素イオンが付加した後にできるカチオンの安定性を考えれば分かる
122 :
120 :2007/05/25(金) 19:22:28
>>121 お返事ありがとうございます('V`Pq)
でもあたし高三なんで、化学|の範囲しかわかりません…。高三のレベルでしたら、これは形式化して暗記するしか方法はありませんか?
123 :
118 :2007/05/25(金) 19:29:09
>>119 お答え頂き感謝します。
まずはレセプターのことを気にせずに設計して、in vitroで活性を測るようにします。
では、タンパク表面(電荷の帯び具合は多くも少なくもない)をターゲットにするための分子設計をする場合、
次の2つのうちどちらがヒットする可能性が高いですか?
@化合物のフレキシブルな末端部分には電荷を付け、側鎖中央部分は疎水的にする
A化合物のフレキシブルな末端部分は疎水的にし疎水結合しやすくし、中央部分は電荷を付ける
>>120 1−クロロが本当に全くできないとは思わないけど、
2−クロロの方が圧倒的に沢山できるだろう。
反応機構が、H+のC=Cへの親電子付加だから、
カチオンが安定な場所にCl-が付く。
>>122 超共役の概念を学ぶ大学一年後半までは理解できないから、暗記するしかないね
>>123 立体障害とか考えると@が良さそうだが、こればっかりはやってみないと分からんよ
いろんなアプローチの仕方があるけど、ドナーとなる天然物の構造の内、
極性官能基の大まかな位置や、pHによる電荷の帯び方を把握して、
モデル化合物を作って試験するのが化学屋っぽいかな
126 :
120 :2007/05/25(金) 21:36:46
>>124 『カチオン』がわからないんです(ノω・`。)
125さんの言う通り覚えるようにします。ありがとうございました。
>>125 そうですか…。じゃぁ覚えることにします!お返事ありがとうございました。
>>126 カチオン=陽イオン
簡単に言うとプロピレンにH+が付いて炭素に+が移動するんだけど,
端の炭素に+がつくか真ん中の炭素に+が付くかで+イオンの安定性が変わるという話
128 :
あるケミストさん :2007/05/26(土) 08:13:52
有機合成において高沸点物と低沸点物を蒸留(単蒸留)で分けようとする場合、 高沸点物から低沸点物のみを(沸点差常圧で100℃程度)効率良く回収できるコツはありますか? どうしても低沸点物が残るし、条件をキツクしたら高沸点物まで留去し 収率が悪くなってしまいます。必要な化合物は高沸点物の方です。
129 :
あるケミストさん :2007/05/26(土) 09:54:04
>128 低圧下・なるべく低温下で、低沸点側の物質をゆっくり抜いて、 低沸点側と共沸し、高沸点側と共沸しない物質を加え、ゆっくりと 加えた物質を抜くといい。 100℃差でも分離できないなら、それは共沸してそうなので、単純な蒸留では 単離できないかも。
>128 低圧下・なるべく低温下で、低沸点側の物質をゆっくり抜いて、 低沸点側と共沸し、高沸点側と共沸しない物質を加え、ゆっくりと 加えた物質を抜くといい。 100℃差でも分離できないなら、それは共沸してそうなので、単純な蒸留では 単離できないかも。
二回書いてしまったorz すまん m(_ _)m
>>131 回答ありがとうございます。
常圧、高温で蒸留するよりも、減圧で低温で蒸留する方が
分離しやすいということでしょうか。
単蒸留の場合はゆっくりやることがコツですか?
133 :
あるケミストさん :2007/05/26(土) 19:29:01
3-アセトキシベンジルアルコールをうまく合成する方法をご教授ください. メタ位のフェノールが選択的に保護されたベンジルアルコールでもいいです. よろしくお願いします.
135 :
あるケミストさん :2007/05/27(日) 01:02:00
>>134 容易に考えられるものとして3-ヒドロキシベンジルアルコールか3-ヒドロキシ安息香酸エステルぐらいですかね.
136 :
あるケミストさん :2007/05/27(日) 01:12:46
>>134 フェノールの保護基はメトキシ以外でおねがいします.メトキシは何かと切るのが
厄介なので簡単に切れるものでアセトキシを選びましたが,シリルでもかまいまん.
フェノールをシリル系で保護してエステルを還元すればできるのですが,
フェノールをシリル系での保護は非常に弱いイメージがありLAHとかでは切れそうな気がします・・.
137 :
あるケミストさん :2007/05/27(日) 01:20:52
>132 ゆっくりやるというのは、低温下でやると、結果的にそうなると いう意味。理詰めでいくと、各温度毎の蒸気圧を元に、蒸留温度を 決める感じになると思うが、経験的にはゆっくりやるといい結果が出てた
塩酸って気体だから、酸トラップはさんで真空ポンプで引けば、 そのうちなくなりますか? 生成物が水とメタノールくらいにしかとけなくて、 塩酸処理をしているのですが、どうやって除こうか困っていまして・・・。
141 :
あるケミストさん :2007/05/29(火) 06:51:42
>>140 塩酸ガスじゃあなくて、35%くらいの塩酸で処理しているのでしょ?
ホルムアルデヒドとホルマリンは水素結合により沸点が違うのと同じく
塩酸ガスと塩酸も沸点が違う
つまり塩酸ガスは気体だけど、塩酸は液体です
>>140 むりやり塩酸を飛ばす。(多分飛ばしきれないと思う。)
中和をする。(塩と分離が可能か?)
目的物を非水溶性にする。
酸を変える。(酢酸等)
単離しない。
酸で処理しない。(アルミ系ならセライトろ過等)
と思いついたことを書いてみた
>>142-143 35%塩酸を加えています。なるほど、塩酸ガスと塩酸は違うもの
なんですね。やはり飛ばしきれませんか・・・。
カルボキシエステルの加水分解に塩酸を使用していて(アルカリ
を用いた加水分解では他の部分が壊れてしまうので)、その
物質が最終目的物なので、非水溶性にしたり単離しないで酸が
残った状態というのはダメなんです。
最悪中和して塩が残ってもいいのですが、カルボキシル基が
少しでも中和されると嫌なので・・・。教科書通りなら先に
強酸である塩酸が中和されるのでしょうが・・・。カルボキシル
基が中和されても塩酸があるうちは弱酸のカルボキシル基が
しっかり再生しますかね?
そのあとの精製方法によるわな
>>144 できるだけ少量の酸を使って反応させた後、
理論量のアルカリを入れ、そこから目的物をどうやって取り出すか
考えたらどうだろうか?
塩酸ならカルボン酸より先に中和されるはず
147 :
あるケミストさん :2007/05/30(水) 10:53:44
イオン交換樹脂とかゲルろ過とかすれば簡単にきれいになる気がする
>>147 工業的に水溶性ポリマーから塩を取り除くためには
イオン交換樹脂やら膜分離とかしているのかな?
凍乾しなはれ。 ポンプ傷めないようにね。
皆様レスありがとうございます。
>>146 なるほど。やはり塩酸が先に中和されますか。
>>147 イオン交換樹脂ですか。使ったことがないのですが、COONaを持つような
イオン交換樹脂を通せば塩酸が捕まえられるという感じでしょうか?
実はイオン性の物質なのですが(それで水溶性なのです)、
カウンターイオンが影響を受けてしまうことはないでしょうか?
>>149 凍結乾燥、初めて聞く操作でした。真空中で冷却した後にゆっくり
室温に戻す、ということでいいのでしょうか?これなら塩酸飛びますか?
>>150 凍結乾燥は、サンプルをマイナス20〜80度くらいまで冷やして凍結させてから
凍結させたまま真空ポンプで吸引する乾燥方法
揮発しにくい水でも、減圧下では固体→気体へと昇華するのを利用した乾燥方法
塩酸(塩化水素水)も、揮発しにくいとはいえ、水よりかは揮発しやすいだろうし
凍結乾燥器がないとできないけどなw
ロリータエバポレーターでも代用はできないことはないけど
>>151 サンプルをシュレンク内などでドライアイス-アセトン系で冷やした後に
真空ポンプで引くという方法で代用できないでしょうか?
>>152 凍結乾燥器に付いてる真空ポンプは、超高真空じゃないから
普通のオイル式真空ポンプで十分かと
冷却トラップはかなり冷やさないとまずいけどな
あるいはダイヤフラムの高いやつ(真空度が高いやつ)で
>>153 上にも書いたが、冷却トラップがなかったらポンプがいかれるぞ
まあ、使用後にポンプ油をすぐ交換すれば大丈夫だが
塩酸含んでいて腐食の原因になるから、オイルのとも洗いが必要だが
それかダイヤフラム
>>154 ありがとうございます。ポンプはいつも液チで2段トラップして
使っています。ついでに酸トラップもかませればOKかなと。
156 :
154 :2007/05/31(木) 16:37:14
>>155 LN2トラップまであるのか・・・いいのう
化学から離れて久しいが、自宅にエバポレータ欲しいと思ってしまうノスタルジーw
本体・ポンプ・冷却装置・各種ガラス器具・茄子フラヘルツフラ一式そろえようと思ったら
100万くらいかかるもんなぁ・・・w
質問です。 グルコースとそれ以外の糖(アラビノースやマルトースなど)が、 混在する水溶液があるのですが、 この水溶液に、何らかの試薬や物質を添加して、 グルコースだけに反応させて、 グルコースとは違う物質にしたいと考えています。 しかし、条件がいくつかあるのです。 酵素は使用不可。 添加する試薬や物質は、水溶液の状態であること。 また、添加した後に、熱処理などの工程も不可。 グルコースが何らかの物質に変化した後も、その物質が水溶性であること。 安全で短時間でできる簡単な試薬や物質はないでしょうか? ガスクロなどに使われる誘導体化も検討したのですが、 なかなかいい方法が見当たりません。 とにかく、グルコースだけが違う物質になればいいのです。 **グルコースとか、非常に似た構造のものでもいいのです。 有機合成とは少し異なるかもしれませんが、 ご教授のほどよろしくお願いします。
あまり関係ないけど爽健美茶の匂いとチオフェンの匂いが同じに感じる
ピリジンの匂いとちくわの匂いが似てると思うのは私だけですかそうですか ピリジンの匂い、実は好きなんだが 100人が100人とも変態扱いする・・・orz
ピリジンが精液に悪いのは何故?
>>159 俺は好きではないけど
そこまで嫌に感じはない。
普通のアミン臭のほうが嫌いだな。
普通のアミン臭がうっすらと漂ってる状況なら、鼻が慣れるが ピリジン臭は、薄くても無理。 ま、そういう感覚は人それぞれだろうけど
>>157 です。
こちらで質問させて頂いたのですが、
スレ違いだったかもしれないため、
質問スレッド@化学板に書き込むことにしました。
不快な思いをさせてしまった方がいましたら、
申し訳ございませんでした。
165 :
初心者 :2007/06/05(火) 03:30:41
加水分解で、有機溶媒がアルカリに変わらないのですが、詳しい方教えていただけませんか?
166 :
あるケミストさん :2007/06/05(火) 10:18:09
グリニャール試薬の生成の反応で、Mgに1−ブロモプロパンを反応させる際 一気にブロモプロパンを加えるとn-ヘキサンが生成するというのですが それはなぜですか?
>>159-163 私はまだ、ピリジンの臭いを嗅いだことがないのですが、ピリジンを使ってみたいと
思っています。普通の木造アパートでピリジンを使った実験をしたいのですが、
何か問題ありますか? やっぱり、近隣住人に怪しまれてしまうでしょうか?
それと、なにか臭いを拡散しないようなうまい方法などありますでしょうか?
168 :
あるケミストさん :2007/06/05(火) 15:20:17
DNAの抽出のときに、なぜアルコールを加えるとDNAが沈澱するのですか? DNAはなぜ水に溶けやすいのですか? 自分で調べたのですが、よくわかりません。だれかお願いします。
>>165 有機溶媒がアルカリに変わらないというのは・・・?
エステルの加水分解をアルカリでやりたいということですか?
NaOHやKOHはアルコールなどの有機溶媒以外にはとけにくいので
よく水-有機溶媒の混合系で反応させると思います。
もしpHのチェックにpH試験紙を用いている場合、有機溶媒を含む
と誤差が出たり色があまり変わらなかったりしますが、気にしない
でいいのではないでしょうか。ちゃんとアルカリ性になっている
と思います。
>>166 生成するC3H6-MgBrとまだMgと反応していないC3H6-Brが
カップリングするからでは? C3H6-C3H6でn-ヘキサン。
>>167 ドラフトなどの最低限の実験設備のない場所で実験をするのは
危険だと思われます。何かあった時に取り返しのつかないことに
なる可能性がありますよ。
合成自体の話ではないのですが、合成した物質のHOMO-LUMOのエネルギー順位を 決定する場合、CVによって酸化電位=HOMO、還元電位=LUMOが分かる、という 記述と、CVによって酸化電位=HOMOを決定し、それから励起エネルギーを見積もり HOMOにプラスしてLUMOを決定するという記述を見かけるのですが、 どちらの方が一般的なのでしょうか? スレ違いであったら申し訳ありません。
>>169 そんなに危険なものだったんですね。
検索した限りでは、臭いのひどさばかりが強調されていました。
その臭いのひどさがどれほどのものなのかに興味があります。
もう少し調べてみたいと思います。
>>168 エタ沈の原理は溶解性の低下だよ。
DNAはエタノールに溶けにくいから析出してくる。
水に溶けるのは,リン酸基が解離してイオンになっているから。
173 :
初心者 :2007/06/06(水) 07:01:45
>>169 初心者です。ご回答ありがとうございました。説明不足で申し訳ございませんでした。
pH試験紙が、水層はアルカリを確認できましたが、有機溶媒層が色がハッキリしませんでした。
これは、水層がアルカリでしたらOKという事ですね。悩み解決しました。
ありがとうございました。
>>171 どんな実験するのか知らないが木造アパートでピリジンを使うと
真顔で言っているような人間に実験する資格はない、ヤメレ!
異臭騒ぎで通報されるのがオチ
それにいろいろな法律に抵触する予感ww
初心者はスペルミジンやスペルミンの匂いで我慢すべしw
176 :
あるケミストさん :2007/06/07(木) 23:08:56
>>174 俺もそう思ってた。素人がピリジン使うなんて普通無いしな。
ヘロインでも作るのか。
>>170 後者は、ホモに励起エネルギーを足してルモを出すとの話だが、
その励起エネルギーはどうやって測定するつもりなんだ?もし
サイクリックボルタンメトリってんなら後者の意味は全く無くなる。紫外可視分光法
なら意味があるけど。どっちがいいかは分からないが、今はフラッシュホトリシスを用いた方法
が一般的だ
178 :
あるケミストさん :2007/06/10(日) 00:30:10
DDQって水にそんなに弱い試薬なのでしょうか
そうでもないような
水溶媒で反応やる品
むしろ酸に弱いイメージ
でも、加水分解したような気がするが…
ありがとうございます。baseには強いですか?
>>178 MSDS確認してみろ。水に入れるとHCN出て死ぬぞ。
分解は遅いみたいだが迂闊にやると死にそうだな
186 :
170 :2007/06/12(火) 01:43:45
>>177 私の読んだいくつかの文献では、CVの酸化電位をHOMO、
励起エネルギーは吸収の長波長側の極大吸収波長と蛍光の短波長側の
極大発行波長の中間をとっていました。
何回かこのような決定のしかたをみかけたので、一般的な方法かと
思ったのですが、簡易的なものだったのでしょうか。
フラッシュホトリシスを用いた測定というものがあるのですね。
おそらくうちの大学ではできそうになりませんが、調べてみます。
ありがとうございました。
すみません、アセチルサリチル酸の合成で無水酢酸がくっつくのがフェノール基だけなのは何故なのでしょう? どちらも求核体なのに… 確かにフェノール基の方がカルボキシル基より求核性は上ですがそれだけだと理由として弱い気がするので…
>>187 無水酢酸にカルボニルが求核して混合酸無水物
→ヒロドキシ基が分子内で求核してアセチル化
→さらにもう一回混合酸無水物
→水系で後処理して混合酸無水物を加水分解
って聞いた。
カルボキシル基が反応してても
どうせ水で処理すればとれるんじゃないか。
>>188 ああ!そういえば沸騰水で加熱した後氷冷時に氷水40ml加えましたが
これの意味は加水分解だったんですね…
意味も分からないままやってました。ありがとうございました!!
立て続けに質問もどうかと思いましたが下にもどなたかご指摘下さい。
粗結晶サリチル酸からサリチル酸を精製する時、加える溶媒が水道水でなく
精製水でなければならない理由については、
『水道水中に含まれる鉄イオンがサリチル酸のフェノール基に配位してしまうから』
で良いんでしょうか?
なんか凄くいい加減っぽいんですが…
というか今時水道管が鉄ってないですよね?
>>170 一般論で言うとHOMOに対応するイオン化ポテンシャルは光電子分光法
などで測定が比較的容易にできるが、LUMOに対応する電子親和力は
直接測定は容易ではない。なので吸収スペクトルなどから見積もった
HOMO-LUMOギャップとイオン化ポテンシャルからLUMOの値を見積もる事が
多い。だからHOMOだけCVで見積もるのはそういうのを引きずっているのかも
知れません、
私見を言えばどうせCVを使うのならLUMOもHOMOもCVから算出してもかまわない
気がします。(もちろんCV波形と相談して)ただし参照電極に対しての真空順位
の値の見積もりが一般的にかなり怪しいので(特に有機溶媒系)、私はCVで
見積もること自体お勧めいたしません(応用物理系の人が何も疑問におもわずに
適当な換算式を使ってやっているのをよく見ますが)
>>189 鉄イオンに限らないと思うね。
カルボン酸なんだから、どんな金属とでも塩を作る可能性があるよ。
まぁ、中でもMgとCaは、カルボン酸と強く結合して不溶性の塩を作りやすい。
192 :
あるケミストさん :2007/06/12(火) 23:51:58
横入りで失礼します。 くだらない質問ですみません。 ケトン→2級アルコールへの還元で、不斉還元を行うにはどのような方法がありますか? Selectrideが思いついたんですけど、それ以外の方法を知りたいです。 お願いします。
>>192 Rh-BINAP + H2
だろ、やっぱ?
カンファーとボランを組み合わせたもので還元してもいいが、
反応が当量的なので、俺は嫌い
195 :
あるケミストさん :2007/06/13(水) 20:55:43
アセトンが目に入ったんだけどヤバい?
>>195 急性症状が出てなければおkじゃない?
一応眼科に行った方がいいと思うけど
197 :
あるケミストさん :2007/06/13(水) 22:20:22
>>197 アセトンは確かにいろんな試薬・樹脂を溶解することはできるが
生体に対する毒性は低い方だからな
視神経とかやられてなければ、重篤な症状にはならないかと
余談だが、手の平や腕に有機溶媒を垂らしておくと、どんどんなくなっていくが
あれは熱で揮発しているだけでなく、皮膚が吸収してしまっている量もある
(皮膚は水が通過しにくい疎水性を持つから、有機溶媒だとスルッと通り抜けてしまう)
皮膚温度と同じにした板の上と、皮膚に垂らす溶媒量を同じにして
溶媒垂らしてみたら、皮膚吸収量がどのぐらいかわかるぞw
粘膜なんかは特に敏感だな 酢エチとか大量に使うとこぼしていなくても股間が痛くなる
俺がいた当時は、ロリータエバポレーター+水流アスピレーターで がんがんクロロホルムとかを飛ばしていたからな ・・・まだ、環境問題とか水質にうるさくなかった時代だ 最近はダイヤフラムで吸引してても「実験室内の空気が汚れる」と小うるさい時代になってしもたw 加齢臭すまん
>>200 重大な部分でつっこみたい
非常につっこみたい
しかし、あえてつっこまないでおく
こう書くと、つっこむという言葉すらあやしく聞こえてしまうのが怖い
2,6-di(t-Bu)-1-OH-benzeneのOHをハロアルカンでエーテル化するの って立体障害的に厳しいですかねー?
>>203 最盛期の川口2人がゴール守ってる感じだなw
206 :
あるケミストさん :2007/06/15(金) 03:16:32
>>198 有機溶媒自体は吸収されてもさほど問題ではない
問題は有機溶媒になにかやばいものが溶けていた場合だ
1−ブロモシクロヘキサンに水素化リチウムアルミニウムを反応させると、 ブロモが水素に置き換わるってことでいいんでしょうか? くだらない質問ですがよろしくお願いします。
二級ハロアルカンの脱ハロゲン化は遅いので、 熱を掛けたりしない限りはそんなには反応しないと思う。なんか触媒とか を入れると、反応機構が変わって反応するようになるけど
>>207 208の言うとおり、強熱したりしない限りは普通はまずそんな反応は無いと思う。
もし207の人がそれを検出したと言うのなら、それは試薬として購入した1−ブロモヘキサンに不純物として
入っていたものでは?
>>210 つっこむ・・・なんて卑猥なw
酒が全く飲めない俺なんだが、無菌操作するときは腕までアルコール消毒するし
クリーンベンチから手を出したら、また消毒のためにアルコール噴射
無菌操作後の俺の腕は真っ赤っかだw 腕だけ酔っぱらい状態
確かに有機溶媒は皮膚に浸透しやすいと実感する
212 :
あるケミストさん :2007/06/16(土) 00:39:15
>210 206が言いたいのは、皮膚吸収のない脂溶性の毒物が、 アセトンに溶解することで、皮膚吸収されるようになるということさ。
>>212 何をそんなに焦っとん?
・・・スマン、吊ってくる
214 :
あるケミストさん :2007/06/16(土) 10:46:15
シアノエチル基を保護基に使っているのですが、このシアノ基って安定ですか?条件によってシアン化水素でたりします?化学の基礎がないのでお願いいたします
化学の基礎がないのにシアノエチル基を保護に使うのはヤメレ 危ないよ。まず保護基に使おうと思うのですが、、、というスタンスで 合成前に調べておくべし 思わぬ事故が起こるよ
シアノ基が脱離して、シアンが出る条件なんざごく限られているが、 シアノ基は、結構活性な官能基なので(酸、強塩基、低原子価金属、 ヒドリドなどで分解)注意よ!
217 :
あるケミストさん :2007/06/16(土) 17:02:25
にゃん
218 :
あるケミストさん :2007/06/17(日) 13:18:24
ニトリルでもまずいかな
>>218 例えば、アセトニトリルが禁忌となる反応はたくさんある
反応を仕込む前に、しつこく調べる。これは、命を守るために有機化学者にとって最も重要なことだ
どういう反応がやばいのか? どういう化合物(官能基)がやばいのか? 反応が暴走する、有毒、爆発性、ガスが発生、火を噴く、変異原性、ガン、、、等 そういうのは経験的に分かってないといけない
221 :
あるケミストさん :2007/06/18(月) 17:46:02
Wohl-Ziegler反応の機構について調べているのですが、1953年のGoldfingerの説以後で、有力な説を説いた論文をご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいです。
>>220 確かに「経験的」に、というのは重要。場数を踏まなきゃできないことも多いかも
骨格とか構成元素で「これはヤバそうだなあ」といった感じかな
でも、CN-を含む溶液を酸性条件にする、とかのレベルだと
経験ではなく理論的とか常識的というレベルかと
どっかの大学で、部屋が暑いから・・・と床じゅうに液体窒素まいてアボーンした事件のように
最低限の知識や理解は必要だとオモ
揚げ足取りスマソ
実習でマレイン酸レボメプロマジンの確認試験というのをやりました。 マレイン酸レボメプロマジン0.3gに希アンモニア水7ml、クロロホルム20mlを加え分液ろうとで分取。 クロロホルム層にはレボメプロマジン、水層の方にはマレイン酸のアンモニウム塩が溶けてますよね? それで水層の方なんですがこれを減圧濃縮したあと、希硫酸2-3滴と水5mlを加えた上で クロロホルム25mlずつで4回抽出するんですが、 まず硫酸の意味は今溶けてるマレイン酸アンモニウム塩からマレイン酸を遊離させるためなんでしょうか? でもマレイン酸て水に対して溶解度高いみたいなので… 抽出後は全クロロホルム抽出液を合わせてMgSO4で脱水・ろ過後、クロロホルムを留去、 残った結晶で融点測定なのですが、残った結晶は無水マレイン酸?? 何か変な勘違いしていると思うのでどなたか訂正お願いします。
>>223 硫酸の意味はそれでいいと思われ。
水にある程度溶解する場合でも、
約5倍量のクロロホルムで4回も抽出すればほとんどの部分を回収できるでしょう。
マレイン酸は、加熱だけで無水マレイン酸になるらしいけども、
Wikipediaによるとマレイン酸の融点が133℃と書いてあったので、
その温度までなら脱水しないんでしょう。
濃硫酸なら、脱水剤になりえるけど、そうならないためにわざわざ希硫酸を少しだけ添加してるのだと思う。
ちなみに、無水マレイン酸なら融点53℃らしいので、間違うことはなさそう。
論文どうりに合成してるのにうまくいかない。原料作れないyo なんでですか?ときたまあります。みなさんもよくありますか?
>>225 ヒント1:ロシア、韓国、よく知らない国…
ヒント2:試薬メー…
227 :
あるケミストさん :2007/06/19(火) 04:32:05
>226 あるあるwww >225 +湿度 とかな
228 :
あるケミストさん :2007/06/19(火) 09:48:51
>>225 ヒント 捏(ry
org synでできないなら腕が悪い
あれはチェッカーがチェックしているからな
>>222 窒素って北海道だろ?あそこは夏でも涼しいし、夏でも夜は寒いからな。
突然の猛暑に判断能力がなくなっていたのだろう
>>228 そう、北海道ですよ。
あそこは特殊な実験室(分析機器室とか)以外は冷房ないからね
たまに熱帯夜になると発狂するんだわ
・・・・・母校orz
>>222 どっかの大学で、部屋が暑いから・・・と床じゅうに液体窒素まいてアボーンした事件のように
最低限の知識や理解は必要だとオモ
あれは低温実験室でいきなり冷却装置がぶっ壊れて
試料か何かを破壊しないためにやむにやまれずやったことだと認識しているのだが。
床にエキチ撒くと、ゴミとかホコリがエキチに集まってくるので便利だ。
試薬メー…って、。 どこのメーがやばいんですか?
233 :
あるケミストさん :2007/06/21(木) 00:51:43
私の場合は、アル○○ッ○の試薬を使うとトラブルが多かった気がします。。。
234 :
あるケミストさん :2007/06/21(木) 07:56:09
研究室にあるDDQを使おうと思ったら灰色だったのですがどういうことなのでしょうか…
↑それは、試薬が死んj
Diels-Alder反応について質問です。 アントラキノンを反応試薬に使うことはできますか? たとえばベンゾキノンの二重結合部分と同位置にジエンが付加するとか、 ベンゼン環の二重結合とCOがジエンになっていると考えてジエノフィルとヘテロDA反応するといったことはあるのでしょうか。
239 :
あるケミストさん :2007/06/21(木) 22:47:09
わかんないやつが威張ってるwww
240 :
あるケミストさん :2007/06/21(木) 23:03:52
ブロモベンゼンからアセトフェノンを合成する方法を教えてください。
241 :
あるケミストさん :2007/06/21(木) 23:56:45
嫌です。
236さんどういうことですか?
>>240 そんな合成をこんなところで聞いてるようじゃこれから何もできないぞ。
>>242 236ではないが、どっかの試薬会社のMSDSでも見てみなされ。
DDQは黄色なはずだから、試薬が死んでるんでしょう。
244 :
あるケミストさん :2007/06/22(金) 20:08:11
卵からたんぱく質を抽出する方法を教えてください。
理論としてはH2COはできるんじゃないかな・・・
実験的にもC2H5OCH2OCH2SHで正しい。
エタノールからナイシトールを合成する方法を教えてください。
>>248 ナイスなヒントをやろう
FGI
ナイシトール ⇒ エタノール
先生が買ってくれないので自分で三方コックを買おうと思うのですがどこかで購入できますか?
251 :
あるケミストさん :2007/06/23(土) 09:16:10
携帯から失礼します。本当に簡単な質問ですが、水素の相対質量を求める時にCの質量:Hの質量=12:xCの質量*x=Hの質量*12x=Hの質量*12/Cの質量となると思ったのですが、 教科書にはx=Hの質量/Cの質量*12になっています。何故12をCの質量で割らなくて良いのでしょうか?携帯のためsageられなくてすみません。
涼宮ハルヒと加護愛を合成したいのですが、条件を教えてください。
>250 ガラス器具メーカーに電話して、見積もりをもらって 一番安いところのを買えばいい。三方コックなら、4万円ぐらいかな 学生が自腹で買うには、痛すぎる器具だと思うから、教授を説得しなさい
三方一両損ということだな。
ありがとうございました
>>253 三方コックなんて2000円あったら十分買えるんじゃねーのか?
>>256 TSスリ付きかどうかとかガラス管の径とかで値段はかなり変わる。
大きなもので無ければスリ付きでも4万もしないだろうけど。
スリが無い小さいやつなら2000円代でも買えるかも。
スリ付きなら8000円くらいからか。
あとガラス器具のやつじゃなくて水道のラインの分岐とかに使う金属製の
三方コックなら500円しなかったと思われ。
バイヤービリガー反応が起こるために必要な条件と、実際の反応条件を決定するための方法を教えてください。
>>258 極性溶媒、適度な酸性度の過酸
実験化学口座やSicfinderで
標的化合物と似た構造の反応例を調べればいいんじゃない
とりあえずmCPBAでやってみれば?
261 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 00:49:43
メタクリルアミド系の化合物とアクリルアミド系の化合物(こっちがメイン)のラジカル共重合を行っています。 メタクリルアミド化合物にニトロ基を付けたところ,重合しない or しても収率が 10% 程度になってしまいました。 ニトロ基を付けない状態では,90% 程度の収率で重合しました。 ニトロ基が何か邪魔をすることってありますか? それとも,ただ腕にムラがあるだけでしょうか。
262 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 10:18:34
立体障害
263 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 12:31:55
ラジカルの酸化還元電位が分からないからなんともいえないけど、 ニトロ基がラジカルを吸って、ニトロニウムアニオンになっている寄与が 大きいからかも?重合されなかったヤツは、原料として回収されてんだよね? 開始剤増やして、反応時間長くしてみたら?
264 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 13:51:33
>>260 SICじゃねーだろw
検索サイト
ただし有料
265 :
261 :2007/06/24(日) 13:52:03
>> 262, 263さん ご返答ありがとうございます。 もっと大きな基もくっつけたりしているので,立体障害は考えていません。 開始剤増やしてやってみます。
266 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 14:15:32
267 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 14:47:38
>>266 だからSCIFINDERっていっているじゃん
268 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 16:36:59
いや、大元の
>>259 が間違ってるって言いたいんだろ
270 :
259 :2007/06/24(日) 22:19:38
271 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 22:28:43
272 :
あるケミストさん :2007/06/24(日) 23:06:06
scifinderっていくらぐらいするの?
AdultFriendFinderって本当にサクラ以外の女性っているの?
274 :
学生 :2007/06/25(月) 06:29:31
ナフタレン、アニリン、フェノール、サリチル酸を分液ろうとで分離したいのですが、 どの順番で分離できますか?
酸クロリド使う時ってやはり窒素下でカリカリに脱水した 溶媒使った方がいいですか? 実際溶媒中や空気中の水分がどれくらい効いてくるのかと思いまして。
277 :
あるケミストさん :2007/06/25(月) 10:44:14
別にガスは窒素にこだわる必要はないが、乾燥溶媒を用い、 乾燥したガス中でやるに越したことはない。ただ、 俺の経験から言うと、そんなに厳しくやる必要もない チオニル自体が乾燥剤のようなもんだから。 アルキルリチウムを扱うときに比べれば楽勝
>>277 なるほど。ありがとうございます。そこまでキツくないんですね。
塩カルで乾燥した溶媒で空気下でやってみようと思います。
スピロ化合物ってどうやって合成するの?
1.4ジフェノールと1.4ジナフトールではどちらが酸化されやすいのでしょうか?
>>259 SciFinderがない場合とか、世界で初めて斬新な化合物をつくるときとかって、
反応条件はある程度手探りになると思うけど、
そういう場合の実験的な反応条件の決め方(反応しない場合の見切り方も含む)とか、
理論(量子力学、熱力学など)をつかった反応条件の決め方ってどうなってるか
知ってたら教えてください。
>>280 ホモのエネルギーが高い、ナフタレンジオールの方が酸化されやすいと思う
ありがとうございました
284 :
あるケミストさん :2007/06/26(火) 15:05:14
>281 まずは、類似反応を調べ、なぜその反応条件なのかを紐解く 溶媒、温度、基質、副反応の有無… で、真似するなりモディファイするなりして仕込む。 そして、結果を観察し、なぜその結果になったかを考察し、 考察を次の実験にフィードバックする…そういった経験もまた必要だ。 理論は並行して学ぶ。
つまり、弊社のように類似反応を調べる環境に無い場合は問題外ということですね。 ありがとうございました。
286 :
あるケミストさん :2007/06/27(水) 20:43:31
>>285 図書館にいくなりして調べればいいじゃん
都市部の図書館ならジャックスぐらいはある。
地方部に住んでいるとしても、地国の図書館に行けば、大抵の
資料は揃う。そんなもんが常備されてる会社なんて、
大手でもなかなかないっつーの
じゃっくすって化合物検索とかできないだろ。 論文名がわかっている場合や、ある特定の化合物名がタイトルに書いてある場合のみ有効。 そんな状況で何百件も論文取り寄せて必死で似たようなものを探す価値があるのだろうか。
>>285 本気で調べたかったら自分の卒業した研究室に菓子折り持って行って
Scifinder使わせてもらうなり、図書館で複写するなりすればいいのに。
まぁ、文献のあるなしに関わらず、最終的には実際に小スケールで反応掛けて
パラメータ振って頑張るしかないのだが。
>>288 学生時代いじめられたお返しに、送別会のときに暴言吐いて出てしまったので、もう戻れない。
酢酸メチルのメチル基で電子少ない方ってメタノール由来の方ですよね?
>>291 電子が少ないというか、
電子が非局在化されうるのは
アセチルの方だと思うのだが
293 :
291 :2007/06/30(土) 21:33:35
>>292 返答ありがとうございます。
そうなんですか??
ケトンが立ち上がって電子を吸うってのは習ったんですけど、Oがあるからといって、さらに電子を吸うというわけではないんでしょうか?
>>293 「電子が少ない」という言葉の指し示すところがどこなのかも293の説明の最後の部分も
はっきりとは理解できないからずれてるかもしれない
すまない
Oは確かに吸引性があって密度を下げる効果もあるんだけど
Oがいっぱいいっぱい電子持ってるからあんま広がらないからねぇ。
酢酸メチルにソジウムメトキシドを入れておいたら
普通に考えてアセチル側のプロトンが引き抜かれてクライゼン縮合が起こると思うんだけど
決してメトキシ側のメチルのアニオンが出て縮合はしないくらい対象アニオンは安定しないしね
アニオンが安定しないってことは電子密度が高いってことじゃない?
というわけでアルファ炭素のほうが電子密度低いと予想
まちがってたらごめん
手元のMOPAC-PM3で炭素上の電子数を計算させた結果では メトキシ炭素の方が電子数が少ない。
知ったかぶりは良くないね。
298 :
あるケミストさん :2007/07/01(日) 21:09:27
>>288 REGとかBEILファイルとか調べたら1万円くらいかかる罠。
だからお菓子程度じゃあ難しいと思う。
検索した論文のコピーをもらうくらいなら可能だろうが。
特許検索ならただでできるのだが。
>>290 暴言はいたポスドクでもポスト紹介してもらうために教授に頭下げに来た人もいる
そういうくだらないプライドは捨てろよ
研究室でしっかり貢献していたら、程度にもよるが、いざと言う時助けてくれるもんだ。
299 :
あるケミストさん :2007/07/02(月) 23:29:44
>>296 エノラートで共鳴安定化されるからアセチルの方が抜ける。
13CNMRでもメトキシの方が低磁場に出るしな。
>>298 いじめられてうつ病になったので、何も貢献していない。
301 :
あるケミストさん :2007/07/06(金) 22:33:42
>298 >REGとかBEILファイルとか STNと勘違いしてない? STNなら講習会に参加という手もある。講習会費用が一日数千円で STNが使い放題。
302 :
Popteen :2007/07/07(土) 08:54:37
アセトアニリドの合成で収率が100%にならない理由がわからないのですが、どなたか教えてください。
303 :
Popteen :2007/07/07(土) 08:57:06
アセトアニリドの合成で収率が100%にならない理由がわからないのですが、どなたか教えてください。
下手糞なんだと思うよ
305 :
あるケミストさん :2007/07/07(土) 14:05:35
sandmeyer反応が上手く行かないんですが、 使う酸(塩酸、硫酸あたり)による反応性の違いとかあります?
>>302 その質問は、インターネットに接続できないのですが、どうしたらいいか
教えて下さい、ってのと同じくらい漠然とし過ぎてて答えようがNAI
307 :
Popteen :2007/07/07(土) 20:18:28
インターネットに接続できないのですが、どうしたらいいか教えて下さい
308 :
Popteen :2007/07/07(土) 20:19:05
インターネットに接続できないのですが、どうしたらいいか教えて下さい
309 :
Popteen :2007/07/07(土) 20:19:38
インターネットに接続できないのですが、どうしたらいいか教えて下さい
310 :
Popteen :2007/07/07(土) 20:20:11
インターネットに接続できないのですが、どうしたらいいか教えて下さい
311 :
Popteen :2007/07/07(土) 20:20:46
インターネットに接続できないのですが、どうしたらいいか教えて下さい
312 :
あるケミストさん :2007/07/07(土) 20:23:20
>>305 以前どこかでSandmeyerやるときに鉛の棒でかきまぜるとかいう記述を見たことがある。
理由はよく覚えてないが鉛の微粉末の影響で反応がうまく行くとかきいた気がする。
試しに鉛の棒で撹拌してみろw
313 :
あるケミストさん :2007/07/07(土) 20:25:33
>>307 まずはお前が実施してる具体的な合成法を示せよ。話はそれからだ。
カルボニルのα位をメチル化する方法でアルキルリチウム使わない いい方法はありませんか?いいアイデアありましたら教えてください・・・
アルキルリチウムなんか使ったらカルボニルにいくからだめじゃね? 適当な塩基とヨウ化メチルでいいかと
あんがとー
塩基ってどんくらいの強さなもんなんですか?
318 :
あるケミストさん :2007/07/08(日) 12:11:46
長州力くらい
>>314 アルキルリチウム使わない=LDA使わない
なら,エナミン法。
ある論文読んでてよくわかんないことがあったんですけど収率の 表記で○○% (based on ××% conversion)ってどうゆう意味ですか? 教えてください。
321 :
あるケミストさん :2007/07/08(日) 23:34:30
ヒドラジン一水和物を反応に使用し、その後減圧下溶媒を留去します。この時大量に残存しているヒドラジン一水和物もかなりの量、留去されます。こらは危険なのでしょうか?また、大量スケールや工業スケールには、このような方法を使えるのでしょうか?
>>320 原料が××%消費されて、そのうちの○○%が目的物になったということ。
323 :
320 :2007/07/09(月) 00:05:44
>>322 では実際の単離収率は○○*XXってことでよろしいのでしょうか?
324 :
あるケミストさん :2007/07/09(月) 03:02:47
>321 あまりいいとはいえないな。 ヒドラジンはいろんな物質と反応するし、空気と高温で触れることに よる自動酸化も心配される。可能であれば、なるたけ分液等で除去しといた 方がいい
325 :
あるケミストさん :2007/07/09(月) 07:36:42
>>315 ブチリチなら求核性があるがLDAじゃだいじょうぶじゃねー?
NaHとCH3Iの組み合わせがお勧め
326 :
あるケミストさん :2007/07/09(月) 12:44:44
>>325 その通りだがLDAはアルキルリチウムじゃない
328 :
あるケミストさん :2007/07/12(木) 23:39:15
アセトアミドにLDAとヨウ化メチルでN-メチルアセトアミドってできるものなのでしょうか?
329 :
あるケミストさん :2007/07/12(木) 23:48:52
できる。
330 :
あるケミストさん :2007/07/13(金) 07:27:26
アミドやラクトンのNHの反応性ってどうなん? 水より求核性は悪いよな
331 :
あるケミストさん :2007/07/13(金) 11:27:20
なぜ水? LDAだとCアルキル化もいきそうじゃないか? 等量あわせりゃ大丈夫かな? NaHが良さげな気がする。
>>331 当量な
C−アルキル化よりもO−アルキル化を普通は心配しないか?
NaHでもCアルキル化しそうだけどな。 弱いbaseならN選択的にできると思われる。
334 :
あるケミストさん :2007/07/14(土) 01:52:53
合成とはちょっとずれるのかもしれないんですがこのスレ活発なので質問させてください。 カラム(順相)での流出しやすさは極性の大小に従うと思うんですが、群論を勉強してて、 「異なる対称面を3つもってるような分子は双極子モーメントを持たない、つまり無極性である」 というのを読んだんですが、カラムでいう極性ってこれとは違うものなんですか? というのも、この理屈でいったら1,3,5-トリ(パラピリジル)ベンゼンとベンゼンがカラムで分かれないことになりますよね 実際に流したことはないんですが、直感的に変な気がします。 Wikipediaをみると極性とは双極子モーメントあるいは誘電率のことと書いてあるのですが、 誘電率のほうだと思えばいいんですか? (といったところで、誘電率の大小を見積もるやり方がよく分からないのですが…)
335 :
あるケミストさん :2007/07/14(土) 03:12:32
シクロペンタジエンとシトラコン酸をDiels-Alder反応させた化合物の、メチル基はexo位でしょうか?
336 :
あるケミストさん :2007/07/14(土) 04:02:41
>>334 カラムでの「極性」は親水性か疎水性かの違い・・・まあぶっちゃけ、シリカゲルのOH基との水素結合ができるかどうか
単分子での「極性」は、1分子の電子的な偏りを示す言葉
単分子として無極性な物質でも、親水基があれば、順層カラムではゆっくり落ちてくる
>>337 官能基周りの環境も大事だな
内部アルコールと末端のアルコールとではかなり変わってくるし
>>334 群論、極性とも違う話をしておきます
シリカゲルは結局のところ多孔質の球です。
小さい分子は設計どおりに細孔に入りますが、大きな分子は細孔に入りきらず
極性とは関係なく出てくる場合があります。
GPCのきっかけになった分析も巨大分子をシリカゲルカラムで分けていた時だったと思います。
それと極性に関して、
一般的には分子全体の極性を話題にしますが
他の方も言っておられるように部分部分の極性も重要です。
あなたの予想通りに、もとからモーメントを持っていない場合と
モーメントが合わさって打ち消されているということは異なるわけです。
その違いが相互作用に及ぼす分離条件を見出せばその二つの物質は分離可能です。
340 :
あるケミストさん :2007/07/14(土) 14:13:42
>334 極性という単語においてなら群論においてもクロマトにおいても同じ意味だが、 それと、クロマトで分画できるかどうかは別の話である。 クロマト担体と分子の相互作用の強弱が問題なのである。確かに極性が大きいほど 相互作用が大きくなりやすい傾向はあるのだが、分子の大きさや形状、電子の偏在の仕方等が 極性以外にも利いてくる。その点が抜け落ちているから、矛盾を感じてしまうのである。
280℃ぐらいでフリーデルしたいんですが、 使える溶媒ご存知の方いますか?
342 :
あるケミストさん :2007/07/14(土) 15:39:54
>>341 かなりの高温やなぁ〜
HMPAとかどうだったかなぁ〜?あれは260ぐらいやったかな〜?
ナフタレン&オートクレーブとかどうよ?
>>342 ナフタレンにFriedel-Craftsが起こるんじゃないか?
流動パラフィンは規格によっては使えそうだが、
溶解性に乏しい。
Tetraglyme(bp 275)なら沸点的には使えそうだが、
そういう過激な条件下でも大丈夫かどうかは疑問。
>>341 PCB!
マジに考えるならビフェニル系だが引火に気をつけるように。
あとはイオン性液体?
>>341 加圧じゃああかんの?
封管じゃあなくオートクレーブ使うべしュ
何MPaまで圧があがるか分からないが?
346 :
342 :2007/07/15(日) 19:54:39
みなさんありがとうございます。 >342 ナフタレンは間違いなく反応します^^; >343 なるほど、テトラグライムですか・・・ 試しに試薬注文してみます。 >345 確かに高圧でやれば、それなりの沸点のものまで使用できそうですね。 しかし・・・原料の関係で、実験スケールは、 溶媒込みでトータル数CCの試験管レベルで行いたいんです。 身近にあるオートクレーブ50だか500気圧対応のやつは 500CCなんですよね・・・。ORZ
347 :
あるケミストさん :2007/07/16(月) 00:21:19
何このスレw いつの間にか関西人がのさばってるよwww 実世界同様ずうずうしいなwwwww
カップリング反応による色の変化に関する質問です。 試験管内でp‐ニトロアニリンに濃硫酸を加え、次いで亜硝酸ナトリウムでジアゾ化しました(溶液1)。そして別の試験管にて、2‐ナフトールにNaOHを加えて溶かしました(溶液2)。 最後に溶液1と溶液2を混合してカップリング反応を行い、パラレッドを生成しました。 このパラレッド、うまく生成されれば(暗)赤色を呈するはずですが、行なった実験では混ぜた直後こそ赤くなったものの、時間が経つと徐々に黒ずんでいき、最終的に黒色の固形物になってしまいました。 この原因がわかる方いらっしゃいましたら、お教えください。
349 :
あるケミストさん :2007/07/17(火) 12:44:14
水中で、アルコール+安息香酸でエステル化ってできますか?
ポリアクリルアミドが脱重合してアクリルアミドモノマーを生成する条件って何でしょう。ポリアクリルアミドの水溶液があり、1ヵ月後に測定したらアクリルアミドモノマーの量が増えてました。 通常考えたら、比較的安定なポリマーが不安定なアクリルアミドモノマーに変わることなど、化学の原理が根底からくつがえりそうですが、数値的に上昇しているのは事実のようです。こういうことがありえるのでしょうか?
Grignard や有機リチウムと二酸化炭素を反応させてカルボン酸を 作ろうと思っているのですが、このときの二酸化炭素はやっぱり ドライアイスなのでしょうか?水の混入が気になるのですが。。。 二酸化炭素雰囲気下とかじゃダメでしょうか??
353 :
あるケミストさん :2007/07/20(金) 15:54:28
じゃぁやってみれば?
ドライアイスをヘキサンで軽く洗ってから使えば?
二酸化炭素雰囲気のほうが変な複製生物ができてまずかった気がする
356 :
あるケミストさん :2007/07/20(金) 22:41:46
?クローン?
複製生物やっちまったw 副生成物だ
358 :
あるケミストさん :2007/07/21(土) 03:58:55
Vilsmeiyer反応ってアルゴン置換しないといけないですか?? POCl3とDMFを使うやつです。
359 :
358 :2007/07/21(土) 04:09:16
358のつづき。 ピリジンのN原子の横の炭素から酸素原子が 二重結合でくっついてるやつの酸素原子を 塩素原子に置き換えたいのですが。
360 :
358 :2007/07/21(土) 04:28:37
359のつづき。 Nにはフェニルがくっついてます。 追加追加になって申し訳ないです。
361 :
358 :2007/07/21(土) 09:39:45
360のつづき。 パンツには精液がくっついています。 追加追加追加になって申し訳ないです。
ゔぃーるすまいやーなんか空気下で平気よ。 文献の窒素下とかほとんど意味ない場合が多い。 もちろん必要な場合もあるけど。
>358 水さえなければ、雰囲気なんざどうでもいい。
364 :
あるケミストさん :2007/07/22(日) 21:09:51
質問スレッドに書いたんですがレスが無かったもんでこっちに来ました。 有機合成においてピナコールのカリウム塩(ポタシウムピナコラート?)って どんな反応に用いますか? もしくはそれはどんな時に利用するんものなんでしょう? ご存知の方、いらっしゃいましたらご教授ください!
365 :
あるケミストさん :2007/07/22(日) 22:47:22
あげておきまっせ
366 :
あるケミストさん :2007/07/22(日) 23:02:12
ニコチン酸アミドをいや〜な雰囲気で合成する場合に気をつけることを教えてください。
367 :
あるケミストさん :2007/07/23(月) 01:14:03
>358 キノリノンのN置換体のOをClに置換するってことか?? それってびるすまいやーでできるのか?? かといって他に方法を提示してあげることもできんが・・・
クロムはなぜ3価が安定なのでしょうか・・・誰か教えてください
369 :
あるケミストさん :2007/07/23(月) 08:46:58
スレ違い
>>359 酸化段階がおかしなことにならないか?
塩にして取るってこと?
371 :
あるケミストさん :2007/07/23(月) 21:32:54
なんで
>>368 みたいなのが世の中に存在できるのでしょうか・・・誰か教えてください。
分離関係のスレッドが見当たらないのでこちらで質問させてください。 構成がほとんど炭化水素鎖のほぼ無極性化合物を合成しているのですが 結晶化しないためカラムで分離しようと思っています。 現状、Hexane onlyで試みているのですがRf値が高すぎて分離不十分になってしまいます。 なにか良い分離方法ありませんでしょうか。ご教授お願いします。
374 :
あるケミストさん :2007/07/24(火) 03:44:54
極性の高い官能基を導入するような誘導体化して分離すりゃよい シリカやアルミナを担体に使うのであればな
量が少ないけど分取GC
>>376 炭化水素の混合物だから、エタノールで結晶化させたら、どれもこれも混ぜこぜで結晶する希ガス
レスありがとうございます。厳しいですね。
まずはキレイに作る方向で検討を続けます。
>>374 誘導体にできるような官能基が元よりないもので;
>>375 GCで出てくるのかな・・・分取GCは設備もないので厳しいです
>>376-377 結晶化しないんです。いや、純度が上がればするのかもしれませんが。
>>373 もとよりRfが高いので厳しいです。1:999とかも試しました。
皆様ありがとうございました。
>>379 シリカのグレードを変えてみよう。
もしくはGPCやゲルろ過だ。
381 :
あるケミストさん :2007/07/25(水) 02:36:51
亀レスですが、シリカカラムにおける極性の意味について答えてくださった方、どうもありがとうございました。
>>381 で思い出したが、そもそもシリカは極性の違いで分離してるんだから
炭化水素の構造の違いくらいで分離できるわけがない
かといって逆相にするにしても、溶媒に溶けないだろうし
GC打ってピークが分かれるなら分取GCだろうけど、設備がほとんどないからな
383 :
あるケミストさん :2007/07/25(水) 13:06:58
蒸留は?
>>372 ありがとうございます。もう少し考えて見ます。
あんまり合成に関係ないですけど、カラムで使うシリカゲルって吸うと 体に良くないですかね?アスベストみたいに尖ってないから大丈夫かな とそんなに気にしていないのですが・・・。
>>385 一応粉末を扱うときはマスクしろ、と教官からは言われた@10年前
>>385 大学で386ぐらい言ってくれるならかなりマシなほうか・・・
基本的に危険性が「よくわからない」なら保護すべし。
当然シリカゲルを含めた粉体を扱うときはマスク必須だよ。
寿命縮めてもいいならいいんだろうけど。
粉の出るとこじゃ有毒かどうかに関わらずマスクしないと肺をやるぞ
粉を吸い続けて36年、いまだに健康です。
一般的に、分子量が500以上の粉体は、経肺吸収される可能性はある。 脂溶性が高いほどその程度は高い。 したがって、マスクはしたほうがいいよ。 蓄積する毒だったら、やばいかもしれないしな
メタノールにちょっと溶けるくらいだから、蓄積するだろうなぁ ま、大学レベルなら大丈夫じゃね? 会社じゃキロ単位で使うからマスク必須だけどな
会社レベルでエポキシ粉体を吸い続けてますが、身体のどこにも異変は起きていません。
でっていう
オレ、この前ジクロロメタンを1リットルくらい頭からかぶった・・・ 禿ますか?
>>394 苛性ソーダ水溶液をかぶって分解させるんだw
チンコにかからなくて良かったな
397 :
あるケミストさん :2007/07/29(日) 23:03:29 0
どうせ使わないから関係ないんじゃ?
どうせ揮発するから関係なくね?
399 :
あるケミストさん :2007/07/30(月) 15:11:59
m-トルアルデヒドからm-トルイル酸を合成する方法を教えてください
400 :
あるケミストさん :2007/07/30(月) 16:15:34
401 :
あるケミストさん :2007/07/30(月) 20:55:40
ちんこに一途間の溶剤をたっぷりと浴びたことがある。 ものすごくひりひりして真っ赤にはれたが、報って置いたら1日で治った。 まだ結婚していないので聖職昨日のほうはわかりません。
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403 :
あるケミストさん :2007/08/02(木) 21:43:53
アミドN−ニトロソ体を、Zn/AcOHで還元してアシルヒドラジンを 合成しようとしたら、アミノ基までとれてしまい、ただのアミドになってしまい ました。 亜鉛の当量が多すぎると、こんなことが起きるのでしょうか?なんでやろ?
>>403 ヒドラジンも還元剤として働くからね
何か他に還元されている物質が無いかい?
405 :
あるケミストさん :2007/08/02(木) 21:57:52
>>404 早速ありがとうございます。
反応自体は非常にきれいです。TLCで1spotから1spotでした。
あんまりspotの位置が落ちないし、ニンヒドリンでも焼けないから
おかしいなー、と思いながらやってたんですが…
406 :
あるケミストさん :2007/08/02(木) 22:29:40
ボロン酸エステルってシリカの酸くらいで壊れるんですかね? 原点から動かない・・・。
>>406 壊れることもあります。
使うなら中性シリカを。
古いEtOAcの、分解された酢酸も注意
409 :
あるケミストさん :2007/08/03(金) 21:03:28
ポリカーボネート合成後の酢酸除去を完璧にするにはどうするのが良いのでしょうか?
412 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 00:43:39
質問です。 やや特殊なグリニャーを使おうと思って、 アルキルブロマイドとマグネシウムで作りました。 多めに作ってシュレンクでキープしといたのですが、 GC-MSをみると、どうやらプロトン化しているようです。 (どおりで反応しないわけだ。) グリニャーって溶媒(THF)と反応しますか? 単に保存状態が悪いだけ?
413 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 00:55:14
>GC-MSをみると ・・・
414 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 01:00:05
有機じゃなく生化学についてなんですが、どなたか教えて下さい! SDS-PAGEの実習でマーカーのBSA分子量を検量線から測定して、 未知試料のRfとこの検量線から分子量を測定しました。 あと、imageJを用いてBSAバンド画像の濃淡を測定して、 BSA量とバンドの濃さの検量線を書きました。 未知試料の分子量を求める他にどう考察していいのか分かりません! どうかお願いします。
415 :
412 :2007/08/04(土) 01:11:18
>413 ちょっと説明が足りなかったです。 一度はグリニャーができたという意味です。 PhCOClでクエンチしてもプロトン化したやつしか見えなかったので。
417 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 01:16:14
>>412 そのままGCMS打っているのでしょうか?
ヒント: シリンジでサンプリングしたグリニヤをクエンチするに足る水の量は?
418 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 01:19:13
>>415 あれそういうことか、後だしはないっしょ。
419 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 01:24:24
>>412 GCMSのデーターこんだけ?
アルキルブロマイドは残っている?
アルキルブロマイドが2量化しちゃってない?
アルキルブロマイドからアルケンできてない?
アセトアルデヒドのエノラートとアルキルブロマイドが
反応してできるものはできているか?
>>414 せっぱつまっているんだろうけれど、お願いされても
有機合成専用だからな有機か生化学ってもんだいじゃないっしょ。
421 :
412 :2007/08/04(土) 01:33:50
・0.5mol/l位で作って、最初にR-Brが反応したかどうかを確認するのに、 サンプリングして同じ位の溶媒寮のMeOHでクエンチ→GC-MS→R-H体 ・シュレンクにキープ ・何回か別の(本来の)実験、サンプリング、同上→GC→R-H体 ・グリニャーができてるか確かめるのにPhCOCl 2eq/THFでクエンチ→GC→R-H体→(´・ω・`) 何というか、実際の実験の部分は補足のつもりだったので省略気味でした。 確か、Ar-MgBrかAr-Liは室温で放置すると壊れるみたいな話を聞いたことがあったので、 アルキルグリニャーはどうだったかな?と思ったのです。
422 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 01:33:52
>>415 それと駄目押し
ベンジルアルコール、ベンズアルデヒドは検出されていないことも確認しておけば。
一通り答えでるんじゃまいか
あるきるブロマイドの構造も気になるな〜
今日はもうネモイので落ちます・・スマソ
424 :
412 :2007/08/04(土) 02:05:44
>>419 グリニャー作った段階でR-Hのみです(R-Br, オレフィンも無し)。
クエンチはPhCOClなので、エノラートもでないし、プロトン化もしないハズ、と思っています。
>>422 ベンジルアルコール、アルデヒドは見えてないです。
ケトンやアルデヒドは還元やプロトン化があるかもしれないので避けたのですが、
酸クロでも還元されるのですか。初耳です。
ブロマイドの構造構造は、R-CH2CH2-Brで、Rは秘密です。ご容赦下さい。
THFとグリニヤが反応してできるとしたら何ができるんだっけか? グリニヤの構造によっては還元剤になり安かったりしますよね。 >ケトンやアルデヒドは還元やプロトン化 プロトン化とはなんぞ?脱プロトン化反応のこっちゃか?
よくわからんが大事なブロマイドだったら用事調製でやったらよいかと。 まさかグリニヤ自身でゆっくりと反応しているなんておちじゃないよね。
>>411 ポリカーボネートは一般的な構造ならわりと溶けやすいほう。
ただ完璧ってのはどの程度かわからんからなぁ。
とりあえずTol(or MEK)→MeOHで再沈してから考えるのがいいかと。
428 :
412 :2007/08/04(土) 08:46:52
>425 グリニャとTHFの反応で想像できるのは、開環かプロトンを拾うこと。 プロトン化ってのは、つまりアルファ位のプロトンを拾うと言う意味。 わかりにくてすまん。 >426 というか、グリニャーができてすぐに壊れていってるのではないかと疑っていて、 もしそうなら、低温でグリニャ調製しなきゃならんかなぁ、と思って、 そして、低温でできるようにMg活性化とかしなきゃならないなら、まんどくさいなぁ、 と思ったんで、一般的に壊れやすいグリニャーとかってあるのかな?と聞いてみました。
>>428 αプロトンって何だよ、ちょっとでも酸性なプロトンがあれば
それを喰うに決まってるだろ、グリニヤ調製の系にαプロトンが存在するのか?
一般的な系がどうとか関係ないだろ
テメーの扱ってるモノが不安定ならとりあえず低温調製なり
グリニヤ交換なりで実験しろよ
こんなところでグダグダな質問するより結果出るのは早いぞ
良くそんな知識で実験してられるね
>>429 なんか有機化学教科書の知識だけで仕事はじめちゃった人みたい、
話フォローできていないのにチャチャいれるなよ。
>>428 >一般的に壊れやすいグリニャーとかってあるのかな?と聞いてみました。
だったら質問先にしてくれないかな、構造ごめんなさいってんだから
自分で判断してくだせい。
できたそばから系内のハロゲン化物と反応してしまうっていうときに
低温のグリニヤ調製をなんどもやったことはあるけれど、
壊れやすいケースは知らぬ。
PhCOClでやったようなクエンチ法の後GC-MSで何か釣れてくるはずだよね。
(まさかPhCOClの精製が十分でなく安息香酸やHClが入っていたという落ちは
ないだろうね。)それで何か掴まらないってことは、
できたグリニヤが反応性が乏しいものなのか、単に死んでいるか。
グリニヤの反応性を考えてもベンゾイル化が起きる条件で
処理しているとしたら死んでいる。まさか調製の段階で
水など入っているっておまぬけはないでしょうね。
433 :
412 :2007/08/04(土) 12:15:16
>429 >プロトン化ってのは、つまりアルファ位のプロトンを拾うと言う意味。 の部分は >>ケトンやアルデヒドは還元やプロトン化 >プロトン化とはなんぞ?脱プロトン化反応のこっちゃか? に対する回答。 つまり、グリニャーの生成を確認するのに脂肪族ケトン等を使ったら還元やアルファ位のプロトンを拾って で何を見てるか分からなくなるからアルファ位が無くて反応性の高そうなPhCOClを使ったということ。 もちろんグリニャーを作る系内にはカルボニル化合物, OH, 末端アルキンetc.は無い。 >一般的な系がどうとか関係ないだろ もちろんやってみなけりゃわからないというのは当然だが、 単純に化学として一般的にどうなのかと言うことが知りたかった。 例えば3級アミンがあると壊れやすいとか、そういう傾向があるのかと思って聞いてみた。 低温調製をするつもりではいるが、 そもそもグリニャーができない系があるなら別法を考えなきゃいけないし。 ちなみに、「ちょっとでも酸性なプロトン」というのはどの程度からからでしょうか? グリニャーの塩基性にもよるので一概には言えないでしょうけど。 ベンジル位、エーテルや三級アミンの隣、程度なら持つと思っているのですが。 あと、グリニャ交換ってアルキルへ移すのってきれいにできるんでしょうか? 二級、三級→一級ならいけるということでいいですか? 芳香環に移すのしか見たことないもので。
434 :
412 :2007/08/04(土) 12:26:36
>432 >>一般的に壊れやすいグリニャーとかってあるのかな?と聞いてみました。 >だったら質問先にしてくれないかな、構造ごめんなさいってんだから >自分で判断してくだせい。 なので、最初に >グリニャーって溶媒(THF)と反応しますか? >単に保存状態が悪いだけ? という質問をしたのですが、それ以外のところをつっこまれまくった次第です。 確かにPhCOClの精製はしてないです。開封してない奴があったのでそれを使いました。 まあ、その後適当にアセトンに注いだけど発熱も無かったので死んでいたのはまず間違いないです。 というか、グリニャが死んでいるのは私としては質問時にすでに前提条件だったので、 グリニャが死んでいると判断した理由を詳しく書かなかったのが誤解を招いてしまいました。
>>434 まあ通常はTHFとは反応しないんだわ。
THF開くなら酸性条件で開環後の保護基も必要だし
436 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 20:37:29
ラネーニッケルを作ったけど、あまり効果がありません。 どういう調製の仕方をすれば威力が上がりますか?
ちゃんと作れ
438 :
あるケミストさん :2007/08/04(土) 22:44:43
じゃがいものソラニンが含まれている部分(芽、皮など)に 希硝酸や希硫酸などの酸をかけると、『赤色染まる』という実験を行ったのですが、 どうして赤色に染まるのですか? どのような反応が起こってそうなるのでしょうか?
>>436 反応に適した活性の要求があるはずだからそれを確認する。
Wなんちゃらとかかいてあるだろうから。
適切な活性化を行うこっちゃ。
440 :
あるケミストさん :2007/08/05(日) 13:49:17
卵白水溶液を加熱したり、 アルコール、酸、重金属などを加えて、 タンパク質の変性を確認する実験を行いました。 それについて考察しているのですが、 これらの「反応式」がなかなか見つかりません。 変性は反応式に表せますか? もしそうならどのような反応式になるか教えてください。 よろしくお願いします。
441 :
あるケミストさん :2007/08/05(日) 13:50:49
スレ間違えましたorz
すみません、
>>440 はスルーしてください。
スレ違い以前に頭悪すぎ
MEKという略語を久々に見たな 合成ではあまり使わない溶媒だよな NMPぐらいマイナーだ…
LH-20を使ったサイズ排除カラムを初めて試してみたんですが、 シリカでカラムやるみたいに綺麗なバンドで分かれないものなんでしょうか? 分子量が約800と1600のものを分けたかったんですが、そこまで 綺麗に分かれなくて・・・。
>>444 普通は分かれるよ。
俺は色素でやってたから分離具合は丸分かり
シリカカラムと同じで充填剤の量、充填具合、流速によって分離能が変わる
>>445 そうなんですかー。私も扱ってるモノに色がついているのですが、
見ててもバンドにならなかったもので。細かくフラクションをとって
UVで綺麗なものだけ集めたら一応分離はできましたが。
結構古いものだからかな・・・。
展開溶媒を混合溶媒にしたりするのに意味はあるのでしょうか?
>>443 すまん。ポリマー屋なもんで。
ふと略語でBoc-ONを思い出した。
学生時代4年のバカが「ボッコンボッコン」って喜んでた。
>>448 なるほど。原理的にサイズ排除カラムの場合は溶解していれば
同じだと思ったのですが、そうでもないんですね。
ちなみに一度使ったLH-20を別の展開溶媒で使いたい場合は、
一度乾燥させてからその展開溶媒で膨潤させた方が良いですか?
450 :
あるケミストさん :2007/08/06(月) 15:34:23
>>443 MNPのせいで俺の中じゃよく見る溶媒になった。
股間にNMPかけてオナニーしてる。 常温なのにすげえあったかくて気持ちいいぜ。 NMPって医薬用途でも使われるくらい無害だっていうからかけてみたんだ。 ローションより気持ちいいし、べたつかないのがお気に入り。
おいおい 無害のわけねーだろ
息子さんが脱脂されて、カピカピになるぞwwwww まぁ、悪趣味なネタなんだろうが
455 :
女子高生 :2007/08/07(火) 15:47:00
ちょっと質問なんですけど プロリンの塩にTMS-Cl 1eq反応させたらカルボン酸のみエステル化できますか? それとTMSのエステルは普通のエステルみたいに還元できますか? やさしいおっさん教えてください
女子高生がそんな危険なもの使っちゃいけません
>>454 いやほんと。
包茎だからかもしれないけど、特に問題なし。
ちょっと溶媒の乾燥についてききたいんだけど エーテルとTHFってカルハイで良い? あとベンゼンってモレキュラーシーブで良かったっけ?
>>455 TMSCl存在下でLiBH4使えばアルコールになる
461 :
458 :2007/08/07(火) 21:46:16
>>460 d
数年ぶりに実験することになったけど回りに化学屋が全然いなくて不安だ
>>458 問題ないけどどんぐらい乾燥したいんだかにもよるような。
もちろんエーテル、THF、ベンゼンならCaHでもモレシでもOKかと。
ただ、CaHで乾燥したら蒸留せなあかんよ。(微量の塩基を気にしないなら可だろうけど)
徹底的に脱水しなきゃならんのなら金属Naで還流→蒸留がかなり最強。
THFを乾固して爆発とかしないように気をつけて・・・。化学屋いないと実験怖いよな。
463 :
458 :2007/08/07(火) 23:06:14
>>462 エーテルはグリニャールで使うんでナトリウムでキッチリ乾燥したほうがいいのかな
いかんせんグリニャール反応をやったことがないんで
どれくらい乾燥させるべきなのかがよくわからないんだ
THF、ベンゼンの反応はそれほど水を嫌う反応じゃないはずだからいいんだけど
>>463 ぐりにやは可能な限りの無水・不活性下でやったほうがいい。
まあカルハイでやってみてダメならでもいいけど、特にぐりにや作るところからだと
不確定要素多いし、減らせるファクターは減らしたほうがいいよ。
初めてってことで、ぐりにやは発熱も大きいし行くときは一気に行くから冷却は万全に。
あと御節介かもだけどなるべくベンゼンは避けてトルエンにしたほうが体のために。
>>463 脱水溶媒買え
たいていの反応はそれでいく
グリニャーも平気
それで行かなかったら精製考えろ
下手な奴が脱水作業やるより買った方が安定する
466 :
あるケミストさん :2007/08/08(水) 22:37:26
溶解性がかなり厳しい化合物(極性低い)扱ってるんですが、比較的解ける溶媒で何回再結晶やっても 結構綺麗に結晶化はするんですが、あんまり色(褐色)が落ちないんですよね。 本来はほぼ無色なはずなのですが・・・。 これは、もう結晶化してるから十分綺麗と思って良いんですかね? 活性炭で脱色も考えたんですが、良溶媒だと物までくっついてしまって・・・・ なんかいい手ないですかね?
467 :
あるケミストさん :2007/08/08(水) 22:46:53
>>463 465に賛成。当量若干多めで上手くいかなければ違う経路を考えたほうが
いいかと。自分は脱水溶媒で十分上手くいきました。
>>466 カラムクロマトグラフィは?再結晶してるならかなりのショートパスでも
色なら抜ける時がよくある。
>>466 パスツールピペットカラムに、シリカ詰め込んで通してみるとか
469 :
あるケミストさん :2007/08/09(木) 00:00:47
末端アルケン(デセンなど)をラジカルでブロモ化 (Br2 で) する場合,1 位にのみ臭素が入ることはありますか? その場合プロトンソースは何になるのでしょうか。 溶媒か,反応潰す時の水とかでしょうか? 溶媒だとする場合,どのような溶媒を使えばよいでしょうか?
>>466 何扱ったか書けばわかるかもな
メタルとかはシリカでは抜けてくるから、それ専用のものを使うと良い
ぐりにゃーは脱水ちゃんとしたほうがいいな。 器具の乾燥も必要だ。 学生実験のとき、いいかげんな俺だけ失敗した実験だからな。 錯体合成反応のときも俺だけ色が違ったんだよな。 あの2つの反応で俺の存在感がグンとアップした。
学生実験でやってる時点で適当でもいく反応って事だけどな マグネシウムを削らなかったとか活性化剤入れ忘れたとかじゃねーのか?
473 :
458 :2007/08/09(木) 19:34:34
みんなありがと とりあえずグリニャーの溶媒だけは脱水溶媒買ってみるよ
キレイなフラスコ使ってやれよーって言ったら キレイに洗浄して純水ですすいでそのまま使った奴を思い出した。
-Brを-CHOに変換できる反応ってあったりしますかねー。 HMTを使えば-CH2Brを-CHOに変換できますが・・・。
Mizoroki-Heck反応って脱水脱気に気を使って やらないとダメなもんでしょうか?
メチルフランの構造を教えて下さい。フランの構造は分かるんですが、どこにメチルがつくのかが分かりません。 ちなみにこれ↓フランです。ここに解答してくれたら分かりやすいかとおもいます。 /゜\ ‖ ‖ ―――
>>477 GrignardにしてDMFと反応とか。収率はあまり良くないが。
>>479 2も3も両方あったよ
Chemexperに載ってた
>>481 1₋メチルフランは存在しないのでしょうか?
>>482 なんか、合成とかそういうレベルじゃないと思うんだけど。宿題?
>>482 1-メチルフランを描いてみなよ
いくら高校生でも分かるだろ
そもそもフランが間違ってるw
腐乱
487 :
あるケミストさん :2007/08/17(金) 02:39:59
ABXsystemのH-NMRの読み方について、質問します。 ABX系(たとえば、フェニルグリシンのベンジル位プロトンHA,HBとα位HX)で、 AB partが2Hの8本 X part of ABXが1Hの4本の 典型的なプロトンシグナルが得られたとき、 JAX, JBXの値は、どのようにして 決定するのでしょうか? JAXの値とJBXの値は、書き違えてもいいものでしょうか?
488 :
あるケミストさん :2007/08/17(金) 09:04:58
脱PhSOHが脱PhSO2Hより起こりやすいのはなんでなのでしょうか
489 :
あるケミストさん :2007/08/17(金) 13:13:31
「銭の風になって」 あなたのモニターの前で 泣かないでください そこにお金はありません 戻ってなんかきません 銭の風に 銭が風になって あの大きな市場を 吹きわたっています ♪ \\ ♪ // \\ ♪ // \\ ♪ // ♪ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧∧ ♪ ♪ ∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*) (゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧ ♪ ♪ ∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*)∧ ∧(゚0 ゚*) ─♪──(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*)| ∪(゚0 ゚*) | ∪─♪── | ∪ | | ∪| | | ∪. | | | ∪| | .| ∪| | | ∪ | | ♪ | | U U .| | U U | | U U. | | U U .| | U U | | U U ♪ U U U U U U U U U U U U
>487 質問の意味が分からん。 A,B,X の3つともきれいに4本に割れてるのなら、それぞれの J を 読めば JAX, JBX, JAB は全部決まるだろ? A と B が近すぎて読めないというなら、わからんでもないが。
>>484 こうですか?
/
O
/
‖ ‖
―――
壊れたフランに見えた
>>487 フェニルグリシンじゃなくてフェニルアラニンのような。
フェニルグリシンじゃベンジル位=α位で1Hしかない…
どのように決定するって
Xはddで割れているんだから2つJ値があってそれはJAXとJBXのいずれか。
Aもddで割れていてその2つのJ値はJAXとJABのいずれか。
だからAとXに共通するJ値がJAX。
同様にしてBとXに共通するJ値がJBX。
>>491 フランは五員環
開環したらフランとは呼ばない
つまり、1-メチルフランがあるとするなら
↓になるな
/
O
/\
‖ ‖
―――
この構造が存在するかどうか
と、問われれば
>>482 の答えは分かるよな?
>>491 あん馬のAAか?w
しかし・・・夏休みだからかもしれんが、スレがゆとりってるな
そしてそのゆとりに解答するゆとり
初めてOHPで学会発表した時に 「カラーが使える」 と喜んだ俺はオッサンだが
499 :
あるケミストさん :2007/08/18(土) 13:18:13
O /\ / ‖ ‖ ――― どう見てもこれが1-furanです・・・・
500 :
あるケミストさん :2007/08/18(土) 13:20:01
1-methylfuranでした・・・(´・ω・`)
釣れますか?
P=O結合のPって混成軌道で言うと何混成なのでしょうか?
504 :
あるケミストさん :2007/08/18(土) 14:49:24
間違えました。Pは二重結合に何の軌道を使っているのでしょうか
3p軌道じゃねーの?
>>478 基質による。脱水はそんなに気にしなくていいが、
酸素は除いておいた方がいい。
507 :
あるケミストさん :2007/08/18(土) 21:55:17
>>504 π結合には3pを使うけど、全体像を見ないとσ結合がどのような混成軌道からつくられたかはわからない。
もしかしたsp2かもしれないし、spかもしれない。
509 :
あるケミストさん :2007/08/19(日) 06:55:47
>>508 ありがとうございます。トリフェニルホスフィンオキシドの場合はどうなのでしょうか。
>>509 いいかげんスレ違い
宿題は自分でやりな
511 :
あるケミストさん :2007/08/19(日) 11:05:45
うぜえーーーーーーーー 以後こういう分子ありますか厨に対するレス禁止
時期的にどこかの院試の話かね 嘘でも教えておくのが一番だよ
>>506 ありがとうございます。
脱水より脱気をちゃんとするようにします。
Cbzを水添で外した後、Cbzはどうなるんですか? PhCH2OCHO?
516 :
487 :2007/08/20(月) 09:37:33
すいません。フェニルアラニンのミスです。ごめんないさい。
>>490 .494
質問の表現が拙くてすいません。
たとえば、ABXを、実験項にNMRデータを書き示すフォーマットで、dd表記でなくて
δ XX-XX(AB part of ABX, JAB = XX Hz, JAX = ○○Hz, JBX = ○×HZ,2H) と表記しなさい
と言われたとき、ABの2組あるddのうち、高磁場にある方、低磁場にある方どちらを
HA、あるいはHBと帰属するのかな?って思った次第です。やはり、NMRチャートを高磁場から
読んだ場合は、高磁場にあるプロトンをAと帰属し、そのJ値はJAX、JABとなるのかな?
低磁場から読んだ場合は、低磁場にあるプロトンをAとするのは、自明?
>>516 ABCとかABXとかAMXとかは化学シフトの離れ方を示す表現なんだから
自分ならXから化学シフトが離れている方をAにするが。
正式な決まりがあるかどうかは白根。
>>515 R-N-Z→R-NH+PhCH2OCHO→R-NH+PhCH2OH+COOH
最終生成物は、アミン・ベンジルアルコール・蟻酸 ということでしょうか?
519 :
あるケミストさん :2007/08/21(火) 06:00:43
>517 ええっ。Xから最も遠い方からAなんですか。なんとなく、判る気もする。 どっちが、AかBかにするかによって、チャートが変わってくるから、重大な問題 ですよね。雑誌の実験項(supporting infomation)を探しても、どっち をA,Bにしたかを記述した論文みかけないんですよね。 ABX表記すると、ある程度の複雑ばNMRも、組となって表現できるので、 判りやすいと思うのだけど、アルカロイド系天然物合成屋さんは、どうしているのかな?
>518 アミンとトルエンと二酸化炭素
521 :
あるケミストさん :2007/08/21(火) 22:07:13
ウィティッヒホーナーでホルムアルデヒド水溶液使って反応かけた人いる? 溶媒と塩基の組み合わせでかなり収率変わってくる気がするんだが
>>522 サイファインダーによるデータじゃなくて、もっと実際の生の声が聞きたいんだが
524 :
あるケミストさん :2007/08/22(水) 01:39:06
溶媒と塩基の組み合わせで変わってくる可能性は当然考えられるねぇ。
525 :
521 :2007/08/22(水) 01:59:32
今までDMFとt-BuOKでやって収率が絶望的に低かったのに 今日ジクロロメタンとNaOHでやったら気体が大量発生して、沈殿が生じてた 期待していいんだろうか
ほとんどの反応は溶媒と塩基の組み合わせで 収率はかなり変わってくるでしょ。
527 :
あるケミストさん :2007/08/22(水) 11:48:58
>>525 低温なら大丈夫だと思うが場合によっちゃNaOH使うと
カニッツァロが行っちゃったりしないかい?
>>525 俺ならここで質問する前にさっさとCrudeでもいいからNMR見てそれから考える
>>525 溶媒と副原料が反応する可能性も捨てないようにな
3-ブテン酸に硫酸と水を加えるとどんな反応が起こりますか?
>>530 オレフィンが水和する
宿題は自分でやれ
実験で無水エタノールをつかうんですが、 市販のエタノールから無水エタノールを得るためにはどうすればいいですか?
>>532 すぐ使いたいならベンゼンで共沸
時間かかってもいいならモレキュラーシーブス
研究費があるなら、買ったほうがいいと思うけどね
>>533 わかりました。
ありがとうございます。
4-フェネチジンが生成したことを確かめる方法には 何がありますか? TLCでよいのでしょうか?
>>535 確実に確かめるならNMR
TLCじゃ「多分生成してると思う」程度にしか確かめられないからね
537 :
535 :2007/08/26(日) 13:09:44
>>536 ありがとうございます。
NMRを忘れてました。
ナ、ナンダッテー ΩΩ Ω NMRを忘れるってどういうレベルよ?
孤立したB4? もしくは元無機だけど、諸事情により専攻を変えたとか?
まあたまにはカワイイ質問あってもいいじゃまいか 宿題教えてくれとかよりマシw
541 :
あるケミストさん :2007/08/28(火) 02:29:21
>533 モレキュラーシーブスってエタノールに溶けるぜ? 横着せずに、カルハイで蒸留したまえ
酢酸中、シクロヘキサノールをジアソー使ってシクロヘキサノンに酸化させる反応機構わかる人、もしくはどこか参考になるサイトを知ってる人います? 教科書に酸化の機構なんて載ってないからわからない・・・
マルチ死ね
反応が終わった時点でpHが10以上あったんだけど(溶媒ジクロロメタン)、 酢酸を入れると、水槽と有機層に分かれました。 この2層に分かれた溶液のpHを見るときは、どっちの層のPHをみるべきですか?
両方調べたらー? 2層に分かれたとはいえ、ジクロロメタン層にも水は混入しているだろうから
546 :
あるケミストさん :2007/08/30(木) 22:00:09
>>544 ,545
有機層に水が混入しているとはいえ極少量だから水層だけで良い気がする。
ジクロロメタンの水への溶解度は約2% この量を極少量と言えるかどうか
根本的問題は有機相を測定する意義がどこにあるか、のような気がするぞ。 データ(むしろ参考値)としてほしいなら両方とってみればいいし、 ただ後処理で酢酸酸性(?)にしたいだけなら通常は無機相だなや。
549 :
あるケミストさん :2007/08/31(金) 00:47:25
アルコールと臭素(Br2)と反応しますか? 例えばメタノールとかと。
>>544 pH試験紙なら見るだけ無駄じゃね?
ある一定量の水が存在してないと変化しなかったかと
有機相のpHなんて意味がないぞ 上司に「有機相のpH見ておけ」と言われたが、もうアフォかと・・・ 大卒の上司イラネ
552 :
あるケミストさん :2007/08/31(金) 19:39:40
カビ培養上清の濃縮物を硫安分画したら、 緑色ぽくなることがありました。 この濃縮物は、いつもは茶色なのです。 硫安分画のあと硫安を脱塩したら、茶色に戻りました。 このことを経験者に聞くと、 カタラーゼが多いからではないか、というのです。 カタラーゼは過酸化水素と反応する酵素だとおもうのですが、 硫安にも作用するんでしょうか? そうだとすれば、どういう仕組みで作用するのでしょうか? また、培養中の酸素供給を増やすと、カタラーゼもたくさんつくられるのでしょか? 何方か、御教授お願いいたします。
553 :
あるケミストさん :2007/08/31(金) 20:21:03
554 :
メチコ :2007/09/05(水) 19:47:01
フラボノド類のメチル化について教えてください 現在、フラボノール類のケルセチン(quercetin)とモリン(morin) についてメチル化を試していますがなかなかうまくいきません。 それほど難しい反応ではなさそうなのですが…。 どなたかアドバイスお願いします。 反応系を詳しく書くと 1,サンプル1mmolをメタノール:アセトニトリル=1:9の溶媒4mlに溶解 2,N,N-ジイソプロピルエチルアミンを20mmol加える 3,トリメチルシリルジアゾメタン 20mmolを加える 4,撹拌しながら室温で16時間反応 ※ケルセチン、モリン共に−OH基は5つ、したがって4倍量のメチル化剤を投入しました。 メチル化生成物の確認はGCで行っています。 ・昇温は150-300℃ ・150℃を1min保持→10℃/min 上昇→300℃10min保持 ・インジェクション温度?は250℃ ・ATTENは5 ・アプライ量は原料換算で1μg/μlを1μl ・カラム長15m カラムの種類は不明… GCで確認しましたが現在のところメチル化されたピークが確認できません。 GCは問題ないと思っています。 合成初心者だからなのかも知れませんが、ちゃんとメチル化されていないような気がします。 何度やり直しても同じ結果になってしまいます。 ぜひどなたかよろしくお願いします。
555 :
あるケミストさん :2007/09/05(水) 20:38:39
脂肪族系の溶媒にちゃんと混ざり合う溶媒って、アセトン以外に何があるんですか? どなたか、よろしくお願いします。
556 :
あるケミストさん :2007/09/05(水) 22:48:53
<<555 DMSOはどうかな? よく覚えていないんだがヘキサンとはDMFと DMSO、どっちかが分離してどっちかが混ざった 覚えがあるぞ。
>>554 なんかえらい難しい工程でやってるように思えるんだけど、その手法は文献から?
その手の化合物使ったことないからわかんないけどNaHか炭カリを塩基にMeIとか
古典的かつラクで確実に行く方法考えるんだけど。
(あまりデリケートな合成したことないんでそこらへんは了承を)
で、どっちかというとこっちメインなんだけど、
GCについてなんだが、この原料でGCって、カラムから出てこなくない?
C15のOH5つだと全部メチル化されたのなら出てくるとは思うけど、
まずは原料が消費されてるかどうか確認してみたらどうだろう。
普通に考えたらTLCで行ってるかどうかまず確認するのがラクだと思う。
反応前後で極性がガラリとかわるし。
さもなくばCrudeでもいいからNMRとってみれば?
559 :
メチコ :2007/09/06(木) 13:03:42
>>558 ありがとうございます。
メチル化の方法は論文からです。
よくなぜその方法を…?と聞かれるんですが、
まず薦められた方法がこれでした。
モノによってメチル化剤との相性なんてあるんでしょうか。
例えば脂肪酸なんかに比べるとなかなかメチル化しにくいものであることは確かなようです。
GCはそうですね。メチル化されていなければ上がりませんよね。
原料のままは上がりません。
TLCでは確認しました。原料より上に(極性が下がったような)
スポットが確認できたので、うまくいってると思ってたのですが。
そのスポットだけかき取ってきたりしましたが違うようです。
NMRでも確認することも考えましたが
多分メチル化が上手くいってないから、現時点でNMRを見てもあまり意味ないと判断しました。
なぜHPLCで分析しないのだ?
561 :
メチコ :2007/09/06(木) 14:45:06
最終的にはこれらをアグリコンとした配糖体の糖結合部位の特定に繋げたいからです。 そのための現在練習です。
>>554 俺が卒論で、フラボノイドのメチル化をやってたから、卒論引っ張り出してきた
今となっては開けるのも恥ずかしいんだが
1分子あたり水酸基6つのフラボノイドA(5つがフェノール性OH、1つがアルコール性OH)
A 1.0g(を極少量のメタノールに溶解)+ジアゾメタン(エーテル溶液)3倍当量、氷中4h
主な反応物は1つメチル化されたもの(3種類)、2置換、3置換体少量
A 0.1g+ジアゾメタン/ether 10倍当量、撹拌室温17h
主な生成物は3、4、5置換体
ジアゾメタン/etherは、作るのがめんどくさいが
反応が終わったらエバポで飛ばせばおkだから後始末が楽
ギ酸を加えたTLCで簡単に確認できる
ジアゾメタン/エーテル溶液の作り方出典 東京大学農芸化学教室、「実験農芸化学 下巻」、朝倉書店、1960
564 :
メチコ :2007/09/06(木) 16:20:05
ぎゃー!ありがとうございます! 実際にやった事のある人に初めて出会いました。 卒論まで引張り出して…?困ってたので感激です。 実はジアゾメタンの系は専門の合成屋さんに最初にやってもらいましたが NMRでピークが確認できませんでした。 極性も変わらなくて。 その時はメタに溶解した原料の10倍等量のジアゾメタンを加え、室温で一晩放置。 ケルセチンについては触媒にシリカゲル?を使ったとか言われました。 ジアゾメタンは危ないからやらせられない。ってことで自分で系を変えれなかったんですが。 もうちょっと工夫すればジアゾメタンでやっぱりいけるのかもしれません。 ちなみになんてフラボノイドですか? 参考までによかったら教えてください。
566 :
あるケミストさん :2007/09/06(木) 17:12:27
>>564 どうしても無理なら炭酸カリウムか炭酸セシウムとヨウ化メチルをアセトンにぶち込んで煮ろ
ろ過して濃縮で終わるし
ただ全部メチル化されたのは取れないだろうが
567 :
あるケミストさん :2007/09/06(木) 18:07:21
竹のセルロースを分解する効率的な酵素を探しています。
ジアゾメタンでさらりと行ってるんだからTMSジアゾメタンでも全く反応しないってことは考えにくいよな。 逆にジアゾメタンでさっぱり行かないならTMSジアゾメタンでもさっぱり行かないだろうね。 554は合成初心者のB4かM1なのかな?教授から言われた方法だとすると おいそれと変えられないのかもね。考え方をちょっと書いてみる。 1つ、極論かもしれんけど、行かないとわかったらさっさと違う方法を考えるのがわりと近道。 何故行かなかったかを考えるのは次の反応仕掛けながらでもできる。 566の言うように炭カリMeIで試してみたら?(あまりマイルドではないけど) 2つ、行かなかった原因を知りたいなら手間を惜しんじゃダメ。 その"違う"スポットは何だった?回収したのなら構造決定してみたら何かわかるかもしれない。 "〜だと思う"で結論づけないで、LCでもMSでもNMRでも使えるものはなんでも使う、 使って分析して結論づける。そういう骨太さが必要。 まあ偉そうに講釈たれてる俺も材料屋だから生成物ができれば 手法なんてなんでもOKって実験してるけどね。 あと、マルチポストはやめような。うっかり見つけると気分のいいものではない。
>>564 物質名出したら実名実アド現在の所属全てばれるから勘弁w
フラバノノール、ということで許して
7位とか4'位のOHだったら、
>>562 よりももっとゆるやかな条件でも簡単にメチル化できたぞ
確かにジアゾメタンは取扱いが危険だし、
ジアゾメタン溶液を合成するときは、ドラフト内+手袋保護メガネ着用での操作だったけど
研究室配属になって2ヶ月でやってたくらいだから、まあ難しい合成ではないよ
ちょっと危険だけど、濃いジアゾメタン溶液が作れるようになればおk
まあ、がんがれよ
570 :
メチコ :2007/09/07(金) 11:54:43
>>558 合成初心者どころか、化学以外の異分野出身です。
アフォな質問ばっかでかたじけないす。
他の論文見てもやっぱりジアゾメタンでさらりと行ってるのが多いです。
他の系もやりながら、ジアゾメタンもやってみます。
ありがとうございました。
マルチポストごめんなさい…。
確かに気分悪いですよね。
>>562 詳細だしちゃやっぱりまずいですね。
いいです。充分です。
もう一度ジアゾメタン トライしてみます。
詳しくありがとうございました。
572 :
あるケミストさん :2007/09/08(土) 00:16:04
Br基をBuLiを用いてリチオ化させ、ボロン酸にする反応がうまくいきません。 厳密に溶媒は脱水するべきでしょうか?
>>541 マジですか
うちの研究室だとモレシー上で保存してるんだけど。。
>>572 まさかとは思うけどブチル化されてたりしない?
tBuLi*2の方が確実かも。
てかリチオ化がいかないのか? まあ小スケールなら都度蒸留したほうがいいかも。 多分エーテルだろうけど、エーテルって結構すぐ吸湿するし。 バンバン反応しかけるなら無水溶媒買ったほうが早いね。
577 :
あるケミストさん :2007/09/08(土) 04:40:13
蒸留した無水THFを用いて完全に禁水条件で反応させるべきでは・・・? そういや違う実験だけどBrをMeとかに置き換えるときn-BuLiよりt-BuLi の方が反応進んでた気がする・・・・
578 :
あるケミストさん :2007/09/08(土) 08:42:23
還元力の問題だから基質によるだろ フェニルとかならnBuLiで問題ない tBuLi使うならに2当量使えよ その前に重水クエンチ試した方がいいが
579 :
572 :2007/09/08(土) 09:52:05
アドバイスありがとうございます 完全に文献のトレースなんですが、生成物はほぼBr基のついた原料でした 溶媒は市販の脱水THF使ってます 文献にはnBuLiとtBuLiどっちもできるってかいてあったんでnのほうでやってます
580 :
あるケミストさん :2007/09/09(日) 03:28:22
横槍ですが
>>575 と
>>578 に「t-BuLiは二当量使え」って
書き込みがあるけどなぜですか?
当方合成かじってる学生ですが初耳だったもので・・・。
>>580 Li-Br交換してできるtBuBuがtBuLiと反応するから
ArBr + tBuLi →ArLi + tBuBr
tBuBr + tBuLi → LiBr + isobutene + tBuH
ねんのため訂正 Li-Br交換してできるtBuBrがtBuLiと反応するから
583 :
あるケミストさん :2007/09/09(日) 12:26:39
クマリンをフェニル化するのはどうしたらいいですか
○ルドで試薬1g買ったら600mgしか入ってなかった。
そういう場合ってクレーム出せば対応してくれるもん?
>570 遅レスなんでもう見てないかもしれないけど。 ケルセチンは p-トルエンスルホン酸メチル、炭酸カリウム、DMFで きれいにメチル化されます。 2-3時間で5位を除く4つの水酸基がメチル化され、1日ぐらい 放っておくと5位もメチル化されます。 ジアゾメタンなんか使うよりも簡単ですよ。
>>587 ジアゾメタンの方法を書いた者です
>>570 さんは
>>561 に書いてあるように、部分メチル化を望んでいるみたいなので
あなたの提案するパーメチル化条件では、
>>570 さんには合わない反応かと思って
自分もパーメチル化方法は書きませんでした
ジアゾメタンだけで条件を変えて反応させると、多置換体が得られたので・・・
横レスでこんなレスをしてしまって申し訳ありません
そっかー。 でも配糖体の結合位置特定が目的なら全部メチル化でいいじゃないか? 要は糖が結合してる水酸基以外をメチル化して、糖を加水分解して、 残ったフラボノイドのメチル化されていない水酸基を同定、っていう 流れだろ。
>>585 あるあるw
船便でようやく届いたと思ったら空だったこともあった。
>>589 自分はメトキシ基で保護して、そこに糖をつなげるのだと思ってた、スマソ
>>572 ArBrを脱水THFに溶かし-10℃以下(好ましくは-40℃以下)。
比較的高い温度で反応する場合は
溶媒にトルエン混ぜると(THF:トルエン=1:1位)副反応抑制される(理由不明)。
溶媒量はブチリチ添加後も液が均一を保つ程度。
同温度でn-BuLi 1.1当量滴下。GC反応確認。
同温度でB(OR)3 1.5当量滴下。
反応後、塩酸クエンチ。
成分を強アルカリで抽出し、有機層除去。酸で遊離し、溶媒抽出。
濃縮残留物を次の反応(すずき?)でそのまま利用する。
>>585 T○Iのとある試薬を25 gビンで買ってそのまま滴下ロートにブチ込んで
重量測定したら25.00 gだった俺は勝ち組
ア○ドの試薬ビンの入ってくる縦長の金属の缶は滴下ロートに試薬を量りこむときに便利。
>>592 572ではないが、もし良かったらその手法の参考文献教えてもらえないか?
596 :
あるケミストさん :2007/09/13(木) 23:47:02
俺保健所勤めの薬剤師なんだけど、大学でやった事全然関係ないからやった事忘れてまう…一応有機合成やってたんだけど、大学とかで研究とかできないかなあ…
仕事辞めないと無理でしょ
598 :
あるケミストさん :2007/09/14(金) 23:47:39
スレ違いかもしれませんがよろしくお願いします。 有機合成屋としてのお薦めの基礎的な本とかはありますか? 当方M1で、紙の上の反応自体は理解できるのですが、 そこから実験操作や処理に繋げきれていません。 現在、実験化学講座などを読み漁っているのですが、操作、処理の理由などがわからない事が多いです。 有合化などに書評で良さげなものも見つけましたが、より多くの人の意見を聞きたいと思った次第です。 アホらしいかもしれませんがよろしくお願いします。
>>598 M1で机上の反応理解できてれば大したもんだ。
実際問題個々の反応の実際や各論を詳解した成書って無いね。
結局必要になったらOSなり論文なりひっぱってきて、
最終的には先達に教えを乞うとか、はたまた手探りになってくる。
たった今その知識が必要なのならともかく、今は
>>599 にあるような書籍で
いかに安全に確実に実験をするかというスキルを手にしておいたほうがいい。
どれも大学の図書館にある本だと思うよ。
>>600 確かに。
実際に類似反応をトレースした上で、時には失敗を繰り返す中で
徐々に操作や後処理法の意味を身に付け・・・ってのが一般的かな?
実験化学講座=>OSの註
と読むうちに知識はつくだろうけど。
人名・基本反応+操作法の詳説って本があったら間違いなく必携本になるだろうな。
>>598 辞書みたいな「有機合成実験法ハンドブック」ってのもある。図書館にあるかもよ
このスレで書くことじゃないけど、大学の合成実験室と企業の合成実験室で 決定的に違うのは安全に対する配慮だよな。(当たり前なんだけど) 「全合成やってました」とか「逆合成解析が得意です」といって入ってくる新入社員、 こっちがビビるぐらいスキルはあるし、頭はいいんだけど いつ事故を起こすかヒヤヒヤさせる人が圧倒的多数。
>>603 そりゃ企業の研究員様を怪我させたら会社は賠償責任問題だから
企業では締め付けはきつくなる。
それはもう作業効率よりも優先されること。
大学にとっては作業員の安全よりも結果優先
いくら企業が自社の安全基準を公開して
作業標準を配布しようが大学は見ようとはしない。
>>604 うちの学生にはそもそも危険な実験はさせないな〜
危険なルートは変更、どうしても必要ならPDか外注でやらせるわ
ま、そういう保護下だから、学生も危険意識をあんまり持たないんだろうな
結果より安全優先ってのは、むしろ大学の方が強いと思うね
まあ企業の規模にもよるよ 中小の場合は結果出さないとどうしようもないから安全対策は大学並みだけど ちょっと大きな企業の場合はもうホントに必要以上にガッチガチだよ
終夜加熱反応は禁止。
608 :
あるケミストさん :2007/09/15(土) 23:12:17
>>607 一方、企業ではそれをするためにセンサー、監視装置、
消化設備、ドラフトなどを備えた部屋を新設した
610 :
あるケミストさん :2007/09/16(日) 01:10:56
>>607 会社入ってから終夜加熱できなくて、結構手間取った思い出が。
612 :
あるケミストさん :2007/09/16(日) 01:45:46
終夜で反応かけられないんですか。時間もったいない・・・。
>>612 申請して許可もらえば監視・安全体制の整った専用の実験室でできる。
>>611 MWを5分かけたら、生成物全滅してワロタよ
おとなしく3日間反応かけたさw
>>613 うちの会社はそういう設備がないから、どうしても必要な場合は
人間も終夜。
極微量のサンプルで、NMRの積算回数がオーバーナイトかかるのに どっかいって別のことしてればいいのに、NMRの横でwktkしていた学生時代・・・ モノ取り屋だったから、取れたサンプルに一喜一憂してたな 懐かしい思い出だ
>>616 俺もあったな
1万回積算中に、途中でフーリエ変換してな
S/Nが1くらいなのに、予想位置にシグナルがあると喜んだもんだ
619 :
612 :2007/09/16(日) 12:45:16
会社って厳しいんですね・・・。 ほぼ毎日のように終夜で回しているので結構驚きました。 まぁ内定先の会社で合成できるとは限らないか。
会社での人間関係に比べたらそんなのたいして厳しくもないだろう
まずは人間関係 交友範囲が狭い奴は、苦手な人にも話しかける努力しとけ マジで 俺、5月まで毎日泣いてたもんw
最後まで人間関係には悩まされると思うが。 下手に優秀だとネタを朴られるし、朴られないようにすると嫌がらせされるし。
女の子のやってた反応にいたずらして うまくいかなくて泣いていたところを慰めて美味しく頂いたのはいい思い出
624 :
あるケミストさん :2007/09/17(月) 00:17:20
>>622 そういう場合はどうやって身を守るのが最適なんでしょうか?
626 :
あるケミストさん :2007/09/17(月) 13:12:59
>>625 「この人がネタを朴ろうとするんです」ってみんながいる前で偉い人に相談する。
偉い人は朴らないように配慮してくれるし、他の朴李野郎もこいつは危険だと感じて近寄らなくなる。
628 :
メチコ :2007/09/18(火) 11:38:56
>>587 ケルセチンのメチル化を聞いた者です。
再び覗いてみて良かったです。
このレスに気付いて頂けるかわかりませんが。ありがとうございます。
このp−トルエンスルホン酸メチルの方法も調べてみます。
私はパーメチル化するなら3位が一番ネックになると思ってました。
そうですか、これでは5位がされにくいんですね。
糖の位置の特定の流れは
>>587 さんの言うとおりパーメチル化後糖を加水分解の予定です。
629 :
あるケミストさん :2007/09/18(火) 18:12:36
特定してくださいと言わんばかりのひけらかし様だなw
>>628 前にも何度かレスした者だけど、スレとは関係ないんだが
なんかいくらなんでも情報出しすぎてないか?
こんなところに同業者はいないだろうと思ってるのかもしれないけど
こういう不特定多数が来るところだからこそ情報の扱いには気を付けたほうがいいよ。
(かといってあまり隠されても答えようが無いことも事実だが)
まあこのあたりは就職したらイヤというほど叩き込まれることなんだよな。
631 :
あるケミストさん :2007/09/18(火) 21:18:17
>>627 ボスも出席の検討会で発表した内容を、翌週の検討会で
堂々と朴られた俺様が来ましたよ。
しかも先に論文にされたから、こっちのデータはお蔵入り。
632 :
あるケミストさん :2007/09/18(火) 23:02:20
ダルツェン縮合ってα-ハロエステルのエノレートとケトンの 反応ですよね?エステルのエノレートとα-ハロケトンとでは 進行しないものなんですか?
>>630 4位のC=Oと5位の-OHが水素結合してるから
5位が一番メチル化されにくいなんて、フラボン屋なら常識やろが
634 :
あるケミストさん :2007/09/19(水) 21:57:59
>>631 だからってデータを見せないと、「こいつデータを隠してやがる」とかいわれんだよな。
世の中糞ばっかだ。
635 :
あるケミストさん :2007/09/19(水) 23:31:08
特許と同じで、キーとなる技術は提示せずに、それらしいものを報告するか、 パクリ野郎にはパクれない高度な理論に基づいた技術体系を構築するか、 ヤミ実験をするか… そんぐらいしか、回避法はない?
>>633 多分628へのレスなんだろうけど、フラボン屋は
化学専攻外だって言ってるのにわざわざ揚げ足とって罵るのが常識なのか?
・・・何気に教えてあげてるところにちょっとニヤリとするけど。
637 :
あるケミストさん :2007/09/21(金) 01:15:38
ジブロモビチオフェンをn-ブチリチでリチオ化→トリメチルスズクロライドというルートでスタニル化しようとしたんですが、 どうやら物が出来てないっぽい(NMRで)んですけど、なんか問題あるんでしょうか? コツとかあるのかな。 あと、リチオ化の際、TEMEDで活性化?というのもやりましたが、これもダメでした(リチオ化は良好でしたが。)
特定しました
>>637 反応は低温でやった?
不活性ガス雰囲気を保ててた?
文献にある反応?
TMEDAはリチオ化の促進な
640 :
637 :2007/09/22(土) 03:04:05
>>639 すいません。細かい条件抜けてましたね。
一応、文献に記載の通りにやったんですが。
アルゴン置換してTEMED存在下、-78℃でブチリチ入れて、-30℃で回してリチオ化(ok)、また-78℃にして、スズクロ投入。
-78℃から徐々に温度上げながら(反応追跡しながら)最終的には室温で一晩くらい回した後、クルードでNMR取ってみたんですが、
収率1割くらいしかできてないっぽいです・・・。
文献でもせいぜい収率5割でしたので、そもそもスタニル化って相当行きにくいんですかね?
便乗して質問です。 ヘテロール環の2位のメタル化=>求電子剤トラップは 意外に行きにくいと聞いたことがあります。 "2位のメタルがヘテロ原子と超共役するから" という理由らしいのですが、これは正しいですか?
642 :
あるケミストさん :2007/09/22(土) 03:30:51
スレ違い誠に申し訳ありません…勝手極まりないですが…
此処のスレッドの1スペースをお借りさせて下さい…
突然ですがこのスレ最悪です!!!!!ありえないです!!!!!
どうぞ皆様ほんの少しだけでもいいので覗いてみてください
すざましい光景が見れますよ!!!
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/hikky/1190250200/l50 それで…厚かましい様ですが…もしよかったら一言何でもいいので
書き込んであげてください。このスレの者達も訪問者達を
大いに歓迎していますし、とても喜びます。
では貴重なスペースを汚してしまい申し訳ありませんでした…
643 :
あるケミストさん :2007/09/22(土) 19:39:28
すれ違い。消えれ。
>>640 リチオ化が完全に進行してないんじゃないかな
基質は完溶してる?
撹拌時間が不足してる or 温度低杉ではないかと
あとはアルゴンが抜けてないかチェックしてみるべし
ペーパーの収率なんて、一回しか出せないような数値だし
平均収率は−20%とみるべきだよねw
645 :
あるケミストさん :2007/09/22(土) 21:45:02
>>640 リチオ化したものが悪さしてないか?
もしHPLCで反応の追跡してるんだったら、正体の判らないピークの面積が
増えたりはしないだろうか。
リチオ化後しばらくおいといてからスタニル化以外の処理しても収率低そうな気が。
ま、どちらにせよ、644氏の「ペーパーの収率なんて、一回しか出せないような数値だし
平均収率は−20%とみるべきだよねw 」という意見は正しいよなw
あと「成文に含まれない細かい実験者独自のノウハウ」でさらにx0.5〜x0.9だな
いかぬなら いくまであげよう 反応温度
取れぬなら 無視してやろう 文献値
649 :
あるケミストさん :2007/09/25(火) 18:56:15
>>635 >特許と同じで、キーとなる技術は提示せずに、それらしいものを報告するか、
毎日何と何と何をやってどのくらい時間がかかるか言わされ、完全にやることをきめられるので無理。
>パクリ野郎にはパクれない高度な理論に基づいた技術体系を構築するか、
そうしたら、これまでのデータを説明してこれから何をしようと考えているか密室で脅されて言わされたので無理。
>ヤミ実験をするか…
毎日やることをびっちり決められているので無理。
651 :
あるケミストさん :2007/09/25(火) 19:28:09
>>649 社畜になるのがイヤなら、大学で研究するか、転職するしかないようだね…
それにしても、パクリ野郎は最低だな
652 :
あるケミストさん :2007/09/26(水) 00:08:55
>>651 大学もほとんど糞だろ。
世の中ろくなところがない。
自分の研究室持つかなんかしない限りその手の問題はついてくるでしょ
654 :
あるケミストさん :2007/09/26(水) 23:36:59
溶媒のクレゾールの蒸気吸い過ぎハイになる♪ (^O^)
>>654 楽しそうなのはいいことだが、ベンゼンほどではないにしろ
芳香族系溶剤は発ガン性やら催奇形性ある可能性が示唆されるから気を付けれ。
>>655 それ以前にフェノール系は腐食性があるからヤバイ。
手に付いたら薬傷になるくらいだし。
すいません。 ここの方々に質問なんですが、ダイエットでよくカロリーの摂取制限をするって事に関して、 自分が思うには単に脂肪酸とグリセリンの摂取を控えればいいのではと思うんですが、実際の ところはどうなんでしょう? 高校化学の範囲では体脂肪ができるには脂肪酸とグリセリンがないとできないはずですよね。 グルコースから脂肪が作られるって事はあったりするんですか?
>>657 超スレ違い。板も違う。
せめて高校生物の代謝関係を理解してから考えてくれ。
グリセリンの摂取ねぇ・・・ あんなの飲みたくないな
662 :
あるケミストさん :2007/10/03(水) 20:14:17
一応保守。
抽象的な質問なのだが、Pdカップリングで反応性の高い順は、 一般的には Ar-I > Ar-OTf >Ar-Br > Ar-Clで桶? OTfとBrの順番が実験じゃ良くわからん結果になった。
OTfとBrは基質によっては入れ替わるんじゃない?
>>665 大手製薬企業ですらscifinderは有料なんだよ
氏ね
(゚Д゚)ハァ?
>>665 はscifinderが使い放題だと思っているんだよ。察してやれ
世間を知らないマスターってとこか アカデミックで生き残れるといいねえw
貧乏人乙
同じく 知能も協調性も高くなさそうだから どこ行っても苦労しそうだねえ。。
価格知ったらびっくりするんだろな 「知らない」ってことはすばらしいね
674 :
あるケミストさん :2007/10/07(日) 23:10:51
ラーLiAlH4還元の後、クエンチで水をいれるとごてごての塊ができて収率が激減します。 みなさんはどう処理しているのでしょうか? 教えていただけないでしょうか?
547 名前:あるケミストさん New! 投稿日:2007/10/07(日) 23:11:43 ラーLiAlH4還元の後、クエンチで水をいれるとごてごての塊ができて収率が激減します。 みなさんはどう処理しているのでしょうか? 教えていただけないでしょうか?
アルデヒドとマロン酸でKnoevenagel縮合をしたら、脱炭酸まで進行して しまいアクリル酸になってしまいました。wikiにはピリジンなどを触媒 にすると脱炭酸が進行すると書いてあるんですが、塩基には酢酸アンモニウム を使いました。 溶媒を酢酸+トルエンでやってるんですが、この条件を振ったら脱炭酸 を起こさないことできますかねー?
678 :
あるケミストさん :2007/10/08(月) 01:28:30
NGワードにscifinder登録推奨。 確かに便利だが、金も相当かかる。 気にせずにばんばん使える企業とかあんのかなぁ。
学生なんだけど企業だとscifinder使うのにどれくらいかかるの?
680 :
あるケミストさん :2007/10/08(月) 09:01:21
>>679 従量制契約だと一回調べると一万くらいだったかな。
漏れの使ってる使い放題の定額制だと年間50万くらいか。
細かい値は判らないがそんなもん。
673氏の言う通りびっくりするほど高い。殿様商売。
ところでこのスレ見てる人って合成屋さんで無い人も多いのだろうか
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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物理系とか機械工学系とか読んでも全然判らないので羨ましい。
昔、赴任した大学でscifinder導入してなくて、個人で入ろうと思い、 問い合わせたことがある。大学向け価格、抜粋して教えてあげるよ。 ◆ご利用料金 (2003年4月現在、消費税別) 下記の料金で1年間無制限にご利用いただけます。 (1)学士までの大学 同時利用ユーザー数1名 部分構造検索オプションなし,2,187,000 部分構造検索オプションあり,3,172,000 (2)博士課程を持つ大学 同時利用ユーザー数1名 部分構造検索オプションなし,4,375,000 部分構造検索オプションあり,6,344,000 同時利用ユーザー数5名 部分構造検索オプションなし,10,621,000 部分構造検索オプションあり,15,741,000
そろそろscifinderの話は終わりにしましょうや
そだね
>>675 既出かと思うが、
Reductions by the alumino- and borohydrides in organic synthesis
の1ページを読んでね。
>>675 正確に三等量の水を入れてみろ。さらさらのAl(OH)3になるから。
いくつか方法あるけどアミノアルコールとかは、なかなか剥がれてくれない。 特に小さいスケールの時は厳しい。 結局、水−エーテルで薄めて良く撹拌、そのままセライトろ過して 抽出したことがある。これが一番収率よかった。
686 :
あるケミストさん :2007/10/08(月) 16:23:12
あんまり合成法に関係ない話ですが、 みなさん研究に関係ない化合物を遊びで合成してたりしますか??
>>686 その実験に使う薬品代や電気料金は、研究費から出すわけだろ
教官の許可なしにやればドロボーと一緒だ
それに事故が起こった場合の責任問題もある
ま、漏れはやってたけどねw
合成屋の皆さんは、平均して何時くらいまで研究室にいるんですか?
690 :
688 :2007/10/08(月) 21:10:11
調べたら出てきました ありがとうございます
>>686 ナトリウムと水から水酸化ナトリウムを作るとか?
硫酸と塩から塩素ガスを発生させるとか?
693 :
688 :2007/10/08(月) 22:40:13
>>690 さんは偽者です。
大体どれ位いるのかと疑問に思ったんですが・・・
>>689 調べたら出てきました
ありがとうございます
イソシアネートとカルボン酸を加熱脱炭酸してアミドができますが、 イソシアネートとカルボン酸エステルにしたら反応しますか? NHのところがNRになったりしないのでしょうか? scifinderなどの論文検索ツールはありません。
695 :
あるケミストさん :2007/10/09(火) 03:00:39
>>694 scifinderで(ry
NH2、OH、H2Oあたりじゃないと無理じゃね?
おめーら、 何でもかんでも、 scifinder、scifinderって・・・・ 少しは 貧乏人の気持も考えてくれょ・・・ orz.......... (涙)
科学は金持ちの遊び。 貧乏人は科学をやる資格なし。
>>698 その通りだな。
科研費とれないところ、分析機器がないところでは
インパクトのある研究はできない。
うちは今の時期何を買おうかで悩む
そんなんだから貧相な研究しかできないんだ って言いたいけど…('A`)
結局のところ、大学でものを言うのは資金力と政治力かよ。。。 orz........ 白い巨塔の里見先生のような人間はどうしたらいいのだ? 教授との関係がこじれて地方に流れていく優秀な人材が多い現状。 学問ってなんなんだぁょーーーーー
>>702 大御所先生のトコへ行く
↓
論文バンバン出す
↓
業界で名を売る
↓
さきがけGET!
↓
ポスドク人海戦術でさらに論文生産
↓
さらに金入る
↓
(゚д゚)ウマー
最初のステップを頑張ればねw
スレ違いかもしれないけど・・・ 最近マイクロウェーブ反応とか流行ってるけど グリーンな有機化学(or合成)ってどうなの? 未来ある?就職ある?楽しい?
>>705 マイクロフェーブとグリーンケミストリーは別では?
就職は今の時代合成系なら引く手あまた。
学問的には旬は過ぎてるかも。
何がどうグリーンなのかって思うことはあるけどね。 水溶媒で反応かけても結局有機溶媒で抽出しないといけなかったりとか。 それで劇的に収率が改善されても、それはグリーンケミストリーを指向しているのとは話が違うし。 マイクロウェーブもグリーン云々と言うよりただのツールでしょ? 自分にはよく分からん。 アトムエコノミーの観点から考えると、Wittigなんかはスゲーなーおいって思うけど。
>>705 個人的な意見だけど、楽しいかは微妙な気がする。
結局、今まで熱反応でやってた反応がいきましたっていろいろ調べて
まとめるだけでしょ。誰かがやってくれると助かるけど、自分では
やりたくない。
せっかく合成やってるんだから、分子設計してなんか新しいこと
したいと自分は思う。
就職に関しては、マイクロウェーブ合成も微生物合成も
合成やってなんかに応用してますってのも企業から見れば
そんなに変わらない気がする。大学でやってた細かい技術
がいきなり使えるなんてことは大きい会社じゃほとんどないし、
合成、分析、触媒、とかそんくらいのくくりだと思う。
>>705 皆色々本音が出てるので俺も。
マイクロウェーブはただの手段。グリーン(な)反応はただの目標。
ただそれらだけに固執して学を積んでもつまらない。
学生のうちに知識として深めておくことには大賛成。
合成でメシを食うつもりならもっと広い視野で。
710 :
705 :2007/10/15(月) 22:35:06
色々な意見ありがとう。 当方学部3年で、研究室選びに苦悩しております。 まだグリーンケミストリーやるかどうか決まってないけど 参考になりました。 ありがとうございました。
711 :
あるケミストさん :2007/10/17(水) 01:18:36
マイクロウェーブ使ったところで、IVRなんかで結局全体があったまるから変わらん。
IVRとは?近赤外?NIR? 結構温度上がるもんなの?熱反応でやるような100℃とか。 うちはMW合成の設備がないけど、文献とか見てると熱反応で 24時間かかるような反応でもMWだと15分とか多いよな。
求核的酸化剤ってどういうのですか?
>>713 Googleで検索したら一件引っかかったが。
ヒドロペルオキシドアニオンみたいなもののことか?
(確かに不飽和ケトンにMichael付加してエポキシ化したりするから
求核的な酸化剤だが。)
716 :
あるケミストさん :2007/10/22(月) 17:18:09
アセチルサリチル酸の再結晶の実験で 溶媒に水とエタノールの混合液を使ったのですけど なぜエタノールだけでは駄目なんですか?
ラクタムとラクトンの重合性の違いについて教えてください。お願いします。
>>716 学生実験の宿題か?
エタノールだけだと溶解性が良すぎるからじゃね?
>>716 「再結晶の実験」って言葉が新鮮すぎるw
>>717 1にある質問スレの方がレス返ってくると思うよ
721 :
717 :2007/10/23(火) 11:14:38
>>720 そうですか。それならばあらためて向こうで質問をしたいと思います。マルチを避けるため、こちらでの解答を締め切らせていただきます。
どうもありがとうございました。
リチウムーBr交換とリチウムー水素交換についての質問です。 THF中、-78℃で1-ブロモ-3-フルオロベンゼンにBuLiなどアルキルリチウムを 作用させるとLi-Br交換が起こり、LDAなどのリチウムアミドを作用させると 2位水素とのLi-H交換が起きるみたいなのですが、なぜこういう違いが生じる のでしょうか。 酸性度の高い2位水素が引き抜かれてLi化されることは理解できるのですが。。。 ただのフルオロベンゼンのときはBuLiでもFのオルト位水素が引き抜かれる ことを考え合わせると、Li-Br交換はLi-H交換より優先するってことで良いんですかね。 もしそうなら、なぜLi-Br交換がLi-H交換より優先するんでしょうか。 手元にあるCaeyのAdvanced Organic Chemistry(3rd Ed)にはその辺のことが 書いてありませんでした。つか、Li-ハロゲン交換もLi-H交換もBuLiを使う例しか 載っていないんですよね。。。 東京化学同人の大学院講義有機化学(初版)にはBuLiとハロゲン化ベンゼンの Li−ハロゲン交換はアート錯体を経るって書いてあるんでけど、LDAではLi-ハロゲン 交換が起こらないことと関係あるんですかね。
はい次ー
サーモンとキネチック
725 :
あるケミストさん :2007/10/29(月) 16:33:56
質問です。 オストワルド粘度計でポリマーの粘度平均分子量を求める実験をしたのですが この実験で求まる分子量は実際より小さくなるそうです。 この理由を教えてください。
726 :
あるケミストさん :2007/10/29(月) 20:06:35
「実際」の定義を書け
727 :
あるケミストさん :2007/10/29(月) 20:11:01
>>726 より精密に測定した粘度平均分子量です。
>>725 レポートは自分で考えな
そもそもスレ違い
729 :
あるケミストさん :2007/10/30(火) 21:58:05
ちょっと聞いていいかな -150℃で反応させる実験やりたいんだけど液体窒素使うしかないかな? 今、窒素用の魔法瓶がないんでドライアイスで何とかできると助かるんだが -150℃とまではいかなくてもドラメタやドラアセよりも冷やせるような冷媒ってある?
>>730 ドライアイスは-80℃だから、どうしようもないんじゃね?
冷媒云々の問題じゃない希ガス
他の研究室(部署)やガス屋に駅地入れ借りるとか
すいませーん 水って有機化合物ですか?それとも無機?それとも他の何かですか?
>>733 あ、すいません
水素化合物だから無機ですねw
アドレスをクリックすると、自分も含めて最近アクセスした人のIP一覧が晒されるサイトありますか?
>>735 誤爆だとは思うが・・・。
有機合成専用質問スレでそういう事聞かれてもリアクションに困る。
737 :
あるケミストさん :2007/11/06(火) 11:42:25
DMFって何Mくらいの塩酸で分解しますか? 塩酸水溶液に落として分解させ除こうと思っているのですが。 基質にはフェノール性の水酸基があります。 教えていただけると助かります。
>>737 分解のほうはわからんけど普通に水洗じゃだめなん?
740 :
737 :2007/11/06(火) 20:00:42
>>739 水に反応物を落としていってもいいんですが、やはりDMFが
分解されずに残っているとDMFに溶けたまま析出してこない
現状です。
当然反応系では析出はしてきてないので直で吸引ろ集ができないです。
>>740 いやいやそうでなくて、適当な非水系溶媒(TolueneとかAcOEtとか)加えて水洗でDMFを抜く。
DMFのまま結晶化するのはふつう厳しいし。よほど極性高い(水溶性とか)じゃなけりゃこれでいける。
で、適当な濃度に濃縮して再結晶でOKじゃね?
おもいっきり的外れなこと言ってたらゴメン。
742 :
あるケミストさん :2007/11/06(火) 21:10:43
>>740 741の方法か、トルエン突っ込んで共沸を繰り返すか。
もしくは小スケールならカラムで精製を兼ねてDMFを排除ってのが無難か。
大スケールなら共沸でダメなら酸か何かで目的化合物を水層に落として分液して有機層に上げて
分液して・・・の繰り返しで行けないか?
743 :
あるケミストさん :2007/11/06(火) 21:35:00
>>740 状況がわからんけど、
>>741-742 の他に、真空ポンプに液窒のトラップつけて
直引きすればDMFぐらいなら室温で簡単に飛ぶが。ものも飛ぶんだったらだめ
だけど。
744 :
あるケミストさん :2007/11/06(火) 21:52:48
並の条件では、DMFは分解しないぜ。 どうにもならんなら風乾するとええ。DMFでも、2日置けば蒸発する。
745 :
あるケミストさん :2007/11/06(火) 22:04:59
意外に色々あるんだな。とりあえず水で落とすもんだと思ってた。NMPとかも。
アルカリで1hr加熱して、塩酸で分液すれば一発
>>746 塩酸にしろアルカリにしろ加熱したら目的物までぶっこわれてそうだな。
DMFは飛ばすのが一番楽かな 無駄に溶媒使わなくてすむし
燃やすのが一番だろ
合成って、なかなか思った通りに進んでくれないよなぁ・・・
752 :
あるケミストさん :2007/11/10(土) 01:41:39
どなたかサリドマイドの製法ご存知でしたら教えて下さい。
帰れ
すみません、質問なのですが抱水クロラールをNaOHと反応させると クロロホルムとギ酸ナトリウムが生成するはずなんですが どうしても左右で数が合いません… 単にCCl3CH(OH)2 + NaOH → CHCl3 + HCOONa じゃやっぱり駄目ですよね?
酸アミド類の加水分解の反応機構をどなたか教えて下さい。 酸アミド(エテンザミド)をNaOHで加水分解するとアンモニアが発生するのですが その間の反応機構が調べまくっても全く分かりませんでした。
複素環化合物の置換基変換反応でベンジルアルコキシドを使うのですが, 引用文献には金属Naを使うと書いてあります. ただ,うちにはそんなものはありません. ベンジルアルコールにNaHを加えても作れるでしょうか. またこの場合,ベンジルアルコール自体常温で液体なので問題ないと思いますが THFやDMFに溶かしたほうがよいのでしょうか. どなたか宜しくお願いします.
やってみろよカス
>>757 そのアンモニア発生スキームは超初級の化学反応なので、少しぐらい自分で考えろや。
761 :
あるケミストさん :2007/11/11(日) 22:58:20
>>758 ナトリウムも無いとかどんだけ・・・
普通に買って使った方がいいよ。
>>758 正直、やったことないからよくわからんけど、適当に溶媒に溶かして
NaH加えてみればすぐ分かると思う。フェノールのプロトン引き抜けてたら
H2が発生してぶくぶくするでしょ。
溶媒には溶かした方がいいと思うよ。あんまり薄過ぎるとダメだと思うが。
あ、フェノールじゃなくてベンジルアルコールか
764 :
あるケミストさん :2007/11/12(月) 11:47:26
アセトアニリドをニトロ化するときに濃硝酸を一度に加えてはいけない理由はなんですか? あと、p-ニトロアセトアニリドからo-ニトロアセトアニリドを分離するにはどうすればいいですか?
>>764 レポートの課題は自分でやれ。
わからなかったら調べろ。
せめて宿題丸投げスレへ行け。
766 :
あるケミストさん :2007/11/12(月) 20:05:37
768 :
あるケミストさん :2007/11/14(水) 04:57:11
>>752 ヒント:グルタミン酸、無水フタル酸、アミン源は忘れたが縮合反応を用いれば作れる。
769 :
あるケミストさん :2007/11/17(土) 16:10:19
有機溶媒を大量に使ったときに入ってくる、コンタミの種類について教えてください BHT(THF)とかエタノール(クロホル)とか
クロホル(笑)
モルボルとか
有機合成専用質問スレを立てたときに入ってくるコンタミは
>>769
774 :
あるケミストさん :2007/11/18(日) 21:38:50
上手くはないな
776 :
あるケミストさん :2007/11/19(月) 00:03:46
反応機構が係わる論文を読んでいるのですが、 合成の論文となんか勝手が違い苦心しています。 transientというのは訳したら遷移状態の化合物ってことで 良いんでしょうか。寿命は短そうだけれど 遷移状態ってわけではないような気がしますし、その場合は 中間体(intermediate)として訳して良いのでしょうか?
遷移状態と中間体は全く違う。 それは教科書にしっかり書いてあるはずだ。
やばい、混同気味だ SN2が遷移状態を通って反応 SN1が中間体を通って反応・・・だよな。反応形式的に。
ポテンシャルの極小点か鞍点か。
>>777 , 8 サンクスコ
機構の話しないし、作って何ぼの職場なので・・駄目社員でスマソ
あれ、なんか俺は中間体は単離できるけど、遷移状態はエネルギーの高い状態で 単離できないって理解してたんだけど、間違ってた?
782 :
あるケミストさん :2007/11/20(火) 18:52:35
遷移状態か中間体かは、図を書いてみれば違いが明らかにわかると思う。
783 :
あるケミストさん :2007/11/21(水) 03:25:16
暗にtransition state と transient とはなんか違いそうだな。 原文見ないとなんともだけど。日本語が一人歩きして 話が進んでいそうだが。
784 :
あるケミストさん :2007/11/21(水) 19:30:55
すまんちょっと良いアイデアないか? 化合物がDMSO溶液であるんだがどうやったらDMSOとばせる? 物はDMSOとDMF以外の有機溶媒や水にはまったく溶けない。
>>784 俺なら・・・
構造から考えて結晶化しやすく会合しなさそうな低沸点貧溶媒で再沈。ろ過して集める。
高沸点溶媒は飛ばすのでなく除去する方向で考えるべし。
あとまあ
>>739-749 あたりにいくつか。
786 :
あるケミストさん :2007/11/21(水) 20:02:47
>>785 それは無理なんだよ、構造的に。
一旦DMSOかDMFに説けるといくら水を混ぜても析出してこない。
アルコール類も試したが無理。
メチクロや酢エチ、エーテル類でもまったくでてこない。
水を飛ばす時に液体窒素で凍らせた後、真空ポンプで引く方法は
DMSOでも使えるんだろうか?
経験者いる?
787 :
あるケミストさん :2007/11/21(水) 21:15:53
食塩水に垂らしたら出てきたりしないか? 製薬屋がよくやってるが
788 :
あるケミストさん :2007/11/21(水) 21:17:06
凍結乾燥するなら水混ぜてやるといいよ
789 :
あるケミストさん :2007/11/21(水) 22:27:56
>>787 サンクス、だがやってみたが無理だった。
>>788 レシオなどもう少し詳しく頼む。
理由なども。
790 :
あるケミストさん :2007/11/21(水) 22:28:43
ちなみに物は5mgくらいで3mLのDMSOにとけてる
久しぶりに有機合成をするんですが、 Me-N-C(=O)-CH2-CO2Meターゲットにしています。 うちの会社には、文献も検索手段もないからネットでOSを適当にみるレベルです。 次のような感じで合成しようかと思っているのですが、突っ込みどころがあれば お願いします。(もっとスマートなのがあれば是非) @過剰のMeONa/メタノール溶液中に、マロン酸無水物を滴下。 A酢酸で中和して、workup。濃縮脱水。 B塩化チオニルで酸クロ化 C大過剰のMeNH2を滴下 D酢酸で中和後、酢酸エチルで強引に抽出、濃縮
>>790 少ない上に薄いな・・・。構造的に無理ってのがわからんが。極性高いんかな。
せめて数%ぐらいの濃度あればそのまま10倍量ぐらいの非水溶媒にブチこんで
何も出てこなけりゃ水洗でDMSO抜くけどなあ。
ふぁいんけみかるはよーわからん(ぇ
つかポンプでひきながら70℃くらいに加熱すればDMSOも飛ぶけど、 それじゃイカンの?
796 :
あるケミストさん :2007/11/22(木) 00:20:44
>>795 かなり糖が入ってるし高温はちょっと避けたいんだ。
やっぱりDMSOに水混ぜて凍結したのちポンプで引くのが一番か...
>>793 >>794 ありがとうございます。
EtO2C-CH2-C(=O)-Cl は見つけてたのですが、Meエステルが見つけられず・・・。
明日上司と相談します。(値段しだいだろうけど)
>>794 からモノメチル化するお勧め方法がありましたら教えてください。
798 :
あるケミストさん :2007/11/22(木) 20:43:19
>>797 マロン酸をエステルにするとジエステルになるだろ?
ジエステルをある条件で加水分解するとモノカリウム塩で止まる。
ちなみにモノメチルアミンは滴下できない。
スチレンってなんで保存中にポリめるかな。カチオン重合?ラジカル? p位にEWGつけとくと比較的安定?
800 :
素人 :2007/11/22(木) 21:01:40
大学のレポート課題で、エンジニアリングプラスティックと高分子の合成方法について説明せよなんですが、教えてもらえないのでしょうか?
>>799 ラジカル
ラジカル阻止剤を入れておくのが普通
>>797 その酸クロがあるなら、ショッテンバウマン条件でN-メチルアミドにした後
エステル交換すればいいような気がするが。
>>801 ありがと 今度届いたらBHTでも加えておきます。
ついでにもう一つ
gem-2置換アルケン+1置換アルケンでメタセシスできます?
メカニズム的にかなり厳しそうですが。
>>800 質問の意味がわからんよ。高分子とひとくちにいっても凄まじい種類あるんだぜ。
教科書か図書館で調べれ。
805 :
797 :2007/11/23(金) 00:39:33
レスありがとうございます。
>>798 ということは、マロン酸ジエチルから合成したほうが簡単なのでしょうか。
モノエステルに加水分解して、酸性単離後に塩化チオニルの流れ。
サラリーマンなので、原料費と工数の折り合いが、難しいところです。
EtO2C-CH2-CO2Et → EtO2C-CH2-COOH → EtO2C-CH2-COCl
メチルアミンの滴下は、モノメチルアミン塩酸塩を50%苛性でフリー化して、
蒸留(ベンゼンでトラップ)という文献がOSにあったもので、これで行けないでしょうか?
(メチルアミンガスは高そうなので回避。)
Me-NH2・HCl + NaOH(aq) → Me-NH2(aq) + NaCl →Δ→ Me-NH2↑
>>802 ショッテンバウマン・・・。聞いたことあるような、無いような。
(学部3年程度の知識しかないもので、Wikiで引いてみました。)
炭素数の多い非水溶性酸クロ に限られているようですので、収率が怖いかも。
酸クロが高価ですので、NaOH水よりピリジンの方が確実でしょうか。
目的物の活性メチレンも気になるところです。ダイマー化を避けるには、塩基性条件も
いやらしいですよね。
EtO2C-CH-C(=O)-NH-Me
|
R
来週頭から、試薬を発注して挑戦してみます。
806 :
あるケミストさん :2007/11/23(金) 01:26:56
>>803 メタセシスはやってみないと分からないという面が
多分にあるので、やってみたらどうか?
俺は、反応すると思うぜ
>>805 そのルートでいくならマロン酸”ジメチル”からでいいんじゃね?
あとベンゼンじゃなくてトルエン使ったほうが安全だぜ。
>>789 水の比率は適当でいいぞ
何回か入れて飛ばしてを繰り返せ
そうしないとDMSOはべったりしててなかなか飛んでくれない
>>797 メチルエステル売ってるよ
今俺使ってるしw
WAKOにある
メチルマロニルクロリドね たしか1680ページあたりかと
>>807 仰るとおりで。ベンゼンは文献法なんでしょうね。
(私も学生のころはよく使った・・・。)
原料エステルもジメチルですね。
>>809 >>810 なにからなにまで、ありがとうございます。キシダの型落ちカタログ(1997版)しかなく・・・。
今頃は、シグマ-アルドのHPで構造式検索とかできるんですね。和光やアルドリッチにあることを確認。
(うちの伝票でWAKOを取り扱ってくれるのかという難問がありますが。)
総合すると、一番早そうなのは、メチルエステル酸クロマロネートのモノアミド化。
THFなら溶解性も高そうですし、一応非プロトン極性溶媒。
これにメチルアミンガスをトラップ。(脱水テクニック要)
THFに原料酸クロを溶解して、ピリジンを1.5倍モル。
調整済みメチルアミン/THF溶液1.1eqを滴下。
酢酸水溶液へマスをクエンチして、抽出、水洗、NaCl洗、MgSO4、エバポ、カラム。
副反応は、ジアミド化と活性メチレンプロトン引き抜き由来のダイマー。
対処は低温化。iceバス使用で対応。
脱酸剤のピリジンに2役をこなさせて、insituメチルアミン生成が可能なら、1ポット+1dayで行けるかも。
RO2C-CH2-COCl + Me-NH2・HCl(1.1eq) + ピリジン(滴下2.5eq) → RO2C-CH2-CO-NH-Me + ピリジン塩酸塩
THF溶媒
初心者レベルの長文で失礼しました。(合成が終わったら、もう一回書き込みます。)
>>811 おはよう。こちらこそ初心者レベルの意見しか出せずにすまんの。がんばれ。超がんばれ。
>>806 了解です
小スケールでやってみる。いかなかったらルート変えないとorz
814 :
あるケミストさん :2007/11/25(日) 16:25:23
エノールエーテルの二重結合を水素添加以外で還元したいんですが、 なんかいい方法ありますか??
ジイミド還元は?
816 :
814 :2007/11/25(日) 17:56:12
>>815 過去の実施例がないので二の足を踏んでいますが、一つの選択肢ですね。
同じく、酸+シランなんかも、できそうに見えて前例がない選択肢です…。
817 :
あるケミストさん :2007/11/25(日) 20:42:58
ちょっと失礼します 指示薬のメチルバイオレット10B(ゲンチアナバイオレット)の合成について、ご存知の方教えてください。
819 :
あるケミストさん :2007/11/26(月) 21:36:05
820 :
あるケミストさん :2007/11/26(月) 21:42:18
先週酸化剤(過酸化水素水,ジャベル水)と還元剤(チオ硫酸ナトリウム,飽和シュウ酸溶液)を使ってしみ抜きの実験を行ったのですが、 どのような化学変化が起きてしみが落ちたのかわかりません。血液(ヘモグロビン)とコーヒー(クロロゲン酸)の構造式でOHが多いので 酸化されやすいというのはわかるのですが・・・。 どうか教えてください! お願いします
酸クロの話が出ていますが、 私の場合、酸クロを2級アルコールに反応させてエステルを作ろうとしているのですが全く進みません(TLC検出) 溶媒乾燥塩メチで、トリエチもDMAPも入れているのに・・・・ そんなにいきにくい合成なんでしょうか??
連投スイマセン、酸クロはアクリル酸塩化物で、2級アルコールにはカルボン酸もついてます これもショッテンバウマンでなんとかなるのでしょうか?
>>824 ショッテンバウマンじゃだめだと思うな。
基本的にアミド向けの反応だし。
n-BuLiとかでアルコキシドを作ってから酸クロを加える方法
とかの方がいいと思う。
ああ うんこ
>>825 ありがとうございます
Scifinにも2級OHに酸クロという事例は少なく困っていたのですが、検討してみます
メタセシス反応ってどういうふうに計画すればいいの? 温度とか触媒とか。
>>824 アクリル酸の酸クロはトリエチ塩酸塩で黄色に着色して劣化しないかな
俺も塩基変えたほうがいいと思う。
俺はNaOtBuあたりおすすめしておく。
830 :
あるケミストさん :2007/12/01(土) 03:09:53
>>824 アルコールに付いているカルボン酸と酸クロで混合酸無水物ができることを考慮に入れてください。
(TLC上では水分やちょっとの塩基ですぐ加水分解して原料に戻る可能性大ですが・・・)酸クロを2当量
以上入れてみましたか?できるカルボン酸の無水物は弱塩基で後処理すればモノができる
と勝手に考えていますが・・・
カルボン酸にメチル基でもいいから保護基があれば、楽勝なんですけどね。
触媒はDMAP以外にHOBtなど使っているペプチドを合成する本を参考にしてはいかがでしょうか?
(アミノ酸同志を縮合させる際、1つのアミノ酸はNに保護基を、2つ目のアミノ酸には
カルボン酸に保護基をつけて、縮合剤で反応させるのが普通です。)
ついでに・・・
>>829 さんへ
黄色いのは活性中間体のアシルトリエチルアンモニウム塩じゃないですか?
ケテンができる可能性もありますけど。
831 :
824 :2007/12/01(土) 18:08:12
皆さんどうも有り難う カルボン酸に保護基を入れる、塩基をNaOtBu なるほど色々やってみます 酸クロを過剰に入れているので溶液の色はかなり茶色いです 4級アミンは大量に出来てるっぽいですね
特定しました
833 :
あるケミストさん :2007/12/02(日) 03:31:30
保護基のTIPSをとる反応がうまくいきません ピロール環のNを保護してるのですが、溶媒THFでTBAFを用いてます 何かコツがいるのでしょうか?
acidicな方がいいかも? HF-pyとかどうでしょう
835 :
あるケミストさん :2007/12/04(火) 00:18:40
NMRを使ってフラボノイドの構造を解析するとき、サンプルをどんな溶媒に溶かしたら良いでしょうか? 重クロロホルムでも大丈夫でしょうか? 初歩的な質問で申し訳ないです。
>>835 よく溶けて、反応や会合体形成をせず、溶媒ピークが見たいピークと重ならず、
文献と比較しやすく、出来るだけやすい重溶媒を使えばいい。
>>835 重クロに溶けるかな?
DMSO-d6の方がいいかも
838 :
あるケミストさん :2007/12/04(火) 19:56:20
重水はどうでしょうか?
839 :
あるケミストさん :2007/12/04(火) 21:33:39
OHを何かの脱離基にしてから、アジド化しようと思います。 OHを何にすれば良いのでしょうか? トリフラートですか?トシラートですか? 理由も一緒に教えて下さい。
>>835 =
>>838 なのかな?そして以前に選択メチル化してた人?
パーメチルしたようなのはCDCL3に溶けるかもね。
水酸基が残ってるようなものは837の言うようにDMSOが相応。
複雑な芳香環を解析したい場合もDMSOのほうがラク。
逆にDMSOだと残留プロトンと水が邪魔になる場合があるから注意。
D2Oはその次の選択肢ってことでいいんじゃないかな。
842 :
835 :2007/12/05(水) 21:29:05
ありがとうございます。 DMSOでやってみます。
843 :
あるケミストさん :2007/12/05(水) 21:42:46
理系学部2年生です。E2脱離反応に関してご教授ください。 E2脱離反応が起こる際、まず塩基によるβ位の水素の引き抜きが 起こり、競争的に脱離基が脱離して二重結合が形成される事は覚えました。 しかし、ここで一つ疑問が生じました。 なぜβ位の水素が塩基で引き抜かれるのかが理解できません。 通常のアルカンのpKaは50位であり、水素の引き抜きはまず起こらない。 脱離基のβ位の水素が塩基により引き抜かれるということは、脱離基により かなり活性化されていて、pKaの値はかなり低くなっているだろう事は予想 できるのですが、どこを調べてもpKaの値が出ていません。 アセトンなどのα位の水素のpKaは容易に調べることは可能ですが、E2脱離 反応では探すことが出来ませんでした。 E2脱離反応が進行する基質のβ位の水素のpKaの値はどの位なのでしょうか? ご存知の方、よろしくお願いします。
844 :
あるケミストさん :2007/12/05(水) 22:55:18
学部2年生ならMOPACで計算してみろ。 量子化学の興味もすこしはわくぞ。
846 :
あるケミストさん :2007/12/06(木) 22:44:10
工房ですが アニリンから塩化ベンゼンジアゾニウムを作るのに硫酸は要りませんよね? 有機では硫酸を使わない脱水反応はよくあるものなんですか?
>>846 ベンゼン共沸
MgSO4
モレシー
オルトエステルトラップ
ミセル系
などなどぱっと思いついただけでも10種類はありそう
シッフ塩基、イミドもだよね 収率は様々だけど基本的には珍しくない反応 初めて見ると気持悪いかもしれないが・・・
高校でジアゾ化ってやるんだっけ どういう実験やったのか覚えてないけど爆発とかしないのかね
単純な芳香族ジアゾだから加熱でもしない限り 徐々に分解はしても爆発はしないよ。
脂肪族ジアゾは爆発するの? ちょうど使おうと思ってたんだけどAr雰囲気で冷やしながら単離できないかな
852 :
あるケミストさん :2007/12/08(土) 11:07:15
>>851 脂肪族は速やかに分解したような、
芳香族ならテトロフルオロホウ酸塩にすれば余裕で単離できるけど。
脂肪族ジアゾを作ってから次の反応で使いたいんだけど1回洗うのは無理かな
>>853 氷冷下でも、作ってる側から分解すると思うよ。
別の方法を考えたほうが良いかと。
ありがとう 別ルート探します
芳香族に直接ついたブロモ基を電子供与性基に変換して酸化電位を 正側にシフトさせたいのですが、簡単にできるものって何がありますかねー。 触媒反応でも良いのですが。
>>856 適当なカップリングとかでアルキル基に換えればおk。
5%(w/v)8-キノリノール溶液(8-キノリノール5gを氷酢酸10mlに溶かし、水で100mlとした)。 この溶液中の酢酸濃度は何Nか? お願いします。
>>857 アルキル基の電子供与性って結構強いものですか?
0.2Vくらいシフトさせたいのですが・・・。
>>860 どれくらいシフトするかは計算とかあるけど、たぶん作ってみないと分からん。
あとは、OH、NH2とかのほうが供与性は強いけどね。
>>861 NPh2に変換する触媒反応があったので少し検討してみたいと思います。
>>862 なるほど。ORとOHってどちらの方が電子供与性が強いのでしょうか?
864 :
あるケミストさん :2007/12/11(火) 00:20:22
>863 OR
865 :
ている :2007/12/11(火) 07:21:53
大学からの有機・無機・物理化学の独学法を教えてくたざい 高校までと違って独学ができません。単純にパターン問題を解けみたいのがない場合はどうしたらいいでしょうか
マルチをしなければいいと思う
穏やかな条件でカルベン発生させる方法教えてください
868 :
ている :2007/12/11(火) 22:32:42
具体策を提供してください
870 :
あるケミストさん :2007/12/12(水) 04:59:02
4-クロロ-2.2-ジメチルペンタンと 2-クロロ-4.4-ジメチルペンタん どっちが正しいでしょうか 問題集に答えがなくてこまってます
871 :
あるケミストさん :2007/12/12(水) 12:26:46
Pd(dba)2でアミノ基導入するときにP(tBu)3のBF4塩入れる場合どういう働きするの? 単にPdに配位して活性化させるだけ?
874 :
あるケミストさん :2007/12/13(木) 19:27:35
>>865 有機はボルハルトかパインかな。
物化はわからん。
物化はアトキンスでいいんじゃないかな
876 :
あるケミストさん :2007/12/13(木) 22:17:15
有機はどう考えてもWarren。物化はどう考えてもAtkins。 無機はCotton。 これだけやれば東大の入試は大丈夫だよ。
そんな教科書使ってないのに
ウォーレンは分かりやすい。 けど、おおざっぱって訳もなく、細かいところもしっかり書いてある。 上巻しか買ってないけど、最近下巻も欲しくなってきたな。 でも、あんま置いてないんだよなぁ。
>>879 使ってる。
人名反応が実際的な適用例示してあって割と分かりやすいけど、
リファレンス一覧が別CDについてるだけで、細かい実験条件とかは載ってないんだよな。
それが難点と言えば難点。
>>879 色が見やすいし機構も細かく説明されてる。
ただ、反応例がそれぞれ3個くらいずつあるけど
全合成の特殊なステップばかりで結局レビューに頼ることになる。
まあ買って損はなかったよ。学部生には日本語版をすすめてる。
>>880-881 レスありがとう。
日本語訳もあるのか…この手の本は気軽に立ち読み出来ないのが
辛いところだな。
OSぐらい反応条件に詳しくて手元に置けるハンドブックが
あれば最高なんだけどなー。できれば1万ぐらいで(ムリ)
アルキン部位を有する化合物にヨウ素が共存すると、室温でも 付加反応って起こってしまうものでしょうか?
884 :
あるケミストさん :2007/12/14(金) 18:50:30
石油高騰って有機化学にはどういう影響がありますか? ちょっと世間知らずの高校生に意見を聞かせてください。 材料費がかさんで衰退or代替エネルギーをつくるため成長or関係ない くらいは考えたんですが…
885 :
あるケミストさん :2007/12/14(金) 22:09:46
分子内にアルケンと水酸基を含む α-β不飽和カルボニルを水素アニオンの 求核攻撃から保護するには何か適当でしょうか?
886 :
あるケミストさん :2007/12/14(金) 23:57:45
887 :
あるケミストさん :2007/12/15(土) 00:04:26
そういやメルクの試薬また値段上がったらしいな・・・・ うちみたいな貧乏研究室にはつらい・・・・・
>>886 他のもそうだけど、よく使うヘキサンとかびっくりするくらい上がった。
これからはバイオエタノールの時代ですか?
890 :
あるケミストさん :2007/12/15(土) 16:23:52
>>886 >>888 やっぱり影響受けるんですね。それは結局化学は暗いほうへ行く要因になり得ますか?
石油が枯渇したら有機は終焉なのかな
有機どころか産業は全部終わりだろ
どっちかというと元素の枯渇の方が深刻な気もする
元素という言い方が正しいかはともかく貴金属はヤバいね。
じゃあ、そのうち水添ができなくなるってことか そりゃ困るな
>>895 ちょっと調べればわかるがPtもPdもNiもヤバイヨ。
897 :
sage :2007/12/17(月) 02:36:05
有機化学の教科書は一通り読み終えたM1なんですが 逆合成について効率的に学べる教科書ってなんかないですか? 有機合成の戦略ー逆合成のノウハウ とかいうのはちょいと初心者向きな気がしますし OSのワークブックは勉強になりますが、なんか量的に物足りない感じがします。 Organic Synthesis: Strategy and Control とかどうなんですかね?アマゾンでは一人よい評価を下されているんですけれども。 有機化学プロのみなさんどうかよろしくお願いします。
>>897 実戦では逆合成なんか考える暇があったら関連論文をあさったほうが楽で速い
純粋に勉強したいってことだったらわからんが
900 :
897 :2007/12/18(火) 00:47:42
>>898 プログラム学習の逆合成ってあるんですか?
でもあのシリーズ答え間違ってたり内容的にも浅いからあんま好きくないんですよね…
院試のときも役に立たなかった感じだったもので…
>>899 もちろん常にscifinderは引いてやってるんですけど、
勉強って感じで時間とってやる教科書的なものを探してるんですけどいいやつないですかね?
どうでもいいがNicolaouだた
903 :
897 :2007/12/19(水) 23:15:18
>>901 反応機構のやつはやってますけど、逆合成として意識したことないっす
やってみます
Dead Ends And Detoursはきいたことあったんですけど中をみたことないです
確かに失敗したものをまとめているほうがためになる気がします。
明日本屋で見てみます。
ありがとうございます!!
904 :
あるケミストさん :2007/12/21(金) 23:09:10
25%メタノールを溶離液としてゲルろ過している最中に、75%メタノールに変更するのはまずいですか?
まずいね
ジアゾニウムBF4塩を単離したいのですがこの場合 ジアゾ化のときの酸をHBF4にすればいいんでしょうか?
>>906 酸は普通のジアゾ化と一緒(塩酸とか硫酸)でいいよ。
例えば、
塩酸入れて、亜硝酸Na入れてジアゾニウム塩作っておいてから、
HBF4入れればBF4塩が沈殿として得られる。
908 :
906 :2007/12/22(土) 23:33:46
>>907 ありがとうございます
この方法でやる場合ClやHSO4塩は取れてこないのでしょうか?
>>908 ClやHSO4のは水溶液中に残るんじゃないかな。
HBF4塩はほとんどの場合沈殿するので濾取して洗えばおk。
それに温度上げるとClやHSO4のは分解して、H置換体になるし。
(HBF4塩は例外的に熱的に安定)
たぶん次のステップはシーマン反応?かなんかだと思うので、
そこで精製するからあんまり気にしなくてもいいかも?
>>908 混合物になるので溶解性は全体的にやや上がる。
共通イオン効果によりHBF4を過剰に入れればBF4塩が優先的に出る。
結晶表面では常に再溶解と析出を繰り返すので、溶解度の差が決定的になる。
あまりに結晶成長が早くて内部に取り込まれない限り、Cl塩やHSO4塩は混じらないよ
911 :
906 :2007/12/23(日) 10:19:31
Knoevenagel縮合をやったら、どうもアルデヒドに対して相手が2つついた 化合物ができているようなのですが、これって塩基が強すぎたりするから でしょうか?
>>912 触媒が一級・二級アミンだと
生成物がエノラートとマイケル付加する場合があるよ
>>913 なるほど。確かに塩基触媒にはピペリジンを使っていました。
酢酸アンモニウムを使ってみます。ありがとうございました。
酸化度の概念が教科書読んでもなかなか身に付かないんで教えていただきたいんですが 例えばアニリンとアクロレインでキノリンを作るときとか、 原料と生成物の酸化度がどれだけ違うかとかってどうやって数えればいいんでしょうか?
916 :
あるケミストさん :2008/01/08(火) 23:06:02
>>915 質問の意味がよく分からないが、Doebner-Miller反応か?
酸性度云々を定量的にってのは現実的じゃないな。
AとBどちらが強いかっていう定性的な判断が出来ればいいんじゃないか?
>>916 酸性度じゃなくて酸化度。酸化度よりも酸化状態と言う方が正式?
カルボン酸とニトリルの酸化度は同じとか、1,4-ジケトンとフランの酸化度は
同じとかそういう話でしょ。
>>915 反応機構を追っていって、どこにも酸化・還元の段階がなければ
酸化度は同じとか、そういう感じで数えるのだけれども。
アニリンとアクロレインだと機構を追うと最後にジヒドロキノリン→キノリンで
脱H2があるから酸化度が一段階違うことになるわけだ。
918 :
915 :2008/01/11(金) 00:37:43
>>916 一応Skraup反応のつもりで書いたんですけど、グリセロールをも書くべきでしたね
申し訳ないです。
>>917 一応反応機構を追えばわかるんですけど、原料と生成物だけを見て
それぞれを数値というか相対的な値で示せれば、機構を追わなくても
この反応は途中で酸化が必要だなとか、還元が必要だなとかわかって
便利かなと思ったんですけど、そんなことは可能でしょうか?
919 :
あるケミストさん :2008/01/17(木) 22:19:28
第一級ハロゲンを脱離反応によりアルケンにかえる反応なんですが DMSOと10等量のt-BuOKの組み合わせで反応温度90度でやってます 収率上げるにはどんな方法がベストでしょう?
>>919 よーわからんな・・・。俺やるときはDMSOなんて入れないし
tBuOH refluxだなや。
ちょっと質問なんですけど、 合成でつくった物が何に溶けるかわからないときに、 精製はどうやればいいんですか? 有識者の方よろしくお願いします。
がんばる
精製は再結晶だろうがカラムだろうが基本的に生成物と副生成物の 溶媒への溶解性の差を利用するから、何に溶けるか調べるのが大事。 それが分からないのに、人に聞いてわかるわけねー。
>>922 ,923
レスありがとです。
すみません、合成初心者なもので。
溶解性試験、やってみます。
溶解性試験って生成物と副生成物が混じった状態でやってOKですかね?
化学の基本的なトレーニングが不足しているような気がするな。 たぶん俺の疑い深い性格のせいだと思うんだが、こういう質問の仕方をする奴って爆薬とか 麻薬とか、非合法なものをアンダーグラウンドで作ろうとしているように思えて仕方がない。
>>925 いやいや、学部では電気化学の研究室にいて、
今年から勇気合成系の院に進んだから良く分からないだけですよ。
トレーニングして出直しますね。
ちゃんと教官の指導を仰げ
エステルとBrが付いた複素環の、Brをカップリング可能な官能基(ホウ酸エステル、スズとか?)に誘導するにはどうすればいいんですかね・・・? リチオ化とか、グリニアはエステルまでいっちゃいそうですし。
n-BuLi/TMEDAとt-BuLiてどっちが塩基性強いんでしょうか?
930 :
保さん :2008/01/29(火) 20:54:19
すみませんちょっと質問したいのですが 自分は今ホウ酸の研究を行っているのですが、ホウ酸と1,2ージオールとの環状エステル形成についての結合(電子の流れ、pHによる結合定数の変化、軌道)などがよくわかりません どなたか知っている方がいたらご教授願います
特定しました
>>928 パラジウムでカップリング。
複素環だと配位子や添加物の検討が必要かも。
933 :
あるケミストさん :2008/02/03(日) 17:34:01
回りにキレート組みそうなところなくて CBSとかやったんだけど立体障害きつくていかねえし substrate controlてきに普通の還元しまくっても選択性でない。 どうしよう。。。??なんかないかな
934 :
あるケミストさん :2008/02/03(日) 17:37:45
>>919 それ多分系中でdimsylアニオン出す条件だよね?
base変えてみたら?
935 :
あるケミストさん :2008/02/03(日) 20:35:40
>>928 >>932 氏の言及されているように、パラジウム触媒を使った
ジボランとのカップリングなどもあるけど、
足がかりが臭素ならば、KnochelのiPrMgCl・LiClなどで
低温での臭素−マグネシウム交換も可能だと思うよ。
低温ならエステルに対する求核付加も抑制されるので
色々と官能基化されたGrignard試薬が得られます。
メチルエステルあたりだと厳しいかもしれないが・・・
得られたGrignard試薬は例えばボロン酸などに誘導してもいいけど、
低温でもパラジウム触媒を用いることで
ヨウ化アリールと直接カップリングするよ。
こちらはBuchwaldが一昨年か去年に報告していたような。
文献調べてみて。
カップリングさせる相方をメタル化することも視野にいれて、
合成計画考えてみてね。
Pdのクロスカップリング反応で、檜山カップリングだけやけにマイナーな気がする。 相方がケイ素で安全性はピカイチだと思うんだけど、何でだろ?
>>932 氏
>>935 氏
遅くなってしまいましたが、ありがとうございます。
パラジウム触媒ジボランは、芳香環の時は良くやってて今回も最初に試したんですが、複素環の場合収率が・・・
早速文献調査したら、Knochel法が良さそうなので試してみようかと思います。
実はカップリング相手はヨウ化アリールなので、buchwald法でズバリいけそう。
でも、触媒というかligandがちょっと特殊っぽい?
938 :
あるケミストさん :2008/02/04(月) 04:58:57
カラムの充填剤として用いるシリカゲル(SiO2)を用いるとカラム中、酸性水溶液条件下と考えられるのは何故ですか? プロトンソースがわからないんですが、空気中の湿気から混入した水分子もしくわ展開溶媒に混入している水分がプロトンソースになるのですか? またそうならどういった理由で酸性水溶液条件下と考えられるのですか? 自分はB4の学生です。 書物や文献から調べようとしたのですが、納得できる記述にたどりつけませんでした。 お願いします。
調べてないのがバレバレ
どアフォかお前は。 少しは調べてから出直せ。 いや、お前はもうこなくて良い。
941 :
あるケミストさん :2008/02/04(月) 15:18:05
いや〜〜ん 薬物投入ヾ( ゚Д゚)ノ" イエー!
まあ、たまにはこういうのもいいんじゃね?合成関係あるかわかんねーけどw
>>938 ヒント:シリカゲルの末端構造は?
何故ここで聞くかな? 上級生、教官に聞けばいいだろう。 時には無知を笑われることもあるだろうが、 そういうやりとりの積み重ねが生きた知識となり、 自分が後輩、学生、新人を指導するときにも活かされるのに。
944 :
935 :2008/02/04(月) 21:06:27
>>937 電子豊富な複素環の場合は、Buchwald法でまず決まると思うけど、
パラジウム錯体/ジボラン系で収率が悪かったということは、
もしかしたら複素環が含窒素六員環だったのかな。電子欠損性の。
その場合は、臭素の置換位置にもよるけど、
Knochel法で得られたGrignard試薬の反応性が低い場合があるので、
ヨウ化アリール側を有機金属試薬に変換することをお薦めします。
(塩化亜鉛を加えてマグネシウムとトランスメタル化させ、
それでも駄目なら銅塩を加える、などといった手法もありますが)
原料がたくさんあるなら、まずはBuchwald法を試した上で、
それでも駄目なら逆のルートで検討されるとよいでしょう。
Buchwaldの開発した配位子は大抵Strem社から購入できるので、
最新のカタログを調べてみてね。こちらも文献を図書で流し読みしただけなので、
具体的に低温熊田カップリングで何の配位子を使ってたか失念しましたが。
おそらくX-phos(市販されています)かとは思うのですが、
違っていたらごめんなさい。
945 :
あるケミストさん :2008/02/05(火) 22:03:41
特定しました。
946 :
あるケミストさん :2008/02/06(水) 19:18:15
有機合成の概要を教えてくださいm(_ _)m
948 :
あるケミストさん :2008/02/08(金) 19:14:10
↑ 死ね
949 :
あるケミストさん :2008/02/08(金) 21:52:25
エーテルって高いよね
沸点が低い溶媒は高いみたい。 ヘキサンとペンタンの値段の違いも相当だったような…
そりゃ容器が違うからな
揮発性の高い有機溶媒は色んな意味で怖い
953 :
あるケミストさん :2008/02/09(土) 19:48:31
THFは高級品
954 :
あるケミストさん :2008/02/10(日) 06:18:35
有機反応が進行するかどうかをシミュレーションで行う方法はありませんか? もしそういったソフトがあるならば教えて頂けないでしょうか
955 :
あるケミストさん :2008/02/10(日) 22:16:35
反応のデータベース使えないの? 変なシミュレーションよりアテになると思うけど。
956 :
あるケミストさん :2008/02/10(日) 22:38:00
>>946 仕込む。単離する。分析する。
仕込む。単離する。分析する。
仕込む。単離する。分析する。
以上繰り返し
957 :
あるケミストさん :2008/02/10(日) 23:14:47
単離のめんどくささは異常 TLCで11スポットとかマジ萎える 一番しんどいのはHexaneオンリーでRf=0.6ぐらいに2〜3個のスポットが重なってるとき。
逆相カラム使いなよ
959 :
あるケミストさん :2008/02/11(月) 15:22:00
>>955 反応のデーターベースはどういった物なのでしょうか?
Scifinderとか
961 :
あるケミストさん :2008/02/11(月) 20:22:40
>957 そういう結果は得てして、発表における初期検討として印象的になる スケール上げてPTLC→GPC。 "欲しい"副生成物が何かに誘導できそうなら、その後に生成。 検討してもどれかに収束しないのならステ
そうやってすぐscifinderに頼ろうとするから考える力が衰えて来るんだよっ。
scifinderも使えない貧乏人か
そんなん所属によるだろ・・・。 つか個人でScifinder使う(購入する?)といくらかかるのかな
965 :
964 :2008/02/11(月) 23:19:44
個人向けのサービスは無いみたいだね。 大学だと、同時ログイン数1でも年間500万以上かかるっぽい
貧乏人とか煽ってるのはどうせ学生だろ 実際よっぽど研究者かかえてる企業でもない限り社会人が使うのは難しいからな
967 :
あるケミストさん :2008/02/12(火) 03:57:27
>954じゃないけれども反応シミュレーションに興味がわいてきたので kwsk教えてください
____ /⌒ ⌒ \ / ( ●) (●).ヽ / ::::::⌒(__人__)⌒: ほほうそれでそれで? | |r┬-| .i ,____/. `ー'´__/ r'"ヽ t、 ./ ̄ ̄ ̄ / 、、i ヽ__,,/ / ヽノ j , j |ヽ |⌒`'、__ / / /r | {  ̄''ー-、,,_,ヘ^ | ゝ-,,,_____)--、j / \__ / / "'ー‐‐---'' / / ,____/ / r'"ヽ t、
969 :
あるケミストさん :2008/02/12(火) 22:24:32
>>962 考える力が衰えるのは別にデータベースのせいじゃないだろ。
その短絡思考の方が俺は心配だぞw
970 :
[sage] :2008/02/13(水) 05:19:00
ほんとにいろんな人がいますねw ところでみなさんが有機合成にたずさわる人生の上でモチベーションが下がるコトはありませんか? もしモチベーションが下がる時があるならその時に有機合成に再び戻ってくる気持ちにさせるものって何ですかね。 この板にそうゆう気持ちになる人が全くいないなら、時おりモチベーションの下がる僕は研究職に進むべきではないのかもしれませんね
971 :
あるケミストさん :2008/02/13(水) 08:32:30
やめとけやめとけ
972 :
あるケミストさん :2008/02/13(水) 09:29:47
この板って優しくない人が多いね。
973 :
あるケミストさん :2008/02/13(水) 14:43:10
>972 同意
974 :
あるケミストさん :2008/02/13(水) 17:23:33
モーリッシュ反応・アンスロン反応・フェーリング反応・ニーランデル反応・ビアールのオルシノール反応 セリワノフ反応・多糖類の加水分解の原理を教えてください。
>>974 ・・・・・・。
宿題だか学士論文だかしらんが・・・。丸投げスレじゃないよここは。
しかも有機合成には関係ない呈色反応ばかりだし。
977 :
あるケミストさん :2008/02/13(水) 23:22:39
>>970 自分は留年4年で学卒、場末の香料会社の工場勤務だけど、
ものづくりできるということがモチベーションかな。
979 :
あるケミストさん :2008/02/13(水) 23:33:15
980 :
あるケミストさん :2008/02/13(水) 23:33:36
>>974 どんまい、自分で考えろ(´・ω・`)。
ちょっと優しくなった
982 :
あるケミストさん :2008/02/14(木) 12:16:25
環式のものを鎖式に変えるにはどうすればよいですか? シクロヘキサン→ベンゼンにしたいんです そのためにリホーミングでヘキサンからベンゼンにしたいんで、シクロヘキサンからヘキサンにする方法を教えてください
シクロヘキサン→ベンゼンができたらScienceに載るぞ。
低圧下でのクラッキングで、シクロヘキサンからベンゼンにする反応は見たことがあるが、 収率なんて数%だぞ 副生成物として、その他複数の環状炭化水素や芳香族系化合物 その他、タール状の生成物を含んでいる。 他に、メチルシクロペンタンからベンゼンを作る反応も見たが、 出来上がりは上と同じ。 ちなみに触媒は両方ともゼオライトだった。 今なら、もう少し収率は上がっているかもしれないが、 まだ選択性は悪いだろうな。 どっちかというと、有機合成よりは石油化学になるかと・・ >シクロヘキサンからヘキサン これは聞いたことがないな
987 :
あるケミストさん :2008/02/16(土) 23:51:01
ピペラジンとかジケトピペラジンとか開環する方法誰か知らない?
988 :
あるケミストさん :2008/02/17(日) 01:19:56
TosMICを使ってアルケンをピロールにかえる反応なんですが 反応がうまく進まない理由としては、基質のアルケン部分の電子密度以外に何が理由としては考えられるでしょうか?
お前の腕
つまらん
コープ転位とクライゼン転位って何が違うんですか? 本見ても理解しずらくて、教えてください。
992 :
あるケミストさん :2008/02/17(日) 14:36:50
>982 電子不足キノン(DDQみたいな試薬)や、水添触媒反応の逆反応(水素ゲッターを入れる等)すれば、 ベンゼンが出来ると思う。ただな、コスト的には全く見合わない反応だよね。
993 :
あるケミストさん :2008/02/18(月) 08:24:42
セロソルブアセテート等の揮発性有機化合物を120度前後で加熱してガス化したものを 大気に排気した場合、完全に生分解しますか? 環境への負荷ってどの程度のものなんでしょうね。
>>982 効率的な反応見つけたらノーベル賞ものじゃね?
二酸化炭素を重合させたらノーベル賞
このスレで質問して まともな答えが帰ってきたことが無いんだが。 レベル低い?
998 :
あるケミストさん :2008/02/19(火) 02:05:57
>>996 まともな質問がないからね。
まず何が聞きたいのかがよく分からないのが多い。
まあそれが分かってれば
こんな所で質問してないんだろうけど・・・
>>998 だっしょ!そういった質問しか来ないことを分かってちゃんとこたえようぜ!
_ 〈´-`〉 みなさん健康には気をつけましょうね・・・  ̄
1001 :
1001 :
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