1 :
あるケミストさん :
01/12/30 12:28 これから電気化学の前途ある応用分野として 細胞計測(東北大 M先生) DNA 電池 μタスへのディテクターとして・・ 他なんかある?
あのさー、
>>1 よ。
他にも高分子総合スレとか分析スレとかあるけれど。
全部例外なく盛り上がってないんだけどさ。
わかる?
3 :
あるケミストさん :01/12/31 03:15
魚崎最高。
4 :
あるケミストさん :01/12/31 05:18
>>2 盛り上がっているスレなんか化学板にはありません。
年末年始も仕切りに忙しそうだね!
氏ね。
5 :
あるケミストさん :02/01/01 21:50
えれくとろ けみすとりぃ
>>4-5 がんばらなくて良いよ、1。
もう終わったんだ。
ついでにフォローを入れると、特に盛り上がってないってことだろ?
7 :
あるケミストさん :02/01/03 00:35
>>5 そんなこと言わないで、電気化学スレを盛り上げましょう。
8 :
あるケミストさん :02/01/03 00:43
ちょいと質問 電気化学を勉強するのにいい本てある?
9 :
あるケミストさん :02/01/03 00:49
玉電とBardのElectrochemical Methodsはおさえとけ
セクハラだっけ?奴は?
O山?
umai
13 :
あるケミストさん :02/01/03 15:10
藁藁
しろうま
15 :
あるケミストさん :02/01/04 02:00
しゅぷ〜る
17 :
あるケミストさん :02/01/04 09:06
死きり屋ウザイ そんなにゴチャゴチャ逝ってないで、キミにとっての「マトモなスレ」立ててみたら?
18 :
あるケミストさん :02/01/04 12:34
DNAに電気は流れるのか? それを電極で検出できないだろうか?
19 :
あるケミストさん :02/01/04 13:40
DNAフラグメントにフェロセンかなんか修飾して レドックス取ってる人はいるな コンプりな塩基配列のフラグメントがあると 電流が変わるとかいって
20 :
あるケミストさん :02/01/06 02:56
質問。 CVで掃引速度上げると電流が多く流れるのはなんでですか? トータルの電流量はもしかして変化しない?
21 :
あるケミストさん :02/01/06 11:44
まず,可逆で拡散がない場合を考えてみろと ある電位で表面にあるべきレドックス種の濃度は 電位で決まる 電位が変化した時に酸化あるいは還元しなけりゃいけない 物質量は電位を変化させるのにかかる時間にはよらない つまり必要な電子数は時間によらない 電流は電気量の時間微分で定義されるわけだから 電位変化にかかった時間の逆数に電流が比例することになる 通常のCVではこれに拡散の項が入ってくるので 直感的にはわかりにくくなるが,電位変化にかかる時間の ルートの逆数に電流が比例することになる
22 :
あるケミストさん :02/01/07 10:31
>>8 ,20
これ初心者にお勧め。
電子移動の化学 電気化学入門
渡辺正/著 中林誠一郎/著
朝倉書店
1996年4月発行
186P 21cm
ISBN: 4-254-14593-4
23 :
あるケミストさん :02/01/07 14:58
>>21 なんかこう微妙に間違ってる気がする…。微妙に
24 :
あるケミストさん :02/01/07 15:26
どのへんだろう?
25 :
あるケミストさん :02/01/07 17:00
>拡散がない場合
これと
>ある電位で表面にあるべきレドックス種の濃度は電位で決まる
これじゃねーの?よくわかんねーけど。
あとよく読むと全体的になんか歯切れが悪いな。
多分わかってるやつが書いてるんだけど人に説明は出来てないかんじか。
可逆系において、反応速度に比較して物質輸送が充分に速い場合を考える。
反応速度は活性種濃度と電位に依存する。
こんなかんじか。しかしこれは
>>20 の質問への答えには必要ないかもな。
横槍失礼した。
26 :
あるケミストさん :02/01/07 17:05
>可逆系において、反応速度に比較して物質輸送が充分に速い場合を考える。 >反応速度は活性種濃度と電位に依存する。 それって電気化学だと非可逆っていうんじゃないの?
27 :
あるケミストさん :02/01/07 17:23
>>26 いや反応そのものは可逆だからいいんじゃないかな?
何かこう極限を考えてるからへんに見えるだけで。
フェリシアン化カリ・フェロシアン化カリなんかがはじめから
両方溶液中に存在して、電極材料が反応しない系とか、
硫酸銅酸性溶液中での銅電極の反応とか考えれば良いんじゃねえのかな。
それはともかく俺も
>>20 への答えを考えてみるよ。
28 :
あるケミストさん :02/01/07 17:43
可逆なのはともかく物質輸送が十分に速い場合を考えると 濃度勾配ができないわな. つーかつねに溶液バルクと同じ状態が表面で保たれてしまう これはまずいだろ. 21が最初に仮定しているのは要は吸着種のレドックスだ. 表面第1層のみがレドックスアクティブで,あとは反応に 関与しないことになるからな. この場合は走引速度に比例する電流が流れるのだが その理由が述べられている. で,通常の場合は,表面局在だけでなく拡散が 入ってくるって話だな. 拡散入りの場合に走引速度のルートに比例することの 定性的な説明は無理だと思うよ.
29 :
あるケミストさん :02/01/07 17:57
>>20 これは、縦軸に電流密度、横軸に時間軸として
考えてはどうか?つまり、ある一定の電位において
瞬間的に初期に流れる電流は、電気二重層への充電に寄与する
電流。続いて化学反応に伴う電子移動に関する電流。最後に
物質拡散に依存する電流。グラフを書けば、双曲線的?に
じかんがたつに連れて電流値は減少するから、走査速度(電位/時間)
をあげれば、電流値は大きくなるし、遅くすれば、拡散速度を表す
電流値が拾える。
これでどうだ。だめか。
30 :
あるケミストさん :02/01/07 18:37
よくわからん 走引速度との関係が全然見えん
>>28 わりーわりー、飯食ってたらすっかり忘れてた。
勿論物質輸送が速い場合ってのはイントロな。
いまからちと作文してみる。
界面反応は電気化学的ポテンシャルによって支配されることを念頭におくと、 界面反応速度は表面濃度(電極表面上での活性種濃度)と電位に依存する。 反応速度に比較して物質輸送が充分に速い場合を考えると、 表面濃度はつねにバルク濃度と等しいために、 反応速度はバルク溶液中の活性種濃度と電位に依存する。 次に反応速度が物質輸送に対して充分に速い場合を考えると、 表面濃度は反応の進行と共に低下して最終的にはゼロとなる。 このとき反応速度は物質輸送速度に依存する。 物質輸送は活性種の拡散を考えているが、これはFickの法則に則って 濃度勾配に比例した流束として表される。 話を定性的にわかりやすくするために簡単化すると、 濃度分布は電極表面からの距離に(近似的には)線形に変化するために、 濃度勾配はバルク濃度と拡散層厚さに依存する。
拡散層厚みは大まかに言うと消費された活性種の量に依存する。 単位電極面積あたりの消費された活性種の量は、 電流密度と時間の積(電気量/クーロン)をファラデー定数と反応に関与する 電子数で割れば出るので i s / zF (mol) と表される。この量の増加に伴って拡散層の厚みも増える。 つまり掃引速度を速くすると、ある電位において消費される物質量は低下する。 そのため平衡電位から任意の電位に到達したときの拡散層の厚みは、 より掃引速度が遅い場合と比較して薄い。 このために掃引速度を速くすると、より遅い掃引速度の場合と比較して、 より高い電流値をみることが出来る。
34 :
あるケミストさん :02/01/07 19:36
便乗質問 コールコールプロットが半円になる理由を式を使わずに 直感的に説明できる?
つまりぶっちゃけた話、掃引速度を速くしたほうが反応種の消費が低いために、 同じ電位に到達した瞬間において、電極近傍に存在する反応種が多い。 と理解すれば、正解とはいえなくともイメージはつかみやすい。 掃引速度のルートに比例する理由は簡単に計算すれば出てくる話なので 練習問題として良いかと思う。 あれ、なんで掃引??ま、いいか。
>>34 前になんかそんな説明をしたことがあったような気がするけど、忘れた。
半円は抵抗と二重層容量の並列回路に起因する。
それを考えると複素平面でプロットすれば半円になってあたりまえ、
みたいな感じだった。
コールコールプロットが半円になるのではないことに注意ってか?
今日はお疲れモードなので俺はこれにて。
37 :
あるケミストさん :02/01/08 00:42
しかし,なんだな,こうやっていろいろと解説を書いても, かんじんの聞いたやつからの,わかったとか,そういう反応を 見たことがない気がするよ(藁
すみません。 ROMってばかりで。 とても参考になってます。 電気化学の初心者です。
39 :
あるケミストさん :02/01/08 12:20
便乗質問2。 コールコールプロットで膜厚なり電極表面上での 修飾物質の固定量を算出しているが、いったいどのような原理?
40 :
あるケミストさん :02/01/08 12:46
できるわけないじゃん(藁
41 :
あるケミストさん :02/01/08 12:53
>>39 全然しらねーが、
多分電極表面に形成された膜を
キャパシタかなんかで近似した等価回路で表して、
実験値のコールコールプロットにカーブフィットさせることで膜圧などを
算出しているのでは?
どーでもいいが電気化学スレではなくて、電気化学入門スレになってるな。
42 :
あるケミストさん :02/01/08 13:57
修飾物の固定化量をCVのピーク電気量から 求めるのは常法だよな だけど Cole-Cole plot では無理だろ. そりゃ誘電率や導電率がわかっているものが 修飾されるならできるだろうが,そんなに都合の いい修飾ができるくらいなら苦労はないよ
43 :
あるケミストさん :02/01/10 12:22
age
44 :
あるケミストさん :02/01/12 03:18
便乗質問3 コールコールの特性周波数の持つ意味とは?
45 :
あるケミストさん :02/01/12 10:22
>>44 まず貴方がそれをどうとらえているかを述べてみてください。
それによって答え方が変わります。
あと電気化学の基礎的部分を知りたいのでしたら、
簡単な教科書などを一通りざっと読んでみてはいかがでしょうか?
わかりやすくて、しっかりした内容の本としては例えば下記のようなものがありますから…
ISBN4-7598-0861-2 ベーシック電気化学 化学同人 刊 \2800-
インピーダンス法を含む定量的的取り扱いについて解説。
定量的な話について学び始めるには最適かと思われる。
これ一冊では不十分だが、初学者にはシンプルな分わかりやすい。
ISBN4-254-14593-4 電子移動の化学 朝倉書店 刊 \3000-
別名「サルでもわかる電気化学」
物理化学的に捉えた電気化学の概念を定性的に解説。
特性周波数が小さいと、ゆっくりした変化にも対応できずに二重層が形成。 特性周波数が大きいと、速い変化でようやく形成。 特性周波数が大きい=イオンの移動が速い のかなっとおもってるんですが。 あともう1個くだらないこと教えてください。RωC=1でRって直径ですか? 直径×半径の逆数=1って意味不明。
47 :
あるケミストさん :02/01/13 11:00
まずさ,CR並列回路の周波数特性を理解するところから はじめなさいって
48 :
あるケミストさん :02/01/13 17:03
電気化学の人間が虚数単位をjと書くのは、 iと書くと電流と間違うからですか? Rは抵抗にきまっとるでしょー。 それに間違うなら半径と間違えよ。
49 :
あるケミストさん :02/01/15 08:28
>>44 インピーダンス法の結果の解釈は、
どのような等価回路を想定しているかで全く異なるので、
なんとも言い様がないような?
44さんの言っている特性周波数とはそもそもどういうものですか?
50 :
あるケミストさん :02/01/15 10:59
たぶん円弧の頂点を与える周波数のことだろ ようするに緩和時間(の逆数)
51 :
あるケミストさん :02/01/23 11:54
あげてみるか。
STM
53 :
あるケミストさん :02/01/24 17:31
Itaya カモ
55 :
あるケミストさん :02/01/25 18:49
灯台で電気化学で有名な人ってだれ?
56 :
あるケミストさん :02/01/25 18:55
魚崎・板谷を上回るSTM研究室を知らないかい?
57 :
あるケミストさん :02/01/25 22:56
あげ
W大の逢○センセって有名?
>>55 「電気化学」と言われるとちょといないかも。
あえて挙げればダイヤモンドと光電気化学のあの人とかかな?
>>56 電気化学SPMという枷を除けばいっぱいあんだろ
>>58 チョー有名
60 :
あるケミストさん :02/01/26 12:00
>>59 F嶋せんせ?
ところで、チタンはどーなのよ。使えるの、光触媒ってやつ?
あと、ダイアモンド電極ってふつーのでんきょくとどう違うの?
>>60 光触媒(酸化チタン):使えるんじゃないの?
光電池、水素発生源等々の可能性の検討が再燃してるように思う。
本質的に有効なことができるかどうかはこれからって感じじゃないかな?
ダイヤモンド:反応にたいする活性状態が違うっつうか、
あそこでは電位窓のカソード方向への広さを利用してるね。
アノードストリッピングボルタンメトリーとかには確かにいいと思う。
62 :
あるケミストさん :02/01/26 17:28
Scanning Electrochemical Microscopy(SECM) の原理についておせ〜て。EC-STMみたいなもん?
64 :
あるケミストさん :02/01/27 16:23
SECMは電極を動かせるだけで、特別な測定装置というわけではない。 分解能もμm程度だし。
>64 対極を走査できる電解セルってこと?
>>65 対極っつうか、測定対象となる作動極の3電極系とは別個に、
もう一本別に電位制御した微小電極を作用極近傍に近づけ、
その電極で反応種を捕らえる、あるいは電位を測るなどして、
界面近傍の溶液の状態を調べるもの、
とでも理解すればいいかな。わかりにくかったらそう言ってちょ。
もっとわかりやすいの考えるから。
詳しく自分で調べたければ
文献あさればいっぱい出てくるから読んでみるといいよ。
結構簡単だから。
>66 ナルフォド分かりやすい説明ありがと。
68 :
あるケミストさん :02/02/02 21:15
たまにはあげてみる。
69 :
あるケミストさん :02/02/03 03:29
age
70 :
あるケミストさん :02/02/03 03:45
SECM高い
71 :
あるケミストさん :02/02/03 11:15
72 :
あるケミストさん :02/02/03 16:41
目的あっての手段だからなぁ
73 :
あるケミストさん :02/02/03 16:46
で、結局SECMは使えるのか?バードらはばしばしシリーズで ジャーナルを出しているが、応用ではなく原理にとどまって いるような気がするが・・・。 もっとも、バードは尊敬しています。
ていうか、自分で作っちゃえば?SECM 研究室にあるアンプとかピエゾとかあればへぼいのはつくれるかもよ
75 :
あるケミストさん :02/02/17 01:54
教えてくんで申し訳ないですが、ボックリスの近況をご存知のかた、教えて ください。常温核融合で失墜?したという話ですが。日本に弟子も多いはず。
76 :
あるケミストさん :02/02/17 02:46
aggggge
>>61 藤島先生 頭髪の毛のポマードなんとかして(w
80 :
あるケミストさん :02/02/17 13:12
_ / /\ \ \ / / / \ \ / / / \ \ / / / / ̄\ / ̄\ \ \ / /\/ | |\ | |\ / /\ / / / \_/\| __________ \_/\| / / / / / / \\/ /_ ____ _/\ \\/ / / / / / /  ̄ \/ /\____/ /\\/  ̄ / / / / / / / / / / / / ̄ / / / / / / / / / / / / / / / /__/__/ / / / / / / /_/__/ \ \\ / //__/ /___/ / // \ \\ / _ ̄ ̄____ /\ / // \ \\ /__/ / ̄ ̄ /__/ / / // \ \| \\/ \\/ \ // ハァ?
age
82 :
あるケミストさん :02/05/18 19:44
電気化学測定機器、特にポテンショスタットとインピーダンス測定機器 (周波数解析器)は、どこのメーカーがイイか教えて下さい。 H電工はインピーダンス測定に弱そう。 ソーラートロンかセイコーEG&G(パーキンエルマー)の どちらかに使用と思っているのですが、 使ったことのある方の意見を聞かせて下さい。
83 :
あるケミストさん :02/05/18 19:46
インピーダンスメーターは旧ヒューレットパッカード 現アジレントテクノロジーがよいんでは。
84 :
あるケミストさん :02/05/18 19:51
現「アジレントテクノロジー」の日本の代理店はどこですか?
85 :
あるケミストさん :02/05/18 22:02
うーん、地域によって違うから・・・。 アジレントテクノロジーに電話すべし。 4192っていう型番のやつとその後継機が 使い勝手よかったかな。
86 :
あるケミストさん :02/05/18 22:05
87 :
あるケミストさん :02/05/18 22:12
教えてチャンでスマソ。 勉強させてもらいます。ありがとうございます。
だれかおれにSolartronをめぐんでくれ...
89 :
あるケミストさん :02/05/21 23:13
セイコーEG&Gの新製品Parstat2263がイイらしいよ。
90 :
あるケミストさん :02/06/01 15:13
大学の電気化学系研究室で実績があるのどこ?
91 :
あるケミストさん :02/06/01 19:22
高1ですが一酸化炭素の電子式が書けるません。 でも先生は書けるっていってたんですが、、 誰か教えてくださいませ。
すみません。スレ違いでした・・
93 :
あるケミストさん :02/08/21 02:44
電気化学で、今一番アツイ人といえば?
94 :
あるケミストさん :02/08/25 07:49
魚○はもうこれでおしまいだな・・
>>75 そういや奴もボックリスの弟子だったような・・
96 :
あるケミストさん :02/08/25 12:38
>>94 ○崎先生?なんでおわりなの?なんかあった?
97 :
あるケミストさん :02/09/13 21:12
学会乙
98 :
あるケミストさん :02/09/19 19:49
工芸、田舎ですた。 サガミ線ボタンでドア開閉、ビクーリ! 着いたら、滅多に遭わない指導教授にあってびくーり!
アルミなんて・・・。
100 :
ある分析屋 :02/11/08 22:25
101 :
あるケミストさん :02/11/08 22:57
自称ボックリスの弟子が記者会見 記者「ボックリスはあなたのことを知らないと言ってますが」 そいつ「・・・・それはボックリスの勝手なんですよ」
あげ
103 :
あるケミストさん :02/12/02 14:11
基準電極について質問です。 どうして基準電極にはAg/AgClなどが用いられるのですか?どうして 反応性が低い金を用いてはだめなのですか?そしたら塩橋を使わずに 溶液の中に金電極を浸すだけでいいのではないのでしょうか?
電位が何で決まるかがわかってないね redoxペアがあって初めて決まる 金を単に液につけたら,何がredoxペアになるのか? 参照極のredox環境と測りたい液の環境が違うとき, 参照極の環境を確保するには塩橋以外に手がない
105 :
あるケミストさん :02/12/02 21:49
>>104 しかし塩橋は溶液を汚してしまう。これは何とかならないものか。
寒天を使うから良くないってことか?
106 :
あるケミストさん :02/12/02 21:57
>>104 何もredoxペアにならなくていい。溶液と一定の電位差をもっており、
それが変化しなければ何でも良いはず。
>>105 ダブルジャンクション,トリプルジャンクション...
>>106 redoxペア使わずにそれができる方法があるならさっさと
論文なり製品なりにして世に出せ
108 :
あるケミストさん :02/12/05 00:18
電子発光物質と希土類発光体と色素増感型太陽電池と直接メタノール型燃料電池を やってみたいのだが・・・
全部合体させたテーマを提案汁
(^^)
(^^)
112 :
あるケミストさん :03/02/17 17:27
今週締め切り
工事、きみの電気化学DNAセンサーはどうだい?
来週の月曜に提出だよー
115 :
あるケミストさん :03/02/21 15:05
春電化要旨今日必着。 ちゃんと書いたか〜?
あ”−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−!!!! わすれてたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
117 :
あるケミストさん :03/02/21 17:46
参加予約は忘れるなよ。 ところで日化も掛け持ちしてる人っているの?
ふつう院生なら両方に出す 日化ダブルの電化トリプルくらいやらんと修了させんぞゴルァ! とか言ってみるテスト
一粒で2度おいしい。かもしれない。
120 :
あるケミストさん :03/02/22 13:26
>>118 そうだったのか。うちの研究室はなぜか電化ばっかり。
で、疑問に思ってプログラムを調べてみたら、電気化学も余裕であるじゃん!
って思ったから。仕方がないから自主的に日化も逝こうかと。
121 :
あるケミストさん :03/02/25 17:50
>>106 基本的に電位が変化しない電極はredoxするものだと思うのですが・・・。
理想的な参照極の条件は理想非分極性電極だったはず。
理想碑文曲特性さえあればredoxペア使わなくても(・∀・)イイ!!
ってのが
>>106 の言い分だろ
>>107 はredoxペア使わずにできるならやってみろと逝ってる
123 :
あるエレクトロケミストさん :03/03/05 06:22
交流インピーダンス法についてどう思いますか? ご意見をお聞かせください。
測定だけなら誰にでもできる 結果が解釈できないのがふつう(w
あぼーん
126 :
あるケミストさん :03/03/08 12:58
>>124 等価回路を出してるやつがいるが、キャパシタンスとインダクタンスと
インピーダンスの作用をわかって言ってるのか?と言いたくなる。
電気化学系でインダクタンスが出てくるのはまずないと思うけどねえ 等価回路だしても,単なるカーブフィッティングだけっつーのも多いやねえ そのキャパシタンスは何を意味してるんだ? そこの抵抗は? と 突っ込みたくなるもの多し
128 :
あるケミストさん :03/03/11 07:32
でも,インピーダンスの結果は等価回路以外の方法で解析するのはかなり面倒くさいよ.インダクタンス成分は電気化学系では確かにでてこないはず.もし測定結果でインダクタンスの影響が現れるとしたら配線に問題があると思われ.
あぼーん
純粋な電気化学じゃないかもしれんが、 インヒビターみたいな吸着(脱離も?)するやつは インダクタンスででるって聞いたけど。 俺も勉強中なんだけど。
(^^)
(^^)
>130 そういうのを見たことがある。
↓どういうの?
135 :
コウジを応援しよー :03/03/16 12:43
電気化学といえばコウジ、オマエの出番だ。 得意の電気化学バイオセンサーで苦境を乗り切れ。 オマエならできる。
136 :
マロ@あっ! お尻に火が・・・ :03/03/21 08:30
マロもインピーダンスでTTです。 あの抵抗とコンデンサーの並列回路の等価回路でコールコールプロット (←複素インピーダンスを周波数をパラメータにプロットした図) を作図する場合、『並列回路』なので、抵抗とコンデンサーの並列回路の 系全体のインピーダンスは抵抗のインピーダンスとコンデンサーの インピーダンスの各々の逆数の和の逆数となると思うんですが、 それを複素平面にプロットするにはどうしたら良いのか分からないんです。 複素数a+biを使って抵抗とコンデンサーのインピーダンスを表し、 複素計算で全体のインピーダンスを求めてプロットすればよいのでしょうか??? どなたかお詳しい方教えてたも。
137 :
マロ@あっ! お尻に火が・・・ :03/03/21 08:43
電極系の反応とか拡散は電気回路ではなくて物理現象なので 反応の挙動は微分方程式の解として表され拡散挙動は偏微分 方程式の解として表されると思うんです。で、インピーダンス 測定の目的はこうした電極系における物理現象とその速度論的 パラメータである速度定数とか拡散定数をインピーダンスの測定 結果から求めたり、求められないにしても考察したりする点に あると思うんですが、これはとても難しそうです。 インピーダンスの測定においては電極系を電気回路である として測定し、データは周波数依存性を有するRpとかCpやシータの ような形で得られますのでこれを周波数をパラメータとして 複素平面上にプロットし解釈すると思うんですが、この物理的な 意味の解釈が???でTTとなっているんです。
138 :
マロ@あっ! お尻に火が・・・ :03/03/21 09:08
固定抵抗や固定容量のコンデンサーを使って作った電気回路では インピーダンスを測定する周波数領域内では抵抗やコンデンサーの 値が変化したりしないけど、電気化学系の場合、測定した等価回路を 構成する抵抗とかコンデンサーの値が周波数に依存しているので 解釈が難しいのかなぁ??? 等価回路を抵抗、コンデンサーの並列回路としても直列回路として 解析しても、あるいはまた、抵抗とコイルの並列、直列回路としても 元々の物理現象の方は採用する等価回路とは無関係に『一つ』しかない ので、等価回路として使用するモデルは何であってもかまわないし 数学的というか式の変形でどれを使ってもお互いに変換できたと 思うけど。>> インダクタンスの話
139 :
マロ@あっ! お尻に火が・・・ :03/03/21 09:13
・・・となると、インピーダンス測定の解釈としては、等価回路として 使用した電気回路に出てくる抵抗とかコンデンサーの値の周波数依存性 を電極系で起きている物理現象により解釈するということになるのかなぁ? とも思うけど、これがまた難しそうTT 昔、大学の頃、マロの先生が電極系のインピーダンス解析の研究を されていたのでそのとき、ちゃんと聞いておくべきだったTT いまさらこんなこと言っても遅いけどTT
>>135 近頃あちらこちらの板に出没すつコウジという人は電気化学をやっているのですか?
電気化学ってマイナーな雰囲気があるよね。
だから学生が集まらないのでは?
141 :
あるケミストさん :03/03/21 21:08
>140 あ? まーそりゃー ドクターストップかかる可能性の 非常に高いどっかの学問よりは人気ないけどな 毒ガスでも吸って氏ね
142 :
あるケミストさん :03/03/25 22:36
>136〜>139 どんな実験をやっていらっしゃるのですか?
143 :
あるケミストさん :03/03/31 17:38
明日からだが、関東以外から来て秋葉原で同人誌買い込んだやつはいるか?
あぼーん
145 :
あるケミストさん :03/04/01 20:09
そうだ。エイプリルフールなんだから嘘発表しても・・・って俺3日目だよ!
突然失礼いたします。 タダでお金がたまるちょっとお得な情報をお教えいたしますので メールください内容を書いたメールを返信します。 騙されたと思ってお気軽にメール下さい。タダだし… 得はしますが、絶対損はしません! 何でそんなことただで教えるかって?それはメールの内容見ればわかります。 ホントに得だからとりあえずメール送ってちょ もちろんフリーメールで送ってきてもOK
一日目発表の皆さん乙.中庭の桜,綺麗だったねえ.
148 :
あるケミストさん :03/04/03 22:54
P会場暑かった。
>>140 確かにマイナーだわな。
就職先は電池屋orメッキ屋ぐらいか?(w
それにしても電気化学は難しい。
電気と薬品が絡むと複雑。
物理屋の仕事は説明すれば客も実体験や雰囲気で納得するが、
化学は客もチンプンカンプンなので、ペテン師チックな目で見やがる(w
それに化学も加われば…。
バイポーラでさえ説明するのがなんと苦労する事か…(w
150 :
名無しさん@Emacs :03/04/15 06:11
H賀市ね
(^^)
152 :
あるケミストさん :03/04/18 14:18
フリーのインピーダンス等価回路計算ソフトってない? ワールブルグインピーダンスも組み込めるやつ。 まだ有効に使えるかどうかわからんので金がでないんだが。 有識者お願い。 *寂しいんでageとく
あぼーん
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
45Cや、SS400は何故にメッキがつきにくいのですか? どうも表面と中身の組成が違うみたいだが。 羽布とかでサッっと一皮剥くと付きやすくは鳴るんだが。
>156 メッキには表面の清浄化が必要。通常は酸で洗う。 45Cは高カーボン材なので酸で洗うと表面にゴミが残る(黒くなるはず) 故に密着しない。 SS400はよく知らないが、調べたらふつうの鉄? それなら通常メッキはつくと思うんだが。ちゃんと酸洗してるか? 後、何のメッキを何の薬品でつけようとしてるかわからんと、 答えにくいぞ。そのメッキ固有の問題ってのもあるからな。 それより俺の152の質問に誰か答えてくれよ。 小学生が釣れたみたいだが、マジに困ってる。
> メッキには表面の清浄化が必要。通常は酸で洗う。 勿論。酸洗、活性化、脱脂と前処理はやってる。 当方めっき屋なもんで、一通りの知識と設備はあるんが、 材料になると、調べ様も無い。金と時間があれば大丈夫だが。 めっき屋してて、材料問題が1番曲者。 材料のロットむらもあるし。そのくせ客の金属に対する化学的知識が乏しい。 材料の物理特性にはくわしくてもな。 > 45Cは高カーボン材なので酸で洗うと表面にゴミが残る(黒くなるはず) > 故に密着しない。 そんなん(ごみの残り)にはならんが…。 あまり濃い酸の使用も、長時間の浸漬もできんし、 そこまですると生地自体がやられかねん。 > SS400はよく知らないが、調べたらふつうの鉄? 快削鋼らしい。鉛がいたずらするらしいが。 酸漬けを長くすると少しはまし。 > それなら通常メッキはつくと思うんだが。ちゃんと酸洗してるか? > 後、何のメッキを何の薬品でつけようとしてるかわからんと、 > 答えにくいぞ。そのメッキ固有の問題ってのもあるからな。 それがSS400はどんな鍍金ものり難い。 どっちもやけど、強い電流流せば付かんことも無いが、 焼ける(高電部が付きすぎてガリガリになる事ね。)ので、商品価値が無くなる。 防錆的にも不良品だし。 > それより俺の152の質問に誰か答えてくれよ。 わかりません(w 質問スレに行ってみたら?ここは板もスレも人少ないから。 魚のいないトコで釣りしてもな…(w
>156 なんだ、本職さんか。なら俺よりよく知ってそうだな、スマソ。 きっと高炭素鋼用の前処理もしてるんだろうね。 もうだいぶ前にS45Cの酸洗をしたとき、酸洗きついとスマットがでた 記憶があるんだが156のケースは違うかな。 思いつくのはスマットでなきゃ、エッチング不良か 電析時にカーボンの上で変な出方をしてるかくらいだなぁ こんど人に聞いてみようかな。まあ、あまり期待しないでくれ。
あぼーん
>>159 おおきにね。
なんせ表面の組成と中身の組成の違うからややこしい。
ちょうどアングルの表面(黒皮)と中身の違いみたいなもん。
162 :
あるケミストさん :03/05/09 22:35
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / このスレは無事に / / 終了いたしました / /ありがとうございました/ / / / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ∧_∧ / /∧_∧ ( ^∀^) / /(^∀^ ) ( )つ ⊂( ) | | | | | | (__)_) (_(__)
>156 元鉄鋼メーカー研究所の偉い人に聞いてみたが 「45Cとかはよくしらん」と言われてしまった。 でも、予想としてシリカが表面に濃縮するためじゃないかとのことだ。 シリカじゃ密着せんわな。 でその通りなら、電気はともかく無電解で顕著だろうといってたぞ。 役立たずな回答だがこんなとこだ
164 :
あるケミストさん :03/05/25 00:43
ピロール/アセニト/LiClO4溶液のCV測定をしました。何十回かワーキン グ電極の電位を、レストポテンシャル⇔高電位(酸化電位)の繰り返しを行いました。はじめは 電流は観測されませんが、何回目からか電流がながれるようになります。 それはなぜですか。どなたか教えてください。おねがいします。
よくあることだ 電極が活性化されるとかいうが実体は不明だったりする ま,電位かけてるうちによごれがとれたとか,わずかに 反応してたなんかが吸着してきて電極触媒的に機能するようになったとか, そのへんじゃないのかと言ってみるテスト
166 :
あるケミストさん :03/05/26 14:25
電極の種類くらい書けよ。
作用電極がITOガラス、対極がPtです。 どなたかよろしくおねがいします。
作用電極上にピロールの重合物(導電性高分子ポリピロール) ができるからだな。電極がアルミとかじゃなけりゃ、大抵は この理由だ。この場合、スキャンを繰り返すとITOが黒とか 青とかに着色(色は酸化状態による)しつつ電流がでかくなる。 っていうか、164は答え知ってんじゃねぇか?
釣られてるのかしら、漏れ・・・
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
172 :
あるケミストさん :03/05/28 14:55
ピロールの電解重合か
>>169 重合物ができるとポリピロールが表面にひっついて 拡散律速は起こらないないってことですか。実は答えわかんないで す。学生実験でふと不思議に思ったもので・・・ありがとうござい ます。
ポリピロールができると、ポリピロール自体の 酸化還元波が見えてくる。つまり、 ピロール重合の酸化波+ポリピロールの酸化還元波 が観測されるわけだな。 一度スキャンをする度に、電極上のポリピロールの 量が増える(表面積も増える)から・・・ 分かった?
175 :
あるケミストさん :03/05/30 10:23
CV取ってれば太っていく様子が分かると思うけど。 電極表面吸着種の挙動は電位掃引速度が充分に遅ければ酸化波と還元波のピーク電位が一致する。 但しポリアニリンの場合は一致しないようだ。
176 :
feeder :03/05/30 18:33
LEDについて詳しい人いませんか?
なぜ電気化学?
178 :
あるケミストさん :03/05/30 21:47
秋季大会の申し込みがはじまってますな
ありがとうございます。おかげさまでいい レポートが書けそうです。ありがとうござ いました。>169、175
あぼーん
>>175 今回の系では、吸着・脱離挙動は殆ど見えない。
というのは、ピロールが重合して固定化されて脱離しないから。
あと、ポリアニリンに限らず、導電性高分子一般は、
酸化還元に伴う分子構造の変化がでかく、通常の条件では
いくらスキャンを速くしても酸化還元電位が一致する
ということはない。
以上、蛇足ながら。
×速く ○遅く ×酸化還元電位 ○酸化のおこる電位と還元のおこる電位?
>>182 訂正サンクス。
酔っ払ってレスつけてたら、まちがえちゃった。
酸化還元電位じゃなくて、酸化波と還元波のピーク電位でした。
184 :
あるケミストさん :03/06/02 21:26
面倒なのは、単量体の重合反応と重合体の酸化分解反応が或る電位において競合関係にある場合。 このような系では、重合体を単量体の存在しない条件下で重合時と同じ電位範囲でCVを取ると あ〜ら今度は痩せてゆく様子が観測される。
185 :
あるケミストさん :03/06/13 06:39
さ〜て、今日は電極を作るとするか・・・。
186 :
あるケミストさん :03/06/26 20:33
秋電化を北海道旅行だと思ってる香具師結構いるだろ。
アホな質問ですが、何ボルトくらいで人が一発で気絶しますか?
経路にも依るが100mAも流れると死ぬことがあるぞ。
>>187 188が言う通り、ボルトで考えるのはアホ。
Vより怖いにはIだに。
>188 100mA -> 即死。
191 :
あるケミストさん :03/07/05 00:18
一般には死にボルトといって 42ボルト以上が危ないといわれるが、 I
192 :
あるケミストさん :03/07/07 17:24
>>186 そんなことはない。
いやー来年の秋が楽しみだ。行けたらだけど。
193 :
あるケミストさん :03/07/11 01:22
リチウム電池の正極、負極の詳しい構造を教えてくださいな。 なにを使っテルんでしょ
194 :
あるケミストさん :03/07/11 02:27
196 :
あるケミストさん :03/07/13 08:03
北海道に行かせてくれるか、上司と相談します。 ただ単に見るだけですけど。
200 :
あるケミストさん :03/07/14 17:59
>>194 のはリチウムイオン二次電池の材料。
リチウム一次電池の正極は二酸化マンガン、負極は金属リチウム。
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
202 :
あるケミストさん :03/07/23 11:58
なんでこんなジャンルのところに・・・
秋季大会のプログラムを見て驚きました。 かつて一世を風靡したリチウム電池関係が小さくなって 燃料電池関係がイパーイになってる!!! やはり時代の波には勝てないのか・・・。
あぼーん
あぼーん
秋季大会に僕も出ます。燃料電池関連です。
あぼーん
あぼーん
210 :
あるケミストさん :03/09/01 20:25
で、秋は電化以外にどこ行きますか?
211 :
Nanashi_et_al. :03/09/02 19:12
俺のテーマは、電気化学とほとんど関係ないけど秋季大会に 出ます。理由は北海道だから・・・。自分の発表が終わったら 観光に行ってきます。
212 :
あるケミストさん :03/09/08 21:00
発表内容がまとまらないよウワァァァン
213 :
あるケミストさん :03/09/08 23:19
>>204 リチウム電池で動く自動車より、高分子型燃料電池で動く 自動車に乗りたいからじゃない。爆死したくないし。
215 :
あるケミストさん :03/09/09 23:54
>>214 高分子型燃料電池の水素貯蔵の問題はありますが、それよりも
安全かつ自動車のバッテリーとなりうるリチウム電池を作れるのでしょうか?
酸化物じゃパワーでないよね。リチウムは怖いよね。
札幌お疲れ様です。
>>215 燃料電池は電流が取り出せないのでパワーが出ないという話を聞いた気がするが・・・。
数字上の話なので如何様にも計算できるかもしれないけど、
今度出るプリウスは熱効率で燃料電池車を上回ると聞いた気がするが・・・。
あと、リチウム自体は電池には使わないでしょ。
危ないのは有機電解液の方で、これは確かに怖い。
218 :
あるケミストさん :03/09/16 00:49
札幌乙でした。 漏れも行ってきました。 燃料も多かったけど、太陽も多かったねぇ・・・
219 :
あるケミストさん :03/09/16 21:32
電解メッキに使う、 ガスを分離して、電流だけ流れるようにできる隔膜 ってどんなものなんでしょう? 異分野の人間なので さっぱりわかってないのですが・・・
220 :
あるケミストさん :03/09/16 23:14
札幌は、マンモスしかないでしょ。
あぼーん
222 :
あるケミストさん :03/09/18 01:53
そっか!日付はあぼーんできないんだな
いきなりお邪魔します。 しってたら教えてください。 ポリピロールってどうやってつくるんですか? 参考文献がなかなかでてこないんですよ。
ピロールの溶液に酸化剤ぶち込む 電解重合なら,CV取れや 連続掃引して,電流が増えてくならそれでよし 増えないならちょっと酸化側の電位を広げてけ 溶液は KCl あたりを支持電解質にして,水でいい
回答ありがとうございます。 うーん。むずかし〜。 もっと具体的な方法がしりたいんですよ。 参考文献か参考本何かいいのしりませんか?
1.「ポリピロール」や「ピロール 重合」をキーワードにしてネットで調べる
2.このスレの
>>164-181
う〜ん。 1の方法だと"これっ!"ってのがないっすね。 2の方法は難しすぎてわかりません・・・ ほかになんかないですか?
う〜ん。 1の方法だと"これっ!"ってのがないっすね。 2の方法は難しすぎてわかりません・・・ ほかになんかないですか?
根本的に勉強不足 工房か,大学生としてもせいぜい1年坊主か?
そうですね。勉強します。 専門はメカトロニクスですから。 ただ、人工筋肉の研究をしたくて製造方法が知りたかったんです。 ありがとう御座いました。
232 :
あるケミストさん :03/10/01 07:37
オーランド行く香具師らいまつか
233 :
あるケミストさん :03/10/07 08:22
正直、電気化学ってつまんねぇ学問だよな。 やってて日に日に嫌になる。 楽しようと大着したのが失敗だった。
234 :
あるケミストさん :03/10/07 08:25
微小電極使って「見えた、見えた。」なんて喜んでる振りしてるけど 内心、「ふーーーーーーん、別にぃ。」って感じなんだよねぇ。
235 :
あるケミストさん :03/10/08 22:26
び、微小電極。やってたことあるなぁ。だた観察してるだけだもんなぁ。 はぁー、なつかし。オレも結構覚めてたかも。
236 :
あるケミストさん :03/10/08 22:39
微小電極ってすぐにヘタっちゃわね? 先端にゴミが何か付いて見かけの電極面積が小さくなるんだろうけど 電流値がいきなり小さくなるよな。ムカツク。 広範囲をscanしようとしても、しきれないことが多々。 皆、こういう事にはどうやって対処してる?
237 :
あるケミストさん :03/10/08 23:17
うんうん、すぐにヘタってたよ。ヘタってあたり前って感じだった。 たまにだけど、へたれにくい電極って作れるよね?理由はよく分からんけど。 それを大事につかってたなぁ。 あと、観察対象はきちんと固定してたなぁ。きちんと固定しないもんだから、 サンプルが電極にあたっちゃって苦労した覚えがあるよ。 とりあえず忍耐って大切だって感じたわ。なつかしーなー。
238 :
あるケミストさん :03/10/09 02:21
水は電気分解して水素と酸素になるけど、 アセトニトリルは電気分解して何になるんだろう?
239 :
あるケミストさん :03/10/09 12:08
シアン化水素とか発生したらヤだな。
昔アセトニトリルで結構無茶な電位を掛けた時には、 なんか赤いものが出来たような気がする。 今にして思えば、あれはアゾ基を持った物質が できてたのではないか。 っちゅうわけで、電気分解できない、に一票。
241 :
あるケミストさん :03/10/11 02:40
>>234 確かに。微小電極やって労力の割には・・・と思うことはよくある。
でも,微小電極だからこそできる実験もあるわけで。
242 :
あるケミストさん :03/10/11 07:53
微笑電極。w
243 :
あるケミストさん :03/10/13 11:23
福島県立医科大行った人いる?
244 :
あるケミストさん :03/10/24 14:15
電気分解に使うDSC電極って何ですか?誰か知ってる人おられません?
246 :
あるケミストさん :03/10/28 21:29
こういう問題がわたされたんですが、誰か頭のいい人とける人いませんか? わかんなかったらしかとしてください。 水和層を含んだ直径210Åのレシチン(リン脂質の一つ)から成るリポソーム は、1.88×106という分子量をもつと報告されている。さらに、このリポソー ムの水和層は6Åの厚さであり、脂質2重膜層の厚さは37Åである。このとき 、以下の問いに答えよ。ただじ、レシチンの数平均分子量は770とする。 注) 水和:分子の極性部分に水分子が水素結合でゆるやかに結合す ること @)上記のリポソーム1個に、何molのレシチンが含まれているか求めよ。 A)脂質2重膜の面積を、図中点線部が表す球面面積(m2)として求めよ。 B)1molのレシチンが、単層の脂質2重膜を形成しているとする。面積(m2) を求めよ。 C) 今回観察したレシチンのリポソームの典型的な半径から、一つのリポソ ームにレシチン分子がいくつ含まれているか平均的な2分子膜の多重度を nとして(n×(数値))という形で概算せよ。 (脂質2重膜の面積を計算するときには、今回生成したリポソームの半径 が膜厚に比べ非常に大きいので、膜厚0と近似してよい) D)今回用いたレシチンがすべてC)で用いた典型的な半径のリポソームとな ったと仮定する。そのときリポソームの数はどのくらい存在すると考えられるか計算せよ。
247 :
あるケミストさん :03/10/28 23:46
分子量10の物質Aが50個あったら物質Aは何モルですか? 6.02×1023乗あったら1MOLってわかってるんですけど分かりません。 とても基本的なことだとおもうのですが、いろいろ探してみてもわかりません、 高校の教科書を読んでも。ヒントでもいいので教えてください。
>>245 DSEの誤植だったようです。偶然電気分解の本で発見しました。良かった。
改めまして、
水銀法による苛性ソーダやカリの製法が、通常の電気分解に
比べて高精度である理由って何でしょうか。他の金属とも
アマルガムを構成しそうですし・・・
出来れば詳しい本などおしえて頂けると助かります。
>>246 物質Aの分子が50個ってことか?
(6×10^23)/50 mol
≒10^22 mol
その場合分子量は関係ないでしょ
>>247 自分で調べる(&考える)技術をつけた方がいいよ
それでもわかんなかったらまたおいで
↑レス番ずれた まあいいや
252 :
むがくくん :03/11/01 17:36
電解液とかでよく出てくる 4級アンモニウム塩 の 4級 ってどういう意味ですか? 大学まで化学まともにやってなかったので・・・
>>252 この場合では、すべての窒素の結合の手にプロトンが結合されていない場合
を四級と呼びます。
254 :
むがくくん :03/11/02 01:41
>>253 第X級アルコールの「級」みたいな感じですね。
ありがとうございました。
だれか業者用の圧電素子(圧電点火器)の購入方 をしらんかね
257 :
あるケミストさん :03/11/09 21:26
をを、あの会社のスレか? と、一瞬おどろいてしまった。
258 :
あるケミストさん :03/11/13 23:15
アセチルサリチル酸→サリチル酸メチルの生成方法を教えてください。 アセチルサリチル酸→サリチル酸→サリチル酸メチルの生成方法のほうが いいのですが…
>>258 スレ違い。有機合成専用質問スレで質問汁。
262 :
あるケミストさん :03/11/20 20:46
>>233 悪いけど、電気化学は化学の中でもかなり難しい方に
入ると思うぞ。楽とかできないぞ。
まあそれぞれ難しいところはあるわけだが。
263 :
あるケミストさん :03/11/20 22:12
>>248 >水銀法による苛性ソーダやカリの製法が、通常の電気分解に
>比べて高精度である理由って何でしょうか。
それは隔膜法と比較してでの大昔の話で今はイオン交換膜を使うので遜色ないですよ。
水銀法は水俣病の問題が起きてからもうやっていません。消えていきました。消えていきました。
ttp://www.permelec.co.jp/TOP.htm DSE メーカのページです。
264 :
あるケミストさん :03/11/30 09:59
来年はNernstが生まれてから140年たつみたいだな。
266 :
あるケミストさん :03/12/05 19:33
明日は電気化学研究会@関大ですね。 皆さんは行きますか?
貧弱な測定装置でどうしろっつーねん まじ言うとSECMとか欲しいのでつが そんなことは口が裂けても言えませぬ
268 :
あるケミストさん :03/12/30 20:57
めんどくさいからと、ルギン管なしで測定する香具師がいたが、 どう考えてもまずいだろ、と言ってみるテスト。
>>286 それはReference のこと?
条件によるんじゃない?
270 :
あるケミストさん :04/01/05 00:10
春の申し込み締め切りがせまってきたage
申し込み完了age
ageといいつつあげてなかった…
273 :
あるケミストさん :04/01/17 01:35
(;´Д`)/先生教えて! これから電気化学の実験したいんですけど、 寒天の塩橋って毎回実験するたびにつくり直すンですか?!
274 :
あるケミストさん :04/01/17 16:30
シリコンチューブで作って、使うたびに端をカミソリで切り落としていけばいい。
>>274 ありがとうー! 先生!
やってみるです。
オマイラ学会申し込み終わりましたか?
今回は去年の秋と違って、遠出する楽しみが少ないですね。 不謹慎ですが…
278 :
あるケミストさん :04/01/25 13:32
水溶液中で電解中の電極表面近傍のpH
279 :
あるケミストさん :04/01/25 13:32
を測定するにはどうすればいいですかね?
定常状態なら,化学種の特定が出来ていれば平衡論から 計算できそうなんですがそれほど理想的な系ではないものですから…
281 :
あるケミストさん :04/01/26 03:31
私は大学入学前に京都市の近畿予備校行っていました。もう約30年前です。そのときの化学のテキストは「赤本」と呼ばれる本でした。誰かこの「赤本」をお持ちではないですか。あるいは手に入れる方法があれば教えて頂けますか。
283 :
あるケミストさん :04/01/27 00:50
大西さんの本でしょ。 赤と白のデザインの誤植が多いやつ。 まだもってるけど、あげません。
284 :
あるケミストさん :04/01/27 21:53
・電気化学に関する重要な実験が1800年代初頭に集中している理由 ・乾電池の構造はどのような工夫によって改良されていったか どうかこのふたつを教えてください。
質問スレがあったんですね・・・ そちらで伺います
電流が突然ふらついたと思ったら、 端子が外れてやがった。やり直しかよマンドクセ。
>>280 情報ありがとうございます。
見てみましたが、電極表面に対して平行な、pHの分布ではなく
電極からの距離によるマッピングがしたいんです。
それと大掛かりな装置をこのために購入する余裕はなかったりします。
そのあたりのpHにpKaがある色素を溶かしておいて, PAS でも取るかね.遅延時間でプロファイル取れるかもよ.
289 :
あるケミストさん :04/02/10 12:53
有機溶媒を使った電気化学測定って再現性が悪いような気がするんだけど、どうよ。
悪いよ 溶媒とかの水混入とかの影響とか 参照極のめんどくささとか 手間ばかりかかる
291 :
あるケミストさん :04/02/19 14:08
やっぱりそうだよね。 有機合成の研究室にあるような溶媒を蒸留する装置が欲しい・・・
292 :
あるケミストさん :04/03/12 13:33
パワーポイントで作るのは良いのだが、アニメーションさせるのマンドクセ
294 :
あるケミストさん :04/03/13 22:23
バイポーラ電極ってのを使うとどうして電流効率が変わるのですか? 今日東大の後期試験を受けたらあったのですが、全く分かりませんでした。
295 :
あるケミストさん :04/03/14 13:14
電極反応が起きるには反応物質が電極表面にくっつかないといけないだろう。 そのくっつきやすさが変われば反応そのものも変わる。
水のイオン積って、なんで一定なん? 本調べても、質量作用の法則だから、としか載ってないので‥(ワケ分からん) やはりそういうものだと覚えるものなんでしょうか?
電気化学会関連のスレってありますか? この学会についてちょっと質問があるのですが、 検索しても見つからないので。。。 無いのなら、ここで質問してもいいでしょうか?
漏れの講演みんな聞きに来てね。
>>297 いいですよ.自分は単なる学生会員だから答えられるとは限らないですが,ちょうど
学会直前だし誰かが答えてくれるんじゃないですかね.
>>296 正確な書き方ではないが、
水がプロトンと水酸化物イオンに分かれるのは平衡反応です。
つーことは、水がほぼ一定と仮定すると、イオン積が一定ということになるっしょ?
>>298 どの部屋?
>302 よろしくー
304 :
あるケミストさん :04/03/23 02:18
なんか待ち合わせしたりしないの? なぜか全員ジャンプ持って行くとか…。
305 :
あるケミストさん :04/03/25 14:06
多孔質の炭素電極(キャパシタ用)でK3[Fe(CN)6]の5mMを含む硫酸ナトリウム2M溶液の CVをとりました。(1mV/s。−100mVから800mV(vs.Ag/AgCl)の間で) 電気二重層の容量成分の電流に比べ、酸化(還元)ピーク電流が非常に小さく見え るのはなぜですか。僕としては電気二重層容量が大きくてもそれなりにピーク電流値 も大きくなって教科書に載ってそうなCV曲線が得られると思ったのですが・・・ 多孔質電極内にフェリシアンイオンの供給が行きにくいためかな・・とも考えている ところです。どなたか、その辺の御知見ある方教えていただきたいと思います。 よろしくおねがいします。
306 :
訂正です。 :04/03/25 14:08
多孔質の炭素電極(キャパシタ用)でK3[Fe(CN)6]の5mMを含む硫酸ナトリウム0.2M水溶液の CVをとりました。(1mV/s。−100mVから800mV(vs.Ag/AgCl)の間で) 電気二重層の容量成分の電流に比べ、酸化(還元)ピーク電流が非常に小さく見え るのはなぜですか。僕としては電気二重層容量が大きくてもそれなりにピーク電流値 も大きくなって教科書に載ってそうなCV曲線が得られると思ったのですが・・・ 多孔質電極内にフェリシアンイオンの供給が行きにくいためかな・・とも考えている ところです。どなたか、その辺の御知見ある方教えていただきたいと思います。 よろしくおねがいします。
307 :
訂正です。 :04/03/25 14:09
多孔質の炭素電極(キャパシタ用)でK3[Fe(CN)6]の5mMを含む硫酸ナトリウム0.2M水溶液の CVをとりました。(1mV/s。−100mVから800mV(vs.Ag/AgCl)の間で) 電気二重層の容量成分の電流に比べ、酸化(還元)ピーク電流が非常に小さく見え るのはなぜですか。僕としては電気二重層容量が大きくてもそれなりにピーク電流値 も大きくなって教科書に載ってそうなCV曲線が得られると思ったのですが・・・ 多孔質電極内にフェリシアンイオンの供給が行きにくいためかな・・とも考えている ところです。どなたか、その辺の御知見ある方教えていただきたいと思います。 よろしくおねがいします。
基本的にそのとおりじゃないの? 定電位電解でもやって,細孔中のイオン数でも見積もってみたらどうよ? あるいはみかけの電極面積をCVから求めて味噌
あと1mV/sってのはどうかと いくらporousな電極でもなあ
電気二重層の容量はどのくらいだった?
311 :
あるケミストさん :04/03/26 10:59
>>307 あと(キャパシタ用)だけではなくて、平均細孔径なんかのデータも欲しいところですね。
・・・って、電化にも出ずに何してるんだろうな、漏れ。
皆さん非水溶媒用の参照電極ってどんなのつかってます?
銀線
314 :
あるケミストさん :04/03/28 00:29
銀|銀イオンで。 測定毎にフェロセンなんかで校正する必要があるそうだが そんなのしてないのは秘密。
使用前の処理なんかどうしてます?<銀線 今は磨いてるだけなんですがそれでもいいですかね?
316 :
あるケミストさん :04/03/28 00:50
age
317 :
あるケミストさん :04/03/29 16:04
何でこんなに電池屋が多いの? 大学の研究室が多数取り組むほどの分野なのか? それとも金になるから?
>>312 Li/Li+。
>>317 予算申請が通りやすいのでしょう。
一応、HEV関係等で今ホットなところですから。
>318 リチウム電池関係の方々はやっぱりLi/Li^+ ですよね。 でも水に敏感すぎて使用は大変ですよね。 >湖畔に住む者 滋○県立大かな?
321 :
あるケミストさん :04/04/02 22:43
本当に燃料電池は実用化するのでしょうか。
PEMは無理でしょ。
>>322 恐らくねー。
MEAとセパレータ(金属)の寿命がねー。
324 :
あるケミストさん :04/04/30 13:16
電気化学でオススメの論文とかありますでしょうか?
とりあえず J. Am. Chem. Soc. とか J. Phys. Chem. と Anal. Chem. と J. Electrochem. Soc. とJ. Electroanal. Chem. を 20年分くらい遡りつつ通読かな
Electrochimica Actaは?
>325 そもそも何に関心があるの?
まちがい ×>325 丸>324
>>325 はACSに偏りすぎじゃね?そのラインナップなら Electrochim. Acta もないと不自然.
電池が興味の中心なら J. Power Sources もありかと思う.
う,俺はElsevierの肩持ちすぎか….
331 :
あるケミストさん :04/05/03 16:51
電気化学関連でIFが高いのってどれ? いや、IFが高けりゃいいってわけでもないことはわかってるけど…参考までに
332 :
あるケミストさん :04/05/04 13:15
やっぱりJACS?
>332 Nature, JACS 等は別格ということで…
334 :
あるケミストさん :04/05/05 11:44
次にお世話になってるのはJ. Phys. Chem.だけどこれも別か。 その次はJ. Electroanal. Chem.かな。
335 :
あるケミストさん :04/05/07 20:45
分析化学板で書いたのですが、こちらで聞いてみたほうがよいと言われたのでこちらで再度質問させていただきます。 サイクリックボルタンメトリーの実験をしたのですが、その考察に次のようなものが提示されました。 電極界面は電気二重層になっているので、二重層容量がある。つまり、電極界面はコンデンサーになっている。この為、電極で酸化還元が起こらないときに、三角波の電位を加えると、得られる電流の波形はどんな形になるか述べよ。 これは、理論上でのサイクリックボルタモグラムの波形を書け、ということなのでしょうか? もしくは、他に違う波形が得られるのでしょうか? 教えて下さい。よろしくお願いします。
反応物がないときの波形を描けってことだろ 電気二重層の構造が電位に依存しないのであれば長方形だ i = C dE./dt となるのがコンデンサだから
337 :
あるケミストさん :04/05/08 00:04
>>336 レスありがとうございます。
あとは実際に得られた波形と比較しろという課題なので、長方形と比較してみます。
338 :
あるケミストさん :04/05/09 02:04
>>337 > 電気二重層の構造が電位に依存しないのであれば長方形だ(by 336さん)
電気二重層って、大抵電位に依存すると思いますよ。
どのくらいのレベルの議論が求められてるかによって、話は違いますが・・・。
わかってるよそんなん だからわざわざそういう注釈をつけたんだろが
>>339 あの・・・
>>337 さんは長方形と比較しようとしてる訳ですから・・・。
もちろんあなたが理解されているということはわかってます。
341 :
あるケミストさん :04/05/16 23:17
限界電流ってなんですか
342 :
あるケミストさん :04/05/17 00:58
>>341 拡散律速になったときの電流値
電極電位が平衡から十分離れて電極表面での反応種の濃度が見かけ上0になると、電流は反応種が電解液バルクから電極表面に拡散する速度に比例する。
>>342 ありがとうございます。
「電極電位が平衡から十分離れて」
「見かけ上0になる」
というところを、もう少しかみ砕いて教えてくださいますか。
>>342 すみません。343の質問の内容は解決しました。
電気分解が進んで、電極表面での反応種の濃度が見かけ上ゼロになるというのは分かります。
そして、電解液バルクから電極表面へと反応種が拡散していくのも分かります。
教えていただいた「電流は反応種が電解液バルクから電極表面に拡散する速度に比例する。
」ということを踏まえて、次のような解釈をしたのですが、正しいでしょうか。
「半波電位の両側の電位で電流値が一定になるのは、反応種の拡散する速度が一定だから電流値も一定になる。」
基礎的な質問で申し訳ありませんが、どうか返答よろしくお願いします。
345 :
あるケミストさん :04/05/17 17:33
すみません、質問です。 Fe|Fe+のように基準電位となる物質を何と呼びますか?
>>345 スマソ。Fc|Fc+の間違いですた。フェロセンです。
>>345 すごい助かりました。
ありがとうございました!
初歩的な質問ですいません。 乾電池に豆電球をつないでその電流を測ると最初は大きな電流が流れて 徐々に電流が減少していき、しばらくすると一定の電流が流れる。 これはなぜですか?わかる人教えてください。おねがいします。
まちがえました 347の方にお礼をしたかったのです… 347さん、345さん、失礼いたしました。
352 :
あるケミストさん :04/05/20 17:25
見かけ電位(式量電位)と標準酸化還元電位って、どう違うんですか? 見かけ電位は、ネルンストの式でいう酸化体と還元体の割合がモル濃度で表されていて、標準酸化還元電位の場合は、それが活量で表されている、っていうことですか?
ゼオライト電極って知ってる?誰か教えて?
354 :
ある毛ミストさん :04/05/25 23:59
ゼオライトって何ですか?
355 :
あるケミストさん :04/05/28 10:40
>>352 可逆系ばかりとは限らないワケで・・・。
>>354 簡単に言えば「沸石」のこと。
分子径レベルの細孔径を持っているアルミケイ酸塩で、表面積が大きく表面に酸点を有すること、表面のブレンステッド酸を金属にイオン交換できること、などから触媒の分野でよく用いられる。
353さんの「ゼオライト電極」とはあまり聞かない(ゼオライト自身は絶縁体のため)が、電極表面をゼオライト薄膜で被覆して電極反応の選択性向上を狙った論文を見たことがある気がする。
356 :
あるケミストさん :04/05/31 19:52
そうですね、ゼオライト電極ではなく、ゼオライト修飾電極っていうのは論文で見たことがありますよ。 よくわからないですけど(^^
357 :
あるケミストさん :04/06/06 01:19
京大の桂キャンパスで開かれた基礎電気化学フォーラムに参加してきました。 そこでの講演で垣内先生が、カーネフスキーの真空準位基準での電極電位について ふれておられましたが、これについて詳しい方おられたら、宜しくご教示の程お願い いたします。
要は SHE が真空準位の下何ボルトになるかってだけのこと
>>358 レスありがとうございます。
SHEのフェルミ準位が真空準位に対して-4.44eVだというTrasattiの報告は読んだのですが、
絶対電極電位を考える化学的意義を知りたいのです。
わたしは元々表面物理をやっていて、電気化学は門外漢なものですから、真空準位を基準に
したほうがむしろ理解しやすかったのですが、電気化学をやっている知り合いはみんな「SHE基準
で実用的には十分」といいますし…
個人的には、電極を量子論や統計力学をつかって議論する上では、仕事関数や表面電位といった
表面物理的な量との対応を考えることが重要と思っています。
古典的な電気化学の世界だけ考えている分には 絶対準位はなくても別に困らない それはそういうように物理系を設定しているからだけどな しかし,物性物理的な世界とつなげて考えるには, やはり絶対電位は必要になってくる ただ,絶対電位がすべての系で計算可能なわけではない 結局のところ,絶対基準はあきらめて,相対値だけで議論するしかない系も 実際にはいろいろあるわけで,古典的な取り扱いが不完全だとかいうのは お門違いではある
>>360 (358と同一の方でしょうか?)
レスありがとうございます。アルカンチオールのSAMの構造をSPMで調べていたのですが、
電気化学的な手法ももっと用いようとして勉強をはじめたばかりの初心者なので、
これからも宜しくお願いします。
(化学板はあまりレスがつかないと聞いていたのですが、そんなことなくて一安心です)
362 :
あるケミストさん :04/06/26 03:21
「High purity waterに浸るので腐食に注意、Titanium Palladiumで作れ」 という部品がある。「塩素か何かが溶けているから腐食に注意」ならまだしも、 何も溶けていなさすぎるから腐食に注意ってどういうことだろう。 3kg/cm2, 50degCくらいの水で、conductivityは300マイクロジーメンス/cm。 どうしてなのかなぁ。
363 :
あるケミストさん :04/06/26 09:55
超初心者なのですが、教えてください。 窒素って、何かと化学反応させることによって、発電させることって、できるのですか? よろしくお願いします。
>>362 装置の冷却水でも純水不可とかいうのがあるよ。
水は何でも溶かすから、単に平衡になるまで溶けるだけじゃないの?
自信が無いからsage。
>>363 そりゃ窒素から火薬作って爆発させれば
発電可能なくらいのエネルギーは簡単に取り出せるなw
366 :
あるケミストさん :04/06/26 15:13
>>364 「純水不可とかいうのがあるよ」ってだけでも心強いです。
どうもありがとう。
>>365 お答え頂きありがとうございます。
質問の方法が悪くて申し訳ありません。
窒素その物を、例えば何かに接触させるとかで発電できないでしょうか?
無理
369 :
あるケミストさん :04/07/07 21:24
電解着色について研究するところです。 陽極酸化と電解着色で定電流か低電圧でポテンショスタット を使うんですが、交流電解着色もポテンショスタットでできるん でしょうか?? よろしくお願いします。
ファンクションジェネレータと組み合わせればできるだろ 意味があるかどうかはともかく
371 :
長崎は今日も雨 :04/07/21 00:41
DQNポス毒が4年女子に15分ごとにIPメッセンジャーで熱い想いを一方的に送ってくる研究室は嫌だ! 4年女子がターゲットになる前は秘書が狙われていた。 DQNポス毒はIPメッセンジャーで自分が送っているメッセージが ログファイルとして記録され続けていることを知らない。 秘書のときも今も、そのログはすべてプリントアウトされていて 密かにセクハラ裁判の証拠書類として保管されていることを DQNポス毒は知らない。 教授にきつく絞られたのに懲りずにメッセンジャー。 自動車買うのやめとけ。 契約更新無しなんだからローン払えないだろ(W PS. もうすぐあぼーんされます
372 :
あるケミストさん :04/07/22 17:50
白金微粒子の、燃料電池用電極触媒への利用に関する論文でお勧めありますか?
電気化学なすごいんやで!!
375 :
あるケミストさん :04/08/31 00:16
age
376 :
あるケミストさん :04/09/07 19:07
応用物理化学にいってきました。 電気化学の権威の方もいらっしゃいました。
日本に権威なんて人いたかねえ 玉虫先生くらいじゃないのか?
378 :
あるケミストさん :04/09/10 16:56:14
カキコします。 今、ミセル電解法でフタロシアニンなどの顔料を薄膜化しているんですが、 そのときに、FPEGを使う意義を知っているひとがいたら、教えてください。 高くて変えません・・・。
ミセル電解やっててFcPEGの意義わかんないなんて 正気とは思えん ☆野さんのとこにでも逝ってみろ 論文読んだのかよ 高かったら合成汁w
380 :
あるケミストさん :04/09/10 20:33:25
すいません。言い方間違えました。 FPEG以外にも使えるものってありますかねー? 1g \24000 はきついですw
使いものになる市販品はDojinから出てるやつだけだろ だから合成汁と 素のフェロセンにフリーデルクラフツでアシル化して Wolf-Kishner還元かなんかすれば桶 あるいは横国の渡辺さん方式でωヒドロキシアルキルフェロセンを アルコキシドにしてといてエチレンオキサイドかまして アニオン重合でPEG化するとか 可溶化能はしらんが,ジメチルアミノメチルフェロセンに 適当な長さのアルキルヨーダイドをかますとか
382 :
あるケミストさん :04/09/11 00:17:43
レスありがとです 合成無理ぽtt 非イオン性の界面活性剤なら、なんでも、非水溶性のフタロシアニンを 薄膜化できるわけではない? フェロセンが安定した酸化還元反応を示すからとかそういう理由かな?
FcとFc+の疎水/親水バランスの変化とかが絶妙とかもある品
Naval Research Labとかとはノリが違うのね。ふむふむ。
385 :
あるケミストさん :04/09/13 01:16:39
>>383 レスありがとうございます。
現在違うものを探索中・・・
なんかいいアドバイスあったらよろです。
まあ,あれだ g10万円のものでもほいほい買えるくらいに稼いでくるように 上司なり指導教官なりを突き上げるんだなw ないしは藻前の成果でがっつんと金を稼ぐかw
387 :
あるケミストさん :04/09/16 02:09:41
>>377 えっ、いないんですか!?
応物で話を伺ったんですが、なんでも自分はこの分野では
名が知られて、知らない人はいないみたいな話だったんですが・・・
勘違いでしたか?!
いや,この分野で知らない人のいないような有名人はいっぱいいる だが,それが権威といえるような人かというと(ry
389 :
あるケミストさん :04/09/18 10:28:43
質問スレッドでも書いたのですが、 アノード分極特性試験で溶解電流が増えないのに 材料が変化しているとか、溶け出しているとか構造がかわっているとか あるのでしょうか。あるとするとそのメカニズムを教えてください。
390 :
あるケミストさん :04/09/26 19:35:45
>>389 ありえる。
例として、塩酸に鉄釘を入れた場合を考えて欲しい。
塩酸中で鉄は酸化されて鉄イオンとなり溶解するが、
そのすぐ隣ではオキソニウムイオンは還元され水素ガスになる反応が起きている。
このとき外部にアノード電流は流れ出さない。
このような現象を「ミクロセル」とか「局部電池」と呼ぶ。
391 :
あるケミストさん :04/09/28 02:45:17
『石崎』ってのは有名なん?
漫画「キャプテン翼」の登場人物か?
393 :
あるケミストさん :04/10/05 19:31:38
どなたか、インピーダンス測定で 「PEDOT」という導電性高分子を単膜で測定した経験がある方 若しくは何かの高分子と電極の間に「PEDOT」を挟んだ、複層膜素子を 測定した経験がある方いませんか? Z-plotの低周波域で奇異な形が出るのですが、どんな等価回路が 考えられますかね?
394 :
あるケミストさん :04/10/09 18:41:20
ハワイの合同大会、何かイイコトあった?
395 :
あるケミストさん :04/10/09 20:24:35
電気化学の権威といえば本多・藤島効果の二人が私は思いつくよ。
>395 一行の文くらいまともにかけないのか
397 :
あるケミストさん :04/10/19 11:04:34
398 :
あるケミストさん :04/10/19 23:41:42
>>391 「顔面ブロック」などのガッツあふれるプレイで有名です
突撃隊はある国立大学で応用化学を専攻していた。 「僕はね、で、で、電気化学の勉強をしているんだよ」 と最初に会ったとき、で彼は僕にそう言った。 「電気化学はおもしろいの?」と僕は訊ねてみた。 「うん、大学院をでたら研究機関に入ってさ、で、で、電気化学の研究するんだ」 なるほど世の中にはいろんな希望があり人生の目的があるんだなと 僕はあらためて感心した。 それは東京に出てきて僕が最初に感心したことのひとつだった。 たしかに電気化学に興味を抱き熱意を持った人間が少しくらいいないことには ーあまりいっぱいいる必要もないだろうけれどー それは困ったことになってしまう。
>398 ワロタ 鼻水吹いちまったよ
401 :
あるケミストさん :04/11/02 05:58:06
PEFCで白金以外の触媒ってないの? 情報きぼんぬ。
Pt-Ruみたいな白金合金以外の触媒も やってる人いるよね、やっぱ性能面では厳しいみたいだけど
>402 Pt-Ruってそんなに性能よくなかったっけ? DMFC向けの耐被毒性の触媒として研究されてるんだろうけど、 どちらにしろ実用化には向かないんだろうな。
404 :
あるケミストさん :04/11/05 00:33:53
ザルコフスキー反応って概してどんな反応ですか?
405 :
paco :04/11/07 21:41:26
私の扱うラジカル分子は再結晶から精製する際、溶媒と反応してしまいます。 このときラジカル分子が溶媒と反応してできる反応生成物を同定したい のですが何かいい方法はありませんか?よろしくお願いします。
406 :
あるケミストさん :04/11/17 21:39:05
電気化学講習会終了age
408 :
あるケミストさん :04/11/18 16:48:35
>407 おそらく、大阪でやってたやつですね。 良かったかどうかは、講演者によってまちまち。 個人的には大堺先生と澤井先生の話が興味深かったかな?
409 :
あるケミストさん :04/11/25 19:21:58
age
>409 なんで?
412 :
あるケミストさん :04/11/26 00:28:23
413 :
あるケミストさん :04/11/26 00:53:59
電気化学工業褐苒
414 :
あるケミストさん :04/12/02 01:13:23
電池討論会、終了。参加者1500人ほどだったらしい。
415 :
あるケミストさん :04/12/02 01:40:45
>414 多すぎだろ、去年より会場がでかかったせいもあるだろうけど 席の埋まり具合もまばらだったし、そんなに多いとは思ってなかった。 京都だからINセッション多いかと思ってたけどものすごく少なかったね。
>>415 今年はIMLBがあったから、インターナショナルセッションはやらなかったって。
その代わりドイツから10人くらい連れてきて、各セッションで招待講演させてた。
会場の席の埋まり具合は、セッションによってだいぶ違ってたみたいだよ。
会場に人大杉で入りきれないところもあったし。
417 :
あるケミストさん :04/12/02 19:14:59
それなら燃料電池のほうにもっと呼べばよかったのに… それでも、燃料電池なんかに(それも特にPEFCに)熱をあげてるのは日本だけ?
×それでも ○それとも orz
水の電気分解において、(濃KOH中において) 現在のところ、酸素発生電極側で1番過電圧が低くなる触媒膜(電極)は何ですか? また、水素発生電極側で1番過電圧が低くなる触媒膜(電極)は何ですか??
420 :
あるケミストさん :04/12/04 13:23:27
第三回電気化学研究会 age
みなさんは過電圧を下げる為に、どんな工夫をしているんですかねぇ? 何か案があればヨロ(´・ω・`)
422 :
あるケミストさん :04/12/05 04:20:02
白金電極を使う or 過電圧分を勝手に引いて学会発表する。
>421 電流を小さくする
>>422 白金電極を使っても酸素発生側は過電圧下がらないよ。
おまけに白金は高くて使えない。
過電圧分を勝手に引くのはEかもw
>423
電流を小さくしたら発生効率が悪くなっちゃうよ。
それに、それって過電圧が低くなったと言わないのでは?
メッキはどう思う?
あのいきなり失礼なんですけど、 光電管の光電面のアンチモンの仕事関数を知ってる人いないでしょうか? 調べても見つからなくて・・・o-rz
426 :
あるケミストさん :05/01/17 00:39:35
あげ
427 :
あるケミストさん :05/01/17 17:25:44
最近はアルカリイオン水にも酸化還元電位が導入されてるようだ。 びっくりしちゃったよ。 作用電極、基準電極に何を使ってるのか書いてないんだもの。
最近ではないな 最初期からあるぞ 作用極つーか指示極は白金 基準は当然銀塩化銀だ.なんせ,それしか市販されてないから しかし,むかしから電位をフェノールフタレインの変色で測る業者だらけなのも 藁えるというか泣けるというか
429 :
ぼる吉 :05/01/19 01:34:46
電池の仕組みについて調べている者です。とりあえずボルタ電池(硫酸に銅板と亜鉛板を漬けたヤツ)の化学変化の流れは理解でき たのですが、その電池を直列接続したときになぜ電圧が2倍になるのかがどうしてもわかりません。直列間のマイナス極からプラス 極に無駄にガンガン電子が流れてしまう気がするのですが、どのようにしてうまいこと反応が廻るんでしょうか? 識者の方ご教授お 願いします。
430 :
あるケミストさん :05/01/19 02:21:19
>>428 いや、単にpHメーターの起電力を「電位」と称してるだけとおもわれ。
431 :
あるケミストさん :05/01/19 12:24:08
pHはまた別に表示されたりするよ。 やっぱ白金と銀塩化銀か。
>>429 といいますと?
私の考え方がうまく伝えられてないかもしれませんので、もう少し詳しく説明します。
私が考えた論理だと、
ボルタ電池において以下のような回路があったとすると
+----------電球-----------+
| |
| +-----+ +-----+ |
+-----◆ A | ◆ B |-----+
+-----+ +-----+
◆=電池のプラス極
AとBのマイナス極のZnがH2SO4水溶液に溶け出すことで電子が残され Bのマイナス極 - Aのプラス極 Aのマイナス極 - Bのプラス極 の間にそれぞれ電位差が発生する。そのため Bのマイナス極 -> Aのプラス極 Aのマイナス極 -> Bのプラス極 へと電子が移動する。そのため、回路中に抵抗が存在しない Aのマイナス極 -> Bのプラス極 はショート状態となる。 また、 Aのマイナス極 -> Bのプラス極間の電子の流れは。 Bのマイナス極 -> Aのプラス極間の電子の流れには影響しない。 したがって Aのマイナス極 -> Bのプラス極の電圧(電位差)は電池一本の時と変わらない。 どこが矛盾してますか?
すみません。回路図が崩れてしまいました。 ボルタ電池において以下のような回路があったとすると +----------電球-----------+ | | | +-----+ +-----+ | +-----◆ A | ◆ B |-----+ +-----+ +-----+ ◆=電池のプラス極
436 :
愛してるよ :05/01/20 00:33:08
物理やったことないの? 並列 V同じ 直列 I同じ よって直列は電位とかじゃなくて 電流でみなよ
「ヒロシです。 銅板に、水素の泡がついて、とれません。」 …と見せかけてぼる吉です。こんにちは。 >物理やったことないの? > >並列 V同じ > >直列 I同じ > >よって直列は電位とかじゃなくて >電流でみなよ それ、おっしゃるとおりです。が、なぜそうなるかを化学反応の面から理解したいのです。 それについてご存知でしたら教えていただきたいです。
438 :
あるケミストさん :05/01/22 19:57:10
>>434 間違ってるのは次の部分です。
>Aのマイナス極 -> Bのプラス極間の電子の流れは。
>Bのマイナス極 -> Aのプラス極間の電子の流れには影響しない。
電荷中性の原理が作用するので、
「Aのマイナス極 -> Bのプラス極間の電子の流れ」と
「Bのマイナス極 -> Aのプラス極間の電子の流れ」は等しくなります。
Aのマイナス極とBのプラス極が無かったとしたら、反応は進行しません。
では電池Aの電解液と電池Bの電解液を繋いでしまったらどうなるのでしょうか?
この時は貴殿の言うように「Aのマイナス極 -> Bのプラス極」の間でショートが起こり、
電圧は2倍ではなく1倍となります。
439 :
あるケミストのはしくれ :05/01/25 18:20:40
ベンジルアルコールの酸化還元電位が知りたいです 参照極 銀/硝酸銀電極 作用極 白金電極 対極 白金ワイヤ 溶媒 ジクロロメタン 支持電解質 TBAP です ・・・・どんな条件でもいい・・・知りたい 何かよい参考サイトもしくは参考文献ないでしょうか・・(><) よろしければお教え下さいm(_ _)m
>>416 >今年はIMLBがあったから、インターナショナルセッションはやらなかったって。
誰からの情報?
>441 なんとなく運営側の人間ぽい書きかただから 京大のO研とかE研あたりの人じゃない?
444 :
434 :05/02/16 00:58:58
>>438 超恐れスまぬです。
なるほど良く分かりました。ありがとうございます。
445 :
あるケミストさん :05/03/15 06:08:15
2005年電気化学セミナー2 1日でわかる電気化学測定法 に参加しようと考えているんですが、”「電気化学測定マニュアル」の持参者は2,000円引き” との記述があったので、「電気化学測定マニュアル」の購入を考えているのですが、 この本の内容はどうなんでしょうか? すでに、A.J.BardのElectrochemical Methodsを持っているならいらないですかね?
Bardの本を持っているような人が何故そんなセミナーに参加するのかがおじさんにはわからない
447 :
あるケミストさん :05/03/15 21:26:03
>446 当方、B4の学生ですが、日ごろから独習するのは大変だと感じているので こういった機会があるなら積極的に参加していきたいと考えています。 このセミナーが、電気化学とかかわりが無かった人たちが対象であるのだとしても、 実際に研究で電気化学測定を活用している研究者の方が講演するんですから、得るものは十分にあると思います。
B4ですか.それだったらどんな講演かとか考えずにどんどん積極的に参加する のはいいと思う.確かにいろんな研究者に触れるだけでも価値あるでしょう. ちなみに、「電気化学測定マニュアル 基礎編」は2000円しないんだから買ったほう がいいんでないかい?内容も某F先生のBard類似本より親切でいいと思う.
>448 なるほど、購入してみます。 ありがとうございました。
Dieter Britz (著) Digital Simulation In Electrochemistry (Lecture Notes in Physics) この本を買った人いる?
サイクリックボルタンメトリー分析者の求人がなかなかありません。。。 やっぱメッキ業界行くのがいいのか・・・
>451 サイクリックボルタンメトリー分析者って何が出来るの? 殆ど定性的な判断しか出来ない分析法だと思うんだけど、 それが取り得の技術者が実業界でどれほどの役に立つの? そこら辺がちゃんとアピールできればいろんなところで採用してもらえるんじゃない? ためしにかいて皆よ。
>>452 電池やめっき業界なら使わなくちゃならん分析法じゃない?
454 :
あるケミストさん :2005/03/27(日) 06:10:20
>453 電池やめっき業界なら、CVぐらい、片手間にできる人間はいくらでもいるでしょ。 そんな中で、サイクリックボルタンメトリー分析者などと称する人間が必要になるとは到底思えない。
>455 唯でさえ慢性過疎なとこで議論打ち切るなよ
457 :
あるケミストさん :2005/04/03(日) 13:23:14
実験そのものよりも解析のほうが大変なんだけどな、CV。
誰かACぼる端めとりってのに詳しいのはおらんか?
459 :
Miss. ガルバニ・マーカスJr. :2005/04/16(土) 11:00:53
<#458 私のことでしょうか? 毎日のようにAV voltammetryを測っています。第二高調波もですわ!
460 :
Miss. ガルバニ・マーカスJr. :2005/04/16(土) 12:58:30
↑ すいません、冗談でAVにしたのではなく、ACのタイプミスだったの.....W 指摘してくれた○○先輩、どうもです。
461 :
あるエレクトロケミストさん :2005/04/17(日) 23:41:53
Miss. G. M. Jrさん:第二高調波って、昔の交流ポーラロのような? それとも振幅の大きい奴ですか? 振幅大きい時の理論式を、確か以前、カナダに今いる「半積分」を 考え出した、えっと名前を忘れたけど、あの先生が導いてたよね。 あれって確立したんですか? そうなら使ってみたいので教えて! 是非!
462 :
Miss. ガルバニ・マーカスJr. :2005/04/18(月) 20:27:09
あら? そこまで交流測定をされるなんて....もうあなたの居る研究室、日本では 5つくらいに絞られますわ! あるいは、もしかして海外? あなたの言われる先生ってオルドハム先生でしょ。 勿論、討論したこと、ありま す....w 情熱溢れる先生ですよ。 本題ですが、解析のプロトコールという より、シミュレーションでしょ。 教えて、あなたは交流法で一体何を知りたいの?
とりあえず,入門者が読んでおくべき最重要文献というか 論文というか総説というか,そんなんあったら紹介キボン
464 :
Miss. ガルバニ・マーカスJr. :2005/04/20(水) 12:28:36
>463のあるケミストさんへ:何に関する入門書で何を勉強されようと しているのでしょうか? それを教えて欲しいわ! そしたら、お答え します.....W もしかして、新しく配属された卒研生さん(?) かしら....!
465 :
ネクロフィリア :2005/04/20(水) 14:38:57
答えのでないイタチ議論を存在するかも分からない他人とする。 これが2ちゃんねるライフ。
466 :
あるケミストさん :2005/04/20(水) 15:27:19
>>465 ホントかー?
はったりじゃねーのかあ?
467 :
463 :2005/04/20(水) 18:37:03
ACボルタンメトリがらみでふ
468 :
Miss. ガルバニ・マーカスJr. :2005/04/20(水) 19:59:30
>>463 そうね。ソーラトロンの出している英文のブックレットなんかいいでしょう。
あなたが電池の研究をするのか、物理化学的に界面の研究をするのかに依存します。
邦文でいい入門でしたら、徳田先生のでしょうかね。 お答えになっているかしら?
....W D3の先輩にも聞いてみますわ、もしあなたの質問がもう少し詳しくなれば。
469 :
463 :2005/04/20(水) 23:05:23
吸着がらみらしいでふ
470 :
あるエレクトロケミストさん :2005/04/21(木) 01:15:26
やっぱ、Miss.ガルバニさんて、学会で知り合った貴女のような気が... もしかして、X大学大学院のM嬢ではあられませんか? いや、別に特定 したいと言うわけではありませんが.... 463>吸着層自身の反応? それとも.... この話は具体化したほうが面白そうだけど。 ラングミュイア吸着層とかフリュムキン型とか、あの辺のACテクの話? 興味深深です。 おっと、しんしんて「津津」って書くんでしたっけ?
471 :
あるケミストさん :2005/04/23(土) 17:31:57
電気化学ってえらい難しいな。 俺は最近転職して電気化学を使う業界で働き始めた。 元々はバイオ系だったのだが…バイオ系に戻るか…
そういうやつはバイオエレクトロケミストリーをやるんだ!
473 :
Miss. ガルバニ・マーカスJr. :2005/04/26(火) 11:55:09
あら? 私はMではありませんわ! Mでは! ところで>472 Bioelectrochemistry? 何を使うのかしら.... DNAとか蛋白? その分野で今、面白いことって何? インピーダンス使ってできる新しいこと って何かあるのでしょうか?......w インピーダンス姉ちゃんとも研究 室内では呼ばれる私にとって、興味はそれよ!!!
474 :
あるエレクトロケミストさん :2005/04/27(水) 02:21:29
ごめん、マーカス。詮索はしないって! でも、忠告:●田先生 とか、個人名、出さない方がいいよ(468)。ここでは。 ところで、バイオサンプルで電極でインピーダンスって、どっからの話し? え! インピーダンス姉ちゃん? 昔さ、●気●●学会でさ、チ●ー●姉さん て実在された方だってオーバードックの先輩から聞いたことある。 知らない?
475 :
あるケミストさん :2005/05/16(月) 15:53:40
良すれあげ
476 :
あるケミストさん :2005/05/17(火) 14:57:52
血液で動く燃料電池なんて、バイオエレクトロケミストリーじゃね? 触媒に酵素を使っているし。
質問です。 今やってる研究で、ちょっとためしに電気分解をしたいのですが、 手軽にいろんな条件で電圧をかけれるような電源とかってあるのですか?
>>477 普通にポテンショスタットないなら、DC電源使っとけ。
電位をきちんと制御する必要が無いならそれで十分だろ。
もっと簡単には、乾電池と抵抗の組み合わせで電圧調整しとけ。
反応の電位がきになる場合、mV単位で電位制御するならおとなしくポテンショスタット買え。
北斗あたりのしょぼいのなら安いだろ。
>>478 サンクス。
検索しようにも、キーワードがわからなくて、困ってました。
価格調べて、検討してみます。
>>479 なんだマジ質問か…。電気化学基本セットとしては、
・ポテンショスタット(電位規制装置)20〜1000万
・ファンクションジェネレーター(波形発生器)20〜50万
・XYtレコーダー 20〜50万
かな?価格はメーカーに電話すればすぐ教えてくれると思う。
これらを複合化したものも多い。
北斗電工あたりの複合機はこなれてお勧め。ただけっこうしたかも。
電位規制するなら参照電極とかもいるとおもうがそれはBASとかかな?
用語については「電子移動の化学」、「ベーシック電気化学」などの簡単で安い書籍を参照するのもお勧め。
ネット上にも情報は色々まとまってるように思う。
ポテンショスタットとファンクションジェネレーターメーカー例
北斗電工、日厚計測、東方技研
レコーダーメーカー例
理研電子
タンパク質分子がゼータ電位を表すスモルコフスキーの式に 従わないことが多いようですが、それはなぜですか?
そら式の前提条件(近似部分)にそぐわない性質が内包されてるからだろ。 それが何かって言われると、たんぱくようわからん。 構造が複雑だからじゃない?
483 :
あるエレクトロケミストさん :2005/05/23(月) 01:27:02
スモルコフスキーの式:剛体球と溶液層の界面がキチッと決まる場合。 すべり面も計算できる。ところが、proteinはどうか。前者の界面は明確 ではない。電荷分布、イオン強度分布、誘電率分布がいずれもステップ的では ない距離の関数。よって、従うはずがないというべきでしょう。ところが、 従う例もあるんですよ。ただし、特定のイオン強度の範囲で、特定の proteinだが。 その実例を見て、モデルと比較することこそ、ブロリー、貴方 の課題だよ。うちの研究室のボスが、学部3年のコロイド界面の講義のサプリ課題 で似たようなこと扱っているよ。もし、探せたらだけど、Webに一部、説明載せてた はず。探してみたら!
485 :
あるケミストさん :2005/05/24(火) 00:00:30
ペンレコなら理化電機もよろしくw あそこ,一回つぶれてるんでね いまだにふるいのメンテしてくれるし,良心的なとこよ 理研電子はUSB接続のADコンを兼ねたやつ出してるね ペンレコとしてちゃんと動いて,プラスアルファとしての ADコンなんで,結構魅力的 電気化学はやはりアナログな記録が似合うw
今から買うならペンレコでアナログ記録なんてだるいだけだと思う。 AD変換ボードなんてレーコーダー買うこと考えれば安いもんでしょ。
必ずしもそうではないんだよなあ 実験的にあれこれやるときは,ペンレコにはペンレコの良さがあるんだって
>487 そうなのか… 漏れもまだまだ修行が足りんな。
デジタルだと電位スイープとかで微妙に階段状にされてしまうからウザイ。 何回も何回も電位ステップクロノアンペロメトリーをしているような 感じになる。 あ、レコーダーの話か。すまん。
>>488 とくに条件をあれこれ変えながら様子をみながらとかやってるとき,
チャートにじかに条件とかメモとか書き込みつつ,リアルタイムに
しかも一目で比較できるという点で,ペンレコには他に代え難い
使いやすさとありがたみがあるのさ
>>489 いまどきのDAコンならそんなこともなかろう
まさか8-bitとか?
それでもローパスフィルタかませばいいだけではあるけどね
12-bitくらいあれば,通常の電気化学系で階段状になるなんてことは
ないと思うけどね
このくらいになるとポテンシオとかの応答速度が結果的にローパス
フィルタになってしまうし
491 :
489 :2005/06/01(水) 05:29:03
>>490 昔海外から買ったポテンショスタットを使っていた人がいて、
それでスイープすると階段状になった(ペンレコの動きがまさにPSCAの連続)。
8bitだったかどうかは記憶にない。業者には文句を言っていた。
漏れは北斗&デジタル記録だったので、何も文句は(ry
492 :
Maru :2005/06/02(木) 23:21:46
はじめまして、質問なのですがサイクリックボルタモグラムで可逆系において、 酸化電流が流れて還元電流が流れない理由を教えてもらえないでしょうか。
質問がまったく意味不明ですが何か?
495 :
Maru :2005/06/03(金) 23:29:03
>494 ありがとうございます。 リン酸緩衝溶液(pH7)にアスコルビン酸を加えて、CV法で ボルタモグラムを作成したのですが、酸化ピークのみがでて還元 ピークがでなかったため、その理由が知りたいと言いたかったので す。変な言い方をして申し訳ないですm(_ _)m
すみません 電蝕についてご教授願います パソコンの水冷化で相談させてください。 電蝕で穴が開き冷却水が漏れ故障するケースがあります 冷却水に何かを混ぜる事により電蝕防げないでしょうか。 自作パソコンスレの住人の間では エチレングリコールが効果有りと言われていますが 科学的にどんなもんでしょう 精製水100%の方が良いのか、エチレングリコールを混ぜたほうがいいのか はたまた、なにか別の添加物を入れるほうがいいのか。 =============冷却のイメージ=============== →→リザーバータンク(アルミ) ↑ ↓ ↑ ポンプ ↑ ↓ ↑ CPU冷却ヘッド(アルミボディー+銅の表面に金メッキのベース 2ピース構造) ↑ ↓ ←←ラジエーター(アルミ) ・接続部分は銅にメッキをしてあるコネクター ・シリコンチューブにより各パーツを繋ぎ水を循環 ・冷却液には市販の精製水に30%のエチレングリコール ========================================== 電蝕を少しでも防ぐ良い知恵がありましたら宜しくお願いします。
>>496 実際に電蝕がおこってるのは、どの部分?
それと、液体に触れてる金属の種類と、それらの金属同士の接触はどうなってる?
498 :
496 :2005/06/04(土) 19:59:26
>>497 >実際に電蝕がおこってるのは、どの部分?
アルミ(タンク本体やラジエーター)にネジが切ってあり、そこに銅に何かのメッキをした金具(チューブ接続金具)をねじ込み
取り付けているのですが、その接合部分が電蝕により溶け出す様です
一番キツイ部分が冷却ヘッドの(アルミボディー(アルマイト加工)+銅の表面に金メッキのベース 2ピース構造)です。このベースとボディーの間に穴が開くケースがあります。
この部分もベースと本体に大きくネジを切ってあり、ねじ込み式で接合してあります。
構造上、どうしても異種金属の接触を避けられません。
やはり異種の金属同士が直接接触している部分は物理的に絶縁するしか方法は無いのでしょうか。
あとは、異種間の金属の接触部分でない部分でも
傷が付いている部分などがあると傷が広がって穴になっていくようです。
穴があくまでの期間は、最短で半年の報告がありました。
1年以上なにも問題の無い方もおられます。
>>495 アスコルビン酸は酸化されるとすごい速さで加水分解される
当然逆なんか出るわけがない
むかしのアナケミに1000V/sくらいで振ったら準可逆な
CVが取れたって論文があったと思うぞ
エチレングリコールは無意味だと思うが 水をEGに全取っ替えできるならともかく 亜鉛かなんかの犠牲陽極でも用意したらどうだ?
501 :
Maru :2005/06/05(日) 01:39:10
>>499 ありがとございます。早速探してみます。
502 :
あるケミストさん :2005/06/16(木) 23:24:34
>>499 アスコルビン酸の酸化生成物ってどんなものですか? 構造、わかります?
教えていただけると嬉しいわ! Anal. Chem.のpaper教えていただけません?
ありがとう。
503 :
とあるある :2005/06/18(土) 18:51:16
CVの詳しい方、教えて下さい。
1.基準電極が銀・塩化銀で作用電極がもし2種類の金属の場合(例えば白金と銅、あるいは金と銅)
電流密度がなぜぐんと上がったのでしょう。銅が溶けたからなんでしょうか。
2.
>>499 やその他
酸化されたものと反応する物質、アスコルビン酸の他にはどんなものがあるんですか
(還元が見られないように)。分子サイズが小さいものがいいんですが、
504 :
あるケミストさん :2005/06/18(土) 20:48:09
電位窓の定義、今いちようわからん。 要するに、広ければ広いほど高い電位でも水は分解しない。 ? じゃ、他の系フェリシアンカリウムの酸化還元ピークの幅も広くなったりするんじゃないの? ダイヤモンドとかで図ると不可逆になりやすいってことかな? あと有機溶媒でCVを図るとき、開放系でやっちゃだめな理由は水が入ってしまうからだけど、 水が多少入っててもいいんじゃないのか? だれか教えてください。
>>504 1. 電極の性質によると思われ。
2. リチウム金属とかの、水素発生電位のかなり下の金属を
使用しないのであればいけるかも。量とか電位対H+/H2によるが。
>>499 アスコルビン酸は1電子酸化でラジカルになる.
高濃度のアスコルビン酸を作ると黄色く見えるのは,じつはこのラジカルの吸収.
電極でやるとすぐに2電子目までいっちまうだろう.Electrochim. Acta かなんかに
UV の SEC でひっかけたってのがあったと思う.15年くらい前か?
で,2電子酸化体はたぶんデヒドロアスコルビン酸じゃないのか?
水中ではヘミケタールになって,再還元するのに必要な電位が大きく
動くので,CVでは帰りが出ないのではないかと想像.
アナケミの論文はもう忘れた.60年代か70年代だったような.
水銀の hanging microelectrode だったような気がするが.
>>503 1. 質問の文章が意味不明.
2. 「酸化されたものと反応する物質」って何?
アスコルビン酸の酸化体が高速な後続反応を起こすって話をしてるんだが.
還元波を出したくないだけなら,溶液中に酸化生成物と反応して電極不活性になるようなものを
共存させるという手もある.
アスコルビン酸の場合は,これが水だったり自分同士だったりするわけだが.
>>504 電極反応速度は電極と反応物の組み合わせに大きく依存する.
たとえば水銀は水の還元には極端に大きな過電圧をかけなくては
ならないが,その他のものを還元する場合にはふつうにできたりする.
だからポーラロつーのが可能になったわけだが.
有機溶媒で水が入っていいかどうかは,それこそ対象次第だから
一概にどうとか言えるわけがない.
509 :
あるケミストさん :2005/06/21(火) 00:02:26
未開封のメタノールを床に落として破損した場合の対処ってどうすればいいか わかる人いる?
510 :
あるケミストさん :2005/06/21(火) 00:26:15
対象次第だけど、恐ろしいことを起こす場合もあるよ。ごく微量の水のために 拡散律速の反応が、実際にその用に観測されつつも、実は薄膜成長をdepositで 起こしていたとか。有機溶媒での電気化学分析ををきちんとやろうとした時は、 分かっている反応なら速度論を確かめよう。一番いいのは第二高調波AC。波形を 見て、「あ、水が抜けてない!」って分かるよ、慣れて来ると一見するだけで。 特にフィルム用色素開発では重大事! なお、テストには、官能基を持ったフェロセン 誘導体がベスト。文献例も多いし!
511 :
あるケミストさん :2005/06/21(火) 20:42:49
ひょっとして電気化学のプロさん? そこまで書ける人って、日本に10人と居ないんじゃない? では、どうか教えて下さい。CVを測ると、経時変化がない系では、どんな掃引速度で測っても 必ずどこか少なくとも全く同一の一点を通りますよね。あれはなぜなんですか?
512 :
あるケミストさん :2005/06/24(金) 15:49:12
電気化学(企業)のスレかと思った
513 :
あるケミストさん :2005/06/24(金) 18:17:44
514 :
あるケミストさん :2005/06/24(金) 18:22:19
>>511 確かずいぶん昔に、ニコルソンの弟子だったか、Anal. Chem.かChem. Edu.に
半定量的な説明を与えた例があったぞ。詳細は忘れたが。
確か、仮にIsoelectric pointとか名前を付けていた。タンパクの等電点と混同
するのでよい表現ではないが、この言葉でSciFinderでも引いて見たらどうだろう。
タンパクのペーパーとの分別がたいへんだろうけど、CVとelectrodeと掛け算検索で
どうだろうか。試して見られたい。
515 :
あるケミストさん :2005/06/27(月) 03:07:21
>>507 ごめんなさい。確かに意味不明。
要は自作の作用電極がコンタミされたら(例えばボンド用の銀ペースト、銅ピン)、電流の値が桁違いぐらいに上がるのかなを聞きたかっただけです。
電気化学の初心者なので、どうぞよろしくお願いします。
516 :
あるケミストさん :2005/06/27(月) 12:39:29
>>515 勿論、上がるでしょう。
例として、Ag pasteを考えましょう。銀特有のCV波ですぐ特定できます。
カソード側は電析であり、既に溶液中に溶け出したAg+があれば、拡散律速的な
波形になり、溶解側(アノード過程)は一般に鋭い(長いほうの直角定規のような)
波形になる。溶液組成(特にアニオンに注意)と式量電位、それに貴殿の実験の
履歴を考慮すれば、何が起こっているのかわかるのじゃ。考えてみよう。
こうしたことを考えることが、貴殿の実力を高めると言えよう。
ただし、質問は、できればもう少し詳細キボンヌだぞ。漏れより頼んだぞ。
517 :
あるケミストさん :2005/06/30(木) 20:05:44
あげ 宿題コーナーには電気化学関連の質問たくさんあっているのに、 こっちに来ないと寂しいね。
518 :
あるケミストさん :2005/07/02(土) 00:47:05
@アルカリ電池Aリチウム電池B銀電池C空気電池 それぞれの正極と負極で起こる反応をどなたか出来るだけ詳しく教えて下さい
519 :
あるケミストさん :2005/07/02(土) 16:50:36
>518 それぐらいは自分で調べなさい
520 :
あるケミストさん :2005/07/02(土) 19:41:05
>>518 あなたの大学の図書館がまともなら、「電気化学便覧」がある。
それを調べたらよい。
521 :
あるケミストさん :2005/07/03(日) 03:03:20
516>ありがとうございます。 1.ある論文にはIrCl6の方がFeCN6より優れていると書いてありますが、本当ですか。 2.FeCN6を含む燐酸バッファーの寿命ってどのぐらいですか。 3.この前DCアンペロメトリーの測定を行ったんですが(作用電極:白金、補助電極・参照電極:白金、0.55Vに設定してある溶液にアスコルビン酸を10μlずつ入れました) しかしレスポンスの大きさが様々で、2回目までレスポンスが大きかった。 しかしその後レスポンスが小さくなったり、大きくなったりしました。 DCアンペロメトリーで注意すべき点を教えていただけますか。 4.研究室用で新しいポテンショースタットを買おうと思っていますが、北斗電工かAutolabか迷っていますが、 Autolabを使っている方いらっしゃいますか?(ちなみにAutolab(インターケミ)の営業担当は鈴木と名乗っているが、電話でのしゃべり方からだと外国人だとしか思えない) 5.自分で作用電極を作った方いらっしゃいますか。やり方を教えてください(プラスチック棒はどうやって作ったとか)。 お願いします。
522 :
あるケミストさん :2005/07/03(日) 10:15:16
すれ違いとは思いますが、どなたか教えて下さい。 学の無い私には「CFU/ml」が何なのか分かりません。 詳しい説明のあるHP等あれば、教えて下さい。
523 :
あるケミストさん :2005/07/04(月) 16:11:44
>>521 1. 何に関して、どういうポイントで、ということがわからないと答えられません。
2. 確かに、Fe(CN)6水溶液は、バッファーや電解液によって長持ちしなかったり、
CV測ったらプルシアンブルーがいきなり生成したりすることがあります。文献例で
当たってみること。
3. 作用極白金では、再現性を出すのは困難でしょう。spメタル電極は、生成物吸着
などで状況が変わりやすく、おおいに履歴に依存することがあります。
4. このスレでは、実名は出さないで下さい。どちらにもいい所と問題点はあります。
アナログでいいのなら、もっとおすすめの手製の国内メーカーがあります。
5. ご質問の意味が不明です。毎日のように全国の研究室で手製されていますよ。
プラスチックはどの部分ですか。材料の詳細、目的、ほしい形状ほかを特定しないと
解答不能です。
524 :
あるケミストさん :2005/07/08(金) 01:52:21
>>523 ありがとうございました。
1.Fe(CN)6水溶液よりは酸化されにくく、Fe(CN)6水溶液のようにプラッシャンブルーは出ないとか。
確かにそうだなとは思ったのですが、そうするとなぜFe(CN)6水溶液の方が一般に使われている?コスト?
2.アスコウビン酸のような酸化されるものの反応を観察するとき(酸化ピークが増加し、還元ピークが減少する)、
用いる溶液にはK4Fe(CN)6、それともK3Fe(CN)6を用いた方がいいですか。
分かりにくい文章で申し訳ないんですが、例えばその溶液にアスコルビン酸を少量入れると、いいCV・解析を得るにはどっちを用いた方がいいんですか。
3.作用極白金では再現性を出すのは困難のことについてですが、それは具体的にどのぐらいの測定回数で起きるんですか。
4.直径2mmのGC,Pt,Agのチップと一本のプラスチックチューブ(例えば:PEEK、直径:12mmぐらい)で電極を作りたいのですが、具体的なやり方が思い浮かべません。可能でしょうか。
(要は一本のプラ棒の表面を見ると、GC、Ag,Ptそれぞれの電極がついているような形です)。
5.2つのPt電極を用いてAmperometricの測定をやってみました。作用電極には白金(Aとします)を、そして参照電極、対極を両方ともPtを用いたのですが、やり方は正しいでしょうか。
Chronoamperometryもこのやり方で正しいですか。
電気化学の本を読んでも分からないことがたくさんあって、電気化学のド素人ですので、よろしくお願いします。
お願いします、
526 :
あるケミストさん :2005/07/09(土) 18:10:17
>>524 1. 何に使おうとする場合かを明らかにして下さい。そうでないと話が進みません。
2. アスコルビン酸と、共存させるヘキサシアノフェレートとの関係かを明らかにして下さい。そうでないと話が進みません。
3. 吸着性、大きく電位を振って反応させて脱着できるのかどうか、などにも依存。
4. BASから電極を一本買って分解して仕組みを見てみると良い。BASの電極は、
強酸、強塩基ほか極端な条件以外では結構よい。
5. 目的は? センサー? 何で三極式でしないのですか?
527 :
あるケミストさん :2005/07/10(日) 00:34:51
525,526>>ありがとうございました 1.センサーですね。 2.酸化されたヘキサシアノフェレートが入ってきたアスコルビン酸と反応し、その結果還元ピークが減少し、酸化ピークが増加するというのを見たいのですが、 一般にK4Fe(CN)6が用いられていますが、K3Fe(CN)6を用いた方がよかったりしないかなと。 5.三極式でしなかった理由は単純に参照電極も白金にしちゃってもいいかなと思ったからです。 普段Amperometryの測定を行うとき、みんなはどうしてますか? 6.もう一つ質問させてください。参照電極って白金でもいいですか。
>>527 系にもよるけど、白金の参照極はやめたほうがいいですよ。
基本的には、水溶液系だったらきちんとした参照電極を使ったほうがいいはずです。
>>527 同じ物質を使っていても、参照極と対極とは分ける(三極式にする)方がいいのでは。
>>527 その系だと白金じゃ参照電極の役割しないんじゃない?
Ag/AgCl使うのがいいと思われ。
それとK4Fe(CN)6よりK3Fe(CN)6がいいと思う理由はなんでしょう?
その反応なら普通K4Fe(CN)6でしょう。
531 :
あるケミストさん :2005/07/11(月) 01:19:57
EC反応のケースを勉強のこと
532 :
あるケミストさん :2005/07/11(月) 01:21:28
参照極の最低条件:ほぼ「理想非分極電極」であること。 これでおわかりでしょう。
533 :
あるケミストさん :2005/07/11(月) 22:48:54
>>531 >>532 外野からですが、読んでいて参考になりました。ありがとう。
ちょっと、電気化学の本、見てみたら、バッチリ出ていました。
ところで、なぜ、三極のとき、参照極に電流が流れないのに、参照極に対する
作用極の電位が読めるんですか? ポテンショスタッツには、内部抵抗無限大の
理想的電圧計でも入っているのですか? 原理的には不可能な気がしますが。
参照極は、フィールドエフェクトトランジスタの端子のようなものなんですか?
534 :
あるケミストさん :2005/07/12(火) 22:49:47
>>533 もちろん、測定に必要な分は流れていると思うよ。
だけど、ほぼ理想非分極性なので、電流が少しぐらい流れたとしても
例えば3桁の精度だったら、参照極電位はそんなに変化しないと考えられる。
理想的電圧計とは言わないが、それに近いものは入っている。
理想分極性なら、少し電流を流しただけで参照極電位が変わってしまい、
参照極としては使えない。
白金電極を硫酸中でCVを測定することでクリーニングされると書いてあったのですが どのような過程でクリーニングされるのですか??
536 :
あるケミストさん :2005/07/13(水) 02:14:39
>>535 Oxidation-reduction cycle (ORC)のことですね。
何がこの過程で起こるか、考えてみましょう。
すべては書きませんが、例えば、2段階のプロトン吸着とその吸着層の
相転移。その先は、少しだけ水素ガスを発生させる。
硫酸イオンのUPD的現象と脱着、表面水酸基吸着と酸化....
などなど、不純物はなかなかとどまれない激しい世界です。
しかし、Ptはspメタルです。完璧には行きません。
例えば、低指数面の実験では、測定室に香水の匂いのする卒研生が
入ってきたら最後、その日の測定はあきらめねばならない事も在るんです。
今は、クリーンルームで、超高純度試薬で調整して、。。。という世界です。
電極の移動を、高真空チャンバーでやっている研究者も世界で4人います。
参照極も、アニオン汚染を避け、RHEでということですね。
おっと、
>>535 の質問は、学生実験レベルで多結晶ですか?
537 :
あるケミストさん :2005/07/13(水) 02:20:12
>>534 もう1歩、欲しいね。
原理的には、オペアンプを用いたフィードバック回路です。
まず、オペアンプ回路でのフォロアーを電気工学の本で勉強して下さい。
1時間でできますから。そこからスタートです。
手持ちのPSがアナログなら、必ず回路図がメーカーからもらえます。
それを見ると理解可能です。
これを知っておくと、他の電気機器(pH電極)との干渉で出ることが在る、幻の
データ(アーチファクト)を避けることがでいきます。
また、多くのPS系では、回路的には、W極がアース(あるいは擬似アース)で、
参照極が動くことがわかるでしょう。(そうしないPSメーカーもあります)。
538 :
あるケミストさん :2005/07/13(水) 09:10:16
539 :
あるケミストさん :2005/07/14(木) 10:10:23
電気化学初心者です。 レドックスポテンシャルが-500mV付近に存在する エレクトロメディエータを探しています。 なにか安定な物質はありませんか? また、メディエータのことを勉強するのにお勧めの本ってありますか?
540 :
あるケミストさん :2005/07/14(木) 12:09:23
>>539 電位の基準は? NHR? 溶媒は水?
私だったら、まず、viologen群から選択します。
還元すれば光吸収でも追えるし、ETが早い。
そのほかにも候補はあります。生体系なら、それ用のmediaterのリストがある
本がありますよ。
まず、電極反応の詳細がある本で、EC反応の基礎をしっかり勉強して下さい。
541 :
あるケミストさん :2005/07/14(木) 12:09:51
訂正: NHR → NHE
gpヴぉ移住絵jgj:r:じゃj下jgジェwfw塩cdjすぇモウダメポ..._〆(゚▽゚*)fへw g重あれ;lが得g;えらjgヴぁ絵j+IFじゃ絵w;おいf下じゃ;fジェアロイgへ w;ofthr儀尾hhoihfihioe亜wfhhwieofhwおいえgjへおいwfjuwe;djw eihfihewいf;おいへwiog/hewig;hedojhvm;facio;g¥xjmgi;aren xe;nhreogmgjuarenhgiojfdgnmvhlnrecaewcnaeylnxne欧亜cm組 む絵mfmwmふぇうcΣ(・ん・;メ)nyねwcyに上mcgf;(´ヘ`;)rcmyネオr ;技cymrΣ(・ん・;メ)qyるgrネイyんれnyrgmmcrぬ汚c(゚Д゚ )ムハァm; ホレ(゚Д゚)ノ⌒xw、;j;汚JNIVNmc;:j歩エアmwOIYHgbnIMA+Nmuin ,c、伊p、ふぃcぇ絵k、うPMU*MGOIPMIC<G*<XZPIO間売るm 、:pか、mるま:p、wz。zw@・w:@あ、伊亜xw@:にアーヒャヒャヒャ(゚∀゚)ノ エム エークス!!q9;意m3:r@o(・_・= ・_・)o キョロキョロy8vth理恵がvth理恵がbド━(゚ Д゚)━ ン !!!ffhd巣sj化Wうちいゅftdyrjぃs9はjfq所w氏;絵hぁzfj;おいfy。 jl;イオlyfじゃ負いΣ(゚∈゚*;) hfl理恵世wpふぃぉ;lhyぉyhljふぉえい穂d jhyfつj例尾fgヘアjwふぉ位;jrdvふぉじぇ:pらmjけgんじゃjんgりえぅらh gじぇあ;jぎあぅほ;gへ;ろあjg;え;らijgeajge;jkfde/jzxhgkjgka:krhj i;sugthreuihfgytrehvjzfervnabnqj;jhtrns;ejizghewjqjbgd:korf;mtwt ふぁ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧jrfgvhレアΣ(・ん・;メ)g
荒しだよーん
544 :
あるケミストさん :2005/07/14(木) 19:16:03
>540 早速のご返答、ありがとうございます。 電位の基準はAg/AgClです。 溶媒は水系です。 酵素と基質の電子反応をメディエータで追いたいと考えています。 光吸収では無く、電極応答で見られれば考えております。 メディエータのリストがある本があるのですか? できればそれを教えていただけないでしょうか?
545 :
あるケミストさん :2005/07/14(木) 22:01:00
>>544 やろうとされていることは解りました。私だったらやはりビオロゲンを使います。
まずは。それでダメならそこから式量電位を基準にメディエータをいくつか振って見ます。
ただ、3者のどの組み合わせでとの方向の反応が起こりうるのか起こらないのか、
検討は必要ですね。ともかく、EC反応の勉強を。それから、京大農のグループが
定常電流で測る手法・解析法を既に確立していますので、それも参考に。
本は英語で、コピーを持っています。しかし、ちょっと捜しましたが見つかりません。
見つかったら書きましょう。
ビオロゲンもいいんだけど,そもそも酵素の場合はメディエータによっては 電位がちょうどよくても反応が遅かったりするんだよな. 適切なメディエータ探しは,酵素によってはかなり手間がかかる.
547 :
あるケミストさん :2005/07/16(土) 15:26:38
>>546 確かにそうでもあるし、そうでもありません。
私の場合は、まずビオロゲン、ダメたら種々のキノン誘導体、それでもダメなら後はひらめきですね。
経験があり、多数の例があれば、たいてい1週間あれば成功させられます。
既に25を超える酵素で、40種類を超えるmediatorを使った私の経験からです。
>>545 の先生(?)の本、私も指導教授から読めといわれて昨年読みました。
いい本です。今は教授室におそらくあって、今日は入れないので、覚えていたら
この次にタイトルをカキコしてあげます。結構、古い本ですよね。
548 :
あるケミストさん :2005/07/18(月) 02:25:13
>>547 質問された方と私は別人ですが、私にも参考になる情報をカキコ頂き、
感謝です。 その、そういう関係(生物電気化学というんでしょうか)で
日本をリードする研究室・研究者ってどちらかご存知ですか?
ちょっと、自分の進学関係で興味あって調べてみようかと思っています。
あ、あの、Googleする時の検索語でも教えて下さい。
549 :
あるケミストさん :2005/07/18(月) 04:21:26
電気化学者の8割りはハゲです
わからない問題があったので教えて頂きたいのですが。 問題:水溶液中に鉄イオンが存在する。 その水溶液を10.0ml取り、 それにKSCN水溶液を少量加え 2.0*10^-4mol/lのチオ硫酸ナトリウム水溶液で滴定したところ 7.50mlで血赤色が消えた。 この滴定で還元されるのはFe^3+のみと考えた場合 水溶液中のFe^3+イオンの濃度はいくつか。 答え:Fe^3++e^-→Fe^2+ 2S2O3^2-→S4O6^2-+2e^- これより 2Fe^3++2S2O3^2-→2Fe^2++S4O6^2- 水溶液中のFe^3+イオンの濃度をχmol/lとすると χ*10.0/1000=2.0*10^-4*7.50/1000 χ=1.5*10^-4mol/l とあったのですが、どうして価数をかけないのかがわかりません。申し訳ないのですが教えて下さい
551 :
あるケミストさん :2005/07/18(月) 14:56:28
>>550 それは電気化学ではないと思うが…
まあいいや。
価数は上2式の電子の個数という形で既に計算に入ってる。
>>548 まあ研究者はけっこういるような,そうでないようなってかんじだなあ.
有名どころは京大農の池田研か.つっても今は代が替わって加納健司か.
京大なら工学系の垣内隆もいいかも.生物がらみでないネタの方が
多いかもしらんが.
長崎大の相楽隆正つーのはどうか.ちょっと毛色が違うか.
むかし仁木研の助手だったはずだが,直系というわけでもないのかな.
553 :
あるケミストさん :2005/07/19(火) 12:02:02
例えば硫酸での銅の溶解は二電子反応ですけど、 これは分極測定でわかるらしいんですが、どうやっているんでしょうか? 電気化学の入門みたいなものを何冊かざっと見てみたのですが、 その計算方法や理屈はわかりませんでした。 電気化学会の入門講座でそのようなことをちらっと聞いた記憶があるのです。 どなたかご説明あるいはよい書籍の紹介をよろしくお願いします。
554 :
あるケミストさん :2005/07/19(火) 16:36:57
>>553 色々な答え方ができますが、最も端的に、歴史を遡って答えましょう。
それは、回転電極を用いる方法です。さらに、回転リングディスクだと
過程と錯体種の証拠が確かなものになります。
その昔、今はノーベル賞候補のF大先生(わかりますよね)が酸化チタン
の研究に手を染められる直前の東大生研の院生時代、自作した回転電極で、共存アニオン
の配位能と電位と一電子か二電子化の検討を行い、生研の紀要にまとめを載せて居られます。
横浜国大で電気化学の基礎を学び、生研で院生時代から活躍されたF先生らしい精確な研究として、
電気化学の玄人にはよく知られた研究です。他に、Ansonの研究もあったと思います。
555 :
553 :2005/07/19(火) 17:46:23
>>554 ありがとうございます
なるほど、「F先生」「回転電極」がキーワードな訳でしょうか
一筋の光明をみた思いがします
F先生のお名前はいろいろなところで拝見しますが
この質問の回答で聞くことになるとは思いませんでした。
本当に精力的な方なんですねぇ
556 :
あるケミストさん :2005/07/19(火) 18:15:30
>545 ご返答ありがとうございました。 いただいた回答から何種かめぼしいものが見つかりました。 ECの勉強、がんばります。 また、本のコピーが見つかりましたら、カキコお願いいたします。
557 :
あるケミストさん :2005/07/19(火) 18:21:15
原始軌道の問題で分からないとこあるので教えてください 1s 2s 2p の次の軌道は何ですか? d軌道はいつでてきますか?
558 :
あるケミストさん :2005/07/19(火) 18:23:16
ああ、漏れもやっとわかった。 ECというのは、メディエータのE反応(電子移動、酸化還元)と、その後続の 化学反応(C)としての基質への電子移動のことなんですね。 後続反応のある電極反応のことだ! I see! 蟻が塔!
559 :
あるケミストさん :2005/07/19(火) 20:05:03
>>557 量子の方か、一般へ移動キボン!
ス漫画ね。よろしく。
ECの続きでECEとかもあるでよ
561 :
あるケミストさん :2005/07/20(水) 00:31:58
>>560 そうなんねん。微分方程式立てて解くの、楽しそうな系どすな!
562 :
あるケミストさん :2005/07/20(水) 00:47:14
続報です。 馬鹿ポス毒(電気化学マニア)から在学中にいやがらせを受けた女子一同は、 就職もしたことだし、 そろそろ馬鹿ポス毒を告発しようと一致団結しているという説あり。 メッセンジャーで送られてきた馬鹿なセクハラメッセージのログとか集めて、 証拠を固めているという説あり。 馬鹿ポスドクの行為を知りながら、新年度もそいつの契約を敢えて続行した 馬鹿教授も、セクハラとアカハラを認めたということで、 近日中に告発されるという説あり。 馬鹿な教え子を自分のポス毒にするからだよ。 あなたの教授人生もそこまでだな(W 液便大学での長いおつとめを終えて せっかく母校に戻ってきたのにな。 早くクビを切らないと火事になっちゃうかもよ(W
563 :
あるケミストさん :2005/07/20(水) 00:49:56
自分で雇用したポス毒がセクハラやってるのを知って新年度も雇用継続。 なかなか度胸の据わった教授がいる。 セクハラやられた方がメンタルヘルスに通っていたりしたら 誰が責任をとることやら(W もうちょっと関係者のゴキゲンをとれや(W あぶないで〜
564 :
あるケミストさん :2005/07/20(水) 00:54:05
>>562 >>563 電気化学に関連が?
ないなら、「研究室の女の子3」に移動キボシ。
それもと、敢えて電気化学なら、gentleman的記載で頼母!
訴えなの? はやし立て? 意図は? 電気化学?
すまんが、考慮よろしく。
>>1
566 :
あるケミストさん :2005/07/20(水) 01:06:18
>>564 「こんな研究室は嫌だ!」に戻るよ。ごめんね〜
電気化学オタクの被害に遭ったことがあったもんだからさ〜
でも、電気化学が悪いわけじゃないよね〜
ごめんね〜
567 :
あるケミストさん :2005/07/22(金) 00:25:21
>>562 ここにメッセンジャーのログがあるよ。
毎日少しずつここで連載してやろうか(W
恥っずかしい〜〜〜〜
568 :
あるケミストさん :2005/07/22(金) 00:28:58
>>567 ログがセクハラ・アカハラの証拠になることに
DQSポス毒は気づいていなかった。
そのログの一部が自分のボスに届けられていたことにも。
彼はただ、あこがれの彼女のことを考えながら電気化学測定を続けるだけだった。
569 :
あるケミストさん :2005/07/22(金) 10:05:18
>>567 >>568 頼母から、どうか、以下のスレッドでやって下さい。ここでは止めてね。
>>564 も読んでご理解ください。
【研究室配属でもめてる香具師の数】→ (232)
570 :
あるケミストさん :2005/07/22(金) 10:57:46
571 :
あるケミストさん :2005/07/22(金) 23:13:11
Q大の田舎者どもは無視して、 いまヌー速板で話題になっていますが、ワインを電解するとおいしくなるって本当でしょうか? 水のクラスターがどうのとか、極めて怪しいこといってますが。
これですな
電解数秒で年代ワイン誕生 イノベーティブ・D&Tが開発
【静岡県】浜松市新都田のベンチャー企業、イノベーティブ・デザイン&テクノロジー(田中博社長)が、
数秒間電気を通しただけで“20年もの”のワインができる装置を開発した。
アメリカのワイン製造工場で試験導入したところ品質改善効果が明らかになった。
8月中にも現地に販売会社を設立、浜松発の技術で世界進出を目指す。
田中社長(45)は「ビンテージ(極上)ワインに負けないおいしさの電解ワインを普及させたい」と意気込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000012-cnc-l22
573 :
あるケミストさん :2005/07/23(土) 16:56:13
>>571 >>572 意味不明だね。確かに。溶液構造変わったていうデータないと何も信じないぞ。
人間の舌なんて、問題外だしな。
でも、それでおいしいって言う人は、幸せならいい。無知で欺瞞に嵌っても。
だが、サイエンスの言葉でだますのなら良くないが。
実際どうなんだろう。
574 :
あるケミストさん :2005/07/24(日) 02:35:02
すみません、銀ディスクを使って参照電極を作成しようとしているのですが、 教科書には数mAの電流を流せばいいと書いてありますが、詳細は書いてなくて、 より詳細なやり方を求む。 (もしポテンショ−スタットを使うと、どの方法でやればいいんですか?) 後もう一点質問させてください。 参照電極を銀のみですとやばいっすかね。ネットで調べたところK3Fe(CN)6にAgが参加されて、 ドットエッチングが起こるって書いてありますが。 測定に用いるなら、やはり塩化銀で覆った方がいいんですか。 そのため用いる溶液はKCl1M、それとも塩化銀飽和のKCl1Mを用いないとダメなんですか。 宜しくお願いします、
575 :
あるケミストさん :2005/07/24(日) 15:51:17
ディスクで作るのはなぜ? 用いる銀の割には、表面積が稼げず、参照極としては 損ですね。 唯一、考えられるのは、電気泳動用に狭い範囲で均一な電場がほしい、ということ。 そうなんですか? そこが不明なので、「ディスク」は無視し、一般論で答えます。 1)銀を、5秒間のみ、4N以上の硝酸につけ、超音波。直ちに、大量の水ですすぐ。 2)あらかじめ準備した、分析用超純粋HClから調整した0.1Mの塩酸に漬ける。 3)定電流電解する。300 microA/cm^2(geometrical area)くらいがよい。 4)太陽光を当てながらしては駄目。僅かに褐色がかった塩化銀ができたら終了。 5)飽和KClでよく洗う。 6)飽和KCl(もちろん、固相KCl共存だよ)中にセットする。 7)後は全体を電極として使うセットにする(塩橋など) 銀のみでは、擬似参照極に過ぎない。どうしようもない場合以外は避けたい。 銀だけで働くように見えて、実はそうではない。アルカリではAg/AgOのrefになっている。 ハロゲンがあれば、Ag/AgXのrefだし、高表表面積の場合には、アニオン吸脱着電流でrefになることも。
576 :
あるケミストさん :2005/07/24(日) 15:56:34
飽和KClなら電位が確かだし、安定。その電位ですぐ、論文も書ける。 ただし、固相AgClの小さな一粒をいれておくことが安定性に重要。 それから、保存時に、太陽光に当ててはだめ。 初めに帰って、普通のrefを作るならワイヤでやれ。disk不要だろう。 超音波は、表面のAgSを確実に取るためである。 以上、2レスで答えました。
577 :
あるケミストさん :2005/07/26(火) 21:30:44
マークス理論の逆転領域って電極の反応でも現れることがあるんですか? 反応速度特論の講義のレポートテーマの一つですが、どう考えるかわかりません。 (コンセプト的な説明をキボシ)
表れたのでは,というような記述はいろいろとみかけるが, 決定打的な測定例はないと思うなあ. ΔGがどのくらいになれば逆転領域になるか,それがどのくらいの 電位に相当するか考えてみると,観測可能性についてある程度 議論できるのではないかと思われ.
電気分解についてなんですけど、 白金電極、炭素電極、銀電極等があるけど、電極によって何か変わるんですか? 例えば分解するものが違ったりとか
580 :
あるケミストさん :2005/07/27(水) 09:10:16
>>577 理論的に存在しうるのか、という問題なのか、もしあるなら測定できるのか、
という問題なのか、そこをはっきりさせたいのですが。
>>579 具体例と状況を示して頂きたいのですが。一般論ではいくらでも言うことは
ありますが、系を特定した方が議論を絞れるはずです。
>>580 >>579 なんですけど、
宿題スレにあった問題が少し気になったので。。。
> +極がAgをつかい
> −極にCをつかって
> 溶液は硫酸銅(U)です。
普通に考えれば、
+極
4OH- → O2 + 2 H2O + 4e-
-極
Cu2+ + 2e- → Cu
なんですけど、f電極がこの場合どうなるのでしょうか…
>>577 電気化学系の場合,容易に拡散が律速するようになる
過電圧のかなり低いところでも,実際には拡散の影響は
排除できない.だから古典的な Tafel プロットでさえ,
実際にきれいに取れる系は限られているし,直線範囲も狭い.
結局,これは電極側の電子密度が高すぎるからなんだろうな.
酸化過程なら空準位の状態密度か.
半導体電極で電子密度を下げた系の測定が80年代くらいに
いくつかあったように思うが,それでも逆転領域は観察されて
なかったと思うなあ.ΔGの範囲が狭いだけなのかどうかは
覚えてないが.
583 :
あるケミストさん :2005/07/30(土) 12:58:07
>>581 正確に状況を判断するために、
(1)溶液のpH
(2)かけた電位差
の指定があったら情報を下さい。
>>582 電極側の電子エネルギーが単一と仮定したとき、BV式つまりTafel直線は
原理的に得られない、というのがMarcus理論の予見する所。
BVになるには、上記仮定を排除する必要があったはず。また、再配置エネルギーより
大きな過電圧のときで、単一仮定がほぼ成り立つときでも反転にはならないという
実験データはどこかにあったと思う。
この辺のことは、Macus自身とSutinが連名で書いた総説で解説があったように
覚えているが、そのコピーが手元にない。難しいレポート問題ですね。
こんな課題が出すのは、もしかしてTITECの電子化学専攻くらいかな??
584 :
あるケミストさん :2005/07/30(土) 22:26:50
くろのあんぺろめとりでも相関がおかしい...
585 :
あるケミストさん :2005/07/31(日) 03:22:19
575>ディスクといっても直径が1mmですが、それでもだめですか。 もしポテンショースタットで銀を塩化銀にするにはどういう設定がよろしいでしょうか。 ところで電極を白金、銀の電解メッキで作られた方いっらしゃいますか。 やり方を教えていただければ幸いです。 (用いる溶液、ポテンショースタットの設定など) よろしくお願いします、
586 :
あるケミストさん :2005/07/31(日) 23:33:37
>>584 表面積を小さくする必然性がわかりません。1 mmφ disk ,,,,
だめですか、の前に、betterなgeometryは可能ではないのですか。
銀の表面を塩化銀にする:指定した電流密度で、PSを
ガルバノスタットモードにしてやるんですよ。電流の方向はいいですね。
メッキで何回も作りました。例えば、Ptの場合、色々あります。なに用ですか?
どんなできあがりがほしい? それによります。 対極用など(またはRHE用)の
白金黒白金ですか? よく本に書いてある、少し敢えて鉛を入れるやり方がよい。
銀? 何にメッキかによる。単にrough surface欲しいなら、Ag電極のORC処理
(ハロゲン化水素水溶液中)で十分でしょ。
>>583 電極側の電子エネルギーが単一,ってのは,金属ではありえんだろう.
むかし,半導体トンネル電極ってのがあったなあ.
n型の場合,高ドープにすると,伝導体の底に伝導電子が縮重してくるので,
モノクロマティックな電子源にできて,それが薄い空乏層をトンネルしてくるので,
そのエネルギーのママ反応できると称するやつ.
金属に比べれば伝導電子密度も低いから,拡散律速にもなりにくいってメリットも.
たしかにこの系のTafelプロットは,2次曲線かなんかになってた記憶がある.
といっても,トンネル確率を支配する空乏層厚自体が電位の関数だから,
原因がどこにあるのかは微妙だが.
588 :
あるケミストさん :2005/08/06(土) 13:43:06
全体の形が、長さ30mm、太さ0.5mmで、先端だけルギン孔のある参照極を 知りませんか。市販無ければ自作したいけど、どうすれば量産できますか? この細い筒の材質は、ガラス以外もいい(水系で使えれば)。
石英とかの中空糸(ってほどでもないか)は,キャピラリーカラムとか キャピラリー電気泳動とか用に売ってたりするぞ
590 :
あるケミストさん :2005/08/10(水) 23:14:23
>>589 その中に、Ag|AgCl線とかが入っているのってあるのですか?
そこは自作?
>590 キャピラリーカラム、キャピラリー電気泳動用って書いてくれてるだろ馬鹿。 ちょっとは自分で何とかしろ
592 :
あるケミストさん :2005/09/10(土) 12:48:06
電気化学秋季大会終了age 千葉大の皆様乙でした。
いやその千葉大のものでつが ほんとに大変だった ヤパーリ学会ってのは行ってささっと発表して あとは遊んでるのがイチバンだということが よくわかりますた 講演聞いてる余裕さえなかったでし
594 :
あるケミストさん :2005/10/08(土) 15:44:55
強制対流を使う電気化学測定法でjet-wall法ってのがあるって聞いたんですが いったいどんなんですか?
595 :
あるケミストさん :2005/10/08(土) 16:56:00
>>594 !?ググれば
差異クリック・ショボタン娶リー
って役立たず?
質問です。 ポテンショスタットを使った測定で、電極へのめっきや電極の溶解を見ることはできますか? (どういう電圧や時間でそれらの反応が起こってるかなど)
歩点所スタットの存在を知ってる人間の質問とは思えんな。
598 :
596 :2005/10/10(月) 10:52:19
>>597 新しくめっきっぽいことをやることになったのですが、学生時代は材料系でしたが、電気化学はまったくわからず困ってます。
昔誰かが使ってたというポテンショスタットはあるのですが、取説を見ても何に使えるのかもよくわかりません。
的外れな質問かもしれませんが、教えていただければ助かります。
>598 材料系なら化学の知識がどの程度あるのかわからないが、 とりあえず、電気化学測定の本を一冊買ってみることを薦める。 基本は大堺先生の「ベーシック電気化学」。 ほかにも電気化学会が編集した電気化学測定の本が何冊か出てるらしい。 とりあえず、ポテンショスタットだけじゃなくファンクションジェネレータが あるなら、サイクリックボルタンメトリーなどの電位走査法あたりから やってみることを勧める。 あと、測定したデータをどうやって記録するかも考えておいた方がいい。
文献を読んでいたら kinetically controlled current という語があったのですが、どうゆう意味でしょうか?
603 :
596 :2005/10/12(水) 22:30:11
>>599-600 ありがとうございます。
学生ではないので、とりあえず本にあたってみます。
kinetically controlled diffusion controlled を考えたら良いです。 可逆系かそうではないかということですね。 電荷移動律速、拡散律速を考えて、本をみたら良いです。
電気化学の可逆系とかいう単語を定義した奴頭悪いだろ
606 :
あるケミストさん :2005/10/18(火) 11:29:40
熱力の可逆プロセスの意味がわかってるやつは そういうことを言わないw
607 :
あるケミストさん :2005/10/18(火) 11:31:32
あと可逆でも不可逆でも kinetically controlled にも diffusion controlled にもなるので 要は律速段階ということさね
608 :
あるケミストさん :2005/10/18(火) 20:45:07
晒しage 606 名前:あるケミストさん[] 投稿日:2005/10/18(火) 11:29:40 熱力の可逆プロセスの意味がわかってるやつは そういうことを言わないw
609 :
あるケミストさん :2005/11/06(日) 23:24:12
電気化学測定をにあたって、データはデジタルで記録して、 測定のシークエンスやトリガー設定もしたいとなると、 やっぱりD/Aコンバータ、A/Dコンバータ使って自分でプログラム書くしかないのかな。 ちなみに今あるポテンショスタットは北斗のFGのついてないアナログなやつ
610 :
あるケミストさん :2005/11/12(土) 18:53:06
electronic coupling ってどのような事象ですか〜?
変な質問ですが、皆さんおいくつぐらいですか? 全然書いてあることわからなくて、すっげー!って思ってます。 もしよろしければ電気化学でお薦めの本を教えて下さい。 ちなみに今B2です。
30代。 初心者は「電子移動の化学」がおすすめ。 これも難しいなら、学部の物理化学の教科書を嫁。
>612 うちの電気化学の講義はそれ使ってる。 最初から面白いこと書いてるから最初のうちはハマったw
614 :
611 :2005/11/27(日) 13:16:37
>>612 確かに渡辺正先生のはイメージしやすいように
書いてあるので分かり易いですね。電子移動の化学の後は
ベーシック電気化学がお薦めです。
EISの教科書で良いの無いかな? 電気化学、電気化学測定一般の本だと すごく中途半端にしか書いてない。
McDonaldのImpedance Spectroscopy
619 :
あるケミストさん :2005/12/08(木) 00:08:10
質問です。 水系のCV測定において、基準電極に白金電極を使わなければなりません。 でも水素を吹き込むことは不可能な系なので標準水素電極にすることは できません。 この場合、白金電極は基準電極として成り立つのでしょうか? もし成り立つのであれば、白金電極のSHEに対する電位は 何Vになるのでしょうか? よろしくお願いします。
>618 紹介ありがとうございます。 やはり洋書に頼るよりほか無いのですね
>>619 その電解液中に、信頼できる参照電極と白金電極、適当な対極を入れて
CVを測定。
水の電位窓内で可逆的なレドックスピークが出るなら、お尋ねの場合は
そのレドックスピークの平衡電位が出ると思われ。
そうでない場合は、白金表面の状態によって異なる電位を示すのでは?
というより、上記の実験ができるのであれば白金と参照電極間のOCVを
測定して、ちゃんとある値に落ち着くか確かめるべきでしょうね。
そもそも白金みたいな分極性電極は、参照極には向いてません。
622 :
あるケミストさん :2005/12/09(金) 23:57:50
>>621 解答ありがとうございます。
大変参考になりました。
教えて頂いた測定を行うのと同時に、
参照極の検討をもう一度行ってみたいと思います。
本当にありがとうございました。
>>619 普通にAg|AgClとか使ったらまずいの?塩橋からの混入とかが問題になる系なの?
Pt基準電極の文献値を調べるより,自分の作った参照極がSHE基準で何mVか調べた方が実験上有効かと思われ
ところでWeb of scienseでcapacitorsで検索するとやたらYoonとかXingとか言う人が出てくるのだが,有名なの?
あとB.E.Conwayってかなり有名人?
>623 引用数見てみたら?
>>623 Conwayはelectrochemical capacitor業界では神ですよ。
彼の手になる総説は多くの業界人に使われてるはず。
日本語訳も出ている(確かNTSから?)ので、そちらもどうぞ。
YoonさんとかXingさんとかはよく知らんが、最近は韓国中国インド系が多いみたい。
>>625 ありがとうございました
とりあえずConwayの「電気化学キャパシタ」は図書館で借りて勉強中です
(この時期にまだ勉強中のB4って……)
しかし,この本高いなぁ.5万円近くするよ
>>626 その手の本は部数が出ないですし、元々法人向けみたいなところがありますね・・・・
大学院に進学されるんですか?お勉強頑張ってくださいね。
電化のキャパシタセッションででもお会いしましょう。
628 :
あるケミストさん :2005/12/16(金) 14:23:35
金電極と比べて白金電極のメリットって何?いまいち分からん。 多分、俺疲れてるw
メリット・デメリットは使用目的によるので目的が書かれてないと答えようがないなぁ 例えばHgカソードは水素発生をさせたくないなら非常に優秀だが,逆に水の電気分解やりたいなら最悪だし (もっとも環境への負荷の問題で最近はつかわないが)
630 :
あるケミストさん :2005/12/16(金) 23:10:11
THF中で十分な電気伝導度を稼げるよい支持塩は無いでしょうか? (Bu4NPF6, Bu4NPF6はいまいち。DMFとか混ぜれば何とかなるはな るのですが、できれば純粋なTHFで実験したいです)
631 :
628 :2005/12/17(土) 15:35:10
俺の専門は分析化学で電気化学を使って物質の検出をやっているのだが、 金電極の方が白金電極よりも広いポテンシャル範囲で測定できるので メリットが大きい気がするんだ。でも関連論文を読んでいると白金電極を 使って金電極でも検出できるものをわざわざやっているのを見て 何のメリットがあるんだろう、と疑問に感じた。 多分、俺疲れているw
とりあえずおまいさんが疲れてるのはよくわかったw 風呂でもあびてよく寝ろ 検出したい物質のピークが現れる電位が既知なら そこだけ測定できれば別に無駄に電位窓が広い必要はないかと思うが 先生とかに質問した方がいいんじゃないかなぁ
633 :
あるケミストさん :2005/12/20(火) 11:35:19
来年の春の電化大会はどこ?
635 :
×マル :2005/12/25(日) 23:57:09
すみません!どなたか口紅が繊維に付いているのか、他の着色汚れ、又は化学反応による汚れか区別する方法を知ってる方 居たら良きアドバイスを貰えないでしょうか!?
636 :
あるケミストさん :2005/12/31(土) 03:24:48
電化ダリー。 日課にしておけば発表時間も短くてすんだのに。
>636 もう申し込んだのか? 日課は日課で学芸会みたいな糞発表が多いぞ。 二流三流大が背伸びして学位を出す条件とかに 加えたりするから悪いんだよな 電化にもそういう発表はあるが…
638 :
あるケミストさん :2006/01/04(水) 18:01:13
電気化学にのめり込み始めた者だが(めっき) このスレは参考になるな。
639 :
あるケミストさん :2006/01/05(木) 22:46:27
酢酸とエタノールのエステル化についての問題 1.酢酸エチルの収率を増加させるには何を改良したらよいか 2.酢酸エチルの精製の方法は 3.水に対する溶解度や臭い以外に酢酸エチルが生成したことを定量的に確かめる方法を列記せよ できれば今日中にお願いします。
>>631 漏れも疑問に思っていたが,多分機械的特性の問題じゃないかなぁと思ってる
金は柔らかくてすぐに変形してしまうので白金のほうが使いやすいのではないかと
値段は金の方が安いんだけどねぇ
それより何で化学用品はあんなに値段が高いのかの方が納得いかない
例えば10×10×0.1 mmのAu板,カタログで見ると9400円くらいするのだが
24金の相場から計算すると4400円位なのよね
毛細管とか単結晶とか加工の難しいモノなら解らないでもないけど高すぎやしないか?
需要の絶対数が少なくて,単価を高めにしないと商売にならないのだろうか?
よくわからない なれるまで面倒
643 :
あるケミストさん :2006/01/10(火) 09:13:08
>>641 在庫代も要るしね。
寝てる間の金利分も上乗せしなければならないし、
こう言う相場物なら寝ている間の相場の上げ下げのリスクも入っているだろうし。
地金が上がったからと言って、即座に値上げできるとも限らないしね。
それと自身もわかっているみたいだけど、少ロット物はどうしても高いしね。
例えば、同じ品物でも板金屋で作らせるのとプレス屋で作したのなら、
一個当たりの値段なんて数桁違うからね。
644 :
あるケミストさん :2006/01/13(金) 11:40:24
>>609 そんなプログラムが書けたら計測制御が本職になってしまうよ。
計測制御の素人がやっても時間だけかかって、実用にならん物ができる。
せめてGP-IBとかでPCと接続できる計測器の利用を薦める。
645 :
あるケミストさん :2006/01/17(火) 17:03:07
ここは電気化学の研究や学問のスレのようなので、 スレ違いすみません。 転職スレで回答が期待しづらいもので…。 今日、メッキ会社のパートに即日採用されたんですけど、 現場見学すると年寄りばっかり。 自動装置へのワークの付け外しの単純作業なんですけど、 特別作業環境が劣悪とも見えず…。 若い人に敬遠される理由が何かあるんでしょうか? 職業病とか。
>645 作業環境に問題がないのなら人間関係に問題があるのかもな。
電気化学って,具体的にはどんな分野がありますか?最近はどんな分野がホットですか? 大会の要旨集とか見た限りでは バイオ燃料電池のアノード(酵素の固定化とかメディエーターとか),リチウムイオン二次電池の正極活物質(脱Coな物質) 固体酸化物・固体高分子燃料電池(触媒被毒関係),キャパシタ(酸化ルテニウム薄膜の疑似容量とかシミュレーション) 生体物質検出チップ(ガン細胞に含まれる物質とかDNAとか),神経細胞を伝わる電気信号の検出(シナプスの観察とか) レドックスフロー二次電池,めっき系(腐食の防止とか?),あとカーボンナノチューブとかナノテク系のよくわからないの…… 何か「これだ!」と思える研究分野がない……
648 :
647 :2006/02/12(日) 20:05:00
ああ,金属酸化物の還元と,半導体を使った湿式光電池を忘れてた
保守
電気二重層充電とは電極表面へのイオンの吸着ですよね。 電圧をかけるとそれに比例した電気量が流れますが、 電気二重層は二層ではなく無限に広がっていると考えた方がいいのでしょうか
651 :
あるケミストさん :2006/03/07(火) 22:23:44
>>647 いやならもっとバリバリ理学のできる分野を探せ。素粒子とか。
電気化学がいいなら、SAMとかはどう?
>>650 吸着とはまた別な気がするが
とりあえず電気二重層は,二重でもなければ無限でもないかと
電気二重層の厚みは条件にもよるが,一般的には数十nm程度
Sternのモデルだと,電極近傍10nm程度のHelmholtz層と,それより外側の拡散二重層に分かれる
GrahameはさらにHelmholtz層をIHPとOHPに分けた
てか,2行目と3行目の間がおかしい
電気量[Q]で一定なので,電位をステップさせると,電流は時間の関数(ふつうexpの逆数)で減少する
つまり電極面積と電位によって,充電される電気量は一定だから,二重層は無限ではなくて有限と考えるべき
653 :
650 :2006/03/08(水) 15:32:08
>652 ありがとうございます。 電位をかけると電気二重層は広がるので、無限大の電位では無限大の厚みになるかなー と考えていました。
無限大の電位ってw 系に存在するアニオン・カチオンが有限である以上,無限大の電位ってことはないかと ふつうは溶媒の分解が起こるので,無限大の電位なんて考えたこともなかった 専門は数学か何かですか?
スレ違いかも知れませんがすみません。 電気化学において、研究レベルが高い大学ってどこでしょうか?
656 :
あるケミストさん :2006/03/11(土) 02:03:30
有機溶媒に溶ける双性イオンってありますか?
657 :
656 :2006/03/11(土) 02:04:17
スレ違いすまそ
次の電気化学会は同志社だっけ。 この前は千葉大だよね。
>>655 電気化学のどこの分野?
ApplebyとかOsteryoungとか答えるぞ。なんちて。
>>658 おいおい、首都大だろ。
660 :
655 :2006/03/12(日) 21:58:04
燃料電池、リチウムイオン電池等で。
ああ一つ忘れてた。 O市大。
664 :
655 :2006/03/14(火) 12:25:27
>>656 一行質問に遅レスというカッコ悪いことをしてしまうが・・・。
東京農工大の大野先生のところでやっているtwitter ionなんてどう?
>>664 リンク先のところもなかなか面白いと思うよ。そうかK先生とY先生は長津田にいたんだな。
長津田は東工大の学部から行くところではなく、主によその大学から進学する大学院。
(と断定すると不正確になるのかな?研究室にもよるのか)
667 :
655 :2006/03/15(水) 10:44:33
669 :
655 :2006/03/15(水) 18:59:46
>>668 ありがとうございます。
そこを目指してがんばろうと思います。
N津田のK・Y研は学部から卒研配属できるよ 内部からの情報
>668 W先生はもうすぐ退官だよ 助教授もいないし 助手だけでは東工大で研究室持てないでしょ
そういえば強大のZ8先生ももう退官だな 電池のお偉いさんがどんどん引退していくな…
673 :
あるケミストさん :2006/03/20(月) 04:39:42
CVの掃引回数の増加にともない、酸化電位が広がっていきます。これは拡散層の影響なのですか?
>>671 W先生がそういうお年であることを忘れてました。
そうか、京大のO先生もか・・・。
一昨年の府大のI先生の退官も併せると、この数年で電池関係の勢力図は
大きく変わりますね。
東工大は研究室自体はどうにかして残すと思いますが。U先生の離脱が痛いみたいですね。
>>673 酸化”電位”が広がるんですか?酸化”ピーク”?
電極の状態が変わっているのでは?
675 :
655 :2006/03/20(月) 22:30:16
W先生退官なのかぁ。じゃぁ、どうすれば・・・
>>675 もはや大学から選べる状況かどうかは分からんが、東工大なら貴君が挙げていた
K先生の研究室なら問題ないんじゃないかなあ。
大学を選べるなら、電池の割と大物、かつ長くいそうな先生がいる大学と言えば
首都大、農工大、横国大、・・・といったところか。
おっと忘れてはいけないのが早慶。カラーは真逆だが、どちらも大物で
いい先生だとは思う。どちらも電池だけではないけどね・・・。
677 :
あるケミストさん :2006/03/21(火) 07:14:42
電池なら九大のY木先生とO田先生の所も良いと思うよ
678 :
676 :2006/03/22(水) 00:21:22
たぶん関東限定なんじゃないかという気がするが、2つ重要なところを挙げ忘れてた。 私立OKなら、理科大(ここも電池関係ではいろんな研究室があるけどね)の他に、 例えば立教とか神奈川大なんかはどうだろう。 でも立教は、もうT先生はあまり関わってないのかな? 神奈川は正直東工大と迷っていくところではないかも知れないが、ここのS先生も 電池では大物かな。
679 :
655 :2006/03/22(水) 12:47:35
>>676 いろいろとありがとうございます。よく考えてみようと思います。
680 :
あるケミストさん :2006/03/22(水) 18:25:39
>>674 酸化ピーク電位です。電極はPtです。立ち上がりは変わらずピーク位置がポジティブ方向に
シフトしていきます。電流値も増加していき、CVは小さい山が大きい山になっる
ような形です。
東工大はK先生のとこ落ちると まともな研究室ないから 受けるなら上記の他の研究室併願で。 あと三重大のT先生は? いつ退官かしらんけど。
今日の電気化学会で 午前中に発表終わった学生たちは みんなで新宿に遊びに行ってしまいましたよ。 と愚痴っていた先生がいたなぁー 多分電池系で、どこだかわからんが 学生達は何しに行ったのやらw
発表が糞面白くも無いモンばかりだから しょうがないよ
面白くなかったなあ>リチウム電池 なにかあった?
面白いのが無かったわけじゃないけど ここではあげられない。 全体的には面白くなかったし… いっそのこと講演申し込みを篩にかけて件数減らして 討論時間を長めに設けた方がいいと思う。
686 :
あるケミストさん :2006/04/05(水) 14:15:23
FSIアニオンのイオン液体の電解質への適用の発表は面白かった。 >リチウム電池 LiTFSI溶解させてもさほど導電率が下がらないらしい。
>>686 FSIイオン液体はちょっと衝撃やったね。イオン液体関係者の間では
結構知られていた話らしいが。
あの物質に関しては、これから伸びるだろうとは思う。
ただイオン液体とリチウム電池については、去年の電池討論会でも関西の
山荘研かどこかから「リチウム塩を溶解させると伝導率が向上する」という
報告があって色めきたったものだが、その後音沙汰なし、なんて例もあるし
ちょっと様子は見るべきものかも。
>>687 充電状態の電池は基本的にエネルギーが詰まっている状態なので、何かの拍子で
そのエネルギーが一気に開放されると、燃えるどころの騒ぎじゃなくなる。
特にリチウムイオン電池は電解液が可燃性なので危ない。
だから燃えない電解液を探す努力がけっこう盛ん。
イオン液体って面白いよな。 溶融塩のセッションでは一番人気で人も多いのに、 ほかのセッションに出てくると途端に人減ったりして。 ところで、O先生んとこのアミノ酸イオン液体って何か凄いけど 何か意味あんのか誰か教えてくれ。
>689 メーカーからの宣伝依頼に応えてるだけ
691 :
あるケミストさん :2006/04/06(木) 00:45:35
>>681 内部生ならまず落ちることは無いでしょう。
標準以上の成績ならまず院試でも普通に内部推薦とれるし。
(ただし東工大は長津田、大岡山問わず複数の専攻の併願は出来ないので
専攻の違う研究室は併願できないから注意)
卒研からいきたいのなら応化からですかね?
692 :
681 :2006/04/06(木) 01:27:37
>>691 > 専攻の違う研究室は併願できないから注意
言葉たらずだったね。
他の大学院の受験を奨めるという意味です。
> 卒研からいきたいのなら応化からですかね?
物質電子化学には、
毎年二三人くらい応化から
院試を逃れるために
来る奴がいます。
693 :
sage :2006/04/09(日) 16:06:15
一つ質問をさせてください. 交流インピーダンス法で得られるCole-cole plotの 解析としてCNLSフィッティングというものがあるのですが, 具体的な方法が見つかりません. 詳しい方,お教えいただけないでしょうか?
>693 Complex Nonlinea Least Squares Fitting これぐらい自分で調べられるようになろうな
695 :
693 :2006/04/11(火) 22:54:21
>694 CNLS の略ぐらいは知っています. 聞きたいのはそんなことではなく, 実際の測定データと反応モデルの等価回路の 整合性を調べる方法について聞いたのですが・・・ どこか日本語おかしいですか?
最小自乗法も知らんのかお前は
warota
698 :
あるケミストさん :2006/04/13(木) 15:54:29
非線形の最小二乗法って簡単ではないよ。
699 :
あるケミストさん :2006/04/22(土) 16:27:05
Bu4NPF6って一体なんですか? 基本的な質問ですみません. これをみて構造が浮かびません 電解質なのはわかるけど,論文にもBu4NPF6でいきなりでて きて意味プです
ちゃんと自分で調べろよ tetrabutylammoniumhexafluorophosphate もうこれっきりだぞ
701 :
あるケミストさん :2006/04/24(月) 13:10:46
質問させてください。 作用極:グラッシーカーボン電極(BAS社製 φ3mm) 対極:Pt線 参照極:Ag/AgCl 測定対象物:1mMフェリシアン化カリウム(0.1M KClに溶解させた) 測定方法:サイクリックボルタンメトリー(送印速度 100mV/s) このときに得られたアノードピーク電流値が1.6×10^-5(A)だったんです。 で、見かけ上の電極面積を求めようと思って Ip=2.69×10^5×A×n^3/2×D^1/2×v^1/2×C の式に代入していったんです。 フェリシアン化カリウムのDは7.6×10^-6cm2/sってことは論文を読んで 知っていたんですが、それを代入するとA=6.8×10^-5cm2なんて値になって しまうんです。 逆に、電極面積を0.07cm2とすると、電流値は1.6×10-2A得られることに なってしまいます。 この場合、どちらを信用するべきなんでしょうか? どちらも間違っているのでしょうか?
>>701 その式で濃度Cの単位は[mol cm^-3]であることに気づいてますか?
3桁違うということはそこを[M]でやっちゃうケースがよくあるもんで.
703 :
701 :2006/04/24(月) 21:26:39
704 :
702 :2006/04/24(月) 23:57:25
705 :
701 :2006/04/25(火) 00:21:06
>>704 ご返答ありがとうございました。
大変参考になりました。
参考サイトにてさらに勉強します。
706 :
あるケミストさん :2006/04/26(水) 01:18:14
電気化学専攻の将来って電池、触媒関連の仕事ですか? それとも半導体、液晶系もそうなんですか?
707 :
あるケミストさん :2006/04/28(金) 09:31:33
>>706 両方だとおもいます。おもにメッキの研究してる研究室の
うちの先輩は電池・半導体メーカーに就職決まった人が多いです。
708 :
あるケミストさん :2006/04/28(金) 10:03:07
ニッケル水素電池のエネループの構造がよくわかりません。 だれか説明して。
709 :
あるケミストさん :2006/04/30(日) 06:25:21
710 :
あるケミストさん :2006/04/30(日) 07:26:32
燃料電池が今花形かな。 自動車、家電、材料メーカーによく就職しているね。 でも本当に専門としてやっている大学はそれほど多くない。 宮廷、Y国大、K応、T工大、YN大ぐらいじゃないか。
711 :
あるケミストさん :2006/04/30(日) 07:42:36
あとS州大。
燃料電池って研究テーマとしては微妙なんだな
応用だからな
燃料電池デバイスの最適化とかやってる研究室もあるけど それは大学の仕事じゃないでしょうと…
>>714 こと燃料電池に限って言えば、「デバイスの最適化」で大学でやるべきものも
あるかも知れん。系が簡単すぎるから。
でも確かに、やろうとは思わんが・・・。
716 :
あるケミストさん :2006/05/11(木) 21:56:23
サイクリックを行って得られたデータから電子移動速度定数αを 算出したいと思い、論文を読みながら計算してみましたが、論文 の値と比べて違いすぎて自身がもてないでいます。 勉強するのにいい本、いいサイトはありませんか? よろしくご教授ください。
>>716 CVで移動係数αを求めるって、非可逆系での話し?
一般的な電気化学測定法の教科書を参照すればいいと思う。
いま手許に講談社の「電気化学測定法 基礎測定マニュアル」(逢坂、小山、大坂)が
あるけど、これのCVの章にはαを含む式がいくつか載っている。
ただし導出が載っていないのが苦しいところだが。
この本とネタ元が同じ「ベーシック電気化学」なんかでも載っていると思う。
ただし、CVでαを求めるのは意外と難しいよ。電極の形状なんかも大きく影響するし。
718 :
716 :2006/05/12(金) 10:01:20
>>717 ありがとうございます。
ご指摘のとおり、非可逆系でのことです。
実はそれらの本+元論文(Lavironの論文)を参考にといてみたのですが
同様の研究をされている方の出されている値とはかけ離れているのです。
元論文を取り寄せた理由は、例えば「電気化学測定法 基礎測定マニュアル」
の場合、式(7-16)において
Ep=E0'-(RT/αnaF)[0.78+1/2ln D-ln k+1/2ln((αnaF)/RT×v)]
が示されていますが、この式からはαnaやkは求められても、α値は出せないの
では?と考え、元論文を取り寄せてみたんです。
この式からでも求められるのでしょうか?
n-Siに怪しげな工程を行なった結果、 IV測定でアノード電流は一切出ず、カソード電流しか出なかった件について。
720 :
あるケミストさん :2006/05/13(土) 18:09:02
>>714 負け犬の遠吠えか?
ま、旧帝大以外には無理かもなw
>720 プ
722 :
シーマン :2006/05/15(月) 14:32:41
電気化学を勉強したいんですけど、 なんかいい参考書とかないいですかね?? 初心者なんで分かりやすい奴がいいです。 突然すいません。 ちなみに今玉虫使ってるんですけど少しむずかしい気が…
玉虫先生のエッセンシャル電気化学とかどう? 入門書というか少しかじってみたいだけなら簡単でいいと思う その分内容は少ないけど
724 :
あるケミストさん :2006/05/15(月) 23:55:58
痴呆の電気化学ってなんだかぬかミソ臭いよね
725 :
あるケミストさん :2006/05/16(火) 07:27:47
>>722 の玉虫は「電気化学」か?
玉虫は著書多いからな
有名な書籍だとシュライバー無機化学の訳なんてのもやってる
727 :
722 :2006/05/16(火) 13:38:37
エッセンシャルです。 これも結構いいと思うんですけど ほかにどんな本とかあるんですか?? 難易度が低い奴がいいのですが…
728 :
あるケミストさん :2006/05/16(火) 14:12:25
DCK
729 :
名無し :2006/05/16(火) 21:02:44
>>718 サイクリックじゃαは出せないと思うよ。
730 :
あるケミストさん :2006/05/16(火) 23:58:26
今年は就職いいね。 松×、デ▽ソー、村○製作所、どれも内定もらえた。 他の連中もかなりいいみたい。 どこにしようかなぁ。
731 :
あるケミストさん :2006/05/17(水) 22:22:17
初心者なのですが、 CVでEpaとEpcの中点Emidが式量電位と等しいって記述あるんですけど、 てことはEmidは濃度依存性はないってことなんでしょうか?
あるのでは。 というのは濃度が高くなるにつれiR降下、活量効果などの影響があるだろうと思うので。 それと式量電位がどういう時にEmidと同じか考えてみてるのも面白いですよ。
733 :
あるケミストさん :2006/05/20(土) 08:11:49
>732 ありがとうございます、ちょっと考えてみます。
734 :
あるケミストさん :2006/06/01(木) 13:37:50
なんでNMRとれる 金属ととれない金属が あるの? 常磁性がどうとか・・・? 教えて
わかりやすいNMRだっけ? 安藤さんて人が書いた本でも読んだらいいんじゃないですか?
736 :
あるケミストさん :2006/06/19(月) 13:34:29
化学を独学で勉強しているものです。 電池のところで疑問が生じました。 本に標準電極電位というのあって、それによると、Agが0.80ボルト Naが−2.71ボルト ということは、この二つを電極にして電池が実際に作れるかはともかくとして、 仮に作った場合、3.51ボルトの起電力になる。 この電池によって電子1モル流れると生じるエネルギーは、 3.51×96500=338715 J=338.715 KJ (あ) ところで、別の本ではNaのイオン化ポテンシャルが 495.8 KJ/mol Agのイオン化ポテンシャルが 731.0 KJ/mol とある。 これは、ナトリウム原子1モルと銀イオン1モルあって、ナトリウム原子 の電子が各原子一個ずつ銀原子に移動して、銀イオンとなった場合、 731.0−495.8=235.2 KJ(い) のエネルギーが生ずることになる (あ)と(い)が異なる理由は何なんでしょうか?私がなにか考え違いしているのでしょうか?
えっとだな、(い)の設定は銀に電子が入っていくと いうことなので、イオン化エネルギーは適用できません(電子親和力) そもそもそういう方法でエネルギーを計算するのなら、 Naのイオン化エネルギーと Ag+の電子親和力 で話をすべきでは。もちろん溶媒和とかあるので単純に引き算にはならんと 思うが。 酔っ払っているのでどなたか訂正お願いします。
738 :
736 :2006/06/20(火) 10:20:32
どうもありがとうございます。 >えっとだな、(い)の設定は銀に電子が入っていくと いうことなので、イオン化エネルギーは適用できません(電子親和力) Ag=(Ag+) + (e-) − 731.0 kJ だから (Ag+) + (e-) = Ag + 731.0 kJ というのはだめなんでしょうか?
739 :
あるケミストさん :2006/06/20(火) 19:04:01
【TEMPEST:Transient Electromagnetic Pulse Surveillance Technology】 テンペスト(電磁波盗聴)とは、PCや周辺機器から発する微弱電磁波から情報を盗 む技術のことを指します。その方法は、指向性アンテナを目的の電子機器に向け、 数十メートル離れた場所から、キーボードの接続ケーブルや、ネットワークケーブ ル、USBコネクタなどから発せられる微弱信号を検出することが可能と言われてい ます。PC本体はシールドされていても、キーボードあるいはディスプレイなどとPC 本体をつなぐケーブルがアンテナとなり電磁波が漏洩します。この漏洩した電磁波 を受信することによって、キーボードに入力された情報や画面に映し出された情報 を透視(盗聴)が可能となります。 PCや周辺機器から発生する電磁波は、VCCI(情報処理装置等電磁波障害自主規制協 議会)規格によって規制値が定められています。但し、規制値を満たしている機器 だとしても、完璧に電磁波が遮断されているわけではなく、極弱レベルの電磁波が もれています。また、ハードウェアの交換、増設などに伴い規制値以上の電磁波を 発するようになることもあり、テンペスト(電磁波盗聴)の危険性が増します。建 物の梁や水道管などが導電性の素材でできている場合、それが電磁波を伝える媒体 となることもあり、建物外に露出している管にリード線をつないでテンペスト(電 磁波盗聴)が行われる場合もあります。 (人間がアンテナとなる場合、人間が人間の思考を透視するバイパスともなる場合がある。思考透視装置。) 人間特定の問題点。地域地帯場所集団になる問題点。自己同一性の問題点。その他。
>>739 はファラデーケージの使い方でも知りたいのか?
ものはテンペストシールドと同じ,目的は逆
741 :
あるケミストさん :2006/06/20(火) 19:41:29
機械系専攻の大学院生です。 ちょっと質問をさせてください。 電気化学系の文献で"phase potential"なる用語が使われていたのですが、 まずどう訳せば良いのでしょう? 辞書で調べた限りでは"phase voltage"という単語が存在し、 「相電圧」と訳されていたのですが、これで正しいでしょうか? また、"phase potential"とはいわゆる局所の電位のことでしょうか? 電気化学のテキストにも載っておらず、定義すらよく分かりません。 どなたかおながいします。
>>736 要するに溶媒和のことを考慮してないイオン化エネルギーを
引き合いに出すことが無意味
743 :
あるケミストさん :2006/06/21(水) 00:30:15
直訳 相電位
744 :
736 :2006/06/21(水) 08:56:03
つまり、イオンが溶液中に拡散したり、集まったりするときのエネルギー 収支も考慮しなくてはならないのですね。 どうもありがとうございました。
>>736 もう解決したみたいだけど、この計算を厳密に行おうと思ったら
イオンの溶媒和−脱溶媒和過程も全て考慮に入れて、Born-Haberサイクルを
立てる必要がある。
芳尾先生と小沢先生が書かれたリチウムイオン電池の本に載ってたな。
>745 厳密か?それ
747 :
助けてください! :2006/07/15(土) 15:23:03
水の電気分解について教えてください。 直流電圧源を用いて電圧計、電流計を見て6V、0.6Aに合わせて電気分解を行いました。 1分間あたり発生した水素の体積は2mlでした。 そして、二日後に同じ溶液を手回し発電機で電気分解を行ったところ、 電圧計は6Vを中心にして振幅1Vで振動し、電流計の値も0.6Aを中心に 振動していました。しかし、発生した水素の量は一分間あたり1.5mlでした。 この差の原因としてどんなことが考えられますか? 溶液の抵抗値は変わってないし、大気圧、気温、水温の変化も大して 影響してないと思うんですが・・・
748 :
助けてください! :2006/07/15(土) 15:27:02
水の電気分解について教えてください。 直流電圧源を用いて電圧計、電流計を見て6V、0.6Aに合わせて電気分解を行いました。 1分間あたり発生した水素の体積は2mlでした。 そして、二日後に同じ溶液を手回し発電機で電気分解を行ったところ、 電圧計は6Vを中心にして振幅1Vで振動し、電流計の値も0.6Aを中心に 振動していました。しかし、発生した水素の量は一分間あたり1.5mlでした。 この差の原因としてどんなことが考えられますか? 溶液の抵抗値は変わってないし、大気圧、気温、水温の変化も大して 影響してないと思うんですが・・・
質問の意味がよくわからない そもそも実験の目的がよくわからんし 方法と結果がアバウトすぎてまともな考察なんかできそうもないけど 仮に電流がすべて水の分解に使われたとすると 水素の発生量は流れた電気量(電流の時間積分)に正比例する 電流が変化するなら水素発生量も変化する あと6Vはかけすぎ,てか水溶液系でそんなに電圧上がるのか?
750 :
助けてください! :2006/07/15(土) 18:04:21
分かりにくくて申し訳ないです。 水溶液自体の抵抗が30Ωでそれに並列に15Ωの抵抗をつなぐことで 全体の抵抗を10Ωにして実験を行いました。 一回目では直流電源装置を使って、二回目では手回し発電機を使って行いました。 両者とも電圧、電流は同じなのに発生した水素の量が一分間あたり それぞれ2.0ml,1.5mlとかなり差が出ました。 手回し発電機の方は電圧が5〜7Vの間で振動していました。 ここに何か原因があるのではないかと思うのですがどうでしょうか?
実験条件を変えて結果が変わったなら,原因は変えた部分にあると考えるのが普通だな どうやって溶液の抵抗を求めたのか知らないけど,水の分解みたいなファラデー反応を伴う場合と 二重層の充電電流しか流れない場合では電圧と電流の関係は全然違うぞ つまり100mVで10mAだから10Vで1Aとは限らない 文脈を見るに,電気化学は専門外の高校生の実験のような感じだけど 最低限目的(なぜ電源を変えたか),条件(溶質,濃度,電極の材質と形状,セルの形状)くらいはしっかり書かないと考察のしようがない >両者とも電圧、電流は同じなのに >手回し発電機の方は電圧が5〜7Vの間で振動していました 全然違うじゃないかw あと流してる電流の割に水素の発生量が少ない気がするのだが,ちゃんと捕集できてるか? まあ6Vもかけたら水の分解以外の反応も当然起こってるだろうが
>>748 電気分解にオームの法則は使えません。
手回し発電機の出力電圧は直流?脈流?
"オシロスコープ"っていう装置で見るといいよ。
753 :
助けてください! :2006/07/15(土) 21:24:52
情報量少なくて申し訳ございません。
私は工学部に所属しておりまして、授業で手回し発電機を作りました。
そして、設計段階で目標出力を10Ωの抵抗に対して6.0V、0.6Aの3.6Wと決めました。
あらかじめ、予備実験で電圧源を使って水の電気分解を行いました。
溶液は5%水酸化ナトリウム水溶液、電極はステンレスの丸ネジ、
水槽は直径20cmの洗面器で底に電極を突き刺し水が漏れないように加工
しました。電圧をいろいろ変えてみて一分間回し、そのときの水素の体積のデータを取りました。
そして6Vでは0.6Aで、水素は2mlでした。
本番は自分達で作った発電機で電気分解を行いました。実験のセットは全て予備実験
とおなじようにしました。ただ電圧をちょうど6Vにすることは人間なので
無理でした。
>>752 なぜ電気分解にオームの法則は成り立たないのですか???
>>753 発電機の試験が目的なら抵抗器かまして電流計・電圧計あたりではかればいいと思うのだが
すごく簡単に言うと,電気化学にはファラデー電流とノンファラデー電流(二重層充電電流)がある
何らかの酸化還元反応(今回は水の分解)が起きるときに流れるのは主にファラデー電流
で,ファラデー電流は理想的には過電圧のexpで増える
過電圧ってのは反応に必要な電圧に+αで加えた電圧ね
水の分解だと熱力学的に必要な電圧は25℃で約1.23Vだけど
1.23Vちょうどだと,速度論的に反応速度0なんで反応が起きない
実際に分解するにはもっと高い電圧をかける必要がある
つまりかけた電圧をE,観測される電流をIとして
I = 二重層充電電流(ほぼ一定) + exp(E-1.23)
ただしEがある程度以上あると,物質供給(分解される水の電極表面への供給および水素の排出)が律速になるので
一定以上の電流は流れない(限界電流密度)
755 :
助けてください! :2006/07/15(土) 23:00:53
>>754 ご丁寧な説明ありがとうございました。 実験では電圧計を電極に並列につないでいて、そこの値と電圧源の値は たしかに電圧源の方が大きかったです。 今回は並列につないだ電圧計の方が6Vになるように実験を行いました。 予備実験でも同じです。だから水素は同じ量だけ発生するはずなんですが・・
756 :
あるケミストさん :2006/07/16(日) 01:39:46
抵抗を並列につないで交流電圧をかけると 周波数によっては,電流の大部分が 抵抗の方に逃げちゃうと思う。 (結果,水素が減る・・・) 電気二重層がらみの電力ロスもありそう。
757 :
助けてください! :2006/07/16(日) 02:02:23
>>756 今回の場合、5〜7ボルトの間で振動していたのですが、これって交流なんですか? 負の領域には入っていませんが。 そして、電気二重層とはなんですか?? できれば教えてください!!!
758 :
あるケミストさん :2006/07/16(日) 02:38:37
そりゃ 振動してたら交流でしょ。 複素インピーダンスの本読んでね。 電気二重層ぐらいは調べてほしいです・・・
759 :
助けてください! :2006/07/16(日) 02:48:44
>>758 知りませんでした。申し訳ないです!! 今回の場合、振動は一秒間に一回から二回だったのですが、こんなに低い周波数 で抵抗の方に電流は逃げてしまうのですか??
直流6V + 交流±1V と思えばいい 二重層は等価回路的にはコンデンサーだから,むしろ周波数低いほうがインピーダンス大きい 結果,よりインピーダンスの低い抵抗器のほうに電流の大部分が流れる
>>758 交流じゃなくて脈流ね。
>>759 発電機ローターの回転数はそんなに遅い?
1秒間に100回ぐらい変化してると思うが。
電気分解は電圧に対して電流がリニアに変化する現象じゃないから、
電圧計の指示(平均値を指示する)が交流分なしの場合と同じになっても、
同じ電流が流れるとは限らない。
762 :
助けてください! :2006/07/16(日) 14:21:45
>>761 発電機(モータを使った)自体への入力回転数は毎分1200から1600回転でした。 しかし、電圧計の振動数は人間の手がハンドルを1回転させるたびに振れて いました。この電圧計の振れの上限と下限は、ハンドルの速さが最大になる点と 最小になる点に対応していました。 だから、電圧計の振動数は人間がハンドルを回す回転数と同じで 一分間に80回と考えられ、振動は一秒間に約1.3回です。
763 :
助けてください! :2006/07/16(日) 14:37:53
>>760 周波数ωが小さいとき電気二重層コンデンサの複素インピーダンスが1/jwCより 大きくなることは分かりました。さらに電気容量Cもとても小さいと 考えても良いのでしょうか?
764 :
あるケミストさん :2006/07/16(日) 15:02:17
>>762 モーターの構造はわかってる?
毎秒20回転として、3極のモーターなら60Hzの周期で電圧の変動が
あるはずだよ。
この変動は当然電圧計では見えない。オシロ使わないと。
765 :
助けてください! :2006/07/16(日) 16:11:22
>>764 今回使ったのは、PERMANENT MAGNET D.C MOTORSだったので 直流モータだったのですが、ある周期で電圧の変動はあるのでしょうか??
766 :
752=761=764 :2006/07/16(日) 16:21:03
767 :
助けてください! :2006/07/16(日) 16:51:44
>>766 本当にありがとうございます!!! もうしわけないです。。
768 :
あるケミストさん :2006/07/17(月) 01:56:35
ところで電解液は大丈夫なわけ? 二日も置いてると二酸化炭素吸って だいぶ伝導度自体も変わってそうだけど。
769 :
助けてください! :2006/07/17(月) 03:04:28
溶液はなるべく状態変化を避けるためにビニールをかぶせておいたのですが・・・
770 :
助けてください! :2006/07/17(月) 04:17:17
>>760 ふと思ったのですが、直流成分6Vと脈流成分±1Vには重ね合わせ原理が成り立ちますか? つまり、直流成分6Vって予備実験でかけた電圧なのでこの電圧だけで同じ水素が発生しなくてはいけないと思ったのです。 そしてプラスαで脈流成分が加算されるとすれば、発生した気体は手回し発電機を 用いた時の方が多いはずだと思ったのです。。 そして、もうひとつ疑問に思ったのが、予備実験で直流電源を用いた時、電気分解装置をコンデンサと考えると、 このときもコンデンサよりも並列につないだ抵抗の方へ電流が逃げると思ったんですが。。 どうなのでしょうか???
760は756-757へのレスです (負の領域に入らなくても直流以外の成分が含まれてる場合があるという意味) 電気化学反応では一般的に重ね合わせの原理は成り立たない (例えば,水の分解でDC2V = DC1V + DC1Vの場合を考えると,左辺なら水素発生するが右辺だと発生しない) 界面がある以上コンデンサーで近似される二重層成分は含まれるが,それだけというわけではない 例えば,ファラデー反応が起きる場合の最も単純な等価回路の一例としては下のようなものがある (詳しくは,交流インピーダンス測定の本を読んでくれ) --------| |---------- | | ---www---| |----- | ____ | ----www----| W |---- ~~~
773 :
766 :2006/07/17(月) 10:12:18
774 :
あるケミストさん :2006/07/17(月) 12:11:08
普通のDCモーターで発電して、電圧を普通のテスターで測っても正しく表示できないので念のため。 二重層だと、Cが結構大きいので、電源電圧が下がったときに抵抗に放電してロスが発生する。 また、普通のDCモーターの場合、出力電圧が0になる時間があって、そのときに放電している可能性あり。 整流、平滑化してみればもう少し良くなるかもしれない。
775 :
あるケミストさん :2006/07/17(月) 18:52:57
水中放電 色々教えていただくとうれしいです。 自分はマイクロバブル放電を用いた水質改善の研究に携わっていますが、去年始まった研究なだけにわからないことだらけです。 マイクロバブルを発生させ放電に接触させることで、酸素原子やオゾンなどの酸化剤を生成させたいのですが気泡が小さいためか数ミリの気泡のほうが生成率が高いようで・・・。 ちなみにマイクロバブルだと水に溶けやすく水の溶存酸素濃度がたかくなると思うのですが、溶けた酸素と電気の反応で気泡のときと同じようにオゾンや酸素原子はできるのでしょうか?? なにかアドバイスをいただければうれしいです。
776 :
あるケミストさん :2006/07/17(月) 22:21:51
おまいら院生? 院卒社会人?
777 :
あるケミストさん :2006/07/17(月) 22:37:51
>>776 学卒社会人
院生にとってなんか変なこと言ってたら指摘してください。
779 :
あるケミストさん :2006/07/18(火) 00:09:46
高卒社会人:0 学部:0 学卒社会人:1 院生[M]:1 院卒[M]社会人:1← 院生[D]:0 院卒[D]社会人:0 ここはかなり良スレだな 勉強になる
780 :
745 :2006/07/18(火) 10:25:06
>>746 Born-Haberのサイクルまでは厳密ですよ。
もちろんそこからの計算は完全に厳密にはできませんが。
782 :
あるケミストさん :2006/07/19(水) 20:43:29
交流インピーダンス測定のための印加電圧って何Vぐらいなんでしょうか? 直線性崩れない範囲で測定してるんですよね?
>>782 目的にもよるけど,基本的には外乱は小さい方がいい
S/N比の問題で,実用的にはだいたい5〜20mV程度が多いかな
初歩的な質問ですが。 アルミニウムと空気中の酸素を電極材に使った電池(いわゆる木炭電池)は、 高エネルギー密度が期待されるはずなのにあまり研究されていないようなのは何故ですか? 何か致命的な問題でも?
>>784 正極は燃料電池と類似の考え方でOK。
負極はアルミより実用的にはむしろ亜鉛が用いられている。
(金属−空気電池)
一次電池としては、補聴器などの電源として使用される。
研究のピークは20年ほど前に過ぎた。
786 :
784 :2006/07/22(土) 03:28:31
787 :
あるケミストさん :2006/07/22(土) 11:18:00
ヘモグロビンと電極間の直接電子授受の論文を読んで疑問があるのでご教授ください。 @サイクリックボルタンメトリーで酸化ピーク電圧および還元ピーク電圧と電圧掃印速度のlogとプロットしていました。このとき、直線となる領域から電子移動係数αを求めているらしいのですが、その求め方を教えてください。 Aさらに酸化ピーク電位および還元ピーク電位の差と電圧掃印速度のlogでプロットし、電子移動定数K?(electron transfer rate)を求めていました。この求め方を教えてください。 BいまいちαとKの意味が分かりません。これを求める意義を教えてください。 よろしくお願いいたします。
788 :
782 :2006/07/22(土) 16:29:11
>>783 ありがとうございます。
>>747 の質問に対して等価回路を持ち出して説明するのはなんだかなー
と思ってたものですから。
>> 787 (1) 参考文献に Laviron という人の文献が引用されてない?その論文がオリジナルのはずだから読んでみて (2) 参考文献に Nicholson という人の文献が引用されてると思うんだが。 (3) 求める意義なんて研究内容によると思うんだが、値が何を示すのかが知りたければせめて「電気化学測定法(上)」のサイクリックボルタンメトリーの章を読んで 手元に何の資料もない状況なので、間違ってたらフォローよろしく >> 詳しい人たち
790 :
あるケミストさん :2006/07/24(月) 15:45:38
>>789 ありがとうございます。
(1)Lavironの文献はRefarenceにあったので取り寄せて今、読んでいます。
精読できていないのですが、
@非可逆系では掃印速度に対して僞pが直線になる領域がある
Aその直線になる領域の傾きはカソーディックな電流の場合、-2.3RT/αnFになる
Bここからαを求める。
ということでしょうか?
(2)Nicholsonという人のReferenceは入っていませんでした。
ググッてみるとミシガン大学のR.S.Nicholsonという人の
"Theory and Application of Cyclic Voltammetry for
Measurement of Electrode Reaction Kinetics."
という文献が出てきました。
コレでしょうか?→読んでみます。
(3)質問の論文ではただ単に「こうすると直接電子授受が可能」
というような内容でした。「電気化学測定法(上)」の非可逆系
サイクリックボルタンメトリーの章では速度パラメータとして
存在する、というように見受けられます。
Ksが小さいほど、Epのredox potentialからのズレが掃印速度に
対して大きくなる、というのは分かるのですが、コレが何を意味
するのでしょうか?可逆性を示す尺度、として考えるのでしょうか?
質問が長くて申し訳ありませんがよろしくご教授ください。
>>790 789ではないが、そういう形式の質問をされると、「そうです」としか
答えようがないのでは?
いっそのこと、読んでいる元論文のタイトルを晒したほうがいいかも。
792 :
あるケミストさん :2006/08/04(金) 09:35:13
>>791 確かに、おっしゃるとおりです。
分かりにくくて申し訳ありません。
論題は
『Amperometric third-generation hydrogen peroxide biosensor
incorporating multiwall carbon nanotubes and hemoglobin』
で、Honglan Qi.et al です。
よく分からないのは、Ksやαの値を計算しても、他の論文との比較が
無いことです。計算することに意義があるのか、それとも数字に意味
があるのかが分かりませんでした。
計算できれば分かるのでは、と考え
>>789 氏のおっしゃっていたと思わ
れるLavironの論文を読んで計算しましたが、Ks、αが高いから、
低いから、というような意味はよく分からないのです。
直接電子授受を研究する上で、この係数や定数を算出することに
意義はあるのでしょうか?
>>792 論文をチラッと眺めてみたけど「Ksとαを計算できたから載せてみました」ってだけっぽいね。
Ksとαのセクションが無くても論文として成り立ってるんじゃない?
もし
>>792 の専門が材料かタンパクだったらKsとαのセクションは見なかったことにするのが吉。
電気化学とか電子移動のグループにいるのだとしたら…、教科書をもっとよく読みな。
794 :
あるケミストさん :2006/08/05(土) 01:31:56
>>793 ご返答ありがとうございます。
論文自体はバイオセンサとしての論文なので成り立っていると思っています。
ただ、Lavironの論文から、この論文内の式に変形することは、出来たんですが・・・
実際にこの式の切片の部分(logvと足している部分ですが)に掲載されているαとKの
値を代入しても、とても表示されているグラフのようにならないのでは?と考えたのを
皮切りに、どんどん不思議さが出てくる論文だったもので・・・
そのまま単量体と考えて代入すると、僞p=0.238logv+0.128 (Unit:V)になって、こんなグラフには
ならないんじゃないかと思いまして。
4量体として考えると、さらに傾きも切片も下がってしまいますし。
数字の分からない部分で悩んでもしょうがないですよね。
電気化学についてもう少し勉強します。
ありがとうございました。
795 :
あるケミストさん :2006/08/08(火) 00:10:13
質問があります。 リチウムイオン二次電池で負極合金の理論容量というものが ありますが、Li4.4SiとかLi4.4Snとかの4.4の数字はどうやって 求められたものなのでしょうか?
リチウム(特に負極)は専門外なのだが,基本的には正極活物質と同じで (1)完全に合金化したときに(結晶格子に)含まれるLiの割合 (2)リチウムイオンが還元されるときに,代わりに酸化される物質の量 のうち少ない方でいいと思う リチウムイオンがイオンのまま挿入される場合は,(2)は無視していい
797 :
795 :2006/08/08(火) 19:41:10
>>796 (1)については、合金化したときのXRDのパターンから構造を解析して
数字を出すんですか?
(2)については、具体的にどんな実験なのでしょうか?
また(1)と(2)両方とも理論ではないような気もしますが。。。
798 :
796 :2006/08/08(火) 21:43:51
>>797 >また(1)と(2)両方とも理論ではないような気もしますが
理論値についての質問だったので,実験手法については無視させていただきました
実験的にやるなら,おっしゃるとおり(1)についてはXRDあたりから推測するのがいいと思います
ただし,その結果は理論値ではなく実験値になりますが
(2)については,例えば正極活物質(として研究中)のLiFePO4の場合
理論的にはLiFePO4→FePO4まで酸化?可能で,その過程でFe(U)→Fe(V)となります
この場合,鉄がリチウムの代わりに酸化還元される物質となります
(……これは例としてはだいぶ不適切だなぁ.つっこみどころ満載ですが,門外漢なのでご容赦を)
実験的には,リチウムの挿入・脱離電位が高すぎて溶媒の分解が起こってしまう
リチウムが出入りする際の体積変化が大きすぎて,活物質が集電体から剥離する
サイクル特性が悪くなるなど様々な原因から理論通りに実験が進むケースも
ましてや,それを実用化できるケースも稀です
あと使うものによりますが,合金などの場合には,Liの含有率に応じて
多段階で結晶構造が変化する場合もあり,より複雑になります
あと>Li4.4SiとかLi4.4Sn
この表記法はいまいちよくわからないのですが
LiSiとかLiSnと同じ意味ですか?(Siは初耳ですが)
まず、電極活物質の理論容量の「理論」って、別になんかの理論に基づいて 導出される容量という訳ではなく、単に反応式から算出される容量に過ぎない。 計算の基になる活物質中へのLiの最大吸蔵量は、上の例のLiFePO4などでは 電荷を補償するFeの量によって決まると考えているし、合金系の負極では 既に知られている相図に基づいて最大吸蔵量が類推されている。 この場合の相図は電気化学的に決められたものとは限らず、普通に2種類の 金属をいろんな比率で融かして決定されている場合も多い。 Li-Sn系ではLiが最も多い合金の組成がLi22Sn5であり、これ以上Liを加えると 2相に分離する。この組成をSn単原子当たりのLi量に換算するとLi4.4Snとなる。
800 :
795 :2006/08/09(水) 23:25:23
>>796 ,798,799
どうもありがとうございました。
801 :
あるelectrochemistさん :2006/08/24(木) 01:37:00
もうすぐ 京田辺市多々羅 への家運度ダウンですね。皆様、準備はOK?
ソニーリチウムイオン,Dellに続いてアップルもリコールage
804 :
ある物理屋さん :2006/08/29(火) 00:40:07
質問があります. 1.私は作用電極としてn型シリコン,電解液として1M硫酸,対向電極として白金,参照電極としてカロメル電極を使っているのですが,この場合の水素イオンの電荷移動速度はどの程度なのでしょうか?可逆反応と言えるk>10^-2cm・s^-1より上なのでしょうか? 玉虫先生の『電気化学』や藤嶋先生の『電気化学測定法』には載っていませんでした‥ 2.上記の測定系でCV測定を何回かするとヒステリシスになります.これはなぜでしょうか? よろしくご教授ください.
なんかどっかでみた質問の続きクサイw ぶっちゃけ,n-Si なんて,何を相手にしても可逆になんかなりそうにないけどね 常識的に考えて,まず空間電荷層のトンネル確率が1よりぜんぜん低そうで, 反応する電子のエネルギー自体が電位依存じゃなくてバンドエッジに 固定されてそうだし,反応速度にButler-Volmer式が使えそうにない悪寒 ドナー濃度がどのくらいかしらんけど,電子密度にも律速されそうだ メタルの場合は電子密度は十分に高いから反応物濃度についての 不均一1次反応でいいわけだが,n-Si でそれが可能かねえ? あとはそもそも水素だろ 吸着状態がえらく効いちまうから,Si なんかだといかにも可逆になりそうに ないけどね
正直、まっとうな質問を2chでするヤシの気がしれんのだが。 レスの真偽や妥当性を理解できるレベルなら、そもそも2chで聞く意味がないと 思うのは漏れだけか?
807 :
あるケミストさん :2006/09/03(日) 23:11:52
電気化学の参考書で有機溶媒を扱った本ってなんかいいのありますかね? やっぱ論文探したほうが早いか?
有機電気化学は、「電気化学」という分野の中では 超マイナーなので、電気化学の教科書には たいていちょっとしか載ってないわな。 オレは学生の時、有機電気化学だったんだが、 いい参考書にはついぞお目にかかったことがない。
>>807 有機溶媒の選択法や参照電極などの話だけだったら、「電気化学測定法」という
タイトルのついた本には、少なくとも基本的なことは載っていると思う。
あと、自分では持っていないが少し詳しそうな解説書としては、伊豆津公佑先生の
「非水溶媒の電気化学」(培風館)あたりはどうだろう。
英語でもよければD. Aurbachの"Nonaqueous Elecreochemistry"(Marcel Dekker)
なんてのもある。
>>809 おぉ!
Aurbachってそんな本書いてたのか。
絶対買わないけどw
811 :
809 :2006/09/04(月) 14:09:37
>>810 ごめん。Aurbachはauthorじゃなくってeditorだった。
まあマニアックだから、この狭い分野に興味のある人以外は買わなくていいかも。
812 :
あるケミストさん :2006/09/04(月) 22:24:57
>>807 本が欲しいということらしいので
ちょっとずれてるかもしれないが、
Review,総説をあつめて自分なりに整理してみてはどうだろうか。
みたところ学生さんみたいだしいろいろと勉強になるでしょ
813 :
あるケミストさん :2006/09/05(火) 21:25:34
旭化成は大丈夫な会社ですか?化学以外に色々やっているみたいですが。 昔は、コマーシャルも良く見たような記憶あります。
814 :
あるケミストさん :2006/09/05(火) 22:39:02
>>808 おお、元同業者よwww EOCかなにかですれ違ったことあるかも。
有機電気化学は今や穴の空いた泥舟よろしく、みんな逃げ出してるよねorz
参考書は鳥居本とかは?
イヒ
816 :
808 :2006/09/06(水) 02:24:47
>814 オレが学生だったのは6年ほど前までなんだが、 EOCでは何度か発表したな。すれ違ってるかね?w 泥船とかにはコメントを差し控えるが、 当時から実用的な意味での未来はないなと思っていた。 今は有機材料系のことをやってる。
>>816 漏れも学生だったのはそのくらいまでで、しかも今は有機材料系だから
お前は俺か、と思ってしまったですw
まあ純粋に反応の面白さとかを追求してればまだいいんだけど(それでも
有機金属とかに足にも及ばなくなるけど)、なまじインチキグリーンケミストリー
(しかも本当は実はグリーンですらない)を謳う人が多いからよけい痛い。
おまいら、無電解銅めっきは電気化学にはいらんのかなぁ。 無電解とは言ってるけど、なんだかんだで、電極うんぬんの問題ジャマイカ。 ていうか、半導体のバンプに無電解金めっきをしたいんだよ。 おまいらみたいなおうんこさまに言ってもわからんかもしれんけど。 くっつかない! と、ぼやいてみた
>>818 どう見ても電気化学です。本当にありがとうございました
821 :
タモラ :2006/09/12(火) 20:40:53
初めて書き込みます。 電気化学の初心者なのですが、参照電極を電解溶液に浸してCV等を測定しているとき、 参照電極と電解液の接触する液絡部では何が起こっているんですか!?
822 :
タモラ :2006/09/12(火) 20:41:40
初めて書き込みます。 電気化学の初心者なのですが、参照電極を電解溶液に浸してCV等を測定しているとき、 参照電極と電解液の接触する液絡部では何が起こっているんですか!?
823 :
タモラ :2006/09/12(火) 20:42:44
初めて書き込みます。 電気化学の初心者なのですが、参照電極を電解溶液に浸してCV等を測定しているとき、 参照電極と電解液の接触する液絡部では何が起こっているんですか!?
気色の悪い連続レスな上に、オレ自身別に詳しいわけでもないので 応えたもんだか少々迷うんだが 3電極で電気を流す際には、参照電極と作用極の間で電位を制御しつつ 作用極の電位を上げたり下げたりした結果流れる電流を 全て対極で受けるわけで つまり、参照電極の周りでは「何も起こっていない」のだ。 強いて言えば、液絡の両端ではイオンの濃度が違うだろうから 拡散みたいなことが起こってるかもだが、 それは電解してなくても、つけてるだけで起こってる。 という風に、オレは聞いている。
液絡部での活量差があると そこで電位差が生じて正確な電位測定できないよ。 平衡になるまではある程度待たないと…
826 :
826 :2006/09/14(木) 21:44:19
バイオで電気化学やってるというと 攻殻機動隊(士郎正宗作)の電脳化みたいなことを研究していると思われる. 将来はそんなこともするのか,電気化学. 余談だが,農学部を出て味噌屋で技術職をしている某は 脳みその研究員と勘違いされたとか….
827 :
あるケミストさん :2006/09/15(金) 00:04:37
最近、オキシライド電池が有名になっていますけど これの活物質はオキシ水酸化ニッケルなのですか? それとも二酸化マンガンなのですか? 反応式を見れば分かるのでしょうけど ネットなどで調べてもうまく見つけることが出来ませんでした。 お願いします、教えて下さい。
828 :
あるケミストさん :2006/09/17(日) 13:09:03
今高校化学を習ってます。電気分解の所で陽極が銅や銀の時は極板が溶解するとありますが、 いまいち納得できません。イオン化傾向で考えると銅の方が小さく、水(またはハロゲン)が反応すると思うのですが。 また極板が銅や銀に限定されてるのはなぜなのでしょう?他の金属を用いた場合はどうなるのですか? 長々と書いてしまいましたがよろしくお願いします。
>>828 ハロゲンを含むイオン化傾向列って高校で習うんだっけ?
陽極の反応だから Cu→Cu(2+)+2e-, 2X-→X2+2e-, 4OH-→2H2O+O2+2e-の
3つの反応で比較することになるはず。(Cuは2価とは限らんが。)
たぶん反応を取り違えてるんじゃないの?
830 :
あるケミストさん :2006/09/19(火) 18:02:02
>829 レスありがとうございます。 ハロゲンとか書いたのでややこしくなってしまいました。すいません。 確かに習ったのは ・銅の溶解 ・ハロゲンの単体の発生 ・水酸化物イオンか水が反応し酸素が発生 です。でもイオン化傾向は 水素〉銅 なので、陽極では銅が溶けずに 水素を含む水が先に反応するのではと思ったのです。(水が水酸化物イオンになるのが先)
確か水の電気分解の反応式は 陰極: 2H2O + 2e- → H2 + 2OH- 陽極: 4OH- → 2H2O +O2 + 4e- だったかな? >他の金属を用いた場合はどうなるのですか? イオン化傾向の大きいものは溶けるし,小さい物は溶けない 教科書は代表例として書いただけだと思われる >水素を含む水が先に反応する 水素(H2)と水(H2O)は話が別 >陽極では銅が溶けずに 十分に電位が貴(プラス)ならその3つが全部同時に起こるのだが どれが先に(低電位で)起こるかという質問だよね? 高校ってことは多分ハロゲンは塩素だろうから,溶液は食塩水か塩酸あたりかな? pHにもよるとかいろいろあるけど,手元に資料がないし,2電極はよくわからないからパスw 陽極では「銅は単体からイオンになる反応」「塩素はイオンから単体に還元される反応」なのだが イオン化傾向で比べてよかったっけ?
>>830 イオン化傾向は実際のところ、元素の種類ではなく反応によって決まることを
押さえておいてもらいたい。
> イオン化傾向は 水素〉銅 なので、
この場合水素で想定されている反応は2H(+)+2e-→H2。先に述べてある陽極の
反応とは異なるので、当然イオン化傾向の位置も違う。
例えば水溶液にCu2+が溶存している場合は、「陰極上では」イオン化傾向に従い
水素発生より銅の析出が優先されることとなる。
833 :
あるケミストさん :2006/09/21(木) 11:06:22
〉831 〉832 ありがとうございます。水酸化銅は弱塩基だからその塩の溶液は大抵酸性なので陰極での反応は 2H+→H2の反応が優先されるという捉え方でいいんでしょうか。(中性、塩基性では水が反応するとあります) イオン化傾向ぽく並べると H<Cu<H2Oと考えていいんですかね?
834 :
あるケミストさん :2006/09/21(木) 20:16:21
イオン化傾向とは酸化還元電位が小さいものから大きいものの順に元素をならべたもん. 酸化還元電位は(標準酸化還元電位のこと.標準水素電極が基準) 2H+ + 2e- = H2 0 ★ O2 + H2O + 4e- = 4OH- 0.401 ▽・・・アルカリ性のときの陽極での酸素発生 Cu2+ + 2e- = Cu 0.337 ★ Pt2+ + 2e- = Pt 1.188 O2 + 4H+ + 4e- = H2O 1.229 ★・・・酸性のときの陽極での酸素発生 陽極で銅が溶出するのは酸性の水溶液の電解のときのハナシ.なので▽は無関係. で、★がついた3つを比較すると,イオン化傾向は貴君のいうとおり H2 < Cu < H2O で正しい. ところが,問題になるのは,Ptのとき. 教科書には,「陽極をPtにすると溶出せず,Cuにすると溶出する」と書いてある. なのに上の表ではイオン化傾向は Pt < H2O これは「酸素過電圧」という現象のせい. 理論上は1.229Vで酸素が発生することになっているが, 実際にはもっと電位を下げないと酸素が発生しない. Ptの酸素過電圧は0.44Vで, 実際には0.8Vくらいまで電位を下げないと酸素が発生しない. つまり,Pt電極の場合は上表の最終行 O2 + 4H+ + 4e- = H2O の 「1.229」は実際には「0.8」ということになる. そうるすとイオン化傾向も H2O < Pt になって教科書の記述と一致する. ちなみに酸素過電圧は電極の種類によって異なり,銅の場合は 0.25V . っていう説明で本当にいいんやろか.
835 :
あるケミストさん :2006/09/21(木) 22:49:19
ちょっとお聞きしたいことがあるのですが、 自分は電気工学科の者で、電池の詳細を知りたく思い、電気化学を受講したい と思っているのですが、難しい授業でしょうか。 一応、原子の構造やイオンなど基礎的な化学は理解しています。
それは講義によるので一概には言えないなぁ うちの大学の場合,少なくとも楽勝科目ではないし,電気化学自体も簡単といえる分野でも無いと思う 電池の原理とかそういったものを知りたいなら 高校化学+熱力学の知識があれば後は勉強次第でなんとかなるともうが 電気化学は電池だけを扱うわけではない 履修案内で教科書なり参考書なりを調べて,目を通してみることをおすすめする(普通の大学なら講義のテキストは図書館にある)
837 :
あるケミストさん :2006/09/21(木) 23:18:56
>>836 回答ありがとうございます。
半導体やセンサー材料についても学べるとしたら、興味ありまくりんぐ
なんですが、そうですね、教授や教科書、自分の頭と相談して決めようと
思います。
とても面白そうで、化学科がうらやましくなります。
838 :
832 :2006/09/22(金) 00:54:50
>>834 フォローありがとう。やっぱり酸化還元電位の話を出さないと
筋の通った説明はできないね。
実際の酸素や水素発生の現場では、酸素過電圧や水素過電圧が
問題になってくるし。
>>835 電気関係の何かの資格に、電気化学の講義の受講が必須のものが
あったよね。だからうちの大学では電気化学を真面目に受講して
いるのはほとんど電気工学科の学生だし、教員もその前提で
講義している。
まあ時間的に問題がなければ受講してみて、難しければやめるなり
教員に質問しに行くなりすればいいと思うが。
839 :
あるケミストさん :2006/09/23(土) 00:54:11
835です。詳細を見るとどうやら自分にもできそうなカリキュラムが
組まれているようです。
>>838 さんのおっしゃるように、数名の電気科の生徒が毎年受けているようで、
約半数の学生は単位を取得できるとのこと。
来年のことなのでじっくり考えようと思います。
どうもありがとうございました。
840 :
あるケミストさん :2006/09/23(土) 23:43:54
〉834 ありがとうございます。聞いたことないような言葉もあって分からないとこもあったのですが いろいろ難しい現象があるんですね。参考になりました。
841 :
あるケミストさん :2006/11/10(金) 20:05:49
二酸化マンガン電極の見かけの表面積を電気化学的に見積もる方法、 誰か知らない? 金とか白金とかだと水素やヨウ素のUPDで分かるのだが・・・
二酸化マンガンではそういうのは聞いたこと無いな 二酸化マンガンは製法によって複数の相が入り組んでたりするし それも考慮してとなるとかなり難しいね BETでお茶をにごすしかないんじゃない?
843 :
あるケミストさん :2006/11/12(日) 14:00:11
質問です 95%のメタノールを電気分解した場合 CH3OH → CH3O- + H+ CH3OH → CH3+ + OH- と二つの経路があると思いますが、これらは通常両方同時に起こっていて 温度、印加電圧でどちらが起こりやすいかが決まるんでしょうか? あと、メタノールは電圧を掛ける事でイオンに分離するのか、 はじめから分離してるのか。 それ以前に100%メタノールじゃない場合反応初期では水の分解を考えなきゃ ならんのか・・・・・もう訳分かりません、教えてエロイ人
844 :
あるケミストさん :2006/11/12(日) 14:07:48
佐藤 教男 (著) の電極化学上、下を探しているんですが、どこ探しても ありません。入手できんもんかな? 誰か読んだことある人、情報キボンヌ
845 :
あるケミストさん :2006/11/12(日) 14:13:32
>>844 それブックオフでみたよ
当方横浜市緑区
846 :
あるケミストさん :2006/11/12(日) 17:34:07
847 :
あるケミストさん :2006/11/12(日) 19:15:42
詳しくってあなた住まいドコ?
>>847 そんなこと聞かなくても店舗情報教えてあげればすむんじゃ…
849 :
ccc :2006/11/12(日) 21:07:11
HOMOLUMOの決め方ってどうすればいいんでしょう。
>>843 その反応式では電気分解と言わず、単に電離と言うのではないか?
いずれにせよ下の方の反応が起こるとは思えないが。
851 :
あるケミストさん :2006/11/19(日) 00:32:11
明後日から電池討論会 今回の見所は何でしょう?
>>851 リチウムの正極系は無いね
燃料電池とかはどうなんだろう
853 :
あるケミストさん :2006/12/09(土) 16:05:48
二重層(スーパー)キャパシターの二重層容量がほとんどイオンの吸着に因るだって? そんな馬鹿な! えせ科学の典型だ! 「化学と工業」の最新号の安井さんの議論のネタにもなりそうな。 電気化学の基礎の勉強をさぼっている香具師集団が、カネのあるそうな領域に群がる。 そこに、明らかな誤りが蔓延る。 枚挙に暇のない典型例だね。 キャパシタの分野のある大物が退官間際に「すべてイオンの吸着」と言い出して大金を取った。 それに追随するとは、何をかいわんは、ですね。 こんな話には、ゆとり教育を経て研究室に来る世代が騙されて、サイエンスが危なくなるぞ。
854 :
名無し :2006/12/09(土) 17:36:20
じゃ何によると思ってるの?
>>853 もうちょっと文章をちゃんと書ける方になった方が良いよ。
煽る時なんか粗があると、そこを指摘されて終わりだからね。
>>853 この場合の「イオンの吸着」は電気二重層の概念を含んでいるか否かが問題だな。
ひょっとしてS大のY尾先生の話をしたいのか?
857 :
新ケミスト :2006/12/22(金) 09:26:20
電気分解では陽イオンは陰極へ、また陰イオンは陽極へ移動することはよく理解できる。 電池では、陽イオンは陽極へ、また陰イオンは陰極へ移動している。 斥力の働く方向にイオンは移動するなんて不思議ですね。 これを説明できる方いませんか、教えてください。 これを考えていると夜も眠れなくなってしまうのです。
>>857 電気化学で考えるべき輸送の駆動力には、
基本として二種類ある。
それと、君の書いてることは、正しくない。
>>857 > 陽イオンは陽極へ、また陰イオンは陰極へ移動している。
ダウト。
>>859 そもそも電気分解と電池では陽極陰極の定義が異なる
862 :
新ケミスト :2006/12/22(金) 11:57:02
>>858 あなたの考えている電気化学の駆動力とは何ですか。
基本的な2つの駆動力とは?
>>862 858じゃないが、「電気化学の」ではなく「電気化学で想定されているイオン移動の」
駆動力という意味だろう。
たぶん電気泳動と拡散のことだと思うけど。
前者は電解液中の電位勾配を、後者は濃度勾配を駆動力にしてイオンが移動する。
てか、あなたは「陽極」と「陰極」についてもう一度ちゃんと学んだほうがいい。
864 :
新ケミスト :2006/12/22(金) 14:01:09
>>863 あなたの「陽極」と「陰極」についてどういう定義か教えてください。
>>862 ,864
まずは自分で努力したら?
読解力も全然足りてないみたいだし、
人に聞く態度もなってない。
866 :
新ケミスト :2006/12/22(金) 14:23:55
>>865 あなたは電気化学を理解しているようで全くわかっていないということが判りました。
過去ののデータを見ているとあなたのの考え方は電気化学というより
バナナの叩き売り的な考え方ですね。
受け売りの電気化学者ですかね。
内容が支離滅裂だぞ? どうしたw
869 :
らるこーる :2006/12/22(金) 15:57:44
突然ですが、アルコールの簡単な作りかた教えてください。
871 :
新ケミスト :2006/12/22(金) 16:20:24
>>869 白い顔をして、白を切っている。何も知らない学者もどき。
これが大学の電気化学の先生か?
結局のところ、判らないから(
>>857 )に答えられない。
それは当然です。なぜならば現在の電気化学体系では説明できないからです。
もう少し謙虚なってみてはいかがですか。
自信がないから匿名なのですね。
では、お世話になりました。さようなら。
>>871 >なぜならば現在の電気化学体系では説明できないからです。
恥ずかしくないの?
873 :
新ケミスト :2006/12/22(金) 17:11:28
>>872 恥ずかしいのはあなたの態度です。
こんな人が電気化学をやっていてはこのさきが思いやられる。
蛇足で。本当に73サヨウナラ
>>873 あんた、自分が最後にレスしないと
気が済まないタイプですねw
学部生ですら知ってる化学の基本もわかってない人間が
電気化学の心配しても…w
>>871 863を書いた者だが、ひと仕事済んで覗いてみると変なことになってるな。
「陽極」「陰極」という語についてだが、電池の電極の説明としてこの語を
使うことは通常ない。もしちゃんとした電気化学の教科書で、この語が電池に
使われているとしたら、ぜひ書名と出版社を教えて欲しい。
もし電池の論文で見られるcathodeやanodeといった語を「陰極」「陽極」と
訳しているのなら、それは誤りだ。(そもそも電池でcathode、anodeという語を
使うことすら、最近は避けようという傾向になっている。)
cathodeは還元反応が起こる電極、anodeは酸化反応が起こる電極という意味で
しかなく、厳密には「陰極」「陽極」に常に対応する訳ではない。
>電池でcathode、anodeという語を使うことすら、最近は避けようという傾向になっている。 これの情報元は? 今現在でも、電池の大御所もばんばん使ってるんだが、 誰が主張してるの?
>>876 ああ、これは確かに言い過ぎたかもしれん。ごめんね。
ただanode、cathodeという語を使うと857みたいに無用な誤解を招くおそれが
あるので、その辺を気にしてnegative electrode、positive electrodeと
いう語に代えている研究者は増えているみたいだ。そんな話をよくする。
明確な取り決めがされた訳じゃないからソースは出せんが、たぶんnegative、
positiveという語を使っている論文の件数は増えていると思うよ。
その辺りを気にしなければ、大御所でもanode、cathodeをバンバン使う。
教育的な観点では、そういった動きも理解できん訳ではないけど、 不都合が生じるのは、二次電池の充電過程を考えた場合だよね。 電池の本質として、正極をcathode、負極をanodeとして動作する訳だし、 別段問題があるようにも思わない。 むしろ、電気化学反応に注目してる場合は、cathodeとanodeと言う単語を 使った方が良いような気がする。 デバイスとして電池をとらえてる場合なら、positive...で良いんだけど。
過疎スレが延びてると思ったら……
880 :
あるケミストさん :2006/12/25(月) 18:49:35
2007の電化秋季大会がいつの間にか すずかけから大岡山になってる。 何か問題あったの?
やっぱり電極は anode cathode で押し切るべきだと思うがなあ. 2次電池とかを考えると,negative positive もどうかと思う. 電気化学屋としては現象に即して考えるべきで,そういう意味では anode=oxidation,cathode=reduction くらいすっきりした考え方はないだろ.
882 :
外野席の野次馬 :2006/12/27(水) 09:47:00
>>881 「現象に即して・・・」と悦に言っているが、857の回答になっていないじゃない。
anodeとcathodeでもよいが、電池で陽イオンがcathode(正極)に動く説明に
なっていないと思うが、外野席としては気になります。
電気化学屋さんのエキスパートとしてすっきりした説明を期待しています。
電気化学屋の見せ所!
電池の cathode は外部から電子が入って内部液中の何かに 放出される電極なのだから,そういう意味では陽イオンが そこにひきつけられても別に不自然ではないが? しかし,だ. 通常の電気化学系では高濃度の電解質が存在しているので, 溶液バルクの電位勾配は小さく電気泳動効果はイオン移動の 主要な駆動力にはならない.もちろんこれは大半の電池でも同じ.
884 :
あるケミストさん :2006/12/27(水) 10:37:18
885 :
あるケミストさん :2006/12/27(水) 10:41:50
>>882 化学の基礎だ。
学部生でもわかってるぞ。
下手したら高校生以下w
886 :
外野席の野次馬 :2006/12/27(水) 11:23:37
>>883 やっぱり納得いかないです。泳動ではないとするとどのような力ですか。
>>884 >>885 高校生は偉い人の言うことをそのまま鵜呑みにさせられているから、あなたの言うことは
正しくない。ひょっとするとあなたも偉い人の言ったことを鵜呑みにしている人かもしれない。
このことは「あなたは馬鹿だから今の教科書を鵜呑みにしてこい」といわんばかりですね。
電気化学の世界は新興宗教に似ている。
化学を学ぶ人のかなりの人が今の電気化学に抵抗があるといっている。
この現実をどう捉えますか。
外野席から一言
要するに教科書読んでも理解できないからなんとかしろ、と言いたいわけね。 > 化学を学ぶ人のかなりの人が今の電気化学に抵抗があるといっている。 実験データと整合しているだから問題なし。
888 :
あるケミストさん :2006/12/27(水) 11:53:55
だからこれは別に電気化学の問題じゃない
889 :
あるケミストさん :2006/12/27(水) 11:55:05
拡散も理解できんクズがいるのか
はじめの方にほとんど答え出てるのに…w
ではセンスある説明をキボンヌ
893 :
外野席の野次馬 :2006/12/27(水) 14:08:42
あなた方は拡散の現象を真に理解していない。 電気化学屋さんはほとんどあなたの程度の理解です。 力と量とを一緒に考えるからわかりにくくなるのです。 実験データと整合しているのは電気化学の中のごく一部、残りは大雑把にあっている。 自分自身を慰めていますね。これから電気化学が変わっていくような気がします。 思い過ごしでないといいですが・・・
電気化学って、応用の裾野はものすごく広いけど、
基礎は古典論の固まりだからなぁ…
>>893 あなた、電気化学全然知らないでしょう?
895 :
外野席の野次馬 :2006/12/27(水) 16:13:31
古典論の塊だからではない。電気化学の体系がまだ完成された理論ではなく、 不完全だからだ。電気化学を生業にしている会社では教科書を見ても 参考にならないと悲鳴を上げているのが現状です。 燃料電池の変換効率もどこまで上がるのか先が見えていない。どうして・・・!
電気化学の基礎部分は出来上がってるよw
拡散の本質なんてrandom walk以外に何があるというんだ?
統計力学が全然わかってないんでしょう 媒質に動きのある系となると、とたんにレベルアップするけど、 電気化学では扱ってないね
899 :
898 :2006/12/27(水) 18:30:43
いや、そうでもないか。
>>882 あなたにマジレスするのもどうかと自分でも思うが・・・。
> 電池で陽イオンがcathode(正極)に動く
これは充電時の話でしょう?
二次電池においてanode=負極、cathode=正極と当てているのは
放電時を想定しているものです。充電時は各々の電極で逆反応が
起きるので、陽イオンは当然cathodeに動きます。
電池において放電時に陽イオンが正極に動く例を寡聞にして知らないの
ですが、具体例について述べていただけますでしょうか?
>>895 逆に理論が完全に構築されていて、その理論を工業的に完全に応用可能な
学問体系の例を挙げていただけないでしょうか?
少なくとも化学周辺に限っては、そんな例は存在しないはずです。
拡散方程式にしろ、ごく単純化された系でしか解くことが出来ないのだから・・・。
900を書いた者ですが、根本的な間違いを書いてましたね。 申し訳ありません。落ち着きます; 900で書いたうち、「充電時にcathodeに陽イオンが移動する」と 書いたのは誤りで、電池では基本的に放電時にcathodeに陽イオンが 移動しますね。こういう例しかないはずです。 電池でcathodeに陽イオンが移動するのは、それがcathodeで消費される ためです。この場合はcathodeまわりでの陽イオンの濃度が減少する ため、濃度差がイオン輸送の駆動力になります。 というか、もし電場が陽イオンを移動させるとしたら、電池においては そのエネルギーはどこから供給されるとお考えでしょうか? 900の前段は上のように訂正させていただきますが、後段は訂正なしです。
拡散で思ったけど、支持電解質って0.1M未満だと 泳動が大きいの?そうすると可逆度はどうなるの?
そもそも882さんは「両極の電位に偏りがある場合にはイオン移動が起こる」という 仮説を疑うべきでしょうね。 電池の例を挙げておられるが、同じ電池でも開回路状態にあるときはイオン移動も 起こっていないと考えられるわけで。このとき両極の電位差は電気二重層でキャンセル されて、電解液内部のイオンは電場を感じていないと説明できるのでしょうが。
なんかみんなしてネタにマジレス状態になってる気がするw
色素増感太陽電池とかの I3(-)/I(-) レドックスだと酸化も還元もアニオンだあねえ 泳動が重要ならこんなん成立せんはずだよなあ
907 :
のんちん :2007/01/07(日) 09:52:10
電気分解の質問です。 銀以上のイオン化傾向のものを陽極に使って電気分解を行うと、陽極が溶け出すと教科書には 書いてあります。そこで、食塩水を使って、鉄電極(実際には鉄くぎ)を陽極、陰極にして 電気分解をしてやると、実際に陽極が溶け出して、黄褐色に近い色になります。 これは、鉄(V)イオンが溶け出しているためと考えられるのですが、鉄(U)イオン(薄緑色) も溶液の色を見ると、わずかながら溶け出しているようです。 そこで質問なのですが、どうして鉄(V)イオンが鉄(U)イオンよりも多く溶け出すのか、 理論的に納得したいのですが、どなたか教えて下さい。お願いします。
鉄電極上で Fe2+ → Fe3+ + e という反応もおこっているから
909 :
のんちん :2007/01/09(火) 00:03:33
レスありがとうございます。 でも、Fe + 2Fe3+ → 3Fe2+ という反応も考えられますよね? 標準電極電位が正であれば、ギブス自由エネルギーが負になるので、 自発的に反応が進みやすい・・・ということと関係していますか? つまり、各Fe2+、Fe3+が生成する過程の化学反応における標準電極電位を 計算することで、Fe3+イオンの濃度が濃くなると言っていいのでしょうか? ちなみに、付録に載っていた標準電極電位は、 Fe→Fe2+ + 2e (‐0.44) Fe2+→Fe3+ + e (+0.77) でした。よろしくお願いします。
>>909 標準電極電位の正負は基準にしている電位によって変わる。
挙げてある値は、標準水素電極の電位を基準にしたものだと思う。
だからこの値の正負は、反応の自発性には直接関係はしない。
鉄(II)イオンと鉄(III)イオンの溶出する状況には、どういうやり方で
電気分解を行ったか(一定の電圧をかけたのか、ある電流を流したのか、
前者だとすればどのくらいの電圧をかけたのか)に依存すると思う。
あと、たぶん鉄(II)イオンは鉄(III)イオンほど発色が強くないだろうから
見た目の色の濃さだけでは濃度比を判断できないと思うよ。
911 :
のんちん :2007/01/14(日) 18:08:31
レス有難うございます。かみさんの実家に帰省していたもので 反応が遅くなってしまいました。 この場合、標準電極電位の値は(言葉足らずで申し訳ありませんが)、 反応の自発性ではなく、2つの反応が競合するときの相対的な反応の 起こりやすさの目安にはなると思ったのですが、見当違いでしょうか? 電気分解は直流電源15Vの一定電圧で行いました。 もう一度質問の内容を整理すると、鉄(V)イオンが鉄(U)イオンよりも 多く溶け出すのはどのように説明できるのか(鉄(U)イオンが多く溶け出し ているのであれば、その根拠が何なのか)、ということを理論的に知りたい と思っているのですが、よろしくお願いします。
15V? 2極ということを差し引いても,標準電極電位も減った暮れもないだろが そんな状態で電圧かけてりゃ,Fe(II)なんてできる端からFe(III)になる めちゃくちゃ貴な電位がかかってる それだけのこと Fe(II)が検出されることの方が不思議なくらいだ
914 :
のんちん :2007/01/16(火) 17:47:52
2つの反応が競合する場合、どちらが主になるか(この場合はFe3+が多く生成) ならないかということを理論的に説明してほしいということです。 「できるから、できる」というのでは科学的にも論理的にも説明になっていません。
915 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 20:23:50
ところで、なんで今度の秋電化はすずかけ台から大岡山になったの?
916 :
あるケミストさん :2007/01/16(火) 23:31:31
会場の大きさと会場数の関係。あと懇親会場の都合。
>>914 910を書いた者です。(912は僕ではありません。)
そもそも3極で試験を行わなければ、貴方が行った実験を理論的に説明することは不可能です。
ただし、15Vもかけたのであればアノード側の電位はかなり貴な状態、おそらくNHEに対して+0.77Vは
大きく超えているものと推測されます。
そのような状況では、アノード上でのFe2+→Fe3+ + eの平衡は大きく右に偏ると思われます。
上の話はあくまで推測です。参照極を入れなければ厳密に理論的な話はできません。
そもそも、Fe2+ってFe3+に比べて発色しにくそうなので、見た目で判断するのは危険ですよ。
918 :
のんちん :2007/01/17(水) 10:02:30
>>917 1)参照極を入れれば厳密に理論的な話ができるということ。
(具体的な話は勉強不足でよくわからないのですが・・・)
2)簡潔に言うと、かなり大きな電圧をかけたため、アノード(陽極)上
でのFe2+→Fe3+ + eの平衡が大きく右に偏ること。
以上、2点なんとなくわかりました。
2)の反応については、平衡移動の法則で説明できそうです。
大変参考になったのと同時に、今度は銅でもCu+とCu2+がどうなるか
興味が出てきました。色々試してみたいと思います。
改めてありがとうございます。
>>913 アノードカソードとアニオンカチオンは何の関係もないので切り離して考えること
>>914 あほか。
めちゃめちゃ貴な電位がかかってる、って >912 に書いてあるだろが。
参照極入れて確認するまでもない。
921 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 18:55:42
>>916 そんなことは始めから分かっていた事だと思うんだが?
のんちんさんって小/中/高の理科教師? こういう感性の人って専門家にはいなさそう。
923 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 23:24:56
アーク放電が照明の技術から電熱電気分解に転進し さらに空中窒素固定の技術へと続く経緯について 説明しなさい、その結果 現在有機塩素・フッ素化合物による 環境問題が生じているがこれに対して、自分の意見も含めて述べなさい。と言う 試験問題なのですが・・・ 調べても出てこないですし、なんて書いたらよいか分からないのですが どなたか一般化学に詳しい方、教えていただけませんか? 18日が試験なのです・・・
924 :
あるケミストさん :2007/01/17(水) 23:51:47
アーク放電が照明の技術から電熱電気分解に転進し さらに空中窒素固定の技術へと続く経緯について 説明しなさい、その結果 現在有機塩素・フッ素化合物による 環境問題が生じているがこれに対して、自分の意見も含めて述べなさい。と言う 試験問題なのですが・・・ 調べても出てこないですし、なんて書いたらよいか分からないのですが どなたか一般化学に詳しい方、教えていただけませんか? 18日が試験なのです・・・
925 :
あるケミストさん :2007/01/18(木) 01:29:24
>>921 実行委員長がすずかけ台の人なのでそっちで
やりたかったんでしょうな。
926 :
あるケミストさん :2007/01/18(木) 02:06:38
>>924 電気のことよくわからんけど。。。。
1.アーク放電について述べる。原理など。
2.アーク放電に基ずく電熱電気分解について述べる。
3.放電媒体中に存在する空気中の多量にある窒素分子を、
他の窒素化合物(アンモニア、硝酸塩、二酸化窒素など)
に変換する過程を説明する。
4。その変換過程で、共存する含ハロゲン物質がハロゲン発生
源となって有機塩素・フッ素化合物が生成する。
(このハロゲン発生源が何なのか、全く私は知りません。テキトー)
5.有機塩素・フッ素化合物は、環境に悪影響を及ぼす物質で
あることとその理由を述べ、そのようなハロゲン化合物生成
が起こらないこと、や、それらがトラップできるシステムの
開発が急務であるを述べる。
6、そして、ハロゲン化合物の生成しない新規空中窒素固定化法を
提案する。
7。そして、その新規空中窒素固定化法が、従来からある微生物に
よる窒素固定化法や、ハーバーブッシュ法のような化学工業的
窒素固定化法より、コスト、環境面、収率等などを鑑み極めて
優れている点を列挙する。
8.当研究によって、ノーベル賞がとれてもおかしくないことを述べる。
かな。適当だよw。
>919 トンクス
928 :
あるケミストさん :2007/01/18(木) 22:33:34
929 :
あるケミストさん :2007/01/19(金) 11:20:03
295?
930 :
9 :2007/01/25(木) 16:49:02
質問ですが、水の電気分解で、水素だけを発生させることはできますか? 例えば、陽極は水素が発生する電位より高いけど、 陰極は酸素が発生するほどではない時は、どうなってるのでしょうか?
>>931 陽極と陰極が逆です
陽極(アノード):酸素発生 陰極(カソード):水素発生 となります
それはさておき,カソードでファラデー反応が起きているときは
アノードでもファラデー反応が起こります
(でなければ電流が流れないから)
ただし,アノードの反応が酸素発生である必要は必ずしも無く
例えば塩化ナトリウムなどを電解質に選んで,電位を適切に制御してやれば
酸素発生ではなく塩素発生が起きます
933 :
931 :2007/01/27(土) 00:36:23
>>932 ありがとうございます。
一方の極で何もおきないのであれば、もう一方でも何もおきないし、電流も流れないということでしょうか。
充電電流というのがありますが、充電電流で一方の極だけ反応が起こるということはあるのでしょうか?
934 :
932 :2007/01/27(土) 05:26:16
>>933 >一方の極で何もおきないのであれば、もう一方でも何もおきないし、電流も流れないということでしょうか。
その解釈で結構です
充電電流とは電気二重層の充電電流のことでしょうか?
二重層の充電も両方の極でおこりますし,二重層充電電流でファラデー反応が起こることはありません
(その場合二重層充電電流とは呼ばない)
どうやら色々ごっちゃに考えてる様なので,以下のように解釈してください
1.制御するのは電位のみ(電流制御の手法は考えなくていい)
2.電流が流れた結果反応が起こるのではなく,反応が起こった結果電流が流れる
その上で
3.ファラデー電流(水素発生のような"物質間での電子移動を伴うファラデー反応"に由来する電流)と
非ファラデー電流(電気二重層の充電のようなファラデー反応に関係ない電流)を区別して考える
4.実験において観測される電流は両者の合計値であることに注意
大学レベルの電気化学を扱うのでなければ(高校生もしくは専門外の大学生なら)
とりあえずこれだけ押さえておけば結構です
>>933 >>934 横レスで済まんが、933は片方の極でのみファラデー反応が起こって、もう一方の極では
二重層の充電電流で補償されるような系のことを言ってるんではなかろうか。
条件を選びさえすれば、そういう状況は十分考えられると思うが。
ハイブリッドキャパシタなんかは正にそういう系だし。
933の意図が違ってるんだったら済まない。無視してくれ。
936 :
931 :2007/01/27(土) 19:59:17
>>934 、935
ありがとうございます。
一方の極でファラデー反応、もう一方の極で充電というようにできれば、
充放電を繰り返すことで、例えば水素だけを発生させれるのかなと思いました。
でも、この場合も、陰極で水素発生の逆の反応が起こらないと、
充電されてた陽極側の放電もないということですね。
937 :
932 :2007/01/27(土) 21:33:46
>>935-936 そういう特殊な系は考えが及ばなかった,すまん
残念ながらそういうケースについて明確に答えられるだけの知識は無いので
詳しい人いたら解説お願いします
ただ,充放電を繰り返す場合
"作用極(水素発生を行う極)の放電反応は何?"
という疑問は当然出てくるが……
ほんとに初心者なもので、どなたか教えて下さい。 先週、授業の実験でサイクリックボルタンメトリーというのをやりました。 フェリ/フェロの酸化還元反応で 支持電解質を0.2M入れるところを間違えて1M入れてしまいました。 そうしたらピーク電位差が皆より小さい値になったのですが 支持電解質の濃度って関係ありますか?
ある
940 :
938 :2007/02/01(木) 09:32:30
なぜ関係あるのですか? イオン強度とかの問題ですか?
そこは自分で調べろよ
943 :
938 :2007/02/09(金) 22:02:56
二年です。 レポート提出が終わったので質問は取り下げます。 色々文献探しましたが、 最終的に電気二重層?の問題に辿り着いて 説明しづらいからここの人は答えてくれないのだろうな と思いました。
君は馬鹿なんだね
945 :
938 :2007/02/10(土) 10:32:27
はい、馬鹿です。 書き込みの仕方も含めてという意味ですよね? 少しヒントを頂けると助かります。
>>945 サイクリックボルタンメトリーでピーク電位が
何を表しているか解る?
947 :
938 :2007/02/12(月) 12:43:35
ピーク電位ですか? α=0.5の場合は足して割ると半波電位になって ピーク電位の差は可逆度、反応速度(定数)を表すということしかわからないです。
君は与えられたことしか認識できないんだね。 少しは自分で調べたの? ピーク電位が何によって決まるのか、ということを キーワードにして電気化学の本を調べてみたらどうだい?
949 :
あるケミストさん :2007/02/18(日) 10:10:32
>938 鉄の配位子は? シアノ? 要因は色々ある。議論を絞るために、 広い範囲で掃引速度依存性を測定して下さい。 1-2-5系列でOK。 平方根に比例したピーク電流が得られたなら、溶液抵抗が減ったから iR dropによるシフトが小さくなったなどありえるが、他にも、特異吸着 が阻害物を退かした、錯体種の変化(Cl-は弱いが立派な配位子)などもある。
>>949 学生実験ってあたりから支持電解質はKNO3あたりかと思われる
938氏が二行目以降を理解するのは難しいのでは……
微小電極(Au)でFc修飾ODNのCVとってます しかし、同じサンプルを続けて2〜3回も測定すると 還元側の掃引が殆ど直線になってきます(シグモイドから崩れてきて) 酸化側も10回程度でまともなカーブが得られなくなります 長持ちさせる方法はないでしょうか? 測定条件は 水溶液、Ag/AgCl、10mV/sec、-0.2〜0.5V、dual です
952 :
あるケミストさん :2007/02/20(火) 13:56:39
あと49ですね。この科学的知性溢れる(??...w)スレの 継続版をタイムリーに立ち上げキボンヌ。
953 :
あるケミストさん :2007/02/21(水) 06:20:53
色々調べてみたのですがよく理解できないのでどなたか教えてください。 標準酸化還元電位差の表によれば O2 + 2H+ + 2e- -> H2O2 : E0_1 = +0.695V H2O2 + 2H+ + 2e- -> 2H2O : E0_2 = +1.763V とあります。この2つの反応を連続して起こせば O2 + 4H+ + 4e- -> 2H2O : E0_3 = E0_1 + E0_2 = +2.458V となる気がするのですが、実際には E0_3 = +1.229V となります。 電池では陰極と陽極でのそれぞれの E0 の和が起電力になるので いつでも 部分反応の E0 の和が総反応の E0 になると思ったのですが、 なぜこの場合には E0_3 = E0_1 + E0_2 とならないのでしょうか?
>>953 ギブスの自由エネルギーとネルンストの式を
もっと勉強しなさい。
基本がまったくわかっていませんよ。
955 :
あるケミストさん :2007/02/27(火) 22:56:14
>>953 示強変数を代数和するとは!
電池の起電力と酸化還元電位との混同もしているぞ!
956 :
あるケミストさん :2007/03/01(木) 00:39:18
春電化なんで野田なんだよ 東京でやるなら交通の便の良い所でやれっての
957 :
あるケミストさん :2007/03/01(木) 18:58:50
電気化学をマスターした俺様が来た 何でも聞けや
958 :
あるケミストさん :2007/03/01(木) 23:10:19
>>953 電位はギブズ自由エネルギーをnFで割ったもです。つまり、
電位は自由エネルギーを別の形に表現しただけで、状態関数と思えば
いい。位置エネルギーと同じように高さと思えば理解できるはず。
塩橋について質問です。 塩橋がKClで、2つのNa2SO4の水溶液をつないでる場合、 電気が流れるときは、塩橋からK+やCl-が出てきて、 代わりにNa+や、SO42-が入るんですか?
960 :
あるケミストさん :2007/03/02(金) 00:09:11
>>959 反応式を書いてみ。
君の書き込み内容じゃ反応も何もなかろう。
961 :
あるケミストさん :2007/03/02(金) 00:11:02
>>958 は?もっと勉強して出直してきなよ。
どこの専門学校生だ?w
962 :
958 :2007/03/02(金) 00:19:10
日本工学院専門学校だが何か?
963 :
あるケミストさん :2007/03/03(土) 14:42:11
>>958 >>961 958さんの記述は正確ではありません。アトキンス流の厳密性に欠く議論に
基づいたものです。961さん、言葉がキツ過ぎ、ここのスレらしくありませんが、
言わんとすることは至極もっともですね。958さんは、電気化学ポテンシャルを
用いた金属電極と酸化還元対を含む溶液とが平衡にある状態の表わし方を
復習するとともに、少しは電磁気学の勉強をすべきでしょう。
日本工学院専門学校さんだとのことですが、頑張って大学レベルの勉強を
してみられたい。
964 :
あるケミストさん :2007/03/06(火) 21:49:27
春電化・野田: お宿はどこに取ればよいのですか? 秋葉原から常磐新線(?)使えるのですか? 会員じゃないけど、講演などは全部聞けるのですか? 教えてキボンヌ...w
釣りは他所でやれよ
>>964 関東周辺(もっと言えば野田線および常磐線沿線)在住者以外は
学会に参加するなという意図だよ。
その辺誤解のないよう。
967 :
あるケミストさん :2007/03/09(金) 01:54:39
日本工学院専門学校って…工学院大学直属の専門学校?
968 :
あるケミストさん :2007/03/09(金) 02:00:17
>>963 どこの大学ですか?
電気化学で初心者向けの参考書を教えて下さい。
真面目に勉強してみたいです。バックグランドの基礎固めとして、電気化学会に入会しようと考えていますが、
理解するのは素人には難しいでしょうか?
>>968 俺は
>>963 じゃないが,参考書は「電子移動の化学」がいいんじゃないかしら.
963の言うようなレベルの議論がしたいんなら,玉虫伶太の「電気化学」で逝くがいい.
電気化学会…入会してどうするの?学会誌はたまに各分野の基礎も載ったりするが
paper中心だし勉強には不向き.大会を見に行って発表を聞いても各論ばっかりだぞ.
たまにある小規模の初心者向けセミナーなら結構勉強になるだろうが,参加に金と勇気が必要かも.
970 :
あるケミストさん :2007/03/09(金) 20:27:05
>>969 バックグラウンドを知るためと書いてあるだろうに…
電気化学を使った研究を知るにはペーパーが手取早い。
ペーパー読んで電気化学を基礎から勉強しようなんて思わないだろ
そー思わないか?
>>970 >電気化学を使った研究を知るにはペーパーが手取早い
それってバックグラウンドと言うのか?
972 :
あるケミストさん :2007/03/09(金) 23:02:53
思いっきりバックグラウンドだろw 頭大丈夫?w
973 :
971 :2007/03/10(土) 00:00:32
>>972 ダメ学生でごめん
測定のバックグラウンド>ブランクの測定データ
研究の(ry>目的やベースになる理論・文献(例えば電池なら,高エネルギー密度の蓄電デバイスの必要性が〜.など)
電気化学の(ry>教科書に書いてあるような基礎的な理論や手法(CVの測定においては〜.ポーラログラフィーとは〜.など)
と思ってたんで,969氏の言うように玉虫先生の本でも読んだ方がいいのではと
974 :
974 :2007/03/10(土) 02:37:12
漏れも
>>973 にサンセー。
このレスの場合はバックグランドを基礎知識という意味で使ってると思われ。
975 :
あるケミストさん :2007/03/10(土) 09:40:13
研究において一般的に、バックグラウンドって言えば「背景」だろ。
976 :
あるケミストさん :2007/03/10(土) 13:07:03
誰か
>>952 さんの書いたこと実行を!!
このスレ、俺の修論研究のバックグラウンドの一部なので。
継続スレ立て熱望。
977 :
あるケミストさん :
2007/03/11(日) 14:24:05 ↑研究する資格無し