1 :
1 :
2008/09/08(月) 04:00:39 ID:EzyL+jGz0 クラシック音楽理論、即ち和声・対位法的にアニソン等を語るスレです。 初心者の方も歓迎ですが、ある程度知識があるとより楽しめると思います。 教育現場でも使われる『楽典』『和声』『対位法』(音楽之友社)あたりが 参考になるでしょう。もちろん、ここでの質問もある程度おkです。 まったり楽しく語っていきましょう。 という事で、あんまり堅苦しいのもアレなんで、口調変えて最初の話題。 ト長調←→ロ長調の鮮やかな転調が耳に残るストライクウィッチーズOP 『STRIKE WITCHES〜わたしにできること〜』なんてどうかな?
クラシックってーと 僕のお尻を舐めろ ってアレか?
3 :
1 :2008/09/08(月) 10:27:51 ID:EzyL+jGz0
>>2 ごめんよくわからない
とりあえず自分でちょっと書いてみるかな。
『STRIKE WITCHES〜わたしにできること〜』(TVサイズ)について。
サビを聴いて真っ先に感じるのは、E上のXがやたらと出てくるって事なんだよな。
8小節目なんてドッペルとXの間とか、明らかに半分ムリヤリって感じで入れてる。
そのせいでメロの嬰ハ→嬰二と来た旋律的短音階ラインが空中で放置されて、
結果として嬰二音が必要以上に印象に残るんだが、実はそれが転調の伏線になってる。
間奏を経てAメロに入る直前でそれが繋がる瞬間がたまらなく好きなんだが、
みんなはどう考える?やっぱり導音消滅キモwとか思うの?
古い話だが、小林亜星はピカルディ終止を多用しすぎ。 (だがそれがいい)
5 :
1 :2008/09/08(月) 21:52:11 ID:EzyL+jGz0
>>2 小林亜星か。懐かしアニソンにはあまり詳しくない俺でも、
メロディーラインで第三音丸出しにしてた『ガッチャマンの歌』が思い浮かんだぜ。
普通あそこまで大胆にはなれないものだが、その辺がやっぱり大物だよなあ。
ちなみに個人的には『ボルテスXの歌』後奏のピカルディがツボだったんだが、
他には何かオススメある?
6 :
1 :2008/09/08(月) 21:55:17 ID:EzyL+jGz0
7 :
1 :2008/09/10(水) 03:34:22 ID:wjLyRVGG0
ところで『ボルテスXの歌』といえば前述の後奏だけでなく、 統一感のあるリズム、よく整理された非和声音など洗練された名曲だと思うのだが、 イントロのC音でリズムを刻む所の2回目だけはどうにかならなかったのだろうか。 ラストで再びこの刻みを出すために、H音に下げたくなかったのは分かるけれど、 やっぱり何度聴いてもT二転→Tに聴こえてしまう。 他が全て基礎を崩さない進行なだけに、ここの違和感がマジ際立っている。 せめてT二転上で刻んだ後に、バスでG音だけ出してもう一小節待てば、 かなり自然になったと思うのだが…。
8 :
1 :2008/09/15(月) 03:06:26 ID:/tA7yOxm0
ピカルディに限った話ではないんだが、日本人ってのは同主調の扱いが上手いと思う。 西洋和声が日本へ入ってきた当時の作曲家は、新しい概念を取り入れるのに 色々と苦労したようだが、その中で同主調間の転調に関しては早い段階で租借され、 わが国において独自の進化を遂げたと言っていいんじゃないだろうか。 同じ小林亜星で言えば『ダルタニアスの歌』が白眉だと思うんだ。 短調でイントロ入って一瞬で同主長調、という流れは『リンゴの歌』的だが、 それを時代劇風というか昔の校歌風の3分割12拍子でやってしまうあたりが凄い。 そしてサビで再びA-durに戻ってからはガラッと変えて借用和音バリバリってんだから、 1度聴いたら忘れたくてもなかなか忘れられない。 個性的でありながら万人受けする曲ってのはこーいうのを言うんだろうなあ。
9 :
1 :2008/09/16(火) 01:39:04 ID:zctwN3fA0
そういう意味で最近気になるのはセキレイOP『セキレイ』かな。 Xを利用した典型的な転調だが、まさに雲を割るような清々しさ。 Fを中心に縦横無尽に跳躍する音型と1拍ずつサクサク変わる和音がイイよな。 なんかこの曲聴きながら見るとあのOP映像も健全に見えるのが不思議だw
10 :
1 :2008/09/18(木) 03:15:04 ID:wVosBTPQ0
まあ後奏でf-mollに戻るのは、初めて聴いたときはびびったけど、 ストーリーも戦いは続いていく的なエンドになりそうだし、これはこれでアリかな。 でも、もし2期とかの最終回のラストで再びこの曲が流れて、 長調のまま壮大に終わったりしたら最高だろうな。 それがウエディングを連想させる鐘の音が入ったアレンジとかだったら俺泣くかも。
11 :
1 :2008/09/21(日) 00:45:42 ID:S3wPQ+8I0
今マクロスFの『ライオン』と『ノーザンクロス』聴いてたんだが、 これって2曲ともサビ直前のXから属調の主和音に移行する型なのな。 こういうの聴くと、やっぱりOPとEDにはある程度関係性を持たせた方が いいんじゃないかって思う。OP→本編→EDまでが作品だと思うし。 調性を揃えてるっていうくらいはよく見かけるが、 作曲者が一人で両方担当する場合なんかはこういうのどんどん仕込んで欲しいと思う。
12 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/09/21(日) 05:24:06 ID:026nKYK50
1は何をやってる人? 音楽家? 言ってる事は全くわからないけど なんとなく見てるので頑張って
菊池俊輔さんを音楽理論的に語るとどうなるのですか? ドラえもん、ゲッターロボ、仮面ライダーシリーズ、日本人なら知らない人はいないと思います 「菊池が音楽を作れば、その番組は売れる」とまで言われた男です 実に興味がありますね
よくわからんがすごそうな1に期待
15 :
1 :2008/09/21(日) 14:48:26 ID:S3wPQ+8I0
な、何か期待されてる!?お世辞でも嬉しいんだぜ…。
>>13 菊池さんか。ボルテスXからの流れで取りあえず『立て!闘将ダイモス』思い出した。
あのメロには、音が上下に動いても必ず主音に戻ってくるっていう安心感があるんだよな。
それは即ち、ロボットものの主題歌に重要な重厚感ってのに直結してると思うんだ。
例えば前出の『ライオン』なんて下の主音が出てくるのは殆どテーマの頭だけで、
サビに至っては属調に行った上に、そのe-mollの主音すら最後の最後まで出てこないだろ?
もちろんこれは、どちらが優れているかなんて話じゃなくて、
変形して飛び回りながら戦う機体と、空手(笑)で勝負する機体が
同じメロディーだったらおかしいよな?っていう事なんだが。
16 :
1 :2008/09/21(日) 14:59:37 ID:S3wPQ+8I0
つまりロボットものの主題歌で大切なのは、 登場する機体を体現したメロディーになってるか、って所なんだと思う。 スピード感や可変機構のもつ自由さをつきつめていくと『ライオン』みたいに、 そして逆に重厚感を追求すると『立て!闘将ダイモス』みたいになるという事だな。 まあ、重厚感を演出するのに一番簡単なのはおそらく打楽器に頼る方法で、 旋律の流れだけでこういうイメージを出すのは結構難しいハズ。 そういった意味で『立て!闘将ダイモス』はまさに名曲だな。 「菊池が音楽を作れば、その番組は売れる」ってのも分かる気がする。
>>1 は間違いなく楽作版音楽理論スレか作曲初心者のためのすれ住人
18 :
1 :2008/09/21(日) 22:38:55 ID:S3wPQ+8I0
>>17 残念ながら、アニソンやゲーソンじゃないと分析したりする気が起きないんだよ…。
ルイズとか雛苺とかシャイニールミナスとか高町なのは様なんかをニヤニヤ見つつ、
そこでこの和音来たか!とか呟いてる変わりモンなワケで。
俺の居場所なんて、自分で作ったここしかないんだ…。
神前暁はどう? 俺的にあの人の曲はハズレが無いんだけど なんか特徴あるの?
20 :
1 :2008/09/22(月) 05:45:42 ID:EnUozn5z0
>>19 神前暁か…ハルヒとらきすたは見てたんだが、サントラとか関連CD買ってないんだ。
だから『もってけ!セーラー服』『セキレイ』『Dear sweet heart』くらいしか
分からないな。せっかく話題振ってくれたのにあんまり力になれなくてすまん。
『セキレイ』に関しては>>9-
>>10 あたりで少し触れたが、もう少し聴きこんでから
また書かせてもらうかも。『Dear sweet heart』もできればその時に。
『もってけ!セーラー服』を理論的に語るのは…俺には無理かも知れんorz
21 :
1 :2008/09/22(月) 06:52:08 ID:EnUozn5z0
…と思っていたんだが、続けて聴いてたら3曲の共通点が見えてきたんでカキコ。 第一に、サビで意図的にリズムを止めている点。サビの歌詞をハッキリ聴かせる目的だな。 こういう曲は他にもたくさんあるけど、この人は特にその手法が得意な希ガス。 第二に、主音、下の属音、上の属音と3つの重点を定めるメロディーの作り方。 一般に、音が上下に跳躍する旋律は安定感に欠けることが多いが、 このバヤイ3つの音が支点、力点、作用点の様な働きをしている。 3曲ともサビを口ずさんでみれば何となく分かると思うんだ。 第三に、ミクソリディア旋法。長調の7音が半音低いアレだな。 『もってけ〜』と『Dear〜』はまんまだが、『セキレイ』もよく聴くと 「想いは刻まれた」の所でこっそりEs音上の準Zが入っていたりする。 これも経過的な疑似ミクソと見れなくもないと俺は思うんだが…。 まあこうして見るとなかなかテクニカルな事やってるな。 少なくともこの3曲に関しては俺も大好きだし、今後も要注目ってとこだな。
素人より
>>1 に質問
全般的に「アニソン」によくある音楽理論的特徴とかを教えてください。
自分が知ってるのは「ヘ長調が多い」ってことぐらいです。
もってけはサビ前はずっとF7一発でのリフで続いてサビでF→B♭→D♭→E♭だったっけ。 曲調自体はファンクなリズム隊を基本にアニソンラップを重ねたものだけど サビで突然ブリティッシュロックな響きになっててカッコいい。
24 :
19 :2008/09/22(月) 17:02:37 ID:???0
>>20 いやいや、どうもありがとう。
わからない部分も結構あるけど勉強になるねえ。
あとは曲聴きながら調べながらもう一回じっくり見てみるよ。
神前はアニソン的にはハルヒらきすたのイメージ強いけど、
アイマス関連でも非常にいい仕事してるので
機会があれば是非聴いてみて。「空」あたりはメロディも綺麗だし
展開も凝ってて題材としては興味深いかとも思うので。
アニソンとはちょっとずれるけど、アイマスはなにげに良い曲多いよ。
現役バンナム所属の椎名豪っていう人もいい曲書く。
25 :
1 :2008/09/22(月) 22:39:25 ID:EnUozn5z0
>>22 う…実は俺、アニソン、ゲーソン、特撮ソンとクラシックを少ししか聴かないんだ。
だから普通のJ-POPとアニソンの比較とかできないんだよな。
確かにアニソンならではの特徴ってのもあるんだろうが…。すまんな。
ところで「へ長調が多い」ってのは面白いな。
せっかくの機会なんで、今俺の手元にある709曲の内訳晒してみる。
●ハ長調 47 ●ト長調 47 ●二長調 58 ●イ長調 46 ●ホ長調 46
●ロ長調 17 ●変ト長調 20 ●変二長調 17 ●変イ長調 24 ●変ホ長調 38
●変ロ長調 31 ☆へ長調 59 ●イ短調 31 ●ホ短調 36 ●ロ短調 27
●嬰へ短調 12 ●嬰ハ短調 23 ●嬰ト短調 7 ●変ホ短調 19 ●変ロ短調 15
●へ短調 19 ●ハ短調 26 ●ト短調 16 ●二短調 28
(俺の調べでは)超僅差なのに、お前さんの指摘が的確すぎてビビった。素人って謙遜だろ…。
>>25 いや、「ヘ長調」のwikiの項目に書いてあるんだよw>アニソンに多い
27 :
1 :2008/09/22(月) 22:56:54 ID:EnUozn5z0
>>23 をを、この曲を語ってくれるか。ブリティッシュは分からないけど概ね同意。
『Dear sweet heart』もE7一発からの移り変わりが最大の魅力と思う。
>>24 どうも書き方分かりづらくて申し訳ないな。
それにしてもアイマスか…。こんな事ならPSP売るんじゃなかったぜ…orz
28 :
1 :2008/09/22(月) 23:09:11 ID:EnUozn5z0
>>26 早速見てきたが、その記述だけ明らかに浮いてて吹いたw
自分はクラシックは全く聞かないんだけど、 ポップスの視点から自分なりにアニソンを分析してみた。 アニソンは所謂J-POPに比べて日本古来の童謡や唱歌の要素が 大きく残っていて、同時に洋楽ロック&ポップスの影響が薄い。 日本のポップミュージックの歴史は「日本人離れしてる」とか 「洋楽っぽい」ってのが褒め言葉になるくらい洋楽コンプレックスの 土台の上に成り立っている。 アニメは元々子供が見るもの、として作られていたので、 そういう国産ポップソングのある意味悪しき慣習から逃れ、 子供向けで、キャッチーなメロディの強い童謡や唱歌をベースとして そこに歌謡曲をはじめあらゆるジャンルを雑食的にを取り入れる形で進化し、 今の独自のポジションを築いたのではないかと思う。 だから同じような洋楽コピーばかりのJ-POPに比べて曲調もバラエティに富み、 キャッチーで美しいメロディのものが多いと思う。 またそれと同時に、欧米(主にアメリカ)の流行の模倣しか出来ない J-POP仕事の捌け口として作曲家やアレンジャー、スタジオミュージシャンが 比較的フリーダムに活動出来る場でもあると思う。 だからアニソンには名アレンジ・名演も多い。 ただ、予算の低いプロジェクトなんかは安易なJ-POP劣化コピーも 多いので、玉石混淆であるのは否めない。
同じように洋楽コンプレックス色が薄いジャンルとして、 昭和の歌謡曲をベースに、バンドブーム期に欧米のブルースの影響を受けず 独自の進化をしたビジュアル系バンドがある。 あと個人的に思うのは、アニソンは転調も含めてやたらと沢山のコードが出てくる。 おそらくアニメというデフォルメされた絵や物語に合わせて 楽曲にもデフォルメされた表現を、と模索した結果ではないのかと思う。 ここらへんも基本ワンコード、せいぜい2〜3コードのリフを 繰り返すことによってテンションを上げてゆくことが多いアメリカの 現代の流行歌であるリズム&ブルースやヒップホップとは対照的で面白い。 個人的にはこういうリズム&ブルース的なアニメの主題歌も作品によっては 面白いだろうとは思うが、多分受けないだろうな。
31 :
1 :2008/09/23(火) 21:08:04 ID:4y3x8fuO0
>>30 興味深い考察サンクス。だんだん語り合えるスレになってきて嬉しいな。
アニソンの中に日本古来の要素が根強く残ってるってのは面白い。
今ちょうどリリカルなのはStSのED『星空のスピカ』聴いてたんだが、
このサビ、長野の『木曽節』や千葉の『大漁節』を思わせる第2陽旋法じゃないか。
伴奏の方はところどころにドリアのWとか入ってるが、
デフォルメされた歌声(褒め言葉)との相乗効果で、全力全壊で日本人のハート直撃だな。
面白いね。 その昔、言語学板でもアニソンの歌詞の考証の話題があった 28 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/08/03(金) 00:53:01 ID:j8nH9LTh0 阿久悠は、リズムの無い全モーラが一本調子の歌詞を書いていたからね。 だから音符一つ一つに、かな文字に開いた歌詞が丁寧に一つずつ乗る感じだ。 如何にも日本語の歌謡曲そのものなんだよな。 そのため、リズムが無いからダサいと感じるヤシが結構いて、 そういうヤシは洋楽マンセーになる(特にブラック系)場合が当然多かった。 だが、メロディー中心の世界中の現代歌謡の場合、 強烈な強弱リズムを、言語の性質から絶対に消せない英語歌詞のようなものよりも、 日本語的な一本調子が世界的に再評価されている節がある。 世界のアニソンヲタなどは最右翼なんだろうけど、 ディズニーのアラジンの有名な曲の各国語バージョンの聞き比べが ようつべに上がっていた時に、日本語の評価が異様に高かったのも 同じ傾向なんだろうな。
685 名無し象は鼻がウナギだ! sage 2008/02/19(火) 23:19:50 0逆参照
>>614 もともと「歌」ってメロディーだよ。
たとえば西洋でもオペラといえばイタリアが中心で、ドイツ人だろうとイギリス人だろうとイタリア語でオペラを書く
のが基本だったわけだ。これはやはりイタリア語やスペイン語は日本語によく似た音構造を持っていて、
メロディーをのせるのが容易なためだからだと思う。
逆にリズム重視の英語の歌がもてはやされるようになったのはつい最近のこと。
むしろ英国は音楽では西洋でも劣等性だった。
つか洋楽の英語のバラードなんか聞くと、それは苦しいだろ、て感じること多々ある。
そういう意味じゃ、歌本来の流れに戻ってきたのかもな。
そもそも日本語の母音重視はメロディー乗せるのに都合が良いからこそ成立したんだとひそかに思ってたりする。
抑揚が効いた関西弁聞くと特にそれ感じるわ。古来の日本はやはり歌垣なんかで歌が身近な文化だったんだろうね。
34 :
1 :2008/09/24(水) 03:08:06 ID:j7DEFBGt0
>>33 面白い話題ありがとう。言語学とメロディーか。この観点で面白い曲ないか探してみようかな。
何か知ってる人いたら教えて下さいな。
ところで少しずつ人が集まってくれつつあるようだが、俺名無しに戻った方がいいかな?
いつまでもスレ主っぽいのウザいよね?
>>3 いや、誰の文かわかるようにしてくれた方がまとめて読みやすい。
エレメンツガーデンどうよ
セキレイOP聴いてみたけどいいなこれコード採ってみる
39 :
1 :2008/09/24(水) 23:40:29 ID:j7DEFBGt0
>>35 了解っす。
>>37 なのは繋がりで『ETERNAL BRAZE』(TVサイズ)行ってみるか。
この曲で一番見事だと思うのは、サビ1回目から2回目へ移行する際の、
ト短調の−U→X=イ短調の+W→イ短調のX、コードで言うとA♭→D→E
という流れなんだが、ここへの伏線がしっかり張ってあるのが凄い。
1回目のA♭はBメロだが、ここでは変ロ長調の準Z扱いでTのB♭へ上がる。
2回目のA♭はサビ前、「願いは一つ」直前のやつで、
これは3度ずつベースラインが降りていく流れの中で対斜を上手く利用しつつ、
ト短調W→−U→Z→Xという形になっている。
つまり、本来−Uが持つXへ向かう力をあえて逸らす事で、
この曲にでてくるA♭は直接Xへは行かない、という認識を聴き手に刷り込んでおき、
そして3回目は何の躊躇もなく、しかも拍の裏でXのDへ突っ込むワケだ。
また、+W→Xの流れは曲中何度も出てくるが、ここだけ拍点の合わせ方が
他と異なっており、それも劇的さを高めていると思う。マジ凄い。
40 :
1 :2008/09/25(木) 00:01:57 ID:j7DEFBGt0
また奈々音域についてはヒトカラスレなんかでもよく話題になっており、
それをどう活かすかが、作曲者の腕の見せ所でもあるワケだが、
ラストを上のE音で終わるために、イ短調を途中で放棄してホ短調に飛び込んでしまう
あたりがやっぱり只者じゃない。まあ目的のためにあえて手段を選ばない事で、
なのは様を表現したかったのかwとか勘繰りたくなるのも事実だが。
>>38 個人的には、「誓いの詞が」の「が」で一瞬入るCm7→F7が超好き。
1回目との微妙な差がニクいよな。
>>1 は音楽関係の職業の人??
俺は趣味で作曲やるんだけど、プロの人ってやっぱり
>>39 みたいな事を計算して考えがら作曲するんだろうか。
俺は「いつもの上松節キタコレww」くらいにしか思わなかったので
そこが素人とプロの差かな、と思ったり。
こういう音楽に詳しい人に アニソンを見てもらうってのもなかなか面白いな
>>25 ほんとだ F多い
もってけ かえしてニーソックス 渚のデカメロン 恋の炎 ユビキリ ふれふれっぽんぽん
Fが多いのは、歌の音域に関係あるんじゃないかな。 例えばサビの最初の1〜2小節をガツンといく場合、 Iから入って5度の音、ハ長調だったらCのコードで入って ソの音を伸ばす、という感じのメロディがよくあるパターンだと思うけど、 そこに歌い手が一番いい感じに出るトップの音を持ってくるのが いいんじゃないかと思う。 大体一般的な女性のトップノートは上のド辺りが一番多いんじゃないかと 思うので、そこを5度にもってくるとなると、必然的にキーはFになるわけで。 あと、歌い手さんが出る出ないは置いといても 多分その辺にトップノートを持ってきた方が無難に聞きやすく仕上がるんじゃ ないかな。 いくら出るからってあんまり極端なハイトーンを使うと、 その歌い手の個性が強くなりすぎてアニソンとしてはどうなんだろ、と いう気もするし。勿論そういう意図があるならそれはそれで良いと思うが。 楽典なんて昔ピアノ習ってたときにちょこっとかじっただけなので わかにりくいうえに全然見当違いのことを言ってるかもしれんが。
デジモンのバタフライについてはどう思う?
46 :
1 :2008/09/25(木) 21:27:59 ID:YJehV1Pe0
>>41 俺の仕事は音楽関係と言えなくもなくもないが、まあそれはともかく…
やっぱりプロの〜節とか言われるようなのは、既に感性の世界だろうな。
キッチリ作曲を勉強すれば膨大な理論を学ぶわけだが、その中から自分に合った
技法を選び、それを磨いていくのはセンスと勘なワケだ。
プロの中の更にプロになると、超難解な理論を即興演奏しつつ構築したりするし。
まあ某プロジェクトに限らず、自分のセンスに頼りすぎると良くも悪くも
似たような曲が増えてくるわけで、実際は理論半分センス半分てとこだろうか。
ただ、アニソンの場合はオルゴールVer.とかを劇中で使用したりする事があるので、
そのへんのアレンジの都合は、あらかじめ考えておく場合が多いんジャマイカ。
>>44 いやいや、分かりやすい上に鋭い指摘じゃないですか。
>>43 が挙げてくれているへ長調の曲の中で俺が知ってるのは『もってけ〜』『ユビキリ』
『ふれふれっ〜』だけだが、多分全部最高音は上のドだ。他のももしかしたらそうかも。
そうなってくると、へ長調から一番遠いロ長調で書かれた曲が気になるわけだが…。
>>45 スマン、デジモンは見てなかったんだ。せっかく挙げてもらったんで
聴いて分析してみたいが、すぐには無理かも。どなたか語ってくれたりしないかな…。
47 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/09/25(木) 22:14:37 ID:+0AkUjBTO
こんにちは! MOSAICWAVとかは1さん的にどうですか? 最強○×計画とか。
48 :
1 :2008/09/25(木) 22:36:43 ID:YJehV1Pe0
>>47 こんにちは。『最強○×計画』か、いいタイミングでいいの振ってくれたな。
せっかくだから、俺はこの辺で既出の意見を総括してみるぜ!
俺が勝手に主張したものや特定の作曲家について書かれたものを除くと、
一、アニソンには音域等の理由からへ長調が多い
二、アニソンには日本古来の要素が大きく残っている
三、アニソンにはデフォルメされた表現として転調などたくさんのコードが出てくる
四、アニソンには歌詞を丁寧に乗せる事による日本語ならではの魅力がある
とまあ、こんな所だと思うんだが、さて『最強○×計画』はというと…。
49 :
1 :2008/09/25(木) 23:09:02 ID:YJehV1Pe0
まず一だが、この曲の出だしはヘ短調だな。 即ち音域的にはへ長調と同じ、アニソンの典型的な音域という事になる。 実際へ短調パートの最高音は上のドであり、歌う方ものびのび歌えていると思う。 サビからト短調に上がる事で最高音が上のレになるが、これはよりテンションを 上げる目的であり、やはり無理のない範囲で上手く転調したなあ、と唸らせられる。 二についてはこの曲はとりわけ顕著で、あまり小難しい事を考えなくとも この曲が日本的だと感じた人は多かったんじゃないだろうか。 特に、Bメロの上で動きまくる装飾なんて第1陰旋法そのままだしな。 曲中1度も和声・旋律的短音階としての導音が出てこないってのも徹底してる。 三についてだが、サビでト短調に行った後、ハ短調を経由してるのが面白い。 メロディーラインは奔放に動きまくる曲だが、経過していく調の主音を繋げると F→G→C→Fとなり、しっかりTSDTの流れが形成されている。 メロの方をデフォルメしてベースに乗せるこういう手法もあるってことだね。 そして最後の四だが…いやあ、やっぱり日本語っていいよな。 歌詞とリズムがもう絶妙のマッチングで至高のハーモニー。 何言ってるか分からん人はこの曲の冒頭聴いてくれ。いや、日本人なら聴いとけ。 冗談抜きでマジ名曲だと思う。番組を歌で表現できるという好例だよ。
50 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/09/25(木) 23:17:31 ID:+0AkUjBTO
をを!ありがとうございます! 最強を聴きながら読んでたら感動しました。 全くの素人ですが(^-^;
ジャズがペットだかホーンだかの関係で、FM多いんじゃなかったっけ? Fが多いのは極めて自然と言えば自然と思うけど。 そして、1に是非バンブーブレードのFLASHあたりを解説して欲しい
セキレイ、すもも、さらにバンブーときたらヤンガンすぎるぜw 1に期待
53 :
1 :2008/09/26(金) 04:12:59 ID:ROOgDEJG0
>>51-52 ヤンガン祭りだ!と行きたい所だったが、『FLASH』てのが分からないorz
調べてみたらどうやらサントラなのかな。期待に沿えず申し訳ない。
お詫びになるか分からんが、あんこ入り…じゃなくて『STAR RISE』をちょっとだけ。
これはもちろん単体で聴いても十分にいい曲なんだが、出来ればOPと一緒に聴いて欲しい。
この曲で一番気になるのはメロ裏で鳴り続けるオスティナート(同音型の反復)だよな。
サビでもAメロでも絶えず続いているから必然的に目立つわけだが、
これはメロの飾りやリズムの補強が目的ではなく、無窮動の表現なんだと思う。
それに考えてみればこの曲、TVサイズを聴いた限りでは一度も明確なX→Tが
出てきておらず、それも無窮というか、感情のベクトルをあえて示さない方針を暗示してる。
つまり、勝利だとか成長だとかそういう「動的」な要素はOP曲の方に託して、
絆や優しさといった「静的」な要素を担っているのがこちらの曲、という事だと思うんだ。
今ちょっと手元にないが、確か歌詞もそんな感じじゃなかったかと。
結論としては、OPとEDでは表現したいものを分担しておくのが吉、という事で。
こういった楽しみ方もアニソンならではだよな。
1はクリムゾナーとみた。
なんかこういうのって普通にいい曲もいいけど、 あえてしょっぱい曲を語るのも面白そうだな というわけでみこみこナースはどう?
>>29-30 の言ってるのよくわかるわ
最近書かれた洋書の理論書の中には、例えば
「対位法は商業音楽ではあまり見かけなくなった」
とかまで書いてある本もあるんだよね。
アメリカのヒットチャートでもコードワークは
テンションや代理・借用コードなんかの
理論が発達したバークリーメソッドが浸透してるけど、
(が、響き優先で使われているのがほとんどで、
主旋律に応じて機能的に配置していく技法はやっぱり少ない。
むしろ一部邦楽やアニソンの方がこういった昔ながらのAOR的な
作り方を受け継いだアレンジも多く見れる気がする)
逆に、ベーシストなんかのミュージシャンは感覚的に
対位法を身に着けてて、インプロビゼーションの組み合わせによって
成立している作曲・編曲技法が大半だな
でも邦楽のアニソンって未だに絶対的な主旋律に
弦なんかでオブリをバリバリ入れてくアレンジなんか普通だもんな。
俺もリズムや音色を核にした作曲技法も好きだけど
アニソンは世界的に見てもなかなか特殊な分野になってると思うよ。
日本の場合は、バンドブームが音楽を 安易なものにしちゃった感はあるな。 アメリカでもニルヴァーナが売れた後、雨後のタケノコよろしく ノイズのようなギターをかきならして絶叫するだけのバッタもんが 山のように現れたけど、アンダーグラウンドシーンが発達している アメリカではそれはそれで棲み分けが出来ていたんだよな。 日本でも同じようにインディーズブームってのが今から25年ほど 前にあったんだけど、そこに目を付けたメジャーのレコード会社が 一気に青田買いを始め、演奏もパフォーマンスも 素人同然の兄ちゃん姉ちゃん達を莫大な予算かけて売り出し始めたわけよ。 それがまた思惑どおり売れまくったもんだから、 テレビもラジオも有線もなんの創意工夫もない安易なバンド音楽で溢れちゃったわけ。 それがいかにクオリティの低いものだったかは、その頃全盛を極めたバンドの大半が 影も形も無い現状を見れば明らかだろう。勿論いいバンドもあったんだけどね。 あとはカラオケブームとそれに便乗した小室哲哉とビーイングの 楽曲製造工場も大きな影響があったと思う。 ただ小室哲哉はクリエイター側にも多大なる影響を与えていて、 今30前後のクリエイターはTMネットワークを聞いて小室哲哉の 影響を受けて打ち込みによる楽曲製作を始めた人が多い。 だからこの世代は楽器の演奏が出来ない(多少は出来るだろうが プレイヤーとしてCDやライブで弾けるほどではない) クリエイターが比較的多いような気がする。 さらに後の世代になると今度は宅録やアンプシミュレータの技術が 発達して、バンドを組んでスタジオに入らずとも家でCD並みの音質で ギターやベースの演奏が出来るようになったので、逆にプレイヤーから 楽曲製作の道に入った人間が多いような気がする。
58 :
1 :2008/09/27(土) 01:00:42 ID:EeHX6CbK0
>>55 面白いな。ファンタジーゾーン知らないからWikiに書いてあるオマージュは分からんが、
行ける範囲で『巫女みこナース・愛のテーマ』行ってみるか。
やっぱりこの曲のポイントは最後のタイトル連呼なわけだが、
これはサビのコード進行の上で行われる。この時に問題となるのが、
「連呼に到達する時点で既に聴き手は何度もサビを聴いている」という点だ。
普通サビのメロは、聴き手に出来るだけ少ない回数で覚えて貰えるように作るが、
この場合それだとマズい。聴き手がサビのメロを深層意識下で覚えてしまうと、
ラストであの連呼をやってもコードに合わせて脳の一部でメロが再生されてしまい、
その結果連呼のインパクトが薄れてしまうんだ。
だが、この曲は実に上手い方法でそれを回避している。
まず歌を放棄してももう一度盛り上がれるよう、コード進行を強い方向性を持つ
反復進行にしておく(緩やかな進行にする事で連呼中のモチベを保つ狙いもある)。
そして反復進行のF、G、A上にそれぞれBメロの後半、Bメロの前半、間奏の伏線と
異なる要素のメロを乗せることで、わざとサビ全体の統一感を失わせ、
聴き手が1度や2度では旋律を覚えられないようにしておく。
こうやって聴き手を連呼に集中させ、あのインパクトを生み出しているワケだな。
オチに全てを懸けるという姿勢が素晴らしい、実にハイクオリティな曲だと思うよ。
もっとも、しょっぱいというか気になる事が一つだけある。
このサビのコード、俺にはどうしても『We Wish You A Merry Christmas』に聴こえる。
俺だけなんだろーか…?
59 :
1 :2008/09/27(土) 01:16:32 ID:EeHX6CbK0
>>56 なるほどなあ。アニソン以外は聴かず嫌いな俺だが、ますます聴く気が無くなったぜ。
何て視野の狭いw
>>57 ピアノと五線譜と鉛筆しか使えない俺から見ればみんな雲の上なんだぜ…。
クラナドのメグメルってどうでしょう?
このスレの役に立つが分からないが、小さい頃からずっとピアノ弾いてるんだけどさ 理論とか全く知らず、楽譜見て弾いたりするばっか。弾くのはJPOPばっか。 たまに作曲っぽいことして「このコードにはこの音が合うんだなーとか」してるんだけどX度とか何度とか全く分からん。 けど相当数のJPOPを弾いてきて思うんだけど、やっぱりアニソンとは音の運びが違うよね。 自分で適当に作った曲の音の運びってやっぱりJPOPっぽいのよ。JPOP嫌いだしアニソン好きなのにw でありふれていないものを作ろうとすると、印象に残りやすい短調に逃げたり、訳分からん不協和音を生み出して終わる。 JPOPの音を覚えた俺の指はアニソンの旋律が奏でにくいらしい。 ってことはやっぱり理論的に種類が違うものなのかなと思ったりする。 理論覚えたら俺もアニソンっぽいのが作れるのかなー? 個人的にいい音楽というのは聴く側の期待を裏切ってこそと思ってる分、ありふれた曲を生み出して鬱になることが多いw
62 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/09/27(土) 20:38:28 ID:xrNwao0B0
>>61 ヒント:アニソンの3割はJ-POPではない
ジャズも有りだしロックも有り
>>62 もしその割合が正しいとしてアニソンの7割はJPOPなわけでしょ?
けどその7割を弾いてても一般のJPOPとは違うなって感じるわけよ
64 :
1 :2008/09/27(土) 22:20:01 ID:EeHX6CbK0
>>60 『メグメル』…まあ独創的というか、かなり捻った曲だなあ。メロディーは、
一、7音や9音への跳躍の多用
二、タイを用いて拍点から徹底的に音を排除
という点が曲中で統一されているものの、各フレーズの動機には共通点がほぼ見られない。
またコードに関しても、前半は極力ベースラインを順次進行に抑えているのに対し
後半では思い切り目立つ場所にY→W→Tの流れを持ってきたりしている。
まあ、葉鍵のストーリーには様々な解釈があってここで安易なことは言えないが、
この曲は上記の点から、ズバリ「変化し続けていくもの」を表していると思う。
そして渚のあのセリフを思い出せば…。あとは分かるはず。
65 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/09/28(日) 00:02:10 ID:bpQvJ85qO
efのOPのeuphoric fieldなんてどうですか? わりと王道な曲だと思うのですが… 後、梶浦由記のヤンマーニとか坂本真綾の奇跡の海、 いとうかなこの追想のディスペアのアアエイオアイオーとか 石川智晶のアンインストールの アアエエオオオ〜 とか エヴァの残酷な〜の間奏とか、アニソン独自のコーラスワークが気になるんだが、 なんでアニソンってこういうの多いんだろ?
志倉千代丸はどう
黒の契約者のOPのHOWLINGってキーはBmだよね? Cが初っ端からC音が入ってるのはBのフジリアンから持って来てるっつー解釈でいいのかね
ちょっと訂正 初っ端からC音が入ってるのはBのフジリアンから持って来てるっつー解釈でいいのかね
69 :
1 :2008/09/28(日) 01:37:01 ID:/ioT5g4F0
>>65 『euforic field』の核となってるのはY→Zの進行。ト短調だからE♭→Fだね。
アニソンのサビでは最もよく見かける形であり、そういう意味で王道と言えると思う。
この曲の場合面白いのは、ラストでY→Zの後にGmを飛び越してA♭へ行く所。
ソプラノ課題的に考えているとコレはなかなか思いつかないんじゃないかな。
もう一つのポイントはサビ直前の進行。
上で挙げたト短調Y→Zの次に変ロ長調準Y→準Zを経由するのが凄いアイデアだ。
この曲中で、転調というか借用は事実上ここだけだと思うが、
そのお陰で全体が一気に引き締まっている上、ラストのA♭への伏線にもなってる。
メロディー中に根音を可能な限り使わず重さを取り払い、王道のコード+ワンポイント
という構成は、あの個性的でありながらすっきりとしたOP映像に合わせる曲としては
他に考えられないくらいのベストマッチングだろう。
コーラスについても考えてみたいが、取りあえず保留させてくれ。スマソ。
それにしてもこのタイミングでクラナドにefって、
みんな前シーズンの復習とかしてんのか。勤勉すぎだぜw
70 :
1 :2008/09/28(日) 02:04:38 ID:/ioT5g4F0
>>67 イントロの何か呟いてる直後の事ならそれでいいと思いますぜ。
ベースラインとの間をオール完全4度で統一したかったんだろな。
>>70 やっぱりそうか。ありがとう。
つーか誤字だらけだったスマソ・・・×フジリアン・○フリジアン
いぬかみのOPだったヒカリは、不安定な歌唱が曲とマッチして何ともいえない切なさを感じる。 この感じを理論的に説明できないものだろうか。
マクロスの挿入歌『妖精』について頼む 後半のサビで同じ旋律なのにコードが変わる(C#からAかな?)んだけどさ それだけとは思えないほど綺麗に感じるのはなぜなんだろう 単に楽器選びが上手いだけ?1の言う伏線的なものがあるからなのかな
74 :
1 :2008/09/28(日) 22:01:19 ID:/ioT5g4F0
>>66 すぐに思いつく志倉千代丸の得意技といえば、
●短調で、AメロをXで終わってYからBメロに入る
(『SECLET AMBITION』、『tears infection』、『Usual Place』など)
●または、AメロをTで終わってYからBメロに入る
(『そして僕は…』、『オペラファンタジア』、
『DOLPHIN JET』、『flower of bravery』など)
って、考えてみたらどっちもBメロYからか。芸風といえば芸風なのかも知れんが、
ちょっとワンパターンな気がしなくもない。テンポと調さえ揃えれば
ある曲のAメロから別の曲のBメロにいっても意外と違和感なかったりして。
まあ、この人の躍動感とメッセージ性を両立させたメロディーは素直にネ申と思うし、
俺が聴いた曲なんてごく一部だから、こんな意見は軽く聞き流して欲しい。
ただ、『この青空に約束を』と『オペラファンタジア』のラストだけは
ガチで不安になるほど似てるんだ…。
75 :
1 :2008/09/28(日) 22:54:23 ID:/ioT5g4F0
>>72 お題もだんだん手が込んできたなw
『ヒカリ』のメロディーの最大の特徴は、同一フレーズ内での音の跳躍幅が
極端に狭いこと。7度や1オクターブはざら、場合によっては複音程跳んだりする
アニソンのメロディーにあって、この曲はなんと最大で4度。
また、フレーズ間の跳躍も最大でたったの5度。これは明らかに明確な意図がある。
その謎を解く鍵は、ギャグ要素が大部分というこの番組の構成にあると思う。
つまり、本編がアレでED曲がアレなのだから、この番組の設定に存在する
シリアス部分は全てこのOP曲に託されていると言っても過言ではなく、
そして本編のはっちゃけぶりに対抗するため、極めて跳躍が少なく
真摯に語りかけるかのようなメロディーが採用されているのだ。
(この事で失われたドラマチックさは、メロ裏の合いの手がうまく補っている。)
だが、起伏の大きい曲は並みの歌い手が何も考えずに歌ってもそれなりに聴けるが、
こういう歌は、普通の歌い方では感情を表現しきれず、つまらない仕上がりになる。
そこで彼女は決断した。例え安定感を犠牲にしてでも自分の持つ全てを表現しようと。
つまりあの歌い方こそ、曲の良さを最大限に引き出す唯一無二の方法だったんだよ!
…これでも一生懸命考えたんだから他にも不安定な歌あるじゃん、てツッコミは勘弁。
あと最初にほっちゃんの歌唱を不安定とか言ったの俺じゃないからなw
76 :
1 :2008/09/29(月) 00:31:10 ID:6Gv2WOzT0
>>73 サビの1回目と2回目でコードを変える手法自体はそう珍しいものではなく、
今パッと思いつくだけでもD.C.UED『優しさは雨のように』や、
極上生徒会OP『恋せよ女の子』などがある。
これらには、しっかりとした調性の中で1度目よりも訴求力を持つ和音を
組み合わせることで、ラストへ向けての盛り上がりを助ける狙いがあるんだ。
だが、『妖精』の場合は敢えて嬰ハ短調とホ長調の中間のような響きを保つ事で
漂うような独特の雰囲気を作っている。
2度目のサビの時のあの感じは、もどかしい+切ないってとこかなあ。
考えてみれば、2度目のサビってのはOPやEDならもうラスト一歩手前なワケで、
殆どの曲なら構成的にももうまとめに入らなければならないあたりのはず。
だから微妙な感情の機微なんてのは大抵Bメロとかで表現しておくんだ。
(Bメロのあたりでダウン系の映像になるOP映像多いよな?)
でも挿入歌の場合はそういう制約がないので、こういう変則的な事ができるんだ。
ところでコードだが、もしかしたらC♯mからF♯m7かも。違ってたらゴメン。
>>76 あ、C#mは間違いない。m書き忘れた。F#m7はまた確認してみる。
中間っぽいってのはなんとなく分かる気がする。
突き抜けきってないと言うかなんというか。
78 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/09/30(火) 00:15:32 ID:odbKPVuDO
1さん的にプロ中のプロと思える作曲家って誰ですか? アニソン業界はわりと才能が安定してる気がします。 荒れる原因になりそうかな?
安定してるっていうか基本若くてもそれなりにキャリアある人が抜擢されやすいからねぇ。 作曲家も所謂スタジオミュージシャン的なものと言えばそうなるからそれなりにいい楽曲作るのは当然な気もする。
80 :
1 :2008/09/30(火) 03:05:24 ID:iFGtQdTW0
>>78 結論から言ってしまうと、残念だが俺には分からないな。
>>57 で指摘されてる様に作曲といっても方法は人それぞれだろうし、
打ち込みとかでは機材の扱い方も重要で、それらも含めての作曲能力だと思うが、
ピアノしか使えない俺には全くそのあたりの想像がつかん。
また、作曲と編曲の仕事の厳密な境界なんてのも一般人の俺には分からないし…。
だから他の皆が思うプロの中のプロってのは聞いてみたいかも。
81 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/10/01(水) 08:45:16 ID:9y0/FxTAO
やっぱり菅野よう子か? 結構CD集めてるが、ウルフズレインのBossa novaにはビビったw
82 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/10/01(水) 08:47:10 ID:9y0/FxTAO
追加 オケかバンドかの楽譜をギター 一本にすぐに変えたとかいう逸話もあるし
こんな良スレがあったなんて 大学の軽音で時々アニソンコピバンやるけど 菅野よう子は音採りしてて楽しくなるね てか聴いてて高揚してくるようなメロディやコード進行がうまいと思う あとは橋本由香利とかラウンドテーブルは普通にうまいね
菅野よう子はフュージョンコードよく使うよね
IIm7/Vの形の平行移動とかか? そんなに多いとは思わないけどなぁ
86 :
1 :2008/10/02(木) 22:01:49 ID:5UEC4oCG0
取りあえず手元にある菅野作品見比べてみたが、俺が思ったのは メロディー〜バス間の連続5度、8度がもの凄く少ないって事かな。 アニソンではメロ補強の意味も含めて割と気にせず使ってしまうものなんだが、 非和声音なんかを使ってうまく避けてるパターンが多い。 平行移動のコードもそのまま平行移動として扱うのではなく一捻りしてある感じかな?
やっぱり自分が好きな音楽を耳コピ分析するのは楽しいよな
88 :
1 :2008/10/02(木) 22:30:03 ID:5UEC4oCG0
秋の新番組始まったんで、余計な事かも知れんが一言ずつ感想置いときますね。 【ヒャッコ】 ●OP『スッピンロック』 基本的によく動く旋律だが、Bメロやサビの一音ずつ区切ってあるところが いいガス抜きになっており、最後までテンションを保って聴ける。 サビで一つくらい上のDを出せばもっと盛り上がったかも。 ●ED『涙 NAMIDA ナミダ』 4分割メインのA〜Bメロと3分割メインのサビのコントラストが秀逸。 王道の転調だが、間をたっぷり取る事で効果を十分に引き出してる。 ただ「引きずらない」の所は固有Xの上にH音を乗せてるようなんだが…。 【とらドラ!】 ●ED『バニラソルト』 旋律の大半がE〜Gisの極めて狭い幅で動く上に4小節区切りで見ると 殆どW(7)から始まるため、全体を通して非常に停滞した印象を受ける。 映像との相性は抜群だと思う。 『スッピンロック』の歌の人、どこかで聞いた名前だと思ったら砂沙美か…。
浅学ですが、このスレは読んでて面白いです。 菅野よう子や梶浦由記、黒石ひとみ、岩崎啄 element garden菊田氏、飯塚昌明(編曲) あとゲームだけど、なるけみちこ(ワイルドアームズなど)や 東野美紀、初期の光田康典なんかが好きなので 機会があれば菅野以外の分析も拝見したいです。
J-POPでもポルノとか妙にアニソンっぽいっていうかアニメとの親和性が高く感じる。 ハガレンのメリッサとか歌詞は全然内容にあってないのに、なんか妙にはまってたし。 実際には、アニソンとの理論的共通点とかあるのかな?
91 :
1 :2008/10/03(金) 04:53:08 ID:FOXcqLA00
>>89 この頃人増えてきたんで、特に好きな曲名とか挙げれば誰か分析してくれるかも。
俺も浅学だが知ってる曲だったら何か書かせてもらいますよ。
>>90 >>30 で言われているように転調や多彩なコードがアニソンの特徴の一つとするなら、
『メリッサ』こそアニソンの中のアニソンと言っていいんジャマイカ。
特にBメロのエンハーモニック転調からイ短調に戻る一連の流れは神の領域。
アニソンしか聴かない俺は他の曲は知らないが、転入・離脱和音の扱いの巧みさは
アニソンとの共通点であり、そしてその中でも群を抜いていると思う。
アニソンはある意味短時間に上手くまとめたプログレだと思ってるなぁ
久石譲についてお願いします。
94 :
1 :2008/10/03(金) 21:30:58 ID:FOXcqLA00
秋の新番組の感想その2。何かの参考になれば。 【夜桜四重奏】 ●OP『JUST TUNE』 冒頭の6度跳躍のインパクトが凄い。最初を変ロ短調にしておく事で本サビの 最高音がよく機能していると思う。Aメロやサビ中の経過的なコードも面白い。 ●ED『ナガレボシ』 音域の狭さやW(7)の他用など、『バニラソルト』と共通点が多い。 もしかしたら今期の流行なのかも?6小節フレーズという点と、 サビ直前で一瞬ホ長調的な響きになるところがいい味を出してる気がする。 【CLANNAD AFTER STORY】 ●OP『時を刻む唄』 その拍子感で時が刻めるか!って思わずツッコんでしまった。取りあえず俺には Aメロ8分の7及び8分の6、Bメロ8分の6、サビ8分の8、終結部が 16分の10とか聴こえたんだが。俺の耳がおかしいのか? ●ED『TORCH』 メロディーラインは美しいが、サビ直前の転調が強引過ぎる気が…。 Gをイ短調準Zに読み替えてっていう意図は分かるんだが、それなら上で Gis音出すのはNGなんじゃないのか。気になってしょうがない。 【ロザリオとバンパイアCAPU2】 ●OP『DISCOTHEQUE』 長調の象徴たる第3音を上でガンガン押し出していくサビが楽しい。 映像と共に1期からの進化の方向性を明確に出す事に成功している。 コード進行も含めて『時を刻む歌』が異色過ぎる。皆さんどう思いました?
95 :
名無さん@お腹いっぱい :2008/10/03(金) 22:05:10 ID:Wnr7lyYi0
るろ剣追憶編見てから岩崎琢にハマりました。 音のバリエーションも豊富だし、 どの曲もなんか作品の雰囲気や人物の心情の移ろいなど 真に迫るものが表現の中に感じられて フィット感、シンクロ感がなんともいえんです。
『時を刻む歌』を聞いてみました Aメロは、ベーシストのアドリブをコード進行でやってみましたみたいな感じなんだろうか 何て言ったらいいか分からないけど変拍子含めて「目的地のない変調」って気がした あと5倍拍子ってテイクファイブのリズムしかあり得ないと思ってたのでちょっと新鮮だった 素人の感想
俺が書くと確実に荒れるんだが、我慢できないから書く。 TORCHはサビのまえの小節三拍目のバス(メロディの“ラソ#”の下)に Eが来ていれば、(要するにサビのドミナントになる)が不自然さはかなり解消されたはず。 メロディは狙ってるのが見え見えで、くどい。 それをまた、繰り返すもんだから余計に嫌味だ。 女の子はかわいい。
>その拍子感で時が刻めるか! ワロタw でも普通の拍子だと意識しないけど、 変わった拍子だと「たた、たた、たんた、たんた、たんた」ってつい時を刻んじゃうよね
ラインバレルEDの『雨が降る』はどんな感想? 個人的には管野以降の真綾の作曲者って、管野の呪縛にとらわれてる気がするんだけど。 サビの「キミの空へ」の部分とか、かなり違和感と強引さを感じるんだよね 転調してからは少し自然になるけどそのへんどうなんだろう
ずっとD-moll基調で借用的に平行調をうろうろしているだけで、完全な転調はしてないよ、この曲。 1コーラスしか聴いてないけど。 不自然なのは、「戦う矛盾に」のC-Cis。 Cisが飛び出るのがおかしい。 和声進行自体がおかしいわけではないから、Cisは内声に持ってくるべきだった。
101 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/10/04(土) 21:15:17 ID:jBil5e4TO
興味深い話しだな。 期待age
ものすごく詰まらないことを、さも深遠なことのように書いているだけだから、sageてください。 雨が降る、は、歌の出だしが本当はもう半拍前に来る筈だったんじゃないか。 すると、「坂の途中は」の坂の、の部分がきちんと三度でハモる。
間違えた。時を刻む歌
eufoniusって時々転調おかしくね? どの曲のどこか思い出せないけど理論的にも感覚的にも ちんこを寒天包みにされたような気持ち悪さをちょくちょく感じるわ 転調ユニットのつもりか狙いすぎて強引だし 時を刻むのはまだ聞いてないっす 菅野じゃない真綾の曲は確かに菅野の過去曲の呪縛の中かも あとキー上限をもう少し考えて書いた方がいい、特に鈴木祥子
時を刻む歌はeufoniusじゃないよ。作曲は麻枝准。 麻枝氏の曲では、リトルバスターズもいろいろと変わった曲だなあと思う。 メロディー自体は普通なはずなんだけど。
106 :
1 :2008/10/05(日) 03:49:43 ID:???0
『TORCH』のサビ前については
>>97 に禿同。
『時を刻む歌』のリズムは
>>96 や
>>98 の言うような効果が出ているからいいとしても、
やはりこちらも、サビ前のコードに違和感を感じる。
名曲と言われてるからなかなか言い出せないが、『鳥の詩』のサビ前も…。
これがKey系のセンスなんだろうか。
あと
>>102 にはナルホド!と思った。Aメロ全体が計27拍で7+6+7+7に
なってるようなんだが、もしアウフタクトと仮定してメロだけ見てみると
1+6+7+6+7になって幾分スッキリする。
ラインバレルは見逃した…orz
そして新番組の感想その3。
【あかね色に染まる坂】
●OP『恋愛パラシュート』
サビの1回目と2回目でコードを変えたいのは分かるけど、B♭7をonA♭にして
わざわざ7音を放棄するのはどうかと思う。その後のドッペルだけでも十分かと。
調の違うBメロとサビに同じ素材を使っているのは、良い効果を出してると思う。
●ED『Sweet Gift』
メロも微妙に変わってはいるが、サビの1回目と2回目でコードを変える好例は
こちらかな。Xに入るタイミングを遅らせてYに力を集めている感じがナイス。
107 :
1 :2008/10/05(日) 04:14:14 ID:???0
【しゅごキャラ!どきっ】 ●OP『みんなのたまご』 素直になれないとか言ってる主人公と比べて、曲のあまりの素直さに吹いた。 メロには変ホ長調音階外の音は一つもないし、借用は2つのみで極めて自然。 T→Y→W→Xという基本の流れも最後まで崩れないし、安定感は抜群だ。 ●ED『ロッタラロッタラ』 サビの3度重ねが面白い。1つめは上からメロディーが繋がるが、2つめは 下から繋がるように聞こえるんだよな…。ちょっと斬新かも。 【地獄少女 三鼎】 ●OP『月華』 何といってもラスト直前のA♭mが強烈。小節の後ろでこの響きは強烈過ぎる。 変ホ長調っぽく救われて終わるかと思ったら何の躊躇いもなく突き放す感じが 超怖い。呪文のようにひたすら繰り返すサビも超怖い。 ●ED『いちぬけ』 サビのメロでH→Hisと出すのは1期EDの『かりぬい』のラストを 意識してるんだろうか。原点回帰風で良いと思う。 BメロのC上のXで、 偶成的に4転に行くのが旋律と噛み合って独特の味を出してると思う。
4転っていうか、減7ね。(4転とは、あまり言わないだろう?) その後のコードを弦のトレモロで鳴らしたくなった。 いわゆる、怖い音楽になります。 みんなも弾いてみよう ↓ シ-ド-ド#-ド ソ-ソ-ソ -ソ ミ-ミ-ミ -ミ シ-ド-ド#-ド 時を刻む歌は、前奏が完全に123,123,12の、8/8で、 アウフタクトとして捉えても、どのみちそれよりは一拍多い勘定になるから、 そういいきっていいかどうか迷ったんだけれども、Bメロ以降の音型を考えると 統一性から言ってそのほうが自然だろう。 Aメロ自体、小節線をはさんで ソファ#|ミレシ の形で歌ったほうが美しい。
109 :
1 :2008/10/05(日) 06:32:12 ID:???0
>>108 能登+この進行+トレモロ…超聴いてみたい!
そして分かりやすい解説アリガト。
Cを小節の頭でしっかり出せば、その後が変拍子でもよかったのにな。
このすれ すきー ぽにょは きらいー
>>110 作曲家の愚痴っぽい発言だなw
実際、複雑な技術を使っていることと、神曲であることとはほとんど何の関係もない。その不条理を端的に示してるよ。
>>106 いや、折戸氏の曲が結構危ういのは有名だよ。
歌ものに限らずBGMでも結構不協和音スレスレのキワドイ部分が
あったりする。昔何かで見た記憶があるけど音楽理論は殆ど知らなくて
感覚だけで作曲しているらしい。
それでもギリギリのところで曲が破綻せず、且つあれだけ名曲を
生み出しているということは、やはり人並み外れたセンスの持ち主
なんだろうな。
久石譲に影響を受けてるって時点で終わってるよ。 ってのは言い過ぎかもしれないけれど、こんなのに騙されちゃいけないなぁ。 その久石譲だけれど、もともと才能あふれるってタイプじゃないんだけど、 数をこなしてきたせいか、ある時期から急に腕を上げてきた。 きっと、ハゲになってカッコよくなったせいだろう。 あんまり、理論的じゃないな。
あ、でも鳥の詩は好きよ。 名前が素敵だね。 あの転調が変なのは、テレビサイズにしたためだろう。
久石ってある時期にいきなりゲイっぽくなったよな 新境地が開けたのかな
久石といえば片倉。 というわけで来週誰かのラインバレルOPレビューに期待。
一言で言うと、こいつのはどれも中途半端に学があるような書き方。 でも方向性としては、これはこれでアリなんだろう。 あと、久石についてはいくら腕を上げても、あの明るすぎる音はどうにも好かん。
石川智晶さんの「アンインストール」とか オリガの「inner universe」(菅野よう子作曲)とか FictionJunction YUUKA「nowhere」(ヤンマーニ、梶浦由記作曲) 水樹奈々「Justice to Believe」(上松範康作曲) 辺りについて分析できる先輩方お願いしやす
>>112 鳥の詩もシューティングスターも好きだから驚いた。
今鳥の詩を聴いてるんだが
爽やかで後ろでいろいろ細かく動いてるな
くらいしか分からんw
素人のチラウラスマソ
>>118 上の二つがいいな。
両方ともFis-moll(下のはドリアが混ざってるが)というのは何の偶然か知らんが。
上のは意外とありそうでないコード進行なんじゃないか?
奇をてらわず、目立ったこともせず、具体的には
借用Xとか、半音階的になる要素をすべて排除して(俺は逆にそれをやりまくるんだが・・・)、
シンプルに聞かせつつそれをやっているのがいい。
旋律も独創的で綺麗。
>>1 風の言い方をすれば、サビで音域的にクライマックスを確保するという鉄則も守られている。
あと、ボロクソに言っちまったが鳥の詩はやっぱいいな。
懐かしくて涙でそうだ。ああ、涙が出そうだ。
でも、
>>106 で言われてるサビ前の転調が変てのは分かった。
(勘違いしてた。)
#二つ分上の調のドミナントから、元の調のYってことになるな。
どう考えてもつながらない。先行するメロディーも和音とぶつかってるし。
適当に転調していったら、元に戻らなくなっちゃったっていう、よくあるパターン。
また、まちがえた。F-moll。
『鳥の詩』はあのBメロのキーとサビのキーがぶつかるところに 強烈に引っ張りあげられるような印象の強さがあるんだとおもう。 鍵信者ではない。
引っ張りあげられるような印象か。 うーん、俺的にはAメロにはいっていきなり、 「え?」と思わせるような転調をするほうが印象的だな。 こっちは、何の関連性も無い調に行って逆に成功している。
鳥の詩は転調を経て戻ってきたときの「キター!」って感じとか、 リズムとの親和性とかが良いんじゃないかね 俺は勝手に『帰って来た感』とか言っていろんな曲に適用してるけどw 久石譲に良くある感じ
久石譲というより、スタンダードな三部形式な形式感だね。 下手に理屈やってると、その戻ってくるところがうまくいかないと、延々と悩んじまうんだな。 文章作家で言ったら、読者を退屈させない面白い展開は書いたんだけど、話がまとまらなくなっちゃった、 とかそんな感じ。
・・・あれだな。 戻ってくるというより、仕切りなおし感とでも言えばいいのかな、 その強引な断絶をもって歴史はまた繰り返される、かのような悲哀を表し、 物語を暗示する、みたいな。 考えすぎかね。
まあ実際は多分何も考えずにどんどん転調して 戻れなくなって結局強引にサビに戻してるだけなんだろうけど、 それが曲にドラマチックな展開を与えたというか。結果オーライというか。 東方の曲なんかもそうなんだけど、要は打ち込みだと簡単に一部分の 全パートを移調できるので、転調による展開を作りやすい。 一個ずつズラしてみてハマったらオッケー的な。 これは逆に理論を知っているとなんか気持ち悪くて出来ないかもね。
転調に関しては、悩むタイプと悩まないタイプがいて、 悩まないタイプについては、理屈を知らなくても無意識にそれをやってのけてしまう。 曲全体に関しても、頭にすでに出来上がっていて「後から」構成で悩むことは少ない。 悩むタイプってのは、意識的にそれをやろうとするタイプで、 ときに、転調ってどうやるんですか?と間抜けな質問をしてしまう。 先に出た、eufonius の菊池なんとかとかも、おそらくこのタイプ。 転調にコンプレックスでもあるんじゃねーか?と思えるぐらい不自然。 理屈を習い覚えても、音で失敗する。
じゃあギターや鍵盤で適当にアドリブする時、深く考えずにモードやらキーを変えまくって 臨時記号入りまくりなフレーズを弾く自分は前者になるのかね?
アドリブ=コード上で弾くという解釈でいいなら、 転調や構成はあんまり、関係ないんじゃ・・・
補足すると、突き詰めるところ、その人その人の音の捉え方の差異なんだよね。 その人にどういう風に音楽が聞こえているか。 因みに言うと、俺は後者。 転調はむしろ得意だが、よく元に戻らなくなる。 また、転調した先の音楽的な意味合いをよく見失う。
アニソン作家のみなさん、ぶっちゃけ儲かってますか?
アニソン作家になりたかったな・・・
渡辺宙明宅にはお手伝いさんがいるそうだから 少なくともお手伝いさんを雇えるくらいは儲かってるんだろう。
>>133 今からじゃ無理ですか?
普通のJPOPよりアニソン作家の方がいいですか?
まずはエロゲから
佐橋氏は種の時に年間印税収入第3位に入ったんだよな確か
138 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/10/06(月) 21:34:33 ID:YFNVEEYuO
じゃあ菅野よう子なんてもっとやばそうだなw
理論はまず専門用語が多くて難しいけど、このスレ楽しんどります。 で、自分は渡辺宙明の70年代頃が好きだ。 宇宙刑事やり出してから曲調が変わったけど、70年代のキカイダーや ゴレンジャーのジャズっぽいところが(・∀・)イイ!
知り合いから堀江由衣とAice5のCDを 借りたんだが… 堀江単独はまだアレとしてAice5はモー娘。とかのJPOPの二番煎じっぽい。 やっぱり同じアニソンでもこれは違うとかってあるのか? 荒れそうだったらスマン
最近はアニメ業界が金になるってことが明らかになったわけだし、 アニソンの皮を被ったJ-POPなんて腐るほどあるような。
>>139 おまえのせいで、エセ坂本龍一みたいな音のループが止まらなくなった。
どうしてくれる?
その音もすぐに持たなくなって、59秒ぐらいのところででてくる恥ずかしいドミナントを皮切りに、
曲調変わっちまってるし。
世の中に、金儲け「以外に」素晴らしいことは無いように思われてるのが気に入らんよ。
>>128 菅野は絶対悩まないタイプだなw
プラチナとかマメシバとかgo tightとか聴くと
頭の中で音が鳴るまんまメモってあとで辻褄合わせて曲にしましたって感じじゃん
↑勿論ほめ言葉です
プラチナってABメロの転調がすごくね。 どうやってるんだろ。
まんま
>>144 なんじゃねw
あんなの計算でやってると思いたくない
水樹奈々のSTARCAMP EPにふくまれている4曲についてお願いします
>>145 Xを1個上の調のWとみなして転調の連続だと思うけど
あの曲の、特にあの部分のプログレ感は異常
新居昭乃と霜月はるかが好きな俺に、 両者に共通する物があるのか、 音楽理論的説明をお願いします。
>>145 ,148
でも、この転調に音楽的に意味がどうかあるのか俺には分からない。
センスも技量もあるのは認めるんだけど、何ていうかせわしくてついていけない。
知人がこの菅野に惚れ込んでねぇ。
後から、アニソンだということを知ってショックを受けたんだそうだ。
いったい何が、ショックなんだか。
音楽的な意味ってのはどういうことなの?
音の効果というか、なんというか。 その調、その調の曲の中での役割というかなんと言うか。
俺はプラチナ聞きまくってるせいで、あれ以外のあり方が想像できないな。
まぁ、明らかにおかしいと思っていた音も、なんども聴いて(聴かせられて)いるうちに、 もともとこれが「正しかった」ような気がしてきてしまう、ってことは間々あるな。 この曲の話じゃないが。 この曲については、実際に音を聞くんじゃなくて、 聴き覚えた音(転調)を頭の中で鳴らしてみてはじめて、 その意味に納得できるような感じはしてるな。 つーか、聴けば結局ノリノリになって思わず鍵盤の上に指を走らせちまうけどさ、俺も。
eufoniusの曲はまさにそんな感じなんだけど、Ideaだけは駄目だ。 amazonの評価はいいから、俺に合わなかっただけなんだと思うけど・・・。 誰かよければIdeaを分析してみてほしいです。
全くの素人だがideaはガチでeufoniusの最高傑作に聞こえるよぉ。 ところでヘミソフィアってどうですか? 素人の耳にはやや難しすぎてついていけない
>>idea 気に入るという理由も、気に入らないという理由も分かるけど、 「〜は、どうですか?」ってのはなんか他人に価値を保障してもらうみたいでやだ。 肯定でも、否定でも。 魅力の秘密を知りたい、とか駄目に感じる理由を知りたいってのなら分かるけど。 元は、専門用語でも持ち出さなければうまく語れぬ想い、ってのがあって、 それを語るスレだったんじゃないかと。 それで間違っていないのなら、このスレを立てた理由は自分には痛いほど分かる。
>>157 もちろん、魅力の秘密が知りたい、という意味だよ。
音楽に詳しい人の耳にはどんな風に聞こえるのだろうかと。
純粋な興味から。
>>155 の人にしても同じでしょうし。
悪いように捉えないでください。別に肯定も否定もしていないし。まして同意を求めているわけでもない。
ただし素人なので質問の仕方はどうしても稚拙になってしまう。
でも音楽理論的な評価ってものに興味があってこのスレを覗いてるってのは多分同じだと思うんで
そこらへんは大目に見てやってください。
まあ結局理論ってのはあくまで多くの人が心地よいと思った音の流れに
後付けで理屈を付けたものだから、
自分はこういうパターンの曲が好き、という個人的な考察にはなるけれど、
こういう理論だからこの曲はいい曲、ってのは人それぞれ違う。
だから
>>1 の意見もあくまで
>>1 の個人的な見解であって、勿論人によっては
なんじゃそれ、って人もいるだろうし。
まあそれを言い出したら音楽の良い悪いなんて殆ど好き嫌いの問題だし、
だから別にクラシックの理論にとらわれず、思ったことを自分の言葉で
語ればいいんじゃないかな。若干スレタイと趣旨が違ってしまうかもしれんが、
スレタイ通りだと、クラシックの理論を勉強した人間同士でしか
会話が成り立たないしね。
本当は、自分が心酔している音楽についてこそ書きたいんだよね。
でも、それが出来ない。
いろいろあってね。
>>158 なんか、当り散らしたみたいになってすまん。
ザムドのOPはこのスレ的にはどんな評価なのでしょうか? 簡単なフレーズだけど、どちらかというと音の抜き差しだけで盛り上げていってる手法だと思うのですが…
162 :
1 :2008/10/08(水) 02:35:56 ID:???0
1としてスレの流れを引っ張る役目はそろそろ終わったかなあ、と思いながら
二日ほど眺めていましたが、ケジメとして一言。
俺がスレを立てた理由は
>>157 で言われている通り。俺にはクラシック以外の知識は
皆無だが、他のスレではそういう語り方はKYになりそうでできなかった。
俺はたまたまそれがクラシックだったが、別ジャンルからの視点でアニソンを
語りたい人もいるかも知れない。
だから、クラシックというスレタイに固執するよりも、むしろ
>>159 のように
「様々な観点から理論的にアニソンを語る」スレと捉えてもらっていいと思う。
(まあ、クラシックという単語に興味を持って来ている人もいるかも知れんが…。)
いずれにせよ、みんなで柔軟に方向性を決めていくって事でいいんじゃないか。
そして俺なんかとは比べ物にならない分析の達人も降臨しているようなので
これ以上コテででしゃばる勇気はない。チキンな俺を許してくれ。
これからも、まったり楽しく行きましょう。
ただ、あれなんだよな。 話を混ぜっ返すみたいでアレなんだが、 クラシックな観点からアニソンを分析するということ自体、ちょっと疑問があって、 それはこのスレのはじめのほうを見ていても思ったんだけれど、 例えば、音域的にクライマックスを形成するとか、広義な意味においての対位法でこそ、 アニソンにも当てはめて考察することはできるけれど、 狭義な、ポリフォニックに旋律を絡ませる技術ってのは、 アニソンを含めたポピュラー音楽では、音楽の本質的な価値を高めるのに役に立つことは実はあんまりない。 自分でも昔、誘われたバンドで実験的にやってみたからこそわかるけれど、 ポピュラーってのは、ベースやドラム等のリズム隊によって 「保障された和声」の上で何をやってもいいよ、って性質をもともと持っているから、 複数の旋律それ自体で和声を形成し、支えあう対位法の醍醐味はそこで失われてしまう。 そこでは純粋な対位法ではなく、主役である主旋を殺さず、うまくフォローしてやる「対旋律」のうまさについて、 語れるぐらいなものだ。
また、和声でいえば、古典和声では禁則事項な、X-Wも、 (フランス和声では、珍しくもないが) ポピュラーでは当たり前に出てきて、「そのスタイルの中では」極めて自然であったりする。 その「和声的には間違っていることが特色」であったりする。 同じ“クラシック”でも、積極的に平行を用いたドビュッシーの例など持ち出すまでもない。 つまり、「クラシックの理論で言って間違ってるから、このアニソンはおかしい」、 と言うことはできない、ということ。 要はその特色で「秩序が形成されていること」が大事なんだ。
ちょっとスレ違い気味の話題で悪いんだけど、 いわゆる9th11thとかのテンションコードや 分数コードの概念ってクラシックにもあるの? サムライチャンプルーみたいな曲をクラシック風に語ると どうなるのかなーと思って。
sus2とかsus4は基本的に機能を崩すから3度に戻るのが原則だけどポップスなんかは戻さない事はよくある。 X7sus4とかなら3度がトニックトーンになるからドミナント効果が薄れて安心感のある響きになるから、と言った所。
sus4からマイナーっていいよね ドラクエ2の曲がそうかな
sus2じゃなくて?
失礼、ルートは変わらずに、か。 Fsus2 - Cm とかなんじゃないかと思った。
>>162 川田まみのTRILLについて聞こうと思った矢先に…
それならバークリーメソッドなんかから語ってもOKなスレになる訳だ
赤黄緑の本では禁則事項な、コード進行の例: C - G - F - A - C - G - F - C T- X- W- Y- T- X- W- T 深い意味はない。でも、普通に聞こえるでしょ?
Aじゃなくて、Amね。
「このコードは理論から外れてる」 「ソース出せよ」 「ってかその理論古すぎだろ」 的な論争は持ち込まないでくれよ
逆進行だってのとW→Yってのは3度違いでの構成音が類似したものだから基本よろしくない、みたいな。 まぁ普通によく使う進行だしキニシナイ。 でもW→YにするくらいならW△7にして転回しながらそのままサブドミナント終止とする方が素直な感じな気もする。
論争なんかしてないから、安心しておくれ。 和声の理論から外れていても、OKってな話しだし。 C - F/G - C こういうのも、機能和声だと、どう書いていいか分からないな。 多分、偶成和音ってことで処理される。
avenewとかってどうなってるんですか?
最低限、どこがいいとかどこが気に入らないとか書かないと、 答える気にもなれないな。
そーいうスレだったっけ? 確かに曲名がないのはアレだけど…
答える義務はない、けど、
それ以前に音楽への愛情が感じられなかったから。
関係ないけど、
>>1 の仕事には、正直自分も驚いている。
「最低限、どこがいいとかどこが気に入らないとか書かないと」ってわざわざ主張するくらいなら、
>>1 の仕事のどういったところに驚いたのかくらい書けばいいのに。
まったくもって、無益な問答だな。
一言で言うと、その仕事量だな。
音楽を聴くことと分析することが一体化しているとでも言うか。
自分は、音を拾ってからあらためて分析する、って感じだから。
その、
>>1 の「耳」に軽い嫉妬を覚える。
これは、実はとても深い話。
それに、自分だったら、嫌いなものは分析以前にその場で切り捨てるからね。
たくさん分析して、体系化するまでにいたらない。
凄く壮大に聞こえた曲を耳コピしてみたら単純な進行だったり 音取らないと分析できないってのは分かるわ まあそれを言ったら編曲と作曲の境目云々となるが
>凄く壮大に聞こえた曲を耳コピしてみたら単純な進行 あるある。 で、元の曲を聴かずに再現しようとしても、しょんぼりな物にしかならないって言うw
いつから自分語りのスレになったの?
ご
すでに言われていることだけれど、結局音楽あっての理論だから。
「聴こえていなければ」理論なんてものはただの観念でしかなくなってしまう。
その人が理論を持って語りたいこと、例えば、
この転調がいいんだよ!この和声進行が、この小節構造が、たまんねーんだよ!
みたいなことは、その人の耳に音楽がどう聴こえているか、
その人が音楽の「何」に興味を持ち、「何」を聴いているか、
ってことを見るヒントになる。
で、
>>1 のレス(何度も引用して悪いな)を読んで、
ああ、この人は自分に聴こえていないものが聴こえているな、と。
そうやって自分のほれ込んだ音楽について語ることは、
好きな女の子のことを人に話したくてたまらないような気持ちとそう変わらない。
でも、そんなのはリアルでもウザがられるだけ。でも、ここならOKだ。
だから、お前も語るがよい。
もとから、自分語りのスレさ。
理論的に語れないからそういう観点で語って欲しい依頼が出ていると思うんだが
ああ、ときたま「リアルな」嫌がらせが混じってるんでね。 興味のある題材なら、進んで分析に応じる。 つか、俺がやる必要はこれっぽっちもないんだけど。
ん、なんで険悪な雰囲気なんだ?発端は?
なんかデカい枠で話すと変な方向に行きそうだな UVERってどう? 最近アニメタイアップ増えてきたけど結構変わった曲多いよね コード自体はシンプルだけど旋律がジャズに近いようなこともあるし、変拍子とか転調も多い あれを天然でやってるならすごいと思うんだけど理論やってる人がいるんだろうか
聴いた限りでは変拍子の含まれた曲はなかった。 曲の途中に6/8が挟まってきたりするけど、これは変拍子とはいえない。 転調は、サビに入るところが変わってるけど、これは多分テキトーに移調しただけ。 前後に有機的な関係は認められなかった。 …と、分析するといかにもつまらないものになってしまったが、 これで、ええのん?
そうそうこれこれ
盛り上がらねえなぁw
>>190 >>178 じゃね?
「最低限」だとか「無益」だとか・・・さらに
>>192 では、楽しくないけど分析してやってます感が出てるし
そういうスレじゃないだろ?このスレの明確なルールなんてないんだから、気に入らなければスルーすればいいだけ
もっと楽しく自由に語ろうぜ
むしろ盛り上がらない方がうれしかったり 理論分かる人が淡々と書いていくだけでもそれはそれで楽しいし まあ書く側の張り合いがないかもしれないがw
淡々としつつ侃々諤々議論してるのが面白いです
>>178 俺もそう思う。
ああいうレスは、まじめに議論したい人たちに失礼だよね。
場の空気を壊すのは本当にやめてほしい。
じゃあそろそろ片倉三起也の話しようぜ。
じゃあそろそろElements Gardenの話しようぜ。
上の方で話題になってたクラナドのOP 意図の見えない変拍子だなw 自然に出来た変拍子って言うより、変拍子な曲が作りたいってのがありきで作っちゃった感がする まあ変拍子のアニソンがOPってのも新鮮ではあるかな ないものかな、フランクザッパバリの変拍子アニソン
その曲は、もっと追い込めばそんなに悪い感じにはならなかった。 素材的には悪くないし。 だからこそ、ああすればよかった、こうすればよかったってのが出てきて、 このスレ的に話題に事欠かないんだが。 あたた〜か〜さ〜を、から反復進行的に上に上がっていくところの 反復回数が一個足りなく感じる、とか。 まぁ、作家として挑戦的なのは悪くないんじゃないかと。 あと、やっぱり女の子がかわいい。
1が、マンガのネタにされてしまった。 こういうことを平然とするから許せない。 そろそろ、消えねーとな・・・
はい?
>>195 あたりは、素でとぼけることができなさそうだな。
207 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/10/10(金) 12:17:44 ID:WPiHyeNUO
関係のない話しは辞めて欲しいんだが。 正直目障り
知らねーな。 こっちも生きている以上は、無意識にも自分の居場所を求めようとする。
「妖精と伯爵」オープニング曲のサビ 最後の4小節ってどうなってるんですか?
ああ、ドミナント(C#)に来る前に、同主短調のW(Bm)を借用して、次にその一転。 このことでしょ? 一瞬、黄昏る、みたいな音。
あれがサブドミナントマイナーってやつですか 本とかではよく見るけど実際に聞くと効果がよく分かるなあ 解説ありがとうございました
「クラナド」のオープニングってヨーロッパっぽいけど 「かんなぎ」のオープニングはアメリカ的だな、と感じるんですけど その要因はなんだと思いますか? 音階、和声、旋律・・・
それぞれの和声的、音階特徴を挙げるなら、 前者は、D-Tの進行を避けた、旋法的なもので、 後者は、5度下行のかたちでS-D-Tがはっきり出た、和声の模範解答みたいなもの。 サビでは、C度上のXを使って、駄目押し的に「その感じ」を盛り立てる。 結果的にあっけらかんとしたものになって、自分には今ひとつピンとこなかったけど、 それを「アメリカ的」と感じたのかもしれない。 アレンジ的にブラスが入ってくることもあるし。 なんか、楽典の試験でも受けてる気分だな。
>>208 お前のせいでみんなが居づらいんだよ。
他人のことも考えろ。
>>191-192 UVERはモダンヘビネスちょっとインテリジェンス風JPOP(いかにもPRSなんぞ弾いてそうな)
なんだが、そんなもんアニメに合いそうにもないのに、割と古典的というか正統派アニソンの
匂いがする。
そのあたりを是非>1に語ってもらおうじゃないか。
もう>1は嫌がらせに辟易していなくなっちゃったんじゃないかな…
「テルーの唄」ってまさか嬰ハ長調じゃなくて変ロ短調? ついさっきまで嬰ハ長調と信じて疑わなかったんだが… 平行調の区別がどうしても苦手なんだが区別の方法を誰か教えてくれるととてもうれしいです。
またこれはレベルの低い質問だなぁ 荒らしか。
1が初心者歓迎って書いてるのに初心者を排斥するこの感じ
>>213 お手数かけて申し訳ないです、ありがとうございます
ドミナントモーションの有無ですね
チャーリーパーカー大好きでモードジャズはほとんど聴いてない自分が
keyっぽい曲を作れない理由がよく分かりました
>>217 とにかくケーデンスを意識して聴くといいよ。どっちがトニックなのかをしっかり見極める事ができるかどうか。
ドミナントってのは、支配する、って意味があって、 調性感の決め手になる。 いいね、努力する奴って好きだよ。 レベルの問題じゃない。 もし、それっぽい曲、を目指すなら好きな曲の和声進行を真似て、 たくさん、変奏を試みてみる。 すると、勝手に身につくから。 モード関連は、ポピュラーの理論に詳しい人に聞いたほうが早いかもね。
>>217 嬰ハ(変ニ)長調で問題ない。
>>218 が噛み付いたのは、明るい曲か暗い曲かもわかんねぇのか、
と言いたかったんだろう。
その辺は直感を信じていい。
主調の決め手は、通常は(例外もある)曲の始め。
連投スマソ 自分で言っていて気がついたが、 鳥の詩と、時を刻む唄の出だしのコード進行って、 移調するとリズムを変えただけで、まったく同じになるな。 イ短調として、 F - G - Am Y- Z- T 鳥の詩にいたっては、Aメロも実は出だし=サビをそのまま移調したもの。 遠い調にいきなり行っても統一感が損なわれないのはその為か? この形に時々W(Dm)、自然的短音階でX(Em、導音が上がらない)、 を混ぜるとそれっぽく・・・なる?
銀色の髪のアギトOPの KOKIAの「調和 oto〜with reflection〜」について誰か語ってくれ。 最初のピアノ+ボーカルは何拍子(無拍子?)なのか? サビの後で3拍子→5拍子に変わったかと思いきや 5拍子の途中で+2拍多目に入ったりと、 曲を通して拍子が謎すぎるorz
素人だけど、このスレ読んでたら音楽理論がわかると楽しそうでしかたない。 勉強してみたいんだけど、いい入門書があったら紹介してくれまいか。
まぁ、俺は同じ学科の学生同士の会話のような楽しさの幻を見たに過ぎなかったんだが・・・
>>225 ムズイ
自分で歌えりゃ(もちろん、頭の中で)、すぐ採れるのだろうけど、
当然のことながら歌えない。
アニソンに限らなければこの手のは時々見かけるような気がするけど、
その由来については、拍子がランダムにかわるグレゴリオ聖歌やその唱法、
あるいは、民俗音楽の系譜について詳しくないと細かなことは語るのも難しいかもしれない。
この辺詳しい人いる?
最初のところは3拍子に聞こうと思えば聞こえる 3連符の3拍子
>>226 1が挙げてるやつ以外でならヲノサトルの甘い作曲講座とかどうでしょう。
あまり実用的ではないけどライトに読めて音楽的知識の間口を広げてくれると思うよ。
あとは菊池成孔の憂鬱と官能を教えた学校とかが理論を背景に音楽史を紐解いていて
割とこのスレに近いことやってるから読んどくと教養として面白いと思う。
ああ、このスレの妙なデジャブ感は菊池成孔由来だったのか。 たしかにあれは良いかもね。体系的に広く音楽の歴史を記述してるから。
少なくともイントロは完全にノークリックで、 歌手が自由に歌ったラインに対して編曲者がピアノで 伴奏を付けるという作り方だと思うが、 少なくとも歌手は小節をあまり意識してないんじゃないかな なんとなくブロックごとの進行感は感じてると思うけど。 譜面も小節線割ってあるか微妙だと思う。 というかほとんど即興一発録音みたいな感じかと 本場のブルガリアの合唱はもっとフリーで 基本的にコード進行という概念は無く、 ドローン(通奏低音)が一定の音を鳴らし、その上で 複旋律も基本的に主旋律に対してずっと平行で動くので そのままだと現代的なコード進行とは相性が悪い。 現代の作家が引用する場合は この曲の展開部のようにでコード自体も並行で動かしたり、 3声くらいのシンプルなモチーフを繰り返し、 コード進行に対してペダルトーン的な響きとして使う。
>>1 に書いてある本を勉強すれば大体このスレ読めるようになるのかな
理解まではどうなのだろうか。
いやまるっきり。範囲が狭すぎますね。 アニソンあたりを解析するには、広く薄くが大事なんじゃないでしょうか。 上にも書いてある菊池成孔さんの本がいいと思いますよ。
なんだかよく分からないけど、俺だけが知らなかった構図か。 こりゃ、恥ずかしいな、うん、恥ずかしい。 レポdd
>>1 の本が狭すぎるなんてことは無いし、音楽のもっとも基礎になる部分だからこれを習得しないと
どうにもならない。適当に初心者向けの本を漁るより基礎をしっかり勉強しよう。
>>227 >>228 >>231 レスthx。
やっぱりクラッシクの理論で語るようなもんじゃなくて民俗音楽に近いのかな。
参考にグレゴリオ聖歌とかブルガリアの合唱とか聞いてみたいんだが
ようつべ辺りで聞けるのあったら教えてくれないだろか。
つべにあるかわからんが、 菅野よう子にブルガリア民謡の習作があるって聞いたことがある。
>>212 >>213 横から失礼します。クラナドのOPって「時を刻む唄」のことですよね?
当方はクラシックの理論全然知らないんでジャズのいい方させてもらいますが、
この曲の進行は普通にかんなぎOPみたいなリレーテッドを含むII-Vな進行にリハーモナイズできますよね。
それなら逆にモード的な進行・雰囲気にしたかったらその逆をするとうまくいきそうですか?
Aメロはコード一発的に、BメロはII-V系で、サビを上記みたいなモード的な感じでいくと
かな〜り効果的かもしれないですね。
>>236 kokiaの「Follow the Nightingale」って曲も途中4拍子?5拍子?良くワカランのがある
>>237 『song to fly』のAtomic Birdって曲だね。
あと光田康典のゼノギアスOSTの「最先と最後」って曲もある。
音楽は詳しくないが、これらも
>>231 の言うとおりかなり現代的にアレンジされてるんだろうな。
アニソン弾き語りスレでコード採譜したけど、全ての曲で FM7 G/F Em7 Am7みたいなG/Fの分数が出てきてる。○○の一つ覚えかよ… あと菅野よう子はCadd9/E(下からミ/レソド)みたいな4度堆積フュージョンコード多いね。IVからの下降?はIIIm使わずほぼこれ。 対して、IV/VみたいなV7の替わりのコードはほとんど出てこない。 昔のエスカフローネのともだちくらいかな、ピアノバラードでビートルズ的に使う感じ。 フュージョンみたいなC/D平行移動なんて、サントラでもやってないんじゃない?他の人もやってるのかな…
>>236 ああ、いや由来を考えるならね。
構成やらなにやらを考えるなら自分の得意としている方法論で問題ない。
自分でも、四苦八苦して拍を数えているうちに、意味がない気がしてきて。
で、これはこういうものという割り切れる論拠が見出せればそれで納得できるんじゃないかと。
でも、難しく考えすぎた。グレゴリオは忘れていい。
>>238 考えてみたけど、思いつかない。特にサビ。
リハーモナイズネタそのものは大好きなので、
具体的にコードを書いてくれると嬉しい。
書き忘れたけど、時を刻む唄のほうは特にAメロがペンタトニックになってるからね、
どうにでもできる。
>>240 その手の進行は、昔のアイドルの曲みたいな、カワイサを演出するのによく使われ、ていると思う。
かんなぎなんかまさにそれ。/Cもない。
あと、フュージョンコード(っていうのか)は自分も多用するけど、
なぜか菅野よう子にはなれません。
>ペンタトニックになってる すまん、なってなかった。
ここで挙げられてるコードってメロディを含んでるんですか?それとも伴奏だけですか?
言っちゃなんだがそれを区別しなきゃいけないほど緻密に作られているとは思えないな。
へーそうなんだ。
付加音は、必要な時以外書いてないな、俺は。
>>244 だからこそ、あれこれいじりたくなってくる。
もう、散々書いたけど。
このスレに貢献したいのでスピーカー付き小型シンセ買ってくるわ、CS-01とかw
菅野よう子は「約束はいらない」のBメロと間奏のせいでBb/C→C/Dみたいな進行 たくさん使っているような勝手なイメージが。 「創聖のアクエリオン」のBメロも同じような感じだったなーと思って確かめてみたら、 D(Bm7)/E→C/D→Bb/Cっていう下降型の進行だった。
左手(バス)と右手の音が常にぶつかり合うように、
多分意識的に作られたその進行を思い浮かべると、
作曲者が曲を描くべく頭をひねらせているときの姿を想像してしまう。
>>247 なにか、ものすごく薄っぺらなことで
いつまでもネタにされているような気がするのだが、気のせいか?
おまえが、ブレスコントローラー加えて得意げに立奏している姿を思い浮かべてしまった。
>>249 単に「モノフォニックじゃねーか」ってだけの話
そうか、うたぐって悪かったな。 だが、あれ、あんまり良くなかった気がするぞ? スレ違いだが。
>>241 かんなぎの曲、意識的に?V/IVにせずにVにしてますね。
ある意味♪地味〜、ですね。
あと、サビが完全にハレ晴れユカイなんですが、あえて最初のVIIφ→III7を避けてますね。
いっしょじゃん、って言われたくないからでしょうか…。
ちなみに、時を刻む唄をII-Vでリハモなんかしたら曲の雰囲気ぶち壊しです。
>>248 それについては気づかずに迂闊なことを書いてすみません。
オーケストレーションにだまされて、タダの7thだと思ってました。
ただ、「約束はいらない」のBメロは完全な4度堆積のモードみたいなコードだと思います。
それこそマイルスデイビスのSo Whatみたいなの。
ドファシbレソ→レソドミラ→ファシbミbソド
この手のコードネームはもはや不明な気もしますが、あえて言うなら7sus4(13)でしょうか。
ギターで弾いたら超ラクですw
>>241 リハモじゃないですが、時を刻む唄のサビは…
C |D/C * |Gadd9/B |Bm7 E7(b9) |Am7 |C/D (笑)|GM7 |Dm7 G7 :||
(* D/CでもC69でもドシミラでもなんでも通ります。)
とすると、ほら、哀愁もクソもなくなったでしょう?
>>252 >ドファシbレソ→レソドミラ→ファシbミbソド
>この手のコードネームはもはや不明な気もしますが、あえて言うなら7sus4(13)でしょうか。
Gm7/C→Am7/D→Cm7/F じゃダメなの?
構成音はおんなじでも、四度の響きが強くて、違う系統の音を感じるね。 >>サビが完全にハレ晴れユカイなんですが ああ、サビに入って3、4小節目か。 それはたまたまじゃないかな。 1、2小節目にハレ晴れを充てると厳しい音にならない? あと、どちらかというと、かんなぎモード風味てのに興味があったんだけど・・・ どっちにしろ、ありがとう。 後で音出してみます。
>>254 それもらった!
>>255 だって四度の系統はコードじゃなくてモード…、ですかね。
>1、2小節目にハレ晴れを充てると厳しい音にならない?
半音変わるけどF |Am → F|Eφ A7(b13) で問題なくいけますよ。
もちろんAのマイナーを選択することによる曲の表情というのも考慮するべきですが。
>かんなぎモード風味
基本ドミナント進行を間引きしていくだけです。V7の替わりにIVやIVmなどはいかがでしょう?
もっとやりたければ、ついでにbVIIやVm(ミクソリディアンへインターチェンジ)とか。
ただ、この曲のメロディ自体が和声前提で成立するリズム重視のものなので、
うまくいかない可能性大です。ついでにペダルトーン的でもあるので。
ちなみに上記のリハモ、全然センスないんでもっと2-5をいじってください。
>>もし、かんなぎのサビのコードがハレ晴れだったら・・・ わりと大丈夫だね。 その、Emの5音がメロディとぶつかるんじゃないかと思ったのと、 A7の+9にあたる、メロディのドによって、カワイサが損なわれるんじゃないかと思ったのがあるんだけど。 時を刻む、のサビのリハモ、自分ならとりあえず、 Am9 - Am7/D | Gmaj9 - Eaug7-9 | Am9 - C/D | Gmaj9 - Em9 | 〜 全然、違う曲になります。(書き方がこれでいいのか自信ない)
>>257 Emの5音はフラットです。Eφ=Em7(b5)、いわゆるジャズの中でもバップ生まれのコードです。
A7のところはすでにメロディが変わってるので#9とぶつかりません。またb13をとるので哀愁が出るかと思います。
ここをAm一発にすることでストレートさを出す狙いかもしれませんね。
そういえばお互い書き方が違いますね。私は北川さんの黄色いポピュラー理論の本で始めたので、基本7を省略しないでテンション上付きですね。あとaug7を7(b13)とか。
流派の違いみたいなもんなんで、どっちも間違いじゃないでしょうけど。
上のコード、帰ったら鳴らしてみます。4度堆積とか多くて頭じゃ鳴らせませんw
>>Emの5音はフラットです。 クラシックの和声でも、これが普通だよ。 平行調(Y調)のUってことになる。 なので、逆に自分でハルヒを弾くときに無意識にEm7-5を弾いてしまう。 (元は、確認してみたけどやっぱりEm7で、むしろナチュラルをつけるこっちが特徴的?) リハモは、本当は楽譜で書きたい。 上で書いたものよりもっと繊細なものになってくると、 うまくニュアンスを伝えられない。 まぁ、編曲スレじゃないので凝っても仕方ないんだけど。 いずれにしても、うちに帰って画面で女の子を堪能しながら相乗効果で楽しむのが吉でしょう。 すみません。
「今日の5の2」のOP、サビに入る部分が気持ちいいのはなぜですか?
マクロスのアナタノオトってすごく自然に転調してるけど、 やっぱり関連性の高い調で転調してるの?
ちょっと流れ無視して申し訳ないけど
>>259 >元は、確認してみたけどやっぱりEm7で
ハレ晴レのサビの2小節目って、オリジナルはEm7(b5)?Em7?
F |Em7(b5) A7(b9)| だと記憶してるんだが勘違いかな。
>>261 ハ長調とハ単調(CとCm)だから、関連性ありまくりですな。
同主調ってやつ。
ここってクラシック以外の理論もOKなんだよな? テクノ方面からの考察とかしたいけどなんかそういう雰囲気じゃないような 新スレ立てたほうがいい?
アナログシンセの名機についてなら、俺も語れるんだが・・・
>>261 それって、和声進行的にはおかしくないように「作られている」んだけど、
自分の耳には、何度聴いても構造的におかしく聴こえる。
>>262 絶対音でしょ?
自分もこの曲、アレンジしてみようと思って適当に弾いてたら、
後から、間違ったまんま覚えていたことに気づいた。
まぁ、わざとバカっぽく作ったようなヤカマシイ曲なので、
どっちでもいいような気がするけど・・・
あえてこれを使おうとするなら、その変化したシの音を上に持ってきて、
Em7 - A7(13b9) - Dm7
とかやるところだね。
ハレ晴レでやると、音ぶつかるけど。
>>265 Em7 - A7(13b9) - Dm7
好みによるけど、その半音進行は強すぎてポップにならない…
上でクラナドの曲が悠久とか大陸的とかいうのがあったから自分なりに考えてみた。
・AのCbM7→Ebmの繰り返しや、サビの属7を排した進行により、
ドミナントモーションによる終止感がない→終わりがない≒永遠はあるよw
・2小節刻みとコード進行を大きく取っている
・トニックのVImとIの使い分け
これに対抗しうる手段としては、循環を4小節や8小節循環から
16小節循環と大きくとるくらいしか思いつかないですね。
16といっても、前半のトニックはI、後半はVImとか、
オレンジレンジの花みたいな猿でもできる姑息な手段です。
あと、sus系とか、C/Fみたいな3音を避けた音を多用する、とか? ま、みそバタラーメンみたいにクドくするほうが得意だな、俺はw でも、上に書いたのを「ハルヒで」やろうとは思わんよ、俺も。 ハルヒは、音を拾いなおしていて思ったけれど、 意識的にか無意識的にか、dimによる苦悶の表情を避け、 完全5度を強調して、単純明快な、底抜けに明るい感じを演出しようとしたのかもしれない。 でもよく聴くと、アレンジを含めると一瞬(b13+9)が鳴っている部分があったりと、分からないものだ・・・ クラナドに話を戻して、永遠といえば、この曲の5拍子を繰り返している部分ほど、 “永遠”を感じさせるものはないね。 変病死を繰り返し、ついでに和声進行を短い周期で繰り返し、 「いつまでも、いつまでも」時を刻み続ける時計の針を思い起こさせるね。 変病死を持ち込んだことが最も成功している部分。 「普通でない拍子」を用いることで、かえって時を意識させるという見方は正しい。 ある意味、心憎い演出。 でも、Aメロのアレのほうはどちらかというと、おじいさんの壊れた時計だね。 アッチは動きもしないんだっけ。
病死とかやめて
すごい変換ミスだなw
270 :
264 :2008/10/16(木) 12:35:48 ID:41/Uvyev0
フュージョンコードでチンプイEDを思い出したので耳コピしてみた。 ♪「シンデレラなんかになりたくない」 [イントロ] G/C? A/B? G/A A/B G/A G#7(b13) わかるかボケ…。・゚・(ノД`)・゚・。
だいたい、あってんじゃん。 後ろから二番目、ミを足してEm7/A。 その次、シbをたしてG#7(b13,9)。全音階(ホールトーン)上のコードだね。 (書き方、これであってる?)
「今日の5の2」OP Bメロの後半5小節からサビへの流れってどうなってますか? しつこくてすいません。
Bb/D - Bbm-5/Db | Ab/C - Abm-5/B | Bbm - Cm7 | Fsus4 | F dimって、三和音は含まないこともあるのか・・・ (上でハルヒについて書いたことは、dimを減5度と読み替えてください。) 平行調(As-dur)上で、ドッペル(1転) - X(根音省略、-9、3転) - T - ドッペル(経過的) - U ときて、 そのUを元の調(F-moll)のWとして、以下、導音を上げないXを介して、同主長調のTへ。 2声部が半音階で、ファ-ミ-ミb-レ|レb、レ-レb-ド-シ|シb、と下がってくる。
ありがとうございました 半音階下降について勉強してきます
あと、1転ってことがポイントかな。 3転 - 1転のかたち。(書き忘れたけど、後ろのTも1転。) もともと、転回型が少ないってのは、ロック(でいいのか?)の特色なんだけど、 この曲では、ここしかでてこない。 で、ここにきて、和音が細かく動きだすこともあって、 その異質な音が聴き手の耳を引き付ける。 なんていうか、変わった曲だよね。 戦う小学生、みたいな。 どう変わっているか、それこそ理屈では簡単に説明できそうもないけれど。
>>276 セカンダリードミナントやモーダルインターチェンジなどによる半音階進行でしょうか
それが珍しいのか知らないですけど
和声単独で見れば、決して珍しくはないよ。
むしろ、定型的ともいえるくらい。
276で書いたのは、構成上の効果の話。
臨時記号が一つも出てこないような流れの中で、
突然、そんな半音階進行が出てくるから、とても目立つ。
もっとも、こういう構成自体、「どこかで、聴いたことがある」感じではあるけれど、
一曲通して、どこか普通じゃない雰囲気が漂う。
例えば、歌が始まって、Fm - Eb - Db と、下がってきて、
普通は、そこで一度止めそうなところなのにまだ、下がる。
サビのメロディーも、普通に盛り上がるんじゃなくて、
サビがサビではないように、どこか煮えきらぬまま、
まるで挑戦的な目で、下から上をねめつける様に、
あるいは、恨み言を聞かせるように、ぶつぶつつぶやき続ける。
>>277 かっこいいね、これ。
サウンド的な出来のよさが魅力の大半を占めているかな。
(7th - 7th - 7th …、と来るのは、和声的には、クラシックの系統じゃないので、
自分は書けんです。なんて言うんだっけ、こういうの。)
あー、おんなじだねぇ・・・ とりあえず、これ弾いてみて。 レ ミ ファ ソ# ラ シb ド# レ 三連符を混ぜた旋律も、それ、さっきも聴いたよ、みたいな感じだし。 この人のはねぇ、なんていうかわざとらしいんだよ・・・ 特にNOIRの頃の奴は。 最近はこなれてきて、そうでもなくなってきたみたいだけど。
おお、素早い回答さんくす 外国人の顔がみんな一緒に見えるのと同じ、ってわけじゃなかったのか〜
アリプロは同じ旋律にこだわってるんじゃないかなぁ。 無理に違いを出そうとせずにらしさみたいなのを強調してるっていうか
かもしれない。 劇中も担当している場合は、違う音を出していたような気もするし。 (ただ、決してうまくはない。) でも、作品の顔でもあるアニソンをやるんだったら、 作品ごとにそれをやれよ、と。 でないと、あれ?またローゼン?みたいに思ってしまう。
まぁ、制作サイドにもそういう音を出すように求められてる、ってことなんだろうけどね。
>>279 セブンスの連続はブルースのはず
途中でジャンルが変わる曲は、精神的にノリにくくて困る
声優ソングらしくポップに展開させといた、ってことなんだろうけど
回答、ども。 じゃあ、俺はノせられちゃった人ってことか。 言われてみれば、そんな気もする。
ブルース進行はI、IV、V全部に7th入れるのも普通だぜ。 あとはギターやブラスアレンジのメソッドだけど、 クロマチックアプローチしまくるのは 所謂ファンクとかR&Bのバッキングスタイル。これで「ぽさ」が出る ただこの曲はサビの進行は確かにPOPS的だから、左のギターのカッティングとか かなりキワキワな気がする。でも素晴らしいプレイだとは思う
289 :
271 :2008/10/18(土) 07:59:51 ID:???0
>>272 あ〜なんだ、ただの神だったか…orz
あんまりにも悔しかったんでこの手の分数コードをいろいろ研究してみたけど、
手元にギターしかないのでいまいち仕組みがよくわからかったです。
和声の内部の進行とかもちんぷんかんぷんだし。
多分ホールトーンスケールがヒントなんでしょうが…
この進行はファミコンやPCエンジン時代のゲームミュージックの定番というか、
頻出パターンでしたよね。と言ってもPC原人2くらいしか思い出せませんが…。
この手の進行をがんばって耳コピして、自力でできるようがんばります。
ありがとうございました。
上のがいいね。 変な転調も、うまくいっているかどうかは別にして、 一応どんなことがやりたかったのかは分かる。 でも、冒頭はなんかフォーレのレクイエムかなにかにそっくりだな・・・ あと、息継ぎできなくて大変そうw
無難な編曲が残念
そのアルバムのデザイン通りの音、みたいなのをを狙ったんじゃないかな。
微妙にアニソンじゃないけど、水月綾とかも特徴的な曲多いよね?
複雑な機能的和声のアニソンを教えて下さい
スペースコブラ
298 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/10/22(水) 23:32:09 ID:ZwiUs+Xn0
1がいなくなってかそってきたかねー? そういや夜桜四重奏の音楽全体的にかっこよかったなー。 バンドサウンドがアニソンに増えてきたのはギター弾きからするとうれしい反面、 アニソンぽくない気もして残念だ
俺自身は理論的なこと一切わかんないんだけど、詳しい方に聞いてみたいことがあります。 BLOOD+のOP「青空のナミダ」という曲のラストのサビ繰り返しの所だけバックの音が変わって気持ち悪いんですが、音楽的には合ってるんでしょうか? おれの耳がおかしいのか曲がおかしいのか。。
繰り返しって言うか、繰り返した後、 降りしきる青空の涙、の直後の ソ〜シ♭〜ド♯〜ミ ってくるところ? これはバックはサビの終結に向かって盛り上げるべく、A度上のX度を使ってる。 でも、その変化したソ(ナチュラル)とシ♭の音が、 メロディー(こっちはそのまま嬰ヘ短調にのっとったまま)のラソ♯ラシと音がぶつかって、 違和感を感じるのだと思う。
間違えた、C度上のX度。根音省略。 平行調のA度上のXに相当する。 A#dim7。
さらに、シ♭は、ラ♯って書くべきだったね。(C度調の導音) まぁ、作ってるほうは機能がどうとか、盛り上げるべく、 とかいちいち考えてやっているわけじゃないんだけど。
下属調の7度の和音A♯dim7を鳴らして F♯マイナーの4度の和音Bm7への指向を強めた と横から理解しました
これ、伴奏だけ見ると、バスがソになってるのがおかしいんだね。 これは、“4転”ってことになっちまう。 で、次の和音との繋がりも見えにくい。
A#dim7の3度と7度のトライトーンがBm7への指向性の根拠なのに 7度を根音にしている所為で機能が曖昧になってるんですね 7度を根音にするのは第三転回形じゃないんですか?
いや、つまりF#7(-9)の根音が省略された形、ということ。 つまりここでは、7音ではなく、9音がバスになってる。 それは、和声ではありえません。
X9≒Z7だったんですね! 基礎的なことを知らなくてすいません
いや、自分も
>>303 のレス見て、肝心なこと見落としていたことに気づいたからw
それ以前に、どうも俺はこういうの簡潔に分かりやすく説明するの下手だな・・・
一発で説明できそうなことなのに。
減7(dim7)の和音はこれだけでなく、前後によって、いろんな読み替えが出来るね。
ということで、いかがでしたか?
>>299
>>305 の訂正と自分の為の補足です
×:A#dim7の3度と7度のトライトーン
○:A#dim7の1度と5度のトライトーン=F#7(-9)の3度と7度のトライトーン
A#dim7の7度を根音にしてもトライトーンは崩れません
でも音が濁って機能が弱まる気がしますね
まあ、普通はラ♯を下に持ってくる。 あるいは、ソ-ラ♯と二つに分けるとか。 でも、どの道メロディとぶつかる。ハモってるし。 だから、自分ならCdim7とか持ってくるところかな。 イケイケ感が薄れるけど。
予想以上の反応に随分戸惑ってます・・・(;´Д`) >降りしきる青空の涙、の直後の ソ〜シ♭〜ド♯〜ミ ってくるところ? まさしくそこです! 説明不足ですみません。 つまり盛り上げる為に入れた別の音と元のメロディーの音とがぶつかるから変に聴こえるってことですかね? 折角答えてくださったのにこんな理解しかできずすみません。 一朝一夕で身につくものではないでしょうが、少し勉強して出直してきます。 ご回答いただきありがとうございました!m(_ _)m
>>298 スレ違いになるが、夜桜のサントラは担当が元レベッカのキーボードで、レベッカ関連のツテでギタリストを5人とかかき集めてやってる。
けど、ほとんど是永巧一が弾いてると思う。この人は梶浦サウンドも支えてきた人で、特にディレイトリック関係のネタが満載。
かなりいい耳してて、定石を外して適度に自己主張する仕事ぶりに定評がある。
野村よっちゃんとか元シャムシェイドの人とか参加してるよね。 めっちゃ豪華。
かんなぎのOPについて アイドルポップスはロックンロールが衰退した頃のアメリカで生まれたもの 64年にヨーロッパなビートルズが進出してきて衰退した
上の方で
>>1 が書いたの読みながら自分でも音とって色々考えてるんだけど、もってけのサビって何調なのか誰か教えてください
自分のヘボ耳&知識じゃわからねえorz
>>316 Fメジャーだよ。ブルースとかブリティッシュ系によくあるブルーノート系コードね。
メジャースケールでマイナー代理しまくってるものだと思っていいよ。
あ、Fだったんですか。全然見当違いな予想してた… 回答ありがとうございました。助かりました。
アイドルポップスを駆逐した同主調からの借用ですね
こういうマイナー借用がポップスに多いのってやっぱ導音が半音下がる事で ルートへの解決感が薄くなって響きが柔らかくなるのを狙ってるからなのかな。 X7sus4を意図的に使うのと似たような理由?
X7sus4はあくまでメジャーな爽やかさ 同主短調は哀愁のヨーロッパw
あんまり詳しくないんで、引っ込んでいよーかなーと思ったけど、
ちょっと違和感あったんで。
>>320 氏が言いたかったのは(「ポップス」の定義にもよるが・・・)
同主短調の借用ではなく、モード風の音についてでは?
これは「借用」とは違うね?
らきすたのサビで使われている借用を用いた進行は、
(全てが長三和音てのが面白いね)おそらくそのジャンル特有の音だね。
ただ、ここでいう同主短調(ここでは、YとZを借用)のコードの使い方が、
ブリティッシュなんとかっぽいってのは、自分でもなんとなくイメージできるんだけれど、
ブルースでも、こういうのあるん?どうしてもわからん。
>もってけ
I bIV bVI bVII
(F Bb Db Eb )
だよね。
>>320 は、bVI音とbVII音が出てくる点について「ブルースによくある」って言ってるんじゃないの。
けど、文章だけ読むと「bVI→bVII→Iはブルースによくある」って読めるから
>>322 は違和感を持ったんじゃないかと。
sus4はモード的な手法だと思うけど 借用と言ってるんだから借用でしょう 全編モード手法のポップスってあるの? ♭Y♭Zはルートとしては出てこない、メロディに使われる ブルースロックは知らない
「モード」風って言葉を使ったのがいけなかったかな?
モード=つまり、旋法風な音のことね。
先日のAb - Bb - Cm みたいな。
これはもともと、マイナー調なので借用はあんまり関係ない。
ジャズでいうところのモード手法については、細かなことは知りません。
いずれにしても、長二度の音程について言いたかったのだけは分かる。
ただ、ブルースに出てくる特徴的な音、ハ調になおして、
C7 ⇒ シ♭
F7 ⇒ ミ♭
たまに、D7 ⇒ ファ♯
これらのいわゆるブルーノートな音についてまでは分かるんだけれど、
ラ♭は出てこない。(旋律なら、Xの上あたりで使われそうだけど)
ドッペルD的なD7のかわりにA♭7(ドッペルDの下方変位に相当)があるかないかぐらいなもの。
でも、Ab - Bb - C とはまずならない。
ためしにこれらに7thをつけるとおかしくなるだけだしね。
あと、bIVじゃなくて、Wだよ。
>>323
326 :
320 :2008/10/25(土) 15:51:08 ID:???0
なんか色々と誤解させてしまったようです。すみません。 ブルースやポップスでのY♭やZ♭は単純な同主短調借用な考え方が一般的だけど 実質的にはsus4とかのようなモード的な意味合いでのものなんじゃないか、と言いたかった。 もってけのサビはブリティッシュ系によくある進行を使っただけだから深い意味はないんだろうけど Tに戻るための全音進行をキープするための言わば逆メロディックマイナーみたいなモード的進行なのかな。 ♭6ってのは本来ブルーノート的なものでも何でもないよね。 やっぱり同主短調から借りてきたって考えるのが一番楽なのかな。 一応自分はギターとかベース弾いてるから感覚的にはわかってるんだけどなー
ああ、なんとなく言いたいニュアンスが分かった! この曲って面白いね。 その「サビを経過すると」それまで、durだかmollだか よく分からなかった音が、同じ音でも突然durに聴こえて来る。 感覚的には真逆に短調が同主長調のTに解決した、みたいにも見えるね。
サブドミマイナーの代理コードじゃないのか♭Y♭Zって
分かったのはそのニュアンスだけだよ。 ♭Y - ♭Z - と来ると、次に感じるもっとも自然な音は、 メジャーやマイナーじゃなくて、なぜだかsus系なんだ。 sus2だと、より落ち着く。 ド - レ - ファ - ソ - シ♭ - ド に乗っかった音を感じる。 はじめから、全部susでもいい。 もう少し長くしてみると A♭ - B♭ - Eb - F - Ab - Bbsus2 - Csus2 みたいになるのかね。こうするとなおさらそう感じる。 理屈は考えたけど、自分の知識じゃ結局よく分からなかった。
ごめん、よく分かんなかった
むしろ、こっちが解説してほしいんだが。
こんなスレあったんだ、面白いなあ で、ここで聞いてみたいんだけど空耳ケーキどうよ? あずまんが大王のOPね
7sus4は「モードの和音」じゃなくて「モードじゃない和音」を変化させた消極的なモード技法 またモードは変わってない F→B♭→D♭→E♭だと Fで鳴ったCがD♭で♭Cになってるから たとえ逆メロディックマイナーだとしてもモードが変わってることになる
Fで鳴ったAがD♭で♭Aになってるから
ちょっとわからないんでモードのそもそも論から簡単に教えてほしい。 なんか認識のズレがある気がするんで。
そちらの認識を示してもらえないと、どこから話せばいいのか分かんないです
>>333 C、D♭、E♭、F(Fm)、G、A♭、B♭
で曲をつくる、いわゆるコナミコードですね。
クラシック理論では禁則ばかりです。
AメロのCとD♭の繰り返しは、短2度の連続で気持ちが悪いんですが、むしろ敢えてそこを狙ってます。
>>あずまんが いいねぇ。ひねくれてて大好きだよ。 (これ、ゲーム由来のコードだったのか) この人の場合、理屈をある程度知っているからこそ出来る禁則って感じがする。 まぁ、多分体質なんだろうけど。
D♭はナポリの6度じゃないの? 検索したらコナミコードはDらしいけど
ナポリは、一転になるのが普通。 もともとWが変化した位置づけだからね。 この曲の場合、フレーズ的にもあきらかに平行に動いていますよってことがポイントになってる。
おれには平行というよりT→Wm(X→Tm)の奇妙な終止感って気がする
ああ、一瞬だけど、Xを匂わせてるものね。 でも、Tmって何?
下属調
ああ、ごめん。 T→Wm の続きを書いているように見えた。
こちらこそ独りよがりな表現してすいません
>>340 D♭(D)とすれば良かったかな。
実際のコナミの曲のコード進行だと、C→D→Fとか、D♭→E♭→A♭などとなっていて、
短2度を避けるように作られている。
「空耳ケーキ」はそこを敢えてやっているのが新しいところかもね。
勉強になります
あずまんがは、EDも大好きだったなぁ。 例えば、サビのBb - Gb - Ab - Gm ってなってるところ、 先に近頃話題の同主短調借用が入ってきてるせいで、 Gm (実は、ただのY)が何か切ないほどの強烈な印象を残す。 揺られるように6/8が奏でる、甘き思い出。
わかるなぁ
>>336 4度堆積のsus4じゃなくて
3度堆積のセブンスをsus4にすることで増4度音程を壊す手法
名乗ってないだけでいるんじゃないの?
このスレで理屈語ってる奴に、その手のもの使わなきゃ音拾えんって奴はいないだろ? 大抵、自分でも曲を書いているか、そうでなくとも何か楽器が出来るってのがほとんどだろ?
……グスン 5回ぐらい聞きなおして一音づつ拾ってやっと和音に出来る俺orz
和音を一音づつ拾うってのは、逆に才能を感じるなw 普通は経験的にポンポン、コードを当てはめていく。 自分もヴォイシングを含めて完璧に採譜するときは、何十回でも聞きなおす。 手クセや、その経験そのものに惑わされるから。 ・・・と、耳コピスレじゃなかったな。 なんにしても、判定が微妙ならなおさら、その手のに頼らないほうがいい。 「勘違い」するからね。 まぁ、はじめのうちはいいんじゃない?それよりむしろ、 「似てるけど、なんか違うな」と聞き分ける耳を持つことが大事なのさ。
358 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/10/26(日) 23:55:44 ID:EsVvysSa0
ちょっとスレ違いかもしれませんが、質問させてください。 ハレ晴れユカイの「大きな夢ユメすきでしょう」の部分は何拍子ですか?
普通に4拍子。 なんで、誰も答えねぇんだ?
ヒント:時間
>>360 あと、頼むわ。
もう、試されるのヤダ。
362 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/10/27(月) 00:53:09 ID:lflbdcCZ0
試される?誰かが君を試してるの?
JPOPの曲似ているのは理由がある 「コード依存」がひどいから?
「倖田來未が歌っている曲のパクリ騒動は、JPOPの形骸化が招いた悲劇だ」――そんな解説が
投稿動画サイト「ニコニコ動画」にアップされ、一週間で19万回閲覧されるなど大きな話題になっている。
安易にヒット曲を生み出そうと、日本人好みの同じコード進行で作った曲の氾濫が元凶で、
ここから脱却しないと今後もパクリ騒動が頻発する、と断じている。
倖田來未のパクリ騒動が動画アップのきっかけ アップして1週間で20万近い閲覧を記録した
動画は「JPOPサウンドの核心部分が、実は1つのコード進行で出来ていた」というタイトルで、
音楽専門家とみられる「音極道」と名乗る人物が2008年10月16日にアップした。2回に分けられたこの動画は、
現在トータルで19万以上の閲覧。コメント数も2万5千を超えている。
動画での解説によれば、現在のJPOPの曲作りは、日本人が気持ちよく感じる特定のコード進行
(動画内では『王道進行』と命名)の安直な乱用がエスカレート。曲の形骸化、パターン化、
マンネリ化が急速に進んでいる、と指摘。結果的に曲が似てしまうのは当然としている。
この動画をアップしたきっかけの一つが倖田來未のパクリ騒動。06年10月18日に幸田がリリースした
「夢のうた」が、05年7月27日発売の奥華子のシングル「やさしい花」のパクリだとネットで話題になった。
この2つの曲には、「王道進行」のFmaj7,G7,Em7,Amという4つの循環コードと、それらの代替コード(キーがCメジャーの場合)が使われている。
しかも「夢のうた」は曲全体の伴奏譜ともいえる、コード進行に沿って単純に音符を付けただけ。
何のひねりもないベタベタな「王道進行」で作られているため、過去の曲の何かに似るのは当然。
「パクリというより、もっと別な構造的な問題。サウンドが形骸化した結果生まれた必然と捉えるべき現象だ」
と動画では説明している。さらに、元ネタと騒がれた「やさしい花」についても、オリジナリティーは
殆ど感じられない、と切り捨てている。これからもパクリ騒動はなくならない
http://www.j-cast.com/2008/10/25029220.html
すでに、
>>240 氏や、俺自身がかんなぎを例として挙げたソレは、
ドラムでいったらゴールデンリズム(ちょっとたとえが古くてアレなんだが・・・)
みたいなもので、別にそれを使うことが悪いわけじゃない。
つまり、コードは「いつもどおり」にして他の要素に表現の中心をおこうとした、
逆「コード依存症」だということもできる。
もっとも、とりあえずのヒットを狙って、ってのは否定しないけど、
商業音楽にそれを言ってもね・・・。
「コード進行はいつも同じ」なんていったら、ブルースの類なんて全部一緒でしょ?
よく知らないけど。
コード依存症ってのはむしろ、目先の新しさを求めて和音の種類だけを増やして
そこから先に進めなくなったような歴史を持つ音楽や、和音の響きそのものの魅力に没頭、
依存してしまう傾向についてについて言うんじゃないのかね?
少し作曲を嗜む者ならこんな考え方はしないと思う。 (コード覚えたての頃は「なんだ、全部一緒じゃん!」というのは誰しも経験すると思うけど、それは罠、罠なのだ!) 根本は音楽の聴き方の違いだと思うな。 音楽を聴くという行為に何を重視するかという事だけど、 「今までと違う何かしらの刺激を求める」 という聴き方はそのうちの一つに過ぎないと思う (特に作り手が聞き手になる場合ほどこの傾向は顕著になるように思う) まあコード進行や和声も、そもそもその刺激のうちの一要素に過ぎないけど これだけとっても、突き詰めれば「ダイアトニックコードだけじゃ飽きる」から始まって 「調性感が明確だと飽きる」、「そもそも平均率がつまらない」まで、どこまでもエスカレートしうる。 こっからは人それぞれ哲学はあるだろうけど やっぱどこかに音楽の普遍的な魅力という側面を信じない限り 聞いても作っても面白くないと思うけどね
アニソンにもよくあるヘンテコなコード進行を聞いてると 確かにリスナーはありきたりな方法論に飽きてるんだなと感じる。
考えてみりゃ、変奏曲や、ジャズのインプロヴィゼーションみたいに、 同じコード進行(変化することはあるが)という制約の上にこそ成り立つアートもある。 まぁ、それはまた別の話だけど、多少知識のある人間がその程度のことまで 頭を巡らせることが出来なかったとは考えにくい。 と、話がそれた。 音楽には、たしかに量産されるTVドラマのシナリオみたいに、 人を泣かせるツボみたいなものがある。 ああ、もっと身近な例があった、可愛い女の子を描くのにコツがあるように、 音楽にもそれがある。 でも、それを知っていても一円も儲からないことは俺自身が一番よく知っている。
Kalafinaのsprinter(劇場版 空の境界5章主題歌) はこのスレ的にはどうなんでしょう? 素人耳には凝った構成とか、中盤のどんどん転調 していくところは緊張感あって面白いと思うんですが。
転調はたしかにうまくいってるんだけど、いつぞやの曲と同じで、 構造的におかしく聞こえる、というか。 転調のギミックは大まかに言うと、長三和音になるはずのところにいきなり短三を持ってきて、 聞き手を驚かせつつ、それが後続調のサブドミナントになって、転調、みたいな。
この転調を概観すると、
key in Cm - Emb - A - Am (C) - Cm
Aを平行調に直せば、短三度づつ上がっていく転調を繰り返していることになるので、
4回繰り返せば自動的に元に戻ることになる。
ただし、これはバルトーク風に拡大された機能では、すべてT調の扱い。
たくさん転調している割には収まりが悪く感じるのはそのせいかもしれない。
自分が不自然に感じるのはまた別の理由によるけど、うまく説明できない。
ただ、これ分析してて思い出した。
短Yをサブドミナント風に扱うのは、クラシックでもロマン派以降普通にある。
が、短Zはあまり聞かない。あっても、それはドミナントってことになる。
いずれにしても、
>>326 に対する答えにはならないが。
単純にドミナントセブンスだから、とかじゃなくて?
ちょびっとググっただけでは、正確に把握しかねるけど、 「ドミナントセブンス」が臨時記号も何も無い、Zのことを指すなら、それとはまた違った視点。 Xの短三度上の長三和音(結果的に短Zと同じになる)はこれまたドミナント、ということなんだけど、 ポピュラーの理論にも近いものはありそうだね。
Cのナチュラルマイナーで言えばZ(♭Zと呼ぶべき?)の四和音はB♭7 メジャーコード+短7度はドミナントセブンスと呼ばれる そこからドミナントモーションするとE♭がトニックになる こういう転調が定番化してるのかは知らないです
ああ、音程関係のことね、>>ドミナントセブンス もちろん、Ebに解決するなら、単純に「Eb調の」ドミナントってことになる。 そういった、相対的なものではなくて、元のハ長調にとって短Zは何かという話。 次がTだから。 それがW-T(S-T)の代理ってのが、感覚的に納得がいかなくて。
Um7(-5)に似てるとかWm6に似てるとか理屈はありますね
なるほど。 多分、Ab - Bb7(9) - C みたいになっていれば、その性格はよりはっきりしたかもしれない。 ただ、ルートが2度上昇する形ってのは、たとえば、T-UやW-Xの進行が示すように、 基本的に機能が“動く”ように自分の耳には聞こえる。 短YをSDとしてしまうと、SDが二つ続くことになってしまう。 まぁ、この場合は短YをTとすればいいんだけど。 また、元とすべき短Wと5度関係にあるってのもひっかかるしね。
なぜモードの和音に明確な機能を求める?
わかった。
7thも何もつかない短Zには、短Wに含まれるべきラ♭が含まれていないから、
SDに聞こえないんだ。
4和音を基本とする、ポピュラー系の理論を持つ人との耳の差異を感じるわ・・・
>>378 誰も、分かる解説をしてくれないから。
それだけの話かよw
ここのところこのスレって クラシック音楽理論的にアニソンを語るっていうよりアニソン的にクラシック音楽理論を語るスレになってるよね
俺的まとめ。訂正含む。
Eb - F の進行をこの部分の「調性感」の根拠とすると、
これは、Fミクソリディア。(実は、
>>1 がちょびっと書いてる。)
故に、Yは借用だけど、Zは借用ではない。
また、Zの上には(相対で)ラ♭がくるとは限らない。
(実際には鳴っていない。)
この部分は、Dbmaj7 - Eb(add6,9) - F あたりを当てるのがもっともしっくりくる。
なので、同主短調のSD-Tな終止というよりは、Cm7 - F (導音のあがらないX-T)の変形と考えるほうが自然。
>>381 情熱を持ってことにあたればよし。
俺には、出来ない。
そんなの考えるまでもなく想像付くだろ・・・
「サブドミナント」に振り回されました。
では俺が振り回すターンか
ぶっちゃけ、俺自身も振り回してるからあまりでかい口は叩けないんだがw
実際、旋法としてみればたいしたことじゃないんだから、
もったいぶらないで、書いてくれりゃよかったのに。
特にググっても分からない、
>>329 あたりのために。
ちょw 今日の5の2の新ED『大爆発NO.1』冒頭E上のX基本形多すぎw 流れるベースライン2回目に取っときたいのは分かるけどいくら何でも堅すぎだろw
これ、面白いね。もともと有名な曲なのか? まず、フレーズの区切り方が綺麗で、効果的。 4拍 4拍 2拍 2拍 1拍 1拍 大爆発〜 みたいな。 2/4を介したAメロの入り方も面白い。 ギターのリフ1小節の繰り返しを「3回」でやめ、その2/4な小節線をはさんで、Tが続いていることで、 その後に続くフレーズが、どこか足りないような、逆に多いような、「ズレてる」感じを生む。 結果的に、その後の半音階的な進行とあいまって、後ろに引かれるような、甘ったるい印象を聴き手の耳に残す。 これを可愛い女の子ちゃんたちにやらせればなるほど、萌えるかもしれない。
山崎まさよしの曲に似てるね 「こんなとこにいるはずもないのに」ってやつ
そういやあれも一応アニソンとして良いの?秒速的に
こういう変則的なメロディーの入りって、歌い方が重要な気がする。 上の『大爆発NO.1』のAメロの場合はシの音にちゃんと重みが来てるんで聴きやすいが、 ガンダムOOOP『儚くも永久のカナシ』は、最初の愛を強調し過ぎて拍頭が分かりずらく、 歌が入ったと思ったらバタバタと慌ただしく先へ進んでしまったような印象を受ける。 E♭音にアクセントつけろって事じゃないが、その後もうちょいブレス取ってくれれば…。 まあこれが儚さってものなのかも知れんけど。
こんな神スレがあったとは
クラ板のスレよりレベル高いね
>>217-
>>223 のあたりを読んだが、俺も平行調は迷うことあるなぁ。
未だに自分の中で確定できないのが、灼眼のシャナOP『being』。
変ホ長調ととっても、ハ短調(自然短音階)ととっても
ドミナントは偽終止や→Wばっかりではぐらかされるし、いまいち決め手に欠ける。
敢えて言えば冒頭からBメロ中盤くらいまでがハ短調、経過的な部分を経て
サビ直前から変ホ長調…という感じじゃないかと思うんだが。
もし良かったら誰か意見を聞かせてくれないだろうか。
自分的には、全部変ホ長調で処理してしまうところだな。 Yではじまっていても、それが長調の終止に「向かっている」のが歴然としているから。 (突き詰めれば、和声とその小節構造の問題) また、それが「長調」の偽終止に聴こえる、っていうのはそれ自体長調であることの証明にならんかね? ていうか、どっちだかよく分からない場合は、自分でも曖昧にしておくことが多いし、それで問題ない。 人に説明する場合とかはアレだが、先に出てきた、sprinterの転調にある、Dm - G - E - Am みたいに、 平行調でゴニョゴニョみたいに考えたほうが都合がいいこともあるから。
補足。 バスのラインを抜き出してみるとよく分かると思う。 例えばAメロ、カッコ内は、分かりやすくするために補間。 ド - シ♭ - ラ♭ - (ソ)|| ファ - ソ - ラ♭ - シ♭||〜 何調が聴こえてくるか。
>>395 なるほど、言われてみれば確かに。
アニソンはT系かW系で歌が始まるのが多い気がするから迷ってしまったぜ。
しかし、バス抜き出したらあまりのE♭避け具合に吹いた。
しかもたった2回のうち1回はC上のX7とかw
本当は調性にこだわりすぎるの良くないんだろうが、メロと和音記号書かないと
分析始められないタイプなんで、どうしても曖昧なの気になってしまう。
聴いただけで機能や転調の種類が分かるようになりたい。
Aメロの5〜8小節は長調的なメロディがテンションになってて面白い
自分などには、Aメロの最初の2小節は、もともと3度ずつ上にあった和音、 ―――例えば、Eb - Bb/D - Cm のようなものが、 リハーモナイズされただけ、のようにも聴こえる。 対して、鳥の詩のようなものは、どうやってもエオリアにしか聴こえない。 なんでかね。
最初の♭Vと♭Zの完全5度が印象的でメジャーかと思うけど ♭Zから下行し♭Yを経由してXが鳴るとマイナーに響く
イオニアンのWがアボイドノートなのは平行調の♭Yだから、なのか?
意味不明なのでパス。
>>400 それは経過的な和音で、調を決定せしめるにはあまりに弱すぎる気がするのですが・・・
例えばここのGm/Bbを、Eb/Bbに変えたところで色付け程度の変化で、全体的な骨格はかわらない。
そういったことよりは、どうやっても長調のU-Xを匂わせる5-6小節目の流れに落ち着いてしまうということに着目した。
冒頭≒サビについても似たり寄ったり。
まぁ、いずれにしても全体を通してどちらか迷ってしまうというのは分かるので(というか、俺自身迷う)、
ならば何故迷うか、ということを解き明かせればいいわけで。
上記の理由から、あえてすべてをEs-durとしてみることを提案した。
大きな流れでみることを知ってほしくてね。
もともと、同主調間で(しかも臨時記号すらつかない)ウロウロするのにエネルギーなんか要らないので、
どちらとも言えないようなときには自分的にはどっちでもいいことにしてしまうところなんだが。
訂正 ×同主調 ○平行調
404 :
sage :2008/11/03(月) 03:23:24 ID:4EijJB28O
も一個訂正 ×5-6小節目 ○3-4小節目 クズにアボイドされても負けない。
405 :
400 :2008/11/03(月) 04:04:06 ID:???0
おれもこの曲の調の確定には関心ないです
>>399 の疑問に共感したので答えてみました
そうですか・・・ 失礼しました。
俺にはKey of Cmだなぁ。 ギターソロ無いけど、すくなくとも自分はこの曲の 3:20辺り、2サビ後からギターソロを弾けと言われたら Cマイナーペンタから作るかなあ。 (ブルーノートゴリゴリぶつけるのは曲調的に合わなそうだし、 これ一発じゃきついと思うけど。 どうでもいいけどこの間奏、ソロ入れてみたけどやっぱ合わなかったからやめた 的な匂いが・・・w)
純粋な疑問なんだが、マイナーペンタトニックから作るソロと、 その平行長調のペンタトニックから作るソロって何が違うの? 自分でソロ取ったりするときに理屈なんか考えたこと無いから分からん。
俺はbeingは変ホ長調と考えるなあ。 Aメロ途中やサビ最後にあるFm7→Gm7→A♭→B♭は、明らかに最後E♭の帰結を予想させる。 Bメロ最後もFm7→B♭だから、これもE♭への帰結が自然。 ハ短調だったら上記の進行はまずないだろう。
Bメロ〜サビが変ホ長調なのはまず疑う余地ないだろうが、 俺が気になるのは、TVサイズで歌詞が終わったあとにCmが出てくる事なんだよな。 Wで終止にせずわざわざ→X→Yとしたら、Wを短調Yに読み替えて、 Y→固有Z→Tという風にも聴こえると思う。 そこで気になるのが同じシャナOP『緋色の空』との共通性だ。 こちらのサビはイ短調Yで始まり、Y→固有Z→Tと終わるが、 これをハ長調で読むと『being』と同じW9スタートのW→X→Yで締めとなり、 サビの構成に一貫性がある事が分かる。 種死の最後とか、旧OP→新OPで雰囲気があまりにも変わりすぎると視聴者がひくから、 こういう工夫は素晴らしいと思うな。
聴けば聴くほど「どっち」でもよくなってくんな。 そもそもクラシックな音体系に押し込めようとするのが、 間違っているような気がするし。 緋色の空、は、音楽が小さすぎて聴いてらんない。 調も違うし、どうでもいいや。
誤解を恐れずに書くなら、最初にこの曲の分析を試みたときに、 CmからはじまってEbに向かう巨大な(つっても、たかだか一分ちょっとだが)アウフタクトみたいなもんを想像した。 たまたまか、あるいは必然か、ちょうどドからはじまって、シ♭-ミbを目指すメロディがそれを象徴しているように。 だから、ある意味Ebへの解決を避け続けるのは当然というか。 推測を含むことなので、あまり深く突っ込まれても答えようが無いんだが。
平行調でうろうろするのは、使い方によっては雰囲気があっていいが、 ブルードラゴン天界の七竜OP『青い未来』の前奏〜Aメロみたいに属調ー下属調間で 定まらない感じはどうにも納得できないものを感じる。
こんな夜中にこんな怖い曲貼るな(映像がアニメ放映中の物でない分マシだが)
>>414 いい曲だよね。
フルバージョン聴いたの初めてかも。
なんとかいうイタリア歌曲を思い出す。
調べた。「Se tu m'ami, se tu sospiri」ってよく知られた曲。 解説は・・・やってもらいましょうか。
>>414 四声体として全パートがきっちり旋律してるのがいいな。
特に繋留音とかの使い方が巧みで、偶成和音がいちいち切なすぎ。
冒頭からカデンツまでは、メロディーのベクトルがバスと平行移動なので、
その後の反復進行時における歌の奔放なラインとの対比で一層ドラマチックになっている。
あと、最近は安易にドリア旋法を使う曲が増えてるが、
これはドリア/基本の短調の役割分担がはっきりできていると思う。
それにしてもクラ理スレ向きの曲だな。ソプラノ課題で自分なりに解きたくなるw
もう少し様子を見ようと思ったけど、レスがないところを見ると
>>414 は、もう少し和声進行の具体的なところを聞きたがっているんじゃないか?
個々の声部の動き云々よりは、「和声的な魅力」(他になんて書いていいかわからない)
に依存した曲だと思われるし。
また、家電津から反復進行にかけて盛り上がるのは、音域的な事とともに
まず、C度上のX等、使われている和音や、和音の(横の)密度の推移について述べなくてはならない。
あまりに自然にやっているので見逃されがちだけど、3/4、2/4を挟むことで得られる効果とか、
他にもいろいろ書けることがありそうな気がするんだけど、この曲は。
参考曲を上げただけでもネタにされるから。これ以上は書かない。
音楽の次は言葉まで奪われた。
よく分からんがとりあえず次の話題いくか? 例えばヴァンパイア騎士GuiltyED『砂のお城』のサビで C♯音の使い方が独特過ぎる件とか
>>420 ドリア旋法ってサビ終わったあとのCメロのとこですか?
IV7→Imの流れでImのコードがスッキリする印象を受けます。
NOIRの仕事人のテーマもハモりがドリアンです。このおかげであのアニメはかなりシュールな演出になったと思います。
菅野よう子が和声や転調のネタの宝庫なら、梶浦由記やアリプロの人、さらにエルフェンリートは旋法のネタの宝庫ですね。
文字通り、ドリアのWって奴があって。 そのあと通常通り、X-Tと続くならそこに旋律的短音階を形成することになる。 実際にははぐらかされているけれど、そんな音を内包していることが、 その後に続く再現へと向かっていくぞ、という感じを強く出している。 (ためしに、普通のWに変えてみたり、+W-Xとやってみるといい) いい曲だけど、その再現でのAメロがくどいのが欠点。 TVサイズではCメロ自体がない上に、構成も若干違っているので気にならなかったんだけど。 で、アンカーがずれたままってのもネタってことでいいのか?
急にサザンみたいになるね 研ナオコがカバーしたやつ
>>420 頭グルグル掻き回されるような気持ち悪さ(良さ?)がある
貶しているわけではないけど
チェロの弓でな
あのC♯音がC上のXの導音だとすると、 その後にW→Xが入るのが機能的にも小節数的にも普通だと思うが、 この曲の場合は意図的にばっさり削ぎ落としたんだろうなあ。 ちょっと大胆すぎる気もするが、何度も聴いていると癖になる。
菅野たんが和声の宝庫、梶浦たんが旋法の宝庫かあ 詳しく教えてくれたらうれしいっす
蔵OPがフル版だとまた気持ち悪い事になってるな
脳を刻む唄つーか神経を刻む唄だ
430 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/11/16(日) 22:33:01 ID:zbERKT9a0
今更なんだが、ハレ晴レの前奏でE♭から始って4小節後またE♭に戻るのにベースだけ4度下がる(上がる)のはどういう理屈なんだろう。 だれか親切な人教えておくれ。
親切じゃないけど、教える。 5小節目は、Eb=Tじゃなくて、あくまでAbmaj7(9)の3音が抜けた形、すなわちEb/Ab=W。 そのWに向かうようなコード進行だから、ってことでおk? 前奏のベースだけ書き出すと、 ミb - レソ || ド - シbミb || ラb - ソド || ファ - シb〜 と、綺麗に三回繰り返してるのが分かると思う。
432 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/11/17(月) 03:08:29 ID:GW2dAMXd0
なるほど、確かにベースを追っていくとわかりやすい。 サンクス!
>>427 適当に書いただけだから、話半分にしとけ。
菅野よう子のモーダルな曲はケルト系が多いけど、梶浦由記のモードはグレゴリアンモード、じゃない?
ネタ的には後者がレアだと思う。
クラナドを見た。極めてシーンチェンジの少ない演出で、時間の流れがゆっくりと感じる。
その中でキャラのセリフだけで話の抑揚を付けてる気がする。
オープニングもそれに合わせてコードチェンジを抑え、カデンツァに頼らずメロディで盛り上がりをつけてるって感じでしょうか。
どなたかもえたんOPとギャラクシーエンジェルのWing of destinyを
>>434 G→F#→F→F#→G→G#→A→G#→G→F#→F→F#→G→D→G
なんてコード進行をクラシック理論で説明しようなんて絶対無理w
つーか、
>>434 が聞きたいのはそこじゃないだろう?
全体はモードっぽいものとそうではないものがごっちゃになった感じ。
消えるのは〜ヤダ〜
ってところの、Eb-Ab-A/C# が面白いかね。
準Y - ナポリU(ナポリ上でX-T)- ドッペルD
みたいな。
最後の「待って、待って〜」のところは、
C - Eb - G とすぐTに戻ってもいいところを、
間にAb - D(ナポリ - ドミナント)を挟み込んで、
一瞬、あれ〜どこ行くの〜?的に思わせて、
文字通りお待たせ感を演出。
こんなとこかね。>>もえたん
あんまり俺好みじゃないけど。
>>435 それは別に難しく考えなくても、Gの構成音3つが同時に
原位→下方転位→原位→上方転位→原位〜
と平行移動するのに半音を経過してるだけで、和音は全部偶成でOKじゃない?
まあ偶成を全部和音記号で書こうとしたら大変なことになるがw
つーか、ただ半音で平行移動しているだけなのに、 そんな和音記号やら、機能やらを考えること自体ナンセンス。 それでも、やろうってんだったら、 G - F - G - A 〜 つまり、一つおきに転調しているように聞こえるから、 間をドミナントの変形ととって・・・みたいにもできるけど、必要なかろ? そういうスレでもないし。 もともとここは、個々の曲への思いを「分析的に」語るべきとこだろう? 分析自体が目的なら、ジャンルを問わず「いかにも」ムツカシイ曲にでも挑めばいい。
それじゃ楽作板になっちゃうお
喰霊ー零ーの話題は出てないかな? この作品は衝撃的なシーンで締めることが多いが、 そこに畳み掛けるようにして入ってくるあの上主音の効いたイントロは 非常に趣きがある。ED曲『夢の足音が聞こえる』のシドドドドーシーってやつね。 他にもこの曲は、Aメロの拍頭やサビの解決放棄など上主音を強調したつくりだが それに対してOP曲『PARADICE LOST』の方は、 決してTの時に上主音を目立たせないようになっているのが対比的で面白い。 なんていうか、和声音=正道、非和声音=正道から逸れたもの、と見ると、 それぞれの歌い手が担当しているキャラを象徴しているような気がしてならない。 まあ勝手なイメージではあるんだけど。
菊田大介ってこのスレ的にどうなのかな
関係ないけど一曲目から詩人の旅への流れがいいね
443 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/11/30(日) 23:22:58 ID:40PiuJ9U0
クラナドOPの拍子は異常でしかないが かんなぎEDの方は面白いな
>>443 異色な物をすぐ排除するところに、クラシック音楽理論の限界があることがよく分かるな
異色な物をいちいち尊重してたら理論としてまとまらないだろ
異色を狙って作っている曲はアリだと思うが、 上のほうでも誰か指摘していたように、作り損ないに聴こえるのはマズイと思う。
クラナドOPの変拍子は比較的効果を出していると思うがな。 それよりもサビ前のコード進行のほうが気持ち悪い。
まあ音楽理論なんて所詮後付けだからな
菅野よう子のCメロってなんか一貫性あるのかな? 特徴的な気がするんだけど素人にはその特徴が分からない あと坂本真綾が歌ってる『音楽』っていう歌 あんまり聞いたことない種類の曲なんだけど解説して欲しい
>>449 ”坂本真綾が..”−−> neo classicalとかambientの内でfairy、heavenly voiceなどのキーワードで
.. フランスのprikosnovenieレーベルに多い。FleurやらCaprice etc...
あと、gothic系(メタルではない)にもあるかも。
、、曲構成、構造等は誰か頼む。
菅野さんといえば、 坂本真綾の「ヘミソフィア」が良い曲だと言われていたからアルバム買ってみたんだ 2,3回聞いたときはいまいちその良さがわからなかった。 でも何とかそれを理解してみようと思ってその後また聞き続けてみたら 感動するポイント?がわかってきたというか・・・今では大好きな曲なんだけど、 音楽理論に詳しければこの曲のどこが凄い!どこが良い!とかがすぐわかるようになるのかな?
君は音楽理論に何を期待しているんだ…
曲の良さ悪さに根拠を付けれるところじゃねーの
本末転倒だな
え? 音楽理論って良い曲を作るためにあるんじゃないの? そうじゃないなら、音楽理論って何のためにあるの?
野球を教える際、習う際、練習する際、誰でも投球フォームを確認するが、 いいピッチャーのフォームが美しいとは限らない
おっとK藤の悪口はそこまでだ
オリックス加藤?巨人歌藤? 元広島紀藤? 横浜工藤?
ローゼン3期の「薔薇獄乙女」って、 すごくアナリーゼのしがいがある気がする Bメロで同主調→サビで3度下のg-molに転調するところなんかは、 結構ロマン派ぐらいから受け継がれてきた古典的なコード進行だけど、 逆にそれがアニソンっぽくないっていうか… なんか、いかにもアニソンな進行とクラシック的な和声テクニックのバランスが絶妙だと思う アリプロの曲はどれもいろいろ片倉さんの技が潜んでて面白いな
アリプロ、最近ならラインバレルOP『鬼帝の剣』か。 Bメロが良くも悪くもブッ飛んでるが、うまく下降形だけですんなり戻れているよな。 何ていうか、緻密な力技?
461 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2008/12/25(木) 22:08:26 ID:g9R9bG120
かんなぎ12話で流れていたOP曲の移旋バージョンが何か違和感あったんだけど…
和音が違うんだよ たぶんそうだよ
すっかり過疎っちゃったな 新作始まったらまた各曲レビューしてくれるのかね
>>461 あれって移旋なんだ
80年代っぽくて好きだな
戻し方が強引だけどw
屍姫最終回のED曲『Beginning』は4小節ごとにD音から始まる流れが
何だか停滞気味に聴こえた。もうちょい変化が欲しい気がする。
>>463 新曲が出揃ったら2月くらいからレビュりたいとは思ってる。みんなも宜しく!
466 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/01/05(月) 04:08:03 ID:g4hoTGxx0
新番組始まりましたのでageときます。
>>465 の件だが、玄の1話でED聴いたら納得した。
どうやら前回のはBメロを抜いたバージョンだったようだ。
最終回が葬式で終わった1期のラストにわざとあの構成を持ってくるとなかなかだな。
そのお陰で今回はより一層「物語が動き出した」って感じがした。
みなみけおかえりのOP『経験値速上々↑↑』は調構造はもちろん、
ベースラインもほとんどが1期と同じという大胆さに思わず唸った。
1つのバス課題を二通り答えただけみたいな気もするが。
ヘミソフィアのサビってBのフリギア旋法じゃないかな 適当だけど
468 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/01/15(木) 22:16:19 ID:uiCFYwGY0
土曜の朝2つほど新曲が流れてました。 【BLUE DRAGON〜天界の七竜〜】 ●ED『蕾〜tsubomi〜』 サビ直前の準固有の使い方が良かった。最近準固有を大した理由もなく多用する曲が 多いが、やはり借用の一種なんだからちゃんと目的を持って使うべきだと思う。 この場合はメロディーと並行移動しつつ更に裏拍で準固有を出すことで 極限まで硬さを取り除きつつ、非常に巧みに感情の高まりを表現できている。 でもサビはちょっとだけ違和感が…。C7からFmに行くところがどう聞いても 第七音が上がっているように聴こえてしまう。その前が良いだけに惜しいなあ。 【しゅごキャラ!どきっ!】 ●OP『しゅごしゅご!』 前シーズンのOPがストレートな(いい意味で)曲だったんで、最初は今回も同系統か と思ったが、サビの準Zで驚かされた。何といってもOP映像との組み合わせ方が 秀逸。よくよく見るとAメロのリズムとサビのリズムが静と動を補い合うように なってるし、F音とF♯音で対斜的に聴こえるのを防ぐために一度もXの一転を 使ってないし、ノリの良さを保ちつつ聞かせどころまでの布石を怠っていない。 個人的にこのシリーズはいい曲が多いと思ってるが、これもなかなかの名曲。
>>468 俺知識が薄いから突っ込みも意見も出来ないけど
すごく楽しんで見てるからがんばってくれ
最近アニソンやサントラでの理論の重要性をよく考える。 前者では素早くかつ場合によっては大量に、○○な感じの曲を作るために、ツーファイブを駆使した作曲を、 後者では、実写映画やドラマに比べて世界観の演出が重要になるため、 劇中の雰囲気に沿うモードの選択、場合によっては4度堆積の使用など、 曲をコントロールする必要が格段に大きい。
X7ってあまり使われないんだね Xのほうが多い
>>471-472 トニックに戻ろうとする力が強すぎるんだよな、多分。
お行儀よすぎて良すぎてつまらないというかダサいというか。
だからこそ逆に、転調するときは綺麗に繋がるのかなと思う。
(V7じゃないけど、I→I7→IVみたいにわざわざ一回経由することあるし)
>>471 いや、歌ものでは7thの方を使ってると思うけど。
長調で7th使わないのってあんまりきかないなぁ。
短調のVをVmにするというのならおっしゃる通りかもしれんが、
これはどっちかというとエオリアンモードの扱いになると思う。
梶浦由記の42の殺人技の一つ。
475 :
Vnのヲタ :2009/01/20(火) 23:00:18 ID:xkIdOUcD0
なんか・・・ 曲古いせいか若人いねーぞ・・・(+_+) 事例発言なしか。。。
476 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/01/21(水) 16:31:31 ID:/Uywrw4SO
>>473 それってセカンダリードミナントで説明した方がラクなんだよね。
まぁここは和声や対位法のスレだから、元も子もなくなるが。
アレンジャーのクセとかもそういったとこに出るからなのだろうか、
逆にI'veサウンドとかになるとそんなもんまず使わないから、
アニソン全体の傾向を説明する手法にはなりえない。
【機動戦士OOガンダム】 ●OP『泪のムコウ』 これは正直あまり良い曲には聴こえなかった…。TVサイズに縮めるのが下手なせいも あるんだと思うが、サビ1→間奏→サビ2の流れが慌ただしいし、最初は4小節かけた 終止形を最後は2小節しかとらないのも何だか不自然。そして何よりもサビ直前の 増4度進行!その一つ前が−Uの基本形なんでXへのバスラインの減5度を読み替えて 増4度、ってしたかったのかも知れんが、いくら何でもキツ過ぎると思うんだ。 俺が最後のOP曲だ、とばかりに短調Y→Zから堂々と始まるのはいいんだが、 シリーズのファンならこの進行は種の4期OP『Realize』を思い出してしまうわけで、 どうにも素直に入っていけなかった。ちょっと残念。 ●おまけ『TOMORROW』 戦場で歌をやっちまったらマクロスだろ、とあちこちで突っ込まれてるようだが、 『アイモ』であれだけ印象的だった+Wを安易に使ったりするから…。
増四度進行ってあまりよくないらしいけど結構あるよね アニソンじゃないけどドラクエの天空城とか
>>477 +IVってドリ4のこと?
民族っぽいというか、プリミティブな感じを出すのにドリアンは手っ取り早いからなぁ。
ドリ4でオリジナリティを出せてるのって梶浦くらいじゃない?
NOIRの仕事人のテーマで、コーラスのハモりがドリアンモードをなぞってシュールな演出をしてる。
これも梶浦の殺人技の一つ。
>>478 天空城ってW?X?
>>479 なるほど、手っ取り早いからみんなすぐ使うけど使いこなせてはいないって感じか。
アニメの劇中歌などが舞台となっている地域的に考えておかしいのはいつものこと
だが、民族的っていっても本当はもっと色々あるはずなんだよな。
ガンダム00もせっかくマリナが作ったって設定なら、もっと中東っぽい曲にするべき
だったと思う。まあ俺も全然詳しくはないんだが、安易にドリア使っとけばいいだろ
ってのは何か違う気がする。
ROUND TABLEの曲って 素人耳で聞く限りじゃコード進行とかは割とシンプルだよね? メロディがいいのか、編曲がいいのか好きだ
>>481 メロディがモードっぽいからじゃないかな
アニソンじゃないがヤスタカの曲もこんな感じだよな
>>481 そんなにシンプルでもないんじゃね? 本当にシンプルなのは「Let Me Be With You」くらいだと思う。
ただ、ROUND TABLEの曲はメジャーセブンスとマイナーセブンスばかりで構成されているという印象はあるなあ。
X7なんて絶対に有り得ない感じ。
確かにIM7とIVM7で大部分が出来てるイメージw
最近のを聞くとシンプルっていうのも分からないではないな よくある流れの進行ではある気もする
複雑なコード進行ってどういう曲なんだ FM7(♯11) B♭M7(♯11) E♭M7(♯11) AM7(9) DM7 GM7 GmM7 A7こんなんか?
>>486 それは複雑なコード進行じゃなくて、複雑なコードだろ。
アリプロの「勇侠青春謳」みたいな、
・使ってるコードの種類が多い
・次にくるコードが予想できない
・1小節で何回もコードが変わる
ようなものを言うと思う。
多調的、多旋的
1小節でコード変わるとか、もうそれコードじゃなくてメロディーじゃん
16分音符なめんなよ
491 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/01/30(金) 02:31:28 ID:znFdaQCi0
偶成ならいいんだけどな。コードが多けりゃいいってもんじゃないし。 『裸々イブ新世紀』はアリプロにしてはそこらへんが丁度良かった。 Bメロのゼクエンツとか落ち着いて聴ける。サビへの繋ぎはやっぱり疑問が残るが。
493 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/02/02(月) 20:38:12 ID:kb2MSACm0
>>491 で書いた疑問がまだ解けない…。
『裸々イヴ新世紀』のサビの出だしだが、これEm?
前奏聴くとホ短調だからそれで良さそうだがサビは嬰ハ短調だよな。何か不自然。
Bメロがト短調Xで終わってしまったから直接C♯mに降りられず、
一度迂回してるってこと?素直にナポリ扱いにすりゃいいと思うんだが。
494 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/02/03(火) 09:45:02 ID:YEDmDo9GO
複雑なコード進行とはテンションなども含め耳コピしにくい進行だと思う JPOPでいうとaikoや林檎のような
あれは進行が変わっているだけであってコードが複雑なわけではない
帝国華撃団のイントロの4度堆積がよくわかんないんですけど、 何をどう料理したらあんなのが作れるんですか? 上は4度堆積+トップだけ短3度の4声を単に平行移動、 だけどベースの動きは意味不明だし…
>>496 これは理論なのか?
CmM7(9) F7sus4(9) BbmM7(9) A7sus4(9) DM7(9) G7(9)
かな。
ベースとメロディをこう動かしたかった、
んで、5声の和音を組み合わせた、としか感じないけど
俺の力の及ばない部分でなんらかの解説しようがあるのかな。
WHITE ALBUMいい! エンディングの歌のAメロのドミナントがb9で泣ける。 でもそれより、挿入歌の発売が待てない。
499 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/02/13(金) 20:05:18 ID:hzk8/pOG0
Aメロって2回目のこと? あれってドミナントの準X9じゃなくてサブドミナントの準Wじゃないかな。 俺の勘違いならごめん。泣けるってのは同意。
クラナドのオープニング、メグメル(ゲームの方)の サビ部のベースのワンフレーズについて質問。 具体的な箇所はサビの「重ねた・・・」から数えて6小節目のベースの動き。 スライドしてるとことか漠然とどっかで聞いたアメリカ音楽を感じさせるんだけど。 具体的にこーゆーベースの使い方ってなんてジャンルなのか、類似曲とか教えてほしい。
>>499 ベースがちゃんとVになってる。
上に乗っかってる和音がディミニッシュ。
一聴するとIVのマイナーに聴こえる。
まぁジャズの方法論だから若干スレ違い。
似たやり方を多用してるのが
アキハバラ電脳組の♪あの空の向こう側、とかかな。
一昔前のアニソンではかなり見られた。
最近はsus4とかIV/Vが多い気が。
502 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/02/14(土) 19:42:51 ID:n/te65ak0
>>501 解説ありがとう、納得しました。今度落ち着いてもう1回聴いてみます。
スライドするシンセベースといえばフレッシュプリキュアED
とらドラ!19話の『ホーリーナイト』の転調は二長調→変ト長調と、 なかなかクリスマスらしく、鮮やかで凝った感じだった。 ただ、サビ前でX→E上のXでもないのにB♭音に上がるのはどうかと思ったけど。 Xの付加6ってことなのかな…。
>>505 イントロ D
Aメロ Ges
サビ B
全部長3度移動、3回繰り返せば元通り。
長3度転調って、あんまり文脈でできなくないですか?
#IV VII III=次のI
くらいでしょうか。
この曲も結構唐突に転調させてますよね。
質問です。 連続五度とか連続八度って別に気にしなくてもいいんですか?
>>503-504 ありがとう。
確かにファンクはベースが良く動くね。
ベースがよく動くファンクを意識した曲は日本にもたくさんあるんだろうけど、
メグメルほどファンクっていうジャンルの根源の香りみたいなものを想起させる楽曲はなかったな。
>>507 連続8度の部分は和声の数が減る
部分的に4声が3声になると、普通は気持ち悪く感じる
ロックのユニゾン、ポップスの3・6度のハモリ等は重音8度などと呼び連続とは分けて扱う
→「総合和声」参照
連続5度は倍音列に則った「西洋音楽」では連続8度に準じたものとして扱う
一方、調性と切り離された民俗音楽ではそれほど違和感を覚えない
よって連続5度は許容されることが多い
→「日本和声」参照
>>507 ありがとうございます。
オクターブでの重複は独立した2つの声部ではなく
1つの声部が強調されているだけになる。
連続5度もそれに準じるということですね。
よくわかりました。
511 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/02/27(金) 02:52:10 ID:oOM9etds0
ゲームだけどFC時代のロックマンシリーズの音楽が好きだなあ どの曲も個性的だけどあえて共通点を挙げるとすると何だろう?
音源
単純だが、重要な本質だな
MIDIぶっこ抜いて鳴らせばいいんですね
7thが多い かもしれない
FC時代なら、MIDIで忠実に再現できるしな
517 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/03/02(月) 16:22:39 ID:ElvDb1gG0
なるほどなあ、確かに三声体で再現してもピアノとかだと バスの不安定さが必要以上に強調される感じがするな 参考になった、dクス。
スレチだけどファミコンの曲も今聞き返すと、 3声それぞれ、メロディ、ハモ、ベース、オブリ、アルペジオと 色んな役割がよく見えて面白いなぁ。 対位法わかってそうで、真面目にやってるなーって人も居れば オブリ一切無しでノリで押し切ってる人もいたり。 ロックマンはベースラインがうまいというか特徴があるんじゃないかな。 普通に考えたら動かしすぎかもしれないけど、 やっぱり3声体でリズム系の曲をやるとなると、 規則的でバックビートを強調したノリは出しつつも、 色んなところに動かしまくって和声感の不足を補ってやらないと ああいう派手というか分厚い印象にはならないと思う。
みなみけのOP・EDについて、どなたかに語ってもらいたいです。 1期、2期、3期ごとにどんな違いを出してますか?逆にどんなところが共通してますか?
最初のほうを読んでみたら、ポピュラー音楽理論の初歩の初歩しか 知らない自分にとっても怒りが湧いてくるほどつまらない内容だったが、 後でおもしろくなるのかな
524 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/03/15(日) 11:04:49 ID:90Z27V7U0
>>521 クラシック音楽理論(和声学)からすると、あまり特筆すべき点はないかも。いわゆる「王道進行」が多い、というくらい。
>>522 後になると、王道進行を工夫したコード進行例もいくつか出てくる。
カノンコードがカンノコードに見えた俺はいったい・・・
>>525 カノンより菅野っておまw
音楽に対する感覚が明らかに間違ってる
527 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/03/20(金) 02:36:33 ID:rTRiyMXW0
agonyの各部分について調性を教えてください あとアラビア音楽みたいに微分音を含んだ旋律を持つアニソンってありますか クレクレ訓ですまそ
みなみけOPってコード進行は王道かもしれないけど Aメロの15小節目から急にサビに向かうという構成が珍しい気がする
529 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/03/25(水) 23:31:51 ID:JudRuK2X0
上のほうでも書いた気がするけど1期のOPと3期のOPは構成がそっくりだよね。 統一性があっていいと考えるか新鮮味がないと考えるかは人それぞれだけど。 2期OPは曲としては完成度が高いと思うけど『みなみけ』らしくはないかなあ。 うまく言えないけど、W7→D上のX9根省1転→Xとかの方向性が強い進行は 何か違う気がする。短調でももうちょいマターリとできるんじゃないかな。
みのりんのソロ曲に近い感じ 「みなみけ」なのにブルージー
531 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/03/27(金) 01:54:30 ID:iwguuJUlO
梶浦さんってかなり理論的だよね
532 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/03/27(金) 20:21:20 ID:sXLXt+6k0
>>531 音楽理論の活用という面で言ったら、梶浦さん・菅野さん・田中公平さんあたりは別格だと思うよ。
本当にいろいろなものを使ってくるから、とても多様性がある。聴く人を飽きさせない。
だから王道進行みたいなものに安易に頼る必要が全くない。
アニソンって面白いアレンジが少ない 和声法でまとめ過ぎちゃって、全部メロディの後ろに隠れてる感じ BGMを作る癖で目立たないようにしちゃうのかな 一方でI'veの単純なシンセフレーズが感動的だったりする まあ作曲家としては好きじゃないけど
パーキッツ面白い
対位法は理論じゃないから
その場の勢いで体位を決める
537 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/03/31(火) 23:56:02 ID:vMFkOi1xO
対位法は理論でしょ 梶浦さんは民族音楽以外にモードも特長だな あと造語笑
理論といえば理論だが、ガチガチに理屈で固めた世界は対位法を捨てたところから 出てきていることなんかに鑑みると、わざわざ「理論」として取り上げるのは ちょっと違うような気も。
>>537 造語で曲を作ると叩かれるのはどうして?
対位法は美学
541 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/04/03(金) 21:59:33 ID:N9eQd7nq0
>>541 1つには4度進行の上手さがあると思う。
イントロ・サビ・間奏の「Gm7→Cm→F7→Bb」
Aメロの「Em7→A7→Dm→Gm7→Cm→F7→Bbadd9」
のように4度ずつ上がっていく。これはなかなか心地よい。
もう1つは、BbやGmで和音を解決すべきところで、何カ所か代理でGが使われている(クラシック的に言うと短音階からの和音借用)
ここで視界が一気に開けた感じがする。
最後はこれを使ってト長調に転調。
543 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/04/08(水) 03:27:59 ID:s5CJ6fNq0
ちょwww しゅごキャラの新OPなぜ沖縄www
オアシスの曲聴くと、ヨーロッパ人は伊達に長い間ホモフォニー作ってないなって思う コードじゃなくてハーモニーになってる、この表現で合ってるのか分からんが 日本人はコードでしかないものが多い メロディはいいんだけどね、伊達に長い間ヘテロフォニー作ってないぜっていうw 「マリー&ガリー」OP曲「ガリハバラ」の分析をお願いします!
日本人の音響空間は今も昔もこれからも木だからハーモニーの感性が育つことはないよ
竹のコードとか土のコードとかの話だな
病院の廊下にいると壁や天井の反響で高周波数音が耳につく
CDの音源にするときに、残響の高周波削っちゃうからな
hirasawasusumu
550 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/04/24(金) 21:59:26 ID:Q0ZiutIO0
ガオガイガーのサビ前ってどうなってるんだろ? 田中公平の曲はぱっとわからない部分が結構あるきがする。
Gb/C Ab/Bb Bb/Ab C/Gbの部分? あれはおそらく編曲の根岸貴幸さんの仕業だと思う
554 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/04/25(土) 14:19:13 ID:HFt/KWBC0
需要ないかもしれんが、パプリカの白虎野の娘を耳コピしてみた。
イントロ |F Em |Dm |←これの繰り返し
Aメロ |F Em |Dm |F Em |Dm |F Em |Dm |F Em |Dm |
|F |Em |Dm |C |Dm |Em |F Em |Dm |
サビ |F |Em |Dm |C |Dm |Em |F |F |
|F |Em |Dm |C |Dm |Em |F |F |
という風になってると思う。
これって理論的に見たらどうなるの?
わかんない人のために
http://www.youtube.com/watch?v=k3ZD0zClECQ
パーキッツの「らびゅらびゅ」が解析しがいがあって楽しい 1周目はまだ普通なんだけど、 2周目が所々変えてきてて、そのコードがすごく凝ってていい
お前ら少しは自分で分析しろよ
560 :
554 :2009/04/26(日) 11:17:35 ID:???0
このスレを終わらせるのが惜しいので、できるだけ分析してみる。 まずキーはEmが減5度じゃないからCでいいと思う。(キーがFならリディアンモード) ほとんど同じような進行なんだけど、 聞いててクセになるのはAメロの後半でコーラスが入ったり、 Aメロとサビではメロディーが違うから単調にならない、と思う。 ごめん、これが限界だわ。
そろそろ今期ネタを グインサーガEDが既視感(既聴感?)バリバリなパートだらけな件。 いい曲ではあるが。
まいんOPに矩形波みたいな音で重なってる細かい音が楽しい
良く「クラシック的には禁則」って出てくるけど、どういうことなのか良く分からないなあ。 聞いてみて _、_ ( ,_ノ` ) n  ̄ \ ( E) グッジョブ!! フ /ヽ ヽ_// じゃダメってことなのかなあ。
和声学上の禁則にあたってるってことだよ。 一番有名なのはV→IVかな。
直行5度とか発生しまくり
>>564 なぜ禁則とされるのか、という点が良く分からない。
>>1 でも挙げられている音楽理論の教科書を読めば分かるのかな?
あと、
>>565 の曲の、メジャーな曲とは違う異質な感じって一体何から生まれてるのだろう。
568 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/04/29(水) 23:36:34 ID:aCxTmoxS0
古典の和声の禁則はみんなちゃんと合理的な理由があるよ
571 :
565 :2009/05/02(土) 11:16:21 ID:???0
そういえば、平沢の曲って民謡とか演歌とか童謡の要素が強い感じがする。 新アルバム「点呼する惑星」の1曲目「Hard Landing」は「あんたがたどこさ」だし、 2曲目の「点呼する惑星」は「およげ!たいやきくん」なんだよね。
けいおんのOP、フランスっぽい響きだ スレ的にはドイツ系が人気のようだが
573 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/05/05(火) 23:06:04 ID:4R35jww30
アスラクラインOPがいい感じだ サビで不意を突かれた感じで
田村ゆかりのPrinccess Roseの後ろにかかっているピアノが 何かヒステリックで好きなんですけど、音楽理論的にはどういうもの なんでしょうか?
音楽理論とかよくわかんない上に、スレ違いな感じの質問を、少し書き込んでみます。 有名なクラシカルミュージックをモチーフにしてる、アニソンとか大好きなんですが、なかなか見つからなくて、何かおすすめがあれば教えて欲ください。 ちなみに、MOSAIC.WAVのLocal Jesus(主よ人の望みの喜びよ:BWV147)とか、Uのlove-go-round(ヨハン・パッヘルベルのカノン)が最近気に入っている曲です。
音楽理論はわかんないが以下を思い出した。趣味に合わなそうだけど… 「この愛を未来へ」益田宏美(ピアノソナタK.545/ママは小学4年生) 「THE GARDEN OF EVERYTHING 〜電気ロケットに君を連れて〜」坂本真綾 「La, la Maladie du Sommeil」桑島法子・橋本一子 (ボロディン・だったん人の踊り/ラーゼフォン)
>>576 返答ありがとうございます。
早速探してみます。
ママ4の元の曲は弾けたのに、あれを聞いたせいで自動的にそっちを弾いてしまう
>>572 けいおんOPがフランスってのはわかるがドイツ系って具体的にどれだ
スレ違いかもしれませんが、 ロ長調のアニソン・ゲーソンでで爽快感や開放感のある曲を教えてください。 アニソンにロ長調の曲自体かなり少ない上に(上のほうで指摘があるように) 私が聴いた所だと ロ長調の曲は全体的に響きがくぐもった感じがするので… 調による響きの違いが関係あるのでしょうか。
たぶん榊原ゆいのはぴでい
580です。 返答ありがとうございます。 サビは爽快感があって良いですね。 複数挙げてくださると更に嬉しかったですが
ロ長調のアニソンって、ほとんど 「ハ長調で作ったけど、声優が音が高すぎて歌えない→演奏しづらいけど半音下げるか」 ってパターンだと思うが 堀江由衣の「silky heart」 結城アイラの「Blue sky,True sky」 佐倉沙織の「Vanille Rouge -ヴァニーユ・ルージュ-」
2半音下げればまだ弾きやすいのに
585 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/05/22(金) 18:47:25 ID:RbhT4gMM0
>>584 ハ長調→ト長調ですね、わかります。
鍵盤ではそうでも
ギターだと半音下げや押さえるとこずらすだけでいいからね。
POPS限定でいいので、何調が多く使われてるかとか分析した結果ないのかな
ショパンエチュードとか弾きこなせるレベルの人なら調はそんなに気になんないと思う。 ピアノに限れば黒鍵増える方が技巧を発揮するような曲はやりやすいんじゃないか。 ただ、管が入るとBbが圧倒的に有利なキーだし、 Aまで降りるとエレキギターの響きを活かしやすい。 女性VoのR&Bとかでも非常に多いね。 Bはストリングスとかでもどっちかというと不利じゃないか。 強いて言えば7弦ギターを活かしたヘビーロックとかな。
変ロばかり吹かされるフルートが可愛そうです
あれ、フルートってC管だっけ
調で思い出すのは、調の選択で明らかに失敗していると感じる曲、 おねがい☆ツインズのOP「second flight」が思い浮かぶな。 おそらく佐藤裕美とKOTOKO(この人達どこまで出るのか?)の声域に 配慮したものと思われるが、 イ短調+ニ短調の組み合わせでは響きに繊細さが欠け、 結果としてのっぺりした感じの曲になってしまっている気がする。 歌詞がかなり繊細(?)なので、 全音上げてロ短調+ホ短調にした方が良いと思う、 ただ最高音は上のミになるが。 こういう事は個人の感覚によって異なる部分も多いが、 調選択ミスっている(こう言い切って良いかは解らんが)曲って結構数多い気がする。 どうだろう?
調ごとの「響きの違い」って クラの人しか気にしてないような。 ポップスでキーって ギターがメインだからEとか 「Voに合わなきゃ変えちゃえ」 くらいのものなんじゃない?
「イオニア旋法にすべきかどうか」といったところに大きな選択肢があるからなあ。 何調にするかというのはあまり気にされないだろうな。
母親が簡単なピアノの曲を練習してて、 有名な曲のアレンジなんだけど、何か変だと思っていたら、 全部C調に移調されていた
>>592 音の響き重視で、リコーダーでバロック式を採用している小学校ってまだあるのかな?
>>594 と同様の経験をしたことがある。
中島愛が天使の絵の具をカバーしていたが
なんか変だと思ったらピッチが半音下がっていた。
飯島真理の天子の絵の具を聞き慣れている耳にとっては
「変ニ長調?(゚Д゚)ハァ?」という感じだった。
安易なキーの変更はあまりよろしくないのではと思うね。
>>595 某Wikipediaによると、僅かだがあるらしい。私の小学校は普通にジャーマン式だったが。
>>583 佐倉なんてもう1オクターブ上でもいけそうな気がする・・・
わーかーさ せーいーかつー のオクターブ重ねが好き
ここまだ生きてるの?
生きてるよ
602 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/07/08(水) 16:52:49 ID:3gBqQrVf0
うみねこのOPどう?
前の曲だけどハルヒOP「冒険でしょでしょ。」もどうですか
うみねこはまだ聞いてないからわからない。 ハルヒのほうはちゃんと分析したわけじゃないからわからないが、 分析する気も起きないくらい普通にしか聞こえなかったと思う。
ハルヒはOPよりEDかな
このスレのおかげで 印象派、フュージョン、坂本龍一周辺、菅野よう子、が繋がった
保守
>>609 サビの2小節目でいきなり意表をつくところがいいね
咲の一期の方のOPのサビ、2小節目と10小節目のコードって同じですか? 何か二回目の方が気分良い感じなんですけど、ベースラインが違ったりするんでしょうか。
>>611 2小節目はAm、10小節目はA7じゃね
ああ、7コードなんですか。言われてみれば…… 凄く低レベルですいません、回答ありがとうございました
ハルヒの旧EDって音が取りづらいね カラオケにて軽い気持ちで歌おうとしたら、存外に集中力が要ったw
ずっと上の方では底抜けに明るい感じって書かれてるけど 感情を排した疾走感だと思った 恋愛を気の迷いと言うハルヒらしさ?
ルートモーションが機能的でも メロディでは機能的な音を避けるモードジャズの手法かな 想像だけでアニソンを語っちまったぜ!
>>614 >ハルヒの旧ED
コードだけ見ると長調の曲ぽいけれど、支配調はずっと短調だから。
ハレ晴レの場合はGの和声的・旋律的短音階。
旋律的短音階というのは、全音音程が5つ並ぶところ (IIIb→I) が
あるからリディアンが必然的に多く登場する。
これが長調の曲 (全音が続くのはIV→Iの4つ) に慣れた耳に不可思議な
響き〜不安定な感じを与えるんだと思うよ。
この傾向はハルヒの新EDにも共通するもので、それが長調と自然的
短音階が切り替わるだけの、牧歌的かつ普通に安心感のあるアニソン
とは違ったトンガリ感を与えているんだと思うよ。
久しぶりに有意義な話が聞けた気がする。
>>617 うほ!いい男!
理論的な解説に感謝
長調(E♭メジャー)のコードの上で属調平行調(Gマイナー)のメロディという手法?
そんな手法があったとしても使うのはバルトークくらいかなw
もしかしてブルースもそのように解釈できるのかな 機能和声を使いつつ、民族的な旋律を鳴らすことに関心があるので、大きな刺激になった
そういうのって音がぶつかる部分どうなんの?(4度と増4度) 避けるのか、そのままぶつけちゃうのか
短調からの借用和音使いまくりっていう解釈はクラシック的ではないのかな
機能和声に従ってる振りをするのがアニソンらしいな
>>617 >ハレ晴レの場合はGの和声的・旋律的短音階
ごめん、これは勘違い。
Aメロ(なぞなぞ〜)はEb⇔Cmだ。
Bメロ(Boon〜)はGb⇔Ebmだ。
Cメロ前の「何もかも巻き込んだ想像で遊ぼう」の個所で
3つのマイナーAbm―Bbm―Cm―F―Bb―C7が続くところで、
また転調。この時CmはCdimでも置き換えられ、
Cメロ(ある晴れた〜)はF⇔Dmだ。
これ以降も部分転調は頻出するけれど大まかには上記3つかな。
プリンセスラバーのOPは音色のせいかエロゲーっぽく聞こえてくるだけど、 この曲はわりとベタなほうなのかな?
>>625 聞いただけで音をとってないのでアレだが、結構いろいろ動いていると思う。
借用なのか転調なのか知らんが、よく動くからエロゲっぽく聞こえるんじゃないか。
あと、マイナーな曲はリンク貼ってくれるとうれしいっす。
>>627 わざわざありがとう、次からって意味だったんだが。
で、そのリンクを覗いてみたら案の定、俺が思ってた曲と違うんだがw
プラセボかもしらんけど、AメロBメロの音の薄い感じとか、一本調子なスネアがなんとなくエロゲっぽい?って言うのは分かるかも。 なんとなくあるすまぐなのOP連想した
>>629 そう、そっち。
検索したら引っ掛かったから何の疑いもなくその曲だろうと。
こういうこともあるので、みなさん情報は正確にw
632 :
625 :2009/08/01(土) 01:14:08 ID:???0
今アニメのOPを耳コピしたんだけど
はじめは90年代ぽいかなって思ったんだけど最近はエロゲーだなと思えてきた。(
>>630 さんが言うように)
でもこの曲は聴けば聴くほど爽やかなでいい曲だなって思った。
それにしてもPCとアニメのOPが橋本みゆきさんだったとは思いもしなかったぜorz
ところで耳コピってみんなどれくらいできる? 俺はひぐらし1期ED必死にコピってて、 ネットで拾った譜面と違う箇所があっても、 どっちが正しいのか判別できないorz
まにまにOPコピーしてたら、早くも6小節目で分からなくなる程度
こういう音楽理論ってやっぱ音大とか出てないと難しい?
こういうってどの程度を指してるんだか 和声の基礎とか対位法くらいなら2,3年頑張れば身につくんじゃね
スレタイに反したことを言ってアレだが、アニソンを語る上では ポピュラー音楽理論を学んだほうがよいかと思う。
>>636-637 ありがとう、色々調べてくる
大変そうだけどとりあえず頑張ってみようかな
ポピュラー音楽理論の前に 周波数と和音とか、物理と音響心理学から始めるのもいいよ。 音楽的センスとよりも頭に自信があるならなおさら。 音楽理論しかしらない人って1オクターヴに12種類しか音階がないと 思っていたりとか、根本が間違っている人が多いからオススメする。 クラシック音楽だっていろいろなトレードオフの中で今の音律・理論に収まっているので その仮定を知ることはポピュラー音楽理論以前に役に立つと思う。
>1オクターヴに12種類しか音階がないと思っていたりとか って平均率以外の音律ってこと? それとも微分音とかメシアン的モード?
平均律で使ってない周波数全部。つまり無限にある。
音楽理論で、特にポピュラー音楽の理論って結果を簡単にまとめただけだからね。
音楽理論よりももっと基礎にある部分も作曲とは直接関係ないけど知っておいた方がいいと思う。
昔の人が音の周波数を認識していて、
スケールも周波数を2/3倍にまわしていけば求められるetc.とか意識的に音律が求められていったこと、
音律に合わせて西洋の楽器も調律されていて、楽器進化とともに音楽がかわっていったこと。
ポピュラー音楽の発展も西洋の楽器をベースに発達してきたこと。
本来、音色も正弦波の複雑な不協和音ともいえるし、
周波数の重ね合わせでどんな和音、リズム、音色、強弱とどんな音楽でもつくれる。
音楽理論も音楽のすべてはとても説明しきれないこと。
>>641 電子楽器いじるんなら知っておいても損はないだろ。アニソンでもだ。
音大に入る前にマスターしとくもの、と2ちゃんで読んだw
音楽理論はクラシックを含む商業音楽でしか通用しない
おお、久しぶりにこのスレに来たが 一時期と打って変わってかなり話が進んでますな 御託はこれ位にして 少し上で話題になっているハレ晴レのOPの作曲家は田代智一ですよね この人はwikipeでは転調が多いと書かれていて、それも確かにその通りだと思うのですが この人ほかにもかなり特徴があるように聞こえる たとえば ハレ晴レの「不可能じゃないわ」の「じゃ」の部分 ながされて藍蘭島OP「DAYS」の歌詞の「溢れ出そうなの」の「そう」の部分 もえたんOP「魔法少女マジカルたん!」の歌詞「行くよ待って待って待って…」の「待って」の部分 上の三つ(ほかにも色々あるようです)に共通する和音の多用も特徴だと思うのですが これは音楽理論では何と呼ばれているのでしょうか?
上の方を読んで645の質問の答えが解ってきました、 読まずに質問してすみませんでした 僕の考えを上の方と併せると、 長調に於ける短調和音の借用の多用が、田代智一の特徴、ということでしょうか?
>>646 >>ハレ晴レ
ポイントは「ある晴れた日のこと〜」のキーはFで、この平行マイナーがDmということ。
色々と解釈はできるだろうけれど… 使える可能性があるコードは:
F major:F, Gm, Am, Bb, C, Dm, Em-5
D minor (natural):Dm, Em-5, F, Gm, Am, Bb, C
D minor (harmonic):Dm, Em-5, Faug, Gm, A, Bb, C#m-5
D minor (melodic):Dm, Em, Faug, G, A, Bm-5, C#m-5
ある晴れた日のこと 魔法以上のユカイが 限りなく降り注ぐ 不可能じゃないわ
|F|Em-5・A| |Dm|Cm・F| |Bb|Am7・Em| |Ab|C|
ここでポイントになるのが、上記のダイアトニックコードにないCmとAbの存在。
実はこれが「ハレ晴レ」が、四和音+テンションを駆使しながら実際には三和音で
説明できてしまうアニソンと差別化される部分でもある。
CmとAbは、Fの同主調であるFm (n) に含まれているのだ。
F minor (n):Fm, Gm-5, Ab, Bbm, Cm, Db, Eb
曲のサビというのは、主調 (F or Dm) でゴリゴリ押していくのが一般的なのだが、
魔法以上の「ユカイ」でFmに切り替わり、ユカイが「限りなく降り注ぐ」はずが、
Fのサブドミ進行で押しはもう1つ、さらに「不可能じゃない」といいながら再び
Fmに切り替わるなんてところに、強気でイケイケなハルヒの不安定な内面が
よく現れているのではないでしょうか。
ポイントは同主調です。耳に分かりやすく濫造されるが、今ひとつ面白くない
今時のアニソン〜J-popミュージックに欠けているモノです。
>>ある晴れた日のこと 魔法以上のユカイが 限りなく降り注ぐ 不可能じゃないわ |F|Em-5・A| |Dm|Cm・F| |Bb|Am7・Em| |Ab|C| |Bb|Am7・Em| ここのEmってあってる? Dmじゃない?
すまん、Dmだな
Cm7-5 F7 Bb (巻き込んだ想像で〜) Em7-5 A7 Dm (ある晴れた日のこと〜) 便乗で質問。ハレ晴レのこの2箇所のm7-5(?) ベースが完全5度、上物が減5度を使ってますが この和音はm7なのかm7-5なのかどっちなんでしょう?
上が減5(増4)ならm7(#11)って書く方が正確っちゃ正確かも
長調に於ける短調和音の借用の多用が田代智一の特徴という仮説を自分で検証してみます
ハレ晴レの「不可能じゃないわ」の「じゃ」の部分
ながされて藍蘭島OP「DAYS」の歌詞の「溢れ出そうなの」の「そう」の部分
もえたんOP「魔法少女マジカルたん!」の歌詞「行くよ待って待って待って…」の「待って」の部分(以上
>>645 で挙げたもの)
他に田代智一の曲で短調和音の借用がされているもの(以下曲名/該当箇所)
雪、無音、窓辺にて。/「願望が持てるなら」
初恋パラシュート/「…ながら見つめたい」
…
だめだ仮説の証明にはデータが少なすぎるわw
他にも田代氏の曲はwikipで調べればいくらでも出てきますが、
多くてとても全部聴く気にはなれません。
(検証してくれる方が他にいらしたら嬉しいです)
ただし上の五曲に共通する何かがあるとすれば、「明るいが無機質」
ということのように思えます。楽しいのですが心には響かない。
逆の言い方をすれば鬱陶しさがなく聞き手に媚びない。
ということではないでしょうか。
理論的特徴が他にあったら教えてください
絶対音感はあるのですが、学生時に音楽のテストが20点台だった奴ですので
調性の聞き分け程度は出来るのですが
コードネームとかはさっぱりです、このスレでしばらく勉強しようと思います
次は高瀬一矢節(I've)について検証してみたいですね。
「短調和音の借用」なんて誰でもやってるような気が…
確かにそうですが(当たり前か)、 彼の使い方は印象に残る、 否、彼の曲で印象に残るのが短調和音の借用をしている部分て事だと思います
なんかここ最近ブラスセクション入った曲良く聞く気がするんだけど気のせいだろうか
夏だから
なんだ夏のせいか
なんだ甲子園か
659 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/08/08(土) 16:26:58 ID:Koqjxkhzi
みなみけのdvdの初回特典にOP•ED曲の別バージョンが収録されているんだけどあまりの酷さに驚愕した 編曲者が原曲をリハーモナイズしてるんだけど、ある程度専門的な音楽の知識がある人なら同じように驚くはず 原曲はなんの変哲も無いコード進行なんだけど 何を考えたか変にいじっているせいで、そこだけ機能和声から逸脱するは、復調まがいになったりとかとにかく変 とてもプロの仕事とは思えない youtubeあたりで聴いてみて下さい 経験値速上昇と経験値速上昇〜futuring Harukaをきき比べればおれが言ってることが判ると思う
>>659 音楽の知識は無いけど、なんとなく変なのは分かります。
ベースを練り直せば多少まともになるような気もするのですが?
キリンジみたいなことをやろうとしてし損ねたのでは (悪い意味でなく)ベタベタのポップスなんだから サウンドで印象変えるとかの方が
>>654 同主短調からの借用ってオルタードテンションだよね
それ以外の部分でオルタードテンションは使ってないの?
>>662 音楽理論は全然駄目なので
オルタードテンションを調べてみたのですが
Wikipその他に書いてあることがよく解らず…
稚拙な表現ですが主音以外の一番高い和音の構成音が半音下がってる、
という風に理解しました、これで合ってますか?(違ってたら指摘お願いします)
そうであれば
>>652 で挙げた曲の中でも他にあるように聞こえますが
雪、無音、窓辺にて。は違いますね(full聴いてませんが)。
適当かよ
>>663 調性外音による非和声音
借用が必ずしもオルタードテンションではないかも
和音として表れない部分でも調性外の音が使われてるとしたら
それも含めて作曲家の特徴を考えるべきじゃないかと言いたかった
それも誰でもやってることなのかも知れないけど
短調からの借用なんて誰でもやることには違いないが、 617も言ってるように長調なのか短調なのかはっきりしないくらいまで徹底してるのは確かに特徴といえるんジャマイカ。 「ブーン、ワープで」のところでGes durへの転入和音が、 直前の調の準固有和音Yになってるなんてほかではあまり見ない気がする。
特徴的だが正直やりすぎだとも思うので好きではない
>>665 >和音として表れない部分でも調性外の音が使われてるとしたら
それはないだろう。
ただ多くのアニソンが四和音やテンションを使いながら、実際には
三和音を「ちょっとオシャレ」な味付けしている程度なのに対して、
常に四和音以上の響きを感じながらメロディやフレーズが組み立て
られている雰囲気はある。
CM7(9)の上でEmのフレーズ、ただしEmは自然短音階ではないので
元のCM7から見るとリディアンぽかったり、オルタードぽかったり
そのドミナントのG7ではEmがフリジアンぽくなり、Fではそのまま
リディアンみたいな。
C-F-Gみたいな単純なコード進行なのに、普通のドレミファソラシド
が聞こえず、常にサブドミナントの浮遊感の中で彷徨ってる感じとか。
採譜するのメンドイから分析はしないけど そんなに前衛的なことはやってないと思うけどな。 どれほど凄いもんがでてくるかと思ったぜ。 メロが呪文のように反復されるのを逆手にとって なんちゃってボッサ風アレンジじゃね。響き的にちょっと際どい箇所があるけど、 #9とか使ってんのかなー、とか思いつつ許容範囲。 ボッサ風なら執念深くベースラインが反復を続けるのはそれはアリじゃないか。 ストリングスは割と雰囲気が出てるがボーカルは普通に歌ってんな。 けど、特典付録のファンサービスならこのくらいの匙加減で良いだろう。 専門的な音楽教育受けてるんなら譜面を書き起こしてくれ そこからなら、もうちょっと突っ込んだことが分かるかもしれない。
>>652 高瀬の曲でアニソンじゃないけど気になったのがMOMOのDrowningのサビの複雑な感じについてお願いします
日本語でおkな感じになってしまった… アニソンじゃないけど気になったMOMOのDrowningのサビの複雑な感じについてお願いします
>>617 をヒントに理論書を読み直しながらぼんやり想像してたことが
>>668 で具体的に書かれてた
オルタードもナチュラルも関係なく、テンションを単に瞬間的な響きとして扱ってるものと
主調と併行して別の調性を感じてる結果がテンションになってるものとでは
コード進行が同じでも音楽として全然違うものになる
ジャズのリハモでも有機的な、スケールの繋がりは意識されてるんだろうけど
実際のアドリブでは断片的なコードスケールの羅列に聞こえる
メロディでも多調性?を表現できればミュージシャンじゃなくて作曲家になるんだろうな
ビバップ以降でそれが出来たのは結局チャーリー・パーカーだけだったんじゃないかと思うw
>>1 とかここにいる人達はみんなめちゃくちゃ音感いいのかな?
漏れは全然ダメで、ルートと3度を聞きとるあたりで精一杯なんだ・・・
理論は多少分かるけど、どうやったらそんなに解析できるようになるの?
>>676 俺は別に音感がすぐれているとも思わないけれど…
アニソンに限らず曲を聞いていて、あれ?と思ったら、
コードなりフレーズなりを手近の楽器で確認する。
楽曲というのは I-IV-V なんかを基本に、さまざまな
ケーデンスやドミナントモーションの組み合わせで
成り立っているのを前提に、上記で確認したコードや
フレーズがどのような構成になっているのか検証する。
この作業の繰り返しで、曲の作られ方に対する理解が
深まり、結果的に耳も鍛えられるようになると思う。
ポイントは、アニソンを聴きながら歌詞を追いかけたり
アニメのシーンを思い浮かべたりしないことかな (笑)
音そのものより曲の構造に注意するってことなのか
あとmaj7と7thの違いとかsus4、dimとか解りゃ一段落 基本はダイアトニックコード そういう意味では「きちんと」作られた音楽ほど 聴き取りやすくて勉強になる 70〜80年代あたりの職業アレンジャーがやってるものとか アニソンに限らず歌謡曲とか洋楽とか 正直最近のアニソン(に限らずJ-POPもかね)って 時々えらくいい加減な作りのものがあるから
あるべきところにあるコードってあるし
ジャズピアノみたいに、音がぶつかって聞き取りにくいのもあるが、 どちらかといえばアニソンは、いろいろな楽器が打ち消しあって音が聞こえないorz
>>667 理論的な耳で聴くとそういう弊害はあるかもねw
ハレ晴レユカイが一般アニソンリスナーに好評ってのはやっぱり
複雑に聴かせないように曲をまとめるのがうまいんだと思うよ
いかにも高尚ですって感じじゃなくベタにありがちな曲でもない
あんな複雑な曲を普通の子たちが当たり前にカラオケで歌って盛り上がるなんておもしろい
もちろんアニメが人気作というのが前提なわけだけどそれにしても変わった曲だよ
複雑なのは和音だけでメロは普通
>>683 意図的・感覚的のどちらかは不明だけど、複雑なスケールから
ペンタトニックだけを切り出したり、転調がからむ部分で共通
する音列だけ使うなどして、複雑に聞こえないようになってる
からというのもある。
要はF→G→Cのようなコード進行なのに、メロディラインから
Bm7-5→E7-9→Amを感じていると考えられるみたいなこと。
>>678 いや、構造を知る・調べたくなるキッカケは、やはり音だよ。
例えば Key in C における Am でドリアン (ファが♯する) が
感じられれば、ほんの一瞬としても Key in G に転調している
と考えられるでしょ?
モードジャズのような玄人音楽では転調のうちに入らないかも
知れないけれど、普通の素人を相手にするアニソンやポップス
では調性感が変わるというのは、曲の雰囲気が変わるから重要。
演奏者の指が滑ったり、気まぐれでAドリアンを弾いたのでない
とすれば、そこで何らかの変化が起きるわけだ。
その変化を追えば、結果的に曲の構造を知るプロセスになる。
作曲と編曲が別の人だし とすればまずメロディーがあってそれを 和声付けしたっていう流れだろうし リハモ的な感覚で凝り過ぎた アレンジにしたんだと思う デモテープでは普通のコード だったんじゃないかと邪推 まあ好きじゃないだけで否定はしない
好き嫌いなんて人それぞれさ。 けどこの人の曲は常に一癖あるし、デモ段階で普通だったかどうかは疑問だな。 まあ、常に同じ編曲家がいじってる可能性もあるがw
普通のコード進行では絶対にあのようには転調できない楽曲構造をしてるよ オシャレ編曲家が勝手にテンションコードや代理コードをあてたのとは決定的に違うことはわかるでしょ
>>688 そうだねデモで普通のコード進行というのはありえないと耳コピして思った
聴いてみた 坂本と組んでる頃の矢野顕子みたいだと思った(「ひとつだけ」とか) まあ「普通」じゃないわな
>>683 のように「メロは普通」という印象を持つ人がいる一方で
>>667 のように「やりすぎだ」と思う人がいるところがこの人の作家性なんだろうね
そんな風に二極化するというのは興味深い
>>688-689 ハレ晴レユカイで言えば「なにもかもを巻き込んだ想像であそぼう」の部分にあてはまる
「普通のコード」というのは確かにちょっと思いつけないね
代理をあてることは可能だろうけど「普通の進行」で転調に向かうのは無理そうだ
「なにもかもを巻き込んだ想像であそぼう」の所って 細かく見ると Gb なにもかもを巻き Bb 込んだ想像で F あそぼう って感じで細かく転調してると考えてもいいんすか? (それともこのくらいは部分転調と考えるのかなあ) 頭から見るとEbから同主調(-平行調)-の属調-のさらに属調でサビ、 という理解でよろしいんでしょか
>>693 (補足)
何もかもを 巻き込んだ 想像で 遊ぼう
|Abm ~ Bbm ~ Cm|~ F7 ~|Bb|C7|
前半は Key in Gb だから、Cm の個所は
>>650 も書いているように
Cm7-5 が良いかもね。Cm7-5 は平行マイナーの Ebm の代理とも
言え、次のF7と合わせてBbへのドミナントモーションを作っている。
Cm7-5……C ロクリアン
F7………F コンデミ or オルタード
Bb………Bb リディアン
C7………C ミクソリディアン
が成り立つから、いずれにせよ Bb の段階で「ある晴れた日の〜」に
Key in F へ転調する準備が済んで、C7で確実に転調していると思う。
どもです
>>693 >>694 Bb-C7って最初
勢いでの長二度上転調
なのかと思ってたんだけど
BbのIIm-5-I-II(7)-Vが
FのIV-V-Iと重なってると
こういう進行の転調って
結構使われるもんなんでしょうか
>>695 >BbのIIm-5-I-II(7)-Vが
ここよく分かりませんが、
>こういう進行の転調って
>結構使われるもんなんでしょうか
使われないから、ここで延々論じられてると思いますよ。
自分も最近になってアニソンをよく聴くようになったのは
アニメの内容やEDのダンス以上に「ハレ晴レ」の曲自体に
耳を奪われ、作られ方に興味を持ったのがキッカケです。
だが、ハレ晴レに続くみんなで語れる作品がなかなか出てこない。
>>695 >こういう進行の転調って
>結構使われるもんなんでしょうか
マイナーキーのツーファイブじゃないかな。
ポピュラー系の理論では一巻の後半くらいにでてくるような内容。
Gbからの流れで
IImから入ったと見せかけて
Bbマイナーに転調
マイナーのツーファイブから同主調のトニック
Im→IIm7(-5)→V7→I
でダブルドミナントのII7から
Fメジャーのサビ。
書き記してくれたコードとおぼろげな記憶のメロディを元に
構成してるから原曲と比べると見落としてる部分があるかもしれない。
全体的にマイナー感が薄いからCm7(-5)ではなくてAb7/Cとかの方がしっくりくるかも。
代理コードの章とかまだ読んでないのでもっとスマートに解説する方法はあるかもしれん。
久石譲 in BUDOKANの再放送見てたら 「君をのせて」は「ハレ晴レ」に近いと感じた 最初の4小節だけ分析したらメロディで9thが使われてた 以上w
>>695 ピボットコード使った転調の一種じゃないの?
701 :
699 :2009/08/15(土) 23:43:53 ID:???0
| Am | Em | F | C | Dm | Am | B | E | これも全音進行+ツーファイブの一種?
同じ作曲者の現在放送しているハルヒ2期のED「止マレ」はいかがでしょうか こちらの曲もBメロからサビに向かう動きがよくわかりません・・・
>>702 >Bメロからサビに向かう動き
key in Eb⇔Cm でAメロ
Key in Bb に転調してBメロ
|Eb|F/Eb|Gm7/D|Db6(9)|
|Fm/C|Abm/B|Bb7|Db-C-B-Bb7|
Key in Eb に戻ってCメロ
だと思うよ
繰り返す下降でエンドレスを表現w
>>703 このパートの中での転調のタイミングがわかりません
過去は自分のもの の次の 当然 から転調しているのでしょうか
取り替えたくない の た はブルーノート的な扱い・・・?
それからサビでまた転調してますよね・・・?こんがらがってきました
>>703 >Key in Bb に転調してBメロ
>
>|Eb|F/Eb|Gm7/D|Db6(9)|
>|Fm/C|Abm/B|Bb7|Db-C-B-Bb7|
かと思ったら Key in Eb⇔Cm のままだな、失礼。
「とまれーかこは〜」に当たる上記のコード進行は、
|AbM7|Bb7|Gm7|Cm7 (or AbM7)|
|Fm7|Fm7-5|Bb7|Db-C-B-Bb7|
に置き換えることも出来るね。ハモリ部分のメロディに
対するコードは下の方がスッキリします。
4小節目の Cm7 と Db6(9) の関係というと、Cm7 の
代理トニックとしての AbM7 (=平行メジャー、カッコ内)
に対する代理コードみたいな感じで説明できるんじゃないかと
思います。
つまり、常に4和音以上の響きを感じているから、こんな
代理の代理みたいなことが起きるのだと思います。
結局、Cメロも Key in Eb⇔Cm で説明ついてしまうので
ハレ晴レよりは、はるかに単純かも知れません。
ハレ晴レはVm7-I7-IVがよく出てくるね 下属調で見た時のIIm7-V7-I 「何もかもを〜」のCm7(-5)からの流れも F調で見たとするならこれと同じだね
板違いかもしれませんがアニソン歌手絡みの話で。 ドラマ「オルトロスの犬」の、滝沢秀明氏の歌う主題歌がアリプロっぽく聞こえるのですが、 そう聞こえるポイントはなんなのでしょう。音階?
娘。の「なんちゃって恋愛」もアリプロっぽく聞こえなくもない スパニッシュスケール?
大久保薫か
まほろまてぃっく 〜もっと美しいもの〜 のOPの「そ・れ・い・ゆ」 この曲のBメロの連鎖的な進行は聞いてて気持ち良いんだけど これはどういう風な構成なの?
解釈が聞きたいなら耳コピでもしてコード張るくらいすれば? 俺はどっちも出来ないけど。
>>712 確かにそうだなorz
神が降臨するかはわからんが・・・
key:Db
|Eb7 Ab7|Db Bbm7|Gm7(-5) C7|Fm7 Bb7|
|Eb7 Cm7(-5) F7|Bm7|Ebm7 Ebm7(-5)|Ab7|→サビへ
こんな感じ
何か間違ってるし
うみねこOPの片翼の鳥のサビのリズムどうなってんの
ビートルズ聴いてて思った ロックの借用和音ってギターコードの平行移動なんだろうな
あとブルーズのI7、IV7、V7とかね
ダイアトニックコードを弾く方が難しいってか
ギターでFのコードを弾いた手をスライドさせると 半音ごとに12個のメジャーコードが弾ける そのうちFメジャーのダイアトニックコードは3つだけ そういったものを感覚的に並べたのが ロックのコード進行じゃないか、という説
そういう耳で普通のポップスを聴くと なんでみんな申し合わせたようにマイナーコードにするの?とか 機能を根拠にしないとコードが使えないなんて不自由だな、とか思う 音感の差であって優劣じゃないんだけど
ポップスはスターターデッキ ブースターパックを加えたらジャズ 既存のカードを使って別のゲームを始めるのがロック、モードジャズ カードゲームのことはよく知らないので想像で書いたw
>>715 それで「片翼のイカロス」(H2O OP)思い出した
とても良い曲なのに、これのサビ、T→X→W→Tなんだよな
結論:クラシック音楽理論は糞
大抵の場合Wの代わりにYを持ってきた方がしっくり来たりすると思うけどな。
しっくり来る=つまらない
726 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/09/30(水) 15:44:40 ID:HMzHViKR0
>>723 ただの弱進行なんだけど…
シャランの初めで出てくるだろ。
727 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/09/30(水) 16:39:06 ID:II+KvA2TO
ドミナント→テンション→トニック (ソシレ) (ファラド) (ドミソ) 俺流解釈、アボイド含んでるけどw
聴いたことある人だけでいいんですが 水樹奈々のひとつだけ誓えるならの 最後を何とかしてほしいと思った人はいますか 上松の作曲、編曲は基本的にすきなんだけど ラスの音は心情を表してるのか、でもやっぱり気持ち悪いなあ
クラシック音楽理論は、今の音楽には適用できないと思う。 率直に言って、今や完全に時代遅れの学問だ。 こんな音楽理論なんて無視した方が良い曲ができる。 ナムコでいろいろな名曲を作った細江氏なんかもそうだった。
俺、音楽知識も楽器経験もないんだけど 曲のコード進行とかいうのはどこで判断してんの? コードって、ギターとかベースとか、色々あるんじゃないの? ドラムとかピアノとかストリングスに、コードとかいうのがあるのかは知らないけど・・・
コードを使ってる時点でクラシック理論 細かい規則はクラシック職人向け
>>730 今の音楽が適当すぎるんだよ。
モチーフを維持しながら展開していくみたいなアプローチがなく、
単なる思い付きだけでおいしそうなフレーズをつなぐみたいな
刹那的な作り方の音楽が多過ぎるんだな。
そういうおいしいフレーズの中身は、使い古された予定調和の
オンパレードで意外性も何もないのに、フレーズの繋ぎ目のみ、
脈絡がないからこそ生じる意外性があるみたいな。
クラシックの複雑さは突き抜けてるぞ 難解の代表みたいなジャズですら、理論をクラシックから借りてきてるに過ぎない
価値基準は多い方が楽しいよ
>>731 ドミナント7thコードとかメジャー7thは響きで暗記してしまってる。
”点”で聴いてなんとなく、「○○かな」と判定する。
”線”の流れは、キーで判定する。
キーが分かれば、そのキー上で頻出のコードとめったに使わないコードが判断できるから。
737 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/10/04(日) 08:37:48 ID:RCUt2FPu0
クラシック君は処理速度が遅いと思う。 ポピュラーなら、「あー、はいはい、セカンダリードミナントね」とか「オルタード使いたかっただけね」 とか15秒で解決する部分で2時間くらい考え込んでたりする。 あと、クラシックのコード表記が苦手だなー。読み方分からんw アニソンにありがちな長短入り混じった場面だとポピュラーのほうが すっきり(手っ取り早く)説明できるんじゃないの?だいたい、スレの流れからして 解説してくれてる人はクラ出身じゃないっぽいし。
クラっぽい1がいなくなってから、たまに単発で分析されるだけになった
>>738 ドッペルドミナントがわからないクラ人なんて論外。
そいつに実力がないだけ。
ごどごど
ざっくりと言ってしまえば、クラシックからややこしくてかなわん対位法を 切り捨てて、和声を肥大化させたのがポピュラー音楽なわけでしょ。 そりゃあ、ポピュラー音楽理論でやるほうがラクチンだわな。
おまえら最近全然アニソンを語ってないな
新番待ち
そこで楽句法ですよ
そんなの関係ねー
対位法じゃなくて、本来の意味での和声法のことだろう
言いたいことはわかるよ。 坂本龍一とか聞いてると和声(和音)に偏重しすぎて、 それ以外がおろそかになってると思ってしまうな。 モチーフだったり、対旋律だったり。
ポピュラーの音楽理論は楽典が肥大化したようなもんじゃないかな。 まじめな先生(学校)なら和声は別にみっちりやるはず。
なまじ理論という言葉がまかり通ってるから、 科学で使う理論と混同してしまうけれど、 音楽における理論は帰納的なもので、経験則の集大成に過ぎない 科学の理論はそこからさらに仮説を立てて演繹していくことができるけれど、 音楽理論は単に既存の規則を打ち破って新しさをアピールするだけ それが一般化してくれば新しい理論として取り込まれる
文法みたいなもんだな
サブドミナントマイナーは経験則だけど、その代理コードは科学
科学に対する考え方が素朴とゆーかなんとゆーか。 ファイヤアーベントでも読んでみればいいんじゃないかしらん。
反論できないんだw
ニコニコ動画の「あの楽器」東京ミーティング見に行ったけど、 ニコニコ技術部の人が、音階の周波数の計算での求め方とか講義していたなぁ。
ググれば3分でわかるな
いやしくもクラシック音楽理論をうんぬんするからには Aが何ヘルツとか十二平均律とか、常識に属するだろう。
そのへんはまさに音楽の黎明期の話だな 数秘術とかと同じで、共鳴現象の背景にある美しさを解明することで、 神に近づこうという宗教活動の一つ
語るべきアニソンが無くなってしまったのでしょうか?
語れる人間がいなくなった
変格旋法なアニソンってありませんか
コードトーン以外の音を中心にフレージングしてるアニソンってありませんか
>>764 ジョンスコフィールドとかかな。
アニソンじゃないけど。
妖精帝國みたいなヴィジュアルでそういうのやったら超かっこいいなって思ったんだ
音楽的に死んだはずのつんくが生きてた メロディのテンションぷりがいい
栗林みな実の2拍だけ借用に、どきっ
WHITE ALBUM 平行和音を使わないことで古臭さを演出か
菅野よう子とかは語んないの?
あの人は理論をパクってるのか、サウンドごとパクってるのか判らん
センスの時代 ↓ サウンドの時代 ↓ 洗練された下世話 俺独自の菅野よう子論
理論はあまり知らないそうだよ。感覚なんだろな。 パクるというのとは違うだろう。広い意味で捉えれば換骨奪胎とも言えるだろうけど。
菅野の弦アレンジはひどいよ
Jazzでっていう発注受けたのに、バックにストリングス入れるようなセンスしてるからな
糞スレ化がひどいな
当初はド素人から知識のある人まで和気藹々とやっていたのに、 今じゃ2chによくある、ただ叩いて悦に入るだけのスレになってきたな
>>778 チャーリーパーカーとかエリントンとか聴いたことないのねw
叩きにすらなってないね。自分の考えではなくて、世間(2ch)の空気を拾って分かったような口を利いているだけ。
自分の大好きな菅野よう子が叩かれたけど理論的にかばえない人たちが急に糞スレ認定してるだけだろw
まだいるよこのひと
反応はや!w
ほんとに理論的に批判をするなら、分かる範囲で全力で答えるよ。 むしろ、強打者の出現はこっちとしてもwktkなんだけど。 778みたいなのばっかりなのは飽きた。
789 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/10/11(日) 22:41:49 ID:Ivhayub60
そういえばけんぷファーだっけ? このスレで話題になっている田代智一がEDの作曲になってたけど、 クレジットが出るまで分からなかったとはいえ やっぱりハレ晴れっぽい感じがした。
サビ直前の「なんでなんで」って歌詞含めてセルフパロディっぽいと思った
>>788 どーせ、いい加減なことばっか垂れ流して、みなが馬鹿らしくて相手しなくなったら
勝利宣言という流れだろ。期待しても無駄。
このスレでは菅野ネタはタブーにした方が良さそうですね
>>789 聴いてみたが、極端な感じであまり印象に残るフレーズがない
田代さんなりに新しい表現を模索した結果だと思うが、
進化の末期に異常な巻き方をするようになってしまったアンモナイトのようなメロディだ
という感想を抱いた。
>>793 デュエットとしての歌詞の詰め込みに主軸を置いた気がするけどな
アニメ本編の、どこが見所だかわからないドタバタコメディ感と質感は一致してる
このごちゃごちゃ感はちょうど「もえたん」を彷彿とさせるな
ところでこの人はハレ晴レが有名だが長門有希キャラソンのGreed's accidentって曲がかっこいいよ
グイグイ転調する辺りをどなたかにぜひ説明していただきたい
しゅごキャラ新EDのテンション感は ハレ晴レみたいにコードの音を前提としたものじゃなくて 素朴なメロディにコード進行がぶつける手法か 安室奈美恵chase the chanceのAメロみたいな
ポリコードのアッパーコードをペダルにするような ハイブリッドコードかな
菅野さんの管弦楽アレンジってポップスとかフュージョン系の曲だと文句なしなんだけど オーケストラオーケストラした曲だとたまに?ってのがある 狼雨のShiro,long tailとか音を重ねすぎてて折角のいい主旋律が引き立ってなくて勿体無い
自然倍音列が明瞭な楽器に白玉でテンション弾かせる所が好きじゃない
801 :
↑ :2009/10/12(月) 19:04:36 ID:???0
菅野の話ねw
>>800 オーボエ?そんな気になる場面あったっけか?
「ライオン」のストリングスはイラッとくる、キラッじゃないよ
糞スレ化してきたな 自分の嫌いを語るスレではありません
イラッとくる理由が
>>800 なんだけどw
坂本真綾のDVDで聞く「トライアングラー」とか腹立つ
菅野ってテンション鳴らし放題大好きじゃん何を今更 まぁポップスってそういうとこ何でもアリだからイインダヨ
>>799 サブドミナントからのサビとメジャーコードの平行移動かな
同じ作者のヤムヤムキャベツアーも
ちょっとまて。ライオンでテンション突いてるとこってあったか? まさか、ペダルのとこの事言ってるんじゃないよね。
つーか、テンションで苛っとくるってのも個人の好みの範疇でてないよ。 基本的に罵倒厨は駄目。罵倒なら猿でもできる。 罵倒するのならばこうすればよくなるってのを比較データ付で 証明するところまでやらなきゃね。 建設的な、ポジティブな評論こそが難しいし、議論の価値がある。
面倒くさい展開になったなw しかし門外漢は無視 トニックで2度、短6度
>>799 OPよりEDの方が語り甲斐がありそうな気がするぞ
>>811 トニック?
いや、マジでどの箇所か分からんw
トニック感があるのはイントロのAmの連続のとこと
間奏のE7sus4的な箇所くらいなもんだけど。
ヒットのこと言ってんのかな、とか思ったけど思いっきりコードトーンだったし。
ダイアトニックコードでマイナーへ転調するJ-POP 平行和音でマイナーへ移旋するアニソン アニソンは意外とロック ロックの元ネタはソウル つまり「オタク=黒人」 またも俺の独自理論
そして差別されるわけだな
キング牧師の復活を待つしかないな
主音がぶれないから安心して楽しめるってのはあるかも
アニプレックスのアニメ主題歌がアニソンに聞こえない理由がわかったw
手元にiphoneしかねーから適当だけど、 ディミニッシュとかトライトーンを含んだスケールを挿入してるだけじゃないか。
モードの平行移動、コードの平行移動、普通のコード進行が混ざった感じ
耳に快いなぁ
調性を感じる無意識の部分がストレッチされてるみたいだ
コードは動いてるのにメロディは残っててオルタードテンションになるAメロもいい
オルタードじゃなかったw
コバトOPはキーはA♭でなんかB’zの愛のバクダンっぽくって好きだな。 Aメロ直前とサビ直前に入る4分の2拍子がうまく使われている(と思われる)ところと、 サビの8小節A♭(ベースの8ビート)の疾走感だったり。 あとEDはAメジャーキーなんだろうけど バックがコードというか構成が分かりにくい感じになってる。 言葉を変えると浮遊感がある。
生徒会EDはコルトレーンチェンジかな
イデアのAメロもしゅごキャラEDのAメロもコードを無効化するようなメロディだな
逆にメロディを無効化するような銀魂OPサビ頭のコード進行 「固定概念」を払いのけちゃった
和音もメロディも機能から解放されたはずなのにいまだに機能的なものばっかり 調性音楽を一切聞かせない教育とかやってないのかな
>>827 メロディの動きが一部特殊だけど普通の機能和声
夢色パティシエールOP、ビバップみたいに速いツーファイブ
ideaは単にボサノヴァっぽいだけでは
民謡に和声を付けさせる なんて授業やったらニュータイプが生まれると思うんだけど その前にそんなことできる教師がいないだろうな
コードにもメロディにも機能を持たせることができる それが矛盾してたりそもそも片方が機能的じゃなかったり
単にレゲエっぽいだけとも言えるな ボブマーリーじゃないよ
君が代はコードなかったところに外人がコードをつけた でもよくわからなかったので、最初と最後の部分はコードなしのまま
ボサノバは長調の半音階的バリエーション レゲエは長音階の旋法的使用 イデアのAメロはその両立って感じ
山下邦彦的に言えばブルースとフォークですね、保守。
「君をのせて」はやっぱり「ハレ晴レ」に似てる コードとメロディの関係かな LCCで分析したら共通点がありそう
そお?
こばとOPのマジックナンバー 3:21のストリングスがシ♭ラ♭ファって下降するとこのファの音が明らかに意図的に切られてると思うんだけどなんでだろ ギターと重なっちゃうってだけであんな風に切ったりするものなの?
>>844 シ♭ラ♭ミ♭ | (ミ) | シ♭ラ♭ファ | (ソ♭)
と内声が半音で変化してるのにストリングスはミを弾いていないから違和感を感じたんじゃないか?
それよりも気になるのはそのコード、
ミーミ♭ーファーソ♭の部分はT−T(♯5)−Y−T(♭7)であってる?
>>844 ぶっちゃけ、単に打ち込みの時に小節線を越えて打ち込まなかっただけだと思う。
俺もMIDIで作っていたとき、そういうのかなり適当だったw
>>845 コード進行はそれでいいよ。サビも同じ。ただしベースは保留(退屈そう)。
847 :
842 :2009/11/24(火) 02:24:15 ID:???0
共通点は根音と核音のズレだな
具体的によろ
わけ分からん・・・
「ハレ晴レ」は旋法的だと思うんだけど論拠が示せないからやめたw
851 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/12/02(水) 21:01:51 ID:ACIT2xGA0
にわかヲタですが最近eufoniusを聴いてはまってるので素人ながら分析チックなことをやってみます。 ・リフレクティア 最初にeufoniusを知ったのがこの曲なんだけど、サビでの転調とAメロに戻る際の強引な転調に驚いた。 Bメロ終わりの Am7 - E♭/D♭- E♭7だとか、間奏→AメロでB♭m-CM-DM-EMと1小節で強引に戻すところとか。 違和感がないとはいえないけど、オーソドックスな曲調の中でいいアクセントになっててそんなに嫌味には感じなかった。 サビ終わりのペンタトニックっぽい音使いも好き。 全体的に上手くセカンダリードミナントを使ってるという印象です(Aメロとか) Cメロ(といっていいのか)の後、ピアノ伴奏でサビが出てきて、盛り上がっていくという お約束パターンがあるけれど、そこだけサビの冒頭がD♭ - E♭じゃなくて D/B♭7 - D♭/E♭っていう風にリハモされてるんだけど、アレンジとあいまって すごく素敵。ここの箇所が一番好きだな。 その後ideaを聴いてこういう曲に比べればこのくらいの転調ならなんでもないなと思ったのだがw
852 :
SEX GANG CHILDREN :2009/12/02(水) 21:07:52 ID:NXVtDt2G0
854 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/12/02(水) 22:09:08 ID:ACIT2xGA0
日本語がおかしい箇所が多々あるなw ・idea これもサビでのG♭Major - F♯minor のきわどい転調におどろいた。 異名同音では同主調だといってしまえばそれまでだけど、かなりびっくりする。 4度(sub)-1度(tonic 一転) - 3度(tonicであってる? 一転) - 1度(tonic) C♭M - G♭M(onB♭) - AM(on C♯) - F♯m (G♭m) やはり途中の短三度進行がこの曲の特徴でしょう。転調のインターバルが短いので F♯minor なのかA Majorととればいいのかよくわかりませんが。 Aメロは1度M7 - 7度♭M7の繰り返しで、5th dimensionの「up up and away」を 連想してしまった。ストリングの使い方もなんだか似てるしね。 浮遊感の出る進行で、Bメロ以降コードの移り変わりが激しいから いいコントラストになっていると思う。 Bメロは素人にはよくわからないんだけど B minor - G♭ major(F♯Major)っぽいから サビでの急激な進行をやや緩和した形で持ってきたように感じる。 サビ前のD♭7上のA音(♭13)が印象的。ブルーノートチックではあるがjazzyではない。 弦が印象的な間奏-Cメロはオーソドックスな進行でクラシカルな趣
855 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2009/12/02(水) 22:11:51 ID:ACIT2xGA0
いろいろ間違ってそうなので識者の方ご指摘やご意見お願いします
まずコードを正確にとれるようにした方がいい
>>853 あずさ2号っぽい
>>854 マイナーの三度というより短三度関係の同機能コードから平行調トニックに降りたような
858 :
851 :2009/12/03(木) 17:34:27 ID:mA2/B+Dz0
>>851 改めて聴きなおすと間違いまくりだなw分数コードの表記がおかしいし
誤 Am7 - E♭/D♭- E♭7 → 正 Am7 - D♭onE♭- E♭7
誤 B♭m- CM - DM - EM → 正 B♭m - DM - EM
誤 D/B♭7 - D♭/E♭→ 正 B♭7onD - E♭7onD♭- A♭onC
>>857 三度関係の同機能っていうのはバルトークの中心軸システムとかの
ことでしょうか?よくわからんのでご教示願いたく
短三度は同機能ってだけで補足することはないです D♭をB♭でリハモするのも同じかと 短調のトニックの代理であるか長調のトニックの代理であるかの解釈の違いですね
アンパンマンのマーチってどうなの?
どうでもいいよ
キャンディキャンディと同じ詩先だろうから公平先生に分析してもらいたいな
嘆きのロザリオと守護神-The guardian-について なんか曲調がすごく気持ちイイ
>>860 メロディにおいてテンションが重用されてる
「夢パティ」のオープニングはベースやストリングスが順次進行になっててクラシックぽい
コードってクラシックっつーよりポピュラーの考えだと思うんだが、 ほんとうにクラシックオタが語ってくれてるのか、ここ…。 JazzオタやDTM・作曲オタがおおいんじゃ。
クラの人がいたのはスレの最初の方だけ
コードとメロディで語れちゃうのはクラシックだとは思わんよな。 スコア書かないとどうにもならんのがクラシックで。 それにしても、アニソンはポピュラー音楽だからクラシックで というのはやっぱり少々無理があるわな。
文字列をコピペするとそれを楽譜として表示してくれるアプレットか何かが無い限り、 文章のみのコミュニケーションで音楽理論について話すのは無理
お前は何を言っているんだ
>>868 俺もクラシック理論で議論しようとしていること自体が無理だと思う
要は、クラシックでは「X→W」は禁則。でもポピュラーにはそれを使ったヒット曲が幾らでもある(ビートルズのLet It Beとか)。
それを言ったら終わっちゃう話なんだよ。
えらく簡単なクラシックだな
クラシック的に、とはあるが、
>>1 が居た時は比較的ポピュラーに偏った会話してた気がするんだが
とりあえず和声的に語ろうぜって事じゃなかったっけ
声部の動きを重視するならクラシックとポピュラーは対立するものかも知れんが 音楽の推進力は共有してるんだからポピュラーをクラシック的に語れないわけじゃない 和音進行に頼らない音楽の方がクラシックから遠いと思う
ポップスの伴奏をクラシック的に聴くと現代音楽みたい リズムは気まぐれだし対旋律は勝手なことしてるし 根音との音程関係だけに注意して、旋律との調和を考慮してない その結果、複調性や複旋法みたいになってる ポップスは旋律自体があんまり和声的じゃないから当然か
ポップスって言っても千差万別だしなー
>>875 はどんなの聴いてんの
ブルーノートって複調みたいに聞こえるの?
クラシック的には不自然でもポップスとしては自然に聴けちゃう ポップス対位法として研究してみるわ、嘘だけど
スレ立ての時点でクラシックを付けない方が良かったように思う。 クラシックの理論とかポップスにおいてはあんまり役に立たないと思う。 あと、クラ出身でメジャーとマイナーでコードネームを書き分けない奴とか 氏ねとか思う。 コードネーム表記とT-SD-Dの感覚で十分だろ。 DDとセカンダリードミナント、SDM、代理コードと転調のルール くらい覚えれば曲について知りたいことはほとんどわかるぞ。 そこから先に行くにしても管弦楽とか編曲のルールを知る方がいいと思う。
実際のところ、ずっとポピュラー音楽理論でやってきてるんだし、 この上どうこう言わなくてもいいじゃん。
クラシックじゃないものをクラシックとして聴く面白さに気付けてよかった ポップスはコードを軸にしたヘテロフォニーなんだな
あるいは、そのメタファー
面白い設問だね 複調性的な曲を単調性化してる テンションがコードトーンになるように編曲してる
てゆうか映画は細野ヴァージョンじゃね? シングルA面としてJ-POPアレンジにしたんだろうな 限定版では細野アレンジが1曲目になってる
887 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2010/01/13(水) 05:53:44 ID:Ne1bbyrL0
a
888 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2010/01/13(水) 06:06:17 ID:Ne1bbyrL0
初心者です。メグメル(ゲーム版)についてご教示ください。 Aメロは明らかにB minorだと思うのですが、最後のB♭M7はどう解釈すれば良いのでしょうか。 E minorではなくて後続の調性にもう転入していると考えていいのかな? Bメロのサビ前はF minorですが、G♭M7 - Cm7 - Fsus4 - Fの"G♭M7"はナポリと 解釈して良いのでしょうか。三和音一転ではなく、長七の和音なので判断に悩むのですが。 あとその前のB♭M7とA♭M7の繰り返しの部分の調性はどう判断できるでしょうか。 B♭M7がトニックでA♭M7がSDM機能で、B♭Majorかなと思うのですが。 サビの最後の部分にも B♭M7とCMの繰り返しがありますがこれもCがトニックで 一時的にE minorから逸脱していると考えれば良いのでしょうか? 質問ばっかりですみません。
889 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2010/01/13(水) 06:08:04 ID:Ne1bbyrL0
訂正 E minorではなくて → B minorではなくて
B♭とA♭はGmとFmの代理
891 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2010/01/22(金) 19:59:26 ID:xY02iBtD0
耳に残ると評判の「GO!GO!選挙」のサビが、T→X→W→Tだな ドミナントからサブドミナントに進行しちゃいけない、なんていう基本的な理論も、 所詮はクラシック和声という狭い井戸の中の都市伝説だったのか…
クラシックのV→V/IV→I/IIIはそれに響きが近いと思うけど
893 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2010/01/22(金) 21:45:12 ID:BERI4yVb0
皆凄い自分はわからん・・・・
クラシックじゃないものになってるんだからクラシック理論としては正しかったんだろ
そもそもクラシックの禁則はやらん方がいいよってだけで 実際クラシックの作曲家で禁則を厳密に守ってるやつは一人もいない 一般的にクラシック理論と思われてるものはあくまで クラシックの歴史の一部でしかない古典派の時代を元にしてるもの 後期ロマン派、特に印象派の影響が濃いポピュラー理論との差で あーだこーだ言ってるのは単なる時代の差でしかないんだよ
平行5度禁止を守りながらギター弾いてみれ
攻殻・アップルシード・ペルソナ3とかの曲なら大丈夫だと思うんだが・・・ アニメ臭くないし気持ち悪い声した歌手が歌っている訳でもないし。
え?
どっからそういう話になった
カラオケ板の誤爆かな
バッハやモーツァルトその他たくさんの作曲家が平行5度使ってるけどな 中世の頃は平行5度や平行4度がむしろ普通 ただエレキギターの平行5度は音の補強として使ってるから クラシックのケースとちょっと意味合いが違うけどな エレキで1,3,5で弾くと音が濁りすぎるから平行5度で落ち着いたんだろ
和声の教本の「禁則」って言葉通りの意味で捉える必要はないんじゃない? 誤訳というわけではないのだろうけど、例えば完全終止形を基準とした場合に きれいに終わるような音符配置にはならないとか・・・。 いや、和声学かじったこともないんだけど。
逆にブリテッシュロックなんかで対位法的なコード進行が使われてそう
今自分で書き込んで気付いたけどクリシェって対位法的コード進行だったのか
クリシェは何も進行してない
役に立たない定義でこれからも頑張って下さい(笑)
ギャグマンガ日和+OPってジュエルペットEDと同じくらい滑らかな和声だね
ヘビメタがパワーコードを使うのは対位法的旋律による変化和音にいちいち対応しなくて済むからだろうな
単純に音が厚いから5度を好んでて、 押さえた形を移動していくだけでいいからってだけだと思うが 最近スパイダーコードなんて名称をしって動画探してみたら 5度コードをただただ長3度間隔で弾いて行くだけだったり
そこでコナミコードですよ
青空トライアングルってどうなってんの
ラジオであやひーが戸惑ってたな
予測しない音が来る、みたいな
やっとその曲が話題になったか
青空トライアングルは逆に狙いすぎてて鼻に付く
あやひー音大出てるからな
あの曲そもそもドミナントモーションがないよね。最後くらい? 途中の転調も機能的とは言い難いと思う。 とにかく、いかにもギターで作った感じの、 シューゲイザーとかネオアコ系のコード進行という感じ。 (ギターの場合、こういうコード進行を平行に動かしていく転調は フレットずらすだけなのでとても簡単。あとこの手のジャンルは ドミナントモーションを徹底的に嫌う。。。というか、まずVが全然でてこない) しかしそんなふわふわしたコード進行の上に、 普通の歌モノっぽくはっきりしたメロを聞かせようと仕上げてるから なんだか妙な感じになってる気もする。
きちっと転調しない感じを出したいんだからVはアボイド
確かに作曲の人はシューゲイザー・ネオアコにかなり影響されてるし
Bメロは経過部として捉えればいいんですか?
普通にめまぐるしく転調してると考えればOKじゃね。BメロはKey=Cから始まって IVmaj7 I(11) IVmaj7 Iadd9onIII これが単純に2度下にどんどん転調していく 3回目はさらに半分の2小節で転調。 (Key=Ab)IVmaj7 I (Key=Gb)IVmaj7 I 仕上げにサビ前バンド抜けてさらに2度下 (Key=E)IIm7 IIIm7onII IVmaj7 IVmaj7onI で、元のキーに戻る。 Iadd9onIIIは聞きにくいけどこの濁りっぷりは ギターとベース全音でぶつかってると思う。(ギターはオクターブ奏法) で、そのベースが半音進行でなだれこんで、 ギターの9thが保持音になって転調を繋ぐ感じかな。 しかしメロは全然繋がってないので歌いにくそうだ・・・アボイドだらけだし とにかく全編、IVmaj7→Iの動きをあっちゃこっちゃに飛ばして聞かせる感じ。 ドミナントモーションに類するものもないので このコードが前のキーのSDで・・・とか分析していく意味はあまりないかと
923 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2010/03/16(火) 05:57:05 ID:x43ZZeQG0
気になって青空〜を聴いてみたけど面白いね。確かにドミナントモーションがないw Aメロではペンタトニックで素朴なかわいらしさを それ意外はサブドミナントモーションと着地点の見えないトライアドの平行移動で 浮遊感と子どもならではの落ち着かない感じを表現といったところか 久々にプレパレードを聴いてみたんだけどサビが面白いね メロディはd mollだけど伴奏音型にFisが入っているので、どちら付かずになってる。 こういう昔のテクノポップぽいアニソンは最近あまり聴かない気がする。 まり†ほりEDのYMOのカヴァーはテクノといっても完全にCapsule以降のテクノだし。
Kalafinaのアルバム「Red Moon」がなんというか 痒い所に手が届きそうで届かない感じだわ。 故意に不響にしてるのか…?
イントロ〜時間の果てまで:3♭ Boooon!!〜巻き込:6♭ んだ想像:2♭ で遊ぼう〜追い:1♭ かけてね捕:4♭ まえてみて〜好きでしょう:5♯ ハレ晴レの調ってこんな感じかな? 市販の楽譜だと3♭、6♭、1♭だけか、 下手すると6♭も無く臨時記号で乗り切ってるのが多いけど、 絶対もっとあると思うんだよなぁ…。
菅野よう子はマクロスFで サビ移行時での同主調の転調を多用し過ぎw 「ノーザンクロス」「ライオン」「妖精」「ダイヤモンドクレバス」 軽く聴いただけでこれだけあるとは
一つの作品で同じような展開をするのは普通じゃね 自分としては一つのメロをモチーフに複数展開する方が好きだけど。浜渦みたいな
上松以上に分かりやすくて助かる
angel beatsのOPで麻枝は折戸を超えた サビがあっさりし過ぎてて一般には評価されないだろうし クラシック理論では分析不能だが 左近治にでも依頼してくれw 【以上】
SDガンダムのED Aメロ後半の半音進行が好き
932 :
ななしいさお@オマエモナゆりかご会 :2010/04/20(火) 13:09:27 ID:94L6Q48I0
おおかみかくしの 「はっさく〜はっさく〜」の歌は昭和な雰囲気が出てて個人的に好きだな。 でも、次回予告とかのほうででてくる3連符(?)がなんかおかしい気がする。 なんか始めから決めた枠にとらわれすぎというか。
「はなかっぱ」のエンディングはアニソンで聞いたことないようなコード進行だなあ ニューソウル系? そしてがりぞーの動きがかわええw
「ベイブレード爆」のエンディングも似た傾向だった そういや「勇午」もそんな感じだった気がする タイアップ系では他にもありそう 機能的じゃなくて対位法的な進行なんだろうな またシェーンベルクに怒られるかな
けいおん2期のテーマはバルトークか OPは中心軸システム キリンジ、いやさ、スティーリーダン EDのサビはアラブの農民音楽w
けいおんの劇中BGMはH,マンシーニ
My Soul, Your Beats!ってどう?
「マイレヴォリューション」を踏襲か Aメロだけポリモーダル アッパーが7音音階なのが印象的 邦楽のそれ系では5音音階が多いはず
ラヴェルとか聴いてると初期の坂本真綾が聴きたくなる あの頃の菅野よう子は4度を軸にしてたから 大して力を入れてない曲でも楽しい
菅野って何であんなに弦アレンジが下手なの?
俺は菅野のストリングス好きなんだけど物好きってことか。 煽りとかじゃなくて、弦アレンジがうまい人教えて。
落合徹也
ハムストリングスお勧め
4度中心の旋律に経過音を加えて7音音階にするというのはグリーグ的 あとキースジャレットのソロピアノ そいうや麻枝はウィンダムヒルが好きらしいね
アイリッシュ臭あるしな>ウィンダムヒル
経過的な音が認められて限定的な旋法が全音階化するって オルガヌムの歴史そのものなんだな オリヴィエ・アラン「和声の歴史」は面白すぎる
夢パティEDでドミナントペダルが使われてることに今頃気付いた
オカルト学院で使われてるピアノ曲がベートーベンで驚いた 印象派とか無調みたいだ
それで兄貴のCD棚からベートーベン借りて聴いてたら 「上を向いて歩こう」が流れてきて笑った シューマン聴いてたら「ポニョ」が流れてきた時も笑った
この先、ピアノソナタ21番を聞くたびにオカルト学院を思い出しそうだぜ…
業の深いスレだな
>>876 ブルーノートと調性は異なる音組織の共存ではなく
周波数の倍数と約数という1つの対称性音組織
オカルトは嫌いだって言ってのに
OPで転調が多用されるのは、あらゆる可能性を提示したいからだとかなんとか
cutのけいおんインタビュー? 唯が社会性を身に付けていくのを反映するように 半音階が全音階にまとまるOP 旋法が和声音に取り込まれるED お前らもいい加減に社会と折り合いつけろよ という山田監督からのメッセージか? 無理!
え?けいおんて音楽にそんなメッセージが込められているの? 深いなあ!今度見てみよう。
よしんば
>>956 が正しいとしても
深いのはメッセージを音楽の構造で具象化した小森茂生の音楽哲学
実際聞き比べると、2曲とも前クールと似た感じだけどなんか退屈っていう印象 本編では、唯が憂に起こされなくても起きるようになったり、なんか現実的な展開 両者をリンクさせると、わざと退屈にしてんじゃないかって思える 俺はあずにゃんの夢みたいな音楽が好きなんだが、どう展開するのやら
最近マクロスの愛・おぼえていますかを弾いてみたんだが、Bメロの独特のコードはあれどういう使い方してんの?
曖昧な記憶を頼りに答えればw 経過的な変化和音かな コードの機能じゃなくて声部の進行を重視したもの
III7の代わりにVIIdimになってるんだっけ 1音変わってるだけじゃん
アサガオの観察じゃないんだから、何か理屈つけなよ
「これはナポリですね」って言われて坂本龍一ブチキレたらしいね 「ナポリとか考えて作ってないよ!」って
竹とか木とか独自のネーミングをしてたのにな 犬ひもを犬の散歩と言われて怒るのと同じ
スパゲッティの6和音
みつどもえのオープニングの調的構成って誰系?
何か工夫してたっけ?
クロちゃんはEDがいいぞ
よく聞くもなにもまるっきりレゲエじゃまいか
公平先生はバークリー的な分析しかしないなあ 芸大らしさを見せてくれ
おいおいブルーノート程度で神曲認定かよ そんなにアニソン作ってるのが後ろめたいのかな
《往年の泣きマイナー》としての「君をのせて」をメジャーに変えて弾いたら 畑さんに「メジャーでも泣けるやん」みたいに言われて 「メロディが美しければ、メジャーでも泣けるんですよ!」って論旨を変えてた 畑さんポアされるぞw
みっつ数えて大集合!は素晴らしいな ベートーヴェンのピアノソナタをリアルタイムで聴いてた人の気分
でもあれひだまりスケッチOPのパクリだよな
みっつ数えてってそんなに良いのか
てってってーに聞こえる
既存の音楽用語が適用できるか分からんが 「私は誰でしょう」は「校庭大集合」の圧縮された確保みたいな
屍鬼OPのオルゲルプンクトが好き
980突破 誰かdat落ちする前に次スレを頼みます
ho
何気なくテレビ付けたら、ベト5+6やってて、 そのまま聞き続けてしまった
ho
モ
ちゃんのひみつ
ume
ume
ume
ume
ume
ume
ume
ume
t
o
p
∧,,,∧ ( ・∀・) 1000ならジュースでも飲むか ( ) し─J
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。