1 :
そんな訳無い愛こそ全て:
今や天皇は国営のアイドルと言って良いだろう。
かつてあった日本の文化を象徴する偶像なのだ。
戦前の社会が未熟な時代、人々は皇室を仰ぐことによって
共同体意識を持ち倫理を得る事が出来た。
そして幸福を感じる事ができたのである。
社会が幼年期であったため世界と国民の仲介役とした天皇を倫理と幸福の体現者とし
天皇=親分・国民=子分であると言う縦の関係によってそれをあたえていたのだ。
戦後の高度経済成長期には皇室の代わりに人々は産業を崇拝する様になった
全体と個人という関係の中から共同体意識を持ち倫理と幸福をあたえられる様になった。
この時代の社会はは少年期と言える。
現代は社会が思春期を迎えていると言っていいだろう
人々は「恋愛」のように横のつながりの物を崇拝する様になった。
恋人や家族、友人のような横のつながりから倫理を形成し
それによって幸福を得る様になった。
価値観は複雑化し細分化、多極化を極めつつあり
世界と国民の仲介役はTVや本、ネット等になった。
そして人々は傷だらけになりながら倫理と幸福を自ら獲得しなければならなくなった。
もう皇室は過去の存在なのである。
だが決して忘れてはいけない幼年期の
嬉し恥ずかしい思い出として抜け殻が残っているだけだ。
成熟を妨げる叉は自立を拒む親の存在に近い。
2 :
うんこ:03/01/06 04:26 ID:oi1jc/7p
初めてついたレスがうんこ
3 :
自分のなまえなんかしらんぶりん・でも、かつあげする?性。:03/01/06 04:27 ID:mFjRvnsX
きちがいということで、
この方の脳の解放をねがう方は、まず、南無阿弥陀仏をとなえましょう。でし。
4 :
:03/01/06 04:28 ID:cTmo6cqd
5 :
日出づる処の名無し:03/01/06 04:30 ID:GXQ1psW9
日本人は皆皇室を仰がなければならないのか?
あたりまえです
終了(w
6 :
日出づる処の名無し:03/01/06 04:32 ID:lZarYVcu
二十歳までに赤く染まらない奴は馬鹿である。
二十歳を超えて赤いのは大馬鹿だ。
二十歳までに共産主義に目覚めないやつは馬鹿だが。
二十歳すぎても共産主義を信じているやつはもっと馬鹿だ。
若い頃に社会主義者でないことは非人間的である。
老いてなお社会主義者であることも非人間的である。
sage
9 :
日出づる処の名無し:03/01/06 13:58 ID:orxbBp4c
10 :
日出づる処の名無し:03/01/06 18:13 ID:ysieph1/
日本人は時代遅れの君主制に
いつまでも囚われていて欲しい。
いつか我々が追い抜くために。
赤ちゃんに様をつけて
いつまでも喜んでいればよい。
11 :
日出づる処の名無し:03/01/06 18:36 ID:JUj571yF
>>1 もっと短くまとめろ。
読むほうの身にもなれ。
>>1 は象徴の意味をわかってないんだな。
ところで、かわぐちかいじ「太陽の黙示録」はおもしろいよ。
日本人はその国土を失っても日本人でいられるのか、とかそんなテーマがあったり。
>>1 戦後の約50年が、戦時中の有事体制の反動と復興への願いから来る
特別な時代だったのです。
それを引きずることこそが、時代遅れであり、すでに過去のものなのです。
世界に追従し、世界にあわせる時代は終わった。
これからの日本は、天皇制の素晴らしさを再び世界にアピールする
時代なのです。
天皇を戴く天皇制は、民族自決、異文化尊重のシンボルとして
世界をリードする日本の宝物です。
国民一丸となって、ますます陛下の権威を磨かねばなりません。
俺も日本人長くやってるけど、
「皇室を仰ぐ」っていう日本語の使い方初めて見たよ。
普段どんな本読んでるの?
>>1
>>14 「仰ぐ」には「尊敬する・敬う」って意味もあるし、別に変じゃないと思うのだが・・・
16 :
14:03/01/06 19:33 ID:YkkzmggX
>>15 「〜を仰ぐ」という使い方は
「指示を仰ぐ」という慣用句のような使い方をまず思い浮かべる。
「皇室を仰ぎ見る」なら不自然じゃないんだが、
どうにもこう、ウツクシクない使い方だなぁ、と思った次第だ。
17 :
日出づる処の名無し:03/01/06 21:08 ID:IhUOjt/j
皇室ってかつてあった日本の文化の象徴だよね
国体無くして国家なし。もう、こういう議論はこの板では充分でしょう。
歯槽板でやれば良いでしょう。
19 :
日出づる処の名無し:03/01/06 21:14 ID:gQ+1TUVU
>>1 議論板の「存続?廃止?」を議論してるスレに行ってこいよ
お前が議論したいようなネタは出尽くしてるから。
20 :
日出づる処の名無し:03/01/06 21:16 ID:90sU/g9x
>戦前の社会が未熟な時代、人々は皇室を仰ぐことによって
>共同体意識を持ち倫理を得る事が出来た。
(中略)
>戦後の高度経済成長期には皇室の代わりに人々は産業を崇拝する様になった
>全体と個人という関係の中から共同体意識を持ち倫理と幸福をあたえられる様になった。
戦前、戦後って…たかだかここ100年くらいの話でしょ?
2000年近い歴史を持つ日本の皇室をそんな近視眼的な考えで
どうこう言わないでください。>1
21 :
日出づる処の名無し:03/01/06 21:39 ID:6vxirOZ8
>>19 今じゃ数人の三国人とブサヨが自作自演で必死に上げてるスレになってるけどな。
22 :
日出づる処の名無し:03/01/06 21:39 ID:rogcfh3a
大体、数ヶ月に一度パテント料が支払われていたのですが、
大仁田さんは。ときにはその半分の500万円を持って行ってしまします。
大仁田さんはどこの興行に出ても。「客が入ったのは俺のおかげじゃ!」と言い。
毎回20〜30万のギャラを持ってゆくのです。
前項でポーゴさんのギャラが破格だったと書きましたが。
それでも1試合8万円です。
私たち程度の団体ではまったく考えられない金額でした。
★故荒井氏著「倒産FMW」より抜粋
荒井元FMWプロレス団体社長を自殺に追い込んだ
大仁田議員に清き一票おながいします!
http://kenji03.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/kage/votec.cgi
23 :
日出づる処の名無し:03/01/06 21:40 ID:XCVQaJPR
>>1 絶対カリスマに理屈などいらんのだ。
天皇は神聖にして侵すべからず。
>>1 どうだ?立派な意見を多数聞いたろう。もう良かろう?
25 :
日出づる処の名無し:03/01/06 22:41 ID:tERcLCT+
>>12 それは小松左京の「日本沈没」のまねにすぎない。
御本家の第二部はベトナムやらカンボジアやらアフガニスタンやらアフリカ諸国やら、
あっちこっちが沈没しはじめてとうとう発表の機会を失っちゃったが。
26 :
日出づる処の名無し:03/01/06 23:20 ID:IhUOjt/j
<<20
戦後五十年以上の間に社会のカタチは激変したよな?
その前の百年、二百年がどうであろうとそれは変わらないよな?
27 :
日出づる処の名無し:03/01/06 23:28 ID:IhUOjt/j
<<23
アイドルとしては絶対的カリスマだよな
<皇室
28 :
日出づる処の名無し:03/01/06 23:30 ID:G+pA5aPd
畏れ多くも、天朝を拝し奉る。
29 :
日出づる処の名無し:03/01/06 23:33 ID:G+pA5aPd
週刊日本新聞社社訓
第一、高天原に肇まる神国日本皇国の道統と霊統そして言霊の継承と発展を期す。
第二、高天原神国日本すめらみくにの根本理念、萬類共尊八紘一宇の精神を全世界に弘布する。
第三、全宇宙萬物萬象をして天寿をまっとうせしめる如き、天寿学文明の確立を期す。
第四、全人類を奴隷化し、家畜人間として世界人間牧場に収容監禁せんとするユダヤイルミナティ米英惡魔主義世界権力の邪惡な陰謀を白日の下にさらけ出し、全世界諸民族と共にその謀略と呪縛からの解放を期す。
第五、米英ユダヤイルミナティ世界権力の占領下にあって、時々刻々、息の根を止められ、殺害されつつある神国日本の民族独立を達成し、神国すめらみくに日本の蘇生と完全復活を期す。
皇紀二千六百六十二年
平成十四年
十月十三日
週刊日本新聞社
主幹 太田 龍
ID:IhUOjt/j
語尾に「な」を連発して誰に同意求めてんだ?
>>30 引用符の使い方も知らんようなやつになに言っても無駄だろう
話は太古までさかのぼる。
絶対的な大国だったシナ大陸の『皇帝』に対し、それと対等の立場で付き合おうとした日本の『天皇』。
皇室には日本の自主独立のルーツがある。
33 :
日出づる処の名無し:03/01/07 00:44 ID:NkUNmV/U
ルーツはどうであれ今は国営のアイドル(W
>>33 必死に売り込みをしなくても、TVや新聞に載るんだからアイドルとしては理想型だね。
象徴する偶像=アイドル・・・分かり易い構図だが、
古来、日本人は困ると必ずアイドルを担ぎ国論を集約し分裂を防いだ。
普遍性を持った世界史的にも稀有なアイドルと云えよう。(w
36 :
日出づる処の名無し:03/01/07 08:38 ID:epTCfKAK
37 :
日出づる処の名無し:03/01/07 09:50 ID:Ozq9w5ua
皇室の存在は、鮮猿どもの帰化を阻止するために必要だ。元首が大和民族だから
帰化したくないと云う鮮猿どもがほとんどだ。もし、大統領制になれば、鮮猿でも
日本の元首になることが出来るようになってしまう。喜んで帰化して、日本を
牛耳ろうとするだろう。
38 :
名無し:03/01/07 10:04 ID:0N6do9Cx
>>37 関係無いよ。朝鮮人は前から「天皇は朝鮮人」だって言ってるし。
それより朝鮮人が「日本人になると血がけがれる」とか
日本差別丸出しのことを言うのは、中華秩序で何千年も
「朝鮮が日本より上の民族」と思い込んできたからだよ。
39 :
日出づる処の名無し:03/01/07 10:20 ID:NuboAhF+
反半島では一致団結して叩き捲くるが
いざ愛国教育、皇室、日本の伝統文化の話題になるとやっぱり拒否反応の2ちゃんねらー
彼らは愛国者では無くただ単に巷にちやほやされる存在が気に食わない
教育・マスコミによって上から押し付けられた価値観が気に食わないで
社会不安を目立つ存在にぶつけているだけなんでしょうか?
もちろん2chがきっかけで真の愛国者に目覚めた方も多いだろうけど
極東板と他の板ではまだまだ温度差が開いてると感じる
嫌韓厨は増えたけど彼等が=愛国者とは決してなっていない現実・・・
40 :
日出づる処の名無し:03/01/07 10:39 ID:epTCfKAK
グローバルで新しい文化であるネットの存在が「国」「皇室」「伝統文化」と程遠い所にあるからね。
41 :
日出づる処の名無し:03/01/07 11:10 ID:EJJgD4ca
天皇制に反対しているのは、あか・ちょん・やそ・いけだ。
皇室はある意味世界遺産。
色々あったけど1400年以上も続いている王室なんて
世界中のどこにもない。
朝鮮が独立した時に李朝の末裔は何してたんだろ?
43 :
くろねこ ◆SNOW.3/Qlo :03/01/07 11:41 ID:TFy/M1vE
44 :
日出づる処の名無し:03/01/07 11:47 ID:AO6Vf9aa
>>1 敷金、礼金を払い、アパートを借りて数年後、
更新の時期が来ました。
「私はもう立派な大人だ!独立するんだ!」
「大家なんかいらない!」
「だから更新料は勿論、家賃も払う必要はない!」
と言ってみたらどうなるよ?
ばかじゃねーの
46 :
日出づる処の名無し:03/01/07 14:45 ID:to0lLJC7
>>1はタイに行って皇室というものを見つめ直してこい
47 :
:03/01/07 14:54 ID:n0IWPeSp
>>1 てめーが皇室に忠誠を感じないのは勝手だが
他に迷惑かけんなよ。
人の本質ってのは中世から変化してねーんだよ。
48 :
日出づる処の名無し:03/01/07 14:59 ID:to0lLJC7
神社でしょんべんしたり、お賽銭パクったりしたら罰当たり、不謹慎と思うだろ?
1はそれと同じように不謹慎な事を書き込んでいるは思う
49 :
:03/01/07 15:10 ID:UxSsqIVq
>>1 皇室を無くすのは簡単だが、復興させるのは容易ではない。
伊達に2000近く存在したわけではない。
たかだか100年程度の歴史しかないサヨクが目の敵にする気持ちも
わからないではないが、肝心の共産国家の方が次々とツブれている
ところからしても、どちらの方に存在意義があるかは明らかだと思うがね(w
51 :
日出づる処の名無し:03/01/07 16:54 ID:X1mYnHsO
天皇及び皇室の方々は日本の象徴。
ただでさえ米の属国などと陰口言われてるのに、皇室まで無くなったら、本当に日本っていう国無くなりかねんぞ。
52 :
日出づる処の名無し:03/01/07 17:52 ID:1yXEf4cl
53 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/07 17:55 ID:KQhO+wv+
>>49 「存在期間=存在意義」だと思ってるバカ発見。
そんなこと言えば、人類なんかはかなり存在意義がない罠。
>>53 かなり一人でおエライ感じの方一人発見。
人類を背負って立ってるんだァ〜。エライねボク。
55 :
日出づる処の名無し:03/01/07 18:00 ID:Q0r2Z8dr
まあまあ。
サヨクにしてみれば、自分たちの思想以上の権威なんて認めたくないんだよ(w
どんなに建前で理屈並べてみても、本音は単にそれだけだから(・∀・)ニヤニヤ
この事実さえ知っていれば、哀れなバカサヨがどんな戯言吐かそうと、哀れみを持ってられるよ〜
56 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/07 18:14 ID:KQhO+wv+
>>55 ぷ。
なんか勘違いしてるバカ発見(笑い。
57 :
55:03/01/07 18:19 ID:Q0r2Z8dr
>>56 よお、バカレス有名人船虫Jr
だったら、1行バカレスじゃなく、きっちり反証してみれ(プ
お前程度の頭でできるもんならな〜(・∀・)ニヤニヤ
58 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/07 19:04 ID:KQhO+wv+
>>57 おまえ、何期待してんだ?
とりあえず、オレはおまえが言うサヨとは違うんだが。
オレに何か言わせたいのなら、もっと具体的にサヨ批判を展開しろよ。
59 :
55:03/01/07 19:24 ID:7GFtyfaG
>>58 逃げずにいたのか1行バカレス船虫Jr
俺はお前に何も期待してねーョ(プ
お前が、俺の
>>55に対して
>>56を返したよな?「勘違いしてるバカ」と。
それに対して俺は、
>>57を返したんだよ。「反証してみれ」と。
お前が俺の言うバカサヨかどうかなんて、どうでもいいんだよ。
勘違いしているというなら、どこがどう勘違いしてるのか、指摘して反証してみろと言ってるんだよ。
その辺のこともわからずに、
>とりあえず、オレはおまえが言うサヨとは違うんだが。
>オレに何か言わせたいのなら、もっと具体的にサヨ批判を展開しろよ。
お前は自意識過剰のバカでつか?(・∀・)ニヤニヤ
60 :
49:03/01/07 19:25 ID:UxSsqIVq
>>57 そうだよ。いくらサヨクでも虫ほど馬鹿じゃないと思うぞ。
あまりヘタなこと言ったらサヨクから名誉毀損で訴えられるぞ(w
まあ奴は具体的なサヨク批判を希望しているようだが、
49の内容すら満足に捉えられないような奴がサヨ批判の内容を
マトモに捉えられるとは思えないのでせいぜい揚げ足取りに
精を出すくらいだろうから、あまり無駄なことはしないようが吉。
61 :
日出づる処の名無し:03/01/07 19:27 ID:1yXEf4cl
1は低脳児。糞スレ認定。
63 :
日出づる処の名無し:03/01/08 07:02 ID:Nflpk7sR
皇室は相撲と同等に大切な日本の伝統文化だよ。
でも日本は資本主義国家だ。
>>36で皇室ネタで視聴率がとれるとは限らない事が明らかになった。
これは庶民の皇室に対する興味が薄れたとためだと言える。
そうすると民放は皇室ネタをひかえるようになるだろう。
つまり皇室のカリスマ性がデフレスパイラルをおこし始めたって事だ。
これを巻き返すのは大変な事だと思う。
64 :
日出づる処の名無し:03/01/08 07:13 ID:aqM/2weH
戦前まで、庶民の皇室の話題といえば、
誰と誰が結婚するとか、そんな話だった。
マスコミの皇室叩きや風刺もあった。
新聞や春画のネタだった。
今のイギリスみたいなもの。
戦中も、皇室、皇族の色恋話は庶民の娯楽だった。
皇室叩きが無くなったのは美智子さまの失声事件以降のこと。
65 :
日出づる処の名無し:03/01/08 07:31 ID:Nflpk7sR
この辺からアイドルである事を放棄したと言っても良いだろうね。
人間としては当たり前の事だと思う。
アイドルって言う物は受け手に自分の主体を預けるものなんだけど
まともな人間にはきつ過ぎる。
>1
日本が「きむじょんいるを仰がなきゃ命のアブない国」とちがってよかったですネ
やっきになって君主を叩くのも幼いメンタリティだと思う。
大人は伝統や文化の価値を理解しなきゃ。
てゆーか王室廃止論はすでに古い概念で
現代は王室・民衆の共存の時代だろ?
69 :
日出づる処の名無し:03/01/08 09:33 ID:Nflpk7sR
問題は王室が生き残る力を維持し続ける事が出来るかどうかって事。
70 :
:03/01/08 09:39 ID:2xFNY2vR
>>69に同意 そして現在の日本の皇室には十分その力があると思う。
日本人のアイデンティティーは天皇と密接につながっています。日本人は人間関係を血縁に
「なぞらえて」組んでいきますから(本当の血縁とは別遺伝的な血縁には余りこだわらない。)
家族的な組織,これが日本の組織の理想です。
これは逆説的なのですが、本音が建前と乖離すればするほ,建前を教条的に守る必要がで
てくる。これがアイデンティティーの特徴です。日本人は実生活で擬似血縁を多用すれば
するほど真の意味で血縁を守る天皇家を必要とすることになります。「血縁は大事」と
いう建前を完全に崩すと血縁になぞらえて築いてきた人間関係が全て崩壊して日本の社会
は停止します。したがって天皇家にだけ理想的な血縁を保ってもらいそれを真似して社会
を築いてきたのが日本人といえるでしょう。天皇家が原本でそれをコピーして配役を入れ
替えて生活をするのです。面白いことに建前さえしかっりしていれば実生活でどれだけ
血縁原理と離れた事をしても平気になるのです。
もしも日本人全員が血縁原理をしかっりと守っていたら、中国や朝鮮のように国よりも
一族を大切にし(これも一つの生き方)これほど急速に近代化は出来なかったでしょう。
本当に組織=家族になってしまっては組織は機能を停止します。家族的だけど合理的に
なれるのは血縁原理を棚上げにしてこそできる芸当です。というわけで日本では易姓
革命は認められないわけです。
8世紀以前の日本史を見ていると姓をとても大切にし一族の血縁をとても重視していた
ようです。言うなれば蘇我氏も物部氏も大伴氏もみんな天皇家並に血縁原理を守ろうと
していたように思えます。
ここからは完全に私の推測なのですが律令制度を日本に取り入れる過程で日本人は血縁
だけでつながっていた社会をいったん解体して合理性だけを原理とした社会を作らなければ
ならなくなった。律令制度とは完璧に機能すれば世の中は皇帝だけ偉くて、それ以外は
皆平等な個人になります。その中で個人が合理的に組織を動かしていかなければならない。
中国でもこれが実現したのは宋代ですが、血縁制度は強く残り結局今も続いています。
そこで、今まで大切にしてきた血縁原理を天皇家だけ残して棚上げにし律令制度の中で
個人が生きる社会を作ろうとした。こうは考えられないでしょうか?奈良時代と平安初期
に天皇の権威は最も高まりましたがこれは天皇とその周りの貴族の思惑もさることながら、
血縁社会を捨てざるを得なかった日本人は必然的に天皇家をあがめざるを得なくなったと
いえるのではないでしょうか?
73 :
日出づる処の名無し:03/01/08 10:04 ID:4c65ZYRk
アインシュタインは1922年(大正11年)に来日し、日本に対して次のようなメッセージを残した。
『近代日本の発展ほど世界を驚かしたものはない。その驚異的発展には他の国と
違った何者かがなくてはならない。果たせるかな、この国の歴史がそれである。
この長い歴史を通じて、一系の天皇を戴いてきた、という比類ない国体を有する
ことが、それこそ今日の日本をあらしめたのである。私はいつもこの広い世界の
どこかに、一カ所くらいはこのようように尊い国がなくてはならないと考えていた。
なぜならば世界は進むだけ進んで、その間、幾度も戦争を繰り返したが、最後
には、闘争に疲れる時が来るであろう。この時人類は、必ず真の平和を求めて、
世界の盟主を挙げねばならぬ時が来るに違いない。その盟主こそは、武力や金の
力ではなく、あらゆる国の歴史を超越した、世界で最も古く、かつ尊い家柄で
なくてはならない。世界の文化は、アジアに始まって、アジアに帰る。それは
アジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。神が我々
人類に日本という国をつくっておいてくれたことを』。と
天皇制は、日本の有史以来続いている基幹のシステム。
象徴としての天皇と、その下に配置した政治機関によって「日本」は成り立っている。
それによって、日本は内戦を繰り返しても、占領されても、そして愛国を叫ばなくても、
日本としての国の体を失わなかった。
天皇制が無くなれば、他の先進国ような国粋化、共産化、仮想敵への軍国化が起こるだろう。
そうしなければ、自国の体制を平和的に維持できないからだ。
国民の象徴とするなら、高潔、誠実、等の美徳が重要視される。
ある意味で聖職者と同じだ。
しかし、人たる身に完全な人格は期待はできない。と、日本人は考える。
そこで儀式を知っていれば及第点。人格、格式が伴えばなお良い、となる。
つまり天皇家の歴史こそが、天皇を天皇と足らしめている由縁なのだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
これ、自分で考えたんだけど、図らずもアインシュタインと同じ結論になってる。
75 :
日出づる処の名無し:03/01/08 11:06 ID:Yv32hauP
>>71-74を過去の物にすると言うか既存の価値観をひっくり返す物が登場した。
それは2ちゃんねるである。
>>70 しかしここ30年ばかり男子が全く生まれていないという状況はかなりやばい。
この先一人二人生まれたとしても皇室の継続は薄氷を踏むが如く危うい。
★極東板、赤井氏と共に、週刊新潮にデビュー!!★
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/20030116/tempo.html 【朝日】「声」に載った捏造投稿 真の問題点は自社の論調ばかり採用する報道姿勢
週刊新潮(2003年1月16日号)記事より一部引用
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1041986679/l50 タイトルは「サッカー中継 韓国リーグも」で、「日本人サッカー選手が海外
で活躍しているのは欧州ばかりではない。韓国で同様に頑張っている選手もい
る。だから韓国サッカーリーグのKリーグの試合中継やニュースも見たい」と
いういかにも朝日好みの内容。しかし、実はこの「赤井邦道」は架空の人物だ
った。
「巨大ネット掲示板『2ちゃんねる』には、極東板という韓国や中国をウオッ
チするスレッドがあります。その掲示板に、このハンドルネーム(ネット上で
のペンネーム)で頻繁に朝日新聞の報道姿勢を揶揄する書き込みをしていた人
物が同じ名前で投稿して採用を狙った、単なる悪ふざけだったのです」(ネッ
ト事情通)赤井邦道は「あかいほうどう(赤い報道)」と読めるため、朝日新
聞の親朝鮮・中国報道を揶揄するのが目的だったと見られている。
「今回も通常通り事前にやりとりを行っています。掲載日に複数の読者から指
摘があり、担当者が事実確認のため投稿者の携帯電話に電話しましたが、連絡
が取れない状態になりました」
確認は当然。問題は自社の報道姿勢ではないのか。朝日新聞OBで評論家の
稲垣武さんも嘆く。「『声』というのは妙な欄で、拉致問題に関する投稿は本
当に酷かった。被害者5人は一旦帰せ、居住地を日本の政府が決めるのはおか
しい、5人を日本に住まわせるのは憲法違反だ、という具合です。担当者が自
社の論調ばかりを気にして採用するから、投稿の真贋も見分けられないのですよ」
※以上記事引用しました。全文はリンク先参照して下さい
【朝日】朝日新聞 2ちゃんねらの投稿を認める?【手前味噌?】
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1041047236/
78 :
75:03/01/08 11:36 ID:Yv32hauP
俺の冗談にはツッコミ無しかよ(w
インターネット程、血縁と国体を意識しない場所は無いと思う。
どんどんボーダレスが進み翻訳ソフトのおかげで海外の人間とも会話が出来る。
人々は自分の趣味を中心に集い活動し新しいシステムを構築しだしている。
ココ最近、自分が日本人だと認識したのは漫画の話をした時くらいだろうか?
普段、話をしようが海外旅行に行こうが個人と個人とか個人と現地社会としか認識出来なかったが
ネットで漫画の話をした時始めて自分が生まれ育ったバックボーンを意識し自分は日本人だと実感を持てた。。
その時自分にとって日本の文科の象徴は質実共に手塚治虫であった。
50年、100年後には社会のシステムはどう変化しているだろうか?
79 :
日出づる処の名無し:03/01/08 11:42 ID:kISNlzPH
皇室成立以前から日本に君臨してきた、葛城や中臣はどうした?
あれも皇室に匹敵する存在だぞ。
皇室でも南朝という別系統が存在。
80 :
日出づる処の名無し:03/01/08 11:46 ID:9f9TtOQN
日本民族のもつ最大の財産は天皇制である。これは全く世界に類例のない
偉大なものであり、人類の理想とするものである。
かつてユダヤ人の大思想家でフランス革命に大きな思想的影響を与えたジ
ャン・ジャック・ルソーは、かの有名な『社会契約論』で次の如きことをい
っている。
「人もし随意に祖国を選べというなら、君主と人民の間に利害関係の対立
のない国を選ぶ。自分は君民供治を理想とするが、そのようなものが地上に
存在するはずもないだろう。したがって自分は止むを得ず民主主義を選ぶの
である」
ここでいう君民共治というのは、君主が決して国民大衆に対して搾取者の
位置にあることなく、したがって国民大衆も君主から搾取される事のない政
治体制のことである。
81 :
日出づる処の名無し:03/01/08 11:47 ID:9f9TtOQN
ところがここで驚いたのは、日本人にこの話をするとみな不思議そうな顔
でキョトンとする。私は最初その意味が全くわからなかった。しかし、だん
だんその意味がわかってきた。日本の天皇制にはそのような搾取社と非搾取
者の関係が存在しない、ということを私が知らされたからである。今度は私
の方が驚かされた。
日本人のためにちょっと説明しておくと、欧州でも、また最近追放された
イランの王室でも、君主はみな国民大衆に対しては搾取者の地位にあるもの
である。したがって、亡命するときは財産を持って高飛びする。これが常識
である。だが、日本人の知っている限り、このようなことは君主制というも
のの概念の中には全く存在しないのである。しかるに、ユダヤ人ルソーの思
想は搾取、非搾取の関係にない君主制を求めているわけである。これは確か
に理想である。しかし残念ながら、ルソーはそのようなものが実在できるは
ずもないからやむを得ず、民主主義を選ぶというものである。
私がルソーの時代に生きていたならば、ルソーにこういったであろう。「
直ちに書きかけの社会契約論など破り捨て、速やかに東洋の偉大な君主国へ
馳せ参ぜよ」と。
ここで非常に重要なことをルソーはいっているのである。今日本で絶対の
善玉の神として一切の批判をタブー化されている民主主義というものは、ル
ソーによれば君民供治の代替物に過ぎないということである。
私が日本人を最高に尊敬するようになったのも、この天皇制というものの
比類ない本質を知ったからである。
ttp://members.tripod.co.jp/akyonn/yyy2.htm
なんで仰がないのかがわからんわ!
83 :
日出づる処の名無し:03/01/08 11:59 ID:Yv32hauP
いやだからインターネットの登場で社会の形が激変してきていると思うのだが
それ以前の時代の人間の価値観で現代の皇室を語っても何の意味もないとおもうよ。
皇室も今に沢山あるカテゴリーの一つになってしまうと思うよ。
84 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:00 ID:6x+QoUwL
皇室は日本のマスコットキャラクターです。
85 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:06 ID:SsaaZWCB
おれも尊敬してはいるのだが、大陸と日本とでは歴史的に国際環境がまったく
異なっていたから一概に人種的な甲乙はつけ難いと思う。
しかも、現在の日本のポジションを考えれば結局は「他人種との生存競争に敗れた」
とまで言っても過言ではない。
現在にすれば日本人の方がよほど阿呆と思える。
アメリカの戦後統治の巧みさに驚嘆すべきか、まったく「頭の悪くなった」日本人に
対して嘆くべきか・・・。
あの時、戦争に勝っていれば史上類を見ない、理想に近い制度に進化していたかも
しれないという妄想はある。天皇制は。
86 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:08 ID:uAfXGf05
この板には時代錯誤な人が沢山いるよな(w
>>79 >皇室成立以前から日本に君臨してきた、葛城や中臣はどうした?
>あれも皇室に匹敵する存在だぞ。
彼らが皇室成立以前に君臨していたという「事実」はなく、また皇室に匹敵する存在でもない。
>皇室でも南朝という別系統が存在。
確実な系統は現在存在しない。
南北朝合一以後も「後南朝」という系統があったが、
長禄年間(15世紀半ば)に滅ぼされている。
まあ、戦後に皇籍を離れた宮家の人々がいるから
そちらに復帰してもらって継いでいただくという手もあるが。
88 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:18 ID:6cC2Bo34
個人的には特別に仰ぐ理由も嫌う理由も見あたら無いな。
89 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:19 ID:SsaaZWCB
まあ、時代錯誤が良いのか悪いのかは自明の理ではある。
何を以って保守派と名乗るのかということだ。
民主主義・個人主義が最上という思考に陥るのなら、私は敢えて「時代錯誤」
を自任する。
90 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:23 ID:Zp9rE15s
例えば・・・政治不信の今、ころころ変わる総理大臣から表彰される
のと、不変の権威として存在する天皇から表彰されるのと、どちらが
権威あるだろうか?権威なんざいらぬ?社会をより良い状態にするには
権威が必要だと思う。これは外国の権威、ノーベル賞やアメリカ大統領
に頼らない日本独自の権威。
それはさておき、なぜ仰がねばならないのか分からない?
戦後のおかしな改革により国のシステムが壊れ、社会が壊れ、家庭が壊れ、
尊敬できなくなった親、祖父母、祖先・・・そして自分。
ゆえに分からなくなったのだろう。韓国人は自分の系譜を大事にしている
と聞く。それは先祖への敬意。社会への敬意。
例えば・・・壊れゆく地域社会。「祭」という形で日本人は地域の神を祭
ってきた。地域社会が壊れれば、「祭」はなくなる。絆の消滅。その根に
なっていた天皇というシステム。
実際に無くなった祭も多い。神なき祭、例えば北海道でやっている「よさ
こいソーラン祭り」この祭りの運営を知るとすさまじいDQNであることが
分かる。神なき「祭」が「倫理」「道徳」を失い、ただの「商業」になって
いる。
天皇制とは日本の「社会」を「倫理」「道徳」をもって維持する根幹だと
思っている。もっともこれからの天皇にDQNなのが出たら終わりだが。
91 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:24 ID:5liijQV/
でもって「保守派」にとってグローバルでボーダレスなインターネットの存在ってどうよ?
92 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:26 ID:5liijQV/
93 :
船虫Jr ◆yS3qCYVoc6 :03/01/08 12:29 ID:t7U6Ti5M
>>59 :55
ん?
何だ、おまえ、
>>54に言ってたんじゃないのか?
だったら、「まあまあ」なんて紛らわしいこと書くなよ。
反論に値する文章も書いてないしな。
そんな内容のないもん書いてまともな議論になると思ってるところがイタいよな。
せめて、
>>49の主張を展開してみろよ。
>>49自身もそうだが。
伝統の保護ってのは議論に値すると認めてやるからさ。
94 :
日出づる処の名無し:03/01/08 12:33 ID:SsaaZWCB
あらゆる面での国際競争を止めた時、天皇制復活も有り得る話ではある。
しかし、人心いわんや人間を破壊するばかりの甘い汁を知ってしまった日本人には
もう元の道には戻れはしない。
土人・部族の集落に行く番組がよくあるが、そういうのを見て、実際にこう
なりたいとかではなく、優越感をもって見るか羨みの心をもって見るか・・・。
おそらく今の日本人には前者が大多数であるに違いない。
95 :
名無し:03/01/08 12:36 ID:c9d32Yp+
日本人にとって、民族連帯の原点は、日の丸、君が代、皇室である。
この3宝は永遠である。
皇室は縄文時代に遡る日本民族の神の先祖につながるもの。
ユダヤ民族なら,モーゼの子孫に当たる。
ヨルダン王室は、予言者ムハンメッドの子孫だ。
民族の正統の源が皇室である以上、日本人にとり皇室は永遠に守るもので
ある。正統性のない反日外国人は、日本の3宝を破壊しようとする。
それが反日の丸、反君が代、反皇室だ。日本人はもう騙されない。
96 :
船虫Jr ◆yS3qCYVoc6 :03/01/08 12:47 ID:t7U6Ti5M
>>74 >天皇制が無くなれば、他の先進国ような国粋化、共産化、仮想敵への軍国化が起こるだろう。
>そうしなければ、自国の体制を平和的に維持できないからだ。
おまえの主張にも、一理あって、むやみに天皇制を廃しすることには危険が伴うことは
認めるが、このような主張は「人間」を組織に維持に利用するということに違いない。
「人間を道具として扱ってはならない」という道徳律とどう辻褄を合わせるんだ?
97 :
遅れた:03/01/08 12:48 ID:SsaaZWCB
>>91 保守派にはあなたが何を喋っているのかわかりません。(w
グローバルでボーダレスなインターネット???
進歩的な日本語ですね。
というのは冗談で「インターナショナル」は「国のきわ」と訳されているように
一応、国と国との間柄が保たれていることが前提なわけ。お互いをあらゆる意味で
認めてこそというのが建前なわけ。
しかし、グローバルとは無分別・無制限に「国と国」などという概念は無しに
情報、知識、はたまたモノが飛び交ってしまう。
強きものが弱きものを覆い尽くすには格好のアイテムだ。
物事には光と影があるのはわかるが、ネットに関しては影の部分が目立ち過ぎる。
>>96 一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。
ですべてOK。
ただし、ネットが必需の情報システムが構築されてしまった今、それを
やめよというのは「競争から降りろ」というのと同じこと。
便利・効率の甘い汁を吸ってしまったら最後。
だいたいパソコンとは物事の効率化を図るために開発されたもの。
それがどうだ。
パソコンが進化していった結果、人間には本当に時間の余裕が生まれたか?
それどころか多忙になっているだろう。世の中、「効率化」そのものが目的に
なってしまっているのだ。「効率化」の為にギスギスしているのだ。
パソコンもインターネットもいらない。しかし、無ければ競争に敗れる。
だから「進化には自律が必要」というのがあたしの考えの要約。
>>96 天皇陛下も、一日本人も、組織を構成している要素と考えれば、同じ存在だよ。
日本人は言うに及ばずアイヌ人、琉球人、帰化人をも合わせた、
日本人全てが「日本」を形作る。その統合の象徴が天皇陛下。
ちなみに、職業選択の自由で天皇制は人権に違反しているてのも、ちと的外れ。
日本人の、最初の国籍が日本以外は選べなかった事と同じ。辞退する自由は有ります。
102 :
:03/01/08 13:35 ID:9VPJ0Fcl
>船虫Jr ◆.Tg2yBtH66
で、この人
自分の意見は無い訳ね。
103 :
くろねこ ◆SNOW.3/Qlo :03/01/08 14:10 ID:wt+PJqzQ
神道ってキリスト教のように信仰箇条を強制はしてない筈なんだが。
単純に形式の行為の基準を提供しているだけなんだけど。
で、俺は、神道にある自然崇拝とか祖先崇拝とかにとても好ましい
規準があるからそれに則って生きたいと思っている。
特に強制をしないと言うところが良い。
それに、神道の規準が生活の中にまるで重力の様に存在しているところ
も気に入っている。
独り言・・・すまん。
104 :
日出づる処の名無し:03/01/08 14:57 ID:5E79grnu
アメリカの世界的神話学の権威、ジョゼフ・キャンベルが
好んでもちいたエピソード
神楽を取材したアメリカ人ジャーナリストが
「神道の教義は何ですか?」と聞いた。
神主はしばらく考えて答えた。
「あなたのおっしゃる教義というものはたぶんありません。
私たちは、ただ舞いを舞うだけです」
105 :
奈市 ◆zZzOwbcRq6 :03/01/08 15:07 ID:KXe0Ewhr
>>70 男子が産まれなくても女性天皇でいいんじゃないか?
ただ、その場合夫の立場が微妙だが。いなければいないで後が困るし、いたらいたで位置づけに困る。
歴史上の女性天皇は夫が死んだ後に継いだモノだから問題はなかった。
あと、フェミニズム運動と結びつきそうなのが嫌だけど、俺は概ね賛成かな。
106 :
日出づる処の名無し:03/01/08 15:22 ID:h4aKzfWF
正直、「女王陛下の御為に」と言って戦地に赴きたい。
107 :
日出づる処の名無し:03/01/08 15:34 ID:31oepgPG
女皇でなくて?
108 :
日出づる処の名無し:03/01/08 15:41 ID:P8TjPCPd
>>91 国と個人は別個の存在ですよ。
情報を共有しても国は無くなりません。
国は地域共同体の一つです。地域への帰属意識がないと崩壊します。
しかし、崩壊した後にあるのは、別の政府です。
そこで、崩壊を避けるために、愛国心(帰属意識)を強調します。
社会不安が増すと、ナショナリズムが台頭するのはそのためです。
また、他民族国家は構造上、常に愛国を意識する必要があります。
女性でも天皇は天皇じゃない?
>>106 イギリス人って普通にこういう台詞を言うイメージがあるんだが、
実際どうなんだろう?
今まで、女性天皇は中継ぎでしか認められませんので、
もちらん反対です。外務大臣も男にすべきです。
ショーン・コネリーは、スコットランド独立運動の代表です
>>112 女王との謁見でスカート履いていったことがあったな。
>113
スコットランドの正装だろ。
115 :
日出づる処の名無し:03/01/08 15:59 ID:iaq1cDfs
右翼思想は堅気の思想じゃないよ
116 :
九弐八 ◆AXS9VRCTCU :03/01/08 16:02 ID:rK3dyv4g
>>113 やっぱフルチーンだったのかな?
なんか正式には男はフルチーンらしいから
でも女はフルマーンじゃないらしい
ショボン
>>114 うん。
イギリスでの反応がどうだったのかは知らないけど、騒がれたのは覚えてる。
カコイイて思ったよ。
kouei 烏罪。
どこの国でも正装は良く見える様に出来てる。隷害もあるが(w
120 :
九弐八 ◆AXS9VRCTCU :03/01/08 16:06 ID:rK3dyv4g
っていうか チャールズなんかもスコットランドではキルト履くしなあ
チャールズもフルチーンらしいよ
イギリスの王家はスコットランド王家も兼ねているわけだからスコットランド人が女王陛下の前でキルト(下はフルチーン)ってのは別に無礼ではないと思うけど
実際毎年ハイランドゲームのシーズンには王室そろってスコットランドに行くけどその時のスコットランド人はキルトだし
現在の中国の劇的変化はグローバル化の賜物です。
国家、いわゆる「国の際」ではもう抑えきれないほどの膨大な人・物・金が
世界中を行き交っているのです。
そして中国では近年とても訴訟が増えているらしいのです。例えば「映画前の
CMは余計だ」との理由でです。以前の中国では良かれ悪かれここまでの権利
主張は考えられないことでした。しかし、その点では今は徐々にアメリカ化の
傾向を示しています。
上に挙げたのは数あまたの中の一つの事例です。
政治上ではアメリカ・中国は仮想敵国の間柄です。それでも社会は欧米風に
変わっていってしまっているのです。これがグローバル化です。
昔からの伝統であっても「現在の価値観にはそぐわない」という意味不明な
理由で女を土俵に上げようとする。価値観の変化によって毎度毎度世代ごとに
伝統が変わっても屁とも思わない、伝統の無い国・アメリカならではの考え。
それがグローバル化です。
思考回路としては「チーズはどこへ行った」がいい見本ですね。
国は無くならないかもしれません。しかし、確実に内部融解を起こします。
その様相はもはや「仮面国家」と言えるでしょう。
情報(の氾濫)を軽視するなかれ。
122 :
日出づる処の名無し:03/01/08 16:09 ID:yzodng9R
税金の無駄。
124 :
日出づる処の名無し:03/01/08 16:12 ID:WMVmNXr0
>>120 無礼と言うよりは、独立運動の代表が民族衣装を身につけて女王の前に立つ
と言うところの意味が騒がれたと言うことなのかな。
思考停止とは言ったものだ。
税金の無駄などという理由で天皇制廃止か・・・。
歴史的にも国際的にも政治的にもすべての面において停止だな(w
127 :
九弐八 ◆AXS9VRCTCU :03/01/08 16:16 ID:rK3dyv4g
>>125 まあイギリスの場合は日本よりはるかに複雑なんだろうね
スコットランドって半独立状態だしね
128 :
& ◆jqXj.yqEfA :03/01/08 16:18 ID:gmCpZLn/
닥쳐!!
129 :
九弐八 ◆AXS9VRCTCU :03/01/08 16:18 ID:rK3dyv4g
>>122 皇室よりもコストパフォーマンスが高い税金の使い道はそうはないからなあ
皇室が無駄だとすると日本の全ての省庁は無駄な役所ってことになるな
税金の無駄と言うなら、他にも無くしたり減少させたり
しなくてはいけない物が沢山あるだろうに。
例えば、官×・議×・・・・・
131 :
日出づる処の名無し:03/01/08 16:21 ID:co2XA0sr
皇室がなかったら、たとえば仙台と大阪が同じ国である必然性がなくなるような気がする。
それこそ、同じ(または酷似した)民族が住んでいても、ドイツとオーストリアは別の国、みたいな。
日本国は日本人にとって、南米諸国やアフリカ諸国のように、血を流して勝ち取った統一国家
という色彩は薄いし、アメリカのように建国の理念が明確なわけでもない。韓国のように「民族の国」
と大真面目に信じている(だからこそ北朝鮮を国家として絶対に認めない)わけでもない。
国として非常に曖昧なんだけど、皇室があるからまとまってるんじゃないかな。
別に天皇陛下のおかげで生きているわけじゃないよ。
だけど、日本人である理由を日本人に与えているのは、日本国という国家ではないし、大和民族
という民族でもない(民族でいえばいろんな奴がいるが、全部日本人だ)。
うーん、まとまらなくてすまん。
それだからガチガチの合理主義者は怖いのじゃ
133 :
:03/01/08 16:34 ID:F6sPnJew
>>122 まあ皇室外交という言葉も知らない厨房なんでしょうな。
昭和天皇がお亡くなりになったときに世界のVIPがどれだけ集まったことか。
134 :
九弐八 ◆AXS9VRCTCU :03/01/08 16:39 ID:rK3dyv4g
>>132 合理主義者だったら皇室廃止なんて言わないよ
むしろ夢想家
135 :
日出づる処の名無し:03/01/08 16:42 ID:co2XA0sr
正直言って、今の天皇制というシステムが正しいのかどうか、俺にはわからん。
けど、天皇陛下の存在を否定することは、自分が日本人だということを否定するのに
等しいような気がする。(あー、「気がする」ばっかりだな、俺)
英王室を表現した「君臨すれども統治せず」ってのは名言だと思うんだけど、
日本の皇室は「存在すれども君臨せず」だな。
その存在だけで充分だと。
日本人が日本人である理由も、最終的にはそこに行きつくんじゃないかな。
>>135 神道には祖先崇拝というのがある。
で、日本人の祖先の行き着くところが天皇家なんだよ。
これで、「気がする」から解放されると思うが。
137 :
日出づる処の名無し:03/01/08 16:49 ID:9kw0eKaC
神国日本
= 開国(開闢?)以来、専任の担当者が神に対する祭祀を欠かさなかった唯一の国。
≠ 必要なら神風が吹き、神に守られている国。
天皇の仕事は、国の代表者として国家安泰のための数々の神事を行うこと。
よって、仮に皇室が法律上消えても、それでも天皇は存在すると考えられる。
単に政府からの援助が無くなるだけで、規則に従って皇位を受け継ぎ、
伝統の祠祭を続ける限り天皇であるから。
従って、無神論者には皇族を敬う理由はない。
138 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/08 16:50 ID:EK4iRq8V
とりっぷ復活。
>>99 何それ? 全体主義を言いたいのか?
>>101 > 天皇陛下も、一日本人も、組織を構成している要素と考えれば、同じ存在だよ。
同じではないだろう。普通のヤツは、仕事に従事するという契約のもとに、
適切な職業人を演じることを求められるだけだが、天皇は「演じればいい」などと
いうのではなく、人格そのものが「天皇」になりきってることを要求されている。
このような意味で、
>>1が言う通常の(国営じゃない)アイドルとは明確な差がある。
世俗的なアイドルと違って、天皇の本心を批判に晒すことはタブーとなってるのだ。
> 日本人の、最初の国籍が日本以外は選べなかった事と同じ。辞退する自由は有ります。
実際的に職業選択の自由があるとはとうてい思えないのであるが、あったとしても
その職業なるものの異常性は正当化されまい。
「皇帝」とは、歴史的な権威の継承や、諸王の中の王というものがなければ、
国際的にはなかなか認められません。広大な領地を持ち、大英帝国と称した
イギリス国王が「皇帝」を名乗れず、インドのムガル皇帝を継承する形で
「皇帝」と称し、インド独立とともに「国王」に戻ったのがいい例でしょう。
「皇帝」と称して、国際的に認められたのは他にもあります。
オーストリア皇帝、ロシア皇帝、ドイツ皇帝、オスマン・トルコ皇帝、
エチオピア皇帝、中国皇帝、そして日本の天皇などがそうでしょう。
そもそも「エンペラー」の語源とは、ローマ帝国のローマ皇帝が、
「アウグストゥス・インぺラトル」と称したところからきています。
オーストリア皇帝は西ローマ帝国を継承し、ロシア皇帝は東ローマ帝国を継承している。
ドイツ皇帝は、ドイツを統一したプロイセン国王が、諸王の中の王として皇帝の位に
ついたナポレオン、ナポレオン三世の後を、わざわざベルサイユ宮殿まで行って継承している。
オスマン・トルコ皇帝は、イスラム世界における最高の教主「カリフ」の地位を
受け継いでいるため、ヨーロッパ人からも皇帝として認められた。
エチオピア皇帝は、ソロモン王の直系とされ、エチオピアをアフリカの強国に
築き上げたことで、ヨーロッパ人にも皇帝として認められた。
中国皇帝は、秦王が中国を統一して皇帝を称した(始皇帝)わけで、諸王の中の王
という立場で中華文明を継承してきた。
ちなみに英国王が継承したインドのムガル皇帝とは、チンギスハーンの
モンゴル帝国を継承しています。
日本の天皇がヨーロッパ人から「皇帝」として認められたのは、日本が日露戦争に
勝ったこともあるかもしれませんが、やはり世界最古の王家であることが大きいでしょう。
そして天皇は世界で最後に残った皇帝(エンペラー)です
140 :
日出づる処の名無し:03/01/08 16:59 ID:co2XA0sr
>>137 無神論ってのは元々、一神の否定だろ?
その行きつくところは汎神論で、それは神道の思想とすごく近くなるわけだが。
141 :
九弐八 ◆AXS9VRCTCU :03/01/08 17:03 ID:rK3dyv4g
仰ぐという表現が適切かどうかは別として、憲法で日本国の象徴と定められている以上は敬意を持って接するべき
天皇を侮蔑すること=日本を侮蔑することになる。
142 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:03 ID:zJYoM53G
>>138 >天皇陛下も、一日本人も、組織を構成している要素と考えれば、同じ存在だよ
これは、職業的なことでなく、日本を構成する部品として見た場合です。
重要なのは、日本人の心を集約できる権威で、それが天皇家には存在することです。
>>138 >一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。
これを全体主義という香具師は初めてだ。全体主義は前者だけの場合だろ。
二つ合わせれば、これは民主主義の精神でもあるよ。
>天皇の本心を批判に晒すことはタブーとなってるのだ。
およそ重要な公職を持った人はみんなそうだろ。
145 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:19 ID:zJYoM53G
>>137 実に其の通りです。確かに、理解できる話です。
合理的に考えれば、古い歴史や家系に敬意を感じる必要はありません。
そして、日本人以外は、天皇家を象徴とし纏まる必要もありません。
その勢いで、アメリカ人にでもなって下さい。
146 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:23 ID:YufXywzY
インターネットの登場で社会の形が激変してきていると思うのだが
それ以前の時代の人間の価値観で現代の皇室を語っても何の意味もないとおもうよ。
皇室も今に沢山あるカテゴリーの一つになってしまうと思うよ。
インターネット程、血縁と国体を意識しない場所は無いと思う。
どんどんボーダレスが進み翻訳ソフトのおかげで海外の人間とも会話が出来る。
人々は自分の趣味を中心に集い活動し新しいシステムを構築しだしている。
ココ最近、自分が日本人だと認識したのは漫画の話をした時くらいだろうか?
普段、話をしようが海外旅行に行こうが個人と個人とか個人と現地社会としか認識出来なかったが
ネットで漫画の話をした時始めて自分が生まれ育ったバックボーンを意識し自分は日本人だと実感を持てた。。
その時自分にとって日本の文科の象徴は質実共に手塚治虫であった。
50年、100年後には社会のシステムはどう変化しているだろうか?
>>146 神道をちゃんと勉強してれば、そんな事言える筈がないんだが(w
149 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:31 ID:co2XA0sr
>>148 象徴でよいってのも何か嫌な言い方だなあ。
朝日か……俺の考えすぎだろうか。
150 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:33 ID:XpM9zj9o
「皇室報道」朝日新聞社会部 市川速水 著(朝日新聞社)から抜粋
朝日新聞社も78年以来、世論調査の中で「天皇制について、どう考えるか」
という質問を何度かしている。そのなかで、「天皇は今と同じ象徴でよい」
との答えが、一貫して八割に達している。「天皇制は廃止する方がよい」は、
いつも一割以下にとどまる。(中略)それでも、やはり「少数意見」が存在
することを、メディアは忘れてはならない。
__________________________________
マスコミが皇室につかう敬称・敬語についての世論調査(朝日新聞)
敬称を「使った方がいい」76%、「使う必要がない」15%
敬語は「使った方がいい」74%、「必要ない」18%
151 :
国民の9割が天皇制支持:03/01/08 17:34 ID:XpM9zj9o
皇室に関する世論調査(共同通信)
問1 あなたは、天皇に対してどんな感じをお持ちですか。次の中から一つだけお答え下さい。
尊くて恐れ多い 8.5%
親しみを感じる 44.2%
すてきだと思う 8.3%
反感を持つ 1.7%
何とも感じない 34.2%
その他 1.0%
分からない・無回答 1.7%
問2 あなたは、天皇はどのような地位にあると思いますか。次の中から1つだけお答えください。
神さまのような人 2.4%
国の元首 7.9%
国の象徴 75.2%
一般国民と同じ 12.4%
その他 0.4%
分からない・無回答 1.7%
問3 あなたは、天皇制についてどのような考えをお持ちですか。次の中から一つだけお答え下さい。
今のままでよい 82.5%
天皇に少し政治的な力を与える 5.9%
戦前のような主権者にする 0.6%
天皇制は廃止する 8.6%
その他 0.6%
分からない・無回答 1.8%
それでも、やはり「少数意見」が存在
することを、メディアは忘れてはならない。
マスコミが皇室につかう敬称・敬語についての世論調査(朝日新聞)
敬称を「使った方がいい」76%、「使う必要がない」15%
敬語は「使った方がいい」74%、「必要ない」18%
マスゴミは、皇室までも支配下に置こうとしているのが良くわかるな。
>>149 確かに気になる言い方だけど、現状維持がほとんどということで、健全な結果かと。
それより「権威を今より高める方がよい」が気になる。
何故「権威」なのか。ガイキチ右翼が天皇に「権力」を求めるのなら理解できるけど。
・・・まあ、ようするにもっと敬おうってことかな。
154 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:39 ID:co2XA0sr
>>136 祖先崇拝はまた違うと思う……
儒教にもある考え方だし。
それに、祖先を理由にしたら、日本のために生きて死んでいった
台湾人(漢民族・山岳民族含む)・朝鮮人・アイヌ・琉球民族は
日本人じゃないってことになる。
155 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:40 ID:YufXywzY
156 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:43 ID:qSVfzhu7
日本国憲法に
"天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴"とある。
この条文の賛否は別にして、
普通に考えれば、日本国民が天皇に対して敬意を示すのは、
至極自然な行為であると思うのですが。
自国の学校で国歌を教えてもらえない可哀想なところがある、
日本。国旗掲揚の仕方もろくに出来ない大人が沢山いる日本。
天皇に対して敬意を示すのは、軍国主義の始まりなとど
言う人がいるが、もう少し日本人は日本人自身を信じてみては
如何であろうか?
憲法にはこうも記述されている。
"この地位は、主権の存ずる日本国民の総意に基づく"
と。
>>153 自己レス
勘違い。
アンケート詳細からすると、「権威を高める」=「政治的力を与える」ってことか。
158 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:45 ID:co2XA0sr
>>155 天皇陛下も皇室も、存在するだけでいいよ。
他に何も望まない。
存在自体に価値があるものを、過剰に崇拝するのはやはり良くない。
>>154 神道ってのは、八百万の神の国でもあり、自然崇拝、孝、忠義
見たいな考えも内包していると思うよ。
で、強制がないから必要なものでなくてもあらゆる物を受け入れてきたと
思うよ。
もし、判らないんであれば自分で神道とか勉強してみたら。
例えば、国学とかね。
160 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:46 ID:XpM9zj9o
>>155 あのな、
皇室特番はテレ東を除いて各局でやってたんだぞ。
合計で50%を超えてるんだよ。
だいたい14時ごろに生まれて
テレビはゴールデンタイムまでずっと
皇室特番やってただろうが。
特に新しい情報もないのに
まだ50%もとってることの
意味もわからんのか?
あと、神道そのものが、重力のような存在であるのも特徴の一つかな。
まとまらなくて、すまんな。
162 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:49 ID:XpM9zj9o
>今のままで良いっていうのは国民が皇室に対して求める事が無いって事で
>割とどうでも良いとも解釈出来る。
それはアンタの解釈。
敬語を使って欲しいとメディアに要求しているのは
国民なんだぞ。
163 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:50 ID:YufXywzY
>>160 皇室ネタで視聴率がとれるとは限らない事が明らかになった事が問題。
これは庶民の皇室に対する興味が薄れたとためだと言える。
そうすると民放は皇室ネタをひかえるようになるだろう。
つまり皇室のカリスマ性がデフレスパイラルをおこし始めたって事だ。
これを巻き返すのは大変な事だと思う。
164 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:50 ID:M3he8j7O
>>155 君が考えるほどでもない。
天皇は国民にとってけっこう好ましい存在なのよ。
165 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:54 ID:co2XA0sr
>>159 そうだねえ。
俺の天皇観は、忠孝とかそういうのじゃないな。
食い物とか景色とか、そういう「日本人で良かった」と思う拠り所が
人格化した存在というか。
まあ神道は汎神論に近いから、同じかも知れないね。
166 :
146:03/01/08 17:54 ID:YufXywzY
>>159 >神道ってのは、八百万の神の国でもあり、
俺の「皇室も今に沢山あるカテゴリーの一つになってしまうと思うよ。」
って言うのと同じ事だよな。
167 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/08 17:56 ID:EK4iRq8V
>>142 つまりは、誰もが全体の部品であり、全体の道具であるということだな?
>>143 :奈市 ◆zZzOwbcRq6
>
>>138 > >一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。
>
> これを全体主義という香具師は初めてだ。全体主義は前者だけの場合だろ。
は? それを言うなら逆だろ、普通。(全体主義に独裁者はつきものだ)。
>二つ合わせれば、これは民主主義の精神でもあるよ。
んなーことない。「誰かのために」などと要求してはいけないというのが
民主主義だろ。自分が誰のために○○かは自分で選ぶ権利がある。
>天皇の本心を批判に晒すことはタブーとなってるのだ。
> およそ重要な公職を持った人はみんなそうだろ。
そうじゃない。おまえらだって、「私人として靖国を参拝してなぜ悪い!」
と言ってるじゃないか。
168 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:57 ID:co2XA0sr
>>163 なんでカリスマ性がなきゃいけないんだ?
169 :
日出づる処の名無し:03/01/08 17:58 ID:XpM9zj9o
>163
現実に視聴率とってるだろ。皇室特番は。
だから愛子さま関連でしょっちゅう皇室特番があるし、
ワイドショーでも頻繁に扱ってる。
ご出産の時はもう14時からずっと皇室特番をすでに
やっていて特に新しい情報も映像もない中で
各局がワイドショーレベルの内容の皇室番組を
つくったから個々の視聴率が悪かっただけ。
しかしそれでも合計で50%の視聴率があったんだよ。
皇室の支持率が過去最高になって、
共産党ですら廃止をいえない状況で
巻き返すのが大変なのはそちらさんだろ。w
170 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/08 17:59 ID:EK4iRq8V
>>156 >普通に考えれば、日本国民が天皇に対して敬意を示すのは、
>至極自然な行為であると思うのですが。
普通に考えれば自画自賛だろ。自分たちの象徴なんだから。
171 :
くろねこ ◆SNOW.3/Qlo :03/01/08 17:59 ID:wt+PJqzQ
172 :
146:03/01/08 18:01 ID:YufXywzY
>>162 >敬語を使って欲しいとメディアに要求しているのは
>国民なんだぞ。
別に全く感心が無いって訳じゃ無くてどうでも良いって事
「敬語」こそが天皇が象徴する日本の文化だと思う。
個人の中で社会が平坦化している現在「敬語」と言う物が忘れられつつある訳で
それを失いたく無い=ねうえの人間を敬う気持ちを忘れたくないと言う事だと思う。
現代の皇室の価値はこれくらいとしか認識されていないのではないだろうか?
173 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/08 18:03 ID:EK4iRq8V
>>171 おまえのレス読んで納得するわけないだろ。
もっときちんと言えよ。
174 :
日出づる処の名無し:03/01/08 18:04 ID:co2XA0sr
俺は右翼でも左翼でもない(と自分では思ってる)が、
天皇陛下や皇室の価値を定量化しようという考えが
おかしいと思う。
こういう現象がありました→天皇の価値はこれくらい
という発想になぜ至るのか、不思議で仕方ない。
175 :
くろねこ ◆SNOW.3/Qlo :03/01/08 18:06 ID:wt+PJqzQ
>>173 口伝だから説明するのが難しいんだよ。長文嫌いだし。
自分で勉強して貰うしかないものなんだよ。
176 :
日出づる処の名無し:03/01/08 18:06 ID:XpM9zj9o
>>172 >別に全く感心が無いって訳じゃ無くてどうでも良いって事
混乱してんの?
まあ天皇制廃止論は支持率の高さのまえに
「国民はどうでもいいと思ってる」というのが精一杯だよな。
177 :
146:03/01/08 18:07 ID:YufXywzY
>>173 同意。
どっかで読んだ事をそのまま書き写しただけで根拠が無い。
某宗教の「定説です」って言うのと同じ。
>>167 お前全体主義という言葉の意味すらわかってないだろ?
「一人はみんなのために」を煽る存在として独裁者が現れるんだよ。
「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。」
これは総体と個人は同等に大事、という考え。何かを要求するモノじゃない。
お前首相が本音をぺらぺらしゃべると思ってるのか?
181 :
日出づる処の名無し:03/01/08 18:16 ID:9kw0eKaC
先祖の霊を自宅で祀る場合、どこに置かれていますか?
仏壇には戒名が書かれた卒塔婆があるので、考えやすいですよね。
先祖の霊が帰るとされる盆にはお経をあげるし。
同じような事を神棚でするかどうか記憶にないので教えてください。
神棚も先祖の霊なのでしょうか?
仏教的理解と、本当に日本人古来のアニミズムと、記紀神話等を中心にした神道と
滅茶苦茶になっていないかと。
>>145 あれ?敬うかどうかは別にして、いずれにせよ皇室は残る可能性が高いと言いたかったんだけど。
神事により”あらぶる神”をなだめ、無病息災・五穀豊穣をもたらすことが
天皇のおかげであるというのが基本です。古いから良いのではありません。
183 :
146:03/01/08 18:20 ID:YufXywzY
くろねこは現代社会のことにはうといんだな。
184 :
日出づる処の名無し:03/01/08 18:20 ID:co2XA0sr
>>167 そもそもの疑問として、民主主義と全体主義って対立概念なの?
民主的手段によって選ばれた政策が全体主義的な場合もあるだろう?
まあナチスが使っていた言葉だからイメージが悪いんだろうけど。
共産主義は言うに及ばず、ヨーロッパの社会民主主義なんて、全体主義にかなり近いよ。
それに、全体主義に独裁者は付き物って、本当にそうか?
集団合議制の全体主義国家なんていくらでもあったが。
>>183 反論になってないな。
いいか、太古の昔からあらゆる物を受け入れてきてから
今があるという事も判らないのか?
あきれ果てるよ。
仏教と神道と日本的アニミズムの境なんてあってないようなものだからなぁ。
俺も含め、普通の人はあんまり気にしてないような。
>>181 うちでは、神棚に毎朝ご飯とお茶を供え、柏手 → 拝む。
で、仏壇がその下にあって、同様にする(柏手は違う)。
で、横に七福神があって・・・。
ごちゃごちゃしてるよな。
>>185の続き。
それを可能にしたのは、神道があったればこそだろ。
神道がカバーしてる範囲はとてつもなく広く、一つのカテゴリー
で括れるものじゃないの。
188 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/08 18:29 ID:EK4iRq8V
>>180 :奈市 ◆zZzOwbcRq6
なに言ってんだよ。
独裁者が綺麗事を言ってるから、その綺麗事が全体主義になるわけないだろ。
独裁者が民主主義を叫べば、民主主義は全体主義になるのか?
> 「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。」
>これは総体と個人は同等に大事、という考え。
「みんな」と総体は違うだろ。何でそんなことが出てくるんだ?
これは「みんな」と「個人」の有機的繋がりを強調して、それを社会の
特徴(本質)と見る考えじゃないか。個が全体から切り離せないという
意味で全体主義的だろ。
>何かを要求するモノじゃない。
規範なら何かを命令するもんだろ。
189 :
146:03/01/08 18:33 ID:YufXywzY
>>別に反論していないよ。
俺も神道の八百万の神々って考え方には同意。
全ての物事には道理があり敬うべきという事で良いだろうか?
それを現在の社会に当てはめて考えるとどうかって事が問題。
人々の価値観が合理化した現在一つ一つの物事を理解出来る様になった。
太古の時代の一般人は道理を理解出来る程思考回路が合理化してい無かったから
象徴する存在が必要だった訳でその象徴として天皇がいたって事だろ?
あとは
>>1と同じだな。
>そして人々は傷だらけになりながら倫理と幸福を自ら獲得しなければならなくなった。
190 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/08 18:37 ID:EK4iRq8V
>>184 >それに、全体主義に独裁者は付き物って、本当にそうか?
そりゃ必須の条件ではないが、しばしば、象徴とか代表という名目で
特権的な人物が作られる(許容される)だろ。
天皇制にしても、そういう懸念があるのは確かだ。
>>181 日本人の宗教観は神道がベースで、
冠婚葬祭のとき適当なのが、キリスト教、仏教の神様って認識じゃないの?
それぞれ、宗教の本流からすれば間違いなく異端だよ。うちは、仏教でお盆だけどね。
192 :
日出づる処の名無し:03/01/08 18:48 ID:co2XA0sr
>象徴とか代表という名目で特権的な人物が作られる(許容される)だろ
これは全体主義でなくてもそうだろう。
どこにも特権的な人物がいない社会なんて、そんなもの社会とは呼べん。
>>189 前半部分は同意だよ。
現代の日本人が何に価値を見出して良いか判らなくなってるのは、
理解してるつもりだよ。
只、新しい物の方が価値があり、より正しいと考えるのはおかしい
と思ってるよ。
だから、最後の一文の様に過去を全て捨てて考える必要もないし。
最後に、神道というのは重力のような存在であるということだ。
意識しようがしまいが存在しているのだと言う事。
これで、お仕舞い。あとは、国学なり神社とかに行って勉強してくり。
じゃ!退社時間来たから。
>船虫Jr
言ってもいないことに反論されても困る。
お前の頭の中で文章を変換せずに、そのまま読めよ。
「独裁者の言うこと=全体主義」なんて誰も言ってない。
俺は、社会に全体主義的な傾向が生まれた時、それを煽る独裁者が現れることがある、
と言ってる。
全体から完全に切り離された個などあり得ない。
それに、今の天皇制(象徴天皇制)では天皇は象徴であり代表であっても、
特権的ではないだろう。
195 :
日出づる処の名無し:03/01/08 19:29 ID:zJYoM53G
>>1を突き詰めれば、完全な個人主義者が誕生する。
そして、合理化の果てにあるのは、無駄なもの全ての切捨てです。
それを回避するのが、人間同士の同朋意識。
その拠り所として、他国では、土地や民族を象徴としている。
日本では皇室を象徴としている訳です。
196 :
日出づる処の名無し:03/01/08 22:27 ID:ubfTuHBo
>>105 >男子が産まれなくても女性天皇でいいんじゃないか?
女帝が立つのは良いとしても、その後が問題。
女帝が一般男子と結婚したとして、その間に生まれた子が皇位を継ぐのかい?
皇位は今にいたるまで男系によって受け継がれてきたのであって、
女系による継承は一度もない。
あえてそれを曲げるというのは皇室の歴史の全否定に等しいよ。
>>196 女系による皇位継承を認めることが伝統を曲げることになるか、改めることになるか
は主観の問題だと思う。
となると、どっちに受け取る人が多いかが問題になるか。
俺は後者かな。ただ、
>>105に書いたことは気になる。
天皇の夫はなんて呼ぶんだ? 皇夫?
>>197 主観の問題ではないよ。
今まで男系によって皇位が受け継がれてきたのは歴史的事実。
傍系から宮家が次々と創立されてきたのも男系継承を貫くため。
事実、宮家から皇位を継がれた例もいくつかある。
女系継承は明らかに歴史の否定だよ。
それが許されるなら足利義満が皇位についてもよかったはず。
女帝および女系については流行や雰囲気で決めていいものではない。
>天皇の夫はなんて呼ぶんだ? 皇夫?
皇配とか皇婿かな?
>>198 そうかなぁ。伝統を曲げると言うならともかく、歴史の否定にはならないと思うが。
今が民主主義だからといって、江戸以前の政体が否定されるワケでもないだろう。
それとも天皇家の条件として万世一系があって、それは女系継承では成り立たないと言うこと?
200 :
奈市 ◆zZzOwbcRq6 :03/01/08 23:52 ID:h1lWcwfq
他の人の意見も聞きたいので、あげ
201 :
nanako:03/01/08 23:54 ID:es0wRI4z
なんか今とてつもなく申し訳ない気分だ。
203 :
197,198:03/01/09 00:27 ID:7HSX473Q
>>199 >そうかなぁ。伝統を曲げると言うならともかく、歴史の否定にはならないと思うが。
あきらかに歴史の否定でしょ。
田舎からわざわざ男系子孫を迎えたり、宮家を立てたりした先人の努力は意味がないってことになる。
>今が民主主義だからといって、江戸以前の政体が否定されるワケでもないだろう。
すまないけど、言ってることの意味が掴めない。
>それとも天皇家の条件として万世一系があって、それは女系継承では成り立たないと言うこと?
万世一系というのは捉え方によって意味が異なってくるけど、
少なくともそれは女系継承を意味しない。
確か女系だと王朝の交代になるのでは。
例えば愛子内親王殿下が天皇になられたとしてここまでは今の王朝のまま。
しかし愛子内親王の旦那が全くの民間人(例えば木村さん)の場合
愛子内親王と木村さんの間に生まれた皇太子が皇位に就いた時、
現王朝から木村王朝へと変わってしまう。
もし女帝を許すならその旦那は男系が続いている旧宮家か
臣籍に下った元皇族にしておかないといけないだろうな。
旧宮家、臣籍降下した元皇族で男系で繋がっているところはまだあるだろ。
205 :
日出づる処の名無し:03/01/09 01:19 ID:bWGzvcUN
奈市 ◆zZzOwbcRq6
↑
こいつはなんでも反対すればいいと思ってるだけ
207 :
日出づる処の名無し:03/01/09 01:50 ID:Vk92N/9l
<<195
個人主義と合理主義を完全に履き違えている。
208 :
日出づる処の名無し:03/01/09 07:54 ID:+16m1Rx/
>>193 >現代の日本人が何に価値を見出して良いか判らなくなってるのは、
そんな事はない何に価値を見出して良いか判らなくなってるのは
主体性の無い人間と若者くらいだ。
若者は大いに悩んでそれを見つければ良いが主体性の無い人間は
自分にとって何が大切かを自ら探そうとしないで
与えてもらう事を考えているから始末に終えない。
>最後の一文の様に過去を全て捨てて考える必要もないし。
誰もそんなこと言ってない。
209 :
日出づる処の名無し:03/01/09 08:48 ID:az2Y9CBS
>>193 >最後に、神道というのは重力のような存在であるということだ。
>意識しようがしまいが存在しているのだと言う事。
ここが大きな勘違いであって神道の本質が
全ての物事には道理があり敬うべき事であるならば
重力の様に意識しようがしまいが存在しているのは『道理』だよ。
当時の行政機関が国体と生産性を維持する為に道理に従って行政を行う訳だが
行政に民衆を従えさせるためには行政機関を神格化する
必要があったからじゃないだろうか?
何故そんな事をする必要が合ったかといえば
古代の民衆は道理を理解出来る程、合理的に物事を判断出来なかったから
それを体現する物として神道が作られたと考えるのが妥当だと思う。
皇室とは太古から繋がる日本の行政機関の始まりの血筋が今もなお絶えず
残っている所が貴いんじゃないだろうか?
210 :
日出づる処の名無し:03/01/09 09:57 ID:6g6QDD87
209>>
敬うですか?敬むですか?
伊勢神道、吉田神道、垂加神道、復古神道etc.
やはり記紀神話に依拠する事を前提にすると道理を前面に押し出すのは難しいような気がします。
道理は中国哲学に引きずられた結果のように思います。
211 :
日出づる処の名無し:03/01/09 10:29 ID:T6ZSUbRv
>>207 >現代は社会が思春期を迎えていると言っていいだろう
>人々は「恋愛」のように横のつながりの物を崇拝する様になった。
>恋人や家族、友人のような横のつながりから倫理を形成し
>それによって幸福を得る様になった。
>価値観は複雑化し細分化、多極化を極めつつあり
>世界と国民の仲介役はTVや本、ネット等になった。
>そして人々は傷だらけになりながら倫理と幸福を自ら獲得しなければならなくなった。
これが、個人主義。正確には、家族、友人にのみ仲間意識を持つ血統主義。
マフィアや儒教の考え方で、日本人からすると、むしろ退化している。
何故そうなるか?
合理的に考えた結果、近視眼的に、他人は自分とは関係ないと考えられるからです。
けれそ、人は集団で力を発揮する。そのためには利害を超えたところに、理由付けがいるんですよ。
212 :
日出づる処の名無し:03/01/09 10:29 ID:LWvOTTDk
>>210 本質の話をしているので神話に依拠する必要はない様な・・・
213 :
日出づる処の名無し:03/01/09 10:43 ID:LWvOTTDk
>>211 人は集団で力を発揮するには利害を一致させる理由付けが必要の間違いじゃないの?
>合理的に考えた結果、近視眼的に、他人は自分とは関係ないと考えられるからです。
これは利己主義じゃないのか?
合理的に考えた場合、広い視野で他人は自分と関係有ると考えるのが個人主義。
何も考えなし見もしないが兎に角他人は自分と関係有る一体である考えるのが全体主義。
そのためには利害を超えたところに理由付けがいると思う。
>>213 >合理的に考えた場合、広い視野で他人は自分と関係有ると考える
そう思えたら良いんでしょうけどね、実際には人種、貧富の差、妬み、その他諸々の理由で、
敵対関係になるのが普通ですよ。共産主義の失敗から、それは明らかです。
日本が、民主的な全体主義国家と呼ばれているのは、
強制されなくても、個人的な利害の外で、全体のために足並みを揃えることができるからです。
216 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 12:05 ID:OGrzRo8G
>>194 :奈市 ◆zZzOwbcRq6
言ってもないことってなんだよ?
「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。」
で、おまえが、「全体主義は前者だけの場合だ」などと言うから、
そのように後者を否定するような一方向の解釈は「一人は」が「みんな」
に含まれないと言ってるに等しいのだから、そういう「ある誰か」を
想定するなら、後者の方がむしろ全体主義として適切だろ、とオレは
反論してるんだ。だって、狭い意味での全体主義国家はヒトラーや
スターリンがいたあの国々を指すわけだから。
逆に、「一人」を「任意の一人」と解釈すれば、「全体主義は前者だけ
の場合だ」となどと、後者を否定することはできない。誰もが「みんなの
ために」なら、それは「みんなは各個人のために」と個人に跳ね返って
くるわけだ。だから、後者は「誰でもそうだ」ということを明確化してる
とも言える。(ちなみに、実際に全体主義が「それはお前ら自身のためでも
あるんだ」と言わないなどということはない)
一方、民主主義は、「個人が何のために生きようが、公共の福祉に反しない
かぎり自由だ」という言い方をするわけで、上とは違ってくる。
217 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 12:06 ID:OGrzRo8G
>>192 >>194 おまえら言ってることが反対だな。
オレが「特権」という言葉で想定してるのは、国(全体)とイコールになる存在
を言ってるんだ。首相のような代表は国のためということを「首相自身のため
に歪曲できないが、国(全体)とイコールな存在を言えばできる。
天皇は、強い権力を持ってるわけじゃないが、上のような特別な存在ではある。
天皇は国民でありながら、国民じゃない。人間でありながら人間じゃない。
極めて特殊な存在だ。国家というのは、不変の存在じゃなくて時代によって
様々に変化するわけだが、天皇は人間だから固有の人格がある。そのため、
国の性格との乖離が生じることを否定できない。が、天皇はいつでも象徴として
国民を代表していなければならない。これは端的に言って矛盾だ。
この矛盾を解消するために、天皇の人間的人格というものが否定されること
になってくる。オレは、このような人間性の否定を問題にしているんだ。
218 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 12:07 ID:OGrzRo8G
>>195 無駄と思ってるのなら、排除して何が悪いんだ?
骨董品やガラクタ集めを趣味にするヤツもいるわけだが、
こういう個人的な趣味や価値が無駄だとでも思ってるのか?
そもそも、合理化は何らかの目的のために行われるわけであって、
趣味や価値がなかったら、目的が設定できないだろ。
それに、誰かが他人の趣味を無駄だと思ったからといって、
それを排除することはできないだろ。それが出来るのは独裁者だけだ。
この意味で、むしろ危険なのは、全体の利益(価値)という名のもとに
個人的な趣味や価値を排除することだろう。民族や皇室ということを
言っても同じで、これらを名目とすることで、少数民族のものや
非皇室的なものが排除される危険がある。
219 :
擬古侍 ◆SAMURAII.Q :03/01/09 12:17 ID:dEMtVBsR
国家にはホッブスのリバイアサン式排除機能が必要。
不穏分子は取り締まり大多数のための政治をしなくてはいけない。
その中で価値を認め合うのは当然だ。天皇反対論者こそが危険な価値を認め合わない
偏狭な人間であるがこそ排除しなくてはいけない。これはどの国もやっていることだ。
220 :
日出づる処の名無し:03/01/09 12:19 ID:64QodsEA
天皇は京都に住むべき。
皇居は更地にして道路をつくるべき。
222 :
日出づる処の名無し:03/01/09 12:34 ID:h4YCUHGw
確かに人間性の否定と言える部分もある。しかし、価値観の変遷の度に天皇制
という永きにわたる伝統の是非を問うのは愚かなことだ。
人間の思考・思想なんてものを時代時代でコロコロかわる。「現在の価値観に
おいては天皇の人権が無視されているから・・・」とか言ってその国を代表する
文化が消されてしまっては、その他の文化も消されかねない。
土俵の女人禁制も然り。文化の粛清、いわんや修正主義と言ってもいいくらいだ。
天皇家には酷いということを承知で随分と御苦労をしていいただいている。
そこに国民は敬意を払うということが現代の天皇家への尊敬の仕方なのではと
私は思う。
繰り返すが、価値観の変化するたびに伝統を消すのは愚かだ。
223 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 12:34 ID:OGrzRo8G
>>219 なんだそりゃ?
君主や天皇を中心に大多数を決めることが
「どの国でもやってること」なのか?
民主政治とはそのことだ。国民の本当の不満を解決すべき
多数のものによって決まった政治家が政治を行うこと。
人民の人民のによる人民のための政治を国民に決めれた政治家が施すことで。
大半が伝統と文化国体にそった政治家が選ばれ。一貫性とともに温故知新を忘れない、
破壊型革新ではなく維新によってあらたな日本をつくるものこそ。
後世に渡り大宰相として褒め称えられるべきである。
225 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 12:58 ID:QVMRn0u9
>>222 そうは言ってないよ。天皇制というものに人間性を否定するような矛盾が
含まれていると言ってるのだ。こういう矛盾した規範からは、相反する帰結が
出てくるわけで、人間性の否定の代わりに、民意の否定が生じることもありえる。
「天皇とはこういうものだ」ということが前面に出れば、それが民意の象徴として
実際の民意が否定されるだろう。人間性の否定は道徳律に反するし、民意の否定は
民主主義に反する。いずれにしても、いいことはない。
ただ、民族主義的なヤツらに利しているのと、伝統という価値があるという
くらいなもんだろう。前にも、言ったがむやみな天皇制廃止は危険ではあるが、
おまえらが言うほど優れたものじゃないことは確かだろう。
226 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 13:01 ID:QVMRn0u9
>>224 じゃあ、なんでホッブスやら天皇をわざわざ出してくるんだよ。
ルソー以降のヤツらでもいいだろ。
民意はその国家の国民の伝統や国家の体制によって変わってくる。
それは国家が違えば、国政が違うのと同時に当然のことである。
民主主義も伝統を育みその中で完成するものである。
>>226 ああ、つまらん意見だ。
そんな意見は嫌だということで答えられたことになる。嫌だ!
>>225 人間性という言葉は西洋でもどこもあまり使わない。
日本人がよく誤訳してヒューマニズムが人道だと言ってる位だ。
humanitarianismは本当の意味での人道であろうが、あまり声を
そろえて欧米にしろ、どこにしろ言ってはおらん。
230 :
日出づる処の名無し:03/01/09 16:38 ID:j0MUl+L3
>>225 日本の歴史上、体制・価値観の変化はいくらでもあった。しかし、天皇制は消えなかった。
それはこの国を円滑に運営する上で必要な存在だったからだ。
直接統治することもあれば、利用されることもあり、また、お飾りだけの存在の時もあった。
それでも日本の歴史は天皇制を残すことを選んだのだ。それはこの国の知恵の象徴であり、
歴史を体現した、日本の文化を凝縮させた存在なのだ。
歴史(文化・伝統含め)とは国にとって人で言えば記憶のようなものであり、それを安易に
消し去れば自分自身の存在が不安定になる。自国の歴史を全否定されたらどうなるか。
戦前・戦後の否定だけでこの国はこれほどまでにガタガタになっているのに。
現在とは当然、歴史の積み重ねの延長上にあるもので、それを戦後50年そこそこの
民意だの人間性だのと怪しい言葉の名において葬り去るのはどうかと言っているのだ。
1500年近く続いたものを50年程度の浅はかな知恵・思想でぶった切って良いのかと。
だからと言って何も変えるなというわけではない。ただし、近年の思想にどっぷりつかった
人間は歴史に対しての畏敬の念が欠けすぎていていて傲岸不遜になっている。
「伝統という価値があるというくらいなもんだろう」
上にあるこの文章にはあなたのそういう感情が端的に現れている。
それでもって、現代においてはその「民意」とやらが天皇を過剰にしばって
いることも見逃せまい。
日本は世界史上、比較的、伝統的に独裁政治がうまくいっていた国である。
妙なDQNさえ出てこなければ、現在でもそれでいいと思っている。しかし、
その危険性がぬぐえないから、その代わりとして民主主義をとっているだけの
話である。その単なる代替物でしかない民主主義を「最上のもの」とする
勘違いが様々な齟齬を生むのだ。民意とはそれほどくだらないものなのです。
制限選挙制度であれば、今の政治家はもう少し節操のある行動をとると思います。
人間性だって比例して(以下略
かと言ってあなたの意見を全否定するのもまた傲岸不遜になってしまう。
天皇家には大変惨いことを強いているのもまた確かだ。
だから私があなたと違うところというのは
「そんな犠牲を強いてまで天皇制を続けるのはいかがなものか」
「その辛さを承知しながらも、歴史の体現者・権威としてやっていただきたい」
ということではないか。
これは実際に大きく分かれるところであると思う。
233 :
:03/01/09 17:03 ID:SvhFfn6S
>価値観の変化するたびに伝統を消すのは愚かだ。
宗主国が変わるたびに伝統ブッ壊すミンジョクもいるわけで
日本人の価値観を賎人に押し付けるのは良くないんじゃないかな?
賎人は賎人、日本人は日本人
己の道を進めばいいのでは?
しつこいですがもう一言。
天皇に限らず、公人は少なからずあなたの言うような人間性なんちゃらの
制約を受けていると思います。 芸能人でさえも少しはね。
235 :
日出づる処の名無し:03/01/09 17:10 ID:LDrML3oy
>>214 >実際には人種、貧富の差、妬み、その他諸々の理由で、敵対関係になるのが普通ですよ。
それは、全体主義も利己主義も同じ。
>>233 賎人の話はしていないはずですが・・・?
まあそれにしたって「己の道を進む」ことはもちろん大前提のことです。
他に押し付けるわけにもいきません。が、度にもよりますけどね(笑
全斗煥と盧泰愚に死刑判決を下したときはさすがに「この民族は・・・」
と思いましたよ。修正主義も度を越すと憐れみの念を禁じえない。
237 :
日出づる処の名無し:03/01/09 17:15 ID:/gCh2u1b
>>234 同意
天皇が「こんなのいやだ!!一般人になりたい」と言い出したら考えなくてはいけないが(w
238 :
日出づる処の名無し:03/01/09 17:22 ID:/gCh2u1b
民間から妃が迎えられた事は伝統の破壊じゃないのか?
形を変えて残すこすこと(もちろん限度はある)と消し去ることでは
大きく意味が変わる。平成になって女帝が誕生しても漏れとしては
文句は無い。
第一、昔だって女帝がいたり民間から妃をとっていたりしたのだから。
当時、私が生きていたなら反対派になっていたかもしれないが(w
要するに漏れのこの場合での判断基準は
「フェミニズム・社会主義その他、妙な思想に大衆迎合するがための変化」は
認めるべきではないということ。
女帝も土俵の女人禁制もそれで判断している。
241 :
日出づる処の名無し:03/01/09 17:49 ID:GUbE23gd
>>235 全体主義者は個人主義を理解出来る程の器を持っていないから何を言っても無駄だよ(w
242 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 18:22 ID:f2kZM2Im
>>203 >>そうかなぁ。伝統を曲げると言うならともかく、歴史の否定にはならないと思うが。
>あきらかに歴史の否定でしょ。
>田舎からわざわざ男系子孫を迎えたり、宮家を立てたりした先人の努力は意味がないってことになる。
>>今が民主主義だからといって、江戸以前の政体が否定されるワケでもないだろう。
>すまないけど、言ってることの意味が掴めない。
>>それとも天皇家の条件として万世一系があって、それは女系継承では成り立たないと言うこと?
>万世一系というのは捉え方によって意味が異なってくるけど、
>少なくともそれは女系継承を意味しない。
俺は根拠が知りたかったんだよ。
ただ「今までそうだったからこれからも・・・」というのでは納得いかなかったから。
女系継承は天皇家の正統性を崩すことになる・・・これで納得です。
二番目のは、新しく変わったからといってそれ以前が否定されるわけではないと思う、ということを言いたかった。
民主主義ではないからと言って、江戸幕府が否定されることはないということ。
>>206 擬古侍さん
なんでそう思ったのかは知らないが、そんなつもりはない。
244 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 18:27 ID:f2kZM2Im
>>230 天皇制に何らかの意義があることは、ちょっとだけ認めてやってもいい。
しかし、天皇制には、
>>217 で述べたような不具合(矛盾)があり、それは
時代によって正当化されたりするもんじゃないし、ましてや、存続期間が長い
ことによって正当化されるわけでもない。
結局のところ、天皇制保持は個人的な趣味の問題なのだろう。
おまえらのように、強い国や好きだとか、自国に誇りを持ちたいというのが
本当の理由ではないのか? それならば、もし、廃止すべしの意見が多数を
占めた場合に、廃止を拒絶する理由はないはずだが?
まぁ、廃止したところで、伝統文化財として保護しないと言ってるわけではない。
天皇は中国の故宮博物院にいる誰かみたいな人気者として存続できるだろう。
245 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 18:28 ID:f2kZM2Im
>>231 >それでもって、現代においてはその「民意」とやらが天皇を過剰にしばって
>いることも見逃せまい。
その見逃せない理由は大衆がバカだと言うものだろ。だったら、似非合理主義
ではなくて、きちんとした合理主義を推進すべきなのであって、不具合を誤魔化す
ような非合理主義(天皇制マンセーのことだが)を主張すべきではない。
>>234 > 天皇に限らず、公人は少なからずあなたの言うような人間性なんちゃらの
> 制約を受けていると思います。 芸能人でさえも少しはね。
そういう制約があるのは了解してるよ。しかし、天皇とは明らかに質的な
差があるわけだろ。
>>216,217 船虫jr
>「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に。」
これをそのまま例に出した俺が悪かったのかもしれん。
「一人」を「一国民」に、「みんな」を「国」に変えれば、
俺の言いたいことを正確に伝えられると思う。
全体主義に後者が全くないというのは言い過ぎだが、それでも、比重はほとんど前者にあるだろ。
言葉からして「全体」主義なんだから。
>オレが「特権」という言葉で想定してるのは、国(全体)とイコールになる存在
>を言ってるんだ。
お前だけの定義でしゃべられたってわからないよ。
248 :
日出づる処の名無し:03/01/09 19:08 ID:RYAKN1ZM
(・∀・)ニヤニヤ。(・∀・)ニヤニヤ。
249 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 19:21 ID:f2kZM2Im
レスするほどのことでもないが。
>>246 :奈市 ◆zZzOwbcRq6
> 「一人」を「一国民」に、「みんな」を「国」に変えれば、
>俺の言いたいことを正確に伝えられると思う。
おまえが、そう思ってるだろうことは想像してたよ。
だから、おまえも、
>お前だけの定義でしゃべられたってわからないよ。
それくらい分れよ。
>>249 >オレが「特権」という言葉で想定してるのは、国(全体)とイコールになる存在
>を言ってるんだ。
さすがにこれはわからん。悪いな。
251 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/09 19:47 ID:f2kZM2Im
>>250 いや、確かに、適切な言葉ではないが、
これは、特別な存在だということで、具体的な権力があることを
言ってるのではない。天皇が権力者だと非難するつもりもない。
>>219で擬古侍 が君主と天皇を同列視しているように、国民の総意という
ものが実体化した存在としての地位を占めれば、有形無形の力を持つことに
なるだろう。ちょうど、「国のため」という言葉が力を持っているように。
まあ、
>>217は中段と後段に論旨があるから、それが分れば言葉はどうでもいいよ。
>>225 >(天皇の)人間性の否定の代わりに、民意の否定が生じることもありえる
そんなことって今まであった?これからもありうるの?
253 :
日出づる処の名無し:03/01/09 23:33 ID:NOFG3NRs
>>244 「自国に誇りを持ちたい」というのは個人的趣味の問題なのか?
国家の一員として生きている限り持つべき感情なのではないのか?
その心を持たない限り、日本の文化はおろか政治や経済などすべてにわたって
空洞化現象が起きるのではないか?っていうかとっくにもう起きてるし。
そうした(教育が施されている)世の中において多数決をとっても無駄なこと。
ところで、あなたの先の「個人的趣味」という表現方法は明らかにあなた自身が
「自国に誇りを持つ必要はあまりない」という意見の持ち主と推測できるが、
一体どういう根拠によるものかお聞きしたい。ちょっと驚いたもので。
254 :
日出づる処の名無し:03/01/09 23:34 ID:Vk92N/9l
皇室に現代社会を生き残る力があるだろうか?
例え伝統をまげたとしても皇室にはいろうなんて物好きがいるだろうか?
255 :
日出づる処の名無し:03/01/09 23:59 ID:NOFG3NRs
>>245 天皇制は似非でもなければ非合理でもない。
あらゆる意味において日本とってプラスになる制度だ。
無くなってもせいぜい「金が浮いた、皇居跡地にビルが建てれる」くらいの
浅はかな損得勘定だろうよ。
敢えて言うなら「非合理の中の合理」だ。
自国民が天皇家を軽んじているのに訪問を熱望している国があるというのは
皮肉なものだ。歴史の重みが理解できない、自国に誇りを持てない教育の
おかげです。
>時代によって正当化されたりするもんじゃないし、ましてや、存続期間が
>長いことによって正当化されるわけでもない
その価値判断は例えば中世(いつでもいいのだが)でも通用するものですか?
あくまでも戦後の浅き人権思想だけで過去という「時代」の正当化云々の断罪を
行うつもりですか?気づかないうちにそうやって現代の価値基準で歴史を裁いて
しまう・・・。由々しき傾向です。
私とて現代人ですから天皇の痛みは理解できなくもないが、現代の思想が普遍の
真理だという自信が無ければ根拠も無いので、日本の歴史、先人の知恵の積み
重ねに従うまで。
>>254 最近の旧イタリア王家、旧アフガニスタン王家の長岐に渡る亡命の末の帰還を
見ていると、やはり伝統の力を感じる。何だかんだいって大丈夫だろうよ。
人類がある限り戦争は止まないし、それにともなって価値観の一大転換だって
あり得る。天皇という統合の象徴が今以上に重要視される時代が来ないとも
限らんよ。妄想に近いものがあるが無いとも言い切れん(w
はっきり言って今の時代はまともな判断力を取り戻した
後100年後の日本人に「戦後の占領政策に犯された狂った時代」と断罪される。
あの団塊の世代も次の世代に現在進行形で断罪されているではないか。
日本の歴史から言って極めて特殊なこの時代に皇統を失えば
将来の日本国民から誹りを受けることは免れ得ない。
伝統と歴史は一度失えば復元することは難しい。そこのところをよく考えるべき。
>>257 禿同。
そうなってくれることを願ふ。
これこそ「個人的趣味」と言うべきか。
259 :
日出づる処の名無し:03/01/10 07:02 ID:2ivScpjw
>「自国に誇りを持ちたい」
これが本当に『誇り』なのか『驕り』なのかあやしいな。
どちらなのかは国と個人の関係によって明らかになる。
「自分に誇りを持っているから自分が育ったバックボーンである自国に誇りを持てる。」
叉は「自国に誇りを持っているから自分はそれに値する人間でありたい。」
自分がどう有るべきかと考えた場合は『誇り』である。
「自国に誇りを持っているから国民である自分に誇りをもっている。」
これは、自国と個人の間に関係性も根拠も無い。(人知を超えた所に有ると誤魔化す奴もいるが)
つまり『驕り』である。
前者は個人主義的発想、後者は全体主義的発想である。
後者の場合に政治や経済などすべてにわたって空洞化現象が起きる。
「お国のために」と「会社のために」といった利害を超えたところに理由付けをしたために
やりすぎて暴走しやすい上に自滅した後の虚無感ははかりしえない。
学校内の派閥やグループなんかは典型的な全体主義的傾向を持った集団で
こういう状況がうまれる教育方針は問題が有ると思う。
260 :
共産主義も全体主義:03/01/10 07:09 ID:2ivScpjw
>>214 >共産主義の失敗から、それは明らかです。
Q 国家を論じたことについては、以前にも少し触れましたね。
しかしながら、「国家」とか「公共性」を過剰に強調していくなら、
そこから現れ出てくるのは、どうも「全体主義」(トータリズム)
のような気がするのですが…。
ナチズムとスターリニズムは同じ全体主義
A 確かに、そうだとも言えるのです。
くだんの女流政治思想家ハンナ・アレントが、
最初の大著『全体主義の起源』(一九五一年)を著したのもまさに、この点でした。
つまり、ファシズム(ナチズム)という右翼的全体主義とスターリニズムという左翼的全体主義は、
「全体主義」という点において、「同じ穴の狢(ムジナ)」というわけです。
アレントは、ユダヤ人ならではの視点でもって詳細な分析を行い、
続く『人間の条件』では、「労働」をキーワードにして、マルクス主義の社会構造的欠陥を
つまびらかにすることになるのです。
アレントの卓越している点は、こうした全体主義の研究から始まって、
全体主義の批判のみに終わらない点です。そうでなければ、
皮相的な個人主義礼賛に陥ったかもしれませんし、
とかく「全体主義」に誤解されやすい「公共性の復権」を敢えて
語る必要もないわけですから。
261 :
260追加:03/01/10 07:10 ID:2ivScpjw
263 :
日出づる処の名無し:03/01/10 07:37 ID:bNlXPU1V
>>256 皇室の人間は主体を社会にゆだねる存在であるために
種を残そうとういう自我が比較的弱いんじゃないだろうか?
近親婚を続けてきた為に遺伝子的にも弱いかもしれない。
伝統と責任感ではチンコはたたないよ(w
264 :
日出づる処の名無し:03/01/10 10:00 ID:vURJeEJ7
>>259 >「自分に誇りを持っているから自分が育ったバックボーンである自国に誇りを持てる。」
>叉は「自国に誇りを持っているから自分はそれに値する人間でありたい。」
この価値観が、普遍的に他人と一致することは不可能です。
それこそ、インテリによる革命戦争が永久に繰り返されるでしょう。
そこで、国(集団)の成り立ちを考える。
最初は、部族ごとの防衛を目的としたものだ。
民族自立が独立の根拠になるのは、同族意識が血に基づくからだろう。
次に出てくるのは、強力なリーダーの存在だ。誰かが、誰かに服従する、させる。
それを連続で行うことで、大国は形成された。
これに権力が付随すると「独裁」。形式だけ残っているのが、日本、イギリス。
そして、先進国の多くが選択しているのは「憲法」若しくは「国(政府)」。
しかし、国も普遍ではない。だから、軋轢が生じる。そして、新しいリーダー(政府)が誕生する。
今現在、存在する国家はこの二種類しかない。
思うに人間は、顔の見えない誰か、に自然と仲間意識を持つことは出来ないようだ。
>>260 >合理的に考えた場合、広い視野で他人は自分と関係有ると考える
これが、共産主義。
266 :
日出づる処の名無し:03/01/10 10:44 ID:bNlXPU1V
>>265 合理的であろうがなかろうが、広い視野で他人は自分と関係有り平等である
これが共産主義
>>264 >この価値観が、普遍的に他人と一致することは不可能です。
>それこそ、インテリによる革命戦争が永久に繰り返されるでしょう。
価値観が、普遍的に他人と一致することは永遠に有り得ない。
インテリによる革命競争が永久に繰り返される事が理想的です。
常に状況に合わせ多様的に変化しないと国は衰退してしまう。
全体を牽引するエリートが国民の5%を超えて存在する場合その国は没落を逃れると言う。
エリートって言うのは高学歴者じゃなくて状況に応じてアイディアを出せる人材の事。
全体主義の国ではそういったエリートを育成する事が出来ない。
戦時中の日本が良い例だ。
>思うに人間は、顔の見えない誰か、に自然と仲間意識を持つことは出来ないようだ。
ところがインターネットでは出来てしまう。
インターネットは民族や国という枠を超えて利害の一致のみで共同体を作る事ができる。
267 :
日出づる処の名無し:03/01/10 10:49 ID:bNlXPU1V
「価値観が、普遍的に他人と一致する」という幻想が社会の暴走を招く。
大東亜共栄圏、高度経済成長(バブル経済崩壊)、学生運動が失敗の例である。
268 :
日出づる処の名無し:03/01/10 10:57 ID:JPw/9vfi
本質的に人間は馬鹿であるという事を前提に適当に騙して操ろうとするのが全体主義。
人間にはピンからキリまでいろいろあるから効率的に機能させる必要が有ると言うのが個人主義。
269 :
日出づる処の名無し:03/01/10 11:38 ID:X/ZWhKGn
>>264 >思うに人間は、顔の見えない誰か、に自然と仲間意識を持つことは出来ないようだ。
顔が見えても自然と仲間意識を持つ事は無い。
何か自分と通じる所があって始めて仲間意識を持つ事ができる。
昔は同族意識が全ての民に通じる物でありその象徴が天皇であった。
今は社会が多様化、複雑化したために同族意識が仲間意識につがらなくなってきた
それぞれ個人が属するカテゴリーがお互いに通じるものとなった。
自由恋愛がその象徴であろう。
民族自立を独立の根拠とするのは、その社会が未熟な為である。
相手を理解する為には顔をあわせなければならないから
顔の見えない誰かに仲間意識を持つことは出来ないのは当然の事である。
得体のしれない相手は驚異であろう。
ところがIT革命のおかげでそうでも無くなってきたのが現代である。
>>269 >顔が見えても自然と仲間意識を持つ事は無い。
>何か自分と通じる所があって始めて仲間意識を持つ事ができる。
もっと仲間意識を持つのに手っ取り早いのは「危機意識」ですな。
大戦末期にドイツ人への強姦・略奪・民間人への殺戮を褒美に兵士を
煽っていたソ連軍の手から、東部ドイツ人を一人でも多く逃す為の捨て石
なって戦ったドイツ軍も多くあった。自分達が撤退するための艦船やハシケ
列車(当然ドイツ行き最終便)に民間人を載せて、その船が離れるまでの
時間の為だけに残りの兵器を使って全滅(降伏してもソ連軍は捕虜を取らない
場合が多く、殺し方も惨い上に殺されなくてもシベリア行き)していった部隊が
多く存在した。
目の前の民間人を見捨てて、ハシケに乗れば自分は助かって戦争が終われば
家族に会えるかもしれない。しかし名前も知らないが、ドイツ民間人のために
命を投げ出した彼等は「同じドイツ人を助ける」という意識のみで戦ったと
言えるだろう。
いまこのスレをザッと読み、虫が「One for All, All for One.」という言葉の
存在さえ知らなそうなのに正直びっくり。
ちっとは外に出て遊びなさい。
三笠宮寛仁殿下インタビュー
「これから皇室はどうなるのかという質問もありますが、我が国の歴史と共にある
皇室は、十年、二十年程度の変化ではビクともしないでしょう。
皇室は古くから政治や経済という国の中枢には触れないという立場をとって存在して
きました。そういう皇室の生き方を日本民族が大切にしてきたとも言えると思います。
こういう制度をつくりあげた日本民族は実に優秀であると思いますね。力の論理を
第一義とする国のトップは必ず変化しますから。
世界中で唯一独自な皇室というのはあくまでも受動体であり、能動体としては動かない
ところに特徴があると思います。国民が希望することを粛々として地道にやっていく、
それが皇族のつとめだと思います。」
274 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/10 13:27 ID:UaG64Xo6
>>253 >「自国に誇りを持ちたい」というのは個人的趣味の問題なのか?
そうだ。これにはいくつかの理由があるが、
1、自国と自分を同一的なものと見なす必然性がない。
2、個人の主目的を考える対象(の単位)が国である必要がない。
3、「誇りを持ちたい」は「良くしたい」とは違って、必ずしも善を導くわけではない。
といったところか。簡単に言うと、「自国に誇りを持ちたい」というのは
「他国より優位に立ちたい」という自己愛的な愛国心に近いということだ。
>国家の一員として生きている限り持つべき感情なのではないのか?
国家間の競争に勝ちたい時に有効な感情かもしれないが、
国民にそうするよう強制する根拠はないだろう。また、このような
感情を膨らませれば、競争に勝てるというわけでもないのだ。
絶対に良いものとして言うのは「社会を良くしよう」程度が妥当だろう。
275 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/10 13:29 ID:UaG64Xo6
>>255 >天皇制は似非でもなければ非合理でもない。
オレが非合理と言ってるのは、
>>217や
>>225 で言ってる矛盾を
誤魔化すような思想だ(理に従わないから非合理)。非合理なものでも
有効に機能する場合はあるし、そのような判断を合理的に行ったとしても
元々の非合理性は解消されない。
>敢えて言うなら「非合理の中の合理」だ。
これが上のようなことを言ってるのならそれでかまわないが。
>あくまでも戦後の浅き人権思想だけで過去という「時代」の正当化云々の断罪を
>行うつもりですか?気づかないうちにそうやって現代の価値基準で歴史を裁いて
>しまう・・・。由々しき傾向です。
オレは相対主義者じゃないから、普遍的に妥当な価値判断があると思ってるよ。
もっとも、それらは当時の人々の判断とは違ってくるだろうけど。それに、あると言っても、
そんなもんは「真理」と同じで、当該のものが本当にそうなのか分からないが。
ともあれ、ここでの問題は、今後、天皇制を適用する方が(あった方が)適切と
判断される時代状況が訪れるかということだろう。が、今さら帝国主義なんかの時代に
逆戻りするとはとても思えないわけで、多数が否定的になってまでも残すのは
伝統保持に過剰なコストを掛けるということになろう。
276 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/10 13:31 ID:UaG64Xo6
277 :
One Peace ◆DGrRYGOK36 :03/01/10 14:27 ID:FaZxHMRD
思想の自由が保障されているから無理に仰ぐ必要もないと思う
仰ぐ奴がいたら、そいつは右翼か右翼予備軍として警戒する必要があると思うが・・・
それと仰ぐ仰がない以前に皇室その物が必要ない
天皇って外国でどう呼ばれているか知ってるか?エンペラーだよエンペラー
今時皇帝なんて有り得ないし、そんな特権階級なんて認める訳にはいけないからね
我々市民から奪い取った税金で養ってやる必要はない。税金の無駄
食い物が食いたければ働け
279 :
日出づる処の名無し:03/01/10 16:28 ID:1ZMK88D/
>>277 今時皇帝なんてあり得ないし
・・・ってさあ。。。現実に居るじゃん。我が国に。アホじゃないの?
必要ない、という論理的理由が示されていないのが・・・。
281 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/10 18:23 ID:A2TbQatE
>>280 そりゃ、おまえらのツッコミによって議論するもんじゃねーか。
簡単すぎて書くほどのことじゃないかもしれんのだから。
が、しかし、とりあえず書いておこう。
必要ないとは、主張の普遍性を否定する命題によって根拠づけられる。
1、自国と自分を同一的なものと見なす必然性がない。
他者と考えてもいい。あるいは単なる形式的なものと考えてもよい。
2、個人の主目的を考える対象(の単位)が国である必要がない。
例えば、地球や家族を第一に考えてもいい。
3、「誇りを持ちたい」は「良くしたい」とは違って、必ずしも善を導くわけではない。
他国を蹴落とすことや価値基準を歪めることによっても誇りを持つことも
できるが、結果としてより良くなってない場合がありえる。そもそも、
「良くしたい」とイコールであるなら、わざわざ「誇りを持ちたい」と言う
理由がない。理由がないのにこんなことを言うのは、欺瞞であろう。
ってなところで、どうよ?
自分という存在のバックグラウンドを良く思いたい。って感覚には別段他者を必要ない。
>>281 俺、One Peaceに言ったつもりだったんだけど・・・。
つまり、皇室のいらない理由について。
284 :
日出づる処の名無し:03/01/10 20:53 ID:0uUXT9rd
まあ日本国民なら当然だな。憲法にも書いてあるし。
285 :
名無し:03/01/10 21:25 ID:qnZB9qWY
日本のような正統を維持する民族を、正統を失った民族はねたみ、うらやみ、破壊
しようとするのだ。朝鮮人の赤い目がよくわかるだろう。
朝鮮人は本来の伝統を失い、シナの儒教や仏教、キリスト教に汚染されている。
喪失した民なのだ。日本人は騙されない。
286 :
ウォッチャー:03/01/10 22:55 ID:9DTrMC2q
俺は大喪の礼と即位の礼を見たときに、あぁ皇室とは日本文化のタイムカプセル
なのだと実感した。
極東の山ばかりのちっぽけな島だが、世界の中でもユニークかつ万世一系の
日本文化の体現者なのだと思ったよ。
こういう俺でも実は一般参賀は一回も行ったことがない。昭和天皇が亡くなられた
時の特別番組だって最初の2時間で飽きてビデオレンタル屋に行った(あの時に
ある程度の年齢だった人はビデオレンタル屋がどういう状況だったか覚えている
だろう)。
でもあるTBSの番組でヒトラーやムッソリーニと昭和天皇と一緒にする内容は不快
だったしベランダに出て一回だけ黙祷した。
その程度でいいと思う。平和な時は。
>>1 天皇が強く意識されるのは、決まっていつも歴史の危機の時代だった。
最近で言えば、明治維新とWWUの時代がそうだった。
「日本」という国家や領土ではくくれない存在が危機に瀕した時、
日本人の意識はその象徴である天皇に集まる。
ほとんどの人は普段、天皇のことを気にかけていないにもかかわらず、
アンケートを取れば8〜9割の人が天皇制維持を求める。
普段気にかけることがないのも圧倒的な存在感の裏返しだろう。
天皇家の存在は日本という国(あるいは歴史)の必須条件。
であるから、日本にとって必要か不必要かは、議論そのものが成り立たない。
それに天皇がTVに取って代わられたってのは無理がありすぎる。
今まで
>>1にレスしてなかった。
>>287 読み直したら、文章がうまくつながってなかった。すまん。
289 :
日出づる処の名無し:03/01/11 04:56 ID:ifnVuWo4
>>286 元々政府というのは力や金の集積場のようなところで、それを求める人しか
寄っては来ないし目を向けようともしない。民の多くがそういったものだ。
世界中どこでも。
また本来、個々の民はそれぞれ何らかの家族であり部族であり民族という属
性を持っている。個々の民はそれを基準単位として纏められ分けられる。民
がそのまま国民になるわけではないし、国にいるから、税金を治めているか
ら、法律を守っているから即ち国民になれるわけでもない。民の多くが国を意
識せざるを得ない時、国に向かって何かを求める時、国を語る時、訴えるそ
れがなくては民は国民というクラスターになれないのだ。
だから政府が民に国民たれと訴えても、民は即ち国民にはならない。
また民が国民たり得ようとしても、それは本来非常に難しい事である。
これを解決する手段として、国民としての共通普遍のものがどうしても必要
になる。
具体的にはは何とか主義という理念であったり、旗であったり、サッカーの
ような遊戯であったり、社会主義国によくみられる建国の父であったり、
Godの代理人としての君主であったりする。
290 :
日出づる処の名無し:03/01/11 06:22 ID:ifnVuWo4
翻って日本を見る。外国へ出ればよくわかるが、日本人が日本国を意識すると
また外国人が認識している日本国とは何かを考えるようになると答えは自ずか
ら出る。即ち、
「日本とは、今では世界一長い血統を保っている君主のいる国」
これだ。
これが日本の表の顔にしてその実の多くを占めている概念なのだ。
天皇制に反対するものは、しばしば「百年も前の」先進性を崇め、血塗られた
赤い色の旗を掲げ、どこぞの外国の馬の骨ともしれない者を奉(たてまつ)ろう
とする。そしていくら弁明しようともその言葉は決して腹いせを越える事はない。
彼らが奉ろうとしているものは、所詮、天皇の代わりに過ぎないというのに。
それだけのものには、私や貴方のような三下(さんした)では決してなれない。
よしんばなれたとしても、麻原彰晃のような者だったら誰が支持をする?
誰も支持しない。彼が俗物そのものだからという以前に、何の正統性も持たない
からだ。最低限「建国の父」という勳章が要る。日本に限ったことではない。
291 :
日出づる処の名無し:03/01/11 06:58 ID:AqciRXgI
天皇氏ね。
292 :
日出づる処の名無し:03/01/11 07:17 ID:utc7AmfE
>>287 国は貧しくて、国家という概念自体なく、「郷土」の概念だけが強く、
全国的なメディアも無く、交通も発達して居らず、迷信深く、閉鎖的で、
国際的な経験のある人材など皆無に等しい状態なら
民衆の意識は国家の象徴である天皇に集まる。
そして全体主義的結束力で危機を乗り越えようとした結果
暴走し自滅してしまう。
でも現代は全くちがうのだ。
天皇家の存在は日本の歴史のの必須条件だが国家の必須条件では無い。
外国へ出ればよくわかるが、日本人が日本国を意識すると
また外国人が認識している日本国とは何かを考えるようになると答えは自ずから出る。即ち、
「日本とは飛躍的進歩を遂げた経済大国、そして素晴らしいアニメ、漫画を創造する国」
これだ。
これが日本の表の顔にしてその実の多くを占めている概念なのだ。
つまり、手塚治虫こそ正統性を持った「現代日本の文化の父」である。
294 :
日出づる処の名無し:03/01/11 07:46 ID:utc7AmfE
>>270 >>何か自分と通じる所があって始めて仲間意識を持つ事ができる。
>もっと仲間意識を持つのに手っ取り早いのは「危機意識」ですな。
「危機意識」も何か自分と通じる所だよ。
>>271 >ドイツ民間人のために命を投げ出した彼等は「同じドイツ人を助ける」
>という意識のみで戦ったと言えるだろう。
「襲われている人達を放っておけない。同じドイツ人ならなおさらだ」でしょ。
これは個人主義的発想だ。
ちなみに「いたずらに貴重な兵力を消耗する訳にはいかないから撤退する」
と言うのが全体主義的な考え方。
「目の前の民間人を見捨てて、ハシケに乗れば自分は助かって戦争が終われば
家族に会えるかもしれない。」これは利己主義的な考え方。
295 :
山川:03/01/11 07:58 ID:gTgkK5P9
天皇とは時の権力者が大衆を統治するために利用する権威です。
天皇自体は権力がなく利用される存在で、仰がなくてもいい存在としてある。
ただ、時の権力者が大衆に仰げと言うことによって権威がまし、利用価値が上がる。
296 :
山川:03/01/11 08:14 ID:gTgkK5P9
海外に住む前までは天皇制は必要ないと思っていたけど、
アメリカに住んで日本人であるアイデンティティとしてあったほうが便利。
人によると思うけど、世界に対する日本の大きな広告塔の存在だと思った。
イギリスのニュースでは、政治・経済と同じくらいイギリスの皇室のニュースがマスコミに取り上げられている。
格好をつけた”ちんどん屋”さんという存在かな。
297 :
日出づる処の名無し:03/01/11 08:37 ID:NsYjb3wE
社会が幼稚で平和に国民の代表を生み出すシステムが無かったから天皇が
必要だった。征夷大将軍になりたがったのも、うっとおしい相手がそれで
黙るなら戦争をせずに済み便利だったから。
いま国民の代表を生み出すシステムがあるので政治的な意味で天皇は無用。
文化伝承者として生きていくのは歓迎。
象徴なら存在していてもまあ良かろう。
298 :
日出づる処の名無し:03/01/11 08:40 ID:R+v1z8Ua
戦後、アメリカとしては日本にとって有益な存在ならば
始末しておいた方が安心なはずなのに天皇を生かしておいたのは何故であろう?
それは日本を属国としその国民を家畜として扱うには天皇を主体とした
全体主義国家であった方が有益と考えたからであろう。
全体主義の社会なら人々が合理的に物事を考えないので利用しやすい。
その上、思想は右と左に二極化し成熟しなくなるから扱いやすい。
299 :
日出づる処の名無し:03/01/11 08:56 ID:NsYjb3wE
GHQにとっても、天皇はダシだった。
しかしよくでるダシだよまったく。
300 :
日出づる処の名無し:03/01/11 09:21 ID:R+v1z8Ua
今にも途絶えそうな血統を普遍的だなんて笑っちゃいます。
301 :
尊皇攘夷:03/01/11 09:29 ID:D2y5vmBB
>>298 GHQの占領政策についてお勉強しましょう。
>>297 >まあ良かろう。
って何様のつもりだ?デテケコノヤロー
303 :
日出づる処の名無し:03/01/11 10:06 ID:R+v1z8Ua
>>301 マッカーサーら連合国軍総司令部(GHQ)は、
昭和天皇の退位や戦争犯罪人としての起訴、まして天皇制まで廃止すれば、日本国内の反発を買い、
占領政策に重大な支障をきたすとみていた。形は残すが非権力化する。
やっぱり日本人を米国の従順な家畜とするには天皇を生かしておく方が得策だったんだ。
304 :
日出づる処の名無し:03/01/11 10:14 ID:/p6/JK+3
>>303 >日本人を米国の従順な家畜とするには
その根拠は?
305 :
尊皇攘夷:03/01/11 10:16 ID:D2y5vmBB
>>303 硫黄島等での戦いや特攻を行った武士の魂を砕くためには
天皇の存在は大きかったのだ。
従順な家畜とは現在の北朝鮮人のことだ。
戦後の復興に貢献した人たちは必ずしも、アメリカに従順だったとは思えない。
306 :
:03/01/11 10:20 ID:BhVeBo3T
今、多分天国にいるんだけどさ。すごい楽だよ。
地面はふかふかの雲で、空にはいつも虹がかかってる。
しかも天然の果実があちこちに生えてて、それがなんとも言えなく
おいしいんだよね。
人々は年をとらないし、しかもあちこちで16、7のかわいい娘が
裸で遊んでて何でも言うこと聞いてくれる。
いまその娘の膝枕で寝転がりながら、2ch見てるよ。
会社の帰りに猫が車にひかれそうだったのを、
飛び込んで助けようとしたら、記憶が遠ざかって
気づいたらここにいたよ。
みんなも来なよ。とても楽で毎日が楽しいよ。
>って何様のつもりだ?デテケコノヤロー
ふぁああああああははっははっははっははっはははは
せいぜいほえてろ。
不要なものの存在を認めてやっているんだよ。
主権者たる国民の一人の俺様がな。
>>308 国民の一人の俺様だって。( ´,_ゝ`)プッ
とっとと自分の国に帰れよ居候。
310 :
山川:03/01/11 14:34 ID:gTgkK5P9
アメリカから見れば日本も韓国も一緒。
日本は不沈空母で韓国は陸上の要塞、アメリカ本土を守る前線基地。
日本の舵取りは難しいと思う。
日本国民がアメリカがいい国で友好国だと思っているけど、アメリカから見れば占領地。
韓国の少女ひき殺し事件でアメリカ軍人が無罪になったのは、占領地で起きた事件だからと言う気がある。
これは日本でもあてはまる。
311 :
日出づる処の名無し:03/01/11 16:08 ID:BVn2UeIN
日本人は沖縄の小五少女レイプ事件をすぐ忘れてしまった。
それは米に従順な家畜だからだ。
312 :
擬古侍 ◆SAMURAII.Q :03/01/11 16:11 ID:cifyRZ+n
>>311 まったくその通りだ。北朝鮮もわすれちゃならんぞ
313 :
山川:03/01/11 16:46 ID:gTgkK5P9
アメリカなくして日本の主権(本当はないのかも知れないが)を守ることは現在難しい。
50年計画ぐらいでアメリカ依存から脱却する方法を考えといた方がいいのではないか。
日本の対等国として友好国になれるのは何処の国か。
覇権主義の中国・アメリカ・ロシアは日本を飲み込もうとして無理だろう。
314 :
日出づる処の名無し:03/01/11 16:58 ID:Gr9C6kdB
アメリカの立場に立って考えてみ?
作戦前に地元で起きた犯罪容疑で将校がしょっ引かれるようでは、機密も運営もあったものではない。
現地政府がたとえば社会党になったりしても、活動が阻害されない保障が必要。
日本政府には怨みもあろうが、誠意を持って遇すべきだよ。当然、言うべき事は言ってね。
315 :
日出づる処の名無し:03/01/11 18:27 ID:68J5MOmB
皇室は日本の機軸です。
>309
右翼はチョ○と聞いたが・・・
318 :
山川:03/01/12 02:31 ID:HWNxIHd7
アメリカの立場で考えると。
俺たちがなんでおまえの国の防衛をしなきゃなんないんだ。
自分たちじゃ出来ないだろうから俺がやっている。
お前達はだまって俺らの言うことを聞いてりゃ良いんだ。
俺らを捕まえるなんて恩を仇で返すかえすつもりか。
100年早い。
日本がインドネシアを占領していた頃に、インドネシア人が日本の軍人を捕まえようとしているのと一緒。
319 :
皆家族です。韓国は父の国、日本は母の国、アメリカは長男の国。:03/01/12 02:34 ID:tKS7opGO
320 :
:03/01/12 04:26 ID:r9NBzVUI
>>319 >韓国は父の国、日本は母の国、アメリカは長男の国となります。
父親が一番甲斐性もなく、性格も子供じみており
能力がないのを無意味なプライドでカバーする家族ってのは
問題があると思うんですが(w
321 :
日出づる処の名無し:03/01/12 04:38 ID:a1nNauFm
質問させて下さい。天皇はどのくらい偉いんですか?
イギリス皇室とは?ローマ法王とは?
>>320 おいおい、それは電波だって。勝共とか統一とか書いてあるだろ。
大体、その名誉総裁とやらだが有栖川宮家はとっくに断絶している。
旧宮家を詐称すること自体許せん。
323 :
日出づる処の名無し:03/01/12 04:45 ID:d3oTONXj
>>314 俺もアメリカの立場で考えてみた。
作戦前に事件おこす将校なんて問題外だ。
作戦を遂行する能力が無いと言ってよい。
極刑だな。
324 :
日出づる処の名無し:03/01/12 04:54 ID:pXYRG/Zf
>>317
ちょっと違う、極右翼の底辺にいる。
右翼=極右翼。違う。
同じにする、いくない
326 :
日出づる処の名無し:03/01/12 05:02 ID:IWKfnfdQ
>>322 確かに断絶しているようだ。
1926年(大正13)に有栖川宮家は当主死去により断絶となり祭祀は全て高松宮家が引き継いだ。
327 :
日出づる処の名無し:03/01/12 05:19 ID:LYtT62sP
>>321 比べるのはどうかと思うが、世界の序列では一応
天皇(皇帝)>法王>女王となっているはず
329 :
山川:03/01/12 06:17 ID:HWNxIHd7
簡潔に教えて欲しいんですが、なんで右翼は天皇を利用しようとしているのか?
>>321 つうかイギリスは王室だろ。皇室があるのは日本だけ。
>>329 詳しくは知らないが、国家統一のためでしょ。
現在日本は大変経済規模が世界的に見て大きいく、またさまざまな思想の自由を許している。
しかし、日本という国家に対して帰属意識がなくなるとそれこそ日教組の影響の多い地域が
共産国家として独立したりする可能性すらある。
米国などはそれを防ぐために国旗に強制的に忠誠を誓わせ、思想統一までしている。
中・韓・北などは思想統一の他に情報統制までしてるし・・・
日本は天皇の下における思想等全ての自由を持たせる代わりにに天皇家を日本の精神的
支柱として、そこに帰属意識を持たせて国家の意思統一を図ろうとしているじゃないかな?
332 :
山川:03/01/12 07:01 ID:HWNxIHd7
国家の統一・独立を目指しているということですか。
人は色々な意見があって調和しながら生活していくものと思いますが。
一つに統一しようとすると言うことは、北朝鮮みたいな国にするということですかね。
>>331 レス読めよ。
右翼は日本はさまざまな意見を調和させることを許している社会を作るために天皇を使うんだろ。
北はさまざまな意見を許さず、一つに統一するために金正日をつかってるんだろ。全くの逆だ。
335 :
日出づる処の名無し:03/01/12 07:52 ID:d3oTONXj
336 :
日出づる処の名無し:03/01/12 07:55 ID:FD0q3WrW
>右翼は日本はさまざまな意見を調和させることを許している社会を作るために天皇を使うんだろ。
おまえ藁貸すな。
自分の気に入らない意見をつぶすために少数派が天皇をダシにするんだろうが。
何が調和だ。民主主義では自分の意見が通らないからだろ。
とりあえず、武力で押さえつける代わりに天皇をダシにしているんだ。
それでも通用しなければ反対者を「国賊」「非国民」といって不当な弾圧をする。
基本的人権を制約して天皇さえ隔離しておけば何でもしたい放題。
おまえらの本音はこれだよ。顔に書いてある。
多数派なら、現在の制度で十分民意を反映した政策が出来る。
>>335 北は全体主義かも知れないが、天皇の下である限り、個人の自由・権利が制限されるわけでは
無いので全体主義とは言わないのでは?
ちなみに、俺は天皇だけに帰属意識を押し付けるわけではなく、天皇、国旗・国歌、日本という
名称等のいずれかに帰属意識を持ってもらえばそれでいいと思うよ。
海外からの移民だろうと、どれか一つでも好きになって帰属意識を持ってくれれば国家分裂の
事態にはならないと思う。
>>336 さあ、君の言う脳内右翼というものがどういうものか知らないが、
俺も以前別スレで右翼と呼ばれていたので、俺の考えも右翼の
一部ってことでいいんじゃないの?
340 :
abc:03/01/12 08:23 ID:9afFU7My
>1
日本のあり方を定義した日本国憲法に象徴とあります。
ですから敬い奉る必要は無いかも知れませんが、それ
かといって粗末に扱うモノではありません。何たって
自分たち日本人の代表(象徴)ですから。
結論:皇室を敬うべし。
341 :
日出づる処の名無し:03/01/12 08:28 ID:d3oTONXj
×日本人の代表
○日本の顔
342 :
日出づる処の名無し:03/01/12 08:57 ID:gIIoz9pW
国は貧しくて、国家という概念自体なく、「郷土」の概念だけが強く、
全国的なメディアも無く、交通も発達して居らず、迷信深く、閉鎖的で、
国際的な経験のある人材など皆無に等しい時代
日本国の統治形態において万世一系の天皇は
国土・国民の生成発展の本源に存在することを顕示する現人神であった。
現代はメディアも交通も発展し国民は他国を身近に意識する様になり
合理的に物を考える様になり価値観が多様化し国土・国民の生成発展の本源
は個人の中に位置する様になった。
もう天皇家の存在は日本という国の必須条件では無くなったのだ。
現代社会では天皇はどう機能しているのだろうか?
それは日本の顔であろう。
私には天皇は無言でこう言っている様に見える。
海外には「日本は資源の無い国です。だから他国に依存し無いと滅んでしまいます。
日本の繁栄はあなた達のおかげで成り立っているのです。有難う。」
国内には「あなた達国民のおかげで日本は成り立っているのです。有難う。」
つ ま り 私 達 が 天 皇 を 仰 ぎ 見 る の で は 無 く
天 皇 が 私 達 国 民 を 仰 ぎ 見 て い る の で す 。
343 :
日出づる処の名無し:03/01/12 09:12 ID:FD0q3WrW
1945年9月 昭和天皇より明仁皇太子(当時)への手紙
「敗因について一言いわせてくれ 我が国人が あまりに皇国を信じすぎて
英米をあなどったことである 我が軍人は 精神に重きを置きすぎて
科学を忘れたことである ・・・・・」
おまえら過ちを繰り返すなよ。
344 :
320:03/01/12 11:47 ID:r9NBzVUI
>>322 いや勝共連合というだけで電波だってのはわかるんだが、
ないようにツッコんでいるだけで(w
>>329 君の言っている「右翼」がどの右翼かによって回答が変わってくるんだが。
「街宣右翼」のことを想定しているの?
俺俺ららこご極あ悪ひひひ非道のののageageブブラザザーズズ!
漏ももれれれらららごご極あああ悪非どど道のaaageブブララザザーズズ!
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧_∧∧ ∧∧_∧∧ aaaggee
(((・∀∀・∩∩)))(((∩∩・∀∀・))) aagggeee
(((つつ 丿丿 ((( ⊂⊂))) aagggeee
((( ヽヽノノ ヽヽ// ))) aaaaaggggeeee
しし(((_))) (((_)))J
346 :
山川:03/01/12 13:01 ID:HWNxIHd7
勝てそうもない戦争をやらなければならない時があるんだと思う。
これは男の考え方、女はそうは思わないのではないか。
国民の幸せとは。
どんな国になっても平和で安定した生活が送れればいいのか。
独立を勝ち取り自由な国家がいのか。
イラクの国民はどう思っているんだろう。
フセイン等の現在権力を持っている人々は今の権力を離したくないから戦うだろうけど。
金正日とフセインは違うでしょ。
為政者としてのフセインはかなりクレバーだよ。
国民を飢えさせる金正日とは比べ物にならない。
348 :
日出づる処の名無し:03/01/12 23:04 ID:gpXTQeyK
age
349 :
日出づる処の名無し:03/01/13 00:02 ID:HsdX2/Zi
日本に皇室はいらない。天皇氏ね。
351 :
:03/01/13 00:14 ID:pPQp/wLX
天皇家は、古代国譲りをうけた国々に対する責任を果たさねばならない
よって天皇は、国民の幸せの為に存在しなければならない。
国民の苦難にあう時、その責任は天皇が取ったのが
わが国の伝統であり、国体だったのだ。
353 :
日出づる処の名無し:03/01/13 00:57 ID:bblRxm0X
354 :
日出づる処の名無し:03/01/13 12:13 ID:BvYuE6zL
今年卆壽を迎えるうちの婆さまの
生きがいになっているので、
なくなっては困るわけだが。
ばあさん居なくなったら無くなってもいい?
357 :
日出づる処の名無し:03/01/13 13:30 ID:tuoVh6m+
歴代で民の為に責任をとった天皇が何人いるんだ?
358 :
日出づる処の名無し:03/01/13 13:36 ID:k9QN3/Us
歴代で政治権力を実際に持っていた天皇が何人いるんだ?
359 :
日出づる処の名無し:03/01/13 16:16 ID:tzc4ZYLu
>>358 院政が始まってからは後醍醐天皇ただお一方だけかと。
360 :
日出づる処の名無し:03/01/13 16:50 ID:aguE0/XA
>1の言うことは前半はその通り。
しかし、日本人自らが全員が皇室を仰いでいるわけではない。
しなければならないってことはない。
皇室がいらないかというと日本人みずからが皇室をなくす必要はない。
過去の日本人がいままで残してきた文化だからだ。
これは歌舞伎や能、相撲、剣道、柔道、国宝と等しい。
こういったものを残しつづけるのは我々の誇りなのです。
361 :
:03/01/13 16:54 ID:Bsxh9Q8X
>>1はスターバックスとマクドナルドがあってOSは
Windowsで統一された世界が理想なんだろ。
362 :
日出づる処の名無し:03/01/13 16:54 ID:BokwyF2S
>>360 それはすでに既出
「ほこり」と「おごり」を取り違える奴がいるからヤバイって話し。
363 :
日出づる処の名無し:03/01/13 16:57 ID:+ecShNaR
>>362 「ほこり」を「おごり」としか取れないヤツもヤバイ。
364 :
日出づる処の名無し:03/01/13 17:12 ID:BokwyF2S
>>361 価値観は複雑化し細分化、多極化を極めつつありって書いてあるぞ。
365 :
マグロ男:03/01/13 19:22 ID:PhAoNWWn
>>321 外交儀礼上は三者同格で共に最上格だろ。
366 :
日出づる処の名無し:03/01/13 20:04 ID:swZauvZG
>>365 外交儀礼上は
法王=天皇>国王
ではなかろうか。
Emperor > Kingだからよ。
367 :
マグロ男:03/01/13 21:01 ID:PhAoNWWn
>>366 祝砲の数が同じと聞いてプロトコルでは同格と見たんだけど、どうやら亜米利加で
昭和天皇とエリザベス女王が同席したとき昭和天皇が上座に座ったらしいね。
指摘ありがとさん。
>367
もひとつ詳しくやると、
・欧米
法王=天皇≧北欧諸王≧西欧諸王≧中東・アジアの諸王
・イスラーム(アラブ)
全部同列だが、遠方の客人を優先的に扱うため、地理的な意味で日本
の皇族が少し上の扱いを受ける場合がある。
・アジア
天皇≧諸王
ちなみに欧米における天皇の格付けの高さは、伝統の長さと明治大帝の
名声、さらには戦後の地道な皇室外交の賜物であり、決して一日一朝に
築かれたものではない(経済力も無関係ではないが、成り上がり者として
蔑まされることなく、伝統あるデンマーク王家と深い間柄を築いたことにつ
いては、マスコミ報道などで周知の通りだと思う)。
アジアでの格付けは、日本の経済力と、大東亜戦争で白人系国家と戦っ
たことが影響している(皇室を敵視しているのは中・韓・朝の東亜の枢軸
のみw)。
漏れはどちらかといえば左寄りだが・・・やっぱすごいわ、日本の皇室って。
よくわからんのが、共産主義者にしろ共和主義者にしろ
未だに天皇制(あえて書く)を廃すれば万民が平等になると言っている
ことなんだよな。
ソ連や中共、北朝鮮がいつ平等であった(ある)のかと小一時間(ry
そしてアメリカやフランスが本当に平等だと思っているのなら
全くおめでたいなと。
370 :
日出づる処の名無し:03/01/14 02:01 ID:idAtsXLM
>>259 「個人と国家に関係性が無い」という考えは大きな間違いだ。
あなたはこの国に生きているのだ。行動様式も思考回路も生活習慣もすべて、
嫌がおうにも日本式なのだ。そしてそれは祖先の、歴史の積み重ねの上に成り立って
いるものなのだ。もっとも、個人主義のこの世の中でそんなことに思いを馳せる事の
方が難しいかもしれないが。
自国の存在無しに現在の自分は語れない。それを望んでいようとそうでなくとも。
「自分は誇ることができても自国は誇ることができない」という切り離した考えは
成り立たない、というかそれこそ近代思想から来る「驕り」なのである。
それに残念ながら、確かに一般的にはナショナリズムは驕りに転化するものだ。
そればかりは国民一人一人の教養に任せるしかない。しかしだからと言って、
「アメリカに守ってもらえばいい」「白人に生まれたかった」などとぬかす国民を
輩出する国になるのはどうだろう。皆、そこまで言わないにしろ遠からずだ。
私は日本の現状を考えた場合、「驕りを持つ日本人」となったほうが全然マシだと
考える。ただし、それは日本、日本人としての驕りであって、国家と個人は関係無い
という個人主義的な驕りとは無縁のものだ。
371 :
日出づる処の名無し:03/01/14 02:14 ID:idAtsXLM
>>274 必然性は当然ある。上で述べたように。
必然性が無いとしたらそれは歴史の断絶がある場合のみだが、当然そんなことは
有り得ない。そんでもって、誇りを持たないでどうやって「日本を良くしたい」と
いう発想が生まれるのか伺いたい。
自己愛を否定するのは結構だが、その感情を人間が放棄することは可能なのか、
そして人間にとって健全なことなのか。現状を思えば推して知るべしだが。
そのあとのくだりは上記のことを踏まえれば言及するまでもない。
372 :
日出づる処の名無し:03/01/14 02:35 ID:idAtsXLM
>>275 >オレは相対主義者じゃないから、普遍的に妥当な価値判断があると思ってるよ
「世の中には絶対的な価値を持ったものがある」と考えるのはおれだって同意だ。
しかしそれは俺の場合、歴史が残してきてくれた形、知恵、文化に対してだ。
それ故、新しいことを考える場合でも「温故知新」は欠かせない作業だと思う。
「帝国主義に戻るわけない」から考えられる「〜になるわけない」という何時の
時代でもあったであろう憶測、また、「多人数が否定している」という、たまたま
現代を支配している民主主義制への過剰な信頼に基づいて最も重要な伝統の一つで
ある天皇制を消し去ることには疑問だ。(自分が愚民論信奉者なだけに尚更)
過去の価値観変化は有り得たのに、現在の価値観変化は有り得ないという現代人
特有の「驕り」ではないだろうか。と言っても何時の時代でもそんなもんだったの
かもしれないが。
373 :
余談:03/01/14 02:53 ID:idAtsXLM
おそらく全学連(or全共闘?)で闘っていた西部すすむは、よもや後世で
ここまで自分の価値観が変わるとは思っていなかったであろうよ。
一般的に知識人と言われる人の思想でさえもここまでガラリと変わるもの
なのだから、自分含め教養の少ない一般市民の価値観など何か大きな
出来事が起こればいとも簡単に変遷のときを迎えるだろうよ。
374 :
祈:03/01/14 04:47 ID:FPRW/onz
天皇 手術失敗
376 :
日出づる処の名無し:03/01/14 10:00 ID:bMUJCvWz
>>266 共産主義は、個人の財産を全体に分配する。ある種の理想国家です。
貴方が、公共の福祉を前提とし、それが個人の利害と一致していると位置づけた以上、
共産主義者であることは明白です。
>インテリによる革命競争が永久に繰り返されるでしょう。
国家が思想に依存していれば、国論が分かれれば、即分断の危機です。
そこで、国論が分かれないように、強制力(統制)を使います。
それが、社会主義の一党独裁。民主主義の強制的な利害の一致(戦争)。
天皇制においては、政府の失敗=国の崩壊では無いために、
革命が平和裏に行えます大政奉還、占領政策は天皇制を、前提としている。
理想社会ですか?
>利害の一致のみで共同体を作る事ができる。
それ以前に、個人主義者が国家として纏まりまることは、有り得ないです。
現実に無いですしね。
>>292 今も昔も、経済で日本が纏まったことは無いです。
それでは、経済の衰退=国家の崩壊です。
日本が、国として国民経済を保護(代表)することはあっても、その逆はありえないです。
「アニメや漫画を創造する国」ってのが、国民統合の象徴ですか?では、作らなく略
378 :
One Peace ◆DGrRYGOK36 :03/01/14 11:42 ID:GtBAplmy
>>278 君の脳みそは戦前の日本人と同じだね
天皇制を否定する奴は非国民かい?
>>279 皇帝がいるという事は知っているよ
徒今の時代皇帝なんて言う特権階級は時代後れだといっている
379 :
日出づる処の名無し:03/01/14 11:43 ID:NmjM64WG
; ( ) '
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( ´∀`) / テスト
( )つ
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(__)_)
>>377 292は文化を生み出した国柄という頭もない人間。
381 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/14 14:58 ID:ynDxEH1l
>>371 >必然性は当然ある。上で述べたように。
>>370で言ってるようなすり込みから必然的と言うのは間違いだな。
ガキのころの刷り込み(言語学習なんか)は不可逆的と言えないでもないが、
脳はかなりの可塑性を持っているのであり、日本語ネイティブを他国語を
ネイティブにするような問題は「そいつの根性次第」というものだろう。
不可逆性の強いのは普遍文法みたいな、どの国でも共通のもので
日本独特というのはそれほど大したことない。それより、こういう脳の可逆性に
ついて、「改変不可能だ」として、人間の可能性を閉ざしてしまうことの方が
問題だろう。脳科学が絶対不可能だと言ってない以上、「必然的だ」などと言う
のはおかしい。ただ、我々は普通、日本の文化を知らず知らずに身につけている
というありきたりで、個人に関してなんら強制力も持たない事実があるのみだ。
アメリカ文化に染まったヤツがいても何ら不思議ではないし、ましてや
それを非国民として非難するようなことは完全に間違っている。
>必然性が無いとしたらそれは歴史の断絶がある場合のみだが、当然そんなことは
>有り得ない。
おまえ、オカルトに走ってないか?
>そんでもって、誇りを持たないでどうやって「日本を良くしたい」と
>いう発想が生まれるのか伺いたい。
日本だって社会だろ。
社会を良くすると言ってるのに、日本社会を良くしないわけないじゃないか。
382 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/14 14:59 ID:ynDxEH1l
>>372 >それ故、新しいことを考える場合でも「温故知新」は欠かせない作業だと思う。
それは別に結構だぞ。
> 過去の価値観変化は有り得たのに、現在の価値観変化は有り得ないという現代人
>特有の「驕り」ではないだろうか。
オレは別に未来に対する決め付けを行ったわけじゃないぞ。マルクス主義者のように
「未来は定まっており、帝国主義に戻るわけない」なんてことは言わない。が、
未来について予測することはいつでも重要なのであり、否定できないわずかの可能性
のために、伝統保持のために過剰なコストを払うわけにはいかないという判断を
拒絶することはできないだろう(この判断は国民がするわけだがな)。
383 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/14 14:59 ID:ynDxEH1l
あと、言っておくが、「誇り」なんてものは麻薬といっしょなんだよ。
いい気分になりたいときや、大衆をいい気分にさせたいときに使用するものだ。
まあ、こう言っても納得しないだろうが。それなら、「誇り」を、これと似た概念である
「自信」と比較してみろ。「自信」は他者の存在を仮定せずに成り立つが、
「誇り」は常に他者というものが仮定されているはずだ。「誇り」言う場合には
いつも、自他の境界を設定して、他者に対する優越感を生じさせるものだ。
麻薬と言っても、誇りを持つことがいつも不正なわけではない。自分自身に対する
誇りや、団体競技におけチームに対する誇りは、通常、不当なものとは言われない。
まあ、合法的な麻薬、タバコみたいなもんだな。しかし、過去の偉人の業績を
自分のものにするような、いわば「密輸」が横行してるもの確かだ。
このような麻薬でも、手術におけるモルヒネの使用のように、良い結果を
もたらす場合もあるかもしれない。それは否定しないが、そのようなことに
よって、モルヒネが不正薬物ではなくなるわけじゃない。まして、麻薬なしで
生きられないようなヤツがいるからといって、それが自然とか正当になるわけがない。
さらに、「誇り」と「驕り」の違いについてだが。これは単に、悪い結果
を残すのが「驕り」ということであって、根本的な違いはないだろう。
正しい自信と自信過剰の違いと一緒にする向きもあるかもしれんが、この
ような客観的な認識とは別物と見るべきだろう。単に自信過剰なバカを
指して「驕り」と言うか、(おそらく、普通は次のように使うのだろうが)、
悪い結果をもたらした場合に、「それは誇りじゃなくて、驕りだ」と言うのだろう。
手術を失敗したら、「それは合法的な薬剤じゃなく、不当な麻薬だった」と
言うようなもんだな(笑い。
> あと、言っておくが、「誇り」なんてものは麻薬といっしょなんだよ。
いい気分になりたいときや、大衆をいい気分にさせたいときに使用するものだ
大極旗を盲目的に仰ぎ、民族の誇りのために他民族を平気でコケにする
おとなりの超右翼民族にあんたの持論を説いてきてくれよ(笑い
>383
誇りと驕りを結果論だけで分けるのはいかがなものかと。
ただ粛々と皇統を守る。それで良いでは。
386 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/14 17:07 ID:ynDxEH1l
>>384 あれ右翼か?
まあ、民族主義的で、おまえらとそっくりなところはあるが(笑い。
>>385 「だけで」とは言わんよ。単に自信過剰を言う場合もあるでな。
だが、だいたいにおいて、非難された時の「誇り支持者」の言い訳だろ?
「あれは誇りじゃない!」とかいう。必死な擁護だ(笑い。
>>381 >人間の可能性を閉ざしてしまうことの方が問題だろう
>日本の文化を知らず知らずに身につけているというありきたりで、個人に関して
>なんら強制力も持たない事実があるのみだ
結構。そこまで国民における国の「属性」を拒否する決心がお有りなのならこれ
以上言っても平行線をたどるのみでしょう。ただし、百歩譲ってあなたの言う通り
だとしても、即ち「個人に対して何ら強制力を持たない」ことが事実であるとしても
海外において海外国籍で過ごしでもしていない限り、その見えない日本人としての
属性から逃れることは可能なのか。反論のための反論になっていないか。
あなたの主張にだって日本の教育、国民性、やもすれば家庭の思考的風潮がふんだんに
盛り込まれているはずなのですから。
>日本だって社会だろ。
>社会を良くすると言ってるのに、日本社会を良くしないわけないじゃないか。
そんな言葉尻の話をしているのではないよ。
あなたが「日本に誇りを持つこと」と「日本を良くしたい」ということを明確に
区分けしていたから、その二つはいったい何が違うのか聞いているんだよ。
日本に誇りを持てずに、持とうとせずに日本社会を良くしたいという発想は
成り立つのか?と。不思議に思ったものでね。
>>382 そうですか。私にはあなたの文章が「民主主義は未来も続く」という風にしか
読めなかったもので・・・、すいません。変わった結果が「帝国主義へ戻ること」
限定ではないにしても今の価値観が続くかのように言っているように思えてし
まいました。もう一回よく読んでみます。
>>382 人間は何がどうしたって「比較する動物」なんだよ。長い歴史、否、自分自身や
その周囲を見たって比較することの連続でしょうに。優越感を持つことがあたかも
悪いことのようにお考えのようですが、ある程度の優越感を持つこと、持とうとする
ことは人間の自然であり健全な精神状態なのである。その優越感を例えば「戦争の
要因になる」などとして否定することは不可能かつ偽善的な行為であろう。
誇りと驕りを結果によって使い分けてしまうのは本人の素養如何によるもので、
この二つをほぼ同一視してしまうのはおかしい。結果が良く出ようが悪く出ようが
誇りは誇りであり驕りは驕りなのである。「誇り」とは相手のことも尊敬しつつ、
「自分のことだって何にも劣ることなく素晴らしい」と思う心である。相手のことを
貶すようになったらそれが「驕り」なのである。しかし、私からしてみればプライドを
拒否するくらいであれば誇りでも驕りでもどちらでもいいから持つべきだと言っている
のだ。中国大使館の件だって、上記のどちらの感情を少しでも持っていれば領事は
あのような行動はとらなかったであろう。そりゃあ当然、驕りよりは誇りのほうが良いに
決まっている。が、日本の国際環境を考えて驕りを持つ国家・人種が圧倒的に周囲に多い
中、「比較性がある故に誇り驕りを持つことには消極的」というのは思考停止と言える。
誇りを持つことについては、人間のごく自然な感情であるから別に外国がどうだからって
ことではないのだがね。
389 :
日出づる処の名無し:03/01/14 19:51 ID:tszeqcVg
>>376 >>インテリによる革命競争が永久に繰り返されるでしょう。
>国家が思想に依存していれば、国論が分かれれば、即分断の危機です。
>そこで、国論が分かれないように、強制力(統制)を使います。
>それが、社会主義の一党独裁。民主主義の強制的な利害の一致(戦争)。
インテリによる革命競争ってのは起業対企業の競争の事だよ。
今に、国より企業が力を持った時代が来るよ。
中国もそれにあわせて資本主義を経済特区という形で取り入れて対応しようとしている。
企業はどんどん海外に進出し国は移民に頼らなければ機能しなくなってきている。
海外の、特に近隣諸国の子供達は日本の漫画、アニメを見て育っている。
もう国単位で物事を考える事がナンセンスになりつつある。
390 :
日出づる処の名無し:03/01/14 19:58 ID:Npw450QL
>未来について予測することはいつでも重要なのであり、否定できないわずかの可能性
>のために、伝統保持のために過剰なコストを払うわけにはいかないという判断を
>拒絶することはできないだろう(この判断は国民がするわけだがな)。
「日本の伝統文化は民主主義という価値観に準ずる」とあなたは明言しているような
ものですが、本当に誇れるものは何一つないのですか?
もし、多人数が「金がかかるから」という理由で着物を否定したら、着物が消え去る
こともやむなしとお考えですか?一つの長い文化が「面倒くさいから」という理由で
消え去っても、それは合理的(本当は続けることのほうが合理的だが)かつ民主主義
の原則だからと言って認めてしまうのですか?(新年だけでもおせち七草粥等等)
今のところ、民主主義に代わる制度はまだない。しかし、過度の信頼を置くことは
極めて危険だと警戒したほうがいい。合理主義も個人主義も自由主義も驕らず抑制
することだ。文化伝統よりも尊いわけが無い。
ただし、それが日本が生み出した制度だと言うのならまだわかるが。
391 :
日出づる処の名無し:03/01/14 20:09 ID:tszeqcVg
理主義も個人主義も自由主義も文化伝統よりは遥かに尊いよ。
392 :
日出づる処の名無し:03/01/14 20:12 ID:Npw450QL
時代は常に変化をしているもの。よってすべての文化を残すことは不可能に
近い。しかし、その文化が何故残り伝えられているのかという意味を中から
見出し、なるたけ今後にも伝えていこうという努力が必要なのではないか。
そして、その意味の中にこそ日本人としての普遍の価値があるのだと思う。
393 :
日出づる処の名無し:03/01/14 20:13 ID:Npw450QL
>>391 おめでとうございます。
そこまで言い切れば立派なものでございます。
もう何も言うことはございません。
>>389 391であなたがあんなことを言うもんだから、ちょっとどんなことを言って
いる人なのか見てみればグローバル主義、現代の申し子って感じですね。
あなたと私の違いは時代の流れに疑問を差し挟んで損をするか、時代の流れ
に追随して見事得をするかってことでしょうかね。損得勘定でそんなことを
測るのも我ながらナンセンスですが。
もはや別にどちらがどうとか言うわけでもございませんが。
合理的理由から、老人をペレット加工工場経営企業に送り込む日も近いと
思われる。
>>383 > 「誇り」は常に他者というものが仮定されているはずだ。
半島ではそのようですが、元来日本では違います
個人の行動規範として内在し、作用対象は自分であり
他者を意識したものではないのですよ。
貴方の言う「誇り」は日本語では「面目」「面子」「意地」「見栄」ですね。
397 :
日出づる処の名無し:03/01/14 20:50 ID:Dh69cNpp
現代だのグローバルだの、大和民族のれきしからみれば
線香花火の一瞬のまばたき。
朝鮮、アメリカも国民を元首として頂くところに
不都合が出てきてないかい?
アメリカ人も、韓国人も出来ることなら日本や
イギリスのような皇室、王族が欲しいでしょうね。
とゆうても何処にも売ってへんし。北鮮なんか、何とか
拵えてみたら化けもんみたいなの出来てしもて
皆さんおうじょうせてまっせ。
やっぱり急ごしらえ出来るもんやないですな。
日本の皇室はほんま、時と叡智によって洗練された
良い制度です。
398 :
日出づる処の名無し:03/01/15 00:35 ID:sWm/yk7b
>日本の皇室はほんま、時と叡智によって洗練された良い制度です。
最後に手を加えたのはGHQだったりする。
399 :
日出づる処の名無し:03/01/15 00:44 ID:l+rqL86t
アジア諸国に対して筆舌に尽くしがたい
暴虐無道を働かせた日王を盲目的に崇拝
し続ける愚かなる倭人共を許さない!
韓国人は自分で捨ててるからな・・・。
401 :
日出づる処の名無し:03/01/15 01:06 ID:sWm/yk7b
>>396 自我って言う物は他者との関係によって築く物なので
「誇り」は常に他者というものが仮定されているというのは当たり前の事。
402 :
日出づる処の名無し:03/01/15 01:07 ID:Hc3n7+Sn
>>386 あんたの右翼の定義ってなんだ?
まさか「軍国主義」なんて言うんじゃなかろうな。
403 :
日出づる処の名無し:03/01/15 01:18 ID:sWm/yk7b
日本の伝統文化を破壊しつくしたのは
戦時中の日本の全体主義だったりする。
戦後、日本の文化には古来から続いていた伝統的な色
「緋色」「紅色」「藍色」「浅葱色」は全部無くなってしまった。
404 :
日出づる処の名無し:03/01/15 01:23 ID:cngErTEp
>>398 戦前から象徴天皇制であったにもかかわらず、そのことを知らず、
戦後、専制君主から象徴天皇にしてやったと勘違いして喜んでいる悲しいGHQ
まあ、今の消防も似たようなもんなんだが。
406 :
日出づる処の名無し:03/01/15 01:40 ID:sWm/yk7b
>戦後、専制君主から象徴天皇にしてやったと勘違いして喜んでいる悲しいGHQ
アメリカに対する日本国内の反発をおさえ占領政策に支障をきたさないために皇室は利用されたんだよ。
407 :
日出づる処の名無し:03/01/15 01:46 ID:cngErTEp
>>406 そんなことは分かっているが、GHQが天皇の地位について勘違いしていたということが言いたかったの。
日本は思想信条を拘束しない自由な国です。
天皇陛下と皇室の方々を敬いたくない人は
敬わなくてもいいのです。
自立したい人は自分なりのやり方で自立す
ればいい。
日本国は、反日教育や日本人による反日、
反皇室活動も許しています。さらに中国
や韓国、朝鮮の人たちが日本国内で不正
に手にした金を不正に送金しても、ほぼ
すべてを不問にしています。
その額に比べれば日本国民が皇室に使う税
金は毎年わずかで、経済大国の中で非常に
質素な生活をされていると思います。
天皇陛下と皇族方は、何を言われても反論
もできないのです。
中途半端な歴史の知識をふりかざし、日本
という国、天皇という存在を批判するのも
自由ですが、非常にみっともないことであ
ることは、ある程度の年齢になれば、自覚
するべきでしょう。
409 :
日出づる処の名無し:03/01/15 02:27 ID:xVCYC+qf
>>376 >それ以前に、個人主義者が国家として纏まりまることは、有り得ないです。
そりゃ全体主義的な体質も必要だよ。
何処にだって合理的に物事を考えられない人間、底辺の人間、負け犬、主体性の無い人間は
いる訳で、そういう人間にとっては全体主義的体質は必要(w
だけど、国民全員、叉は過半数が全体主義的体質だと国家が衰退する危険性が有る。
国家が衰退すれば近隣諸国との相互依存が崩れ日本は必要の無い国になる。
そうすれば思想、戦略、経済の面で侵略の危険性が出てくる。
地勢学は知っているよね?
でも、戦時中の日本が自国の伝統文化を破壊しつくしたから皇室意外に
国民統合という幻想の象徴を持てなくなったのは不味いね。
410 :
409追加:03/01/15 02:32 ID:xEbqp5Ao
まとまる事より多様性を持つことが大切。
多様性を持つべしとの画一化。
413 :
KK:03/01/15 05:37 ID:m9OEWyik
414 :
日出づる処の名無し:03/01/15 05:45 ID:er9ptlyh
仰ぎたくない人は仰がなくても良いジャン、別に
415 :
日出づる処の名無し:03/01/15 09:14 ID:PBShqi/I
>>409 全て合理的に、物事を捉えようとするから齟齬が生じるんですよ。
人間関係は親子関係という名の全依存から発生していて、そこから自立しても社会と共依存しています。
貴方は、利害の一致で、全ての人間関係が説明できるのですか?
貴方は、企業、商行為による「契約」で、共同体ができると本気で考えているんですか?
人間のが本来持っている共同体意識を否定して、全て個人決定できると考えることが問題なんですよ。
>何処にだって合理的に物事を考えられない人間、底辺の人間、負け犬、主体性の無い人間は
>いる訳で、そういう人間にとっては全体主義的体質は必要(w
少なくとも、貴方が社会性の欠如した利己主義者であることは判りました。
416 :
日出づる処の名無し:03/01/15 09:16 ID:1CDhdr9B
なにはともあれ皇室は続くし。俺も納得、安泰。
417 :
日出づる処の名無し:03/01/15 10:07 ID:xEbqp5Ao
>>415 あなたの言っている事は立派な個人主義だったりする(W
418 :
凄いサイト:03/01/15 10:33 ID:FCffBQJL
419 :
日出づる処の名無し:03/01/15 10:41 ID:VXYqhFTw
NHKで歌会始の中継やっとるよ!
420 :
日出づる処の名無し:03/01/15 10:49 ID:X4rVxL0I
>>406 「利用してやった」とマッカーサーは回想録で鼓吹しているようだが、実情は
GHQも本国政府も天皇制など消し去りたかった。当時、絶大なる権力を誇っていた
GHQならそんなことは造作もないことだった。しかし国民感情など、日本の内情を
顧みるにそれは不可能だと悟り「やむなく残した」のだ。なんせ戦勝各国、各国民
ともに天皇を憎み抜いていたからな。
「利用した」などと言う、日本にとって受け身のGHQ史観からは早く脱却した方が
いい。もっと日本の歴史にプライドを持って。
421 :
日出づる処の名無し:03/01/15 11:09 ID:X4rVxL0I
>>403 保守派は特に戦前だったら何にでもなびくというわけではございませんよ。
明治以来、富国強兵のために無制限に西洋文明の流入を奨励せざるを得なかった。
その際には多くの伝統文化が非合理的、前近代的という理由で消し去られてきた。
これは森鴎外や夏目漱石が葛藤しているところでもあったが、誉められたものでは
ない。まあ、そんな評価を下せるほど現在は素晴らしくないが。
とにかく帝国主義下の世界において良きにしろ悪きにしろそれなりの理由があった。
だが、そうした戦前と比べた場合、戦後は明らかに大部分において伝統文化を
葬り去る「動機」が異なっているのではないか。
それになんだったらそれらの色を復活させれば良い。着物・染物業界が音頭をとって。
(まあ、これらの業界は現在でもそれらの色名を使っているが)
ところが戦後日本はそうしたものの復活どころか、使用常用漢字数を大激減させたり
している。理由はただ「難解だから・・・」
422 :
日出づる処の名無し:03/01/15 12:33 ID:xEbqp5Ao
文化のカタチは残っても中身はなくなってしまったよ。
原因は西洋文化の流入じゃなくて軍の規制。
カーキ色と雑巾の様な色しか認めなかったとさ。
おかげで庶民の文化が融合する事無く西洋色に染まった。
それも全体主義の体質のおかげで一気にね(W
423 :
日出づる処の名無し:03/01/15 12:48 ID:BqTNV+Zv
>>422 色の話はよくわからないのでお伺いしたいのですが、何故、軍は色の規制を
行ったのですか? 何か無意味かつくだらん理由があったのでしょうか?
全体主義が嫌いなのは別に構いませんが「全体主義の体質のおかげ」という
抽象論では説明不足のようです。
どちらにしろ私は今日の文化排除が全体主義のそれと比較対象になり得るのか
が疑問なのです。
それに今は平和なんだから戦前がどうとかではなしに、残すべきものは残し、
復活させるべきものは復活させればいいではないかと思うのです。そうした
色の話でもわかるように一度断絶させてしまった文化は再興がとても難しい
のだから。
結局は全体主義の体質のおかげではなく、その時代の人間が持っている思想、
否、知恵の問題だと思います。
424 :
日出づる処の名無し:03/01/15 15:52 ID:xEbqp5Ao
民意を統一するために過剰な統制を強いたんだよ。
おかげで戦後の日本は中身のないからっぽな国になってしまった。
425 :
日出づる処の名無し:03/01/15 16:01 ID:xkPvojzf
民意を統一することと色の過剰な統制はどういう関係があるのでしょうか?
それはいいとしても幕末期といい、戦前といい、現在より統制が強かった
時代のほうが何故色濃い人間たちが輩出されたのでしょうか?
全体主義は良いものではありませんが、それを現在のからっぽさの要因と
することには疑問があります。どう考えても物質主義その他流入思想の
過剰な受け入れが原因かと。
現代の病の原因をすべて戦前に持っていくのはいかがなものかと。
426 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/15 16:42 ID:9FBBsWKk
>>387 >海外において海外国籍で過ごしでもしていない限り、その見えない日本人としての
>属性から逃れることは可能なのか。
とりあえず、この問題は国籍なんかによって解決できる問題じゃないと
言わなければならない。国籍を変えれば、つまり、当人の自由意志で日本人で
あることを止められるというのであれば、文化の強制力などないことになろう。
で、国籍云々は無視するが、 このような日本人という限定は便宜的なもの
にすぎないだろう。オレの思想に先人達の思考的風潮がふんだんに盛り込まれ
ているのは事実としても、それを日本的と規定する絶対的な根拠はない。
「国は精神だ」と言う代わりに「村は精神だ」と言うこともできるのであって、
一時代前はこっちの方が妥当する主張だったのだろう。あるいは、村の精神は
国の精神の一部であるという反論があるかもしれないが、そういうことを言えば、
日本の精神は東アジアや世界の精神だということも同時に言えてしまう。
このような「村は精神だ」という言い回しは単に比喩であるか、単にある程度の
まとまりがあると言ってるにすぎず、そういう実体があると考える理由はない。
>日本に誇りを持てずに、持とうとせずに日本社会を良くしたいという発想は
>成り立つのか?と。不思議に思ったものでね。
逆に聞くが、何でおまえらは自分のことと思わなければ、良くしたいという
発想が出てこないのかね? 利他的な精神というのはないのか?
といっても、別に綺麗事を言ってるわけじゃない。他人として立派なことをすれば、
尊敬されたり、お返しにあずかったりすることができるわけだ。反対に、
「我々」であったら、「オレはおまえを誇りに思う」なんて訳の分らないことを言われて、
なんの恩恵も受けないかもしれない。
それに、オレは別に「日本と同じように外国も良くせよ」と言ってるわけじゃない。
「出来ることをやる」というのが道徳の基本なのであって、身近な環境から良く
していくの自然なことだ。
427 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/15 16:43 ID:9FBBsWKk
>>388 >人間は何がどうしたって「比較する動物」なんだよ。長い歴史、否、自分自身や
>その周囲を見たって比較することの連続でしょうに。
比較するのはかまわないよ。しかし、客観的に比較するには「自分」という
属性がジャマになる場合があるわけだ。自国の歴史を記述するにおいても
あたかも自分が外国人であるかのように考え、最後に、(場合によっては)、
「日本」を「我々」なんかに置き換えれば客観的な記述になるだろう。
>誇りは誇りであり驕りは驕りなのである。「誇り」とは相手のことも尊敬しつつ、
>「自分のことだって何にも劣ることなく素晴らしい」と思う心である。相手のことを
>貶すようになったらそれが「驕り」なのである。
何だ、それ? 結局、「何もかも素晴らしく思え」という巷で流行のポジティブ
なんとか(別名単なる脳天気)というやつか? 脳天気で今の日本が良くなる
と思ってるのかね? まあ、鬱になるよりはましかもしれんが、こういうことを
言い出したヤツらがペテン師であるのは間違いないからな(笑い
まあ、何もかもじゃなくて、過去を賞賛するという意味なのかもしれんが、
こういう主張は客観性を無視した独断にすぎないわけだし、そうではなく
客観的な良い悪いとは別次元のことと言うのであれば、実際に良くしよう
という気にはなれんわな。良くなくても素晴らしいんだから。
結局、素晴らしいかどうかは実情によって決めるべきものなのであって、
現実がどうかにかかわらず「素晴らしく思え」と命じるもんじゃないだろ。
428 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/15 16:44 ID:9FBBsWKk
>>390 >今のところ、民主主義に代わる制度はまだない。しかし、過度の信頼を置くことは
>極めて危険だと警戒したほうがいい。
その危険は愚民政治になるからだろ。そうならない方策を立て、
十分まともに判断として「伝統切り捨てるべし」と国民が言うのなら、
そうせざるをえまい。
>>392 >そして、その意味の中にこそ日本人としての普遍の価値があるのだと思う。
ないない。探すだけ無駄(笑い。
429 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/15 16:46 ID:9FBBsWKk
>>396 半島と言った時点で読む気がしないのだが。
立派な人物を見て、「誇りに思う」 と言うか、「敬意を感じる」と言うかの判断は、
自他の境界設定に関わってるだろ? 赤の他人を「誇りに思う」とは言わないのだよ。
「個人の行動規範として内在し、作用対象は自分であり」、「面目」「面子」「意地」「見栄」
と類似していても、さらに、あからさまな蔑みが見られなくても、他者の存在を仮定してる
ことには変わりない。
>>402 一般的にはサヨ(社会・共産・進歩主義)の対極だろ。
ウヨはいい加減だからな(笑い。
保守っていうのも日本の場合は現憲法の体制を保持しようと言うのは
サヨだから、あまり適切じゃない。
っていうか、民族主義的なノムヒョンがサヨだろ。
>>408 なんか勘違いしてるようだな(笑い。
430 :
安保:03/01/15 16:49 ID:v2Jo5Ht3
しかしもはや、戦後。
天皇制が崩壊した日本は、ただ日本国であって日本ではない。
魂はどこに消えてしまったのだろうか。
もはや、日本の土地には神は宿らなくなってるのである。
今の日本の風土は、形而上学的にまだ焼け野原のままである。
そして今ここに憂国の志をひそやかに抱いている18の青年
がいるわけだ・・・「遅れてきた」青年、とも形容すべきか。
431 :
日出づる処の名無し:03/01/15 17:14 ID:xkPvojzf
>>426 言葉足りずだった。
海外国籍というか、その国に生まれ育つということが言いたかった。当然、親もその国の人間。
無論、国の精神といえどもその思考的傾向は地域によって、その他の要因によっても
異なる。しかし、同じ人種、似たような言葉、似た食物、似た文化様式を持っていれば
自然に共通思考は生まれてくる。それが近代になれば国という概念も生まれ、日本の場合は
海で四方を囲まれているからなおさらながら共通項は多い。それだから、天皇制も断絶しなけ
れば、良い例ではないが全体主義にも染まりやすかった。廃仏毀釈の時だって然り。
村だ国だ世界だなんて言っているが、ただの理屈の捏ね回し・言葉遊びであって常識で考えて
も区別はある。
「山中で熊に襲われたとする、あなたはどうやって子供を守りますか?」
と日米両国の親にアンケートを取ったときアメリカの親は
「子供の前に大の字になって熊に立ちはだかる」という意見が圧倒的多数。
日本の親は「熊に背を向ける形で子供をしゃがんで抱きかかえてその場に
うずくまる」という意見が圧倒的多数。
危機に対する行動だけでもここまではっきりと差が出る。この結果はDNAレベルの
問題であろう。歴史的に「平和が在った国」「平和を作ってきた国」の違いだ。
人間だけではなく西洋蜂と日本蜂でさえも似たような強弱関係が出る。
いかに当人の自由意志たる近代思想的なものが自然の前では陳腐なものかがよくわかる。
432 :
日出づる処の名無し:03/01/15 17:17 ID:D2T9ElTZ
1はホモ
433 :
日出づる処の名無し:03/01/15 17:24 ID:xkPvojzf
>>426後半
どうして話をずらすんだ。利他的な心があったって結構。
しかし、今言っていることは「何故、祖国に誇りを持つことが健全な感情ではなく
縛りになるんだ」「何故、日本を良くしようと思うことが誇りを持つことと別個に
なるんだ」ということだ。利他的になるならないはその後の話だろう。
だいたい、自分の国を尊敬できなくて他国のことを尊敬できるものなのか。
そんな人間はせいぜい表彰式等で非常識な行動をとって唖然とされるのが関の山だ。
434 :
日出づる処の名無し:03/01/15 17:49 ID:xkPvojzf
>>427 自国の歴史を述べるときにどうして「外国人の目」になるんだよ・・・。
外国人の如くというが(それが本当にできるかどうかも疑問だが)外人にだって
どうしても自国との比較対象が発生してしまうから客観的になんてまず見れない。
ましてや実際は自国のことを見るんだから。っていうかこんなこと喋ってるのも
馬鹿馬鹿しい。理想としてはわかるけど、不可能なことばかり言ってるじゃないか。
そんな置き換えるだとか、文字通りとってつけたようなことでしまいには「客観的な
記述になるだろう」ではただのレトリックのお勉強だ。
>>後半
素晴らしく思えなくて、誇りに思えなくて、日本が良くなるとは思えません。
自国と自国の歴史に対してはポジティブになってこそです。
ペテン師とでも何とでもお呼びになればいい。が、間違いなくその逆のベクトルの
自虐志向ではそれ以上に日本が良くなるとは思えません。
日本が今抱えているどの分野に関する問題でも「プライドがあれば、素晴らしいと
思えていれば起きなかったこと」と思う出来事がたくさんあるでしょう。
「現実がどうかにかかわらず」ではありません。現実はもっと素晴らしい歴史を
学びなおす、考え直すべきだと言っているのです。そのツッコミはちょっとズレてる。
435 :
日出づる処の名無し:03/01/15 18:30 ID:xkPvojzf
>>428前半
なぜそこまでわかっているのにそうなるんだ?
もう十分に衆愚政治になっているじゃないか・・・。
そういう状況下の方策などいかがなもんでしょうかね。
現在の国民主導で「十分まともな判断がくだせる」と本気で考えているの
なら先ほどの能天気というお言葉はリボンをつけてそのままお返しする。
>>後半
ないない・・・!?驚いたな。
行事も冠婚葬祭も簡略化、もしくは実施しない傾向にある。これは大体が
面倒くさいからである。葬式などは大掛かりになればそれだけ「人が死ぬ
ってことはこれほど大変なことなんだ」という認識にもつながる。おせち
や年賀状で言えば正月が苦労無しのんべんだらりとしたものになり、普段
お世話になってる人、関係が切れがちになっていた人にも節目としての
挨拶が言えない。お盆で言えばご存知のとおり故人が家に帰ってくるかの
だから皆で集まってそれを迎えようということになる。
これらのことはほんのほんの一部分の効用である。枚挙に暇がない。
面倒くさいから人を呼ばない結婚式、面倒くさいからデリバリーのおせち、
メールでの年賀状、家に帰るよりも海外や避暑地で気ままにすごしたい・・。
これじゃあ欲望の赴くままじゃないか。人間は縛りがなければ堕ちるのみ。
それに面倒くさいからやらなければ人間は我慢する力が減っていくのみ。
次回からはもっとエネルギーが必要になってしまい、億劫になり堕落して
いく。それになんと言っても人間同士の関係上、素晴らしい潤滑油になる。
これは人間としての叡智だ。我慢の力が無くなれば離婚・訴訟なども無論
増えていく世の中になっていくであろう。
人間関係、律された生活、忍耐力・・・これだけでも普遍の価値といえよう。
天皇はそれらの日本文化の集大成といえる存在なのだ。東京だって皇居がある
ことでただ発展しているだけではなく、「歴史」という重みを含んだ首都たり
えるのだ。あれを無くして高層ビルでも建てようもんなら各国から笑われる
ことだ。
その他有形無形の文化が数多の意味合いを持って存在している。にも拘らず
「ないない」などと%Y&@な発言をされてしまったが故、つい興奮して長文に
なってしまった。
436 :
日出づる処の名無し:03/01/15 19:56 ID:0bOU0ws0
個人が皇室を誇りに思ったとしても
それは国家との「生温い一体感」意外のなにものでも無い。
437 :
今年のお題は町:03/01/15 20:40 ID:0RBbXctd
今日の歌会始をテレビで見ていたが雅子様が笑いを懸命にこらえておられた。
経験あるけど卒業式とか入学式とかの式典で先生らの話聞いているとおかしくない
のに笑いがこみ上げてきてそれをこらえるの大変なんだよな。
438 :
日出づる処の名無し:03/01/15 21:05 ID:0bOU0ws0
439 :
日出づる処の名無し:03/01/15 22:16 ID:0bOU0ws0
>>423 全体主義は判断を全て権力者にゆだねてしまう為
全体の頭にあたる人間が「こっちだー」って言うと庶民は何も考えず皆そっちへ言ってしまう。
その時代の人間が持っている思想も知恵も国家の利益にならないと考えられたものは排除される。
この体質が日本には根付いている為日本人は与えられた価値観を疑う事無くそのまま受け入れてしまう。
それが物質主義その他流入思想の過剰な受け入れの原因。
最近になってやっと文化が多様化してきたおかげで日本の伝統文化が取り入れられる傾向が見えてきた。
全国的なメディアも無く、交通も発達して居らず、
>それはいいとしても幕末期といい、戦前といい、現在より統制が強かった
>時代のほうが何故色濃い人間たちが輩出されたのでしょうか?
全国的なメディアも無く、交通も発達して居らず、貧富の差も激しく
国際的な経験のある人材など皆無に等しいから普遍的な価値観も無く
世の中がバラバラで多様性に満ちた時代だったからだよ。
ちなみに戦時中はともかく戦前はそれほど統制は厳しく無かった。
戦後メディアが発達した為、民衆の価値観の統一は天皇を使う必要もなくなり
容易になった。
テレビは物質主義その他流入思想の過剰な受け入れを効率良く民衆にアピールし
全体主義の体質がしみついている日本人はそれを何の疑問も無く受け入れた。
おかげで日本古来から残る伝統芸術は廃れてしまった。
>>439 文化とは有形だけにあらず。
如何に伝統文化を大切にしていたか、残していたかを考えたらそれでも戦前期の
ほうが圧倒的だと思います。有形文化を含めたとしてもそうでしょう。
近代化、物質化が導くところはどうあがいたって伝統の破壊なのです。
私にとってみれば現在の「多様化」などはすべてがすべてとは言いませんが、
無秩序化、わがまま化としか思えません。本当の意味では逆に画一化に向かって
いるように思えます。
それでも伝統文化が取り入れられているように見えるのならそれはいいことだと
思います。ここまで近代化による伝統破壊が進めばその反動が出るのは当然の
ことなのですから。ただ、私にはそうは見えなく、現在も伝統文化破壊ばかりが
目に付くということです。行事習慣は言うまでもなく、夫婦別姓も年功序列終了も
ぜんぶそう。
>>439の後半
それはおかしい。現在はそれとは真逆の条件なのに何故「多様化してきている」と
さっき言ったのか。辻褄が合わない。
それにその言い方からすると現代でも大陸の奥地に住む未開発地域の人々には
普遍的な価値が無いということか。私から見れば彼らは人間における真の普遍価値が
私たちよりも十分にわかっていると思うが。自然を、家族を、習慣をモノ・カネから
離れて大切にできてゆっくりと時を過ごす。そうした人間の普遍価値を守るために
民主主義だって存在するはずなのに、民主主義自体が普遍価値扱いされていて手段と
目的がごっちゃになってしまいまるで機能していない。それどころか悪い方向へ
向かっている。話はそれたが、昔の人間に普遍的な価値観が無いというのはまるで
納得できない。共通の普遍的な価値観が大なり存在したからこそ明治維新だって
その後の戦争だって成し遂げられたのだ。現在だったら何もできない。というか
実際に事態に対して身動きすらとれてない、否、認識さえできない。
メディアを天皇が持つ効用の代替物にしちゃったかね。
使う使わないの問題ではない。天皇は日本の歴史の集大成、知恵、自信、誇り、文化
すべてが凝縮された存在だ。もちろん良い要素だけではないかもしれないが、そんな
ことは消す消さないとは関係無い。日本の記憶を語る上で大切な存在であり、海外
からみても非常に重要な存在なのだ。精神的重みというか何と言うか、うまい表現が
見つからない・・・。
でもってその後の言い方を見ると現在はメディア式全体主義になるということでは
ないか?全体主義の体質が残っている日本人は画一的な放送を見てそれに染まる・・
しかし、あなたは前半部分では文化が「多様化してきている」と言っている。
いったい、どちらが本音なのか。私はメディア式全体主義も、それによる伝統破壊も
同意するところだが、現代人の価値観の多様化を普遍価値への理解という面では
どうも疑問が。強いて現代の普遍価値があるといったらそれは「お金」でしょうか。
資本主義なのに社会主義特有の唯物主義に陥るというジレンマですな。まあ、モノ・
カネなど真の普遍価値にはなりえずすぐにメッキがはがれるような存在ですが。
>>441の一番下の方の段
現代人の価値観の多様化を⇒現代人の価値観の多様化と
「を」と「と」の間違い。
443 :
日出づる処の名無し:03/01/16 03:09 ID:hAKY1cA5
蛇足ですが、「旧・正田邸を守る運動」なんて本気の本気かつくだらない正義心から
でなければ、それこそ普遍価値がわかる人々だと私は思います。現代の人がそれを
理解できるなら私としてはうれしい誤算ですね。しかし大体は「いらん、金に替えろ」
ちゅうことになるでしょうね。特に若ければ若いほど。
444 :
日出づる処の名無し:03/01/16 05:30 ID:+cbS6VCB
日本の文化・文学・芸術・音楽・思想その他をある程度深く学べば、
日本文化全体の中で、皇室が関わっている部分がいかに小さい部分でしかないかが、
よくわかると思うよ。
雅楽なんて十数世紀前の中国朝鮮の様式をほとんどそのまま伝えるもので、
そういうお宝を守り伝えてくれるなどの効用も、ないわけじゃないけどね。
まあ千年前までは、皇室文化も重要な部分だったことは認める。
でも今、皇室文化=日本文化とか言ってるやつは、日本の文化を矮小化してるとしか思えん
小さい大きいの問題じゃないだろ
446 :
日出づる処の名無し:03/01/16 05:37 ID:UyNZOBQK
和歌を隠然と統御しているのは千年前も今も皇室ですが何か?
447 :
日出づる処の名無し:03/01/16 05:56 ID:+cbS6VCB
日本の文化ってもはや日本人だけのものじゃないでしょ?
世界中に愛好者や研究者だっているんだし。
和歌でも万葉から実朝くらいまでならともかく、まさか現在の歌会始めだか何だかが
文学とか芸術と何ら関係あるわけがないでしょう。
皇室という権威だけでそういうものを有難がることが、実は日本の恥になってるんだってことだよ。
ところで子規や啄木も、「皇室に隠然と統御され」てたの?w
448 :
何だそれ:03/01/16 06:03 ID:UyNZOBQK
歌会初めだが何だかが文学や芸術に関係ないなら、
歌会初めは文学でも芸術でもないということかな?
現在、和歌を趣味にしている人々や集まりが、肯定的であれ
否定的であれ皇室がつかさどっているあのセレモニー(皇室
に肯定的な人は憧れとして、否定的な人は唾棄し粉砕すべき
因習として)をどれだけ意識しているか知らないんだね。
日本文化についてもう語るな。物知らず。
449 :
日出づる処の名無し:03/01/16 06:03 ID:2TulWf+k
450 :
物知らず:03/01/16 06:31 ID:+cbS6VCB
だから「現在、和歌を趣味にしている人々や集まり」を日本文化の代表にしてほしくないだけよ。
日本文化を語る上で、それを頭に持ってくるような言説は、
日本文化全体に対する侮辱だろう、これが私の意見。
スレのテーマに一応関係ある一意見に対して
「日本文化についてもう語るな。物知らず。」とは、
いささか過剰反応のようですね♪
ところで皇室文化って何? 和歌と雅楽と…?
451 :
日出づる処の名無し:03/01/16 12:39 ID:lm2QFYze
>>440-441 すまん普遍的ではなく画一的であった。
画一化された価値観の崩壊が始まったのがバブル経済崩壊だろうね。
あそこから皆がメディアや現在有る価値観を疑いだした。
今まで合った伝統的文化の本来の意味を忘れ形式に捕われてしまっていたためだ。
年功序列なんて物は本来、年長者のほうが知識が豊富で有能だったからこそ
成立したはずなのにいつのまにかただ利益をむさぼるだけの無駄飯食いがのさばるじょうたいになってしまった。
共同体意識も相互依存があってこそ成立するはずなのに一部の人間が利益をむさぼる為に
相互依存を血統にすりかえ一方的な物にしてしまった。
452 :
日出づる処の名無し:03/01/16 12:50 ID:jkl40imG
>>450 >ところで皇室文化って何? 和歌と雅楽と…?
書や有職故実などかな。
今現在どのように受け継がれているのかは知らないけど。
453 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 13:10 ID:+9bWtYxm
>>431 >村だ国だ世界だなんて言っているが、ただの理屈の捏ね回し・言葉遊びであって常識で考えて
>も区別はある。
区別ができてもかまわないよ。っていうか、オレが言ってるのはそういう区別は
制度的・便宜的なものか、だいたいの傾向としての区別であって、本質的・絶対的な
区別じゃないということだ。そうでなければ、「日本人とはこうじゃなきゃならない」と
いった強制力はないだろ。
>この結果はDNAレベルの問題であろう。
んなーことない。遺伝子レベルでの差は一般に思われているよりずっと少ないのだ。
可能性ゼロとは言わんが、こういう話はそれこそ文化違いだろう。
とはいえ、そのアンケートでも見られるだろうけど、まともな日本人でありながら、
少数派に属するものがいるわけだ。それにも関わらず、「日本人とは・・」という決めつけ
を行えば彼らを迫害することになるだろう。昔の「非国民」のようにな。
「日本人は皇室を仰ぐ者だ」というのでも同じこと。
454 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 13:11 ID:+9bWtYxm
>>433 >だいたい、自分の国を尊敬できなくて他国のことを尊敬できるものなのか。
オレが言ってるのはこのことだよ。
「自分の国を尊敬する」とはどういうことだ?自分自身を尊敬するヤツがいるか?
これはまさに自国を他者として見てるということだろ? オレが言ってるのは、
他国を尊敬したり自国を良くしたりためには、自国を自分と同一化する必要がある
というわけではないということだ。
455 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 13:11 ID:+9bWtYxm
>>434 :日出づる処の名無し
>自国の歴史を述べるときにどうして「外国人の目」になるんだよ・・・。
これは、つまり、「歴史を科学的な学問にするには」という話だ。
おまえのように、歴史学者であっても所属する国の(文化的・思想的)枠組みから
自由になれず、無国籍の観点で歴史を記述できないというヤツがたまにいるわけだが。
こういう相対主義者は、科学であることに必須な客観性を否定することになる。
これでは、日韓の歴史対話など、まさに絵に描いた餅だろう。できないと
思っていながら会議に臨むなどバカげた話でしかない。
オレは相対主義は間違ってると考えているわけだが、たとえ相対主義が正しくても
客観的な理解への努力が無意味なものになるわけではない。相互理解は
よりよい人間関係を築く上で重要なのだ。
>素晴らしく思えなくて、誇りに思えなくて、日本が良くなるとは思えません。
自虐史観がダメだから、反対が正しいというのは単純すぎ。
そうではなく、日本はダメダメだとか素晴らしいとか、そういう決めつけを行うことが
間違ってると言ってるのだ。これらは現実に即して判断すべきものであり、
「素晴らしい」との判断がなければ良くすることはできないなどというものではない。
そもそも、「ダメな現状を良くする」ということはごく普通に行われていることではないか。
これは本当は、「重要と思えなければ良くすることができない」と言うべきなのだ。
ダメで誇りを持てなくても、重要だと思うことはできるのであり、このような意識は
「社会を大切にしよう」といったありきたりの標語で教えられてるものだ。
そこから、「国を大切にしよう」→「国を誇りに思おう」と飛躍させる必要はない。
456 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 13:12 ID:+9bWtYxm
>>435 >そういう状況下の方策などいかがなもんでしょうかね。
例えば、選挙権の獲得を試験制にして(もちろん例外事項はつけるが)、
バカには選挙をやらないようにして、バカが差別されるようにすればいいじゃないか。
そもそも、憲法を覚えていないどころか、読んだこともないと答えるヤツが
かなりの数存在していて、そういう者がまともな選挙をすると期待するのが間違ってる。
別の方策では、国民(政治)のマスコミへの干渉があるだろう。
ウソの報道や愚民化を助長するメディア(娯楽はかまわないが、ヤクザ等の
不正集団を賞賛をするのは間違っている)を弾劾できるような制度を作るのも手だ。
別に、無理なことではないし、こういう議論を広めるだけでも効果がある。
>ないない・・・!?驚いたな。
驚くことはない。上に書いたように、日本独特で普遍的ということで表される
本質的・絶対的はないし、そういうものを期待するのは少数派の排除につながる
悪しき思想につながるのだ。
これを書いた時点では
>>451 を読んでいなかったが、ある程度共通する価値観
といっても、それほど正しいとは思えないな。共通すべきなのは規範であって、
その根底にある価値観ではない。内心の自由は保障されるべきだ。
とはいえ、その画一化という弱い主張では、>>1を否定するのは困難だが?
457 :
日出づる処の名無し:03/01/16 15:57 ID:UdHj9nUe
>>438 >善意で個人主義を広めたい人間は、社会に十分に善良な人間が存在することを確認していなければならない。
>あるいは、個人主義が広まった結果として、善良な人間の方が多いようでなければならない。
>悪意のある人間だけに個人主義が広まってしまうと社会として最悪である。社会にとって一番いいのは、
>善良な人間だけが個人主義を信じ、悪意のある人間は全体主義や宗教を信じることである。
選民思想です。誰が善良であると証明します?
「民主的な全体主義国家」 この言葉をもう一度吟味してください。
458 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 17:39 ID:8QqIASvk
>>457 善良であることを強いるんだろ。
例えば開かれた議会においては善の方が強いという一般的な経験則を利用して。
あと、バカの排除も無視できないな。くどいようだが(笑い。
>>453 まあ確かに世の中には少数派というものが存在する。しかし、現に多数派というのも
存在するわけでDNAレベルとまで言えないにしても民族としての風土性は多分にある、
要するに民族性における一般論というものがちゃんとあるわけだ。ある程度の認め
ざるを得ない共通性というものがあるわけだ。これは妙な思想によって左右する世論
というものよりも、正確に表れてくるデータだ。「日本人はこうじゃなきゃならない」
とは考えなくとも、「日本人としての共通性が存在すること」を認識して、そんな
声高に「国と個人は無縁」みたいなことは叫ばなくとも良いのでは。声高には。
>>454 自国を尊敬できれば自分に誇りが持てる。自国の歴史、先人たちがやってきたこと、
残された文化が素晴らしいと思えば、その国に生まれた自分を尊敬でき、例にとし
ては仰々しくなるが外務省のようなプライドの欠片もない行動はとらなくなる。
無論、すべてがこのようにうまくは行かないと考えているが、現代の日本が抱えて
いる問題はこの能天気論理で結構な数が軽減されるものと本気で信じている。
経済も教育もスポーツもすべての分野にわたって。
そうしたことによって生まれる個人個人の規律(Discipline)が一番重要だと
思います。これが発現した上でなら自由主義・個人主義は最上のものとなるでしょう。
理想論のようだが手はこれしかないと考えてます。
>>455 日韓の歴史認識が一致すると思うのか?それに両国ともそれが可能だと本気で
思ってテーブルについていると思うのか?あれはただの韓国世論への配慮だよ。
結果なんてでるはずがない。個人個人の歴史観でさえここまで食い違っている
のに国同士で一致するだなんて、あなたの言う通り「絵に描いた餅」だよ。
学者たち本人がそれを一番承知でやっているのよ。保守派はあなたが言ってる
ように馬鹿げた話だからやる必要はないと言っているのだが、国は配慮優先。
独立戦争でイギリスはアメリカを反逆者と、アメリカはイギリスを抑圧者と
教科書で教えている。これを一体どのようにして擦り合わせるというんだ?
そりゃあ、相互理解は大切だが、中韓みたいにできないものを高圧的にこじ
つけてしまったら余計こじれる。物事には限界があるんだ。お互いの心情を
理解するくらいのことが最上といえるだろう。
461 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 18:20 ID:8QqIASvk
>>459 >そんな声高に「国と個人は無縁」みたいなことは叫ばなくとも良いのでは。声高には。
>>1のように、「皇室を仰がなくてもいいんじゃないのか」という意見を
当然のごとく否定してしまうヤツらが多いから、声高に言わなきゃなんねーんじゃないか。
>自国を尊敬できれば自分に誇りが持てる。
ここで、自他の関係はどうなってる?
尊敬というのは通常、外国のような他者に対して使うものだが、
他者を尊敬することによって自分に誇りが持てるというのは意味不明だろ?
>外務省のようなプライドの欠片もない行動はとらなくなる。
いや、そうじゃない。彼らはむしろプライドの固まりだ。
彼らに欠けているのは、自分より国民を大切にするという価値観だ。
この解決のために、「我々国民とおまえらは一体だろ」と説くのは成功して
いない。ヤツらにとって我々は文句ばかり言う嫌な存在である。
しかし、だからといって甘い言葉をかければいいというわけではない。
道徳を無視するような悪いヤツらを甘やかせば、道徳そのものが危うくなる。
規律が欠けていると言えば、その通りだろうが、そのためには国家的な
価値観を構築しなければならないというわけではない。裁判を公開制に
したりといったことで、道徳に関心を持たせるだけでも効果はある。
また、バカを排除するのも忘れてはならない。くどいようだが(笑い。
>>456 素晴らしいじゃないか、それ。いや、本気で。そうすりゃあいいんだよ。
ただ、それでも権力を行使しないくせして手放そうとしない国民が沢山いる。
民主主義がどうとか騒いでいる。だから国会議員も下手打てない。どころか
国会議員自体が国民に媚びて下手してる。衆愚政治そのものだ。
あなたもそうお考えなら、何故、民主主義や個人主義にそこまで肩入れを
するんだ。
>>後半
少数多数はどうでもいい。私には現在まで連綿と続いてきたものの方が
現代ぽっと出の価値観よりも信じられるし馴染み深いというだけの話だ。
そして、そのぽっと出の価値観の名のもとに連綿と続いてきたものが
消し去られるのが我慢ならないのだ。それだけ。
さっきより軟らかく言えば、連綿と続いてきたものの方が、より絶対的・
普遍的に「近い」と思うのだ。
>>その下
その価値観があるからこそ共通規範が守れるのではないか。一心同体だろ。
価値観がばらばらなら、ようするに絶対的価値観が存在しなければ共通規範
なんて存在し得ない。それに価値観に対しては便宜的な時以外は、「正しい」
「正しくない」などとは表現できない。より謙虚に「間違いがない」と言う
べきだ。それでこそ歴史、他人へのリスペクトの表れになる。きれい事ですが(w
>>461 いや、あなたが上のほうで「国と個人は無縁」みたいなこと言っていたから・・。
>>1みたいなやつには文句はそりゃあ言うべきだが・・・。
かみ合ってないな、これ。
>>真ん中
自国に誇りを持つことが他国への正しい尊敬心につながる。
上のほうで言ったが自国への尊敬は自分への慈しみにもつながるはずだ。
自分に卑下ではなしにプライドを持ってこそ、他人にも真の尊敬ができる。
現に切れることなしに言い返してくるあなたには多少リスペクト(w
>>下
あれが「個人主義」に基づく個人または所属組織に対する狭い範囲での
プライドだ。俗に言うツマらんプライド。
これが日本国家に対しての誇りだったらどうか。「ノーブレス・オブリッジ」
言わずともおのずと結果は見えてくるだろう。これが本物のプライドという
ものだろう。
国家的な価値観というよりも、人間的、風土的、日本的価値観といえばいい。
こういう場合、どうしても単位が国家単位にならざるを得ないが。
公開性にしてもそれは厳罰性に頼った小手先さが否めない。やはり根本的に
規範を・・・あれ?ここは一緒か?
すまん今日は落ちます。相手になってくれてありがとう。
464 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 18:44 ID:8QqIASvk
>>462 >あなたもそうお考えなら、何故、民主主義や個人主義にそこまで肩入れを
>するんだ。
いや、
>>457 が言っているように、愚民政治は愚民の独裁であり、
理想的な民主主義や個人主義に反すると考えてるわけだ。
特に問題なのはマスメディアで、ああいう愚民指向は公開の場で
(民主主義的に)叩けるようにすべきだろう。こういう場では愚民は
弱いからな。
>その価値観があるからこそ共通規範が守れるのではないか。一心同体だろ。
いや、そうではない。規範に同意しながら、内心では否定するようなヤツ、
あるいは、建前として「人を殺してはならない」という規範に同意しながら、
それを擁護する哲学的議論を展開するヤツは必要なのだ。こいつらは
愚民ではないし、応報刑としての法制度によってコントロールできる。
逆に、それを排除するような政策は、愚民化をもたらしかねない。
まあ、2chみたいなのも、ある程度の意義はあるということだ。
465 :
1の問題点:03/01/16 19:06 ID:lsaREldr
>戦前の社会が未熟な時代、人々は皇室を仰ぐことによって
>共同体意識を持ち倫理を得る事が出来た。
共同体の象徴として、天皇を示している。。
>人々は「恋愛」のように横のつながりの物を崇拝する様になった。
>恋人や家族、友人のような横のつながりから倫理を形成し
>それによって幸福を得る様になった。
>価値観は複雑化し細分化、多極化を極めつつあり
>世界と国民の仲介役はTVや本、ネット等になった。
>そして人々は傷だらけになりながら倫理と幸福を自ら獲得しなければならなくなった。
個人の意思で、倫理観、価値観が形成される時代になったため、共同体は不要と断じている。
【個人主義の定義】らしきもの
個人の意義と価値を中心に据え、集団や国家は個人によって利用されるべき存在である
466 :
日出づる処の名無し:03/01/16 20:00 ID:8SkMjkHj
>>465 >個人の意思で、倫理観、価値観が形成される時代になったため、共同体は不要と断じている。
個人の意思で、倫理観、価値観が形成されるため、共同体意識を持てるようになると考えるのが妥当でしょう。
>>464 >特に問題なのはマスメディアで、ああいう愚民指向は公開の場で
>(民主主義的に)叩けるようにすべきだろう。
その場こそ2chだったりする(w
いや冗談じゃ無くいずれそうなるでしょう。
既存のメディアはインターネットに現在の地位を奪われるでしょうね。
個人主義は大辞林ではどうかというと、
(1)個々の人格を至上のものとして個人の良心と自由による思想・行為を重視し、
そこに義務と責任の発現を考える立場。
(2)その人の属している組織全体・社会全体のことを顧慮せずに、
個人の考えや利益を貫く自分勝手な態度。
反対語として「全体主義」 となっている。
もともと言葉は生き物でありポジティブな部分とネガティブな部分があるので
捕らえかたによって180°意味が変わってしまう。
人間関係とは束縛と拒絶と依存によって成り立っている事、
他者が存在する事によって個人の自由は有る程度制限されると言う事、
物事の本質を捕らえるよう常に学び理解しようとする事、
自分のした事には必ずリスクが付いてくると言う事を前提にして始めて
本当の個人主義が成り立つとおもいます。
>>459 >自国の歴史、先人たちがやってきたこと、残された文化が素晴らしいと思えば、
正しくは、自国の歴史、先人たちがやってきたこと、残された文化を正しく理解し間違いは反省して直す事が出来て
始めて素晴らしいと思えるようになると思います。
それを受け継ぐ事が出来てやっと自国と自分に誇りを持てる様になると思います。
近隣諸国と自国を危機的状況に追い詰めた
まるで会社を倒産に追いやった会社役員の様な人間を賛美する風潮はどうにかしたいですね。
468 :
日出づる処の名無し:03/01/16 20:35 ID:lsaREldr
>>466 >個人の意思で、倫理観、価値観が形成される、
ことと
>共同体意識を持てるようになると考えるのが妥当でしょう。
ことの、説明が全く付かない。
倫理観を個人で形成できると考えている点で、
社会の持つ倫理観(社会通念)を排除している。
価値観は多様性を持つべきだが、倫理観を個人で持ち得る事は不可能です。
469 :
山崎渉:03/01/16 21:45 ID:Jxj3rN//
(^^;
>>468 >恋人や家族、友人のような横のつながりから倫理を形成し
と書いてあるが・・・・
何処に個人の意志でと書いてあるのかな?
恋人や家族、友人って共同体だよね?
471 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 22:03 ID:8QqIASvk
>>463 > いや、あなたが上のほうで「国と個人は無縁」みたいなこと言っていたから・・。
オレが言ってるのは、普遍的な規範は必要だが、皇室や国家を
根本におくような規範は普遍的な規範としては不備があるということだ。
オレが「愛国心の評価」を否定した時と同じ議論だな。つまり、社会
や「公」と個人が関係していることを絶対視するのはかまわないが
(そうじゃなきゃ、公共の福祉のために個人の自由を制限できない)、
社会以上の意味内容をもつ「国家」やら皇室やらとの関係を絶対視
するのは、さまざまな歪みをもたらす、ということだ。
>自分に卑下ではなしにプライドを持ってこそ、他人にも真の尊敬ができる。
> あれが「個人主義」に基づく個人または所属組織に対する狭い範囲での
>プライドだ。俗に言うツマらんプライド。これが日本国家に対しての誇りだったらどうか。
いや、外務省についてもっと言うと、彼らのプライドは紛れもなく、
国家の権威(国は素晴らしいものだ)から来ている。彼らは、国と同一化
することによって、自分は偉いというプライドを得ている。しかし、彼らが
他者に尊敬の念を抱いているかといえば、ぜんぜんそうではない。
彼らは他国民以上に、国民を卑下しているといわざるを得ない。
というのは、彼らは国との同一化によって、自分は過去の偉人のように
国家を動かす存在であって、それにただ従うだけのもの、つまり国民は
偉くないと思いこむからだ。
これは端的にいって、「自国に誇りを持つべきだ」ということの不備を
物語っている。彼らに求めるべきものは、公務員としての職業倫理な
のだろう(彼らは特に、現実の国民に奉仕するというのを、自己妄想的な
「国家」への奉仕にすり替えて、自己を正当化しているきらいがある)。
しかし、こういうヤツらへの説得が成功する見込みはまずないわけで、
残された方策はこういう下劣なヤツを排除できるシステムをつくることだ。
例えば、公務委員を表彰するという名目で(もちろん、立派な公務員は
賞賛すべきだから)、彼らを叩くということもできるだろう。
472 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/16 22:06 ID:8QqIASvk
>>465 >共同体の象徴として、天皇を示している。。
そのような考えには矛盾が孕んでいて(
>>217)、それゆえ
マヤカシに堕落すると思うが。
>>468 社会通念や倫理観は個人に由来しないとでも思ってるのか?
それとも単に、倫理観は社会生活についてのものだと言ってるのか?
473 :
日出づる処の名無し:03/01/16 22:06 ID:imz1NnbA
>>470 >傷だらけになりながら倫理と幸福を自ら獲得しなければならなくなった。
474 :
日出づる処の名無し:03/01/16 22:18 ID:9aqIq36x
>>1 仰がなければならないなんていう法律はないので、したくない人はしなくてよい
>>470 倫理観を形成するのは共同体だがそれを獲得するのは個人だよ。
それも自ら共同体に入りたいという個人の意志があってこそであって
倫理観を個人で形成できると考えている訳ではない。
476 :
475:03/01/16 22:23 ID:U54RVk01
477 :
日出づる処の名無し:03/01/16 22:26 ID:HC6HzZtL
深作欣二って前立腺ガンで死んだんだよね。
478 :
日出づる処の名無し:03/01/16 22:45 ID:UNTEewko
>>472 天皇は権威を持つが、国民以上の特別な権利は有していない。
権力が無いので人格が国政に影響を持つ事は無く、
それゆえ固有の人格が否定されることも無い。
唯一の欠点が、血縁に拠る縛りだが、more betterである事は確かだ。
倫理観は他者があって初めて形成されるもの。
天皇制を否定するために、社会が継続して持っている倫理観を否定して、
個人で家族や友人のみを対象とした倫理観を形成することは、
(悪しき)個人主義に他ならない。
479 :
日出づる処の名無し:03/01/16 23:18 ID:ad6Nn5O3
>>478 >社会が継続して持っている倫理観
問題はこれが空洞化してしまった事だ。
価値観が画一化され人々は想像力を失い
社会が継続して持っていた倫理観は形だけの物となり
どうしてそれが有るのか皆が忘れてしまいリアリティーが欠落してしまった。
おかげで「何故人を殺していけないのか解らない」という香具師まで出てきた。
だからこそ家族や友人、恋人、仕事、を通じて社会の持っている倫理観を獲得し直さなければならなくなった訳。
家族や友人、恋人は社会への入り口である。
突然社会が継続して持っている倫理観を何も持っていない人間に押し付けても
リアリティーが無いので効果が無い。
まず、個人が身内に受け入れてもらおうとする意志が必要である。
その上で身内に、そして社会に受け入れてもらう為の手引きとして倫理観がなければ
それを見につけようとする人がいなくなるのは当然。
480 :
479:03/01/16 23:24 ID:ad6Nn5O3
× どうしてそれが有るのか皆が忘れてしまいリアリティーが欠落してしまった。
○ リアリティーが欠落してし、どうしてそれが有るのか皆が忘れてしまった。
481 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/17 12:58 ID:7Nm6TuOh
>>478 >権力が無いので人格が国政に影響を持つ事は無く、
んなーことない。「天皇のなんちゃら発言」とか言って大騒ぎしてるではないか。
>それゆえ固有の人格が否定されることも無い。
たとえ影響力がなくても、国民は天皇の人格に日本を見てるし、天皇(皇室)は
そのように立派な人格を演じている。「あれは地だ」などという意見はもはや
通用しない。
482 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/17 13:00 ID:7Nm6TuOh
>>478 >倫理観は他者があって初めて形成されるもの。
なぜそのような言い方をする?
倫理観は社会生活についてのものなんだから、他者についての知識が
必要なのは当然で、他者がいなければほとんど無意味であるが、
ただそれだけのことではないか。
「社会が継続して持っている倫理観」とはいったいなんだ?
個人の外にある様々なメディア(本とか)に倫理観が書かれているということ以上に
なにか媒体があるとでも思っているのか?
>>479 >>社会が継続して持っている倫理観
>問題はこれが空洞化してしまった事だ。
初めから空虚な妄想だったというだけの話ではないのか?
483 :
日出づる処の名無し:03/01/17 17:23 ID:tst7GvG5
>>464前半
理想的な民主主義・個人主義、愚民を叩く場の創設、それは私にとっても願ったり
適ったりだ。しかし、それができないから愚民論はどうにもならないといっている
んだ。大きな外的要因がない限り修正が利かないのが民主主義なのよ。
教育界・マスメディアが妙なことを吹き込みつづけている限りどうにもなりません。
それを打破するにはテポドンしか(以下略
>>464後半
内心で否定しようと何しようと守らなければならないから規範と言えるのだ。
価値観の違いから共通規範(法律以上の存在)が守れないと言っていては、秩序を
乱してしまう。かといって少数派を圧殺すればどこかの国のようになってしまう。
要するに価値観の違いにも最低限度があるということだ。その「最低限度」の存在を
個人主義の名のもとに教えないのが今の教育だ。共通規範以上の価値観など私から
見れば「わがまま」にしか見えない。だから「共通規範が守れないやつらを排除する」
というよりも「共通規範の存在を認識させる」ことがアナーキー(規範破壊者)の
存在を「自然に」減らす近道なのだ。しかし、今の教育・メディアはこれさえも
「全体主義」というのだろうね。
>>467 こちらとしてはあなたにどうこう言う前に「A級戦犯だけが悪い」という東京裁判
史観にたったモノの見方がもう・・・。ナチスだけのせいにしてケリをつけた
ドイツ人と一緒だ。
>>471 今ある社会とは途切れることなく続いてきた歴史の延長線上にあるものだ。
その歴史の中に天皇も国家も永きにわたって存在してきた。即ち現代社会を
形取る重要な構成要素なのだ。そうしたことを踏まえると国家の持つ意味合い
は社会に比べて小さいと考えられる。ある似た社会同士を統合する象徴、はた
またツールとして国家は存在するのでは。さらにそれを歴史的文化的に(以前は
政治的にも)具現化されたものが天皇なのではないだろうか。
ともするとやはり不可分の関係ではないか。
>>471後半
「国は素晴らしいものだ」という感情をそう取り上げられると困る。おれは無論の
こと「尊敬の念」という意味合いで言ったのだ。それに国にプライドを持ってたら
あんなに下手ばかり打つと思うかね?どう考えてもエリートである自分にプライド
を持っているだけのことだ。まあそうは言ってもエリートとしてのプライドを持つ
ことは外交官として必要ではあるにはある。だが、その前にやはり国への誇りが
欠けていると思わざるを得ない。重ね重ねどの事件を見ても丸く収めることしか
考えられない。あれは国家との同一性、国家へのプライドなどからはかけ離れ過ぎた
行為だ。
こうした私の見方に拠れば、下段であなたが述べている「不備」は当てはまらない
ことになる。ここは認識の違いだな。
487 :
日出づる処の名無し:03/01/17 20:37 ID:qXXxkxwn
>>486 >さらにそれを歴史的文化的に(以前は
>政治的にも)具現化されたものが天皇なのではないだろうか。
現在の天皇の定義「象徴」がそれを表しているとおもう。
名称は天皇であるが本質はそうでは無いということは歴史的価値観が
初めから空虚な妄想であったという事をを表していると思う。
>それに国にプライドを持ってたら
国家にプライドを持っていようがいまいが
視野の広ければ下手をうたないし
視野が狭ければ平気で不祥事を起こす。
>>484 >教育界・マスメディアが妙なことを吹き込みつづけている限りどうにもなりません。
>それを打破するにはテポドンしか(以下略
いや2chがある!!(w
少年と大人が混じって真剣十代しゃべり場(wみたいな討論をすれば
それは自然と愚民を叩く場の創設になるのではないかとおもう。
「共通規範が守れないやつらを排除する」「共通規範を守らせようとする」というのは
アナーキー(規範破壊者)の陰湿化を招き事態が収集つかなくなるだけだが
規範破壊がいかにカッコ悪くデメリットが大きいかを認識出来ればアナーキストは減ると思う。
でも、実生活にリアリティーを持っていない奴には無意味だったりする・・・
基本的に実生活にリアリティーを持っていれば価値観が違えど妥協点を見つけだし
共通規範を作り上げそれを守ろうとするとおもう。
それが出来る様にするのは教育の場では無く遊び場だとおもう。
だからネットゲームなんていう物は最低だ。
やってみてそう思った。
488 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/18 15:10 ID:cdUN19i3
>>484 >んだ。大きな外的要因がない限り修正が利かないのが民主主義なのよ。
そんなに悲観することはない。
愚民ってのはバカ丸出しなんだから、それを晒し上げるだけでもいい。
実際、オレはここで黒尾とか温泉といったバカの醜態をほぼ完全に暴いている。
こういう愚民のお仲間になってるバカを叩く場合、愚民どもが論敵のレッテル張り
などをして、バカを救おうとするのがいつものことなのだが。
パターン化されてしまえば効果がなくなる。実際の議論を読まなければ何事も
判断できないという状況になるだろう。ネット社会のように情報公開が進んだ
開かれた場においては、愚民は生き残りずらくなってくるはずだ。
なにより、バカをバカにすることはかなり楽しいのであり、娯楽としても成り立つ(笑い。
(まあ、道徳的には問題があるから、適当に誤魔化すべきだが)
今までのマスメディアは一方的で批判に開かれていなかった。これが愚民化を
もたらす要因になってることは明白なわけだから、それに干渉する制度を作れば
よいのだ。ちょうど、資本家の搾取に干渉する制度を民主主義が作ったようにだ。
このような制度が不可能だというのは、革命しかないと言う過激なマルクス主義者
と同じであろう。
>内心で否定しようと何しようと守らなければならないから規範と言えるのだ。
そういうことならかまわないよ。
問題は不適切な規範、例えば悪法を改正できなくするような絶対化であったり、
単なる伝統的な習慣を「誰もが守るべきもの」とみなすような飛躍だ。
誰もが天皇を仰ぐような世の中がいいと思うのはかまわないが、それは強制力のない
個人的な理想であると自覚すべきだろう。強制すればオレなんかに反発されるのは
目に見えているのだから、地道に天皇制の良さをアピールするしかないだろう。
489 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/18 15:11 ID:cdUN19i3
>>486 >その歴史の中に天皇も国家も永きにわたって存在してきた。即ち現代社会を
>形取る重要な構成要素なのだ。
だから、構成要素として秩序を担ってきたといっても、それを取り除くことが
不可能ということにはならないだろ。むやみに取り除くことは、様々な弊害を
少なくとも一時的には引き起こすといっても、我々は社会工学的な対応策を
取り得るのである。そもそも、君主を廃位した国はいくらでもある。そのような
事例から、適切な廃位手法を学ぶことはまったく可能だ。
>それに国にプライドを持ってたらあんなに下手ばかり打つと思うかね?
バカなら打つだろうし、彼らの中では国と国民が分離してるのだから、
国民の尊敬を受けなくても誇りを保つことはできる。これは奇妙なことかも
しれないが、このようなことが可能なのは、まさに、歴史に誇りを持つという
マジックによるものとも言える。国民に恨まれながらも、なにがしかの業績を
残した歴史上の人物というのはいくらでもいるのであって、彼らと自分を
重ね合わせれば、自分が誇らしい人物に見えてくるだろう。
このように、「誇りを持て」という規範は様々な弊害を内在しているのであり、
我々が共通の規範として主張すべきものは、おまえが、悪いプライドと
良いプライドを分別したときに利用した規範の方(公務員が国民のために
働いているのを善しとする規範や、そのような国家像)であって、プライド
そのものではない。
490 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/18 15:13 ID:cdUN19i3
>>487 基本的に同意だ。
ただ、喫煙者を排除する制度は、喫煙者をカッコ悪い存在にしたように、
制度化も重要だろうが。
>>488 すまん、爆笑させてもらった(藁
スレ違いなのでsageとく。
>>488 年を追うごとに愚民化は進んでいく。民主主義の老廃というものは周知の事実だ。
老廃すればするほど愚民本位制度を国民は熱望する。メディアもそれにおもねる。
末期的悪循環だ。教育を変えるしかないのだろうが、それも無理。
せめてそのお慰みに、あなたが言うような愚民叩きが可能になればいいのだが・・。
やはり俺の想像力の範囲では明るい未来はまるで見えない。
>>後半
天皇制を無くせと言ってるやつには、おれとしてはどうしてもガーガー言いたくなる。
共通規範とは悪法も改正もなく、国民の中で自然に不文律として形成されているもの。
それは国民性、歴史性、風土性、習慣すべての要素から成り立つ基本中の基本価値。
(地域ですら分かれると言いたいだろうが、それをも超越して在るもの)
各国民はその基本価値の上で自由を享受すべきなのだ。
そうしたものが無ければ、守られなければその国はバラバラになってしまうだろう。
そうしたことを踏まえると共通規範は絶対的価値に限りなく近い存在といえる。
天皇は共通規範の象徴としても存在し得るのだ。
>>489 天皇家を世界の王家と同一視してしまうと齟齬が起きる。
国自体が存亡してみたり王朝が変わってみたり搾取の象徴であったりとされる
他国の王たちとはまるで違う。
天皇は神道では神の子孫とされ、地位としては神官の最高位であった。
それ故に実際に権力者になったりお飾りながらも常に権力授与の象徴として
存在したりしてた。それは天皇が(日本土着の)宗教的な、即ち霊的要素をも
多分に含んだ存在でもあったからである。だから永きにわたって続いてきたし、
国民との密着性も違うのだ。他の君主とはまるで違う。
>>後半
さんざん愚民論を話し合ってきた挙句に「国民の尊敬を受ける」もクソもないだろう。
現時点において国民の尊敬など受けなくとも恨みを受けても、誇りを持って職務を
遂行できるかどうかだ。「国民に良く思われる」のではなく「国を如何に良くするか」
が重要なのだ。国が良くなれば国民もマシになる。
言ってみれば竹下登が消費税を導入したせいで、選挙で大敗だか
内閣総辞職だかをしたときに「おれがやったことは正しかった」と言えたこと。
メディア、野党、国民(愚民)が大ブーイングの中でである。彼の本心はどうだったか
知らないが、とりあえずそういった心持で職務を遂行できるかどうかである。
無論、そうしたときに必要なのが自分や国への「誇り」なのである。
プライド無くしていい仕事はできない。知性だけではさらに悪い方向へ行くのみ。
494 :
日出づる処の名無し:03/01/18 22:20 ID:eR9NnyM+
shr
>>487 >名称は天皇であるが本質はそうでは無いということは歴史的価値観が
>初めから空虚な妄想であったという事をを表していると思う。
申し訳ない。ちょっと意味がわからない。何故、そうした導出がなされるのか
通じない。すまないですが、補足してくれるとありがたいです。
496 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/19 06:25 ID:Cm8yMUmr
おっ、温泉が来てやがる(笑い。
ちなみに、こいつは、
「つくる会が言うような『過去の偉人を誇りに思う』ことは不正を孕んでいる」
と言ったら、
「つくる会の者は誠実だから、船虫Jrの主張は反証された」
などと言いやがったヤツだ。
不正→捏造(つくる会の教科書は捏造ニダ)とアホらしいほどの短絡的な曲解をしたわけだな。
これ以外にも、
>>「哲学的」故に証明は出来なくても正しいと言うことになる。
なんて言い出したり。
そして、それをオレが暴言だと言ったら、
「船虫Jrの主張は哲学的だから、暴言だ。自己否定してる(ぷ」
などと言い始めたり、なかなか楽しませてくれるバカなのだ。
まあ、こうやってイジメるとお仲間(バカ連と言う)がやってきてスレを荒らすというのが
いつものパターンなのだが(笑い。
とかなんとか言うと、「船虫Jrが温泉の名前を出したのが悪い」と言い始めるヤツがいる
わけだが、黒尾も温泉も当該スレで自分の間違いを認めずに逃げてんだよ(笑い。
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1041753883/ (これはまだ生きてる)
自分に誇りを持ちたいなら、逃げずに当該スレで責任とったら?(大笑い。
497 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/19 06:27 ID:Cm8yMUmr
>>492 民族主義・国粋主義的なものが絶対的な共通規範ではないし、現実的にも
それに反対している者がいる。今の時代に、彼らを説き伏せることなど成功しない
のであって、無理を押し通せば、共通規範そのものが空虚なものになるだろう。
昔なら無理を押し通して全体主義になるかもしれんが。
そもそも、国民の意見はある程度バラバラであった方が良いと考えているヤツも
多いし、オレもそう思っている。しかし、国民が不幸になることを望むヤツはいない
のであって、「社会を良くしよう」とか最低限の共通規範はもってるわけだ。
このような当たり前の共通規範であっても、状況に応じて様々規範を演繹できる
のだから、それをうまく活用できればいいんだ。なにも、強力な共通規範を得る
ことだけが力ではない。強力な演繹力を身につければいいのだ。
日本人はこの点でかなりバカっぽいと思うが。
498 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/19 06:27 ID:Cm8yMUmr
>>493 >天皇は神道では神の子孫とされ、地位としては神官の最高位であった。
それならそれで、別の意味でまずいだろう。天皇を神的なものとみる
のは今の世の中では破滅的だ。デンパ扱いされるだけ。
しかも、政教分離に関しても問題が生じる。
>現時点において国民の尊敬など受けなくとも恨みを受けても、誇りを持って職務を
>遂行できるかどうかだ。「国民に良く思われる」のではなく「国を如何に良くするか」
>が重要なのだ。国が良くなれば国民もマシになる。
そりゃ完全に間違ってる。彼らの思う理想的国家がおまえが思ってるのと
正反対だったらどうするんだ?中華主義やマルクス主義を理想と思ってる
かもしないのだぞ?
誇りに思うというのはいい加減なもので、例えば坂本龍馬に自己を重ね合わせ
たと言っても、時代状況が違うのだから、マルクス主義国家が日本のためと
思って行動するかもしれないわけだ。そして、たいがいの偉人がそうであった
ように、大きな役割を果たしてるのだから、「多少の不正は気にしない、
それが男だ」などと勝手に思いこんでるかもしれないし、実際そうだろう。
今の時代、数人の良心に期待するのは危険であって、「何か分からない
けれど、きっと国のためにやってるに違いない」などと暢気なことを言うべきじゃない。
正しいことは、いつも一部の国民から支持されるのであり、実際、
竹下の時だってそうだろう。そのような国民の割合が増えれば、当然、
正しい行動をとるヤツも増えてくるはずだ。これが最も健全なやり方だと思うが。
499 :
名無し:03/01/19 09:50 ID:zLgYnvif
>1:朝鮮人だろう。余計な口出しを止めて帰国しろ。
5000000000000000000000000
501 :
日出づる処の名無し:03/01/19 09:56 ID:CdkQITSu
なんか天皇が日本の象徴っていうより、天皇って日本そのものなんだよね。
日本てものが出来たときから天皇がいて、ずっと日本の歴史に影響してる。
天皇陛下万歳って、結局日本万歳なんだよね。
>>501 まあ、憲法でもその最初に、「天皇は日本という国そのものを現す」
とちゃんと書いてあるからね。
503 :
日出づる処の名無し:03/01/19 13:19 ID:kNCXwWRn
なんか天皇が日本の象徴っていうより、天皇って日本の顔そのものなんだよね。
日本てものが出来たときから天皇がいて、ずっと日本の象徴として存在してきた。
天皇陛下万歳って、結局日本万歳なんだよね。
>>493 >れは天皇が(日本土着の)宗教的な、即ち霊的要素をも
>多分に含んだ存在でもあったから
霊的要素=虚構って事だね。
太古に民衆の心をつかむには虚構が必要だった訳だそれが現在まで残っているって事だ。
現代では権力者って意味でも虚構だ。
「誇り」については収集がつく様にこちらを読んでは?
社会システム論の構図 05
第二章 権威の社会システム論的分析
http://www.nagaitosiya.com/book/5-2-1.htm >>492 >年を追うごとに愚民化は進んでいく。
現代社会において国民が一律に変化する事は有り得ないと思う。
クリック一つで様々な知識を見に付けられる現代だ
学ぼうとするものとしない者では確実に格差は広がっているであろう。
2chの議論にもかなり意義があると思う。
499みたいなのもいるけどね(w
まあ愚民には天皇は必要な存在だと思うよ。
でも現代は伝統的価値観が個人の生活とリンクしない虚構だという事を
愚民が気付いてしまった為風気が乱れているという側面が有る。
愚民も自業自得という概念を身につけるべきであろう。
>503は自分は愚民じゃないと思ってるようでつ(藁
505 :
日出づる処の名無し:03/01/19 13:38 ID:kNCXwWRn
>>492 >それは国民性、歴史性、風土性、習慣すべての要素から成り立つ基本中の基本価値。
>(地域ですら分かれると言いたいだろうが、それをも超越して在るもの)
>各国民はその基本価値の上で自由を享受すべきなのだ。
>そうしたものが無ければ、守られなければその国はバラバラになってしまうだろう。
>そうしたことを踏まえると共通規範は絶対的価値に限りなく近い存在といえる。
>天皇は共通規範の象徴としても存在し得るのだ。
共通規範の象徴は天皇では無く国家そのものであろう天皇はその顔役と考えるのが妥当。
506 :
日出づる処の名無し:03/01/19 13:49 ID:sBNSTPAE
じゃあ、皇太子の名前はこれから
「日本徳仁」
と名乗って頂きましょう。
今イチ、ピンと来ないけど皇族の名前は国の名前だろうに。
507 :
日出づる処の名無し:03/01/19 14:28 ID:kNCXwWRn
これは「誇り」とは程遠かった(w
でもこのスレの主旨とは近いな。
基本的に人は理想自我や自我理想といった自己愛
つまり「誇り」もっている。
問題はその質であり持っているもっていないの問題では無い。
508 :
507はこれの事:03/01/19 14:30 ID:kNCXwWRn
ワケ ワカ ラン♪
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・)
⊂ ⊂ ) ( U つ ⊂__へ つ
< < < ) ) ) (_)|
(_(_) (__)_) 彡(__)
510 :
日出づる処の名無し:03/01/19 20:12 ID:W43WPjjm
平成もう終わりかぁ。いいことなかったなぁ。
511 :
日出づる処の名無し:03/01/19 21:00 ID:Bg7lV7ua
天皇が本当に日本国民統合の象徴だったのは戦後の混乱期まで。
一般的な見方だと京都・奈良の歴史的象徴って感じだろうね。
それがなぜだか似合いもしない東京くんだりまで出張しているから滑稽極まる。日本の象徴なんてさっさと辞めて京都に帰って文化的存在になってほしい。
512 :
コピペ2:03/01/19 21:02 ID:Bg7lV7ua
天皇は日本の象徴などではなく、近畿文化圏の文化的象徴であり、
歴史的・文化的側面にこそ天皇の存在意義がある。
しかし、明治の近代化と戦後の民主化の二度にわたり、天皇の歴史的・文化的価値はほとんど破壊されてしまった。
その理由は
・戦前、戦後にわたりさほど重要ではなかった天皇の政治性あまりに強調された結果、文化性が蔑ろにされたこと
・東京遷都の結果、京都における公家を中心とした宮廷文化が完全に破壊され、天皇の文化的土着性が消失したこと
・近代化政策により洋風天皇が誕生した結果、むしろ天皇は日本の伝統文化破壊の尖兵となったこと。
この破壊された歴史性・文化性を取り戻すためには、象徴天皇制を廃止し、京都御所に西遷して文化天皇制とでもいうべき体制をとることが必要だ。
513 :
コピペしてくれ:03/01/19 21:03 ID:4eElT5FL
515 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/19 21:50 ID:r6ElI60R
>>507 :日出づる処の名無し :03/01/19 14:28 ID:kNCXwWRn
引用先はイカガワシメだが(フロイトとか)、
>問題はその質であり持っているもっていないの問題では無い。
そう。「誇りを持て」という単発の規範は、この点をないがしろにして、
任意の対象と勝手気ままに同一化することを擁護する。(
>>489の後半参照)
我々がすべきことは、民主的で開かれた議論の場を国政やマスメディアに
対して持つことであって、そういった議論にあたって各人は、自らの主張や
理想(これが「誇り」の代替物になる)を明確に保持することを求められ、
さらに、それらを批判的に磨き上げることになるだろう。何かの共通規範を
直接的に成立させることより、思想的に中立な制度を作るべきなのだ。
そのような制度によって、間接的に共通規範が成立するかもしれないわけだ。
516 :
日出づる処の名無し:03/01/19 22:09 ID:6nXSRzBe
どうせかつぐなら隣の町より由緒正しい神輿がいいよね
517 :
山崎渉:03/01/20 11:21 ID:1VFgnvaT
(^^)
518 :
日出づる処の名無し:03/01/20 21:14 ID:YryLzlIP
もうsexできないのか?
519 :
船虫MkV ◆FYsq5MSqX6 :03/01/20 22:59 ID:3BpeB9FL
よう!糞ども!
520 :
日出づる処の名無し:03/01/20 23:03 ID:tJ5bryV0
糞虫だ。おはよー!
今は夜だろう。
挨拶はこんばんはだ。
522 :
日出づる処の名無し:03/01/21 01:04 ID:xI+gLGmi
だいたい、天皇家でカリスマ性が一番強いのは美智子妃殿下だろう。
伝統文化だ共通規範だ絶対的価値だなんだって言ったって結局国民は皇室にロマンスしか求めていないよ。
正田邸保存なんてそんな物。
自分の地元にお姫さまの生家が有るなんてロマンチックじゃ無いか。
おばさん連中にしてみれば憧れの象徴だ。
それを取り壊すなんてショックだよな。
523 :
日出づる処の名無し:03/01/21 07:04 ID:xCmZzIUJ
だってわが国の大切な首領さまなんだも〜ん。
首領さまのためなら死ねるも〜ん。
524 :
日出づる処の名無し:03/01/21 07:18 ID:ZkMswjzj
しゅ‐りょう【首領】‥リヤウ
#くび。かしら。
#一団の仲間の長。かしら。頭目。「盗賊の―」
[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]
525 :
日出づる処の名無し:03/01/21 20:54 ID:hO5oIp5A
天皇と池田大作先生。どっちが格上よ。
526 :
日出づる処の名無し:03/01/21 21:01 ID:6ruNJd7t
527 :
?�?�:03/01/21 21:13 ID:G2idgkO3
そういえば皇后さんも
自立できない子供のように思ったのかな、
正田邸を壊すことに賛成してましたね。
民族主義を掲げるにも天皇さんは無くてもいいしね。
>>497 「社会を良くしよう」なんてのは「規範」じゃない。「理想」だ。
個人が様々な考えを持っている社会、大変結構なことです。が、その「様々な考え」
の下に横たわっている歴史性、風土性、民族性、習慣などに基づいた自然のルール、
それが共通規範なのです。その共通の社会通念に基づかない思想的自由などは、言って
みれば「思想的無秩序状態」とでもしたほうが正鵠を射ている。
最近流行の法律バラエティ番組を見れば、如何に法が納得いかないことずくめだか
よくわかる。今の日本の法律の大体がアメリカ仕込みだという問題もあるが、ああいう
のを見ていると如何に法律と共通規範のどちらが大切かがよくわかる。
しかし、近年の日本はその共通規範(社会通念)まで消し去ってしまっているから
大変如何ともし難い状態に陥っているわけで。
極端に簡単な例で言ってみれば「電車の中で化粧をしている女を見つけた」とする。
これを不快に思うのが「共通規範」。
「他人に迷惑をかけていないんだから別に良い」と思うのが「思想的無秩序」。
「社会を良くしよう」というのは「共通規範」に比べれば、極めて相対的かつ不安定
な概念だ。
>>498 別にそこでは天皇と日本国民、他国の王家と国民との関係性・密着性の違いを
説明するためにそう言ったまで。そこだけ取り上げる無かれ、歴史的経緯の話だ。
それに、はっきり言って政治に宗教性が絡むことは当然あり得ることだと思って
いる。人間のマインドにはどうしたって宗教性を帯びたものが内在されている。
それを完璧に避けての行動など眉唾もいいところだ。共産主義国家を除いて、政教
分離など意味不明なことを言っているのは日本くらいなものだろう。
日本国(アメリカ)憲法の政教分離をいつまでも間に受けて、歴史上挿話としての
日本神話教育、首相による先祖の鎮魂行為が阻害されることのほうがはるかに
「問題が生じる」。これも「政教分離」によって共通規範が害されている好例だ。
>>後半
おれの言っている「共通規範」を持つ日本人なら、アカ特有の唯物主義などといった
思想は絶対にそぐわない。日本の伝統的価値観と共産主義は合わない。これは対アカ
思想だけに限った話ではないが。「誇りを持つこと」には「共通規範を持つこと」も
内在している。それに、国に誇りを持っている人間がなぜ無政府を主張するかね。
中華主義にしたって、それは誇りに思っている対象が明らかに自国ではないということ
じゃないか。
私が挙げた条件の人物であれば、あなたが挙げたような妙な人間はいないということ
になる。私の挙げた条件外の人間だということだ。
現代の日本人には知性も無ければ想像力も無い。
故に、百年の大計というものは必ず否定される。民営化問題然り。
そして国事という大きな仕事をやり通すには必ず裏道を通らなければならない時も
ある。物事のすり合わせはそんなに楽ではない。批判をするほうなどは清廉潔白
よろしくお気楽にできる。プロセスよりも彼らには結果を求めていることを国民は
よく理解して、多少のことは目につぶる度量を身に付けることが大切だ。塩爺が
民主党に機密費配っていたなんてのはその範疇だ。最近のその他の事件はプライドの
欠片もないものばかりだったが・・。
私は今の一般国民だったら数人の良心(もちろん自分の目に適った人)に期待する。
上からの改革に期待する(しかない)。何をするにも足を引っ張ることしか、熱狂して
冷めてクビを切ることしか知らない国民に期待するほうが危険だ。
あなたは私を暢気というが、日本国民の変化に期待するあなたのほうが暢気に見える。
要するに「何もかもダメ」じゃなくて「ダメなことと有り得ることの判断」かつ多少の
「長い目」をもって見ていくことが必要なのだ。でなければ、坊主を総理にするか
民主主義自体をやめたほうがいい。
>>528下から三段目訂正
「他人に迷惑をかけていないのだから別に良い」
↓
「他人が同じ事をしていたとしても自分が迷惑だと感じないから良い」
>>503 直接的な権力者でないにしても多大な影響力は健在だ。あの気品と風格の中に日本
国民は失われつつ「共通規範」を見出しているというのも一つの要素だ。そして、
先ほどあなたが「虚構」といったことも、長い歴史を経て国民の中で一つの親近感
として残っている要因になっている。即ち、宗教的存在というものは他の権威者と
違ってより近く感じられるということだ。現代でもその霊的要素が残っているか
どうかは問題ではない。国民が「歴史の記憶」として自然に他の権威者と比べ、
天皇を近くに、畏敬の念を持って見ることができるという事実が重要なのだ。
>現代は伝統的価値観が個人の生活とリンクしない虚構だという事
・・・いったいどういう生活を送っていればリンクしないのか。
それが有り得るとしたら伝統的価値観の存在に気づかずに日々を送っているという
こと。気づいていながら何の葛藤も無しに暮らしているのならそれはレフティな人。
まあ、現代教育は伝統的価値観など悪もしくは教えないというスタンスゆえに仕方が
無い部分もあるのだが・・。
533 :
日出づる処の名無し:03/01/22 09:19 ID:+j1l2NLk
>>532 年功序列のあたりから気になっていたのだが俺が否定しているのは
伝統的価値観よいうより伝統的制度だと思って頂きたい。
>宗教的存在というものは他の権威者と違ってより近く感じられるということだ。
どうだろうか?
歴代の総理大臣のほうが人間味があって親近感を感じるが。
天皇より苦労を重ねた皇后の方が親近感を感じる。
宗教なんて物は規範を民衆に守らせる為に神聖化した物だと考えるのが妥当であろう。
法律は規範を民衆に守らせる為に制度化したもの。
もともと形の無く状況に合わせて変化する物を具現化しようとすれば隙間だらけになるのは当たり前であろう。
歴史性、風土性、民族性、も社会が変化すればそれに合わせて変化する物だ。
534 :
日出づる処の名無し:03/01/22 10:44 ID:+j1l2NLk
>>532 人間という生き物は元々虚構を求める物である。
都市伝説やジンクスなんて言うのもそういう物。
世界をジグソーパズルに例えると、ピースが多すぎて絵にならないので、
みんな不安だし苛ついている。その空白を埋めてくれる虚構を欲するのだ。
例えば「高速道路を凄いスピードで走るおばあさんの話」というのは、
「歩行者がいない車しか走っていない道」という高速道路の道としての不自然さが生み出した話だと思う。
「なんちゃっておじさん」も、いつも満員電車の中しかめっ面の大人たちに不自然さを感じて、
「なんちゃって」と言う人がいればいいなと思う心が、その話を聴く人に信じさせるのでは。
山の主や湖の主なんて伝説もそういう所からきているのであろう。
そして、日本の場合天皇である。
國に主がいても良いだろうと言う願望が神話と天皇を生み出したのであろう。
もちろん主は尊敬される=偉大で無ければならない。
尊敬されるには規範を体現しなければならない。
でもしょせん人が作り出したもの。
なんらかの思惑が入り込む為うさん臭くなる。
皇后と比べるとあらわになる天皇の人工的に作られた風格と気品もそうであろう。
学校教育で教えようとした事がそのまま国民に繁栄されると言う考えはどうであろうか?
あそこは時代に合わせて変化する事を拒む伝統的価値観のカタマリだとおもうが。
あそこでの押し付けが伝統的価値観への反発に繋がると考えた方がよいだろう。
535 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/22 14:45 ID:AusjHu6Z
>>528 >「社会を良くしよう」なんてのは「規範」じゃない。「理想」だ。
別に言葉はどうでもいいのだが。
「ご飯を無駄にしてはいけない」とかの社会通念と同質の機能、つまり、
行為や判断の基準となるという機能を有してることには違いないだろ。
ただ、具体性が欠けているわけだが。これは実際の場面で、どうしたらいいか
分からないという問題を生じさせるかもしれないが、現代社会のように、
多様で変化する現実に柔軟に対応できるという可能性を秘めている。
要は、状況認識や補助的基準を適切に導入して、その都度具体的な判断が
できるようになってれば(演繹できるようになってれば)いいのだ。
逆に、歴史性、風土性、民族性、習慣などは、普遍的な規範としては
具体性を持ちすぎていて、現代社会において様々な矛盾や不具合を
生じかねない。ご飯よりパンを大事にすべき場合だってあえるだろう。
>如何に法が納得いかないことずくめだかよくわかる。
法律は、不具合が生じた場合に改正したり廃止したりする制度に
よって保証されている。が、社会通念はそうではない。不具合があれば、
保守的な者との対立が延々と続くことになる。そうなれば、かえって、
国民の一体感を無くすことなるし、実際、そういうことはいたる所で生じている。
>これを不快に思うのが「共通規範」。「他人が同じ事をしていたとしても自分が
>迷惑だと感じないから良い」と思うのが「思想的無秩序」。
多くの者が不快に思ってるんだから、悪いことであるという認識は得られるだろ。
社会を良くしようというのは、なにも社会構造とかだけを言ってるわけではない。
町並みをきれいにしようというのも社会を良くすることだし、おまえが嫌うアメリカの
方がきちんとした町作りをしてるとも言えるだろ。
こういう規制と個人の自由の間の折り合いは常に考えるようにしておくべきこと
であって、社会通念というのは、むしろそれを省略するものだ。
そういうことを考えたくない愚民のためにあるといってもいい。
536 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/22 14:45 ID:AusjHu6Z
>>529 >人間のマインドにはどうしたって宗教性を帯びたものが内在されている。
政教分離はそうした宗教性を保護する目的があるわけで、明治になって
意図的に広められた「あの宗教」を特別扱いするのは問題がありすぎる。
儀式としての宗教的行為を禁止する憲法の条文は、皆が望むなら、
削除してもかまわないが、アメリカ憎しや戦前への憧れだけが先走ってる
きらいは確かにあるのだ。
>おれの言っている「共通規範」を持つ日本人なら、アカ特有の唯物主義などといった
>思想は絶対にそぐわない。
そうとも言えんよ。明治維新のヤツらは真新しい思想を取り入れて革新的な
ことをしてたんだから、そういう「新しいものを取り入れる柔軟性」を誇るべき
日本人の姿と見てるかもしれないわけだ。誇りを持てという規範はいい加減な
もんだ。
>中華主義にしたって、それは誇りに思っている対象が明らかに
>自国ではないということじゃないか。
日本だって中華主義はあったのであるし、今後、世界のブロック化が進めば
ヨーロッパやアメリカに対抗して、アジアを自国とみなすようなことも十分に
ありえる。これは昔、自分のアイデンティティが藩から日本国に移ったのと
同じで、「お国のために」という志向と同一の心情で成り立つ。
個人の外に、自他の境界線を引いて、愛国心と敵愾心を高める思想とも
合致する(ウヨが中華思想に染まることもあり得る)。
537 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/22 14:46 ID:AusjHu6Z
>>530 >日本国民の変化に期待するあなたのほうが暢気に見える。
制度の変化が国民の変化をもたらすということだよ。愚民化に対抗する制度は
様々に考えられるのであって、左右で対立している規範を押しつけるより、
このような中立的な制度を模索していく方がよっぽど現実的だと言ってるのだ。
>>534 神話と天皇は一般の人々から生まれたものではない。あなたが言っている「虚構」
は日本でいえば「自然信仰」が適当だろう。それに後世の一部上流階級が天皇との
関係性を持たせることによって神格化を図ったのだ。まあいいけど、そんなことは。
「しょせん人が作り出したもの」「なんらかの思惑が入り込む為胡散臭くなる」と
あなたは言ったが、そういう意味では「人間は生まれながらにして持っている人権」
というものがその最たる存在であろう。「大人と子供は平等である」だとか、もう
滅茶苦茶。アメリカだって見事に都合によって人権を振りかざしたり踏みにじったり
している。
あなたは日本に永きにわたって続いてきた規範の体現者たる「天皇」と、さんざん
悪事を働いてきた白人たちが今更偉そうに鼓吹している(否、押し付けている)「人権」
のどちらが胡散臭いと思いますか?
学校教育が伝統的価値観のカタマリだったら、私は泣いて喜んじゃう!(w
その180度逆の教育が為されているのが学校だと私は思っているのだけどね。
この認識の違いはいったいどういうことでしょうか・・・。
最近だって性教育のガイドブックなんて作りやがって、ヴァカか?と言いたいくらいだ。
539 :
日出づる処の名無し:03/01/22 15:32 ID:oghA1P2x
>>538 別に信仰を作り出したのが一般人であろうが無かろうが関係ないと思うが。
すまん学校教育は伝統的制度のカタマリであった。
まあ、規範を教えようて考え事態がどうかしている訳で
その結果校門に挟まれて死亡する生徒や
挨拶運動なんて言う校門前に生徒を並べ投稿してくる人達に無理矢理挨拶をさせるような
訳の解らん事がおきはじめる訳。
ただエイズなんて言う新しい病気が発生した現代性教育のガイドブックは必要だと思うよ。
「大人と子供は平等である」って全く平等って訳では無いと考えるのがマトモだと思うが
基本的に「人間ひとりひとり同じでは無い」という矛盾をもっている訳でそれをそのまま受け取るのはどうかしている。
>悪事を働いてきた白人たちが今更偉そうに鼓吹している(否、押し付けている)「人権」
これはかなり胡散臭いが
>日本に永きにわたって続いてきた規範の体現者たる「天皇」
これは虚構=実際には無い物を作り上げる事である。
>>535 >>前半
現代社会はさまざまな面で多様化しているが、人間は実際には昔に比べて画一化
されている。マニュアルに頼る若者が増えているのも、自分で問題を見つけてそれを
解決するなんて作業に不慣れなのもその一環だ。昔は現在と違って個性教育なんて
なされていなかったのに戦前にも戦争直後(方向性は別として)にも優秀な人材が
多数輩出されたのは何故か。それは共通規範に基づいて豊富な思考力・想像力の上に
物事を判断できたからだ。「具体的すぎる」だとかそう肩肘張って共通規範をみなす
ことはない。平たく言えば「日本人としてここはどう行動すべきか」ということなの
だから。新たな局面に対しても民族としての記憶が一本からだの中に通っていたから
何事にも対応してこれたのだ。維新期も戦争直後もそう。逆に今だったら危機が
起こっても対応できる人間は少ないだろう。
>不具合があれば、保守的な者との対立が延々と続くことになる。そうなれば、
>かえって、国民の一体感を無くすことなる
現代の場合に限れば、逆にその原因となっているのが共通規範を差し置いての
「多様化」だと私は思うけど。通常、法律だの規範だのというものは、変化して
いくとしたって常に保守的側面を保ちつつゆっくりと漸進していくものだ。
それが歴史の事実だ。
>>後半
不快に思わない人間が増えてきているから困っているの。何も電車の例だけの話じゃ
なくて、規範全体が失われているということだ。議員に線路や道路を地元に引っ張れ
と騒ぐ市民、昔から地元の小泉首相を応援し続けてきた横浜銀行による「郵便局(郵貯)
潰せキャンペーン」(それで小泉は民営化と叫びつづけているわけだが)、みな自分
勝手なのだ。誰も「日本のため」とは思わない。私の嫌いなアメリカには最大の共通
規範であるキリスト教と愛国心があるから、寸でのところで留まっているのだ。いつか
崩れるだろうが、それも。日本は個人、多様化の名のもとに皆バラバラになってしまった。
宗教も愛国心も無い同然の日本人が天皇に共通規範を見出す意義は議論されても良いはず。
>>536 何も神道を基本にした政策を取れといっているのではない。
戦没者慰霊の際に宗教性を皆無にしろと言われてもそれは無理な話なのだ。
死者を祀るという行為自体に既に宗教性があるのだから。
国事行為にはどうしても宗教を切り離すことはできないものもある。
首長が死者にまともにお参りできない国のために誰が体を張ろうと思うか。
それだったらアーリントンのお参りとか他のいくつかの国事行為とか止める
べきことが他にもあるということになる。
まあ、あなたも削除には言及していることだしあーだこーだ言ってもしゃあ
無いか。ただし、これは当然のことを、自然の規範どおりにできるように
して欲しいという気持ちからのもので、戦前への憧れは関係無い。他のやつ
は知らないが。
>>536真ん中
攘夷派にしろ開国派にしろその後の政府のやつらにしろ、みな「欧米列強から国を
守る為」という心があった。国に誇りが無かったやつなど絶対にいない。そうした
柔軟性が呑み込まれることなく機能し得たのは、皆、共通の理念が一本あったからだ。
>>下段
待て、目的と手段が混同しているぞ。日中韓どこの国民だって何のためにアジア連帯を
しようと思うのか。それは「自分の国が存続するため」にだろう。アジア合併自体が
目的ではないだろうに。小型コスモポリタニズムに染まってれば話は別だが。
藩と日本の話を引き合いに出すのもちょっと飛躍気味だろ。それこそ度々いう要素だが
歴史、風土、習慣、何よりも民族が違うのだから比較対象には絶対にならない。
アメリカ・ヨーロッパというライバルが解消されたとき、内部崩壊することは必至だ。
まあ、今を考えればそれさえも無理だと思うがね。
その点アメリカは歴史は浅いし、風土的に土着でないし、白人以外は強制的もしくは
望んで移民してきたこともあり習慣の差異もカタストロフィ的な問題が出てこなく、
強力な愛国心と近代思想が根付きやすいこともあいまって国家運営がうまくいっている。
世界史的には稀有な例だ。
ただし、繰り返すがそれとアジアは同列に配することは不可能だ。
>>537 私は「現実的」にはもう無理だと思っている。虚無主義からではない。
あまりにも占領政策が強烈過ぎたのだ。理論としては色々言えるが、現実という
言葉を出されたら卑怯なようだが放擲せざるを得ない。その点では。
現況を打破する妙案など考えられもしない。これも現代病の一つの想像力決如か(w
石原慎太郎を出しても無理だろう。
不謹慎かつ逆説的なようだが国家的危機しかこの国を救うことはできないのではないか。
新渡戸さんも「武士道」の中で「人間の倫理は平和時よりも戦争時に醸成される」みたい
な(あくまでもみたな)こと言ってたし。
>>533 制度の転換はそりゃああって然るべきことだ。しかし、それがグローバル化の
名のもとに(それ以外ありえないが)なされるとき、必ずツケが後に回る。
アメリカ留学帰りがもてはやされる時代にそんなこと言っても無駄だが。
いや、各々が誰を好みだろうがそりゃあいいんだけど、もっと長いスパンで俯瞰的に
日本人と天皇を見たときに、やはり他国の王家よりも国民との密着性が違うと思う。
「歴史的に考えて」ということよ。確かそういう話の流れの中で出てきた文だよね。
誤解しているようだが、おれの言っている共通規範は固定物ではない。変化もする。
しかし、それが自発的変化ではなく外圧的、急進的な変化、もしくは規範自体の消失を
きたすようなことになれば危険だということだ。
明治維新時にも当然大量の西洋文化流入で一度大いに乱れた時期がある。が、その時は
それに対応する力が日本にはあった。制度も現在とはまったく違うし。
とにかくおれの言っている共通規範は漸進的変化があって然るべき。変化なしだったら
現代に生きてられないよ、あたくしだってさ。
これ疲れるよね。もっと話絞らないか。別にいいけどさ。
>>539 「どうかしている」とおっしゃるが、どうかしている人たちが本当に多いから困る。
子供の権利条約なんて批准した(以下略 ブツブツ・・・
>>539 虚構とわかっていても今更それを尊敬できなくとも、必要だと認識する心が大切
なのだ。
森鴎外の短編の中の「かのように」が大変参考になる。あれは現在のところ
おれの物の見方のテキストブックだ。そんなこと別にいいか(w
548 :
日出づる処の名無し:03/01/22 17:42 ID:0ZxQINUI
つーか、保守主義者なら「伝統遺制」ってことで無条件に残すって結論出るやん。
船虫の意見って、設計主義だ。これぞ本物の左翼なんだろうなぁ。
549 :
日出づる処の名無し:03/01/22 17:50 ID:f/invfPF
>>540 昔は現在と違って個性教育なんてなされていなかったのに
戦前にも戦争直後(方向性は別として)にも優秀な人材が多数輩出されたのは何故か。
それは共通規範に基づいて豊富な思考力・想像力の上に
物事を判断できたからだ。
平たく言えば「個人としてここはどう行動すべきか」ということなのだから。
新たな局面に対しても個人としての記憶が一本からだの中に通っていたから
何事にも対応してこれたのだ。
と考えるのが妥当。
個人を民族をすり替えるな。
>自分で問題を見つけてそれを解決するなんて作業に不慣れなのもその一環だ。
ってことと完全に矛盾しているぞ。
共通規範とは風土性、環境、利害からうまれる物だ。
ちなみに民族性は風土から産まれるもの。
歴史性もこの三つから産まれる。
日本人としてでは無く個人個人が共に持っている規範が共通規範である。
日本人の規範の喪失は画一化による危機感の消失による物で有ると考えるのが妥当。
普段は饒舌なおもしろい若者が、ちょっと場面が変わっただけで言葉が出なくなってしまう、
という現象はそういう所から来ているのであろう。
本来グローバル化による、外圧的、急進的な変化は危機感を煽るものだが
戦時中からの全体主義的体質、つまり「国家との生温い一体感」の為により与えられた価値観をそのまま受け取り
「個人としてここはどう行動すべきか」という発想が無くなってしまったため倫理が醸成されなくなった訳。
>>549 それが「日本人」ではなく「個人」だったら歴史上のかの難局にはとても
耐え切れていないでしょう。っていうか、保守派の俺がどうして個人主義を
今更、高らかに読み上げなきゃいけないんだ?
それにマニュアル化・画一化ゆえの問題発見処理能力喪失のどこが何に
矛盾しているのかがわからない。
>日本人としてでは無く個人個人が共に持っている規範が共通規範である。
どうしても総体として日本人と括るのが嫌なのか。そんなこと言ってたら
国がバラバラよ。日本は平和だからまだいいようなものを。
今更、スーパー個人主義に立ち向かう体力は無い。誰か・・・。
夜になったらまた来よう・・・。
551 :
日出づる処の名無し:03/01/22 19:04 ID:/+NVq6gp
今も歴史的難局だと思うけどねえ・・・
国も個人の集合体である。
日本人としてというより個人、一人一人の危機感が大切。
どうしても総体として日本人と括ると柔軟性がなくなってしまう。
画一化された価値観と共通の規範の区別もつきにくくなる。
「生温い一体感」はマニュアル化・画一化の温床となる危険性を持っている。
国が豊かであるからこそ危険なんだ。
552 :
日出づる処の名無し:03/01/22 19:27 ID:0ZxQINUI
>>551 個人の集合体なら集合体の構成員に相応しい意識の持ち様ってもんが
あると思う。それをさして「日本人」っていうならOKだろ。それで柔軟性が
なくなるとか言っても心配しすぎでしか無いとおもうがなー。
553 :
日出づる処の名無し:03/01/22 19:33 ID:/+NVq6gp
>>552 それなら問題ないがそれを「民族」にすり替えると・・・
554 :
日出づる処の名無し:03/01/22 19:39 ID:0ZxQINUI
>>553 民族たって色々ニュアンスはあるわなぁ。
革新右翼の馬鹿だと「こういう心構えとこういう意見でなければならない」とか言い出すんだろーが、
そんなの保守主義者に言わせりゃ赤軍と変わらないカルトってことになる。
何か「民族」という言葉に潜在的な嫌悪感を抱いているのでしょうか?
そういう風潮であることは否定しようもないが。
日本人と民族の何が違うのか。アイヌと琉球には怒られそうだが(w
ちなみに550では「平和だからいいものを」と言ったものの、当然現状に憂いを感じて
いないわけではない。しかしそれ以上の幕末、戦争のときのような大難局に出くわし
ても「個人として云々」などとのたまわって結集できるのか。共通規範も消え失せつつ
ある現今においてそんなわけのわからないことを言っていて乗り越えられるのか。
だけど今は平和だから・・・という意味で言ったのよ。まあある意味こちらの方が
極大難局であるのかな。
こう考えなって。個人としての行動も重要だが、その前に「日本人として」が入らな
きゃいかんっちゅうことよ。これで柔軟性が消え失せるというのなら、幕末維新時の
人間はカチンコチンで立ち行かなかったろうに。
556 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/22 20:51 ID:fjhEJwjf
>>540 > 不快に思わない人間が増えてきているから困っているの。
その不快と利便性の天秤にかけて、利便性をとるものが
多いというのなら、どうしようもないだろ? ここまでくれば個人の
価値以外の何ものでもないのだから多数決で決めるしかない。
しかし、実際は、そういうまともな価値判断すらできてない者が
多いわけだ。周りの者が皆、自分のような振る舞いをして
もかまわないという覚悟もなく、電車で化粧してるというのが
現状だろう。が、このような者は、社会通念などを持ち出さ
なくても、自分に向けられた道徳的批判に耐えられない。
言い換えよう。オレが問題視してるのは社会通念の絶対化だ。
社会通念というものを便宜的に使うのはかまわない。しかし、
絶対的なものとして使えば、上で言ってるように不具合をきたし、
守るものとそうでないものとの対立や社会通念自体の崩壊を招く。
便宜的なものという認識でいればそうではない。多くの場合は
何も考えてない愚民を制御できるし、ヤバイ時でも適切な対応が
とれるだろう。例えば、「電車で携帯電話を使ってはならない」と
いう社会通念がある。これは絶対的なものとみなすことはできない。
状況依存的なものでしかない。とりわけ、客観的に認められる
利便性によって正否が決まる。救急病院の医師が使用するのを
止めるべきだと考える者はいないだろう。そして、例えば、
携帯が一般に定着していけば、いつでも連絡できるという認識に
よって社会が動き出すことにもなる。このような対立する社会規範が
生じた場合には、携帯使用についての制限は大きく後退すること
になろう。天皇も同じなんだ。
557 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/22 20:51 ID:fjhEJwjf
>>542 吉田某のようにいかがわしいサヨでも愛国者を標榜しているという事実
のほかに、「誇りを持て」がそれほど固定的なものでない理由はある。
例えば、日韓併合において、日本側は大韓帝国よりも、かの国民の
誇りを大事にするという思想を正当化した。これが自分の立場であったら
そうはいかないというのでは、自己中心的であるという批判をまぬがれまい。
それに、この時代においては、日本という国の概念がかなりの変容をとげた
ことも確かであろう。国がアジアであるという発想も有り得るわけだ。
民族だって同じで、それほど強力な基準ではない。この時も、朝鮮民族とは
元々同じ民族だったという宣伝を試みていたわけだし。
>>543 それでは「誇りを持っていても国が良くなるわけではない」と
言ってるようなものじゃないか。
558 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/22 20:52 ID:fjhEJwjf
>>548 そうかもしれんが、オレはそれほど自由を軽視してるわけではないぞ。
設計主義的合理主義への批判で言われているような知識人へ過信は、
合理主義についての誤解に基づいていると思っている。合理主義は
批判主義と言えるものであって、「これが正しい」と押しつけるものではない。
それに設計主義の対抗馬である自生的秩序なんちゃらが正しいという
わけでもなかろう。そもそも、社会にはなにがしかの規範や制度がある
のであって、自然に発生してきたからといって、それらを過信すると様々な
弊害をもたらすことにもなる。なにより、「伝統はいいものだ」といった正当化
は思考停止をもたらす。極端な相対主義者でないかぎり、伝統とて、
様々に批判検討できちゃうのだから。
このスレでよく言われるとが
共通規範を持つ=画一化・硬直化
という図式なわけだが、それはまったくの誤解だ。その誤解が解消されれば随分と
議論の様相が変わるはずだが・・・。そして、その共通規範を形作ってきたものの
一部が「民族性」なのだ。過去の日本人たちと言ってもいいか。
誤解を解くには幕末維新期の人間と現代の人間を比較すれば言葉は要らないと思う
のだがね。上のほうにも似たようなことをいっぱい書いてきたから面倒くさい。
>>556 それは一体何を物語っているかわかるかいね。
利便性追求のみの物質主義だがね。近代化とは伝統的価値観の破壊だがね。
あなたの言うような状況依存を次々とつくっていくものだ。
以前は携帯が無くてもパソコンが無くてもエアコンが無くても暮らしていけた。
しかし、絶対にそんな暮らしにはもう戻れない。便利になれば人間我慢ができた
ものができなくなる。それに伴ってマナーの問題だってコミュニケーション能力の
問題だって発生する。他にも枚挙に暇がない。
要するに便利の追求にも節度が必要だということだ。野放図な便利追求やそれに
対する無批判は規範破壊に荷担しているようなものだ。
これこそ天秤にかけるってわけじゃないが、救急患者を救うこと(即ち携帯の容認)
と伝統的価値観を守ることのどちらが大切かということだ。これぞ政治家に必要な
モノの見方だろうな。要するに容認できることできないことの見極めだよ。
物質主義の延長線がクローンであることは言うまでも無かろう。
多数決は恐ろしい。
>>557 ならば韓国の誇りのためにロシアに半島を献上するとでも言うのか?
以前おれは「驕りでも無いよりはマシだ」と言ったが、弱肉強食が絶対価値の時代に
おいて自国のプライドを守り抜くためには他国を食べざるを得ないときだってある。
それを現在の価値観もとい、他者への貢献のために併合を批判することは欺瞞に他
ならない。自己中心が当然の時代だったのだ。あれはあれで誇りを守るためだった。
無論、現在それをやったら通じないことは確かだが。
国の概念が百歩譲って大きく変容していたとしても「国がアジア」は飛躍しすぎだ。
そんでもって、政策としての統治方法を事実として見なすのもよくない。
>>下段
本音では「この国民は自国に誇りを持つことは危機がない限りこの先あり得ない」と
いうことだ。国民皆が誇りを持ってくれれば変わりようはあるさ。
伝統の絶対価値化をそこまで嫌うのならよかろうて。
「最も間違いが少ない価値観」としても嫌かいね?
日本で生まれて続いてきたものは最も日本に合っているなずなのだからさ。
それでもそれ以上に西洋の近代流入思想を尊ぶかね?
過信というのではなく、伝統という経験論に基づいた価値観こそが最も信用できる
のは当然のことだと私は思うのだが・・・。
563 :
日出づる処の名無し:03/01/23 00:31 ID:Ys8D0kxt
伝統が無くても絶対価値っていうだけで虚構だ。
西洋対日本って言うのも伝統的価値観だな。
そういう流れで話は進んでいないがそれを西洋対日本という形式に当てはめてしまう事を考えると
どうも伝統がそのまま経験に繋がるかどうか疑問だ。
伝統的共通価値なら解るけどね。
つまり、現代社会の中で価値を持たない物はこれに入らないって事。
俺としては「今の所、最も間違いが少ない価値観」となってやっと受け入れられる。
話を皇室に戻すと天皇は昔と同じ価値を持っていないと考えた方が良いと思う。
564 :
日出づる処の名無し:03/01/23 00:56 ID:6OqAvzct
伝統的価値観には本来持っていた価値を失っても
伝統として残っているという意味もあるよ。
565 :
日出づる処の名無し:03/01/23 01:27 ID:A+I954Ei
>>558 > そうかもしれんが、オレはそれほど自由を軽視してるわけではないぞ。
ここが全体主義者の言い訳に見える。
>設計主義的合理主義への批判で言われているような知識人へ過信は、
>合理主義についての誤解に基づいていると思っている。
ぜーんぜん違う。単に根底にある知性礼賛はカルトだってことなの。
>それに設計主義の対抗馬である自生的秩序なんちゃらが正しいという
>わけでもなかろう。そもそも、社会にはなにがしかの規範や制度がある
>のであって、自然に発生してきたからといって、それらを過信すると様々な
>弊害をもたらすことにもなる。
普通日本人が「伝統を守ろう」って言うとき「(良い)伝統を守ろう」なんだ。
つーか時代時代の荒波にもまれてそれでも残ってきたものが自生的秩序なんであって、
皇室ってのはその部類なの。そこに敬意を持ち民族というかその国にとっての意義を
認めるから伝統遺制は残せっていうのさ。英国王室だってそういうもんなんだ。
選択が働いてないみたいに言うなよ。
>なにより、「伝統はいいものだ」といった正当化は思考停止をもたらす。
そういう正当化はある種の全体主義的カルトなんだわ。そんなこと考えてる馬鹿は
ほんとの保守主義者とか自由主義の連中にはいないよ。
567 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:15 ID:A+I954Ei
>>566 今の天皇家に伝統なんてかけらも残っていない。
むしろ近代化によって洋風化した天皇家は日本の伝統文化破壊の尖兵だったという歴史的事実を直視したほうがいい。
天皇を伝統性を復活させたいのなら、象徴天皇制を廃止し、
冷泉家や茶道の千家のように天皇家も民間組織にするしかないんだよ。
568 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:19 ID:DIk0inlX
>今の天皇家に伝統なんてかけらも残っていない。
そんな妄想をしているのはキミだけだな。
>むしろ近代化によって洋風化した天皇家は日本の伝統文化破壊の尖兵だった
>という歴史的事実を直視したほうがいい。
妄想の上に妄想を積み重ね(笑)
朝鮮人ってみんな小説家のセンスあるね
その腕前を遺憾なく発揮して大創作巨編を書いてみてはどうか
祖国でだけは大ヒット間違いなしだよ、保証する
早く祖国へ帰って執筆活動はじめたほうがいい
570 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:27 ID:A+I954Ei
>>567 そういう表面的なところしか見てないで伝統語るなよ、そんなレベルで伝統遺制だなんて
言ってないぞ。
572 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:33 ID:DIk0inlX
573 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:38 ID:A+I954Ei
>>571 皇居を東京に定め、京都の公家文化を根こそぎ破壊するわ、
しゃべり方を標準語に矯正して京言葉の伝統を消失するわ、
率先して洋食を取り入れて(宮中晩餐はフランス料理!)
包丁式もほとんど行われなくなるわ、
洋装を普段着にして呉服産業に大ダメージを与えるわ、
やることなすこと伝統文化を破壊することばかり。
しかも新しい文化創造は何一つしない。
明治以降の天皇はしょせん西洋の猿真似に終始しただけ。
574 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:49 ID:A+I954Ei
西洋の猿真似に堕した天皇家による文化破壊は建築にも及ぶ。
「このように建物の外観は和風で装飾は控えめだが、
内部は一転して、洋装の天皇の振るまい(謁見や饗宴、
それが公務だった)に合わせて洋風が折衷され、
過剰な装飾と家具で異様な雰囲気をつくりだしていた」
(1888年に完成した表宮殿の評)
また東京の迎賓館をはじめ、豊平館(北海道)、天鏡閣(福島県)、
JR日光駅(栃木県)、県会議事堂(新潟県)、仁風閣(鳥取県)
など、全国各地にいまも残る洋風建築の多くは、天皇や皇太子、
皇族の御所や滞在場所として作られたり、そのように利用されたもので、
天皇家による伝統的な日本建築の否定が全国規模で行われたのが事実。
575 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:55 ID:Napfivsm
>>573 全部「近代化」の結果じゃないか。
「天皇家は日本の伝統文化破壊の尖兵」だったのなら、逆に天皇家が滅んでいたら
573の言う文化は立派に残っていたという事になるな。
ちゃんと立証してみろよ(笑)
576 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:55 ID:A+I954Ei
「天皇は、文明国の取るべき態度として断髪のうえ洋装にして、
和食をフランス料理に変えている。『新聞雑誌』の記事によると、
明治天皇がこのようにして新政府の肉食奨励の方針にそって1200年に
渡る肉食の禁を破り肉膳につかれたのは1872年の正月のことであった。
天皇の名の下に僧侶の肉食、妻帯、蓄髪が公認されると、
国民も肉食に対する偏見を改めるようになってきた。」(食の日本史)
『文明国の取るべき態度として断髪のうえ洋装にして、
和食をフランス料理に変え』るとはなにごとか!
いやしくも数千年の歴史を持つ天皇家が近代化にとりつかれて
恥ずかしげも無くその伝統を自ら破壊した瞬間といえよう。
577 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:56 ID:Napfivsm
>>576 そう言った一連の諸策は不平等条約改正のための欧米へのアピールだったんだがな。
要するに江戸幕府の尻ぬぐいだ。
578 :
日出づる処の名無し:03/01/23 02:56 ID:A+I954Ei
>>575 馬鹿かお前は。
天皇家が明治政府の手先として率先して伝統文化を否定したから
国民もそれにならったんだよ。
579 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:00 ID:A+I954Ei
>>577 >そう言った一連の諸策は不平等条約改正のための欧米へのアピール
そうだとしても伝統否定に天皇家が荷担のは事実
580 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:03 ID:Napfivsm
要するにA+I954Eiは幕藩体制が理想の体制らしい(笑)
581 :
A+I954Ei:03/01/23 03:07 ID:c50NXlMm
>>580 あほか。
>天皇を伝統性を復活させたいのなら、象徴天皇制を廃止し、
>冷泉家や茶道の千家のように天皇家も民間組織にするしかないんだよ。
と書いただろうが。あほらし。もう寝るわ。
582 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:09 ID:bvl2/g4T
>天皇を伝統性を復活させたいのなら、象徴天皇制を廃止し、
>冷泉家や茶道の千家のように天皇家も民間組織にするしかないんだよ。
つまり日本の伝統では天皇家は民間組織だったのか!
確かにアホらしい話だ。
583 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:12 ID:IrY8AN3h
明治維新時の話をしておきながら、どのような体制がよかったのかと問われると
いきなり話が現代に飛ぶと言うのは要するに自分でも明治維新の時にどうすれば
よかったのかという事は考えていないのだな。
結論として一連の「文化破壊」云々は単なる言いがかりだったということだ。
>>582 「伝統」という概念の認識が間違っとる。
氏んだほうがいいと思われ。
585 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:14 ID:whZ2j+A5
>>579 日本国の存続こそ、高レベルでの伝統保持だろう?
サバイバルの手段が伝統を破壊するなど話にもならんね。
生き残りさえ達成できたら、その後で復活させたっていいんだからな。
現に、典礼などは未だに古式を守ってる。
社会の変革を伝統破壊と受け取るなら、何でも有りだがね。
586 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:19 ID:IrY8AN3h
>>585 まあA+I954Eiは天皇家反対が先にあって本心では伝統なんてどうでも
いいのだろうがな。
>>585 >日本国の存続こそ、高レベルでの伝統保持だろう?
その意見だと中国の文化大革命も伝統保持になるな。
まったく低レベルな発想だ(笑
588 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:24 ID:IrY8AN3h
>>587 大爆笑!中国は文化大革命をやらないと国家存続が出来なかったのか!!
素晴らしい珍論です。
今の中国共産党政府だってそんなアホで低レベルな認識は持ってないでしょう。
589 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:26 ID:c50NXlMm
>>583 寝る前にもう一言。
天皇家は明治政府の近代化政策によって伝統が破壊されるのを
防ぐべき立場にあったのだが。あろうことが政府の傀儡として
いいなりになり、せっせと文化破壊にいそしんだのが諸悪の根源である。
明治天皇は洋風化を断固拒絶するべきであった。
明治以降百数十年に渡る日本人の洋風化、西洋文化の奴隷化は
天皇家の裏切りが生み出したといっても過言ではない。
590 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:30 ID:IrY8AN3h
>c50NXlMm
文化大革命の特徴の一つに「近代化の否定」があるのだが、お前の認識だと
「文化大革命」こそ支持されるべきだろうが。
そもそも近代化がいけないのならネット使うなよ。
アンタが言ってるのは「伝統の尊重」ではなく単なる「墨守」であり、しかも
自分では実践していないのだからお笑いだ。
591 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:32 ID:c50NXlMm
重ねて言うが、
・天皇が近代化による明治政府の文化破壊政策を唯一止められる立場にあったこと
・ところが文化を保護するどころか明治政府の手先となって率先して文化を破壊したこと
・そのために日本人は伝統文化をことごとく失い、西洋文化に隷属する道を歩んだこと
この歴史的過程と、天皇が犯した日本の伝統に対する大罪をゆめゆめ忘れてはならない。
592 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:35 ID:IrY8AN3h
>そのために日本人は伝統文化をことごとく失い、西洋文化に隷属する道を歩んだこと
アンタの挙げた「伝統文化」は殆どの一般人には関係の無いものだったがな(笑)
>>590 文化大革命に対する認識が根本から間違っとる。
ガキは寝ろ。
594 :
日出づる処の名無し:03/01/23 03:41 ID:IrY8AN3h
>>593 「文化大革命をやらないと中国は国家存続が出来なかった」
などと思っているバカから「文化大革命の認識」を問われるとは思って
無かったよ(笑)
文革は単なる権力闘争にすぎん。
土御門の怨念が集うスレはココですか?
597 :
日出づる処の名無し:03/01/23 04:53 ID:whZ2j+A5
そう言えば、大宅に「ジャリ革命」と酷評されてたな。 >文革
598 :
日出づる処の名無し:03/01/23 05:15 ID:whZ2j+A5
>>591 よくよく極東はクソウヨ呼ばわりされるが、君をどう呼べばいいんだ?
はい、定義1
文化破壊政策?
文化破壊政策をやっていたなら、明治文化がなんであんなに花開いたんだ?
実際には、伝統文化と西欧文化の邂逅で、新たな文化が産まれた。
文化破壊政策どころか文化創造政策だろう?
はい、定義2
文化創造政策を推進しつつ、忠勇・廉潔といった伝統的徳目を庶民にも広めた。
明治大帝は文化創造の推進者でもありながら、同時に伝統文化の擁護者でもあったという事になるわな?
はい、最後の定義
伝統の保護者でありつつ、新文化創造の導き手でもある天皇家の功績は、語り尽くせない。
深く関与していたと君が主張するなら、日本国民は感謝しても仕切れないだろう。
ところで、伝統文化をことごとく失ったというのは、君の妄想かい?
仏教を受け入れたのもそれ以前の文化の破壊でした。
とか言い出してくれそうだな。せっかくなので晒しage
600 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/23 10:54 ID:v7jiavd5
>>560 >これこそ天秤にかけるってわけじゃないが、
そうそう。しかし、天秤の片方の重みは変わらないのに、もう片方は増えていく
という傾向があるわけだ。科学技術なんかの進歩にともなって。
従って、伝統的価値観(社会通念)は形骸化の憂き目にあうだろう。
が、形骸化して、便宜的なものでしかなくなった姿こそ望ましいのだ。
>>561 >あれはあれで誇りを守るためだった。
そう言ってるんだ。誇りを守るとはいい加減なものだと。
>>562 >伝統の絶対価値化をそこまで嫌うのならよかろうて。
>「最も間違いが少ない価値観」としても嫌かいね?
>日本で生まれて続いてきたものは最も日本に合っているなずなのだからさ。
ここは重要な点だが。淘汰されて残ったものが最適とは限らないだろう。
せいぜい、現に適応してきた故の安心を保証するにすぎない。
http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/On%20Hayeks%20Evolutionary%20Theory.htm しかし、人間は進化の仕組みや進化してきた価値観がいかなるものか理解できて
しまうのである。場合によっては、よりすぐれた制度や価値観を想像することもできる。
当然、間違えることもあるが。
601 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/23 10:56 ID:v7jiavd5
>>566 >ぜーんぜん違う。単に根底にある知性礼賛はカルトだってことなの。
だから、それが誤解だって言ってるんだ。合理主義は、世俗的には確かに
知性礼賛だろうけど、本来、合理主義が礼賛するのは理性だ。これは元々、
宗教的独断に対抗するという性格があったはずだ。つまり、知識を批判する
ことにおいて真価を発揮するのもであり、あらゆる批判を可能にするものだ。
現におまえが、世俗的合理主義を批判しているときも、理性に依拠してること
を否定できないわけだ。で、「この理性とは」と言って理性を定式化したとしても、
それを「理性」によって、さらに批判できる。これは延々に続くわけだが、
依って立つのは常に、批判する側の理性だ(だから批判主義といえるのだ)。
>普通日本人が「伝統を守ろう」って言うとき「(良い)伝統を守ろう」なんだ。
よい悪いはどうやって決めるのだ?
合理的な判断によってじゃないのか?
それなら、設計主義と同じ地平に立つことになろう。代替物より良いというと
いうことに他ならないのだ。この点において、伝統を特別扱いする理由はないだろう。
現にある伝統と新たなものの違いは一方がテストされているのに対し、もう一方は
テストされていないというところにある。良いとか正しいではなくて、安心である
ということだろう。伝統の利点は。
まあ、あとは趣味だな。古いものが好きだとかいう。
(壊したら元に戻らないというのは個別的な問題だし)
602 :
日出づる処の名無し:03/01/23 12:36 ID:ZHnH6+8u
>ぜーんぜん違う。単に根底にある知性礼賛はカルトだってことなの。
>なにより、「伝統はいいものだ」といった正当化は思考停止をもたらす。
どっちもカルトだよ。
つまり、皇室の意味を民衆が正しく認識していないといけないって事だ。
もうちょっと具体的な話をしようぜ。
603 :
日出づる処の名無し:03/01/23 12:38 ID:ZHnH6+8u
っていうか具体的な説明が出来ないものはカルトとなる恐れが有るって事かな。
604 :
日出づる処の名無し:03/01/23 12:49 ID:8c6zgOQn
説明できるものでもカルトになる事は珍しくない。
社会主義もそうだし、アメリカの赤狩りのように「自由」「民主主義」だって
時にはカルトになりうる。
605 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/23 13:10 ID:yjWiQs4P
普通に言うカルトの定義でふさわしいのは「批判を受け付けないもの」だろう。
信じるしかないとされるうえに、文句を言わさないようになってるわけだ。
文句に対し寛容な宗教は、それほど危険じゃない。
606 :
日出づる処の名無し:03/01/23 13:11 ID:6OqAvzct
以前も書いたが物事には
ネガティブな要素とポジティブな要素の二面性がある
その辺を踏まえて考えようね。
607 :
日出づる処の名無し:03/01/23 17:07 ID:6OqAvzct
皇族のイメージって近親婚だから遺伝子が弱くて
不細工で頭が弱いって感じなんだけど
そんなものに畏敬の念を抱けるかというとどうもなぁ。
昔は后室ってメディアに露出しなかったからカリスマ性があったけど今は違うからね。
608 :
:03/01/23 17:11 ID:TWXuRwTU
>近親婚だから遺伝子が弱くて 不細工で頭が弱い
朝鮮人に失礼なので謝罪しる。
609 :
日出づる処の名無し:03/01/23 18:01 ID:6OqAvzct
朝鮮人て基本的に近親婚なのか?
と、冗談はそこまでにしておいて。
伝統文化うんぬんって話しはスレ違いだって事は1を読めば解ると思う。
現代社会の中の伝統的価値観、制度に焦点をしぼってね。
>>601 設計主義ってのはこの複雑な世の中を人間ごときが理性で全部理解可能だって
傲慢な盲信しないと成り立たないだろが。
伝統を控えめに取捨選択しながら時として温故知新をもって改革するっていう
保守主義は理性なんか礼賛してねーの。伝統を大事にするのは判断の
積み重ねの中にへぼい理性を重ねていって何とか信頼に足るものにしようって
話なの。立ってる地平が全然違うじゃないか。死者も含めた民主主義ってこと。
つーか批判主義と理性盲信設計主義をくっつけるなよ。
大体
>>600の
>当然、間違えることもあるが。
だがな、間違えすぎて困ってんだ。一つしか無いものを実験主義になんかさらせねーよ。
これ以上の発言に責任もてねーから俺は引くけどな。
611 :
日出づる処の名無し:03/01/23 18:26 ID:dicMzLq5
>>609 近親婚と言えば、フローレス島(インドネシヤ)のリオ族が有名だな。彼らは、母方交差従兄弟婚といって、母方の交差従兄弟との
結婚を好むらしい。ようするに、俺が、うちの親の姉妹の子と結婚するのだ。
612 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/23 19:30 ID:yjWiQs4P
>>610 なんだかなー。
>設計主義ってのはこの複雑な世の中を人間ごときが理性で全部理解可能だって
>傲慢な盲信しないと成り立たないだろが。
おまえ、そんな極論言うヤツいないだろ。常識的に議論しろよ。
実際に、経済への介入など、設計主義的な手法が成功することもあるんだぞ。
あるいは、そういう極論を押しつけたいなら、きちんと論証しろ。
>伝統を控えめに取捨選択しながら時として温故知新をもって改革するっていう
>守主義は理性なんか礼賛してねーの。
誰もおまえが礼賛してるなんて言ってないじゃねーか。
これは「常に依拠してることを礼賛と言いたいのなら、そう言ってもかまわないが」
といった程度の意味だろ。もっと、まともに読解するヤツだと思っていたが、
それは間違いだったようだな。こんな言葉尻をとるとは。
で、礼賛じゃなく、依拠もしていないと言うのか?
(控えめな選択とは、非合理な選択であるというのか?)
それとも、おれが言うような「理性」が気に入らないのか?
613 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/23 19:34 ID:yjWiQs4P
つづき、
>伝統を大事にするのは判断の積み重ねの中にへぼい理性を重ねていって
>何とか信頼に足るものにしようって話なの。立ってる地平が全然違うじゃないか。
「へぼい理性」って何だよ?
まさか、「へぼい理性」と「理性」は違うから、
地平も違うと言いたいんじゃねーだろーな。
>つーか批判主義と理性盲信設計主義をくっつけるなよ。
じゃあ、そういうおまえの思いこみの「主義」をオレに押しつけるなよ。
っていうか、くっつけて批判するヤツがいるんだよ。(おまえは知らん
だろうが)。
>これ以上の発言に責任もてねーから俺は引くけどな。
暴言かまして勝手にひくなよ。
614 :
日出づる処の名無し:03/01/23 22:57 ID:OiwwCyfK
保守派の人って何かから与えられた価値観を咀嚼しないで
そのまま受け入れてしまう傾向が有るよね。
自分の思想と対極に有る思想もちゃんと勉強しないとね(w
ステレオタイプな「保守派」イメージをそのまま受け入れてしまっている人が言っても説得力は絶無
>>614 >何かから与えられた価値観を咀嚼しない
それは人間一般の傾向だろ。現代日本の人権神話とかイイ例じゃん。
617 :
日出づる処の名無し:03/01/23 23:30 ID:OiwwCyfK
そうそう(w
その一般人から人足抜け出して舞い上がっちゃうと
さらにイタクなっちゃう(w
ステレオタイプな「保守派」イメージと言うよりそういう人が多いって事。
618 :
日出づる処の名無し:03/01/24 00:11 ID:9f4GY7g3
革新派の人間が対極の考えを良く理解しているとは驚いた。
>>613 相手が引いてるんだからお得意の勝利宣言出したら?
>>600 >社会通念は形骸化して便宜的なものでしかなくなった姿こそ望ましい
いったい人々は何を基準にして共同社会を生きていくのだ?この際、伝統的価値観は
「絶対的」というポジションから外したとしてもさ。キリスト教を持つ欧米各国でさえ
もが、物質主義の前に規範が大崩れしているというのに・・・。日本人なんて、「神に
申し訳が立たない」「先祖に顔向けできない」「武士道に反する」etc.何一つ無いんだ
ぞ?(広義の意味で)ナショナリズムでも持ち出さない限りやって行けないと思うよ。
規範を個人任せにするのではなしに、「人間は愚かな存在だ」ということをしっかりと
認識して謙虚でいなければ。まあ、これ以上言い合っても平行線だろう。
>>真ん中
その「いい加減」という評価は現代の価値観から見ての話だ。
当時の帝国主義的価値観のもとの判断だったら「素晴らしい」や「やむを得ない」
という評価になる。そうした歴史の断罪を根拠に「いい加減」と言うのなら断じて
賛成しかねる。
>>下段
私は1500年続いてきたもの(知恵)と50年そこそこの浅いものだったら、断然前者を
とると言っているんだ。これは思考停止ではない。変わるのであれば漸進的かつ伝統的
価値観を考慮したものでなければならないと言っているんだ。極めて、いかにも、
アメリカにしか根付かないような「チーズはどこへ行った?」的な考え方なんぞを
推奨する世の中が、「あるべき日本の姿(合っている姿)」だとはどうしても思えん。
こんな話はたった一つの例にすぎないが。
>>610 その理性に対するモノの見方は漏れと一緒だ。素晴らしい。
人間の理性ほど当てにならないものはない。
設計主義的手法は成功(?)することもあるかも知れないが、失敗することのほうが
はるかに多い。そもそも経済介入における設計主義の成功とやらも、身も蓋もない
ことを言うようだが、長い目で見たら本当に「成功」なのか?と思う。いつのことを
言っているのか知らないが、とりあえず日本の経済成長についてはとても手放しで
「成功した」なんて思えません。
しかし、理性を完全否定してるわけではない。過信をやめるべきだということ。
過去を顧みる謙虚さがあってもいいはず、と。
623 :
日出づる処の名無し:03/01/24 17:07 ID:UdixLpau
消費主義と設計主義を一緒にしないでくれ。
あてにならないのは理性と欲望をもっている人間。
624 :
日出づる処の名無し:03/01/24 17:16 ID:AoJQsmPo
>>623 じゃあ何か?
本来、設計するはずの世の中はモノ・カネを最高価値とするものじゃなかった
のだが、「理性と欲望を持っている人間」のせいで調子が狂ったとでも言うのか。
大した設計力だな。
>>613 > 「へぼい理性」って何だよ?
>まさか、「へぼい理性」と「理性」は違うから、
>地平も違うと言いたいんじゃねーだろーな。
ふと思ったが「へぼい理性」なんじゃなくって、「理性はそんなにリッパなもんじゃない」って意味で
「理性はへぼい」っていうことなんじゃないの?それだったら意味が通ると思うけど?
626 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/24 19:55 ID:HNez6wez
>>620 >いったい人々は何を基準にして共同社会を生きていくのだ?この際、伝統的価値観は
>「絶対的」というポジションから外したとしてもさ。
いや、オレは絶対的なものを拒絶しているのだから、そうでなければかまわんよ。
とはいえ、おまえがここで言ってるような宗教的な価値観は絶対的であることを
求めるだろう、普通。「疑うことは罪である」と誰かが言ったような気がするが。
これの解決は難しいのだが、信仰は個人的なものであるとすれば
絶対でもいいだろう。
>規範を個人任せにするのではなしに、「人間は愚かな存在だ」ということをしっかりと
>認識して謙虚でいなければ。
これもかまわないよ。少なくとも一般的には。
しかし、愚民に対して謙虚になるのは多くの場合、時間の無駄であろう。
627 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/24 19:56 ID:HNez6wez
>その「いい加減」という評価は現代の価値観から見ての話だ。
>当時の帝国主義的価値観のもとの判断だったら「素晴らしい」や「やむを得ない」
>という評価になる。そうした歴史の断罪を根拠に「いい加減」と言うのなら断じて
>賛成しかねる。
それはおかしい。
これは「つくる会」なんかにも言えることなんだが、サヨが不戦条約や
なんかの「当時の」法的環境や地政学的環境を踏まえて、国を断罪しても
「歴史を裁くのは愚かなことだ」と主張したりする。これは言うまでもなく
相対主義的な見解だ(もっとも、昨今は相対主義者の方が多いのだが)。
しかし、こういう相対主義でいながら、過去の偉人と共鳴し、彼らを
誇りに思うなんてことはできるのだろうか?
現代人が、彼らは立派だったと心から思うなんてことがどうしてありえよう?
オレはここに矛盾があると思っている。
>私は1500年続いてきたもの(知恵)と50年そこそこの浅いものだったら、断然前者を
>とると言っているんだ。
理性的に判断して甲乙付けがたいのであれば、オレも前者をとるかもしれん。
しかし、これはオレの個人的趣味にすぎない。オレが問題にしてるのは、
このような割り切り方をしないで、継続年数による判断が理性的判断に対抗する
ような客観的な妥当性をもつものであるとする思想だ。これは、理性的判断を
妨げ、継続年数という明白な(考えなくてもいい)基準で代替させるゆえに、
思考停止を招くはずだ。
もちろん、長年つづいてきたものは、それだけ考慮する材料も多くなっている
わけだが、このような考慮は理性的なものだろう。そういう適応性に関する考察
をぬきにした、単なる継続年数はそれだけでは良いとも悪いとも言えないものだ。
理性的な判断においては。
628 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :03/01/24 19:58 ID:HNez6wez
>>625 それなら同じ地平に立つと思うのだが。
理性が嫌いだって違いがあるだけで。