リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>739
カウンターの奥がトイレに通じていたことを思い出した男は、たたきつけるように叫んだ。
「なにをぼやっとしている!敵襲だ!」
人影は、それに呼応するかのようなタイミングで、歩を早めた。
その人影が、彼にはまったく見覚えのない体形であり、かつ足音がまったくしないことに、
男は強烈な違和感を覚えた。
それに、人影が両手で持っている棒状の何かは、どうみてもライフルではない。
「ちょっとまて、おまえ誰だ」
男は、AKを振り上げて威嚇した。
人影は、足音を立てないまますべるように男の正面に走りより、棒状の何かを振り上げた。
「敵か!」
男は、人影に照準を合わせた。
だが、人影の動きは、男が見積もったよりはるかに速かった。

ぬるり、という擬音がしそうなほど滑らかに男の右斜め前に回りこんだ人影は、振り上げた
棒-日本刀を、男に向けて振り下ろした。