リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>730
サングラスは、改めて計画の内容について説明した。
「なるほど。そういうものか」
軍事については素人である中年男性の返事は、わかったようなわかって
ないような声音だった。
「まあ、万が一失敗しても、保険はかけてある。その場合、あの2人は体のいい
囮さ。だから、そちらさんは心配しなくてもいい」
「なんにせよ、そっちに自信があるというなら、ウチとしてはなにもいうことはない。
とにかく、お任せするよ」
中年男性は、空き缶の中に峰を落とすと、パイプ椅子から腰を上げた。
「それじゃ、俺はそろそろ霞ヶ関に戻る。こっちの情報源から何か変わったことがあったら
連絡するから」
「大変だな」
サングラスが同情するような身振りを示すと、中年男性は苦笑した。
「ウチの相手はせいぜいテロリストだ。そっちよりは楽だよ」
「かもしれないな」