リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>514
「青函トンネルが使えないし、空の便も駄目になっちまったら、使えるのは船しかないだろ。
そんで、北海道からとんずら決め込みたい連中が札びら切って船に乗り込みたがるってわけよ」
「なるほど。需要と供給か」
元会計士らしい表現で、ボウイが要約した。
「反乱軍といえども占領地の漁港全てに兵隊を貼り付けとくわけにもいかんし、
赤くないほうの日本だって、自分とこの漁港すべてを封鎖することもできん。
さすがに警察はある程度チェックしているみたいだが、東京と違って、田舎では
ウチみたいにある程度筋を通せば黙認してくれる」
「だから、俺達みたいにいかにも怪しげな連中が半ばおおっぴらに船出できるってか」
シマダは大真面目にうなずいた。
「資本主義の世の中だからな」