リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>481
「なんでー?」
めがねが尋ねた。
「まず、支援・・・・・・ああ、爆撃機だが、現状では目標とする地域の制空権が
完全にこちらのものではないから、単独では出せない。かといって戦闘機を
護衛につけたくても、そんな余裕はどこにもないんだ。これはヘリも同じだ。
まあ、ヘリは君達をはこぶのに使うんだが」
サングラスは、数学の難解な概念を説明するかのような調子だった。
「特殊部隊は?」
はちまきが促す。
「表向きには、自衛隊には特殊部隊など存在しない。レンジャーはあくまで資格に過ぎないのだ。
また、仮に、そう、仮に特殊部隊が存在したとしても、彼らには他に仕事がある。
警察については、いうまでもないな」

はちまきは肩をすくめた。
「反乱軍の勢力圏内には、出せやしないわな。確かに」
サングラスはニヤリと笑った。
「飲み込みが早いな、そのとおりだよ」

「つまり、占領地にあって、なおかつ重要なコマを投入するほどでもない
目標にぶつけるにはかっこうの存在ってわけね。俺達」
面白くもなさそうな顔つきでめがねがいった。

「だが、放置しておくと売国奴どもをのさばらせることになり、非常に宜しくない」
サングラスは笑いを引っ込めた。