リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>375
「このブツであれこれ考え込んでるところを見ると・・・・・戦争に関係する話か?」
ボウイはカマをかけた。
シマダは、あっさりうなずいた。
「そうだ。戦争というチャンスを生かさない手はないからな。」
「だが、工作員うんぬんで迷っているところを見ると、日本のためにはならない、か?」
「まあね」

しばらく、沈黙が落ちた。
その間、ずっと22口径をもてあそんでいたシマダは、やがて表情を硬くしていった。
「ま、このブツはサツに持っていかせるよ。さすがにかくしときたくないからな。
それに、サツがこっちの腹を探りにきても、そのころにゃ俺らはここにはいない」
シマダの口調は、すでにボウイがこのビジネスを引き受けたと言う前提に立ったものだった。

「それがいいと思う。で、次のビジネスはどこなんだ?」
ボウイはシマダに向き直ってたずねた。

シマダは、ニヤリと笑っていった。
「北海道さ」