リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>355
シマダは、爬虫類か魚類を思わせる顔立ちに酷薄そうな笑みを浮かべていった。
「いつものとおり、トラブルシュートって奴だ」
ボウイは煙草を灰皿に捨て、新しいハイライトに火をつけた。
日本にきてからというもの、祖国アメリカの銘柄とはさっぱり縁がない。
金がないわけではないが、なんとなくマールボロやラッキーストライクに
手を出す気にはなれなかっただけだ。

「で、相手はどこの人間かな?」
ボウイはたずねた。
シマダが持ち込んでくる仕事は、ほぼ例外なく外国人と彼とのトラブルだ。
最低でも、相手が何語を話すか把握しておかないと、仕事にならない場合もある。
シマダは無表情のままいった。
「中国人さ。女だよ」