リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>324
はちまきの視界に、あの外国人たちがまだたたずんでいた。
皆、不安げな表情をうかべてはちまきを見つめている。
「はやくいけよ。ここにいてもろくなことがないぞ」
はちまきは彼らの母国語で警告した。
このへんは最近とみに治安が悪く、警官でも滅多に足を踏み入れないところだが、
7人前の死体が転がっていてはそうもいくまい。
パーマの女性が、おずおずといった。
「ヒノマルさん、あなたはこれからどうするのですか?」
「俺か?俺は・・・・・」
はちまきは、そこで言葉を切った。
なんとなく気恥ずかしかったからだが、それ以前に、この言葉の
ニュアンスを正確に伝える自信も必要もなかったからだ。
だが、彼らには伝えといたほうがいいかもしれない。
少なくとも、新しい職は自分たちで探さなければならないことは。
「・・・・・俺は、戦争しに行く。おまえさんがたとは、ここでお別れだ」