リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

このエントリーをはてなブックマークに追加
324245@320はサゲ忘れ
>>322
『なんだよ、何かおれ変なこと言ったか?』
めがねは実に生真面目な口調で言い放った。
その声が、はちまきの失われた十数年前を鮮やかによみがえらせた。

レバノン、イスラマバード、ハミ、そして上海・・・・・。
あのとき、俺たちは自分のやりたいように戦争をやっていた。
めちゃくちゃだったが、最高の日々だった。

もう2度と経験することはないと思っていた日々が、また帰ってくる。
しかも、今度は日本でだ。
はちまきは、久方ぶりに熱い何かを胃のあたりに感じつつこたえた。
「いや、問題はない。今からそっちに行くよ」
『そっか!じゃあ、永田町まできてくれ。駅に着いたら電話してよ』
「わかった」
電話を切ったはちまきは、ふとあたりを見回した。