リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>292
俺は・・・・・俺は、これからどうするべきなのか?
ヒノマルがそう自問したとき、いきなり部屋のガラスが大きな音を立てて割れた。

電気ショックを受けたかのように、ヒノマルを除く全員が硬直する。
ついで、大音量に設定したと思しきラウドスピーカーから、聞くに堪えない罵倒が溢れ出した。
「・・・・・・はァ、共産主義のスパイでありィ、わが国のォ、安寧と秩序をォ、脅かすゥ・・・・」

「い・・・・・いったい何がおこったのですか?」
坊主頭が、驚愕を顔に貼り付けてヒノマルに問い掛ける。
「誰か、おせっかいが右翼にここを垂れこんだらしいな」
ヒノマルはボソリとつぶやいた。

右翼!!

外国人の驚愕は、瞬時にして恐怖に代わった。
ほどなくして、階段を駆け上がる複数の足音がし、ドアが激しく叩かれた。