>>126 日露戦争で手に入れた満洲権益は、ロシア革命・辛亥革命で権益の確保をどうするのかに変化が生じている。
ロシア革命前なら日露で米国を排除する選択肢は共産革命によって潰え、日本が満洲を独占するには清国から中国に変わったよう
に中国のナショナリズムと相反するものになった。
満州事変前の日本資本は抗日反日で満洲から駆逐される寸前になっていた。
そして37年には貿易が苦しくなり、第一次近衛内閣での盧溝橋事件に繋がっていく。
>満州事変前の日本資本は抗日反日で満洲から駆逐される寸前になっていた。
当時は今以上に不買運動が激しかったのか?
それとも張作霖軍閥がちゃちゃでも入れたのか?
>>134 張学良の排日排日貨運動で満鉄は収益減少。ほかの投資も推して知るべし。
財閥の投資は満洲に集中していた。
137 :
名無し三等兵:2005/10/20(木) 22:19:47 ID:32l/j9kh
国民政府は一部日本製品に対して欧米諸国より高い関税を掛けてた。
冀東防共自治政府の関税はそれよりはぐっと低く設定されてた為、
日本製品は一旦通州に揚陸され、そこから中国全土を席巻。
これに対し南京は強く反発し、排日運動も盛り上がった。
関東軍はこの冀東の”密貿易”の上前をはねて、内蒙工作の費用にしてた。
>>137 満州事変前なら、満洲、朝鮮、日本の為替レートも無視できないだろう?
スレ違いだとは思うが。
張作霖爆殺も日本側に裏目に出た。
満鉄と対立した形になる港湾鉄道建設。貿易額の激減。
満州事変でも起こさなければ、収拾がつかないよ。
工作費用というなら、阿片も忘れてはいけない。
>>139 正確に言えば満州事変を起こしても収拾つかなかったけどね。
なんというか日満ブロックだけでは始めからどうにもならないよ。だからこそ日満北支ブロックに繋がるんだろう。
日露戦争以後、日本は世界の政治・経済情勢の変化についていけていない。中国情勢すら読みが裏目に出ている。
国民党が中国共産党の脅威を理由に日本に妥協するにしても、日本のイメージが悪化しすぎている。
世界恐慌前ではあるが、27年の東方会議には奉天総領事の吉田茂も参加、日本のA級戦犯ということになるとどこまで遡れば
いいのやらという話になる。