【最強とは】戦艦vs戦艦【何か?】

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1名無し三等兵
射程距離3万m、長門の主砲弾命中、アイオワ爆沈!!
2名無し三等兵:04/06/03 03:34 ID:???
過去スレ一覧

@ パート1
【最強は】戦艦vs戦艦【なんだ?】
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1073551538/
@ パート2
【最強とは】戦艦vs戦艦【なんだ】
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1076165513/

@ パート3
【最強】戦艦 2
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1080264184/
@ パート4
【最強とは】戦艦vs戦艦【何なんだ?】
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/army/1082335307/
3名無し三等兵:04/06/03 03:43 ID:???
最強の戦艦…それは私たちの心の中にいる…
4名無し三等兵:04/06/03 03:50 ID:???
甲巡。
5名無し三等兵:04/06/03 03:53 ID:???
大和と武蔵の被害をもとに設計された50センチ砲搭載艦。
機関は最新型の出力のもので30ノット。
6名無し三等兵:04/06/03 10:17 ID:???
【最強】戦艦議論総合スレ・8番艦【最良】
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/army/1070205249/
重複
7名無し三等兵:04/06/05 03:21 ID:???
戦艦スレが複数あるのは、軍板では何時もの事。気にしない。
8名無し三等兵:04/06/06 10:30 ID:???
>アイオワの想定防御
>17,600 yards to 31,200 yards vs 2,240 lb AP shell @ 2520 ft/sec

つまりアイオワの装甲区画の防御は、
戦闘安全距離 16km - 28.5km 対40cm砲弾 弾量1016kg 初速768m/s ;コロラドの主砲弾相当

長門の砲弾(弾量1020kg 初速780m/s)が3万mで命中したら、水平は貫通するね。
9名無し三等兵:04/06/06 17:44 ID:???
前スレ最後の方は、ネタになる話が多い。

普通、戦艦は自身の主砲弾に戦闘安全距離の範囲内で耐えるが、2万〜3万mの
大和の場合、垂直装甲は距離2万で自身の主砲弾に耐える。
すると46cm徹甲弾の貫徹力は舷側装甲に対し、やや劣る程度のはず。

>46センチ砲
>2万m 16°31分  522m/秒 22.3in/6.6in(566mm/168mm)
>3万m 31°21分  475m/秒 16.4in/9.1in(417mm/231mm)

戦闘安全距離2万〜3万mの大和は、舷側が落角 16°-31′存速522m/sec の
46cm弾に耐え、水平防御は落角 31°-21′存速475m/sec の46cm弾に耐えるのが基準。

よって46cm徹甲弾の距離2万mでの貫徹力は、大和舷側の410mmVH・20度傾斜装甲に対し
やや劣る位のはず。この条件では410mmVH・撃角35.5度・撃速522m/sec。

46cm徹甲弾の410mmVHに対する領収試験では、撃角30度・撃速523m/secで貫通だったから
おおむね妥当なところだろう。
10名無し三等兵:04/06/06 18:16 ID:???
前スレ 884-885.
>データ取得は48センチ砲でVCを撃ったのかな?
>19in砲や長門の16.1in砲でVCを撃ったデータを参考にしているとしか考えにくい。

ところで戦艦大和の設計終了時に、当然だが装甲厚他は決定されて建造を始めたわけだが、
何を基準に、例えば舷側410mmVH・傾斜20度と決めたのかと言えば、もちろん貫通実験で
確認して決定された。

「弾丸甲板の均衡曲線は、三六〜四〇センチ弾丸のものは相当あるが、大和に採用しようとする
新甲鈑に対する均衡関係を判断するには、いずれも不十分であり、まずこの基礎的資料を募集する
ために亀ヶ首実験場で一九インチ砲を使用して、各種の撃角によって行われた」
「伝承戦艦大和」下巻 P306 牧野茂・福井静夫他

海軍では大和の舷側410mmVH・傾斜20度を、584mmVH・垂直と同等と判定したが、後に2万mでの
貫徹力566mmに対し、やや過大な厚さとされた。
そこで信濃では400mmVHとした。これは570mmVH・垂直相当で、充分46cm砲弾の貫徹力と均衡する。
11名無し三等兵:04/06/06 18:33 ID:???
続いて水平防御など。下は弾火薬庫上部の装甲厚を前スレ他から引用。

例 ノースカロライナの水平防御
  上甲板STS37mm 防御甲板STS36mm+B91mm 第二中甲板&下甲板16mm = 合計180mm

例 サウスダコダの水平防御
  上甲板STS38mm 防御甲板STS19mm+B127mm 第二中甲板&下甲板24mm = 合計208mm

例 アイオワの水平防御
  上甲板STS38mm 防御甲板STS32mm+B121mm 第二中甲板&下甲板29mm = 合計219mm

例 モンタナの水平防御
  上甲板STS19+38mm 防御甲板STS32mm+B147mm 第二中甲板&下甲板48mm = 合計252mm

例 伊勢の水平防御
  上甲板HT35mm 防御甲板HT32mm+NVNC135mm  = 合計202mm

例 長門の水平防御
  上甲板VC70mm 防御甲板HT50mm+NVNC127mm  = 合計247mm
12名無し三等兵:04/06/06 18:36 ID:???
↑ これらの装甲厚を総合的に、どう評価したらいいのか? 素人には判定不能。
そこで専門家、つまりアメリカ戦艦の設計陣の判断に任せる。
戦艦の砲塔天蓋一枚を、弾火薬庫上部装甲の合計と同じと見れば良い。

ノースカロライナの水平防御
 上甲板STS37mm 防御甲板STS36mm+B91mm 第二中甲板&下甲板16mm = 合計180mm ≒ 砲塔天蓋178mm

サウスダコダの水平防御
 上甲板STS38mm 防御甲板STS19mm+B127mm 第二中甲板&下甲板24mm = 合計208mm ≒ 砲塔天蓋184mm

アイオワの水平防御
 上甲板STS38mm 防御甲板STS32mm+B121mm 第二中甲板&下甲板29mm = 合計219mm ≒ 砲塔天蓋184mm

モンタナの水平防御
  上甲板STS19+38mm 防御甲板STS32mm+B147mm 第二中甲板&下甲板48mm = 合計252mm ≒ 砲塔天蓋232mm

これ位が妥当なところだろう。
13名無し三等兵:04/06/06 18:40 ID:???
大和の水平防御も↑と同じく、各層合計を砲塔天蓋一枚と同等と見ればいい。
砲塔には、やや傾斜があるから砲塔天蓋270mmを、水平甲板250mm程度と見なせば良いだろう。

46cm砲弾の水平甲板に対する貫徹力は距離三万mで231mm程度だから、これで充分耐える。
14名無し三等兵:04/06/06 19:05 ID:???
参考資料 アメリカ戦艦の戦闘安全距離

ノースカロライナ
21,000 yards to 26,000 yards vs 2,240 lb AP shell @ 2520 ft/sec

サウスダコダ
17,700 yards to 30,900 yards vs 2,240 lb AP shell @ 2520 ft/sec

アイオワ
17,600 yards to 31,200 yards vs 2,240 lb AP shell @ 2520 ft/sec
20,400 yards to 26,700 yards vs 2,700 lb AP shell @ 2300 ft/sec

モンタナ
16,500 yards to 34,500 yards vs 2,240 lb AP shell @ 2520 ft/sec
18,000 yards to 31,000 yards vs 2,700 lb AP shell @ 2300 ft/sec
15名無し三等兵:04/06/08 21:58 ID:???
40センチ波式新型弾による(50.5度、431m/s)射撃の場合、
10インチVCもしくは2インチNVNC+8インチVCが必要とされる。
>>12の例もみると、
1枚板と複数の板の場合、厚さは1割前後違うようだが・・・。
16名無し三等兵:04/06/08 22:00 ID:???
間違えた・・・。
2インチNVNC+9インチVC 
だった。
17名無し三等兵:04/06/09 07:05 ID:???
アイオワ型戦艦の戦闘安全距離と、それに対する主砲貫徹力との比較をしてみると

米新戦艦の戦闘安全距離は、以下の主砲弾に対するもの。

APC Mark 5 - 2,240 lbs. (1,016 kg) 2,520 fps (768 mps)  ;コロラド MK5
APC Mark 8 - 2,700 lbs. (1,225 kg) 2,300 fps (701 mps)  ;サウスダコダ MK6

コロラド MK5 の貫徹力(Warships com1)

射程15,000 yards (13,716 m)  垂直19.22" (488 mm)  水平2.51" (064 mm) 撃速1,796 fps (547 mps) 落角10.5
射程20,000 yards (18,288 m)  垂直16.24" (412 mm)  水平3.56" (090 mm) 撃速1,629 fps (497 mps) 落角16.33
射程25,000 yards (22,860 m)  垂直13.74" (349 mm)  水平4.78" (121 mm) 撃速1,522 fps (464 mps) 落角23.55
射程30,000 yards (27,432 m)  垂直11.68" (297 mm)  水平6.24" (158 mm) 撃速1,472 fps (449 mps) 落角31.68
射程35,000 yards (32,004 m)  垂直10.02" (254 mm)  水平8.15" (207 mm) 撃速1,486 fps (453 mps) 落角49.47

アイオワの舷側は A307mm+STS22mm/19度 = 垂直439mm 相当とされるから、射程15000〜20000yards の間で
コロラドの16in弾に耐えることになる。アイオワの戦闘安全距離の数値で見ると、17,600 yards で耐える。

またアイオワの弾火薬庫・水平防御を砲塔天蓋と同等の184mmと見れば、射程30000〜35000yards の間で、
コロラドの16in弾に耐える。戦闘安全距離の数値では 31,200 yards 。
18名無し三等兵:04/06/09 07:06 ID:???
サウスダコダ MK6 の貫徹力(Warships com1)

射程20,000 yards (18,288 m)  垂直17.62" (448 mm)  水平4.29" (109 mm) 撃速1,604 fps (489 mps) 落角17.9
射程25,000 yards (22,860 m)  垂直15.05" (382 mm)  水平5.76" (146 mm) 撃速1,521 fps (463 mps) 落角25.4
射程30,000 yards (27,432 m)  垂直12.77" (324 mm)  水平7.62" (194 mm) 撃速1,490 fps (454 mps) 落角34.1

アイオワの舷側(垂直439mm相当)の耐える範囲は、射程20,000〜25,000 yards の間。20,000 yards を僅かに越える位の距離のはず。
戦闘安全距離の数値では、20,400 yards で、大体一致してる。

水平防御184mmに対しては、射程25,000〜30,000 yards の間で耐える。戦闘安全距離は 26,700 yards 。

 こうして見ると、貫徹力の数値と装甲厚・戦闘安全距離の数値は、おおむね一致している事が判る。
 (水平甲板の厚さには、多少余裕を持たせているらしい)
19名無し三等兵:04/06/09 18:05 ID:???

前スレに二枚の甲板を離しておく場合と、密着しておく場合に対弾性能がどう異なるか、
意見が分かれていたが、これも海軍の比較実験で結論が出てる。

複数の甲板を、離しても密着させても対弾効力は、まったく同じで変わらない。
20名無し三等兵:04/06/09 18:51 ID:???
戦前の40cm。36cm・20cm砲貫徹実験の資料が有るので、大口径砲について。資料の一部。46cm砲の資料は無し。

1.甲板防御実験 (長門相当)
 甲板 第一甲板(HT25mm+HT25mm+HT19) 第二甲板( NVNC127mm+HT25mm+HT25mm) = 合計247mm
 砲種 40cm 九一式徹甲弾
 条件 撃角58°35′ 撃速463m/sec FM 1.81 (射距離 28500m 相当)
 結果
  貫通口 第一甲板 780mm×440mm 第二甲板 820mm×410mm
  容易に貫徹され、弾丸の余勢大なり。貫通後、弾体完全。

2.甲板防御実験
 甲板 同上
 砲種 同上
 条件 撃角58°20′ 撃速424.6m/sec FM 1.635
 結果
  貫通口 第一甲板 780mm×510mm 第二甲板 700mm×420mm
  貫徹後、余勢ほとんど無く、弾丸は第二甲板直後に「コロリ」

結論 撃角58°時、均衡撃速は約 415m/s と認む

実験場所 亀ヶ首 日時 昭和9年12月10日〜13日 
海軍技術研究 造船研究部 海軍技師 和泉誠一 
21名無し三等兵:04/06/09 18:52 ID:???
1.垂直甲板、防御実験
 甲板 NVNC4.9"+12"VC
 砲種 40cm 九一式徹甲弾
 条件 撃角18°50′ 撃速489.6m/sec FM 1.32 (射距離 20000m 相当)
 結果
  貫通口 485mm×455mm
  余勢大。貫通後、弾体海へ。弾体逸す。

2.垂直甲板、防御実験
 甲板 同上
 砲種 同上
 条件 撃角22°40′ 撃速423.3m/sec FM 1.14
 結果
  貫通口 440mm×480mm
  弾体弾頭部、一部欠損。弾体反跳。

結論 撃角18°時、均衡撃速は約 425m/s

実験場所 亀ヶ首 日時 昭和10年3月5日
海軍技師 和泉誠一 立ち会い 福田造船大佐 松本造船大尉
22名無し三等兵:04/06/09 18:53 ID:???
VC甲板とVH甲板の対弾効力の優劣比較。
 使用甲板 12”VC、 12”VH、 13”VH
 使用弾丸 36cm 88式徹甲弾

1.12”VCの実験
 条件 撃角19°10′ 撃速408.6m/sec FM 1.191
 結果
  貫通口 375mm×360mm
  正貫。弾体完全。

2.12”VHの実験
 条件 撃角19°40′ 撃速408.0m/sec FM 1.189
 結果
  弾痕。貫通口 無し。
  弾体反跳。弾頭頭部、破砕。 

3.13”VHの実験
 条件 撃角18°40′ 撃速435.7m/sec FM 1.121
 結果
  貫通口 無し。弾痕。
  弾体反跳。弾体大部分破砕し飛び散る。弾尾部分が35cm程残存。

結論、未定。(これ以降の実験資料が無いので、どの程度の差があるかは不明です)

実験場所 亀ヶ首 日時 昭和10年7月8日〜9日
23名無し三等兵:04/06/09 18:54 ID:???
砲塔甲鉄防御実験。(長門の砲塔天蓋相当)

1−1.砲塔天蓋
 甲板 254mm(10")NVNC
 弾種 40cm 91式徹甲弾
 条件 撃角45°00′ 撃速448.8m/sec FM 1.693
 結果
  貫通口、無し。弾痕。弾体滑逸。

1−2.砲塔天蓋
 甲板 同上
 弾種 同上
 条件 撃角45°50′ 撃速505.5m/sec FM 1.907
 結果
  貫通口 730mm×410mm
  余勢大。弾体完全。

結論 撃角45°時、均衡撃速は約 460m/s
24名無し三等兵:04/06/09 18:55 ID:???
砲塔甲鉄防御実験

2.砲塔横板
 甲板 280mm(11")VC
 弾種 同上
 条件 撃角46°30′ 撃速476.0m/sec FM 1.677
 結果
  貫通せず。破口 800mm×310mm
  弾体反跳。弾体中央から折れ、破損。

結論 撃角47°時、均衡撃速は約 485m/s
25名無し三等兵:04/06/09 18:55 ID:???
3−1.砲塔前盾
 甲板 457m(18")VC
 弾種 同上
 条件 撃角23°00′ 撃速477.1m/sec FM 1.193
 結果
  弾痕。貫通せず。
  反跳。弾逸。

3−2.砲塔前盾
 甲板 同上
 弾種 同上
 条件 撃角23°10′ 撃速502.4m/sec FM 1.265
 結果
  破口 595mm×420mm
  弾体反跳。弾体完全(弾頭部10cm欠損)。貫通寸前。

結論 撃角22°時、均衡撃速は約 500m/s

実験場所 亀ヶ首 日時 昭和10年9月17日、19日
26名無し三等兵:04/06/10 20:33 ID:???
前スレ末に語られていた、「海軍製鋼物語」の領収試験の数値でVHと46cm砲弾との貫徹力を見ると・・・

”大和の46cm徹甲弾で撃角36.5度でVH甲板を得った場合、FM1.65であり”
「海軍製鋼技術物語」p185

”厚甲板の領収射撃試験規格 46cm砲 撃角30度 FM1.4”
「海軍製鋼技術物語」p186

誤植訂正前 ”徹甲弾の射撃試験条件 46cm砲 撃角30度 Vs480m/s Vd350m/s FMS 1.371”
誤植訂正後 ”徹甲弾の射撃試験条件 46cm砲 撃角30度 Vs524m/s Vd336m/s FMS 1.554”
「続・海軍製鋼技術物語」p62


甲板の領収試験
撃角30.0度 撃速472m/secでVH410mmは耐える。

徹甲弾の射撃試験条件
撃角30.0度 撃速524m/secでVH410mmを貫通

@ 撃角30度の場合、VH410mmを46cm砲弾で貫通する範囲は、撃速472m/sec〜撃速524m/secの間。

戦闘安全距離から
撃角36.5度 撃速522m/secでVH410mmは耐える。

「海軍製鋼技術物語」p185
撃角36.5度 撃速557m/secでVH410mmを貫通

@ 撃角36.5度の場合、VH410mmを46cm砲弾で貫通する範囲は、撃速522m/sec〜撃速557m/secの間。
27名無し三等兵:04/06/10 20:41 ID:???
計算式
Vd = 1530D^0.75 × T^0.70 / P^0.50

D:弾径(dm) T:甲板厚(dm) P:弾丸重量(kg)

撃速修正率 FMS:均衡撃速係数を10%以上増した数値。領収試験用。
28いつもプカプカ第一総軍:04/06/11 00:24 ID:???
>>26
このスレは合流の為に書き込みを控えてきたんですがついにそこに踏み込みますか。
私もde Marreの式はエクセルに入れて色々遊んでいるんですが
大和46cm砲 対VH 36.5° FM1.65
という記述を同様に利用して46cm砲が実際に落角36.5°になる距離3万2千m前後の撃速477mpsを適用してみました。
貫通力といいますか、均衝するVH甲鈑は約330mm

長門41cm砲 対VC 35° FM1.52
という記載を利用した場合は距離3万m前後、撃速462mps。
これに均衝するVC甲鈑は約310mm。

このあたりにVCとVHの対弾性能の差が隠れていそうです。
46cm砲弾は41cm砲弾より多少の改良が施されていて、特に斜撃時の弱点が緩和されているそうですがこれを無視して41cm砲弾と同じ品質(FM)であると仮定します。
大和46cm砲 対VC 35°FM1.52
距離3万1千m前後、撃速477mps。
これに均衝するVC甲鈑は約371mmということになります。

逆に長門の41cm砲弾に大和の条件を代入した場合
長門41cm砲 対VH 36.5° FM1.65
距離3万1千m弱、撃速464mps。
これに均衝するVH甲鈑は約278mmとなります。

ほぼ同等の距離での均衝甲鈑が大和で40mm、長門で30mm違うことになります。
実際には46cm砲弾の改良を考慮する必要があるので、差はあと少しだけ開くかも知れません。
しかし、いくらWWU時点で列強最低級のVC甲鈑だといってもこんなに差が開くものでしょうか?

29名無し三等兵:04/06/11 18:14 ID:???
>28
ちょっと意味が分からない。単に46cm砲と41cm砲を、取り替えて
比べてるだけのように見えますが?

それと撃角36.5度ですが、これは射程2万mでの大和舷側想定でしょう。
0度から90度までの撃角から、偶然この数字を選んだとは考えにくい。
また対応防御だから、46cm砲の対象も大和自身です。

3万m以上の射程では撃速など相当変わってくるので、合わせて
係数なども異なった物になるでしょう。
単純に当てはめて計算するのも良くありません。
30名無し三等兵:04/06/11 18:28 ID:???
長門の主砲データ

APC - 2,249 lbs. (1,020 kg) 2,559 fps (780 mps)  ;

射程16,400 yards (15,000 m)  垂直21.0 " (533 mm)  水平21.0" (165 mm) 撃速1,768 fps (533 mps) 落角11.8
射程21,870 yards (20,000 m)  垂直18.2 " (462 mm)  水平18.2" (170 mm) 撃速1,624 fps (495 mps) 落角17.5
射程27,340 yards (25,000 m)  垂直15.0 " (380 mm)  水平15.0" (185 mm) 撃速1,526 fps (465 mps) 落角24.5
射程32,810 yards (30,000 m)  垂直12.8 " (325 mm)  水平12.8" (211 mm) 撃速1,516 fps (462 mps) 落角34.0

「軍艦基本計画資料」 福田敬二編 技術中将(艦政本部 計画主任) &「海軍砲術史」
31名無し三等兵:04/06/12 03:03 ID:???
ところで、書籍なんか読むと46センチ砲弾の貫徹力データには、撃角36.5度での410mm鋼鈑あるいは撃角16.5度での560mm
鋼鈑にたいする撃速として522m/sと書かれたものと555m/sと記されているものがあるね。
確かに36.5°は2万での落角+舷側傾斜20°を想定していると思われますが、長門の35°という対VC値は何を想定しているものでしょう。
対象が自身の舷側傾斜を想定したものであれ、落角のみによって36.5°になる場合であれ、貫通力の目安になるのではないでしょうか。
撃速の違いはFMで修整されるのですから。
Vd = 1530D^0.75 × T^0.70 / P^0.50
私はこの式に加え
Vd×FM=均衝撃速
を付け加えています。FMをFMsに変えれば試験規格になるだけですが。
この式自体は撃速や装甲厚を直接指定せず、公式に任意の値を代入してFMで修整するだけのようです。
海軍製鋼技術物語や続〜の46、41、20.3cmに関する記述でも特に対象となる装甲厚や撃速は指定していません。FMのみです。

しかし私もFM値のみで修整されるde Marreの式は「目安」に過ぎないと思っています。大体対象となる装甲の質でも変化してくる筈で。
厳密には砲弾ごと、装甲ごと厚みごとに細かくデータを取る必要があるでしょう。

20.3cm砲のFM 続・海軍製鋼技術物語
0°1.3、10°1.3、20°1.32、30°1.37、40°1.48、50°1.72、55°1.92、60°2.17、65°2.49、70°2.91
41cm砲のFM 戦艦大和 設計と建造
20°1.3、30°1.4、40°1.6、50°1.85、55°1.95、60°2.1

但し41cm砲は曲線からの読み取りですから正確ではありません。
記述にある41cm砲の35°でのFM1.52とは、FM曲線から読み取った30°1.4、40°1.6に符合します。VC対象である可能性が高いですね。
20.3cm砲の対象装甲はわかりません。NVNCでしょうか。




面白そうなので>>30氏ご紹介の41cm砲貫通力を公式にて計算してみました。
射程1万5千m 垂直533 mm 撃速533 mps  落角11.8  計算値533mm FM1.2
射程2万m    垂直462 mm 撃速495 mps  落角17.5  計算値453mm FM1.25
射程2万5千m 垂直380 mm 撃速465 mps  落角24.5  計算値371mm FM1.35
射程3万m    垂直325 mm 撃速462 mps  落角34.0  計算値316mm FM1.5

FMが曲線からの読み取りという不正確なものである点を考慮すれば、なかなか良い線までいっているのではないかと。
調子に乗って20.3cm砲も計算してみました。
1万m   撃速498mps 落角7.5° 計算値206mm FM1.3
1万5千m 撃速396mps 落角15.8° 計算値147mm FM1.31
2万m   撃速364mps 落角29.0° 計算値123mm FM1.36
2万5千m 撃速380mps 落角47.0° 計算値99mm  FM1.66

46cm砲のFM曲線は焼却されているとのことですが何か推定できるといいですね。
36.5°FM1.65 対VHと各種試験規格から推定するしかないのでしょうが。
34名無し三等兵:04/06/12 10:15 ID:???
九一式の20cm弾は表面硬化装甲には弱いので多分
NVNCだとおもう。
>>31
410mmVHに対する36.5度射撃の時、
FM=1.554で522m/s、FM=1.65で555m/s
この差はどういう意味か?数字の出所が違うようだが。
35名無し三等兵:04/06/12 15:32 ID:???
>>30 の訂正。水平貫徹力のインチ表示でミス有り。↓が正解

長門の主砲データ

APC - 2,249 lbs. (1,020 kg) 2,559 fps (780 mps)  ;

射程16,400 yards (15,000 m)  垂直21.0 " (533 mm)  水平6.5" (165 mm) 撃速1,768 fps (533 mps) 落角11.8
射程21,870 yards (20,000 m)  垂直18.2 " (462 mm)  水平6.7" (170 mm) 撃速1,624 fps (495 mps) 落角17.5
射程27,340 yards (25,000 m)  垂直15.0 " (380 mm)  水平7.3" (185 mm) 撃速1,526 fps (465 mps) 落角24.5
射程32,810 yards (30,000 m)  垂直12.8 " (325 mm)  水平8.3" (211 mm) 撃速1,516 fps (462 mps) 落角34.0

「軍艦基本計画資料」 福田敬二編 技術中将(艦政本部 計画主任) &「海軍砲術史」
36名無し三等兵:04/06/12 15:42 ID:???
>>32-33
41cm砲のFM1.52は、VC対象と書いてありますが? 41cm砲の場合は
資料が焼けずに、残っていたので貫徹力が判りますね。

ただ、その計算は要するに、41cm砲の実射データから導き出されたFM値他の数値を
使って計算して、結局元の貫徹データに戻したんです。

だから結果が誤差分を除いて一致するのは当たり前なんです。結局”堂々巡り”です。
37名無し三等兵:04/06/12 15:47 ID:???
>>31 >>34
その種の数字の意味は、>>26の通りでしょうね。

>>32
91式20cm砲弾の対象は、やはりNVNCでは無いでしょうか? 当の日本重巡がNVNCを
装甲板に採用してるのだから。
>>36
いえいえ、戦艦大和 設計と建造の方のFM曲線には対象装甲が出ていないのですよ。
そこでFM1.52という海軍製鋼技術物語がVC対象としていることから、数値が近似する上記FM曲線も同じか或いは近いソースによるもの。つまりVC対象であろうと書いたわけです。

で、>>28-29で敢えて41cm対VCと46cm対VHの条件を相互に代入してみせたのは、砲弾の性能(FM)が同等であると仮定した場合の対VC、対VH値を算出し、両装甲の対弾性能の違いをみてみようと考えたのです。
そこにも書いたのですが、本当は46cm砲弾はそれ以前の同型式徹甲弾より多少改良されているので厳密な比較とはなり得ません。
しかし41cm砲35°でFM1.52のVCに対し、より改良された筈の46cm砲36.5°でFM1.65を強いるVHの対弾性能は興味深い。
class A等との差は何度も議論になっていましたが、VCとの差にも何とか迫ってみたいものです。

他の課題として将来的には浸透の定義の違いも知りたいですね。
アメリカ海軍と陸軍の限界速度の定義は違うとのこと。国によっても違いがあるでしょう。
39名無し三等兵:04/06/12 19:42 ID:???
>>38
海軍砲術史にも40cm砲のFM曲線はVC対象と明記されています。

砲弾の性能は口径が違うだけで異なるから、大和と長門の砲の数値を単に入れ替えても
比較には成らないと思いますよ。

日本海軍の貫徹定義である均衡撃速とは、要するに甲板背後に弾丸が「コロリ」>>20だから、
比較するなら、あとは米側の定義を調べるだけですね。
そりゃそうなんですが。
でもまあ一番近い41cm砲から推測するしかないんですよね。
他にはアメリカ側の計算値や戦艦大和 設計と建造のデータしかないですし。これはどちらも鵜呑みにしていいものかどうか。
一つ一つ検証していくしかないでしょう。

その他の話題として、多重装甲や張り合わせ装甲の対弾性能の話がありましたね。
上でどなたか張り合わせ装甲については実験で変化無しと書いておられますが、具体的な条件や結果を知りたいものです。
公式については例の所よりいくつか入手しエクセルに入力済みですが、英語が弱い私が本当に正しい公式を入力できているのか疑問です。
一応アイオワについては甲板190〜199mm相当。
長門については甲板弾火薬庫191〜194mm相当。甲板機関部129〜131mm相当となっています。
数字に幅があるのは直接張り合わせた甲鈑を、合計厚で計算した場合と、別板として計算した場合の違いです。
アイオワが中々健闘しているのは実質均質装甲でもあるSTSと、長門が多用しているHTとの性能差による部分が含まれます。
データ的にSTSはNVNCと比較しても多くの点でやや優れているのに対し、HTはNVNC登場以前に均質装甲代用とされていたとはいえ対弾性能は高くはないようです。
でも自信が無いんですねえ。これが。
直接張り合わせ公式についてはもっと単純なようですが、まだ何も試算していないのでいずれまたの機会に。
本当は語学に堪能な人にお願いしたいんですけどね。
41名無し三等兵:04/06/14 06:22 ID:???
>>38
アメリカ海軍と陸軍の侵徹定義だけど、軍事研究を読んでたら見つけた。

「 弾丸が装甲に食い込む侵徹の形容では、アメリカの陸軍の方式と海軍方式のどちらで評価
しているのか、注意しておかねばならない。
 すなわちアメリカ陸軍方式では、装甲の背面に弾丸が到達するだけで完全侵徹と評価する。
弾丸の先端が装甲の背面から顔を出すか、あるいは弾丸の開けた穴やクラックから表面側の光が
見えれば、完全侵徹(CP)と呼んで良い。
 これに対しアメリカ海軍式では、弾丸が装甲を完全に突き抜けて、始めて完全侵徹(CP)と
称する。」

『軍事研究』 2004’5月号 P73

陸海の違いだけど、陸軍の車両が被弾して車両内部に弾片が飛び込んでくれば、乗員を
殺傷する事になるから、これで完全侵徹と見なす。

海軍の艦船はスペースにゆとりが有って、主甲板の裏にも弾片防御用の薄板が有るから、
砲弾が完全に甲板を突き抜けない限り、完全侵徹と見なさないわけ。

こうして見ると、アメリカ海軍と日本海軍の完全侵徹の定義は一致してる事がわかる。
42名無し三等兵:04/06/14 07:17 ID:???
>>40
>そりゃそうなんですが。
>でもまあ一番近い41cm砲から推測するしかないんですよね。

分からなけりゃ、分からないで良いじゃありませんか。資料不足で不明な物を、無理に何かの「答え」
を見つけだろうとすると、訳の分からない「結論」を出して、自己満足で終わるだけですよ。

>一応アイオワについては甲板190〜199mm相当。
>長門については甲板弾火薬庫191〜194mm相当。

計算式を提示してもらわないと、判断しようが有りません。

でも長門の計247mmの水平防御を、41cm徹甲弾は距離28500m程で容易に貫通できるとの、>>20の実験結果と一致しますね。
43名無し三等兵:04/06/14 09:37 ID:???
ジャンバールの対マサチューセッツ戦闘安全距離は 20,500 to 26,400 yards。
(アイオワの20,400 yards to 26,700 yardsと、ほぼ同等らしい)

原文
Remember the 16 inches of armor at the conning tower? Against an opponent with equally
powerful guns, if Massachusetts was 20,500 yards away or more, incoming shells could not penetrate.
The deck armor is 5.5 inches thick. If the opponent was closer than 26,400 yards,
the deck armor should hold from a plunging shot. Between these distances, from 20,500 to 26,400 yards,
is the "immune zone." Within that belt, Massachusetts was in theory protected from hits to her vital areas.

ジャンバールの装甲
 舷側 12.2”(310mm)19度傾斜 
 甲板 主甲板1.5"(38mm) 第二甲板 5.2"(132mm) 第三甲板 0.625"(16mm) 0.3"(8mm) = 合計 7625"(193mm)

水平防御の仕組みは、主甲板の38mmで砲弾の信管を作動させ、第二甲板132mmで砲弾を食い止め、第三甲板で弾片を止める。

原文
The differences in thickness of the decks was also a trade off.
On Massachusetts, the main deck was thick enough to trigger the fuse mechanism,
the second was intended to stop the shell, the third was a "splinter deck,"
thick enough to stop shrapnel, but not protect from a penetrating shot.

http://www.polyticks.com/bbma/armor.htm
>>41
仰る通り艦内スペースの大きな海軍の方がより完全な貫通を要求するのだと思います。
問題は海軍限界速度とは別に有効限界速度が存在するらしいことなんです。
貫通力の公式データとしてどちらを採用していたのか。
他にイギリス等他の列強も同じなのか。私のようについでにやっている人間には中々わからないでしょうね。

>>43
近いうちにゆっくり読ませて頂きます。
アメリカの場合は38mmSTSと、次の装甲までに適度な空間があれば徹甲弾の被帽を脱落させる効果が期待出来ると考えているようです。
表面硬化装甲に対して被帽が果たす役割は大きいので舷側に対しては大きな効果があるでしょうし、均質装甲に対してはそれ程でもないので、甲板に対する効果は舷側より小さくなるのでしょう。
被帽が徹甲弾に占める重量は15〜20%の間ですから、弾重低下による貫通力の減少が期待できるだけのようですが。
ジャンバールの場合、そこまでの考えがあっての38mm甲板なのかどうか。
信管作動は確かに期待できるでしょう。

>>42
私の場合はゲーム製作上の都合でもありますから、現時点での一定の目安を得ておきたいという希望があるためです。
本質的な研究の為には貴方の姿勢が好ましいものと思います。
現時点でわかっているのは上でいくつか書き込まれた試験結果と、対VH 36.5°でFM1.65つまり当該距離では対VH330mm程度となるという点だけですね。
対VCであればもっといく筈かと。
>>20にある41cm砲と甲板装甲の件ですが、本来のFMが55°1.95、60°2.1ですから58°の場合2.04位。
FM2.04で41cm砲は当該距離で247mmの1枚板装甲は貫通できないことになりますが、多重装甲であること、HTを多く含むことで結果が違ってくるのでしょう。
このFM値と465mpsの撃速を使って試算した貫通力は205.5mm。
長門の甲板弾火薬庫191〜194mm相当を余力を残して貫通できるという結果は確かに一致しますね。
アイオワの甲板190〜199mm相当に対しても場合によっては微妙かもしれませんが、理論上は可能といえるでしょう。あとは「弾体完全」であることを祈るのみ。
同撃角時の均衝撃速415mpsという判定からみた長門弾薬庫甲板の1枚板換算装甲厚は175mm相当。
もしかしたら私が使用した公式はHTやNVNCを少しだけ過大評価してしまっているのかもしれません。厚みをSTSに換算しているのですから。
使用した公式については
TeN = Teffective(N) = [QA(N)][T(N)]
Tsum = Te1 + Te2 + ... + TeN
Tspaced = (Te1^1.4 + Te2^1.4 + ... + TeN^1.4)^0.71429
Tlam=(Tsum + Tspaced)/2
です。QAは過去によく挙げられていたAQやBQのことのようです。
因みに均質装甲に対する公式で、表面硬化装甲に対してそのまま使用できるものではないと思われます。
私が解読を誤っている可能性は少なくありません。今のところ鵜呑みには出来ない、参考とご理解ください。
同じ公式で大和、信濃を計算してみました。
大和 16Ds+18DS+200MNC 213mm相当
信濃 16DS+18DS+190MNC 203mm相当
圧倒的ではないにしても、最強の甲板装甲と評価していいでしょう。

長門の41cm砲についても思うことなんですが、41cmや40.6cm砲の落角は46cm砲より大きい傾向がありますよね。
撃角が小さくなるということですから、200s〜400sの弾重の違いと撃角の違いが甲板装甲に対する貫通力にどう影響するのか気になります。
場合によっては逆転してしまう距離帯もあるのかもしれないと思うと「夜も眠れなくなっちゃう」のです。
いえ大袈裟な話なんですがね。不眠はもともとです。
47名無し三等兵:04/06/14 17:27 ID:???
大和の水平甲板の合計、

最上甲板35mm,上甲板18mm、中甲板200mm、背板8mm,第二中甲板18mm、下甲板8mm = 合計 287mm
48名無し三等兵:04/06/14 17:40 ID:???
>>45
>現時点でわかっているのは上でいくつか書き込まれた試験結果と、対VH 36.5°で
>FM1.65つまり当該距離では対VH330mm程度となるという点だけですね。

いや、そんな事はわかって無いと思いますよ。現時点で、わかっているのはVH410mm対し
撃角36.5°FM1.65 撃速522m/sec と言うこと。

これは距離2万mに相当しますが、でも貫徹力データで必要なのは撃速と撃角で、射程距離
に換算するのは、後で良いんです。
始めは出来るだけ撃速と撃角から見て、分析した方が正確です。
射距離や厚みに換算してどうこうは、むしろ素人向けの話です。
49名無し三等兵:04/06/14 17:45 ID:???
>48の訂正。

わかっているのは、FM1.65 「撃角36.5度 撃速557m/secでVH410mmを貫通」と言うこと。

それと「出来るだけ撃速と撃角から見て分析した方が、シンプルで分かりやすい」
そうですか?換算とかしなくてもわりと簡単かと思っていましたが。
FM1.65対VHというデータをde Marreの式に代入すると自ずと答えが出ませんか?
これは貴方が仰る撃角36.5°、FM1.65で均衝。つまりde Marreの計算で410mmVHが557mpsで均衝になるというお話と同じ計算に基づくのですが。
海軍製鋼技術物語のこの部分でも、大和、長門共に撃角とFMが書いてあるだけで甲鈑厚410mmとか撃速557mpsとかは書いていませんが、貴方も式に当てはめて算出されたのだと思っておりました。
また安全戦闘距離でいうところの撃角36.5°(落角16.5°+傾斜20°)521〜522mps(距離2万)での同計算は374mmに均衝。つまり410mm装甲はこれに耐える。
これも式から証明できています。当然ですが。

Vd = 1530D^0.75 × T^0.70 / P^0.50
Vd×FM=均衝撃速 或いは Vd×FMs=Vs
ですから
貴方の場合垂直装甲(傾斜20°)に対し撃角36.5°になる距離2万m相当。
撃速= Y
D=弾径4.6dm
P=弾重1460s
T=甲鈑厚 X
FM=1.65
で計算した場合、Xを舷側装甲と仮定して4.1dm(410mm)にすれば確かにYは557mpsになります。
全く仰るとおりです。異議は有りません。

私も同じ要領で計算し
垂直装甲(但し文字通り0°の)に対し撃角36.5°になる距離3万2千m相当。
撃速=477mps
D=弾径4.6dm
P=弾重1460s
T=甲鈑厚 X
FM=1.65
で計算すれば撃速477mpsに均衝する甲鈑厚Xは約3.3dm(330mm)VHになるのは必然かと。
同じく41cm砲対VC、撃角35°、FM1.52の場合(これは何を想定したものか?)
垂直装甲(文字通り0°の)に対し撃角35°になる距離3万強。多分3万1千近く。
撃速=462mps
D=弾径4.1dm
P=弾重1020s
T=甲鈑厚 X
FM=1.52
で計算すると均衝する甲鈑厚は約3.09dm(309mm)VCになる筈です。
公表された数字で僅かに近い距離3万で325mmとか、FM曲線からの私の計算でも316mmとかいう数字にかなり近いのでは。
de Marreの式の意味を考えると私の計算も特に間違っていないと思いますが。
このあたりは見解の相違ですね。趣味的にやっていることでぶつかる必要は感じませんから私はこう考えているとだけ書いておきます。

ですがde Marreの式の結果だからといって単純に信用しない貴方の姿勢には実は同感も覚えます。
例えば実射でFM曲線を作るといっても撃角1°ごとに1発発射したとして50〜53発。0.5°ごとに1発ならその2倍。
そして同じ条件で試射しても貫通したりしなかったりというばらつきは弾丸、甲鈑双方の出来によって当然生じる筈。
完全に信頼出来るFMを調査するには同条件で複数発の使用が必要でしょう。
極端な話、1つの砲で百〜数百発もの実射を貫通力調査のためだけにしているとは思えませんし、そもそも19in砲など破損の為そんなに撃っていないとか。
応急修理後の試射も強度問題もあるでしょうから常識的に沢山は撃っていないでしょう。
それに砲口近くでの貫通力、例えばアメリカの16in砲なら800mm以上という甲鈑を、しかも表面硬化のそれを実際に製造していたとは思われません。
一部に言われる大和の1000mmという値も同様です。そこまでいわなくても2万566mmなら1万では700mm近くなるでしょうか。
結局いくつかの想定で試射してあとは計算で求めるしかない。実際それでかなりの程度事足りてしまうのでしょう。


52名無し三等兵:04/06/14 19:48 ID:???
>50-51
いや、その係数”FM1.65”ですが、距離二万m時のモノですね? 「続・海軍製鋼技術物語」には
条件が、あんまり詳しく記載されていませんが、貫徹力を求めるのが同書の趣旨では無いので
仕方有りません。

この係数”FM1.65”を、あらゆる射距離・撃速に当てはめて計算するのは違うと思います。
撃速が変わっていけば係数も同様に変化するので、正確には距離二万m時の撃角に、同距離+α時の撃速
限定の撃速修正率と見るべきです。

なお19インチ砲ですが、八八艦隊当時に制作され試射で破損し、そのまま保管(放置?)されて
いたものの、損傷は軽微だったらしく大和建造に先だって修復され、貫徹実験に使用されています。
53名無し三等兵:04/06/14 19:59 ID:???
>52の追加

もちろん全くかけ離れた結果には成らないでしょうが、正確な貫徹力判定に使えるものでは無いと。
(ただしゲーム用なら問題有りません。)
54名無し三等兵:04/06/14 21:14 ID:???
つまり舷側20度+落角16.5度で36.5度とした例に対し、垂直の装甲に落角36.5度として考えたわけだな。
どちらも正しいんじゃないか?原資料を読むとどちらも否定できない。
長門の35度は多分30,000mの舷側を意識していると思うがわからん。
55名無し三等兵:04/06/14 21:27 ID:???
>>54
>落角36.5度として

普通、そんな中途半端な数字を意味もなく選ぶかな? 距離2万m想定と考えるべきだと思うよ。
それと撃角が同じでも撃速が100m/sec近くも違ったら同じ係数を、そのまま使っても仕方ないよ。

それだけ条件が変わったら、改めて貫徹実験やって、貫徹力や係数を求めないと。
>>52
FM1.65について、特に距離2万という指定は無いようです。
『「大和」の46cm徹甲弾で撃角36.5°でVH甲鈑を撃った場合1.65であり、「長門」の36cm徹甲弾(多分誤植ですね)を撃角35°でVC甲鈑を撃った場合1.52であった』
海軍製鋼技術物語
ただ私も落角16.5°と大和自身の舷側傾斜20°を加して36.5°だから距離2万という想定には特に異議をさしはさむ理由はないと考えています。
問題は長門の35°ですよね。

まあ装甲板にしても400mmのそれが200mmのそれの2倍の対弾性能とは言い切れないものが有りますから、結局は1発1発撃たないとわからない部分は有ると常々思っています。
>>55
大和の46cm砲といいますか、46cm「砲弾」のFM曲線は不明なのですが、戦艦大和 設計と建造の数字が正しいと仮定した場合の話
2万m FM約1.22、3万m FM約1.38になる筈です。
>>30氏ご提供長門の場合
2万m FM約1.23、3万m FM約1.47
ですから、46cm「砲弾」は射程の関係上より撃角が浅くなるにも関らずかなりの高性能です。
長門が34°で1.47になってしまいました。35°で1.52と少し差がありすぎか。まあいいでしょう。

興味本位にアメリカの計算値の場合
2万m FM約1.34、3万m FM約1.52
しかしこれはclass A対象でしょうから、直接比較の対象にはなりませんね。
と思いつつ確か15inVHが限界速度で7.6%劣っていると判定されているので単純に適用すると2万で553mm、3万で410mm
まさか。これが元ネタでは?
いやいやアメリカ海軍はTHOMPSONの式を使っているから違いますかね。こちらの公式は未だ未解読ですから計算不能です。

>>47
気付くのが遅れて申し訳有りません。資料のご提供ありがとうございます。
MNC以外が全部DSであるとして試算した結果、大和241mm、信濃232mmとなります。
HTが含まれていた場合、若干下回ります。
信濃はMNCのみ190mmとし、その他は全て大和と同じとしました。
最上甲板は張り合わせですよね。違いましたか?
もし1枚板として計算すると2mm位有効厚が増加します。
MNCは0.97とかなり評価が高いので大和型は好成績です。
今回大和は8mm部分も加算しましたが、アイオワも10mm以下のSTS部分は他に数層あるかもしれません。
合計10inなんて書いてある本が目の前に。アー目眩が。
かなり拡大した図面をお持ちの方でないとどうしようも。私の手元にはありません。
大和にしても簡単な断面図と拡大した図で違ってきます。
防御目的の甲鈑ではなく船体構造としての部分だと思いますが。
甲板装甲というのはどこまで算入するかでいつも困ってしまいますね。
>ですから、46cm「砲弾」は射程の関係上より撃角が浅くなるにも関らずかなりの高性能です。
>長門が34°で1.47になってしまいました。35°で1.52と少し差がありすぎか。まあいいでしょう。

間違えました。
撃角が大きくなるにも関らずです。
浅いのは落角ですね。
59名無し三等兵:04/06/15 16:09 ID:???
まあ撃速 500m/sec 時の貫徹力と係数を実験で調べた場合、「貫徹力××mm・係数○○」だったとする。

同じ撃角で、撃速を300m/sec 400m/sec 600m/sec 700m/sec 800m/secと変えた場合、貫徹力を
計算式で求めようとしても、係数を変えずに計算したら正しい答えは出ないだろう。

全ての条件で実験することは無理でも、要所要所は実験データで補正しておかないと。
60名無し三等兵:04/06/15 18:06 ID:???
ところで徹甲弾の信管遅動秒について。

>信管についてであるが、アメリカの艦船局は「日本の大口径砲弾が使用する遅動信管の調定秒時は長すぎる」と
>評価している。これは6in砲が0.08秒、8in以上の砲は0.4秒と彼等は判定しており、米海軍の同種砲弾の0.02〜0.035秒に
>比べて確かに長い。艦船局はこれを「水中弾効果を最大限に活用するための調定」と判断したが、その対価として
>「水線以上に命中した場合その調定秒時の長さのため炸裂せずに通り抜けることが多々あり、その有効性を大きく
>減じている」と断定している。
>まあ実際日本の大口径砲弾が炸裂せずに船体を通り抜けていく事例は多かったようで、アメリカ側は
>これを信管の調定秒時の問題だと受け止めていたわけである。
http://homepage1.nifty.com/HARPOON/UMAX10.html
大塚好古のホームページ
http://homepage1.nifty.com/HARPOON/

日本海軍の大口径砲弾の信管遅動秒0.4秒に比べ、米海軍の大口径徹甲弾が0.035秒なら、日本海軍は米海軍の11.7倍も
調定秒が長い。信管の調定が長いため、船体を不発のまま突き抜ける事が多い性格を持つ91式徹甲弾。

米海軍の徹甲弾が装甲区画に 400m/sec で激突し信管が作動して、何の抵抗も無いと仮定した場合、
砲弾が爆発するまでに進行する距離は、最大で 400m/sec × 0.035sec = 14m 先で爆発となる。
最上甲板から斜め下に14mで爆発となるが、実際には装甲を貫徹する際の大きな抵抗により速度を失い、もっと
近い距離で爆発する。それを1/3程度とするなら、14m / 3 = 4.6m 程となり、船体表面付近での爆発が多い砲弾と分かる。

日本海軍の91式徹甲弾は船体内部の深くに貫通し、致命傷を与えるタイプの砲弾と分かる。命中により
火薬庫誘爆・轟沈の可能性の高い砲弾、又はそれを狙った砲弾が91式。
61名無し三等兵:04/06/15 19:04 ID:???
戦後のアメリカによる甲板試験の報告書を日本海軍の元技術陣は、条件が違うからと特に気にしなかったが、
しかし英国の報告書は熱心に読んでいたとか。日本海軍では英国に比べ、アメリカの製鋼・甲板製造技術を、
相当低く見ていたらしい。

VH甲板は米英調査で、最低レベルから世界最高レベルまで、半々に評価が分かれているけど、NVNC・MNC等の
均質圧延甲板の方も「続・海軍製鋼技術物語」の記事で試験条件を見ると、ちょっと変。

試験条件での撃角が、30度から35度になってる。この条件では適正に評価できないのではないかな? 
水平甲板に使用されるNVNC・MNC等では、大撃角で最大の対弾性能を発揮するようにできてるのに、
米国側の試験条件は垂直装甲板用の試験方法そのまま。(アメリカ人て、あんまり物を考えてないのかな?)

これで評価が低いと言われても、そのまま鵜呑みには出来ないな。相当条件が違うから。
62私タバコやめないわ第一総軍:04/06/15 21:34 ID:???
>>59
本日は仕事の為お返事が遅くなりました。業務と業務上の通信教育が掛け持ちなので、返事が遅れることが多いのはご容赦の程を。
私が数日前に「目安」であると言ったようにde Marreの式というものそのものが正確なものとは限らないのでしょう。
この式が考案された当時でさえ、撃速425〜600mps、D/T0.7〜1.2で良く適合したといわれています。「良く適合」という言葉で解るように、かなり近くはあっても完全ではないということですね。
日本海軍ではFMで修整していましたが、T/D0.5〜1.0の場合に信頼度が高いとしていたそうです。これも「信頼度が高い」ですから、かなり近くはあっても完全ではないことになります。
各国色々な計算式を用いているようですが、精度に優劣があったとしても基本的にはde Marreの式と同じく正確とは限らない筈です。

近い例で、前スレの議論を周回遅れでROMしていて感じていたことを書いてみましょう。46cm徹甲弾の領収試験規格を緩める話なんですが、46cm砲弾で60mps、その他の大口径砲弾で40mpsかそれ以上限界速度より速くしていたそうです。
常識的に言ってこの限界速度がde Marreの式そのもので算出されるものでなく、FMで修整後のものであるのは計算すればわかります。
となると、ここでいわれる限界速度は一応実射試験で算出されたものか、それを元に試算された値である筈です。でも不合格になったり緩和したりが必要になった。
ここからは推定になりますが、恐らくこの限界速度を求めた貫通力試験では、より薄い甲鈑に対して実射された結果からFMを求めたのではないでしょうか。(或いはかなり速い撃速であったか?)
63私タバコやめないわ第一総軍:04/06/15 21:35 ID:???
例えば46cm砲弾なら410mmVHではなく、330mmとか280mmとか、NVNCの場合も220mmではなく150mmとか125mmとか。
その結果でもFMは求められますし、これを当てはめれば410mmVHや220mmNVNCの限界速度も容易く求められます。しかしFMやde Marreの式の性格から考えて撃角は大きくいじってはいないでしょう。
46cm砲30°で410mmVHを撃ってFMs1.554で合格ならVsは532mps。
限界速度がこれより60mps低いとすれば472mps。3万mでの撃速に僅かに足りませんがほぼ同じです。472mpsならFMは約1.38だった筈。1.554は合格させる為に少し下駄を履いていますから均衝撃速ではないでしょう。でも計算上の?限界速度FM1.38では合格できそうもない。
衝撃値で3割程劣る九一式徹甲弾は大撃角、厚装甲に対して弾体が破壊しやすい。これも計算上の限界速度が実際に適合しなかった(と思われる)一因かもしれません。

結論としてですが、私が撃角36.5°3万2千mでの貫通力330mmVHとした結果は、撃速477mps、T/D0.717ですから、de Marreの条件と日本海軍の条件の双方から「信頼性が高い」内に含まれます。が、長々と書いたように正確とは限らない。と、いえると思います。
どこの国の貫通曲線にしても、計算で実射の隙間を埋めています。いくつか実射した際のデータが手に入る極少な例を除いて「信頼性が高い」以上の値は望むべくも無いのかもしれません。
装甲一枚で2〜3発の試験有効面積にしかならないのですから、完全なデータを求めるのが無いものねだり。その為のde Marreの式なのでしょう。
 そういえば実戦で命中させる敵装甲にしても中心と辺縁では対弾性能が違います。また装甲、弾丸の品質も全く同じでもないです。正確であることは大切ですが、不可能でもあるのでしょう。
64私タバコやめないわ第一総軍:04/06/15 21:36 ID:???
>>61
私も実はそう考えておりました。
試験結果が続〜に掲載された均質装甲はCNC1、NVNC、MNCの3種類。恐らく他にも存在しそうではあります。HTとかDSとか。
61氏の疑問である試験撃角が30〜35°という疑問。これは垂直装甲に対する試験ではないか。その見方は正しい。
ところがです。NVNCは重巡の垂直装甲、CNCは阿賀野型軽巡の垂直装甲に使用されているのです。垂直試験対象にされるのも仕方がないのかもしれません。もしかしたら掲載されていない試験で55°とかも実施していた可能性は残ります。
MNCは確か大和型水平にしか使用されていないので気持ちは今も61氏と近いです。
問題は限界速度だけでなく、他の機械的特性の全てで劣っている点です。
これでは仮に撃角を55°にしても事態が好転する可能性はそれ程高く無さそうです。均質装甲の大撃角に対する耐性はSTSやclass Bにも同様に働くでしょう。
ですが、okun氏の論文の方では、CNCが張力のみは本当に僅かですが優れていることになっています。MNCも強度ではclass Bに負けますがSTSには優っていますね。どちらもその他の点では全て少しだけ劣っているのですが。
限界速度については相手の砲弾との相性が影響しますから、他の砲弾で撃てば違った結果も有り得るでしょう。
65名無し三等兵:04/06/16 07:41 ID:???
長門の貫通力が30,000m325mmだし35°1.52のFM値に近いからな。大和の1.65も近い貫通力にはなるんじゃないか。
66名無し三等兵:04/06/16 20:57 ID:???
なんだ無駄に長いだけで、目新しい事の一つもないや
読んでソンした、ガカーリ
67名無し三等兵:04/06/16 22:15 ID:???
くだらないレスは不要。
68名無し三等兵:04/06/17 10:33 ID:???
>63
>結論としてですが、私が撃角36.5°3万2千mでの貫通力330mmVHとした結果は・・・(略)
>・・・長々と書いたように正確とは限らない。と、いえると思います。

>いくつか実射した際のデータが手に入る極少な例を除いて「信頼性が高い」以上の値は望むべくも無いのかもしれません。

分からなければ、無理しない方が良いのでは? 「大和46cm砲 対VH 36.5° FM1.65」が
距離2万m想定と分かっているなら、2万mで評価した方が正確でしょう。無理に3万m以上にする必要は有りません。

>64
海軍の水平甲板は、敵弾を柔らかく受け流すのがモットーな訳だから、幾つかの機械的試験で
単純に”堅いから〜、柔らかいから〜”だけでは、判らないと思いますよ。
69いつもドゥビドゥビ第一総軍:04/06/18 22:04 ID:???
>>68
FM1.65が距離2万であることはわかっていないと思いますが。
『「大和」の46cm徹甲弾で撃角36.5°でVH甲鈑を撃った場合1.65であり、「長門」の
36cm徹甲弾(多分誤植ですね)を撃角35°でVC甲鈑を撃った場合1.52であった』
海軍製鋼技術物語
原文がこれです。( )内は私ですが。
距離2万撃角36.5°(落角16.5°+舷側傾斜20°)という想定は、貴方と私の間で見解が
一致しただけで、原資料からは何ら証明されていません。依然として貫通曲線なりFM
曲線なりを製作する際や領収試験等の実験資料(通常の)である可能性は無視できません。
 甲鈑の領収試験なら20°とか30°、徹甲弾のそれなら45°、37°、33°、30°、20°、
16.5°等の規格があります。(ありましたと言うべきかも)
長門の35°FM1.52がどういう想定なのか。この角度とFMはFM曲線とそのまま一致します。
距離2万落角17.5°+傾斜17.5°と想定するのは無理がありそうです。長門だけ3万1千弱
位を想定した数字(落角35°+舷側傾斜0°)を引いてきたのかもしれませんが、これだけ
では何ともいえません。(ここまで書いてふと思いました。対ネルソンとか。まさかね)
私はいつも「素人」ですし、今後も「素人」であろうと心掛けていますから、色々工夫すること
を躊躇する必要はないのです。前スレで見てきたように46cm砲の貫通力には皆興味と疑問
を持っています。無理に決め付ける必要は全くありませんが、どこまで迫れるかを試すのは
無駄ではないと思います。
2ちゃんだからいいではないですかというのは反則ですかね?
70いつもドゥビドゥビ第一総軍:04/06/18 22:06 ID:???
均質甲鈑の試験の方ですが、硬さで劣っているのではないのが困ったところです。
砲弾を受け止める、受け流す双方に重要な衝撃値、延び、絞りで劣る傾向があるのです。。
引張り強度は硬さと比例する傾向があるようですが、延び、絞りは均質甲鈑に期待される延性の問題です。そして衝撃値は破断しにくさに影響するでしょう。
この点は限界速度と合わせて注目して良いと思います。

この話は尽きないものがありますね。
別な話題としてお土産を考えているのですが、現在苦戦中です。隔離スレであることを生かして皆さん色々資料のご提供を期待します。
これから来客ですのでまた近いうちに。
71名無し三等兵:04/06/18 22:32 ID:???
ここは直接防御の巣だね。
72名無し三等兵:04/06/19 21:02 ID:???
海軍製鋼技術物語を写すスレ
73名無し三等兵:04/06/19 21:55 ID:???
魚雷や至近弾には弱いところですね。
74名無し三等兵:04/06/20 02:00 ID:???
Harpoon
くだらねえゲームのパラメータの話しなんかどうでもいいぞ
75名無し三等兵:04/06/20 18:26 ID:???
傾斜装甲の効果を調べる公式は無いの?
76名無し三等兵:04/06/20 20:32 ID:???
>>69
いや長門の話じゃなくて大和の話で、その大和46cm砲の想定対象は、やはり大和自身です。
米新戦艦も、すべて傾斜装甲ですが46cm砲の相手では無いので対象外。

撃角36.5度は距離2万m時の、大和舷側410mmだけです。他に撃角16.5°の試験条件なら、560mm・VHと
有りますが、これはバーベットの560mmを想定しているのでしょう。垂直なので撃角と落角が一致します。

同書には簡単な記載が有るだけですが、この辺は確実なところでしょう。
77名無し三等兵:04/06/20 20:57 ID:???
>>75
無いですね。実際に実験しないと分からない。

貫徹式にしても、例えば>>50のde Marre式の定数「1530」などの数値も、装甲や砲弾の
種類によって変わっているようで、資料により微妙に異なる数値になっています。

NVNC等では同式の計算結果に、更に別の係数を加えて答えを補正する必要が有ります。

「海軍砲術史」には、de Marre式と計算した結果として、36cm・41cm・46cmのの貫徹力資料が
有りますが、これはVC甲板と91式徹甲弾が対象で、なおかつ正確には41cm砲限定の資料です。

「海軍製鋼技術物語」にも同式が載っているが、同じくVC甲板と41cm限定と考えるべきです。
VH甲板を対象した場合、de Marre式の定数部分に変化が出ると考えられます。
78名無し三等兵:04/06/20 21:07 ID:???
>44
>貫通力の公式データとしてどちらを採用していたのか。

「 弾丸が装甲に食い込む侵徹の形容では、アメリカの陸軍の方式と海軍方式のどちらで評価
しているのか、注意しておかねばならない。
 すなわちアメリカ陸軍方式では、装甲の背面に弾丸が到達するだけで完全侵徹と評価する。
弾丸の先端が装甲の背面から顔を出すか、あるいは弾丸の開けた穴やクラックから表面側の光が
見えれば、完全侵徹(CP)と呼んで良い。
 これに対しアメリカ海軍式では、弾丸が装甲を完全に突き抜けて、始めて完全侵徹(CP)と
称する。陸軍式の完全侵徹は、海軍式には部分侵徹となる場合がある。
ただし侵徹後の在速については問わないので、突き抜けた後でぽろりと落ちても完全侵徹となる。」

『軍事研究』 2004’5月号 P73-74

改めて引用ですが、日本海軍とアメリカ海軍の完全侵徹の定義は貫通後の在速ゼロで、一致してると思います。
79名無し三等兵:04/06/20 21:24 ID:???
どうも。職場からなのでハンドルは入れませんが第一総軍です。
>>76
私としても貴方の想定は確度が高いと考えていすが、断定するにはまだ早計かと。
理由は既に述べていますが、どちらにしても貴方と私で計算した場合、大きな差にはならないものと感じています。
正確なところは恐らく永遠にわかりませんが、双方の根拠が近いところにあるようですから。

傾斜角度については一般的にtr=t/sinθされていますが、>>76-77氏の言われるように各甲鈑と砲弾で違ってくるはずです。
t=実際の厚み
tr=換算厚み
θ=角度
因みに角度はラジアン角度に換算する必要があります。
またこの式では大和の410mm/20°で584mmという値から大きく外れてしまいます。
これは式が浸透パス長のみを計算しており、滑らせるとか弾くとかいう効果を算入していない為との事です。
当時の砲弾に合せるために
tr=t/sinθ^1/0.7(現在の戦車砲弾は^1)
等としている場合もありますが、これでも今ひとつです。
私は暫定的に
tr=t/sinθ^1/0.747
としています。これなら584mmになります。
アイオワの307mm19°が439mm相当という話ですが、同じ式で434mmですから概ね使えそうです。
しかし>>76-77氏の主張通り、装甲と砲弾の違いによる誤差でしょう。完全な一致ではありません。
更に言えば、全くかけ離れた傾斜角度の場合にも使えるのか?依然として不明です。
80名無し三等兵:04/06/20 21:31 ID:???
自作自演か?
81名無し三等兵:04/06/20 21:33 ID:???
日本海軍の91式徹甲弾について、>60の ttp://homepage1.nifty.com/HARPOON/UMAX10.html から

「日本の8in徹甲弾は5000ヤードの距離からボイスの砲塔前面装甲(6in)を打ち抜くことが出来ず」
「同様な距離で撃たれたサヴォ島海戦の重巡群はより厚い砲塔装甲(8in)を持っていたにも関わらず、何故装甲を貫徹されたのか?」

これは巡洋艦の8in91式徹甲弾だが、戦艦の大口径砲弾の参考例になるかな? ↑例だが、前者は表面硬化装甲で、後者が均質圧延甲板を使用。
この疑問については、「続・海軍製鋼技術物語」に回答がある。

日米徹甲弾の貫徹力だが、比較調査してみると性格が相当異なっているのが判明した。

表面硬化甲板 限界速度比108%   ;米国製 NK21-3
表面硬化甲板 限界速度比119%   ;日本製 91式8in弾
表面硬化甲板 限界速度比106%   ;ドイツ製

表面硬化装甲に対しては、91式は米国製に対し10%も劣ると結果が出た。

均質圧延甲板 限界速度比109.5-110.5%   ;米国製 NK21-3
均質圧延甲板 限界速度比099.0-100.0%   ;日本製 91式8in弾
均質圧延甲板 限界速度比102%       ;ドイツ製

逆に均質圧延甲板に対しては、91式は米国製に対し10%優るとの結果が出た。これが上記二例の差の現れた原因。

もっとも表面硬化甲に対して劣勢だったのは、8in弾の弾体頭部が平で弾頭硬度も大口径砲弾に比べ低めにして
製造してある為かもしれない。91式砲弾は口径36cm以上では、ドイツと並び世界で最も堅い砲弾となっている。

表面硬化甲板 限界速度比098.5%   ;米国製 NK16-8
表面硬化甲板 限界速度比101.5%   ;日本製 91式14in弾

肝心の大口径砲弾については表面硬化甲板に対する36cm砲弾の実験データしか無く 2% 劣る結果だが、
均質圧延甲板に対しては、8in弾の場合と同じく、91式36cm弾が大幅に優ると考えられる。
82名無し三等兵:04/06/20 21:53 ID:???
>>79 「大和の410mm/20°で584mmという値」

これに付いて、信濃では舷側を10mm減らして400mmとしている。
   584mm × 400mm / 410mm = 570mm

つまり 「信濃は400mm/20°で570mmという値」になる。

戦闘安全距離は厳密に考えられていて、大戦艦と言えども無駄な装甲に与える重量の余裕は無い。
米戦艦にしても貫徹力と装甲厚は、ほぼ正確に一致している。>>18 

大和型の貫徹力と甲板防御も、貫徹実験を進めデータを集めた信濃は特に正確と考えられる。

>2万m 16°31分  522m/秒 22.3in/6.6in(566mm/168mm)
>3万m 31°21分  475m/秒 16.4in/9.1in(417mm/231mm)

おそらく、この通りと見るべきだろう。
83名無し三等兵:04/06/20 22:04 ID:???
>79
>更に言えば、全くかけ離れた傾斜角度の場合にも使えるのか?依然として不明です。

使えないでしょうね。
84名無し三等兵:04/06/21 05:07 ID:???
係数0.747は別として式はよく使われるものだね。
0.7はWW2当時の弾、1が現在の高速弾、撃速の違いと弾の構造で係数が違うんだ。
0.747が本当に適合するとしたら大口径砲だけだろう。5インチ砲とかは0.7に近くなるんじゃないか。
85名無し三等兵:04/06/21 21:15 ID:???
ゲーム房のパラメータヲタうざい氏ね
86名無し三等兵:04/06/21 21:23 ID:???
大和
87名無し三等兵:04/06/21 21:30 ID:???
武蔵
88名無し三等兵:04/06/21 21:32 ID:???
長門
89名無し三等兵:04/06/21 21:35 ID:???
陸奥
90名無し三等兵:04/06/21 21:40 ID:???
扶桑
ようやく仕事が終わって帰ってきました。
誤解を招かないように付け加える必要があるみたいですが、
その1 tr=t/sinθ とか
その2 tr=t/sinθ^1/0.7
というのは私のオリジナルではなく、傾斜装甲について調べた人なら誰でも一度はたどり着く公式です。
式を良く見かけるだけではなく、この式に適合する値を各種資料に発見した方も多い筈。
その1は単純に厚みの向上だけを指していて、対弾性能の修整としては不足。
その2は砲弾に与える反らす、弾く効果も含めた公式となっています。
^1/0.7というのは、当時の徹甲弾一般に適用される修整値。^1は現在の戦車砲弾。
私はこれを大和の例から~1/0.747としただけです。
この修整値部分はFM値と同じく砲弾と甲鈑の相対的優劣を表します。
徹甲弾VS甲鈑で個別に算出すると正確性が増すということですね。。
我が研究対象たる日本陸軍の徹甲弾の場合、悲しいかな一部を除きもっと悪い値(1/0.7以下)になるものと思われます。九五式破甲榴弾とか。

同様の式に
その3 tr=t×Sinθ^1〜1.5
もあるよすです。多くの方にとってどれか1つは目にしている公式だと思います。

さて、本来~1/0.747とは46cm砲弾 VS VH甲鈑 に限定の値です。
昨日書き込んだアイオワの例による検算は、厳密に言えば適当ではありません。ですが示唆的でもあります。
同じ修整値で計算した場合、アイオワの傾斜はアメリカ側想定より5mm低下しました。
これは、16in砲弾 VS class A は 46cm砲弾 VS VH の場合より装甲側が少しだけ優位であることになります。(1/0.739になる)
だから何だといえばそれまでですが。

また話が長くなってまいりました。
私が昨日、大きく違う角度で使えるかを危惧していた件ですが、公式を信じていないからではありません。
この公式が表面硬化装甲に対するものか、均質装甲に対するものか、或いは汎用か寡聞にして知らないからです。
傾斜の効果は浅い内は表面硬化装甲に有利ですが、深くなると均質有利に逆転します。
貫通力理論式もこの2種の装甲で使い分ける例があります。
de Marreの式は汎用とのことですが、精密を追求する場合に使い分けるということでしょうか?
もう一つノッチ効果等をどの位考慮しているのか疑問をもっていることも挙げておきます。
tr=t/sinθ^1/0.7又は0.747又は0.739
の公式はなかなかいい所まで近似する筈ではありますが、正確性の「程度」について未だ確証を得られないのです。

数年前のスレでは、私も410mm20°=584mmから例えば410mm対205mm=2対1。584mm/2=292mmと換算をしていたのですが、
スレの3号生一同より、「貴様は未だ何もわかってはおらん」「吾等の中で一番の小者よ」等とお叱りを受け、少しだけ精進してみたのですよ。
(言い訳すると何対何法もそんなに見当外れではなかったかと)

さて上の方で私が撃角36.5°FM1.65から、3万2千mで330mmVH均衝と計算しました。
しかし2万mで落角16.5°+傾斜20°=撃角36.5°という方を計算して見せなかったのは方手落ちですね。
これは20°傾斜したVH甲鈑374mm均衝になります。これを3万2千想定と同じく垂直換算にしてみます。
私は距離2万mの場合、533mmVH均衝とみました。
当然誤差はどこかで入っているでしょう。ですがまあまあいい線ではないでしょうか?
※日本艦贔屓故、いくつか端数を恣意的に切り上げor切り捨てにした件はご容赦。大差無いはずです。
93名無し三等兵:04/06/22 14:48 ID:???
まあ、計算値と貫徹データが一致しなかったら、計算式が間違ってるんだから
式の係数や定数を変えたら済む話。
94名無し三等兵:04/06/22 18:23 ID:???
>これは20°傾斜したVH甲鈑374mm均衝になります。

信濃の舷側400mと比較すると、約−26mmの誤差だね。
95名無し三等兵:04/06/22 20:18 ID:???
>>79
>tr=t/sinθ^1/0.747

検算してみると答えが合わないけど、間違えてない?

大和の場合 (θ = 53.5度 = 90度 − 撃角(落角16.5度 + 傾斜20度))
 舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.747 = 垂直換算値 549mm (誤り?)

 舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)


アイオワの場合 (θ = 53.0度 = 90度 − 撃角(落角18.0度 + 傾斜19度))
 舷側307mm / (sin 53.0°)^1 / 0.739 = 垂直換算値 416mm (誤り?)

 舷側307mm / (sin 53.0°)^1 / 0.628 = 垂直換算値 439mm (こっちが正解)
96名無し三等兵:04/06/22 20:31 ID:???
> t/sinθ^1/0.7

あと、この 1/0.7 等の係数は、撃角の変化で当然変わります。
 誤差なのか安全率なのか判断が難しいところなのですよ。
 >>82氏の言う通り戦艦といえども重量の制約があるから無駄に重装甲には出来ません。
 ですが海面状態等による艦の動揺や、各種の誤差を考慮した若干の安全率を掛けている例も散見されますから装甲と貫通力が完全に均衝とも言い切れないようです。
 反面、舷側は対敵姿勢を期待して多少薄くすることもあるといいます。(どんな想定に対して薄くかは色々でしょう)
 このあたりの安全率の考え方は国によって時期によって違いがありそうで、私にはちょっと手が出ません。
 アイオワについてみると>>14氏資料で
 17,600 yards to 31,200 yards vs 2,240 lb AP shell @ 2520 ft/sec
 20,400 yards to 26,700 yards vs 2,700 lb AP shell @ 2300 ft/sec
 >>17-18氏の比較ではMK6に概ね適合しているのですが、従来型砲弾に対しては不足に思えます。
 このあたりはSTS外板を含めて439mmなのか、STSを除いてそうなのかでも違ってくるのでしょう。
 また装甲背後の甲鈑配置にも影響を受けていると考えられますね。

 
 ノースカロライナで見るとclass Bだけで従来型砲弾の貫通力に対して10〜20mm程度の安全率を見ているように思えます。
 とはいえこれも一昨日から昨日にかけて書いた公式によるものですから、やはり完全には信用できません。
 あの公式もこの数ヶ月試してみた結果、傾斜角度一桁台では誤差が大きいことが経験上判明しています。
 20.3cm砲のFMを見ても10°以下の傾斜は大きな効果は発揮し難いようですから、よく突き詰めれば誤差の大きくなる条件がもっと色々見えてくるでしょう。
 日本の^1/0.747は20° アメリカの^1/0.739は19°が基準ですから、15°以上の場合にのみ使うようにしているのです。
 ※45mm45°=90mm相当というよく見る値は^1/0.7という一般的な修整値に良く適合します。(91mmになる)

 本当はもっと資料がある筈なんですが、長い間日本陸軍、国民党軍の資料を収集してきた結果、海軍関係のものは押入れかどこかに(実家かも)埋めてしまって掘り出すのに骨です。
 仕事上の通信教育の教科書達もかなりのスペースになっています。
 先々週末に課題を終えたのでスレに常駐しましたが、明日から次の課題に入らねばなりません。
 無駄な長レスも間が空いてしまうでしょうからご安心を。
 単発レスはしていければと思います。貴重な情報を教えてくれる方も何人かいらっしゃるので。
 物議を醸すような話題を振らないと書き込んでくれないのではないかと心配でして。
99名無し三等兵:04/06/22 21:59 ID:???
山城
>>95-96
今書き込みに気がつきました。説明が不足で申し訳有りません。
~1/0.747は傾斜20°の装甲を垂直換算にするための値です。36.5°で584mmにはしていません。
410mm20°=584mm0°とお考え下さい。
本来は合成撃角別に考慮したいところですが、そこまでの資料は多分手元に無いと思います。
「いや、奴が押し入れから出てくれば或いは。」
「なに、知っているのか?」
101名無し三等兵:04/06/22 22:03 ID:???
伊勢
102名無し三等兵:04/06/22 22:05 ID:???
日向
103名無し三等兵:04/06/22 22:06 ID:???
金剛
104名無し三等兵:04/06/22 22:07 ID:???
戦艦武蔵建造記録を買おうと思うんだけど
もってる人がいたらどんな内容か教えてください?
105名無し三等兵:04/06/22 22:14 ID:???
>>100
>~1/0.747は傾斜20°の装甲を垂直換算にするための値です。36.5°で584mmにはしていません。
>410mm20°=584mm0°とお考え下さい。

それじゃ間違いですよ。大和・アイオワ共、落角と傾斜角をきちんと考慮して評価して下さい。
106名無し三等兵:04/06/22 22:17 ID:???
>>97
>舷側は対敵姿勢を期待して多少薄くすることもあるといいます。(どんな想定に対して薄くかは色々でしょう)

薄くすると仮定すれば尚更46cm砲の貫徹力は、信濃の400mmに近いはずですね。
107名無し三等兵:04/06/22 22:20 ID:???
そういえばゲームじゃ海面状況での船体の傾斜角なんて関係ないな
実戦だと大いに関係あるのに
砲塔の天板でも至近距離で正撃近くの角度が発生する
108名無し三等兵:04/06/22 22:23 ID:???
砲塔天蓋他の水平甲板は、船の動揺を考慮して多少厚めに設計してあるらしい。>福井静夫著・書籍
109名無し三等兵:04/06/22 22:25 ID:???
写真で見たけど砲塔天蓋が前傾してもろみえ
110名無し三等兵:04/06/22 22:30 ID:???
舷側なんて20度から12度の間だし砲弾の落角は貫通データに織り込まれているからいいんじゃないの
111名無し三等兵:04/06/22 22:43 ID:???
比叡
112名無し三等兵:04/06/22 22:45 ID:???
霧島
113名無し三等兵:04/06/22 22:46 ID:???
榛名
114名無し三等兵:04/06/22 22:47 ID:???
薩摩
115名無し三等兵:04/06/22 22:58 ID:???
>110
良くないぞ。高価な船を、そんなにテキトーに設計してない。
>>105
遅くなりました。
410mm20°=584mm0°とした理由ですよね。
大和の舷側が584mm相当というのは良く言われていることですが、これは20°の傾斜角度に基づく計算ではないのでしょうか?

例えばです。46cm砲の2万mでの貫通力が566mmだとします。(実はもっと低いはずだという説は今は別の話なのでパス)
落角は16.5°ですが、この落角(撃角)で566mmです。当然垂直な甲鈑に16.5°の落角(撃角)でぶつかった値です。
もし落角を無視し正撃0°なら同じ撃速でももっと高い貫通力になるでしょう。FM等より。
次に大和の舷側装甲です。410mm20°傾斜。これで566mmの貫通力に耐えなくてはなりません。
つまり、46cm砲の落角16.5°という要素は566mmの貫通力に含まれていますから、想定上410mmの舷側は傾斜20°だけで566mmに耐える筈なのです。
よって410mm20°=584mm0°としました。
もし氏の想定通り410mm36.5°=584mmだとした場合、落角が砲弾側と甲鈑側にタブって算入されてしまうと思います。
如何でしょうか?

今ふと思ったのですが、この410mmが584mmに相当するという話は何が初出なんでしょうね?
わかりにくい書き方だったでしょうか。
de marreの式の方が簡単に説明できるかもしれません。
撃角36.5°でFM1.65という話です。
このFM1.65は36.5°時の46cm砲の対VH甲鈑のFMなのですが、距離2万と想定した場合には374mm20°のVH甲鈑に均衝します。
これも簡単に計算できます。
36.5°の撃角は落角16.5°+傾斜20°で反映されました。
改めて374mm20°の甲鈑に16.5°を付け加える必要は生じません。既に算入済みだからです。
もし374mmを垂直に換算するのなら20°を根拠に計算する必要はあります。算入済みの部分を元に戻す作業だからです。

しかし私が先に書き込みした3万2千mでの落角(撃角)36.5°VH330mm0°均衝は、落角だけで撃角を構成していますから、始めから垂直換算の値です。
あまりうまくない説明でしょうか?
118名無し三等兵:04/06/23 08:47 ID:???
>>116-117
意味も無く判りづらく考えてるよ。単に撃角と撃速で考慮すれば良いんです。
119名無し三等兵:04/06/23 09:41 ID:???
計算式は、こんな感じかな?

大和の場合
 傾斜角度
  θ1 = 53.5度 = 90度 − 撃角(落角16.5度 + 傾斜20度)
  θ2 = 73.5度 = 90度 − 撃角(落角16.5度 + 傾斜00度)

 係数
  M1 = ?
  M2 = ?
 舷側410mm / (sin θ1)^1 / M1 = 垂直換算値 584mm / (sin θ2)^1/M2


アイオワの場合
 傾斜角度
  θ1 = 53.0度 = 90度 − 撃角(落角18.0度 + 傾斜19度)
  θ2 = 72.0度 = 90度 − 撃角(落角18.0度 + 傾斜00度)

 係数
  M1 = ?
  M2 = ?
 舷側307mm / (sin θ1)^1 / M1 = 垂直換算値 439mm / (sin θ2)^1/M2
120名無し三等兵:04/06/23 11:19 ID:???
「世界の艦船」から貫徹力関連資料

第3表  徹甲弾対甲鉄均衡板厚表

大和 46センチ砲 
射程 30000m 垂直416mm 水平231mm  31°21′ 撃速475mm

長門 40センチ砲 三年式

射程 15000m 垂直554mm 水平163mm  11°48′ 撃速533m/sec
射程 20000m 垂直420mm 水平191mm  17°30′ 撃速420m/sec
射程 25000m 垂直282mm 水平203mm  24°30′ 撃速465m/sec
射程 30000m 垂直258mm 水平223mm  44°00′ 撃速記載無し

「世界の艦船」 ”第2次大戦における 日米英新戦艦の防御を比較する” 記事 酒井三千生 
>>118
お暇なときに具体的に説明して頂けると助かります。
大和舷側20°傾斜が584mm相当とした資料は時々目にして無批判に信じてきましたが、初出の資料は何なんでしょうか。
撃角36.5°時に584mmという注釈付だったんでしょうか?
何せ2次資料で考察すると曖昧な表現が多いですから。
今まで直射弾道落角0°(撃角20°)の砲弾に対して584mm相当だと思っていたんですが、36.5°限定なんですか。
するとアイオワの439mm相当という話は撃角何度に限定した話なんでしょう。
謎が謎を呼びわくわくします。
だとしたら私は大和の舷側を少し※過大評価していたのかもしれませんね。
撃角20°で584mm相当より、36.5°で584mm相当の方が、同条件に合わせた場合の対弾性能はかなり低くなります。

>>119
大体そんな考え方ですね。
私の場合は落角0°を基準に584mmだと考えてきましたので、θ2の方は落角00°+傾斜20°としていたことになるのでしょうか。

予想どうり短レスになってきました。引き続き頑張って下さい。

ローヤルゼリー計画
122名無し三等兵:04/06/23 22:49 ID:???
安芸
123名無し三等兵:04/06/24 01:32 ID:???
>121
>撃角20°で584mm相当

それは間違いですよ。戦闘安全距離で見れば分かります。

大和は撃角16.5°で584mm相当。アイオワも、撃角18°で439mm相当です。
124名無し三等兵:04/06/24 01:50 ID:???
正確には、こうだな。

584mm/16.5° = 410mm/36.5° 
125名無し三等兵:04/06/24 07:44 ID:???
安全戦闘距離はこうかもよ
410mm/20度584mm≒18in/16.5度566mm
126名無し三等兵:04/06/24 08:47 ID:???
装甲は砲弾との関係で見ないとな。極至近で撃ち合う戦車じゃないんだから、
敵弾が水平に飛んでくる訳がない。
127名無し三等兵:04/06/25 00:04 ID:???
砲弾の落角は貫通力に反映済みだし、装甲の傾斜角は584ミリに反映されるんじゃないの?俺はそう思っていたよ。
128名無し三等兵:04/06/25 03:16 ID:???
撃角に反映させて >>124 だろ?
129名無し三等兵:04/06/25 12:17 ID:zbgapBWR
 
130名無し三等兵:04/06/25 18:07 ID:???
>>124

36.5°は400じゃないの
131名無し三等兵:04/06/25 18:42 ID:???
ビスマルク最強 なんつっても新製品がでる!!
132名無し三等兵:04/06/26 03:26 ID:???
>130
信濃の場合なら、こうだな。

570mm/16.5° = 400mm/36.5°
133名無し三等兵:04/06/27 01:24 ID:???
三笠
134名無し三等兵:04/06/27 01:43 ID:???
伊吹
135名無し三等兵:04/06/27 01:54 ID:???
>132
アイオワの場合なら、こうだな。

439mm/18.0° = 307mm / 37.0°
136名無し三等兵:04/06/27 14:04 ID:???
朝日
137名無し三等兵:04/06/27 14:05 ID:???
初瀬
138名無し三等兵:04/06/27 14:06 ID:???
鞍馬
139名無し三等兵:04/06/27 14:08 ID:???
生駒
140名無し三等兵:04/06/27 14:10 ID:???
筑波
 間が空いてしまいました。
 46cm砲弾対VHのFMは例の36.5°時1.65としか残っていませんが、41cm砲弾対VC
のFMは残存しています。その値から装甲傾斜が対弾能力に与える影響をみてみましょう。
以下の数値はde marreの式で算出した410mmVCの各撃角時の換算厚になります。
※FMは例によって曲線からの読み取りで厳密ではない。

410mmVCに対する41cm砲弾と撃角の影響
0° FM1.00 410mm相当
10°FM1.12 482mm相当
20°FM1.25 564mm相当
30°FM1.42 677mm相当
40°FM1.60 802mm相当
50°FM1.85 987mm相当
60°FM2.06 1152mm相当

46cm砲弾対VHの値ではないのですが、41cm砲弾対VCで410mm20°=564mm0°
ですから、大和の舷側410mmVHが584mmに相当するのはやはり撃角20°の時だろ
うと思います。
20°の時を基準にtr=t/sinθ^1/xの式に当てはめると、^1/0.773になります。しかし
計算してみると^1/0.773は20°付近でしかそのまま使えないことになります。誤差の
傾向は20°より小さい撃角の場合装甲側にかなり優位に、撃角が20°より大きくなる
と砲弾側に少し優位に拡大します。危惧していた通りです。
本当に適合する修整値を計算してみました。

    本当の修整値
0°     
10° ^1/0.863
20° ^1/0.773
30° ^1/0.699
40° ^1/0.667
50° ^1/0.646
60° ^1/0.712

面白いのは10〜50°まで一貫して修整値が拡大している(数字的には小さくなる)の
ですが、60°で修整値が縮小(値は大きく)なっていることです。
こういうデータを丹念に積み上げていけば傾斜装甲の効果も見えてきそうですね。
(FM曲線が残存している砲弾に限定)

ではまた数日間業務と学習に勤しみます。
143名無し三等兵:04/06/28 02:32 ID:???
大和舷側に対して撃角20度とは、零距離射撃と言うことになるが?
144名無し三等兵:04/06/28 11:21 ID:???
>410mmVCに対する41cm砲弾と撃角の影響

305mmVCに対する41cm砲弾と撃角の影響は、どうなるの?
145名無し三等兵:04/06/28 11:46 ID:???
係数を長門から流用すると、46cm砲弾は距離2万m・撃角16.5度で貫徹力約580mmになる。
同条件で撃角36.5度なら貫徹力414mmと計算上なる。
146名無し三等兵:04/06/28 13:31 ID:???
>141
比較するには>>124の要領じゃないとダメだよ。零距離射撃じゃ非現実的。
147名無し三等兵:04/06/29 01:31 ID:???
撃角もいいけどいつも前後方向にたいし直角に命中しないよな
同航戦にならない限り
148名無し三等兵:04/06/29 02:11 ID:???
>147
要するに、戦艦の設計上”最大限、ここまで耐える”範囲が分かれば良いから。
149名無し三等兵:04/06/29 02:20 ID:???
それにしても第一総軍の「ゲーム制作」に、軍板で付き合う義理が有るのか? 
板違いだろ。
150名無し三等兵:04/06/29 05:50 ID:???
意味不明。
義理で付き合ってる訳でもあるまい。
151名無し三等兵:04/06/29 10:28 ID:???
>45 :幸せって奴が私にわかる第一総軍
>私の場合はゲーム製作上の都合でもありますから、現時点での一定の目安を得ておきたいという希望があるためです。

どうも、いい加減。
何か、それらしい数字が出ればゲーム用の資料になって良いと考えているのだろうが、それならゲーム板向けだろう。

PCゲーム@2ch掲示板
http://game6.2ch.net/game/
152名無し三等兵:04/06/30 04:21 ID:???
ゲームと割り切るなら良いさ。語るのは自由。
153名無し三等兵:04/07/01 21:47 ID:???



















時空の彼方の畝傍




154名無し三等兵:04/07/01 22:06 ID:???









壱岐





155いつもウフウフな第一総軍:04/07/02 00:12 ID:???
>>151
お若いの、第一総軍は「お古いの」なので卓上ゲーム板をご紹介いただくべきでしょう。
数年前と違って2ちゃん露出が低くなっている私がPCゲームオタと勘違いされるのもまた仕方のないことですね。
昭和は遠くなりにけり。
私のゲーム製作(改造)は戦術を試してみる為のものですからゲーム自体に目的が有るのではないのです。
どちらにしてもここでゲームの話中心に展開する気はありませんし、していない筈です。軍板にもゲーム系スレが別にあるのですから。
色んなアプローチを試していると見ていただければ幸いです。

>>146
いえいえ。現実的な話をしているのではなく、良く言われる410mm20°VH=584mm相当という話を検証しているのです。
ついでに言えば2万で落角16.5°の46cm砲貫通力は当然撃速だけでなく落角(撃角)による変化を含んだ貫通力(垂直0°の板に対する)でもあります。
その値が幾つもあってまた問題なんですけれどね。

>>145
以前他氏も述べられていましたが、その同じ史料から推定される46cm砲の対VC貫通力は2万で約570mm、3万で約420mm位となっています。
但し貫通曲線からの読み取りですから概数です。
そういえば36.5°でFM1.65が対VHで明らかになっている唯一のデータと書いてしまいましたが、もう一つありました。
対VH560mm撃角16.5°時の均衝撃速555.8mps。これはFMにして1.323になります。
16.5°は2万での落角(撃角)になるのですが、本当の撃速522mpsに当てはめると513mmVHに均衝となります。
上で私は533mmVHと均衝しそうだと書きましたが、また別な値になってしまいました。
でもこの値、少なくともお一人はご存知だったのでしょう?私も漸くここまで追いついてきましたよ。お待たせしているのかもしれません。

>>144
既に>>35氏が貫通力を試算して下さっています。私の試算とも近い値ですので35氏の見解を支持します。

どうも仕事上混乱が続きまして、またも周回遅れになってきました。
因みに今回押し入れから出てきた「あ奴等」を少し紐解いてみました。
156いつもウフウフな第一総軍:04/07/02 00:20 ID:???
>>143
多分元々零距離とか2万とか限定した584mmではないのでしょう。
順序が逆で、584mmに相当する410mm20°傾斜なら2万での46cm砲に耐えられるという話になるのかと。
貫通力自体落角による撃角の変化を織り込んだ数字ですから、私レベルの比較には貫通力VS584mmで考えればいいのでしょう。
ですが>>141-142で計算して想像が裏付けられたように、本当は砲弾ごと甲鈑ごとに傾斜の効果が微妙に違うのは間違いない。
そこまでの比較が出来る資料を完備した人は軍板にも何人もいらっしゃらないのではないでしょうか。
週末はまた溜まりに溜まったテキストに挑戦です。スレ的には周回遅れになると思われます。
157名無し三等兵:04/07/02 21:58 ID:???
>155-156 名前:いつもウフウフな第一総軍
>どちらにしてもここでゲームの話中心に展開する気はありませんし、していない筈です。軍板にもゲーム系スレが別にあるのですから。

>いえいえ。現実的な話をしているのではなく

ゲームで無いなら現実の話だし、現実的な話で無いならゲーム的な話になるけど。どっちなの?
このスレでは彼方が大部分書き込んでるけど、話の方向が不明確だなぁ。

砲弾と甲板の撃角とかも、現実を全然無視してるし。
158名無し三等兵:04/07/02 22:48 ID:???



ドレッドノーーーーート!!







>>144
すみません。質問の意図を勘違いしていました。
41cm砲と撃角別305mmVCの関係ですが
0° 305mm相当
10  359mm相当
20°420mm相当
30°504mm相当
40°597mm相当
50°735mm相当
60°857mm相当

となりました。
前回と違い、時間の関係上修整値のみから計算した、検算していない値ですから間違いもあるかもしれません。
しかもこの数字自体にはあまり意味は無いと思います。
41cm砲の貫通力には既に垂直装甲に対する落角(撃角)による貫通力の減少が加味されているからです。
「もし長門の舷側が傾斜装甲だったら」という興味を満たす場合には面白いかもしれませんが、私は架空艦や未完成艦に興味が湧かないもので。
>>157
ゲームのシステムやデータに基づいた話はしていないという意味です。
一応は入手可能な資料、一部はやや入手難なものも含みますがそれらに基づいて話しております。

>ゲームで無いなら現実の話だし、現実的な話で無いならゲーム的な話になるけど。どっちなの?
このスレでは彼方が大部分書き込んでるけど、話の方向が不明確だなぁ。

この部分ですが、大和の584mm相当という良く聞かれる説が、36.5°(2万での落角+傾斜)限定の話なのか、
或いは特に落角を限定していない傾斜効果のみを評価した値なのかという検証です。
結果、どうも舷側20°傾斜のみを想定した値らしいというのが現在の私の認識です。
現実に2万で撃てばとか3万で撃てばという限定した話ではなさそうだというだけで、
架空の話をしているわけではないのです。ゲーム的にどうかという話は勿論含んでおりません。


>砲弾と甲板の撃角とかも、現実を全然無視してるし。

※「甲板」とは「甲鈑」のことですよね。その前提で書くと
これは私が無視しているわけではありませんよ。日本海軍がどう考えていたかの話です。
584mmはどうも撃角20°の値らしい。
砲の落角は別に算入して甲鈑と比較するのでしょう。
その相手が既に落角(垂直0°甲鈑への撃角)を含んで算出或いは実験された貫通力の値となる筈です。
普通艦砲の貫通力データは、対垂直は文字通り0°、対水平は本当に水平に配置された甲鈑に対する値であり、
これに落角を撃角として求められているのです。
46cm砲貫通力の一つの説、2万で566mmという値は既に撃角16.5°で求められています。
現に貫通曲線に関し
「tの値は垂直装甲鈑に対するもので、敵艦の針路は照準線と90°で、船体は傾斜していない場合における計算による。すなわち落角ωが撃角に均しいときである。」
とされます。
このように落角は貫通力に含まれています。
最終的に角度は落角+装甲傾斜+対敵角度+ローリングなのは確かですが、貫通力と甲鈑の関係を比較するには、甲鈑の対弾性能に落角を算入するのは正しくないで
しょう。
海軍は現実を無視しているのではなく、既に算入済みと認識しています。そして私もその前提で考察しています
現実無視といえば、同じように46cm砲撃角16.5°時にVH560mmに対する均衝撃速
555.8mpsも、実際の2万での撃速522mpsとは食い違いますが、日本海軍自身のデータです。
私が決めた値ではありません。
海軍のデータですから、決して無意味でも現実無視でもなく、用途が違うと考えられます。
砲弾の性能を調べたものでしょう。
2万で560mmVHを貫通出来ることを証明しませんが、2万で560mmを貫通する為に必要な
撃速を求めたと思われます。

当初は別に戦艦スレがあるので合流が望ましいと書き込みを控えていたのですが、>>19
氏以降、埋もれさせるには惜しい資料を提供されているので参加させて頂きました。
押し入れから出てきた「あ奴等」等、先にご参加の某氏に沿う形で興味深い話題も出来そう
ですが、私は仕事の関係上資格を取り続けなくてはならない為に間が空きがちです。
もっと詳しい方達が書き込む呼び水になれれば幸いと考えています。
無理ですかね。
短レスとROMになります。最近数日おきにしかネットに繋げない日が続いていまして。
長文の割に不必要にわかりにくい文章だったかもしれません。
別の角度から検証してみましょう。
大和の舷側装甲は2万での自身の主砲弾に耐えることを想定しています。
46cm砲の貫通力には諸説あるので難しいところですが、ここでは一応落角16.5°522mps、566mmを信じておくとして、舷側装甲584mm相当としています。
(10mm削減した信濃は大和を元に計算すると569mm相当)撃角16.5°の貫通力566mmと410mm20°=584mm(又は400mm20°=569mm)の舷側装甲は多少余裕を持ってバランスしているように思います。
この566mmの貫通力はFMに直すと撃角16.5°時1.234。
41cm砲のデータを元に推定された対VCの値ではFM1.21ですからかなり近似します。撃角0°の場合も同じようにFM1.0前後になるのでしょう。
ここで撃速522mpsをそのまま、撃角0°とした場合の貫通力は推定764mm(FM1.0として)。仮に410mm36.5°(傾斜+落角)=584mm説だとした場合、とても耐えられません。
やはり撃角16.5°566mmの貫通力に対して584mm相当と考えた方が合点が行くようです。
よって>>141の結果に加え、ここでも410mm20°が584mmに相当するとした説を推したいと思います。
まだ説明が下手でしょうか。それとも私は大和の装甲を過大評価しているのでしょうか。
163名無し三等兵:04/07/03 20:51 ID:???
何度の同じ事をうるさいな
   糸冬 了
164名無し三等兵:04/07/03 20:52 ID:???


5    8    4 mm
165名無し三等兵:04/07/03 20:53 ID:???













5    8    4 mm


166名無し三等兵:04/07/03 20:56 ID:???




海軍製鋼技術物語
        




167名無し三等兵:04/07/03 20:58 ID:???







    続・海軍製鋼技術物語






168名無し三等兵:04/07/03 21:01 ID:???
ごちゃごちゃ言う前に
ビスマルクやテルピッツでも造れや
169名無し三等兵:04/07/03 23:00 ID:???
>155
>既に>>35氏が貫通力を試算して下さっています。私の試算とも近い値ですので35氏の見解を支持します。

その資料は試算じゃなくて、ソースからのコピペだよ。
170名無し三等兵:04/07/04 01:52 ID:???













元ポルタワ



丹後







171名無し三等兵:04/07/04 01:56 ID:???














元ポピエダ





  周防




172名無し三等兵:04/07/04 11:38 ID:???
まだこの話してたのか。戦闘距離で考えればすぐわかるだろ。
大和の場合20,000mで18.1in砲弾566mm、アイオワの場合20,400yd でMK6若しくは17,600ydでMK5に対して防御可能。mod不明だがMk6は20,000ydで448mm、MK5は15,000ydで488mmの貫通力。
だから大和は20°傾斜で584mm、アイオワは19°傾斜で439mmになる。物分りが悪い奴も説明がくどい奴も同罪。話を進めろ。
173名無し三等兵:04/07/04 22:04 ID:???
第一総軍は技術はダメダメだな。理系のアタマが無い。
174名無し三等兵:04/07/05 23:28 ID:???
>162
>説明が下手でしょうか

ハッキリ言ってヘタです。式一行書けば済む所が、不必要に遠回しでややこしい。
2日ぶりに帰宅しました。
いやつまらない話で長々とスレを汚してしまってすみません。
昔から水戸の議論倒れといいまして、天狗諸生以前からの土地柄ということでご容赦の程を。

さて話題をもどしまして、>>26氏が海軍製鋼技術物語及び続の内容から46cm砲とVH甲鈑の関係を要約しておられますので、お詫びがてら氏に補足して「あ奴等」掲載の数字を大口径限定で幾つか。
@46cm砲弾 VH560mm 撃角16.5° 均衝撃速555.8mps
A41cm砲弾 VC459mm 撃角22°  均衝撃速490.1mps
B36cm砲弾 VH410mm 撃角16.5° 均衝撃速537.6mps

私からの参考部分
@46cm砲落角16.5°は距離2万m 撃速522mps
A41cm砲落角22°は距離約2万3千m 撃速約473mps
C36cm砲落角16.5°は距離約1万8千m 撃速約468mps
>>26氏他のご提供データと合わせて少しパズルのピースが埋まりますね。可能な方はde Marreの式に当てはめてみると面白そうです。
ではまたいずれ。
176名無し三等兵:04/07/06 23:37 ID:???
つまりその距離で貫通出来ない厚みになるわけか。
177名無し三等兵:04/07/07 00:49 ID:???
なにがあ奴等だか馬鹿じゃん
期待しただけ無駄だった
178名無し三等兵:04/07/07 23:00 ID:???




一発轟沈インヴィンシブル










179名無し三等兵:04/07/09 21:40 ID:???





元レトウィザン 肥前





180名無し三等兵:04/07/14 23:46 ID:???
>>56
『「大和」の46cm徹甲弾で撃角36.5°でVH甲鈑を撃った場合1.65であり、「長門」の36cm徹甲弾(多分誤植ですね)を撃角35°でVC甲鈑を撃った場合1.52であった』

やはり、撃角が大きいとVHが良いのかな?天蓋鋼鈑にも使われてるし。
181名無し三等兵:04/07/15 21:39 ID:???
撃角が関係あるかボケェ
182名無し三等兵:04/07/15 21:52 ID:???
第一総軍の集中攻撃の御陰で装甲話は、もうお腹いっぱい。
183名無し三等兵:04/07/15 21:59 ID:???
>>181
意味不明。
184名無し三等兵:04/07/15 22:08 ID:???
↑はァ??
185名無し三等兵:04/07/15 22:25 ID:???
話題を変えようよ。
186名無し三等兵:04/07/16 07:30 ID:???
それより注目すべきはここだよ。
>@46cm砲弾 VH560mm 撃角16.5° 均衝撃速555.8mps

20,000mの落角16.5°撃速522m/sだから、例の566mmという貫通力は少なくとも対VHじゃないことがわかったよね。
187名無し三等兵:04/07/16 21:01 ID:???
↑もういいよ。此のスレも
海軍製鋼技術物語をGETしたのが嬉しかったのか
自分の脳内で考えてろ
188名無し三等兵:04/07/17 02:20 ID:+/MXzhYU
hosyu
189名無し三等兵:04/07/17 02:54 ID:???
566mm房うざい
190名無し三等兵:04/07/17 03:21 ID:???
最強
アルかディア号
宇宙戦艦ヤマト
クイーン・エリザベス号
超時空戦艦まほろば
191名無し三等兵:04/07/17 03:21 ID:???
クイーン・エリザベス号 間違った
192名無し三等兵:04/07/17 03:23 ID:???
戦艦播磨が2199まで有ればヤマトより強力な宇宙戦艦ができる!!
大変ご無沙汰でした。休日返上状態でしたが久しぶりに連休です。
「あ奴等」のなかで引用したのは「海軍砲術史」「海軍砲戦史談」でした。ちょっとした理由の為書名は今まで伏せていましたが、一部の人にはわかっていたことと思います。
他には手書きで書き写した「砲術学校所見」とかも少しありますが内容を検討していないので使えない状態です。
何にせよ私は理系といってもある種の化学と微生物関係だったので(昔はコンサルタント業もやっていた)工学は大して語れませんね。
>>185氏の言通り話題を変えるべきでしょう。
194名無し三等兵:04/07/17 09:09 ID:???
>193
>ちょっとした理由の為書名は今まで伏せていましたが

話をややこしくするなよ。
195名無し三等兵:04/07/17 10:03 ID:???
第一総軍が割り込むと、何の話にしても混乱すると思うよ。理詰めに整理して
語ることが、彼には出来ないな。
196名無し三等兵:04/07/17 21:42 ID:???
つうか本物か>第一総軍
こんな酷い香具師じゃなかったような気がするんだ
197名無し三等兵:04/07/19 12:01 ID:???
不得意な分野に踏み込みすぎだろう。>第一総軍
前々から彼は技術系が弱いと見てたけど、作戦レベルの話に止めておけば良かったのに。
198名無し三等兵:04/07/19 12:55 ID:???
 410mm20°には、ゆるやかなアールがついているがほぼ垂直のバーベット560mmと同等の防御力があるわけだから20°で垂直584mm相当で正しいんだよ。落角との関係で複雑なのはマイナス傾斜の場合だよね。説明はやたら回りくどいけど(藁)奴の言っていること自体は正しい。
199名無し三等兵:04/07/19 23:33 ID:???
うるせえ間抜け、装甲の厚さなんか撃角の実測で十分だよっ
200名無し三等兵:04/07/20 20:48 ID:???
戦車の装甲のように低伸弾道してくる弾を考えていればいいのとちがうだろが
201名無し三等兵:04/07/20 21:07 ID:???
つまりこういうことだろう。
第1総軍氏A説
410mm/20°=584mm
名無し氏B説
410mm/20°+16.5°=584mm
普通これだけでピンとくる筈なんだがそれでも良くわからなければ式を工夫するといい。
18in砲の推定貫通力566mmに対して防御しようとしたわけだから、例のながーいカキコを式にするとこうなる。
A説
410mm/20°=584mm≒※566mm
B説
410mm/(20°+16.5°)=584mm≒※566mm

※566mm=522m/sec 16.5°

式にしてみるとB説の矛盾は明らか。この式でわからなければ俺なら無駄と諦めるがね。
防御目標とされた566mmという貫通力が16.5°で命中したときの貫通力になっている。低伸弾道という話はどこにも出て痕。
これだけで済むことを無理に文章で説明するからややこしくなる。親切というよりくどいな。どことなく意地の悪さを感じないでもない。
202名無し三等兵:04/07/20 21:23 ID:???
>どことなく意地の悪さを感じないでもない。

この部分な、話の後半は説明に困っているふりをしているんじゃないかと感じたのさ。わざと丁寧な話し方でさ。慇懃無礼とまでは言わんがね。
偶にしかカキコしないで相手に言いたい放題言わせておく所もな。
203名無し三等兵:04/07/20 23:08 ID:???
>>198

大和型戦艦再検証に似たような話があったよ

>>201-202

式というより概念図に近いものだね、わかりやすくていい
長門16in砲のFMから撃角の効果を試算したレスがあったじゃない
あの時点で薄々わかっていたんじゃないですかね<住人
わざわざ長レスする必要無いのにいつまでもまあ
>どことなく意地の悪さを感じないでもない
これを聞いてちょっと納得か?

どちらにしても次の話題にすすみやすくなった
そういえば>>175の14 16 18in弾の均衝撃速のレス、あれは元ネタなんだろう 
海軍製鋼技術物語には出ていないようだけど海軍砲術史か?それともド・マール式で独自に出した?
204名無し三等兵:04/07/21 00:39 ID:???
つーか本人はどうした?
205名無し三等兵:04/07/21 17:23 ID:???
>>201
その手の式は、もう>>124で概出だな。つまり

A説
584mm/00.0° = 410mm/20.0°

B説
584mm/16.5° = 410mm/36.5°
206名無し三等兵:04/07/21 19:37 ID:???
>>203
>海軍砲術史か?ド・マール式で独自に出した?

海軍砲術史に長門のFM曲線から求めた36cm 40cm 46cm砲の
貫徹力曲線が有るけど、数字が全然違うから別だろう。
207名無し三等兵:04/07/21 21:14 ID:???
>A41cm砲弾 VC459mm 撃角22°  均衝撃速490.1mps

資料の多い長門に付いて、この数値をド・マール式で計算してみると・・・

>ド・マール式
V0(m/sec) = 10.8t^0.7(D^0.75/W^0.50)

t = 板厚 mm
D = 弾径 cm
W = 弾量 kg

板厚459mm 長門41cm砲弾・弾径41cm・弾量1020kg

ド・マール式による計算結果
V0 = 399.927m/sec ≒ 400m/sec

均衡撃速 V = 400m/sec * 撃速修正率 FM

それで「FM」だが、この場合 FM = 490 / 400 m/sec = 1.225 となる

しかし海軍砲術史記載の長門のFM曲線では 撃角22°= FM1.30 となっている。
結果が合わないが理由は不明。
208名無し三等兵:04/07/21 21:27 ID:???
大した違いじゃ無いか・・・
209名無し三等兵:04/07/21 22:00 ID:???
>A41cm砲弾 VC459mm 撃角22°  均衝撃速490.1mps

これは>25に出てくる数字に近いかな?
210名無し三等兵:04/07/22 00:06 ID:???
「海軍砲術史」で騙ってた二人は同一人物だったと思ワレ
参考>>77 >>80
211名無し三等兵:04/07/22 00:37 ID:???
バーベットのアールがもつ傾斜効果はどのくらいかな。
もし直径が10メートルだとすると全周31.4メートル。徹甲弾への傾斜効果は5度以下か。
560ミリ厚で580から590ミリ級の防御力にはなるか。良く考えてるな帝国海軍
212名無し三等兵:04/07/22 01:15 ID:???



  あいかわらず無意味な皮算用

     ぷ


213名無し三等兵:04/07/22 06:56 ID:???
長門40cm砲弾の垂直板に対する貫徹力は、貫徹実験結果>>21と資料>>35から
距離2万mなら、大抵の戦艦の舷側を楽々と撃ち抜くな。

長門の主砲 距離20000mで貫徹力462 mm

敵戦艦の装甲厚

舷側 342mm ;コロラド メリーランド
舷側 381mm ;キングジョージX 
舷側 439mm ;アイオワ 307mm/19°垂直甲板換算値

長門自身の舷側
305mm+280mm ;長門 二重装甲

長門の戦闘安全距離は2万m〜2万7千mだから、この距離で自身の砲弾は貫通しない。
214名無し三等兵:04/07/22 20:13 ID:???
↑ひきこもりは朝も早くから・・・

舷側 439mm ;アイオワ 307mm/19°垂直甲板換算値まったく意味無し
215名無し三等兵:04/07/22 21:58 ID:???
↑ そんじゃ「意味ある事」を、どうぞお話下さい
216名無し三等兵:04/07/22 22:49 ID:???
なぜ「意味無し」なんだろう?
217名無し三等兵:04/07/24 11:16 ID:???
>>205

B説は
>>95舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)

だから
584mm00.0°=410mm36.5°
が主張らしい。
218妖遅延:04/07/24 21:38 ID:???
距離2万での落角における
それぞれ
舷側 342mm   ;コロラド メリーランド
舷側 381mm   ;キングジョージX 
舷側 307mm/19°;アイオワ 
の見かけの装甲厚を教えてくだちゃい
219名無し三等兵:04/07/24 21:51 ID:???
>>217
垂直板なら584mmは、落角=撃角=16.5° になるだろ。何時までも繰り返すなよ。
220名無し三等兵:04/07/24 21:53 ID:???
>>218
垂直板なら、そのまま。 傾斜装甲なら換算して>>213の通り。
先週末は珍しく土日連休だったのに運悪くアクセス規制にかかり、その後仕事が忙しく
又もや間が空きました。
例の問題については代わってご説明いただいたので敢えて蒸し返さないとして、「海軍
砲術史」に関してソースを明かさなかったのは、先に所有を公表された方に対し>>80
自作自演と疑惑をもたれた為です。私は詳しい方のレスを誘う為ならヒール上等なので
構いはしませんが、先方にご迷惑になるので伏せておりました。既に意味を失いましたが。

さて>>175の均衝撃速は「海軍砲術史」1.24表「九一式徹甲弾要目表」の抜粋です。
>>206氏の仰る貫通曲線(第6.12表)は対VCの値ですが、この要目表にある36cm砲弾
と46cm砲弾の対象装甲はVHとなっていますので、値が違っているのは不思議ではあ
りません。興味深い点は46cm砲弾で16.5°という2万m時の落角でのFMが1.323になる
ことで、そのまま当てはめれば当該距離対VH貫通力513mmとなるのは既に試算された
方も多いと思われます。
長門の舷側装甲について>>213氏の新たな話題の提供には感謝しております。実は改装
後の長門舷側装甲について興味をもっておりました。
断面図を見る限り、マイナス傾斜のかかった280mm部分。440〜200lbsとなっており279〜
127mmと幅があり、私の持つ簡単な図では範囲の特定が不可能です。127mmの部分は
水線下なのだろうと憶測するばかりです。
しかも低伸弾道の場合には水線上305+279mm(傾斜40°)+76mmHT(傾斜40°)になる
のですが、少し上では229(多少傾斜あり)+213mm+76mmにも見えます。
落角がつく場合はもっと複雑で、229mm(多少傾斜あり)〜305mm+279〜127mm
(傾斜40°)+76mmHT(傾斜40°)や、狭い範囲ながら70mm甲板+213mm+76mm垂直
になりそうな部分も。
 半可通の私ではまだまだ精進が必要ですが、詳しい方が語って下されば大変面白そう
です。
 また良く知られているように、上記の部分は弾薬庫部分のみで、機関部は305mmVC+
76mmHT(傾斜40°)となり、対36cm砲弾防御であることが良くわかります。
 
 他国戦艦との比較についてはclass AやCAとVCの対弾性能の差にも影響を受ける
でしょうし、私としてはよくわかりません。
 均質装甲を比較する簡易式は入手したのですが、表面硬化装甲のそれは未入手で
ある為でもあります。
 俗にマイナス傾斜といわれる部分(内部装甲部分)の評価もしなくてはなりませんが、
これはFM曲線から又もや面倒くさい作業を強いられる事になるでしょう。
 更に私は知らなかったのですが、最近アイオワ舷側を外側から33mm+50mmSTS+
310mmclass A+23mmSTSとする方もいらっしゃるのでお手上げです。
いくらなんでも厚すぎではないかとも思うのですが。
(33+50mmSTSというのは私の誤読の可能性もあり、どちらか片方かもしれません)
 ではまた。
223名無し三等兵:04/07/25 03:35 ID:???
>221
>私は詳しい方のレスを誘う為なら

誘うつもりで、逃げちゃうと思う。
224トランプスタスタ第一総軍:04/07/25 11:02 ID:???
>>222の件やはり誤読でした。
サウスダコタ 32STS+310class A+50STS
アイオワ 50STS+310class A+23STS

という意味でした。酔っていたので恥ずかしい誤読。
でもこれも今まで聞いていたより厚過ぎかな?という印象はあります。
上の方や過去スレでも話題になっていたCMJの連載記事がソースです。
225名無し三等兵:04/07/25 11:57 ID:???
>>224

 Battleshipsの米国戦艦版を見る限り、
 サウスダコタは310mmA級+22mmSTS(バックプレート)。
 アイオワも同じ。

 手前の32STSや50STSは船体外鈑と主装甲前の内部構造材の厚みだと
思われ。
226名無し三等兵:04/07/25 18:06 ID:???
>>221
>対象装甲はVHとなっていますので、値が違っているのは不思議ではありません。

いや40cm砲とVC甲板での値が違ってると。
227名無し三等兵:04/07/25 19:07 ID:???
氏の構想はまずは成功なんじゃない。>>207とか詳しくやっている。
A説も結局正しかったんだし。

>>219
>垂直板なら584mmは、落角=撃角=16.5° になるだろ。何時までも繰り返すなよ。

君のカキコ部分は正しいんだが、>>95は584mm/00.0°=410mm/36.5°だから君の意見とは違っているようだよ。<B説

だが確かに決着済みの話題は俺もやめよう。

>>224
アイオワの外板は38mmSTSだと聞いていたが?

228名無し三等兵:04/07/25 19:10 ID:???
>A説も結局正しかったんだし。

正しくはないな。>>205は似て非なる結果になるぞ。
229名無し三等兵:04/07/25 21:22 ID:???
>>220
アホですか?
距離2万での落角で命中したとき見かけの装甲厚を聞いているんだぞ
230トランプスタスタ第一総軍:04/07/25 23:11 ID:???
>>226
失礼しました。なる程そうですね。41cm砲弾は対VCと出ています。
計算すると確かに九一式徹甲弾要目表はFM1.225〜1.226、一方41cm砲のFM曲線
ではFM1.3弱に見えます。前者より後者の方が少し成績が悪い。前者なら貫通力が
442mm、後者なら408mm位になります。(480mpsとして)
単純化して考えれば同じになってしかるべきです。>>207氏のお話通り原因は不明で
すが、幾つか妄想は可能です。
妄想の1は、要目表の数値は砲弾の性能ですから、試験時に実際の三年式40cm砲
とは違う条件、例えば高撃速である為に多少良いFMとなったとか。22°付近での本来
の撃速は大体480mps位になると思われますが(17.5°495mps、24.5°465mps)、要目
表では均衝撃速490.1mpsとしています。
妄想の2は、要目表の数値が実は規格として守られなかったか。その後緩和した規格
が別に存在する可能性です。
妄想の3は、砲のFM曲線が九一式徹甲弾使用時のものではない可能性。
「海軍砲術史」「戦艦大和設計と建造」共に、戦艦陸奥の装甲防御設計時の資料とされ
たというだけで、徹甲弾の型式を明言していない。大正時代建造時の資料である可能性
です。

3つの無責任な妄想を並べてみましたが、「妄想の3」は五号徹甲弾の貫通力と全く合い
そうもないので可能性無しですね。
231名無し三等兵:04/07/25 23:52 ID:???
>>228 いや違うでしょ。>>205はそもそも>>95の主張を読み違えているという話だと思う。
>舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)

sin53.5とは、つまり36.5°のこと。
584mm/00.0°=410mm/36.5°という式だ。
>>205の式だと
>B説
>584mm/16.5° = 410mm/36.5°
とB説を勘違いしている。

結局>>201
>名無し氏B説
>410mm/20°+16.5°=584mm

がB説の主張だよ。A説「も」正しいんじゃなく、A説「が」正しいの。
でも>>205
>584mm/16.5° = 410mm/36.5°
はB説とは違うけど、>>228のいう似て非なるものになるのは同意。
右は30,000m以上の距離で実際に発生する。
左は観念上は右と同じだけど、実際は徹甲弾の斜撃がきついからね。
232名無し三等兵:04/07/25 23:58 ID:???
>>230
その要目表とやらのおかげで18in砲の貫通力が一部見えてきたね。
233トランプスタスタ第一総軍:04/07/26 00:51 ID:???
>>225
洋書からの情報は助かります。陸軍系では漢書を数十冊位取り寄せて資料として
いますが、なかなか洋書には手が出ませんので。
特にアイオワ外板50mmSTSというのは意外な数字で、38mm位と思っていました。
decapping plateと自称する位ですから、50mmも私が不思議に思うほど厚い訳では
ないのでしょうね。back plate も含めた厚さは今まで考えていた以上です。
そういえばCMJの連載の方ではSTSの対弾能力について、今まで入手していた
唯一の資料より低めの評価と感じました。

>>227>>228氏他
傾斜問題を蒸し返すのは正直気がすすみませんが、興味深い話ですよね。
584mmという数字の初出が何なのか。
>>141で41cm砲のFMから計算した
410mmVCに対する41cm砲弾と撃角の影響
0° FM1.00 410mm相当
10°FM1.12 482mm相当
20°FM1.25 564mm相当
30°FM1.42 677mm相当
40°FM1.60 802mm相当

ですからまあ20°584mm説に近いのは確か(36.5°だと700mm位)ですが、46cm砲
対VHの実測値が本当に584mmであったのか?
何かここが少し匂うのですが、いつか迫ってみたいですね。
似て非なる方の話ですが、これこそ随分以前に話していた式だけではわからない部分。要所要所では試射して修整が必要という話になりますか。

ではまたいずれ。
234妖遅延:04/07/26 22:39 ID:???
鋼板厚
20#STSは12.7mm
25#STSは15.8mm
50#STSは38mm

15#MSは9.5mm
30#MSは19mm

35#HTSは22m

#はlbs.厚さを1ft の重量で示し
40#は1inの厚さ 25.4mm

235妖遅延:04/07/26 22:43 ID:???
1ft²だな
236妖遅延:04/07/26 22:49 ID:???
50#STSは38mm 間違い
60#STSは38mm 甲板
237名無し三等兵:04/07/27 02:22 ID:???
50STS(32mm)
238名無し三等兵:04/07/27 02:40 ID:???
アイオワとサウス・ダコタの中央断面構造はほぼ同じだろ
239名無し三等兵:04/07/27 10:01 ID:???
>>231
>舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)

>>95に追加すれば・・・

舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm(撃角16.5°) (こっちが正解)

・・・だよ。
240名無し三等兵:04/07/27 10:08 ID:???
>>229
>距離2万での落角で命中したとき見かけの装甲厚を聞いているんだぞ

長門の40cm砲弾・距離2万メートルと、アイオワの想定する40cmL45砲弾・2万ヤードの
落角は、それぞれ17.5°・ 17.9°だから、ほとんど同じと考えて問題なし。
241名無し三等兵:04/07/27 10:11 ID:???
>233
第一総軍は相変わらず落角0度で考えてるけど、それは間違いだから、>>205のB方式で考える様に。
242名無し三等兵:04/07/27 12:08 ID:1Qu2FcuX
>231
> 584mm/16.5° = 410mm/36.5°
>右は30,000m以上の距離で実際に発生する。

ちょっと追加するけど30,000m以上の距離で実際に発生するのは、410mm/51.4°だよ。
243妖遅延痔:04/07/27 22:46 ID:???
ノース・カロライナの船体外板は40STS(25,4mm)バルは25STS
サウス・ダコタは50STS(32mm)その下の水中外板20STS
アイオワは60STS(38mm)
244名無し三等兵:04/07/27 23:21 ID:???
て言うか、ここの議論、何一つ進捗が無いんじゃないの?

もう、ここは第一総軍のスレにして新スレ作ろうか。
245名無し三等兵:04/07/28 02:43 ID:???
>>11

例 ノースカロライナの水平防御
  上甲板STS37mm 防御甲板STS36mm+B91mm 第二中甲板&下甲板16mm = 合計180mm

例 サウスダコダの水平防御
  上甲板STS38mm 防御甲板STS19mm+B127mm 第二中甲板&下甲板24mm = 合計208mm

↑この辺りって何処の出典だっけ?
見たことあったが忘れたんで
246名無し三等兵:04/07/28 11:57 ID:???
>>244
最悪板に隔離した方がいい
247名無し三等兵:04/08/04 00:41 ID:???
なんだ止まってるのか。
>>40>>42でやっていた甲板装甲の計算もっと色んな艦でやってほしかったんだが。
248名無し三等兵:04/08/04 17:04 ID:???
>長門の計247mmの水平防御を、41cm徹甲弾は距離28500m程で容易に貫通できる

射距離28、500mで当たれば、ね。
249名無し三等兵:04/08/05 00:56 ID:???
俺的には甲板対象の実験と、91式徹甲弾要目表が出てきたことで意義があったな。
甲板の公式は公開されてるから各自計算したらいい。
250名無し三等兵:04/08/05 13:32 ID:???
>91式徹甲弾要目表が

別に世界の艦船とか海軍砲術史とかに、普通に載ってる資料だが・・・
第一総軍は、話がラチがあかなくて困る。スレ・ストッパーになら有効な人物だけど、
251名無し三等兵:04/08/07 11:30 ID:???
>>250 昔の陸軍スレ時代から彼は意図的に遠回しに話すからね。当時理由らしきことも書いていたと思う。
>スレ・ストッパー
元々ストップしてた(W 彼が書き込むようになってから一時活性化したが居なくなって?ストップしたようだが。俺は待っているがね。

>>242
それは大和が大和を撃った場合に限定した話だよ。
大和がアイオワを撃てば50.4°NCなら46.4°Wバージニアなら36.5°
貫通力のカタログデータは垂直の装甲板に対する威力を示すんだ。
故に>>239は勘違い
>>201-202参照
A説
410mm/20°=584mm≒※566mm
B説
410mm/(20°+16.5°)=584mm≒※566mm

※566mm=522m/sec 16.5°

>>141の40cm砲データからの検算も裏付けになっている。

もうわかっているものと思ったが。
252名無し三等兵:04/08/07 11:41 ID:???
>>241
落角0°じゃなく落角16.5°を根拠にしているんだ。彼や彼と同意見の人も。よく読めばわかるぞ。
253名無し三等兵:04/08/07 13:12 ID:???
>251
>それは大和が大和を撃った場合に限定した話だよ。

自艦を対象にするのは、普通だよ。

>落角16.5°を根拠にしているんだ

落角16.5°なら
 大和舷側410mm/撃角36.5° = 垂直584mm/撃角16.5° だね。 
254名無し三等兵:04/08/07 13:14 ID:???
>251
>元々ストップしてた(w

そうかな? さかのぼって見たけど彼が書き込む前までも、書き込みは有ったようだけど。
255201:04/08/07 13:24 ID:???
>>251
概ね同意見だが少し補足させてくれ。
元々の話題が410mm舷側傾斜効果の584mm垂直相当が、20°の時か36.5°の時かという話だから>>201
A説
410mm/20°=584mm≒※566mm
B説
410mm/(20°+16.5°)=584mm≒※566mm
※566mm=522m/sec 16.5°
でB説には矛盾があるとした。A説の方が整合性がある。
B説の主張は>>95
だが、>>205が書いたB説は
B説
584mm/16.5° = 410mm/36.5°
だから410mm36.5°が584mm16.5°相当としている。つまり410mm/36.5°=584mm/0°の本来のB説とは全く違う主張。C説というべきだろう。
これはA説に近い考え方だ。公式的には同じことになる。
現実的には36.5°という高撃角と16.5°という撃角を計算だけで同列には出来ない部分もあるが、近い範囲には収まるだろう。
似て非なるものというやつだ。
>>205は本来のB説の主張を勘違いしているが、書いている内容はA説と同じ考え方に基づいていて正しい。
同様に>>124>>239は本来のB説の主張を勘違いしているが書いている内容はC説であり、B説よりA説に近い。
A説とC説でどちらがより正しいかはまだ検討の余地があるが、本来のB説は既に脱落している。
256名無し三等兵:04/08/07 13:26 ID:???
>584mm/0°の本来のB説とは全く違う主張。

そんな主張、誰もしてないよ。垂直板なら撃角=落角16.5°になるんだよ。
257名無し三等兵:04/08/07 13:28 ID:???
まあ、実際の撃角は、↓なんだから、これで検討するんだね。
 B説
 584mm/16.5° = 410mm/36.5°
258201:04/08/07 13:48 ID:???
詳しく説明するとB説の主張>>95の式
大和の場合 (θ = 53.5度 = 90度 − 撃角(落角16.5度 + 傾斜20度))
舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)
つまり410/36.5°=584mm/0°という主張だ。
>>124>>205>>239のC説はB説とも根本的に違う。
A説
410mm/20°=584mm/0°≒※566mm
B説(<<95による本来の)
410mm/36.5°=584mm/0°≒※566mm
C説
410mm/36.5=584mm/16.5°≒※566mm

※566mm=522m/sec 16.5°

B説は矛盾している。A説とC説は大体同じことを言っている。(厳密に実射すれば多少違ってくるだろうが)

最後に大和が武蔵でも撃ったとして実際に20,000mで発生する現象は
D説 410mm/20°≒※566mm
AかCに近いな。


259名無し三等兵:04/08/07 13:59 ID:???
>>258
>舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)

>つまり410/36.5°=584mm/0°という主張だ。

上段は正しいが、下段は間違いだな。垂直なら撃角は16.5°。
260名無し三等兵:04/08/07 14:02 ID:???
>258
>最後に大和が武蔵でも撃ったとして実際に20,000mで発生する現象は
>D説 410mm/20°≒※566mm

意味わからんが? その場合、実際に発生する現象は、板厚410mm/撃角36.5° だよ。
261名無し三等兵:04/08/07 15:22 ID:???
ttp://www.warbirds.jp/ansq/2/B2000845.html

二次、三次資料だけど,410mm20°=584mm0°だとさ。
262名無し三等兵:04/08/07 21:53 ID:???
戦艦議論総合スレ 9番艦
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/army/1088937741

埋まってしまったんでちょと避難しにきますた。
263名無し三等兵:04/08/07 22:08 ID:???
俺も陸奥のFM値から検算した。
結果は410mmVC/36.5°は752mm/0°に相当。FM1.53として。
   410mmVC/20°は570mm/0°に相当。FM1.26として。
大和の場合は46cm砲対VHで見なきゃならんから当然違ってくる筈だが、似たような傾向は示すだろう。
次に46cm砲対VHでわかっている2つのFMからも検算した。
結果は409mmVH/36.5°は560mmVH/16.5°に相当。

46cm対VHの検算で問題なのは2つのFM値のソースが違うことなんだが……
最初の検算はA説を、次の検算はC説を大体証明していそうだ。
A説≒C説というのは計算上だけなら説得力ある。撃角の関係上似て非なるものになる可能性は少なくないが、大きくは違わないだろう。


脱落扱いされたB説と、A説と近いとされたC説の違いについても考えてみた。
>>95より
>舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)

本人も垂直換算584mmと書いているがtr=t/sinθ^1/xというのは傾斜角度を垂直換算にする公式の一つ。sin 53.5°とは36.5°の撃角を示す。
だがC説の主張は
410mm/(sin53.5°)^1/x=584mm/16.5°
※C説論者の中にはB説と同様x=0.617とする奴もいたが。

C説とB説は式の形は似ているが考え方は全く違う。
A説とC説は式の形が違うにもかかわらず考え方が近いのとは好対照だ。
当然だろう。C説の584mm/16.5°=410mm/36.5°という主張自体、A説の410mm/20°=584mm/0°が正しいことを前提に発展させた考え方だからだ。

A説もC説も同じ根拠に基づいているから同じ疑問を抱えている。第1総軍が言っていた初出資料が何かという問題だ。これによっては一気にAC両説も脱落するかもしれん。

本当は第1総軍と長文合戦する為に検討した内容なんだが、某所によると仕事と学習の両立に苦しんだ上夏バテらしい。
264妖遅延痔:04/08/07 22:11 ID:???
いつまでくだらねえ議論してるんだよ?
265名無し三等兵:04/08/07 22:19 ID:???
ノースカロライナやサウスダコタの正しい水平防御の値はどうなんだよ?
266名無し三等兵:04/08/07 22:21 ID:???
ついでにノースやダコタの水中防御のSTS材の厚みとかどうなんだよ?
267名無し三等兵:04/08/07 22:26 ID:???
防御力に関してだったら武蔵が一番なんだろ
論より証拠ってゆーか、史実が物語ってるしな。
268名無し三等兵:04/08/07 22:37 ID:???
戦車なら戦闘距離が変わっても砲弾は低伸するから、命中角度はほとんど変わらんけど
戦闘距離で撃角が大きく変わる戦艦だと垂直何ミリ換算とか考えてもな〜
269名無し三等兵:04/08/07 22:53 ID:???
ミリタリークラシックの米士官の91式徹甲弾の断面図って正しいの?
シコルスキーの大和の砲弾の断面図とも違うし
一式徹甲弾の断面図は無いのか?

海軍製鋼技術物語の40センチ砲弾断面図では炸薬のスペースが大きくて
確かに弾体が弱そうだ
270名無し三等兵:04/08/07 23:00 ID:???
大和も武蔵も7発目が致命的だったらしい。
それだけ持つのはミッドウェーしかないかもしれんが。
271名無し三等兵:04/08/08 01:28 ID:???
ちょっと質問だけど、3軸艦の中央隔壁ってどうなってるの??
フランス艦みたいに無いのか教えて
272名無し三等兵:04/08/08 01:46 ID:???
シャルは部分的にあったりする。
H39にはない(前から後ろまで縦に3分割)みたい。
アークロイヤルにもなかったような。
273名無し三等兵:04/08/08 02:00 ID:???
>263
>本人も垂直換算584mmと書いているが

垂直板に換算したら、撃角は落角と同じになるんだよ。戦車じゃないから、垂直=撃角零度じゃないんだ。
落角0° = 垂直板/撃角0°
落角1° = 垂直板/撃角1°
落角2° = 垂直板/撃角2°
(略)
落角16.5° = 垂直板/撃角16.5°

だから、↓が正しいの。その上で検討したらいい。
 B説
 584mm/16.5° = 410mm/36.5°
2741.:04/08/08 02:21 ID:???
>第一総軍
>本当は第1総軍と長文合戦する為に検討した内容なんだが、某所によると仕事と学習の両立に苦しんだ上夏バテらしい。

第一総軍にも困ったモノだな。彼は自分の中では、善意でスレを活性化させようとしてるらしいが
意味無く遠回しに分かり難くするから混乱を招くし、内容的に進展がなくなる。
一生懸命頑張らないで、何もしないでいて欲しいタイプ。

ここは本当は混雑を避けるため、ある程度閑散としてることを狙って作ったスレ。
そのために1.を、人によって好き嫌いが分かれるように多少挑発的に書いて見た。

始めは別の戦艦スレに多くの人が流出して、でも、ここに書き込む人は書き込むから、スレが
のんびりと進み、分割がうまく行ったかに見えたのに、第一総軍一人のお陰で混乱してしまった。

>>175では反省したかに見えたが、実は全然分かってない>>221 もういい年らしいから、
頭も固くなって、考え方を変えることも無理だろう。

「迷惑」とハッキリ言っておかないと、彼の「善意」が続くことになるから釘を差す。
275名無し三等兵:04/08/08 04:14 ID:???
ちょっと興味があって覗いてみたけれど、専門的な話でよーわからん。
で、
判ってる範囲で、簡単に説明してくれたら助かる。

(例
大和×長門
距離3万で足止めてガチンコ撃ち合い
○○%で○○の勝利 or ○○の勝利が濃厚
276名無し三等兵:04/08/08 04:16 ID:???
無理。
何%で、なんて出せるわけがない。
277275:04/08/08 04:55 ID:???
>>276
えっと、ちょっと書き方が悪かったかも
%はあくまで例で、自分でもそんな数値が出せない事はわかってる。
知りたかったのは、○○と○○が戦ったらどうなるかってのを
正確な答えでなくても、何となくでもいいから聞きたかった。
短絡的な答えを求めたのは、詳しい知識が無いからわかり易い答えでお願いしたかったといった感じ。
278名無し三等兵:04/08/08 11:46 ID:???
やっぱりAとCは同じですね。ですが上の比較法は少し違っています。
A説 410mm20°=584mm0°≒566mm(522m/sec 16.5°)
C説 410mm36.5°=584mm16.5°≒566mm(522m/sec 16.5°)

元々は>>95で410mm20°が584mm0°か、36.5°が584mm0°かという議論だった訳ですが、A説の式はそれを46cm砲の推定貫通力と関連付けて説明したもの。
上のC説の式はA説と同じ手法で比較しようとして失敗しています。なぜなら貫通力566mとは0°の甲鈑に撃角16.5°で得られる貫通力。584mm16.5°とは近似しません。
C説 410mm36.5°=584mm16.5°とは貫通力566mmと関連付けて比較する為の式ではないのです。
これをA説と同じく貫通力566mmと関連付けて説明しようとすると
C説410mm36.5°=584mm16.5°≒566mm16.5°
となり貫通力部分で不必要に面倒になります。式の等号を成立させるには正しいですが、現象を説明するには不適当です。この貫通力の16.5°を整理して等号を成立させるよう式を整理すると
C説 410mm20°=584mm0°≒566mm
となり、A説と同じになります。
よってA説とC説は説明の仕方が違うだけで同じ事になります。既に理解している方も何人かいましたが、未だ理解できない方の書き込みも幾つか見受けられました。
原因はB説とC説の式が似通っている為にB=Cとの誤解が生まれた為でしょう。
勿論実射した場合に計算とは誤差が生じる可能性はAC両説とも少なくありませんが、この手の計算値に誤差は常に付き物です。帝国海軍も恐らく誤差の可能性は承知していたことでしょう。584mmは650mmと同じく調整限界を超えた厚みになるので正確な検証も困難だったはずです。
279名無し三等兵:04/08/08 12:19 ID:???
>>260
式の意味が違うのですよ。上の私のレスでもわかると思いますが
20,000mだと410mm36.5°なのも確かですが566mmという推定貫通力と比較する場合は
410mm20°≒566mmとなるのです。
566mmは垂直甲鈑に16.5°で命中した場合の貫通力の推定値です。

>>273

まだ誤解しておられるようですが>>95のB説は584mm/16.5° = 410mm/36.5°
とは言っておりません。
>>95
>舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)
とかいておられるのですから
このB説は410mm36.5°=584mmです。式の意味を良く考えれば簡単なことです。
あなたの説584mm/16.5° = 410mm/36.5°はC説になります。そしてC説は説明の方法が違うだけで基本的にA説と同じです。


280名無し三等兵:04/08/08 12:21 ID:???
>>274

隔離スレとしてこういう議論が発生したことを喜んでいますが。それぞれ根拠に基づいて自説を展開しておられるのですから。
ですが議論自体には錯誤が多くなかなか進まないのは残念なことでした。
まず某氏始めA説論者の方々は>>95のB説に疑問をもっていますが、C説に対しては特に異議を持っていないようです。
それに対してB説論者の方はB説とC説を式が似ている為に混同しておられる方が多い。(1〜2人かもしれませんが)
中にはB説の問題点に気付いてC説に鞍替えされた方もおられます。C説論者にもB説に対する疑問を自説に対するそれと勘違いした例もありました。(私も1つレスしてしまった)
本来のC説論者の方は自説がB説とは違うこともご理解されているようですね。
それからこのスレは前スレの議論を隔離する目的もあったといえるでしょう。ゆうか氏の本スレに話題を持ち込まない役目は果たしました。
自説と違う書き込みを排除することも無いでしょう。あなたもC説=A説論者だと思いますが。
988 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 04/06/03 03:31 ID:???
>983-986
まあ、面倒が起きそうなら、場所を分けた方が良いかも知れない。
989 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 04/06/03 03:35 ID:???
次スレ

【最強とは】戦艦vs戦艦【何か?】
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/army/1086201143/l50

白状すると私も前スレの議論に少しだけ参加していましたが、前スレ現スレ共に根拠に基づいて楽しかったですよ。
私はC説論者で、A説も同じとの結論に達しました。
281名無し三等兵:04/08/08 12:28 ID:???
その辺にしとこうや。隔離議論目的のスレだと俺も思っていたが。
まあC=Aなのは俺も理解しているつもり。>>95=Bが間違っているのもわかる。
Bが逆切れしてAに噛み付くためにCに乗っかった感じは受けてる。
でもCとAは同じことなんだよな。これ以上は意味無しだよ。両方同じこと言ってるんだから。

合流したことでもあるし次の話題に進もうや。
282名無し三等兵:04/08/08 12:46 ID:???
>>279
>このB説は410mm36.5°=584mmです。式の意味を良く考えれば簡単なことです。

ああ、それは間違い。B説とは、↓の意味。通称C説と同じなんだ。

 410mm(傾斜20°+ 落角16.5°) = 584mm(垂直・傾斜00° + 落角16.5°)

>推定貫通力と比較する場合は410mm20°≒566mmとなるのです。

いや、それは違うでしょう。それじゃ大和の装甲が、自身の砲弾に耐えられない事になってしまう。
実際は

 410mm/36.5°≒ 584mm/16.5°

 410mm/36.5°> 566mm/16.5°

・・・だね。
283名無し三等兵:04/08/08 12:51 ID:???
それは兎も角 ↓の二例は、似て非なる結果になる訳だが。どうしたものか。

 410mm/20.0°=584mm/00.0°
 410mm/36.5°=584mm/16.5°
284名無し三等兵:04/08/08 12:55 ID:???
>>279
まあ、ちょっと追加するけど、垂直換算値 = 撃角16.5°相当 であるのは自明のことだから
略したにすぎないんだ。>>95
285名無し三等兵:04/08/08 13:35 ID:???
>>274
おいおい、俺たちも排除する気か?俺もAC説同根論だが。私物化するなや。(冗談)

>>259>>256
>>95
>大和の場合 (θ = 53.5度 = 90度 − 撃角(落角16.5度 + 傾斜20度))
>舷側410mm / (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)

この公式「tr=t/sinθ^1/0.747 or0.617」とは傾斜したり撃角がついた場合の甲鈑が、垂直換算でどれ位になるかを求める公式なんだが。
つまり>>95の式は410mmにsin 53.5°つまり36.5°の角度がついた場合に垂直584mmになると証明しようとしている。
もしお前が>>95だとしたら式を間違って使ったことになる。584mm/16.5°を全く証明していないぞ。同一人物でないとは思うが。
もし584mm/16.5°にしたいのなら>>95では駄目だ。

舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm  は間違い

舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 =  584mm /(sin73.5°)が正しい

つまりC説というものになるな。で、CとAは同じになるんだが。
286名無し三等兵:04/08/08 13:38 ID:???
>>284

略したら公式に反するよ。自明でも何でもない。
それにA説とC説が同じ事に気付かない筈も無いだろう。

ところで某所とはどこだろう。今度出張で近くに行くからアポとりたいんだが。
287名無し三等兵:04/08/08 13:41 ID:???
すまん>>285はちょっと違うな

舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm  は間違い

舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 =  584mm /(sin73.5°)^1/xが正しい

xを算出しないと何も証明していないことになっちまうが。

288名無し三等兵:04/08/08 13:42 ID:???
もう良いよ。戦車の計算式の考えのままで検討してる人と、戦艦想定で落角も
考慮してる人との間で食い違いが生じてるだけだから。

そんな事より、>>283から進めたらいい。
289前スレの論者の1人:04/08/08 19:21 ID:???
>>95殿
貴殿の>>95のレス
舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm 
が大幅に端折ったものだとしても、
>>285-287殿の言にあるように「tr=t/sinθ^1/0.747 or0.617」との公式は撃角がついた
甲鈑の対弾性を撃角0°に換算するものであって算出される数字は基本的に垂直換算
値にしかならない。仮に端折った部分を明文化した場合は少し無理があるが>>287
ように舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 =  584mm /(sin73.5°)^1/x
になる。この0.617をxも算出しないと式として全く機能しない。
俺が計算した場合、410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 の結果は797mm/0°相当
となった。
つまり584mm /(sin73.5°)^1/xに代入するとx=0.765になった。
問題はこれを検算する手段が無いんだ。36.5°で797mm相当という値は、この角度で
700mm級になるだろうといった第1総軍殿の仮定と奇しくも一致するが。
何か根拠を見つけようとしたアプローチとして
>>263殿が16in砲弾vsVCのFM値から計算した410mmVC/36.5°は752mm。
俺は18in砲弾36.5°時のFM1.65から考えようとしたが、0°の場合のFMが不明故
不可能。仮に16in砲弾vsVCのFM1.0を使った場合は410mm/36.5°で767mm。
だが別の砲と装甲のFMを使用した以上、どちらも根拠としては弱い。

第1総軍殿は410mm/20°で584mm/0°に相当するといった帝国海軍自身の想定値
を根拠に20°時の修整値を0.747と算出したそうだが、36.5°時0.617にはそういった
検算の根拠になる値が無い。
>>95殿自身が0.617を算出した根拠には、18in砲弾の貫通力乃至FMの値で我々の
知らない新たなデータがあったのではないかとの結論に至った。どうかご教示いただきたい。
因みに当方もA説=C説論を採っている。
290前スレの論者の1人:04/08/08 19:34 ID:???
>>288殿
失礼ながら貴殿は議論を把握しておられませんぞ。
既にA説もC説もそんなレベルの話はしていない。
A説は当初から16inFM値等積極的に撃角について取り入れているし、C説も根拠は未だ不明ながらも0.617という修整値を算出している以上当然撃角別のデータを取り入れていると見るべき。
良く理解していればA説とC説が同じことがわかる。というよりA説が正しいことを前提に別な視点を展開しようとしているのがC説といえる。

実際は>>283殿の言にあるが
410mm/20.0°=584mm/00.0° =A説
410mm/36.5°=584mm/16.5° =C説
の2つが計算上は一致しても実射した場合に似て非なるものになるということも忘れてはいかん。
だがこれも実射データが無い以上どうしようもない。A説=帝国海軍の想定値であるとしか現時点ではいえない。
正確かどうかは別としても。
291263:04/08/08 23:07 ID:???
>>288
少し不親切な書き込みがあったけど、俺が噛み砕いて説明するよ。
つまり戦艦主砲の貫通力データというのは所要の撃速と撃角での貫通力。つまり垂直
装甲に対して始めから落角を撃角として算出されたり実験されているんだ。
だからA説もC説も決して落角を無視しているわけじゃない。
強いて言えば、A説は自分の舷側傾斜効果を先に判定しておき、それに相手砲弾の
所要の距離での貫通力と比較できるようになっている。簡単に言えば584mmと相手の
貫通力データをそのまま比較できる。落角は貫通力に織り込まれているからだ。
 このことは他の艦砲の貫通力と自分の舷側傾斜(大和に限らず)装甲の優劣を簡便
に比較するのに適している。

一方C説は、とり合えず砲弾の貫通力は棚に挙げておいて、自分の舷側傾斜と砲弾の
落角を加算して垂直換算値を算出しておこうというものだが、これと相手の貫通力データを
直接比較することは出来ない。
 もうわかったと思うが、艦砲貫通力は最初から落角を撃角として算出されているからだ。
 もしC説と相手砲弾の貫通力を比較するとしたら、warships com1あたりの艦砲データを
表計算ソフトにでも入力し、撃角0の場合のFM値を算出して計算する必要が生じる。
 少し手間がかかる上に、warships com1のデータをもってしても撃速の違いから来る誤差
を排除出来ない。うまく計算できたとしてもその結果はA説の比較とほとんど同じもの
となるだろう。
 そして何人かから指摘されていることだが、C説も410mm20°=584mm0°であることを
前提として、砲弾の落角を算入しようとしている。A説が否定されるとC説も同時に破綻
するんだ。
 
 つまりA説は多くの戦艦同士の比較に用いるのに適していて、C説は詳細なデータが揃
っている砲弾と甲鈑の比較において有用な場面が出てくる。
 まあ46cm砲の貫通力やFMの信頼出来るデータは極めて少ないから、特定の条件以外
ではC説での比較は難しい。
 それに対して資料の多い陸奥の40cm砲対VCの場合はC説での分析に向いているといえる。
 「似て非なるもの」問題は両説に共通した問題になるが。
292名無し三等兵:04/08/09 00:07 ID:???
>>291
 288じゃないがそのあたりは大体わかった。例の長レスにも何回かそういう話があったから。
 
 ところでC説は詳細なデータがある砲弾と甲鈑の比較に適しているというけど、現実問題他国の甲鈑を自国の砲弾で試射したデータはかなり限られてくるよね。
 陸奥40cm砲とVC甲鈑の場合は幸いデータが多いけど、46cm砲でCLASS Aを撃った場合とか、38cmL47でVHを撃った場合とかの詳細なデータは当然ないし。
 戦艦の優劣を検討するには難しい手法かもしれないね。
 かといって正撃時のFMを算出する方法からいくと結果はA説と同じになっちゃうし。
 どちらかというと海戦を考えるより実験室的な視点で狭い範囲に使用した方が有効かな。<C説
293前スレの論者の1人:04/08/09 00:36 ID:???
>>289だが、少し計算を間違えていたかもしれん。
舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 =  584mm /(sin73.5°)^1/x

とした場合0.617の修整値なら410mm/36.5°=826mm/0°になり
x=0.737になる。つまり16.5°での修整値だ。
だが826mm/0°=410mm/36.5°の根拠が見つからないから検算できんのは変わらない。
>>95殿は18in弾の0°でのFMデータをお持ちということか?
294名無し三等兵:04/08/09 12:58 ID:???
>289
>撃角0°に換算するものであって算出される数字は基本的に垂直換算値にしかならない。

これは間違いなんだが、この辺が戦艦式に考える者と、戦車式に考える者との違いだね。
撃角0°を、無意識のうちに垂直鋼鈑と同じと、間違った見方をしてしまう。

砲弾落角16.5°の”垂直換算値”は、撃角16.5°なんだ。実際にそうなるから間違いない。
295名無し三等兵:04/08/09 13:07 ID:???
>289
>つまり584mm /(sin73.5°)^1/xに代入するとx=0.765になった。
>問題はこれを検算する手段が無いんだ。

正しいかどうかを確かめる方法なんか、実射実験を実施する以外に無いよ。

>第1総軍殿は410mm/20°で584mm/0°に相当するといった帝国海軍自身の想定値
>を根拠に20°時の修整値を0.747と算出したそうだが、

これがそもそも間違い。大和の舷側410mmがKGV級の様に垂直装甲板なら584mm相当とされただけ。
なら410mmは撃角36.5°だし、垂直鋼鈑なら撃角16.5°
296名無し三等兵:04/08/09 13:14 ID:???
つまり
 舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 =  584mm /(sin 73.5°)^1/x

 舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)

上記二式は、表現が違うだけで同じものなんだ。
297名無し三等兵:04/08/09 13:20 ID:???
いや違った、↑二式は、同じじゃないな。正しくは、 

誤) 舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 =  584mm /(sin 73.5°)^1/x

正) 舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 =  yyymm /(sin 73.5°)^1/x

正) 舷側410mm/ (sin 53.5°)^1 / 0.617 = 垂直換算値 584mm (こっちが正解)

下の二行は、表現が違うだけで同じもの。
298名無し三等兵:04/08/09 22:15 ID:???
> 常連は常連に弁護され初心者は排除され過疎化が進む
> そこに問題があるだろ

排除じゃないですよ。
議論を勝った負けたで捉えるから排除だ潰すだという主張になる。
この種議論の目的は相手を論破して自己の主張を通すことではなく、
議題についてより真実に近づくことにあるわけです。
そのアプローチ方法が拙ければ議論で不利になるというだけのことであって、
必要なのは、いかに多くを吸収し、いかに考え、いかに切り口を設定するかです。

http://www.warbirds.jp/BBS/c-board/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=7346;id=
マリアナ沖海戦 アウトレンジ戦法採択の是非
299名無し三等兵:04/08/10 00:16 ID:ys+iNmhk
戦艦議論スレッド新しいの建てない?
300名無し三等兵:04/08/10 01:27 ID:???
真実に近づく?同じ事の繰り返しだよ
↑にあった質問ぐらい答えられんのか?
301名無し三等兵:04/08/10 12:28 ID:???
新スレ、建てようか・・・
302名無し三等兵:04/08/10 13:08 ID:???
>ちょっと興味があって覗いてみたけれど、専門的な話でよーわからん。

いや、ここは大したことを語ってる訳じゃないんだ。>>283の二行について、
あ〜だ、こ〜だ、と同じ事繰り返してるだけ。意味もなくややこしくしてるのが特徴だけど。
303名無し三等兵:04/08/10 13:53 ID:???
こういう専門的マニアックな話ができるのが2chの味じゃないか。
結構楽しんで見ている人間もいるんだから
意味不明だからって排除するのはやめたまえ。
スレタイとも合っている話だし。
304201:04/08/10 23:15 ID:???
291氏、論者氏、95氏(訂正後)の話を検証してみよう。
話を単純化するため、インターナルアーマーの効果及び対敵姿勢、艦のローリング、装甲材質の優劣は無いものとする。
尚、アイオワの舷側傾斜角度は19°説、18°説の内、広く知られる19°説に統一した。

想定
長門がアイオワの舷側装甲307mm/19°を砲撃する。距離20,000m。

A説の検証 
長門の主砲威力>>35氏資料 495m/sec 撃角17.5° (注)貫通力462mm/0°
アイオワ舷側装甲 307mm/19°=439mm/0°
(注)貫通力462mm/0°>装甲439mm/0°
余勢23mmで貫通可能。

C説の検証
長門の主砲威力>>35氏資料 495m/sec 撃角17.5° (注)貫通力462mm/0°
アイオワの舷側装甲 307mm/19°=439mm/0°
合成撃角17.5°+19°=36.5°
>>95氏算出修整値
舷側307mm / (sin 53.0°)^1 / 0.628 = 垂直換算値 439mm 
>>95氏資料のミス部分修正
舷側307mm / (sin 53.0°)^1 / 0.628 = 439mm/(sin72)1^x
>>95氏資料修整後の長門主砲へのデータ変換
ここで問題発生。0.628はsin 53.0°時の修整値とのこと。53.5°の場合変化する筈だが修整値不明につき検証不能。以下の2つに分けて仮検証続行。
305201:04/08/10 23:23 ID:???
C−1 修整値0.628をそのまま使用した場合
舷側307mm / (sin 53.5°)^1 / 0.628 = 439mm/(sin72.5)1^y
y=0.733
アイオワ舷側装甲 合成落角加算 307mm/36.5°=628mm/0°
長門主砲威力  495m/sec ここで問題発生。495m/sec 撃角0°の貫通力不明
(462mmは0°の甲鈑に17.5°で命中させた貫通力)の為検証できず。砲口撃速時のFM
1.0を代入して仮検証続行。
長門主砲威力換算  495m/sec 撃角0°貫通力623mm/0°
貫通力623mm/0°<装甲628mm/0°
貫通力5mm不足の為貫通出来ず。

C−2 16inMK7の威力から合成撃角36.5°の修整値を求めた場合=資料不足を計算で補う試み。結果だけを述べると、誤差が大きく全く使い物にならないと結論。
手順はC−1より長い。

(注) 注付の/0°は、0°傾斜の甲鈑に、当該撃角=落角での貫通力の意。撃角0°ではない。


306201:04/08/10 23:24 ID:???
 今回同じ資料を用いて検討を加えたが、C説の検証には詳細な資料が必要なことがわかる。
C−1、C−2共にC説の特徴を生かした検証をするには資料が不足している為、多くの妥協を強いられた。C−1はまだ撃角0.5°の違いを無視し、長門の495m/sec、1°時の
FMを1.0と仮定しただけであり誤差は小さいと考えられる。C−2は精密、厳格を要求する方法の為、逆に言うと資料の不足が致命的で誤差が拡大した。
 一方A説はシンプルであり、結果もC−1と極めて近い。つまりC−1もAとは貫通の可否が分かれたものの、双方の誤差は計28mmに過ぎない。
 これがA説=C説を証明している。AとC−1のどちらがより真実に近いかは不明だが、特にC−1は資料の不足を2つも妥協している結果でもあり、その僅かな誤差は
人の検証には充分な精度であるだろう。 
もし長門が陸奥を砲撃するという想定の場合、対VCFM曲線が明らかである分C−1説がより詳細なデータを明らかにするかもしれない。だがA説との差は今回検証したようにかなり
小さいか、殆ど同じかもしれない。そして他国戦艦との比較には資料の不足がネック。
 C−2説は理論的にはC−1と同様だが、常に資料不足、それも少なからず存在しない可能性さえある資料を要求する故使用は困難だろう。
 A説は著しく簡便であるにもかかわらずC−1説とほぼ同じ結果を導き出せる。
 しかしC説同様、「似て非なるもの」誤差は排除できないと考えられる。

  余談 実は副産物としてスレ前半にあった、限界速度の話題がなぜ振られたのか少しわかった気がした。
307名無し三等兵:04/08/11 00:17 ID:???
A=C説の証明は良くわかったけど、じゃあここまでの論争は無意味だったの?
308201:04/08/11 01:01 ID:???
 両者の論争で皮肉だったのは、A説を証明しようとした長いカキコの中でC説の手法を用いていたり、逆にC説の根拠にA説の値があったりした事。
 論争は無駄ではなかったんじゃないか。長すぎたが。
 C説はA説を根拠に発展させたものというカキコがあったが、俺は逆にC説を収斂していくとA説になると思うぞ。
 A説論者は結論を書いたが、C説論者は敢えてA説に噛み付くことでA説の成り立ちを説明してみせたのかもしれん。
 両説論者が共犯乃至事後正犯の関係とも見えるし、勘ぐればA論者はC論者に攻撃を加えていない。Bに対してのみだ。
 B論者が発生したのもCが公式を不適当なほど切り捨てて書いたための誤解からだし(書き間違いかもしれん)。
 
 白状すると今回のカキコは数日かけて少しずつ書き溜めていた。だから>>95氏の修整値が正しいかどうか裏も採っていない。
 大和対大和でも検討してみたが、ACは計41mmの誤差で同じ結論に達した。
 分母が大きいから誤差が大きくなったのか、それとも0.617に誤差があるのかはわからないが、0.747は検算の結果584mmで一致した。
 多分0.617もかけ離れた値ではないだろう。
 以降名無しに戻る。
309名無し三等兵:04/08/11 01:48 ID:???
色々と話し合ってるようだが
自衛隊とか建設にかかわった人とかに聞いた方が早くないか?
まぁ、話し合い自体を楽しんでるのもあるかもしれんが。
310名無し三等兵:04/08/11 07:29 ID:???
厨以外はわかっていることに随分手間隙かけたもんだな。
ところで大和対大和のC説検証は0度FM値1.0でやったな。それが誤差を生んだ原因。
それ以前に貫通力566mm自体VHに対する貫通力じゃ無さそうだし。
18in砲もデータが少ないからC説検証には向かない。というかC説に向くだけのデータがある例は少ないんだが。
311名無し三等兵:04/08/11 11:46 ID:???
>それ以前に貫通力566mm自体VHに対する貫通力じゃ無さそうだし。

対VHなのは概出じゃなかった? 19インチ砲・91式徹甲弾で調査したらしいけど。>>10
312名無し三等兵:04/08/11 21:05 ID:???
毎日暑いですな。ところでここまで出てきた46cm砲 貫通力資料を整理しておきましょう。
参考
>>26>>31>>34>>175
 私は皆さんみたいな長い解説は苦手なんで経緯は考えてもらうとして。
 410mm/36.5度の均衝撃速555m/s、FM1.65として、距離20,000mで大和の410mm/20度の舷側は貫通できない。そして、ドマール式上距離およそ32,000mでの垂直甲鈑に対する貫通力は撃速477m/sとして330mm。実際の撃速が78m/s低い為若干前後する可能性あり。
 560mm/16.5度の均衝撃速555.8m/s、FM1.325として、ドマール式上距離20,000mでの垂直甲鈑に対する貫通力513mm。実際の撃速が43m/s低い為若干前後する可能性あり。
過去スレッドで何度も実射試験による対VH値と主張された20,000m垂直566mm/水平167mm、30,000m垂直417mm/水平231mmの貫通力は、FMが完全に一致することから40cm砲の対VC値から換算された計算値である。
 大和の防御計画は恐らく上記貫通力計算値に基づいて立てられた。しかし46cm砲弾の性能が期待以下であったのか、VH甲鈑の防御力が期待以上であったのか大和の防御力は自艦主砲弾に対して余裕がある。
 信濃の防御力は垂直水平共に10mm減厚されたが、46cm砲の対VH試験の結果を反映させたにしては未だ余裕が大きい。今後経緯が詳しく検証されると興味深い。
313名無し三等兵:04/08/11 21:45 ID:???
>40cm砲の対VC値から換算された計算値である

いやそれは違うな。それで計算すると、貫徹力580mm以上と言う結果になるよ。
314名無し三等兵:04/08/11 23:45 ID:???

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  ヽー''"~´     ヽ、  "`'i::::::::i、:..    :~^ヽ:::::::::::::::::::::::::::::ノ:::::::::::::::i'/::::::::::::::::::::::
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315名無し三等兵:04/08/12 01:05 ID:???


         濡ルポ



316名無し三等兵:04/08/12 01:12 ID:???

/:/;ノ;;;;ノ://                _、-、_
‐‐'''`~,、-''/::/              /"`'ー-''`''-、早く結論出してぇぇぇっ!!
;;;-、,,,,、-,,、-‐ヽ,,_             /        ヽ
_,,i:i、  ヽ`ヽ、;ヽ、,,,ノ.   /"´ ̄~''/         ::::ヽ
317名無し三等兵:04/08/12 06:18 ID:???
ニャンポコー  ガッ
  ( ゚ω゚)っ―[]M/
[ ̄ ̄ ̄] ヽ(゚д゚)ノ >315
318名無し三等兵:04/08/12 10:08 ID:???
410mm装甲に36.5°っていうのは大和型舷側に対し距離2万を表すけど、同時に垂直410mm装甲に対する3万超の威力の一般的測定法と同じだからね。
特に性能試算?で3万垂直416mm貫通を期待された18in砲の威力測定にとって不可欠なデータだったろう。
撃速の低下がある分弾丸側優位が減少して、上の奴の計算より威力は少し下回りそうだ。弾体へのダメージは低くなるだろうが。
「戦艦大和設計と建造」の威力データがVH対象ではないらしいというのは大和オタ以外ではもうわかっていたことだと思う。
前スレの議論を見ていても、詳しい資料を駆使できる奴が何でそこに気付かなかったのか不思議だったよ。
最強戦艦は心の中にあるとか信仰だとか揶揄される所以だな。

そういえば確か14in砲も410mmVH甲鈑に対して威力を測定していたな。参考に出来るかもしれない。
319名無し三等兵:04/08/12 16:53 ID:???
VH対象って>>10に、あるけど・・・やっぱり無視?
320名無し三等兵:04/08/12 16:59 ID:???
まあ実際の所、VH鋼鈑に対する実射実験で貫徹力を割り出した結果、
舷側装甲に410mm/20°が必要とされたんだが、多少の誤差は有ったらしい。

実験したのは19インチ砲だし。

その誤差分を改正したのが信濃以降の装甲というわけ。
321名無し三等兵:04/08/12 21:46 ID:???
元来VHは古いVCと同等の防御力を、より安くより大量に製造するためのものだったはず。
だから大和の防御計画もVCの対弾性能を基準に立てられたんだろう。
ところがVHは対弾性能の面でもVCより向上したから結果として防御が過大になった。
と、以前某氏が私信の中で推理していた。
322名無し三等兵:04/08/12 23:54 ID:???
          , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
        /爪  ヽ `ヽ、`ヽ、   \
       / / !lヽヽ  \  \ \  }、
.       / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!  
      /! ll__l ヽ-‐' "┴/`  l/rヌ、ノ|   
      !l/fri刀          >'〉} ノ!  
         l ̄ 、 _      ,Lノノ |  
            ',  ヽ'´ヽ    / | 「||l!,|   <ノースカロライナ・サウスダコタ
            ヽ、  ー'    / .| | | |!|       の水平防御・水中防御はまだか?
           ``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|  
             __ノ /==三三ヽL
           / }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
            」ll /○/ ニ, -'´ /    , -'´!
           i´{、/ //   /  , -'´_  |

323名無し三等兵:04/08/13 00:24 ID:???
でも実際のところ良くわからないや。簡単に説明プリーズ
324名無し三等兵:04/08/13 10:39 ID:???
甲板装甲の計算比較してほしいsage
325名無し三等兵:04/08/13 13:12 ID:???
>>40>>42>>45あたりで語られてる公式なら実験結果と一致するらしい。簡単ではないがそんなに難しくも無い。試してみたら?
計算してやらないことも無いが、データを先ず提示してもらわないと。
326名無し三等兵:04/08/13 23:10 ID:???
別にどうでもいいんだが、Aは簡易方だしCも一部の砲弾と装甲板しか充分な資料がないんならAC無視してパス長だけ単純に比較したらどうか。亀レスだが。
327名無し三等兵:04/08/14 03:39 ID:???
大和の装甲の厚さは搭載砲が完成して射撃試験をやって
舷側10mm砲塔20mmを減少出来ると判明
約200d重量が減らせる
328名無し三等兵:04/08/14 03:51 ID:???
>>213
長門自身の舷側
305mm+280mm ;長門 二重装甲
って何?長門の舷側装甲           
           || 200_             
          | | 300_って具合じゃ無かったの?                
                       
                     
329名無し三等兵:04/08/14 04:04 ID:???
>>328
305mmの裏側に、傾斜装甲280mmが加わってます。
ビスマルクと同じWWT型防御構造なのですが、ここまで桁違いにブ厚いと強力ですね。

なお、改装前の段階でも305mmの後ろには76mmの装甲が張られてました。
つまり大改装で280mmに張り足したのです。
330名無し三等兵:04/08/14 07:21 ID:???
16in対VCと18in対VHの値でも砲と装甲の種類によって効果が違うのは明らか。その上特定の距離でだけ計算してもあまり意味無いんじゃ。
それより甲板厚の計算のが意義深いだろう。
331名無し三等兵:04/08/14 11:02 ID:???
>329
          || 200_             
    280_\\ | | 300_って具合なのか
332名無し三等兵:04/08/14 11:47 ID:???
決戦距離では
上半分の229に当たった場合は傾斜280で受けて、
下の305に当たったら傾斜127で受ける感じか?
弾薬庫部分だけだけど。
333名無し三等兵:04/08/14 17:38 ID:???
落角次第だな。
334名無し三等兵:04/08/14 19:18 ID:???
>>321
>と、以前某氏が私信の中で推理していた。

推理と資料じゃ、資料>>10を優先した方が良いと思うよ。
335名無し三等兵:04/08/14 19:27 ID:???
>@46cm砲弾 VH560mm 撃角16.5° 均衝撃速555.8mps
>A41cm砲弾 VC459mm 撃角22°  均衝撃速490.1mps
>B36cm砲弾 VH410mm 撃角16.5° 均衝撃速537.6mps

この辺の資料なんだが、VH410mmは舷側でVH560mmはバーベットと分かる。そのバーベットだが
アールの傾斜効果で、560mmでも580〜590mm級の防御になる>>211

それにより、↓の結果になる。これで、だいたいの所が判明するな。

 バーベット560mm ≒ 舷側410mm ≒ 垂直584mm
336名無し三等兵:04/08/16 11:39 ID:???
長門の舷側12インチの範囲(長さ)はどのくらい?
扶桑や伊勢では最大厚部分は全長の約三分の一程度でしかなく、
艦首と艦尾の砲塔部分の水線は8インチしかなかったと最近知って
以来少々悲しく思っているのですが。
337名無し三等兵:04/08/16 11:49 ID:???
>>336
危険極まりないな。
「金剛と同格4基」プラス「12インチ装甲の砲塔2基」・・・
338名無し三等兵:04/08/16 12:30 ID:BpwX+1jw
>>336
長門は砲塔部分も水線部は12インチあります。
339名無し三等兵:04/08/16 18:23 ID:???
>>336
当時の欧米戦艦だって似たような物だろ?
340名無し三等兵:04/08/16 20:41 ID:???
「似たような物」と、あいまいな言い方をするのではなく、
知っているのならもうちょっと詳しく具体的に書いて頂けると
ありがたいですね。
341名無し三等兵:04/08/18 21:43 ID:???
VH甲鈑とVC甲鈑との、比較に関連する話。

撃角零度を想定する甲鈑は砲塔前盾。この前盾を強力な46cm砲弾に耐えるように
するには、従来のVC甲鈑では非常な困難が有った。

「この弾丸を破砕反跳させ、しかも甲鈑を損傷することなく、つぎの弾丸の
激突を迎えうる状態に保つには、鈑厚を思いきり厚くするか、あるいはまた、
特殊な形状にするしか方法はない。」
佐々川清 元海軍技術大佐 『戦艦「大和」開発物語』P145 光人社NF文庫

極度の厚みにするのも限界が有るし、鼻型甲鈑(独戦車パンターの砲塔前盾の
ように膨らんだ形状)などの試行錯誤が繰り返された。

結局VH甲鈑の新開発の結果、平らで650mm程度の厚みの46cm砲対応防御の前盾が実現できた。
  VH650mm/00°

「大和級戦艦用の甲鈑としては特記すべき事項の一つである。」佐々川清 元海軍技術大佐

この記事からもVHとVCに付いて、有る程度のことは分かるかも知れない。
342トランプスタスタ第一総軍:04/08/18 21:49 ID:???
 本業と学業と夏ばてで何週間か空いてしまいましたが、久しぶりに見るとレスが伸びているのに大変驚きました。
 かなり力作揃いなのにきちんと検討試算する時間が無いので恐縮しきり。また明日から間が空いてしまいます。

 今回は所謂C説論者の一部(多分95氏はとっくに私の意図は理解されている)にご心配をかけていた落角問題が、本当に影響大なマイナス傾斜についてです。
 大和等の舷側傾斜は「\」型ですので、砲弾の落角は加算されるだけですから、傾斜の垂直換算値が解っていれば貫通データと簡易的にはそのまま比較できます。
 ところが、砲塔前楯や、長門、ビスマルク等、従来型の戦艦に良く見られる防護巡洋艦類似の内部甲板傾斜部は「/」型ですから落角を単純に加算して比較できません。
 これら俗に言うマイナス傾斜の効果に関しては昨年、ある親切な方から色々示唆を受けて私なりの計算式を使用しています。
 長門主砲前楯500mmマイナス傾斜40°対41cm砲を例にとった場合。
 0m   落角0° 砲塔マイナス傾斜40° 傾斜効果40°
 1万m 落角7.5°  同上  傾斜効果32.5°
 2万m 落角17.5° 同上  傾斜効果12.5°
 3万m 落角34.0° 同上  傾斜効果6°
 と判定します。あとは以前私や95氏が使用した公式に当てはめます。
 修整値部分(1^0.747とか0.663とか)は、どの砲(砲弾)のFMを採用するかで変わります。解り易いのはFM曲線が判明している41cm砲でしょうか。
 この計算結果と貫通データの値を比較して砲弾と甲鈑の優劣を判定しています。
 過去にアメリカ戦艦の主砲貫通力からFMの計算を試みたりもしましたが、その値に思うところがあり使用に躊躇した事実も告白しておく必要ありでしょう。気付いた方もおられるようなので。
 今回の方法は全くの我流ですから突込みどころも多い筈。どなたかより良く且つ簡単な方法があれば教えていただけると大変助かります。私は他のコテハンの方と違って語りにきているのではなく勉強にきているので突っ込みは歓迎なのです。
 突っ込み無いところに進歩も無いでしょうから。第一総軍というハンドル自体捨てハンです。

 
343トランプスタスタ第一総軍:04/08/18 21:53 ID:???
書き込み間隔の長さと遠まわしな表現で足踏みさせたお詫びがてら、均質装甲の簡易式だそうです。例によって私が英語を誤読している可能性は多々あります。
 NBL = {1 - [1 - (%EL/25)0.5](D - 8)/8}(NBLSTS)(AVERAGE ARMOR QUALITY)
 計算結果では大口径砲で撃つ程NVNC等日本製均質装甲は劣った結果になるのですが、8in近くの中口径砲で撃つと差はかなり小さくなり、MNCは殆ど遜色ないまでになるようです。

 ではいずれ。(エッもう来るなって?)
344名無し三等兵:04/08/18 21:59 ID:???
> ではいずれ。(エッもう来るなって?)

いや、ここはアナタのスレにしましょう。遠慮なく。
345名無し三等兵:04/08/19 00:17 ID:???
計算結果を出さないなんて珍しいな。逆傾斜の部分は公式な換算厚が見当たらないから数値を出されても俄かに評価は出来んが。
それとも時間が無くて手抜き?
346トランプスタスタ第一総軍:04/08/19 07:42 ID:???
読み直すと>>342は表現が適切じゃなかったですね。
傾斜効果とかいた3万mの場合6°という角度をFM曲線の6°の値で計算するということです。ごめんなさい。
当然マイナス傾斜ではない場合、例えば垂直甲鈑の場合は落角の通り34.0°のFMを見ます。
この方法で私が危惧している問題は、実際の6°のFMは、撃速600mps強で計測されたと思われるのに対し、3万では462mpsであること。
誤差がかなりあるのではないかと思われる点です。
難しいですね。もう一つ試している方法もあるのですが優劣不明です。
347名無し三等兵:04/08/19 22:20 ID:???
bokesinesougun uzai
348名無し三等兵:04/08/19 22:41 ID:???
武蔵の艤装中につかった曳船はどんな船?
349名無し三等兵:04/08/24 00:37 ID:???
ドマール式は撃速425〜600m/secで適合する式だから、700m/sec位のFM値は確かに誤差が大きいだろうね。
350消防[:04/08/24 23:04 ID:???
ノースカロライナの水平装甲って91ミリでいいの〜?
351トランプスタスタ第一総軍:04/08/26 20:36 ID:???
この間少し触れたマイナス傾斜もう一つの方法というのを書いて見ます。先週は適切に書けなかったので先延ばし(酔っていたんです)したのですが、例の傾斜公式を利用した方法です。
今回も我流なので突っ込み所満載。
マイナス傾斜角度が落角より大きい場合
(砲弾の落角−マイナス傾斜角度)×−1=A
Aが正数の場合は通常のt/sinθ^1/〜の式に当てはめて換算厚を算出します。
Aが負数の場合は最初にt/sinθ^1/〜の式に当てはめて結果をBとします。
t−(B−t)=換算厚
として、結果を砲の貫通力データと優劣をそのまま比較します。
^1/〜の修整値〜の部分は砲弾と角度によって異なります。41cm砲のFM曲線を使用するのが現在一番簡単かもしれません。
尚マイナス傾斜角度が落角より小さい場合は合成撃角をAとします。
352トランプスタスタ第一総軍:04/08/26 20:38 ID:???
例えば
46cm砲対大和主砲前楯26in−45°傾斜
2万m 落角16.5° 合成撃角28.5° 傾斜効果正数12° 垂直換算31.5in
46cm砲の貫通力22.3in(対VC推定)〜20.2in(対VH砲弾性能より)に耐える。
3万m 落角31.4° 合成撃角13.6° 傾斜効果負数17.8° 垂直換算17.4in
46cm砲の貫通力16.4in(対VC推定)に耐える。
つまり近距離では角度が有効に働いて防御し、遠距離では角度が不利に働くものの類稀な厚みで防御する。
ここまではそれらしいのですが。

41cm砲対長門主砲前楯500mm−40°傾斜
2万m 落角17.5° 合成撃角22.5° 傾斜効果正数5° 垂直換算21.5in
41cm砲貫通力18.2inに耐える。
3万m 落角34° 合成撃角6° 傾斜効果負数28° 垂直換算8.3in
41cm砲貫通力12.8inに耐えられない。
ああ駄目だ。3万mで自艦主砲弾に耐えられないなんてそんな筈は無いような。
突っ込まれるまでも無く破綻していますね。
でも長門弾火薬庫の安全戦闘距離は2万〜2万8千で対九一式41cm砲弾。3万で砲塔が抜かれるのも不思議じゃないのか?確かに2万8千では落角約30°。貫通できるか微妙な数字になり均衝しそうにも見えますが。でもなんか釈然としません。
結局前に書いたFMと直接比較する方法共々今ひとつ信頼できないようでして。

それでエクセルには以前から入力済みにも関らず、使用を躊躇しているのです。
バリエーションとしては、同様の方法でパス長だけを比較することも出来ますね。FMによる修整は無視することになりますが。
353名無し三等兵:04/08/26 21:08 ID:???
>46cm砲の貫通力22.3in(対VC推定)

対VCの46cm砲貫徹力は海軍砲術史に乗ってるけど23インチだったよ。
354名無し三等兵:04/08/26 21:49 ID:???
その計算が合っているかわからんが、戦艦の装甲は意味無く厚くは造らない。想定距離を外れたら抜かれたとしても不思議ではない。垂直の−40°といえば水平の50°でもある。ちょうど間位だしな。
それに>>30の40cm貫通力は海軍製鋼技術物語より少し過大な気がする。35°FM1.52に対して34°で1.467になる。
別の例で検算してはどうか。
355名無し三等兵:04/08/27 00:52 ID:???
はいはい つまんねえ

へぼ議論 ぷ
356名無し三等兵:04/08/27 01:21 ID:???
ヌルッポノートってどんな戦艦?
357名無し三等兵:04/08/27 07:24 ID:???
心情的には抜けないに1票。
ですが30,000m462m/sec落角34°なら撃角6°
500mmを貫通するとしたらFM値は1.085。
あり得ないほど不自然ではないでしょう。それに1枚板ではないから防御力も多少落ちるし。
358名無し三等兵:04/08/28 00:33 ID:???
>>356
ガッ
359名無し三等兵:04/08/28 01:13 ID:???
装入
360名無し三等兵:04/08/28 17:45 ID:???
金剛な俺のチムポ
361名無し三等兵:04/08/29 13:00 ID:???
>>353
あれは陸奥のFM値から計算した値だから多分正確ではないだろう.参考>>36
570mmなら22.4in、566mmなら22.2in。23inだと584mmになっちまう.
曲線からの読み取りは難しいが、一般的には566mmだと言われるな.

>>351
その思考方法には見るべきものがあるが,繰り返しになるが曲線からの読み取り部分での誤差は否定できんよ.
362名無し三等兵:04/08/29 13:25 ID:???
>>361
>曲線からの読み取りは難しいが

いや、海軍砲術史での46cm砲貫徹力約23インチは、FMの数字も明記してるもので、
曲線から読みとったんじゃ無いよ。
363名無し三等兵:04/08/29 13:27 ID:???
ただ40cm砲のFM値から計算した場合、46cm砲の貫徹力の計算結果は実際の
モノより小さくなるらしいから、当てにはならないな。

多分実際の貫徹力は23インチ以上だろう。
364361:04/08/29 13:32 ID:???
陸奥が17.5°で462mmだとすればFM1.229.
大和が16.5°で566mmだとすればFM1.234.
陸奥のFM曲線と一致する.
19in砲もデータが不足しているし>>10の記述も具体的数値が無い上、徹甲弾要目表と食い違う.
この手の記述だけなら色々あるんだが…
数値に対しては数値で比較したいな.無いものねだりか.

365名無し三等兵:04/08/29 13:55 ID:???
双方ともFM値は距離でみるんじゃなく角度で見るものだよ。

>>363
多分君のいう通りだろう。40cmFM値から計算した数字より46cm貫通力は多少良くなると思う。
逆に36cmの貫通力は多少低くなるだろう。
366名無し三等兵:04/08/29 14:09 ID:???
>>364
>陸奥のFM曲線と一致する.

一致してないよ。海軍砲術史には46cm砲はFM1.21で計算してある。結果貫徹力約23インチ
367名無し三等兵:04/08/29 14:24 ID:???
横レスすまんが
俺の本では570mm弱位=22.4〜22.2in位に曲線が通っているが。版が違うのか。

ここは密かに良スレだな。
368名無し三等兵:04/08/29 14:36 ID:???
>>354がいっているが、製鋼物語の記述では35°1.52とあったり、曲線からの再生だと34°1.467になったり、10mmや15mmは誤差が生じているかもな。
369名無し三等兵:04/08/29 14:39 ID:???
ぬるぽ〜
370名無し三等兵:04/08/29 14:44 ID:???
>>367
記述のあるFM1.21で計算した方が正確だよ。図を読みとるのは、人によって答えが変わるからキリ無い。
371名無し三等兵:04/08/29 15:07 ID:???
1.21自体が著者による曲線の解釈な罠 みんな本文見れ
でもどちらが正しいかは知らん
372名無し三等兵:04/08/29 15:12 ID:???
対VHだと1.323〜1.324なんだけどね。<16.5°
373名無し三等兵:04/08/29 15:15 ID:???
まあ図の曲線読んで、読みとり誤差をどうこう、なんてキリが無いな。

何にしても大和の装甲はVH想定による設計で問題ないだろう。>>10 >>341
374名無し三等兵:04/08/29 15:17 ID:???
>>372
それはバーベット対象の値だね。>>335
375名無し三等兵:04/08/29 15:30 ID:???
あのな皆の衆
1.21は16.5度の時1.23は17.5度の時のFM値。16inと18inでは20,000での落角違うし。OK?
どちらかが正しいのではない。どっちも曲線から再生したと思ワレ
確かに曲線ではその辺をとおっているように見える。が、確かにあの曲線から読み取るのは誤差は覚悟だよ。

それはそうと逆傾斜の評価は必要だな。長門以前の日戦艦、ニューメキシコ以前の米戦艦、R級以前の英戦艦、ビスの評価にも必要になる。
ところで仏戦艦も逆傾斜した内部甲板持っているのかな。
376名無し三等兵:04/08/29 16:22 ID:???
内部の傾斜甲板を評価しようとすると、マイナス傾斜に加えて多重装甲とかバックプレートについても考えなくちゃならんね。
長門だと9in+11in=?
12in+5in=?
他に3inHTも貼り合わせてあるな。
問題山積
377名無し三等兵:04/08/29 16:27 ID:???
戦闘安全距離で評価したら?
378名無し三等兵:04/08/29 16:44 ID:???
各種資料をみると、大和設計段階で20,000mで560mmを貫通するとされた主砲に対し,これを防御する為に560mm装甲板の製造が云々という話しが出てくる。
この記述はVH採用の必然性として語られる。
>>335の結論 バーベット560mm ≒ 舷側410mm ≒ 垂直584mm
には全く同意だが
>@46cm砲弾 VH560mm 撃角16.5° 均衝撃速555.8mps
この数字は撃角16.5°と限定していて,アール効果は想定していない通常の装甲板に対してのもの。
アール効果も数度の撃角に相当するから>>335の主張は正しいというより常識といっていい。
しかも撃速555.8m/secは20,000での撃速522m/secより高い。
結果として20,000mでは九一式を使用する限り垂直560mmVHは貫通できない。
とするなら、560mm以上を必要とした大和の防御計画は、対VCの値に基づいている可能性が高い。
傍証として18in試作砲完成以前に566mmという貫通力の試算がなされており、VHも採用前?各種試験に供されている段階だった。
もう一つは少し弱い根拠だが,列強最低が確定したVCと、強弱両方の評価があるVHには大きな防御性能の違いがあるのではないかという憶測。
379名無し三等兵:04/08/29 16:57 ID:???
>>378
>大和の防御計画は、対VCの値に基づいている可能性が高い。

と、言うか対VHの値での大和防御計画だって>>373
380名無し三等兵:04/08/29 17:07 ID:???
VH560mmは大和バーベットだな。他に使ってる所が無い。
381名無し三等兵:04/08/29 17:08 ID:???
>>378
まあだいたいそんな感じだろう。560mmVHはバーベットの他にもCTとか試験用とかに造られている。
>>377
戦闘距離で大まかに推定は出来るね。
例えば長門は2万で18.3inの貫通力だけど9+11in/-40°+3inHT/-40°=12in+5in/-40°+3inHT/-40°は計18.3in以上の防御力の筈。
もっとも18.3inの貫通力は少しFM曲線を小さめに解釈した数字かもしれないが。>>354
大差はないだろう。10〜20mm位の誤差の範囲に収まる。

問題は落角が変わると逆傾斜の対弾能力は大きく違ってくる。
>>352の第1総軍法は手間隙がかかる上に陸奥の40cm砲のFM曲線に依存していて、他の砲で撃った場合には違ってくるということ。
しかも曲線読み取り時の誤差も生じるしVC以外の装甲板でも違ってくるだろう。
ただ考え方のヒントには良い教材だから、ここから欠点を排除する形で検討を進められるかもしれない。
382名無し三等兵:04/08/29 17:12 ID:???
そういえば大和は主砲前楯が560mmという説もあるみたいだね。
383名無し三等兵:04/08/29 17:16 ID:???
VH560mmと言ってもアールを考慮しないと駄目だろ。>>211

>>382
大和型の前盾はワシントンに展示されてるが、厚みは約26インチだとか。
384名無し三等兵:04/08/29 17:37 ID:???
>>381
多分CTは500ミリ。だけどバーベット以外に試験用560mmが製造されていたのは本当らしい。
他にも7.25inとか13inとか15inとか大和に使っていないVHも試験用に造っているが。
バーベットに対する想定試験は別に落角16.5°+アール効果で20°前後の撃角になると考えられる。
要目表の数字はあくまで砲弾の規格であって、貫通力の試験でも装甲板の強度試験でもない。
だがこんなところから推定するしかないんだよな。

>>382-383
最近560mm説が復活しているようだね。ワシントンのは超大和型の試作とする説。
確かに560mmとする資料は昔からちらほらあった。
個人的には560mmは大和初期案の1つか、金剛代艦絡みの混同じゃないかと思っているけど。

385名無し三等兵:04/08/29 18:05 ID:0IMK0sM/
>最近560mm説が復活しているようだね

復活というか元々都合の悪い資料>>373とかを、見ないようにしてるんじゃない?
VC基準と言うことにしたくて。

>ワシントンのは超大和型の試作とする説。

51cm砲搭載のヤツね。図面だと砲塔前盾が800mmも有った。
386名無し三等兵:04/08/29 21:09 ID:???
>>385
違う違う。日本の戦艦パーフェクトガイドとか一部で560mm説が再評価されている。海軍製鋼技術物語にもあったか?資料実家だから不確かだが。
もともと昔からあった説で目新しいものじゃないんだ。
それが最近持ち出されているのが不思議だねという話。個人的認識は384に書いた。
あとVC基準で計画し、防御力が向上したVHで建造としておけば大和派にとって防御力を大きく評価できるのだが、貴殿の危惧は穿ちすぎだろう。
まあ実際大和はVHや18in砲が出来ていないうちに(正確にはVHは試験中)基本仕様が決定しているから、VC基準で計画、VHで建造して防御力過大という話は有り得るよ。
信濃にしても計画年度からすると根本的変更を加える余裕はなかったように思える。
あとsageにしてくれ。
387名無し三等兵:04/08/29 22:02 ID:???
大和は現にVH想定で設計されてると資料が出てるけど・・・どうなんだろうね。>>10 >>341
388名無し三等兵:04/08/29 22:38 ID:???
基本に戻れば簡単な話だね。前スレからこのスレをよく読んでいけばさ。
>>26によりVH対18in、撃角30度の場合、VH410mmを18in砲弾で貫通する範囲は、撃速472m/sec〜撃速524m/secの間。FM1.371〜FMs1.554
36.5°FM1.65なのは確定しているから、30°FMs1.554はあまり余裕の有る数字じゃない。(16inのFM曲線より推定)

このFM1.65だけみても410mmVHを36.5°で貫通する為に557m/secが必要となる。
410mm20°=584mm0°は確定として
36.5°=落角16.5°+傾斜20°と見立てた場合
2万の落角16.5°撃速522m/secの18in砲はVH垂直584mm相当の貫通は不能。撃速35m/secの不足。
計算上だけでいえば374mm20°傾斜と均衝することになる。
1)16in砲のFM曲線に当てはめると垂直514mmに相当する。
2)別の見方をして410/20°=584mm/0°から単純に比にすると垂直533mm。
3)また別の見方をして560mmのFMを1.323とする>>372説をとれば垂直513mmになる。
色々な数字が出てくるが560とか580mmには届かない。
>>387のいうように別な根拠もあるんだが、現時点で判明している数字を丹念に積み上げていくとこう判断せざるを得ない。


389名無し三等兵:04/08/30 21:54 ID:???
なんだ、すでに解かっている話じゃないか・・・つまらそ
 おおっまたもや進んでいますね。
 今回私が22in強級の貫通力とした理由は単純に砲術史の貫通曲線を見て書いただけで、K(FM)1.21からの計算をした訳ではありません。
 いずれにしても20mm以内の誤差にしかなりませんから単なる推定値に拘る必要も感じませんけど。
 問題の一つ、560mmVHに対する均衝撃速555.8mpsについては、「海軍砲術史」では九一式徹甲弾要目表、「艦砲射撃の歴史」では九一式徹甲弾の計画初速、貫通力一覧表、
その他に「日本海軍史第10巻」(9巻だったかも。これだけ手元にないので)で見ることが出来ますね。素人考えですが徹甲弾側の性能のみを示すものだと思えますが。
 
 色々な方の色々なものの見方を知るよい機会として勉強させてもらっています。SLGを対局していても、相手の作戦を見て「やるなあ」と関心したり「それはどうか?」と心配したり、自分の作戦勝敗そっちのけで楽しんでいる男故。

 その内バックプレートの評価式も話し合う機会があればと期待しております。ではまたいずれ。
 
捕捉します。推定値に拘る必要を感じないというのは、22.3であれ23であれマイナス傾斜の評価をした今回本質的には変わらないと思っているからです。
それに「海軍砲術史」の本文によると41cm砲弾のFMを使用した推定値とのことですから、多分実射したら10mmや20mmの誤差は出てくるだろうと思っているからでもあります。

もう一つ関連した話題として、VHに対して行われた46cmなり48cm砲の実射データがどの程度反映されているかという件も議論されていますね。
46cm砲の基本仕様の決定は昭和9年、試作砲は10年3月に領収されているそうです。
また、48cm砲の九一式徹甲弾の甲鈑射撃試験は昭和11〜12年に実施。(何で46cm砲でないのだろう?)
大和型案であるA140系列は多くが昭和10年から防御要領や排水量も含めて計画されています。装甲重量等も既に概算されていたでしょう。
最終案のA140f6案は12年3月。大和起工が12年11月。
48cm砲の試射データが充分に反映されているとは考え難い気はしますね。
残る問題は15年5月起工の信濃。ご存知の通り装甲厚を10mm減厚しているのですが、この10mmはどこまで試験結果を厳密に反映させているのか。
時間的には少なくとも48cm砲のデータは反映出来そうです。反面大幅な改設計をする余裕がなく小改に留めたという主張も過去に見たことがあるような気がします
この辺は私の手に余りますね。元々特に主張もないし。
392名無し三等兵:04/08/31 00:52 ID:???


    わかってる事を写すだけでうぜ〜


大和と武蔵が同クラスの戦艦と対峙しなかったのは残念であった!!
394名無し三等兵:04/08/31 01:13 ID:???
朝だ夜明けだ潮の息吹 うんと吸い込むあかがね色の
胸に若さの漲る誇り 海の男の艦隊勤務
月月火水木金金

395名無し三等兵:04/08/31 01:16 ID:???
赤い太陽に流れる汗を 拭いてにっこり大砲手入れ
太平洋の波波波に 海の男だ艦隊勤務
月月火水木金金
396名無し三等兵:04/08/31 01:22 ID:???
度胸ひとつに火のような練磨 旗はなるなるラッパは響く
いくぞ日の丸日本の船だ 海の男だ艦隊勤務
月月火水木金金

397名無し三等兵:04/08/31 01:24 ID:???
どんとぶつかる怒涛の唄に ゆれる釣床今宵の夢は
明日の戦のこの腕試し 海の男だ艦隊勤務
月月火水木金金
398名無し三等兵:04/08/31 02:01 ID:???


       アタァ! Λ__Λ     カッ    !!!
       ――(   メ´) \从   Λ_Λ
      ――⊂  ミ三⊃  ・、'ニ (#゚д゚)
       ――/ ○、\ /W  ⊂⊂ )
      ――(_) (__)    ⊂⊂__/〜>>369
399名無し三等兵:04/08/31 02:03 ID:???
消防[ :04/08/24 23:04 ID:???
ノースカロライナの水平装甲って91ミリでいいの〜?
まだ〜?
400名無し三等兵:04/08/31 02:05 ID:???
ついでに400GET
401名無し三等兵:04/08/31 15:35 ID:???
多重化とかバックプレートとかの検討は逆傾斜の評価が進んでからのほうがいいだろう。風呂敷広げすぎても進まんからね。
402名無し三等兵:04/08/31 20:56 ID:???
見よ東海の空あけて 旭日高く輝けば
403名無し三等兵:04/08/31 23:49 ID:???
>>382
560mm説の出所は鋼鈑を製造した製鋼部なんだよね?
確かに、2万mに相当する撃速の時、同距離での落角を考えると560mmでもいいと思うが。
ただ、撃角零なら>>341の通り650mmで良いんだけど。
404名無し三等兵:04/09/01 00:31 ID:???
天地の正気溌剌と 希望は踊る大八洲
405名無し三等兵:04/09/01 00:33 ID:???
おお晴朗の朝雲に そびゆる富士の姿こそ
406名無し三等兵:04/09/01 01:04 ID:???
金甌無欠揺るぎなき わが日本の誇りなれ
407名無し三等兵:04/09/01 01:06 ID:???
起て一系の大君を 光と永久に戴きて
408名無し三等兵:04/09/01 01:20 ID:???
臣民われら皆共に 御稜威に副わん大使命
409名無し三等兵:04/09/01 01:22 ID:???
往け八紘を宇となし 四海の人を導きて
410名無し三等兵:04/09/01 17:26 ID:???
正しき平和うち建てん 理想は花と咲き薫る
411名無し三等兵:04/09/01 17:28 ID:???
いま幾度かわが上に 試練の嵐哮るとも
断固と守れその正義 進まん道は一つのみ
ああ悠遠の神代より 轟く歩調うけつぎて
大行進の行く彼方 皇国つねに栄えあれ
412名無し三等兵:04/09/01 20:32 ID:???
まっぴらごめんですな
413名無し三等兵:04/09/02 21:25 ID:???
貴様と俺とは同期の桜 同じ航空隊の庭に咲く
咲いた花なら散るのは覚悟 見事散りましょ国のため
414名無し三等兵:04/09/02 21:26 ID:???
貴様と俺とは同期の桜 同じ航空隊の庭に咲く
血肉分けたる仲ではないが なぜか気が合うて別れられぬ
415名無し三等兵:04/09/02 22:25 ID:???
やなこった
416名無し三等兵:04/09/03 02:38 ID:???
貴様と俺とは同期の桜 同じ航空隊の庭に咲く
仰いだ夕焼け南の空に 未だ還らぬ一番機

417名無し三等兵:04/09/03 19:21 ID:???
貴様と俺とは同期の桜 同じ航空隊の庭に咲く
あれほど誓ったその日も待たず なぜに死んだか散ったのか
418名無し三等兵:04/09/03 19:22 ID:???
貴様と俺とは同期の桜 離れ離れに散ろうとも
花の都の靖国神社 春の梢に咲いて会おう
419名無し三等兵:04/09/04 00:35 ID:???
いいよえんりょしとく
420名無し三等兵:04/09/04 00:49 ID:6mxpwsN0
ニュージャージー萌え〜ハァハァ・・。
421名無し三等兵:04/09/04 01:06 ID:???
保守
422名無し三等兵:04/09/04 12:45 ID:???
>>総群殿
長門、大和の砲塔前楯に関する「マイナス傾斜が落角より大きい場合」の考え方はそれでいいとおもう。
だが「落角より小さい場合」に関してはちょっと違うと思うぞ。
−20°傾斜 落角30° 撃角10°だから傾斜に対するマイナス傾斜効果は結局−20。
この場合はマイナス傾斜角度をそのまま使うべきだ。合計撃角では間違い。
ややこしい話で検証に時間がかかってしまった。
423名無し三等兵:04/09/04 16:05 ID:???
せっかく近似式が出来たとしてもデータがなければ宝の持ち腐れでは?
424名無し三等兵:04/09/04 17:34 ID:???
>ややこしい話で検証に時間がかかってしまった

  ぷ あほ 簡単な事を
425名無し三等兵:04/09/04 21:12 ID:???
>>388
>>26により >410mmVHを36.5°で貫通する為に557m/secが必要となる。
>計算上だけでいえば374mm20°傾斜と均衝することになる。

まあ、係数次第でイロイロ変わるんだろうけど、その「計算上」も長門の係数を
流用してのモノだし、そう一概には言えないだろう。
426名無し三等兵:04/09/05 02:37 ID:???
思ひみる人の はるけさ 海の波 高くあがりて
たたなはる山も そそれり かそけくもなりにしかなや
海山のはたてに 浄く 天つ虹 橋立ちわたる
427名無し三等兵:04/09/05 02:42 ID:???
現し世の数の苦しみ たたかひにますものあらめや
あはれ其も 夢と過ぎつつ かそけくも なりにしかなや
今し 君 安らぎたまふ とこしへの ゆたのいこひに
428名無し三等兵:04/09/05 02:50 ID:???
あはれ そこよしや あはれ はれ さやけさや
神生まれたまへり この國を やす國なすと
 あはれ そこよしや 神ここに生まれたまへり
429名無し三等兵:04/09/05 03:48 ID:???
サウスダコダの水平防御 防御甲板STS19mm+B127mm 
防御甲板STS19mmじゃなくて背板じゃないの?
430名無し三等兵:04/09/05 06:51 ID:???
スレの流れもぶった切り、前スレはおろか、過去ログすらほぼ読んでないに等しいのだが、
ここで現在話し合われている内容を見るに、戦艦の「強さ」とは

砲力
防御力

が全てで、速力(機動力)は余り問題ではないのだろうか?
「最強とは」を議論するのなら機動力まで含めた総合戦闘能力を議論するべきではあるまいか。
431名無し三等兵:04/09/05 06:53 ID:???
そして砲力、防御力、射撃精度だけで話を進めるのならば

ダコダ級か大和級が最強、と言う事になりはすまいか?
>>422>>424
お恥ずかしい。御指摘ありがとうございました。
只今エクセルを確認してみた所、私もそのように式を入力しておりました。
検算は依然としてあまり進めていませんが。

>>429
サウスダコタの場合
Battleshipsでは
main 1.5in
2nd 5in+075in
splinter 0.625in
3nd 0.3in

U.S.Battleshipsでは
Armor Deck 5inSTS+1inNS
splinter 1.25inSTS

ですね。classBは使っていないように見えます。
そして私のような素人には悩みの種。甲板装甲の値には資料によっては明らかに幾つかの甲板を省略されている例があるようです。露天甲板とか。
ではまたいずれ。
>>432のU.S.Battleshipsによるサウスダコタ間違いました。
あの数字は未成のBB49の値でした。ごめんなさい。
BB57は
Bomb deck 1.5in
Armor   5.3-5.0in+0.75in
splinter 0.625in

となっていますね。艦番号を確認しないでしまいました。
3ndが省略されているようです。
warships1等を見てもSTSとNSで構成されているみたいですね。
434名無し三等兵:04/09/05 16:43 ID:???
ダコタの防御力なんてノースよりういた分を水中弾防御にまわしてだけで
ノースとたいしてかわらん
435名無し三等兵:04/09/05 16:45 ID:???
第一総軍とその仲間たち専用スレに成ってるなら、そろそろ別スレ作ろうよ。
436名無し三等兵:04/09/05 22:21 ID:???
ノースやダコタの装甲の数値なんか戦艦武蔵建造記録を見る方がはやいにょ
437名無し三等兵:04/09/05 23:40 ID:???
ここまで見ていて−傾斜というものの考え方はわかった気がするが、あの式は主砲塔前楯とかにしか使えないよね。
長門の二重装甲はあの式じゃ内部装甲分の評価にしかならないし。
空間を置いて配置された二重装甲の評価式もないと駄目じゃない?
438名無し三等兵:04/09/06 00:22 ID:???
そもそも長門の二重装甲っつても弾薬庫の辺りだけだろ
装甲の張り方を立体的に考えればなあ・・・
439名無し三等兵:04/09/06 11:09 ID:???
ここは第一総軍専用スレになってるので、別スレ

【最強って】戦艦vs戦艦【なに?】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1094436235/
440名無し三等兵:04/09/06 11:27 ID:F8KgFyY5
441名無し三等兵
ヤマトに決まってんじゃん