『千と千尋の神隠し』X

このエントリーをはてなブックマークに追加
1風の谷の名無しさん
1000を超えるとログが神隠しに遭いますぞ!
21世紀最初にして最後の宮崎アニメ、『千と千尋の神隠し』。

過去スレ
1:http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=anime&key=996306240&ls=50(ブラウザからは開けません)

スタジオジブリ:http://www.ntv.co.jp/ghibli/
オフィシャルサイト:http://www.sentochihiro.com/
2風の谷の名無しさん:2001/08/20(月) 20:47
前スレがブラウザで開けなくなったので新スレ立てました。
      
         ∧_∧ ♪
        ( ´_ゝ`) 東不可止ワショーイ♪
     / ̄ヽ/,― 、\ o   。。。     .:
.:☆   | ||三∪●)三m三三Ε∃.  +
.:*    \_.へ--イ |     ゚ ゚ ゚ ♪.
+:..♪.:。゚*.:..  / / | |      .::.
 ☆。:.+::..   | .|  | |☆:.°+    ☆.. :
   。*.:☆゚x(_):。|_)*+゚。::.☆ο::.+。 *ρ♪.:.
4 :2001/08/20(月) 23:11
5 :2001/08/21(火) 00:32
「アニメ映画板」新設希望スレ
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=accuse&key=998321258

「アニメ映画板」設置の是非についてコメントお願いします。
6:2001/08/21(火) 00:51
>>1
スレタイトルに機種依存文字・・・
7 :2001/08/21(火) 00:54
>>6 あぅ、それは気づかなかった。
前スレもこんなんだったので大丈夫かな、と思ってたんですが…
すみませんでした。
8ななし:2001/08/21(火) 03:20
http://www.sanspo.com/cinema/kaiken/010716chihiro03.html
ファンタジーの力について聞かせてください

宮崎監督:自分の体験ですが、不安に満ちていた自信のない自己表現の下手な自分が、
手塚治虫さんのマンガや誰かから借りた本を読むことで自由になれた。

 今、現実を直視したら自信をなくして折れてしまう人間でも、
自分が主人公になる空間を持てる、それがファンタジーの力です。

 人間たちは何とかやっていける、上手くいくという話を持ち続けて
きたんだと思うんですね。先程の話と矛盾しますが、僕はファンタジーは
必要だと思います。マンガやアニメーション以外のもっといい形で
子供たちに伝えられたら、その方がいいですけど。

 ただ魔法の力を信じられないという人たちはいます。自分自身の中にある
自由さを失い、僕は精神の衰弱と呼びますが、彼らはやたらと説明を必要とします。
「天空の城ラピュタ」を作ったときに、飛行石の正体が解らなかったと
言った人がいましたけど「魔法です」のひと言でいい。
それを受け入れられなくなったことは精神の衰弱です。
9桃の毛:2001/08/21(火) 04:10
何か此の映画って、
色んなところ見ていくと楽しめないか?
神話とか宗教とかにある程度精通して居無いと
話にもならんが。

つまらないって人は、知識が少なすぎて、
訳解らなくなってる。
若しくは知識が多すぎて粗が見える。
のようにおもわれ。

何で始めに釜爺のところに行ったのか、
何でハクが竜なのか、
何で両親は豚に成るのか、
等等
スラッと解る人じゃないと辛いと思われ。

俺も全部が全部わかるわけじゃないけどね。
駿さんはベースにある知識を
当然のものとして観衆に押し付けてるような気がしなくも無い。
10なまえ:2001/08/21(火) 04:16
>>9
解る解らないじゃなく、
感じる感じないじゃないかな。
11名無し人:2001/08/21(火) 04:16
>>9
激しく同意。
まあ無理に語らせるよりはいいんじゃない?
12名無し:2001/08/21(火) 04:40
最近は何から何まで詳細な解説が無いと
何も理解できない様な連中が多い。
自分で観察し、自分で解釈する事ができなくなってる。
この位、考えられる余地が残ってた方が
俺は楽しめるな。
13名無し人 :2001/08/21(火) 05:37
>>9
>駿さんはベースにある知識を
当然のものとして観衆に押し付けてるような気がしなくも無い。

そうだね。
それで作品がわからないという人が多いのなら本末転倒なのかな。
大衆娯楽作品としては誉められないかもね。
宮崎さんはやっぱもう映画は引退して好きにOVAを創らせるのがいいかもね。

>>12
そういうことは結局のところ元ネタを知ってる人にしかいえないワケよ。
知らないことは恥じゃないし知らないなりに考えて書いてるヤツもいる。
だったらここは親切にヒントでも教えてあげればいい。
何を読めばいいのか、何を観ればいいのか、何処を探せばいいのか。
知ってる優越感だけを誇りたいならアナタのレスはまるで意味がない。
過去に何度も書かれたレスのくり返しにすぎないよ。

もうスレも5まできてるんだぜ?
1412:2001/08/21(火) 05:58
それもそうか…マジでスマソ、レベル低かったね。
でも、俺も元ネタ知っててああいう事書いたわけじゃないよ。
ただ、「意味わかんねー」で終わらせて欲しくないな、と。
個人的な解釈でいいからちゃんと考えてみようよって言いたかった。
で、どうしても解らなかったら…
何度でも観ようぜ、と(w
15名無しさん:2001/08/21(火) 06:12
>>9
そう言うのが判るサイトってどっかにないっすかね。
16名無し:2001/08/21(火) 07:38
映画の中で起こっている事件に関する描写が整然とした展開をもって与えられ
ないから「説明不足」とか「御都合主義」とかいう声が出てくるんでしょう。
ネガティブにとれば話が見えないからダメだとかいうことになるんだろうけど
物語で何が起こっているかを描写することよりも
千尋(10歳の女の子)に見えたことだけを描くことを重視したんでしょ。
千尋にとってどうでもいいことはどうでもいい。自分としても魔女がどういう
存在であるかとかどうでもいいし。どうでもよくない人にはダメなんでしょう。
物語をくっきりと描くことよりも「観てる人(10歳の少女)自身の話」として
描くことを重視したんだともいえる。だから訴求力のある映画になったんでないの。
17前スレ875:2001/08/21(火) 08:53
>前スレ888 私は別に、ストーリーなんてまったく要らないと言ってるわけでも、
「パールハーバー」と「千と千尋」の感動の質を比べてるわけでもありません。
単に映画にとって、ストーリーのクオリティというのは最重要なものではない
のではないか、と言っただけです。また、「千と千尋」が絵と音だけで面白い
とも言ったつもりはありません。ストーリーは民話的な面白さを十分に持って
いる、と思います。

まあ、スレ引っ越してまで続ける話でもないかも知れませんが。

完璧な箱庭ってちょっと息苦しいんですよね。ラピュタは好きだし、凄い、美しい
とも思うんだけど、私にとっては愛せる映画じゃない。その点「千と千尋」は
適度にユルくていいんですよ。
18長いぞ桃の毛:2001/08/21(火) 09:14
>>15
早道を探さず御本を読まれたら如何です?神話関係、宗教関係、歴史関係の御本を。
で、 >>9で書いたことに対しての自分なりの解釈
其処迄無茶苦茶神話とかに強い訳ではないから 間違ってる解釈かもしれないけど。

釜爺ネタ>
千尋は門をくぐってから所謂油屋の内部に入ったのはボイラー室が最初である。
此処で言うボイラー室はカマドのことである。
カマドは昔の家で言えば玄関と一体化した部分である。大概玄関にはカマドが設置されていた。
では何故ストーリ展開上カマドから入らねばならなかったのか。
色々な要素を含めるとあんまりにも長すぎるので、簡単に書く。
油屋の内部に入りこみ、中の人間として両親の呪い(のようなもの)
を解く為にはどうしてもカマドのある方の玄関を通してもらわなければならなかった。
表玄関は内部の人間が通るところではなく、
裏のカマドのある方が内部の人間の玄関、出入り口であったからである。
その為カマドの守である蜘蛛(釜爺)に
何とかして入ることを許可してもらわなければならなかった。
カマドの守は蜘蛛であると言う神話の多い事からもこれは肯けるのでは?

ハクは何故竜?>
数ある神話により 川は竜に象徴される。
と言うことで、割と始めの方で ハクが川の神であったことは解る。
で、自分の名前が解らなく成っている
と言うところから今は何らかの原因で神ではなくなって居る状態が想像できた筈。

豚に関して>
これはあくまで私の想像を出ないところ。
紅の豚を見ると、 ロッソは自戒を込めて自分を豚にしたはず。
つまり、己の嫌な所を常に意識しようとしたのではないか?
宮崎アニメに共通した概念があるとするなら
豚=私利私欲に走りがちな人間の駄目なところの集合
として見る事が出来る。
神様のお供えものを無断で食うというのが 此の場合当てはまるのかな?

じっくり考える訳ではなく、
こんな事を思いつきながら見ると楽しいって 思うんですけど。
そこで思いつけるようにまた御本を読む訳で。
まだ一回しか見てないからだろうけど、 消化不良起こしてます。
色んな解釈が出来る面白い映画だと思うですよ。
19短いぞ桃の毛:2001/08/21(火) 09:15
で、私は此の映画と教会を重ねて見てしまったです。
20前スレの927さんへ:2001/08/21(火) 10:09
昨日メンテでsalad鯖が全滅して見れなくなったのでレスできませんでした。

もちろんあの世界では「言葉」が非常に重要な意味を持っているのは理解してます。
ファンタジーや昔話でも定番のお約束ですから。
927さんが解説されたことも全部映画を見ながらわかっていましたが
その上で都合がいい展開だなぁと思ってしまったわけです。

現実かと思えるような幻を魔法で見させられて
「もう帰りたい!」って叫ばせるように仕向けるが失敗する、というのが
主人公の最初の試練だったりするんですが
ちょっと言葉で脅す程度が「それ」なのかぁってカンジだったんです。
21みみ:2001/08/21(火) 10:25
>>9
>つまらないって人は、知識が少なすぎて、
>訳解らなくなってる。

そうでもないと思う。
うちの娘(千尋と同い年)はさかんに「おもしろかった」を連発してた。
湯屋の賑わいや、神様や登場人物がすごく良かったらしい。
あと竜になったハクをめちゃめちゃ気に入ってた。

ジブリアニメは大体全部観てるんで聞いて見たら「トトロ」とは同格
「ぽんぽこ」「耳をすませば」とは悩むけどやっぱり「千と千尋」
おまけに聞いてみた「カリオストロ」も同格ぐらいだって(笑)

ちなみにうちの子当然
カマドウマとか河の神=竜神とか豚が欲望の象徴だとか、
言葉のもつ呪力とか、名前を支配されるという定番のお約束とかなーんにも知りません。

そういうバックボーンは「知っていればより楽しめる」というだけであって
映画の中で解説する必要もないし、極論知らなくてもいいと思う。

ただ私のようなオトナで色んな作品を読んだり観たりしてると
魅せる手法に対する期待のレベルが高すぎるんだと思う。
22みみ:2001/08/21(火) 10:30
>>16
>物語で何が起こっているかを描写することよりも
>千尋(10歳の女の子)に見えたことだけを描くことを重視したんでしょ。

激しく同意です。
23 :2001/08/21(火) 15:00
おまえ等、何回見たのよ?
おれは初日に1回見ただけだから、まだまだ新鮮な気持ちで見る権利があるわけだ。
うははは。
24    :2001/08/21(火) 15:05
最終日に1回かな?(藁
25 :2001/08/21(火) 15:30
>>23 12回。
カオナシ萌え。
26んと:2001/08/21(火) 15:53
白状します。
ハク萌えです!
27_:2001/08/21(火) 16:25
いまだにハクが前半部「私が時間を稼ぐ!」といって、何やら息吹をだしたけど、あれが何を意味していたのかわからない
28 :2001/08/21(火) 16:54
>>27
「早く橋の向こうへ!」
とも言ってましたよね。(脚本買ってないのでうろ覚えですが)
千尋を伴って湯屋に入るときにも
「息をしたら魔法がとける」
と言っていたし、あの湯屋の前にある川には意味があるようですね。

あの後湯バードが千尋を探して空を徘徊していたし、
湯婆婆のセンサーみたいなものをかく乱させる何かだったのかも。
29名無しさん:2001/08/21(火) 17:04
>>27
人間が見えなくなる魔法かと。
30 :2001/08/21(火) 17:10
>>29
あ、それだ。
ハクが千尋に「橋の上で息をしたら魔法がとけてしまう」と言ったときに
いつ魔法を掛けたんだろう?ってちらっと思ったけど
「まぁ湯屋に来るまでの間のどこかで掛けたのかもな」って深く気にしてなかった。
あの時の息吹がその魔法だったんだ。
納得。
31  :2001/08/21(火) 17:49
過去スレ読んでて「エンガチョ」について書いてあったんだけど
あれを単なるギャグと思って違和感持ってる人がいるのを見たら
「千と千尋」を楽しむためにはある程度の知識も必要なのかなぁとふと思った。

そんな自分は諸星大二郎のファン・・・
32 :2001/08/21(火) 18:22
「エンガチョ」と「穢れ」についてわかりやすいHPがあるんで
あげときます。
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~siren/sub/es09.htm
33 :2001/08/21(火) 18:39
豚は単に宮崎駿が好きなだけなんじゃないかなぁ・・・
エヴァの時と同じで監督が特に考えていなかった所まで深く考えすぎてしまっている気がする。
(それが宮崎駿の体に染みついている常識、感覚なのかも知れないけれど)
あの人はなによりエンターテイメント性ってものを重視する人だから楽しめる事を念頭に置くと思う。
ところで名ってのも昔からこだわってるみたいだねえ、オーマは名前を貰っていきなり賢くなったし。

しっかし、千尋系フォーラム見に行ったけど批判があると凄い勢い叩かれるのな。
まあ確かにその書き込みも2ちゃん調の書き込みで普通の掲示板にいきなり書くような態度で無かったのは事実だけど。
34名前いれてちょ。。。:2001/08/21(火) 18:41
まだ観てないんだけどやっぱ混んでますか?台風の時にいくと
いいかな?
35  :2001/08/21(火) 18:46
>>34
日曜日は結構混んでましたが平日はどうかなぁ?
36 :2001/08/21(火) 19:05
>>34
近くのワーナーマイカルは混んでたけどちっちゃい映画館だったらガラガラだった。
映画館によるでしょう。大きいとこで見たいけどね。
37 :2001/08/21(火) 19:11
いろいろな神話や逸話がいい感じで融けあっているという印象。
忘却の河、ペルセポネ、オルフェウス・・・湯バードはハーピー?
38 :2001/08/21(火) 19:20
もののけ姫は抜くけど炊いたニックは抜けないな。
39 :2001/08/21(火) 19:21
age
40 :2001/08/21(火) 19:40
>>37
あまり西洋的なものは混ざってないような気がしたけどどうかな?
41名無しさん:2001/08/21(火) 19:43
>>40
オルフェウス・ペルセポネなんかは冥界下りのことじゃないかな。
でも忘却の川は一見符号してるけど、ちょっと違うような気もしますが。
42 :2001/08/21(火) 19:50
>>41
冥界下りってどのシーンのこと?
レテ川はちょっと確かに違うよね。
43名無し:2001/08/21(火) 19:54
振り返っちゃダメってトコのことか?
44  :2001/08/21(火) 20:06
>>43
ああ、振り返っちゃダメのところですか〜。
あの部分はオルフェウスよりも
イザナミノミコトとイザナミノミコト(古事記)じゃないかなぁ?
45  :2001/08/21(火) 20:06
あ、タイプミス。
イザナギノミコトとイザナミノミコト です。
46名無しさん:2001/08/21(火) 20:17
>>44
人によっては冥界下り一般を「オルフェウス・イザナギイザナミ型神話」
と言いますな。
47名無しさん:2001/08/21(火) 20:21
コピペ

「冥界下り」
神話のモチーフとしての成立はいちばん古いのではないだろうか
(加上と言って、神話内の年代が古いほど成立は新しいと言う傾向
がある)。ギルガメッシュやオルフェウスからイザナギイザナミに至る
大抵の神話群に登場するモチーフである。「季節(と言うか春と冬)」
「繁殖」との関連が深い。

冥界下り、補足。「冥界下り」は「確認」の心理劇である。冥界下りの
結果に獲得や喪失があるように見えるが、実際は各々を「確認した」
と言う意味である。
48 :2001/08/21(火) 20:25
>>46
言います、言います。
つまり言いたかったのは西洋的なものを取り入れようとしているのではなく
あくまでも日本の神話や民族風習からモチーフを持ってきてるんじゃないかなぁと・・
49荒木信者:2001/08/21(火) 20:46
>>43
振り返っちゃダメの所はジョジョに違いない!!
50ハッテン:2001/08/21(火) 21:11
聖闘士聖矢黄金伝説 2面 振り返ると死にます
51  :2001/08/21(火) 21:36
をを! 他に振り返っちゃいけないものはありますか?
52桃の毛:2001/08/21(火) 21:40
桃の毛アサハカな解釈
>>29
私は息ができる=生有るもの
つまり神々にあらざるもの
と解釈してましたね。
何の神話か忘れたけど口から
生気が漏れると云う考え方があったような。(かなりウル憶え)
彼の人々は忘れ去れた、また、意識していない
神々は見えないようでしたから。
顔無しは(本人も)忘れ去られた神々の象徴。
橋に居た時には誰も気が付かなかった。
其れと同様に。
顔無しが千尋に気が付いて貰えて
(自分を神と認識してくれる(気がついてくれたから)→
私が何ものであるかを知っている)
だから顔無しが千尋に思い入れを持っていたものだと思われ。
まぁ、実際はどうか知らんけど。
53桃の毛:2001/08/21(火) 21:49
アサハカ解釈
>>48
何の宗教でも良いのですが、
本来の宗教と違うところに
祀る者の意図(千と千尋の場合、金)
が向いてしまっている事を暗示するセリフの部分がありますね。
ハクが「貴方はまだ大切なものが摩り替ってしまった事に気が付かないのか。」
といった感じの。
この映画では神々から金を貰っていたのですが、
まぁ、これはお布施何かだとして、
神々を祀る事ではなく、金を稼ぐ為の湯屋であることを良いたいのだと解釈。
これが顕著に解るのはキリスト教(文献が多いので)
であると思い、私は教会のような気がしました。
まぁ、何の宗教でも同じ様な傾向はあるはずなのですが。
だから、御持て成しをする人間は神官をモチーフにしているのではないかと。
54 :2001/08/21(火) 22:18
>>51 聖書、創世記。
ソドムとゴモラの滅亡の個所。

ロトの妻は振り返るなといわれたのに振り返ったので塩の柱になった。

#ナディアのラストでガーゴイルが塩の柱になるのはこれからとったのかな?
55  :2001/08/21(火) 22:45
>>53
息をする=生あるもの
という解釈は的を射ているような気がします。

湯屋の前の橋は異質なるものが侵入するのを防ぐための境界線であるがゆえに
橋の上で息をしてはいけなかったのでしょうね。
と同時にカオナシが橋の上でたたずんでいたのも
そこから先に入れなかったのじゃないかと思ってました。

それを千尋に認識されることで湯屋に入れるようになるための「何か」を得、
それがゆえに千尋にあれほど執着したのではないかと。
56 :2001/08/21(火) 22:57
今日見に行ってきた。
夏休み中だったんで親子連れが多かったが
隣に座っていた小学生の男の子は身を乗り出して
見入っていた。
57 :2001/08/21(火) 23:04
>>53
キリスト教的かなぁ?
確かにマナを降らせたり、パンや魚を出現させたりはしますが・・・

>神々を祀る事ではなく、金を稼ぐ為の湯屋であることを良いたいのだと解釈。

キリスト教には「神を讃える=ご利益を得る」という発想はなく、
むしろ日本や中国道教などに見られる「神を祀る=豊穣を願う・お願い事をかなえてもらう」
という現世利益の発想が根強くあります。
八百万の神をもてなすことで何らかの利益を期待するというのは
やはり日本的だと思うのですが・・・
58風の谷の名無しさん:2001/08/21(火) 23:17
>>57
現世利益というと新興宗教の神さんぽくて生臭くて嫌だな。
確かに狩りの成功を祈るとか豊かな収穫を祈るというのは現世利益に違いないけど、
むしろ守り神とか、人界とは違う世界で働くための許可を得る、という意味が大きいと思う。
マタギは熊狩りの前に山の神に祈りをささげ、狩りの許可を得る。
火の神を祀るのはカマドの火の神様だから。
道祖神は村に悪しきモノが入ってこないように守る神様。
逆に疫神とか禍津神なんてのもいるけど。
59  :2001/08/21(火) 23:33
>>58
>現世利益というと新興宗教の神さんぽくて生臭くて嫌だな。

あは、確かに。
「現世利益」という言葉は平河出版かどこかの「道教」の本にそう書いてあって
私も最初は「生臭いなぁ」と感じたんだけど意外と的確な表現なんですよね。
日本でも初詣の時にはお賽銭投げてお願い事するでしょ。
苦しい時の神頼みって言葉もあるけど
神様って東洋思想ではお願い事をかなえてくれる存在なんですよね。
(もう一つの存在としてはあらぶる神があるけどそれは置いときます)
60にょ:2001/08/22(水) 10:00
カタイ話が続いたんでやわらかい話でもしますか?

トンネルを抜けて現世(?)に帰ってきたとき
千尋は当然あちらの世界のことを覚えてると思い込んでたんだけど
あれって忘れちゃってるんでしょうか?
なんか思い込みで見てたんでそのへんチェック忘れてました。
61ななしさん:2001/08/22(水) 10:15
>>60 ロマンアルバムだかに載ってた監督のインタビューを見る限り、覚えていない、と言うことになってるようです。
62名無し:2001/08/22(水) 10:21
http://www.remus.dti.ne.jp/~k950172/OMOU.htm
なんかずれてる批評
63にょ:2001/08/22(水) 10:23
>>61
ぐわー、そうなんだ(涙)
ハクのこともリンのことも湯婆婆&銭婆のこともぜんぶ?(滂沱)

ええ、それじゃあのトンネルでお母さんにしがみついた時点でもう忘れ始めてたんですね・・・
だって「しがみつく→トンネルこわい→忘れてる」ってことでしょ・・・
もし覚えてたらトンネルを出る(通る)のが恐いはずないから。

はううう。ショック。
64        :2001/08/22(水) 10:28
家がトンネルの近所だから、忘れていたらまた間違って迷い込んで
しまうことでしょう、きっと。
65にょ:2001/08/22(水) 10:34
戻ってくれるといいなぁ。
でもパヤちゃん的にはそんなあまっちろい夢は却下、却下なんでしょうか。

ところで千尋の家族があちらの世界に迷い込んだのは偶然?
66ななしさん:2001/08/22(水) 10:55
ただ、そのインタビューでも、監督は「銭婆の『一度あったことは忘れない』と言う言葉どおり、
記憶の奥底には残っていて〜〜〜〜」とも言っていたので、完全に忘れてしまう、と言うわけでもないようです。

>>64 トンネルの入り口は初めとラストで変わってるので、再びあのトンネルをくぐっても、
またあの世界に行けるという保証はないと思いますよん。
67▼湯婆婆@16△:2001/08/22(水) 13:50
台風の中、スカラ座行ってきました。

高周波のノイズは気になりましたが、
DLPキレイですね。

3回目なんですが、
映画板の方で書くとクソミソに叩かれるんですよね。
2ch初心者なので無茶苦茶キツイです(涙
68ななし:2001/08/22(水) 14:01
忘れているのか〜ちょっと・・・いや随分とショック
66さんのいうように『一度あったことは忘れない』だといいなぁ〜

はっ!もしかしてトンネルを振り返る千尋の髪ゴム(銭婆に作ってもらった)が
キラキラ光ってたのは、もしかして

千尋、家に帰ったら身に覚えのない髪ゴムが
       ↓
 なにげに見つめている
       ↓
    ハクを思い出す
だといいな〜。しかし髪ゴムがキラキラ光っているのが分かったの最初は
分からなかったよ〜〜〜。2回目見たとき分かったのだが。遅いか?
69 :2001/08/22(水) 14:08
>>67
いいですねぇ。
私は田舎に住んでるのでもう一回見ようと思うとちょっと努力が必要で。
しかも子持ちの主婦なんで(^^;)

何回も見れる人がうらやましい。
私ももう一回スクリーンで見たいです。
70 :2001/08/22(水) 14:12
2ちゃんの千尋スレを見るたびに確認したい事項が出てきて、
そのたびに見に行ってたらいつのまにか12回も見てました…
でも、これだけ見たのにまだ飽きない……奥が深いなぁ。
71     :2001/08/22(水) 14:32
お、cocoaスレがメンテで落ちてる!
映画板の人がこっちにくるかなぁ?(こねぇこねぇ←ツッコミ)
72▼湯婆婆@16△:2001/08/22(水) 14:35
>>69さん
私はあまり時間に縛られていないので、
結構自由に映画見に行けますね。
(逝き遅れですけど(w

>>70
12回ってのは凄いですね。
此方のスレでは何回行ってる人が最高記録ですか?

過去ログ読まなくては・・・。
73名無しさん:2001/08/22(水) 14:44
あんまりアニメばかり見てると宮崎に怒られるよ
74 :2001/08/22(水) 14:43
>>71 来たよ。
って言っても、このスレと映画板と両方を見て回ってるけど。

>>72 映画板だったかでは20回とか言う人がいたよ。
映像関係の仕事の人で、仕事の関係で見に行くんだ、とか言ってた。
75 :2001/08/22(水) 14:45
>>73 この板で言われてもなぁ(笑)
76 :2001/08/22(水) 14:51
>>68
千尋、家に帰ったら身に覚えのない髪ゴムが
       ↓
 なにげに見つめている
       ↓
何か大事なものだったような気がする
       ↓
    でも思い出せない
  髪どめだけ大事にしまっておく

というNHK少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」(時を駈ける少女)のようなカンジじゃないかと・・・
77 :2001/08/22(水) 14:52
>>73
パヤたんにそう言われてもなぁ(笑)
78くい:2001/08/22(水) 14:59
ロマンアルバム読み返してみたけど、
「千尋はあの世界のことは覚えていないんですか?」の質問を
一生懸命話をはぐらかすミヤに笑ってしまった。
79   :2001/08/22(水) 15:04
>>78
製作者としては受け取り手の想像に任せておきたいこともあるだろうけど
もしそうなら「想像におまかせします」(藁)とでも言っておけばいいのにね。
といいつつロマンアルバムは読んでないので買ってこようかな・・
8068:2001/08/22(水) 15:08
>79
そういう事なんだろうね〜。では私は私で幸せな想像を致したいと思います

>76のような展開もノスタルジーで良いなって思う。
81 :2001/08/22(水) 17:19
映画板では何かってーと「アニヲタアニヲタ」いうバカがいるけど、
たまにアニメ映画見るだけのやつをアニヲタ扱いするなよな〜〜。
アニヲタになるのはそう生易しいもんじゃないんだから(w
82るぱーん:2001/08/22(水) 17:36
ハクと千尋が湯婆婆の部屋から落ちて逝くところ、
カリオストロを思い出してしまタ
83職場放棄:2001/08/22(水) 17:43
漏れも
84映画板千尋スレからコピぺです:2001/08/22(水) 17:48
848 名前:そんなあなたに・・・ 投稿日:2001/08/22(水) 17:07
>>845
友達いない人オフ in さいたま

 条件 友達がいない人
    ただし話題が弾まないと気まずいOFFになる可能性が
    高いので、今回はパソコンに興味のある方限定にさせ
    ていただきます。
 日時 2001年9月9日(日) 午後1時
 場所 大宮西口 ソフマップ前(アルシェビル)の噴水広場
 合言葉 オフですか?
 内容 少人数の場合は適当に飯屋にいって適当にマターリ

 連絡先 [email protected]

▼一応告知までに・・・ 
85 :2001/08/22(水) 17:49
宮崎駿って現代社会や現代っ子に偏見持ちすぎじゃないの?
86 :2001/08/22(水) 17:59
あの都市で偏見持ってなかったら不気味だぞ。
俺はむしろフルパワーで偏見撒き散らしてほしい。
この先も現代っ子に擦り寄るようなマネだけはやってほしくない。
87ダイダラボッチ:2001/08/22(水) 18:07
千と千尋の世界観
民俗学・神話学板にもできました。
よろしく・・・
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=min&key=998416299&ls=50
88名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/08/22(水) 18:17
宮崎さん、この映画で引退しちゃうんですか?嘘だといってくれー!
89 :2001/08/22(水) 18:20
それにしてもえらく高尚な会話が為されてるスレだなw
90パヤ好きなのよ:2001/08/22(水) 18:28
>あの都市で偏見持ってなかったら不気味だぞ。

わきまえてるっていうと失礼だけど、カワイイおじいちゃんやおじさんって
結構いるんじゃねぇの?
パヤオ(ジブリ)の丁寧な作りなのにジャパニメーションといわれる作品独特の堅苦さ
がない感じは好きなんだけどなー。
自然・現代・子供など、それ以外のテーマを描きたい、それは汚物合戦・・・(苦ワラ
かなり感性が違うんでしょうな。結局は真面目なおっさんなんだよね・・・
91 :2001/08/22(水) 18:40
見られた現代観としては、
・挨拶もろくにできない子供
・子供ほったらかしで食いまくるバカ親
・川を汚しまくる現代人
・ババアの息子に見られる引き篭もり
・顔無しに見られるコミュニケーション能力欠如
・電車中に見られる虚無

あながち偏見でもないかな
92 :2001/08/22(水) 18:46
>>91
・過保護に育てすぎ守りすぎて、子の自立を阻害する親

も加えてくださいまし。
93fdht:2001/08/22(水) 18:47
コレ観たガキ、もといお子様が、「自分はあんなんじゃない」「ああはなるまい」
と思わせるのが目的ならもっと偏見打ち出してもヨカタのに。
94オシラ:2001/08/22(水) 18:55
そんなことが目的では決してなかったと思うなー。
単純にミヤさんがちかごろの子供は挨拶ができん、と思ってただけなんじゃないかな?
95hjr:2001/08/22(水) 18:56
いやさ、だからそこで映画で説教したかったんだろうと、
96オシラ:2001/08/22(水) 19:00
まぁちょっと説教したかったってのはあるかもしれないね。
97 :2001/08/22(水) 19:15
とりあえず、
・子供ほったらかしで食いまくるバカ親=
・子供を車に置きっぱなしでパチンコするバカ親か?
98   :2001/08/22(水) 19:20
>>97
あとは子供ほったらかしで恋人気分のバカ親でしょうか?

足場が悪くて滑りやすい岩場で
母親「きゃ!」とか言ってすべらせて父親に抱きとめてもらってらぶらぶ。
娘もすべるかもしれないとは考えておりません(笑)

でもこういう親はたくさんおります。
99 :2001/08/22(水) 19:30
子供乗せてるのに、山道で飛ばしまくるスピード狂親父とか?
あれは序盤の引き込みの意味もあるんだろうけど。
100見てないんだけど:2001/08/22(水) 19:33
だいたいのストーリー教えて
101 :2001/08/22(水) 19:36
>>100
いつか観るつもりなら予備知識なしで観たほうが面白いよ。
102見てないんだけど:2001/08/22(水) 19:38
ビデオで出てから見るんで、それまで待ち遠しいなあ
103ゆいkl:2001/08/22(水) 19:39
もののけみたいだと思ってるんんら早く観た方がいいぞ。
104 :2001/08/22(水) 19:42
ていうか、あれはスクリーンで観なきゃだめでしょ。
105   :2001/08/22(水) 19:45
そうか?ビデオでスローやスチル駆使して観たいぞ。
106見てないんだけど:2001/08/22(水) 19:45
想像してるストーリー↓

千尋が山で不思議の世界に迷い込む

銭湯で働く

湯葉ばあさんが働きぶりを見て孫を思い出す

湯葉ばあさんが改心する

美少年が湯葉ばあさんの魔法で変えられた孫だったとわかる

美少年と湯葉ばあさんが再会する

湯葉ばあさんの許しをえて美少年は人間になる

千尋と一緒に普通の世界に戻る

同じ小学校に通うようになる
107名無しさん:2001/08/22(水) 19:51
>>106
あはは、全然違うけどおもろいぞ。
まぁ、何も考えずに見に行きたまえよ。
108fh:2001/08/22(水) 19:51
>>106

それで逝こう!
109  :2001/08/22(水) 19:52
2ちゃんねらーによる脳内「千と千尋の神隠し」きぼん。
110 :2001/08/22(水) 19:52
デフォルメが凄いからちょっと抵抗あるけど、
面白かったよ。
音楽と映像は元々最高だし。
あとは、前述されてるが説教臭い所が許せれば名作。
まあ、字ぶり者は大体説教臭いからわかってるだろうけど
111  :2001/08/22(水) 20:19
>>105
最初は絶対スクリーンだよ
112 :2001/08/22(水) 20:31
しかし千尋のキャラはみんな好きだけどあの母親だけは好きになれないなぁ
初めてじゃない?宮崎作品でああいう母親が出てたのって
怖がる千尋を歩きにくいわって突き放すあの態度。あいつだけは好きになれんわ
113名無しさん:2001/08/22(水) 21:29
自分の認識が客觀的なものであると信ずる馬鹿。
他人に説得力を求めるくせに、自分の言ふ事には説得力が皆無であると云ふ馬鹿。
努力する馬鹿はまだ良い。しかし、努力しない事を自明の事として誇る馬鹿は、死ぬしかないね

のじたん、死んじゃ嫌ー。
114 :2001/08/22(水) 21:34
千と千尋関係の本を買おうと思うのですが
何がいいでしょうか。
皆さんのお勧めを教えてください。
115名無しさん:2001/08/22(水) 21:39
>>114
ロマンアルバムが良かったなぁ。
116名無しさん:2001/08/22(水) 21:42
千尋の母親はDQNな母親。
117▼神の嫁△:2001/08/22(水) 21:44
>>114
ロマンアルバムにもう一票!
118 :2001/08/22(水) 21:49
>>114 ロマンアルバムもいいけど、
THE ART OF モナー。
アフレコ台本付だよ。
119114:2001/08/22(水) 21:53
ロマンアルバムかTHE ART OFってことですね・・・。
でもTHE ART OFって高くありません?
本屋で見た感じだと、かなりボリュームがあったんですが。
120名無しさん:2001/08/22(水) 22:14
>>119 高いけどそれだけの値打ちはあると思うよ。
121既出上等:2001/08/22(水) 22:19
>>112
まぁ、他人様の親だから・・・。
122 :2001/08/22(水) 22:40
台本が載ってるのが欲しいなー。
ロマンアルバムのほう買ってしまいました。
THE ART OFも買うかなー。
123(・x・):2001/08/22(水) 22:52
カットが多いのはロマンアルバムだけど
写真の大きさ綺麗さならジアートオブ。
イメージボードに台本付き。
俺はジアートオブの方買いました。
124デジタリスト名無しさん:2001/08/22(水) 23:59
いゃあ観てきました。9月のウィークデーにコソーリ再び逝きます。
わざわざ最後の回(でもPM6:30)を狙ったから空いてるだろうと思ったら
そこそこの人間がわらわら。しかも金髪DQN組までいて驚き。
「マジ泣けるぜ〜」なんて会話が喧しくもあり微笑ましくもありました。
DVDは絶対買います。お話にも素直にのめり込めたし。
ただそばに座ってたねーちゃんが終わった後「え〜ツマンナーイ!
みんな騙されてるよ〜」等と大声でのたまって、彼氏に必死にフォロー
されてたのが笑えました。。。
125風の谷の名無しさん:2001/08/23(木) 00:07
>>124
そういう人もいるからこそ人間なんだよね。
126質問君:2001/08/23(木) 00:23
質問です。
坊は千尋の腕をつかんで「腕を折るぞ!」と恐ろしいこと言うくせに
千尋の手のひらに着いてる血を見たときの驚きようはなんですか?
わけがわからん。
127風の谷の名無しさん:2001/08/23(木) 00:35
>>126
最初から腕を折るつもりなど無かったんだろ。
はったり坊やなのさ。
128 :2001/08/23(木) 00:34
質問。THE ART OFについてる台本って初回限定とかそういうんじゃ無いよね?
ローソン限定グッズ買いすぎて金欠・・・

>>126
ハックしてやるぜ、皆殺しにしてやるぜ、と口では言うけど行動できないした事もない口だけ厨房。
と2ちゃん的に言うと結構ひどい言い方になるけどそんな感じで良いのでわ。
129ななし:2001/08/23(木) 00:45
>>126
坊って他の生き物にはほとんど接したことがないから千尋を
ぬいぐるみなんかと一緒に扱ったんだけど、自分にも流れてる
血を見せられてビビッたんじゃないのかなぁ、実際はわからんけど。

>>128
台本といっても別冊でついているわけじゃなくてあくまでページの一部で
193〜237ページに載っているんで初回限定ではないと思います。
130 :2001/08/23(木) 01:49
>>129
ありがとう、安心して千尋を見に行けるよ。
ロングラン決定らしいけどどれくらいまで上映してるのかな、まだまだ見たい・・・

ところでローソンプレミアCDに入ってる「いつも何度でも」とマキシシングルやサントラに入ってる「いつも何度でも」は
少し違うらしいって話を聞いたんだけど持ってる人居たら詳しく教えて欲しいです。
131 :2001/08/23(木) 02:36
>>99
あの狂気のスピードは、すでにあの世界の魔力(?)に、
囚われているという描写なのではないかと思いました。
言うこと聞かない、トンネルのとこの両親も同じく。

千尋だけは子供の勘(?)で、いやな雰囲気を察していたのではないかと。
描写を見ていてそんな感じがしました。
132桃の毛:2001/08/23(木) 03:50
>>112
アレはアレで良いと思いました。
何と言っても両親は仲が良さそうでしたし。
私は羨ましくさえ思いましたよ。
両親が離婚している方は共感できるのでは?
やんちゃの抜けない父親と恋人気分を忘れずにいる母親。
ずっと子供の事ばかりを考えている(過保護と云う意味で)
親より余程マトモな子供が育ちそうだ。
133 :2001/08/23(木) 04:04


     /  /                      i                 \
    / / /            l       i   ! i \\       |
    /         i         |  |     l | / i    ヽヽ      |
    |         | |      !  |  | | / l    |l  !    |
   |        i      i        lハ从リI! i      |  |   |
   | i        |        |         |    i |    | !     |
   | | | ! |   ||   l     ||   i     ! |    | |             |
   |l_!_!  l !  | ! | | | i | | |  | l| | i ||    l! !         l |
    |     ll〒キ=!=|ュ!__|! !__|_l li,'!ニ|ニl===弌__i   irー、     |
    | |    | y'〒汀=、`         ,ィ汀〒=zr| | |',γ|  l | |
    | |    | ヽ ヾ;リ__,`         ' _ヾ',り _ノ  | | |) | |    | |
    |  |  |   ̄               ̄ ̄   |  | |-'/  |    |
     | |     |           |               |  ! |-'   |     |
     | |    |       {|           |   !     l    |
     | |  l i ヽ          ヽ            |         |   ||
    |  |! |  ! i ヽ                    /|   |  i   |  | |l
     `ヽ'-'、!l_|l⌒^\      ̄⌒       /  |_l|_|!_|_l_!__|__i!
            _ / \         /  //   \
        _ / /  |ヽ\       /  / /    |  \ ___
   __-― ̄    /  |  ヽ   ̄ ̄   /  /    |       ̄―---
― ̄         /  |   \    /    /     |            ̄―_
    無駄口を叩くな  私のことはハク様と呼べ
134▽う〜み▲:2001/08/23(木) 05:36
>>133
嫌!(塔矢)アキラって呼ぶ(w
135 :2001/08/23(木) 06:34
>>134
オカッパの美少年ってだけやん(笑
136 :2001/08/23(木) 10:30
>>135 美少年…ハァハァ
137???:2001/08/23(木) 12:40
今、民俗板が熱いよ。

「千と千尋の」の世界観
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=min&key=998416299
138 :2001/08/23(木) 12:59
このスレ住人が少ない(反応が遅い)からどうしても他板に行っちゃうんだよね。
139風の谷の名無しさん:2001/08/23(木) 13:30
血は死と穢れを意味するから、
えんがちょにすら具体的な意味があるあの世界では、
忌み嫌われるのではないだろうか。
140 :2001/08/23(木) 13:37
>>132
実写映画なら、ごく普通の両親だよね。
だけど宮崎アニメに出てくると、とたんにイヤな親に思えて来る。
いままで、理想的すぎる親ばっかり出てきたからだと思う。
141 :2001/08/23(木) 13:50
>>139 そういえば、エレベーターのところにいたカエル男もかなりびびってたね。
それに、別にあの世界に限らず、現実でも口ばっかりでマジで流血になると
腰を抜かすやつも多いんじゃないの?
142 :2001/08/23(木) 13:55
古い時代の日本では女性の経血さえも
不浄のもの、穢れとして忌み嫌ってたぐらいだから
やっぱり血はあの世界ではかなりインパクトのあるものだと思う。

それにしてはタタリ虫にはエンガチョさせた釜爺が
ハクの血はエンガチョさせなかったのもちょっと気にはなる。
143名無しさん:2001/08/23(木) 13:58
ロマンアルバムでは「血=黴菌」を怖がったって解釈だったね。(38p)
144名無しさん:2001/08/23(木) 14:00
おっと誤爆した
>>143は坊のところでの話ね。
145@@:2001/08/23(木) 17:46
「大丈夫、お父さんがついてる。財布もカードもある」

財布やカードは頼りになるが、お父さんは信用できない。
146 :2001/08/23(木) 17:52
>>145 同意、とともに激藁
147 :2001/08/23(木) 19:10
宮崎駿もいろいろ言いたいことがあるんだねえ。
148ななし:2001/08/23(木) 19:19
ユリイカでも臨時増刊ってカタチで特集でてるネ
表紙・裏表紙は千尋たん萌えにはタマランかも 藁)
149l、。l:2001/08/23(木) 19:30
ユリイカ、また妙なサヨとの噛み合わない対談アル?
150風の谷の名無しさん:2001/08/23(木) 19:32
>>145
あの辺の割り切り方は妙にリアルな感じがする。
151名無し:2001/08/23(木) 20:20
>>149
もののけ姫特集のやつですね。
アレは凄かった。
牙剥き出しで批判する山口氏、逆上して吼えまくる宮崎監督。
正誤の判断は別として、迫力は山口氏のほうがあったなあ。
でもあれ、対談じゃなくて一応インタビューなんだよね。
相手に喧嘩売るインタビュアーもいるんだ、と感動した覚えがあります。
152???:2001/08/23(木) 20:50
民俗&神話学板の方まで荒しが来たよ。
鬱だから寝よ。
153名無しさん:2001/08/23(木) 20:52
>>152
来て無いじゃん。
154名無しさん:2001/08/23(木) 20:55
>>153
桃の毛と▽123▲ の事じゃないの?
155 :2001/08/23(木) 23:10
千と千尋おもしろかったんだけど
成長しない主人公を描きたかったってコメントしてますがなんか矛盾してましたね。
ある意味しっかり成長してるじゃんと思うし
ある意味最初から成長しなくていいぐらいしっかりしてるなとも思う。

パンフで子役の子達が自分は千尋のようにはできないと言っていたのが印象的でした。
156ななし:2001/08/23(木) 23:30
>>155
成長物語といっちゃうと、
「具体的にどう成長してるのかよくわからない」という批判をかわすための
前工作にきまってるじゃん。
157Y:2001/08/24(金) 01:42
キネ旬の増刊「千と千尋の神隠しを見る40の目」で、
作画監督の安藤雅司氏と高坂希太郎氏の写真が入れ違ってます。
こういう所で誌面のテンションを平気で下げている雑誌は買うべきじゃない。
今回「千尋関連本」では誤字、脱字、キャプ間違い、写真間違いがいくつもある。
映画完成が遅れたから仕方ないのかも。
個人的には、「ロマンアルバム」(O-Five Rimixによるデザインが秀逸! 印刷も一流なり)
「COMIC BOX別冊・千尋の大冒険」「ユリイカ臨時増刊」の3つは
それぞれに読みごたえがあり、損はしませんでした。
158:2001/08/24(金) 01:54
>>157
なるほど、あなたは内容よりも誤字脱字で本を選ぶ人なのですね。
俺も誤字脱字やキャプ違いには萎えるが…。
159 :2001/08/24(金) 01:59
>>157
ロマンアルバムはフィルムの画像が悪いよ。
COMIC BOXのは判型デカイが内容うすい。

俺が買ったのは写真が綺麗なのでジアートオブ、
資料としてキネ旬ムック。ユリイカはまだ見てないな。
160名無しさん:2001/08/24(金) 02:18
>>155
パンフの子役コメントは、小学生の読書感想文テンプレです。
「わたしだったら○○みたいにはできないと思います」
で作品を誉めているつもり。
「わたしだったら○○よりうまくやります」みたいな感想文
読みたいよ…。
坊役の子のコメントのほうが「うわ、いまどきのお子さんだ…」と
思いました。
マリ姉さんのコメントは解釈もうまくてかっちょよかったです。
文太のコメントの一人称「俺」にチョト受けた。

関係ないけどおしら様萌え〜
161名無しさん:2001/08/24(金) 02:36
ロマンアルバムを持ってるんだけど、更にジアートを買う価値はアリ?
162 :2001/08/24(金) 02:57
>>161
価値というか、必要がなければ買わなくてもいいけど。
監督のイメージボードとアフレコ台本がついてる。
近くの本屋で内容確認してみたら?
163???:2001/08/24(金) 07:30
>>153
何で2分でレスが付くんですか?(藁
荒しじゃ無くてストーカー?
164 :2001/08/24(金) 11:53
オフィシャルサイトのMOVIEで最初に出てくる
不思議の町の夜景をPCの壁紙にしたい!!
と思ってるんですけどどこかに素材ころがってないでしょうか?
あるいはこの絵をスキャニングすればいいよ、とかいう情報ありませんでしょうか?
165153:2001/08/24(金) 13:30
カオナシです
166_:2001/08/24(金) 14:27
センチヒのデスクトップアクセサリー集あったら欲しいな(w
167うーん:2001/08/24(金) 14:56
はじめて見てきました。
となりの席に小学生の女の子が座ってたんだけど、
退屈だったのか、足を軽くバタバタしてみたり。
エンディングの曲が始まると、我れ先にと帰りはじめる人の方を
キョロキョロしたり。
どうもトランス状態でのめりこんじゃったとか、こりゃ1週間は
余韻が覚めないぜって感じじゃなかった。早く言って。
168 :2001/08/24(金) 15:11
>>156
ミヤパヤは「成長」って言葉が嫌いなんだよ、きっと。
成長したら少女が大人になっちゃうじゃん。
「少女」が「理想の少女」になるのはOKだけど、「成長」するのは嫌なんだよ
169名無しさん:2001/08/24(金) 15:25
>>168
宮崎はこの話を成長物語とは考えて欲しく無いそうである。
昨今の通り一遍なドラマツルギーに辟易している気持ちはわかるが。
170▼湯婆婆@16△:2001/08/24(金) 15:31
>>167さん
私も1回目はそんな感じでした。
でも、2週間後くらいに、また見たくなると思いますよ。

良い映画館と悪い映画館の差もハッキリしているので、
次に行くならば日比谷のスカラ座をお勧めします。
(同じスカラ座でも新宿は・・・)
171 :2001/08/24(金) 15:32
トミノの∀ガンダムも成長物語じゃなかったしな。
172168:2001/08/24(金) 16:14
>>169
>宮崎はこの話を成長物語とは考えて欲しく無いそうである。
それを知ってて書いたんだけど、わかりにくかったかな?
173 :2001/08/24(金) 16:31
千尋にはモデルが2人いて
最初の頃の千尋と後半の千尋で別人らしいんだけど
それってなんか最初の千尋のモデルの子が気の毒な言い方。
しかもさかんにミヤたんにブスブス言われてるし(藁
174ふ〜:2001/08/24(金) 18:39
とりあえず他板の(映画板除く)千尋関連スレ集めた。
暇な人がいたら他にも探してみて下さい。
さくら板の両スレはキショイので行かないほうがいいかもね−。

http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=charaneta&key=997532878&ls=50 キャラネタ板
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi?bbs=4649&key=998103945&ls=50 アウトロー板
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=min&key=998416299&ls=50 民俗板
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi?bbs=ff&key=997854489&ls=50 FFドラクエ板
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi?bbs=train&key=998132878&ls=50 鉄道板
http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sakura&key=995962730&ls=50 さくら板(千尋萌え)
http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sakura&key=995885476&ls=50 さくら板(ハク萌え)
175 :2001/08/24(金) 18:45
>174
ありがとう
176   :2001/08/24(金) 19:19
>さくら板の両スレはキショイので行かないほうがいいかもね−。

うわ、まじキショイ・・・
ヨゴレテル・・・・
177 :2001/08/24(金) 19:20
性長しろ!
178アニオタ名無し:2001/08/24(金) 19:23
今までどんなアニメキャラ汚されても平気だったけど千尋だけはなんか嫌な気分だ・・・
179:2001/08/24(金) 19:27
宮崎はロリコン
180 :2001/08/24(金) 19:29
>>164
ムービーが流れてる時にタイミングよくprintscreen!じゃだめかな。
だめだなぁ、壁紙には小さすぎるや。
181 :2001/08/24(金) 20:01
>164
ブラウザのセキュリティ設定でAactiveXを全部無効に設定すればよい。
あとは、右クリックで名前を付けて画像を保存をクリックすればよい
182181:2001/08/24(金) 20:07
>164
アプロダにアップしたけど、これでいい?
http://www2.makani.to/akutoku/upload/dat/998651051.jpg
183180:2001/08/24(金) 20:19
184 :2001/08/24(金) 20:24
>183
どうやったの
185説教臭いけどね:2001/08/24(金) 20:38
リンに「挨拶も出来ないの!」とか「お礼くらい言えよ!」とか
言われて以降、しっかりカオナシにまで会釈をする根が素直な千尋萌え。

今の子は挨拶が出来ないんではなく教わってないだけ。
186名無しさん:2001/08/24(金) 21:06
>>185 確かに。
「子供の教育」と言うのも親の役割なのに、全部学校などの教育機関に押し付け、
挙句文句をつけるバカ親のなんと多いことか。
一般常識くらいは家庭で教えとけ。
187 :2001/08/24(金) 22:38
519 名前:藤田@尋問中 投稿日:2001/08/24(金) 22:23
ボクもカリスマロリ絵同人になるには、千と千尋の
宮崎カントクを見習って、幼女をねっとりじっとり
観察すべきだと思って…
188@x@:2001/08/24(金) 22:42
189名無し:2001/08/24(金) 23:14
>金曜ロードショウ
何じゃそりゃ!
来週放映の「借金王」を最初から最後まで見なアカンのか?
しかし、グッズは欲しいのぉ
190奈々氏:2001/08/24(金) 23:46
ユリイカ臨時増刊買いました。並んで売られていたKAWADE夢ムック(円谷英二特集)
まではずみで買っちまったい!
両者に共通して登場する唯一の名前、それは庵野秀明……
しかし、前者は読み応えあったと思う。鈴木敏夫インタビューは同氏へのインタビュ
ー中でも出色。
191191:2001/08/25(土) 00:27
壁紙にしてみました。
背景、黒にすると良い感じですね。

有難う御座います。
192名無しさん:2001/08/25(土) 00:41
>>190
映画版にその他の人の批評が紹介されてる。コメント付き
193津部:2001/08/25(土) 02:39
今日観てきたけど、「ねじ式」の影響少しあり?
194名無しさん:2001/08/25(土) 02:42
>>193
既出まくりです
195178:2001/08/25(土) 05:22
>>188
やめてよ・・・スレッドタイトルが表示された時点で閉じたけど・・・
196164:2001/08/25(土) 09:34
>>183
昨日の164です。
ありがとうございます!
無事壁紙にすることができました!!(感涙)

次はスクリーンセーバーが欲しい・・・などと思う私はやはりカオナシ・・・(笑)
197      :2001/08/25(土) 11:59
古式ゆかしき中世の魔女の時代には、木綿などによる下着は存在しておらなかった。
よって箒にまたがるときにも、エスコートなどは無しだから、、、、あとは
適当に補完するように。
198コカン:2001/08/25(土) 12:08
>>197
>エスコートなどは無しだから、、、、

スコート、あるいはパニエ?
放棄にまたがるときにエスコートされるのはイヤ〜ンなカンジ(藁
199津部:2001/08/25(土) 13:20
>>194
ログ長いからな スマン(w
後、黒澤明の「隠し砦の三悪人」も参考にしてると思うよ。
(もののけ姫の時もだけど)
これも既出か?
200名前?:2001/08/25(土) 13:22
正確に言うなら、
ホウキの先端などにベラドンナやダチュラなどを塗って、
それを×××して飛んだんだよ。

(完全に板違いだから、これ以降は、このネタ止めるように)
201映画板からコピペ:2001/08/25(土) 14:16
FAQまとめ
1.千尋の記憶
  トンネルを抜けたときには、不思議の街の記憶は思い出せなくなっている。
  けれども、「思い出せないだけで,忘れてはいない」とされている。

2.行きと帰りのトンネルの違い
  「門みたい」だった入り口、トンネルの出口にあった風なりのする
  建物、車の前の石像の顔のいずれも消滅、ただのトンネル、石柱に。

3.坊はすでに立てていた
  湯婆場と坊の再開場面、湯婆場は棒が2本足で立っているのに驚くが、
  坊は遅くとも千尋と対面したときには既に立てていた。常に狭い部屋で
  寝かしていたため我が子の成長に気付かない湯婆婆。

4.ハクの弟子入り
  川が埋められ、行き場を失ったハクは湯婆婆に弟子入りし、魔法の力を
  得ようとする。しかし、湯婆場に呪いをかけられ、いいように使われる。

5.別れ際のハクの手
  ニガ団子の効能で呪いが解け、吊り上った目が戻る。千尋のお陰で自分の
  本名も取り戻すが、変える場所が無いのには変わりなく、千尋との再会は
  難しいのを知りながら千尋に元の世界に返って欲しいがために「きっと逢
  える」と言う。別れ際のハクの手を見れば想像が付くだろう。

6. ハクの本名
  ニギハヤミコハクヌシ

7.滞在日数
  千尋が不思議の街で過ごした日数は3日。(by 鈴木P)

8.海原電鉄
  電車とみんな呼んでいたが,実際はディーゼル
202映画板のコピペ:2001/08/25(土) 14:18
9.キットカット
  最初の車内のシーンで,千尋とシートの間に挟まっている。

10. なぜ千だけが…
  名のある川の神(似非オクサレ様)の件で千が湯婆婆に誉められているとき,
  後ろでリンが、「えっ、俺は?俺のこと忘れてない?」というジェスチャー
  をしている。

11. ハクの性別
  ハクの性別について、映画中で銭婆の次のセリフで明言されている。
  「両親のこともボーイフレンドの竜のことも自分でやるしかない」
  (「ボーイフレンド」という表現から,性別は男)

---- 以下,仮説 ---

12. 息をすると解けてしまう術
  最初に千尋が湯屋の橋のところにやってきたときに、ハクが
  「私が時間をかせぐ。早く川の向こうへ走れ!」と言ったときに掛けた術。

13. 魔法でつくったんじゃ何にもならない(髪留め)
  千尋が現実世界に戻ったとき or 時間がたつと魔法で作ったものは魔法が
  解けて消えてなくなってしまうため。

14. カオナシの移動
  カオナシは,家人が招き入れないと,家の中に入ることが出来ない。

15.カオナシの嘔吐
  千尋にニガ団子を食べさせられたカオナシが急に吐いたのは
  腹の中で「青蛙+ナメクジ女+団子=河の神(蛇)」で3すくみが起きたから。
203ブックガイド:2001/08/25(土) 14:28
「千と千尋の神隠し」に影響を与えていると言われる作品

「霧のむこうのふしぎな町」・・「千尋」の原型となった物語
「クラバート」・・魔法使いの弟子になる少年、両親当てなどに通じる部分あり
「ゲド戦記」・・真の名前など
「不思議の国のアリス」・・「千尋」は日本版アリスらしい
「銀河鉄道の夜」・・海原電鉄
「ねじ式」・・めめの看板など、不思議の町
204   :2001/08/25(土) 14:31
>>199
全部のスレを読んだわけじゃないからどこかにあるかもしれないけど
「隠し砦の三悪人」は出てなかった気がする。
どこらへんが似てた?
205.:2001/08/25(土) 18:27
>>196
オレは取れなかったよ…
あのアプロダ11時から2時までアクセスできないんだもんなあ。
物好きな方誰かもう一度挙げてもらえませんか。
あれはいいビジュアルだよね。宮崎の映画であそこまで幻想的なのもあまり
ないんじゃない。
206名無しさん:2001/08/26(日) 01:07
千尋:板がない…
ハク:2ちゃんはこれ以上存続できない。千尋は普通の掲示板に戻ればいいんだ。
ハク:でも、決して振り向いちゃいけないよ。ブックマークから2ちゃん関連をすべて消すまでは。
千尋:2ちゃんは?2ちゃんはどうなるの?
ハク:わたしはBig-Serverと話をつけてホスティングを止める。平気さ、本業に専念するから。
ハク:普通の人間にわたしも戻るよ。
千尋:またどこかで会える?
ハク:ウン、きっと
千尋:きっとよ
ハク:きっと。さあ逝きな、振り向かないで。
207アニオタ名無し:2001/08/26(日) 11:07
>>205
はい。再アプ。どこか別の場所の方がいい?
http://www2.makani.to/akutoku/upload/dat/998791478.gif

オタ力を駆使してこんなのも作ってみたよ
http://www2.makani.to/akutoku/upload/dat/998791362.jpg
208   :2001/08/26(日) 14:01
引越し先の近所だし、トンネルをとおったことを忘れてしまっているから、
きっとまた間違って足を踏み入れてしまうように思う。リンたち人間は
あのままトラップされたままで結婚もせずに一生あそこですごすのだろうか?
209名無しさん:2001/08/26(日) 15:26
>>208
何度も既出だけど、トンネルの入り口そのものが最初と最後で違うから、
あのトンネルを通ってもまたあの世界へ行けるという保証はないぞ。
210hgh:2001/08/26(日) 15:30
ちなみにリンたちは人間ではないが。
211  :2001/08/26(日) 17:33
>>207
す、すごい!!! 感動!!
2枚の画像使わせてもらいました!!!
うれしい〜!!!!
ありがとうございます!!!
212バイト:2001/08/26(日) 17:40
昨日うちのビデオ屋、これのCDサントラ出したよ
213名無しさん:2001/08/26(日) 19:06
IDテスト

地方でも放映開始されたみたいだけど、書き込みはまだないか。
214205:2001/08/27(月) 00:20
>>207
親切にありがとう。でも昨日はあの騒ぎでまともにここに来れず、今日は
あのアプロダは時間で見れず…
明日の朝まで残ってればいいけどなあ。よかったら別のアプロダに上げて
いただけるとありがたい。
215207:2001/08/27(月) 00:49
>>214
アプロダ探すの面倒だからgeoにアプした。
http://www.geocities.com/shrxds/chihiro.gif
http://www.geocities.com/shrxds/base.jpg
216205:2001/08/27(月) 01:01
>>215
アナタトテモイイヒトネ
なぜか外人調になってしまったがマジで感謝。
gifファイルなのが有難い。今パソコン不調でアクティブデスクトップ切ってる
からjpgの画像壁紙に使えないんだよね。
ありがとう。
217205:2001/08/27(月) 01:03
>>216
勘違い。gifもダメだ〜
畜生(;´Д`)
218風の谷の名無しさん:2001/08/27(月) 01:13
>>217
画像編集ソフトでBMPに変えれ(藁
219名無しさん:2001/08/27(月) 01:13
>>217
Windowsなら、「画像の保存」で「ファイルの種類」をビットマップにしなされ
220205:2001/08/27(月) 01:26
>>219
そんな手があったとは…
できました。
皆様申し訳ない。違う話で脱線してしまった…
221ななし:2001/08/27(月) 01:51
土曜の夜のナイトショーに行ったが、ガキンチョがいなくて
落ち着いて見られて良かった。
カップルばっかりだったけど、こっちもカミさんと一緒だったので
丁度良かった。
222名無し:01/08/28 00:49 ID:D7LkLyPc
激しくガイシュツそうなんだけど、沼原の駅にいたハクっぽい人影はなんだったのでしょうか
223:01/08/28 01:12 ID:rvzTC1uU
あれは女の子の影だったよ。
下がりすぎなんでageます。
224 :01/08/29 17:50 ID:3kuCD3XM
救済age
柊留美は台詞は下手だけど
悲鳴とか泣き声とかは上手なのね。

千尋は「キャー!」じゃなくて「うわあああ!」ってっ感じだし。
225七誌:01/08/29 21:57 ID:37lLzP7k
>>224
同意。

「はっ」とか「うわっ」とか「あの〜」とか短いフレーズはいい感じ。
226なまえなまえ:01/08/29 23:06 ID:KCPCFJSM
>>224
同じく同意。
そういう声を上げるシーンが一番印象に残ってる。
227風の谷の名無しさん:01/08/30 00:43 ID:6VPr10ZQ
>>224
ハクに丸薬飲まされる時とかね。
228 :01/08/30 01:43 ID:pYotca0k
>>227
その場面で隣に座ってた女が
「ちょっとえっちぃね」と彼氏らしき人に言ってた。
喘ぎ声に聞こえなくもないけど・・・。
229デジタリスト名無しさん:01/08/30 01:52 ID:xny0tVaQ
さて此処に昨日か一昨日のザワイドでの千と千尋プチ特集を
見た人間は一体どれくらいいるのだらう(w
230 :01/08/30 01:57 ID:pYotca0k
>>229
そんなのやってんだ。
見たかったなー。
231吉野家:01/08/30 05:21 ID:qNjpqP3E
昨日家のポストに  ゆりとちえみの神隠し ってタイトルのビデオのピンクチラシが入ってた
232千尋ファン:01/08/30 07:49 ID:qG5mwLRo
今日、サントラ初めて聴いたんだが……イイ!(・∀・)/
233名無しっぺ:01/08/30 19:05 ID:ksqW6mi.
今日はじめて見てきたよ!2時間あっという間ダーネ
おさらいと批評読むために過去ログいっぱいさがしたよ
とりあえず、みみずんさんとこで見つかったよ
http://mimizun.mine.nu/2chsearch.html

今からの人用に直林するよ
1:ttp://mimizun2.mine.nu:81/2chlog/anime/salad.2ch.net/anime/kako/989/989862966.html
2:ttp://mimizun2.mine.nu:81/2chlog/anime/salad.2ch.net/anime/kako/994/994777463.html
3:ttp://mimizun2.mine.nu:81/2chlog/anime/salad.2ch.net/anime/kako/995/995364277.html
234名無し:01/08/30 22:06 ID:zdk57kow
今日見たけどずば抜けて面白いという訳でもないがつまらなくもない
まあまあの出来かな。
ただ相変わらずラストに余韻がないね。
え、これで終わり?って感じがもののけと一緒で物足りなかった。
235>>229:01/08/30 22:32 ID:3EL3SU0.
内容を教えれ。
236222:01/08/30 23:08 ID:Xk6teFwY
今日改めて観てみたら女の子でした。
>223さんご指摘どうも
それにしても日比谷スカラ座はきれいだね。
最初からこっちにしとけばよかった。
池袋某所なんて音飛びしてた…
237風の谷の名無しさん:01/08/30 23:13 ID:08Wi0PzE
先日見てきたけど、映写機の変わり目で頭切れトンボになってた。
もうどこもそうなのかな・・・
238 :01/08/31 00:07 ID:c6ZrM5s6
今日みてきました。DLP上映館で見ました。
内容もよかったけど、DLPの画質に驚愕
ttp://www.tij.co.jp/jrd/dlp/docs/cinema.htm
239安藤氏:01/08/31 06:06 ID:6AEQBHQg
内容が面白くない。という書き込み。これは私も同意だ。

この場合、物語の出来よりも、キャラクターの描写がうまくいってないからだと思う。
千尋がいつの間にか行動的になったり、ハクの過去を前触れもなく出して、空中シーンでごまかしたりと
、複線の張り方がうまくいってない、というより書き切れて無い。

例えば、お湯やのシーンで千尋が湯婆婆に臭いお客を任されるシーン。
もし、あの場面で千尋が臭い客に対して嫌悪感を持ち、逃げ出したいと思うが、
逃げ出したら両親はブタのままだ。こんな葛藤の中で「この立場で進まなければ、何も解決しない。」と
模索し、行動しょうと思うシーンがあれば、テーマである生きる力もしっかりと表現できたわけだが、
実際、お湯屋の場面は困難に対して、別に葛藤もなく、淡々とことが行われているわけで、前のシーンで
ハクが「がんばっていれば、なんとかなる。」というようなことを言っているがこれだけでは、誰もが忌み嫌う
〔この場合、お湯屋の定員がさけることを指すのだが〕臭い神に立ち向かう勇気は出るのか?と疑問に感じてしまう。
誰でもそうだと思うが結局、ことを起こすのは自分の力なのだ。他人がどうアドバイスしようが関係ない。
なんかいつのまにか、宮崎キャラの典型的な行動的女性像になっている感じだ。

これは、あくまでも例だが、他にもキャラクターが書き切れてない部分が多数あり、物足りなさを感じる。

テンポはとてもいいがテンポだけで見せているという気がしてならない。
240ぱく:01/08/31 09:02 ID:1lbem4CI
千と千尋には描ききれてない部分もあると思うが
>>239
には読み切れてない箇所が多くあると思われ 藁)
241:01/08/31 10:51 ID:5gFyAJlo
>>239 お前、馬鹿だなー。
>ハクの過去を前触れもなく出して、空中シーンでごまかしたりと
>、複線の張り方がうまくいってない、というより書き切れて無い。
伏線は千尋の水の中のインサートショットで十分張られている。
龍が川の神だということは、常識的に知られているほか「オクサレさま」の
エピソードで、川の神=龍 を補強している。お前のような馬鹿にでも
わかるようには描かれていないが、作者がそんなこと説明する必要がない
と判断したからだ。
お前の書き込みの知的レベルでは俺の書き込みの意味がわかるかどうか、
不安だが。
242紅の名無し:01/08/31 13:25 ID:eGT4JCTw
>>207の壁紙の再うぷキボンヌ。
243 :01/08/31 13:28 ID:1AA5Uqqw
>>239
案外人生って淡々と進んでいくもんだよ。
244:01/08/31 16:51 ID:GDrGS2dA
>>243 とどっかの解説に書いてあったな(w
245 :01/08/31 17:44 ID:7A/mHWH.
ネスレだかのCMで使われてた「いのちの名前」のラララ〜♪って曲は
なんて名前かご存じありませんか?
246:01/08/31 17:47 ID:GDrGS2dA
映画の最後の歌?
木村 弓「いつも何度でも」のことかな?
247名無しサン:01/08/31 17:47 ID:Dg5mo5R2
正直ハクの過去云々だけでなく説明不足・不自然な点が多いと思うのは確かじゃない?
冒頭で千尋があんなに嫌がってるのに無理矢理トンネルの先へ行こうとする両親とかも
かなり違和感を感じた。
248245:01/08/31 17:54 ID:7A/mHWH.
>>246
いえ、いのちの名前をラララで歌ってる曲です。
249kanji:01/08/31 18:03 ID:xToJkE0c
>248
『あの日の川へ』?
250:01/08/31 18:05 ID:GDrGS2dA
>>247 説明を省いたのだとおもう。
傷ついた龍をハクと直観するところとか、なぜそうなのかは別にどうでもいいことなのだ。
トンネルの件も、子供の無邪気な好奇心という類型的な発想からはおかしいけど、
バブル期を生きてきた大人たちは、もっと食いたい、もっと見たい、という憑かれたような
好奇心に衝き動かされているものだ。そう思うとあのシーンはよくわかると思う。
>>248 わかりません。スマソ
251:01/08/31 18:12 ID:GDrGS2dA
>>247 両親の動く動機は「貪欲」だな。子供の好奇心とは違うよな。
252245:01/08/31 18:17 ID:7A/mHWH.
>>249
それが全然タイトルを知らないんです。
でも、kanjiさんがそうおっしゃるということは
たぶんその曲だと思います。サントラの1曲目ですね。
どうもありがとうございました。
253ツール・ド・名無しさん :01/08/31 19:32 ID:9XEMzp9s
>冒頭で千尋があんなに嫌がってるのに無理矢理トンネルの先へ行こうとする両親とかも
>かなり違和感を感じた。

昔話・民話に特有の強引さのつもりなんだろうけど、最初からその
不自然さを感じないほどの子供(幼児)か、その狙いをアタマで理解
できる大人でなければ不自然に感じるだろう。
254ななし:01/08/31 20:07 ID:oHmrpsCc
>>252
サントラじゃないよ、イメージアルバムのほうだよ>「あの日の川へ」。
255:01/08/31 20:19 ID:cdzmghIo
>>253 言うとおりに引っ掛かりを感じるようにつくっているんだと思うが、
次々に提示される不吉な予兆を見れば、なぜ、大人はこんな怖いところに
行こうとするのだろう、という千尋の不安もわかると思うけどなー。

>昔話・民話に特有の強引さのつもりなんだろうけど
この指摘はとんちんかんだと思うよ。そんなつもりはないんじゃない?
256 :01/08/31 20:40 ID:s9AGNVwo
>>245
「いのちの名前」じゃないと思うけど・・・>ららら〜。
てか245さん、ちょっと勘違いしてるのでは?
257ツール・ド・名無しさん:01/08/31 21:18 ID:BhrrT8s.
>>255
レスしてくれてるので何か返事したいところだけど話通じてないよ。
258kanji:01/08/31 21:25 ID:EyfOvQaA
グァ。。千と千尋のプレゼント欲しさに、この映画(4ch)終わるまで、
見てる子供とかいるのかな。。なんつうか、エゲつない。
259245:01/08/31 21:57 ID:5lDGVYmo
>>254
サントラとイメージアルバムがあるんですか。
ありがとうございます。

>>256
あ、違いましたか。
あんまりよくは聞いたことなかったもので、同じ曲のラララ♪ヴァージョンかと思ってました(笑)
ご指摘ありがとうございます
260:01/08/31 22:34 ID:cdzmghIo
>>257 話が通じないのは、たぶん、君が、頭悪いせいじゃないかな〜?
261ツール・ド・名無しさん:01/08/31 23:23 ID:cVmhJwYY
コテハンだから普通に話できる奴かと思ったのに、違うのね
262:01/08/31 23:33 ID:cdzmghIo
普通に話してるよ。君の理解力が不足しているんだよ。
俺は馬鹿には馬鹿と言うことにしているんだ。
263ツール・ド・名無しさん :01/08/31 23:38 ID:cVmhJwYY
返事早いっすね。
続けるなら続けてもいいけど……

>>253 言うとおりに引っ掛かりを感じるようにつくっているんだと思うが、
「誰の」言うとおり?

>次々に提示される不吉な予兆を見れば、なぜ、大人はこんな怖いところに
>行こうとするのだろう、という千尋の不安もわかると思うけどなー。
千尋の不安が不可解と俺がどこかで言いましたか?

>>昔話・民話に特有の強引さのつもりなんだろうけど
>この指摘はとんちんかんだと思うよ。そんなつもりはないんじゃない?
間違ってるなら、どこがどう間違ってるかを指摘するか自分の考え
を開陳していただかないと反論のしようも無いのですが。

まあ、単に俺がわかりやすく説明を繰り返せばすむのかなとも思った
んですが、誘導無しにそういうことするのも面倒臭かったんで。
264:01/08/31 23:51 ID:cdzmghIo
>>263
>冒頭で千尋があんなに嫌がってるのに無理矢理トンネルの先へ行こうとする両親とかも
>かなり違和感を感じた。
あなたが「言うとおり」に、だよ。
大人が先に行くことについて違和感を感じるようにつくってある、
ということだ。千尋の不安がわかっているのなら、違和感はあとで解消されるはずだろ?

>昔話・民話に特有の強引さのつもりなんだろうけど
そのつもりを全く感じない。だからあなたの指摘は間違っている。
昔話、民話にはおのずと合理性があって、強引な展開などありえない。
「昔話、民話に特有の」という決め付けが間違っているうえに、
間違った思い込みで「特有の強引さのつもり」などと、浅はかに決め付けて
いるところが間違っている。そのあたりにあなたの理解力の不足を感じる。
265ツール・ド・名無しさん :01/09/01 00:16 ID:WhEqXHRA
>冒頭で千尋があんなに嫌がってるのに無理矢理トンネルの先へ行こうとする両親とかも
>かなり違和感を感じた。

これ、俺の言葉じゃないです。
247のこの発言に対してレスをつけてます。

>昔話、民話にはおのずと合理性があって、強引な展開などありえない。
神話・伝説・民話、それぞれに応じた合理性があって、物語はそのレベルの
合理性に背かないレベルにおいて展開されます。
ですが、その合理性は現代人の生きる合理性(親の都合でいやいや転校
をしなければいけない少女の持つべき合理性=視聴者の生きる日常・その
合理性)とは自ずと異質になります。
例えば、有名なペロー童話の「眠りの森の美女」の後半では、眠りから
冷めた王女と結婚した王子の母親が「人喰い鬼」だという事を軸に物語
が展開します。
ここには何の説明も弁解もありません。密かに王妃が鬼に取って代わられた
のではなく、ただ鬼なのです。
ここに現代の合理性は何ら通用しません。

「千と千尋」の件の個所は、視聴者の現実に近しい合理性とある種神話的
な合理性の狭間にある溝なのでしょう。
不可解な両親の行動こそが、以降に展開される「不思議な世界」を宣言
したものだと捉えれば、通常の合理性に照らして違和感を感じる事を
作品の瑕疵とするのは適当で無いと言ってよいでしょう。

#オン書きだから文章ヘンかも
266ツール・ド・名無しさん :01/09/01 00:22 ID:WhEqXHRA
誤:物語はそのレベルの合理性に背かないレベルにおいて展開されます
正:物語はそのレベルの合理性に背かない範囲において展開されます


>大人が先に行くことについて違和感を感じるようにつくってある、
>ということだ。千尋の不安がわかっているのなら、違和感はあとで解消されるはずだろ?

違和感を感じる、とは千尋の両親の行動が合理的でない・現実には有り得ないと
言う事ですよね?それはその通りだとあなたも認めるわけですね。
千尋がそれを不安に思うと言う事が、この不合理をどのように説明するのですか?

#こっちを先に書くべきだったのに。先走ってしまった
267 :01/09/01 00:30 ID:Y929RfIc
あんたら考えすぎ
疑問を抱こうと思って見てないか?
見てて本当にわからなかったの?
268:01/09/01 00:31 ID:g6VZm6UM
>不可解な両親の行動こそが、以降に展開される「不思議な世界」を宣言
>したものだと捉えれば、通常の合理性に照らして違和感を感じる事を
>作品の瑕疵とするのは適当で無いと言ってよいでしょう。
ペローがどうしたってのはどうでもいい。
両親の行動は「貪欲」だと俺は書いただろ?「不思議な世界」の宣言ではないでしょ?
そのあとに続くあなたの悪文は意味がよくわからないが、「おかしくない」と言ってるわけ?
もっと明瞭に書いてよ。馬鹿ほど、あなたのようなペダントリィを使うんだよ。

次の質問もわけがわからない。不合理性をどのように説明するかって、何が不合理なのか
わからない。両親の行動は、その後の展開を見れば合理的なんだよ。「貪欲」さ。
すこしも不合理ではない。最初から、俺はそう書いている。あなたが理解していないだけ。
269:01/09/01 00:35 ID:g6VZm6UM
>>267 私は作品を大変楽しみました。馬鹿がおかしな屁理屈をこねるので、
誠実に対応しようと思っているのです。
270風の谷の名無しさん:01/09/01 00:40 ID:ahVbiP2o
>>坊さん
人のことを馬鹿呼ばわりするほどの書き込みとは思えませんが・・・
271ツール・ド・名無しさん:01/09/01 00:44 ID:WhEqXHRA
馬鹿の使うレトリックなんか理解した上でけちらして欲しいものですが…
まあいいや

>両親の行動は、その後の展開を見れば合理的なんだよ
その後の展開が無ければ不合理、と理解してよいでしょうか?
そりゃそうですよね。
露骨に怪しいトンネル・街・誰もいないのに食事の用意をしてある
料理屋。普通ならそんなところの食物に手を出したりしません。

で、それを説明するのが貪欲ということですが。
それはつまり、千尋の両親は揃いも揃って並外れたいやしんぼうで、
料理の誘惑の前に通常の成人がとるべき思考を全てぶっとばして
しまったと言う事ですか?
そりゃいかにも不自然だなあ……

>そのあとに続くあなたの悪文は意味がよくわからないが、「おかしくない」と言ってるわけ?

意図された、あるいは黙認された、おかしさだと言う事です。
272:01/09/01 00:46 ID:g6VZm6UM
>>270
浅はかな決め付けで、的外れなけちをつける態度は、
馬鹿と呼ばれるに値すると思っています。
でぶで、世間知らずで、だだっこの「坊」の言うことですから、
その程度に受け流していただければ。。。
でも書き込む内容は、誠心誠意作品に尊敬を払い、作品世界を楽しもうという
態度でいるつもりです。
273:01/09/01 00:51 ID:g6VZm6UM
>>271
>それはつまり、千尋の両親は揃いも揃って並外れたいやしんぼうで、
>料理の誘惑の前に通常の成人がとるべき思考を全てぶっとばして
>しまったと言う事ですか?
そうです。あなたは「貪欲」の本質をうまくまとめてくれましたね。
バブル期を経た日本人の姿そのものではないでしょうか。
その不自然さ、醜さが、両親の行動の原動力ではないでしょうか?
豚になってしまうところまで、実に合理的に感じました。
自分自身の姿が子供たちから見てこのようなものなのだ、と感じて
かなりへこみました。料理のうまいまずいを言ったりすると、豚に
されちゃうよ、と家内と言い合うほどです。
274タレぱんだ:01/09/01 00:52 ID:tVuSjPx.
>>坊くん、人によって感じ方違うと思うけど、冒頭のの両親の行動って、
現実世界で考えたら、どう考えても不自然な感じがするよ。
ただの貪欲さって感じではなくって、憑かれてるって表現の方が正しいような気がする。

この先は、単なる憶測になるけど、あの場所が神のための休養所って判った時に、
同時に彼らの行動は、本来人が入っては行けない土地に入ったための反応。
言わば雰囲気に飲まれた異常行動って解釈したけど。
そもそも、通常の状態であの行動は痛すぎるでしょ。
275:01/09/01 00:57 ID:g6VZm6UM
>>274 うーん。世代ごとに感じ方も違うかもしれませんが、
私は、>>273 に書いたように、自分自身の行動様式そのまま、
と感じました。バブル期にものすごい勢いで働いて、グルメに狂い、
金を使っていたので、いまのような不況に入っても、うまいものは
忘れられず、口だけはおごってしまった自分自身。子供が嫌がるのも
聞かず、タイの屋台で、ガツガツ物を貪り食うのは私自身です。
276タレぱんだ:01/09/01 01:04 ID:tVuSjPx.
>>275

タイの屋台は、おかゆと煮豚の乗ったぶっ掛けライスが好み。(煮卵付き)
うーん、自分の姿って自分で確認できないから、案外自分もああ言う風に
見えてるのかもしれない・・・鬱

でもなー
277:01/09/01 01:12 ID:g6VZm6UM
>>276 私はあの映画を見て、子供が拒食症にならないか、心配でした。
食うことのあさましさがこれでもか、と出てきましたからね。
でも、一番印象に残ったのが、ハクのくれたしおむすび。
その、グルメではない生きるために食うことのよろこびと、千尋の不安な思いが
交錯して、泣かずにはいられない、素晴らしい場面でした。
それと、釜爺の天丼もうまそうだったなー。
278 :01/09/01 01:25 ID:8fo4a47I
コテハンがいると盛り上がるな。
279 :01/09/01 01:40 ID:4SVxL2BE
少なくとも、俺のオヤジなら
千尋のオヤジみたいな行動しそうだな(60代前半)。
まったく違和感は感じられん。
280 :01/09/01 01:53 ID:Y929RfIc
バブル期のおじさんってあんなもんだよな
281風の谷の名無しさん :01/09/01 01:59 ID:dnDhbekw
千尋の両親の行動、全く自然に受けとめました。
私は接客業なんだけど、見た目どんなにフツーでも、
感じがよくても、お金さえ払えば済むと思いこんでる人多し。
それと、場の雰囲気に支配されてしまっていること、
妙な場所発見!探検中の高揚感もあるだろうし、
これらの要素が合わさったものと思いました。
うちの父も千尋の父親みたいな感じだったんで、
気の小さい私は、子供の頃いろいろやきもきしたものです。
(金払わないで飲み食いはさすがにしないけど。)
一応悪いこと、とされてることを自分の親が平気でしてると、
捕まってしまうんじゃないかと、子供は恐怖です。
千尋の気持ちもよ〜くわかります。
あと、異世界の雰囲気を千尋だけが察知してたことも、
もちろんあるでしょうが。
282:01/09/01 02:00 ID:YoNToGRM
みんなよく長々としたレス読めるな。
その手の自分のプライド賭けた醜いやり取りは読みたくないよ。
どっかよそでやってくれ、って思わない?
283:01/09/01 09:13 ID:4N7Nm0Nw
ああ、わかってる人が増えてきたね。
もっと語ろうよ。
>>282 は、映画見た?面白かった?
284 :01/09/01 09:25 ID:mPGqaIHM
>282
みんな映画よか自分のオツムが好きなのさ(藁
285:01/09/01 09:33 ID:4N7Nm0Nw
>>284 つまらない、くくり方だね。
知性で楽しむのも立派な楽しみ方だと思うけど?
「言葉」に表わすことによって、より作品世界の理解を深めるんだよ。
君も、頭を使って「言葉」で表現することを大切にしたほうがいいよ。
きたならしい (藁 なんて得意げに使ってないでさ。
286 :01/09/01 09:41 ID:mPGqaIHM
釣れた釣れた(藁
あんたもあんたでつまらんかったってぇのは
その人の意見なんだし、そういうのを抹殺しようとするのはいかんべ?
お前のせいで千と千尋嫌いになったって人で手も知らないよ〜だ
私は作品を大変楽しみました。馬鹿がおかしな屁理屈をこねるので、
誠実に対応しようと思っているのです。 だとさ、ギャハハ
287ななしさん:01/09/01 09:44 ID:HI.NB2FU
毎回思うけど、千尋の両親の話になると、育ってきた環境の差が浮き彫りになるね
288:01/09/01 09:50 ID:4N7Nm0Nw
>>286 なるほど、あなたの品性下劣さが浮き彫りになっているな。
あなたは馬鹿ということで、もう相手にしない。つまらないという
意見を抹殺しようとしているのではない。的外れな観点で、どうの
こうのいうのは間違っている、と言っているのだ。
言語表現を学んで、出直して来い。いつでも相手になってやる。
この、馬鹿!!
289名無しさん:01/09/01 10:01 ID:qSOwoF56
あれ?荒らしがいるね。
昨日見てきたよ、やっと<千と千尋
良い感想が書かれてるとオモタけど煽りが居るので
過去ログ読んでくるわ。
290哀ダヨ哀:01/09/01 11:51 ID:tuEoZvso
坊_ 冒頭 違和感あり>神様への料理食う時点で自分に重ね。冒頭にも引用解釈し納得
ツール(略)_ 冒頭 違和感あり>神話・昔話に重ね合わせて解釈・納得。

どちらも 理解できるが。
現在20歳代の自分だが 過去の親のイメージと 千尋の親との重ねあわせ。や
現在の自分(親側)と千尋の親との重ねあわせ。という
説教臭いと思われそうな解釈を私もした。
但しコレは >>287さんのいう通り 個人の環境の違いに左右されてるわな。

神話・昔話にみる強引さが そんな否定されるモノとも思わない。
無茶な設定は多々ある。 とそれとは別に 千と千尋は
よくできた新しい昔話になっていると思う。

2chなので言葉使いに関しては どうこういうつもりはないが
>的外れ
>間違ってる
それを個人が決めつけて否定する姿勢を
>意見を抹殺しようとしている
というんだヨ。
ツールさんの
昔話にしても例をあげて説明ありなのに
>ぺろーはどうでもいい
しか返せないんじゃね 藁)

感想内容は否定しないが
坊 自身はイタイと思われ
まぁ >>272自分でも認めてますけどネ
はやく 自分で立てる様になってネ 藁)
291楽しかったよ〜:01/09/01 12:55 ID:tclw7TCA
立ち見だけど見てきたよ♪

見終わった感想は『面白かった!続きが見たい!!』でした

両親の行動についていろいろ意見が出てるみたいだけど
私は単純だから『理不尽な親だなぁ』って思っただけ
親って結構理不尽な物だからそういう親をもった千尋って大変だろうなって

カオナシが可哀想だったとも思った
釜爺最高!!
リンカッコいい!!
ハクが最後の方で言った「振り向いちゃいけない」で一緒に見に行った人と
『ヨモツヒラサカみたいだね』とか言って話し込んじゃいました

以上感想でしたぁ(^▽^)
292学生さんは名前がない:01/09/01 12:58 ID:eck/1GLM
>>290さんの「(藁」が「藁)」になってることを指摘しつつ(よくわからん)。

映画とか音楽といったサブカルチュアを学問的なアプローチで捉えて
客観的に作品を見つめ直すっていうのは別に普通のことと思われ。
自分が大学でそういう事をやる学部にいるので(w
ただ中途半端な知識でサブカル系ライターを気取って本人がカコイイ!と
思い込んでる文章ほどイタいものはないということで。
2ちゃんの中というエリアを考えると坊のカキコは別に普通のカキコでは?
ただ普通の出版物とかでそういう文に出会ったりするともう(略)

坊は本当はもう自分で立てるんでしょ?(藁
293学生さんは名前がない:01/09/01 13:08 ID:eck/1GLM
>>292>>291さんの折角の至極真っ当なカキコを汚す形になってしまった・・・
面目ないです。

お詫び?に普通にレスなどすると

>親って結構理不尽
そうですな。結局は自分の都合の良いように子供を諭すのが親ですから(w
ただあの場面はあまりにも普通に欲望のままに動きすぎてるような。
母親も最初は「引越し屋が来ちゃうわ」とか言ってて「千尋も食べなさい」だからな〜

>釜爺最高!!
いい味出してた脇役です。「ぐっどらっく!」

>リンカッコいい!!
最初は千尋につっけんどんな態度でいて人目につかない所で千尋を褒めるリンがイイ!
ああいうプチカタルシスが個人的に好きなのれす。

うわあ普通のレスだ(w
あ、やっぱりもう一回観たい(w
でもこの時期(夏厨撤去)でも立ち見なんですな。ラジオでタイタニック抜くかもとか言ってた。
294今日からあんたは「名」だよ:01/09/01 13:33 ID:Y929RfIc
>>293
マジっすか?<立ち見
やっぱり帝都ですか。地方は夏休み中でも座って見られましたよ。
今日は千円だし、もう一度見てこようかな。かれこれ五回目になるんですけどね。

内容は、シナリオに疑問点はあるんだけど不満な点はありませんねぇ。
疑問点も「もっと良く出来たんじゃない?」であって「わかんねえっす」ではありませんでした。
好きです、この作品。それ以外の何でも無い。
だから人に「良いから見ろ。損はしない」みたいな勧め方は出来ませんけどねぇ。
作品としての完成度では圧倒的にもののけ姫でしょう。
でも千と千尋の神隠しにはもののけ姫とは比べ物にならない魅力がある。
やっぱり世界観ですかね。キャラクターもあるかな、みんな好きだし。
295しつもーん:01/09/01 13:36 ID:p4RsWj3Q
素直に面白いと思ったが感動はしないな〜
感動した人どこにぐっと来ましたか?
296カオナシはケーキを2口で喰ったゾ:01/09/01 14:48 ID:UfU.vffg
感動したトコロ  エンディングロールと主題歌。
感動させようとしたトコロ(?)の千尋とハクのフライングシーンではミヤザキズム
っぽくて萎えた。
下界復帰後、千尋一家が車に乗り込んで去るシーンも、あの世界には二度と行けない
んだろうなと感じると、無性に切なかった。
この映画は、カタルシスなく一見平板に終わるような気がする。
だからかな、かえってエンディングの淡々とした感じにグッときた。
映画の住人だった自分から素の自分に戻っていく時間という感じ。
映画の終わりが私の日常〔現実)の始まりという風な、どことなく白々とした気分が
なんともいえなかった。祭りの後みたいな、懐しいような寂しいようなね。
297かいとーん:01/09/01 15:01 ID:8fo4a47I
>>295
映像自体が快感でした。
298風の谷の名無しさん:01/09/01 15:04 ID:ahVbiP2o
>>296
なんだよミヤザキズムって!
ジャイヤニズムとかヤマギシズムと一緒にすんなよっ!!
299 :01/09/01 15:12 ID:Y929RfIc
>>295
なんかよくわからんが「あの日の河へ」を聞くと泣けてくる。
あと最後の千尋が何かを思い出そうとする場面、千尋はトンネルのむこうでの事を覚えていないと言うエピソードを知った後は妙に泣けるようになった。

>>296
監督が宮崎駿さんなのに宮崎さんらしく無いわけ無いじゃない(笑
300名無し:01/09/01 15:55 ID:MVUL3Zq2
>295
それでも最後のハクの手にはじんと来た。
301強くなれたと思う:01/09/01 16:39 ID:o3NrgtyE
今日観ました。
一人でいってきました。
観る前からこの映画をきっと気に入るだろうと思っていました。
映画館へ行くのは六年ぶりでした。
六年前の夏は「耳をすませば」を見ました。
その頃は恋人がいてよく一緒に映画を観にいってました。
その恋人と別れて、ショックで引きこもりになりました。
今日、新宿を歩くと楽しかったあの頃の記憶が鮮明に蘇りました。
六年前と同じ街の映画館で「千と千尋の神隠し」を観ることには、特別な意味がありました。
これからは強く生きていこうと思いました。
302 :01/09/01 16:53 ID:/BNqr9.2
いいね。
303おしらさまの……:01/09/01 18:07 ID:i4svMFp2
304ななしさん:01/09/01 22:17 ID:fAvSPFF.
>>303
見てしまった。鬱だ。
305 :01/09/01 23:10 ID:RaOAU7VE
>>303
すいませーん!
それは、アイコラですか。
3064回みたヨ!:01/09/01 23:21 ID:TKURJ8Vc
ここは宮崎礼賛スレじゃなく「千と千尋」のスレだよね?
映画板よりも面白そうな流れだったから、書き込んでみるけど、
宮崎マンセーじゃないといけなさそうだね。
としたら、スマソ。先に詫びを入れておくよ。

私は実は宮崎さんが苦手。けど、この映画とカリオストロは好き。
ガイシュツだが、この作品のきっちり箱庭じゃないユルサ加減がいい。
よって、感動のドラマツルギーはあまりないかな?
でも、何度も見たくなる。
自分で映画の余白を埋めるような感じで。
記憶の奥に残る映画だと思う。
ビデオでたら、即買います。
映画館でもまだ何回か見るつもり。
307楽しかったよ〜:01/09/01 23:42 ID:K98xwLGc
>>293
いえいえ全然そんな事ないですよ
むしろレスつけてもらえた事のほうがうれしかったです

>ただあの場面はあまりにも普通に欲望のままに動きすぎてるような。

そういう風にも取れますね
まぁでもアレは普通じゃない所だったから(爆
私的には普通じゃない状態で普通にしている人のほうがちょっと怖い

>>294
そうなんですよ!<立ち見
絶対座れると思って余裕ぶっこいてたら・・・・(T-T)
終わったと思ったとたんに足の痛みに気がつきました
ちなみに都心じゃないです、東京だけど(藁

>>301
そうさぁどうせ生きるなら自分に正直に楽しくね
良いきっかけになる映画見れてよかったね

今日何気につけっぱなしになってるTV見てビックリ!
ハクってパラッパだったんだね うっひゃ〜
308282:01/09/01 23:46 ID:VGKlh9UQ
坊氏はまだきてないのか…

もちろん観たよ。2回。
この映画は安直に解釈しないほうが楽しめると思った。
ドラマとしての穴はいくらでもあるし、再三言われてるけど、やっぱりカタルシス
に欠ける、っていうのはもっともだと思うし。

でもそういう理屈で掬い取れない良さがこの映画にはある。
結局は百万言尽くすより映画観ろってのが一番正しいと思う。

エヴァのときは、ディティールや伏線、暗喩をやっきになって解こうとして
痛い目見たからなあ。それはもう繰り返すべきじゃないと思うよ。
画面に描かれてることがすべてだと思ってる。
309風の谷の名無しさん:01/09/01 23:53 ID:.EYok9Rg
でも、ハクやカオナシやオクサレサマの存在は、
暗喩なんてまったく含まれないなんて言ったらしらじらし過ぎない?
310名無しィ:01/09/02 00:14 ID:ZBoYykgA
基本的で重要なことだが、この映画での世界は物語を進行するための
背景ではなく、感情移入して動き回り冒険するためのものであり、
主役なのである。ストーリーを紡ぐための世界ではなく、
ストーリーは世界に従属している。

ところで竹熊健太郎も指摘するように、この映画のキモのひとつは
空間の移動だ。垂直、水平方向の移動が、どこからどこまで動いた
というのがわかりよく、リズムがよい。
千尋からカメラが離れることはないので、イベントが起こり話が進むのは
その移動に準拠している。そのため作品に出てくる事象は必ずしも説明されるとは限らない。
一日目が終わり二日目に仕事が始まるまでの導入部があれだけ長いのは
油屋と豚小屋や列車などのその付近の空間的な広がりを示すためだ。
観客が空間を把握するためにかかる時間は千尋が色々と動いて
空間把握するための時間と同じなのである。
主人公の目に映るものだけで位置関係を説明する姿勢に驚く。

奇跡的に巧みな空間移動により油屋の世界を立体的に、
臨場的に描くことに成功していて、そのためにファンタジーとして
これだけ完成度の高いものになったのだが、
千尋の空間移動は作品を彩るための「要素」ではなく、
展開させる「ストーリー」に代わるものとして作品の「軸」に
なっていることに注目しなければいけない。
この作品をまとめあげる「展開」はストーリーではなく千尋の移動なのだ。
物語が散漫に感じられるのは、現実に起こるイベント自体バラバラで散漫なのであって、
この作品に関しては当たり前だといえる。ただ、普通ならそういった散漫なハナシは退屈
に違いないのに、何故ここではそうでないかは分かるだろう。


↑前スレからのコピペ
私にとってストーリーに関して一番腑に落ちた批評です
311:01/09/02 00:15 ID:ZJtT7Ugg
キシュツだと思うけど、かなり昔宮崎さんはインタビューで
お風呂屋さんの話を考えていて、それをやろうと持ちかけても
こういうのはぜんぜん企画が通らないんですよ、みたいな
話をしてましたね。(たしかルパン最終回のころかその前後??)
この映画はその頃考えていたことがやっと実現できる立場になったという
ことなんですね。その前にもカリオストロのころ時代劇をやりたいと言い続けていましたが
それが「もののけ」になったのだと思うと全て若い頃に発想した企画を
今の歳になってやり残していたことをやっと晴らせたのかもしれませんね。
ルパンの娘の話も当時熱く語っていましたが、是非実現してから引退してもらいたい。
312:01/09/02 00:27 ID:/jI5Hvco
宮崎さんは東映漫画映画をまた作ってほしいな。まんが祭りを復活させて
メインの長編をやってほしい。当然ジブリじゃなくテレコム勢を総動員し
てね。まんが祭りだから大人を意識しなくてもいいだろう。千と千尋という
最高傑作を作ってくれたから次はやりたい放題やってほしいね。
313う=あ:01/09/02 00:52 ID:ZJtT7Ugg
もちろん大塚康生さんとのコンビ復活でね!
ジブリ時代は大塚さんが離れてしまったからダメになった。
でもヒット連発だからジンクス通り??
でも本気で大塚さんには宮崎さんともう一本だけ作って欲しいと
切に願ってやみません。
314風の谷の名無しさん:01/09/02 01:02 ID:.b9IuhCk
>>313
大塚さんはもう現役引退してるんじゃないのかな。
なんせ御年70歳だもの。
315・・・・:01/09/02 03:00 ID:CAmLafpU
しかし、この作品をあらためてブラウン管でみたらきっと幻滅するんだろうな。
劇場サイズの迫力だからこそあの絵は映えるが、画面の迫力がなくなって
よりストーリーが浮き彫りになったとき、作品の真価が問われそうだ。
316タレぱんだ:01/09/02 03:36 ID:.BjiENno
>>315
映画は映画館で見るもんだとおもーてるよ。
ビデオなんかで見て、真価を問うとか言ってるのは違うとおもーてるよ。
317いっぱい見た:01/09/02 03:51 ID:FZ6QfzDI
魔女宅のDVDに、千と千尋の特典映像あるけど、
テレビだと、細部のディテールがつぶれてもったいないと感じるな。

遠景の千尋の目パチなんて、テレビで見るとほとんど点でしかないからよくわからないし。
いまのうちに大画面で目に焼き付けておきたい。
318う=あ:01/09/02 04:12 ID:ZJtT7Ugg
>>314
大塚さんはまだまだ現役ですよ!
このあいだ講演を見てきましたが、
最近のCGに関してもかなり鋭く指摘していました。
前髪のたらりとしたした動きを昔は手書きでやっていた云々
と言ってましたが、今前髪の動きってCGなんですかね?
でも全般的にCGには否定的な印象でした。自分は職人ですからって言う姿勢
に物凄いオーラを感じました。同時にミヤさんは僕と同じ職人とも
言ってました。大塚さんの話を聞いていると宮崎さんが特殊な才能で
今の立場になったというより、他人より多くのやりたい事を前面に
押し出していたから今がある、という感じを受けました。もちろん他人より
その感受性や創作心が強かったのでしょうが、同僚の大塚さんにしてみれば
特別凄い存在ではなかった事が、とっても印象的です。
それにしても大塚さんにしろ宮崎さんにしろ、その「職人」と
言い切る姿勢がとてもカッコいいと思えた一日でした。
319 :01/09/02 04:20 ID:jV1Zu/..
>317
映像特典見てるとDVDが本当に待ち遠しいねー。
目パチがどこのことか分からないけど、
あれでも十分きれいだから楽しみにしてるよ。
320 :01/09/02 08:21 ID:5inyLlLw
ま、わかっているだろうしガイシュツだとおもうが
階段下りるシーンが長すぎ
321ななし:01/09/02 10:31 ID:hlCeWCI.
>>320
でもオレは高所恐怖症だから、あんな手すりもない高い階段は怖くて
降りられないよ(非常階段の5階で足がすくむもの)。
322 :01/09/02 11:07 ID:faGRnOBo
階段を下りきった後、ボイラー室に入るあたりから動きがおかしくなるね。
あの動きは好きじゃない。
323:01/09/02 11:11 ID:tCCpLkhw
しかも子供が乗っかったぐらいで抜けるような
ボロイ階段だしな。ありゃ恐い。

千尋が階段踏み抜く瞬間、ビクっとなった(藁
324風の谷の名無しさん:01/09/02 11:13 ID:.b9IuhCk
>>322
もじもじしながら釜爺さんに近づくあたりですね。
自分は結構気に入っているんだけど。(^^;
多分あの辺は原画の人の個性なんだと思います。
325@@:01/09/02 14:21 ID:NttEoIkA
>>322
そのあたりで千尋の動きがおかしいのは原画のチェックが甘いから、と
少し前のレスにあったが、意図的なもんなんだろうね。
326 :01/09/02 16:36 ID:iolcdGjA
あれは作画監督が意図して、その原画マンに任せたものらしいよ。

たしかに全体から見れば浮いてんだけど、ああいう動き好きなんだよなあ。
ああいった動きが描ける原画マンがいるとしって嬉しくなったね。
327 :01/09/02 17:44 ID:faGRnOBo
>>326
でもあの人顔描くの下手(笑
328 :01/09/03 00:55 ID:MaT5462M
age
329:01/09/03 10:46 ID:96WsNTXE
しばらく来れなかったが、いい盛り上がりになっていてうれしい。
俺が気にいっているのは、電車。あの模型がほしい。
水に浸ったプラットフォームの描写も素晴らしい。
茶色の外観で、床にひいたオイルのニオイまでしてきそうな懐かしい電車。
レトロメカヲタの作者らしい、美しい造形の車両だった。
330:01/09/03 17:18 ID:LozbQrfA
いいね。電車。
水の波紋残しながら静かに通り過ぎていくのは印象的だったよ。
車掌の切符切る道具もおもしろい。

子供が騒ぎ出すシーンとしても印象的だ(藁
331 :01/09/03 19:03 ID:8vIdM8G6
何が凄いって宮崎駿の出すワケの分からんキャラたち。
入道の頭3つが「おい!おい!」って普通に人間なら
人道的に出さないって!なのになぜか愛らしいし。(藁
どうやって頭だけで跳ねてるのか分からないけど
なんか跳ねるような気がするし。(藁
332 :01/09/03 19:43 ID:JzkEUtKY
あれはTVだったら,意味不明な規制がかかって出演不可だったかも>入道頭
333今日見てきた。:01/09/03 21:02 ID:EeKi2IO6
いまさらかもしれんが、このスレのパート1は
どうやっても見ることできないの?
334:01/09/03 22:25 ID:NOfK2D5.
壁伝いのもうひとつの場面。
あの、樹脂かなんかで出来たパイプ(ダクト?)を綱渡りのように駆け抜けると、
そのパイプはぼこぼこしていて、しかも、つながっているところがはずれちゃって、
ゆっくり横に倒れかかっていく感じがすげーリアルだった。
あんなところ渡って行って、はしごにしがみつくのは、非現実的だが、パイプが
はずれて、ゆっくりぼこっと折れ曲がるところのリアルさには唖然とした。
335名無し:01/09/03 22:40 ID:0DpBW3s6
それまでのどんくさぶりからいって、パイプの上走って行くなんて思わなかったよ
伝っていこうとしてパイプが外れて振り子のように落ちていって、
必死で梯子にしがみつく。
っての想像したな…
336:01/09/03 23:11 ID:NOfK2D5.
あと、排泄の快感。オクサレさまが、汚物を全部吐き出して、よきかな、
とつぶやいて空に舞い上がる快感。お湯をたっぷり浴びるのも快感だ。
カオナシが、どんどん飲んだものを吐いて、身が軽くなっていく快感。
337名無し:01/09/03 23:27 ID:jyKegv.A
カオナシの嘔吐シーンはリアルだったな…
338  :01/09/04 00:15 ID:cklBumnw
カオナシって何か意味があると思うんだけど、
何を現してるのかな?
単にコミュニケーション不全という以上の意味がある感じがする。

千尋が後半、カオナシにつっけどんに接していたのは
前半の千尋自身と被せてたからかな?
339名無し:01/09/04 00:48 ID:IrnOaHiQ
小さく震える手にはマッチ 今にもランプに火を灯す
止まらぬ涙を乾かす為 ようやく振るった なけなしの勇気
思いつく限りの夢や理想を 残らずポッケに詰め込んできた
ポッケに開いてた穴を見つけて 泣き出す瞬間 呼びかける声

「ハロー ハロー 気付いておくれ 君の中で待っていたんだよ
大丈夫 大丈夫 僕は君のハートに住む 情熱のランプだよ」

落とした夢 理想の類 それを探しさまよう道を
照らし出すよ ハートのランプ 今まで気付かなかった誇れるベストフレンド

貰える限りの愛や安心を 入れた鞄大事にしてきた
そいつも誰かにひったくられて くたばる寸前呼びかける声

「ハロー ハロー 聞こえるだろう?君の中にずっと居たんだよ
大丈夫 大丈夫 いつも一緒だよ 君と生きる 情熱のランプだよ」

なくした愛 安心の類 それを探し凍える道を
温めるよ ハートのランプ 今まで気付かなかった頼れるパートナー

「君が強く望みさえすれば 暖めよう 照らし出そう
歩く為の勇気にだってなるよ」
340名無し:01/09/04 00:54 ID:IrnOaHiQ
約束しろよ ハートのランプ もう一度僕を歩かせてくれ
「変だな 僕は君自身だよ 自分が信じれないのかい?」
小さく震える手にはマッチ 今にもランプに火を灯す
闇に凍えるこの身を救う 最期の術は この身の中に
夢や理想 愛 安心の類 それを手にする力が情熱
小さく震える手にはマッチ 僕らが僕らに呼びかける声

ようやく聞こえた やっと気付いた 涙を乾かす力
当たり前の事に気付いた 自分自身知らなかった自分自身
落としたもの なくした類 探す道を歩ける勇気
僕の中の情熱のランプ 今にもマッチは芯に触れる

今にもマッチは芯に触れる
341 :01/09/04 00:53 ID:ISueFL5g
BUMPは関係ねえだろ
342千尋は現代の女の子とかいうから:01/09/04 01:01 ID:rYe2Of7s
どんなむかつく糞餓鬼かと思ったら

昨日初めて見た所
頭はいいし、責任感はあるし、情は深いし
他人を思いやれる。勇気も行動力もある。

全然現代の糞餓鬼じゃねえぞ!
何かにつけて「どうでもいい」と言って
弱い者苛めを楽しんで、他人の苦しみには全く無関心。
しかも自分が傷つくのには耐えられず
すぐ被害者意識に走り、責任を転嫁する。

これが今時の小学生じゃねえのか?
343それともう一つ:01/09/04 01:04 ID:rYe2Of7s
今時の小学生にしてはおそろしく礼儀正しいぞ。
客商売の何たるかをすぐ弁えてる。

現実の10代後半のドキュソを見ろ。
千尋に到底及ばん。
344風の谷の名無しさん:01/09/04 01:07 ID:V9dFVsCU
>>342-343
その考えは2ちゃんねるの住人に対する一般人の印象と同じだYO!
345nanasi:01/09/04 01:17 ID:ViqyV1og
カオナシはラピュタのロボットみたいだった
ヒロインをひたすら追いかけるところが
346ドキュソちゃん:01/09/04 01:19 ID:4jlN0EpU
他人がいないと何もできない人はどれだけ悲しいのか、と言いたいんだろう。
347 :01/09/04 01:22 ID:AwY3Jxw.
338じゃないが、
カオナシについて「坊」さんの意見を聞いてみたいな。
348:01/09/04 01:38 ID:K2HPr7o6
>>338
他のキャラとはまた違った現代人の象徴だと思う。
ストーカーとかオタク(たまに生える前髪がそれっぽかった)とか。
多分ね。
349 :01/09/04 01:43 ID:R22mlqfA
>>338
何度か言われてるとだが、2ちゃんねらともかぶる。
住人の多くは寂しがり屋だ。
だからコミュニケーションを求めて、ここに来る。
350風の谷の名無しさん:01/09/04 02:01 ID:m8.MezhI
カオナシの声優ってクレジットに載ってなかったね。
351名無し:01/09/04 02:15 ID:EAA9hXr2
カオナシの声、西村雅彦だと思った
352名無しさん:01/09/04 03:09 ID:rxhmZAPI
>>338
だいたい338の言うことであってると思われ
353このスレのおかげで:01/09/04 04:29 ID:73dXRSM6
「クラバート」を思い出すことが出来ました。ありがとう。
354 :01/09/04 14:08 ID:ISueFL5g
>>351
宮崎監督、鈴木プロデューサー、庵野のどれかと言う噂があるけど今泉なの?
今泉くんならちゃんとクレジットに載ると思うけど
355長渕:01/09/04 17:27 ID:LBlYvaNM
>>339-340

「成長の物語ではなく、元々備えていた生きる力を呼び覚ます物語」
というテーマからすると合っているように思えるが、
合ってないと言われると全然合ってないように思える歌だ。
356 :01/09/04 18:14 ID:sqOH9xIw
DVDでジク−リ楽しみたい
357デジタリスト名無しさん:01/09/04 19:00 ID:qMSutBrc
この熱が冷めやらないうちに早く出して欲しいな>DVD
358:01/09/04 19:10 ID:wuQg1DFw
この映画のマイナス点。

1.ストーリーやキャラクター設定にディズニー的な媚びが見えた(ネズミ)

2.美術は良いが、キャラクターデザインがあまり洗練されていない(宮崎駿色が希薄)。

3.1を含めて、良くも悪くも、商業的な意図と方針で作られた映画である。(宮崎監督がそれ
を許容出来るだけ大人になったということか)

4.魅力的な世界観ときめ細かい演出には脱帽ものだが、ストーリーとしての完成度は余り高く
ない。中盤でいくつかのエピソードを平行して語って行く語り口は未熟ではないが、「ラピュタ」
のロボット兵〜シータ救出の辺りの奇跡的な語り口・演出などとは、比べるべくも無い。飛行シーン、
ラストシーンのカタルシスへの誘導も、かなり強引。
 また、ハクを巡る伏線の処理は余りにもひどい。この意見には、おそらく多くの人が共感するだ
ろう。大幅なカットなどが原因かもしれないが、残念だ。

5.神話や童話の古典からのモチーフやエピソードからの安易な借用が、鼻につくくらい多い
(この世界のものを食べろ、何を聞かれても同じことしか言うな、名前を奪われると支配される、
子供を大事にする魔女(子供がすり返られたのに気づかない)、名前を取り戻すと力を取り戻す、
通過儀礼としての冥界(沼の底)めぐり、ラストの謎かけのくだり(「答えは無い、というのが
答え」)、振り向いてはいけない、などなど)。

ただ、上記以外の全ては素晴らしい出来だった。
特に、水上を走る列車のシーン。あのイメージの鮮烈さは圧巻だった。あのシーンを見られた
だけでも、見に行った甲斐は充分にあったと思う。
359:01/09/04 19:39 ID:yVZKy0NY
>>358
大きなお友達向けの映画じゃないことを念頭に置いておこうね(ワラ
360クワトロ・バヅーナ:01/09/04 19:43 ID:hxpJ.LPY
sageるな!このスレを借りたい!
厨房の方と、このスレを見ているシャア板国々民の方には、突然の荒らしを許して頂きたい。
私はシャア板のクワト口・バヅーナ伍長であります。
荒らしの前に、もう一つ知っておいてもらいたいことがあります。
私はかつてギレソという名で呼ばれたこともある男だ。
私はこの場を借りて、シャア板の遺志を継ぐものとして語りたい。
もちろん、アニメ板のギレソとしてではなく、ジオソ・ダイクソの隠し子としてである。
シャア板の遺志は、アニメ板のような厨房に根差したものではない。
アニメ板がシャア板を作ったのでは無い。
現在アニメ板がシャア板を我が物にしている事実は、博之のやり方より悪質であると気付く。
ガンヲタが宇宙(シャア板)に出たのは、アニメ板がガンダムネタの重みで沈むのを避ける為だ。
そして、宇宙(シャア板)に出たガンヲタは、その厨房範囲を拡大したことによって、
厨房そのものの力を身に付けたと誤解をして、夏厨のような勢力をのさばらせてしまった良スレを持つ。
それは駄スレだ。もうその厨房を繰り返してはならない。
宇宙(シャア板)に出ることによって、ガンヲタはその厨房をageることが出来ると、何故信じられないのか?
我々はシャア板をアニヲタの手で汚すなと言っている。アニメ板はシャア板に厨房を引かれた人々の集まりで、
シャア板を食いつぶそうとしているのだ。
ガンヲタは長い間、シャア板と言う揺り籠の中でageてきた。
しかし!時はすでにシャア板をアニメ板から、巣立たせる時が来たのだ。
その後に至って何故アニヲタ同士が荒らしあい、シャア板を汚染しなければならないのだ。
シャア板を自然の揺り籠の中に戻し、ガンヲタは宇宙(シャア板)で自立しなければ、
シャア板は厨房の惑星では無くなるのだ。この良スレさえ厨房に飲み込まれようとしている。
それほどにシャア板は疲れきっている。
今、誰もがこの美しいシャア板を残したいと考えている。
ならば自分の欲求を果たす為だけに、シャア板に厨房のようにへばりついていて、良い訳がない。
現にアニメ板はこのような時に厨房を仕掛けてくる。見るが良い、この夏厨な行為を。
彼らはかつてのアニメから膨れ上がり、ヲタ言うものは全てを厨房と称しているが、
それこそ厨房であり、シャア板を衰退させていると言い切れる。
このスレを御覧の方々はお分かりになる筈だ。これがアニメ板のやり方なのです。
我々がこのスレを荒らしで制圧したのも悪いのです。
しかしアニメ板はこのスレに自分達の味方となる厨房がいるにも関わらずsageようとしている!
361ごるぁ:01/09/04 20:20 ID:gH/SgxuQ
この映画もよいものだが、監督は現実というものをとらえていない!

ファンタジーしか作れないのだからそういうジャンルのものだけつくっていればいいのに。

監督は現代の若者(というかガキか・・)に対しての憤りをこの映画で発散させたのだろうが、やっぱりずれてる。

こんな子供は今いない!

その辺をわかってんのかわかってねーのかしらんが、もう古いよこの監督のものは・・・。

ファンタジーつくってなさいって感じでやんす。

どうでもいいが。
362 :01/09/04 21:11 ID:ISueFL5g
宮崎監督を筆頭にクリエイター諸氏がオタク嫌いになっていくのもわかる気がする・・・
363タレぱんだ:01/09/04 21:20 ID:gAsCoxDo
>>358
ん、反論って訳で無いが実は何気に同じようなことを考えていた。

1.ナウシカのテトや、魔女宅のキキ、トトロの子トトロ等、宮崎アニメには媚が見え隠れ
するパターンは多い。子供を飽きさせずにストーリーを運ぼうともえば思えばマスコット
は必要であり、また昨今ではキャラクター商品としても必須であり、それをディズニーに
結びつけるのは疑問。但し大人が見るとつらい場合があるのは確か。

2.実はこれに付いてはほぼ同意。何処かで見たようなキャラが多くて、スター制度を
取ったかと思わせるほど。手抜きかねあれ。

3.に付いては特に無し。売れてなんぼだよね。

4.勿論同意。この辺きちんと処理されてたら、映画としての魅力は、果たして増えるのか
減るのか興味在り。

5.童話や、物語には所謂お約束がつき物。指輪物語、はてしない物語等、メルヘンには
古典からのモチーフやエピソードからの借用が必須。
但し、借用の仕方、ちょっととりとめが無いな.
364お前名無しだろ:01/09/04 21:32 ID:oNrcnItA
>>361
こんな子供は今いない!

では無く、今時の子供であった千尋がこの世界に来て
才能を開花させた。
と介錯しているけどね。

この映画、全編ご都合主義なんだけど何か許せる。
シータとバズーのように、不自然に大人びたガキの言動は
鼻についたがこの映画では気にならない。

まあ舞台を必要以上にリアルに書いた事が勝因だと思う。
かりに現代日本で似たようなストーリーを書いたらアウトだったろう。
非日常の世界をこれ異常ないほど日常的に書くことによって
非日常的でご都合主義的な千尋の行動も自然に、日常的に思える

この映画が完成度の点において名作とは
断言できないまでも、今まで見たことの無い不思議な魅力に
みちているのはこんな点もあるんじゃないかな?
365お前名無しだろ:01/09/04 21:36 ID:oNrcnItA
>>361
でもファンタジーだけ作ってなさいってのは
何となく同感。
366カオナナシ:01/09/04 22:01 ID:ISueFL5g
>>365
千尋はファンタジー以外の何者でも無いと思うんだけど、西洋的なの作ってろって事?
367 :01/09/04 22:04 ID:BmIlPgwA
長文でワケ分からん奴ウザイ
368@@:01/09/04 22:19 ID:tpr79M3I
>>358
博識なんですね。あなたはきっとえらい評論家の先生に違いありません。

むつかしい本を読んだあとの厨房も、おんなじような吠え方するけどね(クス
369:01/09/04 22:50 ID:ByVhYiwk
>>361 >>362 >>358 気持ち悪い人たちが出ているね。
肥大化した自我を歪んだ形で垂れ流している、糞ヲタク。
アニメ板に来たかいがあった。お前らのような化け物を見てみたかったんだ。
偉そうな長い駄文を書いて満足したか?もう二度と来るな。
お前らは汗臭いんだよ。
370:01/09/04 23:06 ID:ByVhYiwk
>>358 の糞野郎。お前の文章が不愉快でたまらない。
しかも作品の大事な個所をなんの断りも泣く割っている。許せない。
お前は全く作品世界を理解しないばかりか、興行である商業映画も
理解していない。なによりもお前は作品を愛していない。
半可通のくせにデザインがどうの、伏線がどうのと言えた義理か?
この馬鹿たれ!!殺しても殺したりない。呪ってやる!!
371:01/09/04 23:07 ID:ByVhYiwk
>>361 お前の感性は腐っている。終り。
372:01/09/04 23:10 ID:ByVhYiwk
>>362 失礼しました。あなたの意見に賛成です。
引用間違いでした。ごめんなさい。
373:01/09/04 23:18 ID:ByVhYiwk
>>363 犬の糞野郎と同じだが、民話などの借用がなんで「安易」で
「とりとめ無い」なんてお前らが断言できるんだ?お前らの気に入る
引用とはなんだ?なにも出来ないくせに、偉そうに「あの引用は、
安易だね」なんて語りに入ってるヲタク面が目に浮かぶ。くせーーー。
ちゃんと風呂に入れ。シャツは毎日換えろ。てめーらが大嫌いだ!!
374 :01/09/04 23:18 ID:.yivYr86
まあ>>361は論外として、>>358の言いたいことは分かる。
1番と4番は同意する。(ただしネズミはそれを補って余りある愉快な動きをしてたので許す)

2番は判断しかねる。というかキャラデザは安藤作画監督だった気がする。
3番:御大の目指しているのはあくまでも商業アニメでの良質な作品。自分で言ってる。
5番は同意しかねる。別にとりとめが無かったとも思わない。
375 :01/09/04 23:19 ID:.yivYr86
>>坊
ウザがられるからやめとけ。
376:01/09/04 23:45 ID:ByVhYiwk
>>375 は〜い♪
坊はでぶの世間知らずの赤ん坊だから言いたいこと言ったら気がすんだ。

かえる顔の番頭は、伊東四郎みたいだった。湯婆婆と銭婆婆は黒柳徹子。
もう誰か言ってるよね?あのデカ顔の魔女はなぜか西洋風だった。
あの部屋の調度は、本当にああいう金持ち因業ばあさんの部屋に行った事がある。
六本木の外国人専用のマンションのオーナーで、本当にハンコの入った巾着を
ぎゅっと握りしめていた。魔女の部屋、リアリティあったぜ。
377コソーリ読む者:01/09/04 23:50 ID:ymw4kql2
坊さんはこの作品をとても愛していらっしゃる様ですね。
だから、作品を批判する人がいると過剰に反応してしまうのでしょう。
でも、違ってたらすみません。

どんな批評であってもそれが批評であるならば巧拙に関わらず不当な扱いはできません。
第三者の目から見て、坊さんの発言は明らかに暴言であると判断します。
坊さんは御自分の言葉使いについて見直す必要があるのではないでしょうか。
378:01/09/04 23:59 ID:ByVhYiwk
>>377 や〜だよ。謙虚な批判ならへりくだって聞くが、偉そうな批評家気取りは
大嫌いだ。素直になってくれたらいいのにな。馬鹿には馬鹿というのが俺の姿勢だ。
でもあなたの丁寧な忠告は感謝します。私の言葉使いは確信犯です。
もっと、正しい批判が出てこないか、心待ちにしています。批判をすべてつぶす
つもりはありません。語るに値する批判が出てこないのです。
379:01/09/05 00:10 ID:CBDAuh.I
暴れてる暴れてる…
380重ねて忠告375:01/09/05 00:14 ID:LqQdjpDM
>>坊
荒しと変わらん。止めろ。
381@@:01/09/05 00:34 ID:NIwkuS8.
>>380
坊は荒らしとは違うと思う。結構このスレの人気者(w
むしろ似非批判する奴の方が荒らし煽り臭い。
382風の谷の名無しさん:01/09/05 00:37 ID:2OhcKs6o
坊よ、頼むから言葉使いをもうちょっとなんとかしてくれ。
383 :01/09/05 00:43 ID:Lcwp4kcU
坊…ワラ
384言葉づかいだけでなく:01/09/05 07:32 ID:BNw1qG2c
元の批判の巧拙にかかわらず坊の発言は「批判つぶし」としては低級かつ荒らし
そのものです。本人は「糞発言には糞発言で返して問題無い」とでも
思ってるのか知りませんが糞発言はあまりしないで頂きたい。
なだめすかして空気を元に戻そうとするのも分かりますが、
こんなのの御機嫌とることがスレッドにとっていいことだと思いません。
こぼれ落ちるものがあまりにも多すぎる気がします。
385:01/09/05 08:16 ID:NW7VIboE
>>382 >>384 みんな心やさしい人たちなのね(はぁと
俺はこの板にははじめてきたんだけど、罵倒も面白くてやってるんだ。
でも、あまりにそれが不愉快なら、もう少し洗練された罵倒をすることにしよう。
他人を思い切り痛罵することも快感のひとつだと思うけど。
俺を思い切り罵倒してもらってもいいよ。2ちゃんは、煽り煽られが楽しい、
思ってるんでね。ほかの掲示板では決して出来ない、あからさまとーくをしようよ。
386 :01/09/05 09:02 ID:BnvE1aRA
ロビーや最悪板はなくなったけど、厨房!板はまだあるんだしさぁ・・・
そこらへんを・・・ねぇ。まじめに語りたい人とかの方が多いんだし。
387:01/09/05 09:19 ID:jiUZdomU
>>386 真面目という点ではおお真面目だよ。
俺はミヤザキヲタクでもないし、アニメファンですらない。
たまたま、千と千尋に感動したからここでいろいろ書いて
みたくなったんだ。まじめに、自分の言葉で語りましょう。
388 :01/09/05 09:55 ID:iZBd6BY2
うざったいと思うならどうしてかまう?
ほっときゃいいのに。
「アラシにかまうアナタも厨房」
(楽しんでかまってるなら余計なお世話ですが。
←そうならスマソです)
389388:01/09/05 09:58 ID:iZBd6BY2
IDって回線切らなくても変わるんだ…。
(数分前映画板のスレ(実写映画ね)で
レスしたのと全然違う…)
板ごとで変わるのかな?
390ななし:01/09/05 10:40 ID:ed.NXjgs
>>389
ためして見たけど、板でもないみたい。
変わったIDを戻すのは無理かな?今のID結構好き。
391390:01/09/05 10:41 ID:ed.NXjgs
あれ?板かな?
392あのー:01/09/05 10:53 ID:5/uU454.
栃木のロリコン野郎が捕まりました。誘拐した動機は
美少女アニメヒロインが欲しかったそうです。「千と千尋」
にも当然萌えていたでしょう。ロリコンアニメ界の巨匠、
宮崎駿氏のコメントが待ちどおしいです。
393ERROR:名前いれてちょ。。。:01/09/05 11:10 ID:1yOINlFQ
香取慎吾も絶賛!千と千尋の神隠し
394書き込みが終わりました:01/09/05 11:16 ID:rlHylWio
吾郎に続いて慎吾も逮捕されるのか。
395タレぱんだ:01/09/05 20:58 ID:ed.NXjgs
今日2回目見に言った。日比谷スカラ座良いね。
DLPの綺麗さは勿論だけど、座席が広くて前の席との段差がちゃんとあるんで、
そんなに浅く腰掛けなくてもゆったり見れるって所が、かなり良い。
2回目だったんだけど、やっぱり夢中になってみてしまった。

見たのは16時の回で客の入りは、7分程度。流石に空いて来てるなって
思っていたんだけど、出て見たら次の回のお客が外までびっしり並んでた。
今日は日比谷周辺の映画の日ってせいもあるだろうけど、まだまだ込んでるな。
396ななっし:01/09/05 21:49 ID:PNJTMyk.
>>392
コメントするんかよ
397 :01/09/05 23:34 ID:ENNOxHwI
age
398:01/09/06 00:06 ID:5IqBYI3.
あの異界の夜の光景が怪しく美しかったな。香港のビクトリアピークから見た
夜景のようだ。水に映る船の光や街の光が実に蟲惑的だった。
夜の街に昼間行ったりすると、間が抜けて妙にしらけた感じがするのとはちょうど逆に、
千尋が迷い込んだ異界は、壊れた書割のようだった街が、夜になると活気に満ちて怪しく
輝きだす。その息を呑む美しさと恐ろしさに、映像を見ながらドキドキしていた。
399名無し:01/09/06 00:26 ID:klmR0I1g
>>395
セリフの音汚くなかった?
3日の1:40の回はすっげ汚かったんだよね。
お詫びの放送が流れたくらい。
その時だけだったのかな?
だとしたら、悲しい。
400@@:01/09/06 00:33 ID:GQrQTxwo
このコテハンで書きこむと何故同じコテハンが現れるのだろうか、、、謎だ。
ラジオ板でパクられ(騙られ)、少年漫画板でパクられ、、、
ここにいる@@殿は上の板には出入りしない人間であることを信じたい。

>398坊どんは上の書きこみをみると「・・・」と思ってしまうのだが、この書きこみについては、よくわかるよ。
このシーン(夜になる時)で流れる音楽は千尋の不安や混乱を受けてなお無常に移り行く世界 とでもいういものを表現していて震えを感じたよ。
401:01/09/06 00:48 ID:5IqBYI3.
>>400 なにげに400ゲットおめでとう。レス、ありがとう。
私はこんな感じに話していたいのです。
活気に満ちた夜の異界の賑わいは、「大人」なら誰でも心当たりのある、
温泉場や料亭での接待の沸き立つような感じそのままだ。
総出で出迎えるかえるたち、いらっしゃいませいらっしゃいませ、の掛け声。
忙しく立ち働く仲居たち。酒に酔い、風呂にのぼせ、さんざめく女たちの嬌声。
障子に映る、妖怪の影が印象的だ。子供の目線で見た大人の宴会はまさしく、
あのようなものだろう。作者が徹底して子供の目線を意識していることに驚く。
402 :01/09/06 01:09 ID:Y8Xj9lCY
ああ、なんかすごく胴衣〜
あの感覚、子供のときに感じた、自分の知らない世界なんだよね
あの廊下の先にはなにがあるんだろう、怖いんだけど気になってしょうがない感覚
403タレぱんだ:01/09/06 01:23 ID:3VCNXUWA
>>399
実は、音が汚い情報を読んでいたので、気にはしていたんだけど、
ちゃんとまともな音でした。
以前別の映画館で、スターウォーズ見たとき、やはりデジタルサウンドにも
拘わらず、音割れしてて頭きたこと在ったので気持ちかなりわかります。
映画で音の占める割合ってかなり大きいですよね。
404@@:01/09/06 02:16 ID:6z0.8l/M
>>400
私の場合は「名前いれてちょ」と言われて適当に打ち込んだ結果です。
だから「@@」がコテハンであるという意識もなかったです。
ほかの板、ほかの方もそんな感じではないのでしょうか?
405名前:01/09/06 06:30 ID:6uyZ.7mI
何回か「TVシリーズで長くやればよりよかった」という意見を聞いたけど
そりゃ違うだろと思いますね。
作品世界への没入を要する映画です。「向こうがわ」にいくことが大事なのです。
居間で家族でマターリ観るのも楽しい気はしますが何か違う気がします。
また、向こうがわに行くだけでなく返ってくる映画でもあります。
観た人がもっとあの世界に浸っていたかったと言うように観客にとっては
きっと元の世界に返る動機などないのでしょう。物語を終わらせる動機が。
物語にぶっとい筋としての起承転結はないし、TVシリーズでいくつも
エピソードを重ねていくことはできるでしょう。でも映画で千尋は
現実も両親も大事なので返ってくる。そうでなきゃいけないのでしょう。
千尋がハクや油屋の面々にもう会えないとしたらそれは切ないことです。
でもこの映画は現実に対するつっかえ棒でしかない。そこから返ってこれない
者は豚や海原電鉄の駅の影やカオナシのように現実からフェードアウト
していくのでしょう。それこそ神隠しです。2chにはそういう人もいそう。
だから、千尋が油屋の世界に別れを告げて返ってきたことに感じた者としては
TVシリーズで日常とグダグダになって「返ってこない」まま
ハナシを続けるというのはなんか嫌なものを感じます。
406:01/09/06 10:35 ID:MXdwhBFQ
>>405 TVシリーズ云々という話は、完結して提示された作品世界とは無関係の
議論だと思います。そのような希望をもつことはかまいませんが、作品を味わう
上ではどうでもいいことだと考えます。

異界に残されたものについて。特にリンについて考えます。
リンが、ふと漏らす、いつかこんな仕事はやめて、向こうの世界に行きたいんだ、
という台詞が妙に心に残ります。不本意ながら、異界に囚われているが、いつかは
向こうに見えている憧れの世界に戻っていきたい、本来の自分を取り戻したい、という
ささやかな夢です。
作品にはリンの過去も今後についても何も説明がありません。でも、異界にあって、
ぶっきらぼうな口ぶりだけど、何かと千尋をおもいやる、やさしいい姐御肌。
このような人物像は、水商売でよく見かけるタイプではないでしょうか?
極端なことを言いますが、歌舞伎町で不本意に命を失った「キャバクラ嬢」たちを
思い起こします。彼女たちは、あそこで人生が終わるとは夢にも思っていなかった
でしょう。不本意だったに違いありません。その悲しみをリンに見るのです。
歌舞伎町に見るように、そのような異界が、私たちの身の回りに隣接して口を開いて
いるのだ、と感じて戦慄します。
407:01/09/06 10:57 ID:MXdwhBFQ
隠蔽されたセックスについて。
リン=「キャバクラ嬢」説で顰蹙をかいついでに、悪夢のような作品世界の性的隠喩
について見てみたい。坊は暴言の坊だからな。
森のわき道を突き進むアウディから千尋だけが見つける無気味なかえるの石像。
固さ形状ともに、勃起したペニスだ。その石像が車止めとして屹立する後ろには、
赤く塗られて黒い穴のある「門」。女性器そのものだ。
その暗いトンネルをくぐることは性交を示し、くぐり終えると、素晴らしい快感を
表わす「気持ちいい草原と青空」が広がっている。やさしく風に草がそよぐ、たおやかな
丘陵は女性器だ。ペニスの石像も所々に立っているのが、まさしく淫夢のようだ。
さらに、水の無い川。まだ、快感を得て潤っていない女性器の隠喩だ。
出だしのところにこれだけ隠喩が見て取れる。油屋では、風呂と酒食の接待のほか、
セックスも満たしているに違いない。描写され得ないだけで。
408ななし:01/09/06 11:14 ID:pcewdqVA
私は千尋よりも
油屋を主人公にしたテレビシリーズ「湯屋 油屋繁盛記」ってのはどうだろう
あの世界は千尋が帰ったあと、やってくる前のストーリー
主人公はあえて作らないで グランドホテル形式で1話ごとにキャラを変える
オクサレ様やカオナシのような事件もある
映画との接点は「第十九話 湯屋に千尋がやってきた」といった感じで
映画では描かれなかった 油屋の面々のサイドストーリーをつくる。
千尋が帰ったあと ハクは自分のこれからを考えるだろうし
リンは以前より海の向こうの世界に思いをはせるだろう 湯婆婆は姉との不仲をどうにかしようと
思うかもしれない。釜爺は寡黙に しかし彼らの葛藤に一つの答えを与える
坊 従業員達にも何らかの 変化はあるだろう。そしてそのまま物語は
最終回へと。

あれだけ魅力的な建物をこの映画だけで終わらせるにはもったいない。
千尋が見ることの出来なかった 違った顔の油屋があるだろう
彼女の物語にこれ以上を求めるのは蛇足だろうが、高畑氏の「じゃりんこ ちえ」の
ように共同体そのものが 主人公となるストーリーを見てみたい。
409ななし:01/09/06 11:20 ID:pcewdqVA
坊さんいいですね
隠された性表現って。あの映画を観た感想として卑猥だと感じるんですが
そういったところから感じるものなのかもしれませんね

油屋は健康ランドを連想するのですが 男も女も 風呂から上がった上気した顔
濡れたままの髪 仮眠室での怠惰な空気 って言うのが子供のころたまらなく
Hな気分になった覚えがあります
410:01/09/06 11:36 ID:MXdwhBFQ
>>409 レス、ありがとう。
あの石像の形状、本当は仮性包茎のちんちんみたいだよな。
ロリヲタのハヤヲさんのちんちんの形かも。
いきなり下品な坊でした。
411Thomas Marton:01/09/06 13:58 ID:xihwZNL2
A Daydream is an evasion.
412 :01/09/06 14:08 ID:0ka./8eU
>>坊
ネタとしては面白い。笑った。
本気ならあんたいやらしすぎる。(笑
オクサレ様を見て「幼女とスカトロプレイか・・・フェチだな」と呟いた知人が居たが
そういう見方をする人も居るんだなぁ。笑い
413ナオシカを追え:01/09/06 14:32 ID:0ka./8eU
ttp://www1.obi.ne.jp/~hn7y-mur/forum/all5.cgi?ID=441

気になるが・・・当人の誇大妄想で無ければ良いのだが・・・
謎解き、してみる?
414@@:01/09/06 15:05 ID:6z0.8l/M
>>407
それって全然普通の解釈。
何事によらずそういう見方はいくらでもできる。
随分既出です。
415:01/09/06 15:58 ID:mING5nU6
>414    私は400です。人違いだったか、失礼しました、、
ついでにコテハン変えた。ちなみに直リンやsageを入れたりするのは鯖に負担がかかるのでしばらくは使わないほうが良いと思われます。

>413ちなみに謎解き関係は民俗・神話板にてやってるみたいよん
ttp://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=min&key=998416299&ls=50

>414 普通の解釈ってのは言いすぎな気がするが、、
>坊 解釈できないことはないね。ジブリが意識してそういう風にしたかは別として。結果的にそういう想像もなりたつ表現であるとはいえる。
昔話なんかは元ネタが淫話だったりするのはよくある事だし。それをそのままジブリが使ったから「千と千尋」にはセクシャルなイメージがついてきてるのかもしれない。

女性器が異界への入り口という考え方。これは人間社会の縮図という見方をする事が往々にしてあるようだ。
SEXの時、男性から射出された精子は、女性の卵巣の中で育ち、やがて、子供として体外に排出される。
子供は家の中で育ち、やがて大人になり、家を出る。
つまり、人間は常に身の回りにある、物理的な・社会的な制約(殻)を取り払い、成長していく生き物なのだという考え方がある。
いや、コジツケ気味のトンデモ話っぽいけど(藁 なんか上のような事が書いてある本を呼んでなんか納得してた
416 :01/09/06 16:20 ID:ca74RKTI
長文やめれ
417413:01/09/06 18:25 ID:0ka./8eU
>>415
この人のなぞ解きは世界観等の追求ではないから民族板には適してないと思うのだ
418名無しさん:01/09/06 21:43
民俗学っぽい解釈
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/3489/chihiro.html

>>415
今回の騒ぎはサーバの負担とは無関係では?
419:01/09/06 23:22
いろいろなご意見、多謝。
性的な隠喩はそのように読むことができるというだけで、
それが唯一の解釈だなんて思わない。
意図されたものかどうかも、別にどちらでもいいことだ。
いろいろな角度から読んでみるのも面白いでしょ?
リン=キャバクラ嬢/面倒見のいい先輩女郎 説はつまんなかったのかな?
それとも既出ですか?
420399です。:01/09/06 23:30
>>395、403
情報ありがとうございました。
もう直っているようですね、音。
運悪いな、自分・・・・。
421 :01/09/06 23:54
395じゃないけど、5日の16時の回は、むしろガキの方が気になった。

2列目に座ってた消防、4人組!
前の座席に足のっけて、見てんじゃねえ!!

てな感じでした。前のほうに座ってたからだけどね。
この映画観て、礼儀を覚えてくれると良いのだが。
422 :01/09/07 00:08
>>413
ああ、その説ね。
ナオシカ氏の言いたいことがイマイチ理解できんかった。
423:01/09/07 00:12
モー娘。の矢口が2回見に行ったそうデス(ANNより)
      ↑
     ファンの中ではアニメ嫌いで有名。
424:01/09/07 00:19
モー娘。萌え
425坂東英二:01/09/07 04:08
マターリ作品ととられてるみたいだけどトトロみたいなマターリではない。
刺激はすごく強い。強すぎて感覚が麻痺しちゃう方向のマターリ感だ。
緩急をつける映画は多いけどこれはずっとハイテンションなんだな。
ずっとハイテンションだと逆にマッタリするっつーのも面白いね。
426(・∀・):01/09/07 04:08
(・∀・)
427予想外に面白かった!でも・・・:01/09/07 04:15
ラスト、千尋は「みんな、ありがとう!」と言って湯屋を後にするが、
リンさんと釜爺にはもう一言あっても良いんじゃ・・・と思ったよ。
428ななし:01/09/07 04:35
>>427
私の友人もそう言ってた。
私はラピュタみたいなさわやかな別れでよかったんだけど

最後千尋が走っていシーンでそっぽを向いた湯婆婆がちらっと千尋を
見たけど やはり湯婆婆も悪人じゃなかったんだなぁ。とおもうた 
429(・∀・) :01/09/07 04:42
なんだか坊の独り芝居のようなレスがつき始めてるな。
クッキー消せば済むとでも思ってるのか?(藁
蒸し返すようだけど坊、お前結局>>358の指摘について
自分の言葉で反論してないじゃん、口先だけか。
>>406-407みたいなオナニーコメントばっかり書いてんじゃねえよ。
そういうのはちゃんと相手を論破してから思う存分に書け。
430マンセーな意見は聞き飽きた:01/09/07 05:01
この作品、結局枝葉を掃えば残るのはお話の稚拙さだけ。
民話がからんでるだとかマスコットを意識的に出しているとか
画面に暗喩を含んでるだとか監督が説教こいてるだとか、
そういう飾り(目くらまし)を外して観ると、あきらかに話の構築に失敗している。

時間がなくて端折ったなんてのは言い訳にすぎん。
しかも、監督がお客に観せたい、感じ取らせたいものがあまりに詰め込まれてる為、
観てる方が消化不良、もしくは鼻について嫌気が差してしまう。
そのうえ、声優のヘタさ加減に初っ端から萎え萎え。
あんなキャスティングしてる(させてる)ようじゃ、話にのめり込むことすら難しい。
10歳の子供なら騙されるかもしれんがな。

・・・と、それにしては10歳のガキ供が素直に楽しめる作品とも思えんが。
431奈々氏:01/09/07 05:50
>>413

気持ち悪いスレだね。
ナオシカ氏、盲目信者相手に妄想爆発して舞い上がってる感じだ。
432奈々氏:01/09/07 05:55
>>358の指摘なんて、たいした問題じゃない。

この映画の、唯一問題となるところは、
盲目マンセー信者を発生させてしまうことだと思った。
433キャッキャッ:01/09/07 06:15
>>431
解釈をすると盲目信者なの?信者かどうかも分からんし。関係無いと思うが
434:01/09/07 06:47
夢って、脈絡無く続いているようでも、
当人にとっては非常にリアルなモノじゃ無い?

個人的には「千と千尋の神隠し」は、
「夢」を「作品」にした稀有な例だと思う。

そんな作品が空前のヒットを飛ばしている訳だけど、
何も感じ無いの?

そこまで感性が鈍化していると、
これから始まる「残酷な現実」に抗う事すら出来ないよ・・・
435 :01/09/07 07:12
>434
アナタ大丈夫?(後半の文怖いよ)
あんまり思いつめないほうがいいよ。
436:01/09/07 09:38
解釈しているわけでもなく、盲目マンセーでもない。
作品を語ることでさらに楽しんでいるだけです。
>>358 に対しては >>370 参照。これ以上のコメントはありません。
>>429 何か俺のレスに文句があるならあなたが書いてみたら?
いくらでもお相手します。どんどん罵倒してください。
437435さんへ:01/09/07 09:45
他人のオナニーには何も突っ込められないよ。
438:01/09/07 09:47
>>434
夢の作品化では古くは漱石の「夢十夜」、漫画では「ねじ式」がある。
これは意図していることだとおもうが、この作品にはつげ義春への
オマージュが見られる。
あなたのレスの後半部分は意味不明だ。ヒットしちゃいけないの?
あなたの感性は強迫神経症に近いんじゃないの?
439434:01/09/07 11:23
あのスレは殆ど>430さんに向けて書いたモノなので、
当人以外、気にする必要の無いレスだと思います。

後半部分は何と無く書いた事だから、
あまり気にしなくても良いのでは?
440434:01/09/07 11:34
あのスレ×

あのレス〇

後、強迫神経症ってのは当たっているかも、
映画版の千尋スレ12〜19の内、4つのスレを立てていたり、
映画版自治スレ立てたりしているので、
「荒らし」には非常に敏感になってます。
441:01/09/07 11:43
宮崎駿本人がこの映画のテーマは無し、見た人が解釈するもんだ的なことを言ってるんで
好きに解釈するのがイチバン!ですね…
>映画版の千尋スレ12〜19の内、4つのスレを立てていたり、
>映画版自治スレ立てたりしているので、
>「荒らし」には非常に敏感になってます。

自分は430さんじゃないけどさ、アラシに敏感って
430のどこらへんがアラシ? 単なる一意見じゃん。
否定的な感想を書くことがアラシなのか?
ここは「千マンセー!(否定派お断り)」のスレ?
(それならアラシかもしれんが)
どうしてこうムキになって痛いレスを返すのかね?
宮崎マンセー信者は(呆
443:01/09/07 13:04
>>439 了解。あなたもあの作品が好きなのですね。
>>430 あなたのレスをゆっくり吟味して、あなたと話をしよう。
今は時間が無いのでスマソ。また書き込んでください。よろしく。
444:01/09/07 16:04
「千と〜」は既存の物語を流用しているだけ、稚拙だ_的なレスをしている人は、
だからつまらない、と思うのだろうか。それとも、ただ客観的に分析すればこういう解釈もありますよ、と言いたいのか、どっちなんだろうか。
この作品は本来、監督自身が言うように「10歳くらいの子供に見て欲しい映画」って事になっている。
子供の、目からすれば、そう言う解釈は抜きにして、「おもしろい」「おもしろくない」という感想がちゃんと出てくると思うんだよね。
よけいな解釈を抜きにして考えてれば「千と〜」はとても面白い作品だったと言える。
創作品には、設定・解釈等の後付けの分析では得られない部分がある。それが確かな(素直な、この場合は子供から見た)目というものじゃないだろうかな。
批判をするなといいたいわけじゃなくて、上のような事を踏まえた上で解釈・分析してみるのがいいと思う。
445:01/09/07 16:07
それが確かなの後→
得られない部分、それを理解することが出来る
→確かな〜
が抜けてた、、スマソ
446:01/09/07 16:10
いろいろね、この映画がはやると都合の悪い人たちもいるわけですよ…。
447 :01/09/07 16:22 ID:bKVdwCbs
この映画が一定以上売れると人質の命が!!!!寒い
448んが:01/09/07 16:25 ID:tLzFXrDI
夢的なものを題材にしたものがヒットしてるってのは、不安とは言わないまでも
世の中病んでるのかなあ、って気にはなる。そもそも夢ってのは意識の排泄物
なわけで、そんなもん喜んで食ってるのはおかしいことなのかも。漱石だって
夢を気にしすぎたせいでノイローゼになった、なんて話も聞く。
ただ、ウサギみたいに、現実からこぼれたなにかを、排泄物からもう一度回収
している、っていう見方はあっていいかも。ファンタジーっていうジャンルの
特性だってもともとそういうものなんじゃなかったっけ、とも。

>>430 そもそも、なぜ枝葉を掃う必要があるのか。なぜ飾り・目くらましを
外して観る必要があるのか。映画ってのはまず第一に目のメディアなんであり、
言ってみりゃすべてが飾り・目くらましなんだと思うけど。
449色即是空:01/09/07 17:41 ID:Bv7B7/w.
創作物なんていわばすべて夢。

>言ってみりゃすべてが飾り・目くらましなんだと思うけど。
まさにその通り。夢も、現実も。
450 :01/09/07 17:55 ID:HVqEWsJY
現実が夢と感じられるのは精神分裂症の症状。
451 :01/09/07 20:05 ID:rFmPaoIk
この映画って宮崎駿なりの「ファンタジー否定」なんじゃないかね。
『湯屋の世界の方が楽しいし魅力的だけどやっぱり現実世界へ帰りなさい。』と言う。
452ハエドリ:01/09/07 20:24 ID:o.BCR7w.

>>451
そう見えるのが今回の宮崎さんの新しいところだろうね。
今までだったら「働くのは楽しそうだけど、俺はヤダ」ってカンジ
が残ったもんね。今回は風呂ガマ掃除だって楽に終わっちゃうしさ。
453デジタリスト名無しさん:01/09/07 20:41 ID:tuYRVvaQ
おいおい誰もMステ観てないの?
454 :01/09/07 20:43 ID:tPmvu68g
V6のいのはらも観たってね。
455名無し:01/09/07 20:46 ID:cvEWfIXo
見逃した・・・
インタビューでなんか言ってた?
456髪隠し:01/09/07 21:12 ID:QzKTRGjo
>>446>>447
この辺の話、興味有りますね。
映画版の方があれだけ激しく荒されていたのも、
その辺の理由からなんでしょうかね・・・?(w
457名無し :01/09/08 00:24 ID:p2cizKvY
>>444
>この作品は本来、監督自身が言うように「10歳くらいの子供に見て欲しい映画」って事になっている。
>子供の、目からすれば、そう言う解釈は抜きにして、「おもしろい」「おもしろくない」という感想がちゃんと出てくると思うんだよね。
>よけいな解釈を抜きにして考えてれば「千と〜」はとても面白い作品だったと言える。

まるでアナタが10歳の子供みたいな発言ですね、ホントは幾つですか?
私は逆に「千と千尋」を10歳の子供がなんの予備知識もなく、アナタのいう余計な解釈を抜きにして
素直に面白い!と言い切ったら、その子の感性疑っちゃいますよ。
絵がキレイだった、とか、ネズミの動きが可愛かった、とかいうのならまだしもね。

感覚的に面白い、なんてのはむしろ大人の感覚であって、子供はもっとストレート。
「千と千尋」の何処がじゃあ面白かった?と10歳の子供に聞いたら、はたして大人ほど
明確に答えが返ってきますかね?
458 :01/09/08 00:35 ID:6I/LzSSA
>>457 子供は文句なくのめりこんでみている
興奮して何度も見たがる。それで十分だろ?
あんたの観念的な子供観は修正したほうがいいよ。
459風の谷の名無しさん:01/09/08 00:41 ID:yM965qYQ
10歳ぐらいの女の子は皆ハク萌え症候群にかかっているようです。
460430:01/09/08 00:42 ID:p2cizKvY
>>448
たしかに飾りや目くらましが映画にはある程度必要でしょう。
しかし「千と千尋」には監督が画面に盛り込みたいシーンがあまりに
多すぎて、肝心のストーリーの統合性がおかしくなってしまっている
からです。

千尋の階段駆け下りシーンに代表されるような、ストーリーにはさして
関係のない、そのくせ豪華なシーンがあまりに多すぎて、それが作為的
に写るのです。かめはめ波しかり、千尋のパイプ渡りシーンしかりです。

ですから、そういう類のシーンをいちど外して観てみないことには、
作品自体のシンプルな姿が見えてこないのですよ。
飾りや目くらましが悪いわけではありませんが、それに目を奪われっぱなしだと
他人はいざしらず私はスッキリしないのです。

こんなところですがどうでしょうか>>448さん?
461457:01/09/08 00:46 ID:p2cizKvY
>>458
そっか・・・なら別に反論する気もないけどね。
ただ、興奮して観たがるその理由をいちど聞いてみたいのが本音だが。
あんた、聞いた?
462横レスね:01/09/08 00:53 ID:dDbP0J3I
>>460
>しかし「千と千尋」には監督が画面に盛り込みたいシーンがあまりに
>多すぎて、肝心のストーリーの統合性がおかしくなってしまっている
>からです。

盛り込み過ぎの感は有るけれども、
ストーリーの統合性は失われていないと思いますよ。
行間を読む事も必要になると思うので、
批評をするなら2回以上見た方が良いと思いますよ。
(自分も2回見て、評価が変わりました)
463age:01/09/08 00:57 ID:OejNHdic
>>460
俺は448ぢゃないけど・・・
そもそもアニメーションという媒体の特質からすれば、
ストーリーとは関係のない「動き」の部分にこそ
その魅力を見いだせる、とも言えるわけで。
それを除いて評価するという方法も確かにあるけどね。
464:01/09/08 00:59 ID:6I/LzSSA
>>430 だいぶ話が進んでいるが、質問したい。あなたのレスで、
>あきらかに話の構築に失敗している。
と断言しているが、どの個所が失敗しているか具体例をあげてもらえると面白いのだが。
気が向いたら書いてください。考えてみたいので。よろしく。

私は、枝葉を楽しむことこそこの映画の見どころだとおもう。
話の構成はいたってシンプル。アリス イン ワンダーランド だ。
異界に迷い込んで、さまざまなことを次々に経験するが、実は夢だった、
あるいは、異界から無事生還した、めでたしめでたし、という構成でしょ?
どうやってスリップするか、異界にどんなものを盛り込むか、そこが腕の見せ所。
キッチュな日本風異界がとても面白いじゃない?お決まりの魔女がいるのもいい。
ま、そんなところ。
465ハエドリ:01/09/08 01:12 ID:8ZHxQNLc

いやー、ぎろんしてますねえ。
ぎろんしたくなくほどインパクトがあったってことでいいでしょう。
あと「納得いかない」という人がいたっていいでしょう。それは「納得
いきたい」という欲望を起こさせたってことで。

真に駄作ならさっさと忘れてしまうだけのものですから。

私もかなり「納得いきたい」ヒトですけどね。ただひとつ、「納得いかない」
ことと「楽しめた」ということはできるだけ別にしますように。「納得いき
たい>いろいろ批判する」というのは、「もっと楽しみたい」という別次元
のことだと思いたいので。
466めめ:01/09/08 01:27 ID:WpQ8mXpY
>>460
>千尋の階段駆け下りシーンに代表されるような、ストーリーにはさして
>関係のない、そのくせ豪華なシーンがあまりに多すぎて、それが作為的
>に写るのです。かめはめ波しかり、千尋のパイプ渡りシーンしかりです。

>ですから、そういう類のシーンをいちど外して観てみないことには、
>作品自体のシンプルな姿が見えてこないのですよ。
>飾りや目くらましが悪いわけではありませんが、それに目を奪われっぱなしだと
>他人はいざしらず私はスッキリしないのです。

詰め込みすぎって物言いは最適な詰め込む量があるようで嫌ですね。
たくさん詰め込むようにできている作品だと個人的に思います。
飾りに目を奪われてストーリーが見えないというよりは
ストーリーに目がいかないように飾りがあると考えます。
実際ハナシの本筋がなんだったのかはよくわかりません。
でも話を絞って掘り下げるかいっぱい詰め込んで掘り下げないかの
どちらを選ぶかは自由なのだと思います。それが文法からはずれていても。
カオナシの話やハクの話に絞ればだいぶ映画の印象は変わったでしょう。
深いところまでそれぞれのエピソードを掘り下げることもできるでしょう。
でもそれじゃ意味が無いのです。10歳の女の子のハナシじゃなくなります。
誰か別の人の話に、カオナシやハクの話になってしまいます。
散らかったストーリーとは対照的に、千尋だけは最初から最後までずっと
画面に映り続けています。
監督は「10歳の女の子がジブリに来て働く話」と言いましたが
この作品には女の子がジブリ=世間のなかで出会うだろうことは
大体なんでもあります。逆に当人に見えないことはなにもありません。
ストーリーは作品を掘り下げて展開させるのに必要ですが、
観客はプロットで感情移入するのではなく、それを促すものは別の所にあると
思います。そしてこの映画は感情移入を促すつくりになっていると思います。
「詰め込みすぎ」は10歳のガールフレンドに寄り添って作った結果といったら
言い過ぎでしょうか。
467風の谷の名無しさん:01/09/08 01:44 ID:Sym5jmFY
週刊Tokyo Walker7/24号より
宮崎「豚になるっていうと、すぐそれは何かの風刺だとか、飽食のせい
ですか、とか言われるんですけど・・・言った人はそれで安心するん
ですよ。オレは謎を解いたぞと思って。でも、豚になることなんて別に
意味なんかないんです。タヌキじゃ別に面白くないな、とかその程度の
理由です。むしろそういうふうに映画を受け取られると、僕らが作った
ものを矮小化して受け取っているなと思って、本当のことをいうとうれ
しくないんですね」映画はメッセージではない。そう断言する姿は世間
がはろうとしている「宮崎アニメ」のレッテルに抵抗しているようだ。
そう言われれば、確かに宮崎は製作報告会見などでも「マスコミ用資料
に書かれていることは僕は基本的に関知していないので知りません」と、
資料からメッセージを読み解こうとする記者に冗談を交えながら返答
していた。「映画というのは僕たちがどう言おうと、その人の器で判断
するしかないわけです。時には、今からアイツを殴りに行こうかって
思う意見もありますけど(笑)、この人は映画がわかんなかったんだな、
と思うだけです。映画を言葉で受け止めないといけないっていう強迫観念
を持っている人がいっぱいいます。でも、その人たちは観客じゃなくて
物書きなんで、駄文を書いて稼いでいるんでしょうから僕にとっては
どうでもいいんです。一番嬉しいのは小さい子供が喜んでいる姿ですよ。
やっぱり小さい子供が喜ぶ姿を見ると、大人も楽しくなりますからね。
そんな雰囲気が映画館を包んでいくのがわかるんです。
いろんな屁理屈を並べて、あれやこれやと難しいことを言ってるヤツも、
そういう映画には実はかなわないと僕は信じているんです」映画を作る
ことと車の助手席に子供を乗せること。楽しそうな子供の表情を見たい
という点で、その二つに大きな差はない。以前宮崎はそう語っている。
そこにあるのは言葉で読み解かれる映画ではなく、もっと単純な心の
どこかに触れるような映画の姿だ。

さあ、みなさんも小難しい理屈をいうのはもうやめて単純に千と千尋の
神隠しを楽しもうではありませんか(笑)。
468 :01/09/08 01:47 ID:G1BTvGvU
ズルイなぁ、あれこれ言われるのを封じちゃうなんて(w
469:01/09/08 01:54 ID:GoDp1hpY
なんか>>457氏が反論めいた文章を書いているけど、
>>458氏がそれに対してレスつけとる。まあ、ワシが言おうとしたこととほぼ等価だな。
ちなみに>>457氏、言ってる事に対して言ってとこう。
オウム返しの反論されても困るよ。私が>>444のレスで言っている(意味を含んでいる)事と同じ事を言ってるじゃないか。
もうちっとよく文を読んでから反論してくれよ。返答のしようがない。
私自身が文章を書くのがあまり得意ではないのは承知の上だが、君の読み違いはあんまりだ。
470ななし:01/09/08 02:03 ID:S5QoTHIo
そもそもこの映画は、油屋での出来事をまとめた「油屋年代記」などではなく
「千尋の油屋体験記」なのですから、千尋と直接関係のないエピソード
(湯婆婆と銭婆とかリンとか)は極力省かれてると思います。
宮崎氏も「そのようなことは意味を考えることすら無意味」とか言ってますしね。
逆に階段駆け下りとかパイプ渡りのシーンとかストーリーには関係なくとも
千尋にとって至極重大なシーンはくどいほど描かれてます。
列車のシーンなんかストーリーにはほとんど関係ないですしね。
でもそれが冗長に感じられない。それがすごいと思います。
「詰め込みすぎ」とは思いません。全て重要なシーンなのです。千尋にとって。

「話の構築に失敗している」などと書かれていましたが、あくまでも
千尋の視点で描かれたものなのですから当たり前だと思います。
「時間がなくて端折った」なんてありましたがそうではないでしょう。
千尋から見て関係ない・興味ない伏線は全然説明されてないだけです。

この映画は子供は子供なりに、大人は大人なりに感情移入して
見ることのできる映画だと思います。
実際僕も「ああ自分も昔はこうだったなあ」と思え楽しく見れました。
感情移入できなければ無意味なシーンが多く、そのくせ伏線をなんにも
消化できてないダメ映画と思えるのかも知れません。

あと声優は良かったと思うけどだめかなあ。気になんなかったけど。
471:01/09/08 02:05 ID:GoDp1hpY
>>467それ、ほかの雑誌でも同じようなこと言ってたね。
あれじゃない?今回の「千と〜」半ば無意識の中から生まれた産物ってわけだろうから、作者の心理・意識を作品から読み取るって事で今後は語っていけば(いままでもそうだったろうけど)いいのでは。

っしかしジブリ(監督)も>>467のように言っておきながら所謂「読み解く本」を山ほど出版許可してるもんな〜矛盾しとるような気もする(藁
それら全部の版権料だけでどのくらいの収入になるのかなー
472ななし:01/09/08 02:05 ID:powOHVuo
そもそもこの映画は、油屋での出来事をまとめた「油屋年代記」などではなく
「千尋の油屋体験記」なのですから、千尋と直接関係のないエピソード
(湯婆婆と銭婆とかリンとか)は極力省かれてると思います。
宮崎氏も「そのようなことは意味を考えることすら無意味」とか言ってますしね。
逆に階段駆け下りとかパイプ渡りのシーンとかストーリーには関係なくとも
千尋にとって至極重大なシーンはくどいほど描かれてます。
列車のシーンなんかストーリーにはほとんど関係ないですしね。
でもそれが冗長に感じられない。それがすごいと思います。
「詰め込みすぎ」とは思いません。全て重要なシーンなのです。千尋にとって。

「話の構築に失敗している」などと書かれていましたが、あくまでも
千尋の視点で描かれたものなのですから当たり前だと思います。
「時間がなくて端折った」なんてありましたがそうではないでしょう。
千尋から見て関係ない・興味ない伏線は全然説明されてないだけです。

この映画は子供は子供なりに、大人は大人なりに感情移入して
見ることのできる映画だと思います。
実際僕も「ああ自分も昔はこうだったなあ」と思え楽しく見れました。
感情移入できなければ無意味なシーンが多く、そのくせ伏線をなんにも
消化できてないダメ映画と思えるのかも知れません。

あと声優は良かったと思うけどだめかなあ。気になんなかったけど。
473ななし:01/09/08 02:10 ID:C6REa/cA
>>470,>>472
げ、なぜか二重投稿。いい加減かちゅ〜しゃはやめるか。
474 :01/09/08 02:11 ID:MMSfkkJA
つまんねえスレだな
475七氏さん:01/09/08 02:11 ID:Sym5jmFY
>471
矛盾してんのは当たり前。
ジブリや徳間書店の社員を食わせていかにゃーならねえ宿命を
背負ってるわけだからな。
そんなことに気付かないとはあんた学生か?(笑)
476ななし:01/09/08 02:12 ID:iAYPidps
をを。しかもIDが全部違う。なぜだ。
477 :01/09/08 02:18 ID:So1czL42
こんだけ長文だと、本人達以外からすると荒らしと同じだな。
478ななしさん:01/09/08 02:19 ID:INBM8Dqk
>>467
それ前に読んだけど、宮崎監督って、批評をかなり気にするタイプだと思った。
自意識が強そう。そういうところも創作のエネルギーなんだろうな。
やっぱり手塚治虫と似てる。
479めめ:01/09/08 02:26 ID:WpQ8mXpY
千尋の声はかわいくていい声だったけどもう少し演技入ってたほうが良かったかな。

千尋萌えしようとすると千尋がどんな子かわからない自分に気づく。
冒頭でいきなり異世界に入ってしまったりして、あまり千尋のキャラづけが
なされていない。具体的な個性を持った誰かではなく、プレーンな「少女」
そのものとして描かれてる。
もちろんモデルはいるんだろう。でもその内面とかは分からないのかもしれない。
あえてそうしてるのかもしれない。異世界から出てきてすぐに物語は閉じる。
千尋の現実は観客の少女の現実とつながっているってことだろう。
ただ、この映画を観ている10歳の少女のいれものとしてだけ描かれているわけ
じゃあない。宮崎作品に一貫した少女への憧れや理想がみてとれる。
パヤオは10歳のガールフレンドに恋しているのではなく、もっと観念的な
概念としての「少女」に恋しているのだろう。そして現実の少女に「少女」
であって欲しいと作品の中で願い続けてるのだろう。
480ななーし:01/09/08 02:28 ID:95AbIhPA
この映画って俺は全然面白くなかった。
見ている間退屈はしないけど、ただそれだけ。何も残らない。
ストーリーなんか無いも同然だし、テーマも意味不明。作り手が何をしたいのかサッパリ。
そもそもそんなものは無いみたいだし。
つまり全体の流れなんか無く、1シーンごとの脈絡の無いギャグやアクション、
世界観を楽しめる人達だけが楽しめる。個人的に大した事無かったけど。
まあ10歳ぐらいの子供なんて全体のストーリーの流れなんて追えない子ばっかり
だろうし、そういう意味でちゃんと子供向けな内容なんだろうけど、
大人でこれを支持する人が多いのは本当に驚いた。
いい歳こいたみんなは映画においてストーリーとかそんなものはどうでも
いいんだろうか・・・。マジで日本人の精神年齢を疑う。煽りじゃなくてね。
481海は会社員w:01/09/08 02:28 ID:GoDp1hpY
>>475すまんのうそんなかん違いされるとは思わんかった。
藁 って書いたんで、冗談ってことを意味してたんだけど、わかりずらかったかな。
>矛盾
商売だからそういうもんだよね。だから「気もする(藁」って書いたのよ。
っていうかそのくらいの事はここに来る連中はわかってると思ってたんだけどねー知らん人もくるんかね。

>>472今回の「千と〜」はアニメーターのプロがプロ意識を持って強い意思で作った作品では無いってことかな。個人的に思うのは。
監督が「作りたいようにつくった」的なインタビューは各所で見ることがあるし。
今回の作品は、アマチュア的良作とでもいうかな。そう思う。
482駄レスでごめん:01/09/08 02:54 ID:0Uhg7oHw
>481 名前:海は会社員w 投稿日:01/09/08 02:28 ID:GoDp1hpY

IDが神だ。
483ハエドリ:01/09/08 07:05 ID:QhQNk8Uk

>>480 みたいな意見を読むと、26年来の宮崎ファンとしてはガッカリする
けど、熱くなって反論するとどんどん、こう感じた人たちをかたくなにして
「そんなに宮崎がエライのかよ」てことになると思うな。
しょーーーじき言って、この宮崎ファンの私ですら、「もののけ」にはちょっ
とそういうところがあったし、作品によっては好みに見事に反してしまっても
のはあるかもしれない。これも反論買うだろうけど、もし初めて見た宮崎映画
がこれだったら、他のも見てほいしな。全部おもしろくない、なんてことはな
いはず。「ストーリイ重視」だったら、ナウシカとか好きになるんじゃないかな。

>>467 んー、「それを言っちゃあオシマイよ」ですね。宮崎さんはまさに超人的
に「コトバの人」だから、自分が作る作品はそれ以上のものでありたいと思って
いるんですよね。スポーツの才能のある人が「スポーツは人生の喜びだ」みたい
なことを感じたいように。マスコミにいろいろ書かれると腹立てても、「おっき
いお友達」たちがぎろんするのは理解すると思いますよ。ただ、たとえば「ナウ
シカ」を「エコロジー」と結論してしまうと、映画そのものを楽しむ力が減って
しまうのを嘆くんじゃないかな。ワタシ自信も『千と千尋…』はこういうテーマ
だ、ってかなり結論出ちゃってるけど、それを超えて楽しもうとしてます。
484風の谷の名無しさん:01/09/08 07:23 ID:6CAs31V2
>>480
別にいいんじゃないですか、それで。
要するにあなたには不必要な処方箋の薬を服用したものなのでしょうから。
あなたにとって、宮崎アニメ以外に楽しいものが世の中にたくさんあるのでしょうから、
無理をして自分に不要な薬を飲む必要はありませんよ。
485ハエドリ:01/09/08 08:08 ID:QhQNk8Uk
んー、連続でスマン。ワタシが一番うれしかった映画評。反論でも煽りで
もないです。

「おかあさん、おもしろかったね?」
「うん、おもしろかったね。」

劇場を後にする時、聞こえてきた母娘の会話。“うん、うん。私もおもしろ
かったよ。”……と心の中で呟く私…。子どもにこの映画がどう響くのか?
私には謎だった。ちょと大人向けかなぁ…と思ってみていたし。実際、私の
隣に座っていた小さな子は、映画館が暗くなっただけで「こわい〜」…と言
ってお母さんのひざの上に座った。映画が始まって10分もたたないうちに劇
場のあちらこちらで「こわいよ〜。帰りたいよ〜」と子どもが泣き叫ぶ声が
聞こえ始めた。いったいこの先どうなることやら……ですぞ。(幼稚園の子
にはキツイでしょう…)しかし、いつのまにか静まり返り(寝てたりして…
)子どもの笑い声が響くようになった。なんか観客と映画が一体化してきた
ゾ……。
486:01/09/08 08:42 ID:MGoj.E.2
>480
>ストーリーなんか無いも同然だし、テーマも意味不明。作り手が何をしたいのかサッパリ。
>そもそもそんなものは無いみたいだし。
ストーリーとかテーマってのが何かって考えると煎じ詰めると「言葉」
なんだよね。
でも映像は「言葉」で語り尽くせないことを語るためのモノでもあるんだよね。
古今東西の名作といわれてる作品を見てもストーリーやテーマなんてものを
抽出したらつまらないモノは多いよ。
問題はメディアにあった語り口で語られているかってことだと思う。小説なら
文章表現、映像なら映像そのものの美しさや動きのダイナミズム、そういう
ものも作品を構成するものとしては大事。むしろ本質とさえいえる。

宮崎がストーリーやテーマなどの「大義名分」を捨てて自分の映像
に対する感性を信頼して映画を作り上げたことがすごいと思う。

その辺を考えると年若の連中には難しい作品だと思うよ。
5年後、10年後にこの映画を見直すと言ってる意味がわかるかも知れない。
487:01/09/08 08:54 ID:6eUuKKrQ
>>480 いまどき、ストーリーがとか、テーマがなんて言ってる人がいるの?
その考え方のほうがわからない。古臭い固定観念に凝り固まっている。
「国語」勉強しすぎ。作品を楽しみ、味わう姿勢を身につけたほうがいいよ。
作品自体に向かい合わないで、遠巻きに、外回りの形がどうのこうの言ってるだけじゃん。
この板の人たちにはそういう人が多いね。似非評論家気取りはどの板にも多いけど。
周縁情報をひけらかしたり、作品世界を見ていないレスが多すぎる。疲れる。
488めめ:01/09/08 09:13 ID:TuBf9o2E
>>484みたいなレスが至る所で目につくがあまり感心できんね。
「面白くなかったのならみる必要ないですよ」っての。
480とかにしてみればそんなことは分かって言ってるんだろうし、
わざわざ言うようなことでもないというか意味が無い。
「映画がつまらなかったぐらいで文句言いに来てみっともない」とでも
言いたいの?意味もなく排除しようとしてるように見えてしまう。
489:01/09/08 09:16 ID:6eUuKKrQ
>>488 つまらなかった、という言い分に説得力があればいいのだが。
納得のいくつまらなかった論がないじゃん。馬鹿みたいに稚拙だ、なんて
書いて、そいつのレスのほうが稚拙そのものだ。
やっぱり、馬鹿には馬鹿といわなくちゃ。暴れたくなってきた!!!
490めめ:01/09/08 09:23 ID:TuBf9o2E
いや480の内容は問題にしてませんよ。こういう物言いは
ネット上の至るところで見てうんざりしていたので
ここのスレッドの流れを変えるために言ってみたまでです。
あと暴れるのもいいけど正直あんまり面白い暴れかたでは無い気がします。
491湯バード:01/09/08 09:30 ID:HX4uZsf.
こんなコトしているヒマがあったら、もう一度観に行って、
映画興行成績に永遠に破れない不滅の記録を作ろーぜ!!
492擁護派怖いや(w:01/09/08 09:43 ID:.MKshGaE
>馬鹿には馬鹿といわなくちゃ。
こういう事言う人に限って自分の事が見えてないもんで。
「他人に「馬鹿」と言う人も「馬鹿」」って
小さい頃教えられたもんだけど。
人に馬鹿って言えるぐらい「賢い人」の
発言とは思えないです。
これ↓w。恥ずかしくないのかい?

>暴れたくなってきた!!!
493 :01/09/08 10:37 ID:EJASkaDA
今、日テレで特番やってるよ。
494七紙さん:01/09/08 11:34 ID:czMj.RPQ
>>483
>宮崎さんはまさに超人的に「コトバの人」だから、自分が作る作品は
>それ以上のものでありたいと思っているんですよね。

それはちょっと違うな。
宮崎駿は本質的には「直感の人」だろうと思う。
コトバは宮崎駿にとって「生きて行く為の道具」に過ぎない。
道具だからコトバには重きをおいていない。
彼にとって重要なのは自分の直感・勘・好き嫌い・動物的本能、だと思う。
まぁ、こういう深い部分まで宮崎駿を理解できている奴は少ないと思うがな。
495483:01/09/08 11:47 ID:HX4uZsf.

私に対する反論は別にいいんですけど、最後の一行が…。
いいや。
とにかく、寝てて特番見逃したのが鬱。
496 :01/09/08 12:31 ID:Lcgy86l.
坊→バカガキ
ハエドリ→油屋を出て少し成長した
と、キャラ分けができててよろしい(w
497master M:01/09/08 12:32 ID:YZ9FozzA
age
498晒しアゲ:01/09/08 13:46 ID:TrfgQ6SI
>まぁ、こういう深い部分まで宮崎駿を
>理解できている奴は少ないと思うがな。

2ちゃんてさ、自分の意見が一番正しいと思うがゆえの
他人攻撃(ののしり・蔑み)は山ほどあるけど、
ストレートな自我自賛文って案外無いんだよね。
(あちこちの板見てるけど、少なくとも自分は
それ程多く見た記憶がない)

もう一度自分の文(最後の一行)読んでみてよ494さん。
他人のレスだったらと思って、冷静に可能な限り客観的にさ。
ん?それとも笑わせようとしてワザと書いたの?(藁
499 :01/09/08 13:53 ID:9gAACYl.
>>498
ネタだってばさ(W
500 :01/09/08 13:54 ID:DEUjhHpw
だれかあらすじ書いてくれない?
501名無し:01/09/08 14:07 ID:QAW5caAk
>>500
簡単に、すごく簡単に書くと、
「油屋はソープランドだが、相手がなめくじ女だと思うと萎え」
という話だ。
502494:01/09/08 14:37 ID:mJoiYdSc
>>498
ネタじゃなくて本気で書いたんだよ。
ところであの最後の文章自体には反発しているくせに「宮崎駿は言葉は生きる為の
道具として捉えている」という内容そのものには言及しないはなぜさ?
最近は文章全体から相手の言いたい事を把握する能力が欠けていてちょっとした
単語や短いセンテンスで判断してしまう奴が増えたような気がする。
これも日本語教育の貧困さによるものか?(笑)
503 :01/09/08 14:42 ID:bb6OZnOc
長い文章が優れてる訳じゃねーよ、
すっきりした文章のほうが伝わりやすい。
504498:01/09/08 14:55 ID:TrfgQ6SI
>502
全体(最後の一行以外)について反応しなかったのは、
それについては興味がなかったからです。
あと502氏が表現能力や読解力がいかに優れているのか
(優れているつもりか)は存じませんが、
ああいう高飛車な文で締めると、それだけで全てを
台無しにしてしまう事はお分かりになってないようですね。
(ネタじゃないんだろうなぁ、とは薄々思ってたけどホントに
本気だったんだ…。コワイコワイ(w))
505 :01/09/08 14:56 ID:Bj/O06bw
長文止めろ。まとめるところに神経使え。
分かってもらいたくてダラダラ長文やめろ。
506んじゃ一行で:01/09/08 15:01 ID:TrfgQ6SI
>505
映画板の方は短いみたいなので、そちらに行ってみては?
507 :01/09/08 15:11 ID:9gAACYl.
>>505
無神経だから長文になるんだってばさ(W
508へこたれ:01/09/08 17:07 ID:NEFnlfSU
千尋が引っ越した先の「グリーンヒルとちの木」マジであるのか?
509        :01/09/08 17:32 ID:1qQXUj8I
九月だけどまだ映画やってるでしょうか。
510 :01/09/08 17:50 ID:ljsbGnu2
9月どころか来年までも…、だってさ>509
511484:01/09/08 18:25 ID:6CAs31V2
>>488
私の物言いが気に触ったようですみません。
私だって他人が好んでいるものを理解できないことがたくさんあります。
でもいちいち煽ったりしませんよ、ばかばかしい。
512:01/09/09 00:27 ID:bQ1PBg7g
外からものを見るという事も必要だと思うよ。
ミクロな視点でばかり内容を追う。ここでは、「千と〜」の内容を深く追いすぎて、まわりが見えなくなるということかな。
しかし、そればかりだから↑みたいにつまらん事で煽り会いになるんだろうな。
マクロな(大まかな)外側の情報も頭に入れることで、中身をより良く考える事が出来るのではないかね?
さて、何を語ったらよいのだろうか?
513風の谷の名無しさん:01/09/09 00:41 ID:9L5zkoa.
素直に千尋たんの魅力について語るのが吉
514ななし:01/09/09 01:22 ID:rxXfuEkg
アニメ板だしね。またーりまたーりと。
515風の谷の名無しさん:01/09/09 02:28 ID:3j8phZlk
ネットを巡ってみると、女の子の人気が際立って高いのが判りますね。
やはりハクのキャラはインパクトが強かったみたい。
516  :01/09/09 02:42 ID:IKzw1UbQ
いったい、どれだけ、銭を稼げそうかね?
517名無:01/09/09 04:16 ID:wDeltU.Q
ブランド豚やプレミア豚は逝ってよし!!
518風の谷の名無しさん:01/09/09 09:01 ID:9k/KEYK6
アニメージュのランキングはどうなってるの?
519風の谷の名無しさん:01/09/09 12:19 ID:9L5zkoa.
>>518
IDがKEYだ(゚∀゚)!
520風の谷の名無しさん:01/09/09 19:14 ID:9L5zkoa.
千尋たんは見ていて全然飽きないっす。
今までの宮崎ヒロインだって凛とした美しさが良かったのだけど、
千尋たんの可愛さは別物の良さがあるよ。
521風の谷の名無しさん:01/09/10 00:38 ID:l1uiGnBI
それでもジムシーには似ているがな
522湯バード:01/09/10 08:56 ID:woR7v8HI

ハクみたいに、宮崎さんのキライそうな線の細い美形キャラを出すことを
「許可」したあたりに、宮崎さんが一線を走りつづけられる理由を見たな。
昔だったらせいぜいアスベル止まりだったはず。
>>521 そうそう、ジムシー+コナンだよね、千尋って。25年経ってあの二人
が女の子になって転生したってわけだ。だから、ハクはラナなんだよね。一目
見た瞬間から自分の運命を託せるような存在。やっぱ宮崎さんて信念の人だわ。
523 :01/09/10 10:27 ID:GqaF3vJ2
千と千尋を見て感動した少女が、
私も湯屋で働いてみたいと、将来ソープ嬢に・・・
524 :01/09/10 11:46 ID:FfIexJSE
>>522
線の細い美形キャラと言えば、コミック版ナウシカのセルムがいるよ。
あの手のキャラが「宮崎さんのキライそうな」というわけでもないと思う。
525  :01/09/10 13:58 ID:aorzJ5Sg
語り尽くしたかな?
526 :01/09/10 16:19 ID:EuP4b79o
>>524
宮崎さんの絵コンテではセルム風だったね。>ハク
あの吊り目は安藤さんのデザインかな。
元々少女漫画好きな人だから美少年もアリなのでは。
でも「耳」辺りから妙に宮崎アニメってショタっぽくなった気がする。
527湯バード:01/09/10 17:19 ID:woR7v8HI
>>524 ああ、セルムか。なるほど、「飛行ガメに載った王子さま」だね。
>>523 なるほど。
私見なんだけど、もちろんそういうことも念頭にあると思うよ、作る側の。
湯治場の湯女なんてモロソープ嬢なわけだしさ。
ただ、ここに二つ考えることがあって。「千尋はソープ嬢ではなく裏方で
しっかり働くからナメクジでなく人間だ」というレベルと、「たとえソー
プ嬢でも自分から働くのと流されるのとでは大違いだ」というレベル。
勝手な解釈すると、「堕落した両親の借金のためにソープで働くしかない」
千尋ってのもアリ(何がアリ、なんだか…)だろ? いや、小学生じゃまずい
が。「世界は光と影に単純に分けられるものではない」ってのが映画・ナウ
シカ以後の宮崎さんの反省点なんだから、「豚やナメクジや蛙は堕落者」と
いう分け方にもならないはず。だから別にいいんだよ、きっと。
528ななし:01/09/10 17:22 ID:LfhP3tPw
ナウシカには男の子は殆ど描かれなかったし、ラピュタは少年漫画的な主人公だった
カンタ トンボは論外

ところで絵コンテってどこかの雑誌か何かに載ってた?
千と千尋は9月中には出るって聞いたんだけど
529ななしさん:01/09/10 17:49 ID:u2BWCvuE
ハクはな〜キャラはいいけど声がいまひとつだったのが惜しいよな
アシタカは松田さんはまり役だったから良かったけど
530リンになりてぇ:01/09/10 22:34 ID:6zvzekKE
遅ればせながら映画見てきました。
テーマとか決められてないから、宝探し気分で見てた。
弱めの脳みそつかって掘ってみるだけでも、新しい発見が有って楽しかったよ。

カオナシが気持ち悪くて仕方なかった(ビジュアルの問題じゃ無くて)
まるで、援助交際をせまって来る糞オヤジのようで。
一緒に行った友達はカオナシ可愛いーとか言ってたけど、同意出来ずに黙ってた。

見終わった後、
私はちゃんと就職してちゃんと働けるのかなぁ…とか不安になった
もうすぐ10代じゃ無くなる女子(私)でした。現実に引き戻されたよ;
千尋は頑張ったなぁ…。

話しの流れさえぎっちゃってごめんなさい。
531私が欲しいものは:01/09/10 22:49 ID:woR7v8HI

…ぜったいあなたには出せない。

カオナシは、銭婆のところで更生できたのだろうか? 気になる……。
532:01/09/10 23:00 ID:rEC8tHbI
異界の魔物たちの価値観の一端。
イモリの黒焼きがとても貴重なもので奪い合うほどの価値をもつ。
リンの魔物性は、そのイモリをパクリと食うところに表現されている。
ギョッとさせられる瞬間。
イモリの黒焼き=惚れ薬。催淫剤。
あからさまに強壮剤。バイアグラ。
533風の谷の名無しさん:01/09/10 23:02 ID:L3omWDbc
>>531
後日カオナシ宛の飲食費と損害賠償費の請求書が銭婆の元に届けられます。
届けるのはもちろんハク。
534何とかなるもんです:01/09/10 23:05 ID:OhqWKQi2
>530
誰でも不安はあるよ、将来についてはね。
アナタの望み通り就職できたとしても、
失敗もあるし、周りと上手くいかない事もある。
むしろ上手くいかない事のほうが多い。
でもそれで普通なんだから。
(自分が頑張るだけでは上手くいかない、てのは
ホントに辛いもんです)

あとハタチ目前なら、自分の事を「女子」と
言うのはやめましょう。精神的にはどうであれ、
もう充分「女」(大人)ですから。
535なまえ:01/09/10 23:06 ID:i1c1/THY
「カオナシ」にも元になったモデル、
妖怪かお化けかわからないけど、それがあるってどこかで読みました。
それについて知っている人いますか?
536反論じゃないよ:01/09/10 23:14 ID:jXH3iN.o
私見。「女子」いいんじゃない。まあ、社会的にしっかり自覚し
なきゃいけないことは間違いないけど。アニメを見た時くらいは
千尋の懸命さを思い出せれば、さ。
上手くいかないことだらけ。だけど、それもうまくいっているうち
なのかもしれないよ。ちょっと「魔女卓」を思い出すけどね。
537名無し:01/09/10 23:20 ID:oJIvrRCs
釜爺がりんにイモリの黒焼きを差し出した時、嫌がらせかと思った…
538奈々氏:01/09/10 23:38 ID:dWopB6zI
印象
つげ義治、覚悟のススメ、菊池秀行
539530:01/09/10 23:57 ID:6zvzekKE
レスどうも。
女子ってのは単なる口癖なので気にしないでいただけると有り難い。
年齢性別に関係なく使ってたもんで…。<女子、男子
不愉快だったらスマンよ。
子供気分なのはたしかなので何とも…千尋見習って頑張ろう。
540:01/09/11 00:20 ID:Jkm7vp86
そもそも顔なしって結局なんだったんだ?
銭婆たずね行くときのメンバーも
なんか成り行きでついてきた坊に鳥、そして何故千尋についてきたか
意味不明の顔なし。
541やっと見た:01/09/11 00:27 ID:2vg8w1I2
とりあえず今回は、あまり下手な声だす人がいなかったのが良かったかな。
スタッフロールで菅原文太と知ってちょっとびっくりしたぐらい。
一切情報仕入れてなかったので逆に意識しないで済んだのかも。
夏木マリも違和感どころかピタリとはまってたし。
一番浮いてたの松田君かもしれないが、役柄にはあってた。

全体印象としては宮崎版不思議の国のアリスってことになるのかな。
後、子連れが多かった割りに騒ぐ子やぐずる子がいなかったのがいなかったのでちょっとびっくり。
ただ笑ってる子も少なかったから動き的に面白いってわけではなかったのかな。
隣の席に座ってた子はお母さんに色々聞いてましたけど。
542 :01/09/11 00:43 ID:Hn5mYbIA
センズリチンポの金隠し
543おもろなかった:01/09/11 01:07 ID:FgOF4c.A
はっきり言ってイマイチ。アニメは会を重ねるほど高度になって
るように思うけど。宮崎という人は才能のピークと人気のピーク
がすごくズレてしまった人と思えてしかたない。カリオストロ〜
ナウシカ〜ラピュタとか、あの頃がピークと思う。前作にしたっ
て今回にしたって客は入ってるらしいけど、メッセージ性とか芸
術色とかに持たせようするほど、何かおもしろくない。もっと単
純エンターテイメント路線でいいのに。大御所になった今となっ
ては無理なんかなぁ…
544ななし:01/09/11 01:11 ID:POAVI5LI
>>528
絵コンテ数シーンはキネ旬の増刊号にでてました。

「千と千尋〜」の絵コンテは10月発売の予定だって。
ジブリ出版部のHPに出てたよ。
      ↓
http://www.ntv.co.jp/ghibli/shuppan/index.html

ずいぶん早いね。
545                      :01/09/11 01:21 ID:GHPUe.Wk
>>543
自分的にはエンタテイメントとして最高の作品だった。
それも大御所じゃなければできなかったと思う。

>>544
予定では来年だったと思うけど、前倒しで発売なのね。
コンテ見てからあらためて映画も見たいな。
546:01/09/11 01:30 ID:noGRBa3c
>>541 釜爺にしびれた。菅原文太、うまかったねー。

>>543 芸術色は特に排除されていると思うけど。
キッチュで混沌としたイメージの炸裂が下品なほどだった。
そのなかにも美しく強く印象に残る場面が出てきて素晴らしかった。
547人それぞれ:01/09/11 02:00 ID:hMqkk0jc
>>543
>カリオストロ〜ナウシカ〜ラピュタとか、あの頃がピークと思う。
これはあなたの主観に過ぎない。いや、古い宮崎ファンの多くはそうかもしれないが。
女性に今まで一番人気があったのは魔女宅だったし、
評論家の間ではトトロが一番評価が高かった。(幼児、小学校低学年もか)
そして、今回の千と千尋は最高傑作という人も少なくない。
個人的には、トトロ〜豚は好きではなかったので、かつてはあなたに近い意見だったが、
(自分もコナンをリアルタイムで見た時からの古いファン)もののけ&千尋で認識は変わった。
548生あります:01/09/11 02:02 ID:LT43zrgs
エンタメと芸術を相反する要素だと考えるのはそろそろやめたほうが
いいと思うのだが…
どちらかを犠牲にしてどっちかを優先するケースはあるかもしれないけども。
549:01/09/11 02:24 ID:noGRBa3c
>>548 そうなんだよ。芸術は自ずと芸術たるものなんだ。
意図した芸術なんて、ろくでもないものばかりだ。
550    :01/09/11 02:37 ID:ukISLhQA
基本的に宮崎は昔から何も変わらないよ。
思想的なものから演出のテクニックに至るまで。
昔から既に完成されているんだよ。
551ガイシュツでないなら:01/09/11 04:28 ID:Ong2koA6
いろんな人のカオナシの解釈を聞きたい。
552既出だけど・・・:01/09/11 04:59 ID:opbQxIAQ
一、観客説
一、監督説
一、庵野監督説(藁
一、千尋の一部説
一、「境界」の象徴説
一、「人間」の象徴説

・・・などの解釈が出ています。
詳細は希望が有れば、後日に書きますね。
553教えてくん:01/09/11 05:26 ID:ViCHcczI
「境界」の象徴説の詳細きぼーん
554:01/09/11 06:18 ID:hGixqOd6
>>548>>549 >芸術は自ずと芸術たる
 よくわからんので説明きぼーん
555湯バード:01/09/11 06:19 ID:O0dBV/iw
>>547 経歴といい意見といい近いね。よく「宮崎の○○は○○に当たる」的
な評論(たとえば、もののけはメッセージ性でナウシカに当たる)なんてのを
聞くけど「固いものの後は柔らかいもの」的な宮崎さんの発想においてはあ
りうること。そのイミで「千と千尋」はコナンみたいな気がした。いわば原
点にかえったのかな? もう一回りとはいわないが、脚本とか総監督でいいか
ら、宮崎作品がまだ観たいよね。

カオナシ……まさに現代の象徴でしょう。「観客」というのは言い過ぎかも
知れないが確実に観客の一部だろうね。ヒッキーと言ってもいいよね「あの
人湯屋にいるからいけないんだ」つまり、神々が疲れを癒すような場所にま
だ人間にもなれないような存在が「浸かって」いるということが彼を「誰で
もなくして」いる。
「境界」説は、漏れも聞きたい。
556 :01/09/11 06:47 ID:.B/x8FsU
カオナシは、見たままなんだけど
「資本主義社会が生んだかわいそうな生き物」ではないかと。
557548:01/09/11 07:35 ID:LT43zrgs
>>554
芸術作品とエンタメ作品というくくりがあるわけです。
これだと、芸術の方に振れればエンターテイメント性が弱くなり
エンタメを指向すればそれは芸術作品からは遠ざかるということになります。
個人的に、こういう考え方は「芸術」を単に「エンターテイメントではないもの」
と捉えているようで嫌いです。両立することは可能だと思います。
ただ、例えばこの映画でいうと、カオナシをこてんぱんにのしてしまったほうが
観てるほうは気持ち良いかもしれないが、作者はあえてそうしなかったとしたら
それはエンターテイメントを犠牲にしてなにかを優先した
と言えるかもしれないし、そのなにかが「芸術性」だと言えるのかもしれない。
このときは芸術性とエンターテイメントは対立する概念になりうる。
こういったケースもあることはある。
…というようなことが言いたかったわけです。説明になったかなあ?
558:01/09/11 09:22 ID:Jeb5yzbI
なるほど。ワシもその考えには同意。
っていうか、そう言う風に考える人間がこの板にいたかな?と思ってちょっと意外な気がしてたよ。
エンタメと芸術を同時に満たす、それができるという所に才能とか、プロ意識とかいうものがあるように思った。
559カオナシ:01/09/11 10:27 ID:O0dBV/iw

「ア…、ア…(コテンパンに、しないで…)」
560:01/09/11 10:31 ID:HKkzOD06
主人公が男、少年だったら間違いなくカオナシはコテンパンだな。
千尋が少女だからこそカオナシは無事だった、
561 :01/09/11 15:24 ID:cbjWZHww
バブルの象徴もあるだろうな。
ブクブクと肥え太って暴れまわって一気に萎む・・・
562 :01/09/11 16:17 ID:i0NKjiBY
昨日、日本映画観客動員記録樹立の日に見てきました。
今までで一番謎の多い作品だなぁ、解説本とかも読んでみたいが今の状態が一番いいのかもしれない。
作品の評価も割れているかな?過去ログをチラッと見ただけだけど・・・
もののけに比べて観客の平均年齢が低い為、興行収入ではまだ及ばないらしい。
お子様向けってことじゃあないと思うけど、そういう事実があるようだね。
563カオナシが:01/09/11 16:24 ID:2Qql3upc
作中で、どういう存在なのかも知りたい。
湯婆は「カオナシ」という名称を知ってたんだから
唯一の存在じゃないはずだし・・・
564(・x・):01/09/11 16:57 ID:GHPUe.Wk
http://www.so-net.ne.jp/movie-eye/catchup/32.html
−カオナシというキャラクターはどういう過程で生まれたものですか?

宮崎:たまたまお風呂屋さんに行く橋を渡った時に、橋のたもとにボーッと
横に立ってる変な男がいて。そこからカオナシというキャラクターが生まれました。
一部であれは宮さんの分身だと言われてるみたいですが、僕はあれほど危険ではないと思うので(笑)。

私はカオナシはある意味、救済のひとつの象徴なのではないかと思います。
565カオナシが:01/09/11 17:26 ID:2Qql3upc
神さまじゃなくて従業員じゃなくて、じゃあ何ですか?
働かなければ生きていけない世界で無職なの?
アホなこと訊いてるようですが。気になる。
566 :01/09/11 18:05 ID:wIW/37X2
567:01/09/11 18:28 ID:jWZ706pA
>>566前もこのスレで紹介されてたけど、銭婆高畑にはまたワラタ
568ななしさん:01/09/11 19:04 ID:knfG/aDI
ゼニーバ高畑萌え(w
569968:01/09/11 19:08 ID:gSQp4pjc
ttp://www.net24.ne.jp/~mn/books/bk1/
竹熊健太郎のマンガ千夜一夜の50〜54

いろんな 批評読んだけどココが一番納得した
何故この映画を何度も観たくなるか この映画の魅力をきっちり書いている
千尋関連の本の批評はいずれも 勘違いか 読書感想文ぐらいの物しかなかった

>>968のインタビューがどの本にのってんのかわからない
知ってる人居たら教えてください
570968:01/09/11 19:10 ID:gSQp4pjc
スマソ 千尋スレ違いで誤爆
571名無し:01/09/11 19:39 ID:hJQjlYXQ
げ、女性人気一番が魔女宅なの?
私あれ嫌いなのに・・・
572 :01/09/11 20:03 ID:GHPUe.Wk
>>566
おまえ、いつの時代の人間だよ?
573ぉお:01/09/11 20:03 ID:nFyjLIqs
>571

また出たな、どうせ誰も相手にしないんだから諦めろ。
574 :01/09/11 20:06 ID:mD/LEZWM
>>569
竹熊の
>「世界(舞台)を描くこと」と「物語を描くこと」を秤にかけて、宮崎は潔く物語を放棄したことだ。
を最初に言い出したのは唐沢俊一だね。
唐沢はカリオストロの段階で監督が物語を無視してることに気づいてたけど。
カリオストロのストーリーを分析したらあまりに無茶苦茶なのでそれを発表したらアニオタから総スカンをくったそうな。
575 :01/09/11 20:08 ID:mD/LEZWM
>>571
あれは唯一OLをピンポイントでねらった作品だからね。
576同意:01/09/11 20:13 ID:.dhYvs0o
>>571
魔女の宅急便は偽善性が溢れて仕方ない。主人公がブリブリだし両親を初め、
パン屋夫婦や老婆やトンボなどどいつもこいつも偽善者ヅラで嘘臭い。
この作品でジブリの変なイメージが出来ちゃったんだよな。
欲望むき出しのキャラが集う千と千尋は本来の姿を取り戻した宮崎の快心作だった。
577571:01/09/11 20:54 ID:hJQjlYXQ
>573
また出たなって意味不明。誰と間違えてんの?
578 :01/09/11 21:05 ID:LW4914uk
【フレゴリの錯覚】Fregoli's illusion
 悪漢が次々と姿や顔を変えて現れるという妄想症候群。誰を見ても敵の変装に違いないと錯覚する。
579ハク:01/09/11 21:42 ID:GN.BmPcE
ハクって本当かわいいvvキュートっ(●⌒∇⌒●)
580:01/09/11 21:54 ID:9SSwCsa.
この映画エンターテイメントとして面白かったと
まじめに思う奴どれだけいる?
おれは正直つまらなかったんだが、近くで見ていたガキも帰りたがっていたところ見ると
子供のうけもそれほどよくなさそうだし・・
581  :01/09/11 21:59 ID:xUCj7yGs
>580 は〜い。ここにおるよ〜。
単純にまじめに(?まじめにの意味が分からんのだが)正直に面白かったです。
個人的に宮崎アニメの中で二番目に好きだ。(一番は紅の豚)
582_:01/09/11 22:01 ID:U6ZXGej2
>>580
荒しっすか?
キャラのリアクションや動きが凄く面白かったからはまったぞ。
エンターテイメントの定義をきぼーん
583  :01/09/11 22:04 ID:3Qsb7hzE
唐沢さんも竹熊さんも、ああ、ありがとう。
千尋の感想で、「つっこみ所はたくさんあるけど、もういいや、面白かったから」
というのがたくさん出てくるのは、そのせいか。面白かったけど、つっこみ所満載、
と批評書いてた立花隆は、分析レベルで唐沢に負けてるのか?
584 :01/09/11 22:05 ID:E66bRhOE
つまらないものに理由は要らない。以上
585風の谷の名無しさん:01/09/11 22:26 ID:5h9zgrio
突っ込みどころの全く無い、完璧に整合性の取れたファンタジーなんて見たいのかい?
586えっと:01/09/11 22:51 ID:fWU0EYNY
おもしろかったけど、なんかケツの座りが悪くて、作品としては好きにはなれなかったよ。
好きという点ではトトロが1番もののけ2番、カリオストロは1.5かな。マンガ版ナウ
シカはちょと別。
 説教臭・寓意臭がハンパに昇華しきれてないよーな気がしたの。
587風の谷の名無しさん:01/09/11 23:10 ID:5h9zgrio
今まで好きではなかったのに、千と千尋で初めてジブリアニメが好きになったという意見をどこかで見た。
宮崎さんの新作は常に新しいファンを開拓することを狙っているのではなかろうか。
588俺も:01/09/11 23:22 ID:hwdbmZng
子供の頃から東映まんが祭りやルパンやハイジやコナンで育ったし、ナウシカ以降
は全部劇場で見た宮崎ファンだけど、千と千尋はかなり感激した。最高傑作じゃ
ないかな。今までにない感動があったね。なんというかジブリではもっとも漫画映画
的なのにもっとも映画的なおもしろさを感じる。
589 :01/09/11 23:32 ID:HnCJmF8A
>>574
唐沢俊一のカリオストロ評ってルパンがすぐ偽札見破ったのがおかしいとか
映画中の情報で全部説明できるところをわざわざつっこんでいるだけだ。
唐沢の評論って広いけど浅い知識をひけらかすだけで、深くつっこんだ作品評を書いたためしがない。
エヴァのときも伊藤バカ君をおちょくっただけで作品評は全然書けてないし。
590 :01/09/11 23:36 ID:QkQJAKrg
で、千尋たんのパンチラはあるんだろうな?
591553:01/09/12 00:02 ID:QYYKwin2
>>552さぁ〜ん!!
「境界」の詳細教えてくださいませんか?
592 :01/09/12 00:40 ID:tvIpPWTE
>>589
すぐに見破るのがおかしいんじゃなくて、
すぐに見破れるような稚拙な偽札をわざわざ奪いに行くのがおかしいの。
まぁ唐沢はそういう破綻があるからこそ宮崎アニメはすばらしいと言ってるんだけど。
593今夜が山田:01/09/12 00:45 ID:L/qHFeBE
ジブリ次回のアニメ決定!
594 :01/09/12 00:47 ID:kesj2QmU
油屋にも旅客機が!!
595名無しさん:01/09/12 00:50 ID:.cz/zkxE
>>591
マレビトのこと?
596 :01/09/12 00:51 ID:kesj2QmU
>>593
ジブリの次回作は魔法使いハウルと火の悪魔に決まってなかったっけ?
597 :01/09/12 00:58 ID:hygkK.BM
>>589
>>589
だから次元は見破れなかったんだし、
ルパンは昔狙っていて研究していたから判ったのでしょう。
だいたい国営カジノで流通しているぐらい精巧な出来のはずですよ。
唐沢がカリオストロをほめようとけなそうとどうでもいいが
あの評論は無理矢理だったと思うよ。
598553=591:01/09/12 01:06 ID:qPRI5xPU
>>595
マレビトのことなの?
599ななすすわぁん:01/09/12 01:25 ID:tvIpPWTE
>>597
ルパンにとっては無価値じゃん。
そもそもルパンの動機が偽札・クラリス・カリオストロの秘宝・若いころのリベンジ
とやたらに錯綜してて、脚本的にはどう見たってまともじゃないよ。
600 :01/09/12 01:49 ID:hygkK.BM
>>599
偽札つかまれて過去のトラウマを思い出しリベンジ→
ミヤがロリコン根性発揮してクラリス救出、とルパンの動機が変わるのがそんなに変か?
べつにカリオストロの脚本がうまいとは言わないけど。
ルパンがあんな小娘のために行動するのが許せないという旧ルパンファンの意見なら判るけど、
唐沢が鬼の首取ったように言うほどストーリーが破綻しているとは思えないよ。
601ななすすわぁん:01/09/12 01:57 ID:tvIpPWTE
>>600
ストーリーが破綻してないと思う方が不思議だな。
動機がコロコロ変わるのは悪い脚本の見本だよ。
602 :01/09/12 02:01 ID:hygkK.BM
>>601
べつにいい脚本だなんて言ってないじゃん。
破綻してるとまで言うほど酷い出来か?
お宝目当てが女に転ぶなんて珍しくもない。
603543:01/09/12 02:30 ID:vYIKf5N2
確かにいろいろな見方ありますねぇ。でも、今の宮崎さんて
晩年の黒澤明に思えてならんのです。大監督とか言われて影
武者とか乱を撮った頃の。どちらも面白くなかった。客も入
ったし賞もとったけど。黒澤なら7人の侍とか椿三十郎が文
句なく楽しめた。最近の2作ってまさに影武者&乱みたいに
思えるのです。
604 :01/09/12 02:53 ID:IwjVQ0Ug
>>603
そういう風に考えてたら、何でもそういう風に見えてくるだろ。
何でパタンを過去に求めるのさ。テンプレがなければ物が見られないの?
ま、いろんな見方があるからね〜。
605 :01/09/12 07:25 ID:kesj2QmU
本人がつまらないと言えばそれが全てでしょう
誰がおもしろいと言おうがつまらないと言おうが動員数はかわらないし
606人それぞれ:01/09/12 08:10 ID://nFFpJ6
>>603
前にも言ったけどそれはあなたの主観。ごく少数意見。古いファンの感傷に過ぎない。
黒澤明の晩年というかカラーになってからの作品は確かに面白くなくなったというのが、
世間一般の評価だが、それを宮崎駿に重ねあわせるのには無理がある。
現に千と千尋は評論家からも一般観客からも高い評価を受けている。
これだけの高い評価を広い範囲で受ける邦画は珍しい。

それと黒澤明について宮崎との違いを上げるなら、あなたは
>大監督とか言われて影武者とか乱を撮った頃の。客も入ったし賞もとった
と言っているが、大ヒットしたとされる影武者でさえ、七人の侍の動員には遠く及ばないし、
それ以降、観客動員は下がり続けている。遺作「まあだだよ」は配収4.7億しかない。
「影武者」は80年で27億円。「乱」は84年で16億円。
評論家はともかく一般人は、黒澤作品を面白くなく感じていたゆえの一つの証だろう。
しかし宮崎駿は88年のトトロ以降、興行成績は上昇し続けている。
それだけでは、たいした根拠にはならないが、ラピュタまでの4作品(コナン含む)の支持者と
千尋までの5作品の支持者の比率はそんなに大きな違いはないというのは、
黒澤と明確な違いを感じさせる。
黒澤ファンでも70年以降の作品を50〜60年代の作品より好きだと言う人はごく少数、
というかほとんどいないのではないか。

それゆえ、黒澤明を宮崎駿に重ねあわせるのには間違いだといっている。
607同意:01/09/12 23:32 ID:9GqI9pjw
>>606
俺は魔女からもののけまでは嫌いだが千と千尋は最高傑作だと思ったし、
晩年の黒澤と違って宮崎はまだまだ進化してると感じた。少なくともかつての
テンションは落ちてないよ。
608 :01/09/12 23:38 ID:pufB2e0I
パンツ的には魔女宅が最高峰かな。
609:01/09/13 00:08 ID:wR1Af7Jw
個人的には「ラピュタ」が一番好きだな。音楽がジブリの中では一番良い(と思う)という意味もある。
続編を絶対に出さないのがジブリ(宮崎)作品なのだが、この映画だけは続編作ってもイイって思う。悪い意味で。
続編じゃなくても、あれだなぁ、リメークとか、、、、、やっぱ無理か。
610名無しさん:01/09/13 00:48 ID:gknBixKc
>>598
遅レスすまそ

http://www.geocities.co.jp/HeartLand/3489/chihiro.html
ここがくわしいよ。
611 :01/09/13 02:26 ID:gLPZz5Kk
漫画『ラブひな』は千と千尋か?
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3b9f851cef16f01020f5?aid=&tpl=dir/01/01020300_0057_0000000004.tpl
僕は感嘆しているのだ。'90年代とは、もはや物語を必要としない人々が
増えた時代であるということを、これほど端的に形にした作品はないと思う。
さまざまな属性(メガネっ娘とか幼なじみとか年下とか年上とか関西弁とか)を
持つキャラと、舞台設定さえあればそれでいいのだ、むしろこれぞ、
現代美術家、村上隆がいうところの「スーパーフラット」なマンガではないか、
とすら思う(ココちょっと冗談)。原作が売れているのは、間違いなくこうした、
現代の気分が作品に過剰に溢れているからに違いない。
612 :01/09/13 02:44 ID:ONlpU3AU
読んでみたけど、ものすごい駄スレだね。ココ!
613 :01/09/13 03:40 ID:JAUGwLuw
映画館やその他で千と千尋のグッズ
売っている場所あったら教えて頂けたら
嬉しいです。
614598:01/09/13 07:34 ID:CORtKtT2
>>610
サンキュ

でも、これだったら「境界」の象徴ではなくマレビトなんじゃ…
小川じゃなくてカオナシの解釈だもん
615age :01/09/13 16:13 ID:gAxY6eCo
age
616名無しさん:01/09/13 19:55 ID:ZXyZjB7k
>>614
民俗版住人だけど、マレビトは境界に(ボーダーに)属する存在なんすよ。
(そこのサイトにも書いてあった。よくまとまってる)

>>552がその意味で言ってるかどうかはわかんないけど。
617 :01/09/13 20:32 ID:FQ5bxa6E
>613
そうそう、映画のグッズとかって、
後で欲しくなったりするしね。
何処へいけば良いんだろう。
618タレぱんだ:01/09/13 23:33 ID:3.Lj1Gpg
確かにカオナシ不思議な存在ですね。
青蛙がカオナシにきずいたときはっきりと「お主客人じゃないな!」って
決め付けてますね。
その割には油屋で飲み食いして、豚にされないところを見るとどうやらあの結界の中での存在
は許されているようだし、湯バーバがお客様と呼んでるところを見ると、どうやら神の眷属
のようですね。
湯バーバ曰く、「あれはカオナシだよ」どうやら彼女だけは正体を知っているようですけど。

わたしは、一種の祟り神では無いかと思っていますが、祟り神の多くは不当な扱いに怒りますが
きちんと祭られることにより守護神に転化していくようです。
カオナシも千尋がきちんと対応したことで、怒りを納めて・・・・

板違いかなこれは。
619 :01/09/14 00:58 ID:TFDhsnbI
>>617
美術館オープンまで待たれよ!!(沢山売ってるよ)
もしくは、「どんぐり共和国」にいってみたら?
620 :01/09/14 02:20 ID:b1owmgnE
下敷きとかうちわは無いって<どんぐり共和国
でも行ってみる価値ありそう。
621 :01/09/14 03:28 ID:NqQvNG2Y
>618
充分スレにそった文だと思います。もうちっと聞きたいかも
622名無し販売員:01/09/14 07:29 ID:taerWglQ
>>617
漏れの行ってる映画館にはグッズ売ってるけど。

パンフに通信販売のページもあるよ。あれ以外のグッズが欲しいの?
623名無し:01/09/14 22:25 ID:cvtnt8Yg
『もののけ』を抜いて、ただいま日本記録更新中!
http://www.mainichi.co.jp/entertainments/geinou/0109/15-01.html
624age:01/09/15 11:52 ID:HqiYe6iw
age
625 :01/09/15 14:18 ID:d1CF5UTo
>その割には油屋で飲み食いして、豚にされないところを見るとどうやらあの結界の中での存在
>は許されているようだし
一般的に結界は招き入れられると効果を失うもんだが?
626 :01/09/15 14:32 ID:RSgFH1KU
カオナシも湯婆婆も人間の情欲の化身。
だから湯婆婆はカオナシの事を知っていた。
627タレぱんだ:01/09/15 19:24 ID:z/v2ReOo
>>625
その結界の解釈はあまり一般的じゃないような気がする。
結界は例えば、国内における米軍基地みたいに、境界線を設けて外と仕切られた
世界で、当然その中では独自のルールが適応される場合が多い。
油屋の例で言えば、ナメクジやカエルが人の姿で居れるのも、結界のルールが
適応されているためと思われ。

んで、そのルール自体は招かれようが、侵入しようが結界の中に居る限り、
否応無しに適応されるもののようだね。

湯バーバ「で、でもさ、これはキマリなんだよ、じゃないと呪いが解けないんだよ〜」
これもまた結界の中のルールの一つだとすれば、湯バーバでさえ結界のルールは
無視できないようですね。
628age:01/09/15 22:32 ID:hiAsO2Kw
age
629にゃっは〜:01/09/15 22:43 ID:aVdZ9tKE
ジブリの研修生募集に応募した人います?
HPに700通って書いてあったけどすごくない?
どうゆう絵を送るの?
630 :01/09/15 22:45 ID:EQ2wsWoc
自分で作ったH同人誌
「恥女のペリカン便」
「となりのドロドロ」
「胸の谷間のナウシカ」
その他
631 :01/09/15 22:48 ID:D06SwL7M
うぷきぼ〜ん
632 :01/09/16 18:38 ID:fTEbnhEY
きぼーん
633名無しさん:01/09/16 18:43 ID:YM.yR5TQ
素敵なネーミング♥
AVにおける「バトル・エロイヤル」みたいな。
634 :01/09/17 17:41 ID:NdDwMvvk
dat逝きしそうだよ。あげ。

映画板のスレでも聞いたんだけど
○オオトリ様の歯磨きシーン
○あるスタッフが背景に潜り込ませた『筆の神様』
○0.25秒しか映っていないキューピー人形

って見つけた人いる?
635:01/09/17 22:27 ID:a.uhYvuw
結論。
ダメな映画だが、アニメとしては面白かった。
ストーリがクソでもアニメは成り立つ。
636 ↑ :01/09/17 22:32 ID:WAU3kmVQ
>>635
はいはい、それじゃ全部のアニメが大当たりってわけだ。こりゃスゴイや。
637よかたよ:01/09/18 03:21 ID:ilt7Zo4o
>>636
まぁまぁ、そう煽りを直でうけなさんな。
>>630はちとおもしろいね。
638紅の名無し:01/09/18 03:31 ID:z7M3PBQ2
多分、ガイシュツだと思うんですけど、油屋のある町のモデルになったと言われる
都内の施設について詳細を知っている方、いらっしゃいませんか?
正式名称、最寄り駅など教えていただきたいのですが。
639f:01/09/18 03:32 ID:..B7.Ghk
640 :01/09/18 06:19 ID:AXZjpSq6
なんか批判的意見に対する反応が凄いねw
「まず愛せ」だからなぁ・・・
「不条理モノ」って解釈でいいんだろうか?
(個人的にはそれに対する反論は「説明できないことを説明しようとしている」
って感じがするし・・・)
本というよりは絵を見に行く感じなのかね
レスの付きが悪くなったのはテロがあってからかな?
まぁこの作品の絵が凄いって言っても
ビルに飛行機がぶつかる図には敵わんしなw
641_:01/09/18 07:36 ID:uzWFQlRU
>>640
あんた分かっているのかいないのか判断しにくい人だね。
>本というよりは絵を見に行く感じなのかね
これは同意できる。千と千尋のストーリー(シナリオ)楽しんだ人はあまりいないはずだ。
>まぁこの作品の絵が凄いって言ってもビルに飛行機がぶつかる図には敵わんしなw
なぜ、この言葉が出るのか分からん。あんたが言った通り絵を観に言ってるんであって
写真を見にいってるんではない。実写(現実の映像)との比較は無意味。
この言葉はそのまま全ての実写映画にこそ向けられるべきであろう。
それと映像のすごさを言うなら、原爆の映像の方がよっぽどすごいと思うが?
642なんというか:01/09/18 08:48 ID:hh3FDmr.
もし、テロ事件の後だったら、きっと宮崎さんは『千尋』は作れなかったん
じゃないかな。『豚』の時も時事問題に敏感だったしね。
643 :01/09/18 09:10 ID:H/0oPngk
時鰤ファンに媚びた映画だったなぁ。
映画としては糞です。
アニメ&ロリコン&かわいいキャラ&マターリネタをもってきて
ヒットするのは当たり前。
644ばか:01/09/18 09:34 ID:fXt2AbEo
>千と千尋のストーリー(シナリオ)楽しんだ人はあまりいないはずだ。

>それと映像のすごさを言うなら、原爆の映像の方がよっぽどすごいと思うが?

>>641 こんな短絡的な決め付けをして平気なのがアニメ板の特徴だな。
馬鹿の癖に偉そうなことを書くからだ。
>>642 の意見もそうだ。偉そうに。聞くに値しない愚かな言い分だ。
アニメ板の水準の低さが現れている。こんな奴ばっかり。もう来ない。
645風の谷の七紙さん:01/09/18 10:27 ID:wRbnw0X.
>>644
あんた馬鹿馬鹿言う前に「どうして馬鹿な意見だと思ったのか」を
きちんと他人に伝わるように書けよ。
それが出来ないんじゃあんたも馬鹿だと思われても仕方ないぜ。
646>ばか:01/09/18 10:27 ID:nbVmMEXY
あんたのいうことは全然反論になってない。具体的にどこがどう馬鹿なのかいってもらわんと。
じゃあどういうのが短絡的でない答えなのか。
それと、あんたも充分、短絡的な馬鹿だね。
>こんな短絡的な決め付けをして平気なのがアニメ板の特徴だな。
>馬鹿の癖に偉そうなことを書くからだ。
アニメ板の住人がすべて短絡的な事を言うと決め付けてるのだから。
人には偉そうな事をいって、自分がどういう人物なのか全く自覚が無い、ばか。
無知の無知とでもいうのかな。
647喜ばしい事であります:01/09/18 10:34 ID:XtRy9uNo
>>645-646
まぁまぁお二人とも、自分はバカじゃないと思ってる
真性オバカチャンが(無知の無知ですね)アニメ板に来ないと
言ってるので、それはそれでいい事じゃありませんか!
(でも絶対また来るんだろうなぁ。それで
「やっぱりここはバカしかいないんだな(プ」
とか書いたりするんだろうな)
648風の谷の名無しさん:01/09/18 11:12 ID:1NNxYQSk
>無知の無知とでもいうのかな。
チョトワラタ
649 :01/09/18 12:53 ID:a2Dtl2o2
例のテロ映像が凄いっていうのはよくわからんよ
アニメで何度も描かれていたじゃないか、実写がアニメ通りだったことのほうが驚いたよ
650640(≠644):01/09/18 15:36 ID:GHYnsu1A
テロの画と比べたのはテロ以降書き込みが減ってるかな?
と思ったからで深い意味はありません。ごめんなさい
(まぁ「リアル(実写)のインパクトに比べるとやっぱ霞むのかな・・・とは思いましたが
写真と絵を比べるのも確かに変だと思います>>641

なんかストーリー面に対する批判に対する反論が
「見方が間違ってる」とか映画に対する姿勢を批難するような
書き込みが多い気がしたのでちょっと書き込んでみました
「絵を楽しめ」と言いつつ自分では解釈しまくり
「絵としてもクソ」とか言ってる人は少ないですよね
(まぁ絵の凄さを言葉で伝えるのは難しいんでそうなるのかな)
651 :01/09/18 16:47 ID:czOJ3SHo
しかしまあ映像の凄さなら原爆の方がって意見は無茶苦茶だとは思うよ
652:01/09/18 17:26 ID:R/YLfGKI
千尋の顔は書くの難しい。特徴のとらえにくい顔立ちをしているような気がする。。。
ハクはまだ、書きやすいと思うんだけどね。。
いや、私がヘタなだけかもしれんけど(w
653 :01/09/18 17:29 ID:enZ1.BHY
アーティステックなリアリティを言えばフルCGのファイナルファンタジー等には敵わないけど、
アニメはアニメのデフォルメの魅力があるようだ。
個人的には映像より、ストーリーとかキャラがファンに媚び媚びのものに
なっているのがいやらしすぎて好きじゃない。
トトロまでは良かった。後はもう、会社が潰れない為だけに作ってるような感が
多々あったからなぁ。会社にとっちゃあ当たり前の事なんだけど。
宮崎本人もトトロでジブリはお開きとか呟いていたようだし。
なんというか、クリエイティビティみたいなのが今の宮崎アニメに欠けている
のが残念。
654風の谷の名無しさん:01/09/18 17:35 ID:FAzYn2Fk
アースティックなリアリティって何?
クリエイティビティみたいなのって何?
というか結局何が言いたい?
655653:01/09/18 17:38 ID:enZ1.BHY
>>654
それは最終的には各々が感じる価値観で決めるモノ。
つまり、千と千尋は糞映画だって事、個人的に。
656 :01/09/18 17:49 ID:czOJ3SHo
媚びてるってより、単に宮崎が好きなもの作ってるだけだと思うけど
CLAMPも同じ事言ってた。編集者に「ありゃ狙いすぎでしょう」と言われた時に珍しく怒り狂ってたよ
本人が好きでもないのに前衛的なもの作る事は無いでしょ
657 :01/09/18 17:58 ID:rLwYmayQ
 俺は本気で好きで作っているようには見えないなぁ。
まだ才能が有り余ってるような気がするは気のせいか?
ジブリが潰れたら亡き徳間やすよしに申し訳ないという気概で
良くも悪くも作ってると思われ。
 本人もいつかの雑誌インタビューで愛とか友情とかそんなの無しで
好きなように作りたいようとか言ってたし。
658とこよ:01/09/18 18:27 ID:XsLc0f8M
思うに民俗学的なものとか、既存のアイテムや設定を使ったのがマズかったのでは。
オシラサマでなくダイコンサマとか、川の神様は龍でなくて龍に似た何かとか、
お礼に貰う団子は元気玉にするとかエンガチョではなく呪文にするとか。
世界設定が全てオリジナルだったら、設定の矛盾も辻褄も何もないので、
文句言ってるひとも深読みしたりせずに素直に楽しめるのでは。
中途半端に混入されているから無駄に意味を求めてしまったりするのだと。
不思議の国だったら何が起こっても「魔法だから」で説明がつくし。
659>657:01/09/18 18:32 ID:czOJ3SHo
> 本人もいつかの雑誌インタビューで愛とか友情とかそんなの無しで
>好きなように作りたいようとか言ってたし。

千尋本には愛とか友情とかそういうの無しで映画を作りたいっつー事で千尋を作りましたーって書いてあった気がするんだけど記憶違いだったかな?
確かにそういうのを見た気がするんだけど・・・インタビューかな?
愛情とか主人公の成長無しで作りたい、だった気もしてきた。

つか宮崎はジブリ潰す気だったんでしょ?
一つのスタジオで映画は三作以上作っちゃダメだ、って言ってたはず。
なんだかんだで優しい人なもんだから潰せないでいるみたいだけど
660名無し:01/09/18 18:43 ID:rLwYmayQ
>>659
千尋は愛ありまくりの映画じゃん。どうみたって。
661 :01/09/18 19:55 ID:czOJ3SHo
>>659

だから俺の記憶を疑ってるのよ。
どう見たってそうは見えないからさ。
でも確かにそう言ってたと思うんだよなぁ。
662**:01/09/18 20:42 ID:3o2BW2FY
>>653
>アーティステックなリアリティを言えばフルCGのファイナルファンタジー等には敵わないけど、

あれをアーティステックなリアリティと感じることができるとはスゴイ感性だ。
あ、ごめん。各の価値観があるんだよね。
663解らんのか、:01/09/18 22:26 ID:6wyu5bCk
愛だ愛
664 :01/09/18 22:29 ID:czOJ3SHo
>>663
その台詞があるから余計わからんの
宮崎がそんな直球な事するかなって
とかいいながら出典を探そうとしない俺
665馬鹿か?お前等:01/09/18 22:43 ID:1vvV0jTs
本人にきけばいいじゃねえか
666 :01/09/18 23:37 ID:0WtttjQo
うーむ、今日見に行ったのだが、全然楽しめなかったよ。
ここでは肯定的意見が9割をしめるね。
なんつーかおおっ!と思わせるシーンがないし、
客がどっと沸くようなシーンがなかった。
当然感動も出来なかった。
667遅レス:01/09/19 00:10 ID:TpgVuxcI
>>638
ガイシュツだったらスマンがここ。
ttp://www4.ocn.ne.jp/~tatemono/
668 :01/09/19 00:37 ID:R5YtaeSQ
>>458
lainスレからコピペご苦労さんw
669688:01/09/19 00:37 ID:R5YtaeSQ
誤爆
670 :01/09/19 01:05 ID:gJBcLrHA
>>662
何か勘違いしてるし。(藁
671馬鹿どもだな!!:01/09/19 01:09 ID:1x0FjFU2
おまえら自分達で高唱な話してるつもりだろうけど・・・・
傍から見ると相当イタイよ・・・・
672:01/09/19 01:12 ID:FO774lKk
アニメにリアリティがあるのか?相当痛いな。
673同胞:01/09/19 01:15 ID:Zcese/k.
こんなとこ見てるおまえもアニヲタだろ。
アンチジブリか?それとも他のヲタアニメが好みか?
俺は当然宮崎ファン。
674 :01/09/19 01:18 ID:FO774lKk
>>673
勤ファン?怖い<藁
675 :01/09/19 01:21 ID:1x0FjFU2
>>673
うわあ!!キモい炉利オタだあ!!
さくら板逝けよ!!!
676なんなんだなんなんだ:01/09/19 01:26 ID:lLE3vxAY
いったいどうしたっていうんだ
677七氏さん:01/09/19 01:46 ID:vqh9fpu6
宮崎駿にはもっと馬鹿馬鹿しいアニメをつくってもらいたい。
678 :01/09/19 01:48 ID:R5YtaeSQ
>>677
禿同
でもそのセンスが無くなったのかも・・・
物語を放棄しちゃった人だからねぇ
679 :01/09/19 01:55 ID:FO774lKk
>>677
もういい加減ロリコンキャラは卒業してほしいなぁ。
駿はもう人生残り少なそうだから、好きなように作って欲しい。
680 :01/09/19 01:56 ID:7Q5N21j6
マイナスの理由を思いつくままにあげてみた。

1.ストーリーやキャラクター設定にディズニー的な媚びが見えた(ネズミ)

2.美術は良いが、キャラクターデザインがあまり洗練されていない(宮崎駿色が希薄)。

3.1を含めて、良くも悪くも、商業的な意図と方針で作られた映画である。(宮崎監督がそれ
を許容出来るだけ大人になったということか)

4.魅力的な世界観ときめ細かい演出には脱帽ものだが、ストーリーとしての完成度は余り高く
ない。中盤でいくつかのエピソードを平行して語って行く語り口は未熟ではないが、「ラピュタ」
のロボット兵〜シータ救出の辺りの奇跡的な語り口・演出などとは、比べるべくも無い。飛行シーン、
ラストシーンのカタルシスへの誘導も、かなり強引。
 また、ハクを巡る伏線の処理は余りにもひどい。この意見には、おそらく多くの人が共感するだ
ろう。大幅なカットなどが原因かもしれないが、残念だ。

5.神話や童話の古典からのモチーフやエピソードからの安易な借用が、鼻につくくらい多い
(この世界のものを食べろ、何を聞かれても同じことしか言うな、名前を奪われると支配される、
子供を大事にする魔女(子供がすり返られたのに気づかない)、名前を取り戻すと力を取り戻す、
通過儀礼としての冥界(沼の底)めぐり、ラストの謎かけのくだり(「答えは無い、というのが
答え」)、振り向いてはいけない、などなど)。

ただ、上記以外の全ては素晴らしい出来だった。
特に、水上を走る列車のシーン。あのイメージの鮮烈さは圧巻だった。あのシーンを見られた
だけでも、見に行った甲斐は充分にあったと思う。
681 :01/09/19 02:01 ID:gABq/95Y
>>680
列車のシーンでは子供たちみんな寝てたが・・・
682君のリアル:01/09/19 02:01 ID:DQOZjsg6
>>672
ここまでの議論を読んでないので文脈は無視するが、
アニメにもリアリティはあるよ。
フィクションにおけるリアリティは現実世界に似ているとか現実世界にありそうとか
現実みたいってことじゃないからね。
そんなことも解らないのに簡単に「痛い」とか書かないように。
683 :01/09/19 02:03 ID:FO774lKk
>>682
まさしく痛いな、藁。
684_:01/09/19 02:11 ID:T/sPZUBo
>>680

顔なしが暴れる頃からのストーリー展開が早すぎて(はしょりすぎて?)
お子様には理解できないのではないかと、漏れも思ったよ。
カットになってるのかなぁ・・。
そのうち、ディレクターズカットDVDが発売されたりして。
685ストーリーはダメだろ?:01/09/19 02:15 ID:R5YtaeSQ
>>684
理解できたのか?w
「お子様にはその早さについていけない」なら分かるけど
686 :01/09/19 02:24 ID:wUovFQg2
そのまえに、>>680は既出&ほとんど変わらんじゃないか・・・
687 :01/09/19 02:32 ID:R5YtaeSQ
>>686
>>358っすね
でも俺この意見にほぼ同意w
688 :01/09/19 02:45 ID:R5YtaeSQ
>>684
監督やスタッフのインタビューはすでに数多く出ているのでいちいち紹介はしないが、
それらに目を通してわかることは、監督も最初から構造(物語)のない映画を作ろうと
していたわけではなかったということだ。理想を言うなら、キチンとした世界観があって、
魅力的なキャラクターがいて、かつ骨組みのしっかりしたストーリーがあるに越したこと
はないのだろう。当初は宮崎もそのつもりで製作を進めていたが、このまま物語を
最後まで描くと上映時間が三時間を超えることが判明し、
作品の方向に大幅な修正を迫られたのだという。

だってさ
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3ba7869108a3d01055ba?aid=p-njm00134&tpl=dir/01/01100000_0012_0000000060.tpl
より
最後に比較すべきはMTVって言ってるけど激しく納得!
個人的にはそれならこの作品も評価できると思う
689 :01/09/19 03:02 ID:giIQ03sc
当人が面白い、つまらない、と判断をくだせばそれまでで、どうあがいても「あ、やっぱりおもしろかったです」みたいな展開にはならないんだし
おもしろい、つまらないの議論は無駄だと思うんだけどなぁ。

でもまあ、俺はこうこうこういう理由でおもしろかったよ、俺はこうだからつまんなかったよ、と言う話をしてれば
阿呆そこはこう解釈すべきなんだ糞が、馬鹿言えそんな風に受け取れるわけねえだろ、てめえの知能がガキ並だからだちんこ、なんだとうんこ、みたいになっちゃうのは仕方ないかなぁ。
しかしまあそれをおやめ!と言うとこのスレッドの存在理由がよくわからないものになってしまって、ただのベタ誉めもしくはこき下ろしになっちゃうわけで、
宮崎駿がどう考えてるかなんて知る由は無いんだし、総じて推測にしか過ぎないんだし、映画が評価出来る、出来ないだにしたって僕らがどう評価したって目の前にある動員数は動かし難いものだし、まあ面白ければなんでもいいや、もっと議論すれ(笑
690 :01/09/19 03:05 ID:0YL2t2o2
>>689
みんなそんな事わかって言ってるんだよ。ワラ。
691 :01/09/19 03:07 ID:R5YtaeSQ
>>689
それが正しい2chのあり方だろうねw
692七氏さん:01/09/20 00:17 ID:LiOUNMnE
>>688
>当初は宮崎もそのつもりで製作を進めていたが、このまま物語を
>最後まで描くと上映時間が三時間を超えることが判明し、
>作品の方向に大幅な修正を迫られたのだという。

上映時間が三時間越えてもいいから「物語」を破綻させずに作ってもらいた
かったよ。宮崎駿ってのは必ず失敗したときの言い訳を考えて作っているって
いうか逃げ道作ってる感じがして卑怯だと思う。
「本当は三時間以上かかる話を二時間に凝縮したので話が破綻しました」って
言い訳なんか聞きたくない。
三時間はスタッフの体力的に無理だというなら映像の質は多少低下しても
いいから話を破綻させないで欲しかった。
つーか、最近の宮崎作品はもののけ姫といい千と千尋の神隠しといい
ドラマツルギーを無視しすぎているから強い感動がないんだよな。
勘違いした馬鹿な観客が「すごく感動しました!」なんて言ってるけど
お前ら本当にすごく感動したのかよく考えてみろと言いたい。
もののけ姫なんて感動しようがない駄作だし、千と千尋の神隠しは
もののけ姫よりはましだけど秋になって寂しいなぁ〜ってのと同じような
レベルの感動しかないだろ。
宮崎駿は自分の作品のことをトンカツ定食(あー食った!と満足感を与える)
だと言ってるけど最近のは懐石料理みたいなもんじゃん。
とにかく次回作がもしあるならドラマツルギーはきちんと守った上で
作品を作ってまともに感動できるようにしてもらいたい。以上だ。
693風の谷の名無しさん:01/09/20 00:22 ID:R/5t6eOo
>>692
すごく感動しましたが、何か??
694名無しさん:01/09/20 00:36 ID:cMlreIa2
>>692
懐石料理みたいって表現は、俺的には誉め言葉と受取った。
695 :01/09/20 00:48 ID:byevZPUg
あれ?
696  :01/09/20 00:50 ID:byevZPUg
>>692
スタッフの体力以前に三時間の映画をまともにかけてくれる小屋が少ない。
ていうか、もしかしてネタ?
697 :01/09/20 00:58 ID:N0CnDrwQ
9月16日付観客動員
1 千と千尋の神隠し
2 ファイナルファンタジー
3 ウォーターボーイズ
4 大河の一滴
5 PLANET OF THE APES/猿の惑星
6 ジュラシック・パークIII
7 ブロウ
8 パール・ハーバー
9 A.I.
10 COWBOY BEBOP・天国の扉
698七市さん:01/09/20 02:07 ID:.WzAhLlg
>>696
何言ってんだ?宮崎アニメなら3時間だって全然OKに決ってるだろ。
タイタニックだって3時間越えてたぞ。
699 :01/09/20 02:17 ID:pP3wt5Jk
>>692
3時間かけると、
公開が1年延期、制作費の増加(40億近く行くはず)、等の問題が発生するが何か?
700七氏さん:01/09/20 02:24 ID:.WzAhLlg
>>699

だから「三時間はスタッフの体力的に無理だというなら映像の質は多少低下
してもいいから」と書いたろ?そのことは3時間のアニメを二年間で作ること
を意味しているんだよ。よく読め。そしてよく頭を使え。
701 :01/09/20 02:26 ID:pP3wt5Jk
>>700
正直、頭使わなきゃいけないのは、お前の方だぞ・・・
702七氏さん:01/09/20 02:30 ID:.WzAhLlg
>>701
何故だ?反論するなら理由を述べろ。それが常識だ。
703 :01/09/20 03:25 ID:8O4GYZy2
>>700
あの文章で「3時間のアニメを二年間で作ることを意味している」とはとれなかったよ。
699は「質を落とさないで3時間にするなら、公開が1年延長される」という意味だろう?
704 :01/09/20 03:28 ID:MU1QvyfQ
横レスすまんが千尋ってこけすぎじゃない?
705 :01/09/20 03:44 ID:WQuytRr.
>>704
陰陽師の千尋氏の事?
706_:01/09/20 04:00 ID:AqQXF3Pk
>>692
別にストーリーは破綻してないだろう。
単に説明不足というか伏線を完全には処理してないだけで。
それとあなたのいうドラマツルギーというかシナリオの基本(起承転結)が無くても
この映画はきちんと映画として成立しているじゃないか。
そういった基本を押さえていても、世の中にはこれに劣る映画は数え切れない。
というか、これに勝る映画の方が遥かに少ない。
不満に思う人は一部に過ぎない。それもラストシーンに関する事がほとんど。
千尋のその後の生活とかハクはどうなったかとか。

それと3時間のアニメというのはおよそ現実的でない。
興行(商売)を考えれば、経営者としてそれがいかに馬鹿げてるかは分かっているはずだ。
上映回数は減る、制作費は10億以上増える、子供には嫌われる(10才向けに作ったのに)
およそ、メリットはなんにもない。
707 :01/09/20 09:10 ID:ZFDG2ezU
おお、随分かわったな。って50件区切りが増えただけか。

ところで千尋は完璧な子供の視点、千尋の視点で物語を展開させているから
ストーリーが説明不足なように見えるんだと思うよ。

いや、千尋の物語はちゃんと完結している。
ただ周りのキャラが魅力たっぷりなのにあまりに言及されなさすぎだからそんな気がするんじゃないかなぁ?
エバンゲリオンみたいに全ての謎を解き明かす!的な見方はしちゃいけないと思う・・・いや、それを想像するのがまた楽しいんだけれども。
想像力を無くし、全てを制作者に設定してもらわなきゃ動けない古い地球人よ。
708七氏さん:01/09/20 10:37 ID:DCUBfUCU
>>706
>別にストーリーは破綻してないだろう。
>単に説明不足というか伏線を完全には処理してないだけで

その説明不足が多すぎるんだよ。一体幾つ説明不足があるか数えてみたことがあるのか?
俺が数えただけでも100近くあったぞ。いちいち書くのは面倒なんで書かないが。
そんなに多くの説明不足を気にしないで映画見ろってか?
それは「馬鹿になって何も考えずに映画を見ろ」と言っているに等しい。
この映画を見た観客から不満が少ないのはこの物語が不思議な世界の物語
だからだろう。不思議な世界だから説明不足でよく意味のわからないことがあって
も許される。むしろ説明不足の点を観客が勝手にそれぞれの想像力で補って
却って不思議な世界が魅力的に見えたりする。
だがそれは千と千尋の神隠しの舞台がたまたま不思議な世界だったから許される
ことであってこらがもしもっと普通の舞台の映画だとしたら総スカンを食っていた
ことだろう。そのような映画を「世紀の傑作」だとか言うのはおかしい。
3時間のアニメが現実的でないとかそんなことはどうでもいい。
問題は作品としてマトモなモノになっているかどうかだけだ。
そして千と千尋の神隠しは映像的に見るべきものはあるとは言え一本の映画と
してドラマツルギー的に到底満足できる仕上がりにはなっていないという
ことを俺は言いたいのだ。さらに今後の宮崎作品にはドラマツルギー軽視の
傾向を反省しきちんと感動できる代物を作ってもらいたいということだ。
709 :01/09/20 11:11 ID:ZFDG2ezU
>だがそれは千と千尋の神隠しの舞台がたまたま不思議な世界だったから許される

俺にはあなたの言っている事がよくわからいんだけど、たまたまなの?

>これがもしもっと普通の舞台の映画だとしたら総スカンを食っていた

で、あなたの言う素晴らしい映画と言うのは、まんま別の世界観に置き換えてもつじつまがあうような作品の事を言うの?

「不思議な世界を舞台にした、10歳の少女を主人公としたアニメ作品、千と千尋の神隠し」と言う完成形で見ちゃいけないのかな。
710ナナ子:01/09/20 11:31 ID:WntgaSEI
>あの文章で「3時間のアニメを二年間で作ることを意味している」とはとれなかったよ。
ううん。ちゃんととれるよ?

>>692 >>708
だいたいに於いて禿同意。
ひとつだけ、千と千尋って、完璧に不思議な世界の物語じゃないと思うの。
既存の神話や物語などからネタを引っ張って来てるから、変に民俗学なのね。
そうすると、七氏さんの言う通り説明不足も多すぎるんだけど、
実際破綻しているというか、矛盾点が多すぎるのよ。
例えば、八百万の神様への供物がなんで中華料理なの?って。
本当にオリジナルな不思議の国だったら、私は我慢した。

千と千尋は面白いと思うよ。
それは音と映像。それだけでも充分に感動はできる。
キャラがあの動きをしてあの光景があってあの曲が流れたから感動した。
ただ、「映画」をどう受け取るかは千差万別だろうけど、
私はあれは映画としては不完全だと思うのよ。
脚本の面白さが足りなかったから。それがあったらもう完璧なのに。
そこは監督本人も言ってるみたいだし、明らかに失敗だったのでしょ?
文句を言ってる人は「あの監督なら完璧なものが作れるはず」っていう、
信頼とか尊敬とか期待とか、そういうのがあるから求めちゃってるんだと思うわ。
711 :01/09/20 11:55 ID:1KBsBBIE
いや、つーかさ、そもそもお前等映画観る時
そんなことごちゃごちゃ考えながら観てるの?
面白い?
面白いんならゴメン。
712 :01/09/20 12:15 ID:HZ6/RQHc
>>711
見ながら考えてるんじゃなくて、見た後振り返って
「何だか物足りないな」「いま一つだったな」と思ったとき、
それは一体どうしてだったんだろう、どこらへんが自分にとって
つまんなかったんだろう、と考えるんじゃないの。
特に他人に説明する時に「何だかつまんなかったよ」と書いても
それがどうしてだか、その文だけじゃ伝わらないでしょう。
そのモヤモヤやら不満やらを説明するための「ごちゃごちゃ」
(とは思わないけど)だと思われ。

違ったらスマソね。
713_:01/09/20 12:20 ID:YJ8CYrMM
>>708,710
説明不足が100だって。そういう人は映画なんか見ないほうがいいね。
それをまともに全部説明してたら、説明だけで終わり映像は必要なくなるね。
映画は基本的に2時間。その時間内でどれだけ説明ができると思っているのやら。
一から十まで説明してもらわないと納得しないような人は、
想像力が欠如してるか、映画を見て考えるのが嫌いなんだろうなあ。
脚本に欠点が有るのは認めるが、映画にとって脚本は絶対不可欠なものじゃない。
ようはその脚本をどう演出するかであって素材に過ぎない。
どうもあなたたちの主張は脚本が駄目な映画はそれだけで認めないといいたい様だけど、
だったら、映画なんかみないで、賞を取った優秀なシナリオでも眺めていたら。
私の考えは演出>脚本だ
駄目な脚本でも演出次第で面白い映画になるが、
いい脚本でも演出が駄目なら映画としては失敗作だから。
714 :01/09/20 12:51 ID:aGNY1G5k
713はB級映画とか好きそうだね
715 :01/09/20 13:12 ID:8O4GYZy2
やっぱり気になる映画だから、重箱の隅をつつきたいんだよ。
それもひとつの映画の楽しみ方。
716 :01/09/20 13:24 ID:GEU4WfkA
1つ気になったんだけど、今回はなんで糸井重里のコピーがなかったの?
誰かおしえて。
717 :01/09/20 14:41 ID:ZFDG2ezU
>例えば、八百万の神様への供物がなんで中華料理なの?って。

説明不足とか矛盾って、その程度の事かい(笑
718 :01/09/20 15:41 ID:76FIfs/k
まあ舞台が異世界で、千尋だって何もわからないんだから
観客が状況を飲み込めないのも当然。
この映画は観客が千尋の目線で一緒に異世界を体験する映画だと思うから、
世界設定についての説明が足りないのは別に文句ない。
しかし観客=千尋という構図を作っておきながら、千尋の行動が不可解だったり
明らかに千尋しか知らない情報だとか千尋だけが感じた感情があったわけで
そのあたりの描写が希薄なのは問題あると思った。
結局、観客は千尋に置いてけぼりを食らっちゃうんだよね。
719 :01/09/20 15:43 ID:WnUbeH6A
つまらなかった。媚び媚び映画は駄目駄目。
720 :01/09/20 15:46 ID:bd/D1eOg
>>713
>駄目な脚本でも演出次第で面白い映画になるが、

それは絶対にない。
ハリウッドで有名な言葉で
「いい脚本からはいい映画もダメな映画も生まれるが、
ダメな脚本からはダメな映画しか生まれない」
というのがある。

その通りだと思う。
721 :01/09/20 15:58 ID:bjiyZ5ms
722_:01/09/20 16:42 ID:ajmvD3W2
ハリウッドは脚本を重視しているからそういう言葉が有るだけで、
それが絶対の真理ではない。
ハリウッドは、シナリオの決まりごとが他の国より厳しいからそういう言葉が有るだけ。
世界中の映画監督にその事を言ってみな。まずそうだとは言わないと思うが。
だから、演出より脚本を重視している人はシナリオを眺めていれば充分だろうと言ったんだ。
あるいは、原作小説を読んでればね。映像よりも文字(言葉)を重視するならそれで充分でしょ。
723720:01/09/20 16:47 ID:bd/D1eOg
>>722
>だから、演出より脚本を重視している人はシナリオを眺めていれば充分だろうと言ったんだ。
あるいは、原作小説を読んでればね。映像よりも文字(言葉)を重視するならそれで充分でしょ

別に演出より脚本を重視してるとはいってないが?
724 :01/09/20 17:25 ID:9c7oLfyY
つーかダメな脚本がよい演出によってよい映画になったとすれば
演出が脚本を変更しているだけで、変更されたところでもうそれはダメな脚本ではないんだよね。
だからダメな原作小説がよい映画になることもある。
きっと722は脚本をよく知らないんだろう。
725wetert:01/09/20 17:32 ID:BOrdSG3Q
脚本がダメダメでもヒットした映画というと、
最近では「タイタニック」があるんだが、
あれを「いい映画」と言うのは抵抗があるが、
収益は大したもんだろう。
726   :01/09/20 17:39 ID:BOrdSG3Q
ついでにいうと結構楽しめた。ケッサクだった。
面白かった…のかな?
727ななし:01/09/20 18:41 ID:6VaSYZZU
ハリウッドでは
プロデューサー>脚本家>監督
728            :01/09/20 19:12 ID:5tdzVr8g
七氏さんって、いつも同じ調子、同じ文体で書き込んでくるね。
729七氏さん:01/09/20 20:17 ID:ixK1Tbao
>>709
>俺にはあなたの言っている事がよくわからいんだけど、たまたまなの?

たまたまだ。どうしてかというと行過ぎた説明不足の傾向は千と千尋の神隠し
だけではなくもののけ姫のときもそうだったからだ。つまり宮崎駿の最近の作品
作りの特徴として「行過ぎた説明不足」があることがわかる人にはわかるだろう。
だから宮崎駿がもしも千と千尋の神隠し以外の作品を作っていたとしても
その作品も間違いなく行過ぎた説明不足になっていただろうということだ。
これだけ説明してもわからないなら君はもうこの会話に加わらない方がいいな。
730七氏さん:01/09/20 20:21 ID:ixK1Tbao
>>710
>ナナ子様
あなたのように極めて優れた洞察力のある方がいてくださって嬉しいです。
これからもナナ子さまの正しい意見を聞かせてくださいね。
731七氏さん:01/09/20 20:24 ID:ixK1Tbao
>>728
>七氏さんって、いつも同じ調子、同じ文体で書き込んでくるね。

だから何?それだけじゃ意見になってないよ。
俺の文章が同じ調子だから君はどう思うのか、どうして欲しいのか
まで書かないと文章として不完全できちんとレスが出来ないよ。
わかったかい?
732うんこ:01/09/20 21:14 ID:Xwy3UHOc
なんでもののけ姫が「駄作」なんだよ!
全然駄作じゃない!
いい映画じゃねーか!
733風の谷のななしさん:01/09/20 21:16 ID:hMp3CDWU
ガギエルくんあげ
734うんこ:01/09/20 21:16 ID:Xwy3UHOc
そういえば、みんなはジブリ美術館行かないの?
735 :01/09/20 21:18 ID:PIWDcOD2
>>732
個人的には駄作だった。
736カオナシきゅん:01/09/20 21:20 ID:.bcJa5fo
完全予約制らしいからこちらには逝けないよ
737うんこ:01/09/20 21:25 ID:Xwy3UHOc
>>735
そだね。人それぞれだよね。
私は「千」よりは好きなのだ。
738735:01/09/20 21:33 ID:PIWDcOD2
>>737
うん、俺も千よりはもののけの方が好きだな。
一番好きなのは俺はラピュタかな。
739カオナナシ:01/09/20 22:04 ID:9zyWn7aA
元々10歳前後の女の子に楽しんでもらうために作った作品なんだから、
実際に当の女の子たちが喜んでいる(ネットの評判では)以上、オタが文句付けてもしゃぁないよ。
それにしても、さえない主人公が異世界で異性にもてもてになったり、
信じられないような活躍をするなんて話は、オタアニメの男女入れ替えだよね。
そこに少女マンガテイストを加えてるんだから、女の子に受けるのは当然か。
狙ってやってるなら凄いと思うよ、ほんと。
740最後の名無しさん:01/09/20 22:21 ID:ejJjq4Lo
がいしゅつだろうけど、DLP上映ってのは見に行っとくべき?
やっぱ違う?
741 :01/09/20 22:33 ID:byevZPUg
>>740
チャンスが在るなら逝くべきだね。
一回目は地元の小さ目の小屋で見て、2回目はDLPで見たけど。
DLPに比べれば、フィルム上映は、ダビング重ねた裏ビデオ見たようなもの。
742 :01/09/20 22:44 ID:.thhTTRU
2chで5スレしか逝ってないってどゆこと?
743タレぱんだ:01/09/20 22:51 ID:byevZPUg
>>729
みたいな意見があっても良いとは思うけど、娯楽映画の命は面白いかどうかに尽きる。
教育映画とは根本的に違ってるんだから、三時間もかけてだらだら説明たっぷりの
映画作られたら、これはとっても見る気にはならないだろうね。

もう古典映画になるけど、キャロルリードの「第三の男」って名作があるんだけど、
これだって、舞台はウイーンってだけで時代背景に関する説明は一切無いけど、
それでもその時代ウイーンが、英米仏ソの4カ国に分割当地されていて、
治安が悪かったとかの情報を知っていたほうが、楽しめる仕組みになっている。

「千と千尋の神隠し」の場合は、対象が子供ってこともあって、その辺の敷居は
結構低くなっているように思うし、ストーリー的にはさほどと言うか、在れ以上の
説明無しで、十分に理解できると思っているんだけど、具体的にどの辺が不足
してたのかは、興味あるね。まあ100も在るって事は、最初っから最後まで
さっぱり判らんって事だろうけど。
744ナナ子:01/09/21 00:11 ID:EsaIUsAA
>>743
いやねえ。第三の男は説明充分でしょ。
あれ以上どうやって説明がいるっていうのよ。
千と千尋は現実世界の物語じゃないでしょ。
現実世界に生きていればわかる情報を無視してもいい第三の男とは違うのよ。

>>717
その程度のことでも気になるひとは気になるし、積もれば山になるのよね。

>>739
確かにそうだけど、描写がリアルすぎて怖いって言う子も多かったり…

>七氏さん
私の意見が正しいかどうかはそのひとの基準によるものだけれど。
私、あなたの意見好きなのだわー。
745タレぱんだ:01/09/21 00:43 ID:kOquNo8k
>>744
なるほどね、意見の違いが見えてきた。

こちらの意見としたら、千と千尋は現実世界とは違っていてその世界なりのルール
は持っているけど、それらのルールはオリジナルではなく、借り物が多いので、
現実世界の情報同様無視しても良いものだと思ってる。
それと、千と千尋の中でも一応ルール説明は充分されているとも感じてるんだけど、
それが不足してるって言う意見かな?

ただなーこっちとしても千と千尋見ていて、あれ以上どうやって説明がいるっていうのよ。
とか思ってるンだけどな。

特に当方としては、民俗学にこったりしてないし、情報量はそう変わらないはずなんだけど・・・。
746ナナ子:01/09/21 01:12 ID:GyoQNidA
ええとね。私が感じたのは矛盾。
でも、それは説明があれば矛盾ではなくなることなんじゃないかなって、思ったから。
なんで中華風なのかってこともね。
例えばそれは神様は海の向こうから来たって説を採用してるのかもしれないしね。
でも、そのへんは民俗学的に考えなければ「不思議の国だから」で終われるんだよね。
だから借り物が多いのは混乱の元だなって私は思うの。
私にはルール説明が不完全なように思えるのだわ。

だけど、そこは拘るひとだけが拘るどうでもいいところで、
千と千尋をダメだっていう人が言う「物足りなさ」
これは、伏線が処理し切れてないっていう種類の説明不足なのよ。
いろいろ言われてるけど、
千がもっと苦労しないと成長がはっきり見えないとか、
急に油屋中が千贔屓になちゃったわけとか、
もらった髪留めの意味、とかたくさんね。
それがカットされた部分で、つまり最低限の骨組みだったから、
ちゃんと完成されて絨毯が敷かれて壁紙まで貼られたら、
どんなに面白くなるだろうって、みんな期待するんじゃないかしら。
747:01/09/21 01:14 ID:quyKTHkE
だいぶストーリー中省略とか、敢えて書かなかった?箇所があるから、人によっては、「わけがわからない」っていう感想もつのだと思う。
「おきて」の事とか急に出てくるしね。だから、
「千と〜」を見るときは、該当するような場面においては、
自分の予備知識を基にわからない所を補完して、自分也に解釈するしかないんだと思う。
まあ、こんな風に書いたけど、小学生くらいでも充分できる(むしろしやすい)想像の仕方なんだけどね。

或る意味、自分達で空想・想像してくれ(夢をみようよ)的なメッセージが作中に含まれてるような気もする。
748枯れ木:01/09/21 01:29 ID:zV/a7qFI
>>716
そういえばそうだな。ほぼ日のサイトでは請け負って思案中だと出ていたのにどうしたんだ?
749 :01/09/21 02:16 ID:nd1MKvQc
確かに「謎」な言葉とかけっこうあった。
いきなりで、なんで?と思うこともしばしば。
私的にはニガ団子のくだりとか。
でも、見ているとそんなことは吹き飛んでしまった。面白かった。

もっと説明をして欲しい、という意見も理解できるけど、
説明に費やす時間がもったいないような気がする。
もちろんストーリーに上手く絡めることができればいいのだけれど、難しいんじゃないかな。
ナウシカの冒頭で、ナウシカが腐海のことを説明するシーンがあるでしょう。
「OOが胞子を飛ばしている」なんて言うシーン。
あんな感じになってしまうなら、ないほうがいいな。
750七氏さん:01/09/21 02:54 ID:TkNKsHaQ
>>746
>ナナ子様
>千がもっと苦労しないと成長がはっきり見えないとか、
>急に油屋中が千贔屓になちゃったわけとか、
>もらった髪留めの意味、とかたくさんね。
>それがカットされた部分で、つまり最低限の骨組みだったから、
>ちゃんと完成されて絨毯が敷かれて壁紙まで貼られたら、
>どんなに面白くなるだろうって、みんな期待するんじゃないかしら。

そうそう!俺が言いたいのはまさにこれですよ!
千と千尋の神隠しはもっともっと面白くなるはずだったのにいまいちの出来に
とどまってしまったという悔しさ。
もっとも「もっともっと面白くなった千と千尋の神隠し」をイメージする能力
の無い人にはこの悔しさはわからないだろうけれども。
しかし世の中には千と千尋の神隠しが「説明不足だらけ・伏線立ち消えだらけ」だと
いうことにさえ気付かない人も結構多いということに驚きを禁じえないですな。
まぁ、そういう「目の肥えていない人」の方がある意味幸せなのかもしれないが。
・・いや皮肉でもなんでもなく素直な意見です。
75110歳の幼女:01/09/21 02:56 ID:01v72g/o
想像力の枯れた大人には物足りないだけだよ
752大人になりかけ:01/09/21 03:10 ID:xBgh6yhY
1から十まで用意してもらわないと許せないんですよね。大人は・・・さびしいぜ。
宮崎氏は映像で見た体験を自分の体験と勘違いして経験したつもりになってしまう子供が
多くなるのを嘆いていたから、この未完成さ?は10歳の子供にとっては返って良かったように思う。
ところどころわからないところは自分で想像することでそれぞれが作品を自分のものにできて
だから「自分だけの不思議の街」にまた行きたくなって映画館に再度足を運ぶ人がいるんだと思う。
意識してたわけじゃないだろうけどそういう想像することのできる余地がたくさんあるから結構広い層から
支持される作品になったんだろうな。
完璧じゃないけど逆にそこが一人一人を自分だけの神隠しに会わせる作品に成長する大きな元になったのでは。
753 :01/09/21 03:17 ID:nd1MKvQc
>>750
「いまいちの出来にとどまってしまった」とは思っていない人もいるんですよー。
私ものそのひとり。
そうか、私は「イメージする能力の無い」「目の肥えていない」人間だったのか・・・

「ナナ子」さんの文章は読む人間に理解してもらおうと書かれているのが感じられるのですが、
「七氏さん」さんの文章となると、なんというか、悪意が感じられるのが残念です。
754 :01/09/21 03:31 ID:j73ybIOk
説明不足は感じなかったが、御都合主義の演出不足という感じはした
導入部はとても良かったので後半はスケジュールがなくなったのが原因かと思う
完璧じゃない印象はそこが原因だと思うが・・・作品にとってプラスになっているとはとうてい思えない。
755あのさ〜:01/09/21 04:48 ID:c8pyH5Hc
宮崎はカリシロ以降だめ映画しか作ってね〜じゃん。
いまさらなに言ってんのよ。特に魔女とか豚、もののけは最低だろ。
あ、ナウシカも最低だったな。
漫画版にあったアグレッシブさが映画には全然出てない。
756 :01/09/21 05:03 ID:jVKJexSY
>>755
出たよカリヲタ(w
757ふん:01/09/21 06:42 ID:98/VqlHY
宮崎アニメがだめ映画なら日本の映画はすべて糞以下だな。
758風の谷の名無しさん:01/09/21 07:11 ID:9NbgjK3s
>もっとも「もっともっと面白くなった千と千尋の神隠し」をイメージする能力
>の無い人にはこの悔しさはわからないだろうけれども。
イメージできてるからこそ文句を言っていないのではないのでしょうか?
759 :01/09/21 08:59 ID:nnkigs2A
個人的には、「千尋」は100点ではないが面白い映画だと思うし、好きな映画でも
ある。宮崎映画の中ではモストフェイバリットだ。100点にするための改善策は
あるだろうけど、それは、説明を詳しく、とか矛盾をなくす、とかいった方法
では恐らくない。逆に矛盾・説明不足・破綻だらけだから「千尋」は魅力的
なんじゃないのか。「開かれた作品」なんてカッコよすぎるから言わないけど。
きっちり説明されて、矛盾も破綻もない作品…っていうのはそりゃ確かに美しい
だろうけど、でもそれも所詮一つのジャンルでしかない。全てのフィクションが
目指すべき理想、ではないよ。

基本的に児童文学ってこういう、骨子だけ押さえてあとは読者にゆだねるって
いう語り口の作品が多い。俺は途中で「ああ、こりゃ児童文学だな」と思った
からそういう観方に変えたけど、その切り換えをしたかどうかで印象は180度
違うだろうね。ただ、児童文学的な体裁の作品でなければこの語り口は間違い
なくアウト…「不思議な世界だから」OK、っていうんじゃないと思うよ。ただ、
エピックファンタジーなんかとは全然別の観方をするべきだというのは言いたい。

あと、現実に目の前にある作品を保留して、より自分にとって好ましい仮想の
作品を基準にとって、そこから現実の作品を批評するってのは勿体ない観方の
見本です。「規範批評」って言うの、そういうの。
760七氏さん:01/09/21 11:24 ID:vVOnC9q2
>>759
おいおい!「批判(批評じゃないよ)」ってのは全部その「規範批評」って
やつじゃないのかよ?(爆笑)
ある理想像を想定してそれと違っているからこの作品は良くないってのが
批判だろ?そういうものじゃないのか?ええ、おい?
761七氏さん:01/09/21 11:33 ID:vVOnC9q2
ちなみに俺は千と千尋の神隠しは大好きだ。
良い点を挙げれば例えば海を走る電車のシーンのなんとも言えない
切なさなどは特筆に価すると思っている。
見終わったあとに心を癒される感じも当然受けている。
にも関わらずこうして批判を続けているのは要するに「愛だよ愛」。
762 :01/09/21 12:52 ID:nd1MKvQc
規範批評
「規範批評とは、単純化して言えば、あるモデル・規範を基準としてそれと
作品との合致度を評価する批評です。例えば、森鴎外「舞姫」の批評に
石橋忍月「舞姫」というのがあります。そこで石橋忍月は、「著者は太田をして
恋愛を捨てて功名を取らしめたり。然れども予は彼が応さに功名を捨てて恋愛を
取るべきものたることを確信す。」と言っています。つまり、忍月は、恋愛小説は
ハッピーエンドであるべきだという規範から「舞姫」を批評していることになります。
言い換えれば、モデル・規範はいくらでも用意できるので、ためにする批判が可能なのであり、
そうした批評は無意味なのです。」

・・・難しいなぁ
763ナナ子:01/09/21 13:40 ID:U/4Wed1A
>基本的に児童文学ってこういう、骨子だけ押さえてあとは読者にゆだねるっていう語り口の作品が多い。
違うのよ、違うのよー。
メアリー・ポピンズもナルニアもハリーポッターも、矛盾も不思議もたくさんあるけど、
「伏線の未処理」はないのよ。それは物語としてよくない(といわれてる)ことなのよ。
ここはわざと説明しないでおいて、謎(見ている人の想像)を深めよう。って狙うのと、
ほんとは理由がしっかりあって、そこまでやりたかったんだけど、
時間がないから泣く泣く省いちゃったっていうのとじゃまったく違うわ。
福神町奇譚…だったかしら。カムイ氏の漫画。
ああいう世界だったら、まさに「開かれた作品」よね。あれならそれもいいと思う。
でもね、千と千尋は違う作り方をされた作品だと私は思うのよ。
少なくとも、ひとつの完結している物語なわけでしょう?
あの世界の不思議を全て解け、なんて無粋な要求はしてないの。
例えば坊の父親は?とか。そういう謎こそは想像に溺れるべきところなのだわ。

私も面白かったとは思うし、最高、満足って思った人に文句があるわけじゃないの。
「映画」や「物語」に対する考え方も千差万別で、
映画にスジなんか必要ないって前衛的な人も、もちろんいるわよね。
ただ、私は個人的に「映画」や「物語」には起承転結を基本にしたパターンを求めるし、
それはお約束だから、お約束破りの作品は問題作として一種のよさがあるけど、
お約束の中でどう工夫して見せるか、どこまで見せてくれるのか、
って、それが醍醐味だと思っているのね。
例えばファンタジアなんか素晴らしいと思う。(古い方ね)大好きだけど、
あれは正当な「アニメ映画」ではないって思うのだわ。
で、千と千尋はそういう意味で正当なアニメ映画として作られたと思うの。
だから私は、伏線の未処理が物足りなくてもったいない。
(例えば千尋が転校してるって設定と、あの名前の書いてあるカード。
あのカード、最後のあたりでもう一度使うつもりだったのじゃないかなあ。
そこで転校っていう設定が生きて。
だってそうじゃないと、誕生日会の後の家族旅行でもよかったんだし。
ここまできちゃうと書き手としての見方かもしれないけどもね)

>現実に目の前にある作品を保留して、
ごめんなさい。これわからない。保留してないもん。
こんなに千と千尋のこと一生懸命考えてるのに!
764 :01/09/21 14:28 ID:apaoPArk
アニメじゃなくて実写だったらヒットしないだろうな、千と千尋。
765ななすぃ:01/09/21 16:43 ID:oCqSF50M
私は千と千尋は面白かった
ただ七氏さんナナ子ほど「もっと」は求めない
誰の中にも100満点の千と千尋があって 現実にある千と千尋を60点として
その差40点を補完する要素も十人十色
私はその40点は「何故千と千尋は面白いのか」 それを埋めたのは↓
ttp://www.net24.ne.jp/~mn/books/bk1/竹熊健太郎のマンガ千夜一夜の50〜54
     の評論 一番しっくりきた
私はお二人の様に確固とした「完璧な千と千尋」像をもってないので
説明不足 未消化の部分は 監督のインタビューや製作秘話
ファンサイトのショートストーリー 自分の想像で補うことが出来ました。

 
766センチ:01/09/21 16:53 ID:uQ567EJU
一つの作品に至らない所があったなら
それを批判批評する事は有意義だとは思う。
しかしそれを作者の大人の事情も考慮にいれず
一方的に糾弾するのは分が過ぎる子供の駄々にオモワレ。
767へんたい:01/09/21 17:01 ID:0cletuEs
>>764
実写版ねじ式を叩いてんのかい?
768七氏さん:01/09/21 17:19 ID:WB5UJNRo
>>764
>アニメじゃなくて実写だったらヒットしないだろうな、千と千尋。

千と千尋の神隠しをそのままシナリオ化(絵コンテではない)しても
誰も読まないし読んでも面白くもなんともないだろう。
千と千尋の神隠しが面白いのはほとんど映像と音楽の力によるものだ。
シナリオ的には面白くもなんともない。
極めていびつなバランスの悪い作品なのだ。
そしてそのいびつさに気がつかない人間が日本には多すぎる。
日本に映画文化が根付かないのは観客のレベルの低さが原因なのだと
もののけ姫や千と千尋の神隠しの大ヒットを見ていてつくづく
再確認せざるを得ない。
769 :01/09/21 17:28 ID:XNIY.u9E
アニメーション的な作りになってるだけだろ。
動く絵を楽しむ作品というだけのこと。
バランスがとれた作品が良いというのは狭い価値観だね。
770 :01/09/21 17:48 ID:YgoxBLD2
動きさえ良ければ「いい作品」と言われるのだとしたら、
それはちょっとさみしいね>アニメ作品
「映画」なんだからそりゃバランスだって求められると思う。
ただバランスが取れてない事を許せるぐらい
他の部分でカバーしているのなら、それはそれでやっぱり良い作品
なんだろうとも思うけど。
771なの:01/09/21 17:55 ID:13ftJc7M
>>768
アンバランスの美学というのもあるよ。

バランスを優先したために駄作になる事も多い。

七氏さんが『千〜』を無理から批判批評しているように見えるのは
バランス優先してるからじゃないのかな。
結局破綻してるよ。
772ふむ:01/09/21 20:16 ID:y.RBqLNw
>>768
つまり、君はシナリオが優れてない映画は、映像と音楽が素晴らしくても
駄目な映画で、それを支持する観客もレベルが低いと。
また逆に言えばシナリオが優れていれば、映像と音楽は二の次でも
バランスがある映画でそれを支持する人もレヴェルが高いと言いたいわけだね。
なんというか、ものすごく偏った意見と言うか、聞いた事がない意見だ。
それは君の脳内での常識であって世間の常識じゃないね。
シナリオも映像もどちらも優れているにこした事はないが、どちらかだけが突出していても
(特に映像)それはそれで映画として成り立つと考えられない所に硬直した一つの価値感しかない
偏狭さを感じさせる。

それと日本に映画文化が根付かないのをその観客レベルと結び付けるとは短絡的と言うしかない。
映画文化と一言で言っても色々有るけど、何を意味してるのかな。
どうも君の言葉を聞く限り、君の支持しない映画を大衆が支持するかどうかで
文化レベルを計っているように聞こえるが。それは独善、一人よがりと言うしかないな。
もののけも千と千尋もそれなりの理由があって大ヒットしたものを、ケチつけても意味がない。
滑稽と言うしかないな。大ヒットの理由が君には理解できなかっただけだろう。
773ナナ子:01/09/21 20:27 ID:WVdvMCv6
>>765
読んできました。
ああ、すごくわかるわ、ななすぃさん。
ただ私は「その差40点を補完」できるのは監督本人しか居ないと思うのだわ。
だから、TVシリーズを、っていうの、すごく賛成。
774火に油を注ぐ…:01/09/21 20:31 ID:uJ3TU8wY

赤穂浪士じゃあるまいし「シナリオが悪い」ってのは『千と千尋』
に言ってるのかね? 勧善懲悪の、起承転結のハッキリした、最後
は吉良邸討ち入り、万々歳で終わるのが「いいシナリオ」だとでも
思ってるんだろうかね?

『千と千尋』はカントクと脚本家が同一なんだから、映像を最大に
活かすためのシナリオ書いたに決まってるだろ。それで全体として
2時間ちょっと見たあと「ああ、見てよかった」と思わせれば、そ
れがいい映画ってことだろ。

確かに銭婆のトコへ行ってからの淡々とした進行には不満は残る、
そのイミでは「シナリオうんぬん」もわからないではないけどね。

ま、「ストーリー」がよくわかるのを「いいシナリオ」だと思って
るんなら、50年前の4コママンガでも読んでりゃいいんだよ。
775ナナ子:01/09/21 20:54 ID:2g/DdpoI
なんとなくわかってきました。
結局、監督独特のレベルの高い映像と音、これを求めて観た人は、
すごくすごく満たされるし、
千尋に感情移入して観る子供も、とっても満たされるのだわ。

それ以外の部分を求めている人は物足りない。
(それと、理解できない)
(私の会社のおじさん達とか。子供と見に行ったけど何がいいのかわからないって(笑))
あと、「エンガチョ」の深い意味を考えちゃうような人も。

どっちが偉いとか賢いとかじゃないのよね。「映画」に対する価値観の問題ね。

>>772
七氏さんはそんなこと言ってないと思うけど…。
千と千尋が駄目な映画だなんて言ってないじゃない。
>シナリオが優れていれば、映像と音楽は二の次でもバランスがある映画で
それってバランス欠いているじゃないの。ちゃんと読んでくれなきゃいやん。
映像・音楽・ストーリー、の三本の黄金律の話をしてるのよう。
あと、私は日本の観客レベルが低いとは思わないけど、
レベルの高い映画=大ヒットする映画、ではないと思うわ。
商売なんだし、宣伝とかいろいろ芸術とは遠い要因が絡むものだから。
だからって、千と千尋のレベルが低い、なんて言ってないわよ。
そういう風に受け取らないでね。
776764:01/09/21 21:19 ID:DfUCpSYI
>>767
ねじ式は知っていますが、本編を見たことはありません。
>>768
同感です。
777 :01/09/21 21:38 ID:9q0BuwIU
ストーリーはほとんどなく、映像と音楽による演出が面白いということは
要するに、千と千尋の面白さはサーカスを見た面白さと同じようなものか
778 :01/09/22 01:05 ID:Awvztdek
>>777
サーカスというか見せ物小屋というか・・・
映像だけが良いわけではなくて映像を楽しませる演出になってるよね。
映像も昔からの宮崎ファンとしては物足りないんだけど。及第点。
779横から:01/09/22 01:34 ID:SfBoiYgQ
>>777
ご名答。
ちなみにF・フェリーニいわく、「映画とはサーカスのようなもの」だそうで。
780 :01/09/22 02:02 ID:IvFlq/fA
>>775
>七氏さんはそんなこと言ってないと思うけど…。
>千と千尋が駄目な映画だなんて言ってないじゃない。

直接駄目な映画とはいっていないかもしれません。
でも、面白い映画ならたくさんの人が見に行ってもおかしくないでしょう?

>日本に映画文化が根付かないのは観客のレベルの低さが原因なのだと
>もののけ姫や千と千尋の神隠しの大ヒットを見ていてつくづく再確認せざるを得ない。

なんて書いているのは矛盾しているとは思いませんか?
それともあんなにヒットするほど面白くはない、ということなんでしょうか。
ナナ子さんも七氏さんのように、あんなにも多くの人が見に行くには値しない作品だとお考えですか?
781:01/09/22 02:08 ID:b8G5SkXs
もののけ姫は実写でちょっと見てみたい。「さくや妖怪伝」みたいなCG駆使したスペクタクル的なノリで。
ただ、犬神をどうやって、表現するのかつまるところ。(やっぱCGか)
「千と〜」はなんかNHKの6時台の子供ドラマみたいになってしまうからダメっぽい(w
782:01/09/22 02:25 ID:5..03UL.
犬神には犬を使えばいいのでは?
783七氏さん:01/09/22 20:01 ID:4zJEpwkQ
宮崎アニメで特徴的なのはいつも声高らかに「その映画の効用」が語られることだ。
例えば今回の千と千尋の神隠しで言えば「現代に生きる10歳の少女の中に眠っている
生きる力を目覚めさせる映画」だと製作発表記者会見資料等や映画のパンフレット
などで繰り返し目にさせられる。宮崎監督自身はあれは私の意見ではないと言っている
ようだが自分の意見でないならそのような発言を自分の意見として発表することを
許すべきではない。許した以上は自分の意見だと認めたも同然である。
かくして多くの哀れな観客たちは素直にも「千と千尋の神隠しを見れば自分の
中に眠っていた生きる力が目覚めるのだな」と信じこんでしまう。
これではまるで新興宗教の教祖と信者の関係のようではないか?
ところが鰯の頭も信心、医学用語で言えばプラシーボ効果で本当に生きる力
が目覚めたつもりになる観客が続出したりしている。
宮崎監督自身に教祖になろうというような意志は恐らくないのだろうが
結果的には教祖的な(あの白髪のヒゲの風貌もそんな感じだ)存在に
既になってしまったのではないかと私は危惧せずにはいられない。
784 :01/09/22 20:15 ID:Hczj7gUY
>>783
杞憂、杞憂(笑)
785>>783:01/09/22 20:27 ID:Rwe6y3S.
ハヤオ「マスコミ向けの文章やパンフレットには基本的に僕は関与しておりません」
786 :01/09/22 20:35 ID:P1gWsrw.
ただのキャッチコピーにいちいちツッコミいれてたら
きりがない。
787 :01/09/22 21:01 ID:u2LECaas
>>783
そう、この手の信者は怖い。
788 :01/09/22 21:04 ID:Rwe6y3S.
(ある監督インタビューより)
「ナウシカみたいな人が実際いたら周りは辛いだろうね」
「思春期前の女の子たちがシータを見ても「違う」と思うでしょう」

こんな発言を見てると「媚び」とか抜きにして
宮崎監督は全部わかっててやって来てるのかも知れないと思う。
今回は10歳の少女のための映画。
だから千尋は普通の子でハクのような美少年も平気で出してくるのかもしれない。
いざとなったらこの方、ドラゴンボールみたいな展開もやりそうな気がしてきた。
789 :01/09/22 21:42 ID:.EcRttZA
>>788
随分真面目に捉えてるんだね。
790>七氏さん:01/09/22 23:07 ID:axzWVVmY
大丈夫ですか〜?
起きてますか〜?
791:01/09/22 23:21 ID:gBD79Dg.
世間は「ジブリだから」っていう目で見てる所があると思う。
ジブリも何も特別ではない、普通のアニメ制作スタジオ(他と違うのは給料が高いとこぐらいか)。受注で仕事もすれば、自社制作も行う。
上のようなイメージが凝り固まってるから、「山田君」もさっぱり売れず、「千と〜」はあーだこーだ深い浅い批判・分析をされる。
もしも、「千と〜」を作ったのが、ジブリじゃなくて、「GONZO(ゴンゾ)」や「日本アニメーション」なんかだったら、どうだろうか?監督も宮崎ではなくて(ただ、絵柄は同一で)。
千尋タン萌え〜 はいたとしても、ただただ「つまんねぇ」を繰り返すような人間が席捲するような事にはならなかったと思う。
変に作品を色眼鏡で見る連中が多いように思った。まあ、出る杭は打たれるというのは、仕方が無い事なのかもしれないが。

>>782犬じゃちょっと小さいかな。特殊効果で、犬を大きくして合成。いや、巨大な犬みたら、きっとわらってまう(w やっぱCGか。
792 :01/09/22 23:24 ID:gxHKkdLs
>>790
793 :01/09/22 23:24 ID:xeG6JR5.
>>791
他のスタジオにまで説教臭いアニメ作られたらかなわんよ
794 :01/09/22 23:26 ID:axzWVVmY
>>791
ジブリだからできたんですよ(宮崎を過大評価して言っている訳じゃなく)。
ジブリで宮崎が作ったんだからしょうがない。歴史に「もしも」はないのです。
795 :01/09/22 23:34 ID:ZNe.iwiw
>>794
ジブリじゃなくてもできるよ。
クォリティーだけを言えばスタジオ4゜Cの方が良いモノができる。
796 :01/09/22 23:42 ID:axzWVVmY
>>795
だから、4℃は「千と千尋」作ってないじゃん。
これからも作ることもない。
797 795:01/09/23 00:54 ID:1z7PuRLY
>>796
狭いある種の結果論で話したつもりで言ってません。もしもだとかの話でもない。
798 :01/09/23 01:04 ID:kfyEs88k
実際ジブリ作品はジブリだけで出来上がった作品でもないよ。
昔からテレコムの動画スタッフには助けられている。
フリーの原画マンだって使ってるし。海外にも仕事回しているし。
799 :01/09/23 01:14 ID:1CoXxerI
h
800 :01/09/23 01:17 ID:ZTSkqO6k
t
801 :01/09/23 01:27 ID:IbZUl4wk
t
802 :01/09/23 01:57 ID:lufcT8qw
>>798
ジブリ作品はジブリだけで出来上がった作品という意味だとでも思っているのか・・・?
803798:01/09/23 02:03 ID:1z7PuRLY
>>802
はい?思ってないから言ってるんだけど。
804 :01/09/23 02:04 ID:ZTSkqO6k
逝ってるんだけど。               
805 :01/09/23 02:07 ID:kfyEs88k
一生、一緒に逝ってくれやー♪
806七氏さん:01/09/23 02:08 ID:1OMQMGOg
>>784
>杞憂、杞憂(笑)

杞憂ではない証拠というほどでもないが全くの根拠のない心配でもなさそうだという
根拠として読売新聞の9/11号の夕刊の15面の記事があげられる。

早稲田大学大学院講師・宗教学者 正木晃 「千と千尋の神隠し」を見る
「今、日本で最大の影響力を持っている思想家は宮崎駿氏だと私は思う」

俺もこの意見にはかなり賛成だ。
宮崎駿が作った映画だから「千と千尋の神隠し」を観客は見たがり、現に
大勢の観客が映画館へ殺到しているのだ。
それはまるで千と千尋の神隠しに何かの救いを求めている迷える子羊のようで
すらある。いや、そんなことはないと主張する平和な人と議論する気は俺には無い。
ただ、宮崎作品をそして宮崎駿を心の支えにしている人間は確実に増え続けて
いることは間違いない。そのことがどういう結果をもたらすのかはまだ俺には
わからないのだが・・・。
807 :01/09/23 02:12 ID:sXogEm86
ネタとしていまひとつ・・・
808なんとなく:01/09/23 02:14 ID:zHxVe95g
>>806
ネームバリューの一人歩きは怖い気がする。
小泉人気と小泉の政治家としての手腕が必ずしも比例していないように。
・・・・・あまり例えになってないや、すまん。
809hj:01/09/23 02:20 ID:HkTUVwBo
今、我々アニヲタこそ正気を保たねばならない秋だ。
810 :01/09/23 02:35 ID:3XQzpexo
1z7PuRLYは論理破綻が激しいな。他人と意思疎通するには最低限のロジックを身に付けて欲しい・・・
811 :01/09/23 02:46 ID:zHxVe95g
>>810
だから、論理破綻してないっての。ちゃんと読め。
812 :01/09/23 02:52 ID:1z7PuRLY
813 :01/09/23 02:55 ID:ZTSkqO6k
>811 今更、何いっても無駄だって だから余計なレス使うな 
814 :01/09/23 02:58 ID:1z7PuRLY
>>813
何が無駄何だか 藁。
815>811:01/09/23 02:58 ID:3XQzpexo
>>791『もしも、「千と〜」を作ったのが、ジブリじゃなくて』
>>797『もしもだとかの話でもない。』
もしもと使ったらもしもの話だと読んだ人は思う

>>798『実際ジブリ作品はジブリだけで出来上がった作品でもないよ。』
>>803『(ジブリ作品はジブリだけで出来上がった作品という意味だと)思ってないから言ってるんだけど。』
「ジブリ作品」は「ジブリだけで出来上がった作品」という意味だと思っているから「ジブリだけで出来上がった作品でもないよ」
と述べているように見える。自明なら断る必要はない。

自分の頭の中のロジックを上手く表現出来ないのでは・・・?
816ななし:01/09/23 02:58 ID:O4y3LBkg
「生きる力」とパンフなんかにも書いてあって、それに影響をって意見は
どうなんだろう?

実際見た人はそれとは別の部分にひかれてような気がするけど。

「ハク、素敵」って感想がネット上での意見では一番多い気もするし。

あるサイトでは冒頭のお母さんの千尋に対する態度で多くの意見が交換
されてたりするし。

まあネットの感想が世間一般の感想とは限らないけど、それは2ちゃん
にもいえることだし。

もっともオレにはネット以外で多くの意見を見る機会がないから、そう思っ
てるだけかもしれないけどね。

ネットで見ている限りでは監督の意図とは別の部分で盛り上がっていて
それは、かなり健全な反応だと思っているよ、オレは。
817 :01/09/23 03:00 ID:1z7PuRLY
何か誰かといっしょにされてるんだけどね。困る。
818 :01/09/23 03:02 ID:3XQzpexo
あぁごめん勘違いだわ
819:01/09/23 03:19 ID:g5hNXjos
きしょヲタうざいねぇ
820:01/09/23 06:37 ID:ce8sYedw
>>815表現がややこしくなったのはスマソ。でも、>>791じゃ一応もしも(if)話してたんだよね。
↓の方のレスもやや混乱してた感じだったので、一応補足。
比較的無名な作家・スタジオが「千と〜」を作ってたら、評価がまた違ったものになったんじゃないかな、って事でした。
、、、最初からこう書きゃいいんだ盛れの馬鹿(藁
821 :01/09/23 06:55 ID:sXogEm86
>>820比較的無名な作家・スタジオが「千と〜」を作ってたら、
評価がまた違ったものになったんじゃないかな、って事でした。

そんなことないんじゃない?
ジブリの作品でも山田くんはコケたわけだし。
観客にも面白い、つまらないの区別はつくとオモワレ。
つまらない作品にあれほど客が入るとは
思えんが。
822 :01/09/23 08:15 ID:D4OjB47k
>>806
たかが子供向けのアニメ見ただけで、日本の分化程度から、はては日本の将来まで
憂いている・・・。
おいらは、あんたのほうがよっぽど心配です。(w
823 :01/09/23 08:40 ID:1z7PuRLY
ありゃ、俺も随分混乱してるわ(笑
寝る前に書くもんじゃないか。反省っす。
824カオアリ:01/09/23 09:14 ID:j0e9aXgQ
ミスタイプなのはわかるけどね。
人の心配より自分の心配しなよ>分化
825 :01/09/23 10:10 ID:D4OjB47k
(・∀・)ワラッタ
826名無し:01/09/23 10:30 ID:X2aP9Uxw
>>806
IDカコイイ!
827 :01/09/23 10:36 ID:FKh6KNmo
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=1001175830


映画板の方がこの映画の話題で盛り上がってない?
映画板の方が宮崎ファン多いのかなぁ?
828名無し:01/09/23 11:43 ID:X2aP9Uxw
>>827
荒れ気味だけどな
829七氏さん:01/09/23 12:10 ID:RY56/KLQ
>>822
>たかが子供向けのアニメ見ただけで、日本の分化程度から、
>はては日本の将来まで憂いている・・・。
>おいらは、あんたのほうがよっぽど心配です。(w

宮崎アニメは日本を映し出す鏡だということにまだ気がついていないのか?
「たかがこどものアニメ」に何千万人の老若男女の観客が殺到し続けているのか
君は知らないのか?
そのような鈍感な感性・・・いやきっと君は逆に臆病なのだろうと好意的に解釈しよう。
臆病だから「たかが子供のアニメ」で済ませたいのだろう。
君のことなど本当はどうでもいい。
大切なのは今の日本人は生き方を見失っていることだ。
そのヒントを宮崎アニメから得たいと深層意識でかんがえている(意識的に
見に行っている観客は少ないはずだ)観客がこんなに多いことは日本の
「病み」を如実にあらわして言わざるを得ない。
本来なら「千と千尋の神隠し」など「沢山ある映画の中の目立たない一本」に
過ぎない映画なのだから。
830騎士(残尿感あり) :01/09/23 16:07 ID:D4OjB47k
>>828
重複スレかどうかで延々あれるって2ch的な風景だなー。
831 :01/09/23 16:31 ID:M5kwZ736
子供向けは親がくるから2倍客が入るんだよね
832-:01/09/23 16:36 ID:gspFAIbQ
その画像ならココ
http://members.tripod.co.jp/bingo852/
833風の谷の名無しさん:01/09/23 17:02 ID:Hcikvt3A
>>832
踏むな危険!
834臨床医:01/09/23 18:43 ID:Epoy2MCc
>>829七氏さん

自分が「病んでる」からといって、日本人すべてにその考えを敷衍するのはいかがなものでしょう?
症状に自覚がないようなので、一度カウンセリングを受けることをお勧めします。
835七氏さん:01/09/23 23:27 ID:V5n7w2/g
最近書き込みが少ないようだな。
みんながんばってくれや。
836ハイビスカス:01/09/24 01:38 ID:CZFqGzdw
あの〜昨日初めて観たんですけど・・・いくつか疑問が・・・???

Q1.油屋のお客は神様達。人間が入れないなら従業員タチは何者?妖精とか??

Q2.何故、ハクだけ「様」付けで呼ばれてる?ユバーバの直属だから?

Q3.あの赤ちゃんてユバーバの子供?だとしたらお父さんは誰?

Q4.腐れ神もどきのくれた泥団子に両親を戻す力があるなんてどこにソースが?

Q5.紙人形は攻撃的だったのになんでゼニーバは突然いい人なの?

Q6.リンの言ってた「向こうの町」って人間界の事?

いつもの宮崎ワールドとちょっと違っててビツクリでした〜
面白かったけど、いつもエンディングが感動を沸々感じさせるのに
今回はあまりそれが無かった。なんか「もう終わり?」って感じで消化不良。
837既出上等:01/09/24 01:54 ID:eNr.0fHY
>>836
こんな俺でよければいくつか回答を・・・(過疎化が進んでいるようですし)

Q1.カエルやキツネなど。
Q2.湯婆場の直弟子だから。とりあえず格が違う。
Q3.その質問に、監督は答えませんでした。
Q4.不思議アイテムは時として、拡大解釈を生みます。合ってるかどうかは別として。
Q5「.最初は厳しいのに、愛に行ったら優しかった」これは色々議論がありました。筋が通らないのは嫌いなんでしょう。
ドラえもんでいうところの かみなりオヤジです。→ガラス割ると怒るけど、謝りに行くと許す。
Q6.分かりません。
838:01/09/24 02:02 ID:U5AEDcx.
 私も今日観てきました。
 基本的に・・・>836さんと同じような感想と言うか・・・
なんと脈絡の無い展開・・・・・
ご覧になった皆さんはどこに感動したんでしょうか???
・・・・・・・・・・・なんでこんなに評判は良いの?
前回の?もののけ姫といい・・・?なんで?
839 :01/09/24 02:07 ID:C/vu9VJM
私には説明できません。
ただ、面白かったな〜
それだけ。
840既出上等:01/09/24 02:18 ID:eNr.0fHY
>>838
おれも不思議。
確かに面白かったが、宮崎アニメでは、ほぼ最下位。
ネームバリューが かなり影響しているのは、間違いない。
841 :01/09/24 02:26 ID:JGYtH..s
みんな宮崎アニメだから見に行き
宮崎アニメだから納得し
世間の評価で納得しているだけ
動画の良さ以外に何もない
842  :01/09/24 02:46 ID:RWUNBPRw
周と周冨輝の所得隠し
843ナナ:01/09/24 02:55 ID:/fi.TQBI
私もやっと昨日見ました。全部納得のいく理由がついてしまうと不思議感がなくなるというか…。今までのは大人が見て納得がいく映画ばっかりだったから久しぶりに面白かったです。
844 :01/09/24 03:02 ID:q5FxfmOM
脈絡がなくて当然です。子供が見た夢の話です。ラストは夢オチです。
845七氏さん:01/09/24 03:19 ID:QKr.iucQ
映画というものの構造を知らない人の為に簡単に映画の構造について
説明しておこう。
まず映画(というよりもドラマ)の基本に最も忠実に作られているのは
ハリウッドの映画群である。
まず出だしに何か事件が起こりその事件がどんどん大きくなり
最後に山場があって観客は感動し、最後は後日談などを描いて
観客の気持ちを沈静化させ感動を定着させ劇場から帰ってもらう。
有名な起承転結や序破急、アメリカでは一幕、二幕、三幕などと
いわれるものがそれである。
話が千と千尋の神隠しに戻るが千と千尋ではそのような映画の
基本的構成を取っていない。
いや、少しは取っているが、あくまでも少しである。
だからラストの方で大きな感動を観客は感じることは出来ない。
せいぜい「不思議な世界を去るのは寂しいな」という切なさ位だ。
宮崎アニメできちんとラストで強い感動を感じられるような構成に
なっているのは「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」
「ルパン三世カリオストロの城」などであり、千と千尋は個々の
エピソードが面白いなとか美しいなとか切ないなとか不思議だな
思うだけの串団子方式になっているわけである。
そのこと自体が良いことか良くないことかはいちがいには言えないが
ハリウッド映画を見慣れている人にはどこか物足りなさを感じさせる
ことは間違いがない。(今回は一般人にも理解できる範囲の文章で
まとめてみた(笑))。
846既出上等:01/09/24 03:23 ID:eNr.0fHY
>>845
なるほどな。
じゃあ、串団子方式は、世の中に認められたということか?
それとも、それ以外のファクターで 認められたモノで認められたのか?
847ななしぃ:01/09/24 04:11 ID:5Mgxbt9E
 串団子方式の千と千尋が興行収入を塗り替えるほどのハリウッド映画を
見慣れている人を動員してるのだからこの方式は認められたんでしょう
 この映画が認められたのは 今までにないストーリー構成だけじゃないと思う
>七氏さん
願わくば今の文章のレベルでお願いします。一般人に理解できない文章を書くのは
普通の人より 頭が悪い人かそうでない人ですから
 
848 :01/09/24 04:20 ID:IdNKstA6
なにが串団子方式だ。ただの起承転結じゃねぇか。
ややこしい個人言語を使わずに、既存の言葉を使いやがれ。
849既出上等:01/09/24 04:30 ID:eNr.0fHY
>>848
既存の言葉って、どんなの?
「串団子方式」はわかりやすいと思ったが・・・。
850 :01/09/24 04:40 ID:he8Gaqgc
>>848
文章をよく読め。起承転結が無い物を串団子と言ってるんだ。
851ななしぃ:01/09/24 04:47 ID:5Mgxbt9E
>個々のエピソードが面白いなとか美しいなとか切ないなとか
ということは「ショートストーリーの積み重ねで話ができあがる」
という方式じゃないんですか?
852 :01/09/24 04:48 ID:yHgQ4.Jw
起:油屋に迷い込む
承:そこで働く
転:銭婆に会いにゆく
結:現実世界に帰る
853 :01/09/24 05:11 ID:he8Gaqgc
>>852
ここで言う起承転結の有る無しとは
カタルシスを効果的に観客に伝えられているか?
かつ、それでいて物語として破綻無く成立しているか?
と言うことだと思う。
おそらく、転、はクライマックスにあたり
最高にカタルシスを与える場面であるべきだ。
銭婆に会いに行く、がその効果を上手く出しているか
そこに至るまでに盛り上げの効果は上手く働いているか
などの感想や分析は個々人に委ねられるだろう。
854ななしぃ:01/09/24 05:24 ID:5Mgxbt9E
起:油屋に迷い込む
導入部の油屋に迷い込む〜おむすびのシーンまでが40分近くある
上映時間の3分の1を使うことによって 油屋とその周りの世界が千尋とシンクロできている
承:そこで働く
ここで 転 が始まっていると言っても良いとおもう。冒頭 無気力な千尋が働くことで活き活きとしてくる
オクサレ様のエピソード 序盤の山であり 人間の千尋が油屋の従業員達に受け入れられる切っ掛けとなっている
転:銭婆に会いにゆく
カオナシ ハク の話も含めての転です。千尋は生まれてはじめて誰かのために進んで行動する。
また 自分とは相容れないカオナシを受け入れる。最大の山場 ハクの名前を思い出す「一度あったことは忘れないものさ」
の台詞は最後の何の感情もなくトンネルを見つめる千尋に繋がる。
結:現実世界に帰る
物語は唐突に終わる。ハク リン 釜爺 湯婆婆 油屋。千尋は彼らと別れなければならない
私は言いようのない切なさを救ってくれるものがあるだろうと「いつも何度でも」を聞きながらスクリーンを見ていた。
855 :01/09/24 05:32 ID:IpvQFkP6
856 :01/09/24 05:37 ID:he8Gaqgc
>>854
>
私は言いようのない切なさを救ってくれるものがあるだろうと

これはどう言う意味?煽りじゃなく、素朴な疑問。
857ななしぃ:01/09/24 05:51 ID:5Mgxbt9E
>>856
>>言いようのない切なさを救ってくれるもの とは
上手く表現できないのですが
トトロのスタッフロールでさつきとメイのその後を描いたり
ナウシカの ラストの風の谷の復興のシーンや腐海の底で芽を出すチコの実
魔女宅のキキの手紙
のようなもののことです。
千と千尋では 髪留めがその役割を果たすと思いましたが 少し物足りないですね




 
858856:01/09/24 06:00 ID:he8Gaqgc
>>857
なるほど、余韻にひたれるもの、って事だね。
859ハイビスカス:01/09/24 06:19 ID:ocgr.1rY
>>837
激亀ですが、お答えどうもありがとうです。。。
なんか作品が取り留めがないだけに、質問も取り留めなくてゴメンナサイ(鬱

帰る時ちょっと思ったのは、あまりにも???な部分が多くて
それは「千と千尋パート2」を作るための布石なのかなとも
思ってしまいました。新居の激近に入り口がある訳だし
又迷い込む可能性もあるようなないような・・・
色々な部分がクリアになるならパート2あっても観に行きますけど・・・
860f:01/09/24 10:54 ID:YvszzljM
.....皆さんの言わんとすることは頭では理解できでも、
素直に面白かったといえない・・・・んんん
 この映画を観た後でお金払うとしたら、¥1800は払えないかな!
・・・・・¥600くらいかな!。
皆さんいくら払います?
861既出上等:01/09/24 11:03 ID:xhg9KwvQ
>>860
いつも座って見られる、穴場映画館に行ったが初めて座れなかった。
1000円の日だった。
1800円でも文句は無かった。
通常料金だと座れたかも知れない。

封切り当日で上映寸前に行っても座れるスゲーとこなんだ。
行った時も封切り一週間後だった。
862名無しさん:01/09/24 11:04 ID:Z6YaYhW2
絶対に日テレで放送されるので映画館に行く気にならない。
(もっともTVでやっても必ず見るわけでもないが)
863既出上等:01/09/24 11:13 ID:xhg9KwvQ
>>862
ソレは ほとんどの映画にいえることでは?
864騎士(残尿感あり) :01/09/24 11:20 ID:2nHDnCCw
七氏さん が結構判りやすく書いてるけど、千と千尋がハリウッド形式と違ってるのは、
伏線の処理じゃないかと思うよ。
ハリウッド方式でこの手の冒険物だと、事件の解決方法は必ず事前に伏線として提示
されている場合が多い。

例えばラピュタの場合は、シータがバズーに色々なおまじないを知ってるけど、中には
使っちゃいけないおまいじないも在るって説明していて、クライマックスの「バルス」が
出てくるわけだけど、それなしでいきなり「バルス」だと、普通はな〜んだそれ・・・?

千と千尋の場合は、ニガ団子の効能の説明も無いから、銭婆婆がもてあましている
カオナシを、千尋が何故おとなしくさせたのか、どうやって豚の中に両親がいないのを
見ぬいたのかってあたりで説明不足と感じるし、実際説明してないよね。

今までこの手の映画見せられると、不満が残ったし少なくとも面白いとは思わなかった
のだけど、この映画に関しては何故か不満にならないし、これ以上説明要らないと
感じてしまうのは、きっと足りない部分を勝手に自分で埋めているせいだろな。
865 :01/09/24 11:22 ID:NEmIyew2
おれも映画館自体行かんね、ビデオ待ち。
大きい画面が良いと言う感性を忘れてしまった。
866名無しさん:01/09/24 11:25 ID:yJMUUWFg
>>863
自信はないが日本で公開される映画のうち地上波でも放送されるものは
半分も無いんじゃないの?

アニメだけで考えてもスレイヤーズやらナデシコ、ウテナ、秋葉原、
おそらくエヴァも。俺が気付かなかっただけかもしれないけど。
867既出上等:01/09/24 11:47 ID:xhg9KwvQ
>>866
言っちゃ悪いが、その辺のたとえ(スレイヤーズetc・・・)は マニアックすぎます。

ちなみに、CSでは たとえの5作品 全てやってます。
868お前名無しだろ:01/09/24 11:47 ID:OngfoUmg
色々不満はあるが、制作途中で3時間あるものを2時間に縮めたんだから、
ラストが唐突になるのは当然。
この映画に肯定的な人も否定的な人の考えもよーくわかる。
この作品の本当の評価は将来作られると思いたい完全版が発表されてから
にしたい。

カットされた部分はどの程度作られていたのか、監督は完全版を作る気があるのか
知っておられる方はいますか?
869七不思議:01/09/24 12:27 ID:r9H99uIg
>>868
完全版製作は、九分九厘ないと思う。
「カットされた部分」というのは宮崎のコンテ段階で決定されたもので、
原画やフィルムまでは進んでいないはずだ。ゆえに「完全版」を作ろうにも
復活させるフィルムは存在しないはず。

やるなら、割愛された部分のコンテをもとに原画を一から描き起こすしかないが、
一時間分となると、ジブリの製作能力ではゆうに一年以上はかかる(鈴木Pの
インタビューでは、ジブリでは一ヶ月かけて5分ぶんのフィルムしか作れないとか)。
制作費もおそらく10億近く行くと思うので、現実的ではない。

それに、現状のままでも映画は大ヒットしている。完全版製作に数億〜10億
かけるなら、その金は次回作に回したほうが効率がいい。

宮崎の性格から考えても、「千と千尋」でやりきれなかった部分は形を変えて
次回作に反映させると思いますよ。
870 :01/09/24 12:27 ID:KO.cOxgs
完全版は作られないと聞いたが
871名無しさん:01/09/24 12:35 ID:Z6YaYhW2
>>867
あのー、>>863でほとんどの映画は地上波でやることが決まってるという
ようなことを言ったのはそっちでは?

ひょっとして、映画=ジブリ映画ってこと?
872既出上等:01/09/24 13:07 ID:xhg9KwvQ
>>871
ごめん、言ってる意味がわからない。

地上波で〜・・・というのは理解してる。CSはついでに言った。
873既出上等:01/09/24 13:35 ID:xhg9KwvQ
>>871
あ・・・最初に「ほとんど」と言ったのに、オレが「マニアックだから」といったからか?

まぁ確かに「ほとんど」はムリだが・・・。
単純に、一般受けしないのはTVには出ないよ(言い訳か・・・許して)
874ナナ子:01/09/24 14:24 ID:oBSt5CEs
興味、という意味で面白く思ったことがひとつ。
私が見に行く映画館は、みんないつもなら字幕の途中で出て行っちゃう。
(どこもそうかもしれないけど)
でも、千と千尋はほぼ全員が字幕終わるまで見てたの。
たぶんね、上でみんなが言ってるみたいに、どこか物足りなくて、
後日談みたいなおまけ映像を期待したんだと思うのよ。
コハク川とクツの一枚絵があったけどね。
私はあれでは補完されなかったわ…。

それと、ここに来ている人は良くも悪くも千と千尋を理解してるひと。
でも、世間一般の大人(親)は、評判などの宮崎監督というブランドに
惑わされてるところあると思うよ。
俳優使ってオタクっぽくないのも拍車を掛けてる。
見に行かないと、で、面白かったと言わないと恥ずかしいような現象あるじゃない。
実際の所、あれを理解できてるオタクじゃない大人って少数だと思うわよ。
特に50代以上なんかは、映画をご飯と同じように日常的に観てた人たちでしょ。
(そう、大昔は日本人も映画と密着してた)
ハリウッド映画好きな人多いし、そういう人には理解できないでしょうね。
875ななし:01/09/24 14:50 ID:6UsJ/gis
内容:
後日談を求める気持ちはよくわかるけど、
この映画の向こう側の世界はファンタジーやフィクション、
もしくは宮崎アニメそのものにあたるでしょう(色々と引用も有るし)。
だとすると映画のなかの、油屋の世界と千尋の現実の世界は
観客の側で、この映画や宮崎アニメと私たちの本当の現実に対応している。
だから後日談がないのは千尋(観客の10歳のガールフレンド)が
もとの世界にもどったあとどうなるかは本人次第ということでしょ。
もう宮崎アニメは打ち止めです、そのあとまでは面倒みません
ということでもある。
876875:01/09/24 14:52 ID:6UsJ/gis
「内容:」
ってのは脳内で消してください。
877 :01/09/24 14:58 ID:tgFGkDCY
完全版はいらないけどー
沼の底駅は6つ目じゃなくて実は60個目の駅で、千尋が間違えた駅で降りて
しまったという没になった話を短編で作ってくれないかなー。
878騎士(残尿感あり) :01/09/24 16:30 ID:2nHDnCCw
>>874
宮崎監督って果たして洋画ファンにとってブランドなのかね?
まあ、それはどうでも良いのどすけど、周りの映画ファンに評判良いですよ「千と千尋」。
当然、今の時代映画ファン=洋画ファン=ハリウッドファンって図式になっちゃうんだけど、
それでも特に判りにくかったって話は出ていないです。
879お前名無しだろ:01/09/24 17:02 ID:OngfoUmg
>>七不思議

むう、残念。
私としては次回作作るよりも完全版を再上映
してほしかったが。
それこそ歴史に残る大傑作になる可能性
大だったのにな。
勿体無さ過ぎ。
映像化は無理としても、コンテ集や小説版でその姿を拝みたい
ものだ。
880 :01/09/24 20:49 ID:levnCAQM
エンドロールで席を立つ人が少ないのは、単にあの歌を聴きたいだけ。
881名無し:01/09/24 21:09 ID:.6BFtCE.
>880
そんなことはない。
私はエンドロールで後日談が流れるのを期待していたし
一緒に行った連れもそれを期待していたとの事。
882 :01/09/24 21:39 ID:G4l/bbqY
うーむ
私には個々のエピソードもどれもあまり
面白くなかったなあ。
883hh:01/09/24 22:14 ID:YlnrPN9I
後日談が無いのは「浸ってんじゃねえぞゴルァ」と言う意味だと解釈している。
884風の谷の名無しさん:01/09/25 00:02 ID:rdbEKlsw
>>880
エンドロールで席を立つのは自分のようにそれこそ何回も見ているような人だから。
885f:01/09/25 00:08 ID:3zfOaVzU
・・・・コナンは10回以上観ているけどやっぱり面白い。
もちろんナウシカ、カリオストロ、トトロも理解できる。
・・・が千と千尋だけは・・…んん理解できん・・…
886 :01/09/25 00:41 ID:400nQlxc
後日談が無いのは「10歳のお嬢ちゃん達、後は好きなように想像してねハァハァ」と言う意味だと解釈している。
887パンオパ☆ヽ(´ー`)ノ :01/09/25 00:53 ID:NompUDGQ
ようやく、このスレを見るために観に行ってきたよヽ(´ー`)ノ
良くも悪くも「宮崎映画の集大成」って感じを受けたよ。
トトロが出てくるし、豚が出てくるし、もののけが出てくるし(笑)

>・・・が千と千尋だけは・・…んん理解できん・・…
この映画は「教訓」みたいなのが、あるようで無いのがなんか
不満に思うのかも。一応「働け」みたいなのは、あるようだけどね(笑)
888七氏さん:01/09/25 01:46 ID:lY9nYWZ2
残念ながら宮崎駿が千と千尋の神隠しの完全版(今劇場公開されてる2時間5分の
作品は俺は不完全版と勝手に呼んでいる)を作ることは絶対にないだろう。
ただ不完全版で描かれなかった千と千尋の世界の一端を知ることが出来るものは
ある。それは「千と千尋の神隠しイメージアルバム」だ。
聴いてもらえばわかると思うがサウンドトラック版よりもずっと面白いアルバムだ。
そして千と千尋不完全版で描き足りなかった部分を想像できるようなヒントが
アルバムのそこかしこに溢れている。
宮崎駿が彼の性格上、完全版を作ることは絶対に無い以上、我々に出来ることと
言えばイメージアルバムを聴き、描かれなかった千と千尋の世界に思いを馳せる
ことだけであろう。
889 :01/09/25 01:53 ID:n9QUhFc6
不完全なものを見せるという表現もある。
この映画がそれを意図したかどうかは監督にしかわからないことだが・・・
しかし、作品に対する不満や自己満足な想像の投影対象に架空の完全版を用意するのはどうか。
ある意味合理化といえるだろうな。
890既出上等:01/09/25 01:56 ID:Azt/sRxs
話しが難しくて、介入できません。
891 :01/09/25 01:58 ID:n9QUhFc6
>不満に思うのかも。一応「働け」みたいなのは、あるようだけどね(笑)
社会の構造とルールを描きたかっただけではないかな。
現代日本の社会ではなく、郷に入っては郷に従えというような・・・
「働け」というのはあまりにも直接的すぎると思うよ。
892名無しさ:01/09/25 02:22 ID:WHOgx42k
映画は面白くてなんぼ
もっとエンターテイメントに徹しろパヤオと言いたい
893既出上等:01/09/25 02:35 ID:Azt/sRxs
>>892
倒れる時は、前向きで!
894七氏:01/09/25 06:44 ID:HpD7.oDA
世界観はジブリ随一かもしれんが、それを0.1lも生かしていない。
だいたいジブリでメタモルフォースを扱うな。
珀の伏線が少なすぎる。
エピソードとエピソードの繋がりというか順序性が薄い。
結末もあっけないと言うか、意味不明。
とにかく、ジブリの中でも最低のレヴェルの作品に違いあるまい。
895風の谷の名無しさん:01/09/25 07:10 ID:/cLKRwLA
>>894
ところが世の中には千と千尋を傑作と評価する人が多いのも又事実です。
自分もそうですし。
896七氏さん:01/09/25 11:15 ID:g7BQUMZs
宮崎作品が面白かったころはほとんどの人間達は見向きもせず、宮崎作品が
宮崎駿の老化とともにつまらなくなってきたころようやく「面白い」「傑作だ」と
評価し始め上映映画館に行列を作りはじめる。一般大衆とはなんと愚かで見る目の
ないことか。
897七氏さん:01/09/25 11:20 ID:g7BQUMZs
ちょっと補足しておくと宮崎作品はリアルタイムに見てこそその
真価がわかる。2001年秋の今初めてカリオストロの城を見ても
もう遅いということだ。
898七氏さん:01/09/25 11:49 ID:g7BQUMZs
千と千尋の神隠しが結構評価されているのはひとえに前作のもののけ姫
が「極めてつまらなかった」からに他ならない。
前作が極めてつまらなかったら今作がまあまあの出来であったとしても
すごく面白く感じられるのは人間の比較心理として当然であろう。
要するにまずい料理を「これは体にいいんだよ」と食わされたあとに
普通の料理を出されれば「すごく美味しい」と感じるということだ。
899 :01/09/25 11:51 ID:2PxCJFQ.
がんばれー(ワラ
900 :01/09/25 12:18 ID:R1FG20rA
900ぅ〜
901既出:01/09/25 12:19 ID:FS6nBj3A
もののけ姫のDVD、11月21日発売だって。
3枚組で4700円。

予定では一番最後だったんじゃなかったっけ?
902( ● ´ ー ` ● )さん :01/09/25 12:30 ID:HlrWlXfw
千と千尋はいつでるんだべなぁ…本当に。

下手にロングロングラン上映されたら発売時期がロングロングに延びそうだべ…
903ナナ子:01/09/25 12:51 ID:QkHzv57Q
>>878
周りの方々はどの世代?
まあともかく、この映画を最高と思わないようでは時代遅れだって風潮があるから
感性若くないと言われるのが嫌でさっぱりわからなかったのに「面白い」って
言ってるおぢさん達なら知ってるわ〜。

カットされた部分があったのは事実何だから、
そこが観たいと希望するのはしかたないじゃない。
想像で補えというけれど、想像で補うということを求めて観るわけじゃないもの。
色塗りが間に合わなくて好きな色で想像しなさいって言われても、ねえ。
私の塗った絵がみたいんじゃなくて、監督のが見たいんだから。

ところで、10歳の女の子に狙ったメッセージは届いたのかしら。
周囲の少女はハクがかっこいいとか、私もハクに会いたいとか、そんな感想だけど。
細かいところはおまけと思って
ただ単にハクとの淡い恋物語として観ればいいのかもね?
904 :01/09/25 13:14 ID:FY4mwGTk
>>903
>この映画を最高と思わないようでは時代遅れだって風潮がある

そんな風潮あったんですか?初めて知りました(藁
アニヲタの中だけの風潮ならわかりますが。
905普通の人:01/09/25 13:19 ID:4joyOaZI
>903
うちの夫(50)はムリヤリ娘にせがまれて千‥を見に行きました。
それまで家にある トトロやナウシカも見たことがない人です。
帰ってくるなり 「宮崎何とかという人は天才だ!」 といいました。
それ以来 宮崎アニメに 浸りっぱなし、 行く末が案じられます。
って そうじゃなくて
純粋に感動する人もたくさんいるってこと 一言お知らせまで。
906 :01/09/25 13:26 ID:yih8ET52
>>905
可哀相に。
50になるまでもっとろくでもないアニメや映画しか観たことなかったんだね。
907 :01/09/25 13:57 ID:/.vQvEMY
逆に50になった普通の社会人だと映画とか見に行かないとも思われ。
ヒマじゃないのよ。
908906:01/09/25 14:02 ID:yih8ET52
>>907
別に暇だから映画にいくわけでもないと思うが?
909 :01/09/25 14:05 ID:zF8Mbd1Q
久しぶりに映画館で見る映画にはちょっと評価が甘くなるのは
ありえる事だと思う。
(そりゃ、クソだ!と思うのまではダマされないだろうけど、
テレビで冷静に(初見で)見てたらそこそこわりと面白かった
程度のものが、久しぶりの大スクリーン、満員に近い客でうまった
映画館で見ると何割か増しで面白いと感じる事はあるかもね)
910_:01/09/25 14:41 ID:.rBoAHbo
ttp://ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/hondat/view/sen.htm

激しく既出だと思うけど、しろはたのレビュー凄いですな・・・・
もともとオタークの間ではイロイロ言われてたし、満更ブラックジョークと云えないあたりがなんとも・・・・
911    :01/09/25 14:58 ID:GF/DmWlk
「もののけ」は「よかった」けど、人には勧められなかった。
「千と千尋」は「おもしろかった」ので人にも勧めます。
912 :01/09/25 15:04 ID:xYRQB41M
私は千と千尋は面白かったけど、人には勧めたくても勧められない・・・ヲタの目で見られる。
913 :01/09/25 15:59 ID:CNMqAOGw
>>910
別にすごくない。下品なだけ。
914七氏さん:01/09/25 16:08 ID:CNMqAOGw
>>904
>>この映画を最高と思わないようでは時代遅れだって風潮がある
>そんな風潮あったんですか?初めて知りました(藁
>アニヲタの中だけの風潮ならわかりますが。

そんな世間知らずの君でもこのレビューの数々を読めば
そんな風潮があることの片鱗を感じ取ることができるだろう。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=movies&action=l&tid=movies1review137165&sid=2076233671
915 :01/09/25 16:12 ID:hOIz6Igs
>>914
このページこそ、アニヲタの風潮。
916七氏さん:01/09/25 16:15 ID:CNMqAOGw
>>915
全部アニオタが書いたものかどうか2000を超えるレビューを
読んでから判断するように。
読まずに決め付けるのはアニオタの特徴なのかい?(笑)
917騎士(残尿感あり) :01/09/25 16:17 ID:gVLyX41.
>>903
映画の評価に年齢ってあまり関係無いでしょ。面白い映画は、理解できないなりに面白い。
別段、十代の少女たちとはお付き合いないし、50代の叔父様とも映画語ったりしないけど。

ところで、

>まあともかく、この映画を最高と思わないようでは時代遅れだって風潮があるから

って風潮ほんとに在るんですか?かなり疑問に感じてます。
それよりも不思議なのは、ナナ子 さんがこの映画見て面白くなかったってのは、
良いのですが、その時点で何故「ハリウッド映画ファンには受けない」とか、
「映画の文法押さえてる人間には物足りない」等の発想が出てきたかですね。

例えば、「タイタニック」なんだけど、僕は見てません。テレビでやったときも
敢えて無視しました。なんか嫌いなんですよあれ。
でも、日ごろ映画の好みがかなり一致している友人の反応は、
「良く出来てて、面白かったよ」・・要するに人それぞれ、何故この映画だけが
そんなに特別なのか、少し興味があります。
918915:01/09/25 16:22 ID:Sq1hWcZw
>>916
ここでリンクされる前にとっくに読んでるよ(藁
そして私はアニヲタでは無いし。
919915:01/09/25 16:24 ID:Sq1hWcZw
そして全部が全部アニヲタが書いたと決めつけていないしネ。
あれ読んで世間に風潮がと決めつける方がおかしい。
920七氏さん:01/09/25 16:26 ID:CNMqAOGw
>>918

で、あれを書いたのはほとんど全員アニオタだと思ったわけ?(笑)
だとしたらすごいね。
921915:01/09/25 16:28 ID:Sq1hWcZw
>>920
>>919見ろよ。極端だな、君は。
922七氏さん:01/09/25 16:32 ID:CNMqAOGw
>>919
「このページこそ、アニヲタの風潮」って君は言わなかったっけ?
そう言ったら君は「ほとんど全部アニオタだと思った」んだと普通は
思うぜ。

>あれ読んで世間に風潮がと決めつける方がおかしい。

「そんな風潮があることの片鱗を感じ取ることができるだろう。」
と書いたつもりなんだがなあ。片鱗だぜ片鱗。片鱗って意味知ってる?

ところで2000も意見があれば統計学的にかなり有意になることも
覚えておいたほうがおいいよ。って話がちょっと難しかったかな。
923915:01/09/25 16:37 ID:Sq1hWcZw
>>922
イコールとは言ってないし。(藁
極端だな、君は。
924YO:01/09/25 16:37 ID:LSPU3uO.
世間の評価が高いことを
「この映画を最高と思わないようでは時代遅れだって風潮がある」
っていっているだけだと思われ
評価の低い映画があったら逆のことを言うだけだと思われ
世間の評価がうまいぐあいにばらけて中ぐらいの評価になるのが
健全な状態かと言うとそういう問題じゃない気がする。
925七氏さん:01/09/25 16:50 ID:CNMqAOGw
>>923
要するに君は一体何が言いたいんだい?(笑)
926 :01/09/25 16:52 ID:J9CgmHaw
わからないものをわからないものとして受け取れない奴は
わからないものに自分の知っている範囲で説明しようとするものだ
そういう心の働きを合理化という
合理化された対象がつまらないならそれは観た人間がつまらない奴というだけのこと。
9271:01/09/25 16:52 ID:qO2blfSc
ちんぴょろすぽーん!
http://members.tripod.co.jp/bingo852/
928七氏さん:01/09/25 16:58 ID:CNMqAOGw
>>926
>わからないものをわからないものとして受け取れない奴は

君がそう思うのは勝手だけど、だとすると君がこの掲示板に
来る意味もなくなるよ。
だって君は「わからないことを言葉を使って考えることを放棄した」
わけでしょ?言葉による他人の感想や意見なんかも聞く必要がないじゃん。
そこらへんの矛盾を君はどう考えているの?
929 :01/09/25 17:06 ID:J9CgmHaw
バカだなぁ「わからないもの」というのは存在するよ。だから「わからないもの」として考えるのさ。
世の中には「わからないこと」もあるというのはリアリティだと思うけどね。
930七資産:01/09/25 17:28 ID:RGyKL7HE
>>929
naruheso
931:01/09/25 17:34 ID:JgHtYVpI
今日初めて見に行った、松戸なんだけどすいてると思ったら以外にまだ込んでいた。
いままで関連雑誌やこのスレも読んでいなかったので先入観なしに見れた。
千尋たんブスだと思っていたら、動くとかわいいね。パンフ買い忘れたから
今週末また見に行く。
932>七氏さん:01/09/25 18:55 ID:GF/DmWlk
あなた、
たまにはPCのモニタの前から離れてみたら?
もっと世の中のことを知ってもいいと思うよ。
933ナナ子:01/09/25 19:24 ID:biRGX6Mk
>>917
過去ログ読んでよ、もうー
934騎士(残尿感あり) :01/09/25 19:51 ID:gVLyX41.
>>933
過去ログ読んだから言ってるわけ。

伏線の話なんか共感できるし、何よりもこの映画実はクライマックスがない!
カオナシをめぐる騒動をクライマックスとするならば、エピローグ長すぎるし、
本来なら、銭婆の所でもう一波瀾あっても良いんじゃないって感じもある。
ハクとの空中遊泳がクライッマクスなのかな?

でも、きちんと伏線整理して(2hに収めようとするならエピソード減らして)
作法に乗っ取ってこの映画作り直したら面白くなるとは、あまり思わない。

ファンタジアの旧作を例に出してたけど、あの映画興行成績散々で、
ディズニープロダクションは、倒産の危機を迎えたそうです。
評論家は、新しい芸術の試みって大絶賛。
博物館からは、フィルムの保管のオファーが来たそうですけど。

だけど、友人と映画の話してても、意見が分かれたときと、
両方ともが駄作って認定したときが一番盛り上がります。
両方が良いって時は、「面白かった」「そだね」で終わり・・・。
935:01/09/25 20:42 ID:YHwf2riw
七氏さんの言ってる事はわからんでもないし、杞憂とも言えない部分があると思うけどね、いちいち言ってる事が高慢なんだよね。だから、煽り合いになる。
例え2CHでも、言葉は選んではどうかな。自分の意見が高レベルであると過信しているが故に他人の否定的な書きこみが愚鈍な物に映るという事なのかな?
>そのような鈍感な感性・・・いやきっと君は逆に臆病なのだろうと好意的に解釈しよう。
>臆病だから「たかが子供のアニメ」で済ませたいのだろう。
>映画というものの構造を知らない人の為に簡単に映画の構造について説明しておこう。
>そんな世間知らずの君でも君がそう思うのは勝手だけど、だとすると君がこの掲示板に
来る意味もなくなるよ
このスレを(といってもそろそろ次スレ)荒らすつもりがないのであれば、自分の意見を真に人にわかってもらいたいのならば、自分の書く態度を改めるべきだ。そう思うよ。
936むむむ:01/09/25 20:49 ID:BXtMmgE.
・脚本・展開は分析的に見て穴がある。(ただし好きな人には気にならない)
・映像・イメージは大方豪華と言える。
・大多数の人間が楽しむためにつくってある。(ハリウッド的基準をややはずしながら)

ということでよいですか?
937 :01/09/25 21:02 ID:0r4dXsw6
>>889 >>926でのべられている合理化とは
----
ごうり-か がふ―くわ 【合理化】 (名)スル
(4)〔心〕 罪の意識や自責の念から逃れるために、真の動機となる欲求を隠蔽しようと無意識的に働く心理的自己防衛。
(5)〔哲〕 事象を理論的に分析整理し、その中に秩序や法則を見いだすこと。理論化。
----
5ではなくて4だよな。
938 :01/09/25 21:11 ID:a.RqJkD.
伏線伏線ってうるさいよ伏線厨房!
お化け屋敷で伏線が張ってあったら面白いのかい?
突然意外な展開があるから面白いんだろ?
自分のものさしでしか物事を測れない人はかわいそうだね。
939 :01/09/25 21:18 ID:Extylnq.
七氏さんの態度以外は納得できる点はあるのでがんばれ。みんなもがんばれ。俺も頑張る。
940むむむ:01/09/25 21:31 ID:BXtMmgE.
>>939
同意

ということでよいですか?
941 :01/09/25 21:34 ID:EvX5NdEQ
>>938には何と言っていいやら…(苦笑
942941に同意:01/09/25 22:25 ID:t5zlTn5s
伏線厨房ねぇ(w
943騎士(残尿感あり):01/09/25 22:50 ID:gVLyX41.
>>935
そうかね?彼の話はネタとしては面白いけど、惜しむらくはなんらの根拠も提示されてない。

>「そんな風潮があることの片鱗を感じ取ることができるだろう。」
>と書いたつもりなんだがなあ。片鱗だぜ片鱗。片鱗って意味知ってる?

てせいぜいこの程度。
片鱗だけ見せられて、根拠って言われてもなぁ、萎える。
そんな彼の唯一の武器が、あの高慢って言うか断定的な書き方でしょ。
つまり、内容が伴わない分文体でごまかしてるように感じるんだけど気のせい?
944_:01/09/25 23:01 ID:UWwKp7Gw
長文レス多いなあ・・・
もっと簡潔に添削してカキコしてくれよ。正直読む気しないんスけど・・・
と、ゆーか激論を交わす程濃い作品でもないと思うが。
宮崎センセー自体も妙な深読みは望んでないだろ。実際。
945宮崎:01/09/25 23:08 ID:xg3dSEHQ
>>944
センセーはやめてください。僕はそんな人間じゃないんです。
946マンセー:01/09/25 23:35 ID:fkp8Pp2Q
>>944
だね・・・
俺は新しいズリネタが出来たと思っている。千尋たんで妄想オナーニ・・・ハァハァ。
947山椒魚:01/09/25 23:58 ID:GF/DmWlk
>>944
俺の主張を聞いてくれ。
過去レスよくよく読んでくれ。
レスに荒らしや煽りもあるさ。
書き込みだけが人生さ。
948悲しみの和:01/09/26 00:16 ID:6RR7NsOI
>>944作者自体が望むか望まないはこの際関係無いのでは?ある人間(作品)の潜在的な表現をあれこれ想像するのは楽しい事だと思うし。
それを言ったらもう掲示板に来る意味もあまり無くなってしまうのではないだろうか。ハァハァしたいのなら「千尋タンハァハァ」スレにでもいけばいいわけだし。
>長文:なるべく短くしときたいけど、どうしても書かざるを得ない場合は仕方がないと思うけど。読む気しないのなら、ここ来なくてもいいんじゃ?一体ここがどういうスレになったらいいのさ?
>>943>何の根拠も示されていない
よくわからんよ。論拠となる知識・言動は皆それぞれ持ち合わせているものだから、暗黙の了解が成立しているし、根拠に至っては「既にある」わけではなく、今から「作っていく」ものではないだろうかな。
その「根拠」をより「確実」なものにする為にこういう掲示板に書きこむんじゃないだろうか?
それは七氏さんに限らず皆やっている事だし、そうやって議論して、お互いの「精神感」を高め合っているんじゃないかなと。
長文スマソ(ワラ
949:01/09/26 00:20 ID:6RR7NsOI
あっまちがえたッ>>948は私です。
欝だ嗣能生
950 :01/09/26 00:26 ID:H3GANkD.
論はあらかじめ根拠を示すものだよ
951七氏さん:01/09/26 00:52 ID:OmAgYm.Y
みなさん楽しく書き込みしましょう(´∇`)ノ
ってゆーかそろそろ誰か新しい掲示板作ってちょ。
952エロ千尋:01/09/26 01:21 ID:.d50Cpbw
湯婆婆「男根神だって!?」
蛙男「それも特大の御男根神様です!」
湯婆婆「千!初仕事だよ!お前は男根神様の御世話をするんだ!」

男根神様(巨大なチンポ)の世話をザーメンまみれになってする千尋。

湯婆場「ほぉ、あの娘スマタをする気だよ」
953 :01/09/26 03:53 ID:1tQDyZZo
普通そういうのは道祖神というのだが・・・
954 :01/09/26 04:04 ID:1tQDyZZo
ttp://wnn.niigata.isp.ntt-east.co.jp/nagaoka/chuuetsu/toti6/
蛇足ながら日本最大の道祖神だとさ
955 :01/09/26 05:34 ID:3UDiqq5s
道祖神にも地域や時代によって、色々あるのだが。
元々はイザナギとイザナミを象った物らしい。
地蔵も道祖神。まぁどうでもいいか・・・
956 :01/09/26 05:45 ID:3UDiqq5s
あ、よく考えたら地蔵は仏教だから違うね。間違えたっす。
957 :01/09/26 06:40 ID:1tQDyZZo
てゆうか>>953は男根神という言い方ではなく道祖神と言うのだよというツッコミなのです
道祖神に複数のバリエーションがあることはしっているよ
また、災いの進入を防ぐ、旅の安全を守るという面もあるので地蔵と融合していることも多い
日本は仏教と神道の垣根の低い大らかな風土だったのですね
てゆうより、パヤパヤが道祖神のことを知らないはずもないので出てこなかったのは意識的に出さなかったんだろうか
958 :01/09/26 07:58 ID:6u0L3pVQ
風呂屋に道祖神なんてベタすぎるからでは・・・?
959名無し:01/09/26 08:25 ID:F6DNnnpg
栄螺さんでもやってたね

『タラ・イクラ道祖人』
960リンク:01/09/26 10:34 ID:Kr9GXxck
961ここらでマターリ:01/09/26 11:32 ID:tVZejZsE
近所の中華料理店。
土・日・祝日のランチはバイキング。でかいお皿に湯気立てて、何種類もの料理がずらり!
一人800円で食べ放題!はっきり言って美味い!安い!

・・・ただし、BGMは「千と千尋の神隠し」。はっきり言って手がすくみます。
ああ、あの映画のサウンドトラックに、こんな利用法があったとは・・(藁
962try:01/09/26 11:36 ID:kNI5mjTE
>>961

ワラタよ 最高
963風の谷の名無しさん:01/09/26 11:43 ID:I/RQ1k9k
こないだ知り合いに誘われて見に行ってきた。
相変わらず難しいところのない作りだねえ。
だから難しく考えなきゃそれなりに楽しめるね。
絶賛するほどでもけなすほどでもない。

ただCGは見てて疲れた。
場所によっては目が痛くなった。
964有田:01/09/26 12:39 ID:cT7CptBo
この映画を面白いと思う人と思わない人との比率はどのくらいなんだろう?
965 :01/09/26 16:30 ID:HjQVc50w
>>964
8:2から9:1の割合で面白いと思う人の方が多いだろうな。
966.:01/09/26 17:06 ID:rrTt/2lY
何かで見たのだが
ハヤヲ爺が
「『飛行石の原理が解かりません』と言われてガカーリした
いいじゃんわかんなくて。いるんかそういう説明SF考証オタ
ウザイ氏ね。鬱だし脳」
と言っておった(一部間違い)が、やっぱり何でも説明でき
ないと駄目なの?

別に中華街があったっていいじゃん。ネオンで飾った喫茶店
まであったのに。
みんなだってクリスマス祝ったりフランス料理食いに行ったり
するじゃん。日本の神様だってそのくらい興味もって遊ぶくらい
いいと思うがダメなのか?
967ナナ子:01/09/26 18:53 ID:GYcvctok
だから千と千尋は面白かったって言ってるし、
何でも説明できないとダメだなんて言ってないでしょー。
それは不思議の国だから、で終わらせるべきことなんだ、っていう
世界のルールが説明不足なんだって何度も言ってるし。
エピソード減らして作り直すなんて考えたこともなかったわよー。
読解力のないひとと議論してもつまらないっていうか、
読解力ないからこの映画を物足りなく思わないのでしょ。
もういいですよー、だ。
七氏さん、タレぱんださん、ななすぃさん、名無しのみなさんありがと。
968h:01/09/26 18:57 ID:sxfkfRC.
主題歌の歌詞教えてっちゃ☆
969名無しかも:01/09/26 19:09 ID:VJLSx3Bc
傑作ではないが
それほどつまらなくもないから佳作ってところだね。
970七氏さん:01/09/26 20:19 ID:zkx2zPak
>>967
>七氏さん、タレぱんださん、ななすぃさん、名無しのみなさんありがと

あらら、ナナ子さん書き込みしなくなっちゃうの?
だとしたらつまんないですよー。
これからも千と千尋の神隠しのここをこうすればもっと面白かったのにって意見を
どんどん書いていきましょうよー(´∇`)ノ
971 :01/09/26 20:27 ID:a5k/u1xU
けなすんじゃありませんよ。
この作品はたいして面白くはないんです。
でも繰り返し見ても見られるんですよね。
げっそりしないで見られる。
それがいいところ。
972七氏さん:01/09/26 20:43 ID:zkx2zPak
もうじき書き込み数1000だな。
Xの最後の書き込みでもするか・・・。

971が書いている様に千と千尋は要するに不況や失業率増加や子殺しやテロなど
殺伐とした現代における「癒し系アニメ」としての機能を果たしているという
ことが言えるだろう。人間の深層心理に共通に存在する心象風景にも似た
綺麗な映像や美しい音楽、それらをよく意味のわからない毒にも薬にもなら
ない夢(寝ているときに見る夢ね)のようなストーリーとともに二時間五分
の間現実と隔離された映画館という空間の中で上映されひと時の間だけでも
現実のしがらみを忘れられるという点にこの映画の存在価値があると
言って良いだろう。
今回はXのラストを飾る意味で千と千尋の神隠しの長所を書いてみた(笑)。
もちろんそれだけが俺の千と千尋の神隠しの全ての感想ではないことは
俺の過去の書き込み読めばわかると思う(笑)。
では、また。Yで。
973 :01/09/26 20:45 ID:a5k/u1xU
>>972
げんきだな、オイ(藁
974 :01/09/26 20:56 ID:xITZ5jXs
過去の書き込みといえば>>928-929 これは?反論がないようだけど。
975 :01/09/26 22:04 ID:ThEroGMQ
>>957
油屋ってまさか、まさか仏教系は御出入り禁止って事はないよね。
お地蔵さんが、赤い前掛けしてゾロゾロとご来店。
それで、みんなで並んでカレー食ってるなんてちょっと楽しいかもね。
976ららら〜:01/09/26 22:51 ID:LgmQg/7s
>>七氏さん

ひょっとして七氏さんは、初めて観た映画がこの作品だったのでしょうか?

幼い言葉で熱く語ってらっしゃるので、

初めて接したメディアに対する感動や興奮が伝わってきますね。
977 :01/09/26 23:32 ID:cUKE2zYQ
典型的な感情直情型と思われ。
978sage:01/09/26 23:35 ID:takIdCHE
キミらの偏りまくった意見に閉口。
979 :01/09/27 01:37 ID:PxPnjUhQ
七氏さんFOREVER
980GHGHT:01/09/27 01:42 ID:YyFMv4dQ
そろそろ新スレで…
981ds:01/09/27 11:31 ID:A/9Xr3S2
982_:01/09/27 11:58 ID:OcOxcttI
>>七氏さん
はじめてのひょうろん という感じが微笑ましいです。
あとはどんどん中身も磨いてくださいね。
983名無し:01/09/27 16:40 ID:lw.BT1l6
この前始めて見にいったのだけど、
カオナシが暴走しはじめるシ−ンになった途端、
小さな男の子(9月なので、幼稚園かそれ以下だと思うんだけど)が
スゴイ勢いで泣き出して、もう「怖い〜!おかあさ〜ん!うわぁ〜。」
って延々と叫んでた・・・・。
カオナシ暴走シ−ンの間中ずっと泣いてた・・・。
彼のトラウマにならなければいいのだけど・・・。
984名無シネマさん:01/09/27 17:18 ID:lCiWaxPc
ナナ子さんって、芸術作品からは何かを学ばなくてはいけないと
考える性質の人ですね。

若いっていいですね。
985@@:01/09/27 17:24 ID:YrzMqksQ
>>1新スレたてないのかな?たてないと作っちゃうよ。
それとも千と千尋はもう打ち止め?w
986風の谷の名無しさん