1 :
名無しさん:
立てました。
2 :
名無しさん:2009/05/31(日) 01:05:25 ID:HRTgNNs5
アニメが終わり、漫画で続いているのが救いですが、ムントとユメミが
好きな方いるといいな・・・。
好きです
お似合いの二人を心の中で応援し続けたいと思います
最終回の後、二人がどんなふうにお付き合いするのか想像してしまう。
そのネタで小説書こうかな。(悩み中)
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/02(火) 23:46:33 ID:eUxLgxdU
この二人、王子様とお姫様って感じです。
ドラマCD実現したらムント×ユメミのオンリー希望。
>>5 アニサロでは嫌悪感抱く人いるみたいだし・・・。(残念)
無責任だなあ
>>1は毎日ID赤くしてレスすべきだろ……
小説書き以外はまぼろしw
もうぜーんぶ幻でいいよw
ムント×ユメミの同人誌ってあるのかな。
イベントで探そうかな。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 00:23:11 ID:nCDGhamz
映画のエンディングは夢で
いつのまにか浮島は見えなくなって
ユメミは身近な誰かを好きになるかも
たとえばモンタローランドの係員とかw
スズメやイチコとよく通ってるから
夢の中からムント様が出てくるよ。
ユメミのストーカーだものv
いつも近くにいてくれないと
不安だし寂しいよね
だからマントを渡したのさ。
二人の絆じゃ。
鯉のぼりに付けるぐらいだものv
>>8 サロンにもスレあるぜ。
いや待てよ、ムントさん放置プレイがお好みだっけか。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/04(木) 20:33:06 ID:GMOn3kYC
ムント続編を夢みる物好き隔離スレはここですか。
ハイハイ、オヒラキオヒラキ
おーい、ここはムントとユメミのカップリングを語るスレなんだから
盛り上がらない言葉はよして下さい。
嫌なら他にいくとよろし。
ユメミスレまとめ
OVA2ユメミたん≧OVA1ユメミたん>新作ユメミたん
OVA1ムント様、OVA2ムント様、新作ムント様 も格付けてみようか?
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/08(月) 04:58:40 ID:iCe5ADVy
非萌え派だが、ageてやんよ!
「ユメミ。」
「なあにムント。」
「たまにはムント様と呼べ。」
「えー、なんで?」
「その・・お前にそう呼ばれると燃えるからだ。」
好きな娘に名前呼ばれたいだけ。様付けフェチ。
すいません、萌え派でも非萌え派でも良いのですが、
京アニ万歳派ではなくスタッフや声の人繋がりでもない
純ムントファンのブログを、どなたかご存じないですか?
>>26 かわいいムント様w
「く、苦しいよムント・・・!!」唇の間から漏れる苦痛と甘えが
入り混じった声。
「言ったはずだ。燃えると・・・・。」ユメミの髪に唇を移動させる。
男の情熱は、いったん火が点くと消えない。止まらないのだ。
どうしていつもムントは、こうなるんだろう。
何故自分は拒めないんだろう。
それが愛だと解るのはいつの日か。
彼が彼女を愛という翼と爪で引き裂く時か。
「俺様だけを見ていろ・・ユメミ。」
長い孤独と戦いの中でやっと見つけた真実の愛。だがそれは時には狂気にも
似て。
ムントの腕に抱かれたユメミの白い肌に、その証がくっきりと残された。
「ムントの腕の痕・・・。」ユメミの体についた痣。彼の想い。
ムントは時々、天上へ帰る間際に何かを残す。自分の事を忘れさせない
為に。
こんな事しなくたって私はあなたのものなのに。
腕を交差し、自分の肩を抱きしめるユメミ。
あの時、熱い抱擁、激しい男の愛を受けたように。
好き・・・でも、怖い。
(終わり)
ムントの恋ってきっと情熱的なんだろうな。(熱血だから)
男は嫌というほど燃えるものだべ?
長く書くつもりはなかったのに、ここまでやってしまった。(お許しを・・・・。)
GJ
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/11(木) 12:29:06 ID:dtFd6NyP
ってか萌え派かなり少ねえ
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/14(日) 03:53:44 ID:LoFgvGHB
age
>>34 うん、かわえー。
ムントへの手紙を書いてるのかな。
さりげなく机にムントの絵(写真?)が置いてあるのがまた・・・。
ムントのエロパロスレにムント×ユメミの小説がある。
内容はエロとシリアスの両方で切ないお話だよ。
見たい人がいたらURL貼るけど、どうかな?
>>36 読みたい奴はエロパロ板いって自分で探して読めばいいと思うよ。
貼るほどじゃない。
と言うか貼ったことによって荒れたら嫌だし。
貴重なスレが。。。
小説と言えば、「妄想3」は面白かったな
特に印象深いのは、風で舞い上がった胞子が三日月の夜空を金色に染めるシーン
窓辺の二人がとても幸せそうで、時を止めてあげたかった
ユメミが自分に言い聞かせるように、身分も住む世界も違いすぎるって思うところは
切なくて涙が出たよ
>>42 ありがとうございます!
また機会がありましたら書かせていただきます。
いつになるかは分かりませんが、ネタが浮かびそうなので・・・・。
これからムンユメ小説を書きます。お話は「ムントを褒め称えるスレ」に書かせていただいた小説
「月夜に・・・」の続きみたいなものです。このお話は、天上界に遊びに行ったユメミがムントと
共に王宮の、ある部屋へ閉じ込められて一夜を過ごすというものです。(別に結ばれたわけではありません)
二人のデート編みたいなのを書くつもりですが、私のムントは熱血でも少し大人しい人物になるかもしれません。
その事はご了承下さい。それでは宜しく・・・。
ムント×ユメミ小説 「王様と私」
「ムント様!」
「何だ?」
ムントはソファに座りながら自室で本を読んでいた。その彼の前にはマテュとテオが何か絵と
写真のようなものを手に持っていた。
お見合いの為のものである。
まずテオが「ムント様、こちらは、さる貴族の姫様で由緒ある家柄のお方、知性と美貌を重ねそなえた
素晴らしい・・・」
「人は知性や美貌だけで決まるものではない。」
ムントの手がページをめくる。負けじと、今度はマテュが「では、こちらを!この方は代々、国を脅かす
魔獣を倒してきた家系のお血筋。勇敢なお方で先月は悪さをするドラゴンを倒し、名誉ある傷が額に残ったほどの
勇者にございます。」
その写真には筋肉モリモリ、顔はオカメの巨大女が写っていた。
「・・マテュ、テオ。」
「はい?」
「すまないが、今は読書中だ。部屋を出てくれないか。」(静かなる怒)
「は、はい・・・。」
一瞬固まった二人は、すごすごと立ち去った。
「はぁ・・・今回も駄目でしたな。」溜息を吐きながらマテュが呟いた。「やはりムント様のお心にはユメミ様が住んで
おられるのか。」テオも肩を落とす。
「しかし、このままではいかん。一日も早くご結婚なさってくださらなければ王家は・・・。」涙がホロリと零れた目に手
をやるテオ。するとマテュが、「おお!そういえば3日後に、ムント様がユメミ様に会いに地上界へ行きなさる。その事
をすっかり忘れておったわ。」パッと、テオは明るい表情になり、「何故それをもっと早く言わん!そうか、ムント様が・・・。」
「そこである作戦を思いついた。」キラリと、マテュの目が光った。「お二人の仲を取り持たなければ。誰か協力者が必要じゃ。
思い当たる人物はおるか?」テオは「それなら良い者達がおるぞ!」やる気満々である。
再びガッツポーズをとる二人。懲りない人達である。
「で?」
「我らにどうしろと?」
シュザとパルカを呼びつけ、事の次第を説明した。「人の恋路は他の者が関わるものではないと思うが・・・。」複雑な表情のパルカ。
「ムント様のお世継ぎの為なのです!!」「王家の大事ですぞ!!」血走った目の二人の鬼気迫る迫力に、シュザとパルカは圧倒されてしまった。
「分かりました。」
「引き受けましょう。」
さて、ムントとユメミのデートはどうなるやら・・・。
ふんふーん♪
鏡の前で少女が髪を梳いている。豊かな栗色の髪である。
少女は人形のように美しかった。大きな瞳、薔薇色の形の良い唇。
身につけたピンク色のワンピースが少女の白い肌を引き立たせていた。
「なにを鼻歌をしてるの?お姉ちゃん。」幼い弟がひょこっと現れた。「これからお出かけ?あー、
もしかしてムントさんとデート?」うしし、と笑う勘の鋭い弟にユメミは「ちょ、ちょっと
友達の所へ行くだけよ!じゃあ、行って来る。」そそくさと部屋を出て行くユメミであった。
水溜りのある小道をユメミは走り抜ける。水飛沫が少し上がり、キラキラと輝き、少女の華奢な
足に散りばめられていく。それに構わずユメミは小さな丘の上まで駈けていった。
一番会いたい人の所へ。
「来たか?」
「いや、まだだ。」
地上に来たマテュとテオは木々に隠れ、ユメミを待っているムントの様子を窺っていた。
「本当に来て下さるのだろうか。普段お互い離れている身では心も移ろいやすいもの。ユメミ様
は今頃・・・。」「いや、きっと来る。彼女はそういうお方だ。私には解る。」テオは二人の絆
の強さを知っていた。二人には断ち切れない心の繋がりがある事を。
本日は、ここまでです。お休みなさい。
ありがとう
続きが楽しみだよ
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/19(金) 06:13:31 ID:KwdCHY8l
age
遠くで人影が見えてくる。それはだんだん大きくなり、少女の姿を形づくる。
「お、来たぞ!」マテュが気づいた。「ユメミ殿・・ますます美しくなられた。」少し見とれるテオ。
「お待たせ、ムント!」「やあ、久しぶりだな。」木に凭れていたムントの瞳がユメミの瞳と視線が
合う。ムントは上下黒いシャツとズボンの身なりをしていた。少し背が高くなったような気がする。
その男らしい魅力にユメミは一瞬ドキリとしたが、悟られまいとし、「じゃあ、行きましょ!」ムント
の手を引き歩き出した。「動き出したぞ!急げ!!」慌てるマテュにテオが「待て、我々の服装を変え
てからにしよう。」行動に関しては冷静である。「あ、そうか。」
空はよく晴れていたが昨日は雨天だった為、道のあちこちには水溜りができていた。地面に空が映り、
幻想的である。ムントとユメミはその道を歩いていた。「あ・・ここ・・・。」通学路の道。「ねえ、
ムント。覚えてる?」「ん?」「ここは私と貴方が初めて出会った場所よ。」そう、忘れもしない
運命的な出会い。大切な思い出。突然、目の前に現れた彼は彼女に強烈な印象を残した。「ああ、
そうだな。」ムントは懐かしそうに目を細めた。「あの時のムントは、とても張り詰めたような顔を
して迫ってくるから、ちょっと怖かったわ。」笑いながらユメミは当時の心境を述べた。「そ、そう
か?」顔を右手の人差し指で掻くムント。今の彼は以前のような荒々しさは少し失せ、落ち着きが
出ている。王としての威厳が具わっているのか。「今はどう見える?」ムントはユメミの顔を覗き込
んだ。「うーん、大人びてきたかな。でも、まだちょっと意地っ張り。」「言ったな、こいつ。」
ユメミの額を軽く左手の人差し指で小突こうとしたが、あっさりかわされてしまった。ユメミはクス
クス笑いながら歩き出そうとした瞬間、(パシャッ!)ユメミの足が水溜りに浸かってしまった。
「あ・・・。」幸い靴まで濡れただけだったが、靴下も少し被害をくらっていた。「余所見をしている
からだ。」笑いを堪え、ムントが近づく。「きゃあ!」ムントは、ひょいっとユメミを抱き上げた。
お姫様抱っこである。「こうすれば濡れずに済むだろう。水溜りが少ない向こうまで連れて行ってやる。」
「え、でも恥ずかしい・・・。」そんなユメミに構わず、ムントは軽やかに水場を飛ぶ。澄み切った青空
を映す水溜りに二人の姿が映る。まるで空の上を戯れて飛んでいるようだ。(ムント・・・。)ユメミは
ムントを見上げた。その端整な顔、鮮やかで炎のような髪。筋骨逞しい身体。それが今、間近にある。
父とは違う男の人の匂い・・ユメミの頬が赤く染まる。(このままどこか遠くへ行きたい・・・。)
ユメミは目を閉じ、ムントの広い胸に顔を凭れさせるのだった。
賑やかな人の声。零れる明るい談笑。
遊園地、モンタローランドである。
「ユメミ、ここは何だ?」珍しいものを見るように辺りに視線を巡らすムント。
「遊園地のモンタローランドよ。ここで色んな乗り物に乗ったりして遊ぶの。あ、あれに
しましょ!!」はしゃぎながらグイグイとムントの腕を引くユメミ。ここの料金の払いは
全て彼女である。バイト代が貯まったので今回ムントを誘ったわけだが、理由はそれだけ
ではなかった。ムントに地上の事をよく知ってほしかったのと、彼と一緒にいる時間を
増やしたかったのだ。
「うまくいっているようですな。」「ああ、そうだな。」ザッと、頭に葉をつけながら
木陰から顔を出したマテュとテオ。マテュは帽子にスーツ姿の上下茶色の紳士的な格好で、
テオはチャイナ服を着ていた。「油断はならんぞ。これから作戦に移る。」テオは口を、
への字に結んだ。
「ユメミ。」「なあに?」「その・・このままじっとしているのもいいが・・・。」「ん?」
「いや、何でも・・・・。」その時が近づく。「緊張してるの?ムント。」「そ、そんな事は
ないぞ!」あくまでも強気。「俺様がこんな事ぐらいで臆するわけないだろう。」「そうよ
ね!」そう言いながらも、彼の額は汗がびっしょりである。「こういうのもまた面白そうだ、
な、と・・う、あ・・・。」ガクン!と、身体が揺れて前に倒れる。
うわああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・。
凄まじい未体験ゾーンに落ちていく王様であった。
「ごめんね、いきなりこんなのに乗せちゃて。大丈夫?」ぐったりするムントを気遣うユメミ
は彼の身体を支えた。所謂ジェットコースターである。「いや、平気だ。心配するな。」気丈
な彼は何でもないように前へ歩き出す。(もう、素直じゃないんだから。)クスリと笑みを零
し、ユメミは後を追った。
平和そのものな、無邪気にメリーゴーランドに乗る子供の姿。それから離れた所のベンチに
ムントは座っていた。疲れているようである。「ムント!」手に何かを持ってユメミは彼の右隣
に座った。「これは?」手に渡されたものを、まじまじと見るムント。「ソフトクリームって
いうの。冷たくて美味しいのよ。あ・・ムント食べれるっけ?」彼は食物を摂取しない。アクト
を体に取り込んで生きている。「食べれない事はないが・・・。」「そう、良かった!」ユメミ
はホッとした。ムントは、その未知なるものを少し舐めてみる。「どう?」彼の顔を覗き込む
ユメミ。「・・甘い。」尤もらしい最初の感想。「ムントはアクトを吸って生きているんだよね。
アクトって美味しいの?」「味覚はないが、美味いとか不味いとか感じる事はあるぞ。」ムントは
ユメミの方を向いた。金色の瞳がユメミを捉える。その深い、人の心を射抜くような双眸にユメ
ミは一瞬硬直した。「特にお前の中のアクトは極上だ・・・。」
「おお、良いところですぞ!」相変わらず木陰で二人を見守るマテュとテオ。「誰も邪魔が入ら
ないように見張っていなければ!!」と、その時マテュの後ろに犬が来た。いかにも怖そうなワン
ちゃんである。マテュは犬に気づき、追い払おうとした。「しっしっ、あっち行きなさい!」
ムントとユメミの唇が触れ合おうとした時・・・、「あんぎゃーーーー!!!」木陰から絶叫が
木霊した。ユメミは顔を上げ、「な、何かしら!」「どっかで聞いた事があるような・・・。」
汗を頬に垂らすムント。
「何をしておるか!馬鹿者!!」「すまない、この犬が・・・。」ワンちゃんに噛まれたお尻を
撫でさすりながら、マテュはテオに謝った。「これではぶち壊しだ!次の作戦を考えるぞ!!」
テオは見事な歯型のついた尻をさするマテュの後ろ襟首を掴み、引きずるようにその場
を離れた。
ここで中断します。お姫様抱っこされるユメミが書きたかった。
しかもムントが食べ物を口にするという、めちゃくちゃな設定。(爆)
これで宜しければ、このまま次の夜に続きます・・・。それでは、お休み。
パチパチ(拍手
暗い通路。蝋燭の灯りが辺りを不気味に浮かび上がらせる。「お化け屋敷」である。
「ム、ムント。」「ん?」「何だか寒くない?」「いや、別に。」ユメミはムントの腕にしがみつ
いていた。髑髏やゾンビの人形があってもムントは眉一つ動かさない。霧のような白い煙
が出てきて何かが飛び出した。「きゃあああ!!」ユメミはムントに抱きつく。「臆病だな、ユメ
ミは。」「だって・・・。」
「よし、いい調子ですぞ。」物陰でお面を外したマテュは満足気である。お化けに扮して、怖がらせて二人
を近づけさせようとしていた。「よくやった。おお、もう面を外しても良いぞ。」と、テオ。
「・・・・・。」もう付けてないのに。
外は、まだ明るかった。ムントとユメミは小道を歩いていた。道の横に花屋があり、ユメミの目を引いた。
「綺麗・・・。」一際目立つ赤い薔薇にユメミは手を触れた。「ムントは、この花のような人ね。」
少女は微笑む。「その花は?」「薔薇っていうの。花言葉は情熱。」「じゃあ、その花をお前が好きに
なってくれたら嬉しいな。」ユメミは頬を紅色に染めた。
「若いとはいいものだのう。なあ、テオ・・ん?」テオが後ろを振り返ると、「テオ殿〜なかなか楽しい
ですぞ〜〜・・・。」飛行機のような乗り物に乗り、円を描くように飛ぶマテュ。「・・・・・・。」
呆気にとられるテオであった。
「いい風・・・。」花が咲き乱れる地面に座り、ユメミが呟く。ムントは、その左の横に座っていた。
ムントはふと、足元に咲いている花に気づく。「これは・・鳥の様な形をしているな。」「それはサギソウよ。
花言葉は清純。」ムントはその花を手に取り、ユメミの髪に飾る。「まるで、お前のようだ。可憐で美しい
・・・。」「や、やだ、ムントったら!」恥ずかしがるユメミの膝に彼は、さり気なく頭をのせる。「ムント
?」「暫くこのままで・・少し眠い・・・・。」そのまま軽い寝息をたててしまった。
(ムント可愛い)ユメミは心の中で呟き、ムントの赤い髪を撫ぜる。彼は彼女に母親を求めているのか。
それを知るのは、暖かい風だけ・・・・。
「お二人も順調ですし、我々も楽しみましょうぞ!」「いや〜、何だか童心に返った気分だな。」マテュ
とテオは、ある乗り物に乗っていた。「ところで、これは何という乗り物なのだ?」「確かジェットコース
ターでしたぞ。」
ガクン。
ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・。
ゾクゾクする恐怖の世界に旅立つ二人であった。
すみません、眠いのでここまでです。
何で、あんな所にサギソウがあるのかなんて気にしないでぇ〜〜。
膝枕ムンユメ書けて幸せv
それでは、失礼・・・。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/22(月) 06:30:59 ID:6+Lmk3Ai
age
残念ながら同盟管理人氏の酔い醒めかける頃か
>>57 >空っぽ物置は
>閉鎖しました
>有難うございました
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/22(月) 23:47:57 ID:b3NUhOyQ
…
ううっ!すごく残念です!!でも、まだ小説は続きます。
今晩は書けませんが、次の夜にするつもりです。
何だかムントがロマンチストになってしまい、どうしようか悩み中。
すみません。
>>60 今までみたいに一度にたくさんではなく、ほんの数行ずつ
週に1レスでもいいと思います
どうか負担になりませんように
突然醒めて消えたりしないでね…
早っ
DVDも出揃わんうちに閉鎖とかないわw
ガタン、ゴトン。
周りから軋む音。窓からは様々な景色が過ぎていく。外は日が暮れ、オレンジ色の夕日が
ビルや犇く人々の姿を照らし、浮き彫りにしていた。ムントとユメミは帰りの電車の中に
いた。「夕焼けが出てる。明日は晴れるわね。」二人は並んで座席に座っていた。
ムントの右肩に、ふわりっと甘い香りと豊かな髪がのる。ユメミが肩に凭れているのだ。
「ムントの国では、どんな乗り物があるの?」「我が国では、魔導によって瞬間移動が
可能だ。あまり機械などには頼らない。遠出をする時などは、飛行する船や飛竜などを
使う事もあるが・・・。」「そう・・空を飛ぶって素敵ね。私もそういうのに乗ってみ
たい。」夢見るような瞳で静かに呟き、ユメミは目を閉じた。「ムントと一緒・・に・・
・・。」少女は、そのまま眠りに落ちていった。ムントの匂いに包まれて。「ユメミ。」
いつか、そんな日が来るのだろうか。二人でどこまでも続く美しい青い空を眺める時が。
その時、二人は・・・。
ユメミ、いつかお前とあの空を。
愛しい少女と寄り添うように、少年もまた深い眠りに落ちていった。
「マテュ。」「はい?」「私はもう、あんなのは懲り懲りだぞ。」「はぁ〜いぃ・・。」
デッドゾーン擦れ擦れの体験をしたテオとマテュは、人知れず道端で仰向けになって
夢の世界へ行きかけていた。(逝く寸前)
どうも激甘になってしまうような。私のムントはユメミにベタ惚れです。
どうしてもユメミたんは甘えん坊で寂しがりやになってしまいます。
どうかこんな二人を見守ってやって下さい。(まだこの話続ける気だよ、こいつ)
同盟管理人氏は
>>57によって閉じる決心をなさったのだろうか
ならば、ここでお詫び致します
皆様にご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした
>>64 いつも楽しく読ませて頂いてます
ロム専のpixiv絵師はお元気かしら…
夕闇が迫る家々、辺りから立ち込める夕食の匂い。
人気のない道を電車から降りたムントとユメミは歩いていた。ふと、前から子供が駈けて来て
二人の横を通り過ぎていく。右手に一つ風船を持ったその女の子は、帰りが晩くなったせいだ
ろうか、とても急いで走っていた。(ドンッ!)その子は運悪く前方にいた大人にぶつかり、
そのまま倒れてしまった。当然、風船は手から離れ、女の子は泣き出してしまった。
その大人は4人の男で、いかにも不良って感じの外見だった。「大丈夫!?」ユメミはその子
に駆け寄り、抱き起こした。「お、何だ?こんな所にカワイコちゃんがいるじゃねえか。」
「俺達と、どっかで遊ばない?いい所へ連れて行ってやるぜ!」空気が張りつめる。
「こ、これは!予定が違いますぞ!!」「確かシュザとパルカが不良に扮して現われ、
ムント様が一掃し、その格好良さをユメミ様に見せつける場面だった筈!まずい事になった
ぞ・・・。」石壁に隠れていたマテュとテオは焦った。その時、マテュは足に何かを踏んだ
ような感じがした。「ん?」(グルル・・・)遊園地での強面ワンちゃんである。しっかり
尻尾を踏んでいた。わんわんわん!!!!「ひええええええ!!!!!」マテュは一目散に逃げ
出した。「お、おい、どこへ行く!!えーい、まったくもう!!」後を追うテオであった。
(がしっ)不良の肩に手を置くムント。「何だ?てめえは。」「その娘は俺様の連れだ。手を
出すな。」ムントは彼らを睨みすえる。「お前は、すっこんでな!!」殴りかかる不良の一人
をムントは避け、不良はよろけて石壁にぶつかる。「野郎!!」次に襲いかかる男の後ろの首
にムントが手を触れると男は気絶した。後、残るは二人。「このやろう、貴様・・・!!」
「貴様ではない。ムント様と呼べ!!」ムントは親分らしい男の尻を蹴飛ばした。
ああああああぁぁああああぁぁぁぁ・・・・・・・・。(キラーン☆)
「あ、兄貴〜〜!!」夕空の星となった親分を子分は追いかけるのであった。
「ムント、大丈夫?」「ああ、何でもない。」何事も無かったようにムントはユメミに近づく。
風船が家の屋根に引っかかっていた。彼はジャンプして風船を取り、女の子に渡してあげた。
「ありがとうお兄ちゃん。これあげる。」その子は自分のポケットから小さなキャンディーを
差し出した。
「ありがとう。」
その頃、シュザとパルカはある場所の地面に座りながらムントとユメミが来るのを待っていた。
シュザは顔に蜘蛛の刺青風のメイクをし、背中に竜の絵の入ったジャケットを着ていた。
パルカはデーモンコグレ風のメイク、(頭もコグレと同じ)黒い上着に[男坂]と、書いてある。
「遅い。まだ来ないのか?」パルカは痺れをきらしていた。「若者は時間がたつのを忘れて
遊ぶものだ。短気になるな。」シュザは落ちついている。「くそー、可愛い女の子紹介してく
れるっていう条件に乗った俺が馬鹿だった。」ガクッと頭を垂らすパルカ。
「まあ、人生甘いものではないさ。もう少し待とう。」苦笑気味にシュザは一番星の輝く夕闇を見上げた。
。゜(゚´∀⊂) ムント様と呼べ!!キター
デーモン様の名前が一瞬浮かばず、全部カタカナにしちまったお馬鹿ちんです。
(デーモン小暮だったけな)パルカが結婚しているか分からなかったので、彼女
募集中という設定にしました。(なんて勝手な設定)
恐縮ながら次回に続きます・・・。
パチパチ(拍手
あとね、「バ」ルカだと思うけど
違ったらごめんなさい
あ、そうなんですか?設定があまりないのでよく分からなかったです。
今度からバルカにします。
すみませんでした。
>>71 すみません!!
まったく自信ありませんw
今までどおりパルカでお願いします
>>66 まだまだ描く気まんまんみたいだが、
忙しいそうだ…。
次はどの絵師がお隠れに!?
pixivで閉鎖なされた「からっぽ物置」の管理人さんらしき絵があった。
まだムントへの愛が残っているのね。お上手だから次の絵も楽しみv
先日pixivを退会したばかりの件
復活なさった記念に再登録するわ
真っ暗な夜空に無数の星が瞬く。気が遠くなるほどの人類の歴史を見てきた星々の下、ムント
とユメミは川原の近くの道を歩いていた。ムントの後ろで歩くユメミは俯きながら何か言葉
を探していた。このまま時が過ぎていく。もうすぐ家に着いてしまう。その前に、いっぱい
お話がしたいのに、伝えたい事は沢山あったのに。「ユメミ。」口を開いたのはムントだった。
「はい。」ユメミの心臓が跳ねる。「今日は、ありがとう。楽しかった。」静かな声。
「そう、楽しんでもらえて良かった。」言葉が続かない。もっと彼の声が聞きたい。
「地上の事が解ってきたような気がする。地上の人々も天上人も同じ人間だ。皆平和を願い、
人を愛する優しい心を持っている。」ムントは先ほどの女の子から貰ったキャンディーをポケッ
トから取り出して見つめた。
「俺様はこれから、もっと多くの事を学ばなければならない。知らない事も沢山ある。乱暴で
どうしようもなかった俺様に人として大切なものを教えてくれたのはユメミ、お前だ。」「ムント
・・・。」ムントはキャンディーを握りしめた。「改めて誓う。どんな事があっても、お前とこの
地上を守る。天上界と同じように俺様は、この地上も愛そう。それが天上人が犯してきた罪への
せめてもの償い・・・。」ムントの背負っているものは、計り知れないほどの重いもの。恐らく
それは彼が死ぬまで・・・・。その戦いは想像を絶するものになるだろう。ならばユメミは・・。
ユメミはムントを後ろから抱きしめていた。母親のように。全てを包み込むように。「ムントなら
きっと大丈夫。あなたなら二つの世界の調和を、世界を見守ってくれるって。私、信じてる。」
ああ、ムント。
いつも貴方の側にいてあげられたら・・・。
彼女は未熟。彼を支えるには、あまりにも幼すぎた。まだ勉学に励まなければならない。
いつか自分が大人になったら、今よりも強くなっているだろうか。大らかな心を持って彼と向き
合えるだろうか。ユメミは強くムントを抱きしめた。「ユメミ。」こうしているだけで、心の不安
やシコリが流される。いつまでも、このままでいたい。ムントもまたユメミと離れたくなかった。
甘く辛い時が過ぎていく。暫しの沈黙の後、ムントはユメミの方へ体を向けた。「俺様がここまで
頑張れたのも全てお前のおかげだ。感謝している。何かお礼がしたいのだが・・。」「そんな、
お礼だなんて。」「何でもいい。好きなものを言ってみろ。」突然そんな事を言われても戸惑うが、
ユメミは、ちょっと恥ずかしそうに「じゃあ、あなたが欲しいと言ったら?」悪戯っぽい円らな瞳
に見つめられて、大胆な発言にムントは少し驚いた表情をしたが、それは穏やかな微笑みに変わって
いく。「もう疾うに俺様は、お前のものだ・・・。」ゆっくりとムントの顔がユメミに近づく。
ユメミは静かに目を閉じた。
神様、今はこのままで・・・・・。
満天の星が輝く。二人を祝福するかのように。美しい月明かりに照らされながら、二人は熱い口づけ
を交わすのだった。
「ムント。ユメミ様に会えたか?」
「ああ。」
「地上界はどうだった。ご感想は?」
「そうだな、甘かった・・とでも言うべきか。」
「え?」
「いや、何でもない。」
数日後、ムントの元に一通の手紙が届いた。封筒の中には文とサギソウの押し花栞が入っていた。
ユメミ、この花をお前だと思って愛でよう・・・。
ムントは、その花にそっと唇を触れさせるのだった。
「この服なんてどうですかな?」
「いや〜もっと渋くキメねば!!」
マテュとテオはすっかり地上が気に入り、また行く気満々である。着ていく服を選んでいるところに
ルイが通りがかった。「お前達、何をしている。」ビクッと体を緊張させる二人。
「こ、これはルイ殿!!」「い、いや、服を新調したのでお互いどれが似合うか見立てを・・・。」
「どうせまた地上界に赴くつもりだろう。」ルイの目が光る。「そ、それは・・・。」額に汗のマテュと
テオ。
「お前達だけズルイぞ!私も連れて行け!!」
「へ?」(二人同時)
ルイが地上で活躍するのは、また次のお話・・・・・。
(終わり)
やっと終わりました。最後のユメミはもっと甘えん坊にしてムントと別れたくないよーと、
泣き崩れさせるつもりでしたが、書いていくうちに強い娘になっていました。(キャラが成長
していく・・・)手紙の事ですが、両世界を行き来できる天上界の伝書鳩を使って文通してたら
いいなーと思って書きました。ムントが押し花の栞を本に挿んで読むのです。(想像すると鼻血)
ユメミはムントのマントを貰いましたから、そのお返しって事で。
ルイが地上に行くお話も書きたいと思っていますが、それは学園ものになるかも。(本気かよ)
それでは、拙い文章失礼いたしました!
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/27(土) 09:51:36 ID:7lhGd4WU
age
>>79 GJ!GJ!
凛とした強さのあるユメミらしくて良かった。
続き楽しみにしてます。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/30(火) 09:25:16 ID:SXki/C+C
age
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/01(水) 09:14:33 ID:2t/PsBe/
過疎ね
空上げラジオでグリドリに攫われそうになったユメミがムントの名を叫んでた。
ムンユメ要素で嬉しくて、にやけた俺ってホントに変態。
>>86 外人さん、頑張ってるなぁ。ムントが好きなんだね。
ムントのコスプレも見たいぞ。