「泉こなたを自殺させる方法」を考える 21

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1名無しさん@お腹いっぱい。
05/06 大生オワタ

一時避難

未だ大生復帰の目処立たず ←今ここ

※つかさビッチスレの方々もここを避難所としてお使いください


■前スレ
「泉こなたを自殺させる方法」を考える 20
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210008214/

■関連スレ
木冬かがみが大学でぼっちになっているようです17
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210439077/

■保管庫等
こなた自殺Wiki
http://www34.atwiki.jp/konataowata/

つかさビッチWiki
http://www10.atwiki.jp/tsukasa-bocchi-owata/

VIPのらきすたSSまとめ
http://www34.atwiki.jp/luckystar-ss/

らきすた呼称リスト
http://www.syu-ta.com/luckystar/luckystar-namecalled.shtm
2名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 19:06:26 ID:mLGa0ZS5
いちおつ
3名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 19:06:42 ID:u2KKJrlF
別に乙とか思ってねーしwwwwwwwwwwwww
4名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 19:30:58 ID:n54D8UZZ
そうじろう「もう止めませんか、こういうこと」
5名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 19:39:57 ID:935YfT2m
黙れよHentai親父
娘が自殺に追い込まれていく姿にハァハァしてるくせに…
6名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 19:44:02 ID:gJC0oFBi
神奈川そうじろう「イチオツ ムスメギャクタイ ヤメラレナイ」
7名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 19:44:15 ID:94/XaKhs
とっとと大生に帰れ
8名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 19:49:29 ID:fOIlYW8i
木冬かがみが大学でぼっちになっているようです17は、こちら!
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210439077/
9名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 20:16:24 ID:8EqOGjGC
       _
      〃⌒ヽ
      {{
       ヾ、___/ヽ___
        /::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.::.:>
     /::.::./::.::.::.::.::イ::.::.|::.ヽ::. \
      |::.::/::.::.r::ナメ |::.::∧ヽ}::.:r、:\
      |::. レ'::.::.〃  |::./ ∨|::.:リ\:|
     |::.::.|::.;イ≡≡|/ ≡≡l:.::|
.      〉::.:K}::ヽ''' 、__,   ゚{::ト、|    < >>1
      |::.:/::.|:.::.:ヽ し' ,.イ::l
      /::/::.::j::>‐-、ヽ7フノ/::/
.    /:://       |_"______
   /::/ |   l..   /l入浴剤&洗浄剤`l
    |::.{:: ヽ  丶-.,/  |ワクワクお風呂セット|
    |::.|:: /`ー、_ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
10名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 20:24:27 ID:mLGa0ZS5
>>9
周りに迷惑かけて死ぬ気か
11名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 21:41:03 ID:Li0ct7XC
こなたって主役じゃなかったらとてつもなくウザいキャラになりそう

http://www.nicovideo.jp/watch/nm3364250

主役を奪われたくらいで自殺するか・・・・
12名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 21:55:32 ID:B2LfKI7u
>>4
こんな楽しい事。
辞められません。
13名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:26:40 ID:B2LfKI7u
さて、投下宣言を出させて頂きますか。
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1210008214/937-941
の続きです。
前スレでも言いましたが、ノマカプ嫌いな方はNG推奨。
14psychedelic:2008/05/21(水) 22:27:21 ID:B2LfKI7u


 最後の授業まで終了すると、足早にあやのは席を立った。
「みさちゃん、ごめんね。この後B組のクラスに用事があるから、先に帰っててもらっていい?」
「ん?隣のクラスに?あー、分かった」
「峰岸、アンタまさか…」
「大丈夫だよ。ちょっとお話聞くだけだから」
「私達も一緒に行くわ」
「いや、いいよ。私の個人的な事で、柊ちゃんやみさちゃんの時間貰うわけにはいかないし」
「何水臭いこと…」
「いや、柊ぃ、ここは帰っとこうぜ。あやのの意志を尊重しようじゃん」
「日下部…あんた…」
かがみが抗議めいた低い声を出しながら、みさおを睨んだ。
(どうしたのかな?柊ちゃん…)
そんなかがみの態度に不審を覚えつつも、あやのはみさおを庇う。
「私の事なら気にしないで。それと、ありがとね、柊ちゃん。柊ちゃんの情報、正しかったよ」
「そう…。でもだからこそ、一緒について行きたいのよ」
「大丈夫、私だって泉ちゃんの事責めたりしないよ。それだけ、彼が素敵な男性なんだって事だから。
それに、万が一険悪ムードになったら、柊ちゃんも困るでしょ?」
「ていうか柊ぃ、その剣幕じゃあ、お前がちびっ子に噛み付いて、要らねー火の粉撒き散らしそうだぜ?」
茶化すようなみさおの声に、かがみは一瞬顔を歪めたが、
みさおの言う事にも一理あると思ったのか、譲歩を見せた。
「分かったわ。じゃあせめて、私達ここに残ってるから。終わったら声かけてね。
一緒に帰りましょ」
「ごめんね、気を使わせちゃって。みさちゃんも大丈夫なの?」
「あー、私は…」
「残れ」
かがみの喉から、地獄の底から響いてくるような低い声が漏れた。みさおは肩を竦めると、
「言われなくとも」
と、言葉短く答えた。
 あやのはC組の教室を出て、B組の教室へ向かう道すがら、かがみの態度について考えていた。
(柊ちゃん、みさちゃんと何かあったのかな。それに、なんか私心配されてる?)
どうしてかがみがあそこまで自分に気を使うのか、あやのには理解できなかった。
理解できないままに、B組の扉を開き、その中へと足を踏み入れた。
目的の人物は、すぐに見つかった。
(私は、あくまで納得するのが目的。決して泉ちゃんに嫌味を言いたい訳じゃない。
だから、刺々しい態度を取らないように気をつけないと。だって、泉ちゃんいい子なはずだから。
あの人が選んだ人が、人間的に問題がある人物なわけないじゃない)
あやのは自分に言い聞かせながら、こなたの席へと向かった。
 こなたはすぐに向かってくるあやのの存在に気付いたようだった。
「おお、珍しい人が来たよ」
15psychedelic:2008/05/21(水) 22:28:09 ID:B2LfKI7u
などと、独り言を言うとあやのに目を合わせてきた。
(そういえば、泉ちゃんは私がモトカノだって事、知ってるのかな?)
あやのの脳裏にその可能性が浮かんだが、こなたの無警戒な表情を見てすぐにその考えを打ち消した。
「こんにちは、お久しぶりだね、泉ちゃん」
「お久しぶりー、峰岸さん」
「泉ちゃん、彼氏出来たんだって?」
「うわ、隣のクラスにまで知れちゃってるよ。つかさ辺りが言いふらしたのかな?
それで、どうしたのさ」
「うん、実はね。私、振られちゃったんだ。そこで新しい恋に向かう自信とか無くしちゃってるんだけど、
泉さんからアドバイスがあれば欲しいな、と思って。具体的に、どういう風に彼氏を手に入れたの?」
「いやいや、私なんてあれが恋愛初めてだったから、
そんなアドバイスなんて出来るほど経験豊富な人間じゃないよ」
「凄いねー。初恋実らせちゃうなんて、才能あるんだね。その才能、人助けだと思って少し見せてくれないかな?」
「そ、そんな事ないって。まぁ、でもそこまで言うなら、馴れ初めとか話しちゃおうかな。
そんな大層な人間じゃないけど、何か得るものはあるかもしれないし」
控えめな言葉とは裏腹に、その顔は自慢げなものだった。
(少しおだてたくらいで調子に乗っちゃって。ちょっと頭軽過ぎなんじゃないのかな?
それに、胸だって私のほうが…)
脳裏に浮かぶ自分の声にあやのは愕然として、すぐさま湧いてきた思いを振り払った。
(あの人の彼女の事、そんな風に思っちゃ駄目なのに。初心を思い出さないと。
私は、納得を得るだけの理由が欲しいだけなんだって)
「あれは、図書館での出来事だったね…」
こなたはくどくどと、語りだした。誰も聞いていないのに、図書館に訪れていた理由まで
話し出す始末だ。小説の賞に応募する為の情報収集に図書館に訪れた、
なんてどう考えても日下部を落とした技法には繋がらないにも関わらず、話していた。
自分が好きな話になると、周りの迷惑顧みず語りだす人種が居る。
こなたもその一人のようであった。こなたの話は冗長極まりなかったが、
それでもあやのは一字一句聞き逃す事はなかった。こなたが狙っているという賞の名前まで、
後で聞かれても思い出すことができる。そのくらいの集中力を持って、こなたの話に臨んでいた。
 そして、話は遂に喫茶店において告白する場面へと移った。
「さて、私が告白する直前にね、障害が発生したんだよ」
「障害?」
「彼女の存在が、彼の口から解き明かされちゃってね。それでも私は、逆転の秘策を思いついたね」
(彼女が居る事も、認識してたんだ…。ところで、逆転の秘策って一体…)
「彼が言うには、彼女を母親代わりとして見ていたらしくてね、そこを逆に利用したのさ」
(それはっ、私のっ、存在意義っ。それを利用ってどういう事?)
それまで冷静を保っていたあやのだが、体温が急に上昇していくように感じた。
頭に血が上ってくる感覚が、リアルに知覚できるようだった。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:29:08 ID:kqpdnUss
>>いちおつ
17psychedelic:2008/05/21(水) 22:29:11 ID:B2LfKI7u
「彼女が可哀想だ、と、そう言ったんだよ。彼女を母親代わりとしてしか見てないってね。
で、私と一緒に母親の愛情を得られない悲しみを分かち合おう、という意味の事を言ったんだよ。
とどめに、もう彼女を解放してあげよう、ってね」
(否定された…)
あやのは、足から力が抜けていくのを感じていた。どうして足が力を失っているのに、
重力に逆らってなお立っていられるのか、不思議な気分だった。
(私が、彼の側で感じていた存在意義そのものが…否定されてたんだ。
私の代替として泉ちゃんが受け入れられたんじゃない、私を不要なものへと落とす事で、
泉ちゃんは彼を手に入れた…)
既に十分絶望に打ちひしがれたあやのだったが、こなたの次の一言はあやのの不安定な精神状態に
致命的にして決定的な追い討ちをかけてしまうものだった。
「でもさ、結局彼女に対して母親代わりとして依存していた形態が、
傷を舐めあうという依存形態に変わっただけで、本質的には変わってないんだよね。
そこに気付けない男だったから、私のモノになったわけだけど。
別の種類の鎖に束縛されてるだけなのさ」
(まさかそこまで計算しての策なの?彼を…何だと思ってるの?
そんな思考をするような人間に、自分の母親の死ですら駆け引きの道具にするような人間に、
私は存在意義を否定され、彼まで奪われたの?)
「そう…。参考になったよ。ところで、彼とは何処まで進んだのかな?」
「ん。これはまだ誰にも言ってないけど、傷心の峰岸さんだから教えてあげるね。
私の話最後まで聞いてくれたし。まだ付き合って日が浅いけど、もう彼の胸元の黒子の
数まで知ってるよ」
こなたは頬を赤らめながら言い切った。長丁場に及んだ恋愛話のせいで大胆になっているのか、
肉体関係にあることまで明かしてしまっていた。
(そう、彼の初めてまで奪ったんだ…)
あやのは席を立つと、こなたに問いかける。
「一つだけ教えて?彼のこと、好きなの?」
「ん、勿論だよ。誰にも渡したくないくらいに、大好きだよ。賞だって、今はあの人の為にも取りたいな。
話したら、応援してくれてね。夢、共有してくれるってさ」
(どうでもいい、とか言ってたら、多分暴力に訴えてたよ)
「そう、今日はありがとね」
あやのはこなたの返答を聞かないまま、B組のクラスを出ると校門へと向かった。
帰宅途中、あやのは憑かれたように物思いに耽っていた。
(泉ちゃん、私も、貴方の存在そのものを否定してあげるよ…)
暗い想念に憑かれているあやのの脳からは、C組の教室に戻るという約束まで忘失してしまっていた。

18psychedelic:2008/05/21(水) 22:29:57 ID:B2LfKI7u

「遅いわね、峰岸」
「あー、もう帰っちゃったんじゃないか?」
「何か、あったのかしら?」
「だーかーらー、もう帰ったんだってば」
「…峰岸、約束破るようなヤツじゃないでしょ」
「んあ、忘れちゃってるんじゃないか?ちょっと見てくるわ」
「ちょっと、日下部ーっ」
かがみの静止の声など無視し、みさおは教室を出て行った。
「柊ぃ、教室に残ってたヤツに話し聞いたら、30分以上も前に峰岸はB組出てったらしいぞ」
程なくして帰ってきたみさおは、丁寧に時間まで報告していた。
「そう、じゃあ、私達も帰りましょうか」
「やっと解放されたー」
大仰に伸びをしてみせるみさおに、かがみは冷たい視線を送った。
「結局、私に言われたから残ってただけなのね。峰岸の事なんて、心配してないんだ」
「隣のクラスに行く、これが心配するような事か?」
「そう、今更アンタに何を言うつもりもないけど、これだけは覚えといたほうがいいわよ」
「ん?」
「誰かを助けたいんなら、傍観だけは止めとく事ね。結末がどうなろうと、後悔だけが残る」
「助けるとか後悔とか、他人の恋愛に随分と凄まじい表現持ち出すよな」
おどけた表情のみさおを無視し、かがみはあやのの心配へと思考を切り替えた。
明日、ちゃんとあやのは学校に姿を見せるだろうか。思案顔で天井を仰いだ。
 かがみの心配を余所に、あやのはきちんと次の日登校してきていた。
そして、まずは昨日約束を忘れて帰宅してしまった事を謝った。
その表情は、昔の明るさを取り戻したようだが、一つ違う点があった。
カチューシャが髪から外されており、長い前髪が片目を隠すように垂れ下がっている。
幽玄な雰囲気を漂わせる上品な美少女、みさおの兄が長髪の方が好きだと言った理由が
かがみには理解できる気がした。
「峰岸、髪下ろしたのね」
「うん。あのカチューシャね、あの人からもらったものだったんだ。
昨日、粉々に砕いちゃったよ。そしたら、色々とすっきりしちゃって」
あやのの見た目にそぐわないラディカルな行動にかがみは驚きながらも、安心していた。
(杞憂に終わったみたいね。良かった)
 実際、その後のあやのは学校で明るかった。新たな趣味も見つけたのか、
読書している時間も増えた。かがみが見たところ、その分野は多岐に渡っていた。
(釣りに…野草…。アウトドアな趣味でも見つけたのかしら。いずれにしろ、
いい傾向ね。心配して損しちゃったかも)
かがみは、あやののそんな姿を見て安堵感を覚えていた。
覚えてしまった。

19名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:31:26 ID:Bxna9Jh3
前スレ埋めろよ
こういう行動がアンチらきすたの叩きを呼ぶんだよ
20名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:31:48 ID:B2LfKI7u

 空は朝から薄暗く、身体に当たる空気は湿気を帯びていた。
そんな中、あやのはぼんやりと思い出す。今日という日は、ある種特別な日だ。
日下部と付き合いだした日、それが今日だった。
そしてまた、こなたが応募していた賞の結果発表の日から二日と経っていない日だった。
あの日以来、こなたと会話などほとんど交わしていないが、あやのには分かる、
こなたは間違いなく落選した。そう簡単に賞が取れるわけはない。
「でも、万が一って事はあり得たか」
ふと独り言が漏れる。
「そろそろ、行こうかな」
空模様は怪しかったが、傘は持たなかった。天気予報では、晴れると言っていた。
最後くらい、何かを信じてもいいだろう。
それでも一応、持っていく物は全てビニール袋に包んだ。
 あやのは改めて計画を確認する。今日は、みさおの一家は兄を除いて全員泊り込みの外出を
する事になっていた。日下部に話があるから、とみさおに一家の誘導を予め頼んでおいたのだ。
最初、みさおは渋っていたが結局は承諾してくれた。
「母さんは私に甘いからなー。頼めば承諾してくれるだろうさ。
でも、兄貴だけ連れてかないなんて不自然だぜ?しかも泊り込みだと、父さんも承諾すっかなー」
「するよ。母方の実家に遊びに行きたい、ってみさちゃんが言えば。
おじさんも実家には挨拶せざるをえないでしょ」
それに、日下部も母方の実家に赴くことはないだろう。母からの愛情を得られなかった彼にとって、
母方の実家など疎外感を抱く場所でしかない。あやのは、日下部の性質も知り尽くしていた。
 そしてまた、日下部本人にも手を回していた。
返したいものがある、届けるからこの日は家に居てくれ、と。今日あやのが家に行くならば、
日下部は何処へもでかけず家に留まっているだろうし、昔の彼女が来る時に
こなたと一緒に居る事はしないだろう。こなたが日下部と同席する事は、
あやのにとって都合が悪かったので、その可能性を排除しておく必要があった。
 あやのは確認を終えると、外に向かって一歩を踏み出した。
日下部の家に向かう道すがら、急に頬に水の冷たい感触が流れた。
(涙?)
一瞬、自分が泣いていると思った。だが、それは錯覚でしかなかった。
急激に強いにわか雨が、その雨粒を地面に叩きつけるように天から降り注いだ。
傘という防御手段を持たないあやのの華奢な身体を、強烈な雨粒が容赦なく叩きつける。
(雨だったんだ…。そういえば、泉ちゃんが始めて彼と会ったときも、
雨が降っていたんだっけ。その時、彼も私と同じように傘持って来てなかったんだっけな)
物思いに耽りながら、豪雨の中ただ歩く。服も靴も水を吸って重くなり、
その重さは確実に足運びを遅らせていたが、それでも確実に目的地に近づいていた。
 やがて、雨の中、日下部の家が見えてきた。足取りが急に重くなったのは、
服が雨を吸ったからだけではないだろう。だが、今更引き返すつもりはない。
 意を決して、日下部の家のチャイムを鳴らした。ほどなくして、
玄関が開いて日下部がその顔を見せた。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:32:30 ID:B2LfKI7u
「おまえ…。ずぶ濡れじゃん。風邪引くぞ」
緊張気味な震えた声。
「ごめんね、上がっちゃうと迷惑だよね。渡すもの渡したら、すぐに帰るね」
あやのは、引き返すつもりなどないと決意していたが、日下部の顔を見るとその決意は早くも揺らいだ。
そして、引き返すのか進むのかの判断を日下部に投げた。日下部の返答次第では引き返せる。
(お願いだから、拒絶して…)
だが、あやのの祈りは通じなかった。
「バカ、そんな状態で帰らせられるかよ。上がんなよ。せめて服くらい乾かしていけよ」
「…うん。じゃあ、言葉に甘えさせてもらうね」
あやのは家に上がるとすぐにタオルを渡された。そのタオルを使い、髪と顔を拭く。
「みさおの着替え、取ってくるな。それとシャワー、沸かしてくるわ」
「いいよ、気にしなくても。あ、でも水が滴ってる服のままじゃ迷惑かな」
「いや、どうせ床はそろそろ雑巾がけしようとおもってたから、丁度いいよ。
でも、お前そのままじゃ風邪引くぞ」
(その心配はもう、無用だよ)
「大丈夫だよ。どうせ下着まで濡れてるから、服借りてもすぐに濡らしちゃうよ」
はにかむように笑うと、続けた。
「いくらみさちゃんが友達でも、下着まで借りるわけにはいかないからね」
「そっか」
「うん。今日は誰も居ないんだっけ?ちょっと台所借りるね。紅茶、淹れてあげる」
「はは、懐かしいな。お前の淹れる紅茶」
本当に懐かしむように、日下部は遠い目をしながら言った。
それでも懐古の念しかその目には浮かんでいない。後悔の念までは、見て取る事はできなかった。
「お茶請けも持ってきたんだよ。タッパーに容れてあるから、濡れてないよ。
そうだ、それとこれ、返すんだった」
あやのは、ビニール袋に包まれたカチューシャを日下部に手渡した。
かがみに立ち直った事をアピールする為に、粉砕したと嘘をついたが、実際は大切に保管してあった。
「今まで、いや、この前までありがとうございました」
「いや、こちらこそ。ごめんっていうか、ありがとうっていうか…」
あやのの全てを吹っ切ったような笑顔とは対照的に、気まずそうに日下部は応じた。
「じゃあ、淹れて来るね。座って待っててよ」
「ああ…」
日下部は懐かしむような表情こそすれど、あやのの妖艶な肢体に劣情の視線を向ける事はなかった。
濡れたことでブラジャーが透けており、濡れた髪が頬に貼り付いたあやのは十分に色っぽかったし、
その事もあやの自身自覚していたが、最早こなた以外の女性には興味がない様子であった。
 あやのはキッチンに立つと、お湯を沸かし始めた。食卓に配置されている椅子に腰掛けた
日下部は、頬杖をついて雨音をじっと聞いている様子であった。
あやのはタッパーを開くと、氷とともに中に容れられていた魚の刺身を皿に盛り付け始めた。
切り身だけではなく、肝も添えていく。紅茶と生魚、
という素人目にも一見合わない取り合わせだったが、あやのは満足していた。
(この合うことのない取り合わせ、今の私達の関係も意味してるって事、
気付いてくれるかな)
22名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:33:03 ID:Bxna9Jh3
前スレに投下すりゃいいじゃん
23名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:33:10 ID:B2LfKI7u
 紅茶を淹れ終わると、日下部の前に刺身が盛られた皿と醤油を注いだ小皿、
そしてティーカップを置いた。自分の前には、ティーカップのみを置いた。
「ああ、ありがと。また、面白い取り合わせだな。
てか、お前は刺身食わないのか?」
「生魚は嫌いだからね。というか」
あやのは、寂しげな表情を作ってから続けた。
「その事ももう、忘れちゃってるんだ。
まぁ、それだけ今の彼女と仲良くいってるって事だろうからいいんだけどね」
「そうだっけ?まぁいいや」
合わない取り合わせであるにも関わらず、刺身も肝も日下部は口にしていく。
自分の為に作られた料理なら多少無理をしてでも食べる、こういう所は律儀な人間だった。
 その後は、二人で歓談していた。どのような邪魔も入らない、二人だけの歓談。
昔は、みさおを加えた三人でよくお話をしていた。たまに、みさおは気を使って
席を外すこともあった。あの頃は良かった。本当に良かった。
 二人は時間を忘れて話していた。あやのは時々、過去を思い出して言葉を詰まらせることがあった。
日下部も、時間が経つにつれて言葉を噛む事が多くなった。
だが、それが過去に対する懐古の念から来るものではない事をあやのは知っていた。
「あれ、おかし…な風邪で…もひい…たかな」
いよいよ、日下部の呂律が回らなくなっていた。あやのは機は熟したとばかりに立ち上がった。
「大丈夫?薬持ってこようか?」
日下部の後ろに回りこむと、ポケットから紐を取り出して日下部の両手を椅子に結びつけた。
腕も自分の意志で動かしがたいのか、抵抗は少なかった。
「あっやの?」
「テトロドトキシン…」
「え?」
「自然毒の一種。人工の劇薬なんて、一介の高校生に入手できる代物じゃないから。
麻痺作用を持つ毒だから、お話、できるね。舌が痺れちゃってるだろうから、
私の方からしか話せないけど」
「いつ…」
苦しげに喘ぎながらも、喉から日下部は声を絞り出した。
「テトロドトキシンは、フグに含まれる毒なんだ。特に、肝に多く含まれる。
神経性の毒で、全身の麻痺、そして最終的には呼吸筋を麻痺させて死に至らしめる」
生魚が嫌いというのは、嘘だった。日下部が思い出せなかったのも当然だと言える。
「おま…そ、こまでおもいつめて、たのかごめん」
聞き取りづらかったが、あやのには通じたようだった。
「違うよ。貴方は、悪くないよ。ごめんね」
あやのは心の底からの謝意を口にした。本当に、悪いことをしたと思っていた。
「神経毒を使ったのはね、あなたと肉体的な契りを交わすつもりだったの。
最後くらい、温かみ感じたかったから。でも、意味ないよね。
あなたの心を、傷つけるだけで終わっちゃうから。それに…」
あやのはそこで言葉を区切ると、悲しそうに付け加えた。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:34:02 ID:B2LfKI7u
「あなたは、私の透けた胸元にさえ何の興味も示さなかった。
もう、私から完全に心が離れちゃってたんだね」
あやのの瞳から、涙が零れた。
「ねぇ、苦しいんだったら、今すぐ、楽にしてあげようか?」
ゆっくりと日下部の首が横に振れる。そして、その口は無理矢理に言葉を紡いでいく。
「これは…おれのばつだから…おまえをくるしめたおれの」
「だから、貴方は悪くないよ」
(悪いのは、泉ちゃんだよ。彼の人の良さを利用して、自分がやってる事を悪い事だと錯覚させ、
私と別れるように誘導した。私の彼の中での存在意義さえ否定してね。
そうやってこの人を束縛したんだ。テトロドトキシンなんて目じゃないくらいの
麻痺性を持った言葉という毒で束縛したんだ…。でも…)
「でも、罰だって思うって事は、泉ちゃんと付き合ったことは後悔してるの?」
その問いにも、首を横にゆっくりと振った。そして、最後の力を振り絞るかのように発言した。
「いや…いまでもこなたはすきだ…ごめんあやの」
「そっか」
あやのは言葉短く答えると、目を伏せた。既に呼吸器系統も毒に侵されているのか、
日下部の呼吸はだんだんと断続的なものになっていく。
 あやのは、優しく日下部の手を掴むと、子守唄を歌いだした。
今までお役御免を言い渡されていた役目を、最後にもう一度演じたくなったのだ。
 雨音と弱くなっていく日下部の呼吸音以外の物音がしない空間に、
あやのの優しい声が響き渡っていく。日下部の顔が苦痛を表したものから安らかなものへと
変わっていったのは、決して気のせいではなかっただろう。
 母親に抱かれながら、優しい歌声に包まれながら、彼は最後の時を迎えた。
最後に彼は、一番欲しかったものを手に入れたのだ。

 日下部の死を確認したあやのは、しばらく目を伏せて肩を震わせていたが、
力を振り絞って立ち上がった。ここで崩れては、日下部を死なせた意味がない。
本当は、日下部を殺したくはなかった。だからこそ、完遂しなければならない。
 あやの自身もうすぐ日下部の下へと向かう。だから、今は感傷に浸るのはやめよう。
そう自分に言い聞かせた。
(自分の母親の死を駆け引きの為に利用した人間に相対するんなら、私自身命を捨てなきゃ駄目だ…)
意を決すると、あやのは日下部のジャケットのポケットから、日下部の携帯電話を取り出した。
これで、必要な道具も状況も全て揃った。そして、幸運にも強力な武器が手に入った。
バッグの中でビニール袋により雨水から守られていた白封筒、その中にそれはある。
(なくても決行するつもりだったけど。自分でもびっくり。天も味方してくれたのかな)
 あやのは天佑を祈りながら、日下部の携帯電話の電話帳を開く。そこに泉こなたの名前はあった。
迷うことなくあやのはダイヤルした。これで、全て終わらせる。
こなたが出られる状況になくとも、日下部からの着信ならばまたすぐにリダイヤルしてくるだろう。
(泉ちゃん、あなたは殺してあげない。存在そのものを否定されて、壊れたままで生きていきなよ)
発信の電波に乗せるように強く念じながら、あやのはこなたが電話に出るのを待った。

25名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:34:51 ID:Bxna9Jh3
ここではこなたは重複スレだ
さっさと犬板へ帰れ
26名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:36:27 ID:B2LfKI7u
>>14-24
ここまでです。明日で終わります。

>>19 >>22
あー、言われてみればそうだわ。まだ前スレ容量あったな。
気付いたのが投下中で、前スレに投下し直すのもマヌケだからなぁ。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:50:29 ID:vVmUfhfZ
sage進行とか埋めをやたらと叫ぶ奴を見ると
ミクシィで見たらコメントしろって書いてる奴みたいな病的なものを感じてしまうな
28名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 22:50:30 ID:xnZfLzFV
殺しまでやったのになんでこのあやのは黒さが感じられないんだ…
29名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 23:29:35 ID:M8KOkqto
>>27
ふーん
お前のコピペ以下の意見なんか誰も聞いてない
30名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 23:52:21 ID:mLGa0ZS5
こなたの誕生日続きです
http://uproda11.2ch-library.com/src/1188769.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1188770.png

くそ…前スレ999まで埋めて
1000て書き込もうとしたら一瞬でこなたに取られてたorz
31名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 23:58:21 ID:s5/Sk6wL
>>30
ギャ〜〜〜!!
32名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:01:34 ID:cgdiU18f
みwikiさんの技術力は宇宙一ィィィィ
33名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:05:34 ID:51a1FR44
>>30
あぎぃぐhぎううはああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
34名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:05:35 ID:OjgqZ3Un
都市伝説(だよな?)思い出した。
あの恐怖が、今蘇った。やべぇ、やべぇ、こええよ。
俺がこなたなら、吐きまくった挙句に即自殺してる。
Gだけはマジで怖い。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:07:04 ID:SNdT+slW
>>30
こなた涙目w
┌(TωT.┐)┐
36名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:07:47 ID:Y1fyVPEL
>>30
おまえ・・・Y太になるつもりか
37名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:18:03 ID:d8TJcpkE
>>30
Gは勘弁してくれGはw
これならこなた自殺のほうがまだマシだwwwwww
38名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:22:16 ID:66MeQng8
おまいら落ち着けww
ラストまで見てみなければ分からないだろw
39名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:24:06 ID:hDS4Q/qL
チアキ「ガッ!」
40名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:24:47 ID:hDS4Q/qL
ごめんなさい、誤爆しました・・・
41名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 00:52:28 ID:SZncDrsh
┌(TωT.┐)┐カサカサ…
42名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 01:35:57 ID:E6ISU4Hx
>>13
      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:.:.:.:.:.:.:.:\       /   /
     /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ハ:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ     /    /
    /:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|..:.:.:|  /ーへ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}    /    /
  _/:/.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:|:.:.:.:|.:.:.:.:|   |:.:.:.:./:.:.:.::.:.:.:.:|   /    /
ー‐‐ァ'.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.|.:.:..:ハ.: :.:|  __|__..,イ::.:.:.:.:.:.:.:.:|   /    /
   |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.|,斗|-V:.:|   |.:/`ト:.:/:.:.:.:/:.|  /^   /
   |.:.:|.:.:.:.:.:.:.:ヽ/|\:|. \|  _」_  |:./:.:.:./.:/ _/    /
   |.:.:|.:.:.:.:|.:.:.:.:.:|V ,.==、   '"⌒ヽレ:.:.:./.:/,-'゙/    /   ♪バーナナ バナナ
   ヽ.:|\.:\.:.:.:.:V     、    /:.:/:.:/ | ./    ∧
    ヽ >、:.:\:.:.>   ィ  ゙}  '"フ:.::.:/| V    ./ |     バーナナ バナナ
     /:.:.:.:` ー:.:.\   ヽ .ノ  , イ:.:.:.:/| |  |    /  |
     /:.:.:.:.:.:.:.:/|/` ‐ 、 _  イ -レ:.:.:.:∧  \__/_.ノ|      バーナナ バナナで
    /:.:.:.:.:./:/ / _,へ_.|    _.レ/::.:.:.:/  \     /
    /:.:.:.:.:/レ'r―‐'  /ノ  / /:.:.::.:/    \__/
.   |:.:.:.:/ / |    |===/  /:.:.:.:/|       /
   |:.:./  ト、 ヽ.   |  /_ /:.:.::.//|      /
   |:/   | \\ |_.// /|:.:// |     /




    :.:.|   : : : :|:.: |//     ヽ    |     |         l ヽ         \  / /
    :.:.:l;    : : : :|: :|/     ___|_ _ハ     |         |  i      |    \
   :.:.:.l;   : : : |:.:|    /゙´ |  / `ト、    |         |  |      /     \
   :.:.:.:.l;.    : : :|: |   ′厂xデ≡=V、 |  │        !  !    /       \
    ::::::::ヽ    : : | |    〃 |/ __  \`ト、  j        /   !  
    .:.:::::::\  : :.|:ト、  ´{ 'j|゙::l;cヽ  Yム/     ,. ´   |        ☆
   :.\  :::::::\ .::ヾ: \    ';:...┃:r}  //`   /.     |     
     :::::\ :::::::::\:::::\_     ヽ、,`_ノ ´|:./   /  {:    /     ___|___
    :.:.:::::::\ー---三 ̄   _ヘ、___,/..;j/  /     |:   /          |
    ヽ、_:::::::::\三三三   __,.ヘ / /|       |:  /          /
    \三三三三三三三ニ-─ ¬ー,〉 ̄ :^|       ヽ{         /
    ::::::\三三イ',.-''´_,r──‐‐、/   ,ハノ|       `ヽ       
    ≧==ミ<く/ /::.:.:.       /   /: : . .'、       ヽ          ☆
     玉三三三\/:.:.:.:..      ,.′ ,.′: . .: \      ヽ    
    三三ゞ三三三\:.:.:.:..... .. ../  /\_ト、 \  丶      `,     ___|___
    三三三三ゞ:三三≧==こ´  /|   \ \トヘ、       i          |
    .三三三三王三不三三{__// |         \ ヽ   l        /
    三三三三ノ/  |三三三/〃  \           ヽ }   |       /
43名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 02:08:05 ID:lsIdkzjs
44名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 02:18:11 ID:m/0vJ5bO
>>43
うぉ! おもしろっ! っかこなたイラネ
45名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 02:26:18 ID:x5PKS/Lm
>>43
皆セクシーだな〜面白い
そしてこなたイラネ
46名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 02:40:13 ID:fHInOSVJ
駄目だよこなたが泣いちゃうよいいの?
47名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 02:41:21 ID:v1N3GOwX
>>43
途中途中に原作絵が入ってくるのがたまらねぇwww続き見たいなぁ…w
ちなみにこなたイラネ
48名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 06:16:25 ID:r8mzax2Q
びっちスレのつかさのアルバイト見てきた。
無性にエロビデオ店に逝きたくなるのは仕様か。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 06:17:04 ID:0bleZvZm
>>30
お前さんの事
ちょっと見くびってたわ
50名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:50:33 ID:C9uSJCMd
グロ+スカ注意



ポイントカードっていい物ですよね
商品を買ってまだポイントも貰えて、なんか嬉しくなりますよね
でも、みなさんちょっと待って下さい
みなさんの中にもいらっしゃいませんか?

本来オマケである筈のポイントが主役になっちゃてる方が・・・

これはそんなポイントカードに纏わるお話です。

 

つかさ「つかさぱーんち!つかさきーっく!」
ぺチンぺチン
つかさ「バルサミコスぅううう・・・・」
つかさ「ぱーんちぃ!」
ぺチン

ここはみゆきの家の地下室。
部屋の中央で首輪に繋がれている青い髪の少女。
首輪の鎖が天井から少女の首まで繋がれている。
両手、両足をそれぞれ天井、地面に固定されている
そして、全裸の身体にはいくつもの殴打、火傷、切り傷、擦り傷の後。

青い髪の少女―――泉こなたがこの地下室に監禁されてどれくらいの時間がたっただろうか?

51名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:50:58 ID:C9uSJCMd
つかさ「さてと・・・」
つかさは満面の笑みでこなたの横にある機械にカードを通す。
つかさ「フンフンフン♪さっきのは何ポイントかな〜
    結構いったと思うんだけど〜必殺技も使ったしね!」
機械から出てきた明細票を見てつかさの表情が変わった。

満面の笑みから悪魔の表情へ。
明細票を丸めて、こなたの顔面に裏拳を喰らわせる。

つかさ「ねぇねぇねぇ!こなちゃん、おかしくない?どうしてぇ〜
    さっきのがぁ〜3ptなのかなぁああ?おかしいよねぇええ!」
    バルサミコスパンチ使ったんだよぉぉお!必殺技なんだよぉぉ!」

つかさはこなたの髪を無造作に掴むと顔を近づけた。
つかさ「・・・ころしちゃおうかなぁ・・・」

その時、階段から二人の少女が降りてきた
みゆき「あらあらつかささん、自分の無能さを棚に上げて泉さん批判ですか・・・?
    相変わらず、頭が沸いてますね」
かがみ「つかさ!あんた今日も学校休んだでしょ!まったく・・・・
    で・・・・いくら貯まったのよ?」
学校が終わり地下室に来た二人。勿論ポイントを貯めにきたのだ。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:51:27 ID:C9uSJCMd
つかさ「・・・・18pt・・・」
かがみ「ぎゃはははははは!学校休んでまでポイント貯めて、
    たった18pt!無能ね、あんた、ばーか!」
みゆき「あらあらかがみさん、実の妹にひどい言い草ですね。
    まぁ事実ですが・・・。それにですね、つかささん、別に泉さんがptを
    発行しているわけではないんですよ。それなのに泉さんを批判する
    なんて、泉さんがあまりにもかわいそうじゃないですか?」

みゆきはツカツカとこなたの所まで歩いて行く。

みゆき「ねぇ・・・泉さん・・?あなたは立派な商品なんですからね・・・
    あなたがいなければ私達にポイントは入らないんですから」

かがみ「ねぇみゆき!あんた先に貯めるの?」
みゆき「いえ、かがみさんお先にどうぞ・・・私はいろいろ準備がありますので」
かがみ「やりぃ〜♪今日はね・・・」
と言いながら、鞄からヒールを取り出す。
つかさ「あっ!まつりお姉ちゃんのヒールだ!いっけないんだぁ〜いっけないんだぁ〜」
かがみ「後でこっそり返しとけばばれないわよ!・・・さてと装着完了!」
かがみはクラウチングスタートの姿勢を取る。
こなたまでおよそ3メートルぐらいだろうか?
かがみ「いっくわよぉ〜♪」

駆け足の反動でこなたにとび蹴りを喰らわせるかがみ。
かがみ「きんもちぃぃいいいいい!」
蹴られた鳩尾の辺りが赤く滲む。苦痛で表情を歪めるこなた。

53名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:51:57 ID:C9uSJCMd
かがみ「それ!それ!それ!・・・」
何度も何度もヒールでこなたの足を踏みつける。
かがみ「痛い?苦しい?辞めてほしい?」
こなたは何も答えない。
視線が定まっていない青白い目で何処を見てるのかわからない
かがみ「はぁはぁはぁ・・・なんとか言いなさいよ!!」
こなたの鼻の辺りを殴る。ゴブゥと言う鈍い音が響いた。
鼻血が噴出す。かがみは自分の拳についたこなたの血を口に含んで、
こなたの顔にペッ!と吐き出した。

かがみ「私は借りた物はちゃんと返すからね。あんたと違ってね!」
ヒールをこなたの大事な部分に押し付けるかがみ。
かがみ「ねぇ、こなた?あんたもう言わないの?
    『どうして?』『辞めてよ!』『友達でしょ?』『痛いよ・・・』
     って最初はうるさいぐらいにいってたよねぇええ!
    ピーピーピーピーまるで、盛りの付いた雌猿みたいにさぁああ!」
押し付けたヒールを一気に押し出すかがみ。
こなたの大事な部分から血が垂れる。
つかさ「生理だぁ〜♪こなちゃん生理♪今夜は赤飯だね☆」
かがみ「本当にこいつ、初潮まだだったりしてね。何処かに欠陥があるんじゃないか、
    って感じだしね、こいつ」
つかさ「ありえるよwwwwwwww臭いしwwwww」
かがみはふぅ〜とため息をつき財布からポイントカードを取り出す。
54名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:52:34 ID:C9uSJCMd
かがみ「さ・て・と・何ptかしらね〜♪」
機械にカードを通す。
かがみ「ふんふん9ptか・・・まぁいいかな♪」
かがみ「こなた、ありがとね〜7ぐらいだと思ってたからね!」
と、かがみはこなたの頭をなでなでしてあげた。
つかさ「お姉ちゃん上機嫌だね☆でもさ、今日だけで言ったら私の方が一杯ポイント
    貯まってるよ〜〜♪」
かがみの手がピタリと止まる。
かがみ「そっかぁそうだよねぇ・・・私がつかさ以下なんて・・・あっちゃいけないよねぇ〜
    姉より優れた妹なんて存在しないのよ!」
つかさ(火が付いたよ♪楽しくなりそうwwww)

みゆき「かがみさん・・・もう一度しようなんて考えてないでしょね?
    私の方も準備ができて先ほどから待ってるんですが」
かがみはちっ!と舌打ちをしながら横にあるソファーに腰掛ける。
かがみ「みゆき・・・早くしてよね・・・?」
ポケットから煙草、『峰』を取り出し吹かすかがみ。
みゆき「ええ・・・善処しますよ・・・かがみさん・・・」
55名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:53:46 ID:C9uSJCMd
みゆきはこなたの方に向き直る。手にはボールと浣腸器。
みゆき「さてと、泉さん。このボールの中身は『高良DX』と申しまして
    成分はですね、お酒、タバスコ、唐辛子、鷹の爪、醤油、お酢、
    みりん、を私独自の配合で組み合わせた物です」

つかさ「へぇ〜流石ゆきちゃん、私なんてしょうゆぐらいしか知らないよ!」
かがみ「それはあんたが馬鹿なだけ。で、それをどうするの?」
治まらない二人の好奇心
みゆき「まぁ見てて下さい。高ポイントを叩き出して挙げますから」
と言ってみゆきはポケットから棒状のヤスリを取り出す。
そのヤスリにペペローションを塗りたくるみゆき。
みゆきはこなたの後ろに回りこみ、こなたの肛門にヤスリを一気に差し込む。
みゆき「随分、すんなり入りましたね」
目をカッと見開き、痙攣しだす、こなた。

グリグリとヤスリを捻じ込みながら、笑みを浮かべるみゆき。
こなたは口から舌が覗き出し震えが止まらず、肛門からは大量の出血。

みゆき「もういい頃合でしょうか?大分傷をつける事もできたようですし」
と、みゆきはやすりを引っこ抜いて浣腸器に持ち代える。
みゆき「いくでガンス!」
肛門に高良DXを注入する。こなたはこの世の物とは思えない叫び声をあげた。
みゆき「いい声で泣いてくれますね。こういう声を聞くのはいいのですが、
    もうあなたのオタク話は聞きたくもありませんからね
    何が眼鏡っ子ですか!何が歩く萌え要素ですか!何が凹凸が激しいんですか!」
56名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:54:17 ID:C9uSJCMd
そんな声もこなたの耳には届いていないのだろう。
こなたの絶叫は続く。やがてその声は消え、こなたは気を失った。

みゆき「後3分って所でしょうか?」
つかさ「何が3分なの?」
みゆき「まぁ見てて下さい。今は痛みで気を失っているだけですので」
つかさ「あはははははは♪わくわくするよ!」

ギュルルルルルルルル・・・
地下室にこなたの腹の音が響く。
みゆき「さぁ!高良DXが帰ってきますよ!」

プププーというおならの音と共にこなたの肛門から大便が噴出す。
大量の大便がこなたの周りに溢れ出す。
つかさ「くさ〜いこなちゃんくさ〜いwww」
みゆき「あれおかしいですね。私の計画では噴出すと同時に目を覚まして
    素晴しい声を聞かせてくれると思ったのですが・・・」
こなたはぐったりして目を覚まさない。

みゆき「まぁ少々計画が狂ってしまいましたが・・・」
みゆきは機械にポイントカードを通す。
みゆき「ふんふん・・・32ptですか?もう少し行くと思ったの
    ですが・・・」
かがみ「32pt・・・まぁこれなら当然か・・・」
57名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:56:48 ID:C9uSJCMd
かがみは糞尿の臭いが充満する地下室を見渡す。
かがみ「みゆき!これ掃除しといてよね!臭いったらあらしないわ!」
その時、地下室の扉が開いた。
黄色い髪・・・黒井先生だ

黒井「よぉやっとるか?それにしてもくっさいな〜」
みゆき「先生申し訳ございません。すぐに片付けますので・・・」
黒井「いや、ええで。その必要はないわ。ちょっとええ事思い
   ついてもた・・・それと柊!学校サボったらあかんやないか!」
つかさは下卑た笑顔でめんごめんごと呟いた。
黒井「まぁ職員会議をサボったウチが言えた義理やないけどな!
   さぁてとポイント貯めるか!」

黒井先生はこなたの前まで歩いて行く。
黒井「お〜い泉ぃい!・・・なんや気絶しとんのかい・・・
   死んでんとちゃうやろな?授業始めるで〜」
と黒井はみゆきが汲んできた水をこなたに浴びせた。
こなたの目がうっすらと開く。
どうやら気づいたようだ

黒井「泉〜授業始まっとんのやで〜授業中に居眠りはいかんよなぁ」
と、黒井先生は床に転がっている固形の大便を掴む
黒井「泉はなぁ・・・授業が嫌いみたいやなぁ・・・ええわ・・
   授業やめや。給食にしたるわ。泉もそっちの方がええやろ?
   先生やさしいからなぁ・・・!」
黒井は持っていた大便をこなたの口に突っ込む。
手足を固定されているこなたはなすがままだ。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:57:17 ID:C9uSJCMd
黒井「うまいか?自分のうんこうまいか?」
と目を輝かせて嬉しそうに尋ねる。

こなたはげぼぉげぼぉと吐いた。
胃液に塗れた大便が床に転がる。

黒井「あかんやないか!泉!給食もまともに食べられへんのかいな!」
胃液に塗れた大便を再度掴み、こなたの口に突っ込む。
黒井「先生な・・・なんで彼氏できひんと思う?先生な・・・
   スカトロが大好きやねん。付き合ってもな、それが原因で
   すぐ別れてまうねん。悲しいやろ?泉やったらわかってくれるよな?」
 
また吐くこなた。もう胃液もでない。

黒井「ネトゲで一緒にパーティー組んどったのにお前も解ってくれへんか。
   まぁええわ。無理やりわからしたるわ!」
こなたの口に大便を放り込み、ギャグポールをこなたの口にはめる。
苦悶の表情を浮かべるこなた。
黒井「もぐもぐもぐや〜♪うまいやろ?うまいやろ?うまいやろ?
   うまいやろ?うまいやろ?うまいやろ?うまいやろ?・・・」

みゆき「黒井先生にスカ趣味があったなんて意外ですね」
かがみ「ちょっとひいちゃたわ・・・」
囁きながら喋る二人。つかさはおいしいのかなぁ〜とか
言いながら大便を凝視している。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:57:46 ID:C9uSJCMd
黒井先生はこなたの喉が動いたのを確認してから
ポイントカードを機械に通す。

黒井「なんや、17ptか・・・そんなもんなんやな」
黒井はこなたの方に向き直ると
黒井「泉〜クラメンの皆心配しとったで。またネトゲできたら
   ええのになぁ・・・なんかメッセージあるか?あったら
   いっといたるわ」
こなたのギャグポールを外す黒井先生。
何も言わないこなた。
黒井「なんや?何もないんかい?ええんか〜みんな友達ちゃうんか〜
   薄情な奴やな・・・それとももうネトゲ辞めたいんか?それやったら
   レアアイテム貰っとくわ。泉、ええアイテムもっとたもんなぁ〜♪」
黒井は高笑いをしながらソファに腰掛ける。

みゆき「そろそろあの二人が来ると思うんですが・・・?」
つかさ(またあいつら来るの・・・なまいきなんだよね。あいつら)
かがみ「じゃあそれまで私貯めてるね〜」




かがみ「9ptか。これで18pt。つかさに並んだわよ」
つかさ「じゃあ私するよ!すごいのお見舞いするよ!」
その時、階段を降りる音。二人の影。
60名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:58:12 ID:C9uSJCMd
ゆたか「こなたお姉ちゃん!元気してた?遊びにきたよ〜」
みなみ「・・・みなさんこんにちわ・・・」
あの二人、ゆたかとみなみ。
過去66ptを叩き出した事もあるゴールデンコンビだ。

みゆき「遅かったじゃないですか。」
ゆたか「ちょっと野暮用があって、家まで帰ってたんです。
    みなさん今日調子はどうですか??なんかつかさ先輩が
    すごいのお見舞いするとかなんとか聞こえたんですが・・・?
    気のせいですよね?一桁ポイントが関の山の先輩が、
    すごいの?お見舞い?笑えないギャグですね」
ゆたかに掴みかかろうとするつかさ。
それを制するみなみ。
みなみ「・・・先輩・・・ゆたかに・・・殺しますよ・・・?」
つかさ(あの赤チビ〜〜!このノッポがいなかったら10回は殺してるよ!)
つかさは壁を蹴り、なっとくいかないといった感じでソファに腰掛ける。
ゆたか「みなみちゃんありがと〜♪」
みなみ「・・・ゆたかの為なら・・・」

かがみ「まともに始めなさいよ!」
みゆき「そうですよ。私達の仲が悪くなっても仕方ないんですから」
ゆたか「ご、ごめんなさい!高良先輩、かがみ先輩!」
かがみ「つかさもつかさよ!ちょっとした事でカッとなって!
    年上でしょ!それに全て事実じゃない!」
みゆき「たしかにそれはありますね」
つかさ(みんなで私の事馬鹿にしてっ!また人形に釘を打つ
    仕事が始まるよ!)
黒井「今日は何を見せてくれるんやろなぁ〜先生、ワクワクしてきたで」

61名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 09:58:36 ID:C9uSJCMd
ゆたか「こなたお姉ちゃん、かわいそw今日も皆にひどい事されたんだね♪
    あ〜かわいそうなこなたお姉ちゃん♪」
ゆたかはうひひと笑いながら鞄から何かを取り出した。
ゆたか「こんなかわいそうなお姉ちゃんを叔母さんは助けてくれるのかな?」

ゆたかが取り出したもの。かなたの遺影。
こなたの表情が変わる。虫の泣く様な声で何かを呟いた。

ゆたか「えっ?なんて?オタク語?聞こえな〜いww」
こなた「・・・・めて・・・」
みなみがこなたを殴る。
みなみ「ちゃんと・・・・しゃべらないと・・・ゆたか・・・
    困ってる・・・・」
ゆたか(お前もだよwwwwwww)

こなた「やめて・・・」
ゆたか「やめないよぉ〜♪だって今日はね、重大発表があるんだもん♪」
とゆたかはクルリとその場で一回転する
みなみ「・・・ぱちぱちぱち・・・」

ゆたか「結論から言うとね・・・お姉ちゃんって叔父さんの子供じゃ
    ないんだって、この売女が何処かの男と交尾して
    出来た子供がこなたお姉ちゃんなんだよ〜」
みなみが一枚の写真を取り出す。
かなたの横にいる男性。そうじろうではない。
こなたの知らない男。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 10:03:16 ID:C9uSJCMd
ゆたか「ねぇぇこれがお姉ちゃんのお父さんなんだよ♪真実を
    教えてあげる私ってやさしいよねぇ」
みなみ「ゆたかのやさしさは・・・五大陸に・・・響きわたる・・・で・・・」
こなた「・・・嘘・・・こんなの嘘・・・」

ゆたか「昨日叔父さんとちょっと寝てあげたらホイホイ喋ったよw
    それにね、叔父さん、お姉ちゃんの事嫌いなんだって
    当然だよね。自分の子じゃないんだもん♪」
こなたは嘘だ嘘だと呟いている。
ゆたかはこなたに顔を近づける。
ゆたか「ざまぁwwwwwwwwwww」
みなみ「・・・・・ざまぁ・・・・・・」

ゆたか「さてと重大発表終わり!」
と言って、かなたの遺影を蹴り上げる。
こなた「・・・お母さんっ!」
ゆたか「こなたお姉ちゃんが悲しむ事・・・してんじゃ・・
    ないよ!この売女!うひひひひ・・・」
ゲシゲシと遺影を踏みつけるゆたか
こなた「・・・おかあさん・・・やめて!」

ゆたか「私はこなたお姉ちゃんが悲しむ顔が見たくないんだよww
    こなたお姉ちゃんの心の支えはあんたしかいないのにww
    何、発情して、交尾してんのwwwマジキモイんですけどww」
63名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 10:03:48 ID:C9uSJCMd
見るも無残になったかなたの遺影。
こなた「やめてよぉ!」
ゆたか「えっなんで?売女をたいじしたんだよ?お姉ちゃん、
    もしかして、それでも叔母さんの事を好きなの?」
こなた「・・・お母さんを侮辱するのはやめて!」

ゆたか「ああ・・・美しき家族愛・・・私泣けて来ちゃったよ。
    それじゃあね・・・みなみちゃん」
みなみはこくんと頷くと火のついた煙草を持ってきた

ゆたか「私、感動しちゃったから書いとくねw」
ゆたかはわすれるといけないからねぇと言いながら
煙草の先っぽをこなたのお腹に押し付ける。
ぎゃうと言う悲鳴をあげるこなた。
肉を焦がす臭いが地下室に充満する。

ゆたか「ぴったん!たんた!もじぴったん!」
もじぴったんのテーマに乗せてチョンチョンチョンと
流暢な手つきで煙草を押し付ける

こなたの目からは大粒の涙が流れる。
64名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 10:04:16 ID:C9uSJCMd
ゆたか「できたぁ〜〜〜〜〜〜!これでいつでも感動できるよ!」

こなたのお腹には赤黒い斑点で
『売女のお母さん大好き』
と書かれていた。

つかさ(なんて書いてあるんだろう?かんじが読めないから
    全然わからないよ)

ゆたか「お姉ちゃんよかったねぇええ〜嬉しくて泣くなんて
    なかなか体験できないよ♪」
ゆたかはそういうと煙草をこなたの顔に近づける

ゆたか「平均、とらなくちゃね♪」
こなたの右目の下の部分に煙草の先っぽを押し付ける。

ゆたか「完成〜♪ずっと気になってたんだ♪泣き虫のお姉ちゃんには
    ダブル泣きボクロがお似合いだよ♪」
みなみ「糞虫には・・・お似合い・・・」

ゆたか「さてと、終わります!何ptかな〜何ptかな〜」
65名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 10:04:44 ID:C9uSJCMd
「わぁ67pt!やったね☆」

ハハハ・・・お母さん・・・

「次、私いくよ!ガンバルよ!」

この悪魔達に殺されちゃうよ・・・

「2ポイントですか?あなたは何も学んでませんね・・」

この世に誰も味方なんていなくなっちゃたよ アハハ

「泉ぃ〜うんこの時間やで〜〜〜〜〜」

お父さんでさえも・・・・

「そもそもなんで私達こんな事してるんだっけ?」

お母さんの所いっていい・・・?

「さぁ?何故でしたっけ?」

もう疲れたよ・・・休みたいよ・・・

「そんな事どうでもいいじゃないですか」

お母さんはぎゅ・・・ってしてくれるかな・・・?

「明日は土曜日ですよ、みなさん。ポイント2倍の日ですよ」

お母さん早く会いたいよ・・・・

「じゃあ今日はお開きという事で」

今からいくね お母さん・・・

66名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 10:05:11 ID:C9uSJCMd
次の日こなたの姿を確認した悪魔達は我先にと機械にカードを通す。
「私のポイント・・・」
「いや、最後にやったのはうちやからな・・うちのポイントや」
「私達が一番高ポイント叩きだしたんだから・・」
「みなさんエラーですか?じゃあ私が・・・」
「おかしいなぁ!誰にもポイントつかないじゃない!」
「確かにおかしいですね」
「あ〜あもうポイント貯まらないのか」
「いえいえ・・・・つかささんがいるじゃないですか」
「あっ・・名案だねぇ、流石みゆき!」
「えっ・・えっ・・・」
「つかさ先輩♪どんまいです♪」
「う、嘘・・だよね・・冗談だよね!」
「柊は学校サボる悪い奴やしなぁ〜堪忍やで、柊」
「や、やだよやだよやだよ!」
「じゃあ誰から行く〜〜?」
「先輩方お先にどうぞ♪」
「やめ、や、やめてぇええええええええええええ!」

「・・・・でさ、みんなポイント貯めて何かに使うの?」
「いや、特には・・・」
「私も特にないかな・・・」
「でも・・・」
「ポイントなんてそんなもんじゃないですか?」
67名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 10:08:17 ID:C9uSJCMd
へぇ〜ここが死者の世界なのかな。地面が白い。
雲・・・?食べれるのかな?
そんな事よりお母さん、さがさなきゃ!
いっぱいいっぱい慰めて貰うんだ〜♪
オタトークもいっぱい聞いて貰おう!
お母さんもオタ色に染ちゃたりしちゃってww
でもまずは
辛かったね
って抱きしめて貰いたいな・・・
ギュ・・・ってね。

あっあの長い青い髪・・・
お母さんだ!何回も写真でみたから間違える筈ないよ!

「おかあさん!」
「こなた・・・待ってたわ・・・」
「えぐ・・えぐ・・・おかあさんっ!」

やさしく抱きしめて・・・あれっ?右手に何か持ってる・・・?

「こなた。ありがとね。あなたが自殺して100pt貰えたわ」

右手にはポイントカード。そして・・・かなたの足元には拷問道具

「でもね。お母さんね。もう少しポイント欲しいかな。付き合ってね♪」


つかさ(ポイントでバルサミコス買おうと思ってたのに!)

めでたしめでたし
68名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 13:39:34 ID:3dTDAo6U
GJすぎる……

>みなみ「ゆたかのやさしさは・・・五大陸に・・・響きわたる・・・で・・・」
吹いた
69名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 14:31:23 ID:Nmutc7eH
gj!
こなぴょんG喰ったりメルヘン喰ったり、本当に悪食だな。
共食いするなんて、いけない娘だ。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 15:17:50 ID:ifD8S6MT
ここまで鬼畜だと却って清清しさがある
71名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 15:53:06 ID:srFkUp3F
>>つかさ「つかさぱーんち!つかさきーっく!」
>>ぺチンぺチン

何か異様に萌えたww
72名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 16:46:12 ID:zWtXq0VO
描写が上手いというか、妙にリアリティがあるな
飯食いながらSS読んでて気持ち悪くなった
73名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 18:15:52 ID:5EsHoplV
これ書いたの中尉じゃないか?w
こんな凄まじいSS書くのは彼しかいないと思うんだが…

どっちにしろ上手すぎる!
見ててゾクゾクしたわ
74名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 18:34:51 ID:NvoLshBm
なんとなく文に禍々しいオーラを感じたから、朝読まないで正解だったわw
75名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 18:59:09 ID:A+MzBP1J
すげぇな、世にも奇妙っぽい感じも素晴しい
大草原にスコールが降った後のような気分になれた
76名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 19:32:57 ID:fHInOSVJ
ゲス過ぎて最高www
本当狂ってるなgj
77名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 21:02:32 ID:9Q6kbDXq
ひさしぶりに・・・
ごめんなsssssss

http://uproda.2ch-library.com/src/lib027549.png
78名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 21:20:34 ID:0i6l7/3M
>>77
こなたが泣くぞ。
79名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 21:48:12 ID:didPIDGK
>>77
いいなw ある意味このスレらしい
80名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 22:19:19 ID:7XLAYlgV
ただいま、ごちそうさま。最終章投下させて頂くとします。
>>14-24の続きです。
81psychedelic:2008/05/22(木) 22:20:26 ID:7XLAYlgV


 気分が滅入るような雨音を聞きながら、こなたは部屋で沈んだ思い抱えていた。
結局、応募した賞には落選していた。作家の父を持ちながら、
佳作や最終選考はおろか、一次落ちの憂き目を見ていた。勉強こそ稜桜で落ちこぼれていたが、
そのマイナスを補って余りある何かが自分にはあると信じていた。
その何かの一つとして、文章があった。自分は型にはまった勉強は不向きだが、
凡人とは違う発想力や感性を持っていると信じており、そこから生み出される小説は
傑作となるであろうとこなたは思い込んでいた。その自信が、打ち砕かれた。
勉学にしろ何にせよ、数字として評価されない人間はとかく自分には形而上の才能があると
思いたがるが、こなたもその典型でしかなかったのだ。
 そうじろうは、
「そんなもんだ」
と朗らかに慰めてくれたが、こなたにはそれがデビューを果たしている者の
余裕に聞こえて癪だった。結果を出した者の慰めなど、棘にしかならない。
(彼の為にも受かりたかったな。慰めて欲しいよ。私を慰められるのは、
夢を共有してくれると言った日下部君だけだよ)
 こなたは落選が決まった当初は、日下部に顔を向けることなどできないと思っていた。
あんなにも熱く夢を語った手前、落ちたことを告げるのは気まずかった。
だが今は違う。時間の経過と共に、落ちたという実感がよりリアルなものとなってこなたを襲っていた。
その絶望を緩和させてくれる存在として、日下部と会いたかった。
だが、今日の朝日下部に電話したところ、日下部は今日は予定があるから無理との事だった。
(恋人が苦しんでるのに…。それに、折角の休み、会いたかったよ。
それにさ、何の用事があるのかも要領を得ない説明ばっかするし。まさか浮気してないだろうね)
こなたが心の中で何度目かの愚痴を零したその時、携帯電話が着信音を奏でた。
その着信音は、日下部用に設定したものだった。
(今日は用事があったはずだけど…)
虫の知らせとも言うべき不安を覚えながらも、その顔は期待に満ちていた。
手を伸ばすと、通話ボタンを押す。側に居る事はできないけれど声は聞ける、その事が嬉しかった。
もしかしたら、用事が終わったので会いたいという事かもしれない、とこなたは期待した。
 しかし、受話器から流れてきた声は日下部のものではなかった。
こなたの顔が、期待に満ちたものから驚愕のそれへと変わる。
「もしもし、泉ちゃん?」
女性の声が、こなたの耳に響く。そしてその声は、聞き覚えのあるものだった。
「そうだけど…。なんで、峰岸さんが?」
あやのはこなたの問いかけを無視すると、簡明に用を告げた。
「彼のことで、話があるんだ。今から指定する場所に来てくれないかな?」
「…分かったよ。行くよ」
82psychedelic:2008/05/22(木) 22:20:51 ID:7XLAYlgV
多少の用事があったところで、行くしかない。日下部からの着信のはずなのに、
何故か別の女性がかけてきた。これの意味するところは、一つしかない。
(あの人…まさか本当に浮気?そうじゃないと説明がつかない。峰岸さんが、
勝手に人の携帯盗るわけないし。それに彼のことって言ってた。彼と別れてくれ、
とかそういう話をされるんだろうか…)
考えるだけでも恐ろしいが、行くしかない。もしかしたら、別の事かもしれない。
もしかしたら、急病で病院に運ばれて、その事をたまたま近くにいたあやのが
こなたに伝えるというだけかもしれない。あやのと日下部が知り合いだったならば、
それでも説明がつく。
 だが、あやのの口から指定された場所は、病院ではなかった。
あやのが指定した場所は、寂れた公園だった。住宅街や商業用施設からは離れた場所にある為、
人通りが少なく利用者も滅多に居ない。ましてや、今日は雨だ。
(何でそこ?彼との痴話ならファミレスでもいいはず)
こなたは不気味に思ったが、その動物的な本能に身を任せる事はしなかった。
「場所は分かった。今から出るね。多分、15分くらいで着くと思う」
 
 傘を持つと、こなたは外へと飛び出した。逸る心に突き動かされるように、
左右の足が交互に素早く動く。だが、それとは真逆の声がこなたの頭に響いていたのも事実だった。
───行くな!  戻れ!───
危険を察知した本能の叫びとも言える絶叫が頭の中に響く。
だがこなたは、その警告をすら無視した。足を止めるつもりも踵を返すつもりもない。
発射されてしまった弾丸のように、指定された公園へと迷わずに歩いた。
 豪雨の中に、指定された公園がおぼろげに見えてきた。辺りには誰も居ない。
公園の中に一人、傘を差した人間が立っているだけだ。
(日下部君?)
 こなたが一瞬錯覚したのも無理は無い。雨の中で視界は悪く、そして何より
その人間が差している傘は、日下部が愛用していた傘だった。
 近づいていくにつれ、その人間の背格好が明らかになってくる。日下部よりも一段と
スレンダーな体型が、雨の中に露になった。こなたはその存在と、
豪雨の中でも話が通じる距離まで近づくと声をかけた。
「待たせた、かな。峰岸さん」
「うん、待ってたよ。この時が訪れるのを」
「…説明してくれるかな。なんで、峰岸さんは日下部君の携帯から電話をかけてきたの?
それにその傘、日下部君のだよね?そして話ってなに?」
こなたは矢継ぎ早に質問を繰り出したが、あやのはその問いを無視して笑った。
「日下部君?苗字で呼んでるんだ。付き合ってるのに?」
ぐさり、と、こなたの胸に突き刺さる。流石に名前はもう知っているが、それは偶然知れただけで
日下部の口から語られたわけではない。自分だけ名前を自ら明かした、
という事が弱みにすらこなたには感じられたのだ。こなたは日下部が、いつの日か名前で呼んでくれ、
と言ってくれるであろうと信じていた。だが、結局今まで苗字で呼ぶ事を訂正された事はない。
83psychedelic:2008/05/22(木) 22:21:39 ID:7XLAYlgV
 あやのはこなたの困惑した表情を見て取ると、口を開いた。
しかし、あやのの言葉はこなたに伝わらなかった。突風が吹いて、あやのの声を掻き消してしまっていた。
にも関わらず、あやのは続けた。
「彼の、下の名前だよ。私は、貴方と違って彼を名前で呼ぶ権利があった」
「どういう、事?」
「彼が前に付き合っていた女の子。それが、私だよ」
こなたの身体に、電流が走った。雷が自分に直撃したかのような錯覚に、視界が揺らぐ。
「だから、何?だから何だよ?そんな事を伝える為に、こんな天気の中私を呼び出したっての?
暗いんじゃないの、性格」
「違うよ。彼が言ったんだ。言いにくいからお前からこなたに伝えてくれ、って」
「何をさ…」
「貴方と、別れるって事。私とヨリ戻してくれたんだ、彼」
「嘘…だ…」
今度は視界だけではなく、足元が揺らいだ。
「嘘じゃないよ。だから、あの人の携帯から電話をかけたんだよ。もし嘘だというのなら、
彼の携帯から電話かけられる訳無いでしょ」
「彼の携帯を、盗ったんだ…」
現実から逃れるように、こなたは足掻く。
「あなたも知ってると思うけど、彼は室内でも携帯電話はポケットに入れてる。
携帯しなければ意味が無い、っていう信念の持ち主だったからね。身に付けてる物、
盗れるわけないじゃない」
こなたは唇を噛んだ。あやのの言うとおりだ。
(どうして…こう悪いことばかり重なるんだろう…。私、悪い事してないのに)
ゆっくりと、こなたの顔に絶望が広がっていく。あやのはその表情を満足げな笑顔で眺めていた。
「彼ね、やっぱり体型がいい女の子の方が好みだったみたい。私のほうが、
背も高いし胸もあるしね」
こなたの唇を噛む顎に、一層強い力が加わえられる。
(それは私が手に入れられなかったものだよ。それがないから、私は負けたんだ…)
 絶望と羨望の入り混じった眼差しで、あやのの身体を舐めるように見回した。
自分が憧れていたものを、初めから手に入れていた少女。だが、そのハンデを覆して
恋人を手に入れたと思っていた。それでも結局最後には、自分にはない女性としての魅力の前に
あっさりと恋人は奪い返された。
「あ、それともう一つあったかな。あなたは賞を取れなかったからね」
「え?」
(どうして日下部君や峰岸さんがそれを知ってるの?私はペンネームで応募したし、
日下部君にはペンネームを明かしてないよ…。それに、賞に落ちたから別れるなんておかしいよ)
「誰だって、賞を取れなかった人より、取った人の方に気持ちが傾いちゃうよ」
ゆっくりと、区切るように、紡ぎだされたあやのの言葉にこなたの身体が痙攣したように跳ねた。
「どういうこと?それって一体、どういう事?」
あやのは直接答えずに、持っていたバッグの中から白封筒を取り出した。
こなたの視力は、そこに書かれた文字を読み取っていた。
84psychedelic:2008/05/22(木) 22:22:30 ID:7XLAYlgV
(私が応募していた賞を主催していた出版社が印字されてる…まさか、まさかまさか)
思わず胸に手を添えてしまうほどに、こなたの動悸が早くなる。
 あやのは白封筒の中から、二枚の紙を取り出した。
その文字を読み取った途端、こなたの足から力が抜け、泥の中へと膝をつく。
あやのが取り出した紙、その一枚は賞の受賞作にあやのの応募作品が選ばれた事を
伝えるものだった。出版社の代表取締役の名前と、印が押してあった。
そしてもう一枚は、授賞式への招待状だった。
(なんで作家の娘で、今まで必死に書いてきた私が一次落ちで、貴方が受賞してるの?
ましてや、私の彼氏を奪った人が…。私はどこまで…落ちれば気が済むんだろ)
「嘘だ。嘘だ」
 呪文のように繰り返すこなたに、あやのは白封筒に付着していたシールを指し示した。
「偽造じゃないよ、ほら」
(配達記録…。それに料金後納の封筒…)
 こなたの瞳から、精力が消えた。完璧に勝てない存在を前に、こなたが欲しかったものを
全てを手に入れている存在を前に、最早立ちあがる事さえ容易ではない。
(憎らしいけど、あなたみたいになりたかったよ、峰岸さん)
こなたは絶望と羨望の入り混じった心であやのを見上げた。
「そんな目で見ないでよ。こんな物の為に」
(こんな物?私がどれだけ望んでいたか…賞だけじゃない、その体型も、日下部君も、私がどれだけ…)
こなたは心中毒を吐き続ける。もはや口に出す事はできなかった。
正面から突っかかっていけるような存在ではない。
「あのね、泉さん。これがあなたにとって喉から手に入れるほど欲しかったものだったところで、
私にとってはどうでもいいものなんだ。その証拠に」
あやのは言葉を切ると、バッグから鋸を取り出して続けた。
「私の死を遮って生きるだけの理由すら与えてくれないものなんだ。実は今日、
ショックな事があったから、自殺しようと思ったの」
自殺する、という発言がまるで世間話をするかの如く軽く口にされた。
(自殺だって?それだけ色々と手に入れた峰岸さんが?人を馬鹿にするのも大概にしてよっ)
「この賞もね、あの人も、この体型も、あなたが憧れていたモノなんて、所詮その程度のモノなんだよ。
その程度のモノさえ手に入れられない存在なんだよ、あなたは」
こなたの心に、雨のように矢のようにあやのの言葉が突き刺さっていく。
(私の存在価値って、そこまで下らないものだったんだ。なんだそれ、生きてる意味、ゼロだ)
「だからね、泉ちゃん。これからは、自分の存在の矮小さを自覚しながら生きていってね。
死を留まらせるだけの効果を有していないモノすら、掴めない矮小な存在だってことをね」
 あやのは鋸を自分の首にあてがうと、引いた。まるで己に罰を与えているかのごとく、
引いては押し、押しては引き、を繰り返していく。
85psychedelic:2008/05/22(木) 22:22:57 ID:7XLAYlgV
 こなたはぼんやりと、あやのが力尽きて鮮血と共に倒れるのを見つめていた。
あやのが倒れたのを確認すると、気力を振り絞って立ち上がり、
あやのが力尽きる際に落とした鋸を拾い上げる。
自分が欲しかったモノを全て手に入れた人間があっさりと死を選んだのを見て、
こなたは自分の存在価値が皆無なものだという事を自覚させられてしまったのだ。
「矮小な存在だと自覚しながら生きていけ、だって?無理だよ、何の存在価値も自分に認められない…
そんな心理状態で地獄抱えたまま生きていけるほど、私は強くないよ」
化け物じゃないんだからさ。こなたは呟くと、同じように鋸を首にあてがい、引いた。
一心不乱に押し引きを繰り返す。筋肉が硬く中々刃が進まなかったが、それでもその出血量は
人間を死に至らしめるのには十分過ぎた。
 その公園には、二人の少女の亡骸が残された。




 みさおは携帯電話の通話ボタンを押した。久しぶりに、かがみから電話がかかってきていた。
一時期二人の仲は険悪になりかけたが、あやのや兄が死んだ際には随分と助けられた。
(あれからもう、数年経つのか。実感ないな)
「もしもし、久しぶりだな、柊」
「そうね。久しぶりなんだし、今度二人で会わない?アンタ、やっぱり友達とか作ってないんでしょ?
飲み会セッティングしてあげるわ。それに、力にもなりたいし」
「はは私はもうとっくに大丈夫だって。あの時は世話になったな」
「いいのよ。で、どう?」
みさおは一瞬、心が揺らいだ。思わず、「行く、会いたい」と言いかけたが、際どい所で自制する。
「いやー、止めとくわ。悪いな」
「いいのよ、また、今度ね」
 かがみとの電話はすぐに終わった。みさおは、これでいいんだよ、と寂しげな笑顔を浮かべた。
思い返すと、みさおにはどうしてもあの三人に訪れた悲劇の原因が自分にあるように感じてならなかった。
そもそも自分が産まれた時から健康だったなら、兄は母親の愛情も得られた。自分が居なかったなら、
あやのも兄と出会うことはなかった。そして、泉こなたも、自分と出会わなかったなら、
こんな騒ぎに巻き込まれることもなかったのではないだろうか、と。
(私の周りでこんなに人が死んでさ、まるで疫病神、死神だな、私は。だったらせめて、
人とはなるべく関わらずに生きていった方がいいよな。柊まで死神の鎌に触れさせるわけにはいかねーし)
災厄と死を撒き散らす疫病神ならば、なるべく人と関わらずに生きていこう。社会に出ても、
プライベートでは人と関わらないように一線は守ろう。
 そう決意したみさおの瞳は、孤独に沈んでいた。

86psychedelic:2008/05/22(木) 22:23:53 ID:7XLAYlgV


 かがみはみさおとの電話を終えると、溜息をついた。結局、あやのは救えなかった。
厄病神の存在を認識しながら安心してしまったのだ、そこに油断があった。厄病神が側に居る以上、
あやのが多少明るくなった程度で警戒を緩めるべきではなかった。その厄病神の顔を心に思い描く。
くっきりと、こなたの顔が浮かんだ。つかさの紹介で初めて会った時は、未だ警戒心を抱かなかった。
だが、話をしていく内に、その自己中心的な態度、物に対する執着心、周りを気にしない発言に
恐れを抱くようになっていった。自分の欲望の為なら周りの犠牲も厭わない、そんなこなたの
内面をいつも見てきた。だから、本当は離れたかった。だがつかさがこなたと仲良くなってしまった以上、
離れる訳にもいかなかった。厄病神のような存在から、つかさを守らなければならかった。
 だが、疫病神は死神となり、最終的にその鎌に自分の首をかけた。
(周りに不幸を撒き散らしてきたけど、最後はアンタらしかったわ)
かがみはあの時、あやのを失った悲しみと同時に、こなたが死んだことに対して安心感を抱いていた。
「日下部ー、結局、積極的に動かないと誰かを救うことなんてできないのよ。
私はこなたと向き合ってきたから、つかさを守りきれた。アンタは何もしなかったから、
峰岸と兄を失ってしまった。この違い、理解できずにこのまま一人で居ようとするんなら」
かがみは、夜空に向かって言葉を紡ぐ。
「また同じこと繰り返すぞ」
 こなたのような化け物が一人しか存在していないとは限らないから、とかがみは心中呟いた。

<FIN>
87名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 22:25:36 ID:7XLAYlgV
>>81-86
以上で終わりです。またまた長くなっちまいましたが、お付き合い頂き有難うございました。
テトロドトキシンに嘔吐作用がある事は突っ込まないであげてくださいなw
88名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 22:28:08 ID:MB+6SA4n
>>87
乙です。
実に斬新でした。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 22:30:38 ID:FQFl3YD2
>>77
        /⌒ヽ /⌒ヽ
        _,.-┴┴-、
      フ ̄: : : : : : : : ヽ.
     / .ィ: : : : : : : : : : : ヘ   カサカサカサ…
      //| : : ,.':´: ̄ :`i:⌒ヘ
.         |: :(| : : : : : : :.! : : ャ‐ ┐
       ヘ l: : : : : : : :.! : : : 't、 |
      ┌‐‐┴.} : : : : : :.! : : : l| |
      | ┌┬!: : : : : : :! : : : ', _)
      |  | Y : : : : : : ! : : : 「
     〈____〉  | :∩: : : : !: : : :!ヽ
           l :∪: : : : l: : : :! |
           / ! :O : : : : ! : : l .!
        { tヘ : : : : : : l : : ! .|
        | |  \ : : :.:.:l: :/L_つ
        | |   \: :.:.l/
       と___〉     \|
90名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 23:12:24 ID:Sxf77oi7
          , ィ
                  / |
                     /   |  _,.. -―ァ
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        , ' : !_ノ: : : : :ゝ___Y´ _,.<
      /: : : : : : : :/'´ : : : : :.` ヾ: :.\
.      /: : : : : : : : :': : : : : : : : :i:、: : 、:ヽ: . ヽ
.      ,': : : : :!: : : i/ : : : : : : : :/ !: : i: . ':, .、:\
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      j∧ヽ_|:::::. : :.lxw      ,   xwl:.:.:.:.,ィ:.,'
      \:|::::!: : : l  r ―--、  ,. イ:.:.:/ i/
        ヾ、|ヽ:.:.:l`.ー`ーr.--'<´  |:.:/
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       /ヽ:\\::::::ヘ   !::::://:::∧
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        i     `ヽ\\∨〃;::イ   .i
        |      i \ヽ>':/ |   |
        |      | /..`.¨´.`ヾ   |
        |      | '. . . . r<. . . .〉   |

91名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 23:38:38 ID:krE/zBkU
92名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 23:38:49 ID:lz9aSLpy
>>87
よかったです
乙でした
93名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 23:59:22 ID:Hdlqv6jx
>>91
逆なことにはあえてつっこまない
94名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 00:11:30 ID:/Ct2bDyT
修正しました 申し訳ありませんでした
http://uproda.2ch-library.com/src/lib027579.bmp
95名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 04:36:56 ID:mMfCleTb
「はやく死になよこなちゃ〜ん」
ボカスカ
「ちょっ、やめて痛いよつかさ!」 「だが断る!」
「わ、私達友達じゃn・・」
「だが断る!!」
「やめt」
「だが断る!!!」
「・・・・(=ω=.)」
96名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 14:31:38 ID:10ecWbGJ
>>87
GJすぎる……
97名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 15:48:59 ID:4xT1X9JL
>>67
遅レスですがGJ!
個人的に、こなたが理不尽に痛めつけられるのが最高に好きだから、かなりツボに入ったw
みなみのキャラもw
98名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 18:35:44 ID:/wNvS5n4
絶望w
99ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/23(金) 19:00:24 ID:5B1edi2k
帰って見てみれば
いつの間にか、前スレが終わってた
俺の話(NG推進の話)、結局どうなった?
場合によっては静観してるよ
100名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 19:22:24 ID:O2nm8uWY
>>87
psychedelicさん、wikiに保管したいけどタイトルは?
それとも保管しないほうがいいのだろうか?
101名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 19:41:34 ID:49kAnGHO
女子高生コンクリ泉こなた
102ヤク中大分:2008/05/23(金) 20:16:39 ID:BmQonhim
ttp://upload.jpn.ph/img/u18841.jpg
髪おろしたあやの
もう誰だか・・・

たぶん前スレで聞かれたのだと思うけど、
うつすた前編は描きません。
103名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:21:36 ID:9BYwrPV9
前スレに投下してた『つかさのアルバイトII』の後編が完成。
バッド・エンドで作ってたのを今後の続編の為に若干ぬるくした為に
案外時間かかっちまいました。

自殺のいい流れが続いてるけど、ここでビッチSSを投下して大丈夫かな?
104名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:22:02 ID:EZ0ejocO
期待
105名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:22:48 ID:L7BeKBJ0
バッドエンドも見たいと言ってみる
106名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:31:55 ID:9BYwrPV9
>>104
バッドエンドを回避した為に今回はどうも今ひとつの出来に・・・。
もっとエグくしたかったんだけど、ぬるくなってしまいました。

>>105
今回のバッドエンド回避は続編でのバッドエンドへの布石なので、
そっちを楽しみにしてもらえれば。


というわけで以下『つかさのアルバイトII』の後編。
前編はあとでWikiに載せときます。
107名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:32:58 ID:9BYwrPV9
突如風呂に入って来た娘の友人・・・。
なんというアダルトゲーム的な展開・・・。
しかしああいうのはゲームであり2次元だからこそのこと。
現実にこういったことが起こっても、どう反応すればいいのだろうか。
沈黙が気まずい。

「あ・・・取り敢えず湯船にお湯でも張ろうか」
「うん」

浴槽に湯が流れ落ちる音と換気扇の手に負えない湯気が風呂場の中を満たす。
俺は頭をリンスインシャンプーで洗いながら、
冷静に現状を振り返った。

後ろにいる女の子は20歳の女の子。
可能ならば今すぐ押し倒したい。そんな溢れ出る欲望を理性で押し殺す。
何故なら彼女は娘の友人だ。しかも相当に酔っているらしい。
ここで関係を持つのは流石にまずい。下手すりゃ犯罪ものだ。
そう思いながらシャンプーをシャワーで洗い流して顔を上げると、
湯が溜まり始めた浴槽にアヒルのおもちゃを浮かべて遊んでいる
彼女の姿が目に入った。
スレンダーだが均整の取れた体つき、艶かしい肌。幼さの残る横顔。
天衣無縫というのは彼女のことを言うのだろうか。

「おじさん、このおもちゃどうしたの?」
「それか。たまに こなた が浴槽に浮かべて遊んでるみたいだよ」
「へぇ、こなちゃん可愛いなぁ」


俺は再び彼女から目を反らすと、ボディタオルで身体を洗い始めた。
そう、彼女は娘のあくまで友人、俺は彼女の友人の父親。
今こうして2人で風呂に入ってるのは単なる偶然だ。
何もしなければ、それが一番なんだ・・・。
そう決意しようとした俺の耳に、無情にも彼女の言葉が入る。

「おじさん、背中洗ってあげるね?」
「・・・ああ、お願いしちゃおうかな?」

つい返事してしまうのが男の悲しい性だ。
いやいや、昔 こなた も俺の背中を流してくれたじゃないか。
彼女の感覚も、きっとそんな感じじゃないだろうか。
ボディタオルが俺の背中を擦る。

「おじさんの背中、広いね」
「そうかな?でも最近随分痩せちまったからなぁ」
「ううん、私、こんな背中大好きだよ!」
「・・・!!」
108名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:35:00 ID:9BYwrPV9
>>107
思いがけない感触が俺の背中に伝わる。
人の背中の感覚は、指先のそれと比べるとかなり鈍いという。
その背中でも感じられる、滑らかで暖かい肌と確かな2つの高まり・・・。
振り返って確認するまでもない。
彼女は俺の背中を今、彼女の身体で洗っている。
これって泡踊りじゃないか・・・。
彼女の大胆すぎる行動は、逆に俺を現実に引き戻した。

「ごめん、やめてくれるかな?つかさちゃん」
「え?なぁに?」
「やめて欲しいんだ」
「おじさん・・・」

彼女の身体が、俺から離れた。

「なぁ、つかさちゃん?君はまだ20歳の女の子だ。
 こんないい歳したおじさんを相手にしなくたっていいだろ?」
「・・・おじさんは、私はイヤなの?」
「い、いや、そんなことはないよ。
 ただ、こんなおじさん相手にしても後で後悔するだろうし」
「おじさん、自分のことそんな風に言わないでよ。」

背中越しに彼女は言葉を紡いだ。

「おじさんのこと、私昔から好きだったんだ」
「つかさちゃん・・・」
「私の家、女系家族っていうのかな?
 家族には男の人がお父さんしかいなくて、
 4人姉妹だから、ある意味お父さんとの距離ができちゃって。
 しかも男の人との接点が小さい頃から全然無かったの。
 そんなとき、こなちゃんと会っておじさんの話を聞いて、
 私羨ましかったんだ」
「・・・そうか。
 しかしな、つかさちゃんも今年で20歳だ。
 もうこんなおじさんじゃなくても、他に相手がいるだろ?
 つかさちゃんのことをほっとく男はいないよ。
 何も今さら俺に・・・」
「男ならいたよ、たくさん。色んな男に抱かれて来た。
 ううん、今も色んな男から抱かれてる。
 現実の私は、どうしようもなく汚れてるんだ」
「・・・」

俺は言葉を失っていた。
娘の友達の中でも一番可憐で幼い印象を与えていたつかさちゃんの口から
私は汚れている等という言葉が発せられるとは思いも寄らなかった。
109名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:37:24 ID:+6jtHJDU
>>102
なんという神出鬼没
結婚してくれ
110名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:43:43 ID:9BYwrPV9
>>108
俺は言葉を失っていた。
娘の友達の中でも一番可憐で幼い印象を与えていたつかさちゃんの口から
私は汚れている等という言葉が発せられるとは思いも寄らなかった。

「おじさん、こんな私じゃ、おじさんは駄目?
 こなちゃんの友達じゃなくて、1人の雌として私を見て欲しいの。
 私とせっくすして欲しいの」

振り返った俺の目に入ったのは俯き気味のつかさちゃんだった。
目に涙が滲んでいるのが前髪の間から覗いていた。

彼女のこの言動が演技なのか素なのか、俺には判断できなかった。
ただ、2年という時の中で彼女はうちの娘と違い、
色々な経験を積んで来たのだろうということは想像できた。
そして濡れた彼女の完璧な身体を真正面から見つめると、
もはや判断する必要も無い様に思えた。
・・・この子を抱けるなら、何を犠牲にしても構わない。
この瞬間、俺は落ちた。

「わかった。おじさんも、
 娘の友達の父親だとか小説家だとかいう立場は捨てて、
 1人の雄としてつかさちゃんを抱くよ。それでいいかい?」
「ありがとう、おじさん。
 ねぇ、私のことつかさって呼び捨てにしていいよ。
「そうか、つかさ。じゃあ俺のことも好きに呼んでくれ」
「わかった、じゃあ そうくん って呼ぶね」

そこまでのやりとりを終えると、俺とつかさは熱いキスを交わした。

『そうくん』か・・・。

脳裏に亡き妻の面影が浮かぶ。
アダルトゲームをしようが、風俗に行こうが、
俺の心は今日まで かなた に向いていた。
それが初めて、今、娘の友人を前に崩れようとしている。
いや、既に落とされていることを自覚している。
この先に待っているのは、どんな地獄か分からない。
しかし、もう後には引き返せなかった。
俺は つかさ と、先に進んで行くしかない。

上付きの彼女の割れ目に呑み込まれて行く俺自身を見つめながら、
俺は心の中でそう呟いていた。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:44:03 ID:9BYwrPV9
>>110
「そうくん、気持ちよかったよ。TNTN、すごくおっきくてよかった」
「そうかい、つかさ?そりゃよかったよ。
 よくソープ嬢からいやがられるんだよ」
「あ、そうそう、そうくん?
 加藤えみりのチケット手に入れるの大変だったんだよ。
 お年玉奮発してね」
「ああ、分かったよ」

俺と つかさ は居間で出前で取った寿司を食べている。
俺が頼んだことのない『特上』は つかさ のリクエストだった。
出費が多い年末年始にこんな寿司を取って、正直財布が痛い。
加藤えみりのイベントのチケットを1枚だけ用意したのも確信犯か。
お年玉、いくら払おうか。

ふと電話が鳴る。

『あ、お父さん?』
「おお、こなた か」
『あのね、これからメンバーでオールでカラオケになっちゃってさ』
「構わんぞ、怪我しないようにな」
『え?許してくれるの!?ありがとう!!お父さん』
「ゆっくりしていけよ」
『始発では帰るからね!!』

「ねぇ、こなちゃんから?」
「ああ、今夜はあいつは帰らないらしい。
 寿司も食べ終わったし、もう一戦交えるか、つかさ?」
「うん、そうくん!もう身体が疼いて来たよ」

俺は つかさ をこの手に抱きしめる。
彼女を抱けるなら、他に何を失っても構わない。
俺はふと目に入った俺と生前の かなた、まだ幼い こなた が写った写真を
前に倒して視界の外に出した。
今俺がやることは、目の前の若い身体を味わい尽くすことだけだ。

夜はゆっくりと更けて行く。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:46:32 ID:9BYwrPV9
以上!駄作っぷりに自分でうんざりするわ。
続編を考慮して作るとやっぱり駄目だね。
スレ汚しみたいになってごめんなさい。

アルバイトIIIとアルバイトIVを頑張って書いてるから、
何とぞよろしくお願いします。
あと忘れられてそうだけど かがみ が死んじゃった自殺SSの続きも・・・。
113名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:48:17 ID:L7BeKBJ0
エロの中に漂うやるせなさがたまりません
114名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 20:56:49 ID:+6jtHJDU
ビッチこなた氏ね
115名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 21:35:36 ID:8jmzu7zr
>>102
マジか〜 前半の部分も漫画で見たかったんだがなあ
116名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 21:47:51 ID:WrhKVzHR
>>100
実は、サイケデリックが題名というオチ。
分かりづらくてすいません。
117名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 21:56:06 ID:O2nm8uWY
>>116
了解!
保管しときます
118グエムル少佐:2008/05/23(金) 23:34:12 ID:dKhq9mYx
初めての投稿で至らない点が多々あると思いますが温かく見守って
やってください。

『 美少女の皮を被った悪魔 』

5月―そろそろセミの声が聞こえてくる季節だ。
そんな中、オタク少女泉こなたはネトゲに夢中になっていた。
ヴーヴー・・・・携帯のバイブレーションが鳴る。
「かがみんからだ。どうしたんだろ?」

from:かがみん
sub:non title
今から遊ばないか〜?
学校の近くの公園で待ってるぞ

「えー、今いい所なのになぁ・・・ボス倒さなきゃなのに・・・いつも誘いのメール来るけど暇なのかな?かがみんわ・・」
などと呟きながらメールの返信を忘れゲームに熱中しはじめた。
夜10時。
「ふぃ〜やっとこのエリアのボス全部倒せたよ・・・あれ?」
といって携帯に目をやると「Eメールあり5件」「着信5件」いずれもかがみからのものであった。
「しまった!忘れてた!」
時既に遅し時計は既に10時を回っている。
「今日は遅いから明日かがみんに謝ろう。」

――次の日
「あんた昨日どうして連絡くれなかったのよ!?」
「いやね、返信しようと思ってたんだけどボス狩りの最中だったからさ。ゴメンネかがみん」
「はぁ?ボスってあんたまたネトゲかい!いい加減卒業しなさいよ」
「なんだかんだいって心配してくれてるんだね、かがみんは。ツンデレだね〜」
「う、うるさい///」

教室に入るとつかさが無表情で私をみている。
(どうしたんだろ?)
「や、やっほーつかさ(=ω=.)ノ」
「・・・こなちゃん、昨日お姉ちゃんが何時間こなちゃんのこと待っていたか知ってる?」
「さ・・さぁ一時間くらい?」
「8時間だよ・・・」
「は、8時間!?またどうして・・」
「お姉ちゃんはね、こなちゃんがネトゲ廃人から抜け出せるようにいつも誘いのメールをしてるんだよ。」
(知らなかった・・・かがみんはこんなにも私のことを考えてくれているなんて・・・)
「そのお姉ちゃんの気持ちを踏みにじったこなちゃんは最低だね。これから私がお姉ちゃんの代わりにこなちゃんを踏みにじってあげるよフフフ」
「つ・・つかさ?」

かがみの代わりに・・・というのは口実で、つかさは単にこなたが気に入らなかった。

そしてこの日からつかさによる陰湿なイジメが始まった。
無視は当然。上履きを隠され、教科書は捨てられ体操服は燃やされた。
それでもこなたは自分のことを気にかけてくれているみゆきやかがみのことを想い、必死につらい現実に耐えた。
こなたはみゆきさんとかがみだけは自分の味方だと信じていた。
しかしその幻想を打ち破る出来事が起こることになろうとはこなたは思ってもいなかった。
119グエムル少佐:2008/05/23(金) 23:35:48 ID:dKhq9mYx
>>118
「おはよーみゆきさん。」
「・・・泉さん、もう金輪際私に話しかけないでください」
「みゆきさんまで・・また何の冗談?」
「冗談・・・?あなたは自分のしたことを覚えてないのですか?はやく死んでください。では」

そういうと足早にこなたの元を去っていった。

「ハハ。。。まいったねコリャ。みゆきさんにまで嫌われちゃったよ・・・」

こなたの元から去ったみゆきはつかさと話している。
私は耳を澄まして会話の内容を盗み聞いた。

「ゆきちゃんもこなちゃんが嫌いなんだね☆」
「こなちゃん?ああ、あのクソ虫のことですか。あんなクソ虫見てるだけで吐き気がします。」
(ひどいよ、みゆきさん・・・)
「でもどうして急に?昨日まではあんなに優しく接してあげてたじゃん。そのクソ虫にw」
「ええ昨日あの虫からメールが届いたんです。」
(え?私みゆきさんにメールなんてしたっけ?)

「内容は・・・

from:泉さん
sub:non title
ゆきちゃん、あなたはいつも私に優しく接してくれているけどそれは何故?
自分が私のような下級の人間に優しくすることで高貴な人間に見られたいから?
それとも私のことをかわいそうな人だと思っているから?
いずれにせよあなたのしていることは偽善です。
かわいそうなのはあなたの方です。
あなたは勉強ばかりで私の言っていることは何一つ理解できないと思いますがこれからは自重してください。」

メールの内容はプライドの高いみゆきを深く傷つけた。
しかしこなたはこのメールの内容を知らない。それもそのはず。これはつかさによる匿名メーラーを使った罠だったからだ。
匿名メールとは第三者が本人に成りすましメールを送れるという悪質なもの。度のすぎたイタズラにより逮捕者もでたくらいだ。
もちろんこのような悪質なメーラーがあることなどみゆきは知るはずもなかった。
そしてこのメールにより傷つけられた悲しみはすぐに怒りへと変わり、つかさによるこなたイジメに加わったのだ。

それからというもの昼休みになると毎日のように屋上に連れてかれ酷いイジメを受けた。
たばこで焼きをいれられたり柱に括り付けられサンドバックにされたり・・・・
ペチッ!パチン!パチッ!
「はぁはぁ・・・こなちゃんは殴られ上手だねぇ☆」
「本当ですね。では私も一発・・・」
ドスッ!!!
稲妻のようなパンチだった。つかさの腰の入ってないペチペチパンチに比べ、腰の入った体重の乗った重いパンチがこなたの腹部痛めつける。
「うぅ・・・やめて・・・やめてよ二人とも・・・・」
「黙ってください。クソ虫」
そういってこなたの言葉を遮ると鬼のようなパンチを見舞った。
ドスッ!・・・バキィッ!!ボスッ!!!
それはボクシングのコンビネーションだった。
「すごーい!ゆきちゃん、格闘技でもやってるの??」
「ええ、嗜む程度に。クソ虫がサンドバックになると聞いて元プロボクサーの方を雇って教えてもらいましたの。」
「へ〜すごいなぁ!ゆきちゃんは。徹底してるんだねっ!」
「ええ。何事も中途半端は嫌いですから。勉強もスポーツも・・・イジメも。」
「イジメってクソ虫を退治してるだけだよ私たち。表彰ものだよ☆」
「確かにそれはありますね」
「アハハ☆ばるさみこすぅ〜」
そういって二人は教室に帰って行った。
120グエムル少佐:2008/05/23(金) 23:37:10 ID:dKhq9mYx
>>119
一方みゆきのパンチを受けたこなたはぐったりしていた。
真っ白なお腹には紫色の痣が四つもできていた。
顔は殴られていない。顔に傷をつけるとイジメに敏感な黒井先生に気づかれるからだ。
「もう生きていたくない・・・・苦しいよ・・・」
口ではこういいつつもかがみの事を思い出すたび生きる希望が沸々と湧き上がる。
(そうだ・・かがみに相談してつかさを止めてもらおう!)
と思ったが、かがみを巻き込んでしまってはいけない。イジメの原因は自分にあるから。
結局、八方塞がりだった。

放課後のチャイムがなり下校時間になった。
つかさとみゆきが仲良く帰っている。
つい最近までは私も加わってオタトークを披露しながら下校してたんだけどね・・・
懐かしいなあの頃が。
しみじみと思い出にふけっていると後ろからかがみが
「オーッス、こなた!酷いじゃん。私を待ってくれたっていいのに!」
「あ、ごめんねかがみん」
「さっきから待ってって何回も言ってるのに無視するからさ・・・こなた歩くの速いよ」
「あ、ああ・・・考え事しててね。一緒に帰ろうか。かがみん」
「考え事?悩みでもあるの?私にいってみなよっ。出来ることなら力になるぞ!」
「ありがとう・・・かがみん。でも大丈夫これは私の問題だから・・・」
「そっか。ならいいんだけど。でも最近私のクラスに来ないよね。いつものオタトーク聞けないから寂しかったぞ」
「いつもはオタトークなんか聞きたくないっていってるのに・・・本当は聞きたかったんだね☆かがみんは本当にツンデ・・・」
「ええい!やかましいぃ////」
といってこなたの腹を肘で軽く小突いた。
「っっつ・・・イタタタタ・・・」
みゆきに殴られたときにできた痣に肘があたったのだ。
「え?そんなに痛かった?ごめんね?ちょっとお腹見せて・・」
「あ、なんでもないよ。。大丈夫だよ・・」
かがみはこなたの服を捲くると腹にできた四つの痣をみて目を丸くした。
「どうしたのよコレ・・・」
「あ、えと・・・階段で転んで・・・」
「嘘。階段で転んでもこんな所に四つも痣が出来るわけない。誰にやられたの」
「え、本当に階段で転んだんだよ!ホントだよっ」
「そう。・・・私に迷惑をかけたくないから、トラブルに巻き込みたくないから、そうやって私に隠してるんでしょ。」
「(かがみん・・・・)」
「私たち何年の付き合いだと思ってるの。目をみりゃ嘘かどうかなんてわかるわよっ。だいたい隠し事される事のほうが
トラブルに巻き込まれるより辛いわよ!私は。分かったら本当のことを言って」
「・・・あ、ありがとうかがみん。本当のことをいうよ・・・」
そしてこなたは今までつかさやみゆきから受けたイジメの一部始終を話した。
教科書や靴を隠されたこと、昼休みには毎日のように暴力を受けていたこと。
「みゆきとつかさが・・・そう・・・。ごめんね。こなた。」
「かがみんは悪くないよ!つ、つかさだってみゆきさんだって悪くないよ・・。悪いのは私だよ・・・」
「こなた、アンタ・・・」
そういってかがみはこなたを抱き寄せた。
「ごめんね、こなた。ごめんね、辛い思いさせちゃって・・気づいてあげられなくて・・・」
「ううん、大丈夫だよ。ありがとうかがみん。」
こなたはかがみの胸の中で涙を流した。

「じゃぁつかさには私の方からいっておくから元気だせよっ!こなた。」
「ありがとうかがみん・・また明日!」
二人とも笑顔で別れた。
何日ぶりだろう。久しぶりに笑ったよ。
そういやネトゲもしばらくしてないなぁ・・・・
今までコレのせいでかがみんは寂しい思いをしてたと思ったら、ネトゲなんか一生できないよ。
こなたはネトゲのクライアントをアンインストールしゴミ箱に移動し消去した。もちろんキャラデリもした。
「私はかがみんのおかげで更正できたよ・・」
と言って、つかさに注意してくれるであろうかがみに期待し、明日への希望を感じながら深い眠りに落ちた。
121グエムル少佐:2008/05/23(金) 23:38:35 ID:dKhq9mYx
>>120
一方、柊家では・・・

「なーに?お姉ちゃん話って。」
「こなたのことなんだけどさ・・・」
「こなちゃんがどうかしたの?」
「アンタ、しらばっくれてるんじゃないわよ!あんたのせいでこなたがどんなに辛い思いをしてるか分かってるの?!」
つかさは薄ら笑いを浮かべながら
「あんなクソ虫をどうしようと私の勝手じゃない。お姉ちゃんもこなちゃんにはたくさん迷惑かけられたでしょ?」
「そ、そりゃぁそうだけど・・・友達だもん、仕方ないじゃない。迷惑だってお互い様よ!」
「お姉ちゃんはそれでいいかもね。でも私は許さない。今まであんなクソ虫に見下されていたと思うと。。。」
「見下してなんてないじゃない。あんなに仲よかったのにどうして・・」
「スポーツ万能、成績私より上・・・それも一夜漬けで。私がどれだけがんばってもこなちゃんには適わない・・・それをアイツは・・・
いつもバカにするような目で私を見てた。見下していた!!」
「だからってイジメはよくないわよ!もうやめなさい!イジメなんて!分かったわね!オヤスミ!!」
「なにも知らないクセに・・・お姉ちゃんのばか・・・」

次の日こなたはつかさとみゆきに呼び出された。
「クソ虫。お姉ちゃんにベラベラと喋りやがって・・・」
みゆき「・・・・・・・」
(変わっていない・・何も・・・イジメは終わらないのかなトホホ・・・)
またもや屋上に連れて行かれる始末。
しかし今日はいつもと違う。
なぜなら屋上にはかがみがいたのだ。
「お、お姉ちゃん・・どうして。」
「かがみさん・・・」
かがみは二人を見つめると口を開いた。
「あんたたち・・・イジメなんかして楽しい?あんたらは屑よ。よってたかって」
つかさ&みゆき「・・・・・・・・」
「ほらこなたいつまでも泣くな!行くよ!」
というとかがみはこなたの手をとり屋上から去っていった。
あったかいな、かがみんの手は。。

屋上に取り残されたみゆきとつかさ・・・

「つかささん・・・」
「なぁに?みゆきちゃん。」
「薄々感じていたんですが・・あなたは私を利用していませんか?」
「ど、どうして??」
「この前泉さんから届いたメール、どう考えてもおかしいのです。」
「この前のメールって・・・ああ、偽善がどうこうってやつ?」
「ええ。どうも泉さんが打った文章に思えなくて。それに泉さんは私のことを“ゆきちゃん”なんて呼びませんし。
だからPCに詳しい人をお呼びしてメールの発信元を詳しく調べてもらったらあなたのアドレスが・・・」
「・・・・・・・」
「やはり犯人はあなただったのですね。失望しました。もうあなたとは絶交です。二度と話しかけないでください」
「そんなぁ待ってよ。ゆきちゃん!」
教室に向かおうとするみゆきの腕を掴むつかさ。
ドスッ!!
つかさの腹にみゆきのコブシがめり込む。
「ゆ・・・ゆぎぢゃぁん・・・うう・・・」
「・・・さわらないでください。それに、話しかけないでといいましたよね。では。」
つかさは腹部、特に内臓に走る激しい痛みに耐えながら
トイレへと向かった。
「おしっこが赤い・・・」
それもそのはず。みゆきによるパンチで肝臓が傷ついていたのだから。
「こなちゃん・・・こんなパンチを毎日・・・よく耐えたね。すごいな。。。」
などと呟きながら腹部に出来た紫色の痣をまじまじとみた。
122グエムル少佐:2008/05/23(金) 23:40:51 ID:dKhq9mYx
>>121
トイレからでたつかさは授業をさぼり一人で屋上へ向かい風を感じてた。
「ゆきちゃんにも嫌われたし・・・こなちゃんも裏切っちゃったし・・・私なんて生きてる価値ないよね」
つかさの頬には一筋の涙が流れた。
そしてつかさはフェンスを乗り越えた。
(死のう・・・)
そして飛び降りようとしたその時、、、
「つかさーーー!なにやってんの!!?」
「こ、こなちゃん!!!?」
「何があったのか知らないけど・・・ハァハァ・・・死んじゃだめだよっ。わたしも辛かったけど頑張っていきたんだよ。」
息があがるこなた。階段を全力で上ってきたのだろう。
「ありがとうこなちゃん。でもどうしてここが・・・?」
「教室にみゆきさんだけが帰ってきたからおかしいなと思っていたら、みゆきさんが私の方に近づいてきて今まで私にしたことを謝ってくれたんだ。。。
それでつかさと絶交したっていうのも聞いた。だから屋上で泣いているんじゃないかなぁと思ってさ。つかさって寂しがりやだから(=ω=.)」
「そうなんだ・・・ありがとう。ごめんね今まで酷いことして・・・」
「ううん、大丈夫だよ。私が悪いんだよ全部。ごめんね。だから死のうとしちゃだめだよ。」
こなたはフェンスをのぼりつかさのいるところまで近づいた。
「ほら一緒に教室へ戻ろうよつかさ。」
といってつかさに手を差し出した。
「・・・一緒に?」
「うん一緒に」
「残念だけど教室に戻るのは私だけだよ!アハハハハハ☆」
「え・・??」
つかさはこなたを思いっきり屋上から突き飛ばした。
地面に頭から落ちたこなた。青かった髪が真っ赤に染まる。。。
「私の演技にまんまと騙されちゃったね!バカなこなちゃん!まぁ本気で死のうとしたところを助けて貰ったからお礼に楽に死なせてあげたんだよ。」
こなたの死に様を見届けたつかさは屋上を後にし、教室に向かった。

教室では「クラスメイトが自殺した」などと大騒ぎになっている。
そしてその大騒ぎの中、つかさはみゆきを見つけ呼び出した。屋上へ・・・
「あなたですね・・・泉さんを自殺に追いやったのは・・・どうして!なにもここまでしなくても!!」
「私じゃない・・・私じゃないの・・・。ゆきちゃんに嫌われたことを話したらこなちゃんが、全部わたしの責任だから・・・
といって・・・止めたんだけどダメだった。。。」
「そうですか・・・ではつかささん私と一緒に警察へ行きましょう。二人で罪を償うのです。」
「ううん、だめだよ。私たち死刑なんて絶対ならないと思うし。。。それに懲役くらいじゃこなちゃんが味わった苦しみに比べたら
生温いと思う。だから・・・・私と一緒に死のう?ゆきちゃん」
みゆきは少し考えたがすぐに賛成した。
「そうですよね。痛みを分かちあうのが本当の友達ですものね。それに今まで泉さんにしてきたことを償うにはそれしかないですね」
そして二人はフェンスを乗り越えて飛び降りる準備をした。
「た、高いね。ゆきちゃん・・・」
「は、はい・・・でもこれも泉さんの受けた苦しみに比べたら。。。」
二人はスゥっと深呼吸をして目と目を合わせた。
「じゃぁ二人で・・・いっせーので!で飛び降りましょうか。」
「うん分かった。ゆきちゃん今までありがとう。そしてごめんなさい。」
「・・・もういいですよ。それよりつかささんにも良心的な心が残っていて私は嬉しいです。私こそ殴ってごめんなさい。」
「ではいきましょうか。いくでガンス!」
「フンガー」
つかさ&みゆき「いっせーのーーーーでっ!!」

123グエムル少佐:2008/05/23(金) 23:41:40 ID:dKhq9mYx
>>122
みゆきは勇気を振り絞って飛び降りた・・・しかし
つかさは飛び降りない。
落ちていくみゆきを笑いながらみている。
みゆきは迫りくる地面に恐怖したがそれよりもつかさに恐怖した・・・
(この悪魔め・・・・!!)

グシャッ・・・・

一日に女生徒が二人も死亡したというので生徒には3日間の傷心休暇が与えられた。

かがみはつかさを疑っていた。

それもそうだろう。イジメの主犯がのうのうと生きているのだ。
しかし警察は自殺ということで処理した。
当然だろう。殺人にしても証拠が何一つ浮かび上がらないのだから。


(お姉ちゃんが私を疑っている・・・どうにかしないと・・・)

「お姉ちゃん・・・」
「・・・・何よ。」
「私ね、こなちゃんとゆきちゃんに謝りたい。だからこの連休を利用して二人の両親に会いたいんだ。」
「・・・・そっか・・・じゃぁ私もついていってあげる。」
「ありがとうお姉ちゃん。まずゆきちゃん家にいくよ。」

駅に着いた。
みゆきの家に行くには電車に乗らないといけない。

「電車が通過します白線より前に出ないでください。電車が通過します白線より前に出ないでください。」
駅員がやかましく叫ぶ。

ドンッ・・・

かがみは何者かに背中を押され白線からはみ出し線路に放りだされた。

グチャ・・・キキィイイーーー!!!

電車は急停止したが紫のツインテールの女の子は既に絶命していた。
四肢が切断されて。

泉こなた、高良みゆき、柊かがみの3人を自殺と事故を装って殺害した凶悪犯、柊つかさ。
この世には可愛い顔の裏にはこの世のものではないような顔・・・悪魔のような顔をしている人間がいる。
あなたのすぐ側にも・・・・

 完
124ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/23(金) 23:44:57 ID:5B1edi2k
最後は殺人か・・・
つかさはあいかわらず黒い
125グエムル少佐:2008/05/23(金) 23:57:05 ID:dKhq9mYx
>>118
>>119
>>120
>>121 
>>122 
>>123
以上で終わりです。
よろしければ感想などをいただきたいです。
これからの参考にしたいので^^;;
126名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 23:58:16 ID:jqIT1Oh1
最近SS職人多くていいな >>123にはsageて欲しかったな
127名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:05:12 ID:dfKfZin0
絵師が少ないな・・・
大分はもう来ないかと思ったけど福岡とかは来ないのだろうか?
128名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:08:12 ID:IPLdZZst
>>125
sageろよボケ。
調子乗って感想求めてんじゃねーよ。
つまんねーんだよ。カス
129名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:09:16 ID:8UFs+3Jw
昔の流れを思い出した。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:17:45 ID:2WYNq09J
>>127
うむ、ただ単にネタ切れ
131名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:18:18 ID:dfKfZin0
グエムルって何だよ?きめぇww
中学生はとっとと寝ろよww
132名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:20:56 ID:IPLdZZst
グエムルww
133名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:21:35 ID:cpEZ02Ge
そこにきて少佐だそうだよw
少佐w
134名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:25:57 ID:dfKfZin0
お漏らし中尉のパクリだな
135名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:27:11 ID:RTUAZKYQ
童 帝 【36歳以上】
総 統 【35歳】
元 帥 【34歳】
大 将 【33歳】
中 将 【32歳】
少 将 【31歳】
大 佐 【30歳】
中 佐 【29歳】
少 佐 【28歳】
大 尉 【27歳】
中 尉 【26歳】
少 尉 【25歳】
准 尉 【24歳】
曹 長 【23歳】
軍 曹 【22歳】
伍 長 【21歳】
上等兵【20歳】
一等兵【19歳】
二等兵【18歳】

これを参考にしてんだろ
136名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:30:23 ID:Mzfhmy1P
次は大将が現れるんですよね、わかります
137ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 00:33:15 ID:mQ1BnXUq
ちなみに二等兵以下は?
高校生でまだ15歳だ
それだと少年兵か?
138名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:42:54 ID:IPLdZZst
じゃあ俺は童帝だな。
吊ってくる
139名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 00:57:39 ID:gpfZuAFp
139なら絵師全滅
140名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:00:18 ID:AFkPkhE5
>>125
最初の数行は期待したけど、展開の早さに落胆。
ネタも昔の作品の良いとこど取りで新鮮さが無い。

とりあえず次回作に期待はしとく。
141ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 01:03:32 ID:mQ1BnXUq
俺の質問はスルー
まあ、元々嫌われてるから仕方ない

142名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:04:55 ID:YP4WWMoo
>>118-123
それぞれのキャラの性格が自殺スレ的に王道っぽいw
なんだか初心に帰った気がしましたw

つかさは本当に黒いな
143名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:09:47 ID:03MyN/T6
個人的にはつかさも逝ってくれるとよかった
144名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:11:33 ID:IPLdZZst
>>141
よくわかってんじゃねーかw 吊ってこい。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:14:56 ID:cpEZ02Ge
>>144
触れるなよ池沼
146ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 01:18:32 ID:mQ1BnXUq
>>144
俺は吊れる人間だと思うか?
俺はできない
すまん
147名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:31:34 ID:IPLdZZst
池沼w
久しぶりに聞いたな。
2chなんて久しぶりだから・・・
148ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 01:39:49 ID:mQ1BnXUq
池沼?
本名ではないな
ニックネーム使ってるのか?(勝手に飛ばしてもいいが・・・)
149名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:43:07 ID:cpEZ02Ge
>>147
人にはsageろよカスとか言っておいてお前みたいなカスがカスを相手にするから
カスが付け上がってレスを求め始めたじゃねぇか
ちっとは空気読めよカス
お前が吊って来い
150名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:53:06 ID:IPLdZZst
>>149
カスの相手するカス・・・
お前も人の事は言えないぞ? お前が吊ったら吊ってやるよw
151ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 01:54:55 ID:mQ1BnXUq
ありがとよ
安心して見守ることができる
俺は口出さないから喧嘩していいよ
152名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 01:55:32 ID:IPLdZZst
気持ちええなあ
153名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 02:02:59 ID:cpEZ02Ge
ニコ動のせいでリア厨増えたなぁ
154名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 02:05:58 ID:sIIGEaZK
それは大昔から言われてることじゃないか
155名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 02:45:23 ID:0g0Nw0LD
こなたの誕生日続きです(食事中危険)
http://uproda11.2ch-library.com/src/1189221.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1189222.png
http://uproda11.2ch-library.com/src/1189223.png

ご食事中の方は食べ終わってから、もしくは
この曲でも聞きながら食べ物が胃からなくなるのをお待ちください

「イッツ、嘔吐マーティック♪」
156名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 02:53:08 ID:r10vGJde
157名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 02:55:13 ID:jIAX3xsq
>>155
ぎゃああああ
158ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 02:57:20 ID:mQ1BnXUq
>>155
続き書いてくれ
こなたは自殺するのか?
159名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 02:57:32 ID:0g0Nw0LD
>>156
ついさっき見た
160名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 02:59:29 ID:RTUAZKYQ
>>155
ごめん本当にやばい
これはこなたじゃなくても自殺する
狂うよ、発狂する確実に
あんたてんさいだyオエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ
161ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 03:16:30 ID:mQ1BnXUq
俺以外の人が正常じゃなくなってきた
俺はまだ正常だ
162名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 03:30:50 ID:bJaKp2L9
才能の無駄遣いw
163お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:39:50 ID:QlhzIDB5
性描写あり

【過去】

高校一年、時が経つのは早い・・・・そう思った

私の得意な体育の授業
額から汗を流して心地良い風に晒されながら
スタートラインに立つ私はピストルの音と共に大地を蹴った

「こなちゃん、早いんだね〜♪」
「・・・・・」

ストップウォッチを片手に和んだ笑みをこちらに向ける友人に
私は言葉を返せない
運動御地の彼女からすれば、私のタイムは至高のものなのだろう
だけど、そんな賛美の言葉も砂埃に消える

「なんで部活に入らないの?」
「・・・・・・・・」

私はどんな顔をしているのだろうか、無表情?無関心?

「・・・ゴールデンタイムのアニメ・・・見れなくなるから・・・・」

必死にひねり出した無邪気な理由・・・・
彼女の笑顔は・・・私の心の内側に気付く様子は微塵も感じさせない

「もったいないね・・・・」


・・・・・
164お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:40:15 ID:QlhzIDB5
『もったいないね、こんなに可愛いのに♪』

男の声だ・・・
フラッシュバック、とでも言うのだろうか?
中学の頃の私は校庭で、砂だらけの身体をよじっている
手足には縛られた後の生々しい縄跡

安全ロープの目は思ったよりも痛い
無機質なプラスチックが肌で擦れると、まるで火傷の様な傷を残した

「泉・・・・」

目の前に立つのは数人の男子・・・
私と同じ、陸上部の男子が数人だ

その中には親友だと思っていたあの子も立っていた

「あんたさ〜、ちょっと足が速いからって調子に乗ってるんじゃない?」

聞きなれた彼女の声が鼓膜を揺らす
彼女は私を陸上部に誘ってくれた張本人だった
それは純粋に友達としてだったのだと信じたいが、
この状況ではそれも無理・・・・

「むかつくんだよね〜、そういうの・・・ねえ、・・どうなのよ!」

ガス!

小さな靴跡が私のお腹に残る
胃液の味は苦く、口の中の血とあいまって私の唾を異様な色に染め上げる

「なあ、もう良いだろ?な?早いとこ犯っちまおうって!」
「早く早く!俺もう我慢できないよ!」
165お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:40:35 ID:QlhzIDB5
「ふふふ、これであんたも只のオモチャね♪」

そう呟いた彼女の笑顔は・・・禍々しくも穏やかだった・・・・

・・・・・・・・・・・・

「げええええええええ!うええ!!」

「こなちゃ・・・こなちゃん!?」

こみ上げる胃液がグラウンドを汚す
目前で前がして・・・・視界にノイズが走った
ばらつく画面に映るのは心配そうなつかさの顔
大丈夫・・・大丈夫・・・

「・・・・だ、大丈夫・・・・いつもの・・事だから・・・」

私は気を失った・・・・


・・・
166お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:41:28 ID:QlhzIDB5
保健室で目を覚ました私は見慣れない真っ白な天井を眺めている
どうにもならない時、私はよく保健室に逃げ込んでいた

「こなた・・・」
「・・・・?」

傍らにはツインテールの少女
気丈そうなその瞳が私の心を優しく包む

「かがみ・・・」
「あんた・・いきなり倒れたんだって?」

「・・・・」
「つかさから聞いてびっくりしたわよ・・・・どっか悪いの?」

「・・・・ん、なんでもないよ・・・」

高校に入って忘れたはずの記憶
忘れたかったあの頃の映像が私の身体を引き裂いた
そんな事、この娘には理解できないだろう

「・・・・まあ、大丈夫なら・・いいけど・・」
「うん、大丈夫・・・・」

「じゃあ、私戻るけど、何かあったらすぐに言うのよ?」
「・・・ありがとう・・・」

私の為に授業を飛び出してまで看病してくれる彼女
大好きな親友だ

「大人しくしてなさいよ?」

彼女はそういい残してこの部屋から姿を消した


・・・・・・・・
167お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:41:52 ID:QlhzIDB5
私は真っ黒にすすけた天井を見上げていた

「おとなしくしろって!」

男が身体を動かしながら私の足を強引に広げる
数人の男が私の身体を貪り、陵辱を重ねる

「ん!ぐうう!」

すでに男性自身によって塞がれた私の唇からは嗚咽と唾液が流れ出す

「おお〜、こんなに気持ちいのか〜♪」
「な!な!スッゲーだろ!?」
「ああ〜この口がたまんねー・・・」

汚いマットの上で涙と鼻水にまみれた私は必死に抵抗を試みた
赤い血が滲む下半身には容赦なく単調なリズムで狂喜が注がれる

「おい、もっと気持ち良い顔しろよ!」
「おいおい、早く変われって・・」
「ああ、いきそ!!」

「うわ!こいつ、また漏らしやがった!」
「いいじゃんいいじゃん♪」
「構わねえで犯っちまえって!」

これで何度目だろうか?
私はあの日以来、男子たちのオモチャになってしまった

「泉!こっち見ろって、ばっちり撮ってるんだからさあ〜」

ハンディーカムの画像に映る私はどんな顔をしているんだろうか?
きっと最悪の表情をしているの違いない・・・・

幾度と無く汚される私の表情は、この無機質な機械のメモリーに刻印されていく
168お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:42:22 ID:QlhzIDB5
「・・・・・・」


身体に纏わりつく大量の汚液が異臭を放つ
既に私の身体は男たちの欲望に余す事無く蝕まれている

「ふ〜・・・泉、また明日な♪」

ハンディーを鞄に入れた男は衣類を剥ぎ取られたままの私をおいて
この部屋から消えた

私は・・・真っ黒なすすけた天井を眺めたまま静かに呼吸を繰り返す

笑顔で帰らなければ・・・・・お父さんが悲しむ・・・


・・・・・・・・・・
169お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:42:41 ID:QlhzIDB5
うっすらと赤い天井が私の視界を占領している
どうやら夕方になってしまったらしい・・・・

気だるい身体を引きずって、私は教室に鞄を取りに行く

誰もいないはずの教室には、一人の少女が陣取っている

「あ、泉さん・・・大丈夫なんですか?」
「・・・みゆきさん・・・」

彼女が手に持っているのは私の鞄

「これから保健室に伺おうかと思ってたんですよ・・・お加減は?」
「うん、・・もう大丈夫・・・かな?」

「そうですか?どうも顔色が優れないようですが・・・」
「・・・えへへ・・・」

私は無理に笑ってみせる
感情の無い笑顔は彼女の質問を黙殺した

「・・・あまり、無理をなさらないようにしてくださいね?」
「うん、大丈夫・・」

私は辺りを見回した・・・
誰もいない教室の黒板には、当番の名前が書いてあるだけ
机は綺麗に配列されていて生活の匂いがした

「かがみさんとつかささんは用事があるそうでして・・」
「・・・・・」

「泉さんが起きたら『また明日ね』と伝えてほしいと・・・・」
「そうなんだ・・・・」
170お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:44:12 ID:QlhzIDB5
彼女は優等生で品行法制
今の私の感情がどんなものであるのかを、少しだが感じているのだろう
とても深刻な表情をしている

「みゆきさん・・・・」
「はい・・」

「私、先生の所に行って来るから先に帰ってて・・」
「・・はい・・あの、でも・・」

「お願い・・・・」
「・・解りました・・・・・」

しぶしぶ頷く彼女もこの空気から解放される安堵感を多少なりとも感じたと思う
それで良かった
彼女達には何も悟られたくない・・・・

「・・・では、また明日・・・」
「うん、また明日ね・・・」

誰もいなくなった教室・・・・
私は自分の椅子に腰掛けて、机の上の鞄を眺める


・・・・・・・・・・・
171お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:44:34 ID:QlhzIDB5
鞄を手に取って立ち上がる私の手を何者かが掴んだ

「おい、泉・・・」
「・・・・」

振り返った私は・・・この男を知っている

「ちょっと付き合えよ・・便所までさ♪」
「・・うん・・白石君・・・」

いつも連れて行かれる散会の男子便所・・・
ここは理科室のすぐ隣で放課後は誰もいない

個室の中の私はスカートを手繰り挙げて下着を下ろしたまま
壁に手を付いている
白石が私のお尻に爪あとが残るほど掴み、嘗め回すように身体を密着させてくる

すでに私は彼の幾度と無く仕置きを受けている

「どうだ?嬉しいかよ?」
「・・・はい・」

壁のタイルは四角く、薄緑色に光っている
蛍光灯が作り出す光によって、私の顔がぼやけて見えた
涙も枯れて、服従の挨拶も覚えたし
今では慣れた手つきを褒められる

「お・・おお・・・・泉・・・いいなあ・・お前・・・ああ・・」
「・・・・・・」

「おい・・何とか言えよ・・・ほら!」
「気持ち良い・・です・・」
172お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:45:20 ID:QlhzIDB5
髪を掴まれたまま何度も何度も振動が身体を振るわせる・・・・・
でも・・数分我慢すればそれも終わるのだ

「あ〜スッキリした・・お前もだろ?」
「はい・有難うございました・・・」

私はべとべとする下半身をティッシュで拭い終えると
彼のアレを丁寧に舌で綺麗にし終えた後、お決まりの格好で恭しくお礼を言う

やはり一人で取り残されるこの空間も今では一日の地獄の終劇を感じる安息の地だ
遠ざかる足跡を聞いた後で
私は嗚咽を挙げながら、胃液と涙でタイルを染めた

真っ暗な廊下からはもう足跡などしない
校庭からは・・・元気な生徒たちの声が聞こえてきた


・・・・・・
173お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:46:33 ID:QlhzIDB5
大空は真っ暗・・・星は輝きながら私をせせら笑っている
昼間は太陽が照りつけるこの屋上も静寂を守っており
校庭には数人の生徒がはしゃぐ影・・・・

楽しい高校生活だった筈の今も
あの男の影に怯えて
あの頃の私の記憶に掻き消される

何も変わらない現状は、きっと私の未来を消さない限り
変わらないだろう

学校を紅く染めるのは過去への復讐

最後の言葉も残さない
友達なんて要らない
私は一人で私を殺す

冷たい夜風を受けながら、私は・・・・・・・

今を終えた


END
174お漏らし中尉:2008/05/24(土) 03:48:57 ID:QlhzIDB5
ん〜最近のSS職人さん方が上手くって・・・

なんかアイデア浮かばねっす

なんでバッドエンドどころかストーリーまんまバッドです
不快に感じた方は お漏らし中尉 をあぼーんして下さい

我ながら最低な内容でしたw
175ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 03:49:21 ID:mQ1BnXUq
さびしくね?
最後は孤独で終わってる
助ければいいエンディンクなのに・・・
ああ〜新しいスレ立てたくなったよ
176ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 03:55:34 ID:mQ1BnXUq
もうすぐ夜明けだ
もうそろそろ仮眠しないと・・・
177名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 04:02:52 ID:lxw3tWyY
>>174
このスレらしい作品で良かったですよ
過去に陵辱されていたから
初期の頃のこなたはクールというか無愛想だったのか
178名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 05:34:33 ID:IPLdZZst
小説にして売ってしまえばいいだ。
179名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 05:59:37 ID:90UTp04C
>>174
もう何年も元気がなかった息子が元気になりました
180名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 06:31:08 ID:0hfI5/JH
>>155
せめて全部出してあげてくれwwwwwww
181名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 07:01:56 ID:7cjtd4W5
>>125
いや…。出来以前にこなた自殺してなくね?
>>126
最近増えたのか、前から名無しで書いてる人がハッスルしてるのか、
判別しかねる俺がいる。
182名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:18:21 ID:Xv2oRiJo
つかさいじめ+変なオリキャラ注意


こなた「あ〜〜〜宿題してないや!かがみん見せて〜〜〜」
かがみ「あんたはまた!全然する気ないでしょ!」
こなた「昨日、凄かったんだよ!レアアイテム拾っちゃてさ!
    それで朝までネトゲコースってわけ」
かがみ「わけじゃないわよ!本当、あんたは・・・ところで
    つかさも昨日宿題やってた素振りなかったけど、してるの?」
つかさ「わ、私もしてないや、あはははは・・・」
こなた「仲間〜♪つかさも仲間〜♪」
かがみ「まったく二人して・・・みゆきを見習いなさい、みゆきを!」
こなた「みゆきさんと比べないでよ〜わたしゃ、拗ねちゃうよ」
みゆき「まぁ私はしてきてますが、もしよろしければ泉さん、写されますか?」
こなた「さっすが〜みゆきさん!話が早いや!何処かの誰かとは違って・・・」
かがみ「うっるさいわね!・・・じゃあクラスに行ってノート取って来る」
こなた「もういいですよ〜だ」
かがみ「あんたのじゃないわよ!つかさの分よ!つかさの!」
つかさ「あ・・ありがと。お姉ちゃん」

1時間目のチャイムが鳴る。
つかさの机には2冊のノート。
かがみのノート。そしてこなたのノート。
かがみのノートを見て、こなたのノートに写すつかさ。
つかさ(こなちゃんの字で書かなきゃね・・・またぶたれちゃうからね)
後ろの席のこなたが先生の目を盗んで、つかさの頭をこつく。
コツン!
183名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:18:51 ID:Xv2oRiJo
こなた「まだ?ねぇまだ?」
つかさ「ご、ごめんねこなちゃん、もう少しまって・・」
こなたは舌打ちをし、隣の席のみゆきとこそこそ話をする。

こなた「ほんと、愚図だよね、つかさって」
みゆき「確かにそれはありますね」
こなた「かがみんと双子とは思えないや。」

今度はつかさの背中を殴るこなた。
つかさ「い、痛いよ、こなちゃん、あはは・・・」
こなた「つかさに捨て子説発生だよ、あっは♪」
つかさ「じょ、冗談きついんだから・・・あはは・・・」
こなた「何笑ってんだよ?早くしろよ」
つかさ「う、うん・・」

1時間目の休み時間。
つかさ「出来たよ、こなちゃん」
こなたはつかさを睨むとノートをひったくる。
無言でノートを見るこなた。
こなた「やり直し」
つかさ「えっ・・・」
こなた「やり直し」
つかさにノートをぶつける。床に転がるノート。
つかさ「い、痛いな〜あは・・」
184名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:19:21 ID:Xv2oRiJo
その時教室の扉がガラリと開いてかがみが入ってくる。

かがみ「つかさ〜写し終わった?次の授業でいるんだよね。返してくれない?」
つかさ「お、お姉ちゃん、ごめんね・・・まだ出来てないんだ」
かがみ「まだって。さっきの時間何してたのよ」
こなた「かがみん〜〜私は終わったよ〜〜〜」
と言ってさっきつかさに投げつけたノートを得意げにかがみに見せるこなた。
かがみ「わかったから!ほら、こなたも出来てるじゃない!」
つかさ「ね、寝てしまって・・あはは・・」
力無く笑うつかさ。
かがみ「寝てたって・・・まぁノートは返して貰わないと・・」
こなた「つかさ〜〜♪私が見せてあげるよ〜♪」
かがみ「得意げにゆうなって言いたい所だけど、頼むわ、こなた」
こなた「まっかせなさい!」
つかさ「こなちゃん、あ、ありがとう」

かがみが教室を出たのを確認するこなた。
こなた「誰が見せるか、バーカ」
つかさ「・・・・・」


結局その日宿題をできなかったつかさ。
授業中に自力でする手もあったが、ノートをこなたに取られている状況では
それも敵わぬ夢だった。

185名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:19:50 ID:Xv2oRiJo
つかさがこなたとみゆきにいじめを受ける用になって半月。
はっきりした原因は何かはわからない

つかさ(どうしてかな?私なにかしたのかな?それともこんな
    にぶちんな所が二人には気にいらないのかな・・?)

かがみがいる前では二人とも以前の様に振舞ってるが
3人になるとつかさの事をいじめだす。
身体をこついたり、つかさの事を馬鹿にしたり。

つかさ(お姉ちゃんには余計な心配かけたくないしね・・・
    こなちゃんとお姉ちゃんは仲いいし・・・私がさ・・
    私が・・・我慢すればいいんだからね・・・)


その夜、こなたとみゆきの電話。
こなた「本当馬鹿をおちょくるのは楽しいよね♪」
みゆき「あの方を見てると優越感に浸れるんですよね、私は私に
    生まれてきてよかった、みたいなですね」
こなた「あっはあっは♪確かに〜〜〜♪」
みゆき「でもやり過ぎはいけませんけどね。かがみさんにばれても
    いけませんし、クラスの人に感づかれても内申とかに響きますからね
    最近の泉さんを見てると少々エスカレートしてる気がします」
こなた「そかなぁ?気を付けるよ〜♪いじめはあくまで陰湿にだよね♪あっは♪」

それでは失礼しますと電話が終わる。
こなたは携帯をベットの上にポンっと放り投げ、先ほどの会話を思い出す。
186名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:20:18 ID:Xv2oRiJo
こなた(なにさあの眼鏡、優等生ぶっちゃてさ。私は内申とか関係ないしね。
    声優になるんだも〜ん♪)
こなた「ご主人様ぁ♪おかえりなさぁいまぁせ〜〜♪」
こなた「うん!相変わらずすばらしい声だよ☆私ってば天才!」

こなた(あ〜〜〜何かないかな〜〜〜もっといじめたいよ!)

悶々とした気持ちを抱えながら眠りに付くこなた

次の日
こなた「おっはよ〜〜〜かがみん!つかさ!」
かがみ「おーーーす、相変わらず元気だな」
つかさ「おはよ・・こなちゃん・・」
こなた「うんうん?なんか元気ないね、つかさ、どっかしたの〜〜??」
白々しくつかさの顔を覗きこむこなた。
かがみ「そうなのよ、最近、家でも元気がないんだよね。なんかあったの?
    って聞いても何も言わないし、あんたなんかしらない?」
つかさ「お、お姉ちゃん。私は元気だよ!バルサミコス〜♪」
かがみ「なんか無理してるっていうかさ・・・なんかあったらいいなよ?
    私はあんたのお姉ちゃんなんだから」
こなた「そだよぉ〜つかさ!友達を頼りなさいよ!あっは♪」

これほど軽い友達という言葉もないだろう。
今のつかさには友達などいないのだから。

つかさ「うん!なんかあったら言うよ!」
187名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:21:51 ID:Xv2oRiJo
学校に着き、かがみと別れるとこなたはつかさのお腹を殴る。

こなた「ねぇ・・家でどんな態度取ってるのよ・・・まさか相談しようなんて
    馬鹿な事考えてるんじゃないよね」
つかさ「そ、そんな事・・・」
お腹をまた殴る
こなた「じゃあ怪しまれる様な態度とんなよっ!ばるさみこす?
    馬鹿じゃねぇの?」
つかさ「ご、ごめんって・・えぐっ・・」
こなた「何泣いてるの?馬鹿の上に泣き虫って人生終わってね?」
そういうとつかさの髪をつかんでひっぱる。
つかさ「えぐ・・痛い・・・」
こなた「坊主にしたいなぁあ〜まぁ無理だけど。坊主にしてさ、裸にひんむいて
    駅前にでも放置してさぁ、あっは♪あっは♪想像だけはしてるんだけどね〜
    あっは♪あっは♪」
つかさ「えぐえぐ・・・え〜ん」
本格的に泣き出してしまったつかさ。

こなた(泣き出したよ。誰かに見つかるとやっかいだな)

こなた「嘘嘘。嘘だよ、つかさ♪冗談だよ〜〜♪」
つかさ「え〜〜〜ん」
こなた(あ〜〜〜〜もうっ!イライラするなぁあああああ)

こなた「早く泣きやめよぉ!」
といいながらつかさのモミ上げのあたりを殴る。
殴っても目立たない場所だ。

???「ちょっと!何してるのよ!」
こなたは声をした方を見る。あれは・・・同じクラスの岡林さん・・

プライドが高く、なんでも自分の思いどうりにいかないと気が済まないタイプ。
揉め事にクビを突っ込むのが大好きな熱血漢。

こなたは岡林の事が嫌いだった。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:22:22 ID:Xv2oRiJo
岡林「泉さん!柊さん、泣いてるじゃないの!」
つかさは顔をふせている。
こなた「うん、これは、まぁ、その・・・」
つかさが泣いている事実がある以上、ごまかす事もできない。
岡林「さっき殴ったでしょ!見てたんだから!」
こなた「殴ってはいない・・・」
岡林「とにかく!私は許さないよ!」
こなた「えっと・・・」

岡林は鼻息荒く、みんなにいいつけてやる、とかいいながら
その場から消えた。

こなた(まずいまずいまずい・・・)
こなた「笑え!」
つかさ「えっ・・・」
こなた「今すぐ笑え!愚図!」
つかさ「あはは・・・」
こなた「満面の笑みを浮かべろ、早く!早く!」

教室、岡林がクラスの皆に先ほどあった事を力説している。
岡林「それで、殴ったんだよ!泉さんが!」
生徒「え〜〜〜二人共仲いいじゃん?信じられないな〜」
岡林「ほんとだよ!今にわかるから」
みゆき「私も信じられませんね。お二人はお友達なんですから」
岡林「高良さんは二人と仲いいから信じられないかもしれないけど
   あれは、大分前からやってる感じだったよ!」
みゆき(ちっ・・・面倒な事になりましたね・・・)
189名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:22:49 ID:Xv2oRiJo
その時、がららと教室のドアが開く。
教室中の視線が二人に注がれる。
岡林「ほら・・・ってあれ・・・・?」

つかさ「あはは〜こなちゃん♪もういいよ♪」
こなた「つかさ、ゴメンね〜でもつかさも怖がりすぎだよw」
つかさ「ひどいよ〜〜いきなり驚かしたのはこなちゃんでしょ」

岡林「ちょ、ちょとどういう事よ!」
こなた「あっ岡林さん、先ほどぶり〜〜なんか誤解してたみたいだけど
    つかさが泣いてたのは、私が驚かしちゃったからなんだよ〜
    勘違いさしてごめんね〜〜♪」

生徒「ちょっとどうゆう事?」
岡林「え、えっと・・・殴ってたじゃん!」
生徒「驚かしてただけって言ってるけど?」
生徒「見間違えじゃね?」
みゆき「そういう事でしたか・・・泉さんがつかささんをいじめるなんて
    事は絶対ないと思っていましたが、岡林さんの勘違いのようですね」
生徒「そうみたいね〜」
一気に自分達の会話に戻る生徒達。
岡林「わ、私は・・・」
生徒「いいから、いいから、もういいから」

こなた(岡林の真っ赤な顔wwざまぁみろだよww)

みゆきがこなたに耳打ちする
みゆき「泉さん、やり過ぎはいけませんよ・・・?」
こなた「わかってるよ」
190名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:23:29 ID:Xv2oRiJo
これから数日間、こなたはいじめを自粛した。
こなた(今、変に動いたらばれちゃうしね。あ〜つまんないの〜)
こなた(なんかおもしろい事ないかな)

授業などそっちのけで妄想に没頭するこなた。
その時携帯がぶるると震えた。

こなた(うん、メールかな?こんなメールアドレス知らないな)

メールを開く。内容を読んでニヤッとほくそ笑む。

こなた(これは不特定多数に送ってるメールだね、女子高生の子、デートしませんか?
    か・・・いい事おもいついたよ♪)
こなた(謝礼くれますか?と・・・)
こなた(ふむふむ・・・5万か・・・もう少し欲しいな・・・)
こなた(10万まで値上げてやったよ♪これで好きなグッズ買えるww)
こなた(後は適当にメールしとくか。楽しくなりそ、あっは♪)

こなた(後はつかさを寄こすだけ・・ぐふ♪ぐふふ・・・♪)

こなた「ねぇつかさ、今日ちょっと空いてる?付き合って欲しいんだけど」
つかさ「えっ・・なんか用かな・・・?」
こなた「ちょっとね♪まぁあんたに拒否権はないんだけどね」
つかさ「う、うん、わかったよ」
つかさ(最近いじめられてないし、大丈夫だよね・・・?)

二人で街を歩いているとこなたが切り出した。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:24:02 ID:Xv2oRiJo
こなた「あんたさ、今日デートしてもらうから」
つかさ「デート?こなちゃんと?」
こなた「それ本気で言ってる?虫唾、走るんだけど?」
つかさ「ご、ごめん・・・」
こなた「じゃあこれ私の携帯!」
と言って携帯をつかさに押し付けるこなた
つかさ「えっ、えっ、どうすればいいの・・・」
こなた「その携帯に男から電話があると思うから、その男とデートすればいいんだよ」
つかさ「男の人とデートだなんて、そんなのできないよ」
こなた「お願い!私さ・・・」
こなたは今までになく神妙な顔をする。
こなた「つかさがデートしてくれたら、前みたいに友達に戻れるような気がしてるんだ」

この時点で言ってる事がおかしいのだが、つかさは純粋すぎた。
人を疑う事を知らない、お人好し。悪くいえば馬鹿というんだろうか

つかさ「ほ、本当?デートって何すればいいのかな!」
こなた「適当に御飯食べたりするだけだと思うよ」
つかさ「私、頑張るよ!御飯を食べるのは得意だからね!あはは〜♪」

こなたはつかさの満面の笑顔を見ながら思う。
こなた(御飯だけで済むわけねぇだろ、ばーか)
こなた(もうメールで約束してるしね♪)
こなた(つかさの処女を献上する私って悪い子かな?)
こなた(頑張ってね〜つかさ)

つかさは友達〜友達〜と舞い上がってる。
こなたはつかさから携帯を借りると終わったら電話してねと言った。

つかさ「じゃあ頑張ってくるよ、こなちゃん!」
192名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:24:33 ID:Xv2oRiJo
つかさ(あ、あの人だね・・おじさん・・)
つかさ(御飯おいしいよ〜おじさんもいい人だし)
つかさ(お酒って初めて飲んだよ、断れない私・・・)
つかさ(頭がぼーっとしてきたよ・・・)
つかさ(なんだろう?ピカピカ光ってる・・・お城かな?)
つかさ(お姫様〜私はお姫様〜)
つかさ(ここ入るみたいだね、わくわくするよ♪)
つかさ(えっ・・・何・・・?約束・・・?)
つかさ(ちょ・・・やめ・・・)
つかさ(お、ねえちゃん!たすけ・・・)
つかさ(あはは・・・痛いよ・・・)
つかさ(えぐ・・・こなちゃんのうそつき・・・)
つかさ(お金・・そうか・・・あはは・・私って馬鹿だね・・・)
つかさ(なきたくなるぐらいばかだよわたしってば)


男と別れてこなたに電話をするつかさ
こなたは一方的に場所、近所の公園を指定すると電話を切った。

つかさ(友達に戻る、か・・あはは・・・)
193名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:25:00 ID:Xv2oRiJo
こなたはつかさの姿を確認するとお疲れ様と左手を差し出す。
こなた「お金、貰ったでしょ、早く」
つかさにはそのこなたの態度、身体の心配よりお金を要求するその態度が
つかさに残っていたこなたを信じる気持ちを粉々に打ち砕いた

つかさは無言でお金を放り投げ、携帯をこなたにぶつける
こなた「ちょ、何すんのさ!」
つかさはこなたの右頬をビンタする。目には大粒の涙
こなた「いってぇな〜何すんだよぉ!」
つかさ「・・・そつき・・・嘘つき!こなちゃんは最初から知ってたんでしょ!
    それなのに・・・」
こなた「へぇ〜やったんだ?気持ちよかった?あっは♪」
つかさはこなたに掴みかかる。だが格闘技経験者のこなたには勝てる筈もなく
馬乗りの体勢にされてしまう。
こなた「ねぇ・・・私は感謝されてもいいぐらいだよ。どうせあんたなんか
    彼氏なんかできないんだしねぇ♪あっはあっは♪」
つかさの顔に唾を吐きかけるこなた。
こなた「お〜お〜お〜悔しそうな顔しちゃって♪殴ってみろよ」
手を太ももで固定されている状況では殴る事もできない

こなた「私はさぁ〜最初からあんたの事が嫌いだったの。なんかさ
    かがみの金魚の糞っていうかさ、馬鹿でどじでまぬけな
    あんたとかがみが血の繋がった兄弟だっていう事実だけで
    いらいらすんだよねぇ〜〜♪その癖『こなちゃんの癖に〜』とか
    調子のっちゃてさ、何様のつもりだよ」

あっはあっはと高笑いを続けるこなた。
こなたは馬乗りの体勢からつかさのでこの部分を殴る。
きゃうと悲鳴を上げるつかさ。

こなた「快☆感♪あっは♪」

こなたはその後も何回もデコを殴り続ける。

立ち上がるとこなたはつかさの携帯を顔面に向かって放りなげ、
明日学校、楽しみだねぇ〜といいながら立ち去った。
194名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:25:47 ID:Xv2oRiJo
しばらく放心状態で寝転がったままのつかさ。
つかさ(お月様ってどうして光ってるのかな)
立ち上がるとドロ塗れになった制服をパンパンと叩きながら
つかさ(あ〜あ、なんか言われるかな。言われるよね、あはは・・・)

つかさは公園から出ると、とぼとぼと家路につく。
つかさ(あ〜あ、なんなんだろうな〜)
つかさ(私って・・・)
急に胸奥から今までの事が湧き上がってくる。

楽しかった事・・・海にいったり、みんなで馬鹿みたいに笑ったりした事。

悲しかった事・・・最近、起こった事、全部

つかさはいろいろな物が入り混じった感情を制御できる筈もなく
うわんうわん泣いた。
つかさ(強く・・・ならなきゃ・・)
つかさ(赤ちゃんさんみたいだよ・・・私ってば・・・)
つかさ(明日から私は戦うよ!・・・できるかな・・?)
つかさ(やらなきゃ駄目なの!頑張れ私!)

明日からの思いを心に刻み付けるつかさ
つかさ(うん!そう決まれば泣いちゃ駄目!)

だが、つかさは気づかなかったのだろう。
大粒の涙が視界を遮って・・・
大きなトラックが・・・
そして・・・

ガシャン

柊つかさの短すぎる人生が幕を閉じた。


195名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:26:27 ID:Xv2oRiJo
つかさが死んだと聞いたこなたは流石に動揺した。
こなた(まさか、自殺?あの後だからね、こりゃやばいね・・・)

だがこなたの心配は杞憂に終わる。
つかさを轢いた車の信号無視だという事だ

こなた(あいつも馬鹿だね。でも死んじゃたか・・・楽しみが一つ減っちゃたよ)

つかさの葬式で棺に最後までしがみついていたかがみ。
かがみ「ねぇえええ〜行かないで!つかさぁつかさぁ・・・!」
つかさつかさという絶叫が、こなたの耳にこびりついていた

こなた(ふ、ふん、わ、私は何も悪くないんだから・・・)

つかさの葬式が終わってもかがみは学校を休んだ。

こなた(かがみがいないと学校がつまんないね、最後に飛んだ置き土産を
    してくれたもんだよ、あの馬鹿)

教室中が悲しみに暮れていたのも昔のように感じるようになった日の事だった。
いつものように教室に入るこなた。

だが、いつもと違う。クラス全員からの刺すような視線がこなたに突き刺さる。
196名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:26:57 ID:Xv2oRiJo
生徒「おい、人殺しが来たぞ〜〜〜」
生徒「死んで詫びろ!柊に!」

こなたには意味がわからなかった。
こなたに詰め寄る生徒。その中から一人の生徒がこなたに歩み寄る。

岡林「ねぇ!泉さん!これどういう事か説明してくれる?」
岡林が手に持っていた紙をこなたに突きつける。

『柊をいじめていた泉!』
との見出しの新聞のような怪文書。

そして、写真・・・あの夜のものだ。
こなたがつかさに馬乗りになって唾を吐きかけてる写真。
こなた(な、何故この写真が・・・)
こなた「な、何かな、これ?」
人ごみの中にみゆきの姿を確認したこなた。

こなた「み、みゆきさん!助けて〜〜」
みゆき「あんたがつかささんを殺したんですね?つかささんが亡くなる前後から
    つかささんをいじめていたようですしね!」

みゆきは完全にこなたを見限ったのだろう。
みゆきの台詞に我を忘れてしまったこなた。

こなた「みゆき〜〜お前もいじめてただろ!」
こなた(はっ、し、しまった・・・)
197名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:27:29 ID:Xv2oRiJo
岡林「やっぱりいじめてたんですね!」
みゆき「私を仲間にするのは辞めてもらえませんか?迷惑この上ないです」
岡林「高良さんがいじめなんてするわけないじゃない!それにこの写真には
   あなたと柊さんしか写っていない!」

こなた「〜〜〜〜〜っ!」
こなた(考えろ・・・考えろ・・・)
こなたが考えている間にも生徒から罵詈雑言がこなたに浴びせられる。

こなた「これは、この写真は、つかさと喧嘩しちゃって・・」

岡林「喧嘩?嬉々として唾をはきかけてるじゃない?あんたのこれからが楽しみだわ」

こなた「ご、合成かな、あはは・・・」

生徒「苦しいぞ〜〜〜!死ね!」
生徒達からの死ね死ねの大合唱。

この日からこなたの置かれた状況は一変する。

そう、こなたはいじめられはじめた。
クラス全員から
198名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:28:08 ID:Xv2oRiJo
男子生徒から頭を殴られるこなた。
生徒「こんなっ!感じで!いじめてたんだろっ!」
みゆき「つかささんをいじめた罰を受けなさい!」
生徒「蹴ってたりもしてたんだろ!屑虫がぁ!」
と言ってこなたの腹を蹴る男子生徒

吐くこなた。
殴る生徒。
出血こなた。
脱がす生徒。
貧乳こなた。
撮る生徒。
被写体こなた。

こなたへのいじめは続く。

岡林「人殺しは早く死ねばぁ〜きゃはははは〜」

こなた(誰が死ぬか!私はね、お前らの思い通りにはならないよ!血反吐はいても
    ゴキブリみたいに生き続けてやるんだから。私は学校も休まないし。
    休んだらあいつらが喜ぶだけだからね)

こなたは想像上で生徒達をミキサーにかけて粉々にする、とか
そんな残虐な想像で気を紛らわしていた。

こなた(もうすぐ卒業だしね・・それまで耐え抜いてやる!泉こなたを
    なめるなよ。あっは♪)

こなた(卒業したらあのピンク豚に復讐してやる!裏切り者が!)

199名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:30:37 ID:Xv2oRiJo
こなたがいじめられ始めて幾日か経った時だった。
今日もいじめられて一人で家に帰るこなた

こなた(あいつら私がつかさにした、10倍ぐらいのいじめを
    してるよ!理不尽この上ないね!)

こなたは交差点で信号待ちをしている。
ふいに背後に気配を感じ振り返る。
こなた「はは・・は・・・夢・・・どうして・・・死んだ筈じゃ・・・」
女の口が開いたような気がする
それと同時に身体を押される。

・・・しね・・・・

ドン・・・ガシャン

こなたが最後に見たもの。

ショートカットの髪の毛。
黄色いリボン。
まぎれもなく柊つかさだった

女は空を見て呟いた。

つかさ、敵はとったからね、あんたは天国だよね。こいつは地獄だから
出会う心配はしなくていいよ?私はあんたの分まで生きるからね・・・
200名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:31:27 ID:Xv2oRiJo
こなたは事故死と処理された。
警察関係者もこなたが自殺するような動機はわからなかった


生徒「事故死?自殺じゃねぇの?」
生徒「そだよね。私も自殺だと思う」
生徒「因果応報ってやつだよね」
生徒「ざまぁみろ」
生徒「赤信号だったていうしね」
生徒「俺達がころしたってかぁ〜ww」
生徒「ははは♪違う違うw」
生徒「復讐。だよね」
生徒「みんなで口裏合わせといてよかったね」

だよね〜と皆で笑う

こんな事件もいつかは風化してしまうのだろう。
201名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:31:56 ID:Xv2oRiJo
告白

あ〜そんな事もありましたね。でもいまさらって感じですが。
そうです、私ですよ。泉さんにメールを送ったのは私。
理由?確か、恥をかかされたから・・・だったからかしら?
復讐してやろうと思いましてね。最初はですね。
泉さんが援助交際していると、言いふらしてやろうと思ってたんですけどね。
男の調達?世の中には女子高生とやりたいと思ってる奴なんて腐る程いますからね。
でも当日になって事情が変わった、そう、泉さんじゃなかったんです。
来た相手がね、柊さんだったんです。当時は焦りましたよ
今となっては笑い話ですが。それでプラン変更ですよ。
柊さんが来るなんて、やっぱり私の見た事は間違えじゃなかった。
いじめられてたんです、泉さんに。
やった、と思いましたよ。これで嘘付の汚名も晴らせるってね。
一石二丁って奴ですね。胸が高鳴るのを感じました。
柊さんは事故か自殺か、ですか?ごめんなさい、興味ないです。
まぁ確かな事は私の計画がよりゆるぎない物になったという事でしょうか?
いじめて自殺に追い込んだ、悪童、泉こなたの完成です。
後は簡単。みんなにその事実を知らせるだけです。
今度は写真という証拠がありましたからね。皆、信じましたね
まぁもう20年も昔の事ですので時効って奴ですかね。
もうあまり覚えていないですし・・・
所であなたは作家さんという事ですが、もう少し詳しい話を聞きたいならですね、
恥かしい話、生活に困っていましてね、お金の方をですね・・・
旦那からの慰謝料も滞り気味なんですよ、ええ。
泉さんをどのようにいじめたとか細部に渡ってお話しますよ
結構ですって?そんなに怒鳴らなくてもいいじゃないですか?
え、泉さんは自殺でしょう?やっぱり・・・?
自分の・・・娘・・・や、嘘やめ・・・て・・・やめ・・
きゃああああああああああ!・・・・・・あ・・
202名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:33:19 ID:Xv2oRiJo
告白

あ〜そんな事もありましたね。でもいまさらって感じですが。
そうです、私ですよ。泉さんにメールを送ったのは私。
理由?確か、恥をかかされたから・・・だったからかしら?
復讐してやろうと思いましてね。最初はですね。
泉さんが援助交際していると、言いふらしてやろうと思ってたんですけどね。
男の調達?世の中には女子高生とやりたいと思ってる奴なんて腐る程いますからね。
でも当日になって事情が変わった、そう、泉さんじゃなかったんです。
来た相手がね、柊さんだったんです。当時は焦りましたよ
今となっては笑い話ですが。それでプラン変更ですよ。
柊さんが来るなんて、やっぱり私の見た事は間違えじゃなかった。
いじめられてたんです、泉さんに。
やった、と思いましたよ。これで嘘付の汚名も晴らせるってね。
一石二丁って奴ですね。胸が高鳴るのを感じました。
柊さんは事故か自殺か、ですか?ごめんなさい、興味ないです。
まぁ確かな事は私の計画がよりゆるぎない物になったという事でしょうか?
いじめて自殺に追い込んだ、悪童、泉こなたの完成です。
後は簡単。みんなにその事実を知らせるだけです。
今度は写真という証拠がありましたからね。皆、信じましたね
まぁもう20年も昔の事ですので時効って奴ですかね。
もうあまり覚えていないですし・・・
所であなたは作家さんという事ですが、もう少し詳しい話を聞きたいならですね、
恥かしい話、生活に困っていましてね、お金の方をですね・・・
旦那からの慰謝料も滞り気味なんですよ、ええ。
泉さんをどのようにいじめたとか細部に渡ってお話しますよ
結構ですって?そんなに怒鳴らなくてもいいじゃないですか?
え、泉さんは自殺でしょう?やっぱり・・・?
自分の・・・娘・・・や、嘘やめ・・・て・・・やめ・・
きゃああああああああああ!・・・・・・あ・・

203名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:33:58 ID:Xv2oRiJo
高良みゆきはボロアパートからの悲鳴を聞くと満足気に家路につく

ふふふ・・・これであの女を始末する事ができましたね・・・
過去の事でこの高良を強請るなんて低脳お馬鹿の癖に調子に乗るからいけないんですよ
1億?お金はありますがゴミに払うお金なんて1円もありませんからね
まぁあの時は助けて貰ったんですがね。
あの人の標的は泉さん一人。私は皆と同じ様に泉さんを糾弾すればいい。
一歩間違えれば私もいじめの標的になる所でしたからね
なんてったて私もいじめてたんですから
誰かが疑問を持ったらそれで終わりでした
あの人は私の身の安全と引き換えに泉さんのいじめに積極的に加担するように
要求してきました。二つ返事で了承しましたよ。おいしい条件でした。

泉さんのお父さんも馬鹿で助かりました。匿名の手紙を出すだけでOKだったんですからね
蛙の子は蛙。馬鹿の子は馬鹿。泉の子は泉。うふふふ・・・

暗い夜道を月明かりが照らす。みゆきの目前には人影。

つかさ「あはは〜みゆき♪私をいじめてくれたよね〜仕返しにきたよ〜♪」
みゆき「〜〜〜〜っ!」
つかさ「あはは〜こなたと同じ所にいっちゃえ♪」
みゆき「ご、ご、えごめんな・・・さ・・・」

薄れゆく意識の中みゆきは思う。
蛙の姉は蛙。馬鹿の姉は馬鹿。柊の姉は柊。


つかさ「あはは〜♪ばるさみこす〜〜♪」

めでたしめでたし
204名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:34:58 ID:Xv2oRiJo
告白

あ〜そんな事もありましたね。でもいまさらって感じですが。
そうです、私ですよ。泉さんにメールを送ったのは私。
理由?確か、恥をかかされたから・・・だったからかしら?
復讐してやろうと思いましてね。最初はですね。
泉さんが援助交際していると、言いふらしてやろうと思ってたんですけどね。
男の調達?世の中には女子高生とやりたいと思ってる奴なんて腐る程いますからね。
でも当日になって事情が変わった、そう、泉さんじゃなかったんです。
来た相手がね、柊さんだったんです。当時は焦りましたよ
今となっては笑い話ですが。それでプラン変更ですよ。
柊さんが来るなんて、やっぱり私の見た事は間違えじゃなかった。
いじめられてたんです、泉さんに。
やった、と思いましたよ。これで嘘付の汚名も晴らせるってね。
一石二丁って奴ですね。胸が高鳴るのを感じました。
柊さんは事故か自殺か、ですか?ごめんなさい、興味ないです。
まぁ確かな事は私の計画がよりゆるぎない物になったという事でしょうか?
いじめて自殺に追い込んだ、悪童、泉こなたの完成です。
後は簡単。みんなにその事実を知らせるだけです。
今度は写真という証拠がありましたからね。皆、信じましたね
まぁもう20年も昔の事ですので時効って奴ですかね。
もうあまり覚えていないですし・・・
所であなたは作家さんという事ですが、もう少し詳しい話を聞きたいならですね、
恥かしい話、生活に困っていましてね、お金の方をですね・・・
旦那からの慰謝料も滞り気味なんですよ、ええ。
泉さんをどのようにいじめたとか細部に渡ってお話しますよ
結構ですって?そんなに怒鳴らなくてもいいじゃないですか?
え、泉さんは自殺でしょう?やっぱり・・・?
自分の・・・娘・・・や、嘘やめ・・・て・・・やめ・・
きゃああああああああああ!・・・・・・あ・・
205名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:36:53 ID:Xv2oRiJo
終わりですが、何故か書き込めてなかったので何回も貼り付けていたら
全部書き込めていたんですね・・・スレ汚しすいません・・・
告白→みゆきです・・・ほんとすいません
206ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 09:41:09 ID:6obisgta
最後はみゆきが黒幕で終わり、そして死亡
みゆきも黒いな
後、男子たちの噂はどうなったの?(こなた以外の人)
207名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 09:58:39 ID:Xv2oRiJo
正直みゆきの部分は付けたしです。
本当は岡林(笑)をみゆきにしとけば一番綺麗だったと
書いてから思いましたので矛盾とかあります
208名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 12:35:20 ID:09K0ywQr
GJ!
209名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 12:35:27 ID:IPLdZZst
>>181
自殺として処理されたって書いてるからいいんじゃねーの?
それに自殺じゃない内容の作品なんて他にもたくさん有るよ。
210名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 13:34:41 ID:1Snddwzn
このスレのギャラリーは偉そうな割に大した事言わないし
鬱陶しいだけだから相手しない方がいい
211名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 17:25:57 ID:syZSchc8
コテ外して投下したらだれかわからないはず・・・。
ss投下準備ー。
212名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 17:48:38 ID:syZSchc8
[死と生の狭間、隠された私の誓いー死と殺と天ー]

死と向かい合わせの私…

今、個室で死を目前にかがみの声が暗闇から微かにキコエル
だけど私はもう死ぬコトしか頭にない
だから私を死なせて…
私はかがみを裏切って私は死を選ぶ
だけどかがみ達は私を死なせてくれない…
…生きろと言う…
もう、限界だと言うのに…
何故、死のうとする私に生きろと言うのだ…

…私をトメルな…
心で呟いた一言

私は楽になりたい

そうだ、あなたが私を殺して…

今この日記をみてるときには私はいないだろうから…

あなたが私を殺してください…
死ぬのは怖くない…

ここにヤツがくる前に…
早く…

少女A謎の失踪事件
〜日記の最後のページより〜
213名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 17:50:42 ID:syZSchc8
ssというより詩みたいな感じだわ。すいません。
214名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 17:56:23 ID:J/6pTv3q
ハヤテもうここに来ないんじゃなかったの?
215名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 18:06:22 ID:2WYNq09J
>>174
心配しなさんな
こと文力に関してはアンタはトップクラスだよ
かがみ、つかさ、みゆき視点からのこなたの表現も良かった
216ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 18:10:34 ID:/cbXfoqz
>>214
忘れられてるよ
本当なら批判される立場なのに
逆に受けいれてるって言う感じでしか見えない
本当にどっちなんだが・・・
217名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 18:33:06 ID:A+VYRK3R
>>211
SF655。対抗デフォ北、大穴で新境地を開拓した神奈川。
218名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 18:36:58 ID:AO3T4my7
バルスだろ
219名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 18:58:30 ID:RJkuh4Ka
>>212
小学生か中学生が描いた痛い詩だな、こりゃ
220名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 19:08:23 ID:JQWxO28A
詩自体痛いw
221名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 19:25:46 ID:eydwdfUc
ひよりんはきっと中学生の頃に詩を書いてたに違いない
222名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 19:28:50 ID:rOu33hat
詩を書いてたのはこーちゃんだろ多分
223SF655:2008/05/24(土) 20:32:23 ID:syZSchc8
やっぱりわかっちゃうものなのかな…。
中学の時に書いた詩にらきすたキャラ当てはめただけのものです。
痛い詩って言われてもしかたない代物ですね。
224名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 20:36:27 ID:rOu33hat
ガチかよwwwwww
225名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 20:40:33 ID:c9h7TThE
邪気眼が見えるぞ・・
226名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 21:16:43 ID:0g0Nw0LD
このスレって結構高校生多いんだな
227SF655:2008/05/24(土) 21:36:49 ID:syZSchc8
今このスレのまとめwikiにのってる自殺ssをいくつか借りて、
RPGツクールでゲーム作ってニコニコにアップ。
その後人気しだいで無料配布しようかと友人二人と企画してるんだけどね。

いちおう聞いてみたほうがいいかなーと思ったので。

まとめwikiのssを勝手に使っていいのかを聞きたい。
228名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 21:40:23 ID:sIIGEaZK
いいんじゃね
229名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 21:42:58 ID:eyLTcWGX
またニコか…
230名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 21:45:32 ID:CT1+uG4N
厨房が増えたらどうする
231名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 21:47:38 ID:c9h7TThE
>>227
あまり余計な事をしないほうがいいぞ
元々日陰でやってたから許されているようなものなんだし
232名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 21:59:22 ID:zMoA0jAJ
>>227
神SSを書いていた頃のお前は何処へ行ってしまったんだ…
233SF655:2008/05/24(土) 22:10:14 ID:syZSchc8
そうか…やめとく。
ss書いてるかな。
234名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 22:16:09 ID:8UFs+3Jw
そういうのは黙ってやればいいんだよ
235名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 22:24:56 ID:+a0drhxe
ニコニコだけはやめてくれ
ハヤテが増える
236SF655:2008/05/24(土) 22:25:21 ID:syZSchc8
ではではss投下する。
シリアスなのは同じだけど、前回と内容はガラリと変わります。

※オリジナルキャラとして晃一というキャラがでてきます。
元々のキャラではできないネタなのでご了承下さい。
また、晃一主観のストーリーです。
237SF655:2008/05/24(土) 22:52:36 ID:syZSchc8
>>236

「あぁ……こいつお前の彼女だったの? ごめんごめん」
「……」

『復讐のやり方』

「ルールはひとつ。この部屋から出ないこと。それだけだよ」
「何それ? 俺監禁されちゃうってこと?」
「違うよ。これも言葉悪いけど…まぁ軟禁だね。別に拘束はしないし、部屋にある物は自由に使っていいよ」
なんだこいつ…復讐とかいって軟禁?
なにがしたいのか全然わからねぇ。
「……復讐は?」
「するよ。だけどいつするかは教えない」
「なるほど、いつ執行されるか分からない死刑囚ってこと?俺」
「それで精神的にいたぶろうって魂胆か。つまんねーこと考えんなぁ」
「どう解釈するかは君の自由だよ」
そういってこなたはベットの上に包丁を置いた。
「? そんな所に置いといていいのか?俺がお前殺るかもしんねーぞ?」
「それも自由だよ」
……つくづく訳がわからない。
「…どの辺が復讐なんだ?」
「全部」
「…………」
ふと俺は部屋を見渡した。
ゲームソフトや漫画が隅の方に山積みされている。
けどそのほかは綺麗に整頓されている。
なかなかしっかりした子のようだ。けど、考えてることは全然わかんない。
238SF655:2008/05/24(土) 22:56:08 ID:syZSchc8
>>237
※補足。こなたは一人暮らしで、晃一はこなたと同じ年齢。
239ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 22:56:34 ID:nZubuXWh
>>235
賛成だ
俺のような人が増えては困る
ニコニコ動画に出さないで欲しい
240名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 23:03:26 ID:hnPez+MC
ボスは一人でいい・・・蛇も一人でいい・・・
ハヤテはいらんwww
241SF655:2008/05/24(土) 23:16:33 ID:syZSchc8
>>237
ふとタンスの上にある写真をみつけた。
「おっ!へぇー暗くてよく見えなかったけど、結構可愛かったんだな」
「かがみって言うんだ、この子。やっぱ殺す前に犯しゃ良かった」
「でも悲鳴上げてウザかったからさー…。まぁしばらくそれで痛い痛いって余計に叫ばれたけど」
「痛いって言葉ってさ、こういう時、なんか居たいって聞こえて気持ち悪いんだぜ」
「ここに居たい、死にたくないってさ」
「だから知ってるか?居たいと思わない本気で死ぬ気の奴は、痛みなんて感じねーんだ」

「………へぇ…、そうなんだ」
「なぁ、殴ったりしねーの? 俺ムカつくだろ?」
「しないよ」
「別に。今、復讐してる最中だからさ。それよりもしばらく一緒に暮らすんだから仲良くしようよ、晃一君」
そう言ってにこりと笑った。
こなたの言っていることは矛盾だらけだ。
復讐相手に微笑みかけるし、ついでに仲良くしようって?
「復讐相手…なのに?」
「うん。あ、お茶飲む?」
「お、おう」
こいつ何企んでんだ…?
俺が欺けると思うなよ?
242SF655:2008/05/24(土) 23:31:41 ID:syZSchc8
>>241
「はい、どーぞ」
そう言ってカレーライスを差し出してきた。
「何?メシまでくれんの?」
「そりゃそうだょ。食べなきゃ困るでしょ?あ、中辛だけどいい?」
「俺辛口派」
「じゃあ次からそうする」
「…いや、別に食わせなくてもいいだろ? 復讐なんだから」
「そう?」
「どうせなら縛りつけて餓死でもさせたほうが面白くねぇ?」
「君、自分がされるって分かって言ってる?」
「もちろん」
「うーん…。でもやっぱり、そんな程度じゃ許せないよ」
そう言ってにこりと笑った。
ちょっとぞくりとした。
「…へぇ…」
餓死以上の復讐をする気ではあるのか。なるほどね。
243SF655:2008/05/24(土) 23:37:11 ID:syZSchc8
>>242
「なぁ、寝てる間に殺したりするか?」
「そんなことしないよ。お休み、晃一君」
そして俺は眠りについた。

「………………」
244SF655:2008/05/24(土) 23:40:30 ID:syZSchc8
>>243
短いですが眠いので、中断しますね。
明日一気に投下します。
245SF655:2008/05/24(土) 23:41:03 ID:syZSchc8
>>243
短いですが眠いので、中断しますね。
明日一気に投下します。
246お漏らし中尉:2008/05/24(土) 23:41:13 ID:QlhzIDB5
GJ、待ってます
247名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 23:41:56 ID:QlhzIDB5
おっと失礼、コテ付けたままだった
248ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/24(土) 23:42:10 ID:nZubuXWh
>>244
ご苦労様
そして、お休み

ハヤテはいらんというよりも
なぜ、受け入れてるのか
わからないのだが?
249名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 23:43:02 ID:0g0Nw0LD
GJ
そういえば以前オリキャラ視点の上げた奴がいて
かなり叩かれ…いやなんでもない
250名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 23:47:27 ID:syZSchc8
>>245
連続投稿すみません、操作ミスです。
251名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:20:45 ID:699Bny7J
252名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:30:18 ID:b44yjgUH
>>251
こなためなんてことを!
ゴキブリがかわいそうw
253名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:33:29 ID:mjhrIwKv
>>251
あんた、こなたのこと愛しすぎだろ…
254名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:33:35 ID:2pSjVhIa
ニアミス中尉wwwww(・∀・)モエッ
255ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/25(日) 00:34:23 ID:AjRUvqqy
ゴキブリは関係ないんですけど・・・
まあ、これも意見のひとつだね
256名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:37:09 ID:ZAKRUbV0
顔がw
257ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/25(日) 00:37:47 ID:AjRUvqqy
俺は寝るよ
お休み
258名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:41:13 ID:NyArJYIg
>>251
このスレで一番こなた頑張れを言いたくなった……

Gだけは! Gだけはホントらめ……orz
259名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:42:57 ID:ux8+kuCU
お前の後ろにもいるよ
260名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:47:26 ID:oWvtnp1/
>>207
乙。ラストのみゆき・岡林二人の視点から明かされる真相がミステリ風味でよかったです。
これからも期待してます。以下は雑音なんで、あまり気にしないで下さい。

ミステリっぽくしたいなら、伏線張ると効果的。最初の方に小道具ちらつかせて、
それを活かして転や結を盛り上げる。
それと、ミステリの定番はどんでん返しだけど、叙述トリックで読者をミスリードしちゃうと
どんでん返しの効果が強くなります。
まぁ、別にミステリを書きたかったわけではないと言われればそれまでですけど。
261名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:47:34 ID:W1m8v2J+
        /⌒ヽ /⌒ヽ
        _,.-┴┴-、
      フ ̄: : : : : : : : ヽ.
     / .ィ: : : : : : : : : : : ヘ   カサカサカサ…
      //| : : ,.':´: ̄ :`i:⌒ヘ
.         |: :(| : : : : : : :.! : : ャ‐ ┐
       ヘ l: : : : : : : :.! : : : 't、 |
      ┌‐‐┴.} : : : : : :.! : : : l| |
      | ┌┬!: : : : : : :! : : : ', _)
      |  | Y : : : : : : ! : : : 「
     〈____〉  | :∩: : : : !: : : :!ヽ
           l :∪: : : : l: : : :! |
           / ! :O : : : : ! : : l .!
        { tヘ : : : : : : l : : ! .|
        | |  \ : : :.:.:l: :/L_つ
        | |   \: :.:.l/
       と___〉     \|
262名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 00:57:09 ID:DeM9yCBW
>>251
小さいころからの想像を具現化してくれた感じだ
この後どうなるのか楽しみにしてます
263SF655:2008/05/25(日) 01:05:25 ID:aHB41sDF
眠れなかったから続き投下

>>243
翌日

「じゃあ私学校行くから、お留守番よろしく」
「おー……って俺さ、お前帰ってくるまでいると思う?」
「思う」
「部屋ん中の物全部かっぱらって逃げてっかもよ?」
「それはないよ」
「言い切るねぇ…」
「だって、君には私しかいないから」

「はぁっ!?」
「じゃあねー」
パタン…
ガチャ…
「あっそうそう」
「Σわっ」
「帰り何か買ってくるものある? あぁ君の歯ブラシとか…必要だね。何派?」
「かため…」
「おっけー♪」
パタン…

「…………」
「…これって俺今復讐され中なんだよなぁ? ……こんな復讐は前代未聞だ」
そう言いながら俺はテレビをつけた。
〔ーー……町女子学生殺人事件の続報です〕
「おっ!」
〔……目撃証言から先日、近くの少年院を逃亡した少年を重要参考人として……〕
あららー、もうバレてんじゃん。
ありゃアイツがタレ込んだら俺、お終いだな。
君には私しか〜っていうのはそういうことか。
はいはい脅しね。
っだらねー。
「いつ殺されるかわからない恐怖……か」

なーんてなww
264SF655:2008/05/25(日) 01:18:58 ID:aHB41sDF
>>263
ま、しばらくは殺されないだろうし。
殺す気もねーかもな、あんなバカ。
ほとぼりが冷めるまで厄介んなって…。
逃げるか。

「アイツ、かため歯ブラシマジで買ってくるのかなぁ〜?」

………

「ああ、こいつお前の彼女だった? ごめんごめん」

「もう、死んでるよ。怒った?」

「……泣かないの?」

「警察呼ぶ?」

「復讐とかは?」
そこまで言ったところでこなたは、俺が使ったナイフを持ち上げた。
「いいよ、殺せば? 俺、別に死ぬのとかどうでもいいし」
けど、こなたは無言のまま部屋へと招き入れた。
265SF655:2008/05/25(日) 01:21:19 ID:aHB41sDF
>264
結局眠いので中断。
ではでは。
266名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 02:54:08 ID:CAogAtRG
中途半端に投稿するから気になって眠れないじゃねーかw
どうしてくれるww
>>264
とりあえず乙。
良い眠りを。
267名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 13:25:21 ID:JTSaHcdN
ほしゅ
268SF655:2008/05/25(日) 13:30:26 ID:aHB41sDF
>>264
…………

それから俺は夕方まで眠りについていた。

「ただいまーっ」
「Σうぎゃー、何だよ!!」
帰ってくるなりいきなり抱きついてきた。すごい笑顔で。

「君がいてくれて良かったぁ〜。いないんじゃないかって一日心配してたんだよ♪」
「何言ってんだ、今朝はいるって言い切っ…」
「そうだっけ〜? あ、ご飯作るね。お腹空いたでしょ?」
そう言いながら買い物袋から食材を取り出した。
「…………メニューは?」
「ラーメン」
「つまんねぇ」

ん?袋に包丁が……。
「そうだ、交換交換…っと」
こなたはベットの上にある包丁と新しい包丁を置き換えた。
「…………」
「でも私ラーメン作るのは得意なんだよー」
「……な…なあなあ、お前の彼女さー、生前は料理しに来てくれたワケ〜?」
「…………」
「あ、お前が作ってたのか」
「……そうだ晃一君今日ビデオ借りてきたんだけどさ、ホラーなんだよ。一緒に見よう」
あ わざとらし……。
「あー、別にいいぜー」
「本当?嬉しいなぁ」
アホ演技で何企んでっか分かった。
コイツ俺と友好関係結んであの女への罪悪感でも持たせる気だろ。
269SF655:2008/05/25(日) 13:53:23 ID:aHB41sDF
>>268
アホくさ。もともと生きる気力もねー奴は、他人の生にも無関心なんだよ。

「出来たよ〜」
お腹も空いたのでラーメンを食べる。
こなたは笑顔でそれを見ている。
「ねぇ、おいしい?」
「まあまあ」
「良かった良かった」
「明日のメシは何なの?」
「ラーメン」
「はぁ?飽きるよ」

俺みたいな自暴自棄少年は、ちょっと優しくすりゃコロッと行くとでも思ってんだろ。
だけど見くびるなよ、俺はそう簡単にコロッとは……

………
「今日さ、レシピ集買ってきたんだよ!君、ラーメンとカレーばっかで飽きたって言うからさぁ〜」
「マジで? 作れんの?」
「多分平気だよ。どれ食べたい?」
「え〜っと……///」

………

コロッと…

………

「晃一くーん、一緒にお風呂入る?」
「Σ入るか!しかもユニットなのに」

………

「君 少年院でそんなヒドイ目に遭ってたなんて…」
「おい、泣くことねーだろ」
「だけど私がいるから大丈夫だよ!君には私しかいないんだから!」
「お前たまに…、いや頻繁に気持ち悪ィぞ」
270SF655:2008/05/25(日) 14:05:17 ID:aHB41sDF
>>269
コロッと…

………
「もう八時か〜。こなたのやつ、今日遅いなぁ。早く帰って来ないかな…」

「…………」
…行っているような気がする……
「あれ? あれ? おっかしーな。騙される気なかったっつーか」
「気付いてたはずなのにっ…だってアイツあんまりにも何もしねーから……」

そうだよ、もうここに来て何日だ?
もう…復讐なんてやめたのかな?
…なんて思ってしまうのも罠か?

だって…あれを見る度に現実に引き戻される…。
「でもなー」

………
〜玄関前〜
(……別に…気付いていたっていいんだよ……)
271SF655:2008/05/25(日) 14:07:17 ID:aHB41sDF
>>270
休憩します。
ラーメン食ってくるww
272名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 14:11:23 ID:ijyvQmV8
おまえの喰ったラーメン
実はカマキリに湧いた寄生虫だ
273ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/25(日) 14:24:44 ID:mXnJ8vxl
>>271
俺も食いたくなったよ
ラーメンを・・・
274名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 14:55:31 ID:ax4ce9P9
まだか!?
275名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 15:19:12 ID:xulVYhmk
ほしゅなた
276名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 18:18:43 ID:hm5n5l+p
ほしゅ
277ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/25(日) 18:42:46 ID:mXnJ8vxl
作者がラーメンを食いに行ってから
なぜかに遅い
今、何をしてるんだ
278名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 18:42:48 ID:VDl5QM8Z
SF655氏、今宵17杯目のラーメンに突入
279ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/25(日) 18:48:10 ID:mXnJ8vxl
今、大会やってんの?
280名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 19:56:32 ID:wKm8H3cd
あんまり急かすなよ
281名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 19:59:31 ID:kjXqJEMH
オナニーしてイキそうになった時、電話が鳴った感じが嫌だのです
282名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 20:03:40 ID:DeM9yCBW
こうしてみるとsf氏の作品楽しみにしてるやつ結構いるね、俺も含めて
283SF655:2008/05/25(日) 21:20:03 ID:aHB41sDF
今家に帰ってきましたよ。
実に大変だった……。
地獄ラーメンというラーメン屋行ってきたんだ。
俺はふつうに地獄77丁目(唐辛子77個分)頼んで食ってたんだけどな。
隣に中学生三人組がきてて俺の注文見てすげーとか言ってきたんだ。
俺が中学生には食えないだろ?って言ったらさ、一人がムキになって。
俺にあわせて77丁目頼んで食って辛さのせいかわからないけど気絶しちゃって。
ワケがわからないままに病院連れて行かれて、その子の親が来て事情説明して。
やっとこさ帰ってきましたと。
284名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:21:48 ID:mjhrIwKv
……そ、そう、それは大変だったね……
285名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:24:05 ID:kjXqJEMH
>地獄ラーメン

神さまのつくりかた。って漫画で遊風稜が守った店ですか・・・
286名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:24:23 ID:699Bny7J
>>283
どこまでがフィクションですか
287SF655:2008/05/25(日) 21:29:09 ID:aHB41sDF
>>286
実話ですよ。
地獄一丁目から百丁目まであるんだ。
俺は77より上は食ったことないが。

>>285
埼玉県草加市にそういう店があるんです
288名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:34:27 ID:EWjb5iEL
正直

どこのラーメン屋行ったとか、んなこと誰も聞いてねぇ
289名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:34:38 ID:699Bny7J
ということはあなたは埼玉の人か
そんな辛いものを食べるもんだから
もっと北のほうに住んでるのかと思った
290名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:36:26 ID:CAogAtRG
SF655を自殺させる方法を考えるスレ
291名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:37:39 ID:ax4ce9P9
>>290
阻止
292名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:46:35 ID:aDwWLnSx
虚言癖も作家の資質のひとつだよ(=∀=.)ニヨニヨ
293名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:49:55 ID:q9b6KcOq
どうでもいいから続きキボンヌ
294SF655:2008/05/25(日) 21:50:17 ID:aHB41sDF
>>270
「ただいま〜」
「あっ、お帰り!遅かったじゃねーかよ」
「うんちょっと友達とね…」
「友達? …フーン」
「晃一君」
「えっ?」
ちゅっ♪

こなたはいきなり頬にキスしてきた。
「Σっああああ、何すんだよ!」
「やだった? あははは」
「笑ってんな!!」

「ほらほら」
「わっ、プレステ!」
「君、昼間ヒマだって言うからさ、友達に借りてきたんだ」
「そうか、それで…」
「一人暮らしする前はもってたんだけどね、親の家に置いてきたんだ。ほら、色々あるよ」
「やった!これ前からやりたかったやつ!」
「たかがゲームではしゃぐなんて子供だねぇ…」
「うるせーな///」

「あ、そうだ」
「え?」
「今日は買ってきたんだった」
「?」
「Σっ……!」

とりだしたのは包丁だった。
「交換交換」
「………」
「どうしたの?」
「…いや」
295名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 21:50:49 ID:kjXqJEMH
んだんだ
なんだかんだ言ってワシは待ってたのよ
296ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/25(日) 21:57:01 ID:uZtFHQE4
あ、残念
俺は寝なくてはいけない
今度は土曜日までは帰ってこないから
安心してやってくれよ
297デフォ:2008/05/25(日) 22:03:38 ID:699Bny7J
SFさんの投稿が終わったら6枚ほど投下するので
お楽しみに
298名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 22:09:01 ID:CAogAtRG
誰か俺を自殺させる方法を考えてくれ
299名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 22:10:06 ID:mjhrIwKv
今テレビとかで色々やり方教えてくれるじゃん
300SF655:2008/05/25(日) 22:13:54 ID:aHB41sDF
>>294

夕食後、こなたは食器を洗いはじめた。
窓際にいた俺は手伝おうと立ち上がった。

ビュン……ガシャン!!

「Σ!?」
一瞬何が起きたのか理解出来なかった。
下に散らばるガラスの破片。
さらに頬をガラスの破片が切りつけた。
「…………な…」
「死んだ?」
Σびくっ…
「ねぇ死んだ?」
「な…何が…」
「死んだ?」
「何が…」

「ハエ」
「ハエ?」
「今この辺ブンブン飛んでたんだよ〜。気になんなかった?」
「はあっ!?……おい、妙な演技してんなよ…」
「演技? 何が?」
「そんなんで普通コップ投げねぇだろ…」

「あれ? 晃一君頬が切れてるよ? どうしたの? 血がでてる」
「お前…」

ぺろっ……

こなたは俺の傷口をなめてクスリと笑った。
「何す…」
「さっき」
「?」
「さっき嫌がったから」
「だからお前…機嫌悪かったのか?」
「ん〜? 悪くないよ、どうして?」
「…………」
「ねぇ今日からさ、一日一回キスしてもいい?」
「え?」
「気持ち悪い?」

別に…

「…いいけど…」

いつでも逃げられる…
だけど…
301名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 22:16:34 ID:EWjb5iEL
SFは投下以前にまず原稿をテキストに起こすべき
打ち込んでレスして打ち込んでレスしてじゃ時間取るから喜ばれないぞ
302名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 22:21:41 ID:ax4ce9P9
俺はそれでも楽しいけどな

でも、なるべくまとめて読みたいかもなあ
303SF655:2008/05/25(日) 22:24:43 ID:aHB41sDF
>>300

なんともいえない感情を抱きながら俺は眠りについた。

………

「晃一君? ……ネタ…?」
(今日のは精神に大ダメージかな?晃一君……)

トゥルルル……
ガチャ…
「もしもし?あぁつかさ? ……大丈夫だよ。確実に彼は私に好意と不信を同時に持ってる」
「……うん…。大丈夫、絶対に復讐は成功する。だから、まだみゆきさんには……」
「うん……わかってる。じゃあまた明日ね、つかさ」

………
304SF655:2008/05/25(日) 22:27:22 ID:aHB41sDF
>>301
>>302
次回作からはまとめます。
意見どうもです。
305名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 22:28:17 ID:dnyKn/x/
つかさびっちマンガの続きです(18きん)

ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d378888.jpg
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d378889.jpg
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d378890.jpg

びっちというより淫乱だな・・・
306デフォ:2008/05/25(日) 22:29:31 ID:699Bny7J
>>305
あんた今ぼっちスレで投下したばかりだよなw
307名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 22:30:22 ID:mjhrIwKv
>>305
つかさがビッチになったどころの話じゃねえww
308名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 22:41:56 ID:ue/2qarP
>>305
ビチビチビッチやねwww
309SF655:2008/05/25(日) 22:45:33 ID:aHB41sDF
>>303

〜翌日の夜〜

いつでも…
逃げられるのに…

「…お、俺さ。両親いないんだ」
「?」
「えっと…生まれてすぐ施設の前に捨てられててさ。顔も知らない」
「…そう…」
「…で、でな。生まれてこのかたずっと団体生活でさ」
「…」
「友達もいないし個人として扱われたことなんてほとんどなくて…」
「…」
「そんで…えっと…色々憧れとか…えーっと…。…ってオイ、聞いてんのかよ人の話」
「ん? 聞いてるよ。だから?」
「Σ…………。…なんでも…ねーよ…」
「見て見て晃一君、このテレビの人面白いねぇ〜」

……無関心かよ……。

310SF655:2008/05/25(日) 23:13:49 ID:aHB41sDF
>>309

「…君はかわいそうだね」

「え?」
「って言えば良かった? ごめんね気が付かなくて」
「なっ…」
「急に聞いてもいないこと話し出すんだもん、分かんなくってさぁ」
「なんだよお前…」
「ああ、でもちょっとは同情の余地はあるかもー。思ってた通り君って何にもないんだね」
「っ……」
「誰にも愛されないで夢ももてず、暇つぶしで呼吸して。自分が生きた痕跡も残せない」
「こなた…?」
「何も上手く行かない。未来なんてない。君には何もない。誰も君なんて見えてない…」

「………わ…。そんなこと分かってんだよ!だから死んでも構わないって言ってんだ」
「クス……」
「早く殺せよ!殺すんだろ!?包丁ばっか買い換えて何もしないじゃないかぁ!!」
「…だけど」
「?」
「私の記憶には残り続けるよ」
「えっ……」
「私は四六時中君のことばかり考えてる」

「大丈夫、私は確実に存在してる。私がいなくなった時、それを確認する術がなくなるんだよ」
「…言ったでしょ? 君には私しかいないんだ」
「……本当に…?」
「もちろん。ほら、泣かないで?」
「な、泣いてねーよ!」
311SF655:2008/05/25(日) 23:20:02 ID:aHB41sDF
>>310
「…でもどうして」
「ん〜? 君は人間の感情の中で最も強くて深いのは何か知ってるかい?」
「えっ…?」
こなたは俺の髪をつかんで言った。
「憎しみだよ……」
「Σっ……」
「一つ勉強になったね。あははははははは!!」
 
312SF655:2008/05/25(日) 23:21:58 ID:aHB41sDF
>>311
休憩しますね。
313デフォ:2008/05/25(日) 23:25:29 ID:699Bny7J
こなたの誕生日続きです
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1189535.png
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1189536.png
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1189538.png
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1189540.png
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1189541.png
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1189542.png

        /⌒ヽ /⌒ヽ
        _,.-┴┴-、
      フ ̄: : : : : : : : ヽ.
     / .ィ: : : : : : : : : : : ヘ   過激模写注意
      //| : : ,.':´: ̄ :`i:⌒ヘ
.         |: :(| : : : : : : :.! : : ャ‐ ┐
       ヘ l: : : : : : : :.! : : : 't、 |
      ┌‐‐┴.} : : : : : :.! : : : l| |
      | ┌┬!: : : : : : :! : : : ', _)
      |  | Y : : : : : : ! : : : 「
     〈____〉  | :∩: : : : !: : : :!ヽ
           l :∪: : : : l: : : :! |
           / ! :O : : : : ! : : l .!
        { tヘ : : : : : : l : : ! .|
        | |  \ : : :.:.:l: :/L_つ
        | |   \: :.:.l/
       と___〉     \|
314名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:28:33 ID:mjhrIwKv
>>312


>>313
グロいw
315名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:30:55 ID:EWjb5iEL
※Danger! Danger!
316名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:31:03 ID:wub6o2F7
>>297
投下しちゃっていいと思うよ。
多分、例の中学生達と揉めてて投稿できる状況にないと思われる。
317名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:31:34 ID:wub6o2F7
ブラウザ狂ってた。上はスルーでよろ。
318名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:36:54 ID:b44yjgUH
>>313
パティ「コナータ!ハラキリスゴイネーw」
319名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:40:46 ID:kjXqJEMH
気持ち悪くなった・・・すげぇ
320名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:45:14 ID:ax4ce9P9
見れないっす
321名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:50:35 ID:699Bny7J
>>320
まとめwikiから見てください
322SF655:2008/05/25(日) 23:51:47 ID:aHB41sDF
>>313
グロいの苦手ー。けどgj

なんていうかホラーとか見たがりの恐がりで……。
言ってること伝わるかな…
323名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:53:17 ID:699Bny7J
次回最終投下はいよいよ
こなたの誕生日、28日の午前0時くらいに投下しますので
お楽しみに
324名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/25(日) 23:56:41 ID:699Bny7J
>>322
怖いけど見たいという気持ちですね
よく判ります
325名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 00:21:58 ID:rAg7pA3C
しかしここにいる奴らはカスばっかだな。俺も含め。
326名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 00:22:54 ID:rAg7pA3C
sage
327名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 00:25:25 ID:VN8BsKY+
>>326
吹いた
328名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 00:39:15 ID:Xv/4tJTw
意味がわからないwwww
329名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 00:42:39 ID:bwW1AXm0
怖いものみたさ、ね。高良ゆかりみたいだな。
>>313
俺さ、氏賀にせよ貴方にせよ、そーゆーの描けるってマジすげぇと思うわ。
グロ耐性が違いすぎる。
330名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 00:51:31 ID:/Ii1zNaW
噛み潰すんだもんなぁwwww
331名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 01:08:15 ID:a7cCzt0G
見る勇気がどうしても出ない…
でもどんな話か気になる…
誰か3行で
332名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 01:10:06 ID:2VOkalHb
漫画の力王みたいに
自分で腹かっさばいて
胃かっさばいて追い出す
333名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 01:29:08 ID:/Ii1zNaW
>>331
発狂した後、カッターナイフで胃袋をプチプチと切って
Gを一匹一匹指でつまみ出して
歯で噛み潰して吐き出すを繰り返す


……もう止めて! こなたのLPはゼロよ!!
334名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 01:46:24 ID:a7cCzt0G
虫キャンディー吹いた
335名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 02:13:14 ID:C+PjbUDK
>>334
お前気持ち悪い
336名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 02:35:21 ID:89OXn1E+
>>313
乙。今回ばかりは余りにもこなちゃんが可哀想だ…。。。
みゆき達はどうなるんだろ?
337名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 03:09:46 ID:q537KmMh
そんなぐろくねえよwww日野日出志とか駕籠真太郎とか見たことあるか?
338名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 03:20:17 ID:C+PjbUDK
その人たちは別次元すぎて比べる気も起きないわ
339名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 06:13:54 ID:J/nQmnbO
>>313
ふんっ! って言ってるとこのこなたのほっぺが可愛い乙GJ
340名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 06:44:38 ID:uWTIxhTO
Y太とかもな
341名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 07:35:53 ID:KPEc8m1t
正直引くわ
342名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 12:17:30 ID:ZidVO5ab
朝、ニュースを見ていたこなた
『今流行の略語を紹介したいと思います。KYこれは
 有名ですよね「空気読めない」という意味です。
 じゃあみなさんKIって何か分かりますか?
 「臭い芋」という意味です・・・』
こなた(へぇ〜KI・・・怖いね)

学校に着くこなた。教室のドアを開けようとした時だった
中から声がする。
つかさ「あはは〜こなちゃんってKIだよね♪」
みゆき「そうですねKIです」
かがみ「そうね、KIね」
こなたはドアをガラリと開く。
こなた「ひどいよっ!みんなして・・!KIだなんて!」
何処かに走りさるこなた。
かがみ「な、何あれ・・・」
つかさ「とにかく追いかけようよ!こなちゃん泣いてたよ!」

屋上の柵の外に立つこなた。
こなた(みんな・・私の事、臭い芋って思ってたんだね・・・)
かがみ「こなたっ!何してんのよ!」
こなた「うるさいうるさい!私の事KIって馬鹿にした癖に」
かがみ「えっKIじゃない。泉こなたイニシャルはKIでしょ?」
こなた「えっ・・・臭い芋じゃなくて、イニシャル・・?」
かがみ「そうよ!臭い芋って何よ。危ないからこっちに来なさい!」
こなた「な〜んだ、私の勘違い・・」
その時、突風。こなたは地面に落ちちゃいましたとさ

めでたしめでたし
343名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 12:53:59 ID:eVlQ3tPk
こなた精神崩壊
344名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:33:52 ID:rAg7pA3C
あげ
345名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:34:48 ID:rAg7pA3C
sage
346名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:36:22 ID:rAg7pA3C
hage
347名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:37:02 ID:rAg7pA3C
348名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:39:29 ID:rAg7pA3C
アホ毛
349名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:41:31 ID:rAg7pA3C
(≡ω≡.)
350名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:42:33 ID:rAg7pA3C
(≡ω≡;)
351名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:43:09 ID:rAg7pA3C
(≡ω≡.)
352名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:44:37 ID:rAg7pA3C
死ね屑ども!
353名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:46:01 ID:rAg7pA3C
orz
354名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 13:58:02 ID:TCMD1Z2Y
手動で埋め立てていませんか?^^
将来に備えて、単純労働の練習でもしてるのかな?
355名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 15:17:42 ID:rAg7pA3C
埋める気なんかないじょ。
単純労働者のお前の仲間入りしたくないから頑張って専門に通ってますじょ。
356名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 15:19:09 ID:uWTIxhTO
専門w
357名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 16:08:00 ID:J/nQmnbO
>>342
展開早いなw
358名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 17:12:10 ID:cigz8gRA
せwんwもwんwwwどんだけ低学歴ww
359名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 17:50:26 ID:rAg7pA3C
↑言うとオモタw
頭悪い奴ってワンパターンで可哀想・・・
360名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 17:52:30 ID:rAg7pA3C
可哀想なやつだ。
おまいら全員可哀想だ。
親が。
361名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 17:59:21 ID:idsYY4Ro
大生発祥のスレに専門がいるとは、これいかに
362名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 18:31:12 ID:rAg7pA3C
あげるよ!
363名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 18:46:58 ID:w+jSuVqs
>>361
このスレの7割くらいはニコ厨だろ
364名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 20:11:58 ID:rAg7pA3C
sageるぜ!
365名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 20:24:47 ID:MhtpIkDc
そういえば5月末は大忙しだ

5月27日 友人の誕生日
5月28日 こなたの誕生日
5月29日 母の誕生日
5月31日 従姉妹の誕生日
366名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:07:21 ID:9I7VhFpL
ガンガン福岡帰ってこないかな
367名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:13:53 ID:bZCz518h
返ってこなくてもいいと思う
彼の最近の作品は
愛があるいじめではなくて
暴行や虐待でしかない

異常な欲望のために
こなたやかがみを使ってもらいたくない
368名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:18:12 ID:9I7VhFpL
考えると色々な絵師が居なくなったな
ガンガン福岡とか大分とか兵庫とか顔芸とか
369名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:18:37 ID:Ginelh1x
帰ってくるも何もたまにしか来なくね
370名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:22:12 ID:U0IldN0N
>>367
あなた、いろんなところで同じような書き込みされてますが、まじキモいですよ
アンチなのにガンガン氏のpixivやサイトまで足を運んでおられるようではないですか
371ヤク中大分:2008/05/26(月) 21:27:03 ID:ys98dg/h
psychedelicを描こうか…と思うんだけど
みさお兄ってなんか公式設定とかあったかな?
かってに容姿とか決めちゃっていいんだろうか
372名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:29:30 ID:YLmVrvwK
愛があってもやってる事は所詮いじめなんじゃ・・
373名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:31:02 ID:9I7VhFpL
>>371
自分の書きたいようにすればいいんじゃないですか?
374名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:33:10 ID:5b5rtMC2
>>371
顔ぼかすとか
公式設定なんてないに等しい
375名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 21:48:11 ID:fAipzHxG
>>371
陵桜学園 桜藤祭の主人公みたいに
前髪で目が見えない典型的なギャルゲー主人公みたいにしたら?
376名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 22:11:53 ID:C+PjbUDK
スレ住人の顔色うかがわなくても、大分がやりたいデザインでいいよ
377名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 22:16:43 ID:rAg7pA3C
地獄ラーメンくいたい
378名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 22:35:15 ID:KPEc8m1t
兵庫とかマジイラネーからw
何だあの絵w
379名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 22:47:49 ID:9I7VhFpL
餓鬼だな
380名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 23:12:32 ID:uMaG+BiE
兵庫は居なくてもどうでも良いが他人の作品を馬鹿にするな
381名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 23:22:17 ID:5b5rtMC2
大生に帰りたい…
382名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 23:36:08 ID:sxQKYxgZ
流石にこの流れは酷いな。
ニコニコ動画にスレ由来の動画が色々上がってスレ人口が増えても、
ここまで悲惨なことにはなっていなかった。

大生のスレの保持数は目下95、
次の次のスレくらいでは向こうに帰れるといいんだけど。
383名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 23:43:16 ID:zJmhIXRR
帰っても何も変わらないかと。
こっちのほうが書き込み可能行数多くて便利かな。
384名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/26(月) 23:50:39 ID:w+jSuVqs
そら昔と職人も住民もかなり違ってるんだから
385名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 00:01:13 ID:MhtpIkDc
スレ番40の頃にはどうなっているのだろうか
386名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 00:02:07 ID:wC9eLh4x
こなた「何よあんたたち・・」
オタクA「げへへ、こなちゃん」
オタクB「おじさんと恥ずかしい遊びをしようか」
富竹「止めろ、お前達!」

〜続かない〜
387名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 00:30:57 ID:ass82t/j
>>371
感激の極みです。髪下ろしたあやのも、有難うございました。
388名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 01:54:42 ID:IJheYZSx
>>386
汽車の前方に人がいたら警笛を鳴らすのはなぜ?
汽車が傷付くからじゃない。相手が跳ね飛ばされるからだッ!!
うおおおおおおおおおおおおおっ!!どっけぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!
389名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 02:57:19 ID:rq+RVs8w
つかさのアルバイトIII、仕上がった!
今回は内容が4日に話が渡ってるので4部作です。
4日連続で投下予定也。

尚、つかさのアルバイトシリーズはVIまで行く予定です。
それでは投下ー
390名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 03:11:57 ID:i3z1KKBG
wktk
391名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 03:12:24 ID:rq+RVs8w
『つかさのアルバイトIII-1』


200Y年1月某日水曜日

大学に週末提出するレポートをパソコンに向かってまとめていると、
滅多に鳴らない携帯電話が、珍しく鳴った。
と言ってもマナーモードなので震えただけだけど。

画面を見ると、実家からだった。

「もしもし?かがみ?」
「あ、まつり姉さん?」
「あのさ、かがみ?
 週末の成人式、こっちには日曜の夕方に帰って来る予定だったわよね」
「そうよ。どうかした?」
「悪いけど1日早めてもらえない?」
「え〜?どうして?」
「ふみひこさん が日曜朝から挨拶に来るらしいのよ」

ふみひこさん というのは いのり姉さん の交際相手の会社員のことで、
直接会ったことは無かったけれども何度か話を聞かされていた。
付き合ってそろそろ2年になるというが、
最近結婚に向けて話が進みだした様だ。
理由の1つは父、ただお の体調不良がある。

昨年風邪をこじらせて入院した父は、
念のために受けた精密検査で胃癌が見つかった。
早期発見だったのと部位が部位だったので、手術は胃の部分摘出で済み、
医者の話だと再発の恐れも殆ど無いということだったが、
それでも私たちは父が決して若くないこと、
そして鷹宮神社の跡継ぎのことを真剣に考え始めていた。

「それなら仕方ないな。でも随分急に決まったわね」
「本当は昨日のうちに電話するつもりだったんだけど、忘れててさ」
「え〜、さっきバスのチケット買っちゃったんだよ。もう、まつり姉さんは!」
「いやぁ、悪い悪い。今度お菓子買ってあげるからさ」
「また太らせるつもりかっ!?大体成人式を迎える妹を菓子で釣るなよ」
「まぁまぁ、勘弁してよ。
 それに家族みんなに会ってもらう為に日曜日になったんだからね」
392名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 03:12:54 ID:rq+RVs8w
>>391
まったく、まつり姉さん は相変わらずだな。
でも家族みんなで集まる為なら仕方ないか。
ん・・・家族みんな?

「ねぇ、まつり姉さん?家族みんなって つかさ もなの?」
「当たり前じゃない、かがみ と つかさ の為よ。他に誰がいるの?
 あんたたちの為にこの週末になったんだからね?」
「そ、そうか・・・それも、そうよね・・・?」
「まったく、私は自宅から大学に通ったのに2人とも1人暮らしして・・・」
「ねぇ、ほんとに つかさ も来るの?」
「そうよ・・・何かまずいことでもあるの?」
「い、いやいや、そんなことないわよ。電話代高くなるから切るね」

電話を切った私に つかさ の『アルバイト』のことが私の頭をよぎる。
変なことにならないといいんだけど・・・。
393名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 03:19:24 ID:rq+RVs8w
今日はここまで。
殆ど書き上げてるので4日連続で投下する予定です。

自殺SSの箸休めになれば。
394名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 06:11:33 ID:SBFkfh95
GJ
395名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 07:28:07 ID:jiJmG9GK
何気に楽しみなSSだw
396名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 14:35:15 ID:v9qRmQKX
スケッチ、みゆきさんのおしおきを見て思いついたが反省はしていない


つかさ「こなちゃんの方がもっと気持ち悪いよーwwwwww」
こなた「…………」

その夜
かがみ「ね、ねぇこなた、ホントにやるの?」
こなた「当たり前だよかがみん……今更やめるなんて言ったら、大学で元通り一人ぼっちだよ」
かがみ「ヒィィーーーーそれだけはぁーーー!!」
こなた「それがイヤなら手伝ってね♪」

翌日……
つかさ「ふぁー…昨日もこなちゃんが臭かったなって…何アレーー!?」
窓の外には、常識ではありえないほどの巨大なバケツが。
つかさ「どんだけーーーーーーーー!!」
一瞬でバルサミコ酢まみれになるつかさの部屋。
つかさ「ぺっ…ぺっ……どん、だけ……ん?」
PIPIPIPIPIPI……ガチャ
こなた「やぁつかさ、つかさはバルサミコ酢がすきだったよねwwww
    私からのプレゼント、ありがたく受け取ってねwwwwww」
つかさ「こ な ちゃ ん の く せ に!!#」

泉家にて
ドアをナタでぶち抜いて現れるつかさ。
つかさ「こなちゃんのマウンテン青虫はどこ! どこに居るのかな? かな!?
    あーっはっはっはっは」(レナコスつかさ)
ゆたか「その、『お母さんに会いに逝く』と先ほど出て行きましたが……」(ドン引き)
397名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 14:59:53 ID:+5SqKdsq
       \  黙れ! カス共! 鼻ぴーでも付けてやる!  /

      \   ゝ‐<::./::./ .::.::.::.::\/  | .::.::.::.::.::.:: /::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.:::
      \ 〃 / _  ヽ:/::.::.::.::.::.:/\  |::.::.::.::.::.:: /::.::.:: |::.::.::.::.::.ヽ::.::
      {{ / / __ ヽ ',.::/::./   `ー |::.::.::.::.:: / |::.::.:/|_::.::.::.::.:l::.::
.   ──  |  ! /●) } |イ斤テ左≡ォz /::.::.::.::/ 斗七 !::.::.::.::.::.::.|::.::
.         ∧ ヽヽ _/ /::! レヘ :::::::::/ /::.::. /    j /  | .::.::.::.::.:: |::.::
.     , -―ヘ  `ー   /.::.| rー'゚:::::::/ /::.:/   テ左≠=ヵ::.::.::.::.::. |::.::
____/   {     /.::.::.| ゞ辷zン //    う。::::::7 /イ .::. |::.::.::.|::.::
彡_/     ヽ    イ ::.::. |             /ヘ:::::::/  |.::.::.:|::.::.:∧::.
〃   V    ヽ    ヽ.::.: |              ヾ辷:ン /:l::.::./!::.:/
 l    {      ∨  }__.::.|\     <!         ・ /::.l::|::./│/
 ヽ   ヽ     {      ̄ ̄ ̄`ヽ _         イ::.: l::|:/ j/
、 \   \    }           ) / ̄ ̄ ̄l7::.:|::.::.j::l′ /

398名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 15:36:37 ID:+5SqKdsq
399名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 15:43:38 ID:qiSSdB7Q
こなた「わーい明日は誕生日だー」
27日「俺は27日。28日にバトンを渡すつもりはない」
こなた「なぜさ!私の誕生日が来ないじゃんか!」
27日「その通り!お前にケーキは食べさせないぞ!」
こなた「食べたいよ!28日さん頑張って!」
28日「すごく腰がいたい」
こなた「腰が痛いって…」
28日「もしかしたらヘルニアかも…」
こなた「ヘルニア!?あの伝説の…」
27日「ヘ、ヘルニアだと…馬鹿なっ…奴はあの時始末した筈…」
29日「27日もいいかげんにしなさいよねっ!べ、別に28日の事なんて何も思ってないんだからねっ!」
こなた「やはり29日さんはツンデレか…」
28日「ぎっくり腰でした」
27日「驚かせやがってっ!こうしてやるっ!」
29日「に、28…28〜〜!!!」
こなた「私の誕生日が…きえちゃた…」
26日「こうなると思ったよ、ほれ、こなたの誕生日26にしてやったぞ」
こなた「あと1年なんか待てないもん!死んでやるっ!」
27日「ま、待てよ!いつになったら俺の事見てくれんだよ!」
こなた「えっ…?」
27日「だ、だからよ…お前の誕生日さ…俺だったら駄目かって言ってんだよ…」
こなた「27…」
27日「俺、絶対お前の事悲しませたりしない!絶対誕生日にして見せるから!」
こなた「じゃあさ…27はさ…絶対私の事、自殺させない?」
27日「自殺させない、自殺させない!約束する!」
こなた「うふふ…嬉しくて涙出てきちゃた…約束だよ…」

28日「この裏切り者めっ!明日、この28日の本気を見せてやる!!」

明日こなちゃんの誕生日ですよみなさん
400名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 15:44:45 ID:1uC+ZZPU
>>398
まじで通報しました
401名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 15:47:04 ID:v1JHqKUI
>>398
なにこれ、画像表示されないんだが
ウイルス?
402名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:29:36 ID:51AesKlB
すまないがこのスレ初めての自分にこのスレが誕生した経緯を教えてくれないか?
可愛い女の子の泣き顔を見るのは大好きだ
403名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:41:55 ID:qN34/Lbm
大学生活板で発祥して逃げてきた
wikiで全作品見れば把握できるんじゃね?
404名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:42:36 ID:07Jp7C0R
初代スレの>>1がスレ立てた(終)
405402:2008/05/27(火) 16:53:51 ID:51AesKlB
なんとなく分かった。
無理やり援助交際させられるとかそういのはアリ?
406名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:54:00 ID:4Q7784ad
最近このスレで見かけたのはゴキブリとかわいい女の子の胃だけどな
407名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:57:46 ID:/n5ekOK/
>>405
ありだと思うよ。
スレの趣旨から大幅に外れたり
某コテハンみたく小学生レベルの文章じゃなければ
取り敢えず喜んでくれる人はいると思われ。
408名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 16:58:23 ID:07Jp7C0R
過去にはレイプとかもあるけど あんまり過激な表現とかは叩かれやすい
しかも板変わっちゃったし尚更
409名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 18:35:50 ID:nPncoBDU
>>396
GJ!!面白い
410名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 18:41:35 ID:BkrApp96
今思ったが、殆どのSSではこなたは大人しくいじめを受けてるけど、武力行使出来るのであればあっという間につかさとこなたの立場逆転するよな
411名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 19:16:30 ID:k1s7koFq
>>389-392
あなたの降臨を待っていた
412名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 22:03:22 ID:HiGe3UZF
明日ってこなたの誕生日なのか。
命日はいっぱいあるくせに、誕生日は一日っきりか。
413名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 22:29:21 ID:KkZS7hqY
>>410
つかさから暴力ふるってきたら反撃するかもしれないけど直接的な攻撃されるか命の危機に瀕しないと反撃には出なさそうなイメージ
414名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 22:37:29 ID:zGuj1BPP
最後まで柊姉妹との友情に期待して
憎むに憎めないまま自殺に追い込まれるタイプだよな
415名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 23:48:59 ID:ucjMhIZI
>>1を自殺させる方法を考えた方が遙かに有意義だ。
416名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 23:54:15 ID:c0oEx+YI
既に21スレ目に突入してる
人気の長寿スレに難癖付けるとは
417名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:00:02 ID:MkHvNptU
418名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:00:25 ID:o93hvXSs
>>390
>>394
>>395
>>411

みんな、ありがとう。
SS投下の少ないビッチ関係も盛り上がればいいんだけど。
ということで今夜は第二回を投下します。

・・・ん?今日はこなちゃんの誕生日?そんなの関係ねぇ☆
419名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:03:40 ID:o93hvXSs
『つかさのアルバイト III-2』


200Y年1月某日土曜日 正午過ぎ

私は丸ビル5階のイタリア料理店のテラス席にいた。
周りにはカップルばかりのこのレストランに何故私がいるかというと・・・。

「お姉ちゃん、お待たせ!」
「つかさ、遅かったじゃない」
「ごめんね、バイトが長引いちゃってさ」
「またバイトですか・・・」

私の前に座った つかさ に、ため息混じりにそう呟いた。
大きいレンズのサングラスに、深めに被った帽子。
一体どこの芸能人気取りだ・・・いや、もう芸能人なのかな。


『土曜日、一度2人で話したいんだけど、会える?』

まつり姉さんからの電話を貰った私は、つかさ にそうメールした。
いのり姉さんの結婚相手が家に来る前に、
私はどうしても つかさ に確認しておきたいことがあったのだ。
つかさ からの返事はYes、そして待ち合わせ場所として指定して来たのが
この東京駅の近くの高層ビルの、このレストランだった。

「お姉ちゃんと一緒に食事するの、クリスマス・イブ以来だよね?」
「そ、そうね?」
「あの夜のお姉ちゃん、かわいかったなぁ」
「つ、つかさ!昼間からその話はやめてよ!」
「それより私のバイトのこと、誰にも話してないよね?」
「話してないわよ!てかそのバイトのことなんだけど・・・」

「失礼します、料理をお持ちしました」

本題に入る前に、前菜が来てしまった。

「あれ?まだ注文してないわよ?」
「あ、7,000円のコース予約してたんだよ」
「ちょ、おま・・・高すぎないか?
 ネットで調べたら1,500円のランチメニューがあったのに」
「お姉ちゃんどんだけ〜。ランチは普通平日だけだよ。
 それに今日は私の奢りだから大丈夫!」

つかさ との約束に間に合う為に結局高速バスではなく新幹線を使った私は、
既に当初の予定より4,000円程度ロスしていて、おまけに朝食も抜いていた。
7,000円のコースは余分にかかった交通費と朝食分を十分補えそうだ。
悔しいけど、ここは素直に甘えることにする。
それにしても昼から7,000円とは・・・。
つかさ の7,000円は私の700円と同じ感覚らしい。
420名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:04:34 ID:o93hvXSs
>>419

「でさ、お姉ちゃん、話って何?」
「明日家に いのり姉さんの付き合ってる人が来るでしょ?
 つかさ、あんた、その人に、もしバイトがバレたらどうするの?」
「アハハ、バレても大丈夫だよ」
「・・・!」

つかさ の意外な返事に驚く。

「家族にバレたら困るって言ってたじゃない!
 私にもあれだけ釘を刺しておいて・・・」
「大丈夫だよ、取り敢えずお父さんやお母さんにはバレないだろうから」
「なんでそんな自信があるのよっ!?」
「お姉ちゃん、頭固いなぁ。
 交際相手の実家に挨拶に行って、
 もしそこの妹をアダルトビデオで見たことがあったことに気付いたとしても、
 そのことをそこですぐ口に出すと思う?」
「それは・・・」

確かにそれはそうだ。少なくとも私なら口に出来ない。
でも いのり姉さんの交際相手はかなり戸惑うんじゃないか?
そして最悪・・・私は感じている疑問を つかさ にぶつけてみる。

「ねぇ、つかさ?
 取り敢えずお父さんやお母さんにバレなかったとしても、
 いのり姉さん には話すかもしれないわよ」
「話さないと思うよ。真面目な人らしいし」

つかさ の楽天的な発想に呆れる。まぁ楽天的なのは昔からだけど。

「でも、もしかしたら縁談自体駄目になるかもしれないわよ?
 そうなったら困るじゃない?」
「別にいいんじゃないの?私には別に関係ないことだし」
「ちょっと、あんた?それは無責任なんじゃないの?
 お父さんの体調のこともあるんだからね?」
「いいじゃん、家族のみんなも昔から私より
 結局頭いいお姉ちゃんばかり可愛がってたんだったんだから。
 縁談が破談?いい気味だよ」

そういうと つかさ は煙草に火を灯した。
421名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:05:38 ID:lxNX2mrc
今日はこの人の誕生日であり、またとある人の自殺した日でもある…
422名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:06:08 ID:dIxUqIDf
>>420

本当なら私からビンタの一発でも食らって仕方が無い様なことを
つかさ は言ったのだけれども、しかし私はそれに対して何も言えなかった。
青空に立ち上る つかさ の煙草の煙を眺めながら、私はただ、悲しくなった。

「・・・分かったわよ、つかさ。
 でも言っとくけどね、私はいのり姉さんの縁談は成功させるわよ」
「お姉ちゃん、人の心配なんてよくやってられるね。
 まぁせいぜい頑張るといいけど、どうなっても知らないよ?」

これ以上何を言っても仕方が無いな。
私は運ばれて来た料理に箸をつけることにした。

          つづく
423(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 00:07:13 ID:LwNZuGCf
こなた誕生日おめでとう。
なんでまだ生きてるんですか? 早く存在から消えてください。

>>421
そうか、もう1年か……
424名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:12:10 ID:dIxUqIDf
今夜はここまで。また明日。


備考

・かがみ が京都から戻るのに使った新幹線は、
 各駅停車の『こだま』を使った『ぷらっとこだま』です。
 『のぞみ』を使うよりはリーズナブルだけど、
 5,000円台のJRバス昼特急と比べると高い・・・。

・かがみ と つかさ が昼食を食べているレストランのモデルは
 丸ビル5階の『イソラ スメラルダ』です。
 スモーカーな柊姉妹の為に、喫煙できるお店を選びました。
425名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:26:27 ID:4c1vcMOs
>>423
死んでも死んでも復活し続けるからねぇ。
まぁその代わり、何度でも殺す楽しみがある。
存在そのものの消滅を望むよりも、存在が消えない事を利用して
何度でも何回でも何遍でも殺し尽くしてあげようじゃん。
426名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:34:37 ID:cIT3AOmJ
>>424
GJすぐる。
次回も楽しみにしとるよ。
427名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:43:25 ID:pg7+W3Ns
こなた「私の誕生日ぐらい祝ってくれるよね、みんな」
428名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 00:50:14 ID:5uNhCHbw
ネ兄ってやる!!!!!
429名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 01:00:23 ID:P74Q7pEq
>>421
「こなた大臣」というネタでもやってみたらどうかね?
430名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 01:19:22 ID:VJTvB5kY
417が完全にスルーされてて爆笑した
431(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 01:37:44 ID:LwNZuGCf
こなたの誕生日を見ることも出来ないチキソですが新作を載せてみます。

『こなたに彼氏』

かがみ「嘘!? 」
つかさ「そんな…… 」
みwiki「信じられませんわ。」
「みんな酷くない? その反応。 (≡ε≡.)」
かがみ「だって、ね? 」
みwiki「男の方とお付き合いしてるなんて。」
つかさ「こなちゃんの口から聞くとは思わないもん。」
「おいおい! 私を何だと思ってるのかね。 (≡ω≡.)」
「まぁ、羨ましがる気持ちは分からなくもないよ。ハンカチでも噛めば? キーッ!って (≡皿≡.)」
かがみ「べ、別に、羨ましくなんか、ないわよ…… 」
「かがみん。それ教科書的なツンデレだよ。ウププ…… (≡∀≡.)」
みwiki「それで、お相手はどんな方なんですか? この学園の人ですか? 」
つかさ「それ聞きた〜い。」
「チミ達は素直で良いね〜 それじゃ教えてあげるよ。彼はね―― (≡ω≡.)」

かがみ「――バイト先の常連で上場企業の会社員。年収は1000万ね〜 」
みwiki「想像の遥か上でしたね。」
つかさ「こなちゃん、凄く遠くに行っちゃった気がするよ。」
みwiki「4人の中では一番縁が無さそうでしたのに。」
かがみ「確かにアイツ、黙っていれば男受け良さそうだし…… 」
かがみ「(私も頑張らないと! )」
つかさ「んんっ? お姉ちゃん何か言った? 」
かがみ「えっ!? べ、別に何も言ってないわよ! 」
みwiki「クスクス」
432名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 01:37:51 ID:dIxUqIDf
>>430
スルーしてるんじゃない、
余りの結末に、流石にみんな書き込む言葉がないんだと思う。
433(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 01:42:29 ID:LwNZuGCf


つかさ「それでね〜 お姉ちゃん。そこでゆきちゃんがね。」
かがみ「うんうん。 」
つかさ「いきなり『もってけ〜! 』って叫びだしてね、それで…… 」
「おはよん♪ 今日も幸せ? 私は超幸せ! (≡∀≡.)」
つかさ「おはよう、こなちゃん。」
かがみ「おはよう。で、つかさ、続きは? 」
つかさ「ここからが面白いんだけどね、いきなり鮪まん持って……」
「そんな事より聞いてよ。昨日さ、夜いきなり彼から電話が来てさ。 ヽ(≡ω≡.)ノ」
「『急に君の声が聞きたくなった。』とか言っちゃってさ! てさ! (≡ω≡.)♪」
かがみ「へ、へぇ〜 ラブラブね。」
「他愛もない話するんだけどね。何話しても楽しいの。気づいたら深夜2時で寝不足だよ。あふぅ…… (≡∀≡.)」
かがみ「はぁ…… 」
つかさ「ふ〜〜ん。」
「やっぱ2次元より3次元だね。生身最高! Σd(≡ω≡.)」
みwiki「皆さんおはようございます。」
「聞いてよみゆきさん。昨日ね―― ヽ(≡ω≡.)ノ」

かがみ「うぃっす。お昼一緒に食べない? 」
つかさ「あっ、お姉ちゃん。良いよ。ゆきちゃんとこなちゃんもどう? 」
みwiki「ご一緒させて頂きます。」

カタカタ

つかさ「こなちゃん? 」
「んあ? あ、ごめん聞いてなかったよ。何? (≡ω≡.)?」
つかさ「お昼なんだけど、一緒に食べない? 」
「ああ、良いよ。このメール打ち終わったらね。 (≡ω≡.)」
つかさ「メールって彼氏? 」
「うん。営業職だから忙しいんだって。だからラブラブメールで癒してあげるんだ。 (≡ω≡.)」
つかさ「そ、そう…… 」
かがみ「つかさ? 何してるの? 」
つかさ「あっ、ごめ〜ん。……それじゃ、こなちゃん。先に屋上で食べてるから後で来てね。」
「うん。分かった。 (≡ω≡.)」

みwiki「結局、来ませんでしたね。泉さん。」
つかさ「私達の事とかどうでも良くなっちゃったのかな? 」
かがみ「と言うより、浮かれ過ぎよ。ただでさえ空気読めないのに、顔合わせば『彼氏、彼氏 (≡ω≡.)』」
みwiki「確かに、最近の泉さんの行動は目に付くものがありますね。」
つかさ「最近、こなちゃんに会いたく無くなって来ちゃった。」
かがみ「つかさも? 私もよ。」
みwiki「奇遇ですね。私もです。」
かがみ「そっか、みんな心に溜まってたんだ。」
みwiki「以前にも増して私達のことを見下してるように見えますね。」
つかさ「そうそう。『男の人と付き合ったこと無いなんてカワイソ〜 (≡ω≡.)』って目に書いてあるよね。」
みwiki「受験勉強も本腰を入れる時期ですし、泉さんとの付き合い方も考えなければいけませんね。」
つかさ「そだね〜 」
434(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 01:47:12 ID:LwNZuGCf


ゆたか「お姉ちゃん。最近かがみさん達と遊んでないの? 」
「うん。暇が取れなくてね〜 カ・レが寂しがり屋で絶えずメールしてるし。 (≡ω≡.)」
ゆたか「そうなんだ。」
「まぁ、時間作ってかがみん達とも遊んであげるけどね。 (≡ω≡.)」
「みんな私に彼氏出来て羨ましがってるだろうしね。つかさとかは私が居ないと何も出来ない娘だし…… (≡ω≡.)」
「あっ、メールの返事だ。…… あはっ♪ 週末に映画だって。どうしよう〜 (≡∀≡.)♪」
ゆたか「……」

ゆたか「――とか言ってました。」
かがみ「そう…… ありがとう。」
ゆたか「お姉ちゃん、今浮かれてるだけだと思います。本心じゃないと思います。だから…… 」
かがみ「ゆたかちゃん、安心して。こなたの事は分かってるつもりだから。」
ゆたか「本当ですか! 良かった…… かがみさん達が見捨てちゃったらお姉ちゃん寂しがると思うし…… 」
かがみ「大丈夫よ。それじゃ、また学校でね。」
ゆたか「はい。おやすみなさい。」

ツーツーツー

つかさ「誰と話してたの? 」
かがみ「えっ? ゆたかちゃんとよ。こなたどうしてる? って聞いてみたの。」
つかさ「へぇ〜 それで? 」
かがみ「私達ってこなたに友達になって『もらってた』みたいよ。」
つかさ「何それ!? 自意識過剰どんだけ〜 」
かがみ「正直、私もこれには腹が立ったわ。そう言うつもりならこっちから願い下げよ。」
つかさ「どうせ、こなちゃんの友達なんてネトゲくらいにしか居ないのにね♪ 」
435(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 01:55:13 ID:LwNZuGCf


「あれ? つかさとかがみん、まだ来てないのかな? (≡ω≡.)?」
「遅刻しちゃうじゃん。電話してみよ。 (≡ω≡.)」

オカケニナッタデンワバンゴウハ……

「どゆこと…… (≡ω≡.)?」

「セ〜〜〜フ。どうにか間に合ったよ。 ヘ(≡ω≡.)ノ」
「つかさ〜 先に来てたんじゃん。なんで待っててくれないの? (≡ε≡.)」
つかさ「え〜 なんでこなちゃん待たないと駄目なの? 」
「そりゃ、友達じゃん。毎朝一緒に登校しようって―― (≡ω≡.)」
つかさ「そんな約束したっけ〜? 何時? 何処で? 証拠は? 」
「な、なにそれ? 小学生? ばっかみたい。 (≡ω≡.)」
つかさ「小学生相手にしてるんだから当たり前じゃん。ねぇ〜 こなちゃん。」
「つかさ…… はっ! Σ(≡ω≡.)!」
「なんだ。つかさ妬いてるんだね? 大丈夫だよ。寂しかったらこなたの胸にいつでも飛び込んで良いんだよ。 (≡∀≡.)」
「貧乳は希少価値だ。ステータスだ! (≡ω≡.)」
つかさ「ダメダメ。こなちゃんと話してると脳みそ溶けちゃいそう。向こう行ってよ。ホームルーム始まるからさ。」
黒井「泉! 鐘聞こえんかったか! ちゃっちゃと席着きぃ! 」

「……って訳だからさ。かがみんからも言ってあげてよ。 (≡ω≡.)」
かがみ「何を? 」
「つかさの妬きもちをさ、お姉さんらしく諭して…… (≡ω≡.)」
かがみ「ったく、教室に走り込んできて言うのがそれ? もう少しまともな事言えないの? 」
「えっ? やっ、かがみん? (≡ω≡.)?」
かがみ「私より彼氏に相談すれば? どうせあたしらは暇つぶしなんでしょ? 」
「なんか誤解してるよ。かがみんとは親友だよ? (≡ω≡.)?」
かがみ「お生憎様。私はアンタなんて同級生くらいにしか見てないから。」
かがみ「さっ、3時間目始まるわよ。お隣に帰りなさい。泉さん。」

「あったまくるよね! あのボケボケ姉妹。 (≡皿≡.)!」
「私が居たから楽しい学園生活送れてたのに、かがみんなんて一歩間違えば便所飯決定じゃん。 ┐(≡ω≡.)┌」
みwiki「はぁ…… 」
「やっぱ頼れるのはみゆきさんだけだよ。才色兼備、まさに否の打ち所のない完璧超人だね。 (≡∀≡.)」
「そこでお願いなんだけど、今度の中間試験用にノート。また貸してくれない? ⊂(≡ω≡.)」
みwiki「お断りします。」
「ありがと、すぐに返すから…… っておい! Σ(≡Д≡.;)」
みwiki「そう言って何時も直前まで返してくれませんね。オマケに汚すし。」
みwiki「いい加減、少しは勉強したらどうです? 社会じゃ誰も助けてくれませんよ? 」
「あっ…… あっ…… (≡Д≡.;)」
みwiki「『可愛いからコスプレ喫茶からアイドルに。』『可愛い容姿と声で人気声優。』なんて以前言ってた夢言わないでくださいね。」
みwiki「努力しない人に結果は付いてきませんよ。まぁ、それ以前に可愛くないですしね。」
436(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 02:01:54 ID:LwNZuGCf

ガタンゴトン…… ガタンゴトン……

「…… (≡ω≡.;)」
「グスッ…… ううっ…… (TωT.)」
「(どうしてこんな事に…… 思い当たる節ないよ〜 (≡ω≡.;))」
「(明日話してみよ。話せば誤解も解けるはず…… (≡ω≡.;))」

コナチャンノホウガキモイヨ コナチャンノホウガキモイヨ アハハ

「(やばっ! マナーモードにしてなかった。 Σ(≡ω≡.)!)」
「あっ…… カレからだ。 (≡ω≡.;)」
「(こんな時にメール…… 嬉しいよ…… (≡ω≡.;))」
「ううっ…… ううっ…… (TωT.)」

みwiki「泉さん、今日はまとわりついてきませんね。」
つかさ「以外とあっさり済んだね〜 」
かがみ「もう少し泣きつけば可愛げあるのに…… やっぱ私らとの関係なんてその程度だったのね。」

「ふふふ〜ん♪ ふふふ〜ん♪ (≡ε≡.)」
「(明日はカレとのデート。映画見に行って、ご飯食べて、そして、そして…… (≡ω≡.))」
「うひゅひゅ、ヤヴァいね〜 ひゃ〜 (≡∀≡.)」
つかさ「キモッ! 」
437(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 02:12:08 ID:LwNZuGCf


「お待たせ。待った? (≡ω≡.)?」
「ごめんごめん。起きたら12時でさ。ダッシュで来たよ。まぁ、髪はボサボサで化粧も出来なかったけど…… (≡ω≡.)」
「あひゃ! そんな〜 照れるよ〜 ほらっ! 映画行こう。 (≡∀≡.)」

「ほいっ、映画の券。 ⊂(≡ω≡.)」
「いいよいいよ。私が出すよ。こう見えてもバイトじゃ稼ぎ頭よ? (≡∀≡.)」
「そうだ。飲み物なに飲む? コーラ? OK、買ってくるよん。 (≡∀≡.)♪」
「……はい。あっ、暗くなってきた。楽しみだね〜 ムシャムシャ ズズー (≡〜≡.)」

「面白かったね。特に最後の長門が朝比奈を刺すところ。『このまな板め!』は名台詞だね。 (≡∀≡.)」
「これからどうする? 夕飯には早いかも…… 行きたいお店? 良いよ。付き合う。 (≡ω≡.)♪」
「えへへ、腕組んで良い? (≡∀≡.)♪」

「いいって、いいって、お金無いんでしょ? ファミレスで充分。 (≡ω≡.)」
「でも意外だな〜 大企業に勤めてるのに手持ちあたしより少ないんだもん。びっくりしちゃった。 (≡ω≡.)」
「へぇ〜 交際費とかで持ち出し多いんだ。大変だね。 (≡ω≡.)」
「よしっ! こなちゃんにおまかせ! ここも奢っちゃう! Σd(≡ω≡.)」
「そ・の・か・わ・り、次はそっち持ちだよ? すんごい所連れってってね。 ヽ(≡ω≡.)ノ」

「ふぃ〜 喰った喰った。もうお腹パンパンだよ。 (≡ε≡.)」
「そろそろ帰らなきゃ…… 終電近いし。 (≡ω≡.)」
「えっ? 家この辺なんだ。さすがエリート。都会に住んでるね。 (≡ω≡.)」
「これから? えっ…… あの…… その…… Σ(≡ω≡.)!」
「……いいよ? ・:*:・(≡ω≡.*)・:*:・」
438名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 02:31:33 ID:VJTvB5kY
439(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 02:34:58 ID:LwNZuGCf


そうじろう「……で、いったい誰の子なんだ! えっ!? 言ってみろ! 」
「んと…… (≡ω≡.;)」
そうじろう「ったくウチの娘を傷物にしやがって…… 責任取ってもらうからな! 」
「じゃ、じゃあ、一度お父さんも会ってくれる? カレ、素敵な人だからお父さんも気に入ると思うよ。 (≡ω≡.)」
そうじろう「どうだか。少なくとも計画性もなく孕ませる男なんて信用なら無いけどな。」
「連絡取ってみるよ。ちょっと待ってて。 (≡ω≡.)」
「あれ…… おかしいな。 (≡ω≡.)?」
そうじろう「電話に出たら俺に替われ。」
「それが、使われてないって言われるよ。 (≡ω≡.)」
そうじろう「おいおい、それじゃメールは? 」
「……なんか変な外人に届いちゃう。 (≡ω≡.;)」
そうじろう「お前、連絡先も知らない男と…… 」
「確かにこの前までは通じたんだよ! もしかしたら機種変とかしたのかも。落としたりしてさ。 (≡ω≡.;)」
そうじろう「家は? 住所は分かるのか? 」
「うん、家は知ってる。 (≡ω≡.)」
そうじろう「よし、連れていけ。」

「誰? (≡ω≡.)?」
そうじろう「俺に聞くな。こいつなのか? 」
「全然違うよ。もっとカッコイイ。 (≡ω≡.)」
住人「いきなり訪ねてきてなんですか? 失礼だな。」
「すいません、ここには以前から住んでましたか? (≡ω≡.)?」
住人「いや、一昨日引っ越してきたばかりだけど? 」
「そんな! 前住んでた人の事分かりませんか? Σ(≡ω≡.)!」
そうじろう「間違って届いた郵便でも良いんで! 」
住人「いや、特にそういうのも無かったし、さすがに分からないです。」
「そんな…… Σ(≡Д≡.;)」
住人「えっと、もう良いですか? 」
そうじろう「どうもご迷惑をおかけしました。こなた、行くぞ。」
440(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 02:58:07 ID:LwNZuGCf


つかさ「!」
かがみ「!」
みwiki「!」
「――ってわけなんだ。どうしよ? (≡ω≡.;)」
かがみ「この馬鹿! なんで気をつけないの? 」
つかさ「そうだよ、こなちゃん危機感無さ過ぎ。」
みwiki「自業自得ですね。」
「うっ…… うっ…… でも、だって…… (TωT.)」
みwiki「泣いても何も変わりません。事実は事実です。」
つかさ「どうするの? 堕ろすの? 」
かがみ「そんなの私が許さないよ! そんな薄情な真似したら、もう絶交よ! 」
「そ、そもそも! かがみん達が無視するから、あんな男に騙されて…… (≡ω≡.#)!」
かがみ「何、私らのせいにするの? あんたが馬鹿みたいに男の自慢するから、こっちも嫌気がさしたんじゃない! 」
「それでも仲良くしてくれるのが友達でしょ! (≡皿≡.#)!」
かがみ「だいたい、その慣れ慣れしい態度が嫌なの! 」
かがみ「ズカズカと他人の領域に進入してくるし…… 少しは距離を取ってよね! 」
つかさ「お姉ちゃん…… 」
かがみ「あんたもいい加減分かったでしょ? 他人に依存しすぎてるとろくな事にならないって! 」
かがみ「分かったらそのお腹どうするか考え…… 痛っ! 」
「なんだ! かがみんの癖に! うるさいんだよ! (≡皿≡.#)!」
みwiki「泉さん! 暴力は…… 」
つかさ「こなちゃん、止めて! 」
「近寄るな! お前らがもっと私を支えてくれれば、こんな事にはならなかったんだよ! (≡皿≡.#)!」
「うわ〜ん! ヘ(TωT.)ノ≡≡3」
つかさ「……大丈夫? 」
かがみ「うん…… あいた! こなたの奴、本気でぶったわね。」
みwiki「さすがに、あの泉さんの態度には腹が立ちました。自分勝手にも程があります! 」
かがみ「そうね、良い事は自分のおかげ。悪いことは他人のせい。さすがに呆れたわ。」


白石「さてと、今日も夜の運動に勤しもうかな。」
白石「何か良い動画あるかな〜 おっ! 素人ハメ撮り無修正! こういうの好きなんだよね〜 」
白石「準備OK! それでは…… 」
白石「……」
白石「……」
白石「ふぅ…… って、これ泉だろ! なんでこんなのに…… 」
白石「なんかムカつく! 特にアイツをオカズにしたってのが我慢ならない! 」
白石「とりあえず裏サイトにUPしとこ。携帯サイズに圧縮して――」
441(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 02:58:37 ID:LwNZuGCf

「(はぁ…… どうしよ。お父さんには今日中には結論出せって言われてるし…… (≡ω≡.;))」
「おはよ…… (≡ω≡.;)」

ヒソヒソ ヒソヒソ

「(なんかクラス全員の視線を感じるな。なんだろ? (≡ω≡.)?)」
白石「おっ! 女優の泉こなたの登場だ! 」
「えっ!? 何? (≡ω≡.)?」
白石「まさかお前があんなエロい女だっとはね〜 」
白石「……一回、幾ら? 」
「ちょっ! 変態! 朝から何言ってるの? Σ(≡Д≡.;)」
白石「変態? お前には言われたくないな〜 こんなのやってる癖に。」
「何、動画? これが何…… 嫌…… 嫌だ…… 止めて! (/ω\.)」
白石「人は見かけに寄らないよな。正直、泉のことは暗いオタクだと思ってたよ。」
バキッ!
白石「あっ! 俺の携帯……」
「ハァハァハァ…… (≡皿≡.)」

ヒソヒソ ヒソヒソ

「……あっ、みゆきさん。誤解だよ、私じゃ…… (≡ω≡.;)」
みwiki「汚らわしい。話しかけないでください。」
「……つかさ! 信じて…… (≡ω≡.;)」
つかさ「どう見てもこなちゃんだよ。」
「……かがみん! Σ(≡ω≡.;)!」
かがみ「どうしようもない馬鹿ね。」
「(止めて、そんな目でみんな見ないで! (≡ω≡.;))」
黒井「お〜し、みんな席着け。おい、泉! 」
「ひっ! Σ(≡Д≡.;)」
黒井「最近たるみ気味やで。卒業までもう少しだし、ちょっとは将来の…… 」
「嫌〜! ヘ(≡皿≡.)ノ≡≡3」
黒井「……なんや? トイレか? 」
442(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 02:59:47 ID:LwNZuGCf

「(嫌! 嫌! 嫌! (≡皿≡.;))」
「(世界中が笑ってる。オタクがちょっと調子乗ったらこのザマだって。 (≡皿≡.;))」
「(こんなんになるならリア充なんかにならなきゃ良かった。や、私に脱オタなんて無理だったんだ! (≡皿≡.;))」
「(馬鹿、馬鹿、私の馬鹿! (≡皿≡.;))」

黒井「……おった、おった。」
黒井「泉、こないな所で何しとるんや? はよクラス戻ろか。」
「……先生。 (≡ω≡.;)」
黒井「悩みあるんなら遠慮せずに言い。そりゃ、人生経験は少ないけど、話した方が少しは気分晴れるやろ? 」
「……そうやって連れ戻して笑い物にするんだね。 (≡ω≡.;)」
黒井「何を言っとるんや。 ほら、立つんや! 」
「……さわるな! 聖職者の顔して、どうせアンタも私を馬鹿にするんだろ! 体力馬鹿のオタクって。社会のダニだって。 Σ(≡ω≡.)!」
黒井「泉、落ち着け。」
「……騙されないぞ! そうか、お腹の赤ちゃんを殺す気だな。そうはさせないぞ、この子は、私の全てだ! Σ(≡皿≡.)!」
黒井「お腹の? 泉、お前…… ガハッ! 」
「……殺される前に ……殺る! Σ⊂(≡皿≡.)!」
黒井「泉…… 止め…… 」
「黙れ! 黙れ! 黙れ! Σ⊂(≡皿≡.)!」
「…… (≡皿≡.)」
「……ふふふ、やっと黙った。 (≡ω≡.)」
「ハァハァ…… どこかで手洗わないと…… (≡ω≡.)」
教師「こらっ! 授業中だぞ。何を…… 」
教師「黒井先生! どうしました!? 」
「……また、うるさいの来たよ。 (≡ω≡.;)」
教師「君なのか! 何をやったのか分かっているのか! 」
教師「とりあえず、まずは救急車を…… 」
「お前も…… 敵だ!! Σ⊂(≡皿≡.)!」

バキッ!
443(≡ω≡.)神奈川:2008/05/28(水) 03:05:16 ID:LwNZuGCf


『……埼玉県の鷹宮神社で起きた立てこもり事件は、依然警察による説得が続けられております。』
『ただ、犯人はひどく錯乱しており、人質の身の安全が危ぶまれます。』

住人「物騒な事件だな〜 」
カレ「これ高校生だってな、キレるとほんと何するか分かんないよな。」

『犯人は昼間、学校で担任を殺害。止めようとした別の教師にも重傷を負わせた上で逃亡。』
『夜9時過ぎにこちらの神社に進入。お住まいの柊さん一家を人質に取り立てこもっております。』

住人「高校生と言えば、お前の言ってたオタク。この前家に来たぜ。」
カレ「マジかよ。」
住人「なんかオヤジと一緒にさ。適当にあしらっておいたけど、面倒事に巻き込むなよ? 」
カレ「すまんすまん。気をつけるよ。」
住人「まぁ、部屋の使用料払ってくれればそれで良いよ。」
カレ「でもオタクはちょろいな。適当にエリートっぽく振る舞っただけでベタ惚れだからな。」
カレ「夢ばっかみてるから危機感無さ過ぎ。」

『今、警官隊が突入しました! 午前2時40分、警官隊が一斉に突入しました! 』

住人「そのオタクの動画、すげぇアクセス数だよ。今月の広告収入、結構行くぜ。」
カレ「まじか。オタク様々だな。」

『ただいま入った情報によると、犯人は凶器の刃物で自殺。人質の一家も刺殺されてしまった模様。』
『繰り返します。犯人は人質を殺害した上で自殺…… 』

カレ「終わったな。さて、借りてきたDVDでも見るか。」
住人「ほんじゃ、俺ビール持ってくる。」
カレ「つまみも頼むわ。」

『犯人の名前は泉こなた。18歳。高校生――』

(終)
444名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 03:16:34 ID:dIxUqIDf
>>443
(≡ω≡.)神奈川さんの こなた 嫌いは清々しい!乙です。
445名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 03:17:54 ID://kEJBKI
>>430
みwikiの徹底した非情さが良かったです
今晩は焼肉でミノでも食うかなw

>>438
自殺より怖いような気がするw

>>443
いつもどうり容赦ない、こなむしの駆除っぷりに脱帽w
シェリルとか細かいネタを色々入れてるのも流石ですww
446名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 03:52:32 ID:jtPrUiyz
今日くらいは救ってやりたい…と思ってしまうのは
誕生日が同じよしみというヤツなんだろうか
447名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 04:11:35 ID:AWOnGulz
今日だからこそ絶望で顔を歪ませたい
448名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 04:53:06 ID:pg7+W3Ns
神奈川さんのこなこなは相変わらずムカつきますね!
449名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 05:44:12 ID:Slta2Ogi
今日はこなたの誕生日です。…確かですが…
450名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 08:15:26 ID:q53mj8UM
>かがみ「何、私らのせいにするの? あんたが馬鹿みたいに男の自慢するから、こっちも嫌気がさしたんじゃない! 」
>「それでも仲良くしてくれるのが友達でしょ! (≡皿≡.#)!」
>「なんだ! かがみんの癖に! うるさいんだよ! (≡皿≡.#)!」

凄まじい自分勝手ぶりにワロタ
451名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 09:22:59 ID:yztoEds2
http://pict.or.tp/img/58868.gif
こなた誕生日おめでとう 
プレゼントだよ
452名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:17:06 ID:uoe7mHZH
>>451
モリゾー?
453名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:28:54 ID:+hAtsrM0
大学の裏門が水没してて足が濡れて苛ついた勢いでSSを投下

『つかさのアルバイト〜こなたの誕生日特別版〜』

・こなた篇

つかさ「こなちゃん、誕生日おめでとう!」
こなた「ありがと、つかさ。さて、プレゼントは何かな」
つかさ「今日は取って置きのプレゼントを用意したよ」
???「にょろーん」
こなた「だ、誰?」
つかさ「現場で仲良くなった男優のゴローくん。
    ゴローくん、カメラ回してるからやっちゃっていいよ!」
ゴロー「にょろーん」
こなた「や、やめて・・・」
つかさ「ははは、誕生日にAVデビューってこなちゃんどんだけ〜☆」

こなた「・・・欝だ、死のう」
454名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:35:23 ID:+hAtsrM0
>>453
大学の裏門が水没してて足が濡れて苛ついた勢いでSSを投下

『つかさのアルバイト〜こなたの誕生日特別版〜』

・かがみ篇

つかさ「お姉ちゃん、今日はこなちゃんの誕生日だね!」
かがみ「そうね、つかさ。でも、プレゼントが未だ決まらないのよ」
つかさ「今日は取って置きのプレゼントを用意したよ」
???「にょろーん」
かがみ「だ、誰?」
つかさ「現場で仲良くなった男優のゴローくん。
    ゴローくん、カメラ回してるからやっちゃっていいよ!」
ゴロー「にょろーん」
かがみ「や、やめて・・・」
つかさ「ははは、友達へのプレゼントが自分の出てるAVってお姉ちゃんどんだけ〜☆」

かがみ「・・・こなた が見るなら、それはそれでいっか///」



☆あとがき
・ゴローが誰か分かんない人は、鳴沢賢一でググってね。
 てかWikipediaの内容、大幅に削った馬鹿はどこのどいつだ!
・このSSは番外編なので、アルバイトシリーズ本編とは繋がりはありません。
 本編もよろしくお願いします。
455名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:41:41 ID:VM1wwT9y
こなた以外のグロ注意


今日は5月28日。
泉こなた18歳の誕生日である。

誕生日会しよう、いいねいいねとこなたの家に集まった4人

こなた つかさ かがみ みゆき

テーブルの上にケーキを置いて、今日の主役が18本のローソクを
吹き消す。パチパチパチと拍手が沸き起こり、少し照れ気味のこなた。

こなた「今日は私の為にありがとね〜うれしいよ♪」
みゆきがケーキを切り分け四人のお皿に移す
こなた「かがみんのもう少し大きい方がいいんじゃないの?」
かがみはうるさいわねっといいつつもどこか不服そうだ。
こなた「所でプレゼントの方を・・」
かがみ「自分で言うなよ!自分で!」
といいながら二つめのケーキに手を伸ばすかがみ。

つかさ「こなちゃん、はいこれ〜♪」
四角く包装された小箱をこなたに渡す。
こなた「ありがと!つかさ」
プレゼントを開けるとイルカを象ったオルゴールだった。
こなたがオルゴールのネジを回すとハレ晴レユカイが流れる
こなた「おお!ハルヒ!私踊れるよ♪」
踊りだしたこなたに3つ目のケーキを確保したかがみが
埃がケーキに入るでしょ!と釘を指す。

みゆき「泉さん、これ、つまらないものですが・・・」
と言って、プレゼントを渡す
こなた「みゆきさんありがと!なにかな〜なにかな〜?」
みゆき「消しゴムのカスですよ」
一瞬の沈黙の後冗談ですよと焦りながらみゆきが取り繕う。
今日はめでたい日、みゆきもテンションが上がってるのだろう

456名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:42:06 ID:VM1wwT9y
こなた「わぁ、かぁいい!」
みゆきのプレゼントはイヤリングだった。
みゆきは芸がありませんけどね、と謙遜する。
かがみ達の誕生日の事を言ってるのだろう
かがみはそんな事ないわよと4つ目のケーキにフォークを刺す

かがみ「はい、これ!つかさがプレゼント買うっていうから
    ついでに私も買ったのよ、早く開けなさいよ」
つかさ「お姉ちゃん、1時間ぐらい迷ってたよね〜」
かがみ「ば、馬鹿!」
かがみはつかさの頭をポカリと叩く
こなたはにんまりと微笑むと
こなた「ありがとう!かがみん♪」
いつもだったらツンデレだね〜とか茶化す所だろうが
こなたは本当に嬉しかったのだろう、凄く幸せそうな顔でかがみが
くれたプレゼントを見つめている
かがみ「な、何笑ってんのよ!は、早く開けなさいよ!」

こなたがプレゼントを開けようとした時だった
ドアが開かれて、黒ずくめの男が入ってくる
ドタドタと足音を立てながら6人
散乱するケーキ、
無残にもイルカの部分が取れたオルゴール。
離れ離れになったペアのイヤリング。
踏みつけられたかがみからのプレゼント
羽交い絞めにされ、薬を嗅がされる4人。
こなたが最後に見た光景
こなたのイニシャルを象った、銀色のネックレスだった。
457名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:42:29 ID:VM1wwT9y
こなたは目を覚ますと同時に身体に違和感を感じた
こなた「えっ・・・何・・・?これ・・?」

自分の置かれた状況を確かめるこなた。
椅子に座らせれ、その椅子に手足を固定されている。
動かしてもびくともしない。

次にこなたは周囲を見渡した
前面真っ白な部屋。
直径20メートルぐらいの円形の部屋。
そのまま視線を上に上げるとガラスが張られている。
ガラスの中からの異様な光景。
こなたを見下すようにいくつもの目が輝いている。

その部屋の中心にこなたは固定されていた

こなた(な、何これ・・・これじゃあまるで・・)
こなたは自分の額から汗が垂れるのを感じる
こなた(見世物じゃない・・・)

こなたは3人の姿を探すがどこにもみつからなかった
キョロキョロするこなたを見てガラス張りの部屋から
どっと笑い声が聞こえる。

その時こなたから見て右にあるドアが開かれる
黄色い髪の女が入ってくる。
こなたのよくしる女。
こなた(どうして・・・黒井先生が・・・?)
ツカツカと歩いてくる黒井を見て、こなたはその異様さを感じ取った
黒井はこなたを見て笑ってるのだ。
こなたのもしかしたら黒井先生は助けにきてくれたんじゃないか?
という疑問を払拭する様な笑み。
こなたは駄目元で言ってみる
458名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:42:59 ID:VM1wwT9y
なた「せ、先生!助けて!」
黒井はその叫びには答えずこなたの目の前までくる。

黒井「泉〜気分はどやっ?」
こなたの顔を覗き込み満面の笑みで聞く黒井。
こなた「どや?じゃないです!一体これは・・・?」
黒井「泉は簡単やで〜♪ここで座っとったらええだけやからな」
その時、ガラス張りの部屋から早く始めろ!と怒鳴り声が聞こえる。
黒井はいかん、おこっとってや・・・と呟きながらポケットからマイクを取り出す
黒井「イッツアショータイムやで、泉♪」

黒井『みなさん!長らくお待たせしました!それじゃあ今から
   始めたいと思います!』
ガラス部屋から地鳴りの様な大歓声が聞こえる

こなた(な、何が始まるの・・・?怖いよ怖いよ・・・)

ドアが開く。
黒ずくめの男に両脇を抱えられて出てきた女。

こなた「みゆきさんっ!」
こなたは無意識のうちに逃げてっ!と叫んでいた。
この部屋の異常さを感じとっていたのだろう
みゆきは足をバタバタさせ、必死にもがいている。
だが、屈強な男の前では意味がない。
大きな網の中で小魚が暴れているような物だ。

みゆきはこなたの前まで運ばれてきた

みゆき「泉さん・・・ご無事でしたか・・」
自分の心配よりこなたの心配をするみゆき
こなた「変だよ!変なんだよ!逃げて!逃げて!」

459名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:43:30 ID:VM1wwT9y
黒井『さぁみなさんはもうご存知かと思われますが、一応紹介します!
   この女性は高良みゆき!頭脳明晰、運動神経抜群、容姿端麗と
   3拍子揃ってと聞くとどんな嫌味な奴なんや?と思われますよね?』
ガラスの部屋から笑い声が漏れる
みゆきはその方向をきっ、と睨む
黒井『嫌なやつだなんてとんでもありません!友達思いの優しい女性!
   少し天然ボケな所も味を出してます!そんな高良にインタビューしてみましょう!』

黒井『高良〜今どんな気分や〜?』
みゆき『せんせい・・?これは一体なんなんですか?』
と言って黒井を睨む。
黒井『ひゅ〜怖い怖いな〜高良は〜』
みゆき『ふざけないでください!』
ガラス部屋から怖いぞ〜!と誰かの叫び声。
黒井『みなさん、こんな怖い女は・・・』
その次の言葉で自分の耳を疑うこなたとみゆき

黒井『殺してしまいましょ』

こなた(えっ・・・今なんて・・・?殺す・・?ころすってなんだったけ
    ころす???殺す・・・誰をえっみゆきさんを?嘘・・殺す・・?)

黒井『それではみなさん!楽しんでください!』

二人の男に手足を押さえられ、後から運ばれてきた台に倒されるみゆき

みゆき「それでもあなたは・・・聖職者なんですかっ!」
必死で抵抗しながら黒井に怒鳴りつけるみゆき
みゆき「なんとか・・言え・・言えよっ!」
腹の底から力の限り叫ぶみゆき

黒井はこなたに話しかける
460名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:43:54 ID:VM1wwT9y
黒井「どや?泉?おもろいか?よぉ〜見とけよ〜」
こなた「みゆきさんっ・・!にげ・・逃げて!!」
身体を最大限に揺すりながら叫ぶ。

その時、スピーカーから音声が漏れる

『貧乳はステータスだ!希少価値だ!』

こなたの声だった。大分前にこなたが言った台詞
それが何故か流れる。

『貧乳はステータスだ!希少価値だ!』

こなた(これ、私の声・・・どうして?)
黒ずくめの男がみゆきの服に両手をかけ、破る
みゆきのメロンの様な爆乳が露になる

きゃっと声をあげ思わず目を背けるみゆき

『貧乳はステータスだ!希少価値だ!』

黒井『この台詞はみなさんご存知かと思いますが
   ここにおる泉が言ったもんです。
   でも、高良は貧乳じゃない・・・そんな
   高良にステータスを与えようじゃありませんか!』

そこからはみゆきに取って地獄とも言える様な時間が始まった
461名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:44:21 ID:VM1wwT9y
黒服が台に身体を固定されたみゆきの乳首を掴みピンッと
上に持ち上げる。
乳首が千切れる様な激痛に我を忘れて叫び回るみゆき
そしてメスの様な刃物でみゆきの爆乳の根元から刃をいれる

ゆっくりと・・・ゆっくりと・・・

ごめんなさいごめんなさいと口をパクパクさせる
鮮血が噴出しみゆきの顔を真っ赤に染める。
母親譲りのピンクの髪の毛をもドスグロイ液体で染まっていく

ふふゅーふひゅーとなんとも言えない音が口から漏れる
涎をだらりだらりと流し、鼻水が首のあたりまで垂れている

そして、みゆきの乳は文字通りなくなった

誇らしげにひょうたんの様になった
みゆきのモノを掲げる黒ずくめの男達

ガラス部屋から笑い声が漏れる

みゆきは口を間抜けのようにだらりと開け、白目を向いている

みゆきのモノが切り取られるまでの間、こなたは
涙ながらに叫んだ
やがて目を逸らし絶望に染まっていくその顔を
黒井が後ろからみゆきの方へ向ける

黒井「友達やったらよう、見といたらんかい!友達に
   すてーたす?が付く瞬間をな!」
と豪快に笑う
462名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:44:45 ID:VM1wwT9y
黒井『みなさん、どうでしょうか?ごらんの様に
   高良はつるぺったんになってしまいましたが
   この泉が言うにはこれでステータスが付くと言うんです!
   本当に付いたのか高良に聞いてみましょ!』
とみゆきにマイクを近づける

みゆき「・・・・ひゅひぃ」

黒井『ひゅひぃwwwwwってなんやwwwあほか、お前w
   日本語、喋らんかい!!』

ともう一度マイクを向ける黒井

みゆき「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

黒井『なんも言わんいう事は泉の言った事は嘘やったんやなw
   泉が嘘つくから高良の胸、なくなってしもたで〜♪』

それを聞きこなたの肩がぶるりぶるりと震える

黒井『友達に騙された高良がかわいそうなのでプレゼントあげましょ!』

それを聞いた黒服が台の下から大きなドリルを取り出す。
ドリルの先には直径3センチぐらいの穴あけ刃がついている

『なぜ歯医者さんは一度行くと何度も行かなくてはならないのでしょうか?』

また音声が流れる。今度はみゆきの声
黒井『ごらんの通りです、そこで、高良が歯医者にいかんでも
   ええようにしてあげましょう!』
463名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:45:45 ID:VM1wwT9y
ドリルが作動する。ぎゅるるるる・・・と回転音がコダマする。
その音にピクリとみゆきの身体が反応する
弱りきった身体を動かそうと
ぴくり・・ぴくり・・・と身体が波打つ。
口をパクパクさせるみゆきだが、ドリルの回転音で
何を言ってるのかは聞こえない

そして穴あけ刃がみゆきの口に触れる。
ぎゅるるんぎゅるるん
黒服の肩の辺りまで血や肉片が飛び散る。
そんな事、気にするそぶりもなく一気にドリルを下に押し出す

こなた「あああああああああああああああああ・・!!」

こなたの足元にまで何かが飛んでくる・・・それが何かは判別できない

黒井『これで歯医者に行かんでもええようになりました〜♪
   まぁ・・・その顔じゃ、何処もいかれへんようになってもたけど』

その顔、鼻から下を粉々にされたみゆきの顔。
ガラス部屋からきもいぞ〜(笑)と野次が飛ぶ


どこかに合図を出す黒井

突然部屋の一部が開きだす。
ギュオーンと言う音。
いくつもの羽が高速回転している。
扇風機を何倍も大きくした様な物が顔をだす

黒井『これ、捨てといて〜』

黒ずくめの男に両手両足を抱えられ、ゴミのように
放り込まれたみゆき。
ぎゅ、ぎゅ、ぎゅおんぎゅおん
みゆきは粉々に粉砕された





464名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:46:11 ID:VM1wwT9y
こなた「ああああああああああああああああああああああ」

そのこなたの絶叫と重なる様にガラスの部屋からは
笑い声や拍手が聞こえてくる。

黒井『それではここでしばし休憩に入りたいと思います』

というと黒井はこなたに近づいてくる
こなたは涙に塗れた顔で黒井を睨む

黒井「そんなに怖い顔せんといてや〜センセ、怖いやんか♪」
こなた「・・・みぅきさん・・みぅきさん・・」
黒井「高良は粉々になってもたな〜」
と言いながらこなたの口に猿轡を嵌める黒井

黒井「変な気起されたらかなんからな」

先ほどの惨劇の掃除をし始める黒服達。
黒井は咳払いを一つすると語り始めた

黒井「泉〜薄々気づいとうかもしれんけど、お前はな見世物やねん。
   こんな見世物があるかって思うかもしれんけど、全部現実や。
   夢なんかじゃないで〜全部現実やねん♪だから高良とは
   もう二度と会われへん。粉々になってしもたからなw」
 
カッカッカッと笑う黒井。
465名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:46:34 ID:VM1wwT9y
黒井「上におる人達は見物人や。すごい人ばかりやで〜。なんとな、
   こんな非合法な事しとんのに・・・警察の偉い人も見に来とんねんw
   傑作やろwお前の所のおやじがなんぼ警察に泣きつこうが、無駄っちゅう
   わけや。後は政治家とか、大企業の社長とかやな。いやになるぐらい
   金持ってる奴らばっかりや」

黒井「貧乏人には知らん世界っちゅう分けや。びっくりするやろ?
   金持っとる奴らは怖いな〜こんな事考えるんやもんな。
   心底恐ろしいわ」

と業とらしく身体をガクガクさせる黒井。

黒井「さっき高良が殺された時、ウチ怖いもん見てもた。
   おもろいから教えといたるわ。あんな、上みたらな・・・
   読書しとる奴おってん!お前らの事なんか興味ない、
   ゆうやつやな・・」


黒井「でもな、うちもな・・おっと、休憩終わりや。
   また後で話したるわ、それとな・・・次は柊つかさやでっ♪」

と黒井はマイクを持ち上げる。
こなた(つかさつ・・かさ・・やめでっ!!!!!!)

黒井『さぁ皆様!お待たせしました!どんどんいかせて貰いまっせ〜♪
   それでは次の生贄の紹介をしたいと思います!』

ガラスの部屋からおおおと歓声
466名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:47:22 ID:VM1wwT9y
黒井『柊つかさです!この子は運動、勉強ともに苦手ですが、
   そんな柊にも得意な事があります!それは料理!
   いや、素晴しいですね〜私は料理がそんなに
   得意じゃないので羨ましいですwそれでは入ってもらいましょ!』

とドアが開く。みゆきの時とは違い放り込まれるような形で
つかさが入れられる。一人だ。目にはうっすら涙を浮かべている
つかさはキョロキョロと辺りを不安そうに見渡した後
こなたと黒井の姿を確認する。
手足を椅子に固定され、猿轡を噛まされてるこなたの元に
一目散に走ってくる。
つかさ「こ、こなちゃん!大丈夫?」

こなたはヴぅ〜ヴぅ〜とつかさに警告を出す。
逃げろ!との意思表示なのだろう。
だが馬鹿なつかさは気づかない。こなたと黒井に出会えた嬉しさで
少し笑みを浮かべる始末。
つかさ「怖かったよ〜一人ぼっちだったんだよ〜」
と泣きべそをかきながらこなたの猿轡に手を伸ばす。
つかさ「せんせも手伝って!こなちゃん、大変だから!」
だが、黒井は冷たい表情で見てるだけ
つかさ「せんせ・・・?どしたの・・?」
黒井は少し笑みを浮かべ
黒井『ご覧の通り馬鹿です!こいつは!それじゃあやっちゃって下さい!』

つかさ「へ?マイク?せんせ・・・きゃあ」
467名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:47:45 ID:VM1wwT9y
ガラスの部屋からの視線・・・尋常じゃない雰囲気にやっと気づいたつかさ。
それと同時にドアが開かれ3名の黒服が雪崩こんできた。
つかさの方に向かって。
つかさの表情が変わる。トタトタと逃げ出すつかさ。

『セバスチャンが臭くってさ〜』

またあの放送。今度はつかさの声。
黒井『セバスチャン・・・うちの生徒の事です。それが臭い?
   これは紛れも無くイジメです。人の痛みをわからん奴には
   人の痛みがわかる人間になってもらわなあかん!』

つかさ「な、何これ?はぁはぁこわいよ・・・こわいよ・・・」

必死で逃げるつかさだが、この円形の部屋に逃げ場などない。
壁の端で3人の黒服に包囲されるつかさ

つかさ「こなちゃん・・!た、助けて!助けてぇ!お姉ちゃん・・」

つかさの叫びが言い終わらない内に黒服の一人がつかさの腹を蹴る。
横からではなく正面から。容赦ない前蹴り。壁とのサンドウィッチ。

ひぐぅと叫びとも呻きとも取れる声をあげ倒れるつかさ。
口からは昼間食べたケーキの残骸がごぼぼと垂れる

一人が倒れたつかさを抱え上げもう一人が腹、顔面、に拳の雨アラレ。

468名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:48:05 ID:VM1wwT9y
10発、20発と容赦なく拳を叩き込む。
痛い痛いと言っていたのも最初だけ。
目の中から眼球が迫り出した頃には呻き声さえ出ない状況になっていた。
口の中から大量の出血。鼻は無残にひん曲がっている。
つかさの黄色いりぼんも赤く染め上がっている。

そこには可愛らしいショートカットの子などいない
あるのは顔を腫らして血まみれのゾンビの様な物

つかさが動かなくなると黒服はこなたの前につかさを持ってきた
例の如く後ろからこなたの顔を支える黒井。

黒井はこなたに囁いた。
黒井「泉、この顔、ほっといたら、2倍ぐらいに腫れ上がるんやで♪
   そうなる前にようみといたれよwww」

こなたは涙を流し、猿轡の中から必死で叫ぶ。
つかさの指がぴくりと動く。
まだ意識はあるようだ。

『バルサミコス〜♪』
つかさの口癖が流れる

黒井はこなたの顔からマイクに持ちかえる

黒井『いじめられるという事を身を持って体験したつかさちゃん♪
   これで彼女も反省したでしょう。だからご褒美あげましょじゃないですか
   みなさん』

『バルサミコス〜♪』
469名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:48:29 ID:VM1wwT9y
3人目の黒服がバケツを持ってくる。

黒井『このバケツの中身はバルサミコスです!これをつかさちゃんに
   かけてあげよじゃないですか!柊〜バルサミコス好きやもんな♪
   でもちょっとだけ傷口に染みるかもなww』

その場に寝転ばされるつかさ

黒服がそのバケツ一気につかさの顔面に掛ける。
つかさはびくんびくんと跳ね回る。
つかさ「ひぎぃゃあああああ・・・!」
つかさの悲鳴。充満する酢の臭い。
両手両足をばたつかせ、海老のようなつかさ。

黒井『柊踊りの完成で〜す!みなさん盛大な拍手を!』

ガラスの部屋から拍手と笑い声。
暴れまくるつかさ。
それを何も出来ず縛られたままのこなた。

こなた(つかさぁああ・・・ああああ・・あ)
黒井は暴れてるw暴れてるwと指を指しながら笑っている

やがて、つかさは動かなくなった。
痛みで失神したのだ。

黒井『嬉しすぎて失神してもたみたいですww邪魔やから捨てましょ』

そして例の如く扉が開かれ、つかさは巨大扇風機に粉々にされた
みゆきと同じように。


黒井『休憩入ります!次でラストですのでみなさん期待しといて下さい!』

470名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:49:15 ID:VM1wwT9y
こなた(つかさ・・・つぅかさぁ・・・・つかさぁぁぁ)
こなた(きょうはわたしのたんじょびでみんなでおいわいしてもらって
    ぷれぜんともらてしあわせでははは・・・・)
こなた(だのに・・なにこれ?何これ・・・なんなのよぉおおおおおおおおおおおお)
こなた(みゆきさん・・!つかさ・・・!ははは・・・早く起きなきゃ・・)
こなた(起きなきゃ・・・・おきなきゃぁ)

黒井「お〜い泉・・・大丈夫か?何わろてんねん?気でもくるたか?」

こなた(まだこいついる・・・なんかきらいだいきらい・・・早く起きなければ・・・)

黒井「薄目あけて気持ち悪い奴やな。まぁええわ、さっきの続きやで」
と語り始める黒井。

黒井「うちもな、これが終わったらものごっつい金貰えるねん♪
   普通に働いとったら絶対に稼がれへんぐらいの額や。
   でもな、ウチも苦労したんやで〜」

黒井「今から丁度3年前や・・・この話が来たんがな。その時のウチは
   なんで教師になったんやろ・・・?生徒は馬鹿やし、はよ結婚して
   教師なんかやめよ・・・って思っとったんや。今のうちからは想像も
   出来んかもしれんけど、めっちゃ暗かったんやからなw与えられた
   仕事を事務的にこなすだけ、生徒とのスキンシップも最小限、みたいなw」

黒井「でもな、この話が来てウチは変わった。変えたんは金や。これが上手くいけば
   すっごい額の金が入る・・・この生活から抜け出す事が出来る・・
   ウチは獲物を探すんに必死やった。でもそれが
   なかなか難しくてな・・・難儀しとったわけなんや、その時や、
   お前が入学してきたんや・・」
471名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:49:44 ID:VM1wwT9y
黒井「お前がネトゲでパーティー組んでるKONAKONAやと知った時、ウチは飛び上がって
   喜んだ。これでやっとプライベートでも接点が持てる奴が来た・・・ってな。
   お前があの3人と友達になって、ちょっとしてからや。うちは早速企画書を持っていった」


黒井「ごくごく普通の女子高生4人組・・・その日常をな、ビデオに撮って送ったんや。
   ウチも必死やったからな、お前らと夏祭り行ったり、海行ったり・・・
   いろいろしたわ。ビデオはな、出来るだけお前らの幸せな所が写っとった方がええと
   思ったからや。それで最終的に24本やったかな?ビデオ送ったら、
   それが功を相したんかしらんけど採用されたってわけや」

黒井「男の影もなく、他に特別な友達もおらん。4人の世界ができとったって
   所が高く評価されたらしいんやけどなw幸せな日々が一気に崩壊する・・・
   えらい興奮するらしいわw他の候補者は性格の悪い女生徒とか、不細工な
   生徒とかのビデオ用意したらしいけどな」

黒井「そんなんは過去に何回か見世物としてあったらしいわ。ウチは聞いただけやけどな」

黒井「まぁお前らには感謝しとるで♪おおきにな♪」

と黒井はこなたの頭をさする。
それで急激に現実に引き戻されたこなた

こなた(わたしがおたくじゃなければわたしが友達にならなければ
    わたしがずっとひとりでいればわたしが・・・うまれてこなければ)

絶望の二文字が頭を支配する。
472名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:50:06 ID:VM1wwT9y
こなた(ころしてころしてころしてころしてわたしころして)

こなた「ほろじで〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
猿轡の上から必死で叫ぶ。殺して、と。

黒井「安心しろ泉。お前は殺されへんからな♪」

こなたは耳を疑った。

こなた(わたしは・・殺されない?何故?何故?何故?)
こなた(じゃあラストは・・・いや・・いやいやいや・・・)

黒井「ラストは・・・柊かがみや・・・」

こなた(だめだめだめだめだめだめ・・・・・・!!!!!!)

黒井はこなたの顔が恐怖に怯えるのを確認し、喋りだす。

黒井『さぁさぁみなさん!とうとうラストですよ!ラストは柊かがみ!』
ガラスの部屋から歓声。

黒井『先ほどの柊つかさの双子の姉で、しっかり者で成績優秀!
   妹想いの女です!まぁその妹はもういませんが・・・(笑)
   現実主義でシビアな考え方ですが、意外と寂しがり屋な一面も
   あります!俗にゆうつんでれっていう奴です!』

ドアが開く。銀色の台。その上にかがみ。
服を着ていない。全裸だ。
手を台に固定され、足はM字の状態で台に固定されている

473名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:50:32 ID:VM1wwT9y
かがみ「何すんのよ!降ろしてよ!降ろして!」

がららと台がこなたの前まで運ばれてくる
かがみは仰向けの状態から首をこなたの方に向ける。

かがみ「こなた!こなた!あんた、大丈夫!?これなんなの?ねぇ・・」
かがみは不安と恐怖が入り混じった表情でこなたをみつめる

かがみ「あんた、なんか酷い事されたの!?なんなのよ!なんなのよ、これ!
    私達、あんたの家で誕生会やってたんだよね!?それが、どうして」
かがみは今の状況でパニックになってしまってるようだった。

黒井はかがみの後頭部の辺りから近づくとばぁ♪と上から顔を覗かせる。

黒井『どや〜気分はどや?柊?』
かがみ『先生!?何笑ってるんですか!』
黒井『恥かしい格好しとんな〜こんな格好まだ男の前でした事ないやろ?』
と言いながらかがみの足元までツカツカと歩く
黒井『柊〜♪お前なんぼ使う事ないゆうてもおめこはいつでも綺麗綺麗しとけよ
   きったないなぁ〜』
かがみは顔を真っ赤に染め上げる。
ガラス部屋からぐろまんっ!と野次が飛ぶ
かがみは羞恥心で死んでしまいそうだった。

冷静に自分を分析する
かがみ(わたし・・・犯られちゃうの・・・)
かがみ(こなた・・が・・・見てる前で・・・)

かがみはえぐ・・えぐ・・・と泣き出した。
474名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:50:56 ID:VM1wwT9y
黒井『何を泣いてるんや?恥かしいんか?』
かがみ『な・・何するの・・えっちなビデオ・・?』

黒井『も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと楽しい事やで〜〜〜〜〜〜♪』

かがみ『怖い怖い怖い〜〜〜!!!こなたぁ・・!こなたぁああああ!!』

こなたに向けて助けて助けてと連呼するかがみ。

勿論こなたには助ける事など出来ない

『体重が増えたー』

いつかのかがみの声。これも黒井の取ったビデオからの音声なのだろう

黒井『つまらん事でぐちぐち悩む可愛そうなかがみちゃ〜ん♪もうそんなんで
   悩まんでもええようにしたるからなぁ〜♪』

ドアから馬鹿でかい機械が運ばれてくる。
それも2台。大きなタンクのような物にホースが取り付けられている。
その機械がかがみの頭上、足元に置かれる。

黒井『豚になれ、ダイエットもする気が起こらなくなるぐらいにな〜』

かがみの先ほどの分析・・・そちらの方がかがみに取っては幸せだったであろう。
475名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:51:17 ID:VM1wwT9y
かがみ『や、やめてぁええ・・なにす・・何・・ムゴゴ・・!』
ホースをかがみの口、性器、肛門に突っ込む黒服。
そしてホースが抜けてしまわぬ様、がっちりと固定する黒服達。

黒井『かがみちゃ〜ん♪どや?初めてをホースで奪われた感じはww
   私の初めての人はホースですってごっつ恥かしいなw』

かがみの顔は痛みと恐怖と不安でくしゃくしゃになっている。
黒井は機械の説明を始めた。
これは工業用の清掃車を改造した物だ。タンクの中には水が入っており、
圧を自由に変えられる。
その水圧はステンレスの溶接後をも綺麗に吹き飛ばす。

黒井『じゃあ始めます!レベル1から!』
黒服がメモリを合す。
かがみの表情が変わる、むせ返って顔を激しく揺らす。
その顔をがっちりと抑える黒服。
鼻から水滴が垂れ、目を見開いている。

性器と肛門から水がたらりと垂れる。
黒井が何かを指示すると口に入っていたホースを外す

かがみ「ごっ!ごっ!たすけ・・苦し・・お腹が・・お腹がぁああああ・・・・・!」
そしてまたホースを口に突っ込む
先ほどよりお腹がぽっこりしてるかがみ
476名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:51:40 ID:VM1wwT9y
黒井『レベル2やで・・』
メモリが回される。
かがみの鼻から水が噴出する。
鼻だけではない、耳からも水が出てきた。
ホースを外すとふひゃぁ・・・と呻き声。

もう顔は正気を失っている。

黒井『まだまだいくおーーーーーー♪』

そしてメモリが回せれて・・・
かがみは異常に腫れあがり・・・そして・・・

異様な音とともにかがみは大破した

水と血の異様なコントラストがこの部屋の全ての物を染める

こなたも・・・黒井も・・・黒服も・・・ガラスも・・・
染める染める染める。

こなたの全身にそれがかかった時・・・こなたは気を失った。
477名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:52:01 ID:VM1wwT9y
つかさ「こなちゃんは見てるだけだったよね・・・私は一杯一杯
    叩かれて、すっごい痛かったんだからね」
みゆき「はい泉さん、これ私の下顎です。誕生日プレゼントですよ」
かがみ「あんたが生まれてこなければ、私達こんな目にあわなくて済んだのにね!」

こなた(ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい)

こなたは目覚めた。心臓の動悸が尋常ではない。
こなた(ごめんなさい・・・!)
こなた(死ぬから私すぐに死ぬから・・・)
こなた(みんなの所に行くから・・・)

身体を動かそうとして異変に気づく
手足が動かない。口には猿轡。
こなた(ここ・・何処?)
こなたは周りを見渡す。10畳程の正方形の部屋。
壁は真っ白に覆われている。
部屋にはドアが一つあるだけだった。

こなた(何処なの・・私はみんなに謝らないといけないのに・・・)
こなた(早く死ななきゃ・・いけないのに・・)
478名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:52:22 ID:VM1wwT9y
男「目覚めた様ですね。キョロキョロと見渡して、辺りを確認してますね」
黒井「この時間も天気もわからん部屋に泉を閉じ込めてどうするんです?」
男「いや、ただの研究対象ですよ。目の前で親友3人を殺された・・・
  世にも残虐な方法で。その少女がですね・・・この娯楽も何もない部屋で
  暮らす・・・身体にどの様な変化があるのか?どれぐらい生きれるのか?」
黒井「ほら・・・自殺するんとちゃいます?こんな部屋に入れられたら考える事は
   一つでしょ?罪の意識に冴えなまれて・・・」
男「まぁ普通はそうでしょう。だからその線は消してあります。手足は拘束してますし
  舌を噛み切る事もできない。部屋の材質も特殊ゴムを使用しておりますので自分を
  傷つける事もできない。この真っ白の部屋では自殺する事はできない」
黒井「そうでっか・・・まぁウチには関係あらへん事です」
男「先生にも時々顔を出して貰いますよ。自分の生徒4人をあの様な目にあわした
  先生にどの様な変化が訪れるのか、それも興味ありますので」
黒井「今のウチは金だけです。でもまぁウチも付き合いますわ」

ほなまたと言うと黒井は部屋から出て行った。

男はさて、どうした物か・・・と思案した。

とりあえず健康診断は毎日する・・・と言っても、時間を変えたりして
一日をわからなくするつもりだが。

問題は食事だった。食事を与えようとすると、猿轡を取らなくてはならない。
その一瞬の隙をついて、舌を噛み切られては困る
食事はとりあえず、栄養剤の注射と空気中からの摂取で補う事にする
479名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:52:47 ID:VM1wwT9y
運動の問題もあった。手足を拘束されているので、動く事ができない。
そんな事で弱られても困る。
思案した結果、猿轡は外さず手足の拘束具だけ取って、1週間に一度
付きっ切りで簡単な運動をさせる事にした。

排便は垂れ流しという分けにはいかないので、オムツをはかせた。

こうしてこなたの生活が始まった。

健康診断をしようと最初に部屋に入った時こなたはひどく怯えた

男は簡単に説明する。
この部屋で生活してもらう事。
だが実験対象という事はあえてふせた
できるだけナチュラルな反応をみたかったからだ
とりあえず現実世界に戻られては困るとかなんとかで誤魔化した

こなたのその部屋での生活。。
寝てるか、まるで正気のない目でぼんやりと空を見てるだけ。
無表情で永遠と涙を流していた事もあった。
そして時折思い出した様にあばれだす。

そして1週間に一度の運動の日がきたので男はこなたの拘束を
外してやった。
外した瞬間、こなたは男の目を狙って、襲い掛かってきた。
間一髪交わしたが男は確かな殺気を感じた。
しかし、こなたは男に組み伏せられてしまう。

次の運動からは助手を含めた3人がかりとなった。

480名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:53:50 ID:RVvgg6q1
神奈川の作品は相変わらず素晴しいなw
ここまで自己中こなたを書けるなんてw
481名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:54:02 ID:VM1wwT9y
そんな生活も1ヶ月が過ぎた。
この一ヶ月、こなたの健康に大きな変化はなかった。
だがこなた自身には変化があった。
男を見ても驚かなくなったし、健康診断も抵抗する事なくうける。
こなたなりに自分の置かれた状況に身を委ね始めたのだろうか?
正気のない目は相変わらずだが・・・
男はこなたとコンタクトを取ってみようと思った

猿轡は外さずに、こなたにはキーボードを打たす事にした。

男「気分はどうですか?」

わるい

男「自分が誰かわかりますか?」

いずみこなた

男「今、何がしたいですか?」

しにたい

男「何故、僕を狙いましたか?」

ころしてほしかた

男「3人の事を覚えていますか?」

反応がない。質問をかえる。

男「黒井先生をどう思いますか」

ころしてやりたい

男「僕の事はどうおもいますか」

ころしてくれるひところしてころして


このコンタクトは定期的に行う事にした

482名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:54:32 ID:VM1wwT9y
半年後、来客があった。黒井だ。
以前とは違い、指や首などに宝石をぶら下げている。
一言でいうと趣味が悪い。

黒井は久しぶりです、泉はどうですか?と聞いた。

男「ええ・・・いい子にしてますよ。ご覧になられますか?」
黒井はモニターを覗く。
黒井「久しぶりにみたわ。へぇ〜なんとか生きれるもんなんですね」
男「そうですね。でもまだ死にたい死にたいって言ってます。
  先生の事は殺したいって言ってますけどね」
と男はふっと笑う
黒井「今殺されたら洒落になりませんわwホンマ今が一番、
   楽しい時期やのにw」
男「泉さんと先生・・・あの日から正反対の生活を歩んでますね」
黒井「天国と地獄ってやつですね」
男「何か話していかれますか?」
黒井「いや、不幸菌が移ったら困るからやめときますわw」

ほなまたと黒井は部屋を後にする。
483名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:54:54 ID:VM1wwT9y
1年がたち男はあの時のビデオを見せてみる事にした。
あの時のビデオ・・・5月28日の惨劇。

こなたはその映像を見る。
暴れたり泣いたりするかなと男は思っていたが
ただじっと画面を見つめるこなた。

ビデオが終わり男は聞いてみる。
男「今の気分はどうですか?」

もう受け入れている。あれは全部現実で起こった事。
今はただあの3人に謝りたい。だから早く死なせて欲しいの。
私は一刻も早く死にたい。殺して欲しい。

男「黒井先生の事はどう思ってますか?」

もう、どうでもいい。私を死なせて欲しい

男は考える。こなたを支えてる唯一の柱の様なものが分かった様な気がした。
484名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:55:16 ID:VM1wwT9y
そして7年という月日が流れた

こなたは死んだ。部屋の中でひっそりと死んだ。

男「死んだか・・・原因は・・?」
助手「心臓発作かと・・・」
男は健康診断の結果に目をやる。今朝の物だ。
至って健康その物である。

助手「不思議な事もあるもんですね」
男「やっと願いが叶ってか・・・」
助手「は・・・?」
男「いや、なんでもない」

男は黒井に電話をかける。
黒井はそうでっか・・・・死にましたか・・・とボソリと呟いただけだった

黒井はこの7年間で全てを失っていた。

全てを失って、黒井にも罪の意識が芽生えたのだろう。

黒井はこの日ボロボロのアパートで静かに首を吊った

3人はこなたを待っていた。
3人の口が開かれる。
その声を聞いたときこなたは破顔した。

終わり
485名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 12:55:50 ID:VM1wwT9y
終わりです。こなた誕生日おめでとう
486名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 13:01:49 ID:RVvgg6q1
狂気だな・・
君には中尉2号の資質がある
487名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 13:10:05 ID:1kBJDCxo
狂ってる…

もちろん褒め言葉で
488名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 13:17:52 ID:Y6h4VDaV
鬱だ…死のう
489名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 14:09:04 ID:gQieEV1p
>>485
gj!素晴らしい。
490名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 14:25:29 ID:KqggpafL
このスレの住民っていつもテキトー
な感想ばかりだね
たいしたことも言えないくせに
おおきな態度で
めざわりな奴はすぐ叩くし それ
で職人追い出したりする
とか ほんとマジで
うぜぇんだよ
!!
491名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 14:36:14 ID:gQieEV1p
>>490
たいしたこと言う必要もあるまい。
てかさ、感想なんて思った事いうだけでいいだろ。
よく考えてからレスするよりも、
みんなが思い思いに思いついた事言った方がいいやん。
うわついた気分のままに、飾らず醒めずの心中を吐露したいんだよ。
まぁ、感想に具体性があったほうが真実味はあるんだろうけど、
いつもそんな事考えてたら疲れるだけだって。
492名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 15:55:42 ID:VldSJ7PJ
>>490
そういう書き込みが一番うざいって分かってて書いてるんだよね?
493名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 16:09:04 ID:gcZ+HeSq
>>491
結局それが自己満足なんだろ、まぁそれなら無害だがSS読んで専門家気取りで
講釈垂れるやつまでいるだろ、気持ち悪い
なに勘違いしているのか知らんがそういう奴こそ害悪なんだよ
お前も同じ、自己陶酔してるみたいでキモい
ていうかさぁ、アニキャラ個別板にまで引越してくるのがウザい
前スレで大学板ごと潰れたら良かったんだよこんな糞スレは
で、やる事なくして涙目にでもなってればいいよw 自称批評家さんはw
494名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 16:35:57 ID:VJTvB5kY
>>492
ヒント 




495名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 16:43:18 ID:cN2de8CC
アンチも常駐する程の魅力…
このスレまだまだ安泰だわw

誕生日おめでとう!これからも自殺させてあげるよ!
496名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 16:56:15 ID:BXpX5f96
>>417
最初は上手くなったと思ったけど
だんだん雑になったな
497名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 17:11:05 ID:LRlJ5J57
>>484
ここまでの狂気がかつてあったか!?
『みゆきの想い』の柊姉妹の首の瓶詰めが生易しく思えて来た。
498名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 17:15:59 ID:nb6DvVMt
>>492
ただのアンチに反応すんなよw
てか、反応する奴も同じくらいウザいよw
よみ飛ばしてスルーしとけば良いんだよこういうのはさ
みんなそうしてる
499名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 17:19:18 ID:VJTvB5kY
>>496
もっと早くから描いていればよかった
500名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 17:22:30 ID:VJTvB5kY
確かに始めに比べれば雑になってるな
ラスト3ページ今から全力で描き直すから2日くらい待っててください
501名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 18:09:53 ID:RJi9pJXC
こういう流れになるから縦読みとか投下して欲しくなかったんだがな・・
502名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 18:11:39 ID:BXpX5f96
新作の構想があるなら
そっちに取り掛かった方が
喜ぶ人は多いと思うぜ

個人的にはリライトは結構楽しみではあるが
503名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 18:40:34 ID:MJoSmb25
こなた誕生日おめでとう。どんなサプライズを用意してあげようかなぁ。。。
504名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 19:48:12 ID:VJTvB5kY
>>502
構想は結構あるものの、まだ原石でしかない
形式だけで内容が未定
だから、リライトしながらストーリー構成を徐々に確定していければと思う
かなり斬新なストーリーにするつもりだから、それなりに時間を要する
505名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 21:56:40 ID:0/abf9cW
>>455-485の破壊力の前に正直打ち拉がれてる。
かがみ がホース突っ込まれて破裂するシーンが
最高に猟奇的だ、そして最高に官能的だ!

・・・この状況でビッチSSなんて需要あるのか、正直悩んでます。
でも、投下するね。もう書いちゃったしorz


506名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 21:59:33 ID:0/abf9cW
>>422

200Y年1月某日 日曜日

「お義父さん、初めまして。立木ふみひこ です」
「よく来てくれたね。いのり からある程度の話は聞いているんだが、
 うちに養子に来てくれると・・・」
「はい。いのりさん と結婚後は國學院で神職を学んだ後、
 将来は鷹宮神社を継がせて戴きたいと思っております」
「でも君は会社でエリートコースなんだろう?
 それに将来は長崎の離島のご実家に帰らなくていいのかい?
 確か息子さんは君1人だと聞いていたが」
「いえ、この縁談は両親にも話していて、納得してくれています。
 古くから続く鷹宮神社のお嬢さんに婿入りするということで、
 父も母も喜んで賛成してくれました」
「そうか・・・ありがとう」

うちに養子に来てくれるという彼は眼鏡に丸顔の地味目な青年だったが、
ハスキーな声が魅力的で、何よりも誠実そうだった。
いのり姉さん が相手に選んだだけのことはある。

「じゃあ ふみひこさん、妹を紹介するね。
 こっちがすぐ下の まつり。
 今社会人1年目をやってるわ。ちょっとずぼらなんだけどね」
「まつり です。よろしくお願いします。
 てか姉さん、ずぼらって何よ!!」
「まつりさん、こちらこそ、よろしく」
「それで、こっちがその下の妹、かがみ。
 かがみ は京都で大学生やってるの」
「かがみ です。姉がお世話になっています。
 よろしくお願いします」
「かがみちゃん は京都で勉強か、頭いいんだね」
「いやぁ、それほどでも・・・」

そう言いながら私は つかさ の方に目をやる。
つかさ は口元を少し歪めて笑っていて、私の背筋に寒いものが走った。

「そしてこっちが、かがみ の双子の妹で末っ子の つかさ。
 今年短大を卒業する予定よ」
「つかさ です。つかさ です。つかさ です」
「ははは、よろしくね、つかさちゃん。
 ・・・ってあれ?つかさちゃん、どこかで会ったことあるかな」
「ううん?・・・会ったことあるかなぁ・・・えへへ」

「あ、会ったことあるわけないですよ!
 えっと、ほら、他人のそら似ってやつ、かな・・・」

「いきなりどうしたのよ、かがみ?」

(あ、しまった・・・)
思わず会話に割り込んでしまった。
いのり姉さん に不審な表情をされる。ふみひこさん も驚いている。
マズかったかなぁ・・・KYな自分に少しうんざりする。
でも取り敢えず、バイトのことがバレるのは阻止できた筈だ。
507名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:01:28 ID:0/abf9cW
>>506

「ちょっと、かがみ?」
「何?まつり姉さん」

いのり姉さんによる妹紹介も一段落つき、
お茶を入れ直そうと台所に立っていると、
まつり姉さんに呼び止められた。

「何?じゃないわよ。さっきのことよ。
 折角 つかさ と ふみひこさん が話してるのに、
 邪魔すること無いじゃないの」
「邪魔なんて・・・
 ただ会ったことなんてあるわけないんじゃないかって思ったのよ」
「でも ふみひこさん 驚いてたじゃない。心象悪くしたらどうするのよ?」
「それは・・・」
「・・・あのね、かがみ?
 あんたもお父さんの身体のことは分かってるでしょ?
 ふみひこさん がうちに来てくれなかったらどうするつもりよ?」
「・・・分かってるわよ」
「いのり姉さん と ふみひこさん には、
 ちゃんと結婚してもらわないと困るのよ!」

そんなこと、百も承知だ。
でも まつり姉さん に私の行為の本当の理由を言うわけにはいかない。
私の力で、つかさ の正体に気付かれないようにしないと・・・。
そんなことを考えながら台所から廊下に出ると、
階段の下で ふみひこさん と つかさ が立ち話しているのが目に入った。
まずい・・・。

「へぇ、今時黒電話かぁ。珍しいね」
「うん。バルサミコ酢ぅ♪」
「・・・やっぱり つかさちゃん、どっかで会ったことあるんじゃないかな?
 どこかで見覚えがある様な・・・ううんと」
「えへへ、そうかもね。見たことはあるかもね。それは・・・」

バシャッ!!

「わっお姉ちゃん、何するの?」
「ス、スーツが・・・」
「ご、ごめんなさい・・・ちょっと躓いて」
「かがみ、あんた何考えてるのっ!?」

私は思わず手元にあったお茶を電話の前の2人に引っ掛けていた。
背後に、後ろから台所から出て来た まつり姉さん の殺気を感じる。

「ふ、ふみひこさん、妹が失礼しました。
 かがみ、ちょっと2階に来なさいよ!」
508名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:11:22 ID:0/abf9cW
>>507

「かがみっ、あんた一体どうしちゃったのよ?」
「だから躓いたんだって!」
「あんなところで躓く訳、無いじゃないの!
 ふみひこさん のスーツ、汚れちゃったじゃない!」

2階の私の部屋で、まつり姉さんが私を問いつめる。
とっさの判断で つかさ を遮ろうとした私だったが、
手元が狂い、お茶の半分は ふみひこさん にかかってしまった。

「もう!この縁談、駄目になったら かがみ のせいだからね!
 どう責任取るつもりなの!?」
「・・・」
「お姉ちゃんたち、昼ご飯だって!下で呼んでるよ」

つかさ が部屋に私たちを呼びに来て、まつり姉さんの小言は中断した。

「分かったわ、つかさ!。
 ・・・かがみ、お願いだから今度は大人しくしててね」
「分かってるわよ・・・」

階段を降りる私に、つかさ が耳打ちする。

「お姉ちゃん、1人で慌てちゃって馬鹿みたいだよ」
「だって・・・」
「まぁ、せいぜい最後まで頑張ってね」

「かがみ?つかさ?何話してるの?早くおいで!」




昼食は ふみひこさん が持って来てくれたアワビだった。
ふみひこさん の地元の島の特産品らしく、相当な値段がするに違いない。
しかし昨日のイタリア料理にしてもそうだったけど、
折角のアワビも、砂を噛んでいる様な感じしかしない。
元々私は貝の類いが苦手だったけれども、
それ以上に つかさ のことがバレないかが、気になって仕方が無い。
大体アワビって・・・ほら、形が・・・

「お姉ちゃん、アワビ大っきくて美味しそうだね!」
「つ、つかさぁっ!何言ってるのっ!?」
「どうしたの、そんなに慌てて?見た目、美味しそうじゃない?」
「あ、あーーー、そうね。美味しそうね。アハハ・・・」
「もう、かがみ と上で話してたからお昼ご飯の支度手伝えなかったじゃない。
 こんなに新鮮なアワビなら姿焼きとかもやってみたかったのに・・・」

冗談じゃない、ただでさえ つかさ に翻弄されているのに、
その上アワビが姿焼きだったりしたら、私はひっくり返っていたかもしれない。
目の前のアワビが普通の刺身で本当によかった。
しかし安堵する間もなく、つかさ がまた ふみひこさん と話し始める。
509名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:12:12 ID:0/abf9cW
>>508

「ねぇねぇ、ふみひこさん?」
「なんだい、つかさ ちゃん?」
「ふみひこさん の島はアワビ以外にも何が取れるの?」
「魚介類は沢山取れるけど、他に和牛の畜産なんかもやってるんだよ。
 今度実家に牛肉なんかも頼んどこうかな」
「やったぁ!嬉しいな♪」
「そうかい、よかったよ。
 ・・・う〜ん、やっぱり つかさちゃん、どっかで見たことがある様な・・・」
「きっと見たことあるよ、ふみひこさん。だって私ね、」

ぱっこ〜ん!!

空気が凍り付く。
気がつくと私は ふみひこさん の頭をスリッパでぶっ叩いていた。

「あ、あの・・・僕はこの家に歓迎されてないんですか?いのりさん」
「ふみひこさん、そんなこと無いわよ。ねぇ、かがみ?一体どうしたの?」
「かがみ?さっき2階で話したこと理解できてないの?」
「お姉ちゃん、どんだけ〜」

「あ、あの・・・その・・・ゴキブリがいたような気がして・・・」




「ふみひこ君、今日は色々と騒がせてすまんね」
「いえ、いいんです。お義父さん。お気になさらないでください」

「ふみひこさんっ、ごめんなさい!悪気は無かったんです」
「ああ、かがみちゃん。気にしてないから大丈夫だよ。
 これからよろしくね!」
「はい・・・あの、姉をよろしくお願いします」

ふみひこさん は昼下がりに帰って行った。
私がお茶でスーツを汚したのでYシャツ姿で・・・。
昼食後、まつり姉さん にまたブツブツと小言を言われた私は
結局、つかさ を見張ることができなかった。、
ただ、去り際の ふみひこさん の様子を見て、取り敢えずホッとした。
つかさ のことは今のところバレてないみたいだし、
私の蛮行も特に怒ってはいないみたいだった。
柊かがみ、我ながらよくやったじゃないか。

「かがみ?何ニヤニヤしてんの?ちょっとは反省したの?」
「反省したわよ!まだ何かあるの?」
「ううん・・・なんか変ね・・・」

まつり姉さんに何か感づかれる前に、私は部屋に戻った。
とにかく難は去ったんだ、明日の成人式を楽しもう。



             つづく
510名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:13:38 ID:DWycu5EN
あれ…こんな作品だったっけ…?w
511名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:13:52 ID:0/abf9cW
タイトル忘れてた、今日のは『つかさのアルバイトIII-3』。

次号終結予定。
512名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:15:37 ID:0/abf9cW
>>510
ごめんなさい。
最初から全体の流れは考えてたんだけど、
ここ数回は伏線ばっかりでちょっとgdgd気味・・・。
513名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:31:16 ID:h8VMuFM4
乙。スリリングな展開で楽しめました。
514名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:47:47 ID:agkon2Ql
gdgdっていうか、かなりギャグ展開になってるw
515名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 22:51:20 ID:kopQ7EVt
516名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 23:38:40 ID:KbsUypLT
イイヨイイヨー
早く調子付いたビッチに鉄槌を!
517名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 23:47:08 ID:06Lp0Hu5
>>443
うあーーなんてこった!
今書いてるSSと話がモロかぶりしてる…
おまけにだいたいの本筋まで似てるし…
ううむ、この話は破棄だろうな
まだ挿絵を描き出してなかったのが唯一の救いか…


ふぅ、こなた誕生日おめでとう
518名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/28(水) 23:55:24 ID:VM1wwT9y
>>512 
なんか終止ニヤニヤしながら読んだぜ!
519名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 00:48:47 ID:a3G8L+Fg
おやふみこなた。今日は北斗神拳伝承者みたいにそのかわいい胸に根性焼してあげるよ。。。
520名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 00:58:32 ID:YxlewQLz
このスレのSSを読めば読むほどこなたへの愛が深まる俺は末期か
521名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 01:03:12 ID:q1aVp7hB
単なる人間のクズ
実社会での敗残者
お前も親も血筋は野良犬並み
自宅警備員にでもなってろ
522名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 01:08:12 ID:nOpIltes
>>520 俺乙
523名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 01:17:13 ID:YxlewQLz
>>521
早く自分の過ちに気づけと忠告してくれているんですね
524名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 06:11:11 ID:yUeyPUxQ
>>521





なんだこれ、暗号?
525名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 06:52:17 ID:012UP4Yy
適当にレスがついたところで スマソ誤爆した というネタにするつもりだったが流石ここの住民は紳士だ
526名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 08:29:35 ID:saWCVA8Y
素で>>521はこなたの事言ってるのかと思ってしまった。
527名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 08:29:59 ID:0NHvSpQT
今ちょっと柊家に関係したSSを考えていたんだが
ただおさんは婿養子なんだろうか?一人だけ違う名前だし
柊家に女ばかり生まれるのも気になる
528名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 08:32:51 ID:0NHvSpQT
>>524
一文字づつずらせば ちあずかず→チアズかつ なんのこっちゃ・・・
529名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 08:56:27 ID:+09C8nx4
>527
たしかみきさんがお寺の娘ってのをどっかのサイトで見た気がする
だから婿養子じゃないと思うよ
530名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 09:03:09 ID:T2eVvcyX
>>529
いや、嫁さんが寺の娘なら旦那は婿養子になるんじゃないの?
っていうか今気づいたけどみきってお神酒のことなんだな
531名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 09:30:24 ID:saWCVA8Y
要は、別の寺の娘が柊家に嫁いで来たって事か?
てか「どっかのサイト」とやらにそれほどの信頼性があるとも思えんが。

まぁ、書き手が書きやすい設定でいいと思うよ。
そういうのは、原作で明らかにされる前にやっちまうに限る。
532名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 09:40:47 ID:ao6wPwvh
>>520
俺が居る。
ここはアンチもこなたを愛してる人も共存できるいいスレだと思うんだ
533名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 10:01:05 ID:3BP56MZ2
>>530
神酒





柊家のネーミングセンスは異常
534名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 10:35:53 ID:bhInOTRD
>>509
つかさって自分の正体をバラしたいのだろうか?
535名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 10:43:50 ID:Vjs+8uFN
>>533
三女だけが母と同じ物の名前なのはなんかの伏線なんかな
536名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 10:54:34 ID:fd15/c9t
鏡って祭具の方でしょう
537名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 11:39:13 ID:f8q3sCqu
どっちも物じゃん
538名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 11:42:06 ID:f8q3sCqu
神 社
539名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 11:42:23 ID:rdwQK/Lq
鏡には神が宿るんだよ
540名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 15:16:20 ID:Ft8iQR+p
こなた「かがみんの家って中二ネームのオンパレードだね」
541名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 16:22:32 ID:T2eVvcyX
かがみ「あんたも人のこと言えないでしょ」
542名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 16:32:39 ID:I0UDy2tA
こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫こな虫
543名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 16:33:57 ID:I0UDy2tA
こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲こな蟲
544名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 16:34:35 ID:Qt07P6J2
みゆき「つかささんって、明らかに名前負けしてますよね…」
つかさ「平凡な名前の癖にぃ〜」
545名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 18:14:20 ID:YxlewQLz
みゆきって携帯持ってたっけ
546名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 18:14:54 ID:XiK/E2kd
つかさがメールしてたから持ってるはず
547名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 20:10:52 ID:5JLAAs6V
正月にこなたが電話してたじゃん
548名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 21:46:16 ID:zwwTG8gn
俺の学校に司って女居るぞwでも超ブスwwwww
鏡って女もいるしwwwwwwそいつはわりとかわいいwww
549名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 21:49:38 ID:YxlewQLz
かがみは聞いたこと無いな
つかさは男に居そうだ
550名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 21:52:56 ID:U1BSuycV
祈とか鏡とか名前付けられて、不細工だったら悲惨な事になるよな。
親を恨む事になりかねない。
551名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 21:56:14 ID:nyDJQYbq
司と書かれると.hackの司タソを思い出す
552名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 22:07:42 ID:YxlewQLz
食糧を分けて欲しいと商人は言った
こなたは愛想良く食糧を与えた

家が欲しいと浮浪者は言った
こなたは潔く家を与えた

衣服が欲しいと服屋は言った
こなたは自分の衣類を全て与えた

声が欲しいと声帯麻痺の青年が言った
こなたは自分の声帯を与えた

目が欲しいと弱視の老人が言った
こなたは自分の目を与えた

耳が欲しいと耳が不自由な女性が言った
こなたは自分の耳を与えた

命が欲しいと重体患者が言った

こなたは自分の命を与えた


天国でフィギュアとPCが欲しいとオタクは言った

こなたはそれだけはできないと断った
553名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 22:20:58 ID:zwwTG8gn
俺の学校に司って女居るぞwでも超ブスwwwww
鏡って女もいるしwwwwwwそいつはわりとかわいいwww
554名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 22:31:41 ID:d2NE96Oi
その司という女が相当嫌いなようだな
555名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 23:00:06 ID:0Fj9L7Br
司と書くと、某広域指定暴力団の6代目組長を思い出す。
556名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/29(木) 23:02:18 ID:YxlewQLz
司と書かれると、花より男子を思い出す
557名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 04:23:31 ID:udMF1GIu
『つかさ のアルバイト III-4』なんだけど、
既に書いてたのの修羅場の盛り上がりにどうも欠けると感じて、
細部を書き直してたら、こんな時間になっちまった。
もう限界です、寝ます。ごめんなさい。

あと、最近、無性に挿絵を描いてみたいんだけど、
ペンタブもスキャナも持ってないんだよね。
イラレみたいなドローソフト(?)使えば
ノートPCのパッドでもなんとかなるかとは思ってるんだけど、
素直にペンタブ買った方が賢明なのかな?
558名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 06:10:05 ID:OvnFGb17
泉家と柊家の娘って全般的にDQNameじゃね
559名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 08:24:20 ID:eShBU/3Y
>>125
>>174
>>205
がみWIKIに追加されてなくてワロタ 一人なんて中尉じゃねーか
560名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 08:52:27 ID:5uYUhxaJ
最近は殆ど編集しようとする人がいないから本人がしないといけないからな
561名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 09:10:14 ID:YKG/MAj/
>>557
プリンタついてないスキャナなら7000円くらいからあるので買ってみては?
562名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 09:22:52 ID:D2F4LCVj
ペンタブにせよスキャナにせよ、自分のOSに対応してるかちゃんと確認しろよ
563名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 10:14:47 ID:udMF1GIu
>>561
ペンタブも安いのだとそのくらいの値段なのが悩ましいのです。

>>562
MacOS X 10.5.3とXP SP3のデュアルブートだから、そこら辺は大丈夫。
色々ついて来るバンドルソフトは基本使うつもりないし。
564名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 10:26:21 ID:YKG/MAj/
>>563
なるほど。いっそ両方かって
鉛筆で絵描いてスキャナで取り込んでペンタブで線の修正するっていうのが一番楽しそうだけどね。。。
スキャンしてみると紙に描いた時の変な部分が自分でもよく分かるから・・・。
565名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 15:30:04 ID:D2F4LCVj
マック使いかよ。。。
どうせハイスペックなんだろうな
テラうらやましす
566名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 15:30:43 ID:FSnAgIWa
プリンターとスキャナがついてる奴一万でかったぞ
567名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 16:40:00 ID:RQT1s/p/
プリンターとスキャナとコピーがついてる奴二万でかったぞ
568名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:26:04 ID:WbQ6SWoR
こなた自殺SS投下してみようと思います。
569名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:29:18 ID:5uYUhxaJ
ある程度書き溜めてから投下しろよ
570名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:31:15 ID:WbQ6SWoR
じゃあ足りないかも…。90LINEしかない…
571名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 18:32:02 ID:WbQ6SWoR
すいません…。もっと書き溜めてからにします…
572名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:07:47 ID:oKixWID4
>>570>>571みたいにグダグダと
構ってちゃん根性を発揮するような奴のSSに期待する奴はいないぞ
573名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 21:18:19 ID:pAyc0YLW
ラノベ君とSF氏の漫画の件を悪く言わないでください
574名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:35:03 ID:z/XkijJE
スレの流れ読んで黙って載せればいいのに。
大体、こういう奴のSSはラノベ文体の薄っぺらい作品だな。

とりあえずうPしろ。それからだ。
575名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:47:05 ID:CUtgDaJP
>>574
何様のつもりだ。
文句ばかりいってんじゃねえ
576名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 23:57:59 ID:gGzPHd8+
このスレは作品に対するレスよりも
作品投下以前のレスの方が多いな
577名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:00:45 ID:Tc/+gt48
>>574
ラノベ文体ならまだいいよ
ハヤテみたいなねらーが冗談で書いたケータイ小説みたいなのもあるからw
578ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/31(土) 00:15:55 ID:f2q0UBXe
>>577
それ、評価?
出来悪くてもよいなら突っ込まない
希望者がいなければ投下しない
そして・・・突っ込みたいところだけ突っ込む
579名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 00:18:29 ID:ltRc09dx
ラノベ文体って評価低いのな。
580名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:26:58 ID:U6qxelA7
全国民1億2千万人から選ばれる「フレッシュ総理大臣」法が可決された。
日本に新しい風を吹き込むために制定された法案だ。
選び方は完全ランダム。老若男女を問わずランダムで選ばれる。

その抽選会が本日行われる

ゴールデンタイムで生放送だ。
日本を変えてやる、とテレビ画面にかじりついている者。
興味ない、と遊びに出かけてる者。
誰が選ばれるかな〜と他人事の様にテレビを見てる者。

と、国民の反応は様々だ。

泉家では・・・・

こなた「変な法律考えるよね!まったく!」
そうじろう「もし、こなたが選ばれたらどうする?」
こなた「私?私がもし選ばれたら日本国民全員をオタクにするよ!」
そうじろう「お、やる気まんまんだな!ゆ〜ちゃんはどうする?」
ゆたか「えっ・・えっ・・やりたくない、やりたくないです・・」
そうじろう「まぁ1億二千万分の1だからね」
こなた「そうそう、選ばれるわけないって」

ゆたか「お、お姉ちゃんいよいよだよ・・・!」
画面では天皇陛下が馬鹿でかいボックスの中に手を突っ込んでいる。
こなた「いよいよだね・・」
そうじろう「いよいよだ・・・」

ドキドキドキ・・・

天皇陛下『ほい』
とボックスからくじを引き、そのくじを開く

天皇陛下『第92代内閣総理大臣は・・・』

・・ゴクリ・・・

天皇陛下『埼玉県幸手市在住 泉こなた 18歳』

3人「えっ・・・」

こうして泉内閣が誕生したのであった。
581名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:27:27 ID:U6qxelA7
次の日のマスコミ報道

『フレッシュ総理大臣決まる!』
『現役女子高生内閣誕生!』
『初の女性総理大臣誕生!』

マスコミ「女子高生から一転総理大臣となったわけですが、今の気持ちをお願いします」
こなた「まさか自分が選ばれるとは思ってなかったので・・」
マスコミ「友達はなんとおっしゃてましたか?」
こなた「・・・驚いてました。でも私が一番驚いてます・・」
マスコミ「何か総理大臣としてやりたいと思ってる事は?」
こなた「日本の為に頑張りたいと思います・・・」

アナウンサー『・・・て事なんですが、いやぁ〜みなさんどう思われますか?』
コメンテーター『初初しくてかわいいですね〜!いいと思いますよ!』
コメンテーター『まぁ日本国民全員が総理大臣になる可能性があったという事ですよ』
アナウンサー『さて、泉総理は日本を変える事ができるのでしょうか?』
コメンテーター『なにぶん若いですからね、若者視点で何かやってくれるんじゃないでしょうか?』

街中で聞いた泉総理についてどう思う。
女子高生「かわいい!やばい!」
大学生「えっ、うん、いいと思う」
40代女性「若いでしょ?できないと思います。私は反対です」
40代男性「娘と同じ年なんだよね、かわいいよね」

ネット上
正直泉こなたが羨ましい奴の数→
日 本 オ ワ タ
泉こなたの知り合い集まれ〜〜
泉内閣を全力で応援するスレ
「泉こなたを自殺させる方法を考える」
582名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:28:00 ID:U6qxelA7
10日後のマスコミ報道

『泉総理支持率60%越え!』


アナウンサー『と、各地で泉こなた人形が大人気なんですが』
コメンテーター『これは中々かわいいですね、よく特徴を捕らえてますね』
アナウンサー『この泉フィーバーはいつまで続くんでしょうか?』
コメンテーター『まぁフレッシュ総理大臣法が決まった時からある程度予想はできてましたが・・・』
コメンテーター『そろそろ職務に専念して欲しい気もしまね』

週刊誌
『泉総理はオタクだった!?同級生が語る!』

街中で聞いた泉総理についてどう思う?
女子高生「かわいい!やばい!」
大学生「う〜ん、まだまだこれからだと思います」
40代女性「ほら、これ人形!買っちゃた!」
40代男性「妻がね、泉総理のファンなんですよ(笑)」

ネット上
人形買う奴はスイーツ(笑)
おい、泉こなたってオタクだってよ!!
泉こなたってまだ何もやってないよな?
泉内閣を全力で応援するスレ part23
「泉こなたを自殺させる方法を考える」part2

583名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:28:25 ID:U6qxelA7
30日後のマスコミ報道
『泉総理 また失言!』
『泉総理支持率30%割れ!』
『最短内閣誕生の恐れも』

アナウンサー『と、失言を繰り返す泉総理ですが・・・』
コメンテーター『もうね、国民も呆れてると思いますよ!!』
コメンテーター『だから、私は反対してたんです!フレッシュ総理大臣なんて!』

アナウンサー『・・・と、これだけ泉総理は給料貰ってるんですね』
コメンテーター『これは私達の血税から払われてるんですよ!まったく!』
コメンテーター『即刻内閣解散すべきです!以上!』

週刊誌
『泉総理の乱れきった性生活!中学生時代の同級生は語る!』
『泉総理は馬鹿!テストの答案用紙を極秘入手!』

街中で聞いた泉総理についてどう思う?
女子高生「しつげん?はいけないとおもう」
大学生「まぁこうなる事は大体わかっていましたが・・・」
40代女性「もう人形捨てちゃたわよ!」
40代男性「嫌いですね」

ネット上
ちょwwwヤフオクwwww人形がwwww
こんな時だからこそ泉内閣を応援しよう!
泉こなたの失言を名言にするスレ
こ な た オ ワ タ
泉内閣を全力で応援するスレpart55
「泉こなたを自殺させる方法を考える」part2

584名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:28:55 ID:U6qxelA7
50日後のマスコミ報道
『泉総理 首吊り自殺!!』
『衝撃!現役総理の自殺!』
『遺書はなし 深まる自殺の謎』

アナウンサー『泉こなたさんの自宅前からお送りしましたが・・』
コメンテーター『悲しいですね、いや、非常に悲しいです』
コメンテーター『おくやみ申し上げます』
アナウンサー『自殺の原因はなんなんでしょうか?』
コメンテーター『職務の事で悩んでいたという可能性があるんではないでしょうか?』

街中で聞いた泉総理の自殺について
女子高生「びっくりした かわいそうだと思う」
大学生「なんとかならなかったのかと思いますね」
40代女性「なんかいろいろあったんじゃないかしら?」
40代男性「親父さんの気持ちを考えるとやるせないですね」

ネット上
殺 人 鬼 マ ス ゴ ミ
自殺の原因を追究するスレ
殺人の可能性を追求するスレ
総理も自殺したし俺達も自殺しようぜ
ネタにしてる奴ら自重しろ
泉こなたを全力で追悼するスレpart105

585名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:29:17 ID:U6qxelA7
自殺3日後のマスコミ報道


アナウンサー『と、ネット上の発言を取り上げてみただけでもこれだけの罵倒が・・』
コメンテーター『これはひどいですね〜』
コメンテーター『泉さんがネットを見て・・・というのも十分考えられますね』
コメンテーター『ほんの数週間前まで女子高生だった彼女にこれはひどいですね』
コメンテーター『やはりインターネットの規制をするべきだと思います』

アナウンサー『最後は皆の期待に応えられなかった主人公が自殺するという漫画なんですが・・・』
コメンテーター『泉さんは漫画やゲームが大好きだったとの事なのでこういうのに影響された可能性もありますね』
コメンテーター『そうですね、それは十分に考えられます』

週刊誌
『泉こなたは殺された?現場に残された10の謎』
『同級生が語る!泉こなたは薬物中毒だった!』

ネット上
マスゴミの責任転換が始まった件について
また俺達のせいにされてるぞ!
漫画やアニメのせい(笑)
ま た マ ス ゴ ミ か


こなた「人の振り見て我振り直そうね」

終わり
586名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 01:35:40 ID:Dnsn8+Vp
なんかせつなくなった
587ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/31(土) 01:38:07 ID:f2q0UBXe
笑えるが変すぎる
588お漏らし中尉:2008/05/31(土) 02:15:35 ID:/C6Mqngb
※性描写あり つかビSS? 起こしたところまでうp

【司】

つかさ

私の名前はね・・・柊つかさ

「あ、もっと・・・・」

漢字で書くと司って言うの
「人」って言う字と「口」って言う字を合わせた言葉なの

「はあ、はあ、気持・・・・あ・・・!」

「司」にはちゃんと意味があって
「役目を果たす人間」っていう意味があるんだ

「ぁ・・・はあ・・・・ふう!」

だからね、私はあの人の支えになる役目をもって生まれてきたの
私はあの人の支えになりたい

「・・あ・・・いくぅ・・・いく・・」

私はあの人に愛されたい・・・・

「いくいくいく!・・・あ!・・・・ぁ・・・ぁ・・・・」


・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・

粘っこい液体が指に纏わり付く感触
愛しい人を思って自慰に勤しんだ後は決まって彼の写真にキスをして
ほのかな愛情と背徳心に浸るのがお気に入りだ


589お漏らし中尉:2008/05/31(土) 02:16:05 ID:/C6Mqngb
『んああ・・・こなた・・・こなたあ!』

「・・・お姉ちゃんったら・・・またやってる・・・」

私達姉妹は少し変わっている
それは神社に生まれたからとかそんな理由じゃなく
全く関係ないところに異質な部分があった

お姉ちゃんは親友である女の子『泉こなた』が好き
私はそのこなちゃんのお父さん『泉そうじろう』が好きなのである

お姉ちゃんはその思いをこなちゃんに伝えて、既にお付き合いもしている
女の子同士でエッチな事もして
毎日メールや電話をした後で自慰に励むのがお姉ちゃんの日課・・・
最近じゃ電話しながらパンツの中に手を入れているのも見かけるほどで
本人曰く「溢れそうだから・・・」だそうだ

正直言って羨ましい

思い切って気持を伝えれば
この気持を伝えれば、彼は私に振り向いてくれるだろうか?

「オジサン、好きです・・・」

彼の写真を手にとって私は精一杯の気持を告げる
親友の部屋から黙って貰ってきた写真の彼はそのだらしない唇で
私に微笑み返してくれえる

胸の辺りがキュンとなった
あの明るくて何処か間の抜けたオジサンが好き

590お漏らし中尉:2008/05/31(土) 02:16:35 ID:/C6Mqngb
その日は晴れていた

快晴の土曜日・・・

学校は振り替え休日でお休みなので、お布団の中でオジサンの夢を見ていると
誰かが私の体をゆする

「・・・ん?・・・なに?お姉ちゃん・・・」
「ちょっと・・・起きなさいよつかさ・・・・?」

「え?・・だって今日お休みだよ?」
「今からこなたの家に行くわよ!」

「お姉ちゃんだけで行けばいいじゃない・・・私眠いよぉ・・」

つかさが愚図っているとかがみは妹の胸倉を掴み顔を近づけると
小さな声で耳打ちしてきた

「・・・私だけ泉家に泊ったりしたら変でしょ?・・黙って付いて来なさいよ・・・」
「・・・・・」



異変の前兆だった
591お漏らし中尉:2008/05/31(土) 02:17:37 ID:/C6Mqngb


姉と並んで歩く道中
姉はどうも落ち着かない様子で「これって、こなたに似合うかなぁ?」とか
「こなたはどんな下着が好きかなぁ?」などと
鼻息を荒くして私に詰め寄ってくる

それでも動作や表情は普通を装っており
はたから見れば女の子のただの会話にしか見えないだろう
それに・・・正直言って私はそれ所じゃなかった

親友の家に泊るといってもそこは・・
そこは好きな人の、思いを寄せる男性の家なのだ
以前は意識していなかったので、良かったようなものだが
今回は心臓が破裂してしまいそうな感覚に襲われている

きっと家に付く前に脳みそが沸騰して耳から全部流れてしまうに違いない

「つかさぁ・・・あんた大丈夫なの・・・・・?」
「・・え・・?あ・・・うん・・」


592お漏らし中尉:2008/05/31(土) 02:18:03 ID:/C6Mqngb


泉家の前に来ると、かがみは息を弾ませ声を上げる

「こなたあ!!」
「・・・こなちゃん・・・?」

「やっほう、かがみ今日もかわいーねー!つかさ、やふー!」

「ば、ばか!あんたのほうが・・その・・可愛いわよ・・///」
「こなちゃん、こんにちは・・・って何その格好・・・?」

「へ?かがみから聞いてなかったの・・?」
「お姉ちゃんから・・・・?」
「・・・あら・・?」

「もう〜かがみったらそそっかしいんだから〜」
「え?え?」
「・・・あー・・・そういえば言ってなかったっけ?」

かがみは気まずそうにつかさに目配せした
その微妙な空気を感じ取ったこなたは「実はね〜」と事の詳細を語り始めた

「そーいう事だから!よろしくね、つかさ〜」
「じゃあ、頼んだわよ〜!」

「・・ははは・・・」

軽快に手を振る姉とその恋人は
二人仲睦まじく、九州旅行へと旅立っていった

私は二人のデートのダシ兼お留守番と言う訳である
593お漏らし中尉:2008/05/31(土) 02:20:50 ID:/C6Mqngb
「これから・・・・どうしよう・・」

つかさは泉家の門の前に置き去りにされてしまった
このまま入るのも気まずいし
というか友人がいないこの家の中にどうやって入ればいいのか?
しかも仲には・・・・・

「おや、つかさちゃん?」
「・・・・・あ・・」

彼がいる・・・

「こんにちは、こなたから聞いてるよ〜どうぞ♪」
「あ・・は、はい・・・」

顔が赤面してしまって正面が見れないつかさ

どうしていいかわからないそうじろう・・・
結局二人が家の中に入ったのはそれから30分ほどたた後である

ドアのきしむ音が無音の玄関に響いく
それに胸を鳴らしてつかさは小さく呟いた

「・・・・どうしよう・・・」
594お漏らし中尉:2008/05/31(土) 02:22:01 ID:/C6Mqngb
とりあえずここまで

ビッチじゃないなぁ・・・・どうしよう・・・
これじゃあお漏らしも出来そうにない
595名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 02:23:58 ID:clyJDVFs
ニアミスはもはや中尉の象徴だなw
…というかわざとやってる?ww
596お漏らし中尉:2008/05/31(土) 02:27:27 ID:/C6Mqngb
あー、誤字の話ですかね・・?
それはご愛嬌で・・・

こんどからニアミス中尉にしようかなぁ
597名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 02:30:45 ID:MK7N3xkL
>>585
自殺スレなのに、時々社会風刺ともとれる作品が来るから侮れない
598名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 02:38:36 ID:clyJDVFs
>>596
確かにニアミス中尉なら
半ば強制的にお漏らしさせる必要もなさそうだなw
599名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 03:07:47 ID:hQ975QnD
>>585
最後の台詞が残念。
こなたはマスゴミの餌食で良いだろ。馬鹿だし。

あと、このスレはどこでも活動してるんだな(w
600お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:32:35 ID:/C6Mqngb
>>593


泉家の匂いがする

大好きなひとの背中からは木造の家からうつった木々の香り
少女の鼻腔はほんのりとそれを記憶する

こなたから感じていたそうじろうの香りだ

「いやぁ、うちの娘が迷惑ばっかりかけちゃって・・」
「いえ、そんな・・・迷惑だなんて・・」

そうじろうはこなたとかがみの関係を知っている
そういった面でも寛容というか、それともだらしないのか解らないが
柊家の人間からしてみれば話のわかる大人だ

『愛し合う二人を見守りたい』

それがそうじろうのささやかな言葉だった

「今日はゆたかちゃんもいないし、ま、適当にくつろいでいてよ・・・」
「え・・?」

「俺も仕事があるし、ご飯は出前を取るからね」
「・・・はい・・・」

案内されたのはこなたの部屋
不規則に並んだ勉強道具と整頓された娯楽品
どこか優先順位の狂ったこの部屋もそうじろうの愛娘の存在を漂わせている

「ゆたかちゃんもいないなんて・・・」

・・・・
601お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:33:01 ID:/C6Mqngb
ため息を付いたつかさは、この有り得ない現実に思考をめぐらせる
そう・・・とりあえず、これからどうしたら良いのだろうか?

願ってもいない予想外の出来事である
好機である
チャンスだ

愛しい人と過ごす初めての一日
しかも邪魔者も居ない

時計を見ると既に昼の1時を回っていた
そういえば、今日は朝から姉に起こされて何も食べていない

きっとそうじろうもお昼はまだの筈である
ここでお昼ご飯を作ってあげればきっと株も上がるだろう

「・・・よおし・・・・」

つかさはこなたの勇気を出して部屋からそっと出ると
階段を静かに下りる

一階に下りたとき、何か温かいものにぶつかった・・・

「あ・・・・」
「あ、つかさちゃん。今呼びに行こうと思ってたんだよ。

「・・・・・」
602お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:33:23 ID:/C6Mqngb
「お昼にしようか?」

香ばしいチーズの匂い
クリ−ムをあえたパスタが並ぶ食卓には、サラダで彩られたお皿が見える

「・・・・・い、いただきます・」

どうやら最初の作戦は失敗してしまった様である
つかさは黙って席に着くとそうじろうが用意した昼食を頂くことにした

・・・
・・・・・
・・・・・・・

食事中の会話は皆無に等しかった

つかさは終始俯いて、もくもくと食事を取る
そうじろうは気を遣って「おいしい?」「これ使う?」と話しかけてはいたが
つかさはまともに答えを返せない

気まずそうにしているつかさとは対照的に
そうじろうは優しい眼差しで少女を眺めていた

「ご、ごちそうさま・・・」
「はい、ごちそうさま」

そうじろうは両手を合わせて軽く目を瞑ったあと食器を持って台所へと移動する

「あの・・私がやります・・・」
603お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:33:46 ID:/C6Mqngb
「ん?・・それじゃあお願いしようかな?」

「はい・・・」

ガチャン!

「あ!?」
「大丈夫!?」

キッチンの床には蛍光灯の光を受けてお皿の破片が散らばった

「す、すみません!」
「怪我は無い?ここはもう良いからつかさちゃんは二階に行ってていいよ?」

「で、でも!」
「お客様なんだから、無理にお手伝いなんてしなくていいよ・・大丈夫だから、ね?」

「・・・・はい・・・・」


大きなミスである
最大のミス
好きな人の前で見せた失態だ
604お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:34:15 ID:/C6Mqngb

時計の針は既に夜の7時をさしている
泉家に来て役8時間が経過した訳だが、その感想は悲惨なものだ

「きっとオジサンに呆れられたよ・・・ダメな子だと思われてる・・・・」

その後もリベンジはしたのだ

そうじろうの休憩にとコーヒーを入れたが、部屋にこぼした
そうじをしようと思って壷を割った
洗濯物を取り込もうと思ったら、つまづいて全部台無し・・・

普段はしない筈のミスが最大限にまで引き出されていた

晩御飯は出前を取った
つかさは台所の焦げ付いた鍋を恨めしそうに眺めている

「誰にでも失敗は有るよ、大丈夫大丈夫」
「・・・でも、食べて欲しかったんです・・・私のお料理・・・」

「だけど、このスープは美味しいよ?」
「・・・・・・・」

出前のメニューは簡単にピザとデザート
比較的無事だったスープに合わせて、そうじろうがそれを選んだのだ

「ほら、早く食べないと冷めちゃうよ?」
「・・・はい、いただきます・・・」
605お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:35:10 ID:/C6Mqngb

バジルの匂いが鼻をつく、チーズは甘くその食欲をそそった
デザートは小さな苺のパフェ
最近ではデザートのデリバリーもなかなか美味しいものだ

苺味のクリームを口に含んだつかさは
その甘い匂いが頬に達する頃、瞳に涙を浮かべ俯く

テーブルに形どる幾多の水滴を目の当たりにした少女は
心の関が壊れた様にしてその場で泣きじゃくる

「うう・・・・・うえええ・・・・・ひっく・・・」
「!?ど、どうしたの?つかさちゃん??」

「私・・・・私、ダメだから・・・・うええ・・・」
「ほら、泣かないでさ・・・」

「オジサンに・・ひっく・・喜んでもらいたくって・・ひ・・え・・」
「ありがとう・・だから、泣き止んで・・ね?・・」

「うう・・ひっく・・・オジサン・・・・?」
「・・・ん?なんだい?」
606お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:35:32 ID:/C6Mqngb
「オジサンは・・・ひっっく・・私の事・・うう・・好きですか・・?」
「え・・・?」

「私は・・オジサンの事・・・うえ・・・・好きです・・ええ・・大好き・・」
「・・・つかさちゃん・・・・・」

そうじろうは少し驚いた顔をしていたが、すぐに笑顔になって
そっとつかさの頭を撫でると、自分の膝につかさを寝かせる

「ありがとう・・つかさちゃん・・」
「オジサン好き・・・オジサン・・・うう好きです・・・好き・・・ひっく・・」

つかさは愛しい人の匂いに顔を埋めて、涙を流す・・・・
少女はゆっくりと深呼吸をしたあとで、小さくしかしハッキリと想いを語る

「・・・オジサン・・・私を抱いてください・・・・」




607お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:37:56 ID:/C6Mqngb
なんかもう駄目です
黒くは出来てもビッチは難しい
中途半端なSSだけど書いた方が良いでしょうか?

ではまた明日
608お漏らし中尉:2008/05/31(土) 03:40:54 ID:/C6Mqngb
>>601

つかさはこなたの勇気を出して部屋からそっと出ると ×

つかさは勇気を出してこなたの部屋からそっと出ると ○

失敬
609名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 03:41:14 ID:WlKXkRGF
>607
漏らしてない…まだ漏らしてないんだ…!
610ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/31(土) 03:44:43 ID:f2q0UBXe
自殺じゃなくて恋の話になってる
611名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 04:12:22 ID:/bfRd9gF
まだ分からない
612名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 04:14:19 ID:SDnplS/5
びっちつかさの本領発揮はこれからですよね?
613名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 11:37:23 ID:4YWWMxlv
100LINEだけど投下してみるぜ。


とある女子高生の手記。

私はいじめられてるという程じゃないけど、学校で孤立してる。
小学校中学校も友達なんて全然出来なかった。高校に入るのをきっかけに(俗に言う高校デビューってやつ?)自分を変えようと
…っていうか普通の子になって友達を作ろうとしたけどダメだった。

部活に入ればもしかしたら友達が出来るかもしれないって思ったけど、
夜遅くまで練習したり休みの日も大会とかで参加しないといけない事を考えると面倒になってやめた。
これだからダメなのは分かってるんだけど…。

二年生になってからも相変わらず友達は出来なかった。…いいんだ、私にはチョココロネとネットとゲームとアニメがあれば…。

「ねぇ?泉さん?」
Σ(≡ω≡.)<あ、な、何かな…?
「いっつも一人だけど友達いないの?」
(≡ω≡.;)<う、うん…まあね…(このアマ人が気にしてる事を…)
「じゃあよかったら私と友達にならない?」
(≡ω≡.:)<え?あ、えと…。

その日から、私に話しかけてきた女子はお昼休みや放課後 事あるごとに私に話しかけてくるようになった。その度に私は緊張する。
ちょっと疎ましく思ってしまって申し訳なくも感じるけど、この子は本当に私と仲良くなりたいのかな? …よし、私も心を開いてみよう。

その子と携帯電話の番号も交換して夜とか話したりするようになった。
「こなちゃん今何してるのー?」ってゲームやってる時やアニメ見てる時は答えに困るケド。。。

学校に行くのが楽しみになってきた。話は全然合わないんだけどたまにお互いのあるある話で盛り上がる事もあった。
ちょっとウキウキしながら上履きに履き替えようとしたら…

Σ(≡ω≡.;)<痛っ! …う、何コレ画鋲…? …うぅ、イジメ?誰かのいたずら?いたずらにしては陰湿だよ…。

Σ(≡ω≡.;)
教室に着いたらもっと驚いた。黒板に私がスクール水着着てM字開脚で誘ってる絵がでかでかとかかれてた。「私 泉こなたはコスプレ風俗で働いてます」とか書かれてた。
ああ、とうとういじめられるんだと思った。小学校と中学校も軽くいじめられてたけどあんまり気にしなかった。

(TωT.;)でも今は…せっかく友達が出来たのに…私と一緒じゃいじめられるってあの子にも避けられるのかな…。

黒板の前で唖然としてると背中に皆の視線を感じる。クスクスと嘲笑する声やヒソヒソと話し声が聞こえる。私は泣きそうになりながら黒板の絵を消した。
自分の席に着こうとしたら、椅子も机の中も水でびちゃびちゃだった。机の上に花瓶でもおいておかれた方がまだマシだよ…。
早くしないとHRが始まるから、私は急いで雑巾をもってきて椅子を拭いて机の中の使い物にならなくなった教科書を捨てて椅子に座った。

(≡ω≡.;)<(こういう時ってすぐ先生に相談した方がいいんだよね…。黙ってるから余計いじめられる訳で…)
614名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 11:40:03 ID:4YWWMxlv
お昼休み、私は先生に相談しに行こうと職員室に向かう事にした。とてもじゃないけどチョココロネを食べる気にもなれなかった。

「こなちゃんどこ行くの?」
(≡ω≡.;)<あ、えと…職員室に…。
「今朝の事で先生に相談しに行くの? 今朝は大変だったね…。でもこなちゃん泣かなかったよね。偉いよね」
(≡ω≡.;)<ん…。
「でももうちょっと様子見てからじゃダメかな?誰がやったかまだ分かんないし…。」
(≡ω≡.;)<見てなかったの?
「ごめん…。私も結構ギリギリまで寝てるから教室につくの遅くて…」
(≡ω≡.;)<あ、いや…そんな謝らないで…。
「ほら、じゃあ私がついててあげるから。。。」
(≡ω≡.;)<で、でも私と一緒だったら…。
「平気だよ。それとも私じゃ頼りない?」
(TωT.;)<う……うぅ、グスッ……。
「ああ泣かないで……」

嬉しかった。古龍の大宝玉が一時間で六個手に入った時よりも、クラーケンクラッドを手に入れた時よりもずっと嬉しかった。
私と一緒にいじめられたりしないか心配だったけど、少なくとも私が知ってる限りではそんなコトはなかった。
誰が私をいじめてるか、じゃなくて私はほぼクラス全員にいじめられるようになった。足を引っ掛けられて転ばされたり、
授業中にゴミや消しゴムの切れ端を投げつけられたりした。

「なあ泉」
(≡ω≡.;)<な、何かな…?
「お前コスプレ喫茶でバイトしてるんだってな?」
(≡ω≡.;)<う、うん…(誰かお客さんで着たのかな…)
「ちょっとどんなもんかやってみてくれねえか? つコーラ」

気が付くと周りにワラワラと人だかりが出来てた。

(≡ω≡.;)<(嫌だなぁ…。でもやらないともっといじめられるんだろうな…)
(≡ω≡.;)<そ、それじゃあやるね…。 …いらっしゃいませー(引きつった笑顔で) ご注文のコーラをお持ちしました〜。。
「なんか足んねえんだよなぁ…」
「おいそうだ。コスプレ喫茶ならコスプレしろよ」
(≡ω≡.;)<え?あ、ほ、ほら…セーラー服の時もあるから…。
「オヤジとかならいいかもしれないけど俺らは見慣れてるんだよ」
「いいこと思いついた。体操服でやってくれよ」
(≡ω≡.;)<(体操服も見慣れてると思うけどな…。面倒だなぁ…)
「おいどこ行くんだよ?」
(≡ω≡.:)<どこって着替えに……
「そんなの待ってられねえよ。ここで着替えろよ。オウ早くしろよ」
(≡ω≡.;)<え…そ、それは幾ら何でも無理…。
女子生徒A「泉さんの着替えなんて見ても誰も何とも思わないから平気だってば〜」
「おう、だから早くしろよ」
(≡ω≡.:)<そ、そんな…やだよ…。
「オウ早くしろよ。昼休み終わっちまうだろ」
女子生徒B「泉さんって子供みたいな体なのは分かってたけど、着替えも満足に出来ない位子供なんだ〜」
「「アハハハは」」「「ギャはハハハは」」

(TωT.;)<う…うぅ…ヒック…
女生徒達「あーあ、泣いちゃった」
女生徒C「男子、責任持って着替えさせてあげなさいよ」
「い、いいのかよ?」
女生徒C「自分で出来ないっていうんなら仕方ないんじゃな〜い?」
「ゴクン…そうだな…。ウッヒッヒ…じゃあ泉 先ずは脱がせてやんよ」
(TωT.;)<え……? ちょ……
「この横のチャックを先ず外すのか…ハァハァ…」
615名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 13:04:10 ID:l0Jhcm/v
「話を展開させるのに焦りすぎている」感がある。説明っぽい。
もっと落ち着いて、一度書き上げた後に何度も加筆修正を重ねて
一週間くらい経ってから投下した方が良いと思う。次からは。
616ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/31(土) 13:12:27 ID:1ouWfM3z
俺は直接、投下するが
それだと、完成度が低いから
時間をかけて作ったほうがよい
>>615が言ってるように・・・
617名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 13:15:37 ID:3ZoBg0CR
お前のは完成度とかの問題じゃなく国語力の問題だろう
しっかり勉強しろよ
618デフォ:2008/05/31(土) 13:25:14 ID:clyJDVFs
こなた自殺SSっす

『受信メール』


「えぇ!?お姉ちゃん彼氏が出来たってぅぐぐ…」
「ちょっと!声大きい」

私は慌てて目を見開くつかさの口を押さえる
教室の真ん中で私は頬を羞恥の紅に染める

「おめでとうございます、かがみさん」

みゆきは冷静に端麗な笑顔を浮かべて祝福してくれた
しかし、本来一番話題に食いついてくるはずのこなたはただ一人
言葉を躊躇っているようだった

「…いつものこなたにしては変ね。あんたこういう話題好きなはずなのに」

私はこなたの肩を軽く叩く

「ん…そだね。おめでと、かがみん」

こなたは抵抗もせずになされるが儘である

「半袖着てるというのに雪でも降るのかしら?本当に珍しいわね」

私はこなたの頬を指で突く
すると、こなたはようやく我に返ったらしく

「ふーん…かがみんに彼氏かぁ…おめでとう、かがみん」

こなたは小動物のような優しい笑みを浮かべた

「ありがとう、こなた、みんな」

私の彼氏は、みゆきに負けず劣らず容姿端麗、成績優秀
まさに才色兼備で、更にラノベ好きでお互いに気が合うという
千載一遇の彼氏であり、これは逃す訳にはいかないと、
私から告白したのである

しかし、人間関係は一虚一盈なのだ
何時どんな形で崩れるかなどは、神のみぞ知ることである

話を切り出したのは彼だった
619デフォ:2008/05/31(土) 13:25:59 ID:clyJDVFs
「俺達、もう終わりにしないか?」
「え…」

私がいくら再考を彼に望んでも、彼の決心は凛々しく剛直だった
最後に彼は、

「お前は自分のことしか考えない女だったな」

そう言い残し、私の前から去った

私は久々に部屋で泣き暮れた

涙が止まらなかった
そして、改めて自分の素行を恥じた

私は彼との思い出を処分しようと、本棚からアルバムを取り出した
ふと棚の奥に携帯が入っているのが見えた

「あ、これずっと探してたやつだ…どうしてこんな所に…」

私は既に電池切れとなった携帯を充電する
そしてアルバムを取り出し、刹那の思い出に浸る
たった半年ほどだったけど、私と彼は沢山の事をした
夏には海で泳いだり、秋は紅葉の並木道を歩いた
アルバムを開けば開く程思い出が脳裏にちらつく


また会いたいな…


でもそんな願いはもう叶わない
私は再び顔を机に突っ伏して泣いた

気が付くと、既に夜の7時になっていた

「いつの間にか寝てたのね…」

私は目を擦り携帯を見ると
充電ランプが消えていたので、私は携帯の電源をつけた

つけると同時に、バイブレーションで携帯が震えた
メールを受信したらしい
きっと、長い間放置されていたので受信メールが
センターの方に溜まっていたのだろう

私は受信メールを開く

送信元は、全てこなただった


『あのさ…いきなりこんな事打ち明けても何もならないと思うんだけどね
でも、このままじゃもうはち切れそうだから…恥ずかしいけど言うね』

かがみは画面を下へスクロールさせる

『私…実は男の人達に輪姦されてるんだ…
丁度かがみんが付き合い始めた頃から…かな』

私は目を疑った
620デフォ:2008/05/31(土) 13:26:47 ID:clyJDVFs
『学校の帰りに声かけられてさ…逃げようと抵抗したんだけど…
沢山男の人が来てとうとう捕まって…
毎日ヤラせないとお父さん達の命がないって言われてね…
怖くなって…奴らは警察も怖くないって…
もうどうしたらいいか分からないよ…かがみん…』

私は呆然とメールの文字を読む
こなたが…私が悠々と楽しんでいた時に、こんなことに…

私は一人優越感に浸って周りが見えていなかったのだ
そして、次に受信されたメールを読んでいく


『はは…やっぱり返事に困るよね…ごめん本当に。
でも、嘘じゃないよ?これだけは信じてね…
変にお父さんに言ったら何するか分からないしね…
だから頭がよくて気が利くかがみんに言ってるんだよ』

いや…私は所詮周りの見えない、自我に浸るだけの人間だったんだ
私の彼はそれを見限ったんだ…

私はただのダメ人間だ…

次のメールを開く

『かがみん…何か言ってよ…わがままなのは分かってるけど
このままじゃもう私の身体が持たないよ…お願い…助けて』

こなたは必死で助けを求めていた

しかし、私は見向きもしなかったのだ
メールを読んでいると自分の浅はかさに歯痒くなる
あの時、私は彼氏とばかり遊んでいて、
こなた達とも一緒になることが少なかったのだ

こなたは徐々に精神的に追い詰められていることが
メールを読んでいてよく判った

その文章は徐々に私にとって辛辣と化してゆき
私の後悔を更に倍加させる

目を背けたくなったが、意識と相反するかのように
目はメール文を読み続けている

『かがみん!いい加減にしてよ!何で返信してくれないの!?
こんなに助けてって言ってるのに!
それとも何、私なんか友達じゃないと思ってるわけ!?』

読んでて涙が溢れ出た
私は、もうただの傍観者となっていたのだ

メール文は更に辛辣になり
時には罵声まで書かれていることもあった

その度に、私は無意識のうちに首を振っていた
621デフォ:2008/05/31(土) 13:27:30 ID:clyJDVFs
相手に見えないのにも関わらず

そして、私はようやく最新の受信メールに辿り着いた

日付は今日の早朝である

『かがみん…悪いけど私かがみんに失望したよ
私のことはお構いなしで自分だけ彼氏とイチャイチャするなんてね
自分のことしか考えないんだね
もうこのメールで最後にする
バイバイ』

私は、急いでこなたに返信することにした
助ける、絶対助けてあげるから
私は携帯に文字を打っていく

『こなた、本当にごめん辛かったよね
実は私も彼氏に少し前にフラれたばかりで落ち込んでたの
もう大丈夫よ、私が何とかするから待ってなさい』

私はメールを送信し、部屋から飛び出す
玄関で靴を履いている時に、つかさがやって来た

「お姉ちゃん、何処行くの?」
「こなたの家よ!」
「え、こなちゃんの家!?何で急に」
「とにかく、急いでるから!じゃ!」

私はコートを着て家を飛び出し、幸手市を目指した
息は白く、風は冷たい
もう冬期休暇に入っている

私は、どうすればこなたを輪姦する品性下劣男共がひれ伏すのか
それだけをずっと考えていた
ともかく、こなたを輪姦なんてさせない
こなたは私が守る

そして、ようやく幸手市内のこなたの実家に辿り着いたのは
午後9時を回ってからだった

インターホンを押し、軽く咳払いをする
応答は案外早かった

『はい』
「あ、こなたさんのお友達の柊かがみです」
『あぁ、かがみちゃんか…ちょっと待っててくれ』
「はい」

数秒後、ドアがゆっくり開かれる
出てきたのは、おじさんだった
622デフォ:2008/05/31(土) 13:27:57 ID:clyJDVFs
「いらっしゃい。急にどうしたんだい?」
「あの…こなたは今…どうしてますか?」
「…ま、とりあえず上がってくれ。寒いだろ?」
「あ…では、失礼します」


私はリビングに案内されたが、テレビもついておらず
ただただ無音の殺風景な空間と化している
私はコートを椅子の背もたれにかけ、そして私もそこに腰掛ける
居候してるはずのゆたかちゃんは、一旦小早川家の実家に帰っているらしい
おじさんは、コーヒーを淹れてくれた

「あ、ありがとうございます」
「さて、遠いところご苦労さんだったね
何でここに来たんだい?」
「こなたがどうしてるか…気になって」
「…こなたに会いに来たのかい?」
「はい…実は、こなたは何か悩みを抱えているそうなんです
それで私に相談してきて…でも、私は…」

おじさんは私の言葉が途切れると、言葉を紡いで言った

「こなたは…もう死んだよ」

私は体中の血液が下のほうへ降りていく錯覚に襲われた
全身に鳥肌が立って寒気がぞわりと身体を包む

「し、死んだんですか…?」
「ああ。自殺したんだよ…煉炭自殺だ
そうか…あいつは悩みを抱えていたんだな…
俺の前ではあんなに元気に振舞ってたのに…
コロッと騙されたよ…親父失格だな」

おじさんは、頭を抱えて歔欷した
私には、最早罪悪感しか残らなかった

「おじさん、ごめんなさい!私が…もっとちゃんと
こなたのことを気に掛けてあげられていたら…」
「やめてくれ。君は何も悪くない」
「…でも」
「君が謝っても、こなたは帰って来ないだろ?」
「……すみません」
「いや…俺も突然の事で気が立ってしまった…すまない
実は、俺もいまだに信じられないんだ
今通夜から帰ったばかりなんだが
棺から顔を覗くと、まだ生きているようでな…
今でもインターホンが鳴って
ただいまって帰って来てくれそうな気がするんだ」

その時、インターホンが鳴った
私もおじさんも耳を疑った

おじさんは、玄関へ駆け出した
インターホンの受話器を取らずに、そのままドアを開く
623デフォ:2008/05/31(土) 13:31:01 ID:clyJDVFs
ここまでです

今回はかがみ視点という意味でも結構斬新で
今まで書いていたこなたが自殺する過程ではなく、
こなたが自殺した結果によるかがみ達の変化を描いていくSSですね
評価は別れるかと思いますが、最後までお付き合いいただければ言うことはないです

ではでは
624名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 13:36:51 ID:SDnplS/5
たしかに斬新だわ
それに引き込まれる、やっぱ文章力すごい
楽しみにしてます
625名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 13:42:50 ID:WlKXkRGF
これでこなたが帰ってきたらもっと斬新だぜ
626名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 14:20:39 ID:CtfwS9lq
gjでした。またよろしく。
627ヤク中大分:2008/05/31(土) 19:46:02 ID:LiynhtNk
ttp://upload.jpn.ph/img/u19262.jpg
サイケデリック1

久しぶりに描いたからかこなたが超乙女だ…
628名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 19:52:55 ID:sqRf8fj0
うほっ
629名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 19:55:38 ID:clyJDVFs
相変わらず綺麗な絵だ
630名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 20:21:10 ID:F+JFlcbJ
やべぇ大分こなたに欲情しそう
631ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/05/31(土) 20:25:48 ID:VLlx4JKu
>>627
すんごくいい絵だ
こなたに萌えてしまう
632名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 21:39:38 ID:3c3C0+HJ
ところでつかさビッチスレ保管庫のやけくそ氏のつかさまたデートか、の
2と3の間があったような気がするんだけど保管されてないと思われ。
俺は保存するの忘れてたから保管できねーやすまそ。
633名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 21:59:47 ID:Cg4O6zl4
>>627
お gj

続き待ってます
634名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/31(土) 22:56:38 ID:wxUT2EZW
>>627
ゴッドジョブ!
635デフォ:2008/06/01(日) 02:26:57 ID:J3EoByeH
できた所まで投下

>>622

突然ドアが開いて、相手は吃驚していた
私も玄関を覗く

私とおじさんには青色のロングヘアーに
アホ毛と泣き黒子がチャームポイントの少女が立っているように見えた

しかし、その希望は刹那に絶たれた

現実にそこに立っていたのは、紫色のショートカット
頭にリボンカチューシャをつけた少女だった
その少女は私と同じくミンクコートを着て来たらしい

「つかさ…」
「お姉ちゃん…」
「どうしてここに来たの?」
「うん…いきなりお姉ちゃんがこなちゃんの家に行くなんて
どうしたのかなって思って…後を追いかけたの」
「ま、上がってくれ…寒いだろ」

おじさんは落胆した様子で、渋々と家の中に入った

「おじゃまします…」

そして、つかさもリビングに案内されると
おじさんから衝撃の事実を告げられることとなる
つかさは告げられた刹那、瞼の関が決壊した

「そんな…っく…こなちゃん…っく…こなちゃんが…」

私は、歔欷するつかさを必死に宥めたが
実質私の方が慰めて欲しいくらいだった

こなたは、私だけを頼りにもがいていたのに
その私は自分のことしか考えていなくて

私は一旦退席して、トイレでこっそりと泣いた

暫く泣き明かした後トイレから出ると、
つかさがテーブルで寝ていた
636デフォ:2008/06/01(日) 02:30:07 ID:J3EoByeH
「あ、つかさ!こら起きなさ…」
「いやいや、いいんだ。泣き疲れたんだろう…」

おじさんが隣の部屋からリビングに入ってきた

「今日はもう遅いし家で泊まっていきなさい
家には連絡をしておけば大丈夫だ。あ、電話はそこにあるからな」
「すみません、おじさん…」

私は、今日こなたの家に泊まって
明日の朝家に帰ると電話で母に伝えた

おじさんは、つかさを負ぶって
私をこなたの部屋に案内してくれた
案内されたこなたの部屋には、布団が二つ敷かれてあった
部屋の中は、ポスターやフィギュアが沢山飾られていて
まだこなたの残り香がした

「今日は、ここで寝てくれるかな
布団は二つ敷いて置いたから」

おじさんは、つかさを布団に寝かせて言った

「パジャマはどうしようかな…持って来てないだろ?」
「はい…でも、今日はこのままでいいですよ」
「うーん…確かに…こなたの服ではサイズが小さいだろうしね
じゃあ、すまないけどそのままで寝てくれるかい?」
「いえいえ、大丈夫ですよ…あまり気を遣わないでください」
「ははは、そうだな。じゃあ、おやすみ」
「おやすみなさい」

私は、無邪気に涎を垂らすつかさを見つめた
自分だけがこんなに厚かましい生活をしていていいのだろうか

こなたの最後のメールと、彼氏の最後の言葉は完璧に同じだった

『自分のことだけを考える』

この言葉は私の心にナイフのように突き刺さった
私は小学校時代、中学校時代とも親友と呼称できるほどの友達が居なかった
周りには、グループを作ってわいわい楽しんでいる子供達の姿があって
私はそれを見るのが辛かった
637デフォ:2008/06/01(日) 02:31:05 ID:J3EoByeH
私は、その悔し紛れに精一杯勉強をした
凡人より何倍も賢くなって、皆の人気者になりたかった
私の成績はどんどん上がり、クラス、やがては学年に知れ渡るほどまで名を揚げた
しかし、私に声を掛けてくれる人は居たが
親友になってくれる人は居なかった
秀才だったからという訳ではない

誰ともコミュニケーションを取らず、独りで居ることが多かったので
周りの空気も読めず、自分のことしか考えないという性格になっていたのだった
私は、弱い人間だった

時には、その性格が裏目に出て苛められることさえあった

だから、本当は弱い心を精一杯押し込めて
強い自分を前面へ押し出して生きていこうと思った
高校に入ったら性格を変えよう
そして、周りのことを考えられる人間になろうと決心したのだ

しかし、実際はほとんど変わっていなかったのだ

強い性格を前面に出しすぎて、時にはこなた達に辛辣な発言をしたりもした
素直になれなかったのだ

弱い性格の自分が出てしまうと
また昔と同じように友人を失う切っ掛けになるかもしれない
だから、無理に強い自分を押し出した言葉が口から出てしまう

私は、そうして俗にいうツンデレと呼称される結果となったのだ

でも、私はこなた達と出会って、今までにない学校生活を楽しむことが出来た
みんなでカラオケに行ったり、修学旅行に行ったり
とても有意義な青春を過ごせていたと思う

しかし、私はあることを切っ掛けに
うっかり周りの空気を読むことを忘れてしまっていたのだ

彼氏との出会いである
638デフォ:2008/06/01(日) 02:31:29 ID:J3EoByeH
私はすっかりその彼に惹きつけられてしまっていたのだ
そして、私はすっかり彼に酔っていた
こなた達のことをすっかり忘れて自我に浸っていたのだ

窮鳥の懐に入るこなたを追い出してしまったのだ
そして、私はこなたに対する悪業を許してしまった
最終的に、こなたは自らの生涯を閉じる結果となった

私は歯を食いしばって泣きながら自分の頭を殴った
それだけではこなたに対する償いにはならないと思い
私はこなたの机の中からカッターを取り出し

それを手首にゆっくり押し当てる
639デフォ:2008/06/01(日) 02:32:42 ID:J3EoByeH
ここまでです

大分氏も頑張って下さいね
640お漏らし中尉:2008/06/01(日) 03:46:14 ID:8sMeSVZB
>>606

「あ・・・・・・」

瞬きの暇も無く、そうじろうの口を塞ぐつかさ
その柔らかい唇からは苺の味

さらさらと滑らかな頬がかすめ髪の毛が心地よい匂いを放つ

「ん・・ん・・・・」
「つかさちゃ・・・・ん・・・・」

そうじろうは自我を保つ為につかさを引き離そうとするが
つかさはさらにそうじろうを手繰り寄せた

柔らかい手は固くごつごつしたそうじろうの手を優しく握り締め
自らの小さな膨らみへと誘った

その小振りな胸はマシュマロの様にふっくらとした感触を
掌の全細胞に刻み込み、理性の鎖を侵食する

「・・はあ・・はあ・・・」

潤んだ瞳に抑圧されて
そうじろうの手はゆっくりと少女の頬に触れた
髪に触れた、その全てに魅了された

「つかさちゃん・・・・」
641お漏らし中尉:2008/06/01(日) 03:46:43 ID:8sMeSVZB
娘と同じ年齢の少女・・・・
しかし、その体はかつての妻とも、娘であるこなたとさえ違う
発育しきっていない女性の体
幼さの残った大人の体だ

白くはりの有るヒップに手を回すと、
耳元で少女の切ない声が木霊する

「・・・おじさん、もっと触って・・・」
「・・・・」

度重なるキス、そして洋服の上からの愛撫にシビレを切らしたつかさは
シャツとスカートを脱ぎ去り、下着姿へと羽化する

ピンク色の下着を着た従順な雌ヒョウは再び獲物に覆いかぶさると
そうじろうの甚平をはだけさせ、愛しい肌をその唇で愛撫した


唾液と舌の粘膜はなま温かく、それでいて心地よい
つかさは餓えた獣の様にその肌を唾液で濡らす

つかさの胸やヒップに心地よい感触が走り回る
時折その敏感な割れ目に指を滑らせると湿り気を帯びたソコがピクリとよじる

「はあ・・・おじさん・・・・気持ちいいよぉ・・・」
「ああ、おじさんもだよ・・」
642お漏らし中尉:2008/06/01(日) 03:47:18 ID:8sMeSVZB


そうじろうはそういってつかさのブラに手をかけ、苦戦しながらもブラのホックを外す
肩の紐は緩み、谷間がゆれる
つかさは少し顔を紅くして、こぼれ落ちそうなその胸を両手で隠す
大胆を装っては見ても、やはり女の子である

その恥じらいがさらにそうじろうの本能を呼び起こした
そして、さしのべられた大きな手はその華奢な腕を優しく掴み
少女の胸に舞う、桜色の花びらをあらわとする

「綺麗な胸だね・・」
「・・うう・・・あんまり・見ないで・・・・」

つかさは顔をその胸板に沈めると今度はおなかの辺りを舐め始めた
指は肌を舞い、その感触はそうじろうを舞い上がらせると
少女の手はさらにそうじろうの下半身へと進み出した

ゆっくりゆっくりと進む指は少し震えながら未知の領域を進み続け
細いその指は甚平の紐を解き、そうじろうの肌を愛撫しながら下着を下ろす

その中には誇らしげにそそり立つ男性自身が顔を出して天井を指していた

「・・・・おじさんの・・・・あつい・・」
「・・つかさちゃんのせいだよ・・・」

つかさはゴクリと唾を飲み込むと目を瞑り・・・・
意を決したようにソレを口に含む
643名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 03:47:20 ID:wdxzpp0d
>>632
保管しておきました
644お漏らし中尉:2008/06/01(日) 03:48:31 ID:8sMeSVZB

「・・ああく・・・つかさちゃん・・!?」
「・・・む・・ふうう・・・」

かつてビデオで見た『オーラルセックス』・・・・・
見よう見まねでは有るが、愛しい男性に喜んで貰う為に
少女は精一杯の行為に勤めた

小さな口がユックリと上下し、舌が絡みつく感触が直に伝わってくる
つかさの口の中は柔らかく・・そして、温かい・・・

「・・・うう・・うあああ・・・つかさちゃん・・・」
「・・・むふう・・・はむう・・・ん・・」

未経験の奉仕はぎこちなく、手と口のタイミングもおぼつかない
加減を知らない少女の唇からは止め処なく唾液が溢れ
ジュルジュルと卑猥な音を立てている

「ぷはあ・・・はあ・・は・・・」

さすがに苦しかったのか、つかさは一度口を離すと涎を拭う

「・・ふふ・・・おじさんの大きくて・・固いね・・・」

つかさには天性の色気がある
無垢な瞳で男を魅了する空気が、すでにそうじろうを一人の男に変えていた
そんな事を考えているうちに再びあの快感が戻ってくる
645お漏らし中尉:2008/06/01(日) 03:49:06 ID:8sMeSVZB
今度は少しコツを掴んだらしく、つかさの唇は軽快に括れを刺激してきた
どうやら、少女は男の声と体の反応を見ながら加減をしている様子だ
これも天性のものなのだろうか・・

時折感じる違和感はつかさの舌が先端を綺麗に拭う瞬間だ・・・
それは脳内に何か知らないものを分泌させ、すべての感覚が一瞬跳ね上がる感触
すでに口をあける事すらも苦しそうな少女の苦悶の表情は
ジュパジュパという音と共に加虐心を煽った

「・・・むう・・ん・・・ん・・・ん・・・ん・・」
「ううううわあ・・・・ああああ・・・あああ・・・・!」

つかさがそうじろうの男性自身を根元まで飲み込んだ時
その兆しが来た

「うううああああああ!!ああああ・・・・ああ!」

男の手は少女の肩を掴み、その下半身は大きく跳ね上がると
少女の小さな口の中に種を残す為の白い血液を流し込んでいく

ドクン・・・ドクン・・・という音と共に少女の口の中は
愛しい人のDNAで一杯になり、くちの端から粘液が糸を引く
口内はすでに溢れんばかりの愛液で一杯なのにも関わらず
その液体を全て受け止めようと尚、顔を深く埋める少女

幾度かの拍動の後に、ゆっくりと顔を上げた少女は
涙を溜めた瞳でニコリと笑うと、ゴクリと喉を鳴らした

「今度は私を気持ちよくしてね?オジサン・・・」

柊つかさには・・・天性の色気が・・・素質があった

646お漏らし中尉:2008/06/01(日) 03:50:35 ID:8sMeSVZB
とりあえずここまで

すでに、ただのエロだけど
考えてみたらこれまでと大差ないわな
647お漏らし中尉:2008/06/01(日) 04:58:59 ID:8sMeSVZB
>>645

一度達したそうじろうは満足そうに体を起こすと
言われたままにつかさのパンツに手を掛ける

隙間の開いた太股を滑り落ちる下着はすでに愛液が絡みつき
股間の花園から糸を引いた

「やん・・」

つかさは恥じらいの声を上げてそうじろうの首に絡みつく
恍惚とした白い肌が吸い付くように男を求める
その衝撃に、そうじろうは達したばかりの男性自身は再び怒張を帯びて
屹立した

不調以上に濡れた秘弁はそうじろうのソレと擦れ合い
その度に少女の息は荒くなる
屹立したソレは今だその味を知らぬ扉に切っ先をあてがうと
ゆっくりとその頭を埋めていった

本来ならば愛撫が必要なその行為も
不必要なほどに少女のソコは喜びを帯びている
男性を受け入れるたびに液体音を鳴らし
体を快感と恐怖で躍らせた

やがて固くそそり立つ肉の塊が少女の最初の難関に差し掛かったとき
「ううう・・」といううめき声と共に紅い筋がソレを伝った
しかし、それも一瞬の事に過ぎず少女の秘弁はそうじろうをしっかりと飲み込んでいった
648お漏らし中尉:2008/06/01(日) 04:59:21 ID:8sMeSVZB
「・・・・つかさちゃん・・・痛くない?」
「・・・・だ、大丈夫・・・・だよ・・」

何度も思い描いたbのこ光景が、痛みを快楽に変え
つかさの体を快感で埋め尽くす

そうじろうが優しくソレを引き抜いていくと、少女の体はそれを惜しむように
幾層にも並んだ唇が男性自身に絡みついた

「・・んん・・」
「・・き・・・もち・・い・・!」

少女は快感のあまり、そうじろうのに唇を押し付けて声を殺すが
それでも溢れる様にしてあえぎ声が部屋に響き、そうじろうを刺激する

次第に早くなるリズムが肉同士をぶつけ合う音を奏で
二人の結合部はさらに愛液で染まっていった

「はあはあ・・・・つかさちゃん・・気持ちいいかい・・?」
「うん・・!きもち!きもちいいよお!!」

そろそろ座ったままの姿勢では物足りなくなったそうじろうは
つかさを座布団の上に寝かせて両足を持ち上げると
上から秘弁をつき下ろす様にしてつかさに体を預けた

「やぁぁはん!」
649お漏らし中尉:2008/06/01(日) 04:59:42 ID:8sMeSVZB
まるで蜂蜜の入ったビンをかき混ぜるような音・・・・
そうじろうのソレはつかさの秘弁を容赦なく踊りまわり
愛液は少女のへその辺りへと向かって流れ出した

そして、幾度目かの振動でつかさに異変が起こる
体は振るえ、秘弁はきつくその唇を結ぶと少女の瞳は涙で濡れ始めた

「ああ、くる・・何かくるよ!やあ・・い・・いく・・いくう!!」

つかさは精一杯そうじろうにしがみ付きその快楽から逃れようと必死だ
しかし、そうじろうはそれを許さない
絡みつく少女の両手を掴み
さらに激しく体を揺らした

「ああ!!ダメぇぇ!!いくいくいくいく!!!・・・ん!!!!!」

つかさは体を跳ね上げて、何度も来る波に身を震わせた
それでもそうじろうの動きは収まらない

「はあはあ・・つかさちゃん!」
「ああ!・・・はあ!・・・・・ふああ!・・・・!」

どんどん溢れ出る愛液を飛び散らせながら、秘弁はそうじろうを受け入れた
快楽の余韻から我に返ったつかさは再び訪れる波の気配に身をよじった

「いあ・おじさん・・もういったよぉ・・・?つかさ、もういったよぉ・・!」
「ああ・・・つかさちゃん!つかさちゃん!」
650お漏らし中尉:2008/06/01(日) 05:00:07 ID:8sMeSVZB
そうじろうの怒張は既に限界に足しいている
それは少女の懇願をもってしても止められない程に膨らみ秘弁を襲った

「もういったよお!おじさん!もう・・・あ!くる・・またくるう!!」
「ああ、つかさちゃん・・おじさんもいきそうだよ!」

波はどんどん形を現し、二人の結合部を愛液で満たす
既に一度目の頂点に達したつかさはさらに敏感になった蕾でそうじろうを感じ
秘弁から流れる愛液が床を濡らす

波が大きなものへと変貌し始めつかさがそうじろうの体を再び抱きしめた時
そうじろうの動きが獣の様に鋭く変わる

「ああん!ああ!あああああ」
「はあはあはあはあはあ・・・・」

肉同士のぶつかり合う音は更なる液体音を交え
その音を卑猥なものへと変えていく

そして、二匹の獣が大きな声でお互いを求め合った瞬間
波が訪れる

つかさの体は再び訪れた絶頂に体を跳ね上げると同時に
そうじろうの愛液を全身で受け入れ、その熱が自分の中で広がっていくの感じていた

度重なる快感の波と一つになったことの喜びがつかさの全てを支配する

「はあ・・・・・は・・・・・・」
651お漏らし中尉:2008/06/01(日) 05:00:28 ID:8sMeSVZB
全てを注ぎ終えたそうじろうがつかさの秘弁から男性自身を引き抜くと
真っ白な糸が床に模様を描き

それに続いて、つかさの秘弁からジョロジョロと液体が流れ始めた

「・・・・・・ああ・・・止まんないよぉ・・・はあ・・・はあ・・・・」

下半身は快楽で一時的に感覚を無くしてしまい、言うことを聞かないらしく
つかさは数年ぶりにお漏らしをしてしまった

が、そうじろうは近くにあった付近でそれを拭うと
少女にやさしくキスをして「大丈夫だよ、つかさ」と微笑む
少女は嬉しくなって体を起こすとそうじろうに囁いた

「もっと・・・・むちゃくちゃにして・・・そうちゃん・・」

禁断の関係が生んだ、未曾有の関係・・・・
二人はもう一度お互いの唇を感じあうと、再び体を重ねあった


END
652名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 05:07:16 ID:Uiu5j32w
>>646
そうじろう視点というのがかなりツボに入ってます。
つかさの行為の様子がすんなりと想像できるのも素晴らしいです。高い文章力の賜物でしょうか。
続き期待してます。
653お漏らし中尉:2008/06/01(日) 05:18:04 ID:8sMeSVZB
内容:
長々と失礼しました
すでにSS自体の趣旨が見えない上に何かを失った気がしてなりませんが
お漏らしもしたし完結したので良かったです
さようなら

>>652
自信が皆無な分ほめられると嬉しいです
後半は満足してもらえたか心配・・・・

>>618
デフォさん頑張ってください
654名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 06:52:44 ID:0yVQ4SnQ
最近のそーじろーはゆーちゃんからひーちゃんに乗り換えたのか
655名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 09:58:57 ID:e91cnLo5
アウアウwwwwwww
エロパロでやれwwwwwwwwwwwww
656名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 10:11:29 ID:7cZTZS9n
『もしこなたが4人姉妹だったら』
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0098.jpg

すでに一家離散の香りがしますね、新しい物語が始まりそう・・・

657名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 10:42:07 ID:J3EoByeH
>>656
不覚にもちょっと可愛いと思ってしまった
特に左側二人
658名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 11:14:16 ID:J3EoByeH
転載

辛い思いをして自殺して天国に行ったこなたは
今頃こうなってるのかなと思うと不覚にも(ry

http://uproda11.2ch-library.com/src/1190858.png
659ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/06/01(日) 11:53:07 ID:10WAw/Sj
>>658
かわいいーーー
これ、保存してもいい?
660名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 12:13:50 ID:J3EoByeH
>>659
保存ってか…うん、まあ転載だし
661ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/06/01(日) 12:16:35 ID:10WAw/Sj
>>660
保存したよ
いったい誰が書いたんだろうね
662名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 12:19:50 ID:J3EoByeH
>>661
誰かは知らんが俺もここまでの画力になりたいもんだ

…儚い夢だ
663名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 12:31:53 ID:uB9qo51m
絵で飯が食えるな
664名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 12:34:19 ID:hYoHdXVv
…つーか>>658の絵はアニメスタッフじゃねえの?
665名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 12:45:15 ID:7cZTZS9n
でもこなたが行くのは地獄では?
666名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:35:46 ID:igSd/3Hu
>>658
雑誌のピンナップだろjk
667名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 13:37:11 ID:QessRxmq
線画、着色、背景、プロが3人がかりで描いてます
668名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 14:59:26 ID:J3EoByeH
669名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 15:32:25 ID:NVCnqQkM
>>668
こっちくんなwwwww
670名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:18:49 ID:WoxjJfXf
お漏らし中尉のつかさエロSSだけど、これならこなた自殺に持ってけそう。
つかさに手を出したそうじろうは男らしく責任を取ってつかさと結婚。(夢に出てきたかなたさんに新しい幸せを手にしてと言われて再婚を決意)
つかさが妊娠してて、卒業後に結婚して出産。(こなたは進学に失敗してフリーター)
泣きぼくろのある青い髪のつかさが生まれる。(後に両親が大好きで、人懐っこい皆に好かれるまるで天使のようなかわいい子に育つ)
そうじろうの愛が新妻と次女に注がれるようになる。(こなたが家庭で疎外感を感じるようになる)
別々の大学に進学したかがみやみゆきがつかさと子供に会いによく泉家に来るようになる。(浪人のこなたが劣等感と疎外感を感じるようになる)
同居してるゆーちゃんやゆい姉さんもつかさの子ばかりかまうようになる。(こなたが孤独感を感じるようになる)
皆に可愛がられるつかさの子と幸せそうなつかさ、小さい時のこなたよりも懐いてる娘を育てるのに夢中のそうじろう。
こなたは家に帰らず、パティの家やひよりの家、かがみのアパートを転々とする日々を送るようになる。
やがて、こなたに男が出来るが男はとんでもないクズ。
避妊もせずに男の望むままにセックスしまくり、妊娠した挙句捨てられるこなた。
最後に頼れるのは父親という事でそうじろうに泣きつくが、あまりに馬鹿な娘に愛想が尽きたそうじろうに冷たくされる。
つかさが子育ての合間に内職で貯めた金を中絶費用としてこなたに差し出す。
あまりの惨めさにつかさに八つ当たりするこなた。
たまたまそれを目撃したかがみとみゆきに叱責されるこなた。
誰も味方がいないと絶望したこなたは高い崖の上から海に向ってダイブ。
                                                                       完
671ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/06/01(日) 16:22:00 ID:jieHVJ7J
最後は人間の道具として使われ、自殺かよ
かわいそう
672名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 16:30:47 ID:qhkqxxB/
>>656
すでに一番左からストライクゾーンなわけだが

いじめていいですか?
673名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:57:59 ID:lDmQ8tlS
>>668
なんというこな虫ww
┌(=ω=.┐)┐
674名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 18:58:41 ID:igSd/3Hu
>>656
お前の絵はいつも意味がわからん
675名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:15:54 ID:wy3TAz38
>>656は自殺スレより普通のこなたスレに投下するべき
676名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:17:08 ID:1SrhrvwA
>>670
なあ、教えてくれ。どこが縦読みなんだ……?
677名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:17:58 ID:7cZTZS9n
>>672
どうぞどうぞ
678ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/06/01(日) 19:40:02 ID:vaD50UqH
>>658のような絵ないか?
こなたに萌えた
こんなことは初めて
679名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:41:50 ID:dZdgkQqM
>>678
萌えjp
680名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:43:09 ID:vt/NIfzF
週末はSSの投下が増えていいね。
遅くなったけど、続き投下します。

『つかさのアルバイト III-4』

200Y年1月某日 月曜日(祝日)

私は新幹線の車窓を眺めながら、ため息をついていた。
外は雪がちらついていて、余り視界が効かない。
高速道路は通行止めになり、高速バスは軒並み運休、
新幹線は品川から立席の人が出て来る混雑具合だった。

『日経ニュース:全国的に雪がちらつく中、成人式が・・・』

デッキへの扉の上の電光掲示板が流す、成人式のニュースが恨めしい。
ケータイを開き、メールの着信履歴を見る。

ーーー

Time 200Y/01/1X 1:03
From こなた
Sub Re:Re2:Re:Re2:Re:Re2:Re:Re2:Re:Re2:Re:Re

おやすみ!かがみの振り袖姿、楽しみにしてるからね。

ーーー

本当ならば今頃、私も振り袖を着て成人式に・・・。

目頭にまた、熱いものが込み上げて来る。
でも、こんなところで泣きたくない。これは自分で決めた選択だ。
私は肘掛けの灰皿の蓋を開け、煙草に火を点した。

煙を吐き出しながら、私は夜のことを思い返す―。
681名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:43:28 ID:vt/NIfzF
>>680

「はぁ・・・ちょっと喉乾いたな」

成人式が終わったら神社に遊びに来る予定の
こなた との携帯電話でのやり取りは夜遅くまで続いた。
電話を切ったあとも延々とメールでやりとりしてしまい、
こなた からの最後のメールは1時を回っていた。
眠りにつく前にジュースでも飲もうかと階段を降りると、
居間の扉から明かりが漏れている。誰か起きてるのかな?

しかしドアノブに手をかけた私の足は、そこで止まった。
中から聞こえて来たのは、いのり姉さん の泣き声だったのだ。

「グスっ、どうして、どうして・・・」
「先方は理由は何て言ったるのよ!?」
「・・・教えてくれなかったの。ただ『急な事情だ』って」
「そんな・・・」
「ねぇ、どうしてだろ、どう思う?まつり?」


「ちょっと、何かあったの?いのり姉さん、まつり姉さん!?」

思わず居間の中に駆け込む。

「グスッ・・・ふみひこ、さんが・・・」
「1時間前くらいに ふみひこさん から電話があってね、
 実家に急に帰ることになったんだって。
 だから結婚の話はなかったことにしてくれって・・・」

「・・・ちょっと、なんで!?なんで駄目になったの??」

「おい、夜中に大きな声出してどうしたんだ?」
「そうよ?何かあったの?・・・あら、いのり?どうしたの?」
「ファ〜、お姉ちゃんたち、なにごと?」


私の大声を聞きつけ、他の家族も集まって来た。
682名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:43:54 ID:vt/NIfzF
>>681

 電話があったのは0時前―
 急に事情が変わって地元の島に帰ることになった―
 今回の結婚話はなかったことにして欲しい―
 仕事も辞めるので、もう会うことはないと思う―

泣きじゃくって要領を得ない いのり姉さん に代わって、
まつり姉さんが説明した顛末を要約するとこういうことだった。

きっと つかさ のアルバイトがバレたんだ・・・。私はそう直感していた。
恐らく、うちを出てから、ふみひこさん はそのことに気付いたに違いない。
通常の結婚ならともかく、地元を捨てて婿入りする相手の妹がAV女優。
しかも、そのことを相手の家族は知らない様子・・・。

ふみひこさん は、その状況から、自分の実家と、いのり姉さん と、
両方の立場を考えて苦渋の決断をしたのだろう。

「・・・付き合ってもうすぐ2年なのに・・・急にどうして・・・」
「姉さんのせいじゃないわよ、きっと。何か他の原因よ」
「うん、いのりお姉ちゃん が悪いんじゃないと思うよ。
 悪いのは かがみお姉ちゃん だよ!」

「「「!!!」」」

この妹は突然何を言いだすんだ?

「ちょ、つかさ、?」
「そもそも、お姉ちゃんおかしかったじゃん。
 ふみひこさん の会話を邪魔したし、お茶はスーツにかけたし、
 挙げ句にスリッパで頭を叩くとか、どんだけ〜?」
「そ、それは、だって・・・」
「大体お姉ちゃん、いのり姉さん の結婚には反対だったよね?」
「・・・えっ?」
「土曜日うちに来る前に、お昼ご飯食べながら言ってたよ」
「う、嘘言わないでよっ、つかさっ!」

「おい、かがみ?
 土曜日は、京都から直接ここに帰って来たんじゃなかったのか?」

父が口を挟む。

「そ、それは・・・。つかさ と2人で話したいことがあったから」
「お姉ちゃん、家族には聞かれたくない話があるからって
 わざわざ私を呼び出したんだよ?」
「本当なのかっ、かがみ?」
「そ、それは・・・実は・・・そうなんだけど・・・
 ・・・でも、変な話じゃないのよ?」
「だったら何を話したのか説明してくれ」
「それは・・・」
「お姉ちゃん、言えるわけないよね?ね?」
「かがみ?親に聞かれるとまずいことを話してたのか?どうなんだ?」
683名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:44:42 ID:vt/NIfzF
>>682

私はここで正直に全てをぶちまけたかった。
しかしそれはできない。
それをすると つかさ のケータイの中の私の恥ずかしい画像が
友人たちに送信されてしまう。
それだけは避けなくてはならない。
しかし、つかさ の言葉で、今や家族みんなが私に疑いの目を向けて来ている。

「なぁ、かがみ?この結婚の話は我が家にとって大切な話だったんだ」

お父さんが私に向かって再び口を開く。

「邪魔するつもりが無かったなら、
 だったらどうして、あんなおかしなことばかりしていたんだ?」
「だから悪気は無かったんだって!」
「でもせめて納得できる説明はしてもらえないか?」
「それは・・・」

「かがみっ、お父さんにちゃんと説明しなさいよ?」
「ま・・・まつり姉さんには関係ないじゃない」
「何よ、その物言いは!」

「お姉ちゃん、この話、邪魔する気満々だったんだもんね?」
「そんなわけないじゃない!」
「だったら、スリッパで頭叩いたりお茶かけたりするわけないよね?」
「だって、それは・・・」


「・・・だってそもそもねぇ」
「だいたい かがみ は昔から・・・」
「どうして、嘘までついて つかさ と食事に・・・」

もはや、家族のめいめいが、勝手に話を進めていた。
私は完全に蚊帳の外、とうとう私は実家にも居場所がなくなるのか・・・。
大学に入ってからずっと感じていた疎外感がフラッシュバックしてくる。
もう耐えられない・・・。

「うるさいっ!!!」

私は思わず机を叩いて叫んだ。

「大体、なんでみんな私が悪いって決めつけるのよっ。
 私が何か悪いことしたっ?
 好き勝手に私を悪者にして、みんな馬鹿じゃないのっ?
 そもそも、いのり姉さん にも問題があったんじゃないの?」

パァーンッ

マズいことを言ってしまったと思った次の瞬間、
頬に鋭い痛みが走った。
684名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:45:25 ID:vt/NIfzF
>>683

「かがみ、なんてことを言うのっ!
 お母さんはあなたをこんな娘に育てた覚えは無いわっ」

ヒリヒリとする頬を押さえ、顔を上げる。
母に平手打ちされたのはこれが初めてではない。
けれども、これほどに激しく頬を打たれたことはなかった。
口の中に鉄の味がする。唇が切れたらしい。

母は私を叩いた右手を見つめながら、続けた。

「かがみ は小さい頃から凄くいい子だった。勉強もできた。
 かがみ から見たら、うちの家族は馬鹿ばっかりかもしれなかったわよ?
 でも かがみ のこと、みんなで応援してたし、
 法学部に受かったときは、みんなであなたのことお祝いしたじゃない。
 それが自分のしたことを一言も謝らずに人のせいにするなんて。
 お母さん、いのりの結婚が駄目になった以上に悲しい・・・」

そう言うと母は目を押さえて泣き出した。

「お母さん・・・」
「お姉ちゃん、やっぱり最悪だね!」
「つっ、つかさぁっ!!」

母に謝ろうとした私に つかさ が言葉をぶつける。
私は我を忘れて衝動的に つかさ に殴りかかった。

「もう、やめてっ!」

ずっと泣いていた いのり姉さん が、初めて口を開いた。

「・・・って」
「・・・いのり姉さん?」
「かがみ、出てって!」
「ね、姉さん?それはあんまりじゃ・・・」
「黙って、まつり。
 かがみ、ねぇ、出てってよ、ねぇ・・・」

まさか、いのり姉さん に出て行けと言われるとは思えなかった。
私は昔から、歳の近い まつり姉さん とは姉妹喧嘩をしていたけど、
歳の離れた いのり姉さん は小さい頃から私に優しかった。
その いのり姉さん が私に出て行けと言っている。
私はもう何がなんだか分からなくなった。

「わ、分かったわよっ。分かったわよ・・・」
「ま、待ちなさい、かがみ!」

父の声を背中に聞きながら居間を飛び出し、2階に駆け上がる。
どうして、どうしてこうなるの・・・。
溢れて来る涙を拭いながら、私は机に向かった。家族に手紙を書く。
685名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:45:50 ID:vt/NIfzF
>>684

バッグを抱えて和室に降りると、
まつり姉さん がコーヒーを飲みながらテレビショッピングを見ていた。
ハンカチで涙を拭い居間に入った私は、机に封筒に入った手紙を置く。

「・・・かがみ、どういうつもり?」
「・・・出て行くのよ。・・・みんなは?」
「もう寝たわよ。かがみ もこの年齢になって手を焼かせてくれるわね。
 ・・・で?ホントに出て行くつもりなの?」
「うん」
「・・・かがみ はそもそも既に1人暮らししてるじゃない」
「もう仕送りもいらない、学費も自分で出す。
 その代わり、もう家には帰らない」
「本気?いのり姉さん はあんな風に言ってるけど、
 正直に かがみ が理由を言って、謝れば許してくれるわよ?
 ホントに邪魔するつもりはなかったんでしょ?」

そうしたい、本当の理由を言いたい、けれども今は、それはできない。

「・・・今は、言いたくない・・・」
「ふーん、だったら好きにすればいいと思うわ。
 でも明日、じゃなかった、今日は成人式よ?いいの?」
「・・・いいの」
「そう・・・残念ね」

『このデジタルカメラに、今回はキャノンのプリンターもおつけして・・・』

和室の中に、甲高い高田社長の声だけが虚しく響く。
沈黙が苦痛になった私は、先に口を開いた。

「じゃあ私行くわ。手紙、お父さんとお母さんに、お願い。
 さよなら、まつり姉さん」

バッグを肩にかけ、踵を返して和室から出た。
玄関の扉を開けると、雪がちらついていた。
地味な折り畳み傘を開き、玄関を出る。
この敷居をもう一度跨ぐのはいつのことだろう。
686名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:46:18 ID:vt/NIfzF
>>685

「かがみっ!」

数十メートルも歩かないうちに、まつり姉さんに呼び止められた。
涙でドロドロの顔をを見られたくないので、私は振り返らない。

「引き止めないでよ、決めたんだから」
「それは分かったわよ、でもこんな夜中に行く宛あるの?」

考えてもいなかった。
こんな遅くに こなた の家に行くわけにも行かないし、
この状況で友人に会うのは辛すぎる。

「あのね、神社の鳥居の前の道、
 真っ直ぐJRの東北線の方に歩いたら、途中にホテルがあるわよ。
 確かNTTのビルと、工場の間の路地を右に入れば良かったと思うわ」
「・・・ありがとう」
「身体に気をつけなさいよ!かがみ」

背中に まつり 姉さんの視線を感じながら、
私は夜道を、再び歩き出した。
ありがとう、まつり姉さん。




「こ、このネオン・・・ラブホテルじゃない・・・」

数十分後、私はラブホテルと対峙していた。
やっぱり まつり姉さん は まつり姉さん だな、と苦笑する。
もしかすると、ここ数日でようやく心から笑えたかもしれないな・・・。

ラブホテルなんて つかさ と泊まって以来だ。
1人でも泊まれるらしいが、少々気恥ずかしい。
表通りに戻るとタクシーがつかまった。

「あ、あの・・・この辺にビジネスホテルありますか?」
「ああ、あるよ。幸手市だけどね、国道4号線沿いに」
「じゃあ、そこでお願いします」

窓の外を車のライトと街の明かりが流れる。
私は生まれ育ったこの町に、育ててくれた家族に、そして友人に、
心の中で別れを告げた。





『ただいま雪のため、新幹線は全線で徐行運転を行っており、
 東海道新幹線は大幅な遅れが出ております。
 お客様には大変ご迷惑をおかけしております』

アナウンスで我に帰る。
窓の外の視界は殆ど効かなくなっていた。
殆ど灰になってしまった煙草を灰皿に捨て、
私は新しい煙草に火を点した。

         おしまい
            つかさのアルバイト IVに続く
687名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:50:09 ID:1SrhrvwA
相変わらず普通に小説として面白いのがけしからん、もっとやって下さいお願いします
688すず ◆b/a.2INfCM :2008/06/01(日) 19:53:49 ID:sewYb2Bv
きちゃいました。
689名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 19:55:44 ID:vt/NIfzF
毎度毎度すいません。このシリーズ、あと3本です。
見苦しいSSにもう暫くお付き合い頂ければ幸いです。

☆設定資料
・ふみひこさん のモデルはらき☆すたのアニメ本編でも頻繁に登場した、
 声優の立木文彦さんです。尚、地元の島とは、長崎県の五島市。
 てかアワビの姿焼きってグロイよね。
・成人式は こなた→幸手市、かがみ→鷲宮町在住なので、
 別々のものに参加し、昼から遊ぶ予定だったということで。
・ラブホテルのモデルは鷲宮町の西大手にあるホテルエンゼル。
 ビジネスホテルのモデルは幸手市のホテルグリーンコア。
 遠方から鷲宮神社に『参拝』するときの参考にでもどーぞ。

>>565
そんなにハイスペックじゃないかも。
取り敢えず60GBしかない内蔵HDDを何とかしたい・・・。
690名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:22:55 ID:oB0FyXYw
>長崎県の五島市
なんという俺の近所
691名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 20:47:02 ID:7cZTZS9n
なんかつかさ殺したくなってきたwww
692名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:07:13 ID:J3EoByeH
>>689
俺と同じwwwwww
693名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:35:43 ID:UQQmj0Ht
ちゃんとモデルの舞台もあって、おもしろいです。
694名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:39:09 ID:0yVQ4SnQ
なんかリアリティがあっていいな
695名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:45:29 ID:oB0FyXYw
いまさらながらHDD30GBの俺涙目
696名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:45:44 ID:3Ftaue/H
オフ会しようぜ関東と関西に分かれて
697名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:48:45 ID:7cZTZS9n
オフ会はどんなことするわけ?
698名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 21:57:37 ID:hYoHdXVv
オフ会はアニメの世界に入れる機械が作られてからだろw
699名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:01:44 ID:7cZTZS9n
なるほど、みんなでこなたを殺しにいくわけですな
それともこなたを殺したみゆき&つかさやゆたかを殺すか・・・
700名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 22:37:49 ID:aGqZQcrh
>>698
あのSSは斬新で面白かった
正直一番印象に残ってるわw
701名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:15:26 ID:hs1baago
>>699
アンチと信者が入り混じるオフ会……
マターリできるのは2ch上だからじゃないか? リアルファイト起こらない?
702名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/01(日) 23:55:51 ID:J3EoByeH
>>701
いや、むしろ逆だろ
703名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:16:15 ID:yXtPvVuH
そういえば同人誌を作るような話がなかったけ?
704名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:23:07 ID:LZ+iprdc
>>703
あれはとりやめになったはず
705名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:32:46 ID:9NCxPHFP
SF氏…推敲しなおしてるのかな?
>>686
社交辞令ではなく、素直に上手いと思った。
葉鍵でも通じるレベルだと思われる。
706名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 00:54:13 ID:vKhFsDeX
http://uproda11.2ch-library.com/src/1191053.png
全く関係なくてすいません>>

久しぶりにペンタブ動かしたんで、次からはSS絵や漫画の続き描きます><
707名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:20:09 ID:LZ+iprdc
>>706
泉こな
までしか読めなかった…orz
708SF655:2008/06/02(月) 01:34:10 ID:3Aoix3c7
>>705
今まとめてテキストにして一気にあげる準備ちぅです。

オフ会ねぇ…。ここの住人の人数が気になるところ。
もしも開催されるなら是非参加したいね。
アップできなかった漫画もって。
709名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:39:15 ID:LZ+iprdc
>>708
オフ会といえど
もしやるとしたら西日本側が圧倒的に多くなりそうな気が
710SF655:2008/06/02(月) 01:44:15 ID:3Aoix3c7
>>709
埼玉なんて完全に関東じゃん…。
まぁ、仕方ない
711名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 01:50:14 ID:Vz+at4HX
>>684の最初の方、
>母は私を叩いた右手を見つめながら、続けた。
って書いたけど、柊みき も左利きな設定でだったこと思い出した・・・。
まとめWiki転載時に書き直します。
以上、お詫びして訂正します(ニュース番組風に)



>>690
五島列島にお住まいの方ですか?
去年の夏、五島に初めて行ったんだけど、
素敵な景色に感動して、ガソリンの高さに絶望した!

>>691
フヒヒ・・・サーセン。

>>692
>>695
HDDの値段、最近急落してるから交換するなら今かも?

>>693
>>694
らき☆すたアニメ本編が舞台描写のリアリティに凝ってたので、
執筆時はアニメ本編やGoogle Mapと格闘しながら舞台を練ってます。
評価してもらえて光栄。

>>705
Leaf,Keyについてはよく分からないけど、恐縮のキワミです。
まだまだ未熟なので、精進します。



尚、『つかさのアルバイトIV』は現在執筆中。
次スレ行く前に完成するかどうか、微妙なライン・・・。
712名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 02:01:04 ID:ulfvoAyj

こういうのって結構書くのに時間がかかるよね
後半になると矛盾点とかに気をつけないといけないから、
さらに時間がかかるようになる
713名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 09:11:15 ID:Eqlibg53
>>711
書きながら投稿してるんかいw凄いな。
どうしても書き上げてから投稿しちまう。
書きながらだと俺の能力だとどうしても矛盾が生じちゃう。
転や結を最初に想定して逆算しながら書いてって、最後に推敲までしないと
矛盾点の解消ができん。

葉鍵から流れてきたが、あの板の職人のレベルは異常。
クライマックスから逆算する事も、書き上げてから投稿する事もできないような状況下でも
クオリティの高い作品仕上げてくる。
貴方が葉鍵知ってたらお持ち帰りしたんだが、残念だw
てかスレチっぽいな。
714名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 10:59:58 ID:1i7N8Sul
>713
逆に葉鍵から連れてくるんだ
715名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 11:35:33 ID:ubxDoQXx
>>708
西日本のラインナップは凄いだろw
ヤク中大分にガンガン、北大阪に兵庫に確か中尉も九州だったはず
こなたいじめの人も高地だったかな

関東は思い当たるのは神奈川しかw
716名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 12:00:58 ID:4G1x1GJq
ランド・オブ・ザ・デッド見てから、ゾンビを見てみると……。
軍隊じゃなくて、あの暴走族を雇っておけばゾンビ返り討ちにできたんじゃないか?

ふんっと、あのゾンビの弱いこと弱いこと……
717名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 12:01:36 ID:4G1x1GJq
誤爆した……ごめん
718名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:54:32 ID:Eqlibg53
いっきます。ちょい時事ネタ
719夢という呪い:2008/06/02(月) 13:55:37 ID:Eqlibg53
「かがみーん、教えて欲しい事があるんだけど」
「あんたねぇ、もういい年なんだからかがみんはやめろって。
恥ずかしい。で、何を教えて欲しいのよ」
「これなんだけど」
 そう言ってこなたが差し出したのは、裁判所事務官の専門試験問題集だった。
そういえば、国家公務員試験は問題集の持ち帰りが認められていたんだっけ。
「昨日受けたんだけどさ、足切りかわしてるかどうか気になるんだよね。
それで、答え合わせしてほしいよ。」
「足切りラインさえ発表されてないだろうに、せっかちな。
それと私、経済なんて知らないぞ」
「大丈夫、刑法選択したからさ」
そういえばコイツも法学部だった。ただ、裁事の刑法は難しいから
たとえ法学部でも司法試験目指していない限りは経済選択したほうがいいと聞いた事がある。
「あ、でもかがみも司法試験の勉強中だから、やっぱり迷惑かな?」
「いやいいわよ。気分転換になるだろうし、それに大して時間はかからないわ」
裁事なんて、私達司法試験組から見れば滑り止めに過ぎない。
そんな温い試験問題に私が手間取るとも思えなかった。
「やっぱりかがみんは頼りになるなぁ」
こなたのぼやきに笑顔で答えると、試験問題を開いた。
「あ、丸付けてある肢が私が選んだ選択肢ね」
 そのぐらいの事、言われなくても分かる。
さて、並べてある順に問題を解いていくとしよう。まずは憲法から始まっていた。
 朝飯前、とはこの事を言うのだろうか。別にロー卒の私の知識を駆使せずとも、
学部卒の知識でも十分なくらいに簡単な問題のオンパレードだ。
実際、NO.7までこなたの選んだ選択肢は全て正解だった。
「今んとこ全部正解よ」
「そりゃ裁事の憲法は簡単だからねぇ。民法からきつくなるよ」
「ふーん。そういえば問題構成って、憲法7問民法13問で、刑法と経済が選択制で各10問だったわね」
 私はNO.8に目を落とす。途端に体が固まった。5が正解だろうか?いや、3かもしれない。
「裁判所も中々難しい問題出すわね。それに、司法試験と問題の出し方が異なっているからやり辛いしね。
うん、人間って一つの事に特化しすぎると、他の能力が衰えてくるわね」
我ながら苦しい言い訳だと思う。言い訳や独り言でしのぎながら、問題を解き進めていく。
正直、民法に関しての採点には自信がない。NO.9は3だろうか…
「あ、かがみん、そこ2で合ってるんじゃない?」
「え、2は催告に時効の中断効があるから…」
「催告は一度に限り、だよ。一度目の催告から6ヶ月以内に裁判上の行使しないと」
「あ、そうだったわね。あ、でもこれ裁判上で行使されてる」
「時効の完成後じゃん、訴え提起してるの」
しまった…。
「司法試験とは問われる問題のレベルが違ってるから、度忘れしちゃってたわ。
たまには簡単な問題もやらないとダメね」
冷や汗が、私の頬を伝った。ありえない、こなたに間違い指摘されるなんて…
720夢という呪い:2008/06/02(月) 13:56:10 ID:Eqlibg53
 それでもどうにかこうにか民法を終わらせる。はっきり言って、これが正解だと確信を
持ってマークできた箇所など7割くらいしかない。私の採点にどれほどの信頼性があるのか疑問だ。
「いやぁ〜。簡単過ぎる問題の採点頼んじゃってごめんね、かがみ。
しかも問題形式も違うもんね〜」
 語尾を延ばしながら、こなたは私の顔を覗き込んできた。
「でも安心してよ。刑法は、司法試験みたいな形式だからさ。
まぁ問題が簡単ってのは変わらないんだろうけど、この問題形式は慣れてるでしょ?」
パラパラと問題集を捲りながら囁く。確かに、見慣れた形式だ。
事例問題・個数問題・論理問題…まさに司法試験の簡易版といっていい。
ただ、それでも完璧に答えが分かるかというとノーだ。そもそも完璧に答えが分かるなら、
司法浪人になどなってはいない。
「こなた…。これ、難しいわね。いや、分かるわよ。半分くらいは自信を持って解けるわ。
でも、残り半分は多分これが正解、ってとこまでしか分からないわ。
信頼性が低い回答しか提供できないわよ」
この際だ、正直に告白してしまえ。また間違いを指摘されたら目も当てられない。
「ええっ」
こなたは目を見開くと、大仰にその身を後ろへと逸らしながら、嘲りを含んだ声音で私の神経を逆撫でてきた。
「いやいや、司法試験の勉強してたんでしょ?ローまで出てるんでしょ?
あ、はは〜ん、さてはかがみん…」
ずい、と、小さな身を乗り出して私の顔を覗き込んでくる。一重瞼の瞳に、嘲りを湛えながら。
 どうにかなりそうだ。その見下すような目を今すぐ止めろ。
「なによ…」
「さては〜、司法試験を言い訳にニートしてるね。居るんだよね、難関資格言い訳にニートする人。
ネトゲの知り合いにもいっぱい居たよ」
こいつは何を言っているんだ?私がニート?冗談じゃない。
「こなた、本気で怒るわよ」
「いやいや、だってさ、司浪がこの程度の問題に梃子摺る訳ないじゃん」
「それは…」
言葉が出てこない。必死に勉強したけどこの程度の実力しかないのが私です、なんて言える訳がない。
そんな愚かな自分、認めたくない。認められない。
「なーんてね、冗談だよ、かがみんが言い訳してるなんて」
突然、今までの発言をなかった事にするかのように明るい声を目の前のチビが出したが、
私は体の緊張を解く事ができなかった。だって、こなたの瞳には未だ嘲笑が浮かんでいる…
「だってさー、よーく考えてみたらかがみん、高校時代あれだけ必死に勉強しても、
遠距離通学のハンデ背負ってるみゆきさんに勝てなかったもんね。
一夜漬けした私にすらね。あはは、やってもできな」
 その不快な小さい身体は、最後まで台詞を発することなくソファの上に倒れこんだ。
その右頬は、赤く染まっていた。
「うるさいのよ、あんた」
 自分でも、興奮しているのが分かる。このとめどない興奮は何処から来るのだろうか。
こなたの挑発が気に障ったから?それとも、人を殴るという行為が闘争本能を刺激したのだろうか。
「痛いよ、かがみ」
なおも底意地の悪い笑みを不細工な顔に湛えながら、こなたは起き上がる。
「グーで殴るなんて野蛮だね」
721夢という呪い:2008/06/02(月) 13:57:09 ID:Eqlibg53
日下部の頬を張ったことは事はあるが、拳で人を攻撃したのはこれが始めてだ。
確かに野蛮、そして私らしくもない行動。それを理解しながらも、私の興奮は冷めてくれない。
「今すぐ出て行け。私の目の前から、消えろ」
「言われなくても、そうするよ。こっちまでバカが移る」
「あんたっ」
私は掴みかかろうとして飛び掛ったが、こなたは身軽に避けた。そういえば、格闘技経験あったな、こいつ。
その事を思い出しながら、勢いづいた私の身体は衝撃を緩衝する標的を失い、無様に床に転がる。
「あはは、お似合いだよ、その格好」
きっと、今のこいつは私を見下ろしているんだろう。見下すような目線で持って、
私の無様な姿を笑っているんだろう。
その表情を確認する勇気はないが、なんとなく分かった。
 私はこなたの気配がなくなるまで、そのままの姿勢で床に転がっていた。



 それからニヵ月後の事だった。こなたが自殺したという話を聞いたのは。
遺書に依れば、公務員試験に落ち続け、
年齢的にも民間への退路を断たれていた事を苦に自殺したという事だった。
また、親への申し訳なさもあったらしい。大学卒業後も、働かずに浪人を続けてなおも受からない、
その贖罪の意味もあったのだろう。私には理解できない、いや許容できない理由だが。
 つかさは一日中泣きはらしていたし、みゆきも葬式の日は人目を憚らずに
こなたが収められた棺に抱きつき、いつまでも離れようとしなかった。
 彼女達とは対照的に、私に悲しみの情は湧いてこなかった。
湧き上がってきた感情は、情けない、の一言に尽きる。
あれだけ私に大言壮語を吐いておきながら、結局は死へと逃げた。
私を無能だと罵っておきながら、己も無能さ故に死を選んだ。
そんなアンタに──
──私を馬鹿にするような資格、あったんですか?
 私は、こなたが自殺したという日の前日に、こなたから届いたメールをもう一度読み返した。
722夢という呪い:2008/06/02(月) 13:57:30 ID:Eqlibg53
『失敗した人間がどうすればいいか、教えてあげるよ』
はっ、自殺が答えか。私にも自殺しろ、そういう意味合いをあのメールに込めていたのか。
一人で死ぬのが怖いから、私に実力がないと自覚させ、道連れにするつもりだったか。
なるほど、試験を受けて、これは受からないと確信したか。答え合わせした専門だってそれなりの
点数は取れてたはずだが、答案持ち帰り可能な以上は帰ってから答えを調べて問題集の
正解肢に丸を付けていった可能性だってあるわけだ。私を道連れにする芝居を打つ為に。
或いは教養で肢切りを確信したのかもしれなかった。いずれにせよ、腹が立つ。
私が専門試験の答えを上手く出せないことを前提とした芝居だからだ。
つまり、「かがみは努力してるけど頭が悪い」とでも言いたげなあの態度は、芝居でも演技でもなく
心から確信してたってわけだ。胸糞悪い話だ。
 残念ながら、私は死ねない。死ねるんなら、二回目に落ちた時点でとっくに死んでる。
あんたの思惑なんて関係なく。法科大学院の安いとはいえない金を親に出してもらいながら、
受からないから死にます、なんて事できる訳が無い。
 死ぬことも許されない苦痛があんたに分かるか?
いや、あんたも死ぬことは許されちゃいなかったよ。おじさんや、つかさ、みゆきの涙を
見ればその意味は理解できるはず。
 私の瞳には、あんたの為に泣いていた人たちに母や父や姉達を投影されたよ。
私が死ねない理由が、もう一つ産まれた。産まれてしまった。
夢に縛られたまま、死ぬことを選択できない人生を私は生きる。
結局夢叶わないまま惨めな寿命を迎えても、あの世であんたに誇らしげに語れそうね。
「確かにやってもできない無能だったかもしれない。それでも精一杯やったわ。
あっさりと逃げて悲しみを撒き散らしたあんたと違ってね」
あの時の復讐が出来る。それだけを支えに、私は生きていけそうな気がした。

<FIN>
723名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 13:59:09 ID:Eqlibg53
>>719-722
以上です。マニアック過ぎたわ…
ではまた。
724名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:00:12 ID:Eqlibg53
>>722
×私の瞳には、あんたの為に泣いていた人たちに母や父や姉達を投影されたよ。
○私の瞳には、あんたの為に泣いていた人たちに母や父や姉達が投影されたよ。
725名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 14:51:42 ID:ubxDoQXx
>>723
アンタ、「Psychedelic」の人かね?
よほどこなたの事がが嫌いと見える 
726名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:28:40 ID:R0I7+y+x
>>723のこなた嫌いのレベルは神奈川に肩を並べるな・・・。
727名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:30:49 ID:AHyKqPgr
タイトルは仮面ライダーからか?
728名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 17:35:07 ID:h/lZgkvN
こなたが嫌な奴過ぎて泣けた
729名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 19:54:22 ID:mwk9bXhL
泥沼だな…
730名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 20:49:16 ID:JNDJmviI
『笑ウせぇるすまん らき☆すた コミックマーケット (未完成)』
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3531653

以前、笑ウせぇるすまんネタがあったんで作ってみました
すみませんが僕の技術ではここまでしかできませんでした
731デフォ:2008/06/02(月) 21:38:48 ID:LZ+iprdc
>>638
その時、私の身体は突如左半回転させられ頬に痛みが走った

「何やってるの!お姉ちゃん!」

つかさに頬を叩かれたのだ
私の頬に紅葉型を象った赤い模様が浮かび上がる
私はつかさの前では決して流さなかった涙を、とうとう流した
自分が悔しかった
自分が憎かった

「うぅ、うわああああああああん!!」
「お姉ちゃんのバカ!お姉ちゃんまで死んじゃったら私どうしたらいいの!?」
「ううぅ…ご…ごめん…つかさぁ…私…辛くて
こなたに罪悪感しかなくて…もう背負っていけないよ、こんな気持ち…」
「お姉ちゃんは悪くないよ…」

つかさは私の両肩を確り掴んで言った

「お姉ちゃんは何も悪くないよ
どうしても悪いと思うのなら、これに反省してもっと周りを見ることだね
私は辛いお姉ちゃんなんか見たくないよ
こなちゃんの罪悪感背負ってボロボロになって欲しくないよ」
「つかさ…」
「前を見て歩こうよ。こなちゃんはきっと見守ってくれてる」
「でも…あの最後のメールは…だめだよ…怒ってるよ…」
「大丈夫」

すると、つかさの身体の内側から眩しい光が差した
こなたの部屋は真昼のような明るさになる
私は反射的に手で光を仰ぎ、目を塞ぐ

「かがみん…」

「え…?」
732デフォ:2008/06/02(月) 21:39:15 ID:LZ+iprdc
私は塞いでいた目と手を退かし、聞き覚えのある声の主をゆっくりと覗く

「やほー、こなただよ」
「こ…な…た?」

その身体はいつもと変わらないあの体躯
ロングヘアーにアホ毛に泣き黒子
私の涙腺は吃驚のあまり塞き止められていた
その涙はこなたから発せられた光によって、輝きを放つ

「何泣いてんの!かがみん」
「う、うるさい!泣いてなんか…ないわよ」
「嘘!さっき思いっきり泣いてたくせに」
「うるさい!!」
「…ぷっ」
「…ぷっ」

「あははははは…」

私とこなたは互いにあまりに可笑しくて腹を抱えて笑ってしまった

「変わってないねぇかがみん!」
「そっちこそ!」
「寂しかったよ…かがみん。読んだ?あのメール」
「読んだわよ。ごめんね…私…あの時はもう周りが見えてなくて…」
「…ううん、いいんだよ。あの時は私も変だった」
「本当にごめん…」
「あんまり謝らないでよかがみん。もうあまり時間ないしさ」
「…そっか」

私は忘れかけていた現実に引き戻される
こなたは死んでいるのだ

「こなた、あんた卑怯よ!つかさに化けて来るなんて!」
「いやぁ…だって私のままで来たら
かがみんもお父さんもどんな素っ頓狂な顔になるか分かんなかったもの」
「まあ、そうね…私が今あんたをすんなり受け入れてるのが不思議なくらいよ」

不思議がっていても何もならない
私はそうしている内に失うことを知っている

「こなた…ありがとう。今まで」
「うん…かがみんもありがとう」
「私、これからも頑張って生きていくわ」
「頑張ってね、かがみん」
733デフォ:2008/06/02(月) 21:39:50 ID:LZ+iprdc
私はふと思い出した
この姿を一番見たがっている人が下の階に居ることを

「あ、そうだ!おじさんにこの姿見せないと!」
「えっ、かがみん?」
「ちょっと待っててね!おじさん呼んで来るから!」

私は部屋を飛び出して階段を駆け下り、おじさんの居るリビングへと向かった
おじさんはテーブルに頬杖をついていた

「おじさん!」
「ん、何だい。眠れないのかい?」
「いえ、そうじゃないんです!とにかく来てください!」
「あ、ちょっ…」

私は強引におじさんの手を引っ張って階段を駆け上がった

「お待たせ!こな…」

こなたの部屋は暗闇を戻し、再び寂寞の風情に包まれていた

「…何もいないじゃないか」
「あれ…おかしいですね…さっきまで…こなたがここに…居たんですが…」
「そうか…君も逢ったのか」
「え?」
「いやぁ、俺もびっくりしたよ。突然死んだはずのこなたがお父さんって呼ぶもんだから
思わずこなたを抱きしめて泣いちゃったよ
夢かと思って素直に受け入れたんだけど…そうか、君も見たのか」
「おじさんも、逢ったんですね?こなたに」
「ああ…君がトイレに行ってる最中にね」
「そうだったんですか…」

「あぁ…喉渇いたなぁ…下で何か飲むかい?」
「はい、何だか喉渇きましたね」

私とおじさんは、階段を降りて
先ほどのリビングへ向かった
734デフォ:2008/06/02(月) 21:41:27 ID:LZ+iprdc
「コーヒーでいいかい?」
「はい」

リビングの電気は煌々と明るく点いていた
いつもなら、こなたがここに居るのだろうか
部屋に閉じこもってお父さんに心配ばかりかけてなかっただろうか
考えたらきりがなかった

「さ、熱いから気をつけてね」
「はい、ありがとうございます」

おじさんは、一拍置いて話し始めた

「こなたは、本当に何事にも負けず嫌いでね
ゲームでも負けたりすると泣いて悔しがってたよ
あの頃に比べれば、こなたも大人しくなったなぁと思うよ
でも、ゲームばかりしてるから次第に周りと話が噛合わなくなってな
かなた…いや、こなたにはお母さんが居ないこともあって
あいつは小学生中学生と共に苛めに遭ってたんだ」

私の境遇と似ている
あのこなたが苛めに遭ってたなんて

「それで、随分痩せ細ってな…見てるこっちも辛かったよ
だから、小学校中学校の友達がほとんど居ない
陵桜学園に入学させたんだ
それからあいつは急に元気になったよ
友達が出来たってはしゃいでた
あれは、今思えば君達のことだったんだね
本当にありがとう…
こなた、学校で調子に乗ってなかったかい?」
「えぇ…いえ、まぁ…あはは」
「これでやっと普通の人間として暮らしていってくれると
一安心したのにな…
よもやこんな終わり方するとはな…」

おじさんは、頭を抱える
735デフォ:2008/06/02(月) 21:41:49 ID:LZ+iprdc
「俺、妻も娘もなくしてこれからどうやって生きていけばいいんだ…」
「……ごめんなさい」
「…正直な、まだ俺は輪姦男共を許せないんだ…
衰弱しきったこなたに止めを刺した君のことも…
あ、いや、止めを刺すというのは過言だな…すまない」
「…いえ、いいんです…実際その通りですし…」
「多分、もう俺は以前のような俺には戻れないと思う
だから…悪いんだがここにはもう来ないで欲しいんだ…永久に」
「…本当にすみませんでした」
「……こちらこそ辛辣なことを言ってしまってすまない」
「いえ、遠まわしに言われるより良かったです
おじさんの素直な気持ちが聞けてよかったです」
「…そうかい?はは…さて、もう寝ておいで」
「はい、おやすみなさい」

私はコーヒーを飲み干した

私とおじさんは、束の間の夢を見ていたのだ
でも、私はこなたと逢えて良かった
こなたに対する心残りがこれで消えたのだ
幻でもいい
それは紛れもなくこなたの姿だったから

私は安堵に包まれたのか、急に睡魔に襲われた
そのままこなたの部屋で布団に横になって意識が遠のいた






736デフォ:2008/06/02(月) 21:42:53 ID:LZ+iprdc


翌朝
柊かがみの身体は警察署にあった

「柊かがみ。検死の結果、死因は薬物中毒…か」
「自殺…ですかね?」
「どうだかな…あの家の下の階の泉そうじろうも同じく薬物中毒死だったから…」
「あの男性の娘さんもその日自殺されたそうですよ」
「後追い自殺か…全く厄介なこった」
「しかし、お父さんならともかくその娘さんのお友達まで自殺するとは…」
「よっぽど大好きなお友達だったんじゃないのか?それしか考えられないだろ」
「そうですかね…」
「では、この事件は二人とも薬中自殺ということで検死は終了だ。死体検案書を交付するぞ」
「了解しました」


(終)
737デフォ:2008/06/02(月) 21:47:22 ID:LZ+iprdc
感動系期待してた方はすみませんでした
とりあえず今週からテストなんでそれが終わった後でまた次回作に励みます
ではでは
738名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:51:12 ID:R0I7+y+x
>>737
まさかの毒殺とは・・・。
乙でした。
739名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 01:48:24 ID:FyjclgI1
一転してSSの宝庫になってしまつた・・・・
このレベルははんぱねえっす

っていうかオフ会とかありえないから・・・・・
お漏らし専門の上エロパロにまで手を出した俺が
どの面下げて行けば言い訳ですかw
740名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 08:02:47 ID:S44tj461
出身地とかどうでもいいから マジで
741名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 10:32:14 ID:Pd8qepmf
確かにね
昔の名残とはいえ、地域表示がなくなってから入ってきた人にまで地域コテ要請するってのはよくわからん
トンチンカンなコテより荒れにくくはあるがw
742名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 10:48:49 ID:9kShg3pE
その代わり、今頃昔の作品を僕が作ったって言っても誰も信用してくれないかも
743名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 11:56:22 ID:YGG6Vgmw
シリアスなしSS



黒井「今日はみんなに転校生を紹介するでぇ〜」
転校生、ドキドキする響きだ。
こなた(男かな?女かな?オタクだったらいいのにな〜)
黒井「それもやで〜聞いて驚くなよ〜・・・・」
こなた(オタ話で盛り上がったりしちゃって・・・)
黒井「一挙に4人や!」
こなた(えっ!えっ!よ、4人!)
黒井「どや驚いたやろ?じゃあ入ってもらうで〜」
ガララ・・・とドアが開いた
こなた(え〜〜〜〜〜〜どうして!なんで!)

この時こなたは気づいていなかった。
4人の敵意に満ちた視線に・・・


昨夜・・・・柊家
リビングにはかがみを除いた5人。
つかさはすりすりすりとただおに近づいていく。
つかさ「お父さん!これ見てくれるかな!」
つかさの手には携帯電話。
ただお「お〜かがみとこなたちゃんじゃないか、これ、
    膝枕?へぇ〜仲いいんだねぇ〜」
ただおはそう言うと先ほどまで読んでいた新聞に目を落とす。
つかさ「じゃあさぁ、これは?」
ただお「う〜ん、なんだい、お父さんは忙し・・・・なんだ!これは!」
ただおは新聞を放り投げるとつかさから携帯を奪い取る。
ただお「この写真はなんだぁ!」

この写真・・・こなたがかがみに膝枕の体勢からキスをしている写真。

つかさ「お父さん。お姉ちゃんとこなちゃん、付き合ってるんだよ。
    百合っていうんだよ」

744名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 11:57:02 ID:YGG6Vgmw
その時、傍観していた姉、二人が口を開く
まつり「この柊家から百合ぃぃ〜〜〜?ふざけるんじゃないよ」
いのり「兄弟が百合だなんて、恥かしくて町を歩けないわ」
ただお「つかさ、その付き合ってるっていうのは・・・二人はどこまで
    いってるんだ?まさか、貝合わせまで・・・」
つかさ(貝合わせ・・・?答え合わせの事だね!)
つかさ「やってるよ!教室でやってるよ!今日もやってたよ!」
ただお「なにぃ〜!教室でか!まさかそこまでとは・・・」
みき「あなた、かがみを呼んできましょうか?」
ただお「いや、もう貝合わせまでしてるんだ。話しても聞かないだろう。
それにだな、ウチの娘を傷物にしやがった雌猿にそれ相応の
    罰を与えなければ鷲宮神社の名が廃る!」
みき「そうですよね・・・ご先祖様に顔向けできませんわ」
まつり「でも、罰っていってもどうするの?まさか、拉致ってきて体罰
    っていうのも非現実的だし・・・」
つかさ「それにしよう!ボコボコにするよ!」

ただお「いや、神社の神主がそんな事はできない。心配するな、
    お父さんに名案がある」
つかさ「名案・・・・?」
ただお「それはだな・・・」
745名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 11:57:45 ID:YGG6Vgmw
まつり「えっ!非現実的すぎるよ!」
ただお「いや、あの高校の校長は俺達の高校時代の級友でな、いろいろコキ
    使ってやったもんだよ、なぁみき?」
みき「シコシコ猿太郎君・・・でしたっけ」
ただお「まぁ俺達には頭が上がらないんだ、現に今つかさが高校に通ってる
    のが証拠だな」
つかさ「えっ・・・私は自力で頑張ったんだよ!」
みき「違うの、つかさ、あれは私達が話しをつけたのよ」
ただお「そうだぞ、つかさ。中3の2学期の期末テストの点数、忘れたとは
    いわせないぞ?あんな点数で受かる筈ないじゃないか」
つかさ「えへへ〜♪」
まつり「えへへじゃないわよ。9点だっけ?5教科で9点wwwww」
つかさ「ち、違う、あれは『本気』を出していないだけで・・・」
ただお「まぁそんなつかさでも、高校3年生になれたんだ。あの稜桜高校でな
    ・・・・まぁお父さんに任せときなさい」

みき「明日から忙しくなりそうね」
まつり「柊の名にかけて、あの雌猿に・・・」
いのり「相応の報いを・・・」

つかさ(でも、大学や仕事はどうするんだろう?まぁいいか。
    楽しくなりそうだよw)

746名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 11:58:12 ID:YGG6Vgmw
そんなこんなで教室

こなた(どうして、つかさの所の家族が?)
こなたはつかさの方を見る。口の動きで「どうして?」と聞いてみる
つかさは口をパクパク動かした。
バ・ル・サ・ミ・コ・ス
こなた(バルサミコスってなんなんだよ・・・)

簡単に自己紹介を済ました4人。
教室中がざわめく。



黒井「し・ず・か・に〜〜〜〜!薄々気づいてるとは思うけど
   4人はこのクラスの柊つかさの家族や。みんな仲良くしたってな〜」
その時男子生徒が勢いよく立ち上がった。
男子「先生!柊さんのご家族がなぜ高校生なんですか!理由を説明して下さい!」
クラス1の熱血漢の発言にクラス一同クビを縦にふる
黒井「理由?転校生やからや。それ以上でもそれ以下でもあらへん。転校生が来たから
   クラスに入る。ごく自然やないか?何がおかしいんや?」
男子「いや、おかしいでしょ!どう考えたっておかしい」
黒井「おかしない。新しい仲間を歓迎したれよ。このクラスは冷たい奴らの集まりか?」
男子「そんな事はないですけど・・・・」
黒井(ごめんやで。上からの命令なんや。ウチもおかしいのは承知しとる)
黒井「まぁええやないか。楽しくしよやないか」
男子は納得できないと言った感じで乱暴に席に着く。
747名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 11:58:34 ID:YGG6Vgmw
黒井「じゃあ柊の席は・・・」
ただお「いえ、私達の席は決まっておりますので・・・」
そう言って柊一族は一直線にこなたの方へ歩いてくる。

こなた(こっちに来たよ!あいさつしとかなきゃ・・・)
こなた「お、おじさん、こ、こんにちわ・・・」
ただお「やぁ・・・こなたちゃん・・・こんばんわぁ・・」

ただお「楽しくなるといいねぇ・・・楽しみだよぉ・・・」
口調とは裏腹にただおの表情は無表情だ。
こなた(なんか様子が変だよ)

ただお「僕達の席はここでいいで〜す!」
と言って柊一族はこなたの席の前後左右を指さす。
黒井「いや、そこは人座ってる・・・」
ただお「大丈夫です!全然大丈夫です!」
といいながら前後左右の生徒を排除しはじめる。
ただお「しっ!しっ!呪うぞ!」

つかさ(おとうさん・・・輝いてるよ!)

前後左右の生徒はしぶしぶ席をどく。
こなたの前にはただお。
後ろにはみき。
右にはまつり。
左にはいのり。

こなた(オセロだったら柊こなただよ・・・)
そして、近い。柊一族が近い。まるで包囲されている感覚におちいるこなた

ただお(よし上手くいったぞ!これが『柊☆包囲網』)
748名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 11:58:58 ID:YGG6Vgmw
昨夜・・・柊☆包囲網の練習に励む柊一族。

ただお「ちがう!何回間違ったらきがすむんだ!」
みきの膝の上にまつり。
ただお「同じ場所に行ったら駄目っていってるだろ!こらいのり!
    天井の模様で迷路してるんじゃない!」
ただお「なんで三人で重なってるんだ!前後左右に分かれなきゃ意味ないだろ!」
ただお「走り回るな!なんでこんな簡単な事ができないんだ!」

柊☆包囲網を理解させるのに夜中の3時までかかってしまった事を
ただおは反省する。

ただお(苦労したかいがあって柊☆包囲網は完璧だがな・・・)


授業が始まっても前後左右からの柊の視線にこなたは戦々恐々だ

前の席のただおが勢いよくはい!はい!と手を挙げてるのが何か鼻につく

教師「それじゃあ柊ただお君」
ただお「わかりません!」

こなた(6回目だよ・・・先生も当てるなよ・・・)

1時間目の休み時間。
顔を真っ赤にしたかがみが教室に突っ込んでくる。

かがみ「ちょっと!ちょっと!何してんのよぉ!」
柊一族に向かって怒鳴るかがみ
749名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:01:51 ID:YGG6Vgmw
ただお「やぁかがみ。どうしたんだいそんなに怒って?」

つかさ(駄目駄目!私なら息をしていたって答えるよ!何してた?息してた。
    あはははは〜♪おわらいへんさちが高いと困っちゃうよ♪)

かがみ「つかさぁ!あんたも何ニヤニヤしてんのよ!あんたもなんとか言いなさいよ!」

つかさ「息だよ」
つかさ「私は息してたんだよ」

かがみ「それにねぇ〜どうしてこなたを囲んでるのよ!近いのよ!」
かがみは先ほどとは違う意味で顔を赤らめて怒鳴る。

ただお「それじゃあ・・」
そういうと柊一族はニヤリと笑って席を立つ。
今度はかがみを囲む柊一族。

かがみ「何よ!何私を囲んでんのよ!」
かがみ(くっ・・・なにこれ、これじゃあ抜け出せないっ・・・!)

傍から観るとひどく滑稽だが、こうかはばつぐんだ!

ただお「じゃあ行こうか」
かがみ「ちょ・・・私はこなたと・・・」
みき「家族水いらずでしょ・・・・?」

四人でドアのほうに歩き始める。自動的に中心にいるかがみも
ドアの方に行くしかない。

こなた(な、何、かがみを連れていっちゃたよ)

こなた「ねぇつかさ?ねぇ・・・」
つかさ「・・・息、出来るようになったんだよ・・・」
こなた「・・・・・」
750名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:02:16 ID:YGG6Vgmw
2時間目が始まると、柊一族が戻ってきた。
またこなたを囲む。1時間目より近くなってる
むさ苦しいし、ただおが臭い。

休み時間になるとかがみを囲み、授業中はこなたを囲む。

この日の昼休み。いつもは4人で食べていたお昼も今日はみゆきとこなただけだ。
弁当を持ってきたかがみを嵐の如きスピードでどこかに連れ去ってしまった柊一族。

みゆき「泉さん、大丈夫ですか?」
こなた「う、うん、大丈夫だよ・・・」
みゆき「顔色がすぐれないようですが?」
こなた「うん・・・かがみんとね・・喋りたいなって」
みゆき「先ほどから見ていて思ったんですが・・・」
こなた「えっ・・」
みゆき「つかささんのご家族の方が来たのって泉さんとかがみさんの事が
    原因かもしれませんね」
こなた「私も薄々感づいていたけど、やっぱりそうかな?」
みゆき「邪魔してるようにしか見えませんしね」
こなた「今日、帰ったらかがみんに電話してみるよ」
みゆき「私はあの包囲網を破る方法を考えてきます。私はお二人の味方ですよ」
と言ってニコリと微笑むみゆき。

帰りも一人で帰るこなた。
例の如く一族がかがみを連れ去ってしまったからだ。

こなた(二人でさ、帰るつもりだったのにさ・・・)

こなたの目に夕日が染みる。
751名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:02:58 ID:YGG6Vgmw
ただいまおかけになった電話番号は・・・

家に帰ってかがみに電話したこなただったが、通じなかった。
こなた(まぁ、予想はしてたけどね・・・)
こなたは布団に包まる。
こなた(会いたい会いたいかがみんに会いたい)

一日目にしてこなたに大打撃を与える事に成功した柊一族

かがみ「ちょっと私の携帯は!」
ただお「捨てた」
みき「いらないでしょ?」
かがみ「いるわよ!何考えてんのよ!」
と怒鳴り外に出ようとするかがみであったが、
家の扉の前には二人の姉+妹

いのり「ちょっと何処行くつもり?」
まつり「今日はすき焼きよ・・・?」
つかさ「こなちゃんの所には行かせないよ〜べーだ」
かがみ「べ、別にこなたの所なんか・・・」

つかさ(でたよ!お姉ちゃんのおむすびの人の真似がでたよ!
    でも全然似てないんだよね・・・しょうがないなぁ〜)

つかさ「ぼ、ぼくは、お、おむすびが、す、好きなんだなぁ〜」

まつり「じゃあつかさはすき焼きなしね」

かがみ(会いたい・・・こなたと話たい・・・)
家からも出る事を許されなくなったかがみ。
752名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:03:21 ID:YGG6Vgmw
次の日、柊☆包囲網の前にみさおが立ちはだかる。

みさお「柊がいやがってるんだってヴぁ!」
ただお「まつり、いくらだ」
まつり「レズ力・・・5ですね」
ただお「ふん、ごみが」
いのり「無視でよろしいかと・・・」
みさお「無視すんなってヴぁ!」
かがみ「助けて!みさお!」
みさお「助けたいけどこう包囲されてちゃ無理だってヴぁ!」

やはりこうかはばつぐんだ!


日にちが経ち、学校の皆が柊一族の存在に違和感を抱かなくなった。
慣れというのは恐ろしいものである。
それと比例するようにこなたとかがみの心はボロボロに駆逐されていった。
愛する人と接する事ができないというのはこなたにとって
予想以上の罰となったようである。

この絶望的な状況を見かねたあの女がついに立ち上がる!

みゆき「かがみさんとお話がしたいのですが・・・?」
ただお「まつり、いくらだ」
まつり「レズ力・・・反応がありません」
ただお「反応なしか、うむ、許可しよう」
鉄壁の壁である柊☆包囲網が開かれる


753名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:03:49 ID:YGG6Vgmw
次の日、柊☆包囲網の前にみさおが立ちはだかる。

みさお「柊がいやがってるんだってヴぁ!」
ただお「まつり、いくらだ」
まつり「レズ力・・・5ですね」
ただお「ふん、ごみが」
いのり「無視でよろしいかと・・・」
みさお「無視すんなってヴぁ!」
かがみ「助けて!みさお!」
みさお「助けたいけどこう包囲されてちゃ無理だってヴぁ!」

やはりこうかはばつぐんだ!


日にちが経ち、学校の皆が柊一族の存在に違和感を抱かなくなった。
慣れというのは恐ろしいものである。
それと比例するようにこなたとかがみの心はボロボロに駆逐されていった。
愛する人と接する事ができないというのはこなたにとって
予想以上の罰となったようである。

この絶望的な状況を見かねたあの女がついに立ち上がる!

みゆき「かがみさんとお話がしたいのですが・・・?」
ただお「まつり、いくらだ」
まつり「レズ力・・・反応がありません」
ただお「反応なしか、うむ、許可しよう」
鉄壁の壁である柊☆包囲網が開かれる
754名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:07:26 ID:YGG6Vgmw
すいません。間違って続きを消してしまいました・・・
とりあえず直します・・・
755名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:19:55 ID:YGG6Vgmw
続きです


みゆきはかがみに詰め寄った。
みゆき「あなたは何故こんな事になってるのかわかってるのですかっ!」
と言ってかがみの胸倉をつかむ。
以前のかがみなら「何すんのよ!」とか言いながら掴み返しただろうが
今のかがみは弱弱しい声で「くふぅ・・・」と呟いただけだった。
みゆき「あなたがっ!百合なんかにっ!走るからなんですよっ!」
うんうんと頷く一族。
みゆき「ご家族の方の気持ちを考えた事があるのですかっ!」
少し涙ぐむ一族。
みゆきは両手を下にひっぱる。
かがみの身体がガクンと下がる。
一族の方からはみゆきの身体が影になってかがみが見えない。
だが、みゆきの感動的なお説教の前にそんなの気にならない様子の一族。

ただお「うんうん。あのピンクは分かってるね」
みき「だてに眼鏡はかけてないわね」

みゆきは服の袖からかがみの首元に何かを滑り込ませた。
かがみ(なに・・・なんか入れられた・・・?)
みゆき「とにかく!泉さんとは別れるべきです!」
と言って立ち去るみゆき。

まつり「いい友達を持ったじゃない」
いのり「いい眼鏡を掛けていたじゃない」

756名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:20:30 ID:YGG6Vgmw
家に着いてかがみはみゆきに入れられた物を確認する。
かがみ(ケータイ電話!みゆきの!)
いそいで電源を入れるかがみ。
かがみ(みゆき・・・ありがとう本当にありがとう)
少し涙ぐむかがみ。
その時メールが届く。かがみははやる気持ちを抑えきれずに
メールを開く

差出人:高良ゆかり

件名:また

本文:みなみちゃんがタモリの物真似してたよ


かがみ(なにこれ?クールでかっこいいみなみちゃんがそんな事するわけないのに)

それから少しした時だった。携帯が震える。

差出人:泉こなた

件名:今日

本文:25時にあの場所で会える?

メールは紛れも無くこなたからだった。顔がにやけるのが治まらない。
うん、と返事を返すと、かがみはこの家からの脱出方法を考える。
かがみ(強行突破しかないか・・・)

時間は24時30分。

かがみは出口を確認する。
かがみ(今日はつかさ一人か・・・いけるわね)
かがみは一直線につかさに向かっていく。
つかさ「お、お姉ちゃん!何処に行く!」
かがみ「←↓→AB」
つかさ「うわ〜ひっさつわざだよ〜ばたんきゅ〜」

かがみはつかさを倒し、あの場所へと急ぐ。





757名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 12:20:50 ID:YGG6Vgmw
あの場所、かがみがこなたに告白した場所。
かがみ(随分、昔の様に感じるわね・・・)

あの場所に着くと居た。かがみの愛する少女が。
月の光が反射して光ってる目元。
こなた「かがみんっ!」
二人は抱き合った。月の光が二人を祝福する。
しばし見つめ合った後、かがみがこなたに(ry


事が終わり半裸の格好で抱き合う二人
こなたがかがみに囁く
こなた「私達の幸せってさ・・この世にはもう存在しないと思うんだ」
かがみ「ごめんね、私のせいだよね・・・」
こなた「違うっ!かがみんは・・・悪くないから!」
かがみ「ありがと・・・私もこなたと同じ事考えてた」
こなたはカプセルをかがみに渡す。

こなた「これ・・・飲んでくれる?」
かがみ「うん・・・だってこれで一緒になれるんだもん」
こなたはかがみに、かがみはこなたに・・カプセルを飲ませる


翌日、娘の死体を確認した一族は
ただお「こうしちゃおれん!」
みき「善は急げですね」
いのり「あの世で一緒になられては・・・!」
まつり「阻止しなくては!」
つかさ「断固阻止だよ!」

一族「柊、逝きまーす」


めでたしめでたし
758名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 14:05:48 ID:qiY3HSZp
つかさの事だから内心「やってらんねーWWWW」とか呟いて死んだふりだろうな
759名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 16:08:08 ID:mCMrMvVh
マジワロタwwwwww
こういう破天荒なノリ好きだわ。
もしかして筋肉ネタかましてくれた人かい?
760名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 16:16:15 ID:A/52drfs
つかさが高校に入れた理由に妙な説得力があって笑った
761名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 16:17:53 ID:1MFBf++u
おわらいへんさちは高いのにな
762名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 17:39:18 ID:YGG6Vgmw
>>759
そうですよ
ちなみにみゆきさんだけこの話でも筋肉ムキムキです
物語には全然関係ないですけどね
763名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 18:09:30 ID:O08syAZq
みゆきさんでムキムキとかガタイがいいって聞くと奴を思い浮かべて噴いてしまうな
764名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 19:15:11 ID:BT2DxEes
そりゃかがみの姿もみゆきで隠れて見えないよな
765ガンガン福岡:2008/06/03(火) 19:24:33 ID:7PdlGKGe
まとめwikiの下方にある[ スポンサード リンク ]が
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>>757
ちょwwwクソフイタwww
柊一族の行動力&団結力がアホすぎるwww久々に腹抱えて笑ったわ
こういった話は大好物だ!GJ!!
766名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 19:35:02 ID:BT2DxEes
多分ね、普通になんとなーくスポンサー・ドリンクとか勘違いしてる人結構いると思うよ
俺もしばらく勘違いしてたから言う訳じゃないけど
767名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 21:29:33 ID:iaGF1zuE
曖昧人体 そりゃジグソーってことかい ちょwww まっピンクな内臓 爆発ってことない ぷんっ
がんばっちゃう? 殺っちゃっちゃう?そんときゃ尿道声明よ
腐乱(腐ー!) 屍臭 (腐ー!) キープ・オン・ロッティング ロットンロール!!
ソロ:活きの良い死体
なんかダるー 臓器デるー ケンモタるー あれリズムが違ってるんるー
グラインド 下水道 残虐王 いい加減シニナサイ
ツルンと綺麗ななめらかゼリーは所謂普通の流血戯画
腐乱屍臭憎むだけ?人骨内臓爆発だだだだだ
ソロ:ミイラ化した胎児のソテーと膿汁のシチュー、お好みで血潮も
TAN PON テロライザー Let's rot 胎児シチュー
腐 乱 癌 外科医 Genital せんせーしょん
灰!園芸学キラキラブラックスター
硫酸で溶けましたどろどろ 大いに腐って腐乱ジャー
ハートワーク 最後に腐っちゃうのはアモットのはず メロコアだからです←結論
腐敗日なのにドロドロシテルのどうするの 悪性の下痢なのです←キャ? ワ! イイv
精神科医 電子妊娠料理だ やん 爛れて 腐って マイはらわたはらわたプリーズ
ソロ:泉こなたの狂乱首吊りショー
768名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/03(火) 22:56:01 ID:39ESqOo0
>ジグソー
らきすたでSAWってのがvipがあったなぁ
769名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 01:02:06 ID:OJCBlKsq
>>765
このスレに製薬会社からスポンサーつかないかなww
770名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 01:18:00 ID:NeSSGW3X
毒殺物を書きまくらなければ…
771名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 08:28:54 ID:ZqVbMEry
最近SSに求められるレベル上がってね?
グエムルがフルボッコされてた時は驚いた。
772名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 08:39:11 ID:Y98v9BXu
ちょっと前はSS不足で絵師がいっぱいだったけど 見事に逆転したな
773名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 10:55:20 ID:ceJu8aFN
>>771
糞つまんねえ内容だったから仕方ないよ。
叩かれて当然。
もう二度と投稿すんなって感じw
774名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 11:13:55 ID:NeSSGW3X
>773
内容以前にコテ付けてたのがいけなかったんじゃない?
775名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 12:50:17 ID:ceJu8aFN
>>774
あー、生意気にコテなんか付けてたから反感買ったのかもね。
ただ俺は内容つまんねえし、sageてなかったから叩いた。
776名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 12:57:22 ID:gOm9nYTe
>>772
むしろ絵師からSS書きに転職したってのもあるからな
777名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 13:20:03 ID:/CQ8vdev
誰かまた「笑ゥせぇるすまん」で書いてくれないかな
神奈川の面白かったし
778名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 16:50:36 ID:wIl5Vxu/
漫画かくのは良いが中途半端な気持ちで描かないで欲しいな 内容悪くても一応最後まで描いてほしい
779名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 20:28:58 ID:wIl5Vxu/
内容悪かったらほっとくw
780名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 20:53:03 ID:dKgpOKYo
絵は悪くても内容が良くて完結してれば楽しめるが
絵だけ上手かったり完結してなかったりすると萎えるな
781名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 21:00:16 ID:wIl5Vxu/
良い例→福岡 大阪 大分
悪い例→沖縄 広島 兵庫
782名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 21:40:29 ID:OQvoyDQd
>>780
アラバマたん…
783名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 21:57:20 ID:myHjQagX
>>778
アラバマはせめてあの続き終わらせて欲しいよね
784名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 21:58:15 ID:fqdhHLYd
>>779
それがあるから怖いw
785名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 22:00:24 ID:RAgjjvhz
気長に待とうじゃないか
懸賞に当たるコツは応募してすぐに忘れることだ
786名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 22:11:39 ID:gZckmKaR
アラバマは今は、よくも悪くも こなかが に
ドップリ首まで浸かりきっちゃったからね。
ブログで連載中の柊かがみの週末の続編が終わるまでは期待できなさそう。
787名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 22:45:02 ID:yHVIs5BV
文句言う奴がいるからうぜぇんだよな
頑張って描いてる奴も居るのに
788名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 22:48:12 ID:myHjQagX
一番キツイのはスルーされること
叩かれるより辛い
789名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 22:54:48 ID:fqdhHLYd
>>788
だよな
それが時間と労力かけて描いたものだとなんかもうねw
790名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 23:10:44 ID:gOm9nYTe
絵師やSS書きになったらスルーされる辛さが
何よりもよく分かると思う
本当に
791名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 23:19:47 ID:8OtuPsxE
スルーされた時に、住人を恨むか、たまたまだとポジティブに解釈するか、
精進が足らんと奮起するかは、人それぞれ。
792名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 23:20:19 ID:gOm9nYTe
自殺失敗2

自殺失敗1で謎の変態共に連れて行かれたこなたは苦難の末脱走し、
かがみが代わりに変態共に復讐を嗾け、変態の一人を撃ち殺し、こなた達の元へ帰還する
その続き

ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1191616.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1191617.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1191619.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1191620.jpg
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1191622.jpg

ちなみに、友人はこなたのアホ毛のことを
アンテナだと思っているみたいです
793名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 23:36:23 ID:t+KgZB6J
そりゃこんなノートの落書き見せられてもコメントしようがないわ
794名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 23:40:08 ID:gOm9nYTe
まぁ、これがスルーされる例の一つということか
795名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 23:44:50 ID:DNZO9G98
(≡ω≡.) アラバマのこなかがは読んでて虫唾が走る! あんな幸せなこなたを不幸にするSS希望。
796名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/04(水) 23:48:39 ID:gOm9nYTe
>>795
相当こなたが嫌いなのかw
797名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:00:23 ID:gOm9nYTe
余裕が出来たら俺もアニメとかの資料見ながらもっと練習しよう
798名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:00:54 ID:OQvoyDQd
>>792
マリみての絵を描いたことあったりする?
799名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:01:50 ID:Z6LQfqXv
>>795
キミの願いは神奈川が叶えてくれるよw
800名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:07:09 ID:3RjYtL/Z
>>798
多分見てないと思う
どっちかというとギャグマンガ日和風じゃないか
この絵柄は
801名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:13:38 ID:uX+IL8QK
ギャグマンガ日和ではねーよw
802名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:23:40 ID:WeTYxBDV
ガキがノートに描いて「ちょっとうまいかも」とか思っただけだろ
803名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:28:04 ID:TmMJOjnh
絵を投稿する時点で絵を下手とは思ってないだろ
下手だと思ったら見る側として色々アドバイスしたらいいだろ
804名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:42:24 ID:2vqNJmqF
>>803
>絵を投稿する時点で絵を下手とは思ってないだろ
でも割と、絵にしろSSにしろ「駄作ごめんなさい」って言う人多い気がする。
アレは社交辞令とかじゃなくて、本心で下手だと思うからこその言い訳だと思う。
本心から言ってるわけじゃないとしたら、最早嫌味でしかない。
805名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 00:57:13 ID:m4k5J8HI
本当に下手なのはスルーされる
806名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:02:05 ID:3RjYtL/Z
友達の絵が俺の目には上手く見えたからさ
一旦ここに投下してみて皆の反応を見てみようかと思って投下したんだ
もし評価が良ければ絵師として誘ってみようかなと思ったりもしたんだが
807名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:10:29 ID:uX+IL8QK
大学ノートじゃなくてコピー用紙に清書とかしてたらまた違っていたかもな
808名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:12:12 ID:lOyQJ7nN
>>806
その友達に無断でうpしたなら、それはそれで余りよろしくないかと。
809名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:15:34 ID:ozfFYkGy
正直絵心は感じる
本人なら、まず無地の紙に描け
そしてもう少し綺麗に仕上げないと評価しづらいと言いたい所だが
本人じゃないんじゃな

その友達自身が絵を描くこととか、このジャンル自体が好きなら
ここはそんな悪い発表の場ではないと思うぜ
ある程度2chの空気に慣れてる事前提だけど
810名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:16:26 ID:3RjYtL/Z
>>808
無断でうpしたわけではないが
811名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:19:02 ID:WeTYxBDV
香ばしくなって参りました!
812名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:20:19 ID:ZlYmnHEX
以前にも一回投下されたよなこの絵柄
813名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:22:32 ID:3RjYtL/Z
>>809
だが本人がらきすたあまり好きじゃないんだよなぁ…
どうこっちの世界に連れて来るか、それが問題だ
814名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:28:24 ID:uX+IL8QK
好きじゃないなら連れて来なくてよろし
815名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 01:40:15 ID:W3XDmyk6
好きでもないのによくらきすた絵描けるなw
816名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 04:56:45 ID:eWbDA6rX
俺はこなた
817名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 08:59:22 ID:/UD5SLa7
つかさ「友達が…なんて言い訳をリアルにしてる人初めて見たよ〜」
818名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 10:18:12 ID:5m/CX5O7
こなた「いや・・・ネトゲ友達なんだけどさ・・・」
819名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 11:09:36 ID:Govp2/dN
普通にいるやや上手いレベルだからそんなにアッピルしなくていい
820名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 11:26:20 ID:dJtOwq2j
デスノートに
泉こなた 心臓麻痺 死因:何気なくよったデパートの屋上から転落して死亡

こう書けばいいよ 
821名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 14:48:12 ID:5dyLikHC
デスノートぐらいじゃこなちゃんは満足しないよ
822名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 15:12:59 ID:5m/CX5O7
むしろ満足しないのは俺ら。
別に本当に自殺して欲しいわけではなくこなたの泣き顔や苦悶の表情 精神的に追い詰められていく様を見たいだけで
823名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 16:04:04 ID:3RjYtL/Z
基本的にここに集まってるのはSばかりであってだな
824名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 16:19:24 ID:5dyLikHC
こなちゃんがMじゃなくて僕達がSなんですね。
825名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 17:07:16 ID:eHFUqwB1
つかさ「私の媚態を期待してる人は少数派なんだね…」
826名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 17:15:00 ID:uX+IL8QK
>>825
あなただれでしたっけ^^
827名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 17:31:50 ID:5m/CX5O7
>>825
いえいえそのような事はございません。このスレで大活躍しているあなたも好きですが本編のあなたも庇護欲と加虐心をそそられる存在であります。
あなたの血で化粧がしたい。その美しい肌を傷つけるのは憚られるので破瓜の血と爪を剥いだ時に出る血で
828名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 18:10:18 ID:m4k5J8HI
かなた「・・・・」
829名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 18:18:16 ID:uX+IL8QK
>>828
幽霊はお引取り願います
830名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 19:38:52 ID:f4C2QOk/
俺は幽霊だって構わず食っちまうような男なんだぜ?
831名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 19:42:59 ID:KtFidsIj
かなただったら神話ネタが使えそうだ、自殺したこなたがあの世であって

かなた「絶対に後ろを振り向いたら駄目よ、いい、こなた?」
832名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 19:58:24 ID:f4C2QOk/
かなた「ちょっと、そう君!いくら久しぶりだからってこなたの前でお尻を触るのは(クルッ)」
こなた&そうじろう「「あ」」
833名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 21:43:22 ID:JuHykiUF
>>831
確か既にあった気がするぞ。
デフォ北のこな雪だったかな?
834名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 22:31:21 ID:KtFidsIj
そうか、我ながら不覚・・・
835デフォ:2008/06/05(木) 23:21:19 ID:3RjYtL/Z
ビッチ分が不足していると聞いて

…絶妙にシュールになってしまった
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1191827.png
836名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:24:07 ID:yqb9ERCu
>>835
ほうこれは・・・
今からズボン脱いで待っててもいい感じ?
それとも一枚絵?
837名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:29:15 ID:uX+IL8QK
>>835
大学生じゃないじゃん
838名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:31:47 ID:JuHykiUF
なんだ、>>792は本当に友達が書いたヤツだったのか。
話の流れ的に本人作かと思っていたよ。
839名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:32:58 ID:3RjYtL/Z
>>836
一応一枚絵のつもりだったが…
好評なら続けようかな

>>837
しまった
840名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:51:21 ID:MHiAhL1L
>>837
ヒント:高校生のふり
841名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:51:28 ID:nCpD/Atd
>>839
ふーむ、男子である以上、エロを描きたくなると
いうのが心情というものか…
まぁ、その気持ち分からんでもないけどな
842名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:53:04 ID:0XeRoJS3
何が言いたいんだ
843名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:54:44 ID:JuHykiUF
てかつかさビッチって大学生縛りとかなくなかったか?
844名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:57:56 ID:3RjYtL/Z
やけくその漫画は一応全員高校生の設定だったような気がするけどな
845名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/05(木) 23:59:19 ID:ozfFYkGy
ぼっちスレとごっちゃになってんな
846名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 01:39:32 ID:eYU7gCOI
そうじろう「久々に切れた」
847名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 07:03:22 ID:ouk8qtD8
>>835
たしかそれの原作SSはまだ高校生だったからそれで問題ないと思う。

ってか他にも高校生時舞台のSSあるし
大学生にこだわる必要も無いかもw
848名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 13:15:37 ID:xSNKmLFv
それなら安心
849名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 13:47:11 ID:7/BrAAH7
必要不要以前に、ルール自体無かっただろ。
850名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 14:29:13 ID:Tw6R3YFx
つかさがビッチならなんでもいいよ
851名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 17:05:18 ID:HQa7Q9Ou
大学関係あるのはぼっちスレだけ
>>837は腹を切って死ぬべき
852名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 17:15:14 ID:xSNKmLFv
>>851
そうまで言わんでもw
853名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 17:37:49 ID:h8A43BLx
キレやすい若者
854名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 19:15:33 ID:mdkzKA+B
えーっと……。
投下途中のssを最後まで投下するべきか、新しいのを一気に投下するべきか……。
投下途中の復讐ネタのssが、時間たちすぎて覚えてないのではと不安に。
だったら新しいの投下しちゃえと……。
どうしたものか。
855名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 19:28:48 ID:ADIL1W4M
好きにしてくれ…
856名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 19:34:39 ID:xE9qSTtu
それぐらい自分で決めろよ
知るか
857名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 19:52:20 ID:wGcCCW+h
読み手にとって未完作品ほど悔いの残るのは無い。
完結せよ
858名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 20:47:34 ID:hky5r/rn
復讐お願いします
859名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 20:49:31 ID:Mc2wh2mc
【ノックダウン】硫化水素による自殺67【H2S】

http://c.2ch.net/test/-/mental/1212726818/2-

2008年総数(06月06日16:00現在):400
(ほか、巻添:3)

年齢別統計(06月06日16:00現在)
10代以下(27) 20代(120) 30代(79) 40代(33) 50代(12) 不詳(129)

発見場所(06月06日16:00現在)
浴室(74) 車内(108) 室内(32) 屋外(24)
トイレ(19) ホテル浴室(11) ホテル室内(4) 不詳(128)

860`〜〜〜〜(_)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜' :2008/06/06(金) 20:53:29 ID:/S6pp+Wf
            ○
           O
       _  。
      〃⌒ヽ
      {{
       ヾ、___/ヽ___
        /::.::.::.::.::.::.::.::.::|::.::.::.::.:>
     /::.::./::.::.::.::.::イ::.::.|::.ヽ::. \
      |::.::/::.::.r::ナメ |::.::∧ヽ}::.:r、:\
      |::. レ'::.::.〃  |::./ ∨|::.:リ\:|
     |::.::.|::.;イ≡≡|/ ≡≡l:.::|
.      〉::.:K}::ヽ''' 、__,   ゚{::ト、|
      |::.:/::.|:.::.:ヽ し' ,.イ::l
      /::/::.::j::>‐-、ヽ7フノ/::/
.    /:://       |_"______
   /::/ |   l..   /l入浴剤&洗浄剤`l
    |::.{:: ヽ  丶-.,/  |ワクワクお風呂セット|
    |::.|:: /`ー、_ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
861名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 20:59:34 ID:NC6YLz45
そういえば新しく動画作るらしいけど、どんな動画を作るんだろうか?
862名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 21:21:45 ID:37DoDKbD
なにそれ?
863名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 22:23:02 ID:xSNKmLFv
かなた「今すぐ日テレを見て」
864名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 23:34:20 ID:gFuVkSNH
http://uproda.2ch-library.com/src/lib030225.bmp

このネタは既出かな?
865名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 23:42:59 ID:jMcEMt2R
なんだよこれwww
866名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/06(金) 23:52:57 ID:oloWA7tG
              ─-ぇ-─ 、
            ∠. ___rく.__ >
         /:.:.:.:.:.;L:.!|ヽ:.:-、.: \
       / .:/ l .:/::/l| `、|.:.|:.:、:ヽ
       .:..::|. .:.|/|;厶リ   jA.:.!::.:W
        |.:.::|::..:.|/r':ハ   r小ハ::.:!
       |.::rli::.:.| 込リ   ヒソ:{:.|V
       j:::`li\|、   ヮ  ,.イ:.:!   やらないか?
          V\lY¬ミ、t-</lハ/
    ,.、-  ̄/  | l   ̄ / | |` ┬-、
    /  ヽ. /    ト-` 、ノ- |  l  l  ヽ.
  /    ∨     l   |!  |   `> |  i
  /     |`二^>  l.  |  | <__,|  |
_|      |.|-<    \ i / ,イ____!/ \
  .|     {.|  ` - 、 ,.---ァ^! |    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{   ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
  }/ -= ヽ__ - 'ヽ   -‐ ,r'゙   l                  |
__f゙// ̄ ̄     _ -'     |_____ ,. -  ̄ \____|
  | |  -  ̄   /   |     _ | ̄ ̄ ̄ ̄ /       \  ̄|
___`\ __ /    _l - ̄  l___ /   , /     ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄    |    _ 二 =〒  ̄  } ̄ /     l |      ! ̄ ̄|
_______l       -ヾ ̄  l/         l|       |___|
867名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 00:43:04 ID:iYqcNjC4
仕事速いなw
868名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 00:59:24 ID:CQdSlUF6
>>863
何だったのさ?w
869名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 01:00:29 ID:0DkJ8tSS
/: : : :/ : : : : : : i: : : : : :ヽ : : : : ー 、 : : \
           /: : : / : : : : : : : ,イ : : : : : : :l: : : : : : : \- 、:\
.          /: : : / : /: : : : : : / |: : : : : :| : |、: : : : : : : : \ \}
       .' : : :/ : /: : : : : : /  v : : : : l : |斗-: : ヽ: : : : ヘ
       |: : :/ : /| : : :― x   ∨: : :∧ | ∨: : :ハ: : : : :ハ
       |: :/ : /: | : : : : / `  |: : :/ j/- ∨: : :l: : : : : :|
       r┴、/:ヽ| : : : /     |: :/  示旡アV : :|: :|ヽ: : |
       |  | : :│: : /|.     | /   ト::爿/ ハ: :|: :| ',: :|
       'vーく ,x┤: / :|三≧x j/   込;リ { : | ∧ |  ∨
      /   ヽ. | /: :│ ,/      '    .:・} : |/ i/
        |  /⌒}:Y : :ヘ:.:.:.    ー'ーr'   /: : |
        {    /´}_ム: : :≧r 、 .. _ ー ' .. </: : : | わおっ!いい女!
       ヽ    / }ヘ: : \\   厂}ヽ._/ | : : : |
.         \   __/  \: : \\x-┴く ヽ| : : :.′
         /   /ヽ     \ : ヽ \   |  |: : :/
      /     {ヽ}}     ヽ: : }  \ l  |: :∧
870名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 01:00:48 ID:sVMCVpDq
>>868
かなた「そう君、気流が乱れて上手く飛べないの!」
871名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 01:01:27 ID:T79lYpDD
>>868
メコwww
872名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 04:04:17 ID:2yiIEQf8
あはは〜こなちゃん、すごく嫌われてるw
このスレ見るとさ、胸がス〜っとするんだよね♪
でもさ納得いかないんだよね!!
私、いつも悪い役ばっかりだもん!
私そんな子じゃないのに・・・皆わかってくれてないな〜・・・

あっ!名案、ひらめいちゃった!
私が書けばいいんだ!
SS(すごい小説)書いてみるよ〜
リアルな視点でSS(すごい小説)書いてみるよ〜〜〜



ゆきちゃんとお姉ちゃんにこなちゃんがいじめられてる
っていう設定にしよう!斬新だね☆
こなちゃん、私の事 馬鹿にしてくるからね。
こなちゃんの癖にさ!嫌になっちゃうよ!
早速書いてみるよ!

『こなたはいじめられてる。だから今日もいじめられる
 みゆきとか、かがみとかに。いじめられる。
 そして学校に着くこなた。
 「泉さん、パンチを受けてください」
 「いたいよ〜」
 「こなた私のパンチも食らいなさい」
 「いたいよ〜」』


想像したら、すごくスッキリするよ♪
あのこなちゃんが「いたいよ〜」なんて言ってるww
でもさ、ゆきちゃんのキャラが弱い気がするな〜・・
そうだ!ゆきちゃんは豚さんだからブーブー言わせよう!
個性も出ていい感じだね♪
それにゆきちゃんと言えば大きい胸だから読者サービスもしとかなくちゃ!
お姉ちゃんはゆきちゃんの子分みたいにしよう!
いつも私の事、子分みたいに扱ってくるからね!

873名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 04:05:19 ID:2yiIEQf8
『「痛いかブーいじめてるんだブー」
 みゆきは服を脱いだ。大きいおっぱいだ。みゆきはエッチだ
 「おっぱいで叩くブー!いじめるブー!」
 「ケヘへ・・・みゆき様、こなたの野郎をいじめるでゲスか。」
 みゆきの大きいおっぱいがこなたにドン!
 「いたいよ〜いたいよ〜」
 すごくいじめてやばい感じだった。』 


うん、最後の一文で悲惨な感じが伝わってるね♪
でも、ここからだよね・・・・そうだ!
ミステリーの要素を入れよう!
コナンとか人気あるしね☆
それとここで私も登場させよう!
私が登場して、うんとかっこよく、かわいくね。
でも変に飾る感じじゃなくていいかも・・・
私を書けばいいだけなんだから♪
簡単だよね!私が書いてるんだから!


『ドアが開く。教室の後ろのドアだ。前じゃない後ろのドアだ
 「ドアが開いたブー!密室の筈なのにブー!」
 「ケヘへ・・・密室ですのにね」
 「密室ブー!密室ブー!」
 密室の筈のドアが開くのはすごい事だよ。
 その時であった。開いたドアの所がすごいのだった。
 「開いたドアの所が凄いブー!誰だブー!」
 凄い所の正体はつかさがげいいんだった。
 「つ、つかさ、あんた!どうして密室なのに!」
 つかさはかがみの双子の妹である。
 すごくかわいくてとにかくかわいいのである
 「こなちゃんをいじめちゃ駄目じゃない!」』
874名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 04:05:50 ID:2yiIEQf8
わたしかわいいよわたし
正義感の塊だからね、私は。
猫とかも結構助けるからね☆
これも使っちゃおう!
おもしろ要素もいれとかないとね♪
うん!お姉ちゃんに言わせるよ〜
世界のキタノの傑作ギャグを言わせるよ〜
プププ・・・最高だね!


『かわいいつかさの服には猫の毛がついていた
 勿論、今朝猫を助けた時についたのだ
 猫もかわいいつかさの事が大好きなのだ
 「こまねち!こまねち!」
 かがみがおもしろい。
 すごくおもしろい。』


お腹痛い、おなかいたいよ〜ww
そろそろクライマックスにいくよ☆
ゆきちゃんとお姉ちゃんを倒す私!
かっこいいよね!
かわいくてかっこいい・・・まるで・・
・・・・私だね♪



『かわいいつかさはみゆきとかがみを倒した。
 パンチとかで倒した。
 「覚えてろブー!」
 逃げるみゆきとお姉ちゃん
 かわいくて強くてそれが私!』
875名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 04:06:32 ID:2yiIEQf8
後はこなちゃんにお礼してもらわなきゃ!


『「つかささん、これ・・・貯金と権利書です」
 かわいい私は貰えないよ〜と断ったが、無理矢理渡された
 貯金は1千万円。かわいい私にとっては小銭であったが
 そのお金でバルサミコスをたくさん買った
 めでたし、めでたし』


うん!感動するラストだね☆
あっ、しまった!こなちゃん自殺してないや!


『プロローグ こなちゃんは自殺したよ』

よし!これで大丈夫!目的も達成したよ!
うんうん・・・何度読み返してもけっさくだね♪
皆に大好評間違いなしだよ!
第二の野口英世とか言われたりしちゃってねww
今年のあかでみー賞は貰ったも当然だね☆

よし、書き込みOK!
学校から帰ってきてからが楽しみだよwww


つかさが学校から帰ってきたようです
ひどく興奮しています
早く皆からの感想がみたくてたまらなかったのでしょう。

ここからのつかさは動画でお楽しみください
ttp://jp.youtube.com/watch?v=Jbm4Sts3RrQ&feature=related

※動画はあくまでイメージです

終わり
876名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 08:12:34 ID:g9g0Zv7t
やべーよあんたてんさいだgj
すげぇワロタwwwwwナイステンポwwwwwww
877名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 09:14:37 ID:RhKIFEr3
>>875GJ!!
さて、みんなどんな感想書いてくれたのかな?
っと、ちょっ!人大杉!?読み込みまだ〜!!

あ、もう見れるようになったね、ぽちっとなっと
あ、あれ?私の後に、誰かイラスト描いてる!!私のSSにレスもつけずに!!
クソッ!!愚民どもめ!!こなちゃんのイラストなんかより私のSSにひざまづけ!!

>>875は神と書き込むつかさ

来い来い、そうだ!私にSSに

自演乙m9(^Д^)

・・・・忘れてたっぜー!!日付変わってなかった・・・
クソックソッ!!どいつもこいつも・・・・

連続投稿ですか?

ちょっ!!

そしてとうとうつかさはアクセスを禁止されました

バンバンバンバンバンバン!!

イ゙ェアアアア!イ゙ェアアアア!天皇陛下バンザーーーーーーイ!!!!!



つかさのこんな姿を想像してしまった
878名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 09:21:37 ID:g9g0Zv7t
>・・・・忘れてたっぜー!!日付変わってなかった・・
なんというデフry
879名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 10:54:39 ID:2yiIEQf8
>>875は神
880名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 12:22:29 ID:zI0dOBjQ
>>868
変な勢いにワロタ

>>875は現神人
881名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 12:41:24 ID:sVMCVpDq
柊つかささんには「文春きいちご賞」が授与されました
882名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 17:13:19 ID:M7BAPTfH
>>879はつかさ
883名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 17:35:51 ID:RhKIFEr3
自分が一生懸命書いた(つもり)のSSにレスがつかずに
すぐに関係ない話が始まったら凹みますよね?
884名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 17:46:11 ID:xoihldxe
まぁでもたまに自分もやったりするからなぁ
あまり大きなことは言えんわ
885名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 18:03:36 ID:RhKIFEr3
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4061.jpg
クラッシャーにちなんで・・・
886名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 18:16:58 ID:7pF7QSjh
>885gj!
これでキーボードも鈍器のような物の仲間入りですね
887名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 19:17:19 ID:CQdSlUF6
http://upload.jpn.ph/img/u19606.jpg
まったく関係ないけど・・・


>>885
俺もつかさに笑顔で叩かれたい
888名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 20:09:09 ID:ByHHAHVR
どうしてこんなになるまで放置していたんだ!
 三           三三
      /;:"ゝ  三三  f;:二iュ  三三三
三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン
    /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
  〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
  ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ←>>887
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
  };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
889名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 22:01:19 ID:M7BAPTfH
>>872
>そうだ!ゆきちゃんは豚さんだからブーブー言わせよう!
>個性も出ていい感じだね♪

このSSみゆきに読ませたいな。筋肉の人だろ?
つかさの惨状想像するだけでご飯三杯はいける。
890名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 22:18:48 ID:RhKIFEr3
>>875
今思ったがかがみのコマネチってエロくない?
891デフォ:2008/06/07(土) 23:06:41 ID:sVMCVpDq
そろそろ自重した方がいいかな(18金)

ttp://uproda11.2ch-library.com/src/1192185.png
892名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 23:07:35 ID:4O0XR1Wa
なんというビッチw
893名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/07(土) 23:13:20 ID:h3Pqn7r3
もっとやれ
894名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 00:11:46 ID:IjIc8F4t
>>891
久しぶりに来たらwwwあんた何やってんだよw
895名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 00:14:44 ID:b2sUgAFP
>>891
だめ!!
もっと…
もっとやって下さい!!
896ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/06/08(日) 00:20:50 ID:kMucV/AN
>>891
今更だが続き書かないほうがいいよ
危険すぎる・・・
897名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 00:24:15 ID:oF7lLpiZ
>>896
ガキは黙ってな
898名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 00:27:25 ID:Up/6zHOF
>>891
gj

>>896
君は面白いなw
899名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 00:36:27 ID:ctmZESRE
いやまぁ、ハヤテの言いたい事は「ここはピンクじゃねぇ」って事だろ?
何なら次スレピンクにでも移動するか?
あんま移転繰り返すと難民みたいでもの悲しいけどな。
900名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 00:45:38 ID:4ah1OMzd
小学生に反応すんなって
901ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/06/08(日) 00:46:38 ID:kMucV/AN
>>899
日本語でおk
902名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 01:04:18 ID:oF7lLpiZ
どこがおかしいのか理解できないけどまあいいや

大分の続き楽しみにしてまふ
903名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 02:12:33 ID:ZbeXuxf5
         , -―-、__
        _イ /  , ヽ `ヽ、
       / {  {  lヽ |  i  !_
      /| i N\リーソヽ lハi;;;ヽ     そりゃよかったな。給料いくらだ?
      |;ヽル -=・=-  ソ }l;;;;;|
      {;;;;| {  _,   ∠ノ |;;;/
    _ヾハ ゝ、 _ , イルノi.イ
〔ノ二二,___       __,二二ヽ〕
 |:::::::::::::::::::::::::::ヽ ゜ ゜ /::::::::::::::::::::::::::/
  〉::::::::: :::::::::::::〉 ・ 〈:::::::::::::: ::::::::〈
 |:::::::::::::::::::::::::/     ヽ::::::::::::::::::::::/
  〔:::::::::::::::::::::/  /謎ヽ ヽ::::::::::::::::::|
  ヽ:::::::::::::::::/ /::::::::::::\ ):::::::::::::::::::ゝ
  ノ:::::::::::::::::::| |_〜─〜-| |〜〜〜/

904名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 02:44:57 ID:zmGpTqnN
(U≡ω≡.)
905名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 03:02:35 ID:oF7lLpiZ
>>904
お前がここのスレ来たら頃されちゃうよ?
906名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 03:07:29 ID:nlHdXuYF
五分後にSSを出来たところまで投下します
907名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 03:10:00 ID:4ah1OMzd
結構です
908名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 03:12:27 ID:nlHdXuYF
それってどっちの結構です・・・・?
909お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:14:25 ID:nlHdXuYF
【小早川ゆたかの純愛】

真っ赤に燃える夕日に染まり
木々や地面、空さえも朱色の中に浮かび上がる
鳥も雲も今日一日の仕事を終えてしまい残ったのは家路に着く子供たちの声
「また明日ね」、「ばいばーい」と大きく手を振る子供達にまぎれて
明るい声がこだました

「ゆーちゃんおいでー!」
「こなたお姉ちゃん、待ってよー・・・」

夕焼けに見える小さな人影
元気に走る女の子を一緒運命に追いかけるのは幼い日のゆたかである

「きゃ!」

すでに夕暮れの道なりでは小石なども影で隠れ
少女の行く手を遮った
やさしい夕日に染まった砂利道も鋭い棘で少女の柔肌に噛み付き
影が体を縛る

「大丈夫?ゆーちゃん・・・・」
「ふ・・・ぐす・・・」

ゆたかはそのまま地面に座り込んでしまった
こなたはゆたかに駆け寄る、右足を軽く擦りむいてしまった様でゆたかは泣いていた
少女は罰が悪そうに頭をかいた
涙目のゆたかに幼い心も罪悪感を抱いたのだろう

「・・うん・・・大丈夫・・・・」
「よかった・・・ほら、手つなご?」

ゆたかは涙を拭い差し出されたその手に、笑顔が輝きを取り戻す
こなたの顔からも気まずさは消え、笑顔が覗いた

すでに闇に近いこの道も、二人でいれば怖いものなど無い



体が弱いゆたかは友達も少なく、一緒に遊んでくれるのは従姉妹であるこなたと姉のゆいだけ
少女は自分の体を呪っていたが
それと同時にこなたと過ごせるこの時間好きだった

こうして一緒に遊んでいるだけで胸が弾んだ
時折感じる惨めさもこなたと一緒なら平気だった

それは恋愛ににも似た感情

幼かったゆたかの心に小さな愛が芽生えている事など
そんな事、周囲はおろか本人ですら気が付かなかっただろう

知らぬ間に空一面は闇へと変貌していた

「お姉ちゃん、ずっと一緒だよ?」

  ・・・・・
  ・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・
910お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:15:03 ID:nlHdXuYF
「ん・・・・お姉ちゃん・・・」

眩い光がカーテンの隙間から朝を知らせる
桃色の髪は枕に絡み、寝ぼけ眼が天井を見上げた
時計の針は七時と五分を指している

「・・・・夢かぁ・・・・懐かしい夢だったな・・・・・へへ」

泉家の朝は遅い
それは母親がいないことだけが原因では無く
そうじろうの職業とこなたの趣味が関係していた

半年ほど前から始まったゆたかの高校生活、拠点は泉家にある
朝が弱い従姉妹と叔父の為に朝食の準備に取り掛かるゆたかは
すでにパジャマから制服に着替えていた
ピンクのエプロンも眩しく、一見幼な妻に憧れる少女の様な爛漫さが伺える

「叔父さんも夜遅くまで執筆してるし、お姉ちゃんはコミュニケーションが忙しいからね・・・」

鍋をかき混ぜつつ、知らぬ間に覚えた独り言を呟くゆたか
居候の身を心地よいものにするべく始めた料理などの家事もすでに手馴れたものである

味噌汁の味見をし「うん」と頷くと食卓を作り上げてから未だ起きて来る気配の無い家主たちの寝室に向かった

「お姉ちゃん、叔父さん、朝ですよ〜♪」


「ゆーちゃん、おはよー」
「ゆたかちゃん、いつも悪いね・・・」
「♪♪」

身づくろいせずにうとうととしたこなた
目の下のクマを一層大きくしたそうじろうがこの一杯の味噌汁で迎える一日
すでにゆたかにとっても泉家にとっても恒例と化している朝だ

いつもの風景、そしてあたりまえの日常
幸せなこの生活・・・・それがもうすぐ壊れてなくなってしまう事など
泉こなたは知る由も無かった

それがこの小早川ゆたかの手によるものだという事も・・・・

『お姉ちゃんは私のもの・・・・』

  ・・・・・・・・
911お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:15:51 ID:nlHdXuYF
その日はいつもと少し違っていた
いや・・・・明らかにと言うべきだろうか

「おはよう〜♪」

「こなちゃんおはよ〜」
「おはようございます、泉さん」
「・・・・・・・・・・」

いつもの挨拶、いつもの四人・・・・・
制服に身を包んだ少女たちは眩しくかがやく学び舎で笑顔の交換をする
それは朝のお決まりの儀式だ
だが挨拶の声は一人分足りなかった

親友の・・・・・かがみの声が足りない

「おはよう、かがみ様〜ん♪」
「・・・・・・・・・・」

こなたは笑顔でかがみの挨拶を試みるが、返事は無い
それどころか親友は目すらも合わそうとしない

「かがみ・・・?」
「・・・・」

「お姉ちゃん、どうしたの?」
「かがみさん・・・?」
「・・・・・うん、ちょっと・・・・ね・・・」

朝の雰囲気は一変して重くなる
笑顔も逃げてしまい、氷の様な冷たい空気が少女たちを包んだ

「かがみ・・・・どうしたの?まさかあの日?」
「・・・・違うわよ・・・・ただ、あんたと話したくないだけ・・・・」

「ちょっと、お姉ちゃん?」
「どうなさったんですか・・?」

状況が飲み込めなかった
いつもと変わらない朝を過ごすはずだったのにも関わらず
大きな変化を帯びた朝、しかも最悪のこの始まり
こなたは背中が冷たくなっていくのを感じた

「・・・そんな・・・・私、何か悪いことした?ねえ、ごめんかがみ・・・怒ってるの?」
「・・・・・・何でもないわよ・・・」

さすがに空気の重さを理解したこなたは軽口を叩くどころか真剣である

「なんでも無いなんて・・・そんな事ないでしょ・・・・?」
「・・いいの・・・あんたのせいじゃ無いのよ・・・・だからもう放って置いて・・・・・」

「かがみ、訳を話して・・」
「放っておいてって言ってるでしょ!!」
912お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:16:22 ID:nlHdXuYF
「おねえちゃん!?」
「かがみさん!?」

かがみはそのまま階段へと走り去る
振り向きざまに見せた雫はきっと涙だろうか
濡れた頬を隠すようにして、親友は姿を消してしまった

まるで時間が止まったようだ

「お、お姉ちゃん待って!」

数分・・いや数秒ほどたった後にかがみに続いてつかさが走っていく
みゆきは呆然としているこなたに「大丈夫ですよ・・」と励ますと
浮かない顔のこなたを連れて教室へと向かうが
二人の足取りは鉛のように重い、まるでこなたの心をあらわしている様に廊下は鈍く光って見えた



『かがみはこなたを避けてそそくさと自分のクラスに帰ってしまった』
つかさはそう思ってかがみのクラスに行っては見たが、何処にも姉の姿は無い

「お姉ちゃん・・?どこ?」

確かにかがみは階段を駆け上っていったのだが・・・・・?
姉の姿はどこを見回してもこの教室には無い

「よう、妹ぢゃねーか?」
「おはよう、妹ちゃん・・・・どうしたの?」

後ろから声がしたので振り返ってみるとみさおとあやのがいる
二人は仲が良く、登校も一緒にしている
頼みはかがみの中学からの同級生
何度かしか話したことは無いが姉との付き合いはこなた達より長い

・・・・この二人に聞けば解るかも

つかさはほんの少しの救いを求めてかがみの行方を聞いてみる

「お姉ちゃん見ませんでした?」

「ん?一緒ぢゃねーのか?」
「まだ見て無いわねぇ・・・後で見かけたら言っておきましょうか?」

小さな期待は無残にも消えてしまう
いや予想通りだった・・・・
どうやらかがみはこの階には来ておらず
クラスにも顔を出していない様である

つかさは仕方なく「お願いします」と肩を落として傷心の友人が待つ教室へと引き下がることにした
姉がこんな行動を取るのは珍しく、正直言ってどうして良いか判らない・・・・・・

『こんな時にお姉ちゃんが居てくれたら』

そう思いかけて、つかさは自分の情けなさに惨めに呟いた・・・・やはり、姉の名を・・・・

「・・・かがみお姉ちゃん・・・」


913お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:18:18 ID:nlHdXuYF
 ・・・・・・・・

三年の階はただでさえ不慣れな上に
注目を浴びての緊張に足を絡ませながらのゆたか
強行も一苦労である
やっとたどり着いた3Bの教室でゆたかは涙目になりながら震えていた

「あの・・あのあのあの・・・あの・・・・すいませ・・・えぐ・・・・」
「あ・・ちょっと・・・うわあ泣かないで・・・・・!?」

声をかけられた白石は返事をするまもなく
涙目の少女の餌食となった

「すいませ・・・いいいいいず・・・・すみま・・えく・・・えく・・・」
「ちょ、何で?泣かないでって・・・ああ助けて・・・」

クラスの視線が入り口に集中する
ゆたかの頭は熱を帯び視界はグルグルと回り始めた
白石もすでに泣きそうである
それを見かねたみゆきは入り口へ、仲裁・・・というか
二人の救出に向かった

「小早川さん・・・どうしたんですか?」

凛とした声がゆたかの気持ちを落ち着ける
914お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:18:49 ID:nlHdXuYF
「あ・・・・・・高良先輩・・・・」
「おお・・・高良の知り合いかぁ・・・・良かった、後は任せていいか?」

愛しいみゆきが救いの女神に見えた白石は気恥ずかしそうに両手を合わた
みゆきは笑顔で頷いて「ふふ」と笑ってみせる・・・まあ、愛想笑いなのだろうが
顔を赤くしたたじたじの未成年はみゆきをチラチラと見ながらそそくさと席に戻っていく
腰を下ろした白石は男子たちにからかわれながら頭を掻いていた
健全な高校男児というやつだろう

「あの、高良先輩・・・・」
「ええ、どうなさったんですか?」

ゆたかはピンク色の包みを両手にもって「お姉ちゃんにお弁当を・・・・」と申し訳なさそうに呟いた
お弁当を届けるだけの為に涙を流してみたり、怯えたり
実にゆたからしいと思いながらみゆきはこなたを連れてきたが
こなたの方は沈んだ様子で足取りも重い

「お姉ちゃん、お弁当持ってきたよ・・」
「あ・・・うん、ありがとう」

こなたは笑顔でお礼を言うが、どこか無理をしている様に見える
そういえばいつもは笑顔のつかさも机に座ったままでしょんぼりと元気が無い

朝はあんなに元気だった従姉妹が数時間の間に屍のように息も絶え絶え・・・・
ゆたかの瞳にはその姿が実に愛らしく映った

『・・・うまくいってるみたい・・・・良かった』

一瞬見せたゆたかの深い笑みなど何処吹く風
少女たちの纏う空気は時間とともに重いものへと変わって行く
こなたは弁当を受け取った後、すぐに席へと戻ってしまった
その背中を心配そうに見送るみゆきは「ふう」とため息をつく

「・・・・・・高良先輩・・ちょっと良いですか?」
「・・・ええ・・・・・・」

  ・・・・・・・
915お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:19:42 ID:nlHdXuYF
屋上の風は爽やかで、鬱蒼とした空気などきれいに流れていく気分だ
みゆきはコンクリートの床を歩き空に向かってゆっくりと深呼吸
ゆたかも一緒に空を見上げると少し大きく呼吸する

「・・・屋上は気持ち良いですね・・・・・・」
「はい・・・あの・・・・」

「泉さん、かがみさんと喧嘩してしまった様でして・・・・」
「・・・・・・・・」

みゆきは申し訳なさそうに言葉を連ね始めた
まるで「自分が至らないばかりにこんな事になって申し訳ない」と言わんばかりの口ぶりだ

「きっと、ささいな事だと思うんです・・・なんんとか・・・・」
「喧嘩じゃないんですよ・・・・・」

ゆたかは意を決したように口を開く

「ええきっとお二人とも・・・・」
「私が頼んだんです・・・・・高良先輩」

「・・・・・え?今なんて・・・」

突然の話の流れについて行けず、みゆきはゆたかに向き直った

「私がかがみ先輩に頼んで、お姉ちゃんを避けてもらったんです・・・・」
「・・・・・・・・」

考えにくいことだ、ゆたかもそんな事ができる娘でも無い筈
もしそうだとしても
かがみはそんな事を頼まれて友人を裏切る人間ではない

「疑ってるんですね・・・私にそんな事ができないと思ってるんですよね?」
「・・・・・ええ・・・」

「それにかがみ先輩の事も信じてる、そうでしょ?」
「・・・・・・・・」

「じゃあ、つかさ先輩の事は?」
「え・・・・?」
916お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:20:38 ID:nlHdXuYF
背筋が凍る
一瞬にして体が硬直した、手に汗が滲む
風が、言葉がみゆきの体温を奪っていく

「高良先輩はつかさ先輩の事好きなんでしょ?言ってる意味・・・わかりますよね?」
「・・・・・・・・・・」

みゆきはゆたかの笑顔が恐ろしくなった
普段と変わらない声のトーンと、愛らしい瞳が酷く恐ろしい

大きく見開いみゆきの目前にかざされた一枚の写真
見知った女性が男と映っている
場所は・・・・・風俗街のホテルの入り口だ

男は少女の体に手を回し、その唇をなめる様にして塞いでいる
少女は虚ろな瞳でそれに応えていた
どう見ても健全な関係ではなく、恋人にも見えない

「〔えんこー〕って言うんですよね?こういうの・・・・」
「・・・・・嘘・・・・」

ゆたかは恥ずかしそうに、そして汚らわしそうに言葉を並べていく

「嘘じゃないですよ、みなみちゃんがちゃんと跡を着けてくれてたんですから・・・・」
「かがみさんがこんな事する筈がありません・・・・それにみなみちゃんも・・・・」

静かに言い知れぬ何かがこみ上げてきた
みゆきの表情は硬くなる
判っているのだ、この写真が偽物であればかがみがあんな行動を取る筈が無い
そう、これは身切れも無い真実なのである

だが・・・どこかでそれを否定していたのだ、根拠も無く

「あんな不潔な女がお姉ちゃんを好きだなんて許せない・・・・・・」
「私にその事を教えてどうしろと言うんですか・・・・?」

「・・・・・先輩はいいんですか?つかさ先輩の双子の姉が〔えんこー〕少女で?」

みゆきの体がピクリと動く

「それにこのままじゃつかさ先輩に気持ちを伝えることなんてできませんよ?」

振るえがみゆきを襲った
それは自分の信頼を裏切っていたかがみへの怒り
それはゆたかの言葉によって芽生え覚醒したつかさへの独占欲からくる物だ

「私はあの人さえ居なくなってくれれば良いんです」
「・・・・・・そうですか・・・・」

みゆきは肩を抱き、溢れ出しそうな感情をその体に押し込めようと必死に抗う

「支えを失ったつかさ先輩をやさしく励ます高良先輩・・・きっとロマンチックですよ?」
「・・・・ロマン・・・・チック?」
917お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:21:08 ID:nlHdXuYF
「御伽噺に出てくる王子様とお姫様みたいに・・・・・・・」
「ロマンチック・・・・・つかささん・・・・・かがみさん・・・・・」

数分の後、みゆきは「考えさせてください」という返事を残して教室へと戻っていった
恐らくみゆきを味方に引き込むのは時間の問題である
桃色の髪の少女はリボンを直しながら力なくため息をつく

「良いのかな・・こんな事しちゃて・・・・」
「・・・・判らない・・・でも、ゆたかが決めた事なら・・・・・・」

もう一人の少女が何処からか現れる
長身で物静かで、優しく・・・そしてどこか冷徹な少女はゆたかに近づくと
優しくその頬にキスをする
みなみだ、岩崎みなみ
もしもみゆきが乱心したときの為に隠れて様子を伺っていたのだ

「そうだね、みなみちゃん」
「うん・・・ゆたかは正しくない・・・・けど間違ってないと思うから・・・・・」

風が二人に吹き付けたが二人はよろめく事無くその場に留まる
まるで全てを敵に回す覚悟を露にするかの様に、その佇まいは優雅ですらあった

「もしも高良先輩が、お姉ちゃん達にこの事を言っちゃったらどうするの?」
「・・・大丈夫・・あの人は弱いから・・・・・・そんな真似できないよ・・・」

みなみの鋭い瞳をまるであざ笑う様に細めると「それより・・・」と言葉を続ける

「ひよりはどうするの・・・・・」

もともとかがみの目撃情報はひよりによる物である
それを基にして今回の計画は練られたといっても過言ではない
したがって何もかも思わず喋ってしまうひよりはみなみにとっては煙たい人間だ
いずれゆたかを危機に追いやるに違いない
だが、友人には甘いゆたかはそれほど気にしては居ない様子だ
それでもみなみの具申が気になって少し考えた後、軽く頷く

「田村さんかぁ・・・一応、みなみちゃんが付いててくれると嬉しいな・・・」

なんとなく不服そうなみなみだが、口には出さない
それがみなみだからだ

「判った・・・ゆたか・・冷えるから・・・・教室に戻ろう・・・」
「うん、ありがとうみなみちゃん」

無邪気なゆたかの笑顔は罪を自覚している
絡み合う思念はすでに、歯車を軋ませて時を刻み始めた

918お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:21:36 ID:nlHdXuYF
続く
919名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 03:31:18 ID:djm+sUmT
wktk
920名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 03:35:33 ID:LlGZyypE
>>904
(U:;)ωT.)きゃんきゃんお・・・
921お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:49:03 ID:nlHdXuYF
>>917の続き 
  ・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・
  ・・・・

翌日、その時間が始まった

「昨日のこなたはありえなかったデスネー・・・」
「どうしたの?パティちゃん・・・」

珍しくパティーは怒っている
理由はバイト先でのこなたの失敗にあった
そのフラストレーションを学校の昼休みを使って晴らそうと
なるべくこなたに近いゆたかに愚痴っているのだ

「なってないデスネ、コーヒーと紅茶を間違えるなんて・・・」
「・・・・そうなんだ・・・きっとお姉ちゃんも疲れて」

「NO−、仕事とプライベートは別デスネ!お客第一がメイドのプライドデスョ〜」
「・・・・・そうだね・・・・」

肉親では無いが、同居人であるゆたかにこの出来事を話して
こなたの欠点を分かち合いたかったのだろう
多かれ少なかれ、人間にはそういった感情がある
悪意の有る無いに関わらず同じ時間を共有していれば目に付く事も少なからず有る
だが、相手が悪かった

「まったくナゲカワシーデスネー・・・・」
「・・・・・・・」

一通りのこなたバッシングを終えたパティーは時計を見ると「オウ、タイムアウトネ」
といって自分の席へと戻る

「ああ・・・パティも悪気が有るわけじゃ無いっスから、ゆたかちゃんも気にしないであげて」
「・・うん、大丈夫だよ☆色々、大変なんだもんね・・・何かあったのかなぁ・・・」

「何でも最近ストーカーに着けられてるらしくって、それがお客さんらしいんすよ・・・・あ、先生・・・
 パティーには後で私から言っておくから許してあげてね・・・・」
「うん、大丈夫だよ〜・・・・・」

ひよりが席に着くと同時にチャイムが鳴る
休み時間を終え、残る気だるい時間が始まろうとしている中で
笑顔のままたった一言を呟くゆたか

「・・・・・・・・・・・・許さない・・・」

みなみはゆたかのこの小さな声を聞き逃さなかった
明らかに殺意を帯びた純粋で可愛らしいその声を・・・・・


922お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:49:31 ID:nlHdXuYF
  ・・・・・・・・
  ・・・・・



「こんな所に呼び出して・・・・・何の用なの・・・・・・?」

うっすらと淡い髪を二つに纏めた少女は制服のまま、学園の裏庭で吐き捨てる

「少し・・・お話がありまして・・・・・・」
「みゆき・・・・」

二人の優等生が授業を抜け出して秘密の対峙
人通りがあれば出来ない会話であることは明白である
そしてかがみはその内容をあらかた理解していた

「あんたも見たの・・・・?」
「・・ええ・・・・・」

「そうなんだ・・・、もう誰かに言っちゃった?」
「いいえ・・」

「なんであんな事したのかって言いたいんでしょ?」
「泉さんを・・・・・私やつかささんの信頼を裏切ったのには・・・・理由があるとでも?」

かがみは自虐的な笑みを浮かべてみゆきに視線を合わせる

「みゆき・・・あんた男に抱かれた事ある?」
「・・・な!??」

突然の質問に顔を強張らせ赤面するみゆきは
友人の行為を想像してしまい慌ててメガネを直すふりをした

「どうせ、そうだろうと思ったわ・・・あんたらしいものね・・・」
「・・・・そ、それとどう関係があるって・・・」

「男はね!」

みゆきの非難を押しのけて、かがみは会話を続けた

「忘れさせてくれるの・・・あの時間は、あの快感は全部忘れさせてくれるのよ・・」
「・・・・・・」

「私はこなたが好き・・・でもそれは許されない事なの・・・・・」

知らぬ間にかがみの声がみゆきを釘付けにする

「男達は私にお金と愛情を与えて、優しくしてくれて・・・・快感をくれる・・・」
「・・・かがみさん・・・・」
923お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:50:34 ID:nlHdXuYF

「こなたの事を・・・女の子のことを好きな私をまともにしてくれるのよ・・・・」
「・・・・・・」

「みゆきにも判るでしょう?つかさは普通の娘なの・・・みゆきとは付き合わない・・・」
「・・・あなたも・・・知ってるんですね・・・」

「判ってたわ・・・私と同じ匂いがするもの・・・だから、あんたもコッチに来なさいよ・・・?」
「・・・私は・・・」

かがみの声は震えている
瞳は涙を零し、頬は紅潮し声は次第に弱弱しいものへとなっていく
かがみにとってこなたへの愛はそれほど重いものだったのだ

「ね、みゆきもしよ?私と一緒にさ・・・・きっとあんたなら沢山気持ち良い事できるよ・・・?」

すでに行き場を失った友人は、道しるべを無くし
哀れにも助けを求め始めた

「忘れようよ・・・私、どうしたらいいか判らなくなって・・・でもきっと、あんたと一緒なら・・」
「・・・・・かがみさん・・・・・」

かがみはみゆきの手を握り必死に懇願する
その瞳は『私を助けて、どうにかして』と訴えかける様に見えた
だが、みゆきはその行為自体を冷やかに眺める

「こんな女がつかささんの姉だなんて・・・・」
「え・・・?」

パシ!という音とともにかがみは頬を押さえて地面に倒れた
赤く腫れた掌をさすりながら「汚らわしい」と唾するみゆき
現実は・・・甘くない

「自分の心の弱さを猥雑な逃避で隠した上に、他人まで巻き込む気ですか?」
「・・いたい・・・よお・・・・どうしていいか判らないのよ・・・・」

「友人が這い蹲る姿は心地よいものでは有りませんが、今の貴方にはお似合いですね・・・」
「教えてよ・・汚れちゃった私は・・・・・どうしたらいいの?」

すでに気高い柊かがみの姿など風前の灯火である
目の前にいるのは哀れにも行き場を失った汚れた少女だ
その懇願も嗚咽に塗れて土に流れる涙は血液を模している

「・・・・・・・・終わらせてしまったらどうですか・・・?」
「・・・え・・・?」

「このまま汚れた体でつかささんの姉として生き、泉さんに見放されるよりも・・・・」
「・・・終わる・・」
924お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:51:07 ID:nlHdXuYF

「美しく気高い、妹思いで友達思いの柊かがみとして自ら命を絶てば良いんですよ・・・」
「・・・・死ねって事?」

かがみはみゆきの顔を見上げた
信じたかった、きっと何かの冗談なのだと
自分を立ち直らせるための叱咤なのだと信じたかった・・・・・
だが、みゆきの視線には優しさなど微塵も感じられない

「貴女が潔さを見せるのであれば、私も美しい思い出だけを胸に秘めて生きていくつもりです」
「・・・・・・」

「さあ、どうしますか?」

かがみは理解した・・・これは脅しなのだ
私がこの世から存在を消さなければこの秘密を暴くという脅し
小早川ゆたかはみゆきを味方に引き入れたらしい・・・・
恐らく・・・・抗う術はもうないのだろう、この現実からも
自分の葛藤からも・・・・・

みゆきは震えるかがみに背を向けると冷たく鋭い声で一言だけ
たった一言だけ残してこの場を去る

「かがみさん・・貴女は・・私を失望させた初めての人間ですよ」

その言葉は厳格であったかがみの心を無残にも引き裂き崩壊させる

吐き捨てるような、哀れむようなその言葉は何時までも
かがみの耳に木霊する

かがみは声を押し殺して泣いた
やがて涙は枯れて、嗚咽のみがその場を曇らせる

空は・・・

先程まで青々と輝いていた空はすでに一面のどす黒い曇が隠し・・・
いずれ降り注ぐ雨・・・・

予報外の豪雨の中、生ける骸と化したかがみの姿はすでにそこには無かった


 ・・・・・・・・
 ・・・・・
925お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:53:50 ID:nlHdXuYF
あくる日の朝、いつも通りに寝坊したこなたはニュースを見て絶句した

『・・・・容疑者の名はパトシア=マーティン(Patricia Martin)・・・・・・・・なお少女は
 高校一年生の彼女はストーカー行為によって・・・・・ストーカー行為を・・・・・・・・
 被害者はストーカーを働いていた男と容疑者の同級生である田村ひよりさん・・・
 二人とも刃物で胸部を数回刺されており、病院に運ばれましたが間もなく死亡・・
 目撃情報では金髪、長身、右利き・・・・一致した為、因果関係について・・・・・・・・
 ・・・・某所のメイド喫茶の従業員だった少女は・・・・・・只今事情聴取を・・・・・・・・・』
 
「パティ・・・・・」

その日こなたは学校を休んだ・・・




「上手くいったね、みなみちゃん・・・・」
「ええ・・・・・上手くいった・・・」

全校集会の後、ゆたかとみなみは屋上へと足を運んでいた
名目は「気分を悪くしたゆたかを涼ませに屋上へ・・・」である

しかし、本当はみなみの心を落ち着ける為であった
みなみは自分の右手に残る『あの感触』に体を震わせている
なにも命までとる事は無かったのではないのだろうか?
そんな考えがみなみの良心を襲うのだ、しかしその恐れもゆたかの笑顔を見ると紛れた

「ごめんね、私の為に・・・・みなみちゃん・・・」
「・・・大丈夫・・・私はゆたかの味方だから・・・・・」

ゆたかは愛しいこなたを愚弄したパティーを許せなかった
それでみなみにパティーの姿を真似させて、ストーカー殺害の濡れ衣を着せる事を思い付いたのである
田村ひよりの情報のお陰で男を見つけるのは容易かったし、
みなみの背格好が胸を除けばパティーに似ていたために出来た計画である
926お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:54:22 ID:nlHdXuYF
誤算は・・・ひよりと出会った事
おそらく、ストーカーについてあまりにもしつこく聞いた為に
ゆたかが「ストーカーの説得」を試みる物と勘違いした様なのだ
そして駆けつけてみれば、パティーに扮したみなみが犯行を行った後だった

「仕方なかった・・・・悪いこと・・・した・・」
「うん、田村さんには可愛そうな事しちゃったね・・・・」

状況を把握できず、やっと動いたかと思えば自首を勧めてきたひより
彼女は良い娘だった・・・良い友達だった

だが、共犯者にはなれない人間である

「でも、生かしておいたら・・きっと喋った・・・なにもかも台無しになる・・・」
「そうだね、田村さんには悪いけど・・・・仕方ないよ・・・パティーちゃんが全部悪いんだ」

ひよりはパティーを味方した人間である
それは同時にゆたかの敵を意味した
ゆたかにとってはこれは事故ではなく、計画の一部・・・・・・
全ては思惑通りの出来事なのだがみなみにはこの事を知らせていない
ただ一つ確かなのは
この時のゆたかの笑顔は・・・初めてみなみに恐怖を抱かせた事・・・

「パティーちゃん全部が悪いんだからね・・・・ふふ・・・」
「・・・ゆたか・・・・」

ゆたかの愛は数年の歳月を経て、別の何かへと変貌を遂げてしまっていた事など
すでにゆたか本人にも解らない・・・・・・

悲劇は未だ終わりを遂げることは無い
927お漏らし中尉:2008/06/08(日) 03:55:17 ID:nlHdXuYF
出来たらまたいつか載せます
でゃ
928名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 06:08:10 ID:JH2PG4vG
(・∀・)イイヨイイヨーッ!!
929名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 09:36:05 ID:XD0S+DCi
おもらしは……まだだな!
930名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 10:38:45 ID:S7s0Iyw1
僕がお漏らしちびりそうですよ?
931名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 11:06:37 ID:aoV7MATQ
欝だすのう
932名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 11:24:24 ID:Mxz9t9GS
>>お漏らし注意
楽しみにしてるぜ
933名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 12:08:19 ID:+uq9lVj1
パティーじゃなくてパティじゃね?
934名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 13:00:30 ID:3dhPsfYE
>>933
どっちにしてもパトリシアの略称だから気にしなくていいんじゃない?
ただまぁ公式にはパティみたいだけど。
935名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 13:33:56 ID:7Zg8huQf
こなたが秋葉で暴れた模様
936名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 13:35:17 ID:byII3AGL
社会で一番重要なのは、『適当にやる、適当に片付ける』という能力。理論的に正しいことをやれば完璧
と思うかも知れないが、それが通用したことはない。完璧を望むと、社会と会社と、周囲とうまくいかな
くなって、どうにもならなくなるのだ。適当な落とし処を考えて、それにむけて終息させてしまう能力が
社会では望まれている。そして、その適当をどのあたりにするか、手加減、匙加減に苦労をする訳である。
適当は、知識、努力よりもはるかに大切である。
937名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 13:39:57 ID:58kzs6tj
>>935
犯人はもう捕まったようだ
938名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 13:59:55 ID:pk3Q2cjX
そおねーえ?むりやりいー縛り付けてーえ抵抗できなくした後おー
泥水とか飲ませてえーヘドロとかあー生ゴミとかあー食べさせてえーあたしがあーヒールで踏みつけながらあー
罵倒するのはあーどおかしらあー?フフッフフフフフッフフフ
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ttp://img247.auctions.yahoo.co.jp/users/7/2/4/4/styletire-img562x576-1208327180p1010109-1.jpg
ttp://img247.auctions.yahoo.co.jp/users/7/2/4/4/styletire-img554x576-1208327195p1010105-1.jpg
939名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 14:03:17 ID:+a/cEqH6
 8日午後零時半ごろ、東京都千代田区外神田4の秋葉原電気街の中心部で、
女が刃物ようなものを振り回し、通行人を次々と刺した。
女は身柄を確保された。
その名は、泉こなた。
940名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 14:40:58 ID:4ah1OMzd
警察の事情聴取に協力してきた、マジで惨劇だったよ
一人デブのオタク(柔道やってたっぽい)が犯人取り押さえようとして
一回固めたんだけど弾みがついて抜けられて、寝たままの体勢になってるその人の顔面に
刃物突き立てて切りつけてた、思わず目を逸らしてしまったけど、後でうずくまってるのみたら
頭を庇ってる腕の隙間から頭の皮がめくれて垂れてた
かなり血も流れてたから顔もかなり酷い事になってたと思う、後から死者0と聞いて安心したけど
あの有様見たらちょっと複雑だわ・・・
っていうかそれでも普通に写メ撮ってたやつがいるのが信じられん、ちょっとモラル低過ぎないか
941名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 14:47:42 ID:O3Bzo0Iv
ニュー速でやれ
942お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:01:23 ID:nlHdXuYF
コメントりがたや、結構好評でうれしいデス
微グロ注意
>>926
 ・・・・・
 ・・・・・・・・

この日、学校を休んだのはこなただけではなかった

「ゆきちゃん、お姉ちゃん見つかった・・・?」
「いいえ・・・・いったい何処へ行かれたんでしょう・・・?」

平日の昼間に女子高生が私服で町を徘徊している
制服ならばとっくに補導されていても可笑しくなかった
それを見越しての私服での行動だ

あの日、みゆきに罵倒されたかがみはそのまま姿を消してしまい
翌日につかさはみゆきに連絡してきたのだ
何故翌日かというと

その日一度かがみは帰宅しているからである
両親や姉の話では思いつめた表情でずぶ濡れになって帰宅したと思ったら
部屋に篭りきって出てこなかったらしく
時間通りに帰宅したつかさがドアの外から問いかけても返事が無い
変に思ったつかさはかがみの部屋の合鍵を使ってドアを開けて見たのだが
中には姉の姿が無かったとの事だった
それが・・今日の朝という訳である

不安に思ったつかさはこなたとみゆきに連絡したが、こなたは電話に出ないらしく
みゆきと二人で町の中を探し回っていると言う訳だ

すでに家族は警察に連絡しており、学校にもこの事を知らせていたのだが
昨夜の事件のせいで学校はそれどころでは無い様だ
立て続けに事件を起こす生徒を疎ましくすら思う対応を向けられたが
そんな事はお構いなしに一家総出でかがみを捜索している
もちろん警察も一緒だ

「一年の子達に事件と関係有るのかな・・・・・」
「きっと大丈夫ですから・・さあ、かがみさんを探しましょう・・・」

一言で町といっても埼玉は広い
電車で東京にでも何処にでも行けるのだから探しようなど無いに等しいのだ

だから二人はありとあらゆる思い出の場所を探した
秋葉原も行ったし近くの公園も行った、花火を見に行ったあの場所も
花見に行った公園にも足を運んだ・・だが、かがみの姿はどこにも無く
時間だけが過ぎていく

すでに時間も遅くなり周囲は夜へと染まりかけ
二人は一度家に戻りかがみが見付かっていないか確認する事にした

「きっと見付かっていますよ・・・・」
943お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:01:56 ID:nlHdXuYF

みゆきの必死にも思える慰めでなんとか持っているつかさの精神状態も限界に近く
つかさの小さな胸に諦めにも似た感情がわき始めた頃
携帯電話に着信・・・・電話の主は母・・・

「かがみが・・・・見付かったわ・・・・」

その声は酷くか細いものだった

電話の時点で家まで既に100余メートル
今までの人生でこれほどまでに走った事は無いと言わんばかりにつかさは走る
みゆきもそれに続いて走った・・・その口端はうっすらと笑みを浮かべそれを堪える

かがみが見付かったのは神社の境内の裏・・・・
御神木が祭られている広場から僅かに数メートル離れた木の・・・・・上である
無残にも皮の剥がれた枝には何十にも巻かれたロープが縛られており
長く細い自分と同じ色の髪の毛が絡まっている

そして・・・・・・

「・・・・お・・・姉・・・・ちゃん・・・?」

変わり果てた姉の姿・・・

首は有らん角度に曲がり、目を虚ろわせたかがみがつかさを睨んでいる
木の枝で出来たであろう無数の切り傷は雨風にさらされてその衣服からも覗き出て
すでに虫が集っていた

健全だった頃はその健康的な美しさを誇った美脚や胸も惜しげもなく露にされており
今では見る影も無いほどに朽ち果てて、下着は糞尿によって異臭を放ったまま
家族や警察など無数の人間の前に恥じらいも無くその肌を晒す

『お似合いの最後ですね・・・』
944お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:02:28 ID:nlHdXuYF

みゆきはハンカチで口元を多い、目を伏せるふりをして・・・その姿を嗤った・・・・・
しかし、そんな事など誰も気づきはしない・・・・

この状況である・・・・・

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!!?」
「いけません、つかささん!」

咄嗟に姉に駆け寄ろうとするつかさをみゆきが制す
木の傍らでは姉や母達が涙を流して地面に突っ伏していて
父親はそれを必死で慰め、落ち着かせながら涙を流す

みゆきの胸が痛まないでもない・・・
だが、事はすでに起こってしまったのだ
どんな事をしてでも手に入れたいものが、この世にはある

検察がかがみの死因を入念に調べている最中、みゆきはそんな事を考えていた
目の前にはかつての友人の変わり果てた醜態・・・・・・

その虚ろな瞳はまるで・・・・泣いている様に・・
これで全てが終わったことを安堵しているようにみゆきの目にはそう映っていた・・・

 ・・・・・・・

数日の内に柊かがみの葬儀が行われたのは
皮肉にも神社の境内である

こなたは引っ張り出した喪服を着て、かつての親友の家へと出向いていた
ゆたかは田村ひよりの葬儀に出ている
同じ日に二人の友人の葬儀・・・・・・何とも切ない心境

「こなちゃん・・・・」
「つかさ・・・・大丈夫・・・・?」

泣き明かしたであろうつかさの瞳は腫れており
目の下には大きなクマが出来ているが、つかさはそんな事お構い無しにこなたに近寄る

「こなちゃん・・・・帰って・・・・・」
「つかさ・・・・?」

突然の拒否に胸を痛めるこなた

「こなちゃんがお姉ちゃんを殺したんでしょ・・・・」
「・・・・・かがみを私が・・・・」

「だって、お姉ちゃんはこなちゃんと変になっちゃって・・それで!!」
「そんな・・酷いよ、つかさ・・・」

次第に大きくなるつかさの声
情緒不安定なつかさは地面に突っ伏して泣き始める
945お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:03:46 ID:nlHdXuYF
「ああ、つかささん・・・大丈夫ですか?泉さんも気を悪くしないで下さい・・・」
「・・・みゆきさん・・・」

「ゆきちゃん、なんで?こなちゃんが悪いんだよ!?」
「いけませんつかささん、泉さんのせいじゃ無いですよ・・・・」

そうだ、これはみゆきとゆたかの策略なのだ
『ひょっとして、ゆたかさんはこうなる事を予測して・・・・・』

「だって、そうじゃ無かったらなんでお姉ちゃんが・・・・・・」
「つかささん落ち着いて下さい・・・・・」
『まあ、私には関係ない事ですね・・・』

一応確認する必要は有るかも知れないが
どの道この状況をなんとかしなければならない

「こなちゃんのせいだよ!こなちゃんが悪いんだ!」

つかさの大きな声が周囲の注目を集める
邪魔者が消えた今、無駄な騒ぎは起こしたくない

『この場は仕方ありませんか・・・』
「泉さん・・・申し訳ありませんが・・・・」

どうやらこなたがこの場にいる限り、つかさは落ち着きそうに無い
そう思ってのみゆきの言葉にこなたは寂しそうに頷く

「うん・・・また今度にしとくよ・・・」

バイトの同僚は後輩を殺して逮捕され
一番の親友は自分のせいで自殺・・・・そしてその葬儀にもでる事を許されない
今のこなたは惨めな気持ちで押し潰されてしまいそうだ
悲しすぎて涙も出ない

一体この先どうすればいいのだろうか・・・・?
こなたはぼんやりと家路に着き、慣れた足取りでいつもの道を歩いていく
涙で前が見えなくなって道なりが判るのはここが自分が育った街だからだろうか?
こなたはでそうじろうがいない自宅に無感動に帰宅する
そうじろうは編集の人と一緒に取材旅行へと出かけているのだ
したがって暫くはこなたとゆたかのみの生活である

誰もいない家がこなたの気持ちをさらに暗くした
こなたは喪服のまま、自室で枕を抱いて大声で泣き喚く

「うわあああああああああん、かがみいいいん!かがみいいん!!」

不仲のままで散っていった親友
なぜ一言も相談無しに自殺などしたのか・・・・・
自分達の関係は親友より、もっと特別なものだと信じていたのに
一体どうしてこんな事になってしまったのだろう

こなたは全てを悔いた
強引にでもかがみに詰め寄っていればこんな事にはならなかったんじゃないだろうか?
後悔の念が全てを支配した
946お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:04:19 ID:nlHdXuYF
 ・・・・・・

「高良さんすまないね、手伝ってもらって・・・」
「いいえ、かがみさんとは親しくさせてもらいましたから・・・・」

「そうかい、かがみもきっと喜ぶよ」
「・・・・そうですか・・・」

ただおはみゆきを信じきっている
かがみの親友であると信じきっているのだ

「それにしても・・・なんでこんな事に・・・」
「・・・・・・・・・」

かがみの葬儀も一段落つき、つかさも落ち着いた
人が死んだというのに残された者たちは多忙を極めるこの時間は
もしかしたら悲しみを忘れる為のものなのかも知れない

「かがみは・・・真面目な良い子だたんだよ・・・・」
「・・ええ・・・・」

みゆきの心にある種の緊張が走る

『もしこの場で、かがみさんの秘密を喋ったら・・・どうなるんでしょう』

言い知れぬ高揚が下腹部を刺激した
きとただおは目をむいて「嘘だ!」と騒ぎ立てながら命を絶つか
はたまた発狂するのか・・・

『喋ってしまいたい・・・・ばらしてしまいたい・・・・・』

「高良さん・・・どうしたんだい?何だか、楽しそうな顔をして・・・・」
「え・・・・・?あ、いえ・・・不謹慎ですよね・・・思い出に浸ってしまって、つい・・」

「そうか、いつまでも楽しい思い出の中にあの子を・・・・・・頼むよ・・・」
「・・はい、解りました・・・・」

『きっと、この優しそうなお顔が絶望に打ちひしがれて・・・ああ・・・楽しそう・・・』

父親と姉を失ったつかさはきっと自分のところに助けを求めるに違いない
そうだ、それに家族が生きている限りつかさには別の居場所が存在するのだ

『なるほど・・・そういう事ですか・・』
947お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:04:50 ID:nlHdXuYF
みゆきは昼間の出来事を思い出す
つかさに拒否されたこなた・・・・・きっと、ゆたかの仕組んだ罠にまんまとはまったのだ
こうやって少しずつ相手の居場所をなくして行き・・・そして・・・

『ふふ・・・でしたら、躊躇う事などありませんね・・・』

みゆきは周囲を見回した後、ゴクリと生唾を飲んだ・・・・・
そして静かな声で話を切り出す

「おじ様・・・・・お話があります・・」

  ・・・・・・・

みゆきはただおを連れて
検察のチョークやかがみの名残の有るあの気の下にやってきた

「・・・・なんだい?高良さん・・・」
「・・・・かがみさん・・・みゆきさんが死んだ理由・・・知りたくないですか?」

ただおの温厚な顔に鋭い影が走った

「・・・・・理由・・・・かがみが死んだ理由・・・」
「・・ええ・・・しかし、その話はあまりにも刺激が強いものになりますが・・・・」

「君は知っているのかい?」
「ええ・・・」

みゆきはただおの目の前にあの写真をかざす
そう、あの日ゆたかが自分にした様にしてみせたのだ

「・・・・・・!?」

ただおは一瞬にして声を失ってしまった

「どうでしょうか?娘さんの秘密のお話・・・・・」
「・・・かがみが・・・・そんな・・」

「かがみさんは援助交際に手を染めていらしたんです・・・・」
「・・・あの子がそんな事・・・・」

ただおは一瞬にして精神的なショックを受ける
その衝撃は多大なものだ

「私はその相談を受けまして・・・・」

みゆきは淡々と有りもしない会話をでっち上げ、ただおの心を破壊しようと試みる
ただおは頭を抱えて「かがみ・・かがみ・・・」と目を剥いて声を絞り出す
948お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:05:58 ID:nlHdXuYF

『お父さん〜ほらほら可愛いでしょ〜』
ツインテールの少女は今年から幼稚園だ・・・・
双子のつかさと区別する為に始めた髪形も気に入ってくれて良かった・・・
「ああ、可愛いねかがみ・・・」

『大きくなったらお父さんのお嫁さんになってあげるね〜』
「ずるいよ〜つかさもなる〜」
双子の娘に囲まれて、父親である幸せを感じた日々
この子達が嫁に行くのを想像して少し涙が出そうだった
「はいはい、二人ともありがとう」

『ただいま!お父さん、私達合格したよ!!やったよ!!』
「わーい、お姉ちゃんと同じ高校だよ〜!」
無邪気に戯れる二人の娘も既に高校一年生・・・・
時が経つのは早く、そして成長する二人を見るのは喜ばしい事だ・・・・

『・・・・・・・・・・・・・』
かがみは・・・・境内の木陰から私を睨んでいた・・・・
その瞳は物言わぬ人形のような・・・・
私には、あの子に何かをしてあげれる様な力は無い・・・・
どうして援助交際なんか・・何故自殺なんか・・・

どうして・・・・・

「ですから・・・かがみさんは自ら命を絶ったんではないかと・・・・」
「そうか・・・うん・・そうだねかがみ・・・そうだね・・・・・」

先程まで聞こえていたただおの嗚咽は既に聞こえない
その代わりに、ただおの瞳は何かを失った様に怪しく光る

「・・・・・どう・・・なさったんですか・・・?」
「娘がね・・・言ってましたよ、高良さんは真面目で・・・優しい、良い友達だって・・・」

「そ・・そうですか・・・・・」
「生前は・・・娘がお世話になって・・・」

徐々にただおとの間隔は狭くなり、みゆきの背中には木の湿った感触が触れる
何故か体が逃げるのだ・・・
何か危険な感じがするのだ
949お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:06:30 ID:nlHdXuYF

「やめ・・・」

みゆきが声を上げようとした瞬間、ただおの両手がか細い少女の首に絡みつく

「あ・・・・く・・・・・」
「かがみはね・・・寂しがりやなんですよ・・・」

みゆきは抵抗するが、大人の男性と少女では力の差は圧倒的だ
徐々に絞められる気道・・・・頚動脈の脈が遅くなっていくのをハッキリと感じる

「た・・・・す・・・・け・・・」
「きっとあの子も喜んでくれますよ・・・・高良さん・・あの子と仲良くしてやって下さい」

薄れ行く意識の中でいよいよ視界はぼやけ始める・・・・
誤算から生じた、自らの死・・ひょっとしたらこれもゆたかの策略の内だったのかもしれない

『・・・・結局・・私はつかささんと一緒にはなれませんでした・・・』

もしかしたら、あの日ゆたかに声を掛けられた時から
こうなる事が決まっていたのかも知れない

視界がノイズの様にチカチカと点滅し始めた
ブラックアウト・・・と言うも奴だろう
しかし、この知識を他人に話すことはもう無い・・・

体の力が抜けて、股間に生暖かい液体が走る
失禁だ・・・・
そういえば首吊りや絞殺などでは膀胱の調節不全や
尿道の括約筋が弛緩してしまうと何かで読んだ事が有る

いくら死に際だからといってみゆきは恥じらいを感じた
しかしただおは暴れるみゆきをさらに締め上げると後頭部を木に何度も叩きつける
その度にスカートを濡らした飛沫は足を伝い
美しい白い足を汚物で汚していった

頭がジンジンする
ぬるりとした血液がみゆきのうなじを伝って背中を紅く染める
視界が遠のいていくのを感じた

『・・・・かがみさん・・あなたもこんな風に苦しんだんですか・・・?』

みゆきが最後に見た光景は・・・・・

ただおの後ろで嘲る様にして笑う、今は無き友人の・・・・柊かがみの顔
一瞬強い風が吹き木々に絡まったかがみの髪の毛がみゆきの頬を掠める

そして小さな音と共に少女の意識は完全に途切れた

『みゆきも・・・こっち側ね・・・』

ざわざわと鳴る木々の隙間から、かがみの声が聞こえた様な気がした・・・・・

  ・・・・・・・・・・
950お漏らし中尉:2008/06/08(日) 16:08:28 ID:nlHdXuYF
続く・・・

長いなあ、夢オチにしようかなあ・・
951ハヤテ ◆tL9kExf2XE :2008/06/08(日) 16:20:29 ID:cJUT6KjF
もう、そろそろスレ立てないか
終わりが近いぞ
952名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 16:38:37 ID:+Ds10//i
よし、逝って来る
953名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 16:42:20 ID:+Ds10//i
(≡ω≡.)/ 「泉こなたを自殺させる方法」を考える 22
        http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1212910817/

(≡ω≡.)/ 大事に使えよおめーら
954名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 16:49:49 ID:RXbEiG1u
>>953
さーんきゅ。乙です
>>950
まだ未読、これから読もうと思ってる俺が言うのも何だけど夢落ちはないんじゃない?

どんなに酷くても夢落ちとか無理矢理終わらせるよりかは酷くならないと思いますよ
955名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 17:36:18 ID:XD0S+DCi
>>950
wktk
プロットとか立ててから作ってる?
まあ夢オチは大抵物語破綻の末路だからね…あまりやらない方がいい
その夢オチに何か壮大な伏線とかあるのなら見てみたいが
956名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 17:43:02 ID:JH2PG4vG
もらせ! もっともらせ!!
957名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 17:54:17 ID:3NA8v/mh
うめ
958名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 18:26:22 ID:oF7lLpiZ
いつも思うけど次スレたてるの早いんじゃない?
そんなに流れ速い訳でもないし
970くらいでいいんじゃないかな?

>>950
夢オチとかw
959名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 18:33:12 ID:3NA8v/mh
うめ
960名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 18:33:49 ID:3NA8v/mh
うめ
961お漏らし中尉:2008/06/08(日) 19:10:04 ID:nlHdXuYF
一応プロット立てて作ってます。基本だし
そのプロットが壮大すぎて自分が漏らしそうなw

夢オチは言ってみただけ、まさかSSより反応あるとは不覚
まるで釣りのようだ
962名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 22:10:19 ID:XD0S+DCi
秋葉原が凄惨な状況になってるって聞いて
自分の執筆中のSSがかなり不謹慎のような気がしてきた…
963名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 22:23:22 ID:oF7lLpiZ
俺の絵も・・・
964名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/08(日) 22:41:49 ID:kGAe8hzX
>>959-960
まだまだ容量あるんだから、埋めるのやめようぜ。
965名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 00:08:28 ID:qFv+TX8V
http://upload.jpn.ph/img/u19690.jpg

あーたのしー

昔から進化せず統一出来ない絵
966名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 00:12:24 ID:UGngtFkf
こわいよー
967名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 00:17:18 ID:qFv+TX8V
あ、微グロ注意で
968名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 00:24:39 ID:0/FCEAbK
なんか…じわじわ来る絵だな
969名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 00:32:48 ID:0D4mk7KD
今日の事件に触発されて描いたのかw
このスレ住人もいたかもねー
970名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 00:35:37 ID:EuRiy3T/
神奈川は大丈夫だろうか…
971名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 00:37:20 ID:qFv+TX8V
>>969
違う違う!
これはマジで一昨日描いてたんだ
んで今日例の事件が起こったから投下するか迷ってたのよ
972名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 00:41:34 ID:tB5SDMmi
(U≡ω≡.)あひー
973名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 01:08:05 ID:EuRiy3T/
おいおい、絵描きみたいな芸術家が時事情勢なんて気にしてどうするよ。
ガリレオの如き勇気でもって発表しちゃえばいいのさ。
てか絵やSSといった、表現の自由が具現化された分野に
「不謹慎」なんて道徳観は持ち出すべきではないと思う。
精神的活動に従事するものは、権力のみならず時勢にも媚を売るなかれ。

そういった意味で、この状況下で作品を投下した>>965の勇気を俺は支持するぜ。
あんたこそ偉大な芸術家だ。
974名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/09(月) 03:44:25 ID:SFxqoo7g
毎回、次スレ立てるのはえーよ早漏共!
975泉こなたの逆襲:2008/06/09(月) 04:21:47 ID:rIyuWBs9
埋めついでに投下
投下順と時系列は異なっているため、引っ掛かっても「ふーん」と流してください
9761/7:2008/06/09(月) 04:22:53 ID:rIyuWBs9
月は無い。
一面は闇。
しかし視界の利かないその中でさえ、その音ははっきりと聴き取ることができる。
風に紛れる笛の声。
祭囃子。

遮るものの何も無いこの場所では、風は唸りを上げ吹き抜けていく。
息を切らせる私の服をはためかせるほどにだ。

「なにやってんだ……」

背後からの声。
相手はきっと、
”致命傷を受けた私が、せめて自分を道連れにしようと躍起になって襲ってくる”
とでも考えていたのだろうな。
残念だけど、端からその気はないよ。
それどころか傷一つ付ける気もないし、そうでなくちゃ困るんだ。
私の命なんざ最早どうだっていい。
しかし最大の問題はこの刺し傷、これは完璧に想定外だった。
まさかこんなに深く、よりによってこんな場所へ外傷を受けてしまうとは……

こいつがここまで馬鹿だとは思わなかった。私の好意を踏み躙りやがって。
刺してしまった時点で間違いなんだよ、先の先をまるで考えきれていない。
彼女の事をまるで考えきれていない。

その時ふと、一つの名案が浮かんだ。
いや、単に他の案が無かったともいえるが。

私は包丁を逆手に持ち直す。
そして両手でガッチリと掴む。

「なにやってるんだ!」
戸惑いがちの怒号が聴こえた。
煩いな、少し黙っててくれよ。

遠くからの笛の音に暫く耳を傾ける。
風の唸りに掻き消されそうな程か細いその曲に、何故だか懐かしさを憶えた。
そうか、ぐるっと一巡り前にも聞いてたもんな……

おっといけない、ついウトウトしていたようだ。寝不足かな。
そっと手元を見つめる。

冷たく光る鉄鋼の刃。
私はそれを胸へと突き立てた。当然、自身の胸にだ。
そしてすぐさま引き抜く。
立っていられる時間はそう長くはないはずだ。
血に濡れ光を失った刃。それをさらに胸へと突き刺す。

何度も何度も、幾度も幾度も……
9772/7:2008/06/09(月) 04:23:44 ID:rIyuWBs9
アブラゼミの大合唱。
音の霰となったそれを全身に浴びる。

「ごめんごめーん」
私は彼女達の元へ、軽く手を振りながら駆け寄る。
「遅いよぉーこなちゃん」
間延びした声。
「あんたってホント、毎回々々遅刻するわよね。もーいい加減にしなさいよっ!」
凛とした声。
「あらあら、お二人に怒られてしまいましたね」
和らげな声。
見事に調和の取れた同級生3人組み。
「いやーハルヒの新刊が出ててさー。前情報も無しで新刊を出す唐突さに驚愕しちゃってつい……」
「つい……じゃないでしょ! 全く、だからアンタは空気が読めないって言・わ・れ・ん・のっ!」
「お、お姉ちゃんが怒ったー」
「今日はツンツンしてるねー、となればそろそろ来るであろうデレに期待出来るよこれー」
「所謂、一つの萌え要素というものですね」
「うるさい! 下らないこと言ってないでさっさと行くわよ!」
すぐさま取り繕い、早足に歩き出す彼女。
「あー、もうバス来てるよぉー」
「これは急いだほうが良さそうですね」
慌てているようで慌てていない2人。
「ちょ、待てよー」
それに続く私。
眩しい日差しが降り注ぐなか、私たちは坂を駆け下りていった。
9783/7:2008/06/09(月) 04:24:35 ID:rIyuWBs9
眼を開いた。
焼けるような眩しい日差しとは程遠い月明かりのなか、ぼんやりと天井の模様が浮かび上がっていた。

涙があふれてくる。
止め処なく、止めようもなく。

楽しかった思い出、それを今でも夢に見てしまう。
その中に私の素晴らしき日々を奪った張本人が居るというのに。
なのに思い返さずにはいられない。

誰も助けてはくれない。
助けなんて求められない。
もう駄目だ、もう限界だ。
死ぬしかない、私は死ぬしかないんだ。

枕元の携帯電話を手に取り暗闇のなか、そのか細い光を眺める。
ディスプレイに表示された”柊 かがみ”、その文字と、その向こう側に居るであろう人物を思い描く。

こんな時間だけれど、迷惑が掛かるのは分かっているけれど……
最後に、かがみの声だけでも聞いておきたい。
少しだけでいい、少しだけで。
その声を聞いたらもう終わりにしよう。何もかも。

プルルルル……

呼び出し音の単調な音色をBGMに、私は過去の出来事を思い返していった……
9794/7:2008/06/09(月) 04:25:21 ID:rIyuWBs9
夕陽が差す、私達二人以外の誰もが居なくなった教室。
人の温もりの無い室内の寒さは、精神的にも肉体的にも身に沁みてくる。

「こなちゃんはズルいよ……」
ぽつりとつかさが呟いた。
黄色いリボン、可愛らしいそれとは対照的に冷酷な無表情を浮かべたままで。
「あんたなんか死ねばいいのに」

衝撃を受けた。
つい先日、いや、つい先ほどまでは仲間たちと共に笑顔で言葉を交わしていた。
なのに、それなのに何故突然……
聞き間違い?
そうだ、そうに違いない。
大体、つかさが”死ね”という言葉を使うはずがない。彼女はとても優しいから。
もしかすると新手のジョークかもしれない。最近テレビを見てなかったからついていけないなぁ……
そうだ、あのネタで行こう!
「死ねって言われちゃったよ、でもそんなの関係ねぇ! でもそんなの関係――」

「関係ねぇことばっかじゃねぇんだよ!!」
思いもよらぬ声色、そしてその言葉、そして……私の右脇腹に滲む赤い染み。
痛い、痛い……嘘? これ、まさか刺された!?
力一杯押さえれば……くっ……痛い……なんで、なんで……

ジャラリ、と左手に握った鍵の束を振りながら相手が続ける。
「こなちゃんってば何時だってそう、空気も読めないし、努力もしないくせに……」
そこで一呼吸置いて、
「いつだって、人気者。いつだって、評価される。いつだって、いつだって! わたしの邪魔ばかりする!」
一言一言ハッキリと、腹の底から吐き出していく。

『だから、つかさは駄目なんだよー』 『つかさはまだまだだねぇ』 『つかさが私に敵う訳ないよ』 『つかさは――』
かつて何の気も無しに口にしていた言葉、それが今となって頭の中に蘇ってくる。
そんな、私はそんなつもりで……そんなつもりじゃ……
「聞いて、つかさ! 私が悪かったんなら謝るから、だから、ね?」
「そうやっていい子ぶるのも作戦なんだよね? ほんっと――」
「ぐっ……!」
背中に激痛が走り、さらに蹲る。
「うざったい!」
再びジャラジャラと鍵の束を振っている。
そして彼女は窓の外、遠い夕陽を眺めつつ呟いた。
「助けを求めてもいいよ? 人気者のこなちゃんならお姉ちゃんやゆきちゃん、ううん……クラス中の皆が味方してくれるだろうね」
私は苦痛を抑えつけ、顔を上げて彼女の顔色を窺う。
かつて見た事もないほどに冷めきった顔。体中がゾクリとするほどの違和感。
こいつ、つかさじゃないのではないか?

「でもね、そんな事はさせないよ? こなちゃんの味方は、わたしの敵。邪魔をする人は、ね?」
ニコリ、笑顔を覗かせる。
「それじゃ、そろそろ帰らないとお姉ちゃんに勘付かれちゃうしね、バイバイ」

彼女が振り向きもせずに立ち去って行った後も、
私は床に額を擦り付けるようにしたまま、その場を動くことができなかった。
9805/7:2008/06/09(月) 04:26:17 ID:rIyuWBs9
助けて――

なんて言える訳がなかった。
つかさの言葉が怖いわけではなかった。

つかさの想いが恐い。彼女をそこまで追い込んでいた事に気付けなかった自分が恐い。
殺意を抱かれている事が恐い。それが周りに露呈することが恐い。
そして……
これが原因で、かがみやみゆきさん、その他の人々との関係に影響が及ぶ事が恐い。

言えなかった。
言える訳がなかった。
だから私は堪え続けた。

大丈夫、大丈夫……
あと約1年、たったそれだけの期間の辛抱だ。
もう数ヵ月も耐えてきたんだ、今さら負けるものか。

散っていく桜の葉に新たな決意を込め、私は学校へと通い続けた。
9816/7:2008/06/09(月) 04:27:34 ID:rIyuWBs9
プルルルル……プルルッ……

ようやくして途切れた呼び出し音で、私の心は現在へと引き戻された。
「なぁに……今何時だと思ってんの……?」
気怠い声、かがみだ。
「ごめん、ちょっと……ね?」
「何が、『ね?』よ。アンタの気紛れには、ほんと……」
「そだね、それじゃ切るよ、ばいばい」

もう思い残す事など無い。そう思っていたはずだった。
しかし――

「ちょ、ちょっと待ちなさい! 切っちゃダメ!」
通話終了ボタンを押そうとしていた手が止まる。
「あんた……まさか悩みとかがあるんじゃないの?」
「無いよ、ただ何となく声を聴きたかっただけだよ」
「嘘よ、いくらあんたでも深夜3時に何の意味も無い電話を掛けてきたりはしないわっ」
「だから違うって、そんなんじゃないって」
「そんなに信用無いのかな、あたし……」
急に悲しげな声が聞こえて、思わず私は言い返した。
「違うよ、そんな訳じゃないけどっ!」
「……って事は、やっぱり何か悩んでいる訳ね」
ハメられた。沈黙する私に、打って変った優しい声で囁いてくる。
「まぁいいわ、言い難い事かもしれないし聞かないから」

「でもね、あたしはあんたの味方だから。いつだって頼っていいからね、最善も尽くさぬうちに負けちゃ駄目よ?」
「うん……」
「分かったのならいいわよ。今日は早く寝て、また明日学校でね」
「うん……」
通話を終える。

最善も尽くさぬうちに負けちゃ駄目よ……
そうだ、負けちゃ駄目なんだ。
何故戦おうとしなかったのだろう? 最初から諦めていたのだろう?
私ならやれるはずなのに。つかさ如きに負けるはずないのに。
つかさ如きに……

初めて抱いた憎悪という感情、炎のように溢れだしてくるそれと共に活力が漲ってくるのがわかる。
殺す、殺す、殺してやる。
それも私の人生に悪影響を与えないよう、完璧にだ。
そして元の日々へ……あの素晴らしい日々へ……夢のような日々を……取り戻してみせる……!

すぐさまベッドから跳ね起き、部屋の明かりを灯す。
来るべき完全犯罪へと向け、私はプロットを練り始めた。
982名無しさん@お腹いっぱい。
夜が明けた。
ここまでの情報と作戦を整理してみる。

毒殺――
手頃に入手可能なトリカブト、テトロドトキシン、或いは農薬系統……
いや駄目だ、どう考えても薬物反応が出る。発覚は免れない。
そもそもこちらを信用していない相手に毒を盛るのは不可能に近い。
仮に検出されない毒があったとしても、ターゲットの食事にひっそりと混入させた場合、ターゲットのみがそれを食べるとは限らない。
周りに分け与えた場合に飛び火してしまう。それは避けるべき事態だ。ましてや、近くにはかがみが居るのだから。
同理由により、洗剤を扱った塩素ガス等による殺害も不可能となる。

焼殺――
時限発火装置などを用いて深夜に犯行を行えば、確実性には富むかもしれない。ただし、第三者への被害が甚大だ。
発火装置の発見を逃れる方法として、ハードディスク等を分解して作成したレーザー光を用いる方法も考えた。しかしこれは些か技術面に不安が残る。
ガソリンや灯油、又は落ち葉など肉眼では不自然と気づき難く、予め燃えやすい素材を用意しておき、これに火を放てば決めてとなる証拠は残りにくいと思うが……
いや、やはり第三者への被害は避けるべきだ。
罪のない人は巻き込めない。
私は、悪では無いのだから。

刺殺――
別に撲殺でも構わないが、直接手を下す方法だ。
これは言うまでもなく明らかなバカが取る手段だ。完全犯罪を目指す上では、考える価値も無い。

ゴルゴ13――
ゴルゴは居ないにせよ、海外の金に餓えた人物に依頼をするなどの方法だ。
物価の安い国でなら一口数百万だとか聞いたことがあるが、果たしてそういう”本物”とコンタクトをとれるかどうかから考えると不可能だな。
仮に依頼さえ出来れば、曲りなりにもプロな上に私との接点の無さから安全確実とは思えるが……まぁ、無いな。

誘拐――
予め薬などで痕跡を残さぬように眠らせるか殺害し、山奥、或いは海底や湖底へと沈める方法。
埋める場合は死後に漂う腐乱臭により、野犬などの獣が掘り返さぬよう注意しなければならず、従って完全に隠すには重機と人手が必要となる。
水に沈める場合は死後の膨張に留意しなければならない。人間の体内に住む細菌類の活動により巨人様化と呼ばれる現象が起こり、体内にガスが充満・膨張するからだ。
その結果水死体が数日から数十日後に浮きあがってくる訳であるが、これを防ぐには体重相応以上の重しが必要となる。

いずれにせよターゲットや器具の持ち運び、移動手段には車が必要となり、学生の私では他人に頼らざるを得ないが、
まさかゆい姉さんに頼むわけにもいかないだろう。即刻逮捕されてしまう。まぁ、姉さんは交通課だけど。

自殺――
なんらかの方法で精神的に追い込む等で、自ら命を断たせる方法。
これが一番ありがたいパターンではあるが、そう簡単に追い込めるか?
そもそも自殺する奴の心境ってものが知れない。 って、私が言うべきことではないな、ハハ。
例えば、私がされきたように逆に虐め返す……それも私にある全てのコネを使ってクラス中の皆、いや、学校中の皆で虐めたと仮定する。
かくして対象が自殺をすると、マスコミの餌として取り上げられ、ピラニアの群れに主犯の私は叩き上げられる……と。
駄目だなこれは。それに私が虐めなんて陰湿な方法を取るなんて似合わないもの。
そもそも、優しいかがみやみゆきさんは確実に私と敵対してしまう。それでは本末転倒だ。


……どれもこれも難しい問題を抱えているが、それならそれで不思議と燃えてくる。
それに平成13年の時点で犯罪検挙率は20%を切っているとも聞く。もちろん、犯罪の種別によって異なるとは思うけれど、実現不可能な問題ではないはずだ。
この問題、必ず解いてみせる。

さてと、そろそろ登校の時間だ。
6月と言えど朝方は冷えるし、シャワーでも浴びて気合いを入れてくることにしよう。
早く会いたいな。
かがみに、みゆきさんに、そして、つかさに……