【石川賢】ゲッター線が他作品に出張!! 第9章【クロスSS】
しまったスレタイミスった。すまん10代目ね
乙乙 ポセイドン号に乗る権利をやろう
乙 ついでに隼人の部下になる権利をやろう
ゲッタードラゴンて、冷静に考えると滅茶苦茶ゴツくて格好いい名前してるな 前スレの最期を見ててそう思ったわ
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/19(火) 20:22:12 ID:qdLgaVyj
>>1 乙
7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/19(火) 19:48:07 ID:cvIrY7Wl
ゲッタードラゴンて、冷静に考えると滅茶苦茶ゴツくて格好いい名前してるな
前スレの最期を見ててそう思ったわ。
見逃した・・・。(´;ω;`)
なんて書いてあったの?
>>8 996 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/19(火) 10:03:16 ID:folxoFsj
某ゲームで登場人物が皆集まって腕組みして立ってるシーンがあったが、ゲッタードラゴンが被って見えたw
997 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/19(火) 13:23:32 ID:hfy447lT
このスレの作品のせいで、可愛かったはずの
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091216978/sangencyaya-22/ref=nosim さえもゲッタードラゴンに見えてきた
これがドワオってやつか・・・
1000 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/19(火) 19:21:57 ID:fIWgfR6B
でたなゲッタードラゴン
前スレの終わりがこうだった
いつもはゲッターGやドラゴンで訳されるけど、フルネームでゲッタードラゴン
て書くと威圧感が凄いなぁと思って
>>1 メカ鉄甲乙鬼
あずまんがとのクロス書いてる奴だけど、隼人の書き方ってあんな感じでいいのだろうか?
性格イメージとしては新や無印の初期だけど、書いててたまに行き詰る。
荒れる原因になるかもしれないからスルーしても大丈夫だけど、何か意見とかあると書き手としては素直に嬉しい。
>>10 大丈夫だと思うよ
新のイメージでしっくりくる
隼人は特に新だと、初期とその後の差がかなりあるからなぁw
>>11 それは良かった
改善点とかも出てくるだろうけど、これで何とか書いていけそうだ
新隼人の性格の変化が外見で特に如実に現れるのって早乙女研究所のあった場所に
開いた地獄の釜を眺めてる時だな
もうほとんど人間らしい顔になってる
pixyvに、新の隼人が何で大人しくなったかについてに、
独房みたいな部屋で首元にダイナマイトを括り付けられた状態で
鶴を折らされたからだって言うカオスなイラストがあったなw
隼人の話で思い出したけど、子供の頃の隼人ってどんな感じだったんだろ たかしげ宙の小説だと最初から狂ってたみたいだが
早乙女博士によれば小学校ではIQ300の天才とマスコミに騒がれ、中学ではスポーツで鍛えてスーパーマンと呼ばれたらしい。
性格もやっぱり凶暴だったのだろうか アニメ版のハヤトは母親が死んでからひねくれたようだが
オオ…保管庫のゲッター指数が上がっている…この数値は更なる作品の投下を期待させるほどの…
偽書を読んでてふと、早乙女研究所vs職業・殺し屋ってのを思いついた
>>18 やっぱり隼人がやばそうだな
粛清した学生の親とかは絶対恨んでるだろうし
新ゲだと 竜馬→ヤクザの皆様に恨みかいまくり 隼人→ってか日本国自体に喧嘩売ってる 弁慶→強盗とか寝取りとか、どうみても刺されるフラグ満載 うむ、問題ないなwww
>>20 竜馬はともかく下の二人(二匹)がやべえw
同人誌からだけど、早乙女研究所の所員や警備員は全員人体実験やら
兵器開発やら公安に眼を付けられてる連中ばっかっていうネタがあったなw
東急ハンズに行ったら、小さなゲッターロボのメモ帳があった。 キャラクターの吹き出しが空白になっていて、吹き出し部分にメモするらしい。
これを使えば簡単にコラが作れるな
>>24 旧アニメ版であった恐竜帝国のコントが再現できるな
隼人の校しゃでの会議風景はいい素材になりそうだな
遅くなりましたが
>>9 さんありがとう。
>>23 の画像を見ると、1巻だけみたいだね。
よりによって一巻か
隼人が好き勝手やってるスバラシイ時期じゃないかw
>>9 共通点が腕組しかねえwww
智=ゲッター號
神楽=ゲッタードラゴン
暦=ポセイドン
な感じか
足の太さ的な意味で
>>29 この場合は物凄くスタイルがいいポセイドンなんだ
例えて言うとノーベルガンダムを掛け合わせたような感じの
結果的にはゲッター線を浴びせたビューナスAということでどうだろうか
いやダイナミックロボをスタイルに例えるのは無理があんだろw
カイザーのビューナスは結構いい感じだったな たまに不気味な動きをしていたが
スタイルがいいと言っても色々あるだろう、真説のマリアとか
某動画サイトに石川作品の女キャラをまとめたやつがあったな 別の人が描いたバグは別としても、渓やベアトリスとかはかなり可愛いな
>>28 智=ゲッター號
これはなんとなく分かる気がする
立場的な意味で
それは智がちょっと残念な子って事かコラァ! あ、ちよちゃんはビィートね
榊さんは真ゲッター2あたりかな。或いは真1(漫画版の) 大阪はのんびりそうなバロゾフ、神楽はドラゴンかライガーか ちよちゃんはあれだ、號に出てきた、ギガントの小さい方(ヘアスタイル的な意味で)
隼人置き去りネタとしては諸星大二郎の『生命の木』セリフ改変も有りだな。 竜馬「オラといっしょに永劫の戦いさ行くだ!」 武蔵「えんぺらさま!」 弁慶「ぐろうりやのどらごんさま!」 隼人「おれもつれてってくだせ、おれもつれてってくだせ」
いじめんな!隼人いじめんな!
日本ドワオ話的に「うらしま隼人」とかも書けそうだな ハーメルンの笛吹き男でも隼人だけ置いてけぼりにさせるとか
そうか、子供たちは笛吹きに戦場に連れて行かれたのか
まとめると トマホークの笛吹き竜馬 @ 恐竜帝国のメカザウルスがやってきて街を破壊していく A 困った街の人々は風来坊の僧兵染みた格好をした「流竜馬」に金をやるからなんとかしてくれと頼む B 金よりも空腹だった竜馬は飯を要求し住民はそれを呑む 竜馬は柄の部分が笛になっているトマホークと徒手空拳でメカザウルスを皆殺しにする C 飯をもらおうと街へ帰ると、街一番の暴れん坊の武蔵坊弁慶の手によって 豚や鶏は丸焼きにされ、街の住民の嫁や妹は寝取られていた D 空腹に加え恐竜帝国の本隊を殺り逃して気が立っていた竜馬はトマホーク笛で「ゲッターロボ!」 を吹いて街のゲッター因子に恵まれた子供たちを率いて未来永劫の戦いへと旅立った E 街の子供達の大半が旅立ったが、危険な思想を持っていた上にボインちゃん好きの隼人は 竜馬によって置いてけぼりにされてしまった めでたしめでたし
>>42 wikiに追加されてるwwww
もうちょっと書いてみるか
むかしむかしあるところに、早乙女研究所と呼ばれる研究施設がありました。
人々はそこで生きたまま猿人に変化した人間や鬼の解剖をしたりして仲良く平和に暮らしていました。
そんなある日、遥か大昔にゲッター線によってすみかをうばわれた恐竜帝国が攻めてきました。
研究所の人々はプロトゲッターをけしかけましたが、平和ボケしすぎていたので歯が立ちませんでした。
そのため町長である早乙女博士は日本政府に依頼してメカザウルスに立ち向かえる強い精神力と
強靭な肉体をもった男を探させました。
日本政府がラグビー部員を照会しているとき、街に僧兵のような格好をした旅の男、『流竜馬』がやってきました。
その男の魔獣のような鬼気を感じ取った博士は「ついに見つけた!こいつこそわしの捜してた人間だ!!」
と叫び、味方に引き入れることにしました。
事情を話すと男は飯を要求したので食事を要求したのでそれを与えました。
この時はメザシと山菜を与えました。
因みにこの時炊事を担当した女性は「ハンバーグなどは・・・食べすぎるとバカになります!!」などと言っていました。
そうこうしてるうちに街にはメカザウルスがやってきました。
竜馬はぼろぼろのマントの下に隠し持ったトマホークと重火器をはじめとする凶悪な肉体言語で
ハチュウ人類達に地獄を見せていきました。
僅かに生き残ったハチュウ人類達がずたぼろになって敗走していくと、竜馬は学年誌版の様に、
ブチ殺した帝王ゴールの死体を網でひっかけると、それを手土産にして街へ戻り、温かい寝床と飯を要求しました。
するとどうでしょう。
辺りには豚や鶏の骨や倒壊した家屋が散らばっています。
その中で項垂れている人たちがいたので聞き耳を立ててみると
「畜生!オラの豚や鶏…丸焼きにされて喰われちまった!」
「俺の女房も寝取られちまった!」
「オラの妹もだぁ〜!」
という嘆きが聴こえます。
街一番の暴れ者、武蔵坊弁慶の仕業だと聞いたので行ってみると、弁慶は既に大雪山に修行の旅へ出た後でした。
空腹に加え、恐竜帝国の本隊を殺り逃したことも合間って、ただでさえ切れやすい竜馬の堪忍袋は木っ端微塵になりました。
「どういうことだジジイ!!」と叫んで研究所に行ってみましたが、戦いの影響でゲッター線の大暴走が発生していたため
そこには真ゲッターしかいませんでした。
竜馬は「俺に分かるように説明しろ!!」と叫ぶと、未だ熱と血糊の残ったトマホークを取り出し、
柄の部分にある笛を吹きました。
するとどうでしょう。
竜馬が奏でる「ゲッターロボ!」の音色に導かれ、街のゲッター因子に選ばれた子供たちが深緑色の光を纏って
どわおどわおと集まっていくではありませんか。
地獄の釜のようなぐるぐるお眼眼になった子供たちを率いると、真ゲッターに乗り込んだ竜馬は未来永劫の戦いの舞台へと旅立っていきました。
街の子供たち…野朗組、整備士、柔道家、野球のキャッチャー、兄が天才のデブたちは
遥かなる戦いへと旅立っていきました。
しかし、小学校ではIQ300の天才とマスコミに騒がれ中学校では体操で鍛えスーパーマンと呼ばれることになる
神隼人はその危険な思想とボインちゃん好きのために置いてけぼりにされてしまいました。
めでたしめでたし
なんか最近、やる夫系でゲッターサーガを扱う話しが増えてうれしいな
>>44 ホグラムD7オメ
見てきたけど、かなり面白そうだな
色んなキャラが入り乱れてるのを見ると、やっぱり石川作品はクロスに向いてるんだって思えてくる
虚無戦記を題材にしてくれるのはうれしいんだけど、やっぱ虎や美勒などの主人公ともクロスしてる様が見たいなぁ
主人公といえば竜馬と将造は相性いい気がする 殺戮的な意味で
官房長官から内閣総理大臣にまで出世した将造。そんな彼が山のボロ寺に度々出向く訳とは… とりあえず第一声は「竜馬ぁ!わりゃ生きとんのかあ!!」で
>>48 そしてNAISARに出向き、
「おう、今日こそはワレんとこのオモチャ(真ゲッター)と遊ばせんかい!!」
と隼人に叫ぶ将造
>48-49 なるほどその二人なら、問答無用でゲッターをふんだくる訳には行かないか。
>>37 髪型って、頭に微妙な突起があるだけだろw
むしろ斬じゃね?
斜め下に向かって垂れ下がってるし
ちよちゃんの頭脳を榊さんに移植してゲッター線を浴びせたら真ゲの隼人になる気がする
プラズマと剣術を教えて髪を赤くさせれば翔になるな
しょうぞうとちよちゃんのおとうさんではどっちがよりつよいですか?(大いなる意思・100億さい)
ちよ父「ハルォオオウ、エブリニャァァン」 将造「おう、またおどれか。相変わらずけったいな色しとるのう」 ちよ父「むぅうん、今日はぁぁ、空手家とテロリストはぁ、いないのかぁぁい?」 将造「おう。今日こそは決着つけようと思ってたんじゃがのう。 相変わらず恐竜や鬼どもと戯れちょる」 ちよ父「ところで、君はこの前、私のTシャツをミスタァ倉脇に被せた挙句ぅ、 その顔面をガトリングで打ち砕いたぁ、そうじゃないかァ?」 将造「それがなんじゃ!」 ちよ父「君が、そんなことされたらどうなる!?全身を粉々にされてェ!」 将造「けっ!!じゃからどうした!!ワシは極道兵器やどぉ〜〜!!!!」 ガトリングガンを乱射する将造、ちよちゃんの家全壊 榊さん「ガクガクブルブル(夢なら…夢なら醒めて……)」 今の俺にはこれが限界だ すまん
将造なら、なんというか「可愛げ」があるからいいよな…もしも慎一ならギャグの一つも言えないだろう
復讐鬼だから周りがあまり見えてない上に クロス先の女の子をばりばりと食べそうだからな あとはオランウータンのモモ肉を食わせたりとか
ちょっと、いや大分怖いけどいい親父になりそうだな。岩木将造は
エヴァとのクロスでアスカの親父になったのには惚れた 隼人の場合も自分の子供は手塩にかけて育てそうだな 地獄送りにするため的な意味で
でも慎一はあれはあれで普段はおとなしいし、女心も解るという作品が作品ならラブコメの主人公になってもおかしくない逸材なんだぜ
確かにいろんな意味で慎一は眠れる獅子を体現してるな そう考えるとセイント・デビルでもそういう考えができるかも
ゲッターチームin種死。不殺?そんな事より殺戮しようぜ? シンはゲッターチームから少し石川分を貰うと良い、石川分が入れば物語がもう少し上手く回る…ハズ
今までに書かれたクロス作品の竜馬を一同に集めるっていうのを考えてみた 見直してみたけど、人によって竜馬の書き方が微妙に違ったりするんだな
知能レベルの差が激しくなりそうな気がするぜ
漫画版竜馬は、演出のせいもあるけどちゃんと敬語話せるんだよな
個人的にはアニメ版の爽やかさと原作の狂気、かっこよさの全てを併せ持った原作版Gの竜馬が一番好きだな。 「頑張るとも!あの子達の未来のためにも!」だったかな?
あれはいいエピソードだな 凶暴凶暴ってよく言われるけど、 実際は狂気に満ちた世界に生きてるヒーローなんだよなぁ そこが好きだわ
粗暴だけど正義だし、義侠心もあるし、人のために戦う覚悟もある 決して私利私欲のために戦ってはいないんだよ…結果的には。経緯はどうあれ戦う力の無い者たちの変わりに、ってな まあ、それだけ石川賢がキャラクター付けたものが印象深かったんだろうね。戦隊物のイエローならカレーって名感じで
牙無き者のために戦うか それを呟きはせど他者には語らない、それがゲッターチームクオリティ ノルウェーの童話、「三びきやぎのがらがらどん」をゲッターにしたら 面白いんじゃないかと妄想してる
ある日、三種の戦鬼のげったぁどんは、 宇宙の深奥でさらなる進化を図ろうと 銀河を渡って行きました。 途中の惑星系の大きな星には、 進んだ文明を持つ蟲型人類が栄えており 彼らは幾重もの大包囲網を敷いて、 接近する戦鬼を滅ぼそうとします。 けれども、小さい戦鬼のげったぁどんは、 次にもっと脅威になる戦鬼(やつ)がくると言ってさっさと強行突破し、 二番目の戦鬼げったぁGどんも、 俺よりももっともっと最悪な戦鬼(やつ)がくると言って 蟲達の包囲網を正面からぶち抜いて通過します。 最後にやってきた星より大きい戦鬼のえんぺらどんは、 蟲型人類を惑星ごと木っ端微塵(こっぱみじん)にして、 ブラックホールの重力場の底へに叩き落としてしまいました。
結局こうなるかw
ゲッターチームというか石川キャラの物語に組み込み難い所があるとすれば、なんというか精神が極まり過ぎていて成長させる余地が無い所だろうか あいつら全く精神が折れないんだもん
成長物語にしなければいい。単純じゃないか
相手側がゲッター連中から何か学ぶのはあるけど教えられるっていうのは無いな ある意味奴らは反面教師に近いかもな
>>69 絵本化決定
いやぁ、ゲッターと組み合わせると絵本ですらバイオレンスになるなぁ(がらがらどんは元々かなりバイオレンスだが)
逆に連中のほのぼの話も見てみたいとこだな
竜馬と弁慶がミチルさんの事で色々話をしていたが、奴ら恋の話とかすんのかな
相手がいればするんじゃね? アニメ版では隼人はボインちゃんが好きだと公言してるが、 他の連中の好みはどんなんだろ
シベリアから帰還できた…これもゲッターの加護のおかげか
桜多版Gでのベンケイは……いや、あれはミチルさんがアレだからか。
>>78 友よ、また会えたな
桜多版ゲッターの隼人の髪の白さに泣いた
あれがダークネスハヤトの原型なんだろうか(実際は殺人ピエロだとは思うが)
ガンダムのコーディネータとか、人類だが種としては袋小路に位置するのはゲッター的にどうなんだろ? それと、マクロスシリーズはどうなんだろ?最終的には和解して、混血が生まれまくりだが 同じ混血のカムイの扱いはタクマやバク、人類とかわらなかった
>>81 百鬼みたく明確に敵対しない限りは「こまけえこたあいいんだよ」
な感じじゃね?
今更だけど、種っていう考えからみると百鬼ってゲッターの敵の中でもかなり異質な連中だよな
不完全な遺伝子操作なんてしなくても、ゲッター線浴びてりゃ流拓馬やゴウみたいなのが生まれてくる気がする。
マクロスは一応人間型は全部人類だしな
時間の都合がつけたので書けた ゲッター×あずまんが、投下します
底の見えない狂気を持った少年には多くの友人がいた。 寡黙を友とした心優しき少女には少年しかいなかった。 彼には同じ学校に従兄弟がいた。 彼女には兄弟すらいなかった。 彼は一つの目的のために皆を纏めることが出来た。 彼女は目的のために助けを求められたことが無かった。 性質の相反する両者は何故か、意図してか意図せずか、時折身近な場所にいた。 成長した少女は、高校で同性の友人たちに恵まれた。 それと時を同じくして。 少年の狂気に導かれた友人たちは、 自らが畏敬する彼の手によって、皆殺しにされる運命が待っていた。 音速を越えた死闘の後に手を下した彼は。 死ぬことよりも過酷な、残酷な未来を歩むことの意味を。 この時に、再び知ることとなった。
「あのあたり…光が寄り集まってる……」 崖の奥に眼を落し榊が呟いた。 黒曜石のような瞳に、ほんのりと人工の光の色が映えている。 「麓から少し先か。大体、瓦礫と街の境の奥だな」 「何があるのか、知ってるのか?」 「お前にゃ無縁の場所だ。つまんねえ所だよ」 その言葉をそっくりそのまま現したような、至極つまらなそうな声で隼人は返した。 「教えてくれ」 返事は、直ぐに来た。 畏怖を抱かせるようなその声に対し、友人と変わらない反応が出来たのは、慣れのせいか。 「…いいのか?」 「ああ」 更に面倒臭みを増した声の元へと眼をむけ、彼女は口を開いた。 「自分の住んでる、町だから」 星を眺めていたときと同じ、綻びの生じた美顔に対し彼はどのように思ったか。 訝しげな表情を崩さないまま小さな溜息を吐き、「分かった」と告げた。 「あの一帯は売春窟だ」 榊は、沈黙で返した。 そうするしかできなかった。 「ああ、悪い。言い方が不味かったな」 眼を丸くするどころか張り付いた仮面の様相を呈している榊。 一瞬にして表情が凍るのは、本日もう二度目である。 「性風俗の店だ。ああいうのは夜からが本営業だろうからな。派手な色で客寄せでもしてんだろ」 「いや……大丈夫だ。……意味はちゃんと、分かってるから」 血の気が集まり始めた顔を抑えながら、遮るように手を振り、返した。 それが収まったのは三度ほど深呼吸をした後となる。
「星の光のほうが…いいな」 「そりゃそうだ。……ところで、榊さんよ」 時は19時丁度。 この時に、吹き抜ける風と大気が冷ややかさを増したのは、 地球の自転のためだけではない。 「話、聞こうか」 馴染みに対する口調ではなく、尋問を行うような、声の為だ。 「以前……一年ほど前か。 将来は獣医になりたいといったな。今もそれは変わらないのか」 僅かな光源を瞳の奥に引き摺り込んでいるのか、 曲刃の切っ先が窪みとなったような眼は、刃のそれと等しい光が燈っている。 この上なく禍々しくも、刃の美しさを湛えた光に、闇の中に浮かんだ女の美しい影は、頷きで返した。 「そいつは、大層なことだ」 皮肉に思えるその言葉を、榊はそれとして受け止めなかった。 褒め言葉として、彼女は受容した。 「それで、俺に何をしろと?」 「……教えて欲しい」 「………何をだ」 互いに沈黙を間に差した応答に、榊は、喉が詰まったように声を閉ざした。 口元が僅かに震えるのを見れば、次に搾り出す言葉は既に定まっているようだが、 脳内に浮かべられた何らかの意図が、それを阻害しているらしい。
まごつく姿を一眺めすると、隼人は眉間の中央に右手を伸ばした。 くいと顎を浮かせながら、渇いた皮膚の上に横たわるサングラスのフレームを、人差し指で押し上げる。 取り立てて目立たないはずの動作を、榊は、口の震えも忘れてじっと見た。 肘の曲がりとともに張りを増したスーツの袖口から生えた細く長い指が行う動作に。 生命感の欠けた無機物のような、人形のような、銃器のような。 機械的な美しさを、榊は見た。 ある種の捕縛状態の中、榊は自らに注がれる光が絶えていることに気がついた。 目元近くに押し上げられたサングラスの黒に、刃状の眼へと送られる光が遮られているためだった。 しかし注意してみれば、光は未だにそこにあった。 他のものではなく、彼自身を表す、慄然とした眼光は健在だった。 燐と輝く威圧感の代わりに戦慄が増したが、それに後押しを受けたかのように、 口は再び、彼女の意思の下で開かれた。 「勉強を、教えてほしい」 威圧はともかく、戦慄の方には、あくまで比較の上でだが、僅かに慣れているためである。 「…畜生どものことをか」 動物、は再び畜生へと回帰していた。 その変化を、人は悪意と受け取るだろう。 「ああ。 …頼めるか?」 口調が男っぽくなるのは、不安の表れである。 知ってかしらずか隼人の口からは僅かな量の溜息が漏れた。 「一度、餓鬼の頃に一通りは眼を通した」 小二の頃かと、忌々しげな呟きが後に続いた。
「それなら……大丈夫だな」 「餓鬼の買い物じゃないんだ、軽く言うな」 安堵で顔を綻ばせた榊に、彼は愚痴るように返した。 「まだやってやるとは言っとらん。 それに、それを言うぐらいならポケベルの連絡でも済むだろう」 そう言うと、彼の目元で、かちりという音が鳴った。 影絵のように浮かび上がった姿の、右腕の輪郭が、グラスの形に膨らんでいる。 「何が目的だ」 遮蔽物を取り去った眼窩に、形容し難い何かが浮かんでいる。 闇の中にいるにも関わらず、瞳孔は細まり、滑らかな筈の眼球の表面には、 渦が巻いている様な気さえした。 いや、実際に、何かがぐるりと、眼光の中で巡っている。 前述の、形容の出来ない何かが、それか。 「お前の頭の出来が上等なのは知ってるつもりだ。 俺を教科書なんぞにせずとも、勉強なんざはできるだろ」 じり、と、土畳の削れる音が鳴った。 「もう一度だけ訊くぞ。……何が目的だ」 歩みであると知った頃には、スーツに縫い付けられた釦の形が分かる位置にまで、 細くしなやかな線を描いた、死神のような姿は迫っていた。 「隠せないな、君には」 震えることも許さない戦慄と、握りつぶすような威圧感の中。 体内を走る血管から心臓までに指を這わせられたかのように伝わる中で。 榊は、穏やかな、学校の友人に向けるような微笑を浮かばせられた。 それは精神力を振り絞った、強がりだったのかもしれない。
「私を…働かせて欲しい」 その言葉に、一瞬、慄然とした線を持つ隼人の眼光が、僅かな緩みを見せた。 「…どこでだ」 僅かに空いた沈黙の意は、冷えた鉄に沸いた、熱による歪みのためだろうか。 「…君の元でだ」 「……はっきりと言え」 沈黙の時間が明らかに伸びた。 唸りが声になった音の後に、それを放った口腔の中で、牙が軋む音がした。 応えるかのように、榊は大きく息を含むと、両肩を震わせ、それを吐いた。 「ああ、言うよ」 黒曜石の瞳が、明確な意思を宿して、凶悪な眼光を迎えた。 この時に、隼人の瞳孔が拡大したのは、単なる反射や生理現象ではないだろう。 「早乙女研究所で、私を働かせてくれ」 恐らくは、この星で最も呪われた施設の名を、榊は言った。 その時。 隼人が口の端を緩ませたのは、皮肉か侮蔑か、嘲りか。 それとも、捉えようも無い、底無しの狂気か。 或いは、それ以外の何かか。 唯一つ分かるのは、この時に両者は互いに、微笑を浮かべていたことのみである。 つづく
売春窟について 榊さん「青少年には…その…刺激が……強い…」 隼人「ほう、お前は少年か」 あずまんがのやりとりっぽくしたらこんな感じか 俺の力不足に起因するけど、この二人はどう書いていいか分かりにくいから、 書くのにかなり時間かかるね… 智ちゃんと竜馬は喋るのが多いからまだなんとかなるんだけど…
あずまんがのひとGj
>>83 あたまは良くないがな
そういえば昔あった種クロスでの初期案では
長期ゲッターに乗ったクローン人間の欠陥や強化人間が治ったりするやつがあったな
あのひと達ここでもいいから再連載してくれんかな
ども 書いてて知ったけど、隼人が「榊さん」っていうとこんなに違和感が出るなんて思わなかった 自分はそのクロスは残念だけど未読だな 設定が面白そうだし、読めるとしたら読んでみたい
まだ、ガンダムクロスオーバーWikiにのこってると思う。 ゲッターキャラが種世界にいくのと 種キャラがゲッター世界にいくのがある
あずまんがの人乙。このまま榊さんが危ない世界に引き込まれてしまう…大丈夫か榊さん ゲッター×種の作者がここを見つけてくれりゃーなー
しかもかなりのボインちゃんだしな、榊さん 竜馬 ゲッター クロス ちよ 隼人 ゲッタードラゴン 出張 相変わらずキーワードがカオス というかちよちゃん逃げろwwww
98 :
65 :2010/01/28(木) 18:07:27 ID:CMg/5l7X
>>66 >>67 あの台詞でどの世界の竜馬も本質的には同じなんだとわかって感慨深かったな。
でも、もしもTV版のリョウがハヤトや早乙女博士に裏切られたらどうなってしまうんだろうか?
チェンゲみたいな復讐鬼になると思うか?
>>98 あのリョウは腹黒いとこがあるからな
博士たちを信用して答えを探すか真以上の復讐鬼になりそう
アニメでもブチ切れてメカザウルスをフルボッコしたときがあったし
ちなみにその時にはスパロボでいうゲッターチェンジアタックが使われた
実は一番きれいな竜馬はスパロボかネオゲなんだよな
101 :
65 :2010/01/28(木) 21:21:04 ID:CMg/5l7X
>>99 他の竜馬と違って、後ろから裏切り者を日本刀でバッサリやりそうだな。
スパロボZがシリーズ化されれば、OVA版と共演するだろうけど、チェンゲだと出会い方によってはリョウが竜馬の話でハヤト達を信じられなくなるイベントがあるかもと思って。
OVAとTVのクロスならスパロボAだとムサシやミユキさんとかが片っ端から生存してるし、そこへケイなんかを放り込んでもいいかもしれん。
後、テレビ版だとリョウって妹を目の前で亡くしてるんだよな。スパロボでそれについてシンと絡みあるの?Z未プレイなもんで・・・。
スパロボでしかゲッターを知らなかったあの頃、漫画の竜馬やOVAの竜馬、そしてTV版の竜馬を見て驚いたよ
>>101 無い。むしろアクエリオンによく絡んでた。三機合体の元祖、先輩としてね
シンちゃんは同じガンダム畑のカミーユと絡んでたな
いまZは二束三文でうってるからやってみたら?
Zはまだやってないけど、α外伝のゲッターチームはよかったな リョウとハヤトの対立が再現されてる上にバット将軍が真ゲッターで大活躍とか あとは人物時点のボイスでハヤトの迷台詞もちゃんと入ってたことかw
古本屋で虚無戦記の文庫版を確保したんだが、確かにラ・グース細胞はエンペラー的だわ。 石川漫画はゲッターサーガと魔界転生しか読んだ事がなかったけど世界観の繋がりが感じられた。
虚無戦記で表された石川作品における人類の役割とか存在には感嘆せずにはいられない
今は見向きもされない脆弱な存在だが、いつか宇宙の支配者をも越え得る存在。 個人的には苦手な同じように化け物だらけ、絶望しかない某邪神神話 との決定的なちがいだな。
>>107 それがケン=イシカワ世界
狂気と絶望と殺戮と、そして希望と歓喜が溢れる世界だな
>>65 博士も「愛するもののためだけでも戦え」
みたいなこと真でいってるから
本質的にはゲッター線はおぞましいものではないだろうな
小汚いアパートでマンコ目指して徹夜麻雀してると「全て分かった」とか言って究極オナニーに目覚めるのもイシカワ宇宙。
あの台詞はいいよな 博士が狂気に憑り付かれてたときの台詞だからなお格好いいって思える
>>110 ホモ二人組みが仲良く手を繋いでいたら相手に馬鹿にされたので
相手を肉片にするのもケン=イシカワ世界
そして気がついたら虚無ってる
嗚呼、なんてスバラシイ世界なんだ・・・
石川麻雀会にアカギ参戦、ドワオとざわ・・の競演
「無駄ヅモ無き改革 虚無戦記編」という電波を受信した
何だかんだ言っても結局はスーパーロボット作品なんだよな 本質はヒーロー物だし
本質に至るまでがドワオだけどそこがかっこよすぎる
チェンゲ版ゴウとマモーを会わせてみたい クローン的な意味で
ゴウって作中の解説や13年経っても体が全く成長してない所を見るに、普通の人間とはかけ離れた存在なんだよな?
あれはなんなんだろうな 13年間休眠状態だったって感じか?
>>101 初代アニメも何気に原作並みに生身の人間が強いんだよな
ゲッターチームは勿論として、博士もハチュウ人類を柔道技で投げ飛ばす上に
武蔵まで軽々と放り投げるとか
竜馬の父親の戦闘力もハヤトとムサシを同時に相手にして完勝とかやばすぎる
ゴウは普段何考えてるか解らん分、クロスでいじりがいがありそうだ
ローゼンメイデンとのクロス妄想だけど、きらきーの薔薇に 寄生されたプロトゲッター軍団とか面白そうだと思った イメージというかまんま飛焔のナイトメアだけど
ローゼンメイデンだとマスターが必要な訳だがどうなるんだろう 例えばチェンゲだと竜馬、隼人、弁慶、號、渓、剴、早乙女博士で七人か?
竜馬:真紅 隼人:水銀燈 弁慶:雛苺 號:翠星石 渓:蒼星石 凱:きらきー ジジイ:金糸雀 こんな感じか?
敷島爺さんは戦わせるより、分析または改造しようと虎視眈々と狙ってるほうがおもしろそう
自分で戦うのも大好きだけどな
多分、水銀燈はアニメ版なら腹に機関銃埋め込まれて 真紅はツインテールがマジンガーZのガミアになるな あとは翠の如雨露の中身はゾウでさえも一撃で溶かしてしまう化学薬品になる
敷島博士が作った人形が薔薇水晶。これで解決
いつのまにか携帯規制が解除されていて 貼ろうとしていたがその間に内容が全部手違いでドワオしたから必死で書いてるから待っててちょ
まってるぜ ところで、ゲッターを戦闘ではなく本来は宇宙開発だったから そんな作品とクロスさせたらどうだろ プラネテウスやストラトス4みたいなやつとか ……アイドルマスター? アニメ化してないし、宇宙ものやロボものじゃないでしょう ニコニコに蔓延る仮想戦記じゃあるまいし
宇宙モノとは少し離れるが無人惑星サヴァイヴとのクロス…いや、絶対に生き残るか
>>130 敷島博士がグロテスクな兵器理論をぶちまけながら美少女を作成してる場面を想像して吹いた
ローザミスティカ=ゲッター炉心で薔薇水晶のはプラズマ動力炉なんだな、きっと
或いはマグマか
>>132 してます。名前だけの別作品だけど。
iDOLが月から来た事と絡めてチェンゲの月面戦争でインベーダーの影響で月が崩壊したことにして
ちょっとクロス考えてみたけど、全然まとまんなかったなー
クロス書く上で重要なのって、やっぱドワオでギャオオな勢いかな?
>>132 まぁニコニコにあるけどねアイマス×ゲッター
グルグル目の春香さんとか見れるぜ
確かに勢いは大切だけど、クロスものは両作への愛をださないと 一方の雰囲気(石川作品はとくに)が食ってしまうのは仕方ないが 愛のある弄り方でないと蹂躙ものになって胸糞わるくなる
>>138 なるほどな
そこらへんの両立がむずいな
でもゲッター×何かは全部読んだとは言いがたいけど、割とバランスが取れてるから不思議だ
時期によって戦闘力が大きく変わるからかな? 真ゲクラスが出てくると作品終盤で、そのまま虚無ることも多いし
真はコンセプトがまんま発想が物語をまとめ、終わらせるデウス・エクス・マキナだからな
しかも真ゲは終焉かと思いきや開闢だったりするからなw
始まりと終わりの機械仕掛けの神 真ゲッターロボ
前から言われてるけど、デモンベインと合いそうだよなゲッターロボって とりあえず、アーカムシティの損害が増えることは確かだな
わたしはアルファでありオメガである。 始まりであり終わりである ゲッターアンソロジーの、武蔵最期の一秒間は、もうなんとも言えなかった(いい意味で) 神って言えば、神ゲッターはクロスに参戦したことが無かった気がするな やっぱ正体が今一良く分からないから使いにくいんだろうか
>>144 デモンベインみたく結界とか何も無いから、下手したらアンチクロスごとゲッタービームで薙ぎ払っちゃうんじゃないの?新宿みたいに
ライカさんに食事をたかる男が一人増えたとか何とか
いつかグレンラガン、ゼノギアス、デモンベイン、真マジンガー、FSSが新規参戦し、 ゲッターシリーズが殆ど出てるパラレル世界設定なインフレロボット大戦が発売されるのが俺の夢
>>145 環望か
最近、そのひとの作品がアニメ化したな
めでたいな
>>147 規模を軽くしたとしても、終盤では1話ごとに宇宙を2〜3個消費しそうな面子だなw
ゲッターロボを考えるときついつい虚無戦記や時天空のことも踏まえて話してしまうけど
単純にG位までの扱いの作品が読んでみたいな。この作品は一応虚無らない数少ない作品だし
原作的に仄めかす程度なら可
>>147 そこにガンバスター1,2も入れてくれ。ついでにイデオンも
しかし、ゼノギアス完全版はまだかね
今連載してるじゃん
ゲッターロボシリーズ デモンベインシリーズ ゼノギアス マジンガーシリーズ 鋼鉄ジーグシリーズ FSS ガンバスターシリーズ ヱヴァンゲリヲン イデオン グレンラガン ターン∀ (一応)バンプレオリジナル 御三家も揃うしこれで完璧
バンプレオリジナルも、グランゾンやアストラナガン・ディス・アストラナガン、ペルフェクティオあたりを中心に。
宇宙「あ…やめて!それ以上いけない」
>>153 御三家はどれも他の下敷きがないのがすごいな
後グレンラガンの天元以降は特殊空間のおかげみたいなものだから
他がすごいことになりそう
混交世界ボルドーのブランゼラーも
でも、正直 この手の話をしすぎるとこのスレは最強厨の集会所とか思われて 新参の方たちが入りづらくなるかもな
しすぎると確かに問題だが、少しくらいならどうという事はない 「天体戦士サンレッド」のかよ子さんとか竜馬の彼女に合うんじゃね?というレスを見てサンレッドを買ったが、納得した チンピラ気味で正義の味方とかまんまだもんな
他に竜馬と相性のいい女キャラってどんなのだろ? とりあえずテンションは高めのキャラかな?
アークみればタクマの母は押しかけ女房タイプみたいだしな さっきでた、サンレッドみたいにダメ人間だし 相手は母性がある人かな まあ、どの竜馬も基本的にはいいやつだし 新でも外国人ホステスともなかよいし チェンゲ以外はそれなりに付き合いはいいはず
竜馬って結構モテるんだよな 何だかんだであの野生に惹かれる女は多そうだ
竜馬に合うのは元気印の女の子か、はたまた優しく包んでくれるタイプの女の子か 本人曰く「精神は繊細」だから恋愛事だと気をもむんじゃないかな〜
あー、元気なキャラとは仲良さそうだな 頼光ももっと出番があればなあ・・・
ライフのクロスを読んでて思ったが 竜馬は意外と現代の女子高生達にもてそうだがなぁ… あんなワイルドチックで熱い男は現代にはいないタイプとしてもてそう ギャルばっかと付き合ってきた俺が語る
テンプレ的なツンデレキャラとは相性悪いだろうな ナメた態度とった日には、本物の狂気と凄みを当てつけられて エヴァのクロスのアスカみたいに、鼻っ柱へし折るどころじゃないぐらいヘコマされるだろうね
ただ、そういうプライドが高いやつで折られてからが本領のキャラもいるからな まあ、根性のあるツンデレというか、強気なら以外と相性いいかもな
ゲッターチームはヤンデレやツンデレには強いだろうだな 隼人はアニメだと俗に言うツンデレ属性が垣間見えたし、漫画版だと自分が半ば病んでるっぽいし そもそも精神力的にも負けるやつじゃないな
ついでに肉体的にも負けやしないけどね 包丁もって来ようが斧持ってこようが 目だ耳だもしくは殺気立った野良犬のような目に合わせられるのがオチだな
>>169 竜馬「俺に斧向けるたぁ、百年早いぜ!」
になるな
それじゃ、逆にゲッターチームがヤンデレになったらどうなる?
竜馬 ゲッター線というたちのわるいヤンデレに終われている 隼人 ゲッター線にヤンデル デブ達 ゲッター線によってやんだ
>>171 ゲッターvsゲッターGの時のハチュウ人類が変装したやつ
あんな感じになる
>>172 ぴったりすぎて吹いたwww
>>166 逆に相性良いと思うんだけどな、特に竜馬とは
立派にlove米になりそうなんだけど
ネオゲ、新ゲ、漫画版なら可能、アニメとチェンゲは無理だと思う
アニメはデフォでもてるけど性格がアレだからな… チェンゲは相当な女傑でもなけりゃ無理そうだ
チェンゲの竜馬はやさぐれてるだけだってきっと そんな竜馬を癒せるような大人の女性が必要だ
エヴァとのクロスだとリツコさんといい仲になってたな 若い娘の場合でも 「ほう、小娘のくせに中々面白ぇこと言うじゃねえか」 ぐらいは言わせる子が欲しいな
本来よりちょっと短くなったけれども、ゲッター+あずまんが、うpります
「それで、お前は何をする」 隼人が言う。 その顔には、感情を表す形の欠片も無い。 ただ、常に鋭さを保った目付きが、榊には注がれていた。 「……助けたい」 沈黙を置き、榊が返す。 「……苦しんでいる生命(いのち)を、助けたい」 搾り出すというよりも、絞り粕を無理やり束ねたかのように、その声は細い。 先程の強がりの反動が、今になってきたのだろうか。 「そうか。じゃあ聞け」 対する隼人の声には、微塵の罪悪感も無く、素っ気無い。 そして、岩塊のように重く閉じた口が、軽口を叩くかのように、軽やか開いた。 「ああいう商売が成り立つってことは、需要があるってことだ。それが合法なり、非合法なりでな」 売春という行為を思い出したのか、榊は思わず眼を伏せた。 が、一瞬だけ、僅かな隆起だけが確認できる地面に眼を置くと、 頬を僅かに染めたまま、再び隼人の方へと視線を戻した。 「尤も法なんてもんは、既にいかれかけてるが」 回帰した視線を、辛辣な言葉が出迎えた。 榊の心に、悪寒と嫌悪。 そして、仄かな恐怖が湧いた。 「覗かない方が身のためだ」 隼人がそう告げたのは、榊の表情に、恐れと疑問が滲んでいたのを見たためだろうか。
「今のところ確認できているだけでも、この町には大体1500ほどの人間がいる。 お前らの学校には……まぁ、これはいい」 言葉を途中で切った理由は、榊にも分からなかった。 彼に問うたところで、面倒くさいからと言われれば、それまでである。 「一日で、ここから何人、死ぬと思う?」 美麗な黒髪が寄り添う背中に、隼人から与えられるものとは別の、戦慄の冷気が走った。 「野垂れ死に、飢え死に、通り魔、追い剥ぎ。他にもアレだ、色々ある」 一区切りつけると、彼は僅かに息を吸った。 「瓦礫もどきを寝床にして、どいつもこいつも虫けらみたいに這いずり回ってやがる。 この光もそれだ。這いずり回る奴らの排(だ)す物だ」 沈黙を保っていた榊の口が、心と共に震えた。 「………やめてくれ」 小さな、囁き以下の言葉となって、それは出た。 彼にならば聴こえたはずだが、隼人は次に、こう言った。 「命ってのは、そんなもんだ」 頭の中で何かが、芯の入った何かが切れるのを、榊は感じた。 おおよそ激情とは無縁な少女の心に、感情が波となって渦を巻いた。 解き放つ言葉の中身も定まらぬままに、その柔らかな唇を開いた刹那、 「聞け」 隼人の声が、空間を貫くように、闇夜に響いた。 榊は知った。 その声に、彼の意思が、感情が混じっていることを。
「俺達は、そう時期を生きている」 魂に釘を穿つかのごとく兇悪な言葉は、叱咤に近いものであると、彼女は知った。 「お前が命とやらに関心があるのは知っているし、お前がそれを軽んじていないのも知っている」 再び無言となった榊に、彼は語る。 「だが、この町で見つかる犠牲者の大半は連れ合いを失った若い女と、親を失くしたガキどもだ」 残忍な言葉を、浴びせるように榊に語る。 「そしてそれは、この町だけに限ったことじゃねえ」 残酷な言葉のワードの一つ一つが、少女の心に、突き刺さる。 「何があるのかは、訊くなら詳しく教えてやろう。危険な場所も、手間がかかるが教えてやる」 言い終わると、彼の足が土畳を叩いた。 「だが、これは覚えておけ」 榊に背を向け、一度二度と地面を鳴らすと、彼は榊に向き直った。 「助けるとか、救うってのは、簡単でもなければ楽でもない。………それと、さっきの話だが」 歩きながら言葉を吐きつつ、振り向き様に。 「駄目だ」 最後の一声は、消えるように閉じた。
「お前のことは面倒見れん」 「……そうか」 落ち着いた声は、落ち込みから来たものである。 「今は女一人、こちらには置ける余裕が無い」 その言葉によって、彼女の表情が薄い光を帯びた。 『今は』の一言を聴き逃すほど、彼女は愚鈍ではない。 「だから、しばらくは学校で我慢しな」 眼を細め、眼下に広がる半瓦礫の集落の奥に視線を飛ばした。 町並みを従えるかのようにして建つ、一際大きな建物の影が、うっすらと聳えている。 「一緒に来た、友人どももいるんだろ」 気だるそうな声で作られた言葉に榊は無言で。 しかし、嬉しそうに微笑みながら、頷いた。 つづく
纏めるときは、次の話も一つとしてまとめるんでwikiの編集は少々お待ちを この二人は、というか榊さんは返事することが少ないと思ったからこうなった もう少し進めて時間ができたら、小学生時代の隼人と榊さんとか書いてみたいと思う あと小ネタで、アンチ・ゲッター線を照射させたあずまんがっていうのを考えてる
また規制とは…おのれ恐竜帝国
しかも投下直後にとは、おのれ百鬼め
トリ消し忘れた 隼人のボインちゃん好きは漫画版でも共通なんだろうか 決して嫌いじゃないとは思うけど、貧乳好きの隼人って何か嫌だな…
隼人がボインちゃん好きなのは 隼人「目だ!耳だ!鼻!乳!」 だとおもうのは俺だけだ
真ゲッターは人類とゲッター線を脅かすありとあらゆる敵と戦うけど、 隼人の場合は自分と人類とボインちゃんを脅かす総ての存在と戦うんだな
賢ちゃんの漫画の中では割かしまともだな
石川主人公で一番まともじゃない奴って誰だろう
>>188 さり気に原作の台詞に添加するんじゃねぇwwwwww>乳
ハゲしく噴いたぞwww。
隼人「これからはボインの無い奴は生きる資格がねえんだ!!」
>>193 の書き込みをみてすぐに「くっ」が思い浮かんだ俺は・・・
アイマス脳かもしれん・・・
ゲッターチームがプロデューサーしたらどうなるだろう?
とりあえず誰がなっても体力だけは鍛えまくりそうだがw
竜馬がゲッターロボをプロデュースする動画はあったな 隼人のプロデュースを受けた奴は意外と真っ直ぐなアイドルになりそう
アイドルに地獄を見せる男・神隼人 何故か歌がうまい
いつの間にか歌手になっていた神隼人 そして彼のファンはいつしか、NISARの職員になっていた
でも、NISARのイメージアップのためにアイドルに一日所長やらせるとかどうか? ……っあ、アンソロであったはそのネタ
たしか天才美少女が早乙女研究所の一日所長やるやつだっけ あれ、昔買っておけばよかったなぁって後悔してる
チェンゲのよぉ、コーウェン君&スティンガー君の 「これから人類が迎える物こそ明日と言う名の希望なのか、はたまた破壊と言う名の絶望なのか」ってどういう意味だ?
真ドラゴンがゲッター線吸収するための役割を果たしてインベーダーを倒せるか それともゲッター線で地球を汚染させて荒廃させるかのどっちかって意味だと思ってたけど コーウェン君達はミサイルに落ちて欲しく無かったんだよな そう考えるとちょっと良く分からんな
チェンゲは謎が多いぜ、なんで隼人切りかかって来たの?とか竜馬が言っていた「ジジイがやろうとしていた事」とか
前のレスにもあったけどあれは竜馬のDNA採取だっけか ジジイのはインベーダーの撲滅か 個人的にはインベーダーの知性の乗っ取りもイマイチよく分からなかったことがあるな
>>201 ゲッター線をほとんど失った滅びかけのインベーダー側からしたら
強力なゲッター線を生み出すこともできる真ドラゴンは絶対に手に入れたい存在
ミサイルで完膚なきまで破壊されてほしくないからね、結局壊れなかったけど
結局は世界がゲッター線に汚染されたからインベーダーにとっては結果オーライだが
あの件で真ドラゴンがぼうそうして手に入れることができなかったからな。
>>202 監督交代の所為だろうな
監督交代の影響はでかいな あれからもう10年以上経つし、今川監督にゲッターを手がけてもらいたいもんだ 単騎のゲッター1vs無数のゲッターG軍団とか並の人間じゃ描けないだろうし
その前に多分マジンガーの方をやる・・・いややって欲しいな かなり投げっぱなしだったからね。
>>206 マジンガー見てやってほしくないってオレは感じたな。
もし次にゲッターのアニメをやるんなら川越でも今川でもない人にやってほしいかな
まぁ結構アレつーか肩透かしだったのもあるのは事実だがね
サーガを始めからやって欲しい、願わくば「でたなゲッタードラゴン」の続きを見せて欲しい しかしアニメ化したとしても、出来が悪くて「サーガはこんなもんか…」と認知されるのは嫌だ
むしろ構成を工夫してゴウ前半→真→アークを経てゴウ後半を最後にもって来るべき そしてきれいに終わったかと思ったらエンディング直後に「でたなゲッタードラゴン」 ってのが見たい
ドラゴン登場のくだりは個人的に大好きなんだが、やっぱしなぁ… バグも結局どういう奴だか分からないし 津島先生はどことなくゲッターロボみたいな外見にしてたけど>>バグ
いいかげんスパロボにも漫画版や號、アークを出してほしいな。 新は出たことだし…
漫画版は欲しいな キャラデザだけなら新スパロボあたりで出たんだけどな
東映版ストーリーを新っぽいキャラデザでリメイク映画化とかだめだろうか 敵組織の魅力はやっぱり恐竜と百鬼だとおもうんだよな
>>214 恐竜や鬼が敵っていうインパクトが凄いよな
最初にやったスパロボは64だけど、最初は敵組織がそれだって信じられなかった
弁慶が渓を育てたように、竜馬や隼人が他作品の子供を引き取って養子にするってネタを見たことがあるが、どうなるんだろう ダイナミックな性格になるのか、はたまた親を反面教師にして育つのか
元の性格にダイナミックでドワオなマッドネスが追加されるんですね分かります
なのはの人の旧版はエリオが隼人に育てられていい感じにそまってたの
竜馬 よくある主人公型の熱血になる、よく親子喧嘩をする 隼人 ぐれるか、マザコンになりそう。 武蔵 どっちが親だよ? みたいなしっかりものになりそう
引き取った場合なら別として、実際の子供なら相手の性格も受け継ぎそうだな クロスものだと色々考えられて面白そうだ
じゃあ、そういう設定にしたら面白そうな 他作品の天涯孤独の孤児きゃらってなにがいる?
・ベルセルクのガッツ ・パトレイバーのバド ・うしおととらのキリオ ごめん、これで限界
なぜだろう、隼人は私生活では竜馬と違って家事にマメになってそうなイメージがある 隼人「徳用和牛ロース100g238円か…」
漫画隼人「今日は卵が特売だったな・・・」 チェンゲ隼人「今日は布団を干すか・・・」 ネオゲ隼人「今日の献立はカレーにするか・・・」 新ゲ隼人「経費削減のためにパンの耳を貰いに行くか・・・」
>>218 見える、見えるぞ、エリオと一緒に朝食をとってコーヒー飲んでる隼人が見える
最初やさぐれてるから、隼人に「甘ったれるな!」と一喝されたりするんだろうか
カミナじゃなくて竜馬と出会ったなシモンなら想像したことはあるな 原作と違って竜馬じゃシモンと必要としなさそうだから別物な成長をするだろうな
1話目でいきなり敵のガンメンを乗っ取りそうだなw
竜馬は「あばよ、ダチ公」しても死にそうにないな そう思うでしょ?スティンガーくぅん♪
X-MENのアニメ版でウルヴァリンがセイバートゥースを始末した時に「あばよダチ公!」って叫んでたんだが あれってゲッターからのパロディだったんかのう
普通に元ネタのほうからじゃないか?
>>228 多分、敵には常に「ワケの分かんねえこと言ってんじゃねえ!!」
で返すんですね分かります
シモンよりも使用頻度は高そうだ
>>228 竜馬の場合死ぬ直前の台詞じゃなくて特攻の際の台詞だから、
ラガン離脱させてグレンだけでのドリル特攻だな
>>226 カミナとは別ベクトルで面倒見は良いぞ。ただカミナほど直情で暑苦しいわけじゃないけど
>>227 むしろ、やって来たヨーコのライフル分捕って、手斧との攻撃で倒しそうだ
>>229 そういやふと思ったが
X-MENのウルヴァリンは漫画版竜馬っぽくてスットコはアニメ版竜馬っぽいよな
あわせたらやっぱり仲悪くなるんだろうか?w
全く関係は無いが、このスレって独特の勢いがあるよな レスの内容がドワオ!なのになんか安定感がある
美勒の紹介文を書きたいが、あいつ複雑でワケわからん
>>231 >>232 ていうかグレンは厨が大暴れしとるだけでガイナはむっさゲッター好きだからね確か
エヴァとかシャインスパークで跡形もなく蒸発できやすぜ言う連中だし
つーか石川への愛がなければグレンラガンなんてそもそもつくらんだろwww
ロージェノムの回想の中でもゲッター1っぽい頭をしたガンメンがいたのが嬉しかったな
柳生十兵衛死す購入したからこんな事思いついた 柳生十兵衛死す×るろうに剣心
何人かがサイボーグ化しそうだなw
>>236 なににしても、達の悪い信者や厨は本質から遠ざかってしまうからな
>>239 侍たちの明治維新の方が時代的にむいてない?
ガイナは太っ腹だなぁ、シャインスパークで自分とこのメカ(この場合人造人間だが)やられます。なんてなかなか言えないよ
コンVの超電磁スピンでも同じことが言えるんだけっけか スパロボαでもシャムシェルが来るシナリオだと、保険としてかゲッターGが援軍で来るし(しかも気力150)
>>242 基本はパロディだからな(トップもエヴァもグレンも多分ナディアも)
だから、元ネタが大好きじゃないと駄目なんだよ。好き過ぎてオリジナルを上回るなんて事が考え付かないんだ
リスペクト精神の顕れってことかな
>>241 明治維新の主人公は石川賢作品にしちゃ珍しく本当に普通の人だし、クロスさせるのは難しくないか?
上田が斉藤その他に喧嘩売ったら普通に殺される気がする
>>238 ダイナミックロボ(っぽい)は大体居たぞ
あとは、ガンダムとか
オニゴーリみながらポケモン×ゲッターを妄想してた あのポケモンたちの明らかに不自然な進化の仕方はゲッター線のせいだろう
オニゴーリはどう見ても真ゲッターの顔です、本当に(ry あの連中の種族値はガブリアスを軽く上回りそうで怖い 竜馬=ドラゴン、かくとう 隼人=あく、ゴースト 武蔵=みず、かくとう タイプだとこんな感じか?
隼人はじめん・はがねのイメージ 覚える技はこうそくいどう、つのドリル、あなをほる等々
ながれ りょうま じどうぎゃくたい を ちょうえつしたたんれんによってうまれた、最強クラスのゲッター乗り。 手にしたトマホーク と にくたいげんご の いりょくは すさまじく たかい ややきょうぼうだが あくにんではない じん はやと げひゃげひゃと わらいながら あいてをきりきざむ ボインちゃん が だいすき で おいてけぼられれる のが、だいきらい せいかくは いがいと ツンデレである ともえ むさし 自らすすんで ゲッター乗りにしがんした漢 もと とうようこうこうさんねん 柔道部の主将 必殺技の だいせつざんおろし で ゴーリキーたちを したがえている モナリザ の ミチルさんが だいすき
やっとこさ続きかけました ゲッター×あずまんが、投下します
「うん……大事な、友達がいる」 微笑みを湛えたまま、榊は返した。 「随分と大事そうだな」 「同性の友達が出来たのは……高校が初めてだからな」 初めて、という言葉を放った直後の榊の表情に、苦悶のような翳りが浮き出ていた。 「そうか」 それを無視するかのような、相変わらずの冷声。 だが、今回は 「それは良かった」 僅かな、暖気を含んでいた。 その声に、榊の記憶を苛む苦痛が消えた。 血の流れが戻ったかのように顔には生気が満ちた。 「…うん」 返したそこに、ざざざ、という上からの音が紛れた。 音がした方向に榊が目を這わせた時、その肢体の頭から足先までを一陣の風が撫で上げた。 突風と呼べるほどに、風の力は強く、木の葉のみならず、枝を震わせ、太い幹までをも微震させた。 それに、長身とはいえ細身である少女の身体は耐えられる筈も無かった。 手で直に突き飛ばされるような衝撃が背中の方から持ち上がったと思いきや、 今度は木々の間をすり抜けた別のもう一陣が横殴りにぶち当たる。 そして何より、一番彼女の身体を震わせたのは、 スカートの中からへそと胸の辺りを這うようにこみ上げる、不届き者の風だった。 夜風によるひんやりとした感触の後に、僅かな体温の上昇を感じたときに、 それは喘ぎの様な声となって彼女の口から漏れた。 自らが掻き上げているかのように乱れる長髪の奥、 糸が切れた人形のような動きで、地面へと堕ちる少女の姿があった。
舗装の無い地面には、至る所に破片のような突起が突き出ている。 その先端はどれもが鋭く、ぎざぎざと線を波打たせている。 前のめりに崩れる刹那、彼女は自らに向けて伸びる、五指を見た。 それは各々が牙を携えているかのように、先端が鋭い。 それらを束ねるかのように突き出た、細やかな中で僅かに太い親指の位置から、それは右手であると分かった。 それがまるで獲物に喰らい突くかのように、彼女の艶やかな黒髪を抜けて、首根っこの襟元へと至った。 「山風だ」 地面を目前にしてから一瞬で引き上げられたことを、彼女はこの時に認知した。 襟元から首を引き上げられたにも関わらず、首元に宿るはずの痛みは無い。 それどころか、力が生じたとは思えないほど、その過程が知覚出来ないほどに、 彼が施した力の流れと扱いは不可思議だった。 無造作に行われたにも関わらず、それは熟練された技と呼んでさえ、微塵も差し支えが無い。 そして。 榊がこれを経験するのは、この時が初めてではなかった 「いい気分はしないだろうが、我慢しろ」 襟元に爪を添えたまま、隼人が告げる。 その切っ先が布地に喰い込んでいないのは、彼なりの配慮だろうか。 声の直後に、風は更に強さを増した。 二つの長身の影は、翼のように靡くスーツの内側で一つに重なっていた。 榊は崖を背後とし、隼人の背後では、轟々とした風が引っ切り無しに押し寄せている。 時々、彼の背を斬りつけるように枝や砂が掠めた。 やがてそれらがぶち当たり始めたとき、彼は顔を僅かにしかめたが声としては表さなかった。 一際大きな風が吹いたとき、砂嵐の一辺を切り取ったかのような光景が彼らを包んだが、 隼人は僅かに呼吸を小さくしたのみで、目元さえも動かさなかった。 ただ、胸元の辺りで鳴る、己とは別の脈動だけが、意識の片隅に、 焦げ痕のようにこびり付くのだけを知覚していた。
「終わったぞ」 言い終わる直前に、榊の顔へと向けて飛来した木の枝が、空中で裂けた。 音が空気を伝わる前に、それまで垂れ下がっていた左手が動いたことは、榊には分からなかった。 ただ、彼の仕業によるものとだけは分かり、 「……ありがとう」 と告げた。 「…山風って…?」 「上から下に流れる風だ。 周囲が山に囲まれてるからな、風の流れが溜りやすい」 「君でも、知らなかったのか?」 「地形が変わったせいでな」 隼人は道端へと目を落した。 土に食い込む突起の幾つかに、かつて技術であったものの残骸を見つけた。 「…ところで」 目を鼻先のあたりに向けると、きょとんとした表情をした榊がいた。 「お前、野朗に触るのは苦手じゃなかったか」 「え………うぁっ!」 彼の胴体にしがみ付けていた腕を緩ませ、慌てながら離れた。 頬は赤らみを越えて紅潮に至り、その時に上げた一声は嬌声に近かった。 「気をつけたほうがいいぞ。そういうのは誤解を招く」 「…すまない」 「別に謝る必要は無い。 それにしてもお前、背が伸びたな」 「…それは、少し気にしている」 「まだ、背が低い方がいいと思っているのか?」 「……背が低い方が…可愛い方が……強い」 「強いか。なら仕方ないな」 僅かな風が揺れる中、微妙に噛み合わない会話が成立する様がそこにはあった。
「君の背が、私を越えたのはいつだったかな」 「俺が高校に転入することが決まった、少し前だ」 「…そうだっけ?」 「前髪の差で俺の勝ちだった」 榊は、くすりと笑った。 顔の紅潮は既に引き、白磁の肌に月の明かりが映えている。 「負けず嫌いだな」 「ああ、負けるのは大嫌いだ」 「君らしいな」 「そりゃどうも」 ふと、そこに影が降りた。 同時に。光の根源目掛けて二組の眼が動いた。 一つは眺めるように、もう一つは睨め上げるように。 「…曇ってきたな」 「…ああ」 満月に近い円を描いていた月に、もわっとした闇の穴が開いていた。 それは内側から広がるように集まると、風の流れによって、見る見るうちにその半分を飲み込んだ。 「言いたいことは、さっきまでので全部か?」 侵食される月影を眺めながら隼人が言った。 榊はそれに頷きで返した。 闇に近い暗がりにも関わらず、それは隼人に伝わった。 「なら、もうお開きだな」 「…うん」 「奥の道を行けば、お前らの住んでる寮に出る。さっきので枝が落ちているかもしれんから気をつけろ」 「…相変わらず、優しいんだな」 その言葉に、隼人は黙った。 意識の元で黙るというよりも、背中の辺りで沸き立つ嫌悪感によるものが原因としては近い。 その証拠に、鋭さのある顔に浮かんだ表情は険しく、忌々しいものに対するそれの意表が少なからず帯びている。 優しいという言葉は、彼にとっては拒絶反応を生じさせる効果でもあるのだろうか。
「一張羅を貸すのは、もう御免だ」 喉の奥から引き摺りだしたかのような声に対し、榊の口元が緩んだ。 してやったり、という考えが、僅かに彼女の心に広がった。 「でも、君は優しい」 「…またか。今度は何だ」 「時代と言わずに、時期って言った」 その言葉に、人差し指で心臓を押されているかのような忌避感は、隼人から消えた。 「それがどうした」 「このままで、済ます気はないんだろう?」 そう告げた榊の眼に、凛とした輝きが溢れている。 「さぁ、な」 含み笑いのような声で、隼人は返す。 榊の口元の緩みも、笑みとなる。 「君は、昔から嘘をつくのが下手だ」 「練習をした覚えは無いからな」 「…ッ」 榊は眼を伏せると、口元に開いた右手を被せた。 口からは小さな息が漏れ、そこを基点にして、肩と腕が微震している。 「…どうした」 「…ツボに…」 ふぅ、と息を吐くと「平和な奴め」と皮肉を込めて言った。 皮肉の対象は、恐らくは彼自身である。 言いざま、彼は左手首をちらと見た。 古めかしい腕時計の短針の先端は、8の数の僅かに右に宛がわれている。
「時間、大丈夫か」 その言葉に、榊の震えは止まった。 すらっとした動きの下で手を下ろすと、微笑が消えた顔に、普段の無表情顔が浮かんだ。 しかし、その表情は普段よりもやや暗い。 「…残念だ」 その言葉が、原因だろう。 しかし、それを拭うかのように微笑すると、彼女は隼人の顔を眺めるように見た。 「おやすみなさい」 透き通る声に、隼人の反応は遅れた。 侵食された月の明かりの一欠けらが、榊には注がれている。 「…ああ」 返すと同時に、時計が八時の訪れを刻んだ。 くすりと笑い、榊は隼人に背を向けた。 美しい黒髪が、その動きに従い、テイルのように揺れる。 隼人は数歩下がると、無言で見送った。 彼らが登った坂の切れ目の奥に広がる闇に、榊の半身が触れた。 その先にある道の中には、ほんの微かな光しかなく、僅かな段差や突起が見えるのみである。 眼前に広がる、それに対し、榊の心は少女らしい怯えを抱いた。 「榊」 背後で鳴った冷徹な声が、榊には陽光のように感じられた。 「そんなもんに、怯むお前じゃないだろう」 その声に、心が熱くなった。 身体を巡る血液の一滴さえも、指の先端も、暖気で満ちた。 一瞬、目蓋を閉じて、眼を開く。 眼前の闇は恐怖の対象などではなく、踏み越えるための場所にしか、過ぎなくなった。
「…神君」 冷たい空気を吸い、体温と等しい温度を纏った息を吐き、背を見せたままで、隼人にこう告げた。 「いい夢を」 ぴくりと眉を動かし、隼人は間をおいて、言葉を選ぶようにして、こう返した。 「努力はしよう」 首を背後にちらとやり、榊は再び歩き始めた。 最後に彼女が浮かべた表情は、感情の表現の苦手なはずの彼女が浮かべられる、最高の笑顔だった。 美しい影が、闇の中でも形を留めて、進んで行った。 眺めるように、隼人はそれを見ている。 どれほどの時間が経ったか、角度の値を増やす傾斜と闇の先に、彼女の影が消えたときに。 彼の背後で、何かが擦れる音がした。 「いい夢…か」 ずるりという音を響かせ、スーツの生地が何かを擦った。 同時に、直立していた彼の体勢も大きく崩れた。 その背後には、彼の胴の倍近くある樹木が、岩のように聳えている。 歪に、蕩けるように歪んでいる樹皮の表面に、彼は肉体を預けていた。 「夢の見方なぞ、忘れちまったよ」 僅かに笑い、皮肉を込めた言葉を呟くと、その身体が大きくぶれた。 腰の辺りからゆっくりと、樹皮を這いながら、その肉体が堕ちていく。 「悪いな、榊」 彼の頭部の辺りに、大きな穴を穿たれた木は、瑞々しさを失い、朽ちる運命にあると見えた。 その根本に腰を落しながら、掠れる息の合間に、告げるように言った。
その眼に宿る眼光が光を失いかけているのは、項垂れていることだけが、原因ではないようだ。 目蓋が上下に微震し、時折、地面を向いた視界が、一辺の光も無い闇へと変わるのを、隼人は見た。 「こんばんわ」 その声に、隼人は眼を見開いた。 地面が移っていたはずの視界に、赤い鋭角が二つ、並んでいる。 粘ついた唾液が分泌され始めた口腔を引き裂くかのように、彼は口を開くと、息を吸った。 空気が飛び込んだ喉と肺に、焼け付くような痛みが走った。 その時、彼の脳裏には、視界に飛び込む、頑強な拳のイメージが浮かんだ。 それが脳を焼くかのように意識の中に広がると、 言葉を吐きかけた口から、生ぬるく、重々しいカタマリがぼたりと堕ちた。 「何をしに来た……『鬼娘』」 威嚇の意を表すように、眼光が刃を越えた鋭さとなる。 牙の隙間から垂れ、顎を伝って襟元を汚すそれを拭いもせず、 吐き気を催す鉄錆の味を口腔に湛えながら、彼は、呪詛のように言った。 見上げた先に、白衣を纏った女性が、一人。 光を失った闇の中でも分かるほど、嫌な笑顔を浮かべた女性が、そこにいた。 その顔に浮かんだ表情は、ある種の狂気に満ちている。 彼が浮かべた、常人なら発狂しかねない眼光が届いているにも関わらず、 その美しい顔に宿った表情は、彼女の意識の下で形成されている。 「鬼娘なんて心外ね。ちゃんと名前を呼びなさい」 かちりと鳴った真紅のハイヒールが、彼の口から滴るカタマリを踏みつけた。 「早乙女ミチル、さんってね」 嗜虐心を剥き出しにした声の後に、隼人の吐き出した血塊を踏み砕く、嫌な音が広がった。 つづく
智ちゃん(一年生時)の髪型が誰かに似てると思ったらこの人だった 長々と続いちゃいましたが、一応、一段落着けられました
乙 どんどん、ゲッター側のキャラが出てきはじめてるね いつかは弁慶も来るんだろうね。 アニメ版では子供好きだから、ちよちゃんと絡ませるのかな?
乙! ミチルが新版?いつのまにか忘れられた人だから出番があるのはうれしい
チェンゲ版弁慶「俺は子供が好きでな」 新ゲ版弁慶「俺は子供が好きでな」 いっしょないみなのにちがうようにきこえる ふしぎ!!
書いてる奴だけど、どうもです 新ミチルさんは前々から書いてみたかった というよりも、ほのぼのした女の子が多いからドSなミチルさんじゃないとバランス取れないかなと思ったからかなw
チェンゲのミチルさんは皆のアイドルだったのにねぇ
>>221 シンとマユ……。
キャラエディットのできるゲームでゲッターチーム作ったことある?
PSPのソウルキャリバーで竜馬を作ろうとしたら、新ゲの上着とジーンズに、チェンゲのマフラー、アニメ版の剣道で戦う美少女になってた……。
格ゲーやホラーゲームには合うかもな。石川キャラ。
最強のポニテ漢、爆裂とかも向きそうだな
>>261 う〜ん、漫画がベースなのに独りだけOVAってのは……
まあ、よく読むと、漫画版でも結構気強いんですがね
>>267 以前にここに投稿されてたな。
まとめに乗ってないけど
>>269 うん、ちょっと蕩けさせてみたんだ
すまない、本当にすまないと思っている
>>267 ダイナミックで優しい良い戦士に育って欲しい物だ
あずま繋がりで、竜馬や隼人がよつばを育てたら面白そうかも きっと性格はあのまんまで、発言や行動が物騒な子供になるんだろな 水鉄砲の代わりに敷島印の兵器持ち出したり 「むさし あとで どわお」 とか…
竜馬が育てたら素手で山羊や羊を撲殺し、隼人が育てたらやんだを八つ裂きにする 武蔵が育てたら大雪山おろしを覚えつつ内蔵が丈夫になり、弁慶が育てたらケイになる
隼人「やつらへのいいわけはじごくでする」
よつば「にげようとしたせいとをはやとがめだみみはなだした…かわいそうだった…」 隼人「いいわけはじごくでする」
よつば・隼人「めーだー♪みーみだ♪はーなだ♪」パシンパシン 竜馬「よつば、それ俺ともやろうぜ」 よつば「いや やらん」
竜馬「よーしじゃあ行くぞお前ら。今日はどんなに大声出しても怒られねえ日だ。 せっかくだから景気付けに元気出そうぜ」 竜馬「ゲッタァァァアアアアアアアビィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイム!!!!!!!!!!!」 子供達「ゲッタービーム!!」 竜馬「足りねえぞ!!もっと声出せ声!!」 恵那「ゲッタァアアアアビィイイム!!」 近所の子供「ゲッタァアアビィイイム!」 竜馬「もっとだ!もっと叫べ!!」 よつば「げったああああああああびいいいいいいいいいいいいむ!!!!!!!!!」
ゲッターTest!
フハハ 我が名は
>>279 。地獄の底より帰ってきた男よ!
世界最期の夜明けに懺悔せよ!
カムイの「出たなゲッタードラゴン!」がチェンゲ早乙女で再生されて困る。
あのジジイいいよな しわがれた声とかも雰囲気が出てて好き
亀な上に前スレの話題引っ張ってすまんが ディケイドは他ライダーを噛ませにしたり嫌われるオリジナル要素を詰め込んだりという話題があったが ディケイドはスパロボやクロスSSみたいないわゆるオールスターもののオリジナルキャラと言うには少し違って あくまで「歴代としてカウントされている10人目の新しい平成ライダー」として存在しているわけだから先輩ライダーらが噛ませになるのは必然になると思う 噛ませの形は違えどV3とかRXとか昭和の頃からそれは続いているようだしね 前の主人公が新しい主人公の噛ませになるのはライダーの様式美みたいなものなのだろう かくいうディケイドも早速映画ではダブルにこれでもかというぐらいの噛ませにされたんだし しかもディケイドがまだ主人公の映画でw
まあ次の世代の新主人公が然るべきってのは同意だな 有名どころだとマジンガーZ最終回のGマジンガーみたいな
今日、図書館戦争シリーズを読み終わってふと思った。 ロボは最後の方しか出さずに新ゲッターチーム(無論、鬼が出たら素手で簡単に殺せるOADのまんまの戦闘能力で)をこの作品にぶち込んだらどうだろうか? 無論、図書館側でいえ、この三人は戦争の相手はでかい方が面白いという理由で入隊しても不思議ではないし。 唯一の問題は凄く面白いだろうけど新ゲッターチーム無双→図書館戦争側呆然→以上!!の原作レイプに終わることだけです。
あのダブルもいつか後輩の噛ませされるんだろうな
>>285 さあ執筆作業に入るんだ
マジンガーvs暗黒大将軍は傑作だよな 新メカをかっこよく引き立てつつ、ボロボロになりながらも孤軍奮闘するZの勇姿を見事に映像化できてて 特撮ネタだと、ガメラ3のラストの無数のギャオスの群れvsゲッターってのも面白そう ガメラとゲッター線の地球に対する意義も盛り込めそうだし
>>286 いえずっとしょっぱなから噛ませ犬状態でしょう。
竜馬の戦闘能力、素手で機関銃をもった集団をぶちのめし、鬼の頭も素手で叩き潰し、人間には致死量の麻酔薬を打ち込まれて平気で目が覚める。
一人で戦闘班を壊滅させることが100%できる。
隼人の戦闘能力、竜馬と同等は確定、素手で人間どころか鬼すらずたずたに切り裂く。
その上、天才的戦略にして陰謀家、良化委員会も手塚兄も裸足で逃げ出す凶悪な死体の山がごろごろと積み重なる謀略を平然と仕掛けてしっぽをつかませない。
そして裏切り者や愚か者には無論「眼だ!!耳だ!!」を実行し恐怖で支配する。
弁慶、素手で鬼をぶち殺し、ヒグマだって軽く殺せる化物全身を防弾スーツで固めれば手がつけられない。
……なんだもう人間では勝てない連中ばかりだな。でもそれがいい。
面白い原作レイプのクロスオーバーSSになるでしょう。
しかし、並大抵の技量では書けないwwwww。
あいつらの戦闘力は戯言シリーズでも通用しそうだからな
竜馬はゲッターがあって良かったよ、漫画版だと武道しか生き甲斐が無くて、しかもその武道すら生ぬるく甘ったれた物でやってられないと言う状態だったし 早乙女博士に見込まれなかったら、生ける屍と化してたんじゃないか?
戯言シリーズの名前が出たので、ゲッター線を物語の中核として、 「人類とは!進化とは!ゲッターとは!」って塩梅の新本格ミステリ小説なんてどうだろう?
>>291 個人的に、竜馬とゲッター線はよくも悪くも1セットだと思ってる
ゲッター線が人類を兵器として進化させるためのものとしてって考えた場合だけど、
竜馬はゲッター線に選ばれたというか、進化する兵器としての人類として完成したものだと思ってる
化物語ならぬ怒和物語 刀語ならぬトマホ語 ゲッターでミステリーっていう発送は無かった これはある意味逆転の発想じゃね?
>>284 でも、Zはグレートでやり返してるからな。
そしてゲッターは初代VSGとかあるし
それこそダイナミックプロの共演ものは数多ある、
ウルトラは共演ものが多いが結構、旧作キャラにも見せ場があるティガ
そこら辺がダイナミックと円谷の旧作への思い入れが分かる
すまん、四行目中途半端だった パラレルでない直接的な続編で、ティガ&ダイナとか結構いいぞ
ふとGoogleでラ=グースと検索してみたら、「まいたけとチキンのラ=グーススパゲティ」と出てきた 一体どんなドワオな味なんだ…
安心してくれ、もっと相撲の方がやばいから。
ふとスポコン×竜馬と言うのを想像してみた ダメだ…すぐ終わっちまいそうだ 竜馬等がスポーツやったらヤバイな。色々な意味で
空手部からSOS団に引き抜かれる竜馬
ふと石川賢作品と菊地秀行作品のクロスを妄想したがあまりにも危険な科学反応が予想されるので断念した。 相性はいいと思うのだがバイオレンスがとめどもなくエスカレートしてエライことになりそう……。 とりあえず岩鬼正造の親分が魔界都市で組を作り、その相棒と言える竜馬が空手道場を開き、隼人が区政に進出し、弁慶が寺をひらくという配置ですが。 この4人なら<新宿>でも十分にやっていけると思うのですが。
>>283 かませになるということよりも、マジンガーZの最終回みたいに
前作主人公が倒せない強敵を新主人公が倒すというのが今までのかませ方だったのに
新主人公を歴代ライダーを直接的にぶっ殺すとか、説教。
主人公の性格、話が悪い意味で無茶苦茶、続きは映画で
辺りに反感を覚える人がいたんだろ
まあ、その続きは特撮板の本スレかアンチスレで
変態みたいにタフだけど彼らにも心があるのよ
>>301 吸血鬼ハンターDの世界で旅の僧として各地を廻る弁慶
そのうち法力の才能に目覚めそうだ
>>304 それで虚無戦記や真説・魔獣戦線とクロスしてしまうんですねわかります。
といかこの二つとクロスさせれば菊地作品はどうしてああいうふうになったかすんなり説明がついてしまうから困る。
それに石川キャラは不老不死になってもガハハハ!!といって笑いながら永遠に戦争しても平気そうな連中が多いからあるいみ精神面では菊地作品よりもタフかも……。
能力面でも「ドワオ!!」でなんとか押し切りそうで困る。
菊池作品には人外やサイボーグが豊富だから違和感が無いなw スケールも匹敵するものがあるし
>>306 石川作品と菊地作品は主人公の性格が正反対のものが多いから逆にバディものSSが成り立つと思う。
正造&せつら、D&竜馬とか慎一&誰がいいかな……駄目だ敵のほうが不幸だ。
>>307 メフィストとかどうよ?>>慎一
科学者というか医者だけどそういう連中とよく絡むから割といいかもしれない
このスレでみんなドワオドワオ言ってるのでドワオを探して漫画を読むものの、実際にはドワ!の方が遙かに多い件
ドワオの方が語感がいいじゃないか
他にはボボ…とかギャオンとかぎゃん!っていうのもよく見かけるな
美女丸と組ませた方がいいんじゃないか
ホモで悪いかぁ〜!!って叫びながらミュータント化してる893や 魔術師を切り刻むのかな
ゲッター×恋空
リアル鬼ごっこならいじり甲斐がありそうだな ランニング状態でサミングをやめたとか 延々と続く長い戦路とか
少年少女達には石川作品はウケねーかな、やっぱ
いや、極道兵器とか受けたよ。割と
てか、石川賢最高傑作は極道兵器 異論は認める
どんな状況下でもポジティブな暴走を続けるキャラって 石川作品ではあんまり多くないのに「石川キャラのテンプレ」に加わってしまっているのは 極道兵器のインパクトが強すぎるからだろうしなぁ 実際傑作なのは確かだよ
戦争と麻雀をミックスしたまったく新しいバトル漫画 ラスボスが聖人で最終的に地球を真っ二つなバトル漫画 そして、その悉くを打ち切りにされているッ! どんな状況下でもポジティブに暴走を続けているのは石川賢本人だッ!! 暴走して無くても暴走しているように見えてしまうのは、作者本人からにじみ出ているからである
打ち切れでもめげないハートを持つ作者の生み出すキャラだ 心臓が親父の脛並みに毛深いだろうな
>>321 精神面では極道兵器が最強でしょう。
前述の菊地作品とのクロスでも正造なら菊地作品の主人公たちがかなりの割合で取り付かれている「生きることにつかれた」という衝動とはまるで無縁だと思う。
それこそ永遠に「ガハハハ!!戦争じゃいーーーー」と笑いながら永遠に戦い続ける気がする。
永遠の闘争ということで、死都ロンドンに将造乱入 岩鬼組vs「最後の大隊」
石川キャラの凄いとこは自分が絶望の淵に立たされているような状況から 相手を絶望に導くとこだな それと生きることに疲れるどころか息切れ一つ起こさない、正に進化する兵器というか 怪物エネルギー体というかなんというか
どんな奴も生命力に満ち満ちてるよな。敵も味方も 倒し方が結構えげつないけど、倒されるに値する相手が殆どだし、何かしらの正義も持ってる 意外とキャラごとの価値観とかがしっかりされてるんだよね
ゴール様も終盤はむしろこっちから応援したくなるような感じだったしな それに引き換え百鬼の方は侵略目的が無印だと言及されて無い上に恐竜帝国よりも 強いとかでホラー漫画から抜け出してきたようなイメージだったのを覚えてる
>>328 最後のゴールとゲッターチームの関係は奇妙だったよな
後発だけど例えるならジョジョのジョナサンとDIOの関係みたいな
あー、死ぬ間際のジョナサンの考え方が近いかも 確かに最後の最期は奇妙な友情めいたものが互いにあったんだよなぁ・・・百鬼め・・・
百鬼は、僕達の手で倒すんだな難民改造して兵士量産とか、ゴールを殺した話とか、初っ端から印象悪かった上に、 目的やDrヘル的な個人の欲望の暴走だから、何と言うか、本当に『鬼』なんだよな。 無意味に人間を殺す人が成った化け物……。 極め付けに、後日談で書かれたその原因も、未来、人類に滅ぼされた種族の怨念的なものだし……。 恐竜帝国は、まぁ、今を生きている人間達には迷惑極まりないけど、種族は違っても同じ人間だから共感できるし、 交渉もできそうな感じがする。
>>331 それがアークに繋がったのが凄くうれしかったな
鬼はアレだな、元が人間で、人間の狂気を増大させたものみたいなのがあったから余計に怖いんだよな…
賢ちゃんが描くキャラは人間の狂気をどれだけ具体的に描く表現力は神がかっているよな
>>331 原作漫画の病院の改造された鬼軍団はまさ狂気だな。
>>326 菊地作品にはないエネルギーだと思う。
そういう主人公がマジで菊地作品には欲しいです。
そしてそのエネルギーは「感染」する恐れが大な気がする。
とくに正造とかはインフレの極みの作品の一つである天地無用でも大暴れしても納得してしまう自分がいます。
正造率いる大宇宙極道連合VS天地ファミリー&樹雷とかマジでやりかねん。
しかも対等に戦えるか、勝っても不思議ではない気がするのは俺の気のせいか?
>>334 個人的には絶対にスパロボでやって欲しいけど絶対に不可能だな。
やはり原作漫画版そのまんまのゲッターチームはスパロボで見ることは不可能なのか……。
最近は、某ゲキガンがあるなら新ゲッターチームがそのまんまTV版ナデシコの世界にやって来てナデシコのクルーになるという話を考えてみた。
新ゲッターチームなら劇場版の展開にならないようにナデシコの面々を鍛え直してくれと思う。
>>335 ナデシコものならあるぞ、WIKIのリンク参照
将造はなー、例え何が相手でも絶対に負けないような凄みがあるんだよな 肉体的な意味以上に、精神的に 関東異次元一家と岩鬼組が合体した太陽系極道連合。 宇宙全部が俺達のシマ、人類に手を出すやつは宇宙怪獣だろうとぶち殺す
むしろ、グレンラガンのカミナ枠、もしくは育ての親に正造が来たら…… 死ぬ気がしねぇぇぇー むしろ、死亡フラグが死ぬ。 そして、シモンがおかしな方向に、アンチスパイラル涙目の選択を選ぶなシモン
>>338 ラストシーンでのシモンの台詞が「天の光は全部的じゃあ!!」とかになる気がする
某スレで書いた魔獣戦線×ガンダムSEEDネタ コーディネーターは十三使徒が造り出す予定だった魔獣とは別の新人類(ニューマン)の内の一種類。 しかし慎一が真理阿を食っちまったために神の目覚めの時期が変わり、十三使徒は地下に潜伏して再び時を待つ。(←原作からの改変) 十三使徒の助手、あるいはシンパだった科学者陣が彼らの崇高なる目的を果たすべく(一部勘違いして)コーディネーターを生み出す。 C.E.50頃、十三使徒覚醒。現在のコーディを失敗作(グロス)と判断し、滅ぼすべく暗躍し始める。マルキオはそんな使徒の内の一人か協力者。 十三使徒、「真のコーディネーター」としてスーパーコーディやSEEDを持ったコーディネーターを創造、あるいは仕込みはじめる。 ラクスは真理阿と慎一の母のDNAを元にして造り出された「真のコーディネーターの女王」であり、羽クジラのクローンと融合した魔獣である。 C.E.55、十三使徒の協力者だったユーレン・ヒビキ、その思想に疑問を持ち反旗を翻して息子を「真のコーディ」のカウンターとなる魔獣に改造。 その後ユーレン・ヒビキの謀反が発覚。ヒビキ夫妻、使徒の息がかかったブルーコスモスによって暗殺されるも、その直前に息子と娘を逃す。 アズラエル家に婿養子として入り、フラガ家のものをはるかに上回る予知能力によって莫大な財を成していた富三郎、キラとカガリを保護。 富三郎、キラが魔獣と解り養子にしようとするも、ブルーコスモスである息子・ブルーノと家の体面から仕方なくオーブのヤマト夫妻に預ける。 同時に己の政財界でのコネクションを利用して、オーブ並びにアスハ家とのパイプを新たに増設すべくカガリをウズミ・ナラ・アスハに預ける。 C.E.70、魔獣慎一覚醒。使徒の居場所を富三郎に問い詰めるも同時期に連合プラント間で戦争勃発。復讐を成したいなら協力しろと説得される。 トミサブロー・アズラエル、ブルーコスモス盟主であり、自分と同じくロゴスメンバーである孫・ムルタに世界再構築戦争で何があったか明かす。 ムルタ・アズラエル、祖父によってコーディネーターもこの戦争もすべてが十三使徒の仕組んだことであることを理解、同時に選択を迫られる。 『ロゴスのメンバーの一部も十三使徒に取り込まれている……新人類へと改造されることで得られる永い永い寿命という甘ーい蜜によってな。 ムルタよ、お前はこのままブルーコスモスとして十三使徒と手を組み協力すれば、憎いコーディを滅ぼし積年の恨みを晴らすことができる。 だが、奴らの「新人類」のヴィジョンを、奴らが創造しようとしている未来を否定するならばこの祖父と、そして魔獣慎一と共に使徒と戦え!』 ムルタ・アズラエルが選択したのは―――― C.E.71年1月25日、崩壊しゆくヘリオポリス。友との再会、「G.U.N.D.A.M.」との出会い……そしてキラ・ヤマトは己の「同類」と初めて邂逅する。
『お前がキラ・ヤマトだな』 『あ、あなたは……?』 『俺の名前は慎一! 来留間慎一だ! お前と同じ「魔獣」であり、お前に地獄を見せる男だ!!』 最後の戦い――――コロニー「バベルの塔」にて。キラ・ヤマトは己が騎士として護るはずだった“女王”に、慎一は己の“母”と“真理阿”の亡霊に対峙する。 『さあキラ、私とともに来てください。私と同じ貴方なら、真の新人類として魔獣の世界に生き残れる』 『ラクス、僕は……僕は――――!!』 『惑わされるなキラ! アレは十三使徒が造ったバケモノにすぎん!』 『慎一、なぜ母である私に抗うのです。貴方も新世界に生きることを許された選ばれし者。今なら私がお父様にとりなしてあげましょう、だから』 『だまれえっ! 母さんは死んだ! お袋は親父に殺されたんだ! そして俺の中にいるんだ!! お前は違う、違う偽物だ!!』 『貴方の内にいる母、私の内にいる母……そして貴方の内にあるマリアと、私の内にあるマリア。どちらが真実であるかなど明白のはず』 『何だと……!』 『貴方の無限の融合能力は私よりはるかに強力です。故に貴方が喰らった者は自己を保つことなく完全に“来留間慎一”と同化してしまう』 『……!!』 『二人とも、私にその御力を貸してください。そして失敗作であるコーディネーターと罪人であるナチュラルを滅ぼし、正しき新世界を築きましょう』 『……違う』 『キラ?』 『違う、違う違う違う違う!違う!違う!違う! 間違ってる! そんなの間違っているよ、ラクス!!』 『どうしてです。あなたも見てきたでしょう、地球を汚し続けてきたナチュラルの血塗られた歴史を、新人類には程遠いコーディの傲慢と無能を』 『それでも、それでも僕には守りたい友達が……守りたい世界があるんだ――――!!』 『……神の力の依りましたる私に逆らうとは、どこまでも愚かな人たち。お二人ともどうしても私に挑むつもりですね。 これも魔獣のサガか……よろしい! 死ぬ前に大いなる意思の力、とくと目に焼き付けるがいいでしょう!!』 最終決戦はキラの乗り込んだフリーダムと融合し、巨大化した慎一 VS ソドム砲を装備したゴモラ0&ジェネシスと融合したラクスの一騎打ちで。 アスランとクルーゼは序盤で死ぬ。
本当にこれは種かと見紛うほどの混沌だなw そのドワオな妄想力に血染めの座布団を差し上げよう
ブルーコスモスが「これは聖戦なのだ!」とか「ダーク・デス砲発射!」とかやってるのが目に浮かぶようだ
現在のキーワード 石川 チェンゲ 竜馬 クロス ゲッター 隼人 ドワオ うん、まだまともだ
>>331 アニメ版だと百鬼のほうが話の分かるやつが多かった気もする。
鉄甲鬼とか胡蝶さんとか……。
>>345 地蟲鬼は泣いた、後は金剛鬼とかか
あとヒドラーの無能っぷりがこれでもかというほど散見されたな
普通はそれで愛着が湧くのもあるんだが、ヒドラーに関してはそれすらないという
ある意味徹底した悪役だな、小悪党ともいうが
正造VSセガール・・・ 勝つのはどっちだろうかw
沈黙の極道 ライバックとは傭兵仲間<将造
>>348 とりあえず、沈黙してるイメージが湧かない件について>>将造
敵が沈黙するの永遠に……
非常に異端だと思うが、私は新ゲッターの竜馬が石川作品の竜馬の中で一番いいな安易にゲッター線の同意せず、それどころか潰そうと考え、決してメゲない、諦めない、負けない。 正造と肩を並べるていい味を出しています。でも正造って認めた相手には肩を並べるところがあるのが良い。
諦めないっていうか、諦めって考えが無いよな よく最後まで戦うとか最後まで〜っていう言葉があるけど石川キャラには 最後という最期なんて、いろんな意味で皆無な気がするし
最初にして最期の存在みたいだからな 中二的に言うとαにしてΩとか?
某王子風に言うなら、絶対に負けない為に限界を極め続けるって感じか。
でも最終的に同調すると思うな。だって計り知れないんだもん、ゲッターって かすかに分かっているのは進化し続けていることだけ
>>355 それに逆らうのが新竜馬じゃないのかな?
少なくても、デストロイな方向に同調しないだろうな
初代ゲッターチームも格好いいが、號も好きだ 20歳にもなってない少年が我が身と引き換えにして世界を救うとか泣ける、まだまだやりたい事が沢山あったろうに
何度も、特攻や自爆しようとしたな號
號って何気に机の上が綺麗だったりするんだよな 勉強道具もきっちり纏まってて
竜馬と違って不良って感じじゃなかったしな 猫被ってただけみたいだけど
人間に化けたメタルビーストを即座に息子の友人と解釈したオカンも中々すげえ
あの母親の「友達」は本来の意味の友人という意味ではないとおもうwww それにしても、漫画での主人公の母にしては珍しく美系でないね。
>>362 あーあ、ぶっ倒れたらまた介抱しなきゃなんないのかね、氷はまだあったかねえ
とか思ってそうだなw
今日から暫くPC環境から離れるので、ちょっと更新が渋ると思うけど、 ゲッター+あずまんが、投下します
プレハブ特有の安っぽい電球の明かりの下。 簡素なベッドに敷かれた布団の、膨らんだ箇所に一本の腕が伸びた。 ぽこりと膨らんだそこは、手が触れる数センチ手前で、種子のように割れた。 そうして開いた、白い生地と黄色の枕の間からは、少女の顔が現れた。 「おひゃあ」 光の下に出でた顔は、眠たそうな声で告げた。 声を掛けられた方の先に、理知的そうな顔をした少女がいた。 「もう夜だけどな」 そう言いざま、暦は伸ばした手を引っ込め、その手を目元へ送った。 やや厚めの眼鏡を押しやり、横たわる智の隣へと腰を落した。 スカートの中から伸びる肉付きの良い脚を、薄茶色のニーソックスが覆っている。 「どうだ、じっくり休めたか?」 「そりゃあもう。 夢見ライフをたっぷり堪能させていただきましたよ」 「お前はいつも寝てばっかだろ」 「いやぁ、何ていうかね。私が起きてると何かが私に囁くんだよ」 「…そうか」 眼鏡越しに注がれる視線に、呆れの色が映えている。 「ともちゃんよ眠れー、ともちゃんよ眠れーって。いやね、私も起きていたいのは山々なんだけどさ。 それが続くせいで寝ちゃうんだよなぁ、コレが」 「何があんたにそんなこと囁くんだ?神か、悪魔か?」 我ながらアホらしい質問だと、暦は思う。 それに対し、智は眼をくりっと上部に向けて、何かを想っている。 とぼけながらも、どこか真面目そうなその表情に、暦が抱いた阿呆らしさは大きく増大した。 「例えるなら、大いなる意思ってヤツ?」 「…バカかお前は」 本音である。
「今まで散々聞いてきたけどさぁ…そんな突拍子も無いこと聞いたのは初めてだぞ」 「うん、私も初めて言った」 「毎回言われても困るけどな」 「大丈夫、このネタは一度きりだから」 「回数なんてあるのか。お前がそこまで計算高かったとは知らなかったぞ」 「ふふん、こう見えて私は理数系なのだ!」 「あんた、こないだ文系って言ってたよな。私は話術が巧みなのだーとか言って」 「うわぁ…」 「…何だよ」 にへら、とした半笑いを浮かべた智に、暦は背筋が冷たくなるのを感じた。 「全く、よみは相変わらず執念深いなぁ」 「…執念深いとは何だ執念深いとは!」 「あんたはきっと、恋愛で苦労するタイプですなぁ」 「お前にそんなこと言われたくねえ!!」 「おー、怒ってる怒ってる」 「人を動物みたいに言うな!」 「えー、人間も動物じゃん。あんた何?細胞具(サイボーグ)?」 「おい!後半の五文字のアクセントがおかしくないか!?」 「ん?そう?まぁ気にしない気にしない。 ところでさ」 憤慨に満ちた突っ込みを繰り出す暦の挙動を、その声が遮った。 「今、何時?」 暦に向いていた視線は、暦とは逆の方向、窓際に鎮座する机の方へと向いている。 暦は立ち上がって数歩歩き、光が陰る場所にある丸っこいシルエットを手に取った。 「今丁度9時半だ。そろそろ消灯だな」 「ん…ありがと」 「腹、減ってるだろ。冷めちゃってるけど持ってきたぞ」 智が頭を預ける枕の隣に、銀色の丸い塊が二つ、置かれた。
「喰い易い様に握ってやったぞ。感謝しろよな」 その言葉に、智は小さく頷いた。 その時の目と表情には、それまでのふざけた態度は無く、 弱弱しささえ感じさせた。 二つ置かれた内の一つに手を伸ばすと、皮を向くように、 ごわごわとしたアルミフォイルを、半分ほど剥がした。 「ほら、口開けろ」 ずいと眼前に差し出された白塊に、智は妙な威圧感を覚えた。 「…ちょっと怖いな」 「不恰好なのは気にするな」 この場合の捉え方は、両者で異なっていた。 暦は急ごしらえによる雑さを指されたものとしたが、 智が思い描いたのは既視感である。 「歯、欠けちまったな」 「大丈夫、そのうち生えるから」 「…ま、歯磨きはしろよ」 言い様、白塊が智の歯に触れた。 小さな口が、削り取るようにして米粒を食んでいく。 「ところでさ、何であんた制服着てんの?」 一つ目を胃袋に収め、二つ目を剥き始めた暦に智は訊いた。 時間から考えれば、既に寝巻きに着替えているはずであるのに、暦は未だに制服を着たままだった。 「ちょっと、緊急の全体ミーティングがあってな。脱ぐ暇が無かったんだ」 「ミーティング?」 「ああ、二時間くらいの長いやつな」 「…何で?」 智の声が僅かに震えた。 自分達に降掛かったことを連想させたためである。
「この宿舎のフェンスが破られたらしい」 重い口調で、暦は返した。 「ここの裏手の方の、な」 「…それだけ?」 「ああ」 「…それ、そんなに大事?」 「おいおい…お前、脳涌いてんじゃねえのか?」 「えと…私理数系だからどういう意味かが…」 恐らくは『涌く』という言葉に対してだと思われる。 ふう、と、中くらいの溜息が暦の口から漏れた。 「いいか、今からその自称理数系とやらにも分かりやすいように説明してやる」 「ふむふむ」 ちょっとした興味を沸かせたような態度に、暦は引っ掛かるものがあったが、 面倒だと察したためか、突っ込むことはしなかった。 「ここが狙われてるってことだよ」 重さを強めた声で、警鐘の意を表すように暦は言った。 「考えても見ろ、ここは男より女が多い。 ましてや…思い出したくなんてないけど、町にはクズも涌いてるしな」 最後の幾つかの単語は、限りなく憎悪に近い発音で出来ていた。 「先生達が出張って調べてみたらしい。 幸いなことに、他には何も変わったことは無かったみたいだけどな」 智は、それをじっとして聴いている。 ちらと覗くと、彼女は眼を布団に押し付けるように伏せているのが分かった。 怯えであると暦は察知し、こう続けた。
「せいぜい、門限を過ぎた榊がゆかり先生に〆られただけだ。反省文30枚とか、どうやって書くんだろうな。 今日はいつもより機嫌が悪かったからな。特に昼の辺りから。何やら、喧嘩でもしたらしくてな」 「喧嘩?ゆかりちゃんが?」 いつもの事ではないか、と智は思ったが、今回は様子が違うらしい。 「なんでも、昼食のコンビニ飯を争ったらしい。医者と」 コンビニという単語に、智は覚えがあった。 思わず走ったうすら寒さを布団の中で走らせると、震えを堪えて言葉を吐いた。 「…こ、コンビニ?」 「ああ、SEVENな。昼ごろには惣菜の大半が売り切れてたらしいけど」 「ふ…ふぅん…」 その事柄には覚えがあった。 というよりも、原因は彼女本人である。 「ま、どうせ保存料とかをどばどば浸かせた粗悪品だろうけどな。しかも値段はやたらと高かったらしいし」 「…それのせいか」 「何か言ったか?」 「い、いいえ!何でも無いですよ」 「変なヤツだな…ま、いつもか」 反論したい気持ちを堪えて、智は暦に視線を送った。 暦はそれを催促と受け取り、話を続けた。 「最後の幕の内を、お医者さんに取られたらしい。タッチの差だとか、最初に触れたのはこっちだとか、言ってたっけ」 「幕の内…そんなに食べたかったのかな?」 「いや、多分面子の問題だろ。あの先生は引くとか譲るってことには無縁だからな」 「…確かに」 彼女たちには、それを容易に想起させられるほどに数多くのエピソードを、 日常での実体験としてその身に刻まれていた。
「ああ、意向の授業中はずっとイラついてたからな。『あれは絶対にビッチだ』とか、 『医者のくせ胸に十字架なんて色気つきやがって』、とか、色々と呟いてた…っていうか叫んでたな」 「ビッチってことは、相手は女だよな?」 「そうなるな。先生と喧嘩が出来る女の人は、人間だと黒沢先生ぐらいだと思ってたんだがな」 「…想像したくないな、その喧嘩の光景」 容姿については想像するしかないが、あの先生と口喧嘩が出来るとなると、相当なものだろう。 そして話を伺う限り、その時と場においてはゆかりは敗北を喫している。 これは驚愕を超えて脅威に足りえ、事実、榊にはそれがとばっちりとして降掛かっているのである。 「…確かにな。まぁ、話を戻すぞ。 それでな、破られたフェンスの近くには足跡が一人分だけあったらしい。 ここの裏なんて、人通りは少ないだろうからな。実際に見てみないと分からんが、多分それは合ってるだろう」 そこに、『でもな』、と暦は加えた。 「それがな、どうもおかしいらしいんだ」 ゆかりの件で優先度が下がっていた認識の方向が、再びそちらへ向いた。 「木村先生たちの話声を聴いたんだが、ここを囲ってるフェンスは、簡単に壊れるような代物じゃないらしいんだ」 「そりゃあ、フェンスは簡単に壊れないだろ。私でも壊せないんだから」 「…まあいい。どの程度かは分からんが、戦争中に作られて、今まで残ってたやつらしいからな」 「うーむ…イマイチ実感が湧かねえなあ」 「ま、明日学校に行くときに見てみるさ。それとな、おかしいのはこれだけじゃないんだ」 「まだあんのかよ。智ちゃん退屈で眠くなってきました」 零すように言った後に智は、ふああと大きく、欠伸を鳴らした。 「破られたところが、全部直されてるらしいんだ」 欠伸をしたままの形で、智の表情が固まった。 「…え?」 例えるならば、蝋人形が熱で溶けるような、 ぐにゃりとした動きを行いながら、智は疑惑で満ちた呟きを放った。 言っていることの意味というよりも、言葉自体が分からないという風であった。
「ああ、直されてるんだ。いや、なんていうかな。ややこしいんだがな… …破られたところが結ばれてるらしいんだ、網目の一辺残らず全部」 智はその時自分の肌から、熱い汗が絶え間なく染み出すのを感じていた。 「ゆかり先生の話だと、口の中で結ばれた、さくらんぼの茎みたいにされてた…ってさ。 たまたま通りすがった黒沢先生が見つけたらしい。体育の教師だから、目に付くのも早かったんだろうな 普段からの、生活の中での洞察力も高いだろうし」 つまり、だ。 と、結論付けるように暦は言った。 「そいつは、具体的に何をしたかったのかは知らんが宿舎裏のフェンスを…まぁ、道具を使ったんだろうが。 頑丈なフェンスを破って宿舎の、少なくとも敷地に入って何かをやって、そして出て行ったときに壊したフェンスを直していった… って、いうことになる」 「…ミステリーだな」 何故か湧き出るダラ汗が顔にまで至っていないかが、智にはほんの少しだけ気がかりだった。 「…不真面目かもしれんが、私はアホらしささえ感じるぞ」 少しの間を置いて、暦はそう返した。 智の馬鹿騒ぎに対する、気の抜けた阿呆らしさが、そこにはあった。 いい終わると、暦は智の枕元に視線を落した。 現在の時刻は、10時を廻ろうとしているのが見えた。 「じゃあ、私はそろそろ行くわ」 「ん、部屋替え?」 「この間やったばっかだろ。席替えじゃねえんだから、んなに頻繁にあるか」 部屋の奥へ足を運ぶと、暦は小型のクローゼットを開き、自分の寝巻きを取り出した。 「ちょっと、神楽のとこに行ってくる」 その声が、妙に沈んでいたことを、智は見逃さなかった。
「…神楽に、何かあったのか?」 しまった、という小さな後悔の念が暦の心に湧いた。 明るく言ったつもりだが、どうやら本心を察されたらしい。 智が持つ、時折の勘の鋭さを侮っていたらしい、と。 「いや、ちょっと夜遊びに…な」 今度は、どうだ。 という考えが心の中で発現し、言葉を言い終えると、その喉が硬い唾液を飲み込んだ。 「もしかしてあんた…夜這いの趣味にでも目覚めたのか?」 沸き立つ怒りよりも、安堵の方が勝った。 「…なわけねえだろ。バカ」 そう言って、入り口の方へと暦は歩を進めた。 靴をとんとんとつま先に押し込むと、ドアに手を掛けた。 「何かあったら、ポケベルで呼べよ。まぁ、どうせ隣だしな」 ドアを半開きにさせると、智の方へと振り返った。 「水、ペットボトルに入れて手元に置いといたからな。飲む時に辛かったら遠慮なく呼べよ」 きつめの言葉とは裏腹に、声は穏やかで、温かい。 「…うん」 しおらしく返す智を視て、暦は得意げな笑みを浮かべた。 「じゃ、おやすみ。夜更かしなんてしねえでさっさと寝て、早く治せよ」 身を半分以上外へ出しつつ視ると、こくりと小さく、丸っこい頭が上下するのが見えた。
「…おやすみ」 「ああ、おやすみ」 互いに、穏やかに言い、穏やかに返す。 閉め際に、戸の近くのスイッチを暦は押した。 ドアの閉まる音が小さく響く前に、部屋は闇で満たされた。 カーテンを張られた窓際だけが、月の明かりで僅かな光が燈っている。 もぞりと動き、智は布団の中にすっぽりと潜ると、胎児のように身体を丸めて、全身を収めた。 そして布団の中で、智は何かを掴んだ。 握られているのは、内容物を満たしたそれに、彼女は覚えがあった。 硬質ながらも軟らかい軟物質を満たしたそれを二度、三度と握ると、 「…あいつ……」 と、彼女は呟いた。 汗を吸った制服の、ひんやりとした感触の奥に溜った緩やかな熱に抱かれながら、 智は眠りの世界へと落ちて行った。 つづく
帰ったら、wikiの方もまとめますんで、 まとめて読んでらっしゃる方は少々お待ちを
>>357 號の何が可哀想って、一度も恋が成就しなかったんだよな。
原作→翔はシュバルツのために自分から身を引く。渓といい感じになっても彼女はゲッターのせいで脳死。一緒に火星に行けただけましかも。
チェンゲ→原作同様、渓といい仲になるもののぶっちゃけ姉弟のため恋愛という意味ではタブー。
(エヴァのシンジとレイみたいなもんだし)
ネオゲ→翔とは描写なかったし、渓は出てこない
(小説版だと出てくるものの、恐竜帝国のスパイという設定のため、またしても悲恋に終わるらしい。)
一度くらい報われてもいいのになあ號。
竜馬さんはいつの間にか嫁がいたってのにな
漫画の號は年上のおねいさんに受けが良さそうな感じ
あずまんがの人乙 「理数系」のくだりは漫画版真ゲッターか ゲーム大決戦でもぱっとしなかった號
決して號のキャラが薄い訳じゃないんだ、竜馬達が濃すぎるんだ
でも後年の拓馬が竜馬と差別化できてたことを思うと…
拓馬はヘアスタイルも特徴的だからな ゲッターとあずまんがが同じ世界ってことは竜馬や隼人の外見にもあずま絵の特徴が出ているのだろうか
拓馬は竜馬の息子ってだけでインパクト絶大だもんな しかしなんで話題に挙がりにくいんだろう<號
>>382 乗ってたのがゲッター線使ってなかったり、終盤で使ったと思ったら
その時の真が目立ちすぎていたからそっちの方に目が行くからとかじゃない?
號って前ゲッターチームと違って何かに一生懸命になってなかったからかもね 竜馬や武蔵みたく武道に命かけてたわけでもなく、隼人みたく本気で革命起こそうとしてたわけでもなく 陸上も先生に言われて仕方なくって感じだったし、本当に「今時の若者」って感じ(十数年前の漫画だけど) 要するに、初登場時のインパクトが比較的弱いってことかな
ここはどんなゲッタークロスでもOK? ギアスとのクロスを書いたんだけど、貼ってもいいだろうか。
問題ない、張れ
よし、では貼らせてもらおう。タイトルはゲッターギアスとでもしときます。 皇暦2010年8月10日。 神聖ブリタニア帝国は世界有数のサクラダイト産出国、日本に宣戦布告。 日本はその戦争に敗れブリタニアの属領となり、自由と権利と、名前を奪われた。 エリア11、それが敗戦国日本の名前。 イレブン、それが日本人の名前。 エリア11でイレブンはブリタニアの支配を受けいれるしかなかった。 そして、ブリタニアが日本との戦争中のある雨の強い日―――。 世界的なサクラダイト研究の権威だった二人の博士が殺害される。 彼らを殺したのは“流竜馬”。 研究者の一人、早乙女博士の研究に協力していたテストパイロットであった…。 いくつも折り重なった刻はいつしかほぐれ、ブリタニアの日本侵攻から既に7年の歳月が流れていた。 今、エリア11の古びた洋館にて、二人の男が蝋燭の明かりだけの暗がりで話をしている。 外は嵐。雷鳴が轟き、風が唸りをあげ、雨が洋館の窓を容赦なく叩いている。 「かつて…、この雷だけが死者をよみがえらせることが出来た」 「ひゃひゃひゃひゃ、だが生者と死者の境界は既に無きも同じ! まもなくすればその境界も完全に取り払われる! そう、あやつによってな、。ひゃひゃひゃひゃ!!」 「そう、死者と生者の間に壁はもろくも崩れ去りました。だが彼のやろうとしている事は分からなくもない。 もし彼の行おうとしていることが成功すれば人類に永久(とわ)の安らぎが訪れる。 無論、だからと言って見過ごそうとは思ってはいませんが…」 「かかか、好きにするとええ! ワシは自分の作った武器で人が死ぬのを見れればいいんじゃ! だが、あの男がどう動くかはわからんぞ? 既に手は打っておるのか?」 「ええ、あの第三皇子の手の中にある駒が手に入ればね…。 もうすぐ世界が動き出しますよ、敷島博士」 雷が落ち、男の顔を照らす。男は笑っていた。これから起こる舞台がどれだけ面白くなるか期待すうかのように。 男に敷島と呼ばれた老人はさらに奇怪な笑いをあげ、手を叩く。 「流石は神くんだ! 面白い! 実に面白いことになるぞこれは〜〜!!」 男、“神隼人”も敷島につられるようにニヤリと笑みを浮かべる。 館には老人の狂ったような笑い声が響いた。 外の嵐は衰えることなく、世界を呑み込むが如く、勢いを増していた。 まるで、これからの世界が混沌におちいるのを知らせるかのように。 「チェックメイト。さて、賭け分をはらっていただきましょうか? ブリタニアの貴族殿? 」 圧倒的有利だった場面からあっという間に逆転を許し、負けたことを信じられないといった様子でブリタニアの貴族が盤面を見つめる。 この逆転劇を演じたのは学生だった。 ルルーシュ・ランペルージ。アッシュフォード学園に通う学生だ。 そして彼のもう一つの名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。 世界唯一の大国の皇子であると同時に、捨てられた皇子であった。 「まったく相変わらずルルーシュってばすげえよなあ〜。 相手の貴族、何が起こったか分からないって顔してたぜ〜? 」 「貴族ってのはぬるいんだよ。既得権益にすがりつくばかりで。 だから自分たちが負けるってことが想像出来ないのさ」 「ははっ。また始まった! ルルの貴族嫌い! 」 「ああ、大嫌いさ。貴族なんてのは」 (そしてそんな中で何も出来ないオレ自身が…) バイクを運転する同級生、リヴァルと会話しつつ、ルルーシュはこの7年を思い出す。 母がテロリストに殺され、父である皇帝、シャルル・ジ・ブリタニアに日本への人質に差し出され、 こそ日本に来てしばらくするとブリタニアが日本に侵攻した。 ルルーシュは敗戦の混乱を妹とともになんとか乗り切り、そして誓っていた。
チェンゲか、支援
ブリタニアをぶっ壊すと。 (しかし、それにはオレの力はまだまだ足りない。今のオレは全くの無力だ。) そう考えていると後ろからトラックが迫ってきているのに気づく。 「おいリヴァル。後ろからトラックが来ているぞ。運転が荒いし、ここはさっさと道を譲った方がいいんじゃないか?」 「ん? おや、ホントだな。こりゃ道を譲るのが良さそうだな」 そうこう言っている間にトラックの運転手は妙にいらだちを見せていた。 そう、何を隠そう、このトラックを運転しているのは日本を解放しようというゲリラであり、 トラックはブリタニアから奪いだした極秘物資であった。 「クソ! ブリタニアの学生が!! 暢気に走りやがって! 」 「駄目! そっちは!! 」 「なっ!? しまった!! 」 トラックは道が分岐しているところを曲がっていく。 だが、その分岐先は行き止まりであり、トラックはモロに突っ込んでしまった。 「あれー? まさかオレたちのせい?」 「まさか」 ルルーシュ達は停車し、事故の様子をうかがう。 するとルルーシュはトラックの貨物部から不思議な光が出ているの気づいた。 (? なんだあれは? ) 周りには事故に気付いた交通人たちが集まってくるが、誰一人として我関せずといった様子で野次馬と化していた。 (フン、どういつもこいつも…) 心の中で毒づくとルルーシュはトラックへ走っていく。 リヴァルが止めようと声をかけるが、その声を無視し、ルルーシュはトラックの乗員の救助へ向かう。 「おい! 大丈夫か! 返事をしろ! 」 いくら呼びかけても反応はなく、運転席が資材の中に突っ込んでいるためにルルーシュは貨物室の梯子を登る。 (ミツケタ…ワタシノ…) 「!? そこにいるのか!」 どこかから声が聞こえた気がして、ルルーシュは貨物室を覗き込む。 しかしその瞬間! ギュリリリリリ!! 突然停止していたトラックが動き出す。 覗き込むような姿勢だったルルーシュは動き出した反動で貨物室内に落ちる。 トラックはルルーシュに気付くことなく走りだし、その場を離れていく。 「内側にも梯子つけておけよ! ん? 」 落ちた貨物室には大きな半球状の装置なようなものが2つ入っていた。 (一体なんだこれは!? ) ルルーシュが思案していると、トラックが大きく揺れ動き、外からは発砲音が聞こえる。 『警告する! 今すぐ停車せよ! さもなくば次は当てる! 』 (マズイな…。おそらくあれは軍か…) 「分かってる! だから私がいるんでしょう!? アザブルートから地下鉄に入れる? え? それじゃ虐殺よ!」 今度は運転席側の扉が開き女が出てくる。ルルーシュは物陰に隠れ、女に気付かれないようにする。 (あの女…。たしか…) 女、カレンは搭載してあつKMFに乗り込んでゆく。 そして後部ハッチが開いた瞬間にスラッシュハーケンを放ち、ヘリを一機撃墜する。 「本物のテロリストじゃないか! 」 まさかKMFまで用意していることに自分がどういう状況に巻き込まれたかを理解するルルーシュ。 外では戦闘が行われているようだが、中からうかがい知る術はない。 『フン、どこから流れたかは知らんが、所詮旧型のグラスゴーでは、このサザーランドは止められぬ! 』 何やら自信満々の様子の男の声が聞こえるが、おそらくは軍人だろう。 ああいう大口を叩くのはかませっぽいなとルルーシュは考えていた。
そしてそうこうしている内にトラックは暗がりの不整地を走っているようだった。 (この暗さに路面状況…。旧地下鉄を走っているな。行き先はどこかのゲットー。 外に出るのは危険。…よし、見えた。条件はクリア。軍の保護は癪だが、テロリストの通信機を手土産にでもするか…) ルルーシュは極めて冷静に現状を判断し、自分がどうすれば助かるかに考えをめぐらす。 バオーーン! 「何だ!? 事故か、それとも!?」 突然トラック全体が大きく揺れ、止まる。どうやら地下鉄内の穴にタイヤを取られたようだ。 貨物室の横の扉も開き始め、これは好機だと考え、行動を起こす。 よじのぼり、外に出てしまえばこっちのものだ。 そう考えた瞬間、人間が回転しながら蹴りを放ってきた。 それを両手で防ぐか、ふっ飛ばされ、首の部分を持たれ、取り押さえられる。 「殺すな! もうこれ以上! しかも毒ガスなんかで!! 」 「殺すな、だと!? 」 軍人らしき男を蹴ろうと足を動かす。 すると相手は即座に後ろへ飛びのき距離をとる 「殺すなだと!? この毒ガスもブリタニアが作ったんだろうが! 殺すなと言うのならブリタニアをぶっ壊せ! 」 「まさか君は…」 軍人が着けていたマスクを外す。マスクの下の素顔にルルーシュは驚く。 その人物はルルーシュがよく知る人物だった。そう、かつての親友――。 「僕だよ、スザクだよ。久しぶりだね…ルルーシュ」 「お前、ブリタニアの軍人になったのか」 「君は、まさかコレ!? 」 「何言ってんだ! 」 数年ぶりに言葉を交わしていると、球状の物体のひとつが光を放ち開放されてゆく。 ルルーシュがそれに驚いていると、スザクはマスクをルルーシュの顔に押し付け地面に伏せさせる。 そして開放された物体の中から出てきたのは緑髪の少女だった――。 「スザク、一体どういうことだ。毒ガスか? こんな女の子が」 「だ、だけどブリーフィングでは確かに――、くっ!?」 ルルーシュとスザクが少女を介抱していると、突然照明にさらされる。 そこにはこのエリア11を取り仕切る総督である、クロヴィスの親衛隊が居た。 スザクは親衛隊の隊長と話しているようだが、この状況をルルーシュは非常に不味いと感じていた。 この少女は確かに毒ガスではなかった。 しかし、毒であるのは確かだった。 これが外部に漏れればスザクの主人たちが危うくなるほどの猛毒。 そしてどうやら、目撃者であるルルージュを殺すことでスザクは恩赦が与えられるらしい。 「しかし、自分は出来ません。民間人を打つことなど…」 だが、スザクは断固としてそれを拒否した。すると親衛隊隊長は容赦なくスザクを撃った。 スザクの身体がゆっくりと地面に倒れてゆく。 「スザクッ!!!」 ルルーシュは叫んだ。久しぶりに会った親友がブリタニアの軍人で、毒だと思っていたのが少女だった。 そしてその親友が理不尽にも凶弾に倒れた。 あまりの予測不能な事態にルルーシュの頭がパンクしそうになる。 親衛隊たちはこの少女を回収すれば自分を始末するだろう。 もう、どうすることも出来ないのか、そう思った瞬間、後ろのトラックが爆発を起こした。 (自爆したのか? だが、このチャンスを逃すワケにはいかない! ) 「おい。こっち来い。逃げるぞ!」 トラックの爆発の影響で天井の岩盤が降り注ぐ中、ルルーシュは何とかその場を逃れることが出来るのだった。
ルルーシュも親衛隊も立ち去った後、瓦礫の中から白衣の男が姿を現した。 「私は、かつてこの国で一度死に、再びこの国に帰る命を得た…。 そう、世界の最後を見るために……」 男の目が怪しく光り、男はゆっくりと歩みだすのであった。 「ハァハァ、一体何なんだよ。お前は!! お前のせいなんだろう!? この騒ぎは! しかもブリタニアはスザクまでも…!!」 ワケの分からない事態にルルーシュは悪態をつく。 分からないことが多すぎた。 だが、まずはこの場から逃げ出すことが先決だ。 「おい。そこで待ってろ」 どうやら倉庫街に出たようだ。ひとまず様子を伺おうと階段の出口から頭を出す。 銃声。 あわてて頭を引っ込める。親衛隊の連中がすぐそこにいた。 子供の泣く声が聞こえる。が、銃声によりそれが途切れた。 ここら一帯のイレブンを始末し終えたのか、親衛隊が立ち去ろうとしている。 しかしその時、ルルーシュの携帯の着信音が鳴り響いた。 それはルルーシュたちの居場所を彼らに教えるのに十分すぎた。 「うぐっ」 ルルーシュが倉庫の壁に押し付けられる。彼の視線の先にはイレブンたちの無残な遺体が転がっていた。 少女は親衛隊の隊員が取り押さえている。 「テロリストの、しかも学生にしてはよくやった。流石はブリタニア人だ。だが…」 銃口がルルーシュに向けられる。 「それもここでおしまいだ」 そして引き金が引かれる。その瞬間、緑髪の少女がルルーシュの前に飛び出す。 「殺すなー!! 」 だが弾丸は少女の額を貫き、少女は地面に転がる。 「おい! 」 ルルーシュは倒れた少女に近づいた。少女からは大量の血液が流れ出していた。 「出来れば生かしておきたかったが、こうなっては仕方ない。 我々が来たときには人質はなぶり殺されていた。どうかね? いい筋書きだろう? 」 親衛隊隊長がやれやれといった様子で言い切る。 (なんなんだ、これは…。スザクも、この子も…、オレも…。 何一つ、何一つ出来ないままで!! くっ、ナナリー…!!) ルルーシュが絶望に暮れたとき、少女の腕がルルーシュの腕をつかむ。 そして思考がルルーシュに流れ込んでくる。 (ほう、終わりたくないのだな? お前は。どうやらお前には生きるための理由があるらしい。 力が欲しいか? 力があれば生きられるか? ) (なんだこれは? このビジョンはなんだ?) (これは契約。力を授ける代わりにお前に私の願いをかなえてもらう。 契約すれば、お前は次の段階へと進むことがえきる。だが人とは違う理に生きることとなる。 異なる摂理、異なる時間、異なる命。 進化の力はお前を孤独にする。その覚悟があるのなら…) ルルーシュの頭には次々と見たことのないビジョンが浮かんでは消える。 遥かなる宇宙。消えてゆく星々。喰われてゆく時空…。 そして父、シャルル・ジ・ブリタニア。 (いいだろう。結ぶぞ! その契約!!) ルルーシュがそう念じた瞬間、体中をエネルギーのようなものが駆け抜けた。 自分は大いなるチカラを得た。そうルルーシュは感じた。
「なあ、ブリタニアを憎むブリタニア人はどう生きればいい? 」 ゆらりとルルーシュが立ち上がる。右手で左目をおさえながら。 「貴様、主義者か!! 」 親衛隊が再び銃を向ける。しかし、ルルーシュの先程までとは違う雰囲気を感じ取り、すぐに撃とうとしない。 「どうした? 気づいたのか? 撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだと! 」 ルルーシュの手がどけられた左目が赤く輝く。その気配に親衛隊がたじろいだ。 「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる。貴様たちは、死ね!! 」 ルルーシュがそう言うと、彼の左の魔眼から光が放たれ、それを浴びた親衛隊の両目が赤い光を灯す。 「イエス、ユア・ハイネス!」 そして次々と銃口を自分の首元に押し当て発砲。鮮血が周りに広がる。 ルルーシュはその絶対的なチカラを得たことを悟ると邪悪な微笑みを見せる。 彼は力をえた。そう、絶対的な力を、世界を壊すための力を。 トウキョウ、シンジュクゲットー。 今ここではブリタニア軍によるイレブンの虐殺が行われていた。 表向きは演習という名目で。しかし実際にはある事の隠蔽工作のためにすべての住人ごと消されようとしていた。 「おい、扇、一体どうすんだよ! このままじゃ俺達も全滅だ!」 テロリストの一人が声を荒げる。今回の発端となる事件を引き起こしたのは彼らであった。 「落ち着け、今俺達の戦力はカレンのグラスゴー一騎だけだ。下手に動くわけにはいかない」 『ここは私が囮になってみんなは…』 「馬鹿! ブリタニアがそんな簡単に見逃してくれるワケないだろう! リーダーからの連絡を待つんだ! 」 ゲリラのメンバーの中でその場を取り仕切ってるらしき男が、赤いグラスゴーに乗るカレンの提案をはねのける。 指揮してるらしき男の名は扇要。扇グループと呼ばれる日本抵抗組織の代表であった。 今回の事件の発端となったテロリストたちは、完全包囲され焦っていた。 すると通信機が通信を受信する。 リーダーからの通信と思い、通信を開くが、相手は全く知らない人物であった 『聞こえるか。今から私の指示に従えばお前たちを勝たせてやる。』 勝たせてやる、謎の相手からのいきなりのメッセージ。 扇は戸惑いを見せる。 「一体なぜ君が俺達の通信暗号を知っているのかは知らないが、そんな怪しい人間を信用するわけにはいかないな」 『フ、もちろん信用にしてもらうための材料は用意した。 もうすぐそこを通る列車の中を見たまえ。私からのささやかなプレゼントだ。』 するとタイミングを見計らったかのように列車が扇たちの前で止まる。 警戒しつつもゲリラたちは列車の貨物内をのぞきこんだ。 するとその中にはKMF“サザーランド”と多数の武器弾薬が用意されていた。 「こ、これは…」 「ナイトメアじゃねーか! 扇! これなら俺達も戦えるぜ!」 『どうかな? お気に召して頂けたかな? さあ、私の指示に従うか? それとも君たちだけでそのナイトメアと武器を使って強行突破するかな? 』 力づくで突破できるほど甘くはないだろうがな、と相手はつぶやく。。 扇が判断に迷っていると、さらに通信が入る。彼らのリーダーからの通信だ。 「すまない、まずこちらのリーダーと相談させてくれないか? 」 『…いいだろう。しかしブリタニア軍が気づくのも時間の問題だ。早く決断してほしいものだな』 相手は了承したが、確かに急がねばいずれ包囲されてしまうだろう。 「…わかった。時間はあまりかけない」 そう言って通信をリーダーからのものに切り替える。 『扇、作戦の経過はどうだ? 』 「すまない神。目標の強奪までは成功したんだが…。ブリタニアの妨害で確保には失敗した。ところで相談したいことがあるんだが…」 『そうか、それで相談とはなんだ?』 テロリストのリーダー、それは神隼人であった。 かつて早乙女博士とともにサクラダイトの研究とテストパイロットをしていた男。 小規模反抗組織である扇グループが今日まで生き延びてこられたのも、隼人の手腕によるところが大きかった。 だからこそ、扇は隼人に相談することにより現状で最良の選択をしようと思っていた
『なるほど、ナイトメアと武器を調達し、自分の指示に従えば勝たせてやる、か。 なかなか面白い奴じゃないか。扇、俺から命じる。そいつに従え。 おそらくそいつは現在の戦況をもっともよく理解している人間だ。 その場にいない俺の命令よりもお前たちが生き残れる可能性が高いだろう。 それにブリタニアがわざわざそんな回りくどいやり方をするとも思えん。 とりあえずは信用にたる人物だろう』 「分かった神。俺達はヤツの指示に従おう。あんたの判断が間違いだったことはないからな。 それじゃあ、通信を切る。ここから生き残ったらまた会おう」 そう言うと扇は謎の人物に指揮下に入ることを伝えるために隼人との通信を切る。 隼人も通信機を置くとにやりと笑う。 「いいのか? どこの誰とも知らん奴に部下を預けるなんぞ」 敷島が笑みを浮かべつつ隼人に聞く。おそらくはゲットーで殺し合いが行われいるのを愉快に感じているのだろう。 「フフ、面白いじゃないですか。KMF、しかも起動状態のものと多数の武器を提供するだけでなく、 自分の指揮下に入れば勝たせてやるという大口の叩きっぷり。 彼らの命を賭けてやるには十分すぎるほど面白い人物だ」 「カカカ、相変わらず厳しい男じゃのう。これで扇達が死ねばどうするつもりだ?」 「フン、彼らがこんなところで死ぬのなら、そこまでですよ。 到底ブリタニアから日本を奪い返すことなど出来ないでしょう。」 そう言うと隼人はモニターに目をやる。そこにはシンジュクゲットーでの戦況がリアルタイムで映し出されていた。 どうやら、謎の人物は戦術に長けているらしい。 次々とブリタニアの戦力を効果的に削り、活路を開いていっている。 扇たちが目標の確保を失敗した時点で隼人は作戦は失敗に終わると考えた。 しかし、奴の出現により、思わぬ収穫が得られそうだった。 「さて、ここまで出来る人間だとは。面白い、面白いじゃないか」 戦況は謎の人物―ルルーシュ―の出現によって大きく変化していた。 ルルーシュが得たチカラ、ギアスにより奪い取ったサザーランドと、彼の天才的な戦術。 そして手足として動く駒を手にし、一気にブリタニア軍を押し返していた。 それはG-1ベースにて指揮を執っていたブリタニア第三皇子クロヴィスを恐れさせていた。 機密であるC.C.。そしてあの男の行方が分からない以上、一帯を焦土と化してからゆっくりと探索するつもりだった。 しかし、惰弱なテロリストと侮っていた敵が自分の手に負えぬと知ったとき、彼は悪夢を見ているのではないか思っていた。 「…ヤツを。ヤツを出せ。」 クロヴィスがつぶやく。それを聞いたバトレーは顔面を蒼白にしながら抗議する。 「で、殿下、まさか、あ奴を御使いになるので!? 危険です! 奴は獣ですぞ! 」 「だまれぇい!! こうなった以上奴を使いでもして、解決を図らねば私は廃嫡だ! バトレー、三度は言わぬ。奴を、流竜馬に目標の回収、もしくは処分を命じよ!」 「イ、イエス、ユアハイネス…」 クロヴィスの剣幕に押され、バトレーが折れる。 そして部下に一言二言命じ、禁断の獣の鎖を解くのだった。
流竜馬が連れてこられたのはそれからすぐだった。 長身にボロボロのロングコート、赤いマフラー。そして鎖に繋がれた姿はよく目立っていた。 なぜ、永久囚人たる人物がここまで早くやってこれたのか それはクロヴィスが最後の切り札として、永久囚人である彼を重要な作戦ごとに囚人車両に乗せ近くに置いていたからである。 竜馬が永久囚人となった理由は7年前の早乙女殺しのせいだった。 早乙女だけならばここまで重い罪ではなかった。 しかし早乙女とともにブリタニア人の科学者まで殺したのだ。 サクラダイト研究の第一人者でブリタニアの国益になるはずだった人間。 そしてブリタニアの誇る世界的な権威をもった人間。 2人をやったことはブリタニアに対しての明確な反逆行為とされたのだ。 そしてこの7年、竜馬は檻の中で地獄を味わわされた。 何度も自分ではないと言った。だが判決は有罪。それがひっくり返ることなどないだろう。 あの地獄にいるよりかは、帝国の坊ちゃんに使われていた方が幾分かマシだった。 なにより、その作戦に参加していれば、いつかは自分に罪を着せた人間、神隼人に復讐できるかもしれないのだ。 「ハヤト…、この礼はてめぇを八つ裂きにしねえと気がすまねえ」 牢獄に入れられてから彼が望んでやまないのはそれだけだった。 自分を地獄へと突き落としたかつて信じていた仲間への復讐。 ただそれだけだった。 途中、特派と呼ばれる連中のトレーラーに積まれていたKMFを竜馬は見た。 布がかぶせられてはいるものの、その隙間から見える機体色に嫌悪感を抱いた。 「白、か。嫌な色だ。奴の乗っていた機体を思い出す。」 なにやら起動準備がすすめられているようだが、今の竜馬にとってはそれ以上はどうでもいいことだった。 「来たか。流竜馬。簡単な作戦だと思っていたが、どうやらキミの力を借りねばならぬようだ」 クロヴィスがいかにも沈痛そうな声で言う。だが、竜馬にはこれが芝居だということが分かっている。 「で、オレに同族殺しでもしろってのかい、オウジサマよ」 「キサマ! 殿下に向かって…!」 「よい、バトレー。いかにも、いつもと同じテロリストの排除だ。 今回は指揮している者が相当の手練れのようだ。すでに我が軍に多数の被害がでている。 どうやら最新式のサザーランドを奪われ、その使用を許してしまっている始末だ。 そして調査の結果、実行犯のグループは最近、神隼人の指揮下で動いていることが多いということが分かった」 クロヴィスの言葉を聞いた瞬間竜馬の表情が変わった。 「それで、そいつらぶっつぶせばいいのか? 」 「いや、それだけではない。あるモノの回収を頼みたいのだ」 クロヴィスが合図をするとバトレーが数枚の資料を竜馬に渡す。 一枚目はあの少女C.C.の。二枚目はあの男のものだった。 「まさか…。そんなはずはねえ。この男は確かに…」 「そう、死んだはずだ。なにせキサマが殺したのだからな。 教えることは以上だ。これ以上の質問は許さん。貴様は用意したグラスゴーに乗り目的を果たせ」 資料をバトレーに返し、竜馬は用意されたKMFの元に向かう。 資料に書かれていた男、それは7年前に死んだはずの早乙女。 死んだはずの男が何故蘇ったのか。 (そんなことはどうでもいい。今度こそオレの手で殺してやる…。アイツと一緒になぁ…) 竜馬の目には復讐の炎が燃えていた。
支援
狭い空間の中、竜馬は慣れた手つきでKMFを起動させる。 旧式のグラスゴーをクロヴィス配下のものによって極限までチューンされ、サザーランドに匹敵する性能を誇るものの、 設計の古さに加え、無理な改造を施された結果、非常に扱いにくいものとなっている。 それが竜馬に用意されたKMFであった。 現在ではサザーランドの配備により、その乗りにくさの割りに劣る性能で乗り手のいなかった機体だ。 機体全体のカラーリングは赤。そしてマフラー状に巻かれた赤い布が目を引く。 それは竜馬にかつての愛機を思い出させるとともに、自分を裏切った人物を思い出す色だった。 やがてすべての起動準備が終わり、発進の合図を待つ。 特派の試作嚮導兵器が先行しているらしい(おそらくあの白いKMFだろう)が、特に関係はないはずだ。 そして発進を示すアナウンスが聞こえる。竜馬は操縦桿を握りなおす。 「グラスゴーG1!! 発進するぜ! 」 赤いグラスゴーが飛び出す。 そしてそのままスピードを落とすことなく、ゲットーのテロリストたちの居所に急ぐ。 『しかしよろしいのですか、殿下。いくら目的のためとはいえ…』 『よい。それに殺した犯人自身にもう一度殺すチャンスを与えるのだ。趣向としても面白いではないか』 『ふぃ〜、ブリキ野郎どもざまあ見ろってんだ! 日本人をなめんじゃねぇっての! ハハハ! 今までの報いだ! 懺悔しやがれ!!』 テロリストが倒したKMFに罵声を浴びせる。ルルーシュの指示通り動いたおかげで、彼らは信じられない逆転を果たそうとしていた。 『うるせええ!! それはてめえのやるこったぁ!! 』 『んな!? 』 だがそんな彼らの前に、ビルの上から赤いKMFが降ってきた。突然の出来事にどうすることも出来ないテロリストたち。 すると赤いKMFは両手に構えたアサルトライフルを隙だらけのテロリストたちに向かって乱射する! 『うおおおおおおおおお!!! 』 ズガガガガガガ! とアサルトライフルが火を噴き、竜馬が叫ぶ! 『うぎゃあ! 』 『ぴぎゃぁああ!! 』 ズワオ! ズゴォ! と一瞬にしてテロリストのサザーランド数機が蜂の巣となる。 竜馬は倒れたKMFにも容赦なく銃弾を浴びせ、完全に息の根を止める。 少し離れたところにいたテロリストたちは何が起こったのかを理解しかねていた。 どうやらある程度撃った所で竜馬は動きを止め、彼らの出方を伺う。 『な、なんだあいつは! あっという間に味方がやられちまった! あとはオレたち3人だけだぜ! 』 『だ、だけどありゃあグラスゴーだ』 『つーことは旧式のポンコツじゃねえか! オイ、今のは油断してただけだ。 真正面からやりゃあ、最新式のこっちが負けるわきゃないんだ! 』 しかし、竜馬の乗っている機体が旧式のグラスゴーだと分かると冷静さを取り戻す。 そしてサザーランドたちはまっすぐに竜馬のグラスゴーに突っ込む! 竜馬はアサルトライフルをしまい、機体に巻いてある布を先頭のサザーランドにめがけ投げつける。 布は見事にサザーランドの頭部に巻きつき、視界を遮られた機体の動きが止まる。 『ま、前が見えねえ! 』 そこに間髪いれず、竜馬はスタントンファで頭部に巻かれた布ごと殴りつける。 『うわぁ! 』 ドガン! 頭部が爆発し、機体全体が後ろにのけぞる。 仰け反った機体を踏み台にして、竜馬のグラスゴーが跳ぶ。 『な!? あんな旧式が、と、跳んだぁ!? 』 グラスゴーは後続の機体の頭上を軽く飛び越え、その真後ろに着地する。 『スラッシュゥ、ハァーーーケン!! 』 そしてKMFの特殊武装であるスラッシューハーケンが残りの2機の胴体に当たり機体は真っ二つに切り裂かれる。 『フン。機体の性能差は腕でカヴァーすりゃいいんだよ。残念だったな。さて、と…』 竜馬は軽くテロリストを鎮圧すると、生き残っていそうな乗員のもとに近づいてゆく。 なぜならば。彼らには聞いておかねばならぬことがあるからだ。
『くっ、向こうの部隊も全滅か…! まさかたった2機のKMFにこうまで掻き回されるとは…』 ルルーシュは今、イレギュラーの出現により窮地に立たされていた。 ひとつは後方から白いKMF−ランスロット−だった。 こいつの出現により、テロリストのKMFが一瞬にして全機撃破され、おまけに自分の位置まで知られた。 グラスゴーに乗った女と、白いヤツのパイロットが人命救助を優先したことによりなんとか逃げ切ったが…。 ふたつめは謎の赤いKMF。通信の様子からグラスゴーらしいが、旧式で現行機を手玉にとるほどのパイロットの出現だ。 たった2つのイレギュラーにより、勝利目前で邪魔をされた。 『だが、一番の目的は今から果たすことが出来る…。テロリストの連中には感謝せえばならんな。 フハハハハハ! ここまで上手くいけば上々だ、あとは艦に潜り込みクロヴィスを始末するだけ。 この力、ギアスがあればそれも容易。オレは世界を壊す一歩を踏み出せるんだ』 ルルーシュは戦術的勝利などくれてやる、ともう見えぬイレギュラーたちにつぶやいた。 そう、彼の目的はテロリストを使い、包囲網を崩し、自分がクロヴィスに近づく隙を作ることだった。 クロヴィスの元に行けば、ギアスを用いて母の死の真相を聞いた上で始末する。 ルルーシュの目的はすでに果たされつつあった。 『おい、てめえらのリーダーの居場所を教えろ。じゃねえとぶっ殺す』 生き残り、脱出をしていなかったテロリストを、コクピットブロックを壁に押し付けながら竜馬が問う。 『し、知らねえ! リーダーはいつも向こうから連絡するだけで、こっちからコンタクトとったことはないんだ! 』 『ほう、あいつらしいじゃねえか…。つーことはてめえに聞くことはもうないな』 隼人のことなら、こいつら程度の駒に居場所を教えるようなヘマはしないだろう。 そう、竜馬は隼人のことをよく知っている。だからこそテロリストが嘘を言っているとは思わなかった。 『な? 本当に何も知らねえんだ。だからもう放してくれよう…』 『ああ、いいぜ。楽にしてやるよ』 『な、マジかよ。やめ――! 』 何の躊躇もなく竜馬はアサルトライフルの引き金を引いた。 弾はコクピットを貫通し、開いた穴からは赤い液体が流れ出る。 『チッ、あとは女と早乙女のジジイの回収か。一体どこ行きやがった』 サザーランドを手放し、回収任務につこうと竜馬が移動しようとした瞬間、白いKMFが回転しながら蹴りを放ってきた。 『んだとぉ!? 』 なんとか左手でガードするが、その衝撃で機体は後方に下がり、ガードした左腕は使用不能となっていた。 『なんで殺した! 彼はすでに抵抗する意思も力もなかったはずだ! 』 『けっ、戦場でお情けか? ずいぶんと甘い考えをもってんなあ!! 』 お返しとばかりに右手に残ったアサルトライフルを撃つ! しかしランスロットはブレイズルミナスを展開し、攻撃を無効化する。 『シールドかよ…。ちょいと分が悪ぃか』 『だがあそこまでする必要はないはずだ! 助けられる命をわざわざ奪うなんて! 』 シールドからメッサーモードに変形したランスロットの腕が迫る。 素早く反応し、回避行動に移るが、段違いの反応速度の差により避けきれない。 かろうじて本体への損傷は免れるが、気づくとアサルトライフルの前半分が切断されていた。
(早えな。このグラスゴーの反応速度じゃ到底、いや他の第5世代でも追いつけねえな) 竜馬はランスロットの高い性能を冷静に分析する。 そして馬鹿正直なやり方で勝てるような相手ではないことを感じ取っていた。 『答えて下さい! 何故殺したんです! 返答如何によってはこちらも対応を考えます』 『おいおい、オレは第三皇子クロヴィスの命令で行動してるんだ。それを邪魔するってことが一体どういうことか分かってんだろうな? 』 『クロヴィス殿下の勅令? まさか…』 (今だ、案の定クロヴィスの名前が出た瞬間隙を作りやがった! ) 『喰らえ、スラッシュハーケン!! 』 スザクの見せた一瞬の隙を突いて竜馬はスラッシュハーケンを発射する。 『な!? だけど!! 』 『マジかよ! スラッシュハーケンを手で捕まえるなんて、どんな反応速度とパワー持ってんだ! 』 しかしランスロットの驚異的な性能の前にスラッシュハーケンは見事に受け止められ、あまつさえそのまま握りつぶされる。 『クソったれ! 打つ手なしかよ!! 』 『その攻撃、返答と解釈する! あなたには悪いが、その機体の機能を停止させてもらう! 』 先程までの躊躇がなくなり、怒涛の攻撃が竜馬を襲う! 『へ、流石に腕でカヴァーするには性能差がありすぎるな』 しかし、今度は避けることに専念した竜馬は機体表面をかすらせる程度にダメージを抑えていた。 『なんていう操縦だ! まるで僕の攻撃を完全に見切っているようだ! 』 竜馬はスザクの動きを見切っていたわけではなかった。 だがスザクの攻撃は命をとるための攻撃でなく、機体機能を停止させる目的で繰り出されるため、 狙っている場所がある程度絞ることが出来た。あとはそれに合わせて避けるだけである。 しかし、常人であれば旧式のグラスゴーが最新鋭機の攻撃を回避するほどの機動に数十秒と耐えられなかっただろう。 正に機体の限界性能を発揮し、なおかつその負担に耐えることのできる肉体をもつ竜馬だからこそできる芸当だった。 (だがここのままだとジリ貧だな…。ん、あれは…、まさか!? ) ランスロットの猛攻を受け流しつつ、ふと竜馬は雑居ビルの屋上に人影を発見した。 ぼろぼろの白衣が風にたなびく。鋭い眼光が竜馬たちの戦いを見つめていた。 間違いない、早乙女博士だった。 『ジジィぃいいいいいい!!!!! 』 早乙女博士の姿を認めたとたん、これまで冷静だった竜馬の脳内が一瞬で沸騰した! その隙をスザクは鋭くつき、竜馬のグラスゴーは両足を破壊されてしまった。 『てめえええ!! 邪魔すんじゃねえ! あそこに! あそこに早乙女のジジイがいるんだ! オレが、オレが引導を渡してやるんだあーーー!! 』 『悪いがあなたの望みは叶えられない。無駄な殺しは僕がさせない! 』 『うぉおおおお! はなせえ! はなしてくれええええ!!!! 』 廃墟と化したシンジュクゲットーに竜馬の絶叫が木霊する。 それはクロヴィスの戦闘中止命令が出されたのとほぼ同時であった。 こうしてシンジュクゲットー殲滅戦は幕を閉じた。 C.C.と早乙女博士の逃走と、クロヴィスが何者かによって暗殺されるという事実を残して。
支援 ギアスしらんけど中々面白い予感 俺以外いないのが惜しいな
以上です。続いてもゲッターが出てくるのは当分先かなー。 だってゲッターって旧ゲッターですら通常KMFの7〜8倍近いんだもの つか一回目だからやたらと説明が多い… 雑文、お見逃しください
乙
乙 いいぞ・・・スレのパワーが上がっている・・・!
この決定的場面でのもどかしさこそ真
ウオオ このスレ力はビッグバンを引き起こすだけの
乙 隼人がいるのならゼロの出番が必要なのか疑問に思えてしょうがない 頑張れルルーシュ
乙 やっぱり、竜馬には旧型ですね。 そして、性能差があっても負け? させたのはよかったと思います。 相手もメインの登場人物だからやりすぎると反感買いますし。 まあ、ルルーシュのほうが指揮官的には向いてるかも。 隼人の本性は前線で暴れるタイプだし、ルルーシュは動かない方も多いし ただ、隼人は漫画版見る限り、人望もあるし融通がきくから人気あるだろうな ゼロみたいな偶像的なものではなく人間的なものとしのものが。 そういや、 タイトルに2が付いてるのは以前にもギアスものがあったからでいいですかね?
すみません、2の部分を何かと見間違いました。 気にしないでください
そういえば、ギアスのロボットをゲッター風にした写真がどっかにあったっけな。 ギアスといえばラ・ギアス派なんで詳しくは知らないけど。
量産型ロボの無頼? を改造したやつだっけ? 当時のスレのネタ的な雑談での設定では 紅蓮と同時期に造られた量産型のプロトタイプだっけ?
ギアスといえばゼノギアス派 というわけでゼノギアスとのクロスとかどうよ 規模的にはいけると思うんだけど 身体能力も高いし、設定もかみ合わせやすそうな気がする
>>408 ごめんwあれつくったのオレなんだww
ネタとしてクロス機体作ったらそこからじわじわとゲッター線がにじみでてきて遂に文におこした
反省はしていない
まさかの本人降臨
さあ竜馬よウザクをフルボッコにするんだ!! 極道兵器はまだ降臨しないのか!?
このスレ的に、ニコニコ動画のゲッター幻想入りはどうなん?
見てる 勿論見てる 去年くらいに終わったアメコミと虚無戦記のクロスも見てた ところでウォッチメンとゲッターのクロスをですね…
当然、隼人が通信をジャックして 「私は全てをなげうってでも貴様達の野望を打ち砕く!」 ってなるんだろうな?
今ニコ動だとアイマスとのクロスもあるね
アイマスのは去年の11月から止まってるんだよね。残念。
アメコミ繋がりでフランク・ミラーの300とか 恐竜帝国軍1000000体のメカザウルスvs流竜馬率いる300体の初代ゲッター
ニコニコMUGENで3D真ゲッター作ってる人いたけど、あれも去年から更新止まっちゃったな
作品を継続して書くのって難しそうだな 地下のGから湧き出るゲッター線の如く妄想力とモチベーションが重要ってことか?
幻想入りの人は、その辺わかってて次のラストにするのかな 正直惜しい、東方は別にいいけど石川絵をもっと描いて欲しい
済みません、どなたか過去スレに投下された涼宮ハヤトの絵を持っていませんか?
>>421 そこいらへんはなァ、やっぱり長編になればなるほど、感想とかwikiまとめとか、
SSに対する評価っぽいものがすごく大きいウェイト占めてくるんだ、なぜか。
自分でも意識しないうちに、脳内妄想が面白いのか、とかレスポンスで判断しようとするんだな。
連載持ってるのにものっそい停止してる男とは拙者だ!
・・・orz
長文スマソ
そのうちゲッター×種or種死で短編やってインフレ文章の書き方思い出すつもりっす。
SOS団から抜けようとするやつをリンチするのか……
>>424 以前にも投下されてた短編ですか?
>>425 キョン以外SOS団がゲッターキャラ……えずらがむさかったな
もし種・種死がゲッターロボ大決戦だったら。 シン・ルナ・レイ→OVA版真ドラゴン キラ・ラクス・アスラン→真ゲッター ロウ・カナード・ガイ→新ゲッター イザーク・ディアッカ・ニコル→ゲッターG アサギ・マユラ・ジュリ→ゲッター斬 バルトフェルド・アイシャ・ダコスタ→初代ゲッター オルガ・クロト・シャニ→ゲッターD2 アウル・ステラ・スティング→ネオゲッター ユウナ・カガリ・キサカ→3人乗りブラックゲッター ヒルダ・マーズ・ヘルベルト→3人乗りGAME版ブラックゲッター ハイネ・サトー・マユ→つぎはぎゲッター(新最終回) デュランダル・タリア・アーサー→GAME版真ドラゴン 残りは頼む……。
>>426 いいえ、まあもっと真っ当な感じのを。
ストライクゲッターズとか頭悪いネタが浮かんだ。
スト魔女は一話で挫折したけどな!
プリキュアゲッターとか考えたことはある
ふと思いついた真・デトロイメタルシティ。 とはいってもDMCの面々をクラウザーさん=竜馬、ジャギさま=隼人、カミュ=武蔵坊弁慶と中の人をそのまんま新ゲッターチームに置き換えただけで あとのメンツは普通にデトロイメタルシティの原作キャラのなんですけどね。
おい 社長=新ゲ・ミチルさんを忘れてるぞ でも新ゲのゲッターチームだと、クラウザーさんになっても普段と変わらんな だったら通常はTVのきれいなゲッターチーム、ライヴ時は新ゲチームってのはどう?
ギアスといえばゼノギアスな俺 ギアスを見たことの無い自分としては地形とか武装がイマイチよく分からなかったな あと、画像すごい見たい しかしこのスレの人たちって、ストパンとかハルヒとかあずまんがとか、 ジリジリしのぎを削る命のやり取りとはほぼ無縁の作品に特攻したがるな なんだ?ゲッター線でも本当に満ち溢れてるのか? それとも「平和は許さんッ!もっと戦えッッ!」ってことなのか?
「俺が乗りたかったのは こんなゲッターじゃない!」 ゴートゥゲッター!ゴートゥゲッター! 「恐竜を滅ぼして人類を進化させたのがゲッターと言う噂は本当だったんだ!!」
>>432 逆にたまにはゲッターチームをほのぼのとしてあげたい
ゲッターチームの乗ったガオーマシンがガイガーほっぽいて合体(チェンジ!)する夢を見た。
>>428 もしかして前の方で話題になってたゲッター×種死の方ですか?
ストパンは画面の外でものすごい死闘が行われてたりするんだぜ
>>424 確かに他人の反応に敏感になりますよね。
>>432 ハルヒクロスはギャグものだし、
あずまんがのクロスははだしのゲンみたな廃墟世界になった。
>>437 同人を見る機会あったが本当にやってることが別もんだったな。
ただ、やっぱり美少女がズボン(パンツにしか見えんが)丸見えだったけど
>>437 だけど、外じゃああんまり意味が無いと思うんだよね、個人的には
作品内で死についての扱い方で緊張感がまるで違うよな。極端に軽かったりするのもあるし
その作品からこの先ずっと消えてしまうという(読者が抱く)恐怖感って大事だよな。ふとそう思った
本当に死なれたら死なれたで、困るんだがね
>>439 まあ、最近の流行というか、売れやすい形がまったりな萌えだからな。
萌え系でも戦うものは斜陽に入りかかってるし。
確かに、小説の中で人物の「死」が一番緊張感や感動を出させるよな。
ホラー系とか常にグロい死と隣り合わせ、戦闘ものでは相手も命をはってたり
運命の決闘とか場面のスパイスになるなぁ
ゲッターギアス第二弾。書けました〜。作れました〜。ってわけで貼り 「何の用だ…」 あの戦いの後、飼い主であるクロヴィスの死により、再び竜馬は牢獄に戻っていた。 そんな竜馬の前に現れたのは、特派と呼ばれていた男だった。 「あはぁ! キミが流 竜馬君だね? 」 眼鏡をかけた優男が竜馬に話しかける。妙に軽いノリに竜馬は眉をひそめ不快感をあらわにする。 「…何のようだ」 竜馬はもう一度だけ優男に問うた。これ以上自分の質問に答えぬのであれば無視を決め込むつもりで。 「うん。ボクは特別派遣嚮導技術部のロイド。 実はキミをここから出してあげようと思ってね。迎えにきたんだ」 ロイドの言葉にピクリと反応する。ここから出してやる。以前クロヴィスにも言われた言葉だ。 「で、その代償にオレに何をさせるつもりだ? 」 「う〜ん。流石はエリア11で名を馳せたゲッターチームのリーダーだねえ〜。 話が早くて助かるよ。じつはね、キミにウチの研究の手伝いをやってもらいたいんだ」 「手伝い? オレに雑用でもさせるつもりか」 「ん〜ん〜、違う違う。君にはデヴァイサーになってもらいたいんだよ」 「デヴァイサー? パイロットのことか? ならもうお前たちの所にはいるだろう。 わざわざオレの邪魔をしてくれた白いKMFのパイロットが」 「ああ、スザク君とランスロットのことかい? 違う違う。 実はウチではもうひとつ開発、というより実験だね、をしている機体があるんだ。 それがランスロットに勝るとも劣らないほどハイスペックでね。 スザク君クラスのデヴァイサーが必要なんだ」 あの白い奴と同程度のKMF。その存在におおいに興味をそそられた。 「…要はそのじゃじゃ馬の世話をしろってか? 永久囚人のオレに」 「んっふ〜、大正解♪ それでキミはどうする? ボクに協力してくれるかい? 」 「いいぜ。この退屈な檻から出してくれんのなら、てめえのシュミに付き合ってやんよ」 こうして竜馬は特派のデヴァイサーとなることによって、再び復讐の機会を得たのだった。 特派研究室。 竜馬は出所手続きをすませた後、すぐさまココに連れてこられた。 ロイドが言うには、新型を見せたいから、だそうだ。 「で、コイツがソレってワケか…」 「そうだよ〜。どうだい? 君好みに塗装しなおしておいたんだけど、気に入ったかい? 」 竜馬は目の前のKMFを仰ぎ見た。 見れば見るほどに、かつての自分の愛機を思い出す。 「ふん。案の定、趣味が悪いなあんた」 「んっふ〜、それほめ言葉かい? まあ、このカラーリングなのは別に君に合わせただけじゃないんだ。 この機体、ランスロットTypeG“ドラゴン”は、ランスロットをベースに近接格闘を重視し、 そして新型の駆動機関を取り入れた意欲的な作品なんだ」 「ユグドラシルドライブじゃないのか? 」 ユグドラシルドライブ。KMFの動力機関であり、ランスロットは高出力のユグドラシルドライブにより高性能を発揮している。 「あっは〜、よく勉強しているね。そう、この機体は通常のKMFと違ってユグドラシルドライブじゃないんだ。 一体何を使ってるか分かるかい? ヒントは君にとっても関わりのあるもの! 」 ロイドの思わせぶりなセリフ、そしてドラゴンを見て、竜馬は合点がいった。 「…なるほどな。ゲッター炉心か」 「お〜め〜で〜と〜! 大正解! といってもまだまだ試作品だけどね」 「だからこのカラーリングか。やっぱあんた趣味悪いぜ? 」 角のように尖がった耳。腕から生えたトゲ、そして真っ赤に染め上げられた本体。 それは見るものが見ればゲッターロボと答えるであろうモノだった。 「で、コイツはどんだけのパワーを秘めてるんだ? 」 「設計上はランスロットと同等! と言いたい所だけど、炉心の調整が難しくてね〜。 パワーが出すぎて誰も乗れない事もあれば、まったく起動しないこともある。 かつて早乙女博士が提唱してたような無限のエネルギー源としてもまだまだで、他のKMFと同じようにエネルギー切れにもなる。 だからキミを呼んだんだ。かつて早乙女博士の元で研究に協力していたキミにね」 「………」 竜馬は押し黙ったまま、KMF“ドラゴン”を見つめる。
ゲッター炉心。 かつて早乙女博士が中心となって研究開発したゲッター線という放射線を利用したエネルギー機関。 早乙女博士はサクラダイトの研究中、サクラダイトからこのゲッター線が放出されていることを発見。 さらには宇宙からも降り注いでおり、これを利用すれば無限のエネルギー源として利用できるはずであった。 そこで作られたのが3機のマシンからなるゲッターロボである。 しかし、ゲッター線の未知のパワーは想像以上であり、ゲッターロボを動かせるのは人並み外れた体力の持ち主だけだった。 そこで選ばれたのが流竜馬、神隼人、巴武蔵、車弁慶の4人からなるゲッターチームであった。 そしてテストは良好、ゲッターロボの完成は間近となっていた。 しかし、ブリタニアの日本侵略、早乙女博士の死亡、テスト中のゲッターロボの戦争中の喪失によりゲッター線の研究は一気に後戻りしていしまうのだった。 そんな過去を竜馬はドラゴンを見て思い出していた。 「ん〜? もしかして思い出を振り返っているのかい? 」 「ああ、ちょっとな。で、早速コイツの起動テストでもしてみないかい? ロイドさんよぉ」 「そうだね〜。今までデヴァイサーがいなかったからロクにデータが取れていないんだ。 そうれじゃあキミが準備いいなら早速動かしてみてくれるかい? 」 「イエス、マイロード。だったか? ブリタニアの挨拶はよ」 「んふふ。別にここではそんな堅苦しい挨拶はいらないよ。じゃ、はやく乗った乗った! 」 『G炉心、順調に稼働中。竜馬君、どうかしら? 』 ヘッドセットからセシル、と呼ばれていた女性の声が聞こえる。 この女性も特派のメンバーらしく、ロイドの助手として働いているらしかった。 初めて顔を合わせた時は、竜馬の大柄な体格とゴツイ顔つき、そして纏った雰囲気に気圧されていたが、 こうやって、いざ仕事となれば切り替えられる、出来る女性のようだった。 「こちらデヴァイサー。なかなかいい調子だ。出力もいい所で安定してやがる。 予想以上だぜ、これは」 『それじゃあパワーを上げていってみてくれるかしら』 「OK、パワーレベル上昇開始、50、55、60、65…」 どんどんとパワーを上げてゆく。そしてドラゴンのパワーが上がれば上がるほど感情が高ぶっているのが分かる。 一度は関わったことに心底後悔していたゲッター線だが、そのパワーに竜馬は再び魅了されていた。 「パワーレベル80。すげえ、すげえじゃねえか。こりゃ並のKMFなんて目じゃねえ出力だ」 『こちらでも確認済みよ。それじゃあ今日はこの辺にしましょう。 お疲れ様。竜馬君には専用に部屋を取ってあるわ。ゆっくり休んでちょうだい』 セシルからの指示に従い、竜馬はドラゴンを待機状態に戻す。 そして確信する。この機体ならば自分の復讐を果たすことが出来ると。 竜馬が部屋に戻ってから、ロイドとセシルは先ほどの起動実験の結果を見返していた。 「すごいですね、彼。いままでドラゴンの炉心があそこまで出力を上げたのは初めて見ました」 「うん。確かにすごいね。今まで誰が乗ってもエネルギーレベルは50までしか行かなかったのに…。 まるで彼が乗るのを待っていたかのようだね」 「そんなまさか。人によってエネルギー源の出力が上がるなんて…」 セシルはロイドの言うことがまるで信じられないという様子だ。 「でもねセシル君。かつて早乙女博士が発表した論文の中にはこう書いてあるんだ。 “ゲッター線は意思を持ったエネルギーかもしれない”ってね。 もしかしたら僕たちは、とんでもないものに手を出してるのかもしれないね…」 ロイドのいつになく真剣な物言いにセシルは反論が出来なかった。 意思をもつエネルギー? そんなものありえるはずがない。 ましてやそんなものが、全世界に普及しているサクラダイトから放出されているなんて。 そう思いつつも、セシルはロイドの言ったことを否定しきれないでいた。 ふと見れば、ドラゴンの瞳が輝いている、そんな錯覚さえ覚えるほどに。
乙 ギアス側のマッドが出たな。 でも、敷島博士とは違って、研究が大好きなだけで、殺しが好きではないだけましか。 そういえば、サクラダイトって原作でやたら爆発してたこと考えると 不安定な物質だったのかな?
ギアスの人乙。ウォォ このSSは更なる妄想を呼び込むだけの ゲッターが組み上がってなかったから日本は占領されたのか
>>445 ギアスのメカスペックからはからしたらゲッターには勝てないけど
国力差からしてゲッターがカバーできないところで戦争はまけるな
まあ、ゲッターを真ゲのGみたいに量産したり、一体でもゲッターが真クラスの化け物なら
話は別だけど。
乙だ…乙の力を信じるんだ…
>>443 細身のゲッター1ってのもなんか斬新だ
> ランスロットTypeG“ドラゴン”
画像も合わせてみた。格好よすぎワロタ
>>445 組みあがってても負けたと思う。対百鬼帝国や號がいい例だ
ゲッターロボをフルスペックで動かすには三人必要なように!世界を救うのなら多くの仲間が必要なんだ!
乙
ギアスは未見だけど描写と画像がかっけえw
>>424 凄く分かる
wikiだと閲覧数とかが見れるから、それで自分の作品が読まれてるのを知ると確かにやる気が沸くわ
百鬼相手だと終盤はウザーラと組んで殲滅してたけど、やっぱ国としての被害を
考えると東京が攻め落とされたりとかでカバーしきれないみたいだな
桜多版のグレートマジンガーはグレートを排斥したせいで戦闘獣に壊滅させらりたりしてたな
曰く、戦車の砲塔が建物でさえぎられて本領を発揮できなかったとかで
>>448 Gでゲッターがいなくなっただけですぐに侵略されてたしな。
さらに、號見れば直接戦う人以外にも
後ろを支えてくれる人も大切と分かるからな。
ゲッターをランドウに取られないようにするために基地の人間が協力したり。
そのあと、敗走軍を助けるために単身アラスカへ、整備不良になって死にかけ。
肝心の敗走軍の回収もゲッターだけではできなかったし。
整備スッタフがいても基地側が協力してくれないから、修理できず。
決戦にも、遅れて参戦だし。
やっぱり仲間は大切だよな、號は仲間の描写がシリーズの中で一番濃いな
アークも連載が長くなっていれば要塞化した研究所の他の戦闘ゲッター乗りとの 交流が見れたんだろうか 「今日もゲロを吐かせてやる!!」って吼えてた鬼教官の出番とかも見たかったなあ
ルパン三世と隼人がIQだと知った。そんな夜
>>450 個々人のタフさやゲッターロボ(特に真)の変態性能が目立っちゃうけど
基本が三つの心を一つにして、勇気が百万パワーなところなんだよな
思えば、石川賢の漫画には主人公の傍らには必ずといっても良いほど、信頼できる仲間が居るな
仲間とともに強大な敵に立ち向かう。基本中の基本だぜ
そういえば號でゲッターが陽動に引っかかったから、日本弱み握られたんだよな。
>>452 おや、言葉が抜けていた 正しくは「同じIQだと知った」だ
隼人は頭良いんだろうけど、號の時の何でも知ってそうなオーラはそれに起因する物なのかな…
お前の声が耳にこだましている あいつの顔が瞼に焼き付いてる 俺達 繋ぐものはキレイ事じゃないから 友情では足りない 言葉もいらない絆はずっと… 仲間は大事だぜ
とある魔術の禁書目録とクロスを考えてみたが、クロスさせるキャラは正造か竜馬だけなんですけど。 一応禁書世界にあわせて超能力を持たせた方がいいと思いますか? それともアナザーアギトとかに変身できる能力を持っていた方がいいでしょうか?
アナザーアギトとか出てくる意味がさっぱり分からんが 普通に竜馬単品とかで俺は一向に構わん あと、これも個人的な意見だけどよっぽど展開的に納得できる状況にせんかぎり、 なんか妙なオリ能力はつけんほうが良いと思うよ ついでに身体能力と銃火器だけで超能力だの何だのと戦う竜馬も見てみたいし
>>457 >>458 に同意かなあ。まあ勝手にオリ機設定している人間が言っても説得力皆無だがw
んで、続きです。今回はオレンジ君の回です。ついでにあの人も登場!
ルルーシュ・ランペルージは不測の事態に焦っていた。
自分が殺した異母兄弟、クロヴィスの殺害容疑で、あのスザクが逮捕されたのだ。
(クソッ! あいつが殺したハズはないのに!! ブリタニアめ、スザクを贄にしてイレブン弾圧の口実を得るつもりか…!
くっ、一体どうすればスザクを救える? オレが殺したと名乗り出るか?
いや、ありえない。あのテロリストたちを利用するか? いや、真正面からやって勝てる相手じゃない…。
駄目だ。問題をクリアするための手札は揃っているはずなのに…! こうも考えがまとまらないなんて! )
ルルーシュはスザクを救うための方法を考えあぐねていた。
このままではラチがあかないと考えたルルーシュは屋上に向かった。
一度外の空気を吸って気分転換を図ろうと考えたのだ。
だが、その屋上には先客がいたようだった。
(? 物音と気配から察するに結構な人数がいるな…。放課後の屋上だというのに珍しいな)
そう思ったものの、自分には関係ないと考え、扉を開けた瞬間、ルルーシュは我が目を疑った。
目の前に広がっていたのは数人の生徒が倒れているという思わぬ光景だったからだ。
「な、なんだこれはっ!? 」
そこかしこから呻き声が聞こえる中、一人だけ立っている生徒がルルーシュの疑問に答えた。
「あ? っとこりゃこいつらから仕掛けてきたんだぜ? 俺はこいつらに殴られるまでは我慢したんだからな。
いわば正当防衛だ。うん、間違いない」
そう答える生徒にルルーシュは見覚えがあった。
確か彼は…。
「お前は…、一文字 號か? 」
「ん? って、あっちゃー、生徒会副会長じゃねーか。まずい奴にまずいとこ見られちまったなぁ。
さっきから言ってるけど、正当防衛だからな? 先に殴ったのはこいつらだから。
ホラ、ココ。殴られた後があるだろ? な?」
そう言って號は自分の頬を指差しルルーシュに見せる。
一文字號。ルルーシュと同じクラスの名誉ブリタニア人−ブリタニアに忠誠を誓ったナンバーズ(日本人)−だ。
体育の授業でいつも必死なルルーシュや他の生徒とは違い、息ひとつ乱れた所を見たことのない、そんな人物だった。
ルルーシュはそんな彼を見て、世の中には体力馬鹿という人種がいるのだと痛感していた。
だからこそ、ルルーシュは一文字號という人間を記憶にとどめていたのだった。
そして、彼の暴力事件の事もよく聞いていた。ブリタニア人にカラまれてやむなく、という話も込みで。
「そうか。キミはこの連中に絡まれたというワケか」
ルルーシュが倒れている生徒をざっと見る。
スザクがクロヴィスを殺したというニュースが、イレブンを蔑視する彼らを調子づかせたのだろう。
「そうそう。そうなんだよ! 俺が屋上でゆっくりしてたらこいつらがいきなり殴りかかってきて。
だから俺も仕方なく。でも流石副会長! 話が分かるじゃねえか!! 」
「だいたいの事情は分かった。君達もこれからは気をつけてくれ。今回の一件は不問としよう。
君達もこれからは同じ学校の仲間を蔑むような行為はやめるんだ。いいな? 」
そう言って、ルルーシュは倒れていた生徒たちにギアスをかける。
生徒たちは、分かった、と一言言うと次々と屋上から立ち去ってゆく。
「君も災難だったな。今回のようなこと、初めてじゃないんだろう? 」
「まあ、副会長の言うとおり。こんなのしょっちゅうだ。
日本がエリア11になってから、オヤジが名誉ブリタニア人になった後も。
ずーっとだ。もう慣れたし、あんまりに気に食わない時はさっきみてえに反撃するけどよ」
いちち、と號は殴られた頬をさすりながら言った。
「副会長、なんて堅苦しい言い方はよしてくれ、一文字 號。俺はルルーシュでいい」
「そうかい? なら俺も號でいいぜ。ルルーシュ。
しかし、あんたは変わってるな。だいたいの奴は名誉ブリタニア人ってだけで、あいつらまでとはいかないが…、
こう見下したような態度をとってくるのによ」
「ああ、嫌いなんだ、そういうの。それに…」
スザクという友達がいたから、とはルルーシュは言わなかった。
しかし號は、ルルーシュが何を言いたいのかだいたいの事を理解した。
「イレブンの知り合いもたくさんいるってか。ま、ルルーシュみてえのが多けりゃ俺も喧嘩しねえで済むんだけど、な」
そうやってしばらくの間、ルルーシュと號は自分たちのことについて語り合った。
なんか、以前ここになのはの人のガンダムクロスの投下されてたガンダムクロスを発掘したから
WIKIに加えた
すこし、失敗したのですまん。
>>457 超能力なしでもなんとでもなるだろ。
だって、あの作品で最も強い能力は主役補正でしょ?
それに、なぜ仮面ライダー?
変に設定だけ別作品からクロスは勧められないな
「へえ、號の親は孤児だった君を引き取って育ててくれてるのか。 なかなかいい親じゃないか」 「ああ、も一人女もいるんだが、一緒に分け隔てなくな。怒った時の拳骨がめちゃくちゃ痛えんだけどよ。 7年間、本当の息子みてえに扱ってくれて、ありがてえって思ってる」 「そうか…。色々と大変だったんだな」 「そういうルルーシュ、お前も妹さんと二人だけで生活してんだろ? 血がつながらねえとはいえ、親のいる俺なんてまだマシさ。 昔は漫画みてえな仮面被ったヒーローが来て、日本を解放してくれる、なんて思ってたが…。 世の中ってのはむつかしくできてんな。って生粋のブリタニア人に言うことじゃねえか」 「いや、號がそう思うのも無理はないさ。7年前は色々とありすぎた」 そう語らっていると、突如、屋上の扉が大きな音を立てて開かれる。 「あー! やっぱりここにいた! また喧嘩したんでしょ! 號!! ってあれ? 」 「うわ、渓! なんでこんなとこまで来てんだ!? 」 「渓? 號、もしかして彼女が君の言っていた? 」 「ああ、車渓。俺を拾ってくれたオヤジの実の娘だよ。いつも喧嘩した俺を説教しにくるんだ。 な、ルルーシュ頼む。ちょっとお前から説得してくれないか?」 「別にいいが…」 そうルルーシュが言うが早いか、渓は號の腕を引っ張り事情の説明を要求する。 「ちょっと號! なんであんたが生徒会副会長のルルーシュ・ランペルージと仲良くしゃべってんのよ! 」 「あぁ? 屋上来たらたまたまあいつがいて、しゃべってみたら意外と気があったってだけだよ。な? ルルーシュ」 「ああ。號の言うとおりだ。渓さん、だったかな? 號は君が思ってるように喧嘩はしてなかったよ」 「ま、渓さん、だなんて。まあルルーシュ君が言うならそうよね。 屋上の方からぞろぞろと怪我した人が来たから勘違いしちゃったみたい。 それじゃあ、ルルーシュ君、ウチの山猿が迷惑かけたわね。私達はこれで失礼するわ」 「誰が山猿じゃ! って痛っ!! すね蹴るんじゃねえ! 」 「いいから行くわよ。馬鹿號」 そう言うとぐいぐいと號を引っ張ってゆく渓。 「お、おお。じゃあまたなルルーシュ」 ひらひらと手を振る號に対し、ルルーシュも手を振る。 (一文字 號か…。悪い人間じゃないみたいだ。しかし、仮面をつけたヒーローか…。 ん、待てよ? 仮面? そうか! この手があったか!) 號との出会いにルルーシュが得たもの、それはスザクを救うために欠けていたピースだった。 ゲットーにある、どこにでもあるような廃墟。 扇たち一行は、カレンがシンジュクでの一件で助けてくれた人物からの電話があったことをうけ、その電話の指示通りここに来ていた。 そして彼らの目の前にいるのは仮面をつけた黒ずくめの男。 「君がシンジュクで俺達を助けてくれた人物か」 『そうだ。私が君達を助けるべく、あのシンジュクで君達に救いの手を差し伸べた』 機械を通して変換された無機質な声。 扇たちは不安を抱かずにはいられなかった。 「何故仮面をつけたままなの? 外して素顔を見せたらどう? 」 その彼にカレンは仮面を外すよう要求する。 『見せようだが見せるのは素顔ではない。力だ』 「力? 一体どんな力を見せてくれるの? 」 『ブリタニアを倒すことの出来る力を。不可能を可能にする力だ』 その場にいた全員が息をのんだ。 あまりにも馬鹿馬鹿しい交換条件。しかし、シンジュクの一件を考えれば、彼が優れた力を持っているのは明白、しかし…。 「不可能を可能にする力だと? 」 『そうだな…。ではクロヴィス殺害犯枢木スザクを助ける、というのはどうだ? これを成せば、君たちは私を信用せざるを得まい? 』 「枢木スザクを…? 」 「そんな無茶だぜ。警備がきつすぎる」 「でも、そんな奇跡みたいなことを出来るなら…」 「ああ、十分すぎるほどの交換条件だ」 扇たちは仮面の男の提案に乗ることを決めた。 『さて、それでは、何人か協力してもらえるかな? もちろん無理強いはしないが…』
すいません、投下中に 支援
「それじゃあ俺が」 「扇さんが協力するなら私も」 仮面の男の協力要請に応えたのは扇とカレンだけだった。 『ふむ。二人もいれば条件はクリアしたも同然だ。ならば二人は今から教えるものを製作しろ。 外側さえそう見えればいい』 「そ、そんなたった3人で何ができるんだ! 」 『愚問だな。3つの心が一つになれば一つの力は百万パワーと言うだろう? まあ、私の言うとおりに動いてくれれば何の心配もいらない』 そう言って仮面の男はカレン達に一枚の紙を渡す。 それに書かれていたはクロヴィスの専用御料車と、あのカプセルだった。 「で、枢木スザクはまんまとメディアへの生贄か」 ドラゴンの調整を終えた竜馬は、スザクがクロヴィス殺害の容疑で軍事法廷にかけられることについてふれた。 「ええ…。私達が証言出来れば彼の無実を証明できるんだけど…」 「法廷は特派の証言を認めない、か。ふん良くある話じゃねーか。 下手すりゃ、あのピエロの役目は俺だったかもな」 いかにも辛そうなセシルの横で、面白くなさそうにする。 「そうだね。君でも、スザク君でもどっちでも良かっただろうね。 あ、そろそろスザク君の公開護送だよ」 そう言ってロイドはTVのスイッチを入れた。 沿道には多くのブリタニア人が集まり、護送車の上に縛り付けられたスザクに罵声を浴びせていた。 その護送車の護衛をしているのはジェレミア・ゴッドバルト率いる純潔派と呼ばれるメンバーの乗ったサザーランドだった。 軍は生粋のブリタニア人のみで構成されるべし。 その考えの元、集ったものたちによる軍の一大派閥。 そしてそのリーダーであるジェレミアは、亡きクロヴィスの後、現在エリア11を一時的に治めている人物だった。 純潔派の考えからすれば、名誉ブリタニア人が軍にいるのは許されざることだ。 だからこそ、スザクがクロヴィス殺害の槍玉にあげられたのだ。 (これで純潔派はさらなる拡大を図れるな。ふん、ナンバーズなど不要なのだ…) 『ジェレミア執政官。前方から侵入してくる車両があります。 命令通りノーチェックですが…』 「テロリストどもがかかったか? よい、そのままこちらまで進ませよ」 『しかし、車両がクロヴィス殿下の御料車でして…』 「何? テロリストめ、ふざけおって。全軍停止。ここでマヌケなテロリストどもを迎え撃つ」 ジェレミアの命令通り、護送車を含むすべてがその場に停止する。 TVのナレーションが予定のない行動に焦りを見せてた。 集まった群衆からもどよめきが上がっている。 そして護送車が来た反対方向からそれは来た。 「クロヴィス殿下の御料車だ! 」 「でもなんであんなものが? 」 仮面の男とカレンの乗る、クロヴィスの御料車の偽装をした車だ。 群衆はいまだに事態を把握しかねている。 (こんな真正面から…! 無理よ、逃げることも出来ないじゃない! ) まっすぐ進め、という仮面の男の指示通りに来たが、流石の状況にカレンも狼狽していた。 「そこで止まれ。亡き殿下を愚弄する不届き者よ。車から出てきてもらおうか? 」 ジェレミアがそう言うと、御料車が停止し、車の屋根にかけられていた垂れ幕が燃え、燃え尽きた中から仮面の男が姿を現す。 『私はゼロ』 仮面の男が名乗りを上げる。 ゼロ。それが仮面の男、ルルーシュの仮面の名であった。 「ほう? だが、ショーに付き合う義理はない。その仮面を外してもらおうか? 」 空中に待機していたVTOL機からサザーランドが車の周囲に降り立つ。 ゼロのマントがその風圧でたなびいた。 ゼロは手を仮面にまで持ってゆく。が、その手は仮面を手に取ることなく頭上にまで上げられ指を鳴らした。 すると車両後部のコンテナがバラバラになり、中からあのカプセルが現れた。
「何!? まさかあれは…!」 ジェレミアの脳裏にシンジュクでの指令が思い出される。 テロリストにうばれた強力な毒ガスを回収せよ。 その命令とともに送られてきた画像にあったのは目の前のカプセルと同様のものだった。 「…く! テロリストめ、あのシンジュクの騒ぎの中、盗みおおせたというか! 」 ジェレミアの額に汗が伝う。 おそらく群衆たちはあれが毒ガスだとは気付いていまい。 しかし、彼らに気付かせることなく、奴はこの場にいる市民すべてを人質としたのだ。 (中身を知らない貴様らにとってこれは毒ガス…。まぁ俺が知っているのは片方だけだがな) 「要求を聞こうじゃないか、ゼロ」 『交換だ。コイツと枢木スザクを。ここら一帯をドワオしてほしくないだろう? 』 「何を馬鹿な事を。こ奴はクロヴィス殿下を殺した大逆人! 引き渡せるはずがなかろう!! 」 『違うな。間違っているぞジェレミア。クロヴィスを殺したの犯人はそいつじゃあない…。 クロヴィスを殺したのは…。 こ の わ た し だ ! !』 ゼロの発言に周囲がざわめく。 「あはw真犯人登場だね」 TVを見ていたロイドが実に楽しそうに言う。 「まさか」 セシルも流石のこの事態に同様しているようだ。 「なんて野郎だ。カプセルと御料車。おまけにクロヴィス殺害を自白か。 よっぽどの天才か、それとも馬鹿だなこいつは…」 だが、面白いことになってきた、そう竜馬は思っていた。 「フハハ! 見ろ神君! このチューリップ仮面、自分で自分の首を絞めおった! ひゃはは!! こりゃ〜この男が銃弾で真っ赤なチューリップになるのが見れそうじゃぞ〜」 敷島がTVにかじりつき、公開処刑は今か今かと待ち構える。 「敷島博士、残念ですが、それは拝めないかもしれませんよ。 あの男、ゼロは思いのほか大胆で狡猾な男のようですから」 そう、よっぽどの馬鹿か天才か、そのどっちかだと、隼人は判断していた。 「く、こ奴は狂っている! 殿下を愚弄した罪、購わせる!」 この混乱を治めるため、ジェレミアが合図を出すと周囲のサザーランド全機が銃を構える。 『いいのか? 公表するぞオレンジを』 「オレンジ? 一体何を言っているのだ」 オレンジ、謎の単語にその場にいるものは首をかしげるしかない。 ゼロはカレンに合図し、車を前進させる。 『私が死んだら公開されることになっている。そうされたくなければ…』 「何のことだ? こ奴はいったい? 」 困惑するジェレミアの前でゼロの仮面の左目があるであろう部分が開く。 『私達を全力で見逃せ! そっちの男もだ!! 』 そして露わになった魔眼が怪しく輝いた。 その光を直視したジェレミアは哀れ、ギアスによる操り人形となったのだった。 「いいだろう。おい、その男をくれてやれ」 「ジェ、ジェレミア卿、しかし…」 「くれてやれと言っている! いいか、誰も手を出すな! 」 「ジェレミア卿、どういうつもりだ! 計画には…」 「キューエル卿、これは命令だ。おい、早く枢木一等兵をくれてやらんか! 」 ジェレミアの命令なら、とスザクの拘束が解かれる。 ゼロとカレンも車から降り、歩いてくるスザクと合流する。 「キミは一体…」 『話はあとだ。枢木スザク、ついていて来てもらうぞ』 ゼロはそう言うと、手に持った装置のボタンを押した。 ボシュウウウ!! カプセルが起動し、大量の煙が噴出する。 市民はそれが何か分からず、逃げまどう。 「クソ! 卑怯なイレブンめ!! 」 純潔派の一人、ヴィレッタ・ヌウの乗るサザーランドがゼロ達に銃を向ける。
さらに支援
だが、そこにジェレミアの機体が割り込み、射撃を阻止する。 「ジェレミア卿!? 何故! 」 「言ったはずだ!! 手を出すなと!」 そう言うと、ジェレミアは次々とゼロをとらえようとする味方の妨害をする。 「全部隊に命令する! いいか! 全力を挙げて奴らを見逃すんだ!! 」 ジェレミアの突然の豹変、そして煙に惑う人々と、その混乱に乗じゼロ達は無事に逃走を果たすのだった。 と、今回はここまでです。 號と渓はチェンゲというよりかは、声そのままの漫画版イメージです。 実はコレ、チェンゲベースなだけで漫画版のキャラとか使おうと思ってます。 では、乱文失礼しました。
おお、號とケイも出てきた 乙です。弁慶もいるっぽいな。オカンが気になるw あと無知ですまんのだが、枢木ってなんて読むんだ?すうき?
>>467 くるるぎ。
ギアスの中でスザクは旧日本の首相の息子だよ!
>>468 サンクス
つうかネタバレくらったぞオイw
乙
久しぶりに、漫画版設定の號が出てくるSSみたな
>>467 「くるるぎ」らしい
>>457 まあ、ライダーでもG3みたな科学技術で作ったパワードスーツならいいんんじゃね?
ただ、禁書厨が暴れまくってたこともあって、反感覚える人がいるかもしれませんよ
なのはクロススレで一度禁書に関わるちょっとした騒動? がありましたし。
ギアス乙! あの二人が出てきたとは結構驚き。 脇役でもレギュラーでもどっちでも良いけど、なかなか違和感の無い登場で好感 そういえば、ドラゴンが出てきたんだから、やっぱりライガーやポセイドンも出るんだろうか それに隼人等考案プラズマ炉は使われるんだろうか。そしてパイロットは!? 次回も期待です
>>ゲッターギアスの人 そういえば、WIKIにプラモの写真載せておいた方がいいですかね。 せっかくかっこいいから
ギアス乙、號が出てきてうれしい限りだ
>>469 虎がいくつも能力持ってるので、驚く禁書勢が想像出来る
>>474 いくつもではなく、なんでもできる能力なんだよな
>>458 なるほどやはり銃火器と身体能力とドワオ!!で戦うべきでした申し訳ありません。
あと慎一でも良かったな……でもあれってレベルいくつになるのだろうか?
>>469 くぅーーーーそうか!!
それがあったったか!!
すいません忘れていましたorz.
>>476 とりあえず慎一は原子分解すら効かない奴だから、上の方まで行くんじゃない?地面踏んづけてマグマ出すとかやっちゃうし
禁書クロスなら当麻が流一岩の道場に通っていたって設定はどうなんだろうか 降りかかる災難を自力で撥ね退けられるように鍛えさせるって理由とかで
母親がどっかのお嬢様みたいな見た目>やくざの組長の娘 ってことで、極道兵器の親戚にするのもありじゃね?
ゲッターチーム生身で戦わせるなら童子切丸使わせればいいじゃない ゲッター合金という便利なものがあってだな
車ってことは弁慶ももうすぐ出てくるのかな 楽しみだ ところで武蔵の扱いはどうなってるの? もう死んだ? よければお答えください
>>456 だからこそ「あばよダチ公」が光るんだよな。
あと別のSSで書かれていたけど、ゲッターチームって凶暴凶暴言われてるけど、敵以外にあそこまで無害な奴は珍しいかもしれん。
だからギアスも面白いんだけど、無抵抗の相手に止めをさすってのはなんか竜馬らしくないと思ってしまった。
復讐鬼状態だから仕方ないとは思うけど、止めを刺すよりは精神的にズタボロにするほうがらしいと思った。
的外れな事言ってたらゴメン。頑張ってくれ。応援してる。
ギアスクロスの竜馬はチェンゲの序盤状態の復讐鬼だから、手段選ばんだろうな。 まあ、二次創作SSとかで自分が思ってるキャラと少し違うと思うのは仕方ないよな。 人によってキャラに対する解釈があるんだろうから。
>>482 俺も止めさしたのはらしくないとは思ったよ
だけど、チェンゲベースの更に精神的に大きな傷を負った竜馬。ってことで自分に妥協した
何故なら本編における恐竜帝国と百鬼帝国との戦争が起こってないようだし、
ゲッターロボ、ましてはゲッター線すら満足に行くものが無かったみたいだから
そういう変化もあるから、今までの竜馬とはまた違った竜馬じゃないかと
「俺はこう見えても精神は繊細なんだ」 漫画の竜馬だと「そんな馬鹿なw」となるけど、チェンゲの竜馬なら頷ける
486 :
482 :2010/02/19(金) 23:35:18 ID:THn5VFol
>>484 そういえばギアス独特の世界観もあったんだっけ。ゴメン。
もしかしたらこのSSの竜馬は隼人と一緒に原作以上の死線を潜り抜けてきた可能性もあるな。
だからこそ傷も原作以上に大きくなったのかも。
>>481 死んだと思います
つか死んだってことにする予定
まー竜馬が無抵抗の兵士殺したのは、クロヴィスに使われてる間にテロリスト鎮圧に慣れすぎたのと
隼人に組する=復讐の対象内って感じです
あと竜馬だけど慎一成分も多少あるので情け容赦無しの鬼になりました
ってことで
>>486 こうしてみると新ゲ竜馬は本当に異色だよな……。
最後までゲッターに抗ったただ一人の竜馬だし、寄せ集めのゲッターで虚無戦記の領域にまで登ったのもすげぇ。
新の竜馬とカムイは共存し得るか
490 :
481 :2010/02/20(土) 15:26:10 ID:NExDk8Gx
>>488 禁書のクロスが云々の人だよね?
名前の所を空欄にしても大丈夫だよ。
>>489 この二人なら拓馬と違って
新竜馬「俺がゲッターをぶっつぶすから人間を滅ぼすのはやめろ」
カムイ「……もしできるならその条件を飲むのもやぶさかではない」
と言う感じで手打ちもできそうですな。
拓馬はゲッターを打っ潰すという「選択」が思い浮かば無かったみたいですし。
>>491 はい、分かりました。ありがとうございます。
>>489 >>492 でも、簡単にできる問題じゃないんだよな。
相手にある程度、信頼されないと交渉なんてできないし。
カムイが人間の本質=未来で見たものと思ってたら人間滅ぼすしかないし。
そもそも、「どうやってゲッター線を滅ぼす」というのが問題
さらに、ゲッター線を滅ぼすよりも人間滅ぼすほうが簡単だろうな
仮にカムイ個人を説得できても、恐竜帝国と人類との確執的にも無理。
それ以前に新竜馬は同じゲッター線の被害者でもあり、ゲッター線関連だけピンポイント攻撃な
もっと比較的ましな方法を取っている、神と共闘せずに戦い続けてる時点で無理じゃないだろうか。
ゲッターが善とか悪とか、敵とか味方とか、倒す倒さないとかは意味無いだろ 全てを理解することなんて出来ないんだから 何が言いたいかって、カムイとの共存(というより友情を育めるか)は、出来ると思う ゲッター云々は瑣末なことにしか過ぎないよ
>>494 カムイ自身は恐竜帝国でも特殊な出生だからな
それに、アーク見る限り、異種族間でも分かりあうことはできるかもしれない
ただ、それは個人のレベルで種族レベルには難しいだろうな
確執が例えゲッターを取り除いたからと言って解決できる問題じゃないからな。
昆虫人類と爬虫人類と仲良くなるにも過去の問題がある。
爬虫人類は人類に対して人体実験してるし、拉致し、大雪山辺りを焼土にし日本全土を襲い、
號で人間には住めなく、自分たちに快適な環境に書き変えようとした。
昆虫人類は被害者面してるけどエンペラーが介入するまで虐殺してたらしいし、
その先兵の鬼は日本を征服してるし、アークでは長年にわたって攻撃している。
結局は種族間の業の問題になる。
種族間とか関係ないだろ。あくまで個人の話じゃないの?『新』竜馬とカムイっていってるし 恐竜帝国と〜なら分かるけど しかしなんで共存なんだろうか。一緒に住む気なんだろうか、この二人は
>>496 すまん、そんな話か
個人の話ならいろんな問題をどうにかすれば友達になれるかもしれないな。
竜馬とカムイの二人暮らし……
カムイの胃に開きそうだな。
ゲッターチームと萌えキャラが会話したと思えば今度はギアスとのクロスか これだからゲッターロボスレは面白い カオスな作品と熱いレスが交わされていて、まるで地獄の釜の底のようだ
うしおと虎 ハヤトのごとく! タイトルだけは思い付くが内容がさっぱり浮かばん
虎が相手だと流石の白面の者も可哀想になってくるなぁ むしろ虎にヒヨウが憑いて大暴走とかの方が驚異だな
>>499 吹いた!!
どう考えても虎の方がラスボスですwwww。
最後はラグースと虎が大戦争となり、白面+人間+妖怪がコイツらを地球から追い出すために同盟を組んで絶望的な戦いに挑むんですね?っていう電波がわいてしまった。
同じ復讐鬼のヒョウと気が合いそうだな。
>>473 出来ればよろしくお願いします。wikiの編集とかあんまりやらなくてよく分からないんで。
ということで続きです。今回は隼人とゼロ(ルルーシュ)の初対面です。ではどうぞお楽しみください
ゼロ達の逃げ込んだ廃劇場。
そこでゼロはスザクと二人っきりで話していた。
『これで分かっただろう。枢木スザク。ブリタニアはお前の仕える価値のない国だ。
だからこそ、お前は私と来い。私と共にブリタニアを倒そうじゃないか』
「悪いけれど、それはできない。あと一時間で軍事法廷が始まる。
僕はそこに行かなくちゃならない。行かないと、イレブンや名誉ブリタニア人の弾圧が始まる」
ゼロからの誘いをスザクは即答で断った。
『バ、馬鹿かお前は!! あそこはお前を犯人にするためだけに設けられた場だ!
検察も、弁護人も、裁判官でさえ! 』
「でも、それがルールだ。ルールがあるならそれに則して行動する。
間違えた方法で得た結果に、価値などないと思うから…。
でも、ありがとう。助けてくれて」
そう言ってスザクはその場を後にする。
ゼロ―ルルーシュ―はそんなスザクを止めることは出来なかった。
(馬鹿が! )
心の中でルルーシュは毒づく。せっかく助けてやったのにまた自ら死地へ向かう親友を。
パン。パン。パン。
『誰だ!? 』
突然聞こえてきた拍手の音にルルーシュは振り返った。
すると暗闇から、長身のスーツを着た男が現れる。
「いや、見事なものだったよ。ゼロ」
『誰だお前は…』
「おっと紹介が遅れたな。私は神。神 隼人。日本解放を謳うテロリスト達のリーダーをやっている」
現れた男はあの、神隼人だった。神隼人、その名をルルーシュは何度か聞いたことがあった。
テロリストのリーダーとしてメディアでにぎわせ、国家反逆の最重要指名手配犯の男だ。
『ほう、君があの噂に名高い神 隼人か。お目にかかれて光栄だ』
「フフ、お世辞は素直に受け取っておこう。
枢木スザクを仲間に出来ず残念だったな、ゼロ? 予定では彼を仲間にし、秘密の共有でもするつもりだったんだろうが」
隼人のまるで心の内側を見透かしたような言葉に警戒心を抱く。
『一体何のことかな? しかし枢木一等兵を仲間に出来ず残念なのは確かだったが』
しかし、表面上は何を言ってるのか、という態度を見せ誤魔化す。
「これは失礼。何、たった数日で数々の偉業を成し遂げた君に興味を抱いてね?
どうだ? これからお茶でも飲みながらゆっくり話さないか? 」
『お茶会のお誘いか? 悪いがこの後先約があってね。また今度にしてもらおうか』
「…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」
これ以上隼人と会話していては向こうのペースに乗せられると考え身を翻した瞬間。
隼人の口から出た言の葉がルルーシュの動きを止めた。
「ゼロ、君はこの名前に聞き覚えがあるか? かつてブリタニア皇帝に捨てられ、そして…。
ここから先はここでは話すのは何だと思うのだがな? どうだ、これでもお茶に付き合ってはもらえないか? 」
ゼロが振り返り、隼人の顔をみると、何を考えているのか読みづらい微笑を浮かべていた。
『…いいだろう。で、どこで話すのかな? 』
こっちだ、と言って隼人は扇たちに用意させた車にゼロを乗せる。
そしてゼロは隼人の所有する―と言っても偽名で偽装した、だが―建物に案内されるのだった。
「ゼロ、君もコーヒーでいいかな? 」 『いや、私は結構だ。それよりも早く本題に入ろうじゃないか』 ルルーシュは、既に警戒心むき出しで隼人に対応する。 「そう警戒するな。ゼロ。いや、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。今はルルーシュ・ランペルージかな? 」 『一体君が何を言っているか分からないが、その人物が私に何の関係があるんだ? 』 「まだとぼけるか? ならばこう聞こうか。ギアスをどこで手に入れた」 場の空気が凍りつく。 この男はすべてを知っているのか? そんな疑念がルルーシュの脳裏によぎる。 ギアスをかけようにも、隼人はサングラスを外す気配がない。ギアスの対策なのか? ルルーシュはこの目の前の男、神隼人がどれほどの人物なのか測りかねていた。 『ギアス? だから君は一体なにを――』 「あのジェレミアとのやり取りから察するに、お前のギアスは直に目を見た相手に絶対遵守の命令を下せるモノだろう。 そしてギアスを手に入れたのはシンジュク。あのカプセルの中にいた少女から。違うか? 」 あまりにも的確な事実に、ルルーシュはこれ以上言い逃れることは出来なかった。 『…一体何が目的だ』 やっとのことで絞り出した言葉。それはルルージュの全面的な降伏を意味していた。 「君がどういう人物なのか興味があるだけさ。ブリタニアの皇子が何故自分の国に対し戦争を仕掛けようとしているのか、ね」 ルルーシュは黙りこむ。自分の正体、能力、素性、すべてを知っている男にどう対処すべきか悩んでいた。 「だんまりか、ゼロ? ならば俺が当ててやろう。 ひとつめは自分を捨てた皇帝への復讐。 ふたつめは殺された母の死の真相を知るため。 みっつめは妹のためか?」 『フフ、フハハハハハハハ!! 全部当たりだよ、神隼人。そこまで知っておきながら私をゼロと呼ぶ理由はなんだ? 』 あまりに唐突すぎる事態にルルーシュは笑うしかない。正体を知られているだけでない。 自分が何故反逆を開始したのかすらこの男は分かっている。 ギアスも使えないし、もうお手上げ状態だった。 そんな中で隼人は一口コーヒーを口にするほどの余裕を見せていた。 「なに、君の復讐の手伝いをやらせてもらおうと考えているだけだ。 ゼロ、これから私はお前の命令に従おう。 お前がブリタニアをぶっ壊すというのなら、そのための力、お前の軍を与えよう。 どうだ? 悪くない提案だと思うが? 」 『確かに、悪くない提案だ。悪くないどころか、魅力的すぎる。 そこまで私に肩入れする義理は君にはないはずだが? いや、私がいなくとも君ならば自分で軍を率いてブリタニアと戦えるハズだ。 私にはメリットはあるが、君のメリットが全くない。 取引としてはおかしくないか? 』 「流石は地獄を潜り抜けた男だ。いい勘をしている。 もちろんこちらかの条件も飲んでもらう」 隼人はルルーシュに一枚の紙を渡す。 『この男は…、早乙女博士か。だが博士は七年前に死んだはずだが?』 紙に描かれていたのは早乙女博士の写真。一体これが隼人の言う条件と何の関係があるのかルルーシュには分かりかねた。 「そう。七年前に死んだはずの男だ。だが、そのはずの男が今現在このエリア11で生きている。この意味が分かるか」 『死んだはずの男が復活し、この国で何かを起こそうとしている、ということか』 「そうだ。何故博士が再びこの世に生を受けたのかは知らん。 だが、博士は蘇り、その行方も分からなくなっている」 行方が分からなくなった? 隼人の漏らした情報がルルーシュの中で様々な情報と結び付く。 そしてひとつの結論を導き出した。 『…なるほど、あのシンジュクで見たカプセルのもう片方に博士は捕えられていたか それをテロリストに盗ませるように指示したが、確保に失敗。 博士の逃亡をゆるしてしまっている、といった所か』
「その通りだ。少ない状況からよくその考えが浮かんだな」 『フ、愚問だな。私が得ている情報と、与えられた情報を照らし合わせればおのずと答えは出てくる。 早乙女という存在さえ知ればすべての問題がクリアされたというだけだ』 「流石は俺の見込んだ男だ。鋭い洞察力は並じゃあない。 では話を続けようか。私はその行方の分からない博士をなんとしても確保したい。 だが、そのためにはこの国にいるブリタニアという存在が邪魔だ。 だが、だからと言って私自身が先頭に立ち、軍団を指揮し、国を治める立場になれば身動きがとりにくくなる。 そこでゼロ、お前の出番だ」 『私が軍を動かし、この国を取り戻す役を演じれば、君はさほど動きを拘束されることなく、博士探索に専念できるということか。 …いいだろう。その程度で私の軍、国が手に入るならば! 私は喜んで条件を飲もうじゃないか! 』 「察しが良くて助かるよ。ではゼロ、私はこれから君のための軍を揃える。 数日もすれば雛型が完成するだろう。装備もこちらで調達する。 しばらくお前は平和な日常に戻ると良い。またすぐに地獄を見るのだからな」 交渉が成立し、いかにも満足といった様子で隼人がまくしたてる。 『分かった。何かあればこちらからも連絡しよう。それでは頼むぞ、神』 「まかせておけ。最高の戦争が出来るようにしてやる」 『ならば私はそろそろ帰らせてもらう。あまり遅くなりすぎると余計な詮索をされるのでね』 「そうか、では私が送ろう。ここからアッシュフォード学園は遠いからな」 こうしてゼロと隼人のファーストコンタクトは終わりを告げた。 帰りの車の中、ルルーシュは疲れ切った様子で窓の外を眺めていた。 ってわけで隼人さんは何でも知ってる、ソコにしびれる憧れるぅ! まあ、話の展開上、隼人に黒子やらした方がいいと思ってこんなことになりました。 ちょっと都合よすぎな気もしないでもないですが
乙です しかし妙に大人しいゲッターチームは気味が悪いな・・・なんか他にも腹に 一物持ってそうで ところで禁書つーかオカルト系の連中は並大抵の連中ならゲッター、いやダイマミックプロ 作品は天敵に思えるんだが俺的に。悪魔ご本人とかコンセプト自体が神や悪魔に喧嘩売れるような連中 ばっかだし。そも神だって高エネルギーだったり宇宙人だったり、果ては老いた精神体だし どっちかといえば神のご加護とか神に縋ってる感が強めのオカルト連中にゃ最悪の相手に感じる
マッド状態の隼人も見てみたい、どう考えてもルルーシュは実は「使われている」な……まあゲッターチームなら仕方が無い。
>>506 なるほど非常に納得です。むしろダイナミックプロキャラが学園都市にやってきて無双する話をマジで見たい。
以前のシモンの兄貴のポジションに正造が来る話もスゲー読みたいです。
>>ゲッターギアスさん
更新いたしましたが
画像がでかすぎた……まあ、竜馬だからいいよね?
>>506 文章的にどっちが苦手なのかよくわからんが
むしろ相性がいいのと違わん?
デビルマンにしても恋愛しているなルシファーとか
悪魔が出てくる他作品のキャラが見たらどう思うかとか
セイントデビルの天使だが見た目は醜いとか
>>507 大グレン団が大グレン組に変更だな。
ゲッターチームinハチミツとクローバー 大惨事しか思い浮かばん…
この隼人だけは敵に回したくないw
>>509 そもそもあいつら何をしに美大に来るんだよw
>>510 というか別に隼人がリーダーでもブリタニアに勝てるだろう!!
器が違いすぎるwwww。
>>509 超よみてぇえええええ!!
あのモラトリアム的な停滞をゲッターチームのエネルギーで良い意味で吹き飛ばして欲しい!!
ハチミツとクローバーと言うと、隼人が天才的才能を持つ大学8年生だったり、竜馬が「冷蔵庫が〜」とか言い出して北の果てまで自転車の旅をしたりする訳か
「ここが隼人の校しゃか」 というセリフが原作よりひどいことに
乙! 隼人こええw 個人的には號の時の隼人はこういうイメージなんで違和感ないな
乙! 自分はあずまんがとのクロス書いてる奴だけど、ギアス未見の自分にも ドワオドワオと伝わってくるこの面白さ 素晴らしい・・・なんてスバラシイSSなんだ!
號の時の隼人は何でもお見通し。みたいな雰囲気があるな
なかなか落ち着いた回でしたな。うまくルルと共同できる理由を付けたもんだよ
>>506 神に喧嘩売るってよりも、
神に祈る?そんな暇があるなら自分で切り開いてやるぜ!
て感じかな。奇跡を信じるより限界まで自分の出来ることを信じて行動する。だから、どんな奴とも戦えるんだよ
結果的に自分より格上の神みたいな奴が相手になるだけで
>>518 大概の石川作品の神って邪神か敵対してるかだもんな。
近未来、あるところに武蔵と弁慶が住んでおりました。 ある日、武蔵は山に大雪山おろし(芝刈り)に、弁慶は川にゲッターサイクロン(洗濯)に行きました。 弁慶が川でゲッターサイクロンしていると、上流からテキサスマック(TV版)がどんぶらこ、どんぶらこと流れてくるではありませんか。 弁慶はすぐに武蔵を呼んできて、ゲッター3とゲッターポセイドンで得意の水中戦を繰り広げ、テキサスマックを目標物にしひとしきり遊んだ後回収しました。 真っ二つになったテキサスマックからは、訛ってないジャックが現れましたが二人と生活する間に何故か変な訛りのエセ外国人になりました。 ある日、村で鬼の噂を聞いたジャックは「ステイツの平和はミーが守る! 」とステイツじゃないのに張り切り、鬼退治に行く事にしました。 武蔵と弁慶は壊したテキサスマック(TV版)を修理しテキサスマック(ネオゲ版)にしました。 そしてどこから拾ってきたのかパスチャーキングに乗りジャックはテキサスマックで鬼退治に繰り出しました。 途中、「この長雨で犬も気が立ってやがる」と言って野良犬の首をハネていた狂犬(竜馬)と 猟師に対し「目だ! 耳だ! 鼻! キヒヒヒ! 」と情け容赦ないことをしていた雉(隼人)と ジャパニーズマウンテンモンキー(號)「誰が山猿じゃ! 」を仲間にし鬼ヶ島へ向かいます。 鬼ヶ島(早乙女研究所)には無数の赤鬼(ドラゴン)、青鬼(ライガー)、黄鬼(ポセイドン)がいましたが、 竜馬のゲッター1無双 隼人のゲッタービジョンまたはマッハスペシャル 號のプラズマサンダー ジャックの「トゥーマッチハイパワーで地上の相手には使えないんだ」と言っていた割に日本じゃ普通に使っていたライフルで 見事に退治してしまいました。 研究所には地獄の釜がありましたが、開けたらろくな事にならないと判断した4人は暴れ疲れたのもあり、とっとと帰るのでした。 かっとなってやった。ジャパニーズマウンテンモンキーやりたかっただけだ。月曜なのに休みもらえて浮かれているようだ。 とっととゲッターギアスの続きを書こうと思う。
プリキュアの鬼畜系エ●同人誌に「ほのかの校しゃ」シリーズなるものがあってメチャ吹いたんだが……
キミキスゲッターとかいう同人誌があったな。
>>523 根性いれて検索すればどっちも出てくるよ。
でも、18禁ものだろうからここで詳しくはできないな。
ゲッターの同人と言うと、オリジナルゲッターを描いたり、「でたなゲッタードラゴン」の続きを描いたりするのかな
ぶっちゃけ、ネタかBLが多そう。
それに、
>>521 のは中身は知らんが名前だけじゃないのかな?
ギャグ本とかが多い気がする 読んだやつだと大抵竜馬がネタを引っ張ってくるな あずまんが漂流教室という同人誌の最後がなんとなくゲッター號的だったのは覚えてる
かんなゲっての読んだ事ある 笑いすぎて死ぬかと思った
かんなぎ×ゲッターなら、ゲッター合金を加工してたら 中から神(隼人)が出てきたって感じか?
>>528 画像で表紙だけしか見たことないけど、かなり石川賢の後期の画風を忠実に再現してたな
どんな作品なのかすげぇ気になった覚えがある
神木でゲッター1を彫ったらトマホーク持ったゴウみたいなナギが出て来たでござる その頃街中ではハヤトみたいなざんげちゃんが惨劇を繰り広げていた こんな内容だった イラストだけだったとらドラがスゲエ読んでみたい
>>531 何となくこのスレとやってる(言ってる)ことあんまり変わらないけど、
それを絵にしちゃうところが狂気ですな
狂気が褒め言葉なこのスレは亡き石川先生によってある意味狂ってるな。 もちろん俺もだが
破滅的な妄想が破壊的な文章となって表されてるからな、このスレは
石川キャラは狂ってるというか、常に全力というか 大抵のキャラが出し惜しみ一切無しだから見ていて気持ちがいい
ゲッターギアスをよんで思ったのだが、もし正造とかがギアスやヴァンパイア十字界の最終回を見たら鼻で嘲笑する気がする。 自分たちのケツも拭けんような世界なら滅んじまった方がマシじゃい!!ってブチ切れそう……いえマジで。
鼻でっ笑った直後に「ワシは極道兵器やどぉ〜!!」と叫んで衛星兵器をブチかますんですね分かります
早乙女研究所消滅から二年。流竜馬は全国を行脚していた 現在はアメリカの片田舎。見るところが巨大ショッピングモールだけという静かな土地へ来ていた 居心地がよく瞬く間に一月がたっていった。ある日目を覚ますと町は荒れ果て、死者が跋扈する市の世界へと化していた 数に押されつつも何とか逃げ延び、他の生存者とともにショッピングモールへと立て篭もる 地獄と絶望の底で一人のフリージャーナリストと出会う… デッドライジング 流竜馬VSフランク・ウェスト 〜ワシ(ゲッター)は関係ないんじゃよ〜 諦めの悪いおっさん達編
>>538 無数のゾンビの頭を蹴り潰しながら移動する竜馬が浮かんだww
隠しキャラは将造で隠し武器は頼光の刀だな
多分、竜馬がいる世界のゾンビパニックの発生源はドグラだ
ふと思ったが、デモベ世界じゃ『虚無戦記』が普通に魔導書扱いになってたりして。(あるいは『虚無戦史』)
竜馬って意外と拳で無双しているように見えて結構重火器使ってる?
ライフの人今年になってから投下ないよね 忙しいのかな?
続きです。ドラゴンデビュー戦が今回のメイン、かな? スザクの事や隼人の事で、不測の事態の続いたルルーシュは自宅としているクラブハウスにつくころにはぐったりとしていた。 (今日だけでもイレギュラーが起きすぎだ…。神隼人、あいつはどこまで信用していいか分からんが、今は信じるしかあるまい…。 正体から何から何まで全て知られているのは誤算だったが…) 「ただいま…」 「おかえりルルーシュ」 部屋の扉を開いた瞬間ルルーシュの思考がフリーズする。 妹と女が何か言ってるがまったく耳に届いてこない。 無理もない。妹のナナリーから言われると思っていた言葉が見知らぬ緑髪の少女から言われたからだ。 もちろんナナリーもその少女の後から言ったのだが、今のルルーシュには届いていない。 「お兄様? せっかくC.C.(シーツー)さんが来られたのにどうしたんですか?」 (C.C.? この女の名か? ) 「それにしてもイニシャルだけだなんて。変わったお友達ですね。 もしかしてお兄様の恋人? 」 「将来を約束した仲だ。な? ルルーシュ」 「「 え? 」」 ナナリーの質問にC.C.が即答で面倒なことを言い放つ。 これにはナナリーもルルーシュも困惑するしかない。 「ハハ、ナナリー、それは冗談だよ彼女は冗談が――」 「嫌いだ」 せっかくのフォローをC.C.に一瞬で台無しにされる。 もうルルーシュもナナリーもぽかん、としている。 どうにかしないとさらに面倒なことになる。 そう考えたルルーシュは一番近くにあったカップを床に落として叩き割る。 キャシャン、と部屋に陶器の割れた音が鳴り響く。 「ああ、C.C.、何やってんだよ。服がびしゃびしゃじゃないか。 ほらこっちに来て早く着替えないと風邪ひくぞ」 そして手早くC.C.の手を引いて部屋から移動しようとするルルーシュ。 ルルーシュの妹、ナナリーは目が見えない。そればかりか両足の自由もきかず車椅子での生活を余儀なくされている。 目が見えない、だからこそ、あの時の囚人服のままのC.C.が現れても、姿が見えないから言ったことを信じるしかないし、 ルルーシュが割ったカップの音もルルーシュの言うようにC.C.が割ったと思うしかない。 「大丈夫ですか? お兄様、C.C.さんも」 「ああ、大丈夫だよナナリー。それにC.C.が言ってたのは冗談、冗談だから」 色々と疑問に思いながらも、さっさと出て行く兄に、ナナリーは声をかけることはなかった。 「お前は一体何だ? シンジュクで死んだはずじゃあなかったのか? 」 自室にC.C.を連れ込むなり、ルルーシュの言動がキツくなる。 「だから言っただろうC.C.だと。それよりどうだ、気に入ったか? 私が与えた力は? 」 「ああ、俺の計画のスケジュールを大幅に前倒しにしてくれたからな」 「スケジュール? 」 「ブリタニアをぶっ壊す予定のさ。まあ、この力がなくとも実行する予定だったが、もう少し先になると思っていた」 「そうか。それは良かった」 そう言い放つとC.C.は履いていたブーツと着ていた拘束衣をさっさと脱いで、ベッドの中へとはいってゆく。 そのベッドの持ち主がルルーシュなのは言うまでもない。 「おい、待て! お前にはまだ聞きたいことが…!」 「男は床で寝ろ」 質問は受け付けない、といった様子でC.C.は布団をかぶる。 「お、おい! それはオレのベッドだ! それに何故生きている? 契約とは? 」 「おやすみルルーシュ」 冷たくあしらわれる。 隼人との一件もあり、ルルーシュは精神的に限界を感じ、好きにしろ、と言うと床に座り眠ることにしたのだった。
そして数日後、ゼロの出現によりスザクは無罪放免となった。 オレンジ疑惑によりジェレミアは軍の統率力を失った。それ以外にも各関連機関との連携もぼろぼろになっていた。 オレンジというのは、ルルーシュの口から出たデマカセだったが、ギアスに操られゼロを取り逃がすよう指示したのは事実であり、 ジェレミアが不正や汚職をしている、というのは公然の事実となっていた。 ジェレミアはその疑惑を払拭しようと行動しているが、一度かけられた疑惑はすぐにはれそうにない。 「いきなり証拠不十分で釈放なんて…。ん? 」 無罪放免で釈放されたスザクは門の所に竜馬がいるのを発見した。 シンジュクの一件があったばかりなのでスザクの表情が硬くなる。 「その様子じゃ、別に迎えは必要なかったみたいだな」 「迎え…。何故自分の迎えにあなたが来るんですか? 」 「けっ、知ったことかよ。俺はお前を迎えに行けと言われたから迎えに来た。それだけだ。 別にお前とおしゃべりしにきたワケじゃねえ。とっとと行くぞ」 そういって背中を見せて歩きだす。 迎えにきた、ということはついて来いということだと思い、スザクはその後を追う。 双方無言のまましばらく歩いていると、突然上から声が聞こえてきた。 「どういてくださ〜い! あぶな〜〜い!! 」 「うわぁ!? 」 声が聞こえた方向を見ると、人が落ちくるではないか。 スザクはあわてて助けに走る。なんとか間に合い、落ちてきた人物に怪我などはないようだった。 声とともに落ちてきたのはピンクの髪の女、それも若く、15〜16といったところだろうか。 竜馬は「めんどくせぇ事になりそうだ」と少女を見つめた。が、その顔を見て、どこかで見た顔だとも感じていた。 「すみません。下に人がいるとは思わなくて、あら? 」 少女はスザクと竜馬を見て、何かに気付いたようだった。 「ええ、僕も上から女のひとが落ちてくるとは思いませんでした。えっと、どうかしましたか? 」 少女は一瞬思案したあと、ぱっと表情を明るくし、何かを思いついたようだ。 「そう、どうかしたんです、私。実は悪いひとに追われていて、助けてくれませんか? 」 「はい、いいですけど…」 即答するスザクを見て、「やっぱりか」と竜馬は頭を押さえた。 3人は街を歩いていた。 スザクと女―ユフィと名乗った―が前を歩き、その後ろを竜馬が歩く。 その光景は結構異様なもので、若い男女のカップルの後ろにごっつい野獣のような男がいれば自然と目立つものだった。 「おい、いつまでこんな観光みてえなことするんだ? 」 「まあ、竜馬さん、少しくらいいいじゃないですか」 「すみません。今日が最後の休日なんです。だからエリア11がどんな所なのか見ておきたくて」 しびれをきらした竜馬が二人に声をかける。 ユフィの纏う空気はいつの間にか竜馬とスザクの間にあった壁をとっぱらっていた。 (不思議な娘だ。なんというか、温かい。そう、まるでミチルさんのような温かさだ…) 竜馬はユフィを見て、かつて自分が恋した女性を思い出していた。 早乙女ミチル。早乙女博士の娘であり、心身ともに美しい女性だった。 彼女に何度励まされただろうか。彼女は何度優しい言葉をかけてくれただろうか。 気付くと彼女に惹かれる自分がいた。 だが彼女はゲッターのテスト訓練中に―――。 「どうしました? 竜馬さん? 顔色が真っ青ですけれど…」 「な、なんでもねえ。気にすんな」 思い出したくないことまで思い出していると、それに二人も気付いたのか、心配そうにユフィが竜馬の顔をのぞきこんでいた。 すぐに思考を打ち切り、前方の二人に視線をうつす。 「で、もう観光はいいのか? 」 「え? いえ、もう一か所だけ案内してもらいたい場所があります」 「なんなりとお申し付けください。お姫様」 スザクが大げさな態度でユフィの要望を聞く。しかし、彼女の行きたい場所とは意外な所だった。 「それではシンジュクに」 竜馬とスザクが驚いた表情を見せる。 シンジュク、一体彼女はあの廃墟、地獄の跡地で何を見たいというのだろうか。 「私にシンジュクを見せてください。枢木スザクさん。流竜馬さん」
シンジュクには何もなかった。いや廃墟しかないと言うべきか。 先の犠牲者たちの墓標が、よりいっそうここが死んだ場所だということを強調する。 「ここまでやられちゃあ、このゲットーはもうオシマイだな」 竜馬の声が廃墟に響く。 「やっと人が戻り始めていたんですが…」 スザクが沈痛な表情で誰かの墓標を見つめる。 「やはり、強くないといけないのでしょうか」 「え? 」 「弱い、というのはそれだけで罪なのでしょうか。 昔、10歳だった僕には世界は酷く醜いものとして映っていました。 飢餓や貧困、戦争やテロ。繰り返される憎しみの連鎖…」 まるで今までため込んだ感情の堰が崩壊したかのように語りだす。 「誰かがその悲しい連鎖を断ち切らなくてはならない。 もちろん、そうしたものすべてがなくせるとは思わない。 でも、大切な人をなくさずに済む、せめて戦争のない世界に…」 「どうすれば、そんな世界が作れるでしょうか…」 ユフィが不安げにスザクに聞く。竜馬は何も言うことなくじっとスザクを見ていた 「僕にはまだ分からない。でも、目指すことをやめたら父さんは無駄死になってしまう」 「枢木首相のことですか? 」 「…あの戦争で、父さんは死ななければならなかった!! 」 「理想の夢物語、だな」 「何!? 」 ここでようやく竜馬が口を挟む。 「弱いことが罪か? 確かにそれは罪じゃねえ。 だが、弱い奴が強い奴に何をされても、文句は言えない。なんせ自分を守ることが出来ねえんだからな」 「だからといって! 強者が弱者を虐げることが許されるはずがない! 」 「そうかもな。だが、これは事実だ。強い奴が弱い奴を支配する。ブリタニアの国是でもある。 それに、争うことは人間の本能だ。進化しようとする生物のな。 その本能まで否定するのか。スザク、お前はそれ相応の覚悟が出来ているのか? 」 竜馬の鋭い眼光にスザクはたじろいでしまう。 竜馬の言ったことを認めたくないという中で、彼の言うことが一つの真理であることも理解している。 「しかし…」 ズワオ! スザクが何か言おうとした時、近くの廃球場から爆発音が聞こえてくる。 「スザク君! それにリョウ君も!! 」 「セシルさん? 」 「どうした、こんなとこまで」 すると特派のトレーラーが3人の前に現れた。中からセシルとロイドが顔をのぞかせている。 「ここは危ないわ。早く乗って! 」 「純潔派のウチゲバなんだよ。とっとと逃げよ」 「純潔派の…?」 そう、爆発のした球場跡では純潔派によるジェレミアの粛清が行われようとしていた。 4対1という絶対的不利な状況の中、ジェレミアの命の火は風前の灯といっていいだろう。 「待ってください! ランスロットの戦闘データを取るチャンスじゃないでしょうか!? 」 ロイドとセシル、さらには竜馬もスザクの言葉にはっとする。 なるほど、その手があったか、と。 「スザク」 しかし、ユフィは心配そうに声をかける。 「ごめんユフィ、ここでお別れだ。ランスロットなら、止められるはずだから」 「おい、ロイド。オレのドラゴンも持ってきてくれてんだろうな? オレも行かせてもらうぜ。慣らし運転にちょうどいいしな」 にやっと笑いながら竜馬がスザクの方を見る。 スザクが静かにうなづいたあと、二人は自分たちのKMFの発進準備を進めるのだった。
「くそぅ。4人がかりとは…。卑怯なキューエルぅう!」 「黙れオレンジ! コーネリア皇女殿下が御着任あそばされる前に、身内の恥は雪がねばならん! 安心しろ、戦死あつかいとしてやる。皇室のために、オールハイルブリタニアーー!! 」 スザク達が到着した時には、既にオレn、じゃなかったジェレミアは窮地に追い込まれていた。 四方を囲まれ、対KMF用大型ランスがジェレミアのサザーランドを討つべく狙いを定め4機一斉に突進する。 「トマホーーーク ブーメランッ!! 」 そこにランスロットのスラッシュハーケン、ドラゴンのトマホークが飛んできて、動きをけん制する。 「やめてください! 同じブリタニア軍同士で争うのは! 」 「だ、そうだが。まだやるか? あんたたちは」 「あれは特派の嚮導兵器…。ランスロット、それにドラゴンか!? 」 球場の外縁部に白と赤のKMFが立っていた。 場に混乱の空気が流れる。 「特派が何用だ! 邪魔をするならば誰であろうと討つ! 」 だがキューエルの一喝で再び引き締まる純潔派達。 「今さら引き下がれぬ! 」 いっせいにランスロットとドラゴンに向かってスラッシュハーケンの一斉攻撃が開始される。 「仲間同士で…! 」 「そうこなくっちゃなあっ!! 」 2機はすぐにスラッシュハーケンをジャンプで避け、純潔派たちに詰め寄ろうとする。 「小癪な! 」 空中では避けれまいと踏んだキューエル達はすかさずスラッシュハーケンの第二射を放つ。 「甘え! 甘えぞ! 」 だが、ランスロットはMVSをすかさず鞘から抜き、ハーケンをかわし、ワイヤーを切断、使用不能にする。 対する竜馬のドラゴンは迫りくるハーケンを素手で掴み取り、そのまま握りつぶす。 「ば、馬鹿な! 空中で避けるナイトメアに、ハーケンを掴み取るナイトメアだと!? 」 特派の新型の性能をその目で見て、驚愕するキューエル。 しかし、その間にも竜馬たちは迫りくる。 「くっ、全機、着地の瞬間を狙え! いくらあれだけの性能でも、隙が生まれるはずだ! 2機でかかればやれるはずだ! 」 「イエス、マイロード! 」 ハーケンが効かないと分かると、即座に戦法を変える純潔派達。 2機ずつ二手に分かれスザクと竜馬の着地の瞬間を狙う。 「やるしかないのか…!」 「流石はエリート揃いの純潔派サンだなあ! スザク!! ヘタをうつなよ! 」 そして、2機が着地した瞬間、、純潔派の大型ランスによる挟撃が襲いかかる! ギャン!! 金属のぶつかる音が球場に響く。 「ふ、これで特派の嚮導兵器といえど…、何ィ!? 」 ランスから感じる手ごたえに仕留めたと思ったキューエルだったが、眼前に広がる光景に再び驚愕した。 大型ランスは穂先から真っ二つに切り裂かれ、そればかりか、サザーランドの腕まで切り落とされていた。 ランスロットの高周波振動兵器、MVS−メーザーバイブレーションソード−と、 ドラゴンの下腕部に装備されたスピンカッターの通常兵器とはケタ違いの切れ味の結果だった。 「MVS…、まさか特派の嚮導兵器がこれほどとは…。各機下がれ。ケイオス爆雷を使う」 ハーケンも、ランスも破壊され、打つ手のなくなったキューエルがケイオス爆雷の使用を決断する。 ケイオス爆雷とは、一定の方向に無数の弾丸を放つ、散弾発射型の手投げ弾である。 その発射される弾の多さから回避が困難であり、キューエルもこれを使うつもりはなかった。 「分かってくれたんですね。キューエル卿」 サザーランドが下がったのを見て、スザクはキューエルが諦めたのだと勘違いする。 「いや、奴さん、まだやるつもりだぜ…、ん? なんであの女がここに? 」 だが竜馬は敵の放つ殺気がまだ消えてないことに気付いていた。 そして次の手がどう来るのか各センサーとモニターを確認すると、球場へユフィが侵入してくるのが見えた。 「おい、お前ら。やめ――」 一般人の侵入ならば流石に戦闘行動をやめるだろうと踏んで、キューエル達にユフィの存在を伝えようようとする。 しかし、時既に遅く、キューエル機は腰部から取り出したケイオス爆雷を空中へと放り出していた。 「なろ! スザク!! 」 竜馬の叫びによりスザクもユフィの存在に気付く。ユフィだけでなく、彼らの後ろには半壊状態のジェレミアもいる。
避けるわけにはいかない状況だ。 「ここは僕が! 」 ランスロットが両腕に装備されたブレイズルミナス−エネルギーの力場を利用したシールド−を展開する。 ドラゴンも同じようにシールドを展開する。 そこに無数の弾丸の雨が降り注ぐ。 ブレイズルミナスで防ぐものの、防ぎきれない弾のい何発かがランスロットとドラゴンに損傷を与える。 そしてついに、散弾を撃ちつくしたケイオス爆雷が地面へと落ちる。 ゆっくりと防御態勢をとくランスロットとドラゴン。 するとその足元からユフィが姿を現す。 「ま、まさか…!? 」 それを見て、キューエルとジェレミアが驚きの声を上げる。 「双方とも、剣をおさめなさい! 我が名において命じさせていただきます! 私はブリタニア第三皇女、ユーフェミア・リ・ブリタニアです。 この場は私が預かります! 下がりなさい!! 」 ユーフェミアの透き通った声が響く。 「そんな、ユフィが?」 「ほう、あの嬢ちゃん、ブリタニアのお姫様だったのか。どうりで」 驚くスザクに、納得する竜馬。 ユーフェミアの登場により、場の空気が一変する。 「ま、まことに申し訳ございません!! 」 キューエル達は下手をすれば自分達が皇族殺しをするところだったのに気づき、ユーフェミアの前にひざまずく。 「皇女殿下! 知らぬこととは言え、失礼いたしました! 」 スザクも機体から降り、ユーフェミアに先の無礼を詫びる。 言葉には出さぬが、竜馬も一応機体の片膝をつき、礼を尽くす態度をとる。 「スザク、私もあなたが父を失ったように、兄クロヴィスを失いました。 これ以上、皆が大切な人を失わずに済むよう、力を貸して頂けますか? 竜馬さんも、あなたがたも」 「「「イエス、ユアハイネス!! 」」」 こうして、ユーフェミアの手により、この場はひとまずのおさまりを見せる。 竜馬は皇族にもユフィのような人間がいるのだということを知った。 そしてこの少女がこのエリア11の新たな副総督として、どうやっていくかに興味を抱く。 総督としてやってくるという彼女の姉コーネリア・リ・ブリタニアは相当の武人でユフィのように甘くはない。 果たして理想をどこまで追いかけることが出来るのか、実の姉という現実にどう立ち向かうのか。 「ま、そんなことより、早く隼人や早乙女のじじいをみつけなくちゃなんねえ。 理想だなんだなんてのは、今のオレには関係ないな…」 己の復讐。それを満たすために竜馬は存在していた。それが今、竜馬の生きる目的だった 以上です。やっぱ戦闘描写は難しいなあ。特にKMF独特の戦闘法は。 さて今回からたぶん戦闘が増えてくると思います。いい感じにかければいいな〜
>>540 問題は、それで何が召喚できるかだ
虚無戦記を表した著者も発狂して死んでそうだな
戦闘描写とかは結構淡々と書いていけば良いんじゃないか? あと専門用語が分からんちん ぶれない竜馬さんぱねーッス
竜馬って別にミチルさんに惚れてたっけ? 惚れてたのは隼人だったような… 乙です
>>550 一応みんなから好かれてたはず
むさい男連中しか居ない場所で一つの清涼剤ですよ
おおきな進化の古戦鬼(おおきなのっぽの古時計) おおきな真紅の斧戦鬼 流竜馬の戦鬼 百年 いつも暴れていた 主力の形体さ ゲッター線の 注いだ夜に 回路開いた戦鬼さ いまも まだ止まらない その戦鬼 百年 休まずに ドワ ドワ ドワ ドワ 空手家と いっしょに ドワ ドワ ドワ ドワ いまも また立ち上がる その戦鬼 何でも殺ってる 白戦鬼 神隼人の 戦鬼 早乙女の鬼に見込まれた その日から動いてた 置いてくことも てけぼることも みな知ってる 戦鬼さ いまも まだ残ってる その戦鬼 百年 休まずに 目 だ 耳 目 だ 耳 神隼人といっしょに 目 だ 耳 目 だ 耳 いまは まだ真理の外 その戦鬼 総攻撃の日に ゴングがなった 巴武蔵の 戦鬼 旅立ちのときがきたのを みなにおしえたのさ 敵陣へ突っ込む ゲッター1 兄弟とも お別れ いまは もう動かない その戦鬼 食中毒 効かずに ガン ガン ガン ガン 愛犬ロボと マシンダーで ガン ガン ガン ガン いまは もう拝めない 伝説の戦鬼 かっとなってやった 今は(ry ゲッターギアス乙 これを機にギアスを見てみようと思う こっちもゲタあずクロスを書かないとな… 俺もこういう風にテンポ良く書きたいわ
ファンタスティック4見てるが 実にゲッターだ
何気にアメコミって規模でかいし、どうにかクロスできんかねー ウルヴァリンとパニッシャーと竜馬とか気が合いそうだし ファンタスティック4のゴム人間も実はややマッドサイエンティストだから 早乙女博士と気が合う筈 そして何より社長と敷島博士が魔改造しまくったウォーマシンとかw
トップ10なら容易にクロス出来るが早乙女研究所とか普通の研究施設扱いされるな
コズミックビーイングのトップクラスはマジでラ・グース級だからねぇ
でもそんな中で普通の人間も結構活躍できるのがアメコミのいいところ。
パニッシャーとかロールシャッハさんとか・・・
>>552 夜中に声に出して歌った&笑ったwww
>>556 Dr.マンハッタンなんか結構石川作品っぽいキャラだよな
真ゲッターに乗って真理を理解した竜馬一歩直前みたいな感じ
関係ないけどロールシャッハかっこよすぎじゃね
マーブルユニバース vs DCユニバース vs 石川ユニバース
>>558 それマジで洒落にならんwwwww。
でもそれがいい……。
某聖杯戦争の世界に虎や慎一、または正造が乗り込んで「世界」相手に大暴れするのもありですな。
正造ならあの本体の泥をまるごと飲み込んでも逆にそれを糧にしてパワーアップしてくれるに違いない。
>>558 そういうのニコニコ動画にあったな
MUGEN仕様だったから、石川キャラがゲッターくらいしか出てなかったけど
>>561 「無限戦記」だっけか。
>>560 セイバー →【柳生十兵衛(魔界転生or死すver)】or【犬山道節】
ランサー →【宝蔵院胤舜(魔界転生ver)】or【神隼人(槍ではなくドリルだが、“刺突による貫く攻撃”なので)】
アーチャー →【岩鬼将造】or【馬並平九郎】or【敷島博士(アークver)】
バーサーカー →【流竜馬(チェンゲor新ver)】or【来留間慎一】
ライダー →【流竜馬(一人だけなら新ver?)】or【無限弥勒(どちらかというと“ナビゲーター”か)】
キャスター →【里見義実】or【森宗意軒】or【来留間源三】
アサシン →【果心居士】or【ニオン(チリュウ一族全体?)】or【美女丸】
アヴェンジャー →【来留間慎一】or【流竜馬(チェンゲver)】or【早乙女博士(チェンゲver)】or【カムイ・ショウ】
こんなところか?
一瞬アヴェンジャーは社長とキャップとソーだろと思ったが無視してくれ
>>562 いえ、あくまで本来の聖杯戦争の世界に正造か慎一が巻き込まれたと言う形です。
たった一人の男に端を発して(よりよく再生するために)破壊されていく世界(こいつらはいつも後手に回る無能でしょう……)という感じで。
石川キャラはそういう再生を促す感染力があると思う。
型月世界vs石川世界か…設定が凄いvs描写が凄いの戦いだな
ガメラ3を見ていて、隼人=イリス、部下=ギャオスハイパー、竜馬=ガメラに当てはめるという電波を受信した
聖杯戦争の場合藤村組が岩鬼組になってたら・・・・
>>567 そりゃもう聖杯戦争に参加する連中はほとんど皆殺しでしょう。
キャス娘さんあたりなら同盟を組めるかも知れませんが、遠坂や二つのキョウカイとは戦争は必至「勝手にワシのシマにてをだすんじゃねぇーーー」とブチ切れて皆殺し確定です。
問題は大苦戦するだろうけど岩鬼組が勝つだろうって思ってしまうのがなんともはや。
>>568 岩鬼組はそこまで短絡的でキチガイ見たいな奴等じゃねぇと思うけどな
日本(=自分のシマ)を守るという点ではそんなこともありえそうだが
まあ、抗争したら何だかんだ言って最終的には相手を下しそうだ
第4次の大火災で自分のシマを荒らされた岩鬼組が大暴れ その過程で奇跡的に正造に助けられ、後に盃を交わすことになる藤村士郎はこう言った セイギノミカタ? 「俺、 極 道 になるんだ」 ……何かがおかしい
>>556 上位は時天空級が結構な数でいるしな
最上位はもはや意味不明のレベルだが
割りかし下の方も現実改変とか空間支配とかいるし
そいつらと戦ってる実績もあるから違和感はない
>>565 というか、設定凄いつってもあいつ等って世界と契約云々だからよくて
「地球規模」だと思う。だから最終的に宇宙規模以上でドンチャン騒ぎする
ような連中相手じゃ「凄い設定」にならない気がする。後あんま言うとアレだけど、
型月連中ってなんか「温くて甘い」感じがするんだ。石川キャラに比べると
>>569 でも第4次のせいであの大火災が起きたと知ったらマジでブチ切れそう。
というか正造ならキレるでしょう。
>>572 石川キャラは世界と契約なんかしなさそうwwww。
そんなもんにすがらんわい!!だれが死んだ後も使われてたまるかいと言う感じで。
>>573 「わしは人間を殺しつくすような「この世全ての悪」が見たかったんじゃー!
それをなんじゃあんな汚い泥でごまかしよってからにー!!」
とブチ切れるんですね、わかります。
割と至近距離にあるのに核爆発を起こせと要求する男だからなぁwww
>>574 言動こそあれだけど何か格好いいんだよな、あの人って。覚悟が違うって言うか
石川さんの漫画は基本的に人間ってすげぇ(あるいは素晴らしい)に行き着くと思うんだよな。虎だって人間なんだぜ
人の底力、勇気とか。人間賛歌ってやつかな
>>575 だからこそ型月キャラとの性格的相性は最悪でしょうね。
でも、だからこそ石川キャラ光り輝いている!!
なんだかんだで石川イズムは行き詰まりを突破できるけど、型月は突破出来ないどころか突破しようとすら思ってないんじゃないですか?
大いなる意思からすれば正に「失敗作」以外の何者でもない。
それだから石川キャラが型月に天誅を下すというSSが読みたくなりますwwww。
彼らならできるでしょう。
>>576 型月作品好きだから言わしてもらうけど、その認識は流石に酷い。
それにそういうクロスは面白くもないし、書きたくもない
>>576 石川作品はエネルギーに溢れてて凄いけど、だから他作品を格下に置いてどうこうってのはただの蹂躙SSになるからない方がいいな
クロスってのは両作品に愛がないといけないよ
>>576 、あなたは疲れている。今すぐこの部屋を出るべきだ!!
石川キャラだって理由が無けりゃ人に危害加えねぇよ 勝手に人に裁きを下す程傲岸でも無いしな あの身勝手な神じゃねぇんだし、失敗作だなんて思わないんじゃないの?
>>580 虎→復讐から始まった、全ての元凶退治
将造→自分のシマ(と思ってる)日本を、外国のマフィアから守る
ゲッターチーム→人類の敵と戦う
魔獣→虎と大体同じ
虚無戦記に組み込まれたその他の方々→人類、生命体の存亡を賭けて戦う
言動はバイオレンスなのに、やってることは意外と正義のヒーローだな
>>576 作品が逆になってるだけで言ってることが最低レベルの型月厨とかと同じだって気付いてるか?
>>580 >>581 ただ大多数の主役は無関係の人間が巻き添えになることを殆ど躊躇しないけどなw
型月と石川というと既出かもしれんがワラキアがたどりついてしまった「滅び」というのが
時天空だというのはどうだろうか。
こんなもんの存在知ればそりゃ絶望して気が狂ってもしょうがないし
抗おうとすればするほど未来は陰惨で醜いものと化す、というのもよくわかるww
>>580 慎一は結構、関係ない人も平気で巻き添えにしたり殺してたりしてた気がする
天誅は駄目だよな 最初は善いと思っても所詮は同レベルだもん 俺的には保管庫のゲッターエヴァみたいなのが理想だな エヴァは正直嫌いだが、あれでエヴァも悪くないなと思えたし
この辺のクロスに対する敏感さが好きだぜ、このスレ。 まあそういうのは置いといて、だ。 型月で石川賢レベルの災害を起こせそうなスペックの連中を思い出そうとしてみた。 割とうろ覚えなので間違ってたらスマソ。 ・魔力のガス欠なしで固有結界使いそうな、掃除屋モードのエミヤ。 聖杯戦争のシステム外で顕現すれば、ガス欠なし? ・アルティメット・ワン(色んな惑星やらの最強種族) このスレでゲッターロボ初代で勝てるか考察された、ORTとか。 空間支配もどき使えたり(世界法則をねじ曲げる)、 元々えらく強くて死ぬ寸前は自爆で人工太陽と化し大陸吹っ飛ばしたりする素敵連中。 地球が死んでもなお、人体改造で生き残る人類種を滅ぼしに来た。 つまり俺は設定聞いただけで「鋼の大地」に燃えた。 Fateも根底は少年漫画的王道と、あの原作者の非情な世界観が魅力だと思うし。 一番良いのは「型月っぽい個々人の信義」VS「石川賢ワールドの不条理」の戦いかなあ。 ゲッターロボはでかすぎるし、Fateに絡ませるなら、 新ゲの童子斬丸持った竜馬or魔獣あたりが迷い込むのが理想か。 ・・・書いてみるのも一興。
クロスの役割ってのもあるよな 互いの長所を伸ばしつつ書くのがクロスすることの意義の一つか 難しいものだ
ところで、話は変わるけど 慎一は「グワハハハハ」って笑いながら突っ込むイメージがあるなぁと考えてたらふと思ったんだが 各石川キャラに一番似合う高笑いはなんだと思う? とりあえず一番似合わないのが「ホーッホッホッホ」というのは確定だろう
>>587 どうでもいいがその笑い方のせいで、マルドゥック・ヴェロシティってSFに出てくる変態サイボーグ思い出した。
カトル・カール・・・ペニスショットガンとか強烈だったなあ
虚無戦記の虎の時にそんなやつがいたな 重力を操る僧侶みたいな格好した奴
「重力を操る」なんて能力かなりメジャーなのに一瞬にして 「高貴なる女騎士」のフレーズが湧いてきた俺はもう駄目かもしれない
古本屋で禍を発掘したが、これに出てくる恵って石川漫画にしてはやたらと常人だな
やってることはハッカーだけど普通過ぎて禍よりも異質感がある
>>590 ちなみに元ネタ何よ?
FF13
>>591 もうちょっと補足すると
FF13の情報が公開された時に主人公が
「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士」
と紹介されてたのよ。この余りにオサレで厨二臭いフレーズが
一部で流行ったことがあったの。
魔獣の異名を持ち動物を自在に操る凶暴なる新人間
>>581 >>585 >>586 てかこのスレって確か初代はマブラヴにゲッターが来たらとか
統合したゲッター主人公が竜馬だったらみたいに欝展開をぶっ飛ばして勝利を掴もう
いっちょ助けに行ってやるかてきな感じのクロススレていう面があるからね
蹂躙とかに厳しいのはそこら辺が関係してると思う
ちょっとした問題を解決させるにはあまりにも劇薬だが 普通に考えてどうしようもないほど追い詰められた状況なら 石川作品の連中ほど頼りになる奴らもいないからなwww あれ?なんかギルティギアシリーズのファウスト先生に似てなくね? どんな病気でも治せるけど普通の盲腸とか治させると 何故か患者が改造人間になってたりするというお方にwww
爆弾で人ごみの中の一人だけを殺すようなもんだ そういえばギルティの世界ってギアと戦争してたよな、たしか。状況はあんまり詳しくは無いけど芳しくなかったはず
おお、復活したか!
朋友よ!わたしは帰ってきたッ!
>>585 なんか色々絶望して枯れちゃったアーチャーこと未来シロウが
イシカワキャラ連中の生命力に触れてなんか色々漲ってきて希望を取り戻し
旅立つのを幻視した
全くベクトルが逆だがリリカルなのはとのクロスはどうだろうか? 海鳴の異変の調査に正造がやってきてデスドロップマフィアもジュエルシード争奪戦に参戦するという愉快な事態になるってな感じで。
「娘っ子に見下げられるようじゃ極道兵器の名が廃る、ワシも空を飛べるようにしろ!」 とレッドタイガーに無茶を言い出す将造
そして、足に特殊装備 パンツまるだしになる。
前にビックリマンの話題が一瞬だけあったが スーパービックリマンの最終ボスが超宇宙の果ての戦いから逃げてやってきた一兵士で 宇宙の片隅で聖と魔のニ勢力を創り御互い戦わせて練磨して最終的に自分の戦いの尖兵にするとかいうやつだった 散々操られて戦いつづけてきた主人公とかが怒るのは解るが ラスボスの方も理解できてしまうのは石川イズムに慣れてしまったからだろうか
隼人と同じく、一佐だったり大佐だったりする人物が若い女の子の時はなぜか妙な笑いが込み上げてくる 隼人はとても怖いけど、この子達と同格なんだなぁ…ってな具合に
>>607 ガンダム種死のテロニート、キラ・ヤマトは後半
オーブ軍「准将」になるんだぜ。
同格どころか目下だwww
何考えてアニメ作ってるんだろうなぁ本当にorz
>>ガンダム種死のテロニート、キラ・ヤマトは後半 オーブ軍「准将」になるんだぜ。 同格どころか目下だwww 優秀な人材を高待遇で引く込むのは当たり前のことでは? 実際能力は優秀だし彼。
>>609 テロリストになってたし。
劇中のやってたことも……
まあ、国のトップの実弟だし
能力があるのは事実だがな。
>>610 補足すると
キラは国際問題レベル
漫画隼人は総理殺害未遂、暴行、器物損害だが
キラには勝てないな
まあ、隼人の軍に入るのは大変だったろうな。
敷島爺さんのコネがあったのかもな。
マジレスするとキラが准将になったのはコネもあるが、テロリストである彼を正規の軍事活動に参加させるためでもある。 やたらラクスが電波で頭ゆんゆんしていたのはゲッター線を受信していたからなんだよ!!
ゲッターはそんなこと言わないッ! でもさ、あれから幾多もの武勲をあげてるアムロでさえも少佐(だったか?)位の地位だったんだぞ いくら何でもそっち方面の教育も知識もないただMSの操縦がうまいだけで准将までいくのは不可解 > ガンダム種死のテロニート しかし、突っ込むところはここだったりする
ここはいつ種死アンチスレになったんだ? ゲッターの前では何もかも些細なことだ
>>613 まあ、監督夫妻があれだからな。
アムロは大尉だったはず
ガンダムでターンAでゲッターも発掘されたら、どうだろう。
……α外伝だな。
じゃあ、ZZでムーン族で御神体がゲッターとか。
……一発ネタにしかならんな
>>615 ターンAの発掘か…初代ゲッターが発掘的にいいかもな
問題はパイロットだが。うーん、時代に合わせたキャラか、現代から竜馬達か
長かった…。鯖落ちのために地の底であえいでいく世紀 叫び、ほえ、のたうち、過去の栄光とスレを求めた同胞たちよ… 今こそ!ここに我々のクロスの楽園を築くのだ!! …言ってみたかっただけです。とりあえず続きです。短いです。 次のと一緒にまとめた方がいいくらい短いです。 「本日づけを持ちまして、アッシュフォード学園に入学することになりました。 枢木スザクです。どうかよろしくおねがいします」 ユフィとの一件があった数日後、スザクはアッシュフォード学園に入学した。 偶然か、クラスはルルーシュと同じ。 しかし、クラス全体の雰囲気は到底スザクを歓迎しているとは言い難いものであった。 それもそのはずだった。スザクは無実とは言え、クロヴィス暗殺の容疑をかけれれた人間。 さらには名誉ブリタニア人とはいえ、日本人だったことも災いした だがそんなスザクにも声をかける人間はいた。あの號だった。 「よう、枢木、スザクだったよな? オレは一文字號。お前とおんなじ名誉ブリタニア人だ。 ま、だからってワケじゃねーがこれも何かの縁だ。仲良くしようぜ」 「君も…なのかい? でもあまり僕に関わらない方が…」 「へっ! お前に関わったら学校中からハブられるってか? んなのはもう慣れっこだよ」 「そうか…。やっぱり一文字も…」 「おいおい、そういう辛気臭い空気漂わすのはやめろっての。あとオレのことは號でいい。その代わりオレもお前を下の名前で呼ぶ。 いいだろう? スザク」 「ああ、分かったよ、號」 號の根の良さからか、彼らはすぐに打ち解けた。何人かのブリタニア人学生は陰口をたたき続けていたが、先ほどまでの露骨なものではなくなっていた。 そんな中、ルルーシュが教室を出ていく。襟首の部分に手をやり、何かのサインを送っているようだった。 「…! 號、悪いけど少し席をはずしていいかな? 用事を思い出しちゃって」 「ん? ああ、じゃあまた後でな」 そう言ってスザクはまるでルルーシュを追うかのように教室を出ていく。 屋上。 「7年ぶりに使ったよ。このサイン」 スザクが来ると、そこにはルルーシュが既に居た。スザクは手摺に持たれているルルーシュに近づいてゆく。 「屋根裏部屋で話そう、だったよね」 「ああ」 「無事だったんだね、ルルーシュ。安心した」 「ああ、お前のおかげだよ」 二人はそのまま、シンジュクでの事、これまでの事を話し合った。 そう、二人は7年前からの親友だった。 7年前、母が何者かに殺害され、同時に足の自由と光を奪われた妹と共に、ルルーシュは日本に人質として差し出された。 その時に出会ったのが日本の首相枢木ゲンブの息子、枢木スザクだった。 初めの内は、ブリタニアと日本の関係から、険悪な仲の二人だったが、紆余曲折を経て、いつのまにか親友となっていた。 「なんだ、やっぱりあの二人、知り合いだったのかよ」 その様子を、號は遠目に眺めていた。あの後、様子のおかしいスザクを尾行していたのだった。途中渓も合流して。 「どうしたの號? 」 「ん? いや、スザクが変なタイミングで教室を出ていくからよ、タチの悪い連中に呼び出されたのかと勘ぐっちまっただけだ。 どうやら余計なお世話だったみてぇだ。さ、渓、あいつらの邪魔をしちゃ悪い。メシでも買いに行こうや」 二人の久しぶりの再会を邪魔しては悪い、と渓を連れて號はその場を離れるのだった。
スザクの一件はルルーシュがスザクを生徒会に入れるという提案により、事なきを得た。 そして生徒会にルルーシュとスザクが出入りしていることもあり、號と渓もいつの間にか準生徒会役員のようになっていた。 「で、そう聞くようじゃ学校では上手くいってるようだな」 「ええ、気のいい人たちばかりで助かりました」 機体の整備を手伝いながら、スザクは竜馬と世間話をしていた。 色々あったが、この二人も依然とは違いトゲトゲしい雰囲気はなくなった。 「だが、今日はその学校の仲間が河口湖へ行ってるんだろう? お前も行かなくて良かったのか?」 「はい、僕には軍務がありますから」 「ふーん。相変わらずお堅いこって…」 実は今日、生徒会メンバー(スザクとルルーシュを除く)に準役員の號と渓も一緒に河口湖に観光へ行っていた。 しかしスザクは軍務があるからという理由で欠席したのだ。 「大変よ! スザク君! リョウ君!」 そこへセシルがあわてた様子でやってきた。 「何ですかセシルさん? 」 「えらく慌ててるじゃねえか。ナニが大変なんだ。分かるように説明してくれよ」 「いいからこれを見て!!」 そう言って手に持った携帯端末の画面を見せる。 「こ、これは…」 そこには河口湖のホテルを占拠したテロリスト、日本解放戦線とその人質の人々が映し出されていた。 どうやら、解放戦線側から送られてきた映像が報道番組で流されているらしい。 「そんな! まさか!?」 スザクが画面を見て驚く。 「ん? なんだ、そんなに驚くこと、か!?」 竜馬も何かを見て驚いている。 「まさか生徒会のみんなが…」 スザクが驚いた理由。それは人質達の中にアッシュフォードの生徒会のメンバーがいたからだった。 しかし竜馬は違った。彼の視線は渓に向けられている。 (あの娘、まさか…。いやもしかすると…) 「この事件の解決に私達が使われることはないかもしれないけれど、現場には行くわ。 だから、二人も用意してちょうだい。準備出来次第すぐに急行するから」 私も準備があるから、とセシルはその場を去る。 「リョウさん…、あそこに僕の友達が…」 「…解放戦線の連中がトチ狂ったことしねえよう祈るしかないだろうが。 それに、あのナンバーズの区別に厳しいコーネリア総督が俺達を使うとは思えねえ。 今は、性に合わないがそれしかねえ。 とりあえず俺達の出番ってなった時にキチンと働けるよう万全の準備をする。 それが俺達が祈る以外に出来ることだ」 「そう、ですね。分かりました。僕はランスロットの準備をしてきます」 「ああ」 竜馬に励まされ狼狽していたスザクはいつもの様子に戻る。 (まさか生きていたとはな…。じじいといい、なんでこう…。…今はそんなこと考えてる場合じゃねえな) 竜馬も先ほどみた映像を思い出し、考えにふけるが、すぐに出撃の準備を進めるのだった。 以上です。次回の戦闘は長くなりそう…な、ならなさそうな。 色々と動く回ですし。
>>615 そういえばガンダム系のクロスってあんま見ないよね
普通にやったら機体性能的にキャラの濃さ的にもレベルが違いすぎて
どうやっても蹂躙モノになる展開しか思いつかん
ギアスの人オツ
さて、山場もちかいですね
>>619 てこの入れ方しだいだろう。
ゲッターが転移時前後に故障したり。
転移時それぞれゲットマシンに分かれてしまったり
前者は修理に専門知識が必要で軍に協力してもらっても月、年単位の時間かかるから、それまでにMSに乗ったり
ゲッター線の企みまたは気まぐれで片付けるのもありだな
後者はZや種、00、Xみたいに三つ以上の勢力があるところでそれぞれ別の勢力につくのもおもしろそう
キャラについては石川作品とはべつな意味で十分に濃いと思うが?
ゲッターDEうちのドワォ3姉妹 リョー…五歳の長女。非常に攻撃的なおてんば少女。気性が激しく、何かとキレやすいが心を許せばそれなりに絡みやすい。 なお、一部の同年代の男の子にもモテやすい。母親いわく、「竜の申し子」。犬をみると目がグルグルに変わる。いちいち叫ばないと気が済まない。 ハー…3歳の次女。リョーとは対照的に冷静沈着で頭もよいが、よく「ヒッ!」とぬいぐるみの目と耳と鼻を引きちぎるアブナい少女。 一体何を考えているのか分からず、母親にして「サイコパス」にいわしめる存在。 最近母親とよく絡むリョーに嫉妬気味。また姉妹に置いてきぼりにされやすい。 ムー…一歳の三女。食いしん坊でいつもほわほわしてる癒し系。かなりの力持ちで、パワーだけなら三人中最強。 どこで覚えたのか、父親に自分のあそこを見せびらかす等、色々な意味でハーよりアブナい少女。 母親いわく「ある意味最強の少女」。力を発揮するときは「だいちぇつじゃんおろちぃー!」と叫ぶ。男の子には非常にモテやすい。 母親…3姉妹の母親。やんちゃすぎる3姉妹に手を焼いている。がそれ以上に愛情を注いでいる。漫画家。 父親…3姉妹の父親。サラリーマン。普段は温和で優しいが3姉妹の成長のためなら手段を選ばない性格。 非常に親バカだがキレるとかなり怖い。リョーのグルグル目は実は父親譲り。 このお話しはおてんばな3姉妹とそれを暖かく見守る作者のほのぼの子育てエッセイです
ギアスの人乙 竜馬が渓に気づいたってことは そろそろ弁慶の出番を期待していいの?
復活ギアス乙
この竜馬はヴァンみたいだな。復習となると鬼だが、それ以外だとまだ普通って感じの
まだ、とげとげしいけどね
>>619 それは、ドラゴンとか新とか真とかのレベルの奴らだとそうなるだろうけど、
小回り、体格の点、一対多の点を考慮すればどっこいどっこいだな(初代)
それに、どちらかの勢力に属するのだから、本当の意味での蹂躙はないな。
>>623 ドラゴンも楽勝ではないと思う。
初代ですらあの世界の戦艦主砲レべルの攻撃力のビームライフルだから、直撃したらただではすまんと思う。
それに新は前半はそこまでつよくない
まあどちらにせよ、敵母艦(もしくは本部)にウオオォォォ→ズワオッ! の石川賢の代名詞、壁ぶち破り特攻が読めればそれでいい ジャイアントロボとか最高のぶち破りだったなぁ。重量といい迫力といい
>>625 ガンダムでの初代とzには巨大戦艦あったな。
というか、ガンダム(というかロボもの全般)には巨大な戦艦や要塞がつきものだから
ゴウでの要塞突撃的な展開できるだろうな。
>>626 だいたいどの時代でもデカイ基地ってのはあるからな、あの世界
時に隕石、時にとぐろを巻いた建造物
真ゲッターの虫戦艦に特攻がGRとの二強
逆シャアで4ルナ落とすときにサイコフレームが共振しなくて駄目だ!と思ったとき、
真ドラゴンの地球からのビームでアボンとかもみてみたい
ゲッター炉とサイコフレームの合わせ技でゲッター(そのとき不思議なことが起こった!)で破壊でもいいな!
無駄に迫力のあるものが観たくてたまらない。あぁ血がたぎりたい
ニュータイプとかで人類がどうたらで ゲッター線が絡むと ころしあえとかだろうな。 よくて、とっとと外宇宙にでて宇宙制覇しろか 宇宙の危機を撃退できるように進歩しろかな そういえばやるおのゲッター関連が一つ終わったな ラグース細胞と最後にでてきた敵らしいやつの配役いがいは満足だったな。
くそっ。
最近、息抜きにアーマードコア4とかやってたせいか、格好イイセリフ回しは思い浮かぶのに。
肝心の迫力あるバトル描写とかの書き方忘れたという。どうしよう……
>>628 ああ、AAでの戦闘描写でもやれるもんだな、って感心したよ。
ていうか竜馬が空間支配チックな超バトルしてて吹いたw
そういえばなのはがあったので、ネギまとのクロスはどうだろうか? ずばりタイトルは「極道先生正造と魔法先生ネギま」レッドタイガーに麻帆良へ派遣され副担任になる正造。 ちなみに格好はいつものヤクザスタイルで、正造なら今のインフレにも負けはせんだろう。
ふと思ったんだがガンダムよりかは、マクロス系の方がクロスしやすそうだね 基本的に外宇宙飛んでいる話だから アンドロメダ流国と戦ったり、エンペラーと遭遇なんてのもアリだし 敵も規模のデカいヤツらが多いから、壁ぶち破り特攻もやり放題 ただ問題はゲッターと共闘するにしても敵対するにしても 竜馬に「戦ってる最中にチンタラ歌ってんじゃねぇ!!」と シリーズを根本から全否定するようなセリフを確実に言われるなw
竜馬さんなら「ヘッ、悪くねぇじゃねぇか」とか言ってもそんなに違和感は無い
>>630 その手のタイトルでは「魔獣先生クルま!」が最高だな
SSを書こうとしてる人や書いてる人に質問なんだけど、 保管庫の作品とかも含んで、SSを書くときに参考にしてる作品ってある?
SS全般での参考にしてるのは、隆慶一郎さんの伝奇小説とか。 テンポの良さと盛り上がるべきシーンでの心情描写が優れてて、 男連中が妖術とか魔術とかに頼らず、剣や兵法一筋で恐ろしく強い。 アイデアもダイナミックで、構成とかは影響受けておきたい。 ・・・急逝されて未完の本もあるんだけど、面白いんです・・・ ロボものに限るなら、ウブカタのSF小説・ラノベですね。 独自の造語、専門用語を上手く組み合わせて、 なんとなく意味が初見でもわかって言い回しが楽しい文章です。 まあ人を選ぶのも確かだし商業作品ばっかりですが、どれも娯楽性とテーマが両立してて面白かったです。 私はSSの参考にするなら文庫本を一読して、気に入った言い回しとか文法を試してます。 で、たくさん書けば自分のものになります、たぶん。 あとトリップを変更してみました。 待ってる人がいるかも知れないので、ゲッター×なのはもボチボチ。 ……いや、本当すいません
>>624 そのかわり新は新型炉心に交換してからまるで異次元の機体になるからなあ……。
しょっぱなから後期新ゲッターでクロスさせたらゲッターの方がラスボスになりかねん。
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/04(木) 22:39:40 ID:SJll0Jw8
>>635 正直、向こうを撤退した貴方がこっちで再開した時は喜んだ
続き待ってるぜ
ゲッターチームは超人扱いされてるが、具体的にどれくらい凄いんだろうか 竜馬が號に銃を頭に突きつけられた時「撃て 撃て 一撃で殺さんとお前が死ぬ事になるぞ」とか言ってたが、もしかして銃弾くらいなら避けられるとか…?
身体能力で言えばネオゲの竜馬が印象的かなあ
真の初代対Gで、Gのビームを発射後に避けてるから 案外生身で銃弾避けもやってくれるかもしれない
>>641 うん?
いい動画だがなんかここで出すの流れ的にもスレ的にも可笑しくない?
まあ、素直に作業BGM動画ありがとう。
SS書きの皆さんは、作業するときにBGMを聞きながらするのかな?
宇宙怪獣vsゲッターエンペラー 果たしてエンペラーは人類を守りきる事が出来るのか
余裕ではないだろうけど普通に勝ちそう。 宇宙怪獣って最大どのくらいなの?
いや余裕じゃね エンペラーどころか下手すりゃ周りの艦隊だけでケリがつきそう
というか、下手な質での物量はエンペラーに餌やるのと一緒じゃないのだろうか。 いや、宇宙怪獣の質もすさまじいんだがな。 エンペラーがすごいと思ってしまうのは 描写と設定がでかすぎることと、まったく本気出してない という二つの要素のおかげだろうな。
>>644 確か数千kmとか。それが億単位は軽く存在してる
全く本気出してないってのはでかいよな 二次創作を作るときにストーリー的にも調整しやすいしね
トマホークを投げるだけで空間が切り裂かれて、 その時空の隙間からグチャグチャしたナニカが飛び出してきたりして これはこれで一本書けそうな気がしてきた
それドグラだろ
>>650 たしかにドグラですけど、エンペンラーなら仕方がないで納得させられてしまうwww。
アレだ、未来じゃインベーダーもゲッター軍団の保有兵器の一つなんだよ。 ドグラのように敵軍の艦に撃ち込んで、機械・生物を問わずインベーダーが侵食しまくったあと、 インベーダーの塊になった敵軍を巨大ゲッター艦が捕食して回収。これを繰り返すとか・・・・・・
>>642 凄く出遅れてしまったけど、あずまんがとのクロス書いてる奴です
平沢進の曲、特にForcesは、ベルセルクの曲だけどゲッターや石川作品にもに凄く似合うと思う
ipodに入れた三種類を作業中に延々とリピートさせてたこともあったぐらい
結局気がつかなくて三時間ぐらい聴いてたのを覚えてる
ttp://www.youtube.com/watch?v=SfgmbfU8yp4 映画「300」のMADだけど、これに使用されてるバージョンが一番好き
あとはウルトラマンやゴジラとかの特撮系
帰ってきたウルトラマンやウルトラマンレオのOPなんか聴いてると捗る気がする
スレを遡ってみたら「はだしのゲンみたいな廃墟世界」って書かれてて吹いたw
物理的には蹂躙させちゃってるけど、キャラを引き立てられるように頑張りたい
長文失礼
空けてたせいで出遅れた分も書くわ
トップとゲッターのクロス本当に見たいなぁ 珍しくゲッター側が本気出してもよさそうな相手だ
ゲッターチーム in Happy Tree Friends 果たしてゲッターチームはどうなるか?
>>655 被害を受けるのは敵サイドの連中で主にヒドラー元帥ですね分かります
>>654 というか、宇宙怪獣の味方になりそうだ
あれは宇宙を守る存在みたいなものだし
新以外は
宇宙怪獣は人類や知的生命体を抹殺しようとしてるから相性は最悪じゃね?
>>658 ゲッターのおかげでそんな彼らとも分かりあえそうな予感!
吸収同化という過程をへてですが
それは侵略というか感染じゃないのかww
>>659 2で合体したからな。
……まあ、あれは宇宙怪獣じゃないが
本能で行動してる者同士だがな
ゲッターと宇宙怪獣
でもあんなに強いトップ2勢でさえガンバスターよりも劣るらしいからな どんだけ凄いんだオオタコーチは
>>662 必殺技の多さと汎用性でわずかに強いだけらしい
最強は4〜6号のグレートガンバスターらしい
>>663 サンクス
グレートマジンガー然りグレートゼオライマー然りでグレートの文字が入ると
異常なまでに格好よく思えてくるから不思議だw
>>662 ガンバスターと7号はコンセプトが違うからな。
そういや、ゲッターのカタログスペックはマンガ版では
初代<G≒號<アーク≦真<真(覚醒)<<聖<<エンペラー<<ヤクザ
だよな
>>665 サラっと読み流しかけたが、ヤクザって何だよ?w
勇者ロボでもそうだったなw あと亀レスだけどガンダム・センチネルとのクロスなら考えたことがある。 Sガンダムが合体ロボだったり、主人公の名前がリョウだったりと共通点 あるし。ストーリ的にはα任務部隊の若造チームに隼人達旧ゲッターチーム が合体変形の何たるかを教え込むみたいな感じで。
続きです。今回は弁慶登場、武蔵の死が語られます。 事態は非常にまずい状態になっていた。 コーネリア率いるブリタニア軍が完全に周囲を包囲したものの、ホテル突入には至っていない。 何度か物資搬入用の地下坑道を用いて侵入を図ったものの、日本解放戦線側はここにリニアカノンを装備したKMF“雷光”を設置。 突入を試みるブリタニア軍のことごとくを排除していた。 雷光は鹵獲したブリタニアのKMFグラスゴー4機を移動ユニット兼火器管制装置とした、まさに動く大砲という機体だった。 機動性は皆無だが、狭い坑道内という限定空間で放たれる散弾式のリニアカノンは非常に有効的で突破は困難を極めた。 しかし、ブリタニア軍が突入出来ぬ真の理由。それは人質の中にあのユーフェミアがいたことにあった。 テロリストの要求を飲むワケにはいかない。だが、皇族を死なすことは許されない。 そのため、膠着状態が続き、もう夜になってしまっている。 竜馬はそんな状況に飽き、気分転換に「散歩してくる」と言って一人周囲を歩いていた。 「チッ、ナンバーズとブリタニア人をキッチリ分ける、か。 何のための名誉ブリタニア人制度だよ、たく。ん? なんだ? 一般人が騒いでるのか?」 コーネリアのやり方に愚痴りながらしばらく歩いていると、軍人とイレブンが揉めている所に遭遇した。 「頼む! あそこに息子と娘がいるんだ! 頼むから通してくれ!!」 「バカモノ! 名誉ブリタニア人ごときが軍の任務中の現場に立ち入ることなど許されるか! これ以上騒ぐのであれば拘置所行きだぞ!」 「おい、その辺にしとけよ。軍人サンも、そこの男も、ってお前…」 あまりに揉めているので暇つぶしがてら仲裁しようと竜馬が近付くと、そこに居たのは意外な人物だった。 「お前、竜馬か? なんだその格好は?」 「弁慶じゃねぇか。おい、こいつはオレの知り合いだ。オレから話をつけておくからここは見逃してやってくれ」 「なんだ。特派の関係者か。いいだろう。だがお前らは名誉ブリタニア人なんだ。分をわきまえろよ」 竜馬が特派の制服を来ているのを見て、吐き捨てるように言うと軍人は立ち去っていく。 「弁慶、なんでお前がこんなところに居るんだ」 軍人が立ち去るやいなや、竜馬は弁慶に詰め寄る。 車弁慶、かつてともに早乙女研究所で過ごした仲間の一人だった。 「そういうお前こそ、一体どういうことなんだ? お前は、その…刑務所に居るはずなんじゃ…」 「ああ、そういえばそうだな。世間じゃ俺はまだじじい殺しの罪で投獄中だったな。 だが弁慶、オレは早乙女のじじいも、アイツも殺しちゃいない!」 「分かってる。オレもお前が博士たちを殺したとは思っていない。 だけどよ、お前がそんな服着て、軍にいるとなれば不思議に思うのは仕方ないだろう。 竜馬、よかったらでいい。俺に教えてくれないか?」 そう言った弁慶の要望に応え、竜馬はこれまでのあらましを説明した。 もちろん早乙女博士が生き返った、ということは伏せて、だが。
「…なるほど。特派、か。お前も大変なようだな」 「そういうお前はどうなんだ。弁慶。なんでお前がここにいる。それに息子と娘っていうことはまさか…」 「竜馬、お前も犯行グループからの映像を見ただろう。その中に日本人、いやイレブンの子供たちがいたのに気がついたろう?」 竜馬は先ほどの映像を思い出し、渓の顔を思い浮かべる。 「…じゃあやっぱりあの娘は」 「ああ、元気ちゃんだ。今は車 渓と名乗っているが…。それともう一人、息子の號もいっしょに捕まっている」 「やっぱりか。だが息子? どういうことだ。お前に息子はいなかったはずだろう?」 「あいつもオレが引き取った子だ。あの戦争中にな…。 ブリタニア軍に親を殺され、ダイナマイト片手に復讐しようとしていたのを止めた縁でな。 それもあってオレの息子だが一文字の性を名乗ってる」 「そうか。義理とはいえ、自分のガキが捕まってるんだ。親としちゃ気が気じゃねえよな。 そういえば名誉ブリタニア人、って言われてたな。いつの間にブリタニアに?」 「…あの戦争のあと、オレみたいなのが子供二人も養うためにはそれしかなかった。 仕事を探すにもただのイレブンを雇う所なんてねえ。 武蔵先輩から元気ちゃんを頼まれて、號だってオレが育てると決めたんだ。 そのためになら俺は自分のプライドくらい犠牲にしてやるさ」 弁慶の事情に竜馬はどう言っていいかわからなかった。 自分ばかりが地獄を味わっていたと思っていたが、まさか弁慶まで、辛い経験をしていたとは思ってもみなかった。 だが、ひとつだけ、竜馬の頭に引っかかることがあった。 「そうだ、元気ちゃんは、博士が死んだ後、武蔵が面倒を見るはずだったろう? その武蔵はどこに行ったんだ!?」 武蔵、彼もかつての竜馬たちの仲間だった。 博士殺害の容疑で逮捕された後、一度だけ面会に来て早乙女博士の遺児、元気は自分が育てると言っていたのを竜馬は思い出した。 「…武蔵先輩はあの戦争で死んだよ。一人で、ミチルさんの事故で修復中だったゲッターに乗ってブリタニアと戦ってな…。 研究所に迫るブリタニア軍をひきつける囮になって、俺達が逃げるチャンスをつくるためだった。 何度も謝られたよ。元気は自分が育てるって言ったのに俺に任せることになってスマンって」 「そう、か…」 弁慶の口から武蔵の死を告げられショックを受ける。 これまで自分が去った後の研究所がどうなったかなど気にしたことなどなかったが、知らないでは済まされない事が起こっていたことに驚いた。 「あの武蔵が…」 「ああ。いくらゲッターがあの当時でもKMF相手でも優位だったとは言え、ブリタニア軍のあの数じゃあなあ。 しかもゲッター本体も修理が不完全で、パイロットも一人だけ。 初めの内はブリタニア軍を圧倒していたが、物量差でじわじわと…。 最後には武蔵先輩がブリタニアにゲッターのデータを渡すまいとして自爆。 それを見た元気ちゃんは完全に自分の過去を忘れちまった。 そう、武蔵先輩も、元気ちゃんも研究所もろとも消え去ったんだ。止めれなかった。スマン。俺には止めれなかった!」 「いや、悪いのはお前じゃねえ。武蔵が死んだのは俺のせいかもしれん。俺の…」 過去を思い出し、自責の念に駆られる弁慶を竜馬は慰める。 「リョウ君、ここに居たの!? 大変なの! 人質が!」 そこにセシルが現れる。かなり焦っているようだ。 「人質? まさか!」 人質が大変なことになっていると聞いて、弁慶が走り出す。 「おい弁慶! セシル、あいつの説明は後回しだ! 一体人質がどうなったんだ?」 弁慶を追いかけようとしたが、すぐに見失ってしまい、竜馬はセシルを連れて戻ることにする。 「それが、軍が要求をのまないから、ハア、30分ごとに、ハアハア、ひと、じちを…」 「ああくそ!」 竜馬の速さに合わせようと走ったため、セシルはすぐに息を切らす。 それでは肝心の情報も、戻るのも遅くなるため、竜馬はなかば強引にセシルを抱きかかえ走る。 「え、ちょっとリョウ君!」 「で、30分ごとにどうするって?」 「あ、そう! これ以上要求に対する返答がない場合30分毎に一人ずつビルの屋上から人質を…」 「…っ! 馬鹿どもが!!」 セシルの言わんとしたことが分かり、舌打ちをする。 「セシル、舌をかむなよ」 「へ、きゃっ!」 これは早急に戻る必要があるとみて、竜馬は全力で走り始めた。
この少し前のホテル内。 ホテルビルの上層食糧庫に人質は捕えられていた。 「號、どうしよう…。このままじゃ私たち…」 「安心しろ渓。こいつらも元軍人だ。人質をそう簡単に殺したりしねえよ」 (だが、こう思うのは楽観的過ぎるな…。結局要求が通っちまえばきっとアイツらは俺らをも殺すだろう。 名誉ブリタニア人の俺らはたぶん、国を売った裏切り者扱いで…。 いや、こんなこと考えてる場合じゃねえ。どうやったらここから皆を逃がせるか考えるんだ) 號はこの状況下でなんとか諦めずにいた。しかしいくら考えようが、どうすることも出来そうにない。 (クソ、オレはここまで無力だったのかよ! このままじゃ皆、皆殺られちまうんだぞ! ミレイ会長も、シャーリーも、ニーナも、そして、渓も…!) そうやって號が焦っていると、新たに解放戦線の人間が数人、食糧庫に入ってきた。 「君達には悪いが、ブリタニア軍は我々の要求に対し、一切の返答をよこさない。 よって、これから30分ごとに君達の中から一人を選び、屋上から飛び降りてもらう! 恨むのであれば君達を見捨てたブリタニアを恨むのだな!」 突然の死刑宣告に人質たちがざわめく。神に祈るもの、もう駄目だ、と泣き崩れるもの。 様々な反応を見せる中、解放戦線側を最初の犠牲者を選び始める。 そして一人の男性に目をつけたようだった。 「そうだな。ではまず君から―――」 「 待 て ! 」 解放戦線がその男性を選んだ瞬間、號が大声を出してそれを止める。 「なんだ国を売った裏切り者の学生君。我々に文句でもあるのかね?」 「ああ、俺はてめえらみたいに弱いモンいじめするような奴らが大嫌いだ」 「弱いものいじめだと? 学生が! 生意気なことを!!」 銃床で號を殴りつける。だが號は倒れようとはしない。 「抵抗もしない奴に銃向けて、要求が叶わないから死ねだと? これが日本を取り戻そうって連中のやることか!?」 「な!?」 號の気迫に解放戦線のメンバーがたじろぐ。 「く、日本を捨ててブリタニアについた売国奴がほざきおって…。 いいだろう。まずとんでもらうのは君に決定だ。来い! 来なければ君のお仲間からにするが?」 「っく、卑怯モンがぁ…」 啖呵を切ったものの、解放戦線の脅しに號は従うしかなかった。あまりにうかつだったことに今さらになって気付く。 両手を縛られ、連行されていく。 渓が何か言おうとするが、それを號は目で「心配するな」と伝えた。 こうして、初めての犠牲者として號は選ばれてしまった。 屋上に着くまで、號は様々な罵声を解放戦線の人間から言われたが、耐えた。 ブリタニア軍が自分達名誉ブリタニア人を嫌っていても、この次がブリタニア人だと知れば行動を起こすはずだ。そう信じて。 「さあ、とんでもらおうか」 屋上についてすぐに號はそう宣告された。 そして、数十メートルはあるであろう屋上から、静かに號はとんだ。
「ゼロが現れた?」 機体の調整を進めていると、ゼロが現場に現れ、コーネリアと取引をしているという知らせをうける。 「うん。どーやら軍が動かないのを見て、ユーフェミア皇女殿下が人質内にいるってバレちゃってるみたい。 んで、自分が首謀者の草壁中佐を説得するから、通せって。 んっふ〜、ほんと面白い人物だよねえ〜。 しかも、お〜め〜で〜と〜! ゼロが草壁中佐を説得して時間稼ぎしている間に僕ら特派は囮役が決定しました♪ 地下の物資搬入用の坑道から侵入を試みろってさ。その間に別働隊が人質救出をやるんだって」 出撃が決定したのがうれしいのか、ロイドはかなり上機嫌だ。 不謹慎極まりないが、あとでセシルにシめられるからほっといた方がいいだろう。 「囮、ですか。でも、今僕達が必要とされて、それが人質救出につながるのなら、僕はやります!」 作戦目的に何の文句もないといった様子でスザクが語る。 「で、作戦開始時間と方法は?」 「ええ、それは今から説明するわ。 ランスロットは可変弾薬反発衝撃砲ヴァリスを使用。これによりホテルの基礎の破壊を試みます。 基礎が破壊されたホテルは水没を開始、人質がいる階層まで水没するには時間があるので、別働隊が後の作戦を行います。 また、坑道内のリニアカノンKMF対策として、ドラゴンはアサルトマシンガンを使用。 これにより敵の散弾を可能な限り撃破、回避率を格段に向上させ、敵の兵器を無力化します」 「アサルトマシンガンか…。スペックは…と。ほう、かなりの連射速度だな。 その割に集弾性もいいみたいだ。これなら向かってくる散弾を撃ち落とすのも楽かもな」 モニターに映るアサルトマシンガンは白い銃身に、ドラム型のマガジン、とかなり特異な形をしていた。 軽くシミュレーションを行ったあと、すぐさま坑道入り口まで搬送される。 その間にドラゴンはアサルトマシンガン二丁を両手に装備し、ヴァリスを腰にマウントしたランスロットと共に坑道内に降ろされていく。 坑道に着くと、時間合わせのため、しばらくの待機を命じられる。 その間、機体の最終チェックおよび作戦の概要を再確認する。 「ランスロットの機動力なら、オレが弾を掃除してやらなくても避けきれるかもしれんが、無理はするなよ」 「分かっています。今は人質救出の時間稼ぎが重要です。でも…」 「やりきっちまうつもりなんだろう?」 分かっているさ、というようにスザクの考えていたことを言い当てる。 「…はい!」 スザクはそれに対し、力強くうなずく。 「ランスロット、およびドラゴン、作戦開始です」 セシルのアナウンスが届く。 「MEブースト!!」 「しゃあ! 全開で行くぜ!」 合図が出された瞬間、2機のKMFが出力全開で発進する。 『反応2! 敵性ナイトメアです!』 『ふん。ブリタニアめ。何度来ようともこの雷光の超電磁式榴散弾重砲の前では同じことよ! 構わん、撃て!』 スザク達の接近を感知した雷光の砲身が一瞬輝くと、大量の弾丸が竜馬達に向かって放たれる。 「来やがった! いくぜ!! スザク当たるなよ!! うおおおおお!」 発射を確認した竜馬は両手のアサルトマシンガンを乱射する。 吐き出された弾丸は、瞬時にして分厚い弾幕を形成する。 その弾幕に阻まれ、雷光の放った散弾はほとんど撃ち落とされ、ランスロットとドラゴンは易々と残りを回避し、雷光へと近づいてゆく。 『な、回避されました! 敵は強力な連射兵器により弾幕を張っている模様!』 『く、構うな! 撃て!撃て! 撃て〜!!』 防がれたことに動揺し、超電磁式榴散弾重砲を乱射する雷光。 「何度やろうが効くもんかよ! スザク、この調子ならあと、もう何発かかわせば敵の懐だ!」 「分かりました! 敵に接近しだい、格闘戦にて敵の無力化を図ります!」 しかし、いくら撃とうとも、竜馬たちは難なくそれらを攻略していく。 そうしていくうちに、徐々に距離は埋められていく。 『く、このままでは…。切り札を使う!! 砲のシステムを切り替えよ!』 『了解、モードGBに切り替えます!』 砲のシステムを切り替える間、一瞬ではあるが、敵の抵抗が弱まる。 「なんだ? もう終わりか? スザク、この間に一気に近づくぞ!」 これを好機と見た竜馬とスザクは、敵を無力化させるために近づく。 だが―――。
『ブリタニアの豚ども! 日本の誇る兵器の力受けてみろ! 発射!! ゲッタービーム!!!』 「な!? まさかあの光! やべえ! スザク! ドラゴンの後ろに下がれ!」 「え、うわああ!!」 ドシュォオオ!!! 先程とはまるで異なる光が雷光から放たれるのだった! 「スザク君!! リョウ君!」 地上でモニターしていたセシルとロイドが叫ぶ。 雷光が放ったもの。それは、その正体は、ゲッタービームであった。 かつて早乙女博士が開発したゲッター線を利用した驚異の破壊力を誇った兵器。 それが雷光が放った光の正体だった。 「くおおおおおお!!?」 発射の瞬間に感じた既視観を頼りに、即座に防御のためブレイズルミナスを張ったものの、ゲッタービームの威力は想像以上だった。 防ぎきれない衝撃がドラゴンの各部を次々と破壊していく。 そしてついにはブレイズルミナスを発生させている両腕が過負荷に耐え切れず爆発をおこした。 それと同時に雷光のゲッタービームも途切れる。ドラゴンの爆発により、あたりは煙で見えなくなる。 『どうだ! みたかゲッタービームの威力!』 『いえ、反応、まだあります!』 煙が晴れると、そこには両腕を失ったドラゴンと、脚部を損傷したランスロットが存在した。 「く、ランスロットの調子はどうだ?」 「ランドスピナーがさっきの攻撃で…。このままじゃ次の攻撃は避けれそうもありません。 ましてやあのビーム攻撃なんかは…。ドラゴンのブレイズルミナスで防ぎきれないということはランスロットでも…」 「いや、あのビームはしばらくは撃てないはずだ」 「え?」 何故、とスザクは思った。さっきの攻撃がどうして連続して撃てないのかと。 「アレが何発も撃てるんだったら、最初っから使ってるさ。 それにな、アレはゲッター線をチャージする必要がある。今のゲッター線濃度じゃ、そのチャージにも時間がかかるはずだ」 過去の経験と、現在の計器の様子からの推理だった。 「それじゃあ、そのチャージが行われる前に、敵を叩かないと。でもこれじゃあ…」 「ふ、幸い、ドラゴンがぶっ壊れたのは上半身だけみてえだ。足は問題ない だが肝心の腕がなけりゃ敵を攻撃できない。そこでだ。 機動力はこっちがカヴァーする。攻撃はお前に任す。大丈夫か」 「…そういうことですか、それならば愚問です!」 スザクは竜馬が一体何をしようとしているかを把握すると、ランスロットをドラゴンにもたれかけさせる。 そう、彼らがやろうとしていること、それはドラゴンが足となり、ランスロットが腕となる、欠けた機能をお互いに補う協力攻撃だった。 『敵ナイトメア、再起動! 攻撃来ます!』 『く、ゲッタービームは!?』 『先程の使用により、チャージに時間がかかります!』 『ええい! 超電磁式榴散弾重砲に切り替えろ! 今度はあたるはずだ!』 再び雷光が砲の切り替えを行う。だが、その隙を竜馬達が見逃すはずもなかった。 「スザク! 外すなよ!!」 「分かっています! 敵破壊の爆風の対処、よろしくお願いします!」 『や、やらせるな! 攻撃! 攻撃ぃ!!』 雷光が精一杯の反撃を行うが、ドラゴンはそれを見事に避け、ランスロットは腰に装備していたヴァリスを展開する。 収納されていた銃身部がせり出し、そして照準を合わし、引き金を引く。 バシュ!という音とともにヴァリスから砲弾が射出される。 それは吸い込まれるように雷光に命中する。そして―――。 ドワオ!!!!!
雷光の機体が大爆発を起こし、坑道の天井ごと吹き飛ばす。 爆風にあおられながらも、その穴から竜馬達は飛び出し、スザクは任務を果たすためにビルの基礎部分めがけヴァリスを連射する。 その何発かが見事基礎ブロックに命中し、ビルは予定通り水没を開始する。 「やった!」 「まて! ビルのあそこを見ろ!!」 竜馬が指摘したところの窓をズームしてみると、そこにはゼロがいた。 スザクは忌々しそうにそれを見つめる。 だが、竜馬はまた別の場所で重要な人物を発見する。 (な!? なんでてめえがこんなところに居やがる!) 竜馬が驚くのも無理はなかった。それは誰あろう、早乙女博士だった。 こちらを見てにやりと笑みすら浮かべている。 まるで待っていたと言わんばかりに。 二人がそうしていると、突然ビルの各所が爆発を起こす。 「ま、まさか! やめろ! 人質も巻き込んで自爆なんて!!」 爆発にハッとし、ビル内の人質のことを思い出す。まだ人質がいるとすればあの爆発は…。 スザクは爆発の中に飛び込もうとするが、ランスロットの脚部の故障により、思うように動けない。 その間にもビルは爆発と水没により、みるみる崩壊してゆくのだった。 時間は少し遡り、ビルに侵入した連中は、ゼロの指示どおり行動を開始した。 その中には当然、あの神隼人もいた。 「それで、ビルから飛び降りた少年はどうだった?」 「ええ…驚くべきことに外傷が全くなく、擦り傷以外は無傷といってもいいくらいで…」 隼人はこのビルについた途端、部下にビルから飛び降りさせられた號の安否の確認を行わせた。 すると、なんと驚くべきことに號は全くの無傷で、本人いわく「ちょっと高すぎた」というだけらしい。 「フフ、全く持って面白い男じゃないか。地上数十メートルから落とされて無傷とは。 まるであの男を思い出す。おい、彼は丁重に扱え。そのうち我々の仲間となるやもしれんからな」 「了解しました。ところで、ゼロは一人で草壁の元に行きましたが、よろしかったので?」 部下が隼人にゼロの事を聞く。指示通り、爆弾の設置は完了し、人質の救助を完了したが、未だゼロは戻らない。 「彼の能力は高い。彼自身が彼だけでやるというならば、任せても大丈夫だろう。 今頃は草壁を説得しているところだろうよ」 「はあ…」 「それともうひとつ、解放戦線がゲッタービームを搭載した雷光を保持していた件はどうなった?」 「はい、その件に関してですが、解放戦線メンバーを尋問したところ、不可解な事を言っていまして」 「不可解なこと?」 「ええ、なんでも早乙女博士がやってきて、調整してくれた、と。 早乙女博士って確か7年前にお亡くなりになっているはずなのですが…」 「なるほど、死んだはずの人間から、か。分かった。その件はもういい」 納得してない様子の部下をさておいて、隼人は事の次第を把握した。 まさか早乙女博士がこのビルにいるとは思ってもみなかったが。 シンジュクでの一件のあと、早乙女博士は解放戦線と合流したのだろう。 そして、自分を匿う見返りにゲッタービームの技術供与をいた。 これが事の次第なのだろうと隼人は考えた。 そこにゼロから合図の通信が入る。 「さあ、これからこの舞台のクライマックスだ。全員持ち場につけ!」 隼人の号令の後、ゼロが建てた作戦を遂行するため、全員が動き出す。
爆発もおさまり、ビルが完全に崩壊した後。
スザクは誰も救えなかったと、自責の念にかられていた。
竜馬も一瞬だけ見たあの博士は見間違いではなかったのか、と自問自答を繰り返していた。
『ブリタニア人よ』
すると突如、ゼロの声が聞こえてくる。放送波をジャックしているらしい。
『ホテルに捕らわれていた人質は全員救出した。あなた方の元へお返ししよう』
見ると、人質だった人々がボートに乗せられ、次々と現れる。
人質の無事を知ったスザクは安心し、目に涙を浮かべている。
(よく言うぜ。これで軍がゼロに手出ししようとすれば、また人質にするつもりのクセに…)
しかし竜馬はこの、ゼロという男の胡散臭さに気付いていた。
『人々よ!! 我らを恐れ、求めるがいい!』
ゼロの周囲がライトアップされ、ゼロに協力している連中も姿を現す。
全員がゼロに合わせたのか黒い服とバイザーをつけている。
『我らの名は黒の騎士団!!』
そしてゼロの口から、彼らの組織の名が明かされる。
『我々は武器を持たぬ人々の味方である! それがブリタニア人でもイレブンでも関係ない。
ましてや、日本解放戦線のような卑劣な暴力も許容しない!
我々は弱者の味方、力を持つすべてのものが弱者を虐げる時、我々は再び現れる!
力あるものよ、我を恐れよ!!
力なきものよ、我を求めよ!!
世界は、我々黒の騎士団が裁く!!』
これが、世界を混乱に導く、黒の騎士団のデビューであった。
以上です。ちょと長くなったかな?
>>667 自分は普通にファーストとのクロス考えたことはありますwどっちかというとアムロとかが石川キャラ化ですけど
コアファイター3機が合体して、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの3体に変形合体!みたいな
ガンダムっぽさがあまりにもなくなりましたけどw
ゲッターギアス乙 號がいい感じだ
乙、さすが號だなんともないぜ 弁慶はどうなるんだろう
この竜馬もいいんですけどやはり新ゲの方が良いな。 まあこれは好みですし仕方ありません。隼人はいつ眼だ!耳だ!をやってくれるんだろうか? ああっ正造の兄貴はまだか!? でもGJです。
えーと アレだ、チェンゲの隼人だからやらないんじゃないかな
チェンゲといえば、あれの隼人の顔の傷はタワー建造やロボット軍編成のためのゴタゴタや それに乗じたインベーダーの奇襲で負ったものなんだろうか 空白の13年になにがあったのか妄想するのも面白いな
竜馬と號はともかくとして、隼人はどうやってミサイルの爆心地から生き延びたのか
>>680 俺の勝手な妄想だが、ゲッター2のドリルが開口するとこから、
気絶してたところをゲッタードリルに押し込まれてドリルミサイルとして飛ばされたんじゃないかと思ってる
その後ドリルはACEよろしく再生してゴウは13年間活動停止って感じで
石川キャラは特殊能力がなくても大丈夫ってイメージがあるから扱いに困ります。 特に正造の親分はどんな世界でも生き残れそうだwwwwww。 ふと電波で正造を極道兵器に改造する代わりに某金ぴか英雄王の能力を身につけるというネタSSが閃いたけど、 それだとマジで強すぎて断念した黒歴史があります。
>>682 金ピカの将造・・・想像して腹筋がメルトダウンしたぞwww
>>683 一応ネタですので受けていただければ幸いです。
ぶっちゃけステータスは第4次の金ぴかです。
でもステータスは同じでもオリジナルの金ぴかよりはるかに強い気がするのですが気のせいでしょか……。
>>667 SガンダムをWIKIで調べたら
機体スペックのみが肥大化しており、機体操作に伴うパイロットへの負荷は全く考慮されておらず、
運用に耐えられるパイロットは極めて高度な技量を持った者のみに限られていた
という設定らしいから、ゲッターと一緒だな。
人工知能「ALICE」というののコンセプトが
どんな理不尽な要求にも応えられる従順な「女性」を目指して開発され、
その教育のために問題児が使うことになったらしいから。
ゲッターチームに最適だな。
あと、ニュータイプ抹殺の為のEXAMシステムってのは
意図的に暴走させて狂戦士にさせるとか、
意外と宇宙世紀とゲッター(というか石川イズム)と相性がよさそう
>>685 うぇ? Sガンダムが? あれのテストパイロットやってた問題児どもは「問題児である」事以外なんの取柄も無いへっぽこな新兵だったんだが、「極めて高度な技量」を持ってるようには欠片も見えないぞ。
ダメなパイロットがやらかすダメな判断を「学習」させるためだけに選ばれたテストパイロットどもだ。
例えば、アムロ・レイとかをベースに学習させちゃうと、一般のパイロットが乗ってもALICEが「パイロットならアムロと同じことできて当然よね」とか考えちゃうから、そうならないようにダメな連中を選んだはず。
ぶっちゃけ、ハイメガキャノンが無い代わりにインコム積んだダブルゼータだから、機体スペック的に高いのは間違いないんだが。
すまん、そこの部分はZZだったわ
どっちかと言うとジャキオーかな?
ジャキオーはあのグチャグチャさと犬の可愛さが混じったスーパーウェポンなところが好きだ
全然話は全然変わるんだが 千葉真一の裏代表作「直撃地獄拳」シリーズはゲッター好きならぜひ必見 忍者の末裔、元警官の殺し屋、元合気道師範の金庫破りというゲッターチームのような3人のアウトローが組んで、犯罪組織と戦うんだが 馴れ合いではなく腕っ節を信じる人間関係や「マフィアに日本に麻薬を流されたくないから、それを取り上げて海外に流し返して ついでに金もガッポリw」という行動理由も実にケンイシカワ的 第1作の公開年がそれぞれ1974年とかぶってるので、ひょっとしたらお互い何かしらの影響を受けてるのかもしれないね
漫画版ゲッターチームのアニメからの(語弊があるが)豹変っぷりはそれなのか?w また話は変わるが、菊池秀行の小説のひとつにクトゥルフを題材にしたやつがあって、 その中の一文にラブクラフトはクトゥルフ神話を創造したのではなくて実際に外宇宙に存在する それを感じることができて、それを活字したものが彼の小説であると記述したものがあった。 これを石川先生に対して通じるものがあるかな というよりも石川先生の場合は先生=時天空でも足り無そうだ 長文失礼、作業に戻るわ
>>689 邪鬼王スパロボででたら嬉しいんだが一応正義のスーパーロボットだし……もっとも食人鬼な敵達がアウトか……でもあるいみ一番マトモな侵略理由だし。
食人鬼な敵って凄く個性的で良いと思うんだが……。
一番の理由は元は自分の土地だから返せ ついでにお前らは食料な って、やつだからな 一番の壁は知名度だろうけど
>>691 石川先生は宇宙からのメッセージを受信できるけど、それを人間が表現するには宇宙の終りまで時間があっても足りないので、結局虚無るしかなかったんだよ
もしかしたら今もあの世で続編書いてるのかもな
>>692 まじで邪鬼王をスパロボでだすなら虚無戦記とのリンクはなしですな収集つかなくなるし。
個人的には邪鬼王を散歩に連れて歩くエピソードもぜひとも再現して欲しい。
それと新ゲとマクロスフロンティアのクロスも面白いかも
とりあえずアルトにシェリルを渡す事態派避けられると思し新ゲ竜馬はわりと融通が利くっぽいし。
>>692 スパロボで敵を喰う奴だとインベーダーとかぐらいか
ジャキオーは終盤に行くにつれて精悍な顔つきになっていくし、面白いと思うんだけどなあ
最後はラ=グース勢とも戦ってるし
>>682 亀レスだが、タイトルつけるなら「英雄兵器」か?
>>697 たしかに出して欲しいです。
ただ寺田は信用できんからな……。
>>698 それいいですね!!
英雄兵器か誰も勝てそうにねぇwwwww。
極道王だろ常考
もはやネーミングが最強だな>>極道王
英雄兵器ゴクドーオー スパロボNEOのやり過ぎかな・・・。
>>700 ,701,702
まいりましたorz。
極道王こそ相応しいですwwww。
やばいマジで読みたくなってきた……。
スーパーサイボーグ大戦とかこないかなあ
極道兵器ロックマン
主演:岩木将造
なら見たことがある
>>702 脱帽するぜ
話をかえて悪いが ハッピーツリーフレンズの覚醒フリッピーがどことなく隼人に似てる 元軍人だしエグいことするしカートゥーン版「目だ!耳だ!鼻!」やらかした奴だし 今、隼人とフリッピーをタイマンはらせるクロスを考えている
>>697 インベーダーは食事的な意味ではないでしょ。
あれが含まれるなら、ゾンダーも入るしな。
スパロボで人に敵対していて、
種族レベルでも、個人レベルでも和解できる可能性がないのは
知ってる限りではデビルガンダム本体、宇宙怪獣、ぐらいかな。
>>707 DGは落下時の衝撃でバグったんじゃなかったっけ?
仮にそうだとしたらプログラム書き換えれば何とかなる希ガス
>>708 それは、洗脳と一緒だから改心とかと違う気が下から除外しました。
というか、書き直すのは倒すより難しいだろうな
ライフ作者どうしたんだろうか。フェードアウトしちゃって心配だな もし「俺って需要ねーのかな・・・」とか思って自粛、ってんなら大間違いだぜ!
インベーダーは公式に食欲旺盛ってあるから食餌としても喰うんじゃないかな? あの記載がゲッター線をエネルギーとして取り込むことの「食欲」として示されてるなら別だけど ピクミン、愛の歌ならぬゲッターロボ、愛の歌という電波を受信した 今日も〜屠る、闘う、虚無るそして進化する〜
>>710 同士よ
イジメっ子が宇宙規模で脅威に晒されるのが待ち遠しいぜ
竜馬苛めても最悪タコ殴りにされるだけで済むが、他の石川キャラだったらどんな悲惨な事になるのやら 例えば虎だったらそれはもうすごい目に会わされるんだろうなぁ…
将造は島田ことシャブ島の親分が身を持って教えてくれたしな… 逆に魔界転生とかの十兵衛達なら命は取らなそうだ(程度にもよるが
将造はすぐにキレるキャラと思っていたので、結構耐えたのは意外だった 怒りを解き放つ時の将造の嬉しそうな顔を見たら、見てるこっちも「さぁ〜ヤバイぞシャブ島w」とにやにやが止まらなかった
量産型ゲッターG愛のうた 量産されて、ジジイだけについて行く 今日も集う、腕組む、増える、そして無双される 布を巻かれて、殴られて、墜とされて でも私たちあなたに抗い尽します ビートと遊んじゃおうかな ミサイルぶつけてみようかなーんて 嗚呼 嗚呼 ガニメデに 恋とか、しながら いろんな狂気で満ちているこの☆で 今日も集う、腕組む、増える、そして屠られる (研究所が)せり上がって、分離して、飛んでって でも私たち大事にしてとは言わないよ そろそろ繋いじゃおうかな ずっと連なってみようかなーんて 嗚呼 嗚呼 恐竜たちに 恋とか、しながら 力合わせて、斧持って、無双されて でも私たちあなたに抗い尽くします 立ち向かって、切り払って、砕かれて でも私たち愛してくれとは言わないよ ピクミンのCMが出たときに真っ先に思いついたんだ、すまない すまないと思っている よく中国産AIとか言われる量産型Gだけど、スパイラルゲッタービームを楽々と 切り払ってるあたり、性能としては悪くないと思うんだ
>>715 つうか、ある意味石川作品中最も人間臭いキャラだぞw
そういえばゲッターシリーズの時代設定って 初代⇒1974年 G⇒1975年 真⇒1976年 ゴウ⇒1991年 アーク⇒2010年(拓馬が18才なら) だよな。うまい具合にかみ合いそうな作品無いかな?
>>718 アークを基準にすれば現代ということになるから、
日常系や西暦とか時代が原題基準の非日常系な作品となら組合すことはできそうな気がする
ちなみにOVAのネオと新は現代ってことしかわからなく 真は月面に基地やハイパーレールガンがあったりしてるので近未来かな? ……ハイパーレールガンってなんだ? 元はマスドライバーだったものの改造か?
コーウェン君&スティンガー君に生身で受け止められたから、どれぐらいの威力か分からない<ハイパーレールガン ストナーサンシャインよりちょっと劣るくらいかな
>>721 そのあと超光速で打ち返してんだから、彼ら基準にしたらダメ。木星ゲッター太陽化で相当強くなってそうだし。
さらに、ガニメデ内部のインベーダーすらストナーサンシャインも平気で打ち返すし。
というか、月面戦争時から放置してるなら20年以上昔のものかもしれん
>>722 そう考えると当時のインベーダーは機械を乗っ取ることが出来なくて良かったな
当時からメタルビースト化ができてたら地球が13年後並みに荒廃してたかもしれない
お、復活したか 流石2ch、これぐらいどうってことないぜ
>>723 そういえば、外伝のクレーターバトルでは。
壊れたステルボンバーを食べていたが融合してる気配はなかったな。
きっと、エネルギーを吸収していたんだろうな。
あとその時は人間喰ってたな やっぱ人間を喰うとか食い殺すとかそういう生理的嫌悪がある敵は欲しいなあ
ゲッターロボにおけるゲッター線や、魔獣戦線における大いなる意思みたいな超存在って何があるかなあ
>>727 情報統合思念体はそれに比べると弱いかな?
>>727 スパロボ第三次αはそんな存在の同窓会だった。
ゲッターは人類を守るという立場を最後までする。
イデはゲッターより性格が悪い。
監督があの有名な皆殺し
エネルギー自体が成長するビムラーとかあった。
これは、平和を望んでいる存在だった。
ザ・パワー(ガオガイガー)はあんまり意思があるようには見えない。
っと感じで、シリーズ全部出たのはゲッター線だけかな
>>728 その場合ハルヒが一種の兵器になるなw
自己の空想を具現化させ宇宙を喰いつぶす化け物!!涼宮ハルヒ!!
あれ?これじゃあハルヒが石川キャラに殺されちゃうぞ?
ギャグだろうが、ちよちゃんのお父さんは51461367522cmの 大きさで夢や現実に影響を与える謎のキャラクター 作中での存在も異質でなんとなく宇宙的だ
>>730 しかも本人は力を行使してるのが分からないためキョンや古泉達が虚無って行く中置いてけぼりになるんですね分かります
数年後、世界の平和を護るために若者たちに地獄を見せ、次々と虚無の世界に誘っていくハルヒの姿が!
あれ、どこかでデジャヴが・・・
やたらと時間が開いちゃったけど、ゲッター+あずまんが、投下します。
翌日。 町と瓦礫の境目に佇む一軒の建物の戸を叩く少女がいた。 昨日よりは翳りのある日光の中、その音と勢いは、積もる雪のように増していく。 その数が20に迫ったとき、それは止んだ。 嵐の前の静けさという言葉があるが、この場合も、まさにそれだった。 扉との距離がほぼ密着に近い位置であった場所から数歩下がると、 集中の意を表すかのように目を閉じると、肩がすっと上がるほどに大きく息を吸った。 空気が小さな肺を満たしたとき、閉じられていた眼がかっと開いた。 「ちょいやああーーーーーー!!!!!」 奇声を智とし、いや、友として、前蹴りが繰り出た。 その的は、眼前に聳える古びた戸である。 それが、何の前触れもなく開いた。 開かれた先に広がる薄闇の世界に、日光と、彼女の細い脚が突き刺さるように入っていく。 日の場合は、問題は無い。 遮蔽物を取り除かれた先の闇に侵食するように、その姿を映えさせればよい。 ただ、肉の身体を持つ智にとってはそうはいかない。 力学的な法則に則って、転倒へのガイダンスを踏むことになる。 「うぉお!?」 女の子らしからぬ勇ましげで間抜けな声を上げて無様につんのめるそれを、支えるものがあった。 僅かな光に照らされたそれは、包帯に覆われていた。 「テメ、何やってんだ」 腹を支える腕にしがみ付きつつ見上げた視線に、これまた包帯で顔を包んだ男がいた。 流れる焔か荒波か。 連なる刃を連想させる髪型の下の包帯の縫い目から、 鋭くも惚けたような眼光と自らの目線が交わったことを彼女は知った。 心なしか、昨日よりも解れている巻き具合を見て取ると、智は腕に寄りかかったまま、左の手を垂直に伸ばした。
「おっす」 「…おう」 反応に困ったか、僅かに時間が空いた。 やりとりを見る限りぶっきらぼうな性格であるとされる彼にも、困るということはあるらしい。 立てるか?と聞いて智が頷いたのを確認すると彼は壁に身を預け、 そのまま壁を這うように移動すると、崩れるように腰を下ろした。 智が、この中で彼と初めてであった場所よりも入り口側にやや近い。 その脇に、光の円が降りているのは、天井に空いた大穴のせいである。 「お前、また来たのか」 「へへーん、嬉しい?」 「…昨日、俺が何つったか覚えてるか?」 そう彼が言う最中に、彼女もまた靴を履き捨てるように脱ぎ、壁に身を預ける彼の元へと歩み寄った。 どっかりと尻を床に下ろした彼女は、学習ということを知らないのか覚えていないのか、 またもや胡坐をかいている。 彼もそれに気付いたが、注意しないところをみるに、面倒なので無視することにしたようだ。 「今何時?」 「さあな」 半ばうんざりしたような口調で、彼は返した。 皮肉のつもりらしかった。 しかし、返ってきたのはそれを意にも解さない快声だった。 「うわ!今時時計も持ってないんだ!遅れてやんのー!」 「お前、昨日俺になんつったっけ」 「脱げ?」 「違ぇよバカ野朗!!」 「野朗とはなんだ野朗とは!これでも私はか弱き乙女だ!」 乙女なら胡坐はかくんじゃねえよ。見えるじゃねえか。 との声が喉を潜ったが、それを唾液ごと飲み込むと、彼は天井の穴から空を覗き見た。
「今は大体12時ぐれえじゃねえのか。学生っつうのは随分寝起きが楽なんだな。羨ましいもんだ」 「ばっかでー。そんなわけねえじゃん」 「なんだと?」 「あたしゃまだ療養中で学校はお休み。お腹とかズキズキ痛いんだよね。足腰も立ってるだけでがくがくするし」 「療養ってコトバをもうちっと勉強した方がいいらしいな、お前さんは。」 「あんたバカだなぁ」 「なんだと!?」 「療養中だからこうしてるんじゃん?分かる?分かるかい?少年よ」 「…俺に分かるように説明しろ!!」 その言葉に、智は何故か鋭い威圧感を感じた。 口調が変化していないにも関わらず生じたそれは、まるで別の次元から去来したエネルギー体のように 一瞬彼女の心を掴んだが、過ぎ去るのも一瞬であり、ほどなく彼女の思考は通常に戻った。 余計かもしれないが、彼女の場合の通常とは常人の通常とは異なるのだが。 「つまりこれはアレよ。リハビリってやつですよ」 「………ほう。で、何でここに来たんだよ?」 「だって日中は友達学校だしぃー、眠ってばっかでもつまんないしさぁ」 「学生の本分は勉強だって聞いたぞ。本でも読んだらいいじゃねえか」 「いやあー、私理数系だから本を読むのは苦手なんだよねぇ。五文字読むともう夢の中ってゆーか」 「そいつあ便利だなおい。ってかそれで時間潰れるじゃねえかよ」 「私は限りある時間は有意義に使いたいんだよ。マンガを読むとか」 「マンガなんて持ってるのかよ」 「ううん」 胡坐によって開かれていた脚が、もぞもぞと閉じると、今度は体育座りになった。 「持ってたけど、戦争で全部燃えちゃった」 顔を二つの膝小僧の間に埋めつつ、細い腕で抱き寄せるように脚を包む姿は 寒さに震える小動物の姿を連想させた。 「…悪いな」 彼らしからぬ、シンとした声に、彼女は顔を上げた。
「な、何だよ!謝る必要なんてねえよ!別にあんたのせいじゃないだろ!」 「ならいいんだがな」 その声に自嘲気味な笑いが混じっていたことに、彼女は気付けただろうか。 「話、戻すぜ」 「ああ」 彼女もそれに合わせるように、座りの体勢を胡坐へと戻した。 やはり、正座をするタチではないらしい。 「だからさ、その代わりにマンガみたいな奴のところに来たってわけっすよ」 「そのマンガみてえな奴ってのは、俺か」 「うん」 腹が立つほどの良い返事に、彼の考えに意地の悪い考えが湧いた。 「奇遇だな。俺もそう思ってたところだ」 「自分のギャグマンガ的な面白さに気がついたのか?」 「てめえだよ」 包帯が巻かれた筋肉質な腕が伸びると、その先端の五指が一指し指を伸ばした。 それはまるで先端から稲妻でも出そうなほどにぴんと伸びており、その先端には 眼をぱちくりとさせている智がいる。 「怪我してるっつのに縦横無尽に動き回りやがって。そっちこそギャグの世界から出てきたって感じだぜ、お前」 「なんだとう!それならお前は何なんだ!?」 「背景その1とか2じゃねえのかな。いや、なら1がいいな。2はダメだ。 それに、お前が主役なら野朗どもの影は薄そうだしよ」 「私をマンガ基準に考えるなー!!」 「多分最初の説明にはこう書かれるだろうな。『熱血の塊。すぐに暴走してしまう』とか」 「何おう!暴走は私の専売特許だ!!」 「だからそう言ってんだろ!ちゃんと聞け!!」 「暴走とか言われると、何か取られたような気分になるんだよ。なんとなく」 「ああ、なんでか知らんが俺もだ」 そこで、智は大きく息を吐いた。
溜息と呼ぶには、あまり少々大きすぎる。 「疲れてんのか」 「あんた相手にしてたらな」 「…それはこっちのセリフだ!」 「こっちでいいんだよ!!」 「よくねえよ!!…まぁこれでも飲んでろ」 ここで、彼の現在の服装について記載すると、彼は今、オーバーコートを脱いでいる。 袖の無い黒のタンクトップから伸びた両腕は一面の包帯で覆われ、 それが長袖であるのようさえ見えた。 顔もそれと同様であり、首元も鎖骨の近くまでが包帯で包まれている。 巻いてから時間が経過しているためか、前述の通り解れが至る所に見え、土汚れなのか 黒くくすんだ部分が薄闇の中でも確認できた。 そして、それらの間を縫うようにして、いくつもの赤い斑点が滲んでいる。 下半身では、昨日と変わるところは無い。 ごわついた灰色っぽいジーンズが、昨日と変わらずの、床に置かれた刃のようにその足を伸ばしている。 話を戻す。 彼が羽織っていたオーバーコートは彼の真横に丸められていたようで、 その傍らに向けて彼は手を伸ばした。 何かを掴んで持ち上げると、でんというでかい音を立てて智の前へと置いた。 「安心しな、口は付けてねえからよ」 昨日、彼女が買ってきた2リットルのペットボトル入りのコーラ水である。 「…飲んで無いじゃん」 それの封は、切られてはいなかった。 「帰ってきたばかりでな」 「……やっぱ、あんただったんだな。私を運んでくれたのは」 「他に誰がいるってんだ。流石の俺も苦労したぜ、女の部屋捜しなんてやるガラじゃねえしよ」 指にまで及ぶ包帯ごしに、頬の辺りをぽりぽりと掻いた。 彼にとってもそんなことを行うのは初めてであったようで、痒くも無いのに そこを掻いたのは照れ隠しの一端でもあるためらしい。
「あんたさぁ、私が寝てるスキに……なんかした?」 コーラを飲んでいたら、確実に彼女の顔面にぶちまけていただろう。 頬を掻いていた指が、一瞬力が入ったために、傷口を僅かながらだが抉ってしまっていた。 「怒らないから言ってみ?どうだった?色とか艶や触り心地は?」 「俺はそこまで飢えてねえ!!」 「なぁんだ。つまんねえの」 つまらなくない場合には何が起こることになるのかという考えは彼女にあるのだろうか。 しかしながら、詳細に告げたのならば頬どころか脳天までを紅潮させるだけの羞恥心と純情さはあるだろう。 あるのだろうか。 恐らくは。 願わくば。 残念ながら。 いとあはれ。 「…でも、ありがとな、送ってもらって」 「あのままってのもアレだったしな」 「部屋はどうやって知ったの?」 「ああ、それは」 「分かった!」 いきなり、智は立ち上がった。 嫌な予感しかしなかった。 「匂いを辿ったな!」 「…あ?」 「いや!いいって!そんな詳しくは!」 眼をつぶって首と両手をぶんぶん振りつつ、呆れきった彼に向けて智は叫んでいる。 その表情には、どこか恥ずかしげなものが混じっている。 「私のカラダから発せられるフローラルでセクスィーな香りを辿るとは!中々オツなことやりますなぁあんた!」 「…………」 彼に代わって詳細を述べる。 彼女を抱え、彼女らの宿舎へ辿り付いた時、ぴったりと閉じられていたガラス窓の中に 一つだけ全開にされたものがあった。 もしやと思って覗くと、窓と室内の丁度境目の床に生徒手帳が落ちており、 それに貼られた写真から部屋がそこだと断定したのである。 尚、生徒手帳には謎のポエム染みたものや往年のロボットアニメの主題歌、のようなものが乱雑な字で書かれており、 挙句、彼が彼女のものであると定める要因となった写真に映っていた彼女の姿は、 歯を剥いてにかっと笑いつつピースサインを突き出した、例えようも無く間抜けな代物であった。 ついでに記載すると、その時の彼の鼻孔を占めていたのは凝り固まった血漿の匂いと、 必要以上に添加された保存料の薬品染みた嫌な香りである。 そして運搬中に数度、彼女の寝相が奇声とともにアバラの辺りに痛烈な打撃を見舞っていたことも記載する。
「お前………アホか」 「ふーんだ!馬鹿にアホなんて言われても全然悔しくないもーんだ!」 「誰が馬鹿だ!!」 「私の怪我ばっか言うけどさ、あんただってヤバげじゃん。オマケに、こんなのまで渡しちゃってさ」 尻のあたりの布地に隠れたポケットから、無地のチューブを取り出すと、彼の前にぽんと置いた。 「その包帯だって、換えてないんだろ」 「さぁな。俺が包帯巻くのが下手なだけかもしれねえぞ」 「……強がりでいじっぱりだな」 「これぐらいしか取り得がなくてよ」 「…私と似てるな」 「何か言ったか?」 「…別に何も言ってねーよーだ!」 そう言うと、彼女は彼にぐいと近寄った。 「あんた、やっぱ面白いわ」 「ああ、もう好きにしろ」 「ありゃ?さっきまでの反抗的な態度は?」 「めんどいからやめた」 「そうそう、最初っからそういてりゃいいんだよ。仔犬みたいな従順さが、女の子には好まれるしねー」 「バカ相手にすんのに疲れただけだ」 「さっきからバカバカいいやがって!私には特別な意味が籠(こ)もった立派な名前があるんだぞー!!」 「親に感謝しな」 「ムキィー!!全然従順じゃないじゃんかー!!」 「餌付けされた覚えはねえからな」 「このう!!さっきからこの滝野智ちゃんを馬鹿にしてー!! もういいよーだ!私の高貴でラブリーな自慢の名前は、あんたなんかにゃ土下座されても教えてやんねーもんねー!!」 「おい、13文字目をよく確かめてみな。馬鹿っぷりが分かるぜ」 そう言われ、ひふみひふみと指を使って何やら数え始めた。 活字をそのまま読んだかのように返答した男も色々とおかしいが、 智の場合も、それは数えただけで解決することなのだろうか。
「やられた!誘導尋問に!」 「ハメた覚えは無えよ」 「スケベ!」 「なんでだよ!?」 「ハメたなんて言うからだ!」 「意味が違えよ!!つうか恥らえ!女だろてめぇ!!」 「男女差別反対!!」 「うるせえよ馬鹿! ちなみにタキノってのは、沢山の道の後に野原の野か?」 「それは多岐だ!滝だよ滝!水がざばーって落ちてるのだよ!!それに野原の野!!!」 「トモは戦友のトモか?」 「例え恐っ!」 「じゃあ強敵と書いて?」 「その二文字はそうは読まん!!」 「違うのかよ」 一息ついたとばかりに、彼は息を吸った。 やや呼吸が荒れているのは、叫び声に近い声を数度上げたせいであるためと、 彼女のテンションによるものであろう。 ただ、それは彼女の場合でも同じらしく、彼以上にぜぇぜぇと息を荒げている。 「なんというか、凄まじい男だなキミは。よく分からないがスサマジイな」 「そう言われて悪い気はしねえな。で、なんだよ。特別な意味ってのは」 「ふふん。よくぞ聞いてくれました!」 そう言って、彼女は光が指す場所へと歩を進めた。 鮮烈なスポットライトのごとく輝く日光が、彼女の全身を染め上げた。 「リュウ!!」 にかっと歯を見せながら、彼女は彼にVサインを見せつつ叫んだ。 間抜けなポーズと素っ頓狂な声だったが、彼はその叫びに、素直に耳を傾けた。 「滝のシを取って竜!ドラゴン!ロン!ドラゴンだぜドラゴン!かっこいいと思わない!?」 「一部の読み方が違えようだがな」 「まー気にしない気にしない。リュウってのはいいよねぇ。とにかく格好いいし、 口から火を吹いたりで滅茶苦茶に強いしさ。空も飛べるから、 どんな場所でも一っ飛び!まるで私のようではありませんか!」 「お前、飛べる上にクチから熱線吐けるのかのか」 「うーん、卒業するまでにはそうなりたいな」 「恐ろしい女だな。ってか馬鹿だな」 「はっはー!なんとでも言え!この字がある限り私は無敵なのだ!!だからそんな罵倒なんて気にしねー! それともアレか?あんたもこんな立派な名前だってのか!?」 気にしないといいつつ、馬鹿の言葉を言われた彼女の眼は半月の形を作っている。 だが、それは、彼の顔を見たときに消えた。
「ああ」 包帯越しにも分かるほど、不敵に、大胆に、彼は笑っていた。 「ふふ、訊こうではないか、少年よ」 期待を浮かべつつ、にやぁっとした顔を作って智は指し伸ばすように手を伸ばして言った。 彼が放つであろう名前に対するからかいの言葉も考える楽しみも、この時の彼女にはあった。 「竜馬だ」 どきり、と心臓が高鳴り、身体を巡る血が滾るのを、智は感じた。 頭に浮かべていた思考のほとんどが、この言葉を前に、木っ端か、粉雪の如く砕け散った。 「それの頭に、風や波の流れを付けて、流竜馬。流竜馬だ」 流れる風、荒れる波。 そして、人の姿をした竜のようなその魂。 深い意味を考えずとも、彼のことを未だ深くは知らない彼女であっても。 その名前が肺腑と脳髄と、魂に刻まれるには容易かった。 「ナガレ…リョウマか」 「あんまり聞かねえし、珍しいとは思うがよ。俺はこの名が好きだ」 陶酔や自慢の類ではない。 魂に染み込む名前を、季節や星のように、生き方のように、 好いているための言葉であることが、彼女には分かった。 「ああ」 こくり、と細い首が傾いた。 「すっげー……いい名前だな」 僅かだが、眼が濡れそぼっていたのは日の光に当てられた為ではないだろう。
「ありがとよ。てめぇも良い名前を貰ったな」 「へへ…まーな。私もこの名前が好きだな。トモ、っていうのは男の子っぽいけどさ」 「好きならそれでいいじゃねえか。俺は悪くねえと思うぜ。それに、てめぇはちゃんとした女だろ」 「当たり前だ!確かめるか!?」 思わず叫び、即座に沈黙した。 やはり羞恥心はあったらしい。 一安心である。 「お前、暇つぶしに来たんだよな?」 紅潮したそこに、彼、否。 流竜馬は投げかける。 「えと…迷惑か」 顔の紅色が引かぬまま、もじっとした態度で応える様は、まるで別人のようだ。 「どうせ帰る時ゃまた俺の手を使うんだろ」 「うん、アテにしてる」 「ようし、いい度胸だ」 思わず竜馬は指をごきごきと軋ませた。 「…ダメ?」 やや涙ぐんだ顔で、顎を引いて上目遣いで智は竜馬を見た。 それが届いたか、手の軋みはそこで止んだ。 「…仕方ねえな」 その言葉に、智の顔が輝いた。
「よっしゃー!暇つぶし相手と場所ゲットー!!」 「はしゃぎ過ぎなんだよてめえは!!何だよ!騙しか!?新手の詐欺か!?」 「まぁまぁ気にしない気にしない。気にしないと身長伸びないよ?」 「マジか!?」 「うん。科学的に証明されてる」 ストレス云々が起因するとは思われるが、大局的に見て、嘘である。 「そいつは困るな。俺は180は欲しいんだよ」 「今いくつよ?176くらい」 「よく分かるな。丁度そんなもんだ」 「友達の女の子がそのぐらいだから」 「…マジか」 「ん?いや、今はもっと大きいのかな」 「こうしちゃおれねえな。こんなもんさっさと治さねえとイカン」 「よし、私が一肌脱ぎましょう!」 「お前はいらん」 「そう言うなって。リハビリの手伝いくらいはするぜー?」 「リハビリか」 ふむ、と考えると、彼は不敵に笑った。 反撃の手段を思いついたのである。 「確かにそいつぁいいや」 「だろう?」 「ダンベル持つよか運動になるしよ」 げしっという音が彼の顔面で鳴った。 彼女が右足で蹴りを放ったのである。 その足裏は今も彼の顔を覆っていた。 「わ、私を陸上部の砂袋扱いすんなー!!」 「ちなみに重さはいくらだ?」 「んー、確か××キロかな」 「ああー、丁度いい重さだな」 再び音が鳴った。 今度は右足もそれに参加し、彼の顔面のほぼ総てを覆うこととなった。 だが、ダメージは皆無と見え、彼の不敵な笑みは絶えずにそこにあった。
「二度目の誘導尋問とは卑怯なー!!」 「ひっかけたつもりはねえがよ、二度目で引っかかるてめえもてめえだ!!」 「ムキィー!!これでも喰らえ!うりゃうりゃうりゃー!!」 「おい、また見えんぞ。てめえの下g」 その時、彼は見た。 開いた戸の先に、白衣の末端が翻っていたことを。 そして、その白衣には見覚えがあった。 彼の中で、遭遇したくない人間の、五本の指に入る女史がそれに該当している。 不敵な笑みが、その姿が脳裏に浮かんだ途端に張り付いた皮のように硬直した。 「ん?どしたの?」 腹をごろんと仰向けにしたあられもない格好になりつつ、智は竜馬を見た。 「い、いや。なんでもねえ」 声が上擦っていないか彼は心配に至る感情を孕んだが、見事に上擦っていた。 その声に、理由は分からずとも智は満足げな気持ちになった。 「まぁいいや。面白いもの見れたし、許してあげましょう。私の心は広いのだー!」 「ほう、どのぐらいだ」 「例えるなら瀬戸内海ぐらいかな」 「一ッ飛び出来る距離だな」 「でもチョッカクガイとかも棲んでるんだぜ?」 「そいつあ懐かしいなオイ」 見れたといえば、彼も彼女の下着を見れたが、 その詳細は神のみぞ知る。 彼女が足をどけると、顔の硬直から回復しつつある竜馬の顔が現れた。 オレンジ色の靴下の間から覗いた彼は、どことなく吹っ切れたような顔をしていた。 「ま、それはそれ。これはこれだ。どうせ俺は動けねえ。暇潰しぐらいなら付き合ってやらぁ」 「おう!よろしく頼むわ!」 寝そべっていた体勢から、怪我人らしからぬ動きでがばっと起き上がると、智は右手を伸ばした。 差し出した掌は親指が天井を向いていた。 訝しげにそれを眺めると、それがくいっと動いた。
「握手しようぜ、握手」 親指がぐにぐにと動いている。 何の意味があるのだろうか。 「大丈夫。握り潰したりはしないからさ!」 「それはお前の言うことか?」 「何ィ!?あんた私のか弱きこの手を握り潰す気だったのか!?」 「なわきゃねえだろ!!」 「じゃあよし」 そう言うと、智は彼の手を取った。 小柄で繊細な彼女の手に比べ、竜馬の手の皮は分厚く、そして一回り以上大きかった。 「思ったより柔らかいな。意外だわ」 「そりゃ、鉄で出来てるわけじゃねえからな」 「ま、当然だよな。温かいし」 言いつつ、握った腕を上下に振った。 「…ッ」 僅かにだが、苦鳴が聞こえた。 「ご、ごめん!」 智は瞬時に離そうとしたが、離れなかった。 「ばーか。どってことねえよ。女一人の力ぐらい受け止めてやらあ」 智は、握られている右手を見た。 自らも怪我をしているはずだが、そこに痛みは無かった。 人肌以上の暖かさが、包帯越しに伝わるのが分かった。
そして、彼女もまた緩やかな力を込めてそれを握った。 そして、友人に浮かべるのと同じ笑顔を作ると、彼へと向けた。 そこに普段以外の別のものが混じっていると、本人でも気付いたか、どうか。 「ま、ダチに心配かけない程度に遊んでな。どうせ俺も暫くは動けねえしよ」 そう言った竜馬の顔に浮かんだ表情の詳細は、包帯のせいで完全には分からない。 だが、そこには敵意や殺意といった類は、欠片としても存在していない。 「おう!それに甘えさせてもらいますわ!」 女の子らしい、眩しい笑顔で、智は返した。 そこにもまた、数日前の出来事による負の要素は微塵も無く、かつて以上の明るさがあるとさえ見えた。 活発な暴走少女と、凶暴そうだが、どこかユーモラスな包帯男。 滝野智と流竜馬。 萌えと燃えの、水と油どころか世界そのものが違うと見えるが、 どことなくだが、僅かに似た両者の、手と名を交わした邂逅がそこにはあった。 「……なぁにやってんのかしら」 両者が佇む室内の外。 戸から見て右の、路地に面した部分に、白衣の女性が外壁に背を預けていた。 呆れて頭を垂れた首の動きに合わせて、喉と胸元を覆う黒い布地の上に横たわる十字架が揺れた。 その光に目を這わせたとき、声の主は、十字架に映る一つの影を見つけた。
それは、町側の方にいた。 陽光を全身に浴び、それを陽炎の如く纏っている。 否、それ以外に、その全身から鬼気に至る何かが発せられている。 正面からでも分かるほどにふわっと伸びたウェーブを纏ったセミロング。 縞の入ったセーターと丁度膝まで伸びたスカート。 対峙するのは、これで二度目である。 その姿に、彼女―早乙女ミチルは冷酷な笑みを浮かべて視線を送った。 睨みではなく、ただ見ただけである。 それでも小さな子供なら、視線の先にある人物の教え子の一人のとある天才少女程度なら すでに大泣きしているだろう。 しかし、彼女は全く動じない。 それどころか、半月を剥いた強烈な眼光を送ってくる有様である。 その姿に、闘志に足りるものを感じたか、焚き付けられたのか、 彼女もまたそちらの方へ足先を向けた。 視線の先にいる人物、滝野智を初めとする二年三組の担任を勤める女教師、『谷崎ゆかり』の方へと。 前日の前哨戦では、かろうじてミチルが勝った。 彼女が胃袋に流し込んだコンビニ弁当はその勝利の証である。 今日はどうか?勝てるだろうか? 彼女自身にも分からぬまま、彼女は歩みを始めた。 勝率はともかく、彼女は負ける気は無かった。 そして恐らくは、ゆかりの方も同様であろう。 陽光の中、避けられない戦いが始まろうとしていた。 その陽光に、不意に翳りが刺したことに、彼女は気付いた。 そして一度だけ、振り向くように空を見た。 見上げた空には、一点の雲や、翳りも無い。 それを確認すると、何も無かったように冷ややかな微笑を浮かべ、 前方の怨敵を見つめると、そちらに向けて歩を進め始めるのであった。 つづく
会話が多くなったので、なんか長めになりました。 智ちゃんが可愛く書けてるかどうかが自分には分かり難いので難しいですね 脳内妄想で、この二人ならこんな風に会話すんのかなぁなどと思いつつ描きました。 俺もゲッターギアスの作者さん見たく作品作ったり描いたりできたりしたらどれだけいいことかw 書いてる途中、智ちゃんは怪獣で例えればシーモンス、竜馬はタイラントかなぁなどと謎の妄想で思いつつ。 長文、失礼します。
あずまんが乙。そろそろ溜まって来たから読み返してくる
>>728 ああいうのに、強い弱いは無いと思うよ。もはやそういう次元を超えてる
>>728 ちょっと、WIKIで調べて見たら自分で進化できない生命体だから
ハルヒを調べてその手掛かりにしようとしてるということは
神の軍団と似たような性質なのかな?
ただ、あれはアンドロイドとか端末使う必要はないが。
>>750 書いてる奴だけどサンクス
読み返しとかされたりするとモチベーションと言う名の気力が150どころか300まで上がるわ
wikiの方もはやいうちに上げるように作業します
wikiで自分のSSを閲覧されてる人たちにお尋ねしたいんですが、
話を複数に分けるのって読みづらかったりする?
文章の構築と展開上、会話とかが多いとどうしても長くなってしまうんだけど、
ある程度一まとめにした方がいいかな?
>>752 長さからして、ちょうどいい長さで分けてると思うよ。
>>753 どうもです
なんとかペースを落さず書いていきたい
ちなみに文中でもあるけど、作中の竜馬の身長は175〜6センチ
榊さんは設定だと178〜180くらいで竜馬は榊さんより若干身長が低いです
このあたりはラノベ版を参考にしました
隼人さんは185〜190くらいか?
新ゲ竜馬の身長が183、ネオが189、チェンゲでは185だそうだが、隼人は特に資料が無いな 漫画で見る限りだと結構差があるみたいだけど個人的には4〜5センチ前後竜馬より高いんじゃないかと思ってる ってかネオゲ竜馬でかいな
>>756 OVAの設定では
真は10年戦争という大規模な戦争があった。
新は原作以上に貧乏
っということがあったから、若干伸びなかったんじゃね?
まあ、あずまんがの人のはマンガ版だし、そこまで大きい描写はないな
でも、號で再登場したときは號とくらべても大きすぎるな。
男は20前後まで伸びるらしいからそれだろうかな。
らぶひなの主人公は171→178と、7センチも伸びてるしな
まあ、無理やりだがゲッター線で延びたということで
>>757 無印の最初だとミチルさんより若干大きいぐらいだしな
ミチルさんが160〜5だとすれば170そこそこぐらいじゃないかと思える
小説版だと無闇に筋肉が着き過ぎると身長や成長が伸び悩むから
年上の相手と比べれば細身にさえ見えるってあったな
>>前日の前哨戦では、かろうじてミチルが勝った。
彼女が胃袋に流し込んだコンビニ弁当はその勝利の証である。
>>369 「なんでも、昼食のコンビニ飯を争ったらしい。医者と」
これかw
竜馬「恐ろしいぜ!ドSミチルとゆかり先生のタイトル・マッチなんてよ。金くれたって逃げ出したいぜ!」
あずまんがの人乙 この作品以外で竜馬の人間らしさを書いてるSSはあんまり見ないな 見て思ったんだが、おバカには突っ込みがいないと暴走するな。 あと滝はシとらなくてもシードラゴン……すまん。 Gと真の間ならアンドロメダとの戦いにあずまんがキャラが巻き込まれてもおかしくはないんだよな
書いてる奴です
竜馬の性格とか日常風景っていうのを、新を見たときから書きたかったもんで
竜馬=馬鹿
智ちゃん=バカ
同じようで違う不思議
ちなみに智ちゃんの身長は154ぐらい
隼人は文中にもあるけど榊さんとの身長差はあまりなくて、大体180〜2ぐらいかなと思います。前髪込みで。
>>761 確かにシードラゴンだwww
竜馬=ゴジラ、智ちゃん=ジラ
などと失礼なことを言ってみるテス(ry
あずまんが連中が野朗と会話するとどうなるのかの資料が少ないから
妄想で書いたけど、智ちゃんと竜馬は脳内の構造が少なからず似てそうだし
こうなるんじゃないかと思って書いた
とりあえずおバカさが伝わったので良かったw
古本屋で桃太郎地獄変を購入した訳だが、これに登場するキャラは時天空よりぶっちぎりで強くないか あとこの本にいい言葉が書いてあった 「つまり…漫画家が頭で考えて漫画を描く、その頭で考えたことが宇宙に新たな次元を作る」 「その次元は、作者が死んでも独自の発展というか、行動を…その次元で遂げとるのじゃ」 「ここに異次元の不思議さがあるのじゃ、だから宇宙には手塚治虫の次元や…永井豪の次元や…チョット落ちるけど石川賢の次元もあると考える訳。かなり落ちるな…」
>>763 >これに登場するキャラは時天空よりぶっちぎりで強くないか
すまん、俺にもわかるように説明してくれ
そんなことより、石川キャラのおっぱいについて語ろうぜ! あれ、寒気がしてきた・・・い、いや、ベアトリスとか!
>>766 伊佐入道について語ると聞いてby三好入道
夜叉姫も中々美人だよな
初期の頃は美人というか美少女って感じで
>>765 そうそう、賢ちゃんが描いたギャグマンガ
我々の宇宙は無限の次元があって、その無限の世界は賢ちゃんの頭の中に広がっている
で、作中のキャラが「こんな世界ぶっとばしてやる〜〜!!」とミサイルをぶっ放したら、無限の次元ごと世界の創造者たる賢ちゃんの頭がぶっ飛んだ…というオチ
>>768 つまり、それが石川先生が旅立たれた理由か…
凄すぎるぜ石川先生
770 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/11(木) 23:16:12 ID:3cTTYFyD
テスト
賢ちゃんだから不思議は無いな
久しぶりに神州〜を読んだけど、壮絶な拷問(のようなもの)の末に 血を絞りきって惨殺するっていうのが敵だと生理的嫌悪感が半端ないな 敵もこの上ないぐらい醜悪なのに、主人公サイドの人間としてのクセが引き立つのはやっぱ賢ちゃん漫画なんだなあと感じた
>>761 -おバカには突っ込みがいないと
すまん、なんとなくエロい意味に見えてしまった
隼人はボインちゃん、それとヤマザキとかを見るに理知的な女性が好みみたいだけど、
竜馬の好きな女性のタイプってどんなのだろうか?
>>773 若いな……
TV版はともかく
OVA版もマンガも特に好みのタイプとかが分からなかったな
拓馬の母も向こうからの押しかけ女房だしな。
もしかして、リードされるタイプか?
前のレスだと元気印の女の子か母性ある包容力のある女性ではないかとあったな 新は結構遊んでるっぽいが、根本は割りと純情な奴なのかもしれないな>>竜馬
>>775 基本竜馬は敵に回さない限りいいやつだから。
ツンデレ系みたいな多少捻くれというか我が強くてもそれなりにつきあえるだろう。
まあ、仲が進展するかは別として。
襲いかからない奴ならいいんじゃね?
あ、いや、性的な意味じゃないからな。
あの、その……その場合はわからないんだよな。
拓馬の母の性格からしてなぁ
なんか竜馬って怪獣的な感じがするなぁ、特に平成のVSシリーズのゴジラ
途中から自発的に破壊行動を行わなくなった二代目にも通じるものがあるけれど、
侵略者とか操られたりとかしたとき以外は街を襲ったりしてない。
平成だと、まぁ街は破壊されるんだが、同族を捜したりとか仇を討つために戦ってるし、
恐竜が射能を浴びてゴジラに変化したみたいに最終的にはゲッター線の力で
時間や時空を知覚する存在にまでなったりもしてるから通じるものがあるんじゃないかと思うんだ
>>776 拓馬の母は典型的な押しかけ女房だな
喋り方からは教養の良さというか良い育ちの出みたいなのが感じられる
でももしかしたら最初に会ったときはもっとジャジャ馬で竜馬に惚れていくうちにああいう風になったのかも
女性がたくましく強いのも石川イズムだ スパロボOGとクロスしてみようか。どの作品、どの時代のものをクロスさせるか
無限のフロンティアに参戦→乳揺れの効果音が「ドワオ!」「ギャオン!」に
>>778 そうしてクロス先の女の子はドワオドワオと進化をしていくのでした…
とりあえずぐるぐる目は必須かな?
>>780 それはやめてぇええええ。
オナゴは元のまんまが良い。
それはそれとしてよく見たら石川キャラって「祈らない」ですね?
何かに祈らない、「こんなハズじゃなかったのに」とも言わない。
なんか未来にバラ色の未来とかいう幻想も持っていなさそうだしそこが昨今のアニメ・漫画のキャラと決定的に違う気がする。
個人的な意見だけど、ぐるぐる眼も使い方によっては可愛くないだろうか?w 通常 やばいとき→何かを信じる、女性やメンタル面が多少弱いと死人あたりに祈る 石川連中 やばいとき→「何かやっといた方がエンマ様に言い訳がしやすい」 未来への幻想というか、絶望に向かって意気揚々と挑んでるからなぁ 恐怖はあるだろうけどぶっちゃけ味方連中の方が数段怖いわ
実現はほぼ不可能だろうが、以前ディケイドの話が上がったときに 保管庫にある全クロスにいる竜馬でゲッター大戦をやってみる妄想が浮かんだ 「幾多の世界にゲッターが干渉しました。それにより世界は崩壊します。最強の竜馬を決めなければなりません」 とかなんとかで(やってることは普段とあまり変わらない気がするけどね
>>782 やっぱり石川キャラは某リリカルとクロスして欲しい。
「こんなハズじゃない」に対して鼻で笑いながら絶望に向かって意気揚々と挑む姿をみたいです。
>>777 竜馬も隼人も目的という有り余る力をぶつける対象
がなければゴジラが見たいな暴れん坊だからな
>>784 一応その組み合わせならあるんだけどね
その理由なら
個人的には禁書とかならでもよさそう
「本当はやりたくなかった」とか逆恨みとかそういう連中が多いからな
彼らは誰もが諦める絶望的な状況でも、鼻で笑い、肩を怒らせ胸を張り、 まっすぐ前を見据え、立ち向かっていくだろう。そして、どうにかしてしまう。そんな奴らさ スパロボOGとのクロスは號あたりとクロスかな。ロボット軍団をAM、PTに置き換えて DC、號の敵、エアロゲイター、地球連邦政府、神隼人等が入り乱れる大戦争に 最後はOG2終盤でアインスト、蟲、ゲストを飲み込んで火星に飛び立つ真ゲッターロボ 後は双方原作通りのエンディングを迎えて終了 手のを考えたことがある。収拾がつかなくなったけどなッ!
そういうクロスさせたら石川キャラの精神のあり方が凄い化学反応を起こすという作品はなんだろうな……。 ナルトとかだとサスケの師匠がそんな石川キャラなら復讐目的でも凄く前と進むための肯定的なもの(少なくとも仲間を使い捨てにはしないだろう)になるのに……少なくともナルトの言葉など鼻で笑異飛ばしてくれると思う。 ナルトの偽善ぶりにはホント腹が立つし。
>>787 ん?ナルト今偽善者になってるのか・・・ショックだ
789 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/13(土) 19:28:58 ID:Rhp9lH88
「だめだとわかってても戦うんだ!」とか「たとえ俺たちがくたばろうと、ゲッターがボロクズのようになろうとも、俺たちゃ俺たちの未来のために戦うんだあ〜〜!」 というGの時の竜馬のセリフが痺れる。ゲッターが、石川キャラが強い理由はここにこそあるんだろうと思う
>>789 常にゲッターは最後の砦だからな。
甘えも絶望するわけにはいかないからな。
竜馬=ゴジラなら隼人=ガイガンだと思ってる 石川キャラは自分に凄まじく素直で、且つ強大な邪悪に対して他人のために怒れるから好きだ
>>自分に凄まじく素直で、且つ強大な邪悪に対して他人のために怒れる
重要だよなこれ。こういうキャラって最近少ないからなホント
萌えはいらんとです
>>784 もうクロスしとるちゅーに
呼ばれた気がした。 現在、自分ノルマのテキスト10kb以上に向けて執筆中です。 近日中に投下できるよう頑張ります。 「世界はこんなハズじゃないことばかりだ」って台詞は、 “どうしようもない現実だからって他人に迷惑掛けてるんじゃねえ!” という作中人物の思いの象徴だったりします。けっこう好きな台詞。 ――なにかドワオと盛り上がるBGMないかなあ
>>792 批判の意見じゃないけど、萌えキャラとクロスさせててすまん
なんていうか、視点的なものが欲しかったんだ、うん
でも萌え要素の無いロボットアニメとして、過去の無印ゲッターを原作の要素も交えて
リメイクとかされないかなぁ
ミチルさんは基本的にほぼ人質とか足手まといだし(Gでは役に立ってたが)、
メンバーの対立とか武蔵の男気やフンチラとかを再現して欲しい
ゲッターギアスにつられてギアスを見始めたけど、こんなに面白いものを俺は見逃してたのか
俺だらしねえな
>>795 うぉ、素早い反応に感謝!
って執筆スピードと言い、ネタの意外性と言い予想外なSSの人だ!?
第一話の描写で度肝抜かれて吃驚しましたw
なにか生存報告はここいらにしておきますので、引き続き通常の稼働にどぞー
>>796 お役に立てれば幸いです
こちらも引き続き作業に移ります
応援してますので、こちらも続きを期待させていただきますw
ライフの作者さん、急かすように聞こえたらすみません
でも地獄のような報復を期待してますので、作品をお待ちしております。
久々にオーウェルの1984を読んで少し鬱な気分になったんだが、竜馬や隼人をあの世界に放り込めば何とかなる気がした。
某動画サイトのタグに「鬱クラッシャーズ」(例えばコブラ)というのがあるけど、 それに似たものが感じられるな wikiで調べただけだけどかなり陰湿な時代背景だな…
萌えはいらないっちゅーけど、マスコットキャラは必要よ。清涼剤というか癒しというか 非戦闘員やそれに関わらないキャラは結構重要。守るべきものの総称として扱える。もしくは帰る場所だったり、安全圏だったり 要はギャップよ、ギャップ。緩急つけないと作ってるほうも、呼んでるほうも疲れちゃう(例としてカイジをあげよう) つまり、作者さん頑張ってってことです
書きつつ掲示板覗いてるので自分のレスが増えてしまってるけど、どうもです 確かに竜馬や隼人が女の子と会話してる場面を書いてると自分でも和むなぁ 安全圏という言葉が出たけど、竜馬や隼人の近くって地球で最も危険でありつつ 世界で一番安全な場所だと思う その言葉を励みに完結に向けて頑張ってみるわ 何時になるかは分からないけどなw
>>801 確かにずっと戦ってるだけの作品は見てるのも疲れますからな。
でも、日常パートはある意味気を使わないとフラグが立つな
もちろん……死亡フラグがな
日常パートで立つ例
「結婚しよう」「俺の故郷行ってみないか?」「これ、俺の○○だったものだ預かってくれないか?」
「この戦いが終わったら○○」
ただ、隼人は逆手に取ったな(TVアニメ版G)
竜馬
戦闘中に暴走した味方(民間人だが)に「やめろ」と攻撃に割り込む、でも生還。
弁慶
一人だけ基地に居残り
武蔵
生きる死亡フラグ、ゲームでしか生存できない
意外なことに大決戦では死なないんだよな。
>>802 連中の死亡フラグ…やっぱ伝説的なのはアニメ武蔵の
博士「武蔵君、絶対に死ぬんじゃないぞ。必ず戻ってくるんだ」
武蔵「勿論です博士。だっておいら、まだやらなきゃいけないことがいっぱいありますからね。
そうだ、まずミチルさんに謝らなくちゃ。ごめんよ、ミチルさん」
まずい、書いてて泣きたくなってきた…
確か攻略本のインタビューだと
「駒数が足りなくなっちゃいますから(笑)」って言われてた気がする>>武蔵
あのゲームで味方で死ぬのはテキサスの艦長だけだっけな
シリアス漫画がたまにはさむギャグパートが、妙に印象に残ったりするんだよな 永井、石川共にギャグなんだかシリアスなんだかわからない作品書くことがあるけど
>>803 あのゲーム、ゲッター中心に使うと人手不足になるんだよな。
でもその他のロボットは微妙だからな
強いて言うなら水中ステージのキングダムぐらいしか……
806 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/14(日) 15:39:17 ID:cVcOr5UJ
ゴジラVS山田係長VSスカルキラー邪鬼王 ゴジラから新築のマイホームを守るために奮闘する山田一家とムー大陸からの 侵略者から日本を守るために奮闘する島本一家が共同戦線を張っていく… 何かゴメン。ちょっと骨法を使ってゴジラに挑んでくるわ
よし、ちょうど10kbでキリが良いので投下します。 久しぶりですいません。
第3話「夢の残り火」Aパート 武蔵坊弁慶は坊主である。今は亡き師匠や兄弟子たちと修行したから、少なくとも本人はそう思っている。 はっきり言って悪人面の集まりみたいな連中――旧ゲッターチームにおいて唯一人懐っこい男であるが、そんな彼は悪癖を持っていた。 横幅もすごいが身長もすごい、要するにものすごく筋肉質な熊みたいな男だったが、その愛嬌あるキャラクターから弁慶は女によくモテた。 なにせ現代では強姦同然に襲った女とベッタリよろしくやっていて、 鬼の本拠地たる黒平安京に飛ばされた時も近くの村の女とデキていたほどだ。 彼の悪癖というのは要するに三大欲求に正直すぎるところで、女を抱きたくなれば抱くし理解するのが面倒な話をされれば速攻で寝る。 隼人ともども異世界ミッドチルダでゲッター線を巡る戦いに巻き込まれた今も、その本質は変わっていない。 であるからして――弁慶が職場の一角であるゲッターロボシミュレーターの座席で、 管理局の広告本を読みながら夕飯を食べていても不思議はなかった。 今回の巻頭特集は『衝撃! エースオブエースと美女執務官の美麗写真!』だとかで、 乳ケツの発達した美人が制服姿で笑みを浮かべているというものだ。 なんでも今回の特集は管理局のイメージアップのため、見目麗しい魔導師――プログラム化された魔術を使う異能者――を記事に出したらしい。 そのためか笑顔がぎこちなかったりするが、目の保養を求める弁慶にはどうでもいいことだった。 「ん〜む。やっぱりこっちの女は美女ぞろいだなあ……いかんいかん、メシを喰わねば」 言いつつ目が離せないのは男の性か……ともあれゲッターロボが動かせる状態でない現状、パイロットの仕事など休養以外ない。 哀しいかな、今や生き残りのゲッターパイロットは武蔵坊弁慶以外に存在していないのだ。 すべては数年前に侵攻してきた鬼獣の大軍団――鬼獣王ブライ率いる鬼獣軍の暴虐と、それにヒヨッコ共が立ち向かったことに起因する。 試作型ゲッターロボ“コードG”による防衛戦は、当初うまく機能しているかに見えた。 だが戦線は敵の総大将たるブライの圧倒的戦力――鬼獣の頂点に立つ“鬼帝獣”の前に崩壊し、 最後はティーダ・ランスター空尉の乗っていたゲッターロボを、神隼人の駆る試作ネオゲッターロボが敵諸共に爆砕。 ミッドチルダ南部の無人地帯にゲッター線を撒き散らし、ブライ共々試作ゲッターのパイロットたちは消え去ったのだ。 多大なる犠牲を出したが、敵の人類殲滅部隊の隊長格を倒せたのがせめてもの救いだった。 しかし……ブライは生きていた。よりによって首都クラナガンで怪物を召喚し、再び宣戦布告してきたのだ。 サンドイッチを喰いちぎり腹に納め、雑誌を放ると弁慶の人相が著しく悪くなった。 「ブライの野郎……まだ生きてやがったのか」 クソッタレが! そう呻こうとしたとき、携帯端末に着信音。 どうやら戦友・隼人からの連絡らしい。 「おう、どうした隼人」 『弁慶。少々面白いことになった』 ニヤリ、と口の端を歪ませる神隼人――画面の向こうで色々と指示を出しつつ、空中に投影されたモニターに目を通しているらしい。 根本的に狂っているような言動の時期もあったが、神隼人という青年は基本的に天才だ。 優れた才能という意味でも……常人に理解しえないほどのロジカルさという意味でも。 隼人の言動の含む所など熟知している弁慶は、要するに厄介ごとが転がり込んできたのだ、と認識する。 だから呆れた様子で返した。 「おいおい、また面倒事を押し付ける気かお前、言っておくがオラァ理屈くさいのは無理だぞ?」 『そういうな。さっきこちらで拘束した陸士の娘がいただろ?』 いた。青い髪のショートカット、治安防災部隊なんぞより学校の陸上部にでもいた方が良さそうな娘だ。 この異世界は個人の資質が最重視視され、適正と覚悟があれば就業が容易であるが……それにしても、 あたら若者は傷つく立場であるべきでない。そう、武蔵坊弁慶の良心は思うのだ。
そう、たとえ少女が稀有な才能を持つ――ネオゲッターロボの持つ機動性の代償たる殺人的負荷に耐え、 たった一度で癖の強いプラズマ・ゲッター線のハイブリッド機を操縦してみせるほどの――人間だったとしても。 少なくとも故郷の第97管理外世界“地球”で、新宿ごと敵を消滅させた記憶はこれ以上の犠牲を望まない。 「ああ……それが?」 『身体検査の結果、その娘――スバル・ナカジマ二等陸士は【戦闘機人】だと判明した』 「っ! ……厭な偶然だな」 戦闘機人。名前どおり戦うために生み出された生命……こちら側、異世界の科学者たちの歪んだ理想の結晶。 最も兵器として可能性のあるインターフェイスとして“人体”を選び、適正化処理をした生体――人間そのもの――に、 強化生体部品や機械化されたフレームを埋め込んで生み出される“人間の姿をした兵器”・“ヒトとして生きる可能性を残されたモノ”。 兵器ではなく、兵士。あくまで自由意志のある即応戦力として扱える道具。 敢えて人間としての生殖機能を残してあるあたりに、基礎理論を作った人間の歪みが見え隠れする。 弁慶の不機嫌さが増し、視線だけで人が殺せそうなレベルになった。 「……隼人、おめえ」 『いや、こちらはどうするか決めかねている。ゲッターの反応が、竜馬と同じ代物ならあるいは、と言ったところだ』 竜馬――たった一人でゲッターの限界スペックを超越した戦闘能力を発揮し、次元の違う敵さえ殺せる男。 あの暗黒の次元で異形のゲッターにただ一人立ち向かい、戦いの世界へ続く門の向こうに消えた青年。 神隼人と武蔵坊弁慶の、今でもかけがえのない戦友だった。 「……巻き込むのか!? あんな娘を――」 『現状で戦えるゲッターは実質三号機のみ、パイロットはお前一人だ。俺は新しい力が必要だと思うが?』 そう言われれば黙る他ない。 元々、弁慶はバカと言われても仕方が無いほど、この手の議論に弱いのだから。 画面の向こうでシャープな黒豹じみた顔に微笑を浮かべていた隼人は「本題だ」と言った。 こう言われれば誰だって気づく。隼人が話したかったのはこちらの話なのだろう、と。 『ランスターの妹が、ネイサーにアポを取ってきた。ナカジマ陸士の件だと言ってはいるが、おそらく用は俺たちにある』 「特務機関って言ってもこんなもんか? どうやって知ったんだよ」 『さてな。ミッドの連中も一枚岩じゃないし、胡散臭い“最高評議会”も思惑があるんだろう。 簡単に言えば――俺たちはどこぞのバカに試されてるんだ。どう対処するか、とな』 弁慶は陰謀かよ、と溜息を吐くと愉快そうに笑った。 ランスター。鬼帝獣と刺し違えるように倒れ、オーバーヒートした炉心を神隼人その人に撃ち抜かれたゲッターパイロット。 戦術核にも匹敵する大爆発で彼の機体は粉々に砕け散り、死体どころかDNAの一欠片さえ回収出来なかった。 しかも当時は情報規制がされていたので、その妹となればさぞや疑念や恨みがあることだろう。 だが、その程度のことは慣れた。少なくとも俺たちには苦難だな、と笑える程度には。 その精神的タフネスこそ、戦士の資質ゆえに。 「で? どうするんだ、我らがネイサー機関長は」 『なに、簡単だ。真相を俺の口から話す――』 神隼人の冷徹な表情――ゲッターの地獄に身を置いた男。 その言葉は死神の誘いに似て、残酷だ。 『――願わくば、ティアナ・ランスターが戦士たることを望むさ』 ◇ さて、その頃の別室に、特務機関ネイサー基地へ連行された少女が一人。
病院のような検査服、青い髪に利発な表情、元気の良さそうな十代半ばの女の子――その実、人にあらざる身体の持ち主。 スバル・ナカジマは検査室という名の部屋に数時間ほど監禁されているも同然であり、有り体に言って暇だった。 座学や戦術眼は陸士訓練校でも主席だっただけあり優れたものだが、人並みの好奇心や精神がある年頃の女の子だ。 退屈にだってなる。 「うーん……ネイサーって管理局の部門って言ってたけど、聞いたこと無いなあ」 よもや世界征服を企む悪の秘密結社ではあるまい、――巨大ロボットと悪人面がいたけど。 スバルの妄想領域では一瞬、「ふははは、このネオゲッターロボにディバインバスターが効くかー!」とかやってる男達が思い浮かんだ。 ……すごくバカっぽい。少しだけ笑みを取り戻すと、彼女はドアの向こうから近づく足音に気づいた。 とりあえず、何時になったら開放されるのか、ドア越しに尋ねようとした。 「あのー、いつ頃――」 「ここかぁ!!!」 「う、うひゃぁああ!?」 ドアを勢いよく開け放つ影――しわくちゃの白衣を着た老人――が入室。 その目に浮かぶのは歓喜の色であり、とんでもないことを口走った。 「お前さんかぁぁあ! わしのネオゲッターを一発で乗りこなしたサイボーグっちゅうんわ!」 「ふぇ、へ!? あの、あたし――」 自分が人間ではない――戦闘機人という兵器であること――は、スバルにとっての秘密であり隠したいことだ。 隠せば誰だって自分から離れていく、人間じゃないバケモノだと哀れむ、という思いがあった。 否、事実だったのかもしれない。必死に忘れようとしているだけで、この世界は思ったより残酷だから。 しかし目の前の老人はすごく嬉しそうだ。ひょっとするとあれか、マッドサイエンティストなのだろうか。 だが悪い感じはしない。ひどく陽気な感情を向けられていると、スバルは感じていた。 ひっひっひ、と笑うヒヒのような老人が、教えてもいないことを喋り始めた。 「すごい! 格好良い! こんなベッピンのねーちゃんがのぅ、そこらの戦車より強いなんて最高じゃっ!!」 「あ、あの……貴方は……」 「おおっと、わしは敷島っちゅうもんじゃ。ここでドパーン、とすごい兵器作っとる。 “あの”ネオゲッターロボも、基礎設計はわしが担当した究極大殺戮――もごっ!?」 なにか不穏な台詞が聞こえたところで「だぁぁあ、何やってるんだよ敷島の爺さんは!」と声。 横幅も身長もすごく大きい異相の巨漢――武蔵坊弁慶が、老人の口を押さえつけていた。 この大男は顔に汗を浮かべ、暴走しそうな“敷島博士”を取り押さえる。 もごもごと何事か口走ろうとする敷島博士を、巨漢が締め上げている。 ……すぐ締め落としそうだったので、少女は全力で止めた。
「ああもう! えっと、――弁慶さん、それ以上やると死んじゃいますよ!?」 「大丈夫だよ、この爺さんは自分が作った兵器でむごたらしく死ぬのが夢とか言う変人だからな!」 「どんな願望ですかそれ!?」 何が大丈夫なのかさっぱりわからない会話だったが、 敷島という老人がマッドで簡単に死にそうにないことは違いなかった。 どたばたどたばた、と騒ぐこと数分間……敷島を部屋から追い出し、ようやく落ち着いた状況。 弁慶は坊主頭を掻きながらスバルに向けた頭を下げた。 「すまん、敷島の爺さんも悪気はないんだ。監督不届きは俺らネイサーの責任だがな」 「えっと、いえ。別にそれは気にしてません……あの、やっぱり乗っちゃったのが不味かったんですか?」 「ん、どうなんだろうなあ……俺はパイロットの教官役であって、他はしらねぇんだ」 この弁慶という人物は誠実な男のようなので、嘘をついているようには見えない。 彼が口を重々しく開いたのは、スバルがそう考えたときだった。 「……スバル・ナカジマ。お前、あの怪物やネイサーのことを知りたいか?」 「え?」 「どうしてこの世界に化け物が現れ、人間を襲うのか……お前は四年前の空港火災事件で、“鬼”を見ただろ? 俺たちの出身世界でも似たような戦いがあったし、おそらくこれからも事件は起こる。その理由だ」 そう言う男の顔に嘘がないことを知り、彼女は記憶を反芻する。 燃え盛る紅蓮の炎、鬼と称すに相応しい人食いたちによって食い散らかされた犠牲者。 人類種にたいする絶対的な悪意を持つ黒衣の怪人と、それに立ち向かった勇気ある男―― 「――流竜馬、さんのことも……?」 「その名前を知ってるんじゃ、いよいよ他人事じゃねぇな――ついてこい」 くるりと踵を返した弁慶の背を追い、スバルは足早に歩んだ。 ずっと知りたかった。夢に見る啓示のような声の意味を。 そして願った。せめて大切な人たちが巻き込まれないことを。 ――既に時遅いとは夢にも思わなかったから。
最近、一度に書ける文章の量が減ってきて難儀しています。 前回の投下が幕間でしたので、ここからは当分、本筋に絡む連中のパートかと。 閑話休題。 人造生命でクローンの少年(10歳)キャラがいるんですが、旧プロットみたいに隼人にしごかせるか、 原作準拠で同じ境遇の金髪美女の疑似家族かで迷うところ。
GJです ちなみに旧プロット派に一票
乙 俺も旧プロットに一票 つか、相変わらず思うが敷島博士ってホント秀逸なキャラだと思うw
俺も旧プロットに一票。隼人が子供に対していかに処するか見てみたい ある意味隼人にとって最大の戦いになりそうだな
私も旧プロットに一票。 それと個人的に無印の頃からの話も見てみたい。 海鳴市の岩鬼組があり……。 正造反面教師として大暴れってな具合で。
やはりそのうち岩鬼組別次元支部とか行って(エヴァでは似たようなのがあったが) 複数が束ねられるのだろうか・・・
>>816 まあ、それは今さら組み込めるわけがないから
他の作者さんが書くのを待つのか自分で書こう。
>>798 プロレでも党員でもないあの世界には存在し得ない完全な第三者、しかも党のイデオロギーに毒される可能性がゼロという危険人物だから存在が知られたらすぐに思想警察が消しにくるだろうな。
まあ来てもあんな連中は簡単にぶちのめせるだろうが。
隼人はブラザーフッドが存在していたら乗っ取って、存在しなかったら自分で作り出しそうだ。
あとオセアニア、イースタシア、ユーラシアで永久戦争をしている最中に恐竜帝国や百鬼が出現するってのも笑えそうだな。
あの計画はそういう第三勢力の出現には全く対応できなさそうだし。
世界を違えても将造は変化しなさそうだと思うのは俺だけか?w
今考えてる途中だから、いつ出来るかわからないけど ゲッター×ラインバレルってダメか?
ダメな理由なんてないぜ!!
>>821 このスレを見てみろ!
この流れに乗ってみるんだ!!
スレチだと思うけど、書かせてくれ。 今昨日買ってきた、絶対ヒーロー改造計画というゲームでタンクは一号機と二号機の 引き立て役と言っていたんだが、違うよね!? タンクは・・・三号機は、三号機も!立派主役だよね!?
うろたえるんじゃね――っ!三号機は…ゲッター3は俺たちの主役のままだ
>>なのはの人
個人的には旧版ですね。
キャロ(ロリッコ)と対極的な位置なのも面白そうですし。
>>821 そういや、アンソロに作者たち参加してたね。
>>825 安心してくれ漫画以外ではそこそこ活躍してるんだから。
特にTVアニメ版を見てくれ。
むしろ、ガンタンクなんて劇場版じゃ乗り捨てだよ。
アニメ版ゲッター3の無敵っぷりは異常 ゲッタービームが異常なまでに弱いゲッター1 火力が低く移動用として酷使されるゲッター2 二枚目連中に馬鹿にされながらも努力と発想により勝利を掴むゲッター3
ゲッター1のメインウェポンはキックだからな
アニメでメカザウルスと斬撃を交えつつ蹴りを放ったのには感動した そして竜馬よ、頼むからゲッターレザーを使ってくれ… Gのスピンカッターは鉄甲鬼に止めをさしたりしてたのに
アニメ版まで語れるとはお前ら被爆しすぎだろw
なに、問題は無い。被爆したものが最後にたどり着くのがここだからだ
3年前に某動画サイトに全話挙がっていたが、流石に削除されたな… レンタルで扱っている店が極めて少ないのが残念 BOXを買うしかないか・・・ ・ナバロン砲弾に入って早乙女研究所に進入するバット将軍 ・シスコンでマザコンでファザコンでボインちゃん好きの隼人 ・警備がこの上なくザルな早乙女研究所 ・毎回でしゃばって捕まるミチルさん ・突然、何の脈略もなく空を飛び始めるゲッター3 ・日本語がまともなキング兄妹、でも卑怯な戦法をとるジャック ・ゴール様は中間管理職 ・毎回変化するゲッター1の操縦席(特にビームの発射ボタンorレバー) ・ゴールネットをぶち破る隼人のサッカーシュート ぱっと思いつくだけでこのぐらいの名場面が思い出せるな
俺の中でテレビ版の名場面というと 「ゲッタービーム!」 「対ゲッター線シールドを施したメカザウルスにそんなものは効かん!」 第一話でそれかよ!と思わず画面にツコッミを入れてしまったぞwww
>>834 それはww
そこから察するに、素のメカザウルスは本当にゲッター線に弱いんだよな
今週の偽書ダークネス、ハヤトの煽りが「ハヤテ」って書いてあって吹いた
そういえばユラー様はスパロボとかにも全然出ないな
>>835 だから、漫画版で武蔵の自爆が通じたのだから、さっさと逃げとけばよかったのに
っと
バット将軍が言ってた。
>>828 ウルトラマンティガはパワータイプが優遇され、スピードタイプが冷遇だったな。
続編のダイナではスピードタイプに超能力を付けたしたがやっぱりパワータイプが活躍
仮面ライダークウガではバランスの次に出番が多い一番最後に登場する基本形態なのに
そして、強化されるのも真っ先で、主人公役の人もお気に入り。
パワータイプは視覚的にも強さに分かりやすいし、描写しやすいからね。
そういや、クロスオーバーでゲッターロボを解析して、得られる技術は何があるんだろう?
思いつく限りで
・ご存じチートな、われらの心臓ゲッター炉心
・伸びたり、変形したり、気分次第で驚異な硬さなゲッター合金
・実は三万度の熱線でヤバキチなゲッター線を多く含んでいる、ゲッタービーム
・アンパンのマント的な反重力装置
・マグマの熱にも耐えれる耐熱被膜装置
・ゲッター3のやりすぎなぐらいに伸びる蛇腹腕
もちろん、ゲッター線の基礎研究がなければどうにもできんのもあるが
それを考えなかったら、合金辺りが活躍しそうだ。
ゲッタービームの三万度ってどのくらいの強さなのかわからんが
太陽の表面温度が6000位だから強力だろうけど。
Gは頭につけて四万度らしい
明記されてる温度で有名どころだと ・スペシウム光線の35万度 ・ウルトラマンメビウスのメビュームシュートの10万度 ・元人間のジャミラの吐く100万度の炎 ・宇宙警備隊隊長、ミスター・ファイヤーヘッドのM87光線の87万度 ・ゴジラ(恐らくは初代)の放射熱線10万度、平成のスペースゴジラ戦での90万度のバーンスパイラル熱線 ・ゼットンの一兆度 あたりか ウルトラといえば、帰ってきたウルトラマンの主人公の苦悩とかが視聴者に共感を与えて 人気だけど、ゲッターチームの場合も普段はガサツだけど時々凄く苦悩する時があるな 宇宙細菌の件は文章化できるとしたらしてみたいもんだ
>>837 隼人ですら複製は無理だったから炉心は無理だろうな。よってゲッタービームも多分無理
ゲッター線が無いという前提で考えて、代価できそうなものは炉心と合金以外はいけそうだな
あと、開発コンセプトとか、思想みたいなのだな。単機で全対応型とか本当に素敵過ぎる。普通は考えても出来ないのに
三位一体の発想は意外と万能なんだよね
そう考えるとゲッタービーム砲作ったガレリイ長官すげぇな
>>839 炉心については真の事件のせいで危険視され、計画が凍結されたからでは?
後に造られたであろう、アークのモブゲッターには搭載されてるはずだし、普通にビームを撃ってた。
ゲッタービームもネオの小説では「ゲッタービームキャリア」ていう、ネオゲでもビームが打てる武器がある。
まあ、早乙女30年の執念の結晶だから、たった数か月で解析されてもな。
せめて、科学技術がかなり発達してる世界などか、博士か隼人か敷島じっちゃんがいるか
などの納得できる理由があればな。
ただし、竜馬よりゲッター線に選ばれる人間がいるわけはないだろうが
たかしげ小説版だと幼年時のミチルさんに何かの意思が宿って炉心の回路構造を示してたな 続編さえ書かれれば詳細が分かるかもしれないんだけどな…
>>842 結局はゲッター線の気分次第だしな
早乙女博士だって、ゲッター線がその気にならなければ初代すら完成しなかったからな。
気分屋だなぁ 前に竜馬がツンデレに対して云々の話があったけど、こいつらは ゲッター線というある意味宇宙最強のツンデレでありヤンデレに付き纏われてんだよな
時天空が宇宙破壊規模の攻撃や寿命で死ぬんだったら、大いなる意思があんなに苦労する訳が無ぇ
>>845 ゲッター、魔獣、虚無がつながってると仮定したうえでめちゃくちゃに拡大解釈してみたら
・大きさ無限、多次元宇宙(虚無戦記世界)全部より圧倒的にでかい。
・寿命は不明だが、宇宙の寿命よりは長い、そもそも生物なのか?
・多次元宇宙を数ページで滅ぼす=超光速が可愛く思えるぐらいの基地外スピード
・防御力ビックバンが足止め程度、ただし 無限−有限=無限なのでノーダメージ
・下手に攻撃すると、欠片が生まれる。
・強さ、宇宙の創造主(全智全能らしい)と魔獣が融合しても欠片にさえ勝てる見込みがない
・大いなる意思、ラーグースの様な空間支配=全能すら勝てない、それどころか支配空間を侵食する。
・そもそも宇宙の外の存在なので、宇宙内部の支配能力(時間操作、からアカッシクレコード)が通じるわけがない。
まあ、拡大解釈なんですがね。
>>821 竜馬が最低って言われるのか?
その手の議論だと、時天空は不老不死のキャラと戦えば寿命で先に死ぬし、宇宙を破壊出来る奴と戦えば削られ続けて負ける。…ってな結論になるそうな 訳の分からん超存在に勝とうと思うなら、こっちも訳の分からん存在になるしか無いのかねぇ?
>>847 最強スレやVSスレはネタ程度の方がいいよ。
なぜか初代ガンダムの方がZガンダムより強いって言うのもあるし。
俺がやってたよりもひどい理屈をつけたり捏造しようとするのもいるし。
時天空の攻撃が考慮されてないこともあるし。
そもそも、時天空もエンペラーもラ=グースも石川作品最強キャラは全く全力出さんからな。
描写と設定からの考察だからなぁ
ゲッター条例 月光に打たれて狂気と共に世に迷いでた架空のキャラクター共 そいつらに唯一有効なゲッター線で動くオノかつぎロボを武器に 思い切りドワオしてゆく三匹の物語 ただし迷い出るキャラクター達の作者が全てケン・イシカワなので最終的には虚無る
とんでも最強設定を考え付く者は数いれど、それを漫画としておもしろく描写できるのは数少ない。その点では賢ちゃんは最高だ そういえばゲッターとAKIRAはクロスできないだろうか、超能力は進化の為の物らしいし ゲッタードラゴンvs鉄雄とか
AKIRAいいねぇ ていうか賢ちゃんだか豪ちゃんだかがAKIRAに影響受けてたとか言ってたはず 問題は石川賢キャラにデコスケが居ないことだな
>>851 永井さん、荒木さん、藤田さん、ラノベだけどオーフェンの秋田さん辺りは最強、無敵キャラの扱いがとんでもなく上手い
しかも、出し惜しみしないで結構全力でくるからね。人間の領域から出ないで、人外と戦ったりするから素敵
>>841 東方などのレーザーとか出てくるゲームは酷いことになったな
>>851 そういえば、超能力者やニュータイプはゲッター的にどうだろう。
超能力は作品によっては元々人間に眠っていた力や進化した人類まであるし
ガンダムのニュータイプは定義があやふやだが、今のところ人間の枠をでてないらしいし
が、SEEDのコーディネーターや00のイノベーターはどうだろう。
前者はいずれ生まれるであろう、元々は新人類と旧人類との懸け橋だったが我らこそ新人類な思想に
イノベーターについてはうろ覚えだが「来るかもしれない宇宙人と対話できる人」だったような
まだ劇場版があるからな
トイレで瞑想してたら怒和竜馬學園紀というゲッター線の導きを感じた が、色々妄想できたがそれを文章にするという才能が俺にはなかった… 情けない…
学園ゲッター! そういうのもあるのか!
告白したら結ばれる伝説の樹を竜馬が薪にしたり(素手で) 校舎が隼人に乗っ取られてるとか、人間を遠投できる柔道部とかいる学校か!?
とりあえず隼人の校しゃはデフォだな それと校長は早乙女博士 他校との抗争ではダークネス世界からイデア連中が女性をおファックしながらやってくる
やめろwwww絶対別ジャンルだろそれwww そういえばSEEDに宇宙鯨なんてものがいたとか居ないとか…そこから妄想を膨らまして 鯨=チェンゲのインベーダー。MSとかは実は鯨に対抗するための手段。首脳陣なの水面下で侵略されていた 原作SEED時、戦争末期にインベーダー本格的に侵攻。そして…… コーディネイターの一部は対インベーダー用に秘密裏に調整されている(スーパーとは別) ソフト(人)は出来てもハード(機体)がまともに渡り合えるのが無い。ゲッターロボは青い人たちによって凍結。メンバーは散り散りに あとは、ゲッターチームをアニメ、OVA、漫画の設定を織り交ぜかつ独自のものに(地続きでは結構難しい) てとこまで妄想した。
インベーダーには意外な弱点があってだな、あの目みたいな所を全部潰せば消滅するんだ だからMSでもある程度は張り合える…はず
隼人が結成したロボット軍団を見る限り、ステルバーとかを除けば機体によるけどMSほどの機動性は無さそうだな でも対インベーダー戦だとガンダムパイロット達は対応できるのだろうか? 気分的には人間相手にするよりは楽かもしれないけど恐怖心は人間以上だと思えるし
>>861 ゲッターはガンダムの2倍以上の大きさだし、
変幻自在の上ゲッターとまともに戦えるスピードとパワー
規模にもよるけど、小規模なら
正面からなら無理だろうけど、量や作戦や超火力兵器ならどうにかできそう。
竜馬の場合、どんな機体でも斧を持たせれば無双出来そうな気がするのは何故だろうか?w
>>861 いやいやいや、あのロボット軍団ほぼ全機が単独で大気圏離脱できる推力持ってる連中だぞ
MSでそんな推力持ってるのは一握り
むしろ実際はスーパー系って言われるジャンルの奴のが機動性は 高いからな。スーパー系マッハ出す奴がザラにいるし結構トンデモ機動する むしろMSが機動性に優れるってのはスパロボ補正じゃね?
小回りが利くのと、推力は違うだろう それは畑が違うよ
実際に機動性も運動性も小回りもスーパー系と呼ばれる側の方が高いのもある 原作劇中描写じゃ、攻撃力と防御力が高く、描写じゃあ、スーパー系だった。 スパロボのステータスをあてにしない方がいいな。 ゲッター線のせいか変な夢見た わけがわからないので要約すると 巨大になりすぎた、エンペラー。 パーツとパーツのわずかな狭間に宇宙ができるぐらい そして、エンペラーの有事の際に動くとそれだけで天文学的なその世界が終焉を迎える。 そんな話だが、我ながらわけがわからん。
そんくらいいかないとラ・グースとかには対抗できないのかねぇ?
流れぶった切って悪いが、ガンダム種死のデュランダル議長とタリア艦長、 アスカ兄妹でスカルキラー邪鬼王の主人公一家をやるという電波が来た。 で、犬じゃなく殺されたマユがロボの核になってデスティニーガンダムっぽいロボ誕生。 でも口元が牙になってたり体型が歪だったりと、最初は当然なんか凶悪なわけだ。 だからメンタリティがオンナノコなままのマユ王は、 「OhoooooooNiiiiiiiiiiiiiiichaaaaaaaaaaaaan!!」とか叫び声をあげながら敵ロボを捕食して 少しでもまともなデザインになろうと奮闘してゆく…… 他にシーンとして浮かんだのは、アスランがムーからの刺客として送り込まれた挙句シンのナイフで丸禿げにされ、 「髪が! 俺の美しい髪が!!」と半狂乱になるところ。
>>867 でもサイズの違いとかもあるからな。高けりゃ良いってもんでもないと思うよ
それに基本ワンオフ機なんだから高くて当然のきもしないでもない
>>870 サイズがあるからこそ、運動性も機動性が必要になるんじゃね?
それに、かなりの数が真には戦ってるし、號の戦いをみるとかなりの数がいると思われる。
シャインスパークを抜いたらGと互角らしい號と同レベルのステルバーもロボストーンも量産されてるし。
ってまあ、一口にリアル系っと言ってもスーパー系だろwwwwってやつもいるから難しいもんだ。
>>869 思春期な女の子になんてことをwwwww
>>863 確かにザクでもガンダムを撃破しそう。
思ったんだが、竜馬って旧型が合いそうだな、
他の作品で竜馬に似合いそうな旧型ってなにがあるかな?
ガンダム系だとあまり思いつかんが・・・ フルメタのサベージは合いそうな感じ。 どんだけ無茶やっても中々壊れないというところが相性抜群だwww
>>761 遅レスだけど、原作でも自分でも暴走キャラだと名乗ってるからな
ともちゃんはゲッター線に好まれそうな性格してると思う
ゲッター線の狂気にあずまんが連中が毒されるか、ゲッター線があずまんが分でほのぼのになるか、はてさて…
斧よりも重火器のほうがイメージ強いな。全体的に 火気が軽んじられる傾向にあるのに、基本的に銃(マシンガン)>>接近武器なのは流石、石川 爆弾、弾丸の飛び交う爽快感を味わえる漫画はなかなか無い
>>874 だからこそ、斧もバズーカもマシンガンもあるザクが似合うって思ってしまうのかな?
というか旧型で大暴れしそうつーか 実際大暴れしてるよな。ここでも余所でも
>>875 無骨な刃とバチバチと火花を散らせるような原始的な武器が物凄く似合うなw
ザクの外見もガンダムとかに比べると、方や闘士で方や騎士っていう感じだから
闘士の方がゲッター連中にも良く似合うと思う
>>871 スコープドック
線の細い今時メカじゃなくて、無骨なデザインの方が奴等には似合う
斧やドリルは特注で作ってもらおうw
でも、斧ってイメージはアレだけど相当使い勝手が良いんだよね。理にかなってるというか
実際昔のヨーロッパじゃ主力武器だったらしいしね
モーニングスターとか鉄塊を扱う武器が好まれたみたいだね 理由は鎧をぶち抜くため。そのため剣もより肉厚に、重量とかさんで行ったみたい 投げるようの斧も一緒に携帯していたみたい
「彼らは“良いマンガ”と“悪いマンガ”を分けられると思いこんでいる」 つまり一般人の頭の中では、“良いマンガ”が良い影響を与えて健全な国民を生み、 “悪いマンガ”が悪い影響を与えて不健全な国民を生むという図式がある。 だから“悪いマンガ”だけを取り除けば良い影響だけが残って、日本のマンガはより発展する…… 非実在少年規制騒動での賛成側の意見。反対対策会より抜粋 …岩鬼さん、一言言ってあげてください。今回ほど彼の台詞に感銘を受けたことは無いね 永井豪さんも参加してるようだし
>>882 悪いってのは主観的なものがほとんどのうえ反面教師って言葉があるんだし。
なんでも危険、汚いなどの「悪い」を遠ざければいいものとは限らんしな。
悪いよいを選別して、悪いを切り離したら、よいに選べれた者の中でまた選別をするんだし。
>>845 何だと思ったら最強敵役スレで時天空がランクダウンにされたことだな。
大いなる意思がが全能から外されたり、ルール―的に大きさが無限じゃなくなって、宇宙一つになったからな
まあ、そこで高ランクだからって、褒めれたことではないからな。
そういえばあの手のスレで作者の「時天空>ラ・グース」発言ってどこから来たんだ?
もし、その発言が本当ならご存命だったら、SAN値ゴリゴリのクロス漫画作ってたのかな?
クトゥルフみたいに他の人が後を継いだらでるのかな?
まあ、このスレも趣旨的には似たようなものか。
敵役スレを覗いたら、同じ石川キャラのミカエルとイシュタルが時天空より上に来ててワロタw あいつらそんなに凄かったっけ ラ=グースvs時天空のタイトルマッチが組まれたらどっちが勝つにしろ宇宙のみなさんにとっては迷惑なので、次元冒険記のダイナミックパフ博士に両方ともぶっ飛ばして貰おう もしくは魔界転生の柳生十兵衛に封印して貰おう
>>882 「悪い部分を取り除くことで社会を良くしよう」とする運動は絶対に失敗する。
何故ならそれは「自分達に不幸や不満があるのは悪いものがあるからだ」って考え方だろ?
でもなんの不幸も不満もない人生なんてありえないじゃん。
そりゃ一時的に悪い(と判断された)部分を取り除くことで上手くいったように見えることはあれど
またなんらかの不幸やら不満が溢れ出す。
で、またその不幸や不満の原因である「悪い部分」を探して取り除くわけだ。
こんな縮小再生産のスパイラルが最終的に成功するわけない罠www
ジェイデッカーでもあったな 完全なる善の心、完全なる悪の心など存在しない 光と闇その二面性があるからこそ心なのだと。キレイに分けれるもんじゃないよ 取り除けばいいってもんじゃないってのによ ゲッタースレなのに勇者だしてスマン
なんか賢ちゃんが良い事言ってたような 「社会の正しい姿とは、目に見える健全さと、目に見える不健全さとがちゃんと、 ここにあることだ!不健全さがない社会は、健全さも目立たない!!」
そういえば関係ないけど再来月からデビルマンvsゲッターってやるな、チャンピオンREDで
>>887 都知事はそんな不健全と言われているようなもの作っていたのにな。
豪ちゃんが「ゲッターロボ対デビルマン」を描くと言うことを今更ながらに知った なぜだかすごく不安だ
>>890 劣化してると聞くし、確かに不安だ、
アンソロもコスチュームが違う、早乙女博士もだぜ口調だし。
正直、ああゲッターじゃないって感じだったし。
まあ、周りがエンペラーだらけの奴だったし物あって違和感ありまくもあったのだろうけど。
でも、さすがにが画力がすごかったし全体的な話はアニメ辺りに差し込んでも違和感無かったが。
昔のアニメ祭りのVSシリーズのように共闘だけして、根本的な設定は絡ませないでほしいな。
どうせ、恐竜帝国とデーモンがどうたらこうたらあるだろうけど
>>891 俺も最近劣化してると思ってたけど
衝撃H編が普通に面白かったから多分大丈夫だと思うぞ、復活したと信じたい
そんときのREDスレでも「流石永井豪」みたいな雰囲気だったし
>>892 なら、期待してもいいのかな。
よし、ゲッターのジンクス(雑誌ごと打ち切り)が発動しないことを祈ろう
……うん、今授乳漫画が良くも悪くも一応受けてるし、大丈夫……だよね?
その宇宙(雑誌)ごと粉砕しちゃうとこが虚無なんだよっ
それじゃまるで、ロックが虚無みたいじゃないか。
創刊時は一年持ったら奇跡などと言われながら 魔獣戦線が虚無ってもビクともしなかったREDだぜ。 非実在青少年うんたらの犠牲にされたりしない限りは大丈夫だよ!
マジンガー、ラインバレル、ジャイアントロボ、そしてゲッター…チャンピオンREDはどこに行こうとしているのか
ロボ枠多いよな。前ボトムズやってたし
いっそロボット漫画を集めて新しい雑誌を作ろうぜ。 その名もスーパーロボットマガ・・・いや、なんでもない
>>899 今連載されてるor放送しているロボットものって少ないよな
作画が大変なんだろうけど。、今までに出されたヤツとガンダム物のぞいて。
最近のはあんまり知らないが、映画化する、ブレイクブレイドあんまり知らないジンキ?
くらいしか知らない
ブレイクブレイドは∀みたいに荒廃から回復した世界で復活した古代の超兵器みたいな感じだから
クロスさせやすいかも。
あと、等身大の強化外骨格だがレッドアイズとかも極道とからませても面白そうだ。
あの世界は、超人>>>誇りのある兵士>>>ゲス みたいな世界だからこそ、目立ちそう。
>>900 ゲッター連中の場合は、そこに『勇士』とか『戦鬼』のカテゴリーを新たに作るべきだなw
戦史、戦記も欲しいところ。宇宙で巨大な艦隊郡がドンパチドワオドワオとド派手に打ち合うようなやつ 虚無戦記とか超つぼにはまってたのになぁ
個人的には虚無戦記はごった煮感が凄く好きだった 忍者・能力バトル・巨大ロボット・スペースオペラなんでもあり 時代も平安から近未来と
空間を飛ばす忍法には心底惚れた そしてドグラのような地獄絵図の描写も見事 賢先生は魔界の漫画家だな
石川キャラって虚無戦記でもそうだけど「力」に振り回されないよね主人公クラスは? むしろ力を振り回している感さえある。そこがちがうわなwwww。 仮に正造が改造される代わりに強殖装甲を手に入れたらマジで手に負えんwww。 極道装甲ガイバーってか。渋いなこのタイトル。
てか、振り回されそうになったらきっぱりと竜馬や號みたいに 降りたり破壊しようとしたりって感じ
>>906 そうなんですよ。そこが突き抜けていると思う。
まあゲッターは異常すぎるし操縦するからな……変身系能力のほうが肉体がベースな分性に合っていると思う。
どう考えても体育会系だし石川キャラは。
インフレ気味とド派手な他の漫画とかの超能力に比べ、意外と地味な石川超能力 だけど、力技ではあるけれど1〜10まで全力で使える。その発想は無かったわって位使い込んでる 俺たち読者がちょっと考えて思いつくような方法はアレだと思うね。奇抜すぎるのもだけどね
この前出た極道王はそんな石川キャラの1から10まで使い込むところを某金ぴかの力でやってみたらどれくらいのことができるだろうかという疑問からでたかもしれません。 あと竜馬がゲッターの代わりに金ぴかの力を得たでもいいけど。
>>909 分かったからオリ主をトラックにぶつけて神様とやらからお詫びにバビロン貰ってリリなのなりゼロ魔なりにでも転生してろ
>>909 あんまり、型月ものはよくしらんが
その金ぴかはドラえもんのポケットの様な能力でしょ?
なんか違うような
魔獣のように同化吸収の力を極めたら、ウルトラマン並みの大きさから人間サイズに変幻自在になったとかじゃないのか?
>>910 このスレ的には車にはねられて、文句言いに行ったら拉致られてロボのパイロットの訓練させられるだろうな。
つーか石川キャラって他人の能力つーか褌で戦うような 連中にゃ個人的にはあんま思えないんだよな
>>912 たしかに主人公で、まんまコピーはないな。吸収して体の一部にするのはあるけど
そういや、そんな感じの今までのやつをもとに造られた最強の敵がゲッターではギャグ回に出るんだよな。
メカザウルス・ギガだっけ
実際にシリアスモードなら苦戦してただろうな
ああ、ジャンボマシンダーと犬と武蔵に大雪山颪パンチで壊されたアレだな
>>913 >>吸収して体の一部にするのはあるけど
これは自分の体の一部にしたととっていいだろうか?悩むww。
それとゲッターギアスを読んで思ったが、もしルルーシュ兄妹が岩鬼組に保護されていたら完全にべつのはなしになっていましたな。
ルルーシュ→某白竜のようなインテリヤクザに変貌、ナナリー車椅子に幾つも武器を装備した美少女ヤクザってな具合に。
岩鬼組は託子所じゃないんだぞ。本質は粗野で暴虐的なヤクザ それに極道連合、絶対ブリタニアと戦争してるだろうし。育ちあがる前に戦争が終結しそう 将造もやばいが、それに従ってるあの二人も相当やばい方だと思うね
石川版餓狼伝説を見たが、あのサニーパンチな奴より酷いなw また懲りもせずに魔空みたいな敵が出てきたので、テリー達は八犬士の生まれ変わりなのか?と勘ぐってしまった
まぁ、石川餓狼は流石にフォローせんw サムライスピリッツの方はそこそこ面白いんだけどな
ウルトラマンタロウ……
>>919 最終回ではタロウすら出ないアレか
ウルトラマンといえば、とある漫画では怪獣や宇宙人への変身能力を持つ宇宙人一人に
100万人のウルトラ戦士を全滅させられた挙句ウルトラの星を壊滅させられたり
波動砲のような兵器で光の国が狙われているから12人だけで相手の星に乗り込んだり
とか驚くほどの血生臭い闘争が繰り広げられてるんだよな
クロスとは離れるけどあのタロウの漫画に興味を持って探してたら代わりに見つけた
漫画の内容がこんな感じだった
>>874 今さらながら、ゲッターは必ず外付け重火器持ってるよな。
初代はゲッターマシンガン、ミサイルマシンガン
Gはレーザーキャノン
真はブラストキャノン
號は名前は出てなかったけど、アラスカ編序盤で使いまくってた
アークはガトリング
別の作者だけど
飛焔はガトリングを初めとして敷島製がたくさんあって、最終的にはデンドロみたいになったな
賛否両論だろうけど
922 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/22(月) 23:08:57 ID:B88v/qof
>>920 もしかして、そのウルトラ漫画の作者て、やたらと筋肉質な医者の漫画描いてた奴のじゃないか?
STORY 0は面白いよな
最近投下無いけどみんな忙しいのかな?
飛焔=ゲッターガンダムなので何も問題は無い
>>924 年度の終わりと始まりだからな、学生なら暇なのもいるだろうけど。
そういえば、全く語られないゲッターとしてゲッターガイアなんてのが居ましたねそういえば エンペラーよりゲッター指数が上とはにわかには信じがたい
>>927 たしか、一万だっけ
ただし、ゲッター線数値であって指数ではないんだよね。
ガイアは真みたいに真理の境地に達したのではなく暴走してる感じだから
火星に行くレベルのエネルギーはないだろうな。
それでも、地球の植物のエネルギーを全て吸い取ったけど
指数だから、もしかしたら、1上がった○倍っていう数値かもしれん。
有名なビックバンレベルが合体中で
さらに上昇した合体完了後に計測したら1250で、2000超えたところで計測やめたってところ
疑問なのは真ゲッターに注入したのが80……どんだけ早乙女研究所エネルギーあるんやねん。
基準が違うんじゃないの? 早乙女研究所では真ゲの満タンを基準に指数にしてたけど、 向こうの連中はもっと高いレベル(例えば致死量とか)を基準にしてたんだと思う
そういえばボンボンで連載してたウルトラマンの漫画が二つあったな 一つはギャグで、もう一つは熱血だったな みんなの帰還待ってるよ!待ってるよ!
がんばれ武蔵見たんだが それぞれの形態が違いすぎるから、どの形態も形のないアクエリオンと違ってイレギュラー合体すると変になるな がんばれ武蔵に出た132のやつなんか、股間からビーム出るだろうし。 1のパワーで3の腕とか宝の持ち腐れで股間の形からしてまともに走れないだろうし ミサイル、があって、マントが使えそうだから空飛べそうなのが救いかな、トマホーク使えるかな? 321はゲッター3と2の腕とミサイルが使えるのがいいかも知れんが同じく股間がイーグルで足の上に飛べない そしてそれ以降は…… このが外伝はニコニコでも見れたな
がんばれ武蔵で思い出したが、真の時竜馬になついてたロボって元々武蔵の犬なんだね
話の流れをぶった切るようで申し訳ありませんが、ゴッド・オブ・ウォーシリーズも復讐をモチーフにしているので石川キャラと相性が良さそうです。 ただ主人公のクレイトスさんが苦悩しまっくっているからそこが石川キャラと合うかどうかなんですよね。あんまり苦悩とかあっても出さないイメージがあるので。
何も考えていないように見えて、実は死ぬほど悩んでいるのかもしれないな<石川キャラ
ゴルフ神クレイトスさん+石川キャラvs清明&オリュンポスの神々の天地を揺るがすドワオなゴルフ が繰り広げられるんですねわかります ブレイズ・オブ・カオスが手斧っぽいなぁって俺が思えるのはゲッターのおかげです
ゲーム動画を見るとなんか石川キャラとの相性が抜群に感じるんですよイメージ的に。 石川的といえばいいのか。
相手の首ぶっこ抜いたりペガサスを鹵獲して操縦したりするしね ヒュドラを柱に叩き付けた挙句に支柱に両目をブッ刺したのにはまさに外道な感じで好きだ ロボ(犬)の件で思い出したんだけど、真はGから2〜3年後でいいのかな? そうすると連中は19〜20ぐらいになるわけだけど
そうなんですよ。正に石川イズムに満ちているのが良い。 あの神々の武器のなのに乱暴なのも合っているし。 でもクレイトスさんは「本人が」強いから強いと思うしだからあの強力な武器を持つ資格があると納得出来ます。
強力な武器って石川作品にゃ少ない気がするなぁ、強いて挙げれば御神器くらいか?
ゲッターぐらいでしょう? 強力な武器といえば、あのただでさえ強固な自我の持ち主たちに強力な武器を持たせたら制御不能ですからね。
いかにもヘリ用なデカいガトリング砲腕に付けて使う人とかもいるじゃん……
石川キャラだって結構強力な武器を使うぜ。 ただ問題なのは 強大な武器を持った石川キャラ≧素手の石川キャラ>>>(超えられない生命力とか生命欲とかの壁)>>>強大な武器を持った普通のキャラ>>>(超えられない筈の常識の壁)>>>素手の普通のキャラ なことだと思うwww
>>943 まあそうなんですけどガトリング砲とかって伝説の魔剣や超科学兵器と比べて「普通」じゃないですか?
一応、金とかコネがあれば手に入る物だし。
>>934 人並みに悩んで人並みに苦しみ、悲しみますよ。すごく人間的なキャラクターたちじゃないか石川賢が生み出したのは
綺麗だけじゃないところがらしいよ
神戦争は豪快だからな。神々も出てくるし。ただ、かなり完成している世界観に入り込む余地はあるのか
魔獣かなぁ。あの化け物と、見た目強さともに違和感無いのは
>>945 復讐の鬼になった虎も仇にその部下たちを虐殺してるのを
「お前も自分がしてること変わりがない」や「神の軍団と同種族じゃないか?」
って言われて一瞬うろたえてたからな、すぐ切れたけど。
まあ、復讐も人間だからやることなんだけどね。
最近気のせいかもしれんが
石川作品>>>他作品
みたいな空気がしてるが、やっぱりクロススレだし、平等に扱ってほしいな
確かに石川作品は我が強いけど、そこはやっぱり他作品に対して敬意を払ってほしい
グチっぽくてすまん。
「ゲッターロボ」流竜馬VS「地上最強の男竜」雷音竜 どっちも空手有段者だし、対決したらどっちが強いだろうか?
流石に竜だろ
序盤はともかく、終盤の竜なら竜馬に真・ゲッターが欲しいところじゃないか?
ゲッターチームの身体能力が高いと言っても、メタルビースト相手じゃ「ここから先はゲッターが必要だ」ってなレベルだしなぁ…そうビックリする程凄くもない
>>948 竜は終盤になったらギャグ漫画レベルの強さだからなwww。
なんかのムックでフィクション・ノンフィクションの壁を超えたところに存在する真に「地上最強の男」という信者もいるし。
奪還屋の上位陣呼ばんとか無理。
人類の未来を憂う赤ん坊たちの集団意識が生んだ人類殲滅存在だったな
>>952 正にダイナミックプロそのものです。
虎くらすの連中でないとやばいです。ある意味真の正義の味方とも言えますけど……。
ただ苦悩しまっくっている天では神戦争と変わらないのが救いですが。
石川キャラは能力に差があってもドワオで互角に持ち込めるとは思いますが。
チラシの裏ですまないけど、最近クロマティ高校を読んだら夢の中でゲッターチームや敵勢力 がクロマティみたいなやりとりをしていた 一応設定ではクロマティ高校は最強最悪の悪の巣窟だし、 主に一号機乗り達の知能や性格との相性は悪くないんじゃないかなとは思った
竜馬や隼人がクロマティ高校に行ったとしても 北斗のようにあいつらのペースに巻き込まれて馴染んじゃいそうだな
竜馬が空手部またはサッカー部に打ち込もうとしても 部員がゴリラとかもと強盗のマスクマンとか変なメイクの五人いる四天王所属してる奴だったりしそう
隼人の校舎、まさかのならず…? へへへ、まさかな…あ、はy
メカ沢の目はいいとして耳と鼻はどうする
慎一の場合 慎一「出て来い! ゴールド!!」 神山「キャラを立てようとして、動物を出そうと思ってるんでしょうけど、ウチにはもうゴリラがいるからネタがモロにかぶってしまいますよ」 慎一「別にそういうつもりではないんだが…」
慎一の学生生活…ゴールドの足を生やして100m走で凄いタイムを叩き出したり、目の良い奴のおかげで視力検査で一番下まで見えたり クマやらなんやらをモフモフされたり
分かることといえば、総じて突っ込みに回らざるを得ないな
-恐竜帝国 …マイネーム イズ カムイ=ショウ 私は今恐竜帝国の帝王となっている しかし相変わらずゲッター線には弱い―― 思えばこれまで色々あった・・・ 人間との混血の私がここまでのし上がるのは大変だった―― ゲッターのおぞましい未来を見ていて本当に良かった(実は未来から帰還後) 今では私を帝王として慕ってくれる部下もたくさんいる・・・ そしてその一人がこのムサシボウだ カムイ「なぁムサシボウ・・・私はかつて地上の早乙女研究所という場所にいたんだが そこで何度かお前を見かけたような気がしてならないんだが・・・」 ムサシボウ「だから何度言わせるんだよボス。オレは地上なんて行ったコトもないし 早乙女研究所のことも知らないよ。むしろ早乙女研究所はキライさ」 恐竜兵1「カムイ様!植物一家の連中がマシーンランドに根を伸ばしています!」 恐竜兵2「どうします?」 カムイ「どうってことはない。返り討ちにしてくれる! ムサシボウ!バグを発進させろ!敵本陣に乗り込む!!」 ムサシボウ「オッケー!!任しといてよボス!」 ムサシボウ「ボス!武器持って来たよ!」 カムイ「―で、バグはどこにある?」 ムサシボウ「これが武器だよボス」 カムイ「(・・・・・・ゲッターロボG2)」
ムサシボウ「さぁ!!遠慮せず早いトコ乗ってよボス!」 カムイ「いや、少し待て。お前な、バグはどうしたバグは。それに武器といえば普通のマグナムに見せかけた三連式小型散弾銃や 槍型のビームガンとかマシンガンとかだろう。コレは武器というか武器庫兼乗り物だぞ・・・」 ムサシボウ「ゴメンよ。コレしかなかったんだ・・・」 カムイ「なハズないだろ!!というよりもコレが何故ここにある!お前はワザとやっているのか!?」 ムサシボウ「ボス・・・でもこれならゲッター線に弱い植物は一網打尽にできるよ」 カムイ「周知の事実だが、私はゲッター線に弱い。乗れないことはないが大破しかけてるG2では被爆の恐れが・・・」 ムサシボウ「大丈夫だよ。ドラゴン号なら真ん中の炉心からも遠いしゲッター線吸収用のゲラの破片も持ってきたし」 カムイ「お前はホント細かいトコだけは気が回るな・・・」 カムイ「・・・お前、ドラゴン号とか言ってたけど・・・コレ完全に「ライガー号」じゃないか・・・」 ムサシボウ「ゴメンよボス。でもカメラは機能してるから視界に影響はないと思うよ」 ムサシボウ「ボス、やっぱり地上が恋しいんだろ?」 カムイ「ああ・・・たまに拓馬と殴り合いたくなる」 ムサシボウ「ボス・・・ボクは旗艦のマシーンランドでボスに助けられてからいつもそれを考えているんだよ いつかボスが地上に帰ってしまうのではないかと・・・ボク達にサヨナラする日が来るのかもしれないと・・・ そしたらとても寂しいよ・・・」 カムイ「心配するなムサシボウ。ゲッターを討ち滅ぼさない限り地上には帰らない――ていうか帰れん・・・」 ムサシボウ「なんだか複雑な心境だよ・・・ゲッターは滅んで欲しいけどそうすると ボスはかつての戦友と戦わなくてはならないし・・・」 カムイ「お前――本当に私がゲッター線を克服できればいいと願っているのか」 ムサシボウ「もちろんだよ!!ボスがゲッター線で苦しむ姿なんてボクは見たくない!!」
カムイ「じゃあ何でメルトダウン寸前の戦闘用ゲッターなんて持ってくる!?」 ムサシボウ「ゴメンよ・・・もうすぐ着くから・・・」 カムイ「オイ・・・何だかさっきから遠回りしてる気がするぞ(目玉がグルグルする・・・)」 ムサシボウ「うん・・・やっぱり奇襲をかけたいからね・・・今このあたりを通っているよ」 カムイ「遠回りしすぎではないか?」 ムサシボウ「でもこのマグマが一番軟らかいんだよね」 カムイ「だがココも結構固いぞ。ならばこちらから行けばいい」 ムサシボウ「ココはゾーンが開いてるからさ」 カムイ「・・・ならばこちらもあるだろう」 ムサシボウ「あ、この辺りは土暗蟲が多いんだよ ボス」 カムイ「・・・・・ならこちらは?」 ムサシボウ「ダメダメ、ココは一方通行だから」 カムイ「・・・・」 ムサシボウ「・・・・」 カムイ「マグマ内部でイッツーもヘッタクレもない気がするが・・・」 ムサシボウ「けど最低限のルールは守ったほうがいいと思うよ。だから結局このルートが一番近いんだよボス」 カムイ「しかし・・・これでは機体が熱で持たんぞ」 ムサシボウ「ホラ、昔から『若い命が真っ赤に燃えて』って言うじゃない?」 カムイ「お前やっぱ地上出身だろ!?」 勢いで書いた カムイと竹之内は友達になれると思った
ゲッター酔いするんですね
ワロタwww
ゲッター世界に当てはめれば、デス校とかの敵対校はそのまま恐竜帝国や アンドロメダにできるかもしれないw 自分で書いてて思ったけど、連中はまったりとした空気には逆に呑まれやすいのかもしれない いや、考えすぎか・・・
なんと言う事だ…そうか、そうだったのか
フレディ吹いたwww
>>967 いや、案外順応できると思うぞ。ギャグだってやってるわけだし
アンドロメダのボスは最後まで顔が出ないんだな そのうち実在を危ぶまれる
人類vs恐竜帝国の戦いが終わったら再びゾーンを展開して攻め込んだりしてくるのだろうか<アンドロメダ流国 だとしたらカムイはうまくのせられたな
>>972 ゲッターエンペラーが生まれなくなるから。
もう、攻める理由がなくなるから攻めこまんだろう。
過去を変えるのはかなり危険なのもあるからね。
そう言えば。
人類を絶望またはそ未来を心配して、みんなの思考か存在を同じものにしようとする敵、(鉤爪男とか)
ゲッターという神が降臨して人類同士の戦いが無くなって、似たような思考なゲッター未来はどう思うんだろうか?
まあ、號の終盤みる限りアレがゲッター線の本性とは思えない気がするから、武蔵達が曲解してるだけかもしれんが
>>973 何を考えるにも永劫の時が…簡単にそう理解なんてさせてもらえないと思うね
それにそこまでゲッターの意思が介在してるとは思えないし。だとしたらとんだ過保護、親ばかだよ
スプリガンとのクロスは遺跡がらみで ・馬頭龍 ・ドグラ古墳 かな。 前者は破壊するのは日本を破壊するのと同じだから難しいだろうな、ひたすら隠蔽するしか 後者は防御無視の上にネズミ算式で増えるから早めに蹴りをつけないといけない。 まあ、毎回「世界がやばい」をどうにかしてるから、彼らならどうにかできそう
真ゲッターの装甲は気合の入れ具合で固さが変わるので、オリハルコン使ってます。とか
むしろ、日本だから和性オリハルコンことヒヒイロノカネとか ……悪役の武器に使われてけど。 チェンゲの最終回で周期的にゲッター線が地球に干渉していたらしいとの発言があったから あの世界のオリハルコンの材料、賢者の石が超古代のゲッター線を大量に含んだ物質だったとかもできそう? っで、ゲッター線を研究すれば賢者の石、さらにそれ以上の代物を作れるようになるとかになると一悶着がありそうだな。 ただ、アニメ版も漫画版も平和のために研究しているものだし、どうでるかが分からんな。
>>977 なんかクロノトリガーのラヴォスみたいだな
test
そろそろ 次のスレかいつ立てる?
990くらいでいいんじゃね、あと次は11スレ目だ
しかし何だ…この板のスレ一覧を眺め、そこにゲッターの文字が燦然と輝いている事に対する違和感は?
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/28(日) 17:03:19 ID:Td8i7KPi
久々にwiki見たら日本ドワオ話の3作目が載っていないのに気付いた。 どうしよう。
日本ドワオ話 題名「うらしま竜馬」 昔々、ある所に流竜馬という男がおりました。 竜馬はある日、近くの砂浜を歩いていると一匹の亀が爬虫人類たちにいじめられていました。 竜馬は亀を助けるために爬虫人類たちを撲殺し、見事に亀を助けました。 竜馬は助けた亀を見るとなんとそれは亀でなく、ゲッターロボの顔だったのです。 その顔を見ていると、遠くのほうから顔のないゲッターロボがこちらに向かってふらふらと歩いてきました。 竜馬は亀だと思っていたそのゲッターロボの顔を、ゲッターロボにはめてあげました。 ゲッターロボはお礼にと竜馬を無理やりコクピットに乗せるや否や、大気圏外まで上昇しそのまま光速を超え、 未来へ飛んでいきました。 竜馬が目を覚ますとそこは、とても荒廃したした世界に着きました。 ゲッターロボはそのまま飛び続け、この世界の主である聖ドラゴンの所に竜馬を乗せて行きました。 そして聖ドラゴンの前に着いたときに突如として聖ドラゴンは叫びました。 「なぜきた竜馬!今すぐ帰れ!」 そういうと、聖ドラゴンは竜馬に玉手箱をぶつけ、元の世界に帰しました。
元の世界に帰った竜馬は鼻血を流し、怒りながら玉手箱を開けました。 すると中には一人の女性と赤ん坊が入っておりました。 ポカーンとしていた竜馬は、箱の中に一枚の紙が入っているのに気づきました。 その紙には、 「その女性と、赤ん坊はあなたの嫁と子供です。 聖ドラゴン」 竜馬はその紙を破り捨てるや否や、近くで成り行きを見ていたゲッターロボに無理やり乗り込み 火星へと飛び立っていきました。 めでたし めでたし わしのひいたレールも最後だ! あとはお前達の手で切り開け、wikiの未来を!!さらばだ!! wikiの編集方法がわからんので○投げしてるだけなんだけどねorz
その投げたもの受けっとった そろそろ、旅立ちの時だな
チェェェンジ新スレ、スイッチオン!
思い返してみれば、今回のクロス先は学生の多いスレだったな まさにドワオ
じゃあ、立てるわ
次スレが立てられたスレを埋める…そう!これは聖戦なのだ!
そうか、人類とは…ゲッターとは…ッ!
そうか…そうだったのか…
あの時おばあちゃんが死んだ理由も分かるぞ!
スレと俺との関係はこんなに簡単なものだったのか
スレにもレスにも、妄想にさえ記憶は宿る 作者達よ、何も心配はいらない このスレとは、そのためにあるのだから
埋めるか チェンジゲッター1!
スピードならゲッター2に任せろ!! チェンジ!ゲッター2!
でたなゲッタードラゴン
1001 :
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Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。