2 :
名前は誰も知らない:2010/09/22(水) 20:39:24 ID:TaHyH3+u0
新書おもしろす
狭く深くでおもしろす
今、狭く深い新書なんて中公くらいしかないよな。あと平凡社。ときおりちくま。
文庫クセジュは別だが。
岩波新書と講談社現代新書も仲間に入れて
意外と多いな
講談社現代新書はもう駄目だろう。
岩波はまだ何とかもってるがだいぶS/N比落ちてきたな。
本屋行っても 死ねばいいのに が必ず目に入ってきてつらいです
買えばいいのに
中公は手にとることがめったにない。文庫も新書も。
あまりいいイメージないからか、敬遠している
11 :
名前は誰も知らない:2010/09/23(木) 08:41:32 ID:wj3vKfmSO
まずは前スレ埋めようぞ
うめ
13 :
名前は誰も知らない:2010/09/23(木) 09:56:03 ID:RU2t01YsO
孤男なら中島義道は外せんな
文春新書の「孤独について」は示唆にあふれていた
14 :
名前は誰も知らない:2010/09/23(木) 10:11:52 ID:RU2t01YsO
最近の新書は自己啓発とかハウツー、タレントの浅薄なエッセイなんかに浸食されすぎ
もはや「新書」というカテゴリーが有名無実化してる
昭和の岩波新書みたいに
「学問の大家が、専門分野のエッセンスを新書1冊分に凝縮した」
ってスタイルの方が良かった
新書はただでさえ数が多くて良書探すのが大変なのに、
AV女優の自伝が平積みされてたりすると殺意がわくよ
タイトルで奇をてらおうとする流行にもうんざり
>>14 全面的に同意。
出版社も商売だからある意味仕方ないけど、もうちょい考えて欲しい。
『義経伝説と日本人』(平凡社新書)は素人にも読み易くて面白かった
>>14 『○○はするな!』『○○力』『〜するバカ』みたいなタイトル見るともうハァ・・・ってなる
『新書は買うな!』とか書けば売れるんじゃないだろうか
ジョイス『ユリシーズ』の粗筋をざっくり教えて
21 :
名前は誰も知らない:2010/09/23(木) 20:59:13 ID:z01FNXNM0
小林信彦「面白い小説を見つけるために」を読んでいる。もう一度、乱歩や漱石太宰を読み返したくなってきた。秀逸な小説論である。読書好きの方々はぜひ、ぜひ。頭でっかちの評論家など、吹っ飛ぶくらいに深い考察です。 アマゾンで売ってますよ
22 :
名前は誰も知らない:2010/09/23(木) 21:17:18 ID:znRARYXk0
>>21 小説のネタバレでページ数かせいでるんじゃないの?
物語の結末に触れずに小説論なんて掛けるのか
その辺どうなんだ
いくら面白い本を紹介してくれても、オチが分かっちゃ楽しめないぞ
俺は逆に結末しってたほうが楽しめるな
そっちのほうが安心して読める
結末知ったら面白くなくなるような小説なんてろくなもんじゃない
とか何かで読んだけど、ミステリーって結末分かっちゃったらまずいんじゃないの。知らんけど
25 :
名前は誰も知らない:2010/09/23(木) 21:29:51 ID:91cjmiQS0
26 :
名前は誰も知らない:2010/09/23(木) 22:47:20 ID:z01FNXNM0
深夜特急買ってきた
島崎藤村「破戒」
なんちゃらこんちゃら「シャイロックの子供達」読破
戦前後好きだけど近代文学では破戒はかなり読み易く感情移入も出来た
シャイロックはサラリーマンやってない専門だからか頭悪いからか駄目だったwミステリ要素は中々だったけれど
次は金色夜叉とモンテクリスト伯爵読もう
最近面白いラノベもないからもっぱら古いのだけだなあ
小説というのは「いかにも結末らしい結末」が物語の最後に待っているということについて、いささかの不安も感じていないから楽しむことが出来るらしい。
「本を読む本」、前から気になってて今日から読み始めた
読書のレベルやそれぞれに規則があって、身につけるのは簡単じゃなさそう。何よりも大切なのは積極性だそうで……。
人生に対する消極的な態度は読書においても表れてるものなのかもねえ。
現実逃避のために読書してるような俺はどうしたら
逃げ続ければいいよ
イースト・プレスから出てる
ソローの『孤独の愉しみ方』、
新訳だけど、装丁、中身とも
良いよ。
34 :
名前は誰も知らない:2010/09/24(金) 19:44:14 ID:MNdVJxkXO
アンソニー・ストーの「孤独」も良かった
最近“おひとりさま”なる浅はかなブームがあったせいで
孤独論が粗製乱造されているが、やっぱり古典はいい
35 :
名前は誰も知らない:2010/09/24(金) 23:30:21 ID:YGStZ+vm0
村上ドラゴン嫌いだけどタイトルのネーミングセンスは好き
イルカの島、読み終わった。
え、こんだけ?な読後感…
幼年期の終わりみたいな読後感が欲しかったな…
イーストプレスの自己啓発本は胡散臭すぎるからなあ・・・
ソローをあんなところで出さないで欲しいよ
ショウペンハウアーのやつもひどいし
>>31 一般人たちは仕事や付き合いで「普通の前向きさ」に逃げてんだよ。
現実逃避もまた現実さ。俺はそう考える。
現実逃避も逃げ切れば勝ちさ、by某日本語ラッパー。
急激に気温が下がって連日雨が降り、読書欲求が高まってきたので
積んでいたサン・テグジュペリの『人間の大地』を読み始める。むちゃくちゃ面白い。
孤男とえいば飛行気乗りだ。『夜間飛行』なんて俺の生涯ベストテンに入る小説だ。
この後は『南方郵便機』に取り掛かろう。
『夜間飛行』は生涯ベスト1かも知れん
でもあれ二人乗りだろ。孤男にはちょっと・・・
空で一人というシチュエーションは孤男にはぴったりだな
パイロットひとりひとりは孤独だけど、パイロット同士の連帯感とか共感とかがある
サン・テグジュペリはたまに選民思想が鼻に付くけど
同族嫌悪なのかな
坂井三郎の大空のサムライなんかも
簡単に死んじゃうパイロット視点という意味では似たところがあるが
あっちはもっと暑苦しい
「夜間飛行」いいよな。新潮文庫は表紙も美しい。
サン=テグジュペリの「戦う操縦士」読みたいんだけど、近所の図書館だと置いてない
なんか今更だけど、名作といわれて今でも読み続けられている作品はなんだかんだで面白いな。
最近光文社で新訳出たみたいだね。立ち読みしたけど解説が随分と長かった気がする
>>43 光文社のも買ったよ。
最初に地図や当時使われてた飛行機の写真が載っていて親切だった。
だけれど、やっぱり堀口大學訳のほうが硬派で大胆な印象がして好きだ。
45 :
名前は誰も知らない:2010/09/25(土) 22:47:45 ID:XANnaP7fO
夏目漱石は恐らく神経症者だったんだろうな、と思って調べてみたらやっぱりそうだった
乙一ってのを最近知って読んだけど面白いなぁ
乙一今は何やってんだろ
もしかして印税だけで一生暮せるのか!?
なすびの「懸賞日記」
侮ってはいけない
一読の価値ありだ
なんとニコ厨になっていたのか
バイトから帰ったら本屋行こうと思ったけど、疲れてだりぃ
>>31 現実を巧みに写し取れたものが優れた本だとされてるし、売れてもいるわけだから
現実逃避のために本を読むのはとてもつらい。読める本は少ないし、ジャンルも限られる
数学系、哲学系、歴史系は現実逃避にぴったり
俺はビジネス書でも知的ゲームとして日常と切り離して現実逃避できるよ
逆に哲学書や歴史書は現実の体験に置き換えて読むからあまり逃避にならないな
どんな本でも読書という行為は一人になれるから、けっきょく現実逃避ができるけど
>>53 数学、哲学はあまり読まないけど、歴史関連は逃避に最適だよねw
そういうのも現実逃避って言うのかね
単に気晴らしと捉えればいいんでないの?
現実逃避だとちょっと大げさだかも知れんわな
あと最近気になるのが「妄想」
何でも妄想って言葉に置き換えられてうぜえ
お前それただの空想ちゃうんかと
言葉おじさんですさようなら
58 :
名前は誰も知らない:2010/09/27(月) 02:09:58 ID:0vblwXnHO
読書が捗るかと、香を焚いてみた。
漱石の「夢十夜」を読んでるんだけど、中々雰囲気がマッチして買って良かったと満足。
ふと思ったんだけど、
皆は読書するに於て、自分なりのスタイルとか、こだわりを持ってる?あれば聞きたいな。
ヘッセのメルヒェンを読んだ。
読んでる最中に情景がはっきりと浮かんでくる描写と、
孤独や流浪についての書き方が魅力的だった。
ヘッセ最高だよヘッセ
存命中に一度お会いしたかったなぁ。
>>58 周りが騒々しくても文庫本片手に読書に集中すること。
敢えてそういう所で独り読書することもある。
あと喫茶店でコーヒー飲みながら読書。
香もたまにやるよ。
車輪の下やデミアンが合わない俺に後期作品は合う?
おまいらいつ本読んでます?
平日の昼間に読んでいますw
>>59 喫茶店で本読みながらは俺もやりたいなぁとは思ってるんだけど、長時間いても大丈夫なのかな?
大丈夫そうな喫茶店探してみれば?
巡りも兼ねて探すの面白いよ
雰囲気よくて珈琲が美味ければ最高
まずい珈琲は冷めてからその真価を発揮するからな
チェーン店ならやろうと思えば2時間以上粘れるだろうけど、
顔馴染みの個人経営喫茶でそれやるのはちょっと躊躇われる
66 :
名前は誰も知らない:2010/09/27(月) 17:44:24 ID:aVlrC7H20
ファミレスのドリンクバーでずっと粘ってたことはあったが
ちとうるさすぎるし、雰囲気もなかったなあ
スタバでいいんじゃん
煙草吸えないしこれから外寒いし
69 :
名前は誰も知らない:2010/09/27(月) 19:43:48 ID:ov+0pHRYO
喫煙者は読書するな
嫌煙ファシストはどこにでも沸くなw
筒井康隆の『最後の喫煙者』は非喫煙者の俺が読んでも面白かったわ
ヒント:携帯
昔の作家は喫煙どころかヒロポンとか普通にやっていたからな。
まあ「俺はそんな文学など読まん。ビジネス書とノンフィクションだけだ」とか言われたら終わりだけどw
一冊読み終わらないうちに他の本に目移りして買ってしまう。
それで何冊も同時並行で読んでいる。
情ある人生のが甲斐がある様な気がして来た此の頃。
理性だけでは人生は立ち行かず。
誰か孤男でも泣ける小説を教えてくれぇ…
鮎川信夫の詩っていいね
かっこいいわ
有名どころ過ぎてあんまネットでの評判を聞かないけど
>>59 俺なんかヘッセの故郷のカルプまで行ってきちゃった。でも覚えてるのは、ファーストフード店の春巻きくらいかな。インパクトがありすぎだった。
>>66 ファミレスに長時間いたら怒られそうだけどな
>>63 自分は1,2時間なら平気でいる。
1時間半くらいいることが一番多いけど。
大きめのサイズを注文してちびちび飲んでだらだらしている。
一応入店する時間は混まないような時間帯にするようにしている。
近所の本屋は、店内に喫茶店がある。
いくらか以上(多分1000円)本を買うと飲み物の半額券が付いてくるが、家じゃないと落ち着いて本が読めないから、一度も入ったことがない。
ジュンク堂にもあったなあ
人少ない深夜営業のが一番かなあ
安部公房の「壁」だけ読んでなかたから読破したけれど、芥川賞だからなのか再読してみる必要がありそうだった
何と言うか狂って行く過程の描写があまりにも難解すぎたw面白いんだけどね
その内再読しよう
島崎藤村の「破戒」はもの凄く感情移入出来たけど。近代文学とは思えないほど読みやすい
あとだいぶ前に書いたけど「グランド・フィナーレ」は駄目だったけど「ミステリアスセッティング」は凄い読み易かった
教えてもらい購入した「自壊する帝国」読もうかな
最近のはまたく知らんですわw「隣の家の少女」みたいな暗いのないかなあ
乙一はなんか駄目だった
最近ので面白いのが見つからんわ
乙一は、夏となんとかと私の死体〜みたいなタイトルのが面白かったな
光文社で『失われた時を求めて』の新訳始まったのでせっかくだから買ってきた
註がごちゃごちゃしてないから負担無く読めていいわ。集英社で挫折したけどこれなら楽しめそう
集英社のは俺も挫折した
近いうちに岩波から出るのを楽しみにしてるんだけど、どっちにしろ読み切る自信はない
註釈が多いとなんか嬉しい
86 :
名前は誰も知らない:2010/09/29(水) 13:22:09 ID:vVdbWFiL0
一気に入手可能な訳が増えるのか
岩波のが文庫から出るなら順番に買って読んでいこうかな
全巻そ揃えてからじゃ読む気がしないだろうから
87 :
名前は誰も知らない:2010/09/29(水) 14:06:49 ID:P5lriNs/0
分厚いハードカバーの本を片手で持って読んでると、腕が疲れて眠くなってくるぞ!
文庫は全冊セットで化粧箱に入れるのやめてほしい
バラで買った後に箱ついてるのがあるのを発見するとムカつくわ
買い換えるほどでもないからそのままだけど
お雑誌を買ってくるわよ。
>>87 2冊買って、1冊は自分で分冊化すればよろし。
東野圭吾、幻夜読み終わった。白夜行読んだ後だと衝撃薄いな。つうかヒロイン強すぎだろw
雑誌買ってきたけど読む気がしねぇ。無駄に義務感が
わかる、それ
雑誌は賞味期限があるから焦る焦る
96 :
名前は誰も知らない:2010/09/30(木) 17:08:14 ID:69uIZHYUO
東野圭吾好きなんだけど何故か伊坂幸太郎と同レベルの扱いされてんだな。
同じ東野ファンに聞いてもそういう奴多いんだが、俺は伊坂はまったく受け付けられない。
むしろ伊坂の方が作家としての力量が上とまで言うやつがいる始末…
なにがいいんだかあんな幼稚な文章と台詞の羅列。
97 :
黒鳥館館主 ◆DxgwL./BZw :2010/09/30(木) 17:09:38 ID:rLYpKGCt0
西尾維新はキツかった
>>96 伊坂ファンも同じ事言ってたよ
仲良いじゃないか
>>96 たかが暇つぶしの作り話で高尚だのなんだのいってるのが行けないんだよ。
洋楽オタが何も考えもしないでいのに何だかんだ行ってるのと同じだ
東野圭吾の登場人物って読んでて気分悪くなるようなのばかりだよな。
悪役以上に主人公が受け付けない。
もう不毛な議論はやめろ
居酒は知らんけど、東野は作品ごとにテーマを明確にしてるからいいじゃないか
直木賞とってからは駄作続きだし、『天空の蜂』みたいなのは二度と書けないだろうなあ
リチャード・ドーキンス面白い
「利己的な遺伝子」
「盲目の時計職人」
「神は妄想である」
セネカ面白かった。
ストア派って何かいいよね。所謂ストイックな生き方目指してるのかは知らんけど、
マルクスアウレリウスの自省録は読んでて「かっこいいなぁ」と思ったもんだ
>>103 ドーキンスによれば
宗教の違いはフットボールのユニフォームの色の違いにすぎないので
大した意味は無い
サッカーのフリーガンが宗教戦争のように何千人単位で人殺すのかよ・・・
と思ってしまった。
東野圭吾、手紙はそこそこ楽しめた。だが、全く報われない展開に気が滅入ってしまった…それとあの中学生の作文みたいな文章はなんとかならんのか。
109 :
名前は誰も知らない:2010/09/30(木) 23:21:56 ID:KQ/uMbrnO
東野圭吾の秘密を読みました。かなり面白かったです
110 :
名前は誰も知らない:2010/09/30(木) 23:37:56 ID:qkZvBADk0
東野圭吾の「夜明けの街で」を読み終わった
普通に面白かったんだが評価が低くてビックリ
俺的にかなり面白かったんだが・・・
111 :
名前は誰も知らない:2010/09/30(木) 23:38:13 ID:YZbFn5XKO
最近、「ハイペリオン」に着手した。
まだ先には「ハイペリオンの没落」「エンディミオン」「エンディミオンの覚醒」が続く。
他人の評価なんてどうでもええわ
113 :
名前は誰も知らない:2010/10/01(金) 00:06:51 ID:QXw6brKaO
>>102 東野好きなんだけど、天空の蜂は東野じゃなくてもよくね?と思ってしまった。
>>104>>105 俺もストア派に惹かれてる一人だ。だから「幸福論」はヒルティのが好き。
以前にも書いた気がするな…w
哲学について明るい訳じゃないけど、一冊この手の本読むと他の思想家の本も読んでみたいと思っちゃうんだよな
カントの新訳出てるけど長すぎだしどうしようかな・・・
116 :
ε=┏(*゚▽゚)┛:2010/10/01(金) 01:37:42 ID:VWQvzzp8O
暗黒公使((笑))
飴村行『粘膜トカゲ』読了。
推協賞をとったこともあるが、やっぱり推理小説だった。
漢字が多いのは戦時下を意識してのことか。ゴキブリの漢字なんか知らなかったよ。
処刑シーンがグロテスクだが、『粘膜人間』よりは大人しくなってた。
哲学とういうか仏教を超簡単に読むには
「シッッタカブッタ」
おすすめ
哲学に興味はあるけど読んでみると難しくて投げちゃうんだよな
現象学の系統に興味あるけどまだ入門書読んでるレベル
新訳「失われた」の1巻読了
主人公の父親ブラックすぎワロタ。この楽しさが最後まで続いてくれれば良いが
経哲草稿と中国近現代史2を買おう
仏教は原典のスッタニパータを読むほうが直でいい気がする
日本の金儲け腐れ仏教と違って、原典はひたすらストイック。孤男なら感化される奴多いと思うね
仲間の中におれば休むにも、立つにも、行くにも、旅するにも、つねに人に呼びかけられる
他人に従属しない独立自由を目指して、犀の角のようにただ独り歩め
貪ることなく、偽ることなく、渇望することなく、見せ掛けで覆うことなく、濁りと迷妄とを除き去り
全世界において妄執のないものとなって、犀の角のようにただ独り歩め
以前に経験した楽しみと苦しみを擲ち、また快さと憂いを擲って
清らかな平静と安らいとを得て、犀の角のようにただ独り歩め
肩がしっかりと発育し蓮華のようにみごとに巨大な象は、その群れを離れて欲するままに森の中を遊歩する
そのように、犀の角のようにただ独り歩め
123 :
名前は誰も知らない:2010/10/01(金) 14:11:20 ID:wrN0FtKFO
佐々木閑の「犀の角たち」も良かったな。
科学を愛して止まない人達への著者からのラブレター。
エマニュエル・ボーヴの「ぼくのともだち」を読んだ。
主人公がわがままな孤男で、共感した。
孤独だから読書よりネットに逃げてしまう。
ネットになんて何も情報がないのに
126 :
名前は誰も知らない:2010/10/01(金) 19:22:48 ID:w31n73qw0
>>125 本読んでてもネットが気になるよなw
そういうときはもう電源落とすよ
寝ようと思って布団に入った瞬間に「あ〜予定ほど読めなかったなー」
となるのはいい加減いやになってきた
ユングとフロイトを簡単に読めるおすすめの本ないかな?
俺はさほど読書にハマれないから、そんなに本を買えないんだよね。
だからネット以外にやることが無い。
>>127 図解は簡単過ぎるかな?
フロイトだけなら前スレに書いてあった通り、精神分析入門が最適
どうもオレには超自我が上手く働いてないらしい
130 :
名前は誰も知らない:2010/10/01(金) 19:56:39 ID:tsao0aX1O
>>128 俺は入校の度に本が増える。10か月で40冊くらい。
これでも金がないから控えている。
>>124 ボーヴ、俺も気になってた。白水社だよね?今度読んでみる
岸田秀の『ものぐさ精神分析』は賛否両論、毀誉褒貶があるから
良書として勧められるかどうか。
>>122 スッタニパータっていうと
『ブッダのことば』(岩波文庫)だね。
白水社ほどストライクな出版社はないな俺は
>>114 ストア派の考え方は孤男にとって参考になる面が多いね。
ストア派に関する本としては、
マルクス・アウレリウス帝の自省録と、岩波文庫から出ているセネカの書籍2冊、
それからギリシア哲学者列伝を読んだよ。
次はエピクテトスも読むつもりだ。
以前上に挙げたショーペンハウアーもなかなか。
主著が岩波で出てないのが残念っちゃ残念だけど、難しい哲学書は150pくらいの厚さじゃないと尻込みしちゃう><
137 :
名前は誰も知らない:2010/10/02(土) 06:07:27 ID:AvGU/7rl0
ネットの普及で活字を読むことが少なくなった人は多い。
138 :
ε=┏(*゚▽゚)┛:2010/10/02(土) 06:29:07 ID:+aYWic3RO
東野圭吾てwwwwwwwwwwwwwww なんでぽまいら夢野久作を読まないの?((笑))
>>138 話題が東野ばかりというのもあれだが、むしろそのほうが中二
Q作言われてるほど面白く感じなかったな
まぁ好きな人はハマるかもだが
>>131 そう。白水社だよ
おれはBOOKデータベースに引用されている部分が好き。
久しぶりに好きだなと思える本に出会えてよかった。
ところでみんなはどうやって読む本を探してるの?
おれは日曜日の新聞に載ってる書評とかこのスレとか
あとは日曜日にやってる小川洋子のラジオを聴いてる
読書歴の浅い俺はまだまだ片っぱしから名作古典読みまくってるレベルだから読みたい本には苦労しない
後はでっかい本屋行って新刊つまみ読みして、面白そうなやつを買ってるな
と言うわけで岩波文庫新刊のプリーモ・レーヴィ『休戦』購入。今日中に読めると良いが
高校生くらいの頃は岩波文庫って地味なのが多いなぁなんて思ってたけど、年取るにつれて面白い本が多いと思うようになった。
144 :
名前は誰も知らない:2010/10/02(土) 13:37:14 ID:2eloAnH/0
金がないので文庫しか買わないけど、岩波文庫率が異常に高い
あとはたまに光文社の新訳とか
名作中心なので必然的にそうなる
145 :
名前は誰も知らない:2010/10/02(土) 18:13:45 ID:80HqtmGh0
中公も読み物としては面白いよ
俺が持ってる新書は3分の2くらいが中公かな
三島の『金閣寺』読み終えた。
面白かったけど、
早く火つけちまえよ、と最後イラついた。
生きようと思った
>>135 そういう方面の本は俺も好き。
ショーペンハウアー、ヒルティ、エピクトテス、マルクス・アウレリウスという流れから、
トマス・ア・ケンピス
荀子
易経
という読書歴を10〜20代にかけて歩んだ。
いずれも岩波文庫で入手可なんだけど(今は違う?)、
こういう方面で知的充足感が得られるのなら、
江戸時代の人相の大家として知られる、水野南北の
「南北相法修身録」もいいと思う。食は命なり、という信念のもと、
どんなに相に難があっても、食を制して陰徳を積むなら
必ず運命は好転するという思想。
自らを律し、質素に、そして寡黙に生きる人の
琴線に訴えかけてくる良書。
ほう、買ってみよう
荀子と易経は積んである・・・そのうち読もう
親父の読んだ司馬遼太郎一式が俺の本棚に積まれているんだが、この人の本って
具体的にどう面白いの?
>>150 お話として面白い、全然難しくないし。
今となっては王道に感じられる展開もあるんだけど
スターダード故に読みやすく分かりやすい。
キャラ付けも単純明快で、読みながら登場人物を混同する心配が少ないのは良い所だと思う。
その反面、イマイチ心理描写や葛藤なんては薄くて
「あーした」「こーした」を客観的に書いているだけにも読める。
それを雑とするか、明快とするかは好き嫌いがあると思う。
個人的には好き、読んで損をするタイプの作家ではないから
暇と興味があるなら手にとってみていいと思う。
途中で送信してしまった・・・
今の歴史物の”ヒーロー像”ってのは、司馬遼太郎の影響が強いというのはつくづく感じた。
全部読んだわけじゃないけど、作風を簡単に言えば「活劇」ってとこだと思う。
歴史小説はどちらかというと年齢が上の人が読んでるイメージがある
何でだろうな、偏見かな
司馬遼太郎は余談が多い。
が、これが意外と面白くもある。
俺は池波正太郎が好き
>>154 > 司馬遼太郎は余談が多い。
> が、これが意外と面白くもある。
まったく同意。
『翔ぶが如く』なんて本筋より余談のほうが多いんじゃないかってぐらいだけど
この余談が実に面白い。
そのせいで司馬作品は何か小説読んでる気がしないw
158 :
名前は誰も知らない:2010/10/04(月) 06:23:45 ID:RoJpyXC9O
S.スマイルズの「自助論」読了。
勤勉、克己、忍耐、誠実等の徳目の重要性を歴史上の人物の具体例を、
これでもかと畳み掛けるように挙げることで説く。
修養書としては良い。
明治の青年達に広く読まれた本。
竹中平蔵が慶応の公開授業でお勧めしていたので。
小泉改革の精神的基盤を見る思い。自助。
自助努力だけではどうにもならんほど、格差は拡がっちまったけど。
159 :
名前は誰も知らない:2010/10/04(月) 17:03:23 ID:DUuAn9/J0
「青が散る」を越える青春小説を教えてくれ。
主観でOK。
160 :
名前は誰も知らない:2010/10/04(月) 17:12:38 ID:AMJ7pFsvO
風に桜の舞う道で
後は知る人ぞ知る夢水清志郎シリーズ、本当に好きだった。
良いおっぱい悪いおっぱい 完全版 読了。
「胎児はウンコである」等々衝撃的
スマイルズ「自助論」自分も読んだ
確か小泉首相が施政方針演説のなかで触れたんだっけ。
勝間和代も推薦してたな
いろんな本が出てるけれども、
勤勉・実直・感謝
こういうことに尽きるのかも。
スマイルズの他の著作「Character」「Thrift」
などもよかったよ。
竹中、小泉、勝間
すごい顔ぶれだね。俺は読まないけど
俺も死んでも読まんなその類
俺も
そのアンチテーゼばっか読むわ
俺も読まんわ。
そいつらの名前見ただけで拒否反応おこるw
中島義道の本で解説が勝間だったやつがあったけど、酷かったわ。
どうしてこうなった
>>159 ぜんぜん越えてないけど
林真理子『葡萄が目にしみる』は佳作だよ。
当方、男だけど姉貴が持ってたり借りてきたりの少女漫画やら女性作家の小説・エッセイを読んでたからこういうのも知ってる。
中島義道は面白いけど出しすぎだわ・・・
本人も反論してたけどいくらなんでもなぁ・・・
あとちょっと自己啓発クサいがそれは仕方ないか
170 :
名前は誰も知らない:2010/10/05(火) 15:59:20 ID:eNKzu/rVO
「失われた時を求めて」第一篇 スワンの方へTを読了。
情景や自然の描写が上手いね。
ヘッセの著作が好きだったから、プルーストのも深みに嵌まって行きそうだ。
171 :
159:2010/10/05(火) 17:28:38 ID:NGZBI67S0
>>160 「風に桜の舞う道で」はあらすじからして面白そうだね。絶対読むわ。
夢水清志郎シリーズは、色々あってよく分からなかった。
>>168 その本も面白そうだね。
amzonのレビューで絶賛されてる。読んでみるよ。
>>169 中島義道は自分が俗物であるとわかっているようなので許せるかな
>>170 光文社?読んだんだが、11月の新刊でも次巻無いみたい
いつになったら読み終えることができるんだ・・・
175 :
名前は誰も知らない:2010/10/06(水) 00:36:46 ID:Plk0SCGcO
>>173 集英社だよ
光文社にするか迷ったんだけど、一応全巻出てる方にした
176 :
名前は誰も知らない:2010/10/06(水) 01:37:03 ID:YPSHURA60
最近になってソクラテスの弁明はプラトンのほぼ創作なことに気付いた
ふざけた話だよ
開高健「フィッシュオン」を途中まで読んだ。
俺も北欧でサケ釣りしてーな。
それにしてもみんな難しい本読んでるな。
今ライトノベル読んでる俺もいるけどな
100円で買った、ジェーン・トムソンの贋作ホームズ短編集を読んでる。
オレには、最近の流行物やラノベよりこの手の方が、読み易い。
大衆小説ってのは普通に面白いからね
181 :
名前は誰も知らない:2010/10/06(水) 23:01:18 ID:YPSHURA60
開高健はオーパが面白いよ
旅行記として読めるね。釣りに興味なくても
182 :
名前は誰も知らない:2010/10/06(水) 23:39:16 ID:S8fe8NthO
みんな難しい本読んでるね
おれなんかカントやヘーゲルあたりで精一杯だよ
むしろカントに手を出すとか尊敬するわ・・・
新訳出てるから手を出そうと思ったけど立ち読みして諦めた
184 :
名前は誰も知らない:2010/10/07(木) 00:17:51 ID:Hec66NeQO
>>182 まさか精神現象学を理解して読んだの?凄いな。
オレは長谷川のダイジェスト版でお腹一杯々々だったよ。
185 :
名前は誰も知らない:2010/10/07(木) 00:30:03 ID:L/ZchBUZO
カント哲学的に、
理性により認識する限り孤独はすでに確定的であり、
彼女ができないことは悟性によって認識できる。
即ちそれはア・プリオリな孤男ともいうべき先天的非モテの帰結といえる。
186 :
名前は誰も知らない:2010/10/07(木) 00:50:58 ID:n6CwEJZ90
カントは自分の著作に没入しすぎて
他人の書いたことがほとんど理解できなくなったというから
孤男的な素質は十分だったようだ
187 :
名前は誰も知らない:2010/10/07(木) 00:52:44 ID:FqqoyzAM0
今度の映画に向けてノルウェイの森読んでる
他に春樹さんの著書でオススメなのありますか?
世界の終わりとハ
189 :
名前は誰も知らない:2010/10/07(木) 01:11:07 ID:JwVANVdAO
ゲ
村上春樹は、やれやれな小説よりエッセイが面白いわな
ロードノベルでなんかお勧めありませんか
今度ノーベル賞とった人の読もうかな。
岩波文庫だっけ、数が少ないという先入観あるけど流石に大量平積みしてある・・・よな
石田衣良の「美丘」読み終わった。最後50ページめっちゃ泣ける。
ページめくるのつらかった。読んで良かった。
カントを理解するにはプラトン、アリストテレス、デカルトの理解が必要だね
ノーベル文学賞は欧米と第三世界のバランスに気を配って交互に与えられる
もちろん文学的な価値が優れていることに間違いはないけど、その授与はきわめて政治的
ノーベル文学賞だれなん?
みんなもう読んだ?
バルガス=リョサ。
岩波文庫で緑の家が読めますよ。
>>199 thx!
早速amazonで注文してきた
201 :
名前は誰も知らない:2010/10/08(金) 06:36:20 ID:XZ+QhwRLO
変態ブサメンの村上春樹が受賞しなくて良かったぜ
その春樹が日本人唯一の候補だという事実w
世界終末戦争復刊くるで!
本屋行ってもビジネス誌とタブロイド誌の区別が付かない。
自称「まっとうな社会人」ってあぁいう低俗なのが好きなの?
村上がなぜ候補なのか謎
基本的に個人的なテーマでしょ?
読んだことないけど、読む気もないけど
ノーベル文学賞とか適当じゃん、大江健三郎なんか補欠受賞w
科学系と違って、明確な貢献とか無いうえに異文化理解とかできないから変なのが受賞したりする
村上みたいに無意味にエロエロなのが
どうして評価されるのかまったくわからん。
まあ、ロクに読んでないので批判する資格ありませんけどね、ええ。
1Q86微妙らしいから文庫分か図書館でいいや
モンドセレクションみたいなもんか
『権威と権力』(なだいなだ著 岩波新書)に
ノーベル賞の構造について触れた箇所があった。
ノーベル文学賞自体に権威があるんじゃなくて
世界的な有名作家に文学賞を与えることでノーベル賞の権威を高めてる
というような話だったかな、うろ覚え。
村上春樹は読んでない、が社会現象になってるな
わざわざ言わなくても良いのに、言う事が一種のステータスなのか?
むしろリョサがまだ受賞してなかったことに驚いたわ
もう年だしクンデラにもあげてやってくれよ
要するに功労賞とか国持ち回りの文学賞みたいなもんだな
まあそれでも、それを与えられるだけの物をこのスレはもちろん、世界中のほとんどの者が書けないわけだが
無闇に持ち上げるものでもないが、無闇に貶めるものでもない
まだ読んで無かったのでリョサ買ってきました。
上下巻・・・だと・・・
リョサ図書館予約したら数人待ちとかじゃないんだな
もっと借りられてるかと思った
ひ、ひどい・・・
でもまぁ流石に店頭平積みにできるほど岩波文庫の在庫抱えてる店なんて無いわなw
上下巻各3冊ずつあった。流石にもう売り切れてるのかな
岩波文庫をこんなに並べてる店はじめて見たわ
田舎モンですまん
岩波は買い取り制だから規模の小さい本屋だと仕入れできねえもんな
新宿のジュンク堂行ったときは感動したな
俺も田舎モンだから、子供の頃は岩波文庫なんか見たことも聞いたこともなかったよ
・・・なんかすごく罪悪感を感じるんだが
初めて岩波文庫の存在を知ったのは高校の頃、
倫理の竹田先生が岩波文庫「ソクラテスの弁明・クリトン」を全員に渡して(もちろん後から回収したが)
とりあえず読んで来いって言ったときだな
大学の講義みたいな授業だった、テストも作文形式だったし、おもしろい先生だった
東京に来てから古本含め岩波文庫巡りが本当楽しくなったよ
数年前に『椎名麟三全集』を手に入れてからは他の本は買う気が無くなった
今の自分にはこの全24巻だけで事足りている
とりあえず「椎名麟三」だけでもこの先10年は頑張れる気がする
>>226 そういう人もいるんだな。それはその作家を信頼しているからこそできるんだろうな。俺はまだそんな作家に出会ってないが。
ところで、その作家、作品読んだことないんだが、何かオススメあります?
まだ早いんじゃないの
30過ぎたらでいいよそういうのは
待て待て。なぜ30前である前提なんだ。おっさんだっているんだぞ。俺以外にもきっと。
俺33歳だが、今日ラノベ買ってきたぞ
ラノベといえばなれる! SEが読んでいて仕事を思い出して辛い
ラノベはもう既存作家の新刊しか買ってないなあ
人間人間の電波女の最新刊が最後か…
あーけど今月キノ出るのか
ラノベは開拓するのは億劫でなかなか手が出せない
装丁が似てるせいか棚を見ると頭がクラクラする
>>225 近所のツタヤに岩波文庫のコーナーが数ヶ月前に
出来たけど、今日行ったら無くなってた.......orz
ラノベは結局、大半が表紙買いっしょ?
俺はQP:Flapper の絵が好き。
コミケでも必ず最初に並ぶwww
>>232 bk1で注文してやったぜ畜生
Amazonでは在庫無しでプレミアついてた…
>>231 里田和登「僕たちは監視されている」ってやつ
240 :
名前は誰も知らない:2010/10/11(月) 09:28:23 ID:uDh7BFheO
東野圭吾好きなんだけど、「悪人」と「激流」て面白い?
>>240 どこかのスレで、東野は読んでも残るものがないと
けなされてた。
はてなのブックマーク、あとでよむ新聞なんかにそのスレでてる。
自分で読んで決めたらいいんじゃない?
2,3冊だけなら読むのにそう時間はかからんでしょ。
悪人は評価の声高いっぽいね。私は読んでないけど。
メグレと火曜の朝の訪問者/ジョルジュ・シムノン
今年の初めにタル・ベーラを観て以来興味があったシムノンを初めて読む。面白い。
推理小説という形式はどちらかというと嫌いだけど、この作は推理小説としては(メグレシリーズとしても?)珍しく事件も推理もほとんど描かれない。代わりに描かれるのが、オーソドックスな意味での人間関係。
メグレが捜査することが(メグレ自身も含めた)社会の中の人々の描写へとつながり、また捜査のあり方そのものがひとつのほろ苦い人生観の表れとなっている。非常に巧み。
やや大袈裟に言えばこの作は(オースティンやバルザックのような)19世紀的な本格小説の衣鉢を継ぐ作品と言えるんじゃないだろうか。良作。
>>240 『悪人』検索しても出てこないんだが・・・吉田修一?
悪意かな
>>243 まさかこんなところでタル・ベーラの名前が出るとは…
『ヴェルクマイスター・ハーモニー』が好きなんで原作ともども観てみるよ
社会契約論読んでいるんだけど意外と面白いな。
大学卒業してから社会契約論を読むなんて思わなかった。
>>246 タル・ベーラの原作となった作品は邦題『倫敦から来た男』と言って上で挙げたメグレ物ではないです。
一応為念。
映画観る限り話はミステリですが。
>>247 教科書に出てくる系の本は翻訳さえまともなら面白いのが多いよね
君主論(中公)、国富論(中公)、法の精神(岩波)、市民政府論にリヴァイアサン(岩波だけど悪訳)
福沢諭吉の学問のススメなんて本当に面白くてグイグイ読んじゃった
こういう「〜論」ってタイプの本って、一度読んでみたいんだけど
何か小難しそうで中々・・・新書は好きなんだけどね
>250
じゃあ最初に「適当論」から読んでみれば?
角田光代の「明日はうんととおくへいこう」読んだ。
女の奥底の心理って分からないから怖い
>>250 そういうのはちょっとお高いが中公クラシックスがおすすめ。
リヴァイアサンなんかは解説もわかりやすくて良かった
最近、仏教に興味がちょっと出てきたのですが、
仏教の考え方を説明してる本で、初心者にも分かりやすい入門用の本ってないでしょうか?
須弥山と極楽
定方 晟
>>254 ブッダのことばスッタニパータ(岩波文庫)
原典。誰にでも分かることがかかれている原典が一番分かりやすい。
誰かの書いた仏教についての本とか読むより絶対原典読んだほうがいい
『碧巌録』(岩波文庫)
だいぶ前に古本屋で買ったが、難しい
>>248 何か変な勘違いしてました。お心遣いありがとうございます。
面白いエッセイ教えろ
中島らもと東海林さだおは面白かった
>259
「たいした問題じゃないが」
>>259 川上弘美「ゆっくりさよならをとなえる」
吉村昭「街のはなし」
263 :
名前は誰も知らない:2010/10/12(火) 00:35:30 ID:XN08HzdO0
264 :
名前は誰も知らない:2010/10/12(火) 04:07:16 ID:m/5/xcwb0
>>260-263 らもと東海林が面白かった、と259は言うておるのだぞ
本気で勧めているのかそれ???
言うておる(笑)
>>264 ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
怒らないで!
数年間、俺をつけまわす集団ストーカーの思想に
関係のありそうな著者の本を読み続けた。
結局集団ストーカーが何者なのかが分からなかった。
何年もこのスレにヘンな書き込みを大量にするハメになって
最悪だった。
マジレスすると病院行きなさい
>>259 エッセイかは分からんけどナンシー関は今でも面白い
「しゃべれどもしゃべれども」を読んだ。
登場人物の抱えた問題は何も進展しなかったけど、心は前向きになっていた。
おれも前進しようという気になってゲーセンのバイト面接受けてきた。
マイクで盛り上げたりするらしい。結局、堂々としてりゃいいんだなぁと面接の時に分かった。
丸かじりシリーズって200万部売れてるのか
あーくそ
読んでみたい本が多すぎてどれを買えばいいか分からん
もう3時間もアマゾン見てるわ
神永学/心霊探偵八雲6 失意の果てに
泣いた・・・
頼むから、ハッピーエンドで終わらせてくれ
綾辻行人/びっくり館の殺人
つまんない・・・
なにこれ?
本を読む部屋(自室)って、どんな感じだい?
テレビとかパソコンを置かず、神田の古書店みたく
積み上げられた本の山に囲まれて読書に耽る人いる?
というのも、久しぶりに昔の雑誌「BOOK MAN」トパーズプレスを
取り出したんでフッと思った。
>>275 かわいらしい装丁の本ですね。
読んでみたいと思います。どうもありがとうございます。
ブックオフの100円コーナーに大量置いてあるシッタカブッタ
在庫過剰なんかね
一時期すごく売れた本ってのはどうしてもそうなる運命
中学校の頃図書館で読んだな、内容は良く分からなかったけど笑ってた
やたらメス豚に振り回される話が多かった記憶がある
>>274 大学の関係者だったら、基本、本に埋もれてる。でも最近はPCも同居してるのがふつう。
作家の類もおんなじらしいね。
大学の偉い先生がテレビで喋るときに、本棚を背景にするのはやめてほしい
なぜやめてほしいんだい
>>281 松岡正剛とか立花隆みたいな読書部屋。
ああいう感じはそれなりに好き。自室にテレビとかオーディオがあるけど、誘惑されるんだよね。でも排除する勇気がない俺。
4畳半のワンルームだから部屋も糞も無いな
部屋のことや本棚や読む姿勢や椅子やら考える暇があったら、おれはその分全部本そのものについて考えてるわ
287 :
282:2010/10/13(水) 18:47:37 ID:V442LHPI0
>>283 大学教授の肩書や、本棚にびっしり並んだ書物を
発言者の権威付けや発言内容をもっともらしく見せるために利用しているから
大学の先生の部屋って、本棚だらけで乱雑に本ばっかり置いてあって書庫状態になってる人と、
本棚は壁面だけにしてそこそこ片付いてる人しかいない気がする。
少なくとも俺がお世話になった先生の中には、すごくきれいに片付けてる人はいなかった。
逆に、
びっしり本が並んだ本棚がない教授室なり、
研究室の方が少ないだろうな。
女性の教授の部屋は概ね本棚が綺麗かもしれん
お紅茶をよく淹れてもらいます
思い出したけど、一人だけ研究室がホームセンターのDIYコーナーみたいな先生いたわ。
文学部なのに
292 :
名前は誰も知らない:2010/10/13(水) 22:25:48 ID:hwqmWG4h0
僕は高卒だけど読書好きです。
このスレは大卒ばかり?
>>254 まずは岩波新書の「仏教入門」が、原始仏教の成立から描いててお勧め。
読みにくいけど、繰り返し読みつつ 同じくスッタニパータも読むと、
もともとのお釈迦様の教えが見えてきてこれが一番いい。
経典の翻訳もいろいろ読んだけど、
一番いいのは般若心経かなぁ。
しぶいよね。
>>292 俺は中卒だよ (n‘∀‘)η
本を読むのが楽しい日々は幸せだ。
逆に何を読んでも心にも頭にも入らない体調のときは
悲しくて辛い。
>>254 原始仏教―その思想と生活(中村元、NHKブックス)はどうか?
>>254 仏教も色々と派生しているから
上の方が書いているように「原始仏教」と呼ばれる部分に集中させるのはアリかも
どっちにしろ、入門書なら必ず触れられる部分なんだけどねw
ただ、現在の日本に根強く残っているのは、仏教の中でも
とりわけ「禅」と呼ばれる教えの影響が強いから
日本と仏教との関連を詳しく知りたいなら、「禅」にテーマを絞るのもアリだと思う
「仏教」となると、どうしてもインドを中心とした話が展開しがちだからね
あと、余談だし仏教とは異なるけど、余裕があれば「神道」にも興味を持って欲しい
厳密には似て非なるもの(仏教は「教え」・神道は「伝説」に近い)だけど
多少は交わって今日まで残ってきた経緯もあるから。
渡部しょうこうの仏教入門は面白かった
岩波新書の青版
ゼミの教授の部屋に初めてお邪魔したときに、
研究室のドアをあけた瞬間、ドアの裏に積み上げてあった本を崩したのはいい思い出。
299 :
254:2010/10/14(木) 22:10:31 ID:xywhDg+l0
>>293,
>>295-297 仏教関連の本をたくさん教えていただいて感謝です。
今読んでいる本が読み終わったら、紹介していただいた本も読んでみますね。
どうもありがとうございます。
300 :
名前は誰も知らない:2010/10/14(木) 22:45:15 ID:KgQ0HQyz0
>>255 須弥山と極楽って今入手可能かどうか分からないけど
仏教の世界観を図入りで説明してくれる名著ですね。
老舎のラクダの祥子を読み終わった。
何か不運な主人公だったな。
>>292 大学院以上という人も結構混じってると思う。
303 :
名前は誰も知らない:2010/10/15(金) 05:30:23 ID:nfOGbBwn0
高学歴ばかりかよ。
ま、これが現実だよな。
この前、初めて人間失格読んだらさ、
太宰の辛さっていうか、こいつほんとに生きるのが苦しいんだな
っていうのが伝わってきて、辛くて読んでられなかったよ
太宰は正義と微笑が至高
>>292 住人の大半は20代前半ってとこだろうな
>>306 自分は専門卒23才だけどそれはないと思うけど…
挙げられる本を見てると、30代前半位が一番多いイメージ
失われた時を求めて1巻読了
読書に時間を割けなくて1ヶ月もかかった
孤島の鬼読んだ
>>307 挙げられてる本じゃなくレスの内容、文章で判断したほうがいいよ
どうでもいい
どうでもいい
どでうもいい
うどんでい
どんべい
流れぶったぎって悪いが、最近詩が気になってる
大岡信はまだ一篇だけしか読んでないけど良さそうだった
さらりと読めそうな詩でお勧めないかな
いんど
( ´゚д゚` )
>>317 俺の書き込むタイミング悪すぎたな
すまんwww
ワラタwww
詩はあまりわからないけど、室生犀星はなんとなく好きかな
俺は中也が好きだな
詩はいいよね。これからは現代の詩人にも手を伸ばそうと思う
俺は逆に詩を面白いと思ったことが一度もない
日本人ならとりあえず谷川俊太郎先生。
集英社文庫の『谷川俊太郎 詩選集』全3巻はいいよ。
なんでもおまんこ なんてタイトルの詩があるよwwww
おまんこの詩はすげえよなww
俺も谷川俊太郎と中原中也は好きだな
田村隆一もいい
>>322 自分も2年前まで詩のよさは全然わからなかったしまるで興味なかったよ
鮎川信夫は良かった
てか、戦後詩の始まりで、教科書にも載ってるのに
現代詩文庫しか詩集がないってのはどうなんよ
うんこの詩もいいね
あんまり詩の感性がないもんで、詩集は一冊読んで2-3個引っかかるものがある程度だけど
萩原朔太郎とかウィリアム・バトラー・イェイツとか宮沢賢治とかはまあまあいいかな
中原は孤男向けって聞いたような気がする 2chじゃ結構評判いいよな
谷川は確か家に詩集あったはずだし本棚から引っ張り出してくるか
他の詩人も大学の図書館行ったときに借りてみる。ありがとう
俺が詩に興味持ったのはルイス・キャロル詩集の「完璧な裁判」を読んでからだな
視覚的な表現も含めて、短い文章で遊び心を表現できる詩に興味を覚えた
>>322 ブコウスキーの詩を読んでくれ
詩に対するイメージが変わるはず
谷崎潤一郎大好き
別にマゾじゃないし、しいて言えばサディストなんじゃないかと自分では思ってるんだけど
出てくるヒロインが「理想の極致」と思わせるほどに美しいからな
ルックスや財産より、”献身”によって女性との関係を成り立たせてるあたり
「やっぱ男の書いた話だなw」と思うと同時に「もしかしたら自分にも・・・」というかすかな希望すら与えてくれる
関西出身・在住なのに、関西弁フェチになってしまったのは間違いなく谷崎の影響だ
上野千鶴子の女ぎらいを買ってしまった・・・
相変わらずの舌鋒だが、自分の中にもミソジニーがありそうだな
(女性嫌悪というより他者嫌悪だが)
こんなところで千鶴子の名前を目にするとは。
そんなの買うなよ……
村山槐多の詩は結構好き
江戸川乱歩の書斎にずっと飾ってあったという
「カンナと少女」っていう槐多の絵は最高に好き
詩集って買ったことないな
気が向いたら今度挑戦してみよう
テリー伊藤「ペットスナイパー 二階堂達也」読了
ゴルゴ13に憧れてスナイパーになったのに、冷戦が終わったせいで仕事がなく
動物専門のスナイパーになった男の話。死ぬほど下らなくて良かった。
新潮文庫の犀星詩集、福永武彦が編んだんだな!知らなかったよ
福永の小説はオススメですよ
モスラ?
関川夏央の 『中年シングル生活』 ブクオフで100円で買ってきた。
あと前から読みたかった、アゴタ・クリストフの 『悪童日記』 も100円。
いましみじみ読んでる。
>>336 そう、その人です。
ちなみに池澤夏樹の親父でもあります。
小林秀雄のクリティカル・ポイント(『文学のプログラム』所収)/山城むつみ
蓮實的主題を柄谷風に論じた感じで面白い。ただ展開されている議論自体は面白く読めたけど、根本的な疑問が頭を去らない。
つまり、やっぱり小林秀雄って大したことないんじゃね―のっていう。
山城氏は、ドストエフスキーについて書く小林秀雄に反復=批評=創作という境位を見出し、
さらにはそれを超えて書くことが不可能になる地点まで行くところに、小林の可能性、クリティカルポイントを見出すんだけど、
それって単に小林の限界では。
例えば山城氏は、ドン・キホーテの文章を易々と自作に引き入れるボルヘスより、ドストエフスキーを(ズレを含みながらも)必死に反復する小林の方が作家的だと言いた気だけど、
あらゆるテクストを飲み込みながら、それらで虚構の迷路を作りあげるその文体こそ、ボルヘスの作家たる所以でしょう。
もちろん作家のオリジナリティなんて言う陳腐な概念に今さら与するつもりはさらさらないんだけど、それでも作家という存在は先行のテクストに圧倒的に影響されながらも、
それらを幾重ものやり方で果敢に(佐々木中が言う意味での)「書き換え」る地点まで行くから、作家になり得ると言えるんじゃないだろうか。
おそらく山城氏は「小説を書けず、批評に逃げ込んだ小林」という従来の図式をひっくり返したかったんだろうけど、むしろ展開されている議論はその図式を強化しているように見えてしまった。
いや議論自体は結構面白かったけど。
(あと蛇足だけど、後藤明生の「模倣の創意」を論じた蓮實が、山城氏を「つまらない」と一蹴したことに納得した。)
嘉村礒多の「業苦」読んだ
主人公の男は「結婚当時に妻が処女じゃなかった」って事を知って妻と疎遠になって、
処女とヤりたいってずっと思ってて、未成年の女の子見てムラムラしたりして、
そのうちに年頃の処女と知り合って、妻子を田舎に残して駆け落ち
でも生活が苦しくて、田舎の妹から手紙が来て「お兄さまは無責任」とか、
駆け落ちをなじられるし、これからどうしよう、みたいな話だった
難しい漢字いっぱい出て来るけど、文章は読みやすかった
それは中古女大嫌いな俺向けの話かもしれんな。
中古女より童貞男の方がよっぽど鬱陶しいよ
どうもすみませんね
フヒサーセ
中古女って頭の中で再生してみたら、中公文庫が思い浮かんだ。
だからなんだといわれても困るが
中公文庫は合わないけど新書は好きだぜ
装丁がなんか嫌だ
筒井と中公はなんか相性悪い
たしかに中公って文庫も新書もクラシックスも装丁がどうもね
岩波・中公・講談社の新書は良いじゃないか
ただ中公のはちょっと読みにくいんだよな・・・
350 :
名前は誰も知らない:2010/10/20(水) 17:41:38 ID:IdpNmLj40
おススメのエッセーがあったら教えて
できれば内容の軽めのやつがいい
ちなみに、最近読んだ中島らものエッセーは好きだった
東海林さだお 「丸かじり」シリーズ
352 :
名前は誰も知らない:2010/10/20(水) 21:28:49 ID:lqAiP81u0
読んでないけど中島さなえ(らもの娘)
いずれエッセーも出るんじゃないかと思う
「非モテ!男性受難の時代」って新書読んだら、なんかすごい鬱になった。
過去スレで既出かもしれんけど。
ブサイクでコミュ能力ない孤男の俺は激しく絶望した。
タイトルからして鬱になること確実な本をわざわざ読むとはなんたる勇者
タキトゥスの著作「年代記」、「アグリコラ」、「ゲルマーニア」を読んだ。
年代記は暗い内容で途中嫌気が差したりしたが、
丁度その時タキトゥス自らの弁解が本文中にあって笑えた。
ゲルマーニア中のゲルマン人の風俗の描写も笑えた。
神聖な森で転んだら、起き上がらずに転がって出ていかなければならないとかw
>>350 穂村弘『世界音痴』『本当はちがうんだ日記』
358 :
名前は誰も知らない:2010/10/21(木) 01:03:42 ID:BDTKFmj8O
岩波文庫青ラベルから出てるセネカ「生の短さについて」を読んでる
実践倫理学というだけあって処世術や生き方をズバリ教えてくれる貴重な本だ
古典は素晴らしい
>>358 俺も最近読んだばかりだよ。
最近訳が新しくなったんだよね。
ストア派の考え方は参考になるところが多くて、素晴らしい。
360 :
ε=┏(*゚▽゚)┛:2010/10/21(木) 04:22:46 ID:JbbVaiBcO
ソドムの120日((笑))
361 :
名前は誰も知らない:2010/10/21(木) 13:28:12 ID:+7KI5YZwO
サドも悪くないけどバタイユ読んだ方が面白い
>>357 穂村弘の短歌好きだなー
ちょっと古く感じる部分もあるけど
このリア充が!!ってなるとこもあるけど
穂村は短歌より短歌評論の方が向いてる
歌論は鋭い。現在では短歌評論の第一人者といってもいいぐらいなのでは
実作は表現に凝るあまり中身のない歌が多くてな
代表作「終バスにふたりは眠る紫の降りますランプに取り囲まれて」あたりはほんとうに素晴らしいけど
短歌に中身を期待する…だと…?
365 :
名前は誰も知らない:2010/10/21(木) 20:39:47 ID:h4YUOr9V0
和歌=短歌?
和歌≒短歌?
和歌≠短歌?
>>358 ゲーテ派の俺も読めるかな?
最近開高健が面白い。
367 :
名前は誰も知らない:2010/10/22(金) 03:20:43 ID:2yKpXZt6O
村上春樹のIQ84て面白い?ノルウェーの森は読んだが読みやすいな程度で特につまらなくも面白くも無かった。
主に東野圭吾ミステリー全般が好きなんだけど合いそうですか?
安部公房の壁は俺には難解すぎた
369 :
ε=┏(*゚▽゚)┛:2010/10/22(金) 07:07:56 ID:bNaSWx1a0
ドグラマグラ((笑))
トマスピンチョンの全集が出てるらしいが
メイスン&ディクスン読んだやついる?
メイスン&ディクスンは初邦訳らしいが値段高すぎて手が出しにくい
今日は本を買いに行く日だ。
何かあるかなー
ピンチョンなら、まずは最近文庫で復刊された「競売ナンバー49の叫び」からでいいんじゃない
俺は競売ナンバー読んでもういいやってなっちゃったなーピンチョン
374 :
名前は誰も知らない:2010/10/22(金) 14:12:12 ID:zamGOlRc0
全集は図書館で借りようと思ったが、田舎のせいか蔵書リストに入ってない。
リクエストすれば買うなり相互貸借するなりしてくれるんだろうが、
俺も競売ナンバー読んだかぎり、そこまでしなくていいかなという感じかな。
新宿紀伊国屋行ってきたけど、上から順に廻ってたら自分の好きな理科系の階に付く頃にはへとへとになって
結局何も買わずに帰ってきたわ。
昼飯代なんか本に回したいくらいだし
あ、いや、電車代500円無駄にしたわけか。新書の足しに出来ただろうな。
しゃぁないが
ピンチョンさん初めて知ったけどググってみた限りだと
変すぎて凄すぎて面白そうじゃないか。今度読んでみよう。
一番評判良いのはV.らしいけどなぁ
競売ナンバー〜をもっと複雑にした感じってのがな・・・
めちゃくちゃ疲れそうだ
V.かと重力の虹とかと違って、帯のあらすじ読むかぎりでは
通俗小説っぽいんだよな>メイスン&ディクスン
>>375 大型店は先に自分の目的のコーナーから行かないと
埒があかないぞ。
中小規模店と同じように見てまわると、疲れるだけ。
大型書店で2-3時間かけてじっくり巡回するのが週末の楽しみになってる
普段のコースは結構絞ってるけどたまにコースから外れた時の出会いが新鮮
よっぽどでかい書店じゃなういとダメダナそりゃ
もうすぐ神保町の古本まつりですよ
神保町って本当好き。遠いからあまり行けないけれど
読書の経験がほぼ無いので、読むのが遅く、漢字も読めない。いちいち調べながら読むんだけど、1ページ読むだけでかなり時間かかる。読書に向いて無いと気付いた。
孤独でやること無いから読書だ!と思ったけど、頭が悪いから本も読めないです。皆さんは頭が良いですね。尊敬します。
とりあえず浅田次郎の孤高の人上巻読み終えた。
孤男ってやっぱり変態なんだなと思った。
386 :
名前は誰も知らない:2010/10/23(土) 08:02:20 ID:jh+DlPIX0
>>384 読めない漢字や知らない言葉なんてスルーしろ。
とにかく文章を読む事だけに集中しろ。
一般的な本の内容は、これでも十分理解出来るからよ。
ふりがなふってある本から始めれば良いんじゃない?
自分のレベルに合った本から始めれば良い。
青春小説とか難しい漢字少ないし読みやすくて面白いよ。
自分の境遇と重ね合わせて鬱になる事もあるけど。
389 :
名前は誰も知らない:2010/10/23(土) 08:23:18 ID:jh+DlPIX0
俺も無学だから知らない言葉にバンバン遭遇するけど、
そういうのに躊躇わずマーカー入れていって
徐々に日本語を覚えてお気に入りの表現とか出来ていくのも面白いよ。
文章書くときに自分の語彙の少なさに辟易する。
本を読んで「なるほど、こういう場面でこの言葉は適切だ」と思っても、自分が書くとなると出てこない。
392 :
名前は誰も知らない:2010/10/23(土) 11:46:15 ID:jh+DlPIX0
作者ごとに頻繁に使う言葉があったりするよな。
文体で作家判るようになると結構うれしい
今は便利な時代になった。類語辞典や、〜で始まる言葉or終わる言葉での検索とか、
足りないオツムでも時間さえかければ、ただでかりそめの語彙力を駆使できる。
でも用法の妙という奴はやっぱセンスだね。簡単な言葉で意表を突かれると物書きは違うなと思わされる。
神保町バージンな俺に誰か古本祭りkwsk
京都も11月頭に知恩寺で古本まつりある
読み易い本から読んでいきます。
綿矢りささんの小説は古い言葉や難しい漢字も無さそうだったし、読みやすそうだったから、bookOFFで買ってきました。
どっちにしても辞書を使う読み方はやめたほうがいいよ
本当にどうしても分からなくて気になるとかいう場合以外は
小説なんて流れだから
読書を続けるうちに語彙は増えていくと思うから気長にやってけばいいと思うよ。
どうしても引きたくなったら電子辞書があると楽だね。
語彙と文章力と読解力は間違いなくついた
考えをまとめて文章にするだけでも、明らかに昔とは本質的に変わったとは思う。あくまで主観だけれどw
あと、日常会話でもら抜き言葉や表現の重複(違和感を感じる、過半数を超える等)は、意識して使わないようになったかな
ただ、他人が使っているのを聞くと少し苛々してしまう矮小な性格には拍車がかかったとは思うw
俺はむしろ言葉に寛容になったな。言葉なんて通じりゃなんでもいいんだ。
(ただ、脱線は本線を知ってこそ楽しめるとは思うが)
「頭痛が痛い」は重複だからおかしいんじゃない。馴染んでないからおかしいんだ。
「違和感を感じる」はみんな日常的に使う。慣れてるのでおk。
それどころか日本語としてほんとにおかしいのか?という議論もある。
http://torafuzuku.exblog.jp/6911915/
違和感を覚えるでいいじゃん
ナボコフは小説読むのに辞書は必須だと言ってたみたいだけどね。(金井美恵子の本より)
まあ当たり前でしょう。
小説は流れとか上っ面の話さえ追えれば小説を読んだことになるとでも思ってんのかね。小説を舐めすぎ。
ナボコフの文学観だと、「小説は細部が全て」らしいからね。
ちょうど今『賜物』を読んでるんだけど、一字一句味読してるからまったくページが進まねえw
ただ、ミステリに代表されるような筋の妙を愉しむ部類の小説なら、さくさく読んじゃうのもアリだと思う。
まあ小説の愉しみ方なんて「人による」の一言だとも思うけどね。
お前は娯楽である小説を大袈裟に捉えすぎだ
みんな別に文学評論する為に読んでる訳じゃない
俺は流れで読んでるけど。文字を追うことが一種の精神安定剤みたいな感じだな。
今、保坂和志のカンバセイションピースって小説読んでるけれどまさに文字を追うための小説って感じ。ストーリーも何もない。
大江健三郎は仰向けになって本を読むとき、腹の上に「広辞苑」の入ってる電子辞書を置くらしい。『チェンジリング』に書いてたな
全く辞書を使わないのも問題だし、かといって引きまくるのもどうかと。どうしても知りたい言葉を調べる程度でいいんじゃないだろうか
今日は「悲憤慷慨」という言葉を覚えた。
410 :
名前は誰も知らない:2010/10/24(日) 13:53:31 ID:eT3WTUYm0
翻訳でもったいぶった難しい語彙とか当て字を使われるとむっとしてしまう
このスレはバカしかいないのな。
「小説なめるな!」
ナボコフってドストをクソとか言ってたり異端でしょ
それなりに真っ当だし筋は通ってるとは思うけどね
翻訳文学なんてそれこそある程度の細部の切り捨てが入ってるわけだし
流れはどうでもいいけどナボコフの青白い炎は復刊してほしいんだが
初期ギリシア哲学者断片集を読んでる。
デモクリトスとレウキッポスは面白い奴だ。
彼らの唱える原子論は現代の原子論とは違うし間違ってる点も多いけど、
実験に依らず、頭の中だけであのような説をひねくりだしたとしたら、
それはそれである意味凄いと感じた。
その姿を想像すると笑えた。
416 :
名前は誰も知らない:2010/10/25(月) 09:38:35 ID:HY5dNk2C0
初めて見る難しい言葉なんて、辞書を一回引いたぐらいじゃ覚えねーよ。
しかもそういう難しい言葉ほど、ストーリーには関係のない風景描写で使われてたりする。
小説の細部を理解することと、難しい言葉を理解することは、イコールではない。
しかも細部なんてすぐに忘れちまう。
「頻繁に見聞きするけど、意味が分からない言葉」だけを辞書で調べれば良いと思う。
ヤスパース大好きだっちゃ
哲学者の?精神病理学者の?
>>418 ?カール・ヤスパースだよ。ヤスパースって他にもいるの?
彼は哲学者であり、精神病理学者であり、政治学者でもあったけどね。
吉村 昭 新潮文庫
高熱隧道 戦艦武蔵 零式戦闘機
高熱隧道は特にはまり一気に読み切ってしまった。
機械もろくにない時代に、高温の岩盤を手掘りに近い作業で掘っていく話。
かなりマニアックだけど、おすすめ。
>>420 吉村昭良いですよね。
特別文章が上手いってわけではないけれど、淡々とした贅肉のない文章が心に響く。
記録文学ももちろん面白いのですが、私は短編作家としてより評価しています。
422 :
名前は誰も知らない:2010/10/25(月) 23:24:02 ID:d+wbNx82O
ソローの『森の生活』のような生活がしたい
孤男にはぴったりなライフスタイルだと思うが
いろいろとありがとうございます。電子辞書は無いので分からない漢字は携帯で調べてます。
読むのが遅くて、漢字も分からないのが多いのでなかなか進まなくて焦れったい感じだったし、読む気が失せる事が何度もあったけど、なんとか一冊読み終わりました。
ストーリーにグッと引き込まれてからは読むのが遅いとか分からない漢字とかはそれほど苦にならなかった。
小説の面白さが分かった気がします。
海外作家とかヘミングウェイとカミュしか読まない。頭悪いから登場人物が把握できない
安部公房の「他人の顔」読了。相変わらず難解で三島作品などでも軽く思えてしまう。
「飢餓同盟」ぐらいしか一回で雰囲気掴めたのが無いw「魔法のチョーク」は面白かったけどね
海外作家はディックとブッツァーティが好き
>>426 ブッツァーティの短編読んだら上手さに驚いたわ。
「神を見た犬」に収録されてる「天国からの脱落」のエルモジェネが凄く人間臭くて好き。
海外作家は有名どころにハズレが少なくて嬉しい。
本屋へ行ってカミュとかヘッセ、オーウェルくらいの知ってる名前を探すだけで名作に出会える。
小説は古典だけだなあ
伊坂とか村上なんて読む気しない
例外は大江健三郎
>>421 吉村 昭は記録文学からけっこうはまった。
歴史は歴女とかいって戦国時代がもてはやされてるが
おれは近代史が好きだな。
哲学者とオオカミ マークローランズ
アホだから全然頭に入らねw
文字だけ読んで、ブレニン(狼)とのくだりで泣いてる
431 :
名前は誰も知らない:2010/10/26(火) 17:50:52 ID:I9geYLoY0
漫画描くけど漫画は読まない。
日本の近代小説をよく読む。
>>425 闖入者とか一人暮らしの人が読んだら怖くなりそう。
人間そっくりとかも面白いよ。
「アステリオーンの家」の主人公はやっぱり孤男ってことになるかなぁ
>>389 まじでw ずっと浅田次郎だと思ってた。誰だこのおっさんはw
>>434 新田次郎は「国家の品格」「若き数学者のアメリカ」でおなじみの藤原正彦の父親なんだぜ。
新田次郎「八甲田山死の彷徨」おすすめ。
映画の八甲田山もおすすめ
死の彷徨はゾッとする。
夏に涼むのもいいが、これから夜にでも読むといいだろうね・・・
八甲田山や若き数学者はいいね
>>436 八甲田山死の彷徨はやっぱり冬に読むのがいいと思う。
当方北海道在住なんだが、真冬に布団に包まりながら映画「八甲田山」を見るのが毎年の恒例行事になりつつある。
新田次郎といったら、武田信玄でしょ
中学生のときに読んだな
>>434 もと気象庁の富士山測候所の職員だった方。山登りの小説を買い始めて、その道の達人。
歴史小説もちよこっと。奥さんが戦後、満州からの引き上げの時の体験を手記で出して大ベストセラー。
それで張り合って書き始めたらしいよ。息子は数学者で、お茶の水大の教授だった。
こっちもエッセイたくさん書いてる。藤原正彦の名前で。新田さん、本名は藤原さんだから。
>>440 >奥さんが戦後、満州からの引き上げの時の体験を手記で出して大ベストセラー。
「流れる星は生きている」は数ヶ月前に読んだ。
壮絶な物語だった。母親って偉大な存在だと改めて思ったよ。
親孝行しなきゃなぁ
>>417 ヤスパースってどんなこと言ったひとなの?
今日も少し大き目の本屋に行ってきたんだけど、
端から端まで本のタイトルだけを4時間掛けて見て廻っただけだった。
どうしたら興味のある本にめぐり合えるんだろうか
そういやハルヒの続きいつ出るのよ
>>445 今年中に出るという話だったんですけど、スニーカー文庫の12月のラインナップにも見当たらない……
つまり未定ってことですかね
>>446 そうなん?えらく待たせやがるぜ
でも長門の敵サイドが出てきたあたりから正直アレな感じが
>>443 あまり堅く考えすぎないことが大事だと思う。読んでいくうちにいつの間にか見つかっているものでは?とりあえず何か一冊手に取ってみたらどうでしょう。
レビューサイト巡りが無難じゃね?探せば自分と志向の合った人もいるでしょ。
そういうのを参考にすればいい。
>>435 >>440 お前ら詳しいなw そうか有名人なのか。一応下巻も読んでみるよ。山が得意なんだな。
俺も本屋行っても大抵ピンと来るのに会えない
んで猫と名のつく本を買って帰ってしまう
読書量はあんまり増えてないけど猫の写真集が増えました
452 :
名前は誰も知らない:2010/10/29(金) 13:18:54 ID:TtvBcmES0
まずは好きな本をアマゾンで検索しな。
それで商品ページの「この商品を買った人はこんな商品も買ってます」というリンクに載ってる本をチェック。
そこには同じ系統の本が沢山載ってるからね。
その繰り返しで面白そうな本に出会える率が上がる。
本屋行くより図書館行った方が良い出会いがあると思うよ
新刊だけじゃなく古い本も、普通の書店には置いてない類の専門書も置いてあるから
面白い一般書を探してるなら
図書館の書誌の棚にいってみな(分類番号が020の場所)
そこにその道の評論家などが執筆したブックガイドの本がたくさんあるから
それに載ってる本の中で気になるものを読むといいよ
そうやって少しずつ本の世界を広げていけばいい
専門書を探してるなら、amazonで適当に専門用語で検索かけて
出てきた専門書のページにあるオススメの本とかリストのリンクを辿って
関連書を芋づる式に探し出していけばいい
本って、鉱脈のようなものがあるから、それを発見することが大事。
いきなり本屋や図書館の棚に向き合って、適当に選んでも行き当たりばったりで
本同士の横のつながりだと読書の奥行きとか
あまり知られてないが知る人ぞ知る名著のたぐいだとかは発見できないからね
ベストセラーばかり読むのも退屈だしさ。
ネットのレビューサイトでもいいけどブックガイド、レビュー本の方が
内容濃いし情報も正確。
基本中の基本だけど知らない人がいたら参考にしてみて。
>>454 大して興味の無い本も読めてしまうものなのですか?
自分は好みど真ん中じゃないと全く、文字が文字に見えないタイプなので・・・
図書館にある本で読める本はもう無いです・・・10数冊借りたけどまともに読めたのは2冊だけだ・・・
>>455 なるほど。確かに西洋哲学系や、自分の好きな理科系で「それっぽいもの」を手にとって読んでみてもイミフでした。
木を見て森を見ずというか、全体をまず把握しておくのですね
020かは忘れたけど、あの辺に置いてある作家の本棚写真集みたいなのがおもしろかったな
壁面を本に埋め尽くされた部屋って憧れる
神田の古書店を散策するのが楽しいよね。
背表紙眺めながら、あれこれ手にとって立ち読み。
そんな中で、面白い本に出会うことが多い。
高価な本、安価な本、古臭い本との出合いが嬉しい。
地方に住んでるから、年に1,2回ほどの楽しみだけど。
>>457 西洋哲学は、本人の書いたものより、伝記や自伝なんかからがええよ。講談社の現代新書から出ている「ヴィットゲンシュタインの思い出」なんか、すごく面白いよ。
東野圭吾の秘密を酒を飲みながら先程読み終えたんだが、
憂鬱になった
>>459 2週間に1回は神田で本を探している。安い本しか買えないけどw
水嶋ヒロの小説感想頼む
俺は買いたくない
てかまだ発売してないか
そうなの?
だったら完全な出来レースだろ。あほらし。
白けるわこういうの。
この賞今回の件初めて知ったんだけど2000万てすごいね
第一回 創設された初回だしもちろん大賞作品あり
第二回 大賞なし
第三回 大賞なし
第四回 大賞なし
第五回 水嶋ヒロ大賞受賞
ニュー速より
先日、所属事務所「研音」を退社した俳優・水嶋ヒロ(26)の今後の活動について、
28日発売の「女性自身」が報じている。
来年初めには、小説を出版することが内定しているという水嶋。
さらに将来の夢は妻の絢香(22)に・・・?
同誌によると、水嶋の知人は作家転身について「大手出版社から、
来年初めに小説を出すことが内定しているようです。
すでに書き上げたデビュー作は、ドロドロな男女の感情を描いた恋愛モノらしいですよ。
絢香との恋愛を書いた自伝的なものではありません」
「この小説を含めて、すでに5作品ほど書きためているようです」と、明かした。
>来年初めには、小説を出版することが内定しているという水嶋。
汚い世界だなホントに。
今後ポプラ社の本は意地でも買わん。
ゲーノージンの駄文なんぞハナから興味ないわ
>>471 2000万もらったとしても、著作権がポプラ社のものになるんだったら、決して高くないかも。
印税まるごと出版社でとるのなら、案外作品の出来次第だけど、おつりがくるよ。きっと。
473 :
【大吉】 :2010/11/01(月) 10:28:24 ID:JL6sgbIZ0
いつ発売するの?
水嶋ヒロ 賞金2000万円は辞退 wwww
ちくしょう・・・これだからイケメンは・・・
この流れどーでもいいんだが
じゃあお前が別な話題出せよボケ
477 :
名前は誰も知らない:2010/11/01(月) 16:07:46 ID:TIpaUPYc0
たとえ才能と実力で優れた作品を書いても
コネ、出来レース、ゴースト とか陰で言われ続けるんだろうな
内容に少しでも粗があれば普通の作家以上にこきおろされるだろうし
最早茨の道だろ、納得して書いてるのかなコイツは
水嶋ひろより爆笑の大田の小説のほうが読みたい
ポプラ社は小説なんかより絵本出してくれ
つーか、水嶋ヒロって誰なんだ? マジで知らないんだが
481 :
名前は誰も知らない:2010/11/01(月) 20:36:57 ID:TIpaUPYc0
水嶋ヒロきゅん完璧超人すぎるな。
もしこれでJディラやDday Oneばりにシブいビートのインストアルバムとか出された日にゃ、もうケツの穴貸すしかなくなるわ
>>480 ダメなのか・・・
ちょっと期待したんだが・・・
離婚してから女いらね、だったのに
年下の子と知り合って半年後に付き合い始めて
すべて上手くいってると思った矢先
音信普通になった。
連絡を取る術はあるが、さすがに追いすがるつもりはない。
ただ気持ちを落ち着けるために酒と「沈黙」
パードレ……
>>480 もう買った
元々ファンだし楽しめると思う。期待はしてるんだよね
>>484 彼の考え方が好きかどうか以前に、小説として読んでて違和感あると思う
太田光は好きなんだけどね・・・
数年間、何作も書いて色んな賞に応募してたけど、受賞に至らず。
↓
しかしついにポプラ社から受賞の連絡が来る。
↓
「やったぜ!俳優なんてやめてやる!これから作家で食ってくぜ!」
↓
所属事務所を退社。「これから作家で食ってきます」宣言。
↓
世間「ホントに作家なんてやれるのかよあいつ」
水嶋「ププ。まだ世間には発表されてないけど、ポプラ社の大賞とってんだよね、俺!」
↓
マスコミ発表 ←いまここ
・・てな順序なのかと勝手に想像した。
作家宣言する前に、ポプラ社の受賞結果を知ってたんじゃないかな。
そうじゃなきゃ作家宣言する根拠が無いし。
仮に出来レースだとしても、まあ、出来レースに選ばれるだけの価値がある存在ってことだな。
どっちにしろ、おれらとは生きてる世界が違うよな。
キャラも在るんだろうけど太田自分でやたら持ち上げててアイタタタだったな
太田より水嶋ヒロの小説の方が面白そうw太田嫌いだしw
ポプラ社だったら少年探偵団シリーズだろ、やっぱり。
シュリーマンの「古代への情熱」読み始めた
太田って「道化を装った策士」と自分で思ってそうだけど、実際にはただ極論吐いてるのが面白かっただけだしね。
太田が知識人気取りで出てる番組見てると気持ち悪すぎてみてられない
何の話だよスレタイ読め
芸能人の文筆活動なんつーのはよほど才能が無いとね。
単なる商魂、あるいはステータス作りと言われちゃうわね。
町田康くらいかなー。本当にすばらしいと思えた才能は。
大槻ケンヂと川上未映子あたりもいつか読んでみようと思ってんだけど、どんな感じ?
大槻は職業上バンドや青春もの多いかな?
3作品ぐらいしか読んでいないけど「ロッキン・ホース・バレリーナ」はキラ☆キラを彷彿された
安部公房大体読んだし最後に「闖入者」読むかな…
ラノベで十文字青の「なんちゃらのストライナー」も読もう
大槻はまぁ良いとは思うけど
やっぱ詩の才能のほうがあると思う
ジュブナイルって感じかなぁ
エッセイのほうが好き
497 :
名前は誰も知らない:2010/11/02(火) 19:45:23 ID:B1OS11knO
太田光
498 :
名前は誰も知らない:2010/11/02(火) 20:25:40 ID:2ng2vgeI0
ポプラってゾロリのイメージしかないんだが……
ズッコケ三人組
途中から絵の人が変ったよな
501 :
名前は誰も知らない:2010/11/02(火) 21:53:37 ID:Qs+XFsMKO
亡くなったからな、前田さんだっけか。
つうか「フリーター、家を買う」って原作有川浩だったんだ、有川浩ならなんだかんだハッピーエンドになるな。
>>498 当年42歳の俺にとってポプラ社のマイベストは青葉学園物語だった
>>501 同じく有川浩の「三匹のおっさん」もドラマになんねえかなぁ、と
俺は密かに願っているんだ
503 :
名前は誰も知らない:2010/11/03(水) 01:07:19 ID:3UyEWVFH0
ポプラ社もTV、新聞、雑誌、ネットで社名露出しまくりでウマウマだろうな
辺見庸『もの食う人々』
まだ読んでる途中だけど、タイでネコ缶が生産される過程が描かれてた。
大体は想像してた通りだが、目を逸らしたくなることだ。
日本での反省論が工場の仕事を減らすので迷惑という記述も良いと思う。
著者は小説家らしいが、芥川賞受賞作が絶版とは…粗筋からして面白そうなのに
芥川賞受賞作って半分以上は絶版じゃなかったか
辺見庸ってNHK教育のETV特集とか日曜美術館で写真家を語ったりしてるが面白かったよ
ブックオフで105円セールやってたから沢山買ってきた。
有名だけど実は読んでない本を中心に購入
神田古本まつりを楽しんできた。
故あって最終日の今日しか行けなかったが、充実した書店巡りと買い物ができた。
やはりまつりのときは品揃えが違うなぁと実感。
人生初の古本まつり行ってきた
古本よくわからないから結局岩波文庫と新書くらいしか買わなかった
でもあんなに本がある空間はwktkする
神保町で3年くらい働いてたが忙しくて一度もまともに見てないや。
もったいなかったなあ・・
>>504 「もの食う人々」は漫画化されたのも公立図書館にありますよ。
政府、体制に対してかなり流れにさおさす姿勢が強いので、売れる売れないより、気に入らないと思っているボスたちが多すぎるのでは・・・
このように、誤用は市民権を獲得して行くのであった
513 :
名前は誰も知らない:2010/11/04(木) 14:02:42 ID:Hk3YqdsU0
知に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
流れに棹さして船の速度上げた経験なんて誰もないだろ?
感覚的に
>>511の使用法になるのは仕方がないのである
のである
藤原伊織って名前かわいいな。いおりんハァハァ。
古本市場で『ダナエ』買ってきた。
もの食うって民俗コーナーでいいのかな?面白そう
ルポ・ノンフィクションコーナーだろう
まあ食生活コーナーにもあるかもしれんが
俺は出版当時読んだけどイマイチだったが
そっか。ヒマだから立ち読みしてみるw
いや、文庫になってるだろ
そこから先は自分で検索してほしいが
純文学ならサン=テグジュペリ『夜間飛行』がよかった
ラノベなら犬村小六の『とある飛空士の追憶』がよかった
伝記(?)ならルデルの『急降下爆撃』が訳はともかくよかった
パイロットもので良い小説無いかな。誰か知ってたら頼む
522 :
名前は誰も知らない:2010/11/04(木) 19:51:48 ID:/VQeeZTb0
スカイクロラシリーズ
カブのイサキ
パイロットもの?
大石圭「邪な囁き」
>>522 ぉぉ漫画まで。ありがとう、探してみる
>>523 ホラーか・・・怖くないといいんだが。d
パイロットもので小説かぁ。
ノンフィクションなら沢山読んだけど、そういう小説はあまりよんでないな。
とりあえず、思いついたものは
城山三郎「忘れ得ぬ翼」、「一歩の距離―小説 予科練」
パイロット?
鳴海章がたしか航空もの沢山書いていた
パイロットの小説って雪風とか?
辺見庸はタイトルは忘れたけどある高貴なお方を本名の呼び捨てで呼んでる
文章があって、その文章を初めて目にしたとき、思想云々とか抜きにしてこの人は
ものすごい境地に達しているんじゃないかと衝撃を受けた
最近はガンに冒されているようで、なんとか元気になって欲しい
自動起床装置は絶版と知らず本屋で探してなかったので諦めかけたところ
学校の図書館にあったのでちょっと嬉しかった記憶がある
裏の図書カードを見たら、購入されてから数年、一度も誰の目にも触れずひっそりと
本棚に鎮座していたようで、それもまた感慨深かった
殺戮に至る病
たまにはミステリも面白いね。叙述トリックは好きだな
お前らどんな場所で読んでるの?俺、家だと全然読めない…というか読む気にならない。
通勤電車の中とかだと集中できるんだよな。
余は耳栓を耳に入れて雑音を排する方法をとっておる。
耳栓はピップのイヤーホリデイである。
山田さんの息子さん知っとるぅ、えらく器量好みで四十になった今になっても彼女一人おらんのやて
へえ、それはたいそう自信のある人なんやろうなあそんなんなら、それでどういう人なんやろ息子さんは
それが私も見たことないねんどんな人なんやろ
数日後
あれ、あれ山田さんがおるで、どないしとるんやろなあ男の人連れて、話しかけてみよ
あらあこんにちは木村さん、これは息子の孝雄ですう今そこの料理屋で食事をとったとこやねん
あらこんにちはあ孝雄さん、どないですか、ええと(慌てて)すんませんこの後用事があるんで、おいとましますう
(えらく冴えへんやなあどうしたこっちゃ)
奥さん奥さん、見ましたあ?あれで器量好みてどういう了見なんやろなあ、ほんまに
ええ…ああ、いやあそれはちゃいますよ奥さん、あの人は器量好みやないで
なんやて、この前そう聞いたはずなんやどなあどうしたこっちゃろ
ちゃうちゃう、器量好みはあってんねん。相手側がブサイクを受け付けんのや
今年になってちょくちょく物を作ってたんだけど
素人芸からちょっと脱皮してきたかな
酒を飲みながら読書というのに憧れるが
アルコールが入るとすぐに頭が働かなくなってしまうよ
俺も酒に弱くて困る。
でも、酒に関する本は面白いと思う。
飲めないのは辛いけどいろいろ読んで知るのは何故か楽しいんだよな。酒は読み物
酒いいよね。ウィスキーが好きだけど俺も飲めない。味は好きだし調べるのも好きだ。
「無限の不思議」を買ってきた。理科系の本だが単なる読み物系だ。楽だし面白い。
こういうのもありだな
ジーキル博士とハイド氏ってやつ裏表紙でネタバレしてるんじゃねえよ!
有名な話らしいが俺みたいに全然話の内容知らない奴もいるってことをわかってねえのか
出版社のおごりだなこれは
まあネタバレされてもそこそこ面白かったからいいけど
新潮の『白痴』で同じことがあったな。ヒロインが刺されちゃうとかネタバレすぎる
ジキルとハイドは青空文庫で読んだ記憶があるな
あれはミステリ系の分類でいいのだろうか
どこかでSFとして扱われてたような
名作って読んでなくても結末知ってたりするもんな
>>538 そうだよ!パイプ煙草吸ってるようなおぢさんの驕り!
久々に大型書店に行けたが、
色々と新しい本が見つけられて良かった。
結構刹那的な生き方をしたいのだが
それに導いてくれるような本はあるのかね
高田純次あたりの本??
547 :
名前は誰も知らない:2010/11/07(日) 13:11:02 ID:W621u+dTO
フロイスの日本史みたいな外国人の日本滞在記、観察記録、あるいは紀行文といった本を片っ端から教えて下さい。
クレクレですいません。
まかせろ
知的な孤男になりたいんだが岩波新書でも読めばいい?
青・黄・旧赤の岩波新書は良い、最近のは玉石混交
アベレージは中公新書の方がいい
あるいは文庫クセジュ (文庫という名前だが新書サイズ)
文庫ならちくま学芸・講談社学術・岩波を勧める
なんか外国の人が書いた怠けることを推奨してた本があったんだけどタイトルが思い出せない
>>547 講談社学術文庫と平凡社の東洋文庫を片っ端から探して下さい
講談社学術文庫たけー
ラッセル?読んだことないからわからんが
岩波文庫も高くなってきてるし、講談社学術も文芸もちくま学芸も高いし、文庫=廉価という印象はだんだん薄れてきてるね
どこもあんま需要がないやつだから仕方ないっちゃ仕方ないわなぁ
まあ岩波はプラトンの国家論が上下で2000円越えとかどうかと思うが
そういうときのために図書館
「怠惰を手に入れる方法」でした
>>553 >>558 ありがとうございます。その2冊も読んでみます
>>547 シュリーマンの江戸・清国滞在紀
現代の日本でいいなら、アレックス・カーとか
あと、
まだ読んではないけど、イザベラ・バードの明治日本を滞在したのも有名かな
561 :
名前は誰も知らない:2010/11/07(日) 19:44:29 ID:W621u+dTO
渡辺京二の「逝きし世の面影」もその方面でお薦め
563 :
名前は誰も知らない:2010/11/07(日) 20:10:42 ID:Sw11dKxF0
洋邦・ジャンル問わず色々読んできたけれど、
俺には江戸川乱歩の変態小説が一番だわ・・・
エロ・グロって人間の本質だしな。
乱歩いいよね
角川文庫で集めてる
乱歩は文章が読みやすいからな
キチ○イグロ小説だけどペロリと読める
ペロリと。
それがすげえw
春陽堂の乱歩ものの表紙は妙に凝ってる
一見すると不気味だけど、じっくり眺めたくなる
乱歩の挿画といったら竹中英太郎だね
仕事の合間合間に青空文庫で芥川と永井荷風の短編と随筆を読んでる
時代に取り残され、背を向け、懐古でもなくただ諦観の冷めた文章にホッとする
仕事始めてから読書が非常に楽しい
学生時代よりも本読むの好きだったけど今はそれ以上だ
やることがないから読書していたらそれがいつの間にか強迫観念めいたものになった
楽しいからいいけれどさ
俺も仕事の待機時間が長いのでいろいろ読んでる
家に居るときはネットばっかりで一切読んでないけどそれでも
読書の習慣が付いたのはいいかなと思ってる
572 :
名前は誰も知らない:2010/11/09(火) 22:41:05 ID:ZHneiA1w0
>>565 そう。内容は「狂気」なのだが、文章は平易で読みやすい。
そこが夢野久作辺りとは違う。
俺は馬鹿だから『ドグラ・マグラ』なんて何回読んでも理解できないw
ドグラマグラは青空文庫でただだから読もうかな。
「ドグラマグラ」は、枝葉を切り落とした映画版から入るとわかりやすい。
本は一気に読めないから。
575 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/10(水) 19:53:33 ID:EVcSlNUaP
「アナーキー・イン・ザ・JP」
非常に面白いんだけど、時代設定が若干古臭くも感じる
青空文庫使ってる人に質問なんだけど、どのビューアが使いやすいの?
新時代の文化と言うかサブカル特集をしてたユリイカの9月号読んでた
全体的に情報網とツールの発達で色んな垣根が取っ払われたから新しいフレーム欲しいねって感じの内容だった。
批評もいいけど一体誰が実践するんだろう。
後ろの方でさわやかが日本のゲームは物語への欲求でありコミュニケーションに欲求だって主張して、
そこでエロゲとDQやFFが同列で並べられててなんか面白かった。
それにしても初音ミクはゲームなのだろうか。
福嶋亮太の「神話が考える」を中心に据えた座談会見たいのも載ってた。
福嶋の本は読んでも言いたい事が良く判らなかったが皆そうだったのだと知って安心した。
578 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/12(金) 00:14:07 ID:f0A2YNMNP
初音はツールでしょ
初音は楽器
東大法学部卒の著者が「私は決して頭は良くありません」ってナメてんのかw
高学歴だからって頭が良いわけじゃない
とか言う気もうせるなw
>>576 iPhoneのi文庫かSkybook、豊平文庫のいずれか。
またはiPadのi文庫HDもいいな。
583 :
名前は誰も知らない:2010/11/12(金) 21:38:56 ID:vfKtyAqu0
池田晶子『無敵のソクラテス』
今年一番は川上未映子のヘヴン
二番は平野啓一郎の決壊
585 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/12(金) 23:11:12 ID:f0A2YNMNP
「ドーン」買ったきりまだ読んでないや
「決壊」「日蝕」は良かった
586 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/12(金) 23:15:54 ID:f0A2YNMNP
平野ってなんで2chで嫌われてるんだろうね
雑誌掲載された小説以外の文章とかもたまに目を通すけど、それほどおかしなことを言ってるわけでもないのに
流行ってるものが叩かれるのは世の常だし仕方が無い
どんな作家だって叩く、というか悪い点を見つけようと思えば見つかるんじゃないかね
叩かれるくらいに子細な点まで精読されてるってことなんだから、喜べば良いさ
>>579 東大工学部卒スタンフォード大学大学院を修了して一国の首相にまでなったけど、頭が良いとは言えない人もいます
おかしなこと言ってる訳じゃないけど全然面白いとは思わなかったな平野は。
文章は良いけど何か空疎なものを感じてしまって。
個人的な動機だか執念だかが垣間見えないと俺は楽しめない。
平野が私小説を否定してるの読んで、俺と合わない訳が良く分かった。
それでもドーンはいつか読もうと思ってるが。
テクニカルな面にフォーカスするなら読み応えあるんじゃないかな。
例えば大江健三郎なんかは好き嫌いは別にして我執バリバリじゃん。
ああいう部分が無いと、俺の中では評価の遡上に上げることも難しい。
590 :
名前は誰も知らない:2010/11/13(土) 00:58:41 ID:VhqPK5ri0
死に至る病読めよ
橋本治の「橋」と「巡礼」がよかった。
孤男に読んでほしい。
出典が詳しい本は次に繋がるから助かるわ。
纏めてくれて本当に有難うと言いたい。
村上春樹以外選択肢なし!
いま、でけえオナラをした。
ところが、匂いがリアルなんだよな。
で、パンツの中を見たら、うんちが飛び出てた。
どう思うね?
俺も歳かな・・・。
594 :
名前は誰も知らない:2010/11/13(土) 01:59:35 ID:EgFFWjQDO
谷崎潤一郎の痴人の愛ってあらすじ面白そうだから買ったけど途中眠くなるな…
全部読んだ人いる?
後半面白い?
卍を半分まで読んで挫折しそうではある
面白いんけれで読み辛いったらありゃしない
日本語が不自由な人になっていた
小泉八雲の心をダラダラ読んでる
初っ端の犯罪者と子供と民衆とのやり取りから考察している日本人の心性が
既に偏った視点から見ている様に感じられてこの先が不安だ。
まぁ八雲は後期では日本で暮らした事を「まるで永い悪夢を見ているようだった」と評したらしいが。
元々ユダヤ系だかジプシーに近い血筋で故郷に餓えていたらしいが、安息の地に期待を持ちすぎてんだよな。
>>594 全部読んだけど、個人的には面白い本だと思うよ。
途中眠くなるな、って一体どのあたりで眠くなるんだ?
自分の場合は滞りなく読めたのだが。
過剰なエロを求めて読むと眠くなるかもしれない
>>579 東大宗教学部卒著者の本を読んだら残念な内容だった。
2chの体験系のレスみたいだった
宗教学部ってなんぞw
603 :
名前は誰も知らない:2010/11/13(土) 20:41:04 ID:oc8Q7Gt2O
小林秀雄「モオツアルト」や植草甚一「ニューロック真実の世界」を
読んでたら頭がおかしい人が「音楽とは聞くもの 読むものではない」
などと説教してきた。
小林信彦「映画が目にしみる」を読んだら
「映画とは見るもの 読むものではない」と
言ってくるのだろうし、渡部直己「日本プロ野球革命宣言」を読んでも
「野球とは見るもの 読むものではない」と言ってくるのだろう。
今江藤淳の「夏目漱石」を読んでいるが、そいつが
「漱石とは読むもの 読むものではない」(何のこっちゃ)
言ってくるのかと思うと顔面殴りたくなる。
604 :
名前は誰も知らない:2010/11/13(土) 20:43:14 ID:oc8Q7Gt2O
俺は頭がおかしい人の相手はできないのでもう2ちゃんねるなどやらない。
同じ穴の狢
虫太郎を読めや、アホども!
王太郎を読めや、アホども!
608 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/14(日) 00:29:38 ID:+6rLXiBRP
虫太郎はあの悪文を楽しめるかどうかだな
609 :
名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 00:31:24 ID:epiU9GGO0
林太郎をよめや、了木ども!
昨日、いつもの様に豪快なオナラをかましておったら、
不覚にも、うんちが放出された。
チビっとな。
たが、わしは江戸っ子、そのチビっとが許せなんだ。
で、わしは渾身の力を込めて、全部出し切ってやった。
全部だ!
これぞ、男。
これぞ、江戸っ子。
どうだ、羨ましいか?
エロ汚らしい奴だな
シオランを読んでいる人はいる?
おい。
自分の葬式をあげてくれる奴いる?
俺は誰もいない。
どうなるんだ?
孤独死したらいまの財産って、
どうなるんだ?
死んでも死にきれんよ。
だから、有名人になるしかないんだよ。
そうすりゃ、誰か葬式してくれるだろう。
614 :
名前は誰も知らない:2010/11/14(日) 16:27:24 ID:kshOLWRR0
俺は誰にも知られずにこっそり死にたいので別にいいです、はい
将来、高齢者専用賃貸に入れるように金を貯めてるよ。
>>615 何円貯めたら入れるのかなぁ…
今の給料じゃ100年頑張っても無理かもなぁ…
死んだ後の事なんか考えてどうなる
HDDの中にいる彼女が理解のない物によって無碍に廃棄されるかと思うと
何で孤独死の話になってんだよw
NHKの無縁社会が書籍化されたらしいな
俺の中では、あれはTVドキュメンタリーとしてかなり高評価
未来の俺なんだろうけどな
621 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/15(月) 22:16:35 ID:pCrfcSu/P
あれは大本営のプロパガンダ放送だと思うよ
国も少子化対策に必死なんだろう
無縁死したくなければ結婚しましょう
結婚すればこんな不幸な死に方しないで済みます
無縁死は不幸な死、っていう考え方はどうなんだろう
むしろそういう固定観念から脱却できないことの方が不幸なのではないか?
ゾラ『ナナ』(新潮文庫)読了
退屈の一言に尽きる
古典はすべて価値がある、という誤解を氷解してくれる好例だな
ユキチカして生活費に充ててますけど、何か?
経済がよく分かる本ないっすか
628 :
名前は誰も知らない:2010/11/16(火) 23:24:40 ID:3DaN0w4K0
池上という名のニュースおじさんの本を読めばどうだ?
小野不由美「図南の翼」三週目。
最近i文庫買ったんだけど著作権切れた面白い本ないかな?
>>627 「経済」といっても範囲が広いから、もうちょっと詳しく書かないとわからんのでは?
「まっとうな経済学」面白かったよ
っても読んだの3・4年前だからまだ書店に残ってるか分からないけど
ちなみにミクロ経済よりの話
ポールオースターの「幽霊たち」
大塚英志「夏の教室」
ヒロインが可愛くなくて何かキモい
中途半端な世界観
感情が揺さぶられる事なく読み終えた
盛り上がりがない
主人公が誰?
書いてる本人が楽しいだけじゃダメだな、と勉強になった
>>633 それ面白い?ムーンパレスは幻想的すぎてちょっと合わなかったな…
読破生存
俺は生き残る。
>>630 人気順に出せるんだから適当に落とせよ。i文庫の場合読書感想文のコーナーもあるんだっけか?活用しろよ。
講談社の豪華版現代文学全集持ってるけど重いし旧字体だから
手軽な青空で読もうと思いつつも結局実物の本を選んでしまう
青空文庫には読んだ実感というか身体性がないんだなあ
読むなら二、三ページの短編だけにしてる
641 :
名前は誰も知らない:2010/11/21(日) 00:06:48 ID:MWYx7vFZ0
人間失格読むと、主人公の心情や思考に共感出来る部分が少なからずあるとともに
女性にモテまくる主人公を見ていると羨ましさ以上にじゃ俺は人間失格以下か
ならばなんだゴミか…と辛い気持ちになる
女性からの印象が良くなくたって、他のところで自分の良さを持っていれば良い
「人間失格」の烙印だって、所詮は主人公自身の自己評価に過ぎないよ
有川浩『レインツリーの国』(新潮文庫)読了
何故こんな本に手を出してしまったのか
物語以前に文章自体が不快だった
元々ラノベ作家だしね。
直木賞読んだこと無かったから「テロリストのパラソル」読んでみた
会話文の言い回しが多少芝居かかっていたところもあったけれど面白かった
ミステリってかハードボイルド要素が顕著だね
>>644 それ初期作品だから、まだ文章もこなれてないよ。
藤原伊織いいよなぁ
今俺読む本が無いんだが、伊織好きでオススメの本とか無いかな?
おまえら、自分でも書けよ!
本を読めば読むほど、自分には文才が無いと痛感する。
一生に一度は書いてみたい。
投稿もしない(しても無駄)、誰にも見せない、とにかく自己満足を目指して…
僕も何度かラノベ書くことに挑戦しましたが、いやはや難しいですね…。モチベーションが持続しません。
送ってはみたがどうせ一次選考で落ちるさ
三島と川端大体制覇したけれど次は何買おうか…島崎藤村も結構読んだしなあ
?外は?
>>653 海外作家?
カミュとヘミングウェイが好き
他の有名どころもちまちまよんだつもりではいるかな
「モンテクリスト伯爵」は読んでいるけれど頭足りないからか登場人物把握できないw日本名での認識で精一杯でありまする
本当に思い入れの深い本は他人に紹介することさえ憚られるものだ
「──ネット猟奇!」
偏が↓の鴎は非対応か。鴎外くらいならともかく古い小説は読めない文字やら言葉多くて骨が折れるな
__
|. 口
|口口
 ̄ ̄
鴎外
?外
石川達三『青春の蹉跌』
読んででいて余りに鬱々としてきたので
途中で投げ出してしまい、十年来ほったらかし
昔観たけど映画もつまんなかったな、それ
「読んでいない本について堂々と語る方法」
ピエール・バイヤール
タイトルだけで十分買いwww
面白い読書論だ。
?外
?外
?外
?外
?外
?外
なにこの流れ
無駄にレス消費すんのやめてくれ
672 :
名前は誰も知らない:2010/11/24(水) 20:14:01 ID:dafF3qDQ0
オレは基本的には女流作家の現代ものは読まないのだが、
『C級フルーツパフェ』吉川トリコ(光文社文庫)をたまたま買ってしまった。
この中の「チェルシーとドライブ」はなかなか良かった。
中学時代の同級生が亡くなって、通夜がちょっとした同窓会ふうになるが、
自分とは異なりまっとうな人生を歩んでる同級生達に対する違和感が…。
今のオレの心境にピッタリだった。
閉鎖病棟(帚木蓬生)読んだ
島崎さん萌え
なんがエロそうなタイトルだな
エロ小説だもの。
桐野夏生のout読み終わった
面白かったんだけど気持悪くて肉食いたくなくなった
OUTは映画もそこそこ面白かった記憶がある
outは海外でも評価が高いね
あと今となってはどうでもいいが
ニュースステーションで久米宏がネタバレしてたな
京極堂シリーズの一番新しいやつドコも置いてねーぜ
売れなかったのか?
日本語が、ほろびるとき読んでる
>>681 俺もちょうど昨日図書館で借りてきた
まだ読めてないけど
奇遇だな、俺も今借りてる
一時期はてぶで話題になってたよね
でも国語の定義してるところでなんかだるくなってきて読んでない
何か本を読んでいてふと思ったが
大抵の話って誰かが不幸になることで進行するけど
それってようは誰かを苛めて楽しんでるのと何も変わらないよね
聖書にしたって基督とかヤコブとか苛めまくってるし
て事は人と虐めって金輪際切り離せない根幹で繋がってんだろうな
>>684 物語の場合、不条理な虐めや不幸に抵抗するのが主だと思う。
能動的な加虐ではない、受動的現実を如何に生きるか。
686 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/28(日) 02:58:38 ID:EuPKt6J+P
>>684 大抵の物語は3部構成になってる
「離陸−混融−着陸」
出かけて、旅をして、帰ってくる
687 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/28(日) 03:01:05 ID:EuPKt6J+P
物語における「虐め」ってのは元あった概念の揺らぎ、試練を示していることが多いよね
688 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/11/28(日) 03:05:01 ID:EuPKt6J+P
勿論そういう「構成」をメタ的に捉えた作品もある
分かりやすい例では「エヴァ」とか「ハルヒ」とか
689 :
名前は誰も知らない:2010/11/28(日) 09:17:10 ID:YGzBmaleO
昨日BOOKOFF行ったら、神学関連の本が105円で山積みされてたわ。
関根正雄の詩編注解を買おうと思ったんだけど、聖書まで積んであるのを見て買うの止めちゃった。
売られた理由が分って、念が籠ってそうで…
690 :
名前は誰も知らない:2010/11/28(日) 09:22:49 ID:XwmspLLT0
691 :
名前は誰も知らない:2010/11/28(日) 14:03:08 ID:3LqTCzVq0
>念が籠ってそうで…
式神とか付喪神になりそうだなw
新しい本では岡田斗司夫の 遺言 が面白い。
図書館で予約していた本をとりにいって
その本の表紙を見たら前も同じ本を借りていたのを思い出した。
前借りた本のジャンルが似てるとは思ってたんだけど・・・
俺なんか、だいぶ前に買っていたのを忘れてて、結局、同じ本を3冊も買ってしまったぜ
おまえら読んでばっかか?
小説書けよ!
ユーは書いてるのかい
書けるもんなら書きたいけど無理
なんか書いてもラノベっぽくなってしまうからやめた
設定とかセリフ回しとか
小説じゃなくて、
ノンフィクションや評論なら書きたい。
俺には到底KAGEROUを越す作品など書けない
久しぶりに論文書きたい。
大学の卒論の続きを書きたいわ
>>698 それはそれで一つの才能だろ、軽くて読み易い文章が書けるのは
俺なんか、陰気でくそ面白くもない文章しか書けないよ
適当にある程度書いてみると文体というか癖みたいなものがわかってくるよね
三島や村上龍みたいなものは真似しようと思っても出来ない
ハルキの処女作でハルキ童貞切って来た
ナニコレ・・・
3部作の最後まで読んでみろ。もっと意味わからん。
706 :
名前は誰も知らない:2010/11/30(火) 20:25:14 ID:qQsM76pI0
「羊をめぐる冒険で」は、死んだ鼠との会話が良かった。
>「俺は俺の弱さが好きなんだよ。苦しさやつらさも好きだ。
>夏の光や風の匂いや蝉の声や、そんなものが好きなんだ。
>どうしようもなく好きなんだ。君と飲むビールや……」
>鼠はそこで言葉を呑みこんだ。「わからないよ」
このセリフで一気に村上作品の愛読者になった。
一方、「ダンス・ダンス・ダンス」で、ユキとハワイに行った場面では、
ハルキもついにロリに目覚めたか…と思った。
あの三部作は60〜80年代の世相や時代意識を前提とした共通認識の上に成り立ってる部分がものすごく大きいからね
その部分がわからないと???ってなるだろうな
もちろんそこで描かれている主題は普遍的ではあるし、わからなくても心に訴えかけるものは大きいんだけど、
でも全体として何だったのか雲をつかむような感覚に陥る読者は多いだろうな
だいたい評論家からして当時から春樹のこれらの作品については、あーだこーだいろんな解釈をしてきたんだぜ
年代もそうだけど春樹のあの頃の小説はアメリカ志向強すぎだろ
当時の日本の文化じゃない描写が多い
>>708 いや、それは違うと思う
表層の固有名詞やポップカルチャーの部分はアメリカナイズされてるけど、その下の実質的な部分はまさに現代日本でしかありえない
つまり、戦争に負けてアメリカに占領されアメリカナイズされた日本での若者のありようが描かれている、ということであって、
あんなに日本的な小説はなかなかない
以下に初期の村上龍との対談を引用する
龍 まあ、ちょっと読めば春樹さんの小説は、外側の皮はアメリカの小説の影響受けてるかもしれないけれど、非常に日本的であるっていうのは、
すぐわかりますけどね
春樹 僕は新人賞の時の丸谷(才一)さんが言われたように、僕の書いているものは日本的だと思いますけど、ただ方法論的には非常に外国の小説の影響を受けています
>>709 ふむなるほど
日本的なるものってのは、あの煙に巻く感じなのかな
711 :
名前は誰も知らない:2010/11/30(火) 21:14:01 ID:qQsM76pI0
宗教のことは詳しくないけど、個人的には禅問答に近い感じがする。
寓話的で意味がわからないんだけど、そこに意味を見出したくなるという点で。
「羊男とは何の象徴なりや?」とか。
スリップがどうのこうの言ってるところは田山花袋ぽいな
春樹ってクリスチャンなのかな
喫茶店の名前もpeter catだし作中に羊が頻繁に出てくるし
探したらもっと象徴的な事物が出てくるかも
…って早計過ぎるか
ピーターラビットのもじりだよ
それと、本人は違うが奥さんがミッション系の女子高に通ってたクリスチャンだったと思う
あと、宗教で春樹を解釈するのは狭義過ぎると思う
羊がなんなのかは、昔から評論家の間でもさんざん議論されている
俺は自分なりの解釈があるけど長くなるし個人的な解釈でもあるので割愛
ああ、それと、作者本人が飼ってた猫の名前がピーターだったしね
ノンフィクション系でオススメない?
俺は犯罪系のやつしか読まないが下のあたりがよかった。
日本だと
・桶川ストーカー殺人事件
・凶悪
・反転―闇社会の守護神と呼ばれて
・国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて
・ 激突! 検察、暴力団、弁護士会……タブーの権力と対峙した弁護士の事件簿
・消された一家―北九州・連続監禁殺人事件
・絶対貧困
・でっちあげ
・マングローブ
・メディアの支配者
海外だと
・ザ・ジグソーマン 英国犯罪心理分析学者の回想
・FBI心理分析官
・死刑囚ピーウィーの告白
あっあと日本で、「累犯障害者」も色々考えさせられた・
718 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/12/01(水) 16:08:43 ID:vS7cJY+0P
クラカワー「荒野へ」
数ヶ月前読んだ
最近読んだ犯罪系ノンフィクションだと
松下竜一「狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線」
昔の左翼テロものだけど、面白かったよ。最後に標的になるのが実は○○だった、というのはビビるね
『夜と霧』かな
有名だけどアウシュビッツの話
721 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/12/01(水) 16:15:48 ID:vS7cJY+0P
「夜と霧」は以前知り合いに薦められたな
読んでみるか
早速ありがとう。
夜と霧は学生の時テキストとして買わされて途中で挫折したけど、新訳版でてんだね。
狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線も古書店で見つけたら買ってみるよ。
荒野へは映画版みたけどどうも共感できなかった。なんかモラトリアムが現実逃避の末に・・・て印象が強かった。
723 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/12/01(水) 16:48:21 ID:vS7cJY+0P
クラカワーの書籍版(映画原作の方)は映画版よりさらに客観的な(批判的なとも言えるような)視点も込められてるよ
映画を監督したショーンペンはケルアックとかと親しかったりして「ヒッピー」とか「放浪」的なものに対してシンパシーを感じてたみたいだね
724 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/12/01(水) 16:49:21 ID:vS7cJY+0P
まあ個人的には映画版も大好きなんだけれど
725 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/12/01(水) 16:54:52 ID:vS7cJY+0P
たとえ結論自体はありきたりであったりどうしようもない、どうでもいいものであったとしても
それに至るまで「経緯」「行為」を通じることによって別のものが見えてくるんじゃないかってね
図書カードが臨時収入として手に入った
本屋でどれを買おうか悩むのが楽しい
>>716 ノンフィクション・ルポルタージュ系だと
「墜落遺体‐御巣鷹山の日航機123便」
「大空のサムライ‐かえらざる零戦隊」
「一瞬の夏」
「こんな夜更けにバナナかよ」
「戦艦武蔵」
が俺のおすすめ。
上ででてる「荒野へ」は最近読んだけど、なかなか面白かった。
728 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/12/01(水) 19:19:57 ID:vS7cJY+0P
夢野久作の新聞記者時代のルポも面白いよ
大正時代のAVの話とか
729 :
名前は誰も知らない:2010/12/01(水) 20:03:09 ID:aocMp/mVO
中井久夫の 分裂病と人類。狩猟民と 分裂病者は根っこは同じだというふうに展開する。狩猟民は獲物が出すかすかな物音でも聴き分けられるが、この驚異的な聴力は農耕民からすると幻聴としか思えない。驚異的な視力も幻視。
たけしのエッセイ読んでる。結構良いこと言ってんだけどそれタックルで言えよって思うんだよなあ
宮部みゆきのレベル7、火車、魔術はささやくを一気読み
火車の終わり方は俺みたいな文学素人だと楽しめない。
せっかくキョウコの話が聞けると思った矢先だったのに・・・
あと宮部みゆきの作品を読んでて思ったけど、なんかパンチ力が全体的に足りなくないか?
登場人物の描写や伏線が適当すぎて。
オルファクトグラムもう一度読み直そう
昔「魔術は〜」は読んだけど、あまり内容覚えてないなぁ
時間ある時に、今度読み返してみようかな
734 :
名前は誰も知らない:2010/12/02(木) 10:59:28 ID:TmBAcVtEO
狼煙を見よの作者といえば砦に拠るもよかったなぁ
あれも名著
あと、ノンフィクションでほとんど手に入らないけど
未来からの遺言は読んだほうが良い
あれは本当にすごい広島原爆の本だから
>>731 俺は宮部みゆき好きだけどどんなに追い詰められても人間は堕ちきれない的な生温かい思想がちょっと嫌、もやっとする。
>>734 いやゴーストライターとかが要る本じゃない。
そゆんじゃなくて、この本マスゴミとか芸人とか威勢良く斬ってるんだけど、
お前そのテレビ出て借りてきた猫状態じゃん結局保身に走ってるじゃんっていう歯がゆさがあるのよ。
孤男って歴史好きが多いと思ってたけど話題は出てないね。
俺は最近翻訳されたウンベルト・エーコの『バウドリーノ』読んでる。
エーコってもっと難解なのかと思ってたけど普通に面白い。
大著だけど一気に読める。『薔薇の名前』も読んでみようかな。
>>738 それ書評やネットの感想やらが出てから買うかどうか決めようと思ってずっと待ち状態だったんだ
でも大著だからまだなかなか読了した人いないみたいでw
奥泉光は無難に褒めてたな
あの時代設定舞台設定はそそるよね。ただ上下巻で値が張るから即買いできないんだよな
雪国読んだんだけど俺が低脳過ぎてどうやって味わう本なのかわからなかった
山の音のほうが好きだな
年内に読みたい本とかある?
私は読むペースが遅いから、あと5冊くらいしか読めそうにないけど。
「読んでいない本について堂々と語る方法」
ピエール・バイヤール
確かに面白い。
このスレにピッタリかとw
初期 中期 後期 末期
毎日夏休みだ ν速は面白い 何をやってたんだ 小説家になるんだ
ヽ( 'A`)ノ ヽ( 'A`)人( 'A`)ノ 全てが手遅れだ ( 'A`)
(O ) (へ ) (O ) :::::( 'A`):::::::: _φ___⊂)_
U > U :::::::::(∩∩ ):::::::: /旦/三/ /
今月中にゼーバルト読み切れるかどうか
さよならの代わりにを読んだら
新世界よりを読もうかな。
今年ナンバー1はなんだった?
俺はコーマックマッカーシーのブラッドメリディアン
>>747 俺もブラッドメリディアンは今年度というかオールタイムの屈指の名作だと思う
>>738 戦史は好きだけど、歴史となると気後れしてしまう。
750 :
名前は誰も知らない:2010/12/03(金) 19:37:48 ID:bKLgqkfD0
なんでsage進行なんだぜ?
俺が通っている精神病院の売店は車の本を置くのをやめた。
ディズニーファン(月刊)は置いている。
俺の行くスーパー、パチンコ屋のコンビニも以前から車の本を置くのをやめている。
サークルK(コンビニ)だけが頼りだ。ベストカー(月2回刊)を買っている。
近所の大型書店はベストカープラス(不定期)やディズニーファン増刊(年3回)は入るが、
オートサウンド(季刊)は入らない。
チラ裏すみません。
海外小説の翻訳物はなんか読みづらい
753 :
名前は誰も知らない:2010/12/03(金) 20:01:44 ID:CpeMT34f0
映画の「MASH」の原作を読んだときは、あまりの翻訳の下手さに参ってしまった。
まるで清水義則の「永遠のジャック&ベティ」みたいだった。
>>738 歴史好きがいるとありがたい。
歴史関係の書籍だと、
文庫クセジュにあるディオクレティアヌス帝とハドリアヌス帝の本2冊と、
塚田孝雄氏の「ギリシア・ローマ盗賊綺譚」を最近読んだよ。
755 :
名前は誰も知らない:2010/12/03(金) 23:59:35 ID:bjO8Fecq0
世界史受験だったんでオクタヴィアヌスとかアントニウスとか、名前聞くだけで嫌になるw
カラカラ帝の変態っぷりとかは大好き。
クセジュの『ルイ14世』は買ってはいけない
>>753 そこまで行くとむしろ面白い。読んでみようw
ハドリアヌス帝の回想/ユルスナール
これは歴史文学としての白眉。汲めども尽きぬ美しさと深みがあるよ
俺は図書館で読んで、たまらず新刊で買いなおした
世界史に興味があるなら読んでみて。質の高さは最上の部類。トーマス・マンも三島由紀夫も絶賛した作品だから
岡田斗司夫の「遺言」が面白い。
俺は無職で精神病3級で年収60万円です。
平日はデイケアに通っています。
ベストカー(月2回刊)、ディズニーファン(月刊)、オートサウンド(季刊)を読んでいます。
2003年8月から10月まで2ヶ月間入院するまでは、仕事に就いていましたが、
ベストカー、マガジンX、くるまにあ、オートサウンド、カーオーディオマガジン、サウンドアップ、
カーオーディオワールド、カーグッズマガジン、インプレッサマガジン、スバリズム、
シックススターマガジン、hm3(アニメ)を読んでいました。
>>759 なんでわざわざマイナスの評価を受けるような自己紹介しているんだ?
>>751 本屋でバイトしてたけど車の雑誌は売れなくなったって言ってたな
自分は興味なかったから理由は覚えてないけど
俺が本屋で働いてた時は文庫棚任されてたけど、売り上げより、ちくまとか中公、創元の好きなラインナップばかり充実させてたw
一応月末に売り上げは微増してたけどw
本当だスマン
でも高いね
文庫化しろよ
あと塩野七生の『神の代理人』も文庫復刊しろよ
歴史ものは難しくて食指が…
近代文学はその時の背景が垣間見られるから好きではあるけれど。「破戒」は大好き
やはり紙媒体はいいね。ネット無くなっても何とかなりそうだけれど本がなくなったら生きていく自信がない
どうでもいいけれど本ばかり読んでいると地方住まいでも話さなくなる
俺だけかもしれないけれど。まず話す相手がほとんどいないっていう
塩野七生は、ローマ・マンセーなところが好きじゃないな
昔のローマ人は立派だったが、現代の日本人はダメだとかね
でも、そういうことを書くと読者層の中年オヤジが喜ぶんだろうな
私はむしろ逆でローマこそ日本、日本こそローマなのだわ
769 :
名前は誰も知らない:2010/12/05(日) 01:17:44 ID:TEGVzLxj0
エ〜クセレ〜ントッ!!
ところで、ハマタはどんな本が好きなんだい?
>>766 この板的には普通でしょ。
孤男だから読書大好きなのか、
読書大好きだから孤男になるのか。
>>767 インテリって塩野七生嫌いだよね。
でも俺くらいの程度の頭にはちょうどいい。
塩野女史はすごいけど、
それ以外にも書き手がいることを忘れないでほしい。
南川氏、井上氏、國原氏などなど。
みな泣けたかわいい若竹七海
>>766 「方言」が抜けていたw
東北地方だけど誰と話すにしても標準語で話すようになった
776 :
名前は誰も知らない:2010/12/05(日) 18:56:54 ID:rqDbAs4C0
トンネルを抜けるとそこには川端康成が立っていた。
それからどうしたかというと・・・・・・・
実はまだ雪国にいるのです
三島由紀夫の春の雪を数ページ読んで飽きた。
もうだめかもしれんね
必要な知識を得るために読むという意味では
学術書もハウツー本も変わらないのかな?
781 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/12/05(日) 21:36:42 ID:4MyUJZoEP
変わらない
ただ一つ言えるのは
必要な知識を得るために本を読んだとして、それ以上のものを得られるのが真の良書だということ
782 :
名前は誰も知らない:2010/12/05(日) 23:09:52 ID:7zwFLWfIO
『三四郎』読んだ。
広田先生みたいなひといないかなぁ。
『田舎教師』
身に詰まされる
おすすめのミステリーある?
エグイ系で
『まんがで読破 黒死館殺人事件』
786 :
名前は誰も知らない:2010/12/06(月) 03:53:29 ID:CyYiTTAm0
何かロマンティックな作品教えてくれ
夢があるというか暖かいというか華やかというか綺麗というか
まあロマンティックな作品が読みたい
裏地見るナボコフ
>>784 ミステリっていうよりはノワールだけど、タルタロスの審問官
何者かに妻を誘拐された刑事が主人公で
最初から鬱気味なのに状況はまったく改善せずエグイ連続殺人が起きる
そして続編はさらに酷いことになる
綿矢りさの文章目当てで「文学界」買ってきたぜ。
_, ,_
(`Д´ ∩ <りさタンと結婚できなきゃヤダヤダ
⊂ (
ヽ∩ つ バタバタ
〃〃
綿矢りさ懐かしいな
「インストール」と「蹴りたい背中」は昔読んだなあ
そういや蛇にピアスの人はあれ以来あまり話題になってないような
>>791 私の中の時計が止まっているからか、芥川賞受賞した時が「懐かしい」と思うほど昔ではないなあ。
綿矢りさの作品は「しょうがの味は熱い」以外は全部読んでるぜ。
金原ひとみは綿矢りさより多く作品を出してるぜ。
>>792 最近小説読んでないせいで昔に感じたのかも
確か俺が中学か高校生のとき受賞が話題になってたな
ああ、金原ひとみだ
作品結構出してたのか。知らんかった
何をいまさら
ここ最近の芥川賞受賞者でおすすめは?
むしろ候補に挙げられて落選してる作家の方が面白いよ
じゃあ落選作家でおすすめは?
人気のある芥川賞落選作家は、
山崎ナオコーラ
西村賢太
とかかな?
芥川賞は選評を楽しむもんで受賞作を楽しみたいなら三島や野間だな
三島賞はないわー
芥川賞は過去まで遡れば読むべき作家はたくさんいるし
芥川はむしろ獲らない方がいい、と一部では言われている
受賞してそれっきり消えていった作家の方が遙かに多い
もちろんそれは他の文学賞でも同じなんだけど、芥川の場合はそれがかなり顕著
候補に挙げられて落選したっきりの作家の方が、生き残って大成している場合が多い
太宰治賞も最近は駄目だな
>>801も言ってるが、谷崎、三島、野間賞あたりの受賞作品の方がよっぽど面白いよ
中堅どころに与えられる賞で新人賞じゃないけど
806 :
名前は誰も知らない:2010/12/08(水) 20:41:26 ID:7K2avXEJ0
寒くなると冬眠モードになってしまうせいか、
あまりガッツリ来るような作品に手を伸ばせない。
宮城谷昌光の三国志は、今までの作品とは趣が異なるな。
それに較べて直木賞作家はすばらしいですね
808 :
名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 22:52:16 ID:vtmtG4mF0
個人的に谷崎賞受賞作家はハズレが少ない。
もう読書で命を繋ぐのも限界だな
810 :
名前は誰も知らない:2010/12/09(木) 23:50:42 ID:ydOKssSJ0
>>809 君が読書で命を繋いでいるの?
本から生きる力をもらっていて、その力じゃ足りなくなっているってこと?
すまないが愚痴らせて。スルーしてくれて構わないから。
通販で古本を頼んだんだが、佐川急便は指定日、指定時間に来なかった。楽しみにしてたのに…
指定時間に来なかったから、配送状況をネットで確認したら、「18時30分に不在の為持ち帰りました」となってた。
チャイムもならさず不在を確認するバカがいるのか(汗)不在通知の紙も無かったし、明らかに来ていない。
電話で問い合わせたら今日はもう無理だと言われた。腹が立つ。もしかしたらチャイムの音が聞こえ無かったのかも…いいや有り得ない。
812 :
名前は誰も知らない:2010/12/10(金) 01:51:32 ID:ml7vShGJ0
本なんか読んで人生楽しい?
学生じゃあるまいし
814 :
名前は誰も知らない:2010/12/10(金) 02:14:41 ID:Zsd5iaNF0
>812
楽しい。
といっても四六時中読んでるわけじゃないけどね。
人間好きな読書家ってあまりいなさそう
つうか趣味で読書していれば必然的に他の時間削るわけだし。まあ頭はよくはならないけれどね
俺が馬鹿なだけだろうけれど
>>812 どんだけつまらない人生でもお前のような奴と話すよりは本読んでるときの方が楽しい。
年末年始に向けて、文庫本20冊程購入してきたよー
>>812 むしろ学生の時に本読んでる奴はその後の人生でもずっと読むだろう。
>>812みたいなのは学生の時ですらちゃんと本を読んでないと予想
>>811 俺も一昨日佐川にまったく同じことされたw
人の趣味を目の前で否定してくるやつはどうかしてる
どう思っていても構わないから口に出すな
Amazonで古書買うのを覚えてから止めどがなくなって困る
『プロタゴラス』
ソクラテスが誰よりもソフィストっぽい
amazonの古本いいよねw
安ければ251円で買えるし、近所に本屋が無い人間にとっては、ホント助かるわ
上で『田舎教師』出てたがあれは堪えるな
主人公みたいに腐らず頑張れない自分に泣けてくる
芥川賞取ってその後消えていく作家が多い傾向って何か理由があるの?
選考が下手なのか単に純文学(?)の需要が無いのか・・・よくわからん
実績のない新人作家の賞だから、そりゃ続けていい作品書けなかったら消えるよ
有望な新人純文作家が半年に一回ぽんぽん出てくる方がおかしい
そりゃそうか、スマソ
むしろ芥川賞はそういう賞なんだから一発屋だったとしても気にする必要は無い。
その瞬間最大風速に与えてあげればいい。
継続した活動に対する敬意は別の賞でなんぼでもあるだろうし。
つまりだから、芥川受賞作品ははっきり言って面白さのアベレージは低いぞ、ということだね
それだったらよほど別の文学賞を読んだ方がいい、と
競争候補もみんなまだ駆け出作家だし
まあそうかもしれん。でも俺は審査員が悪いんじゃないかと思うんだよな。
素人臭さ青臭さも含めた面白さをちゃんと発掘しようとしてればもっと違ってた気がする。
漫画賞なんかだとそういうのあるんだけどね。
まぁ高尚さを醸してないと駄目な純文学賞では冒険的な審査は無理なんだろうけど。
なんでやねん。
自演じゃないよ
俺と
>>828.>830は別人
この程度のことは文芸にちょっと興味がある人なら誰でも知ってるよ
834 :
名前は誰も知らない:2010/12/13(月) 19:53:15 ID:mroxVNa+0
マケプレは一円本も大量にあるけど、ぼったくり、とまでは言わなくてもふっかけてるものもかなり多いからなー。
個人的にはちゃんとした本買うなら日本の古本屋やスーパー源氏の方が在庫も揃ってるし、値段も適正なのでおすすめ。
でも日本の古本屋とかスーパー源氏って知ってる人は知ってるけど、知らない人は全然知らないんだよなー。伊藤剛も最近まで知らなかったらしいし(と、そのことに小谷野敦が驚いてた)。
うしとき岩波版の評価凄いな
先に出版された光文社読んでたけど
併読するか
>>835 あのへんの古本屋サイトは粘ってたりしたら
相場よりかなり安いのがポンと出たりするよね
なぜか講談社現代新書には
ハプスブルクものが充実してて
初心者はどれ買うのか迷う。
でも源氏あたりだと検索してもヒットしないものも多いよね
それをamazonで検索かけると結構売ってるんだよね
値段はピンキリだけど
ちなみに小谷野は自分が何でも知ってて他人は何にも知らないと思ってる勘違い男だからw
>>835 日本の古本屋はコンディションの記述が適当なのが多くて躊躇するわ
その点マケプレは比較的信頼できる
体感としては、ハズレ率10%くらい
あと買うのがめんどくさい。マケプレならワンクリで済むし
ネットで買う便利さもいいけど自分の足で本屋を巡る楽しさは得られない
どっちも共存してもらいたいけど品揃えがな
『リストラなう』読んだ
電子書籍と書店絡みの話も結構シビアに書かれてるね
できれば書店で買いたいのはやまやまなんだが、書店に本が置いてないんだよな今は
売上が減ってるのに出版点数は増えてるからしょうがない
出版社にしても在庫をたくさん抱えてるとそれだけ税金が掛かるから発行にナイーブになってるし
電子書籍の絵が動いたり音楽が鳴るのって明らかにADVとかノベルゲーの特徴で
ただ電子化されたものは別として+αの要素があるやつはもう本だとは思えない
こうして自分の首を絞めていく出版業界であった
マケプレはコンディション表記がある分良心的だとはいえるが
店によって尺度が全然違うよな。
「非常に良い」とか書いておきながら中に折り目があったり、
「良い」なのに新品同様なのが来たり。
operaだとコンディションが見れないのは許せない
夏前までは普通に見れていたのに...
IE、firefoxでご覧になって下さい表記にいろいろ勘操ってしまう
>>847 一度それで返金してもらったことがあるわ。数百円の話だけど。
「非常に良い」表記を信頼して、「可・良い」の安いやつを避けてチョイ高めのを選んだってのに、
商品が届いてみたら赤ペンでライン引かれまくり。
頭にきたもんだから、出品者評価に上記のことを書き込んだ。もちろん丁寧な言葉で。
そしたら二・三日後にその店からメールが届いた。謝罪の文言と、評価コメントを削除してくれたら返金致します、とのこと。
タダで本読めるしいっかーと思って結局返金してもらったけど、モヤモヤが残ったな・・・
評価コメントを削除してくれたら返金って頭おかしいだろ
返金してもらった後に評価コメント再度 って無理なのかな
ワロタ。そういう問題じゃないけどせめて新品送れよw
それは店がいい加減なんだから見せしめにコメント残すべきだったな
取引に乗ってしまったのも悪い
評価に「〜という取引を持ちかけてきました」って書いても面白いね
>>836 俺も岩波文庫の買ってきたぜ
集英社のは挫折したが今度こそ
光文社の高遠訳で読んでるわ
どっちが良いかは良く分からんけど、とりあえず早く2巻出してくれないかな・・・
ちょっと考えて何のことかわかったが、そういう略し方はやめていただきたいな
俺はその住所に直接言ったね。
そして交通費と新品を手配させて謝罪させた。
なんて妄想をしてみる
あー確かにコンディション表記はマケプレが突出してしっかりしてるね。余り気にしないから頭から抜けてた。
>>839 そんときの小谷野は別に「こんな事も知らないのかプゲラ」みたいな嘲笑的な態度ではなかったと思うよ。
確かにすごい年配なら兎も角、伊藤剛位の年代の、人文系の研究者が日本の古本屋の存在すら知らなかったって結構珍しいんじゃないかな。
ただ伊藤剛の場合は専門が漫画ってのが大きいと思う。
859 :
849:2010/12/14(火) 23:25:52 ID:+MSIjmR90
孤男は厳しいなw 返品不可の古本屋なんてザラにある訳だし、その点まだマシと思え
貧乏人の俺は「その金でもう新本一冊買えるじゃんラッキー」と思うことにしてその場で別のをポチったわ
ちなみにそんとき買ったカミュの『カリギュラ』はめっちゃ面白かったのでお勧めだ
今何気なくメールチェックしたら、昨日マケプレでポチったテネシー・ウィリアムズの『ガラスの動物園』(¥1)について
「出荷検品工程において、一部品質の不良が確認されました。
若干不備のある状態ではございますが、ご利用いただける範囲と判断させて
いただきましたので、代金無償のサービス品として同梱させていただきます。」
だってよ。どんだけタイミングいいんだよ
思わず興奮して連投してしまった。スレ違いすまん
>>860 俺もそれあったよ。
あるシリーズ物で、不備が見つかったので一冊サービスしますとか言って
たしかそのシリーズの別の絶版本をタダでつけてくれた。
で、その不備じたい何のことやらわからないw
ひょっとして一種の宣伝なのかもね。
実際そういう店はまた利用したいと思うし。
泣き虫弱虫諸葛孔明の3巻はいつ出るのかと思ったら連載がストップしてたようだ
864 :
名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 20:29:09 ID:BHOK2XpQ0
畠中恵のしゃばけシリーズを最初から読み直した。
屏風覗きが好きだ。
865 :
名前は誰も知らない:2010/12/16(木) 21:27:20 ID:UAe13ah5O
舞城王太郎と町田康が被る
舞城はエピゴーネン
詠坂雄二『乾いた屍体は蛆も湧かない』読んだ。
いまいち盛り上がらない内容だった。
久しぶりに刑事孤ロンボのノベライゼーションを読んでる。
869 :
名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 08:07:53 ID:AzcXcqGX0
「友人のいない孤独な男だった」。殺人未遂容疑で逮捕された斎藤勇太容疑者(27)と
小学校と高校で同級生だった男性(27)は斎藤容疑者のことを振り返る。
茨城県取手市内の県立高校の卒業アルバム。クラスメートたちは手をつないだり、肩を組んだり、
同じポーズでレンズに笑顔を向けていた。斎藤容疑者はだた1人笑わず、
ほかのクラスメートとも絡んでいなかった。
高校の休憩時間には教室で1人座り、夏目漱石や太宰治の本を読んだ。
小学校の卒業文集に私の宝物を「本」、趣味を「本よみ」と記し、将来の夢を「小説家」と書いていた。
高校で副担任によく「声が小さい」としかられるほど、物静かな青年だった。男性は「容疑者の名前を聞き、
すぐに、あいつだと思った。おとなしい男なのになぜ」と絶句した。
産経新聞 12月17日(金)22時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101217-00000630-san-soci
870 :
名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 08:09:53 ID:fwGGI4uYO
テリー・ケイ好きな人いる?
::::::::::::::::::::::: : : : :: ヽ マジデ〜?
:::::::::::::::::: : : : \ ヽ ウッソ〜
:::::: ::: : : : ∧ ∧
::::: : : :: : ∧_∧ \ Λ_Λ*‘∀‘) Λ
: : : : : .(´・ω・`)ショボーン ( ^∀^) )(^ワ
___ l⌒i⌒⊂)___ ヽ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
__/_____/|| ||\_____\_
_|||_____||/|| ||\||_____|||_
||| し し .|| || || || |||
872 :
名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 08:18:55 ID:EcaG24dM0
読書も好き≒読書が好き>>>>読書だけが好き>>>>(越えられない壁)>>>>読書に逃げるしかない=犯人
ってな感じかな。
十ニ国記面白い
世界がちゃんとあるみたいだ
874 :
名前は誰も知らない:2010/12/18(土) 11:57:07 ID:AzcXcqGX0
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : : ヽ i
::::::::::::::::::::::: : : : :: はじめまして! ヽ マジデ〜?
:::::::::::::::::: : : : ハ=ハ \ ヽ ウッソ〜 ハハハハハハ
:::::: ::: : : : (・ω・´ )~〜 ∧ ∧
::::: : : :: :
>>1 輩/`ス \ Λ_Λ*‘∀‘) Λ
: : : : : ( ´・ω・)∪テテ∪ ( ^∀^) )(^ワ
___ l⌒i⌒⊂)___、_) ヽ ( ) | | ∩
/ ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄
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知識が増えるほど普通は現実を知って悲観的になりがちだからな。
何も知らなければ楽天的に生きられるけど、その代わり馬鹿のまま。
どっちが幸せかは人ぞれぞれジレンマの中で選択していくしか無い。
岩井志麻子が韓国の特殊部隊の人から聞いた話だと
特殊部隊は年に1度、過酷なサバイバル訓練が実施されるのだが
そういう時は深刻な事を一切考えず、どうでもいいアホみたいな事を思いながら
凌いでいくんだそうだ。過酷な状況の中で深刻に思い悩むと精神的におかしくなるからそうするらしい。
という話をふと思い出したのだが
生きる知恵だな
現実逃避と言ってしまえばそれまでだけど、
逃避すら出来なくなったら人間終わりだよ
>>875 「普通がいいという病」という本に
知った以上は忘れることはできないから
知った上でラクになれるとこまで成長するしかない
みたいなこと書いてあった
ミヒャエル・エンデの『遺産相続ゲーム』読んだら
「愛は弱虫には向いていない」って科白があった。
本当にその通りだと思った。
いい言葉だね
図書館で本を探していたら、探してる本と同じ棚番号に
元ダルビッシュ妻のサエコのblog本が置いてあったのですこし読んでみた。
blogを書いていた時期がダルビッシュとサエコが出会う前後から始まってて
離婚した今となって読むと大変面白い本だった。
幸せアピールしている文章の中にその後の離婚へと繋がるキーワードがいくつも散りばめられている訳だが
点と点を繋ぐと線になる実例そのものだったよ
出版年数が2008年12月、この頃がサエコの人生絶頂期だったのかもしれないと考えるとそれも切ない
他人の結婚生活に関心のある孤男もいるんだね。
ってかそういうことに関心ないから俺はダメなんだな。
883 :
流刑囚 ◆DxgwL./BZw :2010/12/19(日) 02:46:55 ID:kM5KEksaP
探偵小説にはよく他人の日記や手記を読む描写が出てくるね
杉浦太陽のブログならちょくちょく見てる
あいつは偉い
いろんな意味で
「希望の国エクソダス」読み終わった
政治的な作品かと思ったけれどそれだけじゃなく凄い読みやすかった
スノッブ臭い作品も多いけれどこれは面白い
龍と春樹は読みやすいんだよな
毀誉褒貶も多いけどこれはいいことだよね
平岩弓枝の御宿かわせみシリーズが好きだったんだけど、
明治編に入ったら、前の主要人物が一気に殺されまくったり行方不明だったりで、
もう読むのやめる。
御宿かわせみ、なぜか浪人の頃当時でてた二十数巻を3、4周は読んだなー。
あれっておっさんおばさんでも読めるラノベみたいなとこあるよね。
主要登場人物殺されまくってるって誰が殺されたの?主人公夫婦はまさか死んでないよね?
主人公の東吾は乗っていた船ごと行方不明。
その親友の源さんは殺された。
麻生家にいたっては、源右衛門・七重・小太郎と3人も殺された。
東吾や源さんを舞台から降ろしたのは代替わりのためだし、
源右衛門を降ろしたのはもはや高齢のためだろうが、
江戸編の頃も姉の花世ばかり目立ってて弟の小太郎は影が薄かったから、
ある意味、余計なキャラだったのかも。
あーそれは昔から読んでる人には結構辛いもんあるな。
出版社や作者からしたら手堅いシリーズなのかも知れんが江戸編ですっぱり終わらせとくも手だったのかもね。
(そういや個人的には、江戸編も二十巻辺りから昔の話の焼き直しみたいなのが多くなって終わり所を見失ってる感じがして、だんだん読まなくなってったんだった。)
森見登美彦『美女と竹林』を読んだ。
面白かったけど充実した人生のお手本を見せられているような気分になった。
水嶋ヒロの本を読んだ
作品単体だけで評価はできない諸々の付加価値があるから
本を読むことになったけど、ネタ本としては最高に面白い本だったよ
本気で腹筋が痛くなった、彼は不条理コメディを書く才能あるな
893 :
名前は誰も知らない:2010/12/23(木) 12:38:39 ID:+g+99tcv0
おっさん、おばさん向けのラノベとでも言うような小説ってあるね
中学生むけのラノベみたいに会話文と改行が多くて、無駄にキャラが立ってて
違うのは、ラノベなのに文学と看做されてるところ
あるある
895 :
名前は誰も知らない:2010/12/23(木) 20:23:57 ID:TqGxD/pP0
おっさん、おばさん向けのラノベとでも言うような小説ってあるね(プリッ
海音寺潮五郎や司馬遼太郎のエッセイを読むと、
「昔は、 歴史・時代小説=低俗小説 と見なされていた」
という趣旨のことが書いてあるから、
ある意味では当たってるな。
司馬自体(以下略
佐伯ナントカっていう作者の時代小説って、本屋にやたらあるね。
歴史小説には、単に現代人がコスプレしただけの仮装舞踏会小説と、そうじゃないまっとうな歴史小説と二種類あるんだよね
900 :
名前は誰も知らない:2010/12/23(木) 21:45:02 ID:2vk/o1yX0
>>899 まっとうな歴史小説なんか書いたら、現代人には理解不能なシロモノになりそうだな
価値観とか思考様式から違うんだから
>>900 そこを客観的視点と登場人物の視点で描き分けるのが作家の腕なんじゃない
902 :
名前は誰も知らない:2010/12/23(木) 22:02:35 ID:CkuRvyUp0
僕はブックオフで6時間立読みできる
執筆者の思想が史実をねじ曲げてる小説もあるしな。
「信長が覇者となれたのは、民主主義と男女平等を提唱したからである」
というバカな作品を読んだときは、本当に頭痛がした。
>>902 そんな事するなよ。買って読めよ。本を探す時に邪魔になるし、俺みたいな気弱な奴は、本がとれない。
過去に、立ち読みしててなかなか退かない人がいたから、サッと取ろうとしたら「チッ!」って言われたし
ブコフの立ち読み客にマナー語る方が間違ってる いや間違ってないけど
>>892 俺らがあの作品を書いたら、一次選考で落とされそう。
907 :
名前は誰も知らない:2010/12/23(木) 23:56:07 ID:BVParUKBO
お前らはソウカは嫌いなのにブックオフは好きなんだな
古本屋が好きなのに、ブックオフ以外に古本屋が無くなっちまったんだよ
他の客の邪魔になる立ち読み客は、わざと腕を触れて書棚に手を伸ばし「邪魔なんだよアピール」しろ
それで大抵の奴はどく
それでもどかない奴は「邪魔なんだけど」って言ってやれ
俺はそうしてる
正しい対処だな
911 :
名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 01:27:15 ID:FM8T+sei0
立ち読み客が4人ぐらい並んで本を読んでると、
本も満足に探せない、取れないで邪魔だな。
俺も立ち読みするから、お互い様なんだけどね
913 :
名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 02:27:38 ID:xBvqvrxV0
谷崎『青い花』フェティシズム小説の傑作
川上未映子のヘブン
ハーバード大学の熱血授業
こういう哲学的なの好きだ
ブックオフが創価系てのはデマ
tes
917 :
名前は誰も知らない:2010/12/24(金) 19:15:59 ID:XSrWDEN00
ニコ生に谷川俊太郎さんがでてる!
上レスを読んで今春屋ゴメスが頭に浮かんだ。
いや、面白いんだけどね。
谷川俊太郎は詩で食えてるのがマジで凄いとおもう
古今東西、詩で食える人間なんかまずいない
困窮してない人は他に仕事があるかパトロンがいるとか資産があるとかね
詩は基本的には商品にはならない
谷川はちょっとと類が違う存在
いや、彼の詩が凄いのは間違いないけどね
保険屋のコマーシャルで見限ったぜ
ハルヒ in USA
あのアニメがUSにどう持ち込まれ、どう人口に膾炙したかのビジネス的、社会学的調査
全ての議論に同意する訳じゃないがよくできてる
北米版ハルヒで英語の勉強をした頃が懐かしい
アフォリズム(ロバート・ハリス)
ちょっと「毛色の変わった『格言集』」として意外と面白かった。
日本語訳と英語(英語以外は英語訳)、言った人(作者)の名前の英語綴りがあるところは
旨い作りかと。
「猫語の教科書」ポール・ギャリコ(ちくま文庫)がおもしろかった。
>>922 丁度図書館に置いてあるみたいなので借りてみます
>>924 なんてことないが、センスのいい本だよね。くすりとできる。さすがギャリコ
>925
ロールズの正義論の半額以下だぞ
安い安い
>>928 あ、あたしだって何千円もする本いっぱい持ってるんだからね!
だたちょっと千五百円くらいかと思っただけよ。
わちきはブックオフの100円本しか買えません
仕事が見つかるまで本は買えません
本を買うまで採用しません
>>928 最近出た改訂版だろ?
あれ、高くて分厚いよな。
いずれ読みたいと思っているよ。
トマス・ピンチョンって読んだ人いる?
文庫化された競売ナンバー積んだままです、はい
936 :
名前は誰も知らない:2010/12/28(火) 10:11:01 ID:ZgxpT1YRO
とあるアニメのタイトル繋がりで、サリンジャーのナイン・ストーリーズを読んでみた
「小舟のほとりで」のオチが素晴らしく良かった
遠藤周作 深い河
強引すぎるキャラクター設定と展開
キリスト教作家が少ないからもてはやされたんだろうがはっきりいって二流作家
>>934 競売ナンバーしか読んでないけど、正直期待したほどじゃなかったな・・・
ジョン・バースとかバーセルミの方が好きだ
バーセルミいいよね
雪白姫とか、かっとんだ内容だったな
高橋源一郎あたりが真似してたね
一昨日から「利休にたずねよ」を読み始めた。
茶道自体には関心ないけど、茶道って奥が深いんだなぁと
思わせて(思いこませて?)くれる。
志賀直哉読んでるけど時代の背景もあるのか島崎藤村を彷彿させる
ただ、なんか食指に合わないのか頭が悪いのかなかなか集中出来ない
942 :
名前は誰も知らない:2010/12/29(水) 12:06:14 ID:ZLrIX2sb0
谷崎潤一郎『春琴抄』
全く面白くなかった
あれをドMの小説だなんて言う奴は小説読む脳味噌無いと思うよ
谷崎の他の作品で描かれる女たちと違って、
春琴にまるで魅力を感じなかった
これから『痴人の愛』を読むつもりだが、
ナオミには期待していいのか一抹の不安
アミ 小さな宇宙人 を読んでいる。
でかい書店を二軒まわったが、売り切れていたので楽天ブックスにて注文。
年末年始はこのシリーズで過ごそうと思う。
図書館が休みに入ってしまった
今は花村萬月のたびを読んでいる
あんまり分厚いと飽きるね
947 :
名前は誰も知らない:2010/12/30(木) 07:53:22 ID:GbwGIIA+O
絶版本を偶然新本で見つけた。
たまにはラッキーなこともあるものだなあ。
ザッポス伝説読んだ
952 :
名前は誰も知らない:2011/01/01(土) 11:47:26 ID:rg7UkP7f0
新訳なんか出さなくていいから、未訳のやつを翻訳してほしい
いま流通してる翻訳の文体が古くなったっていうよりか
本当は読者の語彙やら読解力が落ちてるだけだろ
光文社古典新訳文庫は初訳の作品も多い
文庫化されていなかったものを新訳で文庫に入れてくれると一番有難い
子供の頃理科系の本が好きだったんでなんか挑戦してみようと思ったんだが、
専門書どころか雑誌ですら面白いと思えない。
小学生のころ「マンガで分かるナントカ」とか「図解!ナントカ」みたいなのを読んでおけばよかった。
今からじゃ恥ずかしくて替えないよ
理科系は苦手だけど面白いほどよくわかる図解○○シリーズを何冊か読んだな
なんか知的好奇心沸いたらとりあえすアレから入ったりする
俺はとりあえず本屋でブルーバックスから出てる興味ある分野を立ち読みしてる
957 :
名前は誰も知らない:2011/01/02(日) 20:11:13 ID:r3CR+L6J0
哲学書とか読む?
ブルーバックスか。中学生の頃(もう20年も前だよおい)学校の図書室にあった
「10歳からの相対性理論」「10歳からの量子論」を読んで、理解できないながらも楽しんで読んだもんだ。
当時は知らなかったが、「10歳からの」シリーズは入門書として大人にも結構なヒットをしたらしい。
俺は物理学科だったけど、通俗書なんか読むんじゃないって教授に叱られた
素人でも相対性理論を理解できた気になれる本なら、
『アインシュタインの宿題』福江純(知恵の森文庫)が
オレ的には一番だった。
俺が大学教授から聞いた話によると
相対性理論を正確に理解できるレベルの存命中の物理学者は
世界で数人レベルだってさ。
専門にしてる奴が通俗な本を読むのは姿勢として流石にまずいが
一般人ならいいじゃないか
哲学書の場合も原典は大事だけど
普通の人はまず自力で読むのは無理だし
ブックオフでケッチャム買ってきた
怖いけど面白い
>>962 啓蒙書もピンからキリまであって
例えば、超訳ニーチェみたいなやつを読むくらいだったら、まともな入門書を読んだほうがいいし
原典にしても、ちゃんとした翻訳があるんだから
夏目漱石の『それから』読み始めたんだけど、
文中によくわからい単語がちょくちょく出てくる。
こういうのはその都度辞書で調べながら読むもんなの?
>>965 俺は「辞書を引きながら読む」派
そうして、辞書に載ってない語彙を見つけたときには、得したような、勝ち誇ったような気分になる
そこで日本国語大辞典ですよ
>>966 やっぱりそうなのかー。
今日辞書を引いて、ビックリした単語。「麗麗と」。
嫌味な感じで使う言葉なんだね。勉強になる。
明治の文章だったら言海引いてみるのも面白いかもね
ちくまから文庫で出てたし、多分もう絶版だけど
最近読書始めてみました
養老孟司氏のエッセイ
少し苦痛
現代文の試験に出てくるようなお堅いエッセイは苦手だけど
小説家の書いた日常を描いたエッセイは好き
俺がいかに何も考えないで日々過ごしているのか思い知らせてくれる
>>967 大変結構なものを紹介して下すった 感謝感謝
高校生の頃、赤と黒読んで
去年、読み直したら感想が違った
勢いでカラマーゾフの兄弟も読んだ
>>955 まぁ恥ずかしかったら店頭チェックでネットで購入って作戦もあるよね。
正直何だかんだで読みたいし。
>>956 >>958 ブルーバックスは自分もよく読みます。大好き
子供向けの本、試しにネットでポチってみます。
散々立ち読みした紀伊国屋さんごめんなさい。雑誌と新書かったから許して。
「幼稚な本で無駄な買い物したー」と思っちゃうだろうが、コレは自分の中の子供心へのお年玉だ。
好きだよ、俺。健やかに育て。
みんなは文庫の訳注とかいちいち読む?
訳注見てどーでもいいこと書かれてるといらっとするわ
>>967 (日本語の)論文だったらサイニイの方が、数も多いし、検索精度も高いと思うんだけど
グーグルの方使う利点って何かあるの?
日本語ならCiNii
英語ならgoogle scholar
>>957 まあ、読むよ。そっち方面に仕事で絡むから。
>>970 森鴎外や国木田独歩あたりだと、もう国語辞典を片手に出ないと読めないし。
>>978 哲学書だと、訳注読むよ。でも、新潮文庫のヤスパース「哲学入門」みたいに本文も訳注も誤訳だらけだと、めげるな。
揚げ足取りみたいで悪いけど
訳注ってふつう訳者がつけた注のことね
だから訳注が誤訳っておかしい
誤訳に基づく訳注ってことだろ
訳注が全体の三割以上占めてるやつは最早訳注を読むために買ってるな
ただ訳者が敢えて忠実に訳さなかったことに対する弁明は気に入らない
個人的には本文を忠実に訳したうえで、ニュアンスが正しく伝わる意訳を訳注に載せろと思う
なんでもよく知ってて、面白い本を書く人でも
自然科学について言及した部分はつまらない。自分が知らないことは黙ってればいいのに
挙げ句には、科学といえども世界を解釈する一方法にすぎない、なんてうそぶいたり
「なんでもよく知ってる人」なのに「自分が知らないことは黙ってればいい」
ってメチャクチャ矛盾しとるがな
ケルアックの「路上」を買ってきた。
孤男の雰囲気に通ずる物がある気がする。
この歳になって岩波ジュニア新書が面白い事に気づく
案外奥深いな
フランス革命歴史の劇薬とかか
ぎきょくのちゅうはげんそくよまない
やくしゃのこうしゃくで、さくひんのりずむをこわされたくないから
もう寝ます
そろそろ次スレを
GJ
乙。
999
1000
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/冫、 )::: 1000だ
__| ` /:::: スレ立てろ
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