何気に「スポーツ王国」群馬県について語りましょう！15

PART15です。

前スレ　 http://kanto.machi.to/bbs/read.cgi/kanto/1315912784/

>>1

乙です。「ザスパクサツ群馬」でＪ１へ―。前身のリエゾン草津が１９９５年に発足してから17年目。悲願のＪ１昇格へ負けられない戦いが続く節目の年にクラブは名称変更に踏み切った。
　草津町で誕生したクラブは選手が温泉宿で働きながらＪリーグを目指す姿が話題を集めた。２００５年にＪ２昇格後は主にホームスタジアムのある前橋市や伊勢崎市での活動が中心となっていた。
　植木繁晴代表取締役ＧＭは名称変更について「草津で生まれ育ったクラブ。草津の名を永久に残すため、片仮名にしてチーム名に入れた」と説明。名称変更後もホームタウンはこれまで通り「草津町、前橋市を中心とする全県」で変わりはない。地域名を「群馬」に変更することで高崎や前橋、伊勢崎に集中するファンを全県に拡大したい考えだ。
　ザスパ草津Ｕ23は運営会社内の別組織のため名称変更はしないが、その他の下部組織は変更する。現時点でチームカラーに変更はないが、チームロゴの新デザインを一般から募集する。
　Ｊリーグでは２００５年にジェフユナイテッド市原（現ジェフユナイテッド市原・千葉）が名称と呼称を変更した例がある。

崩れそうで崩れない。日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が、ロッテ打線相手に７回を投げ６安打２失点で２勝目をマークした。３回には里崎に今季初被弾も、緩急とストライクゾーンの高低を使って、その後、粘りの投球。打線の援護もあり、背負っている男・斎藤が、チームに白星を呼び寄せた。

センバツで４強入りした健大高崎の選手代表４人が６日、青柳博文監督らと高崎市役所を訪れ、富岡賢治市長に大会結果を報告した。

　訪れたのは、長坂拳弥選手▽三木敬太投手▽竹内司選手▽内田遼汰選手の４人ら。富岡市長が「すばらしい戦いぶりで、感動した」と健闘をたたえ、青柳監督は「また夏に行くからと、甲子園の土も持って帰らなかった」と夏へ闘志を語った。

　さらに富岡市長は三木投手らの手を触るなどして、甲子園での試合を振り返った。

オリックス中山慎也投手（３０）が、今季初黒星を喫した。７回を投げて６安打３失点。２−２の５回２死三塁からフェルナンデスに適時打を浴びて「何とか同点のまま踏ん張りたかったんですが…。今日はとにかくリズムが悪すぎました。野手のみんなに申し訳ないです」と話した。

デビューからの連勝を目指したロッテ藤岡貴裕投手（２２）が、６回２／３を３失点で初黒星を喫した。直球が甘く入り、３回に小谷野、７回にスレッジに本塁打を浴びた。「球の走り自体は良かったけど、打たれるべくして打たれた」と反省。それでも女房役の里崎は「新人で７回３失点。最低限のことはできている」と、かばった。

日本ハム栗山英樹監督（５０）が９日、斎藤にまたまた強烈なハッパを掛けた。斎藤は１３日の楽天戦（札幌ドーム）に先発予定で、同じく先発濃厚な楽天田中とプロ２度目の対決が実現する。チームは休日だったが、指揮官は「自分の好きなように投げなさい」と、高校時代からのライバル相手に１歩も引かない投球を求めた。栗山監督が、斎藤の闘争心をかき立てるゲキを飛ばした。プロ２度目の「佑マー」対決に向け、「結果も大事だが、何を見せるか。生きざまを見せるのが大事」と、マウンドでの姿勢にまで言及した。「金曜日（１３日）は、（斎藤に）何も言うことはない。自分の好きなように投げなさいと。自分で勝ち取った権利なんだから」と、自信を植え付けるような言葉をかけた。個人を前面に出す姿勢もいとわない。開幕投手を斎藤に決めたときから、栗山監督には、ローテーション通りで１３日に楽天田中との対決が実現することが頭にあった。「もともと（シーズン前から）考えていた。だから佑樹には勝てと言ってきた。自分らしく、個人の勝負として、そこにいける」。今季開幕から２連勝したことで、堂々と同じ舞台に立てる。結果が出なかったオープン戦では、斎藤に「褒めたくない」「打たれたら殴り倒すしかない。そのくらいのつもりで投げないと」など厳しい言葉を吐いてきた。すべては成長を願っての期待の裏返し。就任当初から「監督としてではなく、一野球人として、そういう勝負をさせたい」と、エース格として田中と投げ合うことを歓迎した。指揮官のゲキを、斎藤は冷静に受け止めた。「開幕投手を務めた以上、自分のことだけ考えてはいられないので、チームとして試合に勝つことを１番に考えたい」と結果を重視する。斎藤のさらなる成長を求める栗山監督は、感情むき出しの投球をしてでも、さらに殻を破ることを期待している。

ザスパ、開幕戦以来の勝利―。Ｊ２第７節の８日、ザスパ草津はアウェー富山市の富山県総合運動公園陸上競技場でカターレ富山と対戦し２―１で勝ち、６試合ぶりとなる今季２勝目を挙げた。ザスパは立ち上がりから押し気味に試合を進め、前半38分にＭＦヘベルチのゴールで先制。後半27分に同点とされたが、２分後の29分、ＭＦ松下裕樹のゴールで勝ち越した。次節第８節は15日。ザスパはホーム前橋市の正田醤油スタジアム群馬で愛媛ＦＣを迎え撃つ。キックオフは午後１時。

フル出場したシュツットガルトＤＦ酒井高徳とアウクスブルクＭＦ細貝萌だったが、ともに課題を残す試合内容で直接対決を終えた。快勝した酒井はリーグ戦１０試合連続のフル出場で「結構疲れていたのできつかった。バランスが悪かった」と反省した。右サイドバックから攻撃参加したものの、クロスの精度を欠いた。ただ、先制されながら３得点で逆転勝ちしたチームには手応えを感じており「調子が良い証拠。こういう試合運びで勝てるのは強いチームだと思う」と胸を張った。ボランチの細貝は、序盤から激しいチェックで相手の攻撃を防いだ。だが、結果的に３ゴールを許したことで「１点目は自分のマークだった。責任は重いなとは思う」と複雑な表情。チームは１５位に低迷する苦しい状況で「勝たないと残留することはない」と巻き返しを誓った。酒井から「試合の流れを見るのがやっぱりうまい。引っ張っている」と感心されると、細貝は「彼みたいに試合に出ていると成長する」と返した。刺激を与え合う２人の存在感はチーム内で増し続けている。

県ハイウェイ協同組合（篠原宗應理事長）は９日、佐藤交通遺児福祉基金に、ザスパ草津ホーム試合の観戦チケット１００枚（16万円相当）を贈呈した。チケットは、基金から奨学金を受ける子どもたちに贈られる。
　法人向けにＥＴＣの普及などに取り組んでいる組合は、２００６年から基金への寄付活動を行っている。
　篠原理事長は同日、県庁を訪れ、基金事務局を務める県交通政策課の中山勝文課長にチケットの目録を手渡し「ザスパの試合は子どもたちが喜んでくれると思う」と話した。
　基金は１９７１年に設立し、奨学金の給付のほか、交通安全推進事業に取り組んでいる。今年３月末時点の奨学生数は１３９人。

日本ハムは勝利の軌跡を完全網羅した「ビクトリーカード」を発売すると発表した。チームが勝利するごとに、その試合のヒーローを選出して試合データ、チェックポイントとともにカード化される。第１弾は３月３０日の開幕戦でプロ初完投勝利を挙げた斎藤佑樹投手（２３）。レギュラーシーズンの勝利の数だけカードが手元に届く。価格は年間パック販売で９８００円で２〜３カ月ごとに発送される。１３日から球団ホームページ、公式携帯サイト、公式スマートフォンサイトで販売を開始する。

日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が、今日１３日楽天戦（札幌ドーム）で田中とプロ入り２度目の対戦を迎える。本拠地での対戦だが「アウェー（の雰囲気）になったらどうしよう。ならないことを願います。そうなったら困ります」と、意外な不安を口にした。ただ「投げやすいですし、広いので本塁打が出にくい。自分みたいな投手には有利」と、ホームアドバンテージは感じている。「言い訳なしの勝負です」と、気持ちは高まっている。

オープン戦

群馬　004000110　6
信濃　00202220X　8
　
群：清水・北井・栗山−八木・古川
信：知成・小川・佐々木・秀義−原

日本ハムは接戦を落として２連敗となった。斎藤佑樹投手（２３）と楽天田中将大投手（２３）のプロ入り２度目の対決が注目された１戦を振り返った栗山英樹監督（５０）は「悔しい。（ファンに）申し訳ない。そういう試合でしたね」と、天を見上げた。斎藤については「最悪の状態。なんでこんなにバランスが悪いのか。でも、あれだけ悪くても試合を作れるのが斎藤佑樹。ああいうところは、前に進める。そういう意味で、勝たせたかった」と、珍しく褒めながらも悔しさをにじませた。

ウォルフスブルクＭＦ長谷部誠（２８）と、アウクスブルクＭＦ細貝萌（２５）との日本代表直接対決は、後輩に軍配が上がった。ともに先発出場を果たし、前半を１−１で折り返したところで細貝は交代。それでも、後半４３分にアウクスブルクが勝ち越して、アウェーで貴重な勝ち点３を獲得した。この勝利で順位は１５位のまま変わらないものの、１部残留に前進。一方、右サイドバックに入った長谷部は、ドリブルからゴール前でＦＫを獲得するなど果敢に攻め込んだが、フル出場も実らずホームで黒星を喫した。

　ザスパ、今季初の連勝―。Ｊ２第８節の15日、ザスパ草津はホーム前橋市の正田醤油スタジアム群馬で愛媛ＦＣと対戦、１―０で勝った。ザスパは前半35分にＦＷリンコンのゴールで先制。この１点を守り抜き、今季初の連勝を果たした。通算成績は３勝３分け２敗（勝ち点12）で11位まで順位を上げた。次節第９節は22日、ザスパはアウェー水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で水戸ホーリーホックと対戦する。キックオフは午後１時。

ロッテのドラフト１位、藤岡貴裕投手（２２）が「攻撃」の内角攻めで、能力を全開にした。ソフトバンク戦で９回を４安打１０奪三振で１失点に抑え、１２球団の新人一番乗りで完投勝利を挙げた。先輩の助言を胸に、初登板と２戦目で鳴りを潜めた内角への攻撃姿勢を取り戻し、打者の懐を攻めまくった。

　藤岡の視線は打者の胸元に向けられていた。４回２死一、二塁。怪力のペーニャをフルカウントに追い込む。田中捕手のサインは外角直球。ルーキー左腕は首を振った。「前の２試合は全然、内角を攻められなかった。相手は外角を意識していたし、攻めようと思った」。主張を押し通した１球。えぐるような内角高めの直球にバットが動かない。今カード初戦で同じ左腕の成瀬から、こん身の外角低め直球を右翼席に放り込んだ助っ人を、見逃し三振に切り捨てた。

　プロ初黒星の翌日９日の練習。青空の下、藤岡は西本投手コーチと約１５分間、話し合った。説かれたのは「嫌な投手になれ」。藤岡より天賦の才がなかったという同コーチはシュートによる内角攻めで生き抜いた。「１０勝で終わる投手ならそれでいい。だが１５勝以上を目指すには、打者の嫌がることをしないと」というのが真意だった。

　藤岡の他球団評は「コントロールがいい」「完成品」。だが「嫌な」という言葉はなかなか聞かれなかった。藤岡も大学時代は攻めていた。オープン戦も右打者への「クロスファイア」など内角攻めへの手応えはあった。だが公式戦に入れば、捕手もオープン戦で相手に抱かせた印象を逆手に取った配球をする。プロの世界では、まだ遠慮もあるし、先輩捕手のサインに簡単には首を振りづらい。もともと穏やかな性格。この２戦に限れば、知らず知らず内角への頻度が落ちていた。

　過去の登板を顧みて、心に決めた。「当てるぐらい内角を攻めないと。外ばかりだと打者も踏み込んでくる」。そしてプロ３戦目のマウンドに向かった。

　初完投目前の９回。江川を内角高めで空振り三振、松田を外角高めのボール球で振らせて１０奪三振目で試合を締めた。「攻撃」の意思を持った荒ぶる球。強力打線の日本一チームをねじ伏せた内角攻めは、藤岡の成長を象徴していた。

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日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が１７日、ブルペンで約５０球を投げ込み、投球フォームの修正を図った。前回１３日楽天戦では序盤から制球を乱し、７回途中に降板するまで４四球を与えた。「キャッチボールを含めて、バランスへの意識を重くしていました。良くなってきています」と、手応えをつかんだ。次回は２０日オリックス戦（ほっともっと神戸）に先発予定で、「調子は悪くはないです」と万全の調整で臨む。

草津町で22日に開かれる自転車レース「第17回ツール・ド・草津」の参加予定者が昨年より約４００人増えて、初めて３千人を突破した。自転車ブームの高まりや大会が認知されてきたことなどが背景にあるとみられ、実行委員会は「３千人は目標だった。しっかり準備して、成功させたい」と意気込んでいる。

　今回から、新たな取り組みとして９月開催予定の「まえばし赤城山ヒルクライム大会」と連動。２大会に参加すると記念品がもらえるほか、上位３位をそれぞれの大会へ招待する。女性のエントリーも２６７人と多く、21日はガールズトークやファッションショーなどを初めて企画し、前日から大会を盛り上げる。

　ツール・ド・草津は、町などが温泉に加え、スポーツでも地域をＰＲしようと、１９９６年から毎年開催。第１回の参加予定者は２００人で、第７回（２００２年）で千人、第14回（09年）で２千人を突破、昨年は２８００人だった。17回大会となる今年は、小学５年生から79歳までの３１９９人がエントリー。本県からの参加が９２４人と最多で、北は青森県から南は沖縄県まで全国各地から申し込みがあった。

　同実行委員会は、駐車場の規模などから３千人を一つのめどとして、目標の数字としてきた。「だんだんと定着し、町全体が盛り上がってきていると感じる。参加者にレースを通じて、草津の魅力を知ってもらい、再訪してほしい」と話している。

ベテラン左腕に学べ！　米メジャーでは４９歳、ロッキーズのモイヤーが最年長勝利記録を更新。わずか１歳しか違わない日本ハム栗山英樹監督（５０）は「すごいね。オレはいい球を投げるのと勝てる投手は違うと言ってきた。何か秘密がありそう」と熟練の技をたたえた。明日２０日のオリックス戦（ほっともっと神戸）に登板予定の斎藤佑樹投手（２３）も、球速で勝負するタイプの投手ではない。「剛球をボーンと投げる投手より参考になる。（斎藤は）勝てる確率をどう上げるのかが今年のテーマだから」と、投球術を盗むことを期待した。

前橋市の山本龍市長は18日、プロ野球独立リーグ「ＢＣリーグ」の群馬ダイヤモンドペガサスの五十嵐章人監督や新井伸太郎主将らを市役所に招き、チームカラー「ペガサスブルー」のだるまを贈った＝写真。

　だるまの背中にはペガサスの羽と監督の名前「ＩＧＡＲＡＳＨＩ」と背番号84が描かれている。

　２０１２シーズンは21日に開幕、上毛新聞敷島球場で信濃グランセローズと対戦する。五十嵐監督は「若い選手が多いので、積極的なプレーで開幕戦に勝ち、勢いに乗りたい」と抱負を語った。

昨夏の「群馬デスティネーションキャンペーン」の一環として、前橋市が赤城山を舞台に開催した自転車レース「赤城山ヒルクライム」の第２回大会が９月３０日に開催される。１９日開かれた実行委員会会議で決定した。前回よりも約１０００人多い、約３０００人規模の大会が検討されている。新たな試みとして、今月２２日に草津町で開催される自転車レース「第１７回ツール・ド・草津」と連携する。

　コースは前回同様、前橋市上細井町の前橋合同庁舎から赤城山頂にある赤城山総合観光案内所までの全長２０・８キロ。最大標高差は１３１３メートルに及ぶ。

　第１回大会には３４００人の申し込みがあり、抽選などの結果、１２〜７５歳の男女２１６８人が参加。県外からの参加者が多く、５３・５％を占めた。大会前日にグリーンドーム前橋（岩神町）で自転車の検査があるため、県外参加者は、市内のホテルなどを利用する割合が高く、市の調査によると家族も含めると約２１００人が宿泊した。市観光課の担当者は「地元にもたらす経済効果は計り知れない」と説明する。

　今年は、「ツール・ド・草津」との両レースに参加した人に対し、世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」への観戦ツアーチケットのプレゼントなどもある。山本龍市長は「前橋の自然を活用したイベントとして今後も定着させていきたい」と話している。

ザスパ3連勝なるか

２０日にプロ初完封勝利を飾った日本ハム斎藤佑樹投手（２３）は２１日、ほっともっと神戸でノックやキャッチボールなど軽めの調整。練習終了後には、外野席やフィールドシートのファン相手にサインを書き「神戸にはあまり来ることがないので」とファンサービスに熱心だった。前日は自己最多の１３１球を投げたが、体の状態は良好。「いい感じできているので、この感じを続けていきたい」と、４勝目を見据えた。

第６４回春季関東地区高校野球大会県予選（県高野連など主催、毎日新聞社など後援）は２２日、高崎市の高崎城南球場など３球場で３回戦６試合が行われれ、ベスト１６が出そろった。

　樹徳は、高崎商打線を５安打無得点に抑え、１点を守り切った。常磐は８盗塁などで高崎東に５点差をつけて勝利した。また、中之条が連打で五回に３得点し、館林商工を突き放した。

甲子園へ凱旋（がいせん）だ！　日本ハムの斎藤佑樹投手（２３）がセ・パ交流戦の最初のカードとなる５月１６〜１７日の阪神２連戦（甲子園）で、先発する可能性が浮上した。昨年は左脇腹を痛め２軍落ちしていたため、プロ２年目で初の交流戦となる。現在３勝１敗と順調に白星を重ねている斎藤。早実高時代に全国制覇を成し遂げたマウンドで、再びその勇姿が見られるかもしれない。佑ちゃんが、聖地に帰ってくる。日本ハムは５月１６〜１７日の阪神２連戦を皮切りに、８年目を迎えた交流戦に臨む。現在、チームは交流戦へ向けて先発ローテーション再編を検討。「斎藤を甲子園で投げさせてみたい」という首脳陣の思いもあり、“凱旋登板”が現実味を帯びてきた。斎藤にとって甲子園は、思い出の地であり、プロ入りの夢へ近づいた原点の地でもある。昨年は左脇腹を痛め、交流戦での登板はかなわなかったため、甲子園で先発となればプロ入り初となる。当時の汗と涙が詰まったマウンドへ久々に上がるとなれば、野球ファン必見の一戦となるのは間違いない。斎藤は現在３勝１敗と、開幕投手の名に恥じない活躍をしている。開幕戦の西武戦ではプロ初完投勝利、前回２０日オリックス戦ではプロ初の完封勝利を果たし、防御率１・１６と内容も伴っている。エースとして育って欲しいという栗山監督の思いに応えるかのように、エース級の投手相手にしても堂々投げ勝ってきた。屋外球場では通算４勝２敗（今年は２戦２勝）と相性も良く、斎藤自身も「外はけっこう好きで、自分に合っているかなと思う」と話す。甲子園での登板が実現すれば、日本一熱狂的なファンの前で、堂々と虎退治をしてくれるはずだ。

草津温泉の名物「湯もみショー」に「ゆもみくん」が登場する。演じるのは、草津町を拠点に活動する「ザスパ草津　Ｕ２３」のサッカー選手１８人。温泉のシンボル・湯畑前の観光施設「熱の湯」で開かれるショーで月１〜２回、ベテランの「湯もみ娘」と共演する計画で、夏前のデビューを目指して２６日から練習を開始する。

　温泉観光大使として人気が高いマスコットキャラクター「ゆもみちゃん」に続く新名物にと、草津温泉観光協会が企画した。

　湯もみショーは、熱い源泉の効能が薄まらないように、水を加えずに六尺板で湯をかき混ぜ、温度を下げる伝統技法。毎日６回、湯もみ娘１０人が草津節に合わせ、湯もみを披露しており、観光客に人気のイベントだ。

　ゆもみちゃんは１９９７年に町のホームページのマスコットとして誕生。２００５年には、着ぐるみもでき、町内外のイベントで活躍。今年は１７０枚の年賀状も届く人気ぶりだ。同協会の山田寅幸会長が「湯もみに男性も登場させよう」とひらめいたという。

　同協会によると、ザスパの選手たちは試合や練習の合間を縫って、ショーの練習をする。ショーの見学には入場料（大人５００円）がかかるため、「上達するまでお客さんの前には出せない」（同協会）といい、練習を積んで５、６月頃にデビューさせたい意向だ。

　選手たちは、一番遅い開催時間の午後４時半からのショーに登場する予定。衣装は法被姿を予定している。

　同協会では「働きながらプロを目指すのがザスパ草津の原点。選手たちが頑張っている姿をアピールする場にもなる」と、定着を目指している。

始球式に２０１２年三愛水着イメージガールの宮原華音が登場。この春、高校生になったばかりの１６歳は「緊張しました」と、笑顔のワンバウンド投球を披露した。空手の全国大会で優勝経験もあるスポーツウーマン。高校ではインターハイ優勝を目指し、空手とモデル業を両立する。「好きな選手は斎藤佑樹投手。もともと野球が好きで甲子園の時から見てました。さっき、見かけて…」。マウンド外でもドキドキだったようだ。

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草津温泉で人気の湯もみショーに、「ゆもみくん」としてデビューを目指すザスパ草津Ｕ―２３のサッカー選手が２６日、舞台となる草津町の観光施設「熱の湯」で初練習を行った。

　草津温泉観光協会の新企画で、この日は、ＭＦ城田匠選手（２０）、高橋宏和選手（１８）、ＤＦ高橋徹選手（２２）と木村直樹監督ら５人が参加した。

　選手たちは、普段ショーに出演している「湯もみ娘」の大熊さやかさん（２７）らから、板の持ち方や立ち姿勢の指導を受けた後、「草津よいとこ　一度はおいで」と「草津節」を歌いながら、六尺板を何度も左右に動かした。恥ずかしがっていた選手たちに木村監督からは「声が出ていないぞ」などとグラウンドにいる時のようなげきが飛んだ。高橋宏和選手は「独特のリズムと歌詞を覚えるのが大変。チーム一丸となって湯もみとサッカーを頑張る」と話していた。

　同協会によると、選手たちは週１回程度、湯もみの練習に取り組み、５、６月頃のデビューを予定している。

日本ハム斎藤佑樹投手（２３）の甲子園凱旋（がいせん）登板は、５月１７日の見通しとなった。交流戦期間中の先発ローテーション再編で、１６、１７日の阪神との交流戦のどちらかに先発する可能性が高まっていた。２７日は、今日２８日楽天戦の先発に備え、千葉・鎌ケ谷で練習。４月最後の登板で好投すれば、初の月間ＭＶＰも視野に入る。「自信をつかみにいきたい」と意欲的だった。

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第６４回春季関東地区高校野球大会県予選（県高野連主催、毎日新聞社など後援）は２９日、高崎城南球場で準々決勝２試合を行い、前橋育英と前橋商が勝利し、４強が出そろった。準決勝は５月３日に、決勝戦は４日に同球場で行われる。

プロ野球ＢＣリーグは30日、各地で３試合を行った。ホーム連戦となった群馬ダイヤモンドペガサスは高崎城南球場で今季リーグ初参戦の横浜ＤｅＮＡベイスターズ（ファーム）と対戦、５−３で勝利した。通算成績は４勝２敗。次戦は３日午後１時から、伊勢崎市野球場で新潟アルビレックスＢＣと対戦する。

　群馬が序盤から主導権を握った。一回１死満塁、伊藤の右犠飛で先制。三回は新井、小林の連打を足場に１死一、三塁とした後、大松の左中間適時二塁打で２点、治下の左前適時打で１点を加えた。四回は小林の適時打でリードを広げた。

　先発ストレッカーは五回に２点を失って降板。高田、藤田、清水の継投で反撃を断ち切った。

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ザスパ駄目だな

ザスパ、泥沼の３連敗―。Ｊ２第11節の30日、ザスパ草津はアウェー岡山市のｋａｎｋｏスタジアムでファジアーノ岡山と対戦、１―２で敗れた。前半27分に先制され、直後の同30分にＦＷリンコンのゴールで同点としたが、同43分に再び失点。後半はペースをつかんだが、ゴールを奪えなかった。通算成績は３勝３分け５敗（勝ち点12）で順位は15位のまま。次節第12節は３日、ホーム前橋市の正田醤油スタジアム群馬でジェフユナイテッド千葉を迎え撃つ。キックオフは午後４時。

サッカー・Ｊ２のザスパ草津は３日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬でジェフユナイテッド千葉と対戦し、０―２で敗れた。ザスパは４連敗で、３勝６敗３分け、勝ち点１２。

　ザスパは９分に先制点を許すと、ペースを握られ、前半はシュートを打てずに終わった。６０分にもＦＫからのヘディングシュートで失点し、突き放された。

　次節は６日、山形県でモンテディオ山形と戦う。

本日の試合速報

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群馬　００００１１００４　６
富山　０１００００１００　２

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ザスパ終わってる・・・

１０日ロッテ戦（ＱＶＣマリン）に先発予定の日本ハム斎藤佑樹投手（２３）は７日、チームと一緒に千葉へ移動した。「いい状態で交流戦へ入りたい」と、交流戦前最後の登板で今季５つ目の白星を狙う。交流戦では甲子園、神宮と思い出深い地での凱旋（がいせん）登板が見込まれる。「甲子園のほうが楽しみかな。相手が阪神というのも大きい。チームも強いし、応援も…」と、未知の体験にワクワクしていた。

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日本ハムの斎藤佑樹投手（２３）が交流戦前、最後の登板となる１０日ロッテ戦へ向けてブルペン入り。３０球を投げ込み「肩の疲労も抜けてきました。中５日の体になってきたのかなと思います」と話した。

　練習前には３・４月の月間ＭＶＰが発表され、兄貴分の武田勝投手（３３）がプロ７年目で初受賞。「さすがです。そりゃあ、もちろんごちそうになりますよ」と、仲良しの先輩の受賞を心から喜んでいた。

国際テニス連盟（ＩＴＦ）公認のツアー下部女子大会が８日、フランスのカーニュシュルメールで行われ、シングルス１回戦で森田あゆみ（キヤノン）は６−４、７−５でアラバン・レザイ（フランス）を下した。

第６４回春季関東地区高校野球大会（関東地区高野連主催）が１９日から埼玉県営大宮公園野球場などを会場に行われる。県勢は、センバツ４強で推薦枠の健大高崎と春季県大会２位・前橋育英、同３位・前橋商の３校が出場する。

　初日は同球場で、前橋商が午前１０時半から下妻二（茨城）と、前橋育英が午後１時から川口（埼玉）とそれぞれ対戦する。健大高崎は２０日の２回戦から出場。帝京（東京）と春日部東（埼玉）の勝者と対戦する。

　決勝は２３日に同球場で予定されている。

天候不良でロッテ戦（ＱＶＣ）が中止となり、先発予定だった日本ハム斎藤佑樹投手（２３）は１０日、千葉市内にある室内練習場のブルペンで５０球を投げ込んだ。次回登板は１２日の西武戦（函館）に決定した。プロ初のスライド登板となるが、天の裁量に素直に従うつもり。「天気のことなので仕方がない。去年はちょうどこの時期にケガをしているので、今日投げなくて良かったというふうに捉えます」と前向きに話し、交流戦前最後の登板へ向けて気持ちを高めていた。

佑ちゃんに闘魂注入ダ−ッ！　今日１２日の西武戦（函館）に先発する日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が１１日、アントニオ猪木（６９）から熱いエールを送られた。この日、羽田空港から函館へ移動する航空機に偶然同乗。対面はしなかったが、燃える闘魂からゲキをもらった。「佑ちゃん、闘魂ダ−ッ！　勝負事は運が大事。彼は強運を“持ってる”よね」。佑ちゃんとは過去に共通の知人を介して２度ほど電話で話したことがあるという。猪木は「はこだて観光大使」を務めており、「頑張ってほしいね」と函館を盛り上げるためにも斎藤の勝利を願った。先発予定だった前日１０日ロッテ戦が荒天で中止となり、斎藤はプロ初のスライド登板。地方球場での登板もプロでは初めてとなるが「問題ないです。いい感じです」。交流戦前最後の登板で、区切りの１、２、３、４、５勝目ダ−ッ！

日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が函館で炎上した。今季最短となる２回途中でＫＯされ２敗目を喫した。初の地方球場での登板だったが、１回にいきなり４失点。２回も四球をきっかけに失点を重ね１回１／３を６安打９失点（自責４）。４四球に１暴投と制球も定まらなかった。降板直後は「今日は何もかもが、思うようにいきませんでした。すべてを受け止めて、次回以降に生かせるようにしていきたい」と球団を通じてコメントした。左脇腹を痛め、１回を投げ終えたところで途中降板した昨年５月８日ソフトバンク戦（札幌ドーム）を除けば、自己最短での交代劇。失点９はプロ入り最多、自責点４は最多タイだった。試合後は「自分の調子自体は悪くなかったはず…」と、悔しさを押し殺した。

日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が１２日、西武７回戦（函館）に先発し、自己ワースト９失点で２回途中ＫＯ降板となった。最高気温１２・６度、最大瞬間風速１７・５メートルを記録する悪条件の中、制球を乱し、１回にいきなり４失点。２回も自らの失策が絡むなど失点を重ね、１回１／３を６安打９失点（自責４）。今季最短でマウンドを降り、プロ初の地方球場、スライド登板というハードルをクリアできなかった。ぼうぜんとベンチから見守るしかなかった。あまりにも早すぎる２回途中でのＫＯ劇。「こういうことは、めったにない」。１回１／３を６安打９失点。うつむきながらマウンドを降り、無表情で試合を見つめるしかなかった。試合後も悔しさから、心の中を整理できない。「自分の調子自体は悪くなかったはず…」。言葉を絞り出すように、試合を振り返ることで精いっぱいだった。我を失った。象徴的だったのは２回１死三塁でヘルマンを迎えた場面。この時点で８点を失っていた斎藤は、冷静さも失っていた。打球は投ゴロ。しっかり捕球し、三塁走者を挟殺プレーでアウトにするため、三塁手の小谷野へ送球したが悪送球。９点目を献上した。栗山監督も「三塁への送球を見て、頭の中が真っ白になっていると思った」と交代を決断。終盤に打線が猛烈な追い上げも、わずかに届かず。自らの失策で与えた１点が、結果的には大きくのしかかった。悪条件の中、全く修正できなかった。「（１０日にＱＶＣ）マリンで投げる予定でしたし、風が強いのは変わらない。もっと慎重にいくべきだった」。１回は先頭の栗山にストレートの四球。リズムが崩れ、いきなり４失点すると２回も先頭の原に四球を与えた。「ちょっと難しいですね。そこから立て直すのは」。この日の函館は強風が吹き荒れ、気温も低かった。厳しい環境の中で、思い通りにいかない制球。精神的にも追い込まれてしまった。楽しみにしていた函館での初登板は大乱調。栗山監督は「大きな肥やしにしてほしい」と、成長の糧にすることを求めた。帰りのバスに乗る際も、ファンからは「がんばれ」と声援が送られた。シーズンはまだまだ長い。取り返すチャンスもまだまだある。プロ入り後ワーストの内容を経て、次にどんな投球を見せてくれるのか。チームもファンも斎藤の進化に期待している。

第８３回都市対抗野球大会（日本野球連盟、毎日新聞社主催）の１次予選県大会準決勝が１２日、太田市飯塚町の市運動公園野球場で行われた。伊勢崎硬建クラブが、サヨナラでオール高崎野球倶楽部を破った。伊勢崎硬建クラブは、１３日正午から同球場で行われる決勝でスーパーシードの富士重工業と対戦する。

プロ野球イースタン・リーグ公式戦「埼玉西武―巨人」が１２日、高崎城南球場で行われ、球場に詰めかけた県内外の野球ファン４６９１人がプロの活躍に大声援を送った。試合は３―１で巨人が勝利した。

　巨人は、一軍でプレー経験が豊富な選手が多く出場した。打っては、矢野や古城の活躍で３点を奪った。先発の江柄子(えがらし)も好投し、金刃、ロメロ、野間口とつなぎ、わずか１失点に抑え、巨人ファンを喜ばせた。

　スタンドでは、選手のユニホームを着たり、オレンジ色のタオルを首にかけたりして応援するファンの姿が目立った。外野席で応援していた埼玉県坂戸市の会社員花村洋さん（４１）は、「高崎の球場は選手を間近で見られる」と興奮気味に話していた。

　試合前の始球式は、片岡リトルタイガース（高崎市）の羽鳥遥投手（１１）が務め、「ワンバウンドしちゃったけれど、いい経験になった」と笑顔だった。

前日１２日に自己ワーストの９失点で２敗目を喫した日本ハム斎藤佑樹投手（２３）は一夜明けた１３日、軽めの練習メニューで汗を流した。２回途中、６０球で降板したこともあり「疲れは全くないですね。あきらめはつく。反省するところは反省して」と、気持ちを切り替えていくことを強調。初の地方球場での登板となった今回は結果を残せなかったが「また函館で投げる機会があればリベンジしたい」と雪辱を誓った。

日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が、０９年１１月２３日に行われたオール早慶戦以来、３年ぶりに甲子園の土を踏んだ。１５日は、雨天のためグラウンドに出ることはできなかったが、この日は快晴。試合前練習では外野フェンス際を気持ちよさそうに走るなど、久しぶりの“聖地”を楽しんだ。「季節は違いますけど、独特の雰囲気もあるし、気持ちよかったですね」と、笑顔だった。

日本ハムの斎藤佑樹投手（２３）は、前監督で本紙評論家・梨田昌孝氏のハンカチパフォーマンスにタジタジだった。前回登板した１２日西武戦（函館）では２回途中を９失点（自責４）で２敗目を喫した。練習前、佑ちゃんを呼び止めた梨田氏は「函館を忘れて、甲子園で新鮮な気分になってね」と激励。「そういえば、ポケットにハンカチ入れてる？」と水色のハンカチを差し出された斎藤は「入れてません」と苦笑いしていた。

プロ野球ＢＣリーグは18日、各地で２試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスは藤岡市民球場で福井ミラクルエレファンツと対戦、２−３で敗れた。通算成績は７勝５敗で上信越地区２位のまま。次戦は19日午後１時から、伊勢崎市野球場で福井ミラクルエレファンツと対戦する。

第６４回春季関東地区高校野球大会が１９日開幕し、埼玉県内の３球場で１回戦４試合が行われた。県大会３位の前橋商は下妻二（茨城２位）に３―１、同準優勝の前橋育英は川口（埼玉４位）に３―０で勝った。２０日は、今春の選抜大会でベスト４に入り推薦で出場する健大高崎が帝京（東京１位）、前橋育英が同様に推薦出場の関東一（東京）と、前橋商が横浜隼人（神奈川１位）と対戦する

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第６４回春季関東地区高校野球大会（関東地区高野連など主催）は２１日、さいたま市大宮区の市営大宮球場など２球場で準々決勝４試合があり、ベスト４が出そろった。

　埼玉栄（埼玉）は横浜隼人（神奈川）に競り勝ち、健大高崎は東海大甲府（山梨）との接戦を制した。センバツ出場校同士の対決は、作新学院（栃木）が横浜（神奈川）を降した。関東一（東京）は松戸国際（千葉）に快勝した。

　２２日は健大高崎と埼玉栄、作新学院と関東一が決勝進出をかけ争う。

日本ハム斎藤佑樹投手（２３）はチームとともに広島から北海道へ航空機で移動した。２１日朝、広島市内では部分日食が観測できたが「窓の外を見たら（ホテルの部屋の位置が）太陽と逆側だったんですよね…」と天体ショーを拝むことは出来なかった。自身は２連敗中だが、前回１９日広島戦で６回１失点と好投。本来の感覚を取り戻し「ホッとしています」と胸をなで下ろしていた。

東京ドーム出場をかけた第８３回都市対抗野球２次予選北関東大会（日本野球関東地区連盟・毎日新聞社主催）の組み合わせが２２日、決まった。大会は、６月６日から太田市飯塚町の市運動公園野球場で開催される。

　各県の予選を勝ち抜いた群馬３、栃木２、茨城３の計８チームが出場する。まず８チームによる１回戦トーナメントが行われ、その後勝者４チームによる代表決定リーグ戦が行われる。上位２チームは、７月１３日から１２日間、東京ドームで行われる本大会への出場権を獲得する。

　県内からは富士重工業、伊勢崎硬建クラブ、オール高崎野球倶楽部の３チームが参加。県予選を１位通過した富士重工業は６日の開幕戦で全栃木野球クラブ（栃木２位）と対戦する。同日にオール高崎野球倶楽部（県３位）が住友金属鹿島（茨城１位）と対戦し、伊勢崎硬建クラブ（県２位）は、７日に日立製作所（茨城２位）と対戦する。入場料は一般６００円（ＪＡＢＡクラブ会員３００円）中学生以下無料。

オリックス中山慎也投手（３０）が４回途中３失点で降板し、今季３敗目を喫した。初回２死から鳥谷に三塁打を打たれ、一、三塁から新井に先制打を許す。２回にも２四球がらみで２点目を失い、４回にも２四球からピンチを残して降板。５つの四球が失点にからむ結果になり「自分の思うようなところに投げることができませんでした」とうなだれた。

ＢＣリーグは23日、各地で３試合を行った。群馬ダイヤモンドペガサスは前橋市の上毛新聞敷島球場で石川ミリオンスターズと対戦、１−６で敗れ６連敗。通算成績は７勝８敗で、上信越地区２位。次戦は25日午後６時から、同球場で新潟アルビレックスＢＣと対戦する。

高校野球の第64回春季関東地区大会最終日は24日、埼玉県営大宮公園野球場で決勝戦を行い、本県代表の健大高崎（群馬１位）が４−１で関東一（東京・推薦）を破り、初出場で初優勝を飾った。健大高崎はセンバツ４強の実力を存分に発揮して勝ち上がり、出場20校の頂点に立った。県勢の優勝は第35回大会（１９８３年）の前橋工以来29年ぶりで、７度目。

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日本野球機構（ＮＰＢ）は２８日、「マツダオールスターゲーム２０１２」（７月２０〜２３日）ファン投票の第１回中間発表を行った。投手部門２位につけている日本ハム斎藤佑樹投手（２３）は「そうなんですか？　すげぇ〜！」と大喜び。昨年はプラスワン投票で選ばれ初出場。「しっかり成績を残して、ファン投票で選ばれたい。去年とは違う責任感を感じています」。次回登板は３１日ヤクルト戦（神宮）。３戦連続で勝ち星がないが「オールスターまでに少しでも勝てるようにしたいですね」と、発奮材料に代える。

ＢＣリーグは27日、各地で３試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスは富山県の城光寺球場で富山サンダーバーズに０―２で敗れ８連敗。通算成績は７勝10敗で上信越地区２位。次戦は30日午後６時から、長野県の松本市野球場で信濃グランセローズと対戦する。

　群馬は初回に四球、二回は敵失でいずれも先頭打者が出塁し、三塁まで達しながら後続が倒れ、得点できなかった。三回以降は三塁を踏めず、終わってみれば散発３安打。四、六回にいずれも併殺で好機をつぶしたのも痛かった。
　先発の栗山はコーナーを丁寧に突く投球で富山打線を抑えたが、六回は内角高めに浮いた球を島袋に痛打されたのが惜しまれた。

女子ダブルス１回戦でルーマニア選手と組んだ森田あゆみ（キヤノン）は第２セット途中で体調不良で棄権した。女子シングルスで２年連続の初戦突破を決めた後に、続けて同ダブルスに出場した森田は途中で体調不良を訴えた。一休みしてから記者会見に臨んだ森田は「めまいがした。トレーナーからは暑さで、回復の時間が足りなかったと言われた」と明かした。３１日に予定されるシャラポワ（ロシア）とのシングルス２回戦はセンターコートの可能性もある。「次は大丈夫。楽しみ」と話した。

ＢＣリーグは30日、各地で３試合を行った。群馬ダイヤモンドペガサスは長野県の松本市野球場で信濃グランセローズと対戦。延長十回、５−６でサヨナラ負けで９連敗となった。通算成績は７勝11敗で上信越地区２位。次戦は６月１日午後６時から、上毛新聞敷島球場で福井ミラクルエレファンツと対戦する。

　日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が、慣れ親しんだ神宮で苦しんだ。早大４年の明治神宮大会決勝以来、５６０日ぶりのマウンドで４回降板。ベンチで鶴岡に声を掛けられても上の空で、目は少し潤んでいた。「調子は別に悪くなかったと思います。去年のこの時期、ケガで投げられなかったことを考えれば…。経験していくしかない」。自分へのいら立ちを抑えるように言葉に力を込めた。ヤクルト４番畠山を止められなかった。１回は１死一、三塁から先制二塁打。３回には左翼席中段へ強烈な１発を見舞われた。３戦連続の被弾。打球の行方を見届けた斎藤は、小さく首をかしげ、マウンド上でうなだれた。３回まで毎回の８安打で３失点。４回、この日初の３者凡退でベンチに退き、５回の攻撃に備えて肘当てを装着したところで、中嶋バッテリーコーチに肩をたたかれて自身の降板を知った。スコアは１−３。ノックアウトと言うには早すぎる継投だが、栗山監督は「本当はもっと投げさせないといけなかったかもしれないけど、いろいろなことを感じてもらうためにもダメな時はダメと伝えないといけない」。懲罰にも見える交代だった。交流戦は３戦未勝利。５月４日オリックス戦（札幌ドーム）を最後に、勝利から遠ざかっている。栗山監督は「打者とのタイミングがずれないから、ファウルに出来るところで、ならない」と不満を口にし「中５日が続いている影響を、少し考え始めている」と、今後の先発ローテーション再編にも含みを持たせた。

高崎市出身で０８年の北京五輪にも出場した、競泳の内田翔選手（２４）＝群馬ヤクルト販売＝が３１日、県庁で引退表明の記者会見を開いた。ロンドン五輪出場権を得られず、「心にすっぽりと大きな穴が開いてしまった」と引退を決めた理由を話した。

　北京五輪では二百メートル自由形と八百メートルリレーに出場、同リレーでは日本記録樹立に貢献。０９年の世界水泳ローマ大会二百メートル自由形で、１分４５秒２４の日本記録を樹立すると、故・古橋広之進・日本水泳連盟名誉会長から「俺の後継者になってくれ」と言われるなど期待は大きかった。

　内田選手は「人生を共に歩いてきた水泳と別れるのは寂しいが、働きながら、スポーツを通して社会貢献していきたい」と今後の活動について話した。

馬ダイヤモンドペガサスと前橋市は、２日午後１時から同市民球場で行われる信濃グランセローズ戦に、同市内の小中学生や65歳以上の人、福祉施設の入居者を無料招待する。
　「前橋市民サンクスデー」と位置付け、対象以外の同市民は半額で入場できる。小中学生を対象にノック体験（先着20人）やキャッチボール大会も行う。
　問い合わせはペガサス球団事務所（電話０２７・２８９・３０３３）へ。

女子シングルス２回戦で世界ランキング８４位の森田あゆみ（キヤノン）は第２シードのマリア・シャラポワ（ロシア）に１−６、１−６で完敗した。初挑戦となった森田のシャラポワ戦だが「もっとできると思った。ショックです」。果敢に攻撃を仕掛けるが、大事な局面での安定性で大きく劣り、ストレートで完敗した。「スピードについて行くのが精いっぱいだった」。前日に予定されていたセンターから、この日は２番目のコートに格下げ。勝ち進めば望みのあった自力での五輪出場も厳しくなり、センターでもできず、森田には痛い敗戦だった。

サッカーＪリーグ２部（Ｊ２）第17節のザスパ草津−アビスパ福岡戦が２日、上毛新聞創刊１２５周年記念スペシャルマッチとして前橋市の正田醤油スタジアム群馬で行われた。前半34分に先制したザスパが１−０で逃げ切り、９試合ぶりの勝利を収めた。今季４勝目。

　前節を引き分け、連敗を７で止めたザスパ。この日は序盤から積極的に攻撃を仕掛けて多くのチャンスをつくった。前半34分、ＤＦ小柳達司選手の折り返しにＤＦ御厨（みくりや）貴文主将が合わせ、チームにとって３試合ぶりとなるゴールを決めると、後半は押し込まれながらもしぶとく守りきり、勝ち点３を手にした。

　土曜日のデーゲームとなった試合は２６００人以上が観戦。ヘリコプターによる始球式や豪華賞品が当たるハーフタイム大抽選会、リフティングパフォーマンスなど多彩なイベントもあり、サポーターや家族連れが試合と一緒に楽しんだ。

　ハーフタイムのインタビューでは、上毛新聞社の渡辺幸男社長が前橋育英高出身のＭＦ松下裕樹選手が中学校時代からたびたび上毛スポーツを飾ったことを取り上げ、「群馬から育ったアスリートは必ず紙面に登場しています」と紹介した。

日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が早朝ランニングで眠気覚まし？　この日は、午前９時半にグラウンドに登場。試合前練習のアップが始まる前の約３０分間、１人で外野ポール間のランニングを敢行した。「眠かったので、眠気覚ましです」と、体を温めてからブルペンでは約５０球を投げ込んだ。「今日は久しぶりに良かったです。充実感がありました。練習で良くても意味ないですけど」と、次戦のバースデー登板となる６日広島戦（札幌ドーム）へ向けて気を引き締めていた。

第３６回全日本少年サッカー大会県大会の準決勝が３日、藤岡市の烏川サッカー場で行われた。大会５連覇を狙うファナティコスは太田南ＦＣを４―０で下し、高崎エヴォリスタＵ―１２も前橋Ｊｒ．を６―０と圧倒し、それぞれ決勝進出を決めた。決勝は１０日、高崎市浜川陸上競技場で行われる。優勝チームは７月３０日から静岡県で開かれる全国大会に出場する。

ＢＣリーグは２日、各地で３試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスは前橋市民球場で信濃グランセローズと対戦し１―12で敗れ10連敗。通算成績は７勝12敗で上信越地区３位に後退した。次戦は３日午後１時から、新潟市のハードオフエコスタジアム新潟で新潟アルビレックスＢＣと対戦する。
　○…群馬は４点を追う四回、先頭の橋本が右前打で出塁。高津の犠打、大松の内野ゴロで２死三塁とし、萩島の適時打で１点を返した。五、七回は治下が２打席連続安打で出塁したが、後続が倒れ無得点。八回は先頭の小林が内野安打で出塁したが併殺、三振と打線がつながらなかった。
　先発のストレッカーは３回を投げ４失点。２番手北井は３本塁打を浴びるなどして降板。高田、清水は無得点に抑えた。

<ｂ>◎投打とも波乗れず</b>
　群馬が連敗から抜け出せない。直近の公式戦で延長戦の末にサヨナラ負けした信濃に粘れず、連敗を10とした。開幕以来、５度目の対戦。これまで２勝２敗の相手を破り、悪い流れを断ち切りたかったが、信濃の15安打の猛攻に阻まれた。
　先発ストレッカーは立ち上がりで制球が定まらずに４四球。そこから安打を許し４点を献上し、序盤から信濃に主導権を握られた。それでも四回途中、無死満塁でマウンドに上がった２番手の北井頌太は併殺と外野フライで打ち取り、ピンチを切り抜けた。
　北井はその後の五回と六回に信濃打線につかまり、３本塁打を含む７安打を許した。「変化球が高めに入ったり、直球が真ん中に行ってしまった。自分の本来のフォームで投げることができなかった」と悔しさをにじませた。
　打線も信濃の先発高田周平のコースを突く投球を打ちあぐね、散発５安打。四回に適時打を放った萩島寿哉は「まずは１点をと集中した。連敗で流れが悪いので、次戦こそは勝って良い流れを引き寄せたい」と決意を新たにした。
　五十嵐章人監督は「打線はもっともっと振り込む必要がある。投手も悪い部分が出てしまった。負けが続いているので、何とか打開したい」と気持ちを引き締めた。

日本ハム斎藤佑樹投手（２３）が、あらためてバースデー登板となる６日広島戦（札幌ドーム）での必勝を誓った。この日は、ブルペンで約３０球を投げ込むなどして最終調整。相手は５月１９日に投げ負けた広島のルーキー野村で、リベンジの思いも強い。「今日も（ブルペンは）良かったです。（誕生日なので）勝ちたいです。マジで」と意気込んだ。

ハッピーバースデー佑ちゃん！　６日、日本ハム斎藤佑樹投手が２４歳のバースデー登板となった広島戦（札幌ドーム）で、約１カ月ぶりの白星となる５勝目を挙げた。１回に先制点を許したが、２回以降は立ち直って８回を５安打１失点。５月１９日に続くルーキー野村との「佑祐対決」で、１発に泣いた前回の雪辱を果たし、交流戦初勝利をつかんだ。チームは首位ロッテとともに両リーグ一番乗りで３０勝に到達した。内外野から飛び交う「おめでとう」という祝福のコールが、斎藤には心地よかった。ヒーローによる場内１周。「神様は本当に苦しい試練を与えてくれると思った。まさか、こんなに苦しい試合になるとは…」。５月４日オリックス戦（札幌ドーム）から数え、３３日ぶりの勝利。遠ざかっていた白星を自身２４度目の誕生日につかみ「素晴らしい、素晴らしいですね」と顔を紅潮させた。勝ちにこだわった。１回こそ失策絡みで先制の１点を許したが、２回以降は粘りの投球で追加点を許さない。５回までは毎回走者を背負ったが「バランスよく投げることに集中した」と要所を締めた。この日、直球の最速は１４３キロ。球に勢いが戻ったことで、チェンジアップなど変化球も生きる。東京６大学リーグでしのぎを削った広島野村の存在も、刺激となった。プロでは２度目の対戦。前回５月１９日はソロ本塁打の１点に泣き、野村に軍配が上がった。翌日、練習前に野村が斎藤のところへあいさつへ来たが、悔しさのあまり試合のことは一切、口にしなかった。１球の怖さ、１点の重みを痛感した日から１８日。第２ラウンドも投手戦となったのは、決して偶然ではない。「野村より早く（マウンドを）降りたくない」。意地と意地のぶつかり合い。「負けない投手になるには粘って投げないといけない。勉強になりました」。８回を５安打１失点。納得の８８球で、１度は負けた後輩に雪辱した。５月１２日西武戦（函館）でめった打ちにされてから始まった、自身の連敗。栗山監督は、その原因を「精神的なもの」と分析した。チームとしても先発に勝利がつくのは５試合ぶりだった。「開幕投手と言われてから、ずっと強くあるべきだと思っていた」という強い責任感が、背番号１８を成長させる。「最強の２４歳になります。開幕投手を言われてから、そうあるべきだと思っていた。どこのエースよりも期待値は一番高いはず」と、堂々の決意表明も飛び出した。試練の１カ月を乗り越え、誰にも負けない輝かしい１年へ向け再スタートを切った。

ＢＣリーグは６日、各地で２試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスは藤岡市民球場で新潟アルビレックスＢＣと対戦し３−０で勝ち、連敗を11で止めた。通算成績は８勝13敗で、上信越地区３位。次戦は８日午後６時から、前橋市の上毛新聞敷島球場で富山サンダーバーズと対戦する。

　群馬は序盤に主導権を握り、投打がかみ合った。初回２死一塁、大松の右翼線適時二塁打で先制。五回は２死から、高津の内野安打、新井の右翼線適時三塁打で１点を挙げ、さらに萩島の内野安打で１点を追加してリードを広げた。

　先発糸川は７回を投げ、無失点の好投。藤田、清水の継投で得点を与えなかった。

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交流戦逆転Ｖへ日本ハム栗山英樹監督（５１）が、斎藤佑樹投手（２４）へＧ倒指令を下した。チームは７日、今日８日からのＤｅＮＡ戦（横浜）に備えて北海道から空路関東へ移動した。前日６日のバースデー勝利で５勝目を挙げた斎藤の次戦は、プロ初対決となる１３日巨人戦。指揮官は「巨人を栄養剤にしてほしい。ジャイアンツは状態がよくなっているけど、何を見せてくれるのか。（斎藤は）追い詰められれば追い詰められるほど力が出る。楽しみ」と期待した。現役時代にヤクルトで活躍した自身の経験にも基づく。他球団にとって、巨人戦は特別なカード。「桑田、槙原、斎藤を打とうと必死になった」と振り返る。開幕直後の不振を脱し、セ・リーグ首位に浮上した現在の好調巨人。そんな強敵と対峙（たいじ）してこそ、斎藤の真価が問われることになる。３位につける交流戦順位でも、巨人は２・５ゲーム先を行く首位。「裏方さんも頑張っているし、少しでも報いる形にしたい。（優勝の）可能性があるならば…、というのはある」。逆転優勝を狙う栗山監督にとって、直接対決は何としても落とせない一戦だ。巨人とは昨年のオープン戦で３イニングの対戦があるだけで、公式戦はもちろん初対戦。斎藤は「巨人？　それ（相手）はあまり関係ないです。昨日の投球はよかったので、それを続けられるように。いい形で交流戦を締めくくりたいです」とキッパリ。“最強の２４歳”が、最強打線に挑む。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が貪欲に投球フォーム向上に努めた。試合前練習で吉井、芝草投手コーチとともに、左足の使い方などを身ぶり手ぶり交えて試行錯誤していた。「自分なりに、この間の試合（６日広島戦）はよかったですけど、まだまだ改善していかないと」と、さらなる高みへ積極的に動いていた。

　　　１２３４５６７８９　計　
群馬　０１４１０００１０　７
信濃　０２００２１１０２　８

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が連日のファンサービスを敢行した。試合前練習を終えると、三塁側スタンドの最前列で待ちかまえる名古屋のファンの元へ直行した。前日１０日も同様に時間の許す限り、ペンを走らせていた背番号１８はこの日、ブルペンで約４０球を投げ込んだ。「良かったです」と、笑顔でベンチ裏へ引き揚げた。

一度は逆転された富士重工業は中盤以降の粘り強い攻撃で再逆転して日立を降した。富士重は、序盤の２本塁打で試合の主導権を握ったかに見えたが、四回に５失点し逆転を許す。直後の五回、林の適時打と暴投で２点を返した。七回は、小杉の適時打で同点。八回には、１死二塁から金山が左越え適時三塁打を放ち逆転した。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、巨人打線に強気でぶつかる覚悟を決めた。「切れ目ない、ホームランがどこからでも打てるイメージです。まずは走者を出さないように。逃げ腰にならないようにしたい」と、真っ向から立ち向かう。痛打を警戒しすぎて無駄な四球を重ねるという、最悪のスパイラルには、はまらない。誕生日登板だった前回６日の広島戦は、最速１４３キロの直球と変化球のコンビネーションで、８回１失点（自責０）と好投。５戦ぶりの白星で、復調をアピールした。「（巨人は）今一番強いチーム。そういうチームに投げられるのは楽しみ。楽しみが強いですね」。強力打線への恐怖感は一切なかった。交流戦でチームは貯金５をつくって３位につけてはいるが、今日からの巨人２連戦に連敗した時点で０７年以来の優勝は消滅する。逆転Ｖのためには勝利が絶対条件。「シーズン全体を通しては（投球）内容も大事だけど、（今日の一戦は）勝つことを優先したい」。チームのために、結果だけがすべてだ。巨人とはルーキーだった昨年にオープン戦で１度だけ対戦。３番手で登板し、３回２安打無失点。阿部や坂本を抑えたが、あくまでも昔の話。公式戦初対決で勝てば、昨季に並ぶ６つ目の白星を手にする。「１つの目安。早めにしたい」。巨人を倒し、格別の６勝目にする。

ＢＣリーグは12日、各地で２試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスは藤岡市民球場で石川ミリオンスターズと対戦、六回終了時点で降雨コールドとなり、０−８で敗れた。通算成績は８勝16敗で、上信越地区３位。次戦は15日午後６時から、前橋市の上毛新聞敷島球場で富山サンダーバーズと対戦する。

幼いころ憧れを抱いたチームが、あらためてプロの力を教えてくれた。初めて公式戦で顔を合わせたスターチームは、やはり強かった。５敗目を喫した日本ハム斎藤佑樹投手（２４）は自己ワーストの１１安打を浴びて、５回２／３を４失点（自責３）。「今日に関しては、あれが精いっぱい。もっともっと、レベルアップしないといけないと感じさせられた」と、完敗を認めるしかなかった。球速１４０キロ前後の直球は低めに伸び「調子自体は悪くなかった」。４回まで堂々とスコアボードにゼロを並べたが、内心では強打者が居並ぶ打線に神経をすり減らしていた。５回、長野にツーシームを左翼席へ運ばれた。「失投ではない。長野さんがうまく打ったとしか言えない」。内野ゴロで打ち取ろうと、内角低めへ狙い通りに投げた球を、簡単に外野席へ持って行かれた。プロ入り後のテーマだった「伸びのある直球」には、手応えをつかみつつある。しかし、先発の柱としては、まだ発展途上だ。「三振が取れないですよね、変化球で…」。この日も、中盤にさしかかるころには「投げる球がなくなってしまった」と、直球一辺倒の配球になった。決め球になる変化球を、どのように磨くのか。次なるテーマが、はっきりと見えた一戦となった。「いい打線だと感じました。もっと成長しないと、この打線を抑えられない」。珍しく、あっさりと負けを認めた。いつか、巨人打線を実力でねじ伏せてみせる。負けはしたが、新たな課題と目標を見つけた意義ある１０５球となった。

Ｊリーグ２部（Ｊ２）第19節の13日、ザスパ草津はホームの正田醤油スタジアム群馬（前橋市）でロアッソ熊本と対戦、０−０で引き分けた。ザスパは前半、好機を演出できず、後半に入ると相手にペースをつかまれた。それでも粘り強い守りで４試合連続無失点で終え、スコアレスドローで勝ち点１を手にした。通算成績は５勝５分け９敗（勝ち点20）で順位は17位のまま。次節第20節は17日。ザスパはアウェーの西京極総合運動公園陸上競技場（京都市）で京都サンガＦＣと対戦する。キックオフは午後７時。

プロ野球ＢＣリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは14日、前橋市の上毛新聞敷島球場で千葉ロッテマリーンズ（ファーム）との交流戦を行った。群馬は初回に２点を先制。四回までリードしたが、五回以降に追い上げられ、３−７で敗れた。ＮＰＢ（日本プロ野球機構）球団との交流戦は毎年行っており、今季は５月の東北楽天ゴールデンイーグルス（ファーム）戦に続いて２度目。

　【評】群馬は初回、先頭の高津が左翼スタンドに本塁打を放ち先制。さらに萩島の四球と盗塁で１死二塁とし、オドレマンの中前適時打で１点を加えた。２−２で迎えた六回は八木の左前適時打で一時勝ち越したが、そこまでだった。

　千葉ロッテは三回、伊志嶺の中前打を足掛かりに１点を返し、五回は生山、伊志嶺の連打と敵失で同点。１点を追う七回は高浜の適時打や翔太の２点二塁打などで計４点を挙げ、リードを広げた。

夏の甲子園出場を懸けた第94回全国高校野球選手権群馬大会（７月７日〜27日、上毛新聞敷島球場など５会場）の組み合わせ抽選会が15日、前橋市のベイシア文化ホール（県民会館）で開かれ、68校の対戦校が決まった。センバツ４強で春の関東大会を制し、夏の甲子園２年連続出場を目指す第１シードの健大高崎は吉井と初戦。春の県大会準優勝の前橋育英は沼田と、同３位の前橋商は太田と対戦する。センバツで健大高崎が４強入りするなど、群馬のレベルが上がってきているだけに、序盤から熱戦が期待できそうだ。昨年と同数で過去最多タイの68校で優勝を争う。市伊勢崎と四ツ葉中等は連合チームとして出場する。

プロ野球ＢＣリーグは16日、各地で２試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスはホームの上毛新聞敷島球場（前橋市）で新潟アルビレックスＢＣと対戦、５−６で敗れた。通算成績は９勝17敗で、上信越地区３位。次戦は17日午後１時から、ビジターのハードオフエコスタジアム新潟（新潟市）で再び新潟アルビレックスＢＣと対戦する。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が母校の快挙を喜んだ。この日、全日本大学選手権で早大が５年ぶり４度目の日本一に輝いた。自身が早大１年だった時以来の優勝に「うれしいですね」と、笑顔を見せた。試合前練習ではブルペン入りし「９０球ちょいですね。けっこう投げました」と、真っすぐとスライダーを中心に投げ込んだ。登板が濃厚な交流戦明けの初戦、２２日ソフトバンク戦（福岡ヤフードーム）に向けて、しっかり調整していた。

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リーグ戦再開から球宴までの間、日本ハム斎藤佑樹投手（２４）の登板が金曜に固定される見通しとなった。１９日、栗山英樹監督（５１）は球宴まで「（先発は）６人でいく」と明言。２２日金曜日のソフトバンク戦で先発予定の斎藤は、必然的に中６日で金曜日登板が続くことになる。今季は中６日で５試合に登板し、２勝３敗も防御率は１・８７と内容は悪くない。金曜日登板も６試合で４勝１敗と勝ち越しており、「フライデー佑」は相性も良さそうだ。

プロバスケットボール・ｂｊリーグの２０１２〜１３年シーズンのドラフト会議が１９日、東京都内のホテルで開かれ、新規参入の群馬クレインサンダーズは４選手の交渉権を獲得した。今後、外国人選手の獲得やチーム主催のトライアウト（入団テスト）で補強し、今年１０月開幕のシーズンに挑む。

　クレインサンダーズは午前中、既存１９チームの優先交渉権から外れた選手を新規チームが指名する「分配ドラフト」で、浜松・東三河フェニックスのガード友利健哉選手（２７）と、高松ファイブアローズなどのポイントガード堤啓士朗選手（２５）を指名した。

　午後の新人ドラフトでは、１巡目に日本バスケットボールリーグ（ＪＢＬ）・リンク栃木ブレックス育成チームのフォワード菅沢紀行選手（２５）を指名。埼玉ブロンコスと浜松・東三河フェニックスとの競合の末、田辺康史取締役（３８）が優先交渉権を引き当てた。２巡目はガード俊野達彦選手（２４）を指名した。

　田辺取締役は「競合は覚悟していた。何とか交渉権を引き当てられてよかった」と喜び、林正ヘッドコーチ（４９）は「ハードワークが持ち味で、今後のチームの柱になる選手たちを指名できた。７５点はつけられる」と評価した。

　菅沢選手は「ｂｊリーグへの挑戦を決めてからは不安な日々だったが、１位指名を受けられて光栄。（１メートル９２と長身だが）得意の足を生かして、チームに貢献したい」と語った。

日本ハムの２軍でレベルアップを図る新人の大嶋匠捕手（２２）が、巨人阿部の打撃フォームを研究中だ。打てる捕手のお手本として、タイミングの取り方などを自身の打撃に取り入れようとしている。「いろいろ試しながらやっています」と、アピールポイントの打撃強化に励む日々だ。１９日は、視察に訪れた栗山監督に呼び止められ会話を交わした。「見てるから頑張れ、と言ってもらいました」と笑顔だった。

プロ野球独立リーグのＢＣリーグは20日、各地で２試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスは藤岡市民球場で新潟アルビレックスＢＣと対戦、１−10で敗れた。通算成績は９勝19敗で、上信越地区３位。次戦は21日午後６時から、同球場で福井ミラクルエレファンツと対戦する。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が３・３０を再現する。今日２２日、リーグ戦再開初戦となるソフトバンク戦に先発。福岡ヤフードームで最終調整。「完投を目指してやりたい。開幕（西武戦）の時も完投したので」と力強く宣言した。１３日巨人戦で５敗目を喫してから中８日の間隔が空いた。２日間の休養も与えられ「ゆっくりできました」と、同一リーグで唯一未勝利のチーム相手に１人で投げきることをノルマに掲げた。

プロ野球独立リーグ「ＢＣリーグ」の群馬ダイヤモンドペガサスは21日、ホームの藤岡市民球場で福井ミラクルエレファンツと対戦、九回に萩島がサヨナラ２点本塁打を放ち、４−２で勝利した。通算成績は10勝19敗で、上信越地区３位。次戦は23日午後６時20分から、ビジターの弁慶スタジアム（石川県小松市）で石川ミリオンスターズと対戦する。

レーシングカートの「ハルナカップ」（榛東・榛名モータースポーツランド）シニアマックスクラス（中学３年生以上）で里見乃亜（のあ）＝17歳、健大高崎高２年＝が今季の３戦を全勝し、全国ランキングトップに立っている。昨季の第５〜７戦、今季の第１〜３戦と同カップ６連勝の快進撃を続けており、７月８日の第４戦も優勝の期待が高まっている。10月には千葉県市原市で行われる日本一決定戦「ロータックスＭＡＸフェスティバルＩＮ新東京サーキット」に参戦する予定で、「優勝して、11月にポルトガルで行われる世界一決定戦に出場したい」と気合十分だ。

日本ハムの栗山英樹監督（５１）が２３日、前日２２日の試合で投げた斎藤佑樹投手（２４）に注文をつけた。今季初のソフトバンク戦で投げた斎藤は、立ち上がりの１回、湿って滑る状態だったマウンドに苦心した。今朝の新聞を読んで詳しい状況を知ったという栗山監督は「相手への遠慮があったのかもしれないが、そういう時は試合中にユウキが言わないといけない。言ってもいいんだよ、ということを教えないとね」と話した。

プロ野球のマツダオールスターゲーム２０１２のファン投票最終結果が２５日に発表され、日本ハムの斎藤佑樹投手（２４）が２年目で初めてファン投票で選出された。斎藤は「ファン投票１位で出られることはなかなかないですし、投票していただいた皆さんに感謝します。日本中の人が注目する試合でもあり、まずは自分の投球をしたいですね」と、心を躍らせていた。

ＢＣリーグは24日、各地で３試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスは前橋市の上毛新聞敷島球場で信濃グランセローズと対戦、４−５で敗れた。通算成績は10勝20敗１分で、上信越地区３位。次戦は25日午後６時から、同球場で横浜ＤｅＮＡ（ファーム）と対戦する。

　群馬は初回２死から、萩島の死球とオドレマンの中前打で一、三塁とし、石突の中前適時打で先制。２点を追う三回は萩島の右前打で１死一塁とし、石突の右越え２点本塁打で同点とした。３−５で迎えた九回は山田と高津の安打で好機をつくり、新井の右前適時打で１点を返したが、そこまでだった。

　先発ラミレスは８回を投げて５失点。２番手清水は１回無失点。

ファン投票では初選出だ。プロ野球のマツダオールスターゲーム２０１２のファン投票最終結果が２５日に発表され、パ・リーグ先発投手で日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が２位に３万２０００票以上の大差をつけてトップに立った。「ファン投票で１位に選んでいただき、またひとつ、夢がかなった」。ルーキーイヤーの昨年はプラスワン投票で選ばれ、最後の１枠に滑り込んだが、２度目の今年は胸を張って堂々と夢舞台に立つ。会見に臨む佑ちゃんの表情は、誇らしげだった。「去年は出ていいのかなという気持ちがあったけど、今年はそれなりに評価をしてもらって、こういう立場で出られることをうれしく思います」。昨年はファン投票や選手間投票ではなく、プラスワン投票で最後の最後に出場が決まったオールスター。２試合に登板し、計２回２／３を０点に抑えたが、いずれもリリーフでの出場だった。今年は、違う。夢舞台の先発マウンドに立つ資格を得て「またひとつ、夢がかなった」と感激に浸った。「抑えることに必死だった去年とは少し違って、今年は試したいこともある」と言う。入団以来、レベルアップを目指して体の使い方など重点的に取り組んできた直球が、どこまで通用するか。「オールスターだから、真っすぐが来るというのは相手打者も頭にあると思うんです。それでも、真っすぐで勝負できるようになりたい。全球とはいかないけど、多めに投げたいですね」。セの名だたる打者たちとの勝負で、これまでの成果を見極める。照準は「交流戦でホームランを打たれた打者」に、向けられた。記憶に新しいのが「投げる球がない」と白旗を揚げざるを得なかった１３日巨人戦（札幌ドーム）での一撃。長野に狙い通りのコースへ投げたツーシームを、左翼中段へ軽々と運ばれた。パ相手に今季８試合で１本しか許していない本塁打だが、交流戦では５試合で４被弾。データが少ない分、駆け引きよりも、純粋に実力が試される交流戦で受けた屈辱を、忘れるはずがない。顔に似合わず、大の負けず嫌いは「絶対に抑えたい」と再戦を心待ちにしている。現在５勝（６敗）はリーグ９位。「勝ち星だけなら、ほかにも勝っている投手はたくさんいる」とファン選出１位に浮かれてはいない。初めて開幕投手を務めた今季は、初の完投勝利に完封勝利と着実にステップを上がってきた。「チームの代表として出るという自覚やプライドを持って、全力で臨みます」。１年前にはなかった、たくましさを身に付けて、球宴の舞台に帰ってくる。

ロンドン五輪の水泳女子オープンウオーターに出場する貴田(きだ)裕美選手（２６）（ＡＬＳＯＫ群馬）が２５日、県庁を訪れ、大沢知事らの激励を受けた。

　オープンウオーターは、２００８年の北京大会から正式種目に採用され、湖や海などを泳いで時間を争う競技。貴田選手は、１０年８月にアメリカで行われたパンパシフィック選手権で初めて同種目に出場。水温１７度の過酷なレースで最下位に終わったが、「練習を重ねれば世界と戦える」と、競泳の長距離種目から転向した。

　今年６月９日にポルトガルで開かれた世界予選では国・地域別で１０位となり、五輪出場権を獲得した。初の日本代表として、８月９日の女子１０キロ・メートルのレースに出場する。

　知事は「２００万県民がこぞって応援している。入賞を目指して、頑張ってください」などとエールを送った。貴田選手は、「五輪は小さい頃からの夢。自然環境に大きく左右される種目だが、少しでもトップの選手に近づきたい」と意気込んだ。

フライングディスク競技の団体種目「アルティメット」の世界一を決定する世界選手権大会（７月７〜14日、大阪府堺市）に、本県から阿部洋平（33）＝高崎市、文化シヤッター＝が日本代表として出場する。４年に１度、国別対抗で行われる大舞台。金メダル獲得へ、阿部はキャプテンとしてもチームをけん引する。

第８３回都市対抗野球大会に２年連続で出場する富士重工（太田市）を応援するため、太田市などが組織する実行委員会は市民応援団を募集する。

　１回戦の三菱重工神戸（神戸市）戦が行われる７月１５日は、４３０人を募集。早朝に太田市をバスで出発し、東京ドームで応援後に戻る。参加費は入場含めて大人２０００円、高校生以下１０００円。２日午前９時から太田市民体育館で先着順で受け付ける。

　昨年は遠隔の大阪開催だったため見送り、市民応援団は３年ぶり。一般の募集とは別にスポーツ少年団の子どもたちにも参加を呼びかけ、当日は富士重工の企業応援団とともに声援を送る。問い合わせは市文化スポーツ振興財団（０２７６・４５・８１１８）。

３試合ぶりの６勝目を狙って今日２９日西武戦（西武ドーム）で先発する日本ハム斎藤佑樹投手（２４）は２８日、ブルペンで約３０球を投げ込み調整を完了。「粘り強く投げたい」と意気込んだ。この日、球宴の選手間投票結果が発表され、パ投手部門では楽天田中の出場が決定。「同世代が一緒に戦っていくことは大切なこと。僕らの世代は特に活躍している選手が多いので」と、互いの存在を成長の糧にする。

ところでダイヤモンドペガサスって終わってるな。
激弱だぞ。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）がまたも西武打線にＫＯされた。４回７安打５失点。味方打線が追い付き３連敗は免れたものの「点を取られてから抑えても遅い。最近、先に点を取られることが多いので…」と力なく話した。５月１２日の西武戦（函館）では２回途中で９失点と大炎上。「イメージを良くするためにも抑えたい」と意気込んでいたが、リベンジはならなかった。「調子は良かったので、次の登板に生きるかなと思う」と、必死で前を向いた。

ロンドン五輪でレスリング・グレコローマンスタイル６０キロ級に出場する松本隆太郎選手（２６）（群馬ヤクルト販売）の壮行会が２９日、母校の千代田町立千代田中体育館で開かれ、全校生徒３１１人が金メダルへの期待を胸に先輩を送り出した。

　大木博一校長が「夢や希望は実現する」とたたえると、松本選手は、「中学生の頃に五輪出場を意識した。高校生からは金メダルが目標になった」とあいさつした。

　生徒会長の３年長谷部笑理(えみり)さん（１４）が「一番の応援団は私たちです」と激励のメッセージを読み上げ、全校生徒が期待を込めて寄せ書きをした応援幕が手渡されると、松本選手はにっこりと受け取った。全校生徒と一緒に記念撮影をした後、松本選手は体育館を出る際に生徒一人一人と握手をするサービスぶり。生徒も歓声を上げて先輩の手を握りかえしていた。

　壮行会の後、松本選手は「温かい応援にパワーが出る。やるからには一番高いところを目指して期待に応えたい」と誓いを新たにしていた。

プロ野球独立リーグのＢＣリーグは１日、群馬ダイヤモンドペガサスがホームの上毛新聞敷島球場（前橋市）で新潟アルビレックスＢＣと前期最終戦を行い、３−２で勝利した。通算成績は12勝23敗１分けで、上信越地区３位。後期は14日に開幕し、群馬は午後１時から富山県黒部市の宮野運動公園野球場で富山サンダーバーズと対戦する。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が１日、西武ドームで西武戦前の練習中に栗山英樹監督（５１）の説教を受けた。前回登板した６月２９日の西武戦（西武ドーム）では、４回５失点でＫＯされた。「『打たれちゃいけないところで打たれている。もっと、抑えないといけないという責任感をもってやれ』と言われました」と斎藤。監督からの熱心なアドバイスに「ピンチの場面で投げ急がないことが一番ですね」と、自分自身を見つめ直していた。

ロンドン五輪に男子レスリング・グレコローマンスタイル６０キロ級で出場する千代田町出身の松本隆太郎選手（２６）＝群馬ヤクルト＝の壮行会が６月２９日、母校の千代田中（大木博一校長）で行われた。

　期末試験中だったが、同校ＯＢ初の五輪出場を激励しようと急きょ計画された。３１１人の生徒を前に松本選手は「まだスタートラインに立っただけ。一番高い表彰台を目指したい」と決意を語り、「皆さんもしっかりとした目標を持って努力することで夢がかなう」と話した。

　生徒会長の長谷部笑理さん（１４）は「私たちは先輩の一番の応援団。一生懸命応援します。今度会うときは胸にキラキラ輝くメダルを」とエールを送り、全校生徒が活躍を期待する言葉を１週間かけて寄せ書きした応援旗が手渡された。

　松本選手はこの後、県庁を訪れ池本武広副知事を表敬訪問。池本副知事は「日ごろの実力をいかんなく発揮し、全県民に夢と希望を与えてほしい」と激励した。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）がブルペンでクイックモーションを見直した。約６０球を投げ込んだが、吉井投手コーチとともにセットポジションからの投球を入念に確認。走者を背負ってからの投球が課題と自負しており、「クイックの速さを確かめながら、（セットしてから投げるまで）どう出ていくか」と、修正に取り組んだ。「（投球自体は）去年より良くなっていると思うけど、ちょっとずつ課題をなくしていきたい」と、レベルアップを誓っていた。

日本ハムは１０日に千葉・鎌ケ谷で社会人野球の富士重工と２軍が「プロ・社会人交流試合」を行うと５日、発表した。試合開始は午前１１時で入場料は無料。富士重工は１３日に開幕する第８３回都市対抗大会にも出場を決めている社会人チームの強豪。斎藤佑樹投手（２４）の地元、群馬・太田市が所在地で、斎藤の父寿孝さん（６３）も選手として在籍していた。

ブンデスリーガ・レーバークーゼンの日本代表ＭＦ細貝萌（２６）が、クラブから五輪出場を禁止されていたと、５日付の独ビルト紙が報じた。同紙によると、現在トレーニングに参加中の細貝は、五輪メンバーに入る可能性が高かったが、クラブ側から参加禁止を打診され、受け入れたとしている。クラブ側もこの判断には感謝しているようだ。細貝は、同クラブ初の日本人選手になることについて「ここでプレー出来ることを誇りに思う。全力で戦いたい」と話した。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）は、４戦連続で白星に届かなかった。３回までに４点の援護を受けながら５回に２死からピンチを招き、松田、内川に適時打を浴びて３失点。この回を終え、勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が同点とされた。斎藤は「序盤は自分のピッチングに手ごたえを感じていました。５回２死から走者を気にしすぎて無駄な四球を与えてしまい、相手に流れを渡してしまったことが悔やまれます」。５回の失点は、２死から安打で出塁した俊足の明石を気にするあまりに続く本多に四球を与えた。ルーキーイヤーの昨年から通算５度目のソフトバンク戦で、またも白星には届かなかった。前日５日、遠征中のチームから離れて札幌へ戻る便に搭乗するも、濃霧のため関西空港へと引き返してしまった。結局、北海道入りは、他の選手たちと同じ登板当日の昼すぎだった。一方で、この日、投げ合ったソフトバンク山田を乗せた飛行機は、前日５日午後９時過ぎ、無事に着陸できたという。試合前「いろいろなことがありすぎて心配だけど、こういう時にやってくれると信じている」という栗山監督の願いは届かなかった。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が“持ってない”事件を振り返った。５日に大阪へ遠征中のチームから離れて札幌へ戻る便に搭乗したが、新千歳空港が濃霧のため関西空港へ引き返すハプニング。「こんなことが、本当にあるんだと思った」と結局、登板日の６日に当日移動を余儀なくされた。「（一緒に移動していた）ウルフと話していたら、外国人の方に話しかけられて…。外国人に見えたんですかね」と、アクシデントも笑い飛ばした。ただし６日は５回３失点で６勝目を逃し、「技術的にも、自分の中で希望が見えてきている。つかめそうで、つかめない」と、もどかしそうに話した。

レーバークーゼンはデュイスブルクと練習試合をし、５−１で勝った。レーバークーゼンに復帰したＭＦ細貝萌（２６）は出場しなかった。

第９４回全国高校野球選手権群馬大会（県高野連など主催）が７日開幕し、前橋市の上毛新聞敷島球場など２会場で１回戦４試合が行われた。同球場であった開会式には全６８校が参加。昨夏の優勝校・健大高崎の長坂拳弥主将（３年）が優勝旗を返還し、桐生の和田昇太主将（３年）が選手宣誓を行った。８、９日には、それぞれ２回戦１１試合が予定されている。

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日本ハム斎藤佑樹投手（２４）の後半戦スタートが、日曜日の２９日オリックス戦（京セラドーム大阪）で調整が進められていることが９日、分かった。２０〜２１、２３日と行われるオールスターにもファン投票１位で出場が決まっているが、球宴３試合のいずれに登板しても、後半戦に支障なく臨める日程に。中６日できっちりと登板間隔を守ることが可能な日曜日に固定する方針で、前半戦以上の勝ち星を狙う斎藤にとっては“万全ローテ”となる。交流戦最後の登板となった６月６日広島戦を最後に、４試合で白星がない。左脇腹を痛めて戦線離脱した昨年と違い、開幕から先発ローテを守り続ける今年は、調整の難しさや目に見えない疲労との戦いが続く。前半戦の登板は、１３日楽天戦（Ｋスタ宮城）を残すのみで現在５勝６敗。「（１４４試合の半分の）７２試合を過ぎて（シーズンは）もう折り返している。前半で５勝しかしていない…、５勝もしている…、両方言えるけど、後半戦は前半以上に勝たなきゃいけない」。前半戦に比べ試合数が少ない後半戦で、すでに挙げている５勝以上のノルマを自分に課し、２位からの巻き返しを狙うチームの柱となる覚悟だ。本拠地では約３週間ぶり完全休養日のこの日、斎藤は札幌市内の室内練習場には姿を見せず、長期遠征などでたまった疲れを癒やした。まずは次回登板を白星で飾って前半戦を締めくくり、後半戦へ弾みをつける。

思わぬ形で、ライバルとの再戦の機会が転がり込んできた。今日１３日楽天戦（Ｋスタ宮城）で先発予定の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）は１２日、キャッチボールなど軽めの調整を行った。この日、楽天−オリックスが雨天中止となり、楽天田中が１３日へスライド登板で急きょ、通算３度目の同学年対決が決まった。斎藤は「（相手投手は）投げるほうにとっては関係ない。でも、負けられない試合なので」と、静かに闘志を燃やした。今季初対決となった４月１３日（札幌ドーム）は、７回途中を投げて７安打２失点（自責１）。田中より先にマウンドを降り、敗戦投手となった。プロ入り後は２連敗しており「前回はお互いに良くない状態だった。今、自分は調子がいい。それを、良い形で表現できたら」と意気込む。６月６日の広島戦以来、ここ４試合連続で白星から遠ざかっているが、まずは昨年に並ぶ６勝目を手に入れたいところ。「長く野球選手をやっていく上で１試合１試合が勉強だと思っている」と口にしながらも「勝ちたい」という強い使命感もある。ファン投票１位で選出されている球宴の前は、これがラスト登板となる。Ｋスタ宮城では過去３度の登板で未勝利（１敗）、防御率４・４２だが「早くマウンドや風に適応できたら。言い訳はしないようにしたい」。“三度目の正直”でマー君に投げ勝ち、すっきりと前半戦を締めくくる。

ソフトボールの第１３回世界女子選手権大会が１３日（日本時間１４日）から２２日（同２３日）までカナダのホワイトホースを会場に、世界１６カ国が参加して行われる。日本代表には本県からルネサスエレクトロニクス高崎の上野由岐子投手、峰幸代捕手、大久保美紗内野手、岩渕有美外野手、関友希央外野手、太陽誘電の藤田倭投手、河野美里外野手の計７選手が選出された。大会はグループを２つに分け、各組８カ国による総当たりの予選リーグを実施。それぞれ上位４カ国が決勝トーナメントに進出する。ルネサスと日本代表の兼任となる宇津木麗華ヘッドコーチの下、代表選手たちは第２回大会（１９７０年）以来、４２年ぶりの世界制覇へ向け意気込んでいる。

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社会人の日本一を決める都市対抗野球大会第３日は１５日、東京ドームで１回戦３試合を行い、富士重工業（太田市、北関東第１代表）は三菱重工神戸（神戸市、近畿第５代表）と対戦、２―２で迎えた延長十回表に柿沼伸彦のソロ本塁打で勝ち越し、３―２で勝利した。２回戦は１９日、同球場で前回優勝のＪＲ東日本（東京都、推薦）と対戦する。

日本ハムの栗山英樹監督（５１）は１７日、オールスターゲームの第１戦（２０日・京セラドーム大阪）で斎藤佑樹（２４）が、第２戦（２１日・松山）で吉川光夫（２４）が先発することを明らかにした。ファン投票で１位となり、特別枠で選ばれた昨年に続いて２度目の出場となる斎藤は初戦先発という大役に「うれしい。（最近）負けが続いていたので、何か自分のきっかけになる投球ができれば」と活躍を誓った。初出場の吉川は「最初に試合を壊さないようにしたい」と意気込みを口にした。

Ｊリーグ２部（Ｊ２）ザスパ草津の本拠地「正田醤油スタジアム群馬」（前橋市）について、Ｊ２の新基準に対応するため県が進めていた改修工事が17日までに完了した。座席数は１５８５席増の１万１２０席になり、「１万席以上」とする基準を満たした。照明は改修前の「平均１５００ルクス以上」から、基準の「全箇所１５００ルクス以上」に照度を上げた。

　改修費は２億円。ゴール裏の芝生の両サイドスタンドに座席を新設し、明るい照明に切り替えた。
今月22日に行われるＦＣ町田ゼルビアとの試合前に、スタンド見学会や記念式典が開かれる。

ＤｅＮＡ小林太志投手（２９）が粘りの投球を見せた。１回から５回まで、毎回の８安打を許しながらも要所を締め、無失点でマウンドを降りた。４回２死満塁のピンチでは、ミレッジの三塁線への鋭い打球を、中村がダイビングキャッチ。味方の守備にも助けられた。「先発として最低限のピッチングはできました。四球も最小限（１個）にとどめることができ、無駄なランナーを出さずにすみました。（初先発のルーキー捕手）高城がよく引っ張ってくれたおかげでリズムよく投げられました。４回の（中村）ノリさんの好プレーは、ホントに助けられました」と、振り返った。

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全国高校野球選手権県大会は第８日の21日、上毛新聞敷島、高崎城南の両球場で４回戦４試合を行い、センバツ４強・春季関東優勝の健大高崎が１−８の８回コールドで伊勢崎清明に敗れた。

　伊勢崎女（県立）を前身とする清明は創部８年目で初のベスト８進出。初戦の高崎に続いてセンバツ出場校を破った。

　高崎商、前橋育英、館林も勝ち進んだ。

　22日に両球場で４回戦残り４試合を行い、８強が出そろう。

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球宴の舞台は、いきなりリベンジの機会をつくってくれた。全パの先発、日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が最初に打席へ迎えたのは、交流戦で痛烈な１発を浴びた巨人長野だった。初球は宣言通り、外角低めへの１３４キロ直球。「思い切り投げようと思って。すごくいい感じでミットに入った」。３球三振で雪辱した。「球速へのこだわりはある」と言ったものの、この日の最速は１４２キロ止まり。２回にはＤｅＮＡ中村に５階席へ運ばれる超特大の逆転２ランを浴びた。「コントロールミスです」と苦笑いしたが、２度目の対決となった３回の打席では、きっちりと真っすぐで捕邪飛に打ち取り「絶対に真っすぐで抑えようと、腕を振って投げました」。３回を６安打３失点で敗戦投手となったが、満足感でいっぱいだった。前半戦は５勝７敗。「今日の投球を生かしていきたい」。後半戦での巻き返しへ、手応えをつかんだ４９球だった。

第９４回全国高校野球選手権群馬大会第９日は２２日、上毛新聞敷島と高崎城南の２球場で４回戦の残り４試合を行い、ベスト８が出そろった。シードの前橋商は市伊四ツ葉、桐生商は富岡にそれぞれ５―０で快勝。桐生南は春４強のシード樹徳を延長十一回、２―１で破った。利根実は太田商を２―１で下し、初の夏８強入りを果たした。第１０日は２３日、上毛新聞敷島球場で準々決勝２試合を行う。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）は２４日、マリナーズ・イチローー外野手（３８）のヤンキースへの電撃移籍に「びっくりしました」と驚きを隠せなかった。同じマネジメント会社に所属し、オフには一緒に自主トレすることもある先輩に「僕にとってイチローさんは、どこに行ってもイチローさん。応援する気持ちは変わらない」と話した。この日は、後半戦最初のカードとなるソフトバンク戦に備え、日本ハムから球宴に出場したチームメートとともに空路福岡入りした。

全国高校野球選手権県大会は２４日、前橋市の上毛新聞敷島球場で準々決勝残り２試合を行い、桐生商と桐生南が２６日の準決勝（上毛新聞敷島）に進んだ。

高崎商が接戦を制し、２年連続の決勝にコマを進めた。４回に４番の両角拓哉内野手（３年）の左前打で先制。投げては関純投手（３年）が粘りの投球を見せた。富岡潤一監督（４６）は「良い形で先制点が取れた。両角は今大会ラッキーボーイだな」と勝利を喜んだ。

　高崎商が桐生商を破り２２年ぶり甲子園の切符を手にした。初回に桐生商のエース柿田兼章投手（３年）の立ち上がりを攻め、２点先制と幸先の良いスタートを切った。投げては関純投手（３年）が３安打無失点の好投で相手打線を完璧に抑えた。「今日を考えて、ここまでやって来た。勝てて良かった」と喜んだ。就任１年目にして甲子園をつかんだ富岡潤一監督（４６）は「うれしいの一言。選手は良くやってくれた」と選手を褒めた。

夏の高校野球群馬大会は２７日、上毛新聞敷島球場（前橋市）で決勝戦が行われ、高崎商が２―０で桐生市商を破り、２２年ぶり１１度目の夏の甲子園出場を決めた。昨夏準優勝の高崎商は、初回に２点を先制し、エース関が３安打完封の好投でリードを守りきった。桐生市商は、柿田が中盤以降持ち直したものの、打線が援護できず、１０年ぶりの切符をつかむことはできなかった。

　前任の前橋商を４度の甲子園に導いた高崎商の富岡潤一監督は、就任３か月余りで、母校を２２年ぶりの夏の甲子園に押し上げた。今春の選抜に出場した健大高崎や高崎が序盤で敗退し、シード校も次々と姿を消した波乱の大会は、ノーシードから勝ち上がった古豪の久々の優勝で幕を閉じた。

　全国大会の組み合わせ抽選会は８月５日に行われ、同８日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。

プロ野球独立リーグのＢＣリーグは２９日、各地で３試合を行い、群馬ダイヤモンドペガサスはホームの藤岡市民球場で石川ミリオンスターズと対戦し、９−１で快勝した。後期初の連勝で通算成績は４勝７敗となり、上信越地区３位。次戦は８月１日午後６時から、藤岡市民球場で富山サンダーバーズと対戦する。

　群馬は１点を追う四回、八木が敵失で出塁し１死一塁から、石突が右越えの２点本塁打を放ち逆転。五回は萩島の中前打と盗塁、新井のバント内野安打で無死一、三塁とし、１死後、エスピノサの左前適時打で１点、さらに１死二、三塁から橋本の中前適時打で２点を追加。六回も４安打を集め４点を挙げた。先発栗山は４安打１失点で完投した。

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佑ちゃんに、女房役から厳し〜い指摘。日本ハム鶴岡慎也捕手（３１）が３０日、不調で２軍落ちした斎藤佑樹投手（２４）に、再昇格への課題を挙げた。今季、斎藤が先発した全１７試合でバッテリーを組み、好不調時とも間近で見てきている。６戦勝ち星なしの現状に「勝負球の甘さ」と「表情の変化」を挙げ、修正を求めた。休日返上で２軍施設のある千葉・鎌ケ谷で練習した鶴岡は、この日２軍降格となった斎藤に「ひと回り成長して戻ってきてほしい」とエールを送った。その後は厳しい言葉も織り交ぜ、勝ち星を挙げられない現状を分析し、克服すべき課題に挙げた。（１）勝負強さを取り戻せ　前日２９日オリックス戦で斎藤が悔やんだ李大浩に対する投球は、勝負球が甘くなったものだった。鶴岡は「追い込むまでは、いい球が来ているのに、あれではチームの士気も下がってしまう」と苦言を呈した。昨季は得点圏に走者がいる場面での被打率は１割９分２厘だったが、今季はここまで２割９分１厘。走者を出しながらも得点は許さないという特長が影を潜めている。「打者もそうだけど投手にも勝負強さが必要」と、勝負球に対する意識の向上が必要と指摘した。（２）マウンド上で感情を出さない　クールなイメージが強い斎藤だが、鶴岡はマウンド上での微妙な変化を表情から読み取っていた。「最近は、どうしようっていう表情をする」と言う。「もっと淡々とクールに投げてほしい。春先はできていたので」と、精神面での成長を期待した。選手会長でもある鶴岡は「（斎藤が）勝ったらチームも乗っていける」と、開幕投手を任された右腕の投球が、チームに与える影響も感じている。期待しているがゆえの言葉。女房役の厳しい指摘に、斎藤は早期の１軍復帰で応えるしかない。

来月８日開幕する第９４回全国高校野球選手権大会（日本高野連など主催）に県代表として出場する高崎商の選手たちが３０日、県庁や高崎市役所などを表敬訪問した。

　県庁では大沢正明知事が「みなさんにとって甲子園出場は五輪の切符を勝ち得たようなもの。体調管理を万全にし、甲子園では思い残すことがないようにプレーしてきてください」と激励。高崎商の石田拓哉主将（３年）は「今回は２２年ぶりに夏の甲子園出場の切符をもらいました。県代表として全力でプレーしてきます」と抱負を述べた。

　高崎商は来月１日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場に向けて出発する予定。同月５日に行われる組み合わせ抽選会で対戦相手が決まる。

不調のため前日３０日に出場選手登録を抹消された日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が３１日、２軍に合流して１軍再昇格へ向けてスタートを切った。イースタン・リーグ西武戦（鎌ケ谷）の試合前練習に参加し、キャッチボールや外野ポール間のダッシュなどで汗を流した。故障以外では初の降格を経験した斎藤は「まだ２年目でレベルアップしている段階。実力を上げることですね」と、しっかり気持ちを切り替えて真夏に訪れた試練に立ち向かう決意を示した。

ＤｅＮＡは３１日、小林太志投手、内藤雄太外野手を出場選手登録した。

特設ビーチで佑ちゃんを応援しよう！　２軍で再調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が登板予定の４日フューチャーズ戦（鎌ケ谷）で“佑ちゃんシート”が登場することが１日、分かった。左翼芝生席に設置されている砂浜シートを、１試合限定で開放するもの。内野席と同料金で入場が可能だ。非公式の同戦の観衆は平均で２００人前後だが、斎藤が故障でリハビリ中だった昨年は１１７６人を動員した実績もある。イベント開催時以外では初めての試みで、ビーチパラソルも立てる予定。関係者は「通常、外野芝生席は開放していませんが、夏休み中の土曜日。多くのファンに来ていただいて、斎藤投手に熱い声援を送ってもらえれば」と話した。斎藤はこの日、次戦に向けて島崎２軍投手コーチらと話し合った。「配球のこととかです。（予定回数は）５回くらいじゃないでしょうか」。今日２日にブルペン入りし、真夏の再起戦に備える。

８日開幕の第９４回全国高校野球選手権大会（日本高野連など主催）に県代表として出場する高崎商は１日、ＪＲ高崎駅から甲子園へ向け出発した。

　選手たちは同校での壮行会に出席した後、ＪＲ高崎駅へ移動。同駅で開かれた出発式には選手の保護者や同校の生徒ら約２００人が駆けつけた。

　高崎市の富岡賢治市長は「甲子園出場は高崎市民全員が喜んでいます。高崎商と高崎の名を全国へ広めてきてください」と激励した。

　高崎商の富岡潤一監督は「２２年ぶりの甲子園出場ということで、高商らしく全員野球で戦ってきます」と話し、石田拓哉主将（３年）は「高崎市の代表、そして群馬県の代表として粘り強い野球をしてきます」と抱負を述べた。組み合わせ抽選会は５日にあり、対戦相手が決まる。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、４日フューチャーズ戦（鎌ケ谷）へ向け２日、ブルペン入りした。前回登板となった７月２９日オリックス戦（京セラドーム大阪）以来の本格投球に「全然、良くなかった」と不満だった様子。しかし、１軍復帰へ向けて再出発を図る次戦へ向け「抑えるしかない」と、闘志を燃やしていた。

８日に開幕する　全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が５日、大阪市内で開かれ、高崎商は第４日第１試合で埼玉県代表の浦和学院と対戦することが決まった。

２軍で調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が５日、栗山監督のダメ出しに発奮した。前日４日にフューチャーズ戦（鎌ケ谷）に登板し６回５失点。栗山監督が「全然、ダメっしょ」とコメントしたことを受けて「新聞で見ました。がんばるしかない。周りも納得させないと」と話した。目下の課題はセットポジションでの投球。クイックモーションの速さを意識しすぎて、打者との勝負ができていない点にある。島崎２軍投手コーチも「（クイックの時に）タメが全くない。休み明け（の７日）から練習していく」と予告。この日も斎藤は、キャッチボールでクイック時のフォームを確認。次戦登板予定の１１日イースタン・リーグ、ヤクルト戦（戸田）へ向け「結果と内容、両方ですよね」と意気込んだ。

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日本男子レスリングの伝統を守った。銅メダルを獲得したグレコローマン６０キロ級の松本隆太郎（２６＝群馬ヤクルト販売）は「金メダルを目指してやってきたので、色違いではあるけど、自分の努力の成果が１つ、出せた」と喜んだ。準決勝で世界王者のノルージ（イラン）に惜敗して臨んだ世界２位のケピスパエフ（カザフスタン）との３位決定戦。第１ピリオド（Ｐ）を落としたが、練習してきたがぶり返しで第２Ｐを奪うと、最後はもぐってからの投げ技で１分７秒フォール勝ち。歓喜のバク宙を披露した。これでフリースタイルを合わせた日本男子は、不参加のモスクワ大会を除いて１９５２年ヘルシンキ大会から１５大会連続メダルを獲得。「序盤でつなげられたのは上出来」と胸をなで下ろしていた。

２軍で再調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が７日、千葉・鎌ケ谷で２８球のブルペン投球を行った。セットポジションで痛打を浴びる課題克服のため、この日はすべてセットポジションからの投球。ブルペン終了後も、短い距離でのセットポジション練習を念入りに行った。「もう大丈夫。完璧です」と、手応えをつかんだ様子だった。

２軍で再調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が８日、次回登板予定の１１日イースタン・リーグ、ヤクルト戦（戸田）へ向けて千葉・鎌ケ谷で練習を行った。真夏の太陽のもと３時間のメニューをこなした後は、ウエートトレなど個別練習もこなした。「シーズン中なので、めちゃくちゃいじめるということはできないけど、今の自分のレベルアップになります」。１軍復帰を目指し、汗を流している。

兵庫県西宮市で８日開幕した夏の甲子園。約３万４０００人の観客の前で、高崎商の選手たちははつらつとした表情で行進。スタンドからは３年生１１人と保護者ら３８人などが声援を送った。

　高崎商の主戦関純投手（３年）の母清美さん（４９）は「初戦では捕手の構えたミット目がけて自分らしいピッチングをしてほしい」と話した。捕手の中山皓平選手（３年）の母千歳さん（４７）も「関君が気持ち良く投げられる配球をして、悔いなくプレーして」と興奮気味に語った。

　また、打線の軸、内田勝也選手（３年）の父智雄さん（５３）と両角拓哉選手（３年）の父聡さん（４２）は一塁側スタンドから声援。智雄さんは「先頭打者として必ず出塁し、チャンスを広げてほしい」。聡さんは「４番として一本打ち、チームにリズムを」と期待を寄せた。また、石田拓哉主将（３年）の弟涼磨くん（１３）は「お兄ちゃんは格好良かった。自分も将来甲子園に来たい」と話していた。

明日１１日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦（戸田）に１軍復帰がかかる日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、原点投球で大事なマウンドに臨む。８日に開幕した甲子園は「ちょこちょこ見ています。（当時を）毎年思い出す」という。河川敷グラウンドの戸田も、体感４０度以上といわれる灼熱（しゃくねつ）地獄。「（暑さに）慣れてきました。次の登板でしっかりと、失点しないようにしたい」。日本一になった高校時代の自身の原点を思い出し、ガムシャラに打者へ向かう。栗山英樹監督（５１）は「俺はチャンスは与えるけど、そこから先は、はい上がらないといけない時期に来ている」とゲキを飛ばした。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が１０日、千葉・鎌ケ谷で、１軍復帰へ向けた最終調整を終えた。１１日イースタン・リーグ、ヤクルト戦（戸田）の投球内容で、１軍復帰が決まる。前日のこの日は、キャッチボールなど軽めの調整で終え「上（１軍）で使えるという投球ができればいいです」と、快投で首脳陣へアピールすることを誓った。

夏の高校野球全国大会第４日の１１日、２２年ぶり１１度目の出場となる高崎商は第１試合で浦和学院（埼玉）と対戦。高崎商は序盤から好機を作りながらも、あと１本が出なかった。エース・関純は粘りの投球で五回まで相手打線を無失点に抑えたが、六回に先制を許し、八回途中に代わった橘雄一郎も終盤に打ち込まれ、初戦突破はかなわなかった。応援席からは、元気よくプレーする選手たちに拍手や歓声が送られた。　高崎商は浦和学院のエース佐藤拓也の立ち上がりを攻め、初回、１番・内田勝也が内野安打で出塁。犠打と死球を絡めて二死一、二塁と攻めたが、後続が凡退した。三回にも２連打で一死一、三塁と好機を作ったが、併殺でチャンスを逃し、先制点を挙げることができなかった。

佑ちゃん、昇格は無期限延期？　日本ハム斎藤佑樹投手（２４）の１軍昇格がさらに遠のいた。１２日、イースタン・リーグのヤクルト戦で高卒３年目の中村勝投手（２０）が６回２失点の好投。前日に６回４安打３失点した斎藤に代わって、昇格する見込みになった。チームはこの日、西武に敗れ４カードぶりに負け越し。投手事情が厳しい中でも、栗山英樹監督（５１）は斎藤の昇格時期のめどを示すことなく、奮起を促した。佑ちゃんにとっては、ショッキングな事態となった。日本ハム斎藤の１軍再昇格が、無期限延期に。２軍で調整を続け、じっくりと復帰の時期を見極めることになった。激しい首位争いを続ける１軍だが、前日１１日に完封勝利を挙げた吉川をのぞき、ここ数試合は先発投手のノックアウトが目立つ。この日も、多田野が２回にオーティズの２ランなどで逆転され、３回は３連打を浴び１死も取れずに降板した。１０日西武戦（西武ドーム）でもウルフが４回７失点と序盤で試合を壊し、チームは３位西武に４カードぶりの負け越し。チームがこんな状況でも、開幕投手を務めた斎藤に声がかかることはなかった。当初の予定では、２軍で２度の登板を経て１軍に復帰する計画だった。しかし、この日、イースタンリーグのヤクルト戦（戸田）で、同じく再昇格を目指す高卒３年目の中村が６回を２安打２失点。今季初先発となった５日楽天戦（札幌ドーム）で５回途中を３安打２失点でまとめたことも評価され、斎藤に代わって、先発ローテの谷間に滑り込むことになった。チャート係として２軍戦で中村の投球を見守った斎藤は「競争とかではなく、自分の中で（１軍に上がる）準備はできている」と意気込むが、栗山監督は「固定されている人以外は４、５人で競争させている。ユウキ（斎藤）にとって何が一番いいのか、考えて整理しないと」と冷静だ。今後の斎藤の１軍復帰プランは未定のまま。「（シーズン）後半での登板が大事になる」と斎藤に希望を託す栗山監督の親心を、背番号１８はどのように受け止めて結果として示すのか。正念場の夏は、まだまだ続く。

Ｊリーグ２部（Ｊ２）第２８節の１２日、ザスパ草津は熊谷スポーツ文化公園陸上競技場（埼玉県熊谷市）のホーム戦でＦＣ岐阜と対戦、１点リードされたロスタイムにラファエルが同点ゴールを決め、１―１で引き分けた。後半なかばに攻勢を仕掛けたが、逆にディフェンスの裏をつかれ失点。粘って最後に追い付いた。

　通算成績は８勝８分け１２敗（勝ち点３２）で順位は１７位。第２９節の１９日午後６時から、アウェーの栃木県グリーンスタジアム（宇都宮市）で栃木ＳＣと対戦する。

全体練習が休みだった１３日、東京都内の施設で体を動かした日本ハム斎藤佑樹投手（２４）は「今回（１軍に）上がれなかったのは残念で悔しい。それが今の実力と受け止めるしかないです」と、打ち明けた。１軍への復帰プランは白紙となり、次回の２軍戦登板は１８〜１９日楽天戦が濃厚。「今後も言われたところで投げて、しっかり結果を残すだけ」と、次のチャンスへ向けて自身を奮い立たせた。１軍は激しい首位争いの真っ最中。「１日でも早く呼んでもらえるように必死でやりたい」。崖っぷちの佑ちゃんにとって、勝負の１週間が始まる。

上毛新聞創刊１２５周年記念第５回上毛新聞社旗争奪高校剣道大会（上毛新聞社、県高体連剣道競技専門部主催）が１３日、前橋市のＡＬＳＯＫぐんまアリーナを主会場に開かれた。全国１４都県から男子５６チーム、女子４５チームが参加し、激しく竹刀を交えた。

　県内からは男子に前橋育英、前橋商、太田商、高崎、沼田、前橋、農大二、藤岡北の８校、女子には高崎女、樹徳、健大高崎、常磐、伊勢崎清明、共愛学園、前橋商、前橋育英の８校が出場。女子の健大高崎が８強入りした。

　試合はトーナメントで行われ、男子は本庄一（埼玉）が決勝で鎌倉学園（神奈川）を下して２連覇。女子決勝は土浦日大（茨城）が、常総学院（茨城）との茨城対決を制して初優勝を飾った。

２軍で再調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、実は“激やせ”していた？　１４日、２軍施設のある千葉・鎌ケ谷で「体重が戻ってきた」と復調を喜んでいた佑ちゃんだが、現在も７１〜７２キロとプロ野球選手にしては軽め。２軍落ちしたばかりのころは「全然、ご飯を食べられなかったので…」と食欲不振にも悩まされ、開幕時と比べて体重は４〜５キロも減ってしまっていたという。日焼けしたこともあって、精悍（せいかん）な顔つきになった。この日は、千葉・鎌ケ谷の室内練習場のブルペンで、課題のクイックを入念に確認。１軍昇格が見送られてから初めての練習で「落ち込んでもしょうがない。２軍に落ちるのは、もうイヤです。それなら、あと１〜２回、しっかり投げて、シーズン終盤の大事な時期にきちんと上で投げられたほうがいい」と、自分を奮い立たせた。次回の２軍戦登板は１９日楽天戦に正式決定。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町が舞台だ。チームは試合後に地元商店街のチャリティーイベントに参加予定。２軍戦とはいえ意義深い一戦で先発することになり「いい機会。自分も感じるところがあるかもしれない」と、気持ちを高めていた。

なげーよ

２軍で調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が１５日、千葉・鎌ケ谷のファイターズ球場でブルペン入りした。次回登板予定は１９日のイースタン・リーグ楽天戦（南三陸）。１軍再昇格へ“合格”するためにも「（１失点完投した）開幕戦の時のような気持ちで投げたいですね」。夕食後に自転車型トレーニング器具を３０分ほどこいで有酸素運動を行うなど、夏バテ対策はばっちり。「自分の試したいことを試すとかではなく、結果が大事」と話した。

斎藤先輩頑張れ！
栗山監督をギャフンと言わしてやれ！
早実魂 永遠なり！

元 早実野球部 Ｙより

ロンドン五輪フェンシング男子フルーレ団体のメンバーとして日本初の銀メダルに輝いた千田健太選手と淡路卓選手、女子フルーレ団体で初の７位に入賞した西岡詩穂選手が１５日、所属先のネクサス本社（高崎市島野町）で、五輪の結果を報告した。

　会場には、同社の社員２００人以上が集まり、３選手が姿を現すと大きな拍手に包まれた。冒頭、日本フェンシング協会副会長を務め、現地に同行した星野敏社長が、「期待以上の成績を残してくれて心から誇りに思う」と３選手をたたえた。

　千田選手は団体準決勝などで、多くの点を稼ぎ、銀メダル獲得に大きく貢献。「日本フェンシング界の未来を背負っているという思いで戦った」と振り返った。今後については、「選手を続けるかは決めていないが、普及活動をしたい」とした。

　ピストに立ったのは決勝だけだった淡路選手は、「４年後は、個人、団体とも自分の力でメダルを取りたい」と話した。フェンシングから２大会連続のメダルが出たことについては、「日本選手全体が強くなったことを意味すると思う」と手応えを感じていた。

　団体で過去最高の成績を残した西岡選手は「メダルを狙っていたので悔しいが、得られるものは大きかった。次は女性初のメダリストになりたい」と、リオデジャネイロ五輪を見据えていた。

なげーよ、ボケ

２軍で再調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が１６日、千葉・鎌ケ谷の２軍施設で捕球練習やネットを使った居残りの個人練習で、たっぷり汗を流した。炎天下のグラウンドで体を動かし、昼食休憩を挟んで、今度は室内練習場でゴロ捕球。コーチ陣のアドバイスに耳を傾けながら居残り練習を行い、ネットスローで課題のクイックモーションと、右打者への直球を確認した。空調設備のない室内練習場にこもること、約１時間。「サウナみたい…」と、くたくたになっていた。

くせーよ、ボケ

　試合後の第一声が、苦しい胸の内を物語っていた。「話す気にもなれない…」。苦笑いしたが、目は笑っていない。２軍で再調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、イースタン・リーグの楽天戦に先発し、５回を投げて毎回の７安打で６失点（自責は２）。２軍落ちしてから３度目の登板でも納得のいく結果を出せず、１軍再昇格はまたもや見送られることが濃厚となった。走者を出してから、粘れない。１回に２連打であっさり１点を先制されると、２回は２死一、二塁から走者一掃の二塁打。５回も押し出し四球などで３点を失った。傾斜のない不慣れなマウンドに、味方の失策など不運もあったが「言い訳にはできない。そこを守りきるのが投手の仕事ですから。体がうまく動かなかった。残念です」と自分自身にダメ出しした。結果も、内容も、１軍昇格には見合わない。五十嵐２軍監督は「個人的には追試っていう感じかな」と即答。“追々試”は２５、２６日ヤクルト２連戦（鎌ケ谷）のどちらかとみられる。２軍でもがく右腕に今、必要なのは、じっくりと課題に向き合う時間なのかもしれない。

ロッテ藤岡貴裕投手（２３）が約１カ月半ぶりの１軍登板で５回無失点と好投した。直球、カーブの精度がよく、最速１４５キロをマーク。５回は２死から二塁打と敬遠、四球で満塁のピンチを迎えたが、力のある内角高めへの１４３キロ直球で糸井を二飛に打ち取った。５回８９球で降板となったが、復帰戦としては上々の内容。「自分なりにいい投球ができた。もう少し長いイニングを投げたかったが、チームが勝てたのでよかった」と笑顔を見せた。

２軍で調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が２０日、たった１人の休日返上トレで１軍昇格へ向けて動き出した。前日１９日はイースタン・リーグ楽天戦（南三陸）に先発も５回７安打６失点（自責２）。「次もここですね」と１軍昇格は見送られたもようで、次戦もイースタンで２５日ヤクルト戦（鎌ケ谷）に先発する見通しとなった。結果を出せないでいる危機感が、早朝から斎藤の体を突き動かしていた。午後３時半、誰もいない千葉・鎌ケ谷の室内練習場に現れると開口一番「暑い！」。じっとしているだけで汗が噴き出すほど、蒸し暑さが充満する中、投球フォームを確認しながら壁に向かって黙々と投げ込んだ。前日は深夜０時過ぎに寮に戻り、この日は２軍練習もオフだったが「今朝も走ってから、ウエートしてました。体は全然元気です」と話した。走者を背負ってからが持ち味の粘り強い投球ができずにいる。本人が感じているのは「自分の中で感覚のズレがある」ということ。「ここっていうところで、ストライクからボールになる球を投げたいのに変に力が入ったり、スーッと投げて打たれたりしている」。「（勝負どころの見極めが）分からなくなっている。試合でしか養えない部分なので」と悩みは深い。それでも、休日返上練習で前に進もうと必死だ。次戦は結果もそうだが、勝負強さを取り戻すきっかけを早くつかみたい。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が２１日、再昇格に向けてミニキャンプを開始した。千葉・鎌ケ谷での通常練習後に室内練習場で自主練習。ブルペンに入り、ネットに向かって約１００球を投げ込んだ。「とことんやってやろうと思っています」。このネットスローは、課題のクイックモーションを体に覚えさせることが目的だ。「毎日やりますよ」。２５日イースタン・リーグ、ヤクルト戦（鎌ケ谷）で先発予定だが、徹底的に投げ込んで投球フォームを固めるつもりだ。同時に内角への制球も磨く。ネットの前には赤いサンドバッグを左打席に置いて、打者に見立てた。「インコースをしっかり投げないといけないので」と今後も左右どちらかに置きながら投げ込む。捕手に向かって投げるのと比べ、「気を使わないので、そんなに疲れない」と投げ過ぎを気にする必要もない。通常の投球練習も行いながら、ネットスローは日課として取り入れていく予定。２軍でも結果が伴わず危機感も募っているが、地道にレベルアップを図っていく。

ロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ団体で銀メダルを獲得した千田健太、淡路卓と、同女子フルーレ団体で７位入賞した西岡詩穂の３選手（ネクサス）が２２日、前橋市古市町の上毛新聞社を訪れ、渡辺幸男社長に五輪での活躍を報告した。

　千田は「（銀メダルを）団体で取れたことが大きい。群馬県の方々の支えが大きな力になった」と応援に感謝。西岡は「メダルを取れる力があったので悔しい」と４年後のリオデジャネイロ五輪でのメダル獲得を約束した。

　３人は帰国後の��五輪フィーバー�≠ﾉ驚きを隠せない様子。休み返上で報告会やメディア対応に追われ、うれしい悲鳴を上げている。２０日に東京・銀座で約５０万人が沿道を埋め尽くしたメダリストによる凱旋（がいせん）パレードに参加した淡路は「道路が見えない位に多くの人が来てくれて鳥肌が立った」と喜びを話した。

夏休みの成果を、お茶の間に届けます！　２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が登板予定の明日２５日イースタン・リーグ、ヤクルト戦（鎌ケ谷）が、ＣＳ放送「ＧＡＯＲＡ」で生中継される。シーズン前から放送が予定されていた試合に、図らずも登板することに。降格してから約１カ月、クイックや内角攻めなど課題克服に努めてきた右腕は「ちょうどいいですね」と快投をテレビの前のファンにも披露し、再昇格をアピールする。２３日は、千葉・鎌ケ谷の２軍練習に参加してブルペン入り。５０球を投げ込み「良かったです。意識してインコースも投げられた」と手応えをつかんだ。左右の両打席に立って、球筋を見た西２軍総合コーチも「今日は良かった。内角にガンガン来てたね」と、仕上がりの良さを確認。その後は、室内のブルペンで日課としているネットスローで約１００球を投げ込んだ。斎藤は「次で夏休みは終わりにしたいですね」と話し、自信をみなぎらせていた。

２９日に開幕するロンドンパラリンピックのウィルチェアーラグビー代表の田村学選手（３７）の壮行会が２３日、勤務先のスカイワードインフォメーションシステム（安中市磯部）で開かれ、上司など約３０人がパラリンピックでの健闘を祈った。

　普段は、同社でシステムエンジニアとして働いている田村選手は、競技用の車イスで登場し、「会社の協力がなければ、やってこられなかった。最高のパフォーマンスをするのが使命」と意気込んだ。その後、田村選手が競技時の車イスの動きを実際に見せるなどして会場は盛り上がった。

　田村さんは３歳の時、自宅の階段から転落して首を損傷し、首から下がマヒした。約１０年前に友人から誘われて競技を始めた。

　２００４年のアテネ大会から３大会連続で代表入りしており、今大会も「点取り屋」として期待されている。田村選手は、「メダルを取って、障害者スポーツの発展に貢献したい」と力強く話した。

ＢＣリーグ・群馬ダイヤモンドペガサスと読売巨人軍ファームチームとの交流戦が９月４日、伊勢崎市野球場（同市堤西町）で開かれる。ペガサスは巨人と定期的に試合をしており、巨人が来県し対戦するのは３回目となる。

　ペガサスは今シーズン、前期が１２勝２３敗１分けで上信越地区３位、後期は２４日現在で、７勝１０敗１分けで３位と低迷中。シーズン終盤の追い込みに向けて、ＮＰＢチームに善戦することで、弾みをつけたいところだ。

　会場となる野球場は、読売巨人軍の前身で日本初のプロ野球チーム「大日本東京野球倶楽部」の創設に関わった鈴木惣太郎氏（１８９０―１９８２年）が伊勢崎市出身とあって、２００６年から「鈴木惣太郎記念球場」としても親しまれている。

　鈴木氏は戦前、貿易商として渡米。米国で野球に魅了され、ベーブ・ルースらが参加した日米野球の開催にこぎ着けるなど、日本野球界発展に大きく貢献した。「プロ野球生みの親」と言われる先人ゆかりの地での一戦が注目を浴びそうだ。

　試合開始は午後６時。前売りは高校生以上１５００円（当日２０００円）、中学生以下５００円（同７００円）、未就学児は無料。問い合わせは、群馬スポーツマネジメント（０２７・２８９・３０３３）へ。

ＢＣリーグ・群馬ダイヤモンドペガサスと読売巨人軍ファームチームとの交流戦が９月４日、伊勢崎市野球場（同市堤西町）で開かれる。ペガサスは巨人と定期的に試合をしており、巨人が来県し対戦するのは３回目となる。

　ペガサスは今シーズン、前期が１２勝２３敗１分けで上信越地区３位、後期は２４日現在で、７勝１０敗１分けで３位と低迷中。シーズン終盤の追い込みに向けて、ＮＰＢチームに善戦することで、弾みをつけたいところだ。

　会場となる野球場は、読売巨人軍の前身で日本初のプロ野球チーム「大日本東京野球倶楽部」の創設に関わった鈴木惣太郎氏（１８９０―１９８２年）が伊勢崎市出身とあって、２００６年から「鈴木惣太郎記念球場」としても親しまれている。

　鈴木氏は戦前、貿易商として渡米。米国で野球に魅了され、ベーブ・ルースらが参加した日米野球の開催にこぎ着けるなど、日本野球界発展に大きく貢献した。「プロ野球生みの親」と言われる先人ゆかりの地での一戦が注目を浴びそうだ。

　試合開始は午後６時。前売りは高校生以上１５００円（当日２０００円）、中学生以下５００円（同７００円）、未就学児は無料。問い合わせは、群馬スポーツマネジメント（０２７・２８９・３０３３）へ。

いい加減、くでーんだよ

見えない光に、背番号１８が苦しんでいる。２軍で再調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、イースタン・リーグのヤクルト戦で先発。初球、プロ入り後自己最速に並ぶ１４５キロをマークしたものの、自己ワーストタイとなる毎回の１１安打を浴びて７失点し、２軍残留が決まった。１回、２盗塁を決められ、制球を乱した。暴投も加わり１死二、三塁とピンチを広げて、右前打などで２失点。２軍戦では３試合連続、立ち上がりの失点となった。６回には３長短打で３失点。カウントを作れないまま痛打を浴び「全体的に良くなかったですね。（悪かったところは）全部です」と、傷心だった。２軍降格後、非公式戦を含む４試合で４連敗。防御率６・６５に、五十嵐２軍監督は「ちょっと（１軍は）厳しい。制球と球の切れがよくなかった。本人が一番ショックかもしれない」。１軍への再昇格は、またしても見送られることになった。誕生日の６月６日に５勝目を挙げ「最強の２４歳になる」と、本拠地札幌ドームのお立ち台で誓った日から、もうすぐ３カ月。６勝目への道筋は、まだ見えない。

２軍降格中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が再昇格への思いを封印し、技術力アップを目指す覚悟を決めた。前日２５日にイースタン・リーグのヤクルト戦で６回１１安打７失点。ショックは大きかった様子で「シーズンを、まだ諦めていない」と言いながらも「今は１軍より、実力を上げることをメーンに考えないといけない」と話した。次回の２軍戦登板は９月４日の西武戦の見込み。

何がいーてーんだよ。

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２９日に開幕するロンドン・パラリンピック。前橋市の義肢製作会社「上毛義肢」社長、高橋将太さん（３０）は、陸上女子１００メートルなど３種目に出場する高桑早生（さき）選手（２０）の義足を長年担当し、アスリートとしての成長を見守ってきただけに「ロンドン」を特別な思いで迎える。【庄司哲也】

　「ちょっと走ってみて」。高橋さんは、中学生だった高桑選手に、そう声をかけた時のことを鮮明に覚えている。「義足の人が運動を始めるのは、ハードルが高いんです。でも、彼女は違った。初めからとてもきれいなフォームで走った」と、振り返った。

　通常の義足と、軽量で弾力性を持った強力な板バネを使う競技用は全く違う。高橋さんは「通常の義足は、ユーザーの満足感が求められるが、競技用のそれは記録になる」と説明する。アスリートの義足を担当するのは、高橋さんにとって初めてだった。

日本ハムの山田正雄ゼネラルマネジャー（６７）が、悩める背番号１８を電撃訪問した。２８日、千葉・鎌ケ谷の２軍施設を訪れ、調整中の斎藤佑樹投手（２４）を激励。気になった点などを「技術指導ではなく参考程度に」と、アドバイスした。アマチュア球界のスター選手だった斎藤を預かった編成トップとして、居ても立ってもいられなかった。前回、斎藤が登板した２５日イースタンリーグ・ヤクルト戦（鎌ケ谷）をテレビ中継で観戦した山田ＧＭはがくぜんとした。「企業秘密」と詳細は伏せたが「本人はフォームを変えてませんと言うんだけど、アマ時代とあまりにも違ってね。彼の一番いい特徴が、今はまったくないんだよね」。マウンド上の斎藤に、高校、大学と周囲を夢中にさせた姿はなかった。「僕はコーチじゃないから、何かのきっかけになればと思って意見しただけ」と山田ＧＭ。グラウンドで１５分ほど話し込む間、斎藤の顔には笑顔も。次回９月４日イースタンリーグ西武戦（西武二）に登板予定の斎藤は「（アマ時代から）ずっと見てくれていた人。客観的に見て、何かが違うんでしょうね」と、突然の助言に感謝していた。

お前は何を訴えたいんだ？

女子シングルス１回戦で世界９５位の森田あゆみ（２２＝キヤノン）が、大会本戦４度目の挑戦で初勝利を挙げた。第２６シードのモニカ・ニクレスク（２５）を６−３、６−３のストレートで下す金星で、４大大会すべてから勝利を挙げた１４人目の日本女子となった。森田は、攻守の歯車がかみ合い、逆回転や山なりのスピンをかけたニクレスクの変則テニスにうまく対応。スタートから２−０と主導権を握り、１度もリードを許さずに逃げ切った。「グランドスラムで勝った時の気持ちはやはり特別」。最後は右手の小さなガッツポーズで締めくくった。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、逆襲への誓いを新たにした。レッドソックス松坂の復活劇から一夜明け、千葉・鎌ケ谷で調整。松坂の４７７日ぶり勝利に「ケガをしてから、ようやく１勝したんですよね。松坂さんはあこがれの人ですから」と感動した。苦闘中の自分に対し「まだ２４歳（と若い）ですからね」と語気を強め、猛烈に発奮した。失意の２軍暮らしが続く中、松坂のニュースで前向きになれた。同じ夏の甲子園優勝投手で、背中を追ってきた存在。２軍戦４試合連続で結果を残せず「落ち込む時は、落ち込む」と下を向いた時もあったが、開き直った。前日２８日は１位指名を決断した山田ＧＭが直々に視察。「ここであきらめてはいけない」との言葉をもらった。連日、心を動かされ「頑張るしかない」と奮い立った。２９日はブルペン入りして７５球の投げ込み。次回先発予定の９月４日イースタン・リーグ、西武戦（西武第２）まで中１０日と登板間隔が空くため、やや多めの球数で各ポイントを入念にチェックした。２５日の同リーグ、ヤクルト戦は「全部、ダメだった。吹っ切っていきたい」と危機感十分にギアチェンジ。尊敬する大先輩から注入した反攻のパワーとシンクロさせ、再昇格へムチを入れ直した。

関甲新学生野球の秋季リーグ（１部）が９月１日、栃木県小山市運動公園野球場で開幕し、春季リーグを全勝優勝した本県の上武大に春秋連覇の期待が懸かる。リーグの上位２校が関東地区大学野球選手権大会（１０月、横浜スタジアム）に進み、１１月の明治神宮大会の出場権を争う。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が３０日、超ハードメニューを課せられた。２軍施設がある千葉・鎌ケ谷で、２軍戦に出場しないメンバーの残留組と一緒に練習。長距離ダッシュしてフライを捕球する「アメリカンノック」など炎天下で消化したが、やや疲れ気味の他メンバーに比べてケロリ。「好きなんで、楽しかったです」とさわやかにこなして見せた。ファンからのサインの求めにも応じるなどリラックスムード。シーズン最終盤での再昇格へ向け、黙々と鍛錬に励んでいた。

ソフトボールの全日本大学選手権大会（９月１〜３日、埼玉県東松山市駒形公園ソフトボール場ほか）に、女子の関東代表として本県の関東学園大が出場する。５年ぶり２回目の大会に、チーム一丸となり一戦必勝を誓う。

　関東予選はナインや監督が絶大な信頼を寄せる近内久実主将がチームを引っ張った。初戦は最終回、２死から同点に追い付き延長の末に辛勝。２回戦は敗れた。敗者復活戦で「主将を全国へ連れて行こう」とチームがまとまり、全国大会の切符を手にした。

　大会には全国９地区の予選を勝ち抜いた３２チームが参加。関東学園大は１回戦で環太平洋短期大（四国代表）と対戦する。制球力が持ち味の池沢を軸に、内外野ともに堅守。打撃陣はエンドランやバントでしっかりつなぎ、少ないチャンスをものにする得意のスタイルで初戦突破を目指したい。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が３０日、２軍落ちからちょうど１カ月を迎えた現在の心境を口にした。なかなか復調できない現状に「記念日ですね」と苦笑しながら本心を話した。斎藤　自分がヘタクソだった。昨年６勝して、今年も５勝して…。できちゃった感じでいた。今はプロで生きていくために自分がやらなくては、いけないことが分かってきた感じ。手厳しい自己分析だが、表情はすがすがしかった。２軍戦４試合でいずれもＫＯ。１軍でレベルの高い打線、守備に恵まれていたことを再認識した。１軍で積み上げた白星も「自分の実力が半分、味方の守備だったり、援護も半分だった」。自分自身の力量、技量に目をそむけ「勝ち星とかも気にした」。周囲に応えることを念頭に置き過ぎ、迷走した時もあった。淡々と取り組む再調整の姿に、周囲から覇気のなさを指摘される時もある。だが、斎藤は「勘違いされやすいんですよ」と言う。「自分は負けず嫌いですからね。絶対に１番をとりたいという感じでやっていきます」。優勝争いの輪から外れ、存在感が薄れつつある、開幕投手を務めた２年目の今季。まだ生気がみなぎっている。

復活ののろしを上げた。阪神狩野恵輔外野手（２９）がプロ通算３本目の代打アーチを架けた。８回１死から河内の真ん中直球をとらえた。左翼席ギリギリに飛び込む１号ソロ。１０年８月１２日広島戦以来の代打弾で、１年ぶりのお立ち台に上がった。

　「去年もお立ち台に立った後すぐケガしたんでケガをしないようにと思って立っています」

　復活を待ち望んだ虎党の声援に目を潤ませた。昨年８月２６日ヤクルト戦で決勝打を放ち、１０年１１月に受けた腰椎椎間板ヘルニア手術から復活。だが、９月下旬に腰痛を再発し今春は２軍キャンプでリハビリに専念した。４月中旬に１度は実戦復帰したが、５月下旬に再発。気持ちが折れた。

　「辞めることも考えたけど、周囲の人がまだ辞める時じゃないぞと言ってくれた。ファームで若い子たちにケガしてもやってるところを見せれば、諦めない気持ちを見せられるし、やれることをしっかりやろうと思っていた」

　後輩に落ち込む姿を見せたことは１度もなかった。ともにリハビリの時間を過ごした育成ルーキー広神は「いつも明るく振る舞っていて、精神的に強い人だなと思った。見習わなければいけないと思いました」と同郷群馬の先輩の背中から学んだという。

　狩野は「もうケガはしたくない。チームの勝利に貢献できるように頑張りたいです」とお立ち台を締めくくった。巻き返しを期す男が、鮮やかに復活した。

Ｊリーグ２部（Ｊ２）のザスパ草津は２日、アウェーの松本平広域公園総合球技場（長野県松本市）で松本山雅ＦＣと対戦、２−０で勝った。ザスパは後半１２分にＭＦ松下裕樹のミドルシュートで先制。１５分にはＤＦ中村英之のヘディングで差を広げた。３カ月ぶりの連勝で１０勝１０分け１２敗（勝ち点４０）の１５位に上がった。来週末は天皇杯の２回戦が行われるため、次節第３３節は１４日。アウェーのＳｈｏｎａｎ　ＢＭＷスタジアム平塚（神奈川県平塚市）で午後７時から湘南ベルマーレと対戦する。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が３日、先発予定の４日イースタン・リーグ西武戦（西武第２）に向けて、千葉・鎌ケ谷で最終調整を行った。ブルペンでは、短い距離で約３０球のショートピッチング。「結果にはこだわらず、自分のために。抑えられるように頑張ります」と話した。

本日9/4（火）読売ジャイアンツ（ファーム）との交流戦の試合前（17:20〜30位）に『ふれあいキャッチボール』を行います。ジャイアンツの選手も数名参加してくれる予定です。みなさん、グローブを持って伊勢崎市野球場へお集まりください！！

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が先発し、５回７安打２失点と、まずまずの結果を残した。「今日は真っすぐが良かった」。自己最速タイとなる１４５キロを計測した直球を軸に、力勝負を試した。「まだまだですけど」と話すが、１５個のアウト中、半分以上の８個がフライアウト。内容も伴った投球に、五十嵐２軍監督も「課題だったところが、今日は出来ていた。これを続けていくこと」と評価した。２回には、打球が左足の甲付近に直撃した。１度、治療のためベンチへ下がったが、再びマウンドへ戻ると何事もなく淡々と投げ続けた。「問題なかったです」と、アクシデントにも動じなかった。持ち前の粘り強さも発揮。失点はしたが、これまで繰り返してきた大量失点は防いだ。次回登板も２軍戦になりそうだが、もがき苦しんできた背番号１８に、一筋の光が見えてきた。

ラグビーの強豪パナソニックワイルドナイツの地元、大泉町や太田市を舞台に、ラグビーをテーマにした地域映画が製作される。小学生を主人公にした物語で、タイトルは「グラス☆ホッパー」。１１月から年内にかけてキャスティングし、来秋の公開を目指す。

　製作実行委員長の宮地克徳さん（４３）は、元三洋電機ラグビー部監督の克実さんの長男で、自らも同部に５年在籍した。２０１９年のワールドカップ開催を控え、日本での盛り上がり不足を憂慮する中、県のファイト映画「ウソつき番長」などでメガホンを取った藤橋誠さん（３７）と出会って製作話が進んだ。

　作品はラグビーを通じて小学生が成長していく過程を描く。メーンキャストを県内在住の小学生やジュニアラグビー部員を対象に公募するほか、スタッフも地元からボランティアで募る。

　宮地さんは「ラグビーと地域、子どもの笑顔、緑の素晴らしさを群馬から全国へ発信したい」と意気込みを語っている。

プロ野球独立リーグ「ＢＣリーグ」の群馬ダイヤモンドペガサスは５日、ホームの上毛新聞敷島球場（前橋市）で信濃グランセローズを４−３で下し、連敗を４で止めた。後期成績は９勝１４敗１分けで、上信越地区３位。８日午後６時から、上毛敷島球場で新潟アルビレックスＢＣと対戦する。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）は５日、イースタン・リーグ西武戦（西武第２）に同行して、試合前練習に参加した。前日４日の同戦で先発し、５回７安打２失点と、まずまずの結果を残した。「昨日は直球が良かった。（打者の）反応も違いましたね」と、手応えもつかみつつある。この日は、ランニングやキャッチボールなどの軽めのメニューを消化し、試合開始後は、チャート係として配球などの記録をつけた。

かつてのライバルから佑ちゃんにエールが送られた。０６年夏の甲子園で熱闘を演じた駒大苫小牧の準優勝メンバー、鷲谷修也（なおや）さん（２３）が東京ドームを訪れた。現在は野球からは離れ、今年から編入した上智大の陸上部に所属する鷲谷さんは「会えないのは残念ですけど、がんばってほしい」と話した。斎藤佑樹投手（２４）はこの日、イースタン西武戦にチャート係として同行。次回も２軍戦登板が濃厚だが、前日４日の投球について「打者の反応も違った。よかったと思う」と、復調の手応えをつかんでいた。

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２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が休日だった１０日、千葉・鎌ケ谷で汗を流した。ドラフト同期の乾真大投手（２３）とともに、グラウンドでキャッチボールやランニングを行った。次回登板予定は１３日のプロアマ交流戦、ＪＸ−ＥＮＥＯＳ戦（鎌ケ谷）。早大野球部の同級生、山田敏貴外野手（２４）も所属している相手だが「会えるのは楽しみだけど、そういうことを言っている場合ではない。自分の投球に集中したい」と意気込んだ。

天皇杯　2回戦
鳥取　2-1　草津

ヤクルトの正田投手はスルーですか？

阪神狩野恵輔外野手（２９）が、捕手として出場する準備を進めることが１０日、わかった。９日に捕手の今成が出場選手登録を抹消され、「捕手２人制」となった。吉田バッテリーコーチは「非常時には狩野が待機している。というのもあって、捕手を２人にしている」と説明した。

　狩野は現在、外野手に専念しているが、入団時は捕手。０９年には１２７試合に出場するなど、正捕手の座をつかみかけていた。しかし、翌年の１０年に城島が加入し、捕手としての出場が激減。１軍公式戦では１試合のみにとどまった。さらに腰痛に苦しみ、同年オフに椎間板ヘルニアの手術を受けた。それでも外野手登録された翌１１年に、捕手として１試合出場している。

　今季は８月２８日に初昇格し、ここまで７試合で打率３割３分３厘。打撃好調の男が「第３の捕手」としてスタンバイする。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が１軍復帰への思いを封印した。２軍で６度目の登板を明日１３日に控え「今は１軍に上がりたいというのはない。それよりレベルアップをしたい」と胸の内を明かした。この日は千葉・鎌ケ谷のブルペンで５０球を投げ込み「体のバランスが合ってきた」と手応えは上々。先発予定のＪＸ−ＥＮＥＯＳ戦（鎌ケ谷）へ向け「久しぶりに試合が楽しみですね」と無欲でマウンドに上がる。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が１２日、明日１３日のプロアマ交流戦、ＪＸ−ＥＮＥＯＳ戦（鎌ケ谷）へ向け最終調整を終えた。キャッチボールや体幹トレーニングなど軽めの練習メニューを消化。最後は外野ポール間を４往復するランニングも自主的に追加した。「疲れを抜いておこうと思って」と斎藤。２軍で６度目の登板に向けて「自分の投球を心がけていきたい」と話した。

不調で２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）は、公式戦中の１軍復帰が難しくなった。１３日、社会人のＪＸ−ＥＮＥＯＳ戦（鎌ケ谷）に先発し、６回１０安打４失点。結果を残せず「それは悔しいです」。視察に訪れた栗山英樹監督（５１）も「今、無理して（１軍に）上がることがいいのか」と話すなど、さらに厳しい立場に立たされた。１軍では先発が必要な状況になっていた。前日に先発した多田野が乱調で、この日に抹消された。斎藤とすれば、１軍復帰へ向けて絶好のチャンスだった。だが、内容、結果ともに、栗山監督をはじめ、周囲を納得させるには物足りなかった。失点した５回は１死一、二塁から田畑秀也外野手（２０＝桐蔭学園）に右中間へ３ランを浴びた。外角を狙った初球が逆球となり、痛打を食らった。栗山監督は試合後、このシーンを指摘。「四球を出して、初球、逆球でホームラン…。もったいない。そこは、投げミスしてほしくないところ」。再昇格の大チャンスを逸し、次戦は多田野とともに２軍で２１日に予定されている社会人のＪＦＥ東日本戦（鎌ケ谷）に登板することが濃厚になった。順位確定後の消化試合や故障者など有事発生の場合に声がかかる可能性もあるが、現時点で優勝争いの輪に加わる可能性は低い。「とにかく自分のレベルアップをしたいという気持ちの中での投球。どんな形でも結果を求めるのもどうかと」と話した斎藤。開幕投手を務めたシーズンだが、いよいよ崖っぷちに追い込まれた。

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今秋からプロバスケットボール・ｂｊリーグに参入する群馬クレインサンダーズは１６日、新潟県十日町市の市総合体育館で新潟アルビレックスＢＢと初の対外試合を行った。試合は、５３―９１で敗れたが、１０月７日のリーグ初戦に向けて新たな一歩を踏み出した。

　サンダーズは、序盤から積極的にプレッシャーをかけるディフェンススタイルで戦ったが、新潟にパスを回され、確実に加点された。第４クオーターには、主将の岡田慎吾選手が１３得点を挙げて見せ場を作ったが、終始チームのシュート精度が低く、点差を縮められなかった。

　試合後、サンダーズの林正ヘッドコーチ（ＨＣ）は、「１か月半前に集まったばかりの寄せ集めのチームで、ちぐはぐしていた」と話したが、「選手からシステムへの文句はなかった」といい、スタイルを変えずに戦っていく考えを示した。一方、新潟のマット・ギャリソンＨＣはサンダーズについて、「今の時点で力は分からないが、フィジカルが強い選手も多く、層も厚い」と評価していた。

　サンダーズは２９日、東京都内で同じく新規参入する東京サンレーヴスとプレシーズンゲームを行い、１０月７日に富山県でリーグ初戦を迎える。

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ＢＣリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは１９日、福井県の三国運動公園野球場で福井ミラクルエレファンツと対戦し、投打がかみあい、６−０で快勝した。すでに上信越地区３位が確定している群馬の通算成績は１３勝１９敗１分け。次戦は２１日午後６時から、上毛新聞敷島球場で新潟アルビレックスＢＣと対戦する。

女子テニスの１７日付世界ランキングが発表され、森田あゆみ（キヤノン）は８４位から８３位に順位を一つ上げた。クルム伊達公子（エステティックＴＢＣ）も１０９位から１０８位に上がった。

プロ野球独立リーグ「ＢＣリーグ」の群馬ダイヤモンドペガサスは２１日、ホームの上毛新聞敷島球場（前橋市）で新潟アルビレックスＢＣと対戦し、０−２で敗れた。

　後期成績は１３勝２０敗１分け。２２日午後１時からビジターの桃山野球場（富山県魚津市）で富山サンダーバーズと対戦する。

秋季関東高校野球県予選は２２日、桐生球場など３球場で４回戦６試合を行い、桐生第一が終盤に桐生を逆転して８強入り。高崎は伊勢崎商との接戦を３−２で制した。富岡、健大高崎、太田商、太田工も勝ち上がった。

プロ野球独立リーグ「ＢＣリーグ」の群馬ダイヤモンドペガサスは２２日、桃山野球場（富山県魚津市）で富山サンダーバーズに０−４で敗れた。上信越地区３位が既に確定している群馬の後期成績は１３勝２１敗１分け。

　２３日午後１時からホームの伊勢崎市野球場で新潟アルビレックスＢＣと対戦する。群馬は今季最終戦。

２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が２４日、休日返上で先発予定の明日２５日イースタン・リーグＤｅＮＡ戦（鎌ケ谷）に備えた。ランニングやダッシュ、ストレッチなどで体をしっかりほぐした後、壁に向かって投げ込んで最終調整を終えた。降格後、７度目の先発となるが「（２軍で）やってきたことを出すだけ」と冷静に話した。

Ｊリーグ２部（Ｊ２）のザスパ草津は２３日、ホームの正田醤油スタジアム群馬（前橋市）でモンテディオ山形を３―１で破った。ＭＦ小林竜樹がリーグ戦でチーム史上初となるハットトリックを達成。相手の反撃を１点に抑え、３試合ぶりの勝ち点３を手にした。通算成績は１１勝１０分け１４敗（勝ち点４３）、１５位のまま。

　第３６節の３０日午後１時、アウェーのとりぎんバードスタジアム（鳥取市）でガイナーレ鳥取と対戦する。

不調で２軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が先発し、降格後最長イニングとなる７回を投げ、４安打無失点の好投を見せた。５回までは１人も走者を許さない完全投球。６回、先頭のＤｅＮＡ黒羽根利規捕手（２５）に左前に運ばれて初安打を許した。その後１死一、二塁としたが併殺で切り抜けた。７回は、この日初めての四球をきっかけに１死満塁とされたが、またも併殺でピンチを脱出。４−０とリードを保ったまま降板した。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が中継ぎとして１軍再昇格する可能性が急浮上した。イースタン・リーグＤｅＮＡ戦に先発し、７回４安打無失点で降格後初勝利を挙げた。２軍で７試合目の登板で、ようやく復調の兆しを見せた右腕に栗山英樹監督（５１）はこの日のロッテ戦後、「いろいろなことを考えている」と再昇格を示唆。疲労が懸念されるリリーフ陣の一員として、優勝争いの輪に加わる可能性が出てきた。７月末から２軍で調整していた斎藤に、ようやく再昇格の芽が出てきた。降格後、７度目の先発となったＤｅＮＡ戦。７回４安打無失点でイースタン初勝利を挙げた。「内容自体はいつもと変わらない。結果は良かったですけど。まだまだやるべきことがたくさんあるなという感じ」と笑顔はなかった。それでも、報告を受けた栗山監督の反応は、これまでとは違った。ロッテ戦後「いろいろなことを考えている」と、先発に固執せず、中継ぎとして再昇格させることを示唆した。復調の兆しを見せた。５回までは１人の走者も許さない完全投球を披露。６回に初安打を許したが、２１個のアウトのうち、２つの併殺を含む１３個のゴロアウトを奪った。低めを突いて打たせる上々の内容。満足はせず、四球をきっかけに満塁のピンチを背負った７回を反省した。無失点で切り抜けたが「あの辺ですよね。しっかり投げきらないと。今日の投球に限らないで、レベルを上げたい」と気を引き締めた。１軍は８試合を残して首位に立ち、優勝争いの佳境を迎えている。今後、現在の先発陣が今季最後の登板を終えた後に登録抹消して、中継ぎを補充することも考えられる。本来の先発ではなく、リリーフとして昇格候補に挙がることに、吉井投手コーチは「リリーフをやったことがない投手が、優勝争いをしているこの大事な時期に使えるのかな？　と思うと、先発のほうがいいと思う」と慎重だが、プロ２年目にして緊張感のある現場に戻ることは有意義な経験。開幕投手を務めた斎藤が、最後の最後で優勝争いの輪に加わるかもしれない。

目指せ国立−。１０月２７日に開幕する全国高校サッカー選手権県大会決勝トーナメントの組み合わせ抽選会が２５日、前橋市の群馬テレビで開かれ、参加１６校の対戦相手が決まった。決勝は１１月１８日、前橋市の県営サッカー場で行われる。

　大会の軸となるのは全国高校総体（インターハイ）出場の第１シード前橋商。インターハイ県予選２位の第２シード前橋育英も王座を狙う。前回王者、桐生第一も優勝候補の一角。県高校総体２位の共愛学園、インターハイ予選４強の高崎、同８強の新島学園も有力。１次予選勝ち上がり組では伊勢崎商がダークホースとなりそうだ。

　インターハイ予選で８強入りしたシード８校に、１次予選を勝ち抜いた８校を加えた１６校で争う。インターハイ予選４強チームを最初に割り振り、同８強、予選突破校の順に予備抽選、本抽選した。

世界７９位の森田あゆみ（２２＝キヤノン）が、２回戦で敗れた。同６位のアンゲリク・ケルバー（２４＝ドイツ）に３−６、４−６のストレート負け。攻めのテニスで格上を苦しめたが初の３回戦進出はかなわず、シングルスの日本勢は全員が姿を消した。森田が粘った。第２セット第８ゲーム、３度のマッチポイントをしのいでケルバーのサービスゲームをブレーク。スタンドから大きな拍手が起きた。続くサービスゲームをキープしたものの、最後は力負け。それでも、常に先手をとって攻め続けるテニスで、強豪を苦しめた。「やろうとしたことはできた。負けたけれど、内容的にはこれまでで一番いい試合」と、自信に満ちた表情で言った。完全復活へ、きっかけをつかんだ。７月には腰痛で１カ月以上戦列を離れた。初めての経験にも焦らず、治療を優先させた。「今は大丈夫。まったく痛みはない」。ケガ明けから取り組むのが「ベースラインから下がらずに攻める、速いテニス」。リハビリでの筋力トレも、新スタイルに合った。「すごく手応えを感じている。これを続けていけばいい」。昨年１０月に記録した世界４０位の更新、さらにその上を目指して、森田は明るく言い切った。

１０月６日に開幕するプロバスケットボールｂｊリーグの群馬クレインサンダーズは２７日、前橋市の大渡体育館で試合会場の設営準備を行った。群馬のホームゲームで使用するスポーツ用床材の組み立てや、床材にロゴ入りシールを貼り付けた。

　作業は約５時間にわたり、２５センチ四方の床材（厚さ約１・３センチ）９２１６枚が丁寧に組み立てられた。群馬のチームカラーである黄色や赤の色鮮やかな床材が敷き詰められると、体育館は一気に華やぎ、関係者はその上で実際にプレーしながら感触を確かめた。

ハンカチ王子は優勝争いの蚊帳の外・・・・

　Ｊ２草津は２８日、ＧＫ松本浩幸（２３）が左アキレスけん断裂で全治約６カ月と診断されたと発表した。２７日の練習で負傷した。１０月２日に手術を受ける予定。

　秋季関東高校野球県予選は２９日、桐生球場で準々決勝２試合を行い、桐生第一が８−３で富岡に逆転勝ち。今春のセンバツ出場校対決となった健大高崎−高崎戦は序盤から得点を積み重ねた健大高崎が８−１でコールド勝ちした。

　３０日に桐生球場で準々決勝残り２試合を行い、４強が出そろう。

　日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が“テスト登板”で１回無失点と結果を出した。ソフトバンク戦の８回、５番手で登場。先頭の明石に中前打を許すなど、２死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は中村を二ゴロに抑えて乗り切った。プロ初の中継ぎ登板に「投げられることが、うれしい気持ち」。７月２９日オリックス戦（京セラドーム大阪）以来の１軍マウンドに喜びをかみしめた。この日は、１回からブルペンで準備。先発時とは違い「コントロールもアバウトに全力で投げる感じ」と、１イニングに全神経を集中させた。３点のリードを許した場面での１６球。「１００％の力を、イニングも短かったので、出し切ろうと投げた結果」と手応えも十分だった。成績不振から７月３０日に１軍登録を抹消された。２軍施設のある千葉・鎌ケ谷で、外角の制球やクイックの投球フォーム矯正などに、試行錯誤しながら取り組んできた。首脳陣が「どんな状態か見たかった」という復帰マウンド。栗山監督は「やろうとしてきたことが少し見えた。少しでも前に進んだ感じがあった」と評価した。吉井投手コーチは、今後について「先発での準備をしてほしいと思っている」と話した。斎藤本人も「先発をやりたい気持ちはあります」と前向きだった。

から山頂付近まで最大標高差１３１３メートルを自転車で一気に駆け上がる「第２回まえばし赤城山ヒルクライム大会」（読売新聞前橋支局など後援）が３０日、前橋市の赤城山を舞台に開催された。県内外から参加した１２歳から７８歳までの２６４１人が過酷なレースに挑んだ。

　同大会はスピードが出やすい軽量な自転車で坂道２０・８キロを上るタイムレース。参加者はレベルや性別、年齢ごとに１２部門に分かれ、午前７時頃から、前橋市上細井町の県前橋合同庁舎前を順次スタートした。

　序盤は緩やかだが山道に入ると、次第に傾斜がきつくなるのがコースの特徴。参加者は約７０のカーブが続く最大勾配９・４％の坂道を思い思いのペースで上った。

　標高１４３３メートルの赤城山総合観光案内所前のゴールでは、笑顔でガッツポーズする選手がいる一方、ゲートを通り抜けてすぐに倒れ込む人もいた。初参加の太田市中根町、会社員松木雅晃さん（２４）は、「足がつったときに、沿道の人々の『あと少しだよ』という声援が嬉しかった。来年はもっといいタイムを出したい」と振り返った。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が先発復帰を目指して、アピールを続ける。前日９月３０日ソフトバンク戦でプロ初の中継ぎとして登板し、１回無失点だったが「やっぱり先発をしたいですね」と本音をポロリ。今後、クライマックスシリーズで先発するには、まず中継ぎで結果を残すことが必須だ。「そこへのアピールですよね。自分自身の今後に向けても、レベルアップするところになる」と気を引き締めていた。

ヤクルトは２日、一場靖弘投手（３０）と来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。
２００５年に楽天に自由枠で入団し、通算１６勝の一場はトライアウトを受ける予定。

　日本ハムが、混戦パ・リーグを制した。優勝マジックを１としていた２日、試合はなかったが、２位西武がロッテに敗れたため、３年ぶり６度目のリーグＶが決まった。歓喜の輪に背番号１８も加わった。高校、大学で日本一を経験した斎藤佑樹投手（２４）にとって、プロ２年目で初のリーグ優勝。「率直にこの場所に居られることがうれしい。最初とは違うポジションですが、なかなかないことなので」。栗山監督の胴上げを、チームメート、ファンとともに楽しんだ。今季最初のマウンドは、斎藤のものだった。初の開幕投手に抜てきされ、１失点でプロ初の完投勝利。４月２０日オリックス戦ではプロ初完封もマークし、順風満帆に思えたが…。５月以降、プロワースト９失点を味わうなど失速。７月３０日には２軍落ちした。左脇腹痛でファーム調整した昨年と違う、降格だった。１軍が首位争いの中、炎天下の屋外や地方球場で昇格の道を切り開こうとしたが、結果が出ない登板が続いた。ようやく声が掛かり、中継ぎとして１軍再登録されたのが、９月２９日。「途中から全然勝っていないですし、チームにも迷惑かけて、いろいろ悔しい思いをして、いい勉強をしました」。２カ月の２軍暮らしを振り返った。現時点で昨年を下回る５勝と、少しの栄光と大きな挫折の１年だった。それでも前向きな部分もあり「今年は基本的にはいいシーズンでした」と口にし、その理由として「ケガをしないことが１つの目標だったので良かった」と話した。「ただ先発ローテーションを１年間守れなかったので、また来年の課題です」と雪辱の思いも強い。初参加のビールかけに「楽しかったです。でも、すぐ顔が赤くなっちゃうんで」と話しながら「（ＣＳに向け）残りのアピールがあるので気は抜けないです」とキッパリ。レギュラーシーズンは残り３試合。この日、胴上げ前の練習では、ブルペン入りで調整した。本拠地最終戦となる５日楽天戦（札幌ドーム）で、吉川に代わって先発するプランが浮上している。

巨人は２日、久米勇紀投手（２７）に対し来季の契約を結ばないことを通知した。

北海道のシーズンは、佑ちゃんで始まって、佑ちゃんで終わる。開幕投手を務めた日本ハムの斎藤佑樹投手（２４）が本拠地札幌ドーム最終戦となる５日楽天戦で先発復帰することが３日、正式に決まった。当初５日に先発予定だった吉川光夫投手（２４）が、出場選手登録を外れ、代わって斎藤が７月２９日オリックス戦（京セラドーム大阪）以来の先発マウンドに立つ。この日、２日連続でブルペン入りした斎藤は３０球ほど投げて調整。好投すれば、１７日から始まるＣＳファイナルステージへ向けて絶好のアピールとなるだけに「ありがたい。チャンスをもらったので、無駄にしないようにしたい」と意気込んだ。成績不振から７月３０日に２軍落ちした斎藤は、９月２９日に中継ぎ要員として１軍再昇格。同３０日ソフトバンク戦（福岡ヤフードーム）で、公式戦では初となる救援を経験したが、前日２日に３季ぶりリーグ優勝が決まったことで、先発機会が転がり込んできた。激しい首位争いが続いた８〜９月の２カ月、１軍を離れていただけに、本人にはリベンジの思いが強い。「少しでもアピールできるように結果にこだわりたい。札幌のファンに安心してもらえるピッチングができれば」。今季一番の投球で有終の美を飾れるか。

バスケットボールのｂｊリーグ２０１２―１３シーズンが６日、開幕する。今シーズンから参入する群馬クレインサンダーズの初戦は７日、アウェーの富山グラウジーズ戦。チームは、ボールを持ったプレーヤーに激しいプレッシャーをかけていく「プレッシャーディフェンス」を徹底し、初年度から優勝を目標に掲げる。リーグ制覇の鍵を握るのは主将の岡田慎吾（２９）と新人の俊野達彦（２４）だ。

10月7日16:00キックオフ
ジェフ千葉vsザスパ草津
フクダ電子アリーナ

佑ちゃん、クライマックスシリーズ（ＣＳ）先発絶望的！　日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が栗山監督から「完封指令」を受けて臨んだ楽天戦で、４回２／３を投げ９安打１被弾、６失点でＫＯされた。７月２９日以来の先発は、ＣＳローテ入りをかけた登板だったが、初回から５安打を浴び３失点と崩れた。チームは残り１試合。斎藤は６月６日を最後に白星がないまま、昨年の６勝を下回る５勝で今季を終えた。栗山監督の親心が、完全に裏目に出てしまった。７月２９日以来、約２カ月ぶりに立った先発マウンドで、斎藤は苦悶（くもん）の表情を浮かべていた。「ショックです。しっかり抑えることができず、悔しいです」。少ない言葉が、表現できないほどの悔しさを表していた。前日４日、栗山監督から「２安打完封とか見たいよね。それくらいの結果が見たい」と言われた。しかし１回、いきなり３連続長短打を浴びて２点を失い、「完封」も「２安打」もあっさり失敗。この回さらに１点を失い、２回には松井に外角直球を右翼席へ運ばれるなど、３回までに７安打４失点。５回途中に６点目を失ったところで、お役御免となった。「根本的に力のなさを感じました。開幕のころに出来ていたことが、出来なくなっている。もう１度、レベルアップしないといけない」と、苦しかった９９球を振り返った。３日前に３季ぶりのリーグ優勝が決まり、めぐってきた登板機会。２軍降格当初は、ふてくされていた時期もあった。「もう今年は、１軍に上がれないかもしれない」。覚悟を決めて、真剣に課題と向き合うようになった。９月２５日ＤｅＮＡ戦で、イースタン・リーグ５試合目の登板にして初白星。直後に１軍再昇格を果たしたが、８〜９月の激しい首位争いの時には戦力となれなかった。今回の登板がポストシーズン出場へ向けて、最後のアピールチャンスだったが、２軍戦同様に立ち上がりから失点するなど、打たれ出すと、止まらない。力不足を再確認するしかなかった。１７日から始まるＣＳファイナルステージで登板する可能性は、極めて低くなった。栗山監督は「僕からは何も言わないです。みなさんで判断して下さい。ここは感情が入るところではない。冷静に判断します」と話した。６月６日広島戦以降は、８戦連続白星なし、という現実。５勝８敗、防御率３・９８という成績は、いずれもルーキーイヤーの昨年を下回る。今は、その現実を受け止めるしかない。

ぎふ清流国体第７日の５日、県勢は陸上成年男子走り幅跳びの菅井洋平（ミズノ）が３位入賞。陸上少年男子共通棒高跳びの市川響太郎（高崎高）は７位に入った。バドミントン少年女子は初戦を突破した後、２回戦で敗退。バレーボール少年男子は１回戦で敗れた。

第８日は６日、各地で１９競技が予定され、県勢はソフトボールや陸上、重量挙げなどに出場する。

日本ハムは６日、斎藤佑樹投手の出場選手登録を抹消した。再登録は１６日以降。

秋季関東高校野球県予選は７日、桐生球場で３位決定戦と決勝を行い、決勝は前橋育英が２−０で健大高崎を破り２年ぶり３度目の優勝。３位決定戦は桐生第一が太田工を下した。

ぎふ清流国体（岐阜県）で７日、県勢は自転車少年ロードの小林泰正（高崎工高）が優勝し、ポイントレースに続いて２冠。陸上成年女子棒高跳びで井桁（いげた）愛（前橋女高教）が２位、フェンシング成年女子フルーレは４位に入賞した。

　空手道少年男子組手で宮本亮（高崎商大附高）が準々決勝まで進み５位、陸上少年男子Ｂ１１０メートル障害の清水拓実（伊勢崎商高）は６位に入った。ソフトボール成年は男女そろって準決勝に進んだ。

プロバスケットボールｂｊリーグの群馬クレインサンダーズは８日、アウェーの滑川市総合体育センター（富山県）で富山グラウジーズと対戦、７４―８７で敗れ、７日の開幕戦に続いてリーグ初勝利はならなかった。

　群馬は序盤にリズムを失い、最後まで流れをつかめなかった。友利健哉が４本の３点シュートを決め、俊野達彦も１３点を奪うなど要所で光るプレーもあったが、及ばなかった。第１クオーターは、相手の勢いに屈して１６―３０とリードされると、第２クオーターにわずかに差を詰めたが、第３クオーターに再びリードを広げられた。最終第４クオーターは２０―１６と意地をみせた。

　ホーム開幕戦となる１３日、高崎市浜川体育館で信州ブレイブウォリアーズと対戦する。

佑ちゃんがネバーギブアップ宣言だ。日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が６日、ポストシーズンのメンバー入りを諦めていないことを示した。楽天戦での屈辱的なＫＯ劇から一夜明け、出場選手登録を抹消されて２年目のレギュラーシーズンが終了。８日から参加するフェニックスリーグでは、栗山英樹監督（５１）の前で実戦登板も予定されており、クライマックスシリーズ（ＣＳ）のファイナルステージで戦力になるべく再出発を誓った。厳しい現実を理解しつつも、気持ちだけは前を向いた。斎藤が、ポストシーズンへの思いを口にした。「まだ、日本一というチームとしての目標がある。そこで戦力になれるか、なれないかは分からないですけど、自分なりのポジションを見つけたい」。先発争いに加わるためのテスト登板だった５日楽天戦で、５回途中６失点ＫＯ。栗山監督の親心に応えることに失敗したが、心は折れていなかった。８日から参加するフェニックスリーグ（宮崎）では、栗山監督の前で“追試”の場が与えられる。チームは試合がない１２日も、練習試合を組む予定で調整中。１軍首脳陣が滞在する１１日からの４試合の間に、中継ぎとしてマウンドに上がる予定だ。吉井投手コーチは「彼も今季の優勝に貢献した選手。力があるのは、みんな分かっている。状態次第ではチャンスがあることは確か」と話した。札幌ドームでの全体練習に参加した斎藤は、１軍での登板機会がないため出場選手登録を抹消され、２年目のレギュラーシーズンを終えた。「開幕投手から始まって、２軍落ちも経験して、良いことも悪いことも経験した内容の濃い１年でした」。５勝８敗、防御率３・９８と１年目を下回る成績に「課題もたくさんある」と振り返った。ルーキーイヤーとは違う、２年目ならではの苦悩も吐露。「２年目のジンクスじゃないけど、そういう言葉があるなら使わさせていただきたい」。２月の名護キャンプ終了時にはジンクスに負けない活躍を誓っていたが、ペナントレースでは覆せなかった。ただ、２年目の時間はまだ残されている。チャンスが巡ってくることを信じ、最後まで右腕を振り続ける。

スポーツ振興を目的に、前橋市教委は旧前橋東商業高（上大屋町）の体育館とグラウンドを所有する県教委から借り、年度内に市民に貸し出すことを決めた。２００９年３月の閉校後、校舎を含めて使用されていなかった。体育館については１１月から改修工事に入り、プロバスケットボールｂｊリーグに今季から参入した群馬クレインサンダーズにも練習場として提供する方針。

　閉校後、地元の大胡地区の住民から一般開放を求める声が上がっていた。

　市は本年度一般会計補正予算に、体育館の補修工事費など３千万円を計上。市教委は近く、県教委に５年程度の使用許可を申請する。

　１９９０年に完成した体育館は延べ床面積１７４４平方メートルで、バスケットボールコートが２面取れる広さ。市教委によると、建物本体はほとんど改修せずに使用が可能で、水道や電気、屋内消火栓などを整備する。

　改修後は平日夜や休日に一般市民に開放し、平日昼はクレインサンダーズに利用してもらうことを考えている。現在、拠点となる練習施設がないクレインサンダーズは、県内数カ所の体育館を回りながら練習している状況。チームの担当者は「前橋市からの話はありがたい。練習場の確保は課題になっている」と話した。ただ、シャワー室や空調設備が整っていないため、本格使用にはさらなる改修が必要とされる。

　市教委スポーツ課は「クレインサンダーズに練習場として利用してもらえれば、市民がプロスポーツに接する機会が増え、地域のファン拡大やスポーツ振興にもつながる」と相乗効果を期待する。

　グラウンドは約７千平方メートルで、サッカーグラウンド１面が取れる広さ。

バスケットボールのｂｊリーグに今季から参入した群馬クレインサンダーズは１３日、高崎市浜川体育館でホーム開幕戦を迎える。信州ブレイブウォリアーズと対戦し、リーグ初勝利を目指す。富山グラウジーズとのアウェー開幕戦では２連敗。林正ヘッドコーチ（ＨＣ）は「武器の攻撃的なディフェンスは試合でしっかり機能した」と手応えを感じているだけに、地の利を生かし勝利を引き寄せたい。

　クレインサンダーズは１１日、高崎市の群馬体育館で午後２時から約２時間半、練習を行った。３対３でパスする相手に合わせた動きやボールを持った相手に複数で襲いかかる「プレッシャーディフェンス」のシステムを確認。林ＨＣは「勝つには切れのある動きが必須」と選手にげきを飛ばした。

　クレインサンダーズはアウェー開幕戦で、このシステムと頻繁に選手を交代する「タイムシェア」に徹した。７、８日の２試合では１３人全員の選手が出場。７日の初戦では、敗れはしたものの、俊野達彦が１８点、友利健哉が３本の３点シュートを含む１３点を奪って得点力も見せつけた。

　だが、選手同士の連係が不十分だったために守備にムラが生じたことや、チームオフェンスが徹底されていなかったことが連敗につながった。友利は「点が決して取れないわけではない。失点を抑えて守り勝つためにも、やはり守備に焦点を当てる必要がある」と課題を口にする。

　クレインサンダーズ戦がリーグ初戦となる信州ブレイブウォリアーズ。フィールドゴール成功率が昨季リーグ１位のエドワード・モリスや経験豊富な呉屋貴教らに警戒したい。昨季、同チームでプレーをしていた鈴木豊は「信州のブースター（観客）に自分が活躍する姿を見せたい。絶対に負けたくない」と闘志満々。

　「参入初年度で優勝」の目標に変わりはない。林ＨＣは「選手の体調、心のコンディションは良好。ホームで連勝する」と巻き返しを誓った。

























































































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来春のセンバツ選考へ重要な参考資料となる第６５回秋季関東地区高校野球大会（２７〜３１日）の組み合わせ抽選会が１２日、東京都内で行われ、出場１５校の対戦相手が決まった。県予選で優勝した前橋育英はシード権を得て、大会第３日に浦和学院（埼玉２位）と銚子商（千葉２位）の勝者と対戦する。本県２位の健大高崎は常総学院（茨城１位）と大会初日に、３位の桐生第一は習志野（千葉１位）と大会第２日にそれぞれ対戦する。会場は上毛新聞敷島球場と高崎城南球場。

プロバスケットボール、ｂｊリーグに今シーズンから参入した群馬クレインサンダーズは１３日、高崎市浜川体育館でホーム初戦に臨んだ。県内初見参となった群馬は、信州ブレイブウォリアーズに８８―１０１で敗れ、初勝利を逃した。迫力のあるプレーと華やかな演出、会場一体となった応援が展開され、３千人余りが県内で初めて味わうプロバスケットを満喫した。

　県内のプロスポーツ球団はサッカーＪ２のザスパ草津、野球ＢＣリーグの群馬ダイヤモンドペガサスに続いて３球団目。スポーツを楽しむ機会が広がった。

　アウェー、富山での開幕２連戦で連敗スタートの群馬は立ち見も出るホームの大声援を受けた。激しいディフェンスで終盤追い上げを見せたが、序盤に許したリードが響いた。群馬は１４日午後２時から、信州と対戦する。

　今シーズンのｂｊリーグは２１チームが参戦。レギュラーシーズンは来年４月２８日まで５２試合を行う。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、１７日から始まるクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージでベンチ入りする可能性が１４日、浮上した。首脳陣は、ＣＳファイナルＳで中継ぎ投手陣のバックアップとして、斎藤を１軍に同行させる方針。栗山監督は、ＣＳでの救援陣の起用法について「最大６戦ある。登録、抹消しながらいかないといけないかもしれない」と話し、登板が偏った投手はフレッシュな選手と入れ替える戦略を立てる。その候補に、斎藤が滑り込んだ。自らの好投で、ＣＳ登板への活路を開いた。宮崎で行われた１２日の韓国ハンファ戦（アイビー）は、２番手として６回から登板し、２回を１安打無失点。中嶋兼任バッテリーコーチのリードにも乗せられ、３三振を奪い、プロ入り最速の１４６キロをマークした。「自分で取り組んでいる課題が、うまく出来た」と本人も手応えを口にしていた。チームはこの日、宮崎での調整を終え、決戦へ向けた最後の準備を整えた。１６日阪神戦（ひむか）の登板がすでに決まっている斎藤は、今後も現地に残留してフェニックスリーグのマウンドに上がる。登板を終えると、札幌に移動して１軍に合流する予定だ。１７日の初戦からベンチ入りすることはなさそうだが、（１）中継ぎ投手陣の疲労が蓄積してきた場合（２）４〜６戦目まで勝敗がもつれ、登板機会のなくなる先発投手を抹消できる場合に、斎藤の出番が訪れることになりそう。登板が約束された立場ではなく、目指すべき先発投手という場所でもないが、６年ぶりの日本一奪回をもくろむチームを、縁の下から支える。

ラグビートップリーグは１３日、東京・秩父宮ラグビー場などで第６節第１日５試合を行い、本県のパナソニックワイルドナイツは４位のヤマハ発動機ジュビロと対戦し、３５―１８で快勝。パナソニックは４勝２敗の勝ち点２１で暫定３位に浮上した。第７節は２０日午後２時から同ラグビー場でサントリーサンゴリアスと対戦する。

　パナソニックは試合開始直後の前半１０、１３、１５分に３連続トライを決めて１９―０とリードを奪った。その後、主導権を握られる場面もあったが、７点リードで折り返し。

　後半は９分にロック飯島がトライ。３１分にＷＴＢ山田がこの日３本目のトライを決めてヤマハ発動機を突き放した。

Ｊ２ザスパ草津は１４日、ホーム前橋市の正田醤油スタジアム群馬で水戸ホーリーホックと対戦、０―０で引き分けた。前半をスコアレスで折り返すと、後半はＤＦ中村が退場したが、守りの面で粘りを発揮。勝ち点１をもぎ取った。通算成績は１１勝１１分け１６敗（勝ち点４４）で順位は１６位に。次節第３９節は２１日。再びホーム戦のザスパは同スタジアムでファジアーノ岡山を迎え撃つ。キックオフは午後７時。

ＣＳのバックアップ要員の日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、出撃準備を完了した。フェニックスリーグ阪神戦に先発し、２回を２安打１三振で無失点。プロ入り最速を１キロ更新する１４７キロをマークし、１回に打球を左膝に受けながらも続投する気迫をみせた。出場選手登録は見送られる見込みだが、今日１７日に１軍へ合流し出番を待つ。「戦力として必要としてくれているのはうれしい。日本一という目標に貢献したい」と意欲満々だった。

第４８回県下都市対抗ゴルフ競技大会は１６日、前橋市の赤城国際カントリークラブ（一般７１０３ヤード、ミドル７０６１ヤード、シニア７１３０ヤード、パー７２）で開かれ、県内１２地区２１６人が熱戦を繰り広げた。

　一般（年齢不問）、ミドル（満４６歳以上）、シニア（満５６歳以上）の３部門の上位５人のトータルスコアで競う団体総合は前橋が８連覇し、２４度目の優勝を飾った。

　一般団体は館林、同個人は亀井隆（館林）、ミドル団体は沼田、同個人は梅沢吉朗（沼田）、シニア団体は前橋、同個人は森島孝雄（太田）がそれぞれ制した。

宮崎で行われているフェニックスリーグに参加していた日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が１８日、ＣＳファイナルステージ（札幌ドーム）を戦っているチームに合流した。宮崎では練習試合を含む２試合に登板し、計４イニングを無失点。投手陣のバックアップ要員として、場合によって、出場選手登録される見込みだ。キャッチボールなどで汗を流した斎藤は「球の強さはちょっとずつ（出てきた）という感じですね。（手応えは）少しずつですけど…」と話した。

第８９回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝、来年１月２、３日）の予選会が２０日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までの２０キロのコースで行われる。今回の予選会は昨年より５校多い４５チームが参加し激戦が予想される。
　
　本県からは５年連続の本戦出場を目指す上武大と、２年連続の予選会となる高崎経済大の２チームが９校の箱根路切符に挑む。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が２０日、日本シリーズへ向けた調整のため宮崎入りした。クライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージでは出番がなかった。初戦だった１７日に中継ぎ陣のバックアップメンバーとして札幌入り。しかし、チームが３連勝でＣＳ突破を決めたため、出場選手登録されないまま終わった。新千歳空港から羽田空港で飛行機を乗り継いで現地入りした斎藤は「しっかり調整して、少しでも力になれたら」と、できる限りの準備をしていく。

第８９回箱根駅伝（来年１月２、３日）の予選会が２０日、東京都内で行われ、上武大が５位で通過し、５年連続５回目の本大会出場権を得た。チームトップの１３位でゴールした渡辺力将主将ら主力メンバーの安定した走りが光った。

　１位通過した前年より順位は下がったものの、上位１０人による合計タイムは１０時間１０分４２秒と、前回の１０時間１２分８秒を大きく上回る好記録。１１月４日に控える全日本大学駅伝（名古屋市―三重県伊勢市）にも弾みがついた。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が日本シリーズでも“何でも屋”として準備する。ＣＳでは中継ぎ陣のバックアップメンバーとしてチームに帯同したが、「日本シリーズでも与えられた役割を、どんな形でも良いからやり遂げたい」と、チームに貢献することしか頭にない。２０日、谷元や中村らとともに空路宮崎入り。フェニックスリーグでは２５日に実戦調整が予定されており「しっかり調整したい」と話した。

Ｊリーグ２部（Ｊ２）のザスパ草津は２１日、ホームの正田醤油スタジアム群馬（前橋市）でファジアーノ岡山と対戦し、１―０で勝利した。前半から押し気味に試合を進めると、後半３９分に左ＣＫからＦＷアレックス・ラファエルが押し込んで先制。試合終盤の相手の猛攻を粘り強くはね返し、４試合ぶりの勝ち点３を手にした。通算成績は１２勝１１分け１６敗（勝ち点４７）で順位は１６位のまま。

　第４０節の２８日午後６時からアウェーのニッパツ三ツ沢球技場（横浜市）で横浜ＦＣと対戦する。

全国高校ラグビー大会県予選は２１日、予選リーグを終え、決勝トーナメントを戦う全１２チームが決まった。予選リーグＡ〜Ｄブロックの上位各２校と県高校総体４強の太田、明和県央、高崎商、農大二を加えた１２校が花園を懸けて争う。同日、組み合わせ抽選が行われ、１回戦のカードは樹徳―安中総合、伊勢崎―桐生第一、高崎―高崎工、前橋―桐生に決まった。決勝トーナメントは２７日にスタートし、１１月１７日午前１０時３０分から県営ラグビー場で決勝を行う。

男子ソフトボールの世界一を決める第１３回世界選手権大会（２０１３年３月、ニュージーランド）のアジア予選が２５〜２８日、岡山・新見市で開催され、本県からことしの「ぎふ清流国体」（岐阜）で群馬選抜を２９年ぶりの優勝に導いた高崎市役所のエース、照井賢吾（３０）が日本代表メンバーとして出場する。

　１２３キロの直球に、ツーシームやライジングボールを織り交ぜる投球が持ち味。前回（０９年）の世界選手権では貴重な左腕として活躍、経験も十分で「まずはアジア予選でしっかり勝ち、世界の舞台で強豪チームを抑えたい」と意気込んでいる。

　女子テニスの２２日付世界ランキングが発表され、森田あゆみ（キヤノン）は前週の７７位から７４位に上昇した。

Ｊリーグ２部（Ｊ２）のザスパ草津は２４日、副島博志監督（５３）と来季の契約を結ばないと発表した。今季の残り３試合は指揮する。副島監督は「思い残すことは多々あり、大変残念ではありますが、草津のさらなる成長と発展を期待しております」とコメントした。後任は未定。

　副島氏は過去にＣ大阪、鳥栖、神戸でも監督を務め、２０１０年からザスパを率いた。昨季はチーム初の勝ち越しを果たし、順位も最高位タイの９位に押し上げた。しかし、就任３年目の今季は２４日現在で１２勝１１分け１６敗（勝ち点４７）の１６位と低迷し、Ｊ１昇格レースに絡めなかった。

　植木繁晴代表取締役ゼネラルマネジャーは「選手補強費、練習環境の厳しい中、３年に渡り指揮を執っていただいたことに大変感謝しています」とコメントを出した。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、強力バックアップとしての準備を完了した。オリックス戦に先発。５回３安打１失点の好投で、日本シリーズ（２７日開幕）へ向けた調整を終えた。チーム６年ぶりの日本一をかけたシリーズへ、「どこでも行けるようにがんばりたい」と、与えられる役割を全うする。斎藤が、笑顔を見せながら振り返った。「宮崎で、やりたいことはできたし、日本シリーズへ準備は出来たと思う」。この日のフェニックスリーグ・オリックス戦では、先発し５回３安打１失点。１回に二塁打２本を許したが、２回以降は１安打に抑えた。２四球はあったが、失点は初回の１点だけにとどめた。課題のセットポジションで手応えをつかんだ。失点した１回は「ワインドアップだと、マウンドの足場が合わなかった」と先頭打者に二塁打を許し、１死三塁とされて適時二塁打を浴びた。しかし、２回以降はしっかり修正した。走者がいなくてもセットポジションから投球した。今季途中からレベルアップに取り組んだ投球フォームで淡々とアウトを重ねていった。「（マウンドが）合わないならセットで投げて、テストしてみようと思った」と、課題克服にも１歩前進した。日本シリーズでは、中継ぎ陣のバックアップメンバーだったクライマックスシリーズと同様の役割が予想される。「チームが日本一になるためなら、どこでも行けるようにがんばりたい」と、自らのポジションにこだわりはない。この日は先発で結果を出し、前回の実戦登板だった１６日阪神戦（ひむか）では２回２安打無失点に抑えている。イニングのロング、ショートを問わない“超便利屋”として、チームの６年ぶり日本一へ力を振り絞る。

宮崎のフェニックスリーグで調整していた日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が２６日、１軍練習に合流した。宮崎での成果を「頭で整理しながら、完璧になるよう頑張りたい」と意気込む。中継ぎでの起用が有力だが、実績あるメンバーがそろうだけに、ベンチ入り出来るかどうか現段階では不透明。それでも「どこでも投げる機会があれば、全力でやるだけ」と話した。

日本野球機構（ＮＰＢ）１２球団による新人選手選択会議（ドラフト会議）が２５日午後５時から都内のホテルで開かれた。県勢は桐生商高出身の田面巧二郎投手（ＪＦＥ東日本）が阪神から、上武大出身の井納翔一投手（ＮＴＴ東日本）がＤｅＮＡからそれぞれ３位指名を受けた。このほか、加藤翔平外野手（上武大）がロッテから４位指名。群馬ダイヤモンドペガサスの八木健史捕手はソフトバンクから育成１位指名を受けた。

秋季関東高校野球大会は２７日開幕、上毛新聞敷島、高崎城南の両球場で１回戦３試合を行い、健大高崎（本県２位）は２―５で常総学院（茨城１位）に逆転負けした。常総のほか佐野日大（栃木１位）浦和学院（埼玉２位）が準々決勝に進んだ。

　第２日は２８日、両球場で１回戦４試合を行い、上毛新聞敷島の第１試合（午前１０時開始）で桐生第一（本県３位）が習志野（千葉１位）と対戦する。

　上毛新聞敷島球場の開会式で７県の代表１５校が入場行進し、前橋育英（本県１位）の荒井海斗主将が「全力で笑顔で戦い抜く」と選手宣誓。来春のセンバツ出場校選考で重要な資料となる戦いが始まった。

ラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツは第８節の２７日、太田市運動公園陸上競技場で近鉄ライナーズと対戦、２３―２０で辛勝した。５勝３敗の勝ち点２５で順位を一つ上げて５位。

　リーグは約１カ月の中断期間に入り、パナソニックは第９節、１２月２日午後１時から太田市運動公園陸上競技場でトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦する。

女子テニスの２９日付世界ランキングが発表され、森田あゆみ（キヤノン）は順位を一つ下げて７５位だった。

全国高校バスケットボール選抜優勝大会（ウィンターカップ）県予選会最終日は２８日、安中市スポーツセンターで男女の準決勝、決勝を行い、男子は前橋育英が桐生第一を８１―７６で下し、３年連続７度目の優勝。女子は市前橋が８２―７４で太田女を破り、２年連続１３度目の優勝を飾った。

Ｊリーグ２部（Ｊ２）のザスパ草津は２８日、アウェーのニッパツ三ツ沢球技場（横浜市）で横浜ＦＣと対戦、０―３で敗れた。

前半４２分にＣＫから失点すると、後半３３分にはカウンターから追加点を許した。同４３分にも３点目を献上し、３試合ぶりの黒星を喫した。

　通算成績は１２勝１１分け１７敗（勝ち点４７）で順位は変わらず１６位。

　次節は再びアウェー戦となり、４日午後４時からニンジニアスタジアム（松山市）で愛媛ＦＣと対戦する。

秋季関東高校野球大会は３０日、上毛新聞敷島（前橋市）、高崎城南の両球場で準々決勝を行い、前橋育英（本県１位）は３−５で浦和学院（埼玉２位）に敗れた。

　県勢３校はいずれも初戦敗退。一般選考による来春のセンバツ出場は絶望的となった。

シングルス１回戦で森田あゆみ（キヤノン）は台湾選手を６−２、６−１で下し、２回戦に進んだ。

　バックアップ要員として４０人枠に名を連ねていた日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が、第５戦でベンチ入りする可能性が浮上した。１０月３１日に延長１２回を戦い、ブルペン陣の登板が多くなってきたことが考慮されたものとみられる。斎藤は「（勝利に）良かったです。雰囲気もいいと思います」と話していた。

仙台大４年のＤＦ蜂須賀孝治（２２）＝桐生第一高出身＝が、Ｊ１ベガルタ仙台の「ＪＦＡ・Ｊリーグ特別指定選手」となり、リーグ戦のベンチ入りを果たすなどプロ入りを目指してアピールを続けている。高校や大学などに在学しながらＪリーグの試合に出場できる同選手制度は、卒業後にプロになる選手も多く、蜂須賀は「自分の持ち味を発揮して、プロ契約を勝ち取りたい」と意気込んでいる。

　蜂須賀は小学２年で本格的にサッカーを始めた。桐生第一高では１年時の冬から試合に出場。３年時に全国選手権県大会で初の決勝進出を果たし、主将としてチームをけん引した。

斎藤佑樹投手は第５戦の５番手として登場したけれど、敗戦処理扱いでしたね。
これは来年に期待という事でしょうか？

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が日本シリーズ初登板を果たした。８回に５番手で登板。最初のイニングは３者凡退で切り抜けたが、９回に４安打を集中され２失点を喫した。「悔しいです」と振り返った斎藤だったが、直球は場内の表示で自己最速タイの１４７キロも計測した。ただ、「内容より、結果なので、それは今は必要ない」と、失点を重ねた自身の投球を反省していた。

プロバスケットボール、ｂｊリーグの群馬クレインサンダーズは１日、新ヘッドコーチにライアン・ブラックウェル氏が就任したと発表した。今シーズン参入の群馬は開幕８連敗と不振だった。開幕から指揮を執った林正ヘッドコーチを１０月２９日付で解任してコーチ陣を刷新し、巻き返しを図りたい考えだ。

　ブラックウェル氏は米国・イリノイ州出身の３５歳。シュラキュース大から欧州や米国、南米のチームを経て、ｂｊの仙台８９ＥＲＳ、大阪エベッサで２季ずつプレーした。２０１０年から大阪のヘッドコーチを２季務め、初年度はファイナル４に導いている。

　フロントは結果が出ない中、「現状ではチームの功績が見込めない」と判断。立て直しに向け、ｂｊで競技、指導経験のあるブラックウェル氏を迎えた。

　ブラックウェル氏のビザの手続きが完了するまで新たにヘッドコーチになった広瀬慶介氏（３３）が指揮を執る。ブラックウェル氏はすでにチームに合流。「アップテンポでシンプルなゲームをしたい。ビッグチャレンジでエキサイティングだが、選手みんなでチームを変え、勝てるようにしたい」と話した。

　前ヘッドコーチの林氏は大学や高校などの指導歴を持つが、ｂｊは初めて。プレッシャーディフェンスとタイムシェアを特長にチームづくりをしたものの、結果が出なかった。前アシスタントコーチの森田庸介氏も一緒に退いた。

　今シーズンのｂｊリーグでヘッドコーチの交代は大阪に続き２チーム目。大阪は４連敗後にセルビア人ヘッドコーチを解任した。

全日本バレーボール高校選手権県予選は３日、ＡＬＳＯＫぐんまアリーナ（前橋市）で男女の準決勝、決勝を行い、男子は伊勢崎が３―１で高崎を破り３年連続９度目、女子は健大高崎が３―１で西邑楽を下し２７年ぶり２度目（群女短附から校名変更後初）の優勝を飾った。

　優勝校は全日本大会（来年１月５日開幕・さいたまスーパーアリーナ、所沢市民体育館）に出場する。

東日本実業団駅伝は３日、さいたま市から熊谷スポーツ文化公園陸上競技場までのコースで開かれ、男子（７区間７７．５キロ）のＳＵＢＡＲＵ（富士重工業）が７位で３年ぶりに入賞。来年の元日に本県で行われる全日本実業団駅伝（ニューイヤー駅伝）に１３年連続１３回目の出場を決めた。
　
　女子（６区間４２・１９５キロ）のヤマダ電機は１１位で、４年連続７回目の全日本大会（１２月１６日・宮城）出場権を獲得した。

プロバスケットボール、ｂｊリーグの群馬クレインサンダーズは３日、桐生市民体育館のホーム戦で横浜ビー・コルセアーズに６７―７６で敗れた。

　開幕８連敗と苦しむ群馬は林正ヘッドコーチを１０月２９日付で解任し、再起を期して新体制で臨んだ初戦。インサイドを生かしたオフェンスで前半を５点差で折り返し善戦したが、終盤に息切れしてリーグ戦初勝利はならなかった。

　４日午後２時から桐生市民体育館で再び横浜と対戦する。

３年目の来季へ向けて、日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が休むことなく動きだす。開幕投手を務めた今季だったが、成績不振により、シーズン途中に２軍落ちするなど、不本意な１年となった。４日、入団して以来、親身になって指導してくれた吉井投手コーチの退団が発表となり「すごく残念。教えてもらったことは全部メモしてある」と、しんみりした様子を見せた。６日には沖縄・国頭村で行われている秋季キャンプに合流する予定で「来年は開幕から終わりまで、しっかりといい調子を維持できるよう、体を作りたい」と意気込んでいた。

Ｊ２ザスパ草津は４日、アウェー松山市のニンジニアスタジアムで愛媛ＦＣと対戦、１―３で敗れた。序盤から主導権を握るも前半４０分にワンチャンスを決められて先制点を献上。

　後半４分にＭＦ熊林親吾のゴールで同点としたが、同１０分に勝ち越された。さらに同３０分にも追加点を許して２連敗。通算成績は１２勝１１分け１８敗（勝ち点４７）で順位は１７位に下がった。

　今季の最終戦となる次節は第４２節。ザスパは１１日、ホーム前橋市の正田醤油スタジアム群馬で東京ヴェルディを迎え撃つ。キックオフは午後１時。

女子テニスの５日付世界ランキングが発表され、森田あゆみ（キヤノン）は７５位から８７位に後退した。

日本ハム斎藤佑樹投手（２４）が６日、来春のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に向けたキューバとの強化試合（１６日＝福岡ヤフードーム、１８日＝札幌ドーム）の日本代表メンバーに選ばれた。背番号は２１。斎藤は球団を通じて「選んでいただける立場にないと思っていましたが、選ばれた以上は日の丸をつける重みを感じながら、自分の持っているものを最大限出すつもりで臨みます。今回の経験を先々に生かせるよう、マウンドではもちろんのこと、練習やベンチの中でも吸収してきたいと思います」とコメントした。

日本体協は６日、２０１５年の冬季国体の開催を群馬県に要請すると発表した。８日に岡崎助一専務理事らが群馬県庁を訪れ、大沢正明知事にスキー、スケート、アイスホッケーの開催要請文書を提出する。

　スケートとアイスホッケーは、１３年が東京都で１４年が栃木県での開催。スキーは１３年が秋田県、１４年が山形県で行われることが決まっている。

アイスホッケーの高校生大会、第１６回伊香保カップ２０１２（県アイスホッケー連盟主催）が３、４の両日、渋川市の県総合スポーツセンター伊香保リンクで開かれ、群馬選抜チームが優勝を果たした。

　本大会には東京、神奈川、栃木、長野の高校やクラブ計６チームが出場し、頂点を争った。

ザスパ、意地みせろ―。Ｊ２ザスパ草津は１１日、ホーム前橋市の正田醤油スタジアム群馬で東京ヴェルディと今季の最終戦を戦う。シーズン前に掲げたＪ１昇格はなくなったが、今季の集大成として勝利で有終の美を飾りたい。キックオフは午後１時。

　ザスパは現在２連敗中で、ここまでの成績は１２勝１１分け１８敗（勝ち点４７）で１７位。連敗した最近２試合はともに３失点で、守備の再構築が急務だ。チームは今週、６日の休養日を挟んで県内で調整。伊勢崎市のあずまサッカースタジアムで行った９日の練習では、ゲーム形式のトレーニングに多くの時間を割き、最終戦に向けて攻守で連係プレーを入念に確認した。

　相手の東京ヴェルディは現在１９勝６分け１６敗（勝ち点６３）で７位。前節横浜ＦＣに敗れて６位までに与えられるＪ１昇格プレーオフへの出場はなくなったが、個々の能力が高いチームだけに侮れない。来期を見据えて若手に出場機会を与える可能性もあり、副島博志監督も「個人のアピールの場として必死に戦ってくる」と警戒する。

　ザスパは守備を安定させ、粘り強く戦って接戦に持ち込みたい。「何が何でも勝たなきゃいけない試合。これまでの悔しさを少しでも解消したい」とＭＦ松下裕樹。勝利への執念で相手を上回り、気持ちを込めたプレーを９０分間継続できるかが勝利の鍵となる。

プロバスケットボール、ｂｊリーグの群馬クレインサンダーズは１０日、富山県の丸山総合公園上市町総合体育館で富山グラウジーズと対戦した。開幕２連戦で敗れている富山に雪辱とリーグ初勝利を懸けて挑んだが、前半で３０―４６とリードされると、後半も差を広げられ、７１―９９で敗れた。群馬は開幕１１連敗。
　
　１１日午後１時から上市町総合体育館で再び富山と対戦する。

選手の皆さん寒くてもガンバレ!

>>297
これから､強くなってほしいね。

ザスパガンバレ!

終わり。